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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3622チバQ:2016/09/19(月) 20:54:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3101225
トランプ氏、テレビで頭髪試される!? 司会者がくしゃくしゃに
2016年09月16日 18:46 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月16日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のごわごわで煩雑な黄色っぽい頭髪は、大統領選において不可解なものの一つだが、その髪がテレビ番組の中でめちゃくちゃにされた。

 いつもは自信満々な態度のトランプ氏だが、15日にコメディアンのジミー・ファロン(Jimmy Fallon)氏が司会を務める人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に登場した際には気のいい人物に徹し、控えめなトーンで話した。

 ファロン氏は得意の物まねでトランプ氏の口調をまねたり、からかったりした揚げ句、インタビューの最後に「あなたの髪の毛をくしゃくしゃにしてもいいですか?」と聞き、大統領選でライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利してしまうといけないので、大統領にふさわしくないお願いができるのはこれが最後かもしれないから、と説明した。

 観客は大喜び。トランプ氏がにやっとほほ笑んでファロン氏の願いを聞き入れると、ファロン氏は右手を伸ばし、勢いよくトランプ氏の髪を何度もかき回した。その間、トランプ氏は笑みを浮かべて耐えていた。(c)AFP

3623チバQ:2016/09/19(月) 21:02:12
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00e/030/128000c
米国
NY中心部マンハッタンで爆発 29人負傷

毎日新聞2016年9月18日 10時55分(最終更新 9月18日 14時11分

米メディアによると、17日夜、ニューヨークの中心部マンハッタンで爆発が起き、29人が負傷した。CNNテレビは関係者の話として、ごみ箱付近に爆発物が仕掛けられた可能性があると伝えた。ニューヨークのデブラシオ市長は17日深夜、記者会見、爆発は「意図的に起こされた」と語った。

 現場はマンハッタン南西部のチェルシー地区で、警察当局は周辺を封鎖し捜査を始めた。デブラシオ市長は「現時点でテロとの関連を示す証拠はない」との認識を示した。

 CNNなどは警察当局の話として、現場周辺で2個目の爆発物とみられるものが見つかったと報じた。(共同)

3624チバQ:2016/09/19(月) 21:02:58
http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/030/040000c
NY爆発
2現場に同一人物…事件前、かばん運ぶ

毎日新聞2016年9月19日 20時10分(最終更新 9月19日 20時26分)
【ロサンゼルス長野宏美】米東部ニューヨーク市マンハッタンの繁華街で17日に起きた爆発事件で、米CNNは18日、爆発現場と不審物の圧力鍋が見つかった現場の双方で、同一人物とみられる男が大きなかばんを運ぶ姿が防犯カメラに映っていたと伝えた。爆発したのは圧力鍋を使った手製爆弾だとされており、連続爆破事件が計画されていた可能性もある。

 CNNが捜査関係者の話として伝えたところでは、防犯カメラには、爆発の約40分前にかばんを運ぶ男が映っていた。約10分後に爆発現場から北に約200メートル離れた、不審物が見つかった別の現場でも同じようなかばんを運ぶ同一人物とみられる男の映像が記録されていた。男はかばんを路上に放置。その後に現れた2人の男が圧力鍋とみられる不審物を取り出し、路上に置いて立ち去った。

 米メディアによると、爆発物には圧力鍋が使われ、携帯電話などで起爆させる仕組み。殺傷力を高めるため金属の散弾のような物が詰められていた。別の場所で見つかった不審物も圧力鍋に携帯電話が取り付けられており、ニューヨーク州のクオモ知事はいずれも「形状が似ている」と語った。

 CNNによると、ニューヨーク近郊のニュージャージー州エリザベスでは18日夜、駅近くのゴミ箱からバッグに入った5個の爆発物が見つかり、捜査当局が1個を爆破処理した。ワイヤやパイプなどの部品が含まれ、携帯電話や時限装置はなかった。

 17日にはニューヨークの爆発事件のほか、ニュージャージー州のマラソン大会でもパイプ爆弾が爆発し、捜査当局が関連を調べている。同日、中西部ミネソタ州のショッピングモールで、刃物を持った男が9人を負傷させる事件も起き、過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアが、男はISの「兵士」だと伝えた。

 ニューヨークの国連本部では総会が開催中で、20日から各国首脳による一般討論演説が始まるため、厳戒態勢を敷いている。

3625チバQ:2016/09/19(月) 21:29:46
http://www.sankei.com/world/news/160917/wor1609170009-n1.html
2016.9.17 08:43
【米大統領選】
第1回討論会、「第3の候補」参加できず
 米大統領選で、民主党でも共和党でもない政党から「第3の候補」として出馬しているリバタリアン党のジョンソン候補と緑の党のスタイン候補は16日、ニューヨーク州で26日に開かれる第1回候補者討論会に参加できないことが決まった。米メディアが報じた。

 五つの主要世論調査での支持率平均値が、参加資格を得るのに必要な15%に届かなかった。討論会は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補が招待され、2人の舌戦が注目される。

 討論会の主催者側が集計した支持率平均値はジョンソン氏が8・4%、スタイン氏が3・2%だった。(共同)

3626チバQ:2016/09/19(月) 23:52:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35089153.html
バイクのヘルメット義務化反対の米議員が事故死、着用して
2016.09.15 Thu posted at 19:35 JST
(CNN) 米ミシガン州の州警察は15日までに、同州北部の道路をオートバイで走行中の同州議会の下院議員がトラックと衝突する事故を起こし、死亡したと発表した。
死亡したのは共和党所属のピーター・ペッタリア議員(61)で、2012年に20歳以上のオートバイ利用者全員にヘルメット着用を義務付ける州法に反対票を投じ、廃案に追い込んでいた。オートバイ愛好者の権利を理由にしていたが、今回の事故に遭った際はヘルメットを付けていたという。
州警察によると、州道33号線で起きた事故ではピックアップトラックが同議員の走行車線に右から進入し、ペッタリア氏のオートバイがトラックの側面に衝突していた。トラックを運転していたのは59歳女性だったが、けがはなかった。
同議員は州議会下院の運輸・インフラ整備委員会の委員長を務めていた。
米高速道路安全保険協会によると、米国では計28州でオートバイ利用者にヘルメット着用を法的に義務付けていないが、ミシガン州もその1つとなっている。

3627チバQ:2016/09/21(水) 18:40:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int

父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す

CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信



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(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3628チバQ:2016/09/21(水) 19:11:22
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210002-n1.html
2016.9.21 08:00更新

【国際情勢分析】
NFL選手が「黒人差別」に抗議し、国歌斉唱時の起立を拒否したことがきっかけで全米に波紋が…

 米社会で黒人への偏見や差別が色濃く残る中、プロフットボールNFLの黒人選手たちが試合に先立つ国歌斉唱時に起立するのを拒み、差別の“追放”を社会に広く訴えるケースが増えている。これを受け、黒人の地位改善に取り組む慈善団体に多額の寄付をしたり、地元政治家と面会したりして事態改善を求める黒人選手も出てきた。

 国歌斉唱時の起立を拒み、米メディアから注目を浴びたのは、名門サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのコリン・キャパニック選手。今月1日、サンディエゴ・チャージャーズとの試合の際、国歌斉唱に合わせて選手や大勢のファンらが起立する中、右膝をグランドにつけ、両腕を抱え込むポーズをとった。

 キャパニック選手はこの数日前、メディアに次のように語っていた。

 「私は、抑圧されている人々とともに行動する。それは、私個人のためではなく、『声なき人』たちに(不正義などの)事柄が起きているからだ」

 キャパニック選手の怒りは、2014年に中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が白人警官によって射殺されるなど、「肌の色」だけで黒人が不当な扱いを受けていることが背景にある。

 ところが、一部のファンはキャパニック選手に愛国心がないと公然と批判。動画サイトには、同選手のユニホームと同じユニホームを焼くなどした映像が相次いで投稿されている。

 これに対し、キャパニック選手は「(声を上げることは)フットボールより大事なことだ。現状から、目をそむけることはできない」と強調、他のNFL選手もこれに続いている。

 デンバー・ブロンコスのブレンダン・マーシャル選手は、態度を鮮明にすることでスポンサーを失う危機に直面していたものの、起立を敢然と拒否。11日には、カンザスシティー・チーフスとシアトル・シーホークスとの試合に先立ち行われた国歌斉唱時に、選手が一列に並んで腕をガッシリ組み、キャパニック選手への「連帯」姿勢を示した。


 シーホークスのスター選手で、米名門スタンフォード大出身でもあるリチャード・シャーマン選手は「単なるジェスチャーは意味をなさない。行動が必要だ」と強調。今後、黒人の貧しい子供たち向けの教材を詰め込んだリュックを背負い、シアトル市中心部に向かうと発表した。

 チームメートのダウグ・ボールドウィン選手も「『大衆』と『運動体』との違いは、行動するかどうかにある」と力説。その上で、黒人の地位向上のためにシアトル市長や州警察幹部と面会すると語った。

 一連の“運動”を巻き起こす発端となったキャパニック選手は最近、1190万ドル(約12億円)の報酬のうち、100万ドルを貧しい黒人たちに寄付すると表明した。チーム側も、サンフランシスコ湾一帯にある慈善団体に100万ドルを拠出し、黒人の地位向上に尽力する考えを示すなど、一選手が見せた行為は米社会に“大きなうねり”を生じさせている。(黒沢潤)

3629名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000064-it_nlab-life
「ニュース速報です、ヒラリー・クリントン急死」 とんでもない誤報にアメリカざわつく
ねとらぼ 9月16日(金)15時38分配信

 米ABC放送の支局であるWABC-TVが9月11日(現地時間)、大統領候補のヒラリー・クリントンが死亡したとの誤報を流しました。クリントンが9.11の追悼式で体調を崩し途中退席していたこともあり、視聴者に衝撃が走りました。

 司会者のジョー・トレスは番組の冒頭、「ニュース速報です。ヒラリー・クリントンが急死しました」と衝撃的な言葉を伝達。しかし、続けて「主治医はこの大統領候補が9.11の追悼式を途中退席したあと、肺炎だったとの診断を明らかにしました。退席する際、周囲から支えられ1人では立つことができない様子が録画されています」と、肺炎の症状の話題に移ったことから、どうやら健康(Health)問題のニュースを伝えようとしたときに、死亡(Death)と誤認して口にしてしまったようです。

 9.11の追悼式を途中退席したクリントンですが、実際には、約1時間後に回復し、元気な姿を見せています。しかし中には戻ってきたクリントンの顔がとても若返って見えることに違和を感じ、「クリントン影武者説」を唱える人もいるようです。

 現在68歳のクリントンに対しては、多くのメディアが健康上の不安を報道しており、匿名の専門家たちが「パーキンソン病」「老人性認知症」の疑いを指摘、中には「血管型認知症」で余命1年ほどではないかとする説も流れていました。

 これを受け、クリントンは自身の健康診断結果をTwitterで公開。肺炎からは回復し、健康に問題はないと医師に診断されていることを明かしています。さらに、70歳のドナルド・トランプ大統領候補も同じようにしてほしいとツイートしたところ、トランプは現地時間15日にアメリカで放送されたトーク番組「The Dr. Oz Show」で健康状態を公開。こちらも極めて良好とのことでした。

3630名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00136076-toyo-bus_all
米大統領選を攪乱する「健康問題」という爆弾
東洋経済オンライン 9月16日(金)6時0分配信

 レイバーデー(9月第1週の月曜日)の祝日を過ぎたら、米大統領選挙はいよいよ終盤戦である。競馬で言えば各馬が第4コーナーを回り、「そのまま!」「差せ!」の声が交錯するところだ。

 ところが終盤戦に突入したばかりの9月11日、同時多発テロ事件15周年のセレモニー会場で、ヒラリー・クリントン候補が体調不良で途中退席した。このことが「健康問題」という新たな争点を生み出している。

■一件落着とはならない理由

ヒラリーが会場から立ち去る際の映像が、ユーチューブにアップされている 。両側から支えられて、迎えに来たクルマに乗り込む瞬間によろめいている様子が見て取れる。ところが絶妙なタイミングで、SPがカメラの前をふさいでその姿を隠している。 彼女がクルマで運ばれた先は、ニューヨーク市内にある娘チェルシーのアパートだった。そこで1時間半ほど休んだ後は、再びカメラの前に元気な姿を見せている。翌日、カリフォルニア州での資金集めパーティーに出る予定はキャンセルされた。選対本部の発表によれば、彼女は2日前に「肺炎」と診断され、当日は暑さで脱水状態になったとのこと。ただしこれにて一件落着、とはなりそうにない。

 まず、「9.11」のメモリアル会場から退席した、という事実は重い。日本で言えば、東日本大震災の周年式典のようなものである。まして彼女は、事件当時はニューヨーク州選出の上院議員であったのだから。

もしものことがあった場合…
 容体は相当に悪いのではないか。ヒラリーは2012年に脳血栓で入院したことがある。今回の体調不良は、それとは関係ないのだろうか。などと諸説が入り乱れ、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている(影武者説まである! )。

 真面目な話、彼女の身にもしものことがあった場合、このタイミングで候補者を交代させることは現実的に可能なのか。1972年の選挙戦では、民主党のジョージ・マクガバン候補の副大統領候補となったトマス・イーグルトンが、うつ病治療中であったことが党大会後に発覚し、サージェント・シュライバーに「差し替え」になった事例がある。

 しかし、大統領候補で同じことができるとは考えにくい。候補者を代える際には、何より党内が「全会一致で」「一瞬で」決めなければならない。強いて言えば、現職のジョー・バイデン副大統領(73歳)と、予備選で最後までクリントン氏を苦しめたバーニー・サンダース上院議員(75歳)に可能性があるだろう。が、いずれも高齢であるし、それで党内をまとまるかと言えば疑問符がつく。「このまま何とか逃げ切ってくれ!」というのが民主党支持者の声であろう。ついでに海外のわれわれとしても、正直なところ「こんなことでトランプ大統領が誕生なんて、勘弁してくれ〜!」との思いを禁じえない。

■横綱相撲や安全勝ちは存在しない

クリントン候補とトランプ候補の支持率は、定番のリアル・クリア・ポリティクスを見ると現在3ポイントほどのリードに過ぎない 。だが実際の差はもっと開いている。米大統領選挙は全米の一般投票ではなく、州ごとに獲得する選挙人の数で決まる。そちらで計算すると、クリントン候補はフロリダやオハイオといった激戦州を落としても、十分に半数以上の選挙人を確保する見込みである。バージニア州やコロラド州など、ヒスパニック人口の多い通常の激戦州がごっそり民主党優位に転じているからだ。 しかるに米大統領選挙には、「横綱相撲」や「安全勝ち」は存在しない。11月8日の投票日まで残り2カ月を切ったが、今後は「健康問題」という爆弾が民主党陣営を悩ませることだろう。

 考えてみればヒラリーは68歳(10月26日で69歳)、トランプは6月生まれの70歳だ。仮にこれが中国共産党における次期常務委員の人選であれば、両方とも年齢で足切りされてしまう(内規で68歳定年となっている)。トランプ氏は1946年生まれ、クリントン氏は1947年生まれ、いずれもわが国における「団塊世代」に相当する。どちらが勝っても、69歳で就任したレーガン大統領以来の高齢大統領となる。いや、もちろん1980年代と比べれば、今の高齢者の方がはるかに元気ではあるのだけれど。

3631名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:06
>>3630

いよいよテレビ討論会で対決へ
 政治家にとって、健康状態は死活的に重要だ。1992年の大統領選挙では、ブッシュお父さんが訪日中に、宮中晩さん会でぶっ倒れたことがあった。ときの宮沢喜一首相は、咄嗟にバーバラ夫人に「なにか一言」と水を向け、そこでバーバラ夫人が「きっと今日、ジョージがテニスの試合に負けたからですわ。ブッシュ家の人間は負けることに慣れてないんですの」と当意即妙に答え、凍りついたその場の空気が和んだ。もっともこの時の映像は、アメリカ国内では何度も何度も流れて、「ブッシュは弱い」との印象を植え付けてしまった。そしてその後、ビル・クリントンの奇跡的勝利へのプロローグとなっていくのである。

 それでは2016年選挙はどうだろうか。ヒラリーの体調不良が今回だけで打ち止めになるのなら、影響は比較的軽微であろう。なにしろ今やアメリカの有権者はくっきりと色分けされている。「トランプ嫌い」の人は何があってもヒラリーに入れるだろうし、「ヒラリー嫌い」の人はトランプに入れる。「態度未定」の有権者はそれほど多くはない。

■ビルがヒラリーに語った言葉

 ひとつ考えられる懸念は、健康情報の取り扱いを間違える怖れである。もともとヒラリー選対は「秘密主義」で、外部に対する警戒心が強い。記者会見だって過去8カ月間も行っていない。この問題への対処を間違えると、「彼女は本当のことを言っているのか?」という疑念を増幅しかねない。

 同じことはトランプ陣営にも当てはまる。劣勢を自覚しているトランプ氏は、「健康問題は大統領選挙の争点だ」と気勢を上げている。が、情報開示に後ろ向きなのはトランプ陣営も同様だ。「お宅はどうなの?」と逆に突っ込まれるかもしれない。さしあたっての注目点は、9月26日に行われる第1回目のテレビ討論会における直接対決だ。

ところで春原剛氏の近著『ヒラリー・クリントン』(新潮新書)は、彼女のこれまでの人生をコンパクトにまとめている。今回の事件を経た後では、そのエピローグが妙に心に沁みる。実はビル・クリントンは心臓病を抱えていて、近く本格的な外科手術を受けるらしい。ビルはヒラリーにこう語ったという。 「自分が死ねば、人々は良いことだけを覚えていてくれるだろう。悪いことを忘れはしないだろうが、許してくれるだろう。だから自分の死を最大限に利用してほしい。そうすれば、何百万もの票に結びつくはずだ…」

 政治家とは何と因果な商売であることか。そしてまた、稀代の政治アニマル、クリントン夫妻の業は何と深いのであろうか。

3632名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:25
>>3631

競馬場では欲深が美徳!?
 ここからは恒例の競馬コーナーである。実はこの夏、単行本の執筆のために自らに「禁競馬」を課していた。馬券を買うことはもちろん、テレビ中継を見ることさえ自粛していた。ということで、今の筆者は競馬が恋しくてたまらない。ああ、中山競馬場がワシを待っている。

 久々の出動となる今週末は、朝日杯セントライト記念(G2)である。菊花賞トライアルの2200メートル、昨年はキタサンブラックが勝利し、そのまま菊花賞でも初のG1を制覇した。今年も真に強い3歳馬が勝ってくれるだろう。

■あくまでも軸はディーマジェスティ

 となると、答えは出たようなもので皐月賞馬のディーマジェスティ。凱旋門賞に臨むマカヒキには一歩譲るが、サトノダイヤモンドとは1勝1敗、3歳馬3強の一角は伊達ではない。たぶん単勝1倍台の人気となるだろうが、これ以外の馬を買っては競馬ではなくてただのギャンブルになってしまう(なんだか小幡績先生のような口ぶりである )。

 とはいうものの、競馬はギャンブルでもあるから、普通の買い方をしていては面白くない。ディーマジェスティを軸にした3連単で、少し薄目の馬に流してみよう。①このレースとは相性がいいラジオNikkei賞を制したゼーヴィント、②賞金が足りなくて優先出走権(3着以内)が必要なメートルダール、③中山コースに強いステイゴールド産駒のステイパーシスト、④パドックでよく見えた馬を加えて勝負してみよう。さすれば配当的にも期待できるのではないか。

 強い馬が勝ってほしいが、高配当も期待したい。欲深も競馬場では美徳なのである。

かんべえ(吉崎 達彦)

3633名無しさん:2016/09/22(木) 14:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int
父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す
CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信

(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3634チバQ:2016/09/24(土) 21:39:16
http://www.sankei.com/world/news/160924/wor1609240037-n1.html
2016.9.24 08:55
【米大統領選】
クルーズ上院議員はトランプ氏に投票 「良心に従いヒラリー阻止」
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで敗れたテッド・クルーズ上院議員は23日、同党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏に投票すると表明した。同氏が候補に指名された7月の党全国大会で、クルーズ氏は支持を表明せず、会場にいた代議員からブーイングを浴びていた。

 クルーズ氏はフェイスブックで「熟慮の結果、トランプ氏に投票することに決めた」との声明を発表した。トランプ氏と「顕著な意見の相違」はあるが、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を勝たせればリベラルな連邦最高裁判事を任命するなどオバマ路線が継承されることになると判断したという。

 トランプ氏は指名争いで最後まで戦ったクルーズ氏を「嘘つきテッド」と呼び、カナダ生まれであることを問題視。妻の顔も侮辱した。2人の確執は強まり、クルーズ氏は党全国大会でトランプ氏への支持を明言せず、「良心に従って投票を」と呼びかけた。

 クルーズ氏は声明で「良心に従えば、(クリントン氏の勝利を)阻止するためにはどんなこともしなければならない」と強調。自らの支持者に対してもトランプ氏への投票を勧めた。

3635とはずがたり:2016/09/25(日) 16:40:58
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ当選の可能性はもうゼロではない
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/09/post-864_1.php
2016年09月23日(金)17時00分
Jonathan Ernst-REUTERS

<本選を直前に控えてヒラリーとトランプの支持率が拮抗してきている。景気、雇用の低迷感がジワジワと広がる中で、トランプという「ガラガラポン」への期待が徐々に高まる可能性が>

 米大統領選は、投票日まで残り50日を切り、最後のストレッチ(追い込み)に入りました。ですが、相変わらず選挙戦の内容は深まることはなく、品のない中傷合戦が続いています。

 そんななか、ドナルド・トランプ候補とヒラリー・クリントン候補の支持率は拮抗してきています。いつの間にか、全国規模の世論調査の数字も拮抗しているのです。

 政治情報サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」によれば、最新の「世論調査の全国平均」では、まず支持率の単純平均値で、

■ヒラリー・クリントン・・・46.0%
■ドナルド・トランプ・・・・43.4%

 と僅差になっています。一方で、実際の選挙制度である「州ごとの選挙人数予測」では、

■ヒラリー・クリントン・・・272人
■ドナルド・トランプ・・・・266人

 とほとんど拮抗しているという集計が出ています。また非常に稀なケースとして、「ネブラスカ州で、特殊ルールにより選挙人数が割れる」などの現象によって、最終的な獲得選挙人数が「269対269」で同数になる可能性を指摘する専門家もあります。

 その場合は「大統領は下院が、副大統領は上院が選ぶ(但し議員1人1票ではなく、両院の各州議員団で1票)」ことになります。そんな可能性が取り沙汰されるぐらい、拮抗してきているというのです。

 8月の中旬、両党の党大会が終わり、トランプがイスラム教徒米兵の戦没者の両親を中傷して大炎上した時には、「ヒラリー楽勝」というムードが濃厚だったのですが、ジリジリと支持を落とし、国際社会としてはまったく受け入れられないこととは思いますが「トランプ大統領」誕生の可能性が、現時点では否定できない情勢となってきました。

 ちなみに、9月11日の慰霊式典で体調を崩したという「ヒラリーの健康問題」は解決済みで、特に波紋は広がっていません。問題は他にあります。

3636とはずがたり:2016/09/25(日) 16:41:14
>>3635-3636

 その理由は4点挙げられると思います。

 まずは景気です。今週、FRBのイエレン議長は「9月の利上げは見送り」という判断を表明しました。妥当な判断だと思いますし、市場も当然のこととして受け止めています。ですが、この判断は、「景気がそれほどの勢いではない」と示したことに他なりません。

 これは、アメリカ社会全体としては決して「今は良い時代ではない」という感覚に重なるわけです。そして、失業率は下がっているものの「自分は再就職したが希望年収にはまったく届かない」とか「今は職があるが、今度失業したらもう後がない」あるいは「自分の周囲に職のない若者が多い」といった「雇用に関するネガティブな生活実感」が濃厚だということもあります。

 そんな中で「こんなはずはない」とか「この世の中で成功している人間は妬ましい」あるいは「自分は特に失うものはないので、世の中を思い切りひっくり返して欲しい」という感情を持つ人たちが確実に増えていると言えるでしょう。

 2点目はテロと安全保障です。欧州のようなテロの横行する社会とは距離を置きたい、イラク戦争のような犠牲を伴う「介入」は二度とやりたくない、先週のニューヨーク、ニュージャージー州の爆弾テロのような単独犯も怖いので予備軍も含めて入国規制して欲しい......つまりトランプ的な「文明の隔離主義」「孤立・非介入・隔離」という考え方が不気味なまでに広がっています。

 シリア情勢にいたっては「複雑すぎて理解する気もない、従って興味はない、だが怖いから距離を置きたい」というアパシー(無気力・無関心)が広まっているように感じられます。こうなると、デマゴーグ的な煽り方をしてきたトランプだけでなく、「どうせ理解してもらえない」からと、国民に対して「複雑な中東情勢とアメリカの姿勢」を説明してこなかったオバマ=ヒラリーにも相当非があると言わざるを得ません。

 3点目はヒラリーの選挙戦です。本来やらなければならない、複雑なシリア情勢でも「国民に平易に真実を説明でき、その上で最適解を提案する」ことができていません。経済もそうです。ヒラリーの政策ハンドブックには「アメリカは先進国型経済を極め、知的労働で生きていく。その代わり、巨大な人口が知的労働に足りるだけの職業教育が受けられるように具体的な施策を整える」と書いてあるのです。

 しかし、その具体策を誠実に訴えることはできていません。「トランプ叩き」ばかりに走っているのです。これでは、「次期大統領はあの程度なのか」という、失望感と無関心が拡大するだけです。とにかく「基礎票は固めた」ので、消極的支持層の取り合いをするという「戦術判断」に流れているうちに、今度は基礎票が動揺しているという危険な状態に見えます。

 4点目はトランプの選挙戦です。8月に発足した選対の新体制では「コアのファンを裏切らないために、過去の暴言は否定せずに言い続ける」「ただし、新規の暴言ネタは控える」「基本的に以前よりは少しだけ上品に戦う」という「微妙な軌道修正」を行っています。これが戦術的には成果を挙げています。

 ヒラリーの選挙戦の低迷が大きいため、トランプ側は「自分に対して否定的な中道層」を取り込むための「本格候補らしい印象を与えるイメチェン」をしないまま、ジワジワと支持を伸ばしているのです。

 これまで筆者は、「大きな景気後退」「深刻なテロ」が起きた場合、トランプに票が流れる危険性を予測してきました。ですがそうではなくて、ドロドロとうごめいていた「曖昧な不安感」が増幅するだけでも、トランプには相当な追い風になっている。つまり「ブレグジット(英EU離脱)」に似た「ガラガラポンへの期待」からの投票行動が伸びてくる危険が高くなってきたということです。

3637チバQ:2016/09/26(月) 18:30:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600285&g=int

実はイラン生まれ=元アフガン難民女性閣僚-カナダ













カナダのマリアム・モンセフ民主機構相(中央)=2015年11月、オタワ(AFP=時事)

 【オタワAFP=時事】アフガニスタン難民としてカナダに亡命後、刻苦勉励の末、トルドー内閣目玉の女性閣僚の一人になったマリアム・モンセフ民主機構相(31)が、実はイラン生まれと分かり、釈明に追われている。アフガン出身者として選挙戦を勝ってきたが、カナダ紙グローブ・アンド・メールが最近、経歴を再調査していた。
 22日付のモンセフ氏の声明では「母に問い詰めたところ、われわれはアフガン人で、イラン領内で生まれてもイラン人になったことはないし、それが問題になるとは考えたこともなかったと言われた」と説明した。アフガン国境から約200キロイラン領内に入った都市マシャドが実際の出生地だった。
 モンセフ氏の一家は戦火や迫害を逃れ、アフガンとイランを行ったり来たりしていた。その過程で父親は殺害され、最終的に20年前、カナダへの亡命が実現した。(2016/09/26-11:47)

3638チバQ:2016/09/26(月) 20:52:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3102118
トランプ氏「エルサレムは不可分の首都」 イスラエル首相に約束

2016年09月26日 11:38 発信地:ニューヨーク/米国

【9月26日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は25日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、自身が大統領に選出された場合、エルサレム(Jerusalem)をイスラエルの「不可分の」首都と認めると約束した。

 トランプ氏は米ニューヨーク(New York)に所有する自宅を兼ねた超高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」で、ネタニヤフ首相と非公式に会談。

 トランプ陣営の声明によると、同氏は「エルサレムは3000年以上にわたり、ユダヤ人の永遠の首都であり続けていると認識している。トランプ政権下において米国は、エルサレムがイスラエルの不可分の首都だという議会の以前からの決定をついに承認する」と述べたという。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で東エルサレム(East Jerusalem)を占領。80年に統一エルサレムはイスラエルの永遠の首都だと宣言した。しかし、米国を始め国連(UN)加盟国の大半は、イスラエルによる東エルサレム併合を認めておらず、エルサレムの最終的地位がパレスチナ和平交渉の最大のカギとみなされている。

 米議会は1995年10月に、エルサレムをイスラエルの不可分の首都と認め、テルアビブ(Tel Aviv)からの米大使館移転を承認する法律を可決したが、歴代の大統領は民主党・共和党とも、外交政策に関する行政府の権限の侵害に当たるとしてこの法律を施行していない。

 トランプ氏は26日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との初のテレビ討論会に臨む。(c)AFP

3639チバQ:2016/09/27(火) 18:43:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000018-mai-int

<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花

毎日新聞 9月27日(火)11時26分配信



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<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花


ヒラリー・クリントン氏(左)とドナルド・トランプ氏=AP


 【ヘンプステッド(米東部ニューヨーク州)西田進一郎】米大統領選(11月8日投開票)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第1回テレビ討論会が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク市郊外ヘンプステッドのホフストラ大で行われた。両候補が公の場で直接対決するのは初めて。クリントン氏はトランプ氏の気質は大統領にふさわしくなく、政策も具体性を欠くと批判。トランプ氏は「クリントン氏にはスタミナがない」と反論するなど、激しく火花を散らした。

【写真特集】直接対決は批判の応酬に

 初回は「繁栄」「米国の進路」「安全保障」の三つをテーマに計90分間の論戦。長年政治に携わり、女性初の大統領を目指すクリントン氏と、政治経験がなく、その過激な言動で既成政治への不満を追い風にしてきたトランプ氏という異色の対決で、全米が注目した。討論会の勝者を聞いた米CNNの緊急世論調査では、クリントン氏が62%、トランプ氏が27%で、クリントン氏が「勝利」した。

 安全保障を巡っては、クリントン氏は、トランプ氏が日本や韓国の核保有を容認する発言をしたとし、超党派の方針である核不拡散政策に反し、「深刻な問題だ」と指摘。トランプ氏は、核兵器の問題は重大な問題だとの認識を示したうえで、米国は日本や韓国、ドイツなど同盟国を守っているにもかかわらず、同盟国はその経費を十分支払わないという持論を展開した。

 一方、経済政策を巡る議論では、クリントン氏は「あなた方の生活を良くする政策を実行に移す大統領としての大きな責任を背負える候補は誰かを判断しなくてはならない」と有権者に呼びかけ、実績と具体的な政策を持つとして自身をアピールした。トランプ氏は、自由貿易で雇用がメキシコに奪われたなどとし、「貿易協定の再交渉をしなければならない。我々の企業や職を奪う国々を止めなければならない」と訴えた。

 トランプ氏はクリントン元大統領が署名した北米自由貿易協定(NAFTA)を酷評し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を進めようとしているとして、元大統領の妻のクリントン候補を批判。クリントン氏は「(トランプ氏の発言は)正確ではない」などと反論し、応酬となった。

 各世論調査で両候補とも「好感を持たない」との回答が5割を超える「不人気候補」同士の対決。無党派層や、両党支持者の中でもまだ支持を得ていない層をどう取り込むかが課題だ。

 【ことば】米大統領選討論会

 大統領選終盤の重要イベント。国民の関心事や自身の政策など幅広い問題について、公開の場で候補者が直接、意見を戦わせる。テレビやインターネットで全米に生中継され、受け答えの印象や仕草も支持率に影響する。今回は3回実施。1、3回目は進行役がすべての質問をするが、2回目は会場からの質問も受け付ける。

3640チバQ:2016/09/28(水) 17:20:04
http://mainichi.jp/articles/20160928/k00/00m/030/076000c

米大統領選
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トランプ氏、誇張や誤り…メディア即座に指摘

毎日新聞2016年9月27日 21時52分(最終更新 9月28日 00時19分

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が直接対決した初めての討論会は非難の応酬になった。米メディアは即座に両候補の発言を事実確認(ファクト・チェック)。ほぼ正確な発言に徹したとされるクリントン氏に対し、「誤りや扇動が多い」と批判されてきたトランプ氏は今回も誇張や誤りをより多く指摘された。

「クリントン氏、ほぼ正確」…討論会

 「間違いだ。間違いだ。私はイラク戦争に反対だった」。トランプ氏はイラク戦争への賛成を指摘されると、初めから懐疑的だったと激しく反論した。だが、ワシントン・ポスト紙は「まったくの誤りだ」と切り捨て、トランプ氏が米国のイラク侵攻前に「反対した証拠はない」と断言した。

 トランプ氏はこれまでたびたび主張してきた在日米軍など同盟国の経費負担について「我々は日本や韓国などを守っているが、彼らは公平な負担をしていない」と持論を展開した。

 だが、政治専門メディア「ポリティコ」は「日本は今年、(在日)米軍基地の直接支援だけで17億ドル(約1700億円)を負担し、基地で働く日本人のコストの90%以上を払っている」と数字を挙げて反論した。

 一方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡るクリントン氏への批判はトランプ氏に軍配が上がった。

 「あなたはTPPをゴールド・スタンダード(最も理想的な基準)と呼んだ」

 労働者層の支持獲得を狙うトランプ氏は、自由貿易協定は米国の雇用を失うなどとして強く反対しており、賛成から反対に転じたクリントン氏を追及した。

 「私の(TPP反対)発言を聞いて、突然反対し出した」とトランプ氏が指摘すると、クリントン氏は「私はそれが良い取引であることを望むと言ったんだ」と反論。だが、ワシントン・ポスト紙によると、クリントン氏は2012年にTPPを「ゴールド・スタンダード」だと明言している。

 クリントン氏は討論会の前半で「私のウェブサイトにはファクト・チェッカーがある。ぜひ見てください。何が真実かわかる」と語り、トランプ氏の発言をうのみにしないよう呼びかけた。

3641名無しさん:2016/09/29(木) 11:36:28
★【米大統領選】公開討論会、複数のアンケ
米公開討論会、複数のアンケート調査ではトランプ候補が優勢に・それでも大手メディアは一斉にクリトン圧勝と報道
Posted 19 hours ago, by Norman Rose

民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補の間で行われた初の
TVでの公開討論会について、Timeなどの大手メディアが実施したオンラインアンケートの結果、
トランプ候補が圧勝する結果となったのにも関わらず、複数の大手メディアは、クリントン圧勝と
報じていることが、ソーシャルメディア上で波紋を呼んでいる。

月曜夜に開催された初の公開討論会、大手のニュースサイトでは、「クリントンが圧勝した」と
報じているが、実際のところ、 Time, Drudge Report, CNBC, The Hill, CBSが行ったオンライン
アンケート調査ではいずれもトランプ勝利となっており、大手メディアが行ったアンケートの中で
クリントン勝利となったのは、CNN/ORCしかないのが現状となっている。

保守系の有名キャスターのSean Hannityは、Fox Newsのニュース番組に出演して、
この欺瞞についてコメント。有名キャスターがこうしたコメントを行ったことにより、
どちらが勝利を収めたかという議論は改めて白熱するものとなっている。

しかし、大手サイトでのアンケート調査と報道内容に矛盾が生じているといことが指摘された後に
Timeが報じた記事では「Clinton Claims the Win(クリントン候補は自分が勝利したと主張している)」
と、トーンをやや後退させている。

マスメディアに対する信頼性はこのところ大きく低下するところとなっており、
今回の偏向報道は、その際たる例となっている。

外部リンク[html]:business.newsln.jp

3642チバQ:2016/09/29(木) 17:50:43
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010711161_20160929.html
共和党の重鎮 クリントン候補支持を表明

14:01NHKニュース&スポーツ


アメリカ大統領選挙で接戦が予想されるバージニア州選出の元上院議員で軍事委員長などを務めた共和党の重鎮、ジョン・ウォーナー氏が民主党のクリントン候補を支持することを明らかにし、共和党の主流派の間ではトランプ氏を支持するかどうか依然、対応が分かれています。

3643チバQ:2016/09/29(木) 20:35:59
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290042-n1.html
2016.9.29 17:56
【米大統領選】
クリントン氏、トランプ氏突き放せず 人気拡大に苦慮 

 ロイター通信は28日、米大統領選の第1回候補者討論会に関する世論調査結果を公表し、民主党のクリントン氏が国民から高い評価を得た一方、共和党のトランプ氏を支持率で突き放せておらず、人気拡大に苦慮していると分析した。

 ロイターが調査会社イプソスと共に27日に2千人以上を対象に実施した調査の結果では、26日の討論会でより評価する候補としてクリントン氏を選んだのは56%で、トランプ氏の方が良かったとしたのは26%にとどまった。

 候補としての支持率は、クリントン氏が42%でトランプ氏は38%。ロイターは、過去数週間の調査でクリントン氏は4〜6ポイントのリードを維持しているとし、討論の出来栄えはクリントン氏の支持率を上げる要因にはなっていないようだと指摘。国民の反応が支持率に反映されるには数日かかるとの見方も示し、今後変動する可能性はあるとした。(共同)

3644名無しさん:2016/10/02(日) 14:20:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100100170&g=int
ミスコン優勝者中傷止まらず=トランプ氏「性的ビデオ調べろ」-米大統領選

 【ワシントン時事】ミス・ユニバース世界大会で優勝した女性に対する米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言が止まらない。共和党からは女性票だけでなく、大統領らしく振る舞えるか見極めようとしてきた男性の票も失いかねないといら立つ声が上がっている。

 発端は9月26日の大統領選討論会。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1996年にミス・ユニバースに輝いたアリシア・マチャドさんの話題を取り上げ、大会運営にかかわっていたトランプ氏がマチャドさんを「ミス子豚」などとののしったと暴露した。
 トランプ氏は27日のテレビ番組で「彼女の激太りは大問題だった」と発言を正当化。30日早朝にはツイッターで「ひねくれヒラリーは最悪のミス・ユニバースにだまされた」と2人を中傷し、その後も「詐欺師にはめられるとは判断力がない」「(マチャドさんの)性的ビデオと過去を調べてみろ」と根拠のない書き込みをした。(2016/10/01-15:33)

3645とはずがたり:2016/10/02(日) 17:00:42


「ウラジーミル・プーチン」逮捕、ロシア大統領とは別人 米
http://www.cnn.co.jp/usa/35088306.html?tag=mcol;relStories
2016.08.31 Wed posted at 13:21 JST

3646とはずがたり:2016/10/02(日) 19:31:32
トランプ氏、18年間税逃れか=経営失敗の損失処理で―米紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000039-jij-n_ame
時事通信 10月2日(日)14時52分配信

 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1995年の確定申告で9億1600万ドル(約925億円)の損失を申請し、税額控除があまりに巨額だったため、税制の抜け穴によって最高18年間にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があることが1日、明らかになった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。

 同紙が入手した95年の納税記録によると、トランプ氏は米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの三つのカジノ経営や航空事業への参入、一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営がいずれも失敗したことで、90年代初めに積み残された損失の処理を通じ、桁外れの税制上の優遇措置を受けていたという。

 この納税記録を解析した税理士らは、裕福な確定申告者に有利な税制のおかげで9億1600万ドルに上る損失処理が可能となり、18年間にわたる課税対象所得の相当額を支払わずに済んだと指摘している。

3647チバQ:2016/10/02(日) 21:14:48
http://www.asahi.com/articles/ASJB1221LJB1UHBI002.html
米紙、続々とトランプ氏不支持だが… 影響は限定的?
ニューヨーク=中井大助2016年10月2日05時15分
 米大統領選で、長く共和党候補を支持してきた主な地方紙が相次いで、同党のトランプ氏(70)を支持しない社説を掲げている。多くの暴言や排外的な政策が、伝統的な論調と合わないとの判断からだ。もっとも、読者の思いとは必ずしも重なっておらず、こうした新聞の社説が選挙戦に及ぼす影響は未知数だ。

 アリゾナ州最大手の「アリゾナ・リパブリック」は9月27日、1890年の創刊以来の伝統を破り、社説で民主党のクリントン氏(68)を推薦した。

 創刊時の紙名が「リパブリカン(共和党員)」で、筋金入りの共和党支持派だが、トランプ氏について「保守でもなく、大統領になるべきでもない」と断じた。読者向け動画で、フィル・ボアス論説委員長は、トランプ氏の扇動的・差別的な言動を「能力も品位もない」と批判。先日のテレビ討論会を見て、最終的な決断をしたという。

 長く保守的な立場をとってきた他の地方紙も同様の判断をしている。テキサス州の主要紙「ダラス・モーニング・ニュース」は9月7日、1940年以来初めて民主党を支持した。クリントン氏を推すのは「簡単な決断ではない」としながら、トランプ氏の経歴や判断と比べると「競争にならない」と述べた。

3648チバQ:2016/10/02(日) 21:40:14
http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00e/030/212000c
米列車事故
「叫び声と泣き声…」通勤ラッシュの惨劇

毎日新聞2016年9月30日 11時59分(最終更新 10月1日 10時37分

米ニュージャージー州のホーボーケン駅、列車が突っ込む
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】「叫び声と泣き声に満ちていた」--。米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日朝、列車が突っ込んだ事故は、平日の慌ただしい通勤ラッシュを惨劇に変えた。列車は制限速度を大幅に超えて駅に進入したとみられる。

 現場では、けがの程度で救護の優先順を決めるトリアージが行われていた。「空港で荷物につける名札のようなカードを首から下げ、血まみれの30〜40人が救急車両を待っていた」。ニューヨークの公共ラジオ「WNYC」の幹部ナンシー・ソロモンさん(57)が事故当時の駅舎の様子を証言した。4、5人は歩くことができずに地面に横たわっていたという。

 ホットドッグスタンドや花屋、新聞売店が並ぶ駅コンコースは天井の一部が崩落し、一変。ソロモンさんは「朝の通勤時間帯には数百人が肩を並べて歩いている。最悪の時間、最悪の場所で事故が起きた」と首を振った。

 停電した駅舎では、乗客がショック状態で黙っていたが、1人がソロモンさんに「暗くて、叫び声と泣き声に満ちていた。先に出た乗客が車両の窓から閉じ込められている乗客を助けていた」と話した。

 AP通信によると、列車が駅に進入する際には時速10マイル(約16キロ)までスピードを落とすことになっている。しかし、列車がスピードを落とした気配はない。事故の数十秒前に駅から外に出たという列車運転士のウィリアム・ブレインさん(53)は「車両止めを乗り越えていることから、時速30マイル(約48キロ)は出ていたのではないか」と推測した。

 現場に近いハドソン大学メディカルセンターには22人が搬送された。職員のキラト・カロデさん(35)は「警察官は列車がかなりのスピードで駅に突入したと話していた」と話した。

http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00m/030/078000c
米東部
列車が駅舎に突っ込む 1人死亡100人以上負傷

毎日新聞2016年9月29日 22時47分(最終更新 9月30日 11時03分)
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日午前8時45分(日本時間同日午後9時45分)ごろ、通勤列車が駅舎に突っ込んだ。米NBCテレビなどによると、少なくとも1人が死亡、100人以上が負傷した。ニューヨークの日本総領事館は事故に巻き込まれた日本人の有無の確認を急いでいる。

【写真特集】米列車事故 崩れ落ちた天井、逃げる人々
<米列車事故 衝撃「爆発のよう」>減速せず駅へ
 事故原因は不明。NBCによると、捜査当局者は現時点でテロ行為を示す情報はないと述べた。

 ホーボーケン駅は複数路線が乗り入れる拠点駅で、突っ込んだ列車はニューヨーク州スプリングバレー駅発だった。AP通信などが伝えた乗客の話では、列車は減速することなく車止めを乗り越え、そのまま駅舎の柱に突っ込んだ。

 ホーボーケン駅はハドソン川を挟んでニューヨーク・マンハッタンの対岸にあり、乗客の多くはフェリーなどに乗り換えてニューヨークに向かう。事故が起きたのは通勤ラッシュ時で、先頭車両と2両目は乗り換えを急ぐ乗客で満員状態だった。AP通信によると、同駅の平日の乗降客は約1万5000人。

 ホーボーケン駅では2011年にも列車が車止めに衝突し、30人以上が負傷する事故が起きている。

3649名無しさん:2016/10/02(日) 22:04:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000000-jij_afp-int
テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
AFP=時事 10月2日(日)8時1分配信

テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
米ニューヨーク州のホフストラ大学で行われた第1回テレビ討論会を終え、会場を後にする民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(左)と共和党候補のドナルド・トランプ氏(右、2016年9月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で最新の米大統領選世論調査の結果が1日に公表され、先月26日の第1回テレビ討論会で堂々たるパフォーマンスを見せた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支持率が上昇したことが判明した。一方、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、元ミス・ユニバース(Miss Universe)との争いが原因で支持率が低迷している。

 トランプ氏は最近になってクリントン氏との差を縮めていたが、米政治情報サイト、リアルクリア・ポリティクス(RealClear Politics)が実施し、1日に公表した全国世論調査では、クリントン氏の支持率が43.8%、トランプ氏が40.9%となっている。

 また小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事の支持率は7.3%だった。

 先月26日に行われ、約8400万人が視聴した第1回テレビ討論会の後、クリントン氏の支持率は全国的な世論調査の結果と共に、大統領選の激戦州フロリダ(Florida)、ネバダ(Nevada)、ニューハンプシャー(New Hampshire)各州でも上昇していた。

 しかし、支持率が上昇したからといって、来月の大統領選でクリントン氏が勝利すると決まったわけではない。オハイオ(Ohio)、ノースカロライナ(North Carolina)、そしてトランプ氏が1日夜に集会開催を予定しているペンシルベニア(Pennsylvania)各州の世論調査の結果が待たれている。

 民主党では現在、2000万人以上の人口を擁し、選挙人の人数も多い激戦州フロリダ州でのてこ入れを図っている。同州では、有権者登録の締め切りまで2週間を切った。

 2008年と2012年の大統領選挙ではフロリダ州で勝利したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とジョセフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領は、来週にもクリントン氏支援のためフロリダ州を訪問する予定だという。【翻訳編集】 AFPBB News

3650チバQ:2016/10/02(日) 22:17:28
http://www.sanki.com/world/news/160930/wor1609300035-n1.html
e2016.9.30 16:35
【米大統領選】
「第3の候補」また失態 尊敬する外国首脳は?に答えられず 「アレッポって何?」に続く大ポカ

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【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事

 米大統領選に民主でも共和でもない第3政党のリバタリアン党から出馬しているジョンソン元ニューメキシコ州知事が28日夜のテレビ番組で、尊敬する外国首脳は誰かと聞かれ、名前を一つも挙げられなかった。9月上旬、シリア内戦の激戦地アレッポについて質問された際「アレッポって何?」と無知を露呈したことに続く失態となった。

 質問を受けたジョンソン氏はしばらくの無言の後、「アレッポの事を聞かれた時みたいだ」とあきらめ顔。「誰でもいいから」とたたみかける司会者に「メキシコの元大統領」と答えたが、名前は出ないまま。「脳みそが凍った」と弁明した。

 民主党クリントン候補と共和党トランプ候補のどちらも支持できない有権者の受け皿を目指すジョンソン氏だが、各種世論調査の支持率平均値は約7%にとどまっている。(共同)

3651チバQ:2016/10/02(日) 22:21:32
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010025-n1.html
2016.10.1 16:18
【米大統領選】
米主要紙が続々と反トランプの狼煙 創刊以来140年も共和党を支持してきた保守紙も「伝統を中止する!」


 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選に向けて、米主要紙が社説で共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)への不支持を続々と表明している。

 1873年に創刊された中西部ミシガン州の保守系紙デトロイト・ニューズ(電子版)は9月29日の社説で、創刊以来、共和党候補を支持してきたが、トランプ氏に賛同できないため「長く尊重してきた伝統を中止する」と表明。同氏を「無節操で不安定」などと非難した。

 また、民主党候補のクリントン前国務長官(68)も性格に問題があるとし、小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を支持するとした。

 全国紙USA TODAYも30日付の社説で、創刊以来初となる大統領選候補に対する態度表明を行い、トランプ氏に投票しないよう呼びかけた。同紙は、クリントン氏も支持できないとした。

 このほか、テキサス州のダラスモーニングニュース紙(電子版)が9月7日の社説で、クリントン氏の支持を表明。同紙が民主党候補を支持するのは、第二次大戦時以来初めてという。

3652チバQ:2016/10/03(月) 20:01:00
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1071749960/l50

税逃れ報道のトランプ氏、支持者ら「天才」と擁護

AFP=時事 10月3日(月)18時22分配信
米ペンシルベニア州マンハイムでの選挙集会に到着した共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏(2016年10月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が過去20年近く連邦所得税の支払いを免れていたとの疑惑が報じられたことを受けて、トランプ氏の支持者からは2日、擁護する声が相次いだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)は1日、トランプ氏が1995年に所得税申告で9億1600万ドル(約930億円)の巨額損失を計上し、これによりその後20年近く連邦所得税の支払いを合法的に免れていたと報じた。トランプ氏はこの報道について、肯定も否定もしていない。

 トランプ陣営の有力な候補者代理人でニューヨーク(New York)元市長のルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は、NYT紙の報道について、ニューヨークで大物実業家として名を成したトランプ氏の「絶対的な才能」の証しだとの見方を示した。

 ジュリアーニ氏は米ABCテレビのニュース番組で、「事業を手掛けていれば利益を最大限にする義務があり、これだけ控除可能だと税法に記載されていれば、控除を受けるものだ」とコメント。仮にそうしなかった場合、トランプ氏は投資家らから訴えられていただろうと示唆した。

 一方、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と候補指名を争い、今はクリントン氏支持を表明しているバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、ABCニュースに全く逆の見解を表明。「この国の誰もが『天才』だったら、我々は国など持てなかっただろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3653チバQ:2016/10/03(月) 20:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-35089945-cnn-int

連邦所得税納めないトランプ氏は「天才」 元NY市長が称賛

CNN.co.jp 10月3日(月)17時15分配信
ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏が連邦所得税を納めていないのではないかとする観測が流れるなか、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏は2日、CNNの番組に出演し、トランプ氏を「天才」と呼んだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はトランプ氏が約20年にわたって合法的に税の支払いを避けているのではないかと報じていた。

ジュリアーニ氏は、これが米国の税制の一部だと指摘。「トランプ氏は、彼が奉仕する人々のためにどうやって税法を操作するのかを知っている」と述べた。

NYT紙の報道によれば、トランプ氏は1995年の納税記録で9億1600万ドルの損失を計上。専門家によれば、このことで18年間にわたり所得税を支払わずに済む計算になるという。

NYT紙が入手したのは、トランプ氏がニューヨーク州居住者として提出した納税申告書と、ニュージャージー、コネティカット両州で非居住者として提出した納税申告書の計3ページ分。

CNNではこれらの書類について独自に信憑性(しんぴょうせい)を確認できていない。しかし、トランプ陣営はNYT紙が報じた事実について異議を唱えていない。

ジュリアーニ氏は、トランプ氏が連邦所得税を支払っていなかったからといって責められることはないと指摘。今回の件が示すのは、トランプ氏が事業体を維持し、構築することができたということだとの見方を示した。

ジュリアーニ氏はまた、1年で9億1600万ドルの損失を出した人物を優秀な実業家と呼ぶのは議論の余地があるのではという質問に対しては、言えると言明。「なぜなら、トランプ氏は復活したからだ」と指摘。アップルに一度は解雇されたが復活を遂げたスティーブ・ジョブズ氏や、選挙に落選しても最終的には首相として第2次世界大戦で英国を勝利に導いたウィンストン・チャーチル氏を引き合いに出し、トランプ氏を擁護した。

3654チバQ:2016/10/03(月) 20:09:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000041-mai-n_ame
<米大統領選>サンダース票どこへ 学生ローンの若者苦慮

毎日新聞 10月2日(日)21時49分配信

 11月の米大統領選で注目される有権者層の一つが、民主党予備選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員(75)を強く支持した人たちだ。中核の若い世代は深刻な学生ローンに苦しむ。激戦州の中西部ミシガンで、彼らの選挙観をさぐった。【イプシランティ(米中西部ミシガン州)で西田進一郎】

【写真】討論のあとに握手するクリントン氏とトランプ氏

 「月々の将来返済額は5959ドル(約61万円)」。ショウナ・マクナリーさん(34)は、ミシガン州イプシランティで同居する両親の家で学生ローン書類に目を落とした。

 高校卒業後、飲食店などで働いたが「人を助け、子供たちのために安定した職に就きたい」と医師を目指し、4年制大学卒業後の医学校で、高額な学費などのため年約10万ドル(約1020万円)を政府から借りた。民間分も合わせ総額は計53万ドル(約5400万円)だ。

 医学博士の学位まで取得したが、医師として働くには免許試験を通り、2018年から4年間の卒後研修が必要だ。一方、ローン返済は民間分が18年、政府分が23年に始まる。完済は50代後半。夫や子供3人と両親宅に身を寄せざるを得ない。

 ニューヨーク連銀などによると学生ローン返済者は4330万人で総人口の13%超。残高総額は10年前の約3倍の1兆2600億ドル(約128兆円)で滞納率は11・6%に及ぶ。一方、卒業後に見合う仕事に就ける可能性は低い。失業率は5%弱だが、ジョージタウン大の調査では15年の22〜27歳大卒者の失業率は19・8%。大卒の若者の44%が学位不要な仕事に就いていたとの調査結果もある。

 懐具合の厳しさから親と同居する若者も増えた。1960年の20%から15年には32.1%に達している(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 マクナリーさんは大統領選では民主党候補に投票してきた。オバマ大統領には「議会の抵抗はあったが、もっとやれた」と不満だ。民主党予備選ではサンダース氏を強く支持。国民皆保険制度の確立や無人機攻撃を含む戦争への反対、大学の授業料無償化など「全主張」が支持理由だ。

 一方、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、オバマ氏より外交や社会政策で中道寄りの「タカ派」で、「挑戦しない」。大統領選でクリントン氏と事実上の一騎打ちである共和党のドナルド・トランプ氏(70)は「彼の何を信じたらいいのか分からない」存在だ。「『悪者』同士」の戦いと見るショウナさんは、環境保護を前面に掲げる「緑の党」のジル・スタイン候補に投票するつもりだ。

3655チバQ:2016/10/03(月) 21:30:34
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290009-n1.html
2016.9.29 07:54
【米大統領選ウラオモテ(上)】
はびこる「デジタル金権選挙」 消費者データで有権者を取り込み
 米首都ワシントン中心部。ホワイトハウスから徒歩約10分の場所にある名門私立大学、ジョージ・ワシントン大(GWU)のキャンパスにある一室を夜7時過ぎに訪ねると、二十数人の学生らがノートパソコンを前に携帯電話を耳に当て、一心不乱に電話で有権者に対し、今年の大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(68)への投票を呼びかけていた。

 「フォーンバンク」と呼ばれるこうした手法は、陣営の運動員が有権者の家を訪ねる戸別訪問と並んで、有権者の政治傾向を直接確認し、支持を獲得する代表的なやり方だ。

 学生らのパソコンの画面に表示されるのは、有権者の名前、年齢、住所、電話番号など。この日の電話攻勢の指揮を執る、同大3年生で民主党学生部(会員数約4千人)の副会長、ジョシュ・カーミセ(20)は、「特定の有権者が過去の選挙で誰に投票すると言ったか、実際に投票したか、これまでの電話での反応も表示される」と話す。

 この日は夜9時まで約2時間かけ、南部ノースカロライナ州の中高年世帯約1200人に電話を入れた。

 これらの有権者のデータは、民主党全国委員会が一括管理する、「有権者活性化ネットワーク」(VAN)と呼ばれる巨大なコンピューターサーバーに収容されている。

 全米各地の民主党陣営は、VANから有権者の情報を読み出し、クリントン陣営や党全国委の指令に従い、運動員を電話や戸別訪問に走らせる。また、運動員が現場で新たに入手した有権者情報は、各自が持たされているパソコンやタブレット端末を通じてサーバーに蓄積されていく。

 膨大なデータを駆使しての選挙運動は、2008年大統領選で現民主党大統領のバラク・オバマ(55)が当選する原動力になった。一方、オバマの大統領就任に対抗して現れた、草の根保守派の「茶会」運動も、同様の方法を駆使して台頭したとされる。

 しかし、彼らはそもそも、どのようにしてこうした個人情報を手に入れられたのだろうか。

   
◆   ◆

 「有権者活性化ネットワーク(VAN)のデータは、主に自治体から合法的に提供された住民登録の情報と、選挙運動員の戸別訪問などで得られた情報をもとにしている、というのが表向きの説明だろう。だが、実態は違う」

 米中部の地方都市にあるビアホール。過去に元大統領ビル・クリントン(70)の選対スタッフを務めた政治専門家が語った。

 選挙運動の大本のデータは、確かに州政府や市、郡などの自治体が管理する住民登録の情報だ。候補の陣営はまず、住民リストを数百〜数千ドルで購入する。

 「だが、これだけでは名前と住所、電話番号くらいしか分からず、選挙データとして役に立たない。陣営が最終的に知りたいのは、誰が自分に投票してくれるかということだ」

3656チバQ:2016/10/03(月) 21:30:58
◆   ◆

 この政治専門家を含む複数の関係者の証言によると、陣営は次に、市場調査データ会社を通じて、リストにある住民の消費者データを有料で入手。内容は、自動車の購入歴や購読中の雑誌、どこのスーパーで買い物をするかなど、一見すると選挙とは関係ない。

 しかし陣営は、例えば日本製のエコカーに乗り、有機野菜を扱うスーパーに通う有権者であれば、民主党支持者である確率が高いと解析する。逆に、米国製小型トラックを愛用し、銃砲専門雑誌を購読していれば、共和党支持者である公算が大きいとみる。

 こうした「プロファイリング」を経て、例えば民主党であれば自党にどれだけ投票する可能性があるかをランク付けし、支持を獲得できそうな人々を抽出して重点的に電話や戸別訪問で攻勢をかける。これらの作業は全米規模で行われ、すべての情報がVANに集約されていくのだ。

 民主党関係者は言う。

 「電話や戸別訪問を行う『歩兵部隊』がいなければ選挙には勝てない。しかし、最も重要なのは、どれだけ充実した有権者データを蓄積し、どれだけ有効に現場に提供できるかだ」

 実は、共和党にも同様のネットワークは存在する。しかし、共和党候補ドナルド・トランプ(70)は、現場に十分な運動員を投入できていないという。トランプとの接戦から抜け出せないクリントンが最後は勝つ、とする選挙専門家たちの根拠もここにある。

◆  ◆

 ただ、VANの問題点は、消費者データの購入に莫大(ばくだい)なカネがかかることだ。一説には、有権者の最新動向をつかむため、大統領選のたびに共和党や民主党がデータ購入に費やす資金は「数千万ドル(数十億円)規模」。2012年の大統領選でオバマは11億ドル(約1100億円)、共和党候補のミット・ロムニー(69)は10億ドル弱を使った。VANは、テレビやインターネットでの選挙広告とともに、近年の大統領選挙費用を暴騰させている。

 従来の選挙運動に市場データを活用したことにより出現した、新たな「ハイテク金権選挙」。日本でも「戸別訪問解禁」が一部で唱えられているが、米国と同様のカネがかかる選挙に陥る恐れを覚悟する必要がある。(ワシントン 黒瀬悦成)

=敬称略



 米大統領選の華々しい選挙戦の裏では、何が起きているのか。3回にわたって報告する。

3657チバQ:2016/10/03(月) 21:31:50
http://www.sankei.com/world/news/160930/wor1609300003-n1.html
2016.9.30 07:07
【米大統領選ウラオモテ(中)】
多額の学費ローン、経済停滞…目覚めた「ミレニアム世代」 民主党に親近感
 「どうやったら学生を投票所に行かせられるか、知恵を出し合ってほしい」

 米中西部ミネソタ州セントポール。メトロポリタン州立大学の会議室で、「学内投票キャンペーン」の世話役を務めるブレット・バックナーが、参加した同大の教員や学生、議員スタッフら約10人に呼びかけた。

 約8千人いる同大の学生のうち、2012年の大統領選に投票したのは72%。全国投票率の55%に比べると驚異的な数字だ。

 だが、州全体の投票率は全米1位の76・1%。そのため、「今年は最低75%に引き上げたい」とするバックナーらは学生らの関心を呼び起こすため、大統領選の候補者討論会の学内観戦会を開くことを決めた。

 ミネソタ州政府で選挙管理を担う州務長官のスティーブ・サイモン(46)は、「われわれの投票はわれわれの声だ」と強調する。昨年1月に就任以降、アフリカや東南アジアなどの出身の新移民向けに11言語で書かれた投票用紙を用意したり、州内にある275の高校で模擬投票を実施したりして、「若いうちに投票を習慣づける」などの取り組みを進めている。

 実はミネソタ州は、1976年以降の大統領選で民主党候補が常に勝利してきた、全米随一の「民主王国」だ。州政府や高校、大学などが実質的に一体となって若者に政治参加を奨励するのは、民主党への親近感が比較的強い若者を早い段階から取り込むための、党が全米規模で進める長期戦略の一環でもある。

 民主党が「将来の票田」と期待する、2000年以降に投票年齢に達した「ミレニアル世代」(18〜35歳)は、今年4月時点で6920万人。52〜70歳の「ベビーブーム世代」6970万人に匹敵する(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 だが今回、民主党の思惑に予期せぬ狂いが生じた。前国務長官ヒラリー・クリントン(68)支持で固まる党指導部の意向とは裏腹に、党候補指名争いでミレニアル世代の支持は、「社会民主主義者」を自称する左派の上院議員バーニー・サンダース(75)に流れたのだ。

 メトロポリタン州立大准教授(政治学)のマシュー・フィルナー(46)は言う。

 「クリントンに代表されるベビーブーム世代は、社会のルールに従って努力すれば必ず報われる、との価値観で生きてきた。しかし、ミレニアル世代の多くは多額の学費ローンを抱え、経済停滞もあってはい上がれない。クリントンは彼らに『頑張ればうまくいく』と言うが、逆に不信感を増幅させるだけだ」

 男女平等や人種差別解消の流れが確立される中で生まれたミレニアル世代は、ベビーブーム世代が奉じる進歩的価値観に束縛されない。その分、自由競争を尊ぶ共和党が彼らを取り込む余地もあるが、その政治的方向性は見えにくい。

 一方、年金受給者が年々増えるベビーブーム世代は、「社会保障費を削って学費ローン救済の原資にすべし」などと主張する彼らに強い警戒感を示す。

 ミレニアル世代は12年大統領選での投票率が46%にとどまるなど、政治への関心が高くないとされてきた。クリントンが今回、相棒の副大統領候補としてミレニアル世代に受けそうな急進左派を選ばず、中高年層の支持が確実に見込めるティム・ケーン(58)を選んだのもこのためだ。

 しかし、「今年のサンダース旋風を機に政治意識に目覚めた」(大学院生)と言い始めた彼らが、4年後、あるいは8年後の大統領選で「主役」に躍り出る可能性は十分にある。

 若者対中高年。新たな「世代間闘争」が、米国の政治地図にさらなる断層を作り出そうとしている。(セントポール 黒瀬悦成)

3658チバQ:2016/10/03(月) 21:33:33
http://www.sankei.com/premium/news/161001/prm1610010042-n1.html
2016.10.1 20:02
【米大統領選ウラオモテ(下)】
オバマ大統領の「無策」が生んだ本物の怒り…密かに各州で「黒人」締め出しシステムが浸透している 

 日本で、選挙の投票に行くのは簡単だ。市町村に住民登録して一定期間を経れば、選挙人名簿に自動的に名前が載り、選挙管理委員会から投票所の入場券が自宅まで郵送されてくる。

 しかし米国では、18歳以上の有権者は、居住地の州の出先機関に出向くなどして自ら有権者登録を行わなければ投票ができない。

 また、誰もが平等に投票できるようになったのは51年前で、1965年に「投票権法」が成立するまでは、人種差別が制度化されていた南部諸州で黒人は選挙権を奪われていた。

 「ところが、似たような差別的な法律が全米のあちこちで導入されている」

 南部ノースカロライナ州チャペルヒルの法科大学院で公民権問題に取り組む、弁護士のマーク・ドロシンが眉をひそめた。

 2009年にバラク・オバマ(55)が大統領に就任して以降、共和党が州議会で過半数を占める全米の複数の州では、有権者登録の際に公的機関発行の写真付き身分証の提示を義務づけるなどの新たな州法を次々と成立させた。

 ノースカロライナ州でも13年、写真付き身分証提示の義務化、期日前投票期間の大幅な短縮、選挙当日に投票所で有権者登録ができる制度の廃止などを定めた法律が成立し、14年の中間選挙で一部が適用された。

 投票要件の厳格化は、「二重投票などの不正防止のため」という。だが、ドロシンは「本当の目的は、民主党の支持基盤である黒人や若者の投票を妨害することだ」と批判する。

 オバマ陣営は08年の選挙で、これまで投票に行っていなかった黒人層などの人種的少数派や貧困層、若者層に有権者登録を強く働きかけ、民主党を伝統的に支えてきた「異文化連合」を再活性化させて当選した。

 ノースカロライナなどでの動きは、こうした民主党の選挙戦術を封じる対抗措置だ。ニューヨーク大法科大学院のブレナン正義センターの調査では、全米の黒人有権者の4分の1が公的機関発行の身分証を持っていない。このため、身分証の提示が厳格化された州では、「民主党の得票率は2〜3%低下する」(政治学者)との試算もある。

 同センターによると、16年大統領選では、14の州で新たに投票規制が導入される。12年大統領選で規制が始まった6州を加えると、計20州で有権者登録に何らかの制限が加えられる。

 ノースカロライナの場合、今年6月に連邦高裁が「法律は黒人をピンポイントで狙い打ちしたものだ」との判断を下し、法を無効にした。州政府は上訴したが、最高裁は8月に訴えを却下。同州は激戦州で、共和党候補のドナルド・トランプ(70)が、投票規制のせいで有利とみられていたが、法律の消滅を受け、民主党候補ヒラリー・クリントン(68)との競り合いに転じた。

 トランプの出現で半ば忘れられているが、共和党指導部は12年大統領選に敗退したのを受け、黒人や中南米系など少数派の支持層拡大を党勢回復に向けた方針として打ち出していた。それとは真逆の州レベルでの「人種戦略」は、党内の穏健派と強硬派との亀裂の深さをも物語る。

 「だが、より深刻なのは、オバマが就任してからの8年間で黒人層が味わわされた失望感だ」

 ノースカロライナ州の州都ローリーの政治コンサルタント、ジョン・デービス(70)が指摘する。

 就任時、支持率68%(ギャラップ社)という圧倒的人気で迎えられたオバマはこれまで、黒人の経済・社会的状況の改善で具体的な成果を上げられなかった。

 同州などで起きた、黒人が警官に射殺されたことを発端とする暴動は、オバマの「無策」に向けられた黒人の怒りの表れでもあり、黒人がこの先も無条件に民主党を支持し続ける保証はない。

 投票規制をめぐる対立は、当事者である黒人を置き去りにした、共和党対民主党の空虚な「政治的綱引き」の様相を呈している。(ローリー 黒瀬悦成)

=敬称略

3659チバQ:2016/10/04(火) 19:07:19
http://www.sankei.com/world/news/161004/wor1610040018-n1.html
2016.10.4 11:13更新

【米大統領選】
トランプ氏「合法的節税だ」 疑惑報道めぐり強調
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は3日、長年にわたり所得税の支払いを免れていたとの報道について「自分の利益のため、できる限り税金の支払いを少なくする目的で合法的に税法を利用した」と、合法的な節税を強調した。西部コロラド州での集会で語った。報道の真偽には言及しなかった。

 民主党候補クリントン氏は中西部オハイオ州での集会で「トランプ氏は国家に何も貢献していない」と猛烈に批判した。トランプ氏支持者らが「税法を知り抜いた天才」と称賛しているのとは対照的に、クリントン氏は「トランプ氏は腐敗した制度そのものを体現している」と指摘した。

3660チバQ:2016/10/04(火) 19:16:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000066-san-n_ame

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種

産経新聞 10月4日(火)7時55分配信

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種


トランプ氏をめぐる新たな問題(写真:産経新聞)


 ■討論会後も問題続々

 【ワシントン=青木伸行】米大統領選は第1回テレビ討論会(9月26日)以降、共和党候補ドナルド・トランプ氏が巨額の税金支払いを免れていた疑惑など新たなスキャンダルが発覚している。トランプ氏に打撃となり、選挙戦の行方を左右する可能性がある。

 「税金逃れ」の疑惑は、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。トランプ氏は1995年の確定申告で、9億1600万ドル(約929億円)の損失を計上。この申告に基づき桁外れの税控除を受け、95年から18年間にわたり「年間5千万ドル(約50億7千万円)以上の課税所得が、合法的に帳消しにされていた可能性がある」という。

 トランプ氏の95年の損失計上は、(1)米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの3つのカジノ経営(2)航空事業への参入(3)一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営-などが失敗したためだった。

 ■抜け穴利用批判

 主要メディアは違法ではないものの、税制の抜け穴を利用したと批判している。大統領選の候補者は過去の納税記録を公開するのが慣例だが、トランプ氏は「監査中」としてかたくなに拒んでいる。

 トランプ氏の納税問題を追及してきた民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は「いかに事業の失敗が大規模で、長期間所得税を支払っていなかったかが、明らかになった」と、攻撃を強めている。

 トランプ氏は「経営者として事業を成功させた経験を基に、米国を繁栄に導く」と主張してきただけに、そのイメージは大きく傷付きそうだ。

 同紙の報道はリークによるもので、計3ページの95年の納税申告書が郵送されてきた。封筒の差出人の住所は、トランプ氏がマンハッタンに所有する「トランプタワー」だったという。

 このためトランプ氏は「ニューヨーク・タイムズなど既存メディアは、クリントン陣営や民主党の延長線上にある」とメディア批判に転じ、「自分は誰よりも税制を熟知しており、税制改革に最適の人物だ」と論点をすり替えている。

 ■「財団」に疑惑も

 メディアの追及はこの問題にとどまらない。米誌ニューズウィークは、トランプ氏が経営していたカジノ会社がかつて、米政府の対キューバ禁輸措置に違反しドルをキューバで使っていた疑惑を報道した。

 主要メディアは、体重が急増した元ミス・ユニバースの女性を、トランプ氏が「ミス子豚」と中傷した一件をこぞって取り上げ、ロサンゼルス・タイムズ紙は、所有するゴルフクラブの幹部に容姿端麗でない女性を解雇するよう命じていたと報じた。女性票の離反に拍車がかかりそうだ。

 また、米国で人気のディスクジョッキー、ハワード・スターン氏は、トランプ氏が2002年にラジオ番組に出演した際、イラク戦争に賛成の立場を示し、現在の主張とは食い違うと証言。ワシントン・ポスト紙は、慈善団体「トランプ財団」が、本拠を置くニューヨーク州から必要な認可を得ていなかったと報じた。

3661チバQ:2016/10/05(水) 19:49:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161005X552.html
副大統領候補討論、共和ペンス氏が一矢=トランプ氏浮揚、不透明―米大統領選
18:26時事通信

 【ファームビル時事】米大統領選に向けて4日に行われた副大統領候補の討論会。民主党のティム・ケーン上院議員(58)と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)は自陣営の大統領候補を売り込み、相手陣営の候補を蹴落とそうと躍起になった。米メディアの間では、背水の陣で臨んだペンス氏が一矢報いたとの見方が強い。

 「侮辱に満ちたドナルド・トランプの姿勢をどうして擁護できるのか」「ヒラリー・クリントンの選挙戦は雪崩のような侮辱の連続だ」。4日の討論会は冒頭から、民主党の大統領候補クリントン氏(68)と共和党の大統領候補トランプ氏(70)に対する非難合戦となった。

 討論会に決死の覚悟で臨んだのはペンス氏だ。先月26日の大統領候補の第1回討論会ではクリントン氏が圧勝。トランプ氏はそれ以降も、元ミス・ユニバースを侮辱する発言を繰り返して集中砲火を浴び、長年の所得税逃れやキューバ禁輸違反など新たな疑惑が次々と報じられていた。

3662チバQ:2016/10/06(木) 11:07:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000068-san-n_ame
2016米大統領選 副大統領候補討論 ペンス氏が暴言尻拭い

産経新聞 10月6日(木)7時55分配信

 ■露払いに徹した民主ケーン氏

 民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)が乗り移ったかのように、共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏(70)を激しく批判するケーン氏と、暴言が目立つトランプ氏の「尻拭い」役を担ったペンス氏。討論のスタイルは対照的だった。

 「(他者への)侮辱を原動力とするトランプ氏の選挙運動を擁護するとは信じられない」。ケーン氏は女性蔑視発言が問題視されるトランプ氏と組んだペンス氏を批判した。

 対するペンス氏は、「クリントン氏が『トランプ支持者の半分は嘆かわしい人たち』と言ったことに比べれば、少しも侮辱にあたらない」と反論。トランプ氏の支持者の半数を人種差別主義者などであるとしたクリントン氏の失言を、第1回大統領候補討論会でトランプ氏が追及しなかったことを補った。

 ケーン氏は、第2回討論会に臨むクリントン氏の露払いに徹した。トランプ氏が長年にわたって所得税の支払いを免除されてきた問題を繰り返し取り上げ、「納税回避のために戦い、(税負担で)テロとの戦いを支援する気がない」と非難した。納税申告書を公開していないことも「約束破りだ」とした。

 ペンス氏は逆に、第1回討論会でクリントン氏に押されたトランプ氏の主張を補完する役目を果たした。クリントン氏の私用メール問題などを追及しつつ、オバマ大統領とクリントン氏が外交や自由貿易交渉で「世界での米国の地位を弱めた」と主張。両氏が体現する「ワシントン政治」を強く批判した。

 もっとも、トランプ氏の暴言をかばい切れない場面も。人工妊娠中絶手術を受けた女性を処罰するとした発言を追及され、「彼はあなたやクリントン氏のような洗練された政治家ではない…」と吐露した。(ファームビル 加納宏幸)

3663チバQ:2016/10/06(木) 11:50:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-35090094-cnn-int
共和党候補の人柄に軍配 副大統領候補討論会、5つのポイント

CNN.co.jp 10月5日(水)20時8分配信

バージニア州ファームビル(CNN) 米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が4日、バージニア州で開催され、民主党のティム・ケーン上院議員と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事が舌戦を繰り広げた。

ペンス氏は、大統領候補ドナルド・トランプ氏の過激な言動が目立つ共和党の選挙戦に、落ち着きのある穏やかな論調を加えることに成功した。これに対してケーン氏は、トランプ氏のありとあらゆる問題発言をペンス氏にぶつけて説明を求めたが、同氏にことごとく受け流された。

この日の討論会から分かったことを5つのポイントにまとめる。

(1)ペンス氏の人柄に軍配

ペンス氏はかつてラジオ番組の司会者を務め、保守派の過激な論客として知られるラジオ司会者、ラッシュ・リンボー氏の「デカフェ(カフェイン抜き)版」を自称していた。討論会ではこの経験をフルに生かして論戦に臨んだ。

一方のケーン氏は、どうもカフェインが強すぎたようだ。ペンス氏の発言をしつこくさえぎり続けたために、議論が本題から外れて政策論争が分かりにくくなる場面も多かった。

感情を抑えきれず「たわごとだ」などと吐き捨てるケーン氏に、ラジオ番組で聴取者からの怒りの電話に答えるすべを磨いてきたペンス氏はあわてず騒がず対応した。

CNNと調査機関ORCが討論会の視聴者を対象に実施した世論調査によると、ペンス氏に軍配を上げた人が48%、ケーン氏が勝ったと判定した人は42%だった。

(2)ケーン氏はトランプ氏への攻撃に終始

ケーン氏はこの日、トランプ氏の過去の問題発言をできるだけ多く引っ張り出し、視聴者の耳へ届けることに力を注いでいた。

トランプ氏が中南米系のミス・ユニバース優勝者を侮辱し、テロとの戦い方を軍司令官よりもよく知っていると豪語し、「もっと多くの国が核兵器を持てば世界はより安全になる」と言い放った例などを挙げたが、ペンス氏は「創造性に富んだ話」と片付けて攻撃をかわした。ケーン氏は「あなたはこのうちどれかひとつでも擁護できるのか」と、躍起になって詰め寄った。

3664チバQ:2016/10/06(木) 11:50:59

(3)ペンス氏が独自の外交政策を主張

ペンス氏がトランプ氏とは異なる意見を述べる場面もあった。時として大きな相違点が浮き彫りとなったが、中でも目を引いたのは独自の対ロシア政策だ。ペンス氏はプーチン・ロシア大統領を「器の小さいいじめっ子」と評し、トランプ氏がプーチン氏を称賛したことはないと主張した。

トランプ氏は出馬当初からプーチン氏を「強い指導者」と呼び、好意的な発言を繰り返してきた。ペンス氏自身が先月CNNとのインタビューで、プーチン氏がオバマ米大統領より強力な指導者であることは「議論の余地なし」と話していたのも事実だ。
ペンス氏はシリア情勢をめぐり、ロシアがアサド政権への支援をやめないなら米国が同政権に対して軍事力を行使する覚悟を決めるべきだと主張。さらに「シリアの避難民を守るため、米国はただちに飛行禁止区域を設定するべき」との考えを示した。トランプ氏は飛行禁止区域を支持する一方、その設定と運用は中東諸国が担うべきだと強調している。

外交政策でトランプ氏とペンス氏の意見が大きく異なっているという事実は、これをきっかけに重要な問題として取り上げられる可能性がある。

(4)挑発に乗らなかったペンス氏

トランプ氏が先週の討論会で民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏の挑発に乗った姿とは対照的に、ペンス氏は自制的な態度を貫いた。

ケーン氏が連発するトランプ氏への非難をペンス氏は一蹴(いっしゅう)し、すかさず次の話題に移ってクリントン氏に矛先を向けた。トランプ氏の問題発言が指摘されても直接反論することは避け、視聴者がケーン氏の狙い通りこうした発言に思いをめぐらすすきを与えなかった。

ペンス氏が討論会で株を上げたことは確かだが、これがトランプ氏の支持率向上につながるかどうかは必ずしも明らかでない。

討論会の終了後、ソーシャルメディア上では「ペンス氏は2020年大統領選に向けてデビューを果たした」との声も飛び交った。ペンス氏はクリントン氏への攻撃に力を注いだが、その一方でトランプ氏に対するケーン氏の攻撃には反論せず、これらの批判から生じる問題の解決を図ろうとはしなかった。

トランプ陣営のある幹部はこう語る。「ペンス氏は討論会に勝ったもののトランプ氏を擁護したとはいえないと、メディアは報じている。トランプ氏はこれを快く思っていない」

トランプ氏は先週、自身がクリントン氏と対決した討論会の報道にも不満を示していた。同氏の長年の友人は、「クリントン氏とペンス氏のほうがトランプ氏より討論に強いという評価を、本人が聞いたら気分を害するだろう」と心配顔で語った。

ただ、ペンス氏の弁舌が完璧だったわけではない。メキシコからの移民を「強姦(ごうかん)犯」「犯罪者」と呼んだトランプ氏の発言をケーン氏が非難した時、ペンス氏は「またメキシコの話を持ち出す」と不満を漏らした。この態度は人種的少数派の反感を買った可能性がある。

(5)副大統領候補自身の話は素通り

副大統領候補による討論会は、いわば代理戦争。本当の主役は大統領候補だ。ペンス氏とケーン氏自身の政治家としての経歴は全く話題に上らず、司会者からの問題提起もなかった。

実は両氏とも、環太平洋経済連携協定(TPP)をもともと支持していたが、トランプ、クリントン各氏の立場に合わせて反対に転じた経緯がある。それぞれの方向転換について、詳しい説明は今のところない。

ペンス氏が最近署名したインディアナ州の「宗教の自由法」は、性的少数者を差別する内容が含まれているとして物議を醸したが、この問題については司会者からもケーン氏からも質問がなかった。

この日の討論会は、今年の大統領選がほかのだれでもなくクリントン、トランプ両氏という大物2人の対決だということを改めて示す結果となった。両氏による第2回テレビ討論会は現地時間9日夜に予定されている。

3665チバQ:2016/10/07(金) 10:42:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000082-mai-n_ame

<米大統領選>「不人気対決」追い込み…投票まで1カ月

毎日新聞 10月6日(木)21時3分配信



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 米大統領選(11月8日)の投開票日まで8日であと1カ月。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の優位が指摘されるが、共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は熱狂的な支持層を抱え、予断を許さない。「異色対決」や「不人気対決」と呼ばれる選挙戦。最終盤の情勢を探った。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ、ロサンゼルス長野宏美】

 ◇クリントン氏、共和地盤にも浸透/トランプ氏、課税逃れ疑惑痛手

 「腐敗した政界の既成勢力は新たな人民の、人民による、人民のための政府に取って代わられる。私への投票は、変化への投票、あなたたちのための投票だ」

 トランプ氏は5日、西部ネバダ州ラスベガス近郊で演説。9月26日の第1回テレビ討論会は主要メディアから「負け」と判断されたが、逆に「メディアは不正直」と開き直ってみせ、数千人の支持者を沸かせた。

 だが、クリントン氏との支持率の差はじわりと開き始めている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値としてまとめた5日時点の支持率は、クリントン氏が48.1%、トランプ氏が44.2%で、差は3.9ポイント。クリントン氏の健康不安説などで9月中旬に1ポイント差にまで縮まったが、テレビ討論会だけでなく、過去に巨額損失を出し、所得税の支払いを長年免れてきた可能性があるという報道なども影響しているようだ。

 さらに大統領選の仕組みを踏まえると、支持率の差以上にクリントン氏が優位だということが分かる。

 大統領選は全米での総得票数を争うのではなく、全50州と首都ワシントン特別区に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得したほうが勝つ。州ごとの世論調査結果の平均値を基にした現時点の選挙人獲得予測では、クリントン氏が17州・特別区の205人、トランプ氏は21州の165人を確保する見通し。「獲得州」数では劣るクリントン氏だが、西部カリフォルニア(選挙人55人)や東部ニューヨーク(同29人)など大票田州を押さえているのが強みだ。

 焦点は、接戦の13州(同計168人)だ。オハイオやフロリダなど伝統的に両党の候補が競ってきた州に加え、過去6回の選挙でいずれも民主党候補が勝ったウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの3州、逆に過去6回のうち5回で共和党候補が勝ったジョージア、ノースカロライナ、アリゾナの3州で、両候補は大接戦を演じている。

 トランプ氏は、国際競争の激化で衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で自由貿易反対を強く訴え、白人の男性や労働者から支持を獲得。従来の民主党地盤の3州で健闘する要因となっている。一方でクリントン氏は、人口増が続くヒスパニック(中南米系)など非白人や女性からの支持を受け、ジョージアなど南部の共和党地盤を揺るがしている。

 ただ計算上は、トランプ氏は従来の共和党地盤3州を守ったうえで民主党地盤の一部を切り崩し、さらにオハイオ、フロリダを制さなければ、過半数獲得への道は開けない。高い精度の選挙予想で有名な米ウェブサイト「ファイブサーティーエイト」はクリントン氏が勝つ可能性を76.7%(5日時点)とはじいている。

 クリントン氏にも不安要素はある。米ジョージ・ワシントン大学政策運営大学院のマシュー・ダレック准教授は「若者らは既存の(社会の)仕組みに懐疑的で、その仕組みを体現しているのがクリントン氏だと見ている。これが若者の間での不人気につながっている」と語る。クリントン氏は、民主党予備選で若者たちの支持を集めたバーニー・サンダース上院議員(75)らを激戦州に連日投入。投票率が上がらなければ、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利に働くとの見方もある。

3666名無しさん:2016/10/07(金) 10:42:20
 ◇残る2回の討論会が鍵

 逆転を狙うトランプ氏にとって、今月9日と19日の残る2回のテレビ討論会での「勝利」は欠かせない。初回の討論会では、周到に準備したクリントン氏にプライドを傷つけられ、我慢できずに攻撃する場面が目立った。気質や振る舞いが「大統領にふさわしくない」と指摘されているだけに、落ち着いた言動をすることが失地回復の鍵となる。

 しかし、米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は初回の失敗について、マイクの不調に気をとられて「思考回路の半分」が使えなかったことが理由だとし、「2回目の討論のために、1回目より熱心に準備する必要性はない」と考えているという。さらに、「彼女(クリントン氏)は意地悪だが、私は彼女よりも意地悪になれる」と予告しており、激しい攻撃を仕掛けるとみられる。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫であるビル・クリントン元大統領の不倫問題を取り上げる可能性が高い。初回の討論会後、「娘のチェルシーさんが会場にいたから、(その話題は)しなかった」と話していたからだ。クリントン氏が夫の不倫相手の女性たちを批判したことを指摘し、「ヒラリーは女性の敵」というイメージをつくる戦略だ。

 一方、クリントン氏は初回の討論会で、1996年にミス・ユニバースで優勝したベネズエラ代表の女性について、トランプ氏が「ミス子豚」と呼んで侮辱したと非難。次回以降も、トランプ氏が女性を蔑視する人物だと印象づけ、感情的なトランプ氏の気質を露呈させつつ、自らは冷静さを保ち、どちらが大統領にふさわしいかを示す戦略だ。

 表立った選挙運動は控え、討論会への準備を進めるクリントン氏。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏に対し、「所得税不払い疑惑」を踏まえた非難も強めるのは必至だ。トランプ氏を支える労働者層に不公平さを感じさせ、トランプ氏の成功した実業家のイメージを崩す狙いがある。

3667チバQ:2016/10/08(土) 07:35:40
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070029-n1.html
2016.10.7 16:05

オバマ氏の支持率最高に、55% 両候補不人気で再評価か

 米CNNテレビは6日、オバマ米大統領の支持率が政権2期目で最高となる55%を記録したとの世論調査結果を発表した。次期大統領候補の共和党トランプ氏と民主党クリントン氏の好感度の低さが際立つ中、オバマ氏を再評価する世論が高まっているようだ。

 CNNによると、オバマ氏の支持率は先月の調査から4ポイント上昇し、今年2月から50%以上を維持している。政権末期の支持率としては、1988年のレーガン大統領と並ぶ高水準という。アーネスト米大統領報道官は6日の会見で、世界的な金融危機から回復を果たし、雇用拡大を成し遂げた業績が評価されたと分析したが、「嫌われ者同士の対決」とされる大統領選がオバマ氏の評価を押し上げたとの見方が大勢だ。

 オバマ氏も今年4月の会合でトランプ氏の写真を前に演説し「私自身は変わっていないのに、最近支持率が上がっている。不思議だね」とジョークを飛ばしていた。(共同)

3668チバQ:2016/10/08(土) 07:36:42
http://news.livedoor.com/article/detail/12118753/
【米大統領選】11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

2016年10月7日 21時34分 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。

 終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3669チバQ:2016/10/08(土) 07:37:28
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070036-n1.html
【米大統領選】
11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

(1/2ページ)【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3670チバQ:2016/10/08(土) 07:40:11
リアル・クリア・ポリティクスの数字
接戦州 数字は選挙人
06 ネバダ
11 アリゾナ
09 コロラド

10 ミネソタ
06 アイオワ
10 ウィスコンシン
18 オハイオ

29 フロリダ
16 ジョージア
15 ノースカロライナ

04 ニュウーハンプシャー
04 メーン

3671チバQ:2016/10/09(日) 08:33:04
http://www.sankei.com/world/news/161008/wor1610080020-n1.html
2016.10.8 10:40
【米大統領選】
「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」 トランプ氏の女性蔑視発言がまたも明るみに
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)

 米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、米大統領選の共和党候補トランプ氏が2005年にテレビ番組収録に参加した際に録音された会話を公表、トランプ氏は「有名人なら女を思うままにできる」などと女性を蔑視する発言を繰り返していた。9日の討論会で民主党候補クリントン氏が一連の中傷発言を追及するのは必至で、新たな打撃になりそうだ。

 ポスト紙によると、会話はトランプ氏が番組収録の現場に向かうバスの中で録音された。トランプ氏は「きれいな女には目がない。キスをするのが待ち切れない」と話した後に「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」などと語った。

 ある女性と性交渉をしようと家具を買い与えたが、女性が既婚だと判明したために断念したとのエピソードも紹介した。トランプ氏は当時、メラニア夫人と結婚したばかりだった。

(共同)

3672チバQ:2016/10/09(日) 08:35:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/280779
米大統領選投開票まで1ヵ月 トランプ氏強まる逆風
2016年10月09日 02時12分


 【ワシントン山崎健】米大統領選は11月8日の投開票まで約1カ月に迫った。女性初の大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(68)と政治経験のないアウトサイダー(異端者)、共和党の実業家トランプ氏(70)による事実上の一騎打ちは最終盤に入りクリントン氏優位の情勢。フロリダなど接戦州が勝敗の鍵を握るが、7日、トランプ氏は女性蔑視の姿勢を裏付ける新たな事実が判明、強い逆風にさらされている。

 米大統領選は各州に割り当てられた「大統領選挙人」(計538人)の過半数270人を得た候補が勝者となる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による7日現在の情勢分析では、クリントン氏が247人、トランプ氏は165人を固めている。接戦となっているのが11州(選挙人は計126人)。中でも選挙人の数が多いフロリダ(29人)、オハイオ(18人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)などが両氏にとって勝負どころだ。

 ◆批判噴出

 トランプ氏が形勢逆転の起爆剤にするつもりだったのが、9日と19日に予定される残り2回のテレビ討論会だ。過去最多の約8400万人が視聴した9月26日の第1ラウンドは周到に準備して臨んだクリントン氏が、トランプ氏の過去の問題発言を列挙。トランプ氏は防戦に追われた印象で、米メディアはこぞってクリントン氏に軍配を上げた。このためトランプ氏は、9日は国務長官在任時の私用メール問題などクリントン氏の弱点を徹底的に攻めると鼻息を荒くしていた。

 ところが7日、トランプ氏が2005年、女性についてわいせつな発言をしている会話の入った動画を米メディアが公開。批判が噴出している。1995年にホテルなどの事業破綻で約9億1600万ドル(約940億円)の巨額損失を計上し、最大18年間も連邦所得税の支払いを免れていた可能性がある問題も初回の討論会後に発覚。支持基盤である白人労働者層の離反を招く恐れもある。

 ◆支持固め

 一方、クリントン氏は7日、ニューヨークの自宅近くで討論会の準備に余念がなかった。ただ初回の討論会では「勝者」とされたもののトランプ氏を支持率で突き放せたわけではない。

 リアル・クリア・ポリティクスによる各種世論調査の7日現在の支持率平均はクリントン氏47・6%、トランプ氏42・9%。5ポイント未満の差は「誤差の範囲内」とされ、クリントン氏のリードは討論会直前の3・1ポイントから4・7ポイントに開いただけだ。国民の半数以上から好感を持たれていないとの世論調査結果は定着しつつあり、クリントン氏はなお人気拡大に苦慮している。

 クリントン氏陣営は、新たに表面化した女性蔑視の姿勢などを含め、トランプ氏には大統領になる資質がないと改めて有権者に訴えていく方針。組織力を武器に接戦州の黒人、中南米系(ヒスパニック)層といった支持基盤を固め、逃げ切りを図る構えだ。

=2016/10/09付 西日本新聞朝刊=

3673名無しさん:2016/10/10(月) 21:06:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000e030173000c.html
<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
10:35毎日新聞

<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
2回目のテレビ討論会で討論するトランプ氏(左)とクリントン氏=2016年10月9日、AP
(毎日新聞)
 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)西田進一郎】米大統領選(11月8日)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)、共和党のドナルド・トランプ候補(70)による第2回テレビ討論会が9日午後(日本時間10日午前)、ミズーリ州のワシントン大学で行われた。両候補は、恒例となっている冒頭の握手すらせず、お互いのスキャンダルを取り上げて激しく攻撃し続けた。米メディアは「過去最も醜い討論会」(政治メディア「ポリティコ」)などと報じた。

 トランプ氏は、2005年に「スターなら女性は何でもしてくれる」など、わいせつな言葉で女性蔑視の発言をしていたことについて「私の家族とアメリカ国民に謝罪する」としたものの、「更衣室での会話のようなものだ」と改めて私的な会話にすぎないと弁明。「私ほど女性に敬意を持っている人間はいない」などと主張した。

 これに対し、クリントン氏は「彼の女性に対する見方や行動をまさに表している」と指摘した。さらに、女性だけではなく、移民▽ヒスパニック(中南米系)▽障害者▽イスラム教徒--などを攻撃してきたと過去の発言を批判。「過去の共和党の大統領候補は、政策には同意できなかったものの資質を疑うことはなかった。トランプ氏は違う」と語り、トランプ氏は大統領、米軍最高司令官にはふさわしくないと断じた。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領の女性スキャンダルを持ち出し、「私のは言葉だが、彼のは(実際の)行動だ。女性たちにひどいことをした」と批判した。さらに、トランプ氏はクリントン氏を「悪魔」と呼び、クリントン氏が国務長官時代に公務に私用メールアドレス・サーバーを使っていた問題について「私が勝てば特別検察官に調べさせる。刑務所行きだ」などと攻めた。

 討論では、トランプ氏が1995年に事業で巨額損失を計上し、その後長年にわたって連邦所得税の支払いを免れてきたとの指摘について「もちろんだ。そうした」と認めた。また、共和党副大統領候補のマイク・ペンス氏がシリア政策でアサド政権軍に対する軍事行動も準備すべきだと主張していることについて、トランプ氏が「我々は(この問題で)話をしたことがない。同意できない」と真っ向から否定する場面もあった。

 投開票まで1カ月となる中、クリントン氏とトランプ氏の支持率差はじわじわ開く傾向にある。さらに、女性蔑視発言が7日に表面化し、共和党内ではトランプ氏への不支持を表明したり、大統領選からの撤退を求めたりすることが噴出する異常事態となっている。

 CNNテレビが討論会の直後に行った世論調査によると、視聴者の57%がクリントン氏の勝利と答え、トランプ氏と答えた34%を上回った。クリントン氏は初回に続く「勝利」となった。最後の直接対決となる第3回討論会は19日にネバダ州ラスベガスで開かれる。

3674名無しさん:2016/10/10(月) 21:07:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161010X094.html
トランプ氏への批判強まる=撤退要求、支持撤回も拡大―米共和
00:21時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)によるわいせつな発言が明るみに出たことを受け、共和党内で8日、トランプ氏への批判が強まった。選挙戦からの撤退を求める声も広がっており、トランプ氏はこの問題で窮地に追い込まれる可能性も出てきた。

 この問題はトランプ氏が2005年、テレビ出演の待機中に「スターなら(女性は)させてくれる。何でもできる」と下品な言葉で語っていたことが録音データから明らかになったものだ。米国では「性暴力」(バイデン副大統領)を容認した発言などと厳しく受け止められている。

 共和党上院ナンバー3のスーン上院議員は8日、「直ちに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏を大統領候補にすべきだ」とツイッターに記し、トランプ氏の撤退を要求。リー上院議員は「トランプ氏に身を引くよう求める」と語った。

 ライス元国務長官もフェイスブックへの投稿で「もう十分。彼は撤退すべきだ」と同調、米メディアによると、トランプ氏に撤退を求める連邦議会議員は約20人に上っている。

 撤退要求まで踏み込まなくても、支持撤回に踏み切った有力者は多い。マケイン上院議員は声明で「条件付きの支持さえ不可能になった」と表明。米メディアによれば、党全国委員会はトランプ氏支援の活動の一部を一時停止したもようだ。

3675名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610090043.html
【米大統領選】女性票が急落、「トランプ劇場」の幕切れも 蔑視発言、共和党内でも候補差し替え論
10月09日 18:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が新たな女性蔑視発言でつまずいた。トランプ氏の刺激的な発言をこぞって取り上げてきたメディアは、分別のある成人男性なら人前で決して口にしない性交渉などを指す卑語を使ったことを批判。共和党幹部も候補の差し替えを求め、大統領選まで1カ月を残して「トランプ劇場」のたそがれを印象づけた。

 「メディアやエスタブリッシュメント(支配階層)はどうしても私を選挙戦から追い出したいようだが、絶対に撤退しない。支持者を決して失望させない」

 トランプ氏は8日、ツイッターでこう断言した。民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の夫、クリントン元大統領に強姦(ごうかん)されたと主張する女性がヒラリー氏を「彼女は“強姦犯”と暮らし、保護している」と批判した投稿もリツイート。9日の第2回討論会でもこの問題を取り上げるとみられる。

 だが、トランプ氏が8日に発表したビデオで発言への謝罪の言葉に続けて「元大統領は複数の女性を虐待し、ヒラリーは被害者を攻撃したり脅したりした」と述べたことは「反省の色なし」と受け止められた。

 ロイター通信によると、これまでに共和党のライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長ら60人以上の同党の公職者や経験者がトランプ氏を批判。20人以上が撤退を求めた。米メディアは同党全国委員会がトランプ氏への支援を中止する可能性に触れている。

 党内でトランプ氏批判が拡大しているのは、大統領選と同時実施の知事選や議会選に影響するからだ。米キニピアック大学の最新の世論調査によると、女性からの支持はクリントン氏53%対トランプ氏33%。同氏を支持することは女性票を失うことにつながる。

 ペンス・インディアナ州知事が副大統領候補討論会でトランプ氏以上に落ち着いた受け答えで「大統領らしさ」を見せたことも「差し替え論」を後押しする。

 一部の州では期日前投票が始まっており、候補の差し替えは困難とみられる。また、熱狂的なトランプ氏支持者の共和党離れはクリントン氏を後押しする。

 ただ、今回の発言で「既成政治家が言えなかったことを言う」というトランプ氏への評価は見直しを迫られており、第2回討論会での言動によっては差し替え論が加速しそうだ。

3676名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000m030027000c.html
<トランプ氏>共和支持撤回相次ぐ 第2回討論会で打開へ
10月09日 18:27毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた第2回テレビ討論会が9日、ミズーリ州セントルイスで開かれる。共和党のドナルド・トランプ候補(70)は、過去の下品で女性蔑視の発言が7日に暴露されたばかり。投票日まで残り1カ月の状況で、党内から支持撤回やトランプ氏に大統領選からの撤退を求める動きが相次ぐ異常事態となっている。討論会は、支持率でも下降傾向のトランプ氏が事態打開の糸口をつかめるかが焦点だ。

 「メディアやエスタブリッシュメント(既成の体制派)は私に選挙から撤退してほしくてしょうがない。私は決して撤退しないし、決して支持者たちをがっかりさせない」

 トランプ氏は8日午後、ツイッターで引き続き選挙戦を戦う考えを表明した。自身の女性蔑視の発言を大きく報じるメディアや党内で起きている撤退要求の動きを「敵」に見立てることで、批判の矛先をかわし、同時に自身の支持層に理解を求めようとした。

 発言が暴露された7日午後、トランプ氏はいったん「誰かの気分を害したなら謝る」との声明を出した。しかし、党内からの批判が相次いだため、8日未明にビデオメッセージを発表し、「私は間違っていた。謝罪する」と明確に謝罪した。ただ、謝罪の後は民主党のヒラリー・クリントン候補(68)の夫、ビル・クリントン元大統領のスキャンダルを追及する姿勢を示した。9日の討論会で取り上げるとみられる。

 トランプ氏の発言に対し、共和党のジョン・マケイン上院軍事委員長、ケリー・アヨット上院議員らが支持・投票の意向を完全に撤回すると表明。下院でもジェイソン・チャフェッツ監査・政府改革委員長らが支持撤回を明らかにした。さらに、複数の上下両院議員らは、トランプ氏に大統領選から撤退するよう要求し、代わりにマイク・ペンス副大統領候補を大統領候補にして戦うべきだとの意見も出ている。

 一方、ペンス氏は、トランプ氏の発言について「不快な気分になった。許していないし、擁護することはできない」との声明を発表したものの、同時にトランプ氏の謝罪を前向きに受け止め、9日の討論会に期待する考えを示した。

 第2回討論会は、司会者の質問に答える形ではなく、会場やソーシャルメディアなどを通じて有権者からの質問に両候補が答える形式で1時間半行われる。会場には態度を決めていない有権者が選ばれて参加するため、こうした浮動票層にアピールできるかどうかが問われる。第1回はクリントン氏が「勝利」し、両氏の支持率の差はその後じわじわ広がる傾向にある。各種世論調査の平均値(7日時点)は、クリントン氏が47.5%に対し、トランプ氏は42.9%。

3677名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:23
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-139651.html
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10月09日 13:30東洋経済オンライン

10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた
(東洋経済オンライン)
さすがに、これは致命的といえるスキャンダルだろう。ゴシップ番組「アクセス・ハリウッド」が10年前に撮影した、自分がいかに女性を性的に思い通りにできるかを淫らで攻撃的な言葉で自慢する共和党代表大統領候補のドナルド・トランプ氏の動画をワシントンポストが10月7日午後に公開。これに伴ってアメリカ大統領選挙は混乱状態へと陥っている。

問題となっている動画に関するニュースは瞬く間に全米に広がり、アメリカ南東部に凄まじい被害を与えているハリケーン「マシュー」に関するニュースよりもより大々的に報道されている。

トランプ氏が圧倒的に不利となった今、共和党は今後どのように選挙運動を進めていくべきか――。今後の戦略を決めるため、トランプ氏と共和党役員間の電話会議は8日土曜の早朝まで続いたという。

共和党役員は選挙戦敗退を覚悟
この電話会議を受けて、CNBCビジネスチャンネルのベテラン政治コメンテーターであるジョン・ハーウッド氏は8日早朝、次のようにコメントした。

「全国の共和党役員らは、絶望している。トランプ氏が共和党大統領候補であることは変えられないため、共和党は負けるだろう。上院下院ともに民主党員が多数になるかもしれないという現状を涙ながらに飲み込んでいる」

上院議員テッド・クルーズ氏の大統領選選挙運動のスポークスパーソンを務めたリック・タイラー氏は「これでもうトランプ氏が当選することはないだろう」と語り、「この国のリーダーとなる人物としては、トランプ氏はモラルに欠け過ぎている」と続けた。

現在に至ってほとんどの共和党役員はトランプ氏を公然と非難するようになり、トランプ氏への支持を取りやめるか、納得のいく謝罪を求めるか、といった立場を示している。

2012年に共和党代表として副大統領選に出馬し、現在は下院議長を務めるポール・ライアン氏はウィスコンシン下院議員選挙区へのトランプ氏との同行をキャンセルした。

ライアン氏はこれまでトランプ氏に対する軽蔑の意を露わにしてきたため、2人が同じ場に立つことはなかった。今回は2人が同じ場所に姿を現す初の選挙遊説となる予定だったが、かなわなかった。

連邦上院議員のミッチ・マコーネル氏はトランプ氏を明白に非難した。マコーネル氏とライアン氏は、より踏み込んだことも行っているようだ。内部関係者は、両氏が共和党議員に対し、トランプ氏との政治上の繋がりを切る許可、つまり応援をしなくても構わない、との許可を与えていることを認めた。

3678名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:42
全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる
保守的で宗教心の強いユタ州では特にトランプ氏に反対する動きが顕著だ。現在のユタ州の州知事であるゲーリー・ハーバート氏はトランプ氏への支援を取り下げ、同様に影響力のあるマイク・リー上院議員、ジェイソン・チェイフェッツ下院議員も後に続いた。

ユタ州だけに限らず、全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる。特に11月の上院選挙での再選がかかっている共和党の上院議員にとっては重要だ。この中にはジョン・マケイン氏 (2008年共和党代表大統領候補) も含まれ、マケイン氏はトランプ氏の問題発言に対し「許しがたいことだ」とコメントしている。その中でも連邦議会で最も有力な共和党の女性議員とされるニューハンプシャー州から選出されたケリー・エイヨット上院議員に対する影響はかなり大きく、再選挙に出馬することすらできなくなってしまう危険と現在隣り合わせであるという。

トランプ氏がさらに恐れるべきことは、彼を大統領候補から取り下げようという国民の声が日に日に大きくなっていっているということだろう。今回の大統領選挙で出馬したニューヨーク州のジョージ・パタキ元州知事と、2012年の選挙でに少しの期間だけ選挙活動をしていたユタ州のジョン・ハンツマン元州知事は、トランプ氏は今回の大統領選を諦めるべきであると声を揃えた。

トランプ氏に他の共和党員の怒りの声に耳を傾けようという姿勢は一向に見られない。トランプ氏は金曜、「私の発言で怒らせてしまったかもしれない人達に謝罪した」という短い声明を発表した。その明らかに心のこもっていない謝罪は、火に油を注ぐだけの結果となった。

Fox Newsより
そのため、トランプ氏はお詫び動画を公開した。

この動画の目的はトランプ氏が自分の問題発言に対して謝罪するためのものであったはずが、話題はすぐにビル・クリントン元大統領の不貞を非難する方向へと向けられた。トランプ氏はその動画内で、9日夜に予定されている第2回大統領選討論会で民主党代表ヒラリー・クリントン氏とのバトルをヒートアップさせることを宣告した。

この騒動が勃発して以来、共和党内は完全に混乱状態にあり、記者達がトランプ氏の側近者達に近づくのが難しくなっている。ニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事やルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長等のトランプ氏と最も近しい指導者らは、指導者はトランプ氏を「トランプ氏らしくさせておけば良い」のだと以前から主張してきた。しかしそれはトランプ氏が批評家や対戦相手に対し感情に任せた発言をすることを許し、国民からの信用を失ってしまうという悲惨な結果となった。

今回問題となっている10年前の動画が出回りだす以前から、世論調査でのトランプ氏への支持は低下してきていた。9月26日に開催されたクリントン氏との最初のテレビ討論会で上手く結果を出すことができなかったためである。

共和党は絶望的な状況に
共和党にとっては、トランプ氏を候補者名簿から外し大統領としてより相応しい人物を候補者としてあげることができれば理想だろう(現在トランプ氏と共に選挙活動をしているインディアナ州のマイク・ペンス州知事が相応しいとの声が上がっている)。しかし、それを可能にする法的な手段はほぼ存在せず、共和党の役員らは怒りと悲しみに溢れかえっている。他の議員らによると、ペンス氏はこの件でトランプ氏への怒りを露わにしているという。ニューヨークの不動産で成功してきた感情に任せてばかり行動する金持ちに政治家としての運命を台無しにされてしまっては困るということだろう。

11月8日に行われる選挙の候補者名簿は、ほとんどの州でもう既に印刷されてしまっている。さらに期日前投票が既に始まっている州も多い。

アメリカという大きな国では、選挙はそれぞれ規制の異なる州単位で行われるため、候補者名簿に名前の載っている候補者以外から共和党員が当選することはどんなに頑張ってもほぼ不可能といえるだろう。

トランプ氏を最後まで公式な候補者としてサポートしていくとしても、選挙目前の今からトランプ氏以外の誰かを推していくとしても、共和党が今回の大統領選挙に勝利する見込みは薄いというのが悲しい現状である。

(記事の英語原文も配信しています)

3679チバQ:2016/10/10(月) 21:13:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161008X002.html
クリントン氏じわりリード=投開票まで1カ月、最終盤へ―10日討論会・米大統領選
10月08日 15:51時事通信

クリントン氏じわりリード
米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月となった。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。2人は9日夜(日本時間10日午前)の第2回テレビ討論会で再び激突。最終盤の攻防が本格化する。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、7日深夜までに発表された各種世論調査に基づく平均支持率は、クリントン氏が47.6%で、42.9%のトランプ氏を4.7ポイントリード。選挙人獲得予測はクリントン氏が当選ラインの270人に迫る247人で、トランプ氏は165人だ。

 先月、肺炎を患ったクリントン氏は健康不安の高まりなどから、一時、トランプ氏に支持率の差を0.9ポイントまで詰められた。しかし、同26日の第1回テレビ討論会でトランプ氏との資質の違いを印象付け、再び勢いを取り戻しつつある。

 これに対し、トランプ氏は討論会で元ミス・ユニバースの女性を「ミス子豚」と呼んだ過去を暴露された後も、この女性を「最悪」と侮辱するなど失策を連発。長年の所得税逃れといった疑惑も次々に報じられ、負の連鎖が止まらない状況だ。

 今月4日の副大統領候補の討論会は共和党側に軍配が上がった。党内ではこれをきっかけに流れが変わることへの期待も出ていたが、7日には性暴力を容認するかのようなトランプ氏の発言の録音が公になり、動揺が広がっている。

3680チバQ:2016/10/10(月) 21:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000526-san-n_ame
米大統領選 トランプ氏、元大統領の不倫問題持ち出し「女性への虐待だ」と逆襲 第2回討論会、視聴者の57%がクリントン氏に軍配
産経新聞 10月10日(月)18時5分配信

 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)=青木伸行】米大統領選の第2回公開討論会が9日、セントルイスのワシントン大学で開かれ、民主党クリントン氏(68)と共和党トランプ氏(70)が、スキャンダルをめぐり激しく応酬した。

 トランプ氏は、2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと、女性を蔑視するわいせつな発言をしていたことについて、「家族と国民に謝罪する。ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明した。逆に、ビル・クリントン元大統領の不倫問題を持ち出し、「女性への虐待だ」と攻撃した。

 クリントン氏は「彼が何者かを象徴している。これがドナルド・トランプだ。大統領、軍最高司令官に不適格だ」と訴えた。

 クリントン氏は、トランプ氏が1995年の確定申告で、多額の税額控除を受け「おそらく20年間、連邦税を支払っていない」と追及した。トランプ氏は税額控除を認めたうえで、「数十億ドルの税金を支払ってもいる」と反論した。

 クリントン氏は私用メール問題について「誤りだった。責任を取る。言い訳はしない」と改めて謝罪。しかし、トランプ氏は「私が勝てば特別検察官に調査させる。あなたは刑務所行きだ」と言い放った。

 CNNテレビが討論会直後に行った世論調査では、視聴者の57%がクリントン氏を勝者とし、トランプ氏は34%にとどまった。第1回討論会に続きクリントン氏に軍配が上がり、トランプ氏は苦しい状況に追い込まれそうだ。

 また、トランプ氏が女性蔑視発言を謝罪したことにより、共和党内で拡大する選挙戦からの撤退要求や、支持撤回の動きを沈静化できるか不透明だ。

 第3回討論会は、19日に西部ネバダ州ラスベガスで開かれる。

3681チバQ:2016/10/10(月) 21:23:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000042-san-n_ame
2016米大統領選 トランプ劇場に幕? 女性蔑視発言で強まる撤退論
産経新聞 10月10日(月)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補で不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が女性に対する侮辱的発言をした録音記録が暴露された問題を受け、共和党内で8日、トランプ氏に選挙戦からの撤退を求める声が強まった。トランプ氏はツイッターで「絶対に撤退しない」としたが、9日夜(日本時間10日午前)にミズーリ州で開かれる第2回討論会の波乱は必至。予断を許さない情勢になってきた。

 女性蔑視発言が問題視されてきたトランプ氏は、2005年のテレビ番組収録時に「スターなら女を思うままにできる」などと発言していたことが新たに判明。性交渉などを意味する卑語を使ったことも分かり、トランプ氏は批判にさらされている。

 上院共和党ナンバー3のスーン議員総会議長は8日、ツイッターで「トランプ氏は撤退し、速やかに(副大統領候補の)ペンス・インディアナ州知事が共和党候補になるべきだ」と指摘した。ペンス氏は発言を「許すことも弁護もできない」としながらも、トランプ氏が行った謝罪を受け入れる考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ氏への支持を表明していたマケイン上院議員も8日、「女性に屈辱を与える発言をした」として、11月8日の大統領選ではトランプ氏に投票せず別の名前を書くと発表。他の上下両院議員からも撤退を求める意見が相次いだ。共和党は大統領選を1カ月後に控え異例の事態に陥っているが、候補差し替えは手続き上、間に合わないとの指摘もある。

3682名無しさん:2016/10/10(月) 23:15:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010003-nknatiogeo-sctch
アフリカ系米国人の文化を伝える新博物館、米ワシントンに
ナショナル ジオグラフィック日本版 10月5日(水)12時1分配信

 国立航空宇宙博物館や国立自然史博物館など、スミソニアン協会が運営する博物館は米国が誇る知の殿堂だ。そして2016年9月には、アフリカ系米国人の視点から米国の歴史を見直すという使命を帯びた「アフリカ系米国人歴史文化博物館」が新設された。来館者は年間500万人と予測されている。

忘れられていた祖父の勲章
 この博物館には、ジーナ・マクベイの祖父がフランス政府からもらった勲章も展示されている。マクベイが祖父の勲章のことを知ったのは、偶然の成り行きからだった。車の販売店で制服姿の一人の兵士に出会わなかったら、彼女は自分の祖父が第一次世界大戦で果たした役割を知ることもなかったかもしれない。

 店の待合室での何気ない雑談で、自分の祖父が第一次世界大戦に行った話をすると、その兵士は「おじいさまの任務は何でした? 任地は?」と矢継ぎ早に質問を浴びせた。

 彼女の祖父ローレンス・レスリー・マクベイ Sr.は、マクベイがまだ10歳のときに亡くなった。彼女はこの祖父と2回しか会ったことがなく、フランス政府から立派な勲章を授与されたことぐらいしか知らなかった。

「勲章の話をすると兵士は顔を輝かせ、祖父は黒人だったのかと尋ねてきました」。マクベイがアフリカ系だったので、そう推測するのは当然だった。彼は、勲章の名前は『クロワ・ド・ゲール(戦功十字章)』ではないかと言い、「祖父が本当にその勲章を授与されたのか知りたがりました」。次にその兵士が口にした言葉を、マクベイは今でも覚えている。「その勲章がどれほど重要なものかご存じですか? 歴史的に貴重なものですよ」

 1時間後、マクベイはパソコンで第一次世界大戦中の黒人兵士について調べていた。1カ月後には自宅のあるサクラメントからロサンゼルスの母親の家へ行き、祖父が亡くなった1968年以来、しまったままになっていた金属製の箱を調べた。そして4カ月後に首都ワシントンを訪れ、開設準備中の国立アフリカ系米国人歴史文化博物館の学芸員に箱の中身を託した。

「学芸員たちはそれを見て驚いていました」とマクベイは語る。箱の中には、祖父の軍功を詳細に伝える勲章や表彰状、写真、新聞の切り抜きが入っていた。彼が所属した第369歩兵連隊は全員が黒人で、その勇猛ぶりから「ハーレム・ヘルファイターズ」と呼ばれていた。白人の兵士と一緒に戦闘に参加することを禁じられていた彼らは、炊事や荷役を担当したが、その後、兵士の不足したフランス軍の戦力を補うため前線に送られた。今ではほとんど忘れ去られているが、この黒人兵士たちの勇敢な戦いぶりは当時、世界中に知られていた。

「こうしたことを学校ではまったく教えてくれませんでした。誰かが『これは貴重な記録だ。世に広めなくては』と言うまで、箱の中に眠っていたのです」とマクベイは語る。

3683名無しさん:2016/10/10(月) 23:16:06
>>3682

封印されてきた屈辱の過去
 この博物館の学芸員たちは、マクベイの祖父の遺品のような発見をことのほか喜ぶ。10年前に展示品の収集作業を開始したとき、市場価値のない遺品や史料の多くは地下室や屋根裏部屋、車庫、収納用のトランクにひっそりとしまわれていると考えていたからだ。

 だが彼らは、今も黒人の歴史の多くが埋もれたままであるという確信を裏付ける、もう一つ別の現実に気づいた。黒人の家族は往々にして、苦難に満ちた一族の過去を掘り起こしたがらない。非人間的で屈辱的な人種隔離の制度がまかり通った時代を生き延びた人々の多くが、前進するためには、過去について口をつぐむことが最良の方法だと判断したのだ。

 そのためには封印するほかないものがあった。マクベイが見つけた祖父の箱の中には、クロワ・ド・ゲール勲章のほか、祖国から授与された勲章二つ、フランス政府からの感謝状、米国陸軍の制服姿の祖父の写真も収められていた。「なかに1枚、上の方に祖母が“英雄”と書いた写真があり、感動しました。祖父は本当に勲章をもらっていたのです。私はその場に座り込み、泣いてしまいました」とマクベイは語る。
 こうした思い出を、どうして家族が忘れることができるだろう。

 ニューヨーク市に戻った黒人兵士たちは英雄として迎えられた。だが凱旋パレードが終われば、彼らが戻ってきたこの国は、相変わらず黒人を対等とは見なさない場所だった。兵士たちが帰国した1919年、「赤い夏(レッドサマー)」と呼ばれる人種暴動事件が各地で起き、数百人ものアフリカ系米国人が白人の暴徒に殺害された。

「当時の状況を知れば知るほど、祖父の過去が一切封印されてきた理由がわかりました。それほどつらかったのです」とマクベイは語る。

(ナショナル ジオグラフィック2016年10月号特集「未来へ伝える アフリカ系米国人の足跡」より)

Michele Norris/National Geographic

3684チバQ:2016/10/11(火) 20:48:25
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161011X217.html
共和党、亀裂深刻=下院トップ、トランプ氏見限る―米大統領選
14:36時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のライアン下院議長は10日、大統領選候補ドナルド・トランプ氏(70)を事実上見放し、同時に行われる上下両院選に集中する意向を示した。大統領選の敗北宣言とも取れる発言だけに、党内からは反発が噴出。共和党は1カ月後に決戦を控え、党の亀裂が深刻化する危機的事態に直面している。

 「私はトランプ氏を擁護しない。皆さんも自分の選挙区事情を考え、ベストな行動を取ってほしい」。米メディアによると、党下院トップのライアン氏は10日朝の電話会議で、今後はトランプ氏を応援しない考えを明らかにし、党所属の各議員も支持撤回をためらう必要はないと呼び掛けた。

 トランプ氏をめぐっては、スターの自分は女性の同意なく体に触れたりキスしたりできると過去に語っていたことが7日に表面化。9日夜の第2回テレビ討論会で「更衣室の雑談のようなものだ」と居直り、失地回復を図れなかった。

 8〜9日に行われたウォール・ストリート・ジャーナル紙の世論調査では、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に14ポイント差までリードを広げられている。

 批判が強まる中、トランプ氏の応援を続ければ、大統領選の敗北にとどまらず、上下両院の過半数まで失いかねない―。ライアン氏としては、クリントン氏にホワイトハウスと上下両院の双方を明け渡し、「白紙委任」するわけにはいかないと判断したようだ。

 この決断は、トランプ氏に違和感を抱いてきた議員には朗報だ。ただ、「クリントン氏の勝利をほぼ認めた」(政治専門紙ポリティコ)に等しいため、親トランプ派の議員は猛反発。電話会議でも複数の議員が「トランプ氏を支えるべきだ」「間違っている」とライアン氏を突き上げた。

 プリーバス共和党全国委員長も10日夕の電話会議で、トランプ氏支援を継続すると表明し、盟友であるライアン氏とたもとを分かった。

 「トランプ切り」は、ライアン氏の意図とは裏腹に、共和党の「内戦」(クリントン陣営)を激化させ、大統領選と上下両院選で完敗するリスクをかえって高めかねない。トランプ氏はツイッターで「自党の大統領候補と戦って時間を無駄にすべきではない」とライアン氏を批判した。

3685チバQ:2016/10/11(火) 21:04:12
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110028-n1.html
2016.10.11 17:48
【米大統領選】
中立破りクリントン氏支持 米誌、トランプ氏は「最悪の候補」
 米誌フォーリンポリシーは11日までに、米大統領選で中立を保つ伝統を破り、民主党のクリントン候補を支持すると表明した。「半世紀近く特定候補に対する態度表明は避けてきた」とした上で、トランプ氏を「米国史上最悪の主要政党候補だ」と酷評した。

 同誌はトランプ氏について「国際関係における最も基本的な事実を知らない」と指摘。ロシアのプーチン大統領を評価していることなどを問題視した。

 クリントン氏については、大統領夫人や上院議員、国務長官を歴任し「第2次大戦後、最も大統領になる資格がある候補の1人」と称賛した。(共同)

3686チバQ:2016/10/11(火) 21:05:24
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110020-n1.html
2016.10.11 12:27
【米大統領選】
「女を思うままにできる」破廉恥発言を「ロッカールームの話」と弁明のトランプ氏にスポーツ界が総スカン
 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補の不動産王、トランプ氏(70)が9日の民主党候補のクリントン前国務長官(68)との討論会で、女性を蔑視した過去の発言を「ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明したことに、米国内のスポーツ選手から非難の声が相次いでいる。

 トランプ氏は2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと発言。討論会ではこの発言を問われるたびに「ロッカールームの話」と繰り返し、内輪話に過ぎないと弁明した。

 これに対し、元サッカー米国代表で、同性愛者であることを告白したロビー・ロジャース選手は、「トランプ氏が『ロッカールームの話』を言い訳に使ったことに、アスリートとして腹が立った」とツイッターに投稿。NBAのポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラム選手も、「どこのロッカールームでも聞いたことがない」と投稿。大リーグのオークランド・アスレチックスのショーン・ドゥーリトル投手もツイッターで「アスリートとして大人になってからずっとロッカールームにいるけれど、あんなのはロッカールームの話じゃない」と批判した。

 テニス四大大会の女子シングルで18勝したマルチナ・ナブラチロワ選手は、「あの発言は、トランプ氏の本性を現している。不愉快で不道徳だ」と怒りをあらわにした。

3687チバQ:2016/10/11(火) 21:42:42
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000084-mai-n_ame
<米大統領選>クリントン氏、課題残す…暴露メールも痛手
毎日新聞 10月11日(火)21時32分配信

 ◇公私「二面性」拭えず

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)が対決した9日の第2回テレビ討論会で、主要メディアの多くが初回に続き、クリントン氏の「勝利」を伝えた。安定感を示したクリントン氏だが、勝利を決定付けるには「信頼性」という課題も残っている。

 「あなたは刑務所行きだ」。トランプ氏は、クリントン氏が公務で私用メールを使っていた問題を激しく攻撃した。クリントン氏は「私の間違いだった」と率直に認めた。

 それでもトランプ氏は「うそつきだ」と非難を続け、司会者が次の質問に移ろうとすると、「なぜメール問題を取り上げない」と不満を述べた。女性蔑視や所得税未払い疑惑など、トランプ氏に次々に問題が浮上するのに比べ、メール問題そのものに新味はない。それでも、クリントン氏が信用されない大きな要因になっている。

 さらに、内部告発サイト「ウィキリークス」がクリントン氏に関するメールの公開を始め、今後の痛手になる可能性もある。

 7日に暴露された内容では、クリントン氏が2013年のある会合で、政治には「公私の立場(の使い分け)が必要」と述べていたことが判明。討論会では、一般からの質問を司会者が読み上げ、「政治家は二つの顔があっていいのか?」と問われた。

 クリントン氏はリンカーン元大統領を例に出し、「彼は奴隷制を廃止するため議員たちを異なる議論で説得した」と述べたが、苦しさは否めなかった。公人として長年、表舞台に立つクリントン氏は表と裏の顔を使い分ける二面性があり、「正直ではない」という印象を持たれているが、暴露されたメールはそれを裏付けた形だ。

 こうした点が好感度の低さにつながり、熱狂的な支持層を得にくい理由にもなっている。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の最新の世論調査の平均値ではクリントン氏に好感を持たない人が52.8%で半数を超えている。

3688とはずがたり:2016/10/12(水) 14:53:04
トランプ氏、共和下院トップを非難=「軟弱で役立たず」―米大統領選
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161012X322
06:27時事通信

トランプ氏、共和下院トップを非難
米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(右)は11日、ツイッターへの投稿で、トランプ氏の選挙戦に事実上見切りをつけ、今後は擁護しないと発言した党下院トップのライアン下院議長(左)を厳しく非難した。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は11日、ツイッターへの投稿で、トランプ氏の選挙戦に事実上見切りをつけ、今後は擁護しないと発言した党下院トップのライアン下院議長を「極めて軟弱で役立たずの指導者」と厳しく非難した。

 ライアン氏の10日の表明直後は「自党の候補と戦って時間を無駄にすべきでない」と抑制的な反応にとどめていたが、一夜明けて怒りを爆発させた格好だ。ただ、こうした対応は党内の亀裂を一層深める恐れがあり、米メディアによれば、陣営からも発言を慎むべきだとの声が出ている。 

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3689とはずがたり:2016/10/12(水) 15:10:31
クリントン氏側近、司法省と接触か メール問題巡り暴露
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJBD2R51JBDUHBI00C.html
12:40朝日新聞

 米大統領選で民主党候補のクリントン氏(68)が、国務長官時代に公務で私用メールアドレスを使っていた問題で、内部告発サイト「ウィキリークス」は11日、同氏側近が水面下で司法省側と、民事訴訟に関して情報交換していたことを示すメールを公開した。

 メールは昨年5月、クリントン氏のメール公開を求めた民事裁判について、クリントン陣営のファロン報道担当が「司法省の連中が聴取があると教えてくれた。我々は裁判官の考えを知る手がかりを得た」などと陣営幹部に報告するもの。ファロン氏はかつて司法省報道官も務めていた。

 ウィキリークスは、クリントン陣営のメールを計5万通所有していると主張しており、今後も公開が進めば、クリントン氏にとって痛手となる可能性がある。10日と11日に公開したメールでは、タウンホール形式の討論会で、事前に質問を関係者がクリントン陣営に横流したやりとりなどが記述されている。

 クリントン氏は真偽について回答していないが、共和党候補のトランプ氏(70)は同日、声明で「クリントン陣営と司法省との連絡は双方の癒着を示すもので、捜査に疑問を抱かせるものだ」と批判している。(ワシントン=佐藤武嗣)

3690チバQ:2016/10/12(水) 19:48:58
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120017-n1.html
2016.10.12 10:15更新

【米大統領選】
窮鼠トランプ氏が身内を噛む? ツイッターで共和党主流派に絶縁宣言 「マケイン氏は口汚い」「足かせ外れ気分いい」

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)は11日、女性に対する自らの下品な発言を擁護しないとした共和党幹部をツイッターで次々と攻撃した。同党から「大統領候補にふさわしくない」として差し替え論が出ており、主流派との絶縁で、草の根の支持をバックに選挙戦を続ける道を選んだ形だ。

 トランプ氏を擁護せず、大統領選と同時に実施される上下両院選に集中すると述べたライアン下院議長について、トランプ氏は「非常に弱々しく、能力のない指導者」と批判。支持を撤回した他の「裏切り者」の共和党議員に対しても「彼らは勝ち方を知らない。私が教えてやる!」とした。

 トランプ氏に投票しないとの声明を発表したマケイン上院軍事委員長についても、トランプ氏は「極めて口汚いマケイン氏は(上院選の)予備選で私の支持を懇願しながら見放した」と非難した。また、「手かせ足かせが外れて気分がいい。やりたいように米国のため戦える」と共和党幹部に“絶縁”を宣言した。

 一方、アーネスト大統領報道官は11日、トランプ氏の女性に関する発言について「オバマ大統領は嫌悪を抱いている」と述べるとともに「性的暴行に相当する」と批判。トランプ氏と共和党幹部の対立に関し、同氏の台頭は保守主義の理念そっちのけで「反オバマ」を追求した共和党指導部の自業自得であり、「早急な回復は困難だろう」との見解を示した。

3691チバQ:2016/10/12(水) 20:04:42
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120005-n1.html
2016.10.12 08:12更新

【2016米大統領選】
米メディアは第2回テレビ討論をどう見た? トランプ氏「失敗」も「撤退論」に歯止め 勝者は「聴衆の男性」
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の第2回テレビ討論会が終了後、米メディアは、トランプ氏が女性蔑視発言の釈明に失敗したとの評価を下した。ただし、同時にクリントン氏の「弱点」をあぶり出したことで、党内の「撤退論」に歯止めをかけることができたとしている。国内では中傷合戦への嫌悪感も広がり、討論会で相手候補の長所を述べるよう促した聴衆の男性を称賛する声も上がっている。

 米紙ニューヨーク・タイムズは10日付の社説で「トランプ氏は低調な選挙活動の焦点をクリントン夫妻への憎しみに絞り込んだ」として、トランプ氏の討論会での攻撃的な姿勢を問題視した。トランプ氏が女性蔑視発言の末に女性候補に敗れそうになっていることは「当然だ」とした。

 また、ウォールストリート・ジャーナル紙も10日付の社説で、トランプ氏は女性蔑視発言の釈明で有権者の納得は得られなかったと指摘した。しかし税制やオバマケア、メール問題での追及で「クリントン氏を守勢に立たせた」と強調。撤退論を退けて選挙戦を続けるには十分だったとした。
 オバマ政権で大統領上級顧問を務めたデビッド・アクセルロッド氏も、「クリントン氏がメール問題や(現在の主張と異なる)ウォール街での講演など、いつもの問題で苦しんでいることも事実」と論評した。

 一方、米国内では両候補による非難合戦への食傷ムードも広がる。ネット上では、討論会の最後に「相手候補の良いところを一つ挙げてください」と質問した聴衆のカール・ベッカーさんを「今晩の勝者」とたたえる声が広がる。

 ベッカーさんは10日、CNNテレビのインタビューで、討論会後に両候補から謝意の言葉をかけられたことを明かし、「どちらもカメラがないところでは非常にいい人だった。まだどちらに投票するかは決めていない」と話した。

3692チバQ:2016/10/12(水) 20:52:33
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161013k0000m030047000c.html
<米大統領選>トランプ氏、共和党最高幹部を批判
20:37毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選の共和党ドナルド・トランプ候補(70)は11日、自身の女性蔑視発言を受け「トランプ氏を擁護しない」と批判した党最高幹部のライアン下院議長について、「非常に弱く、無能な指導者」と酷評した。11月8日の投開票日まで1カ月を切る中、共和党は大統領候補と党指導部が対立する異常事態が続いている。

 ライアン氏は10日、所属議員との電話会議で、今後はトランプ氏を応援せず、大統領選と同時に行われる議会議員選挙に専念し、下院の過半数維持を優先する考えを示した。

 トランプ氏はツイッターに立て続けに投稿し、怒りをぶちまけた。ライアン氏を非難したうえで、「『足かせ』が外れて、とてもうれしい。米国のために戦いたいように戦える」と主張。トランプ氏に投票しないと発表した党重鎮のマケイン上院軍事委員長についても「非常に口汚いマケイン氏は、自身の(上院選)予備選で私の支持を懇願したのに、更衣室での発言のようなもので、私をのけ者にした」と非難した。

 一方、ホワイトハウスのアーネスト大統領報道官は記者団に、女性蔑視発言について「オバマ大統領は嫌悪をもよおす内容だと感じている」と指摘。発言は「性的暴行に相当する」とし、「多くの人たちが厳しい非難に値すると結論づけている」と批判した。

3693チバQ:2016/10/12(水) 21:38:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3104014
トランプ氏に新たな爆弾動画浮上 女性や黒人侮蔑? 公開要求高まる
2016年10月12日 11:28 発信地:ワシントンDC/米国
【10月12日 AFP】女性に関するわいせつな発言を捉えた動画の公開をきっかけに逆風が強まっている米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏に、新たな「爆弾映像」の存在が浮上している。女性を物扱いするなど「はるかにひどい」内容といい、国内で公開を求める圧力が高まっている。

 問題となっているのは、トランプ氏がホスト役を務めた人気リアリティー番組「アプレンティス(The Apprentice)」での発言。トランプ氏は米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が7日に公開した2005年の映像で「スターなら女性はやらせてくれる」などと発言していたが、同番組の映像や台本ではもっとひどい話をしていたとのうわさが広まっている。

 番組関係者はこれまでに、トランプ氏がアドリブの場面で女性を物扱いした証拠があると示唆している。シーズン1と2のプロデューサーはトランプ氏の発言テープとしては「はるかにひどいものがあると請け負う」とツイッター(Twitter)に投稿。別のプロデューサーはトランプ氏が黒人に対する差別表現を指す「Nワード」を使ったとほのめかしている。

 一方、ニュースサイト「ハフィントン・ポスト(Huffington Post)」は入手した台本を基に、番組に出演した有名な女性カントリーミュージック歌手について、トランプ氏が「彼女の肌は最低だ。皮膚科に行った方がいいんじゃないか」とこき下ろし、その容姿を侮辱したと報じている。

 ただ、番組プロデューサーのマーク・バーネット(Mark Burnett)氏は「契約や法律上のさまざまな条件」のため、映像素材などは公開できないとしている。関係者らによると、番組従業員の契約には映像を流出させた場合、罰金500万ドル(約5億2000万円)を科すという条項があるという。

 トランプ氏は従業員らに秘密保護契約への署名を求めることが有名で、1991年に離婚した元妻イバナ(Ivana Trump)さんにも契約を結ばせている。(c)AFP

3694チバQ:2016/10/13(木) 18:18:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000070-jij-n_ame

クリントン陣営内のメール暴露=告発サイト、続々と-米大統領選

時事通信 10月13日(木)14時44分配信

12日、米コロラド州プエブロで演説する大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(AFP=時事)
 【ワシントン時事】内部告発サイト「ウィキリークス」が米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の陣営内で交わされたメールを続々と暴露している。

【図解】米大統領選2016・ビジュアル解説

 米当局は、ロシア政府が絡んだサイバー攻撃の一環とみているが、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)はこれを利用して反転攻勢に出ようとしている。

 メールの公開が始まったのは7日。ポデスタ選対本部長の受信ボックスから盗み取ったメールとされ、米メディアによると、12日までに6000通以上が公開された。メールは全部で約5万通あるといい、ウィキリークスは11月8日の大統領選をにらんで順次明らかにしていく構えだ。

 これまでに公開されたメールには、クリントン氏が公表を拒んできた金融機関向けの高額謝礼付きの講演原稿が含まれていた。「開かれた貿易、開かれた国境」を目指すとの文言が盛られ、環太平洋連携協定(TPP)反対を掲げるクリントン氏が公にしている主張と矛盾しかねない内容だ。

 クリントン氏が長官時代に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題をめぐって、陣営幹部が司法省関係者から情報提供を受けていたことを示すメールもあった。大統領選で窮地に立つトランプ氏は連日、「恥さらしな行為。クリントン氏は出馬不適格だ」などと激しく攻撃している。 

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙は12日、ハッキングにはロシア情報機関が関与しているとみて、連邦捜査局(FBI)が捜査していると報道。ポデスタ氏は「トランプ氏の後押しを狙ったものだ」との声明を出し、ロシア政府とウィキリークス、トランプ氏の関係者が連絡を取り合っている疑いも指摘した。

 暴露されたメールは今のところ、クリントン氏にとって大きな打撃にはなっていないが、今後公表されるメールの内容次第では痛手になる可能性も否定できない。アーネスト大統領報道官は記者会見で「民主主義を不安定化させようとしている。オバマ大統領も深刻に受け止めている」と懸念を示した。(了)

3695チバQ:2016/10/13(木) 20:04:09
http://mainichi.jp/articles/20161013/k00/00e/030/184000c
オバマ大統領
クリントン候補を積極応援 レガシー死守へ

毎日新聞2016年10月13日 11時11分(最終更新 10月13日 12時54分)
 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向け、オバマ大統領の民主党、ヒラリー・クリントン候補(68)への選挙応援が、現職大統領としては異例の積極的なものになっている。オバマ氏は、自身の「レガシー(政治的遺産)」を壊すと主張する共和党のドナルド・トランプ候補(70)の当選を何としても防ぎたい。一方、クリントン氏にとっては、弱点である若者層に人気があり高い支持率を誇るオバマ氏は強力な援軍で、双方の思惑が重なったようだ。

 「トランプ氏は大統領に必要な気質も、判断力も、知識も基本的な誠実さも持っていない」。オバマ氏は11日、激戦州の一つ南部ノースカロライナ州での演説で、トランプ氏を酷評し、クリントン氏への投票を呼びかけた。

 過去の大統領選では、2期8年の任期を終えようとする現職大統領の自党候補に対する応援は控えめだった。候補者が「3期目」と見られることを嫌ったり、現職大統領の不人気などで、一定の距離を置いたりするのが通例だったからだ。

 オバマ氏が積極的にクリントン氏を応援する背景には、トランプ氏が医療保険制度改革(オバマケア)やイラン核合意、キューバとの国交正常化など、オバマ氏の「レガシー」を元に戻すと公言していることがある。

 オバマ氏は9月、議員らの会合で「私の名前は投票用紙にないかもしれないが、これまでの(自身の政権下での)進歩(の行く末)が投票用紙にかかっている」と訴えた。危機感はバイデン副大統領らの積極的な選挙応援にもつながっている。

 また、若者の支持獲得に苦労するクリントン氏にとって、2008年と12年の大統領選で若年層の圧倒的な支持を獲得したオバマ氏の応援は力強い。米CNNテレビが今月6日に発表した世論調査で、オバマ氏の支持率は2期目で最高となる55%。政権末期としては共和党のレーガン大統領に匹敵する高さで、熱気に欠けるクリントン氏の選挙活動を盛り上げている。

 一方、共和党はトランプ氏の女性蔑視発言をきっかけに「トランプ離れ」や党主流派との対立が再燃している。米紙「USAトゥデー」は12日、同党の現職議員や知事の約4分の1に当たる87人が不支持を表明したと伝えた。党を挙げての選挙支援態勢にはほど遠い状況だ。

3696チバQ:2016/10/13(木) 20:12:20
http://www.sankei.com/world/news/161012/wor1610120045-n1.html
2016.10.12 22:55
【米大統領選】
クリントン氏、TPP再交渉視野 流出メールで「本音」判明
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン氏(68)が昨年10月の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意時に、大統領としてTPPを再交渉して実現させるシナリオを見据えていたことが、内部告発サイト「ウィキリークス」が11日に公表したメールで分かった。クリントン氏は大筋合意後の声明では再交渉に触れず、最近は大統領になってもTPPに反対すると強調しているが、「本音ではTPP実現を望んでいる」との観測が広がりそうだ。

 ウィキリークスが11日公表した、昨年10月6日付のクリントン陣営のメールには、前日のTPP大筋合意に関してスピーチライターが書いたクリントン氏の声明の草稿が含まれていた。

 草稿は、大筋合意を「支持できない」としつつ、「微妙な判断だ」とも強調。さらに、アジア太平洋地域の自由貿易協定は「実現可能で必要だ」とし、「私はオバマ政権の価値ある成果に基づき、高水準で全米国民のためになる協定を交渉する」としていた。

 しかし、昨年10月7日に発表された声明は、アジア太平洋での自由貿易協定の必要性に触れ、オバマ政権の努力に謝意を示しながらも再交渉には言及せず、大筋合意内容は支持できないと結論づけた。クリントン氏は当時、反TPPを旗印にするバーニー・サンダース上院議員(75)から民主党の候補指名争いで追い上げられており、反TPPを明確にする必要があったとみられる。

 クリントン氏はその後もTPPに否定的な立場を維持。今年8月には「今も反対だし、大統領選の後も反対する。大統領としても反対だ」と述べ、反TPPの姿勢を強めている。

 しかし、国務長官時代にTPPを推進したクリントン氏は今でもTPPに賛成だとの見方は根強い。

 米通商代表部(USTR)の元高官は、「クリントン氏はオバマ政権下で議会がTPPを批准し、自分は大統領としてTPP批准に関与しなくて済むのがベストだと考えている」と分析。仮にクリントン氏が大統領選で勝利し、議会がTPPを批准しないままオバマ氏の任期が終われば、「クリントン氏は12カ国全体ではなく、複数のグループ交渉を進めるかたちでの再交渉に入るだろう」と指摘している。

 ウィキリークスは今月7日から、サイバー攻撃で入手したメールを順次公開している。

3697チバQ:2016/10/13(木) 20:14:10
http://www.sankei.com/world/news/161013/wor1610130013-n1.html
2016.10.13 11:27
【米大統領選】
トランプ氏のセクハラを女性2人が告発…機内ファーストクラスで体触る エレベーター前で突然キス
 米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は12日、米大統領選の共和党候補トランプ氏に体を触られるなど、性的嫌がらせの被害を受けたという女性2人の証言を伝えた。

 1人は30年以上前、飛行機のファーストクラスでトランプ氏と隣り合わせたという女性。食事後、近づいてきたトランプ氏に体をまさぐられた。

 もう1人はトランプ氏が所有するニューヨークのビル内の会社で受付をしていた女性で、2005年、エレベーター前でトランプ氏とあいさつを交わした直後、いきなり唇にキスをされたという。同紙の女性記者に電話でコメントを求められたトランプ氏は、2人の証言を全面的に否定。

 一方、別の米メディアは12日、トランプ氏が1997年に10代の女性が参加するミスコンテストで更衣室に勝手に入り、着替えをのぞいたと報じた。(共同)

3698チバQ:2016/10/13(木) 20:15:48
http://www.sankei.com/world/news/161013/wor1610130038-n1.html
016.10.13 19:47
【米大統領選】
四面楚歌のトランプ氏「自暴自棄」に? 数百人が反旗、共和党内に断層広がる

【ワシントン=青木伸行】米大統領選で共和党の断層が広がっている。7月の全国党大会前後からこれまでに、ドナルド・トランプ候補に反旗を翻した議員や元政府高官らは、数百人にのぼるとみられる。四面楚歌(そか)の状況下でトランプ氏は、新たな戦略に打って出る方針で、「自暴自棄になる」(民主党のヒラリー・クリントン候補陣営)ことも予想される。

 共和党関係者のうち、「クリントン氏に投票する」と明言しているのが、ブッシュ前政権の財務長官だったヘンリー・ポールソン氏や、リチャード・アーミテージ元国務副長官、リチャード・ハンナ下院議員らだ。ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(父ブッシュ)も、「私人」として一票を投じると報じられている。

 これらは少なくとも約60人にのぼっている。彼らの発言からは、トランプ氏を危険人物ととらえ、党本来の理念、政策と相いれないことへの憤りと危機感がうかがわれる。

 クリントン氏支持にまで踏み切らないものの、トランプ氏への不支持を表明している者はさらに多い。ニクソン、フォード両政権で大統領補佐官、国務長官だったヘンリー・キッシンジャー氏や、リンゼー・グラム上院議員、ブッシュ前政権で国務長官を務めたコンドリーザ・ライス氏らだ。

 ジョン・マケイン上院議員などは、一度は支持しながらも撤回している。12日には新たに、メアリー・ピーターズ元運輸長官ら12人が不支持を表明した。

 一方、クリントン政権で中央情報局(CIA)長官だったジェームズ・ウルジー氏や、オバマ政権の国防情報局長だったマイケル・フリン氏らは、トランプ氏の顧問に就いている。こうした民主党政権からの“転身組”は、共和党の“造反組”に比べると少ない。

 共和党の現状を米メディアは「内戦」と表現する。もっとも「内戦」は今に始まったことではない。予備選・党員集会の過程を通じて繰り広げられてきた。7月の党大会でトランプ氏が候補に指名され沈静化したものの、2005年当時のトランプ氏のわいせつ発言が発覚し、寝た子を起こしたにすぎない。

 だが、トランプ氏はライアン下院議長から三くだり半を突きつけられるなど、党の組織票に頼れなくなり、「事実上の無所属候補になった」と論評するメディアもある。集票力が低下することは間違いない。

 そこで、トランプ陣営は戦略を転換するという。トランプ氏は幅広い支持の獲得を図ることをやめ、党主流派など、エスタブリッシュメント(支配階層)に反感を抱く自身の支持基盤のテコ入れに傾注する。ナショナリスト的なテーマを改めて打ち出し、クリントン氏への「やりたい放題の攻撃」を強め、民主党支持者の投票率低下も狙う。

 苦肉の策といえ、多くのアナリストは「党や浮動層に背を向けては得票数は増えない。民主党支持層を勢いづかせ逆効果になるだろう」(ケビン・マッデン氏)とみている。

3699とはずがたり:2016/10/13(木) 21:15:51
「オクトーバー・サプライズ」が大統領選の情勢を一気に変える
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6010_1.php
2016年10月12日(水)11時40分
渡辺由佳里(エッセイスト)

3700チバQ:2016/10/17(月) 18:00:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161016-00000047-san-n_ame
2016米大統領選 臭いトランプ氏に蓋 共和、傍観者になる

産経新聞 10月16日(日)7時55分配信

 ■州知事・上下両院選にまで波及恐れ

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏をめぐるセクハラ疑惑は新たな「トランプ・ショック」となって同党を襲っている。11月8日の投開票まで1カ月を切り、候補差し替えはほぼ不可能。同時に実施される州知事選や上下両院選への打撃を食い止めるためには同氏を“無視”し、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を攻撃するしかないのが実情だ。

 オバマ大統領は14日、クリントン氏を後押しするためオハイオ州を訪れ、「支持基盤を激怒させないように、多くの共和党上下両院議員は傍観し、何も言わないでいる」と述べ、トランプ氏に対して沈黙を守る議員を批判した。

 共和党内ではトランプ氏支持者の熱狂は続いており、女性に関する下品な発言で支持を撤回した複数の上下両院議員が再び同氏への投票を表明している。

 ただ、トランプ氏の言動が女性票の「共和党離れ」を招くことは避けられず、接戦を展開している候補にとっては死活問題だ。

 共和党下院トップのライアン下院議長は14日、地元ウィスコンシン州での演説で「クリントン氏が勝ち、ワシントンや議会の支配を与えてしまえばすぐに危機に陥る」と訴えた。しかし、トランプ氏には一言も触れず、大統領選の勝敗にかかわらず上下両院の過半数は何としても維持したいという口ぶりだった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最新の世論調査の支持率平均値ではクリントン氏48・1%に対し、トランプ氏は41・4%で6・7ポイント差。2012年大統領選では同時期に勝者のオバマ米大統領(民主)と敗者のロムニー氏(共和)は2ポイント差でもつれ合いを展開しており、トランプ氏には厳しい情勢だ。

 AP通信によると、共和党全国委員会への献金も過去3カ月で25%減り、9月の献金額は約3940万ドル(約41億円)。前回大統領選の約4840万ドルに比べて900万ドル少なかった。選挙戦最終盤での減速は大統領選だけでなく、上下両院選にも影響しそうだ。

3701チバQ:2016/10/17(月) 18:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000011-mai-n_ame
<米大統領選>「死に体」トランプ氏 それでも人気の理由

毎日新聞 10月15日(土)9時30分配信

 米大統領選でドナルド・トランプ氏は苦境に立っている。10月1日に暴露された「国の所得税の長期間未払い」という疑惑、7日に表ざたになった「女性蔑視発言」のビデオテープ、さらに12日の「ニューヨーク・タイムズ」による女性の胸などを触ったという疑惑によって、大統領候補としてはほぼ「死に体」となっているのは間違いない。それでも人気があるのはなぜだろうか。【米在住ジャーナリスト・冷泉彰彦】

 ◇徹底的に「白人ブルーカラー層」に寄り添う

 そのトランプ氏は、とりあえず10月9日の「大統領選第2回テレビ討論」は乗り切っている。共和党内のポール・ライアン下院議長や、ジョン・マケイン上院議員などから「支持取り下げ」という通告を受けているのは事実だ。だが、それでも選挙運動を続行する姿勢には変わりはないし、今でも熱狂的な支持者に支えられている。

 では、この「トランプ現象」を支えているのは一体何なのだろうか?

 一つは、徹底的に「白人ブルーカラー層」に寄り添うという姿勢だ。現在のアメリカでは、最も人気のある芸能人がビヨンセであったり、オバマとミシェルという黒人のカップルがホワイトハウスの主人であったりするなど、多様性が「主流」の社会となっている。ということは、反対に白人は下手をすると「傍流」になるわけで、そこに屈辱感を抱えた層というのは確実に存在する。

 さらに言えば、金融とITなどの知的労働が尊敬され、高収入に結びつく現代アメリカでは、「知的でない」ということは経済的成功からも名誉からも見放された存在ということになる。そうした「屈折した層」の心理を、徹底的に引き寄せることに成功した、そのことがトランプ人気の核にある。

 二つ目は、さらに広範にアメリカ社会に存在する「現状不満」だ。強いはずのアメリカが、通商では中国に押される、過激派組織「イスラム国」(IS)のようなテロリストの挑発を抑え込めない、ふと気がつくと自分も周囲にも雇用への不安、将来への不安感が満ちている、そんなアメリカ社会の鬱屈をブラックホールのように吸収しているということも大きい。

 ◇政策が正しいかどうかより、分かりやすさ

 三つ目は、とにかく「発言が分かりやすく、ブレない」ということだ。例えば、イスラム教徒は入国禁止にするとか、メキシコとの国境に不法移民が流入しないように壁を造るといった政策は、実際問題として正しくないし、実行も不可能だ。だが、分かりやすいと言えば、これ以上分かりやすい「政策」はない。

 その分かりやすい主張を、いつまでも「ブレずに語る」というのは、その支持者にとっては「頼りになる」のである。つまり、政策として有効かどうかといった問題は関係なく、その主張を「支持する人間は味方」であり「批判する者は敵」という単純な二分法で政治を動かそうとしているのだ。これは一種のファシズムの手法だが、成功していると言わざるを得ない。

 四つ目は、芸能ショーのような演出だ。妻、娘、息子の妻たちなど長身でブロンドの女性たちを並べてみたり、家族ぐるみでキャラクターを売り込んだりする手法は、反対派にとっては「不気味」なだけだが、支持者にとっては自分もファミリーになったような感覚があるという。家族の結束ということでは、まるで映画の「ゴッドファーザー」のようだという批評もある。そうした家族を含めたキャラクターを売り込んだ後は、ショーアップした演説会に支持者を集め「暴言と放言」という「エンターテインメント」を売り込むのである。

 ◇芸能ショーのような政治集会

 トランプ氏が演説会で言う口癖には「楽しんでいるかい?」というセリフがある。政治集会を芸能ショーと勘違いしているかのような発言だが、実際にやっているのは芸能ショーに限りなく近い内容だと言えるだろう。

 今回のスキャンダルを契機に、大統領選の勝敗ということでは大きく後退したトランプ氏だが、政治家としてまったく経験のない人物が、「社会現象」を起こした結果として主要政党の代表候補になったというのは、確かに歴史に残るだろう。だが、同時に徹底して批判がされなくてはならないと考える。

3702チバQ:2016/10/17(月) 20:03:51
http://www.sankei.com/world/news/161017/wor1610170007-n1.html
2016.10.17 08:52
【米大統領選】
共和党事務所に火炎瓶、米南部で批判の落書きも


プッシュ通知 【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】

 米南部ノースカロライナ州オレンジ郡にある共和党事務所に火炎瓶のようなものが投げ入れられ、室内の一部が焼損した。外壁には「ナチスの共和党、町から出て行った方が身のためだ」との落書きも残されていた。複数の米メディアが16日報じた。

 16日朝に付近の住民が事務所の被害を発見した。犯行は夜間に行われたとみられ、けが人はいなかった。地元警察が経緯を捜査している。

 米大統領選の民主党候補クリントン氏は自身のツイッターで事件について「恐ろしい。容認できない」とコメントした。(共同)

3703チバQ:2016/10/17(月) 20:12:31
http://www.sankei.com/world/news/161015/wor1610150026-n1.html
2016.10.15 17:27
【米大統領選】
共和党襲う「トランプ・ショック」 セクハラ疑惑の嵐に逃げる女性票と献金 選挙控え議員は沈黙…

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領の共和党候補、ドナルド・トランプ氏をめぐるセクハラ疑惑は新たな「トランプ・ショック」となって同党を襲っている。11月8日の投開票まで1カ月を切り、候補差し替えはほぼ不可能。同時に実施される州知事選や上下両院選への打撃を食い止めるためには同氏を“無視”し、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)を攻撃するしかないのが実情だ。

 オバマ大統領は14日、クリントン氏を後押しするためオハイオ州を訪れ、「支持基盤を激怒させないように、多くの共和党上下両院議員は傍観し、何も言わないでいる」と述べ、トランプ氏に対して沈黙を守る議員を批判した。

 共和党内ではトランプ氏支持者の熱狂は続いており、女性に関する下品な発言で支持を撤回した複数の上下両院議員が再び同氏への投票を表明している。

 ただ、トランプ氏の言動が女性票の「共和党離れ」を招くことは避けられず、接戦を展開している候補にとっては死活問題だ。

 共和党下院トップのライアン下院議長は14日、地元ウィスコンシン州での演説で「クリントン氏が勝ち、ワシントンや議会の支配を与えてしまえばすぐに危機に陥る」と訴えた。しかし、トランプ氏には一言も触れず、大統領選の勝敗に関わらず上下両院の過半数は何としても維持したいという口ぶりだった。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)による最新の世論調査の支持率平均値ではクリントン氏48・1%に対し、トランプ氏は41・4%で6・7ポイント差。2012年大統領選では同時期に勝者のオバマ米大統領(民主)と敗者のロムニー氏(共和)は2ポイント差でもつれ合いを展開しており、トランプ氏には厳しい情勢だ。

 AP通信によると、共和党全国委員会への献金も過去3カ月で25%減り、9月の献金額は約3940万ドル(約41億円)。前回大統領選の約4840万ドルに比べて900万ドル少なかった。選挙戦最終盤での減速は大統領選だけでなく、上下両院選にも影響しそうだ。

3704チバQ:2016/10/17(月) 20:13:59
http://www.sankei.com/world/news/161016/wor1610160036-n1.html
2016.10.16 19:06
【米大統領選】
米政府と財界の親密ぶり、クリントン氏メールで暴露 「金融規制は政治的なもの」とまで…
 内部告発サイト「ウィキリークス」が、米大統領選の民主党候補クリントン氏の選挙陣営内部で交わされたメールを連日公開している。

 2015年5月のメールでは、クリントン氏の国務長官在任時の私用メール問題に絡む民事訴訟で、陣営の報道担当を務めるファロン氏が「司法省が関連の聴き取りの予定を教えてくれた」と報告。水面下で陣営と政府側が情報交換していたことを示唆している。

 ウィキリークスは、クリントン氏が公開に応じていないウォール街の企業向けの講演内容も暴露。国務長官退任後の13年10月の講演では、金融危機を受けた業界規制は「政治的なものだ」と述べ、世論対策との見方を示した。

 一連の講演では多額の謝礼を受け取っていたとの批判も浴びており、中間層の擁護者を掲げるクリントン氏の選挙公約とは矛盾するとの指摘も出そうだ。(共同)

3705チバQ:2016/10/18(火) 21:20:39
http://mainichi.jp/articles/20161019/k00/00m/030/024000c
米大統領選
ユタ州で異変 無名候補が躍進

毎日新聞2016年10月18日 18時12分(最終更新 10月18日 18時12分)
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選(11月8日)が3週間後に迫る中、伝統的に共和党の強い西部ユタ州で異変が起きている。世論調査で無名の無所属候補が躍進し、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に迫っている。

 トランプ氏は女性問題などで劣勢になっているが、共和党地盤を守らなければ勝利が厳しくなるだけに、ユタ州の動向が注目されている。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は17日、「(共和党地盤の)真っ赤な州のユタが大統領選の不確定要素に」と伝えた。

 州人口の約60%はキリスト教の宗派の一つ「モルモン教」の信者で、2012年の大統領選では共和党候補でモルモン教徒のミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事が制した。民主党候補が最後に勝ったのは1964年にまでさかのぼる。

 ユタ州の調査会社Y2アナリティクスの世論調査(10〜11日)では、トランプ氏とクリントン氏の支持率はともに26%で、無所属でモルモン教徒の元米中央情報局(CIA)職員、エバン・マクマリン氏(40)が22%で追い上げている。

 モンマス大学(ニュージャージー州)が13日発表したユタ州内の支持率は▽トランプ氏34%▽クリントン氏28%▽マクマリン氏20%。トランプ氏は「自分の価値観と異なる」と答えた人が73%で、クリントン氏について聞いた同じ質問の回答の70%を上回った。

 調査は「スターならば、女性は何でもやらせてくれる」というトランプ氏の発言が米紙で公開された直後で、保守的な考えのモルモン教徒らの「トランプ離れ」が加速したとみられる。

 ユタでは3月の党員集会でテッド・クルーズ上院議員が7割の得票で圧勝。7月の共和党全国大会でもトランプ氏指名に対し、代議員から抗議が起きた。

 モルモン教は聖書とは別に独自の聖典「モルモン書」を持つことなどから、異端視された歴史がある。そのため、トランプ氏が唱える「イスラム教徒の一時入国禁止」などに反発する人が多い。

3706とはずがたり:2016/10/19(水) 11:27:20

2016年 10月 12日 08:31 JST
焦点:「トランプ劣勢」が裏目に、クリントン氏に新たな悩み
http://jp.reuters.com/article/usa-election-clinton-message-idJPKCN12B07O?rpc=188

[ワシントン 10日 ロイター] - 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補の陣営にとっては新たなリスクが浮上しつつある。世論調査で共和党のドナルド・トランプ候補の劣勢が続けば、多くの民主党支持者が安心して実際の投票に行かなくなるという事態だ。

クリントン氏としては十分な得票を得られなければ、政策遂行に必要な政治的資源を欠いた状態で大統領に就任する形になる。最悪の場合は、落選もないとは言えない。

これは今までクリントン陣営が進めてきた選挙戦術と関係がある。つまりトランプ氏が当選した場合の危険性に多くの時間を費やし、クリントン氏自身の大統領としての魅力を具体的に提示してこなかったのだ。その結果、ミレニアル世代やマイノリティ、左派勢力など鍵となる有権者の間に、クリントン氏をぜひ当選させようという熱意は見当たらない。

世論調査からは、クリントン氏を支持する有権者の多くは第一義的にはトランプ氏の当選阻止が目的であり、トランプ氏勝利の可能性が遠のいたと考えれば、もはや選挙に行く動機は失われる。

フロリダ大学の選挙専門家、マイケル・マクドナルド氏は「投票率は選挙戦の伯仲度と関係する。接戦になるほど投票率は高まる」と指摘した。

ロイター/イプソスの最新世論調査では、クリントン氏支持者の約半数がトランプ氏を大統領にさせないためだと答えた。クリントン氏の政策が良いからとしたのは36.5%、人柄を理由に挙げたのは12.6%しかいない。

民主党支持層の大半を占める若者やアフリカ系、中南米系、低所得層といった有権者を投票所に赴かせるには、候補者や争点の面でそれなりの動機づけが必要になる。典型的なのはオバマ大統領が初当選した2008年のケースだ。

当然ながらクリントン陣営も、有権者がもうトランプ氏が勝つことはないだろうと思い込む展開をずっと懸念し、ことあるごとに選挙戦は厳しく、トランプ氏は大統領にふさわしくないとの考えを前面に打ち出してきた。ただ、支持率の面でクリントン氏の優位が広がるとともに、こうした戦術は行使が難しくなる。

トランプ氏が女性を蔑視したとされる発言の映像が公表された7日より前に実施したロイター/イプソスの50州調査によると、クリントン氏の当選確率は95%に達した。NBC/ウォールストリート・ジャーナル紙が10日発表した世論調査では、クリントン氏の支持率がトランプ氏を11%ポイント上回った。

<左派勢力の懸念>

クリントン氏は、ウォール街で多額の報酬を受け取って行った講演の抜粋が「ウィキリークス」に暴露され、その内容が民主党左派の怒りを買っている問題にも対処を迫られている。講演での発言は、クリントン氏が国際貿易を支持し、金融業界と癒着傾向にあるのではないかという左派側の懸念を裏付ける格好となった。

3707とはずがたり:2016/10/19(水) 11:27:43
>>3706-3707
また左派の一部は、クリントン氏が大統領たるべきだというもっと説得力のある主張を掲げるまで静観しようとしている面もある。

民主党の指名候補をクリントン氏と争ったバーニー・サンダース氏のためにオンラインメディア対応を取り仕切った左派系コンサルティング会社レボリューション・メッセージングのクリエイティブディレクター、Arun Chaudhury氏は「この選挙を単なるトランプ氏の信任投票 にしてはならない」と釘を刺す。

同氏は、クリントン氏が発している主なメッセージは「みんなが立ち上がってトランプ氏の当選を阻止しなければならない」というもので、決してクリントン氏を大統領にしようと言っているわけではないと指摘した。

やはりサンダース陣営に属していた世論調査専門家のベン・ターチン氏は、クリントン氏がもう少し自身が大統領職に就く正統性を提供すれば、より大きな差で勝利できるだろうとの見方を示した。

選挙スローガンに目を向けると、「強い米国を取り戻す」というトランプ氏に比べて、「みんなで強くなろう」と呼びかけているクリントン氏は訴えかける力が弱い。

クリントン陣営もメッセージをある程度修正する必要性は認識しているように見える。

選挙戦が加速した9月以降、クリントン氏は党内の指名争いを勝ち抜いた際の作戦に回帰し、民主党の中核的な支持者である若者や女性などが最も不安を抱えている問題に焦点を当てた小規模な集会の開催を続けている。

(James Oliphant記者)

2016年 10月 12日 08:45 JST
焦点:トランプ氏は討論会で止血に成功、党の懸念は緩和できず
http://jp.reuters.com/article/trump-stops-bleeding-idJPKCN12B0OV

[ワシントン 10日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は、9日の第2回討論会で、物議をかもす情報流出に見舞われた自身の選挙戦をかろうじて存続させられる程度の結果は出せたかもしれない。

だがその一方で、トランプ氏を見捨てようと考えている共和党議員をさらに強硬な立場へと追いやった可能性がある。

トランプ氏が討論会で自滅していたならば、女性へのわいせつ発言を受け、共和党の議員や幹部のあいだで同氏を見捨てる流れは勢いを増し、大統領選撤退を求める声が高まっていただろう。

しかし、そのような事態にはならなかった。トランプ氏が大統領候補になったことで、党の分裂を目の当たりにしてきた共和党議員は、おなじみのジレンマに再び直面している。

つまりそれは、接戦が予想される議会選を危うくさせている、手負いの候補者を公に見捨てるのか、それとも、ホワイトハウスへの道がまだ閉ざされていないとのかすかな希望を胸に候補者に対する支援を続けるのか、ということだ。

3708とはずがたり:2016/10/19(水) 11:28:06
>>3707-3708
トランプ氏は1回目の討論会よりも積極的かつ自制の利いたパフォーマンスを見せ、民主党のヒラリー・クリントン氏の国務長官時代の私用メール問題を攻撃するだけでなく、夫のビル・クリントン元大統領の不貞行為を蒸し返した。

こうしたことは、1年以上にわたり全米各地の集会に詰めかけた騒々しい支持者には受けが良いかもしれないが、11月8日の投票日にクリントン氏を負かすのに必要な激戦州での穏健な有権者の票を引き寄せるにはほとんど役に立たないだろう。

「今夜トランプ氏が見せたヒラリーに対する禁じ手無しのやり方は、ビル・クリントンが大統領だったころから、保守派が大統領候補に望んでいることだ」と、アイオワ州共和党の元政治ディレクター、クレイグ・ロビンソン氏は指摘。「共和党陣営らはこうしたパフォーマンスを大いに気に入るだろう」と語った。

だが共和党が運命を共にしているのは、特に女性や大卒者や郊外の有権者に苦戦している、大きな欠陥を持つ候補者だ。ロイター/イプソスによる最近の調査では、米国民の20%近くがどちらの候補者を支持するか、いまだに決めかねている。そのうち60%は女性だった。

今回のテレビ討論会直後にCNNが行った調査は、共和党が心配すべき理由を示している。討論会でクリントン氏が勝ったと答えた人が57%であった一方、トランプ氏を勝者と見る人は34%だった。

2005年に撮影されたビデオテープのなかでトランプ氏が行っている女性へのわいせつ発言をめぐり、ジョン・マケイン上院議員を含む多くの共和党議員が憤り、同氏を非難している。1974年に共和党のニクソン大統領が辞任して以来、同党は最悪の危機に直面している。

<共和党陣営の懸念>
同ビデオが公開されてから、共和党全国委員会は、この問題への対処法について地方の党当局者に何も助言を行っていない。

共和党内部では、トランプ氏に割り当てている資金を、今回の反発を受け、危機的状況に直面するかもしれない同党の上院・下院議員候補を支援するために回すことを検討する議論が活発化している。

「トランプ氏と完全に手を切り、共和党が支配する議会を維持することに重点を置くにはとうに時間が過ぎている」と、同党のベテラン戦略家であるジョン・ウィーバー氏は述べた。

共和党当局者はまた、別の心配事も抱えている。トランプ氏の不人気が、多くの共和党有権者を投票日に家にとどまらせるリスクがある。

こうした騒ぎや非難を背景に、トランプ氏は共和党陣営をまとめるため、9日の討論会でクリントン氏に挑発的な攻撃を新たに浴びせ続けた。

トランプ氏は、メディアに自身のわいせつ発言以外のネタを提供すべく、クリントン氏が国務長官時代に行った外交政策を激しく批判したほか、議論の応酬のなかでクリントン氏を刑務所に入れるとさえ語り、巻き返しを図った。また、ビル・クリントン氏の性遍歴を問題化するとの脅しを実行に移した。

このように攻撃することで、トランプ氏は傷口を止血できたかもしれないが、懸念を消すことは全くできなかった。

(James Oliphant記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

3709チバQ:2016/10/19(水) 17:19:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161019-00000002-jij_afp-int

米民主党、副大統領候補にアップルCEO検討 流出メールで判明

AFP=時事 10月19日(水)6時19分配信
米サンフランシスコでアップルが開いたメディアイベントに登場したティム・クックCEO(2016年9月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の陣営が、副大統領候補として米IT大手アップル(Apple)のティム・クック(Tim Cook)最高経営責任者(CEO)を検討していたことが18日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が公開した電子メールから明らかになった。

 ハッキングにより流出したこの電子メールは、クリントン陣営の選対本部長を務めるジョン・ポデスタ(John Podesta)氏が3月17日にクリントン氏に送信したもので、クック氏に加え、マイクロソフト(Microsoft)創業者で富豪のビル・ゲイツ(Bill Gates)氏とメリンダ(Melinda Gates)夫人、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のメアリー・バーラ(Mary Barra)CEOら30人以上を副大統領候補として提案。「追加または削除したい人がいればお知らせください」と記していた。

 候補者リストにさらに、知名度の高い軍人や、民主党候補指名争いでクリントン氏としのぎを削ったバーモント(Vermont)州選出上院議員のバーニー・サンダース(Bernie Sanders)氏をはじめとする議員ら、さらにマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)前ニューヨーク(New York)市長の名前も挙がっていた。

 最終的にクリントン氏が副大統領候補に指名したのは、バージニア(Virginia)州選出上院議員のティム・ケーン(Tim Kaine)氏だった。

 ウィキリークスは今月7日から、ポデスタ氏の個人メールアカウントから流出した大量の電子メールを順次公開している。

 ポデスタ氏は、これらの電子メールの信ぴょう性を公式には認めていないが、先週には記者団に対し、「ロシアの情報機関」が共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を利するために自分の電子メールアカウントをハッキングしたと主張していた。

 米当局は、民主党などの機関やその他の著名な人物の電子メールを流出させたのは、国家の支援を受けたロシアのハッカーらだったと公式に断定している。【翻訳編集】 AFPBB News

3710とはずがたり:2016/10/19(水) 18:50:11

トランプ氏、望みつなげるか=独走うかがうクリントン氏-20日、最終討論会
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101900650&g=int

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)による第3回テレビ討論会が19日夜(日本時間20日午前)、西部ネバダ州ラスベガスで行われる。投開票は20日後に迫っており、2候補の直接対決は今回が最後。クリントン氏がトランプ氏を一気に引き離して独走態勢に入るのか、トランプ氏が逆転に望みをつなぐのかが焦点だ。
 討論会は計90分間。2候補が司会者を挟み、移民、社会保障、最高裁人事、経済、外交、大統領の資質の6テーマについて15分間ずつ議論を交わす。討論の模様は3大ネットワークなどを通じて全米に生放送される。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、一騎打ちを想定した世論調査の18日夜時点の平均支持率は、クリントン氏48.9%、トランプ氏42%。クリントン氏は2回の討論会で高い評価を勝ち取り、1カ月前に0.9ポイントだった差を6.9ポイントまで広げた。

 獲得選挙人予測はクリントン氏256人、トランプ氏170人で、クリントン氏が過半数の270人に接近。ニューヨーク・タイムズ紙はクリントン氏の当選確率を92%に引き上げた。 
 トランプ氏をめぐっては7日、女性の同意なく体に触ったりキスしたりできると自慢する過去の録音データが露見。共和党内で支持撤回の動きが広がる中、トランプ氏は9日の討論会で実行したことはないと釈明したが、その後、そうした行為をされたと証言する女性が次々と現れた。
 トランプ氏は19日の討論会で「告発」に対する納得のいく説明を求められるとともに、環太平洋連携協定(TPP)に関する立場の変遷や私用メール問題などでクリントン氏を防戦に回らせ、優位を突き崩す突破口を開けるかがポイントだ。クリントン氏は討論会を無難に乗り切り、優位を盤石にすることを狙う。(2016/10/19-17:11)

3711チバQ:2016/10/19(水) 20:38:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3104920
米大統領選ヒラリー氏勝利「確実」で早くも払い戻し アイルランドのブックメーカー
2016年10月19日 14:53 発信地:ロンドン/英国
【10月19日 AFP】アイルランドのブックメーカー(政府公認の賭元業者)、パディー・パワー(Paddy Power)は18日、米大統領選では民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の勝利が「確実」として、同氏に賭けていた人々に対して計80万ポンド(約1億200万円)を払い戻したことを明らかにした。

 大統領選まで3週間を切る中、共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の勝利に賭ける人が極端に少なくなったことが原因。

 パディー・パワーによると、トランプ氏の女性に対するわいせつな発言や性的暴行疑惑が明らかになった後、過去1週間でヒラリー氏に賭ける人が急増。「最近の賭けの傾向はヒラリー氏に一方的な様相を呈していて、賭けを行う人々はその傾向が100%正しいとみているようだ」と語った。

 パディー・パワーは、2012年の米大統領選でも、選挙日の2日前にバラク・オバマ(Barack Obama)氏の勝利に賭けていた人々に計70万ドル(約7300万円)を払い戻している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3104315
トランプ氏は「恥知らず」 ミシェル夫人、女性蔑視発言を痛烈批判
2016年10月14日 08:39 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月14日 AFP】ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人(52)は13日、大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏による女性関係の過激な性的発言について、「恥知らず」で「容認しがたい」と痛烈に批判した。

 ミシェル夫人は米ハーバード大学(Harvard University)卒の弁護士だが、これまでは政治の分野で注目を集めることは避け、主に教育や健康問題に取り組んできた。しかし同日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官がニューハンプシャー(New Hampshire)州で開いた選挙集会の応援に駆け付けると、「この狂気の沙汰に幕を引かなければ」と熱弁を振るった。

 トランプ氏をめぐっては、自分は有名人だから女性に触れてもとがめられないなどと豪語する動画が公開されたのに続き、過去に体を触られたり無理やりキスされたりしたなどとする女性2人の証言を米紙が報じた。トランプ氏側は事実関係を真っ向から否定している。

 ミシェル夫人は「これは更衣室の雑談などではありませんでした。権力者が性的搾取に当たる行為について、気ままにあからさまに語ったものでした。女性にキスした、体に触ったと吹聴しているんです」と強く非難した。

「どの党に属するかなど関係ありません。民主党だろうが共和党だろうが、無党派だろうが、このような扱いに値する女性などいません。この種の虐待を受けてしかるべき人などいないのです」と訴えた。(c)AFP

3712チバQ:2016/10/19(水) 20:40:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3104850
トランプ氏は「泣き言を言うな」 オバマ大統領が痛烈批判
2016年10月19日 05:23 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月19日 AFP】米大統領選で不正が行われているとする共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の主張について、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領は18日、無責任な「泣き言」だと一蹴した。

 数々のわいせつ疑惑や世論調査での支持率低下で苦しい選挙戦を強いられているトランプ氏は、ここ最近の動向を見る限り、さらなる焦土作戦に踏み切るとみられている。

 トランプ氏が米大統領選で不正行為が横行しているとする危険な陰謀論を声高に訴えていることを受け、オバマ大統領は、訪米中のマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)伊首相を前に外交儀礼さえも取り払い、痛烈なトランプ氏批判を展開した。

 オバマ大統領は合同記者会見の場で、「私の人生で、あるいは現代政治史の中で、投票が始まってもいない時点で、選挙やその過程に疑惑の目を向けた大統領候補など、一度も見たことがない。前代未聞だ」と述べた。

「無責任な話だ…大統領に期待するようなリーダーシップと強靭(きょうじん)さが全く見えてこない。試合が終わってもいないのに、もう泣き言を言い始めるなんて」

「物事が自分の思うように行かなかったり、負けたりした際に他人を非難し始める人物には、この仕事に求められる素質はない」

「トランプ氏には、泣き言を言うのをやめて、票を獲得できるよう自分の主張に専心すべきだと忠告したい」

(c)AFP/Andrew BEATTY

http://www.afpbb.com/articles/-/3104442?cx_tag=pc_rankday&cx_position=3#cxrecs_s
トランプ氏がすぐ背後に… クリントン氏、討論会での「奇行」語る
2016年10月15日 07:06 発信地:ワシントンD.C./米国
【10月15日 AFP】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が、14日放送のテレビ番組に出演し、先週末のテレビ討論会で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏から「忍び寄られた」際の心境を語った。

 候補者が市民からの質問に答えるタウンホール形式で行われた9日のテレビ討論会で、トランプ氏はしばしば、質問に回答中のクリントン氏のすぐ後ろに立つ行動を見せていた。

 NBCテレビのトーク番組「エレン・デジェネレス・ショー(The Ellen DeGeneres Show)」に出演したクリントン氏は、討論会でのトランプ氏の挙動によって「とても変な気分になった」と回想。

 トランプ氏が女性へのわいせつ行為を語る映像が先週公開されたことに触れた上で、「彼はひどく取り乱していた。怒りに満ちていたことが肌で感じられた」と語ると、「彼はその場を支配しようと必死で、ステージ上で私に文字通り忍び寄っていた。背後に気配を感じた」と語った。

 一方のトランプ氏は10日の選挙集会で、討論会での自身の行動をめぐる批判を一蹴。「私は自分の演壇と椅子のそばに立っていた。彼女(クリントン氏)は部屋を横切って、私の目の前に立った。私のすぐ横に。そしたら次の日、新聞は何と言っていたか? 『彼は彼女のスペースを侵害した』だと。彼女のスペースを侵害するなど、こちらから願い下げだ」と語っている。(c)AFP

3713とはずがたり:2016/10/20(木) 13:04:31
「トランプホテル」に抗議の嵐 従業員ら、組合交渉要求
http://www.asahi.com/articles/ASJBN2QFDJBNUHBI00Q.html?iref=com_alist_8_02
ラスベガス=五十嵐大介2016年10月20日11時16分

 米大統領選の討論会が開かれたラスベガスで19日、共和党候補のトランプ氏が運営する「トランプ・インターナショナル・ホテル」の従業員ら数百人が、組合交渉に応じないトランプ氏に抗議した。民主党候補クリントン氏の支持も訴えており、トランプ氏は身内からも批判を受けている。

 同ホテルの従業員約520人は昨年12月、投票で労働組合の結成を決めた。だが、トランプ氏側は組合の存在を認めず、交渉に応じていないという。デモでは「トランプを捨てろ」などと書かれたプラカードが掲げられた。抗議後、メキシコからの移民を批判するトランプ氏へのあてつけとして、メキシコ料理のタコスも振る舞われた。

 エルサルバドルから33年前に渡米し、同ホテルで清掃係として3年働くセリア・バルガスさん(58)は「トランプ氏には交渉の席についてほしい。大統領になるのは大きな責任が伴うはずだ」と話した。バルガスさんは1日8時間、13室前後を掃除する。時給は14・71ドル(約1520円)。周囲の相場の17ドル(約1750円)よりも低く、年金もないという。(ラスベガス=五十嵐大介)

3714とはずがたり:2016/10/20(木) 14:31:18

<米大統領選>クリントン氏「3連勝」 討論会支持52%
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161020k0000e030234000c.html
13:16毎日新聞

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)西田進一郎】米大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第3回テレビ討論会が19日午後(日本時間20日午前)、ネバダ州の大学で行われた。来月8日に投開票を控えた最後の直接対決でも両候補は、大統領としての資質などを巡り互いを非難。「選挙の公正さ」を疑問視するトランプ氏は選挙結果を受け入れるかについて、「そのとき話す」と明言を避けた。

 討論会は、移民▽経済▽外交??などを含む六つがテーマ。過去2回の討論会では主要メディアが「クリントン氏勝利」と判断しており、トランプ氏の巻き返しが焦点となった。だが、今回の討論会直後に米CNNが勝者を聞いた緊急世論調査では、クリントン氏52%、トランプ氏39%の結果となり、クリントン氏の「3連勝」となった。

 トランプ氏を巡っては「同意なく性的な接触を受けた」と訴える女性が次々と登場。トランプ氏は「まったくのうそだ」と主張し、クリントン氏陣営がこの動きに関与していると指摘。クリントン氏に「女性をけなすことが自分を大きく見せると考えている」と批判されると、トランプ氏は「私ほど女性を尊敬している人はいない」と反論した。

 また、クリントン氏はトランプ氏が「思慮が浅い」とし、核兵器使用を判断する大統領としてふさわしくないことを強調。トランプ氏は私用メール問題などに触れ「クリントン氏はうそつきだ」と応酬し、互いの発言を遮って激しい言い合いになる場面もあった。

 移民政策について、トランプ氏は「我々は壁を造る。壁が必要だ」とメキシコ国境に壁を造る考えを示し、不法移民を「つまみ出す」と強制退去させる方針を改めて主張。クリントン氏は不法移民に法的地位を与えることで「(社会の)陰から表に出し、経済の向上にもつながる」と訴えた。

 政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた世論調査の平均値(10?18日)では、両候補の一騎打ちを想定した支持率で、クリントン氏の48.6%に対し、トランプ氏は42.1%で、6.5ポイント差が開いている。

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3715とはずがたり:2016/10/20(木) 14:31:58
【米大統領選】オバマ氏の兄を討論会に招待 トランプ氏、心理戦仕掛ける
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610190022.html
10月19日 22:04産経新聞

 【ラスベガス(ネバダ州)=小雲規生】19日にラスベガスで行われる米大統領選の第3回討論会に、オバマ大統領の兄で、共和党のドナルド・トランプ候補を支持しているマリク・オバマ氏が聴衆として参加することが18日、分かった。米メディアが一斉に報じた。トランプ氏がマリク氏を招待したとみられ、民主党のヒラリー・クリントン候補に心理戦を仕掛けている。

 マリク氏は18日、米紙ニューヨーク・ポストに対して討論会に参加すると表明。「トランプ氏は米国を再び偉大にしてくれる」と述べた。FOXニュースによると、トランプ陣営もマリク氏が聴衆のなかに含まれていることを認めた。

 米メディアによると、マリク氏はケニア人であるオバマ大統領の父親と最初の妻との間にケニアで生まれた。現在は米国市民の資格を持っている。7月には、クリントン氏の私的メールアカウント問題やリビア問題への対応を批判して、トランプ氏に投票すると明らかにしていた。

 トランプ氏は第2回討論会でも、ビル・クリントン元大統領から性的暴力を受けたと告白している女性4人を聴衆として招待した。今回もマリク氏を聴衆に含めることで、クリントン氏のメール問題などに注目を集め、揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。

 一方、オバマ大統領は18日、トランプ氏がロシアのプーチン大統領をたたえていることについて、「米国政治で前例がない」と評し、対露強硬論でオバマ氏を批判してきた共和党議員らがトランプ氏を支持していることに疑問を呈した。

3716チバQ:2016/10/20(木) 17:32:31
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102000688&g=int

クリントン氏の優位鮮明に=トランプ氏、結果受け入れ留保-米大統領選最終TV討論














19日、米ネバダ州ラスベガスで開かれた大統領選討論会で、ステージ上を歩く民主党のヒラリー・クリントン氏(手前)と、見詰める共和党のドナルド・トランプ氏(AFP=時事)

 【ラスベガス(米ネバダ州)時事】米大統領選で最後となる第3回テレビ討論会が19日夜(日本時間20日午前)、西部ネバダ州ラスベガスのネバダ大学で開かれた。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党のドナルド・トランプ氏(70)は再び激論を展開。選挙戦終盤で支持率を伸ばしているクリントン氏が勝利を収めたという評価が多く、優位が鮮明になった。
 一方、今回の大統領選を不正選挙だと主張してきたトランプ氏は、選挙結果を認めるかどうか態度を明確にしなかった。「その時点で検討する」と留保し、明言を迫る司会者に対し「どちらとも言わないでおこう」と答えた。
 トランプ氏は9月26日の第1回討論会では「彼女(クリントン氏)が勝てば、絶対に支持する」と断言していた。劣勢になって態度を翻したともいえ、11月8日に投票が迫った大統領選の先行きに不透明感が強まった。
 トランプ氏はさらに、クリントン氏が国務長官として私用メールを公務に使った問題などを引き合いに「彼女は大統領選立候補を許されるべきではなかった」とまで言った。これを聞いたクリントン氏は「恐ろしい」と反応し、「トランプ氏は思い通りにならないことは、全て不正だと主張する」と非難した。
 トランプ氏にわいせつ行為を受けたと訴える女性が9人も名乗り出た問題では、「妻に謝りさえしていない。何もしていないし、そうした女性たちに会ってもいないからだ」と真っ向から否定した。
 過激派組織「イスラム国」(IS)をイラクから駆逐した後の米軍部隊派遣について、クリントン氏はオバマ政権と同様に否定的な立場を表明。シリア内戦には飛行禁止区域設置などで対処する方針を説明した。トランプ氏は、内戦下のシリア北部アレッポの惨状は「人道上の悪夢だ」とし、国務長官としてシリア情勢に関わっていたクリントン氏を非難した。 
 キニピアック大が19日に公表した世論調査結果によれば、クリントン氏の支持率は50%、トランプ氏は44%だった。他方、メディアが反トランプ氏に偏っていると考える人は過半数の55%。「腐敗したメディア」が「不正」に加担しているというトランプ氏の主張を後押しする形にもなっている。(2016/10/20-17:18)

3717とはずがたり:2016/10/20(木) 19:20:44


トランプ、米大統領選の最終結果受け入れ明言せず 最終討論会
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/post-6082.php
2016年10月20日(木)18時58分

 米大統領選の候補者による最後の論戦となる第3回テレビ討論会が19日、ネバダ州ラスベガスで行われ、民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏が激しい論戦を展開した。トランプ氏は、大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについて明言しなかった。

 両候補は、冒頭から女性の人工妊娠中絶の権利をめぐり激しく対立。ただ、過去2回の討論会で互いの個人攻撃が目立ったのとは対照的に、今回は政策に基づいた議論が交わされ、銃所持の権利、移民問題などもテーマとなった。

 トランプ氏は、11月8日の大統領選挙の結果を受け入れるかどうかについて「その時に述べる」とだけ語った。同氏が結果について異議を申し立てる可能性もある。

 クリントン氏はこれに対し、「侮辱的だ。われわれの民主主義を軽視している」と批判。「米2大政党の一つの候補がそのような立場を示すことにがくぜんとする」と述べた。

 トランプ氏は、過去に女性に対してわいせつな行為を働いた疑惑が浮上している問題について、こうした話は「全くのうそだ」と主張。クリントン陣営が画策した可能性を示唆した。その上で、「私ほど女性に敬意を払っている人間はいない」と語った。

 クリントン氏は、自身が大統領になった場合、最高裁判事の任命に当たり、1973年に女性の人工中絶を合憲とした最高裁判決を支持する判事を任命すると明言。一方のトランプ氏は、この判決に反対する判事を任命する考えを示した。

 トランプ氏はまた、米国民が銃を所持する権利を守る最高裁判事を任命すると表明。クリントン氏は、銃所持の権利は支持するが、銃規制の強化を望むと述べた。

 さらに、両候補はロシアのプーチン大統領に対する見解をめぐっても対立した。

 クリントン氏は、トランプ氏が最近のサイバー攻撃について、プーチン氏とロシアを非難することを拒否していると発言。「(トランプ氏は)われわれを守ることを誓った軍や情報機関よりもプーチン氏を信じる」と非難した。

 米情報当局と国土安全保障省はこれまで、民主党全国委員会へのサイバー攻撃や電子メールの流出について、ロシア指導部が関与しているとの見解を示している。

 トランプ氏は、自身がプーチン大統領に近い存在だとの見方を否定した上で、クリントン氏よりも同大統領と良い関係を築けると示唆した。

 この日の討論会では、世論調査でクリントン氏にリードを許していたトランプ氏が巻き返しを図れるか注目されていた。CNNが討論会直後に行った調査では、52%がクリントン氏勝利、39%がトランプ氏勝利と回答した。

 メキシコペソは、討論会終盤に6週間ぶり高値を付けた。投資家がクリントン氏の勝利をほぼ確信していることを織り込んだとみられる。トランプ氏は米国への不法移民を防ぐためにメキシコとの国境に壁を建設すると主張。メキシコにその費用を負担させるとの考えを示している。

[ラスベガス 19日 ロイター]

3718とはずがたり:2016/10/20(木) 19:46:05
英国の国民投票を見てる様だ(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブル

東京株、半年ぶり高値=クリントン氏優勢―上げ幅236円
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/151/6100d6f8dc9f4c8ced4b3d0b4d61e048.html
(時事通信) 17:50

 20日の東京株式市場で、日経平均株価の終値が前日比236円59銭高の1万7235円50銭と5営業日連続で値上がりした。日経平均は終値として、4月27日以来となる約半年ぶりの高値を付けた。19日(現地時間)に行われた米大統領選候補の第3回テレビ討論会後の世論調査結果で「ヒラリー・クリントン氏優勢」と伝わり、投資家心理が前向きになった。

 外交面で極端な政策方針が目立つドナルド・トランプ氏に比べ、穏健な政策を掲げるクリントン氏の優勢で、株式市場には安心感が広がった。原油価格の上昇や海外株高、中国経済の先行きに対する警戒感の後退も株価を押し上げた。市場関係者からは、世界的な景気回復期待を受けて「海外投資家からの買いが入りつつある」(銀行系証券)との指摘があった。

3719とはずがたり:2016/10/20(木) 20:08:00

2016年 10月 20日 15:51 JST
コラム:トランプ発言で「未知の領域」に突入した市場
http://jp.reuters.com/article/column-final-presidential-debate-idJPKCN12K0KF
Gina Chon

[ニューヨーク 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の候補者による最後の論戦となる第3回テレビ討論会が19日、ネバダ州ラスベガスで行われた。今回は社会保障や経済など海外投資家も関心を寄せる問題が集中的に議論されるとみられていたが、ふたを開けてみると、政策論争は中身に乏しく、これまで通りの非難合戦が繰り広げられた。

中でも驚きだったのが、共和党のドナルド・トランプ候補が、大統領選の結果を受け入れるかどうか明言しなかったことだ。同候補はツイッターで、公正な選挙が期待できないと主張。支持者に対し投票所を監視するよう呼びかけていた。

大政党の大統領候補が、民主的選挙の結果を尊重しないとなれば、米国経済のリスクは高まる。建国以来、平和的な権力移行は米国民主主義の証しだったはずだ。トランプ候補がこの伝統と決別すれば、世界経済は前例のない不透明感に覆われる。

確かに、同候補はこれまでも現実味に乏しい発言が多かった。しかし、トランプ旋風を前に、市場はすでに神経質になっている。有権者の意思を尊重しない可能性を示唆した今回の発言は、市場が未知の領域に突入したことを意味している。

3720とはずがたり:2016/10/20(木) 20:10:54
カナダの天国と地獄 中国人子弟は高級車乗り回し、絶望する先住民は自殺図る
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160529/mcb1605290723003-n1.htm
2016.5.29 07:23

カナダ・バンクーバーのチャイナタウンは北米でも有数の規模を誇る。中国系の富裕層も急増しており、移民の子女らは高級車を乗り回しウルトラ・リッチな生活を送っているという

 カナダの「アジア系」には天国と地獄がある。一方は中東部オンタリオ州の辺境にある先住民の地区を襲った悲劇だ。貧困による将来への絶望感などから、半年余で100人以上の住民が自殺を図ろうとした。他方は西部バンクーバーなどに押し寄せる中国人の富裕層だ。移民などとしてこの国に渡り、子弟らは高級車を乗り回す。そんな若者を取り上げる「ウルトラ・リッチガール」というリアリティーショーまでヒットする。時代を隔ててはいるが、ともにユーラシア大陸から渡ったアジア系である。(坂本英彰)

11人が自殺を図った日も

 「毎晩のように、自殺未遂が発生している。もはや危機的な状況だ」

 英紙ガーディアンは、北極海に面したハドソン湾に近いアタワピスカトの地区長、ブルース・シシーシュさんの悲痛な声を伝えた。約2000人のほとんどは先住民だ。

 昨年9月以来、100件を超える自殺未遂が発生し、ひとりが死亡した。4月9日には、一日で11人もが自殺を図ろうとした。

 引き金になったのは、昨年9月、5人の十代女性が薬物自殺を図ろうとしたことだ。その後、まるで伝染するかのように次から次へと自殺志願者が現れた。

地区の4人のヘルスケア担当者はメンタルヘルスの知識もないのに対応に駆り出され、ろくに睡眠も取れない状況に陥った。

 アタワピスカトはカナダの豊かさから、取り残されたような地区だ。最も近い町から500キロも離れている。近くのダイヤモンド鉱山で働く住民はいるが、安定した働き口は極めて少ない。細々とした狩猟や漁業はあるが生計を立てるには苦しく、失業率は8割にのぼる。10〜14人もの大家族が2〜3部屋の家で住むケースが多く、学校に入っても卒業までたどりつくのは3割ほどしかいないという。

 性的虐待も一因に

 自殺を図ろうとした住民の年齢は11歳から71歳と幅広いが、とりわけ若者たちが多い。

 「いじめや薬物中毒、身体的・性的虐待など、いろんな理由で追い詰められていく」。親類にも自殺未遂者がいるというシシーシュさんは、地元テレビにそう説明した。

 地区は「非常事態」を宣言し、援助要請を受けた政府は精神医療チームを派遣するなど対応。トルドー首相は「心が痛む事態だ」とツイッターにコメントし、メディアの注目を集めることになった。

 ただ全人口の数%と少数派の先住民の自殺問題は、カナダ社会が長年抱えてきた暗闇だ。

 政府統計などによると、15歳から24歳の先住民の若者の自殺率は、その他の若者より5〜6倍高い。先住民の死亡を原因別にみると、45歳以下では自殺が最多となっている。

3721とはずがたり:2016/10/20(木) 20:11:08
>>3720-3721
 経済的な苦境や精神的な支えになる伝統文化の喪失、さらにインターネットで得られる情報が、豊かな都市住民との格差感を助長しているとの指摘もある。

 「残念ながら我々の多くのコミュニティーで、自殺未遂はあまりに日常的だ」

 先住民社会の「大酋長」のひとりは米メディアに嘆いた。

 「ウルトラ・リッチガール」

 一方、カナダ西海岸には、これとは正反対の豊かなアジア系がいる。急増している中国系の富裕層だ。

 「バンクーバーのウルトラ・リッチガール」というネット上のリアリティーショーが最近、カナダや中国でヒットした。有名ブランドの服に身を包み、高級レストランでの食事を日常的なこととして過ごす中国系子女の生態を描く。

 登場する大学院生(23)の女性はニューヨーク・タイムズに対し、両親が住む上海ではフェラーリや最高級クラスのベンツに乗るが、カナダではそれほど目立たないアウディを運転していると話す。

 「スーパーカーに乗っているのを見られたら、危ないかもしれないでしょ」

 そう言ってハンドルを握る腕には、高級車BMWよりも高価なブレゲの時計が輝いていたという。

 同紙によると、バンクーバーには10万ドル以上の車の所有者だけが入れるクラブがあり440人のメンバーの9割は中国人。会を創設した27歳の男性は「彼らは働かず、ただ親の金を使うだけだ」と言い、自らもそうしたうちの一人だと話した。

 予算は200万ドル!

 「上位1%の中国人」にカナダの人気は高い。移民に寛容で、かつては多額の投資と引き換えに永住権を付与する投資移民プログラムもあった。中国との飛行機の便も多い西海岸のバンクーバーには多くの富裕な中国人が投資し、いまでは世界有数の不動産が高い都市になっている。

 中国系「リッチガール」のひとりである24歳の女性は所有するコンドミニアムに加えて、一軒家も探す。カナダメディアに「この家、そんなに高くないわ。200万ドルの予算があるから」と言い放った。

 こうした中国人に向けられる目は複雑だ。

 「バンクーバーには、腐敗した中国官僚の息子や娘たちがたくさんいるよ。ここだと金をみせびらかすことができるのさ」

 富裕中国人に高級車を売るディーラーはニューヨーク・タイムズに毒づく。本国とは違い、カナダでは金の出所を詮索される恐れが少ないのだという。

 同紙によると、2005年から12年までの間、3万7千人の富裕中国人が投資移民プログラムの恩恵を受けた。2011年のバンクーバー都市圏人口230万人のうち、18%は中国系が占めた。1981年の7%と比べ大幅な拡大だ。

 富めるアジア系も貧困にあえぐアジア系も、豊かで自由な国、カナダが抱える現実である。


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