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2004年米国大統領選スレ

1デモクラット:2003/12/18(木) 21:19
おりーぶの木さんとの個人メールで話題に上ったので、立てることにしました。
年が明ければ予備選が始まりますし、前近代的な暴力政治を繰り返す頭の悪い現職大統領に天罰が下るかもしれませんし。
大統領選の記事やコメントをご記入くださいませ
(「ご記入くださいませなんて、オーナーを差し置いて申し訳ありません」)。

281とはずがたり:2008/03/14(金) 11:25:26
いやぁ,あるんですねぇ,こういう高級売春クラブ。
あるんですねぇ,と云う程のものでもなくちゃんと摘発されるんですねぇ,と云うべきか。
日本はどうなんだ?

NY州知事:買春疑惑で辞任 「ミスタークリーン」転落
http://mainichi.jp/select/world/news/20080313k0000e030009000c.html

 【ワシントン坂東賢治】高級売春組織の顧客となっていたことが発覚した米ニューヨーク州のエリオット・スピッツァー知事(48)=民主党=は12日、夫人と共に会見し、17日付で辞任すると発表した。州司法長官時代に「ミスター・クリーン」と呼ばれた敏腕検事だったが、連邦捜査局(FBI)の網にかかり、名声を失うことになった。

 知事は民主党の若手ホープで、同州を地盤とするクリントン上院議員の資金調達にも協力してきた有力な支援者。辞任は大統領選でオバマ上院議員と民主党指名候補の座を争うクリントン氏に打撃との見方も出ている。

 知事は会見で「私の個人的な失敗で行政を停滞させることはできない」と辞任の理由を説明したが、質問は受け付けなかった。後任には黒人のデビッド・パターソン副知事が昇格する。同州での黒人知事誕生は初めて。

 AP通信など米メディアの報道によると、知事はバレンタインデー前日の2月13日夜、出張先のワシントンのホテルにニューヨークの高級売春組織「エンペラーズクラブVIP」に所属する女性を呼び寄せた疑いがもたれている。

 同クラブの料金は1時間当たり1000ドル(約10万円)〜5500ドル(約55万円)。知事は常連客で当日、4300ドル(約43万円)を払ったほか、総額8万ドル(約800万円)を使っていたという。

 FBIなど捜査当局が今月6日に同クラブのオーナーら4人を逮捕。その後、ニューヨークタイムズ紙が知事が顧客だったと報じ、辞任は不可避との観測が高まっていた。

 AP通信などによると、捜査当局は知事の捜査を続けており、訴追される可能性もある。知事側は司法取引を進めたい意向という。

 スピッツァー知事は98年に州司法長官に当選し、大手企業がかかわった証券スキャンダルなどの捜査を指揮して注目された。06年秋の知事選に民主党から立候補し、当選した。

毎日新聞 2008年3月13日 9時43分 (最終更新時間 3月13日 11時06分)

282とはずがたり:2008/04/02(水) 11:47:34
完全に負けパターンの罠に落ち込んでいるねぇ。

更新2008年04月01日 10:55米国東部時間
選挙資金でも苦境 クリントン陣営
http://www.usfl.com/Daily/News/08/04/0401_002.asp?id=59818

 大統領選の民主党候補指名争いで、ヒラリー・クリントン上院議員がオバマ上院議員と比べて資金集めで苦戦、選挙活動をめぐる借入金や支払いの滞納も膨らんでいると伝えられ、選挙戦継続への疑問符がちらついている。

 予備選・党員集会で勝利した州の数、獲得代議員数、総得票数でオバマ氏の後塵(こうじん)を拝し、資金面でも苦境に陥った格好だ。

 連邦選挙委員会への報告によると、2月に集めた選挙資金はオバマ氏が約5700万ドルだったのに対し、クリントン氏は3600万ドルで、こうした構図は3月も続いた。(共同)

283小説吉田学校読者(ただいま当たらない議席予想中):2008/05/04(日) 13:22:14
いやあいいですねえ、こういうの。86年の「京都1区、永末氏辛勝」みたいだ。

オバマ氏、グアムで辛勝=クリントン氏と7票差−米民主党員集会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080504-00000009-jij-int

 【ワシントン3日時事】3日に米領グアム島で行われた民主党の大統領候補指名の党員集会は、代議員獲得数で優位に立つバラク・オバマ上院議員が勝利した。ヒラリー・クリントン上院議員との票差はわずか7票だった。4人の代議員は両候補が2人ずつ分け合うため、指名争い全体の形勢に影響はない。
 米メディアによると、開票結果はオバマ氏が2264票(得票率50.1%)、クリントン氏が2257票(同49.9%)だった。票差が小さい上、無効票も相当数あるとされ、結果の最終確定が遅れる可能性もある。

284とはずがたり:2008/05/08(木) 10:26:08
オバマ氏、南部で圧勝 クリントン氏一層厳しく '08/5/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805070171.html

 【インディアナポリス(米インディアナ州)6日共同=有田司】米大統領選の民主党指名争いで、中西部インディアナ、南部ノースカロライナ両州予備選の投票が六日行われた。米主要メディアによると、黒人有権者が多いノースカロライナ州でオバマ上院議員(46)が得票率で10ポイント以上の差をつけて圧勝。インディアナ州は接戦で、ヒラリー・クリントン上院議員(60)がわずかにリードしている。

 クリントン氏は同日、インディアナ州での勝利を宣言したが、大規模州のノースカロライナでオバマ氏に大差の勝利を許したため、指名に必要な累計獲得代議員数でオバマ氏との差は拡大する見込みだ。

 両州予備選は大詰めを迎えた指名争いのヤマ場で、残る予備選は十三日のウェストバージニアなど五州と自治領プエルトリコのみ。形勢逆転を狙うクリントン氏を取り巻く状況はさらに厳しくなりそうだ。

 CNNテレビによると、ノースカロライナ州でオバマ氏の得票率は56%、クリントン氏は42%。インディアナ州では開票率91%の段階で、オバマ氏は49%、クリントン氏は51%。

 両州予備選で選出される代議員数は計百八十七人。六月三日まで続く残りの予備選で獲得できる代議員の半数近くを占めるため、オバマ、クリントン両氏とも二州を往復して精力的に選挙運動を展開してきた。

 選挙戦終盤では、ガソリン価格高騰を背景に、ガソリン税の一時減免を訴えるクリントン氏と、これを「選挙に勝つための人気取り」と批判するオバマ氏が舌戦を繰り広げた。

クリントン氏 厳しい状況に
http://www3.nhk.or.jp/news/t10014426661000.html
5月7日 17時10分

アメリカ大統領選挙、民主党の候補者選びは、2つの州で予備選挙が行われ、南部ノースカロライナ州ではオバマ上院議員がクリントン上院議員に大差をつけて勝利を収めました。中西部インディアナ州はクリントン氏が制したものの、獲得代議員数ではオバマ氏がその差を広げ、クリントン氏の指名獲得はさらに厳しい状況となりました。

285とはずがたり:2008/05/08(木) 10:27:18
クリントン候補、さらに7億円近く投入
配信:08/05/08 08:16
http://tuf.co.jp/i/news/mori/Auto/200805080816357.htm

 アメリカ大統領選挙で民主党の指名を争うクリントン候補の陣営は7日、さらに7億円近い私財を選挙資金に投じていたことを明らかにしました。  陣営によれば、クリントン候補は先月11日以降、3回にわたり合計640万ドル(およそ6億7000万円)の個人マネーを選挙資金として拠出しました。

 クリントン候補は1月にも500万ドルの私財を投じていて、劣勢の選挙戦を反映して、選挙資金集めでも苦境に立たされています。

 こうした中で、これまでクリントン支持を表明していたマクガバン元上院議員が7日、オバマ候補支持に転じ、クリントン候補に対し、「勝ち目はない」として選挙戦からの撤退を促しました。

 しかしクリントン候補は、来週の予備選挙が行われるウエストバージニア州で早々と遊説をスタートさせ、選挙戦から撤退しないと改めて強調しました。(08日06:20)

クリントン氏資金難 選挙継続「自転車操業」に
2008年5月8日 00:32 カテゴリー:アジア・世界
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/20997

 【インディアナポリス(米インディアナ州)7日田端良成】米大統領選の民主党候補者選びは、ヒラリー・クリントン上院議員が6日に行われたノースカロライナ、インディアナ両州予備選でオバマ上院議員と勝利を分け合い、選挙戦に踏みとどまった。ただ、クリントン氏は選挙資金不足に陥っており、残る5州一自治領の予備選でも厳しい戦いを強いられそうだ。

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、両氏がこれまで一般市民の献金などで集めた選挙資金は、日本円でオバマ氏が約240億円、クリントン氏は約195億円。支出項目は選挙活動費、スタッフの給料などだが、クリントン陣営は3月末時点でテレビ広告費など約10億円が未払いの状態で、手持ち資金は約9億円にまで減っていた。

 クリントン氏は4月22日のペンシルベニア州予備選の勝利演説で「今後の戦いの成否は皆さんにかかっている」と献金を呼び掛けた。その際は一晩で10億円が集まり一息ついた格好だが、6日夜のインディアナ州予備選勝利集会でも献金を訴え、「自転車操業の選挙戦」(CNNテレビ)が続いている。

 1個人が献金できる限度額は最高2300ドル(約24万円)。オバマ陣営への献金はその43%が「200ドル以下」で、広く薄く集めているのが特徴だ。一方のクリントン陣営は最大枠の「2300ドル」が全体の36%を占めている。オバマ陣営は同1の寄付者からさらなる献金を募れる余地があるのに対し、クリントン陣営は寄付者の3分の1以上が限度額に達しており、献金不足解消のめどは立っていない。

 タイムズ紙によると、現在の手持ち資金はオバマ陣営が51億円、クリントン陣営は31億円。オバマ陣営は3月の1カ月間で42億円を集めるなど高い献金収集能力を誇っているが、クリントン陣営はそれに遠く及ばない。「残る予備選では、5000万ドル(約52億円)の費用がかかる」(米メディア)との指摘もあり、今後の予備選段階でクリントン陣営の選挙資金が底をつくことも予想される。

=2008/05/08付 西日本新聞朝刊=

286片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/09(金) 12:58:58
ロバさんチームはオバマでほぼ確定ですね。
巷間ではロバさんチームの予備選が長引いたせいでゾウさんチームのマケインが有利ともいわれていますが、党に勢いのあるのはロバさんチームなので、よほどのイメージダウンか分裂がなければ大統領も取れそうに思いますけど。

287とはずがたり:2008/05/09(金) 13:42:34
民主党の話題しか流れて来ないないので流れは完全に民主なのかなぁと思ってるんですけどどうでしょうねぇ。
白人層の大規模な離叛を如何に防ぐかが今後のオバマの課題という感じでは?

288とはずがたり:2008/05/15(木) 00:23:54

副大統領狙い?借金返済? クリントン氏に飛び交う憶測
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008051490185236.html?ref=rank
2008年5月14日 18時58分

 【チャールストン(米ウェストバージニア州)14日共同】米大統領選の民主党候補指名争いでヒラリー・クリントン上院議員は13日、ウェストバージニア州予備選の圧勝を受け、獲得代議員数ではオバマ上院議員を逆転することが困難視される中、残る5つの予備選を戦い抜くと宣言した。

 党内融和のための撤退勧告に耳を貸そうとしないのは、副大統領狙いの“条件闘争”に入ったのではとの説や、2000万ドル(約20億円)に及ぶ選挙運動資金の借金返済のためなど、さまざまな憶測も飛び交う。

 最も大胆な見方は、4年後の大統領選に照準を定め直したという解釈。民主党指名争いが長引けば、共和党のマケイン候補に有利と言われる。11月の本選でオバマ氏が敗れ共和党政権が続けば、「2012年の民主党候補として敗者復活戦に臨める」(CNNテレビ)という皮算用だ。しかし、その場合オバマ氏も再挑戦の機会を得るため、両者が再び相まみえる事態も想定される。

289とはずがたり:2008/05/15(木) 21:39:13

エドワーズ氏 オバマ氏支持表明
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080515013.html

 米大統領選の民主党候補指名争いから撤退したジョン・エドワーズ元上院議員が14日、オバマ上院議員支持を表明した。エドワーズ氏は2004年大統領選の副大統領候補で、党内に影響力を持つため動向が注目されていた。オバマ氏にとっては指名への強力な追い風となりそうだ。

 予備選の全日程が終わる6月3日の前に、指名の鍵を握る特別代議員の間でオバマ氏への支持拡大が加速する可能性もあり、ヒラリー・クリントン上院議員はさらに苦しい戦いを強いられることになる。

 エドワーズ氏は14日、ミシガン州で開かれたオバマ氏の集会に登場し「民主党支持者は既に選択を済ませた」と宣言。「指名争いは間もなく終わる。民主党員は結束しなければならない」と訴え、11月の本選に向けオバマ氏支持で団結するよう呼び掛けた。

 支持の理由としては、貧困層の半減など自らの主張をオバマ氏が理解し、ブッシュ政権下で分断された米国を「一つの米国」にまとめる指導力があると強調した。一方クリントン氏についても「鉄でできた女性だ」と、その強い意志に敬意を表し、これまでの貢献をたたえた。

 エドワーズ氏は初戦のアイオワ州党員集会でオバマ氏に次ぐ2位につけ、米メディアによると19人の代議員を獲得。オバマ、クリントン両氏の激戦に絡んだが、1月30日に選挙戦撤退を表明した。

 その後は態度表明を控えてきたが、ゴア前副大統領らと並ぶ大物として両陣営が水面下で激しい支持獲得競争を繰り広げてきた。 (共同)

[ 2008年05月15日 09:39 ]

290とはずがたり:2008/05/22(木) 12:54:48
クリントン氏、最後の抵抗 党規委員会期待も望み薄 '08/5/21
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200805210346.html

 【ワシントン21日共同】米大統領選の民主党候補指名争いは二十日、オバマ上院議員(46)が予備選で得る一般代議員の過半数を確保し、指名獲得への足場を固めた。残る予備選は六月初めの三つだけ。最後の抵抗を試みるヒラリー・クリントン上院議員(60)が望みをかけるのは、党全国委員会が五月三十一日に開く党規委員会だが、奇跡の逆転が実現する可能性は極めて低い。

 「わたしは決してあなたたちを見捨てない」。二十日のケンタッキー州予備選の勝利演説で、クリントン氏は支持者を前に六月一日の米領プエルトリコ、三日のモンタナ、サウスダコタ両州予備選を戦い抜く決意を示した。だが、三日の二州では苦戦が予想されるなど、代議員数の大幅な上積みは期待できない。

 ワシントンで開かれる党規委員会では、予備選日程を勝手に前倒ししたとして党全国委員会の制裁を受け、資格をはく奪されたミシガン、フロリダ両州の代議員の扱いが協議される。

 無効が既に決まっていた一月の両州予備選では、クリントン氏がオバマ氏に大差で“勝利”。両州の有権者の声を無視すべきではないとして、この結果を獲得代議員数に反映させるよう求めている。

 しかし、その場合でもクリントン氏が一般代議員数でオバマ氏を逆転するのは不可能。投票総数ではクリントン氏が上回ることになるため、特別代議員に支持を促す上で貴重な説得材料になるとの計算が働いている。

 ただ、ミシガンではオバマ氏の名前すら投票用紙になかったことなどもあり、クリントン氏の訴えがそのまま通る可能性は低い。多くの党幹部は、予備選の結果を覆すような結論にはならないとの見通しを示している。

291とはずがたり:2008/05/24(土) 01:32:02
今更ですけどこのスレタイがアメリカではなく米国となってたのが少々残念ですなぁ。いっつもアメリカとスレ検索掛けそうになる。段々馴れてきたからまぁ無問題だけど。。

2008/05/22-11:03
「オバマ氏の中傷できぬ」=マケイン陣営幹部、抗議の辞任−米大統領選
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052200347&rel=j&g=int

 【ワシントン21日時事】米共和党の大統領候補指名が確定したマケイン上院議員の陣営で広告戦略を担当していた幹部、マーク・マッキノン氏は21日までに、同陣営が民主党の候補指名争いで優勢なオバマ上院議員への中傷攻撃を強めていることに反発し、辞任した。米主要メディアが報じた。
 マケイン氏は最近、オバマ氏が敵性国家のイランやキューバなどの首脳との直接対話に前向きな姿勢を示していることを激しく攻撃。マッキノン氏は対立候補の中傷攻撃を行わないことを誓約していたため、辞任で抗議の意思を示した。

2008/05/23-10:02
軍歴ないオバマ氏を批判=「兵役を責務と感じない人」−マケイン氏
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008052300225&rel=j&g=int

 【ワシントン22日時事】米共和党の大統領選候補指名が確定したマケイン上院議員は22日、民主党の候補指名争いで優勢なオバマ上院議員に軍歴がないことに言及し、「兵役に就くことを責務と感じなかった人物」と批判した。ベトナム戦争に従軍した経験を持つマケイン氏のこの発言には、軍歴の有無を対比することで、オバマ氏が最高司令官としてふさわしくないと訴える狙いがありそうだ。
 マケイン氏は、同日の上院本会議で可決された退役兵向けの奨学金拡充法案に関する声明の中で、軍歴問題を取り上げた。3年以上兵役に就いた人への大学の学費支給を定めた同法案に、オバマ氏は賛成、マケイン氏は反対の立場で、全面的に対立している。
 オバマ氏は本会議で賛成討論に立ち、イラク戦争から帰還した兵士に大学教育の機会が増えると主張。「マケイン氏が反対なのは理解に苦しむ」と名指しで批判した。
 これに対し、マケイン氏は声明で、イラク戦争で兵員確保が必要であるにもかかわらず、兵士の減少を招くとの懸念を表明。「オバマ氏は問題を全く理解していない。票目当ての安易な行動だ」と非難した。

292小説吉田学校読者:2008/05/24(土) 14:10:39
撤退表明秒読み。おまけに失言まで飛ぶし。。
♪(オバマの)指名を待つ間に、涙を拭くわ、知ってる誰かに見られたら、オバマが傷つく。
何を取り上げても、メディアが悪い、過ち償うその前に、別れが来たのね。どうぞ口を開かないで(失言するから)。強気な言葉言わせないで(メディアが飛びつくから)。一人で帰る道がとてもつらいわ。
指名を待つ間に気持ちを変える、繋いだ支持者の温もりを忘れるためにも〜

「6月に暗殺」と失言 クリントン氏すぐ謝罪
http://www.47news.jp/CN/200805/CN2008052401000139.html

【ニューヨーク23日共同】米大統領選の民主党指名争いで最後の抵抗を続けているヒラリー・クリントン上院議員は23日、選挙キャンペーンを続けている理由について「ボビー・ケネディ(ロバート・ケネディ元司法長官)が暗殺されたのも6月だったわ」と発言した。

 指名が確実視されているオバマ上院議員の不測の事態を期待していると受け取られかねない失言で、すぐに「歴史的事実に言及しただけでケネディ家を傷つける意図は一切なかった」と謝罪した。
 オバマ陣営は「不幸な発言」とだけコメントし無視する構えだが、米メディアは一斉に「不穏当な発言」と大きく報道しており、失言はクリントン氏のイメージを低下させそうだ。
 クリントン議員はサウスダコタ州の地元メディアとのインタビューの中で語った。

293とはずがたり:2008/05/24(土) 15:10:37
>>292
内輪でならにやりとみんなが嗤えるアメリカ風の気の効いたジョークなんでしょうけどねぇ。。
全米に向けては決して放ってはいけない類の発言である。焦りとは恐いものである。。

295とはずがたり:2008/06/04(水) 00:40:11
何処迄粘るのだろうかね。

クリントン氏、さあどうする? 本拠地NYで集会、撤退宣言は可能性薄
2008.6.3 20:28
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080603/amr0806032032015-n1.htm

2日、米サウスダコタ州ラピッドシティーで支持者と握手するクリントン上院議員(ロイター) 【ワシントン=山本秀也】米民主党の大統領候補争いで、敗色濃厚のまま終盤を迎えたヒラリー・クリントン上院議員は3日夜、予備選の全日程を終えての総括集会を地元ニューヨークで開く。候補指名に必要な代議員の過半数(2118)獲得に向け、オバマ上院議員が秒読みを迎えるなか、クリントン氏は「(3日の予備選では)オバマ氏も私も指名の所要数に届かない」と強気の姿勢を崩さない。「撤退宣言」を拒む同氏はどんなシナリオを描いているのか。

 クリントン氏は2日の声明で、「みなさんの一票が、11月の本選で私こそが党最強の候補であることを裏付ける」として、サウスダコタなど2州予備選での支持を訴えた。米メディアは、同氏に近い複数筋などの話として、3日の予備選で敗れても「撤退宣言はない」との感触を伝えた。

 ここで浮上する最初のシナリオが、文字通り選挙戦の継続だ。不可能に近い状況だが、(1)オバマ氏支持を表明した特別代議員を狙った切り崩し工作(2)「5割復活」にとどまったミシガン、フロリダ両州の代議員裁定に異議を唱え、「全面復活」を党資格委員会に訴える−との戦術が浮かぶ。

 選挙戦の継続で実力を十分誇示した上で、タイミングを図って撤退を表明するシナリオもある。この場合、(1)オバマ氏とペアを組み、副大統領候補にまわる(2)2012年の大統領選で再挑戦を図る−などの含みが出てくる。

 両氏の正副大統領候補という構想には、その是非や可否をめぐる議論が絶えないが、クリントン氏自身は、ワシントン・ポスト紙(2日付)に対して、「(ペア構想は)留意していない」と述べた。

 クリントン氏の周囲で敗色が日増しに濃くなっていることは、明白だ。選挙活動につぎ込んだ自腹資金が、すでに2000万ドルに達したとも伝えられ、予備選日程の終了を境に選対スタッフや参謀が陣営離脱を準備しているとの情報も絶えない。

 民主党首脳部にとり、クリントン氏の徹底抗戦で、本選に向けた挙党態勢の構築が難しくなることはほとんど悪夢だ。ディーン全国委員長、ペロシ下院議長らは、「予備選が終われば、特別代議員の態度表明が相次ぐ」として、オバマ氏支持の「なだれ現象」を示唆しつつ、クリントン氏が引かなければ圧力を高める構えもみせている。

296とはずがたり:2008/06/04(水) 09:33:07
こう割れた時はクリントン女史を副大統領候補とするのが良いと思うんだけど,最後まで撤退しなかった事に加えて暗殺の可能性を口にしたりと彼女を氏名はしにくいはな。

オバマ氏 民主党大統領候補指名確定 米メディア報道
2008.6.4 08:49
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080604/amr0806040853003-n1.htm

 【ワシントン支局】米大統領選の民主党候補指名争いで、AP通信などは3日、オバマ上院議員が代議員の過半数を獲得、ヒラリー・クリントン上院議員を抑えて指名を確定させたと伝えた。クリントン氏との間で5カ月間にわたり繰り広げられた激しい指名争いは終了した。

 特別代議員であるカーター元大統領がオバマ氏支持を正式に表明、意志を表明していないほかの特別代議員を合わせれば、オバマ氏は指名獲得に必要な2118人に達したもようだ。

 オバマ氏は3日夜、ミネソタ州セントポールで勝利集会を開く予定。この地で共和党は9月に党全国大会を開いて、マケイン上院議員を正式に大統領候補に選出するとしており、オバマ氏はマケイン氏に挑戦状をたたきつける形だ。

オバマ氏に「暗殺の懸念」 支持者や陣営に募る不安、米紙報道
2008.2.26 13:45
http://sankei.jp.msn.com/world/america/080226/amr0802261349010-n1.htm

 米大統領選で民主党候補指名を争うオバマ上院議員が指名争いで勢いづくにつれ、支持者や陣営内部にはオバマ氏暗殺の危険性に対する懸念が高まっている。25日付のニューヨーク・タイムズ紙が、全米でささやかれながらも公然と語られることがなかった陣営スタッフらの不安を伝えた。

 通常、党内の指名争いの段階ではシークレット・サービス(大統領警護)が候補者を警護することはないが、クリントン上院議員には前大統領夫人として派遣され、オバマ上院議員にはイリノイ州選出のダービン上院議員(民主)らの要請を受けた異例の形で2007年5月から警護が付いている。

 陣営内部には、黒人が大統領になる可能性が高まるほど暗殺の懸念も高まるとの見方がある。当初、黒人層の支持者が上院議員の身を案じ、予備選ではわざと勝たせないのではないかとの憶測もあったが、今ではクリントン上院議員をしのぐ勢いの候補になったため、暗殺の懸念も現実的なものになったという。

 1月には米下院国土安全保障委員会のトンプソン委員長が国土安全保障省に「(暗殺に対し)特別の注意を払うよう」念を押す手紙を送った。委員長はタイムズ紙の取材に、具体的な暗殺計画情報の有無については明らかにしなかったという(共同)

297ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/06/17(火) 17:39:56
ことし11月に行われるアメリカ大統領選挙で、民主党の候補者
指名を確実にしているオバマ上院議員は、前の副大統領で環境問
題への取り組みでノーベル平和賞も受賞したゴア氏から支持を取
り付け、党内の結束を目指すうえで弾みとなりそうです。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    クリントン氏の場合だが、本命と競い、一定の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    支持者を獲得した議員が本命支持に転ずれば、
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~   彼らの票はすべてオバマ氏のものになる訳だ。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 彼らの役割は投票率を上げながらシナリオ通りという事ですね。(・A・ )

08.6.17 NHK「ゴア氏 オバマ氏の支持表明」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015296571000.html

298とはずがたり:2008/06/17(火) 18:38:15
>>297
今回はホッシュジエンの国際ニュース解説,ですね。

299とはずがたり:2008/06/29(日) 15:58:55
ライバルから一転、盟友へ オバマ、ヒラリー氏が集会
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/2008062801000175.htm

 【ワシントン27日共同】ライバルから盟友へ−。米大統領選の民主党候補となるオバマ上院議員は27日、指名争いで激戦を演じたヒラリー・クリントン上院議員と東部ニューハンプシャー州ユニティで開いた集会に並んで姿を見せ、それぞれの支持者に本選に向けた結束を呼び掛けた。
 2人がそろって公開の場で選挙運動をするのは、今月初めのクリントン氏の撤退表明後初めて。選挙戦で両陣営の間に生じた亀裂の修復をアピールする狙い。8年ぶりのホワイトハウス奪還を目指す民主党にとって、今後の2人の協力の成否が本選の行方を左右することになりそうだ。
 約4000人の支持者の前で最初に演説したクリントン氏は「私の支持者で、共和党のマケイン上院議員への投票を考えている人がいるなら考え直してほしい。変革を期待するならオバマ氏に投票しよう」と訴えた。
 オバマ氏も「これまではライバルとして舞台に並んできたが、きょうからは盟友になる。米国民に団結をもたらすにはクリントン氏の支援が必要だ」と息を合わせた。
2008年06月28日土曜日

301ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/07/21(月) 11:57:59
 アメリカ大統領選挙で民主党の候補に内定しているオバマ上院
議員は、初めての訪問となるアフガニスタンで、アフガンに駐留
するアメリカ軍を早急に増派する必要があるという考えを改めて
示しました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    財界向けの予告編らしい。しかし政党が
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    代わっても、米は相変わらず軍事優先だ。
  |ヽ   | | ミ#・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  米も政策立案は官僚。投票で国民の意思が
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 反映された事など今までに一度もありませんね。(・A・#)

08.7.21 TBS「オバマ氏、アフガンへ米軍増派必要」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3904884.html
08.7.21 日テレ「治安支援部隊が誤爆、9人死亡 アフガン」
http://www.ntv.co.jp/news/114321.html

302とはずがたり:2008/08/28(木) 12:52:24
ヒラリーのひと声で…オハ゛マ氏を大統領候補に指名
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index7.html?now=20080828124029

 米大統領選の民主党候補にバラク・オバマ上院議員が正式に選ばれました。党内の亀裂を隠すため、投票の途中でヒラリー・クリントン議員が身を引くという、苦しまぎれの演出でした。

 大統領候補を決める指名投票は、途中まで2割近くの代議員がヒラリー議員に票を投じていましたが、その造反票を覆い隠したのはヒラリー議員本人でした。
 ヒラリー・クリントン上院議員:「(州ごとの開票をやめて)拍手と歓声で、オバマ議員を民主党の候補者として指名するよう私は提案します!」
 投票結果の内容次第では、党内の亀裂がさらに深まる恐れがあったため、ヒラリー議員自らが幕を引いた形です。また、予備選の時はさんざんオバマ候補への悪口を繰り返したクリントン前大統領もオバマ候補を応援すると断言しました。
 ビル・クリントン氏:「ヒラリー、チェルシー、そして、私と一緒にオバマ候補を次期大統領にしましょう!」
 オバマ候補は、クリントン夫妻を使って「結束」を演出してみせましたが、ヒラリー議員の打ち切り動議は党内の亀裂の深さを浮き彫りにしました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2008

303とはずがたり:2008/09/02(火) 19:46:57

共和党副大統領候補ペイリン氏「選ばれて名誉」
http://www.asahi.com/international/update/0830/TKY200808300118.html?ref=reca
2008年8月30日13時53分

 【デイトン(米オハイオ州)=勝田敏彦】米共和党の大統領候補指名が確定しているジョン・マケイン上院議員(72)は29日昼(日本時間同日夜)、オハイオ州デイトンで集会を開き、副大統領候補にアラスカ州の女性知事、サラ・ペイリン氏(44)を選んだと発表した。ペイリン氏は家族とともに姿をみせ「選ばれたことを名誉に思う」と語った。

 ミネソタ州で9月1日から開かれる同党全国大会で指名を受け正式な副大統領候補となるが、2大政党としては84年のジェラルディン・フェラーロ氏(民主党)以来2人目の女性の副大統領候補になる。これで今回の米大統領選は共和、民主両党の正副大統領候補が出そろった。

 この日、72歳の誕生日を迎えたマケイン氏は集会で「ぴったりのパートナー」と28歳年下のペイリン氏を紹介。「『自分が大切で、国は二の次』というワシントン政治を変えようとしている私を助けてくれる人」と語り、改革への意欲を共有する人物であることを強調した。

 ペイリン氏は夫と4人の子供とともに登壇した。1人だけ欠席した長男について「昨年の9・11に陸軍に入り、今年の9・11にイラクに派遣される」と説明すると、会場を埋めた約1万5千人の支持者から喝采を浴びた。

 ペイリン氏はまた、民主党の候補者指名レースに敗れたヒラリー・クリントン上院議員を称賛。「ヒラリーは(女性の昇進を阻む)ガラスの天井に1800万(票)のひびを入れたが、私たちは今回を最後にそれを打ち砕くことができる」と訴え、早速、女性有権者にアピールしてみせた。


マケイン氏への献金、1日で7億6千万円 ペイリン効果
http://www.asahi.com/international/update/0831/JJT200808310003.html?ref=reca
2008年8月31日12時16分

 米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、共和党大統領候補の指名を受けるマケイン上院議員は、女性のペイリン・アラスカ州知事を副大統領候補に起用すると発表した29日から30日までの1日間で、700万ドル(約7億6000万円)の献金を受けた。

 ペイリン知事は、妊娠中絶に強硬に反対する保守派であるため、キリスト教右派など保守層が同知事を好感し、マケイン氏への献金が急増したとみられている。(時事)

304とはずがたり:2008/09/02(火) 19:48:36
>>303-304
マケインもなかなか強力な布陣で来ましたねぇ。。
しかしダウン症の長男に17歳の長女が妊娠か。

副大統領候補ペイリン氏の17歳長女が妊娠、出産へ
http://www.asahi.com/international/update/0902/TKY200809020131.html
2008年9月2日12時14分

 【セントポール(米ミネソタ州)=小村田義之】米大統領選で、共和党の副大統領候補になる女性アラスカ州知事、サラ・ペイリン氏(44)は1日、17歳になる長女のブリストルさんが妊娠5カ月で、結婚して出産すると発表した。保守派の新星が抱えていた家族の内輪話に、米メディアは大騒ぎしている。

 ペイリン氏は4月にダウン症の男児を出産したが、ここ数日、インターネット上で「男児は本当は長女の子どもではないか」とのうわさが飛び交った。このため、保守派が問題視しかねない10代の長女の妊娠をあえて公表し、うわさの打ち消しを図った。共和党の大統領候補になるマケイン上院議員は、ペイリン氏の擁立発表前にこの情報を知っていたが、特に問題視しなかったという。

 一方、このうわさについて「オバマ上院議員の陣営が流した」との見方も流れ、オバマ氏は「私の陣営にうわさを流した者がいたらクビにする」「母は私を18歳の時に産んだ。政治問題にすべきでない」などと語った。

 保守派に人気のペイリン氏への支持が揺らぐ懸念も。ただ、複数のキリスト教右派の指導者は長女の出産を歓迎するコメントを発表。保守派の論客、ビル・クリストル氏も「問題にはならない」と擁護する姿勢をとっている。

305ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/09/07(日) 07:15:02
アメリカ大統領選では、未婚の長女の妊娠発覚から疑惑が
取りざたされている共和党初の女性副大統領候補、サラ・
ペイリン氏をめぐり党内外での反響がさらに広がっています。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    まあ、あの手この手で国民に大統領選を注目
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    させ、投票率を上げるのが目的なんだろう。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| でもアメリカも選挙は公的機関が監視する国。国民が投票所
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l へ向かったという既成事実さえあれば、あとはどうにでもなる。(・A・ )

08.9.7 TBS「ペイリン候補、反響がさらに広がる」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3942023.html

* そしてブッシュを支持していた米支配階級は今度は
 次の有力候補者に巨大資本を『投資』するのでしょう。
 その繰り返しだと思われます。

306とはずがたり:2008/09/08(月) 20:41:17
マケイン氏が支持率で逆転=米大統領選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000058-jij-int
9月8日12時25分配信 時事通信

 【ワシントン7日時事】米紙USAトゥデー(電子版)が7日に公表したギャラップ社との共同世論調査によると、共和党大統領候補のマケイン上院議員の支持率が50%に上昇、民主党候補のオバマ上院議員の46%を4ポイント上回った。
 1〜4日の共和党大会の開催直前に実施された調査では、マケイン氏がオバマ氏に7ポイントリードされていたが、共和党大会でマケイン陣営が勢いをつけていることが裏付けられた。
 また、調査対象を投票に行く可能性の最も高い人々に限ると、マケイン氏の支持率が54%、オバマ氏は44%だった。調査は5、6の両日、全米の成人1022人を対象に行われた。 

最終更新:9月8日12時33分

ペイリン氏が好感度トップ=マケイン、オバマ両氏上回る−米調査
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090600100&rel=y&g=int

 【ワシントン5日時事】米ラスムセン社が5日公表した世論調査によると、共和党副大統領候補に指名されたペイリン・アラスカ州知事に好感を抱いている有権者は58%に上り、共和、民主両党の正副大統領候補4人の中でトップに立った。指名受諾演説前の好感度52%から上昇した。
 共和党のマケイン、民主党のオバマ両大統領候補の好感度はともに57%。ペイリン氏が10月のテレビ討論などで対決する民主党のバイデン副大統領候補は48%にとどまっている。共和党員に限るとペイリン氏の好感度は89%で、同氏の起用でマケイン氏の好感度も12ポイント上がったという。(2008/09/06-09:50)

視聴者数、マケイン氏に軍配=受諾演説に3890万人−米
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008090600073&rel=y&g=int

 【ワシントン5日時事】米共和党大会最終日の4日、マケイン大統領候補の指名受諾演説をテレビで視聴した人は全米で3890万人に上り、オバマ民主党大統領候補の受諾演説の視聴者数3830万人をわずかに上回ったことが、メディア調査会社の調べで明らかになった。
 また、マケイン演説の視聴者数は、話題の集中している共和党副大統領候補ペイリン・アラスカ州知事の演説視聴者数3720万人にも差をつけ、面目を保つ形となった。(2008/09/06-06:58)

307とはずがたり:2008/09/11(木) 07:28:26
ちょいとオバマ氏焦りも見えますかね。

「口紅つけても豚は豚」、オバマ氏発言に波紋
http://www.asahi.com/international/update/0910/TKY200809100244.html?ref=goo
2008年9月10日19時26分

 【ワシントン=小村田義之】米民主党の大統領候補オバマ上院議員が9日、共和党の正副大統領候補のマケイン上院議員とペイリン・アラスカ州知事が掲げる政治の「変革」について「口紅をつけても豚は豚だ」と切り捨てた。ペイリン氏への侮辱ではないかと物議を醸している。

 米メディアによると、オバマ氏はバージニア州での遊説で、マケイン氏を「ブッシュ大統領と同じだ」と攻撃。その変革は表面だけだとして「豚に口紅」「腐った魚を紙に包んでも(ブッシュ政権の)8年の後では、やっぱりくさい」と決めつけた。

 ペイリン氏は3日の指名受諾演説で「私は(子どもをアイスホッケーに通わせる)ホッケーママで、ピットブル(闘犬の一種)との違いは口紅だけ」と自己紹介した。オバマ氏の発言はこれを踏まえたものと見られ、マケイン陣営は即座に電話会見で「候補の中で口紅をつけるのは1人しかいない。オバマ氏はペイリン氏を豚と呼んだ」と激怒、謝罪を求めた。

 だがオバマ陣営は「よくある例え話」と涼しい顔。昨年、民主党のヒラリー・クリントン上院議員の新たな医療保険改革案についてマケイン氏が「豚に少し口紅を塗ったところで、豚は豚だ」と発言していた、と反論している。

308名無しさん:2008/09/23(火) 20:10:35
すばらしい。
>オバマ陣営「日本が世界でどの程度の役割を果たすのかは、
>ワシントンにいる人間ではなく、日本国民自身が決めることだ」

日本の役割拡大で温度差=両大統領候補の外交顧問が討論−米
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092300264

 【ワシントン23日時事】米大統領選候補の共和党マケイン、民主党オバマ両上院議員のアジア外交顧問による公開討論が22日、ワシントン市内で行われた。両陣営とも日米同盟重視の方針では一致したが、マケイン陣営が安全保障面での日本の役割拡大を促していく考えを強調したのに対し、オバマ陣営は日本の民意を尊重すべきだと訴え、温度差が見られた。
 マケイン陣営のグリーン前国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は、日本が経済力に見合った役割を安全保障面でも果たす必要があるとの認識を示した上で、「マケイン氏が大統領になれば、日本に役割拡大の道を進むよう促していく」と明言。日本の国連安保理常任理事国入りも後押しする考えを示した。
 これに対し、オバマ陣営のジャヌージ上院外交委員会事務局幹部は「日本が世界でどの程度の役割を果たすのかは、ワシントンにいる人間ではなく、日本国民自身が決めることだ」と指摘。「日本国民が望まない領域もあるかもしれない」と述べ、憲法改正や自衛隊派遣について米側の意向を押し付けるべきではないとの立場を示した。 
 対北朝鮮外交では、オバマ陣営は「核問題の検証が履行されるまで制裁を解除すべきではない」としながらも、米朝2国間と多国間の対話を通じた解決を追求すべきだと主張。マケイン陣営側は「圧力を掛けなければ、外交はうまくいかない」として、ブッシュ政権以上に圧力を重視する考えを示した。(了)(2008/09/23-14:58)

309とはずがたり:2008/10/09(木) 18:17:50

知らん間にペイリン旋風も凪いできましたかねぇ。。

ペイリン候補の資質に「?」 ブートキャンプで猛特訓
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/183755/
10/03 01:32更新
 《副大統領候補討論会に臨む》

 米共和党の副大統領候補、サラ・ペイリン氏(44)の副大統領としての資質に対する疑問の声が高まっている。10月2日にはミズーリ州セントルイスで副大統領候補の討論会が行われる。米メディアは、ペイリン氏が3日間の「ブート・キャンプ」(新兵の訓練)で討論会に備えたと伝えた。討論会のできばえは、大統領選挙の行方にも影響を与えそうだ。

 米ニューヨーカー誌は表紙絵で、窓から双眼鏡を突きだして何かを探しているペイリン氏の戯画を載せた。山並みの向こうに小さく、「RUSSIA」と書かれた山がある。

 バラエティー番組でペイリン氏のそっくりさんが「わたしの家からはロシアが見えるのよ」と言った揶揄(やゆ)を借用した戯画だ。ペイリン氏は実際には「アラスカからはロシアが見える」と言っただけで、バラエティー番組のセリフは明らかな脚色。それをニューヨーカー誌が戯画化したことに、基本的な知識を含めた資質にまつわるペイリン氏のイメージの一端が現れている 

 ■身内からも不安の声
 資質についての批判は民主党支持者からだけにとどまらない。共和党内でペイリン氏に対する不安が強まったのが、先週のCBSテレビのインタビューだ。ロシアに隣接するアラスカで暮らすことで、外交政策の経験を培ったというペイリン氏について説明を求めたところ、「(ロシア首相の)プーチン氏が米国の領空を侵犯しようとするとき、向かう先はどこか。アラスカだ。国境はすぐそこにある。ロシアを見張るために、アラスカから貿易使節を送っている」と、要領を得ない回答をした。

310名無しさん:2008/10/11(土) 18:49:18
共和にまた打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000055-jij-int

311とはずがたり:2008/10/13(月) 02:45:17

日本だけじゃなくてアメリカの財政赤字も大変なことになってますな〜。

米国の「借金時計」が桁不足、応急処置で表示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000000-wvn-sci
10月11日16時0分配信 WIRED VISION

写真: WIRED VISION

これは、米国経済がどん底の状態に陥っていることを示す掲示板だ。

米国政府の公的債務額を表示するこのデジタル・カウンターは、ニューヨークのタイムズスクエアの近くに設置されているが、財政赤字が10兆ドルの大台を超えたため、桁が足りなくなった。

応急措置として、デジタルのドルマークを、より安価な、デジタルでない表示にして、余計な「1」を詰め込めるようにした。

APの記事によると、この「借金時計」を造ったダースト機関(Durst Organization)は、近い将来、桁を2つ増やして、1000兆ドルまで表示できるようにすることを計画しているという。

困ったことだ。

この掲示板は、2兆7000億ドルという当時の公的債務額を市民に警告するために、1989年に[マンハッタンの不動産業者だった故シーモア・ダースト氏によって]設置された。

[後を継いだ息子のダグラス・ダースト氏は、政府財政が単年度で黒字化し、債務が減っていた2000年9月に時計のスイッチを一時切った(当時の債務額は約5兆5000億ドル)が、2002年に再開されていた(当時は約6兆1200億ドル)。2002年の報道では、「1秒で30ドルずつ増えている」とされている]



最終更新:10月11日16時0分

312小説吉田学校読者:2008/10/13(月) 17:58:41
じわりオバマ支持拡大。

オバマ氏、2けたのリード 米紙世論調査で支持率53%
http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008101301000207.html

 【ワシントン13日共同】13日付の米紙ワシントン・ポストによると、同紙とABCテレビが合同で実施した米大統領選の世論調査で、民主党オバマ上院議員(47)の支持率が53%と、共和党マケイン上院議員(72)の43%を10ポイント上回り、同紙の調査では過去最高となる2けたの差をつけた。
 一方、同日公表されたロイター通信などの調査ではオバマ氏48%、マケイン氏44%と4ポイント差にとどまり、ロイターは「11月4日の本選に向けて、まだ接戦が続いている」と分析した。
 オバマ氏は金融危機をブッシュ共和党政権の失政の結果と批判し、危機感を強めたマケイン陣営は、オバマ氏に対する中傷キャンペーンを展開している。
 ポスト紙の調査では、両候補が「対立候補への攻撃」と「諸課題への取り組み」のどちらに重点を置いているかも質問。マケイン氏については59%が「対立候補への攻撃」と回答し、対照的にオバマ氏については68%が「諸課題への取り組み」と答えた。
 中傷合戦に力を入れすぎた結果か、マケイン氏の好感度は9月下旬の前回調査から7ポイント下がって52%に。対するオバマ氏は6ポイント上がって64%。

314ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/10/22(水) 09:31:57
ロシア国連代表部は20日、声明を発表し、米大統領選の共和党候補、
ジョン・マケイン上院議員(72)から献金要請を受けたことを明らか
にしたうえで、「ロシア政府は外国の政治活動に資金提供しないことを
強調したい」とし、拒否したことを表明した。
 ロシア側は、マケイン氏がチュルキン露国連大使あてに送った9月29日
付の書簡を公表。マケイン氏はこのなかで「民主党のワシントン支配を阻止
する」ため最大5000ドル(約51万円)の献金を求めている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    東西冷戦時代なら、こんな風に世論支持率の
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    調整に使われる事もなかったろう。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| マケイン氏が献金要請を持ちかけたのは
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 当然、昔からそうした前例があるからでしょう。(・A・ )

08.10.22 Yahoo「マケイン氏、露に51万円の献金要請…『単純ミス』と釈明」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081021-00000016-yom-int

315とはずがたり:2008/10/24(金) 01:06:56

衣装代1500万円!ペイリン氏「選挙が終わったら寄付」
2008年10月23日(木)21:04
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20081023-567-OYT1T00630.html

 【ワシントン=貞広貴志】米大統領選で、共和党全国委員会が副大統領候補サラ・ペイリン・アラスカ州知事(44)の衣装やアクセサリー代として今年9月の1か月間に15万ドル(約1500万円)も拠出していたことが発覚。「ぜいたく」「公私混同」といった批判を受け、ペイリン陣営は22日、「選挙戦が終わったら慈善目的で寄付する」とする声明を出した。

 この出費は、9月の選挙資金報告書に記載されていたもの。高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」の2店舗で計4万9425ドル購入していたのをはじめ、ヘアメークと化粧費用4716ドル、ペイリン氏の子供用と見られる赤ちゃん用遊び着92ドルまで計上されていた。

 ペイリン氏は、子供のスポーツ観戦に熱狂する「ホッケー・マム」の庶民性を売り物にしているが、選挙集会ではヴァレンティノなど高級ブランドを愛用することで知られていた。

316千葉9区:2008/10/27(月) 23:49:18
民主主義とは即ち多様性を認めることだと思います。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200810270012.html
同姓婚めぐる住民投票に全米注目、ハリウッドもアップルも
サンフランシスコ(AP) 米カリフォルニア州で同姓婚禁止の是非を問う住民投票が行われるのを前に、賛成、反対それぞれの運動を支援する多額の寄付金が寄せられている。AP通信の集計では、これまでに全米50州と20カ国から6万4000人以上が寄付を寄せ、この問題に対する関心の高さをうかがわせている。


焦点になっているのは「プロポジション8」と呼ばれる同姓婚禁止条項。カリフォルニア州は現在、最高裁判決に基づき同姓婚を認めているが、もし今回の禁止条項が住民投票で支持された場合、州憲法が改正され、結婚は男女間に限られることになる。


AP通信の集計によると、賛成、反対それぞれの運動を展開する団体に寄せられた寄付金は、投票日を10日後に控えた25日現在で総額6000万ドル(約57億円)を超えた。米国で大統領選に次いで重要な投票になるとの声もある。


集めた寄付金は同姓婚禁止条項支持派が2820万ドル、反対派が3230万ドル。1カ月に比べて両陣営の差は縮まりつつある。


賛成派には米カトリック宗教団体コロンブス騎士会の140万ドルを筆頭に、大物銀行家や投資家が資金を提供。一方反対派には、俳優のブラッド・ピットさん、映画監督のジョージ・ルーカスさん、スティーブン・スピルバーグさんなどが大口寄付者に名を連ねる。米アップルも公開企業としては珍しく、10万ドルの寄付を発表した。

317ホッシュジエンの国内ニュース解説:2008/10/28(火) 17:59:34
 アメリカの捜査当局は先週、初の黒人大統領を目指す民主党・
オバマ候補の暗殺を計画したなどとして、南部・テネシー州で20歳
と18歳の男2人を逮捕した。投票日直前の暗殺計画の発覚を受け、
市民からは不安の声が上がっている。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    投票日直前に発覚というのが
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    ウサン臭い。
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~ 
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 国民を投票所へ向かわせようと
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l いう当局のヤラセっぽいですね。(・A・ )

08.10.28 日テレ「オバマ候補の暗殺計画発覚、市民に不安の声」
http://www.ntv.co.jp/news/121884.html

318千葉9区:2008/11/04(火) 21:19:36
490 :無党派さん:2008/11/04(火) 16:07:29 ID:5ARbLcbt
二大政党以外の主な大統領選立候補者

マスコミは泡沫候補扱いだけど…

* チャック・ボールドウィン(憲法党)
* シンシア・マッキニー(アメリカ緑の党)
* ボブ・バー(リバタリアン党)
* チャールズ・ジェイ(ボストン茶党)
* ジーン・アマンドソン(禁酒党)
* グロリア・ラ・リヴァ(社会主義解放党)
* ブライアン・ムーア(アメリカ合衆国社会党)
* ロジャー・カレーロ(社会主義労働者党)
* アラン・キーズ(無所属)
* ラルフ・ネーダー(無所属)

319千葉9区:2008/11/04(火) 21:45:14
米民主党、上院で安定多数確保の勢い
(CNN) 米大統領選と同時に4日行われる上下両院選の投票で、最新の世論調査によれば上院は民主党が安定多数を確保する勢いだ。


民主党は現在、上院で100議席中51議席(民主党49議席、共闘を組む無所属議員2議席)を制しており、あと9議席増やせば100議席のうち60議席を確保して、対立陣営の発言を封じ込める討論終結動議を通すことが可能になる。


今回の選挙で改選される上院35議席のうち、共和党は23議席を占めている。引退予定の共和党上院議員は5人。バージニア大学のラリー・サバト政治研究所長は、民主党が60議席の安定多数を制する公算は大きいとみる。


CNNの政治アナリスト、ステュアート・ローゼンバーグ氏によると、民主党はアラスカ、コロラド、ミシシッピ、ニューハンプシャー、ニューメキシコ、ノースカロライナ、オレゴン、バージニアの8州で共和党から議席を奪う見通し。ミネソタ州とジョージア州の動向が鍵を握ることになりそうだ。


また、コネティカット州の無所属上院議員ジョー・リーバーマン氏の動向も注目される。民主党と組んでいながら共和党のマケイン候補支持を表明している同氏がもし共和党支持に鞍替えすれば、民主党が制するのは59議席にとどまり、討論終結動議の発動はできなくなる可能性がある。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811040044.html

320千葉9区:2008/11/05(水) 20:51:48
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811050042.html
「米国に変化が訪れた」 オバマ氏が地元シカゴで勝利演説

12万5000人の聴衆を前に演説するバラク・オバマ候補=4日深夜、シカゴ(CNN) 米大統領選で次期大統領に確定した民主党のバラク・オバマ氏は地元イリノイ州シカゴで、推定12万5000人の支持者らを前に演説した。オバマ氏は「きょうこの日、米国に変化が訪れた」と宣言したうえで、米国が直面する課題に真摯(しんし)に取り組む姿勢を示し、国民の協力を求めた。

オバマ氏は演説の冒頭で、「米国の可能性を疑い、建国者たちの夢や民主主義はまだ生きているのかと問う人たちがまだいるとしたら、今夜がその答えだ」と語りかけた。落ち着いた、真剣な表情で「この国は単なる個人の集団でも、民主党と共和党の寄せ集めでもなく、アメリカという合衆国なのだ」「希望へ向けて、歴史の舵をとる日がやって来た」と話し、支持者らは涙と拍手で受け入れた。

オバマ氏は続いて、共和党候補のジョン・マケイン氏から勝利を祝う電話を受けたことを報告し、「マケイン氏の国への貢献を祝福し、米国の約束を再生させるために今後も協力していきたい」と表明。家族や選挙スタッフに謝意を示したうえで、「これは皆さんの勝利だ」と述べた。さらに、リンカーン大統領の演説の言葉を借りて「人民の、人民による、人民のための政治は滅びていなかったのです」と力を込めた。

同氏はここで、米国が直面する戦争、経済危機などの課題を挙げた。「解決には時間がかかる。1年、いや1期をかけてもたどり着かないかもしれない。だが約束しよう、われわれは1つの国民として、必ずそこへ到達すると」と語り、選挙戦のスローガンともなった「Yes, we can(私たちにはできる)」の言葉で会場に呼びかけた。続いて、国民の愛国心や責任感、党派間の分断をいやす精神がなければ、変化は実現しないと強調。「私に投票しなかった人々にも言いたい。皆さんの声に耳を傾けたい。皆さんの助けが必要です。私は皆さんの大統領にもなる」と語った。同氏はさらに、建国者らが「丘の上の輝く町」と表現した米国の理想を、世界にもう一度示そうと訴えた。

オバマ氏はまた、ジョージア州アトランタで投票した106歳のアフリカ系米国人女性がいる、と紹介。「この国のいい日も悪い日も見てきた彼女は、知っているのだ。米国は変われるということを」と語った。そして「われわれの子どもたちが彼女のように長生きできたら、その時米国はどんな変化を、どんな進歩を遂げているだろう」と問いかけ、「懐疑の声にはYes, we canの精神で答えよう」と演説を締めくくった。

321千葉9区:2008/11/05(水) 21:02:29
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080115-899563/news/20081105-OYT1T00572.htm
人種の壁乗り越えオバマ氏勝利、「国民融和」なるか
 米大統領選で民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が初の黒人大統領実現を決めたことは、米国の黒人史に新たなページを開くものだ。

 国際的な威信失墜と金融危機のなかで、「変革」や「統合」を訴え続けたオバマ氏が、国民に希望を与え、人種の壁を乗り越えた結果といえる。だが、「国民融和」の道は平坦(へいたん)ではない。

 米黒人文化の中心地ともいわれるニューヨークのハーレム。125丁目の目抜き通りに設置された大型画面にオバマ氏の勝利演説が映し出されると、詰めかけた住民ら数千人の歓喜は絶頂に達した。コルディ・ベーカーさん(56)は「黒人の多くは、何をやっても成功できないと思いこんできたが、オバマは障害を克服できることを示してくれた」と興奮気味に語った。

 建国時の黒人奴隷制に始まる人種問題は米社会を悩ませ続けてきた。公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング牧師らが1965年、アラバマ州のセルマからモンゴメリーまで警官隊の暴行を受けながら流血の行進を行い、投票権の平等を勝ち取ってから43年。

 行進の主導者の一人、フレドリック・リース牧師(78)は「ここまでたどり着くとは想像もしなかった」と語る。多くの黒人支持者に共通の感慨だろう。

 オバマ氏勝利の背景には、公民権運動による制度的な差別撤廃や黒人の社会進出があるが、この間の人種・民族構成の変化による国民意識の変化も大きな要因だ。中南米系やアジア系移民の流入で、白人の人口比率は60年の88・6%から66%になった。

 逆に、ヒスパニック(中南米系)や黒人、アジア系などのマイノリティー(人種・民族的少数派)は着実に存在感を増し、異人種・民族間の結婚も進んだ。

 黒人のケニア人を父親に、白人の米国人を母親に持つオバマ氏は、こうした米社会の変容が生み出した存在といえる。

 キング牧師の元側近でジョージア州アトランタ市長などを歴任した黒人のアンドリュー・ヤング氏(76)は、「オバマ氏は(母方の)白人中流階級に育った生粋の米国人。黒人たらしめているのはケニア人の父親の血だけだ」と言い切る。

 事実、オバマ氏は、黒人隔離政策や絶望的な貧困など、米黒人が背負う歴史的な重荷とは無縁。インドネシアで子ども時代を過ごし、多様な環境で育った点でも、従来の黒人政治家とは異質だ。

 問題は、選挙戦で浮き彫りになった人種・民族間の分断状況が「オバマ大統領」の下で一気に改善に向かうかどうかだ。

 共和党のジョン・マケイン上院議員(72)陣営は、過激な白人批判発言で非難を浴びた黒人牧師との関係を最後まで攻撃材料に使い、人種問題を劣勢克服の切り札に使った。

 2047年にはマイノリティーが総人口の半数を超える見通しだが、現状では、教育や収入など社会生活関連のほとんどの指標で、白人層と黒人、ヒスパニックの間の格差は大きい。

 オバマ氏は勝利演説で、マケイン氏支持者に向け、「私は、みなさんの声に耳を傾ける。みなさんの大統領でもある」と呼びかけたが、今後、マイノリティーの期待感と白人保守層の警戒感との間で、難しい政権の舵(かじ)取りを迫られる可能性は否定できない。(ニューヨーク 佐々木良寿、シカゴ 白川義和)

(2008年11月5日20時43分 読売新聞)

322ホッシュジエンの国内ニュース解:2008/11/06(木) 09:33:12
 「歴史に残る瞬間です。私にはオバマ上院議員と何度も話す
機会がありましたが、彼が真にイギリスの友であると信じています」
(イギリス・ブラウン首相)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    各国首脳が、その役回りに応じて巨大軍事
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /   利権を共有する現体制に同意している限り、
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  米大統領を拒否する事はないだろう。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 同意しているから大統領に選任された訳ですからね。(・A・ )

08.11.6 TBS「オバマ氏勝利、各国の反応は」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3987494.html

323千葉9区:2008/11/06(木) 22:48:22
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081106/amr0811060919017-n1.htm
同性婚禁止、予想外の可決 オバマ勝利も米社会の保守化進む?
2008.11.6 09:18

このニュースのトピックス:米国

カリフォルニア州で、同性婚禁止をめぐる住民投票が賛成多数で可決されたのを受け、記者会見するサンフランシスコ市のニューソム市長。市長は同性愛者への婚姻差別を撤廃を表明していた=5日(ロイター) 【フェニックス(米アリゾナ州)=松尾理也】米大統領選と同時にカリフォルニア州で行われた同性婚禁止をめぐる住民投票は5日、小差ながら賛成多数で可決された。民主党のオバマ大統領の誕生で米社会が大きくリベラル寄りに振れた印象が強まる一方、リベラル色がきわめて強いカリフォルニアで否決が確実視されていた同提案が可決されたことは、米社会に着実に進行する保守化の波がやんでいないことを示すものともいえそうだ。

 「オバマ氏に圧倒的な支持が集まったこのカリフォルニア州でも、われわれの同性婚禁止のメッセージは明確に伝わった。同性婚が社会にどんな影響をもたらすか、住民が熟考した結果だ」。予想に反する勝利に同提案のジェフ・フリント事務局長はこう述べた。

 同性婚禁止の是非をめぐる住民投票はフロリダ、アリゾナ両州でも同様に行われ、可決された。

 カリフォルニア州最高裁は今年5月、結婚を男女間に限定した州法を違憲と判断した。これに対し、憲法そのものに同性婚禁止条項を盛り込もうとするのが今回の提案。初期の段階では反対派が20ポイント近い差をつけてリードしており、否決は確実とみられていた。

 同性婚を認めた今夏の州最高裁判決に基づき、カリフォルニア州ではこれまでに約1万8000組の同性カップルに結婚が認められている。同性婚反対派は結婚の無効、取り消しを求める訴訟が起こす見通しだ。

 市民団体「人権キャンペーン」(ワシントン)のジョー・ソルモニーズ代表はロサンゼルス・タイムズ紙に、「今回の住民投票はここ数十年で最大規模の公民権運動だった。それに敗北したという事実は非常に深刻だ」と、衝撃をあらわにした。

 住民投票には賛否双方から、この種の投票としては史上最高とみられる7400万ドル(約74億円)に上る資金が寄せられ、リベラル派と保守派の文化戦争の様相を呈していた。

324千葉9区:2008/11/06(木) 23:18:01
 やあ、シカゴのみなさん。

 ここにもし、米国では何でも可能だということを疑い、建国者の夢が生き続けていることに疑問を持ち、私たちの民主主義の力に疑念を抱く人がいるなら、今夜がその「答え」だ。

 その「答え」を示したのは(投票所の)学校や教会にできた、3時間、4時間も(投票を)待った人々の列だ。彼らの多くには人生で初めての経験だったが、「今回は違うだろう、今回は私たちの声によって変えられる」と信じて票を投じた。

 「答え」を出したのは若者や高齢者、裕福な人や貧しい人、民主党員や共和党員、黒人、白人、ヒスパニック、アジア系、ネイティブアメリカン、同性愛者とそうでない人、身体障害者やそうでない人たちだ。米国人は、我々が決して個人の寄せ集めや、単なる赤色の州(共和党)と青色の州(民主党)の集まりではないというメッセージを世界に発信した。

 我々は今も、そしてこれからも、アメリカ合衆国そのものだ。

 その「答え」は、何かを達成できることなど冷笑し、恐れ、疑えとあまりにも長い間、言われ続けてきた人々を、歴史の円弧に手をかけて向きを変え、もう一度、より良い明日のための希望へと導くものだ。

 ここまで来るのに長い時間がかかった。しかし今夜、我々がこの日の選挙で成し遂げたこの瞬間、米国に変革が訪れた。

 今朝早く、マケイン上院議員から、たいへんな丁重な電話をもらった。

 マケイン氏は、長く苦しい選挙戦を戦ってきた。しかし彼は愛する国のため、もっと長く苦しい戦いを続けてきた。米国のため、にわかには想像できないほどの自己犠牲に耐えてきた。彼のような勇敢で私心のない指導者のおかげで、我々はよりよい暮らしを享受している。

 私は彼と、(副大統領候補だった)ペイリン(アラスカ州)知事のこれまでの業績を祝福する。この国の新たな約束を果たすため、私は彼らと共に働くことを楽しみにしている。

 私は、この選挙を心底から共に戦ったパートナーに感謝したい。彼は、スクラントン通りで育ち、デラウエアの自宅へ帰る電車に揺られるような普通の人々のために演説をしてきた。合衆国副大統領に選ばれたジョー・バイデン氏だ。

 そして、16年間私に献身し、友情をはぐくみ、家族の要となり、愛情を惜しみなく与えてくれた彼女なしにはここにいられなかった。次のファーストレディーとなるミシェル・オバマだ。サーシャ、マリア。想像できないほど君たちを愛している。君たちは、手に入れたかわいらしい子犬と一緒に新しいホワイトハウスに行くことになる。

 そして、もはやこの世にいないものの、私を今日あるように育ててくれた祖母が、家族とともに見つめていることを知っている。今夜、彼女たちの姿を見られないのは寂しく、計り知れないほど恩を感じている。マヤとアルマをはじめとする兄弟姉妹たちへ。私に与えてくれた支援をありがとう。彼らには本当に感謝している。

 この選挙戦を縁の下から支えてくれた陰の英雄、マネジャーのデビッド・プロフ氏。彼はこの国の歴史に残る、最高の政治キャンペーンを張ってくれた。そして、最高戦略責任者のデビッド・アクセルロッド氏。あらゆる場面で私とともにいてくれた。史上最高の選挙チームがこの日の勝利をもたらした。私は、彼らがこの日のために身を粉にして働いてきたことに対してずっと感謝する。

325千葉9区:2008/11/06(木) 23:18:42
 しかし何よりも、私はこの勝利が本当は誰のものなのか決して忘れない。それはあなたたち。あなたたち国民だ。

 私は、有力候補ではなかった。資金も支持もあまりないところから始めた。選挙戦は、ワシントンのホールから始まったのではない。デモインの裏庭、コンコルドの居間、チャールストンの玄関からだった。労働者のみなさんが決して多くない貯金の中から5ドル、10ドル、20ドルと、資金を工面してくれた。

 運動は若い人たちが加わってうねりとなって行った。「無関心な若者」という迷信を拒否し、家と家族から離れ、睡眠時間を削り、わずかな報酬で働いてくれた。さらに、決して若くはないが、ひどい寒さや焼けるように暑い日、勇気を持って見ず知らずの家のドアをノックし続けた人々もいた。さらに、自発的に組織を作り、「人民の、人民による、人民のため政治」(リンカーン大統領の言葉)が決して地球上から滅びていないことを、2世紀後に実証した何百万人ものアメリカ人が力を与えてくれた。

 これは、あなたたちの勝利だ。

 あなたたちが選挙に勝つためだけに行動したのではないことを私は知っている。私のためでもないことも。あなたたちは、これからの仕事の大変さを理解しているために行動をしてくれた。今夜は祝うにしても、明日からの課題は、私たちの生涯のうちでとてつもなく大きなものであることを私たちは知っている。それは2つの戦争であり、危機的状況にある地球であり、今世紀で最悪の金融危機である。

 私たちが今夜ここに立つ一方で、イラクの砂漠やアフガニスタンの山地で起床し、私たちのために自らの命を危険にさらす勇敢な米国人がいることを知っている。ローンや医療費、子どもたちを大学に進学させる学費をどうひねり出そうかと、子どもたちが眠りについた後も、横たわったまま起きて考えている父母がいる。

 新しいエネルギーを活用し、新たな雇用を創出し、新しい学校を建設し、恐れに立ち向かわなければならない。同盟関係を修復しなければならない。

 目の前に続く道は長い道のりだろう。私たちが直面する坂は急だろう。1年間、いや1期では、そこまでたどり着けないかもしれない。しかし、アメリカよ、私たちがそこにたどり着くため、今夜ほど大きな希望を持ったことはない。

 私は約束する。私たちは国民としてそこに到達できることを。

 妨げや、フライングもあるかもしれない。また、私の大統領としての決定や政策に賛同できない人も多くいるだろう。また、政府があらゆる問題を解決することはできないことも私たちは知っている。しかし、直面する困難な課題について、私は常に、あなたたちに正直でいる。意見が食い違った時こそ、私はあなたたちの声に耳を傾ける。

 とりわけ、国を立て直す仕事への参加をお願いしたい。そのための唯一の方法は、221年間やってきたように、こわばる手でブロックやレンガを1枚1枚積み上げていくしかない。

 21カ月前、冬の最中に始まったことは、この秋の夜に終わることはない。

 我々は、この勝利だけを求めていたのではない。この勝利は、我々が求める変革を成し遂げるための一つの機会に過ぎない。そしてその変革は、かつての道に戻っては遂げることができない。

 あなたたちがいなければ、また新たな奉仕や犠牲の精神なくしては、変革をもたらすことはできない。だから、新たな愛国心を呼び起こし、我々一人一人が自分のことだけでなく互いを気遣い、懸命に努力する責任精神を呼び起こそう。

 覚えておこう。もしこの金融危機から学ぶことがあるとすれば、「大通り」が苦しんでいる間は、ウォールストリートの繁栄もあり得ないということだ。

 この国では、我々は一つの国家、一つの国民として高揚し、凋落もする。我々の政治を長い間、毒してきた党派主義や、狭量さや、未熟さに退行しようとする誘惑にあらがおう。

 思い出そう。自己信頼と個人の自由、国家の融和という価値に基づいた党である共和党の旗を最初にホワイトハウスに掲げたのは、この州出身の人物だった。これらは、我々すべてが分かち合う価値観だ。民主党が偉大な勝利を収めた今夜、我々もまた謙遜と決意を持って、我々の前進を妨げてきた隔たりを解消するために、その価値観を共有しよう。リンカーン(元大統領)が今よりずっと分裂していた国家に語ったように、我々は敵ではなく、友人同士だ。情熱が緊迫しても、我々の感情の結びつきを破壊させてはならない。

326千葉9区:2008/11/06(木) 23:19:59
米大統領選:バラク・オバマ氏勝利演説全文(5/6ページ)
 私を支持してくれなかった米国の人々の票を、私は今夜、得られなかったかもしれない。しかし、私はあなたたちの声も聞く。私には、あなたたちの助けが必要だ。私は、あなたたちのための大統領にもなる。

 そして、海外や、議会や宮殿で今夜の様子を見守る人々、世界の忘れられた街角でラジオの周りに集まって聴いている人々へ。我々の物語は個々のものだが、我々は運命を共有している。米国の新しい指導力の夜明けは、すぐそこだ。

 世界を引き裂こうとする人々へ。我々はあなたたちに勝つ。平和と安全を求める人々へ。我々はあなたたちを支援する。そして、米国のかがり火は、まだ明るく輝いているのだろうかと考えているすべての人々へ。我々の国家の真の強さは武力でも富の力でもなく、永続的な理想の力にあることを今夜、我々は改めて証明した。それは民主主義であり、自由であり、機会であり、確かな希望である。

 これが本当の米国の英知だ。米国は変われる。我々は完全に団結できる。既に我々が成し遂げたことが、我々が明日できること、やらなければならないことへの希望を示している。

 今回の選挙では、何世代にもわたって語り継がれるだろう初めての出来事や物語がたくさんあった。しかし今夜、私の頭に浮かんでいるのは、アトランタで投票したある女性のことだ。彼女は、ある一つのことを除いて、自分たちの声を届けようと投票所で並んだほかの数百万の人々と変わらない。彼女−−アン・ニクソン・クーパーさんは106歳だ。

 彼女は奴隷制度時代のわずか一世代後に生まれた。道に車はなく、空に飛行機はない時代。彼女のような人が二つの理由で投票することができなかった時代。その理由は、女性であるということと、肌の色だった。

 そして今夜私は、米国の1世紀の間に彼女が見てきたすべてのことに思いをはせる。その心痛と希望、戦いと進展、「我々にはできない」と言われていた時代、そして米国の信念を断行した人々のこと。そう、「我々にはできる」ということを。

 女性が声を上げられず、希望が打ち砕かれた時代を彼女は生き抜き、女性が立ち上がって声を上げ、投票によって自分たちの声を届けようとする姿を見た。そう、我々にはできる。

 彼女は(1930年代に米国を襲った)砂嵐や、大恐慌(1929〜)で国中が絶望した時にも、ニューディール政策で新たな雇用や新たな共通の目標を作り出し、国が恐怖に打ち勝つ姿を見てきた。そう、我々にはできる。

 爆弾が我々の湾に落ち、専制政治が世界を脅かしたが、ある世代が立ち上がり、民主主義が守られるのを彼女は目撃した。そう、我々にはできる。

 (黒人解放の契機となったアラバマ州)モンゴメリのバス(ボイコット運動)も、(警察がデモ隊を消火ホースによる散水で抑圧しようとした同州)バーミンガムも、(参政権を求める黒人が州警察などに暴行を受けた同州)セルマの橋も、彼女は知っている。アトランタから来た(キング)牧師の「我々は勝利する」という言葉も彼女は聞いた。そう、我々にはできる。

 人類が月に到達し、ベルリンの壁が崩壊し、世界は我々の科学と想像力によって結ばれた。そして今年、この選挙で、彼女は(電子投票機の)画面に指が届き、1票を投じた。なぜなら106年後の米国で、一番良い時と一番悪い時を通じ、米国は変われると知っているからだ。そう、我々にはできる。

 アメリカよ、私たちはここまで来た。多くのものを見てきた。しかし、やるべきことはまだたくさんある。だから今夜、自分たちに問いかけよう。我々の子どもたちが来世紀を見、私の娘たちがアン・ニクソン・クーパーさんのように長生き出来たら、彼女らはどんな変革を見るだろうか。我々は、どんな進歩を遂げているだろうか。

 今は、その問いに答える機会だ。これは私たちの瞬間だ。

 人々を仕事場へと戻し、子どもたちのための機会の扉を開ける時だ。繁栄を取り戻し、平和の大義を促進し、アメリカンドリームを再生し、我々は一つであり、息をするように希望を持つのだという基本的な真実を再確認する時だ。そして、我々にはできっこないと皮肉を言い、疑う人に出会ったら、人々の精神を集めた不朽の教義で答えよう、「我々にはできる」と。

 ありがとう。あなたたちに神の加護がありますように。そして、アメリカ合衆国に神の加護がありますように。

http://mainichi.jp/select/world/presidential/news/20081106mog00m030056000c.html
2008年11月6日毎日新聞

327小説吉田学校読者:2008/11/08(土) 11:01:03
たぶん、ベルルスコーニにはパスタ大好き、サルコジにはフランスパン好きとか言っているんだろうな。ただ、英ブラウンには何も言うんだろ。

オバマ氏、首相に小浜市「行ってみたい」
http://www.sanspo.com/shakai/news/081108/sha0811080504004-n1.htm

 オバマ次期米大統領(47)は7日、麻生太郎首相(68)と韓国の李明博大統領(66)と相次いで電話会談。「CHANGE(変革)」を訴えるオバマ氏のアジア外交第1弾は、福井県小浜市やプルコギの“ヨイショ”だった。
 麻生氏とオバマ氏は、日米同盟を強化するとともに、金融危機や北朝鮮、アフガニスタン問題などへの対応で、緊密な連携を図ることで一致。早期の会談実現に向け調整することも確認した。
 その際、オバマ氏は「日本には強い親しみを感じている」とした上で、名前の発音が同じ縁から、米大統領選の話題で盛り上がった小浜(おばま)市に触れ「よく知っており、行ってみたい」と言及。麻生氏も地元・福岡のある九州を意識してか、「小浜温泉(長崎)もある」と総選挙に向けた(!?)アピールも忘れなかった。
 一方、李大統領との会談では、自身がハワイで育った際、韓国系米国人と多く触れ合ったとし「プルコギとキムチは一番好きな昼食メニューの一つ」などと、韓国への親近感も表した。

328ホッシュジエンの国内ニュース解:2008/11/13(木) 09:18:35
イランは、新型の地対地ミサイルの発射実験に成功したと
発表し、軍事力を誇示することで、対話外交を掲げるアメ
リカのオバマ次期政権に対しても一方的な譲歩はしないと
いう強気の立場を示すねらいがあるとみられます。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 彡ミ    ___  __    このミサイル実験にアメリカへのメッセージがある
  |ヽ  /|  ,,,,,,,,l /  /    とすれば、イランは新政権に対しても変わらず
  |ヽ   | | ミ ・д・ミ/_/旦~~  米の対テロ政策に協力する意思があるという事だろう。
  ⊥   |  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 
  凵    `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l また情報機関が動いてるようですね。 (・A・ )

08.11.13 NHK「イラン 新型ミサイル発射実験」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015345541000.html
08.11.12 NHK「北朝鮮 軍事境界線の通行制限」
http://www.nhk.or.jp/news/k10015330841000.html

329千葉9区:2008/11/15(土) 00:54:11
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200811140014.html
オバマ氏、「クリントン国務長官」を検討か 打診はまだなしと
ワシントン――オバマ米次期大統領が、新政権の国務長官の人選で、大統領選の民主党指名候補争いで異例の接戦を演じたヒラリー・クリントン上院議員を候補者の一人としていることが14日分かった。オバマ陣営の政権移行チームに近い筋が明らかにした。


同上院議員の近い筋によると、オバマ氏陣営から就任についての打診は今だない。しかし、あった場合、拒否せず、検討するとの方針を示した。クリントン議員自身は10日、オバマ政権でポストを引き受けるかとの記者の質問に、上院議員としての職務に全力を注ぎたいとの考えを表明した。


その上で、オバマ政権の課題遂行のため出来る限りの協力をしたいとも述べている。


オバマ氏が、クリントン前大統領の側近らを政権移行チームに迎えていることも、クリントン議員を何らかの要職に迎え入れることの布石とも受け止められている。クリントン氏の国務長官説は以前にも浮上していたが、オバマ氏陣営内に異論があり、立ち消えとなっていた。クリントン氏は指名候補争いで敗れた後、有力な副大統領候補としても取りざたされていた。


AP通信によると、政権移行チームはクリントン氏起用説にコメントしていない。オバマ新政権での国務長官候補にはこのほか、ヘーゲル上院議員(共和党)、ケリー上院議員(民主)やリチャードソン・ニューメキシコ州知事らの名前も浮上している。

330千葉9区:2008/11/17(月) 00:46:42
オバマ新政権はクリントン回帰?閣僚候補で目立つ名前
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ次期米大統領が進める、来年1月発足の新政権の陣容固めが具体化し始めた。

 しかし、オバマ氏が「ワシントン政治の変革」を掲げて大統領選を勝ち抜いたのとは裏腹に、閣僚や政権幹部の候補として名前が浮上しているのは、オバマ氏から国務長官就任の打診を受けたとされるヒラリー・クリントン上院議員を筆頭に、クリントン前民主党政権(1993〜2001)の関係者が目立ち、「事実上のクリントン回帰だ」との指摘さえ出始めている。

 クリントン上院議員は14日、ニューヨーク市内で行った演説の中で、就任打診をめぐる米メディアの報道について、「オバマ陣営に聞いてほしい」として明言を避けたが、実現すれば、政権の目玉として多大な存在感を発揮するのは確実。また、夫のクリントン前大統領も民間外交などの分野で政権に参画すると見られているほか、ノーベル平和賞受賞者のゴア前副大統領も環境政策の「元締」的な役割を務める可能性が高いと目されている。

 さらにオバマ氏は、ブッシュ政権からの業務引き継ぎや閣僚・高官人事を取り仕切る政権移行チームの実質的トップに、クリントン前大統領の首席補佐官だったジョン・ポデスタ氏を起用。選挙から2日後の今月6日にオバマ氏の首席補佐官に指名されたラーム・エマニュエル氏も前大統領の上級顧問を務めていた。

 また、バイデン次期副大統領の首席補佐官には、ゴア前副大統領にも首席補佐官として仕えたロン・クライン氏が最有力視され、次期正副大統領は「懐刀」をクリントン・ゴア組から引き継ぐ公算が大きい。

 金融危機への対応をめぐっても、クリントン時代の財務長官だったローレンス・サマーズ氏の返り咲きを予想する声が広がっている。

 民主党は過去28年間のうち、クリントン政権時代を除き計20年間も政権から遠ざかっていたため即戦力の人材に乏しく、新政権を円滑に始動させるにはクリントン時代の人脈に頼らざるを得ない事情がある。しかし、こうした人々を登用し過ぎれば、オバマ氏が選挙戦で唱えていた、新鮮な発想や人材を駆使しての「ワシントン刷新」の理想からは遠ざかりかねず、オバマ氏は今後、難しい判断を迫られそうだ。

(2008年11月16日03時03分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20081116-OYT1T00123.htm

331とはずがたり:2008/11/19(水) 12:28:26
米連邦議会選:両院、民主勝利確実に 上院「60議席」焦点
http://mainichi.jp/select/world/news/20081101ddm007030066000c.html

 【ワシントン草野和彦】11月4日の米大統領選と同時に投開票される連邦議会選挙は、上下両院とも民主党の勝利が確実視されている。大統領選でオバマ上院議員が勝ち、民主党によるホワイトハウス、議会の完全支配が実現すれば、クリントン大統領が誕生した92年の選挙以来。特に上院(定数100)では、60議席を達成するかが焦点だ。少数党の議事妨害を阻止するための「安定多数」で、「オバマ大統領」のよりスムーズな政権運営が可能になるからだ。

 上院の現在の構成は民主党51(民主系無所属2人を含む)、共和党49。今回は35議席(補選2を含む)が改選され、内訳は民主党12、共和党23だ。

 選挙分析機関「クック・ポリティカル・リポート」の分析では、民主党は現有議席の維持を確実にし、共和党の議席がある4州で優位、6州で接戦に持ち込み、60議席獲得も視野に入れている。

 下院は全435議席が改選される。現有議席は民主党235、共和党199、欠員1で、民主党が20〜25議席を上積みするとの予想もある。

毎日新聞 2008年11月1日 東京朝刊

米連邦議会選:民主、上院60議席可否 来月まで持ち越し
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081107k0000m030110000c.html

 【ワシントン草野和彦】米連邦議会選は5日も開票作業が続き、上院(定数100)はジョージア州で過半数に達した候補者がいなかったため、州法に基づき12月2日に決選投票が行われる見通しになった。民主党が少数党の議事妨害を阻止できる60議席に到達するかどうかはそれまで持ち越される。

 CNNテレビによると、上院の獲得議席は民主党56、共和党40。アラスカ、オレゴン、ミネソタの3州も接戦が続いている。下院(定数435)は同時点で民主党254、共和党173。残り8議席が決まっていない。

333とはずがたり:2008/11/20(木) 16:06:51
米連邦議会選:オバマ効果で民主順調 共和は現職引退響く
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081105k0000e030073000c.html
 【ワシントン草野和彦】米連邦議会選挙は、民主党が上下両院で現有議席を上回り大勝する勢いだ。上院で目標としていた安定多数の60議席は届くかどうか微妙だが、ブッシュ政権の不人気と経済危機に加え、大統領選でのオバマ人気との相乗効果もあり、順調に議席数を伸ばした。

 現職が圧倒的に有利とされる議会選で、共和党現職の引退・辞職に伴い、改選23議席中5議席分が空いたことも民主党有利に働いた。勝利したバージニアやニューメキシコ、勝利確実なコロラドがそうした選挙区だ。民主党は、改選12議席のすべてに現職が立候補したのも強みだった。

 防戦の共和党は「オバマ大統領になれば『防火壁』が必要」(全国党上院委員会のランドール報道担当官)と「単独支配」の危険性を訴え、現職議席の死守に傾注。それでも、オバマ人気で民主寄りの有権者が増えたニューハンプシャーで共和現職のスヌヌ氏が、ノースカロライナで同じくドール氏が敗れた。

 資金力の差も大きく、ナショナルジャーナル誌によると、下院選挙で9月第2週〜10月第3週のテレビ・ラジオ広告に投じた額は民主党が49選挙区で約31億円に対し、共和党は15選挙区で約3.6億円。民主党はフロリダ24区などで共和党議席を次々に奪取した。

 民主党は06年の中間選挙に続き、保守色の濃い南部などでは、党の理念より地元の価値観を反映した「勝てる候補」をリクルート。そのため民主党が勝利しても、リベラル化ではなく、保守・中道化が進むとみられる。

 一方、知事選も4日、全米50州のうち11州で行われた。改選前は民主6州、共和5州だったが、共和党現職が引退したミズーリ州で民主党が勝利。他がそれぞれ現有州で勝てば、全米の知事勢力は民主党が1増の29州、共和党が1減の21州となる見通しだ。

米大統領選:全集計終了 ミズーリ州はマケイン氏勝利 
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20081120k0000e030020000c.html
 【ワシントン及川正也】4日の米大統領選で勝敗が唯一未決着だった中西部ミズーリ州の集計が19日終了し、共和党のマケイン上院議員が、大統領選を制した民主党のオバマ上院議員を破って勝利した。これで全米50州と首都での全集計が終わり、獲得選挙人数(計538)はオバマ氏が365、マケイン氏は173で確定した。

 同州では両氏の票差が接近し、指定された投票所とは別の場所で投票した「暫定投票」の集計作業が続いていた。同州選管によると、19日の最終集計では、マケイン氏が3632票差(0.12ポイント差)で勝利した。

 同州では1956年以降、大統領選に当選した候補が常に勝利し全米的な先行指標とされてきたが、覆された。

 一方、3州が未決着の上院選では19日までにアラスカ州で現職の共和党候補が落選。民主党は非改選を含め58議席(同党系無所属含む)に伸ばした。残る2州のうちミネソタ州では極めて小差のため再集計を開始した。

 また、ジョージア州では投票総数の過半数を獲得した候補がなく、州法に基づき12月2日に決選投票が行われる。民主党が両州で勝利すれば、共和党の議事妨害を阻止できる60議席に達するため、総力戦で臨む方針。


米大統領選:民主、ネブラスカ州で選挙人1人獲得 64年以来
http://mainichi.jp/select/world/america/archive/news/2008/11/16/20081116ddm007030081000c.html
 【ワシントン草野和彦】AP通信は14日、米中西部ネブラスカ州で大統領選の開票作業が終わり、民主党のオバマ次期大統領が選挙人5人のうち1人を獲得したと報じた。

 ネブラスカ州での民主党の選挙人獲得は、1964年以来。残る4人は共和党のマケイン上院議員が獲得した。

 14日現在の獲得選挙人数はオバマ氏365人、マケイン氏162人で、未決定はミズーリ州(選挙人11人)のみ。

毎日新聞 2008年11月16日 東京朝刊

334千葉9区:2008/11/25(火) 22:22:37
http://www.asahi.com/international/update/1125/TKY200811250001.html
経済閣僚に大物2人 オバマ人事異例の早さ
2008年11月25日12時15分
 【シカゴ=都留悦史、ワシントン=西崎香】オバマ米次期大統領は24日、シカゴで記者会見し、政権運営で最も重視する経済分野の閣僚級人事を発表した。危機対策の要となる財務長官にニューヨーク連邦準備銀行のティモシー・ガイトナー総裁(47)を指名。関連省庁を束ねるホワイトハウスの国家経済会議(NEC)議長に、元財務長官のローレンス・サマーズ氏(53)を起用する。大統領選直後の異例の早さで大物の起用を公表し、来年1月20日の就任直後に景気対策を打ち出す構えだ。

 他の閣僚に先駆けて経済チームを発表したオバマ氏は「経済は苦境に陥っており、我々は一瞬たりとも立ち止まることが出来ない。私は立ち直りが早い米国の気迫を深く信じている」と述べ、経済力の回復を最重視する考えを強調した。

 財務長官に指名されたガイトナー氏は、オバマ氏と同じ47歳。金融危機対応では、米中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の副官として、証券大手ベアー・スターンズなどの救済などを主導した。

 全体的な経済政策の立案では、オバマ氏の片腕となるNEC議長に、クリントン政権後半に財務長官を務めたサマーズ・ハーバード大教授を起用した。

 同氏は米屈指の経済学者で、財務長官退任後は母校のハーバード大学長も務めた。女性軽視と受け止められる発言などで辞任に追い込まれたが、90年代後半のアジア経済危機対応での実務経験のほか、オバマ氏と同様に格差是正を重視する姿勢なども評価された。

 経済政策を助言する大統領経済諮問委員会(CEA)の委員長には、カリフォルニア大バークリー校のクリスティーナ・ローマー教授を、国民皆保険に向けた医療制度改革などを進める内政会議(DPC)の議長にメロディ・バーンズ氏を起用する。

 オバマ氏が大統領就任直後に危機対策を実施できるよう、経済チームは議会やブッシュ政権、FRBなどと連携し、抜本的な景気回復案作りに着手する。失業保険の申請者数が18年ぶりの高水準に達したことを指摘したオバマ氏は、「まず経済を立て直すことに焦点を合わせる」と決意を示し、雇用創出・維持に力を入れる構えだ。

 金融危機対策では、市場の混乱を防ぐため、資金供給の拡大や金融機関の救済、超低金利策など、ブッシュ政権の路線を基本的に受け継ぐ方針。一方、実体経済悪化に歯止めをかける景気刺激策では、規模、速さともに違いを強調する戦略だ。急増する住宅差し押さえの防止や自動車業界の支援に取り組むほか、会見では「道路や橋を建て直し、学校を近代化し、クリーンエネルギーを供給する21世紀の社会基盤を構築する」と訴えた。

335千葉9区:2008/12/09(火) 01:02:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20081208ddm012030024000c.html
米大統領選:現地メディアは/上 「黒人」「女性」にどう切り込んだ
 米大統領選(11月4日)では、従来「主役」を務めてきた白人男性にかわり、民主党のバラク・オバマ次期米大統領(47)やヒラリー・クリントン次期米国務長官(61)が、注目を集めた。本格候補として初めて登場した「黒人」と「女性」。選挙戦では、メディアがその人種や性差をどう報じるかも問われた。メディアの直面した課題を2回に分けて報告する。【ワシントン大治朋子】

 ●「差別」恐れ及び腰に

 「米国社会に根深く残る人種差別の実態を深く掘り下げるチャンスだったが、そうはならなかった」。民間ジャーナリズム研究機関「ポインター協会」のケース・ウッズ代表は、一連の報道をこう振り返る。

 米MSNBCテレビは今年4月、生放送番組「人種を語る」を放送。人種差別の現状を市民レベルで議論し、注目を集めた。だがこうした報道はむしろ珍しく「オバマ氏と人種問題を安易に結びつけると差別と言われかねず、メディアは及び腰だった」(ウッズ氏)といわれる。オバマ氏は恩師の黒人牧師が白人を敵視しているとの批判を受け、今年3月、人種をテーマに演説。だがそれを機に人種問題を掘り下げた報道も少なかった。

 AP通信が今年8〜9月にかけて行った調査によると、日常生活に人種差別は多数残されていると答えた黒人は57%。米社会に根強く残る差別の現状を浮き彫りにしている。

 一方で、人種問題をオープンに議論したいという市民の希望はあるようだ。今年6月、新聞折り込み用の週刊誌「ライズ・アップ」は「人種を語る」をテーマに創刊された。日常の差別に切り込む内容で注目を集め、契約を希望する新聞社が殺到。当初400万部だった部数は半年で倍増した。

 「人種」が注目される選挙で、米メディアは独自の報道を控える一方で「きっかけ」を探した。その一つが投票傾向の問題だ。オバマ氏は本選で黒人層の95%から支持を受け、メディアはこの事実を強調した。だが民主党の大統領候補はこれまでも黒人の約9割の支持を受けており、特別視する根拠は薄かった。

 ●オバマ氏に好意的

 世論調査で黒人候補を支持すると答えながら、実際には白人に投票する「ブラッドリー効果」への懸念も報じられた。だが、オバマ氏の選挙に同効果が見られたと証明するデータは最後まで確認されていない。

 オバマ氏自身についての報道でも、公平さを欠いたとの指摘がある。本選前の2カ月で、オバマ氏に好意的だった報道は全体の65%。ライバルの共和党候補の倍以上だった。また、米ギャラップ社が今年5月に行った世論調査によると、クリントン氏への報道が「厳し過ぎる」と答えた人は3割。逆にオバマ氏に「甘すぎる」という声は4割近くを占めた。

 メディアの記者の大半は白人男性で、コルゲート大のジェイ・マンドル教授は好意的な報道の背後に「オバマ氏を当選させることで人種問題を『解決』した気持ちになりたいという白人特有の意識が感じられた」と振り返る。

 黒人のメディア評論家、エリック・ディガンズ氏は「米国では白人の多くは白人地区に住み、黒人を理解せずに暮らせる。人種をめぐる報道がぎこちなく表面的だったのは、日ごろの人種問題への問題意識や知識の欠如の表れだ」と話す。

336千葉9区:2008/12/09(火) 01:03:25
 ●「うそ泣き」報道に怒り

 「性差の壁は、なぜ人種の壁ほど深刻に扱われないのか」。米国の著名な女性解放運動家、グロリア・スタイネム氏は今年1月8日、米紙ニューヨーク・タイムズのコラムでこう書いた。報道や世論が黒人のオバマ氏に甘く、女性のクリントン氏に厳しいという内容で、賛否両論を招いた。

 コラムを書いたきっかけは、ニューハンプシャー州の予備選(1月8日)だった。前日の7日、選挙で劣勢が伝えられたクリントン氏は集会で突然涙ぐみ、一部メディアが「うそ泣き」「最高司令官が務まるのか」と激しく批判したからだ。

 事前の世論調査に反し、クリントン氏はオバマ氏に小差で勝利した。今年1月からのすべての選挙を分析したウィスコンシン・マディソン大のチャールズ・フランクリン教授は、同州予備選で「クリントン氏が過小評価された」と結論付けた。

 「女性有権者からメディアへの怒りの声が殺到し、直前に一気に追い上げたのが勝因だった」。クリントン氏の大統領夫人時代のスピーチライターで、今回の選挙で広報担当を務めたリサ・マスカティン氏は取材に、そう明かしている。

 クリントン氏に対しては、このほかにも選挙中「米国民は毎日女性が老いていくのを(テレビの)目の前で見たいか」といった個人攻撃的な報道が目立った。米NBCテレビのディレクター、チャック・トッド氏は「批判はクリントン氏が招いたもので、米メディアが公平さを欠いているとは思わない」と話す。クリントン氏は選挙中、ボスニア・ヘルツェゴビナを訪れた(96年)際に「銃火をかいくぐった」と発言。後日ウソと分かるなど、資質が問われたこともあったからだ。

 ●「女性問題」控えた

 一方で、選挙を機に米社会における女性差別の現状や課題を論じる報道はわずかだった。米国の女性労働者の平均賃金は男性の8割程度に過ぎず、女性の「不公平感」は強い。

 コラムニストのニコラス・クリストフ氏は米紙ニューヨーク・タイムズで「クリントン氏が女性の問題について演説すれば議論を深めるきっかけになる」と提唱。だがクリントン陣営は「女性であることを利用していると批判されると考えて控えた」(マスカティン氏)という。

 ◇「白人男性」記者、問題提起にためらい−−トッド・ギトリン・コロンビア大教授(ジャーナリズム、社会学)
 コロンビア大のトッド・ギトリン教授(ジャーナリズム、社会学)に、大統領選報道について聞いた。

 今回もこれまでの大統領選報道と変わらず、大半は陣営の戦術や誰がレースに勝つかといった内容に終始した。

 初めて黒人や女性の本格候補を迎え、報道ぶりも注目されたが、米メディアは「黒人」や「女性」をどう扱うべきか確信が持てなかった。候補者について黒人だとか女性だと言及すること自体歓迎されないという雰囲気があり、自ら問題提起することがメディアの義務かどうかも判然としなかった。

 大半のメディアは従来通り、陣営がきっかけを作らない限り、自ら問題を提起しない方針を取った。つまりオバマ氏の人種にもクリントン氏の性別にもメディアとして独自にはこだわらなかった。オバマ氏はそれで得をした。彼も人種の違いを強調されたくなかったからだ。クリントン氏も戦争をしている米国の大統領として、女性であることは不利と考えた。だが一部メディアは服装や声のトーンなど、男性なら話題にもならないことで攻撃した。クリントン氏と個人的に敵対する記者がいるせいもあるが、総じて米メディアは人種問題を扱う時のような注意深さで女性の問題を扱っていない。

 メディアは米社会の「黒人」「女性」の問題にも自ら切り込まなかったが、記者らの多くが白人男性であることと無縁ではない。例えば今回、もっと記者や編集者の中に黒人や女性が多く、会社の中で有力な立場にあれば、彼らの感性が結集され、黒人や女性の問題を積極的に取り上げただろう。

毎日新聞 2008年12月8日 東京朝刊

337千葉9区:2008/12/17(水) 00:11:22
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35465120081216
 [15日 ロイター] オバマ次期米大統領は15日、新政権のエネルギー長官にノーベル賞受賞者のスティーブン・チュー氏、ホワイトハウスのエネルギー・環境政策を調整する新組織のトップにキャロル・ブラウナー元環境保護局(EPA)長官をそれぞれ指名した。

 また、EPA長官にリサ・ジャクソン・ニュージャージー州知事首席補佐官、ホワイトハウスの環境評議会議長にナンシー・サトリー・ロサンゼルス市助役を指名した。

 次期政権の主要ポストに起用されたか、あるいは起用が取りざたされている候補者は以下の通り。閣僚人事は上院の承認が必要。 

 <国務長官>

 大統領選の民主党候補者選びで戦ったヒラリー・クリントン上院議員(ニューヨーク州)を指名。海外での米国の評判を立て直す戦略の一環とみられる。側近らによると、オバマ次期大統領はクリントン氏の職業倫理を高く評価し、元大統領夫人のスター性が世界における米国の地位向上というビジョンの実現を後押しすると考えている。 

 <国防長官>

 共和党現政権のロバート・ゲーツ国防長官に留任を要請。ゲーツ氏は2006年後半にブッシュ大統領によって指名された。国家安全保障会議(NSC)では穏健派とされ、現政権の国防政策継続を強く示唆する人事。オバマ氏は共和党からの政権参加を求める意向をかねてから表明しており、ゲーツ氏はラムズフェルド前国防長官の後任となって以来、民主・共和両党のメンバーから高い評価を得ている。 

 <財務長官>

 経済危機に対応するキーパーソンとしてニューヨーク連銀のティモシー・ガイトナー総裁を起用。ガイトナー氏は、金融市場安定化対策の立案で中心的な役割を担ってきた。世界の金融システムで重要な役割を占める銀行は、統一された規制の枠組みの下で業務を行うべきとの見解を持つ 

 <国土安全保障長官>

 ジャネット・ナポリターノ・アリゾナ州知事を指名。同省は2001年9月11日の同時多発攻撃事件を受けて新設された。

 <国家経済会議委員長>

 ローレンス・サマーズ元財務長官の起用が正式に発表された。サマーズ氏は、クリントン政権で財務長官を1年半務めた。同氏はオバマ氏の顧問として数カ月間、選挙戦を共にし、金融危機対策の策定で助言している。

338千葉9区:2008/12/17(水) 00:11:38
 <国家安全保障問題担当大統領補佐官>

 ジェームズ・ジョーンズ元北大西洋条約機構(NATO)作戦連合軍最高司令官を指名。民主・共和双方の議員から広く尊敬を集めているが、自身はいずれの党にも属していない。イラク戦争をめぐってブッシュ政権の対応を強く批判したことで知られる。

 <司法長官>

 エリック・ホルダー元司法副長官が就任を受諾。同氏はクリントン政権時代に司法副長官を務め、大統領選ではオバマ陣営の法律アドバイザーを務めた。オバマ氏が選んだ副大統領候補の人物調査にも関与した。 

 <エネルギー長官>

 ノーベル賞受賞者のスティーブン・チュー氏を指名。チュー氏は1997年にノーベル物理学賞を受賞し、現在はローレンス・バークリー国立研究所(カリフォルニア州)の所長を務めている。気候変動に対して早くから科学的手法による解決を提唱、同研究所を代替・再生可能エネルギー研究における世界的リーダーに育て上げた。 

 <内務長官>

 民主党関係者によると、ケン・サラザール上院議員(コロラド州)が指名される見通し。起用が決まれば、石油・天然ガス開発用にリースする国有地の管理などを担当することになる。サラザール氏は環境問題専門の弁護士として開業した経歴の持ち主。オバマ次期政権で2人目のヒスパニック系閣僚となる。 

 <商務長官>

 ニューメキシコ州のビル・リチャードソン知事を起用。同氏は国連大使、エネルギー長官を歴任。今回の大統領選に出馬し民主党の候補指名を争ったが、撤退後は早い段階でオバマ氏支持を表明した。オバマ次期政権で初めて指名を受けたヒスパニック系閣僚。 

 <エネルギー・気候変動・環境政策調整官>

 ホワイトハウスに新設するエネルギー・気候変動・環境政策調整官にキャロル・ブラウナー元環境保護局(EPA)長官を指名した。クリントン政権ではEPA長官だった。 

 <環境保護局長官>

 ニュージャージー州知事首席補佐官のリサ・ジャクソン氏を指名。同氏はワシントンとニューヨーク市のEPA本部で16年間働き、ニュージャージー州環境保護局長を務めた。

 <住宅都市開発長官>

 ショーン・ドノバン・ニューヨーク市住宅保全開発局長を指名。ドノバン氏はクリントン政権でも住宅都市開発省で数十億ドルの住宅助成金プログラムの実施を主導した経験がある。 

 <厚生長官>

 早くからオバマ氏支持を表明していたトム・ダシュル元上院民主党院内総務を起用。厚生長官に大物を起用し、オバマ氏が公約に掲げる医療保険制度改革を進めることになる。重鎮の起用は、オバマ氏が約4600万人に上る無保険者の解消を最優先課題に据えていることを示している。 

 <教育長官>

 ニューヨーク・タイムズ紙によると、シカゴ市教育長のアーン・ダンカン氏を教育長官に選んだ。ダンカン氏はオバマ氏の長年の友人で、規模が国内3番目のシカゴ公立学校システムの最高経営責任者として、教師の質向上などへの取り組みで高い評価を得ている。

339千葉9区:2008/12/20(土) 11:28:56
オバマ政権の閣僚指名、性別・人種・党派の多様性に配慮
オバマ新政権


19日、米シカゴでの記者会見でカーク元ダラス市長(中央)の肩を抱くオバマ次期大統領。左はソリス下院議員=ロイター 【ワシントン=本間圭一】オバマ次期米大統領は19日、シカゴで記者会見し、カリフォルニア州選出のヒルダ・ソリス下院議員(51)を労働長官に、ロン・カーク元ダラス市長(54)を通商代表部(USTR)代表に、イリノイ州選出のレイ・ラフッド下院議員(63)を運輸長官に起用する人事を発表した。

 これにより、次期政権の閣僚15人の指名は終わり、今後は上院での承認や次官級人事などに焦点が移る。

 閣僚の内訳を見ると、15人のうち、ヒスパニック(中南米)系が3人、アジア系が2人など人種的少数派(マイノリティー)が計7人に上る。女性は3人、共和党が2人と、性別、人種、党派の多様性に配慮した布陣となった。

 ソリス氏は、メキシコ移民の父と、ニカラグア移民の母の間に生まれた。下院では移民問題などに取り組み、次期長官に承認されれば、失業対策や労働者の待遇改善などの懸案にあたる。

 カーク氏は1995年に黒人として初のダラス市長となり、現在は法律事務所の共同経営者。世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の交渉に臨む。

(2008年12月20日10時39分 読売新聞)

340千葉9区:2008/12/20(土) 11:31:49
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35549120081219
情報BOX:数字で見るオバマ氏の大統領就任式
2008年 12月 19日 19:00 JST
 <輸送>

 米国バス協会とワシントン当局は、最多1万台の観光バスの流入に備えている。これらのバスをずらりと並べたとすると、137キロにもなる。1万台のバスは50万人を運ぶことが可能だ。

 航空会社は臨時便を飛ばし、大きめの航空機を使用する。全米鉄道旅客輸送公社(アムトラック)は就任式当日、通常よりも運行本数を増やす予定。

 ワシントンのメトロ・レール・サービスは、850車両を運行、午前4時から午後7時まで毎時12万人が利用できるようにする。

 <観衆の規模>

 ワシントンのエイドリアン・フェンティ市長は最大400万人が就任式のためにワシントンの中心に集中するとみている。シークレットサービスはこの推計は高すぎるとしているが、ワシントン当局は就任式の観衆は、これまでで最高の1965年、リンドン・ジョンソン大統領の就任時に集まった120万人を上回ると予想する。

 約24万人が就任宣誓式を見守る予定で、残りの観衆は3キロ余りのナショナル・モールに押し込められる見通しだ。ナショナル・モールは、ポトマック川沿いの米連邦議会議事堂からリンカーン記念館までの、ペンシルバニア通りに沿った3キロの地域だ。

 <宿泊施設>

 ワシントンの観光協会は、先週の時点で区内にあるホテルの総部屋数2万9000室うち、少なくとも900室がまだ空いていると述べた。ワシントン首都圏では、少なくとも1700室が利用可能だという。

 <保安>

 警察当局は、約4000人の警察官が国内の96自治体から派遣される4000人の警察官とともに警備すると述べた。

 米軍当局によると、7500人の米国軍人と4000人の州兵が式典に直接関わるか、行政当局を支援する形で投入される。

 シークレットサービスや米連邦捜査局(FBI)の職員、米連邦議会議事堂の警察官らも就任式当日は任務に就く。

 就任式に実際に参加する24万人は、すべての人が通り抜ける設置式か携帯式の金属探知機によって検査される。

341ホッシュジエンの国内ニュース解説:2009/01/03(土) 23:18:23
アメリカのオバマ次期大統領は、ことし初めてとなる国民向けの
演説で、大規模な景気対策を速やかに実行しなければならないと
強調し、民主・共和両党に対して超党派での協力を呼びかけました。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ()     ____   __    どのような政策で景気回復を
  ()()   /|  ,,,,,,,,l  /  /    図るのかが問題だろう。
  | | |   |  | ミ ・д・ミ/_/ 旦~~ 
  | | |   |  ̄| ̄|| ̄ ̄賀正 ̄| 軍需政策は止めて欲しいですね。
 |||||||||  `TT | ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l    もう既に兆候があるし。(・A・ )

09.1.3 NHK「オバマ氏 超党派で景気対策を」
http://www.nhk.or.jp/news/k10013343431000.html
09.1.3 TBS「ガザ地区 空爆と報復やまず」
http://www.nhk.or.jp/news/k10013343081000.html
09.1.3 TBS「バグダッド近郊で自爆テロ、23人死亡」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4030745.html

342千葉9区:2009/01/04(日) 22:22:45
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090103-OYT1T00639.htm
オバマ新大統領の就任式に200万人…空前の人出予想

 【ワシントン=本間圭一】バラク・オバマ次期米大統領(47)の就任宣誓式まで2週間余となり、首都ワシントン挙げての準備作業が本格化している。

 米国初の黒人大統領誕生を見ようと、史上最多の200万人が集まる見込みで、演出も歴史的行事を意識したものになりそうだ。ただ、受け入れ態勢の不備を懸念する声も上がっている。

 ◆リンカーン

 一連の行事を最初に盛り上げるのは、オバマ氏自身だ。今月17日には、独立宣言が起草されたフィラデルフィアから鉄道でワシントン入りする。リンカーン元大統領が1861年の就任式に際し、鉄道でワシントン入りした史実を踏まえたもので、敬愛する英雄と自身をだぶらせる。

 注目の20日の演説内容は不明だが、式典のテーマは、リンカーンの有名な「ゲティスバーグ演説」(1863年)の一節から取った「自由の再生」とした。ジョージ・メイソン大学のジェームズ・フィフナー教授は、「人種間の団結という合衆国の理念を訴え、歴史に残る言葉を発するはず」と予測する。式典ではソウル歌手アレサ・フランクリンさんが美声を披露する。

 ◆終日ラッシュアワー

 観衆の規模にも、関心が集まっている。米メディアはワシントン市長の予測や独自調査などとして、200万〜500万人の幅で伝えている。近年の就任式で最多は1965年のジョンソン大統領の約120万人、ブッシュ大統領2期目の2005年は約30万人だった。未曽有の人出に、航空会社は増便を予定し、地下鉄も終日ラッシュアワー並みに運行する。

 だが、ワシントンの居住人口は約60万人に過ぎない。主要ホテルは中心部から車で約2時間の郊外まで満室。簡易トイレは設置不足が指摘される。交通機関のまひも想定され、就任式実行委員会などは、徒歩での移動を呼びかけている。

 ◆国民が主役

 同委員会が今回の就任式で目指すのは「歴史上最も開かれた式典」。オバマ氏が宣誓する連邦議会議事堂近くの緑地帯「ナショナル・モール」を一般に開放、大型テレビを設置して市民を迎える。また、過去の就任式のように、企業や労組、ロビイストからの献金は求めず、少額の個人献金で経費をまかなう方針だ。

 「式典は国民が主役」という宣伝が効いたためか、交通費や滞在費は自己負担で無給のボランティアに、必要数の4倍近い約6万人もの応募があった。選挙戦の熱狂が、再現されることになりそうだ。

(2009年1月4日13時24分 読売新聞)

343千葉9区:2009/01/04(日) 22:23:31
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20081224-OYT1T00294.htm
クリントン長官のもと、国務副長官2人体制で強化
 【ワシントン=本間圭一】オバマ次期米大統領は23日、クリントン前政権で国家安全保障担当の大統領副補佐官を務めたジェームズ・スタインバーグ氏(55)と、行政管理予算局(OMB)局長だったジャコブ・ルー氏(53)を国務副長官に起用すると発表した。

 国務副長官の2人体制は異例で、国務長官に指名されたクリントン上院議員が目指す、国務省の権限強化の一環となりそうだ。

 スタインバーグ氏は、クリントン政権下で、国務省政策企画局長なども務め、現在は米テキサス大学公共政策大学院長。イラク駐留米軍の撤退期限設定に前向きで、オバマ政権では外交に集中するとみられる。ルー氏はクリントン政権下で予算の議会折衝などの実績があり、今後は国務省の予算増額や事務管理にあたると伝えられる。

(2008年12月24日11時14分 読売新聞)

344千葉9区:2009/01/09(金) 00:27:43
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009010801000826.html
駐日米大使にナイ氏 元国防次官補の知日派
2009年1月8日 22時26分

 オバマ次期米政権で就任する次期駐日大使にジョセフ・ナイ元国防次官補(71)が起用されることが8日、固まった。ナイ氏はクリントン前政権の国防次官補として日米同盟を「アジア太平洋の平和、安定のかなめ」と再定義するなど日米安全保障に深く関与した米国有数の知日派で知られる。政権移行チームの関係者が明らかにした。

 次期駐日大使の人選をめぐっては日系のノーマン・ミネタ前運輸長官らが有力候補として取りざたされていた。ナイ氏の起用方針はクリントン次期国務長官の意向が影響した可能性もある。

 ナイ氏はプリンストン大卒業後、ハーバード大で政治学博士号を取得。2000年には、日本に集団的自衛権の行使容認を提言した通称「アーミテージ報告」の作成にかかわった。

 シーファー現駐日大使はオバマ政権発足前の来週中に離任する予定。

345千葉9区:2009/01/09(金) 00:28:50
http://mainichi.jp/select/world/news/20090109k0000m030091000c.html
米上院:オバマ氏後継を一転承認へ 「黒人議席」存続
 【ワシントン大治朋子】オバマ次期米大統領は7日の記者会見で、上院議員だった自身の後継として、イリノイ州のブラゴエビッチ知事(後継指名をめぐる汚職事件で逮捕・保釈中)に指名された元同州司法長官のローランド・バリス氏(71)の就任を支持する考えを示した。上院も承認に必要な手続きを開始した。

 オバマ氏は会見で「バリス氏は素晴らしい公僕だ」と述べた。バリス氏は汚職事件で逮捕された知事に指名されたため、米上院などは当初、承認の手続きを拒否する意向を表明。オバマ氏もこれを支持していた。

 だが、バリス氏は「事件とは無関係」と主張。黒人のバリス氏はオバマ氏が確保していた、上院で唯一の「黒人議席」を存続する立場にもあり、米下院の黒人議員団は7日、バリス氏の就任を支持する決議をまとめた。

 オバマ氏や上院幹部はこうした情勢を踏まえ、議会の円滑な運営を優先し、方針転換を図ったとみられる。上院はバリス氏の就任に際し「事件とは無関係」との宣誓を求める方針という。

346千葉9区:2009/01/12(月) 00:10:46
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200901070013.html
オバマ氏の大統領専用リムジン、マニア間では不評

新たな大統領専用リムジン。車体は黒一色に塗装される(CNN) 選挙運動期間中にハイブリッド車の台数増加を掲げていたオバマ次期米大統領が、就任式の20日から乗るリムジンの画像が流出した。


リムジンは乗用車とトラックを融合した作りで、見た目は戦車に似ている部分もある。大統領護衛官は20日、オバマをリムジンに乗せ、ワシントン市内のホワイトハウスに近いペンシルバニア大通りを、約3キロにわたってパレードする。


ネット上では早くも、リムジンの外見をめぐって自動車マニアの間から「ダサイ」「大統領を戦車に乗せる方がまし」などの批判が続出。ある通信社は、ドアの厚さが20センチもある点を「小惑星の直撃にも耐えられる」と揶揄(やゆ)した。


リムジンは米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のキャデラック車。GM関係者によると、リムジンは既存車種の延長上にない特別仕様車で、厳しい試験や開発を経て生産された。ただし設計や内装などには、通常車種の優れた点も取り入れている。


クリントン元大統領の運転手だった元護衛官のジョー・ファンク氏は、リムジン車内で外部の雑音が一切遮断されるため、オバマ氏が保護された密室空間の中で孤立感を味わうと予想。ただ、オバマ氏が電話や衛星、インターネットなどで、世界中と瞬時に通信できることに驚くだろうとしている。


環境活動家らの中には、リムジン車体が緑に塗装されることを期待する向きもある。ただし自動車マニアは、リムジンがディーゼル燃料を使用し、燃費は悪いと見ている。ディーゼル燃料が1ガロン2.4ドル(約224円)、ガソリンが同1.67ドル(約156円)となっている状況では、リムジンが経済的車両とは言い難い。アンバサダー・リムジン社の関係者は「文字通り走る燃料庫」だとコメントした。

347千葉9区:2009/01/14(水) 21:42:47
http://mainichi.jp/select/opinion/ooji/news/20081117dde012070002000c.html
グッド・イブニングAmerica:テフロン大統領=大治朋子
 「オバマは新世紀のテフロン・マン」。米ニューズウィーク誌(11月17日号)の指摘である。テフロンは米デュポン社が開発したフッ素樹脂加工技術の登録商標。次期大統領に決まった民主党のバラク・オバマ氏はテフロン加工されたフライパンのように、批判を受けてもダメージ、つまり傷が残りにくいという意味だ。

 もとは共和党のレーガン元大統領の異名だった。民主党女性下院議員(当時)、シュローダーさんは83年、料理がこびりつかないフライパンを使い、卵焼きを作りながら、「テフロン大統領」という呼び名を思いついたという。

 レーガン氏は失政や失言で何度か窮地に立たされていたが、批判は長引かなかった。それどころかいつの間にか支持率が回復する。そのワケを考えているうちに「グレートコミュニケーター(偉大なる伝達者)」と呼ばれた話術や、それを生かした政権の戦術がテフロン加工のように同氏を守っているのだという結論に達したそうだ。

 シュローダーさんはこの呼び名をキャッチフレーズに「失政の責任を取らない大統領」と批判をするつもりだったが、国民は「なるほど。私もダメージに強くなりたい」と好意的に受け止め、がっかりしたという。

 オバマ氏が「テフロン加工」といわれるのは、安定した好感度からだ。選挙中はスキャンダルや失言もあったが、米メディアが今年1月から11月までに行った調査96回のうち、オバマ氏に「好感を抱かない」と答えた人が4割以上になったのは12回だけ。好感度が高いとされた共和党の大統領候補、ジョン・マケイン上院議員ですら98回中31回で、その差は歴然としていた。

 メディアの報道も、背景にはある。選挙直前2カ月のニュース番組は、オバマ氏に好意的なものがマケイン氏の2倍だったというデータもある。

 だが選挙に強くても、政権末期の支持率はガタガタ、ということもある。民主党のジョンソン大統領は選挙では圧勝したが、国民の不満が高まり、引退時の支持率は5割を切った。

 逆に同党のクリントン前大統領は初出馬で圧勝したわけではないが、2期8年の任務を終えた時の支持率は過去50年の大統領で最高の65%(レーガン氏は64%で2位)。不倫疑惑など数々のスキャンダルをものともせず、2人目の「テフロン大統領」と呼ばれた。

 オバマ氏は3人目となるのか。これからの4年で、それはおのずと分かるはずだ。(北米総局)

毎日新聞 2008年11月17日 東京夕刊

348千葉9区:2009/01/18(日) 17:10:10
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081113/amr0811132354012-n1.htm

 【ワシントン=有元隆志】米共和党副大統領候補だったアラスカ州のサラ・ペイリン知事(44)が、2012年の大統領選を見据えた動きを始めている。大統領候補だったマケイン上院議員の陣営からは、ペイリン氏には外交問題などで国を率いるための基礎知識が足りなかったと、敗北の“戦犯”扱いされているが、選挙期間中は失言を恐れ極力少なくした米メディアとのインタビューにも積極的に応じて反論するなど、反転攻勢に出ている。

 ペイリン氏をめぐっては選挙後に、マケイン陣営から「アフリカを大陸ではなく、国だと思っていた」、「米、カナダ、メキシコによる北米自由貿易協定(NAFTA)締結国を知らなかった」との暴露情報が米メディアに流された。

 ペイリン氏は11日、NBCテレビ番組で、これらを否定するとともに、情報を流した陣営スタッフを「実名で発言しないなんて臆(おく)病(びよう)者」と非難した。

 共和党全国委員会が選挙運動のためにペイリン氏に提供した15万ドル(約1400万円)相当の衣装についても、「すべて箱に入れて、本部に送った」と主張した。

 10日のFOXテレビ番組では、4年後は先のことすぎるとしながらも、「もし4年後にドアが開いていて国のためになるとすれば、私はドアに向かって進む」と述べ、大統領選出馬の意欲をにじませた。

 ペイリン氏は今後、大統領選、上下両院選で敗れた党の再生に取り組むことになる。当面知事職にとどまるとみられているが、共和党内で取りざたされているのが上院選への出馬だ。

 アラスカ州選出のテッド・スティーブンズ上院議員(共和党)は石油会社から利益供与を受けながら、義務付けられた議会への資産報告を行わなかったなどとして、政治倫理法違反などの罪で有罪評決を受けた。同議員は今月4日投票の選挙に再選を目指して出馬、接戦のためまだ勝敗は確定していないが、当選しても失職に追い込まれる可能性が指摘されている。共和党関係者は「同議員が失職した場合、補欠選挙で勝つには人気の高いペイリン氏が最適だ」と語る。

 首都ワシントンの空気に染まっていない新鮮さを売り物にしてきたペイリン氏が、国政経験を積むために上院選出馬に踏み切るか、その動向は引き続き注目を集めそうだ。

349とはずがたり:2009/01/20(火) 14:12:47
【鼓動】カリフォルニア州破産? 「財政赤字」許容なき地方政府
2009.1.19 17:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1804-1805

350千葉9区:2009/01/20(火) 21:14:05
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090120/amr0901201805008-n1.htm
「夫に国務長官のポストも提示」 バイデン副大統領夫人が“暴露”
2009.1.20 18:06


 バイデン次期米副大統領のジル夫人は19日、バイデン氏とともに、テレビ番組に出演した際、バイデン氏がオバマ次期大統領から副大統領候補と国務長官候補の2つのポストを提示されていたことを明らかにした。

 ジル夫人は外交担当の国務長官は海外に出かける機会が多いため、副大統領の方が家族にとっては望ましいともらした。「失言癖」で知られるバイデン氏だが、夫人の思わぬ発言に、「シーッ(しゃべるな)」とあわてて口止めに走った。

 バイデン氏の広報担当者は番組収録後、「オバマ氏が提示したのは副大統領候補のポストだけで、バイデン氏は喜んで申し出を受け入れた」との声明を出した。(ワシントン 有元隆志)

351千葉9区:2009/01/20(火) 22:34:57
http://mainichi.jp/select/world/news/20090120k0000e030041000c.html
米国:不測の事態に備えゲーツ長官「隔離」
 【ワシントン及川正也】ブッシュ米大統領は19日、20日のオバマ次期大統領就任式中にテロ攻撃や大災害などによる不測の事態が発生した場合の後継大統領に、ゲーツ国防長官を指名した。オバマ氏も同意している。米メディアによると、ゲーツ長官は就任式には出席せず、首都圏外の軍事施設に「隔離」されるという。

 就任式には新旧の正副大統領に加え、継承順位の高位にあたる議会幹部や新旧閣僚が一堂に会するため、緊急時を想定した危機管理措置。新旧大統領は20日正午で交代するが、閣僚ではゲーツ長官のみ留任する。毎年恒例の大統領による連邦議会での一般教書演説でも同様の措置が取られている。

352とはずがたり:2009/01/21(水) 19:11:39
ブッシュ一族がケネディ家的な地位を狙ってるとするならば悪い冗談であるなぁ。。

ブッシュ元米大統領、次男ジェブ氏の大統領就任を希望
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/JAPAN-357039.html?C=S
2009年1月5日(月)14:25
(トムソンロイター)

 [ワシントン 4日 ロイター] ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領(1989─1993年在職)は、次男のジェブ・ブッシュ前フロリダ州知事(55)が、いつの日か米国大統領になることを望んでいることを明らかにした。

 ブッシュ元大統領は4日、フォックス・ニュースのインタビューでジェブ氏について語り、同氏が大統領職に就くためのすべての資質を備えていると語った。

 ジェブ・ブッシュ氏は、2010年の上院選でフロリダ州からの出馬を検討していると表明している。

 元大統領は「彼に出馬してもらいたい。いつの日か大統領になってもらいたい。あるいは、上院議員になるにせよ出馬することを希望する」とコメント。その上で「今はおそらく時期が悪い」と付け加えた。

 合衆国大統領に親子で就任したのは、第2代ジョン・アダムズ大統領と第6代ジョン・クインシー・アダムズ大統領親子に続き、ブッシュ元大統領と現大統領が歴代2例目となるが、息子2人が大統領に就任した例はない。

 多くの世論調査で歴代大統領中最も低い水準の30%未満の支持率が続いている現大統領は、任期満了にともない、1月20日、ホワイトハウスを後にする。

353千葉9区:2009/01/21(水) 23:44:00
http://mainichi.jp/select/world/news/20090121k0000m030048000c.html
米新大統領:出馬表明、指名受諾…世界を魅了した名演説
 オバマ米新大統領は「チェンジ(改革)」や「試練の中で希望を抱き続ける」ことを説き続け、米国だけでなく世界の人々を魅了してきた。20日の就任式を迎え、過去の演説からオバマ氏の言葉の軌跡を振り返る。

 ■出馬表明演説(07年2月10日、イリノイ州の州都スプリングフィールドで)

 皆さんがここに集まったのは私のためではない。この国の将来を信じているからだ。戦争に直面していても、皆さんは平和の到来を信じている。絶望の中にあっても、皆さんは希望が生まれることを信じている。政治が皆さんを疎外し、私たちをあまりにも長い間分裂させてきたのにかかわらず、私たちは一つの国民になれることを信じている。私たちは今、その旅路を進もうとしている。

 私がイリノイ州に来たのは二十数年前。大学を卒業したばかりの若者だった。教会グループから地域活動の仕事を与えられた。アメリカをよりよくするため、ささやかながら役割を果たせるかもしれないと思って引き受けた。その後、弁護士になり、選挙民の積極的な政治参加次第で自由や平等という私たちの大切な権利が守られることに気付いた。私はその思いをもって上院議員としてこの州都に来た。米国の東西南北が交差するこの地で、私は米国民の特質である寛大さを知った。寛大さによってこそ、希望あるアメリカを建設できると私は信じるにいたった。

 だからこそ、私は(スプリングフィールドの)この旧州議事堂の下で、(奴隷解放宣言で知られる第16代大統領)リンカーンが、かつて分裂した議会に結束を呼びかけたこの地で、共通の希望と共通の夢がたたずむこの場所で、皆さんの前に立ち、米大統領への立候補を表明する。

 ■大統領候補指名受諾演説(08年8月28日、コロラド州デンバーで開かれた民主党全国大会で)

 4年前、私は皆さんの前に立ち、私自身の話をした。裕福でもなく、無名だったケニヤから来た若い男性とカンザス州出身の若い女性(オバマ氏の両親)の話だ。彼らは、自分たちの息子が望むことを実現できるのがアメリカだと信じていた。この約束こそ、米国を特別な国にしている。勤勉さと犠牲を通じて私たち一人ひとりが自分の夢を追求できる。それと同時にアメリカという一つの家族として団結し、次の世代も夢を追えるようにするのだ。

 その約束が今、破られようとしている。多くの人が失業し、家を失い、借金に苦しんでいる。破たんしたワシントンの政治、ブッシュ政権の失策が原因だ。私は、すべての米国人にも訴えたい。(本選投票日の08年)11月4日に我々は立ち上がって言わねばならない。「(共和党政権の失政は)8年でたくさんだ」と。

 私はアメリカの約束を守るため変革(チェンジ)を公約する。国内で雇用創出する企業への優遇税制や、全勤労世帯の95%を対象とした減税だ。中東の石油依存から10年で脱却する。風力、太陽光など再生可能エネルギーの開発に投資し、500万人の雇用を創出する。すべての国民が利用できる医療保険制度を約束する。男女の給与格差もなくす時だ。

 責任ある形でイラク戦争を終結し、アフガニスタンでの国際テロ組織アルカイダと、旧支配勢力タリバンとの戦いを完遂する。テロと核拡散、貧困と虐殺、気候変動と疾病という21世紀の脅威を打ち負かす、新しい国際協調関係を築く。

 この8年間で失われたのは、共通の目標に取り組む国民の意識だ。これを取り戻さなければならない。私の選挙ではない。あなた方の選挙だ。みなさんがワシントンを変えるのだ。

 45年前のこの日、全国から人々がワシントンに結集し、若い(黒人公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング)牧師が語る夢を聞いた。あらゆる信条、人種、階層の人々の運命はつながっており、協力すれば、私たちの夢を一つにできるとの訴えだった。牧師は「後戻りはできない」と叫んだ。

 私たちは後戻りできない。子どもたちを教育し、帰還兵を世話し、経済を立て直し、都市を再生し、家族を守らなければならない。この選挙で我々はもう一度、未来へ向かって行進することを誓約しなければならない。

354千葉9区:2009/01/21(水) 23:44:23
 ■大統領選勝利宣言(08年11月4日、イリノイ州シカゴのグラント公園で)

 長い道のりだった。だが今夜、今日の決戦を経てアメリカに変革が訪れた。この勝利は皆さんのものだ。私は最初から当選確実の候補者だったわけではない。金もなかったが、労働者たちが5ドル、10ドル、20ドルと献金してくれた。極寒の日もうだるような暑さの日も見知らぬ人の家のドアをたたいて回った人々のおかげで選挙運動は力を得た。人民の、人民による、人民のための政治は滅んでいなかった。

 我々の前には大きな仕事が待っている。道は長く険しい。だが、私は今夜ほど希望に満ちたことはない。私は約束する。我々は一つの国民として目標に到達するのだ。

 今夜我々は、この国の真の力は武力ではなく、民主主義、自由、不屈の希望に由来することを証明した。

 今こそ我々の時代だ。子供たちに機会の扉を開き、豊かさを取り戻し、アメリカンドリームを唱える時だ。皮肉や疑いに直面した時、「できない」と私たちに語る人がいる時、変わることのない信念で答えるのだ。私たちはできる、と。

355千葉9区:2009/01/21(水) 23:56:38
http://mainichi.jp/select/world/news/20090121dde001030003000c.html
オバマ米新大統領:就任演説 「責任果たす新時代」 対決より共生を
 ◇米国再建の仕事に着手しよう
 【ワシントン及川正也】バラク・オバマ米新大統領(47)は20日正午(日本時間21日午前2時)過ぎ、連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任した。18分間の就任演説でオバマ氏は、経済危機などを乗り切るため「アメリカ再建に取りかかる」と表明。国民にも「責任を果たすべき新たな時代」に立ち向かうよう呼び掛けた。米国民は「国家や世界に義務を負っている」と強調、対決よりも共生の道を探る考えを示した。=一部地域既報

 国難ともいえる対テロ戦争と経済対策の2大課題の克服に決意を示すことで経済不安の拡大を阻止する一方、孤立主義や保護主義を排し、米国が今後も国際的な問題に積極的に関与していく姿勢を色濃く打ち出した。

 オバマ氏はこの後、ホワイトハウスまでパレード。同夜にはミシェル夫人とともに舞踏会に臨んだ。一方、上院では20日、オバマ氏が指名したナポリターノ国土安全保障長官ら6閣僚を承認。オバマ政権が発足した。ただ、予定されていたヒラリー・クリントン新国務長官の承認はこの日は見送られた。税金不払い問題が発覚したガイトナー新財務長官の承認審議は21日に予定されており、主要閣僚不在での船出となった。

 オバマ氏は演説でイラク、アフガニスタンでの対テロ戦争や深刻な経済低迷について「試練は現実だ」と指摘したうえで、「短期間では解決できないが、米国は克服する」と断言。「恐れではなく希望、争いのかわりに団結」を訴えた。また、独立戦争の「建国の父たち」に触れ「希望と美徳をもって(困難に)勇敢に立ち向かおう」と国民を鼓舞した。

 「アメリカ再建」に向け(1)雇用創出や成長を促す新たな基盤整備(2)太陽光や風力など代替エネルギー活用(3)学校教育システム改革を重視、「大胆で迅速」な行動の必要性を強調した。これら施策は最大400万人の雇用創出を目指す8000億ドル(約72兆円)超の経済対策に盛り込まれており、速やかな実現への意欲を示したものだ。

 対テロ戦争では「我々は(敵を)打ち負かす」と強調。イラク駐留米軍の撤退を開始し、アフガンでの戦いに全力を挙げる意向を表明。核軍縮や地球温暖化対策に取り組む考えも示した。また、特にイスラム世界との関係に言及。「何を壊すかではなく、何を築けるかで評価されることを知るべきだ」と対話外交を呼び掛けた。

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 ■就任演説のポイント■

・困難な選択を避け、次世代の準備に失敗してきた

・過去に固執し、狭い利益しか守らない時代は終わった

・恐れより希望、争いのかわりに団結を

・不朽の精神を再確認

・アメリカ再建の仕事に取りかかる

・政府の大小ではなく、機能しているかが問題

・米国は再び指導力を発揮する

・我々(米国人)の生き方を断固守る

・多様な出自は強みで、弱みではない

・イスラム世界と相互の利益と敬意を基本に共に歩む

・貧しい国々の人々と一緒に汗を流す

・政府の能力や義務は国民の信念と決意が決定する

・責任を果たすべき新たな時代だ

・希望と美徳で(困難に)勇敢に立ち向かう

毎日新聞 2009年1月21日 東京夕刊

356千葉9区:2009/01/21(水) 23:57:15
http://mainichi.jp/select/world/news/20090122k0000m030072000c.html
オバマ大統領:首席スピーチライターはジーンズ姿、27歳
 童顔、坊主頭、ジーンズ姿−−。20日に就任したオバマ米大統領の就任演説原稿の責任者だった首席スピーチライター、ジョン・ファブロー氏は弱冠27歳。その重責とは対照的に書生っぽさを漂わせる。演説草稿はワシントンの人気コーヒーチェーン店などで書き上げたという。

 「スピーチ巧者」である米史上初の黒人大統領の誕生を陰で支えてきた。オバマ氏の思考や発言、書籍などを研究し尽くし、「心が読める」といわれるほどだ。

 東部マサチューセッツ州出身。地元の小さな大学を03年に卒業後、ジョン・ケリー民主党上院議員の陣営に参加し、04年大統領選に出馬したケリー氏の演説草稿を担当したのが政界とのなれそめだ。

 米メディアによると、オバマ氏との出会いは同年夏の民主党大会。基調演説を練習していたオバマ氏に言い回しを具申したのがきっかけだ。オバマ氏は「多様の統一」を訴えたこの演説で全国的に知名度を高め、大統領選の階段を駆け上ることになった。

 05年にオバマ陣営に参加。自らを「ホームランバッターの打撃コーチ」と謙遜(けんそん)しながら、「簡潔で力強い」と評判の「オバマ節」を陰で支えてきた。「変革」のメッセージのつむぎ手として注目が集まっている。【和田浩明】

357千葉9区:2009/01/21(水) 23:58:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090121-OYT1T00605.htm
人種・言語超え「新たな自由の誕生」へ…オバマ氏の旅始まる

 【ワシントン=岡本道郎】第16代リンカーン大統領が奴隷解放宣言を行って146年。オバマ大統領の就任演説は、様々な記念碑が立ち並び、アメリカの歴史が凝縮された首都ワシントンの緑地帯ナショナル・モールに響き渡った。

 「これが我々が続けている旅なのだ」――。冬の陽光に包まれたオバマ氏が真剣な表情で語りかけた言葉を聞いたのは、厳寒の中、全米から詰めかけた180万人の大群衆だけではない。

 モールの一角には200年ほど前まで米国有数の黒人奴隷市場があった。演壇が設けられた連邦議会議事堂の土台は、奴隷たちの血と汗で作られた。

 議事堂から約3キロ離れたモール西端の白亜の記念館からは、今年生誕200周年を迎えたリンカーンの座像がオバマ氏をじっと見つめた。46年前、その像を背に、公民権運動の黒人指導者、マーチン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある」と人種差別撤廃の悲願を訴えた。

 自由と平等を建国理念に掲げながら奴隷制、有色人種への差別という「原罪」と格闘してきた、そんな米国の歴史と先人がこの日、「米国再生」を掲げ、人種も言語も超えたすべての人間を包み込もうとするオバマ氏のメッセージを聞いた。白人、黒人、アジア系、ヒスパニック(中南米系)。地響きのようにモール全体を揺るがせた大歓声は、歴史に選ばれたオバマ氏と、アメリカそのものとの幸福な共鳴に聞こえた。

 「新たな自由の誕生」――。オバマ大統領は、二つの戦争、経済危機という未曽有の荒波に立ち向かうとき、あえて南北戦争中のリンカーンのゲティスバーグ演説にキーワードを求めた。歴史を踏まえると同時に、経済運営や外交理念、独裁国家やテロとの戦いに関する考え方、そして、国家、国民の責任のあり方を訴え、世界を導く米国の責任も明らかにした。前途が険しいことはオバマ氏も国民も理解している。アメリカの輝きを取り戻すオバマ氏の旅が、いよいよ始まった。

(2009年1月21日15時10分 読売新聞)

358千葉9区:2009/01/23(金) 00:58:39
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009012102000129.html
まだ厚い人種の壁 黒人の政治参加 苦難の道 
2009年1月21日 朝刊

 【ワシントン=岩田仲弘】人種差別との長く、厳しい格闘の歴史を経て二十日、米国初の黒人大統領が誕生した。だが、最高権力者の地位を極めたとはいえ、黒人の政治参加が浸透しているとはまだまだ言えない。

 オバマ新大統領は、奴隷解放を宣言し、南北戦争により米国統合を進めた第十六代大統領リンカーンをこよなく尊敬する。だが人種差別はその後も絶えず、黒人の本格的な政治参加は一九六〇年代の故キング牧師による差別撤廃を求めた公民権運動の展開まで、待たなければならなかった。

 主要政党で初めての黒人大統領候補は故シャーリー・チザム氏。チザム氏は六八年にニューヨーク州から黒人女性として初めて下院議員に当選。以来、七期十四年間務めた。

 七二年の大統領選で民主党指名候補争いに出馬。獲得代議員数は二十八人にとどまったが、党大会では百五十二票を獲得した。

 同選挙でチザム氏を応援したのが、キング牧師の下で黒人地位向上運動に取り組んだジェシー・ジャクソン師(67)だ。

 ジャクソン師は八四、八八両年の大統領選の民主党指名候補争いに出馬。八四年には党大会で三位、八八年にはマイケル・デュカキス候補に次ぐ二位の得票数を獲得するほど善戦し、副大統領候補に取りざたされた。

 二〇〇四年選挙では黒人女性初の上院議員(一九九三−九九年)となったキャロル・モズリーブローン氏(61)、黒人市民運動家のアル・シャープトン師(54)がそれぞれ民主党の候補指名争いに名乗りを上げたものの目立った活躍はなかった。

 閣僚では、ジョンソン政権で初代住宅都市開発長官を務めた故ロバート・ウィーバー氏が初めてとなる。女性ではカーター政権で同長官を務めた故パトリシア・ハリス氏が最初。同氏は黒人女性初の大使でもある。

 その後、「政権ナンバー3」といわれる国務長官にブッシュ政権一期目でコリン・パウエル氏(71)が就任。同二期目で、女性のコンドリーザ・ライス氏(54)が続いた。

 黒人の政界進出が極めて限られているのは、黒人上院議員が米史上、六人しか輩出されていない現実からも明らかだ。

 上院議員だったオバマ氏の後継には、黒人のローランド・バリス元イリノイ州司法長官(71)が就任した。だが、オバマ氏の後継議席を“競り”にかけたとの汚職容疑で逮捕された州知事が強行指名したとして、大騒ぎになった。

 それでも指名が承認された背景には、上院に黒人議員が一人もいなくなることへの懸念もあったとされる。それだけ人種の壁は厚いと言えそうだ。

359千葉9区:2009/01/23(金) 01:04:34
http://mainichi.jp/select/world/news/20090123k0000m030075000c.html
米国:ケネディ元大統領の長女、上院議員候補を辞退
 【ニューヨーク小倉孝保】ヒラリー・クリントン氏の米国務長官就任で空席になったニューヨーク州の上院議員枠を巡り有力候補の一人だった故ケネディ元大統領の長女、キャロライン・ケネディさん(51)が21日、パターソン州知事に候補辞退を伝えた。

 現地メディアによると、ケネディさんは「本日、州知事に対し一身上の都合により、上院議員の候補から外れることを伝えた」との短い声明を発表した。叔父のエドワード・ケネディ上院議員(マサチューセッツ州)の体調がよくないことが辞退理由になったのではとの報道がある一方、州知事が別の候補を指名することを知ったケネディさんが自ら辞退を表明したとの観測も出ている。

 州知事は早ければ今週中にも、新たな上院議員を指名するとみられていた。他の候補には、アンドリュー・クオモ州司法長官などの名前が挙がっている。

360千葉9区:2009/01/23(金) 19:49:54
http://mainichi.jp/select/world/news/20090122ddm007030101000c.html
オバマ米新大統領:就任 そのとき世界は 声なき声、届くか
 オバマ米大統領が20日、米国民の熱烈な歓迎の渦の中、就任した。世界の人々は新たなリーダーの誕生をどう見たか。イスラエル軍の侵攻の傷が癒えないパレスチナ自治区ガザ地区、米軍の空爆で多くの民間人が犠牲になっているアフガニスタンなどでは、冷めた反応も目立った。

 ◇ベルギー
 ブリュッセルの高級ホテルでは在ベルギー米国人団体の主催で就任式を祝うパーティーが開かれ、巨大スクリーンに映し出されたオバマ大統領の姿に数百人が歓声を上げた。

 米国人の夫と連れ立って参加したフランス人心理学者のワンダ・エニーさん(56)。「歴史的瞬間に立ち会い、興奮している。前大統領より知的で開放的だ」とグラスを手に新大統領誕生を歓迎した。

 ブッシュ前政権時代、フランスを筆頭とする欧州諸国と米国の関係はイラク戦争開戦の是非を巡り、深く傷ついた。米仏カップルのエニーさんは「オバマ大統領の対話路線は評価できる。欧米関係はきっと改善すると思う」と期待を寄せた。【ブリュッセル福島良典】

 ◇ガザ
 「この惨状に一言も触れないなんて……」。パレスチナ自治区ガザ市東部の小学校教師、アハマド・バッバさん(27)はオバマ大統領の演説を聴いて正直、落胆した。大統領が中東和平の実現に尽力すると言いながら、演説の中で、1300人超の死者を出したイスラエル軍のガザ攻撃に言及しなかったからだ。

 イスラエル軍戦車は自宅近くの同国境界のカルニ検問所からガザに侵攻してきた。飲料水の調達で外出した親類は足を撃たれ、自宅も被弾した。「23日間に及んだ攻撃は言い表せないほど、本当に恐ろしかった」。ただ、大統領はイスラムとの新たな関係を約束した。「我々にとって歴代よりはいい大統領になると期待したい」【ガザ市・前田英司】

 ◇アフガニスタン
 武装勢力タリバンが国土の7割以上を支配するアフガニスタン。首都カブールの食堂には、オバマ氏の演説と表情をテレビで一目見ようと市民500人以上が詰め掛けた。月給50ドルの教師ザビウッラーさん(55)は「オバマ氏はイスラム世界に相互利益と尊重を訴えたが抽象的で、これからの言動に期待したい。イスラムを理解せず我々の生活を破壊した前大統領の過ちを正してほしい」と語った。

 一方、昨年10月の米軍の越境ミサイル攻撃でおいが死んだパキスタン部族地域のジャウィドさん(35)は「反米勢力に『こぶしをほどけば手を差し伸べる』と言ったが、それは米国は正しいと主張しただけ」と憤った。【ニューデリー栗田慎一】

 ◇ジンバブエ
 昨年3月の大統領選以降、与野党対立による政治混乱が続くアフリカ南部ジンバブエ。

 19日の与野党協議も進展はなく、年率2億%超のインフレによる経済悪化に加え、コレラ禍で8月以降、2200人以上が死亡するなど市民生活は困窮を深めている。

 首都ハラレ郊外に住む会社員タピュア・マクモさん(32)は3歳の長男、8歳の長女がコレラに感染するが治療のすべがない。苦労して入手した米ドルで、ペットボトル入りの安全な飲料水を購入するのがやっと。

 20日、オバマ氏の演説を聴き「ブッシュ氏のような高慢さは感じられず、この国を変革へと導く外交政策に期待したい。このままではジリ貧だ」と訴えた。【ヨハネスブルク高尾具成】

 ◇イラク
 「やっとイラクのことをイラク人に任せてもらえそうだ」。バグダッドのエンジニア、アフマド・サイフさん(29)は、オバマ大統領が対テロ戦争の軸足をアフガニスタンに移す考えを改めて強調したことで、米軍の早期イラク撤退が現実味を増したと喜んだ。

 「間違いだらけのブッシュ前大統領」(サイフさん)への反動から、イラク人の多くがオバマ大統領に期待をかける一方で、歴代米政権の対イラク政策を振り返り「変化は期待できない」という冷めた見方も少なくない。

 大学生のバシム・カマルさん(20)は「米国にとって大切なのは国益であって、イラク人の利益じゃない」と切り捨てた。【エルサレム高橋宗男】

毎日新聞 2009年1月22日 東京朝刊

361千葉9区:2009/01/23(金) 19:53:07
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090121-OYT1T01153.htm?from=navr
「黒人初」の次元超えて…アメリカ総局長・岡本道郎

 1967年、ハリウッド社会派のスタンリー・クレイマー監督は、黒人エリート医師と白人女性との結婚話を描いた映画「招かれざる客」(邦題)で、米社会の人種差別に強烈な問題提起を行った。

 新聞社主でリベラルを自任する娘の父親が苦悩の末、結局結婚を認める物語なのだが、白人と黒人の結婚がなお全米16州で禁止されていた時代に、異人種間の初キスシーンも含め大きな衝撃を呼んだ。

 劇中、黒人俳優の草分け的存在、シドニー・ポワチエ演ずる医師が父親に子供について聞かれ答える場面がある。「彼女は、子供はみんな大統領になって、多人種の政権を作るって考えています」

 42年後、このセリフは現実となった。ケニア人の黒人男性とカンザス州の白人女性との間に生まれたエリート政治家バラク・オバマ氏が、一気に権力の頂点ホワイトハウスの主(あるじ)となった。

 初の黒人大統領。公民権運動の究極の到達点であり、米国の民主主義の輝きを示す人類史的出来事であることは論をまたない。だが、むしろ、わずか40年程度の時間の流れの中で、かつての不可能が可能になる――そんな米国のダイナミズムにこそ、凄(すご)みを感じる。

 今後、オバマ氏の言葉、行動すべてが「歴史」になる。では、歴史はオバマ大統領に何をさせようとしているのか。混迷のブッシュ政権2期8年を経て、米国一極支配の終焉(しゅうえん)、多極化世界の到来が言われて久しい。世界では今、米国はなおナンバー1の大国であり続け、国際社会をリードするとの米国健在論と、米国の力の凋落(ちょうらく)は止めようがないとする衰退論がたたかわされている。オバマ氏の責任は、この相反する潮流の狭間(はざま)に漂う米国に適切な羅針盤を取り付け、その健全な再生に着手することだ。失敗はそのまま、衰退論の定着につながる。

 オバマ氏の最大の武器は、異論を持つ他者の意見に耳を傾け、「Yes We Can(我々はできるんだ)」の「We(我々)」の中に取り込んでいくマジックにも似た包容力にある。米国と世界の双方に役立つ、オバマ大統領の「We」をどこまで広げられるか。「黒人初」の次元を超え、真の偉大な大統領として歴史に刻まれるかどうかはそこにかかる。

(2009年1月22日03時10分 読売新聞)

362千葉9区:2009/01/24(土) 19:44:05
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090123-OYT1T00826.htm?from=navr
“ケータイ中毒”オバマさん良かった!警備当局使用にOK
オバマ新政権
 【ワシントン=宮崎健雄】ギブス米大統領報道官は22日、オバマ大統領が、パソコン並みの高機能携帯電話「ブラックベリー」の使用を警備当局から認められたことを明らかにした。

 情報漏えいの懸念もあって、歴代大統領は在任中、携帯やメールを使っておらず、オバマ大統領は、自らメールを使用する初の現職大統領となる。

 端末は、安全対策が強化され、メールの相手も政権高官や友人ら少人数に限定された。退任後は情報公開されるが、ごく個人的な内容は対象外になる可能性もあるという。

 オバマ氏は「ケータイ中毒」で知られ、娘のサッカーの観戦中にメールを読んでいて、ミシェル夫人(45)に手をたたかれたこともある。ホワイトハウス入り後は使用をやめるかどうかが注目されていたが、オバマ氏は「外の世界とつながっているのに効果的」と主張、シークレットサービスなどを説得した。

(2009年1月23日20時23分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081107-5171446/news/20090124-OYT1T00352.htm
オバマ大統領、妊娠中絶を容認…政権交代で政府方針転換
 【ワシントン=本間圭一】オバマ米大統領は23日、人工妊娠中絶を支援する国際団体に対する公的資金援助規制を解除する大統領令に署名した。

 中絶容認派の同大統領が、中絶反対派のブッシュ前大統領の方針を転換したもので、これに伴い、保守派が「中絶に使われている」と主張し、前政権時代に中止された国連人口基金への予算拠出も再開される見通しとなった。

 オバマ大統領は「規制は途上国での家族計画に悪影響を与えた」と述べ、今回の決定の意義を強調した。しかし、中絶反対派への配慮からか、署名の様子を公開しなかった。

 米連邦最高裁は1973年に中絶を合法化したが、共和党のレーガン大統領は84年、主に米国外で中絶を行ったり、相談業務を行う団体に対し、米国の税金などによる資金援助を制限することを決めた。

 民主党のクリントン元大統領が93年、この規制を解除したが、キリスト教右派の支持を得たブッシュ前大統領が2001年にこれを復活させた。米国で中絶は、反対派の保守と、賛成派のリベラルとの間で論争となり、大統領選のたびに党派に分かれた主要争点となってきた。オバマ氏は妊娠に関し、女性の選択権を尊重する立場を取る一方、望まない妊娠を防ぐため、性教育の徹底などを訴えている。

(2009年1月24日13時45分 読売新聞)

364千葉9区:2009/01/27(火) 00:02:50
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00366.htm
「私は腹心」バイデン米副大統領、助言者の役割強調

 【ワシントン=本間圭一】バイデン米副大統領は、25日放映された米CBSテレビとのインタビューで自身の役割について、「大統領の代理ではなく、大統領の腹心だ」と述べ、オバマ大統領が信頼を置く「助言者」を目指す考えを示した。

 ブッシュ前政権で時に政策決定を主導し、影響力を行使したチェイニー前副大統領との違いを強調した発言で、バイデン氏は「最高の助言を行う」と言明した。

 副大統領は大統領の陰に隠れた存在になりがちだが、バイデン氏は、「私は大統領の政策形成を手助けすることができる」とした上で、「大統領が重要な決定を下す際には常に、その部屋に最後まで残りたい」と主張した。

(2009年1月26日11時05分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090126-OYT1T00814.htm
たばこは“公約破り”…オバマさん、今度は禁煙できますか

 【ワシントン=本間圭一】オバマ米大統領が、喫煙全面禁止のホワイトハウス入りに伴い、これまで失敗してきた禁煙を今度こそ実行するかに注目が集まっている。

 大統領は昨年12月、NBCテレビのインタビューで、選挙中の“公約”にもかかわらず、たばこをやめていないことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、オバマ氏の喫煙本数は1日10本以内で、やめるためにニコチンガムをかんでいるという。

 たばこ専門誌によると、大統領の喫煙は以前は当たり前だったが、カーター大統領以降たばこを毎日吸う大統領はいなくなった。ヒラリー・クリントン現国務長官が、ファーストレディー時代の1993年に、健康への配慮からホワイトハウスの全館禁煙令を導入した。

 米国では現在、喫煙者は全成人の約2割まで減少し、たばこを吸うと管理職としての資質を問われる場合もある。オバマ大統領は、「ホワイトハウスでは(禁煙の)規則が破られることはない」と公言。禁煙運動を進める米レガシー財団(本部・米ワシントン)のジュリア・カートライト副代表は、「人気の高い大統領が禁煙に成功すれば、たばこをやめたい国民への励みになる」と期待を寄せた。

(2009年1月26日20時05分 読売新聞)

365千葉9区:2009/02/01(日) 00:10:09
>>345
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090131-OYT1T00621.htm
オバマ大統領の後継巡る汚職事件、イリノイ州知事を罷免
 【ワシントン=黒瀬悦成】米イリノイ州上院は29日、オバマ大統領の後継の上院議員指名をめぐる汚職事件で、昨年末に逮捕・保釈されたロッド・ブラゴジェビッチ知事(民主党)の罷免を59対0の全会一致で決議した。

 同知事は直ちに失職し、州内で政治活動を行うことも禁じられた。

 後任知事にはパトリック・クイン副知事が昇格した。

(2009年1月31日18時38分 読売新聞)

366千葉9区:2009/02/01(日) 00:11:02
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090131-OYT1T00641.htm
米共和党に初の黒人全国委員長、少数派の支持拡大狙う?
 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党は30日、党の選挙戦略や資金集めを統括する全国委員長に、黒人のマイケル・スティール元メリーランド州副知事(50)を選出した。

 同委員長に黒人が就くのは1856年に委員会が設置されて以来初めて。

 スティール氏は、昨年11月の大統領選と連邦議員選挙で大敗した同党を立て直し、2010年の中間選挙で民主党からの上下両院議席の過半数奪回を目指す。黒人のスティール氏が選ばれたのは、「白人政党」の印象が強い党のイメージ刷新と黒人など民族的少数派からの支持拡大が、党勢回復に不可欠との思惑が党内で強まったためと見られる。

 民主党は先に、昨年の選挙で共和党の牙城バージニア州で、民主党の大勝に貢献したティム・ケイン同州知事を全国委員長に選出している。

(2009年1月31日19時03分 読売新聞)

367千葉9区:2009/02/03(火) 21:56:45
過去記事シリーズ 2008年2月の記事〜ちょうど1年前〜
http://72.14.235.132/search?q=cache:UOq3W_vMqEgJ:mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080203ddm007030029000c.html+%E7%81%AB%E6%9B%9C%E6%B1%BA%E6%88%A6&hl=ja&ct=clnk&cd=2&gl=jp
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ カリフォルニア州 鍵握る移民向上策
 「支持するのは不法移民を合法化してくれる候補だ」。ヒスパニック(中南米系移民とその子孫)が多数を占めるロサンゼルスのボイル・ハイツ地区。先月28日のヒスパニック系人権団体「マーチ25連合」の集会では、参加者が「民主党は1300万人の移民に何をしてくれるの?」などと声を上げた。全米100万人デモを成功させたこともある組織力を背景に有力候補に圧力をかけるのが狙いだ。

 予備選最多の代議員を選ぶカリフォルニア州で、ヒスパニックは人口の36%を占める。6割近くが民主党支持のため、ヒラリー・クリントン上院議員(60)とバラク・オバマ上院議員(46)にとってヒスパニック票は極めて重要だ。

 先月30日のロサンゼルス民主党討論会でも「失業者の増加が移民のせいだとは思わない」(オバマ氏)、「包括的改革による移民問題の解決が必要」(クリントン氏)など、ヒスパニック票を意識した発言が目立った。

 ヒスパニックの間では、初の黒人大統領を目指すオバマ氏よりも、かつて好景気をもたらしたビル・クリントン前大統領の妻であるクリントン氏の方が人気が高い。背景には、職を奪い合う関係にある黒人とヒスパニックの対立もある。

 ヒスパニックと黒人が混住するロサンゼルス南部コンプトン。低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題の影響からか、「差し押さえ」「売り家」の看板が目立つ。ヒスパニックの女性、マンリケさん(25)は「友人はみなクリントン派。オバマは口先だけ。黒人が優秀だと示したいのよ」と反黒人感情を隠さない。

 向かいの主婦、サンチェスさん(54)はヒスパニックだがオバマ派。人種対立を心配している。車の屋根に飛び乗り騒いでいる黒人の若者に注意したら「黒人が大統領になったら何でもできる」と言い返されたという。

 だが、オバマ氏の知名度が上がるにつれ、ヒスパニックの間でも同氏への支持者は増えている。オバマ氏は若年層やリベラル派の支持も集め、同州トップのクリントン氏に数ポイント差まで迫っている。

 共和党はシュワルツェネッガー州知事が1月31日、ジョン・マケイン上院議員(71)の支持を表明。ギャラップ社の支持率調査(1月23〜26日)によるとマケイン氏35%、ロムニー氏27%だが、マケイン氏がリードを広げそうだ。【ロサンゼルス國枝すみれ】

毎日新聞 2008年2月3日 東京朝刊

368千葉9区:2009/02/03(火) 21:57:13
同じく過去記事
http://mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080204ddm007030153000c.html
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ ジョージア州 黒人票巡り攻防
 「黒人が大統領になれる稀有(けう)の機会に我々は直面している」。米南部ジョージア州アトランタ。40年前に暗殺された黒人運動指導者キング牧師の拠点だったエベネザー教会で、ワーノック主任牧師(38)は民主党の黒人候補、バラク・オバマ上院議員(46)への期待感をこう語った。

 オバマ氏は1月20日、今も黒人社会で強い求心力を持つこの教会でキング師の言葉を引用し、「分裂した米国の統合」を訴えた。

 アトランタ市内のオバマ事務所には黒人だけでなく、白人やアジア系の姿も目立つ。黒人女性のスタンリーさん(45)は「ケニア人の父と白人の米国人を母に持つオバマ氏は、文化的多様性を代表している。低下した米国の国際的評価の改善に役立つはずだ」と語る。

 ジョージア州は南部最大の票田で、黒人が人口の約3割を占める。かつて奴隷制が盛んだった土地柄だが、世論調査によると黒人の7割強、白人の3割がオバマ氏を支持している。最新の複数の調査ではオバマ氏がライバルのヒラリー・クリントン上院議員(60)を10ポイント以上リードした。

 両候補とも同州を重点地域と位置付け、一時はクリントン氏が優勢だった。ジョージア大のフライシュマン准教授は、先月30日に指名候補レースから撤退したジョン・エドワーズ元上院議員(54)の支持票の多くが、オバマ陣営に流れたと見る。それでも「接戦で予断は禁物だ」と言う。

 クリントン氏の夫ビル・クリントン前大統領は、92年大統領選で予備選、本選とも同州で勝利した実績がある。クリントン氏は1月30日にアトランタで講演。前大統領も今月1日にキリスト教系団体の集会に登場するなどテコ入れに懸命だ。

 「改革」を掲げ支持層の拡大を図るオバマ氏に対し、アトランタ近郊でヒラリー陣営の集会に参加していた元教師、ロッカーさん(43)は「実績があるのはクリントン議員。オバマ陣営は理想論ばかり」と批判した。

 共和党の指名候補争いでは、元牧師のマイク・ハッカビー前アーカンソー州知事(52)がキリスト教右派の後押しで1月下旬まで先行していた。

 だが、大票田の南部フロリダ州などで勝利し、勢いに乗るジョン・マケイン上院議員(71)が「民主党に勝てる候補」として急浮上している。【アトランタ(米ジョージア州)和田浩明】

369千葉9区:2009/02/03(火) 21:57:35
http://mainichi.jp/select/world/presidential/archive/news/2008/02/20080205ddm007030103000c.html
アメリカの選択:「火曜決戦」激戦州ルポ イリノイ州 若者支持、追い風に
 「電話で投票を呼びかけて」。シカゴ中心部にある民主党候補、オバマ氏のボランティア本部。統括のバナジさん(23)は集まった100人以上にあて先の名簿を配った。選挙権のない高校生の姿が目立つ。電話が足りないと、女子高生アレキサンダーさん(15)は自分の携帯電話で「アメリカにはオバマ氏が必要よ」と支持を求めた。

 オバマ氏はニューヨークのコロンビア大学卒業後、85年にシカゴに移り住み、04年にイリノイ州から上院議員に当選した。最新の世論調査によると、支持率でライバルのクリントン氏を大きくリードしている。一方、クリントン氏にとってもイリノイ州は政治家としての原点だ。

 高校までシカゴ郊外で過ごし、貧困地区で黒人や移民の支援活動に参加した。地元のジョーンズ牧師は「幼いころから弱い立場の人を助けたいと言っていた」と振り返る。

 州内で13回余りのイベントを開催、シカゴ事務所では大がかりな電話作戦が行われていた。ただ、オバマ陣営に比べて若者は少なく、中年女性が目立った。

 クリントン陣営にはオバマ氏に「黒人のための黒人候補」とレッテルを張る動きもある。しかし、シカゴで黒人向け週刊誌を発行するハーマンさんは「差別意識を利用して白人票を減らす古典的手法だが、オバマ氏支援の若者には通用しない」と見る。

 イリノイ州では92年上院選でシカゴの弁護士、キャロル・ブラウン氏が全米初の黒人女性上院議員になった。当時シカゴで弁護士をしていたオバマ氏は、ブラウン陣営で最多の資金と白人票を集めて周囲を驚かせた。

 地元の政治評論家、ローズ氏は「黒人差別の歴史があるイリノイ州で、白人の支援で黒人政治家が生まれた歴史的瞬間だった」と振り返る。オバマ氏は上院議員に選出された04年の選挙で、ブラウン氏を上回る圧倒的な白人の支持を集めた。同州で「人種の壁」を打ち砕いた力を原点に、今回の大統領選では全国制覇を狙っている。

 共和党では、全国的に支持を伸ばすマケイン氏がイリノイ州でも優勢。2位につけるロムニー氏を大きく引き離し首位に立っている。=おわり【シカゴ(米イリノイ州)大治朋子】

毎日新聞 2008年2月5日 東京朝刊

370千葉9区:2009/02/04(水) 19:31:22
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090204-OYT1T00312.htm?from=top
相次ぐ閣僚指名辞退、オバマ政権に打撃
 【ワシントン=黒瀬悦成】オバマ米政権の厚生長官に指名されていたトム・ダシュル前民主党上院院内総務(61)が3日、先に発覚した納税漏れの責任をとって指名を辞退した。

 各省庁の予算執行の効率性を監視する新設の業務評価官に指名されたナンシー・キルファー元財務次官補(55)も同日、同様の理由で辞退。いずれも重要懸案である医療保険制度改革と財政改革を担う注目人事で、相次ぐ頓挫がオバマ大統領にとって痛手となるのは確実だ。

 ダシュル氏は医療保険問題に詳しく、1995年から10年間、上院トップの院内総務を務めた元大物議員。上院で厚生長官就任の承認を得られた場合、ホワイトハウスに新設される医療保険改革本部の本部長を兼務することも内定しており、医療保険改革の中心人物として大統領が大きな期待をかけていた。

 しかし、議員落選後の2005年から07年にかけ、計約12万8000ドル(約1150万円)以上の納税漏れがあったと発覚。上院の指名公聴会で集中砲火を浴び、審議中の景気対策法案の行方にも影響が出かねないとの恐れから、本人が指名辞退を申し出て幕引きを図った格好だ。

 オバマ大統領は3日、CNNテレビの報道番組に出演し、「私のミスだ。責任も自分にある」と述べた。

(2009年2月4日13時51分 読売新聞)

371とはずがたり:2009/02/06(金) 13:14:43
オバマ政権:財務長官にガイトナー氏承認 上院財政委
http://mainichi.jp/select/world/news/20090123k0000e030022000c.html

 【ワシントン斉藤信宏】米上院財政委員会は22日、オバマ新政権の財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を充てる人事を賛成多数で承認した。ガイトナー氏は上院本会議での採決を経て正式に財務長官に就任する。ただ本会議の採決の日取りは流動的で、週明けにずれ込む可能性も残されている。

 ガイトナー氏はオバマ政権での即戦力として期待されているが、国際通貨基金(IMF)勤務時代の納税漏れなどが発覚し、議会承認が遅れている。

毎日新聞 2009年1月23日 10時52分(最終更新 1月23日 12時27分)

372とはずがたり:2009/02/06(金) 13:15:39

どうしてこんなに納税逃れな連中ばかりなんだ!?

オバマ米政権:労働長官の承認採決見送り 夫の納税漏れで
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20090206k0000e030037000c.html
 【ワシントン及川正也】オバマ米政権の労働長官に指名されたヒルダ・ソリス下院議員の夫の税金未納問題が5日発覚し、上院労働委員会は同日、「精査が必要」として予定していた指名承認の採決を見送った。指名高官絡みの税金未納問題は4人目。ただ、本人の問題ではなく、議会側も承認を前提に審議を継続する方針。

 米メディアによると、自動車修理会社を経営している夫の納税漏れが分かり、夫は4日、6400ドルを納付した。

 納税漏れを指摘されたダシュル前民主党上院院内総務が厚生長官指名を辞退したばかりで、ソリス氏指名を審議している上院労働委は5日、「(指名関連の)提出書類を検討する時間がなお必要」との声明を出した。

毎日新聞 2009年2月6日 11時28分

オバマ政権:ダシュル氏、厚生長官指名を辞退
http://mainichi.jp/select/world/news/20090204k0000e030046000c.html

 【ワシントン及川正也】オバマ米大統領から厚生長官に指名されていたトム・ダシュル前民主党上院院内総務(61)は3日、納税漏れ問題の責任を取り、指名を辞退した。また、ホワイトハウスで予算執行の効率化を担う準閣僚級の新ポストである業績評価官に指名されたナンシー・キルファー元財務次官補も同日、税金未納を認め指名を辞退した。

 オバマ政権での指名辞退者は、商務長官に指名されたリチャードソン・ニューメキシコ州知事をはじめ計3人となった。ガイトナー財務長官も税金未納問題で承認が遅れた経緯があり、政治倫理を重視する新政権に大きな打撃となりそうだ。

 新たに辞退したダシュル氏をめぐっては、約12万8000ドル(約1150万円)の納税漏れが発覚し、指名審議が難航していた。キルファー氏も家政婦の失業保険税未納が指摘され、3日に事実を認めた。両氏ともすでに納付している。

 オバマ大統領は税金未納問題発覚後もダシュル氏を一貫して擁護していたが、ダシュル氏の指名辞退を求める世論が強まり、最優先の景気対策法案審議にも影響を与えかねないと判断。指名辞退で早期決着を図った。

 ダシュル氏は声明で「議会と国民が完全に信頼を置くリーダーが必要だ」と辞退を表明。オバマ大統領は米CNNテレビにダシュル氏の責任を指摘した上で「(ダシュル氏指名で)私も失敗した」と自身の責任も認めた。

 ダシュル氏は1995年から05年まで民主党上院のトップの院内総務を務めた有力者。医療保険改革での共著もあり、大統領は医療保険改革の推進役として同氏の政治力を期待していた。

毎日新聞 2009年2月4日 12時10分(最終更新 2月4日 13時06分)

373とはずがたり:2009/02/06(金) 13:16:31

オバマ米大統領:宗教事務所新設 「特定宗派こだわらず」
http://mainichi.jp/select/world/america/news/20090206k0000e030060000c.html

 【ワシントン大治朋子】オバマ大統領は5日、地域の経済活性化や貧困、教育対策を目指す「宗教地域協力事務所」をホワイトハウスに新設するよう命じる大統領令に署名した。同様の組織はブッシュ前大統領も設置したが、大統領を支持する一部キリスト教右派らが活動の中心となり、「政教分離」を求める批判が絶えなかった。

 AP通信などによると、各種宗教団体のリーダーら25人が同事務所の顧問を務める。地域の宗教団体や非営利法人の活動を支援し、貧困対策や就職支援などに取り組む。また、海外の宗教団体とも連携し、異教派間の対話促進に努めるという。

 オバマ大統領は設置にあたり、特定の宗派にこだわらない方針を強調。「米国が求めている変化は政府だけではなしえない」と述べ、宗教界の協力の必要性を訴えた。

 ブッシュ前大統領が設置した組織も公費で運営されたが、スタッフが特定の宗派に限られ、オバマ大統領は選挙中「政教分離」の必要性を訴えた。

毎日新聞 2009年2月6日 12時49分(最終更新 2月6日 13時04分)

375千葉9区:2009/02/07(土) 23:42:31
http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009020501000647.html
「謝る大統領」賛否両論 米国民に新鮮な感覚
 【ワシントン5日共同】オバマ米大統領が厚生長官人事の混乱をめぐり「わたしの大失敗」と非を認めたことについて、米国内で賛否両論の論議が起きている。国民の目には、最高指導者の大統領が就任早々率直に謝る姿が新鮮に映ったようだ。

 「アイ・スクリュード・アップ(I screwed up)」。大統領は3日、主要テレビ各局とのインタビューで、ダシュル元民主党上院院内総務が納税漏れの責任を取って厚生長官の指名を辞退したことを追及され、「へまをして台無しになった」という語感の、大統領らしからぬくだけた表現で任命責任を認めた。

 大統領の謝罪は政治的なリスクを伴うというのが一般的な見方。特にブッシュ前大統領は、2003年5月にイラク戦争の「任務完了」を宣言したことを、今年1月のお別れ記者会見でようやく失敗だったと認めるなど、徹底して自分の非を認めなかった。

 米メディアは「ブッシュ氏が8年かかったことを、オバマ氏は14日でやり遂げた」(政治専門サイトのポリティコ)と、驚きを込めながら新旧大統領の違いを報道。「新たな大統領像をつくった」と好意的な評価が目につく。

 しかし共和党系の政治評論家からは「謝るべきなのは人事プロセスにかかわった側近で、トップの大統領は簡単に謝るべきではない」との指摘が出ている。就任演説で「責任の時代」を声高に宣言した大統領が早々と失態を認める事態になったことへの批判も混じり、格好の攻撃材料となっている。

2009/02/05 18:09 【共同通信】

376千葉9区:2009/02/07(土) 23:44:21
http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200902070010.html
ホワイトハウスでアライグマ騒動、捕獲の攻防も今だ戦果なし

米ホワイトハウスの敷地内に「アライグマ」の一群が出没、米国立公園局が2月に入ってからワナを仕掛け、駆除を試みているが今だ1匹も捕獲されていないことが7日までに分かった。ギブズ大統領報道官が認めた。


大型の1匹と小型の数匹で、ウエストウイング(執務棟)周辺をうろついている。ピーナツバターやリンゴを使ったワナを使っているが、効果がないという。捕獲に成功すれば、野生に戻す予定。


ギブズ報道官は、捕まっていないばかりか、他所へ移動した形跡もない、とコメントしている。

377とはずがたり:2009/02/08(日) 02:23:38
米、住宅対策に最大9兆円 金融安定化策発表へ
02/07 18:41
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/national_eco/2009020701000503.htm

 【ワシントン7日共同】米政府は9日、包括的な金融安定化策を発表する。金融機関の不良資産から発生する損失の一部を政府が肩代わりする保証制度や、最大1000億ドル(約9兆2000億円)の公的資金を活用した住宅ローンの借り手支援策が柱。財務省は7日、消費者や中小企業に資金が回るようにして、経済を活性化するのが狙いと説明した。
 ガイトナー財務長官が9日午後(日本時間10日未明)、記者会見して発表する。
 ブッシュ前政権は、金融対策の公的資金枠7000億ドル(約64兆4000億円)のうち半分を金融機関などに直接資本注入した。しかし信用収縮は緩和されず、市場安定の効果が薄いため、オバマ大統領は前政権の政策を見直し、追加対策を打ち出す。
 米政府と議会は住宅対策に500億−1000億ドルを充てることで合意済み。連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)が焦げ付いた住宅ローン債権を購入。元本削減や返済条件の緩和で、借り手を支援する案が有力になっている。
 損失保証制度は、損失の拡大に伴い銀行の自己資本が目減りするのを防ぎ、貸し渋りを改善する狙いがある。一方で、巨額の財政負担が必要になる不良資産買い取り機関(バッドバンク)構想は当面、見送られる見通しになった。

379千葉9区:2009/02/12(木) 19:13:04
http://mainichi.jp/select/world/news/20090212ddm007030061000c.html
米国:カリフォルニア州知事選 「最強」後も「最強」で イーベイ元CEO立候補表明
 【ロサンゼルス吉富裕倫】インターネット競売大手「イーベイ」の最高経営責任者(CEO)だったメグ・ホイットマンさん(52)は9日、10年の米カリフォルニア州知事選に共和党の候補者指名を求め立候補する意向を表明した。

 自身のウェブサイト上で「カリフォルニアは未曽有の経済危機に直面しており、傍観できない」と語った。

 ホイットマンさんは昨年3月、CEOを退任。「史上最速の成長を遂げた企業創設者」として米経済誌フォーチュンで04年「米最強のビジネス・ウーマン」に選ばれた。アーノルド・シュワルツェネッガー知事(共和党)は州法で現在の2期目限りで退任する。

毎日新聞 2009年2月12日 東京朝刊

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200902100031.html
イーベイ前CEO、カリフォルニア州知事選に出馬準備

 米インターネット競売大手イーベイのメグ・ウィットマン前CEO(最高経営責任者)が9日、2010年に行われるカリフォルニア州知事選への出馬意欲を表明した。


ウィットマン氏はウェブサイトで出馬の前段階となる準備委員会の設立を発表。経済手腕と実績を生かして不況を乗り切る決意を示し、「カリフォルニアは景気悪化、大量の失業、財政赤字激増というかつてない試練に直面している。その衰退を黙って見ているわけにはいかない」と言明した。


ウィットマン氏は共和党員で、昨年の大統領選ではジョン・マケイン候補を支持し、副大統領候補と目されたこともある。


カリフォルニア州知事選は、現職のシュワルツェネッガー知事が任期制限のため出馬できない。共和党からはウィットマン氏のほかにトム・キャンベル元議員ら2人が出馬意欲を示しており、激戦が予想される。

380千葉9区:2009/02/12(木) 19:14:24
http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2009020702000222.html
米州知事選に出馬検討 バットマンなど好演バル・キルマーさん
2009年2月7日 夕刊

 【ニューヨーク=加藤美喜】AP通信は6日、米国の俳優バル・キルマーさん(49)が次期ニューメキシコ州知事選の出馬を検討していると報じた。

 同州は現在ヒスパニック系のビル・リチャードソン知事(民主党)が2期目を務めており、2010年に知事選が行われる。

 キルマーさんは「複数の重要人物から出馬の打診を受けている」と認めた上で「まだ決断はしていないが、最終的に自分が貢献できると判断したら出馬するだろう」と述べた。

 キルマーさんは「トップガン」(1986年)のアイスマン役で人気を博し、「ドアーズ」(91年)、「バットマン フォーエヴァー」(95年)で主役を演じた。同州には20年以上居を構えている。


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