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東京都議選スレ

1とはずがたり:2004/12/02(木) 04:52
国政の趨勢を占う上でも重要な東京都議選。その重要性に鑑み統一地方選挙スレから独立させます。

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/togisen.xls
東京都議選の候補者ファイル

その他都議選概要は>>2-10あたり

5482とはずがたり:2016/07/17(日) 10:22:54

「もう失敗できない」都知事の間違えない選び方
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160708-OYT8T50026.html?from=y10
明大教授・元都副知事 青山?
2016年07月11日 05時20分

 政治資金の「公私混同」使用を批判され、辞任した舛添要一氏の後任を決める東京都知事選挙が行われる。任期半ばで辞任した都知事は石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏に続いて3人連続、「政治とカネ」の問題での辞任は猪瀬氏についで2人連続となる。東京五輪を4年後にひかえた国民にとって、今度の都知事選びは失敗できない一大事だ。首都・東京の顔にふさわしい知事とはいかなる人物であるべきか。都知事選びで知っておくべきポイントは何なのか。都庁に30年以上勤務し、石原知事のもとで副知事も務めた青山氏に、歴代知事を振り返りつつ執筆してもらった。

変化する都知事像〜「東京の問題」をどうとらえるか

 有権者が1000万人を超す都知事選で当選するには200万票前後が必要で、だれもが名前を知っている人物でなければ勝利するのは難しい。だが、知名度抜群だった猪瀬、舛添両氏が続けて途中辞職した後に行われる今回の知事選で、いまさら「感じのいい人」とか「有名な人」とかいう選び方をする人はいないと思う。

 「福祉に理解がありそうな人」「経済や雇用に重点をおく人」などという選択基準はあるかもしれない。しかし、ちょっと待ってほしい。都知事は、まちづくりから環境、福祉や経済に至るまで広い分野に責任をもつ立場だ。特定の分野に強いというより、全体に目配りしてバランスをとることができる資質も必要だ。

 時代ごとに求められる都知事像も変わってきた。1947年に初めて選挙で選ばれた都知事は安井誠一郎氏で、戦後復興期に3期務めた。その後を継いだ東龍太郎氏は1964年の東京オリンピックに向けて都市開発を積極的に進め、首都高速道路や都営地下鉄、環状七号線が整備される。

 1967年には「ストップ・ザ成長」を掲げ、そうした都市開発路線とは一線を画す革新系の美濃部亮吉氏が知事に就任。老人福祉手当や老人医療費無料化といった福祉政策の充実を目指した。美濃部都政が3期12年続くと今度は、鈴木俊一氏が「美濃部都政のバラマキ福祉」を批判して当選し、財政再建に取り組む。このあたり、都民のバランス感覚は生きていたと言ってよいかもしれない。「地味だ」と言われながらも官僚出身の鈴木都政は4期16年続いた。

 青島幸男氏は鈴木都政が企画した臨海副都心における都市博覧会の中止を訴え、ほとんどたった一つのこの政策で、しかも選挙運動をしないで当選した。青島知事が1期で引退すると石原氏が「ノーといえる」と強いリーダーシップを標榜ひょうぼうして当選し、4回の当選を重ねた。ここまでは、前知事のアンチテーゼで知事の座を射止めるというわかりやすい構図だった。

 3期以上当選を重ねた美濃部、鈴木、石原の3氏の共通点は「政策の特徴」が鮮明であるということだ。これに対して途中辞職した猪瀬、舛添両氏は政策の特徴が鮮明ではない。もちろん両氏にも、政策に対する強いこだわりがそれぞれあったかとは思う。しかし、それが鮮明には表れていなかった。短命に終わったからでもあるが、美濃部、鈴木、石原3氏とも知事選挙のときから声高に叫んでいた公約に対する執着があった。

 ひとことでいえば、その時代の「東京の問題」は何か、ということをきちんと主張する知事を選ぶことが大切である。選挙では、東京が最も解決しなければならない課題を見極め、それを解決する道筋を提示しなければならない。

君臨タイプは向かない、「親政府」か「反政府」か

 短命に終わった猪瀬、舛添両氏の印象は共通して「親政府」であった。ご本人たちには異論があるかもしれないが、政府に対して手痛い一撃を与える場面がなかったどころか、両氏の時代には東京都の財源がかなり国に取り上げられてしまった。

5483とはずがたり:2016/07/17(日) 10:24:34


 東京都は首都でありながら、いや、首都であるがゆえに日本の政府と非常にデリケートな関係にある。地方出身の政界の実力者は一般に、東京都を“富裕団体”とみて財源を取り上げようとする。これに対して都民は、貨幣経済上の統計に表れた数字とは別に、地方都市の人たちの方が生活の豊かさを享受しているように感じているようだ。都知事は、この意識のギャップを巧みにくみ取らないと務まらない。

 猪瀬、舛添両氏の共通点は、それぞれの場面で都政に「君臨」したがっていたようにみえる点である。これまた本人からは決してそんなことはないと反論があるかもしれないが、少なくとも、君臨したがっているように勘違いされる傾向がある。

 君臨しようとする人は都政には向かない。なぜなら、都知事の職は、勝手なことはできないように、精緻に出来上がった民主主義的な機構の上に成り立っている。職員は警察、消防、教員から交通、上下水道そしていわゆる知事部局合わせて16万人以上いるが、それぞれ試験を通って採用される。管理職への昇進もそれぞれの分野で試験制度がある。欧米のような政治任命の制度は原則としてない。あっても特別秘書などに限られる。

 予算も、綿密な検討を経て編成され、ひと月以上の議会審議を経て決定される。東京都に限った話ではないが、条例も都議会の議決を経て成立する。副知事も議会の承認が必要である。舛添知事が辞職した同じ日に副知事4人の選任が議会において同意されているが,「辞職する知事が提案するのはおかしい」という人はいない。知事が恣意的に決められない事柄が多いのである。

 石原知事がディーゼル車排ガス規制を宣言したのは1999年3月の立候補会見、都議会で条例が成立したのが2000年12月、実施が03年10月だから実に4年半かけている。その間に粘り強く業界を説得し、世論にアピールし続け、周辺県の同調を得る努力を重ねたのは記憶に新しい。

海外から尊敬される人物を

 東京都知事になったからといって、ただちに強大な権限が手に入るわけではない。重大な責任を負うことになったと理解すべきである。知事は権力者でなく責任者である。職員は、知事に対して強いロイヤリティー(忠誠心)をもっている。とことん尽くす。しかしそれは子分になるということを意味しない。都民が選んだ知事だからである。子分を集めてお山の大将になりたい人は都知事に向かない。議会との間でも職員との間でも適度な距離感を保ち、適度な緊張関係にあることが望ましい。

 大学の法学部法律学科を卒業した人でもふつう、民事訴訟法や刑事訴訟法は学んでも地方自治法や地方公務員法は教わらない。東京都知事の権限と責任は地方自治法その他によって厳密に規制されている。そもそも国は議院内閣制だが、地方自治体の首長と地方議員は住民によってそれぞれ直接選挙で選ばれる二元代表制。都知事と都議は互いにインディペンデント(独立)である。

 東京都政は特に、特別区をもち、政令指定都市をもたないから他の道府県知事と制度がかなり違う。都知事になった人はまず、この点を理解しないと仕事ができない。

 都知事は、ひとことでいえば東京都の最終的な決定者であると同時に対外的な代表者である。東京は世界的な存在だから、当然、海外に行く機会は多い。20年オリンピックを控えているからなおさらである。

 舛添知事の海外出張が多すぎる、多額な費用をかけていると批判されたが、海外に対するシティーセールスや政策交流は都知事の重要な職務である。経費の使い方については改善すべきと思うが、海外諸都市との交流は、今後ますます重要となっていく。対外的に恥ずかしくない知事を選ぶべきだ。海外の人が日本人を尊敬するのは語学でなく、人品骨柄に対してである。

5484とはずがたり:2016/07/17(日) 10:24:58
>>5482-5484

お公家さん・美濃部知事、クールな鈴木知事

<1967年以降の歴代知事の特徴>(敬称略)
http://tohazugatali.soragoto.net/politics/20160708-OYT8I50050-N.jpg

 歴代知事の特徴をまとめたのが上の表だ。美濃部知事のタイプはお公家さんとした。美濃部知事の政策は弱者の味方だったが、美濃部さん自身のパーソナリティーはそこにいる相手の痛みを共に感じるというタイプではなかったように感じた。むしろ形式を重んじる人だった。

 私は当時の政策室秘書係長として美濃部知事とそのブレーンの小森武さんの連絡役を務めていた時期があった。小森さんは労組などが資金を出した「都政調査会」の運営に携わり、裏表の人脈を駆使して美濃部知事を12年間にわたって支え、「陰の知事」とも呼ばれた存在だった。他人の痛みをわかるタイプは小森さんの方だった。小森さんの政策が弱者の味方だったのだ。ブレーンが誰であるかは大切なことである。

 鈴木知事はクールなタイプである。私は高齢福祉部長のとき、鈴木知事と細かいことでちょっとした意見の対立があった。鈴木知事の希望を相手方が拒んだので、結果として私の意見が通ったのだが、その結論が出たとき鈴木知事はあっさりと「君の言う通りにしよう」と言った。そのとき鈴木知事は84歳だった。それ以来私は鈴木さんに心服して、退職した鈴木さんの99歳、白寿のお祝いのときまで、とてもいい交流があった。

無人島に一緒に暮らすなら青島知事、世論読みの天才・石原知事

 青島知事は自分の身の回りのことはなんでも自分でやる人で、無人島で一緒に暮らすなら、この人がいいというタイプである。ヨーロッパやアメリカの市長を訪ねると自分でお茶を入れてくれる人がいるが、そういう意味では海外で通じる人だ。反骨精神が強い点も庶民感情にフィットしていたと思う。

 石原知事は、世論を読む天才である。アメリカ一辺倒はだめ、親中国一辺倒はだめ、ということをかなり早くから主張していた。知事の主張は世論である、ということを最も体現していた知事である。都庁は石原知事時代には世論調査をする必要がなかった。知事の発言が世論だからである。

 私は副知事時代に石原知事を何度か怒らせたが、石原知事が怒るのは君臨しようとして怒るのではなく、対等の立場で怒っているように感じた。怒るのも無理ないな、といつも思った。

 だからといって、必ず知事の言うとおりにしようとは思わなかった。世の中は天才の思うとおり動かないので、私たち凡才が考えた政策の方が政策として成立する場合も多いのである。それでも私は4年間の任期を全うさせていただいたので、石原さんは君臨しようとする独裁者ではなかった。むしろ私たちと話すときには、私たちの興味と関心があることを話題にするタイプであって、私は石原知事の話を聞くと心がずいぶん豊かになった気がしたものである。人々に愛される、という要素も知事にとって必要な資質ではないか。

 1000万人を超える東京都知事選挙の有権者の皆さん一人一人が、少しでも深く突っ込んで、都知事に必要な資質を考え直して投票していただければ東京の未来が明るくなると思う。

プロフィル
青山◎( あおやま・やすし )
 明治大学公共政策大学院教授。東京都農業会議会長、東京都社会福祉協議会会長、都市調査会代表等を兼務。博士(政治学)。1943年、東京生まれ。67年、東京都庁に入庁し、計画部長等を経て石原慎太郎知事のもとで東京都副知事として危機管理・都市構造・財政等を担当。2004年から現職。08〜09年米国コロンビア大学客員研究員。著書に『小説 後藤新平』(学陽書房・ペンネーム郷仙太郎で執筆)、『都市のガバナンス』(三省堂)、『痛恨の江戸東京史』(祥伝社)、『世界の街角から東京を考える』(藤原書店)など。

5485名無しさん:2016/07/17(日) 10:42:43
https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/2016-tochiji-first-voice
【都知事選】都議会のドン・SEALDsの顔・孤立無援 支援者から見える選挙戦
有力候補は三者三様
posted on 2016/07/14 18:20

東京都知事選が7月14日、告示された。31日投開票。有力候補は与党の支援を受ける増田寛也さん、野党統一候補の鳥越俊太郎さん、知名度のある小池百合子さんの3人に絞られた。応援に集う人たちの顔ぶれから、選挙事情が見える。
これぞ自・公の選挙
政権与党の支援を受けて立候補した増田寛也元岩手県知事(64歳)。陣営には、自民党・公明党の議員らが多数詰めかけていた。
菅義偉官房長官も立ち寄り、檄を飛ばす。壁には安倍晋三首相をはじめ、自公の有力議員たちの応援の書(通称「ため書き」)が多数張り出されている。

増田寛也選挙事務所で檄を飛ばす、菅義偉官房長官 Kazuki Watanabe / BuzzFeed
これぞ、自民・公明の選挙戦。午前10時30分、事務所前に停めた大型街宣車の上に、区長会長や業界団体代表、そして与党議員たちが次々と登壇した。
谷垣禎一・自民党幹事長は「今回は、オーソドックスに都民のために仕事をしてくれる人を選ぼう。そういうつもりで選考を進めました」
井上義久・公明党幹事長も「チーム東京を作れるのは増田候補だけ」と訴えた。
「都議会のドン」は何を語ったか
壇上に、内田茂都議が上がった。「都議会自民党のドン」と呼ばれる人物だ。

応援演説する都議の内田茂さん(右) Kazuki Watanabe / BuzzFeed
「みなさまいよいよ、暑い選挙が始まりました。東京都というのは、地方自治体であるわけでございます。そして、大都市自治を展開する、日本で有数の大都市東京を控えた都政を行うわけでございます」
内田さんは、自民党の所属議員とその親族が、増田さん以外の候補を応援した場合は、除名処分の対象になるという文書をだした。自民党から立候補した小池百合子さんを応援しないよう、引き締めを図ったとされる。
だが、この日批判した相手は「野党」だった。
「美濃部都政のあの苦しみは二度と繰り返したくない。そう思うんでございます!」
「美濃部都政」は、36年前のリベラル系野党統一候補。昔の思い出をもちだして、鳥越俊太郎さんを批判する狙いのようだ。

増田寛也さん(中央) Kazuki Watanabe / BuzzFeed
当の増田候補は、自身の政策を述べることに力を入れた。子育て、高齢化、防災。「3つの不安の解消に努めます」と切り出した。
「知事就任、1カ月以内に待機児童解消の地域別プログラムを作ります」「首都直下地震、いつ起こるともわからない」として、内閣府・首都直下地震対策検討ワーキンググループの委員だった経験などもアピールした。
「知事になることが目的ではありません。知事になって何をするのか。都民に何をお返しできるのか。真剣に考えてまいりました」と述べ、支持を呼びかけた。

Kazuki Watanabe / BuzzFeed
選挙戦第一声の締めくくりは、これだった。
「元気よく!増田寛也候補、必勝を目指して! ガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!」

5486名無しさん:2016/07/17(日) 10:43:19
>>5485

直前に決まった野党統一候補

鳥越俊太郎さん Satoru Ishido / BuzzFeed
都政絡みの質問に「知らない」「これから」を連発した12日の出馬会見から2日。野党統一候補の鳥越俊太郎さん(76歳)は選挙戦に向けて、どこまで準備ができたのか。

元毎日新聞記者にして、テレビキャスターも長く務め、知名度は十分。野党勢力を結集するために、先に出馬表明していた宇都宮健児弁護士は立候補取りやめとなった。鳥越さんは、政策の引き継ぎを検討し、政策ブレーン就任を依頼したというが、いまのところは返事はないそうで、その姿はなかった。
SEALDs 奥田愛基さん 「個人」で駆けつける

奥田愛基さん Satoru Ishido / BuzzFeed
新宿駅東南口。応援者で最初にマイクを握ったのは、奥田愛基さんだった。SEALDs、市民連合の看板として、参院選で野党共闘を呼びかけてきた。SEALDsの活動は参院選で終わっており、個人として駆けつけたという。
第一声は、先の参院選で市民連合がとった戦略そのものだった。青地に「みんなに都政を取り戻す」とキャッチコピーが入ったポスター。高く掲げて、支援者が候補者を取り囲む「画」をつくり、見え方も意識する。
奥田さんは声を張り上げる。
「東京は冷たいところもあるけど、多様性の街でもある。俺は多様性をもう一回、信じたい。みんなのための都政をやりましょうよ。もう一回、東京をみんなのために取り戻しましょう。みんなのための東京にしましょうよ」
言葉を切るたびに、拍手が起きた。
政策は語れるのか?

支援する野党議員らと登壇する鳥越さん Satoru Ishido / BuzzFeed
肝心の候補者はどうか。自分の名前を連呼し、演説を切り出した。
「このたび立候補した鳥越俊太郎です、鳥越俊太郎です」
「舛添さんは、辛い思いをしながらおさめた税金をつかって、海外出張の時、ファーストクラスに乗って、スイートルームに何日も泊まっていた。こんなの許せますか?」
「許せない!」と聴衆が返す。
「おさめた税金が正しく使われているかが、今回の選挙の大前提だ。政党から打診を受けたわけではない。自分で出馬を決めた。都政を一部の人のものではなく、都民みんなに都政を取り戻す」。声を張り上げる。
「私の長所は聞く耳を持っているということです。舛添さんは持ってなかった、猪瀬(直樹)さんも持ってなかった。石原(慎太郎)さんはもっと持ってなかった。私が当選したら、聞く耳を持った知事が生まれると思ってください」
歴代都知事を引き合いにだし、笑いをとって締めくくった。

Satoru Ishido / BuzzFeed
演説後の取材で、都知事になって一番やりたいことを問われるとこう答えた。
「東京都のがん検診率を高める。ぼくはガンをやっているからね。ガン検診はなんとしてもやりたい」
具体的な政策にはほぼ触れず、市民との距離の近さのアピールに終始した。

5487名無しさん:2016/07/17(日) 10:43:34
>>5486

自民党都連からのプレッシャーに負けず

支援者の応援にガッツポーツで応える小池さん Kota Hatachi / BuzzFeed
池袋駅西口で開かれた小池百合子さん(64歳)の出陣式。自民党の推薦を得ずに独自に立候補しただけに、応援に来る議員や政界関係者は少なかった。
豊島区を中心とする東京10区選出。増田氏以外を応援してはいけないという都連からのプレッシャーにも負けず、地元からは高野之夫・豊島区長や、一部の自民党区議が集まった。
寄り添うように小池さんの横に立ち、マイクを持った高野区長は言った。
「小池さんは退路を絶って、この激しい嵐のような道を今、歩もうとしている」

高野区長と小池さん Kota Hatachi / BuzzFeed
国会議員としてはただ一人、自民党衆議院議員の若狭勝さんも駆けつけた。
「女性候補は小池さんしかいないんです。政府は女性が輝く社会をつくると言っているのに、おかしい。能力、資質があるのは小池さんしかいない」
聴衆は他の2陣営よりも少なく、拍手はまばらだった。

応援演説に駆けつけた若狭議員 Kota Hatachi / BuzzFeed
「たった一人じゃない」
小池さんは、イメージカラーにあわせた緑のハチマキをまいている。首に巻いたスカーフも緑で統一していた。周囲への感謝から演説を始めた。
「組織、しがらみを超えて、一人の人間として都知事選に邁進していく。東京を大改革したい。私を応援すると一族郎党を罰するという。そのなかで、私の応援に駆けつけてくださった、その覚悟と信念には心から感謝を申し上げます」
「組織のバックがないという課題はある。厳しい選挙だ。大きな東京にたった一人で立ち向かう」
「一人じゃない!」と、聴衆から声がかかる。
「私はたった一人じゃございません!」
声援を受けて、語気を強めた。

集まった支援者たち Kota Hatachi / BuzzFeed
緩めない都連への批判
自民党都連を意識して「たった一握りの人が、いつどこで何を決めているかわからない都政をやめる」と宣言。
実現できないと指摘されていた「都議会の冒頭解散」「任期を3年半にする」という当初の公約には、この日、一切触れなかった。事実上撤回したようにも見えるが、自民党都連批判は緩めない。
「たった一人で始める第一バイオリンから、皆様が楽器を持ち寄る大きなオーケストラにしましょう。皆様方のお支えが頼りでございます。どうぞ、どうぞ、よろしく申し上げます」
幼少期にバイオリンを弾いていたという小池氏は、演説をこう締めくくった。
聴衆からは「百合子!百合子!」というコールが上がった。

5488名無しさん:2016/07/17(日) 11:52:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160714/k10010595081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_036
東京都知事選挙が告示 最多21人が立候補
7月14日 17時58分
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙が14日に告示され、これまでで最も多い21人が立候補し、今月31日の投票日に向け17日間の選挙戦が始まりました。
東京都知事選挙に立候補したのは、届け出順に、
▽無所属の新人で元派遣社員の高橋尚吾氏(32)、
▽無所属の新人で国際映像配信会社社長の谷山雄二朗氏(43)、
▽無所属の新人で政治団体代表の桜井誠氏(44)、
▽無所属の新人で民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、
▽無所属の新人で自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏(64)、
▽無所属の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(67)、
▽諸派の新人で元労働大臣の山口敏夫氏(75)、
▽諸派の新人で税理士の山中雅明氏(52)、
▽無所属の新人で自営業の後藤輝樹氏(33)、
▽無所属の新人で歯科医師の岸本雅吉氏(63)、
▽無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏(64)、
▽無所属の新人でインターネットによる報道番組の配信会社社長、上杉隆氏(48)、
▽諸派の新人で幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(32)、
▽無所属の新人で元兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)、
▽無所属の新人で政治団体代表の関口安弘氏(64)、
▽諸派の新人で元千葉県船橋市議会議員の立花孝志氏(48)、
▽無所属の新人で日本大学教授の宮崎正弘氏(61)、
▽無所属の新人で医師の今尾貞夫氏(76)、
▽無所属の新人でソフトウエア開発会社社長の望月義彦氏(51)、
▽無所属の新人で元学習塾講師の武井直子氏(51)、
▽無所属の新人で元陸上自衛官の内藤久遠氏(59)の合わせて21人で、これまでで最も多くなりました。

自民党は、増田氏と小池氏の間で分裂選挙となる一方、民進党、共産党、社民党、生活の党は、統一候補として鳥越氏を擁立する構図となりました。

届け出を済ませた候補者は、早速、有権者に支持を訴えました。
鳥越俊太郎候補は「どこかの団体や政党から立候補の打診を受けたわけではなく、自分の意思で決めた。『住んでよし、働いてよし、環境によし』の3つのよしの東京を実現したい。東京都で何が問題になっているのか見極めて、それを変えていく。都政を一部の人のものではなく、都民みんなに取り戻し、みんなで一緒に新しい東京を作ろう」と訴えました。
増田寛也候補は「都政の混乱に終止符を打たなければならない。都政には課題が山積しているが、私は知事に就任して1か月以内に待機児童を解消するための地域別のプログラムを作り、必要なら補正予算を組んで解消に努めたい。また、オリンピック・パラリンピックの準備を急いで都民の負担を最小限にするとともに夢のある大会を実現したい」と訴えました。
山口敏夫候補は「オリンピック・パラリンピックを優先させる行政によって保育所や老人ホームが足りなくなり、都民の生活が脅かされている。大会には都民の血税が使われるが、節約することでいろいろな政策が実行できる」と訴えました。
小池百合子候補は「この戦いはこれまで経験した選挙の中で一番厳しいものだが、1人の人間として、組織やしがらみを越えて都政にまい進していきたい。東京の大改革のためにオリンピック・パラリンピックの関連予算など税金がどういう風に使われているのかしっかりチェックしていく。子育てや介護を充実させて、女性も男性も子どもも障害者も高齢者も誰にとっても住みやすい町を実現していきたい」と訴えました。
上杉隆候補は「当選したら、知事の給与はいったん全額返上し、結果を出したと認めてもらったら受け取ることにしたい。首都直下型地震での死者ゼロ、待機老人、待機児童のゼロを実現したい」と訴えました。
中川暢三候補は「混乱している都政を立て直すとともに、官民での経験をいかして行財政改革を行い、都民のために、教育や福祉などを充実させる政策に取り組みたい」と訴えました。

選挙戦では、政治とカネを巡る問題、少子高齢化が進むなかでの医療福祉政策や子育て対策、それに、4年後のオリンピック・パラリンピックの開催費用をどう抑えていくのかなどについて論戦が繰り広げられる見通しです。
東京都知事選挙は、17日間の選挙戦を経て、今月31日に投票が行われ、即日開票されます。

5489名無しさん:2016/07/17(日) 12:30:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160715/k10010596511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_029
都知事選 期日前投票始まる
7月15日 10時55分
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙が14日告示され、15日から期日前投票が始まりました。
14日告示された東京都知事選挙には、これまでで最も多い21人が立候補し、今月31日の投票日に向けて選挙戦に入りました。

15日から、仕事や旅行などの理由で投票日に投票できない人たちのための期日前投票が始まりました。このうち、有権者数が48万人余りの杉並区では、15日から区役所に投票所が設けられ、午前中から有権者が投票に訪れています。訪れた有権者は、投票日に投票できない理由を書面に記入したうえで、投票用紙を受け取り、記載台で候補者の一覧を確認して投票していました。杉並区では、今月24日から投票所を14か所に増やし、期日前投票を受け付けることにしています。

東京都の選挙管理委員会によりますと、前回、おととし2月に行われた東京都知事選挙では、有権者全体の9%余りにあたる、およそ100万人が期日前投票を行ったということです。東京都知事選挙の期日前投票は、一部を除いて投票日前日の30日まで行われます。

5490チバQ:2016/07/17(日) 14:44:10
>>5489
小池の後釜狙いですかね?

5491名無しさん:2016/07/17(日) 15:21:55
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0717/san_160717_3214126203.html
猪瀬直樹元都知事が衝撃告白「都議の自殺は都議会のドンに追い詰められたためだ」
産経新聞7月17日(日)10時5分

 東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)の告示前日、ニュース共有サービス「NEWS PICKS」(ニューズピックス)に「都議会のドン」に関する衝撃のインタビューが掲載された。元都知事の猪瀬直樹氏(69)が「東京都議の自殺は都議会のドンに追い詰められたためだ」と告白したのだ。猪瀬氏は産経新聞のインタビューに応じ、石原、猪瀬都知事時代の都議会のドンの専横について赤裸々に語った。
 ??ニューズピックスの記事、反響がすごいですね
 「そうそう。見てよ。僕のツイッターのリツイートなんか1万を超えてるんだよ。こんなこと、東日本大震災の夜、都営地下鉄が何時に走るか、と拡散したとき以上の反響だよね」
 ??猪瀬都政時代に経験した「理不尽」とはどんなものでしょうか
 「直接に経験したのは、副知事になった直後の平成19年秋、参議院の議員宿舎建設を中止したことだね。あのとき、森をつぶして建設するというので、石原さん(慎太郎元知事)を説得して中止させたんですよ。このときに怒ったのが、都議のA氏です。石原さんですら、彼には頭を下げていた」
 ??具体的にはどんなことがあったのですか
 「選挙の際、僕のポスター約2万枚が送り返されてきた。最終的には連合が貼ってくれたんだけどね」
 ??(猪瀬都政は)根回しがない、独断専行だというような批判が都議会にはあったようですが
 「いくら僕に行政経験がないからといって、根回しが必要なことくらい分かっていますよ。僕は重要な議案があるときは、A氏に電話していた。でも出ないんだ。自宅にかけると奥さんが出て『まだ帰っていません』の繰り返し。それで結局、議案提出日が来てしまう。すると『俺の所になぜ話が来ない』となる。後である議員から聞きましたが、A氏は『猪瀬の電話にはわざと出ないんだ』と言っていたそうです。A氏には腹心の都議がいて、僕は彼を話のわかる奴だと思ってそれなりに親しくしていたつもりだった。ところが、A氏が出なくなったのとほぼ同時に、腹心の都議も私からの電話には一切出なくなった」
 ??都議を自殺に追い込んだという話も出ていましたね
 「樺山卓司(かばやま・たかし)さんという都議が、A氏に反旗を翻そうとしたことがあったんです。彼は台湾総督の樺山資紀のひ孫なんです。それで副知事時代、羽田空港国際化の第1便で台北に一緒に行ったことがあります」
 「実は先日、樺山さんの娘さんから『父は憤死した』と連絡をもらって、遺書を見せてもらったんです」
 《産経新聞は平成23年7月2日付朝刊で、樺山氏が1日未明に死亡したとの記事を掲載し、「警視庁は、自殺の可能性が高いとみて調べている」と報じている》
 ??それが猪瀬さんがツイッターで公開したものですね
 《猪瀬氏が公開した「遺書」には次のようなことが書かれていた》
 『これは全マスコミに発表して下さい!!武士のなかせ(原文ママ)!!。Aを許さない!!人間性のかけらもないA。来世では必ず報服(原文ママ)します!御覚悟!!自民党の皆さん、旧い自民党を破壊して下さい』(※Aは遺書では実名)
 「うん。自民党都議団の集まりで樺山さんが皆がいるところで罵倒された。彼は当選5期で議長になる順番が来ているのになれなかった。小学校や中学校のいじめのようなことを延々とされた。自殺当夜は、仲の良い『反A』の仲間5人で飲んでいたそうなんですが、午後11時半ごろに自宅に帰って、午前3時ごろにビニール袋を頭からかぶって自殺しているのを奥様が見つけました。遺書が発見されたのは1年後でした」

5492名無しさん:2016/07/17(日) 15:22:35
>>5491

 ??ところでA氏は選挙にも強いのですか
 「これが選挙には弱いんだよね。地元でマンションに住む新興住民が増えたので、古くからの地盤だけでは当選できなくなったので」
 ??東京オリンピックにも問題があるとお考えですね
 「招致のころまではうまくいっていたんですよ。ところがいざ招致に成功して招致委員会を解散して組織委員会を立ち上げたころからおかしくなった。森喜朗さんが組織委員会の会長をしていますが、それにも当時、私は反対してにらまれた。平成25年11月号の文藝春秋に森さんの寄稿文が掲載され、そこで私への批判がつづられていました。結局、私が12月に都知事を辞任すると、森さんが会長になってしまった」
 「今は要職は皆、森さんの取り巻きが占めています。森さんに近い河野一郎さんは日本スポーツ振興センターの理事長を務めていましたが、新国立競技場問題の責任を取って理事長職を退きました。ところが今も組織委員会の副会長には残っているんですよ」
 ??今回の都知事選についてはどう思いますか?
 「僕は現在、(公職選挙法違反罪で)公民権停止中だからね。あんまり突っ込んだことは言えないんだよ。でも、この都議の問題はまだまだ言っていきますよ」

5493名無しさん:2016/07/17(日) 15:27:48
>>5491
A氏は内田茂。

5494名無しさん:2016/07/17(日) 16:21:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160717-00000055-san-soci
都知事選 泣きどころをどう巻き返す…準備不足、都税配分、都政停滞リスク
産経新聞 7月17日(日)7時55分配信

 東京都知事選(31日投開票)で熱戦を繰り広げる主要3候補は、それぞれ「泣きどころ」を抱えている。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は公約公表が告示後になるなど「準備不足」が露呈し、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=は従来の「東京一極集中」批判との整合性が問われる。元防衛相の小池百合子氏(64)が掲げた「都議会解散」も都政停滞リスクをはらむ。今後の選挙戦で、どう巻き返すかに注目が集まる。

 □鳥越氏

 「(政策上の)アイデアを比較し、良いところがあれば取り入れたいが、ホームページなど、どこを見れば分かるのか」。14日、候補者3人がそろった民放のテレビ番組。増田氏から、公約がないことを指摘された鳥越氏は「出馬が急だったので」と釈明した。

 参院選で改憲勢力が3分の2に届いたことに危機感を持ったとして、告示の2日前に出馬を表明した鳥越氏には「準備不足」「勉強不足」との批判がついて回る。

 出馬会見では都政に関連する質問に「知りません」と回答。全国最低の東京の合計特殊出生率を「若干高い」と発言した後、陣営関係者の指摘を受けて「全国で一番低い。都政に問題がある」と訂正した。

 選挙公約に当たる「政策集」が示されたのは告示翌日の15日夜。陣営関係者は「これで『政策がない』との批判はなくなる」と話すが出遅れ感は否めない。

 □増田氏

 「東京一極集中」を問題視してきた増田氏は、総務相時代に大都市から地方に税金が流れる仕組みを作ったことが足を引っ張る。

 平成19年、大都市に偏る法人関連の税収を地方に再分配するため、地方税である法人事業税の一部を国税の地方法人特別税に衣替えして、地方に配る税制改正を決定。都によると、都では20年度から26年度までに計約1兆円の財源を失った。

 こうした経緯を抱えての立候補に、小池氏は11日の記者会見で「なかなか説明がつきにくい」と牽制(けんせい)。増田氏擁立については当初、自民都議や多摩地域の首長らから違和感を指摘する声が相次いだのも事実だ。

 「税金を納める都民の立場からすると、果たしていいのか」。13日の日本記者クラブの会見で鳥越氏が疑問を呈すると、増田氏は「東京は五輪、介護、子育てなど膨大な財政需要が出てくるので、これから都民の税金はしっかり守る」などと釈明し、ぶれた印象を与えた。

 □小池氏

 小池氏は6日の出馬会見で、増田氏を推した都議会自民党について「分裂選挙といわれるが都議会自民党と都民の分裂」と表現し、「都議会の冒頭解散」構想をぶち上げた。

 知事が都議会を解散するには、都議会が不信任決議案を可決することが前提で、「いきなり不信任案なんて出すわけない」(自民都議)。それでも議会の過半数を占める自公内では反発が広がっており、議会との対立は都政の停滞リスクをはらんでいる。

 さらに小池氏は東京五輪・パラリンピックと次の都知事選の時期が重ならないようにするため約3年半で辞職する意向も表明しており、14日のテレビ番組で増田氏は「冒頭に議会解散すると相当ごちゃごちゃするし、3年半で本当に仕事ができるのか」と指摘した。

5495名無しさん:2016/07/17(日) 16:22:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160717-00000030-spnannex-soci
都連の“時代錯誤お触れ”に反発 小池氏に自民、公明から続々援軍
スポニチアネックス 7月17日(日)7時2分配信

 ◇東京都知事選(31日投開票)

 東京都知事選(31日投開票)は16日、告示後最初の週末を迎えた。各候補者は多くの買い物客らが行き交う、ランドマークや商店街などを回り舌戦を繰り広げた。孤軍奮闘ぶりをアピールしている元防衛相の小池百合子氏(64)のもとには、東京都の枠を飛び越え全国から支援者が集まり始め、百合子応援隊が結成されつつある。その背景には“一通の文書”の存在があった。

 「たった一人で戦っています」「組織票はありません」――。選挙戦3日目となるこの日、小池氏はスカイツリー、銀座四丁目交差点、JR上野駅前、池袋駅前など多くの買い物や、観光客が集まる場所で遊説を行い“孤軍”を訴えた。

 自民党都連からの支援を受けられず、無党派層頼りの完全な空中戦。これまでの選挙戦のような動員はないが、上野駅前に集まった約100人に「古い切り口ではなく、女性の目線を生かしてみんなで都政を進めていく」と語り掛ける。最後に自身のイメージカラーである緑を示し「東京を百合子グリーンに染めましょう」と声を張り上げると、大きな拍手が起こった。

 元総務相の増田寛也氏(64)の推薦を決めた党都連は告示前、「非推薦の候補を応援した場合は、親族を含めて処分する」との文書を関係各所に送付。この“反逆者は一族郎党罰する”との通知に、党内から反発の動きが出ている。小池氏の地元・練馬、豊島両区の区議は完全に“シカト状態”で、区議バッジを胸に着けたまま小池氏をサポートしている。ある区議は「都民のための政治を選ぶのか、党のルールを選ぶのか。答えは一目瞭然です」と処分上等の構え。陣営によると、池袋駅前に開いた選挙事務所には、閣僚経験者の秘書が手伝いに加わった。陣営にはある現職副大臣も加勢に入り、猛然と都連を批判する姿も目撃されている。都連が出した文書は「効力は都連内のみ」「都連所属の議員本人や家族は応援できないが、秘書は別動隊」などと裏読みしている関係者もいる。増田陣営を引き締めるための文書が、いまや逆効果になりつつある。

 自民党とともに増田氏を推薦する公明党の一部から小池氏側に回る動きもある。都政関係者は「来年夏には都議選が控えている。小池氏、増田氏どちらに転がっても選挙戦を有利に展開できるよう、伏線を張っているのではないか」と分析する。

 ジャンヌ・ダルクのもとに集い始めた援軍。今後、自公、野党4党の後ろ盾に匹敵する集団に育つ可能性もある。

5496名無しさん:2016/07/17(日) 17:56:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400400&g=pol
税金大事に、混乱終わり、人間として…=各候補が第一声【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)が14日告示され、各候補者は街頭で第一声を上げた。

 元ニュースキャスターの鳥越俊太郎氏はJR新宿駅東南口で「都民の税金がちゃんと使われているか、受け取った方もちゃんと意識していない。その典型が舛添さん」と、公私混同などの問題で辞職した舛添要一前知事を批判。報道の現場を歩んできたとしつつ「都民みんなに都政を取り戻す」と訴えた。
 元総務相の増田寛也氏も千代田区の選挙事務所前で、都知事が2代続けてカネの問題で辞職したことを念頭に「都政の混乱に終止符を打たないといけない」と強調。知事になることではなく「知事になって都民に何をお返しできるか、真剣に考えてきた」と主張した。
 自民党都連を批判しつつ出馬した元防衛相の小池百合子氏は、JR池袋駅西口で「一人の人間として、組織やしがらみを超えてまい進していく」と改めて決意表明。東京や都政について「大改革する。透明性を高め、ガバナンスを明確にする」とアピールした。 (2016/07/14-13:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400738&g=pol
首都決戦、問われる資質=政策の違い見えにくく【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)が14日告示された。舛添要一前知事が公私混同問題で辞職したのに伴う今回の選挙は、知事としての資質や「政治とカネ」への姿勢が焦点。しかし、2020年東京五輪・パラリンピックの開催や少子高齢化への対応など、都政の課題をめぐる有力候補3氏の主張や政策は具体性を欠き、違いが見えにくい状況だ。
 「舛添さんは海外出張で軽々と(航空機の座席を)ファーストクラスにした。許せない」。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は14日午前の第一声でこう訴えた。
 高額な海外出張費や公用車の私的利用、政治資金流用といった舛添氏の一連の問題に都民の怒りは爆発した。それだけに、3氏とも都政の透明化を主張する姿勢はほぼ共通している。
 元総務相の増田寛也氏(64)は、税金の使い道についての情報公開を進める考えを強調。元防衛相の小池百合子氏(64)は、舛添氏の問題を究明する第三者委員会の設置を公約に掲げた。
 ただ、3氏の立ち位置の違いは明確だ。自民、公明両党などが推薦する増田氏は「行政畑を一貫して歩いてきた」と、中央官僚や岩手県知事としての実務経験をアピール。これに対し、自民党都連を批判しながら出馬した小池氏は「組織やしがらみを越えてまい進する。たった一人で立ち向かう」と、同都連との対決姿勢を鮮明にする。民進、共産など野党4党が推薦する鳥越氏は、安倍政権と対抗する姿勢を強調する。
 一方で、現時点で政策論争は深まっていない。待機児童の解消や災害への備え、東京五輪開催費の負担問題など、山積する都政の課題について3氏とも解決を急ぐ考えは示すが、短期決戦の影響もあってか、準備不足が否めない状況。選挙戦を通じ具体的な説明が求められそうだ。(2016/07/14-18:40)

5497名無しさん:2016/07/17(日) 17:56:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400048&g=pol
鳥越、増田、小池氏の三つどもえ=最多の21人届け出-31日投開票【都知事選】

 舛添要一前知事の辞職に伴い14日告示された東京都知事選は21新人による争いが確定し、31日の投開票に向け17日間の舌戦がスタートした。立候補者数は1999年の19人を上回り、最多。事実上、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=、前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)=自民、公明、こころ推薦=、自民党前衆院議員の小池百合子元防衛相(64)の3氏を軸とした戦いとなる。

 「政治とカネ」をめぐる問題により都知事が2代続けて任期途中で辞職したのを受け、各候補は街頭で都政の透明化や改革を訴えた。2020年東京五輪・パラリンピックの開催費負担や、待機児童解消などの社会保障政策、首都直下地震に備えた防災対策も焦点となる。
 鳥越氏はJR新宿駅東南口で「大事なのは税金がちゃんと使われているかどうか。都民に都政を取り戻す」と強調。増田氏は千代田区の選挙事務所前で「混乱に終止符を打つ」とした上で、子育て、高齢化、災害に対する不安解消に努めると訴えた。小池氏は池袋駅西口で「一握りの人がどこで何を決めているか分からないような都政をやめる」と声をからした。
 与党陣営は自公両党が推薦する増田氏と、自民党都連への対決姿勢を打ち出す小池氏がぶつかる17年ぶりの「保守分裂選挙」に突入。野党4党は、鳥越氏を統一候補として全面支援する。 (2016/07/14-18:43)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400746&g=pol
知名度VS組織VS女性=「首都の顔」競う【都知事選】

 舛添要一前東京都知事の後継を決める都知事選の火ぶたが切られた。抜群の知名度を誇る4野党推薦の鳥越俊太郎氏(76)か。与党の組織力を生かす増田寛也元総務相(64)か。自民党を飛び出す形で出馬した小池百合子元防衛相(64)が勝利すれば、東京では初の女性知事となる。「首都の顔」を争う選挙戦は三つどもえの様相だ。

 「みんなに都政を取り戻す」。14日の告示を受け、鳥越氏はJR新宿駅前での第一声でこう強調。報道の現場一筋で活動してきた経験を生かして都政に当たると訴えた。民進党など4野党は、参院選で構築した共闘関係を継続し、自公両党と対峙(たいじ)。都知事選で勝利し、「自民1強」の流れにブレーキをかけたい考えだ。
 選挙戦では幅広い市民との連携を前面に押し出し、政党色を薄める戦略を描く。第一声では民進党幹部は街宣車の前に並ばず、聴衆の側から見守った。知名度を生かした「空中戦」での支持拡大にも期待をつなぐ。
 ただ、民進党の最大の支援団体である連合は今回、自主投票に回った。組織を固め切れなかったことで、集票面で懸念も残る。

 増田氏は、千代田区内の選挙事務所前での第一声で、「都政の混乱に終止符を打たないといけない」と声を張り上げた。同氏を推薦した自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長らが駆け付け、代わる代わる支持を呼び掛けた。
 当初は党派色を控えて戦うことも想定したが、自民党は17年ぶり、公明党は25年ぶりとなる党本部推薦を決定。実務家の増田氏が知名度では鳥越氏らに劣るとみて、業界団体や公明党のネットワークを駆使し、徹底した組織戦で臨む構えだ。
 小池氏との分裂選挙となり、自民票が分散する恐れもあるが、自民党都連は告示前の11日、所属する国会議員や都議らに対し、「親族を含め、非推薦候補を応援した場合、除名等の処分の対象になる」と通達。懸命に引き締めを図る。

 これに対し小池氏はJR池袋駅前で「イメージカラー」の緑色のはちまきを締めて第一声。「組織やしがらみを超えて、都知事選にまい進していく」と、政党の支援を受ける鳥越、増田両氏との違いをアピールした。
 自民党が「締め付け」を強める中、同党関係者で応援に駆け付けたのは若狭勝衆院議員くらいだったが、もとより組織に頼る考えはなく、ボランティアらが選挙戦を支える。ただ、得意とする「空中戦」は、鳥越氏の戦略と重なる。与野党対決に注目が集まれば埋没しかねず、「女性の視点からの改革」を前面に打ち出してアピールしていく戦略だ。 
 参院選では、与党が改選過半数を得て大勝したが、首都で野党陣営が勝利すれば、反転攻勢に向けた足掛かりにもなる。来年夏には都議選も控え、選挙結果は今後の政局に影響を与えそうだ。(2016/07/14-19:46)

5498とはずがたり:2016/07/17(日) 19:28:34
都知事選 3候補による混戦 9割が「関心」 電話世論調査
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160717-00000716-fnn-soci
フジテレビ系(FNN) 7月17日(日)18時17分配信

フジテレビが、16日と17日の2日間行った東京都知事選挙に関する電話世論調査によると、鳥越 俊太郎氏、増田寛也氏、小池 百合子氏の3候補による混戦となっている。
調査によると、現時点では、小池氏が1歩リードしていて、民進・共産・社民・生活の党推薦の鳥越氏、自民・公明党と日本のこころ推薦の増田氏が追う展開となっている。
しかし、まだ誰に投票するか、「決めていない」と答えた人が、4割を超えていて、予断を許さない、混戦状況が続いている。
また、自民党の支持層が、小池氏と増田氏に割れる状況になっている。
一方、都知事選に、「大いに関心がある(52.5%)」、「ある程度関心がある(40.9%)」との答えは、9割を超え、関心の高さがうかがえる。
最終更新:7月17日(日)19時7分Fuji News Network

5499名無しさん:2016/07/17(日) 19:55:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071600269&g=pol
庶民感覚、子育て、介護アピール=告示後初の週末、支持訴え【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)は16日、告示後初の週末を迎えた。候補者は買い物客らでにぎわう繁華街に繰り出し、庶民感覚や、子育て支援、介護の充実といった公約をアピールした。 
 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=はJR北千住駅前などで演説。政治とカネの問題で辞職した舛添要一前知事を引き合いに、「都民が働いて稼いだお金の中から納めた税金を、痛みを感じながら使うことが必要」と声を張り上げた。
 野党幹部も駆け付け、「表に出ていない利権を洗いざらい出してもらいたい」(長妻昭民進党代表代行)、「共闘を大きな流れにしよう」(小池晃共産党書記局長)とエールを送った。
 今回は選挙権年齢が18歳以上に引き下げられてから初めての都知事選。元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、こころ推薦=は、若者らが集まる原宿の竹下通りや渋谷駅周辺を練り歩いた。
 この日は白のポロシャツにチノパンというラフなスタイル。「若い人たちの意見がきちんと反映される都政をつくりたい。皆さんが安心して出産し、子育てできる体制づくりが急務だ」と、少子化対策などに取り組む姿勢を強調した。
 環境相を務めた自民党前衆院議員の小池百合子氏(64)は、エコをイメージした緑の鉢巻きを締めて遊説した。銀座の歩行者天国では人だかりができ、写真撮影や握手の求めににこやかに応じた。
 街頭演説で「仕事か育児かという選択でなく、仕事を続けながら子育てができる東京をつくりたい」と主張。母親を自宅でみとった経験を基に、「住み慣れたわが家で最後の時を過ごせるよう地域包括ケアシステムを充実させる」と訴えた。(2016/07/16-18:48)

5500とはずがたり:2016/07/17(日) 20:27:46
都知事選、小池氏と鳥越氏が競る
増田氏追走、序盤情勢調査
http://this.kiji.is/127343242197206522?c=49769094296027144
2016/7/17 18:47

 14日告示された東京都知事選(31日投開票)で、共同通信社は16、17両日、電話による世論調査を実施し、取材結果も踏まえて序盤情勢を分析した。元防衛相の小池百合子氏(64)とジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=が競り合い、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころ推薦=が追う展開になっている。

 ただ約4割は投票先を決めておらず、今後の情勢は変化する可能性がある。

5501名無しさん:2016/07/17(日) 21:50:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071000281&g=pol
増田元総務相が出馬表明=自民が推薦、小池氏と分裂選挙へ-都知事選

 元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)は10日、自民党本部で記者団に対し、14日に告示が迫った東京都知事選(31日投開票)に出馬する意向を表明した。自民党都連は10日、増田氏から推薦願の提出を受け、推薦を決定。増田氏は11日に正式な出馬会見を開き、公約を発表する。
 増田氏は推薦願提出の際、石原伸晃都連会長に対し「実務能力を生かして都政の混乱を収めていきたい」と表明。石原会長は「(推薦願を)慎んでお受けする」と応じた。
 一方、自民党内で既に出馬表明している小池百合子元防衛相(63)は10日、同都連に提出していた推薦願を取り下げた。だが、出馬の姿勢は崩しておらず、同党は1999年以来、都知事選で分裂選挙に突入することが確実となった。 
 民進党は、難航している共産党などとの野党統一候補の擁立への調整を急ぐ。出馬に意欲を見せる俳優の石田純一氏(62)への対応などが注目されるが、都議会民進党が10日に開いた緊急総会では擁立に消極的な意見が出された。松沢成文参院議員(58)や元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)らの名前も浮上している。
 この他、知事選には元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)が、12年と14年に続く3度目の立候補を決意。11日に記者会見を開き、正式表明する。(2016/07/10-22:40)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100617&g=pol
増田、宇都宮両氏が正式表明=野党4党、古賀氏擁立へ-石田氏、出馬断念・都知事選

 元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)は11日、東京都庁で記者会見し、「都政の混乱を解決する上で先頭に立っていく」と述べ、舛添要一氏の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)も11日、記者会見し、無所属での立候補を表明した。
 一方、民進党や共産党など野党4党は同日、元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)を野党統一候補として擁立する方向で調整に入った。宇都宮氏との候補の一本化も模索している。野党統一候補としての出馬に意欲を示していた俳優の石田純一氏は都内で記者会見し、断念することを明らかにした。都議会民進党から推す声が上がっていた長島昭久元防衛副大臣(54)も不出馬を表明した。
 増田氏は、子育てや超高齢化社会に対する不安解消、2020年東京五輪・パラリンピックの成功などを公約に掲げた。自民党都連が増田氏を推薦する。
 元中央官僚の増田氏は、岩手県知事を3期12年務め、第1次安倍、福田両内閣では総務相に就任。最近は東京一極集中に警鐘を鳴らすリポートを発表し、安倍政権が重要課題に位置付ける「地方創生」の火付け役となった。
 宇都宮氏は会見で、猪瀬直樹氏と舛添氏の2代連続で都知事が政治とカネの問題で途中辞職に追い込まれた事態を受け、「クリーンな都政をつくるのは重要な課題」と強調。貧困対策や、東京五輪の開催コスト抑制などを柱とする公約を示した。
 宇都宮氏は弁護士として、多重債務問題や地下鉄サリン事件の被害者救済などに取り組んできた。都知事選への出馬は12年と14年に続き3度目。過去2回はいずれも次点で敗れた。
 既に出馬表明している小池百合子元防衛相(63)も記者会見し、保育士や介護士の待遇改善などの公約を説明した。 (2016/07/11-22:50)

5502名無しさん:2016/07/17(日) 21:52:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100118&g=pol
増田氏が出馬会見=公約に五輪、子育て-都知事選

 元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)は11日、東京都庁で記者会見し、舛添要一氏の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)に無所属で出馬することを正式に表明した。増田氏は「この4年間で3人のリーダーが交代した。都政の混乱を解決する上で先頭に立っていく」と述べ、2020年東京五輪・パラリンピックの成功や子育ての不安解消などを公約に掲げ、「東京と地方がともに繁栄する真の共生社会」を目指す考えを示した。
 増田氏は、旧建設省出身。岩手県知事を3期12年務め、第1次安倍、福田両内閣では総務相に就任した。最近は東京一極集中や人口減少に警鐘を鳴らすリポートを発表し、安倍政権が重要課題に掲げる「地方創生」の火付け役となった。 
 一方、既に出馬表明している小池百合子元防衛相(63)は10日、自民党都連に提出していた推薦願を取り下げた。小池氏は11日、都内で記者団に「ありとあらゆる外堀が固まっていた。都民の力で勝ち抜きたい」と語った。こうした動きを受け同党都連は同日、増田氏への推薦を正式に決めた。
 民進党は、難航している共産党などとの野党統一候補の擁立に向け調整を急ぐ方針。統一候補としての出馬に意欲を見せる俳優の石田純一氏(62)は11日、都内で記者団に対し、立候補するかどうか同日中に決断する考えを示した。
 知事選には元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)も、12年と14年に続く3度目の立候補を決意。11日午後に記者会見を開き、正式表明する。(2016/07/11-13:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200162&g=pol
民進、鳥越氏擁立へ=4野党で共闘、午後表明-都知事選

 民進党は12日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を擁立する方針を決めた。先の参院選で共闘を組んだ共産党などとの4党の枠組みで推す。鳥越氏は12日午後に都内で記者会見し、出馬を表明する。

 関係者によると、鳥越氏は11日に民進党の岡田克也代表と面会し、出馬の意思を伝達。同党執行部はこれを受け、共産、社民、生活の3党や市民団体などと鳥越氏の共同擁立へ向け調整を進めている。
 都知事選をめぐっては、民進党東京都連が元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)を野党統一候補として擁立する方向でいったんは調整に入り、出馬を要請。古賀氏も前向きに検討する考えを示した。
 しかし、岡田氏ら党執行部はジャーナリストとして知名度の高い鳥越氏が統一候補としてよりふさわしいと判断。鳥越、古賀両氏を交えて協議した結果、鳥越氏の擁立が決まった。4野党は鳥越氏の出馬表明を受けて幹事長・書記局長会談を開き、共闘を確認する。
 古賀氏は12日昼、衆院議員会館で記者団に「鳥越氏を皆で推すことに一致した」と説明。都知事選への出馬を見送る考えを明らかにした。 
 民進、共産両党は、既に都知事選出馬を正式表明した元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)との候補一本化に向けても調整を進めている。宇都宮氏は同日、都内で記者団に「今のところは(出馬の意思は)全然揺らいでいない」と明言。一方で、「(鳥越氏と都政の課題について)公開の場で討論したい」とも語り、調整に含みを残した。
 鳥越氏は福岡県出身。毎日新聞社に入社し、「サンデー毎日」編集長などを務めた。1989年に退社後はニュースキャスターやコメンテーターとして活躍した。
 都知事選をめぐっては、自民党都連が増田寛也元総務相(64)を推す方針。同党の小池百合子元防衛相(63)も出馬表明している。(2016/07/12-13:11)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200400&g=pol
自公が増田氏推薦=都知事選

 自民党は12日の持ち回り選対本部会議で、東京都知事選(14日告示、31日投開票)に立候補する増田寛也元総務相(64)を推薦することを決めた。茂木敏充選対委員長は12日、安倍晋三首相にこうした方針を伝え、首相も了承した。
 公明党も12日の持ち回り中央幹事会で、増田氏の推薦を決定。同党の斉藤鉄夫選対委員長は、記者団に対し「岩手県知事3期、また総務相時代の実績が高く評価されており、混乱した都政を立て直す上で安定した政治、行政運営の手腕が期待できる」と説明した。
 増田氏は、自民党東京都連に推され11日に正式に出馬表明。自公両党に推薦願を出していた。 (2016/07/12-17:17)

5503名無しさん:2016/07/17(日) 22:18:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071100968&g=pol
引き締めに躍起=17年ぶり分裂選で-自民都連・都知事選

 東京都知事選が17年ぶりに「保守分裂選挙」になることが確実となったことを受け、自民党都連は11日、党内の引き締めに動きだした。都連は元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)の推薦を正式に決めたが、既に出馬表明している同党衆院議員の小池百合子元防衛相(63)の支援に回る動きが出かねないためだ。

 増田氏と小池氏は11日、それぞれ都庁で記者会見。増田氏は「行政畑を一貫して歩いてきた」と述べ、実務能力をアピール。既に推薦願を出した公明党都本部を含め各政党や組織に幅広く支援を求める姿勢を示した。
 これに対し、自民党都連への推薦願を取り下げた小池氏は「私は今たった一人だ。組織対個人で、この戦いざまを見てもらいたい」と、都連との対決姿勢を鮮明にした。
 こうした中、都連は同日、増田氏支援に総力を挙げるため、「党紀の保持」を呼び掛ける文書を関係者に配布。同党が推薦した候補以外を応援しないことなどを求めた。 (2016/07/11-21:15)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200500&g=pol
鳥越氏が出馬表明=4野党統一候補に-都知事選、14日告示

 東京都知事選(31日投開票)の告示を14日に控え、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が12日、都内で記者会見し、「住んで良し、働いて良し、環境に良しの東京都のために私の全力をささげたい」と述べ、無所属での出馬を表明した。これを受け民進、共産、社民、生活の野党4党は幹事長・書記局長会談を開き、鳥越氏を野党統一候補とすることで一致した。
 与党への対抗軸としては、既に出馬を表明し、前回の都知事選では共産党などの推薦を受けた元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)の動きが焦点となっている。宇都宮氏は同日、都内で鳥越氏と会談。記者団から、立候補を辞退する可能性について問われ、「そういうのを含め、選挙の準備をした仲間と相談して決断したい」と述べた。民進党都連から出馬要請を受けていた元経済産業省官僚の古賀茂明氏(60)は見送りを表明した。
 鳥越氏は、毎日新聞記者や「サンデー毎日」編集長を経て、1989年に退社後、テレビの報道番組でキャスターを務めるなど知名度が高い。出馬を決めた理由について「日本は戦後70年間、平和な時代を過ごしてきたのに、時代の流れがちょっと変わり始めたなと参院選の時に感じた。自分なりに流れを少し変える、元に戻すような力になればと、それを東京都から発信できれば素晴らしいなと思った」と語った。 

 舛添要一氏の辞職に伴う今回の都知事選をめぐっては、自民党と公明党が元総務相で岩手県知事も務めた増田寛也氏(64)の推薦を決めている。一方、自民党の小池百合子元防衛相(63)も出馬を表明、党の推薦がなくても立候補する姿勢を崩しておらず、17年ぶりに「保守分裂選挙」に突入する。
 選挙戦では、待機児童の解消など社会保障政策や首都直下地震に備えた防災対策の他、開催費用が当初の見込みを大幅に上回るとも懸念されている20年東京五輪・パラリンピックへの対応などが争点となる見通し。
 舛添氏が高額な海外出張費や公用車の私的利用の問題で厳しい批判を浴びたのを受け、「政治とカネ」の問題や都政の透明性向上も議論となりそうだ。(2016/07/12-17:57)

5504名無しさん:2016/07/17(日) 22:19:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200863&g=pol
「東京は違う道行く」=参院選に危機感じ決意-鳥越氏

 東京都知事選の告示が2日後に迫った12日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が野党統一候補として名乗りを上げた。出馬会見では「東京都は違う道を行く」とし、与党が多数を占める国政と一線を画した都政運営を訴えた。
 新聞記者出身で、キャスターとして社会問題に切り込んできた鳥越氏。「都知事になれば反対の(批判を受ける)立場になるので、葛藤がないわけではない」と胸の内を明かしつつ、改憲勢力が3分の2を占めた参院選の結果に危機感を覚え、出馬を決意したという。
 「常に前向きで楽天的であることが強み」と語る鳥越氏だが、65歳で大腸がんが見つかり4回の手術を受けており、健康を不安視する声も。しかし、ジムに週3回通っていることなどを説明し、「がんになる前より元気だ」とアピールした。 
 急きょ立候補を決めたため、小池百合子元防衛相(63)や増田寛也元総務相(64)の公約は「あまり読んでいない」。会見では行政の経験がないことを問われたが、「誰でも経験がないところから始まる。どれだけ誠心誠意、対処する気持ちがあるかだ」と強調。特に介護や育児の問題に強い関心を示し、「10年、20年先を見据えた一手を打つことが大事。他の金を削ってでもここに注ぎ込みたい」と語った。(2016/07/12-20:01)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071200892&g=pol
共闘重視で土壇場決着=人選迷走、結束課題に-野党陣営・都知事選

 野党側の東京都知事選候補選びは、告示2日前の土壇場で決着した。参院選で一定の成果を挙げた野党共闘の枠組みを重視した結果、人選に時間を要した格好だ。ただ、その過程で何人もの候補が浮かんでは消えたほか、最後は民進党執行部が同党都連の頭越しに鳥越俊太郎氏の擁立を決めており、陣営内の結束が課題になりそうだ。

 民進、共産、社民、生活の4野党が統一候補として推す鳥越氏は、ジャーナリストとして知名度が高く、2007年の都知事選でも立候補が取り沙汰された。民進党の枝野幸男幹事長は12日の記者会見で「幅広く市民に呼び掛け、都政を刷新していきたい」と述べ、市民団体との連携に期待を示した。同席した鳥越氏も「力いっぱい戦い抜き、市民の声に応えたい」と呼応した。
 4野党が共闘して臨んだ10日の参院選では、東日本の1人区で善戦。都知事選でも、まとまれば勝機はあるとみている。民進党幹部は、参院選東京選挙区での与党候補3人と、民進、共産両党候補3人の得票合計の差が3000票だったことに触れつつ「与党陣営が割れている今回はチャンス」と関係者を説いて回っている。
 ただ、ここに至るまで民進党東京都連を中心とした人選は迷走を重ねた。最初に名前が挙がった同党の蓮舫代表代行は都政への転出を固辞。一部には「国政の枠組みを都政に持ち込むべきではない」と、自民党が推す増田寛也元総務相への相乗り論があったほか、長島昭久元防衛副大臣の立候補に期待する声も出た。11日には元経済産業省官僚の古賀茂明氏に出馬を要請した。
 これとほぼ同時刻、「二股」をかける形で岡田克也代表が、共産党にも期待があった鳥越氏と接触。古賀氏にそれを通告したのは同日夜だった。
 岡田氏は12日、党本部で松原仁都連会長と会い、「いろんなことがあってこうなったけど、悪かった」と陳謝。その上で「曲げて、都連を挙げた鳥越氏への支援をお願いする」と要請した。(2016/07/12-20:49)

5505名無しさん:2016/07/17(日) 22:23:09
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300846&g=pol
東京五輪開催費抑制を訴え=有力候補ら、都政透明化も【都知事選】

 東京都知事選が14日に告示されるのを前に、有力候補4氏による共同記者会見が13日行われた。2020年東京五輪・パラリンピックの開催費の負担抑制や、前知事の舛添要一氏の公私混同問題を受け、都政の透明化などをそろって訴えた一方、アベノミクスをはじめとした安倍政権の政策については評価が分かれた。なお4氏中、元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は会見後に立候補取りやめを表明した。
 東京五輪については、競技会場の整備費が招致段階よりも大きく膨れ上がる見込み。国や都、大会組織委員会が費用分担の見直しを検討している。
 これについて元総務相の増田寛也氏(64)は「都民の負担を軽減する立場で話を進めないといけない」と指摘。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)も「都民の税金を使っているので一定の縮減が必要」と訴えるなど、それぞれ開催費の点検や縮小が不可欠との考えを示した。
 舛添氏の問題をめぐっては、小池百合子元防衛相(63)が「もっと情報公開し、バタバタ劇を繰り返さない仕組みをつくる」と、独立した調査委員会を設置すべきだと主張。増田、鳥越両氏も都政へのチェック機能強化をそれぞれ訴えた。
 一方、安倍政権が進める経済政策について小池氏は「女性が輝く社会づくりを東京で実現したい」と述べ、都政でもさらに進める姿勢を示した。増田氏も「アベノミクスは道半ば。働き方改革などをきちんと行うことが必要」と述べた。
 これに対し鳥越氏は「戦後最悪の内閣だ」と、集団的自衛権の行使容認を閣議決定した安倍政権と対峙(たいじ)する姿勢を強調した。 (2016/07/13-20:32)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300146&g=pol
鳥越、宇都宮氏の調整焦点=都知事選あす告示

 東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う知事選(31日投開票)は14日告示される。民進、共産、社民、生活の野党4党はジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を統一候補として支援する方針で、支持層が重なるとみられる元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)と13日中に候補者を一本化できるかどうかが焦点だ。
 宇都宮氏は、2012年、14年の都知事選で共産、社民両党などの推薦を受け、いずれも100万票近くを獲得し次点だった。今回も出馬に踏み切れば、野党票が宇都宮、鳥越両氏に分裂する可能性が高い。
 宇都宮氏は13日午後、テレビ朝日の番組に出演し、「(都民が)安心して働けて子育てができて老後を過ごせる東京にしなければならない」と述べ、なお出馬の意欲を強調した。
 宇都宮氏は12日、都内のホテルで鳥越氏と会談したが、一本化について結論は出なかった。会談後、出馬辞退の可能性について「選挙の準備をした仲間と相談して決断したい」と述べた。
 陣営内では、野党票の分裂を懸念する声がある一方、「後から出てきた人(鳥越氏)のために降りろなんてとんでもない」という意見も強いという。現在、鳥越氏側と政策協議などを進めている。 (2016/07/13-13:34)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300679&g=pol
おおさか維新、特定候補支援せず【都知事選】

 おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は13日、東京都知事選(14日告示、31日投開票)について、「関わらないことを決めた。誰の政策がどうなのか全く分からない」と述べ、特定の候補者を支援しない方針を明らかにした。松井氏は「政策協議の申し入れがあったわけでもないし、今から政策協議をやっても間に合わない」と指摘した。大阪府庁で記者団に語った。 (2016/07/13-17:35)

5506名無しさん:2016/07/17(日) 23:12:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300963&g=pol
「闘う弁護士」苦渋の決断=対立避ける-宇都宮氏出馬取りやめ【都知事選】

 東京都知事選の告示前日の13日夜、宇都宮健児元日弁連会長(69)が出馬を取りやめた。12日にジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が野党4党の統一候補として知事選に名乗りを上げたことから、野党票が分散される懸念が浮上。記者会見で宇都宮氏は時折、声を詰まらせながら「(支持者の間で)対立的な状況が生まれかねず、非常に悩ましかった」と明かし、苦渋の決断だったことをにじませた。

 サラ金被害や反貧困キャンペーンなどに関わり、社会問題と闘ってきた宇都宮氏。選挙戦でも福祉政策の充実を中心に訴える予定だった。13日も「選挙資金に充てる200万円を自宅から持ち出した」と言うほど、立候補への決意は固かった。
 事態が一転したのは13日夕方だった。宇都宮氏の政策集を読んだ鳥越氏が面会を要請。鳥越氏がほとんどの政策を受け入れる姿勢を見せたことから、立候補を取りやめた。
 宇都宮氏は、今回の都知事選を「保守が分裂し、都政を転換する千載一遇の機会」とみる。しかし、告示2日前に出馬表明した鳥越氏について「準備不足は否めない」と述べ、「しっかり勉強してもらわないと」と注文を付けた。 (2016/07/13-22:56)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300818&g=pol
鳥越氏に一本化=宇都宮氏、出馬取りやめ-14日告示【都知事選】

 東京都の舛添要一前知事の辞職に伴う知事選は14日、告示される。前岩手県知事の増田寛也元総務相(64)=自民、公明、こころ推薦=と、自民党の小池百合子元防衛相(63)が出馬表明しており、17年ぶりの「保守分裂選挙」に突入する。一方、野党4党は13日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の推薦をそれぞれ決定。鳥越氏と支持層が重なる元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)は出馬を取りやめ、鳥越氏に一本化した。31日に投開票される。
 民進党最大の支援団体である連合は13日、自主投票で臨む方針を決定。鳥越氏を推薦した同党と対応が分かれた。
 宇都宮氏は、2012年、14年の都知事選で共産、社民両党などの推薦を受け、いずれも100万票近くを獲得したが、落選した。13日午後に鳥越氏と会談。その後に記者会見し、「大局的な観点から判断した。鳥越氏が私たちの政策のほとんどを受け入れると言ってくれた」と述べた。

 これに先立ち、宇都宮氏を含む4氏は日本記者クラブ主催の共同会見に出席。公約として掲げる都政のビジョンのほか、20年東京五輪・パラリンピックへの対応などについて考え方を明らかにした。
 増田氏は、都知事が任期途中で辞職する事態が相次いだことを受け、自らの行政経験を生かし、都政の信頼回復に取り組む姿勢を強調。「混迷に終止符。実行力が求められている」と語った。
 小池氏は「五輪を契機に新しい東京をつくりたい。東京大改革だ」と主張。当初見込みを大幅に上回る五輪開催費の精査、知事給与カットなどの行財政改革に乗り出す考えを示した。
 鳥越氏は「日本、なかんずく東京は未来から押し寄せる不安に押しつぶされそうになっている」と指摘。出生率引き上げのほか、がんを患った経験を踏まえ、都民のがん検診率向上に取り組む考えを表明した。
 都知事選には、他に元労相の山口敏夫氏(75)ら11人が記者会見を開き、出馬を表明している。 (2016/07/13-22:01)

5507名無しさん:2016/07/17(日) 23:12:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300563&g=pol
連合は自主投票=民進と対応分かれる【都知事選】

 民進党最大の支援団体である連合は、東京都知事選(14日告示、31日投開票)で特定候補を支援せず、自主投票で臨む方針を決めた。地方組織の連合東京が13日の執行委員会で正式決定した。前回の都知事選に続き、連合東京と民進党(旧民主党)の対応が分かれた。
 連合東京の岡田啓会長は執行委員会後の記者会見で、自主投票とした理由について「候補者それぞれの政策を検証する時間もない中で、1人を選ぶのは困難と判断した」と説明した。 
 民進党本部は13日、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の推薦を決定。これを受け、同党都連会長の松原仁衆院議員が連合東京を訪れ、鳥越氏への推薦を要請したが、岡田会長は自主投票の方針を伝え、要請に応じなかった。
 2014年の前回選挙では、民主党が細川護熙元首相を実質支援したのに対し、連合東京は自民、公明両党が推した舛添要一氏を支持している。
 今回も連合の一部には自公両党が推す増田寛也元総務相(64)について「政策的に近い」として、民進党に「相乗り」を促す動きがあった。しかし、同党執行部は参院選で共闘した他の野党と共に鳥越氏を擁立。連合側は民進党と真っ向から対立するのを避け、傘下労組の判断に委ねることにした。(2016/07/13-18:55)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071300790&g=pol
共同会見の発言要旨【都知事選】

 日本記者クラブ主催の共同記者会見に出席した4氏の発言の要旨は次の通り。
 【都政の信頼回復】
 小池百合子氏 2人の知事が政治とカネの問題で辞めた。独立した委員会をつくってこうしたことが繰り返されないような仕組みをつくる。
 増田寛也氏 知事サイドから日程やさまざまな情報を公開することと、本人自身が緊張感を持つことが大事。
 宇都宮健児氏 都民の目でチェックする都民評議会の設置を提案している。
 鳥越俊太郎氏 議会とメディアが権力者の問題をチェックする機能を果たさなくてはいけない。
 【東京五輪への対応】
 小池氏 コンパクトと言っていたのが巨大になり、アスリートファーストと言っていたのに新国立競技場にはジムがない。準備段階で必要があれば見直す。
 増田氏 都民の目線に立って精査し、(開催経費の)負担を軽減する。
 宇都宮氏 無駄を省いて(浮いた予算を)都民の生活を充実させるために使う。
 鳥越氏 コンパクトな大会を目指すべきだ。
 【安倍政権への評価】
 小池氏 成長戦略が非常に弱い。一丁目一番地の女性が輝く社会づくりを東京で実現したい。
 増田氏 アベノミクスは道半ば。地方創生、1億総活躍、働き方改革を進めることが必要。
 宇都宮氏 アベノミクスで貧困と格差が広がった。都政を、都民の生活を守る防波堤にしないといけない。
 鳥越氏 戦後最悪の内閣だと思っている。公約になかった特定秘密保護法と集団的自衛権(の行使容認)を閣議で決定し、(参院選で)3分の2が「与党」になる中で、憲法に手を着けようとしている。(2016/07/13-19:41)

5508名無しさん:2016/07/18(月) 00:01:24
http://www.sankei.com/politics/news/160715/plt1607150009-n1.html
2016.7.16 15:01
猪瀬直樹氏が衝撃発言 自殺した都議は“都議会のドン”にいじめられていた…「遺書」画像も公開

 猪瀬直樹元東京都知事がインターネット上のインタビューで、「都議会のドン」に関する衝撃的な発言を炸裂(さくれつ)させた。2011年に自殺した自民党都議が、ドンのいじめに遭っていた-というすさまじい内容だ。猪瀬氏は自身のツイッターで、遺書ととれる「殴り書き」の公開にまで踏み切った。都知事選を直撃しかねない、強烈な「爆弾」が投げ込まれた格好だ。(夕刊フジ)

 インタビューが掲載されたのは、ニュース共有サービス「NEWS PICKS」(ニューズピックス)で、13日に公開された。

 猪瀬氏は、自民党都議の樺山卓司(かばやま・たかし)氏(当時)が、11年7月1日に自宅で自殺した原因について、「(都連実力者の)A氏にあります(中略)。A氏に何をされたかというと、都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり、ギリギリといじめ抜かれた(中略)。『反A氏』の声を上げると粛清されてしまう-そんな世界が都議会にはあるわけです」と語っているのだ。

 猪瀬氏が名指ししたA氏は、都知事選に出馬した小池百合子元防衛相も「都議会のドン」と呼び、注目を集めたことでも知られる。

 猪瀬氏は先日、樺山氏の親族から「父は憤死した」との連絡を受け、遺書を見せてもらったという。猪瀬氏は証拠を示すかのように自身のツイッターで遺書を公開した。

 その遺書には、《これは全マスコミに発表して下さい。Aを許さない!!人間性のひとかけらもないA。来世では必ず報服(原文ママ)します!御覚悟!!自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい》という壮絶な殴り書きが確認できる。

 なお、産経新聞は11年7月2日付朝刊で、樺山氏が1日未明に死亡したとの記事を掲載し、「警視庁は、自殺の可能性が高いとみて調べている」と報じている。

 猪瀬氏が投げ込んだ「爆弾」は、都知事選を「A氏ら自民党都連に支援された増田寛也元総務相」と「A氏らと戦う小池氏」という構図にするのか。猪瀬氏はインタビューの中で、小池氏について「期待したい」と語っている。



 A氏は14日朝、夕刊フジ記者の直撃取材に対し、猪瀬氏のインタビュー内容について、「そんなのコメントしたくない。バカみたいな話」と語った。夕刊フジ記者が「あり得ない話なのか?」と聞くと、A氏は「はい」と言い切った。同氏の事務所も同日、「事実無根だ」とコメントした。

5509名無しさん:2016/07/18(月) 00:02:23
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160716/plt1607161530001-n1.htm
「都議会のドン」への“抗議の死” 自殺都議の妻が夕刊フジに激白
2016.07.16

 猪瀬直樹元東京都知事がインターネット上で炸裂(さくれつ)させた「暴露」が、都知事選を激震させている。5年前に自民党都議が自ら命を絶った理由を、「都議会のドン」と呼ばれるA氏への“抗議の死”だったと明かしたのだ。このA氏、今回の都知事選で、「(親族を含めて)非推薦候補を応援すれば除名対象」という、まるで北朝鮮のような通達文書を出した1人だという。元都議の未亡人が夕刊フジに激白した。

 「なりふり構わず締め付けて、思う通りに支配しようとするのが、いつものやり方です」

 2011年7月1日に自殺した、自民党都議の樺山卓司(かばやま・たかし)氏(当時)の妻、京子さん(65)は14日夜、こう語った。

 樺山氏の死の真相は、猪瀬氏が都知事選の告示前日(13日)、ニュース共有サービス「NEWS PICKS」(ニューズピックス)のインタビューで暴露した。さらに、自身のツイッターで「遺書」とされる殴り書きの画像を公開し、大反響を呼んでいる。

 京子さんは「主人はいつも、『A氏に「靴の裏をなめろ」と言われたらなめそうな連中ばかりが役職に就いている』と話していました。党の総会でも、A氏に気を使ってか誰も発言しない、と。主人はそんな都連の風通しをよくしたい一心でした」と振り返る。

 樺山氏は葛飾区議を経て、1993年に日本新党公認で都議選に出馬し初当選した。その後、自民党に合流するが、そこで待っていたのが実力者のA氏だった。

 その大物ぶりは都議会だけでなく、都議夫人による懇談会でも、「A氏の奥さんが現れると、司会の方が『どうぞ、拍手でお迎えください』とアナウンスしていた」(京子さん)という。

 樺山氏はたびたびA氏の強引なやり方に意見したという。当然、A氏周辺には目の敵にされた。

 前出の猪瀬氏はインタビューで「都議の集まりで嫌がらせ的に罵倒された」「『反A氏』の声を上げると粛清されてしまう-そんな世界が都議会にはあるわけです」と語っている。

 亡くなる前夜、樺山氏は「反A氏」を掲げる都議仲間数人と会食して帰宅した。翌日未明、書斎でポリ袋をかぶって倒れているところを、京子さんに発見された。

 「思い詰めた様子もなく、突然だったので『主人はA氏に対して抱いていた怒りが爆発して死を選んだのだ』と直感しました。1年後、遺書が見つかり、そのこと(=憤死)がはっきりしました」(同)

 遺書にはA氏を名指しし、《来世では必ず報服(原文ママ)します!御覚悟!!自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい》と記されていた。

 京子さんは都知事選について、亡き夫の願いである「古い自民党の破壊」に期待している。

 ◇

 猪瀬氏の告発内容について、A氏とA氏の事務所は「コメントしたくない。バカみたいな話」「事実無根だ」と夕刊フジにコメントしている。

5510名無しさん:2016/07/18(月) 00:05:17
http://news.livedoor.com/article/detail/11767126/
猪瀬氏の“口撃”続く 議員自殺に追い込んだのは都議会ドン
2016年7月15日 10時26分 日刊ゲンダイ

 猪瀬直樹元東京都知事(69)の自民党“口撃”が止まらない。

 猪瀬氏は13日、〈猪瀬直樹が語る「東京のガン」〉と題した記事をニュースメディア「News Picks」に投稿。“都議会のドン”と呼ばれる自民党の内田茂都連幹事長を名指しで批判。2011年7月1日に自殺した樺山卓司都議(享年63)を追い込んだのは〈内田氏にあります〉と書いているのだ。

 猪瀬氏は故・樺山都議の遺書を親族から見せてもらったといい、〈これは全マスコミに発表して下さい。内田を許さない!!人間性のひとかけらもない内田茂。来世では必ず報復します。御覚悟!!自民党の皆さん。旧い自民党を破壊して下さい〉と書かれたのし袋の写真をツイッターに投稿している。

 記事によると、内田氏に反旗を翻した故・樺山都議を内田氏がイジメ抜いた、としている。

 イジメの内容について、猪瀬氏は〈都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり〉とつづっている。

 猪瀬氏は6日も「News Picks」で内田氏を名指しで“告発”。自らをクビに追い込んだ都議会に、よほど恨みがあるのだろう。

5511名無しさん:2016/07/18(月) 00:06:15
http://news.livedoor.com/article/detail/11771518/
都議会のドンに“爆弾”投下 猪瀬元知事「遺書」告発の狙い
2016年7月16日 10時26分 日刊ゲンダイ

「ネットなんて見ないけど、まったくの事実無根。コメントする立場にありません!」

 “都議会のドン”の事務所はカンカンになって一方的に電話を切った。怒りの矛先は元都知事の衝撃の告発である。

 ニュースサイト「News Picks」は13日夜、〈猪瀬直樹が語る「東京のガン」〉と題したインタビュー記事を掲載。2011年7月に自民都議が“ドン”のいじめに遭い、自殺に追い込まれた――という内容だ。猪瀬氏が爆弾発言を炸裂させた。

 名指しで攻撃されたのは自民の内田茂都議(77)。05年から都連幹事長に君臨する“ドン”だ。自殺した都議とは当時、葛飾区選出の樺山卓司氏(享年63)。5期務めたベテランだった。

 猪瀬氏はこれが証拠とばかりにインタビュー記事の掲載に合わせ、自身のツイッターに樺山氏の「遺書」を投稿(写真左)。「父は憤死した」と連絡してきた娘にみせてもらったという。〈人間性のひとかけらもない内田茂。来世では必ず報服(ママ)します!〉などと壮絶な殴り書きが確認できるが、当時から都議会の一部では“抗議の自殺”と囁かれていた。自民党関係者が言う。

「当時は民主党政権下で、都議会の議席は与野党拮抗。自民は民主都議を激しく切り崩し、11年4月の補選の結果、民主所属の議長を除けば、野党をようやく1議席上回った。その直後に樺山氏が命を絶って、再び野党に実質的な過半数を奪い返されたのです」

 多数派工作を担ったのは内田氏だ。落選中も都連幹事長に居座る“ドン”に「現職じゃないクセに」と、不快感を覚える同僚もいたという。

 自殺から5年。恨みをつづった遺書の噂はくすぶっていたが、まさか、かつての東京都のトップが暴露するとは……。猪瀬氏は自殺の経緯を「学校のいじめ」に例え、〈都議会議員の集まりの中で嫌がらせ的に罵倒されたり、議長になれたのにならせてもらえなかったり、ギリギリといじめ抜かれた〉と語った。

 都知事選の告示前日の自民党都連への“爆弾投下”は敵対する小池百合子を大いに喜ばせただろう。インタビューでも小池氏に「期待したい」とエールを送った猪瀬氏は、徳洲会5000万円事件で公民権停止中の身だ。小池氏が都知事になっても副知事などの公職には就けない。“ドン降ろし”のためなら無償ボランティアも覚悟か。

5512チバQ:2016/07/18(月) 08:44:40
>>5500
この時点で小池がトップですか
内田攻撃がうまく行けば逃げ切るかもしれないですね

あと、気になるのは4位争い
山口元労相、右翼桜井、上杉の3人のうちのだれかかな?

5513名無しさん:2016/07/18(月) 10:38:12
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160718/ddm/001/010/244000c
都知事選
小池氏、鳥越氏競り合い 増田氏が追う 毎日新聞序盤情勢
毎日新聞2016年7月18日 東京朝刊

 31日投開票の東京都知事選について毎日新聞は16、17の両日、都内の有権者を対象に電話による世論調査を実施し、取材結果も加えて序盤情勢を分析した。元防衛相の小池百合子氏(64)とジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が競り合い、元総務相の増田寛也氏(64)が追う展開となっている。ただ4割以上が投票先を決めておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 主要候補で唯一の女性の小池氏は50代以下の女性に幅広く浸透し、40代は男女とも支持を集める。鳥越氏は60代女性や70代以上を中心として、高齢層に人気が高い。増田氏は30代で一定の支持を集めている。

 自民党が17年ぶりの「分裂選挙」となり、自民党都連との対立姿勢を鮮明にしている小池氏は自民支持層の4割弱の支持を集めた。おおさか維新支持層や無党派層にも浸透している。

 鳥越氏は推薦を得た民進、共産の支持層の6割近くを固め、同じく推薦する社民、生活の支持層や無党派層からも支持を得ている。自民、公明、こころの推薦を受ける増田氏は公明支持層の6割近くを固めたものの、自民支持層では3割の支持となっており、分裂選挙の影響が見える。

 投票する際に最も重視する基準を選択肢で尋ねたところ、最も多かったのは「政策」で37%だった。「行政経験」13・5%▽「お金に対するクリーンさ」13・4%▽「人柄」13・1%▽「政治経験」9・9%??と続いた。

 行政経験と回答した人の6割弱が増田氏、人柄の5割弱が鳥越氏、政治経験の6割が元衆院議員の小池氏をそれぞれ支持しており、有権者が自身の選択基準に合った特徴の候補者を支持している傾向が見られる。

 政策と回答した人の支持は小池氏が約3割、鳥越氏が約2割、増田氏が2割弱で、約3割は態度をはっきりさせていない。

 都知事選には3氏を含め過去最多の21人が立候補している。【林田七恵】

5515とはずがたり:2016/07/18(月) 20:38:33

2016年06月16日(木)伊藤博敏
自民党が最後まで舛添氏を守った「そういう事情」〜彼らにとっては、実に都合のいい知事だったんです
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48921

舛添氏は「好都合」な存在だった

都議会自民党は、6月14日、断腸の思いで「舛添(要一都知事)斬り」を決断、それを受けて舛添都知事は、15日午前、辞職願を提出し、長い騒動にケリがついた。

解散風をチラつかせ、当初は都議会自民党の辞職要求を拒否するなど、しぶとさを見せつけた舛添氏だが、自民・公明の都議会与党と都知事との関係は、すこぶる良好だった。

東京五輪事業、築地市場の跡地利用、お台場カジノ構想など、政治的な調整が必要なビッグプロジェクトに舛添氏は関与せず、有力者に任せ、都知事は政策と対外的な“顔”としての役割に注力する、という約束が、14年2月、自公の推薦を受けて立候補した時からできていたという説がある。

数々の事業を抱える東京都には、政治と行政と業界の調整役が欠かせない。限られた予算で、業者を効率的に配備、ムダな争いを避けて、スケジュール通りに工事を進める必要があるためだ。

利権調整は行わないし、行うタマでもない舛添氏は、だから今回のトラブルまで、議会と揉めたことはなかった。

語学が堪能な国際政治学者でもある舛添氏が、「東京の顔」として海外に出かけるのは、都議会自民党のボスたちにとってむしろ歓迎である。ファーストクラスやスイートルーム使用に何の問題もなく、週末の「湯河原行」にも不都合はなかった。

むしろ、都知事が事業調整の分野に口出ししてきた時の方が困る。それは過去の実力派の都知事と議会とのトラブルが証明する。

舛添氏に釘を刺していた

「必要悪」でもある利権調整役は、得意分野や地域によって複数存在、その権限をめぐって互いにケンカすることがある。それがある時は捜査当局の介入を招き、ある時は都議会の混乱につながり、都民の目に利権の存在がさらされる。

1999年に初当選した石原慎太郎元知事が、側近の浜渦武生副知事に権限を移譲して築地市場の移転を含む事業の推進を委ねたことで、05年、「都議会自民党のドン」といわれる大物・内田茂都議会議長(当時)とバッティングしたことがあった。

この時は、浜渦副知事の「やらせ質問」(浜渦副知事が民主党の議員に、ある問題を都議会で追及するように依頼していた)を契機に、百条委員会が設置され、石原氏サイドが折れ、浜渦氏は副知事を退任、内田氏サイドが勝利を収めた。

しかし、長い政歴を誇る石原氏も、千代田区議を経て都議となり、都議会議長、都議会自民党幹事長を歴任する内田氏も政治のプロだ。都連会長に石原氏の長男・伸晃氏を迎え入れて関係を改善、都知事と都議会自民党との蜜月は、「石原後継」を鮮明に打ち出して当選した猪瀬直樹・前都知事の時代まで続いた。 

12年12月の都知事選は、石原陣営が猪瀬氏を物心両面で支え、当選後の政治資金の面倒まで見る手厚さだった。4期半ばに都政を放り出して国政に戻った石原氏とその周辺からすれば、各種事業の遅延なき進行のために猪瀬氏の取り込みは欠かせなかった。

5516とはずがたり:2016/07/18(月) 20:38:51
>>5515-5516
しかし、鼻っ柱の強い猪瀬氏は、石原後継ではあっても手足を縛られるつもりはなかった。選挙期間中、石原陣営の知らないうちに、「23区内への病院建設」を悲願とする徳洲会の工作を受け、5000万円を手にした。

秘密のハズだったが、この件が徳洲会事件捜査で明るみに出て、14年1月、猪瀬氏は退任。また猪瀬氏は在任中、「ドン」の内田氏をないがしろにしたとして、「議会軽視」を指摘され、議会との関係がギクシャクしていた。

猪瀬氏が退任を余儀なくされたために、都議会自民党は党本部ともども、「猪瀬の二の舞」を避けるために、「舛添推薦」にあたって事業への関与をしないようにクギを刺さねばならなかったのだろう。

利権に関心がなかった舛添氏

舛添氏に異論はなかった。なにより舛添氏は、陳情を受け、それを行政につないで捌いたり、業者間の利権調整を行うような政治家ではない。どこまでも東大助教授の尻尾を引きずる学者政治家。政治家の副業収入が印税と講演料という人である。

自宅に置いた二つの政治団体「グローバルネットワーク研究会」(14年)と「新党改革比例区第四支部」(同)を眺めてみよう。

グルーバル研の「本年収入」は約2933万円で、その内訳は勉強会収入50万円、パーティ収入が533万円。残りは薬剤師連盟からの寄付100万円を除くと新党改革第四支部からの寄付金である。

新党改革第四支部の場合、「本年収入」は約4651万円。新党改革本部からの政党交付金が4600万円でほとんどすべて。残る寄付は1万円の個人献金がひとりと1000円の個人献金がひとり。法人献金は記載のない小口が50万円だ。

世話をしないし、するつもりもない姿勢が「支援者の顔が見えない報告書」によく表れており、だから政治資金で家族を遊ばせ、公用車をタクシー代わりに使う。

事業に対して口出ししない都知事は、五輪を仕切る森喜朗・東京五輪組織委員会会長や、内田都議に代表される各種事業の仕切り役にとって都合がいい。舛添氏が、最後まで強気を通した背景には、森氏や内田氏の「しばらく様子見をする」という“密かなる支援”を受けたからだという。

確かに、都議会自民党も自民党本部も、舛添辞職という事態を避けたかったし、追い込むのを最後までためらった。そこには、「蓮舫が予想される民進党候補に対抗できる候補者がいない」という事情もあった。

利権調整は、長い年月をかけて行われており、都知事が交代したぐらいでひっくり返るものではない。だが、スムーズな運営が妨げられるのは確かであり、すべてをわきまえた舛添氏のもとで、東京五輪を見据えて準備を進めたかった。

その思いは、マスコミと都民が一体となった「舛添バッシング」の前では、封印せざるを得なかった。舛添氏のため息が出るような吝嗇と誠実さのカケラもない言葉が、ボスたちとの黙契を吹き飛ばしたのだが、その契の正体は、利権がらみのとても褒められたものではなかったのである。

5517チバQ:2016/07/18(月) 22:35:28
http://www.sankei.com/politics/news/160718/plt1607180009-n1.html
2016.7.18 11:01
【東京都知事選・序盤情勢】
小池百合子氏「一歩リード」に衝撃 自民党の締め付け“逆効果”か
 東京都知事選で増田寛也元総務相を推薦する自民党都連幹部は、産経新聞社の序盤情勢調査で小池百合子元防衛相がリードしていることに危機感を募らせる。「小池氏は勢いがあって人の集まりがすごい。鳥越俊太郎氏の主張に賛同できない有権者は小池氏に流れるだろう。組織を固めるしかない」と話し、組織戦を重視していく方針を示した。

 別の都連幹部も「小池氏への締め付けが裏目に出ている」と分析。党都連は推薦する増田氏以外の候補を応援した場合、除名などの処分にするとしていることが、逆に小池氏の同情票に回っているとみる。

 一方、小池陣営は「手応えは感じているが、鳥越、増田両氏は組織がある。先行しているとは思っていなかった」と語る。「『小池氏リード』と書かれると、陣営が緩むことが心配だ」と、逃げ切りに向け地道に支持を訴える意向だ。

 鳥越氏を推薦する野党4党には焦りがにじむ。民進党都連幹部は「小池氏との無党派層の取り合いだ」と述べ、今後、鳥越氏の露出増による「伸びしろ」に期待を寄せる。共産党幹部は「出遅れが響いている」とした上で、「演説などで政策を訴えていけば支持は広がる」と意気込む。

 鳥越氏が17日に東京・吉祥寺で行った街頭演説には地元の民進党の菅直人元首相や共産党の小池晃書記局長が参加。「民進党も全力を挙げて頑張り抜く」(菅氏)と訴えた。今後も両党の国会議員は街頭で支持を呼びかける方針だ。

5518チバQ:2016/07/18(月) 22:54:14
http://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20160717-134-OHT1T50263.html
【都知事選】“本命”増田氏、分裂選挙でピンチ…まさかの情勢見えてきた
07:10スポーツ報知

 14日に告示された東京都知事選(31日投開票)で、共同通信は16、17両日、電話による世論調査を実施し、取材結果を踏まえて序盤情勢を分析した。自民党の推薦を得られなかった元防衛相の小池百合子氏(64)とジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=が競り合い、元総務相・増田寛也氏(64)=自民、公明、日本のこころ推薦=が追う展開。3候補による混戦ながら、本命候補の増田氏が予想外の苦戦を強いられている。ただ、約4割は投票先を決めておらず、残り2週間で情勢は変化する可能性がある。

 告示から最初の週末を迎えた知事選序盤。小池氏、鳥越氏が先行し、増田氏が追う展開となった。

 自民党の推薦を得られず無所属での出馬となった小池氏は、自民支持層の3割強を取り込み、無党派層の3割から支持を受け、女性からの支持も高い。「後出しじゃんけん」で告示2日前に出馬表明した野党4党の統一候補・鳥越氏は、民進、共産の支持層の6割近くを固め、無党派層にも浸透する。

 一方、自民党本部と公明党本部から推薦を得た増田氏は、公明支持層をまとめる一方、自民支持層を3割ほどしか固められていない。参院選では、東京選挙区、比例代表ともに、自公で都民から200万票以上を獲得し、告示前は増田氏有利との見方が強かったが、小池氏と分裂選挙になった影響を受けているようだ。

 一歩リードの小池氏を支援する自民党の若狭勝衆院議員は「街頭演説の反応が非常に良い。自民党支持者をさらに取り込んでいく」と手応え十分。「大政党のはざまに女1人」「組織対個人の戦いです」―。街頭演説で党都連や都議団の批判を繰り返し、対立をあおって存在感を高める小池氏の戦術に、増田氏の陣営は危機感を抱く。

 増田氏の最大の弱点は知名度の低さ。対抗する手は「実績」と「組織力」だ。岩手県知事も務めた実務経験を強くアピール。与党幹部らも続々と応援に入り組織戦を展開。2候補にやや出遅れていることにも、自民党都連幹部は平静を装い「こちらには組織があり、焦る必要はない」と巻き返しを図る。

 一方、知名度抜群なのは鳥越氏。民進党都連幹部は「今は知名度にだけ頼っている状態」と分析。事務所幹部は「出馬表明が一番遅かったので、これからさらに支持を広げられるのではないか」と期待を示す。

 ただ、各陣営とも参院選直後の都知事選で、組織戦を展開する陣営からは「選挙疲れで組織が機能していない」との声も。小池氏は一部の都議、区議の支援を受けるが、「最初は勢いがあってもどこかで息切れする」と自民党都連幹部。鳥越氏は政策面の弱さに加え、76歳という年齢から体力に不安があるとの声が有権者の間にある。

5519とはずがたり:2016/07/19(火) 18:18:44

小池氏応援に野口健氏「真っ先に手を上げた」と評価
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160718-00000164-nksports-pol
日刊スポーツ 7月18日(月)21時0分配信

 東京都知事選(31日投開票)は18日、都心で最高気温33・3度を記録する炎天下の中、各候補者が連休最終日の都内を駆け回った。

 環境相の経験がある小池百合子氏(64)は、路面の温度をすぐに測定できる放射温度計を手に、JR恵比寿駅前の遊説に登場。20年東京五輪・パラリンピックでの酷暑への不安とともに、暑さ対策の必要性を強く訴えた。

 小池氏は、4年後の7月24日に東京五輪が開幕することに触れた際、「放射温度計で測ったら、(この日の路面は)64・5度だった」と紹介。多くの聴衆からどよめきが起きる中、「マラソン選手は64度の鉄板の上を走ることになり、目玉焼きになってしまう。応援する方も同じ。道路の材質をどう変えていくか、どこから最初に始めるのか、決めていかなければならない。ヒートアイランド対策は重要だ」と強調した。

 その上で、「五輪の予算が膨れ上がっている。よく分からない予算に、3000億、7000億、2兆だ3兆だと。1丁、2丁、3丁って、お豆腐屋さんじゃないんですから」と、現在の五輪関連予算づくりを批判。「もし都知事に就任することができたなら、このことを明快にした上で、都民と世界のためのオリンピックにしていきたい」と述べ、関連予算を適正なものにしていくと主張した。

 環境対策では、無電柱化を主張したほか、「国内で使用されている13億本の白熱球、蛍光灯があるが、これをLEDに変えることで、原発13基が不要になる。原発の問題は、すぐ今できることからやらないとだめだ。原発を批判するだけでは、私は現実的ではないと思う」とも訴えた。

 この日から、環境相時代から親交があるアルピニスト野口健氏が、応援団に加わった。清掃活動を行っていた富士山から駆けつけたという野口氏は、「富士山のごみは、いろんな人が問題だと話していたが、小池さんはいっしょに富士山の樹海に入り、ごみを拾ってくれた。『これはひどい』と言って、そのまま環境省に戻って会見を開き、『これまで国は何もしてこなかった』と声を上げてくれ、事態が動いた。富士山の世界文化遺産登録に小池さんが果たした功績は大きい」と、訴えた。

 都知事選に関しても「男の人たちが、(出馬の決断で)ぐずぐずする中で、小池さんは真っ先に手を上げた」と評価した。

5520とはずがたり:2016/07/19(火) 21:33:19

お咎めなし。安倍首相が「百合子の乱」を静観しているワケ
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160719/Shueishapn_20160719_68385.html
週プレNews 2016年7月19日 06時00分 (2016年7月19日 21時04分 更新)

都知事選における自民党の「分裂選挙」の引き金になった、小池百合子による“強行”立候補だが、これに対して安倍首相は依然として静観の構えだ。それはなぜか?

安倍官邸周辺の声を探っていると、小池と安倍首相に“ある利害の一致”が見えてきた。それは「東京五輪にまつわる利権を一手に差配するとされる森喜朗元首相を排除したいとの願望」だ。

ある自民党議員がこう証言する。

「もともと、森元首相は小池氏を毛嫌いしていました。保守党から自民党にくら替えして清和会入りした小池氏に対し、『お座敷がかかれば、ホイホイと出かける芸者』『がりがりの出世亡者。あんな女、俺が政治生命を断ってやる』などと、よく悪口を言っていました」

だが、相手は首相経験者。新参者の小池氏はじっと耐え忍ぶしかなかったという。自民議員が続ける。

「小池さんにとって、森元首相は天敵。ただ、やられっ放しでは気が済まない。チャンスがあれば、反撃しようと虎視眈々と狙ってきた。実は官邸もひそかに『森降ろし』を願っており、その一点で両者は利害が一致している。小池氏を党除名などの厳罰にせずに、官邸が静観しているのはそのためです」

官邸が「森降ろし」に動くのは、JOC(日本オリンピック委員会)などが2億2000万円の裏金をコンサル会社に支払い、東京五輪開催を「黒いカネ」で買ったとの疑惑を火消ししたいためだ。

ここにおいて、小池と安倍首相の思惑は一致する。すでに、水面下では逆に小池氏をサポートする動きまであるという。しかも公示直後の世論調査で、小池が自民党公認の増田寛也候補を支持率で上回ったことから、さらにこうした動きは加速する可能性が高い。

発売中の『週刊プレイボーイ』31号では、官邸周辺を徹底取材。一枚岩とはいえない自民党の都知事選対応の実態について紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。

(取材・文/本誌ニュース班)

■週刊プレイボーイ31号(7月16日発売)「安倍首相が小池百合子の暴走を止めない理由」より

5521とはずがたり:2016/07/19(火) 21:44:07
鳥越さん大丈夫かな?

【2016大乱闘 都知事選】主要3候補、早くも「運動量」で大きな差 鳥越氏は演説“1日1回”で体力不安も
http://news.goo.ne.jp/article/fuji/politics/fuji-plt1607170002
16:55夕刊フジ

 東京都知事選(31日投開票)で事実上、「三つどもえの戦い」を繰り広げている小池百合子元防衛相(64)と、増田寛也元総務相(64)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)の主要3候補は、街頭でのアピールを強化している。だが、序盤の動きを見る限り、早くも「運動量」で大きな差が出てきた。都民の心をつかみ、最後に笑うのは誰なのか。

 3候補の動きで最も違いが出ているのが、街頭演説の回数だ。告示日の14日と翌15日の2日間に限ると、小池氏はトップの11カ所、増田氏は約半分の6カ所で、鳥越氏はたった2カ所だった。

 政党の支援なしで戦う小池氏の運動量が目立つのは明らかだ。

 15日午前、都心から約290キロ離れた伊豆諸島・八丈島に降り立った。同島の地熱館を視察し、環境相時代から注目していた地熱発電の可能性について知見を深め、地元有権者の声を聞いた。

 八丈島の人口は約8000人で、単純に多くの有権者と触れ合うには効率が悪い。だが、「島嶼(とうしょ)地域の振興」は都政の重要課題であり、「都政、都民に真摯(しんし)に向き合う姿勢を示した」(陣営関係者)という。

 同日午後には、23区との「インフラ格差」が指摘されている多摩地域を遊説した。小池氏は15日だけで約700キロを移動して、支持を訴えた。

 一方、自民、公明与党の推薦を受けた増田氏は15日、赤羽と板橋、池袋の3カ所で街頭演説や練り歩きを行った。

 赤羽では、同地域を地盤とする公明党の太田昭宏衆院議員が、JR池袋駅前では、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーで、先の参院選で初当選した今井絵理子氏が加わり、支持を呼びかけた。

 党幹部や知名度の高い議員を次々に動員する手法は、組織力で勝る増田氏ならではといえる。陣営では、今後も与党幹部や閣僚の遊説投入を予定しているほか、安倍晋三首相の応援も検討しているという。

 鳥越氏は14、15の両日、いずれも街頭演説は1回ずつだった。圧倒的な知名度を誇っているだけに、すでに「余裕」をみせているのか。

 陣営関係者は「元日弁連会長の宇都宮健児氏が不出馬となり、陣営ではすでに勝利したムードもある」と明かした。鳥越氏は76歳という後期高齢者であり、大腸や肺、肝臓など、がんの手術を4回も受けている。体調面から街頭演説の回数を減らしているとの見方もあるが、民進党関係者は「体力は十分。問題ない」という。

 ただ、13日夜のテレビ朝日系「報道ステーション」や、14日夜のBSフジ「プライムニュース」では、他候補が発言しているときなどに疲れた表情を見せており、体力面での不安は払拭できない。

 番組を見た東国原英夫元宮崎県知事も自身のツイッターで、「鳥越氏、やっぱり『ヨレヨレ』『ヨロヨロ』じゃないですか。(中略)この時間になってヨロヨロである。大丈夫か」と心配している。

 鳥越氏は、東京五輪の2020年には傘寿(さんじゅ)80歳になる。仮に当選しても、任期途中で辞める事態となれば、また都民の血税(約50億円)を使って都知事選をやらなければならない。

 政治評論家の浅川博忠氏は「鳥越氏の1日1カ所は極端に少なすぎる。知名度の高い候補ほど、不特定多数の有権者に訴える街頭演説は有効なはずだが、なぜやらないのか疑問だ。陣営の士気にも関わる。これでは体調に不安があるとみられても仕方ない」といい、続けた。

 「小池氏の運動量は必死さの表れだ。組織がなく、浮動票頼みなだけに、動き回って都民に訴えるしかない。増田氏は、組織が敷いたレールの上を走ればいいので、精神的な疲労は少ないだろう」

5522名無しさん:2016/07/19(火) 23:45:59
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160719-00510653-shincho-pol
小池百合子は「信念や理念はないが、機を見るに敏な才能の持ち主」 元小沢側近が語る
デイリー新潮 7月19日(火)5時54分配信

 これまでの勝利の方程式を覆し、“先出しジャンケン”で、小池百合子元防衛相(63)は都知事選への挑戦状を叩きつけた。一方、自民党は桜井前総務事務次官の擁立を断念した後も、“小池一本化”とはならず。あらたに、増田寛也元総務相(64)の名前が浮上してきたのだ。

「というのも、とりわけ都議会自民党が、小池さんの手順を踏まないやり方に反発したからです。加えて、小池さんが2009年の総選挙で、幸福実現党と選挙協力を行ったことを、都議会公明党と支持団体の創価学会が未だに根に持ち、都知事候補として推すことに難色を示しているのです」(自民党都連所属の国会議員)

 挙げ句、都議会自民党は、完全に増田擁立へと舵を切ったのである。

■カイロ大学への留学
 ともあれ、向う傷を怖れず、上昇志向を保ち続けられる、小池元防衛相のルーツはどこにあるのか。

 小池元防衛相と家族ぐるみの付き合いのある、親しい知人が打ち明ける。

「3年前、父親の勇二郎さんは90歳で亡くなりましたが、百合子とは“あの父にしてこの子あり”の関係でした。2人が似ているのは、努力、工夫、忍耐を怠らないところ。それと、勇二郎さんも三度の飯より政治が好きでした」

 勇二郎氏は、戦時中は海軍に身を置き、終戦後、闇市で手に入れたペニシリンを売り捌いて、大儲け。それを元手に貿易会社を立ち上げ、アラブ諸国を相手に石油輸入関連の仕事を始めた。

「たまたま、勇二郎さんは青年海外協力隊創設のためのアフリカ視察に同行し、エジプト・カイロの大都市ぶりに感動して、すぐに商売を始めることにしました。深い考えがあるわけではなく、思い立ったらすぐに行動に移してしまう。“カイロが世界の中心になる”が口癖で、百合子もカイロ大学へ留学させたのです」(同)

 47歳のときには、政治好きが高じ、自ら衆院選に立候補している。

「周囲は皆、“絶対に受かるわけがない”と反対したのですが、“一遍だけ、出させてくれ”と、頑だった。結局、選挙には惨敗し、その後、会社も倒産してしまった。それでも、めげずにカイロに渡って、日本食レストランをオープンさせたりと、決断力と行動力は並大抵ではありませんでした」(同)

 小池元防衛相の決断力と行動力は、父親譲りなのだという。

「百合子は、舛添さんが最後の登庁日となった6月20日の時点で、すでに出馬に向けたシミュレーションを始めていたみたいです。親しい周囲の者は皆、父親のときのように、百合子の都知事選出馬には反対だった。“国の外交、安保を手掛けるのが、政治家としての目標だったのではないか”と意見しても、“首都外交に挑戦したい。そのためのアイデアはある”と聞く耳は持たなかったのです」(同)

5523名無しさん:2016/07/19(火) 23:46:54
>>5522

■“機を見るに敏な才能”
 一方で、現在の安倍政権において、小池元防衛相は冷遇され、孤立無援状態。政治家として活路を見出すには、都知事に転身するほかないという面もあった。

「風の流れを読む能力に優れている小池さんが、唯一失敗したのが、4年前の総裁選でした」

 と解説するのは、政治アナリストの伊藤惇夫氏だ。

「下馬評で、石破さん有利と見るなり、安倍さんを裏切った。蓋を開けてみれば、小池さんの読みは外れ、それ以降、安倍さんに冷や飯を食わされるようになりました。でも、それまでは見事な遊泳術で、時の権力者に寄り添い、政界を渡り歩いてきた。日本新党から政界デビューし、細川護熙総理が国民福祉税構想や佐川急便からの借金問題で退陣に追い込まれると、早々に、連立を組んでいた新生党の小沢一郎さんに乗り換えた。その後、新進党、自由党で行動を共にしました」

 しかし、00年には、自自公連立政権から離脱を図った自由党にも見切りをつける。

 小沢側近だった、平野貞夫元参院議員の話。

「保守党へ移ろうとする小池さんを引き留めるため、僕は大量のパーティ券の面倒を見たりもしました。最後は、小沢さんに説得役を任せ、“次の総選挙では、比例近畿ブロック1位を約束する”と直接伝えてもらった。すると、彼女から“自由党がそこで議席を取れると思いますか?”と反論された。我々にとって、最大の屈辱の言葉でした。政治的な信念や理念があるわけではないが、彼女は機を見るに敏な才能の持ち主です」

 そして、02年には、自民党へと移籍。当時、人気絶頂だった小泉純一郎総理に取り入るため、わざわざお手製の弁当を官邸に持ち込み、一時は結婚説も流れたのは、よく知られた話である。その甲斐あって、環境相に起用される。続く、第1次安倍政権では防衛相に大抜擢。ところが、閣僚のスキャンダルが相次いで内閣支持率が急落し、安倍総理が体調不良で辞任すると、“もう終わった人”と陰口を叩くようになったという。権力を失えば、見限るのも素早い。政界渡り鳥と揶揄される理由はここにある。

5524名無しさん:2016/07/19(火) 23:47:19
>>5523

■“増田相乗り論”
 義理人情には欠けるものの、常に権力と添い寝してきた小池元防衛相は、首都・東京を最後の地に、決戦に挑もうとしている。 

 その行方について、政治部デスクは、

「あくまでも、民進党の岡田克也代表らは主戦論を唱えているが、肝心の候補者が見つかっていない。そのため、都連の松原仁会長などは自民党が分裂選挙に突入した場合、“増田相乗り論”もあり得ると大っぴらに公言しています。しかし、都知事選の鍵を握るのは、4割弱を占める浮動票です。自民党と民進党が相乗りしても、小池さんは勝算ありと見ているのかもしれません」

 ここは、是非とも小池元防衛相から話をうかがわねばならない。

「確かに、自民党と民進党の持っている数字を、単純に足し算すれば、私にとって厳しい結果になります。でも、選挙は、数字がそのまま出るわけではないと考えている。それよりも、相乗りとなれば、候補者はそれぞれの政党のしがらみに縛られてしまいます。そのような候補者は選挙には有利かもしれませんが、東京の将来にとっては不利になるのではないでしょうか」

 7月6日には、自民党の推薦が得られなくとも出馬することを表明。政界の渡り鳥が、最後に選んだ止まり木は、安住の地となるかどうか。

「特集 権力と添い寝した『小池百合子』元防衛相の最終目的地」より

「週刊新潮」2016年7月14日号 掲載

新潮社

5525名無しさん:2016/07/19(火) 23:48:08
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160702-00125542-toyo-bus_all
政界渡り鳥「小池都知事」の可能性はあるのか
東洋経済オンライン 7月2日(土)6時0分配信

 まさに24年前、ニュースキャスターから政治家に転身した当時と同じ心境ではないだろうか。自民党の小池百合子衆院議員が6月29日、東京都知事選に立候補する意思があることを表明した。

 7月14日に告示・31日に投開票される都知事選だが、各党とも候補者選定が難航している。いまは参院選を戦わなければならず、都知事選だけに集中できないからだ。とりわけ自民党と公明党にとって、過去に擁立した知事が2度続けて不祥事で辞職したという苦い事情があるため、3度目の失敗は絶対に許されない。

■ “本命”は桜井俊前総務省事務次官だったが・・・

 そうした事情の下で、自民党東京都連の“本命”は桜井俊前総務省事務次官だった。桜井氏はアイドルグループの「嵐」のメンバー・桜井翔の父親で、知名度は抜群。さらに政治家ではないため、政治資金の不祥事が出てくる心配もない。

 しかし東京都連の説得にもかかわらず、桜井氏は出馬を固辞し続けた。そのはざまを縫って名乗りあげたのが、元防衛大臣であり環境大臣の経験もある小池氏だ。

 「崖から飛び降りるつもりで、その覚悟で挑戦したい」。29日午前11時に小池氏が開いた会見は、絶妙なタイミングといえた。

 「有力な候補者が決まらないという政治的空白に、一気に自分を押し込んでくる。そして自分の存在を表に出す一方で、桜井氏を消してしまった。やはり小池氏の嗅覚は超人的だ」。

 そのセンスとスピード感には、誰もが驚嘆するばかりだ。

 “政界渡り鳥”と揶揄されてきた小池氏の生命力は極めて強い。細川護煕氏、小沢一郎氏、森喜朗氏、さらに小泉純一郎氏といった“時の最高権力”の側に常に寄り添い、「クールビズ」など斬新なアイデアを次々と実現。まさに“時代”を作ってきたといえる。

■ 安倍首相は石破茂氏を応援した小池氏を排除

 ただし“輝く女性の活用”を掲げた第2次安倍政権では、小池氏は活躍の場を見いだせないでいた。2012年9月の自民党総裁選で石破茂氏を応援した小池氏を、安倍晋三首相は許していないと言われている。

 だがそれでおさまる小池氏ではない。6月17日に開かれた東京都連の会合ではそのそぶりすら見せなかったものの、知事選出馬の決意はすでに固めていたようだ。小池氏は6月8日に開かれた「NPO法人としまユネスコ協会」の総会に出席し、参加者にこう明かしている。「私も次のことを考えている」。

 さらに豊島区議の一部から小池氏支持の署名を集めていた。その背景について、自民党関係者はこう述べている。

 「実は都内の若手地方議員の中には、現在の都連の執行部に対して不満を抱く者がいる。その原因は、自民党が下野する以前から変わらない石原伸晃会長・内田茂幹事長体制だ。この度、桜井氏に出馬を説得できなかったことでわかるように、石原会長はリーダーシップがなく傀儡にすぎない。しかもこの間の総会では『前の選挙で勝ったから』という理由で人事は変わらなかった。もうなんと言ったらいいか……」

 小池氏はこうした鬱憤をうまくくみ取ろうとしているわけだ。
 
「公明党対策」も早々と行っている。都知事選で当選するには200万票以上必要だが、自民党だけでは獲得することはできず、70万票から80万票あると言われる公明票が不可欠となる。そこで会見に先立つ6月26日、小池氏は参院選で公明党が最も苦戦する兵庫選挙区に入り、伊藤孝江候補を応援した。

 かつては兵庫6区を地元としていた小池氏だが、11年前に東京10区に地盤を移している。自民党は伊藤氏を推薦しているが、公明党と次期衆院選の選挙協力が絡んでくる県内の自民党の衆院議員は別として、選挙区外から幹部以外の他党関係者が応援に入るのは異例といえる。

 しかも6月中旬に、小池氏は兵庫6区にあるかつての自分の後援企業のリストを公明党に提出済み。公明党都議経由というのがいかにも面妖だ。

5526名無しさん:2016/07/19(火) 23:48:35
>>5525

 そんな小池氏に対して、公明党は慎重な姿勢を崩さない。その理由について前述の自民党関係者は、宗教絡みの問題ではないかと推測する。

 「小池氏は2009年の衆院選で、幸福の科学の支援を大きくアピールしたことがある。創価学会を支持母体とする公明党にとって、応援しにくいのではないか」。

 しかし主な理由は別のようだ。実は公明党の一部に「できるだけ自公民協力の枠を作りたい」という思惑があり、そうなれば小池氏の支援は不可能になる。

■ 自公民が協力して推せる候補者は? 

 都議会民進党も当選できる候補の擁立を望んでいるため、自公民協力には反対ではない。6月29日に開かれた東京都連の会合では、江田憲司党代表代行、長島昭久衆院議員、柿沢未途衆院議員、海江田万里前民主党代表の名前が上がったが、このうち都議会民進党が推したいのは長島氏だ。ただ長島氏は2014年の衆院選で比例復活したために「小選挙区で当選しなかったのに、知事選で当選できるはずがない」という批判があるが、石原氏の秘書を務めたことのある長島氏なら自民党や公明党の一部も乗ることができるだろう。

 だが民進党本部はこうした動きに反対で、枝野幸男幹事長は都議会民進党に「参院選の最中に勝手に動いたら反党行為と見なす」と警告した。党本部としては次期衆院選も視野に入れ、共産党とも選挙協力ができる候補を選定したいという思惑がある。一時は前鳥取県知事で民主党政権時に総務大臣を務めた片山善博氏擁立に動きだしたが、片山氏は出馬を否定している。

 では誰が擁立されるのか。7月1日午後には自民党東京都連が増田寛也前岩手県知事の擁立を検討しているという一報が入った。第1次安倍改造内閣と福田内閣、同改造内閣で総務大臣を務めた増田氏は、「出馬の可能性はゼロではないのか」と言う記者の質問に「お任せします」と答えて含みを残している。

 小池氏も同日、自民党東京都連に推薦を申請し、引っ込む様子は見せていない。これまで何度も逆転劇を演じてきたため、自分の運には自信があるのだろう。実際に萩生田光一内閣官房副長官は6月29日の会見で小池氏を「都連執行部に何ら相談なく(出馬の)意思を表明することは違和感がある」と批判したが、翌30日には「有力な候補の一人として対応を考えていくことになる」と一転して評価している。

 いずれにしろ久々に表舞台に姿を現した小池氏。混沌としながらも都知事選に向けた戦いは動き始めている。

安積 明子

5527名無しさん:2016/07/19(火) 23:52:29
>>5522

>小池さんが2009年の総選挙で、幸福実現党と選挙協力を行ったことを、
>都議会公明党と支持団体の創価学会が未だに根に持ち、
>都知事候補として推すことに難色を示しているのです」(自民党都連所属の国会議員)

>>5526

>そんな小池氏に対して、公明党は慎重な姿勢を崩さない。
>その理由について前述の自民党関係者は、宗教絡みの問題ではないかと推測する。
>「小池氏は2009年の衆院選で、幸福の科学の支援を大きくアピールしたことがある。
>創価学会を支持母体とする公明党にとって、応援しにくいのではないか」。

小池百合子と幸福実現党・幸福の科学の関係は、以下のスレ。

【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/5908-5910

5528名無しさん:2016/07/19(火) 23:55:28
青山繁晴 増田さん!都知事になって、理論だけじゃなく実力をみせてくれ!
https://www.youtube.com/watch?v=6fREuM_dWPM

5529名無しさん:2016/07/19(火) 23:59:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160719-00000558-san-pol
東京都知事選 「病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」テレビ生討論で鳥越俊太郎氏が小池百合子氏に抗議
産経新聞 7月19日(火)19時56分配信

 東京都知事選(31日投開票)で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、元総務相の増田寛也氏(64)、元防衛相の小池百合子氏(64)の3候補が19日、フジテレビ系情報バラエティー番組「バイキング」にそろって出演し、生討論の中で鳥越氏が「病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」と、小池氏の発言をめぐって詰め寄る一幕があった。

 3候補は都政のテーマについて討論。司会から「最後に」と促された鳥越氏は「どうしても聞かなければならない」と切り出し、「小池さんは街頭演説の中で、『病み上がりの人を連れてきてどうするんだ』と言われましたか?」とただした。

 小池氏は笑みを浮かべながら「言ってないですね」と否定。しかし、鳥越氏は「証拠がある」と、日テレ系ニュース情報番組「news every.」で放送された18日の画面を印刷した紙を持ち出し、「(発言の)テロップが入っている」と語気を強めた。

 小池氏が「記憶にないですよ」と応じると、鳥越氏は「がんサバイバーへの差別、偏見だ」と強い口調で抗議。小池氏は「もし言っていたのであれば、失礼なことを申し上げて恐縮です」と謝った。

 「news every.」の報道によると、小池氏は17日に秋葉原で行った街頭演説で「病み上がりの人をただただ連れてくればいいというものではないんです」と発言していた。

     ◇

5530名無しさん:2016/07/19(火) 23:59:14
>>5529

 バイキングでの鳥越氏と小池氏のやりとりは次の通り。

 鳥越氏「小池さんにこれは一つ、どうしてもちゃんと聞かなきゃいけないんですけど、小池さんは街頭演説の中で、えー、病み上がりの人を連れてきてどうするんだというようなことを言われましたか?」

 《小池氏は苦笑しながら質問を聞く》

 小池氏「言ってないですね。記憶にないですね」

 鳥越氏「ここにちゃんと証拠があるんですけど」

 小池氏「そうなんですか」

 鳥越氏「これは日テレの『every.』の、日テレの夕方のニュースの中でちゃんとテロップが入っています」

 《テロップの映ったテレビ画面を紙に印刷したものをテレビカメラに向けて見せる》

 小池氏「でも今、お元気になられてるじゃないですか」

 鳥越氏「いやだからこういうことをおっしゃったかどうか聞きたいんですよ」 小池氏「いやいや。記憶にないですよ」

 鳥越氏「いや、まあしかし実際に出てますから」

 小池氏「それは失礼しました」

 鳥越氏「『病み上がりの人をただ連れてくればいいというものではないんです』と。これはね、がんサバイバーに対するね。大変な差別ですよ。偏見ですよ」

 小池氏「もし言っていたのであれば、失礼なことを申し上げて恐縮だと思います」

 鳥越氏「それですまされるんですか。これは僕個人に対する問題じゃないんですよ」

 小池氏「わかりました」

 鳥越氏「がんサバイバーはね。何十万、何百万といるんですよ。東京都だって。家族もいますよ。そういう人たちに1回がんになったらあなたはもう何もできないんだ、というふうに決めつけるのはね」

 小池氏「いや。そこまで言ってないですよ。それを決めつけてるのは鳥越さんでしょう。むしろ」

 鳥越氏「いやいや。あなたじゃないですか。病み上がりを連れてくるのはどうだと」

 小池氏「やりとりは山ほどありますけど」

 鳥越氏「病み上がりというレッテルはってるじゃないですか」

 《お互い言葉をかぶせ合い、言い合いになる》

 小池氏「これが選挙なんですよ。坂上さん」

 《ここで唐突に司会の坂上忍さんに話をふる》

 坂上さん「いや、急に僕にふられましたね…」

 《坂上さんはやや当惑気味に答える》 

 鳥越氏「病み上がりというね。人に対するレッテルをね。レッテルをはって差別をする、つまりがんサバイバーは何もできないというようなイメージを与えるという」

 小池氏「そういうことまで広げて言っておりません。大変お気遣いをしているわけです。鳥越さんに対して。これから長い、これからありますから」

 鳥越氏「いやでも聞いた人はそう思うじゃないですか。がんを1回やったらもう何もできないんだ、と」

 小池氏「逆に言えばそこの部分しかご質問はないんですか?」

 鳥越氏「これ見たら思いますよ」

 《持参した紙を手で振り、カメラに映るように見せる》

 小池氏「そこしかないんですか?」

 鳥越氏「僕は別にいいんですが、一般のがんサバイバーがどう思っているか、僕は非常に…気をつけてください」

 小池氏「これからもがん検診も含めて、なんかあの、保険会社のコマーシャルじゃないですけども、でも是非徹底してやっていただきたいと思います」

5531とはずがたり:2016/07/20(水) 17:12:17
自公推薦・増田元総務相の“脛の傷”…知事時代の1兆円の負債、330億円の借金
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20160720/DailyShincho_510764.html
デイリー新潮 2016年7月20日 10時30分 (2016年7月20日 16時41分 更新)

 人間誰しも、重大な決断をしなければならないときには、心の支えを求めようとするもの。ましてや、“スカイツリーから飛び降りるくらいの覚悟が必要”となれば、なおさらである。

 増田寛也元総務相(64)が心の支えに求めたのは数字、ということなのかもしれない。

 自民党は1カ月ほど前から、“誰が都知事にふさわしいか”という世論調査を繰り返してきた。

 そして、7月第2週の週初に行ったその結果は、増田元総務相の都知事選出馬を勢いづかせることになった。

 自民党都連所属の国会議員が明かす。

「個々の名前でアンケートを取ると、小池さんがダントツで、それに石原伸晃さんが続き、増田さんは3位という結果でした。ところが、無所属の小池さんと、自公推薦の増田さんという条件にすると、増田さんの支持率が、6ポイントも小池さんを上回ったのです」


増田寛也元総務相(64)
 やはり、小池百合子元防衛相(63)の場合、4年前の自民党総裁選で、安倍総理を裏切ったことによる“傷跡”がいまも鮮明に残っているわけなのだ。

 世論調査の結果から、勝算ありと踏んだ増田元総務相は、11日の出馬宣言へと突っ走った。

 しかし、政治部デスクによれば、

「大体において、自公推薦の小池さんと無所属の増田さんという反対の条件などでもアンケートを取って、比較検討のうえ、推薦する候補を決めるべきです。結局のところ、増田さんをただ単に担ぎ出したいがために、その理由付けの世論調査であると指摘されても仕方ありません」


小池百合子元防衛相(63)
■増田元総務相の“傷”
 自民党は、“政治とカネ”の問題で、猪瀬、舛添と2代にわたって都知事が失脚したことに懲り、“安全パイ”として官僚出身者の擁立を模索した。そこで、白羽の矢が立ったのが、人気アイドルグループ「嵐」のメンバー、櫻井翔の父親である桜井俊前総務事務次官だったのはご存じの通りだ。
 結局、櫻井パパには固辞され、2番手として浮上したのが、建設官僚を経て、岩手県知事も3期12年務めた増田元総務相である。

 とはいえ、脛にまったく傷がないわけではなかった。

「増田さんの実績は、無駄な大型開発や公共事業を推進し、1兆4000億円もの莫大な負債をつくっただけ。その額は、知事就任前の2倍に上ります」

 と、共産党の斉藤信岩手県議が振り返る。

「退任直前には、競馬組合の借金問題で大揉めでした。知事がそこの管理者なのですが、何ら有効な手も打てず、借金を330億円にも膨らませ、県などに肩代わりさせました。その責任を取って、増田さんは給料2カ月分、約200万円のカットを申し出た。でも、我々が給料だけでなく、約3900万円の退職金の返還も求めると、それ以降、ダンマリを決め込み、結局、一切懐を痛めずに、岩手を後にしたのです」

 到底、“改革派知事”には見えなかったという。

 ともかく、自民党は組織票をバックにつけた増田元総務相と、あえなく袖にされた悲劇のヒロインという役回りの小池元防衛相が対峙し、分裂選挙に突入することになったのである。

「特集 風雲急を告げる『都知事』選 『石田純一』不出馬で『小池百合子』『増田寛也』それぞれの傷跡」より

「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載

5532とはずがたり:2016/07/20(水) 19:09:51

東電顧問(辞任)に億ションで非難続々 小沢軍団に冷や水かけられた増田寛也
http://dot.asahi.com/wa/2016071900226.html
(更新 2016/7/20 11:30)

 与党推薦の元総務相の増田寛也氏(64)。だが、評価はあまり芳しくない。

「したたかな人、という印象。最初は小沢一郎に見いだされて岩手県知事になったが、小沢の力が低下すると、見切りをつけて離反し、自民党についた。当時、小沢の秘書が、裏切ったことに腹を立ててコップの水を増田にかけた、というのは地元では有名な話です」(岩手県政関係者)

 そして今回は自民党東京都連との対決姿勢を示す小池百合子元防衛相との分裂選挙となった。

 小池氏と交流のある自民党のベテラン国会議員は、14日の告示日、候補者の出陣式で、増田氏のほうの陣営にいた。

「小池さんのほうには行けないよ。応援すると、除名だもの……」

 第一声には谷垣禎一幹事長、自民党都連のほとんどの国会議員や公明党の幹部、都議が集結した。マイクを握った石原伸晃都連会長はこう訴えた。

「大変重要な選挙になる」

 しかし、その石原会長に“処分”疑惑が持ち上がっている。告示日前日の13日に放送された民放の番組に出演した伸晃氏の実弟である良純氏が「鳥越さんを見てきた人なら信頼感を持つ人が多いのでは」と発言してしまったのだ。自民党都連は石原会長、内田茂幹事長らの連名で≪議員(親族等含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、賞罰規定に基づき、除名等の処分の対象となります≫と記した文書を配布。都連会長自らがその対象になるのではという皮肉も聞こえる。

 そして選対から弱気の声も漏れ聞こえる。

「増田は地味でダメ。鳥越がいくかもしれない。自民党の組織票は参院選で疲れきっている。東京では浮動票が決め手だから」

 自民党都連の最高顧問を務める深谷隆司元通産相に状況を尋ねた。

「非常に厳しいと思う。知名度はこれから上がるよ」

 大臣在任中は不動産取引の自粛が求められるにもかかわらず、総務相時代に港区赤坂に億ションを購入。中古市場で1億5千万円はするとされる物件だ。3・11後、原発再稼働を目指す東京電力の社外取締役に就任していたことも、脱原発派からは批判されている。

 小池氏が宣戦布告した「自民党都連のドン」と呼ばれる男、内田都連幹事長を直撃した。

「小池さんは非常に気位が高い人だからさ。でも、あの人からは今まで都政のとの字も聞いたことないよ。まあ、話もしたくないね」(本誌・小泉耕平、上田耕司、牧野めぐみ/今西憲之)

※週刊朝日  2016年7月29日号

5533とはずがたり:2016/07/22(金) 07:18:33

自民都連“除名議員”の受け皿に 小池百合子氏が新党結成か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/186024
2016年7月21日

 大混戦の都知事選のさなか、“仰天情報”が流れ始めた。自民党「除名」もウワサされている小池百合子元防衛相が、「地域政党」の立ち上げを画策しているというのだ。

 12年9月の自民党総裁選で石破茂地方創生相の支援に回り、安倍政権で“冷や飯”を食っていた小池氏。今回の都知事選出馬で、「私は自民党員」と言いながら、石原都連会長を完全無視。さらに「都連のドン」と呼ばれる内田茂幹事長を敵に回して、いよいよ「政界の渡り鳥が次に選ぶ政党は?」なんて声も漏れ始めた。

 小池氏得意の「後足で砂をかける」手法に自民党はカンカン。小池氏を応援する議員は仮に親族でも許さない――という文書を配って締め上げている。こうなると、小池氏は当選しようが、落選しようが、自民党と袂を分かつのは時間の問題だ。そこで浮上しているのが、「小池新党」の立ち上げだ。

「都知事選では、自民党都議の約3割がコッソリと小池氏の支援に回っています。党の方針に逆らったこれらの議員は今後、『除名処分』になる可能性がある。そこで小池氏はこれら議員の“受け皿”として、『地域政党』の立ち上げを計画しているというのです。小池陣営のある関係者は、応援都議に『将来の面倒を見る用意がある』と話していると聞きます」(自民党関係者)

■安倍政権の“目の上のタンコブ”に?

 これは安倍政権にとっても頭の痛い話だろう。目の上のタンコブになる可能性が高いからだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

「小池さんは日本新党からキャリアをスタートさせ、政党を渡り歩いてきた。生粋の自民党議員とはいえない。特定の政党への恩義より、自分の考えを貫く意志の強さを持っています。とりわけ、今回の突然の出馬は、自民党への“怒り”が原動力です。小池新党が実現すれば、安倍政権への『リベンジ』とばかり、政策に対して反対の立場を取る可能性はゼロではない。安倍政権としては、思うように政権運営できなくなることも考えられます」

 仮に小池氏が当選すれば、新党結成に弾みがつくのは間違いない。そんな事態を恐れ、前回と打って変わって安倍首相は都知事選を静観しているのかもしれない。「雌鶏歌えば家滅ぶ」というが……。

5534とはずがたり:2016/07/22(金) 07:18:44
w>小池にはまってさぁ大変

泡食った自民党執行部 公明党と世論が味方? 暴走小池百合子の勝算
http://dot.asahi.com/wa/2016070600212.html
(更新 2016/7/ 7 07:00)

 思えば意味深なコラムだった。

「いつも『政治と金』でコケるわけですが、すべての議員が舛添さんのように公私混同が当たり前と思っているわけではありません。ちなみに私は公私の区別がつけにくい飲食費は一切計上しません」

「これで任期途中に都知事が辞すのはこの4年間で3人目です。その都度突如として選挙戦に突入し、いつも最後に現れる『後出しジャンケン』の候補者が勝利を納める。この繰り返しです」

 6月29日、東京都知事選に電撃的な出馬表明をした小池百合子氏は、前日に自身のホームページにそう掲載していた。7月1日には自民党都連に推薦願を出す周到ぶりだ。

 泡を食ったのは、都知事選の候補者選びを一手に任されていた自民党都連執行部。

「党内では、どんぐりころころの歌にかけて、『小池にはまってさぁ大変』と、都連などが揶揄(やゆ)されています」(自民党関係者)

 都連執行部に十分な相談もしないまま、記者会見を開いた小池氏に対し、ベテラン記者からは、

「小沢一郎とか小泉純一郎以来の思い切った行動じゃないか。しびれたね」

 といった声が漏れた。

「小池さんにしてみれば、このままだと、出馬したくてもできなかった2年半前の都知事選の二の舞いになりかねないという計算もあったのでしょう」(自民党都議)

 都連会長の石原伸晃氏には事前に連絡がなかったようで、都連幹部の萩生田光一官房副長官は「執行部に何ら相談もなく、やや違和感がある」と吐露した。

 ただ、小池氏もまったく連絡しなかったわけではなく、小池氏に近い自民党関係者は「公明党幹部にはすでに話を通していた」と打ち明ける。都連の平沢勝栄衆院議員は会見の5分前に携帯電話が鳴り、小池氏から「いまから出馬会見します」と、電話がかかってきたという。

 暴走にも見える小池氏の決断だが、ある自民党関係者は、

「公明党と世論が小池さんを支持する格好になったら、自民党は小池さんを候補者と認めざるを得ないという流れになると読んでいたはずです」

 一億総活躍社会の実現を目指す安倍首相は、参院選の街頭演説に立つと、聴衆の女性に向かって、身ぶり手ぶりで「女性の輝く社会の実現」を訴えている。政治ジャーナリストはこう分析する。

「小池さんの存在を嫌がる自民党幹部が見せる、小池さんを候補者から引きずり下ろしたいという態度は、世論から女性蔑視、軽視と受け取られるのではないか。党が描く政策のイメージと逆行するのは避けたいはずです。おもしろい現象が起きていて、浮足立った女性議員が『小池さんを応援したい』と声を上げている」

 都連のある幹部もお手上げの様子。

「小池さんは知名度もあるし、有力な候補者となるのだろう。新しい候補を担ぐのであれば、小池さんより実力のある人物でなくてはならないが……」

 2代続けて「政治と金」で都政トップが失脚した事態に懲りた党都連は、行政実務型の官僚の擁立がふさわしい、と候補者選定に腐心してきた。小池氏が出馬会見を開いた日に、石原氏がアイドルグループ「嵐」の櫻井翔の父親で前総務事務次官の櫻井俊氏に要請して固辞されたといい、次の一手として総務相を経験した増田寛也元岩手県知事に白羽の矢を立てる慌てぶりだ。「これまで、知事経験者が都知事選に出馬して当選した実績はなく、『他の自治体の首長が、なんで東京に来るの?』と、都民に反感が芽生える」(同幹部)

 候補者の一本化は図れるか。「小池の乱」の行方やいかに。

※週刊朝日  2016年7月15日号

5535とはずがたり:2016/07/22(金) 18:19:47

東国原、文春記事とは別の女性問題「聞いている」
http://www.daily.co.jp/gossip/2016/07/22/0009309179.shtml

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(58)が22日、ツイッターを更新し、都知事候補の鳥越俊太郎氏の女性スキャンダルについて、週刊文春で報じられたものとは別の女性問題について聞いていることを明かした。
 東国原は、8日に出演したフジテレビ系「バイキング」で、当時はまだ話題に上がっていなかった鳥越氏について「都知事選に鳥越氏が出ると思う」と発言していた。
 ツイッターではそのときのことを振り返り、「後ろの席にいた高木美保氏が僕に『鳥越さんは女性スキャンダルがあるのででれないのでは』と小声で言った。『勿論、その噂は聞いている』と返した」とつぶやいた。
 そして「僕が聞いている女性スキャンダルは、今回の「文春」の記事とは違う内容である。恐らく、高木氏も僕が聞いている女性スキャンダルと同じ内容の事を聞いているのかも知れない」と、今回報じられたものとは違う女性問題が、流布しているとした。
 東国原が聞いている女性問題が事実かどうかには触れられていないが、更なる“爆弾”が投下される可能性も出てきたようだ。

5536チバQ:2016/07/23(土) 13:14:47
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016072302000120.html

都知事選 都内首長も三つどもえ





















2016年7月23日 朝刊




写真


 31日投開票の東京都知事選は、主要3候補をそれぞれ応援する形で、都内の区市町村長たちも三つどもえの舌戦を繰り広げている。 (都知事選取材班)


 増田寛也(ひろや)さん(64)=自民、公明、こころ推薦=には告示前、岩手県知事や総務相を務めた行政経験への期待から、都内の区長、市長の有志と町村長全員が都知事選への出馬を要請した。


 区長会や市長会によると、二十三区のうち西川太一郎荒川区長ら二十一区長、多摩二十六市のうち並木心(しん)羽村市長ら二十五市長が要請に参加。選挙戦でも、増田さんを応援するマイクを握り、連携の強みをアピールしている。


 二十一日に荒川区であった演説会では、西川区長が「増田さんが知事になったら、二十三区と都がもっと緊密な関係で課題を解決していける」と訴えた。


 告示二日前に出馬を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎さん(76)=民進、共産、社民、生活推薦=には、保坂展人(のぶと)世田谷区長、邑上(むらかみ)守正武蔵野市長らが支援している。


 社民党衆院議員だった保坂区長は、ブログに「『76歳の挑戦』を応援したい」と鳥越さん支持を表明。十八日の演説会で「かじを大きく切り替えて、現場の声を聞く都政を取り戻してほしい」と激励した。


 邑上市長も市長選で旧民主、共産、社民などの支持を受けており、街頭演説では「人権、平和、憲法を守る鳥越さんを知事に押し上げよう」と呼びかけた。


 前自民党衆院議員で元防衛相の小池百合子さん(64)は、東京10区(豊島区、練馬区の一部)選出だったことから、地元の高野之夫豊島区長が支援している。


 高野区長は、街頭での応援演説で「小池さんは10区で四期十一年、地域の声を聞いて国政と都政、区政をつないできた。勇気も気力も優しさもある。そう思いながら、ずっと一緒に歩んできた」と語った。


 対立候補の増田さんが座長の日本創成会議が、豊島区を「消滅可能性都市」としたことにも言及。


 高野区長は「人口は着実に増え、日本一の高密度。なんで消滅可能性都市なんですか」と怒りの矛先を向けた。

◆主な候補の演説日程


 ▼鳥越俊太郎さん 午後0時45分:JR立川駅北口 ▽同3時30分:JR荻窪駅北口 ▽同5時30分:JR池袋駅西口


 ▼増田寛也さん 午前8時:光が丘IMA前 ▽同10時40分:ピーコック大島店前 ▽同11時30分:マルエツ葛西クリーンタウン店前 ▽午後1時:都営白鬚東アパート ▽同1時45分:リバーパーク汐入 ▽同3時:都営桐ケ丘アパート・赤羽台団地 ▽同4時:高島平団地 ▽同5時30分:慶応大学正門前


 ▼小池百合子さん 午前10時:東急二子玉川駅 ▽同11時:東急自由が丘駅 ▽正午:東急三軒茶屋駅キャロットタワー前 ▽午後2時:銀座4丁目交差点 ▽同4時:JR田端駅北口 ▽同5時:おぐぎんざ商店街・熊野前商店街 ▽同6時15分:JR北千住駅西口 ▽同7時15分:JR日暮里駅東口


 ※届け出順。陣営発表(22日午後10時現在)。変更の可能性があります。

5537チバQ:2016/07/23(土) 13:17:22
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201607/CK2016072302000127.html
都議補選 告示 4選挙区12人出馬

2016年7月23日


 議員辞職で生じた欠員を埋める都議補選が二十二日告示された。新宿、台東、大田、渋谷の四選挙区(いずれも被選挙数一)で、計十二人が立候補した。三十一日に投開票される都知事選とダブル選挙となる。今回の当選者の任期は来年夏まで。


 新宿区選挙区は、新宿区長選に出た自民都議の辞職に伴う選挙。元職一人と新人三人が出馬した。自民公認の元区議と、知事選候補の元防衛相小池百合子さんの元秘書=無所属=が争う保守分裂選挙となった。


 台東区選挙区は、台東区長選に立候補した自民都議の辞職に伴う選挙で、新人二人が出馬。民進は公認候補を出さず、共産候補を支援する。


 大田区選挙区は、次期衆院選に立候補する民進都議の辞職に伴う選挙で、新人三人が立候補。民進と共産の候補者調整で、共産の候補予定者が立候補を見送った。


 渋谷区選挙区は、渋谷区長選に出馬した自民都議の辞職により実施。新人三人が出馬した。


 四選挙区の選挙人名簿登録者数(二十一日現在)は次の通り。


 新宿区=二十六万九千百十三人、台東区=十五万九千八百七十三人、大田区=六十万七千百二十二人、渋谷区=十八万九千四百三十四人

◆都議補選の立候補者(いずれも被選挙数1、届け出順)

◇新宿区選挙区


森口つかさ(もりぐち) 34 無新 会社役員(元)衆院議員秘書▽京大


猪爪まさみ(いのつめ) 60 民元<2> NPO法人理事長・保護司(元)新宿区議▽早大 


藤原健樹(ふじわらたけき) 45 共新 党地区くらし生活相談室長(元)法律事務所職員▽専修大


大門幸恵(だいもんさちえ) 47 自新 税理士(元)新宿区議▽早大院 =公

◇台東区選挙区


小柳茂(こやなぎしげる) 44 共新 党地区都政対策委員長・青年学生部長▽法大 


和泉浩司(いずみひろし) 59 自新 党総支部政調会長(元)台東区議長▽台東商 =公

◇大田区選挙区


森愛(もりあい) 39 民新 (元)大田区議・衆院議員秘書・レポーター▽専修大 


山森寛之(やまもりひろゆき) 37 自新 (元)衆院議員秘書・都議秘書▽駿河台大 =公


溝口晃一(みぞぐちこういち) 47 無新 写真家・写真事務所代表▽産能大  

◇渋谷区選挙区


浜田浩樹(はまだひろき) 38 民新 党支部幹事長・予備校講師(元)渋谷区議▽東大


折笠裕治(おりかさゆうじ) 58 共新 党地区都政対策室長(元)民青中央委員会勤務▽仏教大 


前田和茂(まえだかずしげ) 46 自新 党総支部幹事長(元)渋谷区議長▽小川工 =公

5538チバQ:2016/07/23(土) 13:19:12
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016072202000128.html?ref=rank
都議補選で民共共闘 大田と台東で候補者を初調整
2016年7月22日 朝刊

 二十二日に告示される東京都議補選で、共産党大田地区委員会は二十一日、大田区選挙区に共産公認で立候補を予定していた党地区役員の藤田綾子さん(41)が立候補を見送り、民進公認で同選挙区に出馬する元大田区議の森愛さん(39)を応援すると発表した。


 安倍政権下の改憲阻止を目指す野党共闘の流れの中、共産党と民進党が都議選で候補者を調整するのは初めて。


 民進党は候補者を立てない台東区選挙区で共産候補の後押しを模索している。


 共産党地区委員会は「都知事選での野党共同の協議で都議補選でも調整が実現した」とコメントした。


 民進党は「(共産と)共闘の方向で検討している」(都連役員)とし、台東区選挙区に共産公認で出馬する小柳茂さん(44)の街頭演説に区議を派遣する。


 都議補選は都議の辞職に伴い、三十一日投開票の都知事選に合わせ四選挙区で実施される。

◆新宿区は保守分裂 小池さん元秘書出馬へ


 都議補選で、会社役員の森口つかささん(34)が二十一日、新宿区選挙区に無所属で立候補すると表明した。森口さんは都知事選候補で元防衛相の小池百合子さんの元秘書。同選挙区には自民公認の税理士大門幸恵さん(47)も立候補を予定し、保守分裂選挙になる見通し。このほか、民進公認の元都議猪爪まさみさん(60)、共産公認の党地区役員藤原健樹さん(45)も出馬を準備している。

5539チバQ:2016/07/23(土) 13:21:35
http://www.sankei.com/premium/news/160723/prm1607230024-n1.html
2016.7.23 01:00更新

【東京都知事選】
泡沫候補とは呼ばせない 個性派ずらり…マック赤坂氏「トランプ氏だって最初は泡沫」 立花孝志氏「NHKをぶっ壊す」

 東京都知事選(31日投開票)は、小池百合子元防衛相(64)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、増田寛也元総務相(64)の3氏が激戦を繰り広げ、連日メディアをにぎわせている。だが、今回は過去最多の21人が立候補している。「3強」の陰に隠れがちだが、存在感を放っている個性派の候補者を追った。

 19日夜、酔客や買い物客でごった返す新宿・歌舞伎町。政治団体「スマイル党」総裁で実業家のマック赤坂氏(67)が選挙カーの演台に立った。都知事選は4度目の常連だ。

 ピンクの帽子にピンクのTシャツという奇抜な服装。アップテンポな音楽を流しながら両手に持ったペンライトをクルクルと回すなどのパフォーマンスを披露した。

 「スマイル!」

 時折そう叫んで得意の「スマイルポーズ」を披露すると、見物人たちがスマートフォンのカメラを構え、若い女性2人組からは「マックさーん!」と声援が飛んだ。

 夜間とあってマイクを使用した演説は行わなかったが、昼間の街頭演説では都庁改革を中心に主張を展開。また、出馬表明の記者会見(6月20日)やスマイル党ホームページでは、都立学校の朝礼にスマイルダンスを導入、東京スマイル大学の創設、銀座の歩行者天国をスマイルで歩いた人に商品券支給-などを掲げている。

 歌舞伎町での街頭活動前には、鳥越俊太郎氏を激励するため、東京・永田町の国会前で行われた市民団体主催の集会を訪ねたが、鳥越氏のスタッフに阻まれて接触できなかった。

 16日には銀座の街頭で小池百合子氏に遭遇し、「デートしましょうよ」と誘った。さすがに断られたものの、握手を交わし健闘を誓い合うなど、他の候補者とも積極的に“交流”を図っている。

 記者がマック氏に取材をお願いすると、選挙カーの演台に上がるよう求められた。衆人環視の中、マック氏の隣で選挙戦の手応えを聞くと、「メディアが3バカ(小池、鳥越、増田の3氏)ばかり取り上げるから、厳しいのは自覚している。中身は言えないが、これから奇策を打っていく」と決意を述べた。

 無礼を承知で、立候補のたびに「泡沫(ほうまつ)候補」と呼ばれていることへの感想を問うと、力強い答えが返ってきた。

 「(共和党の米大統領候補に指名された)ドナルド・トランプさんだって最初は泡沫といわれていた。だから私も絶対に諦めない。泡沫経験は私のほうが長いですからね」

 奇抜な選挙活動とは裏腹に、「スマイルあふれる東京にしたい」との思いは真剣そのものだった。

5540チバQ:2016/07/23(土) 13:23:45
 さらにエッジの利いた主張を展開しているのが、出馬に伴い千葉県船橋市議を自動失職した立花孝志氏だ。

 「私の公約はただ1つです。それはNHKをぶっ壊す!。私が当選するわけはないが、当選しなくてもぶっ壊す。確実にやります」

 JR蒲田駅前(大田区)で19日夕に行った演説では、こんな過激な訴えを展開した。さらに、最近のNHK社員らによる不祥事をいくつも羅列し、通行人に対し受信料を支払わないよう呼びかけた。

 実は、立花氏は元NHK職員だ。同氏によると、週刊誌で「裏金作りに手を染めた」と内部告発をし、依願退職したという。その後、政治団体「NHKから国民を守る党」の代表を務め、船橋市議にも当選した。

 街頭演説の傍らでは、スタッフの女性がチラシに加え、訪ねてきた集金人を追い返す効果があるという「NHK撃退シール」を配布していた。なんと、通行人のほうが次々に受け取りに来るではないか。これは「3強」の演説でもなかなか見られない光景だ。

 立花氏は10万票ほど獲得できるとの手応えを感じているといい、産経新聞の取材に「注目度の高い都知事選を通してわが党の知名度を上げ、党勢拡大につなげたい」と語った。

 自営業の後藤輝樹氏(33)も強烈な個性を放っている。

 まずは選挙ポスター。軍服姿で写り、肝心な名前などの候補者情報は一切なしという異色のデザインだ。昨年4月の東京都千代田区議選に出馬した際には、股間部分だけを文字で隠した全裸ポスターがインターネット上で話題となった。

 また、22日未明の日本テレビ系列での政見放送では下ネタを連発しながら「東京五輪・パラリンピック中止」と「築地市場移転中止」を熱弁した。

 また、「政治とカネ」をめぐり辞任した舛添要一前知事に批判が集まったことに触れ、「世間のあれはやり過ぎ。普段、いじめはダメですとかきれい事を言っておいて、お前らが率先して舛添をいじめてるんだよ。死んじゃったらどうすんだ!」と怒った。

 25日に放送予定のNHKの政見放送の収録では、さらに過激な下ネタを連発。後藤氏のブログによると、「自主規制が過ぎる近年のメディアに対して自分なりの個性的な表現」で訴るのが狙いだったようだが、実際に放送されるのかどうか未確定だという。

 かつて「政界の牛若丸」と呼ばれたものの、乱脈融資事件で失脚した山口敏夫元労相(75)。告示日の14日は、JR新宿駅西口(新宿区)で黒いジャージー姿で第一声を上げ、東京五輪関連の税金の無駄遣いを止めさせると訴えた。

 さらに、組織委員会会長の森喜朗元首相を名指しし、こんな独自の批判を展開した。

 「首相として落第した人が世界のオリンピックに取り組んだところで、失敗の連続ではないか」

 「あの頭の悪い無能な人が会長になっているために、都民はこれから5兆円(の負担)ですよ」

 また、山口氏は都知事にとって健康問題は最優先だとして20日、小池、鳥越、増田の3氏に診断書を提出するよう求める公開質問状を送付した。

 このほかにも大勢の候補者が個性的な主張をしている。ただ、今回はあの名物候補が出馬しておらず、一抹の寂しさを覚える有権者も少なくないだろう。

 平成11年の都知事選から前回まで6回連続(通算7回)で挑戦し、派手なパフォーマンスで注目を集めてきた発明家の「ドクター中松」こと中松義郎氏(88)である。

 中松氏は平成25年12月、「末期がんで余命は27年末まで」と宣告されたものの、今年6月に米寿を迎え、記者会見を開いて「復活」を宣言した。さすがに立候補に至らなかったが、「都民に告ぐ」と題した自作のラップをインターネット上で公開。有権者に向け、候補者の資質を見極めるよう、韻を踏みながら熱いメッセージを送っている。

 「余命2年の末期がん、損得なしの渾身(こんしん)の提言

 真実すぎてアイムソーリー、世界内閣中松総理

 都知事の仕事は大変さ、だから資質を身体検査」



(政治部 田中一世)

 【その他の立候補者】
 高橋尚吾32 無新
 谷山雄二朗43 無新
 桜井誠44 無新
 山中雅明52 諸新
 岸本雅吉63 無新
 上杉隆48 無新
 七海ひろこ32 幸新
 中川暢三60 無新
 関口安弘64 無新
 宮崎正弘61 無新
 今尾貞夫76 無新
 望月義彦51 無新
 武井直子51 無新
 内藤久遠59 無新

5541チバQ:2016/07/23(土) 13:25:29
http://www.sankei.com/politics/news/160722/plt1607220039-n1.html
2016.7.22 22:52更新

【東京都知事選】
小池百合子氏が“刺客”放つ 都議補選も分裂に
 東京都知事選(31日投開票)と同日投票される都議補選が22日、都内4選挙区(各欠員1)で告示された。都議会自民党との対決姿勢を強める元防衛相の小池百合子氏(64)はこのうち新宿区に「刺客」として、元秘書で会社役員の森口つかさ氏(34)を擁立。自民党公認の元区議、大門幸恵氏(47)との間で、保守分裂選挙に突入した。

 平成17年の郵政解散総選挙では、小池氏自身が小泉純一郎元首相の送り込んだ刺客として、衆院東京10区で分裂選挙を戦った。小池氏は「抵抗勢力」と位置付ける都議会に、自らの元秘書を送り込むことで、対都議会の橋頭堡(きょうとうほ)とする狙いとみられる。 

 新宿区には1議席をめぐって4人が立候補した。正午すぎにJR高田馬場駅前で行われた森口氏の第一声に駆けつけた小池氏は、選挙カーに並んで立つと「都議会にも私と心を通じ、同じ方向性を持っているそんな議員を生み出していただきたい」と訴えた。自らと森口氏を「チーム」と呼び、「2人セットでどうぞよろしく」と呼びかけた。

 森口氏が無所属での出馬を決めたのは約10日前。選挙ポスターには「小池ゆりこ推薦」と書かれ、スローガンは小池氏と同じ「都民が決める。都民と進める」。イメージカラーは緑で、2人の一体感を強調するデザインだ。

 除名覚悟で小池氏を支援する自民党の豊島区議らは「小池さんは自民党員だからまだいいが、森口さんは党員なのだろうか…。なんとも応援しにくい」と複雑な表情だった。

 一方、自民党推薦の元総務相、増田寛也氏(64)は午後2時ごろ、JR新宿駅前であった大門氏の街頭演説会で、「この新宿でこれから大門候補と一緒に戦って参ります」と共闘を訴えた。

 演説では「都議会を冒頭解散するなんて、そんなこと言ってる暇はない」と小池氏の動きを牽制(けんせい)。大門氏が訴える子育て支援に同調し、「9月議会でただちに子育て予算を増やす」などと述べた。

 一方、野党4党は都議補選で一部候補の調整が行われたものの、新宿区では民進党の猪爪まさみ氏(60)、共産党の藤原健樹氏(45)が立候補する展開となった。都知事選で4党が統一で推薦するジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)はこの日、補選候補の応援演説には立たなかった。

5542チバQ:2016/07/23(土) 13:51:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160723k0000e010191000c.html
<都知事選>街頭演説 やっぱり頼りは著名人の「応援弁士」

12:07毎日新聞


 31日投開票の東京都知事選で舌戦を繰り広げている主要3候補が、街頭演説で頼りにするのが著名人の「応援弁士」。お茶の間になじみの助っ人は、無党派層へのアピールにも一役買っている。

 おばあちゃんの原宿といわれる巣鴨地蔵通商店街(豊島区)。ジャーナリスト、鳥越俊太郎氏(76)の応援に歌手の森進一氏が駆け付け、「40年の付き合い。クリーンさで勝る人はいない」と鳥越氏を持ち上げた。

 他候補に比べて街頭演説は少ないが、陣営幹部は「ジャーナリストの人脈を生かして支援を広げている」。

 鳥越氏の応援には、民進党の蓮舫氏、山尾志桜里氏、辻元清美氏や共産党の吉良佳子氏ら野党の女性国会議員の姿も目に付く。

 「東京の未来、オリンピック・パラリンピックの成功に向けて約束できますか。信じてもいいですか」。若者らでにぎわう池袋。自民党の今井絵理子参院議員が、演台に立つ元総務相の増田寛也氏(64)に問いかけた。ボーカルグループ「SPEED」のメンバーで、参院選比例代表で初当選したばかり。この日は有権者との握手や記念撮影に活躍した。

 増田氏は自民、公明、こころ3党の推薦を受け、谷垣禎一氏や井上義久氏、太田昭宏氏ら与党大物議員も応援に駆け付けている。

 自民党の推薦を得られず組織的な支援を受けていない元防衛相の小池百合子氏(64)。表立って応援する国会議員は、元東京地検特捜部検事の若狭勝氏(自民)ぐらいだ。

 心強い援軍の一人がアルピニストの野口健氏。環境相だった小池氏と富士山の清掃登山をした仲だという。自身のフェイスブックやツイッターなどで全面支援し、演説会場では陣営イメージカラーの緑色の服装で「小池さんの魅力は現場に行くこと。見て、知って、自分が背負って、腹をくくれる人」と呼びかけた。【高橋昌紀】

5543名無しさん:2016/07/23(土) 21:47:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160720/k10010602431000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_033
東京都知事選 選挙戦は中盤に
7月20日 20時00分
東京都知事選挙は、選挙戦がスタートして1週間です。中盤に入り、選挙戦は激しさを増しています。
東京都知事選挙に立候補したのは、届け出順に、
▽無所属の新人で元派遣社員の高橋尚吾氏(32)、
▽無所属の新人で国際映像配信会社社長の谷山雄二朗氏(43)、
▽無所属の新人で政治団体代表の桜井誠氏(44)、
▽無所属の新人で民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、
▽無所属の新人で自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏(64)、
▽無所属の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(67)、
▽諸派の新人で元労働大臣の山口敏夫氏(75)、
▽諸派の新人で税理士の山中雅明氏(52)、
▽無所属の新人で自営業の後藤輝樹氏(33)、
▽無所属の新人で歯科医師の岸本雅吉氏(63)、
▽無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏(64)、
▽無所属の新人でインターネットによる報道番組の配信会社社長、上杉隆氏(48)、
▽諸派の新人で幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(32)、
▽無所属の新人で元兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)、
▽無所属の新人で政治団体代表の関口安弘氏(64)、
▽諸派の新人で元千葉県船橋市議会議員の立花孝志氏(48)、
▽無所属の新人で日本大学教授の宮崎正弘氏(61)、
▽無所属の新人で医師の今尾貞夫氏(76)、
▽無所属の新人でソフトウエア開発会社社長の望月義彦氏(51)、
▽無所属の新人で元学習塾講師の武井直子氏(51)、
▽無所属の新人で元陸上自衛官の内藤久遠氏(59)の合わせて21人で、これまでで最も多くなりました。
鳥越氏は、告示以降、有権者が多く集まる駅前などで街頭演説を重ねてきたほか、市民団体が主催する集会に出席するなどして支持を呼びかけてきました。20日は世田谷区の保育園を視察したほか、品川駅などで街頭演説を行いました。鳥越氏は「東京都の保育の現場は大変すさまじいほどに苦しい状況になっている。道路や箱ものにかける金があったら人の命にかけよう。人の暮らしにかけよう。モノより人、モノより命だ」と訴えました。

増田氏は、告示以降、自民党の国会議員などと共に街頭演説を行ってきたほか、多くの若者が集まる繁華街で遊説するなどして活動を進めてきました。20日は立川市や東村山市など多摩地域で街頭演説を行って支持を訴えました。増田氏は「待機児童の問題は大変深刻で、もっと子育てに都の予算を入れるようにする。高齢化の問題はひたひたと足元に押し寄せており、医療から介護まで24時間いつでもケアできる地域包括ケアの体制を築くことが大事だ」と訴えました。

山口氏は、告示以降、多くの人が集まる新宿の繁華街を中心に街頭演説を行い、20日も新宿駅前に出て買い物客などに対して支持を呼びかけました。山口氏は「家庭やとなり近所、友達や仲間たちと健康社会を作るためのサロンを作っていきたい。時代は成長社会戦略でなく成熟社会戦略に切り替えていかねばならない」と訴えました。

小池氏は、告示以降、東京23区内を中心に街頭演説を繰り返してきました。繁華街や駅前など人が多く集まる場所を回っています。20日は都心の港区などで街頭演説を重ねたほか、板橋区の商店街などを練り歩いて支持を訴えました。小池氏は「さらに多くの保育の施設を確保していきたい。それは大きな施設である必要はなく、空き家を保育施設に改造して東京都が費用を持つようにしたい。皆さん、都民のことを考える都政や政策を実行していきたい」と訴えました。

上杉氏は、インターネットの活用に力を入れた選挙戦を展開し、20日は中央区の築地市場の周辺で支持を訴えながら、スマートフォンを使ってその様子を生中継しました。上杉氏は「最初に手を付けるのは首都直下地震の対策だ。もうひとつは高齢者の問題で、特別養護老人ホームまで含めると4万人が待機している。お年寄りをすぐに助けてあげたい」と訴えました。

中川氏は、告示以降、インターネットを通して取り組む政策について有権者と意見を交わすとともに、街頭演説をして支持を呼びかけています。中川氏は「現場に地域の問題があるので、都民の近いところで改革を進めていきたい。権限と予算を市区町村に移し、都民の困ったことが身近なところで解決できる改革を進める」と訴えています。
東京都知事選挙は今月31日に投票が行われ、即日開票されます。

5544名無しさん:2016/07/23(土) 21:48:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160721/k10010603181000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_025
都知事選立候補の鳥越氏 週刊誌を刑事告訴
7月21日 13時03分
東京都知事選挙に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏は21日に発売された週刊誌に掲載された記事について「事実無根だ」などとして週刊誌側に抗議文を送るとともに、21日、公職選挙法違反などの疑いで刑事告訴しました。
鳥越氏は、21日午前中民進党の会合に出席し、21日に発売された週刊文春に掲載された、過去に女性との関係で疑惑があるとする記事について「一切、事実無根であり、心ない誹謗中傷だ。弁護士が法的手段に訴えるべく行動に出ている」と述べました。
鳥越氏の弁護団は20日、週刊文春側に抗議文を送るとともに、21日、公職選挙法違反などの疑いで東京地方検察庁に刑事告訴しました。
弁護団が公表した抗議文は「記事は、一方的な証言だけに基づき、『疑惑』がいかにも真実であるかのごとき印象を与えるものとなっている」としたうえで「こうした手法で有権者に事実と異なる印象を与えようとする行為は明確な選挙妨害であり公職選挙法で禁止される行為にほかならない。また刑法の名誉毀損罪を構成する」などとしています。
これについて週刊文春編集部は「記事には十分、自信を持っている」とコメントしています。

5545名無しさん:2016/07/23(土) 22:31:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072000701&g=pol
待機児童、対策競う=2年ぶり増で有力3候補【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)で、待機児童の問題が争点の一つになってきた。都は2017年度末までに保育サービスを4万人分増やし、待機児童をゼロにする目標を掲げるが、保育ニーズの拡大に追い付かない状況だ。有権者の関心が高いテーマだけに、有力3候補は街頭演説などでこぞって対策強化を訴えている。
 都が19日にまとめた4月1日時点の都内の待機児童数は、8466人と2年ぶりに増加。大型マンションの開発などに伴う子育て世帯の流入が続き、就学前児童の数が増えていることが背景にあるという。独自の財政支援などで認定こども園を含む施設整備は計画を上回るペースで進んでいるが、共働き世帯増加の影響もあり、入所希望者が想定以上に増え続けている。都担当者は「どこでピークになるのかが読めない」と頭を抱える。
 深刻な状況を前に、有力3候補は選挙戦で子育て支援予算の拡充などを主張。元防衛相の小池百合子氏(64)は20日昼、品川区のJR駅前で「待機児童の問題で空き家をもっと活用しよう」と指摘した。都内の空き家を活用した施設整備のほか、小規模保育所の受け入れ対象年齢や施設の面積基準の緩和を公約に掲げる。
 民進党や共産党など野党4党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は同日午後、世田谷区の保育所を視察。「思っていた以上に厳しいというのが実感だ」と述べ、保育所整備や保育士の待遇改善に財源を重点的に投入する考えを示した。
 自民、公明両党などが推薦する元総務相の増田寛也氏(64)はこれまで、8月中に地域別の「待機児童解消プログラム」を策定すると強調。「安心して出産、子育てができる体制づくりが急務」と呼び掛けている。 (2016/07/20-17:39)

5546とはずがたり:2016/07/24(日) 08:36:27
鳥越氏伸び悩んでますなぁ。右派からの鳥越バッシングが凄いからな(;´Д`)

小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う…都知事選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160723-00050117-yom-pol
読売新聞 7月24日(日)6時4分配信

 31日投開票の東京都知事選について、読売新聞社は世論調査と取材を基に情勢を分析した。

 過去最多の21人が立候補する中、主要候補では、元防衛相の小池百合子氏(64)と元総務相の増田寛也氏(64)が競り合い、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が追う展開となっている。ただ、4割の人は態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。

 支持政党別でみると、自民支持層の4割弱が自民党推薦の増田氏を支持しているが、小池氏も3割強の支持を受けており、分裂選挙の影響が出ている。増田氏は公明支持層の6割を固めたが、小池氏も2割弱から支持されている。

 一方、民進、共産両党の支持層は、いずれも5割が鳥越氏を支持しているが、小池氏にも1割以上の支持が集まっている。

 都知事選の行方を左右することが多い無党派層は、2割が小池氏を支持し、増田氏と鳥越氏への支持はそれぞれ1割程度だった。

 候補者を選ぶ際に最も重視した項目を見ると、小池氏の支持層は「政策や公約」とした人の割合が高く、4割だった。これに対し、岩手県知事を務めた増田氏の支持層は、6割弱が「行政経験」を最重視していた。鳥越氏の支持層は4割弱が「支援する政党や団体」を判断基準としていた。

 都知事選の争点で重視する課題を複数回答で聞いたところ、「医療や福祉政策」を選んだ人が56%で最多だった。都知事が2代続けてお金に絡む問題で任期4年を全うできず、辞職したことから、「政治とカネの問題」が51%で続いた。

 このほか、「少子化対策や子育て支援」(48%)、「地震などの防災対策」(44%)、「景気や雇用対策」(43%)と、暮らしに関係した課題が上位に並んだ。「五輪・パラリンピックへの取り組み」や「原発などエネルギー問題」は3割程度にとどまった。

 調査は21〜23日の3日間、東京都を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者が在住していた1885世帯で、1061人から回答を得た。回答率は56%。

5547チバQ:2016/07/24(日) 18:38:27
http://www.nikkansports.com/general/news/1683477.html
都知事選6候補 主要3候補偏向報道と不満、怒り
[2016年7月24日1時2分]
TL
都知事選候補共同会見に臨む、左から立花孝志氏、中川暢三氏、七海ひろこ氏、上杉隆氏、山口敏夫氏、マック赤坂氏(撮影・柴田寛人)
都知事選候補共同会見に臨む、左から立花孝志氏、中川暢三氏、七海ひろこ氏、上杉隆氏、山口敏夫氏、マック赤坂氏(撮影・柴田寛人)


 東京都知事選候補6人の共同記者会見が23日夜、東京・渋谷の自由報道協会で行われた。マスコミの報道量が圧倒的に多い主要候補3人以外の6人で、報道陣への不満が相次いだ。

 マック赤坂氏(67)は「もう黙っていられない。25日に有志数人で都庁記者クラブと東京都選挙管理委員会に行って、抗議文を渡す。『都知事選の報道で、主要3候補とそれ以外のメディアの取り扱いが極めて不平等である。公平な報道の義務がある。選挙の自由妨害を禁止する公職選挙法違反であり、法の下の平等をうたう日本国憲法第14条違反である』という内容。民主主義の根幹を揺るがすような状況です」と声を上げた。

 中川暢三氏(60)は「大手メディアの報道姿勢に対して、多くの国民はおかしいと思っている。出馬発表の記者会見で細かい公約を説明して、『政策論争の選挙にしたい』と訴えたが、それ以降、テレビ局の報道がない。一方的で断片的な選挙報道ばかり。石田純一さんが出る出ないというのは、芸能ニュースの領域。そこまで選挙報道のレベルが落ちているのか。マスコミが自分たちの視聴率を上げるために、意図的にそういう報道をしているとも考えられますし、有力政党と結託しての偏向報道ではないか」と訴えた。

 立花孝志氏(48)は「テレビ局をぶっ壊しましょう。放送法で政治的中立というのは義務づけられてますから、選挙が終わった後に裁判をします。当たり前のことです」と力を込めた。

5548チバQ:2016/07/24(日) 18:39:39
http://www.sankei.com/politics/news/160723/plt1607230024-n1.html
2016.7.23 21:54
【東京都知事選】
政党色強める鳥越俊太郎氏、増田寛也氏両陣営 小池百合子氏は話題作りで対抗
 東京都知事選(31日投開票)はジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=と元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、日こ推薦=の陣営が、次々と大物の応援弁士を投入するなど「政党色」を強めている。選挙日程も後半戦に突入し、組織の引き締めを図る狙い。序盤戦の世論調査で一歩リードする元防衛相、小池百合子氏(64)への追い上げを図る。

 ■鳥越氏、野党共闘アピール

 「私たちが求めるのは保育の量と質の両立」。鳥越氏は23日、「保育園落ちた日本死ね」ブログに賛同する母親たちと面会した。引き合わせたのは民進党の山尾志桜里政調会長。鳥越氏が「都立保育園をつくろう」と提案すると、「区立があるので必要性が分からない」と否定される一幕もあったが、「貴重な意見を政策に生かす」と「聞く耳を持つ」姿勢を見せた。

 鳥越氏陣営は22日、共産党の志位和夫委員長ら野党4党の幹部を集めた演説会を開いて「共闘」をアピール。これまで無党派層への浸透を図るため政党色を薄めてきたが、「民進党の支持層からも2〜3割が、女性活躍などを訴える小池氏に流れている」と陣営関係者。「イデオロギー色を強め、支持をつなぎ留めたい」と終盤では改憲阻止などを強く打ち出す方針だ。

 ■増田氏、ビッグネーム次々

 「世論調査の結果が思ったほど伸びなかった。小池氏と同じ土俵で戦っていたら負ける」。政党色を薄めるため、応援弁士を著名な女性議員や若手議員に絞ってきた増田氏の陣営も同様の危機感を抱く。

 増田氏は23日、都営アパートなどで、「地震にも倒れない建物を造らないといけない」と訴える一方、夕方からは、国会議員らの加勢を得た演説会で組織票固めに精を出した。

5549チバQ:2016/07/24(日) 18:40:16
 22日の演説会には菅義偉官房長官、萩生田光一官房副長官らビッグネームも投入。「ある候補は、いきなり都議会を解散すると。少なくとも劇場型の人に都政を任すことはできない」(菅氏)、「野党統一候補の方、キャッチフレーズは『アベ政治を許さない』ですよ。だったら参院選に出りゃよかった」(萩生田氏)などと述べた。

 ■小池氏、街コン会場を視察

 一方、政党の支援を受けない元防衛相の小池氏は23日も、千代田区有楽町で地域の活性化と男女の出会いの場を提供する「街コン」イベントを視察するなど、得意の“話題作り”で対抗し、無党派層への浸透を図った。

 小池氏は会場に集まった男女約80人を前に「街コンを盛んにして、出会いの場の後押しをしたい。すてきな出会いに乾杯」とあいさつ。参加者のテーブルを回り、記念撮影に応じた。

 小池氏は少子化対策に向けた「婚活・街コン推進議員連盟」の創設メンバーで、会場では議連主催の「鉄道コン」で誕生したカップルが結婚に至ったエピソードなども紹介。視察後には「少子化や待機児童問題は未婚率、晩婚率が高まっているという、根本問題に目を向けなければ解決しない」と力を込めた。

5550チバQ:2016/07/24(日) 18:49:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160724-00000137-nksports-pol
笹川堯氏「党員は堂々と」除名処分屈せず小池氏応援

刊スポーツ 7月24日(日)17時 東京都知事選(31日投開票)に無所属で立候補している小池百合子氏(64)のもとに24日、自民党総務会長を務めた重鎮で、元衆院議員の笹川堯(たかし)氏(80)が応援に入った。「自民党党員の人は、堂々と小池さんを応援してほしい」と、呼び掛けた。

 笹川氏は、「党の推薦候補以外を支援したら、家族も含めて除名を含めた処分の対象」という内容の文書を東京都連が出し、異例の引き締めをはかっている自民党の党員。三男は、現職の笹川博義衆院議員(49=群馬3区)だ。

 都連文書の通達通りなら、笹川親子は除名の対象となってしまう可能性もあるわけだが、笹川氏は「(街頭の選挙戦最終日の)土曜日まで応援しようと思っている」と、話した。「(選挙カーの)壇上に上がることは、清水の舞台から飛び降りる気持ちだった。周囲にもいろいろ言われたが、小池さんに1度(応援に行くと)約束した以上は、守る。それが男だ」と、強調した。

 「安倍首相は、みなさんのおかげで参院選を勝たせてもらった。その安倍さんは、女性が輝く社会をつくると言っている」と、女性登用の必要性を指摘し、「大阪にも女性知事はいた(太田房江・現参院議員)し、北海道の高橋はるみ知事は4期目だ。東京でも1度、女性に知事をやらせてみてはいかがでしょうか」と呼び掛けた。

 小池氏について「あれだけ頑固な小泉(純一郎元首相)さんをつかまえて、ネクタイを外させ、クールビズを成し遂げた。(都議会の冒頭解散と)いろいろ過激なことも言っているが、能力のある人なので、議会ともうまくやっていくと思う」と紹介。笹川氏自身は、背広にネクタイというファッションの方針は、当時も今も変えていないといい、「クールビズに従わなかったのは僕だけだ」と、笑わせた。

5551名無しさん:2016/07/24(日) 20:25:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100374&g=pol
文春報道は「事実無根」=名誉毀損で告訴状提出-鳥越氏【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は21日、同日発売の「週刊文春」が自身の女性問題に絡む疑惑を報じたことについて、選対会議の席上、「事実無根で、法的手段に訴える」と反論した。

 鳥越氏側は21日、名誉毀損(きそん)などの容疑で週刊文春編集部に対する告訴状を東京地検に提出した。鳥越氏は、同氏に関する記事を掲載した同日発売の「週刊新潮」に対しても法的措置を含めた対応を取る考えを示した。 (2016/07/21-13:21)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100694&g=pol
開催費膨張に広がる懸念=東京五輪も論戦テーマ【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)に向けた論戦では、2020年東京五輪・パラリンピックへの対応も主要テーマの一つだ。大会開催費は、当初の見込みを大きく上回ることが懸念されており、都の負担が増えるのは避けられない見通し。今後本格化する国や大会組織委員会との調整では経費圧縮が課題で、有力3候補も取り上げている。
 招致時に総額7340億円と見積もられていた開催費は、約3倍の2兆円程度に達するとも言われる。競技会場建設に掛かる人件費や資材の価格が高騰していることなどが原因。
 こうした中、国、都、組織委の3者は3月、競技会場整備をめぐる役割分担の見直しで合意。大会後に撤去する仮設施設は、組織委が受け持つ予定だったが、資金不足から、都が一部負担する方向で検討が始まった。
 ただ、招致時に約723億円だった仮設施設の整備費は、約2800億円まで膨れ上がるとの試算もある。都の負担は、大会後も活用する恒久施設の建設だけで2241億円に上り、これに仮設施設分が加われば、投入される都民の税金は大幅に増える。
 民進党や共産党など野党4党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は「コンパクトでスモールな大会を目指すべきだ」と訴える。自民、公明両党などが推薦する元総務相の増田寛也氏(64)は「都民の目線に立って全体を精査する」と主張。元防衛相の小池百合子氏(64)は「積算根拠が不透明。都民が納得できる情報開示をしたい」と強調している。
 舛添要一前知事の辞職と知事選の実施により中断していた3者協議は、新知事就任後に再開される方向。都関係者は「経費節減と財源確保の両方を見据えた議論が必要になる。新知事に判断してもらうしかない」と話している。(2016/07/21-17:48)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100793&g=pol
具体的説明避ける=女性問題報道で-鳥越氏【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)に立候補しているジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は21日、同日発売の「週刊文春」が自身の女性問題疑惑を報じたことについて、「事実無根であり、東京地検に告発した」と話した。一方、女性との面識などについては、「弁護士に一任しており、具体的な事実を言うのは控えたい」として説明を避けた。JR中野駅前での街頭演説後、記者団の取材に応じた。

 民進党の岡田克也代表は、同日の記者会見で「一種の臆測記事であり、非常に問題が大きい」と述べた。また、「(選挙期間中の)このタイミングで出てきたことは非常に不自然」とも語った。 (2016/07/21-19:22)

5552名無しさん:2016/07/24(日) 20:25:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072100929&g=pol
保守分裂、都議補選でも=小池氏の元秘書出馬へ

 22日に告示される東京都議会議員補欠選挙の新宿選挙区に、都知事選に立候補した小池百合子元防衛相(64)の元秘書の男性(34)が無所属で出馬することが21日、分かった。同選挙区には自民党も候補を立てるため、同党などが推薦する増田寛也元総務相(64)との間で保守分裂となった知事選の「代理戦」が展開されそうだ。知事選、都議補選ともに投開票は31日。

 小池氏は21日、都内で記者団に「私の知事選の活動とドッキングすることもしばしば出てくるかと思う」と話した。
 都議会(定数127)は現職都議の区長選出馬などに伴い、新宿、台東、大田、渋谷の4選挙区でそれぞれ1人の欠員が生じている。このため、舛添要一前知事の辞職に伴う都知事選と併せた補選が行われる。
 大田区の補選では、共産党が新人の立候補を見送ると発表。知事選と同様に野党共闘を重視した形で、民進党が擁立する候補に一本化する。一方、台東区では民進党が候補を立てず、自民、共産両党候補の一騎打ちとなる見通しだ。 (2016/07/21-23:36)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072400164&g=pol
波乱含みで終盤戦へ=ラストサンデー、有力3氏訴え-31日投開票【都知事選】

 舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選は、31日の投開票まで残り1週間。有力3候補をめぐり、女性問題疑惑を取り上げた週刊誌報道や殺害予告が飛び出すなど、波乱含みで終盤戦に突入した。選挙期間中で最後の日曜となった24日、3氏はそれぞれ買い物客らが多く集まる繁華街や駅前に立ち、支持を呼び掛けた。
 民進、共産など野党4党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は、中央区銀座の街頭で「企業と地方自治体と都民が手を取り合い、将来の宝である子どもたちを育てる」と強調。子育て支援や介護問題の解決を急ぐべきだと主張した。
 自民、公明両党などが推薦する元総務相の増田寛也氏(64)は、神奈川県湯河原町の別荘通いで批判を浴びた舛添氏が「奥多摩より早く帰ってこられる」と釈明し、地元の反感を買った多摩地域を行脚。調布市内で「多摩を把握しないで都政はできない」と述べ、同地域の交通基盤整備などを訴えた。
 元防衛相の小池百合子氏(64)は、新宿駅前で「2020年東京五輪・パラリンピックで、いくらぐらいの請求書が来るのか分からない。もっと透明化しなければならない」と語り、情報公開や行財政改革に力を入れる姿勢を見せた。 
 しかし、舛添氏が政治資金流用をはじめとする公私混同問題で辞職したこともあり、これまでの選挙戦は「クリーンさ」をアピールするなど、イメージ争いが先行。肝心の政策論争は深まっていない。公約や政策をめぐる突っ込んだやりとりは見られず、他候補への批判の方が目立っている。
 「政党や組織のバックアップなしに立候補した。向こうは大きな船でやってくる」。自民党都連との対決姿勢をむき出しにする小池氏に対し、増田氏は「都政の課題は山積している。けんかをふっかけている暇はない」と非難。「(鳥越氏は)病み上がり」との小池氏の発言に、がんを患った経験のある鳥越氏が「がんサバイバーへの差別、偏見だ」と攻撃する場面もあった。
 一方、21日発売の週刊文春が鳥越氏の女性問題疑惑に関する記事を掲載。鳥越氏は「事実無根」と抗議し、名誉毀損(きそん)などの容疑で同誌編集部に対する告訴状を東京地検に提出した。またツイッターで小池氏に殺害予告したとして、容疑者の男が逮捕される事件も起きている。(2016/07/24-18:28)

5553名無しさん:2016/07/24(日) 20:45:23
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071900467&g=pol
首都の顔、大きな力=独自策で国動かす-歴代都知事【都知事選】

 連日舌戦が繰り広げられている東京都知事選(31日投開票)。人口1300万人の首都のかじ取りを担う都知事は、豊かな財政や強大な組織を背景に、時には国を動かす力を持つ。歴代都知事は、地方自治体の枠を超えた政策を打ち出し、国に改革を迫ってきた。
 都の予算規模は特別会計などを含めると13兆円を超え、スウェーデンの国家予算に匹敵。警察、消防、教員などを含む職員も約16万人と他の自治体と比べて桁違いの多さだ。都道府県で唯一、国が配る地方交付税に頼らず、自立した財政運営を続けていることも、都知事が存在感を発揮できる理由だ。
 革新知事だった美濃部亮吉氏は、独自の福祉政策や公害対策を推進。全国に先駆けた老人医療費の無料化は、国がその後制度化した。後任の鈴木俊一氏は、臨海副都心開発や都庁舎の移転など大型プロジェクトを手掛けた。
 最も話題を提供したのが石原慎太郎氏。ディーゼル車の排ガス規制や新銀行東京の設立など独自施策を次々に打ち出し、4期目には尖閣諸島の都による買い取りを表明。政府は国有化に動かざるを得なくなった。都関係者は「いずれも強力な個性とリーダーシップの持ち主」と振り返る。
 都知事選が「人気投票」と言われるきっかけとなったのが1995年の選挙。放送作家の青島幸男氏は自民党などが擁立した元内閣官房副長官の石原信雄氏らを破り当選した。これ以降、石原氏、猪瀬直樹氏、舛添要一氏と知名度の高い人物が選ばれてきた。
 ただ、猪瀬氏、舛添氏と2代続けての「政治とカネ」による途中辞職で、新知事にはクリーンさがこれまで以上に求められている。少子高齢化や2020年東京五輪・パラリンピックへの対応など課題も山積する中、都民は次の「首都の顔」に誰を選択するのか。 

◇歴代公選東京都知事
【氏 名】 【元・前職】          【在任期間】
安井誠一郎 (厚生次官)    1947年5月〜59年4月(3期)
東 龍太郎 (大学教授)      59年4月〜67年4月(2期)
美濃部亮吉 (大学教授)      67年4月〜79年4月(3期)
鈴木 俊一 (自治次官)      79年4月〜95年4月(4期)
青島 幸男 (参院議員、放送作家) 95年4月〜99年4月(1期)
石原慎太郎 (運輸相、作家)    99年4月〜2012年10月(4期)
猪瀬 直樹 (副知事、作家)    12年12月〜13年12月(1期)
舛添 要一 (厚労相、政治学者)  14年2月〜16年6月(1期)

(2016/07/19-14:27)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200803&g=pol
志位・小沢氏が街頭演説=都知事選で党首初投入【都知事選】

 共産党の志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎代表が22日、東京・有楽町でそろって街頭演説し、野党4党が推薦する東京都知事選候補への支持を訴えた。4党で党首が都知事選の応援演説に立ったのは初めて。対立候補を支援する自民、公明両党は、今のところ党首を投入していない。
 志位氏は演説で「首都東京から全国、世界に平和と憲法を守り抜くメッセージを発信しよう」と強調。小沢氏も「巨大な既得権の壁に風穴をあけ、皆さんのための都政を必ず実現してくれる人だ」と支援を呼び掛けた。
 野党4党は当初、前面に出ずに支援する方針だったが、各種世論調査で接戦が伝えられたため、戦術を転換したとみられる。演説会には民進党の枝野幸男、社民党の又市征治両幹事長も参加した。(2016/07/22-19:16)

5554名無しさん:2016/07/24(日) 20:45:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200782&g=pol
築地、新国立で政策PR=有力3候補が現場視察【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)では、有力3候補が都政の現場視察に力を入れている。22日は、11月に移転を控える築地市場(中央区)や、2020年東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場(渋谷区など)の建設予定地などを訪問先に選び、現場重視の姿勢をアピールした。
 「いったん立ち止まって考える」。22日午前、築地市場を視察した元防衛相の小池百合子氏(64)は、豊洲新市場(江東区)への移転が決まった経緯などを検証する必要があるとの考えを示した。新市場をめぐっては、土壌の安全性や利便性の確保に問題があるとして、仲卸業者が移転日変更を求めている。小池氏は「関係者はまだまだ(移転に)納得していない」と訴えた。
 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は同日午後、都が整備費のうち約400億円を負担する新国立の建設予定地を訪れた。当初見込みの約3倍の2兆円に達するとも言われる五輪開催費について、鳥越氏は「どんどん膨れ上がっている」と指摘。都の負担増が懸念される中、「できるだけコストを縮減したい。どこにいくら掛かっているか精査しないといけない」と強調した。
 元総務相の増田寛也氏(64)は、六本木ヒルズ(港区)を訪問。首都直下地震などの災害時に、5000人の帰宅困難者が3日間過ごせるだけの非常食や飲料水、簡易トイレなどを備蓄した倉庫を見学した。増田氏は、帰宅困難者が一時滞在できる施設の確保を急ぐため、「国や民間事業者に働き掛け、もっと開放していく」と主張。その上で「(事業者の協力を得るために)制度的な手当てが必要」と述べた。 (2016/07/22-18:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300178&g=pol
首都防災、課題山積み=住民に政策訴える【都知事選】

 東京都知事選(31日投開票)で待機児童の問題などと並び、重要な論点となっているのが首都直下地震への備えをはじめとした首都の防災だ。行き場のない帰宅困難者を受け入れる施設の確保や、木造住宅密集地域(木密地域)の防火対策など、取り組みを急ぐべき課題は多い。住民の関心も高く、選挙戦でも候補者が訴えに力を込める。
 30年以内に70%の確率で起こるとされる首都直下地震。国の被害想定では、建物の倒壊や火災による死者は最大2万3000人に上る。
 都は、被害の最小化に向けた政策や目標を防災計画に明記。防災拠点となる公共建築物の耐震化率は14年度末で96%と、100%達成の目標である20年度までの完了に近づいている。
 一方、火災による大きな被害が想定される木密地域については、不燃化を終えたエリアが61%(14年度末)。都は、税制上の優遇や補助金支給により建て替えや住み替えを促しているが、「住民の理解を得るのに時間がかかる」(都担当者)という。
 490万人を見込む帰宅困難者の対策もなかなか進まない。都は、帰宅困難者が一時滞在できる施設を最低92万人分は用意したい考えだが、確保できたのは25万5000人分(16年1月時点)と、大幅に不足している。
 選挙戦で、元総務相の増田寛也氏(64)は、一時滞在施設をめぐり「民間事業者の協力を得るには、(事故など)何かあった時の手当てが必要だ」と強調。事業者が施設の開放に乗り出しやすくなる仕組みづくりを訴える。
 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は「私は防災グッズを枕元に置いて寝る。日頃からある程度用意しないといけない」と述べ、家庭での食料や飲料水の備蓄など、災害に強い東京を目指し、都民の自主防災意識を高める必要性を呼び掛ける。
 元防衛相の小池百合子氏(64)は「電柱が倒れると、救急車や消防車が必要な場所に到達できない」と指摘。災害時に緊急車両がスムーズに移動できるよう、無電柱化の加速などを主張している。(2016/07/23-14:25)

5555名無しさん:2016/07/24(日) 20:45:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160724/k10010606861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
東京都知事選 投票日まで1週間 各候補者が支持訴え
7月24日 19時32分
舛添前知事の辞職に伴う東京都知事選挙は投票日まで1週間となりました。日曜日の24日、各候補者は駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えています。
東京都知事選挙に立候補しているのは届け出順に
▽無所属の新人で元派遣社員の高橋尚吾氏(32)、
▽無所属の新人で国際映像配信会社社長の谷山雄二朗氏(43)、
▽無所属の新人で政治団体代表の桜井誠氏(44)、
▽無所属の新人で民進党、共産党、社民党、生活の党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)、
▽無所属の新人で自民党、公明党、日本のこころを大切にする党が推薦する元総務大臣の増田寛也氏(64)、
▽無所属の新人で政治団体代表のマック赤坂氏(67)、
▽諸派の新人で元労働大臣の山口敏夫氏(75)、
▽諸派の新人で税理士の山中雅明氏(52)、
▽無所属の新人で自営業の後藤輝樹氏(33)、
▽無所属の新人で歯科医師の岸本雅吉氏(63)、
▽無所属の新人で元防衛大臣の小池百合子氏(64)、
▽無所属の新人でインターネットによる報道番組の配信会社社長、上杉隆氏(48)、
▽諸派の新人で幸福実現党広報本部長の七海ひろこ氏(32)、
▽無所属の新人で元兵庫県加西市長の中川暢三氏(60)、
▽無所属の新人で政治団体代表の関口安弘氏(64)、
▽諸派の新人で元千葉県船橋市議会議員の立花孝志氏(48)、
▽無所属の新人で日本大学教授の宮崎正弘氏(61)、
▽無所属の新人で医師の今尾貞夫氏(76)、
▽無所属の新人でソフトウエア開発会社社長の望月義彦氏(51)、
▽無所属の新人で元学習塾講師の武井直子氏(51)、
▽無所属の新人で元陸上自衛官の内藤久遠氏(59)の合わせて21人です。

舛添前知事の辞職にともなって今月14日に告示された東京都知事選挙は投票日まで1週間となりました。
日曜日の24日は各候補者が駅前や繁華街を回るなどして支持を訴えています。

鳥越俊太郎候補は「東京都は、核のない世界、『非核都市宣言』をしたい。太陽光や風力、地熱、バイオマスなどさまざまなエネルギーがあり、それをぜひ活用して、一刻も早くできるだけ原発に依存しない社会、『原発ゼロの社会』を作ろう」と訴えました。

増田寛也候補は「高齢者が健康寿命をのばして活躍してもらいたい。そのために医療、福祉の垣根を越えて24時間安心してケアできる体制がしっかり整備されれば、生活の安全、安心につながっていく。一人一人の生活を東京都が支えていきたい」と訴えました。

山口敏夫候補は「今後は、女性が活躍できる社会にすることが必要だ。男女の賃金格差を是正すれば、少子高齢化社会も怖くない」と訴えました。

小池百合子候補は「オリンピック・パラリンピックの費用は膨れあがっている。もっと情報公開をして何だか分からないうちに請求書が回ってくるような事態にストップをかけたい。スリムな行政を実現するため知事の報酬を半分に削りたい」と訴えました。

上杉隆候補は「施設に入れない待機老人、待機児童をゼロにする。弱者に配慮することで社会に多様性が生まれ、東京は成熟した街になる」と訴えました。

中川暢三候補は「江戸城の天守閣を再建して観光名所にしたい。税金を使うのではなく民間資金を引き出せれば建て直しはできる」と訴えました。

東京都知事選挙は1週間後の今月31日に投票が行われ、即日開票されます。

5556名無しさん:2016/07/24(日) 21:22:11
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160720-00510764-shincho-pol
自公推薦・増田元総務相の“脛の傷”…知事時代の1兆円の負債、330億円の借金
デイリー新潮 7月20日(水)10時30分配信

 人間誰しも、重大な決断をしなければならないときには、心の支えを求めようとするもの。ましてや、“スカイツリーから飛び降りるくらいの覚悟が必要”となれば、なおさらである。

 増田寛也元総務相(64)が心の支えに求めたのは数字、ということなのかもしれない。

 自民党は1カ月ほど前から、“誰が都知事にふさわしいか”という世論調査を繰り返してきた。

 そして、7月第2週の週初に行ったその結果は、増田元総務相の都知事選出馬を勢いづかせることになった。

 自民党都連所属の国会議員が明かす。

「個々の名前でアンケートを取ると、小池さんがダントツで、それに石原伸晃さんが続き、増田さんは3位という結果でした。ところが、無所属の小池さんと、自公推薦の増田さんという条件にすると、増田さんの支持率が、6ポイントも小池さんを上回ったのです」

 やはり、小池百合子元防衛相(63)の場合、4年前の自民党総裁選で、安倍総理を裏切ったことによる“傷跡”がいまも鮮明に残っているわけなのだ。

 世論調査の結果から、勝算ありと踏んだ増田元総務相は、11日の出馬宣言へと突っ走った。

 しかし、政治部デスクによれば、

「大体において、自公推薦の小池さんと無所属の増田さんという反対の条件などでもアンケートを取って、比較検討のうえ、推薦する候補を決めるべきです。結局のところ、増田さんをただ単に担ぎ出したいがために、その理由付けの世論調査であると指摘されても仕方ありません」

自公推薦・増田元総務相の“脛の傷”…知事時代の1兆円の負債、330億円の借金
小池百合子元防衛相(63)
■増田元総務相の“傷”
 自民党は、“政治とカネ”の問題で、猪瀬、舛添と2代にわたって都知事が失脚したことに懲り、“安全パイ”として官僚出身者の擁立を模索した。そこで、白羽の矢が立ったのが、人気アイドルグループ「嵐」のメンバー、櫻井翔の父親である桜井俊前総務事務次官だったのはご存じの通りだ。

 結局、櫻井パパには固辞され、2番手として浮上したのが、建設官僚を経て、岩手県知事も3期12年務めた増田元総務相である。

 とはいえ、脛にまったく傷がないわけではなかった。

「増田さんの実績は、無駄な大型開発や公共事業を推進し、1兆4000億円もの莫大な負債をつくっただけ。その額は、知事就任前の2倍に上ります」

 と、共産党の斉藤信岩手県議が振り返る。

「退任直前には、競馬組合の借金問題で大揉めでした。知事がそこの管理者なのですが、何ら有効な手も打てず、借金を330億円にも膨らませ、県などに肩代わりさせました。その責任を取って、増田さんは給料2カ月分、約200万円のカットを申し出た。でも、我々が給料だけでなく、約3900万円の退職金の返還も求めると、それ以降、ダンマリを決め込み、結局、一切懐を痛めずに、岩手を後にしたのです」

 到底、“改革派知事”には見えなかったという。

 ともかく、自民党は組織票をバックにつけた増田元総務相と、あえなく袖にされた悲劇のヒロインという役回りの小池元防衛相が対峙し、分裂選挙に突入することになったのである。

「特集 風雲急を告げる『都知事』選 『石田純一』不出馬で『小池百合子』『増田寛也』それぞれの傷跡」より

「週刊新潮」2016年7月21日参院選増大号 掲載

新潮社

5557名無しさん:2016/07/24(日) 21:38:50
http://www.sankei.com/politics/news/160724/plt1607240016-n1.html
2016.7.24 19:42
【東京都知事選】
“第2集団”も激戦 上杉隆、桜井誠、マック赤坂の3氏

 産経新聞社の東京都知事選に関する世論調査(23、24両日実施)によると、“第2集団”も激戦だ。小池百合子、鳥越俊太郎、増田寛也の3氏には大きく水をあけられているが、元ジャーナリストで会社役員の上杉隆氏と、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)元会長の桜井誠氏、政治団体「スマイル党」総裁で会社役員のマック赤坂氏が、1ポイント以内の差で争っている。

 上杉氏は1期目の知事給与ゼロや首都直下型地震への対策強化を主張しており、生活の党と山本太郎となかまたちの支持層の3割の支持を得た。

 桜井氏は都内在住外国人への生活保護の支給廃止などを訴え、日本のこころを大切にする党の支持層のうち3割近い支持を固めた。両氏への支持は、前回調査(16、17日)からポイント数でいえば2倍近く伸びた。

 マック氏は都庁改革や「スマイルあふれる東京」を掲げる。共産党支持者からも一定の支持を受けており、ポイント数を見れば、前回よりも支持を4倍近く伸ばした。

 年代別では、上杉氏は主に30〜60代から支持を受けた。桜井氏は20代男性に限れば1割以上の支持を受け、鳥越氏を上回った。

 マック氏は18、19歳の女性から、増田氏と同程度の1割以上の支持を得た。

5558とはずがたり:2016/07/25(月) 11:44:51
東京都の選挙なのに反安倍色を出しすぎてる印象があるな>鳥越さん

小池氏優勢、増田氏追う 鳥越氏、苦戦 都知事選・朝日新聞社情勢調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160725-00000001-asahik-soci&pos=2
朝日新聞デジタル 7月25日(月)5時30分配信 (有料記事)

 過去最多の21人が立候補した東京都知事選(31日投開票)について、朝日新聞社は23、24の両日、都内の有権者に電話調査し、取材で得た情報とあわせて情勢を探った。元防衛相の小池百合子氏が優勢で、元総務相の増田寛也氏が追っている。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は苦戦している。投票態度を明らかにしていない人は4割おり、情勢は変わる可能性がある。▼38面=21人候補者一覧
 投票態度を明らかにした人を分析したところ、小池氏は、自民支持層の5割強の支持を得て、無党派層も5割弱を取り込む。30、40代と60代の支持の厚さが目立つ。……

5559チバQ:2016/07/25(月) 20:54:38
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt1607210049-n1.html
2016.7.22 15:45

22日告示の東京都議補選 民進vs共産 共闘といいながら…
 東京都知事選は、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏を推薦する民進、共産両党などの野党共闘が目を引くが、別に注目を集めているのが22日告示の都議補選(31日投開票)だ。対象となる4選挙区(各欠員1)のうち2選挙区で民進、共産両党の候補が直接対決する。来夏に控える都議選の前哨戦とも位置づけられ、両党の候補は共闘といいながらも、しのぎを削っている。

 補選が行われるのは新宿、台東、大田、渋谷の4選挙区。民進党は現職がいる台東を除く3区で候補者を擁立する。共産党は事前に発表していた大田区の候補を取り下げるものの、新宿、渋谷、台東の3区で候補を立てる。新宿と渋谷の両選挙区では、自民党候補も交えた三つどもえの激戦となりそうだ。

 このうち渋谷選挙区では、民進党公認の浜田浩樹氏(38)が21日、鳥越氏を支援する党都連選対会議であいさつするなど、売り込みに余念がない。自らのサイトでは政治とカネの問題の再発防止を掲げ、仕事と子育ての両立などを重点政策として訴えている。

 一方、同選挙区で共産党新人として立候補する折笠裕治氏(58)も街頭で鳥越氏支援に声をからす。演説では「憲法改悪を許さず、暮らしと福祉第一の都政に変える。クリーンな政治は鳥越さんと共産党でなければ実現できない」とアピール。両氏とも共に鳥越氏を応援しながら対決する複雑な構図となっている。

 民進党の岡田克也代表は21日の記者会見で、補選が民共対決型となることについて「いずれも中選挙区で、1人区ではない」と指摘。「参院選でも複数区は競い合うことがあった。考え方は変わっていない」と説明するが、都政の勢力拡大に欠かせない1議席をめぐり激しい争奪戦が繰り広げられている。

5560チバQ:2016/07/25(月) 21:02:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500447&g=pol
(価格.com)

時事ドットコムニュース>政治>首長、支持分かれる=選挙後にらみ苦慮も【都知事選】

小中大
首長、支持分かれる=選挙後にらみ苦慮も【都知事選】


 東京都知事選(31日投開票)では、都内の首長も舌戦を展開している。岩手県知事の経験を持つ増田寛也元総務相に大半が出馬を要請したが、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、小池百合子元防衛相を支持する首長も。選挙後の都との関係をにらみ、対応に苦慮する声も聞かれる。
 「今回は黒子に徹した」。ある自民党都議は、都内首長に増田氏を推すよう働き掛けたことを明かした。前回の都知事選で支援した舛添要一氏が政治とカネの問題で辞職したため、党が前面に出るのを避けたという。
 これを受け、区長や市長の有志と町村長全員が増田氏に出馬を要請した。23区長のうち増田氏への出馬要請に賛同したのは21人。西川太一郎荒川区長らは「早く都政を正常化してほしい」と増田氏への支持を訴えている。
 ただ、小池氏の地元である豊島区の高野之夫区長は、記者会見で増田氏の行政手腕を評価しつつ、「小池さんは私たちの選挙区で活躍されているから…」と苦しい胸の内を吐露。小池氏の街頭演説で「共に街づくりを進めてきたので期待する」と応援のマイクを握る。一方、社民党衆院議員だった保坂展人世田谷区長は鳥越氏を支持する。
 26市でつくる市長会でも対応が分かれた。市長選で旧民主などの支持を受けた邑上守正武蔵野市長は鳥越氏を応援。日本新聞協会出身の阿部裕行多摩市長も、鳥越氏の集会で「精いっぱい支える」とエールを送った。(2016/07/25-14:37)

5561チバQ:2016/07/26(火) 12:26:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072500437&g=pol
小池氏を増田、鳥越2氏追う=都知事選、終盤情勢【都知事選】


 舛添要一前知事の辞職に伴う東京都知事選は31日の投開票に向け、終盤戦に入った。25日までの情勢取材では、元防衛相の小池百合子氏(64)がリードし、元総務相の増田寛也氏(64)=自民、公明、こころ推薦=が懸命に追う展開となっている。ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)=民進、共産、社民、生活推薦=は伸び悩んでいる。
 小池氏は、無党派層を取り込もうと、都内各地の街頭で精力的に演説している。増田氏との間で自民党が「分裂選挙」となっている状況を逆手に取り、個人対組織の戦いを前面に打ち出すほか、環境相時代に「クールビズ」を手掛けた経験などをアピール。同党の一部の国会議員や区議会議員らも勝手連的に応援に入る。
 増田氏は、組織的な選挙戦を展開。自民、公明両党の都選出国会議員や都議らと共に街頭演説や集会を数多くこなす。多摩地域にも何度も足を運び、知名度の向上に全力を挙げる。陣営は、小池氏との分裂選の影響を抑えようと、組織の引き締めに必死だ。
 鳥越氏は、出馬表明が告示直前になったことに伴う準備不足が否めず、4党の支持層にも十分浸透しきれていない。支持層が重なる元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)との候補一本化による効果も不透明。最後の追い上げに向け、街頭に立つ回数を増やし、支持を訴える。
 この他、都知事選には元労相の山口敏夫氏(75)ら18人が立候補している。 (2016/07/25-15:54)

5562チバQ:2016/07/26(火) 12:28:31
http://www.nikkansports.com/general/news/1684621.html
都知事選「3強」以外11人集結 俺の話も聞けぇ〜
[2016年7月26日9時35分 紙面から]
 「私たちの声も聞いてほしい」。東京都知事選(31日投開票)に出馬している21人中、12人が25日、JR新宿駅前で合同の立会演説会を開いた。主要候補3人に報道が集中する現状に警鐘を鳴らす意味で、山口敏夫氏(75)上杉隆氏(48)らが企画。11人に加え、主要候補で唯一、小池百合子氏(64)も参加した。選挙中は表だった報道を控えるメディアも多い中、今回は連日、都知事選報道一色。主要候補以外の候補者への関心も、高まっている。

 新宿駅西口で行われた、都知事選候補者12人の合同演説会。組織や政党の支援を受けていない候補がほとんどで、中川暢三氏(60)は「選挙カーに立つのは初めて」と話した。持ち時間は1人10分。オーバーする候補者もいたが、それぞれが自らの政策を訴えた。

 企画した1人、上杉氏は「フェアな選挙報道ではない。東京は多様な人々で構成されているが、一部の人だけで政策論争している」と指摘。都知事選報道の在り方、候補者の政策論争の少なさにも不満を示した。故鳩山邦夫氏の選挙を手伝った99年や、11年の東日本大震災直後の都知事選では、候補者の政策論争が活発だったと指摘。「東京を考える声は3種類だけではなく、21人の声がある。政策をぶつけ合い、いい政治をつくるのが自治体の選挙だ」とも主張した。

 今回の都知事選報道は、従来と少し異なる面がある。通常、大手メディアは公平性の観点から、特定の候補に集中する報道を避け、選挙期間中の選挙報道そのものを控えるケースも多い。しかし、政治資金問題に端を発した舛添要一前知事の辞任を受けた今回の都知事選は、「ニュースや情報番組での視聴率も高い」(民放テレビ局関係者)。国民的関心事になっている。

 報道は連日、鳥越俊太郎(76)増田寛也(64)小池百合子(64)各氏の動向が中心だが、今回は過去最多の新人21人が立候補。3人以外にも、上杉氏や山口氏、マック赤坂氏ら知名度がある候補もいる。3人以外の報道機会が少ないことは、通常の選挙以上に「不公平感」(ある陣営関係者)を感じさせているようだ。

 20年ぶりの選挙という山口氏は「参加者は有力候補に勝るとも劣らない。いい候補者を選んでほしい」と訴えた。主要候補3人に声をかけたが、山口氏と親交がある小池氏だけが応じた。「都政は政党ではなく、都民が決める」。自民党の推薦を得られず無所属で戦う小池氏には、幅広い層に訴える機会を得ることで、鳥越、増田両氏との立場の違いを示す場にもなった。【中山知子】

5563チバQ:2016/07/26(火) 12:29:47
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160726/plt1607261140002-n1.htm
【2016大乱闘 都知事選】鳥越氏は苦戦、援軍が裏目? 小池氏リード 増田氏が急追 (1/3ページ)
2016.07.26
大乱戦となった東京都知事選(31日投開票)で、報道各社の終盤の情勢調査が出そろった。いずれも、政党の支援なしで「都民目線の都政を取り戻す」と訴える小池百合子元防衛相(64)が一歩リードし、自民、公明両党の推薦を受ける増田寛也元総務相(64)が追う展開だ。「女子大生淫行疑惑」報道が直撃した、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は失速した。鳥越氏を推薦する野党陣営は必死に巻き返しを図るが、女性弁士や元首相の応援のなかには「逆効果」と思えるものもある。

 「小池百合子氏リード保つ 追う増田寛也氏、伸び悩む鳥越俊太郎氏」(産経新聞)

 「小池氏優勢、増田氏追う 鳥越氏苦戦」(朝日新聞)

 「小池・増田氏競り合い、鳥越氏が追う」(読売新聞)

 「小池氏リード 増田氏、鳥越氏追う」(毎日新聞)

 報道各社が世論調査とともに、取材結果も踏まえて出した終盤情勢はこの通りだ。先週初めの序盤情勢と比較すると、トップは小池氏のままだが、2位だった鳥越氏が脱落し、組織力のある増田氏が浮かび上がってきた。3割程度が投票先を決めていない。

 小池氏の勢いは加速しており、街頭演説には組織的動員なしで、数多くの人が集まっている。都民は「都議会のドン」が君臨し、伏魔殿のような都政の刷新を求めているのか。有権者が勝ち馬に乗ろうとする「バンドワゴン効果」も出ているようだ。

 増田氏は当初、知名度不足が心配されたが、自民、公明両党の組織力と、1日10カ所程度の街頭演説で巻き返した。小池氏との「無党派vs組織選挙」という構図のなか、自民党都連に担がれたイメージが、どう影響するかが注目される。

 鳥越氏は、「政策不安」「高齢不安」に加え、週刊文春が報じた「淫行疑惑」で沈没しつつある。産経調査では、前回に比べて女性の支持が6ポイント以上も減少した。ジャーナリストとして、普段は「報道の自由」を叫びながら、自身に疑惑が直撃すると「弁護士に一任した」と口を閉ざし、説明責任から逃げた態度に失望したのか。

 文春報道に対し、鳥越氏側は「事実無根だ」として、公選法違反罪(選挙妨害)や名誉毀損罪で刑事告訴している。

 苦戦の鳥越氏は最近、1日2、3回程度だった街頭演説や日程を増やしている。ラストサンデーとなった24日は午前中から、青山で「がんサバイバー」の人々と意見交換し、午後は銀座や新宿、八王子で、街頭演説や個人演説会をこなした。同日夜のニコニコ動画のネット討論会は欠席したが、25日は午前中から、伊豆・大島を訪問し、街頭演説や視察を行う。

 街頭演説には、文春報道を意識してか女性弁士を登場させている。ただ、インターネットに投稿された、鳥越氏を応援する女性弁士の発言を聞くと、足を引っ張るような言動もみられる。

 野党の大物女性議員は以下のように、鳥越氏への投票を訴えている。

 「私は女性ですが、女性なら誰でもいいとは思いません。外は女装してても、中身がタカ派の男性だったら意味がないじゃないですか。みなさんどうですか? 私はタフでなければ生きていけない。でも優しくなければ政治をやる資格はない、そう思っています。優しくない女性に東京都政を任せるわけにはいきません。みなさんどうでしょうか?」

 女性議員の真意は不明だが、元防衛相である小池氏を批判しているように聞こえる。小池氏は1998年7月16日号の週刊宝石で、子宮筋腫による子宮の全摘出を告白している。女性議員がこれを踏まえて発言しているなら、人間性を疑う。

5564チバQ:2016/07/26(火) 12:30:06
 別の野党の女性支部長は、自身が前日夜、チェーン店のイタリアンレストランで「たらこスパゲティとサラダ、ワイン1杯」を875円で食べたことを披露して、次のように語った。

 「(お店には)私と同じように1人で夜ご飯を食べて、仕事をしている人がいた。お父さんたち、そして、お母さんたちだと思います。私も働く母です。子供のことを気にしながら、仕事をして夜遅くまで頑張っている人がいるんですよ。875円で(中略)食事をしている人の気持ち、これが分かるのは鳥越俊太郎だけではないですか? 他の候補に、私たち生活者のことが分かるんだろうかと思います」

 鳥越氏は自宅以外に、富士山を望む山梨県に別荘を持ち、高級ドイツ車を何台も乗り換えてきたことを、テレビ番組などで披露している。本当に生活者の気持ちが分かるのか?

 女性弁士だけではない。

 鳥越氏の応援で人一倍目立っているのが、民進党の菅直人元首相だ。14日の出陣式以来、鳥越氏本人が参加できない街頭演説にも顔を出して、応援演説と聴衆への「握手攻撃」をこなしている。

 ただ、菅氏といえば首相だった2010年参院選で大敗したうえ、翌11年の東日本大震災では政府対応を批判され、旧民主党政権崩壊のきっかけをつくった張本人だ。

 それだけに、鳥越氏陣営の幹部は「聴衆に負のイメージが喚起されてしまう…」と複雑な表情を浮かべ、対立陣営は「究極のネガティブキャンペーン」と、逆に菅氏の応援を歓迎する声もある。

 残り1週間を切った選挙戦。有権者の判断は。

5565とはずがたり:2016/07/26(火) 14:13:14
ジャーナリストをダマした経験のある筆者だからわかる、鳥越氏の「決定的な弱点」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49275
2016年07月25日(月) 高橋 洋一
高橋洋一「ニュースの深層」



基本的なことができていない

こうした問題は、過去の話であり、今後の都政には無関係として、割り切るのもひとつの考え方である。筆者はどちらかといえば、女性問題は法に触れなければ、あまり追及しても意味ないという立場である。ワイドショー、週刊誌で取り上げればそれでいいだろう、と思うぐらいだ。

しかし、今回の鳥越氏の対応について、「基本的なことができていない」という問題点が気になった。

まず、鳥越氏の7月12日の出馬会見を思い出した。政策について「これから考える」と言い放ったことではなく、女性記者からの「候補者の人間性を知りたい」という質問に対して、「そんなのは2人になったときに言うもの」と答えたことだ(http://www.sankei.com/politics/news/160712/plt1607120061-n5.html)。

この言い方は、女性に対してよく使っている言葉だと感じた。後日、ある政治関係者と話したときにも、同じ感想を言っており、そのうち女性問題に関する報道が出てくるだろうと予想していた。やはりというか、その通りだった。

そして、週刊誌報道に訴訟で対抗し、反論コメントを出さないのは最悪手だ。週刊誌で報じられたことの真偽は別として、選挙では鳥越氏不利になるからだ。

これは、舛添氏が「第三者の目」とかいいながら弁護士を使って自分を正当化しようとして、墓穴を掘ったことの教訓が生かされていない。舛添氏は自分で説明せずに、弁護士を盾として使ってしまい、逃げているように見えてしまった。政治家は逃げたらまずダメだ。選挙期間中ならなおさらである、

最善手は何かといえば、訴訟を起こすのはいいが、記事を書いた文春記者と公開討論を行うことだ。その際、他のメディアも入れて記者会見方式にするのもいい。

時間無制限で徹底的に行えば、有権者の見る目も違うだろう。しかも、今なら相手は文春記者だけで、記事にも弱点あるからだ。もし文春記者をやり込めれば、ピンチがチャンスにかわる。ここは千載一遇のチャンスだった。

鳥越氏は、そのチャンスを見逃した。鳥越氏は「弁護士に聞いて」というが、それでは政治家としての説明責任を果たせないだろう。しかも、鳥越氏のやり方は、それまでの彼の主張ともかなり齟齬がある。

彼は、報道の自由を一貫して主張してきているが、今回の例でわかったのは、その報道の自由は「オレには報道する自由があるがオレを報道したら訴えるぞ」というものだったことだ。これでは、ジャーナリストによくある「他人には厳しく自分に甘い」となってしまう。

深刻な勉強不足

週刊誌報道は鳥越氏にとって痛いものとなるだろうが、それ以上に政策についての不勉強は深刻である。

そもそも、参院選の結果を受けて都知事選に出馬したというのがなんともちぐはぐだ。参院選は国政であるので、そうであれば、3年後の参院選またはあと2年半のうちに行われる衆院選で出馬すべきだ。

鳥越氏の演説では、憲法改正や原発問題が多く語られている。しかし、それらは国政課題であり、都知事選で重要なのはより身近な政策課題である。



5566チバQ:2016/07/26(火) 21:19:30
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASJ7V5VTKJ7VUTFK015.html
「売国奴」「厚化粧」 石原元知事、都知事選候補を批判
19:33朝日新聞

 31日投開票の東京都知事選で、石原慎太郎元都知事が26日、東京・永田町の自民党本部で開かれた増田寛也氏の支援集会に駆けつけた。石原氏は演説で、鳥越俊太郎氏を「売国奴」、小池百合子氏を「大年増の厚化粧でうそつき」と激しい言葉で批判した。

 石原氏は、鳥越氏がかつて尖閣問題について発言したとする内容を読み上げ、「売国奴だ。東京を、日本人を代表しておこがましいことができるか」などと非難。小池氏についても「今度の知事選で、私が彼女に選挙に出ろと(言ったと小池氏が言っている)」と主張。「まったくそんな覚えは無い。あの人はうそつきだ」などとこきおろした。

 また、自民党支持層が増田氏と小池氏に割れていることを踏まえ、会場にいた息子の石原伸晃・自民党都連会長に目をやりながら、「そこに私の息子もいて苦労している」と言及。「厚化粧の女にまかせるわけにはいかない」とも語った。

5567とはずがたり:2016/07/26(火) 21:51:56
石原と猪瀬で支援候補が割れたんですね〜。

5568チバQ:2016/07/27(水) 18:30:38
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160727/plt1607271140002-n1.htm
【2016大乱闘 都知事選】増田氏陣営が“小池潰し”発言連発 「無党派VS組織選挙」の構図へ (1/2ページ)

2016.07.27

 東京都知事選(31日投開票)で、自民、公明両党の強固な組織に推された増田寛也元総務相(64)が猛追している。序盤戦では、政党の支援なしで戦う小池百合子元防衛相(64)と、野党陣営が推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に次ぐ「3位」だったが、最新情勢調査で「2位」に浮上したのだ。立川市のホテルで25日に開かれた総決起大会では、政府与党幹部から「小池潰し」といえる発言が連発した。

 「私どもは開かれた政党だ。民主主義はプロセスが一番大切だ。これを無視して『自分が一番。自分の言うことを聞かなかったら、聞かなかった連中が悪いんだ』という方を都知事にするわけにはいかない」

 自民党都連会長の石原伸晃経済再生相は同日午後、600人を超える人々が集まった増田氏の各種団体三多摩総決起集会で、こうあいさつした。実名は出さなかったが、都連への推薦願いを取り下げて、都知事選に出馬した小池氏を意識したのは明らかだ。

 石原氏は「開かれた政党」と語ったが、「都議会のドン」こと内田茂幹事長らと連名で、「(親族を含めて)非推薦候補を応援すれば除名対象」という、まるで北朝鮮のような通達文書を出した張本人でもある。

 この日、石原氏は、激しい自民党批判で知られる夕刊紙が報じた「政治資金疑惑」まで取り上げて、小池氏を攻撃した。

 菅氏も名指しを避けながら、「この相手候補、出馬表明で『知事に当選したら議会を解散する』と言っていた。最初から、けんか腰で都政はうまく運営できるわけがない」「そうした劇場型の人に(都知事を)任せることができるだろうか。できるわけがない」と言い切った。

 多忙極まる官房長官が、官邸から約30キロも離れた立川まで、応援に来るとは尋常ではない。

 他の弁士からも、小池氏を意識した発言が相次いだ。増田氏も「独りよがりの都政では、まったく課題が解決できない」と語った。

 ちなみに、小池氏は都知事選に推薦なしで出馬することを決意した10日、自身のツイッターに「『都議会のドン』やひと握りの幹部による都政運営を改め、都民のための『東京大改革』を進めます」と書き込み、街頭演説でも「都民目線の都政を取り戻す」と訴えている。

 まさに、都知事選は終盤に入り、「無党派・小池氏vs組織選挙・増田氏」という構図が固まってきた。

 与党幹部の1人は「投票率次第だろう」といい、続けた。

 「投票率が高ければ『小池氏の勝利』だろうが、投票率が低ければ『増田氏の逆転』もあり得る。選挙は投票箱が閉るまで分からない。小池陣営が『リードしている』と油断すれば、地上戦でひっくり返せる」

5569チバQ:2016/07/27(水) 18:55:58
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/186486

不適切発言連発か 都知事選NHK政見放送で謎の“音声消去”


2016年7月26日





 25日夜にNHKで放送された東京都知事選挙の政見放送が“放送事故”だったと有権者を沸かせている。

 話題になっているのは、昨年の東京都千代田区議選など、これまでにも複数回立候補の経験がある、無所属の後藤輝樹氏(33)。通常、政見放送は一切の編集を加えないまま放送されるが、後藤氏のVTRの開始直前には、なぜか「公職選挙法第150条の2の規定を踏まえて音声を一部削除しています」とのテロップが。そして、その疑問は一瞬にして解けることとなる。

 VTR開始早々、「私の戦闘力は53万です」と、漫画「ドラゴンボール」のフリーザのセリフを絶叫した後藤氏。席を立ちあがるや体をくねらせるなど奇妙なダンスを披露しつつ意味不明な歌を歌い出したが、その音声は何度もぶつ切りに。同氏の口の動きをよく見ると、何やら複数種類の不適切な単語を口走っていたようだ。


2016年7月26日





 VTR中盤すぎでは、20秒近く発言が聞き取れないシーンも。この時、後藤氏は気持ちが高ぶりすぎたのか、主張を叫びながら椅子から崩れ落ちていた。それが終わると、「放送禁止用語のコーナーでございます」と突如宣言。日本各地の方言で放送禁止用語を連呼したため、再び音声はぶつ切りに。叫び終えた後藤氏は、「私たちは放送を禁止しなければいけないようなところから生まれてきたのでしょうか?」と訴え、政見放送の最後には「私の戦闘力は53万です。供託金300万は高すぎます。バカヤロー! ドーン!」と、立候補の際に収める供託金の額への不満を叫んでVTRは終了した。

 衝撃の内容を目にした有権者からは、放送終了直後から驚きの声が相次いだ。<テレビつけたら「?!」ってなった><こんなに音声削除されてる政見放送初めて見た……><8割くらい下ネタだった>といった声ほか、一部には<こういう政治家が一人くらいいても面白いし、いいと思う>と好意的な意見も。

 政見放送の音声削除といえば、1983年の参院選に立候補した故・東郷健氏の政見放送で音声の一部が消されたことが有名。東郷氏は音声削除を不服としてNHKを提訴し裁判になったが、90年に同氏敗訴の判決が確定したという例がある。今回の件についても、もうひと悶着あるのか?

5570チバQ:2016/07/27(水) 22:01:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160726-00000170-sasahi-pol

小池「優勢ムード」に寝返り議員続出? 「都議会のドン」とのガチバトル勃発か〈週刊朝日〉

dot. 7月27日(水)7時0分配信



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小池「優勢ムード」に寝返り議員続出? 「都議会のドン」とのガチバトル勃発か〈週刊朝日〉


「都議会のドン」とのガチバトル勃発?!


「百合子! 百合子!」

 都知事選も中盤。都内各地で街頭演説を行った小池百合子氏は、各地で支持者による熱狂的な「百合子コール」に迎えられた。支持者はイメージカラーである緑の衣服や帽子を身に着け、夜には緑のペンライトが振られる。この勢いは決して雰囲気だけではない。

 本誌の取材では、各政党やメディアによる調査で早い段階から小池氏有利の傾向が表れていた。7月14日の告示日前後こそ、鳥越俊太郎氏がトップで小池氏は増田寛也氏に次ぐ3位だった。だが16〜18日の調査では小池氏が早くも急浮上し、鳥越氏を僅差で抜き1位に。「週刊文春」による鳥越氏の〝スキャンダル記事〟が出る前のことだ。20日すぎにはさらに差が開き、小池氏の独走状態という数字も出ている。小池選対関係者がこう語る。

「街頭演説の反響は非常に良く、手ごたえを感じています。小池陣営に流れてくる非自民系の議員がボチボチ出てきた。自民党議員の中にも『裏で動くよ』『手伝い要員入れようか』と手のひらを返したように言ってくる人もいます」

 公約に「都議会冒頭解散」を掲げるなど、自民党都連との対決姿勢を鮮明にする小池氏。19日の街頭演説では「増田氏以外を応援すると除名等の処分の対象となる」という都連の文書について、

「いかに都連の一部の人が勝手に決めて突っ走っているかということ」

 と挑発すると、聴衆からは「内田を出せ〜!」と声が上がった。

「内田」とは都連幹事長を10年以上務め「都議会のドン」と言われる内田茂都議のことと思われる。本誌先週号で猪瀬直樹元都知事が「知事候補の公認権を事実上、内田氏が握っている」と証言するなど、都政に絶大な力を持つとされる人物だ。あるベテランの都議会関係者がこう語る。
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「内田氏が絶対的な力を持ち始めたのは石原慎太郎都知事時代。2005年に知事側近の浜渦武生副知事と対立し、百条委員会にかけた。形勢不利となった石原氏は浜渦氏を辞職させ、都庁で内田氏に頭を下げて事を収めた。この一件で都庁の役人たちは内田氏を恐れるようになり、重要案件を事前に相談するなど『内田詣で』が始まった。都議が役人に『これがやりたい』と相談すると、『内田先生にお話は通ってますか』と言われる。周囲が祭り上げたことで、実体以上に巨大な存在となっていった」

 小池氏が仮に当選した場合、圧倒的多数を誇る都議会自民党との対決は不可避。小池氏は22日に告示された都議補選(新宿区)に、自身の元秘書の男性(34)を自民党候補への“刺客”に立てるなど、議会にも味方を増やそうとしている。果たして「ドン」と戦えるのか。

「来年夏には都議選が控えている。自民党の中には、知事の出す予算案に賛成して選挙で応援してもらったほうが有利と考える議員も出てくるだろう。そうなると、都議会自民党は二つに割れる可能性もある」(前出の都議会関係者)

 首都の政治がキナ臭くなってきた。(本誌・小泉耕平、西岡千史、上田耕司/今西憲之)

※週刊朝日 2016年8月5日号

5571名無しさん:2016/07/28(木) 23:18:02
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/6414
“都議会のドン”が役員の会社 五輪施設を逆転受注
2016.07.27 16:02

“都議会のドン”といわれる内田茂自民党東京都連幹事長(77)が役員を務める会社が、複数の東京オリンピックの施設工事を受注していたことがわかった。

 内田氏は、落選中だった2010年から地元・千代田区に本社を置く東光電気工事の監査役に就任。内田氏の所得等報告書、関連会社等報告書を総合すると毎年数百万円の役員報酬を受けているとみられる。

 東光電気工事は、大手建設会社とジョイントベンチャー(JV)を組み、今年1月、バレーボール会場の「有明アリーナ」(落札額360億2880万円)、水泳の「オリンピックアクアティクスセンター」(469億8000万円)の施設工事を落札。東京オリンピックに向けては3つの恒久施設が新築されるが、このうち2件を東光電気工事のJVが受注したことになる。

 特に、有明アリーナの競争入札では、東光電気工事のJVの入札価格がライバルのJVより高く、価格点で下回ったが、施工計画などの技術点で上回り、落札に成功した。専門紙の建設通信新聞も<逆転落札>(1月18日付)と報じたほどの逆転劇だった。

 東光電気工事は、五輪施設だけではなく、豊洲新市場の関連工事など、都発注の工事もたびたび受注。売上高は、内田氏が復活当選する2013年までは700億円前後だったが、2014年には約1000億円へと急成長している。

 日本大学の岩井奉信教授はこう指摘する。

「内田氏は都の予算に大きな影響力を持つ人物。条例等で禁止されていないとはいえ、五輪関連工事を受注するような企業の監査役を務めていること自体、望ましい話ではありません」

「週刊文春」の取材に、東光電気工事は「個別の営業について相談したことはございません。従って、ご質問の事業についても内田茂氏が関係した事実は全くございません。なお、役員の個別の報酬額は公表しておりません」、内田事務所も「口利きのような事実はありません」と回答した。

 東京オリンピック施設を巡っては、整備費の高騰が問題となっており、新知事と都議会の対応が注目される。

「週刊文春」7月28日発売号では、都知事選のキーマンでもある内田氏の人物像を詳報している。

5572チバQ:2016/07/29(金) 12:32:08
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160729/plt1607291140003-n1.htm
【2016大乱闘 都知事選】鳥越氏「事実無根」もKO寸前 「淫行疑惑」報道、今度は“新潮砲” (1/3ページ)

2016.07.29
 東京都知事選(31日投開票)に、今度は「新潮砲」が炸裂した。民進党や共産党などが推薦したジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)に、28日発売の週刊新潮が「(女子大生)淫行疑惑」について詳報したのだ。週刊文春が先週報じた同疑惑について、新潮が13年前に取材していた「被害女性」の証言記録を公開した。鳥越氏側は「事実無根」として新潮に抗議文を送り、名誉毀損と公選法違反(選挙妨害)の疑いで28日、東京地検に告訴状を提出した。「報道・言論の自由」を力説する鳥越氏は、徹底的に言論で闘わないのか。

 「週刊新潮は十数年前に私のところに取材に来た。私はもちろん『虚偽である』と否定し、新潮は最終的に書けなかった。それを何の新しい事実もなしに、蒸し返しているのは大変残念だ」「(この件の)取材は法定代理人及び弁護士に窓口を一本化した。終わりにしてほしい」

 鳥越氏は27日、記者団の囲み取材に、こう答えた。文春に続く、新潮の疑惑報道に、やや疲れた印象さえ受けた。

 新潮の注目記事は「『週刊新潮』13年前の『被害女性』証言記録」「『週刊文春』淫行疑惑が封印を解いた」との見出しで報じられた。

 同誌は2003年、鳥越氏から肉体関係を迫られたという女子大生に接触し、「二度と思い出したくない」経験について取材したという。

 記事によると、鳥越氏は十数年前、教授と付き合いがある有名私大に出入りし、女子大生と知り合った。02年7月半ばから、鳥越氏は毎日連絡して「好きだ」といい、食事などに誘ったという。

 女子大生は当時、新潮の取材に対し、鳥越氏が品川に借りていたマンションで「キスされたんです。すごくビックリしました」と語り、山梨県内の富士山が見える鳥越氏の別荘では「半ば強制的に全裸にさせられた」「私、初めてだったから、嫌だって言ったんです」「(鳥越氏から)『こういうことを経験していないから自分に自信が持てないんだ』と言われ…」などと証言している。

 最終的に行為は未遂で終わったという。

 先週の文春報道と同じ話だが、決定的な違いがある。文春は、女子大生と結婚した夫の証言に基づいているが、新潮は当時、女子大生から直接取材しているのだ。

 新潮はかつて記事にしなかった理由について、女子大生と男性(現在の夫)が「締切近くになって『やはり、記事にしないでほしい』と強く希望したからだ」と説明。今回、記事化した理由について、「鳥越氏が都知事に相応しいかどうかを考える際の判断材料として、13年前の証言を掲載した次第である」と記している。

 選挙期間中のスキャンダル報道に、鳥越氏の事務所は27日、新潮編集部に「事実無根」「選挙妨害」などとする抗議文を送り、弁護団も28日午前、東京地検に告訴状を提出した。

 ただ、鳥越氏は「報道の自由」を声高に主張してきた著名ジャーナリストである。サンデー毎日の編集長時代には、当時タブーだった下半身の問題の暴露で、宇野宗佑首相を退陣に追い込んでいる。

 自らに降りかかった下半身の疑惑について、単に「虚偽だ」「大変残念」といって弁護士に丸投げするのではなく、記者会見を開いて、徹底的に文春と新潮の報道を論破すべきではないのか。

 そもそも、鳥越氏は新潮の早刷りが出回った27日午後、JR新宿駅南口での街頭演説で次のように訴えていた。

 「私たちは報道の自由、意見を言う自由、モノを言う自由はある。この憲法をしっかり守っていこうじゃないか!」

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「鳥越氏の対応はひどいとしか言いようがない。女子大生との接点を認めている一方で、『事実無根』と主張している時点で矛盾している」といい、続けた。

 「そもそも、都知事という公人を目指すのに、自分自身の疑惑について説明しない態度はいかがなものか。鳥越氏が逆の立場だったら、厳しく批判していたはずだ。これだけ踏み込んで書かれているのだから、自らの口できちんと説明すべきだ。鳥越氏は、候補者同士の討論会に欠席するなど、都知事選の政策論議のレベルを下げている。鳥越氏を推薦した野党4党の責任も問われる」

 ■新潮編集部コメント

 「反権力を標榜していた鳥越氏が、いきなり権力中の権力である東京地検に刑事告訴とはあきれるほかありません。まずはご自身の説明責任を果たされることを強く願います」

5573チバQ:2016/07/29(金) 12:33:37
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160728/plt1607281140003-n1.htm
【2016大乱闘 都知事選】小池氏“攻撃指令”文書を入手 自民本部が全所属国会議員事務所に送付 (1/2ページ)

2016.07.28
 東京都知事選(31日投開票)で、自民、公明両党が推薦する増田寛也元総務相(64)の陣営が、報道各社の情勢調査でトップを走る小池百合子元防衛相(64)への批判を強めている。26日の総決起大会では、石原慎太郎元都知事が「大年増の厚化粧」と揶揄(やゆ)するなど、罵詈(ばり)雑言を浴びせた。自民党は苛烈な「組織戦」も展開しており、夕刊フジでは「小池潰し」の執念を感じさせる内部文書を入手した。

 「大年増の厚化粧がいるよな。これは困ったもんでね。私はあの人はウソつきだと思いますよ。厚化粧の女に任せるわけにはいかない」

 26日午後、永田町の自民党本部で開かれた増田陣営の総決起大会で、慎太郎氏は、小池氏をこう切り捨てた。「女性蔑視」と批判されても仕方ない発言といえる。

 大会には、慎太郎氏の長男で自民党都連会長の石原伸晃経済再生担当相や、「都議会のドン」こと内田茂幹事長、菅義偉官房長官など、そうそうたる面々が出席した。

 伸晃氏は、小池氏批判を続けた後、「今日をもって小池氏は自民党の人間ではないと思っている」と“追放宣言”するなど、大会はさながら、「小池欠席裁判」「小池イジメ」の様相を呈した。

 これに対し、「都民目線の都政を取り戻す」と訴える小池氏は黙っていない。小雨が降る26日夜、傘もささずに北区のJR十条駅前でマイクを握り、以下のように怒りをあらわにした。

 「(自民党側は)むちゃくちゃ、ひどいこと言う。『女は聞き分けのいい、使い勝手がいい』などと絶対に思わせない!」「(都連は)いつのまにか男同士の密室で会議が行われて結論が出されてきた。本当に正しい方向に行っていたのか」

 除名覚悟で、小池氏の支援を続ける自民党の若狭勝衆院議員は「東京から日本をどう進めていくのか、女性を活躍させていくのかという議論を、真っ向から否定する話だ」と唇をかんだ。

 都知事選は終盤戦に突入し、「無党派・小池氏vs組織選挙・増田氏」のバトルが激化している。

 自民党は「もう少しで小池氏に追いつける」と判断したのか、「締め付け」を強化している。

 自民党都連の「(親族を含めて)非推薦候補を応援すれば除名対象」という文書だけでなく、別の文書も出していた。

 自民党本部は15日、谷垣禎一幹事長らの名で、全所属国会議員の事務所に「重要」と書かれた2つの文書を送付した。夕刊フジは独自入手した。

 第1の文書は「東京都知事選挙における選挙ハガキご協力のお願い」とある。議員1人につき、投票依頼のはがき30枚が割り当てられ、党本部職員が25日までに回収に行くと記されている。

 自民党のベテラン秘書は「地方選出の議員までとは非常に珍しい。しかも党職員が(チェックのため)回収にくる。すさまじい執念、締め付けだ」と驚きを隠さない。

 第2の文書は「東京都知事選挙における友人・知人名簿ご協力のお願い」とあり、全国会議員に、都内在住の知人や友人、企業などの名簿提出を求めている。アンダーラインで「議員本人にお見せ頂き、相談の上ご提出ください」と強調されており、名簿提出の「確実性」「精度」にこだわったとみられる。

 この壮絶な組織戦は、政府自民党の一部幹部が仕切っているという。

 「幹部は周囲に『小池氏だけは許さない』と息巻き、あらゆるパイプを使って組織戦を展開している」(周辺)

5574名無しさん:2016/07/30(土) 10:18:31
http://news.livedoor.com/article/detail/11794152/
増田氏の応援に行かず 安倍首相は小池氏と通じているのか
2016年7月22日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL

 7月31日の投票日まで残り9日になった都知事選。どの世論調査も、小池百合子、鳥越俊太郎、増田寛也の順番となっている。小池氏と鳥越氏が激しく競り合い、増田氏が一歩遅れている。だからか、すでに安倍官邸は増田氏の当選を諦め、小池知事を想定して動いているという臆測が流れている。

「とにかく増田さんは地味。政策も新味がないから、メディアも大きく取り上げない。遊説中にクレープを買わせて庶民派を演出したりしていますが、やっぱり芝居くさい。どうしたら票が伸びるか正直、妙案がない。あとは組織をフル稼働させ、小池、鳥越の2人がスキャンダルで自滅するのを待つくらいしかありません」(自民党都連事情通)

 増田陣営が最後の“切り札”として期待しているのは、安倍首相の応援演説だという。この土日、さらに選挙戦最終日である来週の土曜日の3回、安倍首相が増田候補と一緒に一日中、都内各地で遊説すれば、人が集まると期待しているという。

 実際、2年半前の都知事選の時、安倍首相は舛添要一と選挙カーに立ち、「決断力と実行力をもってできるのは舛添さんしかいません!」と熱弁を振るい、都知事に当選させている。応援に入れば安倍首相の本気度も伝わり、組織も動くという。

 しかし、安倍首相は最後まで、都知事選に関わらない方針らしい。

「すでに安倍首相は“小池知事”を想定し、ここでケンカをするのは得策ではないと判断しているようです。選挙に関与しないことが、小池さんに恩を売ることだと考えているのでしょう。それに『もう負ける選挙の応援はしたくない』と思っているといいます。参院選の時、安倍首相は1人区の10重点区を回ったが、結果は自民党の“1勝9敗”だった。そのため、民進党の岡田代表にまで『首相が回った方が我々にはよかった』とバカにされる始末。応援した増田さんが負けたら、またバカにされかねない。負けず嫌いの安倍首相は、増田さんの勝利が確実になるまで応援には入らないはずです」(官邸事情通)

■都議会のドンは生け贄?

 もともと安倍首相は、小池百合子氏を都知事候補に担いでもいいと考えていたらしく、小池氏本人も官邸からOKをもらったと思っていたらしい。ところが、小池氏を嫌っている自民党都連のドン、内田茂都議が“増田擁立”に動き、自民党と小池氏は対決することになったという。

 もし、小池氏が都知事に就任したら、“天敵”である“内田潰し”に動くのは間違いない。首相周辺は「内田都議を生け贄として差し出すことは仕方ない」と考えているのか。安倍首相が増田氏の応援に入るかどうかが、安倍官邸と小池百合子氏が裏で通じているか否かのバロメーターになる。

5576名無しさん:2016/07/30(土) 10:23:36
http://www.asahi.com/articles/ASJ7Y6HNQJ7YUTFK03M.html
都知事選後「ノーサイドない」 高官、小池氏除名に言及
2016年7月29日20時40分

 政府高官は29日、31日投開票の東京都知事選に立候補している自民党の小池百合子元防衛相について、「(立候補は)反党的な行為だから当然除名だ」と語った。自民党は都知事選で元総務相の増田寛也氏を推薦し、事実上の分裂選挙となっている。

 小池氏は自民党東京都連にいったん推薦を依頼したが、取り下げて立候補に踏み切った経緯がある。選挙戦では都連を批判し、対決姿勢を鮮明にしている。政府高官は、小池氏を応援する若狭勝衆院議員についても除名処分の対象になるとの認識を示し、「選挙が終わったらノーサイドで仲良くしようなんて話にはならない」と語った。除名は党の党紀委員会が決定する。

5577名無しさん:2016/07/30(土) 10:25:44
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2833108.html
都知事選、結果次第で「新党」など中央政界に影響も
 31日投票の都知事選は、自民党が17年ぶりに分裂選挙となる一方、野党側は、参院選と同様、4党が共闘を組みました。結果次第では、新党の旗揚げなど、中央政界へ影響することもありそうです。
 「都議の皆さん一人一人と連携できる自信があるんです!私には!」(自民・公明・日本のこころ推薦 増田寛也候補 26日)
 自民・公明などが推す増田候補、自民党は今回、17年ぶりに分裂選挙になりました。JNNの調査では、増田氏は自民支持層の4割程度しか押さえておらず、「小池氏に票が流れている」と自民党は強い危機感を持っています。党の独自調査に基づき、どの地域で水をあけられているかを分析、テコ入れを図っています。都連幹部の平沢勝栄議員も地元で選対会議を開き、票をどう伸ばすか細かな検討を行いました。
 「(都連の)選対会議に何度も呼ばれ、なおかつ、ポスター、電話作戦に参加してほしい、はがき書いてほしいと、いろいろなオーダーがあった」(自民党葛飾総支部幹事長 倉沢よう次区議)
 都連からのたび重なる細かい指示に区議は目を回します。ただ、小池氏に投票を決めた人から票を取り戻せば、差し引きして2票分。終盤戦の課題は徹底した組織固めです。
 「自民党は増田さんを応援しているんだろうか、小池さんを応援しているんだろうか、そこをはっきりわかっておられない方が中にはいるので、そこをしっかり訴えていかないと」(平沢勝栄衆院議員)
 平沢氏も地元で個人演説会を開くことになりました。増田陣営はこうした演説会を29日までに40か所で開き、動員した人数を都連本部に報告させているといいます。
Q.どのくらい集めるよう指示は?
 「1000人」
Q.動員は?
 「している」(平沢議員事務所 秘書)
 平日の夜にもかかわらず、1000人が集まりました。
 「今度の知事選は国会議員以外から出そうと、人選は執行部一任と決めた。(小池氏は)全く相談なくして参院選の真っ最中に出たということは、本当に残念で残念でなりません」(平沢勝栄衆院議員)
 平沢氏は小池氏を厳しく批判し、増田氏支持を呼びかけました。
 「自民党は増田氏1人に絞っているとわかってもらえれば、(票は)戻ってくると思う」(平沢勝栄衆院議員)
 対する小池候補は、組織がないことを逆手に空中戦を繰り広げています。
 「組織がない分、私は皆さんに頼るしかございません。組織票は侮れません。だって、我々がやってきたことと同じことをやってくるんだから」(小池百合子候補 24日)
 自民党は、増田氏以外を応援した場合、「除名などの処分を科す」とする文書も出しましたが、元自民党衆院議員の小池候補の地元・豊島区では5人の区議が陣営に加わりました。
 「ああいった(自民党の)文書は背中から飛んでくる矢のようなもので、私の視界には入っていない」(自民党豊島区議団 本橋ひろたか区議)
 出馬会見では、都議会の冒頭解散を公約に掲げた小池氏。当選した場合は新党を旗揚げする可能性もささやかれています。
 「直ちに新党という話はまだ全然白紙だと思う。来年の都議選のときには、小池さんの関係の人が立候補するということは多くなると思う。都知事になった暁にはいろいろな動きが出てくる」( 小池候補を応援する 自民党 若狭勝衆院議員)
 与党国会議員で唯一、小池陣営に加わった若狭氏は、将来的な新党について否定しませんでした。

5578名無しさん:2016/07/30(土) 10:25:55
>>5577

 「こういう政権のもとで憲法というものがちゃんと守っていけるか、非常に心配であります」(民進・共産・社民・生活推薦 鳥越俊太郎候補 27日)
 一方、民進・共産など野党4党が推薦する鳥越候補。
 「小沢一郎さんと志位和夫さんと同じ車に並んで、そこに一緒に並んで同じ人を応援するなんて日があるとは、1年前までは全く考えられませんでした」(民進党 枝野幸男幹事長)
 選対では、各党が一堂に会して共同でビラ配布の準備をするなど、必死の運動を展開しています。しかし、この野党共闘に民進党最大の支持団体からは批判の声も上がっています。
 「国政の論理を都政に持ってきて野党4党という対立軸とするのは、あまりいい方策ではないのではないか」(連合東京 岡田啓会長)
 連合東京は、今回は自主投票とすることを決めました。連合からは、「これ以上、共産党と接近して政策を実現できないなら、民進党支援の取りやめも選択肢だ」という声も上がっていて、選挙結果は野党共闘の今後に影響を与えることもありそうです。
 都知事選にはこのほか、高橋尚吾氏、谷山雄二朗氏、桜井誠氏、マック赤坂氏、山口敏夫氏、山中雅明氏、後藤輝樹氏、岸本雅吉氏、上杉隆氏、七海ひろこ氏、中川暢三氏、関口安弘氏、立花孝志氏、宮崎正弘氏、今尾貞夫氏、望月義彦氏、武井直子氏、内藤久遠氏も立候補しています。(29日16:11)

5579名無しさん:2016/07/30(土) 10:28:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600920&g=pol
有力3氏の舌戦激化=応援にも熱【都知事選】

 東京都知事選は31日の投開票に向け、有力3候補による舌戦が激しくなってきた。3氏は26日、それぞれ街頭や集会での演説回数を増やすなど、活動を強化。各氏を応援する動きにも熱が入っている。
 民進、共産など野党4党が推薦するジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)は、新宿駅前で「東京を中心とした250キロ圏内の原発は停止し、廃炉にするよう(国などに)申し入れる」と力説。参院選沖縄選挙区で自民党の現職閣僚を破った元沖縄県宜野湾市長の伊波洋一氏らがマイクを握り、支持を訴えた。27日には、民進党の岡田克也代表が初めて応援に入る予定だ。
 自民、公明両党などが推薦する元総務相の増田寛也氏(64)は、自民党本部で決起集会を開き、「子育て予算を増額したい。9月や12月(の都議会)に必ず補正予算を出す」と強調。陣営は組織固めに力を入れており、自民党は安倍晋三首相が支援を呼び掛ける映像をホームページに掲載した。
 元防衛相の小池百合子氏(64)は、貧困家庭の子どもをサポートする豊島区の子ども食堂を視察。記者団に「格差の問題は深刻だ。こういう活動をバックアップしたい」と述べた。自民党の若狭勝衆院議員が連日、小池氏と行動を共にしている。 (2016/07/26-21:18)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072600700&g=pol
石原親子が小池氏批判=「自民の人間でない」「うそつき」【都知事選】

 「小池氏は自民党の人間ではない」。自民党東京都連の石原伸晃会長は26日、党に反旗を翻す形で東京都知事選に出馬した小池百合子元防衛相を厳しく批判した。党本部で開かれた増田寛也元総務相の決起大会での発言。同大会には石原氏の父親の慎太郎元都知事も駆け付け、「あの人はうそつきだ」などと小池氏を酷評した。
 伸晃氏は「小池氏は私がいないときに推薦依頼を持ってきて、私がいないときに推薦依頼を引き取っていった」とも指摘。党籍を残したまま都連への批判を繰り返す小池氏を「わがままだ」と断じ、増田氏への支援を呼び掛けた。
 慎太郎氏は「私の息子も苦労しているが、都連の会合に一回も出てこずに、都連がブラックボックスなんて言ってはいけない」と伸晃氏を援護射撃。「厚化粧の女に(都政を)任せるわけにはいかない」と脱線気味に訴えていた。 
 これに対し、小池氏はJR十条駅前での街頭演説で、「むちゃくちゃひどいことを言われるのに慣れている。だからこそ都知事に通って、『女は聞き分けがいい』『女は使い勝手がいい』などとは思わせない」と反論。小池氏を応援する自民党の若狭勝衆院議員は、慎太郎氏の発言に「非常に悲しい。許せない」と怒りを隠さなかった。(2016/07/26-21:35)

5580名無しさん:2016/07/30(土) 14:35:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00000504-san-pol
菅官房長官、都知事選で劣勢の増田氏支援に前のめりのワケ「劇場型の人に都政任せられない」
産経新聞 7月30日(土)10時0分配信

 31日投開票の東京都知事選で、ひときわ大きな存在感を発揮している政府高官がいる。増田寛也元総務相=自民、公明、日こ推薦=の支援にフル回転している菅義偉官房長官だ。内閣の要である官房長官が地方選挙である都知事選で、公務の合間を縫ってほぼ連日、応援に出向くこと自体が異例なこと。しかも、増田氏は各紙の情勢調査で小池百合子元防衛相にリードを許していると伝えられる。菅氏はなぜそこまで増田氏に肩入れするのか。

 「相手候補は出馬表明で『知事になったら都議会を解散する』と言った。最初からけんか腰で都政は運営できない。劇場型の人に都政を任せられるわけない」。7月25日、東京都立川市内で開かれた増田氏の支援団体の集会で、菅氏は小池氏を念頭に批判のボルテージを上げた。

 計21人が出馬した都知事選だが、各紙の情勢調査では、小池氏と増田氏、ジャーナリスト・鳥越俊太郎氏=民進、共産、社民、生活推薦=の3氏の三つどもえの戦いとなっている。自民党が小池氏と増田氏の分裂選挙となったため、選挙戦序盤は抜群の知名度と野党4党の組織票を持つ鳥越氏が優勢とみられていた。だが、菅氏は一貫して周辺に「争うのは小池だ」と語り、“小池打倒”への闘志をむき出しにしていた。

 そもそも、今回の都知事選は舛添要一前都知事の政治資金の不正支出疑惑が発端だ。そして、その舛添氏を前回知事選で安倍晋三首相も支援していた。自民党にとっては、最初から逆風の選挙だったのだ。

 都知事選の候補者選びは、舛添氏の辞任が濃厚になったころから、「菅氏の胸三寸」(自民党議員)と言われた。菅氏は人気グループ「嵐」のメンバー、桜井翔さんの父親で元総務省事務次官の桜井俊氏に出馬を打診。桜井氏は、党の独自調査で、民進党の蓮舫代表代行らを抑え、高い支持率を得ていた。総務省内では、桜井氏が次官に昇格できたのは情報通信分野を重視する菅氏の影響力があったとも言われ、桜井氏を説得できるのは菅氏しかいないとみられていた。

 ところが、桜井氏の出馬をくじくようなタイミングで小池氏が出馬表明し、結局、自民党は桜井氏擁立を断念、分裂選挙に追い込まれた。「東京の選挙だけは全国と違って高い知名度が不可欠」との持論を持つ菅氏の戦略に狂いが生じた。都民にはほぼ無名の増田氏の出馬表明は告示3日前。出遅れ感は否めなかった。霞が関では「役人からみれば次の都知事は地震やテロ対策に追われ、メリットが少ない。菅氏はそうした役人心理が読み切れなかったのではないか」(中央官庁幹部)といわれる。

 安倍首相は周辺に、都知事選について「安倍政権を批判し出馬した鳥越氏より、小池、増田両氏の得票が上回ればいい」と語っている。菅氏が増田氏支援に熱を入れるのは、「そうした首相の思いを忖度した行動」(官邸筋)だといわれる。

 安倍首相が再起をかけた平成24年の自民党総裁選で、小池氏は首相の最大のライバルだった石破茂・現地方創生担当相の支援に回り、石破氏の決起集会で弁士を務めた。第2次安倍政権発足以降、要職での女性登用が進む中で小池氏が冷遇され続けていることも踏まえ、安倍首相の「小池嫌い」は半ば公然の事実として語られる。今回の都知事選でも、小池氏出馬に石破氏がひそかに関わっているとの憶測が駆け巡り、石破氏周辺は「全くの誤解」と火消しに追われた。

 24年の総裁選で安倍首相誕生に奔走した菅氏にとって、小池氏は“政敵”といってもいい存在だった。これに先立つ20年の総裁選で菅氏は麻生太郎・現副総理兼財務相の推薦人だったが、この時、小池氏も出馬しており、菅氏と小池氏との確執は続いているとされる。ある自民党のベテラン議員は、小沢一郎氏や小泉純一郎元首相ら、その時々のリーダーに気に入られ、政治的地位を築いてきた小池氏の経歴を引き合いに、「真面目一辺倒で官房長官にまでのぼりつめた菅氏には、小池氏の手法は感情的に相容れないのではないか」と推測する。

5581名無しさん:2016/07/30(土) 14:35:57
>>5580

 一方、菅氏が知名度が低く不利な選挙戦を強いられている増田氏を前面支援するのは、今後の政権運営を見据えたものでもある。

 増田氏の政策的主張で最も強烈な印象を残したのは、人口減少によって896の自治体が消滅しかねないと警鐘を鳴らした「地方消滅」論だろう。この提言は、政府のさまざまな有識者会議の“常連”だった増田氏が、菅氏に事前に根回しして発表した。政府の目玉政策の一つである「地方創生」は、この提言が反映されたものだ。

 今後の国の政策課題は、将来の直下型地震に備える防災対策や2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会に向けたテロ対策、待機児童解消や高齢化の進展に伴う医療費の膨張など、東京都の取り組み次第で成否が左右されるものが多い。東京の国際金融機能の強化など、経済成長のカギを握る成長戦略でも、東京都との連携強化で実績を積み上げたい考えだ。

 菅氏は第2次安倍政権発足後、国政選挙での4連勝に大きく貢献した。8月3日に予定されている内閣改造では官房長官留任が早々に内定するなど、今の永田町で最も影響力がある政治家といわれる。

 その菅氏は31日投開票の都知事選で増田氏に勝利を呼び込めるか。地方選挙とはいえ、選挙結果は今後の政治生命に影響を与えるのは間違いなさそうだ。(小川真由美)


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