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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

3361チバQ:2016/05/06(金) 19:42:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3086153
トランプ氏支持の「準備まだ」と共和党幹部、別の候補求める声も
2016年05月06日 10:25 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月6日 AFP】米共和党指導部の一人であるポール・ライアン(Paul Ryan)米下院議長は5日、米大統領選で共和党の指名獲得を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)を11月の本選で支持する準備はまだできていないと米テレビCNNに語った。

 これまでにもイスラム教徒の米入国禁止をはじめとするトランプ氏の公約を批判してきたライアン氏は、「私は(トランプ氏を)支持したいと望んでいる。そうしたいと思っている。しかし私は党をまとめることが必要だと思っている」と述べた。

 共和党がトランプ氏支持で結束できるのか懸念が高まっていた中でのライアン氏の発言は波紋を広げた。

 共和党の重鎮からはトランプ氏不支持の表明が相次いでいる。ジョージ・H・W・ブッシュ(George H.W. Bush)元大統領とジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前大統領は2016年大統領選でトランプ氏を支持しないことを示唆。12年米大統領選で共和党候補だったミット・ロムニー(Mitt Romney)氏は党全国大会を欠席する意向だと伝えられている。

 一方、ネブラスカ(Nebraska)州選出のベン・サス(Ben Sasse)上院議員など共和党保守派の一部からは、トランプ氏と民主党での指名獲得が確実視されるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏の2人に挑む第三の候補者を立てるべきだとの主張も聞かれる。(c)AFP/Michael Mathes

3362チバQ:2016/05/06(金) 20:20:08
http://mainichi.jp/articles/20160506/k00/00e/030/125000c
米大統領選
共和主流派、反発強く…トランプ氏指名へ

毎日新聞2016年5月6日 11時36分(最終更新 5月6日 11時36分)
 【ワシントン西田進一郎、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選に向けて実業家ドナルド・トランプ氏(69)の候補指名が確定した共和党内で、主流派の反発が収まらない。前回2012年に党候補だったロムニー元マサチューセッツ州知事は党大会欠席の意向を表明。ブッシュ前大統領一族も「関わらない」と一線を画した。ライアン下院議長は5日、CNNテレビに「支持する準備ができていない」と語り、トランプ氏への態度を保留した。

 ライアン氏はインタビューで、トランプ氏を支持するかどうか態度を保留したうえで「私は支持したいと思っているが、(大統領選で勝つために)必要なのは党をまとめることだ。指名候補がその重い任務の大部分を背負わなければならない」と語り、分断された党を結束させる努力を求めた。また、党の基軸である保守的な理念、政策の必要性を強調し、トランプ氏をけん制した。

 これに対し、トランプ氏は「私はライアン氏の政策課題を支持する準備ができていない」と反論したうえで、「おそらく将来において、我々は協力し、何が米国民にとって最善かについて合意できるだろう」とする声明を発表した。

 トランプ氏と、その指名獲得を阻止しようと「トランプ降ろし」を狙った党主流派との溝は深い。米メディアによると、トランプ氏を厳しく「口撃」するなどトランプ降ろしの急先鋒(せんぽう)だったロムニー氏は、トランプ氏を党の正式な候補に指名する7月の党大会を欠席する意向だ。

 また、指名争いに敗れたジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の父親であるブッシュ元大統領と兄のブッシュ前大統領も今回の大統領選に参加することも関与することもないとし、トランプ氏を支援しない考えを示しているという。

 一方、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は5日、ロサンゼルスで集会を開き、トランプ氏と混乱する共和党を批判。「私たちは何をしでかすか分からない危険な人物を大統領にするわけにいかない」と語り、「彼の言葉は憎しみに満ちている」と非難した。混乱する共和党について「あちら側は怒鳴り合っている」と皮肉り、「私たちは問題を解決する必要がある」と結束を促した。

3363チバQ:2016/05/08(日) 12:22:29
http://mainichi.jp/articles/20160507/k00/00m/030/073000c
米大統領選
共和党内の分裂浮き彫り トランプ氏指名確定

毎日新聞2016年5月6日 21時14分(最終更新 5月6日 21時14分)
【ワシントン会川晴之、西田進一郎】米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家ドナルド・トランプ氏(69)は4日、大統領に就任すれば、米軍が駐留する日本など同盟国に駐留経費の全額負担を求める考えを表明した。CNNテレビのインタビューで語った。

 一方、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(63)は選挙戦からの撤退を表明した4日の会見で、「この経験を今後、生かしていく」と語ったが、トランプ氏への支持表明はなかった。3日に選挙戦を打ち切ったテッド・クルーズ上院議員(45)もトランプ氏支持の姿勢は見せておらず、党内の分断が浮き彫りになっている。

 トランプ氏はこれまでも、駐留米軍を撤退させる可能性に触れながら、同盟国に負担増を求める考えを示してきたが、今回は「全額負担」を要求する姿勢を明確にした。

 日本の核兵器保有を容認する考えを示した発言については、「私は日本に(核)武装してほしいのではなく、少なくともその(駐留)経費を弁済してほしいのだ」と説明。目的は駐留経費の負担を求めることであり、経費を払わない場合には駐留米軍が撤退し、日本が北朝鮮の脅威を前に自衛するために何が起きるかを語った、という持論を展開した。

3364チバQ:2016/05/08(日) 16:53:54
http://www.sankei.com/world/news/160507/wor1605070049-n1.html
2016.5.7 17:57
【米大統領選】
96年の大統領選候補の重鎮までトランプ氏を支持 共和党のドール氏「有権者の支持尊重が重要」
 米大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家トランプ氏の陣営は6日、1996年大統領選の党候補だったドール元上院議員から支持を得たとの声明を発表した。

 ドール氏は5日までは態度を明確にしていなかった。声明で、ドール氏は「記録的な数の有権者がトランプ氏を支持した。投票を尊重することが重要だ」と説明した。

 党内ではトランプ氏と距離を置く重鎮が目立つ。ドール氏は1月に米メディアへのインタビューでトランプ氏を支持する可能性を示唆していた。(共同)

3365チバQ:2016/05/08(日) 16:54:19
http://www.sankei.com/world/news/160507/wor1605070023-n1.html
2016.5.7 10:05
【米大統領選】
共和党結束目指し会談へ 下院議長とトランプ氏
 米共和党実力者のライアン下院議長は6日、大統領選の党候補指名を確実にした実業家トランプ氏と12日に会談する考えを明らかにした。米メディアが報じた。トランプ氏指名を巡って党内で賛否が分かれており、会談を通じて党の結束へ糸口を見いだせるかが注目される。

 一方、指名争いから撤退したブッシュ元フロリダ州知事は6日、11月の大統領選ではトランプ氏にも、民主党の候補になるとみられているクリントン前国務長官にも投票しない考えを示した。

 指名争いを撤退したグラム上院議員も6日、トランプ氏の不支持を表明。ツイッターで「支持するのは良心が許さない」と述べた。

 トランプ氏は「グラム氏は私にたたきのめされたのだから、支持できないのは理解できる。彼は救いようがない」との声明を発表した。(共同)

3366チバQ:2016/05/09(月) 19:05:01
http://www.sankei.com/world/news/160509/wor1605090008-n1.html
2016.5.9 09:43
【米西海岸から】
盛り上がるハリウッドの反トランプ現象…選挙戦への影響は?

 映画の都、ハリウッドの目抜き通りの歩道に埋め込まれた2500以上の星形の敷石「ウォーク・オブ・フェーム」はロサンゼルスの観光名所の一つ。映画界やテレビ番組などで功績を認められたハリウッドスターや映画監督、有名人らの名前が刻まれている。

 米大統領選で共和党候補指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏も2007年に名前を連ねた。テレビスターの横顔もあったからだ。

 「性差別や人種差別を助長している」。トランプ氏の言動を批判し、除去を求める署名活動が4月に行われた。「反トランプ」の姿勢を鮮明にする人気俳優や映画監督らも多く、ハリウッドではトランプ氏に逆風が吹きすさぶ。

 英ロックバンド、ローリング・ストーンズは今月4日、トランプ氏の選挙運動でバンドの曲を使用しないよう求めた。トランプ陣営は運動を盛り上げようとヒット曲を度々流してきた。米ロックバンド、エアロスミスやグラミー賞受賞経験がある英人気歌手、アデルさんらに続く使用禁止要請の動きだ。

 ハリウッドの反トランプ現象は盛り上がり、米メディアも大々的に報じるが、選挙戦には影響していないようだ。批判的なトーンでも「ニュースの主役」として扱われることの効果を考えさせられる。(中村将)

3367チバQ:2016/05/10(火) 21:36:10
http://www.sankei.com/world/news/160510/wor1605100013-n1.html
2016.5.10 09:02
【米大統領選】
トランプ陣営、政権移行責任者にクリスティー・ニュージャージー州知事
【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党候補の指名獲得が確実な不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は9日、今年11月の本選での勝利に備えて、政権移行チームの責任者にクリス・クリスティー・ニュージャージー州知事(53)を指名したと発表した。クリスティー氏は2月に候補指名争いから撤退し、トランプ氏への支持を表明していた。

 これまでの政権移行チーム責任者は、新政権で閣僚や大統領首席補佐官などの要職に就くことが多い。トランプ氏の陣営は声明で、クリスティー氏の知識と忠誠心が指名の理由であると強調した。

3368チバQ:2016/05/12(木) 00:39:04
http://mainichi.jp/articles/20160511/k00/00e/030/184000c
米大統領選
ウェストバージニア、民主はサンダース氏勝利

毎日新聞2016年5月11日 10時40分(最終更新 5月11日 12時49分)
共和党、トランプ氏はネブラスカ州含め2州で勝利
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選の候補指名争いは10日、南部ウェストバージニア州で予備選が行われ、CNNによると、民主党はバーニー・サンダース上院議員(74)が勝利を確実にした。

<トランプ氏、日本と中国の違い分かっていない?>
<習主席にビッグマックを勧めたトランプ氏の“中国愛”>
<共和党「反トランプ」の重い代償>
<オバマ氏「トランプ氏よ、大統領は娯楽ではない」>
<石破氏「安保条約読んで」 トランプ氏を批判>
 ヒラリー・クリントン前国務長官(68)は既に獲得代議員数で大きくリードしており、指名獲得が濃厚になっている。共和党の指名を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏(69)とクリントン氏が11月の本選で戦う構図は変わらない。CNNによると、クリントン氏は既に2235人の代議員を獲得しており過半数の2383人に近づいている。

 一方、サンダース氏は最後まで選挙を続ける姿勢を示しており、17日に予備選のあるオレゴン州で勝利演説し、「私たちの描く理想像が未来の米国や民主党だ」と、政策に影響を及ぼすことを強調した。さらに「メキシコ系やイスラム教徒、女性を侮辱するトランプ氏を大統領にするわけにいかない。私たちの強みは多様性だ」と語り、クリントン氏よりも自分の方がトランプ氏に勝てると訴えた。

 共和党は他の候補が撤退を表明しており、トランプ氏がウェストバージニア州と中西部ネブラスカ州の予備選で勝利し、代議員を上乗せした。

3369チバQ:2016/05/12(木) 22:44:58
http://www.sankei.com/world/news/160512/wor1605120046-n1.html
2016.5.12 19:38

米で「政府VS州」のトイレ・バトル泥沼化 LGBTを性差別? 法廷闘争に発展
 【ワシントン=加納宏幸】同性愛者や性転換者ら性的少数者(LGBT)に出生証明書と同じ性別のトイレを使うよう求める米南部ノースカロライナ州の州法「HB2」(通称・トイレ法)をめぐる論争が、連邦政府と州が互いを相手取り提訴する事態に発展している。州の判断が性別による差別を禁じた公民権法に反するかが争点となる。

 ノースカロライナ州のマックロリー知事(共和党)はトイレ法について「基本的なプライバシーとエチケットを守るために必要」と主張してきた。一方、民主党のオバマ米大統領はLGBTに対する差別であるとして批判している。

 米司法省はマックロリー氏に書簡を送り、トイレ法が公民権の侵害に当たるとして、9日を期限にトイレ法の施行を拒否する意思があるかを照会。同知事は連邦政府による介入は州に対する越権行為であるとして、ノースカロライナ州の連邦地裁に提訴した。

 マックロリー氏は9日の記者会見で、連邦政府が公民権法について「過激な新解釈」をしていると指摘。米議会に同法の規定を明確化するよう求めた上で「オバマ政権は(実質的に)法律を書き換えることを試み、米議会を迂回(うかい)しようとしている」と非難した。

 これに対し、司法省は9日、トイレ法が公民権法に違反しているとして同州を相手取って提訴。リンチ司法長官は9日、記者会見し、「ノースカロライナ州は性転換者に対し、州によって支援される差別を作り出した」と批判した。

 トイレ法は今年3月に成立。ロック歌手のブルース・スプリングスティーンさんらが同法に抗議するため州内でのコンサートを中止したり、大手企業がノースカロライナ州内での事業計画を見直したりするなどの影響が出ている。

3370チバQ:2016/05/12(木) 22:51:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160512-00000024-reut-n_ame
トランプ・ヒラリー両氏の支持率ほぼ拮抗、本選は接戦か
ロイター 5月12日(木)9時12分配信
[ニューヨーク/ワシントン 11日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補指名獲得をほぼ確実にした不動産王ドナルド・トランプ氏の支持率が、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン氏と拮抗(きっこう)していることが、11日に発表されたロイター/イプソスの世論調査で明らかになった。

これは11月8日に実施される米大統領選の本選が、予想以上に接戦となる可能性を示唆している。

今回の調査は6─10日にかけ、1289人を対象にオンラインで実施。クリントン氏を支持すると回答した有権者は41%、トランプ氏は40%、未定は19%だった。同調査の誤差は約3ポイント。

前週のインディアナ州予備選でテッド・クルーズ、ジョン・ケーシック両氏を破り、共和党候補指名獲得をほぼ確実にして以来、トランプ氏が支持率を大きく伸ばしている状況が浮き彫りとなった。

「数字に満足している。良い方向に向かっている」と、トランプ氏はロイターに書面でこのようにコメントした。一方、クリントン陣営の広報担当者は、コメントの要請には応じなかった。

共和党の選挙参謀であるデビッド・カーニー氏は、同調査について、民主党候補指名獲得争いで、バーニー・サンダース上院議員に対し今なお苦戦しているクリントン氏の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈するものだと指摘した。

クリントン氏は今年実施された支持率調査のほぼすべてでトランプ氏をリードしており、これまでに支持率が拮抗したのは数回のみ。直近では、マルコ・ルビオ氏が共和党候補の指名争いから撤退した3月中旬に支持率が拮抗した。

一方、トランプ氏も問題を抱えている。各地の予備選で繰り広げた激しい「口撃」のせいで、一部の共和党幹部の支持を取りつけるのに苦労している。ポール・ライアン米下院議長を含む一部の共和党指導層は、トランプ氏への支持を保留している。

トランプ氏は12日にライアン下院議長ら共和党議員と会談する予定だが、論調のトーンダウンや政治的姿勢の明確化を求める圧力に直面するだろう。

バージニア大学の政治学教授、ラリー・サバト氏は、移民流入を阻止するための壁構築費用はメキシコに払わせるなどの公約を掲げるトランプ氏は、マイノリティー(少数派)有権者からの反対の壁にもぶつかる可能性を指摘。

「今回の大統領選は何はともあれ、米有権者の人口構成によって決定づけられるだろう。1週間では変わらない」と、同氏は語った。

*内容を追加します。

3371名無しさん:2016/05/14(土) 14:11:12
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2016033100608
トランプ氏、妻めぐり泥仕合=中傷合戦が過熱-米大統領選

 【ワシントン時事】米大統領選の共和党指名争いで、首位の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と2位のテッド・クルーズ上院議員(45)の泥仕合がエスカレートしている。互いに妻が攻撃対象にされたと訴え、指名争いに敗れた場合でも相手への支持を拒否する構えを見せている。

 「私の妻と家族に攻撃を仕掛けてくる人を支持する習慣はない」。クルーズ氏は29日のCNNテレビの番組で、最終的な指名候補を支えると誓った党との誓約を事実上破棄。この後出演したトランプ氏も「支持しない」と明言した。
 発端になったのは「反トランプ」を掲げる政治団体がフェイスブック上で流した中傷広告だ。この広告はかつて雑誌に掲載されたトランプ氏の妻メラニアさんのほぼ全裸の写真を転載し、「これが次の大統領夫人。それが嫌ならクルーズ氏に投票を」と呼び掛ける内容だった。

 トランプ氏はこの広告に激怒。裏でクルーズ氏が動いていると決めつけ、ツイッターで「注意しろ、うそつきテッド。お前の妻の秘密を漏らすぞ」と警告。元モデルのメラニアさんとクルーズ氏の妻ハイディさんの写真を並べ、「1枚の写真は1000の言葉ほどに物を言う」と書き込んだ。(2016/03/31-15:29)

3372チバQ:2016/05/15(日) 21:16:10
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130041-n1.html
2016.5.13 16:05
【米大統領選】
トランプ氏、ライアン下院議長と会談 ライアン氏は支持表明せず
【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で共和党候補の指名獲得を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏(69)は12日、ワシントンで共和党のライアン下院議長と会談した。両者は、11月の本選に向けて党の団結が必要であることを確認したが、ライアン氏がトランプ氏支持を表明するには至らなかった。

 トランプ氏は既存政治家を批判して支持を集めたものの、民主党で指名獲得が有力なヒラリー・クリントン前国務長官(68)に本選で勝つには共和党指導部との協力が必要となる。クリントン氏に支持率で並びつつあるとの世論調査が出る中、会談では本選勝利に向け「挙党態勢」での支援を求めたとみられる。

 会談後、トランプ、ライアン両氏は共同声明を発表し、「双方にはいくつかの相違点があるが、多くの重要分野で共通点があることが分かった」と強調した。

 ライアン氏との会談を受け、トランプ氏はツイッターに「ライアン氏ら共和党指導者と会い、素晴らしい一日になった。うまくいきそうだ」と投稿した。

 しかし、トランプ氏の暴言や政治姿勢を理由に支持表明を留保してきたライアン氏は記者会見で、会談を通じて「勇気づけられた」としながらも、「党を一体化させるにはしばらく時間がかかる」と語った。今後の政策協議を踏まえて支持するかを判断する意向だ。

 トランプ氏は12日、すでに支持を表明している共和党のマコネル上院院内総務とも会談した。

 マコネル氏はトランプ氏が11月の本選で「非常に競争力がある」との認識を示している。実際、ロイター通信が11日に発表した全米世論調査では、トランプ、クリントン両氏が本選で対決すると想定した場合の支持率は、クリントン氏41%に対してトランプ氏40%。1週間前はトランプ氏が13ポイント下回っていたが、同氏が指名獲得を確実にしたことで互角に持ち込んだ。

 また、米キニピアック大学が10日に発表した世論調査も、本選で勝敗のカギを握る激戦州で、クリントン氏が厳しい戦いを強いられつつあることを示した。

 トランプ、クリントン両氏が本選を戦った場合、中西部オハイオ州ではトランプ氏が43%でクリントン氏の39%を上回った。大票田の南部フロリダと東部ペンシルベニア両州ではいずれもクリントン氏43%、トランプ氏42%で、トランプ氏が1ポイント差に迫った。

3373チバQ:2016/05/15(日) 21:21:11
http://www.sankei.com/world/news/160514/wor1605140019-n1.html
2016.5.14 12:01
【米大統領選】
納税状況公開しないトランプ氏 「納税額ゼロ」の可能性も 広がる疑念 

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。トランプ氏は過去の大統領候補が慣例的に公表してきた「納税申告書」を明らかにしておらず、米メディアや民主党での候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。トランプ氏は将来的な公表は否定していないが、「納税額ゼロ」の可能性もささやかれる実態が今後の選挙戦の逆風になることを恐れているとの見方が強い。

 「他人には関係のないことだ」。トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。

 大統領選では候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を有権者に公表するのが1970年代からの慣例だ。クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表。トランプ氏と指名を争ったテッド・クルーズ上院議員やジョン・ケーシック・オハイオ州知事らも公開している。

 これに対してトランプ氏は自らの報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていることを理由に公表を拒否。監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するための措置で、トランプ氏は「監査が終われば喜んで公開する」とする。

 しかし各メディアは「ニクソン大統領は監査中にも関わらず納税報告書を公表した」などとしてトランプ氏の態度を批判。クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて、自らの透明性とトランプ氏の消極姿勢の対比をアピールした。

 トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。

 トランプ氏にとって収入の少なさは「成功者」としてのイメージを傷つけるマイナス材料だ。しかも行き過ぎた節税が明るみにでるようなことがあれば、クリントン氏から攻撃材料にされることは間違いない。

 トランプ氏はこれまでに「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」とも発言しており、公表に消極的になるだけの理由があるとの見方が広がっている。

3374とはずがたり:2016/05/16(月) 13:31:46

米大統領選 トランプ氏、逃げの一手 納税額明かさず…「ゼロの可能性」も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160515-00000043-san-n_ame&pos=3
産経新聞 5月15日(日)7時55分配信

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選で共和党の候補者指名を確実にした不動産王、ドナルド・トランプ氏の不透明な納税状況に疑念が広がっている。過去の大統領候補が慣例として公表してきた「納税申告書」を明かさず、米メディアや民主党で候補者指名が有力視されるヒラリー・クリントン前国務長官から攻撃を受けている。「納税額ゼロ」の可能性もささやかれ、選挙戦で逆風になることを恐れているとの見方が強い。

 「他人には関係のないことだ」。トランプ氏は13日、ABCテレビでのインタビューで所得に占める納税額の割合を問われて、逃げの一手に終始した。

 大統領選では、候補者が確定申告用に収入や納税額などをまとめた報告書を公表するのが1970年代からの慣例だ。クリントン氏は夫の元大統領と合算の報告書で、2014年は2800万ドル(約30億円)の収入があり、このうち45・8%を納税したと公表した。

 これに対してトランプ氏は、報告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けているとして公表を拒否。監査は報告内容に不備があるかどうかを確認するもので、「監査が終われば喜んで公開する」としている。

 しかしメディアは、「ニクソン大統領は監査中にもかかわらず納税報告書を公表した」などとトランプ氏の態度を批判。クリントン氏も11日、「私と夫は33年間、報告書を公開してきた」と述べて透明性を強調し、トランプ氏の消極姿勢との違いをアピールした。

 トランプ氏は昨年7月に連邦選挙委員会(FEC)に資金情報を届け出た際には、100億ドル超の資産を保有し、14年には3億6200万ドルの収入があったと発表している。だが、専門家の間からは「IRSに対してはもっと少ない収入を申請して、巨額の税還付を受けているのではないか」「納税額がゼロの可能性もある」との指摘も多い。

 トランプ氏はこれまで、「私の納税申告書は極めて複雑」「巨額の税金を払うのは本当の愚か者だ」などと発言しており、公表に消極的な理由がある-との見方が広がっている。

3375チバQ:2016/05/16(月) 23:33:27
http://www.cnn.co.jp/usa/35082675.html
保守系独立候補擁立の動き 共和党幹部は「自殺行為」と警告
2016.05.16 Mon posted at 17:49 JST
ワシントン(CNN) 米大統領選で実業家のドナルド・トランプ氏が共和党からの指名獲得を確実にするなか、トランプ氏の指名に不満を持つ共和党支持者の間で第三党から保守系の候補者を擁立しようとする動きが出ていることについて、共和党全国委員会のラインス・プリーバス委員長は16日までに、民主党の勝利に道を開いてしまう「自殺行為」だとして警告を発した。
プリーバス委員長はフォックス・ニュースの番組で、第三党から保守系の候補者が出れば保守票が割れて民主党が本選で勝利することを後押しすることになると指摘。そうした人々が懸念している事柄について対処するには別の方法があるとの見方を示した。
「反トランプ」の保守層のなかには、別の候補を立てようとする動きがある。
前回2012年の大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー氏はネブラスカ州上院議員のベン・サス氏に声を掛けたという。事情に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。
しかし、サス議員は大統領選への出馬を拒否したという。サス議員の広報担当は、大統領選出馬の報道について、「サス議員は以前聞かれたときにもはっきりさせたが、議員には3人の小さな子どもがおり、議員が望む唯一の天職は子どもたちを育てることと、ネブラスカ州に奉仕することだ。答えはノーだ」と述べた。
ロムニー氏の広報からコメントは得られなかった。
そのほか、ウィークリー・スタンダード誌の編集長ビル・クリストル氏などもトランプ氏以外の擁立に動いている。クリストル氏はCNNの取材に対し、自分のような共和党支持者は独立系候補のほうが気持ちよく投票できるとしていた。
ただし、今のところ、候補者は見つかっていないという。

3376チバQ:2016/05/17(火) 21:23:12
http://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E169976.html
ヒラリー対トランプの「ゴシップ合戦」に突入した大統領選 - 冷泉彰彦 プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
15:30ニューズウィーク日本版

 アメリカの大統領選は、ここへ来て「ゴシップ合戦」になっています。まず、共和党のドナルド・トランプ候補に関するネタが、先週から今週にかけて色々と繰り出されてきました。

 話題になったのは、トランプが「自分自身をトランプの企業の広報担当者であると偽装」して、「自分でメディアに電話をかけたり、電話を受けたりしていた」というニュースです。その際トランプは「ジョン・ミラー」とか「ジョン・バロン」という偽名を使っていました。

 特に先週13日に「ワシントン・ポスト」が音声と共に報じた内容は、何とも生々しいと言いますか、露骨そのもので大いに話題になりました。具体的には1991年、当時は大変な人気を誇っていた芸能週刊誌「ピープル」が、トランプの会社に総帥の女性スキャンダルについて取材を申し込んだところ、「ジョン・ミラー」という広報担当者から「折り返しの電話」がかかってきたというものです。

【参考記事】米共和党、トランプ降ろしの最終兵器

 この時の通話を「ピープル」の記者は録音していました。まず「ミラー」は、当時「お騒がせ」となっていた、最初の奥さんのイヴァナさんとの結婚生活が破綻しつつあると語った一方、後に2番目の奥さんとなる女優のマリア・メープルスさんとの交際については「夫人とも良好な関係」だし「マリアさんとも良好」だと断言していました。

 さらに「ウチのボスは、マドンナからもデートしようと言われている」とか、「マリアさんと事実上同棲しているにも関わらず、他にも3人ガールフレンドがいるようだ」などと放言していたのです。

 そのテープの音声ですが、おそらくは磁気によって電話信号を録音したものと思われ、音質は良くないのですが、口調は現在のトランプと同じで、ベラベラ喋っている途中で、急に別の話題に振る時の口グセ「By the way......」を言うところは、完全に「そのもの」でした。

 このテープに関して、トランプはNBCの朝の情報番組「トゥデイ」の電話インタビューでは、「絶対に私ではない」と断言していました。ダメージコントロール上は「そう来たか」と思わせる対応ではあるものの、やはり材料が「面白すぎる」ために、これでメディアは一気にヤル気になったようです。

 週末のメディアでは、「トランプの過去はおそらくは地雷原だろう」などという言い方が幅を利かせていましたし、週明けからはトランプが、男性誌「プレイボーイ」の創業者ヒュー・ヘフナーが「プレイメイト」と呼ぶ「専属モデル」を住まわせていた「プレイボーイクラブ」の常連だったという暴露が始まっています。

 もちろん、こうした「ゴシップ」を攻撃する戦法については、トランプの積極的な支持層には届かないでしょう。そうした層は、広報担当者を騙り、プレイボーイとして浮名を流した「過去」は、むしろ彼のバイタリティであり、さらに「お行儀の良い善人」とは違う「開けっぴろげの魅力」だと考えるからです。



 ですが、例えば格差問題への怒りを抱えてサンダースを支持し、そしてヒラリーを憎む余りに「ヒラリーとトランプ」の組み合わせなら「トランプに投票するかもしれない」という若者層には、意外と効くかもしれません。

 現代アメリカ社会は、世代が下に行けば行くほど、男女平等の思想が定着していますし、若者たちには「ヌードモデルを『囲っている』豪邸に出入りしていた富豪」というキャラクターは「嫌悪感をもって」受けとめられる可能性があるからです。それは男女ともにそうです。

 一方で、ゴシップ報道では、クリントン陣営も攻撃を受けています。先週には、「ビル・クリントンの2億円贈与疑惑」が報じられて話題になりました。

【参考記事】打倒トランプへヒラリーが抱える弱点

3377チバQ:2016/05/17(火) 21:23:29
 大統領退任後のビル・クリントンは「クリントン・イニシアティブ」というNGOを運営しており、世界中から集めたカネで「貧困国の水資源確保」や「世界の環境保護」といった活動をしています。

 そのNGOのカネが200万ドル(約2億円)、ある「省エネテクノロジー」開発会社に流れているというのです。またその会社は政府からの研究資金として81万ドル(約8100万円)の助成を受けているのですが、これもクリントンがエネルギー庁に「口利きをした」結果だという報道があります。

 問題は、その会社を運営している女性が「クリントン家の家族ぐるみの友人」で、ニューヨーク郊外のクリントン家に「よく出入りしている」だけでなく、「金髪で離婚歴のある美女」という「思わせぶりの記事」がタブロイド紙を賑わせていることです。

 この種のスキャンダルは、90年代の一連の「ビル・クリントンの女性スキャンダル」を知っている人間には「またか」と思わせるものがあります。仮にそうした疑念を抱いてしまうと、ヒラリーについても「夫への管理不行届」という形での批判につながりかねません。

 また、最終的にNGO団体「クリントン・イニシアティブ」の管理に問題があるということになれば、ヒラリー陣営には大きなダメージになります。ヒラリーとしては、大統領候補に名乗りを上げて以降は「このNGOには自分は一切関わりない」としていますが、それでは済まないでしょう。

 こうした「ゴシップ」は、もちろんアメリカの大統領になろうという人物にとっては「必要な身体検査」であることに間違いありません。ですが、この時期にこのような形で集中して報じられると、選挙の真剣な雰囲気をぶち壊しているようにも思えます。

 私が昨年10月にこの欄で予想した「最悪のシナリオ」がまさに現実になってきたようです。もっとも、この時には「ヒラリー対トランプ」ならヒラリーが圧勝という予想をしていましたが、その点はまったく分からなくなってきました。

3378チバQ:2016/05/18(水) 21:21:55
http://www.sankei.com/world/news/160518/wor1605180017-n1.html
2016.5.18 13:20
【米大統領選】
民主党2州予備選、サンダース、クリントン両候補が勝敗分け合う
【ワシントン=小雲規生】11月の米大統領選に向けた候補者選びで、民主党は17日、ケンタッキー州とオレゴン州で予備選を行った。ケンタッキー州ではヒラリー・クリントン前国務長官が大接戦の末にバーニー・サンダース上院議員を下した。オレゴン州ではサンダース氏が勝利した。

 17日の結果を踏まえたCNNの集計によると、クリントン氏は獲得代議員数(特別代議員含む)を2289人まで伸ばし、今後9州・地域で行われる選挙戦で過半数(2383人)に達する可能性が高い。

 しかしケンタッキー州でのクリントン氏の得票率は46%台で、前回民主党からの候補者指名を目指した2008年に同州で獲得した65%を大きく下回っており、「本選に向けて不安が残った」との声もある。

 一方、サンダース氏は17日、6月7日に予備選があるカリフォルニア州で大規模な集会を開き、「最後の1票が投じられるまで戦う」と述べて、選挙戦の継続を宣言した。

 また共和党も17日にオレゴン州で予備選を行い、すでに候補者指名を確実にしている不動産王のドナルド・トランプ氏が勝利した。

3379チバQ:2016/05/18(水) 21:48:20
http://www.sankei.com/world/news/160518/wor1605180013-n1.html
2016.5.18 11:15

米陸軍長官に初の同性愛者、上院が承認
 米メディアによると、米上院は17日の本会議で、同性愛者であることを公表し、陸軍長官代行を務めたエリック・ファニング氏(47)を陸軍長官に充てる人事を満場一致で承認した。同性愛者と公言して米軍長官になるのは初めて。

 オバマ政権は2011年に同性愛者と公言して軍務に就くことを禁じた国防総省の規定を撤廃し、米軍内での同性愛者差別をなくす取り組みを進めている。(共同)

3380チバQ:2016/05/18(水) 22:00:46
http://mainichi.jp/articles/20160518/k00/00m/030/148000c
米大統領選
「サンダース票」焦点 クリントン氏

毎日新聞2016年5月18日 00時35分(最終更新 5月18日 01時33分)

【ロサンゼルス長野宏美】11月の米大統領選に向けた候補指名争いは17日朝、南部ケンタッキー州で民主党の予備選の投票が始まった。西部オレゴン州でも同日、共和、民主両党の予備選が実施された。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)と共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)が本選で戦う構図が固まりつつあるが、民主党では既成政治に不満を持つ人がバーニー・サンダース上院議員(74)を強く支持しており、クリントン氏が「サンダース票」をいかに取り込むかが焦点となっている。

 「うそつきヒラリー」。ロサンゼルスで5日に開かれたクリントン氏の集会の外で、数百人が抗議デモをした。大半が生活に不安を抱えるヒスパニック系の若者で、サンダース氏を支持する。

 メキシコ系のカルロス・ヘレディアさん(33)は「彼女の発言は整合性がない。1996年にボスニアを訪問した際に狙撃手に狙われたという武勇伝も、映像で誤りが分かった。うそつきより、率直なだけトランプ氏の方がましだ」と語った。

 建設作業員のヘロン・コリーヨさん(32)は「中間層の底上げを主張しているのに、大企業などから無制限に献金を得られるスーパーPAC(特別政治活動委員会)を使っており、金持ちの影響を受けている」と批判。「本選は第三者に入れる」と話した。

 調査会社「YouGov」の調べ(6〜9日)では、クリントン氏とトランプ氏が本選で対決した場合、サンダース氏の支持者のうちクリントン氏に票を入れると答えたのは55%にとどまった。

 既成政治の打破を叫ぶトランプ氏を選ぶ人も15%おり、トランプ氏は2日、FOXニュースで「サンダース氏を支持する多くの若者は自分の方にくるはずだ」と自信を見せた。

 自由貿易に反対、ウォール街など大企業からの政治献金を批判、社会保障制度の充実、富裕層への増税--。非主流派で、無党派層に人気の高いトランプ氏とサンダース氏は政策面で共通点が多い。

 一方、クリントン氏は今、サンダース支持者の「敵」ではないことを強調。「賃金が低すぎて不平等が大きすぎる。ウォール街(の影響)が一般の人を脅かすのは許さない。社会保障を拡大させるべきだ」と訴え、サンダース氏の政策に同調している。

 だが、サンダース支持者は無党派の若者が多く、どれだけ本選でクリントン氏に投票するかは不透明だ。

 ロイター通信の全米の世論調査(11日発表)では、クリントン氏の支持が41%、トランプ氏が40%と拮抗(きっこう)している。

3381チバQ:2016/05/19(木) 23:21:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000038-asahi-int
トランプ氏、支持率逆転 対クリントン氏で米世論調査
朝日新聞デジタル 5月19日(木)11時59分配信

トランプ氏、支持率逆転 対クリントン氏で米世論調査
米大統領選で共和党の指名獲得が確実となっている実業家のトランプ氏=1月28日、米アイオワ州デモイン、佐藤武嗣撮影
 米FOXニュースが18日に発表した大統領選に関する全米世論調査で、共和党の実業家トランプ氏(69)と民主党のクリントン前国務長官(68)の直接対決を想定した場合、トランプ氏がわずかに上回る結果となった。トランプ氏が指名獲得を確実にしてから、米主要メディアの全米調査で同氏がクリントン氏に対して優位となったのは初めて。

 FOXニュースが今回実施した世論調査では、トランプ氏の支持率が45%で、クリントン氏が42%。前回4月中旬の調査では、クリントン氏が48%で、トランプ氏の41%を7ポイント上回っていたが、今回逆転した。

 今回は特に男性や白人でそれぞれトランプ氏が55%の支持を集め、クリントン氏に20ポイント以上の差をつけた。無党派層も16ポイント差でリードした。クリントン氏に好感が持てないという「非好感度」も、過去最高の61%を記録し、トランプ氏の56%を上回った。

 一方、民主党の指名争いでクリントン氏に食い下がるサンダース上院議員(74)がトランプ氏と対決することを想定した場合は、サンダース氏が46%で、トランプ氏の42%を上回った。(ワシントン=佐藤武嗣)

3382チバQ:2016/05/19(木) 23:21:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00010012-nishinp-int
クリントン氏足踏み 労働者に不人気、膨らむ不安 民主、2州予備選1勝1敗
西日本新聞 5月19日(木)17時22分配信

 米大統領選の民主党候補者指名争いは17日、南部ケンタッキー州と西部オレゴン州で予備選が行われた。指名獲得が確実なクリントン前国務長官(68)はケンタッキーで大接戦の末に「勝利宣言」したが、オレゴンではサンダース上院議員(74)に敗退。クリントン氏は西部カリフォルニア州などで予備選が行われる6月7日に獲得代議員数が過半数に達する見通しだが、共和党の実業家トランプ氏(69)との対決になる公算の11月の本選に向け不安が膨らんでいる。

 ケンタッキーは開票率100%でクリントン氏がリードしているが、得票率の差は1ポイント未満。クリントン氏は4月26日のペンシルベニアなど東部5州の予備選で4州を制し、党候補の指名獲得を確実にしたが、続く5月3日の中西部インディアナ州、10日の南部ウェストバージニア州で連敗。ケンタッキー、オレゴン両州はサンダース氏支持者が多い無党派有権者が参加できないためクリントン氏有利との見方もあったが、それを生かし切れなかった。

 18日午前(日本時間同日午後)のAP通信の推計では、獲得代議員総数はクリントン氏2291人、サンダース氏1528人。763人の大差があり、クリントン氏が6月7日、過半数の2383人に達するのは間違いない。しかし予備選などの結果に縛られない党有力者からなる「特別代議員」を除いた一般代議員数では1767人対1488人で差は279人。一般有権者の間では両者の人気にあまり差がないことが浮き彫りになっている。

 特にクリントン氏は白人労働者層からの不人気ぶりが明白。この層の人気が高いトランプ氏との戦いの不安要因になっている。

 共和党も17日、オレゴン州で予備選を実施し、指名獲得を確実にしているトランプ氏が勝利。カリフォルニアなど5州で予備選が行われる6月7日にトランプ氏の指名も確定する。

=2016/05/19付 西日本新聞朝刊=

3383とはずがたり:2016/05/19(木) 23:31:14
>>3381
どんどん不人気が高まってるのは感じてたけど,実際この結果が出るのを見ると衝撃だなぁ。。

3384チバQ:2016/05/20(金) 21:28:48
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160520048.html
米下院、LGBTの権利を守る法案を僅差で否決
14:11ロイター

米下院、LGBTの権利を守る法案を僅差で否決
 5月19日、米下院は、連邦政府の契約企業で働くLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の従業員の権利を守る法案を僅差で否決した。写真は同性カップルの小さな絵図が飾られたカップケーキ。2013年6月にサンフランシスコ市庁舎で撮影(2016年 ロイター/Stephen Lam)
(ロイター)
[ワシントン 19日 ロイター] - 米下院は19日、連邦政府の契約企業で働くLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の従業員の権利を守る法案を僅差で否決した。

共和党の議員の多くが反対に回ったためで、議場では「恥だ、恥だ、恥だ」との叫び声が沸き起こった。

この法案は、米民主党のショーン・マロニー議員(NY州選出)が提案したもので、軍事建設・退役軍人歳出法の修正案となっている。下院本会議場での表示によれば、当初は十分な賛成票を得て、成立するとみられていた。

しかし、下院共和党の幹部たちが採決に許された時間を引き伸ばし、党所属議員に立場を変えるように促したことで、法案は結局、213対212で否決された。

民主党所属の183人が修正案に賛成し、共和党の29人も賛成に回った。213の反対票すべてが共和党議員によるものだった。共和党3人と民主党5人の合わせて8議員が棄権した。

議員たちは、投票時と、結果が公表されるまでの数分間に賛否の立場を変えることが認められている。

LGBTへの平等な権利保障は2016年の選挙戦で熱いテーマとなっている。同性婚カップルのウエディングケーキを焼くことは菓子店の「宗教上の自由」を侵害するのか、あるいは、トランスジェンダーがどの公共トイレを使うかを政府が決めるべきか、といった議論が国政レベルで巻き起こっている。

3385チバQ:2016/05/20(金) 21:37:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3087669
ヒラリー氏、米大統領選民主党指名争いで「勝利宣言」
2016年05月20日 08:00 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月20日 AFP】米大統領選で民主党の候補指名を目指すヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官は19日、バーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員と繰り広げてきた指名争いで、事実上の勝利宣言を行った。

 クリントン前国務長官は米CNNの生放送のインタビューで「私がわが党の候補になる。それはもう決まったことだ」「事実、私が(候補に)ならないことはあり得ない」と述べた。

 バーモント(Vermont)州選出のサンダース上院議員は、指名獲得に向けた激しい争いから依然離脱していないと主張し、最大の州であるカリフォルニア(California)州で来月7日に予備選が行われるまで戦い続ける姿勢を示している。

 そのサンダース氏に対しクリントン氏は、自身の指名獲得は避けられないことを認める時が来たと迫った。これは、同党の指名争いは基本的に終わったという認識を示すクリントン氏の発言としてはこれまでで最も強いものであり、今後は共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ(Donald Trump)氏との一騎打ちに焦点を合わせていくとみられる。

 同時にクリントン氏は、2008年大統領選の激しい指名争いで自身が当時の「(バラク・)オバマ(Barack Obama)上院議員に対して行ったのと同じように」、この戦いが終わればサンダース氏も協力してくれるはずだと自信を示した。(c)AFP

3386チバQ:2016/05/23(月) 21:00:01
http://www.sankei.com/world/news/160523/wor1605230010-n1.html
クリントン、トランプ両氏に際立つ「嫌悪度」 米WP紙世論調査「これほど厳しい評価は過去にない…」

【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】
 【ワシントン=小雲規生】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は22日、最新の世論調査の結果として、11月の米大統領選で対決する公算が大きい民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏の双方の不人気ぶりが際立っていると報じた。同紙は「二大政党の候補者がこれほどまで厳しい評価を受けたことは過去の歴史ではなかった」としている。 

 登録有権者に対して両氏の好感度を尋ねたところ、「好ましくない」との回答がクリントン、トランプ両氏ともに57%に達した。「極めて好ましくない」との回答はクリントン氏が46%、トランプ氏が45%でいずれも高い割合を占めた。

 一方、「今日が投票日ならばどちらに投票するか」との質問には44%がクリントン氏、46%がトランプ氏と回答し、トランプ氏がわずかにリード。ただし「大統領選ではどちらが勝つと思うか」の質問に対しては、クリントン氏との回答が49%で、41%のトランプ氏を上回っている。

 また「第3党の候補者を望むか」の質問には、51%が「望む」と答えた。

3387とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:30
>トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。
なんで中産階級の子弟が大学出るだけで困窮しないと行けないんだヽ(`Д´)ノアメリカの競争社会の行き過ぎは狂っとるなぁ(;´Д`)

サンダース旋風の裏にある異様なヒラリー・バッシング
実現困難なサンダースの公約に共感してヒラリーを敵視する「バーニー・ブラザーズ」とは
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/post-4539.php
2016年2月17日(水)15時30分
渡辺由佳里(エッセイスト)

 2008年の大統領選挙では、若者たちがバラク・オバマを熱狂的に支持した。共和党のブッシュ大統領(当時)が始めたイラク戦争が泥沼化し、膠着状態に陥った連邦議会への不信が高まるなか、黒人で、新人上院議員のオバマは、「政治と国を変えてくれる救世主」としてすがりつくのに最適の人物だった。当時若者の間では、アメリカの古い世代とその価値観を否定する行為として、フェイスブックの名前のミドルネームをオバマにならって「フセイン」にするのが「かっこいい」こととして流行った。

 今回2016年の大統領予備選挙で、リベラルな若者たちから熱狂的に支持されているのは、自称「民主的社会主義者」のバーニー・サンダースだ。昨年大統領選への出馬を発表したときには、メディアから「絶対に勝ち目はない」と笑い者にすらされていたサンダースだが、今月9日のニューハンプシャー州予備選では、ヒラリー・クリントンに支持率で25ポイントの大差をつけて圧勝した。

 この珍現象を可能にしたのは、ちょうど大学生くらいの年代の若者たちだ。

 連邦議会の議員としては、ヒラリーより長いキャリアを持ち、しかも6歳も年上の74歳の白人のサンダースを、なぜ若者が支持するのだろうか?

 アメリカでも不思議に思われているこの現象を、ニューハンプシャー予備選の取材を通して体感してきた。

 予備選の投票の4日前、バーニーとヒラリーの両候補が講演する民主党のイベントが開催された。会場前では、マイナス10度の厳しい寒さにもかかわらず、候補のボランティアたちがプラカードを持って立っていた。

 ここまではよくある風景だが、会場入り口に近づくと大音響で音楽が流れている。「政治イベントにしては現代的でヒップな曲だな」と思い見てみると、録音ではなく、テントでDJがプレイしている。テントにはサンダースの愛称「バーニー」と書いてあり、その前で若い女性がフラフープを回しながら腰をくねらせて踊っている。

「どこかで見たような風景だ」と思って、すぐに気付いた。ロックコンサート、それもグレイトフル・デッドのコンサートだ。

 グレイトフル・デッドは、1960〜70年代にかけて流行ったヒッピー文化とカウンターカルチャーを代表するロックバンド。この時代の若者はベトナム戦争で政府への不信感を募らせ、既成の社会体制を否定して新しい価値観を見出そうとしていた。それがカウンターカルチャーであり、ヒッピー・ムーブメントだった。

 サンダースの支持者は、他の候補と比べると圧倒的に若者が多い。「民主的社会主義」の理念でアメリカの政治を根本的に変えることを約束するサンダースは、現代の若者にとっては「反体制」の指導者であり、21世紀のカウンターカルチャーのリーダーとみなされている。

 もちろん違いはある。20世紀のカウンターカルチャーの背景にはベトナム戦争があったが、徴兵制度がない今の若者にとって、泥沼化しているイラク戦争はさほど身近なものではない。それよりも、値上がりを続ける大学の授業料と就職難のほうが肌で感じる切実な問題なのだ。

3388とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:41

 トップ大学の学費は年間500万円を超え、学費ローンという借金を抱える大学卒業生は半数以上。卒業時点での借金の平均は現時点で500万円程度だという。しかも、アメリカでは、四年制の大学を卒業しただけでは高給の職には就けない。「海洋生物学を学んだのに、それを活かすためには大学院に行く必要があり、その資金を貯める就職先がない」と嘆く若者や、「非営利団体での仕事は楽しいけれど、給料が安いのでローンを返せない」とぼやく若者が筆者の知り合いにも沢山いる。しかも彼らは、アメリカでは収入が上位10%に属する中産階級の子弟なのだ。

 国民の収入格差は、現代アメリカが抱える深刻な問題だ。上位0.1%に属する少数の金持ちが持つ富は、下方90%が持つ富の合計と等しく 、70年代にはアメリカの過半数だった「中産階級」(調査機関ピュー研究所の定義では、国民の平均年収の3分の2から2倍の収入がある層) が消えつつある。

 サンダースは、大衆の心をとらえやすく、覚えやすいようにするためだろう、「99% vs 1%」という数字を使っている。不公平な時代に生まれたことに憤る若者たちにアピールするのが、サンダースの「近年では、経済がもたらす新たな収入の99%は、上位1%に行っている」 というスピーチと、次のような公約だ。

・大学の学費を無料にする
・北欧のように国民全員が無料で医療を受けられるようにする
・中産階級から搾取して富を独占するウォール街を解体し、収入と富の平等を図る

 60年代の若者の敵は、戦争や人種差別を続ける政府だった。サンダースを支持する現代の若者の最大の敵は「上位1%に属する大富豪」であり、その1%を独占する「ウォール街」だ。このあたりは、2011年の「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)」運動の流れを受け継いでいる。

 彼らは、共和党候補だけでなく、サンダースのライバルであるヒラリーと、ヒラリーを応援する政治家も、上位1%を支える「体制」側の敵とみなしている。ニューハンプシャー州マンチェスター市で開催された民主党のディナーイベントで、それは如実に見て取れた。

 イベント会場は、ふだんはアイスホッケーの試合が行われるアリーナで、面白いことに、バーニーとヒラリーの双方の支持者が、対戦するホッケーチームを応援するファンのように、ステージを挟んで左右に綺麗に分かれて座っていた。

 ヒラリー応援団には、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)活動家、人権理事会(HRC)、家族計画連盟(Planned Parenthood Federation)といった支援団体のメンバーが目立ち、まとまった感じだった。

 一方のサンダース応援団は若者が多いが、60〜70歳くらいの年配の人が結構混じっている。彼らも、かつてはジャック・ケルアックの本をベルボトムのジーンズのお尻のポケットにつっこみ、ウッドストックや反戦運動に出かけた若者たちなのだろう。

 大学の学費を無料にするためには、巨額な資金が必要だ。医療費もそうだ。「ではその資金はどこから持ってくるのか?」という人々の疑問に対して、サンダース陣営からは「ウォール街から」という答えが戻ってくる。

 シンプルな回答にサンダース支持者は満足しているようだが、少しでも現実的になれば、それが不可能なことは明らかだ。彼らが望むとおりウォール街を解体して搾取しても、経済の混乱を引き起こすだけで国民全員に無料で大学教育と医療を与えることはできない。サンダースが成功例として挙げる北欧諸国は租税や消費税が高いが、彼らはアメリカの税金が上がるのは断固として反対のようだ。トップ1%の金持ちが下方99%のコストを払えばいいと信じている。

 サンダース信奉者たちは、「タダ」を実現するコストについては考えない。

 さらに、60年代ヒッピーの合言葉は「ラブ&ピース」だったが、サンダース支持者たちは、どちらかというと「ラブ」よりも「ヘイト(憎しみ)」の方が強いようだ。

「大学の学費を無料にする」というサンダースの政策に対して、ヒラリーは「私とバーニーが求めることは同じ。けれども、私は現実主義者。できることしか約束しない」と反論するが、サンダースの支持者は許さない。理想主義者の彼らは、少しでも「体制」の臭いがするものを徹底的に攻撃する。

3389とはずがたり:2016/05/23(月) 22:59:58
>>3387-3389

 女性で民主党全国委員長のデビー・ワッサーマン・シュルツがスピーチを始めると、すぐにあちこちからヤジが飛び始めた。私は偶然サンダース応援側の席に座っていたのだが、大声でヤジやブーイングをしているのは、私の周囲にいる若い男性たちばかりだ。

 席を2つ挟んだ右手の男性は、サンダースの名前をネオンのように光らせたプラカードを胸に掲げ、「You suck!(おまえは最低だ!)」とひっきりなしに大声で叫び続けている 。

 これがメディアで噂の「Bernie Bros(バーニー・ブラザーズ)」だ。

 サンダース支持者のなかには、ソーシャルメディアやニュースメディアのコメント欄に人格攻撃に近いヒラリー批判を書きこみ、それに反論する女性がいれば、「自分のほうが正しい」という独善的な態度でその女性まで攻撃する若い男性が増えている。彼らは「Bernie Bros」と呼ばれ、インターネットでは以前から話題になっていた。

 メディアでは「そういう人がいても、少数だけ。それで苦情を言うヒラリー陣営は大げさ」と捉えていたが、このイベントでヤジを飛ばす若い男は少数ではない。

 元女性州知事で現職上院議員のジーン・シャヒーンがヒラリー支持表明のスピーチをしている最中も、ブーイングや大声のヤジは続いた。

 60歳くらいのサンダース支持者の女性が、見るに見かねて前に座っている若者に注意したところ、彼は顔を真っ赤にして「憲法修正第1条で保障された表現の自由を知らないのか? 僕には発言の自由がある!」と、注意した女性に向かって怒鳴り始めた。

 共和党候補のトランプのイベントでも、応援にかけつけた政治家に悪態をつく支持者がいたが、態度の悪さでは、サンダース支持者はトランプ・ファンと同等だ。

 Bernie Brosを見ていると、どうやら「革命」を口実にして、「体制」を象徴するヒラリーやその支持者を血祭りにあげることで自己満足に浸っている若い男性が少なくないようだ。

 一般論では「若者が政治に関心を抱き、参加するのは良い事」なのだろうが、Bernie Brosを目撃した今は、疑問を感じずにはいられない。

 妥協を許さない「オール・オア・ナッシング」の理想を貫けば、社会は機能しなくなるし、戦争を回避することもできない。ヒラリーを叩きのめして、11月の本選で共和党候補を勝たせれば、極右の最高裁判事を任命し、「女性が中絶を選ぶ権利」や「同性婚の権利」が撤回される可能性もある。その危険を訴えるLGBTや人権理事会のメンバーからの意見には、サンダースの熱狂的支持者は耳を傾けようとはしない。

 そんな若者たちが、「票」という武器を手にしてソーシャルメディアで仲間に「革命」を呼びかける現状こそが、アメリカの民主主義の危機なのかもしれない。

3390チバQ:2016/05/24(火) 20:04:38
http://www.jiji.com/jc/article?g=int&k=2016052300064
米大統領選「ましな悪」の選択に=サンダース氏、指名なければ



米大統領選で民主党指名候補を争うバーニー・サンダース上院議員=21日、カリフォルニア州ナショナルシティー(AFP=時事)
 【ワシントン時事】米大統領選で民主党指名候補を争うバーニー・サンダース上院議員(74)は、22日放映のABCテレビのインタビューで、自身が指名されず、前国務長官のヒラリー・クリントン氏(68)と実業家ドナルド・トランプ氏(69)が民主、共和各党候補として戦うことになれば、大統領選は「よりましな悪」の選択になると指摘した。
 サンダース氏は、「ましな悪」とは自身でなく国民が称していることだと説明。クリントン、トランプ両氏ともに国民から「嫌われている」と述べ、「経済的、社会的正義のために戦っているわれわれこそ支持されている」と訴えた。(2016/05/23-08:51)

3391チバQ:2016/05/26(木) 00:04:04
http://mainichi.jp/articles/20160525/k00/00m/030/039000c
米大統領選
トランプ氏支持率、クリントン氏を初リード

毎日新聞2016年5月24日 19時36分(最終更新 5月24日 23時04分)
 【ニューヨーク國枝すみれ、ロサンゼルス長野宏美】米大統領選に向け共和党の指名獲得を固めている実業家ドナルド・トランプ氏(69)が世論調査の平均支持率で民主党の有力候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)を初めて上回った。トランプ氏が支持基盤を固め、クリントン氏と激しく競り合っている。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」がまとめた13〜19日の全米調査の平均値では、トランプ氏とクリントン氏の対決を想定した場合、トランプ氏支持が43.4%とクリントン氏の43.2%を0.2ポイント上回った。22日発表のABCテレビとワシントン・ポスト紙の合同調査では、トランプ氏支持は46%でクリントン氏の44%を2ポイント上回った。3月上旬はトランプ氏41%、クリントン氏50%だった。

 また23日発表のNBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナル紙の世論調査によると、クリントン氏の46%に対し、トランプ氏は43%。トランプ氏は4月中旬の11ポイント差を3ポイント差まで縮めた。

 NBCによると、11月の本選でトランプ氏に投票すると答えた共和党員は4月の72%から86%に伸び、トランプ氏が共和党員の支持を固めつつあることが分かる。クリントン氏にくら替えすると答えた共和党員は1カ月で13%から6%に減った。

 一方、各種調査では両氏の好感度の低さが際立ち、1984年の大統領選以降、最も不人気な候補とも評される。ワシントン・ポスト(電子版)は22日、有権者の6割近くが両氏に好感を持っていないとし、「2大政党の候補者がこれほど厳しい評価を受けたことはない」と報じた。

 同紙とABCテレビの調査ではトランプ氏もクリントン氏も「好ましくない」が57%。「極めて好ましくない」はクリントン氏が46%、トランプ氏が45%を占めた。CBSテレビとニューヨーク・タイムズ紙の調査(13〜17日)でも、両候補を「好ましくない」とする回答が過半数だった。

 米西部のカリフォルニア州立大に通うホセ・アポラヤさん(18)は「何をするか分からない差別的なトランプは論外だし、不誠実な印象のヒラリーにも入れない。本選は第3党の候補を選ぶ」と語った。

3392チバQ:2016/05/26(木) 22:24:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000004-jij_afp-int
米11州、政府を提訴 トランスジェンダーのトイレ使用指針に異議
AFP=時事 5月26日(木)9時16分配信

米11州、政府を提訴 トランスジェンダーのトイレ使用指針に異議
米首都ワシントンのコーヒーショップにある、性別に関係なく利用できるトイレ(2016年5月5日撮影)、【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米国のバラク・オバマ(Barack Obama)政権が全米の公立学校に対し、トランスジェンダー(性別越境者)の生徒・学生に自分の認識する性別に基づいたトイレの使用を認めるよう要請する指針を通達したことを受け、テキサス(Texas)など11州の政府が25日、一方的な「行政命令」によって現行法を書き換えようとしているとして、連邦政府を相手取り訴訟を起こした。

 司法省と教育省は今月13日、全米の公立学校地区と大学に送付した通達で、トランスジェンダーの生徒・学生にとって安全な環境を提供するためのガイドラインを規定。特に学校側に対し、トランスジェンダーの生徒らが出生証明書に記載されている性別ではなく、自認する性別に応じたトイレを使用することを認めるよう求めた。

 この指針は、連邦政府の助成を受ける教育機関での性差別を禁じる1972年成立の連邦教育法第9編(Title IX)に基づいた措置とされ、オバマ政権は、同法により生徒らの性自認は保護されていると主張している。通達に法的拘束力はないが、指針に背いた学校に対しては、訴訟や補助金削減などの措置が講じられる可能性がある。

 11州の政府は、テキサス州ウィチタフォールズ(Wichita Falls)の連邦地方裁判所に提出した訴状で、連邦政府は「民主主義的プロセスを無視し、子どもとプライバシーを保護する常識的な政策を踏みにじった」と非難。裁判所に対し、連邦政府の通達を無効とするよう求めている。

 訴訟には原告として、テキサスを筆頭に、アラバマ(Alabama)、アリゾナ(Arizona)、ジョージア(Georgia)、ルイジアナ(Louisiana)、メーン(Maine)、オクラホマ(Oklahoma)、テネシー(Tennessee)、ユタ(Utah)、ウェストバージニア(West Virginia)、ウィスコンシン(Wisconsin)の各州が参加。うち9州は、共和党員が知事を務めている。またこのほかに、同じく共和党が政権を握っているミシシッピ(Mississippi)とカンザス(Kansas)の2州も、オバマ政権の指針に従わない方針を示唆している。

 米国では、トランスジェンダーのトイレ使用をめぐり、当事者らと保守派との間での論争が激化している。この「トイレ論争」は、ノースカロライナ(North Carolina)ではすでに連邦政府との法廷闘争に発展。トランスジェンダーが出生時の性別に合わせたトイレを使用するよう義務付けた同州の州法をめぐり、州政府とオバマ政権が訴訟合戦を繰り広げている。【翻訳編集】 AFPBB News

3393チバQ:2016/05/26(木) 22:26:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000021-reut-n_ame
クリントン氏、公務の私用メール使用は規則違反=国務省報告
ロイター 5月26日(木)8時56分配信

クリントン氏、公務の私用メール使用は規則違反=国務省報告
5月25日、クリントン前国務長官が在任中に公務で私的な電子メールアドレスを使っていた問題で、事前に国務省の承認を得ておらず、メール使用自体が規則に違反していたことが分かった。カリフォルニア州ブエナパークで撮影(2016年 ロイター/LUCY NICHOLSON)
[ニューヨーク 25日 ロイター] - ヒラリー・クリントン前国務長官が在任中に公務で私的な電子メールアドレスを使っていた問題で、同氏が事前に国務省セキュリティー当局の承認を得ておらず、公務での私用メールの使用自体が国務省規則に違反していたことが、25日分かった。


調査に当たっている国務省監察総監室(OIG)がまとめた報告書で明らかになった。

クリントン氏は米大統領選で民主党候補の指名がほぼ確実となる一方、同氏の私用メール問題をめぐっては、米連邦捜査局(FBI)などによる調査が続いている。

OIGの報告書によると、クリントン氏は公務に私用メールを使うに当たり、国務省セキュリティー当局に相談し、承認を得るべきだったが、その証拠は見つからなかった。また、セキュリティー当局者はOIGに対し、公務に関するやり取りをもっぱら私用メールで行うことは国務省規則に違反する上、セキュリティー上のリスクがあるため、承認することはないと語ったという。

報告書は、クリントン氏より前の歴代国務長官の電子メールの記録管理に関する問題点も明らかになったとしている。

クリントン氏や歴代国務長官からのコメントは得られていない。

※英文参照番号[nL2N18M0QB](契約の内容によっては英文がご覧いただけない場合もあります)

3394チバQ:2016/05/26(木) 22:26:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160526-00000509-san-s_ame&pos=5
伊勢志摩サミット ネットに「舛添知事は見習え」の声が続々 カナダのトルドー首相 日本のオフをポケットマネーで過ごす
産経新聞 5月26日(木)10時10分配信

伊勢志摩サミット ネットに「舛添知事は見習え」の声が続々 カナダのトルドー首相 日本のオフをポケットマネーで過ごす
「イケメン」で知られるカナダのジャスティン・トルドー首相(左)=24日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)
 公金の公私混同疑惑が噴出している東京都の舛添要一知事(67)に対し、伊勢志摩サミットに出席するために来日しているカナダのジャスティン・トルドー首相(44)を見習えとの声がネット上でわき起こっている。

 トルドー首相は首脳会議前日の25日、夫人と共に日本の伝統的な旅館に滞在。トルドー首相は、都内で記者団に対し、11回目となる結婚記念日を祝う費用はポケットマネーから出すと説明。さらに、「これは、国家に仕えるためには必要不可欠だと私が常々述べている、ワークライフバランスの一例だ」と述べた。

 これが報じられ、ツイッターや掲示板に祝福の声が続々と寄せられたほか、舛添知事を引き合いに「ポケットマネーだってよ、聞いたか?」「当たり前のことだが、爪の垢を煎じて飲ませたい」「聞いてる?舛添さん」「恥を知っていれば、舛添知事はもう外国へ行けない」などの投稿や書き込みが相次いでいる。

 首相は夫人を同行しているが、日本文化に触れながら結婚記念日を祝い、費用をポケットマネーでまかなったという。

3395チバQ:2016/05/28(土) 09:40:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3088591
オバマ米大統領、広島・平和記念公園で追悼演説
2016年05月27日 19:41 発信地:広島

【5月27日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は27日、広島の平和記念公園(Hiroshima Peace Memorial Park)で、原爆の犠牲者に追悼した。同公園を訪れるのは現職の米大統領として初めて。

 オバマ大統領は頭を下げ、暗い面持ちで献花し、目を閉じてひと時立ち止まった後に退き、安倍晋三(Shinzo Abe)首相が献花するのを見つめた。

 献花後、オバマ大統領は原爆の生存者たちを前に崇高な演説を行い、1945年8月6日に広島を破壊した原爆は「人類が自らを滅ぼす手段を手に入れたことを示した」と語った。「71年前、空から死が落下し、世界が変わった」

「われわれはなぜこの場所、広島に来たか。そう遠くない過去に放たれた恐ろしい力について熟慮するために来た。死者を追悼するために来た」(バラク・オバマ大統領)

「彼ら(犠牲者)の魂がわれわれに語りかけ、われわれに自らの内面を見るように問いかけ、われわれが何者なのかを見つめるよう求める」

「技術的進歩は、それに見合った人類の制度の進歩がなければ破滅をもたらしかねない。原子の分裂をもたらした科学の革命には、倫理的な革命も必要だ」

「それゆえに、われわれはここへ来て、ここに立ち、この都市の真ん中に立ち、爆弾が投下された瞬間を想像しようと自らを強いる」「われわれは、目にしたものに混乱した子どもたちの恐怖を感じようと、自らを強いる。声の出ない泣き声に耳を傾ける」

 演説後、オバマ大統領は高齢の原爆被害者たちと面会した。(c)AFP


http://www.sankei.com/world/news/160528/wor1605280015-n1.html
2016.5.28 07:49
【オバマ大統領広島訪問】
米メディアはどう伝えたか? 「心揺さぶられる瞬間」「日米の特別な関係を明示」

【ワシントン=小雲規生】米主要メディアは27日、オバマ大統領の広島訪問について「繊細さが要求される判断だった」などとして詳しく報じた。いずれもオバマ氏が謝罪を避けながらも、「核なき世界」の実現に向けたメッセージを重視したとしている。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)はオバマ氏が平和記念公園での演説後に被爆者と抱擁しあったことを「心揺さぶられる瞬間」と表現。オバマ氏と安倍晋三首相が献花後に交わした握手は「日米の特別な同盟関係を明確に示すものだ」とした。一方で広島訪問には中国や韓国で懸念が出ていたことも伝えた。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は謝罪との受け止めを避けたいオバマ氏は被爆者と私的な場で会わず、公衆の場での短時間の会話に留めたと指摘。原爆資料館訪問も簡単なものだったとした。米紙ワシントン・ポスト(電子版)はオバマ氏の狙いは「核軍縮と不拡散に向けた米国の決意を改めて示すことだった」と分析した。

 CNNテレビも27日朝から広島訪問をトップニュースとして放送。オバマ氏の演説や被爆者との会話の様子を伝えた。

3396チバQ:2016/05/28(土) 09:41:58
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052700674&g=pol
歴史の旅、未来見渡す=ベトナムと広島を初訪問-アジア重視の集大成・米大統領



広島平和記念資料館を出て、献花に向かう米国のオバマ大統領(中央)=27日午後、広島市中区
 オバマ米大統領は27日、ベトナムと日本での政治日程を終えて帰国の途に就いた。オバマ氏にとっては、かつて激戦を繰り広げた両国との痛みを伴う歴史を直視する旅だった。「最終目的地」は政権が掲げてきたアジア太平洋へのリバランス(均衡)政策を未来に進める道筋を示すことだ。戦後70年を経て、米大統領の被爆地・広島訪問を初めて実現させたことは、アジア重視外交の集大成とも言える。


 ◇原爆の記憶は消えない
 オバマ大統領は27日夕、岩国基地(山口県岩国市)から専用ヘリコプターで広島入りし、平和記念公園に約1時間滞在。平和記念資料館(原爆資料館)で「私たちは戦争の苦しみを経験した。平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持とう」と記帳した。

27日、広島市中区の平和記念資料館を訪問したオバマ米大統領による記帳
 「1945年8月6日の朝の記憶は決して消えることはない」。オバマ氏は被爆者を含む約100人足らずの招待者を前に、原爆投下の是非には踏み込むことなく「戦争が双方の市民に悲劇をもたらした」ことを繰り返し強調した。原爆投下への謝罪は行わないものの、逆に戦争の是非にも触れないことで「われわれ(米国)も悪かった」(オバマ氏側近)ことをにじませた。
 ◇「対中国ではない」
 来日前に訪れたベトナムでは、対ベトナム武器禁輸の全面解除に踏み切った。両国の共通の課題となっている中国への包囲網といった見方がある一方で、オバマ大統領が「中国は関係ない。両国関係が完全に変化したことを示したかった」と述べた言葉にうそはないだろう。
 米国は2014年に武器禁輸を部分解除しているが、ベトナムはこれまで武器を一切購入していない。ベトナムは南シナ海の領有権をめぐって中国と激しく対立する一方で、インフラや食品の輸入など経済面では中国に依存している。
 大統領は24日、ハノイで学生ら約2300人の聴衆を前に演説し、ベトナム戦争に言及し「300万人のベトナムの兵士と市民、5万8315人の米国民が命を失った」と語った。その上で「両国は痛みと尊い犠牲を忘れてはならない」と誓った。
 ◇旧敵とも和解は可能
 大統領の今回の歴訪には、隠れたテーマがもう一つある。それは原爆投下を含めて戦火を交えた敵同士の「和解は可能」というメッセージだ。ベトナムでは、チャン・ダイ・クアン国家主席との共同記者会見で「相互利益と尊重に基づいて対話すれば、関係を変化させることが可能だ」と強調。広島では「日米は同盟だけではなく、友情を育んだ」と訴えた。
 オバマ氏はこれまで、ウクライナ情勢やシリア情勢で軍事介入を避けていることから、野党共和党から「弱腰」と批判されてきた。だからこそ大統領は、被爆地から戦争の悲惨さと和解、未来への可能性を結び付けることで、あくまで平和を追求する哲学を外交レガシー(遺産)としたい考えだ。(2016/05/27-23:54)

3397名無しさん:2016/05/28(土) 21:05:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052600940&g=pol
トランプ氏は「無知」=G7首脳も注目-オバマ氏

 オバマ米大統領は26日に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の会場で開いた記者会見で、大統領選で共和党の指名獲得を確実にした実業家ドナルド・トランプ氏が掲げる政策は「世界情勢に関する無知をさらけ出している」とこき下ろした。 

 トランプ氏は移民流入を阻止するため、対メキシコ国境に壁を建設するなどと発言している。大統領は、他の首脳が「大統領選に非常に注目している」と指摘。「(首脳らは)どれだけ真剣に(トランプ氏の)発言を受け止めたらいいのか分からないでいる。彼らが混乱しているのはもっともなことだ」と語った。(2016/05/26-21:22)

3398チバQ:2016/05/29(日) 19:46:52
http://mainichi.jp/articles/20160529/k00/00e/030/171000c
米大統領選
第3の候補待望論 

毎日新聞2016年5月29日 16時44分(最終更新 5月29日 17時04分)
 米大統領選で民主、共和両党以外の「第3の候補」待望論がくすぶり続けている。現状では民主党のクリントン前国務長官(68)と共和党の実業家トランプ氏(69)の一騎打ちになる公算が大きいが、2人とも好感度は極端に低く、支持者以外の不人気ぶりが顕著だ。有力な第3の候補が登場すれば、選挙戦を左右する可能性もある。

 NBCテレビの世論調査では、第3の候補が出馬すれば、投票を「検討する」と答えた人は47%に上った。2012年の大統領選時は40%、08年は38%にとどまっており、かなりの有権者がクリントン、トランプ両氏以外の選択肢を求めているのは明らかだ。(共同)

3399チバQ:2016/05/30(月) 21:17:39
http://mainichi.jp/articles/20160531/k00/00m/030/047000c
米大統領選
「第三の候補」浮上 2大政党候補好感度低く

毎日新聞2016年5月30日 21時12分(最終更新 5月30日 21時12分)
 【ロサンゼルス長野宏美】米大統領選で共和、民主両党以外の選択肢として注目されている小政党「リバタリアン党」は29日、フロリダ州の党大会で、ゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)を大統領候補に選出した。

 11月の本選で対決が予想される共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)は好感度の低さが際立ち、「第三の候補」を望む声が高まっている。こうした不満を受け皿に、第三党が選挙戦に影響を与える可能性がある。

 リバタリアン党は1971年結党。自由至上主義で、市場経済や個人の自由を尊重する。政府の役割を縮小する「小さな政府」を唱える点では共和党に近く、人工妊娠中絶や同性婚などに寛容な点は民主党に近い。

 ジョンソン氏は95〜2003年にニューメキシコ州知事を務めた。12年の大統領選で共和党の指名争いに出馬し、その後、リバタリアン党にくら替えして党の指名を獲得したが、得票率は1%以下だった。

 同党は大統領選で1%以上の票を得たことがないが、FOXニュースが18日発表した世論調査の支持率では、トランプ氏の42%、クリントン氏39%に続き、ジョンソン氏も10%を獲得した。NBCテレビとウォール・ストリート・ジャーナル紙の調査(19日)では、第三の候補への投票を「検討する」と答えた人は47%で、12年の40%、08年の38%を上回った。

 米国では現在の2大政党制が確立した20世紀以降、第三党から大統領は出ていない。だが、92年の大統領選で実業家のロス・ペロー氏が無所属から立候補して約19%の支持を獲得。共和党のジョージ・ブッシュ大統領(父)の票を奪い、ビル・クリントン大統領の誕生につながる一因になったとされる。

3400チバQ:2016/05/30(月) 21:36:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3088757
米リバタリアン党、元州知事を大統領候補に 不満の受け皿目指す
2016年05月30日 14:17 発信地:ワシントンD.C./米国
【5月30日 AFP】米国の小政党リバタリアン党(Libertarian Party)は29日、ゲーリー・ジョンソン(Gary Johnson)元ニューメキシコ(New Mexico)州知事を大統領候補に指名した。共和党の指名獲得を確実にした不動産王のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏、民主党の指名争いを優位に進めるヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官への世論の不満が伝わるなか、党の規模を超えた大きな影響を大統領選に与えていきたい考えだ。

 リバタリアン党は「最小の政府と最大の自由」(党代議員)の実現を中心的な目標に掲げる。この日、フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)で党大会を開き、党の大統領候補を選んだ。

 ジョンソン氏はたたき上げの実業家で元共和党員。所得税の撤廃と米内国歳入庁(IRS)の廃止を主張しており、州知事時代には減税と官僚組織のスリム化に取り組んだ。マリフアナ合法化の推進派でもある。

 ジョンソン氏は党員らを前に行った演説で「私は真実を語る。嘘つきではない」と強調。自身の率直な姿勢は大統領選の現状に不満を募らせている有権者を引き付け、長らく弱小政党に甘んじてきたリバタリアン党が「大きな政党」に飛躍することに寄与するはずだと力説した。

 今回の大統領選では二大政党である共和、民主両党の候補に対する不満が広がっていることから、リバタリアン党は付け入る隙があるとみている。実際、トランプ氏とクリントン氏、ジョンソン氏による三つどもえの大統領戦を想定した最近の世論調査では、少なくとも2つの調査でジョンソン氏が10%の支持を獲得している。

 ジョンソン氏は29日の記者会見でトランプ氏に対する批判のトーンを強め、同氏がメキシコ人移民を「レイプ犯」呼ばわりしたのを理由に「差別主義者」と断じた。

 AFPとの今月のインタビューでは、トランプ氏とクリントン氏を「現在の米政界における最も両極端な二人」と評し、「私は社会問題に関してはヒラリーよりもリベラルだし、財政問題では(共和党の候補指名争いから撤退した)テッド・クルーズ(Ted Cruz)よりも保守的だ」と語っている。(c)AFP/Brian KNOWLTON

3401チバQ:2016/05/30(月) 22:18:37
>>3168-3171
この言い方だとブルームバーグが出るってのは
さすがにないかな?

3402チバQ:2016/05/31(火) 19:46:56
http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310046-n1.html
2016.5.31 18:30
【米大統領選】
「造反」含みで予測困難な戦いに トランプ、クリントン両氏本選へ課題 

【ワシントン=青木伸行】米大統領選の共和党候補者選びは、不動産王のドナルド・トランプ氏が代議員の過半数を獲得し、指名が確定した。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官の指名は、6月7日にカリフォルニア州などで行われる予備選・党員集会で確定する。「嫌われ者」同士の本選は接戦となる見通しで、自党の支持層の一部が、相手候補支持に回る“造反”も予想されるなど、予測が難しい選挙となりそうだ。

 米CNNテレビによると、トランプ氏は来月の予備選・党員集会を待たずして、代議員獲得数が1238人(27日現在、過半数1237人)に至った。クリントン氏は2305人(同2383人)と目前だ。

 だが、米世論調査会社ギャラップによれば、共和、民主各党の支持者の21%が、それぞれ本選ではトランプ、クリントン氏に投票しないとしている。そればかりか、各党支持者の12%ずつが、相手候補に投票すると回答している(ラスムッセン・リポート)。

 民主党ではさらに、バーニー・サンダース上院議員の支持者の31%が、本選でクリントン氏を支持しないとの調査結果もある。ウェストバージニア州では、サンダース支持者の44%がトランプ氏支持に回るとし、クリントン氏支持は22%にとどまっているほか、約3割は「どちらも支持しない」と棄権を示唆している。

 こうした動向は、トランプ、サンダース両氏の支持者の間に、既存の政治と制度、エスタブリッシュメント(支配階級層)、生活への不満に根ざした変革への欲求という、共通項があることを示してもいる。

 共和党のみならず、民主党にも亀裂が生じている状況下で、本選では両氏にとり(1)無党派層の取り込み(2)自党支持者内の、自身を毛嫌いする層のつなぎ止め(3)相手党の支持者のうち、相手候補を毛嫌いする層の取り込み-が課題となる。

 トランプ氏の場合、非白人層や女性の低い支持、外交をはじめとする行政経験のなさが弱みだ。両氏が抱える弱点を補強する形で、本選を共に戦う副大統領候補選びもカギを握る。

3403とはずがたり:2016/06/01(水) 10:57:27

【長谷川豊】私はトランプ大統領の誕生を支持する
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20160530/Goowatch_0644fe2f6cbb56b32e2f50b541f3b3bc.html
教えて!gooウォッチ 2016年5月30日 18時00分 (2016年5月30日 21時37分 更新)


先日、アメリカ共和党の関係者の方とお食事をさせてもらいました。

その方はもともと、マルコ・ルビオ候補者を推していたのですが、テレビの討論会会場で実際の討論能力を目の当たりにし「これはトランプが来るぞ」と判断。当時は誰も相手にしていなかったトランプ支持に回り、現在は大忙しのようです。

しかし……本当にこんなことになっちゃいましたね(苦笑)。

皆さんも覚えてらっしゃるでしょうが、もともと共和党員であっても誰も「ただの客寄せパンダ」と思っていたわけです。ドナルド・トランプという男は。それが、あれよあれよという間に、本当に共和党の指名を獲得してしまった。しかも、ヒラリーとの世論調査をしたところ、なんとヒラリーに勝ちそうだ、と予想するメディアまで出てくる始末です。

「バラいろダンディ」に出演して下さったアメリカの大企業家・ヨシダソースの吉田会長も現在はアメリカ在住。奥さんは民主党支持なのでいつもケンカが絶えないようですが、
「今まで50年近くアメリカにいるが、こんなにも盛り上がっているアメリカ大統領選挙は初めてだ」
と教えてくれました。

分かります。本当に大きなうねりが来るとき、国民は意外とそれを感じ取るものなのです。大阪で取材をした私にはそれが分かります。8年前の大阪も同じような状況でした。街全体が何か高揚感のようなものに包まれていました。

トランプは現実的な政策を打ち出してくる、と予想されます。現在の日本との日米地位協定も確実に口を出してくることでしょう。トランプは日本を嫌い、とかそういう訳では全くありません。しかし、「不平等なシステムは改善されるべきだ」と主張しています。そして、それらは一定の説得力を保持しています。

ペリーが来航するまで、日本は鎖国国家でした。
現在の戦後の日本は鎖国ではないものの、「敗戦国」という立場上、かなりの関税などでも優遇措置を設けられてきたことは事実です。ペリー以来の新しい『開国』を求められたときに、日本はどのように対応できるのか。私はトランプ大統領の誕生を期待している一人です。

長谷川豊(Hasegawa Yutaka)

3404とはずがたり:2016/06/03(金) 10:11:34

個人的にライアン議長をなんとなく注目している。

ライアン米下院議長「今秋トランプ氏に票を投じる」と表明
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5240.php
2016年6月3日(金)09時59分

 米共和党のポール・ライアン下院議長は2日、同党の候補指名をほぼ確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏への支持を表明し、11月の米大統領選で同氏に票を投じるとの考えを示した。

 ライアン議長はこれまでトランプ氏への支持を表明していなかった。

 同議長は地元ウィスコンシン州の新聞のコラムで「トランプ氏と私の間に見解の相違があることは明白」としつつも、さまざまな問題において、より多くの点で見解は一致していると強調した。

 ライアン議長は、ここ数週間でトランプ氏と会談を重ね、「共和党の結束に焦点を当て、予備選挙の過程で生じた亀裂を修復するための取り組み」について協議したと明らかにした。「こうした会談を経て、トランプ氏が国民の生活の改善に向けた政策課題の法制化を支援してくれると確信している」とし、「今秋(11月の大統領選で)トランプ氏に票を投じる」と述べた。

 ライアン議長は「支持」という言葉は特に使わなかったが、同議長のスポークスマンは、支持として受け止められるべきだと明確にした。


[ワシントン 2日 ロイター]

3405とはずがたり:2016/06/03(金) 21:38:49
【寄稿】クリントン氏は本当に指名を獲得できるのか
バイデン氏は出馬を見送ったことを「毎日」後悔していると述べている
http://jp.wsj.com/articles/SB11290027141701334812004582102013165671198?mod=JWSJ_EditorsPicks
By DOUGLAS E. SCHOEN
2016 年 6 月 1 日 18:27 JST

 米大統領選でヒラリー・クリントン前国務長官が民主党候補に指名されない可能性は理論上のものにすぎないとは必ずしも言えない。

 メディアや民主党内のほぼ全ての人がクリントン氏の指名獲得は確実とみている中、どうしたらそのようなことが起こるのだろうか。いくつかの可能性を考えてみよう。

 クリントン氏が6月7日のカリフォルニア州予備選でバーニー・サンダース上院議員に負けた場合、指名獲得の必然性は大きく崩れかねない。そうしたシナリオは十分あり得る。

フーバー研究所のビル・ウェイレン・リサーチフェローが来週のカリフォルニア州予備選の最新世論調査や見通しについて語る(英語音声、英語字幕あり)
 PPICの最新世論調査によると、クリントン氏の支持率はサンダース氏を2ポイント上回っているにすぎない。FOXニュースの調査でも同じ結果だった。たとえ僅差でもサンダース氏が勝てば、250人以上の一般代議員を獲得することになり、代議員数を大きく積み増すことができる。カリフォルニア州では明らかにサンダース氏に流れが傾いている。党員でなくても参加できるオープン型の予備選を見ると、サンダース氏は投票前の世論調査の支持率は芳しくないものの、予備選・党員集会当日は新たに登録した有権者や若者の票を集めて健闘する傾向がある。

 カリフォルニア州では1月1日から5月半ばまでに150万人近くが民主党の有権者登録を行った。これは2012年の同じ時期の3.18倍に上り、サンダース氏にとっては大いに励みになる兆候だ。

 カリフォルニア州でサンダース氏が勝利した場合、本選の候補者としてのクリントン氏の弱さが際立つことになる。今のところクリントン氏支持が圧倒的に多い民主党の特別代議員は、このまま同氏を支持すべきかどうか真剣に考えざるを得なくなろう。

 サンダース氏は党大会で、特別代議員に予備選あるいは党員集会で勝った候補者への投票を義務付ける規則の変更を提案する可能性がある。そう信じるに足る十分な理由がある。規則変更案の採決はほぼ確実に行われるだろうが、これはクリントン氏の指名獲得に対する信任投票にもなる。サンダース氏が7日にカリフォルニア州、モンタナ州、ノースダコタ州で勝ち、ニュージャージー州で健闘すれば、クリントン氏との獲得代議員数の差は200人を切るかもしれない。そうなれば、特別代議員に関する規則変更案が通る可能性も高まる。

トランプ氏に勝てない可能性

 もう一つの問題は、ここ数週間、クリントン氏はドナルド・トランプ氏に対抗できる最強の候補者との見方が薄れつつあることだ。政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた各種世論調査の平均支持率ではクリントン氏とトランプ氏が肩を並べている。また、ABCニュースとワシントンポスト紙が共同で実施した世論調査と、FOXニュースが実施した世論調査では、クリントン氏の支持率はトランプ氏をそれぞれ2ポイント、3ポイント下回った。

 クリントン氏の指名獲得の必然性を崩す要因は他にもある。本選でトランプ氏との対決となった場合の支持率では、サンダース氏は常にクリントン氏を上回り、最新の世論調査ではトランプ氏より約10ポイント高かった。

3406とはずがたり:2016/06/03(金) 21:39:32
>>3405-3406
 サンダース氏の勢いを恐れて、クリントン陣営と民主党全国委員会は同氏に譲歩し始めており、党の政策綱領にサンダース氏が関与を強めることを認めた。考え方の異なる哲学者のコーネル・ウェスト氏とキース・エリソン下院議員が政策綱領委員に任命され、民主党のさらなる左傾化が確実となった。政策綱領をめぐる話し合いでは、サンダース氏の社会主義的な考え方が披露されるほか、米国とイスラエルの関係をめぐる醜い言い争いが起きそうだ。 

 クリントン氏が直面している法的な問題も深刻化しつつある。クリントン氏が国務長官時代に私用メールサーバーを公務で使用していた問題について、国務省の監察官が先ごろ報告書を発表した。これにより、同氏が規則を破り、公の場での発言には裏があったことが明々白々となった。党内では、クリントン氏とその側近たちがどこかで責任を認めない限り、政府の調査を乗り切れないのではとの懸念が強まっている。

 クリントン氏が近く連邦捜査局(FBI)の事情聴取を受けると報じられているため、捜査は終わりに近づいているとみられ、7月25日にフィラデルフィアで行われる民主党の党大会の前に司法長官が最終的な判断を下す可能性がある。監察官の報告書を踏まえると、クリントン氏が「無罪放免」されるとは考えにくい。

 最後に、クリントン氏の不支持率はトランプ氏と同じくらい高く、クリントン氏を信頼していると答えた有権者は4人に1人に過ぎない。民主党員はゾッとするような可能性に直面している。ほんの1〜2カ月前、彼らは共和党の党大会が混沌(こんとん)としたものになりそうな様子にほくそ笑んでいた。だが今や、自分たちの党大会がそうなるかもしれない。

バイデン氏が救世主に?

 党内では党大会で新しい候補者が登場するかどうかについて、さまざまなうわさが広がっている。04年に民主党候補になったジョン・ケリー氏がその候補の1人だ。だが、最もありそうなシナリオはジョー・バイデン副大統領の立候補だ。バイデン氏は出馬を見送ったことを「毎日」後悔していると述べている。

 バイデン氏は、トランプ氏の大統領就任から民主党、そして米国を救う救世主の役どころを与えられるだろう。彼はサンダース氏の支持者を取り込むため、党内の左派に尊敬されているエリザベス・ウォーレン上院議員のような人物を副大統領候補に選ぶ可能性が高い。

 こうした状況の中、オバマ大統領はどこにいるだろう。オバマ氏は今のところ、大統領選から距離を置いており、クリントン氏が私用メールサーバーで国家安全保障の機密情報を漏らしたとは考えていないとしか語っていない。しかし、世論調査でクリントン氏の支持率が下がり、法的問題が深刻化し、サンダース氏が盛り返し、トランプ氏がオバマ氏の「レガシー(政治的遺産)」のレッキングボール(建物解体用の鉄球)として迫る中、オバマ氏とバレリー・ジャレット大統領補佐官は民主党全国委員会とバイデン氏に対し、バイデン氏による「救済」はホワイトハウスの機嫌を損じるものではないというシグナルを送り始めるかもしれない。

 今まで述べてきたことはすべて「可能性」にすぎない。だが、法的問題あるいは政治的事情によって、クリントン氏が民主党候補に指名されないというシナリオを想像するのは、これまでになく容易になっている。

 (筆者のダグラス・E・ショーン氏は1994〜2000年にビル・クリントン大統領の政治顧問を務め、世論調査を担当した)

3407とはずがたり:2016/06/03(金) 21:48:30
>>3404
そうなんかw>ライアンは自称「政策オタク」

トランプに「屈服」したライアン米下院議長の不安な将来
Why Paul Ryan Endorsed Donald Trump
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/06/post-5244.php
2016年6月3日(金)17時10分
マシュー・クーパー
Joshua Roberts-REUTERS

<次の大統領候補とも目されていた米共和党下院議長のライアンが、遂にトランプへの支持を表明。これで共和党の「反トランプ」運動は一握りの大物政治家を除いて消滅した。トランプの行状を弁護する立場になったライアンの今後は?>

 米共和党のポール・ライアン下院議長は今週、大統領選で共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプへの支持を表明した。

「秋の本選でトランプに投票する」と、ライアンはウィスコンシン州の地元紙に寄稿したコラムで明らかにした。何とも感情のこもらない、とりとめのないこのコラムでライアンは、自分とトランプとの間に様々な相違があることを認めた。同時に自分が政策課題としている減税や規制緩和について、トランプなら推進するだろうと書いている。

反トランプ運動の終わり
「これらの政策(減税や規制緩和)を実現するには、法案に署名する意思がある共和党の大統領が必要だ」と、ライアンは述べている。さらに連邦最高裁の判事の人選についても意見は一致しているという。

 下院共和党を率いる有力議員ライアンの態度表明で、トランプの指名獲得阻止を目指した「#NeverTrump(ネバートランプ)」運動は消失することになる。トランプには絶対に投票しないと公言しているのは、2012年に副大統領候補のライアンと共に本選を戦ったミット・ロムニーなど、一握りの共和党の大物政治家だけだ。共和党員は今ぞろぞろとトランプの旗の下に集まっている。ライアンは反トランプ派の最後の砦だった。

 なぜライアンはトランプ支持を決めたのか? ライアンの見解を額面通りに受け取れば、確かに来年以降に議会で審議される政策課題に、トランプなら合意するからだろう。

 移民問題や社会福祉などその他の問題に関して、ライアンはトランプとの間に意見の相違があり、すり合わせをしなければならないことを認めている。「我々の間に相違があることは隠すことではない」とライアンは述べている。「必要なら忌憚なく話し合うつもりだ」。だからと言って、トランプの副大統領候補になるというわけではないようだ。

 しかし本当の問題は、結局ライアンがトランプを支持せざるを得なかったことだ。もし共和党の下院議員がトランプに乗っかれば、ライアンは下院議員やその他の共和党員とまったく同調しないわけにはいかない。トランプを支持しなければ、間違いなくライアンは困難に直面する。特にトランプが本選で勝利して大統領になればそれこそ大変だ。トランプがこれまで何か些細なことでも仕返しをし忘れたことがあっただろうか?

 だからライアンは、ほぼ中立に近いところで落ち着いた。「投票はする。だけれども......」

 では今後ライアンはトランプと折り合いを付けられるのだろうか? ライアンは伝統的な「小さな政府」の信奉者で政府支出の削減を主張しているが、トランプは高齢者、貧困層への政府助成の削減には反対している。ライアンはTPP(環太平洋経済協力協定)など自由貿易圏の拡大を推進しているが、トランプは無条件で反対している。

トランプをどう弁護するのか
 しかしライアンとトランプの最大の違いは、政治家としての気質だ。ライアンは自称「政策オタク」で、政策の概要だけでなく詳細についても神経が行き届いている。ライアンに同意できない部分があっても、その政策能力に対して疑問を唱える人物はいない。

 一方、トランプは細かいことで汗をかく人物ではない。ロシアと取引をすると言うが、内容はよく分からない。カリフォルニア州の干ばつを終わらせると言うが、そのやり方は言わない。トランプは、ライアンが大好きな大統領の職務、つまり政策立案にはまったく関心がない。

 その他のあらゆる違いはさておき(ライアンは小さな街の出身だが、トランプは違う。ライアンは筋トレマニアだが、トランプは面倒臭いからやらない)、今後の数カ月間、2人はうまくやれるだろうか?

 今後はトランプが暴言を吐くたびに、支持者ライアンは記者にコメントを求められる。その時は、今週の支持表明と違って、慎重に文章を練る時間はない。

3409とはずがたり:2016/06/03(金) 21:50:46
>>3408-3409
 中産階級出身のライアンは、アルツハイマーにおかされた自身の祖母の話を引合いに出しメディケアを擁護した。「メディケアのおかげで、祖母は私と母の元で暮らすことができた。メディケアに愛着を感じている」と語った。ウォールストリート・ジャーナルは、ライアンの存在は、「金持ちで苦労無し」というロムニーのネガティブイメージを補完し、人々が共和党に親しみを感じる一助になったと主張する。

 多くのメディアがバイデンのポイントとして評価しているのが、リビア大使の殺害に関する彼の発言である。ライアンはこの事件を、オバマ政権が大使館の十分な安全を確保しなかったことが原因だとして攻撃した。

 これがバイデンに好機をもたらした。バイデンは共和党が大使館の安全対策の予算を3億ドル削減したことに触れ、責任の矛先を共和党に向けることに成功した。多くのメディアが、このやり取りでもバイデンが一本取ったとしている。ただしワシントン・ポストは、削減された予算は「大使館の安全対策だけのものではなかった」と指摘し、バイデンの主張は「勝手な推定」に過ぎないとしている。

副大統領候補の論戦は非常時の大統領の器を測る

 副大統領候補のディベートは大統領選の流れに大きく影響するものではないとされる。その期待値も高くない。けれども、ひとつだけ大きな役割がある。在任中の大統領が不慮の死を遂げた場合、副大統領は自動的に大統領の任に就く。つまり、可能性は低いにせよ、バイデンもライアンも一朝事あれば大統領に昇格する可能性を持っているのだ。事実、ジョン・F・ケネディーが暗殺された際、副大統領のリンドン・ジョンソンが36代大統領に就任した。

 非常時の際、大統領として対応できる器であるかどうかを判定することは、副大統領のディベートの重要な役目であると言える。ウォールストリート・ジャーナルが言うように「バイデンは2008年にこの試験に合格している」。しかし、若干42歳のライアンには、多くの人が少々不安を抱いている。今回のディベートはライアンにとって試金石であった。

 CNNは、バイデンがライアンに対し終始冷笑的な態度を貫いたのは、こうした事実が背景にあるからだと分析している。ライアンを取るに足らない存在として扱い、視聴者に不信感を抱かせる作戦というわけだ。バイデンはライアンが何か言うたびに不必要とも言える笑みを浮かべ、時には高笑いさえしてみせた。

 しかし、一視聴者としてディベートを見ていた限り、バイデンのこの作戦は(本当にそういう意図だったのであれば、の話だが)成功したとは言い難い。逆に、「不安定で常軌を逸した態度」「疲労回復ドリンクでハイになっている」(ウォールストリート・ジャーナル)という印象の方が強かった。

 多くのメディアも同じ感想を持ったようだ。CNNは「バイデンの“’薄ら笑い”は不愉快だ」というツィートが多かったことを指摘している。また、ワシントン・ポストは、「(バイデンは)発言していない時の表情がいかに大切かを理解していない」と論評した。 

 バイデンはライアンの発言をさえぎることも多かった。(オバマ陣営のカウントによれば82回)これにはライアンもたまらず、「副大統領、あせるお気持ちは分かりますが、最後まで話を聞かれた方が実のある内容になると思います」と、思わずチクリとやる場面もあった。

 さて、白熱したディベートの結果、軍配はどちらに上がったか? ウォールストリート・ジャーナルは当意即妙の受け答えが多かった点でバイデンを評価している。ワシントン・ポストは、引き分けの判断を下した。「良くも悪くも、バイデン主導のディベートだった」とした上で「バイデンのアグレッシブさが好きな人にはバイデンの勝ちだろう。しかし、嫌い人にとってはライアンの勝ちだ」。

 ディベートの直後にCBSが行った世論調査は、48%がライアンの勝ち、44%がバイデンの勝ちとしている。無党派層に限ってみると50%がバイデンの勝ち、31%がライアンを勝者とした。19%はタイとの判断だった。

 第1回の大統領候補ディベートの結果がロムニー優勢という意見でほぼ一致したのに対し、バイデン対ライアンのディベートは甲乙つけがたい接戦となった。大統領選において今後の雌雄を決するのは、あと2回行われるオバマ対ロムニーのディベートだ。CNNの解説者は「(今回のディベートの出来の良さが)オバマにとってプレッシャーにならなければ良いが」と語っている。

岩下 慶一(いわした・けいいち)
米国・シアトル在住。ジャーナリスト・翻訳者。翻訳書に「ネットワークが世界を動かす」「マクドナルド7つの成功原則」などがある。

3410とはずがたり:2016/06/03(金) 22:49:22
トランプ所有のホテルで宿泊客が激減
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160603-00171131-newsweek-int
ニューズウィーク日本版 6月3日(金)16時20分配信

 米大統領選で共和党の候補者指名獲得に必要な過半数の代議員を確保し、勢いが止まらないドナルド・トランプ。だが、絶好調の億万長者にも不安のタネがないわけではない。巨万の富を生み出してきた本業のホテル経営に暗雲が立ち込め始めているのだ。

 旅行検索サイト「ヒップムンク」を経由した宿泊予約を分析した調査によれば、トランプが各地に所有しているホテルの過去3カ月間の予約件数は、昨年同時期に比べて59%も減っているという。

【参考記事】トランプ大学のあきれた詐欺商法が明らかに

 トランプは昨年6月の出馬表明以来、メキシコ移民やイスラム教徒、女性などへの差別発言を繰り返しており、それに反感を持つ人々が現れ、客足が遠のいている可能性が指摘されている。「トランプ・ブランド」のゴージャスなイメージが、主要な顧客である富裕層の間で劇的に悪化しているとの調査結果もある。

 政敵やメディアにどれほど批判されても動じなかったトランプも、今度ばかりは暴言を控えるようになる?

[2016.6. 7号掲載]

アビゲイル・エイブラムズ

3411名無しさん:2016/06/04(土) 16:09:52
>>3171

http://jp.reuters.com/article/bloomberg-election-idJPKCN0W92J2
World | 2016年 03月 8日 08:47 JST 関連トピックス: トップニュース
ブルームバーグ前NY市長、米大統領選への出馬見送り

[ワシントン 7日 ロイター] - ブルームバーグ前ニューヨーク市長は7日、11月の米大統領選には出馬しないと表明した。当選の見込みがないことは明らかだとしている。

ブルームバーグ氏はNY市長時代、ビジネス寄りの財政政策を推進。銃規制やその他社会問題ではリベラルな見方をしていることから、極端な主張を掲げる候補者が優勢な今回の大統領選において、同氏が出馬した場合には、中道派の支持を集めるとみられていた。

ただブルームバーグ氏は、三つ巴の争いになった場合、共和党のドナルド・トランプ氏、またはテッド・クルーズ氏が当選する可能性が高まることを懸念。ブルームバーグ氏は、オピニオンサイトの「ブルームバーグ・ビュー」で「こうしたリスクは冒したくない」と説明した。

ブルームバーグ氏は、共和・民主両党の候補者らを厳しく批判。

共和党候補指名争いで現在トップを走る不動産王トランプ氏については、宗教的寛容を損ね、安全保障に脅威を及ぼす政策を支持している指摘。ブルームバーグ氏は「トランプ氏は人々の差別意識や恐怖感に訴え、国を分断する扇動(せんどう)的な選挙戦を展開している」とした。

民主党のヒラリー・クリントン前国務長官と、バーニー・サンダース氏についても、自由貿易や金融業界に批判的だとして攻撃した。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙の先月の報道によると、ブルームバーグ氏は、既存候補者による論戦の内容について「まったく凡庸」と批判。同氏が大統領選への出馬を検討していると伝えていた。

*内容を追加しました。

3412名無しさん:2016/06/04(土) 17:30:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000022-jij-n_ame
カナダ首相、中国外相に抗議=人権問う記者への激高
時事通信 6月4日(土)6時46分配信

 【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は3日、中国の王毅外相が訪問先オタワでの1日の記者会見で、中国の人権状況を問題視する質問をしたカナダ人記者に「傲慢(ごうまん)だ」などと激高したことについて、記者が不当な扱いを受けたことへの「不満」を王外相と駐オタワ中国大使に伝え、抗議したことを明らかにした。

 南部の都市ウィニペグで記者団に語った。

 外務省が中国側に抗議を伝えた。トルドー首相は「報道の自由は極めて重要だ。質問するのが報道の仕事であり、それをぜひ励行してほしい」と述べた。さらに「わたしは中国政府や中国の代表と会う機会があればその都度、人権についての懸念を強調してきた」と述べ、今後も問題を提起し続ける考えを示した。

3413名無しさん:2016/06/04(土) 17:31:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160604-00000039-jij-asia
「南シナ海で自ら孤立の長城」=米国防長官、中国を批判―協力強化も・アジア安保会議
時事通信 6月4日(土)10時42分配信

 【シンガポール時事】カーター米国防長官は4日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議で演説し、南シナ海で人工島整備を進める中国の動きに懸念を示した上で「南シナ海で自らを孤立に招く万里の長城を築きかねない」と批判した。

 一方で、中国と今後、軍事的交流を強化する意向も強調。「地域の緊張の元凶」と中国を非難した昨年の演説に比べ、批判のトーンをやや弱めた。6日から北京で米中戦略・経済対話が予定されていることなども考慮したとみられる。

 カーター長官は、アジア・太平洋地域では、航行の自由や紛争の平和的解決といった「原則に基づく安保ネットワーク」が構築され、2国間だけでなく多国間の協力体制も強化されていると指摘。こうしたネットワークは特定の国を排除するものではないとし、中国に参加を呼び掛けた。

 南シナ海情勢については「中国が拡張的で前例のない行動を取っており、その意図が懸念を生み出している」と述べ、人工島整備や軍事拠点化の動きを批判。周辺国も懸念を強めているとし、自制を促した。

3414チバQ:2016/06/07(火) 20:32:45
http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00e/030/151000c
米大統領選
クリントン氏、指名確実…「民主過半数」報道

毎日新聞2016年6月7日 10時07分(最終更新 6月7日 17時04分)
 【ニューヨーク西田進一郎】米大統領選に向けた民主党候補指名争いで、米CNNテレビなどは6日夜、予備選・党員集会の結果に拘束される一般代議員と拘束されない特別代議員を独自集計した結果として、ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が指名獲得に必要な代議員の過半数2383人を超えたと報じた。指名されれば、民主、共和の2大政党で女性の指名候補は初めてになる。

 民主、共和両党は7月にそれぞれ党大会を開き、民主党はクリントン氏、共和党は実業家のドナルド・トランプ氏(69)を正式に党候補に指名する。このほか、小政党「リバタリアン党」からゲーリー・ジョンソン元ニューメキシコ州知事(63)が立候補する見通し。クリントン氏は11月8日の大統領選で、米国初の女性大統領誕生を目指し、トランプ氏らと戦う。

 CNNによると、クリントン氏はこれまでの予備選・党員集会で1812人の代議員を獲得している。これに加え、予備選・党員集会の結果に拘束されない700人あまりの特別代議員をCNNが独自調査し続けてきた結果、6日夜にクリントン氏支持の特別代議員が572人になり、合計で2384人に達したという。特別代議員は、知事や上下院議員らで、民主党の主流派を押さえたクリントン氏が大多数を確保している。AP通信もCNNに先立ち、独自集計の結果、クリントン氏が2383人に達したと報じた。

 「過半数確保」の報道を受け、クリントン氏は6日夕、支持者からの大きな歓声がわき上がる中、西部カリフォルニア州ロサンゼルス近郊の集会に満面の笑みで登場した。「歴史的な前例のない瞬間だ」と手を振り、「もし私に投票してくれたらトランプ(氏)を破るだろう。私はみなさんのために戦う。ともに米国の未来を作りましょう」と高らかに「勝利宣言」した。

 クリントン氏は、同党予備選で当初から本命視され、予備選・党員集会では序盤から優勢に戦いを進めたが、バーニー・サンダース上院議員(74)の猛追を受け決着は持ち越されてきた。

 サンダース陣営は6日夜に声明を出し、「党大会で投票するまで特別代議員を計算に入れるのは間違っているという党全国委員会の声明を、メディアは無視している。クリントン氏は指名確保に必要な一般代議員を獲得していないし、これからも獲得しないだろう」と主張。「我々の仕事は、バーニーがドナルド・トランプ(氏)に最も強い候補であることを特別代議員に確信させることだ」とし、党大会まで撤退しない意向を改めて示した。

 共和党に続き民主党の候補指名が事実上決着したことで、米大統領選は民主・クリントン氏と共和・トランプ氏の一騎打ちに移る。各種世論調査での支持率は拮抗(きっこう)し、両候補とも支持率より不支持率が上回る「不人気候補」の対決という異例の事態にある。

 クリントン氏は6月2日の外交・安全保障に関する演説で、トランプ氏を「恐ろしいほど支離滅裂だ。核のコード(核兵器の発射ボタン)を決して持たせてはいけない」などと厳しく批判。11月の本選に向けた攻撃を強化している。一方のトランプ氏は「ヒラリーは大統領にふさわしくない」と繰り返し酷評。クリントン氏が女性であることを政治的に利用しているなどと主張している。

◇ヒラリー・クリントン◇
 1947年10月26日、米中西部イリノイ州シカゴ生まれ。ウェルズリー大卒、エール大ロースクール修了。93年、夫のビル・クリントン氏の大統領就任でファーストレディーに。2001年にニューヨーク州選出の上院議員。2期目途中の08年大統領選の民主党指名候補争いに立候補したが、オバマ上院議員に敗北。09年1月、オバマ政権で国務長官に就任。13年2月に退任。

3415チバQ:2016/06/07(火) 20:46:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160607-00000039-mai-n_ame
<米大統領選>有権者、好き嫌いは二分…クリントン氏
毎日新聞 6月7日(火)11時56分配信

 【ロサンゼルス長野宏美】「彼女ほど賢く、経験豊富な人はいない」「うそつきで信頼できない」。女性初の大統領に一歩近づいたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は、米国では好き嫌いがはっきり分かれる。

 弁護士でもある「働くファーストレディー」で、大統領の妻でありながら上院議員に当選。数々の「初」を実現してきた。言動が「高慢だ」と批判を浴びるが、「開拓者だ」とも称賛される。

 2008年の大統領選では、民主党の指名争いで初の黒人大統領を目指すオバマ氏に惜敗した。クリントン氏は撤退演説でこう語った。「一番高く、最も硬いガラスの天井は打ち砕けなかったが、1800万のひびを入れた」。女性の昇進を阻む障壁に、自分が得た1800万票の支持で風穴を開けた自負を示した。

 今、その穴を広げた。1年前に大統領選再挑戦を表明した。「米国は富裕層に有利な状況になっている」と語り、「米国人は擁護者を必要としている。私は擁護者になりたい」と訴えた。

 1947年、シカゴで衣料品店を営む父と専業主婦の母の間に生まれた。黒人の権利拡大を目指す公民権運動が盛り上がる中、少女時代を過ごす。学業優秀だった娘に父は「もっとやれる」と向上心をかきたてた。

 名門女子大ウェルズリー大を卒業する時、総代として演説をした。学長に交渉して実現した。「私たちは、不可能に見えることを可能に変えなければ」。演説は2000人が総立ちになり、雑誌にも取り上げられた。

3416チバQ:2016/06/07(火) 21:21:31
http://diamond.jp/articles/-/92411
追い詰められた共和党
残された“最後のカード”
週刊ダイヤモンド編集部 2016年6月7日

ドナルド・トランプ氏の躍進で、共和党の主流派が追い詰められている。“トランプ降ろし”の最終手段も残されているが、選挙で票を集めた同氏を排除すれば、党分裂のリスクが高まる。

 共和党主流派に残された“トランプ降ろし”のラストチャンスとなるのが、7月の党大会での決選投票だ。

 ドナルド・トランプ氏が、党大会までに共和党の候補指名に必要な代議員の過半数を獲得できない可能性が高まっている。そうなれば、党大会の第1回投票では決まらず、誰かが過半数を取るまで決選投票を繰り返すことになる。決選投票では、誰にでも自由に投票できるため、反トランプの候補を一本化できるかがポイントになる。

 予備選の候補のうちの誰かに一本化するのが常識的な対応だが、あいにく、予備選で2位につけるテッド・クルーズ氏はあまりに強硬な保守派であるため、反トランプ勢が結集できるか不透明だ。

 地元オハイオ州の予備選で勝利し、トランプ氏に一矢報いたジョン・ケーシック氏は、主流派からの支持はあるものの新鮮味がなく、支持が広がっていない。


Photo by Gage Skidmore
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 そこで待望論があるのが下院議長を務めるポール・ライアン氏だ。

 下院議長というポストは、予算案などを議会で通すたびに身内の共和党議員から「オバマに妥協し過ぎ」などと突き上げられる“針のむしろ”のポスト。ライアン氏は、前任の下院議長が辞任に追い込まれた後、なり手のいない同ポストを引き受けた“苦労人”だ。

 実は、環太平洋経済連携協定(TPP)合意の陰の功労者でもある。交渉合意に不可欠な米大統領貿易促進権限(TPA)法案(大統領に通商交渉の権限を与える法案)には与野党問わず反対する議員が多かったが、下院歳入委員長として可決させたのだ。

 昨年12月にトランプ氏がイスラム教徒の入国を禁止する発言をした際には、トランプ氏を強く批判するなど、主流派のご意見番としての役割も果たしてきた。

 しかし、いくらライアン氏に人望があっても、決選投票での逆転シナリオに賭けるのはあまりにリスクが高い。代議員獲得数はまさに共和党支持者の民意であり、それを幹部らが予備選にすら立候補していない人物を担ぎ出して談合で覆せば、反発は必至。エスタブリッシュメントへの不信感がさらに高まりかねない。


トランプ氏の集会で同氏に抗議する男性が支持者から殴られた。暴力沙汰で複数の集会が中止に Photo:REUTERS/アフロ
 トランプ氏は党大会で候補指名を受けられなければ、「(自分の支持者が不満を持ち)暴動が起こる」などと発言、“トランプ降ろし”をけん制する。

 共和党候補として出馬できなければ、独立系候補として出馬する可能性も高い。そうなれば、共和党支持者の票が割れ、結局は民主党を利することになる。

 つまり、トランプ氏を排除しても、本選挙で民主党に勝つのは難しい。民意をほごにする“汚れ役”となり、“負け戦”を引き受けてくれる人物はいるのか。共和党主流派に残された選択肢は限られている。

3417チバQ:2016/06/07(火) 22:05:16
http://www.asahi.com/articles/ASJ672HNVJ67UHBI00C.html
ビル・クリントン元大統領の弟逮捕 飲酒運転の疑い
ロサンゼルス=平山亜理2016年6月7日15時55分
 米カリフォルニア州の警察当局は6日、ビル・クリントン元大統領の異父弟のロジャー・クリントン容疑者(59)を飲酒運転の疑いで逮捕したと発表した。発表などによると、ロジャー容疑者は5日夜、同州で運転中に通報され、逮捕された。

 ロジャー容疑者は俳優や歌手として活動。1999年には、北朝鮮で開かれた「平和親善音楽祭」に出演し、金永南・最高人民会議常任委員長と会見したこともある。(ロサンゼルス=平山亜理)

こんなニュースも

3418とはずがたり:2016/06/08(水) 14:16:26

クリントン氏、勝利宣言=「女性初の米大統領候補に」―民主6州で予備選・党員集会
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160608X339.html
13:11時事通信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は7日、ニューヨークで支持者を前に演説し、「私たちは一里塚に達した。わが国の歴史で初めて、女性が主要政党の大統領候補になる」と述べ、2月からの指名争いでの勝利を宣言した。これまで戦ってきたバーニー・サンダース上院議員(74)に対しては、11月の本選へ結束と協力を呼び掛けた。

 ニューヨーク市内の選対本部で演説したクリントン氏は、本選で戦う共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)について「対立候補や家族をののしり、マスコミを攻撃し、イスラム教徒や移民を中傷した」と厳しく批判。「人格面で大統領と最高司令官になるにはふさわしくない」と断言した。

 この日は西部カリフォルニア、東部ニュージャージー、南西部ニューメキシコ、西部モンタナ、中西部サウスダコタの各州で予備選、中西部ノースダコタ州で党員集会が実施された。指名争い最後のヤマ場で、米メディアによると、クリントン氏はニュージャージー、ニューメキシコ、サウスダコタの3州で勝利。ノースダコタ州はサンダース氏が制した。

3419チバQ:2016/06/08(水) 21:07:28
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080053-n1.html
2016.6.8 19:43
【米大統領選】
どうなる副大統領候補 大統領候補の短所をカバー 人選が勝敗の一因にも
【ワシントン=青木伸行】米大統領選は、民主党のヒラリー・クリントン、共和党のドナルド・トランプ両候補が、7月の全国党大会と本選へ向け、誰を副大統領候補に指名するか注目される。それぞれ抱える弱点の補強を主眼に、「ランニング・メイト」を慎重に選ぶとみられ、正副大統領候補の組み合わせ(チケット)はホワイトハウス入りへの重要な要素となる。

 副大統領候補は本選を共に戦い、当選後は大統領を助け、大統領に不測の事態が生じた場合は後継者となる。大統領候補がランニング・メイトを決める際には、本選でより多く票が取れ、党の結束を図ることを勘案し、経験や年齢、地域、思想などのバランスが考慮される。短所を補う組み合わせが常だ。

 例えば、北東部マサチューセッツ州選出の上院議員から立候補した若きケネディ大統領は、南部テキサス州選出で、経験豊かな民主党上院院内総務だったジョンソン氏を選んだ。

 1984年、レーガン大統領に挑んだ民主党のモンデール氏は、フェラーロ下院議員という初の女性副大統領候補を立て、女性に不人気なレーガン氏の弱点を突こうとした。オバマ大統領が、上院外交委員長などを歴任したバイデン氏を起用したのは、彼の経験に負うところが大だった。

 トランプ氏は非白人層や女性の低い支持、外交をはじめとする行政経験のなさが弱みだ。副大統領候補については観測の域を出ていないが、ボブ・コーカー上院外交委員長、ニュート・ギングリッチ元下院議長、ニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏、女性ではオクラホマ州知事のメリー・ファーリン氏らが取り沙汰されている。

 クリントン氏はサンダース上院議員との予備選・党員集会を通じ、マイノリティー(人種的少数派)や高齢者の間で強さを発揮する一方、若者の有権者に弱く、女性からの支持も堅いわけではない。

 副大統領候補にはリベラル派のシェロッド・ブラウン上院議員、41歳でヒスパニック系のジュリアン・カストロ住宅都市開発長官、女性のエリザベス・ウォーレン上院議員、無党派層の支持獲得に貢献するとみられるティム・ケイン上院議員らが挙げられている。

 クリントン氏はサンダース氏を指名する可能性を完全には否定しておらず、サンダース氏も引き受ける選択肢を排除していない。

3420チバQ:2016/06/08(水) 21:08:00
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080052-n1.html
2016.6.8 19:35
【米大統領選】
クリントン氏は「サンダース・ロス」が課題 民主党でも党内の亀裂深く

 クリントン氏は7日夜、ニューヨーク市ブルックリンでの集会に満面の笑みを浮かべて登場し、ヒラリー・コールを上げる1千人以上の支持者に手を振り勝利の喜びをともにした。

 「トランプ氏は米国とメキシコの間に壁を築こうとしているだけでなく、米国人を互いに隔てる壁をつくろうとしている」

 クリントン氏は、不法移民の流入阻止のためメキシコとの国境に「万里の長城」を築こうとしているトランプ氏を非難した。

 マイノリティー(少数派)の強い支持で指名を確実にしたクリントン氏は今後、トランプ氏による人種差別や女性蔑視の発言を追及することで、トランプ氏が「気質的に大統領や最高司令官に適さない」(クリントン氏)ことを有権者に訴える考えだ。

 集会に出席したインド系の大学生、エイビン・タニカルさん(21)は「共和党員も11月(の本選)にはばかげたことを言って扇動するトランプ氏に投票しない。共和党を団結させるなんて無理だ」と語った。

 しかし、クリントン氏にも民主党の対抗馬、バーニー・サンダース上院議員(74)との長期戦で生じた党内の「壁」を打ち破り、党の結束を図るという宿題が重くのしかかる。

 民主社会主義者のサンダース氏はクリントン氏を「支配層」の代表と位置付け、既存政治家が中間層の経済的な苦しさを理解していないと考える若者の心をつかんだ。こうした不満はトランプ氏支持者の感情と重なり合う。

 そのため、トランプ氏は7日の集会で自由貿易協定に強く反対するサンダース氏に理解を示し、支持者に秋波を送った。クリントン氏にとり「サンダース・ロス」というべきサンダース支持者の喪失感を解消させられるかが課題だ。(ニューヨーク 加納宏幸)

3421チバQ:2016/06/08(水) 22:32:03
896 チバQ 2016/06/08(水) 21:13:35
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080023-n1.html
2016.6.8 09:37
【米大統領選】
専門家の予測は「クリントン氏有利」 カギは白人労働者票
米大統領選はヒラリー・クリントン前国務長官が民主党の候補指名獲得を確実にし、11月8日の本選で共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏と戦う構図が定まった。全米レベルの世論調査ではクリントン氏をトランプ氏が数ポイント差で追う展開。専門家の間では「クリントン氏有利」との予測がほとんどだが、トランプ氏は支持基盤である白人労働者層の徹底的な掘り起こしで起死回生を狙う。

 本選は、50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人538人の過半数である270人を獲得した候補が勝利する。各州で有権者が正副大統領候補に投票し、最も多く得票した候補が州の選挙人を原則として総取りする。このため、投票動向が両党に揺れ動く「スイング・ステート(揺れる州)」など、激戦州の動向が選挙結果を左右する。

 米CNNテレビの予測ではクリントン氏は伝統的に民主党が強い「ブルー・ステート(青い州)」と呼ばれる、大票田のカリフォルニア(選挙人数55)、ニューヨーク(同29)両州などを固め、同党寄りのペンシルベニア(同20)、ミシガン(同16)両州も合わせ、既に237人の確保が確実な見通し。さらに、激戦州のフロリダ(同29)、オハイオ(同18)両州を獲得すれば過半数に届く計算だ。トランプ氏がクリントン氏の勝利を阻止するには、この2州の確保が必須だ。

 フロリダ州はカリフォルニア、テキサス両州に次ぎ、ニューヨーク州と同数の選挙人を抱える。また1964年以来、オハイオ州を落として大統領になった候補はいない。

 一方のトランプ氏は、テキサス(同38)やジョージア(同16)、アリゾナ(同11)などの計191人を「基礎票」に、どこまで上積みできるかが焦点だ。

 トランプ氏は自由貿易協定に強く反対することで、クリントン元大統領が初当選した92年以来、民主党が勝ち続けている「ラストベルト」(さびた工業地帯)のミシガン、ペンシルベニア、イリノイ各州の白人労働者を狙うなど、民主党の地盤の大幅な切り崩しを図る。(加納宏幸)

3423チバQ:2016/06/11(土) 00:51:14
http://www.sankei.com/world/news/160610/wor1606100044-n1.html
2016.6.10 22:26
【米大統領選】
民主党、オバマ氏らの支持でクリントン氏一本化進む 共和党、トランプ氏の人種差別で挙党ほど遠く
 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたクリントン前国務長官への支持表明が相次ぎ、民主党では11月8日の本選に向けて共和党の候補指名が確定した不動産王、トランプ氏に対抗する戦線が整いつつある。トランプ氏の人種差別発言で一枚岩になれない共和党とは対照的だ。

 クリントン氏は9日、米公共ラジオ(NPR)の番組で、激しく指名を争ってきたサンダース上院議員に関し、「選挙戦や大統領就任後の協力を楽しみにしている」と述べた。

 サンダース氏は撤退表明こそしなかったものの、オバマ氏との会談後、近くクリントン氏との間で「トランプ氏を打ち破るためどのように協力できるか」について話し合うと述べた。

 オバマ氏に続き、バイデン副大統領が支持を表明。女性で「反ウォール街」の旗手、エリザベス・ウォーレン上院議員も「クリントン氏のために戦い、トランプ氏をホワイトハウスに近寄らせない」と述べた。

 サンダース氏はクリントン氏のウォール街との近さを批判して不満票を吸収してきた。旗幟(きし)を鮮明にしていなかったウォーレン氏のクリントン氏への支持表明は、サンダース氏への支持を取り込む効果がある。

 一方、トランプ氏は5月に指名を確実にしたが、挙党態勢構築にはほど遠いのが現状だ。不動産投資の指南のため設立した「トランプ大学」をめぐる訴訟で、判事の一人がメキシコ系米国人であるため公正に判断ができないと非難した発言が尾を引いているからだ。

 トランプ氏を支持する共和党のライアン下院議長は「常軌を逸した発言だ」とトランプ氏を非難。同氏が本選で重視するオハイオ州のケーシック、ウィスコンシン州のウォーカー両知事はこの問題を理由に支持しない可能性を示唆した。

3424チバQ:2016/06/11(土) 01:01:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061000031&g=int
クリントン氏を支持=レガシー喪失に危機感-予備選終え直ちに選挙応援へ・米大統領

オバマ米大統領(左)とクリントン前国務長官=2010年6月、ワシントン(EPA=時事)
 【ワシントン時事】オバマ米大統領は9日、インターネットに動画を投稿し、大統領選で民主党の指名獲得を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)を支持すると正式に表明した。15日にウィスコンシン州で開かれるクリントン氏の集会に出席し、選挙応援をスタートさせる。
 民主党候補者選びではバーニー・サンダース上院議員(74)が14日の首都ワシントンでの最終予備選まで戦い抜く考えを示している。ただ、大統領は共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(69)に政権を奪われれば自身のレガシー(政治的遺産)を覆されかねないと危機感を強めており、早期に支持を打ち出し応援に乗り出した方がいいと判断した。
 大統領は動画で「(クリントン氏ほど)適任の人物はいない。応援に入るのを待ちきれない」と強調。クリントン氏はツイッターに「光栄だ。私は燃えている」と記した。トランプ氏は「オバマはもう4年間、自身の(路線を継ぐ)政権を続けたがっているが、誰も望んでいない」とやゆした。(2016/06/10-06:17)

3425チバQ:2016/06/11(土) 11:23:46
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00e/030/199000c
米大統領選
トランプ氏支持率、クリントン氏下回る

毎日新聞2016年6月11日 10時18分(最終更新 6月11日 10時28分)
 ロイター通信は10日、米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏の支持率が、民主党候補指名が確実になったクリントン前国務長官を11.2ポイント下回ったとの世論調査結果を伝えた。保守系FOXニュースが9日伝えた世論調査でもトランプ氏の支持率が落ち、クリントン氏が3ポイント上回った。

 トランプ氏が開いていた不動産セミナー「トランプ大学」が高圧的な勧誘で受講者に高額な授業料を要求していたとする疑惑が浮上したほか、クリントン氏が最近の演説でトランプ氏の外交政策を徹底的に批判したことが影響したとの見方がある。(共同)

3426チバQ:2016/06/11(土) 12:15:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00000035-jij-int
大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
時事通信 6月11日(土)8時33分配信

大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
ケイコ・フジモリ氏=5日、リマ(AFP=時事)
 ペルー大統領選の決選投票で、ペドロ・クチンスキ元首相(77)が大接戦の末、ケイコ・フジモリ氏(41)を下して勝利した。選挙戦は、ケイコ氏の父アルベルト・フジモリ元大統領(77)の政治的評価をめぐり「フジモリ派」と「反フジモリ派」が激しく対立した。深い溝を残した国民の融和がクチンスキ氏の新政権にとって大きな課題となる。

 ◇親子同一視に反発
 両候補はともに中道右派で、政策面で大きな争点がない選挙戦だった。クチンスキ氏は、市民虐殺罪で禁錮25年の有罪判決を受けた元大統領の「負の側面」に焦点を当て、「反フジモリ派」の結集を図った。「独裁」「汚職」の批判を浴びる元大統領の姿をケイコ氏に重ねて「独裁か民主主義か」と呼び掛けた。

 だが「泥棒の子供は泥棒になりかねない」と訴えたクチンスキ氏の攻撃的な発言は、テロ撲滅などに手腕を発揮した元大統領を評価するケイコ氏支持者の強い反感を買った。首都リマ郊外での集会に駆け付けたマルタ・サンタマリアさん(80)は「私は大工だったが、子供たちは大工にならなかった」と強調。安易に親子を同一視するクチンスキ氏を「信用できない」と切り捨てた。

 ◇元大統領処遇も焦点
 クチンスキ氏は9日、事実上の勝利宣言を行い、「われわれは対話と団結を進める」と国民融和に乗りだす姿勢を強調した。クチンスキ氏の政党は議会の少数派で、安定的な政権運営には他党との協力が不可欠。単独過半数を占めるフジモリ派政党の議員が「融和の前にまずは謝罪すべきだ」と態度を硬化させる中、ケイコ氏との対話も急ぐ構えだ。

 リマで収監生活を送る元大統領は7月に78歳の誕生日を迎える。高齢に加えて健康状態も優れず、ペルー国内では「釈放や処遇改善を容認する声は増えつつある」(地元紙幹部)。ケイコ氏はかつて、父の恩赦を求めて実現しなかったが、クチンスキ氏は「ノーサイド」を強調する切り札として、自宅軟禁を認めるなど処遇改善に応じる可能性も浮上している。

 ◇ケイコ氏弟が挑戦も
 支持者から「大統領として実績を残せば、父への評価も変わるはずだ」と期待されたケイコ氏だったが、2011年の前回大統領選に続き、2度目の敗北となった。選挙のたびに再燃する「反フジモリ感情」の壁は厚く、5年後の次回大統領選に再挑戦するかは不透明だ。

 一方、ケイコ氏の弟で、4月の国会議員選でトップ当選したケンジ氏(36)は、「姉が今回敗れた場合、次回選挙は私が出馬する」と語っている。ケンジ氏はケイコ氏同様に知名度が高い上、姉以上に元大統領との距離が近い。父親譲りの強気の性格とされ、フジモリ家復権の新たな担い手になる可能性もある。(リマ時事)

3427名無しさん:2016/06/11(土) 18:14:33
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060700734&g=pol
TPP、為替に強硬姿勢=日本は警戒も-クリントン氏

 【ワシントン時事】米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は現時点で環太平洋連携協定(TPP)に反対し、貿易相手国の通貨安誘導を批判している。TPPを成長戦略の柱と位置付け、円高・ドル安の進展を懸念する安倍政権は、クリントン氏の発言に警戒を迫られそうだ。
 クリントン氏は2013年まで国務長官として米国のTPP参加を推進してきた。しかし、民主党支持基盤の労働組合で自由貿易に伴う雇用減少に懸念が強いことから、党指名争いでは「雇用創出などの基準を満たしていない」とTPP反対の姿勢を強調。中国や日本の「輸出振興を狙った為替操作」も批判し、大統領に就任すれば「断固たる措置を取る」と宣言した。
 米業界団体幹部によると、TPP批判などは「政策通のクリントン氏の本意ではない」。だが、激しいTPP非難を繰り広げる共和党のドナルド・トランプ氏(69)と対抗するため、クリントン氏が批判攻勢を緩めるのは難しい。
 TPPや通貨安への批判が高まれば安倍政権の経済政策「アベノミクス」の逆風となる。TPP発効は米国の議会承認が必須条件だが、大統領選での批判もあり、審議開始は見通せない。日本政府関係者は「米国の審議が遅れれば、合意内容の見直し要求が強まりかねない」と危ぶむ。
 為替政策では、麻生太郎財務相らは年初以降の円高を「偏った動きがあった」と訴え、円売り介入を辞さない構え。これに対し、クリントン氏らが「円安誘導批判」を強める懸念もあり、安倍政権には気が抜けない状況が続きそうだ。 (2016/06/07-17:45)

3428チバQ:2016/06/12(日) 12:22:36
http://www.afpbb.com/articles/-/3089932
クリントン氏とトランプ氏 ─ その強みと弱み
2016年06月10日 14:14 発信地:ワシントンD.C./米国

【6月10日 AFP】米大統領選で、民主党の指名獲得争いで勝利宣言をしたヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官(68)と、共和党の指名獲得を確実にしているドナルド・トランプ(Donald Trump)氏(69)は同世代だ。しかし両者の共通点はそれぐらいしかない。経歴や性格、政治家としての素質も、これ以上ないほど懸け離れている。

 今年11月の本選まで残り5か月。以下に両者の強みと弱みをまとめる。

■クリントン氏:経歴は十分、好感度は足りず

- 歴史に名を残す女性

 女性の政界進出に詳しいアメリカン大学(American University)のジェニファー・ローレス(Jennifer Lawless)氏はAFPに対し、「ヒラリー・クリントン氏が勝てば、白人男性以外の大統領が2代続くことになる」と指摘する。

 クリントン氏が先駆者の役割を果たすことで、民主党の女性ら、そして一部の男性に、政治プロセスへのより大きな参加を促す可能性もある。

 俳優のライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)さんは英夕刊紙イブニング・スタンダード(Evening Standard)に「女性の力が必要だ。僕は昔から女性の方が好きだった。女性たちは僕たちより優れている。女性のおかげで僕はより良い人間になれる」と語った。

- 非の打ちどころのない経歴

 クリントン氏は、ヒラリー・ローダム(Hillary Rodham)の名で知られていた結婚前から、若き弁護士として女性や子どもたちのための活動に携わっていた。申し分のない立派な職業だった。

 夫であるビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の政治家人生を支えるため、成功していた弁護士業を離れ、夫と共にアーカンソー(Arkansas)州知事公邸へ、さらにはホワイトハウス(White House)へと移り住んだ。

 そして夫に続き、自身も政治の世界に。ニューヨーク(New York)州選出の上院議員を2期務め、さらに第1期バラク・オバマ(Barack Obama)政権では国務長官に就任した。

 ラスベガス(Las Vegas)の犯罪捜査官で、クリントン氏を支持しているという60歳の女性は今年2月、「大統領にこれ以上適した人は現時点では他にいない」と話していた。

- 一連のスキャンダル

 とはいえクリントン氏の豊富な政治経験に全く汚点がなかったわけではない。同氏を取り巻くスキャンダルは共和党の好餌となり、共和党は1990年代から同氏に対して疑わしい交友関係を持ち倫理的判断の甘い女性というレッテルを貼ってきた。

 その醜聞は多岐にわたる。夫妻の不動産投資に絡むいわゆる「ホワイトウォーター疑惑」(最終的に夫妻に非はないと認められた)に始まり、国務長官時代にはリビア・ベンガジ(Benghazi)で発生した米領事館襲撃事件、連邦捜査局(FBI)の捜査対象にもなった私用メールアドレスの公務使用問題もある。

 これらのスキャンダルにより、クリントン氏は近年最も不人気で二極化を招く民主党大統領候補となっている。

- スピーチが苦手

 クリントン氏は3月、「まだ気付いていない人のためにあえて言うと、私は夫やオバマ大統領とは違い、天性の政治家というわけではない」と認めた。

 同氏のスピーチは政策の詳細に深入りし過ぎてスムーズに流れないことが多い。ただ演説が不得意な大統領は過去にもいた。1952年に選出されたドワイト・アイゼンハワー(Dwight Eisenhower)氏だ。

3429チバQ:2016/06/12(日) 12:22:48
■トランプ氏:武骨なメディアの申し子

- 政治経験のない実業家

 有権者の多くはトランプ氏を、金もうけの才覚に恵まれたビジネスマンと捉え、健全財政と雇用創出に期待が持てると考えている。同氏は100億ドル(約1兆1000万円)の個人資産があると主張しているが、実はその半分にも満たないという指摘もある。

 民主党には、このとてつもない大物というイメージを低下させたい狙いがあり、カジノ事業の失敗やトランプ大学(Trump University)をめぐる疑惑を追及している。

- エンターテイナー

 トランプ氏は、自身の選挙集会では絶対に退屈させないと胸を張る。小競り合いもあれば、集会の邪魔をしようと紛れ込むデモ隊もいる。同氏本人の口から連発される侮辱・攻撃発言の数々に、参加者は毎度くぎ付けになる。

 1980年代からニューヨークの大衆紙の紙面を飾る常連となってきたトランプ氏は、メディアの使い方を心得ており、毎日のようにテレビインタビューに応じ、他のどの候補よりも圧倒的に露出が多い。

 思いつくままを口にしているとも取れるスタイルでありながら、その聴衆を魅了する能力は、クリントン氏の前に立ちはだかる大きな壁になるとみられる。

- 型破りな政策

 トランプ氏の選挙運動の根底には、既存の体制に警鐘を鳴らす必要があるという考えがある。だが政治的な不適切さを狙おうとするあまり、堅固な政治要綱を構築できずにいる。

 同氏の政策は主にテレビのインタビューコメントに表れる。メキシコ国境に壁を建設する、同盟国に米軍駐留費の負担増を要求するなど、見出しを飾るために扇動的な発言をすることも多い。

 イスラム教徒や移民をやり玉に挙げることで、右寄りの白人有権者をあおったが、その半面、共和党内の支持者の一部に衝撃を与え、ヒスパニック系有権者から猛反発を受けた。

 共和党上院指導部のミッチ・マコネル(Mitch McConnell)上院院内総務はトランプ氏に対し、「国民の懸案事項についての話を始めるべきだと忠告したい、しかも今すぐに」と戒め、「競い合ってきたさまざまな人々、国内のさまざまな少数派への攻撃をやめて、党の理念に徹してほしい」と述べた。(c)AFP/Ivan Couronne

3430とはずがたり:2016/06/12(日) 22:14:13
米フロリダのナイトクラブで銃乱射、20人死亡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160612-00050080-yom-int
読売新聞 6月12日(日)20時51分配信

 【ニューヨーク=吉池亮】米フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日未明、銃乱射事件があり、地元警察当局は約20人が死亡、40人以上が負傷したと発表した。

 容疑者は一時、クラブ内に立てこもったが、警察特殊部隊との銃撃戦の末、射殺されたという。容疑者の身元などは特定されていないが、自動小銃などを所持していたとみられ、連邦捜査局(FBI)などは「テロ事件」として捜査を始めた。

 CNNテレビなどによると、銃撃は午前2時すぎに発生。容疑者はそのままクラブ内に立てこもったため、取り残された客らを救出するため、約3時間後、警察特殊部隊が突入した。激しい銃撃戦の末、容疑者は射殺されたが、取り残されていた約30人の客は無事救出されたという。

 記者会見した警察当局は「容疑者は事前に周到な準備をしていたようだ」と語り、計画的なテロだった可能性を示唆した。容疑者が建物内に爆発物などを仕掛けた可能性もあり、爆発物処理班が出動して調べているという。事件が起きたクラブは地元では有名な「ゲイ・ダンスクラブ」で、FBIなどは動機、背後関係などを調べている。

 オーランドはマイアミなどと並ぶフロリダ州の主要都市の一つで、ディズニーワールドなどのテーマパークも多く、日本人観光客が多いことでも知られている。10日夜にも女性歌手がコンサート終了後に男に銃撃され、死亡、男はその後自殺する衝撃的な事件が起きたばかりで、米メディアは相次ぐ銃撃事件として大きく報じた。

最終更新:6月12日(日)21時31分

3431とはずがたり:2016/06/13(月) 11:25:30
2012年の記事。このスレも元々2004年の大統領選用のスレなんでもう10年以上の歴史がある。時の経つのは早い。。(;´Д`)

「おバカで結構」米共和党綱領の呆れた中身
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2012/08/post-2650.php
Let's Ban Thinking
FRBも社会保障も要らない? 州レベルの綱領が物語る共和党のヤバすぎるビジョン
2012年8月20日(月)16時43分
ポール・ベガラ(政治コンサルタント)

 誰にだって「理想の楽園」がある。私が夢見ている楽園は、無料のビールを飲みながら、カントリー界の大御所ウィリー・ネルソンの歌が聴けるコンサートだ。

 ジョン・レノンの歌のように人は私を夢想家と呼ぶかもしれないが、これは私に限った話ではない。全米各州の熱意にあふれる政治活動家たちも、綱領で地上の楽園を描いている。

 まずは愛すべきテキサス州から見てみよう。ここはアメリカで最も共和党が勢力を誇る州だ。選挙で選ばれる州当局のポストに就いている人は、1人残らず共和党員。州下院の定員150人中、101人が共和党議員だ。

 テキサス州の共和党勢は「大きな政府」による締め付けを毛嫌いしている。就学前教育の義務化にも、予防接種の義務化にも反対。「義務化」と言えば反対──いわば反「政府」勢力だ。

経済政策のお手本は1932年の綱領
 別の言い方をすれば、彼らの主張は「おバカで結構」。実際、彼らは考えること自体に反対しているのだ。「私たちは高次の思考力、批判的思考、それに類似したプログラムを教えることに反対する」──彼らは綱領でこううたっている。無知が至福なら、テキサス州の共和党の政治家は世界で最も幸せな人たちだ。

 テキサス州の共和党勢力は社会保障制度も要らないし、国連も要らないと考えている。もちろん、彼らに言わせればオバマ大統領だって要らない。

 しかし、耳を傾けるべき項目もないわけではない。彼らは、人体に個人認証用のICチップを埋め込むことは許されるべきではないと主張する。

 テキサス州政界の共和党員たちは経済問題に関して、連邦レベルの共和党綱領を長々と引用している。それも1932年の綱領だ。彼らはフーバー大統領の政策を懐かしがっているのだ。

 彼らは最低賃金制の撤廃やFRB(米連邦準備理事会)の廃止、金本位制の復活を目標に掲げている。来年には、ドルを廃止して物々交換に戻るべきだと言いだしてもおかしくない。

「天地創造は事実」と学校で教えるべき
 テキサス州だけが例外でないことを示すために、「進歩的」なミネソタ州の人々にも目を向けてみよう。

 ミネソタ州の共和党綱領もFRBの廃止をうたっている。だが特筆すべき点は、芸術活動と公営ラジオに対する資金援助の打ち切りを要求していることだ。

 彼らは憲法を強く支持している。そして生命は受胎の瞬間に始まり、中絶に関しては女性を妊娠させた男性にも女性と同等の発言権を認めるよう、憲法を改定すべきだと綱領で主張している。女性をレイプした男にも同様の発言権を認めるべきだとは、さすがに書いていないが。

 さらに彼らは、神による天地創造は事実だと学校で教え、性教育に関しては禁欲主義のみを取り上げるべきだと主張。テキサス州同様、米軍の同性愛者の受け入れを再び禁止するよう要求している。

 共和党の綱領はスティーブン・キングの小説と同じくらい面白い。ただしキングは共和党の政治家と違って、ファンタジーを立法化しようとは考えていないが。

3432チバQ:2016/06/13(月) 20:24:24
>>3430
http://www.sankei.com/world/news/160612/wor1606120026-n1.html
2016.6.12 21:01
【フロリダ銃乱射】
同性愛者集まるクラブで 死者は20人に、40人搬送 犯人は立てこもり銃撃戦の末、射殺 付近では歌手射殺事件も
 米南部フロリダ州のオーランドのナイトクラブで12日未明、何者かが銃を乱射、地元警察当局者は約20人が死亡し、約40人が病院に運ばれたと明らかにした。犯人はクラブ内に立てこもり、警察部隊との銃撃戦の末に射殺された。単独犯とみられ、拳銃など複数の武器を所持していたという。

 クラブの客の1人はCNNテレビに「通常の拳銃による銃声ではないように聞こえた。繰り返し撃っていたようだった」と話している。

 警察当局はクラブのある地区に近づかないよう、周辺住民に注意を呼び掛けた。このクラブは、同性愛者が集まることで知られているという。

 オーランドでは、若手女性歌手、クリスティーナ・グリミーさん(22)が、コンサート後にファンらにサインをしていた際に銃撃され死亡した事件が10日に起きたばかりだった。銃撃した白人の男は、犯行後に自殺した。(共同)


http://www.sankei.com/world/news/160612/wor1606120033-n1.html
2016.6.13 07:00
【フロリダ銃乱射】
死者50人 オバマ大統領「米史上最悪の銃撃」「憎悪に基づくテロだ」 容疑者はISに忠誠か

【オーランド=上塚真由、ワシントン=加納宏幸】米南部フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日未明(日本時間12日午後)、銃乱射事件が発生し、地元当局によると、50人が死亡し、53人が負傷した。容疑者の男は警察と銃撃戦の末、店内で死亡した。オバマ米大統領は同日、「米国史上最悪の銃撃事件」だと述べ、「テロ行為であり、憎悪に基づく行為だ」と実行犯を強く非難した。オーランド市は非常事態を宣言した。

 米メディアは、男が犯行前、警察にかけた緊急通報の中で、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う発言をしていたと伝えた。IS系のサイトも「ISの戦士が実行した」と事実上の犯行声明を出したが、実際に関与があったかは不明だ。

 当局によると、男はニューヨーク出身の米国籍でフロリダ州に住むオマル・マティーン容疑者(29)。家族はアフガニスタン出身という。殺傷力の強い銃や爆発物の疑いがある装置を所持しており、警察当局者は「周到に準備していたとみられる」と述べた。

 在マイアミ日本総領事館によると、日本人が被害を受けたとの情報はない。

 事件は同性愛者が集うとされるクラブ「パルス」で発生。男が客を人質に立てこもったため、発生から約3時間後に特殊部隊が突入し銃撃戦の末、男は射殺された。店内に取り残されていた約30人は救出された。

 オーランドでは、コンサート会場で10日夜、女性歌手(22)が男に銃撃され、死亡し、犯行後に男が自殺する事件も起きた。

3433チバQ:2016/06/13(月) 20:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160613-00000017-asahi-int
トランプ氏・クリントン氏が声明 テロ・移民…論争に
朝日新聞デジタル 6月13日(月)10時36分配信

 オーランドで12日に起きた銃乱射事件は、米大統領選にも影響を与えるのは必至だ。イスラム教徒の一時入国禁止などを主張していた共和党のトランプ氏(69)は、改めて自身の主張を正当化し、イスラム系の移民受け入れを厳格化する考えを示した。民主党から指名を獲得するクリントン前国務長官(68)は、性的少数者への差別撤廃や銃規制の強化を唱えた。

 共和党のトランプ氏は声明を発表し、「米国がイスラム過激派のテロリストに攻撃を受けた」と強調。犯人を「アフガニスタンからの移民の息子だ。9・11テロ以降、数百人の移民や彼らの子どもが米国でのテロに関与してきた」と指摘。ツイッターでも、「イスラム過激派に関して(自分は)正しかった」「(イスラム教徒の一時入国)禁止を求めてきた。厳しく対処しなければならない」と、自身が主張したイスラム教徒の一時入国禁止を正当化した。

 また、オバマ大統領やクリントン氏がイスラム教徒などへの配慮から「イスラム過激派」との言葉を使うのを避けていると批判。「クリントン氏は大統領選から撤退すべきだ」と述べた。

3434チバQ:2016/06/13(月) 22:45:27
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160614k0000m030035000c.html
<米銃乱射>「標的」になったLGBTなど 米の現状は…
19:16毎日新聞

 ◇最高裁が同性婚認める判決、南部で「差別」の法律成立…

 【ロサンゼルス長野宏美】12日に米南部フロリダ州のナイトクラブで発生し100人以上が死傷した銃乱射事件では、同性愛者が「標的」になった形だ。米国では若い世代を中心に容認する動きが広がり、昨年6月には最高裁が全米で同性婚を認める判決を出した。一方で、保守的な土地柄の南部では性的少数者(LGBTなど)を差別するような法律が相次いで成立するなど、反発の根強さが浮き彫りになっている。

 南部ミシシッピ州では4月、宗教上の理由で同性婚の結婚式を拒否することなどを認める法律が成立した。人権団体は「宗教の自由」の名の下に従業員を解雇したり、住宅の賃貸を拒否したりすることが可能になるとして、「LGBT差別だ」と批判している。南部ジョージア州では3月、議会が通過させた同様の法案に地元企業などが反発し、知事が拒否権を発動した。

 南部ノースカロライナ州も3月に、生まれた時と同じ性別のトイレを使うよう求める州法を制定。全米で心と体の性が一致しないトランスジェンダーを巡る「トイレ論争」が起きた。

 これを受け、オバマ政権は5月、全米の公立学校に本人が認識する性別のトイレが使えるよう通達を出した。だが、南部テキサスやアリゾナなど11州は通達は違法だとして連邦政府を相手取り提訴。このうち9州は野党共和党の知事が占める。同党の支持基盤は、LGBTに否定的なキリスト教保守派だ。

 ピューリサーチセンターの調査では、同性婚を容認する人は55%で10年前の35%から増加している。民主党支持者の70%が容認する一方で、共和党支持者は33%にとどまる。また、18〜29歳は73%が支持するのに対し、65歳以上は38%で、世代間の差も大きい。

3435チバQ:2016/06/13(月) 22:45:46
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160614k0000m040031000c.html
<米銃乱射>日本国内のLGBTなどにも衝撃が広がる
18:59毎日新聞

<米銃乱射>日本国内のLGBTなどにも衝撃が広がる
銃撃でけがをし、介抱されながらナイトクラブの外に逃げる人たち=2016年6月12日、AP
(毎日新聞)
 多くの性的少数者(LGBTなど)が犠牲になった米国での銃乱射事件を受け、国内のLGBT関係者にも衝撃が広がった。

 高知県内でLGBTを支援するNPO法人「高知ヘルプデスク」代表の浜口ゆかりさん(58)は「昨年6月に全米で同性婚が可能になり、LGBTの存在が世界で認められつつある中での事件だけに、ショックだ」と話す。さらに「日本でも2020年に東京五輪が開催され、世界各地からLGBTを含む多くの人が集まる。ロシアでソチ五輪が開催された際は、ゲイ差別が問題となった。日本でもLGBTが狙われる可能性があり、危険だと感じる」と懸念。LGBTが安全に過ごせるよう政府が対応していく必要があると訴えた。

 LGBTが働きやすい環境づくりを目指す支援団体「虹色ダイバーシティ」(大阪市淀川区)代表の村木真紀さん(41)は「言葉が出ないほどの衝撃だ。LGBTへの配慮が進んだ米国でも、人の意識はまだまだなのだと改めて感じた」と話す。近年、日本でもLGBTに対する見方が変わってきたとされるが、村木さんは「一般論では認めていても、身近にLGBTの人がいるとわかると拒絶したり、暴言をはいたりする人もいる。事件の背景にある憎しみに対し、社会の多くの人と一緒に闘っていくことが重要だ」としている。【松原由佳、鵜塚健】

3436チバQ:2016/06/13(月) 22:46:48
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160612k0000m030081000c.html
<米大統領選>共和党内、遠い結束…主流派トランプ批判続く
06月11日 23:39毎日新聞

<米大統領選>共和党内、遠い結束…主流派トランプ批判続く
米大統領選のクリントン、トランプ両氏の支持率の推移
(毎日新聞)
 【ニューヨーク國枝すみれ、ワシントン西田進一郎】米大統領選で、共和党候補の指名が確実な実業家ドナルド・トランプ氏(69)に対する党主流派の批判がやまない。同氏の「差別的発言」が止まらないためで、党の結束はおぼつかない状態だ。対照的に民主党は、候補指名が確実なヒラリー・クリントン前国務長官(68)への党内有力者や各種団体からの支持表明が続出。世論調査の支持率で、クリントン氏が再びリードを広げ始めたとの結果も出ている。

 「人種差別主義が浸透していくのを見たくない」。2012年大統領選の共和党候補だったミット・ロムニー元マサチューセッツ州知事は10日、CNNのインタビューで、トランプ氏の発言は米社会の一部に巣くう人種差別主義を増長させ「とても危険だ」と指摘。11月の本選でトランプ氏に投票しないと宣言した。ただ、クリントン氏にも投票しないという。

 トランプ氏は自身が創設した「トランプ大学」に対する集団訴訟で、同氏に不利な判断をした判事についてメキシコ系だったために「メキシコ国境に壁を建設すると主張する私を憎んでいるのだ」などと発言。共和党のポール・ライアン下院議長から「典型的な人種差別発言」と批判された。

 党予備選が終了した7日の演説は、準備していたものを読んだため、差別的な発言はなかった。だが10日の南部バージニア州での集会で、先住民に対する侮蔑となり得る「ポカホンタス(白人に協力した先住民の娘)」という表現を使用。「問題発言」が復活した。

 ロムニー氏のほか、ブッシュ家の2人の大統領経験者、マケイン上院議員ら党の重鎮に加え、少なくとも9人の共和党の知事が、トランプ氏が正式に指名される7月の党大会に参加しない方針を表明。本選と同時に知事選や連邦議会選挙もあり、トランプ氏と距離を置こうとする心理が働いているようだ。

 一方、クリントン氏は10日、党内リベラル派の有力者で副大統領候補の一人と目されているエリザベス・ウォーレン上院議員(66)とワシントンの自宅で会談。前日に正式な支持表明をしたウォーレン氏と、トランプ氏当選阻止に向けどう協力していくか意見交換した模様だ。ウォーレン氏は、予備選でライバルだったバーニー・サンダース上院議員(74)を支持してきたリベラル層との橋渡しになる可能性がある。

 クリントン氏に対しては既にオバマ大統領やバイデン副大統領が支持を表明。米メディアによると、全米最大の労働組合も近く支持を表明するという。

 政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計している世論調査の支持率平均値は、10日時点でクリントン氏が44・1%、トランプ氏が40・3%。トランプ氏は5月下旬にわずかながら逆転したこともあったが、クリントン氏が党候補指名を確実にした今月7日以降、落ち込みが激しい。

3437チバQ:2016/06/14(火) 17:51:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160614-00000075-san-n_ame
米大統領選 銃乱射事件に絡む思惑
産経新聞 6月14日(火)7時55分配信

米大統領選 銃乱射事件に絡む思惑
差別に関連するトランプ氏とクリントン氏の発言(写真:産経新聞)
 ■クリントン氏…「性的少数者のため戦う」

 ■トランプ氏…予言的中?移民攻撃に拍車

 【ワシントン=加納宏幸】米フロリダ州オーランドの銃乱射を受け、米大統領選で民主党候補指名を確実にしたクリントン前国務長官は同性愛者の権利擁護の必要性を、共和党候補指名が確定した不動産王、トランプ氏はイスラム過激派への備えの重要性をそれぞれ強調した。まだ容疑者の動機は捜査中であるにもかかわらず、11月の本選に向けた思惑が交錯した。

 クリントン氏は12日、声明でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)を念頭に国土安全保障の重要性を訴えつつも、容疑者が「性的少数者(LGBT)プライド月間」である6月に同性愛者が集うナイトクラブを襲ったと指摘。「LGBTが自由に恐れることなく生きる権利のため戦い続ける」と強調した。

 LGBTや黒人などのマイノリティー(少数派)からの後押しで指名を確実にしたクリントン氏はオバマ氏と同じく、銃乱射を「憎悪に基づく行為」であると非難した。また、銃規制の強化も訴えた。

 一方、トランプ氏は12日の声明で、ISなどの組織を「イスラム教過激派」と呼ぶことを拒んでいるとしてオバマ氏の辞任やクリントン氏の選挙戦からの撤退を要求した。銃乱射事件を「イスラム過激派のテロリストに米国が攻撃された」と断言。「指導者が弱いため、私はこのような事件が起きると言っていた」とオバマ政権を非難した。

 昨年12月に米西部カリフォルニア州サンバーナディーノで起きた銃乱射事件を受けて、トランプ氏はイスラム教徒の入国を全面的に禁止すべきだと主張するなど、移民や難民による米国内でのテロに警戒を呼びかけ、白人層を中心とした支持を集めてきた。

 トランプ氏が自らの「予言」が的中したとして11月の本選に向けて支持の拡大を図ることは確実で、今回の銃乱射事件が同氏を後押しする可能性がある。

 銃乱射の余波はクリントン、トランプ両陣営の選挙運動にも及んでいる。

 オバマ、クリントン両氏は15日、中部ウィスコンシン州グリーンベイでそろい踏みの集会を開き、オバマ氏にとって最初となる応援演説を行う予定だったが、クリントン氏陣営は12日、銃乱射が発生したため延期すると発表。トランプ氏も13日夕に東部ニューハンプシャー州ポーツマスで予定していた演説を取りやめると発表した。

3438チバQ:2016/06/14(火) 17:51:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160614-00000022-jij_afp-int
米乱射容疑者、現場ゲイクラブの常連か 出会い系アプリ利用も?
AFP=時事 6月14日(火)14時22分配信

米乱射容疑者、現場ゲイクラブの常連か 出会い系アプリ利用も?
米フロリダ州オーランドの同性愛者向けナイトクラブで銃乱射事件を起こしたとされるオマル・マティーン容疑者。交流サイト「マイスペース」より(2016年6月12日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)の同性愛者向けナイトクラブ「パルス(Pulse)」で起き49人が死亡した銃乱射事件で、地元紙オーランド・センチネル(Orlando Sentinel)は13日、クラブの常連客4人の話として、射殺されたオマル・マティーン(Omar Mateen)容疑者(29)が同店を頻繁に訪れていたと報じた。

【写真】SNSには上半身裸の写真も投稿

 オーランド・センチネルの取材に応じたタイ・スミス(Ty Smith)さんは、マティーン容疑者について、「時折、店の隅に座って一人で飲んでいました。酔って大声を上げ、周りにけんかを売ることもありました」と語っている。

 スミスさんは、マティーン容疑者をパルスで10回以上見掛けたという。「私たちは彼とはあまり話をしませんでしたが、時々、父親の話をしていたのは覚えています。自分は妻子持ちだとも言っていました」(スミスさん)

 常連客のケビン・ウエスト(Kevin West)さんは米紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)に対し、同性愛者向け出会い系アプリでマティーン容疑者からここ1年間にわたり時折メッセージを受け取っていたと話している。

 さらに別の常連客らは地元メディアと米MSNBCテレビに対し、マティーン容疑者が「Grindr(グラインダー)」を含む複数の同性愛者向け出会い系アプリを使い、性的な関係を持つ相手を探していたと証言している。【翻訳編集】 AFPBB News

3439名無しさん:2016/06/15(水) 20:05:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000035-jij-n_ame
最終予備選でクリントン氏勝利=サンダース氏に協力要請か―米大統領選
時事通信 6月15日(水)10時28分配信

 【ワシントン時事】米大統領選の民主党候補者選びの最終戦となる首都ワシントンの予備選が14日、行われ、米メディアによると、既に指名獲得を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)を破って勝利した。

 これを受け、クリントン氏はサンダース氏と会談。本選に向けて協力を要請したとみられる。

 サンダース氏は16日にインターネットを通じた支持者向けの演説を予定しており、この中でクリントン氏を支持するかどうかなど今後の対応を明らかにする見通しだ。

 長引いた候補者選びは民主党内に亀裂を残した。ワシントン・ポスト紙の5月の世論調査によれば、サンダース氏の支持者のうち20%が本選では共和党の実業家ドナルド・トランプ氏(70)に投票すると回答。クリントン氏にとっては、サンダース氏支持者の取り込みが課題となっている。

3440名無しさん:2016/06/15(水) 20:05:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160615-00000004-jij_afp-int
LGBTは「孤独ではない」 米大統領、乱射事件受け連帯表明
AFP=時事 6月15日(水)9時25分配信

LGBTは「孤独ではない」 米大統領、乱射事件受け連帯表明
米フロリダ州オーランドで、市内のナイトクラブで起きた銃乱射事件の犠牲者を追悼するため置かれた写真(2016年6月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】米フロリダ(Florida)州オーランド(Orlando)の同性愛者向けナイトクラブで発生した同国史上最悪の銃乱射事件を受け、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は14日、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)ら性的少数者との連帯を表明した。

 オバマ大統領は米国家安全保障会議(NSC)への出席後に会見し、米国の思いは事件の生存者や犠牲者の遺族、そして「標的にされた」LGBTの人々と共にあると表明。「あなた方は孤独ではない。米国民とその同盟者たち、そして世界中の友人たちが、あなた方の味方だ」と続けた。

 オバマ大統領はまた、12日の事件で射殺されたオマル・マティーン(Omar Mateen)容疑者(29)について「怒りに満ちた不安定な若者が過激思想に染まった」と発言。同容疑者がインターネット上にある過激派のプロパガンダに触発されたとの見方を改めて示した。

 事件では、18〜50歳の49人が死亡。地元病院によれば、負傷者53人のうち27人が14日の時点でまだ入院しており、そのうち6人が重体だという。オバマ大統領は16日にオーランドを訪問し、犠牲者への哀悼の意を遺族に示す予定だ。【翻訳編集】 AFPBB News

3441とはずがたり:2016/06/16(木) 19:31:14
トランプ氏の支持率下落、クリントン氏を下回る
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160610-OYT1T50068.html?from=yartcl_outbrain1
2016年06月11日 00時11分

 【ワシントン=黒見周平】米大統領選で共和党指名候補に確定した不動産王ドナルド・トランプ氏(69)の支持率が、米FOXテレビの世論調査で3か月ぶりに下落した。

 9日に発表された支持率は39%で、5月より6ポイント下がり、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(68)の42%を下回った。

 FOXテレビは保守系で、本来はクリントン氏に厳しい結果が出る傾向があり、“トランプ旋風”が弱まった可能性がある。

 同テレビの調査を含め、米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した9日現在の各調査の支持率平均は、クリントン氏が44・1%、トランプ氏が40・3%。トランプ氏は5月下旬に一時優勢となったが、党指名候補に確定したクリントン氏が盛り返した格好だ。

3442チバQ:2016/06/16(木) 21:12:38
http://www.sankei.com/world/news/160615/wor1606150030-n1.html
2016.6.15 18:29
【米大統領選】
「反イスラム」先鋭化 トランプ氏、乱射事件で持論強調
【ワシントン=加納宏幸】米南部フロリダ州での銃乱射事件を受け、米大統領選で共和党候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)がイスラム教徒などの移民排斥論を先鋭化させている。テロと戦う姿勢で支持を広げる考えだが、保守的な共和党員以外の支持を獲得しなければならない11月の本選では「反イスラム」の姿勢がネックになる可能性もある。

 トランプ氏は13日、事件の容疑者の両親がアフガニスタン出身であることを挙げて「私が大統領に選ばれれば、米国、欧州、同盟国に対してテロを実行した前歴のある地域からの移民を停止する」と述べ、イスラム教徒を入国禁止にするとの主張を拡大させた。

 これに対し、民主党の候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)は14日、「容疑者はトランプ氏と同じニューヨーク市クイーンズ出身。イスラム教徒を入国禁止にしても事件は止められなかった」と述べた。

 オバマ大統領も、トランプ氏からの「イスラム教過激派」という言葉を使わないとの批判に「宗教全体と戦争状態にあると示唆すれば、テロリストに手を貸すことになる」と反論した。

 事件前に米調査会社ギャラップが実施した世論調査によると、テロ対策でより良い仕事をするとされたのは、トランプ氏50%に対しクリントン氏は46%。ロイター通信の世論調査では、クリントン氏を追うトランプ氏は13ポイントあった差を事件後にわずかながら縮めた。

 トランプ氏は移民への厳しい姿勢で白人を中心とする共和党支持層の人気を集めたが、本選ではより幅広い層の支持も得なければ激戦州を制することができない。移民排斥論は無党派層をクリントン氏の側に追いやる恐れがあり、共和党の上下両院議員からもトランプ氏批判が強まっている。

3443チバQ:2016/06/17(金) 00:33:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000087-reut-n_ame
クリントン氏、副大統領候補にウォーレン上院議員を検討=米紙
ロイター 6月16日(木)22時41分配信

[ワシントン 16日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は、副大統領候補にエリザベス・ウォーレン上院議員の起用を検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。

クリントン氏が検討している副大統領候補者の中に、予備選で予想外の苦戦を強いられた対抗馬のバーニー・サンダース上院議員は含まれていないという。

ウォーレン氏は同党リベラル派に人気が高く、サンダース支持者の支援を取り付けるのに寄与すると見られている。

WSJによると、 ウォーレン氏のほか、ペレス労働長官やカストロ住宅都市開発長官、ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長などが候補に挙がっている。

3444チバQ:2016/06/17(金) 00:34:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160616-00000076-san-n_ame
2016米大統領選 予備選・党員集会終了 クリントン氏、首都圧勝
産経新聞 6月16日(木)7時55分配信

2016米大統領選 予備選・党員集会終了 クリントン氏、首都圧勝
クリントン氏とサンダース氏が指名争いで勝った州・地区(写真:産経新聞)
 ■サンダース氏と会談、協議継続

 【ワシントン=加納宏幸】米大統領選は14日、首都ワシントンで民主党の予備選が行われ、同党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官(68)がバーニー・サンダース上院議員(74)に圧勝した。これを受け、クリントン、サンダース両氏が会談。クリントン氏は自らへの支持を求めたとみられるが、7月の党全国大会に向けた政策協議の継続を確認するにとどまった。

 今年2月1日のアイオワ州党員集会から全米で実施された民主、共和両党の予備選・党員集会での指名争いは、この日で終了。米CNNテレビの集計(15日午前1時現在)では、クリントン氏は総代議員数4765人のうち2800人を獲得し、指名要件の過半数2383人を大きく上回った。サンダース氏の獲得代議員数は1878人。

 2人の会談はワシントンのホテルで約1時間半にわたって行われ、両氏の陣営幹部も同席した。

 サンダース氏の陣営が発表した声明によると、両氏は党大会に向け「働く家族や中間層のニーズに取り組む進歩的な政策」の策定を目指して協力することで合意。サンダース氏は11月の本選に向けた公約に、最低賃金引き上げや公立大学授業料の無料化など自らの政策を盛り込ませる考えだ。

 2人はまた、共和党候補指名を確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)を本選で破るため協力することも確認した。

 予備選・党員集会でクリントン氏はカリフォルニア、ニューヨーク、テキサス、フロリダ各州といった大票田を着実に制し、マイノリティー(少数派)重視の姿勢を打ち出して黒人層の多い南部諸州でサンダース氏を圧倒した。

 サンダース氏は若者や白人中間層から好感され、中西部や西部を中心に善戦。同氏の支持層が「反クリントン」の観点から投票を控えたり、トランプ氏を支持したりする事態を防ぐことが民主党にとっての課題で、サンダース氏がクリントン氏への支持を打ち出さない背景には、先鋭化した自らの支持層を軟着陸させる狙いもあるとみられる。

3445とはずがたり:2016/06/17(金) 12:59:02
米上院、銃規制4法案を20日にも採決 世論は一定の規制に7割賛成
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160617029.html
11:02ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院は来週、銃規制に関する4法案について採決を実施する見通しだ。フロリダ州の乱射事件を受け、一定の規制を受け入れようとする米国人が増える中、銃規制をめぐる長年の論争は重要な局面を迎える。

20日に採決が予定されるのは、1)テロリストの疑いがある人物による銃購入を政府が阻止できるようにする民主ダイアン・ファインスタイン議員提出の法案、2)個人の銃購入に対する政府の禁止措置について3日以内に裁判所の承認を求める内容となっている共和ジョン・コーニン院内幹事の法案、3)全ての銃器販売にあたり身元確認の強化を求める民主クリス・マーフィー議員の法案、4)過去5年以内にテロ容疑で捜査を受けた人物が銃を購入しようとした場合に司法機関に通知することを定めた共和チャック・グラスリー議員の法案──の4法案。

このうち、コーニン氏の法案については民主党議員が実行不可能だとしているほか、ファインスタイン氏の法案については誤ってテロ容疑者リストに掲載された人の権利を損なう可能性があると共和党議員が指摘している。

いずれの法案も、成立には上下両院の可決を経て、オバマ大統領による署名が必要となる。

ロイター/イプソスが13─16日に実施した世論調査によると、米国人の約71%が少なくとも緩やかな銃規制に賛成している。2013年終盤および14年終盤の60%から上昇した。

3446とはずがたり:2016/06/17(金) 13:31:28
クリントン氏、副大統領候補にウォーレン上院議員を検討=米紙
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160616069.html
06月16日 22:41ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名を確実にしたヒラリー・クリントン前国務長官は、副大統領候補にエリザベス・ウォーレン上院議員の起用を検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係筋の話として報じた。

クリントン氏が検討している副大統領候補者の中に、予備選で予想外の苦戦を強いられた対抗馬のバーニー・サンダース上院議員は含まれていないという。

ウォーレン氏は同党リベラル派に人気が高く、サンダース支持者の支援を取り付けるのに寄与すると見られている。

WSJによると、 ウォーレン氏のほか、ペレス労働長官やカストロ住宅都市開発長官、ロサンゼルス市のエリック・ガルセッティ市長などが候補に挙がっている。

3447とはずがたり:2016/06/17(金) 13:31:46
サンダース氏、撤退せず…党大会まで選挙戦継続
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/862/df7f03cdcf2cf4b27f568f8f3b68e173.html
(読売新聞) 11:24

 【ワシントン=尾関航也】米大統領選の民主党指名候補争いでヒラリー・クリントン前国務長官(68)に敗れたバーニー・サンダース上院議員(74)は16日、インターネット中継で演説し、7月25?28日の党大会まで選挙戦を継続する意向を表明した。

 サンダース氏は「党大会に草の根のエネルギーを持ち込まなければならない」と述べた。

 サンダース氏の指名獲得は絶望的だが、撤退を拒むのは、クリントン陣営や民主党指導部との交渉を通じ、自らの主張を党の公約に反映させる狙いがあるためとみられる。

3448とはずがたり:2016/06/17(金) 14:32:56

2016年 03月 16日 19:19 JST
アングル:米共和党指名争い撤退のルビオ議員、多くの戦略ミス
http://jp.reuters.com/article/usa-election-rubio-missteps-idJPKCN0WI17Q?rpc=135&sp=true

[マイアミ 15日 ロイター] - 米国が直面する問題に対する滑らかな口調、保守的な見解、キューバ系米国人として様々な層を引きつけることのできる魅力、そして若く整った容姿──マルコ・ルビオ上院議員(44)は、共和党の大統領候補者に必要とされるこうした要素をすべて兼ね備えていた。

しかし今回の選挙戦では、共和党の「本流(エスタブリッシュメント)」と呼ばれる人々との関与はマイナスとみなされている。ルビオ上院議員は15日、地元フロリダ州での米大統領選に向けた共和党予備選を落とし、選挙戦からの撤退を表明。同州予備選では実業家ドナルド・トランプ氏が勝利した。

ルビオ氏の撤退に至るまでの過程には多くの誤算と手に入れられなかった好機があったことが、選挙キャンペーンの関係者、献金者、共和党ストラテジストへのインタビューで明らかになった。

ルビオ氏は、キューバ系移民を両親に持ち困難な子ども時代を過ごしたという経歴をアピールし、一般的な有権者が親しみを感じられるような新たな時代の共和党員としての地位確立を目指した。拡大するヒスパニック(中南米系)の支持獲得にも力を注いできた。

しかし、ルビオ氏の選挙戦は当初から厳しいスタートに直面していた。

同氏のアドバイザーは、大統領選の共和党指名争いで初戦となるアイオワ州と第2戦のニューハンプシャー州で、小規模地域で多くの時間を費やすよりも、共和党員に人気の高いフォックス・ニュースや地元放送局などへの出演を求めた。ストラテジストらは、何回も訪問を重ねるのではなく、戦略的な場所に集中することで時間と資金を節約しようとしたとの見方を示した。

<アイオワ州の不満>

この戦略的な「賭け」は裏目に出た。アイオワ州の共和党活動家はルビオ氏が同州に長く滞在せず、支持獲得に必要な直接対話も十分にしなかったと不満を漏らした。

2月1日のアイオワ州党員集会ではテッド・クルーズ上院議員が勝利。トランプ氏が2位につけ、ルビオ氏は3位だった。3位となったことは同氏陣営にとってはある程度の勝利とみなされたが、アイオワ州の共和党員は違う考えだった。

共和党活動家ジェイミー・ジョンソン氏は「彼には勝つチャンスがあったのに」と指摘し、「アイオワ州の住民は地元に来てもらうことを好む」と述べた。

3449とはずがたり:2016/06/17(金) 14:33:13
>>3448-3449
<夕食会に姿見せず>

ニューハンプシャー州の選挙キャンペーンでも、ルビオ氏が費やしたのは28日間のみ。ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が費やしたほぼ半分、そしてニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とオハイオ州知事のジョン・ケーシック氏の約70日間からは大差となった。

ニューハンプシャー州の共和党有力者ファーガス・カレン氏は各候補者を招いたイベント開催を計画したが、ブッシュ氏やケーシック氏は承諾した一方、ルビオ氏は出席しなかった。同州の保守活動家ルネ・プラマー氏も、共和党候補者と地元の指導者を招いた夕食会を開いたが、ルビオ氏は参加しなかった。

<深み欠くとの懸念>

ルビオ氏をめぐる別の問題は、既に慣れたテーマでしか議論を展開できないという見方だ。

クリスティ氏はこれに気が付き、ニューハンプシャー州予備選の直前に、ルビオ氏がかねてから使ってきた文言を繰り返しているのをとらえ、暗記しているだけだなどと批判。ルビオ氏が深みに欠けているという一部有権者の見方は強まった。

トランプ氏のメディア席巻はライバル候補者が注目を得ることを困難にしてきた。しかしトランプ氏による攻撃的な発言に対し、ルビオ氏は2月25日のテキサス州ヒューストンでの討論会以降、同じような攻撃的な発言で対応。これも有権者にとっては「誤った判断」と映った。ルビオ氏はその後、トランプ氏への個人攻撃を後悔していると述べた。

<移民改革への関与>

ルビオ氏が抱えていた問題は2013年1月28日までさかのぼるとの見方もある。ルビオ氏はこの日、超党派の上院議員らと米連邦議会議事堂で移民改革法案について記者会見を行った。

「8人組」と呼ばれる超党派議員らがまとめたこの法案は、メキシコとの国境管理強化などを条件に、不法移民に米市民権獲得への道を開く内容だった。

その後、法案は反発を受け、ルビオ氏も同法案から距離を置くと、ヒスパニック系団体は同氏が諦めたとして非難した。

予備選でトランプ氏が不法移民の強制送還やメキシコ国境沿いでの壁設置を表明して多くの保守派を喜ばせる中、ルビオ氏の移民改革法案への関与とその後の遠ざかりは、選挙キャンペーンに影を落としてきた。

ライバル候補者の支持者らも、移民改革に背を向けたルビオ氏の態度を攻撃材料に利用して、批判広告を展開した。

(Steve Holland記者、James Oliphant記者 翻訳:本田ももこ 編集:加藤京子)

3450名無しさん:2016/06/19(日) 00:05:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061800045&g=pol
米次官補が19日訪日

 【ワシントン時事】米国務省は17日、ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)とビスワル国務次官補(南・中央アジア担当)が19〜21日の日程で訪日すると発表した。米代表団を率いて日本、インドとの3カ国高官協議と米印協議に出席する。中国の海洋進出などへの対応が議題となる見通し。 
 ビスワル次官補は22、23両日にオーストラリアも訪問する。(2016/06/18-06:26)

3451チバQ:2016/06/19(日) 21:22:46
http://www.sankei.com/world/news/160618/wor1606180070-n1.html
016.6.18 20:46
【米大統領選】
トランプ流「勝利の方程式」に陰り 乱射事件後も支持率上がらず 本選へ迫られる戦略見直し

 【ワシントン=加納宏幸】陰謀論めいた自説で有権者の危機感をあおり、熱狂的な支持につなげる-。米大統領選で共和党候補指名を確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)の「勝利の方程式」が通用しなくなってきた。主に共和党員を相手にする予備選・党員集会の路線を続けるか、それとも「大統領らしさ」を身につけるかの選択を迫られている。

 「安全に関し、人々はオバマ大統領やクリントン前国務長官に強い不満を持っている。オーランドのような攻撃はまた起きるぞ」

■2度の「予言」的中

 トランプ氏は17日、ツイッターで、12日に起きたフロリダ州オーランド銃乱射事件のようなテロが再発すると「予言」した。トランプ氏には2度、予言を“的中”させた成功体験がある。

 一つは今回の銃乱射事件。昨年12月のカリフォルニア州サンバーナディーノ銃乱射事件後、トランプ氏は容疑者がイスラム教徒だったことから再発の可能性があるとしてイスラム教徒入国禁止を主張した。

 もう一つは3月にベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時テロ。トランプ氏は1月にイスラム教徒が多く住む地区を抱えるブリュッセルを「悪の巣窟」と呼び、テロ後に「私が100%正しかった」と述べた。

 イスラム教徒排斥論は、トランプ氏が共和党の候補指名争いで混戦から抜け出す原動力になった。

■支持率、反転せず

 だが、政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」が集計した世論調査の支持率平均値によると、トランプ氏の支持は5月下旬に一時、クリントン氏を上回った後に下降を続けている。16日時点でクリントン氏44・1%、トランプ氏38・3%。12日の乱射事件後も反転の兆しはみえない。ワシントン・ポスト紙の最新の世論調査では、トランプ氏を「好ましくない」としたのは70%で、クリントン氏の55%を大きく上回った。

3452チバQ:2016/06/19(日) 21:23:16
 トランプ氏は5月上旬に共和党の指名を確実にした後、党の団結を強調するなど「大統領らしさ」の演出に努めてきた。11月の本選を制するには激戦州で共和党以外からの支持を受ける必要があり、自らの訴訟を担当するメキシコ系判事への人種差別発言や、イスラム教徒入国禁止論を軌道修正する必要があった。

 ところが、トランプ氏はオーランド銃乱射事件後も入国禁止論の正しさを主張。オバマ氏がテロに関与したかのような発言もしている。共和党幹部から批判が相次ぎ、CNNテレビは7月の党全国大会で別の指名候補を選ぶシナリオが再浮上していると報じた。

■「本選では通じない」

 トランプ氏の発言に関する報道を理由に「出入り禁止」にされたワシントン・ポスト紙では17日、保守派の論客チャールズ・クラウトハマー氏が「トランプ氏は共和党の有権者が全有権者を代表しているとみているようだが、それは違う」と指摘し、予備選・党員集会で通用した手法は本選では通じないと論じた。

3453チバQ:2016/06/19(日) 21:27:34
http://www.sankei.com/world/news/160619/wor1606190037-n1.html
2016.6.19 19:17
【フロリダ銃乱射】
過激思想と同性愛に怒り…動機の解明難航 FBI捜査に批判も 事件から1週間 
 【ニューヨーク=上塚真由】米国史上最悪となる49人の死者を出したフロリダ州オーランドの銃乱射事件は19日で発生から1週間を迎えた。射殺されたオマル・マティーン容疑者(29)の行動は次第に明らかになってきたが、焦点となる動機の解明は難航している。イスラム過激思想に染まる一方、同性愛者にゆがんだ怒りを抱いていたとされ、近年目立つホームグロウン(自国育ち)テロへの対策や銃規制、性的少数者(LGBT)の権利保護など、米社会の多くの課題に見直しが迫られている。

 ■携帯電話を解析

 米連邦捜査局(FBI)によると、マティーン容疑者は犯行開始後に警察に通報し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)への忠誠に言及。また、犯行時間帯に本人のものとされるフェイスブックのアカウントで、シリアでの空爆で米国とロシアを非難し、乱射事件は「ISの報復」と訴えた。

 いつから過激思想に感化されたのかは不明だが、同級生によると、高校生だった15年前の2001年9月に米中枢同時テロが起きた際、歓喜したとされる。

 また、日頃から同性愛者への憎悪を公言し、無差別殺人の標的としたのも同性愛者が集うナイトクラブ。だが、自身もクラブの常連客であるうえ、同性愛者向けのアプリを利用していたという証言が出ている。米メディアによると、捜査当局は、マティーン容疑者が同性愛者だった可能性が高いとみて、携帯電話の解析などを進めているという。

 さらに、警察官になる夢を持っていた容疑者は勤務先の警備会社で仕事内容に不満を抱え、「イスラム教徒だから差別されている」などと語っていたとも報じられている。

 FBI幹部は「ヘイトクライム(憎悪犯罪)であり、テロでもある」との見解を示しており、動機など事件の背景は絞り切れていない。

 ■見逃された「サイン」

 一方で、米主要メディアは、事件を阻止できなかったFBIの捜査の検証を行っている。FBIは13年と14年にマティーン容疑者を事情聴取。イスラム過激思想に傾注した発言や自爆テロ犯との関係が捜査対象となり、13年5月からはテロ監視リストに入ったが、「危険性は低い」として10カ月後には外していた。

3454チバQ:2016/06/19(日) 21:28:15
 また、事件の数週間前、マティーン容疑者は防弾チョッキと大量の銃弾を同州の銃砲店で購入しようとしたが、店員が不信に思い販売を拒否。警察に通報したものの、個人情報が特定できず本格的な捜査は行われなかったという。

 テロ組織と明確な関わりがなく、個人で自発的に実行する「ローンウルフ(一匹おおかみ)型」とみられる今回の事件。FBI幹部は米メディアに「テロ組織への忠誠を誓ったとしても、言葉だけを根拠に捜査はできない」と話す。国家テロ対策センターのデータベースには13年当時、全世界で約110万人が登録されていたといい、大量の“テロ予備軍”から実行犯を絞るのは至難の業だ。

 しかし、共和党議員から「オバマ政権がイスラム過激派の脅威を『通常の犯罪』と扱ったため、FBIは捜査を終了した」といった批判が高まり、監視などを続けていれば事件は阻止できたとの声もあがる。

銃犯罪が後を絶たない中、一定の銃規制に賛同する国民は増えている。米議会上院は20日にも銃規制強化法案を採択する予定で、米メディアは、テロ監視対象リストの人物の銃購入を禁止するなどの内容を伝えている。ただ、銃規制には依然反対も根強く、今回使用された殺傷能力が高い自動小銃などの扱いについては議論が見送られそうだ。

3455チバQ:2016/06/19(日) 21:37:43
http://mainichi.jp/articles/20160620/k00/00m/030/033000c
米乱射1週間
銃規制、世論高まる 共和党は妥協点探る

毎日新聞2016年6月19日 20時14分(最終更新 6月19日 20時14分)
 【オーランド(米南部フロリダ州)で長野宏美】フロリダ州オーランドで起きた乱射テロ事件で、オマル・マティーン容疑者(29)は殺傷力の高い銃を合法的に購入していた。事件後、米国では銃規制の世論が高まっており、上院は20日、民主、共和両党がそれぞれ提案した規制法案を採決する見通し。ただ、実現にはまだ時間がかかりそうだ。

 当初、犯行に使われたのは半自動小銃「AR15」と報じられたが、ワシントン・ポスト紙などによると、米軍特殊部隊向け銃を民間仕様にした「MCX」だった。

 今回の事件後に実施されたロイター通信の世論調査(13〜16日)では、71%が緩やかな銃規制に賛成した。2014年の調査では60%だった。

 米政府の調査では、昨年、銃を買おうとしたテロの監視対象者のうち、9割を超える223人が購入を認められていた。このため、民主、共和両党の銃規制法案の柱もテロリストの疑いがある人物への銃販売の制限だ。

 民主党案は、銃や爆発物の販売を全面的に禁止。一方、共和党案は、捜査機関が3日以内にテロリストだと証明できた場合に限定する。共和党は長年、規制に反対してきたが、妥協点を探る動きが出ているといえる。

3456とはずがたり:2016/06/21(火) 14:07:28

米上院、銃規制4法案を20日にも採決 世論は一定の規制に7割賛成
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160617029.html
06月17日 11:02ロイター

[ワシントン 16日 ロイター] - 米上院は来週、銃規制に関する4法案について採決を実施する見通しだ。フロリダ州の乱射事件を受け、一定の規制を受け入れようとする米国人が増える中、銃規制をめぐる長年の論争は重要な局面を迎える。

20日に採決が予定されるのは、1)テロリストの疑いがある人物による銃購入を政府が阻止できるようにする民主ダイアン・ファインスタイン議員提出の法案、2)個人の銃購入に対する政府の禁止措置について3日以内に裁判所の承認を求める内容となっている共和ジョン・コーニン院内幹事の法案、3)全ての銃器販売にあたり身元確認の強化を求める民主クリス・マーフィー議員の法案、4)過去5年以内にテロ容疑で捜査を受けた人物が銃を購入しようとした場合に司法機関に通知することを定めた共和チャック・グラスリー議員の法案──の4法案。

このうち、コーニン氏の法案については民主党議員が実行不可能だとしているほか、ファインスタイン氏の法案については誤ってテロ容疑者リストに掲載された人の権利を損なう可能性があると共和党議員が指摘している。

いずれの法案も、成立には上下両院の可決を経て、オバマ大統領による署名が必要となる。

ロイター/イプソスが13─16日に実施した世論調査によると、米国人の約71%が少なくとも緩やかな銃規制に賛成している。2013年終盤および14年終盤の60%から上昇した。

3457チバQ:2016/06/21(火) 19:08:49
http://mainichi.jp/articles/20160622/k00/00m/030/017000c

トランプ氏
.
選挙資金、クリントン氏の30分の1以下に



毎日新聞2016年6月21日 17時58分(最終更新 6月21日 18時45分


 米大統領選の共和党候補指名が確定した実業家、トランプ氏の選挙資金が6月初めの段階で、民主党候補指名を確実にしているクリントン前国務長官の30分の1以下にとどまることが分かった。米主要メディアが20日、連邦選挙委員会(FEC)の公表資料を報じた。


 選挙活動を支える陣営の人数でも圧倒的な差がある。「最近の候補者の中では最も財政的、組織的に不利な状況にある」(ニューヨーク・タイムズ紙)とされ、トランプ陣営が11月の本選で厳しい戦いを強いられる可能性もある。

 米メディアによると、トランプ氏の6月初めの手持ち資金は約130万ドル(約1億3600万円)で、クリントン氏の約4200万ドルを大きく下回った。(共同)

3458チバQ:2016/06/21(火) 20:51:29
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210002-n1.html
2016.6.21 00:37
【米大統領選】
トランプ氏選対責任者、陣営離れる 支持率低下で事実上の更迭
 米大統領選で共和党の候補指名が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏の陣営は20日、予備選を通じて選対の最高責任者を務めていたコーリー・ルワンドウスキ氏が「陣営を離れた」と発表した。米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。同紙によれば、ルワンドウスキ氏は報道陣や共和党全国委員会の幹部らとの関係が険悪になっていた。陣営は、トランプ氏の支持率低下を受けて本選に向けた態勢の立て直しが急務となり、ルワンドウスキ氏の更迭を決めたとみられている。(ワシントン支局)

3459チバQ:2016/06/21(火) 20:52:29
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210010-n1.html
2016.6.21 11:15
【フロリダ銃乱射】
銃規制法案、またも暗礁 採決に進まず 



 【ニューヨーク=上塚真由】米上院(定数100)は20日、南部フロリダ州オーランドの銃乱射事件を受けて民主、共和両党がそれぞれ提出した4つの銃規制法案を審議したが、採決に進むための必要な賛成票を得られなかった。

 審議を打ち切り採決に持ち込むためには60票が必要だが、いずれも下回った。法案は暗礁に乗り上げ、銃規制をめぐる両党の溝が浮き彫りとなった形だ。

 民主党と共和党は各2法案を提出。いずれもテロリストの疑いがある人物への銃器類の販売制限が柱となっており、民主党案は政府の監視リストに載っている人物への銃販売を阻んだり、銃購入の際の経歴調査を拡充させたりする内容。共和党案では、禁止するのは判事の同意を得た場合に限るなどとした。

 議会多数派の共和党は、民主党案に、憲法が保障する銃所有の権利が侵害されかねないとして反対。民主党は共和党案では手ぬるいと批判し、互いに譲らなかった。

 共和党では穏健派議員が別の銃規制法案を準備し、妥協を探る動きがある。

 銃規制法案をめぐっては過去に何度も否決されてきたが、今回は規制を求める世論が高まり、大統領選で共和党の指名候補が確定した不動産王、ドナルド・トランプ氏(70)が一定の規制に支持したことから成否に注目が集まっていた。

3460チバQ:2016/06/22(水) 18:48:40
http://www.cnn.co.jp/usa/35084611.html
大統領選世論調査、クリントン氏リード 女性や少数派に強み

2016.06.22 Wed posted at 09:23 JST
ワシントン(CNN) 11月の米大統領選に向け、民主党から指名されるとみられているヒラリー・クリントン前国務長官の支持率が共和党からの指名を確実にしている実業家ドナルド・トランプ氏を上回っていることが22日までに分かった。米モンマス大学が調査結果を明らかにした。

調査によれば、11月の本選で投票する可能性の高い有権者のうち、クリントン氏に投票すると答えた人は49%、トランプ氏と答えた人は41%だった。登録有権者を対象にした調査でも47%対40%とクリントン氏がリードした。

クリントン氏は、女性層からの支持でトランプ氏を27ポイントリードしているほか、マイノリティー(少数派)の有権者からの支持も4対1以上と大きく引き離している。

一方、トランプ氏は男性層からの支持でクリントン氏を13ポイント上回っているほか、白人層からの支持も11ポイントリードしている。

他の世論調査でも似たような結果が出ているが、両候補に対する不支持率は高い。トランプ氏を本選で当選させないことが非常に重要だと答えた有権者の割合は49%と、クリントン氏の同41%を上回った。

調査は15〜19日、登録有権者803人を対象に行った。誤差の範囲はプラスマイナス3.5ポイント。


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