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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3587チバQ:2016/08/21(日) 00:03:06
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ8N2FRZJ8NUHBI00K.html
トランプ氏の選対本部長、辞任 資金疑惑の渦中
08月20日 10:24朝日新聞

 米大統領選の共和党候補トランプ氏が陣営の刷新を急いでいる。19日、ポール・マナフォート選対本部長の辞任の申し出を受け入れたと発表。かつて国際コンサルタント業をしていたとされるマナフォート氏には、親ロシア派のウクライナ前政権側による資金提供疑惑が報じられていた。

 トランプ氏は声明でマナフォート氏について「選挙戦への働きぶりに大変感謝している」とし、辞任の理由は触れていない。17日には、選対の最高責任者(CEO)に保守系サイト「ブライトバート・ニュース」の会長スティーブン・バノン氏を起用していた。選挙戦を左右する重要州で民主党のクリントン氏に支持率で差を広げられており、陣営の態勢を改めて整える狙いがありそうだ。

 マナフォート氏を巡っては、ニューヨーク・タイムズ紙が15日、ウクライナで2014年に失脚した親ロ派のヤヌコビッチ前大統領の所属政党からマナフォート氏側への計1270万ドル(約12億8千万円)の支払いを示唆する「帳簿」が見つかったと報道。トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)を批判するなど、従来の米大統領候補よりロシア寄りと指摘され、この意味でマナフォート氏の過去も注目を集めていた。(ニューヨーク=金成隆一)

3588チバQ:2016/08/21(日) 08:12:21
http://www.sankei.com/world/news/160820/wor1608200044-n1.html
2016.8.20 16:41
【米大統領選】
トランプ氏が「黒人のために働く」? 支持率わずか1%に危機感
米大統領選の共和党候補トランプ氏は19日、中西部ミシガン州で演説し、大統領に就任すれば黒人のために働くと述べ、人種差別対策を重視する姿勢を強調した。白人労働者層を支持基盤とするトランプ氏は、最近の演説で黒人に投票を訴えることが多くなっている。黒人の間で支持率が極端に低く、危機感を強めているとみられる。

 ウォールストリート・ジャーナル紙とNBCテレビが今月初旬に伝えた世論調査によると、黒人のトランプ氏支持はわずか1%で、民主党候補クリントン氏の91%と圧倒的な差がついている。

 演説でトランプ氏は「民主党は黒人を票として利用しているだけで、選挙が終わったら何もしない」と主張。自身が大統領になれば、黒人やヒスパニック(中南米系)など少数派の雇用対策を強化し、4年間の任期を迎えた時には「黒人から95%の支持率を獲得してみせる」と豪語した。(共同)

3589チバQ:2016/08/22(月) 00:33:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/268839
米大統領選 開く支持率“減点”勝負 クリントン氏 財団の疑念解消に全力 トランプ氏 惨敗に危機感、暴言反省
2016年08月22日 00時10分

 【ワシントン山崎健】米大統領選は、民主党候補のクリントン前国務長官が大半の世論調査で共和党の実業家トランプ氏をリード。クリントン氏の勝利予想も相次いで出てきた。同氏陣営は、批判された関連財団の活動を修正するなど不安要因の解消に余念がない。一方、惨敗の危機感を募らせるトランプ氏は陣営を刷新。暴言の反省も述べるなど巻き返しに懸命だが、現時点では状況は厳しい。

 米メディアなどの六つの最新世論調査の支持率では、トランプ氏が2ポイントリードした一つを除き、いずれも5〜9ポイント差でクリントン氏が先行。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した支持率平均値は21日時点でクリントン氏46・8%、トランプ氏41・5%となっている。

 2012年の大統領選で全米50州の結果を的中させた統計学者ネイト・シルバー氏は、現時点ではトランプ氏は「極めて勝ち目が薄い」と、クリントン氏の勝利を予測。トランプ氏は得票率で10ポイント以上の差で惨敗する可能性もあるとみる。

 米大統領選は、全米50州と首都ワシントンに割り振られた総計538人の「選挙人」を奪い合い、過半数の270人を獲得した候補が勝つ仕組みだ。これに当てはめた予測で、リアル・クリア・ポリティクスは、クリントン氏が既に最低でも272人を確保する見通し(トランプ氏の最低確保見通しは154人)で、残り112人からの、さらなる上積みの可能性を指摘している。

 ■矛先かわす

 こうした中、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領は18日、一族で運営する慈善団体「クリントン財団」は、妻が大統領選で当選すれば、海外からの献金や企業献金の受け取りをやめると表明した。

 財団を巡っては、外国政府などから不透明な巨額寄付を受けてきた疑惑が浮上。クリントン氏の国務長官在任時には、財団幹部が大口献金者のために国務省側へ職の世話などの口利きをしていた疑いも表面化。トランプ氏との直接対決となる9月下旬からのテレビ討論会で攻撃対象になるのは必至で、矛先をかわす狙いがあるのは明らかだ。

 米メディアによると、クリントン陣営は既に模擬討論の準備に着手。想定外の発言を繰り出すトランプ氏役を見つけるのは困難との見方もあるが、討論会は、大統領選の流れを大きく変えた歴史もあるだけに、陣営は万全の態勢で臨む。

 ■見えぬ糸口

 対するトランプ氏は17日、態勢を刷新し選対本部の最高責任者に保守系ニュースサイト会長のスティーブン・バノン氏を起用した。

 トランプ氏は18日の集会で過激発言について悔悟の念を示した。いわく「白熱した議論の中で、人は言葉遣いを誤ったり間違ったことを言ったりすることがある。私もやってしまい後悔している。誰かに痛みを与えたとすればなおさらだ」。

 強気な姿勢で支持を拡大してきたトランプ氏。選挙戦で反省の言葉を口にするのは初めてで、政治アナリストの一人は「危機的な状況だと彼自身が認識している証し」と指摘する。

 トランプ氏陣営は19日、フロリダなど四つの激戦州で支持を呼び掛ける初のテレビCMをスタート。しかし、この日の集会では黒人層に向けて「黒人は貧しく、学校も良くない。仕事もない。トランプのような新しいものを試して、失うものがあるのか」と物議を醸す物言いは相変わらず。反転攻勢の糸口は見えない。

=2016/08/22付 西日本新聞朝刊=

3590チバQ:2016/08/22(月) 18:49:56
あまりにも品がないのでは…?
http://www.sankei.com/world/news/160822/wor1608220008-n1.html
2016.8.22 08:10
【米大統領選】
米各地にトランプ氏の全裸像 「落選を期待」と声明



 米大統領選の共和党候補トランプ氏に批判的なアーティストらのグループがニューヨークのマンハッタンなど米各地でトランプ氏の全裸像を設置し、話題となった。グループはトランプ氏の落選を期待するとの声明を出したが、像は当局に無許可で設置されたため撤去が相次ぎ、トランプ陣営は静観している。

 トランプ氏の等身大という全裸像は「根性なしの帝王」と題し、米国の5都市で18日に設置された。トランプ氏が険しい表情で真正面を向き、垂れた腹の上で両手を組んでいる。

 像を設置したアーティストらは声明で「米国で最も悪名高い政治家の恐ろしい魂」を表現したと説明。「大統領の座を獲得するというトランプ氏のたくらみの失敗を願う」とした。

 像が設置されたニューヨークのユニオンスクエアでは通行人が写真撮影のため集まるなどした。(共同)

3591とはずがたり:2016/08/23(火) 23:04:55
2016年 08月 13日 16:53 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:経済処方箋に欠けるクリントン氏、トランプ案に見劣り
http://jp.reuters.com/article/clinton-economics-idJPKCN10N0FI?rpc=188&sp=true

Gina Chon

[ワシントン 11日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は11日の経済政策演説で、共和党候補ドナルド・トランプ氏の掲げる政策がトランプ氏のような富裕層に恩恵を与えるだけだと攻撃した。

クリントン氏の批判は概ね的を射ているのだが、トランプ氏が米国の成長鈍化やその原因に正確に焦点を当てたのに対して、クリントン氏はこうした問題への処方箋を提示していない。

トランプ氏は8日にデトロイト経済クラブで経済政策の具体的な内容を公表。クリントン氏はその3日後にミシガン州ウォーレンで1250億ドル規模の経済政策について説明した。

クリントン氏はトランプ氏の掲げる所得税や法人税の減税について、「トランプ氏のような金持ち」が恩恵を受けるだけだと指摘。企業の利益を個人の所得だと主張して減税しようとするトランプ氏の政策を「トランプの抜け穴」と呼んで批判した。

しかしトランプ氏は世界金融危機後の景気回復に関しては核心を突いている。例えば米国の第2・四半期の国内総生産(GDP)成長率は年率1.2%にとどまっているが、これは投資の弱さが原因だ。

米商務省経済分析局(BEA)によると、過去3四半期にわたって企業の支出は落ち込んでいる。第2・四半期に設備投資は2.2%減少し、2四半期連続でマイナスとなった。とりわけエネルギーセクターは大きく落ち込んでおり、ファクトセットがS&P500構成銘柄企業を対象に調べたところ、第1・四半期に前年比で37%も減少した。耐久財の新規受注も今年上半期は横ばいだった。

労働生産性も失望を誘う水準だ。労働省の8日の発表によると、第2・四半期の労働生産性は年率換算で前期比0.5%低下し、3四半期連続のマイナスとなった。

クリントン氏の政策はこうした問題にほとんど対応していない。より重点を置いたのは富裕層の富を吸い上げて中間層の支援に回すことだ。5年間で2750億ドルを投じるインフラ整備計画や国内製造業のてこ入れ策は、確かに米国の経済成長の押し上げにとって重要な意味を持つ。しかしクリントン氏の政策ではあくまでも富裕層の増税や最低賃金の引き上げ、学生の債務負担軽減が最優先事項となっている。

成長率や生産性の低迷を巡っては、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長を含めてエコノミストが頭を抱えており、次期大統領は問題の解決を迫られるだろう。クリントン氏はトランプ氏の政策を激しく攻撃したが、そのことでクリントン氏も手持ちの解決策が少ないことが浮き彫りになった。

3592チバQ:2016/08/24(水) 20:01:30
http://mainichi.jp/articles/20160824/k00/00e/030/216000c

米大統領選
.
トランプ氏、挽回に躍起…移民送還一部緩和か



毎日新聞2016年8月24日 11時11分(最終更新 8月24日 12時39分)

 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が、弱点とされている中南米系住民や黒人などマイノリティーからの支持を獲得しようと、選挙攻勢をかけ始めた。


<まんがで解説>ドナルド・トランプさんって? .

 トランプ陣営の広報担当ケリアン・コンウェイ氏は21日、CNNテレビで、トランプ氏が公約していた不法移民の強制送還政策を一部修正する可能性があることを示唆した。数週間のうちに内容が決まるという。

 トランプ氏は、メキシコとの国境に壁を建設し、推計1100万人とされる不法移民を国外に強制送還すると公言。有権者の1割を占める中南米系住民の怒りを買った。トランプ氏は20日夜、ニューヨーク・マンハッタンのトランプタワーで、中南米系住民の支持者で構成された顧問団と協議。参加したジェイコブ・モンティ弁護士は、ユニビジョン・ニュースに対し「トランプ氏は、不法移民全員の強制送還は不可能で非人間的だと認めた」と話した。

 トランプ氏はまた、黒人有権者に対しても秋波を送っている。20日、バージニア州の集会で「共和党は(奴隷を解放した)リンカーン大統領の党だ。もう一度、共和党が黒人有権者の家となるようにしたい」と演説した。

 前日にはミシガン州で、民主党の政策が黒人が直面する貧困や犯罪、失業といった問題の元凶だと批判。「トランプ(という新しいもの)を試して、失うものがあるのか」と、黒人有権者に自身への投票を呼びかけた。

 ウォール・ストリート・ジャーナル紙などの世論調査によれば、黒人のトランプ氏に対する支持率はわずか1%にとどまっている。

 民主党の大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)の陣営は、トランプ氏の動きを「(国民の)注意をそらそうとする試みだ」などと批判している。

 米メディアの世論調査によると、クリントン氏への支持率は重要州のほとんどでトランプ氏を上回っている。CBSテレビが21日発表した調査では、クリントン氏は南部フロリダ州や中西部オハイオ州でそれぞれ5、6ポイント上回り、白人高齢者が多い中西部アイオワ州のみ、両者が横並びとなっている。

3593とはずがたり:2016/08/25(木) 15:16:45
英EU離脱を率いたファラージ氏、トランプ氏の集会で演説
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2016/08/175875.php
2016年08月25日(木)13時54分

[ジャクソン(米ミシシッピ州) 24日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱キャンペーンの中心的存在だったナイジェル・ファラージ氏は24日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏の集会で演説し、トランプ氏は自身が英国で主導したのと同様の反体制運動を展開していると述べ、支持する考えを示した。

ファラージ氏は米ミシシッピ州ジャクソンで開催されたトランプ氏の集会に登場。トランプ氏に演壇に呼ばれ、握手を交わした後、マイクに向かった。

ファラージ氏は演説で、EU離脱をめぐる英国民投票で離脱支持を訴えるにあたり、国内への移民の大量流入に反対を唱えたことが世論が急速に離脱に傾く要因となったと分析。

オバマ米大統領が英国民に国民投票での残留への投票を呼び掛けたのと同じことは繰り返したくないため、トランプ氏への支持を呼び掛けることはしないとした上で、「ただ、私が米国民ならば、(民主党候補の)ヒラリー・クリントン氏に投票しないことは言っておこう」と語った。

トランプ氏はここにきて、不法移民に対する強硬な姿勢を軟化させている。24日放送された発言では、同氏は米国の法律を守ってきた移民との共存と協力に前向きな姿勢を示した。

世論調査の支持率でクリントン氏にリードを許しているトランプ氏は、かねてから英国のEU離脱派との協調を模索してきた。同氏は離脱派を勝利に導いたファラージ氏の言葉をもじり、「(大統領選のある)11月8日は米国民が再び独立を宣言する機会となる」と語った。

3594チバQ:2016/08/28(日) 16:15:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3098846
ネオコンの代表格、トランプ氏を非難 クリントン氏に投票示唆
2016年08月27日 15:18 発信地:ベルリン/ドイツ
【8月27日 AFP】ネオコン(新保守主義)の代表格ポール・ウルフォウィッツ(Paul Wolfowitz)氏(72)が、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を支持せず、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に投票するかもしれないと発言した。26日付の独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)に掲載されたインタビューで述べた。

 ウルフォウィッツ氏はトランプ氏を安全保障上のリスクとみなしていると同誌に語った上で、トランプ氏はロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を称賛していると非難した。

 ウルフォウィッツ氏は世界銀行(World Bank)総裁を務めたほか、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領政権下で要職を務め、イラクへの「先制攻撃戦争」を声高に主張した。(c)AFP

3595チバQ:2016/08/28(日) 23:44:56
http://www.sankei.com/world/news/160825/wor1608250039-n1.html
2016.8.25 19:35
【米大統領選】
クリントン氏の利益供与疑惑が拡大 面会者の半数以上が財団に献金 ノーベル賞のグラミン銀創設者も
【ワシントン=小雲規生】米大統領選の民主党候補のヒラリー・クリントン氏が国務長官在任中に面会するなどした民間人の半数以上が、クリントン家が創設した「クリントン財団」への献金に関わっていたことが23日、分かった。AP通信が報じた。面会者には外国政府と対立する著名経済学者や金融界の有力者らが含まれており、クリントン氏による利益供与疑惑が拡大したかたちだ。

 AP通信が入手したクリントン氏の日程を分析した結果、クリントン氏と面会したり電話で話したりした154人の民間人のうち、少なくとも85人が同財団に献金したり、同財団のプロジェクトへの関与を約束していたりしていた。85人の献金総額は1億5600万ドル(156億円)に上る。

 貧困層への無担保少額融資でノーベル平和賞を受賞したバングラディシュの経済学者、ムハマド・ユヌス氏は、自ら創設した「グラミン銀行」の関連組織を通じて数十万ドルを献金。2009年から12年にかけて3度にわたってクリントン氏と面会するなどした。

 ユヌス氏は当時、同銀行の経営をめぐってバングラディシュ政府と対立しており、国務省に仲介を求めていたという。クリントン氏は側近に対し、対応を検討するよう指示。また国務省はクリントン氏の国務長官在任中、グラミン銀の関連組織に対する220万ドルの資金融通を決めた。

 また面会者のなかには、同財団に大口献金している米投資会社ブラックストーンのスティーブ・シュワルツマン最高経営責任者(CEO)も含まれていた。国務省はシュワルツマン氏の求めに応じて、査証(ビザ)をめぐる問題に取り組んでいたという。

 AP通信はこれらの献金や面会に違法性はないとしつつ、「献金はクリントン氏に会うための『料金』だったとの印象を強めるものだ」としている。

 同財団をめぐっては、幹部がクリントン氏の側近に対し、大口献金者と国務省関係者の間をつなぐよう依頼していたことも判明。共和党のトランプ候補は21日、「これ以上にクリントン氏の腐敗度合いを示すものはない」と批判した。

 同財団はクリントン氏が大統領選で勝利すれば、外国からの献金は受けない方針を示している。しかし今後もクリントン氏が過去の献金者との関係を疑われ続けることは避けられず、選挙戦では大統領としての適性が問題視されそうだ。

3596チバQ:2016/08/28(日) 23:51:07
http://www.sankei.com/world/news/160827/wor1608270021-n1.html
016.8.27 09:32
【米大統領選】
クリントン氏に投票へ 共和党の元国防副長官ポール・ウルフォウィッツ氏

ツイート反応


 米共和党のブッシュ前政権で国防副長官を務めたポール・ウルフォウィッツ氏が、11月の大統領選で同党のトランプ候補ではなく、民主党のクリントン候補に投票すると語った。ドイツの有力誌シュピーゲル電子版が26日報じた。過激発言を続けるトランプ氏を問題視し、クリントン氏に投票する考えを示す共和党員が相次いでいる。

 ウルフォウィッツ氏は同誌に対し、トランプ氏がロシアのプーチン大統領を評価していることなどを批判。米国の安全保障に悪影響を及ぼすとした上で「思うところはあるが、クリントン氏に投票せざるを得ない」と述べた。

 ウルフォウィッツ氏は、イラク戦争を主導したネオコン(新保守主義)の代表格とされる。2005〜07年には世界銀行総裁を務めた。(共同)

3597チバQ:2016/08/30(火) 21:11:14
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160830k0000e030145000c.html
<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
11:36毎日新聞

<米大統領選>ジョンソン元州知事 「第3の候補」に存在感
米大統領選に向け、支援者を前に演説するリバタリアン党のゲーリー・ジョンソン氏=東部ニューハンプシャー州コンコードで25日、AP
(毎日新聞)
 ◇「リバタリアン党」 支持率10%

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選で民主、共和の2大政党と一線を画す「リバタリアン党」候補のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)の存在感が増している。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)、共和党のドナルド・トランプ氏(70)は、いずれも好感度が低い「不人気候補」。両氏に不満を持つ人々の受け皿として、ジョンソン氏は世論調査で10%前後の支持を集めており、今後さらに支持を伸ばせば、選挙戦に大きな影響を与える可能性がある。

 「目標は大統領選に勝つことだ。クリントンとトランプに二極化した大統領候補の討論会に参加すれば、我々が(選挙に)勝つのは不可能ではない」。ジョンソン氏は28日、FOXニュースの討論番組で、9月26日から始まる大統領候補によるテレビ討論会に参加し、支持を広げることに意欲を示した。

 討論会の参加条件は「平均支持率15%」。キニピアック大が25日発表した世論調査では、45%のクリントン氏、38%のトランプ氏に続き、10%の支持を獲得した。平均では現在8%だが、ジョンソン氏は「最近6、7週間で支持率は4ポイントも伸びており、討論会参加には楽観的だ」と自信を見せる。

 2大政党以外の候補が参加条件を満たせば、1992年大統領選に無所属で出馬し、大旋風を起こしたロス・ペロー氏以来となる。

 リバタリアン党は71年結党で、個人の自由・意思を尊重する。政府の役割を縮小して緊縮財政を求める「小さな政府」を志向する点で共和党と重なり、連邦予算の大幅削減などを主張する。一方、人工妊娠中絶や同性婚など社会問題での寛容さは民主党に近く、不法移民に市民権獲得への道を開く移民制度改革にも賛成する。

 ジョンソン氏は共和党員として2003年まで2期8年間、ニューメキシコ州知事を務めた。12年大統領選にはリバタリアン党から立候補したが、得票率は1%未満だった。

 一方、25日発表のキニピアック大の調査では、「嫌い」と「憎らしい」を合わせた回答が、トランプ氏は63%、クリントン氏も55%に達した。ジョンソン氏は無党派層の19%の支持を獲得したのに加え、共和党支持層の6%、民主党支持層の3%の支持も得ており、前回大統領選時とは異なる自信の裏付けになっているようだ。

3598とはずがたり:2016/08/31(水) 15:16:20

クリントン氏「一家の慈善団体は国務長官の職務に影響せず」 事業縮小し提携相手を探す
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5727.php
2016年8月29日(月)10時18分

米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。写真は15日、ペンシルバニア州スクラントンで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)
  米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏は26日、一家の慈善団体「クリントン財団」について、一部の慈善事業縮小に向け、提携相手を模索していると明らかにした。そのうえで、国務長官在任中に財団の活動が自身の責務に影響を及ぼしたことはないと言明した。

クリントン氏はMSNBCとのインタビューで「財団は提携相手を探しているが、時間がかかるだろう」と指摘。「簡単にプログラムを中止することはできないため、段階的に縮小するには時間がかかる。提携相手との交渉もかなり骨の折れる仕事だ」と述べた。

そのうえで「私の国務長官としての仕事が外部の圧力に影響されたことはない。すべての政策決定は、米国民の安全維持と海外における米国の利益保護に必要との判断に基づき行った。私の側近も適切な行動をとってきたと確信している」と語った。

クリントン財団をめぐっては、寄付などをめぐり、クリントン氏の利益供与疑惑が浮上している。財団は今後、一部の海外からの寄付や企業献金を受け取らない方針も示しているほか、財団の立ち上げに関わった夫のビル・クリントン元米大統領は、ヒラリー・クリントン氏が11月の大統領選で勝利することになれば、役員を辞任する意向を表明している。


[ワシントン 26日 ロイター] -

3599とはずがたり:2016/09/04(日) 15:18:23
ヒラリー氏に痛手?夫の女性問題で側近「離別」
卑猥なツイッターって何を送ったんだ!?厭らしく口説いたけど振られたってこと??

http://www.yomiuri.co.jp/world/20160831-OYT1T50158.html?from=yartcl_outbrain1
2016年08月31日 21時41分

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏(68)が最も信頼する側近として知られるフーマ・アベディン氏(40)が29日、夫のアンソニー・ウィーナー元下院議員(51)との「離別」を発表した。

 発端は夫の女性問題で、陣営にとって痛手となりそうだ。

 米紙によると、ウィーナー氏は知人女性にツイッターで卑わいなメッセージを送り、これが明るみに出たことで「離別」に至った。ウィーナー氏は過去に2回、同様の女性問題を起こしていた。

 クリントン氏も、夫のビル・クリントン元大統領(70)の女性問題で苦汁をなめてきた。今回の一件は、有権者にビル氏の醜聞を連想させかねず、懸念する声が出ている。

(ここまで302文字 / 残り132文字)
2016年08月31日 21時41分

3600とはずがたり:2016/09/04(日) 15:20:59
2013年の記事

57 "セクスティング"で失脚したウィーナー元議員、恥ずかしい偽名で返り咲き
http://news.mynavi.jp/column/ent-economy/057/
三国大洋
[2013/08/02]

前々回の記事で、ヒラリー・クリントン米元国務長官(以下、ヒラリー)の講演料についての話をしたが、あの話の参照元であるNYTimesの記事のなかからもう1エピソード紹介したい。

現在は講演や執筆活動などに忙しいヒラリーの事務所で、「国務長官時代からの部下であるフマ・アベディン(Huma Abedin)という女性がスタッフとして働いている」という一文が終わりのほうに出てくるのだが、このアベディンさんが先週あたりから米メディアでにわかに大きな注目を浴びる存在になっている。

アベディンさんには、3年前に結婚したアンソニー・ウィーナー(Anthony Weiner)という元連邦下院議員の夫がいるのだが、このウィーナー元議員は2年ほど前に議員を辞職している。そのきっかけは、TwitterやFacebook、電子メールなどで性的な情報(人前で見せてはいけない部分を含む自分の裸体画像など)を含んだメッセージを女性に送りつけていたという事実が発覚したことだった。

これは「ウィーナーのセクスティング・スキャンダル」とも呼ばれている(註:米では携帯電話でショートメッセージをやりとりすることをテクスティング(texting)と呼ぶことも多いが、そのtexting とsexを掛け合わせたもの)。

ウィーナーはブルックリンの出身。今年1月の大統領就任式で司会進行役を務めたチャールズ・シューマー上院議員(Chuck Schumer)のもとでの見習いを経て、ニューヨーク州から選出され議員となった。

このため、地元に拠点をおく大手メディアでネタにされることも少なくない。たとえばジミー・ファロンのトークでも、頻繁に登場する名前の一つになっている。

Anthony Weiner and Huma Abedin’s Post-Scandal Playbook - NYTimes

(4月にNYTimes Magazineに掲載されていた、議員辞職後のミソギに励むウィーナー&アベディン夫婦を採り上げた記事。夫妻にはまだ幼い子供もいるらしい)
そんなウィーナー、議員辞職から1年以上かけていわゆる“ミソギ“に精を出し、今年の春あたりからは11月に投票があるニューヨーク市長選の出馬に向けた準備を進めていた。だがここにきて、実はミソギの期間中に性懲りもなくセクスティングを続けていたのが発覚してしまった。しかも「カルロス・デンジャー」(Carlos Danger)というバカげた偽名を使ってメッセージを送っていたことがバレて、さらなる大騒動に発展しているのだ。

さて。妻のアベディンさんはスキャンダル発覚後にさっそく記者会見を行い、「それでも(2011年の時と同様に)夫のことを支持する」と述べたが、この「内助の功」に対しても、「ろくでもない亭主にいつまで肩入れするつもり?」といった感じの厳しい声が上がっているらしい。

3601チバQ:2016/09/04(日) 16:48:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090400049&g=int
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入



 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。
 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。
 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。(2016/09/04-14:15)

3602チバQ:2016/09/04(日) 16:54:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160904k0000m030123000c.html
<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
00:47毎日新聞

<トランプ氏>「穏健化」か「過激」か 言動揺れる
7月以降の平均支持率の推移
(毎日新聞)
 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補(70)が迷走している。言動が「過激」と「穏健化」との間で揺れ動き、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)との支持率の差は開いたままだ。選対幹部の刷新もしたが、11月の本選に向けた明確な勝利戦略は描けていないようだ。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ】

 「全ての内容が固まった時点で決断するが、かなり軟化したものになるだろう」

 不法移民対策について、トランプ氏は1日のラジオ局のインタビューで、南部アリゾナ州で前日に発表したばかりの強硬政策の修正をほのめかした。メキシコ国境の壁建設や推計1100万人の不法移民全員の強制送還という過激な公約を掲げたトランプ氏。8月下旬以降は、軟化を示唆しては強硬路線の維持を主張することを繰り返している。

 トランプ氏の支持率は先月から、下降局面に入った。イラクで戦死したイスラム教徒の米陸軍大尉の両親への批判がきっかけだが、その後も、ロシアによるウクライナ領クリミア半島の一方的な編入を容認するなど、問題発言を連発。共和党政権の元政府高官50人がトランプ氏に投票しないと宣言する書簡を公開する事態になった。

 党予備選では、過激な発言で共和党支持層の一部を熱狂させる戦略が奏功したトランプ氏。本選では、それまで批判してきた党主流派だけでなく、無党派層を含めた幅広い有権者も引きつけなければ勝機はない。だが、米キニピアック大が8月25日に発表した世論調査では、共和党支持層の12%がクリントン氏支持に流れ、無党派層の支持率もクリントン氏の方が高い。

 焦るトランプ氏は8月中旬、それまでの約2カ月間で2回目となる陣営幹部の一部刷新を行った。過激発言を控え、「大統領らしく」振る舞うよう軌道修正を主導した政治コンサルタントのポール・マナフォート氏を事実上更迭。「米国で最も危険な政治工作員」(米メディア)とされる保守系サイトのスティーブン・バノン会長を陣営最高責任者に迎えた。トランプ氏は「私のやり方でやりたいんだ」と語り、刷新の狙いは「原点回帰」にあると説明した。

 一方、支持率回復を狙って仕掛けているのが、ヒスパニック(中南米系)や黒人などマイノリティーへの働きかけだ。マイノリティーの極めて低い支持率を上げるのはもちろん、「人種差別主義者」という印象を消し去ることで、共和党支持層のうち、取り込みに失敗している穏健派や高学歴層を引きつける目的がある。

 不法移民対策の軟化を繰り返し示唆するのも、その一環だ。だが、強硬路線は、不法移民流入で失業率や犯罪率が悪化したという不満を持つ白人層の支持を獲得し、候補指名獲得の原動力にもなった。これらの支持層の離反を恐れるあまり、軟化の必要性との間で言動が揺れ動いているのが実情のようだ。

3603チバQ:2016/09/04(日) 16:54:44
 ◇共和地盤でも苦戦

 11月の本選について、選挙分析で定評があるバージニア大政治センター所長のラリー・サバト氏らは8月18日、クリントン氏が「安全圏内」「勝利の可能性が高い」の州の合計だけで、当選に必要な選挙人の過半数に達し、273人を確保する見通しと発表。トランプ氏は「やや優勢」の州を加えても190人にとどまっている。

 トランプ氏は、民主、共和両党の勢力が拮抗(きっこう)する約10州の「スイング・ステート(激戦州)」の大半を制した上で、民主党地盤の州のいくつかを奪い取る戦略を描いていた。そのため、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を主張し、工場の海外移転などで衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」での戦いを強化しようとした。

 だが実際は、激戦州で大苦戦しているだけでなく、共和党地盤の南部州でもジョージアやノースカロライナなどをクリントン氏に切り崩されている。

 クリントン氏は、TPPへの反対姿勢を打ち出して通商政策が争点になることを回避。トランプ氏を「人種差別主義者だ」と批判し、マイノリティーの間での圧倒的な優勢を維持する戦略だ。クリントン一家が運営する慈善団体「クリントン財団」の便宜供与疑惑などが再浮上し、安心はできないが、優位な戦いを展開している。

 今後の焦点は両候補が直接対決するテレビ討論会で、今月26日に1回目が行われる。

 米ジョージ・ワシントン大政治経営大学院のマイケル・コーンフィールド准教授は「トランプ氏の選挙態勢は不十分で、討論会でクリントン氏を動揺させるだけでは追いつくことはできない。今後、クリントン氏に大惨事と言えるような事態が起きない限り、(本選では)彼女が勝つだろう」と予測している。

 【ことば】米大統領選の仕組み

 投票は全米50州と首都ワシントン(特別区)であり、人口に応じ各州に割り当てられた選挙人計538人の過半数(270人)を獲得した候補が勝者。一部の州を除き、得票数が多い候補がその州の選挙人を「総取り」する方式のため、全米での総得票数が多い候補が勝つとは限らない。

3604名無しさん:2016/09/05(月) 23:42:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000045-reut-n_ame
トランプ氏追い上げ、クリントン氏と支持率拮抗=世論調査
ロイター 9月5日(月)13時34分配信

[2日 ロイター] - ロイター/イプソスが公表した米大統領選の世論調査によると、共和党候補ドナルド・トランプ氏が支持率を伸ばし、民主党候補ヒラリー・クリントン氏の支持率と拮抗している。

トランプ氏の支持率は40%、クリントン氏は39%だった。

トランプ氏は共和党内でも支持を広げており、過去2週間で支持率は6%ポイント上昇し、約78%となった。ただ、2012年の前回大統領選時にミット・ロムニー氏が確保した85%には依然届いていない。

クリントン氏とトランプ氏のいずれにも投票しないとの回答は20%を上回った。

調査は8月26─9月1日、1804人を対象に全米50州で実施された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160904-00000027-jij-n_ame
クリントン氏がリード維持=米大統領選、終盤戦に突入
時事通信 9月4日(日)14時11分配信

 【ワシントン時事】米大統領選は伝統的に本選スタートの日とされる5日のレーバーデー(労働者の日)を境に終盤戦に入る。

 世論調査では民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が依然リード。投開票日は2カ月後の11月8日に迫っており、最大のヤマ場となる討論会を経て、クリントン氏が独走態勢に入るのか、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が巻き返すのかが焦点だ。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、3日時点の平均支持率はクリントン氏46%、トランプ氏42.1%で、クリントン氏が3.9ポイント先行。個別の州の情勢調査からはじき出した獲得選挙人予測も、クリントン氏229人、トランプ氏154人と、クリントン氏が過半数の270人に近づいている。

 クリントン氏は一時、トランプ氏に支持率で約8ポイントの差をつけ、獲得選挙人予測も過半数に到達。しかし、長官時代の私用メール使用問題や慈善団体「クリントン財団」の献金者への便宜供与疑惑を追及され、減速した。ただ、トランプ氏も強硬路線を貫くのかどうか戦略が定まらず、勢いを取り戻せていないのが現状だ。

3606チバQ:2016/09/09(金) 19:26:21
http://www.sankei.com/world/news/160908/wor1609080056-n1.html
2016.9.8 22:23更新

【米大統領選】
投票まで2カ月 世論調査の平均支持率は3ポイント差 熾烈さ増す舌戦 激戦州テコ入れ 


 【ワシントン=青木伸行】米大統領選の投票日(11月8日)まで2カ月。選挙戦は終盤に入り、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と、共和党のドナルド・トランプ氏(70)の舌戦が熾烈(しれつ)さを増し、激戦州のテコ入れに躍起となっている。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した主要世論調査の平均支持率は、クリントン氏45・9%、トランプ氏42・9%。このところトランプ氏が追い上げムードで、7月の民主、共和両党の全国党大会後、一時は7・9ポイント差を付けたクリントン氏のリードは3ポイントに縮まっている。支持率は依然、浮き沈みを見せている。

 各州の情勢分析では、大統領選挙人(計538人)の獲得予想数はクリントン氏が229人と、トランプ氏(154人)をリードしている。ただ、当選要件である過半数の270人には届いていない。

 これは勝敗がどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)が、リアル・クリア・ポリティクスによるとノースカロライナ、アイオワ、フロリダ、オハイオ、ペンシルベニアなど12州(選挙人計155人、メーン州の一部を含む)に上っているためだ。

 その激戦州にも変動が見られる。例えば、前回の情勢分析でバージニア、ペンシルベニア、ウィスコンシン州ではクリントン氏が「やや優勢」とされていたが、最新の分析では「トスアップ」に変わった。

 クリントン氏の支持率低下を含む、こうした最近の動向は主に、私的な電子メールアカウント使用問題が再燃したことに起因しているとみられている。

    
■  ■

 こうした状況にあってクリントン氏は、「過激主義者」「軍の最高司令官には不適格」「ラティーノ(中南米系)にとり危険だ」と、トランプ氏の大統領としての資質を一貫して突く戦略に出ている。

 一方、トランプ氏は黒人が集まる教会などを訪れ、「黒人は民主党の犠牲者だ」と、同党の支持基盤である黒人票の切り崩しを図る一方、「メール問題によってヒラリーは大統領に不合格」と烙(らく)印(いん)を押す。

 7日には、両氏が軍最高司令官としての資質などをめぐり舌戦を繰り広げた。

 トランプ氏は大統領に就任直後に、国防予算の強制削減措置を撤廃して米軍の装備を増強し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討計画をまとめる方針を示した。さらに、アジア太平洋地域のリバランス(再均衡)戦略は、「中国の攻撃性を増大させた」と非難した。

 クリントン氏は「最高司令官には、困難な決断をするための絶対的な堅実さと強さが求められる。最高司令官として私は頼りにできるが、トランプ氏は当てにならない」と反論した。

 政治アナリストは現時点で、「クリントン氏が勝つ確率は74%」「クリントン氏が敗れる事態も起こりうるが、ないだろう」「ただ、同氏の地滑り的勝利にはならない」と、トランプ氏不利と予測している。

3607チバQ:2016/09/09(金) 19:27:52
最後の1行抜けてた

>>3606
 だが、トランプ氏は大方の予想を覆してここまで躍進してきた経緯があり、「行方は投票日まで分からない」との慎重な見方もある。26日から火蓋が切られる一騎打ちのテレビ公開討論が、一つのカギを握りそうだ。

3608とはずがたり:2016/09/10(土) 23:44:41

トランプ氏にも財団問題浮上=州司法長官に贈賄か-米大統領選
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091000217&g=int
 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が慈善団体「クリントン財団」に絡む便宜供与疑惑の追及に苦しむ中、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)にも「トランプ財団」を通じた贈賄疑惑が浮上した。今後の展開によっては、トランプ氏が11月の投開票日を前に失速する可能性もある。
 トランプ氏に持ち上がった疑惑は、自身が経営する不動産セミナー「トランプ大学」が詐欺の疑いで検察当局の調べを受けるのを免れるため、2013年に財団を通じてフロリダ州のパム・ボンディ司法長官側に2万5000ドル(約250万円)を渡したのではないかというものだ。
 米メディアによると、ボンディ氏の下には当時、大学に授業料をだまし取られたという訴えが多数寄せられていた。ボンディ氏は同年9月、大学を調べることを検討していると表明。しかし、4日後に自身を支援する政治団体が財団から寄付を受けると、ほどなく調べないことを決定した。
 疑惑が米メディアで騒がれ始めると、トランプ氏は5日、記者団に「彼女とそれ(寄付)について話したことは一度もない」と真っ向から否定。しかし、ボンディ氏の報道担当者は、ボンディ氏がトランプ氏に電話で寄付を頼んだことを認めており、双方の証言は食い違っている。(2016/09/10-15:03)

3609名無しさん:2016/09/11(日) 18:07:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160909-00000003-jij_afp-int
「アレッポって何?」 米大統領候補の無知に司会者あぜん
AFP=時事 9月9日(金)7時8分配信

【AFP=時事】米大統領選で、小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事が、8日放送の報道番組内で、内戦下のシリアで激戦が続く北部アレッポ(Aleppo)市の状況にどう対処するかとの質問に「アレッポとは何ですか?」と聞き返し、司会者らをあぜんとさせる一幕があった。

 質問を投げかけたジャーナリストのマイク・バーニクル(Mike Barnicle)氏は、シリア問題に関する知識不足を露呈したこのジョンソン氏の返答を受け、信じられないといった様子で「ご冗談でしょう」と応じ、「アレッポはシリアにあります。難民危機の震源地です」と説明した。

 するとジョンソン氏は、「シリアについては、私も確かに大変な状況だと思う」と答えた上で、「シリアに対処する唯一の方法は、ロシアと協力して外交的に事態を終息に導くことだと考えている」と続けた。

 かつてシリアの経済中心地だったアレッポは、2011年3月に始まった内戦で荒廃している。

 ニューメキシコ州知事を2期務めたジョンソン氏は、近く行われる大統領選候補の討論会に参加し、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏と共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との直接対決に臨みたい考えだが、そのためには世論調査で15%以上の支持率を獲得する必要がある。

 ジョンソン氏の名が世論調査で挙がることはほとんどないが、7日に公表された米紙ワシントンポスト(Washington Post)とオンライン調査会社サーベイモンキー(Survey Monkey)の合同世論調査では、全州平均で13%の支持を得ているとの結果が出ている。

 ジョンソン氏の発言の直後、ツイッター(Twitter)上では「#WhatIsAleppo(アレッポって何)」というハッシュタグがトレンド入りし、皮肉や驚きのコメントが相次いで投稿されている。中には、破壊されたシリアの写真に「これがアレッポだ」というコメントを添えて投稿し、失望をあらわにする人もいた。【翻訳編集】 AFPBB News

3610とはずがたり:2016/09/12(月) 14:02:39
もしこの段階で万が一とかあったらどうなるの?副大統領候補が昇格?党大会やりなおし?

クリントン氏、米カリフォルニア州での遊説中止 肺炎の診断で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000038-reut-n_ame
ロイター 9月12日(月)12時7分配信

 9月11日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。写真はニューヨークで9日撮影(2016年 ロイター/Brian Snyder)
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官は、肺炎と診断されたことを受け、カリフォルニア州での遊説を中止した。選挙陣営の関係者が11日明らかにした。

クリントン氏は2日間の日程で資金調達イベントや演説を行うため、12日の朝にカリフォルニアに向かう予定だった。

3611チバQ:2016/09/12(月) 20:46:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609120006.html
【米中枢同時テロから15年】クリントン氏が体調不調訴え追悼式典を途中退席 肺炎と診断 大統領選への影響も…
09:29産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた米中枢同時テロの追悼式典で体調不良を訴え、途中で退席した。クリントン氏の医師によると、同氏は2日前に肺炎と診断されており、式典中は暑さで脱水症状を起こしたという。

 米CNNテレビによると、クリントン氏は選挙運動のため12日から予定していたカリフォルニア州訪問も取りやめたという。

 11日の式典は、世界貿易センタービル跡地で行われた。クリントン氏はサングラス姿で同日午前8時ごろ到着したが、式典中の同9時半ごろに退席した。現場で撮影された映像では、足元がふらつき、周囲のスタッフに支えられて車に乗り込む姿が映し出された。

 その後、マンハッタンにある娘のチェルシーさんのアパートで休憩。クリントン氏は正午前に報道陣の前に姿を現し、「気分は良い」と笑顔で語った。

 事態を受けて、陣営は医師の診断内容を公表。それによると、同氏は9日に肺炎と診断された。抗生物質を処方され、日程を調整して休息を取るように指示されたという。医師は、「暑さで脱水症状を起こしたが、現在は順調に回復している」と説明した。

 式典には、共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)も参加。クリントン氏は国務長官時代の2012年末、頭部の血栓で入院するなど、健康不安説が指摘されてきた。トランプ氏はこれまで「この国の課題に立ち向かうスタミナがない」と攻撃しており、健康問題が大統領選に影響を与える可能性がある。

3612チバQ:2016/09/12(月) 20:47:16
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160912X306.html
健康問題、米大統領選の焦点に=情報開示遅れる―クリントン陣営
14:27時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が11日、ニューヨークで行われた同時テロ15年の追悼式で体調を崩し、肺炎だったと発覚した問題は、高齢のクリントン氏の健康問題に焦点が当たる契機となった。当選すれば就任1年目で70代に入るクリントン氏の健康問題は、共和党やメディアの追及を受けるとみられ、選挙戦に影響を及ぼしそうだ。

 クリントン氏が追悼式を途中退席した後の様子とみられるインターネット上の映像では、よろけて両脇を支えられながら車に乗り込んでいる。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は「(過激派組織)『イスラム国』(IS)と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足だ」とクリントン氏を攻撃しており、この映像のイメージだけでも一定の打撃となる可能性がある。

 今回の件では、クリントン陣営の情報開示にも疑問が残った。クリントン氏が11日に体調を崩したため、主治医は肺炎を公表したが、その診断が下っていたのは9日だった。クリントン氏は先週の遊説中、せきに苦しめられる場面があったが、途中退席がなければ肺炎は公表されなかったかもしれない。

 退席についても「陣営は当初、その理由や居場所について何も情報を出さなかった」(ニューヨーク・タイムズ紙)。さらに、体調不良は暑さのせいと最初に説明した際に、陣営は肺炎には触れていなかった。

 クリントン氏は国務長官時代の2012年、脳振とうを起こして入院し、頭部の血栓治療を受けた病歴がある。これに関連して、トランプ陣営は「失語症」ではないかと具体的な症状までほのめかしながら、クリントン氏の健康に強い疑問を提起している。

3613チバQ:2016/09/12(月) 21:36:44
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070057-n1.html
2016.9.7 20:41
【大統領選・争点の現場】
変化か、安定か 4割無党派のニューハンプシャー州、候補に失望する支持者たち
 米北東部ニューイングランド地方のニューハンプシャー州ポーツマスは日露戦争の講和会議が開かれた街として知られる。ここに共和党で大統領を目指す人物のほとんどが面会を求める女性がいる。夫とともに不動産開発業を営むルネイ・プラマー(63)。今回も候補指名を争った17人のうち14人のため地元有力者を集めた昼食会を開いた。

 ビジネスや交友を通じて州内の経済界や政界に幅広い人脈を持ち、全米で2番目の候補指名争いとなるニューハンプシャー州予備選に強い影響力がある。8月末、ポーツマスのオフィスにプラマーを訪ねると、浮かない表情だった。

 「今年の11月は上院選でのケリー・アヨットの再選を重視することにするわ。彼女を勝たせなきゃ」

 自らを穏健派というプラマーには共和党候補が不動産王、ドナルド・トランプ(70)が指名を受けたのは想定外。地元有力者を集めた昼食会で候補の資質を「品定め」までした大統領選への熱意はうせていた。昨年5月に昼食会に招き、「魅力のある人」と感じたが、眼鏡にかなった候補を招く自宅での夕食には誘わなかった。

 「あなたたち日本人は他者に敬意を表し、考えて物を言う。トランプ氏はそうではない」とプラマー。党内や人種間に溝を作るような暴言にうんざりさせられている。トランプの指名獲得に失望し、11月の本選では民主党候補の前国務長官、ヒラリー・クリントン(68)に投票する共和党支持の友人もいるが、引き留めるつもりはない。

 初戦アイオワ州党員集会に続き最初の予備選が開かれるニューハンプシャー州のモットーは「自由に生きよ、さもなくば死を」。アイオワ州では熱心な党員が集まり候補を決めるため、共和党はより保守的、民主党はよりリベラルな候補が有利であるのに比べ、約4割を占める無党派層がどちらの党にも投票できるニューハンプシャー州は中道路線をとる候補が有利だ。

 だが、2月の予備選で勝利したのは、共和党が移民排斥を主張するトランプ、民主党は民主社会主義を自称するバーニー・サンダース(74)。アイオワで敗れた2人にとって躍進の始まりだった。

 「ここでは現状を維持することへの懸念が強かった。政治の世界の悪い『安定した秩序』よりも、人々は変化を求めたのです」。サンダース陣営で州北部の地元対策を統括したアダム・ヒューバティー(37)は振り返る。

 ワシントン経験が長いクリントンはサンダース支持者にとり「旧体制」の代表だ。州中部ラコニアでクリントンのため戸別訪問をするラルフ・ルクレア(73)は、私用メール問題で「ヒラリーは嘘つきだ」と支持を断られることが多い。「本当のことをいう政治家に会ったことがあるかい?」と聞き返し、会話に持ち込むコツを会得した。

 ニューハンプシャー州に住む有権者の政治意識に詳しいニューハンプシャー大学調査センター所長、アンドリュー・E・スミスは「サンダースを推した若年層や白人労働者層が投票所にいかなければ、クリントンの当選可能性が低くなりうる」と指摘する。そのためサンダースは5日、ニューハンプシャー州に入り、自らの支持者にクリントンへの投票を呼びかけた。

 変化を求めたニューハンプシャー州の有権者はトランプ、サンダースを全米で最初に選んだ。しかし、共和党員はトランプの暴言で、民主党員はサンダースを破ったクリントンの私用メール問題でそれぞれの候補に「大統領の資質」があるか確信できない。

 スミスは予備選を「既成政治家に『くたばれ』といえる代表者としてトランプが選ばれた」と振り返る。「変化」のトランプか、「安定」のクリントンか。激戦州のニューハンプシャー州は選挙人数が4と少ないながらも、有権者の意思を占うバロメーターとなる。(米ニューハンプシャー州ポーツマス 加納宏幸)=敬称略

3614チバQ:2016/09/12(月) 21:37:46
http://www.sankei.com/world/news/160903/wor1609030005-n1.html
2016.9.3 06:59
【米大統領選・争点の現場】
「人種には生物学的能力差がある」まで登場 「白人至上主義」が表舞台に 白人の国VS移民の国かの選択
 米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン(68)の陣営が、共和党候補のドナルド・トランプ(70)をクー・クラックス・クラン(KKK)などの白人至上主義団体と結びつけるCMを激戦州に向けて流し始めた。その中で攻撃されたのが、種には生物学的な能力差があるという「人種現実主義」を唱えるジャレッド・テイラー(64)だ。

 「あれはでたらめです」 首都ワシントン郊外、バージニア州オークトンの自宅兼事務所でテイラーは憤った。

 「白人が少数民族になり、国全体が変わることに抵抗するのは当然だ。日本だってイラク人やフィリピン人やシリア人が大勢入ってくると文化は逆さまになるでしょう? 白人が住む国だけがそれに抵抗するとナチスだと批判される」

 テイラーが主宰するサイト「アメリカン・ルネサンス」の閲覧者数は毎月約30万に上る。

                
■   ■

 テイラーは、不法移民の強制送還やイスラム教徒の入国禁止を主張するトランプが「白人が少数民族になる過程を遅らせてくれる」として支持する。トランプを人種差別主義者として攻撃するクリントンにとっては格好の標的となった。

 白人とマイノリティー(少数派)の支持動向は二極化している。キニピアック大学(米コネティカット州)の8月の世論調査では、白人層の支持はトランプ52%、クリントン41%。黒人やヒスパニック(中南米系)など非白人層の支持はクリントン77%に対し、トランプ15%だった。

 クリントン陣営がトランプを人種差別と絡めて問題視するのは、少数派の支持を固めるのに加え、差別的な思想に嫌悪感を抱く共和党支持層を引きつける狙いもある。クリントンは8月25日、ネバダ州での演説で、テイラーのようなトランプ支持者を伝統的な保守主義者と区別した。

 「これは私たちが知っている保守主義でも共和党の考え方でもない。『オルトライト』(オルタナティブ右翼)として知られる人種主義的な思想だ」

 白人至上主義団体を監視し、人種差別に抗議する南部貧困法律センターはオルトライトを「白人のアイデンティティーが、『政治的正しさ』や『社会正義』を用いた多文化勢力の攻撃を受けていると信じる極右主義」と定義付ける。

                
■   ■

 トランプはこのところ、黒人を意識した発言を続ける。8月30日のワシントン州での演説では共和党初の大統領として黒人奴隷を解放したリンカーンを引き合いに「共和党がリンカーンの党、民主党が奴隷制(擁護)の党だったことを忘れないでほしい」と述べた。だが最近の世論調査でも黒人の支持は1桁どまりだ。

 バージニア州北部パーセルビル。共和党副大統領候補のインディアナ州知事、マイク・ペンス(57)の演説会場にいた元空軍士官のハリー・ハーティング(62)は、共和党を多様な層から支持される党に変えたいと、キューバ系の上院議員マルコ・ルビオ(45)を応援した。自らと同じ白人が人種問題で過去の責めを負わされることへの不満がトランプ支持につながったことは理解するが、人種差別的な発言には反対だ。

 「不法移民は問題だが、法を守り、文化を尊重する移民ならどの国から来ようが気にしない。ただ、民主党が声高に人種問題を取り上げることに嫌気がさしている共和党員もいる」

 不法移民の犯罪、イスラム過激派のテロに危機感を抱く白人の支持を受けるトランプの下に白人至上主義者たちまでが結集したことで、「人種」は一気に主要争点に浮上した。今回の選挙は、米国を「白人の国」と位置づけるのか、移民国家として人種の多様化を許容するのかを問う戦いでもある。(米バージニア州パーセルビル 加納宏幸)=敬称略

                  


 米大統領選の投開票まで2カ月余。選挙では何が争われ、有権者らはどう受け止めているのか。現場から随時報告する。

3615チバQ:2016/09/12(月) 21:39:56
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070008-n1.html

2016.9.7 07:03
【米大統領選・争点の現場】
「誰に投票すればいいの」 頭悩ます豚農家 クリントンもトランプもTPP反対 でも意外に多い自由貿易派…


 数センチの厚切りの骨付き豚肉をグリルしたポークチョップや、細かいパン粉で揚げたカツレツをパンで挟んだポークテンダーロイン。会場には、アイオワ州名物の豚肉料理がずらりと並んでいた。8月の11日間で州都デモインに100万人超を集めた「ステート・フェア」。毎年恒例の、屋台や催しものでにぎわう一大イベントだ。

 「米国の豚農家にとって日本は金額ベースで最大の輸出相手。その門戸をさらに広げる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の実現は目下の最重要案件だ」

 デモイン郊外で約2500頭の豚を育てるサム・カーニー(61)はフェアの会場で、日米など12カ国が2月に署名したTPPへの熱意をあらわにした。アイオワは全米一の豚肉生産量を誇る農業州。全米の豚肉生産者団体のトップとして自由貿易を推進した経歴もあるカーニーには、日本に豚肉関税の引き下げを認めさせるTPPへの支持に迷いはない。

 ただし頭の痛い問題がある。11月の大統領選を前にした政治状況だ。TPPを批准する立場の米議会ではTPPへの慎重論が噴出し、民主党候補のヒラリー・クリントン、共和党候補のドナルド・トランプはともに反TPPを打ち出している。カーニーは「どちらが勝っても選挙後につきあわねばならない以上、どちらを支持するかという問題には関わりたくない」と悩ましげだ。「オバマ政権の任期中に議会がTPPを批准するのが一番だ」と見込みの薄いシナリオを口にして、嘆息をついた。

■   ■

 アイオワは全米有数の激戦州だ。8月中旬に行われたアイオワでの世論調査では、両候補の支持率はいずれも40%だった。全米でクリントン支持の流れが強まるなかでも、トランプへの支持が落ちない保守的な土地柄といえる。

 クリントン陣営はカーニーのようなTPP支持派の影響力が強いアイオワを攻略するため、州内ではTPP批判を封印。18日に州内に乗り込んだ副大統領候補の上院議員、ティム・ケーンは指名受諾までは自由貿易を推進してきたことで知られ、数百人の聴衆を前に「私は貿易の力を知っています」と訴えた。

 集会に参加した元配管工のゲーリー・チャリパー(62)は「アイオワでは大勢が農業に関わっている。クリントンは今はTPP反対だが、自由貿易の大切さを理解していると思う」とクリントンの“変心”に望みをかける。

 一方、8月27日にデモイン入りしたトランプも演説で、「われわれは素晴らしい自由貿易協定を手にすることになる」と述べた。北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉を見据えた発言とみられるが、6月にTPPから「脱退する」と宣言したことは棚に上げ、自由貿易を後押しするかのような言い回しを使った。

■   ■

 クリントンやトランプがこれまでの選挙戦で反TPPを強調してきたのは、TPPで門戸開放を迫られる自動車産業が集積するオハイオ州など別の激戦州では、TPPへの反感が強いためだ。

 しかし米国全体でみれば構図は異なる。3月の世論調査では自由貿易協定を「良いことだ」とみる意見が全体の51%を占め、「悪いことだ」とみる意見(39%)を上回った。なかでもクリントン支持層では58%が好意的だ。

 TPPを推進するオバマ大統領も2008年の選挙戦では、前年に署名された米韓自由貿易協定は「賢明な合意内容だとは思えない」として強く反対。しかし当選後は韓国との追加交渉を行って11年の批准にこぎつけている。

 アイオワ大学教授のティモシー・ヘーグルは「クリントン氏にしてもトランプ氏にしても、大統領になればTPPに関する立場を修正することはありえる」と指摘している。(米アイオワ州デモイン 小雲規生、写真も)

=敬称略

3616とはずがたり:2016/09/13(火) 11:41:33

トランプ氏、肺炎のクリントン氏に意外な配慮 職員に批判自粛令
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-jij_afp-int
AFP=時事 9月13日(火)5時28分配信

【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は12日、肺炎と診断されたライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の回復を願うと表明した。

 クリントン氏は11日、米同時多発攻撃から15年を迎えニューヨーク(New York)で開かれた犠牲者追悼式典に出席したものの、体調を崩して途中で退席。クリントン陣営はその後、同氏が肺炎と診断されたと発表し、カリフォルニア(California)州で12、13両日に予定していた遊説を中止していた。

 これについてトランプ氏が出した最初のコメントは、同氏らしからぬ控えめな内容だった。FOXニュース(Fox News)との電話インタビューに応じた同氏は、「何かあるようだが、私はただ、彼女が回復して選挙戦に復帰し、(今月26日の)討論会に臨むことを望んでいる」と表明。同時に、自身の健康記録の詳細を近く公開する方針を明らかにした。

 CNNとブルームバーグ(Bloomberg)の報道によると、トランプ陣営の職員らは、クリントン氏の病状に配慮し、この件に関するソーシャルメディア上の投稿を控えるよう指示を受けているという。

 対立候補に対する容赦ない個人攻撃で知られるトランプ氏はここ数週間、68歳のクリントン氏が一国を主導していく上での適性にも関わる深刻な健康問題を抱えていると吹聴していた。

 インターネット上には、クリントン氏が脳腫瘍やパーキンソン病、認知症を患っているのでは、という根拠のないうわさが出回っている。

 これに対しクリントン氏の側近の一人は12日、同氏には肺炎以外に患っている病気はなく、今週半ばにも選挙戦に復帰できる見通しだと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3617チバQ:2016/09/13(火) 20:25:15
http://mainichi.jp/articles/20160914/k00/00m/030/048000c

米大統領選
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クリントン氏「早期復帰」…健康不安説を否定

毎日新聞2016年9月13日 19時33分(最終更新 9月13日 19時56分)

 【アナーバー(米中西部ミシガン州)西田進一郎】米同時多発テロの追悼式典で体調を崩して途中退席した大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補(68)は12日、CNNテレビの電話インタビューで「気分はかなり良くなった。もっと早く休養すべきだった」と語り、9日に肺炎と診断された際の医師の忠告に従うべきだったとの認識を示した。そのうえで「できるだけ早く遊説に復帰したい」と述べ、「数日以内」に復帰するとアピールした。


「数日以内」アピール

 クリントン氏は追悼式を退席する際にふらつき、両脇を警護担当者らに支えられて車に乗り込んだ。クリントン氏はインタビューで「めまいでバランスを崩した」としたが、意識は失っていないと説明。「(同様の症状は)思い出せるのは2回だが、これまでの人生で数回経験した。問題は認識しているし、通常は回避できる」と語った。

 クリントン氏に対しては、9日に肺炎と診断されながら、体調を崩した11日まで公表しなかったため批判が出ている。インタビューでは、2015年に主治医の診断書を公表し、確定申告書も40年近くにわたって公開しているとし、「我々は既に透明性に関して高い基準を満たしている」と強調。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏を逆に批判した。

 トランプ陣営はこれまで、クリントン氏が演説中にせき込むことなどを取り上げ、健康不安説をたびたび持ち出していた。クリントン陣営は「根拠がない」として取り合ってこなかったが、退席をきっかけに健康不安説が再燃しており、健康や大統領の職務遂行に問題がないことを説明する必要性が浮上。クリントン氏はインタビューで、せきについては春と秋に出る季節性のアレルギーによるものだと説明した。

 クリントン陣営は医療記録を追加公表することで事態の沈静化を図る方針だ。一方、トランプ氏も数日以内に詳細な医療記録を公表する方針を明らかにしている。


クリントン氏がこれまでに指摘された健康不安

・2012年に脱水症状で倒れ、脳しんとうを起こす。血栓が見つかり入院

・選挙集会で演説中に何度もせき込む。今月9日に肺炎と診断される

・今月11日、同時多発テロの追悼式典で体調を崩して退席

3618チバQ:2016/09/13(火) 21:32:33
http://www.sankei.com/world/news/160913/wor1609130040-n1.html
2016.9.13 21:11
【米大統領選】
「私の敵はメディアだ」とトランプ氏が敵意むき出し 保守系もこぞって批判の異常事態

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)と米主要メディアの対立が激化している。リベラル系だけでなく、共和党寄りとされる保守系メディアもトランプ氏を批判的に報じ、主要メディアが一丸となって一人の候補を非難する異例の事態となっている。客観報道のあり方を問う声があがる一方、過激で派手な演出で衆目を集めてきた同氏のメディア戦略に陰りが見え始めたとの指摘もある。

過激さを増す批判

 最近のトランプ氏の怒りの矛先は「偏向報道」だ。9日には「CNN(テレビ)の私のドキュメンタリー番組は見る価値もない。私について語った人のほとんどを私は知らない。ジョークだ!」とツイッターでばっさり。同氏は「私の敵はクリントン氏ではない。メディアだ」と公言しており、敵意をむき出しにする。

 メディア側もエスカレートさせており、8月末にはオバマ米大統領の元選挙参謀、デビッド・プラフ氏がNBC放送のインタビューで、トランプ氏を「サイコパス(反社会性人格障害)の候補者だ」と指摘し、大きな波紋を呼んだ。その後、MSNBC放送の女性キャスター、ミカ・ブレジンスキー氏も「精神科医はトランプ氏を診断すべきだ」などと同調した。

 民主党候補のヒラリー・クリントン氏(68)を支持するリベラル系の代表格、ニューヨーク・タイムズ紙は、連日のように1面でトランプ氏の批判記事を掲載。保守系のウォールストリート・ジャーナル紙でさえ、社説で「大統領候補らしく振る舞うことができないならば、副大統領候補のマイク・ペンス氏に指名を譲るべきだ」と“辞退”を提言した。

「中立性」は必要?

 米国では1987年に放送における「公平の原則」が撤廃され、世論の二極化が進んだ。政策をめぐる議論が活発になる一方、保守派のラジオ番組司会者の過激な発言を問題視し、民主党の中には“復活”を求める動きもあった。

 今回の大統領選で、改めて中立性の是非や、客観報道のあり方が問われる事態に。昨年8月、トランプ氏と口論となり記者会見場から追い出されたスペイン語放送局「ユニビジョン」のホルヘ・ラモス氏は、タイム誌(電子版)に「候補が人種差別や性差別の発言をした場合、われわれは、中立の原則に身を潜めてはならない。それは誤った平等だ」と寄稿し、トランプ氏への批判は今後も強めるべきだと主張した。

 これに対し、保守系のワシントン・タイムズ紙のケリー・リデル記者は、メディアの間で「トランプ氏を攻撃すればかっこいい」という風潮があると指摘。作家のジャスティン・レイモンド氏は、ロサンゼルス・タイムズ紙への寄稿で、トランプ氏の冗談めいた発言までメディアが攻撃しているとし、「ジャーナリストが論理的に評価する力を失っている」と疑問を投げかけた。

トランプ氏こそ恩恵

 トランプ氏とメディアの対立について、米コロンビア大ジャーナリズム大学院のトッド・ギトリン教授は、「予備選では、トランプ氏の登場前から集会会場の様子がテレビ中継され、会場に到着するだけで『速報』として紹介されるなど、良い意味で特別扱いをされてきた」とし、「トランプ氏こそメディアの恩恵を多大に受けてきた」と指摘する。

 トランプ氏は1980年代から不動産王として派手な生活ぶりをメディアを通じて披露。事業だけでなく、結婚や離婚まで大々的に報じられてきたとし、「トランプ氏自身が、タブロイド紙との共同作品」とギトリン氏はいう。

 長年にわたりメディアと“共存”してきたトランプ氏に対し、ギトリン氏は「今は『剣で生きる者は剣に滅ぶ』ということを学んでいるだろう」と聖書の一部を引用して指摘した。

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3619チバQ:2016/09/13(火) 21:33:09
http://www.sankei.com/world/news/160912/wor1609120031-n1.html
2016.9.12 21:24
【米大統領選】
クリントン氏体調不良、そろって高齢のトランプ氏も大丈夫? 「核のボタン」持つ超大国の指導者に致命傷
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がニューヨークで体調不良を訴えたことで、大統領に就任した場合に4年の任期を全うできるか不安を残した。超大国を率いる米大統領にとり、健康が政治的な致命傷になりかねない問題であることを改めて示した。

 ホワイトハウスは大統領の健康状態を公開し、その重責を担える状態にあることを証明し続けている。身長、体重、心拍数、血圧などオバマ大統領が受けた健康診断の結果はもとより、常用している医薬品も詳細に公表される。大統領の車列には、不測の事態に備えて必ず救急車が付く。

 米政府がここまで大統領の体調管理に神経をとがらせるのは、世界最強の軍を率い、「核のボタン」を持つ大統領の決断には一刻の遅れも許されないからだ。

 1981年にレーガン大統領が銃撃を受けて入院すると、即座にジョージ・H・W・ブッシュ副大統領がホワイトハウスに呼び戻され、大統領の職を担った。長男のジョージ・W・ブッシュ前大統領も在任中、麻酔を使う内視鏡検査の際にはチェイニー前副大統領に権限を委譲した。

 ケネディ元大統領の暗殺を踏まえて加えられた合衆国憲法修正第25条は、大統領が外科手術の麻酔や心神喪失で職務を遂行できなくなった場合に、副大統領が臨時大統領に就くことを規定している。最高指導者が「不在」となり、敵国に付け入る隙を与えないようにする狙いがある。

 クリントン氏は今年10月に69歳の誕生日を迎える。来年1月に大統領に就けば、レーガン元大統領の69歳11カ月に次ぐ史上第2位の高齢就任となる。健康不安は11月の大統領選に影響を与えかねず、クリントン氏の当選可能性が4〜5%下がったとの予測もある。

 89年1月に64歳で大統領に就任したブッシュ元大統領は3年後の92年1月、訪日した際に宮沢喜一首相(当時)が催した晩餐(ばんさん)会の席上で嘔吐(おうと)して倒れた。同年11月の大統領選でブッシュ氏を破ったのは、46歳の若さで就任したビル・クリントン元大統領。ヒラリー・クリントン氏の夫だ。

 共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は繰り返しクリントン氏の健康状態に疑問を呈してきたが、トランプ氏が大統領に就けばレーガン氏を上回る史上最高齢となり、健康問題はひとごとではない。

3620チバQ:2016/09/15(木) 21:08:49
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ9H22NHJ9HUHBI003.html
トランプ氏、重要2州でクリントン氏上回る CNN調査
10:44朝日新聞

 米CNNは14日、米大統領選でカギとなるフロリダ、オハイオ両州で共和党のトランプ氏の支持率が、民主党のクリントン前国務長官をわずかに上回ったとの世論調査を発表した。全米規模の調査ではクリントン氏がわずかに優位だが、トランプ氏も回復基調にあり、選挙まで2カ月を切る中、予断を許さない情勢だ。

 CNNは、選挙の度に民主、共和両党が接戦を演じる10州前後の「スイングステート(揺れ動く州)」のうち選挙人が多いフロリダ、オハイオ両州で7日から12日まで世論調査を実施。

 フロリダ州では「投票に行きそうな人」のうち、トランプ氏の支持率が50%で、クリントン氏の46%を上回った。オハイオ州でもトランプ氏が50%で、クリントン氏が46%だった。

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3621チバQ:2016/09/15(木) 22:59:20
http://www.afpbb.com/articles/-/3100838
米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
2016年09月14日 12:38 発信地:ワシントンD.C./米国

政治 特集:米大統領選挙2016
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米大統領選、クリントン氏撤退の場合…その後のシナリオは
米ノースカロライナ州シャーロットでの集会に登場したヒラリー・クリントン氏(2016年9月9日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski
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【9月14日 AFP】米大統領選挙の候補者が途中で撤退せざるを得なくなったらどうなるのか? 代わりに誰が候補者になるのか?――大統領選終盤を迎えている米国で、このような疑問が急浮上している。民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏(68)が、11日にニューヨーク(New York)州で開かれた9.11米同時多発攻撃の追悼式典を体調不良で途中退席し、肺炎を患っていたことが判明したためだ。

 クリントン氏は同州チャパクア(Chappaqua)にある自宅での静養のため、12日と13日に予定されていたカリフォルニア(California)州での遊説を中止した。

 米国憲法では、大統領選の候補者が撤退した場合の指針について何も示されていないが、各党の党規にはそのようなケースを想定した項目が設けられている。民主党の党規の第2条第7項には、「民主党全国委員長の招集により、候補者の空席を埋めるための特別会合が開かれる」と書かれている。共和党の党規にも同様の記載がある。

 民主党の特別会合では、後任の選出は多数決で決定されるという。とはいえ、選出の参考となるような前例はほぼない。

 クリントン氏の健康状態をめぐっては、全快するとの見方が大半だが、アナリストたちは、撤退に追い込まれた場合を想定して、後任の名前を挙げ始めている。名前が挙がっているのは、副大統領候補のティム・ケーン(Tim Kaine)上院議員、クリントン氏と予備選を戦ったバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員、ジョゼフ・バイデン(Joseph Biden)現副大統領だ。

 アメリカン大学(American University)のデービッド・ルブリン(David Lublin)教授(政治学)は、民主党役員は大統領の資質を満たす人なら誰でも選ぶことができると指摘している。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU

3622チバQ:2016/09/19(月) 20:54:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3101225
トランプ氏、テレビで頭髪試される!? 司会者がくしゃくしゃに
2016年09月16日 18:46 発信地:ワシントンD.C./米国
【9月16日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のごわごわで煩雑な黄色っぽい頭髪は、大統領選において不可解なものの一つだが、その髪がテレビ番組の中でめちゃくちゃにされた。

 いつもは自信満々な態度のトランプ氏だが、15日にコメディアンのジミー・ファロン(Jimmy Fallon)氏が司会を務める人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)」に登場した際には気のいい人物に徹し、控えめなトーンで話した。

 ファロン氏は得意の物まねでトランプ氏の口調をまねたり、からかったりした揚げ句、インタビューの最後に「あなたの髪の毛をくしゃくしゃにしてもいいですか?」と聞き、大統領選でライバルの民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏に勝利してしまうといけないので、大統領にふさわしくないお願いができるのはこれが最後かもしれないから、と説明した。

 観客は大喜び。トランプ氏がにやっとほほ笑んでファロン氏の願いを聞き入れると、ファロン氏は右手を伸ばし、勢いよくトランプ氏の髪を何度もかき回した。その間、トランプ氏は笑みを浮かべて耐えていた。(c)AFP

3623チバQ:2016/09/19(月) 21:02:12
http://mainichi.jp/articles/20160918/k00/00e/030/128000c
米国
NY中心部マンハッタンで爆発 29人負傷

毎日新聞2016年9月18日 10時55分(最終更新 9月18日 14時11分

米メディアによると、17日夜、ニューヨークの中心部マンハッタンで爆発が起き、29人が負傷した。CNNテレビは関係者の話として、ごみ箱付近に爆発物が仕掛けられた可能性があると伝えた。ニューヨークのデブラシオ市長は17日深夜、記者会見、爆発は「意図的に起こされた」と語った。

 現場はマンハッタン南西部のチェルシー地区で、警察当局は周辺を封鎖し捜査を始めた。デブラシオ市長は「現時点でテロとの関連を示す証拠はない」との認識を示した。

 CNNなどは警察当局の話として、現場周辺で2個目の爆発物とみられるものが見つかったと報じた。(共同)

3624チバQ:2016/09/19(月) 21:02:58
http://mainichi.jp/articles/20160920/k00/00m/030/040000c
NY爆発
2現場に同一人物…事件前、かばん運ぶ

毎日新聞2016年9月19日 20時10分(最終更新 9月19日 20時26分)
【ロサンゼルス長野宏美】米東部ニューヨーク市マンハッタンの繁華街で17日に起きた爆発事件で、米CNNは18日、爆発現場と不審物の圧力鍋が見つかった現場の双方で、同一人物とみられる男が大きなかばんを運ぶ姿が防犯カメラに映っていたと伝えた。爆発したのは圧力鍋を使った手製爆弾だとされており、連続爆破事件が計画されていた可能性もある。

 CNNが捜査関係者の話として伝えたところでは、防犯カメラには、爆発の約40分前にかばんを運ぶ男が映っていた。約10分後に爆発現場から北に約200メートル離れた、不審物が見つかった別の現場でも同じようなかばんを運ぶ同一人物とみられる男の映像が記録されていた。男はかばんを路上に放置。その後に現れた2人の男が圧力鍋とみられる不審物を取り出し、路上に置いて立ち去った。

 米メディアによると、爆発物には圧力鍋が使われ、携帯電話などで起爆させる仕組み。殺傷力を高めるため金属の散弾のような物が詰められていた。別の場所で見つかった不審物も圧力鍋に携帯電話が取り付けられており、ニューヨーク州のクオモ知事はいずれも「形状が似ている」と語った。

 CNNによると、ニューヨーク近郊のニュージャージー州エリザベスでは18日夜、駅近くのゴミ箱からバッグに入った5個の爆発物が見つかり、捜査当局が1個を爆破処理した。ワイヤやパイプなどの部品が含まれ、携帯電話や時限装置はなかった。

 17日にはニューヨークの爆発事件のほか、ニュージャージー州のマラソン大会でもパイプ爆弾が爆発し、捜査当局が関連を調べている。同日、中西部ミネソタ州のショッピングモールで、刃物を持った男が9人を負傷させる事件も起き、過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアが、男はISの「兵士」だと伝えた。

 ニューヨークの国連本部では総会が開催中で、20日から各国首脳による一般討論演説が始まるため、厳戒態勢を敷いている。

3625チバQ:2016/09/19(月) 21:29:46
http://www.sankei.com/world/news/160917/wor1609170009-n1.html
2016.9.17 08:43
【米大統領選】
第1回討論会、「第3の候補」参加できず
 米大統領選で、民主党でも共和党でもない政党から「第3の候補」として出馬しているリバタリアン党のジョンソン候補と緑の党のスタイン候補は16日、ニューヨーク州で26日に開かれる第1回候補者討論会に参加できないことが決まった。米メディアが報じた。

 五つの主要世論調査での支持率平均値が、参加資格を得るのに必要な15%に届かなかった。討論会は、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補が招待され、2人の舌戦が注目される。

 討論会の主催者側が集計した支持率平均値はジョンソン氏が8・4%、スタイン氏が3・2%だった。(共同)

3626チバQ:2016/09/19(月) 23:52:56
http://www.cnn.co.jp/usa/35089153.html
バイクのヘルメット義務化反対の米議員が事故死、着用して
2016.09.15 Thu posted at 19:35 JST
(CNN) 米ミシガン州の州警察は15日までに、同州北部の道路をオートバイで走行中の同州議会の下院議員がトラックと衝突する事故を起こし、死亡したと発表した。
死亡したのは共和党所属のピーター・ペッタリア議員(61)で、2012年に20歳以上のオートバイ利用者全員にヘルメット着用を義務付ける州法に反対票を投じ、廃案に追い込んでいた。オートバイ愛好者の権利を理由にしていたが、今回の事故に遭った際はヘルメットを付けていたという。
州警察によると、州道33号線で起きた事故ではピックアップトラックが同議員の走行車線に右から進入し、ペッタリア氏のオートバイがトラックの側面に衝突していた。トラックを運転していたのは59歳女性だったが、けがはなかった。
同議員は州議会下院の運輸・インフラ整備委員会の委員長を務めていた。
米高速道路安全保険協会によると、米国では計28州でオートバイ利用者にヘルメット着用を法的に義務付けていないが、ミシガン州もその1つとなっている。

3627チバQ:2016/09/21(水) 18:40:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int

父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す

CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信



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(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3628チバQ:2016/09/21(水) 19:11:22
http://www.sankei.com/world/news/160921/wor1609210002-n1.html
2016.9.21 08:00更新

【国際情勢分析】
NFL選手が「黒人差別」に抗議し、国歌斉唱時の起立を拒否したことがきっかけで全米に波紋が…

 米社会で黒人への偏見や差別が色濃く残る中、プロフットボールNFLの黒人選手たちが試合に先立つ国歌斉唱時に起立するのを拒み、差別の“追放”を社会に広く訴えるケースが増えている。これを受け、黒人の地位改善に取り組む慈善団体に多額の寄付をしたり、地元政治家と面会したりして事態改善を求める黒人選手も出てきた。

 国歌斉唱時の起立を拒み、米メディアから注目を浴びたのは、名門サンフランシスコ・フォーティーナイナーズのコリン・キャパニック選手。今月1日、サンディエゴ・チャージャーズとの試合の際、国歌斉唱に合わせて選手や大勢のファンらが起立する中、右膝をグランドにつけ、両腕を抱え込むポーズをとった。

 キャパニック選手はこの数日前、メディアに次のように語っていた。

 「私は、抑圧されている人々とともに行動する。それは、私個人のためではなく、『声なき人』たちに(不正義などの)事柄が起きているからだ」

 キャパニック選手の怒りは、2014年に中西部ミズーリ州で丸腰の黒人少年が白人警官によって射殺されるなど、「肌の色」だけで黒人が不当な扱いを受けていることが背景にある。

 ところが、一部のファンはキャパニック選手に愛国心がないと公然と批判。動画サイトには、同選手のユニホームと同じユニホームを焼くなどした映像が相次いで投稿されている。

 これに対し、キャパニック選手は「(声を上げることは)フットボールより大事なことだ。現状から、目をそむけることはできない」と強調、他のNFL選手もこれに続いている。

 デンバー・ブロンコスのブレンダン・マーシャル選手は、態度を鮮明にすることでスポンサーを失う危機に直面していたものの、起立を敢然と拒否。11日には、カンザスシティー・チーフスとシアトル・シーホークスとの試合に先立ち行われた国歌斉唱時に、選手が一列に並んで腕をガッシリ組み、キャパニック選手への「連帯」姿勢を示した。


 シーホークスのスター選手で、米名門スタンフォード大出身でもあるリチャード・シャーマン選手は「単なるジェスチャーは意味をなさない。行動が必要だ」と強調。今後、黒人の貧しい子供たち向けの教材を詰め込んだリュックを背負い、シアトル市中心部に向かうと発表した。

 チームメートのダウグ・ボールドウィン選手も「『大衆』と『運動体』との違いは、行動するかどうかにある」と力説。その上で、黒人の地位向上のためにシアトル市長や州警察幹部と面会すると語った。

 一連の“運動”を巻き起こす発端となったキャパニック選手は最近、1190万ドル(約12億円)の報酬のうち、100万ドルを貧しい黒人たちに寄付すると表明した。チーム側も、サンフランシスコ湾一帯にある慈善団体に100万ドルを拠出し、黒人の地位向上に尽力する考えを示すなど、一選手が見せた行為は米社会に“大きなうねり”を生じさせている。(黒沢潤)

3629名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000064-it_nlab-life
「ニュース速報です、ヒラリー・クリントン急死」 とんでもない誤報にアメリカざわつく
ねとらぼ 9月16日(金)15時38分配信

 米ABC放送の支局であるWABC-TVが9月11日(現地時間)、大統領候補のヒラリー・クリントンが死亡したとの誤報を流しました。クリントンが9.11の追悼式で体調を崩し途中退席していたこともあり、視聴者に衝撃が走りました。

 司会者のジョー・トレスは番組の冒頭、「ニュース速報です。ヒラリー・クリントンが急死しました」と衝撃的な言葉を伝達。しかし、続けて「主治医はこの大統領候補が9.11の追悼式を途中退席したあと、肺炎だったとの診断を明らかにしました。退席する際、周囲から支えられ1人では立つことができない様子が録画されています」と、肺炎の症状の話題に移ったことから、どうやら健康(Health)問題のニュースを伝えようとしたときに、死亡(Death)と誤認して口にしてしまったようです。

 9.11の追悼式を途中退席したクリントンですが、実際には、約1時間後に回復し、元気な姿を見せています。しかし中には戻ってきたクリントンの顔がとても若返って見えることに違和を感じ、「クリントン影武者説」を唱える人もいるようです。

 現在68歳のクリントンに対しては、多くのメディアが健康上の不安を報道しており、匿名の専門家たちが「パーキンソン病」「老人性認知症」の疑いを指摘、中には「血管型認知症」で余命1年ほどではないかとする説も流れていました。

 これを受け、クリントンは自身の健康診断結果をTwitterで公開。肺炎からは回復し、健康に問題はないと医師に診断されていることを明かしています。さらに、70歳のドナルド・トランプ大統領候補も同じようにしてほしいとツイートしたところ、トランプは現地時間15日にアメリカで放送されたトーク番組「The Dr. Oz Show」で健康状態を公開。こちらも極めて良好とのことでした。

3630名無しさん:2016/09/22(木) 14:36:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160916-00136076-toyo-bus_all
米大統領選を攪乱する「健康問題」という爆弾
東洋経済オンライン 9月16日(金)6時0分配信

 レイバーデー(9月第1週の月曜日)の祝日を過ぎたら、米大統領選挙はいよいよ終盤戦である。競馬で言えば各馬が第4コーナーを回り、「そのまま!」「差せ!」の声が交錯するところだ。

 ところが終盤戦に突入したばかりの9月11日、同時多発テロ事件15周年のセレモニー会場で、ヒラリー・クリントン候補が体調不良で途中退席した。このことが「健康問題」という新たな争点を生み出している。

■一件落着とはならない理由

ヒラリーが会場から立ち去る際の映像が、ユーチューブにアップされている 。両側から支えられて、迎えに来たクルマに乗り込む瞬間によろめいている様子が見て取れる。ところが絶妙なタイミングで、SPがカメラの前をふさいでその姿を隠している。 彼女がクルマで運ばれた先は、ニューヨーク市内にある娘チェルシーのアパートだった。そこで1時間半ほど休んだ後は、再びカメラの前に元気な姿を見せている。翌日、カリフォルニア州での資金集めパーティーに出る予定はキャンセルされた。選対本部の発表によれば、彼女は2日前に「肺炎」と診断され、当日は暑さで脱水状態になったとのこと。ただしこれにて一件落着、とはなりそうにない。

 まず、「9.11」のメモリアル会場から退席した、という事実は重い。日本で言えば、東日本大震災の周年式典のようなものである。まして彼女は、事件当時はニューヨーク州選出の上院議員であったのだから。

もしものことがあった場合…
 容体は相当に悪いのではないか。ヒラリーは2012年に脳血栓で入院したことがある。今回の体調不良は、それとは関係ないのだろうか。などと諸説が入り乱れ、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている(影武者説まである! )。

 真面目な話、彼女の身にもしものことがあった場合、このタイミングで候補者を交代させることは現実的に可能なのか。1972年の選挙戦では、民主党のジョージ・マクガバン候補の副大統領候補となったトマス・イーグルトンが、うつ病治療中であったことが党大会後に発覚し、サージェント・シュライバーに「差し替え」になった事例がある。

 しかし、大統領候補で同じことができるとは考えにくい。候補者を代える際には、何より党内が「全会一致で」「一瞬で」決めなければならない。強いて言えば、現職のジョー・バイデン副大統領(73歳)と、予備選で最後までクリントン氏を苦しめたバーニー・サンダース上院議員(75歳)に可能性があるだろう。が、いずれも高齢であるし、それで党内をまとまるかと言えば疑問符がつく。「このまま何とか逃げ切ってくれ!」というのが民主党支持者の声であろう。ついでに海外のわれわれとしても、正直なところ「こんなことでトランプ大統領が誕生なんて、勘弁してくれ〜!」との思いを禁じえない。

■横綱相撲や安全勝ちは存在しない

クリントン候補とトランプ候補の支持率は、定番のリアル・クリア・ポリティクスを見ると現在3ポイントほどのリードに過ぎない 。だが実際の差はもっと開いている。米大統領選挙は全米の一般投票ではなく、州ごとに獲得する選挙人の数で決まる。そちらで計算すると、クリントン候補はフロリダやオハイオといった激戦州を落としても、十分に半数以上の選挙人を確保する見込みである。バージニア州やコロラド州など、ヒスパニック人口の多い通常の激戦州がごっそり民主党優位に転じているからだ。 しかるに米大統領選挙には、「横綱相撲」や「安全勝ち」は存在しない。11月8日の投票日まで残り2カ月を切ったが、今後は「健康問題」という爆弾が民主党陣営を悩ませることだろう。

 考えてみればヒラリーは68歳(10月26日で69歳)、トランプは6月生まれの70歳だ。仮にこれが中国共産党における次期常務委員の人選であれば、両方とも年齢で足切りされてしまう(内規で68歳定年となっている)。トランプ氏は1946年生まれ、クリントン氏は1947年生まれ、いずれもわが国における「団塊世代」に相当する。どちらが勝っても、69歳で就任したレーガン大統領以来の高齢大統領となる。いや、もちろん1980年代と比べれば、今の高齢者の方がはるかに元気ではあるのだけれど。

3631名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:06
>>3630

いよいよテレビ討論会で対決へ
 政治家にとって、健康状態は死活的に重要だ。1992年の大統領選挙では、ブッシュお父さんが訪日中に、宮中晩さん会でぶっ倒れたことがあった。ときの宮沢喜一首相は、咄嗟にバーバラ夫人に「なにか一言」と水を向け、そこでバーバラ夫人が「きっと今日、ジョージがテニスの試合に負けたからですわ。ブッシュ家の人間は負けることに慣れてないんですの」と当意即妙に答え、凍りついたその場の空気が和んだ。もっともこの時の映像は、アメリカ国内では何度も何度も流れて、「ブッシュは弱い」との印象を植え付けてしまった。そしてその後、ビル・クリントンの奇跡的勝利へのプロローグとなっていくのである。

 それでは2016年選挙はどうだろうか。ヒラリーの体調不良が今回だけで打ち止めになるのなら、影響は比較的軽微であろう。なにしろ今やアメリカの有権者はくっきりと色分けされている。「トランプ嫌い」の人は何があってもヒラリーに入れるだろうし、「ヒラリー嫌い」の人はトランプに入れる。「態度未定」の有権者はそれほど多くはない。

■ビルがヒラリーに語った言葉

 ひとつ考えられる懸念は、健康情報の取り扱いを間違える怖れである。もともとヒラリー選対は「秘密主義」で、外部に対する警戒心が強い。記者会見だって過去8カ月間も行っていない。この問題への対処を間違えると、「彼女は本当のことを言っているのか?」という疑念を増幅しかねない。

 同じことはトランプ陣営にも当てはまる。劣勢を自覚しているトランプ氏は、「健康問題は大統領選挙の争点だ」と気勢を上げている。が、情報開示に後ろ向きなのはトランプ陣営も同様だ。「お宅はどうなの?」と逆に突っ込まれるかもしれない。さしあたっての注目点は、9月26日に行われる第1回目のテレビ討論会における直接対決だ。

ところで春原剛氏の近著『ヒラリー・クリントン』(新潮新書)は、彼女のこれまでの人生をコンパクトにまとめている。今回の事件を経た後では、そのエピローグが妙に心に沁みる。実はビル・クリントンは心臓病を抱えていて、近く本格的な外科手術を受けるらしい。ビルはヒラリーにこう語ったという。 「自分が死ねば、人々は良いことだけを覚えていてくれるだろう。悪いことを忘れはしないだろうが、許してくれるだろう。だから自分の死を最大限に利用してほしい。そうすれば、何百万もの票に結びつくはずだ…」

 政治家とは何と因果な商売であることか。そしてまた、稀代の政治アニマル、クリントン夫妻の業は何と深いのであろうか。

3632名無しさん:2016/09/22(木) 14:37:25
>>3631

競馬場では欲深が美徳!?
 ここからは恒例の競馬コーナーである。実はこの夏、単行本の執筆のために自らに「禁競馬」を課していた。馬券を買うことはもちろん、テレビ中継を見ることさえ自粛していた。ということで、今の筆者は競馬が恋しくてたまらない。ああ、中山競馬場がワシを待っている。

 久々の出動となる今週末は、朝日杯セントライト記念(G2)である。菊花賞トライアルの2200メートル、昨年はキタサンブラックが勝利し、そのまま菊花賞でも初のG1を制覇した。今年も真に強い3歳馬が勝ってくれるだろう。

■あくまでも軸はディーマジェスティ

 となると、答えは出たようなもので皐月賞馬のディーマジェスティ。凱旋門賞に臨むマカヒキには一歩譲るが、サトノダイヤモンドとは1勝1敗、3歳馬3強の一角は伊達ではない。たぶん単勝1倍台の人気となるだろうが、これ以外の馬を買っては競馬ではなくてただのギャンブルになってしまう(なんだか小幡績先生のような口ぶりである )。

 とはいうものの、競馬はギャンブルでもあるから、普通の買い方をしていては面白くない。ディーマジェスティを軸にした3連単で、少し薄目の馬に流してみよう。①このレースとは相性がいいラジオNikkei賞を制したゼーヴィント、②賞金が足りなくて優先出走権(3着以内)が必要なメートルダール、③中山コースに強いステイゴールド産駒のステイパーシスト、④パドックでよく見えた馬を加えて勝負してみよう。さすれば配当的にも期待できるのではないか。

 強い馬が勝ってほしいが、高配当も期待したい。欲深も競馬場では美徳なのである。

かんべえ(吉崎 達彦)

3633名無しさん:2016/09/22(木) 14:41:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-35089363-cnn-int
父ブッシュ氏、クリントン氏に投票へ 内輪の会合で意向示す
CNN.co.jp 9月21日(水)11時14分配信

(CNN) ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領が超党派財団の役員らが出席した会合で、11月に行われる米大統領選本選では民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官に投票する考えを示していたことが21日までに分かった。ブッシュ氏に近い複数の情報筋が明らかにした。

共和党の元大統領であるブッシュ氏が民主党候補に投票する意向を示したのは、共和党候補のドナルド・トランプ氏にとって、異例の批判といえそうだ。情報筋によれば、ブッシュ氏は以前にもクリントン氏に投票する意向を明かしたことがあるという。

情報筋によれば、ブッシュ氏は19日にメーン州で行われたプライベートと考えていた会合で、超党派の非営利組織「ポインツ・オブ・ライト財団」の役員らに対しクリントン氏に投票する計画について話したという。室内には40人ほどがいたが、何人がブッシュ氏の話を聞いていたかは不明。

米国では約7週間後に大統領選本選が控えているほか、第1回候補者討論会も翌週に迫っており、こうした中でのブッシュ氏の今回の発言は政治的に驚くべき動きだ。
故ケネディ元大統領のめいに当たるキャスリーン・ケネディ・タウンゼンド氏は先に、ブッシュ氏と一緒に撮影した写真をフェイスブックに投稿。「大統領はヒラリー氏に投票すると私に言った」との一文を添え、これを伝えていた。

タウンゼンド氏はポインツ・オブ・ライト財団の諮問委員会に名を連ねており、今回の会合でブッシュ氏と言葉を交わしていた。ただ、情報筋によれば、プライベートな会話だと考えていたものをタウンゼント氏が公にしたことについては、驚きと失望があったという。タウンゼント氏はその後、フェイスブックへの投稿を取り下げた。

ブッシュ氏の広報担当者は声明で、元大統領はあくまでプライベートな市民として投票する見通しだと指摘。その前の段階でブッシュ氏が大統領選についてコメントすることはないと述べた。

3634チバQ:2016/09/24(土) 21:39:16
http://www.sankei.com/world/news/160924/wor1609240037-n1.html
2016.9.24 08:55
【米大統領選】
クルーズ上院議員はトランプ氏に投票 「良心に従いヒラリー阻止」
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)
 討論会で握手するトランプ氏(左)とクルーズ氏=3月10日、米南部フロリダ州(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補指名争いで敗れたテッド・クルーズ上院議員は23日、同党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏に投票すると表明した。同氏が候補に指名された7月の党全国大会で、クルーズ氏は支持を表明せず、会場にいた代議員からブーイングを浴びていた。

 クルーズ氏はフェイスブックで「熟慮の結果、トランプ氏に投票することに決めた」との声明を発表した。トランプ氏と「顕著な意見の相違」はあるが、民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官を勝たせればリベラルな連邦最高裁判事を任命するなどオバマ路線が継承されることになると判断したという。

 トランプ氏は指名争いで最後まで戦ったクルーズ氏を「嘘つきテッド」と呼び、カナダ生まれであることを問題視。妻の顔も侮辱した。2人の確執は強まり、クルーズ氏は党全国大会でトランプ氏への支持を明言せず、「良心に従って投票を」と呼びかけた。

 クルーズ氏は声明で「良心に従えば、(クリントン氏の勝利を)阻止するためにはどんなこともしなければならない」と強調。自らの支持者に対してもトランプ氏への投票を勧めた。

3635とはずがたり:2016/09/25(日) 16:40:58
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
トランプ当選の可能性はもうゼロではない
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/09/post-864_1.php
2016年09月23日(金)17時00分
Jonathan Ernst-REUTERS

<本選を直前に控えてヒラリーとトランプの支持率が拮抗してきている。景気、雇用の低迷感がジワジワと広がる中で、トランプという「ガラガラポン」への期待が徐々に高まる可能性が>

 米大統領選は、投票日まで残り50日を切り、最後のストレッチ(追い込み)に入りました。ですが、相変わらず選挙戦の内容は深まることはなく、品のない中傷合戦が続いています。

 そんななか、ドナルド・トランプ候補とヒラリー・クリントン候補の支持率は拮抗してきています。いつの間にか、全国規模の世論調査の数字も拮抗しているのです。

 政治情報サイト「リアル・クリアー・ポリティクス」によれば、最新の「世論調査の全国平均」では、まず支持率の単純平均値で、

■ヒラリー・クリントン・・・46.0%
■ドナルド・トランプ・・・・43.4%

 と僅差になっています。一方で、実際の選挙制度である「州ごとの選挙人数予測」では、

■ヒラリー・クリントン・・・272人
■ドナルド・トランプ・・・・266人

 とほとんど拮抗しているという集計が出ています。また非常に稀なケースとして、「ネブラスカ州で、特殊ルールにより選挙人数が割れる」などの現象によって、最終的な獲得選挙人数が「269対269」で同数になる可能性を指摘する専門家もあります。

 その場合は「大統領は下院が、副大統領は上院が選ぶ(但し議員1人1票ではなく、両院の各州議員団で1票)」ことになります。そんな可能性が取り沙汰されるぐらい、拮抗してきているというのです。

 8月の中旬、両党の党大会が終わり、トランプがイスラム教徒米兵の戦没者の両親を中傷して大炎上した時には、「ヒラリー楽勝」というムードが濃厚だったのですが、ジリジリと支持を落とし、国際社会としてはまったく受け入れられないこととは思いますが「トランプ大統領」誕生の可能性が、現時点では否定できない情勢となってきました。

 ちなみに、9月11日の慰霊式典で体調を崩したという「ヒラリーの健康問題」は解決済みで、特に波紋は広がっていません。問題は他にあります。

3636とはずがたり:2016/09/25(日) 16:41:14
>>3635-3636

 その理由は4点挙げられると思います。

 まずは景気です。今週、FRBのイエレン議長は「9月の利上げは見送り」という判断を表明しました。妥当な判断だと思いますし、市場も当然のこととして受け止めています。ですが、この判断は、「景気がそれほどの勢いではない」と示したことに他なりません。

 これは、アメリカ社会全体としては決して「今は良い時代ではない」という感覚に重なるわけです。そして、失業率は下がっているものの「自分は再就職したが希望年収にはまったく届かない」とか「今は職があるが、今度失業したらもう後がない」あるいは「自分の周囲に職のない若者が多い」といった「雇用に関するネガティブな生活実感」が濃厚だということもあります。

 そんな中で「こんなはずはない」とか「この世の中で成功している人間は妬ましい」あるいは「自分は特に失うものはないので、世の中を思い切りひっくり返して欲しい」という感情を持つ人たちが確実に増えていると言えるでしょう。

 2点目はテロと安全保障です。欧州のようなテロの横行する社会とは距離を置きたい、イラク戦争のような犠牲を伴う「介入」は二度とやりたくない、先週のニューヨーク、ニュージャージー州の爆弾テロのような単独犯も怖いので予備軍も含めて入国規制して欲しい......つまりトランプ的な「文明の隔離主義」「孤立・非介入・隔離」という考え方が不気味なまでに広がっています。

 シリア情勢にいたっては「複雑すぎて理解する気もない、従って興味はない、だが怖いから距離を置きたい」というアパシー(無気力・無関心)が広まっているように感じられます。こうなると、デマゴーグ的な煽り方をしてきたトランプだけでなく、「どうせ理解してもらえない」からと、国民に対して「複雑な中東情勢とアメリカの姿勢」を説明してこなかったオバマ=ヒラリーにも相当非があると言わざるを得ません。

 3点目はヒラリーの選挙戦です。本来やらなければならない、複雑なシリア情勢でも「国民に平易に真実を説明でき、その上で最適解を提案する」ことができていません。経済もそうです。ヒラリーの政策ハンドブックには「アメリカは先進国型経済を極め、知的労働で生きていく。その代わり、巨大な人口が知的労働に足りるだけの職業教育が受けられるように具体的な施策を整える」と書いてあるのです。

 しかし、その具体策を誠実に訴えることはできていません。「トランプ叩き」ばかりに走っているのです。これでは、「次期大統領はあの程度なのか」という、失望感と無関心が拡大するだけです。とにかく「基礎票は固めた」ので、消極的支持層の取り合いをするという「戦術判断」に流れているうちに、今度は基礎票が動揺しているという危険な状態に見えます。

 4点目はトランプの選挙戦です。8月に発足した選対の新体制では「コアのファンを裏切らないために、過去の暴言は否定せずに言い続ける」「ただし、新規の暴言ネタは控える」「基本的に以前よりは少しだけ上品に戦う」という「微妙な軌道修正」を行っています。これが戦術的には成果を挙げています。

 ヒラリーの選挙戦の低迷が大きいため、トランプ側は「自分に対して否定的な中道層」を取り込むための「本格候補らしい印象を与えるイメチェン」をしないまま、ジワジワと支持を伸ばしているのです。

 これまで筆者は、「大きな景気後退」「深刻なテロ」が起きた場合、トランプに票が流れる危険性を予測してきました。ですがそうではなくて、ドロドロとうごめいていた「曖昧な不安感」が増幅するだけでも、トランプには相当な追い風になっている。つまり「ブレグジット(英EU離脱)」に似た「ガラガラポンへの期待」からの投票行動が伸びてくる危険が高くなってきたということです。

3637チバQ:2016/09/26(月) 18:30:34
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600285&g=int

実はイラン生まれ=元アフガン難民女性閣僚-カナダ













カナダのマリアム・モンセフ民主機構相(中央)=2015年11月、オタワ(AFP=時事)

 【オタワAFP=時事】アフガニスタン難民としてカナダに亡命後、刻苦勉励の末、トルドー内閣目玉の女性閣僚の一人になったマリアム・モンセフ民主機構相(31)が、実はイラン生まれと分かり、釈明に追われている。アフガン出身者として選挙戦を勝ってきたが、カナダ紙グローブ・アンド・メールが最近、経歴を再調査していた。
 22日付のモンセフ氏の声明では「母に問い詰めたところ、われわれはアフガン人で、イラン領内で生まれてもイラン人になったことはないし、それが問題になるとは考えたこともなかったと言われた」と説明した。アフガン国境から約200キロイラン領内に入った都市マシャドが実際の出生地だった。
 モンセフ氏の一家は戦火や迫害を逃れ、アフガンとイランを行ったり来たりしていた。その過程で父親は殺害され、最終的に20年前、カナダへの亡命が実現した。(2016/09/26-11:47)

3638チバQ:2016/09/26(月) 20:52:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3102118
トランプ氏「エルサレムは不可分の首都」 イスラエル首相に約束

2016年09月26日 11:38 発信地:ニューヨーク/米国

【9月26日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は25日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談し、自身が大統領に選出された場合、エルサレム(Jerusalem)をイスラエルの「不可分の」首都と認めると約束した。

 トランプ氏は米ニューヨーク(New York)に所有する自宅を兼ねた超高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」で、ネタニヤフ首相と非公式に会談。

 トランプ陣営の声明によると、同氏は「エルサレムは3000年以上にわたり、ユダヤ人の永遠の首都であり続けていると認識している。トランプ政権下において米国は、エルサレムがイスラエルの不可分の首都だという議会の以前からの決定をついに承認する」と述べたという。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で東エルサレム(East Jerusalem)を占領。80年に統一エルサレムはイスラエルの永遠の首都だと宣言した。しかし、米国を始め国連(UN)加盟国の大半は、イスラエルによる東エルサレム併合を認めておらず、エルサレムの最終的地位がパレスチナ和平交渉の最大のカギとみなされている。

 米議会は1995年10月に、エルサレムをイスラエルの不可分の首都と認め、テルアビブ(Tel Aviv)からの米大使館移転を承認する法律を可決したが、歴代の大統領は民主党・共和党とも、外交政策に関する行政府の権限の侵害に当たるとしてこの法律を施行していない。

 トランプ氏は26日、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官との初のテレビ討論会に臨む。(c)AFP

3639チバQ:2016/09/27(火) 18:43:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000018-mai-int

<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花

毎日新聞 9月27日(火)11時26分配信



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<米大統領選>初の直接対決 テレビ討論会 資質で火花


ヒラリー・クリントン氏(左)とドナルド・トランプ氏=AP


 【ヘンプステッド(米東部ニューヨーク州)西田進一郎】米大統領選(11月8日投開票)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)と共和党ドナルド・トランプ候補(70)による第1回テレビ討論会が26日夜(日本時間27日午前)、ニューヨーク市郊外ヘンプステッドのホフストラ大で行われた。両候補が公の場で直接対決するのは初めて。クリントン氏はトランプ氏の気質は大統領にふさわしくなく、政策も具体性を欠くと批判。トランプ氏は「クリントン氏にはスタミナがない」と反論するなど、激しく火花を散らした。

【写真特集】直接対決は批判の応酬に

 初回は「繁栄」「米国の進路」「安全保障」の三つをテーマに計90分間の論戦。長年政治に携わり、女性初の大統領を目指すクリントン氏と、政治経験がなく、その過激な言動で既成政治への不満を追い風にしてきたトランプ氏という異色の対決で、全米が注目した。討論会の勝者を聞いた米CNNの緊急世論調査では、クリントン氏が62%、トランプ氏が27%で、クリントン氏が「勝利」した。

 安全保障を巡っては、クリントン氏は、トランプ氏が日本や韓国の核保有を容認する発言をしたとし、超党派の方針である核不拡散政策に反し、「深刻な問題だ」と指摘。トランプ氏は、核兵器の問題は重大な問題だとの認識を示したうえで、米国は日本や韓国、ドイツなど同盟国を守っているにもかかわらず、同盟国はその経費を十分支払わないという持論を展開した。

 一方、経済政策を巡る議論では、クリントン氏は「あなた方の生活を良くする政策を実行に移す大統領としての大きな責任を背負える候補は誰かを判断しなくてはならない」と有権者に呼びかけ、実績と具体的な政策を持つとして自身をアピールした。トランプ氏は、自由貿易で雇用がメキシコに奪われたなどとし、「貿易協定の再交渉をしなければならない。我々の企業や職を奪う国々を止めなければならない」と訴えた。

 トランプ氏はクリントン元大統領が署名した北米自由貿易協定(NAFTA)を酷評し、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を進めようとしているとして、元大統領の妻のクリントン候補を批判。クリントン氏は「(トランプ氏の発言は)正確ではない」などと反論し、応酬となった。

 各世論調査で両候補とも「好感を持たない」との回答が5割を超える「不人気候補」同士の対決。無党派層や、両党支持者の中でもまだ支持を得ていない層をどう取り込むかが課題だ。

 【ことば】米大統領選討論会

 大統領選終盤の重要イベント。国民の関心事や自身の政策など幅広い問題について、公開の場で候補者が直接、意見を戦わせる。テレビやインターネットで全米に生中継され、受け答えの印象や仕草も支持率に影響する。今回は3回実施。1、3回目は進行役がすべての質問をするが、2回目は会場からの質問も受け付ける。

3640チバQ:2016/09/28(水) 17:20:04
http://mainichi.jp/articles/20160928/k00/00m/030/076000c

米大統領選
.
トランプ氏、誇張や誤り…メディア即座に指摘

毎日新聞2016年9月27日 21時52分(最終更新 9月28日 00時19分

 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が直接対決した初めての討論会は非難の応酬になった。米メディアは即座に両候補の発言を事実確認(ファクト・チェック)。ほぼ正確な発言に徹したとされるクリントン氏に対し、「誤りや扇動が多い」と批判されてきたトランプ氏は今回も誇張や誤りをより多く指摘された。

「クリントン氏、ほぼ正確」…討論会

 「間違いだ。間違いだ。私はイラク戦争に反対だった」。トランプ氏はイラク戦争への賛成を指摘されると、初めから懐疑的だったと激しく反論した。だが、ワシントン・ポスト紙は「まったくの誤りだ」と切り捨て、トランプ氏が米国のイラク侵攻前に「反対した証拠はない」と断言した。

 トランプ氏はこれまでたびたび主張してきた在日米軍など同盟国の経費負担について「我々は日本や韓国などを守っているが、彼らは公平な負担をしていない」と持論を展開した。

 だが、政治専門メディア「ポリティコ」は「日本は今年、(在日)米軍基地の直接支援だけで17億ドル(約1700億円)を負担し、基地で働く日本人のコストの90%以上を払っている」と数字を挙げて反論した。

 一方、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を巡るクリントン氏への批判はトランプ氏に軍配が上がった。

 「あなたはTPPをゴールド・スタンダード(最も理想的な基準)と呼んだ」

 労働者層の支持獲得を狙うトランプ氏は、自由貿易協定は米国の雇用を失うなどとして強く反対しており、賛成から反対に転じたクリントン氏を追及した。

 「私の(TPP反対)発言を聞いて、突然反対し出した」とトランプ氏が指摘すると、クリントン氏は「私はそれが良い取引であることを望むと言ったんだ」と反論。だが、ワシントン・ポスト紙によると、クリントン氏は2012年にTPPを「ゴールド・スタンダード」だと明言している。

 クリントン氏は討論会の前半で「私のウェブサイトにはファクト・チェッカーがある。ぜひ見てください。何が真実かわかる」と語り、トランプ氏の発言をうのみにしないよう呼びかけた。

3641名無しさん:2016/09/29(木) 11:36:28
★【米大統領選】公開討論会、複数のアンケ
米公開討論会、複数のアンケート調査ではトランプ候補が優勢に・それでも大手メディアは一斉にクリトン圧勝と報道
Posted 19 hours ago, by Norman Rose

民主党のヒラリー・クリントン候補と共和党のドナルド・トランプ候補の間で行われた初の
TVでの公開討論会について、Timeなどの大手メディアが実施したオンラインアンケートの結果、
トランプ候補が圧勝する結果となったのにも関わらず、複数の大手メディアは、クリントン圧勝と
報じていることが、ソーシャルメディア上で波紋を呼んでいる。

月曜夜に開催された初の公開討論会、大手のニュースサイトでは、「クリントンが圧勝した」と
報じているが、実際のところ、 Time, Drudge Report, CNBC, The Hill, CBSが行ったオンライン
アンケート調査ではいずれもトランプ勝利となっており、大手メディアが行ったアンケートの中で
クリントン勝利となったのは、CNN/ORCしかないのが現状となっている。

保守系の有名キャスターのSean Hannityは、Fox Newsのニュース番組に出演して、
この欺瞞についてコメント。有名キャスターがこうしたコメントを行ったことにより、
どちらが勝利を収めたかという議論は改めて白熱するものとなっている。

しかし、大手サイトでのアンケート調査と報道内容に矛盾が生じているといことが指摘された後に
Timeが報じた記事では「Clinton Claims the Win(クリントン候補は自分が勝利したと主張している)」
と、トーンをやや後退させている。

マスメディアに対する信頼性はこのところ大きく低下するところとなっており、
今回の偏向報道は、その際たる例となっている。

外部リンク[html]:business.newsln.jp

3642チバQ:2016/09/29(木) 17:50:43
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010711161_20160929.html
共和党の重鎮 クリントン候補支持を表明

14:01NHKニュース&スポーツ


アメリカ大統領選挙で接戦が予想されるバージニア州選出の元上院議員で軍事委員長などを務めた共和党の重鎮、ジョン・ウォーナー氏が民主党のクリントン候補を支持することを明らかにし、共和党の主流派の間ではトランプ氏を支持するかどうか依然、対応が分かれています。

3643チバQ:2016/09/29(木) 20:35:59
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290042-n1.html
2016.9.29 17:56
【米大統領選】
クリントン氏、トランプ氏突き放せず 人気拡大に苦慮 

 ロイター通信は28日、米大統領選の第1回候補者討論会に関する世論調査結果を公表し、民主党のクリントン氏が国民から高い評価を得た一方、共和党のトランプ氏を支持率で突き放せておらず、人気拡大に苦慮していると分析した。

 ロイターが調査会社イプソスと共に27日に2千人以上を対象に実施した調査の結果では、26日の討論会でより評価する候補としてクリントン氏を選んだのは56%で、トランプ氏の方が良かったとしたのは26%にとどまった。

 候補としての支持率は、クリントン氏が42%でトランプ氏は38%。ロイターは、過去数週間の調査でクリントン氏は4〜6ポイントのリードを維持しているとし、討論の出来栄えはクリントン氏の支持率を上げる要因にはなっていないようだと指摘。国民の反応が支持率に反映されるには数日かかるとの見方も示し、今後変動する可能性はあるとした。(共同)

3644名無しさん:2016/10/02(日) 14:20:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100100170&g=int
ミスコン優勝者中傷止まらず=トランプ氏「性的ビデオ調べろ」-米大統領選

 【ワシントン時事】ミス・ユニバース世界大会で優勝した女性に対する米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)の暴言が止まらない。共和党からは女性票だけでなく、大統領らしく振る舞えるか見極めようとしてきた男性の票も失いかねないといら立つ声が上がっている。

 発端は9月26日の大統領選討論会。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が1996年にミス・ユニバースに輝いたアリシア・マチャドさんの話題を取り上げ、大会運営にかかわっていたトランプ氏がマチャドさんを「ミス子豚」などとののしったと暴露した。
 トランプ氏は27日のテレビ番組で「彼女の激太りは大問題だった」と発言を正当化。30日早朝にはツイッターで「ひねくれヒラリーは最悪のミス・ユニバースにだまされた」と2人を中傷し、その後も「詐欺師にはめられるとは判断力がない」「(マチャドさんの)性的ビデオと過去を調べてみろ」と根拠のない書き込みをした。(2016/10/01-15:33)

3645とはずがたり:2016/10/02(日) 17:00:42


「ウラジーミル・プーチン」逮捕、ロシア大統領とは別人 米
http://www.cnn.co.jp/usa/35088306.html?tag=mcol;relStories
2016.08.31 Wed posted at 13:21 JST

3646とはずがたり:2016/10/02(日) 19:31:32
トランプ氏、18年間税逃れか=経営失敗の損失処理で―米紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000039-jij-n_ame
時事通信 10月2日(日)14時52分配信

 【ニューヨーク時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)が1995年の確定申告で9億1600万ドル(約925億円)の損失を申請し、税額控除があまりに巨額だったため、税制の抜け穴によって最高18年間にわたり連邦所得税の支払いを免れていた可能性があることが1日、明らかになった。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が報じた。

 同紙が入手した95年の納税記録によると、トランプ氏は米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの三つのカジノ経営や航空事業への参入、一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営がいずれも失敗したことで、90年代初めに積み残された損失の処理を通じ、桁外れの税制上の優遇措置を受けていたという。

 この納税記録を解析した税理士らは、裕福な確定申告者に有利な税制のおかげで9億1600万ドルに上る損失処理が可能となり、18年間にわたる課税対象所得の相当額を支払わずに済んだと指摘している。

3647チバQ:2016/10/02(日) 21:14:48
http://www.asahi.com/articles/ASJB1221LJB1UHBI002.html
米紙、続々とトランプ氏不支持だが… 影響は限定的?
ニューヨーク=中井大助2016年10月2日05時15分
 米大統領選で、長く共和党候補を支持してきた主な地方紙が相次いで、同党のトランプ氏(70)を支持しない社説を掲げている。多くの暴言や排外的な政策が、伝統的な論調と合わないとの判断からだ。もっとも、読者の思いとは必ずしも重なっておらず、こうした新聞の社説が選挙戦に及ぼす影響は未知数だ。

 アリゾナ州最大手の「アリゾナ・リパブリック」は9月27日、1890年の創刊以来の伝統を破り、社説で民主党のクリントン氏(68)を推薦した。

 創刊時の紙名が「リパブリカン(共和党員)」で、筋金入りの共和党支持派だが、トランプ氏について「保守でもなく、大統領になるべきでもない」と断じた。読者向け動画で、フィル・ボアス論説委員長は、トランプ氏の扇動的・差別的な言動を「能力も品位もない」と批判。先日のテレビ討論会を見て、最終的な決断をしたという。

 長く保守的な立場をとってきた他の地方紙も同様の判断をしている。テキサス州の主要紙「ダラス・モーニング・ニュース」は9月7日、1940年以来初めて民主党を支持した。クリントン氏を推すのは「簡単な決断ではない」としながら、トランプ氏の経歴や判断と比べると「競争にならない」と述べた。

3648チバQ:2016/10/02(日) 21:40:14
http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00e/030/212000c
米列車事故
「叫び声と泣き声…」通勤ラッシュの惨劇

毎日新聞2016年9月30日 11時59分(最終更新 10月1日 10時37分

米ニュージャージー州のホーボーケン駅、列車が突っ込む
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】「叫び声と泣き声に満ちていた」--。米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日朝、列車が突っ込んだ事故は、平日の慌ただしい通勤ラッシュを惨劇に変えた。列車は制限速度を大幅に超えて駅に進入したとみられる。

 現場では、けがの程度で救護の優先順を決めるトリアージが行われていた。「空港で荷物につける名札のようなカードを首から下げ、血まみれの30〜40人が救急車両を待っていた」。ニューヨークの公共ラジオ「WNYC」の幹部ナンシー・ソロモンさん(57)が事故当時の駅舎の様子を証言した。4、5人は歩くことができずに地面に横たわっていたという。

 ホットドッグスタンドや花屋、新聞売店が並ぶ駅コンコースは天井の一部が崩落し、一変。ソロモンさんは「朝の通勤時間帯には数百人が肩を並べて歩いている。最悪の時間、最悪の場所で事故が起きた」と首を振った。

 停電した駅舎では、乗客がショック状態で黙っていたが、1人がソロモンさんに「暗くて、叫び声と泣き声に満ちていた。先に出た乗客が車両の窓から閉じ込められている乗客を助けていた」と話した。

 AP通信によると、列車が駅に進入する際には時速10マイル(約16キロ)までスピードを落とすことになっている。しかし、列車がスピードを落とした気配はない。事故の数十秒前に駅から外に出たという列車運転士のウィリアム・ブレインさん(53)は「車両止めを乗り越えていることから、時速30マイル(約48キロ)は出ていたのではないか」と推測した。

 現場に近いハドソン大学メディカルセンターには22人が搬送された。職員のキラト・カロデさん(35)は「警察官は列車がかなりのスピードで駅に突入したと話していた」と話した。

http://mainichi.jp/articles/20160930/k00/00m/030/078000c
米東部
列車が駅舎に突っ込む 1人死亡100人以上負傷

毎日新聞2016年9月29日 22時47分(最終更新 9月30日 11時03分)
 【ホーボーケン(米東部ニュージャージー州)國枝すみれ】米ニュージャージー州のホーボーケン駅で29日午前8時45分(日本時間同日午後9時45分)ごろ、通勤列車が駅舎に突っ込んだ。米NBCテレビなどによると、少なくとも1人が死亡、100人以上が負傷した。ニューヨークの日本総領事館は事故に巻き込まれた日本人の有無の確認を急いでいる。

【写真特集】米列車事故 崩れ落ちた天井、逃げる人々
<米列車事故 衝撃「爆発のよう」>減速せず駅へ
 事故原因は不明。NBCによると、捜査当局者は現時点でテロ行為を示す情報はないと述べた。

 ホーボーケン駅は複数路線が乗り入れる拠点駅で、突っ込んだ列車はニューヨーク州スプリングバレー駅発だった。AP通信などが伝えた乗客の話では、列車は減速することなく車止めを乗り越え、そのまま駅舎の柱に突っ込んだ。

 ホーボーケン駅はハドソン川を挟んでニューヨーク・マンハッタンの対岸にあり、乗客の多くはフェリーなどに乗り換えてニューヨークに向かう。事故が起きたのは通勤ラッシュ時で、先頭車両と2両目は乗り換えを急ぐ乗客で満員状態だった。AP通信によると、同駅の平日の乗降客は約1万5000人。

 ホーボーケン駅では2011年にも列車が車止めに衝突し、30人以上が負傷する事故が起きている。

3649名無しさん:2016/10/02(日) 22:04:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000000-jij_afp-int
テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
AFP=時事 10月2日(日)8時1分配信

テレビ討論後の支持率、クリントン氏上昇 トランプ氏低迷
米ニューヨーク州のホフストラ大学で行われた第1回テレビ討論会を終え、会場を後にする民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(左)と共和党候補のドナルド・トランプ氏(右、2016年9月26日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国で最新の米大統領選世論調査の結果が1日に公表され、先月26日の第1回テレビ討論会で堂々たるパフォーマンスを見せた民主党候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官の支持率が上昇したことが判明した。一方、共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、元ミス・ユニバース(Miss Universe)との争いが原因で支持率が低迷している。

 トランプ氏は最近になってクリントン氏との差を縮めていたが、米政治情報サイト、リアルクリア・ポリティクス(RealClear Politics)が実施し、1日に公表した全国世論調査では、クリントン氏の支持率が43.8%、トランプ氏が40.9%となっている。

 また小政党リバタリアン党(Libertarian Party)から立候補しているゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事の支持率は7.3%だった。

 先月26日に行われ、約8400万人が視聴した第1回テレビ討論会の後、クリントン氏の支持率は全国的な世論調査の結果と共に、大統領選の激戦州フロリダ(Florida)、ネバダ(Nevada)、ニューハンプシャー(New Hampshire)各州でも上昇していた。

 しかし、支持率が上昇したからといって、来月の大統領選でクリントン氏が勝利すると決まったわけではない。オハイオ(Ohio)、ノースカロライナ(North Carolina)、そしてトランプ氏が1日夜に集会開催を予定しているペンシルベニア(Pennsylvania)各州の世論調査の結果が待たれている。

 民主党では現在、2000万人以上の人口を擁し、選挙人の人数も多い激戦州フロリダ州でのてこ入れを図っている。同州では、有権者登録の締め切りまで2週間を切った。

 2008年と2012年の大統領選挙ではフロリダ州で勝利したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とジョセフ・バイデン(Joseph Biden)副大統領は、来週にもクリントン氏支援のためフロリダ州を訪問する予定だという。【翻訳編集】 AFPBB News

3650チバQ:2016/10/02(日) 22:17:28
http://www.sanki.com/world/news/160930/wor1609300035-n1.html
e2016.9.30 16:35
【米大統領選】
「第3の候補」また失態 尊敬する外国首脳は?に答えられず 「アレッポって何?」に続く大ポカ

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【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事
ジョンソン元米ニューメキシコ州知事

 米大統領選に民主でも共和でもない第3政党のリバタリアン党から出馬しているジョンソン元ニューメキシコ州知事が28日夜のテレビ番組で、尊敬する外国首脳は誰かと聞かれ、名前を一つも挙げられなかった。9月上旬、シリア内戦の激戦地アレッポについて質問された際「アレッポって何?」と無知を露呈したことに続く失態となった。

 質問を受けたジョンソン氏はしばらくの無言の後、「アレッポの事を聞かれた時みたいだ」とあきらめ顔。「誰でもいいから」とたたみかける司会者に「メキシコの元大統領」と答えたが、名前は出ないまま。「脳みそが凍った」と弁明した。

 民主党クリントン候補と共和党トランプ候補のどちらも支持できない有権者の受け皿を目指すジョンソン氏だが、各種世論調査の支持率平均値は約7%にとどまっている。(共同)

3651チバQ:2016/10/02(日) 22:21:32
http://www.sankei.com/world/news/161001/wor1610010025-n1.html
2016.10.1 16:18
【米大統領選】
米主要紙が続々と反トランプの狼煙 創刊以来140年も共和党を支持してきた保守紙も「伝統を中止する!」


 【ニューヨーク=上塚真由】11月の米大統領選に向けて、米主要紙が社説で共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)への不支持を続々と表明している。

 1873年に創刊された中西部ミシガン州の保守系紙デトロイト・ニューズ(電子版)は9月29日の社説で、創刊以来、共和党候補を支持してきたが、トランプ氏に賛同できないため「長く尊重してきた伝統を中止する」と表明。同氏を「無節操で不安定」などと非難した。

 また、民主党候補のクリントン前国務長官(68)も性格に問題があるとし、小政党「リバタリアン党」のゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を支持するとした。

 全国紙USA TODAYも30日付の社説で、創刊以来初となる大統領選候補に対する態度表明を行い、トランプ氏に投票しないよう呼びかけた。同紙は、クリントン氏も支持できないとした。

 このほか、テキサス州のダラスモーニングニュース紙(電子版)が9月7日の社説で、クリントン氏の支持を表明。同紙が民主党候補を支持するのは、第二次大戦時以来初めてという。

3652チバQ:2016/10/03(月) 20:01:00
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1071749960/l50

税逃れ報道のトランプ氏、支持者ら「天才」と擁護

AFP=時事 10月3日(月)18時22分配信
米ペンシルベニア州マンハイムでの選挙集会に到着した共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏(2016年10月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が過去20年近く連邦所得税の支払いを免れていたとの疑惑が報じられたことを受けて、トランプ氏の支持者からは2日、擁護する声が相次いだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times、NYT)は1日、トランプ氏が1995年に所得税申告で9億1600万ドル(約930億円)の巨額損失を計上し、これによりその後20年近く連邦所得税の支払いを合法的に免れていたと報じた。トランプ氏はこの報道について、肯定も否定もしていない。

 トランプ陣営の有力な候補者代理人でニューヨーク(New York)元市長のルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は、NYT紙の報道について、ニューヨークで大物実業家として名を成したトランプ氏の「絶対的な才能」の証しだとの見方を示した。

 ジュリアーニ氏は米ABCテレビのニュース番組で、「事業を手掛けていれば利益を最大限にする義務があり、これだけ控除可能だと税法に記載されていれば、控除を受けるものだ」とコメント。仮にそうしなかった場合、トランプ氏は投資家らから訴えられていただろうと示唆した。

 一方、民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官と候補指名を争い、今はクリントン氏支持を表明しているバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員は、ABCニュースに全く逆の見解を表明。「この国の誰もが『天才』だったら、我々は国など持てなかっただろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3653チバQ:2016/10/03(月) 20:01:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-35089945-cnn-int

連邦所得税納めないトランプ氏は「天才」 元NY市長が称賛

CNN.co.jp 10月3日(月)17時15分配信
ワシントン(CNN) 米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏が連邦所得税を納めていないのではないかとする観測が流れるなか、元ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ氏は2日、CNNの番組に出演し、トランプ氏を「天才」と呼んだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)はトランプ氏が約20年にわたって合法的に税の支払いを避けているのではないかと報じていた。

ジュリアーニ氏は、これが米国の税制の一部だと指摘。「トランプ氏は、彼が奉仕する人々のためにどうやって税法を操作するのかを知っている」と述べた。

NYT紙の報道によれば、トランプ氏は1995年の納税記録で9億1600万ドルの損失を計上。専門家によれば、このことで18年間にわたり所得税を支払わずに済む計算になるという。

NYT紙が入手したのは、トランプ氏がニューヨーク州居住者として提出した納税申告書と、ニュージャージー、コネティカット両州で非居住者として提出した納税申告書の計3ページ分。

CNNではこれらの書類について独自に信憑性(しんぴょうせい)を確認できていない。しかし、トランプ陣営はNYT紙が報じた事実について異議を唱えていない。

ジュリアーニ氏は、トランプ氏が連邦所得税を支払っていなかったからといって責められることはないと指摘。今回の件が示すのは、トランプ氏が事業体を維持し、構築することができたということだとの見方を示した。

ジュリアーニ氏はまた、1年で9億1600万ドルの損失を出した人物を優秀な実業家と呼ぶのは議論の余地があるのではという質問に対しては、言えると言明。「なぜなら、トランプ氏は復活したからだ」と指摘。アップルに一度は解雇されたが復活を遂げたスティーブ・ジョブズ氏や、選挙に落選しても最終的には首相として第2次世界大戦で英国を勝利に導いたウィンストン・チャーチル氏を引き合いに出し、トランプ氏を擁護した。

3654チバQ:2016/10/03(月) 20:09:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000041-mai-n_ame
<米大統領選>サンダース票どこへ 学生ローンの若者苦慮

毎日新聞 10月2日(日)21時49分配信

 11月の米大統領選で注目される有権者層の一つが、民主党予備選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員(75)を強く支持した人たちだ。中核の若い世代は深刻な学生ローンに苦しむ。激戦州の中西部ミシガンで、彼らの選挙観をさぐった。【イプシランティ(米中西部ミシガン州)で西田進一郎】

【写真】討論のあとに握手するクリントン氏とトランプ氏

 「月々の将来返済額は5959ドル(約61万円)」。ショウナ・マクナリーさん(34)は、ミシガン州イプシランティで同居する両親の家で学生ローン書類に目を落とした。

 高校卒業後、飲食店などで働いたが「人を助け、子供たちのために安定した職に就きたい」と医師を目指し、4年制大学卒業後の医学校で、高額な学費などのため年約10万ドル(約1020万円)を政府から借りた。民間分も合わせ総額は計53万ドル(約5400万円)だ。

 医学博士の学位まで取得したが、医師として働くには免許試験を通り、2018年から4年間の卒後研修が必要だ。一方、ローン返済は民間分が18年、政府分が23年に始まる。完済は50代後半。夫や子供3人と両親宅に身を寄せざるを得ない。

 ニューヨーク連銀などによると学生ローン返済者は4330万人で総人口の13%超。残高総額は10年前の約3倍の1兆2600億ドル(約128兆円)で滞納率は11・6%に及ぶ。一方、卒業後に見合う仕事に就ける可能性は低い。失業率は5%弱だが、ジョージタウン大の調査では15年の22〜27歳大卒者の失業率は19・8%。大卒の若者の44%が学位不要な仕事に就いていたとの調査結果もある。

 懐具合の厳しさから親と同居する若者も増えた。1960年の20%から15年には32.1%に達している(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 マクナリーさんは大統領選では民主党候補に投票してきた。オバマ大統領には「議会の抵抗はあったが、もっとやれた」と不満だ。民主党予備選ではサンダース氏を強く支持。国民皆保険制度の確立や無人機攻撃を含む戦争への反対、大学の授業料無償化など「全主張」が支持理由だ。

 一方、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、オバマ氏より外交や社会政策で中道寄りの「タカ派」で、「挑戦しない」。大統領選でクリントン氏と事実上の一騎打ちである共和党のドナルド・トランプ氏(70)は「彼の何を信じたらいいのか分からない」存在だ。「『悪者』同士」の戦いと見るショウナさんは、環境保護を前面に掲げる「緑の党」のジル・スタイン候補に投票するつもりだ。

3655チバQ:2016/10/03(月) 21:30:34
http://www.sankei.com/world/news/160929/wor1609290009-n1.html
2016.9.29 07:54
【米大統領選ウラオモテ(上)】
はびこる「デジタル金権選挙」 消費者データで有権者を取り込み
 米首都ワシントン中心部。ホワイトハウスから徒歩約10分の場所にある名門私立大学、ジョージ・ワシントン大(GWU)のキャンパスにある一室を夜7時過ぎに訪ねると、二十数人の学生らがノートパソコンを前に携帯電話を耳に当て、一心不乱に電話で有権者に対し、今年の大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン(68)への投票を呼びかけていた。

 「フォーンバンク」と呼ばれるこうした手法は、陣営の運動員が有権者の家を訪ねる戸別訪問と並んで、有権者の政治傾向を直接確認し、支持を獲得する代表的なやり方だ。

 学生らのパソコンの画面に表示されるのは、有権者の名前、年齢、住所、電話番号など。この日の電話攻勢の指揮を執る、同大3年生で民主党学生部(会員数約4千人)の副会長、ジョシュ・カーミセ(20)は、「特定の有権者が過去の選挙で誰に投票すると言ったか、実際に投票したか、これまでの電話での反応も表示される」と話す。

 この日は夜9時まで約2時間かけ、南部ノースカロライナ州の中高年世帯約1200人に電話を入れた。

 これらの有権者のデータは、民主党全国委員会が一括管理する、「有権者活性化ネットワーク」(VAN)と呼ばれる巨大なコンピューターサーバーに収容されている。

 全米各地の民主党陣営は、VANから有権者の情報を読み出し、クリントン陣営や党全国委の指令に従い、運動員を電話や戸別訪問に走らせる。また、運動員が現場で新たに入手した有権者情報は、各自が持たされているパソコンやタブレット端末を通じてサーバーに蓄積されていく。

 膨大なデータを駆使しての選挙運動は、2008年大統領選で現民主党大統領のバラク・オバマ(55)が当選する原動力になった。一方、オバマの大統領就任に対抗して現れた、草の根保守派の「茶会」運動も、同様の方法を駆使して台頭したとされる。

 しかし、彼らはそもそも、どのようにしてこうした個人情報を手に入れられたのだろうか。

   
◆   ◆

 「有権者活性化ネットワーク(VAN)のデータは、主に自治体から合法的に提供された住民登録の情報と、選挙運動員の戸別訪問などで得られた情報をもとにしている、というのが表向きの説明だろう。だが、実態は違う」

 米中部の地方都市にあるビアホール。過去に元大統領ビル・クリントン(70)の選対スタッフを務めた政治専門家が語った。

 選挙運動の大本のデータは、確かに州政府や市、郡などの自治体が管理する住民登録の情報だ。候補の陣営はまず、住民リストを数百〜数千ドルで購入する。

 「だが、これだけでは名前と住所、電話番号くらいしか分からず、選挙データとして役に立たない。陣営が最終的に知りたいのは、誰が自分に投票してくれるかということだ」

3656チバQ:2016/10/03(月) 21:30:58
◆   ◆

 この政治専門家を含む複数の関係者の証言によると、陣営は次に、市場調査データ会社を通じて、リストにある住民の消費者データを有料で入手。内容は、自動車の購入歴や購読中の雑誌、どこのスーパーで買い物をするかなど、一見すると選挙とは関係ない。

 しかし陣営は、例えば日本製のエコカーに乗り、有機野菜を扱うスーパーに通う有権者であれば、民主党支持者である確率が高いと解析する。逆に、米国製小型トラックを愛用し、銃砲専門雑誌を購読していれば、共和党支持者である公算が大きいとみる。

 こうした「プロファイリング」を経て、例えば民主党であれば自党にどれだけ投票する可能性があるかをランク付けし、支持を獲得できそうな人々を抽出して重点的に電話や戸別訪問で攻勢をかける。これらの作業は全米規模で行われ、すべての情報がVANに集約されていくのだ。

 民主党関係者は言う。

 「電話や戸別訪問を行う『歩兵部隊』がいなければ選挙には勝てない。しかし、最も重要なのは、どれだけ充実した有権者データを蓄積し、どれだけ有効に現場に提供できるかだ」

 実は、共和党にも同様のネットワークは存在する。しかし、共和党候補ドナルド・トランプ(70)は、現場に十分な運動員を投入できていないという。トランプとの接戦から抜け出せないクリントンが最後は勝つ、とする選挙専門家たちの根拠もここにある。

◆  ◆

 ただ、VANの問題点は、消費者データの購入に莫大(ばくだい)なカネがかかることだ。一説には、有権者の最新動向をつかむため、大統領選のたびに共和党や民主党がデータ購入に費やす資金は「数千万ドル(数十億円)規模」。2012年の大統領選でオバマは11億ドル(約1100億円)、共和党候補のミット・ロムニー(69)は10億ドル弱を使った。VANは、テレビやインターネットでの選挙広告とともに、近年の大統領選挙費用を暴騰させている。

 従来の選挙運動に市場データを活用したことにより出現した、新たな「ハイテク金権選挙」。日本でも「戸別訪問解禁」が一部で唱えられているが、米国と同様のカネがかかる選挙に陥る恐れを覚悟する必要がある。(ワシントン 黒瀬悦成)

=敬称略



 米大統領選の華々しい選挙戦の裏では、何が起きているのか。3回にわたって報告する。

3657チバQ:2016/10/03(月) 21:31:50
http://www.sankei.com/world/news/160930/wor1609300003-n1.html
2016.9.30 07:07
【米大統領選ウラオモテ(中)】
多額の学費ローン、経済停滞…目覚めた「ミレニアム世代」 民主党に親近感
 「どうやったら学生を投票所に行かせられるか、知恵を出し合ってほしい」

 米中西部ミネソタ州セントポール。メトロポリタン州立大学の会議室で、「学内投票キャンペーン」の世話役を務めるブレット・バックナーが、参加した同大の教員や学生、議員スタッフら約10人に呼びかけた。

 約8千人いる同大の学生のうち、2012年の大統領選に投票したのは72%。全国投票率の55%に比べると驚異的な数字だ。

 だが、州全体の投票率は全米1位の76・1%。そのため、「今年は最低75%に引き上げたい」とするバックナーらは学生らの関心を呼び起こすため、大統領選の候補者討論会の学内観戦会を開くことを決めた。

 ミネソタ州政府で選挙管理を担う州務長官のスティーブ・サイモン(46)は、「われわれの投票はわれわれの声だ」と強調する。昨年1月に就任以降、アフリカや東南アジアなどの出身の新移民向けに11言語で書かれた投票用紙を用意したり、州内にある275の高校で模擬投票を実施したりして、「若いうちに投票を習慣づける」などの取り組みを進めている。

 実はミネソタ州は、1976年以降の大統領選で民主党候補が常に勝利してきた、全米随一の「民主王国」だ。州政府や高校、大学などが実質的に一体となって若者に政治参加を奨励するのは、民主党への親近感が比較的強い若者を早い段階から取り込むための、党が全米規模で進める長期戦略の一環でもある。

 民主党が「将来の票田」と期待する、2000年以降に投票年齢に達した「ミレニアル世代」(18〜35歳)は、今年4月時点で6920万人。52〜70歳の「ベビーブーム世代」6970万人に匹敵する(ピュー・リサーチ・センター調べ)。

 だが今回、民主党の思惑に予期せぬ狂いが生じた。前国務長官ヒラリー・クリントン(68)支持で固まる党指導部の意向とは裏腹に、党候補指名争いでミレニアル世代の支持は、「社会民主主義者」を自称する左派の上院議員バーニー・サンダース(75)に流れたのだ。

 メトロポリタン州立大准教授(政治学)のマシュー・フィルナー(46)は言う。

 「クリントンに代表されるベビーブーム世代は、社会のルールに従って努力すれば必ず報われる、との価値観で生きてきた。しかし、ミレニアル世代の多くは多額の学費ローンを抱え、経済停滞もあってはい上がれない。クリントンは彼らに『頑張ればうまくいく』と言うが、逆に不信感を増幅させるだけだ」

 男女平等や人種差別解消の流れが確立される中で生まれたミレニアル世代は、ベビーブーム世代が奉じる進歩的価値観に束縛されない。その分、自由競争を尊ぶ共和党が彼らを取り込む余地もあるが、その政治的方向性は見えにくい。

 一方、年金受給者が年々増えるベビーブーム世代は、「社会保障費を削って学費ローン救済の原資にすべし」などと主張する彼らに強い警戒感を示す。

 ミレニアル世代は12年大統領選での投票率が46%にとどまるなど、政治への関心が高くないとされてきた。クリントンが今回、相棒の副大統領候補としてミレニアル世代に受けそうな急進左派を選ばず、中高年層の支持が確実に見込めるティム・ケーン(58)を選んだのもこのためだ。

 しかし、「今年のサンダース旋風を機に政治意識に目覚めた」(大学院生)と言い始めた彼らが、4年後、あるいは8年後の大統領選で「主役」に躍り出る可能性は十分にある。

 若者対中高年。新たな「世代間闘争」が、米国の政治地図にさらなる断層を作り出そうとしている。(セントポール 黒瀬悦成)

3658チバQ:2016/10/03(月) 21:33:33
http://www.sankei.com/premium/news/161001/prm1610010042-n1.html
2016.10.1 20:02
【米大統領選ウラオモテ(下)】
オバマ大統領の「無策」が生んだ本物の怒り…密かに各州で「黒人」締め出しシステムが浸透している 

 日本で、選挙の投票に行くのは簡単だ。市町村に住民登録して一定期間を経れば、選挙人名簿に自動的に名前が載り、選挙管理委員会から投票所の入場券が自宅まで郵送されてくる。

 しかし米国では、18歳以上の有権者は、居住地の州の出先機関に出向くなどして自ら有権者登録を行わなければ投票ができない。

 また、誰もが平等に投票できるようになったのは51年前で、1965年に「投票権法」が成立するまでは、人種差別が制度化されていた南部諸州で黒人は選挙権を奪われていた。

 「ところが、似たような差別的な法律が全米のあちこちで導入されている」

 南部ノースカロライナ州チャペルヒルの法科大学院で公民権問題に取り組む、弁護士のマーク・ドロシンが眉をひそめた。

 2009年にバラク・オバマ(55)が大統領に就任して以降、共和党が州議会で過半数を占める全米の複数の州では、有権者登録の際に公的機関発行の写真付き身分証の提示を義務づけるなどの新たな州法を次々と成立させた。

 ノースカロライナ州でも13年、写真付き身分証提示の義務化、期日前投票期間の大幅な短縮、選挙当日に投票所で有権者登録ができる制度の廃止などを定めた法律が成立し、14年の中間選挙で一部が適用された。

 投票要件の厳格化は、「二重投票などの不正防止のため」という。だが、ドロシンは「本当の目的は、民主党の支持基盤である黒人や若者の投票を妨害することだ」と批判する。

 オバマ陣営は08年の選挙で、これまで投票に行っていなかった黒人層などの人種的少数派や貧困層、若者層に有権者登録を強く働きかけ、民主党を伝統的に支えてきた「異文化連合」を再活性化させて当選した。

 ノースカロライナなどでの動きは、こうした民主党の選挙戦術を封じる対抗措置だ。ニューヨーク大法科大学院のブレナン正義センターの調査では、全米の黒人有権者の4分の1が公的機関発行の身分証を持っていない。このため、身分証の提示が厳格化された州では、「民主党の得票率は2〜3%低下する」(政治学者)との試算もある。

 同センターによると、16年大統領選では、14の州で新たに投票規制が導入される。12年大統領選で規制が始まった6州を加えると、計20州で有権者登録に何らかの制限が加えられる。

 ノースカロライナの場合、今年6月に連邦高裁が「法律は黒人をピンポイントで狙い打ちしたものだ」との判断を下し、法を無効にした。州政府は上訴したが、最高裁は8月に訴えを却下。同州は激戦州で、共和党候補のドナルド・トランプ(70)が、投票規制のせいで有利とみられていたが、法律の消滅を受け、民主党候補ヒラリー・クリントン(68)との競り合いに転じた。

 トランプの出現で半ば忘れられているが、共和党指導部は12年大統領選に敗退したのを受け、黒人や中南米系など少数派の支持層拡大を党勢回復に向けた方針として打ち出していた。それとは真逆の州レベルでの「人種戦略」は、党内の穏健派と強硬派との亀裂の深さをも物語る。

 「だが、より深刻なのは、オバマが就任してからの8年間で黒人層が味わわされた失望感だ」

 ノースカロライナ州の州都ローリーの政治コンサルタント、ジョン・デービス(70)が指摘する。

 就任時、支持率68%(ギャラップ社)という圧倒的人気で迎えられたオバマはこれまで、黒人の経済・社会的状況の改善で具体的な成果を上げられなかった。

 同州などで起きた、黒人が警官に射殺されたことを発端とする暴動は、オバマの「無策」に向けられた黒人の怒りの表れでもあり、黒人がこの先も無条件に民主党を支持し続ける保証はない。

 投票規制をめぐる対立は、当事者である黒人を置き去りにした、共和党対民主党の空虚な「政治的綱引き」の様相を呈している。(ローリー 黒瀬悦成)

=敬称略

3659チバQ:2016/10/04(火) 19:07:19
http://www.sankei.com/world/news/161004/wor1610040018-n1.html
2016.10.4 11:13更新

【米大統領選】
トランプ氏「合法的節税だ」 疑惑報道めぐり強調
 米大統領選の共和党候補トランプ氏は3日、長年にわたり所得税の支払いを免れていたとの報道について「自分の利益のため、できる限り税金の支払いを少なくする目的で合法的に税法を利用した」と、合法的な節税を強調した。西部コロラド州での集会で語った。報道の真偽には言及しなかった。

 民主党候補クリントン氏は中西部オハイオ州での集会で「トランプ氏は国家に何も貢献していない」と猛烈に批判した。トランプ氏支持者らが「税法を知り抜いた天才」と称賛しているのとは対照的に、クリントン氏は「トランプ氏は腐敗した制度そのものを体現している」と指摘した。

3660チバQ:2016/10/04(火) 19:16:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000066-san-n_ame

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種

産経新聞 10月4日(火)7時55分配信

2016米大統領選 トランプ氏「税金逃れ」新たな火種


トランプ氏をめぐる新たな問題(写真:産経新聞)


 ■討論会後も問題続々

 【ワシントン=青木伸行】米大統領選は第1回テレビ討論会(9月26日)以降、共和党候補ドナルド・トランプ氏が巨額の税金支払いを免れていた疑惑など新たなスキャンダルが発覚している。トランプ氏に打撃となり、選挙戦の行方を左右する可能性がある。

 「税金逃れ」の疑惑は、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。トランプ氏は1995年の確定申告で、9億1600万ドル(約929億円)の損失を計上。この申告に基づき桁外れの税控除を受け、95年から18年間にわたり「年間5千万ドル(約50億7千万円)以上の課税所得が、合法的に帳消しにされていた可能性がある」という。

 トランプ氏の95年の損失計上は、(1)米東部ニュージャージー州アトランティックシティーの3つのカジノ経営(2)航空事業への参入(3)一時所有していたニューヨーク市マンハッタンのプラザホテルの経営-などが失敗したためだった。

 ■抜け穴利用批判

 主要メディアは違法ではないものの、税制の抜け穴を利用したと批判している。大統領選の候補者は過去の納税記録を公開するのが慣例だが、トランプ氏は「監査中」としてかたくなに拒んでいる。

 トランプ氏の納税問題を追及してきた民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官は「いかに事業の失敗が大規模で、長期間所得税を支払っていなかったかが、明らかになった」と、攻撃を強めている。

 トランプ氏は「経営者として事業を成功させた経験を基に、米国を繁栄に導く」と主張してきただけに、そのイメージは大きく傷付きそうだ。

 同紙の報道はリークによるもので、計3ページの95年の納税申告書が郵送されてきた。封筒の差出人の住所は、トランプ氏がマンハッタンに所有する「トランプタワー」だったという。

 このためトランプ氏は「ニューヨーク・タイムズなど既存メディアは、クリントン陣営や民主党の延長線上にある」とメディア批判に転じ、「自分は誰よりも税制を熟知しており、税制改革に最適の人物だ」と論点をすり替えている。

 ■「財団」に疑惑も

 メディアの追及はこの問題にとどまらない。米誌ニューズウィークは、トランプ氏が経営していたカジノ会社がかつて、米政府の対キューバ禁輸措置に違反しドルをキューバで使っていた疑惑を報道した。

 主要メディアは、体重が急増した元ミス・ユニバースの女性を、トランプ氏が「ミス子豚」と中傷した一件をこぞって取り上げ、ロサンゼルス・タイムズ紙は、所有するゴルフクラブの幹部に容姿端麗でない女性を解雇するよう命じていたと報じた。女性票の離反に拍車がかかりそうだ。

 また、米国で人気のディスクジョッキー、ハワード・スターン氏は、トランプ氏が2002年にラジオ番組に出演した際、イラク戦争に賛成の立場を示し、現在の主張とは食い違うと証言。ワシントン・ポスト紙は、慈善団体「トランプ財団」が、本拠を置くニューヨーク州から必要な認可を得ていなかったと報じた。

3661チバQ:2016/10/05(水) 19:49:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161005X552.html
副大統領候補討論、共和ペンス氏が一矢=トランプ氏浮揚、不透明―米大統領選
18:26時事通信

 【ファームビル時事】米大統領選に向けて4日に行われた副大統領候補の討論会。民主党のティム・ケーン上院議員(58)と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事(57)は自陣営の大統領候補を売り込み、相手陣営の候補を蹴落とそうと躍起になった。米メディアの間では、背水の陣で臨んだペンス氏が一矢報いたとの見方が強い。

 「侮辱に満ちたドナルド・トランプの姿勢をどうして擁護できるのか」「ヒラリー・クリントンの選挙戦は雪崩のような侮辱の連続だ」。4日の討論会は冒頭から、民主党の大統領候補クリントン氏(68)と共和党の大統領候補トランプ氏(70)に対する非難合戦となった。

 討論会に決死の覚悟で臨んだのはペンス氏だ。先月26日の大統領候補の第1回討論会ではクリントン氏が圧勝。トランプ氏はそれ以降も、元ミス・ユニバースを侮辱する発言を繰り返して集中砲火を浴び、長年の所得税逃れやキューバ禁輸違反など新たな疑惑が次々と報じられていた。

3662チバQ:2016/10/06(木) 11:07:32
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000068-san-n_ame
2016米大統領選 副大統領候補討論 ペンス氏が暴言尻拭い

産経新聞 10月6日(木)7時55分配信

 ■露払いに徹した民主ケーン氏

 民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏(68)が乗り移ったかのように、共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏(70)を激しく批判するケーン氏と、暴言が目立つトランプ氏の「尻拭い」役を担ったペンス氏。討論のスタイルは対照的だった。

 「(他者への)侮辱を原動力とするトランプ氏の選挙運動を擁護するとは信じられない」。ケーン氏は女性蔑視発言が問題視されるトランプ氏と組んだペンス氏を批判した。

 対するペンス氏は、「クリントン氏が『トランプ支持者の半分は嘆かわしい人たち』と言ったことに比べれば、少しも侮辱にあたらない」と反論。トランプ氏の支持者の半数を人種差別主義者などであるとしたクリントン氏の失言を、第1回大統領候補討論会でトランプ氏が追及しなかったことを補った。

 ケーン氏は、第2回討論会に臨むクリントン氏の露払いに徹した。トランプ氏が長年にわたって所得税の支払いを免除されてきた問題を繰り返し取り上げ、「納税回避のために戦い、(税負担で)テロとの戦いを支援する気がない」と非難した。納税申告書を公開していないことも「約束破りだ」とした。

 ペンス氏は逆に、第1回討論会でクリントン氏に押されたトランプ氏の主張を補完する役目を果たした。クリントン氏の私用メール問題などを追及しつつ、オバマ大統領とクリントン氏が外交や自由貿易交渉で「世界での米国の地位を弱めた」と主張。両氏が体現する「ワシントン政治」を強く批判した。

 もっとも、トランプ氏の暴言をかばい切れない場面も。人工妊娠中絶手術を受けた女性を処罰するとした発言を追及され、「彼はあなたやクリントン氏のような洗練された政治家ではない…」と吐露した。(ファームビル 加納宏幸)

3663チバQ:2016/10/06(木) 11:50:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-35090094-cnn-int
共和党候補の人柄に軍配 副大統領候補討論会、5つのポイント

CNN.co.jp 10月5日(水)20時8分配信

バージニア州ファームビル(CNN) 米大統領選の副大統領候補によるテレビ討論会が4日、バージニア州で開催され、民主党のティム・ケーン上院議員と共和党のマイク・ペンス・インディアナ州知事が舌戦を繰り広げた。

ペンス氏は、大統領候補ドナルド・トランプ氏の過激な言動が目立つ共和党の選挙戦に、落ち着きのある穏やかな論調を加えることに成功した。これに対してケーン氏は、トランプ氏のありとあらゆる問題発言をペンス氏にぶつけて説明を求めたが、同氏にことごとく受け流された。

この日の討論会から分かったことを5つのポイントにまとめる。

(1)ペンス氏の人柄に軍配

ペンス氏はかつてラジオ番組の司会者を務め、保守派の過激な論客として知られるラジオ司会者、ラッシュ・リンボー氏の「デカフェ(カフェイン抜き)版」を自称していた。討論会ではこの経験をフルに生かして論戦に臨んだ。

一方のケーン氏は、どうもカフェインが強すぎたようだ。ペンス氏の発言をしつこくさえぎり続けたために、議論が本題から外れて政策論争が分かりにくくなる場面も多かった。

感情を抑えきれず「たわごとだ」などと吐き捨てるケーン氏に、ラジオ番組で聴取者からの怒りの電話に答えるすべを磨いてきたペンス氏はあわてず騒がず対応した。

CNNと調査機関ORCが討論会の視聴者を対象に実施した世論調査によると、ペンス氏に軍配を上げた人が48%、ケーン氏が勝ったと判定した人は42%だった。

(2)ケーン氏はトランプ氏への攻撃に終始

ケーン氏はこの日、トランプ氏の過去の問題発言をできるだけ多く引っ張り出し、視聴者の耳へ届けることに力を注いでいた。

トランプ氏が中南米系のミス・ユニバース優勝者を侮辱し、テロとの戦い方を軍司令官よりもよく知っていると豪語し、「もっと多くの国が核兵器を持てば世界はより安全になる」と言い放った例などを挙げたが、ペンス氏は「創造性に富んだ話」と片付けて攻撃をかわした。ケーン氏は「あなたはこのうちどれかひとつでも擁護できるのか」と、躍起になって詰め寄った。

3664チバQ:2016/10/06(木) 11:50:59

(3)ペンス氏が独自の外交政策を主張

ペンス氏がトランプ氏とは異なる意見を述べる場面もあった。時として大きな相違点が浮き彫りとなったが、中でも目を引いたのは独自の対ロシア政策だ。ペンス氏はプーチン・ロシア大統領を「器の小さいいじめっ子」と評し、トランプ氏がプーチン氏を称賛したことはないと主張した。

トランプ氏は出馬当初からプーチン氏を「強い指導者」と呼び、好意的な発言を繰り返してきた。ペンス氏自身が先月CNNとのインタビューで、プーチン氏がオバマ米大統領より強力な指導者であることは「議論の余地なし」と話していたのも事実だ。
ペンス氏はシリア情勢をめぐり、ロシアがアサド政権への支援をやめないなら米国が同政権に対して軍事力を行使する覚悟を決めるべきだと主張。さらに「シリアの避難民を守るため、米国はただちに飛行禁止区域を設定するべき」との考えを示した。トランプ氏は飛行禁止区域を支持する一方、その設定と運用は中東諸国が担うべきだと強調している。

外交政策でトランプ氏とペンス氏の意見が大きく異なっているという事実は、これをきっかけに重要な問題として取り上げられる可能性がある。

(4)挑発に乗らなかったペンス氏

トランプ氏が先週の討論会で民主党の大統領候補ヒラリー・クリントン氏の挑発に乗った姿とは対照的に、ペンス氏は自制的な態度を貫いた。

ケーン氏が連発するトランプ氏への非難をペンス氏は一蹴(いっしゅう)し、すかさず次の話題に移ってクリントン氏に矛先を向けた。トランプ氏の問題発言が指摘されても直接反論することは避け、視聴者がケーン氏の狙い通りこうした発言に思いをめぐらすすきを与えなかった。

ペンス氏が討論会で株を上げたことは確かだが、これがトランプ氏の支持率向上につながるかどうかは必ずしも明らかでない。

討論会の終了後、ソーシャルメディア上では「ペンス氏は2020年大統領選に向けてデビューを果たした」との声も飛び交った。ペンス氏はクリントン氏への攻撃に力を注いだが、その一方でトランプ氏に対するケーン氏の攻撃には反論せず、これらの批判から生じる問題の解決を図ろうとはしなかった。

トランプ陣営のある幹部はこう語る。「ペンス氏は討論会に勝ったもののトランプ氏を擁護したとはいえないと、メディアは報じている。トランプ氏はこれを快く思っていない」

トランプ氏は先週、自身がクリントン氏と対決した討論会の報道にも不満を示していた。同氏の長年の友人は、「クリントン氏とペンス氏のほうがトランプ氏より討論に強いという評価を、本人が聞いたら気分を害するだろう」と心配顔で語った。

ただ、ペンス氏の弁舌が完璧だったわけではない。メキシコからの移民を「強姦(ごうかん)犯」「犯罪者」と呼んだトランプ氏の発言をケーン氏が非難した時、ペンス氏は「またメキシコの話を持ち出す」と不満を漏らした。この態度は人種的少数派の反感を買った可能性がある。

(5)副大統領候補自身の話は素通り

副大統領候補による討論会は、いわば代理戦争。本当の主役は大統領候補だ。ペンス氏とケーン氏自身の政治家としての経歴は全く話題に上らず、司会者からの問題提起もなかった。

実は両氏とも、環太平洋経済連携協定(TPP)をもともと支持していたが、トランプ、クリントン各氏の立場に合わせて反対に転じた経緯がある。それぞれの方向転換について、詳しい説明は今のところない。

ペンス氏が最近署名したインディアナ州の「宗教の自由法」は、性的少数者を差別する内容が含まれているとして物議を醸したが、この問題については司会者からもケーン氏からも質問がなかった。

この日の討論会は、今年の大統領選がほかのだれでもなくクリントン、トランプ両氏という大物2人の対決だということを改めて示す結果となった。両氏による第2回テレビ討論会は現地時間9日夜に予定されている。

3665チバQ:2016/10/07(金) 10:42:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000082-mai-n_ame

<米大統領選>「不人気対決」追い込み…投票まで1カ月

毎日新聞 10月6日(木)21時3分配信



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 米大統領選(11月8日)の投開票日まで8日であと1カ月。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の優位が指摘されるが、共和党候補の実業家ドナルド・トランプ氏(70)は熱狂的な支持層を抱え、予断を許さない。「異色対決」や「不人気対決」と呼ばれる選挙戦。最終盤の情勢を探った。【ワシントン西田進一郎、ニューヨーク國枝すみれ、ロサンゼルス長野宏美】

 ◇クリントン氏、共和地盤にも浸透/トランプ氏、課税逃れ疑惑痛手

 「腐敗した政界の既成勢力は新たな人民の、人民による、人民のための政府に取って代わられる。私への投票は、変化への投票、あなたたちのための投票だ」

 トランプ氏は5日、西部ネバダ州ラスベガス近郊で演説。9月26日の第1回テレビ討論会は主要メディアから「負け」と判断されたが、逆に「メディアは不正直」と開き直ってみせ、数千人の支持者を沸かせた。

 だが、クリントン氏との支持率の差はじわりと開き始めている。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が主要世論調査の平均値としてまとめた5日時点の支持率は、クリントン氏が48.1%、トランプ氏が44.2%で、差は3.9ポイント。クリントン氏の健康不安説などで9月中旬に1ポイント差にまで縮まったが、テレビ討論会だけでなく、過去に巨額損失を出し、所得税の支払いを長年免れてきた可能性があるという報道なども影響しているようだ。

 さらに大統領選の仕組みを踏まえると、支持率の差以上にクリントン氏が優位だということが分かる。

 大統領選は全米での総得票数を争うのではなく、全50州と首都ワシントン特別区に割り振られた計538人の選挙人の過半数(270人)を獲得したほうが勝つ。州ごとの世論調査結果の平均値を基にした現時点の選挙人獲得予測では、クリントン氏が17州・特別区の205人、トランプ氏は21州の165人を確保する見通し。「獲得州」数では劣るクリントン氏だが、西部カリフォルニア(選挙人55人)や東部ニューヨーク(同29人)など大票田州を押さえているのが強みだ。

 焦点は、接戦の13州(同計168人)だ。オハイオやフロリダなど伝統的に両党の候補が競ってきた州に加え、過去6回の選挙でいずれも民主党候補が勝ったウィスコンシン、ペンシルベニア、ミシガンの3州、逆に過去6回のうち5回で共和党候補が勝ったジョージア、ノースカロライナ、アリゾナの3州で、両候補は大接戦を演じている。

 トランプ氏は、国際競争の激化で衰退した中西部から東部にかけて広がる「ラストベルト(さびついた工業地帯)」で自由貿易反対を強く訴え、白人の男性や労働者から支持を獲得。従来の民主党地盤の3州で健闘する要因となっている。一方でクリントン氏は、人口増が続くヒスパニック(中南米系)など非白人や女性からの支持を受け、ジョージアなど南部の共和党地盤を揺るがしている。

 ただ計算上は、トランプ氏は従来の共和党地盤3州を守ったうえで民主党地盤の一部を切り崩し、さらにオハイオ、フロリダを制さなければ、過半数獲得への道は開けない。高い精度の選挙予想で有名な米ウェブサイト「ファイブサーティーエイト」はクリントン氏が勝つ可能性を76.7%(5日時点)とはじいている。

 クリントン氏にも不安要素はある。米ジョージ・ワシントン大学政策運営大学院のマシュー・ダレック准教授は「若者らは既存の(社会の)仕組みに懐疑的で、その仕組みを体現しているのがクリントン氏だと見ている。これが若者の間での不人気につながっている」と語る。クリントン氏は、民主党予備選で若者たちの支持を集めたバーニー・サンダース上院議員(75)らを激戦州に連日投入。投票率が上がらなければ、熱狂的な支持層を持つトランプ氏に有利に働くとの見方もある。

3666名無しさん:2016/10/07(金) 10:42:20
 ◇残る2回の討論会が鍵

 逆転を狙うトランプ氏にとって、今月9日と19日の残る2回のテレビ討論会での「勝利」は欠かせない。初回の討論会では、周到に準備したクリントン氏にプライドを傷つけられ、我慢できずに攻撃する場面が目立った。気質や振る舞いが「大統領にふさわしくない」と指摘されているだけに、落ち着いた言動をすることが失地回復の鍵となる。

 しかし、米紙ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏は初回の失敗について、マイクの不調に気をとられて「思考回路の半分」が使えなかったことが理由だとし、「2回目の討論のために、1回目より熱心に準備する必要性はない」と考えているという。さらに、「彼女(クリントン氏)は意地悪だが、私は彼女よりも意地悪になれる」と予告しており、激しい攻撃を仕掛けるとみられる。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫であるビル・クリントン元大統領の不倫問題を取り上げる可能性が高い。初回の討論会後、「娘のチェルシーさんが会場にいたから、(その話題は)しなかった」と話していたからだ。クリントン氏が夫の不倫相手の女性たちを批判したことを指摘し、「ヒラリーは女性の敵」というイメージをつくる戦略だ。

 一方、クリントン氏は初回の討論会で、1996年にミス・ユニバースで優勝したベネズエラ代表の女性について、トランプ氏が「ミス子豚」と呼んで侮辱したと非難。次回以降も、トランプ氏が女性を蔑視する人物だと印象づけ、感情的なトランプ氏の気質を露呈させつつ、自らは冷静さを保ち、どちらが大統領にふさわしいかを示す戦略だ。

 表立った選挙運動は控え、討論会への準備を進めるクリントン氏。確定申告書の公開を拒んでいるトランプ氏に対し、「所得税不払い疑惑」を踏まえた非難も強めるのは必至だ。トランプ氏を支える労働者層に不公平さを感じさせ、トランプ氏の成功した実業家のイメージを崩す狙いがある。

3667チバQ:2016/10/08(土) 07:35:40
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070029-n1.html
2016.10.7 16:05

オバマ氏の支持率最高に、55% 両候補不人気で再評価か

 米CNNテレビは6日、オバマ米大統領の支持率が政権2期目で最高となる55%を記録したとの世論調査結果を発表した。次期大統領候補の共和党トランプ氏と民主党クリントン氏の好感度の低さが際立つ中、オバマ氏を再評価する世論が高まっているようだ。

 CNNによると、オバマ氏の支持率は先月の調査から4ポイント上昇し、今年2月から50%以上を維持している。政権末期の支持率としては、1988年のレーガン大統領と並ぶ高水準という。アーネスト米大統領報道官は6日の会見で、世界的な金融危機から回復を果たし、雇用拡大を成し遂げた業績が評価されたと分析したが、「嫌われ者同士の対決」とされる大統領選がオバマ氏の評価を押し上げたとの見方が大勢だ。

 オバマ氏も今年4月の会合でトランプ氏の写真を前に演説し「私自身は変わっていないのに、最近支持率が上がっている。不思議だね」とジョークを飛ばしていた。(共同)

3668チバQ:2016/10/08(土) 07:36:42
http://news.livedoor.com/article/detail/12118753/
【米大統領選】11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

2016年10月7日 21時34分 産経新聞
 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。

 終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3669チバQ:2016/10/08(土) 07:37:28
http://www.sankei.com/world/news/161007/wor1610070036-n1.html
【米大統領選】
11月8日の投開票まで1カ月 ヒラリー・クリントン候補がリード

(1/2ページ)【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)
世論調査の結果が記された紙をタウンミーティングの際に出席者に向かって投げる共和党大統領候補のドナルド・トランプ氏=6日、ニューハンプシャー州サンダウン(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸】11月8日の米大統領選まで残り1カ月となった。終盤情勢は、大統領選挙人(538人)の獲得予測で民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(68)が共和党候補の不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)との差を広げている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」(RCP)によると、6日現在の選挙人獲得予測はクリントン氏237人に対しトランプ氏165人。

 クリントン氏は8月中旬、勝利に必要な270人を上回る、過半数の272人の獲得が予測されていたが、9月下旬に188人まで下落。私用メール問題の再燃や米中枢同時テロ15周年記念式典で体調不良を訴えた影響とみられるが、9月26日の第1回大統領候補討論会で高い評価を得た後に持ち直した。トランプ氏は横ばいだ。

 RCPは12州(選挙人計136人、メーン州の一部を含む)をどちらに転ぶか分からない「トスアップ」(激戦州)としている。10月にペンシルベニア(選挙人数20)、バージニア(同13)の2州はトスアップからクリントン氏の「やや優勢」に変化。トランプ氏は激戦州で最大のフロリダ(同29)を落とすだけで勝ち目はほぼなくなる。

 一方、CNNテレビは9月21日現在で、272人対196人でクリントン氏の勝利を予測。フロリダ、オハイオ(同18)、ノースカロライナ(同15)、ネバダ(同6)の4州と勝者総取り方式ではないメーン、ネブラスカの一部を「激戦州」としている。

 第1回討論会後はクリントン氏が優勢とみられ、選挙予測に定評のあるバージニア大のラリー・サバト教授も討論会前に272人対215人だった予測を316人対215人に変更。9日の第2回討論会後の動向に注目が集まる。

3670チバQ:2016/10/08(土) 07:40:11
リアル・クリア・ポリティクスの数字
接戦州 数字は選挙人
06 ネバダ
11 アリゾナ
09 コロラド

10 ミネソタ
06 アイオワ
10 ウィスコンシン
18 オハイオ

29 フロリダ
16 ジョージア
15 ノースカロライナ

04 ニュウーハンプシャー
04 メーン

3671チバQ:2016/10/09(日) 08:33:04
http://www.sankei.com/world/news/161008/wor1610080020-n1.html
2016.10.8 10:40
【米大統領選】
「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」 トランプ氏の女性蔑視発言がまたも明るみに
【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)
米東部ニューハンプシャー州で演説するトランプ氏(AP=共同)

 米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、米大統領選の共和党候補トランプ氏が2005年にテレビ番組収録に参加した際に録音された会話を公表、トランプ氏は「有名人なら女を思うままにできる」などと女性を蔑視する発言を繰り返していた。9日の討論会で民主党候補クリントン氏が一連の中傷発言を追及するのは必至で、新たな打撃になりそうだ。

 ポスト紙によると、会話はトランプ氏が番組収録の現場に向かうバスの中で録音された。トランプ氏は「きれいな女には目がない。キスをするのが待ち切れない」と話した後に「スターには女は何でもやらせる。思いのままだ」などと語った。

 ある女性と性交渉をしようと家具を買い与えたが、女性が既婚だと判明したために断念したとのエピソードも紹介した。トランプ氏は当時、メラニア夫人と結婚したばかりだった。

(共同)

3672チバQ:2016/10/09(日) 08:35:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/article/280779
米大統領選投開票まで1ヵ月 トランプ氏強まる逆風
2016年10月09日 02時12分


 【ワシントン山崎健】米大統領選は11月8日の投開票まで約1カ月に迫った。女性初の大統領を目指す民主党のクリントン前国務長官(68)と政治経験のないアウトサイダー(異端者)、共和党の実業家トランプ氏(70)による事実上の一騎打ちは最終盤に入りクリントン氏優位の情勢。フロリダなど接戦州が勝敗の鍵を握るが、7日、トランプ氏は女性蔑視の姿勢を裏付ける新たな事実が判明、強い逆風にさらされている。

 米大統領選は各州に割り当てられた「大統領選挙人」(計538人)の過半数270人を得た候補が勝者となる。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」による7日現在の情勢分析では、クリントン氏が247人、トランプ氏は165人を固めている。接戦となっているのが11州(選挙人は計126人)。中でも選挙人の数が多いフロリダ(29人)、オハイオ(18人)、ジョージア(16人)、ノースカロライナ(15人)などが両氏にとって勝負どころだ。

 ◆批判噴出

 トランプ氏が形勢逆転の起爆剤にするつもりだったのが、9日と19日に予定される残り2回のテレビ討論会だ。過去最多の約8400万人が視聴した9月26日の第1ラウンドは周到に準備して臨んだクリントン氏が、トランプ氏の過去の問題発言を列挙。トランプ氏は防戦に追われた印象で、米メディアはこぞってクリントン氏に軍配を上げた。このためトランプ氏は、9日は国務長官在任時の私用メール問題などクリントン氏の弱点を徹底的に攻めると鼻息を荒くしていた。

 ところが7日、トランプ氏が2005年、女性についてわいせつな発言をしている会話の入った動画を米メディアが公開。批判が噴出している。1995年にホテルなどの事業破綻で約9億1600万ドル(約940億円)の巨額損失を計上し、最大18年間も連邦所得税の支払いを免れていた可能性がある問題も初回の討論会後に発覚。支持基盤である白人労働者層の離反を招く恐れもある。

 ◆支持固め

 一方、クリントン氏は7日、ニューヨークの自宅近くで討論会の準備に余念がなかった。ただ初回の討論会では「勝者」とされたもののトランプ氏を支持率で突き放せたわけではない。

 リアル・クリア・ポリティクスによる各種世論調査の7日現在の支持率平均はクリントン氏47・6%、トランプ氏42・9%。5ポイント未満の差は「誤差の範囲内」とされ、クリントン氏のリードは討論会直前の3・1ポイントから4・7ポイントに開いただけだ。国民の半数以上から好感を持たれていないとの世論調査結果は定着しつつあり、クリントン氏はなお人気拡大に苦慮している。

 クリントン氏陣営は、新たに表面化した女性蔑視の姿勢などを含め、トランプ氏には大統領になる資質がないと改めて有権者に訴えていく方針。組織力を武器に接戦州の黒人、中南米系(ヒスパニック)層といった支持基盤を固め、逃げ切りを図る構えだ。

=2016/10/09付 西日本新聞朝刊=

3673名無しさん:2016/10/10(月) 21:06:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000e030173000c.html
<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
10:35毎日新聞

<米大統領選>テレビ討論会開始…性的発言にトランプ氏弁明
2回目のテレビ討論会で討論するトランプ氏(左)とクリントン氏=2016年10月9日、AP
(毎日新聞)
 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)西田進一郎】米大統領選(11月8日)に向けた民主党ヒラリー・クリントン候補(68)、共和党のドナルド・トランプ候補(70)による第2回テレビ討論会が9日午後(日本時間10日午前)、ミズーリ州のワシントン大学で行われた。両候補は、恒例となっている冒頭の握手すらせず、お互いのスキャンダルを取り上げて激しく攻撃し続けた。米メディアは「過去最も醜い討論会」(政治メディア「ポリティコ」)などと報じた。

 トランプ氏は、2005年に「スターなら女性は何でもしてくれる」など、わいせつな言葉で女性蔑視の発言をしていたことについて「私の家族とアメリカ国民に謝罪する」としたものの、「更衣室での会話のようなものだ」と改めて私的な会話にすぎないと弁明。「私ほど女性に敬意を持っている人間はいない」などと主張した。

 これに対し、クリントン氏は「彼の女性に対する見方や行動をまさに表している」と指摘した。さらに、女性だけではなく、移民▽ヒスパニック(中南米系)▽障害者▽イスラム教徒--などを攻撃してきたと過去の発言を批判。「過去の共和党の大統領候補は、政策には同意できなかったものの資質を疑うことはなかった。トランプ氏は違う」と語り、トランプ氏は大統領、米軍最高司令官にはふさわしくないと断じた。

 トランプ氏は、クリントン氏の夫のビル・クリントン元大統領の女性スキャンダルを持ち出し、「私のは言葉だが、彼のは(実際の)行動だ。女性たちにひどいことをした」と批判した。さらに、トランプ氏はクリントン氏を「悪魔」と呼び、クリントン氏が国務長官時代に公務に私用メールアドレス・サーバーを使っていた問題について「私が勝てば特別検察官に調べさせる。刑務所行きだ」などと攻めた。

 討論では、トランプ氏が1995年に事業で巨額損失を計上し、その後長年にわたって連邦所得税の支払いを免れてきたとの指摘について「もちろんだ。そうした」と認めた。また、共和党副大統領候補のマイク・ペンス氏がシリア政策でアサド政権軍に対する軍事行動も準備すべきだと主張していることについて、トランプ氏が「我々は(この問題で)話をしたことがない。同意できない」と真っ向から否定する場面もあった。

 投開票まで1カ月となる中、クリントン氏とトランプ氏の支持率差はじわじわ開く傾向にある。さらに、女性蔑視発言が7日に表面化し、共和党内ではトランプ氏への不支持を表明したり、大統領選からの撤退を求めたりすることが噴出する異常事態となっている。

 CNNテレビが討論会の直後に行った世論調査によると、視聴者の57%がクリントン氏の勝利と答え、トランプ氏と答えた34%を上回った。クリントン氏は初回に続く「勝利」となった。最後の直接対決となる第3回討論会は19日にネバダ州ラスベガスで開かれる。

3674名無しさん:2016/10/10(月) 21:07:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161010X094.html
トランプ氏への批判強まる=撤退要求、支持撤回も拡大―米共和
00:21時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)によるわいせつな発言が明るみに出たことを受け、共和党内で8日、トランプ氏への批判が強まった。選挙戦からの撤退を求める声も広がっており、トランプ氏はこの問題で窮地に追い込まれる可能性も出てきた。

 この問題はトランプ氏が2005年、テレビ出演の待機中に「スターなら(女性は)させてくれる。何でもできる」と下品な言葉で語っていたことが録音データから明らかになったものだ。米国では「性暴力」(バイデン副大統領)を容認した発言などと厳しく受け止められている。

 共和党上院ナンバー3のスーン上院議員は8日、「直ちに(副大統領候補の)マイク・ペンス氏を大統領候補にすべきだ」とツイッターに記し、トランプ氏の撤退を要求。リー上院議員は「トランプ氏に身を引くよう求める」と語った。

 ライス元国務長官もフェイスブックへの投稿で「もう十分。彼は撤退すべきだ」と同調、米メディアによると、トランプ氏に撤退を求める連邦議会議員は約20人に上っている。

 撤退要求まで踏み込まなくても、支持撤回に踏み切った有力者は多い。マケイン上院議員は声明で「条件付きの支持さえ不可能になった」と表明。米メディアによれば、党全国委員会はトランプ氏支援の活動の一部を一時停止したもようだ。

3675名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:32
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1610090043.html
【米大統領選】女性票が急落、「トランプ劇場」の幕切れも 蔑視発言、共和党内でも候補差し替え論
10月09日 18:29産経新聞

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が新たな女性蔑視発言でつまずいた。トランプ氏の刺激的な発言をこぞって取り上げてきたメディアは、分別のある成人男性なら人前で決して口にしない性交渉などを指す卑語を使ったことを批判。共和党幹部も候補の差し替えを求め、大統領選まで1カ月を残して「トランプ劇場」のたそがれを印象づけた。

 「メディアやエスタブリッシュメント(支配階層)はどうしても私を選挙戦から追い出したいようだが、絶対に撤退しない。支持者を決して失望させない」

 トランプ氏は8日、ツイッターでこう断言した。民主党候補、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の夫、クリントン元大統領に強姦(ごうかん)されたと主張する女性がヒラリー氏を「彼女は“強姦犯”と暮らし、保護している」と批判した投稿もリツイート。9日の第2回討論会でもこの問題を取り上げるとみられる。

 だが、トランプ氏が8日に発表したビデオで発言への謝罪の言葉に続けて「元大統領は複数の女性を虐待し、ヒラリーは被害者を攻撃したり脅したりした」と述べたことは「反省の色なし」と受け止められた。

 ロイター通信によると、これまでに共和党のライアン下院議長やマケイン上院軍事委員長ら60人以上の同党の公職者や経験者がトランプ氏を批判。20人以上が撤退を求めた。米メディアは同党全国委員会がトランプ氏への支援を中止する可能性に触れている。

 党内でトランプ氏批判が拡大しているのは、大統領選と同時実施の知事選や議会選に影響するからだ。米キニピアック大学の最新の世論調査によると、女性からの支持はクリントン氏53%対トランプ氏33%。同氏を支持することは女性票を失うことにつながる。

 ペンス・インディアナ州知事が副大統領候補討論会でトランプ氏以上に落ち着いた受け答えで「大統領らしさ」を見せたことも「差し替え論」を後押しする。

 一部の州では期日前投票が始まっており、候補の差し替えは困難とみられる。また、熱狂的なトランプ氏支持者の共和党離れはクリントン氏を後押しする。

 ただ、今回の発言で「既成政治家が言えなかったことを言う」というトランプ氏への評価は見直しを迫られており、第2回討論会での言動によっては差し替え論が加速しそうだ。

3676名無しさん:2016/10/10(月) 21:09:54
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161010k0000m030027000c.html
<トランプ氏>共和支持撤回相次ぐ 第2回討論会で打開へ
10月09日 18:27毎日新聞

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選に向けた第2回テレビ討論会が9日、ミズーリ州セントルイスで開かれる。共和党のドナルド・トランプ候補(70)は、過去の下品で女性蔑視の発言が7日に暴露されたばかり。投票日まで残り1カ月の状況で、党内から支持撤回やトランプ氏に大統領選からの撤退を求める動きが相次ぐ異常事態となっている。討論会は、支持率でも下降傾向のトランプ氏が事態打開の糸口をつかめるかが焦点だ。

 「メディアやエスタブリッシュメント(既成の体制派)は私に選挙から撤退してほしくてしょうがない。私は決して撤退しないし、決して支持者たちをがっかりさせない」

 トランプ氏は8日午後、ツイッターで引き続き選挙戦を戦う考えを表明した。自身の女性蔑視の発言を大きく報じるメディアや党内で起きている撤退要求の動きを「敵」に見立てることで、批判の矛先をかわし、同時に自身の支持層に理解を求めようとした。

 発言が暴露された7日午後、トランプ氏はいったん「誰かの気分を害したなら謝る」との声明を出した。しかし、党内からの批判が相次いだため、8日未明にビデオメッセージを発表し、「私は間違っていた。謝罪する」と明確に謝罪した。ただ、謝罪の後は民主党のヒラリー・クリントン候補(68)の夫、ビル・クリントン元大統領のスキャンダルを追及する姿勢を示した。9日の討論会で取り上げるとみられる。

 トランプ氏の発言に対し、共和党のジョン・マケイン上院軍事委員長、ケリー・アヨット上院議員らが支持・投票の意向を完全に撤回すると表明。下院でもジェイソン・チャフェッツ監査・政府改革委員長らが支持撤回を明らかにした。さらに、複数の上下両院議員らは、トランプ氏に大統領選から撤退するよう要求し、代わりにマイク・ペンス副大統領候補を大統領候補にして戦うべきだとの意見も出ている。

 一方、ペンス氏は、トランプ氏の発言について「不快な気分になった。許していないし、擁護することはできない」との声明を発表したものの、同時にトランプ氏の謝罪を前向きに受け止め、9日の討論会に期待する考えを示した。

 第2回討論会は、司会者の質問に答える形ではなく、会場やソーシャルメディアなどを通じて有権者からの質問に両候補が答える形式で1時間半行われる。会場には態度を決めていない有権者が選ばれて参加するため、こうした浮動票層にアピールできるかどうかが問われる。第1回はクリントン氏が「勝利」し、両氏の支持率の差はその後じわじわ広がる傾向にある。各種世論調査の平均値(7日時点)は、クリントン氏が47.5%に対し、トランプ氏は42.9%。

3677名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:23
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-139651.html
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10月09日 13:30東洋経済オンライン

10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた 「トランプ女性蔑視発言」に共和党内が大混乱
10年前の失言がトランプ氏の息の根を止めた
(東洋経済オンライン)
さすがに、これは致命的といえるスキャンダルだろう。ゴシップ番組「アクセス・ハリウッド」が10年前に撮影した、自分がいかに女性を性的に思い通りにできるかを淫らで攻撃的な言葉で自慢する共和党代表大統領候補のドナルド・トランプ氏の動画をワシントンポストが10月7日午後に公開。これに伴ってアメリカ大統領選挙は混乱状態へと陥っている。

問題となっている動画に関するニュースは瞬く間に全米に広がり、アメリカ南東部に凄まじい被害を与えているハリケーン「マシュー」に関するニュースよりもより大々的に報道されている。

トランプ氏が圧倒的に不利となった今、共和党は今後どのように選挙運動を進めていくべきか――。今後の戦略を決めるため、トランプ氏と共和党役員間の電話会議は8日土曜の早朝まで続いたという。

共和党役員は選挙戦敗退を覚悟
この電話会議を受けて、CNBCビジネスチャンネルのベテラン政治コメンテーターであるジョン・ハーウッド氏は8日早朝、次のようにコメントした。

「全国の共和党役員らは、絶望している。トランプ氏が共和党大統領候補であることは変えられないため、共和党は負けるだろう。上院下院ともに民主党員が多数になるかもしれないという現状を涙ながらに飲み込んでいる」

上院議員テッド・クルーズ氏の大統領選選挙運動のスポークスパーソンを務めたリック・タイラー氏は「これでもうトランプ氏が当選することはないだろう」と語り、「この国のリーダーとなる人物としては、トランプ氏はモラルに欠け過ぎている」と続けた。

現在に至ってほとんどの共和党役員はトランプ氏を公然と非難するようになり、トランプ氏への支持を取りやめるか、納得のいく謝罪を求めるか、といった立場を示している。

2012年に共和党代表として副大統領選に出馬し、現在は下院議長を務めるポール・ライアン氏はウィスコンシン下院議員選挙区へのトランプ氏との同行をキャンセルした。

ライアン氏はこれまでトランプ氏に対する軽蔑の意を露わにしてきたため、2人が同じ場に立つことはなかった。今回は2人が同じ場所に姿を現す初の選挙遊説となる予定だったが、かなわなかった。

連邦上院議員のミッチ・マコーネル氏はトランプ氏を明白に非難した。マコーネル氏とライアン氏は、より踏み込んだことも行っているようだ。内部関係者は、両氏が共和党議員に対し、トランプ氏との政治上の繋がりを切る許可、つまり応援をしなくても構わない、との許可を与えていることを認めた。

3678名無しさん:2016/10/10(月) 21:11:42
全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる
保守的で宗教心の強いユタ州では特にトランプ氏に反対する動きが顕著だ。現在のユタ州の州知事であるゲーリー・ハーバート氏はトランプ氏への支援を取り下げ、同様に影響力のあるマイク・リー上院議員、ジェイソン・チェイフェッツ下院議員も後に続いた。

ユタ州だけに限らず、全国各地の共和党員が今、大混乱の中にいる。特に11月の上院選挙での再選がかかっている共和党の上院議員にとっては重要だ。この中にはジョン・マケイン氏 (2008年共和党代表大統領候補) も含まれ、マケイン氏はトランプ氏の問題発言に対し「許しがたいことだ」とコメントしている。その中でも連邦議会で最も有力な共和党の女性議員とされるニューハンプシャー州から選出されたケリー・エイヨット上院議員に対する影響はかなり大きく、再選挙に出馬することすらできなくなってしまう危険と現在隣り合わせであるという。

トランプ氏がさらに恐れるべきことは、彼を大統領候補から取り下げようという国民の声が日に日に大きくなっていっているということだろう。今回の大統領選挙で出馬したニューヨーク州のジョージ・パタキ元州知事と、2012年の選挙でに少しの期間だけ選挙活動をしていたユタ州のジョン・ハンツマン元州知事は、トランプ氏は今回の大統領選を諦めるべきであると声を揃えた。

トランプ氏に他の共和党員の怒りの声に耳を傾けようという姿勢は一向に見られない。トランプ氏は金曜、「私の発言で怒らせてしまったかもしれない人達に謝罪した」という短い声明を発表した。その明らかに心のこもっていない謝罪は、火に油を注ぐだけの結果となった。

Fox Newsより
そのため、トランプ氏はお詫び動画を公開した。

この動画の目的はトランプ氏が自分の問題発言に対して謝罪するためのものであったはずが、話題はすぐにビル・クリントン元大統領の不貞を非難する方向へと向けられた。トランプ氏はその動画内で、9日夜に予定されている第2回大統領選討論会で民主党代表ヒラリー・クリントン氏とのバトルをヒートアップさせることを宣告した。

この騒動が勃発して以来、共和党内は完全に混乱状態にあり、記者達がトランプ氏の側近者達に近づくのが難しくなっている。ニュージャージー州のクリス・クリスティ州知事やルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長等のトランプ氏と最も近しい指導者らは、指導者はトランプ氏を「トランプ氏らしくさせておけば良い」のだと以前から主張してきた。しかしそれはトランプ氏が批評家や対戦相手に対し感情に任せた発言をすることを許し、国民からの信用を失ってしまうという悲惨な結果となった。

今回問題となっている10年前の動画が出回りだす以前から、世論調査でのトランプ氏への支持は低下してきていた。9月26日に開催されたクリントン氏との最初のテレビ討論会で上手く結果を出すことができなかったためである。

共和党は絶望的な状況に
共和党にとっては、トランプ氏を候補者名簿から外し大統領としてより相応しい人物を候補者としてあげることができれば理想だろう(現在トランプ氏と共に選挙活動をしているインディアナ州のマイク・ペンス州知事が相応しいとの声が上がっている)。しかし、それを可能にする法的な手段はほぼ存在せず、共和党の役員らは怒りと悲しみに溢れかえっている。他の議員らによると、ペンス氏はこの件でトランプ氏への怒りを露わにしているという。ニューヨークの不動産で成功してきた感情に任せてばかり行動する金持ちに政治家としての運命を台無しにされてしまっては困るということだろう。

11月8日に行われる選挙の候補者名簿は、ほとんどの州でもう既に印刷されてしまっている。さらに期日前投票が既に始まっている州も多い。

アメリカという大きな国では、選挙はそれぞれ規制の異なる州単位で行われるため、候補者名簿に名前の載っている候補者以外から共和党員が当選することはどんなに頑張ってもほぼ不可能といえるだろう。

トランプ氏を最後まで公式な候補者としてサポートしていくとしても、選挙目前の今からトランプ氏以外の誰かを推していくとしても、共和党が今回の大統領選挙に勝利する見込みは薄いというのが悲しい現状である。

(記事の英語原文も配信しています)

3679チバQ:2016/10/10(月) 21:13:33
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161008X002.html
クリントン氏じわりリード=投開票まで1カ月、最終盤へ―10日討論会・米大統領選
10月08日 15:51時事通信

クリントン氏じわりリード
米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月。民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。【AFP=時事】
(時事通信)
 【ワシントン時事】米大統領選は11月8日の投開票まで残り1カ月となった。米史上初の女性大統領を目指す民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)がじわりとリードを広げているものの、共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)も巻き返しを狙っており、先行きは予断を許さない。2人は9日夜(日本時間10日午前)の第2回テレビ討論会で再び激突。最終盤の攻防が本格化する。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、7日深夜までに発表された各種世論調査に基づく平均支持率は、クリントン氏が47.6%で、42.9%のトランプ氏を4.7ポイントリード。選挙人獲得予測はクリントン氏が当選ラインの270人に迫る247人で、トランプ氏は165人だ。

 先月、肺炎を患ったクリントン氏は健康不安の高まりなどから、一時、トランプ氏に支持率の差を0.9ポイントまで詰められた。しかし、同26日の第1回テレビ討論会でトランプ氏との資質の違いを印象付け、再び勢いを取り戻しつつある。

 これに対し、トランプ氏は討論会で元ミス・ユニバースの女性を「ミス子豚」と呼んだ過去を暴露された後も、この女性を「最悪」と侮辱するなど失策を連発。長年の所得税逃れといった疑惑も次々に報じられ、負の連鎖が止まらない状況だ。

 今月4日の副大統領候補の討論会は共和党側に軍配が上がった。党内ではこれをきっかけに流れが変わることへの期待も出ていたが、7日には性暴力を容認するかのようなトランプ氏の発言の録音が公になり、動揺が広がっている。

3680チバQ:2016/10/10(月) 21:19:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000526-san-n_ame
米大統領選 トランプ氏、元大統領の不倫問題持ち出し「女性への虐待だ」と逆襲 第2回討論会、視聴者の57%がクリントン氏に軍配
産経新聞 10月10日(月)18時5分配信

 【セントルイス(米中西部ミズーリ州)=青木伸行】米大統領選の第2回公開討論会が9日、セントルイスのワシントン大学で開かれ、民主党クリントン氏(68)と共和党トランプ氏(70)が、スキャンダルをめぐり激しく応酬した。

 トランプ氏は、2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと、女性を蔑視するわいせつな発言をしていたことについて、「家族と国民に謝罪する。ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明した。逆に、ビル・クリントン元大統領の不倫問題を持ち出し、「女性への虐待だ」と攻撃した。

 クリントン氏は「彼が何者かを象徴している。これがドナルド・トランプだ。大統領、軍最高司令官に不適格だ」と訴えた。

 クリントン氏は、トランプ氏が1995年の確定申告で、多額の税額控除を受け「おそらく20年間、連邦税を支払っていない」と追及した。トランプ氏は税額控除を認めたうえで、「数十億ドルの税金を支払ってもいる」と反論した。

 クリントン氏は私用メール問題について「誤りだった。責任を取る。言い訳はしない」と改めて謝罪。しかし、トランプ氏は「私が勝てば特別検察官に調査させる。あなたは刑務所行きだ」と言い放った。

 CNNテレビが討論会直後に行った世論調査では、視聴者の57%がクリントン氏を勝者とし、トランプ氏は34%にとどまった。第1回討論会に続きクリントン氏に軍配が上がり、トランプ氏は苦しい状況に追い込まれそうだ。

 また、トランプ氏が女性蔑視発言を謝罪したことにより、共和党内で拡大する選挙戦からの撤退要求や、支持撤回の動きを沈静化できるか不透明だ。

 第3回討論会は、19日に西部ネバダ州ラスベガスで開かれる。

3681チバQ:2016/10/10(月) 21:23:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000042-san-n_ame
2016米大統領選 トランプ劇場に幕? 女性蔑視発言で強まる撤退論
産経新聞 10月10日(月)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選の共和党候補で不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が女性に対する侮辱的発言をした録音記録が暴露された問題を受け、共和党内で8日、トランプ氏に選挙戦からの撤退を求める声が強まった。トランプ氏はツイッターで「絶対に撤退しない」としたが、9日夜(日本時間10日午前)にミズーリ州で開かれる第2回討論会の波乱は必至。予断を許さない情勢になってきた。

 女性蔑視発言が問題視されてきたトランプ氏は、2005年のテレビ番組収録時に「スターなら女を思うままにできる」などと発言していたことが新たに判明。性交渉などを意味する卑語を使ったことも分かり、トランプ氏は批判にさらされている。

 上院共和党ナンバー3のスーン議員総会議長は8日、ツイッターで「トランプ氏は撤退し、速やかに(副大統領候補の)ペンス・インディアナ州知事が共和党候補になるべきだ」と指摘した。ペンス氏は発言を「許すことも弁護もできない」としながらも、トランプ氏が行った謝罪を受け入れる考えを示した。

 共和党重鎮でトランプ氏への支持を表明していたマケイン上院議員も8日、「女性に屈辱を与える発言をした」として、11月8日の大統領選ではトランプ氏に投票せず別の名前を書くと発表。他の上下両院議員からも撤退を求める意見が相次いだ。共和党は大統領選を1カ月後に控え異例の事態に陥っているが、候補差し替えは手続き上、間に合わないとの指摘もある。

3682名無しさん:2016/10/10(月) 23:15:49
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-00010003-nknatiogeo-sctch
アフリカ系米国人の文化を伝える新博物館、米ワシントンに
ナショナル ジオグラフィック日本版 10月5日(水)12時1分配信

 国立航空宇宙博物館や国立自然史博物館など、スミソニアン協会が運営する博物館は米国が誇る知の殿堂だ。そして2016年9月には、アフリカ系米国人の視点から米国の歴史を見直すという使命を帯びた「アフリカ系米国人歴史文化博物館」が新設された。来館者は年間500万人と予測されている。

忘れられていた祖父の勲章
 この博物館には、ジーナ・マクベイの祖父がフランス政府からもらった勲章も展示されている。マクベイが祖父の勲章のことを知ったのは、偶然の成り行きからだった。車の販売店で制服姿の一人の兵士に出会わなかったら、彼女は自分の祖父が第一次世界大戦で果たした役割を知ることもなかったかもしれない。

 店の待合室での何気ない雑談で、自分の祖父が第一次世界大戦に行った話をすると、その兵士は「おじいさまの任務は何でした? 任地は?」と矢継ぎ早に質問を浴びせた。

 彼女の祖父ローレンス・レスリー・マクベイ Sr.は、マクベイがまだ10歳のときに亡くなった。彼女はこの祖父と2回しか会ったことがなく、フランス政府から立派な勲章を授与されたことぐらいしか知らなかった。

「勲章の話をすると兵士は顔を輝かせ、祖父は黒人だったのかと尋ねてきました」。マクベイがアフリカ系だったので、そう推測するのは当然だった。彼は、勲章の名前は『クロワ・ド・ゲール(戦功十字章)』ではないかと言い、「祖父が本当にその勲章を授与されたのか知りたがりました」。次にその兵士が口にした言葉を、マクベイは今でも覚えている。「その勲章がどれほど重要なものかご存じですか? 歴史的に貴重なものですよ」

 1時間後、マクベイはパソコンで第一次世界大戦中の黒人兵士について調べていた。1カ月後には自宅のあるサクラメントからロサンゼルスの母親の家へ行き、祖父が亡くなった1968年以来、しまったままになっていた金属製の箱を調べた。そして4カ月後に首都ワシントンを訪れ、開設準備中の国立アフリカ系米国人歴史文化博物館の学芸員に箱の中身を託した。

「学芸員たちはそれを見て驚いていました」とマクベイは語る。箱の中には、祖父の軍功を詳細に伝える勲章や表彰状、写真、新聞の切り抜きが入っていた。彼が所属した第369歩兵連隊は全員が黒人で、その勇猛ぶりから「ハーレム・ヘルファイターズ」と呼ばれていた。白人の兵士と一緒に戦闘に参加することを禁じられていた彼らは、炊事や荷役を担当したが、その後、兵士の不足したフランス軍の戦力を補うため前線に送られた。今ではほとんど忘れ去られているが、この黒人兵士たちの勇敢な戦いぶりは当時、世界中に知られていた。

「こうしたことを学校ではまったく教えてくれませんでした。誰かが『これは貴重な記録だ。世に広めなくては』と言うまで、箱の中に眠っていたのです」とマクベイは語る。

3683名無しさん:2016/10/10(月) 23:16:06
>>3682

封印されてきた屈辱の過去
 この博物館の学芸員たちは、マクベイの祖父の遺品のような発見をことのほか喜ぶ。10年前に展示品の収集作業を開始したとき、市場価値のない遺品や史料の多くは地下室や屋根裏部屋、車庫、収納用のトランクにひっそりとしまわれていると考えていたからだ。

 だが彼らは、今も黒人の歴史の多くが埋もれたままであるという確信を裏付ける、もう一つ別の現実に気づいた。黒人の家族は往々にして、苦難に満ちた一族の過去を掘り起こしたがらない。非人間的で屈辱的な人種隔離の制度がまかり通った時代を生き延びた人々の多くが、前進するためには、過去について口をつぐむことが最良の方法だと判断したのだ。

 そのためには封印するほかないものがあった。マクベイが見つけた祖父の箱の中には、クロワ・ド・ゲール勲章のほか、祖国から授与された勲章二つ、フランス政府からの感謝状、米国陸軍の制服姿の祖父の写真も収められていた。「なかに1枚、上の方に祖母が“英雄”と書いた写真があり、感動しました。祖父は本当に勲章をもらっていたのです。私はその場に座り込み、泣いてしまいました」とマクベイは語る。
 こうした思い出を、どうして家族が忘れることができるだろう。

 ニューヨーク市に戻った黒人兵士たちは英雄として迎えられた。だが凱旋パレードが終われば、彼らが戻ってきたこの国は、相変わらず黒人を対等とは見なさない場所だった。兵士たちが帰国した1919年、「赤い夏(レッドサマー)」と呼ばれる人種暴動事件が各地で起き、数百人ものアフリカ系米国人が白人の暴徒に殺害された。

「当時の状況を知れば知るほど、祖父の過去が一切封印されてきた理由がわかりました。それほどつらかったのです」とマクベイは語る。

(ナショナル ジオグラフィック2016年10月号特集「未来へ伝える アフリカ系米国人の足跡」より)

Michele Norris/National Geographic

3684チバQ:2016/10/11(火) 20:48:25
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161011X217.html
共和党、亀裂深刻=下院トップ、トランプ氏見限る―米大統領選
14:36時事通信

 【ワシントン時事】米共和党のライアン下院議長は10日、大統領選候補ドナルド・トランプ氏(70)を事実上見放し、同時に行われる上下両院選に集中する意向を示した。大統領選の敗北宣言とも取れる発言だけに、党内からは反発が噴出。共和党は1カ月後に決戦を控え、党の亀裂が深刻化する危機的事態に直面している。

 「私はトランプ氏を擁護しない。皆さんも自分の選挙区事情を考え、ベストな行動を取ってほしい」。米メディアによると、党下院トップのライアン氏は10日朝の電話会議で、今後はトランプ氏を応援しない考えを明らかにし、党所属の各議員も支持撤回をためらう必要はないと呼び掛けた。

 トランプ氏をめぐっては、スターの自分は女性の同意なく体に触れたりキスしたりできると過去に語っていたことが7日に表面化。9日夜の第2回テレビ討論会で「更衣室の雑談のようなものだ」と居直り、失地回復を図れなかった。

 8〜9日に行われたウォール・ストリート・ジャーナル紙の世論調査では、民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)に14ポイント差までリードを広げられている。

 批判が強まる中、トランプ氏の応援を続ければ、大統領選の敗北にとどまらず、上下両院の過半数まで失いかねない―。ライアン氏としては、クリントン氏にホワイトハウスと上下両院の双方を明け渡し、「白紙委任」するわけにはいかないと判断したようだ。

 この決断は、トランプ氏に違和感を抱いてきた議員には朗報だ。ただ、「クリントン氏の勝利をほぼ認めた」(政治専門紙ポリティコ)に等しいため、親トランプ派の議員は猛反発。電話会議でも複数の議員が「トランプ氏を支えるべきだ」「間違っている」とライアン氏を突き上げた。

 プリーバス共和党全国委員長も10日夕の電話会議で、トランプ氏支援を継続すると表明し、盟友であるライアン氏とたもとを分かった。

 「トランプ切り」は、ライアン氏の意図とは裏腹に、共和党の「内戦」(クリントン陣営)を激化させ、大統領選と上下両院選で完敗するリスクをかえって高めかねない。トランプ氏はツイッターで「自党の大統領候補と戦って時間を無駄にすべきではない」とライアン氏を批判した。

3685チバQ:2016/10/11(火) 21:04:12
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110028-n1.html
2016.10.11 17:48
【米大統領選】
中立破りクリントン氏支持 米誌、トランプ氏は「最悪の候補」
 米誌フォーリンポリシーは11日までに、米大統領選で中立を保つ伝統を破り、民主党のクリントン候補を支持すると表明した。「半世紀近く特定候補に対する態度表明は避けてきた」とした上で、トランプ氏を「米国史上最悪の主要政党候補だ」と酷評した。

 同誌はトランプ氏について「国際関係における最も基本的な事実を知らない」と指摘。ロシアのプーチン大統領を評価していることなどを問題視した。

 クリントン氏については、大統領夫人や上院議員、国務長官を歴任し「第2次大戦後、最も大統領になる資格がある候補の1人」と称賛した。(共同)

3686チバQ:2016/10/11(火) 21:05:24
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110020-n1.html
2016.10.11 12:27
【米大統領選】
「女を思うままにできる」破廉恥発言を「ロッカールームの話」と弁明のトランプ氏にスポーツ界が総スカン
 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選の共和党候補の不動産王、トランプ氏(70)が9日の民主党候補のクリントン前国務長官(68)との討論会で、女性を蔑視した過去の発言を「ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明したことに、米国内のスポーツ選手から非難の声が相次いでいる。

 トランプ氏は2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと発言。討論会ではこの発言を問われるたびに「ロッカールームの話」と繰り返し、内輪話に過ぎないと弁明した。

 これに対し、元サッカー米国代表で、同性愛者であることを告白したロビー・ロジャース選手は、「トランプ氏が『ロッカールームの話』を言い訳に使ったことに、アスリートとして腹が立った」とツイッターに投稿。NBAのポートランド・トレイルブレイザーズのCJ・マッカラム選手も、「どこのロッカールームでも聞いたことがない」と投稿。大リーグのオークランド・アスレチックスのショーン・ドゥーリトル投手もツイッターで「アスリートとして大人になってからずっとロッカールームにいるけれど、あんなのはロッカールームの話じゃない」と批判した。

 テニス四大大会の女子シングルで18勝したマルチナ・ナブラチロワ選手は、「あの発言は、トランプ氏の本性を現している。不愉快で不道徳だ」と怒りをあらわにした。


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