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大中華世界的話題

6556チバQ:2014/09/29(月) 22:08:44
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140928/chn14092821110006-n1.htm
香港「金融街占拠」開始、選挙制度めぐる対中反発で7万人集結、警察は強制排除、負傷者も
2014.9.28 21:11 (1/2ページ)[政変・反政府デモ]
28日、香港の政府本部庁舎近くで、警官隊が放った催涙ガスから逃げるデモの参加者たち(ロイター)
28日、香港の政府本部庁舎近くで、警官隊が放った催涙ガスから逃げるデモの参加者たち(ロイター)

 【香港=河崎真澄】香港の民主派団体は28日、市内中心部の金融街「セントラル(中環)」周辺を大群衆で占拠する街頭抗議活動を開始し、市民や学生ら約7万人(主催者発表)が集結して幹線道路を封鎖するなど実力行使に出た。同日夕、警官隊は催涙弾や催涙スプレーを使い、強制排除に乗り出した。

 香港メディアによると、同日夜までに26人が負傷し病院に搬送された。銃にゴム弾を装填(そうてん)した部隊が出動したとの情報もある。

 民主派団体は、2017年の行政長官選挙から民主派の候補を排除した中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定の撤回や、梁振英長官の辞任を要求している。

 当初、中国の国慶節(建国記念日)で香港も休日となる10月1〜2日に中環占拠を計画していたが、26日から政府庁舎前で学生の抗議が激化。

 支援の市民も多数集まり、発起人の一人で香港大准教授の戴耀廷氏らが28日未明に急遽(きゅうきょ)、前倒し実施を宣言した。

 香港メディアによると、香港金融市場は29日、通常通りの営業を予定しているが、抗議活動の影響が出る可能性もある。

 28日午後、緊急記者会見した梁長官は、「街頭占拠は違法行為だ」と改めて非難した。

 中国国営新華社通信によると、中国国務院(政府)香港マカオ事務弁公室の報道官は28日、「中央政府は法治と社会の安定を破壊する違法行為に断固反対する」と表明した。表明した。

6557チバQ:2014/09/29(月) 22:15:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3027391
香港デモ「消える運命」、中国国営紙が一斉批判 ネット情報は遮断
2014年09月29日 16:21 発信地:北京/中国
【9月29日 AFP】香港(Hong Kong)で続く民主派の抗議行動は「消える運命にある」――中国政府がソーシャルメディアを介した情報発信を削除し、写真共有サービスのインスタグラム(Instagram)を遮断する措置に出る中、中国国営英字紙・環球時報(Global Times)は29日、このような社説を掲載した。

 香港では、初めて普通選挙制度が導入される予定の2017年の次期香港行政長官選挙をめぐり、中国政府が民主派を事実上排除する方針を示したことに抗議する民主派が22日から抗議行動を続けている。28日には約1万人のデモが機動隊と衝突。97年の英国からの香港返還以来、最悪の騒乱状態となっている。

 こうした中、中国を一党支配する共産党に近い環球時報は、社説で「急進的な活動家たちは消える運命にある」「香港の政治改革計画に関する全国人民代表大会(全人代)常務委員会(Standing Committee of the National People's Congress、NPCSC)の決定を変えるのが不可能なことは、反対派もよく分かっているはずだ」と民主派を厳しく批判した。

 また、今回の香港のデモを、1989年の天安門(Tiananmen)事件の際の武力弾圧と「関連付けて」報じている米メディアにも批判の矛先を向け、そうした比較には「根拠がない」「中国は25年前と同じ国ではない。さまざまな騒乱により適切に対処する手段を持っている」などと反論した。

■ネット検閲強化、「即削除」

 中国当局によるプロパガンダを監視している米国拠点のニュースサイト「チャイナ・デジタル・タイムズ(China Digital Times)」によると、中国当局は国内全てのウェブサイトに対し、香港での抗議行動に関するあらゆる情報を「直ちに」削除するよう命じたという。

 29日の共産党の機関紙、人民日報(People's Daily)の紙面には香港のデモに関する報道は一切掲載されず、海外版でもデモ隊と機動隊の衝突に関する党指導部の声明要旨について触れた記事が1本載っただけだった。

 一方、国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は、10月1日に香港の金融街「中環(セントラル)」を占拠する計画を呼び掛けてきた市民グループ「オキュパイ・セントラル(Occupy Central、中環を占拠せよ)」について、「香港経済の中心地をまひさせようとする政治過激派」と批判。「住民の支持が得られないことに気付き、香港の民主化を促進しようとする学生たちの理想と熱意を乗っ取って」抗議行動の日程を早め、「違法な占拠を28日に開始した」と強く非難している。(c)AFP

6558チバQ:2014/09/29(月) 22:16:37
http://mainichi.jp/select/news/20140930k0000m030085000c.html
香港・デモ:市民生活へ影響 座り込み、長期化の様相
毎日新聞 2014年09月29日 21時21分(最終更新 09月29日 21時45分)

香港・金鐘地区の政府庁舎近くの幹線道路で占拠し続ける抗議者と対峙する警官隊=2014年9月29日、鈴木玲子撮影

 【香港・鈴木玲子】香港の次期行政長官選挙制度を巡る大規模な抗議行動から2日目の29日、数千人の学生らは香港中心部の主要幹線道路などで座り込みを続けた。占拠は、政府機関が多い金鐘地区から、抗議行動を率いる民主派団体が占拠を狙う西隣の金融街「セントラル(中環)」地区など計4カ所に拡大した。幹線道路が占拠されたため200を超す路線バスが運行停止またはルート変更し、休業する商店も相次ぐなど、市民生活への影響が色濃くなってきた。

 警察当局は29日、記者会見で、抗議行動に伴い催涙弾87発を使用したと発表。「警官隊と抗議者の距離を離すのに有効で使用は適切だった」と説明した。また、この3日間での負傷者は警官12人を含め41人に上ったことを明らかにした。一方、民主派は、中国政府が示した新たな選挙制度では事実上、民主派が排除されるとして新制度の撤回などを求めており、香港政府の回答次第では「永久に撤退しない」などと強気の構えを見せており、事態打開への道筋は見えない。

 座り込みが続く金鐘地区などでは、水や食べ物など抗議者への支援物資が大量に運ばれた。午後には、抗議者が西隣の中環地区の皇后像広場付近の路上でも座り込み始めた。

 香港島の対岸に位置する九竜地区では28日深夜から地下鉄・旺角駅を中心に抗議者が路上に座り込んだ。29日には抗議者の波で動けなくなった路線バスや乗用車が何台も放置され、九竜地区を南北に貫く目抜き通りのネイザンロードは数キロにわたって交通封鎖され、休業する店が相次いだ。

 中国は10月1日の国慶節(建国記念日)から大型連休に入るため既に中国からの多くの観光客が訪れているが、薬局の男性店員は「かき入れ時なのに、これでは客がこない」とぼやいた。観光で訪れたという中国人男性は「店が全然開いていない。なんで騒いでいるんだ」と不満を漏らした。

 香港島の繁華街・銅鑼湾地区でも、路上に授業をボイコットして占拠に参加した学生らがあふれた。幹線道路が封鎖されたため、香港名物の路面電車を含め200を超す路線バスが運休やルート変更した。

 また、金鐘などで23の銀行の営業拠点44カ所が一時休業した。

 先行き不安から、29日の香港株式市場は主要株で構成するハンセン指数が前週末と比べて一時2%を超える大幅下落となった。デモが激化すると、香港の金融センターとしての機能に支障が出るとの不安も出ている。

6559チバQ:2014/09/29(月) 22:25:18
452 名前:チバQ 投稿日: 2014/09/29(月) 22:23:45
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014092900685
幹線道路3本を遮断=民主派の占拠続く−香港



29日、香港島・銅鑼湾の幹線道路に座り込む民主派デモ隊。香港行政長官の選挙制度民主化を要求するデモ隊は同日も香港島中心部にある政府本部付近などの道路占拠を続け、幹線道路3本が1日中遮断される異常事態になった。
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を要求する民主派のデモ隊は29日も香港島中心部にある政府本部付近などの幹線道路占拠を続けた。香港島と九竜地区の幹線道路3本が1日中遮断される異常事態になった。
 政府報道官は29日午前、出動した警官隊は既に撤収したと声明を出し、デモ隊に解散を促した。しかし、デモ隊は声明を無視、政府本部のある金鐘で数千人、繁華街の銅鑼湾(香港島)と旺角(九竜)ではそれぞれ約1000人が座り込みを続けた。香港島で2本、九竜で1本の幹線道路が遮断された。
 このため、200以上の路線バスが運行を停止するか、ルートを変更。金鐘などで銀行23行の営業拠点44カ所が休業した。29日の香港株価は2%近く下落した。
 政府ナンバー3の曽俊華財政官(閣僚)は「株式市場、外為市場、金融システムは全体として正常に運営され、秩序を保っている」と強調した。香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)も「市場では十分な資金が確保されている」と声明を発表した。

29日、香港島中心部の政府本部付近の道路を埋める民主派のデモ隊(AFP=時事)
 ただ、香港政府は29日、道路交通の混乱を理由に中国国慶節(建国記念日、10月1日)の花火大会を中止すると発表した。政治的混乱により、政府主催の大型行事が取りやめになるのは異例。
 一方、警官隊がデモ規制で催涙弾を多用したことに批判が高まっている。弁護士協会は29日、声明を出し「過剰で不要な実力行使だ」と非難した。梁振英行政長官の側近として知られる行政会議(長官の諮問機関)メンバーの羅范椒芬氏はラジオ番組で催涙弾使用の是非について論評を避けながらも「警察は行政会議に対し(催涙弾を使った理由を)説明しなければならない」と不快感を示した。(2014/09/29-19:26)

6560チバQ:2014/09/29(月) 22:32:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014092902000114.html
香港中心部「占拠開始」 長官選抗議行動

2014年9月29日 朝刊


写真
 【上海=加藤直人】二〇一七年の香港行政長官選挙について中国の全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が決めた「普通選挙案」が民主的でないと学生らが抗議行動を続けていることを受け、国際金融街の「セントラル(中環)占拠」を呼び掛けている戴耀廷氏は二十八日、香港政府庁舎前で開いた集会で、当初予定の十月一日から前倒しして「中環占拠」を開始すると宣言した。
 香港紙明報(電子版)や香港無線テレビによると、二十八日午後には梁振英行政長官が記者会見で「中環占拠は違法であり、しかるべき措置を取る。違法な手段で中央を脅かすことに反対する」と述べた。だが、数万人のデモ隊が中環に近い政府庁舎付近の幹線道路を占拠して警官隊と衝突。警官隊が数回にわたり催涙弾を発射するなど、緊張が高まる事態が続いた。CNNテレビによると、この衝突で二十六人が負傷した。
 催涙弾使用に猛反発した民主派は、梁行政長官の辞任を求めるストを呼び掛けたほか、二十二日から授業ボイコットに突入している民主派学生らもボイコットの無期限延長を宣言した。
 戴氏ら「中環占拠」を呼び掛けるグループは全人代に対し、民主派の立候補を排除するような「普通選挙案」の撤回を求めているが、中国側が応じる可能性は低い。政府庁舎付近の道路占拠が香港金融中枢の「中環占拠」に拡大すれば、香港の社会と経済は大混乱する恐れがある。
 民主派の抗議行動に対し、香港の警察当局は二十八日、抗議行動を支持する劉慧卿民主党主席ら立法会(議会)の議員三人を公務執行妨害の疑いで逮捕した。
 公安当局は二十八日までに十六歳から五十八歳までの七十八人を逮捕。公安当局は「政府庁舎周辺を封鎖した。強行進入すれば逮捕する」と通告し、抗議行動に強硬措置でのぞむ姿勢を鮮明にした。

6561チバQ:2014/09/29(月) 22:32:50
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014092902000217.html
香港デモ 商業地も占拠 銀行やバス、一部が休業

2014年9月29日 夕刊


29日未明、香港中心部の幹線道路で座り込みを続けるデモ隊=共同
写真
 【北京=新貝憲弘】二〇一七年の香港トップを決める行政長官選挙で、誰でも立候補できる「真の普通選挙」を求める大学生や市民の抗議活動は二十九日午前も続き、一部の銀行が営業を休止するなどの影響が出始めている。
 香港紙「明報」などによると、香港政府庁舎周辺で始まった抗議活動は二十八日深夜から二十九日未明にかけて銅鑼湾や旺角など香港の主要商業地に拡散し、幹線道路に多くの市民が座り込んだ。
 この影響で二十九日朝から二百を超えるバス路線で運休や路線変更などの措置が取られた。同日朝までに警官隊との衝突などで四十一人がけがをした。

6564チバQ:2014/09/29(月) 22:39:00
■「港人治港」から「北京治港」へ

 問題の根源は、香港が中国政府側と英国、香港人側の間で曖昧な了解、いわば同床異夢のまま返還されたことにある。中国は英国の植民地主義によって奪われた香港を150年以上かけて回復したという意識が強く、英国や香港人側は統治主体が英国から中国に変わるだけで、香港の国際都市としての立場、システムは変わらないという認識だった。中国自身も「港人治港(香港人が香港を治める)」と主張したように香港の自治を前提としていた。

民主化運動の象徴になった「学民の女神」と呼ばれる女子大生
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民主化運動の象徴になった「学民の女神」と呼ばれる女子大生
 だが、返還から時間がたち、中国の経済力、国際的な影響力が高まるにつれ、「北京治港(中国政府が香港を治める)」意識に変わったようにみえる。「中華民族の偉大な復興」を掲げる習近平指導部にとってはなおさら香港を意のままにしたいという考えが強い。その先には台湾と中国自身の政治改革というふたつの大きな問題があるからだ。香港に自由な選挙を認めれば、それはひとつの実例として中国自身の将来を縛りかねない、と中国指導部は警戒しているのだろう。

 では、香港はどうなるのか?

 北京からの締め付けは厳しくなるのは間違いないとしても、香港の性格は大きくは変わらないのではないか。中国指導部がどう考えるにせよ、中国本土の人にとって今の香港こそ価値を持っているからだ。昨年、香港を訪れた外国人(中国本土からの訪問客含む)は2566万人(世界観光機関調べ)。訪日外国人数の2.5倍にものぼり、世界で12番目に多くの訪問客を受け入れた国・地域となった。その大半は中国人観光客であり、中国人にとって香港は依然として最も身近な”海外”だ。中国企業がまず考える海外上場も香港であり、人民元決済も香港。香港の大学には大陸からの留学生があふれる。そうした役割や魅力は北京や上海はもちろん香港にほど近い広東省広州にも果たせない。中国大陸の人にとって香港が「夢の置き場所」である限り、香港の輝きは薄れないだろう。

 「私が見た『未来世紀ジパング』」はテレビ東京系列で毎週月曜夜10時から放送する「日経スペシャル 未来世紀ジパング〜沸騰現場の経済学〜」(http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/)と連動し、日本のこれからを左右する世界の動きを番組コメンテーターの目で伝えます。随時掲載します。筆者が登場する「ニュースが伝えない『香港』異変!〜中国返還から17年 今何が起きているのか〜」は9月22日放送の予定です。

6565チバQ:2014/09/30(火) 19:53:04
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140930/k10015005301000.html
香港の抗議活動続く 観光への影響懸念も
9月30日 19時47分

香港では、民主的な選挙を求める市民が中心部の道路を占拠する大規模な抗議活動が30日も続き、中国で大型連休が始まる1日の建国記念日を前に、観光業など経済への影響を懸念する声が出ています。

香港では、トップの行政長官の選挙改革で市民の直接選挙を導入する一方、中国の体制に批判的な民主派の立候補が事実上、できなくなったことに抗議する市民が、28日から各地の幹線道路を占拠しています。
香港政府の建物の前では、道路を封鎖していた警察官の姿はほとんど見られず、授業をボイコットした学生など1万人以上が座り込みをしていて夜にかけてさらに増える動きも見られ、事態が収拾する見通しは立っていません。
一方、複数の工場で従業員のストライキや、中心部の一部の路線バスの運休や、小中学校の休校が30日も続いたほか、香港の株式市場では、代表的な株価指数が29日に比べておよそ1.3%下落し、経済や市民生活への影響も続いています。
また、中国では1日の建国記念日から大型連休が始まり、例年は、この時期、中国本土から大勢の観光客が香港を訪れますが、観光地となっている香港の港で、記念写真を販売している男性は、「抗議活動の影響で、車がここまで来られず、客が4割減っています」と話すなど、デモの影響を懸念する声も出ています。

中国本土では画面が真っ黒に
中国本土では30日午後、NHKの海外向けテレビ放送、「ワールドプレミアム」や、イギリスのBBC、アメリカのCNNテレビが香港での抗議活動に関するニュースを伝えた際、映像と音声が一時中断されて、画面が真っ黒になり、中国当局が情報を統制しているものとみられます。
さらに中国国内の主要メディアもほとんど取り上げておらず、記事を掲載しているメディアはいずれも抗議活動を批判的に報じています。
このうち共産党系の新聞「環球時報」は、「暴力に成り下がった違法行為が、香港を大きく傷つけ、秩序だったことで知られる国際金融都市を混乱状態にした」と伝えています。
また国営の新華社通信も30日未明、記事を配信し、「交通や秩序を乱すことで、政府に不合理な要求をしている。香港の社会を引き裂き、経済停滞という『袋小路』に追い詰めようとしている」と伝えています。
中国外務省の華春瑩報道官は30日の記者会見で、「中国政府は断固として香港の法治と社会の安定を損なうような違法行為に反対する。香港政府が法にのっとり処理することを固く信じ、支持する」と述べ、今回の抗議行動に関して、改めて「違法行為」という言葉を使って非難しました。
またアメリカ、ホワイトハウスのアーネスト報道官が「香港の人々の思いを支持する」と表明するなど、海外から香港情勢を巡って、さまざまな指摘が上がっていることについて、華報道官は「香港のことは内政問題だ。この問題において言動を慎み、いかなる方法であっても中国の内部事情に口出しや干渉をしないよう求める」と述べて、強く反発しました。

台湾で関心高まる
香港で続く抗議活動について、台湾では、メディアが連日詳しく報道し、馬英九総統が市民の訴えに理解を示すなど、関心が高まっています。
台湾の30日の新聞各紙は、香港の中心部で拡大している抗議活動をトップニュースとして扱い、道路に座り込む学生たちの訴えや香港政府の対応などについて、特集記事で詳しく報道しています。
また、台湾の馬英九総統は29日、台北で開かれた会議のあいさつで、「大陸の当局が、香港の人々の声に耳を傾け、平和的で慎重なやり方で解決するよう呼びかける」と述べ、中国政府は香港市民の訴えを受け止めるべきだという認識を示しました。
一方、香港政府が台湾との窓口機関として台北に置いている事務所には、28日から29日にかけて数十人の若者が訪れました。
若者たちが、香港当局による市民の強制排除などに抗議する陳情書を提出しようとしたところ、駆けつけた警察官らともみ合いになりました。
若者の中には、中国との経済協定に反対して今年春に台湾の議会を占拠した学生運動の中心的なメンバーもいて、台湾で関心が高まる背景には、香港と同じように、中国の影響力が強まることへの警戒感があるとみられます。

6566チバQ:2014/09/30(火) 20:01:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014093002000262.html
香港市民割れる賛否 デモ占拠地区拡大

2014年9月30日 夕刊


30日朝、香港の銅鑼湾(コーズウェイベイ)で、入荷した新聞を仕分けする人たち。民主派による繁華街占拠をめぐり香港の新聞論調も割れている=加藤直人撮影
写真
 【香港=加藤直人】香港行政長官の選挙をめぐり中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会が決定した「普通選挙案」に抗議する民主派学生らが、香港の繁華街の占拠を拡大していることに対し、批判の声や新聞論調も強まり始め、香港社会の亀裂が深刻になりつつある。
 民主派は二十九日に梁振英行政長官の辞任や全人代の「普通選挙案」の撤回を強く求めた。繁華街での座り込みに参加していた女子学生(20)は「香港に偽の普通選挙などいらない。真の民主を取り戻す」と拳を突き上げた。
 一方、香港の医師(45)は「繁華街の占拠は香港経済にダメージを与える。(国際金融街)セントラル(中環)の占拠は民主派リーダーが政治的に学生をあおって利用しているだけだ」と強く批判した。
 中国政府寄りの新聞には、「香港福建社団総会」など親中派団体が連日「香港社会の強烈な反対にかかわらず占拠を扇動したことを強烈に糾弾する」「全人代の決定を断じて支持する」などの意見広告を掲載。
 やや中国政府寄りと言われる香港紙「星島日報」が社説で「セントラル占拠に反対する人の方が多い」としつつも「学生に同情や理解が集まるのは、彼らが自己の政治利益のためでなく純粋に理想実現を追求しようとしているからだ」と一定の理解を示した。
 これに対し、中国系「大公報」は社説で「占拠は違法な暴乱である」と民主派を厳しく批判。「五百万市民が一人一人の一票で長官を選べるという壮挙は、社会の安定と経済発展を一歩前進させる」と全人代の決定を称賛した。

6567チバQ:2014/09/30(火) 20:08:00

157 名前:チバQ 投稿日: 2014/09/30(火) 20:02:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3027462?ctm_campaign=txt_topics
香港の民主派デモ、騒乱から一転し祝祭ムードに
2014年09月30日 08:27 発信地:香港
【9月30日 AFP】民主派による抗議行動が続く香港(Hong Kong)では29日夜、機動隊が催涙ガスを使用した前日から一転して祝祭ムードが広がり、大規模な街頭パーティーの様相を呈した。

 アジアの金融拠点をなす香港の主要地区を機能不全に陥れた28日の騒乱の後も、デモ参加者らは、政府からの帰宅の呼び掛けを無視して街頭にとどまり、中国政府が自由選挙を容認するまでは抗議行動を継続する構えを示している。

 28日にはデモ隊の制圧に苦しんだ機動隊が催涙ガスの使用に踏み切り、香港が中国に返還されて以降で最悪規模の騒乱に発展した。しかし29日になって機動隊が撤退すると、香港内の少なくとも4本の幹線道路を封鎖していた民主派の怒りは落ち着きを見せ、一転して祝祭ムードが高まった。

 日没後には、主要な高速道路上に残った数千人のデモ参加者らが一斉に携帯電話のライトをともし、ビジネス街の金鐘(アドミラルティ、Admiralty)地区に光の海が広がった。

 当局者の姿はほとんど見られなかったが、デモ参加者らの中には28日の衝突が繰り返されることを恐れ、催涙ガスから身を守るゴーグルやマスクを引き続き着用している人もいた。

■「傘の革命」

 今回の大規模な抗議行動では、多くの参加者らが催涙ガス対策と日よけ用として傘をさしていることから、この民主派デモを「傘の革命(Umbrella Revolution)」と呼ぶ動きも出ている。

 事の発端は、先月中国政府が2017年に次期香港行政長官選挙を実施するとしながらも、候補者の徹底審査を行うと発表したことにあった。これに民主派が激怒、「偽りの民主主義」という批判が巻き起こった。

 かつてはその安定性で知られていた香港の住民の間ではまた、まん延する不公平に対する反発が近年で最も強まっている。(c)AFP/Benjamin HAAS

6568チバQ:2014/09/30(火) 20:11:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140930/chn14093005000001-n1.htm
香港民主化デモ】
6万人参加し繁華街に拡大  約90人を逮捕・拘束、長期化の懸念も…
2014.9.30 05:00
29日、香港の繁華街の道路を占拠するデモ隊(ロイター)
29日、香港の繁華街の道路を占拠するデモ隊(ロイター)

 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求める民主派の抗議デモは29日、香港島の金融街や政府庁舎付近に加え、日系の百貨店などが並ぶ繁華街や対岸の九竜にも拡大し、複数の場所で幹線道路が座り込みなどで遮断された。

 多数の路線バスや路面電車が運行を停止し、金融街周辺で20行の銀行の支店など約40カ所が臨時休業した。金融市場は29日、通常通り取引したが、株式市場はデモを嫌気し、前週終値比1.9%下落して取引を終えた。下げ幅は一時2%を超えた。

 周囲の小中学校が休校となるなど、市民生活や経済活動への影響が広がった。香港紙、蘋果日報(電子版)によると、29日のデモ参加者は6万人以上。星島日報(同)は29日までの逮捕・拘束者は89人に上ったと伝えた。

 警官隊は29日未明までに、デモ隊に対して9カ所で87回の催涙ガスを発射、同日午前までに少なくとも計41人が病院に運ばれた。警官隊は29日の日中は強制排除をしなかった。強硬策に批判が集中しており、市民感情に配慮したようだ。

 香港政府は29日午前、警官隊を撤収させたとしてデモ隊に解散を促した。しかし、学生が中心となったデモ隊は座り込みを続けた。

 香港立法会(議会、定数70)の民主派議員23人は29日、親中派の梁振英行政長官の弾劾動議を提出するとし、反発を強めている。香港政府は同日、10月1日の中国国慶節(建国記念日)の花火大会を中止するとの異例の発表を行った。

6569チバQ:2014/09/30(火) 20:21:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000049-jij-cn
10万人が参加―香港デモ=長官、民主派の要求拒否―中心部の交通まひ続く
時事通信 9月30日(火)10時50分配信

 【香港時事】30日付の香港各紙によると、金融街・中環(セントラル)などの幹線道路を占拠して、行政長官の選挙制度民主化を求める民主派の街頭行動は29日夜から30日未明にかけて、約10万人が参加した。
 当局に届け出ないデモとしては異例の規模となった。
 香港の梁振英行政長官は30日午前の記者会見で、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除した中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定撤回は不可能だと述べ、民主派の要求を拒否した。また、民主派の街頭行動について「長く続くだろう」との見通しを示し、香港経済に対する悪影響は「どんどん大きくなっていく」と警告した。
 デモ隊が幹線道路を遮断しているため、香港島中心部の道路交通はまひ状態が続いている。香港島中心部の小中学校などは30日、前日に続いて休校した。証券取引所はデモの影響を受けず、正常に運営されている。
 八つの大学の学生会は29日、無期限の授業ボイコットを決定した。一部の大学教官や高校生も同調した。

6570チバQ:2014/09/30(火) 20:22:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140930-00000143-jij-kr
妹が主導し治療決定か=金第1書記の健康問題―北朝鮮
時事通信 9月30日(火)18時11分配信

 【ソウル時事】韓国の脱北者団体「NK知識人連帯」の金興光代表は30日、健康問題が取り沙汰される北朝鮮の金正恩第1書記に関し、妹で秘書室長役を務める与正氏が主導して6日に緊急の労働党政治局会議を開き、金第1書記に治療に集中するよう建議することを決めたとの情報を明らかにした。
 金第1書記は9月3日の公演観覧を最後に動静が伝えられていない。会議では、金第1書記の業務の負担軽減や、治療中は与正氏に業務報告を行うことなどを決定。金第1書記も出席し、同意したという。金興光氏は「北朝鮮の本当のナンバー2は与正氏だ」と指摘した。
 金興光氏によると、金第1書記は、ストレスで増えた飲酒と食べ過ぎによる肥満で、心臓血管系の疾患と肝機能の低下を招いたが、幹部は誰も節制を進言できなかった。8月から健康が悪化し、脳に起因する軽いまひが手足に生じたという。
 一方、安燦一・世界北韓研究センター長は、9月29日まで訪朝していた人物の情報として、「金第1書記は足の関節の手術をしたが、術後の具合が悪く、(25日の)最高人民会議を欠席した。10月10日の党創建記念日の関連行事への出席も不透明だ」と説明。金第1書記の病状をめぐる情報は入り乱れている。

6571チバQ:2014/09/30(火) 21:12:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014093001024
名称は「雨傘革命」=香港民主派デモ



香港政府本部前で、傘を差して座り込む民主派のデモ隊=27日
 【香港時事】香港民主派のデモ隊が行政長官の選挙制度民主化を求めて、幹線道路を占拠する街頭行動が「雨傘革命」と呼ばれ始めている。多くの参加者が警官隊の催涙スプレーを防ぐため、傘を持って行動しているためだ。
 香港民主派系の日刊紙リンゴ日報は30日、米英など各国のメディアが街頭行動を「雨傘革命」(アンブレラ・レボルーション)と呼んでいるとして、報道を詳しく紹介した。
 英ロイター通信は同日、中国本土のインターネット上でも「雨傘革命」という単語が使われていると伝えた。(2014/09/30-20:30)

6572チバQ:2014/10/01(水) 07:48:29
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141001/mcb1410010500024-n1.htm
香港経済に新たな試練 デモ拡大 金融センターの座に暗雲 (1/3ページ)
2014.10.1 05:00 Tweet

 香港経済が正念場に立たされている。1960年代以来最大規模となった民主化を求めるデモは足元の金融市場を動揺させているばかりか、今後の展開次第では失速気味の香港経済を下押しする恐れが出てきた。混乱が長期化したり将来も同様のデモが頻発する事態となれば金融センターとしての地盤沈下を招き、ライバルのシンガポールや上海にお株を奪われかねないとの声もささやかれ始めた。

 ◆長引くほどリスク

 香港では先週末、自由で開かれた選挙の実施やトップの梁振英行政長官の辞任を求めるデモ隊と警察が衝突。これを受け、香港株の指標であるハンセン指数は週明けから大幅安を演じ、短期的な景気見通しも悪化した。数万人規模のデモ隊は30日も中心部で道路の占拠を続け、収束する気配はみられない。

 1997年に英国から中国に返還された香港では、これまでも民主化デモが頻発する一方、事業環境面では民間契約の尊重や安定した為替相場、教育水準の高い労働力といった揺るぎない強みを誇ってきた。今回のデモが長引くほど経済に対するリスクが大きくなるのは明らかだ。香港経済は4〜6月期の域内総生産(GDP)が予想外のマイナス成長に陥るなど、すでに停滞傾向にあった。

 格付け会社フィッチ・レーティングスでアジア太平洋地域のソブリン部門を率いるアンドルー・カフーン氏は30日までにブルームバーグ・テレビの番組で「成長が弱まるか香港の基本的な安定が危機にさらされるところまで混乱に拍車がかかれば、格付けを下方修正する引き金になり得る」と言及した。フィッチは先週末の抗議活動については、香港の現在の格付け(AAプラス)に「大幅な影響は与えていない」としていた。

 中国は1日に国慶節(建国記念日)を迎え、1週間の連休に入る。例年、この期間には本土から多数の中国人が香港を訪れ、高級品などを買いあさることでも知られるが、今年は今回の混乱を受けて予定を見直す人も少なくなさそうだ。

 ◆「回復力の強さ長所」

 もっとも、香港は中国への返還のほかアジア金融危機(97〜98年)やSARS(重症急性呼吸器症候群)の大流行(2002〜03年)といった修羅場をくぐり抜けた経験を持つ。ケリー・コンサルティングのマネジングディレクター、デクラン・オサリバン氏は「回復力の強さこそ香港の長所だ。中国当局は香港が深刻な打撃を受けることを望んでいる可能性は小さく、ある程度慎重に対応するだろう」との見方を示した。

 今回のデモは、17年に予定される行政長官選挙をめぐり中国政府が民主派候補を事実上締め出す決定を8月に下したのが発端。シティグループのアナリスト、アドリエンヌ・ルイ氏(香港在勤)はリポートで「現在の抗議活動は「すでに微妙な香港の行政対立法関係をさらに微妙にし、重要な経済優遇策の成立を難しくする」と分析。「投資家は将来デモが一段と先鋭化したり頻発したりするのを恐れ、香港での事業リスク上昇を織り込み始めている」と指摘した。

 今回の混乱をめぐってはさらに、金融センターの座をシンガポールや上海に奪われることにつながりかねないとの観測も浮上している。

 シンガポールは香港よりも空気がきれいで、オフィス賃料も安い。上海は人民元の国際化に向けた措置や1年前に開設された自由貿易試験区により西側企業がビジネスをしやすい環境が整いつつあり、「中国への玄関口」としての香港の地位を脅かしている。

 バンク・オブ・アメリカのエコノミスト、チュア・ハクビン氏(シンガポール在勤)は「このデモがまったく新しい段階にエスカレートすれば、金融センターとしての香港の役割に疑問符が付くだろう。その場合、より安定した代替地としてシンガポールが浮上するのは確実だ」と指摘している。(ブルームバーグ Kevin Hamlin)

6574チバQ:2014/10/01(水) 07:51:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140930/chn14093023030012-n1.htm
香港政府打つ手なし 民主派「雨傘革命」 デモ参加10万人超か 1日の「国慶節」焦点
2014.9.30 23:03 (1/2ページ)[政変・反政府デモ]
香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の路上で座り込みを続ける学生らの傘には「香港は自ら救う」との文字‖30日午後(河崎真澄撮影)
香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)の路上で座り込みを続ける学生らの傘には「香港は自ら救う」との文字‖30日午後(河崎真澄撮影)

 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求める民主派の学生や市民による抗議デモは、3日目となる30日も幹線道路を占拠して続いた。地元紙はデモ参加者が最大で10万人を超えたと伝えた。今月1、2の両日は、香港でも中国の国慶節(建国記念日)の祝日で、参加者が増える可能性がある。解決に有効な手立てを打ち出せない香港政府は、事態収拾を急がせたい中国政府の意向との板挟みにあっている。

 「私たちが大人になったとき、香港の民主社会が失われてしまわないよう、今はっきり主張したい」

 香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)の幹線道路上で30日、同級生らと座り込みを始めた女子中学生(3年)の姚さんは制服姿のままこう言った。香港の選挙制度の民主化要求を発端とした抗議デモは、中学生まで参加者の幅を広げた。

 最高気温が34度にもなった市内中心部で街頭占拠を続ける学生らは、中国側に選挙制度改革案の撤回を求めたり、梁振英行政長官の辞任を求めたりするメッセージを、傘に貼り付けて訴えた。地元紙は、警官隊が使用した催涙スプレーや催涙ガスに対し、学生らが傘を開いて防御したことから今回のデモを「雨傘革命」と呼び始め、傘が運動の象徴になってきた。

 金融街のセントラル(中環)に近接するアドミラリティ(金鐘)などの路上では、学生らが長期化を想定して救護スペースや食料などの供給基地を相次ぎ設置し始めた。金融市場も休みとなる今月1日以降、金融機関が集中するセントラルでの本格的な街頭占拠が起きるかどうかが焦点だ。

 こうした中で梁長官は30日の記者会見で、多くの銀行で支店業務が休止状態となるなど経済面や市民生活に大きな影響が出ているとして抗議デモを批判。一方で事態収拾まで時間がかかるとの見通しを示し、香港政府が手詰まりになっている問題を認めた。香港警察は9月29日から強制排除などの措置を控えている。

 中国政府は香港の金融市場が再開する今月3日以降もデモが続けば、国際金融センターとしての香港の機能が低下しかねないと懸念。同時に香港のデモが中国内の民主派や反体制勢力を刺激することを恐れ、早期の事態収拾を香港政府に命じているもようだ。しかし催涙ガスによる強制排除に失敗した香港政府は次の一手を打ち出せないままだ。

 香港政府は1日に予定していた式典の花火打ち上げの中止を決めている。

6575チバQ:2014/10/01(水) 21:12:05
http://mainichi.jp/select/news/20141001k0000e030200000c.html
香港:国慶節の会場で学生ら抗議…国旗掲揚時に手でバツ印
毎日新聞 2014年10月01日 11時07分(最終更新 10月01日 12時38分)
 【香港・鈴木玲子、隅俊之】中国の建国65周年となる国慶節(建国記念日)の1日、中国各地で記念式典が開かれた。学生らによる大規模デモが続く香港では同日朝、香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官らが中国国旗と香港行政特別区の旗の掲揚式に参加した。会場周辺には多数の学生が詰めかけ、緊張の中での式典となった。

 デモは次期行政長官選挙制度に抗議して起きた。デモを率いる学生リーダーらはこの日、式典会場内に入り、中国国旗の掲揚の際に両手でバツ印を示して抗議した。梁行政長官には「辞任しろ」の声も飛んだ。

 次期行政長官選挙制度では、市民1人1票の制度が導入されるが、候補者選定で民主派の候補は締め出され、親中派に有利とみられている。会場に来た学生(21)は「次を担う若い世代の声を長官は無視すべきでない」と話した。

 一方、記念式典では梁長官が「各界は(1人1票の)『普通選挙』の合理的で理性的な進展を望んでいる」と強調した。香港のテレビは、会場で抗議の意味を込めて黄色の傘を差した出席者の姿を放映した。

6576チバQ:2014/10/01(水) 21:12:55
http://mainichi.jp/select/news/20141001k0000e030191000c.html
中国:江沢民氏、健在ぶり示す…式典に出席
毎日新聞 2014年10月01日 10時28分(最終更新 10月01日 13時52分)

【北京・工藤哲】中国建国65周年となる国慶節(建国記念日)を前に、国家指導者を集めた祝賀会が9月30日、北京の人民大会堂で開かれた。国家主席を務めた江沢民(こう・たくみん)(88)、胡錦濤(こ・きんとう)(71)の両氏が習近平(しゅう・きんぺい)国家主席(61)の次に姿を見せ、健在ぶりを改めて示した。

 国営中国中央テレビは、江氏が29日の音楽会と祝賀会の二つの式典に出席した様子を報道。江氏を巡っては一部国外メディアが「緊急入院した」などと伝えたが、こうした内容を打ち消した形だ。

 祝賀会には李鵬(り・ほう)(85)、朱鎔基(しゅ・ようき)(86)両元首相、温家宝(おん・かほう)前首相(72)ら歴代の共産党政治局常務委員も姿を見せた。

6577チバQ:2014/10/01(水) 21:15:40
そうか、MSNと提携解消したのか
http://www.sankei.com/world/news/141001/wor1410010057-n1.html
2014.10.1 20:14

中国「国慶節」も道路占拠続く 香港民主派デモ4日目、膠着状態なお
1日夕、香港のアドミラリティ(金鐘)で、学生や市民で埋め尽くされた幹線道路(田中靖人撮影)
 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求めて幹線道路を占拠した民主派の街頭デモは、中国の国慶節(建国記念日)である1日も続いた。街頭占拠は4日目に入った。祝日のこの日は学生に加えて多数の市民も繰り出し、新たに九竜地区最大の繁華街、チムサチョイ(尖沙咀)でも道路の一部を占拠した。デモ参加者は数万人規模のもよう。香港政府側は有効な打開策を打ち出せず、膠着(こうちゃく)状態が続いている。

 香港の警察と消防は1日の記者会見で、幹線道路占拠の影響で緊急車両の通行に支障が出たと指摘し、デモ隊に改めて早期の解散を求めた。打開策を示せずにいる香港政府の側は、街頭デモが市民生活に深刻な問題を引き起こしたと批判することで、民主派以外の一般市民を“味方”につける苦肉の策に出たようだ。

 さらに、1日付の香港紙によると、中国政府は7日までの国慶節連休中、中国本土から香港への団体観光を緊急中止するよう中国内の旅行会社に指示した。旅客の安全確保が目的というが、香港の観光業界に打撃を与えることで、「香港内部から民主派に圧力がかかることを狙った」(民主派幹部)との見方がある。

 一方、民主派リーダーの陳健民氏は1日、梁振英行政長官が辞任するまで道路占拠を続けると話した。デモ隊に催涙ガスを発射するなど混乱を招いた梁氏らがどう責任を取り、事態を収拾するかが焦点となる。

 香港では2003年、国家安全法に反対した50万人のデモが起きたが、政府が法案を撤回、担当閣僚が引責辞任して、ようやく問題が収束した経緯がある。

6578チバQ:2014/10/01(水) 21:17:01
http://www.sankei.com/world/news/141001/wor1410010048-n1.html
与党過半数割れの国会招集 インドネシア

 インドネシアで1日、4月の総選挙後初めて国会(定数560)が招集され、当選議員が宣誓を行った。20日に就任するジョコ・ウィドド次期大統領の第1党、闘争民主党などの4党連合は計207議席で過半数に届かず、ジョコ氏は厳しい政権運営を強いられそうだ。

 7月の大統領選で落選したプラボウォ元陸軍戦略予備軍司令官の第3党、グリンドラ党を中心とする5党の野党連合は過半数の292議席を占める。プラボウォ氏らはジョコ新政権との対決姿勢を強めており、国会審議が空転する恐れがある。野党連合は9月、州知事ら首長の直接選挙を廃止し、地方議会が選ぶ間接選挙とする法案を可決させた。大半の州議会は野党連合が優勢のため、地方から新政権に圧力をかける狙いがある。大統領選で苦杯をなめさせられたジョコ氏への「政治的な復讐」(評論家)の一環だ。(共同)

6579チバQ:2014/10/01(水) 21:21:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100100718
習主席の決断がカギ=香港デモの事態収拾


 【香港時事】香港民主派が行政長官の選挙制度民主化を求めて、幹線道路を占拠している事態をいつ、どのように収拾するかは、習近平中国国家主席(共産党総書記)の決断に懸かっている。
 香港は一国二制度の下で外交・国防以外の「高度な自治」が認められているが、選挙制度や政府高官人事に関する実質的権限は中国指導部にある。
 習主席は党中央国家安全委員会など新しい指導機関を次々に設けて、自らトップを兼務。個人的権力集中を進めており、国家の基礎を成す一国二制度の問題についても主導権を握っているとみられる。
 中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は8月末、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除する決定を採択。民主派は撤回を要求しているが、中国側は既に撤回はあり得ないことを何度も明言している。
 香港政界の事情に詳しい消息筋は「本来は梁振英行政長官が辞任すべきところだが、長官はスケープゴートを探すだろう」と述べ、スケープゴートになる可能性がある高官として、政府ナンバー2の林鄭月娥政務官(閣僚)や曽偉雄警務局長(警察庁長官に相当)を挙げた。ただ、高官の辞任は中国指導部の承諾が必要だ。
 03年に国家安全法反対の50万人デモが起きた際は、政府が法案を撤回、担当閣僚の保安局長が引責辞任して、ようやく事態が収拾されている。(2014/10/01-16:44)

6580チバQ:2014/10/01(水) 21:28:30
http://www.47news.jp/47topics/e/257818.php
【香港デモ収拾のシナリオ】中国、武力介入か譲歩か 行政長官辞任も選択肢

 9月30日、香港中心部の幹線道路を占拠するデモ隊(共同)
 香港中心部で続く大規模デモ。「一国二制度」で香港を統治する中国が、行政長官選挙に反中意識の強い民主派の参加を目指す学生らの要求を受け入れることは極めて難しく、デモの長期化は確実だ。香港株式市場の株価が急落するなどデモの影響が広がる中、事態打開に向けて、中国人民解放軍の武力介入があるのか、中国が譲歩する可能性はあるのか。親中派で不人気の梁振英(りょう・しんえい)行政長官辞任の選択肢も。収拾までのシナリオを探った。
 ▽揺らぐ一国二制度
 「解放軍の出動は必要ない」。梁氏は30日の記者会見でこう断言した。しかしネット上には、香港に隣接する中国広東省深圳市に軍部隊が集結しているとの未確認情報もあり、梁氏の発言は逆にデモ鎮圧に武力介入も現実にあり得ることを市民に印象づけた。
 香港の憲法に当たる「香港基本法」18条は「中国の全国人民代表大会(国会)常務委員会は、香港政府がコントロール不可能な動乱が香港で発生した場合、中央政府が中国の法律を香港で実施する」と規定。中国側は戒厳令発令や解放軍投入は可能だとしている。
 抗議行動に参加する学生らは「軍が出動するなら即座に解散する」と口をそろえ、収拾に有効ではある。しかし、1989年に中国の学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件を想起させ、国際社会から極めて厳しい批判が起きることは確実。高度な自治を認めた「一国二制度」も崩壊し、香港は危機的状況に陥る。
 ▽やり直し
 香港でのデモは、中国側が2017年の香港行政長官選で立候補資格を制限し民主派を事実上排除する決定に反発して起きた。中国指導部は、長官選で親中派以外の選出は絶対に許さない方針のため、民主派排除の決定の「撤回は不可能」(梁氏)だ。多くの学生も中国が一度決定したことを覆すのは難しいと認識し、親中派として極めて不信感の強い梁氏の辞任に照準を定めつつある。
 過去には、初代行政長官、董建華(とう・けんか)氏が05年3月に任期満了まで2年余りを残して辞任。体調悪化を理由に挙げたが03年7月に国家安全条例の制定に反対する市民ら50万人によるデモをひき起こした責任や新型肺炎(SARS)への対応の遅れなどを問われ、事実上中国に解任された形だった。
 梁氏が辞任すれば、現在行われている長官選の制度改革プロセスは「梁氏が提出した報告書に基づく改革」だったとして、新長官の下でプロセスをやり直すことが可能になる。中国は決定を撤回する必要がなくなり、メンツは保てる。
 ▽困難な選択
 しかしこれまで学生らの行動を「違法行為」としていた中国政府が要求を受け入れたことになる。中国国内で暴動が頻発する中「大規模抗議行動を起こせば行政府トップの首を取れる」との印象を与えればさらなる暴動を呼びかねず、譲歩も難しいのが現状。事態収拾への鍵を握る中国の習近平指導部は困難な選択を迫られている。(香港共同=芹田晋一郎)
(共同通信)
2014/10/01 12:10

6581チバQ:2014/10/01(水) 21:57:31
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%8A%E6%B5%B7%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%8C%BA%E3%81%A7%E5%A4%96%E8%B3%87%E8%AA%98%E8%87%B4%E9%80%B2%E3%81%BE%E3%81%9A%E3%80%81%E9%96%8B%E8%A8%AD1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E7%B7%A9%E5%92%8C%E6%8E%AA%E7%BD%AE/ar-BB6j6Y3
上海試験区で外資誘致進まず、開設1年で新たな緩和措置

ロイター
2日前
[北京 28日 ロイター] - 中国政府は28日、外資系企業の誘致が進んでいない中国(上海)自由貿易試験区について、新たな特別管理措置を公表した。外資単独出資による二輪車や航空エンジン部品の製造会社設立を初めて容認する。

また、綿や砂糖、塩、食用油を含む幅広いコモディティ(商品)輸出企業に対する外資出資規制も撤廃したほか、国際海上貨物輸送分野では、これまで最大49%に制限していた外資出資比率を51%に引き上げる。今回発表された措置の大半は既に公になっている。

上海試験区で外資誘致進まず、開設1年で新たな緩和措置: 9月28日、中国政府は、外資系企業の誘致が進んでいない上海自由貿易試験区について、新たな特別管理措置を公表した。14日撮影(2014年 ロイター/Carlos Barria)
© ロイター 9月28日、中国政府は、外資系企業の誘致が進んでいない上海自由貿易試験区について、新たな特別管理措置を公表した。14日撮影(2014年 ロイター/Carlos Barria)
開設から1年を迎える上海自由貿易試験区は中国の経済・金融改革に向けた実験場とみられているが、優遇策の多くは全国規模の措置となっているため、独自性に欠けるのが現状だ。

公式データによると、6月末までに試験区での営業を許可された1万社強のうち、外資系企業は12%。香港と台湾企業を除外すればこの割合は6%、企業数で643社にとどまり、想定よりも外資系企業の進出が進んでいない姿が浮き彫りとなった。

国営新華社は今月、上海自由貿易試験区管理委員会の戴海波・常務副主任が離任したと報道。香港紙によると、副主任には規律違反の疑いが出ているという。

MSNでさらに読む

6582チバQ:2014/10/01(水) 22:04:16
http://mainichi.jp/select/news/20141002k0000m030130000c.html
香港:デモ長期化で統率は…「国慶節なのに」商店は怒り
毎日新聞 2014年10月01日 21時42分

 【香港・隅俊之】香港での大規模デモは連休2日目の2日にかけてさらに拡大の様相を見せている。だが、民主派に対しては長期化するデモによる混乱を非難する声も出始めており、事態打開の兆しが見えない中、民主派にも苦悩や焦りが垣間見える。


 占拠が続く香港島の銅鑼湾(コーズウェイベイ)地区。幹線道路は封鎖されて車の往来はほとんどなく、商店主らが手持ちぶさたの様子で目の前を通り過ぎるデモ参加者を見つめていた。宝石店の店員は「中国人観光客が来る国慶節なのに売り上げは半減している。いいかげんにしてほしい」と憤った。香港メディアによると、銅鑼湾地区では、ビルからデモ隊に向けて卵などが落とされたという。

 抗議活動の発起人の一人である陳健民氏は1日、記者団に対し「市民や占拠道路付近の商店に不便をかけている」と謝罪。一方で、香港の将来のためだとして理解を求め、梁振英行政長官が辞任すれば事態は収束するとして占拠を続ける方針を示した。

 道路占拠は、香港の金融街・中環(セントラル)地区の占拠を陳氏らが発起人となって呼びかけた。ただ、デモの規模が急速に拡大するにつれて統制がとりにくい状況になりつつある。陳氏は記者団に「占拠行動は制御不能にはなっていない」と強調したが、デモ参加者には学生や民主派議員、一般市民らが混在しており、どこまで統率できるのか不透明な側面もある。

6583チバQ:2014/10/01(水) 23:34:45
http://mainichi.jp/select/news/20141002k0000m030128000c.html
中国:香港民主派デモ「天安門の再現」恐れる政府
毎日新聞 2014年10月01日 21時39分(最終更新 10月01日 21時49分)

 【香港・隅俊之、北京・工藤哲】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する民主派の大規模なデモを巡り、中国政府の出方が注目されている。中国の国慶節(建国記念日)の祝日となった1日には、香港島中心部の金鐘(アドミラリティ)地区を中心に対岸の九竜半島最大の繁華街である尖沙咀(チムサチョイ)地区にも占拠が拡大。学生や民主派は制度改革に関する中国側の決定の撤回などを要求するが、中国政府はデモを強く非難しており、譲歩する姿勢を見せていない。


 香港は1国2制度により外交と防衛以外の分野での「高度な自治」が認められているが、高官人事や選挙制度は中国指導部が実質的な権限を握る。中国は1国2制度の下での香港統治の先に台湾との統一も視野に入れている。繁栄と安定のモデルケースを示す思惑があるものの、「高度な自治」の内容は中国が決めるとの方針を堅持しており、制度改革に関して安易に妥協しないとの見方が強い。民主派への譲歩は中国本土での民主化の動きを刺激する側面もある。

 中国共産党機関紙「人民日報」は1日付で論評を掲載。デモについて「違法集会」と非難し、「極めて少数の者が自らの利益のために法律を無視し、民衆をあおって交通をまひさせ、香港民衆の生活を著しく妨げている」と指摘した。その上で「法の支配に対抗するものであり、いずれ報いを受けることになる」と警告した。

 香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は、香港駐留の人民解放軍の投入を要請したのではとのうわさを否定している。ただ、9月30日付の中国の国際情報紙「環球時報」は、香港政府がコントロールできない危機や国家の安全を脅かす動乱が発生した場合には、中国政府が軍などを派遣できるとの識者の解説を掲載。決定権はあくまでも中国側にあると強くけん制している。

 また、今回のデモが「雨傘革命」と欧米メディアで伝えられ、国家転覆を想起させることにも強い警戒感を抱き、中国本土での情報統制を強めている。

 一方で、デモ参加者に対して催涙弾を使った香港当局の強硬姿勢に国際的な批判が高まる中、中国政府が武力介入して流血の事態になれば、世界第2位の経済大国に躍り出た中国に1989年の天安門事件以上の強い非難が集中するのは必至だ。また、11月には北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)も控えており、国際的な世論を見極めながら事態の早期沈静化を模索するとみられる。

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 習主席は9月30日、国慶節を前にした北京での祝賀会で「中央政府は断固として『1国2制度』を絶えず堅持し、香港とマカオの長期の繁栄と安定を守る」と演説し、安定を重視する姿勢を改めて強調した。香港紙は、デモ鎮圧を強行しようとして失敗した梁長官は、中国政府の指示を受けて柔軟路線に転換したと報道。デモの鎮圧が天安門事件の再現となって「歴史の罪人」になることを習主席も望まないだろうとの政界筋の見方を伝えた。

 中国政府と香港政府は水面下で打開策について協議している模様だ。民主派が求める梁長官の辞任も取りざたされるが、長官辞任で事態の収拾を図っても、次の問題が起きた際にも大規模デモを呼び起こしかねない。民主派系のリンゴ日報は1日、占拠が続けば中国側が強硬手段による鎮圧を指示するのではとの懸念を示した。

6584チバQ:2014/10/02(木) 21:23:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3027899?ctm_campaign=hover_menu
香港政府、デモ解散を要求 緊張高まる
2014年10月02日 21:05 発信地:香港
【10月2日 AFP】香港(Hong Kong)で2日、警官隊がゴム弾の入った箱を搬入するのが目撃される中、香港特別行政府がデモ隊に「早急に平和的に解散」するよう要求し、緊張が高まっている。

 特別行政府の呼びかけに先立ち、行政府庁舎の外では民主派によるデモの参加者と警官隊がにらみ合いを続け、政府当局は抗議デモが香港に「深刻な影響」を及ぼしていると述べていた。

 行政府は声明で「政府と警察は警察本部、政府本部庁舎、行政長官府の外に集まっている人々に対し、これら施設への通行を妨害しないことと、早急に平和的に解散することを呼び掛ける」と述べた。

 デモ隊は5日間にわたって市内の複数の道路と交差点を占拠し、行政長官選挙の改革と、梁振英(Leung Chun-ying)行政長官の辞任を要求している。

 また、デモ隊が妨害を試みる中、警察当局が立法会(議会)議事堂に長い木箱とドラム缶を搬入する姿が目撃され、ソーシャルメディアやテレビでは箱の一つに書かれた「ゴム弾」の文字を捉えた写真が出回っていた。(c)AFP

6585チバQ:2014/10/02(木) 21:24:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3027811
香港民主派デモを支持、世界各地で集会
2014年10月02日 11:30 発信地:ロンドン/英国
政治
【10月2日 AFP】英ロンドン(London)や台湾・台北(Taipei)など世界各地で1日、香港(Hong Kong)で続く民主派デモを支持する何千もの人たちが抗議集会を行った。参加者らの多くは香港のデモ隊との連帯を示すため、デモ隊が警察の催涙弾から身を守るために使った雨傘を手にし、携帯電話のライトをともしてペンライトのように掲げた。

 台湾とロンドンでの集会にはそれぞれ、約4000人と約2000人が参加したほか、中国大使館の周辺でも小規模な抗議集会が行われた。ロンドン中心部のポートランド・プレース(Portland Place)にある中国大使館の前に集まった人たちは、「香港──世界はあなた方を支持している」や「私たち全員を殺すことはできない」などと書かれたプラカードを掲げて抗議。中にはデービッド・キャメロン(David Cameron)英首相に対し、「民主主義を守る」ため中国政府に圧力をかけるよう呼び掛ける人もいた。

 アジア系の若者が大半を占めたデモ参加者たちは中国政府に対し、2017年に行われる香港行政長官選挙では全ての人に立候補を認めるべきだと訴えた。14年前に香港から英国に移住した薬剤師の女性(31)は、「英国統治下では民主主義がなかったと言う人も大勢いるが、それでも私たちは幸せだった。仕事もあり、経済もとても安定していた。それが、中国への返還後には全てが悪化した」と語った。

 ロンドンや台湾に比べて小規模にはなるものの、仏パリ(Paris)や豪メルボルン(Melbourne)、米首都ワシントン(Washington DC)など、世界各国の23都市でも、同様の集会が計画されている。(c)AFP/James PHEBY

6586チバQ:2014/10/02(木) 21:28:33
http://mainichi.jp/select/news/20141003k0000m030072000c.html
香港:デモ緊迫…行政長官官邸前に学生1000人
毎日新聞 2014年10月02日 20時56分

 【香港・鈴木玲子、隅俊之、北京・工藤哲】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模なデモは開始から5日目の2日も続いた。香港は1日に続き祝日で、繁華街など占拠地区は夜を中心に多くの抗議者であふれた。民主派の学生らは2日未明、香港トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官の辞任を求め、金鐘(アドミラリティ)地区にある行政長官弁公室(官邸)前にも押し寄せ、座り込みを始めた。

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 学生団体は、梁長官の辞任と制度改革の決定撤回を要求し、同日夜までに辞任しなければ、政府機関を包囲すると警告している。政府側は長官辞任はないと突っぱねており、学生側が設けた期限が迫る中、緊張が高まっている。

 学生団体の幹部によると、長官弁公室前に押しかけたのは、抗議行動を拡大させるための準備という。学生側が政府に更に圧力をかけるのが狙いで同日夜には、弁公室前の座り込みは1000人近くに増えた。

 これに対し警察当局は同日、学生らの政府機関包囲の動きについて「治安への重大な脅威」と非難、「警察は暴力行為を絶対容認しない」と警告した。

 政府は記者会見で「包囲状況が悪化したら政府機関を守らなければならない」と強調。改めて占拠行動をやめるよう促した。香港メディアは、長官弁公室にゴム弾が運び込まれた模様だと報じた。デモ隊が庁舎になだれ込むなどした場合に備えるためとみられる。

 また、香港メディアは1日、政府側が学生代表と会う考えを示したと報じたが、政府は、いかなる前提条件も設けない立場だといい、政府と学生側の対面が実現するかは不透明だ。

 一方、オバマ米大統領は1日、訪米中の王毅・中国外相と会談し、「(抗議デモの)推移を注視している。当局とデモ隊が意見の相違を平和的に解決することを期待する」との考えを伝えた。

 中国共産党機関紙「人民日報」は2日付で、香港のデモに関する論評を掲載した。1日に続く2日連続の論評で、中国当局が事態を重視している事情を反映した。論評では「中央(政府)の香港の基本方針は変わり得ない」としたうえで「中央政府は断固として梁長官の法に基づく施政を支持し、香港の警察が法に基づき違法活動を処置することを支持する」と表明した。

6587チバQ:2014/10/02(木) 21:52:26
http://mainichi.jp/select/news/20141002k0000e030209000c.html
香港:本土へのデモ波及 中国政府が神経ピリピリ
毎日新聞 2014年10月02日 10時39分(最終更新 10月02日 19時57分)

 【香港・隅俊之、北京・工藤哲】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが拡大する中、中国政府が中国本土へのデモの波及に神経をとがらせている。国内メディアのデモ報道も統制しており、国内の民主化や政治改革の動きを刺激しかねない事態とみて警戒を強めている。

 中国は国慶節(建国記念日)に伴う連休中だが、香港メディアによると、中国当局は1日から香港への新たな団体旅行用の通行証発給を停止。既に旅程が決まっている観光客については、旅行会社にデモ現場に近づけさせないように通知を出した。香港経済にとって重要な中国人観光客を止めることで圧力を強めるとともに、中国人観光客がデモの影響を受けないようにするための措置とみられる。

 湖南省から1日に来た会社員の女性(43)は「既に決まった制度に反対するのは理解できないが、こちらに来て運動が激しさを増していることがよく分かった」と驚いた様子だった。

 また、中国本土では、インターネット上などで香港のデモ支持を表明した民主活動家など10人以上が中国当局に拘束されたり、警告を受けたりしている。デモでは催涙ガスを避けるための雨傘が抗議活動の象徴として伝えられるが、中国版ツイッター「微博」では「雨傘革命」などのキーワードが検索できなくなるなど、ネット上の規制も強化されている。

 北京では、香港のデモを伝えるNHKの海外向け放送が再三中断されているほか、米CNNや英BBCの放送も遮断され、主要紙もほとんど報道していない。当局が国内への波及を懸念し、報道を規制している模様だ。中国指導部には民主化を求める学生らを軍が武力鎮圧した天安門事件(1989年)の苦い経験があり、国際世論の動向も見極めながら対応策を探っているとみられる。

6588チバQ:2014/10/02(木) 22:25:19
http://mainichi.jp/select/news/20141003k0000m020090000c.html
香港デモ:日系企業、高まる懸念…揺らぐアジアのハブ機能
毎日新聞 2014年10月02日 21時55分(最終更新 10月02日 22時16分)
 【北京・井出晋平】香港の民主派によるデモ拡大に対し、日系企業の間にも影響拡大を懸念する声が高まっている。事態の進展次第では「国際金融センターとしての地位が揺らぎかねない」との見方も浮上。デモの長期化は、香港経済や日系企業の戦略に影響を与える可能性もある。

 香港には、金融や流通など日系企業1300社以上が進出し、アジアのハブ機能と位置づける企業も多い。香港で国慶節(建国記念日)の休暇が明ける3日は、今のところ「通常通りの営業を予定している」(三菱東京UFJ銀行)企業がほとんど。「自宅などでも仕事が続けられるよう準備した」(別の日系金融機関)企業もあるため、今のところ金融取引などへの影響は少ないとみられる。

 だが、「国際金融センターとしての地位が揺らぎかねない」と懸念する日系企業関係者もいる。香港は「1国2制度」のもとで自由な経済活動が保障されており、海外の金融機関や企業の投資を集めてきた。中国への投資、貿易の窓口として香港に拠点を置いている企業も多い。万一、強権的な手段でデモが鎮静化されるような事態になれば、「中国本土並みに規制や締め付けが強まり、自由な経済活動が保障されてきた香港の魅力が失われる」(同)との声も出ている。今回のデモへの関心は日本以上に欧米諸国で高まっており、「原因を招いた中国政府の姿勢に不信感を抱く欧米企業が、対中投資をためらう可能性もある」(在上海金融関係者)との指摘もある。

 今回のデモは中国と香港の国慶節の旅行シーズンを直撃し、観光への影響も出ている。香港紙の報道によると、中国人旅行者数は前年同期比で3〜4割減少し、ホテルのキャンセルが相次いでいるという。売り上げが9割減少した商店もあるといい、影響は拡大している。2日付の中国共産党機関紙「人民日報」は、「経済損失は400億香港ドル(約5600億円)に上る」との試算を紹介。デモの長期化は香港自身の損失になるとの見方を示した。

6589チバQ:2014/10/03(金) 21:15:07
http://www.asahi.com/articles/ASGB34T80GB3UHBI01F.html
首長は直接選挙?間接選挙? インドネシア大統領が政令
ジャカルタ=古谷祐伸2014年10月3日19時18分

 インドネシアの州知事や市長などの選び方について、直接選挙をやめて地方議会による間接選挙制にする法改正が国会で可決され、国民の批判が高まっている問題で、ユドヨノ大統領は2日、法改正を無効にする政令を出した。

 スハルト独裁政権が長く続いた同国で、首長の直接選挙は2005年に始まったばかり。民主化の原動力になっている一方で、巨額の選挙費用が問題になっている。改善策として、ユドヨノ政権が国会に提案したのが間接選挙だった。

 自らのアイデアが通ったにもかかわらず、政令で覆すのは極めて異例だ。政治参加の権利が奪われるとして、国民の批判が高まったためだ。ユドヨノ氏は2日夜の記者会見で「国会の決定には同意できない。改善すべき点はあるが、直接選挙にするべきだ」と民意に寄り添ってみせた。

 しかし政令の発効には国会の承認が必要だ。間接選挙派が多数を占める国会で認められる見通しは低い。20日に任期満了で退任するユドヨノ氏が、国民の批判をかわすための苦肉の策とも見られている。(ジャカルタ=古谷祐伸)

6590チバQ:2014/10/04(土) 09:04:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014100402000135.html
学生側「対話」棚上げ デモ反対の市民と衝突

2014年10月4日 朝刊


3日、香港・九竜地区の旺角から退場する一部のデモ隊(左手前)に抗議する反「占拠」市民ら=共同
写真
 【香港=新貝憲弘】香港トップを決める二〇一七年の行政長官選挙の改革をめぐる香港政府との対立で、中心部を「占拠」する学生たちが三日、九竜の繁華街、旺角(モンコック)などで、占拠に反対する市民らと衝突した。香港メディアによると少なくとも学生一人が負傷し、占拠を主導する民主派系学生団体「大学生連合会」(学連)は三日夜、香港政府との対話を棚上げすると発表した。
 この日は旺角のほか、日系百貨店のある銅鑼湾(コーズウェイベイ)や観光客の集まる尖沙咀(チムサチョイ)でも双方の小競り合いが発生。このため尖沙咀では学生の大半が退去したが、旺角では双方のにらみ合いが続いた。親中派の立法会議員らも会見し「学生の熱意は理解できるが、市民の日常生活などに影響が出ており、もう我慢できない状況だ」と批判した。
 学連は事態の悪化を防ぐため、学生らに政府庁舎のある金鐘(アドミラリティ)周辺に引き揚げるよう呼び掛ける一方、「政府は昨日は対話を呼び掛けながら、今日は占拠をつぶそうとしている」と批判した。
 政府側は二日夜にナンバー2の林鄭月娥政務官を代表に学連との対話に応じる姿勢を示し、今週末にも対話を行うことで学生側の譲歩を引き出し、早急に社会・経済を平常に戻そうとしていた。
 しかし学連が対話を棚上げしたことで、状況が一層混乱する恐れが出てきた。大学一年生の張〓恒さん(19)は「政府は正面から答えず時間稼ぎをしているだけだ」と話した。
 三日の香港政府庁舎は、連休明けで出勤しようとした職員を学生らの一部が妨害し事実上閉鎖状態となった。ただ、政府側が対話を受け入れたことや断続的な雨で道路を占拠する学生の数は前日より減り、警官隊との目立った衝突はなかった。

6591チバQ:2014/10/04(土) 09:07:38
http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000m030121000c.html
香港デモ:住民と衝突…学生側「政府との対話棚上げ」
毎日新聞 2014年10月04日 00時02分(最終更新 10月04日 05時50分)
 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが続く香港で3日、繁華街の占拠行動に反対する住民1000人以上とデモ隊の衝突が発生し、複数の負傷者が出た。香港政府側との対話に応じる姿勢を示した学生団体は3日、組織的な攻撃と非難し、「政府との対話を棚上げする」と発表。事態打開を探る動きは暗礁に乗り上げた。

 香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官が2日深夜の記者会見で「早期の対話」を提案したことを受け、主要大学を中心とする民主派系の学生団体、大学生連合会(学連)は「2〜3日以内に公開の場で対話に臨みたい」との意向を示していた。

 九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)では3日、交差点の真ん中にテントを張ったデモ隊の拠点を1000人以上の住民が取り囲み、「出て行け」と要求。デモ隊の学生らと数カ所で衝突し、住民はテントを取り壊した。多くの学生らは警官隊に守られながら現場を離れた。香港島の繁華街・銅鑼湾(コーズウェイベイ)でも占拠に反対する住民十数人が抗議し、デモ参加者が減った一部エリアで通行封鎖が解除された。政府は、占拠に伴い3日に131人が負傷したと発表。ただ、負傷者が全て衝突によるものかは不明だ。

 梁長官は3日夜、緊急のビデオメッセージを発表し、衝突があった旺角の占拠地点にいる市民全員にその場を離れるよう呼びかけた。一方、民主派幹部は旺角や銅鑼湾のデモ隊に、身の安全を守るために政府本部庁舎がある金鐘(アドミラリティ)地区に集結するよう呼びかけた。

 学連は3日の声明で「政府は学生側との対話を願いながら、デモ隊に対する暴力を放置した」と非難。マフィアなどがデモ隊を攻撃したとの見方を示し、態度を硬化させている。

6592チバQ:2014/10/04(土) 09:09:11
http://mainichi.jp/select/news/20141004k0000m030100000c.html
香港デモ:揺れる「高度な自治」 台湾やマカオも高い関心
毎日新聞 2014年10月03日 21時56分(最終更新 10月03日 22時04分)

 香港の中国への返還に伴い導入された「1国2制度」で保障されたはずの「高度な自治」が大きく揺らいでいることに、台湾やマカオでも高い関心が寄せられている。1997年まで香港を統治していた英国をはじめ国際社会もデモ隊への支持を表明する動きが目立つが、中国は「内政問題」として強く反発している。


 台湾では1日、台北や高雄で香港の民主派支援の集会が開かれた。台北では市民約3000人が集まり、中国とのサービス貿易協定に反対して今春に立法院(国会)議場を占拠した学生運動のリーダーや、89年に中国の民主化運動が武力弾圧された天安門事件で学生リーダーだったウアルカイシ氏らも参加した。

 マカオでも1日、民主派などの約800人が集会を開き、香港民主派への支援を表明した。マカオの民主派は、2019年の次期行政長官選挙での普通選挙導入を求めている。

 一方、ロイター通信によると、97年まで香港を統治していた英国のキャメロン首相は「事態を深く懸念しており、解決を望む」と語り、オズボーン財務相は「香港の繁栄と未来は政治への参加や抵抗する自由にかかっている」と学生側に理解を示した。香港元総督のクリス・パッテン氏は英BBCに「催涙ガスを使うのではなく、新しい対話が必要だ。なぜなら学生らは節度のある行動をとっているからだ」と話した。

 欧米メディアは、学生らが催涙ガスから身を守るために使った傘にちなみ、今回のデモを「雨傘革命」と大きく取り上げており、米国の数都市やフィリピンなどで学生らを支持する集会が開かれた。

 これに対し、中国はデモに関して他国が介入すべきではないとの立場を堅持している。中国共産党機関紙「人民日報」は3日付の論評で「香港社会には依然として『1国2制度』の正確な認識に欠けている少数の者がいる。こうした者が民意を乗っ取れば制度の正確な実施の利益にならない」として香港が中国の主権下であることを強調した。【三木幸治、香港・鈴木玲子、北京・工藤哲】

6593チバQ:2014/10/04(土) 09:15:04
http://www.sankei.com/world/news/141003/wor1410030039-n1.html
2014.10.3 18:38
【香港民主化デモ】
17歳の学生活動家が「危険分子」? 中国当局ピリピリ

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学生運動リーダーの黄之鋒(ジョシュア・ウォン)君
 【香港=河崎真澄】「真の普通選挙」を求めている香港の街頭抗議デモ「雨傘革命」で、弱冠17歳の学生運動リーダー、黄之鋒(ジョシュア・ウォン)君の存在感が急浮上している。

 10月1日に実施予定だった「街頭占拠」が前倒しされるきっかけとなった、9月26日から27日にかけての香港政府庁舎構内への学生突入でウォン君は先頭に立ち、警察に約40時間も拘束された。このため中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報の社説に「危険分子だ」と名指しされた。

 加えて、中国寄りの香港紙、文匯報は、ウォン君が米国から不正な資金を受け取り、米中央情報局(CIA)から香港の学校に送り込まれたなどと報じた。真偽は不明だが、中国当局が香港人の若い学生運動のリーダー台頭に神経をとがらせていることは明白だ。

 ウォン君は高校生が主体の香港の学生団体「学民思潮(スカラリズム)」のリーダーで、2年前には中国政府の指示で香港政府が計画した「愛国主義教育」の導入に抗議する活動を指揮し、撤回まで追い込んだ実績をもつ。この9月に大学1年となったはずだが、授業ボイコットでまだ大学生気分は味わっていない。

 ウォン君は今年6月、産経新聞の取材に、「(次期行政長官選が行われる)2017年には自分も選挙権を得る。(民主派が候補から閉め出される)中国お仕着せのニセの普通選挙なら香港に未来はない」などと熱っぽく政治を語った。

 1989年の天安門事件でも大学生リーダーが学生の動員で大きな役割を果たしており、中国当局は「若い活動家も侮れない」との教訓を得ている。香港ではウォン君らを「雨傘革命の立役者」(香港中文大の学生)と英雄視する声も高まっており、今後もキーマンとしてさまざまな民主闘争に登場しそうだ。

6594チバQ:2014/10/04(土) 09:15:45
http://www.sankei.com/world/news/141004/wor1410040018-n1.html
台湾「廃油ラード」で担当閣僚辞任

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 台湾で廃油などを再利用したラード(豚脂)が大量に流通していた問題で、公衆衛生を主管する福利衛生部の邱文達部長(衛生相に相当)が3日、責任を取り辞任した。複数の台湾メディアによると、同部食品薬物管理署の署長も近く、更迭される。検察当局は同日、製造・流通に関与した業者8人を起訴した。(香港 田中靖人)

6595チバQ:2014/10/04(土) 14:08:17
http://www.sankei.com/world/news/141004/wor1410040028-n1.html
2014.10.4 11:15
【香港民主化デモ】
街頭占拠1週間 デモ隊衝突で19人逮捕 「黒社会」が関与

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3日、香港の旺角で、デモ隊に向かって叫ぶ男性(中央)(ゲッティ=共同)
 【香港=河崎真澄、田中靖人】香港警察は4日、九竜地区の繁華街、モンコック(旺角)で3日から4日未明にかけて起きたデモ反対派とデモ参加者との衝突で19人を逮捕したと発表した。逮捕者のうち8人は「黒社会」と呼ばれる暴力団の関係者だったという。衝突では少なくとも警官6人を含む計18人が負傷した。

 選挙制度の民主化を求めた学生や市民らによる大規模な街頭デモは、発生から1週間となった4日も反対派と市民や学生らのにらみ合いが続いている。負傷者は100人以上との情報もある。反対派による暴力行為はデモを収束させたい親中派勢力に「組織された攻撃」(学生団体)だった可能性が指摘されている。

 目撃者によると、モンコックで市民らに暴行を働いたのは、同じ型の白いマスクをしたグループや、同じ青色の帽子をかぶったグループなど、数十人単位の男ら。入れ代わり立ち代わり現れ、座り込んでいた市民や学生に殴りかかった。

 4日午前も座り込みを続けていたデモ参加者の李氏(45)は、「暴行を働いた男を捕まえて突き出したが、警官が男を逃した」と興奮ぎみに話し、政府や警察への不信感をあらわにした。

 街頭占拠を呼びかけた民主派団体の幹部や、学生団体の幹部らが4日未明、デモ参加者に安全確保のため解散を呼びかけたことを受け、デモ隊の拠点だった九竜地区のチムサチョイ(尖沙咀)では車道を占拠していた学生らが解散。主な占拠地は3カ所に減ったが、数千人がなお、抗議を続けている。

 梁振英行政長官が2日深夜、対話受け入れを発表して、学生側も応じたが、4日になり学生側は、反対派の暴力を警官隊が止めなかったなどと主張し、対話を拒否する姿勢を示した。

6596とはずがたり:2014/10/05(日) 16:29:05
<北朝鮮>ナンバー2訪韓 南北改善に「本気度」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/asia/mainichi-20141005k0000e030111000c.html
毎日新聞2014年10月5日(日)10:04

 【仁川(韓国北西部)澤田克己】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記は4日、側近である黄炳瑞(ファンビョンソ)国防委員会副委員長(軍総政治局長)や崔竜海(チェリョンヘ)国家体育指導委員長らを韓国に派遣し、南北対話再開に応じることを伝えさせた。特に、事実上のナンバー2である黄氏の派遣は、北朝鮮の本気度を示すものだ。しかし、南北間の思惑には距離があり、対話が再開しても順調に進展する可能性は高くない。

 韓国統一省によると、北朝鮮は3日、黄氏らを仁川アジア大会閉会式に派遣する考えを韓国側に伝えた。

 スポーツ担当である崔氏や、ともに同行した対南担当の金養建(キムヤンゴン)朝鮮労働党書記と違い、軍の思想統制を主任務とする軍総政治局長である黄氏は、大会と無関係だ。それだけに黄氏については「今までにない高レベルの人物の派遣」(韓国政府関係者)と韓国側を驚かせた。

 金第1書記は今年の新年演説で、南北関係改善へ前向きな発言をし、その後、韓国に対話攻勢をかけた。だが、朴槿恵(パククネ)大統領が3月、北朝鮮に核放棄を迫るとともに人道支援やインフラ投資拡大の用意があると表明したことに「南による吸収統一を想定している」と反発。その後、南北対話は停滞していた。

 日韓などの専門家の間では、金第1書記は、エリート層での権力基盤確立には成功しつつあるという見方が強い。梨花女子大の曹東昊(チョドンホ)教授(北朝鮮経済)は「次の課題は一般国民の支持を得ること。そのためには外資誘致が必要だが、投資を期待できるのは韓国だけだ」と指摘する。金第1書記は、経済立て直しのために南北関係改善を進めようとしているということだ。

 ただ、朴政権は最近、従来は南北対話の対象となってこなかった北朝鮮国内の人権まで問題視するようになっている。北朝鮮は特に、朴大統領が9月の国連演説で北朝鮮の人権問題を取り上げたことに反発している。

 2010年の韓国海軍哨戒艦沈没事件で発動された韓国による経済制裁の解除を巡っても、南北の激しい対立が予想される。

 一方、アジア大会閉会式への出席を名目とする高官派遣は、韓国政府と接触する口実だけとは限らない。国威発揚の道具としてスポーツを重視する金第1書記としては、好成績をあげた選手たちをたたえるためにナンバー2を派遣したと考えられるからだ。

 今回のアジア大会で北朝鮮は、金メダル11個を取って、国・地域別の金メダル数で7位という好成績を収めた。前回、前々回は6個しか取れず、金メダル2ケタは1990年北京大会の12個以来だ。

 西江大の金英秀(キムヨンス)教授(北朝鮮政治)は「北朝鮮の思考方式から言えば、選手たちは(韓国での大会という)精神的圧迫を受けながらも好成績を上げた。自らの代理として黄氏を派遣して選手を遇することは、人民の士気を高めることにつながる」と話している。

6597チバQ:2014/10/05(日) 22:42:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100400239
「緊急事態」一時検討か=民主派デモで香港政府
4日、香港島・金鐘(アドミラルティー)にある政府本部の前でデモを行う民主派(EPA=時事)
 【香港時事】4日付の香港紙リンゴ日報は消息筋の話として、民主派デモ隊の街頭行動で混乱が続く状況を受け、香港政府の政策研究機関が一時、香港基本法18条の適用を検討したと報じた。18条は香港が「緊急事態」になった場合、中国政府は本土の法律を香港に適用できると規定しており、戒厳法などを想定しているとみられる。
 リンゴ日報は、道路を占拠するデモ隊を占拠反対派が襲った事件について、黒幕は梁振英行政長官の支持者だと指摘。「梁長官は平和的解決を望んでいない」という政界筋の見方を紹介した。(2014/10/04-17:04)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100500009
週明けまでに強制排除か=行政長官が示唆−香港民主化デモ



4日夜、香港・金鐘で民主派が開いた大集会
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を要求して、幹線道路を占拠する民主派デモ隊の街頭行動は7日目の4日も続いた。政府と民主派はいったん対話で合意したが、デモ隊と占拠反対派の衝突事件で、民主派側は「棚上げ」を宣言。その後、民主派が対話路線に戻る可能性を示唆したのに対し、梁振英行政長官は対話に触れず、週明けまでの強制排除をほのめかしたため、緊張が高まった。
 民主派系学生団体の香港大学生連合会(学連)幹部は4日、香港島・金鐘(アドミラルティー)にある政府本部近くの占拠現場で演説。政府側が占拠反対派の暴力を放置したことから「棚上げ」を決めざるを得なかったとした上で、「政府がこの事件について説明しない限り、対話を行うことはできない」と述べ、事件に関する政府の明確な説明を対話開始の条件とした。対話「拒否」という言葉は使わなかった。
 しかし、梁長官は4日夕のテレビ演説で、道路占拠をやめるよう改めて呼び掛けるとともに、「政府と警察には、社会秩序を回復させるためにあらゆる行動を取る責任と決意がある」と強調。占拠現場の衝突防止のほか、週明けの6日までにデモ隊による政府本部封鎖を解除することが「最も差し迫った」問題だと述べた。
 また、このままでは制御不能の事態が続き、市民の安全と社会秩序に対して「重大な結果」を招く可能性が極めて大きいと強い懸念を示した。民主派との対話や3日の衝突事件には言及しなかった。(2014/10/05-00:53)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100500206
香港政府、対話呼び掛け=デモ隊一部撤収の動き−占拠開始1週間



5日、香港の銅鑼湾(コーズウェイベイ)で気勢を上げるデモ参加者(EPA=時事)
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を求めて幹線道路を占拠する民主派デモ隊の街頭行動は、5日で開始から1週間がたち、香港社会の混乱は1997年の返還以来最大の規模に拡大した。政府は民主派系学生団体の大学生連合会(学連)に対し、「対話の大きな門は開かれている」との声明を発表。デモ隊の一部は警察による強制排除を避けるため、撤収や移動を決め、政府側に歩み寄る姿勢を見せた。
 政府声明は、対話の準備と並行して、(1)金鐘(アドミラルティー)にある政府本部と行政長官弁公室(官邸)の封鎖解除(2)金鐘の幹線道路占拠中止−を求めた。金鐘に毎晩集まるデモ隊は数万人と最も多く、ここから撤収すれば、今回の街頭行動は収束に向かうことになる。
 これに対し学連は声明で、長官の選挙制度改革で「実際の成果」を得る前にデモ隊の道路占拠を中止するのは難しいと回答。政府本部は「一貫して開放されている」と主張した。政府本部庁舎につながる通路はふさがれているが、デモ隊が占拠する幹線道路を通れば、政府本部に出勤できるという意味とみられる。
 金鐘のあるデモ参加者は、地元テレビの取材に「(政府本部への通路の)バリケードを撤去すれば、われわれは何の影響力もなくなってしまう」と封鎖解除に反対した。一方、「他人の出勤を邪魔しなくてもいいだろう」と解除を容認する参加者もいた。
 長官官邸前のデモ隊は5日夜、撤収を決定。九竜地区の繁華街・旺角(モンコック)でも、デモ隊の中心となっていたグループが金鐘に移動することを決めた。(2014/10/05-20:28)

6598チバQ:2014/10/05(日) 22:44:22
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100400293
プミポン国王が入院=感染症と診断−タイ



車椅子に座るタイのプミポン国王=5月5日、バンコク(EPA=時事)
 【バンコク時事】タイのプミポン国王(86)が3日夜、発熱などのため首都バンコクの病院に入院した。王室事務局の4日の発表によると、検査の結果、医師団は感染症と診断。原因特定のため、引き続き検査を実施して治療に当たる。
 国王は3日、38.2度の高熱を発し、血圧や心拍数に異常が見つかった。医師団の要請を受け、滞在先の中部フアヒンのクライカンウォン宮殿からバンコクのシリラート病院に入院。抗生物質の投与を受けた後、熱は下がり血圧も安定しているという。(2014/10/04-20:00)

6599チバQ:2014/10/05(日) 22:44:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100400262
南北、高官協議開催で合意=金第1書記最側近が訪韓−関係改善へ意欲示す



4日、韓国・仁川のホテルで会談に臨む南北高官(AFP=時事)
 【ソウル時事】4日午前に訪韓した北朝鮮の黄炳瑞軍総政治局長、崔竜海労働党書記、金養建党統一戦線部長は同日午後、仁川市内で昼食を兼ねて韓国の金寛鎮国家安保室長、柳吉在統一相らと約1時間50分にわたり会談した。
 韓国統一省によると、北朝鮮側は、韓国が8月に提案していた高官級協議の開催に同意。10月末〜11月初めの韓国側の都合が良い時期に応じる意向を示した。北朝鮮側は「高官級協議を行うのは、今後、南北対話を続けるという意味だ」と強調し、「虚心坦懐(たんかい)に対話すれば解決できない問題はない」との認識で一致した。会談には高官級協議の韓国側代表、金奎顕国家安保室第1次長も同席した。(2014/10/04-22:46)

6600チバQ:2014/10/05(日) 22:52:52
http://www.sankei.com/world/news/141004/wor1410040051-n1.html
2014.10.4 22:12

突然の南北和解演出…大物派遣の正恩政権、孤立・経済難の打破狙う

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会談前に握手する韓国大統領府の金寛鎮国家安保室長(左端)と北朝鮮の黄炳瑞・朝鮮人民軍総政治局長(右から2人目)=4日、韓国・仁川(聯合=共同)
 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記最側近の黄炳瑞(ファン・ビョンソン)朝鮮人民軍総政治局長ら高官が4日、仁川アジア大会の閉会式への出席を名目に「電撃的訪韓」(韓国メディア)した。国際的に孤立する中で対南接触を図り、経済苦境の打破や韓国懐柔を狙った、金正恩指導部の決断とみられる。

冷え切った対中関係、財政深刻化

 アジア大会をめぐり北朝鮮は当初、大規模応援団の派遣を韓国側に提案した。韓国世論の懐柔が狙いとみられたが、韓国側と折り合いがつかず実現できなかった。こうした中、金第1書記は、最側近ら“大物”を急遽(きゅうきょ)、派遣した。

 韓国メディアはいずれもトップニュースで報じ、実現しなかった朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談や金第1書記の親書持参の可能性にまで触れ、南北関係改善への期待感を高めた。

 北朝鮮と中国の関係は昨年12月、それまで中国とのパイプ役を果たしていた張成沢(チャン・ソンテク)氏が処刑されて以来、悪化を続けている。中国からの経済支援が絶たれ、北朝鮮の財政的な困難は一層深刻化している。

 今年1月から北朝鮮は韓国に対話攻勢をかける一方、米韓合同演習などに反発してミサイルを発射。米国人3人を抑留したままで、米韓への牽制(けんせい)も続けている。拉致被害者の再調査で日本との交渉も停滞している。対外関係での明るい話題といえば、李秀勇(リ・スヨン)外相が最近のロシア訪問で行った外相会談くらいだった。

思惑成功…「正日流」の伝統手法

 こうしたなかで北朝鮮は、アジア大会閉会式を利用して南北対話ムードを演出。韓国側の歓迎ぶりやメディアの報道を見る限り、現時点で北朝鮮の計画は成功したかのようだ。

 ただ、サプライズで相手側を感激させ交渉事を自らのペースに持ち込むのは、金正日(ジョンイル)体制当時から北朝鮮が使ってきた伝統手法でもある。韓国の情報当局は、こうした北朝鮮の心理戦術も熟知している。

 朝鮮半島の統一を最重要課題に掲げる朴槿恵政権の心中を見透かしたかのような北朝鮮の行動に、どう対処していくのか。突然の融和姿勢の真意を、韓国政府は見極めようとしている。

6601チバQ:2014/10/05(日) 22:53:51
http://www.sankei.com/world/news/141004/wor1410040054-n1.html
2014.10.4 23:07

ミャンマー東部、軍と少数民族衝突 7人死亡、停戦協議進展なく 





 ミャンマー東部シャン州で、国軍と少数民族武装勢力が2日から戦闘になり、国軍5人、武装勢力2人の計7人が死亡した。地元メディアが4日、伝えた。9月下旬に開かれた政府と国内各地の武装勢力との停戦協議で進展がなく、その後衝突が相次いでいる。

 シャン州では、国軍が武装勢力「シャン州軍」に同州中部の拠点を明け渡すよう要求し、戦闘になったという。シャン州軍は、国軍が停戦協議を妨害しようとしていると非難した。地元メディアは、東部カイン州などでも9月末に国軍と別の武装勢力が衝突し、死傷者が出たと報じている。(共同)

6602チバQ:2014/10/05(日) 23:12:36
http://www.sankei.com/world/news/141005/wor1410050022-n1.html
2014.10.5 19:23
【香港民主化デモ】
6日朝…迫る退去期限 強制排除か、衝突回避に妥協点探る

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香港の行政長官弁公室(後方)の前で警備する警官隊=5日(共同)
 【香港=河崎真澄、田中靖人】香港で選挙制度の民主化を求めて学生や市民が幹線道路を占拠した街頭デモで、梁振英行政長官は4日夕、デモ隊に6日朝までに退去するよう求めた。強制排除の可能性が高まる中、デモ隊、政府側の双方が5日、衝突回避に向けて妥協点を探った。

 梁氏は4日夕のテレビ演説で、「全ての必要な行動を取る責任と決意がある」と強調。6日に政府本部庁舎職員約3000人がスムーズに出勤できるよう求めたほか、香港島内の道路の占拠解除と、全ての公立学校の授業再開が実現するよう求めた。

 これを受け、デモ発起人の一人は4日夜の集会で、政府本部庁舎の封鎖を解くよう提言。大学校長会など教育者らが4日夜から5日にかけ、学生らに占拠場所から離れるよう呼びかけた。大学生連合会(学連)は4日、林鄭月娥政務官との対話を求めると表明したが、5日午後には対話の成果が出る前の退去要求では「人々を納得させられない」との声明を発表した。

 香港政府の報道官は5日、「対話の扉は開かれている」としながらも、政府本部庁舎の封鎖解除などを改めて求めた。ただ、道路占拠については、アドミラリティ(金鐘)一帯の幹線道路の「交通への影響減少」を求めるとの表現にとどめた。

 デモ隊は5日も政府本部庁舎周辺とセントラル(中環)駅周辺、コーズウェイベイ(銅鑼湾)や九竜地区モンコック(旺角)の幹線道路の占拠を続けた。

6603チバQ:2014/10/06(月) 21:33:29
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100600718
「誠意もって対話」=選挙改革で香港長官−警察の「行動」も警告



6日、香港島の金鐘(アドミラルティー)で、出勤する人たち(EPA=時事)
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を要求する民主派デモ隊の幹線道路占拠9日目の6日、梁振英長官はテレビ演説し「選挙制度改革問題について誠意をもって政府は対話を行う」と訴えた。同時に、民主派と道路占拠反対派の小競り合いが続く旺角(モンコック)で「警察が適当な時期に行動を取る」と警告した。
 民主派系学生団体の大学生連合会(学連)が政府に対し、共に対話の準備を進めるよう求めたことに答えた形だが、対話の準備をどのように進めるのかには言及しなかった。
 長官のテレビ演説に先立ち、学連幹部は「政府が選挙制度改革問題で譲歩せず、実質的進展がない状態で、撤収するようデモ隊を説得するのは非常に難しい」と説明。5日の合意を受け、政府は対話に向けた再接触に応じるべきだと主張した。
 6日付の地元各紙によると、学連幹部は5日夜、政府政治制度・内地事務局の幹部と接触した結果、対話準備について話し合うことで合意。学連側は(1)複数回行う(2)対等な形式とする(3)政府側は合意したことを実行する−という対話3原則を示したが、合意には至らなかった。(2014/10/06-21:05)

6604チバQ:2014/10/06(月) 21:34:21
http://mainichi.jp/select/news/20141007k0000m030088000c.html
香港デモ:学生団体が政府と事前交渉開始 意見に隔たり
毎日新聞 2014年10月06日 21時07分

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議して大規模デモを続けている民主派の学生団体は5日夜、政府がデモ隊の強制排除に踏み切らないことなどを条件に、政府と事前交渉を始めた。学生側は政府に対し、対話の立場は対等▽政府は対話の結果を確認し執行する−−などを求めているが、意見に隔たりがあるといい、水面下で駆け引きが続いている模様だ。学生団体の幹部は6日、記者団に「最終的に(警察の強制排除により)流血の結末となれば、責任はすべて政府側にある」と強調した。

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 学生側が香港政府の要求に一部応じ、金鐘(アドミラリティ)地区の政府庁舎を取り囲んでいたバリケードの一部を撤去したことから通行が可能となり、政府職員らが6日出勤して政府機能はほぼ回復した。

 学生側は、事前交渉を始めたが、政府への圧力になっているとして占拠は継続した。占拠は政府庁舎周辺のほか、繁華街の銅鑼湾(コーズウェイベイ)や九竜半島の旺角(モンコック)で続いているが、銅鑼湾のデモ隊は日中は約30人と大幅に減少。占拠が長引く中、デモ参加者にも疲労の色が浮かぶが、学生団体は「政府が対話に向けて譲歩しない現状で軽々しく退去などとは言えない」と改めて強調した。

 休校していた中学校や高校は6日、授業が再開された。政府は7日、小学校でも授業を再開させることを決めた。

 また警察当局は6日、旺角で3日からデモ隊と親中派とみられる占拠反対派の衝突に絡んだ逮捕者は計37人に上ったことを発表した。

6605チバQ:2014/10/06(月) 21:46:36
http://mainichi.jp/select/news/20141007k0000m030081000c.html
香港デモ:封鎖解除合意の男子大学生、警察のスパイ疑惑
毎日新聞 2014年10月06日 20時46分

 ◇「補助警察部隊」の一員、スパイの疑いは強く否定

 【香港・隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモで、金鐘(アドミラリティ)地区にある行政長官弁公室(官邸)前の道路封鎖に参加し、デモ隊の「代表者」として政府と封鎖解除に合意したと5日に表明した男子大学生(20)が「補助警察部隊」の一員だったことが分かり、「警察が送り込んだスパイだったのでは」と疑う声が出ている。香港メディアが6日、伝えた。

 官邸前は5日も100人以上の学生らで封鎖されていたが、「代表者」だと名乗る男子大学生は同日夕、鉄柵を突然移動させ、警察の代表者とテレビカメラの前で握手してみせた。しかし、デモ隊の中核となっている学生団体は政府と官邸前の封鎖解除で合意はしていないと表明し、他の学生らも「勝手に決めるな」と反発して占拠を続行。インターネット上で男子大学生が警察関係者だとの指摘が相次いだ。

 補助警察部隊は英植民地時代からある志願制の准警察組織で、大規模なイベントや災害などの際に警備業務や警察の後方支援などを担う。香港メディアによると、大学生は時事問題に関心がありデモに参加していたといい、「警察が催涙弾を使ったことにショックを受けた」と説明。既に補助警察の辞職届を出したという。「官邸前のデモ隊が少なく、警察はいつでも強制排除できるようになって危険だ」と考え、封鎖を解除しようとしたとしており、スパイの疑いは強く否定している。

6606チバQ:2014/10/06(月) 21:47:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014100600649
民主派にも早期撤収論=香港デモ隊の道路占拠



6日夜、香港島・湾仔(ワンチャイ)で、民主派デモにより渋滞する幹線道路側道
 【香港時事】香港島・金鐘(アドミラルティー)の政府本部付近の幹線道路などでは6日も行政長官の選挙制度民主化を求める民主派デモ隊の占拠が続いた。占拠は9日目となり、民主派支持者からも社会人を中心に早期撤収論が出始めた。
 金鐘の占拠現場で50代の男性会社員は「香港は『自由』であるべきだ。しかし、占拠が長過ぎてはいけない。もう終結した方がよい」と話した。60代の退職者は「香港の未来は学生に懸かっている。政府側は違法だと言うが、占拠はやむを得ない手段だ」と述べながらも、長期の占拠には賛成しなかった。いずれも民主派支持者だが、座り込みには参加していないという。(2014/10/06-18:56)

6607チバQ:2014/10/06(月) 21:49:11
http://www.47news.jp/47topics/e/258100.php
【香港大規模デモ】 民主実現へ新世代主導 10年超える長い闘い
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 政府庁舎前の幹線道路に掲げられた標識をもじった垂れ幕=5日、香港(共同)
 2017年の次期香港行政長官選挙への民主派参加を求める香港大規模デモ。民主的な普通選挙の実現を求める10年以上の道のりは、中国共産党の影響力を極力排除して自由な香港社会を目指す民主派の闘いの軌跡だ。今回の大規模デモは若い“新世代”のリーダーが主導。民主派内では世代交代も進みつつある。
 ▽17歳
 若き学生リーダーの一人、黄之鋒(こう・しほう)さんはわずか17歳だ。
 黄さんが政治に目覚めたのは、香港の若者に中国人としての愛国心を植え付け、共産党を礼賛する内容の「道徳・国民教育」科目の小中学校への導入問題だった。黄さんらは9万人以上(主催者発表)が参加する抗議デモに加わり、立法会選挙の争点の一つにすることに成功。梁振英(りょう・しんえい)行政長官を事実上の導入撤回に追い込んだ。
 こうした成功体験を得た若者や、若い学者らが今回のデモを主導。世界中の注目を集める運動に発展させた。
 ▽攻防の歴史
 香港での普通選挙実施はもともと、香港返還前の1984年の中英共同声明に基づき、中国が90年に制定した香港の憲法ともいえる香港基本法に明記された。
 97年の返還後、民主派は基本法を盾に07年長官選での普通選挙実施を求めたが、中国は04年に拒否。普通選挙をめぐる攻防が本格的に始まった。
 民主派は普通選挙を求め、04年に数十万人規模のデモを実施。初代長官として脚光を浴びた董建華(とう・けんか)氏は05年、辞任に追い込まれた。
 ▽不満爆発
 中国は07年、ようやく17年長官選で「1人1票」の普通選挙を「実施してもよい」と決定。しかし、普通選挙に民主派は落胆することになる。
 中国が今年8月末に発表した選挙の仕組みは立候補の段階から民主派を排除できるものとなり、普通選挙は事実上、骨抜きにされたためだ。
 もともと選挙制度の制約もあって民主派は立法会(議会)選で議席数が伸び悩み、選挙制度改革でも十分な成果を得られなかった。くすぶっていた民主派の不満は、立候補段階で民主派を排除する民主的とはいえない普通選挙制度の決定に爆発、若き学生リーダーが活躍する大規模デモの舞台が現れた。
 香港政治に詳しい専門家は「今回のデモは中国政府に決定の撤回を求めるなど要求のレベルが高い上、リーダーの統率力が強くなく、中国政府としてはかなり扱いづらい」と指摘。「双方とも落としどころがみえない」と先行きは極度に不透明だと話した。(香港共同=一井源太郎)
 (共同通信)

6608チバQ:2014/10/06(月) 22:05:56
http://japanese.joins.com/article/958/190958.html?servcode=A00&sectcode=A00
エンフバヤル前モンゴル大統領が韓国亡命
2014年10月06日11時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] comment24hatena0
ナンバリーン・エンフバヤル前モンゴル大統領(56)が最近、韓国に亡命したと、韓国政府当局者が明らかにした。外国の元・現国家元首が韓国に亡命したのは初めて。エンフバヤルの亡命は、大統領時代の腐敗容疑で退職後に有罪判決を受けたことと関係があると推定される。

エンフバヤルは2005−2009年にモンゴル大統領を務めた。ソ連マクシム・ゴーリキー文学大学と英リーズ大学で修学した後、1980−90年代に詩人兼翻訳家として活動した。92年に国会議員に当選し、政界に進出、文化部長官(92−96年)を務めた。その後、人民革命党(MPRP)総裁を経て首相(2000−2004年)、国会議長(2004−2005年)を歴任し、2005年5月に野党だった人民革命党の候補としてモンゴルの第3代大統領に当選した。モンゴルで3大要職である大統領と首相・国会議長をすべて務めた最初の人物だ。

左派政党出身で大統領になったが、在任期間は社会主義国だったモンゴルを自由民主主義国に変える路線を歩んだ。ロイター通信はエンフバヤルを「アジアのトニー・ブレア」と呼んだ。米国は2億8500万ドルの援助を彼に提供した。

しかし2009年の大統領選挙で再選に失敗した。モンゴル反腐敗捜査局(IAAC)は2012年4月に彼を逮捕した。国有資産の工場やホテルを違法に自分の家族の所有にした容疑だった。当時エンフバヤルは「私だけの問題ではなく、モンゴル政界全般の慣行だった」とし、政治弾圧だと主張した。同年、国会議員選挙に出馬しようとしたが、裁判所の要請を受けた選挙管理委員会によって立候補を拒否された。拘束期間中は断食闘争をし、彼と親しい潘基文(パン・ギムン)国連事務総長がモンゴル大統領に電話をかけて善処を訴えたりもした。

エンフバヤルは最終審で職権乱用などの容疑で2年6月刑を言い渡された。その後、収監期間の大半を政府高官を治療する第2総合病院で過ごし、昨年8月に健康上の理由で大統領赦免を受けた。

エンフバヤルはその後、主に韓国に滞在し、治療と対外活動を続け、最近、家族とともに韓国国籍を取得した。エンフバヤルは大統領在任中、韓国と格別な友好関係を維持した。何度も韓国を訪問し、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)・李明博(イ・ミョンバク)大統領に対し鉱山開発など共同事業を提案した。仏教信者として2006年に韓国で万海大賞(布教部門)を受けた。2007年には西庵孝行賞を受賞した。

エンフバヤルの韓国亡命は先月、モンゴル現地のメディアで初めて報道された。しかし人民革命党事務総長がこれを否認し、モンゴル内でイシューになってはいない。エンフバヤルは現在、人民革命党の総裁であり、韓国国籍取得はモンゴルで敏感な問題になるしかない。現地メディアは当時、モンゴル政府がエンフバヤルの国家不動産不法取得容疑に対する再告訴する可能性がある点を亡命の背景に挙げた。韓国政府の関係者は「エンフバヤルは現在の赦免された状態であり、韓国国籍の取得に両国間の法的問題はない」と述べた。

6609チバQ:2014/10/07(火) 23:07:32
http://www.sankei.com/world/news/141007/wor1410070047-n1.html
ミャンマー、受刑者3千人に恩赦

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 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー政府は7日、テイン・セイン大統領が「平和と安定」などのため、収監中の受刑者3073人に恩赦を与えた、と発表した。来月の東アジアサミット(EAS)開催などを控え、米国などに民主化の進展をアピールする狙いがあるとみられる。

 恩赦の対象者には外国人58人が含まれるとしたが、詳細は明らかにしていない。人権団体はロイター通信に、軍政下に起きた2004年の権力闘争の末に収監された元軍情報局幹部数人が含まれていると主張している。

 テイン・セイン氏は11年の就任後、欧米諸国の要求に応え政治犯の釈放を進め、同政権は13年末に「約束通り全政治犯を釈放した」と表明した。だが、人権団体はまだ多くの政治犯が収監されているとしており、今回の恩赦にそれら政治犯が含まれているかは不明だ。

6610チバQ:2014/10/07(火) 23:13:42
http://www.sankei.com/world/news/141006/wor1410060040-n1.html
2014.10.6 18:05

タイのプミポン国王、胆のうを摘出 経過は良好

 タイ王室は6日、首都バンコクの病院に入院中のプミポン国王(86)が、炎症を起こした胆のうを摘出する手術を受けたと発表した。血圧は正常で術後の経過は良好だという。

 王室によると、国王はエックス線検査を実施後、5日夜から6日未明にかけ摘出手術を行った。静脈から食塩水の点滴を受けている。

 地元メディアによると、暫定政権のプラユット首相や閣僚、インラック前首相が6日、国王の回復を願い、同病院を訪問した。

 国王は高熱などの症状があり、静養していた中部フアヒンの宮殿から同病院に3日、緊急入院した。血流感染から38度を超える熱が出て血圧が不安定となったほか、脈拍数が通常値より上昇していた。

 プミポン国王は1946年に即位し、世界の君主の中で在位期間が最長。(共同)

6611チバQ:2014/10/07(火) 23:35:27
http://mainichi.jp/select/news/20141007k0000e030212000c.html
香港:正面衝突を回避 デモ収束は不透明…正式対話合意
毎日新聞 2014年10月07日 12時45分(最終更新 10月07日 12時47分)

2回目の事前交渉を終えて記者会見する学生団体の幹部ら=香港で2014年10月6日、隅俊之撮影
2回目の事前交渉を終えて記者会見する学生団体の幹部ら=香港で2014年10月6日、隅俊之撮影

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが続く中、香港政府と民主派の学生団体が、早ければ今週中にも正式対話を実施することで合意したことで、双方が正面衝突する事態はひとまず回避された。6日夜の交渉後、政府の交渉担当官は「(交渉時の)雰囲気は良好だった」と述べ、学生側は「対話の成否は政府側の誠意にかかっている」と語った。双方は7日に再び事前交渉を行い、対話の場所などについて話し合う。一方、休校となっていた小学校は7日、授業を再開した。

 政府と学生双方が対話開始の合意を歓迎する姿勢を見せたが、対話によって双方が受け入れられる結果を導き出すのは非常に難しいとみられる。

 中国政府が決めた選挙制度改革は、これまで経済界などに割り当てられていた「選挙委員会」から、市民一人一人に投票権を広げる一方、「指名委員会」が2〜3人の候補を指名する。指名委は親中派で占められる可能性が高く、民主派は事実上民主派の立候補が阻まれるとして、中国が決めた原則を撤回し、市民の支持があれば誰もが立候補できる仕組みを要求している。

 親中派の香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は撤回を拒否しており、香港政府が中国の決定を撤回する可能性は極めて低い。このため対話が実現しても、事態が収束に向かうかどうかは不透明だ。

 政府庁舎などがある金鐘(アドミラリティ)地区で占拠を続ける男子大学生(20)は合意を歓迎し「私たちが力を結集して政府にプレッシャーを与え続け、その成果が示され始めた。対話で政府から変化を引き出してほしい」と期待を語った。女子大学院生の梁美※(りょう・びき)さん(21)は「政府を最後まで信用しきってはいけない。中国が決めた制度の撤回など目に見える成果が得られるまでは絶対に占拠はやめてはいけない」と警戒した。

 ※は王ヘンに其

6612チバQ:2014/10/07(火) 23:38:12
http://mainichi.jp/select/news/20141008k0000m030110000c.html
香港:デモ戦術で主要3組織に温度差 絶対的リーダーなく
毎日新聞 2014年10月07日 21時56分(最終更新 10月07日 23時17分)

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモで、抗議行動の中心となっている学生団体など主要3組織の間で、占拠の継続などの戦術を巡り温度差が目立つようになっている。香港政府と民主派の学生団体が6日夜、12日にも正式対話を行うことで合意。双方が衝突する事態はひとまず回避されデモ参加者数も激減したが、今後の戦術を巡って混乱も予想される。



 抗議行動のきっかけは、街頭行動「中環占拠」だった。学者ら3人が発起人で、中国が決めた選挙制度を香港政府が撤回するよう圧力をかけるため金融街・中環(セントラル)地区を10月1日に民衆で埋め尽くす計画だった。ところが、香港大学など主要8大学の学生会で構成する「大学生連合会」(学連)と高校生らが参加する「学民思潮」が連携し、9月22日から高校や大学で授業ボイコットに突入。政府庁舎前で抗議集会を始め、大規模デモへと発展した。その後はこの二つの学生団体が主軸となった。

 学連は、中国の政治改革を求める抗議活動などを行ってきた。「学民思潮」は、より急進的で2011年には、中国政府の指示で香港政府が計画した「愛国主義教育」の導入に反対して高校生らを中心に結成。抗議集会を続け翌12年には、愛国教育の導入を撤回に追い込んだ。今回は9月26日から27日にかけて政府庁舎構内に突入し、代表が逮捕された。

 抗議行動が拡大して長期化するにつれ、さらに急進的な勢力やいずれの組織にも属さない市民もデモに加わり、意見も多様化。絶対的なリーダーが存在しない中、行動の統制を図るのが難しく、状況をより複雑化させている。

 3日には繁華街・旺角(モンコック)で占拠する民主派と占拠反対派が衝突。「中環占拠」の学者らは、占拠の全面解除を訴えたが、学連は政府庁舎がある金鐘(アドミラリティ)地区に集中して継続するよう呼びかけた。しかし、旺角の多くのデモ参加者は従わず、占拠を継続したため学連は「自らの判断で決めるように」と修正した。

 対話で合意した6日、学連は成果が得られるまで占拠の解除は呼びかけないと表明。学民思潮も占拠の持久戦の準備を呼びかけたが、政府との対話が決まったことで、占拠の継続を巡って学生らの間でも意見が分かれ始めている。占拠を巡って指示が迷走しているとの指摘もある。

 金鐘の占拠地区では大学などの授業が再開された6日以降、学生らの姿が激減した。昼間でも数千人で埋め尽くされていた幹線道路は、少ない時には数百人に減った。男子大学生の林嘉熙(りんかき)さん(21)は「対話が決まり、一定の進展があったと受け止める人が出ているのは確か。でも私は対話が始まっても『真の普通選挙』を勝ち取るまで占拠は続けるべきだと思う」と話す。さらに「私は私の信念で行動しているので学連や学民思潮の指示に従わない。ただ民主主義を勝ち取るというゴールは共有しているから問題はない」と話す。

 一方、7日朝に金鐘の占拠場所を離れた男子大学生(19)は「多くの学生は対話にまで持ち込んだことに一定の評価をしている。対話で何の進展もなければ再び数万人が集まって抗議するだろう。その重みは政府も分かっているはず」と話す。

6613チバQ:2014/10/07(火) 23:40:45
http://www.47news.jp/47topics/e/258139.php
【香港デモで台湾に対中警戒感】 一国二制度は「空手形」 与野党挙げて民主化支持

■台湾の馬英九総統=7月、台北市(共同)
 香港行政長官選挙をめぐる香港の学生らの民主化要求に、台湾では与野党がともに支持を表明している。中国政府が「一国二制度」方式での台湾統一を目指していることに台湾社会では警戒感が強く、選挙制度見直しを求める香港住民の訴えに応じない中国の姿勢に、「高度な自治」を約束した同制度が「空手形であることをあらためて示した」との声も上がる。
 ▽ジレンマ
 台湾では今春、馬英九政権が目指した対中サービス貿易協定は「台湾に不利だ」として学生らが立法院(国会)を占拠、承認を阻止。「ヒマワリ学生運動」と呼ばれた学生らの行動は多くの市民の支持を集め、台湾における対中警戒感の根強さが浮き彫りとなった。
 馬総統は、対中貿易協定は、環太平洋連携協定(TPP)など地域経済統合への台湾の参加にもつながり有利とする立場で、さらなる関係強化に向け、中国の習近平国家主席との「首脳会談」も模索していたが、学生らの抗議以降、中台交渉は足踏み状態に。
 今回の大規模デモで中国の強硬姿勢がさらに鮮明になれば、台湾でも反発が強まる恐れがあり、馬政権はジレンマに直面している。
 ▽反発
 「香港で(完全な)普通選挙などが実現すれば両岸(中台)市民の心理的距離が縮まり、両岸関係に有利だ」。馬総統は9月30日、トップを務める与党国民党の会合で強調。中国が努力を怠れば台湾市民も「反感を深める」とも述べ、香港の民主化に支持を示した。
 最大野党、民主進歩党(民進党)も蔡英文(さい・えいぶん)主席がデモの支持を示した上で「今日の香港は明日の台湾だ」と指摘。「中国ファクター」が香港や台湾に影響を及ぼしているとして、デモの行方を注視するよう呼び掛けた。
 1996年に総統選の普通選挙が実現した台湾では「民主主義や自由の堅持」は既に社会の総意といえる。馬総統も2008年の就任後、一貫して掲げており、中国の一方的な統一論には反論を続けている。
 ▽現状維持
 台湾人意識の高まりも背景に、習主席が掲げるスローガン「中華民族の偉大な復興」は、「40歳以下の台湾人にはほとんど支持されないだろう」(民進党幹部)との声もある。習氏が香港で抗議活動が広がっていた9月26日、一国二制度で台湾統一を目指すとの原則的立場を示すと、台湾社会では激しい反発が出た。
 台湾政府は7割以上の市民が一国二制度に反対しているとの世論調査を示しながら、中台関係について「統一せず、独立せず、武力行使せず」の「三つのノー」を原則とする現状維持を訴える馬政権の立場を強調。民進党スポークスマンは、今回の事態は一国二制度が「空手形だったことを証明した」と非難した。(台北共同=鈴木雄士)
(共同通信)

6614チバQ:2014/10/07(火) 23:48:18
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014100702000116.html
台湾、香港学生を支持 一国二制度の形骸化を懸念

2014年10月7日 朝刊


 【台北=迫田勝敏】二〇一七年の香港行政長官選挙をめぐる学生らの抗議運動を、台湾市民は重大な関心を持って注視している。中国との関係緊密化を進める馬英九総統も来月下旬の統一地方選挙を控え、「民意に耳を傾けるべきだ」と支持する。中国は「一国二制度」での台湾統一を目指しており、長官選制度の見直しに応じない中国の姿勢に、台湾では一国二制度を形骸化させようとしているとの懸念が広がっている。
 台湾メディアは連日、香港の運動を大々的に伝えている。一日夜には台北市などで学生支援集会を開き、立法院(国会)でも「香港の普通選挙の実現を支持する」(国民党立法委員)など、与野党ともにデモ支持の発言が相次いだ。
 与野党の声に押されるように馬総統が学生支持を表明した背景には、二年後の総統選の前哨戦と位置付けられる来月二十九日の統一地方選があるとみられる。
 今春、馬政権が目指した中台サービス貿易協定をめぐり、台湾学生が政権の「中国傾斜」を批判、立法院を占拠し、承認阻止に追い込んだ「ヒマワリ学生運動」は急速な対中接近に対する台湾社会の不信感を浮き彫りにした。それだけに今回の香港の運動を批判すれば、地方選で国民党の得票減は必定。その一方で、中国を刺激しない言い回しでの学生支持になった。
 一九九七年に香港が英国から返還された際、中国は経済、社会などの制度は五十年変えない一国二制度を公約した。中国が香港の運動に強硬姿勢を貫けば、一国二制度は結局、返還実現のための空約束になる恐れがある。台湾市民が運動を注視するのはこのためで、最大野党、民主進歩党の蔡英文主席は「今日の香港は明日の台湾だ」と強い警戒感を示した。
 中国の習近平国家主席が先月二十六日、一国二制度での台湾統一を目指す方針を表明したのに対し、台湾総統府は即座に「受け入れられない」と拒否。統一派と目される馬総統はジレンマに直面しているといえる。
<一国二制度> 社会主義の中国に資本主義を併存させる制度。本来は台湾統一政策として構想されたが、1997年に英国から返還された香港と、99年にポルトガルから返還されたマカオに適用。中国共産党独裁下の中国における「特別行政区」として、外交と防衛を除く「高度な自治」を認め、返還前の社会、経済制度や言論の自由などを50年間維持することを保障しているが、政治改革など重要事案は中国の承認が必要となっている。 (共同)

6615チバQ:2014/10/07(火) 23:49:16
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014100602000207.html
香港政府機能ほぼ回復 繁華街一部学生居残る

2014年10月6日 夕刊


6日、通路が部分的に開放され、香港の政府庁舎に出勤する職員=共同
写真
 【香港=新貝憲弘】香港トップを決める二〇一七年の行政長官選挙をめぐり政府に抗議する学生らによる香港市街の「占拠」は六日午前、政府庁舎の出入り口封鎖を学生らが解いたことで職員が出勤できるようになり、政府機能はほぼ回復した。ただ、繁華街モンコック(旺角)などでは一部の学生らが居残って退去は進まず、社会生活への影響は残っている。
 政府庁舎があるアドミラリティ(金鐘)でも、鉄柵を取り払うことでいったんは合意した行政長官弁公室(官邸)前の道路で十数人の学生らが居座り、警官らと向き合う状態が続いている。主要道路では数百人の学生らが一夜を明かすなど全面退去の動きはなく、六日午前も一部地区でバスの運休や小学校の休校が続いた。
 事態打開のカギを握る対話に向けて、政府と学生側は五日深夜に準備協議を行ったが、対話開催の合意には至らなかった。両者とも協議を続ける意向は示した。

6616チバQ:2014/10/08(水) 20:44:00
http://www.sankei.com/world/news/141008/wor1410080036-n1.html
2014.10.8 19:11

北京、最悪の大気汚染 街中かすみ、日中もヘッドライト



大気汚染でかすむ北京市内を歩く人たち=8日(共同)
 中国の天気予報サイトによると、北京市や河南、河北両省など広い地域で8日、微小粒子状物質「PM2・5」を含む大気汚染指数が6段階のうち最悪の「深刻な汚染」(指数301以上)となった。

 北京市は汚染物質が拡散しにくい気象条件が数日続くなどとして、深刻さの度合いが3番目の「黄色警報」を出した。街全体がスモッグで白色にかすみ、乗用車は日中もヘッドライトを点灯した。

 北京の米大使館のウェブサイトによると、北京の大気汚染指数は午後4時(日本時間同5時)時点で410。隣接する河北省では各地で300〜500となった。

 北京市の会社員女性(29)は「外出を控えざるを得ない。できることなら海外に逃れたい」と話した。(共同)

6617チバQ:2014/10/08(水) 20:54:21
http://mainichi.jp/select/news/20141008k0000e030204000c.html
香港デモ:正式対話、10日開始で合意 議題に学生不満も
毎日新聞 2014年10月08日 11時05分(最終更新 10月08日 12時13分)

 【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に抗議する大規模デモが続く中、香港政府と民主派の学生団体は7日夜、3回目の事前交渉を行い、正式対話を10日午後に開始することで合意した。学生側は合意した一方で、設定された議題を巡り「失望と怒りを感じる」と不満を表明。政府と学生の間の意見は大きく隔たっており、対話は難航が予想される。

 事前交渉後、政府高官は「議題は政治制度発展に関する憲政の基礎と法律規定」と述べたのに対し、学生側は「政府は問題になっている選挙制度の問題を法的な手続き論にすり替えている。選挙制度を法律論だけでなく、政治的に議論すべきだ」と憤った。対話の行方次第では「対話の打ち切りもありうる」とけん制した。

 また幹線道路の占拠行動は、政府から譲歩を引き出すまで継続すると強調。政府は一部占拠地区での強制排除の可能性も示唆しているが、学生側は政府が対話開始前に強制排除すれば「対話に影響を及ぼす」と警告した。

 政府高官によると、政府側は政府ナンバー2の林鄭月娥政務官をトップとし、学生団体幹部と対話する。双方5人以内で、対話の全過程がメディアに公開される。場所は、香港中心部の湾仔(ワンチャイ)地区で最終調整していると述べた。場所については8日に改めて話し合う。

 選挙制度改革の最終決定権を持つ中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会が8月末に決めた制度は、これまで経済界などに割り当てられていた「選挙委員会」から、市民一人一人に投票権を広げる一方、「指名委員会」が2〜3人の候補を指名する。香港の憲法に相当する香港基本法では、候補者を委員会で選出すると規定しており、中国はこの規定を利用した。

 指名委は親中派で占められる可能性が高く、民主派は事実上民主派の立候補が阻まれるとして、香港政府に対して中国が決めた制度を撤回し、市民の支持があれば誰もが立候補できる仕組みを要求している。

6618チバQ:2014/10/09(木) 21:29:05
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090029-n1.html
2014.10.9 14:00
【香港民主化デモ】
強まっていた嫌悪感 城壁内の民主社会に「巨人」中国が襲来

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香港住民の帰属意識調査
 「私たちはウォール・ローゼのエレンとミカサかもしれないね」。選挙制度の民主化を求め、香港のアドミラリティ(金鐘)で抗議を続けていた女子大生の劉さん(21)は、こう言って笑った。日本の新聞記者だと聞いて、劉さんは香港でも人気の日本アニメ「進撃の巨人」のストーリーに自分たちの姿を重ねてみせたのだ。

 このアニメは、城壁(ウォール)に囲まれた小さな都市に暮らす人類が、壁の外から襲撃してくる恐ろしい「巨人」と戦って生存空間を守る内容。エレンとミカサは主人公の男女だ。

 主権こそ1997年7月に英国から中国に返還されたが、返還後も50年間保証された「一国二制度」の国際公約の下で、香港は民主社会を謳歌(おうか)してきた。

 だが、経済力の膨張とともに存在感や発言力を増した中国が、「巨人」となって壁の中の民主社会を襲ってきたと劉さんらの目には映り、エレンやミカサに共感を覚えるのだという。

 暑い日差しや激しい雨だけではなく、催涙スプレーや催涙ガスから身を守るために使った傘が象徴となり、「雨傘革命」と呼ばれる今回の街頭抗議。9月28日未明に始まった街頭占拠は、2017年の次期行政長官選挙をめぐって、中国側が民主派の立候補を阻止する制度改革を8月31日に決めたことが引き金だ。

 香港紙「星島日報」によると、デモ参加者は一時10万人を超え、当局の事前承認抜きの抗議活動では返還後、最大規模になった。ただ、劉さんが例えた「巨人」への嫌悪感は、デモの前から城壁の中の人々に強まっていたことは確かだ。

 人口700万人ほどの小さな香港に昨年、中国本土からは実に延べ4千万人以上が押し寄せた。

 観光収入など経済的効果もあったが、一方で「運び屋」による日用品や食品などの買いあさり、子供の永住権取得を狙った富裕層の妊婦の大量越境、家族連れ観光客などの不作法な振る舞い−など目に余る行為が、英国式教育を受けた香港人に強い「反中感情」を生んでいた。

6619チバQ:2014/10/09(木) 21:29:27
 12年には香港政府が小中高の教科として「国民教育」を義務化しようとして猛反発を受ける問題もあった。

 中学生の子供を2人持つ40代の香港人女性、張さんは、「中華人民共和国を愛せという愛国教育、中国共産党を崇拝せよという洗脳教育だった」と憤る。市民や学生が「反洗脳」を訴えて数万人規模のデモを繰り返して撤回させた経緯があるが、親中派の香港政府と中国政府の“結託ぶり”があらわになった。

 そして今年6月10日。中国の習近平政権が、「香港に対し全面的な管轄統治権を持つ」とした初の「一国二制度白書」を発表。「返還後わずか17年で中国政府は『一国二制度』の国際公約を破った」と立法会(議会)の民主派リーダー、李卓人議員は感じている。白書発表の後、民主派の間では「一国1・5制度」などと揶揄(やゆ)する声も増えた。

 香港大学による市民の「帰属意識調査」によると、白書発表直後には自ら「香港人」と考える人が67・3%と、「中国人」との31・1%の2倍以上になった。08年に両者が逆転して以来、「中国人とは呼ばれたくない」と考える香港人が急増した。

 反中感情が渦巻く中で起きた「非暴力」の抗議デモに、香港警察が催涙ガスで強制排除を試みた。城壁の中の人類と巨人の戦いの行方はまだ読めないが、民主主義を信奉する国際社会は、エレンやミカサをもっと強く支援していかねばならない。香港の街頭で、劉さんたちの笑顔を見てそう思った。(上海・河崎真澄)

6620チバQ:2014/10/09(木) 21:32:29
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090018-n1.html
2014.10.9 11:09
【香港民主化デモ】
幹線道占拠に民主派内からも批判「力消耗するだけ」デモ12日目






デモ隊の占拠が続く幹線道路=9日、香港(共同)
 香港の大規模デモは香港島中心部アドミラリティ(金鐘)などの幹線道を占拠してから9日で12日目となった。長期化による市民生活への影響から、学生を支持してきた民主派内部からも批判の声が上がり始めた。

 9日付の香港紙、明報によると、デモ隊内部でも日中に幹線道の占拠を一部解除して、交通渋滞を緩和する案が検討され始めた。だが「政府が要求に応えていないのに、容易に妥協すべきでない」との意見も根強い。

 カトリック教会香港教区の前司教で民主派の重鎮、陳日君枢機卿はテレビのインタビューで、占拠を続ける学生団体に「自分の力を消耗しているだけで、政府には全く効果がない」と撤退を呼び掛けた。

 金鐘の政府本部庁舎前の幹線道は、香港島の東西を結ぶ基幹道路で、学生らの占拠により迂回路は大渋滞している。(共同)

6621チバQ:2014/10/09(木) 21:33:02
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090011-n1.html
2014.10.9 11:00
【日々是世界】
セウォル号「強硬遺族」に投げかけられる批判…韓国社会分断、メディアは「ゆがんだ自画像だ」





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セウォル号沈没から100日を迎えた7月24日、ソウル市中心街で抗議デモを行う遺族ら。韓国では一部の強硬な遺族が「特権意識」を振りかざし、国会が5カ月も機能を停止する事態を招いた(共同)
 韓国の国会で9月30日、90余りの法案が一気に可決された。法案成立は5カ月ぶり。旅客船セウォル号沈没事故に関する特別法案をめぐり、遺族や野党の一部強硬意見に引きずられ、国会が空転していた。遺族団体幹部による暴行事件も伝えられ、韓国世論に、遺族に対する冷ややかな見方も広がった。発生から半年近くたった今、セウォル号事故は、韓国国民の間に深刻な亀裂を生んでいる。

 「セウォル号法交渉とは別に、法案を処理すべきだというのが多くの国民の希望だ。5カ月間、国会を封鎖し、他の91件の法案まで処理を妨げる大義名分はない」。韓国大手紙、東亜日報は9月26日の社説(電子版)でこう強調した。

 セウォル号法とは、事故の真相究明に向けた特別法案を指す。事故で犠牲となった高校生らの遺族団体が、特別法で「遺族が加わる調査委員会に捜査権と起訴権を与えるべきだ」と主張。民間人への捜査・起訴権付与は「司法の根幹を揺るがす」と応じない政府・与党に対し、遺族側はソウル中心部でハンガーストライキを行うなどして抗議を示し、遺族を支持する野党が法案審議を拒否してきた。

 与野党は結局、調査委に捜査権などは与えないものの、真相究明を指揮する特別検事の推薦者に遺族を加えるかは今後、議論し、10月末までに特別法案を処理することで合意し、国会空転がようやく解消された。この合意に対しても遺族団体は「遺族を排除するものだ」と強く反発している。

 この遺族団体のかたくなな姿勢に対し、別の韓国紙、朝鮮日報の社説(電子版、1日)は、「沈没事故の影響に引きずられ、国全体が沈んだ雰囲気になるのは、もう終わりにしたいのが国民の思いだ。遺族らは国民の思いにも配慮すべきではないか」と指摘した。

 遺族寄りの主張を続ける左派系新聞のハンギョレも1日の社説(電子版)で、「『セウォル号(事故)の前と後で変わらなければならない』としたあの日の誓いを再確認する必要がある。あのとき、セウォル号問題は、政府と反対派の争点でもなかった」と不毛な対立に対して反省を求めた。

 韓国紙によると、強硬姿勢を貫く高校生犠牲者の遺族団体と距離を置く遺族もいる。一般乗客の遺族らは与野党合意に理解を示し、合同焼香所から家族の遺影を別の場所に移した。街からセウォル号関連の横断幕を撤去するよう求めたり、事故現場近くの港でも行方不明者家族に立ち退きを求めたりする声が上がっているという。

 遺族に対する国民の目が厳しくなったきっかけは、9月中旬に起きた運転代行業者への暴行事件だ。遺族団体幹部らと野党議員が酒を飲み、呼んだ業者に暴言を吐き、暴行したとされる。団体幹部らは「俺たちが誰か知っているのか」と言い放ったと伝えられる。
 韓国紙は一部遺族が振りかざす「特権意識」を問題視し、朝鮮日報の社説(9月19日)は、「暴力を振るう遺族代表の姿は、韓国社会が情に流され、間違った対応を取ってきたかを示す、この国のゆがんだ自画像だ」とまで断じた。

 問題は、遺族だけにとどまらない。ハンストをする遺族のそばで、「暴食」して挑発するグループも現れた。タレントの一人が「断食を続けて死ね」と口にしたとの話題も広まった。

 中央日報(電子版、9月30日)は社説で、セウォル号事故後、「政界や政府も社会の弊害を清算しようと叫び、人々はより安全な国にと希望を抱いた。だが、違う状況へと韓国社会が変わった」と嘆き、こう警告する。

 「韓国社会の分裂は、来るところまで来た。今の分裂は、韓国の総体的な水準を端的に見せている」(国際アナリスト EX)

6622チバQ:2014/10/09(木) 21:33:48
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090025-n1.html
2014.10.9 11:18
【本紙前ソウル支局長起訴】
韓国紙「異例の起訴」「裁判、検察に厳しい」起訴の特異ぶりを報道

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産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴したソウル中央地方検察庁=韓国・ソウル(桐山弘太撮影)
 【ソウル=藤本欣也】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が書いた朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が加藤前支局長を「情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律」(情報通信網法)における名誉毀損(きそん)で在宅起訴した問題で、韓国各紙は9日付で事実関係や反応などを報道。「異例の起訴」である点や、「検察側にとって裁判は厳しいものになる」との見通しなどを伝えた。

 保守系大手紙、中央日報は3面トップで、「検察、前産経支局長を起訴」との見出しを掲げ、「大統領に関する名誉毀損で外国人ジャーナリストが起訴されたのは初めて」と強調。「今月15日までとなっている加藤前支局長の出国禁止措置は、裁判のために延長される」という検察関係者の話を伝えた。

 朴政権に厳しい左派系、京郷新聞は1面と社会面で展開。検察側は、加藤前支局長のコラムに関し「虚偽」「悪意的」であると強調しているが、「立証するのは容易ではないとみられる」などと分析した。

 また、岸田文雄外相の「遺憾」発言を紹介しながら、「韓日間の外交摩擦に飛び火している」と指摘した。

6623チバQ:2014/10/09(木) 21:34:44
http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090024-n1.html
2014.10.9 11:16
【本紙前ソウル支局長起訴】
野党も韓国批判、民主・海江田氏「報道の自由への圧力」

 民主党の海江田万里代表は9日午前、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「意見が違っても『違う意見を言う自由』は保障するのが基本的な考え方だ。しかも産経新聞は報道機関だから、報道の自由に対する大きな一つの圧力になる」と強調した。国会内で記者団に答えた。

http://www.sankei.com/world/news/141009/wor1410090022-n1.html
2014.10.9 11:14
【本紙前ソウル支局長起訴】
国連報道官「報道の自由を尊重する側に立つ」重ねて強調

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【本紙前ソウル支局長起訴】

 【ニューヨーク=黒沢潤】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法における名誉毀損(きそん)で在宅起訴した問題で、国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は8日の定例記者会見で、「われわれ(国連)は普遍的な人権を擁護するため、報道の自由を尊重する側に立っている」と強調した。

 同報道官は8月27日の記者会見でも、「特定の件についてコメントしない」と断った上で、同様の見解を示した。

6624チバQ:2014/10/09(木) 21:36:45
http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090035-n1.html
2014.10.9 13:52
【本紙前ソウル支局長起訴】
共産・志位氏も韓国批判「言論には言論で。懸念と憂慮」


 共産党の志位和夫委員長は9日の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「言論の自由、報道の自由は守られなければならない。言論による体制批判には言論で応えるのが民主主義のあるべき姿だ。懸念と憂慮を持っている」と語った。

http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090020-n1.html

2014.10.9 12:35
【本紙前ソウル支局長起訴】
社民・又市幹事長「言論の自由を封殺する対応」
 社民党の又市征治幹事長は9日午前の記者会見で、産経新聞の加藤達也前ソウル支局長による朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領に関するコラムをめぐり、ソウル中央地検が情報通信網法の名誉毀損(きそん)で在宅起訴したことについて「言論の自由そのものを封殺するような対応だ。厳しく批判しなければならない」と語った。

6625チバQ:2014/10/09(木) 21:37:30
http://www.sankei.com/politics/news/141009/plt1410090052-n1.html
014.10.9 17:13

ドラえもんに「日本側の政治的な意図」と中国機関紙 菅官房長官「論評に値しない」と一蹴
 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は9日午後の記者会見で、中国・成都市共産党委員会の機関紙が人気キャラクター「ドラえもん」に日本側の政治的な意図が隠されているとの論評を掲載したことについて、「あまりにもバカバカしくて、論評にも値しない」と述べた。

 機関紙の論評は、ドラえもんが日本の文化大使を務めていることなどを紹介。「安倍晋三政権は侵略の歴史を隠し、国際的な緊張状態を招いている」とし、「ドラえもんが善良な人たちの目に映る日本を象徴しているとすれば、安倍政権もまた日本の真の姿だ」と主張。むやみにドラえもんに親しみを持たないよう訴えていた。

6626チバQ:2014/10/10(金) 21:57:21
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100064-n1.html
2014.10.10 20:57
【香港民主化デモ】
「対話撤回」に反発、抗議集会でさらに圧力 政府高官、中国側と協議か

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香港中心部アドミラリティで、学生団体の演説に拍手を送る大勢のデモ参加者=9日深夜(共同)
 【香港=河崎真澄】香港で「真の普通選挙」を求めている民主派の学生や市民は10日夜、政府が同日の対話を撤回したことに抗議する集会を、政府庁舎に近いアドミラリティ(金鐘)地区で開催。街頭占拠を継続し、政府側に圧力をかける狙いがある。一方、政府側は同日、トップの梁振英行政長官ら高官が11日からの経済フォーラムに出席するため、広東省広州市を相次ぎ訪れると発表した。中国側と大規模デモ問題で協議するものとみられる。

 9月28日に始まった香港民主派の街頭占拠は11日で2週間となるが、打開の糸口も見えないまま、事態は一段と混沌(こんとん)としてきた。

 民主派系学生団体の大学生連合会(学連)や、学生政治団体の学民思潮などの代表は10日、抗議集会に先立ち、幹線道路の占拠継続などを理由に、いったんは合意した対話を拒絶した政府側を非難。学生らデモ隊の鎮圧に計87発の催涙ガスを発射したことに対する謝罪などを再度要求した。

 さらに一般の学生や市民に対し、週末となる11、12両日、街頭の抗議活動に参加するよう呼びかけた。

 しかし、選挙制度改革を担当する閣僚も含む政府高官は、11日から13日にかけてそろって中国本土に越境して会議に出席。梁長官も12日に広州入りするため、週明けにかけ、民主派との対話や交渉は一時ストップする。

 地元紙は「香港政府が中国高官との協議を経て、13日以降、民主派への新たな対応を打ち出す可能性がある」との見方を伝えた。

 民主派にとっては、大規模デモで生活や経済への悪影響を訴える声が逆風になっている。ホテルなど観光業界の幹部は10日の記者会見で、デモ隊の早期撤収を強く求めた。香港警察の幹部は同日の記者会見で、計3キロにわたるデモ隊の道路占拠で同日、香港では異例の16キロ以上の渋滞が起きたなどと指摘。「法に基づいて行動する」と述べ、改めて強制排除を示唆した。

 また、親中派のアクションスター、ジャッキー・チェン氏も、中国版ツイッター「微博」に「強い国がなければ豊かな家もない」などと書き込んで政府側を支持し、デモを批判した。

6627チバQ:2014/10/10(金) 21:58:16
http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100026-n1.html
2014.10.10 10:20

香港の梁行政長官に“裏金”疑惑 豪企業から7億円

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 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの有力紙シドニー・モーニング・ヘラルド(電子版)は8日、香港の梁振英行政長官が、オーストラリアのエンジニアリング企業UGLから、ひそかに400万ポンド(約7億円)を受け取っていたと伝えた。主な香港メディアも9日、このニュースを一斉に報じた。長官の辞任を求める民主派の動きがさらに強まりそうだ。

 同紙によると、UGLは2011年、梁氏が取締役を務めていた英不動産仲介会社DTZを買収。梁氏が長官に選出される以前の同年12月2日、支払いに関する覚書を交わしていた。実際の支払いは長官就任後の12年と13年の2回、行われたとしている。

6628チバQ:2014/10/10(金) 22:06:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3028575
香港政府、民主派との対話見送り 抗議デモ再燃の兆し
2014年10月10日 09:57 発信地:香港
【10月10日 AFP】香港(Hong Kong)特別行政区政府は、10日に行うことで合意に至っていた民主派との対話を見送った。

 民主派はこの数時間前、要求が満たされなかった場合には市内主要部分の占拠を強化する方針を明言し、バリケードからの撤退を拒んでいる。香港政府も譲歩することなく、さらなる交渉を拒否しており、アジアの金融の中心地は新たな危機に突入しつつある。

 香港の民主派は中国政府に対し、民主的な香港行政長官選挙と、梁振英(Leung Chun-ying)行政長官の辞任を要求。この抗議デモにより、香港の一部はほぼ2週間にわたってまひしている。

 数万人が繰り出した前週のデモのピーク時と比べると抗議運動は大幅に縮小したが、香港政府が対話を見送る決定をしたことで、民主派デモの参加者は指導者たちの反応を聞こうと集まり、その数は再び増えている。AFP特派員によると、抗議デモの中心となっている香港中心部、アドミラルティ(金鐘、Admiralty)地区の行政府庁舎前には9日夜の時点で約1000人が集まっている。(c)AFP

6629チバQ:2014/10/10(金) 22:09:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3028651
金正恩氏、労働党創建の記念行事も姿なし 高まる憶測
2014年10月10日 19:28 発信地:ソウル/韓国
【10月10日 AFP】1か月以上も公の場から姿を消したままの北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記は10日、恒例となっていた平壌(Pyongyang)の錦繍山太陽宮殿(Kumsusan Palace of the Sun)参拝も欠席したとみられることから、正恩氏の健康や政局の行く末の不安が、さらに高まっている。

 推定年齢30〜31歳の正恩氏は、平壌(Pyongyang)で前月3日に李雪主(リ・ソルジュ、Ri Sol-Ju)夫人と楽団の公演を鑑賞して以来、公に姿が目撃されていない。

 この件に関して韓国政府は、北朝鮮の実権を握るのは依然として正恩氏であるとの見方だ。北朝鮮国営メディアも正恩氏を「尊厳ある無敵」な絶対的権力保持者と称えている。

 正恩氏の「失踪」に関する憶測は、休養期間が長引いているというものからクーデター説まで幅広い。疑われる病名も、痛めた足の治療から痛風、糖尿病など様々だ。

 最も広く信じられているのは健康に問題があり、一時的に執務を離れているという説だ。

 朝鮮中央通信(KCNA)は労働党の創建記念日にあたる10日、正恩氏の父親の故金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記と祖父の故金日成(キム・イルソン、Kim Il-Sung)国家主席の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿を参拝した朝鮮労働党幹部らの氏名を伝えているが、この中に正恩氏の名前はなかった。だが正日氏と日成氏の銅像には正恩氏の名で献花があったという。(c)AFP/Giles HEWITT

http://www.sankei.com/world/news/141010/wor1410100034-n1.html
2014.10.10 12:57

党記念日でも金正恩氏の動静パッタリ 北朝鮮、首都は祝賀ムード






朝鮮労働党の創建記念日を迎え、「万寿台の丘」を訪れた軍人=10日、平壌(共同)
 北朝鮮は10日、朝鮮労働党の創建記念日を迎えた。動静が1カ月以上途絶えている金正恩第1書記は2011年末に北朝鮮の最高指導者となって以降、昨年と一昨年のこの日は故金日成主席、故金正日総書記の遺体が安置された錦繍山太陽宮殿の訪問が未明から伝えられたが、今年はこうした報道は出ていない。

 首都平壌は例年通り祝賀ムード。金主席、金総書記の銅像が立つ市中心部の「万寿台の丘」では早朝から人々が献花に並んだ。

 金第1書記は9月3日に音楽公演を観覧したことが翌4日に報じられて以降、動静が途絶え、韓国を中心に健康不安説も取りざたされてきた。一方で友好国に祝電を送ったり、国内の政治集会に書簡を寄せたりしたことは報じられており、ラヂオプレス(RP)は金第1書記が「政治的に健在」と分析している。(共同)

6630とはずがたり:2014/10/12(日) 19:31:26
72時間以内に日本を壊滅状態に、中国の新しい原子力潜水艦23隻が海軍基地に出現―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141011/Recordchina_20141011021.html
レコードチャイナ 2014年10月11日 13時21分 (2014年10月12日 19時20分 更新)

2014年10月7日、中国メディア・雷霆軍事網は中国遼寧省の葫芦島人民解放軍海軍基地に新しい原子力潜水艦23隻が出現したと伝えた。以下はその概要。

現在、中国が保有する核兵器の威力は24〜72時間以内に日本に対して2〜5発の核ミサイル攻撃が可能。中国の最初の核攻撃で、日本は東京などの大都市が壊滅状態になる。さらに、日本の4大軍港の呉、横須賀、沖縄、佐世保を攻撃目標にすれば、海上自衛隊へのダメージは計り知れない。

中国が日本に対して核攻撃を行っても、米国が核ミサイルを中国へ打ち込むことはない。米国防省は軍事報告書のなかで、これを指摘している。米国は現在、4300発の核ミサイルを保有しているが、中国の核ミサイル製造速度には目を見張るものがある。中国はわずか6年で浙江省東部の沿岸に核ミサイル631発を配備したが、その半

6631とはずがたり:2014/10/13(月) 08:25:13
なんでこんなスタンスになったんかねぇ?
北朝鮮賛美で国外追放なら問題ないけど朴批判で追放なら問題だ。
こういう記事があると次スレでは中国スレ,韓国スレ,東南アジアスレとかにわけようかとも思ったけど中韓は一緒の方がよいかな・・。

韓国、中国人留学生を「利敵行為」で強制退去処分=朴大統領を批判、ネットで北朝鮮称賛―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a95382.html
配信日時:2014年10月8日 11時44分

5日、韓国法務部は、インターネット上に北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みをしていた中国人留学生を、今年8月末に強制退去処分にしたと明らかにした。資料写真。
2014年10月7日、韓国・朝鮮日報によると、韓国法務部は5日、インターネット上に北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みをしていた中国広東省出身の留学生(24)を、今年8月末に強制退去処分にしたと明らかにした。環球時報(電子版)が伝えた。

2012年12月に来韓し、ソウル市内の大学の語学学校で韓国語を学んでいたこの留学生は、左派市民団体の抗議活動に頻繁に参加。自宅からは「不正に当選した朴槿恵(パク・クネ)は退陣せよ」「朴槿恵OUT」などと書かれたボードが多数見つかった。インターネット上にも、中国語と韓国語で、北朝鮮を称賛し韓国を非難する書き込みを300回余りしていたという。

韓国で外国人留学生が「利敵行為」で強制退去処分を受けるのは初めて。この留学生は韓国への再入国も禁止された。(翻訳・編集/NY)

6632とはずがたり:2014/10/13(月) 09:49:03
海外逃亡中の汚職官僚の皆様へ、今だけ特別!「自首」すれば減刑の特別キャンペーン―中国メディア
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141012/Recordchina_20141012015.html
レコードチャイナ 2014年10月12日 17時06分 (2014年10月13日 09時30分 更新)

2014年10月10日、新華網は、中国政府が海外逃亡の汚職官僚などを対象に自首した場合には減刑する期間限定の取り組みを始めたと報じた。

中国公安部、最高人民法院、最高人民検察院、中国外交部は合同で「海外逃亡経済犯罪者の自首勧告に関する通告」を発表した。海外逃亡中の経済犯が12月1日までに自首し、罪を認めて帰国を希望した場合、量刑を軽減するという内容だ。また被害者に経済的補償をした場合にはさらに減刑することも定めている。

中国では「裸官」、すなわち汚職官僚が海外逃亡に備えて妻や子どもを海外に移住させる行為が横行するなど、官僚や国有企業高官の海外逃亡が多く、一般庶民の政治不満の温床ともなっている。中国政府は海外逃亡犯の摘発を強化するキャンペーン「捜狐2014」を実施しているが、今回新たに自首を推奨する対策も盛り込んだ。(翻訳・編集/KT)

6633チバQ:2014/10/13(月) 15:11:59
http://mainichi.jp/select/news/20141013k0000e030139000c.html
香港デモ:2週間 隔たり大きく 政府、民主派の要求拒否
毎日新聞 2014年10月13日 11時03分(最終更新 10月13日 11時21分)
【香港・鈴木玲子】香港の次期行政長官選挙の制度改革に反発する民主派の大規模デモは12日で2週間が経過した。香港政府トップの梁振英(りょうしんえい)行政長官は12日、中国が決めた原則に基づき制度改革を進める考えを改めて示した。政府ナンバー2の林鄭月娥(りんていげつが)政務官(閣僚)も、学生との対話の条件は中国が決めた原則の受け入れと明言。双方の主張は大きく隔たったままで、事態は混迷を深めている。

 民主派の学生団体などは11日、香港政府が中国側に提出した報告書について補充報告を提出するよう要求した。中国は香港政府が提出した報告書を根拠に選挙制度の原則を決めた形になっている。

 梁長官は12日のテレビ番組で「民主派の要求は過大だ」と指摘。選挙制度は香港の憲法に当たる香港基本法と中国の決定に基づいて進めると従来の見解を示し、要求を退けた。また、政府はデモ隊に「最大の寛容」をもって対応していると強調。デモ鎮圧のための催涙弾使用は現場の警察指揮官による専門的な判断だと釈明した。進退については「私が辞めても問題は解決しない」と述べた。

 政府と学生側の対話について林鄭政務官は11日、「最も重要なのは対話の目的と性質をはっきりさせることで、普通選挙の実現に共に努力することだ」と強調した。

 これに対し、学生団体「大学生連合会」(学連)の岑敖暉(しんごうき)副秘書長は12日、毎日新聞の取材に「政府は香港の民意に真摯(しんし)に耳を傾けるべきだ」と反論。その一方で「学生側は、民主派も立候補が可能となる『真の普通選挙』を即時に受け入れなくても真の普通選挙に向けたスケジュールを提示するよう要求した。政府との対話を待ち望んでいる」と述べ、一定の譲歩案を示したことを強調した。

 学連などは11日夜、中国の習近平国家主席に対する公開書簡を発表。「『1国2制度』の下で香港の民意は正視されるべきだ」と主張した。香港政府の報告書については「民意を完全に無視した誤り」として原則の撤回を求めつつ、「『1国2制度』を尊重する」とも表明し、中国への配慮もにじませた。

 親中派団体は12日、繁華街・旺角(モンコック)でデモ隊の退去や警察支持を訴えた。また、占拠行動に反対する香港企業が11日、大学への奨学金打ち切りを決めた。この企業から奨学金を得ている香港大学では、学生会の梁麗幗(りょうれいかく)会長が「政治的圧力だ。学校の自主と学業の自由に影響を及ぼす」と批判した。

6634チバQ:2014/10/13(月) 15:36:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101200039
政府と民主派、こう着状態=長官「最大の寛容」と強調−香港の道路占拠2週間



香港島の金鐘(アドミラルティー)にある政府本部付近の幹線道路上に、民主派デモ隊が設置したテント=12日
 【香港時事】香港行政長官の選挙制度民主化を求めて幹線道路を占拠する民主派の街頭行動は12日、開始から2週間がたった。道路占拠は民主派にとっても想定外の形で広がり、事態は長期化。政府と民主派系学生団体の大学生連合会(学連)はいったん正式対話で合意したが、議題などをめぐる対立で実現せず、こう着状態が続いている。
 民主派は、2017年の長官「普通選挙」から民主派を事実上排除した中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の決定について、撤回か見直しを要求。しかし、香港選挙制度改革の原則を決める権限は中国側にあるため、香港政府は当事者能力を欠き、柔軟な対応を示すことができずにいる。一方、民主派デモ隊は全体の司令塔が不在で、統制が取れない状態だ。
 梁振英行政長官は12日のテレビ番組で、政府はデモ隊に「最大の寛容」をもって対応していると強調。自身の進退については「私が辞めても、問題は解決できない」と明確に辞職を否定した。
 梁長官はまた、政府には学生と対話したいという希望があると語った。一方で、長官選挙制度改革は香港基本法と全人代常務委の決定に基づいて進めると述べ、民主派の要求を拒否した。(2014/10/12-19:21)

6635名無しさん:2014/10/13(月) 15:57:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3028652
「金の卵を産むガチョウ」、中国が手放せない香港
2014年10月13日 12:26 発信地:北京/中国
【10月13日 AFP】香港(Hong Kong)で続く民主的な行政長官選挙を求める抗議行動に対し、中国政府が報復措置に出るのではないかとの恐れが膨らんでいる。しかし、中国にとって香港の経済的価値は非常に高く、ライバルとして上海(Shanghai)が頭角を現しているといえども、懲罰を与えて中国経済の主役の座から引きずり下ろすことは当面できないだろうと観測筋は指摘する。

 2017年に行われる次期行政長官選挙で完全な民主的選挙の実施を求めるデモは、時に数万人規模の参加者を集めながら、この数週間、香港の路上を占拠し都市機能をまひさせてきた。こうしたなか香港では、体制批判には容赦ない中国政府が妥協しない姿勢を示すため、「高度な自治」を謳歌する香港に制裁を加えるのではないかとの懸念が広がっている。

 最大の脅威は、共産党指導部が「金融ハブ(中心地)」として成長著しい上海を優遇し、旧英国植民地で自由経済によって繁栄する香港を爪はじきにするのではないかというものだ。上海では昨年、当局が鳴り物入りで自由貿易試験区(FTZ)を開設している。

「中国に抵抗している香港は、信頼できないパートナーとみられている」と、香港に拠点を置く証券会社ジオセキュリティーズ(Geo Securities)の最高経営責任者(CEO)で金融アナリストのフランシス・ルン(Francis Lun)氏は言う。「これにより、上海が将来的に香港に代わって中国の金融センターになるというトレンドが加速するだろう」

「もし潮目が変われば、後戻りはない」とルン氏は補足した。「そうなる可能性はある。それも、非常に速く」

 だが、短期的には香港が軽んじられるリスクはないとの見方を専門家らは維持している。なぜなら、それは香港を自国の一部だと繰り返し強調し、重要な経済のパイプとして利用している中国にとって自滅行為だからだ。

 香港に経済的打撃を与える制裁措置を取れば、香港の人々の「強硬姿勢を強める」だけだと、英経済調査会社キャピタル・エコノミクス(Capital Economics)の中国担当エコノミスト、ジュリアン・エバンスプリッチャード(Julian Evans-Pritchard)氏は指摘する。

「もちろん、中国は抗議行動で起きていることを好ましくは思っていない。だが、中国は今もなお、香港を手本にして中国本土で数々の(金融)改革を行おうとしている」「したがって、中国は香港を後退させたがらないだろう。報復するのは愚かだ」(エバンスプリッチャード氏)

■「世界で最も自由な経済」を「活用」

 1997年に英国から中国に返還された香港は、「一国二制度」の下で中国本土とは異なる政治体制と法制度を持ち、人々は本土の中国人が経験したことのない自由と権利を享受している。経済活動に開放的なことで知られ、米ヘリテージ財団(Heritage Foundation)と米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が毎年発表する「経済自由度指数(Index of Economic Freedom)」では、20年連続で「世界で最も自由な経済体」に選ばれている。ちなみに中国本土の今年の順位は、137位だった。

 アナリストらは、香港の「透明で公平な」法制度こそが、中国と世界の金融界をつなぐ「架け橋」の要石(かなめいし)だと評価する。

 また、香港は中国本土の投資家の主要な投資先でもある。中国商務部(省)によれば、2012年末までに行われた中国の対外投資の実に6割近くが香港への投資か、香港を経由した投資だった。

 中国当局は資本市場を少しずつ開放し、人民元の国際通貨化を推進している。同時に、主要な経済活動に対する統制は維持しようとしており、外国企業は上海FTZの改革の進展の遅さに失望している。

「中国は間違いなく、上海を発展させたいと考えている」とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の上級エコノミスト、レイモンド・ヤン(Raymond Yeung)氏は語る。「だが、だからといって中国が既に香港を見捨てたとはいえない」

「『おまえは言うことを聞かないから、もう知らない』という考え方は単純に過ぎる。現在の中国指導部は非常に現実的だ。『結果をもたらしさえすれば、おまえを活用してやる』と言うだろう」(ヤン氏)

6636名無しさん:2014/10/13(月) 15:57:26

■香港と本土、縮まる差

 短期的には、香港が本土のライバル都市に追い落とされる心配はないだろうが、香港が中国に完全返還される2047年が近づけば、力学が変化する可能性はある。そのころには香港は、英語の浸透などの「固有の利点」を一部維持しつつも、独立した法制度など他の特徴は失っている可能性があるとエバンスプリッチャード氏は分析する。

「長期的なシナリオは予見できる。2047年に中国に戻った後、香港の特別な地位は基本的に失われるだろう」「上海がより重要性を増し、少なくとも国内の金融センターとして香港を追い越すのではないか」

 一方、ANZのヤン氏は、香港が上海に追い越されることはないとみる。それでも「間違いなく、収束は起きるだろう。中国も、上海も(香港に)追いついてきている」として、次のように断言した。「上海と香港の差は、縮小する。それは間違いない」 (c)AFP/Felicia Sonmez, with Laura Mannering in Hong Kong

6637チバQ:2014/10/13(月) 23:47:49
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130037-n1.html
2014.10.13 16:14

7億円顧問料「問題ない」 香港行政長官





 香港の梁振英行政長官は、オーストラリア企業から顧問料として400万ポンド(約7億円)を受け取ったとされる問題について「法的、道徳的に問題はない」と述べた。12日放送のTVBテレビの番組で語った。

 梁氏は2012年の長官選に出馬を表明した直後、アジア事業拡大を狙うオーストラリア企業と顧問契約を結び、報酬を当選後に受け取ったとされる。一部メディアは、この企業が関連するテレビ局に有利になるよう、梁氏が別のテレビ局への免許交付を認めないよう働きかけた可能性があるなどと報じていた。

 問題について梁氏が公の場で直接語るのは初めてという。一方、地元記者協会の幹部は12日、「TVBの単独取材に答えただけでは、市民の知る権利に応えたと言えない」とし、報道各社の取材に応じて問題について説明するよう求めた。(共同)

6638チバQ:2014/10/13(月) 23:50:55
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130050-n1.html
2014.10.13 20:35

中国貴州省で数千人が当局と衝突 自治体合併案に不満





 13日付の香港紙、星島日報によると、中国貴州省三穂県でこのほど、周辺自治体との合併案に不満を持つ住民数千人が同県政府の庁舎を包囲するなどして公安当局と衝突、多数が負傷した。

 香港の人権団体、中国人権民主化運動ニュースセンターは約5万人が抗議に参加、約500人が負傷したと伝えている。

 同紙によると、当初は三穂県と2県が合併し、行政の中心は三穂県に置く計画で、同県政府は住民から土地を接収するなどした。だが9月末、行政の中心の設置場所を別の県に移すことが判明、住民らが説明を求め今月7日から連日、抗議を始めたという。(共同)

6639チバQ:2014/10/13(月) 23:51:31
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130041-n1.html
2014.10.13 18:17
【香港民主化デモ】
迫る反デモ集団…マスクにサングラス「暴力団じゃないか」 メディア攻撃も

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バリケードを撤去しようとするマスクの男性を制止する警察官=13日、香港(AP)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で13日午後、道路の占拠中止とデモ解散を求める約千人の集団が、学生らが座り込みを続けている政府庁舎付近のアドミラリティ(金鐘)の路上に集結し、激しい口調で抗議した。反対派の一部はバリケードを撤去しようとして学生らと小競り合いになり、現場は一時、混乱したが、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。

 反対派の多くは、同じ型の白いマスクやサングラスで顔を隠していたほか、同じデザインのプラカードを手にしていた。親中派の市民団体が動員し、組織化した集団の可能性がある。学生らが、「(反対派は)黒社会(暴力団)の関係者じゃないのか」と叫び、これに反対派が「おまえらには関係ない」とすごむ場面もあった。14日未明にかけ、反対派が再びデモ隊への抗議を行うとの情報もある。

 また、13日付の民主派寄り香港紙、蘋果日報は、親中派団体が同紙の配送業者に圧力をかけて発行業務を妨害したと報道。さらに同紙電子版は13日、同紙のネットサイトが何者かによるハッカー攻撃を受けたとした。民主派を支援している同紙の創業者の自宅前などでは、反対派が座り込みによる抗議を行っている。

 また、13日は金鐘の幹線道路に約30台のタクシーが集まって一斉にクラクションを鳴らし、デモ隊に抗議した。親中派の団体以外にも、デモの影響で中国本土からの観光客が減り、観光バスの予約がキャンセルされたなどとして、旅行会社が民主派団体を相手取って損害賠償を求める裁判を起こす意向を決めるなど、社会混乱が広がっている。

 民主派団体は、政府庁舎前広場の立ち入り禁止措置が解除されれば、ビジネス街である金鐘の道路占拠を中止して広場に抗議の場を移すと提案したが、政府は13日、これを拒否した。

 13日午前には、警察がデモ隊の少ない幹線道路などで一部のバリケードを撤去した。警察は「強制排除の目的はなく(鉄柵など)政府の所有物を回収して、障害物を撤去するだけ」と説明した。警官隊がデモ隊に発射した催涙ガスへの批判を受け9月29日に強制排除を中断してから、警察側が事実上のデモ規制となる措置を取ったのは初めて。

 バリケード撤去は金鐘のほか同じく香港島中心部のセントラル(中環)とワンチャイ(湾仔)、九竜地区の旺角(モンコック)。梁振英行政長官は13日、訪問先の中国広東省広州市で記者団に対し、衝突が起きないよう確認の上、デモ隊が使っていない障害物を撤去させたなどと説明した。

 これに対し、デモ隊の一部は「強制排除の準備ではないか」として、数十人が催涙ガスの防御策としてゴーグルやマスク着用して路上に座り込み、警官隊とにらみ合う場面もあった。ただ、現場では大きな混乱はなく、通行止めだった幹線道路が一部で開通した。

6640チバQ:2014/10/13(月) 23:54:29
http://www.sankei.com/world/news/141013/wor1410130018-n1.html
2014.10.13 14:33

金正恩氏、両足首手術で療養中 地下には司令部指揮所 夫人、妹が付き添う 韓国紙報道

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「新年の辞」を発表する北朝鮮の金正恩第1書記 =1月1日(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
 【ソウル=藤本欣也】韓国主要紙、中央日報は13日、健康不安説が取り沙汰されている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記について、両足首を手術し現在、平壌北部の専用別荘で療養中であると報じた。李雪主(リ・ソルジュ)夫人と金第1書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏が付き添っているという。公の場から姿を消して約40日となるが、軍部を掌握するなど統治状況に問題はないとしている。

 北朝鮮情報に詳しい韓国と米国の消息筋などの話として報じた。外国医療団の動静や車両の移動状況などから分かったという。

 それによると、金第1書記は9月中旬、平壌市内にある専用の診療所で、フランスの医師から両足首の関節の手術と、足の裏のはれや水ぶくれの治療を受けたという。ほかに深刻な疾患があるという情報はないとしている。

 また、平壌北部の山麓にある専用別荘には、朝鮮人民軍最高司令部の地下指揮所が備えられている。政権内で実質ナンバー2である黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長ら側近が専用別荘を訪れ、金第1書記から重要懸案の指示を受けているという。

6641チバQ:2014/10/14(火) 21:10:02
http://www.sankei.com/world/news/141014/wor1410140014-n1.html
2014.10.14 11:58
【香港民主化デモ】
香港警察、繁華街でバリケード一部撤去 「強制排除ではなく障害物を撤去」

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バリケードを撤去する警察官ら=13日、香港(ロイター)
 【香港=河崎真澄】民主派の学生や市民らによる抗議デモが続く香港で、13日から14日午前にかけ、警察当局が一部の幹線道路で道路占拠に使われたバリケードを撤去した。警察は「強制排除ではなく(鉄柵など)政府所有物を回収、障害物を撤去した」と説明した。

 警官隊がデモ隊に向けて発射した催涙ガスへの批判を受け、9月29日に強制排除を中断してから、警察が実質的なデモの規制措置を取ったのは初めて。

 バリケードの撤去は、香港政府庁舎に近いアドミラルティ(金鐘)や、香港島の繁華街コーズウェイベイ(銅鑼湾)、九竜地区のモンコック(旺角)で行われた。14日午前には一部で車両が通行可能となったが、学生らはなおテントを張って道路占拠を続けている。

 13日には、デモ解散を求める反対派の約千人が金鐘に押しかけ、学生らと一時、小競り合いになって混乱し、警戒にあたっていた警官隊に引き離された。反対派の多くは、同じ型の「白いマスク」で顔を隠して行動するなど、組織化されていた可能性が指摘されている。

6642チバQ:2014/10/14(火) 21:11:07
http://www.sankei.com/politics/news/141014/plt1410140052-n1.html
2014.10.14 20:58
【本紙前ソウル支局長起訴】
韓国国会 「言論の自由ない国と世界に広まった」「国益に反する」との批判も セヌリ党は「処罰は軽い」と強弁





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 【ソウル=名村隆寛】韓国の朴(パク)槿恵(クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)したとして、ソウル中央地検が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴した問題をめぐり、韓国国会で「不要な措置」「韓国のイメージ低下につながり、国益に反する」と論議が起きている。

 論議は在宅起訴(8日)以降続いている。韓国メディアによると、最大野党、新政治民主連合の朴智元(チウォン)議員(元文化観光相)は13日、国会での法務省への監査委員会で「韓国が言論の自由のない国であることを世界に広めてしまった。不必要な行為だ」と、起訴を強く批判した。

 さらに「朴大統領が(旅客船沈没事故の当日)7時間も所在不明だったとの問題を各国メディアが報じた。むしろ(誤った判断をした)検察を起訴すべきではないか」と訴えた。野党議員からは「(大統領の名誉を守るため)韓国の国益を損ねてしまった」との主張が続いている。

 これに対し、与党セヌリ党側は「当然の処分」との意見のほか、「なぜ在宅のままなのか。在宅起訴は外国人記者への優遇措置であり、処罰としては軽い」との反論も出た。

 朴議員ら野党は左派系で、歴史認識をめぐって産経新聞には日ごろから批判的だ。起訴によってその産経新聞が“言論弾圧の被害者”に祭り上げられ、同時に、韓国の国際的なイメージを著しく低下させた。「二重の逆効果を招いた」との批判だ。

 同様の指摘は韓国メディアにもある。東亜日報は「(韓国に)実益はない。韓国は言論弾圧の国となった。起訴は(韓国にとって)負けだ」とし、ハンギョレ紙は「(起訴処分は)外交的損失であり、朴大統領が自ら収拾すべきだ」と主張した。

 問題は“政争の具”とも化し、事実誤認や情報の混乱も起きている。朴議員は法相に「謝罪すれば起訴しないとの条件を検察側が加藤前支局長に提示したのか」と問いただし、「被疑者の懐柔は韓国検察の独自スタイルではないか」と皮肉った。朴議員の質問そのものが事実に反する。

6643チバQ:2014/10/15(水) 21:45:55
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150003-n1.html
014.10.15 05:07
【香港民主化デモ】
民主派に立ちはだかる「3つの壁」…市民、観光業界、親中派の「白マスク」

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14日、香港中心部でデモ隊が設置した鉄柵を撤去する警官隊(共同)
 【香港=河崎真澄】街頭占拠デモを続ける香港の民主派が「やや劣勢」(学生団体幹部)に追い込まれている。抗議の相手だった香港政府や中国共産党政権とは別に、「3つの壁」が立ちはだかったからだ。

 9月28日に始まった街頭占拠に当初は声援を送っていた一般市民。だが、道路封鎖によるバス運休や交通渋滞など、生活問題で「怒りや困惑」に変わった。

 13日には座り込みが続く幹線道路に約100台のタクシーが集まり、一斉にクラクションを鳴らして「道路を返せ!」と抗議。小中学校の休校や通学への影響にも業を煮やした付近住民が14日、88歳の代表者を先頭に、「民主活動は分かるが生活環境を取り戻したい」と学生に懇願した。

 中国大陸からの団体客急減で、観光バスの予約がキャンセルされたとして、複数の旅行会社が14日までに相次ぎ、民主派団体を相手取って損害賠償を求める訴訟を起こすと表明した。

 ホテルなど観光業界の団体も早期のデモ解散を求める声明を発表。「外国人への観光イメージも大きく傷ついた」との抗議も。また金融機関の中にも、市場下落で民主派団体に賠償を求める動きもある。民主派は本来は理解者だった層まで敵に回した恐れがある。

 道路の占拠中止を求める約千人の集団が13日、金鐘の路上に集結。学生らと小競り合いになり、デモ現場に一時、緊張が走った。

 集団は同じ型の「白マスク」姿だった。3日から4日にもモンコック(旺角)で、「白マスク」姿の十数人の男らが突然、学生らに殴りかかったことがある。警察はこの際に逮捕した20人のうち8人について「黒社会(暴力団)と関係」と発表した。親中派住民団体が、暴力団を動員したと民主派は判断し、警戒を強めている。

6644チバQ:2014/10/15(水) 21:49:12
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150015-n1.html
2014.10.15 11:28
【香港民主化デモ】
官邸前で強制排除、45人逮捕、催涙ガスを使用

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15日、官邸前でデモ隊を排除する警官ら(AP)
 【香港=河崎真澄】香港の民主化デモは、14日深夜から小競り合いが続いていたアドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)周辺で、香港警察が15日未明、催涙ガスを使った強制排除に乗り出し、官邸前の幹線道路を制圧した。警察はこれまでに女性8人を含む学生ら45人を逮捕、警察側でも4人が負傷した。

 香港警察はデモ隊に負傷者はいないと発表したが、地元テレビは15日、デモに参加した男性が複数の警察官に暴行される映像を放送した。

 現場では、両手を挙げて無抵抗を示す男子学生に警察官が至近距離から催涙ガスを噴射するなど実力行使が繰り返され、悲鳴や怒号が飛び交う中で、学生らが次々と拘束された。

 警察は「ほかの違法占拠デモ現場でも強制排除の可能性を排除しない」と警告している。

 香港では15日、デモの影響で延期されていた立法会が政府庁舎に隣接する議会棟で開会する予定で、周辺はものものしい警戒態勢が敷かれている。政府庁舎前の幹線道路はデモ隊の最大拠点で、依然として学生ら数千人が路上にテントを張り、占拠を続けている。

このニュースの写真

6645チバQ:2014/10/15(水) 21:49:47
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150032-n1.html
2014.10.15 20:32
【香港民主化デモ】
警官隊一気に強制排除、世論の“潮目”に変化も

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香港の行政長官弁公室前の幹線道を占拠したデモ隊を排除する警官隊=15日未明(AP)
 【香港=河崎真澄】両手を挙げて無抵抗の姿勢を示す学生に、催涙スプレーを噴射する警官。悲鳴を上げて逃げ惑うデモ参加者らは、警官隊の手で続々と連行された。15日未明、香港島中心部アドミラリティ(金鐘)の行政長官弁公室(官邸)前の幹線道路で、香港警察は衆人環視の中、容赦なく約千人の強制排除に踏み切った。

 地元テレビは15日、警官数人がデモ参加者を建物の陰に連行し、殴る蹴るの暴行を加えた場面を放送した。同日開幕した香港立法会(議会)では民主派議員がこれを非難、警察トップの引責辞任などを求めた。警察を管轄する黎棟国保安局長(閣僚)は調査を行うと回答するにとどめた。

 デモ開始当初は警察の強硬措置への反発も強かったが、強制排除が行われた15日には冷淡な一般市民の態度が目立った。

 デモ隊の占拠が続くコーズウェイベイ(銅鑼湾)で衣料品店を経営する黄さん(43)は、「民主派を応援したいが今回はもう無理。(交通渋滞など)市民生活をここまで悪化させた上、中国共産党を本気で怒らせた」と首を横に何度も振った。

 香港で選挙制度の「真の民主化」を求めるデモの要求に共産党政権が譲歩すれば、体制批判のマグマが中国本土に飛び火するのは自明の理だ。黄さんは「香港政府が相手の民主派デモとは事情が違う。学生らは引くべきだ」と話した。

 15日付の香港紙、星島日報は、「デモは民心を失って“災難”になった」と社説で指摘した。香港警察は世論の“潮目”や立法会の開幕、共産党政権の意向も見極めながら強制排除のタイミングを見計らったようだ。

 9月下旬に始まった街頭占拠デモで警察隊は当初、強制排除を試みたが失敗。その後、ここまで強硬姿勢を示したのは初めてだ。警察側は、「官邸前以外の占拠場所でも強制排除の可能性を排除しない」と改めて警告した。金鐘で占拠を続ける女子大生の施さん(21)は15日、「暴力的な手法では何も解決しない。最後まで抗議を続ける」と語気を強めた。

6646チバQ:2014/10/15(水) 21:50:05
http://www.sankei.com/world/news/141015/wor1410150033-n1.html
2014.10.15 20:41
【香港民主化デモ】
強制排除に中国の影

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民主化デモの学生らを主要道路から排除しようとする警官ら=15日未明、香港(AP)
 【北京=矢板明夫】香港の警察当局がデモ隊の強制排除に踏み切ったことについて、15日付の中国共産党機関紙、人民日報は1面で「(香港)特区政府の措置を断固として支持する」と題する長文の論評記事を掲載した。デモへの対応は香港当局が主導していることになっているが、強制排除のタイミングなどから、北京の共産党指導部が背後で指揮している可能性がうかがえる。

 論評記事はデモについて「社会秩序を破壊し、市民生活を混乱させる動乱」と決め付け、香港警察による強制排除を「法律に基づいた対応だ」と高く評価した。

 しかし、14日夜までに執筆されたはずのこの記事は、15日未明の出来事を事前に知っていたことを強くにおわせており、香港当局と共産党指導部が綿密に打ち合わせていた公算が大きいことを示している。

 20日には北京で中国共産党の重要会議である第18期中央委員会第4回総会(4中総会)の開会が予定されており、習近平指導部としてはその前に香港のデモへの対応に一定のメドをつけ、国内の思想統一を図る必要があった。共産党筋は「会議前の準備もあるため、15日未明の強制排除は習政権にとってギリギリのタイミングだった」と指摘する。

 共産党最高指導部である政治局常務委員会は9月末と10月上旬、2度にわたり香港デモへの対応を協議する会議を開いたとの情報もある。

6647とはずがたり:2014/10/15(水) 22:20:35

韓国空軍の飛行隊、米側から中国航空ショーへの参加を反対される・・技術漏洩を懸念―韓国紙
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20141010/Xinhua_97856.html
新華経済 2014年10月10日 07時57分 (2014年10月15日 17時20分 更新)

9日付の韓国紙・朝鮮日報によると、国産の超音速訓練機「T−50」からなる韓国空軍のアクロバット飛行隊「ブラックイーグルス」が来月、中国広東省珠海で開催される航空ショーに参加する予定だったが、技術漏洩を懸念する米国から参加取りやめを求められている。環球網が伝えた。
T−50は韓国航空宇宙産業(KAI)が米ロッキード・マーティン社の技術支援を受けて製造された練習機。輸出するには米側の許可が必要で、敵対国を飛行する際にも米側の了承を得なければならない。
韓国政府の情報筋は8日、「ブラックイーグルスは来月の珠海航空ショーへの参加が決まっており、早々に準備を始めていた。だが、米側が最近になって参加を反対してきた」と語っている。米国が中国への技術漏洩を懸念しているとみられている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)

6648とはずがたり:2014/10/16(木) 13:00:43
4年前の記事

北朝鮮
奇襲攻撃でソウルを制圧せよ
The Drumbeats of War
天安号「魚雷攻撃」への関与を否定する金正日政権が準備する新たな戦争プラン
2010年6月24日(木)14時31分
マーク・ホーゼンボール、ブラッドリー・マーティン
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2010/06/post-1385_1.php

 韓国海軍の哨戒艦「天安」が爆沈し、乗員46人が死亡・行方不明となったのは3月26日のこと。原因究明に当たっていた国際チームが、ついに結果を公表した。

「証拠を見る限り、北朝鮮の潜水艦が発射した魚雷によるものと結論せざるを得ない。それ以外に説明がつかない」。アメリカ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの専門家を含む調査チームの報告には、そう記されている。

 5月20日に発表されたこの報告、確かに証拠は示しているが、動機には触れていない。

 病身の「親愛なる首領様」こと金正日(キム・ジョンイル)総書記率いる北朝鮮に、もとより国際社会の常識は通用すまい。だが、それにしてもなぜ、この時期に韓国の軍艦に魚雷を撃ち込むという危険な挑発に出る必要があったのか。

 あいにくアメリカは、こと北朝鮮に関する限り、直接的な情報をほとんど持っていない。安全保障に関わる当局者らも、金正日の不可思議な思考回路や同国の権力構造がほとんど分かっていないことを認めている。

 微妙な問題であるため匿名を条件に取材に応じた米当局者2人によれば、北朝鮮が攻撃に踏み切った理由を裏付けられる情報をアメリカはまだ入手していない。

 しかしアメリカの専門家の間では、ある見解が定着しつつあるという。3月の魚雷攻撃(北朝鮮は関与を真っ向から否定している)は、昨年11月に北朝鮮の艦艇が韓国側の砲撃によって大きな損害を被ったとされる事件への報復だとする見解だ。

 当時のBBCの報道によると、韓国軍は北朝鮮艇が黄海上の北方限界線(北側は認めていない)を越えてきたので砲撃した。北朝鮮艇も応戦したが、あっという間に炎上したという。

 北朝鮮側は限界線を越えていないと反論し、韓国に謝罪を求めているとBBCは伝えた。またニューヨーク・タイムズは、北朝鮮の将校1人が死亡し、乗組員3人が負傷したと伝えている。

 言うまでもないが、北朝鮮は3月の魚雷攻撃以前から、自国の敵は「容赦なく殲滅する」という威嚇を繰り返してきた。しかし、誰も真に受けなかった。それは50〜53年の朝鮮戦争以来、北朝鮮がお題目のように唱えてきた常套句の1つにすぎないからだ。

ソウル占領だけで十分

「北朝鮮の脅威を口にする専門家たちも、実は相手を見くびっていた。軍隊の規模こそ大きいが、朝鮮半島の統一を実現する力があるとは思えないからだ」と、米海兵隊指揮幕僚大学の教授(国際関係)で北朝鮮の軍事力に詳しいブルース・ベクトルは言う。

 だがベクトルによれば、今後は北朝鮮が核兵器を使用する可能性も考慮すべきだ。同国が戦争プランを変更したとの報道もあり、北朝鮮の「威嚇」を単に虚言癖のある独裁者のはったりと考えてはいけないのかもしれない。

「(諸外国は自国にとっての)北朝鮮の軍事的脅威を軽視しがちだが、大事なのは韓国にとっての脅威を考えることだ」と、『赤いならずもの国家──北朝鮮の絶えざる挑戦』という著書もあるベクトルは言う。北朝鮮が「軍隊とその作戦計画を、今の時代に合わせて変えてきた」からだ。

 この発言は、5月18日付の韓国有力紙「中央日報」に載った記事を踏まえたものだ。

6649とはずがたり:2014/10/16(木) 13:01:01
>>6648-6649
 同紙が韓国軍高官の発言として伝えたところでは、北朝鮮は戦争勃発の事態に際して、韓国全土を1週間以内に占領するという従来の作戦計画を破棄したらしい。

 中央日報によると、代わりに北朝鮮が立てた計画はこうだ。北朝鮮軍は軍事境界線から南下して速やかに韓国の首都ソウルとその周辺を制圧する。さらに南進するか、直ちに停戦交渉に入るかは、状況次第で決めればいい。

 人口が多く経済活動の中心地でもある首都ソウルを人質に取っている限り、北朝鮮は韓国(と同盟国のアメリカ)に対して有利な立場で交渉に臨める。

 ベクトルによると、「北朝鮮にとって、もはや朝鮮半島の統一は必要ない。ソウルを奪うだけで十分だ。ソウルを手にすれば圧倒的な強みになる」。

 ベクトルは、北朝鮮が韓国への「侵攻ルート」に配備しているミサイルや特殊部隊、機動部隊は「そうした目的を持ち、その目的のために訓練されている。以前から私はそう主張してきた。ここで重要なのは、ついに一般メディアも同様な主張を載せるようになったことだ」と言う。

 中央日報の記事は、北朝鮮の作戦計画変更は「米軍と韓国軍の兵器システムが改良されたことに対応するため」ではないかとする情報筋の観測も伝えている。

 さらに軍事専門家の言葉も引用している。それによると、北朝鮮は03年のイラク戦争を見て、米軍には標的を正確に破壊できる兵器があり、時代遅れの武器しかない自国の軍隊では歯が立たないことを認識したという。

 そこで北朝鮮は作戦を変更し、機動力のある歩兵隊を前線に増強して短期決戦を仕掛け、素早くソウルに入って首都占領の既成事実をつくろうと考えている。

 同紙の取材に応じた韓国軍の高官によれば、北朝鮮は潜水艦を提供するのと引き換えにイランから新型魚雷を入手し、敵が海岸線から上陸してくるのを防ぐ計画も練っているらしい。

北朝鮮版カミカゼの恐怖

 ただしアメリカ政府は、3月の哨戒艦への魚雷攻撃が本当に昨年11月の事件への報復かどうか、まだ断言できないとしている。

 もちろん、動機としてはかなり説得力のある話だ。しかし本当の問題は、あれが報復行為であったとして、それが国軍の最高責任者である金総書記の許可ないし指示の下に行われたのか、それとも現場の軍指揮官の裁量の範囲で行われたのか。

 韓国の哨戒艦が何らかの状況で北朝鮮の攻撃で沈没したことが明らかになった現在、場合によっては戦争になりかねない。しかしアメリカや日本、韓国、とりわけ中国は破滅的な戦争へとエスカレートさせないよう、慎重に行動しているように思える。

 5月21日に訪中したヒラリー・クリントン米国務長官は、この事件や今後起こり得る北朝鮮の挑発への対抗策について、中国と重点的に話し合っている。

 脱北者らの情報によれば、北朝鮮は「人間魚雷」で自爆攻撃に出る兵士も訓練しているらしい。第二次大戦中の日本軍と同じだ。

 何万もの兵士を駐留させて韓国を攻撃から守っているアメリカは、41年の真珠湾攻撃の悪夢を忘れていない。どう考えてもアメリカに勝てる力はなかったのに、当時の日本軍は大胆な奇襲攻撃でアメリカを揺さぶった。

 70年前の日本軍と似ているという視点は重要だ。北朝鮮のプロパガンダに詳しいB・R・マイヤーズも、新著『汚れなき民族──北朝鮮民族の自画像とその重要性』で、北朝鮮版「特攻隊」の危険を指摘している。

 「北朝鮮による最悪の行為といえば、より危険な中東の勢力に核物質や核技術を輸出することだと考えられているが」と、マイヤーズは書いている。「その一方で軍事最優先の北朝鮮は、特攻精神を鼓舞するスローガンを叫び続けている。太平洋戦争の頃の大日本帝国と同じだ」

(GlobalPost.com特約)

[2010年6月 2日号掲載]

6650とはずがたり:2014/10/16(木) 13:06:33
こちらは最近の記事だけど40年前のネタ。。進歩的文化人とかいう今では胡散臭く感じられるものを俺は肯定的に捉えてるけど,韓国が軍政でダメだったせいで北朝鮮がよく見えてしまった点(及びその他同様の諸々)に関しては大いに反省の必要があるだろう。。

北朝鮮が「地上の楽園」だった時代 --- 池田 信夫
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141014-00010003-agora-int
アゴラ 10月14日(火)9時50分配信

ハンキョレ新聞(http://japan.hani.co.kr/arti/politics/18491.html)が、朴槿恵大統領のやり方は父親と似てきたと論じている。そのころを体験した人は少ないと思うので、メモしておこう。

私が大学に入った70年代、韓国は朴正煕の軍事政権で、言論弾圧の嵐が吹き荒れていた。弾圧は今の中国やロシアより激しく、日本でも民主化を支援する運動が起こった。東大でも和田春樹氏が中心になって支援運動が起こり、私も募金を手伝ったりしたのだが、ある日、向こうの運動体から「支援をやめてくれ」という連絡が来た。日本人が支援しているとわかると、他の韓国人が反発するからだという。

当時は北朝鮮が「地上の楽園」で、韓国は軍事政権の最悪の国ということになっていた。朝日新聞などが先頭に立って、北朝鮮への帰国事業を支援し、1984年に終わるまでに9万人以上が帰国し、一人も戻ってこなかった。これは慰安婦などよりはるかに罪深い、集団拉致事件である。朝日の市川速水記者(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51912476.html)も、次のように率直に責任を認めている。

“かつて南の軍事政権と対比させたとき、南はダメだ、北はいいという論調の記事がありました。北朝鮮に対しては、社会主義幻想と贖罪意識に加えて、その「悪い南と対峙している」という面も加わって、目が曇ったんだと思います。帰国事業に朝日新聞も加担した。[…]自分が1950年代、60年代に記者だったら、踏みとどまれたか、まったく自信はありません。(『朝日vs産経 ソウル発』p.160)”

当時、韓国の民主化運動をもっとも熱心に支援したのは岩波書店で、『世界』には「TK生」という韓国人が弾圧下の韓国から送ってくるというふれこみで「韓国からの通信」が連載された。実は、このTK生は当時の東京女子大教授、池明観氏であり、彼の「通信」は日本で入手した2次情報を加工したものだった。

こういう運動を支援したのが岩波の社長になった安江良介で、岩波は北朝鮮の拉致を一貫して否定した。町山智浩氏が安江に「私は元在日として拉致事件が許せないから調査しているんです」といったところ、「お前には関係のないことだ!」と一喝されたという。岩波の御用文化人だった大江健三郎氏(http://deepfuchsiapigment.myartsonline.com/brd004-01.html)は、次のように書いている。

“北朝鮮に帰国した青年が金日成首相と握手している写真があった。[…]ぼくはそこに希望にみちて自分およぴ自分の民族の未来にかかわった生きかたを始めようとしている青年をはっきり見た。逆に、日本よりも徹底的に弱い条件で米軍駐留をよぎなくされている南朝鮮の青年が熱情をこめてこの北朝鮮送還阻止のデモをおこなっている写真もあった。 ぼくはこの青年たちの内部における希望の屈折のしめっぽさについてまた深い感慨をいだかずにはいられない。”

慰安婦問題をめぐる朝日や岩波の異常な言説の背景には、こういう「進歩的文化人」の北朝鮮に対する幻想のなごりがある。

北朝鮮は変わらないが、韓国も軍事政権の時代から本質的には変わらない。フクヤマ(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51915152.html)も指摘するように、政治的腐敗を防ぐ方法は上からの支配と下からの競争だが、この二つはトレードオフになっている。ヨーロッパ圏が過剰な競争のためにいつまでも統一できないのに対して、中国や韓国は過剰な支配のためにいつまでも変化できないのである。

池田 信夫

6651チバQ:2014/10/16(木) 22:05:06
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101600839
政権長期化を否定=「毎日辞めたい」−タイ暫定首相


 【バンコク時事】「辞める用意はある。毎日辞めたいと思っている」。タイ軍事政権のプラユット暫定首相は15日、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議出席のため訪れているイタリア・ミラノでタイの経済関係者らと行った夕食会でこう述べ、政権の長期化に否定的な姿勢を示した。タイのメディアが16日伝えた。
 プラユット氏は席上、「(計画より)1日も長く(首相の)職にとどまりたいとは全く思わない」とし、「毎日けんかしている。家に帰ると妻ともけんかだ」と述べた。その上で「私は依然不満だ。国民がまだ幸せではないからだ。国民に幸せを取り戻す必要がある」とも語ったという。
 プラユット氏は先に、民政移管に向けて総選挙を2015年中に実施する意向を示す一方、新憲法制定のタイミングや改革の進展次第では総選挙が16年にずれ込む可能性も示唆していた。(2014/10/16-18:37)

6652チバQ:2014/10/16(木) 22:08:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3028985
相次ぐデモ襲撃、闇組織「三合会」に再び疑いの目 香港
2014年10月16日 16:33 発信地:香港
【10月16日 AFP】マスクをした男たちの集団による香港(Hong Kong)の民主派デモ襲撃事件は、香港で暗躍する「三合会(Triad)」と呼ばれる犯罪組織への注目を集め、中国政府がこうした組織と協働していると糾弾する声を復活させた。

 完全に民主的な香港行政長官選挙の実施を求めるデモは2週間以上に及んでおり、市内の一部はまひしている。大通りは抗議行動の参加者らがバリケードを築き、占拠している。ここ最近で相次いだデモ隊への襲撃事件によって、民主派活動家の間では、これまで汚れた政治の世界からおおむね遠ざかっていた三合会が、香港の未来をめぐる議論に自ら関与するようになったことを懸念する声が上がっている。

 香港中心部では13日の白昼、武器を持たない平和的なデモの参加者たちに、マスク姿の男たち数十人が襲い掛かり、大勢の報道陣の目前で乱闘を繰り広げた。デモの呼びかけ人らは、金鐘(アドミラルティ、Admiralty)地区で明け方に警察がデモ隊のバリケードを撤去した後に男らが行動を開始したことを指摘。ある民主派議員はAFPに「三合会と思われる連中がデモ隊に到達できるよう、警察がバリケードをどかしたように見える」と語った。

■保安当局は断固否定

 今月に入ってまずマスク集団に襲われたのは、三合会の勢力範囲として知られる労働者階級地区、旺角(モンコック、Mongkok)の民主派デモ拠点だった。警察によれば、逮捕された男8人は三合会との関連が疑われている。この襲撃の後、警察と香港自治区行政府は、犯罪組織と結託しているのではないかとの疑念の払拭を余儀なくされた。香港保安局の黎棟國(Lai Tung-kwok)局長はこの疑惑について「でっち上げで、行き過ぎ」だと怒りをあらわにし、警察も犯罪組織との共謀を否定した。

 しかし、意図的かどうかにかかわらず、暴行集団は衝突の際、政府側についていたという目撃証言が出ている。民主派の香港立法会(議会)議員、何俊仁(Albert Ho)氏は13日の衝突の後、「行政府は、実力行使を下請け的に委託していないまでも、暴徒らをするがままにさせているように見える。これは中国本土の共産党がよく用いる戦術の一つだ。政府が責任をとらなくて良いように、三合会や政府寄りの暴徒を使って市民を襲わせる手法だ」と語った。

 一方、香港大学(Hong Kong University)の組織犯罪専門家、王鵬(Wang Peng)氏は「香港にしても本土にしても、政府が三合会を警官として雇えば、自分たちの正統性を破壊することになる」として、当局が犯罪組織に積極的に関与しているとの主張に疑問符を投げかけている。

■実業家が三合会雇うことも?

 三合会は従来、麻薬取引や売春、恐喝などに手を染めてきたが、最近ではそれに加えて不動産業や金融業といった、上場企業とのつながりもある、より「堅気の」事業に乗り出していると専門家はいう。三合会のなかでも、地元の報道でよく名前が挙がる3大組織が「和勝和(Wo Shing Wo)」、「14K」、「新義安(Sun Yee On)」で、その活動は香港や中国南部だけでなく海外まで及んでいる。さらにもっと規模の小さい三合会のネットワークや関連組織はあまたとある。

 民主派の活動家たちが、三合会が政治に関与していると非難する一方で、犯罪組織にはバリケードを張っているデモの参加者を襲う、もっと基本的な理由があるという意見もある。つまり、金銭だ。

 風俗店や売春宿が並び、みかじめ料の取り立てがうろつく旺角地区は、三合会と深いつながりを持つ地域だ。そして同地区の店主たちは、デモが始まって以降、収入が落ちていると苦情を言っている。「中国政府とつながりを持ち、支持を表明したがっている愛国的な中国人実業家らが…三合会の構成員を雇って(デモをしている)学生たちを脅すこともあり得るだろう。オキュパイ運動で商売に影響を受けている香港の実業家も、三合会の構成員を雇うかもしれない」と香港大の王氏は指摘する。

 王氏によれば、香港がまだ英国の植民地で、警察の汚職が蔓延していた1960〜70年代に勢力を拡大した三合会は、17年前の香港の中国返還後、活動の焦点を中国本土へ移したという。とはいえ、13年に行われた香港のナイトクラブや風俗店の摘発による逮捕者は1800人以上、12年の三合会摘発による逮捕者は1200人だった。そうした中、「龍頭(Dragonhead)」と呼ばれる三合会の首領格たちが逮捕されたり、投獄されたりすることはめったにない。(c)AFP/Aaron TAM

6653チバQ:2014/10/16(木) 22:16:26
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014101502000237.html
香港、学生を強制排除 衝突で45人逮捕

2014年10月15日 夕刊


 【香港=白石徹】香港警察は十五日、香港トップの行政長官の民主的選挙を求める一部学生と衝突し、公務執行妨害などの疑いで四十五人を逮捕したと発表した。学生を排除する際、こしょう入りスプレーが使われたが、学生は傘で防御するなどした。
 千人近い学生デモ隊は十四日深夜、行政長官弁公室(官邸)北側の道路を新たに占拠。その数時間後の十五日未明、街頭占拠の拡大による交通妨害を懸念した警官隊が強硬措置に出た。ただ催涙弾などは使用されず、抵抗する学生を警官隊が取り囲んで排除した。
 現場は政府庁舎があるアドミラリティ(金鐘)に隣接し、議会棟では十五日、学生デモ隊の抗議活動で延期されていた立法会(議会)が開会する予定。学生の占拠運動による香港市内の混乱収拾策などが話し合われるほか、梁振英行政長官がオーストラリア企業から受け取った四百万ポンド(約七億円)に上る秘密報酬問題も追及されるとみられる。

6654チバQ:2014/10/16(木) 23:15:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000025-jij_afp-int
香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
AFP=時事 10月16日(木)15時37分配信

香港デモを支持する本土出身者のジレンマ、中国
香港特別行政府庁舎前で、一斉に携帯電話の光を掲げる民主派のデモの参加者たち(2014年9月29日撮影)。
【AFP=時事】香港(Hong Kong)の民主派によるデモが、意外な人々からの支持を勝ち取っている──香港の人から煙たがられながらも市内各地に暮らしている中国本土出身者たちだ。彼らは香港のデモに対する中国政府の強硬姿勢に挑み、ソーシャルメディア上で同胞たちから寄せられる反感もものともしない。

香港警察、民主派デモでの暴行映像で非難集中

 香港の人々にとって本土出身者らは、人口過剰な香港に移り住み、病院のベッドから乳児用の粉ミルクまで、あらゆるリソースを奪い取る存在とみなされ、長年にわたり苛立ちを向ける対象となってきた。

 一方、完全な形での民主的な香港行政長官選挙の実施を求める今回の香港のデモについては、中国本土の人々は大半があきれ顔だ。「国家主義者」たちの暴言を招き、共感を示すわずかな人々は当局に拘束されてしまう。

 しかし香港に住む本土出身者の中には、2週間前に始まった民主派のデモに勇気をもって加わり、運営の手助けや運動論的な支援を行い、さらに中国共産党が一党支配する本土では固く禁じられていること──民主主義への支持表明──を享受している人たちがいる。

「本土だったら、自分の信念のために牢屋に放り込まれることだってある」と広東(Guangdong)省出身で社会学を学ぶリーさん(21)は言う。「香港でデモに加わって、民主主義を求めるスローガンを叫び、自分が本当に信じていることのために立ち上がることは、真に解放的な体験」だと語った。

 ただし、実名は伏せておいてほしいと言うリーさんは、香港のデモで北京語を話したことはなく、「台湾アクセント」の広東語だけを使っている。そして自分が通う大学の欧米人学生たちと常に離れないように行動し、広東省にいる両親に「迷惑が掛からないよう」顔をマスクで覆っている。

 香港のデモを支持し参加する本土出身者の数を突き止めることは難しいが、こうした動向は香港の民衆の反乱が本土へ広がるという、中国政府にとっては悪夢のようなシナリオへの「ドミノ効果」の可能性を高めるものでもある。


■本土のSNS上では「友達削除合戦」も

 しかし、交流サイト(SNS)フェイスブック(Facebook)での反応を見ていると、抗議運動が本土にまで広がる可能性はわずかだと、香港大学(University of Hong Kong)の学生シンさん(24)は言う。フェイスブックは中国本土では禁止されているが、仮想プライベートネットワーク(VPN)を使えば、政府の巨大な検閲機構を迂回してアクセスできる。

 シンさんはデモの参加者たちが、ソーシャルメディアで進捗状況を更新できるよう、香港の繁華街・銅鑼湾(Causeway Bay)で自分が住むビルの屋上に無料のWiFi(無線LAN)スポットを設置した。そしてこの屋上から撮影した写真をフェイスブックの自分のページに投稿し始めたところ、シンさんのタイムラインは「戦場」と化した。

「香港人は甘やかされていて、感謝が足りない」「中国なしでは生き残れないくせに」「民主主義? おまえたちにはもう十分自由は与えているだろ」といった投稿であふれ、なかには9月28日に香港警察が、傘を差して身を守るデモ隊に催涙ガスを使用したことをあからさまに支持する意見もあった。

 香港の「雨傘革命(Umbrella Revolution)」を支持するシンさんへの怒りをあらわにし、フェイスブックでの交流を断ち切った「愛国的な」中国本土の友達もいたという。

 香港のデモは中国本土でも支持派と批判派の政治的分断を招き、本土のソーシャルメディア上では両者が互いに友達リストからの削除を繰り広げる「削除合戦」の引き金となっていると報じられている。

6655チバQ:2014/10/16(木) 23:16:06
■本土出身者に対する偏見

 それでも、どれほど熱く民主主義を支持しようとも、本土出身者がデモに参加する香港人の信頼を得ることは容易ではない。

 動画投稿サイト、ユーチューブ(YouTube)で広まった、香港の商業地区・旺角(Mongkok)で撮影したあるビデオでは、1人の中国本土出身の女性が、デモの参加者たちから親政府派と間違われ、ブーイングを浴びていた。この中年の女性は、本土訛りの強い広東語で「1989年に私はあそこにいたんです」と叫び、天安門事件の学生たちを支持していたことを示唆し、今回のデモへの支持も口にしたが、群衆は親政府派がいることを伝えるときの合図となっている「ハッピー・バースデー」の曲に合わせて手を叩き、女性をやじった。

 四川(Sichuan)省出身の女性、ジエさん(25)は民主主義には賛成しているが、本土出身者に対する香港人の「排他的な態度」が嫌で、デモとは距離を置いている。香港には、本土出身者は金を持った田舎者だ、という偏見が多いのだと言う。学生だった頃、香港でよく耳にしたのは、アジア地域で覇権を握ろうとする中国を皮肉った広東語の侮辱語「強国人」(Keung gwok yun)だった。

 今年6月に香港大学が行った調査では、自分を「香港人」だと自覚する人は急増し、逆に「中国人」だと自覚する人は1997年の香港独立以来最低だった。

 ジエさんは「香港人と本土出身者の間の溝は毎日どんどん大きくなっている。何故、お互いの言うことに耳を貸せなくなってしまったのだろうか」と現状を嘆いた。【翻訳編集】 AFPBB News


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