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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3930チバQ:2016/11/13(日) 22:46:02
米国社会に根強い「女性嫌い」 映画作家・想田和弘さん

 格差が拡大し、中間層が没落する中、米国人が既存の政治に不満を持つのはよく分かります。しかし、トランプ氏はむしろ状況を悪化させるでしょう。人種差別をあおる人物でもあり、米国と世界の行方がとても心配です。

 クリントン氏が負けた理由はさまざまですが、一つは米国社会に根付き、払拭(ふっしょく)できない「ミソジニー(女性嫌い)」だったと思います。もしも彼女が男性だったら結果は違ったのではないでしょうか。

 ある政治学者が今年行った調査によると、米国人の13%が「女性大統領の誕生」に「怒りを感じる」と答えたそうです。男女別の回答で見ると、女性はほぼ0%だったのに、男性は実に26%。「怒りを感じる」が4人に1人以上いたのです。「女を大統領にしたくない」という差別意識やミソジニーこそが、彼女の敗因だったと思います。

 米国人は大統領に「強さ」を求める傾向があります。それだけでも、女性には不利なのでしょう。クリントン氏は十分に強い女性だと思いますが、しかし、男性候補なら「力強い」と好意的に受け止められたものが、女性候補だと「隙(すき)がない」「性格がきつい」と、男性から見たフェミニストのステレオタイプなイメージに重ねられてはいなかったでしょうか。

 もう一つ。政治経験のないトランプ氏に対して、クリントン氏は政治家としてのキャリアが長く、実績もある。そのことがかえって、災いしたように思えます。

 扇動家としての能力にたけたトランプ氏は、ワシントンの政治家たちを「既得権益」と位置付けて攻撃し、人々の政治に対する怒りに火を付け、徹底的にあおりました。今回、米大手メディアは軒並みクリントン氏を支持し、トランプ氏を徹底的に批判しました。しかしトランプ氏は勢いを失わなかった。日本で「マスゴミ」という言葉が多用されるのと同様、米国でも既存メディアが「既得権益」とみなされてしまったからでしょう。

 また、トランプ氏は既存秩序の「破壊者」のように自らを演出することに成功した。だから、暴言を吐き、スキャンダルが暴かれても、そのダメージを最小限に抑え、時には魅力にすり替えられました。

 結局、夫も大統領を務めたクリントン氏は「既得権益」の代表格として、政治不信と憎しみの対象にされてしまったのです。

 ■人物略歴

よこえ・くみ
 1965年生まれ。米国のシンクタンク「ヘリテージ財団」の元上級研究員。松下政経塾15期生。近著に「崩壊するアメリカ トランプ大統領で世界は発狂する!?」。

 ■人物略歴

そうだ・かずひろ
 1970年生まれ。東大文学部卒。93年から米国ニューヨーク在住。代表作はドキュメンタリー映画「選挙」「選挙2」「牡蠣(かき)工場」など。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161111/dde/012/030/004000c#csidx1331ca62d520c889a24bd8b4718055f
Copyright 毎日新聞

3931チバQ:2016/11/13(日) 22:59:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3107752
クリントン氏、米大統領選での敗北は「FBI長官のせい」
2016年11月13日 13:05 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月13日 AFP】米大統領選に敗れたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏は12日、米連邦捜査局(FBI)による国務長官時代の同氏の私用メール問題捜査再開が選挙戦勝利への機運をそいだとして、大統領選における自身の敗因はジェームズ・コミー(James Comey)FBI長官にあると非難した。

 複数の米メディア報道によると、クリントン氏は選挙の資金調達担当者や資金提供者らとの電話会議で、コミー長官が議会に送った捜査再開に関する2通の書簡によって激戦州での情勢が対立候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏側に傾いてしまったと語った。

 オンラインニュースサイト「クォーツ(Quartz)」が電話会議参加者の話として伝えたところによると、クリントン氏は「今回の選挙が成功しなかった理由はたくさんあります」と述べたうえで「私たちが分析したところではジム(ジェームズ)・コミーの書簡が根も葉もない疑念を呼び、それは事実無根と証明されたけれども、私たちの勢いを止めてしまった」と述べたという。

 コミー氏は大統領選まで残すところ2週間を切った10月28日、クリントン氏が国務長官時代に私用メールアドレスを使っていた問題で新たなメールが発見されたことから捜査を再開するとした書簡を議会に送るという電撃的行動に出た。

 さらに本選までわずか3日前という11月6日、コミー氏は2通目の書簡を議会に送付。この中で、新たに見つかったメールを調べたがクリントン氏による不正行為はなく、よって同氏を刑事訴追しないとした7月の結論は変更しないと報告している。

 コミー氏の1通目の書簡はクリントン氏の古傷である私用メール問題を再び有権者に想起させ、2通目の書簡は、クリントン氏によれば、対立候補であるドナルド・トランプ氏側を勢いづけるというねじれた結果をもたらしたと、クォーツは報じている。(c)AFP

3932チバQ:2016/11/13(日) 23:04:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3107591?cx_part=topstory
米大学でイスラム教徒の女子学生襲われる トランプ氏勝利の翌日
2016年11月11日 13:53 発信地:ロサンゼルス/米国

社会 米大統領選挙2016
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米大学でイスラム教徒の女子学生襲われる トランプ氏勝利の翌日 米ロサンゼルスのカリフォルニア大学ロサンゼルス校で、米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利に抗議する学生たち(2016年11月10日撮影、資料写真)。(c)AFP
【11月11日 AFP】米カリフォルニア(California)州の2つの大学当局は10日、大統領選で共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の勝利が確定した後、大学構内でイスラム教徒の女子学生が標的にされる事件があったと発表した。うち1件はヘイトクライム(憎悪犯罪)の疑いで捜査を行っているという。

 いずれの事件も9日、トランプ氏が次期大統領に選出されたことが確定した後に起きた。トランプ氏は選挙戦で敵対的・扇動的な表現でイスラム教徒を非難し、批判を浴びていた。

 サンディエゴ州立大学(San Diego State University)で起きた事件は、大学警察当局がヘイトクライムと強盗などの疑いで捜査している。大学警察によると、被害者の女子学生は構内で2人から「トランプ次期大統領とイスラム教コミュニティーに関する複数の言葉」を浴びせられ、財布とリュックサック、車の鍵を奪われた。女子学生は助けを求めに行き、警察官と共に現場に戻ったが、その時には既に車も盗まれていたという。

 大学総長と大学警察は、共同声明で「女子学生に浴びせられた言葉から、この学生が狙われた理由は、イスラム教を信仰しヒジャブ(頭髪を覆い隠すスカーフ)などイスラム教徒だと分かる服装をしていたためだとみられる」と発表した。

 一方、サンノゼ州立大学(San Jose State University)の大学警察も、構内の駐車場で9日に女子学生を狙った同様の事件があったことを明らかにした。被害者の女子学生は背後からいきなり男にヘッドスカーフをつかまれ、首を絞められたという。

 このほか、ニューヨーク大学(New York University)のムスリム学生協会は、9日朝に構内の祈祷(きとう)室を訪れた工学部の学生がドアに「トランプ」と落書きされているのを発見したとの声明を発表している。(c)AFP

3933チバQ:2016/11/13(日) 23:21:31
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCD5481JCDUHBI01H.html

政権移行、共和党頼みのトランプ氏 首席補佐官が焦点
09:02朝日新聞

政権移行、共和党頼みのトランプ氏 首席補佐官が焦点
トランプ政権移行チームの顔ぶれ
(朝日新聞)
 米国のトランプ次期大統領が11日、政権移行チームの陣容を刷新した。来年1月の政権発足に向け、閣僚など膨大な政治任用ポストを埋めるには準備不足は否めず、ワシントンでの政治経験の長いペンス次期副大統領を執行委員長に充てた。選挙期間中は対立してきた共和党の支えも得ながら人選し、新政権づくりを進めたい考えとみられる。

 トランプ氏が陣容刷新に踏み切ったのは、政権発足まで約70日と迫るなか、約4千の政治任用ポストを決める必要に迫られたためだ。このうち15人の閣僚や大使など1千人以上は上院の承認が必要とされる。

 政治経験のない「アウトサイダー」のトランプ氏と対照的に、ペンス氏は、現職のインディアナ州知事で、下院議員を6期務めた共和党ベテラン。このため、これまでのクリスティー・ニュージャージー州知事を交代させ、新たにペンス氏を委員長に起用した。

政権移行チーム
セッションズ上院議員
キングリッチ元下院議長
クリスティー ニュージャージー知事
カーソン 外科医
フリン元国防情報局長
ジュリアーニ元ニューヨーク市長

3934チバQ:2016/11/13(日) 23:22:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161113k0000m030039000c.html
<トランプ氏>政権移行、党と連携 ペンス氏人脈活用
11月12日 20:39毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領(70)は11日、政権移行チームの新たな体制を発表した。共和党内に幅広い人脈を持つマイク・ペンス次期副大統領を責任者に据えたほか、長女イバンカ氏ら親族4人や側近も登用し、「トランプ色」が濃いメンバー構成となった。また近く、次期政権の重要閣僚の人事を決定することも明らかにした。

 ◇重要閣僚、近く人選

 トランプ氏は来年1月20日の就任までの約2カ月間で、閣僚や省庁の次官ら約4000人の政治任用ポストの人選をする必要がある。ただ、「政界アウトサイダー」を自負してきたトランプ氏やその周辺と党側をつなぐ人脈は乏しい。党執行部や下院議員の経験があり、支持団体・組織とも深いつながりがあるペンス氏を執行委員会の委員長とすることで、連携して人選を急ぐ考えとみられる。

 トランプ氏は11日の声明で、移行チームの目的は「変革を実現できる指導者たちを選び、最高の資質を持った集団を構成すること」と説明。そのうえで「国の再建のために急務の雇用、安全保障、機会創出をはじめ、米国を再び偉大にする作業にただちに着手する」と強調した。ツイッターでは「政権を運営する人々について間もなく非常に重要な決定をする」と述べた。

 6人の執行委の副委員長のうち、元神経外科医ベン・カーソン氏は党候補指名を争ったトランプ氏同様、オバマ政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)を徹底批判。ジェフ・セッションズ上院議員は強硬な不法移民対策を主張していることで知られる。執行委メンバーに入ったトランプ家の4人は選挙中も、陣営の戦略構築に大きな影響力があったとされる。

 ペンス氏と共に党主流派とのつなぎ役が期待されるのが共和党全国委員長のラインス・プリーバス氏だ。トランプ氏は政権構想を固めていく中で、ペンス、プリーバス両氏を通じて党と協力しつつ、自分の意向を反映しやすい体制作りを目指す狙いがあるとみられる。

3935チバQ:2016/11/13(日) 23:29:26
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611120042.html
【米新大統領にトランプ氏】ペンス次期副大統領を移行チーム責任者に クリスティー知事は降格 「トランプ・ファミリー」もチームに
11月12日 18:39産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】ドナルド・トランプ次期米大統領は11日、ツイッターに「間もなく、政権運営を担う人材に関する非常に重要な決定を下す」と投稿、閣僚候補選びが大詰めに入っていることを明らかにした。トランプ氏はまた、政権移行チームを改造し、大統領選期間中から移行チームを率いてきたクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事に代わり、マイク・ペンス次期副大統領が責任者を務めると発表した。インディアナ州知事として、トランプ氏と共和党のパイプ役を務めてきたペンス氏の影響力が強まりそうだ。

 また、トランプ氏の長男ドナルド・ジュニア氏、次男エリック氏、長女イバンカさんら「トランプ・ファミリー」も移行チームの執行委員会に入る。

 クリスティー氏は副責任者に就く。米メディアは、元側近らが違法な道路閉鎖に関与したとして有罪とされたことに伴う降格としている。また、トランプ氏の女性蔑視発言に関するクリスティー氏の助言が受け入れられず、両者に確執が生じたとの見方も伝えた。

 副責任者にはクリスティー氏のほか、元神経外科医ベン・カーソン氏、ニュート・ギングリッチ元下院議長、マイケル・フリン退役陸軍中将、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長、ジェフ・セッションズ上院議員が就く。

 執行委員会には、イバンカさんの夫のジャレッド・クシュナー氏、共和党のラインス・プリーバス全国委員長、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」会長からトランプ陣営最高責任者(CEO)に就いたスティーブン・バノン氏らも入った。

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCD2579JCDUHBI009.html
トランプ氏、政権移行チーム刷新 長女イバンカさんも
11月12日 13:30朝日新聞

 米国のトランプ次期大統領(70)は11日、政権移行チームの陣容を刷新し、執行委員長に新たにマイク・ペンス次期副大統領(57)を任命した。来年1月の政権発足に向けて閣僚らの人選を急がねばならず、共和党主流派が人事を主導する可能性がある。トランプ氏の長女イバンカさんら「トランプ一家」も移行チームに名を連ねた。

 執行委員長はこれまで、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事が数カ月務めてきた。同知事は大統領選の党候補者指名争いに立候補したが、撤退後にトランプ氏支持を表明し、同氏の指名獲得の流れを作って政権移行チームを率いてきた。

 ただ、次期政権では15人の閣僚ポストと、上院の承認が必要な約千人の政権幹部を選ばなければならない。こうした人選が進んでおらず、大統領就任まで約70日となるなかで、連邦下院議員も務め、ワシントンに広い人脈を持つペンス氏に交代させ、人選を加速する狙いとみられる。

3936チバQ:2016/11/13(日) 23:29:55
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161112k0000e030217000c.html
<米国>政権移行責任者にペンス氏
11月12日 11:18毎日新聞

<米国>政権移行責任者にペンス氏
マイク・ペンス次期副大統領=AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領は11日、来年1月の就任に向けた政権移行チームの陣容を刷新した。選挙戦中から責任者を務めたニュージャージー州のクリス・クリスティー知事をチームの執行委員会副委員長に降格し、マイク・ペンス次期副大統領を責任者に任命した。執行委メンバーには実子3人を含む身内や側近を起用した。

 クリスティー氏は、政治的報復として同州内の道路を意図的に封鎖したスキャンダルで元側近らが有罪評決を受け、これが響いたとみられる。同時に、元下院議員で党指導部も務めたペンス氏を責任者にすえることで、連邦議会との連携を強化し、政権移行をスムーズに進める狙いもあるとみられる。

 執行委副委員長は、クリスティー氏に加え、共和党候補指名争いで敗退した元神経外科医ベン・カーソン氏▽ニュート・ギングリッチ元下院議長▽マイケル・フリン元国防情報局長官▽ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長▽ジェフ・セッションズ上院議員--を指名した。

 執行委メンバーには、政権運営の鍵を握る大統領首席補佐官の有力候補に取りざたされる保守系メディア「ブライトバート・ニュース」幹部でトランプ氏陣営の最高責任者を務めたスティーブン・バノン氏▽同じく同補佐官有力候補の共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長▽トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏▽長女イバンカ氏▽次男エリック氏▽イバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏らも指名された。

3937チバQ:2016/11/13(日) 23:35:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00000570-san-n_ame
カリフォルニア独立?反トランプ「Calexit」が話題に、現実性は…
産経新聞 11/11(金) 19:14配信

 【ロサンゼルス=中村将】米大統領選で共和党候補のトランプ氏が勝利したことで、伝統的に民主党が強いカリフォルニア州では米国からの“独立”がにわかに盛り上がっている。英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決め、流行した「Brexit(ブレグジット)」ならぬ、「Calexit(カレグジット)」という言葉がトランプ氏の当選後、ソーシャル・メディア上で話題のキーワードになった。

 大統領選で同州では民主党候補のクリントン氏が61・5%を獲得。トランプ氏(33・2%)に大差をつけて勝利した。ところが、トランプ氏の当選が確実視されると、大手配車サービス「ウーバー」などに投資してきたことで知られる著名ベンチャー企業家、シャービン・ピシュバー氏はツイッターで、「もしトランプ氏が勝ったら、カリフォルニアが自分の国になるキャンペーンに投資する」とつぶやいた。

 その後、シリコンバレーのIT企業家ら複数の賛同者が現れたという。

 今年の夏ごろから“独立構想”を主張している草の根グループ「イエス! カリフォルニア独立運動」(本部・同州サンディエゴ)のフェイスブックの「いいね」の数は投票日には約1万1000だったが、10日の時点で約2万2000に倍増。トランプ氏の勝利を追い風に、2019年の住民投票を目指す。

 同州の人口は約3880万人で、カナダの人口を上回る。経済規模を示す州の総生産は2兆4600億ドル(15年)で、フランスの国内総生産(GDP)の2兆4200億ドル(同)を抜き、世界6位の規模だ。

 仮に独立すれば、米国のGDPにも大きな影響を与えることになる。ただ、安全保障や治安維持など国家を形作る上で必要な提案はほとんどなされておらず、「一時的な反トランプ感情の盛り上がり」との指摘もある。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、同州が合衆国に加入した1850年以降、200回ほど独立の提案が持ち上がっては、消えてきたという。

3938名無しさん:2016/11/14(月) 00:08:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00010005-bfj-int
トランプ“大統領“「プロ市民がデモをしている」とつぶやき炎上中
BuzzFeed Japan 11/11(金) 14:29配信

全米で相次ぐ「反トランプ」デモ。数千人単位の抗議集会が各地で開かれ、その勢いはとどまりそうにない。一部では暴徒化した参加者が警官隊と衝突し、逮捕者も出ている。西海岸で60人に及ぶという。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

参加者はこう、口々に叫んでいる。

「私たちの大統領じゃない」「くたばれ、トランプ」「お前の居場所はない」

それに対し、本人は11月11日(日本時間)、ツイートでこう怒りを露わにした。

”公正に開かれた大統領選挙が、大成功に終わった。いま、プロ市民たちが、メディアに扇動されてデモをしている!アンフェアだ!”

発言はさっそく炎上中だ。つぶやきから3時間でリツイートは3万5千回近くにまで伸び、多くの批判が集まっている。

“デモは憲法に基づいた権利です。あなたは大統領になるのですから、その嘘は政府のプロパガンダになりますよ“

“私たちはアメリカ人です。私たちはデモをすることが許されている。アンフェアではない、憲法に基づいたものなんです“

一方、こうした支持者のエールもある。

”すばらしいリーダーシップだ!いいスタートだ!”

ちなみに2012年、前回の大統領選挙のとき、トランプ氏はこうつぶやき、デモを「扇動」した過去がある。

“こんなことが起きてはいけない。私たちはワシントンまで行進し、このまがい物を止めないといけない。私たちの国は完全に分断された!“

3939とはずがたり:2016/11/14(月) 11:41:42
先ずは安全運転かー。

不法移民、犯罪者をまず送還=壁はフェンスも利用-トランプ氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000006-jij-n_ame
時事通信 11/14(月) 5:47配信

 【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領は13日放送のCBSテレビのインタビューで、1100万人超といわれる不法移民について、犯罪歴のある200万〜300万人をまず強制送還する考えを明らかにした。

 残りの人々の扱いは国境警備を強化した後に判断すると説明した。

 トランプ氏はもともと不法移民全員を強制送還すると公約していたが、大統領選の途中から犯罪歴のない不法移民の扱いをあいまいにしていた。

 トランプ氏はインタビューで「数百万人を強制送還する公約は実行するのか」と問われ、「犯罪者、犯罪歴のある人々、ギャングのメンバー、麻薬密売人は国から追放する」と表明。ただ、「素晴らしい人々の扱いは国境を万全にしてから決定する。彼らはすごくいい人々だ」と語った。

 トランプ氏はまた、メキシコ国境に築く壁について、れんがやしっくいだけでなく、フェンスも利用する考えを示した。

 一方、トランプ氏は大統領としての給料を受け取る考えはないことを強調。大統領選を通じて過激な書き込みを続けたツイッターなどに関し「勝利を手助けしてくれた」と評価する一方、大統領に就任した後は「節度を持って使う」と約束した。インタビューは11日に収録された。 (了)

3940とはずがたり:2016/11/14(月) 11:44:14

トランプ氏、同性婚容認や無給奉仕を表明 政権を「怖がらないで」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000005-jij_afp-int
AFP=時事 11/14(月) 9:41配信

【AFP=時事】(更新)米国の次期大統領に選出されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は13日放送された米CBSテレビのニュース番組「60ミニッツ(60 Minutes)」のインタビューで、米国で同性婚が合法化されている状況を覆す考えがないことを明らかにした。全米各地で「反トランプ」デモが続いていることに関しては自分の政権を「怖がらないでほしい」と述べ、マイノリティーに対する取り締まりを危惧する国民の不安の払しょくに努めた。

全米各地で「反トランプ」デモ、負傷者や逮捕者も

 トランプ氏のテレビインタビューは当選後初めて。その中で「結婚の平等を支持するか」と問われると、「それは法律だ。最高裁で結論が出ている。決着済みだということだ」と回答。「それ(同性婚は合法)で構わないと思う」と続けた。

 一方で、定員9人のうち1人が空席となっている最高裁判事の人事をめぐっては、新たに指名する判事は人口妊娠中絶の制限を支持し、憲法で認められている武器所有の権利を擁護することになると明言した。

 全米各地でトランプ氏の当選に抗議するデモが続いていることに関しては「(トランプ政権を)怖がらないでほしい。国を元に戻していく」と約束。マイノリティーに対する嫌がらせや脅しが急増しているという報道に接して「悲しんでいる」とも語り、こうした行為は「やめなさいと言っておく」と訴えた。

 このほか、年40万ドル(約4300万円)の大統領職の給与を辞退する意向も表明。法律の規定があるため「年1ドルは受け取る」とした。【翻訳編集】 AFPBB News

3941チバQ:2016/11/14(月) 18:18:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000000-jij_afp-int
トランプ次期大統領、首席補佐官にプリーバス氏指名 党全国委員長

AFP=時事 11/14(月) 7:34配信

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領は14日、首席補佐官にラインス・プリーバス(Reince Priebus)共和党全国委員長、首席戦略官・上級顧問に選挙対策本部の最高責任者を務めたスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏をそれぞれ指名した。トランプ氏が新政権の高官人事を行ったのは初めて。

 プリーバス氏はベテラン政治家で、長年盟友関係にあるポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長をはじめ共和党指導部との橋渡し役が期待される。

 バノン氏は右派系の新興メディアの元幹部で、選挙戦の終盤にトランプ氏陣営を率いた。

 トランプ氏は声明で「(選挙戦で)非常に成功した私のチームと、国を率いていく上でも引き続き仕事ができることになり、とても興奮している」と述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

http://www.afpbb.com/articles/-/3107558?utm_source=yahoo&utm_medium=news

トランプ氏、最優先課題は「医療・国境・雇用」 議会幹部と会談

2016年11月11日 08:28 発信地:ワシントンD.C./米国
トランプ氏、最優先課題は「医療・国境・雇用」 議会幹部と会談

【11月11日 AFP】米国の次期大統領に選出されたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は10日、連邦議会を訪れ、来年1月の正式就任後は医療、国境管理、雇用を3大優先課題として取り組んでいく方針を表明した。

 大統領選での劇的勝利で世界を揺るがしたトランプ氏はこの日、首都ワシントン(Washington D.C.)で「凱旋(がいせん)ツアー」を続けた。マイク・ペンス(Mike Pence)次期副大統領と共に、ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長、ミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務とそれぞれ会談。議会における共和党の優先課題について話し合った。

 選挙戦の間、ライアン氏とトランプ氏の関係は冷え込んでいた。ライアン氏は先月、トランプ氏の女性に対するわいせつ発言が暴露されたことを受けて、トランプ氏を擁護しないと言い切っていた。しかしこの日は、大統領選で勝利したトランプ氏に友好的で敬意を込めた態度を見せた。

 トランプ氏は「オバマケア(Obamacare)」と呼ばれる医療保険制度の撤廃や、メキシコ国境沿いの壁建設などの公約を選挙戦の柱としていた。マコネル氏との1時間に及ぶ会談後には「われわれにはやるべきことがたくさんある」と強調した上で「われわれは移民問題を重視していく。医療も重視していく。雇用もだ」と述べた。ただ詳細には踏み込まなかった。(c)AFP

3942チバQ:2016/11/14(月) 18:52:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000069-jij-n_ame
トランプ氏支えた党主流派=プリーバス次期米大統領首席補佐官

時事通信 11/14(月) 15:29配信

 米共和党の体制派を容赦なく攻撃した異端の次期大統領トランプ氏を候補指名後から支持し続け、主流派では異色の存在だった。

 選挙戦終盤に形勢不利と見られた中でも「彼は勝つだろう」と言い切っていた。下院議員だったペンス次期副大統領と並んで、次期大統領と共和党の橋渡し役を担うとみられる。

 1972年3月、ニュージャージー州生まれの44歳。7歳のときに一家がウィスコンシン州に引っ越し、以来同州を地元とする。ウィスコンシン大を94年に卒業、マイアミ大法科大学院を98年に修了して弁護士になった。

 2004年にはウィスコンシン州上院選に出馬したが落選。同州共和党の役職を歴任し、07年からは州の党委員長として、連邦の上下両院選、知事選、州の上下両院選のいずれも勝つという功績を挙げた。

 こうした実績を買われて11年1月、38歳の若さで全国委員長に選出された。以来、3期目の現在まで、全国委員長としては近年にない「長期安定政権」を維持してきた。

 首席補佐官指名を受けた声明で「彼(トランプ氏)は全ての米国民のための偉大な大統領になるだろう」と述べた。トランプ氏がアウトサイダー候補から大統領へ脱皮するため、ホワイトハウスの事務方トップとしてトランプ政権を仕切ることになる。 

 高校の同級生だったサリー夫人と99年に結婚、1男1女がいる。(ワシントン時事)

3943チバQ:2016/11/14(月) 20:38:31
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161114k0000e030110000c.html
<トランプ氏>「300万人強制送還」…犯罪歴ある不法移民
11:08毎日新聞

<トランプ氏>「300万人強制送還」…犯罪歴ある不法移民
米国のドナルド・トランプ次期大統領=AP
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領(70)は13日放送の米CBSテレビのインタビューで、選挙戦の公約に沿って、不法移民対策としてメキシコとの国境に壁を築き、犯罪歴のある不法移民ら200万〜300万人を速やかに強制送還する方針を明らかにした。「壁」については、場所によって「フェンス」も認めるとするなど、現実的な政策への修正を図る姿勢も示した。

 トランプ氏はインタビューで、米国内に1100万人いるとされる不法移民について「犯罪歴のある人々、ギャングのメンバーや麻薬密売人を割り出す。200万人か300万人にもなる可能性があるが、国外に退去させる」と語った。

 残る不法移民については「すごくいい人たちだ」と表現し、「国境管理をしっかりしたうえで決める」と述べ、国境警備の強化後に判断する考えを示した。

 トランプ氏は選挙戦当初、不法移民全員を強制送還すると公約していた。しかし、実現性がないとの批判を受けると、「犯罪歴のある不法移民を強制送還する」と述べるにとどめ、残る不法移民の扱いについて触れることは避けてきた。インタビューでもこの路線を踏襲した形だ。

 また、国境の壁についても、当初は「巨大な壁」を築くとしていたが、巨額の費用などから実現性を疑問視する声もあり、共和党内ではフェンスで代用する議論が出ている。インタビューで「フェンスを受け入れるのか」と聞かれ、トランプ氏は「特定の地域では受け入れるだろうが、別の特定の地域では壁の方がより適切だ」と述べ、フェンスを使う可能性を示した。

 医療保険制度改革(オバマケア)については、既往症のある人の保険加入を保険会社が拒否することを禁じる点と、26歳未満の子供を親の保険の対象にできる点を改めて評価し、維持する方向で検討していることを強調。オバマケアを撤廃し、「同時に」新しい制度に差し替えると説明した。

3944チバQ:2016/11/14(月) 20:44:49
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161114X087.html
トランプ氏、新政権人事加速=首席補佐官指名に称賛―次期米大統領・共和
14:30時事通信

 【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領が大統領首席補佐官にラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)を指名したことを受け、共和党内ではトランプ氏の人選を称賛する声が広がっている。トランプ氏はプリーバス氏の人脈を生かし、新政権の人事を加速する方針だ。

 プリーバス氏は13日、声明を出し、「(指名は)本当に光栄だ」と表明。「あらゆる人のためになる経済を創造し、国境警備を強化し、オバマ大統領の医療保険制度改革を廃止し、イスラム過激派のテロを根絶する。トランプ氏は全ての米国人のための偉大な大統領になる」と強調した。

 プリーバス氏はトランプ氏が批判してきた党主流派の一画。しかし、選挙戦ではトランプ氏を最後まで支え続けた上、党内で人望があり、党幹部の信頼も厚い。トランプ氏は安定した政権運営にはプリーバス氏の起用を通じた党主流派との連携強化が不可欠と判断したとみられている。

 発表を受け、プリーバス氏の盟友とされる党下院トップのライアン下院議長はツイッターで「ラインスを誇りに思い、興奮している」と人選を歓迎。大統領選候補者選びで争ったウォーカー・ウィスコンシン州知事も「ラインスは傑出した首席補佐官になる」と評価した。

 トランプ批判の急先鋒(せんぽう)、グラム上院議員も「極めて優れた選択だ。トランプ氏が統治を真剣に考えていることを示している」とたたえた。 

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611140012.html
【米大統領にトランプ氏】共和党全国委員長を首席補佐官に起用 上級顧問に「クリントン・キラー」
10:54産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米共和党のトランプ米次期大統領は13日、新政権で大統領の右腕としてホワイトハウスの実務を取り仕切る大統領首席補佐官に、ラインス・プリーバス党全国委員長(44)を起用すると発表した。プリーバス氏は下院共和党トップのライアン下院議長らと親しく、政治経験のないトランプ氏としては円滑な政権のため議会との調整役を期待したとみられる。

 選挙対策本部の最高責任者(CEO)を務めたスティーブン・バノン氏(62)の首席戦略官兼上級顧問への起用も発表した。トランプ氏は声明で「2人は高い能力を持つ指導者として歴史的勝利に導いた。ともにホワイトハウスで米国を再び偉大にするために働く」と説明した。

 プリーバス氏は全国の党組織を統括し、支持基盤の拡大や選挙戦略の調整を行う党全国委員長としてトランプ氏の勝利に貢献した。バノン氏は保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」会長から8月に陣営入りし、選挙戦を率いた。民主党候補だったクリントン前国務長官攻撃の急先鋒として知られる。

 トランプ氏は来年1月の政権発足に向けて、閣僚の人選も急ぐ。

3945チバQ:2016/11/14(月) 20:48:04
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCG5V3QJCGUHBI018.html
トランプ氏最側近は首席戦略官 独自色と融和、両立狙う
20:09朝日新聞

 トランプ次期米大統領(70)は13日、政権の要職として、大統領首席補佐官に共和党主流派と良好な関係を持つプリーバス党全国委員長(44)を、首席戦略官・上級顧問(カウンセラー)に「最側近」で選挙対策最高責任者のバノン氏(62)を起用することを発表した。あえて2人を「対等」に位置づけることで、党との「融和」と「独自色」の両立を狙ったものと言えそうだ。

 トランプ氏は13日の声明で両氏について「非常に有能な指導者で、我々の選挙運動を協力して働き、歴史的な勝利に導いてくれた。米国を再び偉大にするため、ホワイトハウスに迎える」と語った。その上で両氏を「対等なパートナー」と位置づけた。

 当面の政権運営には、共和党主流派の協力が不可欠のため、党からの信頼が厚いプリーバス氏を党との「パイプ役」として首席補佐官に起用したとされる。

3946チバQ:2016/11/15(火) 10:37:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00000515-san-n_ame
米大統領にトランプ氏 次期政権の首席戦略官に「人種差別主義者」起用 民主、共和両党内から非難の声

産経新聞 11/15(火) 10:23配信

【ワシントン=青木伸行】ドナルド・トランプ次期米大統領が、スティーブン・バノン氏(62)を首席戦略官兼上級顧問に起用するとしたことに対する批判の声が、民主、共和両党内から上がっている。同氏が主流派と敵対する保守強硬派で知られ、「人種差別主義者」とみられているためだ。

 バノン氏が会長を務めていた保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」は、人種差別的な論調が目立つと指摘されている。このため共和党内に「バノン氏は白人至上主義で、憂えなければならない」との声がある。

 米国の有力ユダヤ人団体の幹部も、バノン氏は「反ユダヤ主義者で人種差別者だ」と不快感を表明した。

 一方、民主党下院トップのナンシー・ペロシ院内総務は「トランプ氏が、選挙戦で見せた憎悪あふれる分断的なビジョンを持ち続けていることの表れだ」と批判した。マークリー上院議員も「白人至上主義者を政府の頂点に招き入れた」とし、バノン氏の起用を撤回するよう求めた。

 これらは大統領首席補佐官に決まった党主流派の、ラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)に対する好意的な反応とは対照的だ。プリーバス氏は幹部の信頼も厚く、ポール・ライアン下院議長らも「誇りに思い興奮している」と称賛している。

 保守強硬派と主流派の双方を取り込んだ今回の人事は、政策調整上の衝突を招く恐れもある。

3947チバQ:2016/11/15(火) 10:38:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00050018-yom-int
NYタイムズ釈明、トランプ氏「謝罪した」主張

読売新聞 11/15(火) 9:21配信

【ニューヨーク=吉池亮】13日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、大統領選の結果を受けて「我々は新大統領に対し、公正な報道を続ける」とする読者へのメッセージを公表した。

 メッセージは同紙発行人、アーサー・サルツバーガー会長らの連名。3ページ目で「選挙結果は劇的で予想外だった。トランプ氏が全く型破りだったため、我々メディアは彼に対する有権者の支持を過小評価したのか。なぜこのような結果となったのか」などと振り返った。

 そして「選挙の重大な結果と、それに先立つ報道や世論調査を踏まえ、あらためてジャーナリズムの基本的な役割を果たすことをめざす」と表明した。

 同紙は民主党のヒラリー・クリントン氏(69)を支持していたが、「新大統領についても精度の高い公正な報道を続ける」などと訴えた。

 これに対し、ドナルド・トランプ氏(70)は同日、ツイッターに「私のことを悪く報じたニューヨーク・タイムズ紙が読者に謝罪の手紙を出した」と書き込んだ。また、「これで報道姿勢が変わるだろうか。疑問だな」などともツイート。同紙が「トランプ現象」を適切に評価しなかった結果、「購読者数を何千という単位で減らしている」などと、具体的な根拠は示さずに主張した。

 同紙は選挙期間中、トランプ氏を繰り返し批判したことについて、保守系メディアから「偏向報道だ」と攻撃されている。

3948チバQ:2016/11/15(火) 10:42:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00000086-mai-n_ame
<トランプ氏>大統領選「SNSが勝利の助けに」

毎日新聞 11/14(月) 22:58配信


◇ツイッターのフォロワー1490万人

 【ワシントン清水憲司】米国の次期大統領に就任する共和党のドナルド・トランプ氏は13日、米テレビに出演し、短文投稿サイト「ツイッター」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が「勝利の助けになった」と語った。就任後は「控えめにする」とも述べたが、この日も米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とツイッター上でやり合った。

 トランプ氏は1490万人ものツイッターの読者(フォロワー)を抱え、「数という点でこれだけの力を持てた。すべての選挙戦で勝利する助けになった」と指摘した。民主党候補だったヒラリー・クリントン氏(69)がテレビCMなどに多額の費用をかけたことを引き合いに「ソーシャル・メディアはそれ以上の力がある。私がある程度、証明したかもしれない」とも語った。

 一方、ツイッターでの発言が物議を醸したこともあり、大統領就任後は「控えめにする」と話したが、「(メディアが)間違った記事や不正確な記事を出した時には、私にはやり返す方法がある」とも述べた。

 トランプ氏は13日も投稿を続け、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領やジョージ・W・ブッシュ前大統領らから祝福の電話があったと明らかにする一方、「『トランプ現象』を正確に伝えなかったNYTは数千の読者を失っている」と書いた。これに対し、NYTはツイッターで「新規読者は急増している」と反論。「トランプ政権にも偏見なしに迫っていく」との社員宛てメッセージも投稿した。

3949チバQ:2016/11/15(火) 13:34:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-35092174-cnn-int

トランプ氏、昨年での「脱落」示唆していた 予備選ライバルに

CNN.co.jp 11/15(火) 10:47配信
ワシントン(CNN) 米国のドナルド・トランプ次期大統領が去年、共和党予備選の最中に、同党の候補指名を争っていたクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事に対し、10月には予備選から脱落するだろうとの見通しを示していたことがこのほど分かった。来月に出版されるCNNの大統領選関連書籍の中でクリスティー氏の側近が明かした。

これによると、トランプ氏は「10月末までもたないだろう」とクリスティー氏に伝え、脱落時には同氏を支持する意向を表明していたという。実際の展開は逆となり、クリスティー氏が脱落して今年2月にトランプ氏支持を表明。共和党主流派がトランプ氏に屈したことを示す最初の兆候として周囲に衝撃を与えた。

この側近は「2人の間には常に、先に脱落した方が恐らくもう一方を支持することになるだろうとの了解があったようだ」と指摘した。

トランプ氏とクリスティー氏は共和党予備選の期間中、マルコ・ルビオ上院議員を共通の敵としていた。クリスティー氏はニューハンプシャー州予備選の直前に行われた共和党候補討論会で、ルビオ氏を激しく批判。クリスティー氏からの支持表明があった後、トランプ氏はこの攻撃を称賛していた。

クリスティー氏とトランプ氏はニューヨーク近辺での政治活動を通じ、以前から面識がある。共和党予備選の間、お互いの批判は控え気味だった。クリスティー氏はその後、トランプ氏の最も強固な擁護者の1人となり、現在は次期政権の有力ポストの候補に挙がっている。

3950チバQ:2016/11/15(火) 18:21:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161115-00000086-jij-n_ame
強硬派起用に批判強まる=トランプ氏人事、再考要求も-「ラスプーチン」暗躍を懸念

時事通信 11/15(火) 14:26配信

【ワシントン時事】米国のトランプ次期大統領が新政権の首席戦略官・上級顧問にトランプ陣営の最高責任者だった保守強硬派のスティーブン・バノン氏を起用すると発表したことに対し、共和党内外で14日、批判が強まった。

 民主党からは人事の差し替えを求める声も出ている。

 バノン氏は保守系メディア「ブライトバート・ニュース」の経営責任者だった。大統領選では8月から陣営に加わり、トランプ氏らしさを生かした戦略を描いて番狂わせの勝利に導いた。しかし、一方で「オルト・ライト」と呼ばれる人種差別的な極右運動とのつながりも指摘されている。

 米メディアによれば、トランプ氏は当初、大統領首席補佐官にバノン氏を充てたい考えだったが、長女のイバンカさんら周辺の説得を受け入れ、共和党主流派のラインス・プリーバス党全国委員長の起用を決めたとされる。

 ただ、トランプ氏はバノン氏をプリーバス氏の「対等なパートナー」と位置付けており、米メディアの間では「プリーバス氏よりバノン氏が影響力を持つようになる可能性もある」「バノン氏は帝政末期のロシアで暗躍した怪僧ラスプーチンのようになる」との見方も出ている。 

 オバマ大統領は14日の記者会見で直接的なコメントは避けながらも、「団結のシグナルを送ることが重要だ」とトランプ氏に苦言を呈した。

 民主党のペロシ下院院内総務も声明で「バノン氏の起用は、トランプ氏が憎悪に満ち、不和をあおる見解を変えていないことを示している」と非難。同党のマークリー上院議員は「白人民族主義者をホワイトハウスに招き入れた」と述べ、トランプ氏に指名撤回を要求した。

 批判の声は共和党内にも広がっている。ケーシック・オハイオ州知事の顧問ジョン・ウィーバー氏は「人種差別主義者でファシストの極右が大統領執務室から数歩のところに陣取ることになる。米国は警戒すべきだ」と主張した。

 プリーバス氏は14日のテレビ番組で「選挙戦で善を促進する勢力だった。批判されているような姿は見たことがない」とバノン氏を擁護した。ただ、2人の政治的背景は大きく異なっており、米メディアの間では、政権の路線をめぐって2人の対立がいずれ深まるとの見方も出ている。

3951チバQ:2016/11/15(火) 19:22:48
http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/030/014000c
国務長官にジュリアーニ氏浮上



毎日新聞2016年11月15日 18時32分(最終更新 11月15日 18時32分)
. AP通信は14日、トランプ次期米大統領の新政権で外交を担当する国務長官候補にニューヨーク市のジュリアーニ元市長が浮上したと報じた。エネルギー長官には米国の「石油王」と称される大富豪のハロルド・ハム氏らの起用を検討している。


 トランプ氏は、週内にも閣僚・省庁幹部の人選を発表するとしており、1月の新政権発足の骨格固めに向けた作業が加速しているもようだ。








 ジュリアーニ氏はトランプ氏の選挙戦を全面的に支援してきた。元検事の経歴から司法長官の声もあったが、APによるとジュリアーニ氏は14日の会合で否定した。(共同)


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161116/k00/00m/030/014000c#csidx3e3f488e0640d289d589ca7a4915500
Copyright 毎日新聞

3952チバQ:2016/11/15(火) 20:22:41
http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/nation/sponichi-spngoo-20161115-0036.html
トランプ氏“1ドル大統領” 報酬40万ドル受け取らない方針
07:01スポニチアネックス

トランプ氏“1ドル大統領” 報酬40万ドル受け取らない方針
米CBSテレビのインタビューで大統領報酬の40万ドルを受け取らない方針を示したトランプ氏(AP)
(スポニチアネックス)
 米大統領選で勝利した共和党のトランプ氏が13日放送の米CBSテレビのインタビューで、大統領報酬の40万ドル(約4300万円)を受け取らない方針を示した。

 大統領選後、初めてテレビ出演したトランプ氏は、法律で定められた最低額となる「年1ドルしか受け取らない」と話した。「不動産王」の異名を持ち、米経済誌「フォーブス」によると、純資産が約37億ドル(約3799億円)とされている。共和党候補の指名争いをしていた昨年9月には「大統領になったら最初にやることは給料を断ること」とし、それを「大したことではない」と語っていた。

 日本では今年9月、東京都の小池百合子知事が自身の給与を半減する条例案を都議会に提出し、可決された。小池氏同様に独自路線を歩み、どのような“トランプ劇場”を展開するのか、注目が集まる。

 また、インタビューの中では「不法移民を強制送還する」とも話した。米国内の不法移民は1100万人を超える。強制送還されるのは「犯罪者や犯罪歴があるもの」と説明。人数は「200万人か、もしかすると300万人になるかもしれない」とした。

 メキシコとの国境に壁を建設する方針についても改めて強調。共和党内からは壁ではなくフェンスを採用する案が出ているが、「特定の地域では受け入れるが、壁の方がより適切だ」と述べた。

 10日にオバマ大統領と会談し、笑顔で握手を交わすなど大統領選後のおとなしさが目立ったトランプ氏だが、選挙中の過激な“公約”は撤回せず、実行する方針を示した。

3953チバQ:2016/11/15(火) 20:35:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20161116k0000m020025000c.html
<TPP>米大統領選結果に恨み節…オバマ氏と米通商代表
19:40毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は14日、ワシントン市内での講演で、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について「大統領選でスケープゴートにされた」と述べ、有権者の不満の標的になったとの考えを示した。フロマン氏は強気な交渉姿勢で知られたが、この日は選挙結果への「恨み節」を漏らし、落胆をうかがわせた。

 TPP離脱を掲げた共和党のトランプ氏の当選後、議会指導部はTPP承認案を審議しないと表明。フロマン氏は講演で「(法案手続きは)基本的に議会指導部の決定次第だ」と判断に従う考えを示した。

 選挙戦では「たくさんの人々が取り残されていると感じていることが強く示された」と語ったが、有権者の間に広がる停滞感は技術の進歩を背景にした賃金伸び悩みも原因と指摘。トランプ氏が選挙戦中、保護主義的な政策を掲げたことを念頭に「貿易を遮断することは誤った対処法であり、世界経済から(米国を)遮断することは答えにならない」と話した。

 オバマ米大統領も14日の記者会見で、TPPをめぐる論争が「人々に工場閉鎖や雇用の海外流出を思い出させ、複雑になってしまった」と述べ、無念さをにじませた。「人々が進路を正したいと感じており、移民の急増を止め、新しい貿易協定を結ばないという主張が選挙戦で大きな役割を果たした」と述べ、TPP離脱などグローバル化に反対する主張がトランプ氏の勝因になったとの考えを示した。

3954チバQ:2016/11/15(火) 20:36:04
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161116k0000m030037000c.html
<米国>財務長官にゴールドマン元幹部が最有力候補
20:12毎日新聞

 【ワシントン清水憲司】複数の米メディアは14日、来年1月に発足するトランプ政権の財務長官に、米金融大手ゴールドマン・サックス元幹部で選挙対策組織の財務責任者スティーブン・ムニューチン氏(53)が最有力候補になったと報じた。米通信社ブルームバーグによると、政権移行チームが推薦を決め、次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)の判断待ちという。

 トランプ氏は選挙戦中、ヒラリー・クリントン氏(69)を「ウォール街の味方だ」と批判したが、重要閣僚の一人に「ウォール街の申し子」(米CNN)を起用する可能性が高まっている。

 ムニューチン氏は2002年まで同行に約17年間在籍し、退職後は投資ファンドを設立。金融危機で08年に経営破綻した住宅金融大手を買収し、経営トップに就いた。米メディアによると、強引な融資回収が問題視され、11年の「ウォール街占拠運動」で抗議の対象にもなったという。

3955チバQ:2016/11/15(火) 21:05:15
>>3952
>メキシコとの国境に壁を建設する方針についても改めて強調。共和党内からは壁ではなくフェンスを採用する案が出ているが、「特定の地域では受け入れるが、壁の方がより適切だ」と述べた。
いまさらかもしれないけど、国境にフェンスがないところもあるってことなのか?

3956チバQ:2016/11/15(火) 23:09:44
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20161115/plt1611151530002-n1.htm
【永田町・霞が関インサイド】「政策担当」に日系人 トランプ氏の政権移行チーム判明、随所に共和党有力者を配置 長女の夫の名も (1/2ページ)
2016.11.15
 早くも「ドナルド・トランプ米政権」の、ホワイトハウスおよび主要閣僚の人事が取り沙汰されている。

 筆者の手元に外務省が作成した「トランプ候補政権移行チーム 概要」と題したA4版1枚のペーパーがある。主要人事を予測するうえで重要な情報である。日本のメディアが紹介しないので、あえてここに記す。

 注目すべきポイントがある。そのキーワードは、保守系シンクタンクの「ヘリテージ財団」である。

 1973年、メロン財閥の当主とビール会社クアーズの創始者が設立した。ブッシュ(息子)政権の大統領次席補佐官を務めたカール・ローブ氏の言葉を借りると、「ワシントンの歴代保守大物6人の1人」とされるエドウィン・フュルナー氏(75)が翌年から今日まで所長である。

 そして、フュルナー氏以下3人が、政権移行チーム(14人)に名前を連ねているのだ。

 国務省における政権移行を担当するジェームズ・カラファノ同財団副所長と、財務、商務省・USTR(通商代表部)など経済系官庁を担当するビル・ウォルトン同財団役員である。

 それだけではない。レーガン政権の司法長官を務めたエドウィン・ミース氏(84)が行政管理予算局(OMB)を担当する。同氏もまた四半世紀にわたり同財団と深い関係を有しているのだ。

 政権移行チームの責任者は当初、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とされたが先週末、マイク・ペンス次期副大統領が代わって務めることになった。

 こうして見てみると、「アウトサイダー」としてワシントン政界の「エスタブリッシュメント」に挑戦して勝利したトランプ氏だが、実はきちんと共和党有力者を周辺に配置していることが分かる。

 実利主義者なのだ。この政権移行チームには、その他にも興味深い名前が記されている。

 1人は、チーム内で「政策全般」を担当する日系のアド・マチダ氏だ。ブッシュ政権(父)のディック・チェイニー副大統領の補佐官を務めた。その後、ワシントン最大の法律事務所アキン・ガンプ・ストラウス・ハウワー&フェルド所属ロビイストという顔役だ。

 もう1人は、トランプ氏の長女、イバンカさんの夫、ジャレッド・クシュナー氏(35)だ。ハーバード大学卒業後、不動産投資家や新聞社オーナーとして成功した、優秀なビジネスマンである。ユダヤ系で、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官の人脈にもつながるとされる。

 実は、トランプ次期大統領が最も信頼する人物で、件のペーパーには「実質トップ」と記述されている。大統領次席補佐官(総務担当)としてホワイトハウス入りすることも十分あり得る。

 要は、共和党主流派にも気脈を通じているのだ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

3957チバQ:2016/11/15(火) 23:30:57
http://www.yomiuri.co.jp/world/20161115-OYT1T50047.html
米次期政権の国務長官にボルトン氏浮上…米紙
2016年11月15日 13時00分
特集 米大統領選
 【ワシントン=黒見周平、山本貴徳】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルなどは14日、ドナルド・トランプ氏(70)の次期政権での国務長官に元国連大使のジョン・ボルトン氏(67)が浮上したと報じた。


 また、米ブルームバーグ通信は同日、政権移行チームが、米銀大手ゴールドマン・サックス出身のスティーブン・ムニューチン氏(53)の財務長官就任を、トランプ氏に打診していると報じた。

 国務長官には、共和党重鎮のニュート・ギングリッチ元下院議長(73)が取りざたされていたが、同紙は関係筋の話として、トランプ氏はボルトン氏と、長年の友人であるルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)に候補を絞りつつあると伝えた。

3958チバQ:2016/11/15(火) 23:45:07
>>3956
>ブッシュ政権(父)のディック・チェイニー副大統領の補佐官を務めた。
チェイニーは21世紀になってから大統領になったと思うんですが・・・
ジャーナリスト・歳川隆雄さんによると20世紀に大統領をやってたんですね。

3959チバQ:2016/11/16(水) 11:42:54
http://www.asahi.com/articles/ASJCJ2S8JJCJUHBI00S.html
トランプ人事、早くも内紛? 安保担当元下院議員が離脱

ワシントン=佐藤武嗣

2016年11月16日11時13分

 米国のトランプ次期大統領の政権移行チームで安全保障を担当していたロジャース元下院議員は15日、移行チームから離脱すると発表した。チーム内では、新政権での人事などをめぐり、同元議員ら「共和党主流派」と、トランプ氏に近い「反主流派」による主導権争いが過熱しており、それが表面化した格好だ。

 ロジャース氏は、陸軍出身で連邦捜査局(FBI)特別捜査官などを経て、下院情報特別委員長も務めた共和党のベテラン。安全保障の専門家で、大統領補佐官(国家安全保障・テロ対策担当)にも名前が取り沙汰されていた。

 同氏は15日のCNNのインタビューで、「チームは誤った方向に進みつつある」と離脱の理由を語った。チーム内の意思統一について「少々混乱しており、これは生みの苦しみだ」とも述べ、具体的な対立の中身には触れなかったが、「内紛」を認めた。


http://www.asahi.com/articles/ASJCJ2CDPJCJUHBI00M.html
ライアン氏、米下院議長再選へ トランプ氏との融和評価

ワシントン=峯村健司

2016年11月16日11時14分

 米共和党下院議員団は15日、党で公職の最高位である下院議長候補に現職のライアン下院議員(46)を指名することを全会一致で決めた。ライアン氏は大統領選中、過去のわいせつ発言が暴露されたトランプ氏を批判して対立。一部議員から反発もあったが、トランプ氏との融和路線にかじを切ったことが評価された。

 大統領選と同時に行われた連邦議会選で、共和党が下院で過半数を制したことから、ライアン氏は来年1月の新議会冒頭で正式に選出される見込み。トランプ氏が公約に掲げた不法移民対策や大規模なインフラ投資といった、これまでの共和党の方針と相いれない政策をどのように実現していくか指導力が問われそうだ。

 大統領選終盤の10月上旬、トランプ氏の「わいせつ発言」のテープが暴露されたのを受け、ライアン氏は「擁護しない」と表明。トランプ氏もライアン氏を「無力で無能な指導者」と批判して敵対した。これを受け、トランプ氏支持派の議員からライアン氏の再選に反対する声があった。

 しかし、トランプ氏勝利後の今月10日、両者は会談で協力していくことで一致した。ライアン氏は15日、記者団に対し「トランプ氏と協力して新政権を成功させる」と強調した。(ワシントン=峯村健司)


http://www.yomiuri.co.jp/world/20161116-OYT1T50036.html?from=ytop_top
米商務長官に「再建王」浮上…邦銀買収の知日派


2016年11月16日 10時46分
 【ワシントン=山本貴徳】トランプ次期政権の商務長官に、日米交流団体「ジャパン・ソサエティー」会長で著名投資家のウィルバー・ロス氏(78)が浮上した。

 著名投資家のカール・アイカーン氏が15日、トランプ氏とニューヨークで会談後にツイッターで明らかにした。

 ロス氏は企業再建を得意とし「再建王」の異名をとる投資家。1999年に経営破綻した大阪の幸福銀行(現在の関西アーバン銀行)を買収するなど日本とゆかりが深い知日派だ。ジャパン・ソサエティー(本部・ニューヨーク)は、日本の伝統文化などを米国に紹介し、100年以上の歴史がある民間団体で、ロス氏は2010年から会長を務めている。

 商務長官は産業振興や輸出の拡大を担う。ロス氏は環太平洋経済連携協定(TPP)には賛成の立場を取っていた。対日政策に関するトランプ氏の相談相手であるロス氏は、選挙戦ではトランプ氏への支持を早期に打ち出し、同氏の信頼が厚いとされる。

3960チバQ:2016/11/16(水) 12:00:26
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600241&g=int

アジア太平洋への関与確認=「責務果たし続ける」-米司令官








 【ワシントン時事】ハリス米太平洋軍司令官は15日、ワシントンで開かれたイベントで、アジア太平洋地域は米国の未来にとって最も重要だと強調した。その上で、「われわれが同地域の同盟国やパートナーに対し、揺るぎない責務を果たし続けることは疑いない」と述べ、引き続き関与する姿勢を確認した。ロイター通信が伝えた。
 ドナルド・トランプ次期米大統領は選挙戦で、「米国第一」を掲げ、日本や欧州諸国などとの同盟を軽視する発言が目立った。米国のアジアへの関与を再確認することで、動揺する同盟国側の懸念を和らげる狙いがある。 
 また、ハリス司令官は、米国が日本と韓国と個別に安全保障条約を結んでいることを指摘した上で、北東アジアの防衛のため、日米韓3カ国がより緊密に連携すべきだとの認識を示した。(2016/11/16-10:35)

3961チバQ:2016/11/16(水) 18:35:07
http://www.sankei.com/world/news/161116/wor1611160043-n1.html
2016.11.16 18:20更新

【米大統領にトランプ氏】
政権移行チームで内紛 元下院委員長を更迭 円滑な準備に影
 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は15日、ニューヨークでペンス次期副大統領と来年1月に発足する新政権の閣僚起用に関する調整を行った。新政権で省庁幹部を占める政治任用ポストは約4千人に上る。トランプ氏の政権移行チームは人選を急いでいるが、米メディアは同日、チームでの「内紛」が円滑な政権移行に影を落としていると報じた。

 政権移行チームで国家安全保障分野を統括していたマイク・ロジャース元下院情報特別委員長が15日、チームを離れると発表した。移行チームでは選挙期間中から責任者を務めてきたクリスティー・ニュージャージー州知事が降格させられ、ペンス氏が責任者に就いたばかり。ロジャース氏はクリスティー氏に近く、事実上の更迭だという。

 ロジャース氏は次期政権で中央情報局(CIA)長官への起用が取り沙汰されていた。米通信社ブルームバーグによると、クリスティー氏と確執があったトランプ氏の娘婿、ジャレッド・クシュナー氏がクリスティー氏に近い人物を一掃しようとしているという。

 CNNテレビはクシュナー氏が「内紛の中心にいる」とする一方で、移行チームによる閣僚選定プロセスから共和党主流派を除外する動きがあるとのロジャース氏の見方を伝えた。

 主流派の一人であるロジャース氏はCNNに、移行チームが「違った方向に行こうとしている」と述べた。大統領選の初期からトランプ氏を支えてきたグループと、途中から陣営に加わった共和党主流派に近いグループの間で路線対立が生じており、とりわけ外交・安全保障分野で準備が滞っているという。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、ワシントンでコンサルティング会社を経営するマシュー・フリードマン氏も移行チームを追放されたことが分かった。フリードマン氏はロジャース氏の下で国家安全保障会議(NSC)に関する政権移行準備を担当していた。

 一方、米下院共和党は15日、下院議長候補に現職のポール・ライアン氏を満場一致で指名した。

3962チバQ:2016/11/16(水) 18:36:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111500555&g=int

トランプ外交、見慣れぬ陣容に=日本重視も負担増要求か-次期米大統領














次期米政権の国務長官候補として名前が挙がっているボルトン元米国連大使(左)とジュリアーニ元ニューヨーク市長(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米共和党のトランプ次期大統領が大統領選で勝利してから15日で1週間。安倍晋三首相、習近平中国国家主席、プーチン・ロシア大統領ら主要国首脳らと電話会談し、政権移行チームも政権を支える約4000ポストの人選に着手した。ただ、各国が注視する外交チームの陣容は、共和党主流派の専門家がトランプ氏と距離を置いているため顔が見えにくい。
 トランプ外交の司令塔となる国務長官には、ジュリアーニ元ニューヨーク市長やボルトン元国連大使、ギングリッチ元下院議長、コーカー上院外交委員長らの名前が浮上している。いずれも、オバマ大統領が政権1期目で起用したクリントン前国務長官のような国際的な知名度はない。
 さらに、トランプ陣営が頭を抱えるのは、ホワイトハウス幹部や閣僚を支える政治任用の上級管理職が不足している問題だ。アジア太平洋地域で見ると、アーミテージ元国務副長官やマイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長ら知日派は選挙戦中にトランプ氏不支持の書簡を発表している。
 グリーン氏は取材に対し、「ブッシュ政権でアジア外交を担当していた国際派の専門家は次期政権に入らない」と明言。トランプ氏の下に集まるのは反主流のタカ派や保守派のみで、「現時点で計画や政策は何もない」と批判した。
 安倍首相は17日にニューヨークでトランプ氏との初会談に臨むが、日本側に特別な太いパイプがあるわけではない。「トランプ氏は日本重視を確認した上で、いかなる形であれ(同盟国としての)負担増を求めるだろう」(グリーン氏)との見方が強い。 
 トランプ外交の基本姿勢について、米シンクタンク「新米安全保障センター」のパトリック・クローニン上級顧問は「オバマ大統領が外交で追求した『法の支配』ではなく、勢力均衡に重きを置くとみられる。その中で実利を求めていくのではないか」と分析した。(2016/11/15-14:30)

3963チバQ:2016/11/16(水) 19:21:37
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016111600509&g=int

敗者が100万票以上リード=民主に制度見直し論-米大統領選














ヒラリー・クリントン前米国務長官=9日、ニューヨーク(AFP=時事)

 【ワシントン時事】米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート」によると、8日に行われた米大統領選の開票で、民主党候補だったクリントン前国務長官の得票数でのリードが15日、100万票を超えた。民主党内では、選挙結果は民意を反映していないと批判し、大統領選挙人制度の見直しを求める声が出ている。


〔写真特集〕ヒラリー夫人がファーストレディーと呼ばれた頃

 米大統領選は全米50州と首都ワシントンに割り当てられた計538人の選挙人のうち、過半数の270人を獲得した候補が当選する仕組み。ただ、選挙人の割当数は完全には人口に比例しておらず、2州を除いて、得票1位の候補がその地区の選挙人を総取りするため、得票数と獲得選挙人数の逆転が起きることがある。
 同リポートの集計では、クリントン氏は15日夜の時点で6231万8079票を獲得している。これに対し、共和党候補だったトランプ次期大統領の得票数は6116万6063票。しかし、獲得選挙人数ではトランプ氏が290人で、232人のクリントン氏を上回っている。
 米メディアによると、得票数と獲得選挙人数の勝者が食い違ったのは史上5例目。開票作業はまだ続いており、クリントン氏のリードは最終的に200万票を超えるとの推計もある。
 民主党のボクサー上院議員は15日、声明を発表し、「選挙人制度は時代遅れで、非民主的だ」と強調。選挙人制度を廃止し、得票数で勝者を決められるようにする憲法改正案を上院に提出した。ただ、共和党内で賛同する声は出ておらず、成立の可能性は極めて低い。(2016/11/16-14:37)

3964チバQ:2016/11/16(水) 19:34:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3108001
トランプ氏当選後にヘイト急増、学校で「米国を白人の国に」ナチスかぎ十字も

2016年11月15日 16:20 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月15日 AFP】米国ではドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が次期大統領に選出されて以来、差別的な事件の報告が全土で相次いでおり、マイノリティー(少数派)や人権団体はヘイトクライム(憎悪犯罪)を行う団体が勢いづいているとして懸念を強めている。

 フィラデルフィア(Philadelphia)ではナチス・ドイツ(Nazi)のかぎ十字やスローガンが店頭に落書きされ、ニューヨーク(New York)の高校では外国人排斥を唱えるコールが上がり、脅迫メールが届き、大学のキャンパスでは差別的な行為が横行している。こうした事例が各地で急増しているのは、今月8日の大統領選以降だ。

 米国内のヘイトグループ(人種や宗教に基づく差別・憎悪を扇動する集団)を調査している人権団体「南部貧困法律センター(SPLC)」はマイノリティーに対して増加している攻撃事例を追跡調査しているが、中でも攻撃にさらされているのは、トランプ氏が選挙期間中に最も扇情的な表現を用いて移民排斥の標的にしていたヒスパニック系の人々だ。

 トランプ氏は13日に放送された米CBSテレビの番組インタビューで、イスラム教徒やヒスパニック系の人々に対する嫌がらせが急増していることについて質問されると「そうしたことを耳にして悲しんでいる」と述べる一方、そのような行為は「ごくわずかだった」と主張した。そして「もしもこれが役立つなら、まっすぐカメラに向かって言う。やめなさい」と述べた。

■「移民は荷物をまとめて出て行け」教室で上がる声

 ワシントン(Washington)州のある教師はSPLCに対し、大統領選の翌日に「学校のカフェテリアで昼食時間に『壁を造れ』とコールが繰り返されるのが聞こえた。私が担任するクラスでも『この国で生まれたのでなければ荷物をまとめて出て行け』と叫ぶ生徒がいた。ホールでは『スピック(ヒスパニック系を指す差別的な表現)は出て行け』という声が上がっていた」と報告している。

 SPLCの元には、大統領選が行われた11月8日から11日までの間に黒人、女性、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を狙った事件に関する報告が200件以上寄せられたという。

 米連邦捜査局(FBI)が14日に発表した報告書によると、イスラム教徒に対する攻撃は昨年67%増加した。

 全米各地の教育機関では、リベラルな校風で知られる学校も含め、ここ数日で憂慮すべき事件が立て続けに起こり、学校側は対処を約束するメールを保護者らに送る事態に迫られている。中には、トイレの壁にトランプ氏陣営のキャッチフレーズ「米国を再び偉大に(Make America Great Again)」をもじって「米国を再び白人の国に(Make America White Again)」というスローガンが落書きされていたケースもあった。

■危惧される暴力の激化

 言葉の暴力だけでは終わらなかった例もある。

 カリフォルニア(California)州サンノゼ州立大学(San Jose State University)では、イスラム教徒の女子学生が背後からいきなり白人男性にヘッドスカーフを引っ張られ、首が絞まりそうになる事件が発生。ミシガン大学(University of Michigan)でも、ヘッドスカーフを外さなければライターで火をつけるぞとイスラム教徒の女子学生が男性に脅される事件があった。

 モンタナ(Montana)州ミズーラ(Missoula)では、ユダヤ人がメディアを牛耳っていると非難するアメリカ・ナチ党(American Nazi Party)のパンフレットが地域で配布され、地元のシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)が警察に警備を強化するよう要請した。

■首席戦略官に「極右アジテーター」

 こうした緊張の中、トランプ氏は白人至上主義者の間で人気が高い極右のアジテーターとして知られるスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏を新政権の首席戦略官・上級顧問に指名した。

 反ユダヤ主義に対する監視団体「名誉毀損防止同盟(Anti-Defamation League)」の代表を務めるオレン・シーガル(Oren Segal)氏は、ホワイトハウス(White House)の高官にバノン氏を選出したことは「非常に緊張が高まっている今のような時期に過激派をさらに勢いづかせる結果にしかならない」として警鐘を鳴らしている。(c)AFP/Sébastien BLANC

3965チバQ:2016/11/16(水) 19:39:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3108120
ミシェル夫人は「ヒール履いた類人猿」に賛意、女性町長辞任 米

2016年11月16日 12:17 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米ウェストバージニア(West Virginia)州の町長がミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人を「ヒールを履いた類人猿」と評したフェイスブック(Facebook)の投稿に賛意を示したことから激しい反発を招き、辞任に追い込まれた。米メディアが報じた。

 ウェストバージニア州にある人口500人足らずの小さな町クレイ(Clay)の町長を務めていたビバリー・ウェーリング(Beverly Whaling)氏は批判は必至と思われるようなコメントを称賛したとみられたことから激しい非難を浴び、15日に辞任した。

 クレイ郡開発事業団(Clay County Development Corp.)のパメラ・ラムジー・テイラー(Pamela Ramsey Taylor)代表は、米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が勝利したことを受け、フェイスブックに「これで気品があって美しくて堂々としたファーストレディーをホワイトハウス(White House)に迎えられるかと思うとわくわくする」「ヒールを履いた類人猿は見飽きた」などと投稿したとされる。

 これに対してウェーリング町長は「あなたのおかげで最高の気分よパム」と書き込んでいた。

 地元メディアの報道を引用して伝えた米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)によれば、2人のコメントは後に削除され、フェイスブックページも閉鎖されている。また、テイラー氏は更迭されたという。

 オンラインの署名運動サイトには、いずれも女性のウェーリング氏とテイラー氏の辞任を求める署名が全米で16万人近くから集まっていた。

 クレイは、今も奴隷制の名残があるウェストバージニア州クレイ郡の中心地。米大統領選でトランプ氏は同州の選挙人5人を獲得し、民主党のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)候補への勝利につなげていた。(c)AFP

3966チバQ:2016/11/16(水) 19:39:56
http://www.afpbb.com/articles/-/3108163
米首都およびNY、学生たちが授業欠席し「反トランプ」デモ

2016年11月16日 18:59 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)で15日、学生数百人が授業を欠席して、大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に抗議するデモを行った。

 大統領選でのトランプ氏の衝撃的な勝利以降、米国各地で同氏に抗議するデモが行われる中、同日、首都ワシントンでは数百人の学生たちが、リンカーン記念館(Lincoln Memorial)と連邦議会議事堂の間の長い芝生の広場を行進し、その後ホワイトハウス(White House)に集結した。

 デモに参加した学生たちが手にしたプラカードには「愛を広げよう」「私の黒い肌は美しい」などのメッセージが書かれていた。

 またニューヨーク(New York)でも同日朝、土砂降りの雨の中、高校生数百人がトランプタワー(Trump Tower)前で抗議のデモを行った。(c)AFP/Maggy Donaldson, with Catherine Triomphe in New York

3967チバQ:2016/11/16(水) 19:41:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3108163
米首都およびNY、学生たちが授業欠席し「反トランプ」デモ

2016年11月16日 18:59 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月16日 AFP】米首都ワシントン(Washington D.C.)で15日、学生数百人が授業を欠席して、大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に抗議するデモを行った。

 大統領選でのトランプ氏の衝撃的な勝利以降、米国各地で同氏に抗議するデモが行われる中、同日、首都ワシントンでは数百人の学生たちが、リンカーン記念館(Lincoln Memorial)と連邦議会議事堂の間の長い芝生の広場を行進し、その後ホワイトハウス(White House)に集結した。

 デモに参加した学生たちが手にしたプラカードには「愛を広げよう」「私の黒い肌は美しい」などのメッセージが書かれていた。

 またニューヨーク(New York)でも同日朝、土砂降りの雨の中、高校生数百人がトランプタワー(Trump Tower)前で抗議のデモを行った。(c)AFP/Maggy Donaldson, with Catherine Triomphe in New York

3968チバQ:2016/11/16(水) 20:46:01
http://news.goo.ne.jp/arti<米大統領選>過激派、トランプ氏を祝福
11月15日 20:34毎日新聞

<米大統領選>過激派、トランプ氏を祝福
トランプ氏=AP
(毎日新聞)
 米大統領選でのトランプ氏勝利は、内戦下のシリアで意外な人物から祝福された。

 「イスラム教スンニ派の勝利に向けた一歩だ」。米国のイスラム武装組織監視団体SITEによると、国際テロ組織アルカイダ系組織の有力指導者アブドラ・ムハイシ師は10日、トランプ氏の「排他意識とむき出しの敵意」がイスラム過激派を利すると述べた。反米感情が高まり、資金集めや戦闘員勧誘が容易になるとの見方だ。過激派組織「イスラム国」(IS)の支持者の一部もインターネット上で同様の見解を示している。

 イスラム過激派は従来、米国との対立を「異教徒との戦い」とあおることで、支持拡大につなげてきた。アフガニスタンやイラクで戦争を始めたブッシュ前大統領は、イスラム世界で不人気で、過激派には格好の相手だった。だが、中東への関与を薄めたオバマ大統領の登場で反米感情は抑制的になった。

 対IS戦に関しては、イラク北部モスルとシリア北部ラッカという2大拠点の攻略作戦が既に始まっており、トランプ政権も当面は「ISの領域支配打破」という現行路線を引き継ぐとみられる。しかし、トランプ氏がイスラム教の反発を呼ぶ言動を続ければ、中長期的に過激派のシンパが増え、結果的にテロを抑え込めなくなる恐れもある。

 またシリアでは、トランプ氏がロシアとの協調に転じ、露が支援するシリアのアサド政権存続を容認する可能性が指摘される。政権から公式な反応はないが、内部では「トランプ大統領」を歓迎する声が出ている。反体制派幹部のサミル・ナシャル氏は「選挙戦での発言を見ると、反体制派にはマイナスだ」と話している。【カイロで秋山信一】cle/mainichi/world/mainichi-20161116k0000m030045000c.html[

3969チバQ:2016/11/16(水) 20:53:29
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161116X465.html
言動一転、慎重さ目立つ=国民融和重視か―トランプ次期米大統領
14:19時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は8日の大統領選で勝利して以降の1週間、選挙で見せた好戦的な言動から一転し、慎重で穏健な姿勢を際立たせた。「空前の醜さ」といわれた選挙戦後の国民融和を重視し、政権発足後の政策実現をにらんだ布石を打っているともみられる。ただ、これまで発言を二転三転させるのも珍しくなかっただけに、「大統領らしさ」が定着するのかどうかは、もう少し見極める必要がありそうだ。

 トランプ氏は選挙遊説で、うそや極論でも断言して相手を激しく攻撃してきた。しかし、9日未明の勝利演説で早くも、こうしたトーンを180度転換させ、「全ての米国民のための大統領になる」と団結を訴えた。これを聞いたオバマ大統領は「心強く思った」と評価した。

 11日のCBSテレビのインタビューでは、トランプ氏支持者による中南米系住民ら少数派への嫌がらせについて聞かれ、「非常に悲しい」と語った。「役に立つなら、私がカメラに向かって言おう。『やめなさい』」と真剣に呼び掛けた。

 論議を呼んできた政策面でも柔軟さを見せ始めた。トランプ氏と話し合ったオバマ大統領によると、「時代遅れ」と厳しく非難してきた北大西洋条約機構(NATO)について、トランプ氏は「戦略的関係の維持に非常な関心を示した」という。日韓核武装容認論も「言っていない」と否定した。

 選挙戦で一貫して撤廃を訴えた医療保険改革法(オバマケア)に関しては、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタビューで、一部条項の維持を検討すると明らかにした。不法移民対策でも、いきなり全員を強制送還するのではなく、犯罪歴のある移民をまず対象にする考えを示した。メキシコ国境の壁建設では一部が「フェンス」になるという見通しを明らかにしている。

3970とはずがたり:2016/11/17(木) 15:42:32
サンダース氏が米民主指導部入り、上院院内総務にシューマー氏
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161117019.html
07:33ロイター

サンダース氏が米民主指導部入り、上院院内総務にシューマー氏
11月16日、米上院民主党は新指導部の陣営を発表。同党トップの上院院内総務にはシューマー議員を選出し、サンダース議員(写真)も指導部入りした。ニューハンプシャー州ダーラムで9月撮影(2016年 ロイター/BRIAN SNYDER)
(ロイター)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院民主党は16日、新指導部の陣営を発表した。同党トップの上院院内総務にはチャック・シューマー議員(65、ニューヨーク州)を選出した。退任するハリー・リード院内総務(ネバダ州)の後任となる。

米大統領選の民主党候補争いで健闘したバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)も指導部入りし、アウトリーチ活動を担当するほか、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)も指導部に加わる。

下院民主党の院内総務には、現職のナンシー・ぺロシ氏が再任を目指している。

また、上院共和党は同日、ミッチ・マコネル院内総務(ケンタッキー州)の再任を決めた。

3971とはずがたり:2016/11/17(木) 15:42:49

クリントン氏が活動再開=演説で心境吐露―米
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/8ba36365cfb6aca2e56bb12afa389e5c.html
(時事通信) 14:55

 【ワシントン時事】米大統領選で敗れた民主党のクリントン前国務長官は16日夜、首都ワシントンで開かれた児童擁護基金のイベントで講演し、公の場での活動を再開した。

 クリントン氏は「今夜、ここへ来るのは簡単なことではなかった。この1週間、ただ犬と丸まって本を読んでいたい、二度と家から出たくないと思ったことが何度かあった」と現在の心境を吐露。「多くの人が選挙結果に失望したと思うが、私も表現できないほどがっかりした」と語った。

 しかし、一方で「私は高い地位に就くため政治の世界に入ったわけではない」と強調。「私たちの国の正しさを信じ、私たちの価値観のために戦い、決してあきらめないでほしい」と聴衆に呼び掛けた。

3972とはずがたり:2016/11/17(木) 15:43:13
総得票数で下回るトランプ氏、選挙人制度を称賛
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161116-567-OYT1T50070.html
11月16日 22:39読売新聞

 【ワシントン=黒見周平】ドナルド・トランプ氏は15日、自身のツイッターで、米大統領選が総得票数ではなく、各州・地域に割り振られた選挙人の獲得数を競う仕組みであることについて、「本当に素晴らしい」と称賛した。

 トランプ氏は以前、選挙人制度を「民主主義にとって大失敗だ」と酷評していたが、態度を一変させた。全米各地で続いている「反トランプ」デモでは、得票総数で民主党候補ヒラリー・クリントン氏を下回ったトランプ氏の勝利を認めない主張が相次いでおり、選挙人制度を評価することで自らの正当性を強調する狙いがあるとみられる。

 米CNNテレビの16日時点の集計では、トランプ氏は選挙人538人の過半数以上の290人を確保したが、得票数はクリントン氏より約95万票少ない。トランプ氏は「得票総数を争う選挙であれば(人口が多い)ニューヨークやフロリダ、カリフォルニアで選挙運動を行い、もっと簡単に大差で勝っていた」と指摘した。

3973とはずがたり:2016/11/17(木) 17:13:34
トランプ氏「とても順調だ」 人事混乱報道に反論
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCK32W3JCKUHBI00T.html
13:36朝日新聞

 トランプ次期米大統領は16日、政権移行チームが人事などをめぐり混乱し、引き継ぎに支障が出ているとする米紙ニューヨーク・タイムズの報道に対し、「とても順調だ」などとツイッターで反論した。

 トランプ氏は「落ち目のニューヨーク・タイムズの記事は、まったくの間違い。(政権移行は)とても順調にいっている」などとタイムズ紙を名指しで非難。ロシアや英国、中国、サウジアラビア、日本など多くの外国首脳と電話で話したとして、政権移行が円滑に進んでいることを強調した。

 タイムズ紙は、当選から1週間がたつ現在も現政権からの引き継ぎ作業が滞っていると指摘。国務省から外国の首脳と話す際の注意事項などの説明を受けずに、やみくもに電話を受けてしまっているなどと混乱ぶりを報じていた。

 AP通信によると、移行チームのギングリッチ元下院議長は「この手の作業には生みの苦しみはつきものだ」などと混乱があることを認めた上で、今後2?3週間で政権の形が見えてくると示唆した。

 政権移行チームでは、新政権の人事などをめぐって共和党主流派とトランプ氏に近い反主流派の主導権争いが過熱。15日には安全保障分野の人事を担当していた元下院議員がチームから離脱するなど、混乱が表面化している。(ワシントン=小林哲)

3974チバQ:2016/11/17(木) 21:57:02
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161118k0000m030044000c.html
<トランプ氏>存在感増す家族 政権移行チームに4人
19:24毎日新聞

 米次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)のファミリーが存在感を増している。政権移行チームの16人に家族4人が入り、中枢人事などに物申す。大統領の座に上り詰めた父を支える家族の横顔とは--。【ニューヨーク田中義郎】

 15日朝、ニューヨーク5番街のトランプタワーに長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏(38)の姿があった。報道陣から「(政権移行に関する)発表はあるか?」と聞かれ、「わからない」と即答。だが、その表情には笑みが浮かんだ。

 チームに名を連ねたのは長男の他、長女イバンカ氏(35)、次男エリック氏(32)、イバンカ氏の夫ジャレッド・クシュナー氏(35)。実子3人はトランプ氏の最初の妻イバナ氏(67)が産んだ子どもたちだ。

 ドナルド・ジュニア氏はトランプ氏と同じ名門ペンシルベニア大を卒業後、トランプ氏が経営する不動産開発業「トランプ・オーガニゼーション」で副社長を務める。エリック氏はバージニア州のワイン醸造所「トランプ・ワイナリー」のオーナーだ。

 イバンカ氏は20代でファッション雑誌の表紙を飾るなどモデルとして活躍する一方、ペンシルベニア大を優秀な成績で卒業した才媛だ。現在は、トランプ・オーガニゼーション副社長でアパレル会社「イバンカ・トランプ」を創業、3人の子の母親という三つの顔を持つ。夫のクシュナー氏はやり手のビジネスマン。不動産開発会社の御曹司で、25歳で米紙ニューヨーク・オブザーバーを買収した。ホワイトハウスを訪れたトランプ氏に同行するなど信頼は厚い。

 家族の発言力の大きさを物語る出来事が先日あった。政権運営のカギを握る大統領首席補佐官の座を巡り、共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長(44)と、選挙戦で陣営の責任者だった保守系メディア幹部のスティーブン・バノン氏(62)が争った。結局、プリーバス氏に決まったが、米メディアによると、決め手はイバンカ夫妻の意見だった。選挙戦中に共和党主流派を批判したバノン氏を起用すると、政局の運営に影響を及ぼすと考えたのだという。

 つらい記憶もある。トランプ氏は1992年にイバナ氏と離婚したが、既に2番目の妻マーラ・メープルズ氏(53)と交際していた。有名人の騒動はメディアに取り上げられ、実子3人はいじめに遭うなど涙を流した。

 そんなころ、トランプ氏は子供たちを放課後、会社で遊ばせたという。どんなに忙しくても子供からの電話には必ず出て、子供たちがトランプ氏の会社で働くようになると、海外でのホテル建設プロジェクトなどを任せて「英才教育」を授けたとされる。

 チームは主要閣僚の調整を続けている。イバンカ氏はテレビのインタビューで「教育や女性の機会拡大に強い関心があるが、公職には就かない」と明言したが、家族の政権入りがあるのか関心が持たれている。

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3975チバQ:2016/11/17(木) 21:58:06
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E180927.html
トランプ政権移行チーム、「内紛」の真相とは - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
16:20ニューズウィーク日本版

<政権以降チームで「内紛」が勃発したと米メディアは大騒ぎ。その背景には、トランプの娘婿クシュナー氏とクリスティ知事の根深い確執がある>(写真:大統領選ではトランプ当選に多大な貢献をしたクリスティ知事〔右〕だが)

 トランプ次期大統領の政権移行チームで内紛が発生したと、今週アメリカのメディアは大騒ぎになりました。まず、チームの中で安全保障を担当していたマイク・ロジャース元下院議員が15日、移行チームから離脱すると発表したのです。

 ロジャース氏は、2001年から15年まで7期14年、ミシガン州8区選出の下院議員として活躍、民主党にも人脈のある軍事や諜報の専門家です。NSA(アメリカ国家安全保障局)の盗聴問題がクローズアップされた際に、NSAを全面的に支持したことから、選挙区の離反を招いて引退していたのですが、かなりの大物でした。

 そのロジャースは会見で「自分を推薦したのはクリスティ知事(ニュージャージー州)だが、彼の人脈は全部外れる格好になりそうだ」と述べたので、騒ぎが一気に大きくなった格好です。そして、どうやら「クリスティ人脈」が外されたというのは、本当のことのようです。

【参考記事】動き出したトランプ次期政権、「融和」か「独自色」か?

 その背景について、CNNなどが大げさに伝えているのは、クリスティ知事とトランプの義理の息子(長女イヴァンカ氏の夫)であるジャレッド・クシュナー氏との間に確執があるというストーリーです。

 クリスティは、ニュージャージー州知事になる前に、連邦検事を務めていたことがあるのですが、2004〜05年にかけてクシュナーの父親であるチャールズ・クシュナー氏に関する「脱税と違法政治献金」の捜査を指揮したことがあったのです。ちなみに、クシュナー家というのは、トランプ家と同様にニューヨークの不動産ビジネスを手広くやっている一家です。そしてユダヤ系であり、イヴァンカも結婚と共にユダヤ教に改宗しています。

 この12年前の事件については、結果的にチャールズは、罪状を認めて司法取引に応じたのですが、それでも当時のクリスティ検事は「禁固2年の実刑」までしか減刑を認めず、実際にチャールズはアラバマ州の連邦刑務所に収監され、1年間服役したのです。その際に、まだ学生だったジャレッドは、父親を執拗に追い詰めるクリスティ検事の姿勢に激しい憤りを感じ、それが人生の大きな転換点になったと伝えられています。

 報道によれば「刑法が恣意的なニュアンスで歪められる」ことへの憤慨から、刑法関係の学問を極めようと決心して、ハーバード(学士)、NYU(ニューヨーク大学、法学博士)で法学を学び続けたのだそうです。



 では、今回の「クリスティ派追放劇」というのは、そのジャレッドによる、個人的な復讐だったのでしょうか? 多くのメディアはそのように「面白おかしく」書き立てていますが、もう一歩踏み込んでみると、それだけではないようです。

 04〜05年のクシュナー(父)への捜査は、単に苛烈な検事による資産家への厳しい追及という構図だけではありません。クシュナー家は、(実はトランプ家もそうですが)ニューヨークとニュージャージーの「民主党のタニマチ」だったのです。これに対して、共和党系の検事だったクリスティは執拗な捜査を行った、つまり政治的なバイアスのかかった「確執」と見ることができます。

 その後トランプ家は共和党に転じ、その娘とジャレッドが結婚したことから、クシュナー家も今回の選挙では共和党に転じているわけですが、それでクリスティとの確執がおさまったかというと、そうではないのです。

 と言うのは、クリスティ知事が、近年大きなスキャンダルを抱えているという別の問題があるからです。ニュージャージーでは有名な「ブリッジゲート事件」です。

3976チバQ:2016/11/17(木) 21:58:37
 2013年11月にニュージャージーの州知事選挙があり、2期目を目指したクリスティは60%対39%という大差で民主党のチャレンジャーを破りました。その2カ月前の9月に、ニュージャージーの東側、ハドソン川を挟んでニューヨークに面しているフォートリー市で、不自然な交通渋滞が発生したのです。

 渋滞は、ハドソン川を渡る2階建ての大きな「ジョージ・ワシントン橋」に流入する車線が閉鎖されたために発生し、渋滞の車列はフォートリー市内にまで及んで、下校中の子供を乗せたスクールバスが巻き込まれるなど、大きな問題になりました。

 調査の結果、再選を目指したクリスティを応援していた側近が、知事への支持を拒んだ「フォートリー市長」への「嫌がらせ」として「故意に渋滞を発生させた」ことが判明、裁判の結果、今年11月4日(大統領選の直前)に2人の知事側近は有罪判決を受けています。(量刑申し渡しは来年2月)

 この事件ですが、当初から知事の関与が疑われていました。しかし訴追されたこの2人をスケープゴートとする中で、知事は一貫して関与を否定。この2人も証言の食い違いを見せなかったので、今でも知事のクビはつながっているのですが、州民は完全にソッポを向いた格好で、側近の有罪判決以後は支持率も20%を切り「2017年の再選は消えた」というのが州では常識になっています。



 この有罪判決に関して、トランプ次期大統領が激怒したという報道も一部にはあります。ここからは筆者の想像になりますが、ジャレッドにしてみれば、かつて自分の父を刑務所へ追い詰めた際にも、そして今回の「ブリッジゲート」で逃げおおせたケースでもそうですが、このクリスティという人物が「極めて党利党略で動く」性格で、「法の知識と弁舌を駆使して生き残ってきた、法曹として不純な」人物という烙印を押すにいたったのでしょう。

 何よりも、新政権のスタートにあたって「ブリッジゲート裁判」という「闇を抱えた」人物は、そろそろ「お役御免」にしてはどうか、という思惑もあると思います。また新政権の人事にあたって、トランプの「独自人脈」よりも「経験と融和」という方向へのシフトという流れにも沿うものと言えるでしょう。

 ちなみに、このジャレッド・クシュナー、イヴァンカ・トランプという「娘夫婦」に関しては、トランプ次期大統領自身が「機密指定文書へのアクセス権」を2人にも認めたいという意向を示していましたが、本人たちが辞退すると表明したようです。

3977チバQ:2016/11/17(木) 21:58:48
 2013年11月にニュージャージーの州知事選挙があり、2期目を目指したクリスティは60%対39%という大差で民主党のチャレンジャーを破りました。その2カ月前の9月に、ニュージャージーの東側、ハドソン川を挟んでニューヨークに面しているフォートリー市で、不自然な交通渋滞が発生したのです。

 渋滞は、ハドソン川を渡る2階建ての大きな「ジョージ・ワシントン橋」に流入する車線が閉鎖されたために発生し、渋滞の車列はフォートリー市内にまで及んで、下校中の子供を乗せたスクールバスが巻き込まれるなど、大きな問題になりました。

 調査の結果、再選を目指したクリスティを応援していた側近が、知事への支持を拒んだ「フォートリー市長」への「嫌がらせ」として「故意に渋滞を発生させた」ことが判明、裁判の結果、今年11月4日(大統領選の直前)に2人の知事側近は有罪判決を受けています。(量刑申し渡しは来年2月)

 この事件ですが、当初から知事の関与が疑われていました。しかし訴追されたこの2人をスケープゴートとする中で、知事は一貫して関与を否定。この2人も証言の食い違いを見せなかったので、今でも知事のクビはつながっているのですが、州民は完全にソッポを向いた格好で、側近の有罪判決以後は支持率も20%を切り「2017年の再選は消えた」というのが州では常識になっています。



 この有罪判決に関して、トランプ次期大統領が激怒したという報道も一部にはあります。ここからは筆者の想像になりますが、ジャレッドにしてみれば、かつて自分の父を刑務所へ追い詰めた際にも、そして今回の「ブリッジゲート」で逃げおおせたケースでもそうですが、このクリスティという人物が「極めて党利党略で動く」性格で、「法の知識と弁舌を駆使して生き残ってきた、法曹として不純な」人物という烙印を押すにいたったのでしょう。

 何よりも、新政権のスタートにあたって「ブリッジゲート裁判」という「闇を抱えた」人物は、そろそろ「お役御免」にしてはどうか、という思惑もあると思います。また新政権の人事にあたって、トランプの「独自人脈」よりも「経験と融和」という方向へのシフトという流れにも沿うものと言えるでしょう。

 ちなみに、このジャレッド・クシュナー、イヴァンカ・トランプという「娘夫婦」に関しては、トランプ次期大統領自身が「機密指定文書へのアクセス権」を2人にも認めたいという意向を示していましたが、本人たちが辞退すると表明したようです。

3978チバQ:2016/11/17(木) 22:05:35
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1611170012.html
【米大統領にトランプ氏】巨額公共投資が柱 減税、規制改革も くすぶる「米中貿易戦争」の懸念
08:04産経新聞

 【ワシントン=小雲規生】オバマ米政権下で続いた低成長への不満などを背景に当選したドナルド・トランプ次期大統領は、経済政策について「年4%成長」を目指すと宣言している。そのための処方箋は5500億ドル(約59兆4000億円)の公共投資や減税、規制改革で経済活動を後押しすることが柱だ。ただしトランプ氏の政策はいずれも具体性に欠けており、経済効果は不透明。また選挙戦で公約した北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しや中国への強硬姿勢は経済を混乱させる恐れもある。

 トランプ氏の経済政策はこれまで共和党が消極的だった財政出動と、共和党が得意とする減税、規制緩和の組み合わせだ。

 財政出動では「米国製品を輸出し、人々が迅速かつ安全に移動できるようにするための5500億ドルの投資」が柱。対象項目には道路や橋、空港、公共交通網、港湾などが並ぶ。オバマ政権の財政出動に反対してきた共和党らしからぬ大盤振る舞いは「経済成長にプラスであることは間違いない」とみられている。

 一方、減税では法人税を現状の35%から15%に下げ、さらに個人の所得税も最高税率を現行の39・6%から33%に下げたうえで簡素化するとの政策を発表済み。また現在のオバマ政権下で2万件以上増えた連邦政府の規制が年間2兆ドルの経済負担につながっていると批判し、「雇用を減らし、政府を肥大させる規制を取り除く」としている。

 ただしトランプ氏は具体的な個別政策を明らかにしておらず、経済効果がどの程度大きくなるかは見通せない。米紙ウォールストリート・ジャーナルが13日に発表した57人の専門家による大統領選の結果を踏まえた17年の予想成長率の平均値は2・2%。過去4四半期の平均1・5%ペースからは上向くものの、トランプ氏が公約する4%成長との差は大きい。

 またトランプ氏が打ち出すNAFTA見直しは英国の欧州連合(EU)離脱決定と同様の不透明感をはらむ。さらに中国による人民元相場の管理を「為替操作」と位置づけて強硬な対抗策を示唆していることには、米中間の「貿易戦争」への懸念もくすぶっている。

 トランプ氏の看板公約である不法移民の強制送還の徹底には「不法移民に労働力を依存している米国経済の実態を無視している」との批判もあり、トランプ流の経済政策は負の側面も多く抱えているともいえそうだ。

3979チバQ:2016/11/17(木) 22:23:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3108294
「極右」バノン氏の首席戦略官起用、撤回を要求 サンダース氏
2016年11月17日 15:42 発信地:ワシントンD.C./米国
【11月17日 AFP】米民主党のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は16日、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期大統領が首席戦略官・上級顧問に起用したスティーブ・バノン(Steve Bannon)氏を「人種差別主義者」と呼び、指名を撤回するようトランプ氏に要求した。

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 バノン氏は、トランプ氏を支持する米保守系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース(Breitbart News)」の会長で、選挙戦ではトランプ陣営の最高責任者を務めた人物。ただ、極右のアジテーターとして知られており、バノン氏の登用には批判の声が相次いでいる。

 サンダース氏は声明で、「バノン氏のような人種差別主義者を権限ある地位に登用するなど、全く容認できない」と批判。「米国は建国以来、人種差別、性差別、外国人嫌悪、同性愛嫌悪など、あらゆる差別を乗り越えようと闘ってきた」「われわれは、後戻りすべきではない」と述べた上で、「民主主義社会では、意見が一致しないこともあるが、人種差別や偏見を公共政策に含めることはできない」と警告した。

 トランプ陣営は、バノン氏が偏向した過激主義者だとの指摘を一貫して否定している。批判の声に対しては、バノン氏の経歴全てを見るべきだとして、元海軍将校で、米投資銀行大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)に勤務していたほか、ハリウッド(Hollywood)のプロデューサー経験もあると強調している。(c)AFP

3980チバQ:2016/11/19(土) 10:40:56
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161118035.html
米民主党ペロシ氏に対抗馬、若手議員が下院院内総務に立候補
11月18日 10:43ロイター

[ワシントン 17日 ロイター] - 米民主党のティム・ライアン下院議員(43、オハイオ州)は17日、新たな下院民主党院内総務に立候補する意向を表明した。民主党内では先の議会選での敗北を受けて、党の戦略や指導部に対し疑問の声が上がっている。

ライアン氏は声明で、民主党が下院の過半数を占めたのは過去18年のうちわずか4年だと指摘し、「前週の選挙の結果、われわれの立場は一層後退した」と述べた。

その上で「党を再び多数派に導くため、全エネルギーを費やす」と言明、「不安と幻滅が高まる今、有権者に耳を傾け、指導部に新しい声を取り入れる義務がある」と訴えた。

民主党の下院院内総務を務めるペロシ氏(76、カリフォルニア州)は、民主党議員の3分の2の支持を得ているとしている。

投票は11月30日に行われる。

3981チバQ:2016/11/19(土) 10:41:20
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161118-567-OYT1T50056.html
米国務長官候補にロムニー氏浮上…共和党主流派
11月18日 12:18読売新聞

 【ワシントン=大木聖馬】ロイター通信は17日、トランプ次期大統領が2012年の大統領選共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事と20日に会談し、米国務長官ポストを打診する可能性があると報じた。

 共和党主流派のロムニー氏は、今回の大統領選で同党指名候補争いが本格化していた今年3月、トランプ氏について「偽物、ペテン師。大統領としての気質も判断力もない」と批判し、反トランプ票の結集を呼びかけた。トランプ氏もロムニー氏について「選挙で無残に失敗した」と批判していたが、党重鎮のロムニー氏を閣僚に迎え入れられれば、党内融和を進めることも可能になりそうだ。

 一方、米CNNテレビは17日、国務長官候補として、インド系米国人女性で全米で知名度の高いニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事が浮上していると伝えた。

3982チバQ:2016/11/19(土) 10:45:03
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20161118086.html
トランプ政権3ポストに忠実な保守派、司法長官はセッションズ氏
11月18日 23:25ロイター

トランプ政権3ポストに忠実な保守派、司法長官はセッションズ氏
 11月18日、トランプ新政権の司法長官にジェフ・セッションズ上院議員が起用される方向だ。写真はニューヨークで14日撮影(2016年 ロイター/Carlo Allegri)
(ロイター)
[ニューヨーク 18日 ロイター] - ドナルド・トランプ次期米大統領は、新政権の司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、国家安全保障担当の大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長、米中央情報局(CIA)長官にはマイク・ポンペオ下院議員を起用することを決定した。

政権移行チームが18日、発表した。

3人ともトランプ氏に忠実な保守派。選挙期間中に表明していた過激派組織「イスラム国」や不法移民に対する強硬姿勢などの方針の実現に向け布陣を固めた。

上院では民主党の反対が予想されるものの、共和党が過半数を握るため、セッションズ氏とポンペオ氏の指名は承認される公算が高い。フリン氏が起用されるポストには議会承認は必要ない。

セッションズ氏(69)はアラバマ州司法長官などを務め、上院議員は19年目。早い段階から大統領候補としてトランプ氏に支持を表明していた。不法移民の市民権取得に反対しているほか、メキシコとの国境に壁を建設するとのトランプ氏の政策を支持。米国の労働者の賃金低下につながるとの理由から合法な移民の制限も主張している。

このほか、人種差別的な発言を行った疑いがあるとして1986年に上院が同氏の連邦判事就任の承認を拒否。同氏の起用に対し市民権活動家から批判が出ている。

ポンペオ氏(52)は 陸軍出身で下院議員として現在3期目。2012年にリビアのベンガジで発生した米大使を含む4人が殺害された事件について、オバマ政権の対応を厳しく追及したことで知られている。

フリン氏はトランプ氏の側近の1人。イスラム武装勢力掃討策をめぐる見解などを理由に国防情報局(DIA)を2014年に解雇された経緯がある。

*内容を追加して再送します。

3983チバQ:2016/11/19(土) 10:45:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161119X959.html
安保補佐官にフリン氏=司法長官セッションズ氏―次期米政権
01:00時事通信

安保補佐官にフリン氏=次期米政権
トランプ次期米大統領は18日、新政権の国家安全保障担当大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長官(写真)を指名すると発表した。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は18日、新政権の国家安全保障担当大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長官、司法長官にジェフ・セッションズ上院議員、中央情報局(CIA)長官にマイク・ポンペオ下院議員を指名すると発表した。司法長官とCIA長官は上院の承認が必要となる。

 トランプ氏は声明で、フリン氏の指名について「イスラム過激主義テロを打倒するため、フリン氏が私のそばにいてくれるのは喜ばしい」と述べた。

 フリン氏とセッションズ氏は選挙戦で早くからトランプ氏を支持し、政権移行チームでも中心的な役割を果たしてきた。フリン氏は10月に訪日し、日米同盟強化を唱えたほか、17日の安倍晋三首相とトランプ氏の会談にも同席した。

 ただ、フリン氏はイスラム教に対する強硬な発言などで物議を醸したこともある。国防情報局長官を辞任したのは自らの姿勢がオバマ政権の方針に合わなかったためだと主張していた。

 セッションズ氏は選挙戦でトランプ陣営の「国家安保顧問委員会」委員長としてトランプ氏に助言していた。トランプ氏は不法移民対策を政策の柱に掲げており、セッションズ氏は移民政策の強硬派として知られる。オバマ大統領は不法移民に市民権獲得の方法を用意しようとしたが、セッションズ氏は断固反対してきた。

 カンザス州選出の下院議員ポンペオ氏はウェストポイント陸軍士官学校卒の退役軍人。ハーバード大法科大学院も修了し、下院では情報特別委員会に所属している。

3984チバQ:2016/11/19(土) 11:48:15
国務長官候補
>>3914 11/10
ニュート・ギングリッチ元下院議長
ボブ・コーカー上院外交委員長
ジョン・ボルトン元国連大使
>>3951 11/15
ジュリアーニ元ニューヨーク市長

>>3962 11/16 上記4名

>>3981 11/18
ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事
ニッキー・ヘイリー・サウスカロライナ州知事

3985チバQ:2016/11/19(土) 11:58:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000034-jij-n_ame
国防長官候補に前CIA長官ら=元軍高官や上院議員の名-米紙
時事通信 11/19(土) 9:04配信

国防長官候補に前CIA長官ら=元軍高官や上院議員の名-米紙
デービッド・ペトレアス前中央情報局(CIA)長官=2010年6月、ワシントン(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は18日、トランプ次期米大統領が新政権の国防長官について、デービッド・ペトレアス前中央情報局(CIA)長官、ジェームズ・マティス元中央軍司令官、ジャック・キーン元陸軍参謀次長ら元軍高官からの指名を検討していると報じた。

 
 ペトレアス氏は、イラク駐留米軍司令官としてイラク戦争終結に貢献し、アフガニスタンの駐留米軍司令官も務めた。その後、CIA長官に起用されたが、不倫問題で辞任した。マティス氏は対イラン強硬派として知られ、19日にもトランプ氏と会う予定。一方、キーン氏は18日、ツイッターに「公職に復帰するつもりはない」と投稿している。

 同紙によると、このほかジム・タレント元上院議員、ブッシュ前政権で国家安全保障担当大統領補佐官を務めたスティーブン・ハドリー氏、トム・コットン上院議員らも候補に挙がっている。

3986チバQ:2016/11/20(日) 11:27:45
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCM5S0QJCMUHBI01R.html
強硬派起用のトランプ人事 対テロなど看板政策を断行か

00:54朝日新聞


強硬派起用のトランプ人事 対テロなど看板政策を断行か

トランプ政権に入る人物とトランプ氏の発言

(朝日新聞)


 米国のトランプ次期政権の地金が見えてきた。18日に発表した主要3ポストで、反イスラム主義や水責め拷問を肯定するような強硬派の人材を起用した。現実的路線や議会との融和を演出しつつ、自身がこだわる政策では譲らないという思いが透けて見える。

 安全保障政策を統括する国家安全保障担当大統領補佐官に、マイケル・フリン元国防情報局長(57)が指名された。トランプ氏は声明で「イスラム過激派によるテロを打倒し、政治的挑戦のかじ取りを担い、米国と外国を守るため、フリン氏がそばにいてくれるのをうれしく思う」と語った。

 司法長官にジェフ・セッションズ上院議員(69)、中央情報局(CIA)長官にマイク・ポンペオ下院議員(52)も指名した。

 しかし、米メディアは、3人が過去、イスラム教徒を敵視し、人種差別的な考えを持つ発言をしていたことを一斉に報じた。

 フリン氏は「イスラム教を恐れることは理にかなっている」と発言。セッションズ氏は不法移民への強硬論者で、全米有色人地位向上協会が「深く心を痛める」と声明で批判した。ポンペオ氏はCIAによるテロ容疑者への「水責め」を擁護していた経緯がある。

 こうした主張は、トランプ氏が選挙で訴えた「イスラム教徒の一時入国禁止」「不法移民の強制送還」などの考えに合致する。

3987チバQ:2016/11/20(日) 11:30:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161120k0000m030040000c.html
<米次期政権>要職に「強硬派」重用…論功行賞色濃く

11月19日 21:09毎日新聞


 【ワシントン西田進一郎】米国のドナルド・トランプ次期大統領は18日、ホワイトハウスで外交・防衛政策全般に関わる重要ポストの大統領補佐官(国家安全保障担当)にマイケル・フリン元国防情報局長(57)を起用すると明らかにした。また、司法長官に早くからトランプ氏を支持してきたジェフ・セッションズ上院議員(69)をあてるなど、計3人の人事を発表した。いずれもトランプ氏に忠実な「強硬派」で知られ、トランプ氏が選挙戦での発言同様に強硬な政策をとるのではとの懸念も出ている。

 フリン氏は元陸軍中将で、イラクやアフガニスタンでの対テロ戦争に情報分野で関わった。国防情報局長に就任したが、任期途中で退任。背景にはオバマ政権内での確執があったとされている。早くからトランプ氏の外交アドバイザーを務めてきた側近で、10月には日本を訪問。菅義偉官房長官らと会談し、安倍晋三首相とトランプ氏の17日の会談にも同席した。

 ただ、フリン氏には物議を醸す言動もある。イスラム教に関し「恐れることは理にかなう」と短文投稿サイト「ツイッター」に書き込み。オバマ政権下で緊張が高まったロシアとの関係改善を強く主張し、2015年にモスクワを訪問した際にパーティーでプーチン大統領と同じテーブルに座っていたと報じられた。

 セッションズ氏は上院議員で初めてトランプ氏支持を表明しており、今回の指名は論功行賞色が強い。南部アラバマ州で司法長官などを務め、不法移民排斥を長年主張。米メディアによると、1986年に連邦判事に指名されたが、白人至上主義団体を許容するような発言や、公民権運動団体を「米国的でない」と批判する発言をしていたとの証言から、人種差別主義者だと指摘され上院の承認を得られなかったという。

 中央情報局(CIA)長官にはマイク・ポンペオ下院議員(52)が指名された。ポンペオ議員は保守系草の根運動「ティーパーティー(茶会)」の支援を受けて10年に初当選した。オバマ大統領はCIAによる「水責め」など過酷な尋問を中止したが、ポンペオ議員は強く反発した。

3988チバQ:2016/11/20(日) 11:31:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161120k0000m030031000c.html
<米国>NY5番街、閑古鳥…トランプタワー周辺警戒の余波

11月19日 20:37毎日新聞


<米国>NY5番街、閑古鳥…トランプタワー周辺警戒の余波

トランプタワー=田中義郎撮影

(毎日新聞)


 【ニューヨーク國枝すみれ】米東部ニューヨーク市は18日、中心部マンハッタンにあるドナルド・トランプ次期大統領の住居トランプタワー周辺の警備強化策を発表した。目抜き通りの5番街などで一部車線を封鎖する。これまでも抗議デモのたび周辺道路は規制されてきた。トランプ氏は来年1月の就任後も同市とホワイトハウスを行き来する予定で、周辺店舗の営業などに影響が出そうだ。

 トランプタワー前には現在、自動車爆弾を阻止するため金属製バリケードが設置され、大統領警護を担当するシークレットサービスが訪問者の身元と手荷物を確認している。現場付近では選挙結果が出た9日以降、「反トランプ」デモが6回起き、デモ隊で埋め尽くされた5番街は3回封鎖された。今後も同様の措置が取られる可能性がある。

 5番街の高級ブランド店は抗議デモと警備強化の余波で、クリスマス前のかき入れ時に客が激減している。トランプタワーにある宝飾店「ティファニー」本店は安全対策のため5番街の正面入り口を封鎖し、恒例のショーウインドーの飾り付けも中止した。地元紙によると、タワー周辺のレストランは売り上げが3割落ちたという。

3989チバQ:2016/11/20(日) 11:33:18
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161119X006.html
論功行賞で強硬派登用=現実路線への転換見えず―批判派とも会談・次期米大統領

11月19日 16:19時事通信


 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は18日、ジェフ・セッションズ上院議員(69)を司法長官に充てるなど、3人の新政権人事を発表した。閣僚級のポストが決まったのは初めて。3人とも「トランプ路線」を支持してきた強硬派で、論功行賞の色彩が強く、現実路線への転換を期待する民主党などからは落胆の声も出ている。

 「人種差別を許すことはできない。トランプ氏が偏狭な考えを捨て、決定を覆すよう求める」。民主党リベラル派の代表格であるウォーレン上院議員は18日、セッションズ氏を司法長官に据える人事案が伝わると、声明を発表。応じなければ、上院で否決を目指すとけん制した。

 セッションズ氏は、上院議員の中で真っ先にトランプ氏支持を明確にした人物だ。米メディアによれば、1986年、レーガン大統領(当時)から連邦判事に指名された際の上院審議で、人種差別主義者だと指摘する証言が続出。人事案が否決され、就任できなかった過去がある。

 中央情報局(CIA)長官に指名されたマイク・ポンペオ下院議員(52)は、共和党主流派と反目してきた「ティーパーティー(茶会)」派。国家安全保障担当大統領補佐官に任命されるマイケル・フリン元国防情報局長官(57)は、イスラム教を敵視するような発言などで物議を醸してきた。

 先に首席戦略官・上級顧問に決まったスティーブン・バノン氏(62)も「白人至上主義者」と批判を浴びている。これまでに固まった新政権の陣容は、大統領首席補佐官に就くラインス・プリーバス共和党全国委員長(44)を除いて「トランプ氏と強硬論を共有する忠実な支持者」(米メディア)ばかりだ。同様の人事が続けば、選挙戦でのトランプ氏の訴え通り、移民やイスラム教徒などマイノリティーに厳しい政権になる可能性が高い。

 もっとも、トランプ氏が自身に批判的な党主流派やライバルを登用し、厚みのある政権をつくろうとしている兆しがないわけではない。

 トランプ氏は15日、共和党の大統領選候補指名争いで激しくののしり合ったテッド・クルーズ上院議員と会談。17日にも反トランプを鮮明にしてきたニッキ・ヘイリー・サウスカロライナ州知事と会った。19日には「トランプ降ろし」を主導した2012年大統領選の共和党候補、ミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事と面会する。

3990名無しさん:2016/11/21(月) 06:51:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000076-asahi-int
会談にイバンカ氏「政治の私物化」 米でトランプ氏批判
朝日新聞デジタル 11/19(土) 21:06配信

 トランプ次期米大統領が17日にニューヨークで安倍晋三首相と会談した際、長女イバンカ氏(35)らを同席させたことに「政治の私物化」との批判が出ている。国内外でホテルや不動産業を手がけてきたトランプ氏は当選後も「トランプ・ファミリー」を重用しており、政治とビジネスの境界が問題になっている。

 イバンカ氏は、ファミリーの中核企業「トランプ・オーガニゼーション」の幹部で、同社ホームページによると、不動産事業の利益を拡大する責任者を務めるほか、世界各地に展開するホテル事業にも関わる。

 会談は「非公式」とされ、報道陣に非公開だったが、後に公表された写真でイバンカ氏の同席が判明した。ニューヨーク・タイムズ紙は「(政治とビジネスの)利害対立の可能性」と指摘。米フォーチュン誌はイバンカ氏に国家の機密情報にアクセスする権限がない点も問題視している。

朝日新聞社

3991とはずがたり:2016/11/21(月) 14:39:40
ちゃんと続けよろなぁ

<米国>トランプ・ブランド苦戦 ホテルやアパレルなど
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161121/Mainichi_20161121k0000e030169000c.html
毎日新聞社 2016年11月21日 11時02分 (2016年11月21日 12時51分 更新)

 【ニューヨーク田中義郎】米次期大統領のドナルド・トランプ氏(70)がホテルやゴルフ場、アパレルなどに自らの名前を冠した「トランプ・ブランド」が、苦戦している。選挙戦で人種的少数派や女性を排斥・蔑視する言動を繰り返したことから、反感を抱く人が少なくないためだ。

 米東部ニューヨーク市中心部マンハッタンにある高級マンション群「トランプ・プレース」の一部では16日、「トランプ」の文字が消えた。住民が「(トランプ氏の名前が付いているのは)恥ずかしい」と変更を求めてインターネットで署名を呼びかけ住民ら約650人が賛同したのだ。

 米メディアによると、プロバスケットボールNBAのミルウォーキー・バックスとメンフィス・グリズリーズ、ダラス・マーベリックスの3チームは、遠征先のニューヨーク、シカゴで、これまで定宿だったトランプ・ブランドのホテルの予約をキャンセルし、別のホテルに変更した。

 理由は不明だが、NBAは選手の約4分の3が黒人で、トランプ氏の次期大統領就任に不安が広がっている。スーパースターのキャバリアーズ、レブロン・ジェームズ選手(31)は失望を示しつつ、スマートフォン向け写真・動画共有アプリ「インスタグラム」で「僕らは強くならなければならない」と呼びかけた。

 さらに、ニューヨークに本部を置く大手百貨店が昨年6月ごろから、トランプ・ブランドの紳士服の販売をボイコットしたとの報道もある。長女イバンカ氏(35)のアパレル会社「イバンカ・トランプ」の商品の販売を中止した企業もあったという。

 大富豪のトランプ氏は、年間40万ドル(約4400万円)の大統領職の給与を辞退する意向を示した上で、法律の規定があるため「年1ドルは受け取る」と言う。とはいえ、「暴言」で注目を集め大統領の座を勝ち取った代償は小さくないようだ。

3992チバQ:2016/11/21(月) 20:28:21
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCN7SRCJCNUHBI02M.html
国防長官に「狂犬」マティス元司令官検討 トランプ氏
00:41朝日新聞

 米国のトランプ次期大統領(70)は20日、新政権の国防長官にジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用を検討していると明らかにした。一方、19日には国務長官候補の一人として名前があがっているミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)と会談し、外交問題で意見交換。近く両ポストを発表するとみられる。

 トランプ氏は19日、トランプ氏が経営するゴルフ場にマティス氏を招き、約1時間会談した。20日朝、自らのツイッターで「マティス大将は非常に印象的だった。大将のなかの大将だ」と語り、国防長官の最有力候補であると明かした。

 マティス氏は軍歴44年の元海兵隊大将。イラク戦争などでの戦闘指揮経験が豊富で、「狂犬」の異名を持つ。イランとの核問題の合意に強く反対している。

 一方、トランプ氏は19日にロムニー氏とも約1時間半会談した。ロムニー氏は会談後、記者団に、ポスト就任の打診があったかは明言を避けつつ、「様々な世界情勢に関し、広範な議論を交わした」と強調。「トランプ氏と話す機会が得られて光栄だ。次の政権が誕生するのを楽しみにしている」と語った。

 ロムニー氏は2012年の大統領選の共和党候補。今回の選挙ではトランプ氏を「ペテン師で大統領になる資質も判断力もない」と痛烈に批判して不支持を表明し、対立していた。

 選挙後、ロムニー氏は国務長官候補として浮上。20日にはペンス次期副大統領もテレビ番組で「積極的に検討している」と語った。ただ、米ロ関係の改善を模索するトランプ氏に対し、ロムニー氏は対ロシア強硬派で、外交方針が合うかどうかは不透明だ。

 国務長官候補には、ルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長やジョン・ボルトン元国連大使、サウスカロライナ州のニッキー・ヘイリー知事らの名前も取り沙汰されている。(ワシントン=佐藤武嗣)

3993チバQ:2016/11/22(火) 21:40:57
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161123k0000m030036000c.html
<米政権人事>トランプ氏、女性登用?…多様性アピールか
19:18毎日新聞

<米政権人事>トランプ氏、女性登用?…多様性アピールか
トゥルシー・ガバード氏=同氏のホームページから
(毎日新聞)
 【ワシントン西田進一郎】新政権の人事を進めるドナルド・トランプ米次期大統領は21日、民主党の下院議員トゥルシー・ガバード氏ら女性3人と会談した。米メディアは、ガバード氏が国務・国防両省の要職や国連大使などの候補に浮上したと報じた。これまで政権入りが決まったのは白人男性ばかりで、トランプ氏が多様性のある人事を行うか注目されている。

 ガバード氏はイラク駐留経験がある退役軍人で、ヒンズー教徒初の連邦下院議員だ。民主党予備選では、イラク戦争開戦に賛成したヒラリー・クリントン前国務長官を批判。党全国委員会副委員長を辞任し、軍事力行使に一貫して慎重なバーニー・サンダース氏を支持した。会談は、対シリア政策やテロとの戦いで意見を聞きたいとして、トランプ氏側が要請したという。

 党予備選のころから女性や中南米系(ヒスパニック)、イスラム教徒を侮辱する発言が相次いだトランプ氏。大統領選の勝利演説では「今こそ、一致団結した国民として協力する時だ」「全ての米国民の大統領になると誓う」などと主張した。

 だが、これまで起用を発表したホワイトハウスの首席補佐官ら3人▽司法長官▽中央情報局(CIA)長官--の計5人はいずれも白人男性。不法移民やイスラム教徒らに対する強硬姿勢がトランプ氏と重なるなど、多様性にはほど遠い。

 トランプ氏は21日、ガバード氏のほか、内務長官への起用が取りざたされる南部オクラホマ州のメアリー・ファリン知事、アジア系米国人女性で初の閣僚を務めたエレーン・チャオ元労働長官の女性2人とも会談。トランプ氏の広報官は「最終的には閣僚も政権も、非常に幅広く多様性のあるものになるだろう」と強調した。

3994チバQ:2016/11/22(火) 21:41:27
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161122X302.html
民主党下院議員と会談=国連大使などに起用検討か―次期米大統領
06:55時事通信

 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は21日、民主党のタルシ・ギャバード下院議員とニューヨークのトランプ・タワーで会談した。ギャバード氏はシリア政策について話し合ったと説明しているが、米メディアによれば、トランプ氏は国連大使などへの起用を検討しているという。

 ギャバード氏はハワイ州選出。大統領選の民主党指名争いでは党全国委員会の役職を辞し、クリントン前国務長官の対抗馬だったサンダース上院議員を支持した。7月の民主党大会の数日後にようやくクリントン氏支持に転じた。

3995チバQ:2016/11/22(火) 21:43:09
http://mainichi.jp/articles/20161122/k00/00e/030/180000c
トランプ氏
「TPP離脱」当選後初表明 発効絶望的

毎日新聞2016年11月22日 10時22分(最終更新 11月22日 13時09分)
 【ワシントン清水憲司】ドナルド・トランプ次期米大統領(70)は21日、日米など12カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、来年1月20日の就任初日に「離脱の意思を(参加国に)通知する」との方針を表明した。トランプ氏は勝利後、TPPへの発言を控えていたが、この日、政権の最優先課題にあげたことで、TPPの発効は絶望的になった。


 21日夕(日本時間22日午前)、自らのフェイスブックに動画メッセージを投稿し、就任初日から取り組む政策課題を列挙。政権移行チームに具体的な準備を進めるよう指示した。

 トランプ氏は最初に通商政策をあげ、TPPが「米国にとって大惨事になり得る」として離脱する方針を表明し、その代わりとして「国内に雇用と産業を引き戻すような公正な2国間協定に向け交渉する」と明らかにした。

 TPP発効には参加12カ国全体の国内総生産(GDP)の85%以上を占める6カ国以上が国内手続きを済ませる必要があり、米国の議会承認が不可欠。トランプ氏がTPPに関する発言を封印していたため、参加国関係者の間ではトランプ氏の翻意に期待をかける声があがっていた。19日のTPP首脳会合でも各国が発効に必要な国内手続きを進めつつ、トランプ氏の動向を見守る方針で一致したばかりだった。しかし、トランプ氏がTPP離脱の方針を明確にしたことで、少なくとも政権発足後、一定期間はTPP発効の可能性が絶たれることになる。

 トランプ氏は演説で、米製造業の再興を通じて雇用創出に励む姿勢も強調。「私の政策は『米国第一』というシンプルな原則に基づいている」としたうえで、「鉄鋼を生産し、自動車を組み立て、(自由貿易によって受けた)大惨事をいやす。米国で次世代の生産や革新を起こしたい。米国の労働者のために富と雇用を創出したい」と述べた。

 他の優先課題として、シェールオイルや石炭産業への規制緩和でも雇用を拡大するほか、「新たに一つ規制を導入する際には二つの規制を撤廃する」として規制緩和を徹底する方針を示した。移民政策に関しても入国に必要なビザ(査証)の不正使用について調査し、米国の労働者が不利益を受けないようにするほか、ダムや発電施設といったインフラへのサイバー攻撃に防御を固める方針も示した。

3996チバQ:2016/11/22(火) 21:43:21
http://mainichi.jp/articles/20161122/k00/00e/030/180000c
トランプ氏
「TPP離脱」当選後初表明 発効絶望的

毎日新聞2016年11月22日 10時22分(最終更新 11月22日 13時09分)
 【ワシントン清水憲司】ドナルド・トランプ次期米大統領(70)は21日、日米など12カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)について、来年1月20日の就任初日に「離脱の意思を(参加国に)通知する」との方針を表明した。トランプ氏は勝利後、TPPへの発言を控えていたが、この日、政権の最優先課題にあげたことで、TPPの発効は絶望的になった。


 21日夕(日本時間22日午前)、自らのフェイスブックに動画メッセージを投稿し、就任初日から取り組む政策課題を列挙。政権移行チームに具体的な準備を進めるよう指示した。

 トランプ氏は最初に通商政策をあげ、TPPが「米国にとって大惨事になり得る」として離脱する方針を表明し、その代わりとして「国内に雇用と産業を引き戻すような公正な2国間協定に向け交渉する」と明らかにした。

 TPP発効には参加12カ国全体の国内総生産(GDP)の85%以上を占める6カ国以上が国内手続きを済ませる必要があり、米国の議会承認が不可欠。トランプ氏がTPPに関する発言を封印していたため、参加国関係者の間ではトランプ氏の翻意に期待をかける声があがっていた。19日のTPP首脳会合でも各国が発効に必要な国内手続きを進めつつ、トランプ氏の動向を見守る方針で一致したばかりだった。しかし、トランプ氏がTPP離脱の方針を明確にしたことで、少なくとも政権発足後、一定期間はTPP発効の可能性が絶たれることになる。

 トランプ氏は演説で、米製造業の再興を通じて雇用創出に励む姿勢も強調。「私の政策は『米国第一』というシンプルな原則に基づいている」としたうえで、「鉄鋼を生産し、自動車を組み立て、(自由貿易によって受けた)大惨事をいやす。米国で次世代の生産や革新を起こしたい。米国の労働者のために富と雇用を創出したい」と述べた。

 他の優先課題として、シェールオイルや石炭産業への規制緩和でも雇用を拡大するほか、「新たに一つ規制を導入する際には二つの規制を撤廃する」として規制緩和を徹底する方針を示した。移民政策に関しても入国に必要なビザ(査証)の不正使用について調査し、米国の労働者が不利益を受けないようにするほか、ダムや発電施設といったインフラへのサイバー攻撃に防御を固める方針も示した。

3997チバQ:2016/11/22(火) 22:01:16
>>3959
http://www.sankei.com/world/news/161121/wor1611210059-n1.html
2016.11.21 18:01
【トランプ次期大統領】
商務長官にロス氏「検討」 知日派、安倍晋三首相と9月に会談
 【ワシントン=小雲規生】組閣作業を進めているトランプ次期米大統領は20日、ニュージャージー州に保有する自らのゴルフ場で投資家のウィルバー・ロス氏(78)との面談後、記者団に対して商務長官としての起用を「検討している」と明らかにした。ロス氏も就任の可能性について「時間が教えてくれる」と応じており、CNNテレビはロス氏が「商務長官の最有力候補」と報じている。

 ロス氏は1970年代から金融業界に関わり、2000年からは自らの投資ファンドを運営。トランプ氏と同様に既存の自由貿易体制に批判的な一方、日本とのつながりが深い「知日派」としても知られる。国連総会出席のため、9月に訪米した安倍晋三首相とも会談し、トランプ氏からの伝言を伝えている。

 一方、大統領首席補佐官に指名されたプリーバス共和党全国委員長は20日、米ABCテレビでのインタビューで、国防長官候補のジェームズ・マティス元中央軍司令官(66)の起用について「非常に可能性が高い」との見方を示した。

 トランプ氏は19日にマティス氏と面会。20日には自身のツイッターで「国防長官として検討しているマティス氏は非常に印象的だった。まさに将軍の中の将軍」と太鼓判を押した。 

 またペンス次期副大統領は20日、FOXニュースの番組で、トランプ氏が19日に面会したミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事(69)について「国務長官起用が活発に検討されている」と述べた。ただし「他の非常に傑出した米国人たち」も候補になっているとも示唆している。

 このほかトランプ氏は20日、同じく国務長官に浮上しているルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)とも面会。政権移行チームの副議長であるクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(54)とも会っている。

3998名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:13
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161122-00050247-gendaibiz-bus_all
レーガン大統領元側近が断言「トランプでも、日米同盟に変化ナシ!」 「米国の最も重要な同盟国は日本です」
現代ビジネス 11/22(火) 11:01配信

 「ググってみて、驚いたよ。正直言って、オバマケアには頷けるところがたくさんあったんだ。オバマケアをググろうとは何度も思ってはいたんだが、駆け回っていたから時間がなかった」

 劇的な勝利からわずか一週間で「変容」を見せたトランプ新大統領。さんざんコケにしてきたオバマケアについても、当選後には「なかなかいいじゃないか」と発言するなど、全米を振り回している。

 そんなトランプに、レーガン大統領らしさを見出すエキスパートがいる。レーガン政権時代、商務省審議官を務めた米国経済戦略研究所所長のクライド・プレストウィッツ氏だ。選挙戦では、レーガン元大統領の受け売りともいえる”Make America Great Again”を連発してきたトランプだが、彼は、”第二のレーガン”となれるのか? 『JAPAN RESTORED』の著者で、日本にも精通しているプレストウィッツ氏に話を聞いた。(在米ジャーナリスト/飯塚真紀子)

ヒラリーよりよっぽど穏健ですよ
 ――今回のトランプ氏勝利について、率直にどう感じていますか? 
 私は、ずっとトランプが勝つと思っていました。私が住むワシントンDCやあなたが住むロサンゼルスではヒラリー氏優勢でしたが、それらはアメリカを代表している地域ではないからです。

 ワシントンDCは、不景気というものを体験したことがありません。政府が成長し続けているため、経済的衰退が起きなかった。ここに住んでいる人たちはリセッションの痛みを感じていないのです。ロサンゼルスも、アメリカでは富裕層が多く住む地域で、人々の収入は経済の影響をあまり受けていません。

 しかし、都市部以外に住む人々にとっては、この10年、経済的に苦しい状態でした。平均的労働者の収入は、この4年、増加を見ませんでした。反対に、医療費はどんどん上がっていきました。今、ベビーブーマーがどんどん引退していますが、彼らには貯蓄もないのですよ。

 ミシガンやウィスコンシン、オハイオ、ペンシルバニアなどの州は経済の影響、特に、中国との国際貿易の影響を受けたのです。その状況を考えると、トランプが勝つ可能性はあると思っていました。

 ――日米の関係がどうなるのかは、やはり気になります。まず、貿易関係はどうなると予測されていますか? 
 トランプ自身、どうしたらいいかまだわかっていないのではないでしょうか。トランプはTPP成立を追い求めないでしょう。安倍首相はTPPを頑張って推進してきたと思うのですが、日本にとっては失望する結果に終わることになると思います。

 ただそれによって、日本に大きなマイナスのインパクトがあるかというと、それは疑問です。いろいろな予測をみても、TPPは、日本のGDPの成長にそれほど大きい影響を与えることを指し示していません。TPPの失敗は、日本人に心理的にはインパクトを与えるかもしれませんが、経済的に影響を与えるとは思えないのです。

 また、輸入関税も、中国製品には課されると予想されますが、日本の製品に課すとは思えません。特に、大半の日本車は、今、アメリカで製造されていますからね。トランプはNAFTA批判も行ってきましたが、大統領は独裁者ではないので、やれることには限界があります。特に、議会の賛同が必要なので、突然NAFTAを廃止にすることなどできないのです。

3999名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:23
>>3998

 ――防衛問題についても、トランプ氏は刺激的な発言を連発しています。日米防衛関係については、どうなると予測されますか? 
 まず前提として、私はヒラリーの方が、トランプよりもタカ派だと思っています。ヒラリーはイラク戦争を支援しましたし、リビア攻撃に関しては、間違いなく彼女に責任があります。オバマ大統領にも、ヒラリーはシリアに軍隊を送るように強く勧めました。

 また、彼女の演説を聞くと、対ロシア姿勢も強硬だと感じました。国務長官時代はベトナムを訪問して、南シナ海で中国勢力が優勢になるのを食い止めると主張していました。一方、トランプはロシアとうまくやっていくと言っている。どこまで真剣に受け止めるかという問題はありますが、少なくともヒラリーより対立的な姿勢ではないのは明らかです。

 では、日本との関係はどうか。第二次安倍政権になってから、日本は一貫して防衛能力を強化しています。フィリピンやベトナム、インドとも同盟システムを構築しようと交渉している。トランプは、それを支援するために力を注ぐと思います。アメリカは、日本はもっと強い同盟国になってほしいと考えているのではないでしょうか。

 かつて、知日派としてならした米上院議員の大物、マイケル・マンスフィールドが駐日米国大使を務めたことがありました。彼に会う度、聞き飽きるほど「日米二国間関係が最重要だ」と主張していました。アメリカが、もし今、1カ国だけ同盟国に選ぶとしたら、どの国を最重要だ考えて選ぶと思いますか? 

 ――日本、ということでしょうか……? 
 私が生きてきた歴史の中では、アメリカにとって最重要な同盟国は、長い間、イギリスでした。しかし、イギリスは今、とても弱体化しています。こんにち、その答えは、日本にあると思います。そして、もし、トランプが日本を最も重要な同盟国だと考えるなら、彼は日本には強くなってほしいと願うでしょう。

 ただ、米軍基地問題については、とても複雑ですね。これはアメリカだけの問題ではなく、日本の意志も重要になってくるのです。沖縄はもちろん、他の島も基地を置きたくないと考えているので、日本がどうしたいかをはっきりさせねばなりません。トランプは「アメリカを再び偉大にする」と言っているので、すぐに日本での軍隊規模を縮小させることになるとは思いません。

4000名無しさん:2016/11/23(水) 16:05:46
>>3999

お手並み拝見、ですよ
 ――日本政府は、トランプ政権とどう向き合えばいいと思いますか? 
 焦る必要はありません。日本政府は、賢明に、そして注意深く、新政権に対処していくのがいいでしょう。日本政府の弱点は、アメリカの中心部としか付き合いがないことです。ワシントンDCの政府関係者とはよく交流していますが、例えば、ミシガン州の関係者とはつきあいがありません。そのあたりは強化していかなければならないところです。

 また、ワシントンDCはよそよそしいところなのですが、日本政府は、少数のシンクタンクやエキスパートとしかネットワークがありません。それでは十分ではないのです。ネットワークをもっと広げていくべきだと思います。

 ――トランプとレーガンに類似点を感じられていますか? 
 トランプとレーガン大統領には確かに類似点があります。まず、二人とも、もともと政治家ではありませんでした。ノーマルなアメリカの政治の中で活躍していたのではなく、アウトサイダーでした。また、二人とも、ドラマティックなチェンジに挑戦している点も似ています。レーガンの前はカーター大統領でしたが、カーター大統領は非常にリベラルでした。それをレーガン大統領が非常に保守的なアメリカへと変えたのです。

 レーガン大統領の後は、ジョージ・ブッシュ、クリントン、ジョージ・ブッシュ・ジュニア、オバマと続きました。ジョージ・ブッシュ・ジュニアは保守的だと自分では言ってはいましたが、彼の政策は、実際はとてもリベラルだったのです。つまり、この数十年間は、ずっとリベラルなアメリカが続いてきたと考えていい。

 トランプはそんな中、レーガン大統領のように、リベラルだったトレンドを、保守へとドラマティックにシフトしようとしています。その意味で、レーガン大統領に似ていると思うのです。

 もっとも、リベラルだった流れを保守に振り戻した方がいいのかどうかは、とても複雑な問題です。政策によってはその方がいいでしょうし、政策によっては悪化するかもしれません。それは、トランプのお手並み拝見といったところですね。

 ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 プレストウィッツ氏が新大統領にかける期待値は高い。しかし、実際に政府を牛耳るのは、彼ではないかもしれない。

「トランプは交渉事は先頭に立って激しくやるんですが、成立すると、後は、プロのスタッフに任せるタイプなんです」 かつて、トランプと仕事を共にしたことがある建築家のポール・ウィレン氏が言う。当選を果たし、アメリカ国民との大きな”交渉”を終えた今、後のことは周りの人間にお任せ、となるのか? 

 もしも任せることになるとすれば、トランプ内閣の人事予想を見る限り、超保守な面々がそれを担うことになる。たとえプレストウィッツ氏が言うように、当選後のトランプが劇的に変化したとしても、「最高戦略責任者」に選ばれた”白人至上主義者”として悪名の高いスティーブ・バノン氏らにまで変容を期待することはできないだろう。

 矛盾だらけの内閣では、トランプ氏が”第二のレーガン”になるのは相当難しいと思うのだが……。

飯塚 真紀子

4001名無しさん:2016/11/23(水) 16:23:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161122-00000036-asahi-int
トランプ氏、サンダース支援の民主党議員と会談
朝日新聞デジタル 11/22(火) 10:35配信

 米国のトランプ次期大統領は21日、新政権発足に向けた人事選考で、民主党のトゥルシー・ガバード下院議員(35)と会談し、外交・安全保障問題で意見交換した。米メディアは、トランプ氏が国防総省か国務省の要職に同議員の起用を検討していると報じている。

 ガバード氏はイラク駐留を経験した退役軍人。大統領選の民主党予備選では、ヒラリー・クリントン前国務長官のライバルで、軍事力行使に慎重なサンダース上院議員を支援。「中東に派遣された元軍人として戦争の代償を経験した」として、クリントン氏がイラク戦争に賛成票を投じたことなどを批判し、党全国委員会の副委員長を辞任した経緯がある。

 会談後、ガバード氏はトランプ氏の面会要請に応じた理由について「(保守派の)ネオコンが我々を戦争の激化に引きずり込む前に、トランプ氏と面会する機会を持つのは重要だ」と述べた。

朝日新聞社

4002とはずがたり:2016/11/23(水) 19:30:19
米大統領選、3州で不正操作か 専門家が不審な傾向を指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-35092618-cnn-int
CNN.co.jp 11/23(水) 14:29配信

(CNN) 今月8日に投開票された米大統領選をめぐり、激戦となった一部の州で票数が不正に操作されたり、コンピューターシステムへの不正侵入があったりした可能性を、著名な専門家らのグループが指摘していることが23日までに分かった。

ミシガン大学のコンピューター科学者、アレックス・ホルダーマン教授らによると、大統領選で民主党地盤とされながら共和党のドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果に不審な傾向がみられるという。

同教授らのグループは17日、敗北した民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の陣営幹部らに対し、3州の再集計を要請するべきだと申し入れた。

申し入れの内容に詳しい情報筋によれば、これらの州では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたことが判明した。

グループは不正侵入の証拠が見つかったわけではないとしたうえで、独立機関による調査が必要だと主張している。

米誌ニューヨーク・マガジンが最初に報じた。CNNは同グループやトランプ氏の政権移行チームに取材を試みたが、22日夜の時点で回答は得られていない。クリントン陣営の関係者は、この指摘に基づく監査を要請するかどうかについて明言を避けた。

4003チバQ:2016/11/23(水) 20:44:16
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611230033.html
【トランプ次期大統領】英人事に介入? EU離脱主導のファラージ党首代行は「素晴らしい駐米大使になる」 英政府は「空きがない」と一蹴
18:29産経新聞

 【ロンドン=岡部伸】トランプ次期米大統領は21日、欧州連合(EU)離脱を選択した6月の国民投票で離脱派を主導した英独立党(UKIP)のファラージ党首代行について、駐米大使として「素晴らしい仕事をするだろう」とツイッターに投稿した。一国の指導者になる人物が他国の大使人事に介入するのは極めて異例だ。

 トランプ氏は、英国民投票の際に英国のEU離脱に理解を示したことでファラージ氏と接近。米大統領選ではファラージ氏がトランプ氏の選挙活動に参加していた。ファラージ氏は選挙後の12日もニューヨークを訪れ、メイ首相を差し置いて英政治家として真っ先にトランプ氏と面会を果たし、米英の政権をつなぐ架け橋となりたいと述べた。

 英独立党は、ファラージ氏が次期駐米大使になる可能性があるとしていた。

 トランプ氏は投稿で「多くの人がファラージ氏が駐米大使として英国を代表することを望んでいる」と強調。ファラージ氏は「青天の霹靂(へきれき)だ」と述べつつ、「どのような形であれ、英国の手助けができるならやりたい」と応じた。ただ、ジョンソン外相や英首相官邸は「(ポストの)空きはない」と一蹴した。

4004名無しさん:2016/11/23(水) 21:06:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-35092618-cnn-int
米大統領選、3州で不正操作か 専門家が不審な傾向を指摘
CNN.co.jp 11/23(水) 14:29配信

(CNN) 今月8日に投開票された米大統領選をめぐり、激戦となった一部の州で票数が不正に操作されたり、コンピューターシステムへの不正侵入があったりした可能性を、著名な専門家らのグループが指摘していることが23日までに分かった。

ミシガン大学のコンピューター科学者、アレックス・ホルダーマン教授らによると、大統領選で民主党地盤とされながら共和党のドナルド・トランプ氏が制したウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニア各州の集計結果に不審な傾向がみられるという。

同教授らのグループは17日、敗北した民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の陣営幹部らに対し、3州の再集計を要請するべきだと申し入れた。

申し入れの内容に詳しい情報筋によれば、これらの州では機械を使った電子投票方式の郡でクリントン氏の獲得票が少なく、投票用紙に記入する方式の郡での票数を7%も下回っていたことが判明した。

グループは不正侵入の証拠が見つかったわけではないとしたうえで、独立機関による調査が必要だと主張している。

米誌ニューヨーク・マガジンが最初に報じた。CNNは同グループやトランプ氏の政権移行チームに取材を試みたが、22日夜の時点で回答は得られていない。クリントン陣営の関係者は、この指摘に基づく監査を要請するかどうかについて明言を避けた。

4005チバQ:2016/11/23(水) 22:34:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00050081-yom-int
米次期国連大使、女性知事のヘイリー氏起用へ
読売新聞 11/23(水) 22:24配信

 【ワシントン=黒見周平】米メディアは23日、次期米大統領ドナルド・トランプ氏が国連大使にサウスカロライナ州の女性知事、ニッキー・ヘイリー氏(44)の起用を決めたと報じた。

 ヘイリー氏はインド系で、共和党のホープとして全米で知名度が高い。司法長官など新政権の主要ポストでは白人男性の起用が続いており、トランプ氏としては人事に幅を持たせる狙いもあるとみられる。

 ヘイリー氏は17日にトランプ氏と会談。一時、国務長官候補にも名前が挙がっていた。

4006チバQ:2016/11/23(水) 22:37:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000061-mai-n_ame
<米極右団体>「トランプ万歳」ナチス式敬礼 首都の集会で
毎日新聞 11/23(水) 20:26配信

 ◇「オルト・ライト」 映像が米誌のウェブサイトに公開

 【ニューヨーク國枝すみれ】「ハイル・トランプ(トランプ万歳)」。右手を斜め前に突き出してナチス式の敬礼をし、トランプ政権の誕生に興奮する「オルト・ライト」と呼ばれる極右運動の集会映像がインターネットで拡散し、人権団体などから批判が高まっている。

 問題の映像は19日に首都ワシントンで撮影され、米誌「アトランティック」のウェブサイトで公開された。指導的役割を果たすリチャード・スペンサー氏が「トランプ万歳、人民万歳、勝利万歳」と声を上げ、聴衆の一部がナチス式の敬礼で応じる様子が撮影されている。米ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は21日、「吐き気がする」と非難する声明を出した。

 「オルト・ライト」は白人優位主義、反ユダヤ主義、人種差別主義などの傾向を持つ。トランプ次期大統領が首席戦略官兼上級顧問に起用するスティーブン・バノン氏は、この運動をけん引したオンラインニュース「ブライトバート」の前会長だった。

 トランプ氏は22日、ニューヨーク・タイムズ紙に「(オルト・ライトを)活気づけたくはない。否定し、非難する」と答えたが、バノン氏については「まっとうな男だ」と述べた。

4007チバQ:2016/11/24(木) 17:53:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選

AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

【写真】クリントン氏が敗北宣言 トランプ氏との協力表明

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4008チバQ:2016/11/24(木) 17:53:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000109-jij-n_ame

国連大使にヘイリー氏=少数派の女性知事-次期米大統領

時事通信 11/23(水) 23:10配信



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国連大使にヘイリー氏=少数派の女性知事-次期米大統領


米サウスカロライナ州のニッキ・ヘイリー知事=18日、ワシントン(AFP=時事)


 【ワシントン時事】トランプ次期米大統領は23日、サウスカロライナ州の女性知事、ニッキ・ヘイリー氏(44)を国連大使に指名すると発表した。


 次期政権の閣僚級人事で、トランプ氏が女性を起用するのは初めて。

 発表によると、トランプ氏は、ヘイリー知事について「州や国の発展に向けて、背景や所属政党にかかわらず人々を団結させてきた」と称賛。ヘイリー氏も「国連大使として国に仕えるのは名誉なこと」と述べ、指名方針を受け入れた。

 インド系人気知事のヘイリー氏はトランプ氏批判で知られ、共和党候補指名争いではルビオ上院議員を支持していた。大統領選後にトランプ氏と面会し、国務長官への起用も取り沙汰されていた。

 ヘイリー氏に外交経験はない。トランプ氏としては、マイノリティー(少数派)出身の女性を外交の要職に据えることで、移民やイスラム教徒に厳しい排外主義的なイメージを払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。 

 インド移民2世のヘイリー氏はサウスカロライナ州出身。同州下院議員を経て、2011年から同州知事を務める。夫マイケル氏との間に2人の子供がいる。

4009チバQ:2016/11/24(木) 19:28:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288057
激震 トランプの米国(1) 変革「劇薬」に託す
2016年11月10日 01時50分


 超格差社会にあえぐ米国民は、エリート政治家を象徴する民主党のクリントン氏では変革は望めないと、共和党のトランプ氏という「劇薬」のような異端者に将来を託した。8日の大統領選で米メディアの予想を覆す結果をもたらしたのは、米社会で強まる内向き志向と巨大な反グローバリズムのうねりだ。その先頭に立つトランプ氏が、オバマ政権の実績を大幅に見直し、国内外に大きな波紋を広げることは避けられない。

 「今、クリントン前国務長官から私たちの勝利へ祝福の言葉をもらった」。9日午前3時前、ニューヨーク。勝利宣言したトランプ氏は、周囲の興奮をよそに落ち着き払っていた。

 クリントン氏の誤算の一つは民主党の牙城を守れなかったこと。過去6回の大統領選で民主党が制したペンシルベニア州を落とし、ミシガン州でも苦戦を強いられた。両州はかつて鉄鋼など製造業で栄え、今や雇用が海外に逃げ疲弊した「ラストベルト(さびついた工業地帯)」に連なる。

 米メディアの出口調査によると、ペンシルベニアの有権者の53%は北米自由貿易協定(NAFTA)などが地域の仕事を奪ったと回答した。トランプ氏が制した激戦州オハイオもラストベルトだ。

 トランプ氏はクリントン氏がもともと自由貿易推進論者だった点を攻撃し続け、これまで民主党支持だった白人労働者層をたぐり寄せた。逆にクリントン氏はラストベルトにのみこまれた。

 女性の昇進を阻む「ガラスの天井」の最後の1枚を破ると訴えながら、クリントン氏は肝心の女性票が伸びなかったのも痛かった。

 全米の約2万2千人から回答を得た出口調査では女性の投票先はトランプ氏40%に対し、クリントン氏は54%にとどまった。白人女性に限ればトランプ氏が51%と過半数を獲得。トランプ氏の女性蔑視発言やセクハラ疑惑の影響は限定的だった。

 一方、女性が重視した争点の一つが人工中絶是非を巡る連邦最高裁判事の指名問題。トランプ氏が「中絶反対の判事を指名する」と訴えたことが、女性保守層に影響した可能性がある。

     ■□

 9日朝、オバマ大統領はトランプ氏に電話で祝意を伝えた。だがトランプ政権の誕生はオバマ氏が8年間で築いた実績の白紙化を意味する。まずは「医療保険制度改革(オバマケア)」だ。既に2014年から本格実施されており、国内に大きな混乱をもたらすのは間違いない。

 一方、米国内に約1100万人いるとされる中南米系などの不法移民について、トランプ氏は選挙戦で「大統領に就任すれば、初日に(重犯罪を犯した)200万人が強制送還されることになる」と宣言。最終的には全員を強制送還すると公約した。不法移民の親と米国籍を持つ子どもたちは、離ればなれになることを余儀なくされる。

 メキシコとの国境にメキシコ側の負担で壁を造るという最大の公約も実現の道筋は見えない。メキシコ側が拒否しているためだ。

 トランプ氏支持者の中核をなす白人低所得者層などを対象にした大型減税案も不透明。政府債務が今後10年間に最大約15兆ドル増えるとの試算があり、実現は容易ではない。

 「皆さんを落胆させることはない。私たちは素晴らしい仕事をするだろう。大統領となる日を楽しみにしている」。勝利宣言でこう語ったトランプ氏。米国を待ち受けるのは、予測不能な「トランプ劇場」の第2幕だ。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/10付 西日本新聞朝刊=

4010チバQ:2016/11/24(木) 19:28:37
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288346
激震 トランプの米国(2) 共和、理念なき関係修復 排外主義批判から一転
2016年11月11日 10時17分


 「ノー・トランプ、ノー・ファシスト!」。9日夜、首都ワシントン。トランプ氏が経営するホテル周辺で数百人がデモ行進した。

 デモに先立つホワイトハウス前の集会では、トランプ氏が公約した不法移民の全員強制送還やイスラム教徒の入国拒否に反対する声が相次いだ。父親が不法移民という中南米系(ヒスパニック)の男性カルロス・メネスさん(40)は「戦い続けよう」と呼び掛けた。「イスラム教徒の友人がおびえている」と報告する人もいた。こうした動きは全米に広がっている。

 カナダ政府が運営する移民情報サイトは、トランプ氏の逆転ムードが漂い始めた8日夜からアクセスが急増、サーバーが一時ダウンした。トランプ大統領誕生に不安を抱いた人々が殺到した可能性がある。

     ■□

 まるで手のひらを返すようだった。

 「一緒に働けることに非常に興奮している」。9日。共和党の実力者、ライアン下院議長は地元ウィスコンシン州で記者会見し、共和党の8年ぶりの政権奪還を実現したトランプ氏を最大限持ち上げた。

 共和党は連邦議会選挙でも予想を上回る議席を獲得し、上下両院で過半数を維持。ライアン氏は「トランプ氏のおかげだ」と感謝の言葉すら述べた。

 ライアン氏ら党主流派が、候補者指名レースで最も勝ってほしくなかったの
がトランプ氏だ。排外主義的な言動は、党のブランドを傷つけるとしてさまざまな「トランプ降ろし」が画策された。約1カ月前、わいせつな女性蔑視発言が発覚した際、ライアン氏は「もう擁護できない」と嫌悪感をあらわにした。

 しかし、勝ったのはトランプ氏。国内の動揺や反トランプ感情の高まりをよそに、主流派は一転して関係修復に動いた。

 「次期大統領は反対している」。重鎮のマコネル上院院内総務は9日、オバマ政権が目指す環太平洋連携協定(TPP)の議会承認を一蹴した。本来は自由貿易を推進する共和党に近い政策。TPP脱退を掲げるトランプ氏への配慮が透けた。

     ■□

 来年1月の新政権発足をにらみ、党主流派は連邦最高裁判事の人事や、オバマ政権の「医療保険制度改革」廃止で、トランプ氏と連携する構えだ。

 しかし、ニューヨーク州立大の政治学者、ジェームズ・キャンベル教授は「議会にはトランプ氏と対立する議員が多い。亀裂修復は難しいだろう」とみる。焦点の一つが移民政策だ。

 米国内では近年、ヒスパニックが急増し、2050年には3人に1人になるという。共和党のプリーバス全国委員長は、政権奪還にはヒスパニックの支持が不可欠と指摘。移民制度への取り組みを提言してきた。

 トランプ氏が掲げる不法移民の強制送還は、この方針と真っ向からぶつかる。新大統領から協力を求められたとき、抵抗するのか、白人重視主義に転じるのか。党の価値観が問われる。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/11付 西日本新聞朝刊=

4011チバQ:2016/11/24(木) 19:29:10
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288579
激震 トランプの米国(3) 読めぬトランプ外交
2016年11月12日 02時18分

写真を見る


 「達成された偉大な事柄についても説明を受けた」。10日昼、ホワイトハウスの大統領執務室。オバマ大統領と2人きりで約1時間半会談した共和党の次期大統領トランプ氏は記者団に語った。しかし、友好的な態度とは裏腹に、これまで全否定してきたオバマ氏のレガシー(政治的遺産)を一掃する腹づもりだ。

 「それぞれの仕事を前に進めてほしい」。選挙結果を受け、ケリー国務長官は9日、職員を励ますメッセージを伝えた。8年間積み上げた実績が白紙に戻りかねない事態に、国務省には重たい空気が漂う。

     ■□

 イラク戦争へ突き進み、イラン制裁を強化したブッシュ前政権の単独行動主義から脱却を誓ったオバマ氏。地球温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」や、54年ぶりのキューバとの国交回復は、国際協調外交の大きな成果だった。

 中でも、「核なき世界」を掲げるオバマ氏が最も誇るのが、30年以上敵対してきたイランとの核合意だ。欧米など主要6カ国は1月、イランがウラン濃縮など核開発活動を大幅に制限した見返りに、制裁を解除した。

 トランプ氏は国際協調より「米国第一」。イラン合意は「何の譲歩も引き出せず、最終的にイランは核(兵器)を手にする」と破棄を主張。パリ協定からの脱退も表明している。ただし、中東の核リスクをどうやって減らし、温暖化をどうやって防ぐのか、具体策は何も示していない。

 民主党のクリントン政権時代に国務長官を務めたマドレーン・オルブライト氏(79)は「経済のグローバル化や気候変動、核不拡散の問題では各国との協力が欠かせない」と指摘。トランプ氏の外交政策は「何を考えているのか分からない部分が多く、世界中が懸念している」と警告する。

     ■□

 ロシアとの関係も方向転換する可能性がある。

 「トランプ氏の側近とされる大半の人々を知っている。米国では極めて重要な責任を負う人々だ」

 インタファクス通信は10日、ロシアのリャプコフ外務次官が、米大統領選期間中からトランプ氏陣営と「接触をしていた」と語ったと伝え、米国内に波紋を広げた。

 ウクライナ紛争やシリア内戦を巡って、米ロは厳しく対立している。シリアでは、反体制派に空爆を繰り返すアサド政権をロシアが軍事支援。政権に批判的な米欧との協議は難航し、状況は泥沼化している。

 一方、トランプ氏は以前からプーチン大統領を高く評価する発言を繰り返し、ロシアとの関係改善に前のめりだ。過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いについても、「ロシアと一緒に戦えばうまくいくだろう」と楽観論を語った。

 万一、トランプ氏がロシアの軍事介入を肯定するような事態になれば、紛争地域の安全保障環境は一変する。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の疑心暗鬼を招き、国際社会は一気に不安定化しかねない。 (ワシントン山崎健)

=2016/11/12付 西日本新聞朝刊=

4012チバQ:2016/11/24(木) 19:30:13
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/288739
激震 トランプの米国(4)対日政策 本心見えず疑心
2016年11月13日 00時04分


 11日夜、首相官邸。日印首脳会談後の共同記者発表が終わったばかりの会見室後方で、2人の男が小声で会話を交わしていた。

 河井克行首相補佐官と外務省の秋葉剛男外務審議官。17日に米国で予定される安倍晋三首相とトランプ次期米大統領との初会談を前に、米新政権の陣容や政策を探れとの首相の特命を受けて、共に渡米する。

 大統領選のテレビ討論で「こんなことは今までなかった」(日米外交筋)ほど頻繁に、対日批判を口にしたトランプ氏の本心はどこにあるのか。それを踏まえ、同盟国日本の存在感をどうアピールできるのか-。

 初会談を成功させ、強い印象を与えるためにも「可能な限りの情報を首相に報告したい」。外務省幹部はこう意気込む。だが表情は険しい。「どこまで接触できるか分からない」

     ■□

 「側近を家族で固めている」とされるトランプ氏に通じる人脈が、政府には乏しい。そんな中、菅義偉官房長官など複数の政府関係者は、新たな国防長官候補に挙げられるフリン元米国防情報局長が10月に来日した際、安全保障や経済政策について意見を交わした。

 トランプ氏は日本が負担する在日米軍の駐留経費の増額を主張。さらに政府内には、沖縄県・尖閣諸島への日米安全保障条約適用にも言及したオバマ大統領と異なり、米軍の関与の軽減につながるような自衛隊の活動拡大を求められるのではないか、との懸念もある。

 これに対してフリン氏は「安保政策も日米重視も変わらない」と説明。北方領土問題の前進に向け、日本とロシアが経済協力などの交渉を加速化している点も「日本の立場はよく分かる」と肯定的だった。

 一方、環太平洋連携協定(TPP)などの通商問題では「トランプ氏は複数国間の取り決めはあまり好まず、(利害関係が分かりやすい)一対一で関係を築きたい」と解説。TPPについて否定的な見方を示したという。

 しかし、それを額面通りに受け止められるかは別だ。フリン氏と面会した防衛省幹部は「そもそも国防長官になれるほどの存在なのか」、別の外務省幹部は「彼の話が実際にトランプ氏に伝わっているのか疑問」と漏らす。

 政府内には「あれだけ批判していたオバマ大統領と会ったら態度を一変させた。日本にも現実的な対応をするのでは」との楽観論もある。だが大勢は、具体的な政策が見えず、周辺情報に振り回されて疑心暗鬼になっているのが実情だ。

     ■□

 「向こうはまだ政策の方針があるわけではない。日本からはっきりものを言うチャンスだ」

 11日、新政権下での在るべき日米経済関係について、政府に提言した財界人が強調した。

 外務省は異例の早さで実現する17日の会談をその「先手」としたい考えだが、政権幹部は「まずは個人的に良い関係をつくること。日米同盟やTPPに踏み込むかは首相次第」とみる。

 初の電話会談で「これから一緒にやっていこう」と協調を呼び掛けたトランプ氏に、首相は何を語り掛けるのか。

=2016/11/13付 西日本新聞朝刊=

4013チバQ:2016/11/24(木) 19:30:49
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/289108
激震 トランプの米国(5)中・韓・朝対米戦略手探り
2016年11月15日 01時55分


 「米国の『文化大革命』だ」。大統領選のトランプ氏勝利から一夜明けた10日。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は社説でそう表現した。

 文革は「建国の父」毛沢東が1966年に始めた政治運動。多くの犠牲者を出し、10年にわたり中国社会に大混乱を招いた。党が認める「歴史的悲劇」をたとえ話に持ち出すのは極めて異例。「トランプ大統領」が中国にとっても衝撃的だったことを物語る。

     ■□

 額面上は、人権を重んじ、オバマ政権のアジア重視政策を主導したクリントン氏より、トランプ氏の方が中国にとってくみしやすいという見方が強い。

 対中包囲網とみて警戒していた環太平洋連携協定(TPP)は、トランプ氏の反対で風前のともしび。トランプ氏周辺からは、日米が参加を見送った中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加論さえ聞こえる。「中国の求心力が高まる可能性がある。思惑通りの方向だ」と北京のアナリストは語る。

 もっとも、期待感ばかりではない。

 トランプ氏が選挙戦の発言通りに中国を「為替操作国」に認定し、中国製品に高率関税をかければ大打撃だ。中国外務省報道官が連日「中米は重要な貿易パートナーであり、両国民に有益だ」と繰り返すのも危機感の裏返しだろう。

 「焦点は、中国の台頭を米国が認めるかどうかだ」と共産党関係者。「中華民族の偉大な復興」を掲げる習氏と、「偉大なアメリカ」の再興を目指すトランプ氏。協調か対立か。その輪郭はまだ見えない。

     ■□

 今年に入って24発の弾道ミサイルを発射し、さらに新型の中距離ミサイル「ムスダン」の発射準備に入ったと伝えられた北朝鮮が静けさを保っている。理由の一つは、北朝鮮を巡るトランプ氏の発言はぶれが大きく、「かなり不透明」(韓国聯合ニュース)な点だ。

 選挙中、金正恩(キムジョンウン)委員長と「ハンバーガーを食べながら核交渉をしてもいい」と対話の可能性を示唆したかと思えば、「金正恩を早く消し去る」とも発言。北朝鮮はトランプ氏の政策を見極めるため「当面は核実験などを自制し、様子をうかがうのではないか」(北朝鮮専門家)とみられる。

 韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は10日にトランプ氏と電話会談し、北朝鮮や米韓同盟を念頭に置いた東アジアの安全保障政策の堅持を確認した。ところが、親友の国政介入疑惑で朴氏の支持率は歴代最低の5%に低迷。野党や国民の間では「レームダック(死に体)の朴氏に『トランプ・ショック』と向き合う外交は任せられない」との声が強まる一方だ。 (北京・相本康一、ソウル曽山茂志)

 =おわり

=2016/11/15付 西日本新聞朝刊=

4014チバQ:2016/11/24(木) 19:35:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611240012.html
【トランプ次期大統領】教育長官にデボス氏 女性、少数派の重視姿勢
09:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ次期米大統領は23日、教育長官に「スクール・チョイス(学校選択)」を拡大するため活動する女性慈善家、ベッツィ・デボス氏(58)を指名すると発表した。一方、トランプ氏が住宅都市開発長官への起用を検討している黒人の元神経外科医、ベン・カーソン氏(65)は23日、ツイッターで受諾する可能性を示唆した。

 トランプ氏は同日、国連大使にサウスカロライナ州のインド系女性知事、ニッキー・ヘイリー氏(44)を閣僚級で国連大使に当てると発表。選挙戦ではヒスパニック(中南米系)や女性を蔑視する発言が問題視されたため、マイノリティー(人種的少数派)や女性を重視する姿勢を示す狙いがあるとみられる。

 デボス氏は共和党への大口献金で知られる富豪で同党の中西部ミシガン州委員長を務めた。大統領選ではブッシュ元フロリダ州知事ら主流派を支持してきた。

 義父は米直販大手アムウェイ共同創業者。デボス氏は学校選択を進める団体の代表で、公的資金を受けて民間が運営する特別認可校(チャータースクール)の拡大に取り組んできた。

 トランプ氏は声明で「デボス氏の指導力の下、世界一流の教育と学校選択を全ての家族にもたらす制度改革と官僚主義の打破に取り組む」とした。

 既存の公立校の運営資金が減ることを懸念する教職員組合から支持を受ける民主党は、学校選択に慎重な姿勢を取っている。

 一方、トランプ氏と大統領候補指名を争ったカーソン氏はツイッターで、都市問題で政権に「貢献できる」とした。全米の都市で警官による射殺事件をめぐる黒人の暴動が発生。トランプ氏は貧困層から著名な医師となったカーソン氏の経験を都市問題に生かしたい考えとみられる。

4015チバQ:2016/11/24(木) 19:40:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
米首都ワシントンで行われた非営利団体のイベントで、大統領選の敗北を認めてから初めて公の場に姿をみせた民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(2016年11月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

【写真】クリントン氏が敗北宣言 トランプ氏との協力表明

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4016とはずがたり:2016/11/24(木) 21:48:40
クリントン氏の得票数リード、200万票超に拡大 米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161124-00000006-jij_afp-int
AFP=時事 11/24(木) 9:52配信

【AFP=時事】今月8日に行われた米大統領選の開票で、敗れた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の得票数でのリードが200万票を超えたことが23日、米インターネットメディア「クック・ポリティカル・リポート(Cook Political Report)」のまとめで明らかになった。

 今回の選挙では、共和党候補の不動産王ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が選挙人の過半数を獲得して当選を決めており、クリントン氏は9日に敗北を認めている。

 しかしクック・ポリティカル・リポートが公式データを基に集計した最新の一般投票の得票数は、トランプ氏の6221万2752票に対してヒラリー氏6422万7373票と、勝者を敗者が1.5%上回っている。

 米大統領選で、民主党候補が得票数で上回ったにもかかわらず落選したのは今世紀に入ってから2回目。2000年には民主党候補のアル・ゴア(Al Gore)氏が共和党候補のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)氏を約54万4000票上回ったものの、敗北している。

 得票数の差がわずかだったフロリダ(Florida)州の選挙結果について、連邦最高裁がブッシュの勝利につながる判決を下したため、同氏が過半数の選挙人を獲得して当選した。【翻訳編集】 AFPBB News

4017とはずがたり:2016/11/24(木) 22:18:07
なんとまだヒラリー大統領就任の可能性が残っていた! 選挙人への造反呼びかけ運動の行方
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00118018-hbolz-int
HARBOR BUSINESS Online 11/24(木) 16:20配信

◆トランプ当選以来、続発する憎悪犯罪

 2016年11月9日、ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー女子大学に、ドナルド・トランプの選挙旗を掲げた一台の不審車が侵入しました。黒塗りのトラックに乗った若い男たちは、「偉大な米国を取り戻せ!」とトランプの選挙スローガンを叫びながら構内を走り回りました。そして、黒人学生の集会所の前に停車すると「ウェルズリーのレズ女ども!」と学生たちを罵倒し、1人に「出ていけニガー(黒人野郎)め」と唾を吐きかけたのです。侵入者はすぐに学内警察の手によってキャンパスを追放されましたが、ウェルズリーの学生は身近に訪れた脅威におののいています。

 前日11月8日は、米国大統領選挙の投票日でした。ウェルズリー大学では盛大なパーティが催され、ヒラリーが米国初の女性大統領に就任する歴史的瞬間を祝おうと、3000人もの卒業生が集いました。ヒラリーの等身大パネルが飾られ、女性差別の撤廃を象徴する「砕けたガラスの天井」を模した砂糖菓子が振る舞われ、同窓生のマデレーン・オルブライト元国務長官がテレビ中継でメッセージを寄せ、会場は祝賀ムードに湧き返っていました。

 しかしテレビから刻々と開票情勢が入るにつれ、ウェルズリー生たちの表情は翳り始めました。トランプが激戦州のフロリダとオハイオを制したことが分かると、人々は声を失い、泣き崩れ、青ざめて抱き合いました。真夜中過ぎ、最後の望みだったペンシルバニア州でヒラリーが破れたとの報が入り、遂に学長がパーティの解散を宣言しました。卒業生たちが肩を落として会場を後にする中、学生寮から響き渡る絶叫が夜のキャンパスにこだましました。学生たちの嘆きと憤りに満ちた咆哮でした。

 選挙の翌日、ウェルズリー大学で起きた侵入車騒動は、女性差別・人種差別・性的マイノリティ差別という問題をはらんでいました。しかし更に深刻な憎悪犯罪が、全米各地で相次いでいます。車にナチスの鍵十字マークと共に「死ね。トランプより」とペンキで書かれたトランスジェンダーの女性、道端でヒジャブ(髪を隠す布)をはがされたイスラム教徒の女性、同級生から「綿花摘み(かつての奴隷労働)に戻れ!」と罵倒された挙句、暴行を受けて脳障害を負った8歳の黒人少年…南部貧困法律センターには、選挙後の10日間に700件以上もの犯罪が報告されました。トランプが増長した差別意識の影響が、選挙後により顕著になっています。

◆かつでトランプですら批判した選挙人制度

 民主党の支持者たちは、今回の選挙を「2000年の悪夢の再来だ」と語ります。当時の民主党候補だったアル・ゴアは、得票数では共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を遥かに上回っていたにも関わらず、選挙に敗北しました。そして今回の選挙でも、ヒラリーはトランプより100万票以上多く獲得する見通しです。票の確認作業は今なお続いていますが、既にヒラリーはバラック・オバマに次いで史上2番目に多くの票を集めた大統領候補者となることが判明しています。

 クリントン政権の副大統領だったゴアと、ファースト・レディだったヒラリー。ビル・クリントン大統領の最側近だった2人は、揃って「より多くの票を得ながら選挙に負ける」という数奇な運命を辿ることになってしまいました。多数決を基本とする民主主義国家で、なぜこんな理不尽がまかり通るのか。そこに米国大統領選挙のいびつさがあります。

 そもそも11月8日に選出されたのは、「次期大統領」ではなく、「次期大統領を選ぶ選挙人」です。全米50州と首都ワシントンD.C.には、538人の選挙人が割り当てられています。この選挙人が12月19日に投票を行い、過半数の270票以上を獲得した候補が次期大統領となります。各州では得票1位の候補が選挙人を総取りするため、多数の死に票が発生し、結果的に得票数と獲得選挙人数の逆転現象が起こってしまうのです。

4018とはずがたり:2016/11/24(木) 22:18:24
>>4017-4018
 2000年にゴアが敗北した時、ヒラリーは「米国はもはや選挙人制度を廃止し、民意を反映する一般投票に移行すべき」と主張しました。そして皮肉にも、今回選挙人制度ゆえに勝者となったトランプも、2012年に選挙人制度を「民主主義の破綻だ」と批判しています。

 全米の2割の州は、選挙人制度を「前時代の遺物」とし、一般投票の勝者を大統領とするための法整備(NPVIC)に取り組んでいます。しかし制度改革に前向きなのは、民主党の地盤であるリベラルな州ばかりです。民主党支持者たちは、「選挙人制度は歴史的にも『地方在住・保守・白人・高齢の有権者』=『共和党支持層』に有利な仕組みである」と不満を訴えてきました。彼らの主張通り、2000年に次いで今回の選挙でも、選挙人制度が共和党候補に逆転勝利をもたらしています。

 米国で選挙人制度が取り入れられた理由の一つに、奴隷制度の存在がありました。建国当時の米国が、もし有権者=白人男性による直接選挙の形を取っていたならば、有権者人口の少ない南部の州が北部に比べて不利になっていたでしょう。しかし州人口に基づいて選挙人数を決定する方式を取れば、南部の州は当時数十万人いた黒人奴隷の人口を盾に、政治的影響力を増すことができるのです。結果的に米国は選挙人制度を導入し、選挙権のない黒人奴隷の数は、1人あたり「5分の3人」として人口に計上されました。改革派が「選挙人制度とは、白人が黒人(有色人種)を搾取するための制度だった」と憤る所以です。

◆まだ選挙は終わっていない―ヒラリー逆転勝利のシナリオ

 今回の選挙結果を受け入れられない民主党支持者たちは、選挙人団がトランプを選出しないことに一縷の望みを繋いでいます。共和党の選挙人全員が、代表候補であるトランプへの投票を義務付けられているわけではありません。誓約に反して白票を投じたり、トランプ以外の人物に投票しても、大半の州ではその投票は有効とみなされます。もし538人の選挙人の内、トランプに投票する者が過半数の270人を下回れば、最終的な決着は連邦議会の下院に委ねられます。ヒラリーが大統領となる可能性は、まだ完全に失われたわけではないのです。

 大統領の最終決定が下院に持ちこされたとしても、下院の議席も共和党が過半数を占めていることから、「どの道トランプ大統領の就任は阻めない」と悲観する向きもあります。けれどもヒラリーの支持者にとって、もはや失うものはありません。「選挙人は12月19日にヒラリーに投票せよ」と訴えるオンライン署名活動には既に約455万人が署名し、各地でトランプへの大規模な抗議活動が相次いでいます。

 ヒラリーは選挙翌日の敗北宣言において、「この国は私たちの予想より遥かに深く分断されている」と語りました。万が一12月19日にトランプではなくヒラリーが当選したとしても、その結果をトランプの支持者がすんなりと受け入れる筈はないでしょう。「米国は南北戦争以来の内戦に突入するのではないか」と恐れる声も高まっています。「史上もっとも醜い選挙」と呼ばれた2016年度大統領選挙の余波は、当分収まりそうにありません。

<取材・文/羽田夏子 写真/Gage Skidmore>

●はだ・なつこ/1984年東京生まれ。高校から米国に留学。ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー大学を卒業後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学修士を取得。国連機関インターン、出版社勤務を経て、翻訳編集プロダクションを立ち上げる。日本メンサ会員。

4019とはずがたり:2016/11/24(木) 23:24:04

エネルギー省長官人事、エネルギー省廃止論者のペリー元テキサス州知事が浮上
http://business.newsln.jp/news/201611211500460000.html
Posted 3 days ago, by Rodney Bowman
ドナルド・トランプ次期政権のエネルギー省長官人事について、元テキサス州知事でのリック・ペリー(Rick Perry)氏の名前が浮上していることが判った。

ペリー氏は、2011年の大統領選の際にはテキサス州知事として、エネルギー省廃止を強固に主張していた人物ともなる。

保守派の間では、トランプ氏の大統領当選を受けて、全ての連邦規制の撤廃を望む声が強まっており、ペリー氏がエネルギー省長官に決まった場合には、石油・ガス開発関連の大幅な規制緩和が進められる可能性も生じている。

一方オバマ大統領は先週、北極圏(つまりアラスカ州)での石油・ガスの開発を禁止とする大統領令を施行していた。

ペリー氏に関しては、商務省長官、農務省長官への就任も取りざたされている。

Rodney Bowman is contributing writer of the Business Newsline. Send your comment to the author

4020チバQ:2016/11/25(金) 22:36:57
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611250041.html
【トランプ次期大統領】サイバー攻撃で集計に不正? 選挙結果が覆るのか 第三党が再集計求める
22:09産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の集計結果がサイバー攻撃で不正操作されたとの指摘があり、第3党、緑の党の候補だったスタイン氏が激戦州での再集計を求める資金集めを始めた。結果が覆れば民主党候補のクリントン氏が逆転勝利する可能性もあるが、クリントン氏はスタイン氏にリベラル票を奪われたこともあり、静観するとみられる。

 スタイン氏はミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州で再集計を求める意向だ。ウィスコンシン州の申し入れ期限が25日に迫り、必要な450万ドル(約5億円)の資金集めを急いでいる。目標額は達成できる見通しだという。

 米政府はロシアがサイバー攻撃で結果を操作する可能性を警戒してきた。スタイン氏の陣営幹部は「専門家から投票結果に関する安全が侵害された可能性があるという憂慮すべき報告を受けた」と説明した。

 ペンシルベニア、ウィスコンシンでは僅差で共和党のトランプ次期大統領が勝利した。未確定のミシガン州も含む3州でクリントン氏が勝利すれば勝敗が覆ることになるが、別の専門家からはサイバー攻撃を受けた証拠はないとの指摘もある。

4021チバQ:2016/11/25(金) 22:37:26
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJCS4T3WJCSUHBI015.html
激戦3州の再集計求める動き 「ハッキングで不正操作」
17:34朝日新聞

 今月8日に投開票された米大統領選で、激戦となったペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの3州について再集計を求める動きが広がっている。コンピューターへのハッキングで投票が不正操作された可能性があるとしている。

 ミシガン大のコンピューター科学者アレックス・ホルダーマン教授らは、以前から州の集計システムの脆弱(ぜいじゃく)性を指摘していた。

 大統領選では、民主党全国委員会やクリントン前国務長官の陣営幹部のメールがハッキングされ、内部告発サイト「ウィキリークス」が次々暴露した。ロシアの関与が指摘されている。科学者のみならず、支持者が投票用紙の再点検と再集計を求める請願書を州に提出する動きもある。

 激戦3州でのトランプ氏とクリントン氏の得票率の差は1・2ポイント以下。全米の得票総数はクリントン氏がわずかに上回っているが、州ごとの勝者総取り方式による獲得選挙人では、トランプ氏が290人で、クリントン氏が232人。この3州で結果が覆れば、クリントン氏の逆転勝利となる。ただ、今のところクリントン陣営に再集計を求める動きはないという。(ワシントン=佐藤武嗣)

4022チバQ:2016/11/25(金) 22:46:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161126k0000m030115000c.html
<韓国>朴大統領の弾劾可決も 野党が草案作り本格化
21:15毎日新聞

 【ソウル大貫智子、米村耕一】親友の国政介入疑惑で退陣圧力が高まっている韓国の朴槿恵大統領に対する国会の弾劾訴追案について、与党セヌリ党非主流派から40人が賛成に回る見通しとなり、可決が現実味を帯びてきた。野党側は世論の支持を背景に、早ければ12月2日に採決に持ち込む方針だ。

 最大野党「共に民主党」と第2野党「国民の党」は25日、それぞれ弾劾訴追案の草案作りを本格化させた。国会で可決した場合、憲法裁判所の判断を仰ぐことになるため、説得力のある内容とするためだ。

 与党セヌリ党内で朴氏と距離を置く非朴系議員は「少なくとも40人は確実に賛成する」と造反をアピール。セヌリ党から28人以上が造反すれば、弾劾訴追案が可決される可能性が出てくる。啓明大の金館沃(キム・グァンオク)教授は「無記名投票のため、賛成票はさらに増える可能性がある」と予想する。

 セヌリ党は25日、非朴系議員の要求を受けて議員総会を開催。鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表(日本の国会対策委員長に相当)は総会で「(野党が目指す)2日あるいは9日という弾劾訴追案審議の日程は受け入れられない。まずは予算審議や国政監査を優先すべきだ」と審議に応じない考えを明らかにした。

 朴氏に近い親朴系議員の大半が総会をボイコットし、出席は党所属計128人議員のうち約60人にとどまった。弾劾訴追案への対応をめぐり、党内対立は激しさを増している。

 野党側の足並みもそろっていない。野党第2党の国民の党は弾劾訴追案の可決を確実にするため、非朴系議員との共同発議を目指している。これに対し、最大野党の共に民主党の一部からは「与党議員に免罪符を与えるのか」と反発する声も出ている。

 政治評論家の黄泰舜(ファン・テスン)氏は「(毎週末に)大規模集会が続く中、各党が政局含みの思惑だけで動くなら、国民の怒りは国会にも向かうだろう」と警鐘を鳴らした。

4023チバQ:2016/11/26(土) 09:10:14
http://www.sankei.com/world/news/161124/wor1611240039-n1.html
2016.11.24 21:17
【トランプ次期大統領】
存在感増す長女・イバンカ夫婦、政治私物化や利益相反の声も
 【ニューヨーク=上塚真由】トランプ次期米大統領(70)の政権移行チームで、「トランプ・ファミリー」が存在感を増している。中でも、長女のイバンカさん(35)と夫のジャレッド・クシュナー氏(35)はトランプ氏から全幅の信頼を得ており、17日の安倍晋三首相との会談にも同席した。しかし、こうした動きに対しては、「政治の私物化」との批判や、「国益と個人的利益が相反する」との懸念も強まっている。

 「トランプ氏の会社と米国が一つの巨大なコングロマリット(複合企業体)になる」

 安倍氏との会談にイバンカさんが同席したことについて、オバマ大統領の倫理担当アドバイザーを務めたノーマン・アイゼン氏は、経済誌フォーチュンにこう危機感をあらわにした。

 億万長者で事業を世界展開するトランプ氏は、政治的な利害対立を防ぐため、イバンカさんら3人の子供にファミリー企業「トランプ・オーガニゼーション」を譲渡する意向を表明した。だが、その子供たちを政権移行チーム入りさせ、さらにはイバンカさんが安倍首相の会談に同席したことで、政治と事業との境界線が一層問題視されるようになった。

 トランプ氏にとり、「最もお気に入りの子供」(米メディア)とされるイバンカさんは特別な存在だ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ氏に直言し、1日5回は会話しているという。10代の頃からモデルとして活躍し、現在は一族企業の役員のほか、自身の名を冠した洋服や装飾品なども手がける。3人の子供の母親でもある。

 選挙後には、テレビ番組に自身のブランドの約1万ドルのブレスレットをつけて出演し、その画像を社員が記者らにメールで送ったことから、「政治を宣伝に利用している」と批判された。将来は、政権の外から男女間の賃金格差の解消や保育などの問題に取り組む意欲も示している。

 イバンカさんと2009年に結婚したクシュナー氏も、トランプ氏の「右腕」として政権移行チームで絶大な影響力を握る存在として注目されている。

 クシュナー氏は、ニュージャージー州で不動産開発会社を経営する裕福なユダヤ教正統派の家庭に生まれた。父親の会社を継ぐ一方、06年に週刊紙「ニューヨーク・オブザーバー」を1000万ドルで買収。12年には大リーグの人気球団、ドジャースの買収に名乗りを上げたこともある。

 トランプ氏は娘婿について、「政治でも非常に優れている」と絶賛。一方で米メディアは、クシュナー氏がクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事ら、政権移行チームで自らの意に沿わない人物を更迭したと報じた。政治専門紙ポリティコは「自らが通じていない分野でも自身の判断を推し進める点は義父に似ている」と評した。

 クシュナー氏は経済誌フォーブスに、次期政権での役割について「私の家族や事業にとって大事なことを考えなければならない」と述べ、政権と距離を置く姿勢を示した。しかし、トランプ氏はニューヨーク・タイムズとの会見で、クシュナー氏を中東和平交渉に関与させる考えを表明。クシュナー氏の祖父母は、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の生存者でもある。

 連邦法では大統領が親族を「政府機関」で雇用することを禁止しているが、無給であれば可能という抜け道もあるとされる。米メディアは、クシュナー氏がホワイトハウスで「特別顧問」などとして働く可能性があると指摘している。

4024チバQ:2016/11/26(土) 11:06:38
http://mainichi.jp/articles/20161126/k00/00e/030/201000c
トランプ氏

安保副補佐官に女性起用 マクファーランド氏

毎日新聞2016年11月26日 09時57分(最終更新 11月26日 10時04分)

保守派の論客、FOXニュースのコメンテーター務める
 トランプ次期米大統領は25日、国家安全保障問題担当の大統領副補佐官にFOXニュースのコメンテーターを務め、保守派の論客として知られる女性のK・T・マクファーランド氏(65)を起用すると発表した。

 マクファーランド氏はオバマ大統領のテロ対策に批判的で、「地球規模のイスラム教徒による聖戦(ジハード)は西洋文明への戦争だ」と主張している。安保担当補佐官に指名されたフリン元国家情報局長と合わせ、ホワイトハウスに対テロ強硬派の顔触れがそろった。

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inRead invented by Teads

 マクファーランド氏は共和党レーガン政権で国防次官補代理を務めた。(共同)



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161126/k00/00e/030/201000c#csidxe8e97255ce81983b55da88d08a93c96
Copyright 毎日新聞

4025名無しさん:2016/11/26(土) 11:50:19
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00020709-president-pol
橋下徹NY現地報告「なぜトランプ氏が勝ったのか? 政治家の経験を基に、その辺の学者とは違う分析をします!」
プレジデント 11/24(木) 10:15配信

■選挙で勝つには「闘う姿勢」と政治的な「色」が必要だ

 今、トランプ氏がなぜ勝ったのかの分析が花盛りだ。ラストベルト地帯(錆びついた工業地帯=アメリカ中西部から一部大西洋岸に至る、衰退したかつての重工業地帯)を制したとか、白人労働者たちの怒りの声を吸収したとか、クリントン氏が黒人票を意外に吸収しきれなかったとか。

 こんなのを投票所の出口調査の分析でやっても意味がない。

 というのも、そもそも世論調査が全く効かなかったのが今回の大統領選挙だ。それなのに、またも投票所の出口調査という世論調査で分析することに、どれだけの意味があるのか?  政治評論家気取りではなく、選挙を経験した者、しかも真に勝つか負けるか、生きるか死ぬかの選挙をやり続けてきた者であれば、巷の世論調査がどれだけ当てにならないかは分かっている。

 特に選挙結果が事前の世論調査とは大きく違うものになった場合、出口調査にはほとんど意味がない。論理的に考えれば分かるはずなのにね。

 にもかかわらず、世論調査や出口調査、さらに一番意味のない学者や研究者のプチ世論調査を基に、あーだーこーだと選挙結果を分析している者が多いけど、有権者の投票行動はそんな単純なものじゃない。

 しかし結論は極めて簡明だ。結局のところ、政権与党であれば、これまで多くの有権者に満足を与える政治をやってきたならば勝ち。多くの有権者がこれまでの政治に不満を抱いていたのであれば、政権与党の負け、野党の勝ち。

 選挙ってそれだけなんだよね。そして満足の中身は様々なものがある。雇用、給付金、補助金、社会保障、税制、国家としてのプライド……。どれか一つで良いわけではない。結局のところ有権者の満足とは総合的なものとしか言いようがないんだよね。

 とにかくトランプ氏はアメリカ国民の多くの不満をすくいあげた。オバマ大統領はアメリカ国民の多くに満足を与えることができなかった。このように大きくとらえないといけない。

 そしてやはり有権者の応援を受けるには、有権者に満足をもたらすことに加え、候補者自身が「強い大きなものと闘う姿勢」を示すことが重要になる。いいか悪いかは別として選挙とはそういうものであり、これが現実だ。僕の選挙や僕が代表だった当時の大阪維新の会の選挙はそこを意識していた。

 過日の小池百合子さんが圧勝した東京都知事選挙を見てよ。あの時もそうだったし、今回のアメリカ大統領選挙もそう。「闘っていた」のは明らかにトランプ氏だったね。

 その時に、最も重要になるのが候補者の「色」だ。有権者は、候補者の個別政策を政治評論家のようには分析しない。有権者はそこまで暇じゃない。候補者が言っていることを大きくまとめながら、候補者の「色」を読み取るんだ。

 ※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.32(11月22日配信)からの引用です。事前予想に反し「トランプ氏勝利」という衝撃の結果をもたらしたアメリカ大統領選挙については、現地取材をもとにメールマガジンで今後たっぷり論じていきます!! 

橋下徹 撮影=市来朋久

4026名無しさん:2016/11/26(土) 20:27:30
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161124-00118018-hbolz-int
なんとまだヒラリー大統領就任の可能性が残っていた! 選挙人への造反呼びかけ運動の行方
HARBOR BUSINESS Online 11/24(木) 16:20配信

◆トランプ当選以来、続発する憎悪犯罪

 2016年11月9日、ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー女子大学に、ドナルド・トランプの選挙旗を掲げた一台の不審車が侵入しました。黒塗りのトラックに乗った若い男たちは、「偉大な米国を取り戻せ!」とトランプの選挙スローガンを叫びながら構内を走り回りました。そして、黒人学生の集会所の前に停車すると「ウェルズリーのレズ女ども!」と学生たちを罵倒し、1人に「出ていけニガー(黒人野郎)め」と唾を吐きかけたのです。侵入者はすぐに学内警察の手によってキャンパスを追放されましたが、ウェルズリーの学生は身近に訪れた脅威におののいています。

 前日11月8日は、米国大統領選挙の投票日でした。ウェルズリー大学では盛大なパーティが催され、ヒラリーが米国初の女性大統領に就任する歴史的瞬間を祝おうと、3000人もの卒業生が集いました。ヒラリーの等身大パネルが飾られ、女性差別の撤廃を象徴する「砕けたガラスの天井」を模した砂糖菓子が振る舞われ、同窓生のマデレーン・オルブライト元国務長官がテレビ中継でメッセージを寄せ、会場は祝賀ムードに湧き返っていました。

 しかしテレビから刻々と開票情勢が入るにつれ、ウェルズリー生たちの表情は翳り始めました。トランプが激戦州のフロリダとオハイオを制したことが分かると、人々は声を失い、泣き崩れ、青ざめて抱き合いました。真夜中過ぎ、最後の望みだったペンシルバニア州でヒラリーが破れたとの報が入り、遂に学長がパーティの解散を宣言しました。卒業生たちが肩を落として会場を後にする中、学生寮から響き渡る絶叫が夜のキャンパスにこだましました。学生たちの嘆きと憤りに満ちた咆哮でした。

 選挙の翌日、ウェルズリー大学で起きた侵入車騒動は、女性差別・人種差別・性的マイノリティ差別という問題をはらんでいました。しかし更に深刻な憎悪犯罪が、全米各地で相次いでいます。車にナチスの鍵十字マークと共に「死ね。トランプより」とペンキで書かれたトランスジェンダーの女性、道端でヒジャブ(髪を隠す布)をはがされたイスラム教徒の女性、同級生から「綿花摘み(かつての奴隷労働)に戻れ!」と罵倒された挙句、暴行を受けて脳障害を負った8歳の黒人少年…南部貧困法律センターには、選挙後の10日間に700件以上もの犯罪が報告されました。トランプが増長した差別意識の影響が、選挙後により顕著になっています。

4027名無しさん:2016/11/26(土) 20:27:53
>>4026

◆かつでトランプですら批判した選挙人制度

 民主党の支持者たちは、今回の選挙を「2000年の悪夢の再来だ」と語ります。当時の民主党候補だったアル・ゴアは、得票数では共和党のジョージ・W・ブッシュ候補を遥かに上回っていたにも関わらず、選挙に敗北しました。そして今回の選挙でも、ヒラリーはトランプより100万票以上多く獲得する見通しです。票の確認作業は今なお続いていますが、既にヒラリーはバラック・オバマに次いで史上2番目に多くの票を集めた大統領候補者となることが判明しています。

 クリントン政権の副大統領だったゴアと、ファースト・レディだったヒラリー。ビル・クリントン大統領の最側近だった2人は、揃って「より多くの票を得ながら選挙に負ける」という数奇な運命を辿ることになってしまいました。多数決を基本とする民主主義国家で、なぜこんな理不尽がまかり通るのか。そこに米国大統領選挙のいびつさがあります。

 そもそも11月8日に選出されたのは、「次期大統領」ではなく、「次期大統領を選ぶ選挙人」です。全米50州と首都ワシントンD.C.には、538人の選挙人が割り当てられています。この選挙人が12月19日に投票を行い、過半数の270票以上を獲得した候補が次期大統領となります。各州では得票1位の候補が選挙人を総取りするため、多数の死に票が発生し、結果的に得票数と獲得選挙人数の逆転現象が起こってしまうのです。

 2000年にゴアが敗北した時、ヒラリーは「米国はもはや選挙人制度を廃止し、民意を反映する一般投票に移行すべき」と主張しました。そして皮肉にも、今回選挙人制度ゆえに勝者となったトランプも、2012年に選挙人制度を「民主主義の破綻だ」と批判しています。

 全米の2割の州は、選挙人制度を「前時代の遺物」とし、一般投票の勝者を大統領とするための法整備(NPVIC)に取り組んでいます。しかし制度改革に前向きなのは、民主党の地盤であるリベラルな州ばかりです。民主党支持者たちは、「選挙人制度は歴史的にも『地方在住・保守・白人・高齢の有権者』=『共和党支持層』に有利な仕組みである」と不満を訴えてきました。彼らの主張通り、2000年に次いで今回の選挙でも、選挙人制度が共和党候補に逆転勝利をもたらしています。

 米国で選挙人制度が取り入れられた理由の一つに、奴隷制度の存在がありました。建国当時の米国が、もし有権者=白人男性による直接選挙の形を取っていたならば、有権者人口の少ない南部の州が北部に比べて不利になっていたでしょう。しかし州人口に基づいて選挙人数を決定する方式を取れば、南部の州は当時数十万人いた黒人奴隷の人口を盾に、政治的影響力を増すことができるのです。結果的に米国は選挙人制度を導入し、選挙権のない黒人奴隷の数は、1人あたり「5分の3人」として人口に計上されました。改革派が「選挙人制度とは、白人が黒人(有色人種)を搾取するための制度だった」と憤る所以です。

4028名無しさん:2016/11/26(土) 20:28:09
>>4027

◆まだ選挙は終わっていない―ヒラリー逆転勝利のシナリオ

 今回の選挙結果を受け入れられない民主党支持者たちは、選挙人団がトランプを選出しないことに一縷の望みを繋いでいます。共和党の選挙人全員が、代表候補であるトランプへの投票を義務付けられているわけではありません。誓約に反して白票を投じたり、トランプ以外の人物に投票しても、大半の州ではその投票は有効とみなされます。もし538人の選挙人の内、トランプに投票する者が過半数の270人を下回れば、最終的な決着は連邦議会の下院に委ねられます。ヒラリーが大統領となる可能性は、まだ完全に失われたわけではないのです。

 大統領の最終決定が下院に持ちこされたとしても、下院の議席も共和党が過半数を占めていることから、「どの道トランプ大統領の就任は阻めない」と悲観する向きもあります。けれどもヒラリーの支持者にとって、もはや失うものはありません。「選挙人は12月19日にヒラリーに投票せよ」と訴えるオンライン署名活動には既に約455万人が署名し、各地でトランプへの大規模な抗議活動が相次いでいます。

 ヒラリーは選挙翌日の敗北宣言において、「この国は私たちの予想より遥かに深く分断されている」と語りました。万が一12月19日にトランプではなくヒラリーが当選したとしても、その結果をトランプの支持者がすんなりと受け入れる筈はないでしょう。「米国は南北戦争以来の内戦に突入するのではないか」と恐れる声も高まっています。「史上もっとも醜い選挙」と呼ばれた2016年度大統領選挙の余波は、当分収まりそうにありません。

<取材・文/羽田夏子 写真/Gage Skidmore>

●はだ・なつこ/1984年東京生まれ。高校から米国に留学。ヒラリー・クリントンの母校であるウェルズリー大学を卒業後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学修士を取得。国連機関インターン、出版社勤務を経て、翻訳編集プロダクションを立ち上げる。日本メンサ会員。

ハーバー・ビジネス・オンライン

4029名無しさん:2016/11/26(土) 20:28:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000028-jij-n_ame
米ウィスコンシン州が再集計へ=第3党候補が要請-大統領選
時事通信 11/26(土) 9:09配信

 【ワシントン時事】米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利したウィスコンシン州の選挙管理委員会は25日、第3党「緑の党」候補だったスタイン氏らの要請を受理し、来週以降に投票結果を再集計する見通しだと発表した。

 再集計は手数料の払い込みが条件となるが、スタイン氏は必要額を大幅に上回る500万ドル(約5億5000万円)以上を調達しており、実施は確実とみられる。

 スタイン氏は、トランプ氏が勝ったペンシルベニア州、優勢とされるミシガン州でも再集計を求める方針。スタイン氏の陣営は「サイバー問題の専門家から投票結果が操作された可能性があるという憂慮すべき報告を受けた」と訴え、再集計に必要な資金を募っていた。

 3州の再集計で民主党候補のクリントン氏が勝てば大統領選の結果が覆るが、クリントン氏の陣営は見解を示していない。 

 米政府はロシアがサイバー攻撃で大統領選の結果を改ざんする可能性を警戒し、対策を強化していた。一方、トランプ氏も選挙中、不正集計される恐れがあると主張していた。


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