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法学論集

1とはずがたり:2005/03/29(火) 14:02:24
憲法や政治思想・安保論など以外の政治・法学関連スレです。判決・刑事事件等扱います。

=関連スレ=
憲法スレッド
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/l100
国際関係・安全保障論
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l100
政治思想総合スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1039194613/l100

2584名無しさん:2016/09/17(土) 18:47:39
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160917-00000033-nnn-soci
マツダ社員寮 男性社員殺害で動揺広がる
日本テレビ系(NNN) 9月17日(土)12時31分配信
 14日、広島市にあるマツダの社員寮で19歳の男性社員が殺害された事件で、社員の間には動揺が広がっている。

 事件があったのは広島市南区向洋大原町にあるマツダの社員寮。警察によると今月14日午後4時過ぎ、寮に住んでいる男性がうめき声を聞きかけつけたところ、非常階段の2階踊り場で頭から血を流し、あおむけに倒れた社員の菅野恭平さん(19)を発見した。非常階段は、普段、使われることはないという。

 同期の社員「明るい人柄。結構みんなに接したりして優しい人だった」「悲しい気持ちもあるが、怖い」

 菅野さんの頭には複数回殴られた痕があったという。凶器は見つかっていない。

2585名無しさん:2016/09/18(日) 23:56:11
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160912/k10010682381000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_133
性犯罪の親告罪削除を 刑法改正の要綱を答申
9月12日 17時43分
法務大臣の諮問機関・法制審議会は、明治時代の刑法制定以来、初めて、性犯罪の構成要件などを見直す法改正の要綱を採択して金田法務大臣に答申し、被害者らの告訴が無くても強姦罪や強制わいせつ罪などで容疑者を起訴できるようにすることなどが盛り込まれています。
性犯罪をめぐっては、去年8月、法務省の有識者による検討会が、「強姦罪や強制わいせつ罪などに問う際、被害者の告訴を必要とするのは、被害者の負担が大きい」などとして、「告訴が無くても起訴できるようにすべきだという意見が多い」などとする報告書をまとめました。その後、法制審議会の刑事法部会が見直しの在り方を検討し、12日開かれた法制審議会の総会で、性犯罪をめぐる刑法改正の要綱の採択と、金田法務大臣への答申が行われました。

要綱は、強姦罪や強制わいせつ罪などに問う際、被害者らの告訴が必要だとする「親告罪」の規定を削除して、告訴が無くても容疑者を起訴できるようにするとしています。
また、強姦の法定刑の下限を現在の3年から5年に、強姦傷害と強姦致死については、現在の5年から6年に引き上げるとしています。
さらに、強姦罪の被害者を女性に限っている規定を改め、男性が被害者の場合でも罪に問えるとしています。

法務省は、答申を受けて、来年の通常国会にも刑法の改正案を提出する方針で、仮に成立して、「親告罪」の削除や性犯罪の構成要件の見直しが実現すれば、明治40年に刑法が制定されて以来、初めてのことになります。
刑法改正 要綱のポイント
要綱では、強姦罪や強制わいせつ罪などに問う際、被害者らの告訴がなくても容疑者を起訴できるようにするとしています。これまでは、「性犯罪の被害にあったことは名誉やプライバシーに関わるため、一概に公にすべきではない」という考え方を背景に、容疑者の起訴に被害者らの告訴を必要としてきました。

これについて、法制審議会の議論では、「罪に問うかどうかを被害者に決めさせるのは負担が大きすぎる」、「性犯罪は重大な罪であり、国の責任で追及すべきだ」といった意見が出され、被害者らの告訴が必要だとする「親告罪」の規定の削除が要綱に明記されました。

また、「性犯罪が、社会で厳しく見なされていることを踏まえれば厳罰化が必要だ」という意見を踏まえ、強姦の法定刑の下限を、現在の3年から5年に、強姦傷害と強姦致死については、現在の5年から6年に引き上げることも盛り込まれました。さらに、「男性が、女性から性的な被害を受ける場合もある」という指摘などを踏まえ、強姦罪の被害者を女性に限っている規定を改めて、男性が被害者の場合でも罪に問えるとしています。
性犯罪めぐる議論の経緯
性犯罪をめぐる刑法改正の議論は、おととし、当時の松島法務大臣が、強姦致死傷の法定刑と強盗傷害などの法定刑を比較して、「物を取った罪のほうが、女性の人生を狂わせるかもしれない罪よりも刑が重いことに憤りを感じていた」として、法務省に有識者による検討会を設けたことで本格化しました。

大学教授や検事、それに被害者支援の専門家ら12人からなる検討会は8人が女性で、罰則の在り方に加え、強姦罪や強制わいせつ罪が、容疑者の起訴に被害者らの告訴を必要とする「親告罪」のままでよいのかなどについて、幅広く議論しました。

そして、去年8月、検討会は議論の過程で「罰則の下限を引き上げるべきだ」という意見や、「被害者が告訴しなくても起訴できるようにすべきだ」という意見が多く出されたとする報告書をまとめました。これを受けて、当時の岩城法務大臣が法制審議会に刑法改正を検討するよう諮問していました。

2586名無しさん:2016/09/18(日) 23:56:25
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160912/k10010682251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_135
法相 民事執行法の改正を諮問 財産開示制度の見直し
9月12日 16時30分
金田法務大臣は法制審議会の総会で、裁判などに基づく養育費などの支払いが確実に行われるようにするためには、債権者が債務者の財産を正確に把握することが必要だとして、財産の開示制度の見直しなどを盛り込んだ民事執行法の改正を諮問しました。
裁判や調停の結果に基づく養育費や損害賠償の支払いをめぐっては、現在、差し押さえの際に、債務者みずからが預貯金のある銀行口座などの情報を示すことになっていますが、うその申告をしたり、開示に応じなかったりするケースがあると指摘されています。

こうした現状を踏まえ、金田法務大臣は12日開かれた法制審議会の総会で、養育費などの支払いが確実に行われるようにするためには、財産の開示制度の見直しが必要だとして、民事執行法の改正に向けて要綱を示すよう諮問しました。

法制審議会は、今後、財産の開示制度をめぐって、裁判所が金融機関に対し、債務者の口座情報などを債権者に示すよう求めるのを可能にすることや、債務者がうその申告をした際の罰則を強化することなどを議論します。

また、金田大臣は、裁判所が行う競売で、暴力団関係者の落札を排除できない今の仕組みを改めることや、離婚などに伴う強制的な子どもの引き渡しのルールを定めた、規定の創設についても民事執行法の改正を検討するよう諮問しました。

2587名無しさん:2016/09/19(月) 15:56:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160919-00000516-san-soci
「釣れてますか」と声を掛け…釣り人を海に突き落して逃走 少年数人か、大阪府警が殺人未遂で捜査
産経新聞 9月19日(月)12時4分配信

 19日午前7時5分ごろ、大阪府忠岡町新浜の大津川の河口付近にある突堤で、釣りをしていた同府八尾市の男性会社員(56)に10代とみられる少年数人が「釣れていますか」などと声を掛け、いきなり男性の背中を押して海に転落させた。

 少年らはそのまま逃走。男性は自力で岸に上がり、けがはなかった。大阪府警泉大津署は悪質ないたずらとみて、殺人未遂容疑で捜査している。

 同署によると、突き落とされた男性は午前4時ごろから1人で釣りをしていたといい、付近にいた釣り人が110番した。逃げた少年らは小学校高学年から中学生ぐらいとみられるという。

2588とはずがたり:2016/09/19(月) 21:15:32
「示談」と「和解」は別物!その重大な違いって?【伊武センセの法律相談室】
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150322/Sirabee_22489.html
しらべぇ 2015年3月22日 11時00分 (2015年3月23日 08時19分 更新)

■相談
小さな交通事故に巻き込まれました。目立ったケガもなかったので、加害者とも話し合い、後遺症の心配もないし、加害者が私に5万円を払うことで話がまとまりました。このとき、加害者から話がまとまってお金を払うのだから、念のために示談書にサインをして欲しいといわれたので、サインをすることにしました。
しかし、加害者が用意した書面には和解契約書とかかれていて、示談書となっていませんでした。一抹の不安があったのですが、5万円はきちんと払ってくれましたし、一応サインはしたのですが・・・。いまさらですが、ちょっと不安なです。
■司法書士・伊武センセの解説
交通事故に巻き込まれながらも、大きなケガもなく何よりです。加害者もそれなりに誠意をみせてくれているようですし、まさに不幸中の幸いでしょう。
さて、相談者様は示談をするつもりが成り行きで和解契約をしてしまったため、不安だということですよね。
ではでは、さっそくご質問にお答えしたいと思います。実は、相談者様が心配されてますように、示談と和解とは似て異なるものなんです。
「やっぱりやられたかぁ!」と思った相談者様。落胆するのはまだはようございますですよ。結論に入る前に、まずは恒例のカバチをひと捻り。
●示談と和解の違いって?
そもそも示談と和解、どういうものかというと、示談は、
「争いを話し合いで解決し、争いがなくなった状態になったことを、当事者が確認すること」
をいうのに対して和解は、
「争いのある当事者が、互いに譲歩して争いをやめる契約」
をいいます。よく似てますよね。まぎらわしい・・・。でもね、よくよく見ると違う部分がわかるはず。
そう、和解では「当事者が互いに譲歩する」ことが必須になっていて、示談は必ずしもそうじゃないんですね。つまり、示談は、当事者の一方が相手の条件を全面的に承諾しても成立しちゃうんです。一方、和解だと双方が譲る必要がある。
●示談と和解の違いにどんな意味があるの?
「なるほど、違いはわかった。で、それになんの意味があるわけ?」そんなお声も聞こえてきそうですが・・・、はいはい、すぐにご説明申し上げましょう。
和解には、「確定効」といって、和解が成立した以上は、和解の対象になった争い事を今後蒸し返すことは許されない、という効力があります。仮に事実関係に間違いがあっても和解が成立すれば、原則として2度と争うことは許されません。
例えば、10万円を貸した、いや借りてないという争いで5万円の和解金を払って和解した場合に、後になってやっぱり10万円を借りてなかったという事実が判明しても、和解金の5万円を返せとはいないのです。
しかし、示談の場合はちょっと違ってきます。上でも話したように、示談は、争いの一方が相手方の主張を全面的に承諾することでも成立します。10万円の争いで、相手方の言い分どおりに10万円を払って示談する場合などですね。
この場合、和解のような確定効は生じません。だから、後から10万円を借りてなかった事実が判明すれば、示談金の10万円を返せと再び争ってもいいのです。なぜかというと、和解では双方が互いの主張を少しずつ譲って争いをやめようとしたのだから、争いを蒸し返えすなといっても公平でしょう。しかし、この場合の示談は、一方が他方に全面的に主張を譲っているわけですから、これを蒸し返させても不公平にはならないからです。
       とまぁ、難しい理屈はおいといて。
とりあえず、和解は争いを蒸し返すことはできない、示談は争いが蒸し返えされることもある、と覚えておいてくださいね。

2589名無しさん:2016/09/21(水) 00:00:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160919-00000516-san-soci
「釣れていますか」と声掛け…釣り人次々突き落とし逃走 少年か、殺人未遂容疑で捜査
産経新聞 9月19日(月)12時4分配信

 19日午前7時5分ごろ、大阪府忠岡町新浜の大津川の河口付近にある突堤で、釣りをしていた同府八尾市内の男性会社員(56)に10代とみられる少年数人が「釣れていますか」などと声を掛け、いきなり男性の背中を押して海に転落させた。少年らはそのまま逃走。男性は自力で岸に上がり、けがはなかった。大阪府警泉大津署は悪質ないたずらとみて、殺人未遂容疑で捜査している。

 同署によると、突き落とされた男性は午前4時ごろから1人で釣りをしていたといい、付近にいた釣り人が110番した。逃げた少年らは小学校高学年から中学生ぐらいとみられるという。

 また約1時間前には、南に約2キロ離れた同府岸和田材木町の突堤で、友人と釣りをしていた同府和泉市の中学2年の男子生徒(13)が、10代とみられる少年に海に突き落とされていたことも判明した。

 府警岸和田署によると、男子生徒らは午前5時半ごろに釣りを開始。突堤では同年代の少年5人が釣りをしており、いったんは立ち去ったが、うち2人が戻ってきて、男子生徒が魚を釣り上げた際に突然肩を押し、約1メートル下の海に突き落としたという。

 男子生徒は自力で這い上がり、けがはなかった。突き落とした少年グループとは面識がなかったという。府警は2件の突き落としが同一犯の可能性もあるとみて捜査している。

2590とはずがたり:2016/09/24(土) 19:17:29

屋外でアダルトビデオ撮影した疑いの52人、不起訴に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160924-00000023-jnn-soci
TBS系(JNN) 9月24日(土)8時47分配信

 屋外でアダルトビデオの撮影を行ったとして、警視庁に書類送検された制作会社の当時の社長らあわせて52人について、東京地検は不起訴処分にしたと発表しました。

 制作会社で当時社長だった40代の男性らは、2013年9月から10月にかけて、神奈川県相模原市のキャンプ場で、人目に触れる状態でアダルトビデオの撮影を行ったとして、公然わいせつの疑いなどで書類送検されていました。この男性らについて、東京地検は、23日付けで不起訴処分としました。

 不起訴の理由について、東京地検は、「現場は山の中であり、不特定多数の人に認識されるような場所ではなかった」としています。(24日01:14)
最終更新:9月24日(土)10時51分TBS News i

2591名無しさん:2016/09/24(土) 21:07:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000515-san-soci
「おもちゃだと思っていた」男性弁護士に殺害予告 無職男に懲役3年求刑
産経新聞 9月23日(金)12時13分配信

 千葉県松戸市役所に対する爆破予告や、男性弁護士の殺害予告をしたなどとして、威力業務妨害や脅迫などの罪に問われた住所不定、無職、安藤良太被告(21)の初公判が23日、東京地裁(菅原暁裁判官)で開かれ、安藤被告は起訴内容を認めた。論告求刑も行われ、検察側は懲役3年を求刑。弁護側は執行猶予付き判決を求めて結審した。判決は10月21日。

 事件の経緯は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で活動していた松戸市の男性が、氏名や住所を特定され、ユーザーの攻撃対象に。男性が弁護士に対応を依頼したことで、この弁護士も攻撃対象になった。弁護士に対しては、現在も掲示板上で頻繁に殺害予告が繰り返されている。

 被告人質問で安藤被告は「弁護士をおもちゃだと思っていた。自分の行為がネット上で騒がれることに対して自己顕示欲もあった」などと動機を述べた。

 論告などによると、安藤被告は平成27年2月、東京都港区の弁護士事務所に所属する弁護士の殺害予告を掲示板に書き込み。同年10月、同事務所の住居表示板(180円相当)を盗んだ上、28年2月、弁護士の名前をかたり松戸市役所に爆破予告をしたとされる。

2592とはずがたり:2016/09/25(日) 13:19:43
元有名キャスターって誰かと思ったら俺が大ファンの緑さまじゃあないですか。吃驚。
多分こっち相当ネタなので転載。

1025 名前:名無しさん[] 投稿日:2016/09/24(土) 21:56:03
>>1024

http://www.sankei.com/affairs/news/160802/afr1608020023-n1.html
2016.8.2 17:27
タイに出国、9年不明 椿康雄元弁護士を逮捕 元有名キャスターの夫

 電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)の株価操縦事件で、さいたま地検は2日、証券取引法(相場操縦、現在の金融商品取引法)違反容疑で、住所不定、元弁護士の椿康雄容疑者(62)を逮捕した。

 椿容疑者は平成19年に出国し、約9年間行方が分からなくなっていたが、今年7月にタイ警察が身柄を拘束したと明らかにしていた。

 逮捕容疑は17年10月17〜25日、共犯者らの名義で、OHTの株を高値で買い上げるなどの方法で株価を27万円から31万4千円に不正に引き上げたり、仮装売買を繰り返したりした疑い。同地検は認否を明らかにしていない。

 椿容疑者はキャスターを務め、今は大学教授の女性と結婚したが、平成3年に離婚している。

2593とはずがたり:2016/09/29(木) 10:44:49

高畑裕太の不可解な行動や態度の理由が徐々に明らかに
http://myjitsu.jp/archives/9901
2016.09.24 19:00

強姦致傷の容疑で逮捕され、不起訴と示談が成立した高畑裕太(23)の、“冤罪”を明らかにする記事が9月21日発売の『週刊文春』に掲載された。

被害者とされた40代女性が告訴するきっかけとなった相談相手の男性は、前科2犯の元暴力団組長だという内容が記事中に書かれている。

「ベッキーの不倫騒動に始まり、一般的にもその内容に対する信頼度が高まっている週刊文春の記事ということもあり、“高畑裕太は性犯罪者”だというイメージを払拭するきっかけになると思います。発達障害やセックス依存症だと疑われていたことも疑惑が晴れるでしょう。でも、結果的ではありますが、反社会的勢力に屈したという印象が付いてしましました。彼自身が今後、芸能活動をできるようになったとしても、スポンサー企業もメディアも近寄らないでしょう。ロケ先での火遊びのつもりだったかもしれませんが、相手が悪かった、お気の毒としか言いようがない」(民放関係者)

また、大手芸能事務所関係者は、「高畑くんが濡れ衣を着せられたことはよくわかりました。とはいえ、ロケ先でホテルの従業員を口説こうとするあたりは、やはり節操がない。少なくても自分の事務所の女性タレントとは共演させません」と現実的な見解を語る。

一方で、被害者女性の代理を名乗り、映画関係者に示談金1000万を要求して怒鳴り込んできた元組長の男を見れば、誰しも問題は高畑だけでなく、相手の女性にもあったことが分かる。本来であれば、逮捕に至らなかった可能性もある。この第2の問題を指摘する映画関係者もいる。

「被害届を受けて、よく状況を調べないまま高畑を逮捕した、前橋署の不手際だと思います」

実際に、被害届が出された数時間後には、客室内で“熟睡”していた高畑を逮捕している。

「捜査員はもっと熟考すべきだった。どうやら建て替えたばかりの前橋署をメディアを通じて全国に披露する好機だと思った副署長と、一部の捜査員が、有名人の逮捕という“勲章”に浮き足立ち、焦って身柄の確保を急いだようです」(地元紙記者)

釈放後に弁護士事務所から発表された不可解な文書も、この経緯を見れば腑に落ちる部分が多い。

2594とはずがたり:2016/09/29(木) 18:55:05
最高裁判所という「黒い巨塔」〜元エリート裁判官が明かす闇の実態 これは日本の縮図だ
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160929-00049800-gendaibiz-bus_all
現代ビジネス 9月29日(木)12時1分配信

 日本の裁判所と裁判のいびつな構造を次々に告発してきた瀬木比呂志さん。元エリート裁判官である彼が、まもなく渾身の小説を上梓する(10月下旬刊)。題して『黒い巨塔 最高裁判所』。一般にはうかがい知ることのできない最高裁の内幕を赤裸々に明かし、ストーリーも読ませる一冊だ。

瀬木比呂志(せぎ・ひろし) 1954年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降、裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年、明治大学法科大学院専任教授に転身。

2595とはずがたり:2016/10/01(土) 15:52:50
高田馬場駅の異臭騒ぎ、傷害容疑で女を逮捕 警視庁
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/55/6e6f80afe8a3d0a92c8fbbe81f451b10.html
(朝日新聞) 10:16

 東京都新宿区の西武新宿線高田馬場駅で異臭がして9人が病院に搬送された事件で、警視庁は1日、催涙スプレーのようなものをまいたとして、東京都練馬区中村南2丁目、職業不詳塚越裕美子容疑者(36)を傷害容疑で逮捕し、発表した。

 この事件は9月28日午後5時35分ごろに発生。戸塚署によると、ホームにいた男性(32)が液体のようなものをかけられ首に軽いけがを負った。ほか男女8人がのどの痛みを訴えたが、いずれも症状は軽かった。防犯カメラの映像などから塚越容疑者が浮上したという。


高田馬場駅で異臭、9人のどに痛み 液体かかり?重症も
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJ9X66QHJ9XUTIL047.html
09月28日 22:43朝日新聞

 28日午後5時40分ごろ、東京都新宿区の西武新宿線高田馬場駅のホームで異臭がすると、駅員から110番通報があった。警視庁によると、10?30代の乗客ら男女9人がのどに痛みを訴えるなどして病院に運ばれた。東京消防庁によると、うち1人は重症という。

 戸塚署などによると、被害の訴えがあったのは下り線の3番ホーム。複数の人が「人が通り過ぎた後に異臭がした」と説明。重症の1人は「液体をかけられた」と話しているという。

 署は何者かが臭いのあるものを散布するなどした疑いがあるとみて、傷害容疑で捜査を開始。駅やその周辺に設置されている防犯カメラの映像などを調べている。西武鉄道によると、電車の運行に大きな支障はなかった。

2596とはずがたり:2016/10/06(木) 22:06:27
「司忍」六代目山口組組長が「住吉会」「稲川会」とヤクザサミット
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161006-00010006-jisin-soci
女性自身 10月6日(木)6時3分配信

「まさか本当に、この3団体のトップが集まって食事会を開くとは思ってもみませんでした。噂はありましたが、ガセだろうと高をくくっていたんです」

 ヤクザ界に詳しいジャーナリストは、そう驚きを隠さない。原因は、9月29日に横浜の中華街で開かれた、ある「会合」だ。 

 出席したのは、司忍・六代目山口組組長、関功・住吉会会長、清田次郎・稲川会会長。それぞれが自分の組の最高幹部を従え、「まさにヤクザ界のサミットが開かれたようなもの」(前出・ヤクザ界に詳しいジャーナリスト)だったという。

 トップ3人が集結した理由について東京在住の暴力団関係者はこう話す。

「会合を呼びかけたのは、司組長だといわれている。司組長は分裂した神戸山口組側に攻勢をかけられ、引退説まで飛び出していた。それに対抗し、神戸側と違って他団体との結束力がある、と見せつけたかったのではないか」

 それぞれが友好団体同士とはいえ、こうした会合は、史上初のことだ。前出のジャーナリストが解説する。

「司組長が移動するだけでも、警察は混乱を避けるため、警備を強化します。団体ひとつでも大変なのに、3団体が集まればどれほど大変か。それを考え、警察はこうした会合を潰してきました。しかし、今回はあくまで食事会のみで近隣には迷惑をかけないと約束して、神奈川県警と話をつけたようです」

 会合を事前に知らされていたのは、ごく一部の組幹部のみ。県警は店に配慮し、周囲に機動隊などを出動させず、警察車両を目立たないように配置して車内で待機していた。情報を知って集まった記者たちには、店の周辺で歩き回らないように要請があった。

 会合は1時間20分ほど。その様子を一部の報道陣に撮影させる「確信犯」的な目的もあったのではと、前出のジャーナリストは分析する。

「3団体がいかに結束しているかをアピールすることが、最大の目的だったのでしょう」

 じつはこの会合と同じ日、六代目山口組には衝撃が走っていた。「伝説のヒットマン」といわれる幹部の一人、安東美樹・竹中組組長が銃刀法違反で逮捕されたのだ。7月に傘下組員の実家から散弾銃など6挺が発見され、これが山口組の“武器庫”として摘発されたことによるものだった。

「安東組長は、四代目山口組が分裂した山一抗争で山本広・一和会会長を襲撃し、20年の懲役を終えて復帰した人物。人望が厚く司組長は信頼していた。安東組長が逮捕されたことは、六代目側にとってはかなりの痛手だったはずです」(前出・ジャーナリスト)

 異例ともいえるトップ3の食事会は、ヤクザ界の危機感の表われだったのかもしれない。
(週刊FLASH 2016年10月18日号)

2597名無しさん:2016/10/09(日) 11:04:55
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2432550?ver=video_q
爆弾騒ぎで渋谷一時騒然=外国人が銀行にバッグ―東京
2016/10/7(金)16:14 時事通信社
 7日午後1時ごろ、東京都渋谷区のみずほ銀行渋谷支店で外国人風の男がキャリーバッグを放置して押し問答になっていると警視庁渋谷署に通報があった。男は署員に「ボム(爆弾)だ」と説明したため、爆発物処理班が出動。客や行員を避難させて付近の道路を封鎖し、現場は一時騒然とした。

 渋谷署は男を確保し、威力業務妨害容疑で逮捕。「安倍総理のナンバー2から指示された」などと話しているという。

 渋谷署によると、男は英国籍のフンジャン・ジャスプリート容疑者(27)で、午前9時すぎから銀行内に滞在。午後0時45分ごろ、1階のATMコーナーにバッグを置いて立ち去ろうとした。中身は衣類、ゲーム機、パソコン、旅券などだった。

2598名無しさん:2016/10/09(日) 13:31:36
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161009-00000024-jnn-soci
神戸山口組傘下団体の会長、男らに殴られ死亡
TBS系(JNN) 10月9日(日)11時58分配信
 9日未明、和歌山市内の路上で、指定暴力団・神戸山口組傘下団体の会長が数人の男らに殴られ死亡しました。警察は、傷害致死事件として逃げた男らの行方を捜査しています。

 9日午前1時ごろ、和歌山市内の路上で「男らが怒声をあげてもめている」と近くの住民から110番通報がありました。

 警察が駆けつけたところ、指定暴力団・神戸山口組傘下団体・紀州連合会の松下功会長(50)が顔などを殴られ、路上にあおむけの状態で倒れていて、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

 警察によりますと、松下会長は知人ら3人と飲食店にいたところ、店に入ってきた5、6人の男らと口論になり、その後、店の外で殴り合いになったということです。

 男らは逃走しており、警察は傷害致死容疑で行方を追っています。(09日11:32)
最終更新:10月9日(日)12時37分

2599とはずがたり:2016/10/10(月) 11:55:03
がんがん合格者出してそのまま企業に就職して法務部で何年か修行して能力の高い奴が弁護士事務所に就職すると云う様な形に変えないと大学院だけ造っても意味ないやんけ。

2016/10/6 15:00神戸新聞NEXT
法科大学院の志願者激減 開設の4割が廃止など
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009558546.shtml

 全国の法科大学院は志願者数を減らし続けている。文部科学省によると、開設初年の2004年度は7万2800人だったが、司法試験の合格率の低迷などで16年度は8274人まで急落。開設計74校の4割に当たる29校が廃止や募集停止に追い込まれている。

 昨年春には、国が司法試験合格者の目標を従来の年3千人から「1500人以上」に半減。法科大学院の置かれた環境はより厳しさを増している。

 また、法科大学院に分配される補助金額は文科省が各校の実績などから決定。査定では各校独自の学習プログラムも評価しており、情報通信技術(ICT)の活用や自治体との連携などが進む要因の一つとなっている。

【法科大学院】 司法試験の受験資格を得られる専門職大学院で、2004年に開設。司法制度改革の柱の一つで、法曹界に多様な人材を送り、法曹人口を増やすのが主な目的だった。ところが、司法試験の合格率が低迷するなどして廃止や募集停止が相次ぎ、各大学院は講義内容の見直しなどを迫られている。

2016/10/6 15:01神戸新聞NEXT
法科大学院、生き残りへ特色 遠隔講義や海外研修
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201610/0009558543.shtml

 司法試験の合格率の低迷や国の方針変更などの影響で、未来の弁護士や検察官らを育てる法科大学院の廃止や募集停止が相次いでいる。残された大学院は学習環境の充実に生き残りの道を探り、兵庫県内でも情報通信技術(ICT)を活用したり、第一線で活躍する講師を招いたりして特色ある講座づくりを目指している。(有島弘記)

 甲南大は9月からテレビ会議方式を活用した講義を導入。岡本キャンパス(神戸市東灘区)の講義のうち、「社会人院生」が多数を占める平日夜間の全講義を阪急西宮北口駅近くの西宮キャンパスでも受けられる。

 同大は、法律の知識を仕事に生かす「企業内弁護士」の育成を教育方針の中心に据え、社会人層の掘り起こしに活路を求める。

 テレビ会議方式などICTを活用した講義もその一環だ。院生約50人の中には企業の法務部門で働く会社員や公務員がおり、多くは大阪方面で勤務。西宮での講義は仕事帰りに神戸に通う必要がなく、院生の利便性を高める。

 院長の渡辺修教授は「平日全ての夜間授業を双方向で受講できるのは全国初」とPRにも力を入れる。

 関西学院大(西宮市)は多様化・複雑化する自治体の法務業務に着目し、尼崎、西宮、明石の3市と提携。実際に法務部門で働く市職員を講義に招いたり、院生を市役所に派遣したりしている。法律の知識を生かせる公務員の仕事を理解することで、将来の選択肢の一つとして考えてもらう狙いだ。

 グローバルに事業展開する企業などへの就職を視野に「国際化」を掲げるのは神戸大(神戸市灘区)。米国や中国などの外国法を学ぶ講座を開き、春・夏休みには1カ月単位でマレーシアの法律事務所での研修に参加できる。

 同大の担当者は「企業の国際競争力を高められる人材として活躍してほしい」と院生の未来を描く。

2600名無しさん:2016/10/10(月) 22:35:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000502-san-soci
「殺したがるばかどもと戦って」 瀬戸内寂聴さん発言に犯罪被害者ら反発
産経新聞 10月7日(金)9時27分配信

 日本弁護士連合会(日弁連)が6日、福井市内で開催した死刑制度に関するシンポジウムに、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(94)がビデオメッセージを寄せ、死刑制度を批判したうえで「殺したがるばかどもと戦ってください」と発言した。会場には全国犯罪被害者の会(あすの会)のメンバーや支援する弁護士らもおり、「被害者の気持ちを踏みにじる言葉だ」と反発した。

 日弁連は7日に同市内で開く人権擁護大会で「平成32年までに死刑制度の廃止を目指す」とする宣言案を提出する。この日のシンポジウムでは、国内外の研究者らが死刑の存廃をめぐる国際的潮流について報告。瀬戸内さんのビデオメッセージはプログラムの冒頭と終盤の2回にわたって流された。

 この中で瀬戸内さんは「人間が人間の罪を決めることは難しい。日本が(死刑制度を)まだ続けていることは恥ずかしい」と指摘。「人間が人間を殺すことは一番野蛮なこと。みなさん頑張って『殺さない』ってことを大きな声で唱えてください。そして、殺したがるばかどもと戦ってください」と述べた。

 瀬戸内さんの発言について、あすの会顧問の岡村勲弁護士は「被害者はみんな加害者に命をもって償ってもらいたいと思っている。そのどこが悪いのか。ばか呼ばわりされるいわれはない」と話した。

2601とはずがたり:2016/10/12(水) 15:21:47
弁護士儲かる職種ではなくなったのかねえ・・。

横領1億円でキャバクラ豪遊も 元弁護士に実刑
11:57朝日新聞
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJB73CTBJB7UTIL009.html

 成年後見人として管理していた高齢者の預金を使い込んだとして業務上横領罪に問われた元弁護士、渡部直樹被告(49)に対し、東京地裁は7日、懲役6年(求刑懲役7年)の実刑判決を言い渡した。稗田雅洋裁判官は「成年後見制度に対する社会の信頼を揺るがしかねない悪質な犯行だ」と批判した。

 判決によると、渡部被告は2011?15年、法定後見の2人と任意後見1人の計3人の高齢者の口座から、計約1億1200万円を引き出して横領した。

 公判で弁護側は、被告は双極性障害の精神障害があり、犯行当時は善悪の認識能力が著しく損なわれた「心神耗弱」の状態だったと主張した。判決は、被告を診断した医師の証言をもとに、「精神障害の症状は認められない」と判断。横領した金は事務所費や借入金の返済、キャバクラでの豪遊に浪費した、と指摘した。

 この事件をめぐっては、被害女性2人が新たに選任された成年後見人を代理人に、計約7900万円の損害賠償を求めて提訴。東京地裁が9月、渡部被告に全額の支払いを命じる判決を言い渡し、確定した。女性側は、渡部被告を成年後見人に選任した家裁にも責任があるとして、国にも損害賠償を求めて提訴している。

2602名無しさん:2016/10/15(土) 20:54:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000531-san-soci
「なんやこれ…」捜査員もうなった不可思議な遺体 19歳男女なぜ亡くなったのか
産経新聞 10月11日(火)8時20分配信

 滋賀県草津市で6月、量販店の駐車場に止まっていた軽乗用車の車内から、県内に住む19歳の男女2人の遺体が発見された。2人に外傷や着衣の乱れはなく、のちに死因は一酸化中毒と判明。事件か、自殺か…。車内に練炭など自殺の要因となるものはなく、薬物を使った可能性も否定された。「なんやこれは」-。ベテラン捜査員も思わずうなった不可思議な状況。県警が車両実験を経て導き出した結論は、一歩間違えば誰にでも起こりうる「特異な事故」だった。

 「駐車場に止まっている軽乗用車の中で人が倒れている」。車内で男女2人が死亡しているのが見つかったのは、6月14日午後2時10分ごろ。量販店の店員からの119番で発覚した。現場を確認した滋賀県警の捜査関係者によると、2人には苦しんだ痕も少しあり、練炭を使って自殺した際の状況にも似ていたという。

 「長年携わってきて、一見すると、一酸化炭素中毒の状況だが、車内には練炭など自殺の要因となるものはなかった。『なんやこれは』と思った」(捜査関係者)

 車内には薬瓶やペットボトルなどもなく、薬物による自殺の線も薄いとみられた。約1週間かけた検視の結果は、やはり一酸化炭素中毒。女性の直接の死因は吐瀉(としゃ)物による窒息死だったが、一酸化炭素中毒である点は男性と同じだった。

 また監視カメラには、2日前によく似た車が駐車場に入ってくるのが映っており、このときから止まっていた可能性があるという。2人はどうやって亡くなったのか。草津署は、2人の乗っていた車が昨年12月、駐車場で別の車両と後部を接触する事故に遭っていたことに注目した。

 車両を詳しく調べると、車体の後部のバンパーが多少へこんでおり、マフラーに傷が確認された。そこで同署は、車両を死亡した2人が発見された当時と同じ状況にして、エンジンを入れるテストを行った。すると車を走行させている間は問題なかったが、停車させてエンジンをふかした(アイドリング)状態にすると、車内に一酸化炭素がたまり始めた。

 こうした検証を経て同署は、2人の死因について「整備不良による特異な事故」と結論づけた。アイドリング状態で駐車中に一酸化炭素が車内に流入し中毒死したというもので、発見時にエンジンが止まっていたのはバッテリーが上がったか、ガス欠が原因とみられた。駐車場などに車を長時間停車させ、車内で友人や恋人と話に花を咲かせた経験のある人は少なくないはず。それが、命まで奪われるほど恐ろしい一酸化中毒の原因になるのだろうか。

 車の修理も行っている草津市内の中古自動車販売会社の社長は「実際に車を見たわけではないが、十分あり得る事故だ」と警鐘を鳴らす。社長によると、車体後部のマフラーでは、エンジン部分で燃料を動力に変えた際に発生する排ガスを外部に排出しており、一酸化炭素だけでなく二酸化炭素や窒素酸化物も出しているという。

 二酸化炭素や窒素酸化物より軽い一酸化炭素は通常上昇するため、マフラーに傷があるとそこから車内へ流入する危険性があるが、走行中は風によって後ろに流れる。つまり今回の事故は、停車中だったことが大きな要因となったという。さらに社長は「軽自動車は車体を軽くするため、部品の強度が普通乗用車に比べて弱く、普通乗用車よりマフラーなどが傷つく可能性が高い」とも指摘する。

 こうした事故はほかにも例がある。国土交通省自動車局整備課は「雪などでマフラーの排出口が塞がれて排ガスが逆流する例が多く、外注のマフラーが壊れていたり、排気管に亀裂が入っていたりして、停車中に車内に一酸化炭素が入ってくるケースもある」と説明する。

 平成23年9月には、駐車場で軽自動車のエンジンをかけたまま停車していた2人が、一酸化炭素中毒で死亡する事故が発生。原因は、整備不良によって、排ガスの一酸化炭素濃度が基準値を大幅に超え、さらに社外品のマフラーが床下で破損。この状態でエンジンをかけたまま仮眠したことにより、車室内に高濃度の一酸化炭素が流入した-と判断された。

 長時間にわたって車を停車させていただけで、命を奪われるような恐ろしい事故に遭う可能性がある。草津署は「特異な例ではあるが、実際に起きた。事故を起こしたときだけでなく、車の不具合を感じた際にも、きちんと整備・点検をしてほしい」と注意を呼びかけている。

2603名無しさん:2016/10/15(土) 20:57:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000047-mai-soci
<高1逮捕>「どっちが強いか」けんかで15歳死なす 滋賀
毎日新聞 10月10日(月)19時50分配信

 滋賀県警彦根署は10日、知り合いのアルバイトの少年(15)とけんかをして死亡させたとして、傷害容疑で現行犯逮捕した県立高校1年の男子生徒(16)=同県彦根市=を、傷害致死容疑に切り替えて調べていると発表した。

 逮捕容疑は8日午後11時半ごろ、同市平田町の駐車場で同市に住む少年の顔などを殴り、頭部打撲などのけがをさせたとしている。同署によると、少年は病院に運ばれたが10日朝に死亡した。男子生徒は容疑を認めているという。

 少年は居酒屋に勤務。男子生徒らが4、5人で店を訪れた後、勤務後の少年も加わって歩いていたが、店から100メートルほど離れた駐車場で「どっちが強いか」などを巡り、けんかになったという。同署は1対1の殴り合いをしたとみている。

 居酒屋の関係者(42)は少年について「9月終わりごろにアルバイトを始めたばかりだが、素直に指導を受けてまじめに勤務していた。交友関係は分からない」と話した。【森野俊、大原一城、衛藤達生】

2604とはずがたり:2016/10/16(日) 19:37:37
いや,ええんちゃうの?

“AV女優在籍”で集客 風俗店2店を摘発
http://www.news24.jp/articles/2016/10/14/07343630.html
2016年10月14日 13:38
 アダルトビデオ女優が在籍していることをうたい文句にした風俗店2店が摘発され、実質的経営者の男ら14人が売春防止法違反の疑いで逮捕された。

 逮捕されたのは、東京・台東区のソープランド2店舗の実質的経営者でNPO法人の理事長も務める南雲豊作容疑者(57)と従業員の山本剛司容疑者(47)ら男14人。警視庁によると、南雲容疑者らは先月、台東区にあるソープランド「ラテンクオーター」と「オートクチュール」で、女性従業員が売春をすることを知りながら店の個室を使わせた疑いが持たれている。

 この2店舗は、現役のアダルトビデオ女優が在籍しているのをうたい文句に集客していて、これまでに10億円以上を売り上げていたという。

 南雲容疑者と山本容疑者は調べに対し容疑を認めているという。

2605とはずがたり:2016/10/18(火) 19:38:08
詐欺を認める被告に、東京高裁が逆転無罪 市原の女に異例判決
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/40/7eb2a1040a046dce2e43e1b0e3f994ce.html
(千葉日報) 10:32

 高齢者をだまして発送させた現金の受け取り役だったとして詐欺罪などに問われた市原市の女(29)の控訴審判決で、東京高裁(藤井敏明裁判長)は「だまし取ったものが、荷物の中に入っているという認識はなかった」と指摘し、詐欺について逆転無罪を言い渡した。判決は14日付。 女は一審千葉地裁で詐欺罪を認め、他に起訴された覚せい剤取締法違反罪と合わせて懲役2年6月を宣告された。刑が重いとの理由だけで控訴し、事実関係自体は争っていなかった。そうした中での無罪判断は異例だ。 女は2014年12月、別の人物から指示を受け、高齢の女性をだまして宅配便で送らせた現金30万円入り段ボール箱を自宅で受け取ったとして起訴された。 女は捜査段階で「漠然と詐欺かもしれないと考えていた」と供述。しかし高裁判決は、控訴審での被告人質問の内容を踏まえ、「誘導的な検察官の質問に答えたもので、内心を述べたかどうかは疑わしい」と結論付けた。 その上で、覚せい剤取締法違反罪について懲役1年6月、執行猶予3年を言い渡した。

2606とはずがたり:2016/10/20(木) 20:06:57
高畑裕太の女性弁護士が話題に 所属する法律事務所がスゴかった
http://www.iza.ne.jp/topics/entertainments/entertainments-10125-m.html
2016.09.15

強姦致傷事件で不起訴処分となった俳優、高畑裕太のそばにいた女性弁護士が、ネットで話題になっている。彼女が所属するのは、数々の芸能人を弁護し、マスコミからも恐れられている人権派弁護士が率いる法律事務所だ。不起訴を勝ち取った、その“手腕”をみてみると…。

女性はエリート弁護士集団のひとり

法律事務所ヒロナカの渥美陽子弁護士
高畑の弁護人は、選りすぐりのエリートで構成される「法律事務所ヒロナカ」の渥美陽子、小佐々奨両弁護士が担当。高畑が釈放された際に付き添っていた女性は、渥美氏という。

「無罪請負人」弘中弁護士率いる事務所が高畑裕太を担当〔2016年9月10日 スポニチ〕

事務所のトップは「無罪請負人」の異名持つ弘中惇一郎弁護士
法律事務所ヒロナカは、ロス疑惑で故三浦和義氏、郵便不正事件で村木厚子氏、資金管理団体「陸山会」をめぐる事件では小沢一郎氏の弁護人をそれぞれ務め、いずれも無罪を確定させており、「無罪請負人」「カミソリの弘中」の異名を持つ辣腕(らつわん)。

弘中氏「直接会い、納得してから弁護を引き受ける」
弘中氏は担当事件を選ぶ際、「この人と一緒に闘えるか」という点などを重視するという。2014年8月掲載の「現代メディア」の対談記事では「これまで弁護を務めた、三浦和義、安部英、小沢一郎、堀江貴文ら各氏は、世間的には悪人とされていたが、すべて直接お会いして納得してから引き受けているので、彼らを疑ったことは一度もない」と明かす。

ロス疑惑、薬害エイズなどを担当した『無罪請負人』弘中惇一郎弁護士が語る「検察から無罪を勝ち取る方法」〔2014年8月13日 現代メディア〕

ワイドショー渦中の芸能人も次々と弁護
弘中弁護士は芸能人からの信頼も厚い。叶姉妹のほか、元大相撲の花田虎上(勝)氏の相続問題、学歴に関する騒動に巻き込まれた野村沙知代らワイドショー渦中の人物を次々と弁護してきた。

マスコミ封じもお手の物…「“守護神”とまで言われる」(記者)
弘中氏はメディア関係者からも恐れられており、「“守護神”とまで言われる彼の名前が出てきた途端、報道や取材が鈍くなる」(週刊誌記者)という。スポーツ紙記者の中には「弘中氏は人権派で知られ、少しでもおかしな記事を書くと、ソッコーで抗議がくる。マスコミの“天敵”ともいうべき人物」と表現する人も

2607名無しさん:2016/10/22(土) 15:12:20
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161020-00000015-ann-int
「あれは人間じゃない」逮捕の日本人 タイ人妻撃つ
テレビ朝日系(ANN) 10月20日(木)10時34分配信
 タイのバンコクで69歳の日本人の男がタイ人の妻を散弾銃で撃ち、殺害しようとしたとして逮捕されました。

 殺人未遂などの疑いで逮捕されたのは、タイ在住で無職の森田茂容疑者です。タイ警察などによりますと、森田容疑者は19日夜、別居中のタイ人の妻(71)が住んでいる家に押し掛けて散弾銃で撃ち、殺害しようとした疑いが持たれています。弾は妻の体に当たり、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
 森田茂容疑者:「(Q.なぜ撃ったのか?)復讐(ふくしゅう)です」「最低な女だ。(妻は)あれは人間じゃない」
 森田容疑者と妻は13年前から別居していて、土地などの財産の分配を巡ってトラブルになっていたとみられています。
最終更新:10月20日(木)10時34分

2608名無しさん:2016/10/22(土) 15:12:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00010003-reutv-s_ame
南米ベネズエラの拘置所で「人食い」か、手足切断され殺害(字幕・17日)
ロイター 10月18日(火)18時32分配信

 南米ベネズエラの拘置所内で暴動が発生した際、2人の収容者が手足を切断されて殺害された。犠牲者の遺族は、2人の遺体が他の収容者に食べられたと主張し、当局が捜査に乗り出した。

2609名無しさん:2016/10/22(土) 23:24:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101800129&g=eco
商法口語化へ改正案決定=運送ルールも見直し

 政府は18日午前の閣議で、商法改正案を決定した。文語体が残っていた条文を口語化するとともに、運送に関するルールを大幅に見直した。危険物の輸送を業者に委託する際の荷主の通知義務を明文化し、死亡事故の賠償金を著しく低く設定した運送約款を無効とすることなどを定めた。
 1899年制定の商法は、憲法、民法、刑法などの基本六法の中で最も口語化が遅れていた。改正案が成立すれば六法はすべて漢字と平仮名の口語体となる。(2016/10/18-08:47)

2610名無しさん:2016/10/23(日) 07:20:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161018/k10010733451000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_099
商法の運送に関する条文 明治32年の制定以来初の改正案
10月18日 10時38分
政府は18日の閣議で、明治時代から一度も改正されていない商法の運送に関する条文を見直して、これまで明確な規定がなかった航空運送のルールなどを盛り込む商法の改正案を決定しました。
明治32年の商法の制定以来、運送に関わる条文は一度も改正されておらず、政府は18日に閣議決定した改正案に航空運送のルールを初めて盛り込みました。
それによりますと、航空運送で運送品が壊れたり到着が遅れたりした場合、すでに定められている陸上や海上運送の規定と同様に、航空会社に賠償の責任が生じるとしています。
また改正案では、運送全般について、安全な運送を確保するため、ガソリンなどの危険物を運んでもらう際は送り手が運送業者に通知することを義務づけているほか、事故などで旅客が死亡した際の損害賠償額に運送業者が上限を設けることを原則として認めないとしています。
さらに今回の改正で、これまでカタカナだった表記をひらがなにするとしていて、改正案が成立すれば、民法や刑法、商法などの六法でカタカナの表記がなくなることになります。

2611名無しさん:2016/10/23(日) 07:35:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161021/k10010737701000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_040
中国での日本人死刑 官房長官「国内事項だが高い関心」
10月21日 11時40分
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、中国で覚醒剤の密売に関わった罪で日本人の男への死刑が執行されたことについて、中国の国内事項だとしたうえで、中国側には邦人保護の観点などから日本人の死刑執行には高い関心を持っていることを伝えていると説明しました。
中国南部の広東省で、覚醒剤の密売に関わった罪で死刑判決が確定していた日本人の40代の男に対し、20日、死刑が執行されました。

これについて、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「各国がいかなる犯罪にいかなる刑を科すかは、基本的には当該国の犯罪情勢、刑事政策などを踏まえて決めるべき国内事項に関する問題だ」と述べました。そのうえで菅官房長官は、「政府として、わが国の国民感情や邦人保護の観点から、本件を含む中国での日本人に対する死刑判決について、高い関心を有している旨、中国側に伝達してきている」と述べました。

また菅官房長官は、「麻薬犯罪の対策のため、死刑を含め非常に重い量刑を科している国が多いことを理解し、国民がこうした犯罪にかかわらず、巻き込まれないように、引き続き啓発していきたい」と述べました。

2612名無しさん:2016/10/23(日) 08:30:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102100305&g=pol
邦人死刑で注意喚起=菅長官

 菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、中国で薬物売買の罪に問われた日本人の男に死刑が執行されたことに関し、「基本的には(中国の)国内事項に関する問題」と述べた。その上で「今後、国民がこうした犯罪に関与せず、巻き込まれないよう引き続き啓発していきたい」と注意を喚起した。(2016/10/21-11:06)

2613名無しさん:2016/10/30(日) 19:47:48
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201610/0009617661.shtml
DV相談中の妻死亡 傷害容疑で夫逮捕
01:41神戸新聞

 同居する妻を殴るなどしたとして、兵庫県警東灘署は27日、傷害の疑いで、神戸市東灘区魚崎南町2、無職小林剛容疑者(55)を逮捕した。妻は同日午前、自宅で死亡しているのが見つかり、同署は死因を確認し、暴行との関連がないかを調べる。

 逮捕容疑は24日午前10時ごろ、自宅で妻の安紀子さん(52)の顔を数回殴ったり、足を数回蹴ったりした疑い。同署によると、容疑を認めているという。

 同署などによると、27日午前、小林容疑者とみられる男の声で「妻が衰弱し食事を取らない」と119番があり、消防隊員が自宅で死亡している安紀子さんを発見。顔に殴られたような痕があったことから、連絡を受けた同署員が事情を聴いたところ、同容疑者が3日前に殴ったことを認めたという。

 同署は、昨年10月から今月7日までの間に計4回、安紀子さんから同容疑者に暴力を振るわれたなどと相談や通報を受けており、実家への転居を勧め、ドメスティックバイオレンス(DV)の相談施設を紹介するなどしていた。

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201610/0009619016.shtml
2016/10/28 20:10神戸新聞NEXT
顔の傷、死因とは無関係か 神戸・東灘の死亡女性

 兵庫県警東灘署は28日、神戸市東灘区の自宅で死亡しているのが見つかった女性(52)について、司法解剖を実施したが、死因は判明しなかったことを明らかにした。女性は顔に殴られたような痕があったが、死亡につながるような外傷ではなかったという。

 同署は27日、女性の顔を殴るなどした疑いで夫(55)を逮捕していた。容疑を認めているといい、28日に釈放し任意での捜査に切り替えた。

 同署によると、27日午前、夫が「衰弱して食事を取らない」と119番。消防隊員が女性が死亡しているのを発見した。

2614名無しさん:2016/11/06(日) 14:53:10
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161103-00000006-ann-soci
「目が合ってにらんできた」 殴られた女の子重傷
テレビ朝日系(ANN) 11/3(木) 5:54配信
 大阪市天王寺区で2日、女の子ら2人が金属バットで殴られて大けがをした事件で、逮捕された男は「目が合ってにらんできたから」と供述していることが分かりました。

 無職の松本将史容疑者(41)は午後5時半ごろ、大阪市のJR天王寺駅で、6歳の女の子と22歳の女性の頭などを金属バットで複数回、殴ってけがをさせた疑いが持たれています。女の子は頭の骨を折るなど重傷です。通行人の男性らが松本容疑者を取り押さえ、警察に引き渡しました。松本容疑者は2人と面識はなく、「目が合ってにらんできたから殴った」などと話しているということです。また、凶器の金属バットについては「バッティングセンターに行こうと思って買ったところだった」と供述しています。

2615名無しさん:2016/11/06(日) 15:25:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161102-00000087-mai-soci
<目黒女性不明>長さ9センチ幅7センチの肉片、下水道から
毎日新聞 11/2(水) 18:41配信

 ◇マンション下水管捜索 堆積物の中から警視庁捜査1課発見

 東京都目黒区の会社員、中元志織さん(24)が行方不明になっている事件で警視庁捜査1課は2日、中元さんの自宅マンションにつながる下水道から肉片(長さ約9センチ、幅約7センチ)を発見したと発表した。皮膚片とみられ、同課はDNA型鑑定で身元を確認する。

 中元さんの遺体を捨てたとして死体遺棄容疑で逮捕された元交際相手の住所不定、無職、佐賀慶太郎容疑者(50)が「遺体を中元さん方の浴槽で切断した」などと供述したことから同課は下水管などを捜索。2日午前、下水道にたまった堆積(たいせき)物の中から肉片が見つかったという。【神保圭作】

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161102-00000055-nnn-soci
誘拐・監禁「断然軽い罪だと思っていた」
日本テレビ系(NNN) 11/2(水) 17:35配信
 埼玉県朝霞市の当時中学1年生だった少女を誘拐し、2年間にわたり監禁した罪などに問われている男の裁判が開かれ、男は誘拐や監禁について「車や美術品を盗むより断然軽い罪だと思っていた」と述べた。

 大学生の寺内樺風被告(24)は、2014年3月、埼玉県朝霞市で当時中学1年生の少女を誘拐し、2年間にわたり少女を自宅に監禁した罪などに問われている。

 2日の裁判で寺内被告は、誘拐や監禁の罪の重大性について弁護側から聞かれると、「車や美術品を盗むより、断然軽い罪だと思っていました」と述べた。また、寺内被告は、被害者と被害者の家族に対してどう思っているかを問われると、「全く行う必要のなかったことをしてしまい、私の身勝手なことで本当に申し訳なく思っています」と謝罪の言葉を口にした。

2616名無しさん:2016/11/06(日) 15:38:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161105-00000087-asahi-soci
堺の不明男児、続く捜索 父親の供述に浮かぶ謎と疑問
朝日新聞デジタル 11/5(土) 23:26配信

 堺市北区に住民票がある梶本樹李(たつき)ちゃん(4)について、大阪府警は5日も捜索を続けたが、発見できなかった。父親で鉄筋工の卓(すぐる)容疑者(35)=府警が児童手当などの詐欺容疑で逮捕=は、樹李ちゃんが「昨年12月中旬に死に、今年5月下旬に遺体を捨てた」と供述しているという。しかし卓容疑者らの行動や周辺の証言が、供述に謎と疑問を浮かび上がらせている。


 供述によると、樹李ちゃんは遺棄されるまで5カ月間、卓容疑者が遺体の状態で隠し続けたことになる。

 府警によると、卓容疑者と、同じ詐欺容疑で逮捕された妻の千穂(ちほ)容疑者(32)は昨年12月末、大阪府松原市から堺市北区のマンションに転居。卓容疑者は樹李ちゃんの遺体を転居先に「持っていった」と話し、そこでは布団にくるんで隠したと説明している。

 「妻には遺体を捨てたことも自宅に隠していたことも知らせていない」とする卓容疑者。5カ月間、妻と同居する3人の娘に気づかれぬよう、どのように隠したのかは、詳しく語っていないという。

 今年5月下旬、遺体を捨てようと決めたのは「遺体のにおいが強くなったから」という。だがマンションを見回るオーナーの男性(66)は取材に対し、「当時、異臭はしなかった」と首をかしげる。

 「遺体は1人で車で運び、大阪と奈良の府県境の山中に捨てた」とする卓容疑者。府警は、堺市のマンションや卓容疑者の車を検証したが、血液反応など、樹李ちゃんの存在を示す痕跡は確認されていない。

 千穂容疑者は府警に、「夫が樹李をどうしたのか知らないし、どうなったのか聞かされてもいない」と説明。卓容疑者は「妻は(樹李ちゃんの)双子の妹の世話に追われていた。樹李はふだん自分が面倒をみており、いなくなっても妻は気づかなかった」と話す。府警の幹部は「(両容疑者の)供述には矛盾点があり、慎重に裏付け捜査をしたい」とする。

朝日新聞社

2617とはずがたり:2016/11/07(月) 15:03:32
進んでいるなぁ,オランダ。流石世界最初に近代ヨーロッパを産みだした国だ♪

自動車教習の指導員が「セックス」対価に指導、合法の判断 オランダ
http://www.cnn.co.jp/world/35075589.html?ref=yj
2015.12.26 Sat posted at 18:16 JST

(CNN) オランダの2閣僚は26日までに、同国議会に書簡を送り、自動車教習の指導員が運転方法を教える見返りに性的交渉を求めることは法律違反ではないとの見解を示した。
この閣僚はアルト・ファンデル・シュテイル治安・司法相とメラニ・シュルツ・ファンハーヘン社会基盤・環境相で、代替手段としての性的交渉の提供は望ましいことではないが、当事者の双方が18歳以上で指導員が提案した場合のみ認められる余地があると説明。
その上で教習代に代わる性的交渉の有無を決める主導権はあくまで運転方法を教示する指導員側にあるとし、「性的交渉が営利事業として提供された場合、それは売春になる」と主張。教習を受ける側が性的交渉を誘いかけ、その見返りにレッスンを受ける場合は違法な行為に相当するとの判断を示した。
オランダでは売春が合法化され、規制も受けている。性産業の従事者は自営業と見なされ、新聞やインターネットでの広告活動も自由に出来る。
自動車教習代をセックスで支払う是非は、保守系の野党・キリスト教連合の議員が今年11月、議会で質問したことがきっかけだった。その後、政府内で議論が進んでいた。この議員は違法な売春行為に等しく、禁止対象にすべきと主張。教習を受ける側が必要な「エスコート免許」を持たない場合、税金支払いに絡んで求められている性的活動の発生を申告しないだろうなどと述べていた。
治安・司法省の報道担当者はCNNの取材に、自動車教習の指導員が代金支払いに代わって性的交渉を得る行為は広範な現象にはなっていないことを知る必要があるとも指摘した。この行為がどの程度広がっているかについては関連の公的データもなく不明。ただ、ロッテルダムの警察は最近、この問題について調査していたが、結果については公表していない。

2618とはずがたり:2016/11/07(月) 15:16:06
2016年9月17日
昨年に比べて大幅減の司法試験合格者 その理由と司法試験の今後について
http://jijico.mbp-japan.com/2016/09/17/articles21273.html
藤本 尚道 | 弁護士

理想と違う結果をもたらした新司法試験制度

弁護士・裁判官・検察官になるための「関門」である司法試験の制度が新しくなって11年目を迎えた今年、合格者数は1,583人と発表され、前年の1,850人から267人も減ったことがわかりました。

一昔前までは年齢や学歴に関係なく誰でも受けることが出来た司法試験ですが、新しい制度のもとでは原則として「法科大学院(ロー・スクール)」を卒業しなければ司法試験の受験資格を得られません。
大学卒業後、2年間(法学既習者)あるいは3年間(未修者)、大学院での学業を修めないと、司法試験の受験資格が与えられないのが現行制度です。

法科大学院のカリキュラムはかなり厳しいので、バイトなどをやってる時間はありません。
そのため、法科大学院に通うため、最低2年間の生活費は当然のこととして、学費や教材費など多額の「教育資金」が必要になります。
私学の場合、学費が年間200万円を超えるところもあり、法科大学院生の多くは「奨学金」など多額の「借財」を背負っていると言われています。

新司法試験制度が始まって第一回目の試験の合格率こそ48.25%と高率でしたが、その後は合格率が年々下がる傾向にあり、今年は22.95%(前年比0.13ポイント減)にまで落ち込んでいます。
アメリカのロースクール並みの合格率(7〜8割程度)を目指した制度設計も、ここに来て失敗であったことが明らかとなり、毎年3,000人もの司法試験合格者を輩出する予定だったのが、今では1,500名ほどが「精一杯」となりました。
最盛時で74校あった法科大学院は、私が知る限り既に32校が新規募集を停止しており、ほぼ半数に近い法科大学院がいずれは「廃校」という運命にあります。
法科大学院の人気低下にますます拍車がかかることはあっても、人気回復はもはや絶望的と言えるでしょう。

就職難により弁護士志望者の減少が続いている現状

「法科大学院離れ」の原因が司法試験の合格率低下にあるという意見もありますが、現実の問題として年間2,000人の合格者を受入可能な「法曹需要」は存在せず、特に弁護士志望者の「就職難」がずっと続いていることが大きく影響しています。
合格者数を1,500人に下げたところで「就職難」はさらに続くと予測されており、たとえ弁護士登録が出来た場合でも、早い段階で「廃業」を余儀なくされる若い弁護士が増えているのが法曹界の現状なのです。

多額の費用と貴重な時間を費やして法科大学院を卒業しても年間20%前後しか司法試験に合格出来ませんし、仮に合格して一年間の司法修習(現在は無給)を経ることが出来たとしても、無事に就職出来るとは限りません。
従って、「費用対効果」の面から考えた場合「法科大学院離れ」が進行するのはやむを得ないところです。
法曹志望者全体が年々減少の一途をたどっており、いずれ法曹界には優秀な人材が集まらなくなることが懸念されています。

司法試験で注目されている予備試験組からの合格者

ところで、今年の司法試験合格者1,583人のうち、法科大学院を修了しなくても受験が可能な「予備試験」を経由した合格者数は235人(前年比49人増)で、合格者全体の15%程を占めています。
そしてその合格率はなんと61.5%という驚異的なものです。
この「予備試験組」の多くは現役の大学生(法学部生)や法科大学院生であり、予備試験が法科大学院制度の「バイパス」となり、司法試験合格への「ショートカット(近道)」になっているのが現状です。

既に法曹界内部では「予備試験組」に注目する動きがあります。
現行制度のもとでは、大学を卒業して最低2年間は法科大学院で学ぶ必要がありますが、大学在学中に予備試験に合格出来れば、この2年間を省略して司法試験の受験が出来ます。
しかも、合格率は法科大学院卒業生よりかなり高率であり、若くして司法修習に進むことも可能だからです。
「若くて優秀な人材」が注目されない理由は何処にもなく、就職にあたり「法科大学院組」より「予備試験組」の方が有利であることは言うまでもありません。

今後、法科大学院の「淘汰」がますます進んで、結局のところ「市場原理」に従い「合格率上位校」のみが残ることとなって、「予備試験組」と「しのぎを削る」状況になるのではないかと考えられています。

2619とはずがたり:2016/11/09(水) 15:32:36
大川小の津波訴訟、石巻市が控訴へ 宮城県も検討
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASJBX3G6JJBXUNHB004.html
10月28日 13:15

 東日本大震災の津波で児童74人と教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県の石巻市立大川小学校をめぐる訴訟で、学校側の過失責任を認めて児童23人の遺族に総額約14億3千万円を支払うよう市と県に命じた仙台地裁判決を不服として、市は仙台高裁に控訴する方針を固めた。県も控訴の方向で検討している。市幹部が28日、議会関係者に控訴の意向を伝えた。

 亀山紘市長は28日、記者団に対し「今回の判決で(死亡した)先生方に責任を負わせることはつらい。学校の防災教育にも大きな影響を与える内容で、今後のことを考えて控訴する」と説明。村井嘉浩知事も「市の対応を見守りつつ、慎重に判断していく」とのコメントを出した。

<大川小訴訟>宮城知事 教員断罪納得できぬ
http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/nation/kahoku-01_20161101_13021.html
11月01日 09:35河北新報

 東日本大震災で犠牲になった宮城県石巻市大川小の児童23人の19遺族への損害賠償を市と宮城県に命じた仙台地裁の判決を受け、市と共に控訴する方針を決めた村井嘉浩知事は31日、定例記者会見で「その場にいた教員を一方的に断罪するのは納得できない」と述べた。

2620とはずがたり:2016/11/15(火) 11:18:25
2016年10月18日 15時49分
朝日新聞「死刑廃止社説」に弁護士団体が猛反論「『ただ批判するだけ』なのは朝日」
https://www.bengo4.com/other/n_5248/

日本弁護士連合会(日弁連)の死刑廃止宣言について肯定的に書いた朝日新聞の社説が、「誤った知識及び偏った正義感にもとづく一方的な主張」だとして、「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」は10月19日、朝日新聞社に対して公開質問状を提出する。

同フォーラム事務局長の高橋正人弁護士は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し「朝日新聞は死刑廃止を当然の前提としているように見えます。あれを読んだ被害者や遺族がどんな気持ちになるかなんて、考えていないのではないでしょうか。被害者側としては、『何で私たちが死刑を望むようになってしまったのか』という心情を理解して欲しいのに、デリカシーがなさすぎます」と、批判した。

フォーラムが問題視しているのは、「死刑廃止宣言 日弁連が投じた一石」と題された、10月9日付朝刊の社説だ。この中で、朝日新聞は日弁連の死刑廃止宣言を「批判や反発、抵抗を覚悟のうえで、大きな一歩を踏みだした」と高く評価した。

一方、犯罪被害者支援に取り組んできた弁護士らに対しては、「宣言をただ批判するのではなく、被害者に寄り添い歩んできた経験をふまえ、いまの支援策に何が欠けているのか、死刑廃止をめざすのであれば、どんな手当てが必要なのかを提起し、議論を深める力になることだ」としていた。

●「被害者遺族の気持ちを考えなかったのか」

質問状では、この部分について、

・「ただ批判する」とは、犯罪被害者の支援に取り組む弁護士らが何ら根拠なく、感情的に反対しているとの趣旨か

・犯罪被害者の支援に取り組む弁護士らが、既に、被害者支援のため、現状や施策につき具体的提案をし続けていることを知っているのか

・(社説中の)「死刑廃止を目指すのであれば」とは、凶悪犯罪で家族を殺された被害者遺族や、それを支援する弁護士も、死刑廃止をめざすのが当然という趣旨か。そのような趣旨だとして、なぜ、被害者遺族や支援する弁護士も、死刑廃止を目指さなければならないのか。その理由は何か。

・被害者遺族も死刑廃止を目指すべきだと言われて、被害者遺族がどのような気持ちになるか、考えなかったのか

などと痛烈な批判を加えている。

「私たちは支援のあり方を散々提言して、被害者参加や損害賠償命令制度などを実現させてきました。朝日新聞はちゃんと取材したのでしょうか。『ただ批判するだけ』なのは、朝日新聞の方ではないでしょうか」(高橋弁護士)

質問状は、「(朝日新聞が)報道機関としての矜持を保ち、説明責任を果たし、被害者のために誠実に質問に答えて頂けることを期待します」と締めくくられている。

(弁護士ドットコムニュース)

2621名無しさん:2016/11/20(日) 14:38:12
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161118-00000028-nnn-soci
“盗撮ハンター”の男2人を逮捕 町田市
日本テレビ系(NNN) 11/18(金) 12:35配信
 東京・町田市で、盗撮している人を見つけて現金を脅し取るいわゆる「盗撮ハンター」の男2人が逮捕された。

 恐喝の疑いで逮捕されたのは中村将士容疑者(22)と藤島亮馬容疑者(20)の2人。警視庁によると中村容疑者らは先週、小田急線の町田駅のホームで、女子高校生のスカートの中を盗撮していた20代の男を捕まえ、「撮っただろう。連れが被害者といる。数十万円じゃ足りないよ」などと言って、現金341万円を脅し取った疑いがもたれている。中村容疑者らが更に犯行を重ねるとみて、17日に捜査員が町田駅に張り込み逮捕したという。

 調べに対し、中村容疑者は「脅したつもりはない」などと容疑を一部否認し、藤島容疑者は容疑を認めている。

 警視庁はグループで組織的に犯行を繰り返していた可能性もあるとみて調べている。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161118/k10010774511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014
法制審 財産開示制度の見直し 検討などを確認
11月18日 21時56分
法務大臣の諮問機関である法制審議会は、民事執行法の見直しを検討する部会の初会合を開き、養育費などの支払いが確実に行われるよう、財産の開示制度の見直しを検討していくことなどを確認しました。
民事執行法では、現在、裁判の結果に基づく養育費などの支払いで、債務者みずからが銀行口座などの情報を示すことになっていますが、開示に応じないケースも指摘されていて、金田法務大臣はことし9月、法制審議会に対し法改正に向けて財産開示制度の見直しなどを諮問していました。

これを受けて、18日、有識者や弁護士からなる法制審議会の民事執行法部会が初会合を開き、財産開示の在り方について、現在の債務者みずからによる開示だけでなく、裁判所などが金融機関に直接照会できる仕組みも検討していくことを確認しました。

部会は、このほか、裁判所が行う競売で暴力団関係者の落札を排除する仕組みや、離婚などに伴う強制的な子どもの引き渡しの手続きについても策定を検討することを確認しました。

法制審議会は、部会の報告がまとまりしだい要綱を決めて法務大臣に答申することにしています。

2622名無しさん:2016/11/21(月) 00:32:57
https://www.bengo4.com/shohishahigai/1082/n_4394/
2016年03月10日 10時57分
「500万円当選しました」との迷惑メールが届く――本当に支払わせることはできる?

ある日、出会い系サイトを運営している会社から「500万円当選しました」というメールが届いた。ならば、本当に支払ってもらおうと、その会社に対して裁判を起こしたら、結果的に100万円を支払ってもらうことができた――。そんな出来事を記したブログがこのほど、話題になった。

ブログによると、投稿者は2010年、メールを送ってきた業者を相手取って、「当選金」の支払いを求める民事訴訟を起こした。弁護士に頼らない「本人訴訟」として進めたが、その後、業者側との間で和解が成立し、100万円を支払ってもらうことに成功したのだという。

「●●万円当選しました」というメールは、いわゆる「迷惑メール」で、出会い系サイトなどへの登録を誘導したり、個人情報を入手したりするのに使われることが多い。一般的に、当選金は見せかけにすぎず、実際には手に入らないとみられている。

今回のケースは異例のことと思えるが、もし同じようなメールが届いた場合、どのようにすれば「当選金」を支払わせることができるのか。石井龍一弁護士に考えてもらった。

●書面による「贈与」は撤回できない

「今回のケースは、『贈与』という契約にあたると考えられます。

契約は原則として、当事者の合意、つまり『申込み』と『承諾』の意思表示によってのみ、成立します。したがって、今回のようなメールによるやり取りであっても、お互いに合意していれば、契約として有効に成立します」

石井弁護士はこう切り出した。贈与はどんなルールなのだろうか。

「民法は、『贈与』について、次のように規定しています。

『贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる』

つまり、今回のように、業者からメールで『500万円を無償で与える』という内容の意思表示があり、そのメールを受信した人が『承諾する』と返信することで、有効に贈与契約が成立したことになります。

したがって、メール受信者は、この贈与契約の成立を根拠に、当選金を支払うよう求めることができます。

メールが、書面にあたるかどうかは、争いのあるところですが(民法550条)、書面に該当すれば、当事者は撤回することができないことになります(同条の反対解釈)」

●業者は実在せず、特定できないケースが多い

今回のケースでは、500万円のうち100万円を支払ってもらうことができたようだが、全額支払いを求めることはできたのだろうか。

「みずからの意思で贈与契約を締結した以上、両当事者は、その契約に拘束されます。

つまり、今回のケースでいえば、業者はメールの受信者に対して、500万円を支払う義務があり、受信者は500万円全額を請求する権利があることになります」

こうした訴訟が、悪質な業者を駆逐させることにつながるだろうか。

「悪質な業者が記載された所在地に実在しない場合も多く、駆逐するまでに至らないのが実情でしょう。

たしかに、今回のように、業者が実在して特定できる場合、当選金の支払い請求をしてみるのはありかもしれません。

ただ、業者は資力がないことが多く、和解で解決することになる場合もあります。今回のブログ投稿者のように、100万円で和解できたのは珍しいケースといえるでしょう。

何はともあれ、今回のケースのような訴訟は、悪質な業者に衝撃を与えたことは間違いないと思います」


石井弁護士はこのように述べていた。

(弁護士ドットコムニュース)

石井 龍一(いしい・りゅういち)弁護士
兵庫県弁護士会所属 甲南大学法学部非常勤講師

2623名無しさん:2016/11/21(月) 00:33:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00005351-bengocom-soci
ジミー・ペイジさんイベントで演奏せず…「チケット代」返金要求は法的に可能?
弁護士ドットコム 11/15(火) 14:05配信

11月11日に東京・両国国技館でおこなわれた音楽イベント『CLASSIC ROCK AWARDS (クラシック・ロック・アワード)2016』で、参加アーティストとして名前を連ねた世界的ロックギタリスト、ジミー・ペイジさんが実際には演奏しなかったことが波紋を広げている。

●一部のファンが抗議、主催者「チケット代の返金はない」

このイベントは、世界のロックアーティストを表彰して、受賞者がライブパフォーマンスを披露するイベントで、今回初めて日本で開催された。ジミー・ペイジさんのほかにも、ジェフ・ベックさんやジョニー・デップさんなど、多数のアーティストが参加した。

イベント告知のポスターには、ジミー・ペイジさんの名前が大きく書かれており、リリース情報には「『世界3大ギタリスト』の2人、ジェフ・ベックとジミー・ペイジは、日本初共演を果たすことになり…(略)」と記されていた。

また、イベント主催の「KLab Entertainment」の代表取締役をつとめる真田哲弥氏は11月7日、自身のフェイスブック上に「大御所ジミー・ペイジとジェフ・ベックのセッションは多分これが見納め」などと投稿していた。

ところが、ジミー・ペイジさんはイベント当日、プレゼンテーターとして登壇したものの、演奏はおこなわなかった。そのため、一部のファンが「詐欺だ」などと抗議。主催者の「KLab Entertainment」は11月14日、公式サイトで謝罪したが、チケット代の返金はしないと発表した。

●場合によっては、チケット代を返金してもらえる可能性も

今回のチケット代金は、1万8000円〜30万円だった。ジミー・ペイジさんの演奏目当てでチケットを買った人にとっては、かなりショックだったと考えられる。法的に返金してもらうことはできないのか。消費者問題にくわしい岡田崇弁護士は「返金を求めることは難しい」と話す。

「今回のイベントは、ジミー・ペイジさん単独のライブでなく、多数のアーティストが参加する形式でした。ジミー・ペイジさんの演奏は目玉の一つですが、それ以外にも大物アーティストによる演奏がありました。

そのため、ジミー・ペイジさんが実際に演奏しなかったとしても、主催者側にチケット代の返金を求めることは難しいと考えます」(岡田弁護士)

一方で、岡田弁護士によると、真田氏のフェイスブック投稿を直接見て、チケットを買った人は法的に争う余地があるという。

「ジミー・ペイジさんが『演奏する』という情報は重要事項にあたります。真田氏のフェイスブックは、『セッションがある』とまでいえないまでも、『セッションがある』かのような内容です。

主催者(代表取締役)がイベントの重要事項について、事実と異なることを告げた(勧誘した)といえなくもありません。フェイスブックの投稿を見て買った人は、場合によっては、消費者契約法4条1項1号に基づき、チケット代を返金してもらえる可能性があります」(岡田弁護士)

なお、主催者側によると、ジミー・ペイジさんの演奏を予定していたが、本番直前に彼の意向により、演奏がおこなわれなかったという。岡田弁護士は「主催者の言い分が本当だとしたら、契約内容にもよりますが、主催者はジミー・ペイジさん側に損害賠償できる可能性があります」と話していた。

弁護士ドットコムニュース編集部

2624とはずがたり:2016/11/21(月) 17:46:24
“出廷8回拒否”の男 ついに判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161117-00000006-kantelev-l27&pos=2
関西テレビ 11/17(木) 22:45配信

出廷を8回拒んで裁判を1年以上遅らせた男。
起訴から3年余りたった17日、ようやく大阪地裁で判決が言い渡されました。
男はなぜ、どのようにして出廷を拒み続けたのでしょうか?


43歳の男は2013年、大阪市北区で警察官の脇腹を蹴って肋骨を折るけがなどをさせた公務執行妨害などの罪に問われています。

裁判が始まると男は、「無罪を推定されている被告人なので裁判官に手錠や腰縄をかけられた姿を見られたくない。手錠をされた姿をさらすことは憲法に反する」と主張し、出廷を拒否しました。

通常の裁判では、手錠や腰縄は入廷した後に裁判官の指示で外されます。
一方、裁判員裁判の一部では、犯罪者という先入観を与えないよう、入廷前に手錠などを外すことが認められています。

男は、裁判員裁判と同様に入廷前に手錠などを外すよう裁判所に要求したものの、認められず出廷を拒否。
そして弁護士も出廷を拒みました。

【元弁護人・山西美明弁護士】
「彼の主張そのものが憲法に関連する重大な問題であり、彼の言っている主張が正当だと思ったからです。裁判員裁判で認められていることがなぜ普通の裁判で認められないか」

一方、男は拘置所でどのようにして出廷を拒んだのでしょうか?

弁護人によると、男は拘置所の便器にしがみついたり、私物を入れるキャリーバッグの中に入って出なくなるなどして、出廷を8回拒み続けたといいます。

初公判の予定日から1年半以上経ってから男は出廷を始め、「正当防衛だ」などと無罪を主張しました。

男は17日も、洗面所の排水管にしがみついて出廷を拒みましたが、判決公判が行われ、大阪地裁は検察の求刑通り懲役2年の判決を言い渡しました。

男が拘置所にいた勾留期間について地裁は、被告の責任で裁判が遅れたとして、刑期に充てることを一部認めませんでした。

大阪弁護士会は入廷後の手錠・腰縄について、憲法問題と捉え今後問題提起するとしています。

2625名無しさん:2016/11/23(水) 11:12:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161123/k10010781121000.html
死亡事故の遺族に暴力か 有罪判決の会社員を書類送検
11月23日 5時03分
去年、滋賀県米原市で男子高校生を車ではねて死亡させたとして有罪判決を受けた会社員が、示談の話し合いの際に遺族に暴力を振るい、けがをさせたとして、警察は傷害の疑いで書類送検しました。
去年2月、滋賀県米原市高溝の交差点で、横断歩道をわたっていた高校2年生の大槻祐仁さん(当時16)が乗用車にはねられ、およそ3か月後に死亡しました。車を運転していた47歳の男性会社員は、過失運転致死の罪で起訴され、ことし2月、禁錮3年、執行猶予3年の有罪判決を受けました。

警察や関係者によりますと、ことし5月、遺族が示談の話し合いの際に謝罪を求めたところ、会社員が十分に応じないまま帰ろうとして口論になり、体当たりをされた祐仁さんの高校生の弟が、肩や腕におよそ3週間のけがをしたということです。警察は、遺族から被害の届けを受けて捜査を進め、会社員を傷害の疑いで書類送検しました。

母親の真里子さんは「事故のあと1度も謝罪がないだけでなく、子どもが暴力を振るわれて憤りを感じている」と話しています。

2626とはずがたり:2016/11/23(水) 22:25:55
「強すぎる佐川男子」恐喝してきた暴力団員を撃退、「脅し」の効果がなくても犯罪?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00005383-bengocom-soci
弁護士ドットコム 11/23(水) 9:33配信

暴力団員も屈強な「佐川男子」には敵わなかったーー。組事務所に届いた代金引換の宅配物(高級腕時計)を脅し取ろうとしたが、配達に訪れた佐川急便の配達員の活躍で逮捕(恐喝未遂容疑)されたことが報じられ、「佐川男子強すぎ」などと賞賛を集めた。

報道によると、逮捕されたのは指定暴力団松葉会系の組員。インターネットの代引き交換で、ロ×ックスの腕時計(86万円相当)を注文し、届けにきた配達員を脅して腕時計を置いていかせようと計画した。事務所に荷物を届けにきた際に、モデルガンを見せつけながら組員同士で揉めているように見せかければ、配達員が驚いて商品を置いていくだろうと考えたのだ。

ところが、届けにきた佐川急便の配達員は、このような状況に臆することなく、組員からモデルガンを取り上げ、110番通報した。2人は事務所から逃走したが、その後恐喝未遂の容疑で逮捕された。

この事件の顛末が報じられると、ネット上では、「佐川男子強すぎる」など賞賛の声が相次いだ。一方で、配達員への「脅し」が全く効果がなかったのに、未遂とはいえ恐喝の容疑で逮捕されたのはどういう理由があるのだろうか。刑事事件に詳しい本多貞雅弁護士に聞いた。

●相手が怖がらなくても、恐喝行為があれば未遂罪が成立する

「恐喝罪が成立するには、(1)財物の交付に向けられた恐喝行為により、(2)被害者が畏怖(いふ)し、(3)畏怖に基づく処分行為により、(4)財物が移転することが必要です」

本多弁護士はこのように述べる。今回は、佐川男子が「畏怖」していなかったと考えられるが、その場合でも、罪になるのか。

「要件をひとつひとつ確認しましょう。

恐喝行為とは、相手の反抗を抑圧しない程度の脅迫、または暴行を加え、財物の交付を要求することをいいます(相手の犯行を抑圧するほど強い脅迫・暴行の場合は、強盗罪の成否が問題となります)。

そして、脅迫とは、相手方を畏怖させるような害悪の告知をいいます。恐喝行為があれば、恐喝罪の実行の着手となり、現実に相手方が畏怖していなくても恐喝未遂罪が成立します。

本件は、モデルガンを見せつけながら組員同士で揉めているように見せかける恐喝行為が行われているので、少なくとも恐喝罪の実行の着手があります。

ですので、配達員が畏怖しなかったとしても、恐喝未遂罪となるのです」

●同情心で物をあげたような場合も「恐喝未遂」

「今回のケースとは少し離れますが、恐喝未遂罪にあたるケースは、他にも存在します。

相手方が畏怖せず、同情心などを理由に財物を交付したようなケースです。たとえば、お腹を空かせた加害者が飲食店で食料品を脅し取ろうとした際、加害者の窮状に同情した店主が食料品を加害者にあげたといった場合です。

さきほど紹介した要件の(3)財物の交付は、脅迫により畏怖したことに基づいて被害者が処分したという関係(因果性)が必要なので、こうしたケースも、やはり恐喝未遂罪にとどまるのです。

他にも、裁判例では、恐喝行為によって畏怖したものの、警察に相談したところ、警察官を張り込ませるから現場に行くように指示されて、犯人に現金を交付した事案について、恐喝未遂罪の成立にとどまったというものがあります。

警察の指示に基づいて現金を交付したのであって、畏怖したことに基いて交付したわけではないので、やはり因果性が欠けるといえるでしょう」

【取材協力弁護士】
本多 貞雅(ほんだ・さだまさ)弁護士

2627とはずがたり:2016/11/23(水) 22:26:29
「強すぎる佐川男子」恐喝してきた暴力団員を撃退、「脅し」の効果がなくても犯罪?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00005383-bengocom-soci
弁護士ドットコム 11/23(水) 9:33配信

暴力団員も屈強な「佐川男子」には敵わなかったーー。組事務所に届いた代金引換の宅配物(高級腕時計)を脅し取ろうとしたが、配達に訪れた佐川急便の配達員の活躍で逮捕(恐喝未遂容疑)されたことが報じられ、「佐川男子強すぎ」などと賞賛を集めた。

報道によると、逮捕されたのは指定暴力団松葉会系の組員。インターネットの代引き交換で、ロ×ックスの腕時計(86万円相当)を注文し、届けにきた配達員を脅して腕時計を置いていかせようと計画した。事務所に荷物を届けにきた際に、モデルガンを見せつけながら組員同士で揉めているように見せかければ、配達員が驚いて商品を置いていくだろうと考えたのだ。

ところが、届けにきた佐川急便の配達員は、このような状況に臆することなく、組員からモデルガンを取り上げ、110番通報した。2人は事務所から逃走したが、その後恐喝未遂の容疑で逮捕された。

この事件の顛末が報じられると、ネット上では、「佐川男子強すぎる」など賞賛の声が相次いだ。一方で、配達員への「脅し」が全く効果がなかったのに、未遂とはいえ恐喝の容疑で逮捕されたのはどういう理由があるのだろうか。刑事事件に詳しい本多貞雅弁護士に聞いた。

●相手が怖がらなくても、恐喝行為があれば未遂罪が成立する

「恐喝罪が成立するには、(1)財物の交付に向けられた恐喝行為により、(2)被害者が畏怖(いふ)し、(3)畏怖に基づく処分行為により、(4)財物が移転することが必要です」

本多弁護士はこのように述べる。今回は、佐川男子が「畏怖」していなかったと考えられるが、その場合でも、罪になるのか。

「要件をひとつひとつ確認しましょう。

恐喝行為とは、相手の反抗を抑圧しない程度の脅迫、または暴行を加え、財物の交付を要求することをいいます(相手の犯行を抑圧するほど強い脅迫・暴行の場合は、強盗罪の成否が問題となります)。

そして、脅迫とは、相手方を畏怖させるような害悪の告知をいいます。恐喝行為があれば、恐喝罪の実行の着手となり、現実に相手方が畏怖していなくても恐喝未遂罪が成立します。

本件は、モデルガンを見せつけながら組員同士で揉めているように見せかける恐喝行為が行われているので、少なくとも恐喝罪の実行の着手があります。

ですので、配達員が畏怖しなかったとしても、恐喝未遂罪となるのです」

●同情心で物をあげたような場合も「恐喝未遂」

「今回のケースとは少し離れますが、恐喝未遂罪にあたるケースは、他にも存在します。

相手方が畏怖せず、同情心などを理由に財物を交付したようなケースです。たとえば、お腹を空かせた加害者が飲食店で食料品を脅し取ろうとした際、加害者の窮状に同情した店主が食料品を加害者にあげたといった場合です。

さきほど紹介した要件の(3)財物の交付は、脅迫により畏怖したことに基づいて被害者が処分したという関係(因果性)が必要なので、こうしたケースも、やはり恐喝未遂罪にとどまるのです。

他にも、裁判例では、恐喝行為によって畏怖したものの、警察に相談したところ、警察官を張り込ませるから現場に行くように指示されて、犯人に現金を交付した事案について、恐喝未遂罪の成立にとどまったというものがあります。

警察の指示に基づいて現金を交付したのであって、畏怖したことに基いて交付したわけではないので、やはり因果性が欠けるといえるでしょう」

【取材協力弁護士】
本多 貞雅(ほんだ・さだまさ)弁護士

2628とはずがたり:2016/11/24(木) 18:16:13

村西とおるの方が正論な気がするw
>(AV業界に比べて)ダントツに多い被害件数があるからといって、手前どもは伊藤弁護士のように「一向に改まらない業界の問題を、国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」といった考えに立ちません

AV出演強要問題 「村西とおる」監督が人権派弁護士に物申す
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20161124/DailyShincho_515125.html
デイリー新潮 2016年11月24日 11時50分 (2016年11月24日 18時01分 更新)

 いま、AV業界が「出演強要問題」に揺れている。今年3月、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウは、被害件数が4年間で93件にのぼるとする調査報告書を発表。さらに同団体の事務局長である伊藤和子弁護士は、業界の問題を「国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」との考えも述べている。

 こうした動きに異を唱えるのが、AV監督の村西とおる氏だ。現在発売中の「新潮45」12月号に「人権派弁護士に物申す 女性を解放したのがAVである」を寄せた。

 ***

 もちろん村西氏も、出演を強要するプロダクションの存在は論外であるとの立場である。その上で氏がまず指摘するのは、先の報告書にある「4年間で93件」という数字を針小棒大に捉えているのでは、という点だ。


AV監督・村西とおる氏
〈伊藤和子弁護士の所属する弁護士業界では、2013年に98件、14年に101件の懲戒処分を受けた弁護士がおります(略)弁護士費用を受け取っていながら弁護活動をしなかったり、預り金を使い込んだり、との弁護士にあるまじき不祥事が続出しております〉

〈(AV業界に比べて)ダントツに多い被害件数があるからといって、手前どもは伊藤弁護士のように「一向に改まらない業界の問題を、国連に訴え出ることで人権問題化し、解決する」といった考えに立ちません。氷山の一角、との認識です〉※〈〉は本文より引用、以下同

 にも関わらず〈「国連へ問題提出」とエスカレートされてしまう〉伊藤弁護士の“姿勢”に、つづいて村西氏は言及する。

〈性を「忌わしいもの」と憎悪をなされている「性差別主義者」なのでしょうか。あるいは、慰安婦問題で「性奴隷」という言葉を世界に広められた方の一人という話もございますから(産経ニュース・7月25日)、AVの問題を国連に持ち込み(略)日本を貶めることが大好きな特定のイデオロギーに染まられているからでしょうか〉

 村西氏は、「AVは女性の性の人権侵害」との偏見にも“業界で働く女性たちに対するヘイト・スピーチだ”と切り込む。むしろ「女性を解放した」のはAVの存在だった――というのだ。

■旧態依然たる観念を払拭
 その象徴として挙げるのが、80年代半ばに発売された村西氏の監督作「SMぽいの好き」の“功績”である。暴行や痴漢など“女性の性を一方的に犯す”エロス映像が主流だった時代にあって、

〈当時、横浜国立大学在学中の学生であった黒木香嬢が、それまで男性に支配され、征服されてきた女性の性を、男性と拮抗し、それを凌駕する女性の本性、性の凄まじさを赤裸々に演じてみせられたのでした。

 この作品によって、女性はこれまでのようにその性を男性に所有されるものでなく、自分の性として人生を楽しみ、謳歌するものであっていいのだ、と多くの女性たちは刮目したのです。ナイスですね〉

 ほかにも氏は“村西節”全開でAVが変えた旧態依然の観念の例を挙げている。詳しくは「新潮45」本誌を参照されたい。

■「身のほど知らず」
 AV出演強要問題をめぐっては、これまでも業界人たちからの反論がなされてきた。業界の第一人者である村西氏の、
〈満足な国内での論議がなされないまま「日本のAV」を国連に持ち出し、「日本は女性蔑視の国」のレッテル貼りを画策するとは「身のほど知らずにもほどがある」というものです〉
 との意見は、大いに参考とすべきものではないだろうか。

「新潮45」2016年12月号 掲載

2629名無しさん:2016/11/27(日) 22:25:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161121-00000043-asahi-soci
被告の男に無期懲役を求刑 千葉・船橋の少女監禁・殺害
朝日新聞デジタル 11/21(月) 12:18配信

 千葉県船橋市の少女(当時18)を車に乗せて財布を奪った上、畑に生き埋めにして殺害したなどとして、強盗殺人や逮捕監禁などの罪に問われた住所不定、無職の中野翔太被告(21)の裁判員裁判が21日、千葉地裁であり、検察側は無期懲役を求刑した。

 検察側は論告で「計画的で極めて残虐な、身勝手な犯行」と指摘。「被告人自身が全体を通して手を下しており、積極的に犯行に加担した」と主張した。

 中野被告の起訴内容は、昨年4月、友人の井出裕輝被告(22)=強盗殺人などの罪で起訴=らと共謀し、千葉市中央区の路上で少女を乗用車に乗せて両手足を縛り、現金数万円入りの財布などを奪った上、同県芝山町の畑に事前に掘っていた穴に少女を土砂で埋め、窒息死させたというもの。

朝日新聞社

2630名無しさん:2016/11/27(日) 22:45:40
http://xn--tck7crbj.com/comments.html/20161118-00002366-cakes-soci
【神戸山口組 代紋】「東大合格よりも難しい」山口組トップエリートへの険しい道
2016-11-18 00:00:00

暴力団の顧問弁護士をつとめたことで、自らも「反社会的勢力」の烙印を押される憂き目にあい、さらに弁護士資格も失うことになった山之内幸夫さん。そんな苦境にあいながらも山之内さんがかかわってきた「暴力団」という組織は、反社会的勢力であると同時に「セーフティーネット」という顔を持っていました。山口組の元顧問弁護士・山之内幸夫さんのトークショーをまとめた第2回です。(聞き手:今西憲之 構成:平松梨沙 写真:渡辺愛理)


●山口組のトップエリートになるのは東大合格よりも難しい?

――山口組には2万人の構成員がいると言われていますが、「執行部」というのはどういった役割を果たしているんでしょうか。

山之内幸夫(元弁護士。以下、山之内) 山口組というブランドを守り育てるための重要な存在です。山口組全体のなかでも、組長から直接盃分けを受けた人間を「直参」と言います。直参も多いときでも120人程度なんですが、執行部はそのなかからさらに絞られて、10人くらいです。並みのヤクザが到達しうる最高の地位が「直参」で、執行部になるにはさらに狭き門をくぐる必要がある。夢のまた夢といえるでしょう。

斎藤三雄(実話誌記者。以下、齋藤) 直参になれる人間だって、割合でいったら、組員の400人に1人とかですもんね。

――東大合格より厳しいですね。

斎藤 厳しいでしょうね(笑)。

――ましてや執行部となれば、上場企業の経営陣に匹敵すると。それなのに今回山口組を抜けた人のうち執行部経験者が5人もいる。

山之内 先に話した「弘道会支配」的な人事だけでなく、頻繁に行われた人事の刷新に納得がいっていない方が多かったのでしょう。一度執行部になった人間を外す、というようなことも六代目体制では行っていたので。本人が納得できていればいいんでしょうけどね。納得できていなかったからよくないんですね。

●代紋は「組織の統制と団結のシンボル」である

――山口組は四代目のときにも分裂をしていますが、そのときと今回の分裂では何が違うんでしょうか?

斎藤 当時は、四代目に若頭の竹中正久が就任することをよしとせず、組長代行の山本広を支持する一派が「一和会」を結成、そのまま「山一抗争」に突入する事態となりました。

山之内 今回と前回が決定的に違うのは、分裂した人たちが「神戸山口組」と名乗り、「山口組」の代紋を捨てていないところなんですよ。しかもずうずうしくも「本家」と言っちゃっている。関東の人なんかだと、「そうかも」って思っちゃうよね。

――代紋は「組織の統制と団結のシンボル」とも言われますが、そんなに大事なものなんでしょうか。

山之内 とても大事なものです。山口組が築き上げてきたブランド力の象徴ですから。神戸山口組は、その大事な山菱マークをそのまま利用しているわけです。代紋を変えないというのはうまい戦略ですよ。四代目分裂のときは、親分は一和会に行こうとしたけれど、代紋が変わることに抵抗した組員が親分に離反して山口組にとどまるということもありましたから。実のところ六代目山口組側が、名称使用の差し止め訴訟などを起こすことはできるんですけど、どう考えても裁判所が認めるわけないですからね。

斎藤 代紋がえらいのか親分がえらいのかわからないような場面って、結構あるんですよね。

――そういえば斎藤さんは山菱のマークのついているグッズを収集してると聞きました。どのくらいあるんですか?

斎藤 ざっと20種類くらいありますねえ。名刺とかバッジが有名だと思いますが、灰皿とかにも入ってますよ。灰皿は、持って帰ろうとしたらさすがに怒られましたけど(笑)。代紋グッズを販売しているウェブサイトとかもありますね。脅しをかけるのに利用している一般人もいるくらいですから。六代目体制になってからは代紋グッズの販売も制限されていて、決まったところでしか購入できなくなっていますが。

山之内 代紋にはそれだけの重みがあるんです。恐怖をめいっぱいためこんで長い長い歴史のなかでたくさんの命を奪ってきた、血と涙の結晶ですよ。

2631名無しさん:2016/11/27(日) 22:46:18
>>2630

●顧問弁護士も「反社会的勢力」とされてしまう

――でも先生は、そんな恐怖の代名詞である山口組の弁護を長年していらしたわけですよね。

山之内 それで僕自身まで反社会的団体の一員ということにされたし、最終的に弁護士資格を剥奪されちゃいましたけどね。

――たしかに、新しい弁護士事務所を探すとき苦労されていたのを覚えています。

山之内 そうそう、暴力団組員は銀行口座をつくれなかったりマンションを貸してもらえなかったり、ということがあるんですけど、僕も事務所を借りようとしたら「ダメ」って言われちゃって。

斎藤 僕のようなライターはともかく、先生は内部にきわめて近いところでお仕事をされていたので、苦労も多かったと思います。僕なんかは、組の方から「悪者を食い物にして稼いでいるのはこいつらのほうだ」って、よく指さされますけど(笑)。

――顧問弁護士という仕事について改めてお聞きしたいんですが、顧問料っていくらくらいだったんですか?

山之内 月10〜20万円ですね。

――月に100万円くらいもらってるのかと思いました。

山之内 いえいえ、お金のためにやっているわけじゃないですから。
 山口組の運営に少しでもかかわる人間は、お金については絶対にクリーンにしていないといけません。みんなそれなりに見ていますよ。自分たちの払ったお金がどう使われているかどうかを下の者は見ているんです。そこで適当なことをしていたら絶対に禍根が残ります。執行部の人はとくに気をつけていただきたい。

●基本のシノギは賭博、売春、薬物

――ちなみに、組員たちはふだん何をシノギの手段にしているんでしょう?

山之内 社会からはずれた人間が組織だって稼ぐ手段はどの国でも共通していて、賭博、売春、薬物がメジャーです。ただ、日本のヤクザって、前回も言いましたけど他国に比べて公然性が高いんです。法的規制がゆるくて泳がせてもらっている側面があるから、かえって自主規制も強くて、薬物はあまりしませんね。身代金目的の誘拐、偽札の偽造なんかも海外ではメジャーだけど、ほとんど聞かないです。
 そのかわりに顕著なのが、民事介入暴力というやつです。

――債権取立てや倒産整理、競売妨害、不動産地上げといった活動を、暴力によって一挙に行うアレですね。

山之内 これは日本の組織犯罪の大きな特徴です。他国だと詐欺、脅迫の比率ってそんなに多くないんですよ。まあ、食っていく気になれば、それなりに食っていく道があるということです。それでも「ヤクザと付き合ってはいけない」というコンプライアンスがだいぶ世間に浸透していますから、民事介入暴力の範囲はせばまっていますね。

――斎藤さんはジャーナリストとして現場を取材されていて、どう感じますか?

斎藤 民事介入暴力だけでなく、コンプライアンスの浸透によってもっと合法的な仕事からも排除されだしている現状なので、大変だと思いますよ。山口組の歴史をひもとくと、組のブランドを確固たるものにした三代目の田岡さんが組員たちに常日頃言っていたのは「正業を持て」ということでした。しかし今ではその正業が持てなくなっている。結局悪いことをしないといけないと、どんどん追い詰められていっている。

山之内 もともとヤクザになるような人っていうのは、家庭環境が悪かったり、戸籍や国籍がなかったりして、普通に暮らしていても一般社会では上に行けない人なんですよ。
 そういう人が見栄と張りだけで上に上がっていけるのがヤクザ社会であり、寂しさをまぎらわす疑似家族としての機能も持ち合わせています。弁護したヒットマンの生い立ちを聞いても、親の愛情の欠落、貧困、差別など、同情を禁じ得ない例がたくさんありました。暴力団には、そうしたセーフティーネットとしての側面があることは否定できないと、私は思っています。

2632名無しさん:2016/12/04(日) 22:15:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000027-mai-soci
<父から性的虐待>娘が減軽求め嘆願書 大阪地裁認めず
毎日新聞 12/1(木) 10:55配信

 18歳未満の娘に長年にわたり性的虐待をしたとして、児童福祉法違反罪に問われた実父の男の判決公判で、娘が記したとして弁護側から提出された刑の減軽嘆願書を、大阪地裁が情状証拠として認めなかったことが分かった。嘆願書で娘は「被害感情はなく寛大な処分を求める」としていたが、荒金慎哉裁判官は「提出されること自体が不自然」と判断し、懲役4年(求刑懲役6年)を言い渡した。【宮嶋梓帆、村田拓也】

 ◇「提出自体が不自然」

 性暴力被害者からこうした嘆願書が提出されるのは極めて異例。

 29日に言い渡された判決などによると、40代の男は2008年、離婚していた妻と当時小学生だった娘と同居を再開。直後から性的虐待が始まった。娘は中絶手術も受けている。男は「しつけから始まった愛情表現で、性的欲求を満たすつもりはなかった」と釈明していた。しかし、判決は「身勝手で不合理な弁解だ。反省の態度はうかがえない」と退けた。

 弁護側は公判で「娘に被害感情はない」として、執行猶予判決を求めていた。母親と娘がそれぞれ署名した嘆願書2通を情状証拠として提出。文面はパソコンで作成されていた。嘆願書は母親と娘が話し合って作成したとみられる。

 これに対し、荒金裁判官は「健全な父子関係を構築できず、性道徳を持てないまま現在に至っているのは明らか。被害女児の健全な育成に与えた影響は甚大だ」と指摘。その上で、「特段の措置が講じられたわけではないのに、このような嘆願書が提出されること自体が不自然」とし、嘆願書による情状酌量を認めなかった。

 捜査関係者によると、娘は「違和感はあったが父親の怒りを買うのが怖くて言い出せなかった」と警察に供述。母親は「うすうす(虐待に)気付いていたが、聞かなかった」と話している。

 弁護人は嘆願書について、「被告と被害児童の双方の不利益にならないと考え、証拠を提出した。作成の経緯は守秘義務があり答えられない」と取材に話した。

 専門家によると、幼少期から性的虐待が続くと、被害をしっかり認識できないことが多いという。虐待だったと将来認識した時点で、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症することがあるとされている。

 事件は娘が知人に打ち明けたことで発覚し、警察が今夏に同法違反容疑で男を逮捕した。娘は児童相談所に一時保護されたが、現在は自宅に戻って母親らと暮らしている。

 ◇日本子ども虐待防止学会事務局長・山本恒雄さん

 家庭という閉ざされた空間で起きる性的虐待は、家族関係の崩壊を恐れた子どもに被害を隠そうとする心理が働く。

 幼少期から虐待を受けた場合、子どもは被害感情を持てないことが多い。違和感に気づいた子どもを「悪い子だ」として、自分の共犯者に仕立てる親すらいる。すると、子どもは自分にも落ち度があると言い聞かせるようになる。虐待が発覚することで両親との関係が悪化しないよう、被害をさらに隠そうとする子どももいる。

 虐待を受けた子どもは、自尊感情や主体性を持てなくなる傾向がある。性的虐待の場合は特に、被害を認識できるのが何年も後になることが多い。大人になってから当時の記憶が突然よみがえり、深刻なトラウマ症状やうつ、不眠といった心身の不調に見舞われたり、自殺に至るケースもある。

 周囲が被害に気づいたら、児童相談所や警察に相談するなど、早期に手をさしのべることが重要だ。専門的な支援を受けながら、自分の身に起きたことを理解して気持ちを整理していくことが、回復と再被害の防止につながる。

2633名無しさん:2016/12/07(水) 22:34:12
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2931248.htm
千葉大医学部生3人の実名公表、新たに医師逮捕
 千葉大学医学部の男子学生3人が女性に性的暴行を加えたとして逮捕された事件で、新たに30歳の医師の男が逮捕されました。千葉県警は、これまで事件の内容を一切公表していませんでしたが、今回の逮捕に合わせて3人の実名を明らかにしました。
 準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは医師の藤坂悠司容疑者(30)で、今年9月、千葉市の飲食店で20代の女性にわいせつな行為をした疑いが持たれています。藤坂容疑者は容疑を大筋で認めているということです。
 この事件では、千葉大学医学部の男子学生3人がこの女性に性的暴行を加えたとして先月21日に集団強姦傷害の疑いで逮捕されていましたが、千葉県警は5日になって3人の実名を明らかにしました。3人は、いずれも千葉大学医学部5年・吉元将也容疑者(23)、山田兼輔容疑者(22)、増田峰登容疑者(23)です。3人は当初、いずれも容疑を一部否認していましたが、現在は3人とも大筋で認めているということです。
 「共犯者が明らかになり、事件のおおむねの見通しがついた。被害者のある程度の了解をいただけたと判断し、その点も踏まえながらの発表となった。今となってはどうでも言えると思われるかもしれないが、事件のカタがつく頃には公表もありえたとも思う」(千葉県警)
 千葉県警は、3人の実名を逮捕から2週間たって公表した理由をこのように説明し、「圧力で隠しているというような事実は一切ない」と強調しました。
 千葉県警は当初、逮捕した容疑者の実名を公表しなかった理由について「捜査上の支障がある」「被害者と警察当局との関係を重視した」と説明。これに対し、専門家からは「公権力の行使が正当だったか、外部の検証ができなくなる」「被害者や容疑者について誤った情報が流布されるおそれが生じる」などと批判が出ていました。(05日23:04)

2634名無しさん:2016/12/10(土) 12:12:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00010004-abemav-soci
「女の子を使って人脈を築いていった」 関東連合元リーダーがテレビ初出演
AbemaTIMES 12/6(火) 17:39配信

 市川海老蔵さん暴行事件や六本木クラブ襲撃事件などで社会にその名をとどろかせた“半グレ集団“「関東連合」。かつて六本木や西麻布で幅を利かせた「関東連合」は、対立する相手を金属バットなどで襲撃したり、時には暴力団とも抗争を起こすなど、“何でもあり“の集団だったという。

 その元リーダー・柴田大輔氏、37歳。関東連合から脱退後、会社を立ち上げ、さらに「工藤明男」名義で関東連合の活動などを明かした本を出版している。

■お酒を強要 “怒ると思います“

 2010年に起きた、市川海老蔵さんが西麻布の飲食店で暴行を受け、顔面骨折など全治6週間の大けがを負った事件。傷害容疑で逮捕されたのは元関東連合のメンバーだった。当時の状況について、柴田氏は著書『いびつな絆 関東連合の真実』に「私は事件当日の現場の様子を本人たちから聞いている」と綴っている。

 事件は泥酔状態の海老蔵さんが元関東連合のメンバーにお酒を強要したことが原因とされている。柴田氏は「みんな礼儀正しいです。みんな、僕とはまた別の意味で“縦社会“で生きている。何か失礼なこととかが無ければ礼儀正しく接するが、さすがに灰皿でテキーラを飲まされたり、髪の毛をつかんで飲め飲めとやられたら、怒ると思います。」と語る。

■“女の子を使って色んな人脈を築いていった“

 関東連合は元横綱・朝青龍による傷害事件にも関わるなど、六本木や西麻布界隈を仕切る存在となったが、彼らはなぜ夜の街で暗躍することができたのか。

 柴田氏によると、関東連合のメンバーは、IT企業の経営者たちが出資したバーなどに出入りし、彼らと交流するとともに、さらに芸能界とのつながりも深めていったのだという。そのキーマンは関東連合OBの“K氏“。

 柴田氏の著書『聖域 関東連合の金脈とVIPコネクション』によると、「K君は、僕たち関東連合が渋谷や六本木に進出する足掛かりとなったパイオニア的先輩で、芸能、クラブ、不動産といったあらゆる業界の人脈を僕たちにつないでくれた恩人」とある。

 「芸能界の入り口はやっぱりK君です。K君がすでにAVの事務所をやっていて、女の子を使って色んな人脈を築いていったっていう背景がある。」

■“関東連合を利用する人たちがいた“

 関東連合の芸能界との関係は、芸能事務所社長などのボディーガードや運転手からスタート。“芸能人“そのものとの交流が深まったのは、暴力団への利益供与を禁止する「東京都暴力団排除条例」、いわゆる“暴排条例“が制定された2011年前後だという。

 「僕らの時は、運転手とかボディーガードとかそういうのをやっていただけでそこ止まりです。関東連合=芸能人・芸能界、っていうのはちょっと大きくまとめられちゃってますけど。僕より上の世代は芸能人とは付き合ったりしないです。関東連合って、暴力団でもなければ、海老蔵事件の前までは“町のギャングスター“みたいな感じで。町の成金の人たちや芸能人の人たちも連れて歩いたり、かわいがっていると顔が立つみたいに、恰好がつく。」

 と、半グレ集団“という立ち位置の関東連合を利用する人たちが大勢いたことも示唆した。

2635名無しさん:2016/12/10(土) 14:33:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120600047&g=pol
改正ストーカー法が成立=SNSも規制対象に

 インターネット交流サイト(SNS)への投稿を規制対象に加えることを柱とした改正ストーカー規制法が6日午後、衆院本会議で全会一致で可決、成立した。今年5月、東京都小金井市でアイドル活動をしていた女性が刺された事件を受けた対応だ。

 今回の改正では、無料通信アプリ「LINE」(ライン)にしつこくメッセージを送信することや、ブログに中傷を書き込むなどSNSを使ったストーカー行為を新たに規制の対象とした。これまでは対象が電話、ファクスやメールに限られていた。
 ストーカー行為に対する罰則も強化し、上限を「懲役6月または罰金50万円」から「懲役1年または罰金100万円」に引き上げる。このほか緊急の場合は事前警告なしに都道府県の公安委員会が禁止命令を出せるようにすること、被害者の告訴なしに起訴できる「非親告罪」に変更することも盛り込んだ。(2016/12/06-13:22)

2636名無しさん:2016/12/10(土) 15:04:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120700880&g=pol
国連犯罪会議に大阪など5組

 法務省は7日、2020年に日本で開かれる国連犯罪防止・刑事司法会議(コングレス)の開催都市公募に5組が応募したと発表した。大阪府と大阪市が共同で府立国際会議場を活用する提案を行ったほか、神戸市、広島県福山市、京都市の国立京都国際会館が施設として応募した。残る1組は非公表。
 コングレスは国連最大級の会議で5年に1回開催され、各国の司法相や検事総長らがテロや麻薬対策について話し合う。同省は来年夏までに開催地を決定する。(2016/12/07-20:58)

2637名無しさん:2016/12/10(土) 23:27:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161206/k10010796901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_088
改正ストーカー規制法 可決成立
12月6日 13時22分
ストーカー対策を強化するため、ブログやツイッターなどで執ようにメッセージを送ることも規制の対象に加えた改正ストーカー規制法が、衆議院本会議で全会一致で可決され成立しました。
ストーカー規制法の改正は、ことし5月、東京・小金井市で、芸能活動をしていた女子大学生が刺された事件で、ツイッターなどへの執ような書き込みがストーカー被害の相談として警察に扱われなかったことなどをきっかけに行われました。

改正法では、ストーカー行為として規制する対象を拡大し、新たにブログやツイッターなどSNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービスで執ようにメッセージを送る行為なども含めるとしています。

また、被害者による告訴がなくても、ストーカー行為による罪で起訴できる非親告罪にして罰則を強化するほか、被害者へのつきまといなどを禁じる禁止命令の手続きを、緊急の場合には簡略化できるようにするとしています。

改正法はすでに参議院で可決されていて、6日の衆議院本会議で全会一致で可決され成立しました。

2638とはずがたり:2016/12/16(金) 18:32:40

風俗案内所規制は合憲 京都府条例めぐる上告審判決
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-afr1612150021
13:44産経新聞

 学校や病院から200メートル以内での風俗案内所の営業を禁じた京都府条例の規定が、営業の自由を保障した憲法に違反するかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は15日、原告側の上告を棄却した。規定を合憲とした2審大阪高裁判決が確定した。

 案内所規制条例の合憲性についての最高裁判断は初めて。

 府は平成22年に条例を施行。公共施設から200メートル以内での風俗案内所の営業を禁止した。原告の男性は京都市内の禁止区域で風俗案内所を経営したとして、23年に条例違反で逮捕されて起訴猶予となり、営業権の確認を求めていた。

 1審京都地裁は、風俗店については、別の府条例が公共施設から70メートル以内の営業を禁止していることなどから、70メートルを超える規制については違憲と判断した。

 2審は、「風俗案内所が周囲の環境に与える影響は風俗店よりも格段に大きく、より厳しい規制をすることは許される」として、合憲と判断した。

2639名無しさん:2016/12/23(金) 22:59:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000010-jct-soci
やっぱりいた「おでん動画」撮影者 27歳女性を書類送検
J-CASTニュース 12/21(水) 19:14配信

 コンビニのおでんを指でつつく動画を公開したとして28歳無職の男性が威力業務妨害容疑などで逮捕された事件について、愛知県警は2016年12月21日に動画を撮影した27歳女性を同容疑で書類送検した。

 男性は11月に愛知県常滑市内のコンビニで、ケースに入ったおでんを指でつつく動画を公開し、12月15日に威力業務妨害と器物損壊容疑で逮捕された。県警は動画を撮影した人物が別にいた可能性があるとして、捜査を進めていた。

 県警はJ-CASTニュースの取材に対し、女性は同県美浜町に住むパート従業員の女性であるとしている。時事通信などは、女性は男性容疑者の知人であり、「おでんをつつく様子が面白くて撮影した」などと容疑を認めたと報じていることについては、

  「発表の範囲外なので答えられない」

とした。

 動画については、その映像から撮影者が別にいて共犯に当たるのではないか、との指摘があり、J-CASTニュースが15日に愛知県警に取材した際は、「現在捜査中のためコメントできない」と答えていた。

2640名無しさん:2016/12/25(日) 12:31:04
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20161222-00000001-ann-soci
島根女子大学生殺害 担当した弁護士「驚愕した」
テレビ朝日系(ANN) 12/22(木) 0:05配信
 島根県の女子大学生殺害事件で、容疑者死亡のまま書類送検された当時33歳の男を以前、担当したことのある弁護士の男性がANNの取材に応じ、事件について「驚愕(きょうがく)した」などと語りました。

 矢野容疑者を担当したことがある弁護士:「(事件の内容を聞いて)正直言って驚愕した。(矢野容疑者は)非常に神経質な人に見えた」
 矢野富栄容疑者は2009年10月、島根県立大学の平岡都さん(当時19)を殺害して遺体を切断し、広島県の山中に遺棄した疑いが持たれています。
 矢野容疑者を担当したことがある弁護士:「逆上して何をするか分からないというタイプの人でしたね」
 矢野容疑者は東京・杉並区などで女性の首に刃物を突き付けて脅すなど、3件の事件に関与した罪で2004年に実刑判決を受けていました。

2641名無しさん:2016/12/25(日) 12:49:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00010000-abema-soci
「下手に話すと殺される」 今も真相が闇に包まれる3億円事件
AbemaTIMES 12/23(金) 14:50配信

 今年夏、JR博多駅近くの路上 で、ジュラルミンケース に入れられた金塊が複数の男たちによって盗まれるという事件が起きた。その額およそ6億円 。ニュースを聞いて、多くの人が、いまから48年前に起きた「3億円事件」を思い出したことだろう。当時日本を揺るがし、“昭和最大の未解決事件“とも言われる事件だ。

 1968年12月10日午前9時15分 。日本信託銀行の現金輸送車が 、東芝の府中工場へ向けて出発した。中には社員にボーナスとして支給される現金およそ3億円が積まれていた。現金輸送車は府中刑務所の塀の前、通称“学園通り“といわれる通りで白バイ警官に扮した一人の男に声をかけられる。これが「3億円事件」の始まりだった。

 その“警官“は、現金輸送車の銀行員4人 に「先ほど支店長宅が爆破されました。この車にも爆弾が仕掛けられているかもしれません。調べますから降りてください」と声をかける。実は、事件から4日前、日本信託銀行 国分寺支店に「300万円支払わなければ支店長宅を爆破する」という内容の脅迫状が届いていた。それを知っていた銀行員は慌てて車を降りた。その隙だった。身を隠す銀行員たちを横目にすかさず現金輸送車に乗り込み逃げ去った。わずか2、3分の出来事だったという。その後、用意してあった別の車に現金を積み替え逃走。事件から1時間後に見つかった現金輸送車は、すでにもぬけのカラになっていた。

 現場に残された多くの遺留品から、事件は早期解決かと思われたが、時代はすでに大量消費の時代。その多くは大量生産されたもので、犯人につながる決定的な証拠にはつながらなかった。捜査は難航。伝説の刑事といわれた平塚八兵衛 率いる捜査本部も、結局犯人の特定には至らず、1975年に時効成立を迎えた。

 事件の中心には、ある“疑惑の少年“がいるとされている。彼が関係する非行グループは、遺留品から出た証拠とも関連がある地域で、3億円事件に似た手口の現金強奪事件を起こしていた。しかしその少年は謎の死を遂げており、詳しい捜査が行われなかったという。事件発生から5日後の夜、少年の母親からの119番通報があった。病院に収容されたときには少年はすでに呼吸、脈拍ともなく、深夜1時30分に死亡。死因は「青酸カリ」による中毒死で、父親が知り合いの板金工場から入手していたことも分かった。

 現金輸送車に乗っていた4人の銀行員は刑事になりすまし、密かに少年の顔を確認。“80%以上似ている“と判断された。

 しかし、ここである矛盾が生まれる。事件発生前に日本信託銀行に届いた脅迫状に貼られた切手の唾液から検出された血液型は、少年のものとは一致しなかったのだ。そこから複数犯だった可能性が浮上する。

 3億円事件を40年前から取材するジャーナリストの近藤昭二 さんが、この複数犯説を裏付けるかのような、ある“新真実“を明かした。

 「現金輸送車を奪って、次の逃走用のカローラに積み替えて逃げますね。これの中にですね、発見後の鑑識によると、吸い殻入れに何種類もの吸い殻があるんですよ」

 事件発生から4カ月後に見つかった、逃走時に使われたカローラ。その中には数種類の煙草が残されていたという。

 「犯人のものかどうかもわかりませんが、第3者が吸ったハイライトがあるんですよ。よく平塚さんと喧嘩しましたね、この点では。単独か複数か、私は複数説をとったものですから。なぜかこの煙草の吸い殻は問題になりませんでしたね」

 “伝説の刑事“といわれた平塚八兵衛は、最後まで単独犯説をとりつづけた。仮に複数犯だった場合、3億円もの大金が盗まれたのに情報がどこからも漏れないのはおかしい。他にも様々な状況証拠から、平塚は単独犯説を曲げず、1975年の時効成立を迎えた。

 現場取材は5000件以上、数々の事件をレポートしてきたレポーターの所太郎さん は事件から40年を機に、事件関係者の話を再度聞きに行ったという。その時、ある関係者に

 「下手に話すと殺される」

 と、真剣な声で言われたという。

 事件に動員された捜査員のべ17万人。捜査対象になった人間のべ11万人。捜査費用およそ10億円。事件から48年。所太郎さんは、事件を振り返り、こう話す。

 「我々が3億円事件と思って見ている構図と、本当の3億円事件は違う構図があるんじゃないか。我々が知っている3億円事件は、作られた3億円事件なんじゃないか――」。

2642名無しさん:2016/12/25(日) 12:57:15
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161220-00515852-shincho-soci
死刑囚が告白した殺人事件、ついに“永田町の黒幕”の遺体発見 右手に龍の指輪
デイリー新潮 12/20(火) 8:05配信

 20年近くもの呪縛を解かれ、ついに地中から掘り起された骸。その手に嵌る指輪は、遺骨の主が「永田町の黒幕」であることを雄弁に語っていた。もっともこれで全てが終わりではないという。今後、「死刑囚」はさらなる告白で新たな被害者の存在を明るみに出すのか。

 ***

 四方を峰に囲まれた山深い峠。鬱蒼と生い茂った木々の中を右に左につづら折りとなる林道を下りていくと、辺りの濃緑は暗く翳りの度合いを増していく。頂上から数百メートルほど下った大きな右カーブ。そのガードレール脇の急斜面が“悲劇の地”だった。

 僥倖の瞬間、捜査員は目を見張ったという。虚空を掴むように地中から突き出された右手の骨。その薬指にはプラチナの指輪が嵌められたままになっていた。

 11月30日、秩父に隣接する埼玉県ときがわ町の山林で、警視庁は初夏以来、探し続けてきた遺体を発見した。20年近くも地中の闇に埋もれ、白骨化していた屍はついに発掘され、木々の間から漏れる仄かな光に照らされたのだ。それは、闇から闇に葬られていた凶悪犯罪がようやく白日の下に晒された瞬間でもあった。

〈この処、毎晩のようにリュー一世(斉藤衛)の夢で苦しんでおります。(中略)私個人の考えでリューの首を絞め殺しました。(中略)一日も早くリュー一世を穴から出してやって頂きたくお願いを申し上げます〉

 前橋スナック銃乱射事件(2003年)の首謀者として、一昨年3月、最高裁で死刑が確定した、指定暴力団、住吉会幸平一家矢野睦会(当時)の元会長、矢野治(67)。彼が警視庁と本誌(「週刊新潮」)に対し、2件の殺人を告白する手紙を送ってきたのは、一昨年末と昨年5月のことだ。

 1件目の被害者は不動産業者の津川静夫さん(1996年の失踪時60歳)。所有する伊勢原駅前の土地を巡ってトラブルに巻き込まれ、矢野の依頼を受けた組員に絞殺されたという。

 そして2件目の被害者が、今回、白骨体で発見された斎藤衛(98年の失踪時49歳)だ。彼は97年、政界を揺るがした事件のキーマンとして、社会の耳目を集めた人物だった。現役国会議員が多くの国民から多額の金を騙し取った「オレンジ共済事件」。これに絡み、当該議員の参院選比例名簿順位を上げるべく、5億円もの金を新進党に運び、政界工作を仕掛けたといわれる“永田町の黒幕”だ。彼は、2度にわたり、国会に証人喚問もされた。

 その本当の正体は、稼業名「龍一成」(矢野は「一世」としているが、正しくは「一成」)を名乗る、暴力団の企業舎弟だった。

 しかし当の警察はこの前代未聞の告白を、1年以上にわたり放置していた。

「新たな事件が立件されれば、死刑が先延ばしになる。情報を握り潰したかったに違いない」(矢野の知人)

 本誌は、矢野の指示を受けて2つの遺体を遺棄した元矢野睦会組員の結城実氏(仮名)に接触を重ねた。結果、ついに彼は重い口を開き、こう証言してくれた。

「津川さんの死体は、伊勢原の大山の雑木林に穴を掘り、埋めた。龍は、埼玉の秩父あたりの山中に遺棄した。龍は高価そうな指輪と腕時計をしていたが、そのままの状態で埋めたよ」

 これを受け、本誌は今年2月から断続的に、事件の全貌を報じてきた。その報道により、警視庁は慌てて本格的な捜査に乗り出し、今日に至ったというわけだ。

 もっとも津川さんの遺体が今年4月の捜索初日に発見されたのに対し、斎藤の捜索は難航した。警視庁担当の記者が解説する。

「警察は今回の場所を7月に2度、捜索したが、遺体を発見できなかった。11月21日、22日にも、51人体制で範囲を広げ、再捜索。しかしそれも失敗に終わっていたんです。次はいつどこを掘るのか、方針が決められないままになっていた。何も展望のない中、11月29日、現場の穴を埋め戻す復旧作業を任されていた地元の作業員から、掘り返した土を積んでいた場所の下を整地していたところ、遺骨の一部を発見したとの連絡が入ったんです。それで翌朝の捜索となった。本当に偶然の産物で、これがなければ、斎藤の遺体は永遠に発掘されなかったでしょう。警視庁は半ば諦めかけていましたから」

 その諦念を死者の怨念が許さなかったのか。地中から突き出された右手の骨は、捜査員らの腕を掴もうとしていたかのようでもある。

 目下、DNA鑑定と歯の治療痕の照合が進められているが、この白骨化遺体が斎藤のものであることは間違いあるまい。なぜなら右手の指輪が遺体の主を暗示しているからだ。そのリングの両脇2カ所には「龍」の文字が刻まれていた。

2643名無しさん:2016/12/25(日) 12:57:47
>>2642

■「事件は終わらない」
「この度は本当にありがとうございます。週刊新潮さんのおかげで、ようやく衛の骨が上がりました」

 斎藤の唯一の遺族である実姉はしみじみとした口調でそう語った。そのうえで、

「だけど、私としてはまだ終わりじゃない。なぜ衛は殺されたのか。本当に矢野さんが殺害を実行したのか。真実が知りたいのです」

 当の矢野は、斎藤殺しの動機についてこう明かした。

「私は龍に1億円以上の金を貸していました。この返済が滞り、8600万円が焦げ付いてしまった。ある時、龍はこう提案してきた。“旧川崎財閥の資産管理会社『川崎定徳』の佐藤茂社長が亡くなった後、会社の資産を受け継いだ男がいる。不動産会社を営む桑野大樹社長(仮名)です。奴を攫(さら)って、不動産などの権利書類を奪ってから殺す。8600万円を2億円にして返します”と。しかし桑野社長は、住吉会の大幹部とも親交がある人物だから、“絶対、手を出すな”と厳命した。だが、翻意しないので、組事務所で大型犬の檻の中に奴を3日間、監禁しました。そして首にネクタイを巻きつけ、絞め殺したのです」

 今後の捜査はどうなるか。

「そもそも警視庁はこの捜査に消極的です。そのうえ津川さんの事件は、実行犯がすでに死亡しているので、殺人罪での立件が難しい」

 とは、先の記者だ。

「一方、斎藤の事件は、矢野自らが手を下したと供述しているので、立件せざるを得ないでしょう」

 しかも矢野が関わった未解決事件はこの2件だけに留まりそうにない。捜査関係者が声を潜める。

「矢野の指示で、前橋スナック銃乱射事件の実行犯をフィリピンに逃がす手助けをした矢野睦会の元組員、大山剛(仮名)がその後、姿を消しています。口封じで殺害された可能性がある」

 現に本誌には幸平一家の元幹部を名乗る人物から次のような手紙が届いている。

〈矢野ほど見苦しい外道はいない。私は、矢野の命令で大山を殺して埋めました。理由は、大山の親の生命保険金8000万円を奪うことと前橋事件の口封じです。逃げている身ゆえ疲れました。大山殺しでパクられること、覚悟の上でおります〉

 矢野はいずれこの件も明るみに出すつもりなのか。しかも彼の周辺には忽然と姿を消したり、不慮の死を遂げた者が他にもいる。

「矢野にはこのままでは死にきれない理由がある。時間が必要なんです。前橋事件の真の首謀者でありながら、のうのうと娑婆で暮らす許せない人間がいるということではないでしょうか。事件はこれで終わりにはならない」(先の知人)

 警視庁は、この住吉会の元大幹部の呪縛から解き放たれそうにない。

特集「永田町の黒幕を埋めた『死刑囚』の告白 ついに遺体発見!  右手に嵌っていた龍の指輪」より

「週刊新潮」2016年12月15日号 掲載

新潮社

2644とはずがたり:2017/01/10(火) 14:42:46
ニュース 生活術 追突され、新車がまさかの「廃車」...加害者が「無保険」だった場合、どうすれば?
http://news.goo.ne.jp/article/bengoshi/life/bengoshi-topics-5480.html
10:19弁護士ドットコム

●無保険車事故の解決の難しさ
交通事故が発生した場合、通常は加害者の保険会社から示談交渉(話し合い)の連絡が入り、保険会社との話し合いがつけば、保険会社が損害賠償金を支払ってくれます。

これは、(1)交通事故を原因として、被害者から加害者に対する損害賠償請求権が成立し(2)保険会社が加害者に代わって損害賠償金を支払うことになるからです。

他方、加害者に保険会社がついているということは、加害者に代わって示談交渉を行い、損害賠償金を支払う立場の者がいるということに過ぎません。

したがって、加害者が自動車保険に加入していない場合でも、(1)被害者から加害者に対する損害賠償請求権は成立しますので、被害者が加害者に修理代等を請求することも、法律上は可能です。

ただし、この「法律上は」請求できるというところが曲者です。

たとえ法律上損害賠償請求権が成立する場合であったとしても、加害者側が交渉に応じてこない場合もあります。そうすると、加害車両が自動車保険に加入している場合に比べて、裁判外での交渉では解決に至らない可能性も高いのではないかと思います。

交渉で解決できない以上、損害賠償請求は民事調停や訴訟といった法的手続で解決するほかありません。ここに無保険車に衝突された事案の解決の難しさがあります。

●交渉で解決できなかった…次の一手は?
民事調停とは、簡単に言えば、裁判所が第三者の立場で当事者双方の間に立って、話し合いを進めてくれる手続です。

話し合いで解決するということは、当事者双方がお互いに譲歩して解決をすることでもあります。ですから、実際の損害よりもある程度賠償額を減額したり、分割払いによる賠償を許したりすることになるのが普通です。

他方、本来は認めてもらえない減額や、分割払い等が認められるのは、加害者にとってもメリットにはなります。そのメリットに魅力を感じて加害者側が調停に応じてくる可能性もあります。

しかしながら、民事調停を申し立てたとしても、相手方が賠償金の額や支払条件に合意しなければ調停は成立しません。

また、調停を申し立てても、加害者がそもそも出席すらしてこないこともあり得ます。そうなってしまうと、訴訟を提起し、その判決に基づいて相手方の財産を強制執行するなどの方法で賠償金を回収することを考えざるを得ないと思います。

●弁護士費用をどうする?
交通事故事案は解決に専門的な知識が必要でです。調停手続にせよ、訴訟手続にせよ、専門家の助力なしに適正な賠償額を算定して立証するのは困難だと思います。損害賠償請求をするためには、弁護士に依頼するのがベストですが、ネックになってくるのが弁護士費用でしょう。

もっとも、強制執行がうまくいかなければ弁護士費用分がマイナスになってしまう可能性もあり得ます。また、損害額が比較的少額な物損事件の場合は、そのマイナスを避けるために調停や訴訟をあきらめるといった、「泣き寝入り」になってしまっている例も多いのではないかと思います。

そのような「泣き寝入り」を避けるための手段として有用なのが「弁護士費用等補償保険」です。自分の自動車保険に特約等の形で付帯させるかたちのもの(いわゆる「弁護士特約(弁特)」)が多いと思います。

この保険に加入していると、自分が被害者になった交通事故について、賠償金の請求を依頼する際の弁護士費用を一定額まで保険でカバーしてもらえます。したがって、費用を気にして弁護士への依頼をためらう必要がなくなるわけです。経済的なデメリットに悩まされることなく弁護士に依頼することができるのは大きな魅力だと思います。

(弁護士ドットコムニュース)

2645名無しさん:2017/01/14(土) 03:00:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170113-00000169-jij-soci
元交際相手に連続送信=ストーカー容疑、改正後初―北海道
時事通信 1/13(金) 21:35配信

 無料通信アプリ「LINE」(ライン)で元交際相手の女性にメッセージを連続して送信したなどとして、北海道警札幌北署は13日、ストーカー規制法違反の疑いで札幌市北区篠路、無職棟方勝己容疑者(51)を逮捕した。

 容疑を認めているという。

 道警によると、インターネット交流サイト(SNS)への執拗(しつよう)な投稿などを規制対象に加えた改正ストーカー規制法が3日に施行されて以降、全国初の立件という。

 逮捕容疑は11日、元交際相手の30代女性が拒否しているのに、「俺のことをばかにし過ぎだ」「こけにされたら許さない」などと、LINEでメッセージ5回と音声データを送信した疑い。

 女性は昨年12月、「男が別れてくれず困っている」と同署に相談していた。

2646名無しさん:2017/01/15(日) 08:54:35
ヤマト運輸に押しかけたチェーンソーYouTuber謝罪「何でこんなことしたんだ」
弁護士ドットコム 1/5(木) 17:44配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00005554-bengocom-soci

2647とはずがたり:2017/01/15(日) 14:28:18

ご存じですか?「当番弁護士」 突然の逮捕、強い味方に
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/393784
2017年01月10日 10時50分

Q.突然警察から連絡が入り、夫がけんかをして相手にけがをさせたので逮捕しましたと言われました。詳しい内容も教えてもらえないし、まだ会うこともできないそうです。これからどうなるのか、不安でたまりません。

A.家族が逮捕された場合、警察は逮捕をした旨の連絡はくれるのですが、事件の詳しい内容は教えてくれない場合がほとんどです。また逮捕からの数日(最大72時間)は、たとえ家族であっても会うことはできません。

 この間、逮捕された人と会うことができるのは弁護士だけです。もし知り合いに弁護士がいれば、すぐに逮捕された人との面会を依頼することによって、逮捕された事件の詳しい内容や逮捕された本人の様子を知ることができます。

 しかし知り合いに弁護士なんていないよという方が大半だと思います。

 そんなときは「当番弁護士制度」をご利用ください。この制度は弁護士会が運用しています。当番を組んで毎日弁護士が待機をしており、依頼に応じて原則として24時間以内に逮捕されている場所まで出向いて、逮捕された人と面会するものです。どなたでも無料で利用していただけます。

 逮捕された人が当番弁護士制度を利用する場合には、警察官や検察官、裁判官などに「当番弁護士を呼んでください」と言えば弁護士会に連絡が入ることになっています。

 また、逮捕された人の家族や知人が当番弁護士制度を利用する場合には直接、佐賀県弁護士会=電話0952(24)3411=に電話し「当番弁護士の出動を依頼したい」と伝えてください。

 刑事事件(特に身に覚えのないもの)は突然あなたやあなたの周りの方の身に降りかかってくるかもしれません。そんなとき、強い味方になってくれる「当番弁護士制度」という言葉をぜひ頭の片隅に留め置きください。(弁護士 川島雄輔・唐津市)

★佐賀県弁護士会・電話無料法律相談 電話0952(24)3411

毎週火曜17時半〜19時半、土曜13〜15時半

=なるほど!さが法律相談=

2648とはずがたり:2017/01/20(金) 10:35:33

<元名大生公判>法に触れる、段々実感…殺害後に試験勉強
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170120k0000m040130000c
00:46毎日新聞

 名古屋市で知人の森外茂子(ともこ)さん(当時77歳)を殺害し、高校の同級生らに硫酸タリウムを飲ませたなどとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた元名古屋大学生の女(21)=事件当時16?19歳=の裁判員裁判は19日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)で森さん殺害に絞って最初の被告人質問が行われた。検察側の質問に元学生は、事件の数時間後に「自分のやったことが法に触れることだと段々実感した」と述べた。

 元学生は自宅アパートで森さんを殺害した後、数日後に大学で受けるはずだった試験の勉強をしたと明かし、「試験を受けるつもりだったが、その後、まずいことになったと思った」と語った。

 森さんの事件の前に大学の友人2人も殺害対象として考えていたと話し「母や妹を殺したいと思ったこともある」と供述した。刑事罰より更生に重点を置く少年法について調べていたか尋ねられると否定した。

 検察側に先立って行われた弁護側の質問では、殺害の動機を「人が死ぬところを見たかった」と語った。抵抗された森さんに「殺すつもりなの」と聞かれたため「はい」と答えたと語り、「森さんに『どうして』と言われたので『人を殺してみたかった』と言い(森さんは)倒れました」と供述した。「実験結果として記録を残すため」に森さんの写真を4、5枚撮ったことも明らかにした。

 事件前、ツイッターで少年のうちに殺人をすべきか否か悩むような投稿をしたことについて聞かれ「『人を殺してみたかった』という動機は少年犯罪に多いので、自分も少年のうちにやらなければという固定観念があった」と説明した。遺族の感情に関しては「考えたことがなかった。まだあまり理解できないけれど、反省につなげたい」と述べた。

 一方で、昨年5月から医療施設で投薬治療を始めたことに触れ「まだ人を殺したいという考えが浮かぶこともあるが、治療を始めて(頻度は)少なくなった。人を殺さない自分になりたい。人を殺す夢を見ると絶望感を覚える」と話した。【金寿英】

2649とはずがたり:2017/01/27(金) 16:18:20

山口組は高山清司若頭が馬場会長の「後見人」という立場にあるってどういうことだ?
高山は山口組の若頭みたいだが,違う組織の上に上にあるように見える後見人を下から絶縁処分なんてできるんか?

ヤクザ50人が乗り込んで大暴れ…「会津小鉄会」大分裂騒ぎ
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170127/DailyShincho_517131.html
デイリー新潮 2017年1月27日 05時58分 (2017年1月27日 12時50分 更新)

〈オラー! 何しとんや!〉1月11日の朝8時、京都市下京区の街角で、時ならぬ叫び声がこだました。この日、指定暴力団「会津小鉄会」の本部に大勢のヤクザが乗り込み、ビルを占拠してしまったのだ。内部で起きていたのは、トップの椅子を巡るクーデター騒ぎだという。

 ***

 会津小鉄会といえば、京都に本部を置き、そのルーツは江戸時代にまで遡るとされている。現在の構成員は140人と減っているが、かつては山口組の大幹部を襲撃するなど武闘派として知られる暴力団だ。

 その「名門ヤクザ」に異変が起きたのは、占拠事件の前日のこと。京都の暴力団関係者が言う。

「この日、山口組傘下の弘道会幹部2人が会津小鉄会本部にやって来たんですわ。そこで話し合われたのが、会津小鉄会の後継者問題やった。馬場美次会長は昨年8月に詐欺容疑で逮捕されており、法廷で六代目会長からの引退を表明しとる。弘道会の2人は、それを催促しにいった。若頭に対して、早う跡目を決めんかと迫ったわけです」

山口組の司忍組長
 もともと山口組は高山清司若頭が馬場会長の「後見人」という立場にある。しかし、独立した組織に乗り込んでトップ人事に口を挟んだのは、どうしてなのか。

「後ろにはやっぱり山口組の分裂騒動があるということや。一昨年8月に山口組から神戸山口組(以下「神戸」)が分裂したとき、どちらにつくか板挟みになった友好団体が12あった。大半は山口組を支持して『神戸』とは縁を切ったんやが、会津小鉄会でもモメた。でも、馬場さんはよう決めんかったんや。なぜなら、『神戸』の井上邦雄組長と兄弟分の関係にあったからな」(同)
 そこで弘道会の幹部らは馬場会長を早く引退させ、山口組寄りの後継者を立てようとしたというわけである。事実、この日、馬場会長の引退と、山口組に近いとされる若頭への交代を知らせる書状が関係者に送られた。

 が、この一件を知った「神戸」側も黙っていない。

■ボコボコにやられた
 書状が送られた直後、馬場会長の直筆サインが入った別の書状がふたたび関係者に送られる。そこには、前の書状は与(あずか)り知らぬもので、若頭を「絶縁」するとあった。ヤクザの世界では、最も重い処分である。

 そして、翌朝、冒頭の占拠騒ぎが起きる。「神戸」傘下の山健組健竜会幹部が約50人を引き連れて会津小鉄会本部に乗り込むと、中にいた組員を蹴散らしてしまったのだ。路上では、山口組寄りと見られる組員が携帯で怒鳴る。
〈いきなり入って来てボコボコにやられたんや!〉
〈あいつ(馬場会長)が辞める言うて出ていったはずやないか!〉

 かくて、山口組と「神戸」の勢力争いに巻き込まれてしまった会津小鉄会だが、このクーデター騒ぎ、一件落着というわけにはいかない。ノンフィクションライターの西岡研介氏が言う。

「この騒動で山口組一派を排除した会津小鉄会は『神戸』に近い幹部が跡目を継ぐと見られています。一方、絶縁された若頭にも多くの組員がついている。聞くところによれば『七代目京都会津小鉄会』という組織を立ち上げて対抗すると見られています」

 ヤクザの世界を震撼させた山口組の分裂騒動は、古都の静寂も破ろうとしている。

ワイド特集「秘せずは花なるべからず」より
「週刊新潮」2017年1月26日号 掲載

2650とはずがたり:2017/02/15(水) 07:38:38
元警視庁刑事が語る「名物スリ師に高齢者が多い理由」
https://abematimes.com/posts/836935
2016.05.22 15:07

2651とはずがたり:2017/02/21(火) 13:06:13
高畑裕太の美人弁護士 32歳で独立のサクセスストーリーを明かす
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170213-00517693-shincho-soci
デイリー新潮 2/13(月) 6:00配信

1月に晴れて独立
 強姦致傷容疑で逮捕されるも不起訴処分となった俳優・高畑裕太が釈放される際に謝罪の言葉を絶叫、報道陣を睨み付けたシーンをご記憶の方も多いだろう。あの場面で高畑の側に控えていたのが、当時は弘中惇一郎弁護士の事務所に所属していた渥美陽子弁護士(32)。先月独立して「あつみ法律事務所」を構えた彼女は、弁護士が“食えない”と言われる時代に如何にして成功を掴んだのか。

 ***

〈違法性の顕著な悪質な事件ではなかったし、仮に起訴されて裁判になっていれば、無罪主張をしたと思われた事件であります〉

 高畑が釈放された際には、渥美弁護士が出した“強気”のコメントも話題を呼んだが、これについて、

「あのコメントを出さなければ彼が異常性犯罪者とみなされたままになってしまう恐れがあり、日本中を敵に回す覚悟でコメントを出しました」

 そう語る渥美弁護士は東京都豊島区出身。幼稚園から高校までは母親の意向で東久留米にある自由学園という私立学校に通った。高校3年の頃、弁護士として働く父の姿に憧れ、早稲田の法学部を目指すことに。

「自由学園は学校内でヤギや豚を飼っていたりするのんびりした高校なので、受験勉強は大変でしたね。例えば英語などは偏差値45からのスタートでした」

 つまりは努力の人ということなのだが、早稲田を卒業した後は順調そのもの。東大法科大学院を経て1回で司法試験に合格し、「4大法律事務所」の1つである「西村あさひ法律事務所」に入った。

高畑裕太の美人弁護士 32歳で独立のサクセスストーリーを明かす
釈放されるまで高畑に何度も接見
■弘中氏との“奇縁”
「法科大学院には2年コースと3年コースがあり、当時、早稲田は原則3年コースで、私はそれが嫌で東大に進んだのです」

 と、渥美弁護士は言う。

「西村あさひで私が主に担当したのは、ファンドの資金調達です。不動産ファンドなどが銀行とローン契約を結ぶ際の契約書を作成する仕事で、最初は本当に意味不明でしたが、その経験は今も非常に生きています。おかげで契約書を楽に読むことができますから」

 西村あさひを辞め、移籍した先が“無罪請負人”などと言われていた弘中弁護士の事務所。彼女と弘中氏には“奇縁”があった。

「厚労省の事件で村木厚子さんの無罪を勝ち取ったのが弘中先生だというのは誰もが知っていますが、私の祖父が旧厚生省の官僚で、村木さんと同じ旧厚生省の児童家庭局長を務めたこともあったのです。その祖父が、偶然にも、村木さんが逮捕された頃になくなりました。それでずっと気になっていて、その後の顛末を見てチャンスがあれば弘中先生と働きたいと思っていたのです」

 ちなみに、西村あさひ時代の年収は1年目から1000万円超え。その厚遇を捨てての移籍であった。

「仕事内容もガラリと変わり、刑事事件にも頻繁に関わるように。高畑さんの事件もその1つです」

 そして、1月に晴れて独立した彼女。その名前をネット上で検索すると、本人のものだけではなく、女優の新垣結衣の写真も一緒に画面に映し出されるのは、

「『リーガルハイ』というドラマでガッキーさんが演じた弁護士も大手事務所から日本最強といわれる事務所に移籍しており、私と経歴が似ているのです。あんな感じに写真が使われていることは、ガッキーさんには申し訳ない限りで……」

 華麗な経歴ながら、それを鼻にかけるところがない。このあたりに「成功」の秘訣が隠されていそうである。

ワイド特集「女という商売」より

「週刊新潮」2017年2月16日梅見月増大号 掲載

2652とはずがたり:2017/03/02(木) 15:35:28

<母子殺害差し戻し審>大阪高裁も森被告に無罪
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170302k0000e040211000c.html
10:36毎日新聞

 大阪市平野区で2002年4月に起きた母子殺害放火事件を巡り、殺人などの罪に問われた大阪刑務所刑務官、森健充(たけみつ)被告(59)=休職中=の差し戻し後の控訴審で、大阪高裁は2日、無罪とした大阪地裁の差し戻し審判決を支持、検察側の控訴を棄却した。福崎伸一郎裁判長は地裁判決と同様、「被告が現場マンションに立ち入ったと認められない」と判断した。森被告は出廷しなかった。

 差し戻し前の1審は無期懲役、2審は求刑通り死刑の判決を出した。10年4月の最高裁判決は二つの有罪判決を破棄した経緯があり、新たな立証が困難になっている検察側が最高裁への上告に踏み切るかが今後の焦点になる。

 森被告は一連の公判で、「マンションに行ったことがない」と一貫して無罪を主張。森被告の関与を裏付ける直接証拠はなく、検察側が積み上げた状況証拠の評価が争点だった。

 判決はまず、森被告が現場の室内に立ち入ったかどうかを検討した。

 検察側は、森被告が任意捜査の段階で室内の家具の位置などを示す見取り図を書いたと主張した。判決は「被告は事件前後、家族との会話などから室内の様子を推測できた可能性がある」と指摘した。

 さらに、マンション外階段の共用灰皿から押収され、森被告のDNA型が検出されたたばこの吸い殻について言及した。

 検察側は吸い殻を重要証拠と位置付けたが、判決は吸い殻の変色状況から事件以前に捨てられた可能性が高いと指摘。最高裁や差し戻し審の判断に沿い、過去に森被告から携帯灰皿を譲り受けた被害者の森まゆみさん(当時28歳)が、中身を捨てた可能性が否定できないとした。

 最高裁判決は状況証拠による有罪立証について、「被告が犯人でなければ合理的に説明できないような事実が必要」との新たな基準を提示し、審理を大阪地裁に差し戻した。差し戻し審判決も、検察側が最高裁基準を満たす立証ができていないと判断。初めて無罪判決を言い渡した。

 13年7月に始まった今回の控訴審は検察側の請求を受け、まゆみさん殺害の凶器とされる犬のひもなど計10点のDNA型鑑定を3年近く費やして実施。検察はまゆみさんの遺体に付着していた多数の皮膚片などのDNA型を調べる独自の鑑定も行ったが、いずれも森被告と一致するDNA型は検出されず、無罪判決を覆すのは厳しい状況だった。

 事件を巡っては、最高裁がマンションの共用灰皿から採取された残り71本の吸い殻について、差し戻し審で鑑定するよう求めたが、証拠品を管理する大阪府警の誤廃棄も発覚した。【向畑泰司、三上健太郎】

 【ことば】大阪・平野の母子殺害放火事件

 2002年4月14日夜、大阪市平野区のマンションの一室が全焼し、絞殺された住人の森まゆみさん(当時28歳)、浴槽で水死していた長男の瞳真(とうま)ちゃん(同1歳)の遺体が見つかった。大阪府警は同11月、まゆみさんの義父の森健充被告を逮捕。大阪地検は殺人と現住建造物等放火の罪で起訴した。最高裁は1審・大阪地裁の無期懲役、2審・大阪高裁の死刑の判決を破棄し、審理を地裁に差し戻した。地裁の差し戻し審は12年3月に無罪を言い渡し、森被告は約9年4カ月ぶりに釈放された。

2653とはずがたり:2017/03/18(土) 13:49:06
私が子供の頃の判決は行政や企業の行為を追認するだけのなんの存在意義も存在価値もないもので裁判所なんで酷い役所だなあと思ったものだが最近は割りとそうでもない判決も目にする気がする。

世の中が変わったのか裁判所が変わったのか俺が変わったのか?

原発の安全へ責任重く 国・東電の「想定外」否定
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/4221
2017/3/18 1:02日本経済新聞 電子版

2654とはずがたり:2017/03/23(木) 22:22:05
日本の裁判官 「出された紅茶は飲むな」と教えられる
http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/170306/evt17030616590024-n1.html
2017.3.6 16:59

 「人生でできるだけ出会いたくない職業、それは裁判官」というジョークがある。一方、裁判官モノ、法廷モノの本は人気がある。注目する2冊とひとりの裁判官について、フリーライターの神田憲行氏が書いた。

* * *

 出版の世界では「裁判所内幕もの」「裁判官物語」というのは一定の人気があるようで、毎年それなりの数が出版されて名作もある。今年も早くも2冊の本が話題になっている。

 岩波新書から出た「裁判の非情と人情」がそのひとつ。筆者の原田國男氏は刑事裁判畑を約40年間も歩み、最後は東京高等裁判所部総括判事で定年退官した。現在は慶応大学法科大学院で教鞭を執られている。

 本の中で語られるエピソードでやはり興味深いのは、極めて高い倫理性を求められる裁判官の仕事である。たとえば原田氏は若いころ、先輩から教わったことがある。

 《検証や証人尋問で現地に行った際、お茶を出されたら飲んで良いが、紅茶はだめだ》

 理由は紅茶ではブランデーのようなアルコールが入れられているおそれがある。すると後から、裁判官は酒を飲んでいたという話になりかねないからだという。


 また新聞記者から裁判官によくされる「三大愚問」というのも紹介している。「裁判官は赤ちょうちんに行きますか」「裁判官は賭けマージャンをしますか」「裁判官はトルコに行きますか」である。「トルコ」という言い方が時代がかっている。原田氏の答えは「行きます」「ご想像にお任せします」「絶対に行きません」だ。

 一方で原田氏は最近の若い法律家の倫理観の低さを危惧してるいる。たとえば裁判当日になって遅刻してくる若い弁護士がいる。裁判官も検察官も被告人も入廷しているのに、悠然と遅れてやってきて、詫びも入れずにどっかと椅子に座る。

 《裁判官や検察官はそういうことに慣れているからよいが、被告人が不安そうにしている。どうしたのだろう、このまま来なかったら、自分が不利になるのではなどと考え込んでいる》

 裁判官に失礼、ではなく、被告人の心情に思いやっているところが、原田氏がどういう裁判官だったのかわかる。原田氏によると遅刻癖は法科大学院の学生にも見られることらしく、「(遅刻してはいけない)このような教育は法科大学院からたたき込まなければならない」としつつ、「しかし、そんなことまで法科大学院で教えなければならないのだろうか」と嘆く。

2655とはずがたり:2017/03/23(木) 22:25:32
>>2654-2655
 アメリカ合衆国連邦最高裁判所判事は国民的スターとして人気がある。書店では判事の自伝や旅行記が並び、主人公として映画化されることもある。原田氏の本でも判事の出身州の地元民が連邦最高裁の傍聴席に「おらが町のヒーロー」をひと目みんと詰めかける 様子が、驚きの筆で紹介されている。

 1月に出た泉徳治氏の「一歩前に出る司法」(日本評論社)は、定年退官した日本の最高裁判事の肉声を伺える貴重な一冊である。

 泉氏は2002年11月6日から2009年1月24日まで、最高裁判事を務めた。その間、25件の反対意見を書いている。反対意見とは多数意見(判決)に反対する判断を示すことである。泉氏は長く裁判所事務局に勤めたいわゆる「司法行政エリート」で、そのような出身判事は得てして「社会秩序重視派」として多数意見の列に並ぶことが多い。泉氏のような立場は珍しい。その信念は「裁判官は民主主義のプロセスが適切に行われているかチェックすることと、多数決原理では保護されない少数派の人権を救済すること」である。メディアで働く者も胸に刻みたい言葉である。

 この本の中で泉氏は日本の裁判所が抱える問題点をいくつも提起しているが、ひとつだけ紹介しよう。それは裁判官の少なさである。

 泉氏はドイツでは通常裁判所、財政裁判所、行政裁判所、社会裁判所、労働裁判所と専門分野で分化している例を引き、日本でもそうすべきだが裁判官の数が少ないと説く。

 《日本の裁判官の数はドイツの一○分の一ですから、裁判所を専門別に分けるというのは日本では不可能でしょう。(中略)地方都市、例えば鳥取だと七人しか裁判官はいません》

 原田氏にしても泉氏にしても、本の出版は裁判官を退官後のことだ。現役裁判官の肉声を知る機会はないのか。

 そこでお勧めなのが、「白ブリーフ判事」こと東京高裁判事の岡口基一氏だ。岡口氏は08年にツイッターを始めて、今まで1万7000回を越える情報発信をしている。



 岡口氏の名前が一般に有名になったのは、昨年6月、ツイートの内容について東京高裁裁判長から口頭注意処分を受けたことだ。飲み屋で知り合ったSMクラブで働く「女王様」に縄で縛られている写真などを投稿したのをとがめられた。以前から岡口氏は白ブリーフパンツ1枚になっている自分の写真を投稿したり、「当局」から目をつけられていたらしい。処分を受けたことを黙っておけばいいものの、自らまたツイッターでそれを報告し、マスコミネタになった。怒られてもアカウントを閉じることなく、今もユニークな投稿を続けているのも根性がある。自分を注意した高裁長官が最高裁判事に任命されたときは、

 《白ブリーフ判事に厳重口頭注意処分をしたことで一躍有名になった戸倉三郎裁判官が、最高裁判事に》

 とツイートして爆笑を誘った。最高裁判事になるような偉い人に怒られた経験を持つ人はなかなかいないと思う。しかもいい大人になって。

 事件から岡口氏をフォローした人にとってはおちゃらけた人という印象しか抱かないかも知れないが、それは彼の一面に過ぎないと思う。岡口氏は改正民法の重要な変更点についてツイートしたり、地方のユニークな判決を紹介するツイートもしている。ちゃんとしたプロの法律家として、国民に情報を提供してくれいる。

 そしてなりよりも私が岡口氏のことを頼もしく思うのは、彼がツイッターを通して裁判官の市民的自由について考え続けていることだ。己の市民的自由について考えるからこそ、国民の市民的自由とはなにか、思いを深くすることができる。飲み屋で縛られた写真を投稿したところで、裁判官に求められる公平性は毀損しない。原田氏の例でいうと、岡口氏は白ブリーフ姿を公開しても、出された紅茶は飲まないだろう。

 「岡口さんは弁護士になっても食っていける」という人もいるが、私は裁判官の職に長く止まって、できれば最高裁判事になってほしいと本気で願っている。

2656とはずがたり:2017/03/31(金) 19:46:07

「アーウィン女性探偵社」を経営するアンエージェンシー(株)が破産申請
東京商工リサーチ 2017年3月31日 16時48分 (2017年3月31日 19時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170331/Tsr_tsr20170331_02.html

 アンエージェンシー(株)(TSR企業コード:352257911、法人番号:2020001052549、横浜市神奈川区台町16-1、設立平成19年5月、資本金300万円、木村誠社長)は3月22日、横浜地裁に破産を申請した。申請代理人は串田誠一弁護士(串田誠一法律事務所、同市中区相生町2-27)。
 負債総額は約1億2000万円。
 「アーウィン女性探偵社」などの屋号で、行方調査、素行調査、浮気調査、近隣トラブル調査など幅広い調査業務を手掛けていた。有名芸能人を広告塔としたテレビCMのほか、女性探偵が大勢写された大型広告を多数設置することで知名度を高め、ここ数年の年間売上高は3億円台で推移していた。
 一方で、広告宣伝費などを中心に慢性的に費用負担が重く、コスト見直しの一環としてSEO対策費を削減するなどしていた。しかし、同業他社との競争が激化し、SEO対策費などの見直しが結果的に受注機会の減少を招き、直近では業績不振が続いていた。その後も業績改善の兆しが見えないことで、ついに事業継続を断念し、今回の措置となった。

2657とはずがたり:2017/03/31(金) 22:05:00

【奈良】少年刑務所 109年の歴史に幕
https://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20170331001.html
13:44ABC NEWS 関西ニュース

現存する国内最古の刑務所・奈良少年刑務所が老朽化のため、その役目を終え31日、最後の日を迎えました。

朝8時、およそ30人の刑務官が集合し、最後の点呼が行われました。1908年に建てられた奈良少年刑務所は現存する国内最古の刑務所で、先月、国の重要文化財に指定されました。築100年を超え、老朽化が進んでいることから刑務所としての役目を31日で終えます。奈良少年刑務所の岩本康彦総務部長は、「自分が次にバトンタッチできなかったっていうところの残念さはあります」「次の活躍を祈っております」と話しました。建物は今後も保存され、民間施設として活用されます。

2658とはずがたり:2017/04/05(水) 20:36:39

2017.04.03
「懲戒審査相当」アディーレ法律事務所、大量の被害者を生んだ罪…業務停止処分なら大混乱
http://biz-journal.jp/2017/04/post_18572.html
文=編集部

 アディーレ法律事務所が「過払い金返還請求の着手金を今から1カ月間、無料にする」などとする宣伝を約5年間続けていた問題で、東京弁護士会などの綱紀委員会が、アディーレ(法人)と代表の石丸幸人弁護士らを「懲戒審査相当」とする議決をしていたことが明らかになった。4月3日付産経新聞が報じた。

 アディーレといえば積極的な宣伝を行っている大手法律事務所として知られているが、別の法律事務所所属の弁護士は語る。
「『法律事務所が行政処分を受けた』という点において大きな問題であると考えざるを得ません。昨年2月にアディーレは『今だけ無料』というCMを繰り返したことを理由に、景品表示法違反として『措置命令』という行政処分が下されているわけですが、いわば、法律事務所が『消費者被害』を作出してしまった点が問題となるわけです。
 確かに、実際に『今だけ無料』がずっと続くのであれば、アディーレに相談する人にとってはなんの問題もないじゃないか、という考えもあります。しかしながら、たとえアディーレのサービスが『いつでも無料』であったとしても、一般の消費者にとっては実は潜在的な“被害”が発生しているのです。
 まず、アディーレが提供する『債務整理』『過払い金の返還請求訴訟』などのサービスですが、同じようなサービスを提供している法律事務所は多数あります。ここで、本来であれば同じサービスが提供される場合、一般の消費者は弁護士費用のほかにも、例えば担当する弁護士の評判や力量・経験や、場合によっては法律事務所の立地などを考えて法律相談に赴きます。
 ここで、もし『いつでも無料』であるにもかかわらず『今だけ無料』を大々的に宣伝されてしまうと、一般の消費者は弁護士の評判や力量などの他の弁護士を選ぶ要素を考えずに『今だけ無料なら、せっかくだからアディーレに相談しよう』と判断してしまいます。このように、一般の消費者が『アディーレ以外の弁護士に相談する』という他の選択肢があったにもかかわらず、『今だけ無料』に“釣られ”てしまったことが問題であることが理解できるかと思います。
 実際、景品表示法は第1条において『一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定める』と規定し、一般の消費者がさまざまな商品やサービスのなかから自由に選択する機会を奪われないように規制する、としているわけです。
 
 本来、弁護士・法律事務所は消費者被害を防ぐ立場にあるにもかかわらず、一般の消費者に対し誤解を招くようなCMを出し、『消費者被害』を作出してしまったことは、大きな問題と考えざるを得ません」

東京弁護士会の覚悟

 また、今回東京弁護士会が「懲戒審査相当」と議決した背景について、別の弁護士が語る。
「まず、東京弁護士会綱紀委員会は、相応の“覚悟”をもって今回の決議を行ったものと考えられます。アディーレは、100人以上の弁護士を擁する法律事務所です。仮に『法律事務所』として『業務停止』という処分が下されれば、数百人規模の相談者や顧客に影響が及ぶでしょう。
 業務停止の期間中は、すべての法律委任契約を解除し、相談者や顧客に対するサービスを終了させなければなりません。すなわち、これらの数百人規模の方々が、突然に債務整理や過払い金の返還請求訴訟などのサービスを途中で受けられなくなるわけですから、引き継いでくれる弁護士を探さなければなりません。おそらく、相当の混乱が生じることでしょう。世間の弁護士全体に対するイメージも低下するでしょう。
 このような、“二次的・副次的な被害”が想定されるにもかかわらず、仮に東京弁護士会懲戒委員会が業務停止を下すのであれば、相応の“覚悟”があってのことでしょう。報道によれば、『懲戒委の審査で実際に懲戒処分が下るのは6割前後とされる』とのことですが、もちろん、懲戒処分は『業務停止』のほかにも、『戒告』というやや軽い処分もあります」
 現在、インターネット上では「出る杭は打たれる」「業務停止が相当」といったコメントが溢れているが、まずは憶測を立てずに東京弁護士会懲戒委員会の判断を待つことが大切といえよう。
(文=編集部)

2659とはずがたり:2017/04/09(日) 19:51:44

>なぜ、このように無用な処罰規定を広範に導入する法改正が急がれているのか。

>「政府に批判的な勢力を弾圧するため」、「米国に情報を提供するため」という見方にも説得性があるが、筆者は特に、「犯罪のないところに犯罪を創り出し、取締権限を保持するため」という動機が1つの背景をなしていると見ている。

>近年の犯罪統計によれば、犯罪認知件数は激減しており、戦後最低新記録を更新中である。暴力団関係者の数とそれによる犯罪も大きく落ち込んでいる。仕事のなくなった警察が摘発対象を求めているかのように見える。

>今回共謀罪処罰の対象から除外された犯罪類型は、警察などの特別公務員職権濫用・暴行陵虐罪や公職選挙法・政治資金規正法違反の罪など、公権力を私物化する罪、また、規制強化が国際的トレンドになっている民間の賄賂罪などである。

>これは国際社会によって求められているのとは正反対の方向性である。警察は仕事がないなら、汚職の摘発に臨むべきである。

不正・事件・犯罪
もし「共謀罪」が成立したら、私たちはどうなるか【全国民必読】
知らなかったと後悔する前に
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51376
高山 佳奈子 京都大学大学院教授

共謀罪なしでは五輪開催できない?

2017年3月21日に、過去に3回廃案となったいわゆる共謀罪法案が閣議決定され、国会に提出された。その後、4月6日午後の衆院本会議で審議入りした。与党は5月中の成立を目指しているという。

共謀罪とは、犯罪の未遂や予備よりも前の計画段階で処罰の対象とする犯罪類型である。

与党は、同法案が過去のものと異なる点を強調しようとしているが、対象犯罪の数が限定された以外に、実質的な相違はない。

その内容は、政府が締結を目指すとされる国連国際組織犯罪防止条約との関係では共謀罪処罰そのものであり、日本語でいかなる名称を付けようともこれが共謀罪法案であることには変わりがない。

政府は、本法案を「テロ等準備罪」を処罰するものだとし、首相は、これがなければオリンピックを開催できないといっても過言ではない旨を述べていた。

しかし、法案の中には、テロのための条文は1ヵ条も存在していない。

適用対象の条項に「テロリズム集団その他」が付け加えられたが、「その他」の文言からも明らかなように、テロが除外されないことが示されているだけで、ほぼ無意味な挿入である。

こうしたまやかしが判明した後、世論調査における同法案への支持は急落したとされる。

オリンピック・パラリンピックの東京開催が決まった2013年までの間に、政府の犯罪対策計画においてオリンピックのための共謀罪立法が論じられたことはなく、共謀罪立法がテロ対策の一環として位置づけられたこともないという事実が明らかになっている。

筆者は五輪招致を管轄していた文部科学省の事業で、2013年3月までドーピング対策の研究班を率いていたが、やはりそのような話は非公式にも聞いたことがない。

日本にはすでに予備罪や抽象的危険犯の広範な処罰規定があることから、国連条約締結のために共謀罪立法は必要ないと考えられる上に、2004年に国連から各国向けに出された公式の「立法ガイド」にも、共謀罪処罰の導入は義務でないと明示されている。

実際、条約締結のために共謀罪立法を行った国としては、ノルウェーとブルガリアの2ヵ国しか知られていない。

このように、規制のために犯罪を創り出すものとしかいえない同法案に対しては、法律家はもちろんのこと、特に、日本ペンクラブや日本マスコミ文化情報労組会議を始めとする表現者の団体からも多数の反対声明が出されていることが注目される。

学術の分野からは、2月1日に「共謀罪法案の提出に反対する刑事法研究者の声明」が公表され、筆者を含む日本刑法学会理事7名の呼びかけに150名を超える専門研究者が賛同している。

また、3月15日には、憲法学者・政治学者を中心とする「立憲デモクラシーの会」が、長谷部恭男早稲田大学教授・元東京大学教授の起草にかかる「共謀罪法案に反対する声明」を発表した。

2660とはずがたり:2017/04/09(日) 19:52:01

「無限定」という恐怖

これらの反対意見が問題視する点の1つは、適用対象に限定がないことである。

「組織的犯罪集団」には認定や指定が不要なのはもちろんのこと、過去に違法行為をなしたことや、過去に継続して存在していたことすらも必要ない。当然のことながら、それ以外の集団との線引きが事前になされているわけではなく、構成員の属性も限定されていない。

当初、与党議員らは、一般人は適用対象にならない旨を述べていたが、その後、法務大臣はこれを撤回する発言を行っている。事実、法案にはそのような限定は書かれていない上、組織的犯罪処罰法に関する最高裁判所の判例も、限定を否定している。

すなわち、組織的詐欺罪を適用した最高裁の2015年9月15日の決定によると、ある組織がもともとは詐欺罪を実行するための組織でなかったとしても、客観的に詐欺にあたる行為をすることを目的として成り立っている組織となれば同法に該当し、中に詐欺のことを知らないメンバーがいても関係ない。

一般の集団がある時点から組織的犯罪集団とみなされることになるのである。

また、犯罪を行う計画についての「合意」は、やはり法案上限定されていないため、従来の共犯処罰に関する最高裁判例に従って解釈されることになる。

すなわち、暗黙のもので足り、ツイッターやフェイスブックなどSNSを用いて順次成立する場合もある。犯罪が確実に実行されることの認識も必要ない。

さらに、「準備行為」は、法案では例が挙がっているものの、「その他」の文言があるため、同じく無限定である。

予備罪や抽象的危険犯の処罰に必要だとされる実質的な危険が要件となっていないことから、文言上、危険性のない日常的な行為がすべて含まれることになる。

警察の実績づくりのための処罰

なぜ、このように無用な処罰規定を広範に導入する法改正が急がれているのか。

「政府に批判的な勢力を弾圧するため」、「米国に情報を提供するため」という見方にも説得性があるが、筆者は特に、「犯罪のないところに犯罪を創り出し、取締権限を保持するため」という動機が1つの背景をなしていると見ている。

近年の犯罪統計によれば、犯罪認知件数は激減しており、戦後最低新記録を更新中である。暴力団関係者の数とそれによる犯罪も大きく落ち込んでいる。仕事のなくなった警察が摘発対象を求めているかのように見える。

筆者がそのように考えるのは単なる憶測によるものではない。近年、何の違法性も帯びていない行為の冤罪事件や、極めて軽微な違法行為を口実とした大幅な人権剥奪が現に起こっていることが根拠である。

筆者が直接関与した事件の例として、大阪のクラブが改正前風営法のダンス営業規制により訴追されたNOON裁判がある。

クラブNOONは単にフロアで音楽を流していただけで、深夜営業もしていなければ未成年者もおらず、騒音やごみ、いわんや暴行・傷害や違法薬物の問題も全く生じていなかった。

最高裁は、クラブには表現の自由と営業の自由が及んでおり、社会に対する実質的な危険がなければ無許可営業罪の処罰対象にはならないとして、無罪の判断を下した。

しかし、最高裁まで争って無罪を勝ち取った金光正年氏以外は、同様の事案で多くのクラブ関係者が略式手続によって冤罪の状態のままに置かれてる。

しかも、改正風営法ではダンス営業の罪が廃止されたものの、これよりもさらに広範で違憲の疑いの強い「遊興」処罰規定が新設され、多数の飲食店に対し、警察が嫌がらせともとれる立入りなどを実施している。

警察には仕事がないらしい。クラブ関係者の政治的立場は多様であり、反政府的であるから摘発されたとは考えがたい店も多い。

最近では、女性タレント2名が電車の線路に立ち入った行為が鉄道営業法違反で書類送検の対象になっている。この行為はクラブ営業と異なり違法は違法だが、極めて軽微な違法性しかない。この程度の行為であれば、刑事罰の対象とはされない国も多い。彼女たちは何の政治的立場もとっていない。

2661とはずがたり:2017/04/09(日) 19:52:52
>>2659-2661
また、昨年5月には、右翼団体「草莽崛起(そうもうくっき)の会」メンバー20名が、道路交通法上の共同危険行為を理由に、運転免許の取消処分を受けることになったと報道された。

こうした摘発の現状を見ると、対象にされる者が政府に対してどのような立場をとっているかは、警察の実績づくりのためにはもはや関係がなくなっていると考えられる。

現行法の下でもこの状態であるから、いわんや、共謀罪処罰が導入されれば、取締権限がどのように用いられるかは、一般人の予測しうるところではないことが明らかである。

イスラム過激派などによるテロを警戒するのであれば、現にテロが起こっているところで用いられているアラビア語、ベンガル語、ウルドゥー語などがわからなければテロの計画を察知できないと思われるが、日本の捜査機関は、摘発が可能な態勢にはおよそない。

テロリストでない日本人しか、実質的には共謀罪処罰のターゲットにならないのである。

表現の自由はどうなってしまうのか

一般人が対象になるということでは、社会運動への悪影響も論じられているが、より一層広がりのある問題は、各種団体も批判するとおり、表現の自由全般に対する抑圧的効果である。

表現の自由に関心を持つ比較的若い世代の懸念の1つとして、マンガ・アニメなどのパロディ(いわゆる二次創作)の計画が著作権法違反の罪の共謀罪として摘発の対象にされるのではないかという点がある。

著作権法違反はおよそテロリズムとは無関係に見えるが、海賊版や模造品が犯罪組織の資金源となりうるという理由で、知的財産権を侵害する他の罪とともに、共謀罪処罰の対象犯罪に含められている。

筆者(経済産業省の産業構造審議会で知的財産政策部会の関連委員会に所属する)は、パロディは独自のジャンルとして表現の自由の保護を受けるべきだと考えるが、筆者がどう考えるかは取締当局にとって重要ではない。

2017年3月28日には衆議院の丸山穂高議員(大阪維新の会)の質問にかかる議論において、同人誌やグッズを作る二次創作団体であっても、それ自体として共謀罪の適用対象から外れるものではないことが確認されている。少なくとも、法令上、海賊版とパロディとの間の線引きは予定されない。

著作権侵害の罪は、被害者の告訴がなければ公訴を提起できない「親告罪」であるが、警察が目を付けたターゲットを摘発するために、原著作者に告訴を促すことは可能である。

とりわけ筆者が懸念するのは、性交や非実在児童の描写を含むマンガに対する否定的影響である。

筆者は京都府青少年健全育成審議会委員として、18歳未満の者への提供を禁止する有害図書指定に携わっているが、委員の中には、性交描写の多いマンガやDVDについて、検閲により成人に対する提供も禁止すべきであるという意見を公の場で述べる者が常に複数いる。

憲法上の表現の自由を正面から否定する発言であり、おぞましいというほかはない。刑法175条のわいせつ物等頒布罪で規制されない対象には、表現の自由だけでなく営業の自由も及んでいることが無視されている。

また、筆者は、数十年前の写真をモチーフに描かれた作品が摘発の対象となったCG児童ポルノ裁判にも、第一審から無罪の意見書を提出してきているが、同事件は一審・二審とも有罪となっている。これらは不当判決であり、現在、事件は最高裁判所に係属している。

本来、日本国における児童買春・児童ポルノ処罰法は、実在する児童のみを保護するために立法されており、実在の児童をモデルにしていない絵が処罰対象となるはずはないのである。

しかし、表現の自由に対し抑圧的な意見が世論の有力な一角を占めていることは事実である。共謀罪の適用に関しても、取締機関がこれに迎合する形で摘発のターゲットを定めることは十分に考えられる。

共謀罪法案の実像を見れば、テロ対策目的がどこにもないばかりか、本来マフィア対策の条約である国連国際組織犯罪防止条約への対応としても説明のつかない内容になっている。

今回共謀罪処罰の対象から除外された犯罪類型は、警察などの特別公務員職権濫用・暴行陵虐罪や公職選挙法・政治資金規正法違反の罪など、公権力を私物化する罪、また、規制強化が国際的トレンドになっている民間の賄賂罪などである。

これは国際社会によって求められているのとは正反対の方向性である。警察は仕事がないなら、汚職の摘発に臨むべきである。

2662とはずがたり:2017/04/09(日) 20:05:52
司法原発
司法が露骨に原発再稼働を後押し! 大阪高裁「反動判決」の意味
再稼働容認がドミノ倒しのように…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51347
瀬木 比呂志明治大学教授
元裁判官

2月28日、大阪高裁は、高浜原発稼働を差し止めた大津地裁の仮処分決定をあっさりと取り消し、関西電力に再稼働を認める決定を出した。

実はこうした動きをピタリと予見していた小説がある。司法の「闇」を描いて話題の『黒い巨塔 最高裁判所』(瀬木比呂志著)だ。ここに描かれた近未来予測が、いままさに現実のものになろうとしているのだ。

それもそのはず、作者の瀬木氏は元エリート裁判官。一般にはうかがい知ることのできない司法の世界、そして裁判官という人種を知り抜いている。これまでも、日本の裁判所と裁判のいびつな構造を次々に告発してきた。

そこで今回の大阪高裁の決定をどう読み解けばよいのか、瀬木氏に緊急インタビューした。彼は、今後、原発再稼働を容認する判断がドミノ倒しのように続く可能性が高いと悲観的な予測をする。

原発事故前に逆戻り

ーー昨年3月、大津地裁(山本善彦裁判長)が、滋賀県の住民が、関西電力高浜原子力発電所3、4号機の運転差止めを求めた仮処分申請を認め、原発の稼働を差し止める仮処分を出しました。

しかし、大阪高裁は、この画期的な決定を簡単に覆しましたね。

瀬木さんは以前から、原発稼働差し止めを認める判決・決定はむしろ例外的なもので、福島第一原発事故後の司法、政治、「空気」がこのまま変わらないならば、今後は国、電力会社寄りの判断が増える可能性が高いと予想されていました。結果的に瀬木さんの予測が当たったわけですね。

瀬木 『黒い巨塔』においては、架空のパラレルワールド小説という形で、原発訴訟の方向についての一つの詳細なシミュレーションを提示したわけですが、どうも、現実の流れは、そのまま小説をなぞっているような気がしますね。

原発に反対する人々は、大阪高裁の担当裁判官はこれまで比較的リベラルな判決を出してきたとして、高裁でも差止めの判断が維持されることをと期待していたようですが、私は、かなり懐疑的でした。

福島第一原発事故以降、司法研修所で、原発訴訟についての裁判官研究会が2回開催されています。

1回目は、原発事故から約10ヵ月後の2012年1月です。この研究会では、事故前の原発訴訟のあり方が世論に強く批判されていたことから、電力会社寄りの露骨な誘導はなく、むしろ、世論の猛反発に、ある程度統制の手綱をゆるめるような方向が示され

ていました。

しかし、これからさらに1年余り後の、2013年2月に行われた2回目の研究会では、強力に「国のエネルギー政策に司法が口を差し挟むべきではない。福島原発事故以前の最高裁伊方原発訴訟判決の枠組みにより、しかし、より『ていねいに』判断すべきだ。ことに仮処分については消極」という方向性がはっきりと打ち出されています。

僕の入手している資料でも、シンポジウム形式のパネラー発言者(講師)である学者等の氏名が黒塗りされているのですが、名前を出したらその学者等の評価はたちまち地に墜ちるだろうと思われるような露骨な、国、電力会社寄りの誘導発言をしている人が大半なのです。

また、1回目の研究会とは異なり、裁判官たちの発言は限られ、講師らの発言に迎合的なものが多いです。

こうした研究会の結果、ことに1回目のそれと2回目のそれの落差については、原発訴訟を担当している裁判官たちも当然承知しており、最高裁の態度が「運転差止め消極」の方向に定まったのは、ヒシヒシと感じているはずです。

報道された決定要旨を読む限りでは、大阪高裁の決定は、2回目の研究会の方向に沿うもの、最高裁の意向を汲んだものになっています。

福島第一原発事故後のそういう方向の判断の集大成という感がありますね。大筋は、「原子力規制委員会の新規制基準に適合していれば再稼働は問題ない」というロジックです。新規制基準の合理性まで一応判断しているところが「ていねい」ということなのでしょう。

つまり、「最高裁の伊方判決の判断枠組みに戻り、国の判断に合理性があるか否かという観点から審査を行う。被告側は安全性について一応の立証を行えば足りる。判断自体はていねいに行うが上記の判断手法は変えない。新規制基準が不合理だと立証する必要は原告側にある。ことに仮処分については消極」というロジックですね。

2663とはずがたり:2017/04/09(日) 20:06:04
それを集大成している。

――『黒い巨塔』では、最高裁長官が「原発は止めん。それがわしの意志だ!」と断言して、露骨かつ巧緻な誘導工作を強力に展開してゆきますが、リアルワールドでは、私たちは、最高裁内部でどのような議論が行われているのかはわかりません。

しかし、客観的事実を見る限り、大阪高裁決定は、最高裁の意向に沿ったものとなっているようです。まさに瀬木さんが小説世界で想定されていたとおりですね。

瀬木 今回の高裁判断は、差止めを認めた地裁判断についての初の高裁判断、しかも東京高裁と並ぶ大高裁の判断ということで、私も非常に注目していましたが、やはり、差止め消極方向のものでしたね。

差止め判断が高裁で覆ったことで、今後の原発訴訟の方向性にも暗い影が差した印象です。

露骨な人事で現場に圧力

――今後、ドミノ倒しのように同様な判断が相次ぐのでしょうか?
瀬木 その可能性もありますね。

――最近の最高裁は、瀬木さんが『絶望の裁判所』や『ニッポンの裁判』で詳細に分析されたとおり、権力、原発訴訟でいえば政権や電力業界におもねるような露骨な誘導を行っているように感じます。

瀬木 かつての最高裁には、権力との間に一定の緊張関係を保っている部分もあったと思うのです。しかし、2000年代以降は、より直截的に権力におもねり、むしろそれを利用するような方向性が出てきていますね。

――そうですね。典型的なのが、最高裁事務総局に勤務した裁判官に原発訴訟を担当させた2015年の人事です。
瀬木 はい。高浜原発についての、福井地裁の樋口英明裁判長によるもう一つの差止め仮処分(2015年4月)を取り消した決定(同年12月)に至っては、異動してきた3人の裁判官すべてが、最高裁事務総局勤務経験者だったのには、本当に驚きました。

これが偶然的なものだとしたら、宝くじ上位当選レヴェルの確率です。実に露骨。

これまでにも、最高裁は、内部の人間、それも最高裁の内情や権力の仕組みをよく知っているような人間にしかわからないようにカモフラージュした巧妙な人事や議論誘導で、裁判官や判決をコントロールし続けてきましたが、こと原発訴訟については、外部の人間でも一目でわかるようなストレートかつ乱暴な人事を強行する傾向があり、この人事はその典型です。

メディアがこれを批判しないのもおかしいですね。

――ネットでは、ある弁護士が、今回の判決を出した担当裁判官は次期大阪地裁所長になる可能性もある人物だと予想しています。こうしたポジションにある裁判官がもし差止め判断を出せば、その後の出世を棒に振る可能性がありますね?

瀬木 差止めの判断を出せば、人事面で不遇になるのは避けられないでしょう。大地裁の所長や高裁長官にはまずなれないでしょうね。

福井地裁の樋口裁判官は、大飯原発差止め判決を出して名古屋家裁に異動になり、異動の直後に、職務代行で高浜原発差止めの仮処分を出しました。

樋口裁判官のこの異動は、この人のこれまでの経歴を考えれば、非常に不自然です。地裁裁判長を続けるのが当然のところで、急に家裁に異動になっているのですから。

キャリアのこの時期に裁判官が家裁に異動になる場合は、いわゆる「窓際」的な異動の例が多いのです。また、そういう裁判官については、過去の経歴をみても、あまりぱっとしないことが多い。

しかし、樋口裁判官の場合には、そういう経歴ではなく、この家裁人事は、「青天の霹靂(へきれき)」的な印象が強いものだと思います。

――瀬木さんがおっしゃったとおり、第一に地裁の裁判の現場から引き離す、第二に見せしめによる全国の裁判官たちへの警告、という2つの意図がうかがわれますね。

瀬木 はい。この人事の本質は、全国の裁判官、とりわけ原発訴訟担当裁判官に対しての、はっきりとした「警告」でしょう。

この異例の人事のもつ意味は、どんな裁判官でも、ことに、人事異動や出世にきわめて敏感な昨今の裁判官ならなおさら、瞬時に理解します。原発稼働を差し止める判決、仮処分を出すような裁判官は、人事面で報復を受ける、不遇になる可能性が高いのだと。

その名前が広く知られ、支持されることになった先の樋口裁判長でさえ、しかも直後の異動で、それをやられているのです。こうした状況で、差止めの判決、決定を書くには、自分の未来を賭す覚悟が必要です。

2664とはずがたり:2017/04/09(日) 20:06:41
>>2662-2664
「絶望の最高裁判所」が作り出す絶望の連鎖

――今後は、差止め判決、決定はもう出なくなるのでしょうか?
瀬木 原発事故の前後を通じ、これまでに差止めの判断を行ってきたのは、いわゆる東京系の裁判官たちではない、また、勇気ある人々です。

そういう人々もまだ存在するとは思いますから、皆無になるとまでは思いませんが、難しくなることは確かでしょう。いわゆる官僚裁判官では、絶対に差止め判決は書けませんからね。

原発訴訟に限った話ではありませんが、定年の65歳までもうそれほど長い任期は残っていない50代半ばくらいより上の裁判長でないと、広い意味での「統治と支配の根幹」に関わるような裁判について勇気ある判決が出しにくい。これだけは、日本の裁判所の厳然たる事実です。

――原発差止めの裁判(判決、決定)についても、いずれ最高裁で新たな司法判断が下ることになると思いますが、いかがでしょう。

瀬木 司法研修所で行われた2回目の研究会の内容や、原発訴訟をめぐる裁判官人事から推測すると、最高裁で差止めが認められる可能性は、きわめて低いといわざるをえないでしょうね。

そして、やがて、原発再稼働を正面から認める最高裁判決が出れば、それに反する判断はさらに出しづらくなるでしょう。

日本の原発の構造は基本的に同じで、立地や技術上の問題点も共通していますから、原発が違っても、司法判断を下す上での基本的な考え方、法的な枠組みや論理構成はほぼ同じなのです。

したがって、差止め判決が高裁や最高裁でオセロゲームのように覆されるのを目の当たりにすれば、気概のある裁判官でも、現状に絶望して、差止めを認容する判決、決定をしなくなるかもしれません。

――まさに「絶望の裁判所」ですね。大阪高裁の決定は、原発訴訟の分水嶺となる重要なものと思われますが、メディアや世論の反応はかなり鈍いようですね。

瀬木 福島第一原発事故から6年が経ち、鮮烈だった記憶も薄らいできているのでしょうか。山本七平氏のいうところの「空気」が変わってきた。メディアも、判決の要旨と反対派の意見を淡々と紹介する程度です。

最高裁は、今回の大阪高裁の判断が世論からどのように受け止められるのか、固唾を呑んで見守っているはずです。

勇気ある裁判官を見殺しにするな

――もし、特段の反発もないようであれば、今後は、原発再稼働を認める判決、決定を次々に出すように誘導していく可能性もありえますね。その意味で、今はきわめて重要な時期だと思うのですが。

瀬木 はい。世論やメディアの批判が必要ですね。

僕は、原発に関しては、推進派、反対派などといった二項対立的な図式で色分けして考えるべきではないと思っています。

唯一の問題は、「日本の原発が、まずは間違いなく安全であるといえるか。再び悲惨な事故を起こさないといえるか」という問いであり、この問いに明確にイエスといえるような状況ができているか否かだけが、問題だと思います。

僕自身、元裁判官の学者ですから、そうした観点から、また、白紙の状態から、客観的に、この問題を考えてきました。

そういう検討を経て、僕は、福島第一原発事故は、日本の原発に関するずさんな安全対策、危機管理の結果としての人災という側面が大きく、また、その原因究明も不十分、にもかかわらずなし崩しの再稼働への動きが進んでいるというように、現在の状況をみています。

また、原子力規制員会の新規性基準が「日本の原発が、まずは間違いなく安全である」といえるほどに厳格なものなのかにも、疑問を抱いています。

「全電源喪失は30分以上続かない、日本では過酷事故は起こらない、日本の原発の格納容器は壊れない」などという、欧米の知識人が絶句してしまうような日本の原子力ムラの「常識」は、はたして根本的に改められたのだろうかということです。
(了)

2665とはずがたり:2017/04/09(日) 20:14:56
大阪地検が籠池泰典氏を起訴できないこれだけの根拠
https://dot.asahi.com/wa/2017040300013.html
(更新 2017/4/ 3 16:00)

 大阪地検が森友学園の籠池泰典氏への捜査に着手する。

「捜査は急ピッチで進んでいます。4月になれば、籠池氏から話を聞くことになりそう」(検察関係者)

 だが、東京地検特捜部の元検事、郷原信郎弁護士はこう疑問を呈する。

「籠池氏は証人喚問でも一貫して昭恵氏から100万円をもらったと語るなど政権には大きなダメージを与えた。そんな意を法務省が“忖度”し、告発状を受理したとリークしたのではないか。補助金は返還しているので通常は捜査しても起訴はありえない」

 告発状は3月14日ごろに大阪地検特捜部宛てに郵送されたという。

 告発状によると、森友学園の瑞穂の國記念小學院建設にあたり、木を多く使うことで補助金が得られる「サステナブル建築物等先導事業に対する補助金」を国土交通省に申請。その際、本当の建築費は約15億5520万円にもかかわらず、約23億8464万円という契約書を提出。それをもとに国交省から補助金約5644万円を入金させたという補助金適正化法違反の容疑だ。告発人は「日本タイムズ」発行人、川上道大氏(69)だ。

「3月29日のお昼ごろ、大阪地検特捜部の担当者から電話があり、告発状を受理したと知らされました。私が告発した理由は、籠池氏の背後に巨悪がいるはずと一連の経緯から考え、捜査であぶりだしてほしいと思ったからです」(川上氏)

 しかし、司法関係者がこう疑問を呈する。

「官邸が頼りにしているのは、検察ですね。証人喚問でも『籠池氏の偽証を誘って、最後は検察に任せればいい』と聞こえてきましたから。検察が告発を受理したのも忖度でしょう」

 こうした検察の動きに疑問を感じ、川上氏は告発状の取り下げも検討しているという。(今西憲之)

※週刊朝日  2017年4月14日号より抜粋

2666とはずがたり:2017/04/11(火) 00:00:28
冤罪者側の証拠はないのに有罪にされたの一点張りで,なんで警察がそんな風に思い込んだのかの警察側の主張の説明がないのでちっとも説得力が無い文章になっている。

不正・事件・犯罪国家・民族週刊現代日本
恐怖!地方の人気アナが窃盗犯にデッチ上げられるまでの一部始終
衝撃的な冤罪被害の告白
週刊現代講談社
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51349
毎週月曜日発売プロフィール

ある日突然、まったく身に覚えがないのに、警察に逮捕される。検察も裁判所も助けてくれない。ここに記す冤罪被害の告白は衝撃的だ。そして、これは明日、あなたの身に起きても不思議ではない。

ある日突然、自宅で逮捕

私の時計は'12年10月11日の朝で止まったままになっています。

2人の刑事が突然、我が家に来たので、何かの協力依頼かと思った私は2人を家に招き入れ、名刺交換をしました。少しの会話をした後、刑事はとんでもないことを言い始めました。

それは私が近所の銀行で、客が置き忘れた現金入りの封筒を手に取り、少し歩いた所で封筒内の現金だけを抜き取って、左の胸のポケットにねじ込み、封筒を元の位置に戻したというものでした。

何の事かわからない私は、「そんな馬鹿な」としか言えなかった。刑事は「盗った証拠が防犯ビデオに映っているんだ!!」と怒鳴り、私が証拠を見せて欲しいと強く要望すると、「見せる訳にはいかない」と拒否されました。盗ったとされる金額を聞いても「言う訳にはいかない、お前はうそを言うから」と言われました。

突然やって来て、全く身に覚えがないのに泥棒呼ばわりをされ、私はいくら警察とは言え許せないと、立腹しました。

「失礼千万な話です!!」

そばにいて恐怖に震えている家内の前で激しい口論――。

結局、逮捕状の呈示もなく逮捕されて、広島県警広島南警察署の「留置場(代用監獄)」に入れられてしまい、何が何だかわけがわからないまま、勾留が始まったのです。

煙石博氏(70歳)。広島生まれで、'69年に地元広島の民間放送局RCC中国放送に入社。'07年に定年退職するまで勤め上げ、その間、人気ラジオ番組『なんでもジョッキー』のパーソナリティーを務めるなど、広島市民に親しまれた。定年後はフリーのパーソナリティーとして講演活動に勤しんでいた。

そんな彼を「冤罪」が襲った――。

広島銀行大河支店で女性が置き忘れた封筒の中にあった6万6600円を煙石氏が「窃盗」したというのがその容疑だった。

たしかに煙石氏はこの日、広島銀行同支店を訪れてはいた。だが、それはあらかじめ銀行員に連絡をしたうえで、500万円を引き出しにいったためだという。同支店では顔見知りと談笑もしており、封筒から金品を盗むなど、あり得ない話だった。

留置場の中へと連れて行かれると、そこで持ち物を全て取り上げられて、薄暗いひと部屋に入れられ、鉄格子の錠をかけられました。その後は勾留28日間、名前を呼ばれることはなく「13号」と呼ばれました。

部屋は薄暗く、コンクリートの打ちっぱなしの様な壁に囲まれていました。小さな窓がありますが、分厚いすりガラスで外の様子は全く見えない。畳は薄汚れて、ねちゃねちゃしている感じのビニール畳でした。

部屋の奥には、下半身だけ隠れるようになっている半畳ばかりの和式トイレがあり、暗くじめっとした薄気味悪さを感じました。

部屋に一切私物は持ち込めず、毛布一枚と、一巻きのトイレットペーパーだけを渡されました。もちろん腕時計や携帯電話も取り上げられ、外との連絡はできません。

夜9時から朝7時までは、私の日常生活に必要なめがねも取り上げられました。思い浮かぶことや、伝えたい事をメモしておこうにも、机も筆記用具もなく、外界との接触を全て遮断されてしまいました。

2667とはずがたり:2017/04/11(火) 00:00:40

怒鳴り上げて自白を強要

その夜から、理不尽に逮捕・連行された怒り、それに「孤立した」という不安が加わり、一人どうする事もできない混乱した精神状態で「眠ると殺されるのではないか」という恐怖に震えながら、一睡もできませんでした。

気が動転したまま南署の留置場で過ごした翌日、妻と面会。面会できる時間はわずか15分限り。限られた時間の中で、私が窃盗容疑で逮捕された事をテレビの各局・新聞の各紙が、大きく取り上げたことを聞き……悔しいやら、悲しいやら……。

「人生を失った」と悲嘆に暮れました。何もしていないのに「盗みで逮捕」という報道をされ、家族にどれほど辛い思いをさせ、また、友人・知人はどう思っているだろうか……胸が張り裂けんばかりでした。

広島地検での「弁解申し立て」で、お金を盗っていない事を正直に話したにもかかわらず勾留が言い渡され、南署で取り調べが始まりました。

この事件は銀行を訪れた女性が封筒を記帳台に置き忘れたことが発端だった。女性はその封筒に現金6万6600円が入っていたと主張し、広島県警に窃盗被害を申告した。

その結果、犯人として疑われたのが、同日に同行を訪れていた煙石氏だった。警察は煙石氏が封筒から現金を抜き取って、その後、封筒を記帳台に戻したというストーリーに基づいて取り調べた。

刑事は我が家にやって来たときから、私を犯人と決めつけていました。それは違うと一生懸命主張したが、もう自分たちでストーリーを作り上げていました。

取り調べも、取り調べと呼べるようなものではなかった。私が懸命に説明しても、取調官は「それだけ言うたら、ちいたあ(少しは)すっきりしたろう」、「気分が楽になったじゃろ」と人を小馬鹿にしたようなことを言うだけで、それを調書に書いてもくれませんでした。

机を叩きながら、「防犯カメラの映像に全部映っとる!!」、「お前が犯人じゃ!!」の一点張りなんです。昔の刑事ドラマの一場面のように、鬼の形相で怒鳴り上げて、私に自白しろと迫ったんです。その時の様子をいま思い出すだけでも恐ろしく、身が縮み上がる感覚もいまだに消えません。

証拠がなくても有罪

そうかと思うと、
「金を盗ったと認めれば、ここをすぐに出られる。窃盗は大したことではない。初犯だから刑も軽い。人の噂も七十五日、みんなすぐに忘れる。すぐに社会復帰できる」
と自白を誘導したりもしました。

当日の記憶がほとんどない中で、何度も「防犯カメラの映像に映っている」と言われると、変なもので……まさか本当に映っていたらどうしよう……と不安になり、恐ろしくなってくる。妙な心理になっていくのです。

後に煙石氏が見た防犯カメラの映像は、煙石氏が封筒から現金を盗んだと主張するには、あまりに不鮮明なものだった。また、現金を盗んだとされる封筒からは煙石氏の指紋は検出されなかった。

だが、検察は刑事の言い分を鵜呑みにして煙石氏を起訴し、広島地裁、広島高裁はともに警察の作ったストーリー通りに煙石氏が窃盗を行ったと「推認」し、懲役1年、執行猶予3年の判決を下したのだった。

私はこれまで、司法に携わる皆様は、公明正大で高潔な方たちだろうと思っていましたが、それはとんでもない幻想でした。実際は真実や正義の女神をも欺いている人たちのように感じております。信じられません。

私はこれまで真面目に生きてきた一市民で、今回も何も悪い事はしておらず、普段通りに銀行で用事を済ませただけです。私の心には一点の曇りもなかったのに、私に関わった刑事、副検事、裁判官は、一般常識からかけ離れたというより、無茶苦茶な判断をして涼しい顔をしている。空恐ろしさを覚えています。

そもそも、先祖代々住んできた家のすぐそばの、小さな銀行支店のロビーで、数人の町内会のお客さんとたくさんの行員などがこちらを見ている前で、しかも防犯カメラがたくさんある中で、置き忘れられた封筒から6万6600円を抜き取り、犯罪の証拠となる封筒を元の記帳台に戻すなんてことを、私がするはずがない。

2668とはずがたり:2017/04/11(火) 00:01:06
>>2666-2667
合理的にありえません。封筒には私の指紋はついていませんでしたし、防犯ビデオにも盗っている映像は全くなかったんです。

日本は冤罪大国なのか

信じられない濡れ衣を着せられて窃盗犯にされた私は、人権を剥奪され、人生に泥を塗られたばかりでなく、家族も地獄の苦しみを強いられました。さらに、私がお世話になった方々や、知人・友人にまで大変なご迷惑をおかけしてしまいました。

疑われる理由すらない私に対して、こんな事ができるのならば、警察・司法によって、このような冤罪はいくらでも作り出せてしまう。居ても立ってもいられない思いで、憤りと怒りが火山のマグマのようにたまりにたまっています。

煙石氏は'14年12月に広島高裁で控訴が棄却されると即日、最高裁に上告した。

そして、'17年3月10日、煙石氏の言い分を認める形で、最高裁判所は逆転無罪の判決を下したのである。4年5ヵ月にわたる煙石氏の闘争にようやく終止符が打たれた。

マラソンでランナーがゴールテープを切ったと同時に倒れ込むシーンがありますが、私の今の心境はそんなシーンとオーバーラップします。

支援者と私の願いが最高裁に通じて本当に良かった。最高裁では正義と真実に基づいた公正で良識ある判断をいただきました。本当にホッとしています。

逮捕されて以来、この4年5ヵ月は真っ暗闇の中で、私だけでなく家族ともども苦しんできました。定年後の自由で平凡な暮らしが突然奪われ、憤りと混乱、嵐の中の4年5ヵ月でしたが、「無罪を勝ちとる会」の皆様や友人、知人など、お世話になった皆様に心からお礼を言いたいです。

無罪判決が出て、皆さんから「おめでとう」と言っていただきました。しかし、私自身は正直、そんなにめでたいという気持ちにはなれないのです。もともとお金を盗んでいないのに突然、とんでもない火の粉を浴びて、苦しめられ、人生を失ってしまったのですから。失ったものは二度と返ってきません。

むしろ悔しくて切ない思いが、今も胸を満たしています。痛切に感じるのは、信用や信頼というものは長い人生の中で、時間をかけて築くものですが、それを失うのは一瞬だということ。壊れたグラスは元には戻りません。失われた信用と信頼をもう一度少しずつ作り上げていくしかないと覚悟しています。

今回の体験を通じて、日本は冤罪大国になりつつあることも知りました。思想、信条、宗教、政治の垣根を越え、安心して暮らしていける国になるよう、警察や司法は襟を正していかなければなりません。今後、私のように濡れ衣を着せられて苦しむ方が出ないよう、強く願っています。

「週刊現代」2017年4月8日号より

2669とはずがたり:2017/04/19(水) 21:08:34
こんなところでも移民を閉め出してるんだな>フィリピンパブ嬢

【衝撃事件の核心】フィリピンパブ嬢〝大胆〟不法入国作戦 「日本人とハーフ」証明書悪用のなりすまし…日本大使館もだます狡猾手口
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-wst1704180004
04月18日 11:04産経新聞

 日本人とのハーフを装って来日したフィリピン人パブ嬢は、どんな「ジャパニーズドリーム」を抱いていたのか。実在の在外邦人を装って不法滞在し保険証をだまし取ったとして、大阪府警は3月、入管難民法違反や詐欺などの疑いで、フィリピン国籍のハリリ・ミラー・アビゲール被告(28)=同罪などで公判中=を逮捕していたことを明らかにした。府警によると、日本国籍を持つ在外邦人の旅券を使った「なりすまし」の摘発は全国初。被告がなりすました在外邦人は、日本国籍を持つ日本人とフィリピン人のハーフ女性で、この女性が現地ブローカーに売り渡した日本国籍の証明書が悪用されたとみられる。府警はハーフ女性本人のDNA型鑑定までする執念の捜査で立件に至ったが、現地の日本大使館まで〝だまされた〟というハリリ被告の手口とは。

来日に厳しいハードル

 「カンパーイ」

 大阪・ミナミの歓楽街の外れにあるフィリピンパブの薄暗い店内に甲高い声が響いた。

 声の主は、太ももが露出した超ミニスカートをはいたフィリピン人パブ嬢数人。会社帰りとおぼしきスーツ姿の中年男性らを囲み、かいがいしくお酒を注いでは場を盛り上げていた。ほかのソファでは、まだ10代にも見える若いパブ嬢が、暇そうにスマートフォンをいじりながら客待ちを続けている。

 「パスポートを偽造するなんて、そんな危ない橋は渡らないけど、(ダンサーなどの興業名目で)簡単に日本に来られた昔と違って、入国が難しくなった。(入国時に)指(指紋)も採られるし」

 このパブで働くフィリピン人女性、ジェニファーさん(35)=仮名=は、来日して働くフィリピン人の苦労をこう話す。

 法務省によると、かつては「興業ビザ」の取得が容易だったため、多くのフィリピン人が来日してフィリピンパブなどで働くケースが多く、最盛期の平成16年には8万人を超えていた。しかし、不法滞在や売春強要などが社会問題化したことから、政府は翌17年、興業ビザの取得を厳格化。18年には約8千人にまで激減し、21年以降は2千人前後で推移している。

 日本側の規制が厳しくなった分、その「壁」の突破を手助けしているのがブローカーだ。同僚のキャサリンさん(40)=同=は「ブローカーがいるという話は聞いたことある。それだけ日本で働きたい女の子が多いということ」と打ち明けた。

奔放なシングルマザー

 捜査関係者によると、昨年11月に逮捕されたハリリ被告は、ブローカーらを通じ、現地在住で日本国籍を持つフィリピン人と日本人のハーフ女性(27)の身分証や戸籍謄本を取得。在マニラ日本大使館で正規の手続きを踏み、〝本物〟の旅券をやすやすと手に入れていた。旅券に掲載された顔写真は、ハリリ被告本人のものだった。

 逮捕される直前まで、東京都江戸川区のフィリピンパブでホステスとして勤務。パブを経営する男(55)や常連客(51)らが付き添い、日本人として東京都内の区役所で住民票を入手していた。さらに、その住民票などをもとに健康保険証も取得し、医療機関で保険適用の診察も受けていたという。

 日本とフィリピンの行き来を繰り返しており、入国が確認されたのは平成17年8月?昨年11月に少なくとも8回。このうち7回の渡航にハーフ女性名義の旅券を使った。来日中は全国を転々としながら各地のフィリピンパブで働き、日本に滞在するフィリピン人男性と偽装結婚した。

 さらに、常連客の日本人男性や別のフィリピン人男性らと次々と同棲(どうせい)する奔放な生活を送った。日本人男性との間に妊娠すると、祖国へ里帰りして女児を出産。シングルマザーとなったにもかかわらず幼子を親元に預け、再び日本へ舞い戻った。ハリリ被告は動機について「日本にあこがれがあった。日本のフィリピンパブで働いてお金を稼ぎたかった」と供述している。

暗躍するブローカー

 ハリリ被告にとって、ブローカーは切っても切れない存在だった。

 捜査関係者によると、フィリピンや日本国内で暗躍する複数のブローカーが、ハーフ女性の身分証の入手を仲介し、ハリリ被告が来日した後も世話役を担っていたとみられる。ハリリ被告も府警の調べに「ハーフ女性ともともと面識はなかった。ブローカーの指示にすべて従っていた」と供述した。

2670とはずがたり:2017/04/19(水) 21:08:57
>>2668-2669
 ハリリ被告は大金を稼いでいたわけではない。勤務先のパブから受け取っていた給与は、手取りで月約8万円。このうち4万?5万円をフィリピンの実家に仕送りしていた。

 一方、パブの経営者もブローカー側に仲介料として月25万?30万円を支払っていたとされる。ブローカーの介在で、フィリピンと日本の双方にハリリ被告を食い物にする構図があったということだろう。

 こんなブローカーでも、ハリリ被告はすがらざるを得なかった。実は16歳で初来日した際、別のフィリピン人女性名義の旅券で入国し、不法滞在が発覚。フィリピンへ強制退去処分となり、日本側に指紋を採取されていたのだ。ハリリ被告本人の名義では、もはやビザの取得は不可能なため、来日時に指紋を確認されない「日本人」の身分を手に入れる必要があった。

 一方、旅券の名義に使われたハーフ女性は、日本人の父とフィリピン人の母のもとに生まれた〝ジャピーナ〟。2歳のときに両親が離婚し、母とともに祖国へ戻った後、成人時に日本国籍を選択した。

 捜査関係者によると、日本国籍の身分証や戸籍は現地で売買の対象となっているという。ハーフ女性は家族の生活のために金が必要だったため、ブローカー側に「日本国籍」を売り渡してしまったようだ。

現地と連携、執念の立件

 今回の事件が発覚したのは昨年2月。留学生らを日本企業にあっせんする大阪市北区の人材派遣会社での「トラブル」がきっかけだった。

 この会社はフィリピンに支店があり、日本で働こうと支店に派遣登録していたハーフ女性本人が、日本へ渡航しようと旅券発給を現地の大使館に申請。しかし、旅券が既に発給されているとして大使館側に却下された。この経緯を不審に思った派遣会社の従業員が府警に相談したのだ。

 しかし、捜査は難航した。ハリリ被告がハーフ女性本人ではないことをどのように裏づけるかが大きなハードルとなった。

 府警はフィリピンに在住するハーフ女性を特定するため、現地の関係機関と連携。女性本人だけでなく、実の両親のDNAを採取した。さらに、ハリリ被告の母親や親類にも顔写真で確認する「面割り捜査」まで行い、逮捕に結びつけた。

入管制度の不備浮き彫り

 事件では、旅券発給や出入国管理の仕組みや制度の不備を浮き彫りにした。

 捜査関係者によると、ハーフ女性名義の旅券は21?26年に4回発給され、うち3回が再発給。うち2回は在マニラ日本大使館、残る1回は愛知県内の旅券センターで申請を受け付けており、失効理由は「盗難」「水没」「紛失」だった。マニラでの申請時、ハリリ被告自身が帰国していたが、旅券はブローカーに預けており、ハリリ被告と顔が似ている別のフィリピン人女性がこの旅券を使って来日中だったという。

 再発給された複数の旅券はどのように使われたのか、ナゾは深まるばかりだ。

 外務省の担当者は、在外邦人らの旅券発給を管轄する在外公館も入国管理当局と連携し、「渡航者に関する一定の情報交換を行っている」と説明する。ハリリ被告名義の旅券を使って来日した別人のケースなど、不正を見抜くチャンスはあったはずだが、捜査の過程で、旅券発給情報と出入国履歴がバラバラに管理されていたことが判明したという。

 捜査関係者は「第2、第3の在外邦人のなりすましを許せば、新たな犯罪インフラにもつながりかねない。しかし、抜け穴のある現状の仕組みを見直さなければ、事件を防ぐことは難しい」と指摘している。

2671とはずがたり:2017/04/20(木) 10:21:44
米南部で11日間に8人の死刑執行、最高裁が差し止め
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170419-00010002-reutv-n_ame
ロイター 4/19(水) 14:56配信

米南部で11日間に8人の死刑執行、最高裁が差し止め

 米南部アーカンソー州最高裁判所は4月17日、この日に予定されていた2人の死刑を、執行2時間前に差し止める判断を下した。このため、当日夜に執行が予定されていた2人の死刑囚、ドン・デービス(55)とブルース・ワード(60)の死刑は差し止められた。
 アーカンソー州政府は、4月末日までの11日間に8人の死刑を執行する計画で、最高裁の差し止め判断が下りた2人を除く残りの6人の死刑を20日と24日、27日に執行するとしている。
 死刑反対派は性急な執行に抗議しているが、薬物注射による方法を採用する同州では、4月いっぱいで薬剤の使用期限が切れるため、期限内での死刑執行を急いでいるといわれる。
 アーカンソー州で最後に死刑が執行されたのは12年前で、過去25年間に米国で起きた犯罪総数の減少を反映して、2016年の米国の死刑数は過去25年で最低だった。

(アメリカ、リトルロック、4月17日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:4/19(水) 14:56 ロイター

2672とはずがたり:2017/04/27(木) 12:34:46
進まない“共謀罪”審議、法務省の本音は・・・
TBS News i 2017年4月26日 16時45分 (2017年4月26日 18時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170426/Tbs_news_89543.html
 
 国会は今村復興大臣辞任の影響で、重要法案のテロ等準備罪の審議が進みませんでしたが、会期末を控えて法務省幹部からは「審議の空回り」を危惧する声があがっています。
 「テロ対策という看板に偽りがあるということをはっきり」(海渡雄一 弁護士)

 25日、日弁連が開いたテロ等準備罪の反対集会。日弁連は「監視社会が強まる」として廃案を求めていますが、国会では法案の中身ではなく“答弁者”をめぐって混乱する場面がありました。与党は「充実した審議のためには法務省の局長を呼ぶべき」として林刑事局長の招致を賛成多数で決定しました。野党が合意していない政府参考人の出席は異例で、野党側は「答弁に不安がある金田大臣を隠すためだ」と反発しています。

 「ちょっと私の頭脳が、ちょっと対応できなくて申し訳ありません」(金田勝年 法相)

 金田大臣は旧大蔵官僚。与党側は細かい法律論などを答えるには専門知識や事前の通告が必要だと主張しますが、野党側は大臣の答弁の力量そのものを問題視しています。

 「霞が関の各省が提案した法案であるならば、その実務に詳しい責任者が答弁を重ねるということが非常に重要なんであります」(金田勝年 法相)

 こうした事態に、法務省からはこんな本音も聞こえます。

 「野党の質問は重箱の隅をつつくような細かいことばかり。このままでは司法試験の合格者しか大臣になれなくなる」(法務省幹部A)
 「野党も野党だが与党も強引さが目立つ。実質的な法案の議論が進むか心配だ」(法務省幹部B)

 その法案審議、26日は今村復興大臣の辞任問題の影響で、行われませんでした。(26日15:29)

2673とはずがたり:2017/04/29(土) 17:04:41
先日大倉山で呑む為に阪神元町からあるいていると花隈で警察車輌が停まってて何かと思ったら山建組事務所だった。

神戸山口組分裂か、県警が警戒 緊急集会に複数幹部姿見せず
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170429008.html
14:04神戸新聞

神戸山口組分裂か、県警が警戒 緊急集会に複数幹部姿見せず
神戸山口組の関連施設で開かれた緊急会合に集まる関係者ら=29日午前、神戸市中央区花隈町
(神戸新聞)
 指定暴力団神戸山口組(本拠地・兵庫県淡路市志筑)が29日午後に神戸市中央区の関連施設で開いた緊急集会に、「直参」と呼ばれる複数の直系組長が姿を見せなかったことが、関係者らへの取材で分かった。離反の動きが取り沙汰される組長らが欠席したとみられる。別組織を結成するという情報もあり、兵庫県警が事実確認を急ぐとともに警戒を強めている。

 神戸山口組は2015年8月に指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から分裂。双方は対立抗争状態にあり、別組織が立ち上がれば三つどもえの抗争に発展する恐れがある。

 関係者らによると、神戸山口組では今年に入り、幹部人事を巡って離反情報がたびたび浮上。29日の会合もこうした動きを阻止する狙いがあったとされるが、神戸山口組内で最大の山健組幹部に加え、数人の直系組長が欠席したとみられる。

2674とはずがたり:2017/04/30(日) 15:37:23
著作権判例集の著作権侵害認めず=教授が出版差し止め請求-最高裁
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017032201025&g=soc

 著作権に関する重要な判決をまとめた「著作権判例百選」の改訂版が著作権を侵害するとして、旧版の編集に関わった大学教授が出版元の有斐閣(東京)に出版差し止めを求めた仮処分の申し立てについて、認めない判断が確定した。最高裁第3小法廷(山崎敏充裁判長)が21日付の決定で、申し立てを却下した知財高裁決定に対する教授側の抗告を棄却した。(2017/03/22-17:57)

2675とはずがたり:2017/04/30(日) 19:41:49

新組織は「任侠団体山口組」 神戸山口組から離脱
https://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20170430009.html
18:37神戸新聞

 指定暴力団神戸山口組(本拠地・兵庫県淡路市)から複数の直系組長が離脱し、新組織「任●団体山口組」を設立することが30日分かった。離脱組が同日、尼崎市内で記者会見を開いた。この結果、神戸山口組は分裂状態に入った。

 離脱したのは、神戸山口組の中核団体だった「山健組」(神戸市中央区)の幹部のほか、複数の直系組長ら。会見で離脱した理由について「本来の山口組に戻すために立ち上がった神戸山口組だったが、実態は何も変わらなかった」などと現状への不満を語った。新組織には組長を置かないという。

 2015年8月、指定暴力団山口組(総本部・神戸市灘区)から神戸山口組が分裂。兵庫県警などは、今回の離脱で三つどもえの対立となり、大規模な抗争につながる恐れもあるとみて、警戒と情報収集に全力を挙げている。

注=●は「侠」の右が「夾」

2676とはずがたり:2017/05/01(月) 05:05:55


<神戸山口組>離脱グループが新組織、「任?団体山口組」で
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170501k0000m040071000c.html
04月30日 21:19毎日新聞

 ◇直系団体事務所で会合、異例の「決意表明」

 指定暴力団・神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)から離脱した直系組長らのグループが30日、兵庫県尼崎市にある直系団体事務所で会合を開いた。会合後幹部ら6人が一部記者を事務所に入れて異例の「決意表明」を行い、新組織の結成と「任?団体山口組」という名称を発表した。神戸山口組は事実上の分裂状態に入り、かつての山口組は3団体に割れることになった。

 「決意表明」の取材は雑誌と新聞などの各社1人に制限。質問は受け付けず、カメラマンやテレビ局の記者は参加できなかった。事務所3階の大広間で、幹部ら6人と記者17人が畳の上に座り、対面する形で進められた。

 組織については「組長」を置かず、神戸山口組の中核組織「山健組」(神戸市)の織田絆誠(よしのり、本名・金禎紀=よしのり)・元副組長(50)を代表、真鍋組(兵庫県尼崎市)の池田幸治組長(50)を本部長とした。

 池田本部長は、神戸山口組から離脱した理由について、「金銭の吸い上げ」「(井上邦雄)組長の出身母体のひいき」「組長が進言や諫言(かんげん)を一切聞かないこと」の3点を挙げ、「山口組を真っ向から否定して立ち上がったにもかかわらず、神戸山口組の現実はそれ以下の悪政だった」と批判した。織田代表はこの場に同席しなかった。

 分裂を巡っては29日、神戸市内の山健組関連施設で会合が開かれたが、一部の直系組長が欠席したことで、分裂の動きが表面化した。捜査関係者によると、神戸山口組は織田代表と池田本部長を絶縁処分とする通達を出したとみられる。

 ◇事実上の分裂、兵庫県警は抗争の激化を警戒

 指定暴力団・神戸山口組が事実上分裂したことで、離脱した新組織のメンバーに指定暴力団として暴力団対策法上の規制を適用できない危険性が改めて出てきた。新組織には報復禁止の方針に反発していた組長らも含まれている模様で、兵庫県警は抗争の激化を警戒し、実態把握を急ぐ。

 指定暴力団の組員は▽みかじめ料(用心棒代)の要求▽土地や建物の地上げ▽建設工事などへの下請け参入要求??などの不当行為が禁止され、中止命令に従わなければ逮捕できる。暴対法に基づく指定には▽威力を用いて資金を獲得▽一定以上の構成員に暴力団特有の前科▽階層的な組織??の3要件が必要で、活動実態の確認のため1年以上かかるとされ、その間は暴対法の網がかからない。

 また、激しい抗争を繰り返す暴力団は、暴対法に基づく「特定抗争指定暴力団」に指定される。各地の公安委員会が定める警戒区域内で対立組織の事務所に近づいたり、5人以上で集まったりした場合に逮捕することが可能になるため、強い歯止めとなる。

 神戸山口組はまだ指定されていないが、仮に新組織が神戸山口組に対抗する組織とトラブルを起こした場合、結果的に神戸山口組は指定のリスクを避けることができる。このため、今回の分裂劇が「偽装」であるとの見方もあり、県警は新組織の狙いを慎重に見極める方針だ。

2677とはずがたり:2017/05/06(土) 09:01:29

参考人の30代女性自殺=今治・高齢親子殺傷事件―任意聴取9時間、愛媛県警
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017050500415&g=soc

 愛媛県今治市の市営団地で高齢の親子が刺された殺傷事件で、県警は5日、参考人として任意で聴取した30代女性が同市内で死亡したと発表した。県警は状況から自殺と判断。遺書もあった。4日に行われた任意の聴取は深夜まで約9時間に及んでいた。
 県警は任意での聴取について「適正に行った」とし、自殺防止についても「家族に注意するよう伝え、考えられることは行った」と説明した。しかし、重大事件の参考人が死亡したことで、県警は捜査手法に問題がなかったか検証が求められる。
 県警によると、今治署で4日午後1時半から任意で聴取し、午後10時半にいったん聴取を打ち切った。同11時ごろに迎えに来た家族とともに帰った。捜査員が再聴取のため5日午前9時ごろ、女性を迎えに行くと、家族が部屋で女性が死亡しているのを見つけた。
 殺傷事件は3日午前9時ごろ発生。1階で住人の無職岡本ユキヱさん(92)と息子の久行さん(70)が刃物で襲われ、ユキヱさんは死亡。久行さんは背中を切られ重傷を負った。久行さんは「見知らぬ中年女性にやられた。女は逃げた」と話し、県警は殺人事件として今治署に捜査本部を設置し、犯人の行方を追っていた。
 捜査関係者によると、目撃情報や防犯カメラの分析などから、市営団地の近所に住む女性が浮上。県警が4日に関係先のマンションを殺人などの容疑で家宅捜索するとともに、任意で事情を聴いていた。
 殺傷事件があった現場近くでは、4月26日に民家で1人暮らしの無職女性(81)が自宅で刺され遺体で見つかる事件があり、県警は関連を調べていた。
 県警の中川純市刑事部長の話 このような結果となり、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の方にはお悔やみ申し上げます。(一連の)殺人事件については、事件解決に向けて、今後も捜査を尽くす。(2017/05/05-20:21)

2678とはずがたり:2017/05/09(火) 19:41:05

神戸山口組、三十数団体が離脱 傘下3分の1、新組織へ
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASK595HHBK59PIHB01P.html
19:17朝日新聞

 指定暴力団神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)内の最大組織「山健組」が9日、傘下組長らを集めた定例会を神戸市中央区で開いた。捜査関係者によると、傘下団体の約3分の1にあたる三十数団体の組長が欠席。神戸山口組を離脱し、織田絆誠(よしのり)・元副組長(50)を代表として4月30日に結成を表明した新組織「任?(にんきょう)団体 山口組」側に加わるとみられる。

 捜査関係者によると、神戸山口組側は離脱の動きをみせていた傘下組長らに対し、9日を復帰の猶予期限としていたという。この日の定例会は山健組の事務所で開かれ、兵庫県警の捜査員らが傘下組長らの出入りの状況を確認した。

 離脱騒動を巡っては、神戸市中央区で4月30日、神戸山口組と新組織側の組員同士が殴り合い、双方が暴行容疑で逮捕される事件があった。今月6日にも同区の路上で、新組織側の組員が複数の男に暴行され負傷し、県警が捜査している。

 警察当局は今のところ、一連の離脱騒動を神戸山口組の分裂ではなく、内紛と位置づけている。分裂とみなした場合、新組織は指定暴力団から外れ、暴力団対策法の規制対象にならない恐れがある。県警幹部は「規制対象として取り締まりを続ける。今後も両者の動向を注視していく」と話す。

2679とはずがたり:2017/05/10(水) 12:49:12
一度分裂認めちゃったら秩序の箍が外れて再分裂,更なる細分化は不可避なのか?

<神戸山口組>「山健組」直系組長の3分の1、新組織参加へ
毎日新聞社 2017年5月10日 02時14分 (2017年5月10日 09時12分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170510/Mainichi_20170510k0000m040221000c.html

 指定暴力団・神戸山口組(本部・兵庫県淡路市)から一部が離脱して結成を表明した新組織「任?団体山口組」をめぐり、神戸山口組最大の傘下組織「山健組」(神戸市中央区)の直系組長の約3分の1が離脱し、新組織に参加する見通しであることが9日、捜査関係者への取材で分かった。これらの組長は、同日開かれた山健組の定例会を欠席したとみられる。

 捜査関係者によると、山健組には約90人の直系組長がおり、山健組からの離脱者が新組織の中心を担うとみられる。この日の定例会が離脱か残留かの態度決定の期限とされていた。新組織が結成を表明した先月30日前後から神戸山口組による引き留めや切り崩しなどの動きがあり、離脱するとみられた有力組長が一転残留するなど流動的な状態が続いているという。

 警察庁は、分裂ではなく「内部対立」として扱う方針を崩しておらず、当面は新組織も含めて暴力団対策法の規制対象として取り締まる。

2680とはずがたり:2017/05/18(木) 14:00:47
小1女児触る、腕章男を逮捕 「防犯腕章」どこで入手? 群馬
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170518-00000011-san-l10
産経新聞 5/18(木) 7:55配信

 ■目的は…住民ら戸惑いの声

 前橋市の路上で16日、下校中の小学1年の女児(6)の体を触わったとして逮捕された井田敏和容疑者(69)=同市北代田町=は、ボランティア団体などに属していないにもかかわらず「防犯腕章」を身につけていた。着用目的も入手経路も判然とせず、3月に千葉県で登校時の小3女児が遺体で見つかった事件の記憶も新しいだけに、見守り活動を続ける近隣住民からは戸惑いの声が聞かれた。 

 井田容疑者が所持していた腕章は、緑色地に「防犯」と書かれ、市危機管理室によると、見守り活動を行う団体の住民に各自治会長が貸与するという。市担当者は「所属しない人が腕章を手にすることはない」と断言した。地元自治会関係者によると、犯行現場一帯の見守りを行う「北代田町安全パトロール」には防犯委員や老人会などから有志を募り、今年度は計34人が4つの通学路で見守り活動を行っている。しかし井田容疑者は所属せず「自主的に活動しているとの認識だった」。さらに「自治会で協力をお願いした人ではない。どんな経緯で腕章を手にしたのか不思議」と困惑気味だ。

 井田容疑者は児童の帰宅時間になると自宅近くの通学路に立っていたという。同容疑者を知る男性(80)は「数年前に引っ越してきた。独り暮らしでおとなしい印象」と振り返る。メンバーの女性(76)は千葉の死体遺棄事件を挙げ「通学路の安全を守るのは町内会の役割と思って活動していた。(容疑者は)いつもこの辺に立っていた」。16日の犯行後にも声をかけたが、変わった様子はなかったという。

 同じ小学校に通う小学2年の女児の父親(44)は「早期に逮捕されてよかった。学校からは注意喚起のメールが届いた。不審者を知らせる防犯メールは頻繁に届く」と強調した。一方、犯行時刻が白昼で人通りのある場所だったことから、「悪気はなかったのでないか」「自主的に見守り活動を行っていて、ありがたい」と擁護する住民の声も多数、聞かれた。“安全安心”を象徴する「防犯腕章」-。通学路の安全確保が全国的な課題となる中、その保管方法も問われそうだ。

2681とはずがたり:2017/05/18(木) 14:10:04
病気だ。。

わいせつ事件で逮捕の消防士、処分明け再び逮捕 春日部市が再び処分
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170517-00010005-saitama-l11
埼玉新聞 5/17(水) 22:42配信

 春日部消防署(埼玉県春日部市)の男性消防士(25)が昨年9月に公然わいせつ容疑で逮捕され、停職3カ月の懲戒処分から復帰した後の今年4月、住居侵入容疑で再び逮捕された。春日部市は17日、消防士を停職4カ月の懲戒処分にしたと発表、「業務上の過失はない」として管理責任は問わなかった。消防士は同日付で依願退職した。

 消防士は昨年9月、さいたま市岩槻区内の路上で下半身を露出し、逮捕された。春日部市は同12月、停職3カ月の懲戒処分にした。消防士は今年3月19日に復帰したが、消火活動には従事していなかった。

 消防士は復職から約1カ月後の4月14日、さいたま市岩槻区の住宅敷地内に侵入し、再び逮捕された。消防士は「他人の敷地内で全裸になっている自分を想像したかった」と話したという。

 市は5月12日、部長級職員が組織する「職員懲戒等審査委員会」で処分を検討。短期間に2度逮捕されたことを考慮し、停職4カ月の懲戒処分を決定した。犯行が非番の日に行われたとし、管理責任を問わなかった。

 消防士の勤務態度について、市は「職場では真面目に勤務していた」としている。

2682とはずがたり:2017/05/18(木) 22:10:56
色々云われてるけど要するにアホやからしゃーないわ。バカな味方程恐ろしいものはないってゆうしね。

レイプ報道の安倍応援団・山口敬之が“セカンドレイプ”的反論! それに昭恵夫人がなんと「いいね!」を
http://lite-ra.com/2017/05/post-3149.html
2017.05.11

レイプ報道の安倍応援団・山口敬之がセカンドレイプ的反論! それに昭恵夫人がなんと「いいね!」をの画像1
安倍昭恵Facebookより

 昨日発売の「週刊新潮」(新潮社)がトップで報じた、元TBS記者でジャーナリストである山口敬之氏の「準強姦疑惑」が大きな話題を呼んでいるが、早速、本人がFacebookに反論を投稿した。
 しかし、その内容はまったく反論になっていないものだった。山口氏は、〈私は法に触れる事は一切していない〉〈当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている〉〈この過程において、私は逮捕も起訴もされていない。(今回に限らず、私は今まで一度も逮捕や起訴をされたことはありません)〉と記事の内容に抗言している。
 だが、被害者の女性も「週刊新潮」も山口氏が逮捕も起訴もされていないことは明言しており、明らかな準強姦行為があったにもかかわらず、その処分がおかしい、と声を上げているのだ。
 また、今回、告発した被害者女性は山口氏と会食の際に「デートレイプドラッグ」を使用されたのではないかということや、暴行の模様を撮影されていたのではという疑いをもっていることを明かしているが、これに対しても山口氏は、こう反論している。
〈私が「デートレイプドラッグ」なる薬物を使用したり、盗撮したり、レイプしたのであれば、日本の優秀な捜査機関や司法機関が見落とすはずはありません〉
 しかし、薬や盗撮がなかったとしても、酩酊状態の女性に性行為をしたら、それは立派な“準強姦罪”が成立する。そして、山口氏は、Facebookにあげた反論のなかで、酩酊状態でホテルに連れ込み、性行為を行ったことも、そして避妊具をつけず膣内射精をしたことも否定していないのだ。
 それは、「週刊新潮」が、2人を乗せたタクシー運転手の「彼女は体ごと抱えられて、座席から降ろされたのです」という証言や、誌面上で公開されている山口氏が女性に送ったメールからも、反論の余地がないからだろう。

安倍昭恵夫人が山口敬之氏の反論に「いいね!」と賛同

 にもかかわらず、山口氏は〈法的措置を含め断固たる対応を検討〉と恫喝し、女性をさらに傷つけるようなことを書き綴っている。
〈犯罪行為がなかったという最終的な結論が一年ほど前に出た後も、当該人物側がこの話をスキャンダルとして各種メディアに売り込もうとしていたことは察知していました。しかし私としてはやましいことは一切ないので、本を出版したりテレビに出演したりしてジャーナリストとしての活動を続けてきました〉
 事件がもみ消されようとする中で、被害をメディアに訴える手段に出ることは当然の話だが、それを山口氏は「売り込もうとしていた」などと、あたかも女性が金銭目的であるかのように印象付けているのだ。
 このように、山口氏の反論はセカンドレイプと言ってもいいものなのだが、信じがたいことに、この一方的な主張に「いいね!」と反応した人物がいる。安倍昭恵夫人だ。
 昭恵夫人といえば、森友学園問題が浮上し籠池泰典理事長の証人喚問が行われた3月23日に自身の関与を否定したコメントをFacebookに投稿して以来、しばらく沈黙していたが、それを初めて破ったのが、山口氏が投稿した記事に「いいね!」だった。
 山口氏は森友学園問題ではテレビで安倍首相と昭恵夫人を徹底擁護しつづけ、他方、ネトウヨによるデマであることが確定した辻元清美議員への流言をテレビで垂れ流していた。デマで問題をすり替える山口氏には、ジャーナリストを名乗る資格などまったくないが、それでも昭恵夫人は国民から注目を集める中で、山口氏に「いいね!」とエールを送るのである。
 だが、今回の山口氏の投稿に「いいね!」と反応することは、大きな問題がある。昭恵夫人が「週刊新潮」の記事を読んだのか否かはわからないが、どちらにせよ、レイプ被害を訴える女性がいるにもかかわらず、その女性をさらに貶める山口氏の文章に「いいね!」を押せるとは、一体どんな神経をしているのだろう。



2683とはずがたり:2017/05/18(木) 22:26:59

かばんの中身は「大人のおもちゃ」、警察の所持品検査に賠償命令…何が問題だった?
https://www.bengo4.com/c_1009/n_5586/

神戸地裁は1月12日、警察の過剰な所持品検査に対し、賠償を命じる判決を言い渡した。

この裁判は、神戸市内の50代男性が起こした。神戸新聞によると、男性は2012年、車で仮眠をとっていたところ、警察から職務質問を受けた。男性は車内の確認には応じたが、所持品のかばんについては拒否。しかし、警察から再三の「説得」があり、中身を見せることになった。中から出てきたのは「大人のおもちゃ」だったという。

男性は精神的苦痛を受けたとして、兵庫県に対して10万円の損害賠償を求めて提訴。山口浩司裁判長は、プライバシー侵害の度合いが高く「限度を逸脱している」として、兵庫県に3万円の支払いを命じた。

一般的に職務質問や所持品検査は「任意」とされている。しかし、今回のケースのように実際に拒否することは難しいこともある。今回の判決をどう見るか、岩井羊一弁護士に聞いた。

●例外はあるものの、所持品検査には「令状」が必要

ーー職務質問や所持品検査は法的にどう位置付けられている?

職務質問は、挙動不審者に対し「停止させて」「質問をする」ことをいいます。警察官が対象者を停止させ、質問することができるのは、警察官職務執行法(警職法)に次のように記されているからです。

「警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することができる」

また、裁判例によれば、職務質問の際に職務質問の付随行為として、対象者の承諾がない場合にも所持品検査をすることができるとされています。

ただし、警職法には、「答弁を強要されることはない」とありますから、職務質問されても答えることを断り、立ち去ることも自由です。

ーー職務質問や所持品検査にはどんな意義がある?

通常、身体を拘束するためには逮捕状が必要ですし、所持品を検査するためには、捜索差押令状が必要です。

しかし、警察官は、防犯、交通取り締まりなどの過程で、現行犯や他の犯罪の証拠を発見することがあります。その場合に、証拠を確認して、犯人を確保したり犯罪を未然に防いだりしないと、更なる犯罪を引き起こす可能性や、犯人の処罰ができない可能性があります。そのために法律やその解釈で、職務質問や所持品検査ができる場合があるとされています。

たとえば、所持品検査についての裁判例で、警察官がホテル客室に赴き宿泊客に対し職務質問を行ったところ、覚せい剤事犯の嫌疑が飛躍的に高まったことから、客室内のテーブルにあった財布について所持品検査を行い、ファスナーの開いていた小銭入れの部分から覚せい剤を発見した措置は適法である、としたものがあります。

ただし、こんな風に職務質問やそれに付随して所持品検査ができる場合というのは例外的です。

●「毅然と断ればよい」

ーー人に見られたくないものを持っている人はどうやって拒否すればいい?

警職法によって所持品検査ができるとした上記のような裁判例は例外で、捜索差押令状がなければ、所持品検査をするのは違法です。必要以上に市民のプライバシーを侵害するからです。

警察官もまずは所持品を見せて欲しいと協力を求めます。その際はあくまでも「協力の依頼」ですから、見られたくない場合には断ることができます。毅然と断ればいいのです。

とはいえ、警察官に説得されれば、断ることは実際には難しくなります。今回の裁判は、承諾をしなかった男性に、警察官が再三の「説得」をしたことが違法だったと判断されたようです。

この事例ではそもそも承諾がなかった時点で、犯罪の嫌疑がある状態でもなく、それ以上の説得する必要性が認められないため、違法と判断したようです。男性の「承諾」も、このような説得の末のものであれば、「承諾」があったともいえないでしょう。

令状もなく所持品検査が許されるのは例外であり、所持品検査には裁判官の令状を要するというのが刑事訴訟法の原則です。今回の判決により、根拠なく再三説得することも違法とされました。見せたくないものを持っている場合には、見せられないといってはっきり断りましょう。

この判決を踏まえて、警察官は警職法に基づく職務質問を市民のプライバシーを侵害することがないように法律に従って適正に行って欲しいと思います。


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