しかし、アメリカにあるプリンストン大学の地質学者アダム・マルーフ氏はこの説に異を唱えている。ポールシフトの研究家である同氏は、現地時間11月8日放映のナショナルジオグラフィック チャンネルのテレビ番組「2012: Countdown to Armageddon(2012年:アルマゲドンへのカウントダウン)」の中で、この終末説に真っ向から反論した。
ニューヨーク州にあるコルゲート大学の天文考古学者で『The End of Time: The Maya Mystery of 2012(歴史の終焉:2012年マヤ予言の謎)』の著者アンソニー・アベニ氏は、「約5125年(187万2000日)を周期とするマヤの長期暦はこの時期に現在の周期が終わり、新たに次の周期が始まるとされている」と説明する。