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法学論集
2648
:
とはずがたり
:2017/01/20(金) 10:35:33
<元名大生公判>法に触れる、段々実感…殺害後に試験勉強
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20170120k0000m040130000c
00:46毎日新聞
名古屋市で知人の森外茂子(ともこ)さん(当時77歳)を殺害し、高校の同級生らに硫酸タリウムを飲ませたなどとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた元名古屋大学生の女(21)=事件当時16?19歳=の裁判員裁判は19日、名古屋地裁(山田耕司裁判長)で森さん殺害に絞って最初の被告人質問が行われた。検察側の質問に元学生は、事件の数時間後に「自分のやったことが法に触れることだと段々実感した」と述べた。
元学生は自宅アパートで森さんを殺害した後、数日後に大学で受けるはずだった試験の勉強をしたと明かし、「試験を受けるつもりだったが、その後、まずいことになったと思った」と語った。
森さんの事件の前に大学の友人2人も殺害対象として考えていたと話し「母や妹を殺したいと思ったこともある」と供述した。刑事罰より更生に重点を置く少年法について調べていたか尋ねられると否定した。
検察側に先立って行われた弁護側の質問では、殺害の動機を「人が死ぬところを見たかった」と語った。抵抗された森さんに「殺すつもりなの」と聞かれたため「はい」と答えたと語り、「森さんに『どうして』と言われたので『人を殺してみたかった』と言い(森さんは)倒れました」と供述した。「実験結果として記録を残すため」に森さんの写真を4、5枚撮ったことも明らかにした。
事件前、ツイッターで少年のうちに殺人をすべきか否か悩むような投稿をしたことについて聞かれ「『人を殺してみたかった』という動機は少年犯罪に多いので、自分も少年のうちにやらなければという固定観念があった」と説明した。遺族の感情に関しては「考えたことがなかった。まだあまり理解できないけれど、反省につなげたい」と述べた。
一方で、昨年5月から医療施設で投薬治療を始めたことに触れ「まだ人を殺したいという考えが浮かぶこともあるが、治療を始めて(頻度は)少なくなった。人を殺さない自分になりたい。人を殺す夢を見ると絶望感を覚える」と話した。【金寿英】
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