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民主党スレッド

1とはずがたり:2003/11/13(木) 11:03
民主党関係全般
http://www.dpj.or.jp/

8635チバQ:2012/06/27(水) 22:19:33
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001206270004
消費税1)民主県選出議員、反対1・棄権2
2012年06月27日
   消費税率を2014年4月に8%、1年半後の15年10月に10%に引き上げる消費増税関連法案が26日、衆院本会議で賛成多数で可決された。県内選出の民主党衆院議員は1人が反対したほか、2人が棄権した。離党の動きを見せる造反議員を、賛成票を投じた議員が批判するなど、民主党県連も事実上の分裂状態に陥った。



■与党は混乱


 福田昭夫氏(栃木2区)は開会後の討論が終わった後、本会議場を後にした。朝日新聞の取材に対して福田氏は、離党の意思を否定したうえで「法案には賛成できなかったが、党は割りたくなかった。まだ立て直す機会はあると判断した」と話した。しかし、採決の前に、総務政務官を辞任した。


 「TPP(環太平洋経済連携協定)への事前協議表明や原子力発電所の再稼働、デフレ下での大型増税など野田政権のやることはすべて拙速すぎる。これ以上支えることができない」


 石森久嗣氏(同1区)も採決前に本会議場の外に出た。25日の代議士会では「どこかで自分が反対票を投じたという(両院議員総会の)機会をつくってほしい。そこで(多数決で)賛成だったら、みんなで一致団結で賛成しましょうよ」と党内の融和を訴えていた。秘書によると、離党はしない意向という。


 小沢一郎元代表に近く、県選出の党衆院議員でただ一人、反対票を投じた山岡賢次氏(同4区)は採決後、党副代表を辞任する意向を示した。小沢氏は採決後の記者会見で「近いうちに決断しなければならないと思う」と離党を示唆する発言をしており、山岡氏も同調すると予想される。


 賛成票を投じた玉木朝子氏(比例北関東)は取材に対し、「社会保障の安定財源を確保するための突破口が見つかった。野田首相は今ある社会保障制度を守るために憎まれ役となることを決断し、私も首相を支持する決断をした」と説明した。


 同じく賛成した富岡芳忠氏(同)も取材に応じ、「国会議員としての役割を放棄し、かつ総理が命がけでやるといった法案に賛成しないのは政党の一員としておかしい。党内に残っても目指すべき政治ができない」と、党執行部に反対や棄権した議員への厳しい処分を求めた。


 ■野党は攻勢


 法案の賛成に回った自民党の茂木敏充氏(栃木5区)は「自民党の主張を全面的に反映させる形で修正合意し、可決されたことは『決められる政治』に向けて大きな前進。参院で審議を進めた上で、早急な衆院解散・総選挙により国民の信を問うよう求めたい」。民主党内の造反の動きに「政権運営能力の限界が明らかになった。民主党執行部は造反者に厳しい処分で臨むべきだし、考え方が異なる政治家は別の政党に別れて行動するのが筋」とコメントした。


 反対票を投じたみんなの党の渡辺喜美氏(同3区)は「国民に約束していない増税法案が圧倒的多数で可決され、日本政治史の一大汚点をつくった。民主党が第2自民党になりはて、戦前の大政翼賛体制以上のおぞましい結果になった」と指摘。「造反議員が思ったより少ない。うそつき増税の採決なのに、国会議員が全国民の代表であることを忘れているのではないか」と述べた。

8636チバQ:2012/06/27(水) 22:20:41
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001206270002
消費増税法案衆院で可決、民主対応割れる
2012年06月27日


民主党の同僚議員と会見し、採決を棄権した理由を説明する宮崎岳志氏(右)=衆院第2議員会館

 衆院で可決された消費増税関連法案をめぐり、県関係の民主党衆院議員5人の対応も反対、棄権、賛成の三つに割れた。苦渋の選択を強調する声も出た。自民党内にも民主、自民、公明の3党合意への不満の声はあったが、3人全員が賛成票を投じた。党議拘束への対応で、両党の違いが際だった形だ。


 「消費税法案には苦渋の選択、ぎりぎりのところで退席とさせていただいた。党の処分があるかもしれないが、応援をお願いしたい」。採決を棄権した民主党の宮崎岳志氏(群馬1区)は採決後、国会見学の支持者ら約50人に自ら説明した。頭を下げると、支持者らは拍手で励ました。


 党の議決機関の両院議員総会の開催を執行部に働きかけたが、受け入れられなかった。「党内手続きに問題があった」と訴え、反対・棄権に回った中間派の仲間たちとともに、採決の前と後に記者会見した。


 「景気を冷え込ませる消費増税には全く納得できない。しかし、首相指名で野田氏に1票を投じた身として、反対にはちゅうちょせざるを得なかった」と話し、「もう一度再結集できる民主党をつくりたい。党を分裂させないことに全力を尽くす」と強調。離党の可能性は否定した。


 小沢グループの一人、三宅雪子氏(比例北関東)は反対票を投じた。可決後は「自分の役割はきちんと果たした。国民目線の政治をする仲間と行動していく」と述べ、小沢一郎元代表と行動をともにすることを示唆した。しかし、離党については、「まだ参院の採決がある。党執行部の今後の対応をみて決める」と明言を避けた。


 週末は地元に戻り、JR高崎駅前で3日間続けて街頭演説し、法案への反対を訴えた。のぼりには「増税の前にやることがある」。「国民との約束を第一に」と書いたチラシも配った。「この1年間で最も反応がいい」と三宅氏。25日には「ニコニコ動画」のネット生放送に出演し、党執行部を痛烈に批判もした。


 宮崎氏と同様に棄権した石関貴史氏(群馬2区)は「前回の総選挙の公約から簡単に変節するわけにはいかない」などと理由を説明するコメントを出した。


 柿沼正明氏(群馬3区)と桑原功氏(比例北関東)は賛成した。柿沼氏は「増え続ける社会保障費の安定財源の確保には消費税増税が必要。党内手続きにも問題はない」。桑原氏は「増税は心苦しいが、長い間、議論を重ね、与党の一員として決断した」と話した。


 一方、自民党の福田康夫(群馬4区)、小渕優子(群馬5区)、佐田玄一郎(比例北関東)の3氏は、いずれも賛成票を投じた。佐田氏は「民主党の社会保障政策はバラマキ。本来はそれを撤回してから増税の話をすべきだ」と持論を話していたが、最終的には党議拘束に従った。


 民主党を離党して無所属の中島政希氏(比例北関東)は「八ツ場ダムの建設を中止する本格的な行政改革を抜きにした増税は許されない」と反対票を投じた。(長屋護、金井信義)

8637チバQ:2012/06/27(水) 22:21:15
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000001206270002
小沢鋭氏棄権、他2氏賛成
2012年06月27日

   ■県内も意見分かれる


 衆院を通過したものの、小沢一郎元代表を中心に大量の造反議員を出した消費増税法案の採決。県選出の衆院議員では、小沢鋭仁議員(山梨1区)が「公約に違反する」として棄権。他の2人は賛成した。有権者からは国民生活からかけ離れた「政局」に、うんざりする声も聞かれた。


   ◇民主国会議員


 本会議に出席しながらも消費増税法案の採決直前に議場を退出した小沢議員。棄権した理由について「前回の選挙で『増税はしない』と掲げて戦ってきた身として、大手を振って賛成できない」と説明した。離党を検討している小沢元代表への同調については「政治手法も異なり、そのつもりはない」と否定した。


 今回の「造反」により、次期衆院選での党公認が得られない可能性もある。小沢氏は「(処分は)甘んじて受ける」と述べ、公認がなくても次期衆院選に立候補する意向を示した。


 一方、内閣府副大臣として法案成立に腐心してきた後藤斎衆院議員(山梨3区)は、大量造反に対し「残念なこと」と語った。「国の根幹に関わる法案で政治的な重要性がある」として、造反者に厳しい処分が出る可能性を示した。


 前回の衆院選で「小沢チルドレン」として初当選し、小沢グループに所属する坂口岳
洋議員(山梨2区)は賛成票を投じた。「景気条項など納得できる条件が盛り込まれた」として、グループの動きには同調しなかった。前夜までグループ内の議員を説得に回ったという。「今求められているのは政局じゃない」と強調し、小沢元代表の行動にも疑問を投げかけた。


 民主党は分裂し、造反議員らの今後の動向に注目が集まる。法案に反対している米長晴信参院議員(山梨選挙区)は「3党合意で中身がずたずたになった法案を、参院でもう一度修正していく仕事がある」と述べ、現時点では「離党ありき」ではないことを強調する。だが、法案が修正されないまま採決になった場合は「除名覚悟で反対する」と明言した。


   ◇有権者の声


 甲府市でペレットストーブを販売する笹本貴之さん(40)は「損益ギリギリのところで企業経営する身としては、税率アップは痛手だ」。小沢一郎元代表の言動を支持するつもりはないというが、「マニフェストを根幹から変えた増税が許される道理はない」。


 台風4号の影響で、畑に残ったスモモの選別出荷作業をしている笛吹市の岩沢久貴さん(76)も「小沢(一郎)さんが消費増税に反対なのは当然」と話す。「増税で値上がりしたら農家は食べていけない」。台風で大きな枝が玄関前の車と家を直撃した。例年なら軽トラックで畑を何往復もするのに、今は実を一つひとつ取り、一日かけても荷台はうまらない。


 都留文科大大学院修士課程で米文学を学ぶ平塚俊茂さん(24)は週4日のアルバイトで生活費を賄っている。それでも消費増税に対しては「次の世代への借金はこれ以上増やせない」。今の政治家は教育への関心が低いとみており、「(学生は)見えないところで圧迫される」と感じる。「未来への投資といえる教育にかける予算が減ると、国の存続が危うくなるのでは」


 富士川町の主婦土橋久江さん(76)は、テレビの国会中継をじっと見つめた。消費増税について「やむを得ない」という。「以前は、景気に影響しそうで賛成しかねた。しかし、ギリシャのように財政破綻(はたん)したら困ると思い直した」


 峡南地域は、医師不足から救急体制の危機が指摘される。「周りも『高齢になると、いざというときが心配』とよく口にします。上げるなら、しっかりと社会保障の面に使ってほしい」

8638チバQ:2012/06/27(水) 22:22:41
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001206270003
造反 評価と戸惑い
2012年06月27日


反対票を投じた後、取材陣の質問に答える山田正彦元農水相=国会内


棄権から反対に転じた理由を記者会見で説明する福田衣里子氏=衆院第2議員会館

◎「支持継続」「選挙は」


 消費増税関連法案の採決で26日、県選出の民主党衆院議員は福田衣里子(長崎2区)、山田正彦(同3区)の2氏が反対票を投じた。福田氏は当初の「棄権」から反対に転じた。分裂が深刻になり、党県連内では次期総選挙に向けて戸惑う声があがった。


 「有権者からいただいた1議席、1票を大事にしなければと(反対の)青票を投じた」


 法案採決後、政局とは一線を画して反対・棄権したという6人の衆院議員が開いた合同会見で、福田氏は棄権から反対に転じた理由を説明した。もともと法案には反対だったという。


 福田氏は会見後の取材に「弱い立場の人のための1票なのに、金持ちには負担を強いず、弱者対策もせず、でも時間がないからもう採決しましょうという法案には賛成できなかった」と理解を求めた。


 一方で、自らの離党や新党への参加、内閣不信任案が提出された際の賛成など、党の分裂につながる行動は否定。「私たちは政策で反対した。政局に持ち込みたいという思いは一切ない」と強調した。


 福田氏の地元では、驚きとともに反対に転じたことを評価する声があがった。


 諫早市にある福田氏の事務所には、福田氏が反対票を投じる姿がテレビ中継された直後から、支持者らの電話が相次いだ。「態度を鮮明にしてよかった」「これからも支持します」と、ほとんどが好意的だったという。


 前週末に地元入りした際は報道陣に棄権の意向を表明。消費増税法案には反対だが、反対票を投じて党分裂につながるのは避けたいと説明していた。それが報道されると、事務所には電話やメールで「棄権では一票が無駄になる」といった声が寄せられていた。


 山田正彦元農水相も事前に宣言していた通り反対票を投じた。離党、新党結成については「ありうるかもしれません。一つの選択肢。これからみんなと相談しながら決めていきたい」と語り、否定しなかった。


 党選挙対策委員長で、自身は賛成票を投じた高木義明氏(長崎1区)は「それぞれの思いで決めたんだろうからね……」と話した。県内の選挙区選出の衆院議員4人うち2人が反対票を投じたことについて、党県連幹事長の渡辺敏勝県議は「党がどういう処分をするのか分からず、今はコメントする立場にない」としつつも、「次の衆院選は民主党は厳しい戦いになる」と危機感をあらわにした。(江崎憲一、斎藤靖史)

8639チバQ:2012/06/27(水) 22:23:51
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001206270004
「ウソつけぬ」「ビジョンない」
2012年06月27日


報道陣の取材に答える笠原多見子衆院議員=東京都千代田区の国会議事堂

◆消費増税法案可決 民主2議員「造反」 
 衆院で26日可決された消費増税法案。採決では、県内に地盤を置く民主党衆院議員7人のうち、笠原多見子氏と橋本勉氏の2人(いずれも比例東海)が反対票を投じた。民主党は分裂含みで、肝心な社会保障改革は棚上げ。県内からは、国政の混乱ぶりを心配する声があがった。


◆「責任ある態勢づくりを」賛成議員
 「民主党なら変われると支持者に訴えたことがウソになってしまう」。反対票を投じた笠原氏は採決後、語気を強めた。「マニフェスト(政権公約)でうたっていないなら、国民と約束をしていないということ。覚悟を決めて投票した」
 採決後には、小沢一郎元代表らとの会合にも出席。「党から処分があれば甘んじて受ける。仲間と自分たちの考えを実現するためにどう行動するか、週末に地元に帰って考えたい」と話した。
 橋本氏は「安定財源を得るためビジョンが、野田首相のなかに見えなかった」と反対に回った。「税率を上げても、税収は減る。今やるべきは景気対策」との持論を述べた。
 一方、「身を切る改革をしないと国民に説明できない」と直前まで態度を保留していた今井雅人衆院議員(比例東海)。「定数削減(の実現)について、自分なりに感触をつかめた」と賛成に回った。ただ、多くの反対者が出た展開については、「もうちょっと、やりようがあったのではないか」とこぼした。
 反対議員への厳しい意見も。賛成した阿知波吉信衆院議員(岐阜5区)は「総理が政治生命をかけた法案に反対したのは、事実上の不信任にあたる。統制がとれ、責任ある活動ができるための態勢づくりを重んじるべきだ」と厳罰を求めた。
 民主党県連幹事長の渡辺嘉山県議は、可決について「政府与党として、日本のことを考えての決断。選挙は厳しくなるかもしれないが、歴史は必ず評価してくれる」と話した。
 反対票を投じた2人については「影響を受ける方への軽減策を考えることができたはず。反対だけするのはいかがなことか」と批判した。


◆今の財政ではやむを得ず…自民/低所得者対策、具体的に…公明
 可決について、県内の野党幹部は懸念や課題を示した。
 自民党県連の猫田孝幹事長は消費増税について「自民党が言ってきたこと。今の国家財政ではやむを得ない」。民主党の対応については「マニフェスト破りの最たるもの。こういうことが続けば政治不信が起こる」と話した。
 公明党県本部の岩花正樹代表は「税率を上げることには県民の厳しい見方がある。社会保障の形や軽減税率など低所得者への対策を具体的に決めて欲しい」と注文をつけた。
 共産党の大須賀志津香県議は採決について「国民そっちのけ。ますます政治への信頼をなくしてしまう」と話した。
    ◇
 古田肇知事は26日、「国民全体で幅広く負担をする消費税を社会保障の安定財源とすることは重要な取り組み」と評価する一方、「社会保障改革についての十分な議論や、徹底した歳出削減や行政改革が行われたのか、大いに疑問がある」と指摘するコメントを出した。(塩入彩、増田勇介)


◆子育ての財源安心/商店街の客減る/親分についていっただけ…市民の声は
 岐阜市内で市民の声を聞いた。
 2歳の娘と柳ケ瀬の商店街を歩いていた岐阜市の美容師藤井莉子さん(31)は「本音は嫌だけれど、これから子育てをしていくのにも、財源がきちんとあったほうが安心する」と話した。
 一方、商店街で20年近く靴屋を営む女性(60)は「柳ケ瀬は今が一番客が少ない。増税でもっと人が減るのではと心配している」と反対した。
 民主党で57人の造反議員が出たことについて、藤井さんは「日本の政治はけんかが絶えない。与党ならまとまって政治をしてほしい」。岐阜市の無職松野久夫さん(80)は「若い議員は、政策どうこうではなく、小沢(一郎)さんが親分だからくっついていっただけだろう」と批判した。(田嶋慶彦)

8640チバQ:2012/06/27(水) 22:25:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000118-mailo-l12
税と社会保障:一体改革法案、衆院通過 民主4人が反対票 きづな3人、勢い増す反増税派 /千葉
毎日新聞 6月27日(水)12時18分配信

 消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の衆院本会議採決で、県内を地盤とする民主党議員でも、小沢一郎元代表に近いとされる4人が反対票を投じ、造反した。昨年12月に離党した新党きづなの3人に続き、法案成立に「政治生命をかける」とした野田佳彦首相(千葉4区)のおひざ元で反増税派の勢いが増した形。造反組の新党が結成されれば、県内の政治地図にも大きな影響を与えそうだ。【田中裕之、斎川瞳】
 ◇県内政治地図に影響も
 「同じ千葉出身の野田首相を支えたい気持ちはあったが、具体的な社会保障政策や行財政改革を棚上げしたままの増税は支持できない。党の処分も覚悟の上の行動だ」。採決で反対票を投じた千葉11区を地盤とする金子健一議員(比例南関東ブロック)は採決で反対票を投じた後も憤りを隠さなかった。
 造反した県内を地盤とする議員は、金子議員のほか、岡島一正議員(千葉3区)、黒田雄議員(千葉2区)、水野智彦議員(比例南関東ブロック)の計4人。昨年12月に民主党を離党した新党きづなの内山晃代表(千葉7区)ら3人も反対に回り、県関係の衆院議員21人のうち3分の1の7人が反増税色を鮮明にした。
 民主党で反対した4人は小沢元代表らと集団離党が取りざたされており、「先発離党組」の内山代表は採決後の記者会見で「仮に新党が結成されるなら、同一歩調を取りたい」と早速、秋波を送った。造反議員の中でも、離党については「仲間と相談して決めたい」(黒田議員)と保留する議員が多いが、内山代表は「反増税」を旗印に勢力を結集し、次期衆院選で増税を争点化し、少数政党として埋没するのを防ぎたい考えだ。
 こうした状況に、法案に賛成することで民主党と合意した自民、公明の県内関係者は警戒を強める。公明党県本部の藤井弘之幹事長は「これから増税に対する有権者の反発は大きくなる」と苦戦を予測。自民党県連の酒井茂英幹事長は「民主党が割れれば総選挙が早くなる」と早期解散の可能性が高まっているという認識を示した。
 一方、事実上、分裂状態になった民主党県連の田中信行幹事長は「(集団離党という)次のことが起こらなければ特に対応はない」と述べるにとどまり、造反者の今後の動きを注視する構えだ。
 だが、政権与党を分裂させる行動には党内外から批判は根強い。黒田議員は「地元の支援者からは、(民主党として)一つにまとまってやってくれという声もあった」と明かす。民主党を支援する連合千葉の黒河悟会長は「党が一つになれなかったのは残念だが、個々の政治家の判断なので良い悪いとは言えない」と複雑な心境を語る。
 採決で賛成した田嶋要・民主党県連代表(千葉1区)は「増税の前にやるべきことがあるとの主張は正しいが、次世代にツケを回し続けては日本はもたない」と強調。「有権者に増税の必要性を理解してもらえるよう、丁寧に説明し続けたい」と野田首相を支え続ける考えだ。
 ◇知事、総選挙で安定政権を 千葉市長「造反は離党すべきだ」
 一体改革関連法案が可決される一方、与党・民主党の事実上の分裂を招いたことについて、県内からも発言が相次いだ。
 森田健作知事は「新党ができるいい機会だ。(総選挙を)ぜひ、やってもらいたい。国民も私たち地方も困っている。早く安定していただきたい」と述べ、安定政権に向けた政界再編への期待感を示した。
 千葉市の熊谷俊人市長は可決したことについて「今後の財政運営に大きな影響を与える法案について一つの方向性が出たことはいいこと。野田総理に心から敬意を表したい」と歓迎。大量造反については「造反行動をとった人たちが党内にとどまったままであれば、国民のほとんどの人が理解できない」と述べ、造反議員は離党すべきだとの考えを示した。
 県経済同友会の佐久間英利代表幹事は「多額の債務を抱える我が国の現状を考えると、財政再建に向けた段階的な消費税率引き上げはやむを得ない選択であり、首相が問題を先送りせず、法案可決を実現したことは高く評価できる。今後は、社会保障改革や成長戦略実現に向けた政治のリーダーシップに期待する」とのコメントを出した。【斎川瞳、荻野公一】
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8641チバQ:2012/06/27(水) 23:06:44
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120627/CK2012062702000109.html
民主議員 「党反省見たい」「苦渋の決断」… 「消費増税」衆院通過
2012年6月27日

消費税増税法案の記名投票採決が行われた衆院本会議=国会で


 民主党内に大きな禍根を残した。衆院で二十六日、消費税増税を柱とする社会保障と税の一体改革関連法案が可決された。永田町を覆う波乱含みの空気。都内の民主党議員はこの採決をどう受け止めるのか。

■反対
 比例東京の小林興起さん(68)は「デフレ下で税率を上げても、所得税や法人税が落ち込み、トータルで税収は増えない。やっても意味はない」と、取材にまくしたてた。「党のためでなく、国民のために尽くす」。郵政民営化法案に反対し、自民党を除名された経歴をもつだけに、自身の選択に揺らぎはないようだ。

 「信念を通してさわやかな気分だ」と話したのは比例東京の中津川博郷さん(63)。地元、江戸川区の町工場から「増税分を売値に上乗せできない」との声が寄せられているという。「この不況下で増税すべきでない。永田町と国民の声はかけ離れている」とやはりぶれる気配はない。

 自ら離党する気はなく「党が反省するか状況を見たい」と話し、「私は国民に背いていない。国民から責めを受けるのは党だ」と続けた。

 東京14区の木村剛司(たけつか)さん(40)も「与党の一員として反対票を投じるのは、複雑で残念だったが、反対票を投じた。棄権は考えなかった。有権者から国会に送っていただいた立場なので、きちんと態度で示すべきだと思った」と明言した。

■賛成
 一方で「当然賛成」としたのは東京2区の中山義活さん(67)。中間派で党内融和を訴える鹿野(道彦・前農相)グループの参謀で、「民主党がバラバラにならないこと、民主党政権が倒れないことが大事。鹿野さんの意向をくんだ」と強調した。

 東京4区の藤田憲彦さん(39)も「社会保障制度を破綻させず財政を健全化して国民の生活を守る観点から苦渋の決断をした」と主張する。一期目で定数削減などの政治改革は命取りになりかねない状況だが、「苦しい増税を国民にお願いする以上、政治改革を徹底して行う」と誓っている。

8642チバQ:2012/06/27(水) 23:31:55
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001206270005
道内民主議員も割れる 消費増税法案
2012年06月27日


国会内で報道陣の質問に答える鳩山由紀夫元首相


衆議院本会議後、消費増税の必要性を報道陣に説明する三井辨雄氏


賛成の理由を報道陣に説明する仲野博子氏

■反対・鳩山氏「国民に許されない」
■賛成・三井氏「すべて自分の判断」


 消費税率を2015年10月までに10%に引き上げる法案をめぐり、採決に臨んだ道内選出の民主党衆院議員12人の対応も割れた。鳩山由紀夫元首相(道9区)が反対し、山岡達丸氏(比例道ブロック)が棄権。一方で、小沢一郎元代表に近くても賛成に回った議員もいた。民主党北海道は党分裂回避を願い、自民党道連などからは批判が相次いだ。


   ◇


 鳩山氏は本会議直後、報道陣に「私は3年前、代表として衆院選を戦った。そのマニフェストと全く逆の消費増税をやろうとしている。国民に許される話ではない」と語った。


 一方、「もう一度、民主党を既得権と戦う集団に変えていく役割が自分にはある」と、離党しない考えを改めて示した。「いかなる処分も受けなければならない」としつつ、「執行部には今、友愛の精神で党内をまとめる度量が求められている」と述べた。


 山岡氏は「マニフェストで掲げた新しい社会保障の姿が見えないのに、採決を急ぐことに非常に不満を持っている」。そのことへの「抗議も込め、熟慮を重ねたうえで」本会議を途中で退席し、棄権したという。処分は覚悟しているが、「選挙で民主党の名前を書いて頂いて活動している」と、想定される新党への合流は否定した。


 小沢氏に近い三井辨雄氏(道2区)は、法案に賛成した。「政治信条は小沢さんに勉強させてもらっているが、この法案に関しては自分の判断がすべて。小沢グループがどうだとかではない」と述べた。


 仲野博子氏(比例道ブロック)も小沢氏に近いとされる。25日夜は、地元の釧路市内で報道陣に「悩んでいます」と打ち明けた。遅くまで支持者や党関係者らと会い、電話で話をしたところ、「せっかく政権交代したのだから、あと1年の任期満了までに失った信頼を取り戻してほしい」との意見が多く、賛成を決めたという。農林水産政務官の職にあり、「党人として、政府の一員としてまた頑張っていきたい」と話した。


 民主党北海道が次期衆院選での選挙協力を模索する新党大地・真民主の松木謙公幹事長(道12区)は、法案に反対した。


 「2009年の総選挙で民主党が増税すると思って投票した人はいないはず。約束をほごにするようなことが通るのはおかしい」と批判し、「明日にでも解散してもらいたい」と主張した。新党への合流の可能性は否定。法案への反対で、民主との選挙協力に影響があるかどうかは明言しなかった。


   ◇


■道内政党は
■民主「結束できる態勢を」
■自民、分裂ぶり批判
■公明、成果強調
■共産「くらし壊す」


 採決結果への各政党の道内組織の反応も分かれた。


 民主党北海道(道連)の岡田篤幹事長は、反対した鳩山氏、棄権した山岡氏が党にとどまる考えを示したことに対し「法案対応だけで政党を割ることはないよう強く申し上げてきた。我々の思いは通じているのかなと思う」と、硬い表情で語った。


 道連は、消費増税は社会保障充実のためやむをえないとの立場だ。「(社会保障充実のためという)担保がはっきりとられていない段階での各議員の判断に注文をつけるつもりはない」としつつ、「党が一致結束できる態勢を作ることが最重要課題だ」と述べた。


 そんな民主党の分裂ぶりを、自民党道連の岩本剛人幹事長は「もはや与党としての責任は果たせない」と批判。公明党道本部の佐藤英道幹事長は「民主、自民との合意に公明党が踏み切ったことで、置き去りになっていた低所得者対策を盛り込むことができた」と、成果を強調した。


 一方、共産党道委員会の青山慶二書記長は「採決強行の結果決まったのは、民主党がやらないと言っていた消費増税と、やるといっていた最低保障年金や後期高齢者医療制度廃止の放棄。格差と貧困をさらに深刻にし、道経済とくらしを破壊に導く」と批判した。


(諸星晃一、杉村和将、熊井洋美)
.

8643チバQ:2012/06/27(水) 23:39:16
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001206260011
石原、太田氏は反対票 消費増税関連法案
2012年06月27日


消費税増税の関連法案に反対した理由を会見で説明する民主党の石原洋三郎氏(左)と太田和美氏=東京・永田町、衆院第一議員会館


 消費増税関連法案が26日、衆院で採決され、県内選出の民主党議員5人のうち、いずれも小沢一郎元代表のグループに属する石原洋三郎(福島1区)、太田和美(同2区)両氏が反対票を投じた。2人が「復興」を反対理由に挙げたことに、県連は「詭弁(きべん)」と批判している。


 ●「復興を優先で」石原、太田氏が会見


 法案に賛成する民主党議員の演説で議場が沸くなかで、石原、太田両氏は拍手することなく、終始押し黙っていた。投票の順番が迫るにつれ、しきりに髪をかき上げる太田氏。反対票を投じると、みんなの党の議員らが拍手した。それまでの落ち着かない様子から、ホッとしたような笑顔を見せた。


 採決後、石原、太田両氏は議員会館で共同の記者会見を開き、法案に反対した理由を説明した。


 石原氏は「増税で復興が遅れる」ことを第一の理由に挙げ、「3年前には、増税しない、国民の生活が第一と政権交代をした。政権公約(マニフェスト)の撤回で、国民への背信行為だ」と党の政策を批判した。


 太田氏も「福島県の再生なくして、大増税なし。福島の復興に水を差す」と説明。震災からの復興や、避難者の生活支援を最優先にすべきだとの考えを示した。


 昨年の菅内閣不信任決議案に続く小沢グループの政権揺さぶりに、党内からは厳しい処分を求める声もあがる。だが、両氏とも「(法案の)廃案を目指したい」。離党するかどうかは、小沢グループで歩調を合わせて判断する考えを示した。


 ●民主県連は「詭弁」と批判


 「『福島の復興のため』と言って反対するのは、詭弁だと思う」。増税法案の衆院通過を受け、26日に記者会見を開いた民主党県連。筆頭副幹事長の佐藤政隆県議は、「復興」を理由に反対票を投じた太田氏らを強く批判した。


 会見後、ある県連幹部は「小沢さんが反対しているからと素直に言えばいい。復興のせいにしてはいけない」と漏らした。


 26日は造反者への処分が先送りされたが、公認候補の差し替えも浮上。県連の宗方保幹事長は次期衆院選への対応について「候補者選定に入らざるを得ないことを視野に入れながら、(処分などの)状況を見守りたい」と述べた。


 一方、増税によって被災地の経済復興が遅れると心配する声も出ている。福島市の瀬戸孝則市長は増税を社会保障の財源にすることに理解を示しつつも、「復旧復興を最優先とする被災地の事情を考慮すれば、大変複雑な思いだ。被災地住民に寄り添った国政を強く望む」との談話を発表した。


 民主党最高顧問の渡部恒三氏は「野田佳彦首相は就任最初の国会で『福島県の復興なくして日本の復興なし』と発言した。福島復興のために全力をもって働かせますので」と理解を求めた。(林義則、木村俊介)

8644チバQ:2012/06/27(水) 23:41:01
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206270002
県内民主、2人造反
2012年06月27日

 消費増税関連法案が26日、衆院本会議で可決された。県内の民主党議員では、小沢一郎元代表のグループの2人が「造反」した。宮城4区の石山敬貴氏は反対し、3区の橋本清仁氏は棄権した。石山氏は離党を否定したが、県連には厳しい処分を求める声がある。


 「消費増税が、被災地の復旧・復興の妨げになる」


 石山氏は採決後、野田佳彦首相とも小沢氏とも距離を置く中間派議員5人と共に記者会見し、法案に反対した理由を述べた。石山氏は小沢氏が会長を務める勉強会に参加しているが、朝日新聞の取材に「離党はしない。小沢先生と一緒ではない」と話した。


 石山氏は、県選出で党政調会長代理の桜井充・参院議員にも近い。党関係者によると、「9月の党代表選に立候補したい」と公言する桜井氏が1人でも支持者を減らしたくないと、石山氏が党にとどまれるよう説得を重ねていたという。


 石山氏も揺れ続けたが、先週末には県連代表の今野東・参院議員らに「棄権する」と伝え、県連には安心感が広がっていた。ところが、一転反対。「前夜、寝る時に考えた」という。


 一方、同じく小沢グループの橋本氏は、記名投票の3法案のうち、社会保障制度改革推進法案、認定こども園法改正案には賛成したが、消費増税法案には棄権した。昨年6月、小沢氏が主導した菅内閣への不信任騒動でも「被災地のためにならない」と小沢氏側近の説得に応じなかった。今回も「橋本氏は反対も賛成もできない」との見方が県連に広がっていた。


 今後の焦点は造反議員に対する党執行部の処分だ。


 県連の木村勝好・幹事長代理(仙台市議)は「極めて残念。首相が政治生命を懸けた法案だった。党の決定に反する行動をした議員には、しかるべきけじめが必要だ」と述べた。県連では、財務相として増税の旗を振る安住淳氏の影響力が大きい。石山氏が除名されれば、次期総選挙に対立候補を立てる可能性がある。(蔵前勝久、田中美保)

8645チバQ:2012/06/27(水) 23:54:21
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20120626-OYT8T01681.htm
消費増税衆院通過 民主・村井氏は棄権

衆院本会議での採決後、記者会見する村井氏(中央)(26日、衆院議員会館で) 26日に衆院本会議で行われた消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の採決で、民主党の村井宗明氏(39)(富山1区)は棄権した。中間派とされる村井氏は、衆院災害対策特別委員長を務める立場からこれまで賛成する意向を示していた。村井氏は「歳出削減前の消費増税は納得できない」と批判しながら、離党する考えはないと強調した。

 村井氏は採決後、反対した福田衣里子氏(長崎2区)ら「反増税、非小沢」を掲げる若手計6人で記者会見した。景気対策が不十分な中での増税を疑問視し、「多くの国民は増税前に、歳出削減を望んでいる」と批判。「小沢新党に行こうという腹は最初から、ない」と否定した。

 村井氏は25日夜、岡田副総理と約1時間にわたって会談し、政府調達費削減に取り組むよう主張。岡田副総理に「担当者を変えて取り組むので、棄権にとどめてほしい」と説得されたことを明かし、「話し合いがついた」として反対ではなく棄権したとした。「最初は役職があるから(賛成する)と言っていたが、最終的には信念を最優先した」とも語った。

 村井氏の棄権について、民主党県連の坂野裕一幹事長は記者団に、「国会議員は政治信条があって行動する。最終盤でどう判断するか、県連幹部にはなかなか伝えてもらえなかったが、苦渋の決断をしたのだろう」と述べるにとどめた。

 民主党県連代表で、小沢グループに所属する広野允士(ただし)参院議員は記者団に、関連法案について「民主党の初心を全く忘れ、政権交代時の国民の期待を大きく裏切るものだ」と痛烈に批判し、参院での採決では「反対票を投じる」と明言した。小沢元代表が新党を結成した場合について、「仮の話には答えられない」としながら、「小沢先生とは長く行動を共にしてきた。考え方は極めて似ている」と離党に含みを持たせた。

(2012年6月27日 読売新聞)

8646チバQ:2012/06/28(木) 00:04:13
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20120626-OYT8T01426.htm
混乱民主 県内も批判…消費増税衆院通過

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案が衆院で可決された26日、県内選出の民主党の3議員のうち、岸本周平議員と阪口直人議員は採決で賛成する一方、玉置公良議員は棄権した。民主党内の混乱に、県内の民主関係者からも批判的な声が上がり、野党関係者からは早期の解散、総選挙を求める声が相次いだ。また、法案成立のめどが立ったことで、景気の落ち込みや生活苦を懸念する声も聞かれた。

 賛成票を投じた岸本議員は、「自民、公明、民主の3党の政策が合致して前に進んだ結果。衆参両院の『ねじれ』の中で(重要法案が決められる)モデルになった」と評価した。

 一方、棄権した玉置議員は、「地元住民の大半が消費税増税に反対している上、増税後、国民生活がどうなるのか具体像が示されていない」と説明。反対ではなく棄権としたことについて「首相指名選挙で(増税を推進する)野田首相に1票を投じたことも事実」などとした。

 民主党県連の浦口高典幹事長は、「(各議員の)足並みがそろわないのは残念だが、議員本人の判断」とし、棄権した玉置議員の処分については党中央の判断に任せる考えを示した。次回の総選挙については、「党が分裂状態を露呈したこともあり、厳しいと思う」と話した。

 一方、自民党県連の吉井和視幹事長は「消費税増税は民主党の政権公約にないのだから、法案が成立すれば、国民の信を問うべきだ」と訴えた。

 公明党県本部の角田秀樹幹事長は、民主党内から多数の造反者が出たことについて、「様々な考えの議員の寄り合い所帯。政権運営の脆弱(ぜいじゃく)さを露呈した」と厳しく批判。共産党県委員会の竹内良平委員長は「民意も公約もふみにじった暴挙」と述べた。

 法案の衆院可決に、県経営者協会の永井慶一専務理事(62)は「国の財政状況が悪化する中、ある程度の消費税増税はやむを得ない」と評価しながらも、「一気に引き上げられると消費が冷え込む可能性がある」と懸念した。

 和歌山市南甚五兵衛丁の無職山本美智子さん(70)は、「消費税が上がればまともに暮らせなくなる。増税の前に、はぶくべき無駄があるのでは」と厳しい表情だった。

(2012年6月27日 読売新聞)

8647チバQ:2012/06/28(木) 00:05:58
http://mytown.asahi.com/hyogo/news.php?k_id=29000001206270005
消費増税、賛成10反対1
2012年06月27日

 26日に衆院本会議で可決した消費税増税法案について、県内12の小選挙区選出の衆院議員のうち、賛成票を投じたのは10人、反対票は1人、欠席は1人だった。


 反対したのは8区選出で新党日本の田中康夫氏。田中氏は「社会保障と税の一体改革と言っていたのに、消費税率だけを上げる単体改悪になっている。世論調査でも民意の大半は今国会で採決しなくても良いとしており、民意に『造反』しているのは今日の採決を強行した人たちだ」と批判した。
 欠席したのは5区選出で民主の梶原康弘氏。取材に対し、ファクスで回答した。負担増の前に歳出削減や景気対策をすべきだという党内の声がくみ取られなかったとして、「政治が財務省に負けたという印象を強く抱いた」と指摘。「強引に押し切る、(党内の)非民主的な政策決定」や「マニフェストを堅持する意思が執行部にあるのか懸念を抱いた」ことも賛成しなかった理由として挙げた。
 一方で梶原氏は「反対は党の分裂を意味し、消費税というワンイシュー(一つの争点)で党を分裂させることは政権交代に向けられた国民の期待を裏切るものだ」として、離党しない考えを示した。
 そのほかの民主8議員、自民1議員、無所属1議員は賛成票を投じた。(井石栄司)


◆「財政不安感に一定の枠組み」 知事が評価
 井戸敏三知事は26日の定例記者会見で、同日可決した消費税増税法案について、「『国の予算の半分が国債』というような異常事態に対する一つの処方箋(・・せん)ができた。国民の財政への不安感に対して、一定の枠組みが成立するという意味で評価していい」と話した。
 一方、採決で造反者が出たことについては、「消費税の取り扱いだけで党を割る割らないという議論になってしまっているのは、少し飛躍がある。メンツではなく、もう少し国民目線でしっかりと判断していただくべきだ」と述べ、小沢グループの対応を批判した。

8649チバQ:2012/06/28(木) 00:35:08
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8610
などより
(消費税増税法案に反対欠席棄権した議員)−(共産・社民・みんな)を県別に並び替え
*欠は欠席または棄権
*比例復活議員も小選挙区を記載

【北海道】
鳩山由紀夫(北海道9)山岡達丸(比例下位:欠)>>8624>>8642
  *石川知裕(北海道11:大地)松木謙公(北海道12:大地)浅野貴博(比例:大地)

【東北】
横山北斗(青森1)中野渡詔子(青森2)>>8634
階猛(岩手1)畑浩治(岩手2)黄川田徹(岩手3:欠)小沢一郎(岩手4)菊池長右エ門(比例下位)>>8631
橋本清仁(宮城3:欠)石山敬貴(宮城4)>>8622>>8644
  *斎藤恭紀(宮城2:きづな)
京野公子(秋田3)高松下位(比例東北)>>8618
石原洋三郎(福島1)太田和美(福島2)>>8619>>8643

【北関東】
福島伸享(茨城1)小泉俊明(茨城3)柳田和己(比例7区:欠)石井章(比例下位)>>8633
石森久嗣(栃木1:欠)福田昭夫(栃木2:欠)山岡賢次(栃木4)>>8635
宮崎岳志(群馬1:欠)石関貴史(群馬2:欠)三宅雪子(群馬4)>>8623
  *中島政希(比例下位:無所属)
小宮山泰子(埼玉7)松崎哲久(埼玉10)>>8609

【南関東】
黒田雄(千葉2)岡島一正(千葉3)金子健一(千葉11)水野智彦(比例下位)>>8605>>8640
  *内山晃(千葉7:きづな)中後淳(千葉12:きづな)石田三示(比例下位:きづな)
岡本英子(神奈川3)橘秀徳(神奈川13)樋高剛(神奈川18)相原史乃(比例下位)>>8621
小沢鋭仁(山梨1:欠)>>8637

【東京】
青木愛(東京12)木村剛司(東京14)東祥三(東京15)初鹿明博(東京16)
小林興起(比例下位)川島智太郎(比例下位)中津川博郷(比例下位)>>8641
  *渡辺浩一郎(比例下位:きづな)
  *木内孝胤(東京9:無所属→国民新へ)、平山泰朗(東京13:無所属)
   横粂勝仁(神奈川11→東京18へ:無所属)、与謝野馨(東京1:無所属:欠)

【北陸信越】
村井宗明(富山1:欠)>>8645
篠原孝(長野1:欠)羽田孜(長野3:欠)加藤学(長野5)>>8606>>8608

【東海】
橋本勉(岐阜2)笠原多見子(比例下位)>>8639
  *小林正枝(比例下位:きづな)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)大山昌宏(比例下位)
  *三輪信昭(比例下位:きづな)
  *佐藤夕子(愛知1:無所属)

【近畿】>>8626
平智之(京都1)>>8630
熊田篤嗣(大阪1)萩原仁(大阪2)村上史好(大阪6)大谷啓(大阪15)辻恵(大阪17)中川治(大阪18)
熊谷貞俊(比例近畿)
  *渡辺義彦(比例下位:きづな)豊田潤多郎(比例下位:きづな)
梶原康弘(兵庫5:欠)>>8647
  *田中康夫(兵庫8:新党日本)
玉置公良(和歌山3:欠)>>8646

【中国】
空本誠喜(広島4:欠)菅川洋(広島1)>>8627
  *亀井静香(広島6:無所属)

【九州沖縄】
古賀敬章(福岡4)
  *鳩山邦夫(福岡6:無所属)
原口一博(佐賀1:欠)>>8648
福田衣里子(長崎2)山田正彦(長崎3)>>8638
松野頼久(熊本1)福嶋健一郎(熊本2)>>8625
川内博史(鹿児島1)>>8628
玉城デニー(沖縄3)瑞慶覧長敏(沖縄4)

8650チバQ:2012/06/28(木) 00:43:02
http://jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062700234
民主・山田氏、衆院特別委員長辞任へ
 民主党の山田正彦元農林水産相は27日までに、消費増税関連法案の衆院採決で党決定に反して反対票を投じたことを理由に、衆院政治倫理確立・公選法改正特別委員長を辞任する意向を、同党の城島光力国対委員長に伝えた。執行部は辞任を認める方針で、後任の人選を急ぐ。 (2012/06/27-10:57)

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8651チバQ:2012/06/28(木) 00:57:09
国民新会派にはいったのは木内じゃなくて平山だ
つことで訂正

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/8610
などより
(消費税増税法案に反対欠席棄権した議員)−(共産・社民・みんな)を県別に並び替え
*欠は欠席または棄権
*比例復活議員も小選挙区を記載

【北海道】
鳩山由紀夫(北海道9)山岡達丸(比例下位:欠)>>8624>>8642
  *石川知裕(北海道11:大地)松木謙公(北海道12:大地)浅野貴博(比例:大地)

【東北】
横山北斗(青森1)中野渡詔子(青森2)>>8634
階猛(岩手1)畑浩治(岩手2)黄川田徹(岩手3:欠)小沢一郎(岩手4)菊池長右エ門(比例下位)>>8631
橋本清仁(宮城3:欠)石山敬貴(宮城4)>>8622>>8644
  *斎藤恭紀(宮城2:きづな)
京野公子(秋田3)高松下位(比例東北)>>8618
石原洋三郎(福島1)太田和美(福島2)>>8619>>8643

【北関東】
福島伸享(茨城1)小泉俊明(茨城3)柳田和己(比例7区:欠)石井章(比例下位)>>8633
石森久嗣(栃木1:欠)福田昭夫(栃木2:欠)山岡賢次(栃木4)>>8635
宮崎岳志(群馬1:欠)石関貴史(群馬2:欠)三宅雪子(群馬4)>>8623
  *中島政希(比例下位:無所属)
小宮山泰子(埼玉7)松崎哲久(埼玉10)>>8609

【南関東】
黒田雄(千葉2)岡島一正(千葉3)金子健一(千葉11)水野智彦(比例下位)>>8605>>8640
  *内山晃(千葉7:きづな)中後淳(千葉12:きづな)石田三示(比例下位:きづな)
岡本英子(神奈川3)橘秀徳(神奈川13)樋高剛(神奈川18)相原史乃(比例下位)>>8621
小沢鋭仁(山梨1:欠)>>8637

【東京】
青木愛(東京12)木村剛司(東京14)東祥三(東京15)初鹿明博(東京16)
小林興起(比例下位)川島智太郎(比例下位)中津川博郷(比例下位)>>8641
  *渡辺浩一郎(比例下位:きづな)
  *木内孝胤(東京9:無所属)、平山泰朗(東京13:無所属→国民新へ)
   横粂勝仁(神奈川11→東京18へ:無所属)、与謝野馨(東京1:無所属:欠)

【北陸信越】
村井宗明(富山1:欠)>>8645
篠原孝(長野1:欠)羽田孜(長野3:欠)加藤学(長野5)>>8606>>8608

【東海】
橋本勉(岐阜2)笠原多見子(比例下位)>>8639
  *小林正枝(比例下位:きづな)
牧義夫(愛知4)鈴木克昌(愛知14)大山昌宏(比例下位)
  *三輪信昭(比例下位:きづな)
  *佐藤夕子(愛知1:無所属)

【近畿】>>8626
平智之(京都1)>>8630
熊田篤嗣(大阪1)萩原仁(大阪2)村上史好(大阪6)大谷啓(大阪15)辻恵(大阪17)中川治(大阪18)
熊谷貞俊(比例近畿)
  *渡辺義彦(比例下位:きづな)豊田潤多郎(比例下位:きづな)
梶原康弘(兵庫5:欠)>>8647
  *田中康夫(兵庫8:新党日本)
玉置公良(和歌山3:欠)>>8646

【中国】
空本誠喜(広島4:欠)菅川洋(広島1)>>8627
  *亀井静香(広島6:無所属)

【九州沖縄】
古賀敬章(福岡4)
  *鳩山邦夫(福岡6:無所属)
原口一博(佐賀1:欠)>>8648
福田衣里子(長崎2)山田正彦(長崎3)>>8638
松野頼久(熊本1)福嶋健一郎(熊本2)>>8625
川内博史(鹿児島1)>>8628
玉城デニー(沖縄3)瑞慶覧長敏(沖縄4)

8652チバQ:2012/06/28(木) 01:03:08
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120627/stt12062722590021-n1.htm
「小沢新党」へ動き出すも「3つの壁」
2012.6.27 22:58 (1/3ページ)[小沢一郎]
 消費税増税法案で造反した民主党の小沢一郎元代表は新党結成に動き出した。だが、その道は険しい。共同通信社の世論調査(26、27両日実施)でも小沢新党への期待は15・9%にとどまった。しかも新党には政治資金と選挙マシンが欠かせない。加えて政治資金規正法違反事件の公判も影を落とす。小沢氏は「3つの壁」を越えられるか。(桑原雄尚、千葉倫之)

 ■年内は助成金ゼロ

 新党結成で最初に立ちはだかるのが「カネ」の問題だ。総務省によると政党助成法に基づく政党交付金の配分額は1月1日現在の所属議員数と直近の国政選挙の結果で決まる。

 仮に小沢系45人が新党を作れば、年約10億円の政党交付金が見込めるが、交付は来年4月から。小沢氏の主張通り、年内の衆院解散に追い込めば、衆院選は「手弁当」で戦うしかなくなる。

 ただ、政党助成法には「分党(分割)」の規定もある。ある政党が複数の新党に分かれた場合、元の党の未交付分が各新党の議員数に比例して配分される仕組みで平成9年末の新進党解党時に適用された。

 165億円(平成24年分)という民主党への交付金を当て込み、小沢氏が分党を狙う可能性もあるが、手続き上は民主党をいったん解党する必要がある。野田佳彦首相が応じるとは思えない。

 ■連合なくして選挙は?

 民主党の最大支持団体であり、選挙マシンである連合の動向も重要となる。

 古賀伸明会長は27日、記者団から小沢新党について問われると「新党作りますかね?」と逆質問し「これ以上は言うまい」と笑顔で質問を打ち切った。そこには「連合抜きで選挙できるのか」との自信がにじむ。

 民主党は、個々の議員が自前の後援会組織を持つ自民党と違い、選挙活動の大部分を連合傘下の労組に頼ってきたからだ。

 連合は消費税増税に一貫して賛成しており、26日の造反劇にも「誠に遺憾。与党の責任を自覚して対応すべきだ」と事務局長談話で非難した。新党が協力を取り付けるのは容易ではない。新党参加者は選挙基盤が弱い若手が多いだけに、連合と決別したまま選挙戦に突入すればポスター張りさえままならない。

 ■小沢氏の控訴審は?

 小沢氏は次期衆院選を「早ければ9月」と明言するが、自らの資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件の控訴審スケジュールが微妙な影を落とす。初公判は「早ければ秋」と言われ、衆院解散がずれ込めば衆院選と公判が重なる可能性があるからだ。

 判決は来春だといわれ、衆院解散がないまま有罪判決が出れば、新党は大打撃を受ける。逆に無罪判決だと勢いづく。

 加えて週刊文春が報じた妻、和子さんとの離婚問題もある。和子さんは地元支援者への手紙で東京電力福島第1原発事故後、小沢氏が放射能を恐れて地元入りしなかったことなどを記しており、小沢氏の威信は大きく傷ついた。尾を引けば新党も翻弄されかねない。

8653チバQ:2012/06/28(木) 01:04:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120627/stt12062722560018-n1.htm
いらだつ連合 「輿石批判」大合唱!
2012.6.27 22:55 (1/2ページ)[民主党]
 「あれほど反対が出たのは極めて遺憾だ。早急に党を立て直し、参院では政権与党にふさわしい役割を果たしてもらいたい!」

 27日朝、都内のホテルで開かれた民主党と連合の意見交換会。連合の古賀伸明会長は消費税増税法案の衆院採決での造反劇に怒りをぶちまけた。

 いらだつのも無理はない。公務員制度改革関連法案の今国会での成立が危うくなったからだ。人事院を廃止し、公務員に労働協約締結権を付与させるこの法案は主力労組である自治労、日教組の悲願。自民党政権での成立は期待薄なだけに民主党政権存続中に成立させるしかない。だからこそ連合は消費税増税も容認したとされる。

 樽床伸二幹事長代行は「意向を真摯(しんし)に受け止めます」と神妙に答えたが、輿石東幹事長は議員宿舎に引き籠もり姿を見せなかった。日教組出身だけによほどバツが悪かったようだ。

 輿石氏の戦略なき「党内融和」路線はもはや破綻寸前。造反者の処分も除籍を封印し穏便に済ます腹づもりだが、これに批判の大合唱が起きた。

 「地元で罵声を浴びても断腸の思いで賛成票を投じた人がいる。造反者には厳正に対応すべきです!」

 岸本周平氏ら衆院当選1回生約10人は27日、輿石氏にこう迫った。輿石氏が即答を拒むと、岸本氏らは官邸に乗り込み、野田佳彦首相に直談判した。彼らの背中を押したのは前原誠司政調会長だとされる。

 臨時常任幹事会も輿石氏には「針のむしろ」だった。長妻昭元厚生労働相は「賛成した人の気持ちを考えてきちっとした判断をお願いしたい」と声を張り上げ、ご意見番の渡部恒三最高顧問も「けじめが大事だ」と断じた。

 「参院で20人が離党すれば、第一党の座も、議長も失う。そういう事態を作るべきではない!」

 輿石氏がこう反論すると、出席者は失笑した。「議長になりたい」との本音が透けて見えたからだ。

 精神的に追い込まれると威張り散らす癖は相変わらず。国民新党の自見庄三郎代表と会った際は「俺は日教組の400日抗争を戦ってきた男だ。サラシを5枚腹に巻いている」と妙な自慢話を繰り広げた揚げ句、こうこぼした。

 「融和が大事だ。処分と言ってるやつを処分したい」

 新党結成に動き出した小沢一郎元代表にとっても輿石氏は過去の人となりつつある。28日の会談には応じるが、周辺には「まだ何とかなると思っているのかな」と首をかしげた。

 すでに腹を固めたのか。小沢氏は終日ご機嫌だった。夜は東京・赤坂で若手議員と火鍋をつつき「最近肝臓の数値がいいんだ」。昼間、トイレに行く際も鼻歌交じり。曲は岩手民謡「南部牛追い唄」だった。

 ●(=歌記号)親が跳ねれば サーハーエ 子も跳ねる コラサンサエー (坂井広志)

8654とはずがたり:2012/06/28(木) 10:22:26
>>8651
ありがとうございます。
こんなの欲しかったです♪

8655名無しさん:2012/06/28(木) 15:05:12
連合も増税賛成ですか、事務方の方々は高学歴が多いから、霞が関の論理に弱いようですね。
一体、誰から資金をいただいているか考えてください。
組合官僚なんてごめんですよ。

8656チバQ:2012/06/28(木) 23:14:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00000084-mai-pol
<小沢元代表>強まる「離党」足かせも 新党決断先送り
毎日新聞 6月28日(木)22時25分配信


拡大写真
民主党の輿石東幹事長との2回目の会談を終え、参院議員会長室を後にする小沢一郎元代表(中央)=国会内で2012年6月28日午後5時22分、藤井太郎撮影

 消費増税法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は28日、新党結成を表明しつつ決断を先送りした。グループの若手議員を中心に「民主党に残っても選挙を戦えない」との危機感が募り離党の動きは加速しているが、「円満離婚(分党)」でなければ政党交付金などが受け取れず活動資金に事欠くことや、造反への世論の支持が広がっていないことが足かせになっている。

【小沢元代表】増税「参院採決なら離党」 輿石氏と再会談へ

 「うまくいかなければ、重大な決断をしなければならない」。小沢元代表は輿石東幹事長との会談に先立ち、離党届に署名した衆院議員や小沢系の参院議員約50人を集めた国会内での会合で、離党・新党に意欲を見せた。メンバーは東祥三衆院議員や森ゆうこ参院議員ら直系議員。いずれも急進派で、前のめりの発言で側近グループの結束を図った。

 小沢元代表の足元では、離党への動きが勢いを増している。若手議員の一人は「長引かせると『反増税』で盛り上がった熱が冷める」と語った。元代表も28日午前、法案に反対しながら離党に慎重な議員2人を衆院議員会館の自室に呼び、「国民の声は(残留とは)違うところにあると思う。事を起こす時にはまた意見を聞く」と同一歩調を求めた。

 「8月解散かもしれない」。元代表はこうにらみ、参院での採決に合わせて効果的なタイミングで離党に踏み切るシナリオを描いてきた。26日の衆院採決では、小沢グループから44人が反対に回り、新党きづなの9人と合わせて内閣不信任決議案を提出できる42人をクリアした。

 ただ、多くの議員が離党すれば、それだけ必要な活動資金は増える。解散が先送りされるほど資金難に陥りかねない。政党交付金や立法事務費を受け取るには民主党が円満な形で分党を認めることが必要だ。野田佳彦首相は造反について、「一致結束した対応をお願いしたが極めて残念だ」と突き放しており、分党の合意に至るめどは立たない。

 さらには、政治資金規正法違反事件をめぐり、自民、公明両党は小沢元代表の証人喚問を要求している。政府関係者は「今は民主党が自公の要求を阻止している。小沢元代表が党を飛び出したら防御がなくなり証人喚問をやられる」と指摘。元代表も、解散直前でないと離党しづらい事情がある。

 「そう時間をかけられない。(輿石氏と)何回話しても仕方がないだろう」。元代表は28日、側近議員にこう語った。同日夜には東京・麹町の日本料理店で谷亮子氏ら小沢系の参院議員と会食。「いつまでも待てない」と語り、いずれ離党は避けられないとの考えを強調した。

 党内で反増税のキャンペーンを張る小沢系議員に対し、主流派の反発は強まっている。ベテラン議員は、輿石氏を通じて野田首相に譲歩を迫る元代表の動きについて、「中途半端だ。円満な分党などあり得ない」と批判した。【鈴木美穂】

8657チバQ:2012/06/28(木) 23:15:05
 ◇「分党」なら交付金13億円

 政党助成法によると、政党交付金は1月1日現在の所属国会議員数や過去の国政選挙の得票に応じて決定される。国政選挙がなければ、一度決まった金額は1年間変更されず、4月以降4回(4月、7月、10月、12月)に分けて交付される。

 消費増税法案に衆院で反対票を投じた小沢系議員44人がまとまって「小沢新党」を結成しても、7、10、12月の政党交付金を受け取るには民主党に「分割(分党)」を認めてもらう必要がある。

 分党が認められれば、「小沢新党」は今年分の政党交付金として約13億4000万円を受け取ることになる。認められなければ44人がそれぞれ離党する形となり、新党は衆院解散がない限り今年分の交付金を受け取ることができない。

 分党をめぐっては、00年4月の自自公連立政権下で、連立離脱を図る自由党(小沢一郎党首)から連立残留派の野田毅元自治相らが離党して保守党を結成し、政党交付金を分割するよう求めた。しかし、小沢党首(当時)が応じず、保守党は00年6月の衆院選後まで交付金を受け取ることができなかった。

 また、国会の各会派には議員1人当たり毎月65万円の立法事務費が支払われる。使途の制限はなく領収書も不要だ。44人が衆院で新会派を結成すれば、会派に毎月2860万円の立法事務費が支払われることになる。

 ただ、会派を離脱するには会派代表者が衆院議長に届け出る必要がある。民主党会派の代表者は樽床伸二幹事長代行。実際には輿石東幹事長の判断次第だが、造反グループに新会派結成を認めることには党内の強い反発が予想され、実現は困難とみられる。【大場伸也】

8658チバQ:2012/06/28(木) 23:16:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00001641-yom-pol
造反処分、過去歴や各法案の賛否考慮…首相意向
読売新聞 6月28日(木)9時17分配信

 野田首相(民主党代表)は27日、社会保障・税一体改革関連法案の衆院本会議採決で造反した民主党議員の処分について、記名採決だった消費税法改正案など3法案の賛否や、これまでの「造反歴」に応じて差をつける意向を固めた。

 焦点は、3法案全てに反対した小沢一郎元代表を除名(除籍)するか否か。党分裂を懸念する輿石幹事長は、除名には慎重だ。

 首相が造反議員の処分に「差」をつける考えなのは、大量の議員を除名して少数与党に転落する事態を避けつつ、一部の議員に厳しい処分を科して示しをつけるためだ。民主党規約は、所属議員の処分について、役員会の発議に基づき常任幹事会で議論し、倫理委員会への諮問を経た上で決定する――と定めている。27日の臨時常任幹事会は、首相と輿石氏に対し、役員会にかける処分案の検討を一任することを決めた。

8659チバQ:2012/06/28(木) 23:17:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062801043
小沢氏、結束固めに苦慮=「新党」判断を保留−民主
 民主党の小沢一郎元代表は28日、輿石東幹事長との2度に及ぶ会談を経ても、党にとどまるのか、集団離党して新党結成に進むのかの判断を保留した。新党を選択肢としながらも、結論をなお先送りするのは、小沢氏を支持するグループ内にもこの問題では温度差があるためだ。衆院解散時期が見通せない中、小沢氏はグループの結束固めに苦慮しそうだ。
 「民主党の原点を取り戻す可能性が小さくなったかもしれないが、もう一度努力する。不可能になったら次善の策を取る」。小沢氏は28日、輿石氏との会談に先立ち、消費増税関連法案の衆院本会議採決で反対した衆院議員と自らに近い参院議員の計約50人を前にこう語り、党残留と離党の両方の可能性に言及。その上で「私に任せてほしい」と一任を求めた。
 消費増税法案の衆院採決では、民主党から小沢氏を含め57人が反対した。このうち「新党予備軍」は小沢氏を含め43人。若手の間では新党結成への積極論が支配的だ。2009年衆院選で「追い風」を受けて初当選した議員らは党の支持率低迷に危機感を強めており、「次期衆院選は新党で」という声が絶えない。
 一方、予備軍の中には慎重論もある。解散時期の見極めが付かない段階で離党して新党を旗揚げしても、新味が薄れると懸念しているためだ。ある中堅議員は28日、小沢氏に「8月解散はない。離党すべきでない」と進言したが、小沢氏は黙っていたという。この議員は、先に同様の進言をした際に小沢氏が「解散はある」と反論していたことから、小沢氏も判断に迷っていると受け止めた。
 同日には、前原誠司政調会長に近い若手らが執行部に、過去の投票行動も踏まえて造反者への処分に差をつけるよう要請した。造反者を分断する狙いがありそうで、実際、小沢氏系議員からも「党員資格停止が(党代表選での投票権剥奪を意味する)3カ月なら離党も仕方ないが、1カ月なら代表選で勝負できる」(中堅)と、進退は処分次第との本音が漏れる。
 小沢氏がこの日、最終判断を見送ったことに対し、採決で反対票を投じた若手は「早く結論を出してほしい」と拍子抜けした表情で語った。小沢氏は29日も輿石氏と会談するが、側近は「あすには終わらない」としており、進路の定まらない状況は当面続く可能性もある。(2012/06/28-21:23

8660チバQ:2012/06/28(木) 23:18:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2012062700950&j4
「小沢新党」解散時期が左右=予備軍は43人、結束に不安も−民主
 消費増税法案採決での大量造反で激震が走った民主党は27日、表面的には落ち着きを取り戻した。造反劇を主導した小沢一郎元代表は表立った動きはせず、集団離党や新党結成に踏み出すのかは依然明確にしていない。選挙に不安を抱える若手議員を糾合するため、新党への期待をつなぐ必要はある一方、実際に新党を立ち上げても、9月8日までの今国会中に衆院解散がなければ「賞味期限切れ」となりかねないためだ。
 「可能性のある限り、努力を最後までさせてもらう」。小沢氏は27日、側近の鈴木克昌前幹事長代理を通じ、輿石東幹事長にこんなメッセージを伝えた。「努力」とは、党内にとどまって野田佳彦首相に消費増税を撤回させることだ。鈴木氏はこの後、記者団に「ややもすると離党だ何だと、どんどん(報道が)先行しているが、そうでない」と述べ、早期の離党を打ち消した。
 消費増税法案には57人が反対票を投じたが、採決の前後に集まって結束を確認し、小沢氏に署名済みの離党届を預けたとされる「新党予備軍」は、小沢氏も含めて43人。しかし、全員が行動を共にするかは小沢氏自身、読み切れていないとみられる。実際、このうちの一人は「増税反対の大義は正しいと思っているが、小沢氏について行くことには迷いがある」と苦しい胸の内を明かす。
 慌てて新党結成に踏み切っても、有権者が新鮮味を感じなくなれば、メリットは損なわれる。石原慎太郎東京都知事を党首とする新党構想が一向に具体化せず、「解散・総選挙までにやる」(たちあがれ日本幹部)と言われるのもこのためだ。小沢氏も解散直前に新党を結成、勢いを保ったまま衆院選に突入したい考えなのは間違いない。
 資金面も課題だ。小沢氏は年間約170億円の政党交付金を差配できた幹事長職を離れて2年以上が経過しており、新党結成に必要な資金は十分ではないとみられている。政党助成法は、新党が交付金を受け取れるのは選挙後と定めている。
 「次の一手」には慎重にならざるを得ない小沢氏だが、政界に広がる首相と自民党の谷垣禎一総裁の密約説を念頭に、解散は近いとの構えでいるようだ。27日夜、都内の中国料理店で自らに近い議員6人と会食した際、このうちの一人が「夏休みを取っていいか」と尋ねると、小沢氏は「駄目だ」と却下し、選挙準備に専念するよう求めた。(2012/06/27-22:58)

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8661チバQ:2012/06/30(土) 00:08:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062901060
妙案なく先送り=小沢・輿石会談−若手に新党慎重論も、民主混乱続く
 3度目となった民主党の小沢一郎元代表と輿石東幹事長の会談は、結論を週明けに持ち越した。離党・新党結成を視野に入れる小沢氏だが、またも「決断」は示さなかった。その背景には、小沢氏が性急に離党に踏み切れば、脱落者が出かねないという小沢グループ内の事情もある。輿石氏にも党分裂回避の妙案はなく、決着は先送り。民主党の混乱は続き、野党からは「いいかげんにしろ」との声も飛び出した。
 29日夕、国会内の民主党参院議員会長室。消費増税関連法案の撤回を求めて譲らない小沢氏に対し、輿石氏は「月曜まで待ってほしい」と要請。小沢氏も「お互いに何かいい知恵があるかどうか考えてみよう」と受け入れた。
 こうした中、小沢氏を支持して新党結成を覚悟していた若手議員の間にも心境の変化が表れている。「(近く)衆院解散があり、新党への期待感が高く、当選も見込めるなら頑張れる。だけど今は新党後の展望も見えないし、解散もいつか分からない」。ある若手議員は衆院採決前の態度を一変させ、新党入りに慎重論を唱えた。
 報道各社の世論調査で「小沢新党」をあまり期待していないとする調査結果が相次いでいることも、小沢グループ内に動揺を与えているようだ。
 一方、輿石氏は首相と小沢氏の間で板挟みとなり、周囲にいら立ちをぶつけている。首相の指示に従えば、小沢氏が求める消費増税法案の撤回はできない相談だ。輿石氏が法案の再修正を小沢氏に提案したと報道され、これを全面否定。小沢氏側近には電話で「小沢グループの人間に変なことをしゃべらせるな」と怒りをぶちまけた。
 結論の出ない「小沢−輿石会談」について、自民党の大島理森副総裁は記者団に「国会や政治は民主党の内紛のためにあるのではない。いいかげんにしてほしい」と批判。公明党からも「何で結論を先延ばしにしたのか」「早く小沢問題にけりをつけて、参院で法案審議に入るべきだ」との声が相次いだ。(2012/06/29-21:24

8662チバQ:2012/06/30(土) 00:09:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012062900732
小沢氏、来月2日に離党判断=輿石氏と溝埋まらず
 民主党の小沢一郎元代表は29日午後、国会内で輿石東幹事長と約40分間会談した。輿石氏が離党を思いとどまり、政権運営に協力するよう求めたのに対し、小沢氏は消費増税関連法案の撤回を重ねて要求し、平行線に終わった。小沢氏はこの後、「多くの同志に一切を任されている立場なので、週明けの月曜日にはいずれにしても結論を出さなければならない」と記者団に述べ、7月2日には離党についての決断を下す考えを明らかにした。
 小沢氏は28日も2度にわたって輿石氏と会談しており、29日の会談は3回目。この中で、小沢氏は「国民との約束を棚に上げて、消費増税のみを先行させることは納得できない」と増税方針の転換を改めて迫ったが、溝は埋まらなかった。輿石氏は会談後、野田佳彦首相に電話で内容を報告した。 
 小沢氏は衆院議員会館で記者団の取材に応じ、「今の事態を解決する妙案は見つからず、この週末、お互いに何かいい知恵があるかどうか考えてみましょうということで別れた」と説明。再度の会談に関しては「会おうということであれば会う」と語った。一方、小沢氏は自らのグループ議員に対し、「月曜日まで結論は待ってくれと輿石氏に言われた」と明かした。
 小沢氏周辺は「向こうがこちらの主張をのまないのだから、7月2日には離党だ」と強調した。
 輿石氏周辺には、民主党が自民、公明両党と修正合意して衆院を通過させた関連法案について、参院段階での再修正を検討することで小沢氏の理解を得る案も出ており、一連の会談で再修正が話し合われた可能性もある。ただ、3党合意の見直しには、野田内閣の閣僚から否定的な発言が相次いでおり、実現は困難な情勢だ。(2012/06/29-20:44

8663チバQ:2012/06/30(土) 00:34:54
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120630/stt12063000040000-n1.htm
輿石氏、憂鬱のワケ…「参院議長」見果てぬ夢 6人離脱で民主−公明ラインも「水の泡」
2012.6.30 00:02 (1/4ページ)

小沢一郎元代表との会談を終えた輿石東幹事長は記者団に、結論を週明けに持ち越したことを明かした=29日午後、東京都千代田区の国会内(酒巻俊介撮影)
 「輿石さんから『月曜日まで待ってくれ』と言われたんだけど中身がないんだよな」

 29日夕、民主党の輿石東幹事長と約40分間の会談を終えた小沢一郎元代表は、衆院議員会館の自らの事務所に戻ると側近議員にこう明かした。

 3度目の会談でも輿石氏は「とにかく党を割りたくない」の一点張り。かといって小沢氏が求める消費税増税法案撤回はさすがにのめない。ある党幹部は「もう歩み寄る余地はないな」とこぼした。

 確かにこれ以上小沢氏らを慰留しても野田佳彦首相に得はない。にもかかわらず輿石氏が恥も外聞も捨て小沢氏にすがりつく理由は別にある。

 参院(定数242)は衆参ねじれにより野党が過半数を占めるが、最大会派はなお「民主党・新緑風会」(104議席)だ。ところが、19人以上が小沢氏に同調して離脱すれば、第2会派「自民党・たちあがれ日本」(86議席)を下回り、参院のパワーバランスは大きく崩れるからだ。

 そうなると、議長は第1会派から選出するのが慣例であり、輿石氏の悲願である議長就任は一気に遠のく。来年夏の参院選で民主党が第1党に返り咲くことも期待できないだけに「輿石議長」は見果てぬ夢となる。

 それだけでは済まない。

8664チバQ:2012/06/30(土) 00:35:30
 民主党と国民新党(3議席)に公明党(19議席)を合わせると126議席で過半数を上回る。実はこれが水面下で公明党に協力を呼びかけるテコになってきた。

 衆院選挙制度改革で公明党は比例代表への連用制導入を熱望するが、自民党の反対で宙に浮いたまま。そこで輿石氏は民主、公明で成立させる密約を結び、協力を取り付ける青写真を描いていたのだ。

 人事院を廃止し、公務員に労働協約締結権を付与する公務員制度改革関連法案の存在も大きい。民主党の集票マシンである連合は今国会での成立を厳命するが、自民党の協力は期待できない。これも国会終盤で民主−公明ラインで押し切る算段だった。

 ところが、民主党から6人が離脱するだけでこの構想はご破算となる。そうなれば、公明党は、自民党と手を組み一気に倒閣に舵(かじ)を切る公算が大きい。ある意味では、55人以上が離党しない限り、与党過半数を維持できる衆院よりも事態は深刻だといえる。

 言うまでもなく「参院のドン」を気取っていた輿石氏の権威も地に落ちる。輿石氏が首相の意向を踏みにじっても「党内融和」を唱え続けた理由が透けてみえる。

 もちろん小沢氏もそのへんの事情を熟知している。すでに参院民主党13人分の会派離脱届は手中に収めた。「ゴネればゴネるほど譲歩を引き出せる」。そう思ったからこそ輿石氏の会談要請に何度も応じているのだろう。

 29日の会談前も小沢氏はご機嫌だった。側近が「地元の反応はいいです」と報告すると「そうか、よかったな!」と満面の笑みを浮かべ、日に日に憔(しょう)悴(すい)する輿石氏をこう気づかってみせた。

 「輿石さんをあんまり責めるのも気の毒だからなあ…」      (坂井広志)

8665チバQ:2012/06/30(土) 00:36:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120629/plc12062921410016-n1.htm
絶大な幹事長権限…決められない政治の元凶は党規約
2012.6.29 21:39 (1/3ページ)[民主党]
 消費税増税法案の衆院採決での造反をめぐり、民主党の混乱が収まらない。党代表である野田佳彦首相が「厳正に対処する」と明言したのに、輿石東幹事長がなお処分の軽減・先送りを画策できるのはなぜか。背景を探ると、幹事長に絶大な権限を与えながら、重要政策では党の意思決定をできない−など奇妙な党規約の存在が「決められない政治」の元凶として浮かびあがる。(加納宏幸)

 幹事長の絶大な権限は、民主党規約と自民党の党則を比較すれば一目瞭然だ。

 まず大きな違いは、自民党には「党大会・両院議員総会に次ぐ党の意思決定機関」として総務会があり、総裁、幹事長らは総務会から一任を受けた上で党の重要方針を決める。重要法案も総務会の了承をもって党議拘束がかかったとみなす。派閥抗争が激しかった昭和37年に総裁・幹事長派閥の専横を防ぐ狙いもあってこの制度が導入された。

 民主党で総務会にあたる組織は、「党務の執行に関する重要事項を承認・決定する」機関である常任幹事会だといえるが、主宰するのは幹事長だ。実際には幹事長の意向をオーソライズしたり、助言する程度の機能しかない。

 処分の決定手続きに関して、民主党規約は「役員会の発議に基づき、常任幹事会が倫理委員会に諮った上で処分を決定する」と規定する。ところが、発議する役員会を運営するのも幹事長。国会議員7人と弁護士1人からなる党倫理委には「意見を述べる」権限しかなく、幹事長が事実上処分の全権を握る。

 国会議員の離党手続きについても幹事長の権限は絶大だ。党規約は「幹事長に申し出て役員会の議を経て常任幹事会の承認を得る」と定めており、幹事長は離党届を受理するかどうかの権限を一手に握る。

 これに比べて自民党の手続きは明快だ。党則では「党紀委員会の審査を経て党本部がこれを受理する」と定めており、有識者4人が加わる党紀委員会で処分を決めた上で党執行部が離党の可否を判断する。

 実は民主党の幹事長権限は、1月の党大会でさらに強化された。党規約が「党の運営および国会活動を統括する」から「党運営を統括する」に改められ、役員会の運営も代表が幹事長に「委任」できるとの条項が設けられた。

 民主党は改正の目的を「幹事長が党務、政策、国会のすべてを統括することを明確にするため」と説明しているが、これにより「党を代表する最高責任者」である代表は「君臨すれど統治せず」の存在となった。ただ、党運営の失敗の責任だけは負わされる。

 しかも現政権の事実上の意思決定機関である政府・民主三役会議に関して党規約の規定はない。首相は消費税増税法案について「政府・民主三役会議で党議拘束がかかった」と主張するが、規約上、党議拘束に関する規定もない。つまり政策をきっちり意思決定する機能がもともと党に備わっていないのだ。

 実は民主党も平成10年の結党時には総務会を設置し、旧社会党出身の横路孝弘氏が総務会長に就任した。ところが、党議拘束をかける立場にある総務会長が国旗国歌法案採決で「党議拘束はやめた方がいい」と主張するなど全く機能せず、翌年に廃止された。

 「政権交代した時、難しい問題の最終決定を常任幹事会でやると決めていれば、こんなことにならなかった…」。渡部恒三最高顧問は27日の臨時常任幹事会でこう嘆いた。野党時代には便利だった「不透明な意思決定プロセス」が、政権政党に生まれ変わることができない最大の要因となってしまった。

8666チバQ:2012/06/30(土) 12:02:27
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20120630-975459.html
小沢、輿石会談で絢香流し「壁耳」防ぐ
 民主党の小沢一郎元代表(70)が来月2日、離党を表明する見通しになった。29日、輿石東幹事長との3度目の会談後、取材に応じ、離党に関する結論をこの日に出す考えを明らかにした。

 小沢、輿石両氏が最初の会談に臨んだ28日、部屋では歌手絢香のヒット曲「三日月」が流れていた。通常、輿石氏が執務に当たる場所だが、重要な協議が行われる場合、中の話が外に漏れないようCDが大音量で流されることが多く、ドアに耳をあてて、会話を聞こうとする報道陣の「壁耳」と呼ばれる行為の防止対策だという。CDは輿石氏が職員から贈られたもの。以前は中島美嘉の曲が流れたこともあったといい、永田町では輿石氏と人気女性歌手の意外なコラボレーションが話題になっている。

 [2012年6月30日9時28分 紙面から]

8667名無しさん:2012/07/01(日) 11:43:44
>2人しかいない県連所属の国会議員を失いかねない状況と、先を見通せない現状に坂野氏はため息をついた。「非常に切ない気持ちでいっぱいですね」
その気持が執行部批判に向かわない不思議
しかも、坂野は労組上がりだろ
今、自分に連なる指示系統をずーっと遡っていったら、財務相に君臨するひとりの天皇に辿り着く
「非常に切ない」のは、今、その手足となって働いている、その事実に対してだろうが


渦巻く不満「公認撤回を」 村井氏造反で民主県連
2012年07月01日 01:12
 「公認を白紙撤回すべきだ」「なぜ東京で一人芝居みたいなことをするのか」ー。30日に富山市内で開かれた民主党県連の常任幹事会。県連常任顧問の村井宗明衆院議員が党議拘束を破り、消費税増税法案の衆院採決を棄権したことについて不満や厳しい声が噴出し、謹慎処分を決めた。2009年の前回衆院選で推薦した連合富山も「短絡的で思慮に欠けた行動」と批判。大量造反で党分裂の危機に直面している中、小沢一郎元代表に近い県連代表の広野允士参院議員も離党を否定していない。次期衆院選では村井氏の公認を見直す意見も浮上。場合によっては国会議員2人が不在になる局面も想定され、民主県連は正念場を迎える。

 「1期目から支援してきた。相談がないことに怒りを持っている。棄権するとはあまりにも幼稚だ」。政調会長の山上正隆県議はこう切り捨て、村井氏に県連常任顧問の辞任を求めた。

 消費税増税法案の衆院採決について、「基本的には造反しないつもり」としていた村井氏が一転して造反する可能性を示唆したのは、採決前日の6月25日。県連幹部は「寝耳に水だ」と目を丸くした。

 県連幹部は日頃から、村井氏から政治活動について相談や報告を受けることはあまりなかったという。県連幹事長の坂野裕一県議は「県連に対する気持ちがどうも以前から薄いと思っていたが、ここにきてまさに露呈したということだ」と吐き捨てるように言い放った。

 前回衆院選で推薦した連合富山の森本富志雄会長は県連と同様、事前に相談がなかったとし、「大局観に欠け、短絡的で思慮が足りない。後先を考えていない行動だ」と批判する。

 その上で「党議拘束がかかった法案に賛成しなかった議員が次の選挙に党公認で出られるのか」と指摘。次期衆院選に向けては、村井氏に対する県連の対応を見極めた上で県連と協議する方針だ。

■擁護論も
 一方で、県連内には温度差もある。村井氏の支援を受けて昨春の県議選で初当選した笠井和広県議は「私も消費税増税に反対の立場を貫いてきたし、今でもその考えは持っている」と棄権に理解を示し、「支えていかなければという気持ちは一切変わらない」と強調した。

 常任幹事会の出席者によると「(処分は)穏便にしましょう」「党本部の処分を見てから決めた方がいい」とする意見もあったという。

 村井氏を支援する経済人らでつくる「むねあき政経懇話会」代表の栃谷義隆ヤングドライ社長は、村井氏が昨夏、『総理、増税よりも競り下げを!』と題した自著を出版したことを挙げ、「組織人である前に一人の人間として思いを貫き、初志貫徹したということだ」と擁護。今回の行動を丁寧に説明し理解を求めていくべきとした。

■代表離党懸念
 県連はもう一つの大きな問題を抱える。代表を務める広野参院議員が離党するのでないかという懸念だ。坂野氏は「小沢元代表と統一行動を取るのではないかと予測される」と述べ、離党する可能性が高いとの見方を示す。

 広野氏は30日、県連常任幹事会を急きょ欠席。富山市内で開かれた社会福祉法人の記念式典と懇親会に出席した。取材に対し、小沢元代表が画策する集団離党・新党結成への参加について「政治は一刻一刻変化する。さまざまなことがあり、仮の話にはお答えできない」と明言を避けた。

 政権与党として、次期衆院選の県内3小選挙区と来夏の参院選で候補擁立を目指す民主県連。特に衆院選は、民主の現職がいない2区と3区での擁立にまだ見通しが立っていない。現職の村井氏で固まっていたはずの1区の公認も揺らぐとなれば、候補が全員新人となる事態も予想される。

 2人しかいない県連所属の国会議員を失いかねない状況と、先を見通せない現状に坂野氏はため息をついた。「非常に切ない気持ちでいっぱいですね」(政治部・一川孝文、米沢慎一郎)
http://webun.jp/news/A300/knpnews/20120701/62043

8668チバQ:2012/07/01(日) 14:14:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20120630-OYT8T00921.htm
民主県連分裂の可能性…離党に慎重な議員も

離党に否定的な考えを改めて示す階氏  民主党の小沢一郎元代表が2日に離党を含めた今後の対応を表明するのを前に、県関係の同党国会議員は週末、地元で支持者への説明に奔走した。小沢元代表の影響力が大きい県内の同党国会議員や地方議員の多くは、小沢元代表と行動を共にするとみられるが、一部には「慎重派」もおり、党県連が分裂する可能性も出ている。

 「自ら党を離れることは、すべきでない」

 階猛衆院議員(1区)は6月30日、盛岡市内で記者団にこう述べて、改めて離党に否定的な考えを示した。小沢元代表に近いと見られている階氏だが、これまで再三にわたり離党しないように、小沢元代表を説得してきた。

 階氏によると、同日の後援会会合でも「なるべく党に残ってほしい」という意見が出たという。ただ、小沢元代表が離党表明した場合の自身の対応については明言を避け、「小沢先生が党に残ってもらえるように努力する」と述べるにとどめた。

 黄川田徹衆院議員(3区)も離党には慎重な考えだ。29日夜、陸前高田市内であった後援会幹部との会合では、幹部から小沢元代表と行動を共にするよう求められたが、今後の対応について明言を避けたという。

 小沢元代表と距離がある平野復興相(参院岩手選挙区)は、同党にとどまる見通しだ。

 一方、畑浩治(2区)と菊池長右ェ門(比例東北)の両衆院議員は、小沢元代表の意見に従うことを明らかにしている。

 畑氏は30日、久慈市の会合に出席。27日には、同市の複数の後援会幹部に対して、「『新党ありき』ではないが、最後は小沢先生の判断に従う」と話し、理解を求めた。

 菊池氏も30日、岩泉町や田野畑村などの後援会幹部宅を回り、離党や新党参加について説明し、理解を得られたという。

 この他、県関係の参院議員の主浜了氏(岩手選挙区)、藤原良信氏(比例)は、小沢元代表の方針に従うとみられている。

(2012年7月1日 読売新聞)

8669チバQ:2012/07/01(日) 21:49:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000057-mai-pol
<小沢元代表>離党判断2日に 衆参50人前後同調か
毎日新聞 7月1日(日)21時27分配信


岩手県の達増拓也知事との会談後、記者団の取材に答える小沢一郎元代表=盛岡市の県庁で2012年7月1日午後3時38分、安藤いく子撮影

 消費増税法案の衆院採決で造反した民主党の小沢一郎元代表は1日、離党して新党を結成する方向で2日に最終判断する考えを改めて示した。同調者は衆参両院から計50人前後になる見通し。ただちに離党することには慎重な議員もいるため、元代表周辺では「最初は30人でも40人でもいい」という段階的な離党論も浮上している。

【小沢氏のこれまでの活動を写真で振り返る】写真特集:小沢一郎氏の軌跡

 小沢元代表は1日、地元・岩手県の達増拓也知事と県庁で会談した後、記者団に「我々の主張を実現するためにどうすべきかという判断を遅くとも明日にはしないといけない」と述べた。消費増税を進める野田政権の姿勢を「国民に対する背信行為で、民主党はうそつきだと言われても仕方ない」と批判した。

 元代表はその後、盛岡市内で達増知事や党県連幹部と会食し「最後の最後まで望みを捨てず、本来の民主党になるよう努力する」とも語ったという。6月28、29日に元代表と3回会談した輿石東幹事長は1日のNHK番組で「具体的な知恵とか案は持ち合わせていない。そう時間は残されていない」と述べ、元代表の説得は難しいとの認識を示した。

 野田佳彦首相は2日の党役員会で造反者の処分を指示する方針。輿石氏は処分について「ルールに従ってけじめをつけて一致結束する。党内の一致結束を妨げることはありえない」と述べた。元代表らが離党届を出せば除籍(除名)などの厳しい処分となる可能性が高いが、元代表に同調しない造反者の処分は軽くすることで、離党者を最小限に抑えたい考えとみられる。

 元代表が6月28日に開いた離党準備会合には衆院35、参院14の計49人が出席した。無所属だった平山泰朗氏が同27日に国民新党の衆院会派に入り、衆院で野田政権を少数与党に追い込むのに必要な離党者はそれまでの54人から55人へとハードルが上がった。新党きづなの9人と共同で内閣不信任決議案を提出できる衆院42人以上の確保も微妙な情勢だ。【光田宗義】

8670チバQ:2012/07/01(日) 21:50:51
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120701/mca1207012115004-n1.htm
【民主分裂】「小沢新党」へ着々も展望なく、悲観論も2012.7.1 21:14

 民主党の小沢一郎元代表が1日、離党を目前に控え急きょ地元・岩手入りした。再出発を前にお膝元で存在感をアピールし、「小沢王国」の結束を図った形だが、盤石のはずの地元でも小沢系議員に不安が広がる。「民主党を立て直すことが最優先だ」。法案採決前に、複数の岩手県選出議員が小沢氏に慎重な行動を求めたのは異例。懸念はグループ全体に及ぶ。離党を見込む四十数人の大半は選挙基盤が弱い当選1回生。野田佳彦首相は「分党」を否定し、政党交付金の分割に応じないため、早期の衆院解散・総選挙に臨むには資金面の心配も募る。

 法案に反対した辻恵衆院議員は堺市の会合で「9月の代表選でまともな人を選べば民主党は衆院選に勝てる。増税法案を葬り去り、本当の政治主導が実現する」と残留に未練を残した。若手議員も「新党がうまくいくはずがない」。再出発後の展望はなく、地元や周囲には悲観論も出ている。

8671チバQ:2012/07/01(日) 21:52:34
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120701-OYT1T00180.htm
小沢グループ、乱気流に?強気と不安が交錯

自らのグループ議員のパーティーで、笑顔を見せる小沢元代表(30日夜、大阪市内のホテルで)=原田拓未撮影 野田首相による民主党の小沢一郎元代表への事実上の「決別宣言」に対し、小沢グループからは30日、「想定内だ」と強気の声が上がったが、広がりは限定的だ。

 政治資金規正法違反事件で裁判を抱える小沢氏の新党には、選挙基盤の弱い若手を中心に不安視する声もあり、内実は複雑だ。

 小沢氏は30日夜、大阪市のJR新大阪駅構内の居酒屋でグループ議員数人と会食した際、首相の発言を報じるニュースを見て、「何? こんなこと言っているのか」と漏らしたという。

 グループの当選1回議員の中核メンバーで、会食に同席した大谷啓衆院議員(大阪15区)は、同日昼に大阪市内で開かれた業界団体の会合で、小沢氏と行動をともにする考えを強調した。そのうえで「首相は政権交代の原点を忘れている。月曜日(7月2日)にも離党するだろう」と述べた。

 別の当選1回議員は、「首相が処分を急いだら、小沢グループ以外にも民主党に見切りをつける人が出てくる」とし、首相が党員資格停止以上の処分に踏み切れば、離党者が増えるとの見方を示した。

 小沢氏はまだ、離党や新党などの具体的な方針を明言していない。これが、グループ内で「先が見えない」不安につながり、動揺を招いている面もある。小沢氏周辺は30日、「グループは迷走状態だ。乱気流に突入して操縦不能になっている」と漏らした。

(2012年7月1日09時43分 読売新聞)

8672名無しさん:2012/07/01(日) 22:29:56
読売には小沢新党に参加する議員が出てますね。時事だと参議院14人になってますね。

8673チバQ:2012/07/01(日) 23:06:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000063-mai-pol
<民主党>小沢系も分裂状態 造反議員、揺れる離党判断
毎日新聞 7月1日(日)22時45分配信

 民主党の小沢一郎元代表が離党・新党結成に踏み切れば、党内最大勢力として衆参約100人を数えた小沢グループも分裂する。元代表が「衆院解散・総選挙が近い」と危機感をあおる中、「反増税・反原発」を掲げた「小沢新党」に生き残りを懸けるのか、民主党の組織的な選挙支援に期待するのか−−。元代表とともに消費増税に反対してきた議員たちの判断も揺れる。【高橋恵子】

 6月28日の離党準備会合に出席したのは衆院35、参院14の計49人。衆院35人中22人は当選1回の若手で、うち10人が比例選出だ。多くは選挙基盤が弱く、かといって、法案採決で造反した以上、次期衆院選で党の手厚い支援や比例優遇は望めない。参院14人もうち12人が来年改選を迎える。原発再稼働をめぐる政権批判も強まり、「民主党では戦えない」との危機感が強硬姿勢につながっている。

 28日の会合に参加した松崎哲久衆院議員(埼玉10区)は1日、埼玉県坂戸市の会合で「残念ながら、立党の志を失った民主党にもはやとどまることはできない」と離党を明言した。多くが離党を覚悟する一方、福嶋健一郎衆院議員(熊本2区)は党県連の会合後、記者団に「今はとにかく民主党の枠の中で国民に約束したことができるか、ギリギリまでそういう目線で動いてほしいと小沢元代表にお願いしている」と揺れる思いを語った。

 当選1回議員の一人は「小沢先生が50歳なら別だが、もう70歳。離党して小政党になれば政権獲得への展望はない」となお残留に望みをかける。民主党執行部はこうした議員をターゲットに「とどまれば選挙で十分な応援態勢を取ることができる」と切り崩し工作を進めており、警戒した元代表が離党判断を急ぐ形になっている。

 小沢元代表の地元・岩手でも「党に残ってもらいたい」(階猛衆院議員=岩手1区)との慎重論がくすぶる。元代表が1日に岩手入りしたのは「復旧・復興への取り組みが不足している」との元代表批判も意識したとみられ、達増拓也知事のほか県議や支援者とも面談し、自身の行動に理解を求めた。

8674チバQ:2012/07/01(日) 23:58:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000167-mailo-l28
消費増税法案:民主、分裂に危機感 造反議員続出、地元説明に走る /兵庫
毎日新聞 7月1日(日)14時55分配信

 消費増税法案の衆院採決で造反議員が続出した民主党。県選出の同党衆院議員は地元に帰り、自らの態度の説明に追われた。採決の衆院本会議を欠席した議員や賛成票を投じた議員は、党分裂に危機感を抱いて懸命に理解を訴えた。【桜井由紀治、錦織祐一】
 ◇欠席議員「地道に理解を」
 「私は法案採決で棄権をした一人です。厳しいご批判をいただいていますが、なぜ私が賛成や反対をしなかったのか、説明をさせていただきたい」。法案採決で衆院本会議を欠席した衆院兵庫5区選出の梶原康弘氏は29日、三田市のJR三田駅前で街頭演説に立った。
 採決欠席以来、事務所には、抗議の電話やファクスが殺到しているという。「法案に反対ならば反対票を投じるべきだ」と批判する内容のほか、「もう後援会役員を辞める」と“縁切り”を通告されたものもある。
 梶原氏は「消費増税自体に反対した訳ではない。しかし、増税前にやるべきことをやったのか」などと党を批判。意見が反映されない党の政策決定プロセスも、欠席理由の一つに挙げた。
 かつては小沢一郎元代表のグループに属していたが、「今、党を分裂させることは政権交代の意義を踏みにじるもの」と、小沢氏らの動きも批判。自身は離党するつもりがないことを強調した。
 梶原氏は取材に対して、「厳しい」という言葉を繰り返しながら「地道に訴えて理解してもらうしかない」と語り、次の演説場所へ向かった。
 ◇賛成議員「党の状況悪い」
 法案に賛成票を投じた井戸正枝氏(同1区)は30日、神戸市中央区で開かれた1区総支部の定期総会で経緯を説明。支援者ら十数人に「党の状況は悪い。政策が十分に理解されていない。時間はかかるかもしれないが消費増税も含め地道に中身を説明したい」と訴えた。
 だが党員からは「自民党の政治を変えたいと期待され、我々は血へどをはいてやっとの思いで政権交代を果たしたのに、今は逆風。消費増税は(マニフェストに)なかった。こうなったら『自信を持って(消費増税を)やった』と伝えてほしい」と注文がついた。
 井戸氏は「党が割れているような印象を与えているが、消費増税に反対している人は少数。テレビによく出るので大勢のように思われているだけだ。私たちは党内できちんと議論をしている。有権者には私たちの生の声を伝えていきたい」と語った。
〔神戸版〕

7月1日朝刊
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8675チバQ:2012/07/02(月) 00:00:20
>>8540
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120630-OYT1T01249.htm
週刊誌報道の田中美絵子議員、県連副代表を解任

 民主党石川県連の常任幹事会が30日、金沢市内のホテルで行われ、週刊誌で国土交通省幹部との不適切な関係が報じられた田中美絵子衆院議員(比例北陸信越)について、県連副代表の職を解くことを決めた。


 県連代表の一川保夫参院幹事長は、「民主党自体が厳しい局面にあり、相当厳しく受け止めている」と処分の理由を説明。「責任ある副代表から離れ、彼女なりに国会議員の活動に専念してもらう」と述べた。次期衆院選の公認は「党としてもまだ決めていない」とし、今後協議していく考えを示した。

 田中氏は会合前、会場入りする役員一人ひとりに、「この度はご迷惑をおかけしました」と深く頭を下げた。会合後、報道陣の取材に応じた石坂修一幹事長によると、田中氏は会合の中でも改めて今回の騒動を謝罪し、不適切な関係は否定したうえで議員活動を続ける意志を表明。役員からは「国家公務員と深夜に会うのは良くない」「脇が甘い」といった厳しい意見が相次いだという。

(2012年7月1日06時43分 読売新聞)

8676名無しさん:2012/07/02(月) 14:09:14
とうとうきましたね

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120702-OYT1T00605.htm
小沢元代表ら衆参52人、離党届提出…午後会見

民主党
 民主党の小沢一郎元代表ら52人が2日昼、離党届を提出した。


 離党届を提出したのは、衆院議員が40人、参院議員が12人。同日午後、小沢氏が記者会見する。

(2012年7月2日12時49分 読売新聞)

8677とはずがたり:2012/07/02(月) 14:33:06
うおっ,遂にですねぇ。。名前はいつ出るかな・・

8678とはずがたり:2012/07/02(月) 14:42:49
>>8677
出てた↓
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/637

8679チバQ:2012/07/02(月) 23:55:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00001117-yom-pol
衆院・民主、少数与党への転落は回避
読売新聞 7月2日(月)22時3分配信


拡大写真
読売新聞

 民主党の小沢一郎元代表ら50人(衆院38人、参院12人)が2日、離党届を輿石幹事長に提出し、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案を巡る民主党内の対立は、党分裂に発展した。

 小沢氏は週内にも新党を結成する構えだ。野田首相は、自民、公明両党の協力を得て関連法案の成立に全力を挙げる考えだが、国会対応をはじめ政権運営はこれまで以上に厳しくなる。

 小沢氏は同日夕、国会内で記者団に、「もはや野田首相のもとでの民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」と批判した。そのうえで、「今後、新党の立ち上げも視野に入れながら、政権交代の原点に立ち返り、国民が選択できる政治を構築するために、本日、民主党を離党した」と述べた。新党で反増税・反原発を訴える意向も示した。

 小沢氏はこれに先立ち同日昼、自身に近い山岡賢次前国家公安委員長らを通じ、小沢グループのうち、衆院議員40人、参院議員12人の計52人の離党届を輿石氏に提出した。同日午後、階猛(しなたけし)、辻恵(つじめぐむ)両衆院議員が記者会見して離党しない意向を表明したため、2人の離党届は撤回され、提出者は衆院議員38人を含む50人となった。

 小沢氏らが新会派を結成すれば、衆院では、民主、自民両党に次ぐ第3会派となる。参院は、首相問責決議案などを単独で提出できる11人を上回る。証人喚問が行われる衆参両院の予算委員会に委員を出せるため、政治資金規正法違反事件を巡る小沢氏の証人喚問を「全会一致の慣例」をたてに拒むこともできる。

 小沢氏らは、衆院で新党きづな、新党大地・真民主と統一会派の結成も検討している。衆院の民主党会派は251人となるが、過半数は維持し、「少数与党」への転落は回避した。

8680チバQ:2012/07/02(月) 23:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20120703k0000m010056000c.html
民主分裂:96年の結党以来初めて本格的分裂に
毎日新聞 2012年07月02日 20時37分(最終更新 07月02日 21時55分)


 民主党は2日、小沢一郎元代表らが離党を表明したことで、96年の結党以来初めて本格的な分裂を経験することになった。元代表は03年9月、自由党を解党して民主党に合流したが、約9年で離党する事態に至った。消費増税法案をめぐる党内対立はひとまず峠を越すが、党には元代表が打ち出した09年衆院選マニフェストの総括が課題として残された。

 96年9月、新党さきがけに所属していた鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相らが「官僚依存からの決別」を掲げて民主党を旗揚げ。これを母体に旧民政など4党が98年合流して今の民主党となった。しかし現在に至るまで党には綱領もなく、「寄り合い所帯」との指摘が絶えず付いて回ることになった。

 民主党は、自民党の小泉純一郎政権下で党勢の伸長に苦しんだが、続く安倍晋三政権時代の07年夏の参院選が転機となった。小沢元代表は「国民の生活が第一」のスローガンを掲げ、60議席を獲得。非改選の議席と合わせて勢力を109議席に伸ばし、参院第1党に躍り出た。

 民主党は与野党の勢力が衆参両院で異なる「ねじれ国会」を背景に安倍政権を翻弄(ほんろう)し続ける。元代表は、安倍氏の後を継いだ福田康夫首相との間で民主、自民両党の大連立構想を進めようとしたが、民主党内の反発で頓挫した。

 自民党はその後も、ねじれ国会にあえぎ、政策決定がもたつくなか、民主党は、麻生太郎政権当時の09年8月の衆院選で308議席を獲得。戦後初の本格的な政権交代を果たし翌月、鳩山氏は首相に就き、元代表は幹事長に起用された。

 10年1月、元代表の秘書だった石川知裕衆院議員ら3人が政治資金規正法違反容疑で逮捕される事件が起きる。野党は元代表に対して国会での説明を求めたが、「司法当局が捜査中だ」と突っぱね続ける。不起訴処分になり捜査が一段落しても「捜査で結論が出た」との理由で説明することはなかった。

 民主党も元代表の処分を先送りし続けた。元代表に近い鳩山氏や、輿石東幹事長がけん制したためだった。結局、党員資格停止処分が決まったのは菅政権下の11年2月。民主党の対応の甘さを浮き彫りにした。

 民主党は菅政権当時の10年7月、参院選で大敗。衆参両院のねじれ状態を再び招いた。元代表は、菅政権に対し「唐突な『消費税10%』発言が敗北の原因だ」と批判。10年9月の代表選に自ら出馬した。菅氏と党内を二分する激戦を展開したが、敗北。党内で政権の批判勢力となる「党中党」の様相を強めた。

 11年6月には、野党提出の菅内閣不信任決議案への賛成を視野に、自らのグループの結束を確認するなど、菅政権を揺さぶり続けた。11年8月の代表選で、元代表は海江田万里氏を支援したが、野田佳彦首相に敗れた。首相は消費増税法案に「政治生命を懸ける」と訴え、元代表との妥協を否定。元代表は政権批判勢力となり、党内で摩擦を生み続けた。【竹島一登】

8681チバQ:2012/07/02(月) 23:59:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00000081-mai-pol
<民主分裂>小沢元代表離党 元の仲間からは冷ややかな声
毎日新聞 7月2日(月)20時35分配信

 民主党の小沢一郎元代表の離党について、かつて小沢元代表と行動を共にし、後にたもとを分かった国会議員からは冷ややかな声が聞かれた。

 小沢元代表と共に新進党、自由党に所属した野田毅・自民党税調会長は「(小沢元代表は)新進党では消費税増税と言ったが、自由党では消費税ゼロと言い出した。あの人に政策はない。国家のためを考えない。選挙だけ。勝ってなんぼ。(政策を実現する)財源は勝ってから考える人なんだ」と突き放した。

 新進党に所属したことがある公明党の池坊保子衆院議員は「人間関係は信頼の積み重ねだが、あの人にはそれがない。選挙に強いという幻想を振りまき、寄る辺のない1年生議員らを集めただけ」と語った。離党にも「何回ぶちこわし、新党を作ったら気が済むのか。感情で動いているだけですね」と嘆いた。【青島顕】

8682チバQ:2012/07/03(火) 00:25:55
結果、離党せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120701-00000152-mailo-l42
消費増税法案:反対の民主・福田議員「離党や新党参加ない」 「処分は覚悟のうえ」 /長崎
毎日新聞 7月1日(日)14時37分配信

 消費増税法案の採決で反対した民主党の福田衣里子衆院議員(長崎2区)は30日、諫早市で取材に対し「離党や新党への参加はない」と述べた。党からの処分については「覚悟のうえ」と話した。
 福田氏は採決前「増税先行の案には賛成できないが、反対すれば政局に結びつく」として「棄権」を表明していた。「反対」に転じた理由を「熟慮したが、自分の信条に従った。また、有権者の皆さんに、棄権では申し訳ないと思った」と語った。この対応について、一般支持者からは「信条を貫いて良かった」という反応が多いというが、支援組織には「まさか反対するとは思わなかった」と困惑もあるという。
 小沢一郎氏らの新党の動きについては「それぞれの政治家の判断なので、とやかく言うことはないが、新党にくみすることはない」と述べた。【武内靖広】
〔長崎版〕

7月1日朝刊

8683チバQ:2012/07/03(火) 00:30:55
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120701-OYT1T01118.htm
棄権「分裂回避のため」原口氏、離党しない考え
採決を棄権した理由について記者団に語る原口氏(佐賀市内で) 社会保障・税一体改革関連法案の採決を棄権した民主党佐賀県連代表の原口一博元総務相は1日、佐賀市内で記者団の取材に応じ、「党の分裂を避けるための行動だった」と理解を求めた。

 小沢一郎元代表らの離党の動きについては「ぎりぎりまで説得する」と述べ、自身は離党しない考えを明らかにした。

 原口氏は棄権の理由について「国民の生活が第一(との立場)、そして県の状況を見れば、増税できる時期にはない。任期中に増税しないという公約との区別を理解してもらえない」と説明。衆院総務委員長の辞任届を提出したことについては「国会を遅滞、混乱させてはならない。自分でけじめをつけた」と述べた。

 また、棄権は小沢氏らの離党を防ぐための行動だったとし、「自分が賛成して『離党しないでくれ』とは言えない。思いとどまってもらうためだ」と理解を求めた。

 採決後の小沢氏とのやりとりについても明かした。面会して「(小沢氏の)力を生かすために、党に残ってほしい」と要請したところ、逆に小沢氏から「自分たちの中で一つの柱として頑張ってくれないか」と求められた。しかし、原口氏は「民主党の中で柱になって頑張りたい」と答えたという。

 小沢氏が会長を務める「新しい政策研究会」を採決翌日の6月27日に退会したことも明らかにし、「顧問を務めていたが、会は離党届を取りまとめるなど、小沢氏の政策を学ぶという趣旨を越えた」と語った。

 これらを踏まえて原口氏は「小沢氏が離党しても(民主党に残る)決意は変わらない」と言明した。

 記者団から「小沢氏とは一線を画すということか」との問いには「そんなことはない。自分は(小沢氏が代表時代の)補佐役だった」と否定したが、「(小沢氏が)党を出るとその違いは大きい」と述べ、苦しい胸の内ものぞかせた。

 原口氏は1日、県連幹部にも事情を説明。今後も県連代表の職は続けるが、園田泰郎代表代行から「県民や有権者に分かるよう説明をしてほしい」との要請を受けたという。(佐々木浩人、小山田昌人)

(2012年7月2日08時07分 読売新聞)

8684チバQ:2012/07/03(火) 00:32:23
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005180874.shtml
消費増税採決欠席の民主、梶原氏 「離党しない」 
 消費税増税法案の衆院採決を欠席した民主党の梶原康弘衆院議員(兵庫5区)は1日、神戸新聞社の取材に対し、離党はしない考えを明らかにした。


 梶原氏は同日、養父市で開かれた党支部大会に出席。終了後、「(党を)出るつもりはない。党に残り、法案の修正なり、民主的な政策決定のプロセスをつくっていかなくちゃいけない」などと答えた。

 大会には、党支部幹部や地元首長ら約20人が参加。梶原氏は「国民への説明不足や、党内の政策決定過程に問題があった」と採決欠席の理由をあらためて説明。小沢一郎元代表らの離党に向けた動きについては「政権交代を果たしたのに、消費税引き上げの問題一つで党をつぶすのは残念。国民の期待を裏切ることになる」と批判した。(井原尚基、竹本拓也)

(2012/07/02 08:05


http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120702/201207021045_17438.shtml
離党、重ねて否定 民主・橋本氏、神戸町で集会
2012年07月02日10:45
 6月26日に衆院で可決された消費税増税法案について、採決で反対した県選出の橋本勉衆院議員(民主、比例東海)は1日、安八郡神戸町内の喫茶店で開いたミニ集会で、「衆院で止められないなら参院で止めなければならない」と述べ、参院での廃案を目指す意向を表明した。また、造反者に対する党の処分を「潔く受ける」としつつ、離党はしない考えを重ねて示した。

 橋本議員は集会後、本紙の取材に「(処分を受けた場合も)反対という意思表明をしていかなければならない」と話し、引き続き野田佳彦首相らに増税政策の変更を要求していく意向を明言した。

 集会では衆院採決で党内の57人が反対したことについて、党内の意見集約の進め方に瑕疵(かし)があったと指摘。小沢一郎元代表らが検討する集団離党、新党結成については「党内の分派を認めるなど包容力をもって迎えるよう、党執行部にお願いしたい」と取材に語り、寛大な処分によって党の分裂は避けるべきだと強調した。

8685チバQ:2012/07/03(火) 00:41:16
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1191664843/656
の会合で出ておいて結局へたれた2人

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200532
階、辻氏は離党せず=「党で改革可能」−民主
 民主党離党届提出者のうち、階猛(岩手1区)、辻恵(大阪17区)両衆院議員は2日午後、それぞれ衆院議員会館で記者会見し、離党しない意向を表明した。同党の山岡賢次前国家公安委員長は同日、消費増税関連法案への反対を理由に、小沢一郎元代表を含む衆参両院議員計52人の離党届を党執行部に提出した。しかし、辻、階両氏が離党を否定したことで、離党者は衆院議員38人、参院議員12人の計50人となる。
 会見で辻氏は「民主党で原点に戻る改革をすることが可能だ」と強調。階氏は「党に残る決断をした。今のところ離党の考えはない」と語った。 
 両氏は個別に小沢氏と面会し、離党しない意向を伝えた。(2012/07/02-16:17)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120702-OYT1T00753.htm
階氏「無効だ」、辻氏「原点に」…2人離党せず

 離党届に名前が含まれていた民主党の階猛、辻恵両衆院議員は2日午後、国会内でそれぞれ記者会見し、離党しない意向を表明した。


 この結果、離党届を提出したのは、小沢一郎元代表ら衆院議員38人、参院議員12人となった。

 階氏は「離党届が私の了解なく出されており、無効だ」と述べ、党に撤回を申し入れた。離党届を回収した辻氏は「もう一度原点に立ち返る作業を行っていきたい」と語った。

(2012年7月2日16時15分 読売新聞)

8686チバQ:2012/07/03(火) 00:42:10
「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ」
いやいや・・・・


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120702-00001078-yom-pol
「えっ、私離党なの?」「なんで事前通知ない?」
読売新聞 7月2日(月)21時46分配信

 新党結成に突き進む「親分」についていくか、それとも民主党に残るか――。

 小沢一郎元代表が離党を表明した2日、消費税率引き上げ関連法案で反対票を投じた小沢グループ議員の多くは、それぞれ苦渋の決断を強いられた。

 「えっ、入っているの? 私は離党という決断をしているわけではありません」

 離党に慎重だった辻恵衆院議員は2日午後、自らの離党届が提出されたことを記者団から聞かされ、絶句した。

 同じく離党届が提出された階(しな)猛衆院議員も国会内で記者会見し、「離党届は確かに小沢先生に預けたが、提出までは委託していない。これは無効だ」と述べ、同調を拒んだ。

 辻、階両氏は「民主党を党内で変えられる可能性がある」としてそれぞれ国会内の事務所に小沢氏を訪ね、離党意思がないことを伝えた。小沢氏は渋々同意したものの、「いったん身を預けたのだから、けじめをきちっとつけることは政治家として必要なことだ」と不快感をあらわにした。

 ある当選1回衆院議員は、テレビのニュースで自身の離党届提出を知って、「なんで事前通知がないんだ。こっちは政治生命がかかっているんだ。支持者にも『前もって連絡する』と言ってあったのに、ふざけるな」と周囲に怒りをぶちまけ、小沢氏の事務所に駆け込んだ。小沢氏が「悪かった」と謝罪し、この議員は最終的に離党に応じたが、離党届提出を巡って段取りの悪さが目立った。

 反対票を投じた小沢グループ議員の中では、山岡賢次前国家公安委員長ら積極的な離党論者がいる一方で、最後まで迷いに迷い続けた議員も多かった。山岡氏は一人一人に最終確認を取らないまま離党届の提出に踏み切ったが、かえってドタバタ劇を印象づけてしまった。

 衆院で約80人とされた小沢グループ議員の半分は党に残る。採決を棄権した黄川田徹衆院議員は、小沢氏と同じ岩手県選出で関係が深かったにもかかわらず党残留を決めた。記者会見では「残念。残念の一言だ。離党の大義、将来の方向も見えない」と「小沢批判」をにじませた。

 もっとも、離党した議員にとっても、先の展望が開けているわけではない。グループ幹部の一人は、自分に言い聞かせるようにこう語った。

 「イバラの道、地獄の道だなあ。もうルビコン川は渡ったわけだから、前向きに考えるしかない。『たら』『れば』を言っても仕方がない」

          ◇

 小沢氏らが離党届を提出し、民主党は分裂した。衆院選や政界再編も視野に動き始めた各政党や、第3極の政治勢力の動きを追う。

8687チバQ:2012/07/03(火) 00:47:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070200649
小沢氏に同調せず=民主・黄川田氏
 民主党に離党届を提出した小沢一郎元代表に近い同党の黄川田徹衆院議員(岩手3区)は2日、「自分としては東日本大震災の復旧・復興を動かしたい。(党の)外に出るとその声が政府に伝わりにくいので残ることにした」と語り、小沢氏には同調しない考えを示した。衆院議員会館で記者団に語った。
 黄川田氏は東日本大震災で妻や長男、両親を失った。復興基本法を審議した衆院特別委員会の委員長を務め、野田内閣では総務副大臣に就任したが、3月の消費増税関連法案の閣議決定に抗議し、副大臣を辞任。消費増税法案などの衆院採決は棄権した。 (2012/07/02-16:16)

http://www.asahi.com/politics/update/0702/TKY201207020153.html
2012年7月2日13時7分
津波で父死亡の黄川田議員、宅地など相続
 東日本大震災の津波で被災した岩手県陸前高田市を地元とする黄川田徹衆院議員(民主)が、父親が所有していた山林や宅地など計約12万9千平方メートルの土地の4分の1を相続した。

 資産等補充報告書によると、同市の中心部・JR陸前高田駅近くの宅地約2841平方メートルと、沿岸部に近い田畑2109平方メートルは津波被害に遭い、固定資産税の免除対象とされた。内陸の山林12万3961平方メートルは被害を免れた。

 黄川田議員は津波で両親と妻、長男を亡くした。

8688チバQ:2012/07/03(火) 00:52:09
http://www2.knb.ne.jp/news/20120702_32971.htm
2012 年 07 月 02 日 18:23 現在
村井衆議院議員めぐっては


 民主党にとって富山選出の唯一の衆議院議員である村井宗明議員は消費税増税法案の採決で棄権し、民主党県連は6月30日、謹慎処分としました。

 次の衆議院選挙での公認を白紙にすべきだという意見もあり、富山の民主党は、今大きく揺れています。

 「消費増税法案を巡る混乱に対して、民主党県連はどう対応するのか、先日の衆議院での採決以降、初めての常任幹事会が開かれています」

 消費税増税法案の採決を棄権した村井議員に対し、民主党県連はおとといの常任幹事会で事前に相談などが一切無く、信頼関係を損ねたとして、当面、県内での党の活動などへの参加自粛を求める謹慎処分を決めました。

 村井議員「多くの国民に、増税はしない、歳出削減をする、という風に、私は言ってきました」「ただ、あの〜、党の方針に従わなかったということでの謹慎処分は、受け入れたいというふうに思っています」「その上で、他党には行かず、党に残って、党本部の処分を受け止めていきたいと思っています」

 一方、民主党県連の坂野裕一幹事長は、県連内に、村井議員へ厳しい対応を望む意見もあることを明らかにしました。

 坂野幹事長「基本的には、公認候補者は全て県連からの公認申請をもって、公認申請をするわけでありますが、村井さんについても白紙撤回にすべきではないかという意見が、あって、今後ですね、党本部のですね、方とも十分相談をしなければならない状況も出てくるんだろうと」

 一方、村井議員は1日富山市内のホテルで開いた支持者向けのセミナーで改めて支援を求めました。

 村井議員「国民が望んでいる、増税前の徹底的な歳出削減、この国の改革、皆さんと一緒にやり抜いていきたいと思います」

 これに対して村井議員の支援者は…むねあき政経懇話会、栃谷義隆代表「今回の事においては、手続き上という問題はあったのかも知れません」「ただし私が思うのは」「村井宗明という政治スタイルを基本的には貫いて願いたいと、それがやはり、一般、市民の思いかなぁという風に思っています」

 党内の混乱で、民主党富山県連も今、大きな苦境に立たされています。

8689とはずがたり:2012/07/03(火) 15:56:00
どんな人でしたっけ?

水野氏も撤回、離党者49人に=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000083-jij-pol
時事通信 7月3日(火)15時10分配信

 民主党に離党届を提出していた水野智彦衆院議員(比例南関東)は3日、執行部に対し、離党届を撤回する意向を申し入れた。これにより、民主党離党者は小沢一郎元代表らを含め衆院議員37人、参院議員12人の計49人となった。

8690名無しさん:2012/07/03(火) 16:26:55
>>8689
07千葉県議選に勝浦市選挙区から出馬・落選後、歯科医師会切り崩しのために小沢から誘いを受けて09衆院選比例下位で立候補・当選した人です。


07年  勝浦市・夷隅郡 定数 1−候補2 (選管確定)

得票数(率) 氏名 齢 党派 新旧 代表的肩書 その他
当 10,462(53.7%) 斎藤 万祐 68 自 民 現⑤ 党県政調会長
□ 9,031(46.3%) 水野 智彦 51 無所属 新 歯科医院長

8691とはずがたり:2012/07/03(火) 16:58:43
ありがとうございます。小沢に近いことは近いんですねぇ。。
比例単独だしどうする心算ですかねぇ??歯科医師会の推薦で参院比例とか?

8692とはずがたり:2012/07/03(火) 17:01:09

鳩山(だけ)は除籍したいなぁ。。
資格停止ってことは六ヶ月以内に総選挙有った場合公認は得られないんですかね?

小沢氏ら37人除籍=鳩山氏は資格停止6カ月−民主
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012070300596

 民主党は3日、臨時役員会を開き、消費増税関連法案の衆院採決で反対し、同党に離党届を提出した小沢一郎元代表ら衆院議員37人を除籍(除名)処分とする方針を決めた。増税法案に反対したが、離党はしない意向の鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月とする。
 法案に反対した鳩山氏以外の議員は党員資格停止2カ月。小沢氏に同調した参院議員12人の離党届は受理する。 (2012/07/03-15:44)

8693チバQ:2012/07/03(火) 21:41:03
>>8689-8691
11区(勝浦を含む選挙区)で比例復活した金子健一が離党するなら
自分は残って民主比例復活というわずかな可能性にかけることにしたんじゃないですかね?

8694チバQ:2012/07/03(火) 22:02:23
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/news/20120703-OYT1T00259.htm
鳩山氏の処分、気もむ後援会「有権者に何と…」

 「党分裂の様相を呈したのは極めて遺憾。野田首相は影響を最小限にとどめ、政権運営の安定に全力をあげるべきだ」。

 2日午後、民主党道連の岡田篤幹事長はコメントで、事態の収拾を強く求めた。「どんな事態になっても、北海道から離党議員が出ないことを確信している」とも述べ、事態を道連内に波及させないようクギを刺した。

 鳩山氏の地元・室蘭市の支援者間では、小沢氏らと党執行部の対立激化で鳩山氏への処分決定に影響が出ないか、懸念が広がった。

 橋本正敏・室蘭市後援会長は、「小沢さんの離党は我々に関係する話ではない。(自身の離党を否定する)鳩山氏の行動を受け止め、選挙に向けて活動していく」と予防線を張った。後援会幹部らが気をもむのは、鳩山氏が党員資格停止処分を受けると、選挙区支部長の資格もなくなり、期間が3か月を超える場合は代表代行が選任されるためだ。ある幹部は「処分期間が、総選挙の時期にかかってくると9区代表で戦えなくなる。そうなると、有権者に何と説明したらいいか」と表情を曇らせた。

(2012年7月3日15時16分 読売新聞)

8695チバQ:2012/07/03(火) 22:09:17
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207030004
3国会議員同調せず 小沢氏離党届
2012年07月03日


小沢氏らの離党届が報じられた後、報道陣の取材に答える民主党県連の佐々木順一幹事長(中央)=県議会

 民主党県連代表でもある小沢一郎・元党代表が2日、離党届を提出したが、県内の国会議員8人のうち3人が同調しなかった。県政では、達増拓也知事が行動をともにすると明言したが、与党の民主県議の大半は態度を保留。県内の「小沢民主」は分裂した。


    ◇


 離党届を出さなかった国会議員は、平野達男復興相(参院選挙区)、階猛氏(衆院1区)、黄川田徹氏(同3区)の3氏。


 黄川田氏は記者団に「最善の策は、残ってもう一度党を立て直すこと。自分もそこで汗をかきたい」などと述べた。


 一方、畑浩治氏(同2区)は「小沢氏の判断を了としたい」、主浜了氏(参院選挙区)は「増税して景気がどうなるか検証していない」などと、それぞれ朝日新聞記者に対して離党する理由を述べた。


 一方、県議会の民主会派の総会に菊池長右エ門氏(衆院比例区)が訪れ、結束を求めたが、会派としての結論は先送りされ、次回会合のめどは立っていない。2日夕までの朝日新聞記者の取材に対し、小沢氏と行動を共にすると明言した県議は3人のみだ。


 会派に3人の出身県議がいる連合岩手の八幡博文事務局長は「党が分裂するのは残念。離党届を出した国会議員は、こちらに説明する必要がある」と述べた。


■知事新党に協力


 民主党の「一般党員サポーター」という達増拓也知事は県庁で記者団に対し、「改革の理念のもと、小沢先生と日本を改革しようとやってきた。今まで以上に力を入れたい」と、小沢氏に同調して新党へ密接に協力をしていくことを示した。


■県議「すぐ決められぬ」


 「今の立ち位置は、政府を支える民主党として残る」。黄川田徹氏(衆院3区)は2日、議員会館の部屋で記者団に小沢氏との決別を明言した。


 「(自分の選挙区は)中選挙区時代に小沢先生の名前を書いた場所。私も30年のつきあい」。党が変わっても小沢一郎氏に寄り添い続けた黄川田氏だが、今回は違った。小沢氏との面談で離党届を求められたが、出さなかった。「被災地からすれば、『また政局か』と理解してもらえない面がある」


 小沢氏が対立候補を出す可能性を指摘されても「自分は出る。戦うことになる」とき
っぱり言った。


 小沢氏が民主党入りしてから当選した階猛氏(衆院1区)は、やはり小沢氏との面談で「いざというときのために預けておいてくれ」と頼まれ、離党届に署名、母印して預けた。しかしその後、離党に慎重になった。離党届を「民法上無効だ」と2日、幹事長
室に連絡し、返却してもらった。


 すでに距離を置いていた平野達男復興相を含め、衆参選挙区を独占した「小沢民主」は、真っ二つに分かれてしまった。


 県議会の本会議開会前、菊池長右エ門衆院議員(比例)が控室を訪れた。前日、小沢氏が語った内容を伝え、「岩手は今まで一枚岩でやってきた。どういう状態になっても一枚岩で行きたいのでお願いします」と呼びかけた。


 県議たちは、凍り付いたように無言だった。それは、できない相談だったからだ。会派には連合系の議員もいる。元連合岩手副会長の高橋元県議は「民主党でこのまま行動していく」と明言する。普段なら即座に小沢氏に同調する衆院4区の県議さえも、口々
に「すぐに決められない」。


 「個人的には心は決まっている」という佐々木順一・県連幹事長は、こう言うしかなかった。「一定の結論を導き出すよう努力する。今の時点で表明するのは差し控えたい」

8696チバQ:2012/07/03(火) 22:09:31
    ◇


 自民党を出てから20年目。新党をつくっては壊してきた小沢氏の足元が、今回ほど割れたことはない。このまま崩壊に突き進むのか。再編への序章か。県内の動きを追う。


■有権者から厳しい見方も


 小沢氏の出身地奥州市や、選挙区の衆院岩手4区の北上市では、離党をめぐって評価が相半ばし、これまでにない厳しい見方が出ている。


 小沢氏の奥州市の後援会員で会社社長の宇佐見良さん(60)は「小沢さんにとっては最後の闘いになるだろう。増税に反対し、国民の生活が一番、という信念を貫いてほしい。地元は民主党支持というより小沢党支持なのだから、離党でも選挙基盤は揺るがない。票は減らないよ」と話した。


 一方で、同市の会社役員(62)は「追い込まれた離党で展望がなく、夢がない。うんざりする」と批判する。また、後援会と距離を置く市議の一人は「離党は無責任だ。与党の一員として、党内をまとめる努力をすべきだった」と苦言を呈する。


 小沢氏に期待してきたという北上市内の会社社長(65)は「一度は首相をやってほしかったが、これからじり貧になるだろう。残念だが、そろそろ政界を引退すべきではないか」と惜しむ。


 奥州市の政界事情に詳しい関係者は「支持者はお年寄りに偏っている。小沢時代の終わりが始まったのではないか」とみる。

8697チバQ:2012/07/03(火) 23:05:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20120703/CK2012070302000122.html
民主県連、慌てぶり露呈 石森さん、党残留も県代表辞意
2012年7月3日

両手を握りしめ、険しい表情で離党を思いとどまった経緯などを語る石森さん=県庁で


 民主党の小沢一郎元代表ら国会議員五十人が二日提出した離党届では、県内関係は党副代表の山岡賢次・前消費者行政担当相が名を連ねた。社会保障と税の一体改革関連法案の採決で自らも造反した、県連代表の石森久嗣衆院議員は離党を否定したが、代表を辞任する意向を表明。次期衆院選が次第に近づく中、慌てぶりを露呈した。 (神田要一、磯谷佳宏)

 山岡さんが、国会内の党幹事長室に離党届を持参してから約三時間半後の午後四時。石森さんは県庁で記者会見した。「離党して、今の党の改革はできるのか。離党せずに(党の)中で改革していく決意をした」と切り出した。

 六月二十六日の衆院本会議では、一体改革関連法案の採決を棄権。「増税はやむを得ない」と一定の理解を示していたが、地元の中小企業経営者らに聞けば「今、消費税率を上げたら、やっていけない」との声が多かった。「景気対策をして道筋をつけて、国民に納得してもらってからでなければいけない」と力を込めた。

 「(山岡さんの)離党は残念。こういう結果を回避する手段は何回もあったのに、それを素通りしてきた」と執行部批判も。山岡さんの離党届が受理されれば、栃木4区は衆院選の公認候補が不在となるが「今後のことは全く考えていない」と述べるのが精いっぱいだった。

 自らは党にとどまる決断をしたものの「増税に賛成できないという立場である以上、続投はできない」と、県連代表の辞意を県連幹部に伝えたことを明らかにした。「責任は取らなければいけない。県連が判断するものと思う」とした。

 一方、県連幹事長の松井正一県議は県議会議事堂で取材に応じ、「民主党政権を成功させたいと同じ方向で歩んできただけに、それだけ多くの人が脱落するのは由々しき事態」と語り、選挙対策などを協議する全国幹事長会議の開催を強く求める考えを示した。

 石森さんの辞意については、県連の緊急幹事会で議論する考えを示した。

8698チバQ:2012/07/03(火) 23:55:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000160-mailo-l20
民主党:小沢元代表離党届 加藤氏「とどまる」 「消費増税阻止に有効」 /長野
毎日新聞 7月3日(火)12時50分配信

 民主党の小沢一郎元代表らが離党届を提出した問題で、小沢グループに属し、消費増税法案の採決で反対した加藤学衆院議員(43)=5区=は2日、電話取材に「党にとどまり、執行部に対して消費増税見直しを訴えた方が、最大の目的である消費増税阻止には有効と判断した」と離党しない意向を述べた。民主県連幹部は「慎重な対応だったと思う。任期を全うして次の選挙に臨んでほしい」と歓迎した。一方、民主の分裂に対し、野党は「(党内は)すっきりしたのではないか」「衆院解散・総選挙は早まるだろう」と淡々と受け止めた。
 ■加藤氏
 加藤氏は2日、取材に「(法案反対への処分など)執行部側の今後の出方が分からず、参院での審議も見据える必要がある。小沢グループ内でも離党は『議員の自主判断に任せる』ということだった」と見解を述べた。
 今後の動向について「増税法案が参院でも可決されれば、次の段階を考える必要がある。もし離党の決断をする時は、地元後援会の声なども聞くことになると思う」と説明。小沢グループの勉強会への参加については「新党きづなや無所属の議員もいる。今後も出席する」と述べた。
 ■民主県連
 加藤氏が代表の党5区総支部副代表で、消費増税に反対する吉川彰一県議(42)は「加藤さんと行動を共にしたいので、当面は自分の離党は考えない」と言及し「党の処分によっては加藤さんが離党せざるを得ない状況も考えられる。その時は離党を考える可能性もある」と付け加えた。消費増税には「中小企業の経営者ら、支持者から厳しい意見を聞く。(09年の)マニフェストにない消費増税には反対だ」と改めて強調した。
 民主県連の倉田竜彦幹事長は、小沢元代表らの離党届提出に「衆院採決で反対したという経緯からすれば、離党せざるを得なかったのだろう」と受け止め、今後の野田佳彦内閣に「国会運営はますます難しさを増すだろう」と懸念した。
 ■野党
 自民県連の石田治一郎幹事長は「民主にしっかりしてもらわないと3党合意した(消費増税などの)法案は参院に持ち込めない。野田首相は自民の要求に近づいており、解散・総選挙は早まる」と予測した。
 共産県委員会の今井誠委員長は「野田政権が国民の期待を裏切った矛盾の表れ。国民は『政治家は保身しか考えていない』とうんざりしている」と批判。離党しない加藤氏の姿勢に対し「反対票を投じたのであれば、信念(離党)を貫けばよい」と疑問を投げ掛けた。【石川宏、仲村隆、小田中大】

7月3日朝刊

8699チバQ:2012/07/04(水) 00:04:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120703-00000282-yom-pol
「総スカン」…民主党国会議員ゼロになる県
読売新聞 7月3日(火)9時51分配信

 2009年衆院選で2議席を獲得し、鳩山政権が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外・国外移設に取り組む原動力となった沖縄の民主党国会議員は、ゼロになる。

 「沖縄問題でも消費税でも、民主党は国民の声に耳を傾けず、約束したことをやらなかった」

 瑞慶覧(ずけらん)長敏衆院議員(沖縄4区)は、離党届提出の理由を淡々と語った。玉城デニー衆院議員(沖縄3区)も同時に提出。沖縄の基地問題で政権与党とのパイプがなくなるが、「逆に思い切ったことができる」と両議員とも前向きだ。「小沢新党」については、玉城氏が「参加する方向」としたが、瑞慶覧氏は「時間をかけて判断してもいい」と慎重で、温度差がみられた。

 離党について、瑞慶覧氏の地元の大城信彦・南風原(はえばる)町議は「沖縄では民主党は総スカン状態。離党は仕方ない」と理解を示した。一方、花城正樹・県連政調会長は、次期衆院選の擁立について「候補者を見つけられるかどうか……」と、不安を隠せない様子だった。

8701チバQ:2012/07/04(水) 22:42:18
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120704/plt1207041544009-n1.htm
“民主居残り”造反者に冷たすぎる視線…汚い!筋を通せ!2012.07.04


党常任幹事会であいさつする輿石東幹事長(中央)=3日午後、国会【拡大】
 小沢一郎氏らは4日午後、新党結成に向けた準備会合を国会内で開く。小沢氏を党首に据え、党名や人事、党綱領などを小沢氏に一任する方針を確認するとみられる。しかし、民主党執行部の切り崩しもあり、同調者は当初の衆院40人から3人が離脱し、1人は新党不参加を表明した。小沢新党に動揺が広がっている。

 政局当事者の明暗を分ける場面は、3日午後に起きた。

 小沢氏らの処分を協議していた民主党臨時役員会。出席者によると、前日に離党届を提出した比例単独当選の水野智彦衆院議員が飛び込んできて、一時、会場はシーンとなった。その後、離党届撤回の連絡と判明して、大きな拍手がわき起こったという。

 この直前、水野氏は議員会館の小沢氏の部屋を訪れ、離党撤回について説明した。小沢氏は「ぜひ、残ってくれ」「考え直してくれ」とすがったが、水野氏の意志は変わらなかった。小沢氏はこの後、事務所を出る際にドア付近でつまずき、SPに「危ねぇよ。出るんだよ」といらだちを隠せなかった。

 水野氏は千葉県勝浦市で歯科医を開業しているが、前回衆院選で、同市を含む千葉11区から民主党公認で出馬したのは、除名される金子健一氏(比例復活)。このため、小沢グループからは「次期衆院選で同区で公認する密約でもできたのでは」との恨み節も聞こえてきた。

 小沢氏らとともに離党届を提出した瑞慶覧長敏(ずけらん・ちょうびん)氏も同日、小沢新党には参加せず、当面は無所属で活動することを表明した。これで、階猛氏、辻恵氏に続いて4人が抜けたことになる。

 小沢氏の側近、山岡賢次氏が「さみだれ式に離党者は増える」と豪語したのとはまったく逆の状態が続いている。民主党の渡部恒三最高顧問は「(小沢氏は)才能ある政治家だけど、これで終わりだろう。寂しい。残念だ」と惜別の辞を述べた。

 民主党は4日にも党倫理委員会を開き、消費税増税法案に反対した57人のうち、離党届を提出した37人を除名、離党届を出していない19人のうち、鳩山由紀夫元首相は党員資格6カ月、残る18人は同2カ月とする処分を正式決定する。こうした差をつけた処分が、切り崩しにつながったのも間違いない。

 その鳩山氏など、衆院採決で反対しながら離党しなかった議員ら約30人は3日午後、国会内で会合を開き、「反増税の立場で連携していく」ことを確認した。だが、ある造反・居残り議員の事務所には「筋を通せ。党に残り、選挙で『増税に反対した』というつもりか。一番汚い!」などと、非難の電話が1日に40件以上もあったという。

 造反者の傷は深い。

8702チバQ:2012/07/04(水) 22:47:28
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120704/stt12070400230001-n1.htm
鳩山グループ 次の倒閣の発火点?
2012.7.4 00:22 (1/2ページ)[鳩山由紀夫]
 民主党が3日に決めた消費税増税法案への造反者に対する処分・措置方針は、反対票を投じた議員ですら、鳩山由紀夫元首相を除き、党員資格停止2カ月にとどめるという甘めの裁定となった。そこには「離党予備軍」の切り崩しを図る狙いが見え隠れする。(斉藤太郎)

 「実は勝手に離党届を出されちゃって」

 2日夜、政務三役の1人から説得工作を受けた水野智彦衆院議員は重い口を開き始めた。「あなたがいなくなったら民主党は困るんだよ」と畳みかける政務三役。水野氏は翌3日、離党撤回を執行部に申し出た。

 「それは君の判断だからな…」

 水野氏と面会した小沢一郎元代表は意外に穏やかな口調だった。水野氏は記者団に「バカヤローと怒られるかと思った」と心底、ホッとした表情を見せた。

 たった1人の1回生議員をめぐり繰り広げられた、野田佳彦首相サイドと小沢氏による争奪戦。実は3日に決まった造反者対策にはさまざまな「仕掛け」がほどこされている。

「党員資格停止中に解散・総選挙になったら民主党の公認候補にはならない」

 輿石(こしいし)東(あずま)幹事長は3日の緊急役員会でこう断言した。

 党員資格停止の期間は鳩山氏は6カ月だが、残り18人は2カ月だ。これが3カ月なら、9月の代表選の投票権を失う。輿石氏は18人の離党予備軍に対し、首相と対決するチャンスを残すことで党内につなぎ止めつつ、「代表選前に倒閣運動を起こしたら公認なし」と脅したに等しい。

 恫喝とともに温情も示したところが、今回の処分の巧みなところだ。棄権者は「注意」止まり。参院の離党組にいたっては「まだ同志として力を貸してもらわないといけない」(輿石氏)と無罪放免とした。

 その一方で、厳罰のシンボルとして「市中引き回しの刑」(党幹部)となったのが鳩山氏だ。輿石氏は鳩山氏の携帯電話を鳴らし「首相まで務めた方なので、恐縮ですが6カ月としました」と釈明したが、鳩山氏を「見せしめ」にした側面は否めない。

 ただ、この仕打ちが、思わぬ波乱につながる可能性もある。3日午後、国会内に造反しながらも党に残留する考えを持つ約30人が顔をそろえた。この場で鳩山氏は 「増税しないというマニフェストを掲げて政権交代が実現できた。党にとどまり何ができるか、努力を惜しまないでほしい」と訴えた。

 このままでは、今回の処分に不満を持つ鳩山グループが倒閣の発火点になりかねない。鳩山氏の側近はこう息巻く。

 「離党なんていつでもできる。与党過半数割れのカギを鳩山さんが握ることになる。いつかぎゃふんと言わせてやる」

8703チバQ:2012/07/04(水) 22:58:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120704-00000090-mai-pol
<野田首相>解散巡り板挟み 代表選にらみ揺れる戦略
毎日新聞 7月4日(水)22時21分配信

 野田佳彦首相が衆院解散・総選挙の戦略で揺れている。民主党の輿石東幹事長は「絶対に解散はさせない」と周囲に決意を語っているが、消費増税法案などの成立を図るには早期解散を求める自公両党の協力が不可欠で、首相からは「早期解散はない」とのメッセージは出せない。9月の民主党代表選での再選戦略にも関わり、首相は慎重に検討している。

 解散時期で焦点となるのは、9月下旬が想定される民主党代表選と自民党総裁選の前になるか後になるかだ。自民党は総裁選前の今国会中(会期末9月8日)に解散に追い込みたい意向だ。

 これに立ちはだかっているのが輿石氏だ。今国会中の解散を阻止する構えを鮮明にしている。解散すれば民主党が大きく議席を減らすのは必至。このため参院での消費増税法案などの採決時期を遅らせて解散ムードの沈静化を図ろうとしているとみられる。

 輿石氏に近い民主党幹部も「小沢一郎(元代表)さんの離党者は(内閣不信任決議可決に必要な)55人に届かなかった。法的拘束力のない参院の問責決議案は無視すればいいから、選挙はない」と語り、来年7月の参院選とのダブル選挙を目指すべきだと主張する。

 仮に会期末に解散し自民党に第1党を明け渡せば、民主党は政権から転落し、党内からは首相の引責辞任を求める声が強まる。首相も民主党代表選での再選戦略が描けなくなる。首相に近い閣僚は「選挙は11月か1月冒頭、3月末がいいのではないか」と語り、代表選前の解散を否定する。

 ただ、首相は解散時期について常々、「やるべきことをやった後」と語っており、消費増税法案などが成立すれば、「首相は地位に恋々としないのではないか」(民主党議員)との見方は根強くある。自民党などの協力を確実に得るために、首相は会期末の解散を辞さないのではないかとの懸念も党内から消えない。

 一方、早期解散を求める自民、公明両党は、消費増税法案だけでなく、赤字国債の発行に必要な特例公債法案、衆院の「1票の格差」問題を解決する選挙制度法案などで揺さぶりをかける。自公両党の協力がなければいずれの法案も成立しないことから、自民党からは「特例公債を人質に解散を迫る手もある」(幹部)との案も出ている。

 それでも、解散に追い込める明確な戦略があるわけではない。公明党内からは「消費増税法案が成立すれば解散の理由はなくなる。解散しなければ首相は代表選での再選も見えるし、解散しないのではないか」(幹部)との弱気の声も漏れ始めた。【小山由宇、念佛明奈】

 ■今後の主な政治日程■

7月6日 参院本会議で一体改革特別委の設置を決定

  中旬 消費増税法案など審議入り

8月中下旬 消費増税法案などが成立?

  末  13年度予算案概算要求

9月2日 野田内閣発足から1年

  8日 通常国会会期末

8〜9日 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に首相出席

9月中  民主党代表選、自民党総裁選

8704チバQ:2012/07/04(水) 23:07:38
http://mainichi.jp/opinion/news/20120704ddm003010074000c.html
クローズアップ2012:造反議員処分 小沢系の分断狙う 民主執行部、硬軟織り交ぜ
毎日新聞 2012年07月04日 東京朝刊

 民主党は3日の常任幹事会で、消費増税法案の衆院採決で反対した議員への処分をようやく決めた。小沢一郎元代表らの離党届は受け取らず除籍(除名)という「厳罰」に処す一方、残留希望者は一定期間の党員資格停止にとどめ、対応に大きな差をつけた。しかし、党内にはなお不満がくすぶり態勢立て直しは容易ではない。一方、新党結成を目指す小沢グループでは離党届撤回の動きが続き、結束の乱れが出ている。【木下訓明、高橋恵子、光田宗義】

 「あなたは首相まで務めた方。大変恐縮だが、党員資格停止6カ月としました」

 民主党の輿石東幹事長は3日、鳩山由紀夫元首相に電話し、処分内容を伝えた。鳩山氏は記者団に対し「甘んじて受ける」と述べたものの、「離党者を出すような党にしてしまった責任こそ、問題の本質だ」と執行部を批判した。

 民主党執行部は造反議員の処分を巡り、新党結成に向けて離党届を提出した小沢一郎元代表らには厳しく臨む一方、離党届を出さなかった議員は比較的軽い処分にとどめた。消費増税法案の参院審議を控え、増税反対派を刺激しないことを優先したためだ。

 まず意図したのが小沢グループの分断だ。元代表に同調して離党届を提出した37人は最も重い除籍(除名)としながら、離党撤回の動きは容認。すでに3人が撤回し、党幹部は「戻ってくるなら受け入れる」と切り崩しに意欲を示す。

 参院から離党届を提出した12人については「採決されておらず、造反の事実がない」と受理し、除籍処分を避けた。少数与党の参院審議をにらみ、民主党の城島光力国対委員長は3日夜のBSフジの番組で「消費税以外は賛成してもらうのが大事だ」と述べ、再連携に期待感を示した。

 鳩山氏以外で増税法案に反対した18人は資格停止2カ月とし、9月の党代表選に参加できる余地を残した。ただし、資格停止期間中に衆院解散・総選挙となると党公認を得られず、選挙資金も支給されない。民主党の前原誠司政調会長は3日の記者会見で役員会での輿石氏の発言を紹介し、「『選挙になれば公認候補にはならない』とのことだった」と述べ、今後は党方針に従うよう、けん制した。

 当面の国会対策を最優先する「内向き」処分の結果、党の規律はあいまいになった。欠席・棄権の15人は処分ではなく、注意どまり。野田佳彦首相が「政治生命を懸ける」と明言した重要法案での造反が事実上不問に付された。結党以来の大規模分裂という事態を招きながら、増税賛成派からは「元代表らの離党ですっきりした」と歓迎する声も目立つ。

 しかし、今回の処分決定により、民主党の混乱が早期に収拾できるかは不透明だ。鳩山氏ら党に残った造反議員約30人は3日、国会内に集まり、「消費増税に賛成できない」との方針を再確認。会合では今後の連携を申し合わせ、造反の動きが再燃する可能性もある。

 一方、野党からは民主党の処分に対し、批判が相次いだ。自民党の大島理森副総裁は3日、党本部で記者団に「けじめがついていない。組織を守りたいだけの判断だ」と批判。公明党の山口那津男代表も「処分のやり方が遅いし、生ぬるい」と突き放した。

8705チバQ:2012/07/04(水) 23:08:16
 ◇離党組、結束にほころび
 2日に続き、3日も小沢グループから離党届を撤回する議員が出た。水野智彦衆院議員は離党届提出者に対する除籍(除名)処分が決まる常任幹事会の直前に離党届を撤回。元代表の側近議員は「幼稚園児だって自分の言ったことは守る。どうやって地元に説明するんだ」といらだちを隠さなかった。

 水野氏は離党届を撤回する前、国会内の元代表の事務所を訪問。元代表は「なんとかならないか」と迫ったが、水野氏は考えを変えなかった。離党届撤回後の記者会見では、支援者から「何しに国会に行ったのか」などの批判が寄せられたことを明らかにし、「政策をやるという初心を忘れていた」と反省を口にした。

 3日昼、国会内であった小沢グループの中堅議員の会合には13人が出席。離党届を撤回した辻恵衆院議員が「ゴタゴタした印象を与えて申し訳なかった」と陳謝した。しかし、離党届を出さなかった山田正彦元農相や福田昭夫前総務政務官、辻氏と同じく離党届を撤回した階(しな)猛衆院議員は姿をみせず、亀裂もあらわになった。離党届をとりまとめて提出した山岡賢次衆院議員は3日のテレビ朝日の番組で、離党届撤回を「(離党の)認識がなかったとは信じがたい」と批判した。

 他勢力との連携も進まない。元代表は3日、衆院議員会館の自室で新党大地・真民主の鈴木宗男代表と会談した。鈴木氏は「新党ができていない時点で組む話が出れば野合と見られる」と述べ、「小沢新党」との統一会派構想は当面見送る考えを示し、連携を探る元代表にクギを刺した。

8706チバQ:2012/07/05(木) 22:47:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000130-jij-pol
鳩山氏ら、政権の火種に=不信任案賛成に含み―民主
時事通信 7月5日(木)19時53分配信

 消費増税関連法案の衆院採決で造反したものの、民主党に残った鳩山由紀夫元首相らは5日、衆院議員会館で勉強会「消費税研究会」を開き、増税法案の成立阻止を目指すことで一致した。残留組の間では執行部の処分方針への反発から、野党が野田内閣不信任決議案を提出した場合、賛成も辞さないとする意見が浮上。まとまって同調すれば可決できるだけの勢力を保持しており、終盤国会に向けて政権の火種となりそうだ。
 勉強会には、党員資格停止6カ月の処分を受ける鳩山氏と、資格停止2カ月となる14人を含む民主党所属の衆院議員23人と参院議員1人が出席。今後、週3回の定例会を開くことを決めた。鳩山氏に近い川内博史氏は勉強会で「私たちの志まで処分することはできない」と述べ、野田佳彦首相の増税方針を厳しく批判。自民、公明両党との3党合意により衆院で修正された関連法案を、参院で再修正すべきだとの意見も出た。 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20120705-00000030-ann-pol
「8月末辺りから緊迫」“造反残留組”に警戒感も
テレビ朝日系(ANN) 7月5日(木)17時38分配信

 消費税増税法案には反対、そして民主党に残った議員グループですが、この動きは今後の野田政権の行方にどのような影響を与えるのでしょうか。

 (政治部・小田川雄一記者報告)
 ポイントとなってくるのが「内閣不信任案」です。というのも、「造反残留組」のうち15人程度が賛成に回ってしまうと、与党だけでは不信任案を否決できなくなってしまうからです。そのため、執行部の一人は、消費税法案の参議院での採決も絡んで、「8月末あたりからまた緊迫してくる」と警戒感を強めています。しかし、残留組のなかでも強硬な姿勢を示す人と慎重派に分かれていて、執行部サイドでは「内部でも温度差がある」とみています。さらに、冷めた見方も出ています。ある党幹部は残留組に対し、「かえって反発しないよう適当に泳がせておく」と突き放しています。ただ、残留組の動き次第では、「すでに野田政権は自民党政権だ」といわれるなか、これまで以上に自民党、公明党に依存せざるを得ないという状況になりかねません。

8707チバQ:2012/07/05(木) 22:48:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00001232-yom-pol
「国民の生活が第一」ボード裏返す…民主会見室
読売新聞 7月5日(木)21時44分配信

 「小沢新党」の動きを横目に、民主党幹部からは5日、党の立て直しを誓う発言が相次いだ。

 昼、国会内で開かれた前原政調会長グループの会合。仙谷由人政調会長代行は短くスピーチした。

 「いろいろあったけれども、割り切って新しいステージに向かうんだという意気込みで頑張ろう」

 野田首相グループの会合でも、長浜博行官房副長官が「仲間は減ったことは事実だが、気を強くして行きましょう」と訴えた。グループ議員の一人は、この日の会合の空気を「小沢一郎元代表たちと別れて、むしろ、スッキリしたね、という雰囲気が漂っていた」と語った。

 民主党所属の全国会議員には最近、「政権交代の成果と課題」と題した30ページ余りの資料がメールで届いた。政権公約(マニフェスト)の進捗状況やその成果を図表付きで解説し、前原氏の名前で「ご地元や友好団体等へのご説明に活用して頂ければ、幸いです」という文章が添えられていた。「政権公約の取り組みが進んでいない」とする小沢氏らの批判に対抗するのが狙いだ。

 輿石幹事長が5日、記者会見を行った参院の党記者会見室では、輿石氏の背後のボードが裏返され、党旗が張り付けられた。

 このボードの正面には「国民の生活が第一。」との党の政策スローガンが印刷されている。小沢氏らの新会派の名称が「国民の生活が第一」となったため、池口修次参院国会対策委員長が「他会派の宣伝になってはいけない」と、カメラに映らせないようにしたのだ。ただ、輿石氏は記者会見で、小沢氏について「同志だった。行く方向は同じだ」と、なお未練たっぷりに語った。

8708チバQ:2012/07/05(木) 23:06:25
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207050005
割れる黄川田後援会
2012年07月05日


離党届を出さなかった経緯を話す黄川田徹衆院議員=2日、東京・永田町の衆院議員会館

 小沢一郎氏に同調せず民主党に残った黄川田徹衆院議員(岩手3区)の地元・陸前高田市の後援会が割れている。中選挙区制時代に小沢氏の選挙区だったため、小沢氏への忠誠心が根強い支持者は一斉に反発。一方で「一人で戦う時期に来た」との声も聞かれる。


    ◇


 「自分の力だけで選挙に勝ってきたと勘違いしている」「岩手、特に気仙地区は小沢先生がいるから黄川田さんに投票するという有権者が多い」。黄川田後援会幹部の陸前高田市議らは、黄川田氏の対応を口々に批判する。


 今後の後援会活動は「白紙の状態」。小沢氏が結成する新党が対立候補を擁立した場合、その候補の支援にまわる可能性さえ否定しなかった。


 不信感は、6月26日に消費増税関連法案の衆院採決で棄権したときから広がっていった。「処分を恐れて逃げたととられても仕方がない」と幹部は憤る。採決前夜、幹部に黄川田氏から電話があった。「『消費増税には賛成できない』と。反対票を入れるものと思っていた」


 同29日夕、陸前高田市に戻った黄川田氏は、震災後に建てた仮設事務所に集まった後援会幹部4人に「小沢先生には民主党に残って党を立て直してほしいとお願いしている」と言うばかりだった。幹部の一人が「小沢先生についていくべきだ」と進言したが、聞き入れられなかった。


 黄川田氏は同21日に小沢氏に離党を求められたとき、「地元の有権者と話してから決めたい」と保留したが、陸前高田市の長年の支援者は「特に相談は受けなかった」という。「国会の状況を見ながら自分で判断したんだろう」


 ただ、「与党にいて復興を動かしたい」という黄川田氏に賛同する人もいる。4日夕、自宅を津波で流されたという女性支援者が陸前高田市の仮設事務所を訪れ、「黄川田さんの判断は正しいと思う。私たちの期待に応えてほしい」。


 別の元市議は、これまでの衆院選は4期連続で勝利していることを踏まえ、「黄川田さんの実績が試される時期に来た。小沢さんに頼らずとも一人で戦えると思う」と話した。

8709チバQ:2012/07/05(木) 23:07:12
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/07/20120705t31026.htm
地方議員「小沢離れ」加速も 岩手1区・階氏、民主残留
 民主党の小沢一郎元代表(衆院岩手4区)らの集団離党問題で、側近の階猛氏(同1区)が残留を決めたことが、岩手県政界に波紋を広げている。弁護士資格を持ち、陸山会事件でも常に小沢氏を支えてきた階氏の突然の離反。小沢氏の求心力の低下が浮き彫りになり、地方議員の「小沢離れ」を加速させる可能性もある。
 小沢氏を除く県関係国会議員は衆参で計7人。残留した3人のうち、黄川田徹氏(同3区)と平野達男氏(参院岩手選挙区)は以前から小沢氏と距離を置き、造反は既定路線とみられていた。
 一方の階氏。法務関係に精通し、小沢氏の政治理念を政策的に支える理論派として知られる。それだけに関係者からは「まさか、たもとを分かつとは」との声が漏れる。
 「党に残り、二大政党制をしっかりとさせたい」。階氏は最近、テレビなどにも積極的に出演し、政局優先の小沢グループへの疑問を訴えてきた。3、4の両日は地元の盛岡市に戻り、支持者らを回って、自らの行動への理解を求めた。
 盛岡選挙区の他党の県議は「小沢グループのやり方に嫌気が差したと聞く。世論は離党を求めていないと肌で感じ取ったのでは」と分析する。
 今回、党を分裂させた小沢グループの国会議員の多くは、当選回数の浅い比例代表の衆院議員が目立つ。「選挙目当てだ」との批判もある一方、階氏の行動に、県内でも一定の理解が得られるとみられる。
 沿岸被災地の民主党系市議の一人は「(離党した人たちは)選挙地盤がない人ばかりだ。次の選挙では生き残れない」と指摘。「小沢氏系の地方議員もそれを感じているし、身の処し方に迷いが出始めた」と明かす。
 岩手1区は、小選挙区制に変わった1996年の衆院選以降、小沢氏の系列議員が独占してきた。「県都をなくしたダメージは大きい」とある民主党県議。「岩手はもう『小沢王国』とは呼べないのではないか」


2012年07月05日木曜日

8710チバQ:2012/07/05(木) 23:12:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120705-00000157-mailo-l20
民主党:加藤氏離党届 「相談なし」県連落胆 突然の方針転換に /長野
毎日新聞 7月5日(木)13時58分配信

 民主党の加藤学衆院議員(43)=5区=が離党届を提出した4日、県連幹部や地元後援会は「寝耳に水」の事態に、情報収集や支持者らへの対応に追われた。党にとどまる意向を示していた加藤氏の突然の翻意と、事前の相談がなかったことに県連幹部は「組織人としての認識がおかしい」と落胆した様子。地元からは「加藤氏の行動を支持する」という声が上がる一方、「本人が決めたのだから仕方ない」というため息も聞かれた。【石川宏、渡辺諒】
 ◇加藤氏
 小沢一郎元代表のグループに属する加藤氏は4日午後、樽床伸二・幹事長代行に離党届を提出した。消費増税法案に反対し、前日に党員資格停止2カ月の処分方針が決まったばかり。離党届を提出後、国会内で記者団に「小沢さんと会って相談し、決断させていただいた。(党員資格停止で)ビラとかポスターとか、献金をいただくといった活動が全てできなくなる。仮に選挙が2カ月後にあったとすれば、非常に不利な状況に陥る」と説明。「元々、離党なり除籍を考えていた。私は反対票を入れた時に腹は決まっていた」と強調した。
 一方で「地元にはとどまってくれという声が非常に強くあった。出て行ってやった方が良いという声も半々くらいあり、私自身も悩んだ」と苦渋の選択だったことをうかがわせた。小沢元代表の新党には「入っていく方向でやっていこうと思う。離党した人たちと共に行動していく覚悟を持って離党する」と述べた。
 ◇県連
 民主県連の倉田竜彦幹事長(67)は「事前に(離党の)連絡もなく、突然方針を変えた。政党人として、いけない」と怒りをあらわにした。加藤氏から何の連絡も受けていないといい、「提出してからの報告では話にならない」と非難した。
 また、加藤氏が代表を務める党5区総支部の副代表、吉川彰一県議(42)は「加藤さんと行動を共にしていきたいという気持ちはある。だが、支持者の方々、さらに県連幹部とも相談して結論を出したい」と言葉少な。民主党の支持母体となる連合長野の幹部は「率直に言って残念だ。3年前に期待して支えた人たちのことを考えての行動なのか」と疑問を呈した。
 ◇地元
 後援会長の中島衛・元衆院議員(76)は「中央の政治の動きと離党の理由を地元によく説明してほしい」と注文をつけた。一方、民主党5区総支部幹事長の原勉・飯田市議(63)は「離党しない方が良いと思っていたが、本人が決めたのだから仕方ない。離党への評価については、今後の結果を見ないと判断できない。早急に党員、サポーターに伝え、役員会を開かなければならない」と述べた。
 飯田市高羽町の事務所には「加藤学後援会事務所」と「民主党長野県第五区総支部」の看板が並ぶ。事務所によると、加藤氏本人からは正午ごろ「離党届を出した」という連絡が入った。事務所には離党を知った支持者から「よくやった」「残念だ」という十数本の電話があったという。
 ◇対抗馬
 次期衆院選で5区に立候補を表明している野党の2人は冷静な反応を示した。
 自民元職の宮下一郎氏(53)は「消費増税に反対し、民主党の前回衆院選でのマニフェストを実行すると主張している。果たして財政破綻を招かずにできるのか、来るべき戦いで議論したい」と述べた。離党については「政治家が責任を持ち、出処進退を決めたことだから論じるつもりはない。ただし、支持者に説明することが最低限必要だ」と話した。
 共産新人の三沢好夫氏(68)は「小沢新党の財政ビジョンは明らかになっておらず、国民の期待する政党となるかが問われている」と切り捨てた。消費増税反対、原発再稼働見直しなどでは加藤氏と三沢氏の主張は一致するが「どちらが本物であるかを有権者は見極めてほしい」と話した。

8711チバQ:2012/07/05(木) 23:12:43
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 ■解説
 ◇混迷深まる5区
 3区の上田市を出身地に持つ加藤学氏は自らを「公募で選ばれた落下傘候補」という。05年の衆院選で議席に届かず、政権交代を旗印にした09年の選挙で追い風を受け、自民の宮下一郎氏を破って初当選した。地盤のない5区で当選できたのは、小沢一郎氏が党首を務めた旧新進党の中島衛元衆院議員の支持者や、労組の協力も大きかった。
 特に5区の南部(飯田市・下伊那郡)を地盤とする中島氏が96年、北部(伊那市・上伊那郡)出身の宮下一郎氏の父創平氏(84)に敗れて以来、中島氏の支持者にとって地元から国会議員を出すことは悲願だった。
 しかし、加藤氏が06年の知事選で、3選を目指した田中康夫元知事を応援し、対立候補を擁した民主党県連や連合長野の方針に従わず、さらに他選挙区からの出馬をほのめかすなどしたため、支持組織はこれまでも度々揺れてきた。加藤氏の今回の行動に対して「離党してもしなくてもいばらの道だ」と冷ややかに見る後援会幹部もいる。
 後ろ盾の民主党の支持を失い、自前の強力な後援会を持たない加藤氏が次期衆院選をどう戦うのか。5区の選挙情勢は混迷の度合いをいっそう深めたといえる。【仲村隆】

7月5日朝刊

8712チバQ:2012/07/05(木) 23:17:43
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000001207050002
ひとり「加藤の乱」に党県連や支援者ら困惑
2012年07月05日

 消費増税法案に反対票を投じた民主党の加藤学衆院議員(長野5区)が4日、離党届を提出した。「反対票を入れた時に覚悟はしていた」とする加藤氏だが、党県連や地元の支援者には、突然の離党劇に戸惑う声が相次いだ。今後は、小沢一郎元代表の作る新党で活動する。総選挙に向けて、党県連はどう態勢を立て直すのか。長野5区は、どのような戦いとなるのか。混迷は深まった。


 加藤衆院議員は同日午後に国会の党幹事長室を訪れ、離党届を提出した。反対票を投じたことで、加藤氏は、2カ月の党員資格停止処分とされていた。


 加藤氏は離党届を出した後、記者団に対し「消費増税を阻止しなければならないという思いがもともとある」「処分により今後の政治活動が制約され、『生殺しの状況』が続く。総選挙に向け不利な状況に陥る」と離党の理由を述べた。


 反対票を投じた議員が一斉に離党届を出した際には、行動をともにしなかったが「反対票を入れた時に離党は覚悟していた。地元には『(党に)とどまってくれ』『出て行った方がいい』という声が半々あり悩んだ」。しかし、自身への処分をみて、この日の昼ごろに離党を決めたという。


 この日夜、加藤氏は「お世話になった方々には申し訳ないと思っている」としながらも、「当選した時の民主党と、今の民主党は違う。国民との約束を大事にしたかった」と話した。


 加藤氏は今後、小沢元代表が作る新党に参加する意向。同日午後にあった小沢元代表らによる新党準備会にも出席した。離党届を出す直前に小沢元代表に報告すると、「一緒にがんばろう」と言われたという。


「党員資格2カ月停止の処分が決まり、一件落着と思っていた。なんで一晩で(離党に)変わったのか」


 民主党県連の倉田竜彦幹事長は4日午後、憤然とした様子で語った。先月26日の投票後、県連会長の北沢俊美参院議員が、党への残留の説得を続けてきた。しかし、この日の離党前に、北沢氏や倉田氏への連絡はなかったという。倉田氏は「組織人としてお粗末、あるまじき行為だ」と厳しい口調で話した。


 党5区総支部の副代表のの吉川彰一県議=下伊那郡区=も寝耳に水。「2カ月たてば喪が明けると思っていたのに。どうしてこうなったのか、直接会って聞かせてもらいたい」とした。


 総支部幹事長の原勉・飯田市議には、午後1時すぎに加藤衆院議員から電話で「離党届を出した」と連絡があった。「離党の必要はない」と助言する一方で、「最終的に決めるのは政治家本人」とも伝えてきたため、今回の判断に驚きはしつつも受け入れたという。


 5日午後、加藤氏は飯田市内で開かれる行事に出席。その後、「支持者に直接、説明したい」と話していたという。


 早ければ年内にも、とささやかれる解散・総選挙。今回の離党で、衆院長野5区はより混迷を増す。

8713チバQ:2012/07/06(金) 00:03:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120705/stt12070522410018-n1.htm
残留組、漂う虚脱感… ジワジワ伸びる小沢氏の触手
2012.7.5 22:39 (1/2ページ)

「新しい政策研究会」(新政研)の定例会合であいさつする小沢一郎元代表=5日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
 消費税増税法案の衆院採決で造反しながら民主党に留まった「残留組」は33人に上る。野田佳彦首相を積極的に支えるわけでもなければ、新代表擁立に動くわけでもない。ただただ虚脱感にさいなまされる残留組を放っておく手はない。新党結成を表明した小沢一郎元代表は早くも触手を伸ばしている。(坂井広志)

 「政党うんぬんとは別に政治家として政策面で一生懸命勉強し、研鑽(けんさん)を重ねることは当然だ。今後も勉強会は続けてまいりたい」

 5日昼、小沢氏は国会内で自らが会長を務める政策勉強会「新しい政策研究会」(新政研)を開き、新党発足後も会を存続させることを表明した。

 狙いは2つある。新党結成後も、民主党内にとどまった残留組を囲い込み、いざというときに決起させればよい。民主党内の攪乱分子としても役に立つ。こう考えたに違いない。

 ただ、狙い通りに事が進むかは疑わしい。小沢氏は「みんなで一緒に仲良く勉強し頑張っていきたい」と精いっぱいの秋波を送ったが、出席者はいつもの約100人から約80人に目減り。残留組の多くは出席を見合わせ、離党届を撤回した小沢系の階猛、辻恵両衆院議員も姿を見せなかった。欠席者の一人はこう打ち明けた。

 「もう小沢さんと一緒だと見られたくない…」

 とはいえ、いまさら政治信条を曲げて首相を支える気にもなれない。秋の代表選に向け、首相の対抗馬を擁立したくてもこれという人材は見当たらない。

 そんな中、法案採決で造反した1回生議員約15人は5日、国会内に集まった。

 「内閣不信任決議案が出されたときに巻き込まれたくない」「何となく流されるまま、ふわふわと党から離れて変な小沢新党に行っても仕方がない」−。

 党内政局に嫌気がさしたとみえ、出てくるのは冷めた声ばかり。出席者の一人、宮崎岳志衆院議員は率直にこう語った。

 「そもそも分裂を避けることができなかったことへの虚脱感がある」

 これとは別に鳩山由紀夫元首相を中心とする残留組約25人も国会内に集まり、「消費税研究会」を発足させた。

 ただ、純粋な税財政政策の勉強会になる見通しで、きな臭さも熱気もない。次の倒閣の「発火点」になることを期待して参加したある議員は「みんなが『政局より政策』って言うんだからゆっくりやるしかねーじゃん!」と吐き捨てた。

 どんよりとした空気が民主党を包み込む中、輿石東幹事長は相変わらずの不規則発言を続けた。

 記者会見で、鳩山氏らが党員資格停止中に衆院解散になった場合の対応を問われると「公認にならないということはあり得ない。党員資格が停止するというだけでいつでも解除できる」と断言した。岩手県連所属議員と面談した際はこう言い切った。

 「小沢さんたちとは同じ道を歩んでいる。われわれが原点に戻れば、また一緒にやれるときが来る…」

8714名無しさん:2012/07/06(金) 21:55:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000091-mai-pol
<民主>米長氏が離党届 計51人に
毎日新聞 7月6日(金)20時47分配信

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米長晴信参院議員

 民主党の米長晴信参院議員(46)=山梨選挙区、当選1回=は6日に記者会見し、「消費増税法案に賛成できない」として樽床伸二幹事長代行に離党届を提出したことを明らかにした。当面は無所属で活動する。

【写真で見る】民主分裂 離党届を提出した全議員

 米長氏は会見で、新党を結成する小沢一郎元代表に離党届提出について相談したと説明したが、新党への参加は「選択肢の一つ」と述べるにとどめた。参院会派「国民の生活が第一」には参加する。米長氏は、衆院採決で反対し6カ月の党員資格停止処分を受ける鳩山由紀夫元首相のグループに所属していた。

 消費増税法案を巡る民主党の離党届提出者は、米長氏を加えて51人(衆院38、参院13)。民主党は、結束を確認する両院議員総会を12日に開くほか、13日に全国幹事長会議を開き、都道府県連の運営や選挙対策について協議する。【木下訓明】

8715林家四平:2012/07/06(金) 22:30:22
>>8714
山梨県民として声を大にして物申す!
支持者に何ら相談もなく離党するとは身勝手にも程がある。米長先生は来年改選の身でありながら、独断で離党を決めこんだ事は理解に苦しむ。選挙は小沢新党から出るかどうか早い結論を求める。

8716チバQ:2012/07/06(金) 22:50:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000105-mai-pol
<民主>「新党」会派名に動揺 キャッチコピー奪われ
毎日新聞 7月6日(金)21時42分配信


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記者会見する民主党の池口修次参院国対委員長。「国民の生活が第一」と書かれていた背景の板は裏返され、民主党の旗がかけられた=国会内で2012年7月6日午後1時半、吉永撮影

 小沢一郎元民主党代表らの国会新会派名が民主党のキャッチコピーと同じ「国民の生活が第一」になったことに関連し、民主党の池口修次参院国対委員長は6日の記者会見で、「同じでいいのか、という議論はある」と述べた。「小沢新党」が会派名をそのまま党名にした場合、キャッチコピーの見直しを検討する構えだ。

【新党きづな・小沢新党が統一会派結成へ】名称を「国民の生活が第一」に変更

 池口氏が会見した民主党の参院控室には、4日まで「国民の生活が第一」とびっしり記された背景用のボードがあったが、5日以降は裏返しにされ党の旗がかけられている。

 一方、小沢元代表らによる衆院37人、参院12人の新会派結成で、本会議場の議席の配置も変わった。衆院では民主党と自民党の間に新会派が入り、参院では中央左側の自民党の外側で、民主党と離れた。また、議員が国会に入る際に押す登院ボタンも衆院では会派ごとにまとめられており、位置が大幅にずれた。衆院玄関ではボタンを探すために立ち止まる議員が続出し、自民党の谷垣禎一総裁も「変わったのか」と苦笑い。遅刻を避けようと探すのをあきらめて本会議場に駆け込む閣僚もいた。【吉永康朗、光田宗義】

8717チバQ:2012/07/07(土) 10:47:08
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001207070004
残留・階氏「党を改革」連合は連携維持強調
2012年07月07日


離党届を撤回した経緯を説明する階猛衆院議員=2日、衆院議員会館

 小沢一郎元民主党代表らが離党した翌3日早朝、離党届を撤回して残留した階(しな)猛衆院議員(岩手1区)は東京から新幹線で盛岡に向かった。駅に着くと連合岩手に直行し、砂金文昭会長ら幹部と面会して、経緯を説明した。


 「自分の考えでとどまり、二大政党を作っていく。党を改革したい」「残留議員らと『9月の代表選に向けて、残って党を改革した方が良い』と小沢先生を説得したが、結果的にかなわなかった」


 連合の古賀伸明会長は民主との連携維持を強調した。連合岩手の、総選挙を見据えた離党後の小沢氏や民主党との関係はまだ明確ではない。


 小沢氏から「刺客」を立てられるかもしれない階氏にとって、連合との関係は「命綱」だ。


 砂金会長は「与党を離れると政策が通りにくくなる。被災地の政策もこれから。行動を尊重する」と、その場で理解を示した。


 一方で、階氏の課題は、小沢氏に同調する達増拓也知事や支援者との関係だ。達増知事から1区に後継指名され支援者を引き継いだ。


 階氏は小沢氏に離党届を預け、消費増税法案に反対票を投じた後の6月30日、盛岡市内で後援会連合会の会合を開いた。約30地区の後援会長が集まった。


 会合は「離党、残留、いかなる行動をとろうとも、まとまって階氏を応援する」と確認した。しかし、後援会長の一人は「『達増知事』が心の中にあった人もいただろう」と明かす。


 階氏も心を決めかねたのか、小沢氏の離党宣言前、千葉正・元盛岡市議会議長(79)に1日に3回、「どうしたらいいか」と電話してきたという。千葉さんは盛岡一高の後輩の達増氏を支援し、同じ後輩の階氏の応援演説にも立ってきた。千葉氏は「信念に基づいて決断せよ」と答えた。階氏は、預けた離党届を取り戻した。


 千葉さんは「(離党届提出者の名簿を見て)一緒にやっていけない、残った方が次の選挙で勝てる、と判断したんだろう」。


 一方、後継として支援を続けてきた達増知事は「階氏も自分も思いは同じ。そのうち離党するのでは」と周囲に語っている。


 1区の民主党支持者のまとめ役をしている盛岡市内の広告業者(55)は、新進党時代から小沢氏や系列議員らを支持してきた。「今はどの政治家だからついていく、という段階ではなく、どの政策が国をよくするかが判断材料。どの党がどんな政策を出すかや、将来性をみている」

8718チバQ:2012/07/08(日) 16:31:32
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012070802000123.html
説得力乏しい4議員 小沢新党に不参加
2012年7月8日 朝刊

 民主党を離党した小沢一郎元代表に一度は離党届を預けたのに新党に参加しない衆院議員が四人いる。階猛(しなたけし)、辻恵(つじめぐむ)、水野智彦の三氏は離党を撤回。瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)氏は離党し無所属になる。四人は与党での政策実現などの理由を挙げるが、説得力は乏しい。(清水俊介)

 階、辻両氏が撤回したのは、元代表を支える山岡賢次衆院議員が二日、輿石東幹事長に階、辻両氏を含む四十人分の離党届を提出した直後。結束が強いとされた元代表のグループに、動揺が走った。

 両氏は離党を思いとどまった理由を「民主党が原点に戻るため努力したい」と説明。二○○九年の衆院選マニフェストに掲げなかった消費税率引き上げ法案の撤回を目指す姿勢を強調した。

 水野氏は三日、党が処分を決定する直前に離党を撤回した。会見で「政局でなく政策を党の中でやっていきたい」と与党で社会保障政策を実現したい考えを示した。

 しかし、首相が消費税増税法案を撤回し社会保障改革に全力を挙げる可能性はゼロに近い。三氏の離党を撤回した主な理由が次期衆院選での損得勘定なのは間違いない。

 瑞慶覧氏は「地元の沖縄では政党への不信感が根強い」と無所属の利点を強調する。ただ、元代表らが届け出た衆院会派には参加しているため、有権者には分かりづらい。

8719チバQ:2012/07/09(月) 22:17:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000093-mai-pol
<民主>反増税派に勢い 鳩山・小沢氏連携を確認
毎日新聞 7月9日(月)21時33分配信

 民主党は9日、消費増税法案の衆院採決に反対した鳩山由紀夫元首相の党員資格停止6カ月の処分期間を半分に短縮し、鳩山氏との融和を急いだ。党執行部の処分方針を見直す異例の事態により、処分を主導した野田佳彦首相と輿石東幹事長の求心力はさらに低下。政権との対決姿勢を強める鳩山氏は9日、新党を結成する小沢一郎元代表と会談し、今後の連携を申し合わせるなど、分裂含みの情勢に歯止めがかからない。

 鳩山氏に対する処分短縮は、党倫理委員会(北沢俊美委員長)が主導した。倫理委の同日午前の意見聴取では、法案に反対し党に残留する衆院議員5人が出席。鳩山氏側近の松野頼久衆院議員は「なぜ鳩山氏のみが処分6カ月なのか。元首相も当選1回議員も権利は同じだ」と反発した。

 倫理委は執行部決定の追認機関といえ、「見直し要求は記憶がない」(党幹部)。答申では消費増税の党分裂を踏まえ、輿石氏ら執行部に対し、今後の党議決定についても「党内の理解を得るよう、努力を求める」と注文を付けた。

 鳩山氏ら残留グループは、すでに反増税の勉強会として「消費税研究会」を発足。参院審議での3党合意の修正を求める考えを鮮明にしており、当選1回議員も「真実の会」を設立して反増税の姿勢を示している。党内融和を志向する党執行部の狙いに反し、処分見直しで逆に反増税派が勢いづくのは確実だ。

 鳩山氏は9日、国会内で記者団に対し、自らの処分内容の見直しについて「覚悟を持って行動したことなので、処分に関心があるわけではない」と突き放した。同日、鳩山氏と会談した小沢氏は11日に予定する新党結成に関し「(参加議員が)週末、地元に戻り、明るい顔で帰ってきた」と反増税の主張に手応えを語ったという。【木下訓明】

8720チバQ:2012/07/09(月) 22:18:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120709-00000090-mai-pol
<民主>鳩山元首相の処分半減 増税法案反対で
毎日新聞 7月9日(月)21時21分配信


 民主党は9日、国会内で臨時の常任幹事会を開き、消費増税法案の衆院採決で反対し離党届を提出した小沢一郎元代表ら37人の除籍(除名)処分を正式に決定した。法案に反対しながら党にとどまる18人のうち、鳩山由紀夫元首相については党員資格停止6カ月の処分方針を見直し、3カ月に短縮。それ以外の議員17人は方針通り、党員資格停止2カ月の処分を決めた。

【当初の方針は】民主党:小沢元代表ら衆院37人除名、鳩山氏党員資格停止

 常任幹事会に先立ち、党倫理委員会(北沢俊美委員長)は、小沢氏らの除籍処分を「妥当」と判断。一方、鳩山氏に関しては「同一行為に対し、処分に大きな差があることは、バランスを欠く」として、党執行部に再考を求める異例の答申をまとめた。

 鳩山氏の党員資格停止は短縮されたものの、9月の党代表選での立候補や投票の資格を失う。常任幹事会ではこのほか、6日に提出された米長晴信参院議員の離党届を受理。4日に離党届を提出した加藤学衆院議員については、党員資格停止2カ月とした当初の処分方針を見直して、除籍処分とする見通しだ。【吉永康朗】

8721チバQ:2012/07/10(火) 21:50:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120710/stt12071012440004-n1.htm
「“自民党野田派”なんて屈辱的な言葉が」 離党も視野?政権批判止まらぬ鳩山氏
2012.7.10 12:43
 「大変、屈辱的な言葉が飛び交っている。“自民党野田派”なんて言葉だ」−。民主党の鳩山由紀夫元首相は10日午前、自らが主宰する議員グループの会合で、野田佳彦首相の政権運営を揶揄(やゆ)した。党執行部は消費税増税で造反した鳩山氏の党員資格停止処分を3カ月間へと半減したが、懐柔効果は弱かったようだ。

 鳩山氏は「政権の(垂直離着陸輸送機MV22)オスプレイの沖縄配備や、集団的自衛権の(行使容認に向けた)議論を見ていると、自民党野田派という言葉が外れているとはいえない」と強調した。消費税増税も念頭にあるとみられる。

 また、鳩山氏は「党を統治できない状況で国を統治できるのか。(党に残って)党の体質を変え得るか挑戦し、そのことの是非で次のステップを考えたい」と述べ、将来的な離党を否定しなかった。

8722とはずがたり:2012/07/12(木) 21:26:52

鳩山元首相ら、党内の議長職・座長職を自動解任
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20120710-OYT1T01245.htm

 民主党は10日の政調役員会で、消費税率引き上げ関連法案に反対票を投じて党員資格停止処分とされた鳩山元首相と山田正彦元農相について、それぞれ「新しい公共推進会議」議長、離島政策プロジェクトチーム(PT)座長を同日付で解任した。

 党員資格停止の処分対象者については、部門会議座長、調査会長、PT座長など一定の役職から自動的に解任するとの運用指針を決め、適用した。
(2012年7月10日21時38分 読売新聞)

8723チバQ:2012/07/13(金) 05:39:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120713/stt12071301310000-n1.htm
首相、再選モードでエンジン全開 押し黙る鳩山氏
2012.7.13 01:30
 「増税反対なら公認しない」−。野田佳彦首相の12日の衆院予算委員会での発言は瞬く間に民主党内に広がった。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表ら不穏分子の離脱により“憑(つ)き物”がとれたのか。9月の党代表選に向け、首相はエンジン全開となった。そこには再選への確かな手応えがあるように見える。(坂井広志)

 「理想ばかり追いかけては政策遂行できない。現実ばかり追いかけては政治にロマンがない。幻想なき理想主義は必要である」

 12日夕、国会の憲政記念館で開かれた党両院議員総会。首相は故ロバート・ケネディ元米司法長官の言葉を引用し、こう続けた。「野党だったら理想だけでいい。衆参ねじれの中で誓ったことをやり遂げるには現実と向き合って前に進めなければならない」。衆院採決で造反しながら残留した鳩山由紀夫元首相らへの強烈な皮肉だった。

 党内の雰囲気は一変した。首相がいつものように深々と頭を下げると割れるような拍手。小沢氏に近い福田昭夫衆院議員は「後進に道を譲り、代表選に出馬すべきでない」と迫ったが、「失礼だ!」とヤジが飛び、首相は福田氏をジッとにらみつけた。

 党分裂の嵐が去り、首相はどこか吹っ切れたようにみえる。12日の衆院予算委員会でも小沢氏らが「増税の前にやるべきことがある」と訴えていることを念頭にこう言い切った。

 「困難な問題を先送りしたから待ったなしの状況を生んだ。私は国難から逃げない政治をやりたい!」

 「公認しない」発言もこんなハイテンションの中で飛び出した。両院議員総会では「誤解を生むような状況になった」とややトーンダウンさせたが、原則を撤回する気はさらさらない。

 どうやら首相は次のターゲットを鳩山氏に絞ったようだ。勝算はある。自民党が鳩山氏を選出する衆院北海道9区(室蘭、苫小牧市など)にリレハンメル五輪スピードスケート銅メダリストで道議の堀井学氏を擁立したからだ。

 室蘭生まれで、苫小牧に生産拠点を置く王子製紙元社員の堀井氏は、「都会っ子」の鳩山氏にとって大きな脅威。いくら潤沢な資金があっても民主党で公認を得た上で連合北海道の強力な支援を受けなければ「落選」が現実味を帯びる。

 鳩山氏が小沢氏に合流しなかったのは、民主党への「オーナー意識」だけでなく、選挙区事情も大きい。「これ以上抵抗できまい」。意外に執念深い首相はこう考えたに違いない。

 案の定、首相が放った「直球」は鳩山氏の脳天を直撃した。衆院議員会館廊下で、小沢氏と離党した若手議員にこうこぼした。

 「『反対者は公認しない』と言ってるんだって。そっちは党議拘束がないって? いいことだな…」

 鳩山氏の事務所は詰めかけた記者団に「政局に関する話は一切しません」と通告。鳩山氏は両院議員総会にも姿を見せなかった。

 鳩山氏らが代表選で対抗馬を立てようにも推薦人20人を確保できそうにない。追い込まれた鳩山氏周辺から新党構想が浮上したのはこうした事情からだが、新党を作って小沢氏と連動したところで展望が開けるわけではない。

 もし鳩山氏が新党を結成しても20人規模どころか10人にも満たず、衆院で民主党が過半数割れする可能性は小さい。むしろ残留した方がリスクが大きい。

 最大のライバルである前原誠司政調会長の人気失速もあり、再選の手応えは十分。そう感じとった首相は「決められない政治」からジワリと脱却しつつある。

8724チバQ:2012/07/13(金) 05:40:26
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120713/stt12071301310001-n1.htm
「鳩山新党」構想浮上 20人規模、8月上旬結成も視野 鳩山氏は否定
2012.7.13 01:30

鳩山由紀夫氏(酒巻俊介撮影)
 消費税増税関連法案の衆院採決で造反した鳩山由紀夫元首相を党首とする新党構想が浮上していることが12日、わかった。野田佳彦首相の「増税反対ならば公認しない」発言を受け、民主党の増税反対派に「これ以上残留しても展望は開けない」との声が強まっている。消費税増税法案が参院で採決される前の8月上旬の結成も視野に入れる。

 鳩山氏は消費税増税に反対して「消費税研究会」を発足。衆参約30人が参加しており、同会を母体に20人規模での新党旗揚げを目指す。仮に衆院で民主党から16人以上が新党に参加する事態になれば、与党は過半数割れとなり、政権への打撃は計り知れない。

 新党が結成されれば、小沢一郎代表率いる新党「国民の生活が第一」と連携する可能性が大きい。小沢氏は12日も「新党に参加しなかった人も含め、厳しい時代を乗り越えられるよう力を合わせて頑張りたい」と秋波を送った。

 ただ、鳩山氏は「私は党の中で行動する。小沢氏は党を出て行動する。その違いがある」と離党を否定。鳩山氏の事務所も12日、新党の可能性について「鳩山氏は『事実無根だ』と答えた」と説明した。

 鳩山氏は自民党、新党さきがけを経て平成8年に旧民主党を結成。10年に民政党、新党友愛などと合流し現民主党を立ち上げた。21年8月に代表として政権交代を果たした。

8725チバQ:2012/07/16(月) 16:08:14
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120715-OYT1T00571.htm
「首相支える」前原氏、民主代表選不出馬を表明

民主党
 民主党の前原政調会長は15日のテレビ朝日の番組で、野田首相(民主党代表)の任期満了に伴う9月の党代表選について、「首相はしっかりと仕事をされており、私はどんな立場でも支えていきたい」と述べ、自らは出馬せず、首相の再選を支持する考えを示した。


 また、丹羽宇一郎中国大使の一時帰国について、「私が外相の時、ロシア大使を(事実上の更迭前に)一度戻して事情を聞いたことがある。そういった一環ではないか」と指摘し、大使更迭の可能性に言及した。前原氏は外相を務めていた2010年11月、ロシアのメドベージェフ大統領(当時)の北方領土訪問に関する情報収集を巡り、河野雅治ロシア大使(同)を一時帰国させて事情を聞き、後に事実上更迭した。

(2012年7月15日19時17分 読売新聞)

8726チバQ:2012/07/16(月) 17:06:14
http://mainichi.jp/select/news/20120716k0000m010062000c.html
鳩山元首相:連休中に地元行脚 風当たり強く弁明を展開
毎日新聞 2012年07月15日 20時34分(最終更新 07月15日 20時53分)


地元支持者に消費増税法案に反対した理由を説明する鳩山由紀夫元首相=北海道伊達市で2012年7月14日、木下訓明撮影
拡大写真 消費増税法案に反対して民主党にとどまった鳩山由紀夫元首相(衆院北海道9区)は14、15日、地元の北海道室蘭市などで支持者に理解を求める会合を重ねた。党員資格停止3カ月の処分を受けた後も野田政権批判を繰り返す鳩山氏には党内や支持団体からの風当たりも強まっており、離党の否定に追われる地元入りとなった。

 「嫌いな人を追い出せばいいという話であれば、党の中でそんなことを言っている人間が国で優れたことができるはずもない」

 鳩山氏は15日、北海道洞爺湖町で開いた国政報告会で、党の分裂を招いた執行部の対応を批判した。鳩山氏が離党・新党結成に踏み切るとの一部報道を受け、14日の室蘭市の会合では「デタラメだ。執行部に近い方々があえて(情報を)出し、鳩山を追い出したいということではないか」と執行部への不信感をぶちまけた。

 鳩山氏は今月3日に同じ造反・残留組約25人で「消費税研究会」を発足させ、新党「国民の生活が第一」を結成した小沢一郎代表らとの連携に意欲を見せる。ただ、残留組内には鳩山氏に巻き込まれて離党に追い込まれることへの警戒感も強く、当選1回議員13人は研究会とは別に「真実の会」を結成した。

 鳩山氏が離党の否定に躍起になる背景には、増税反対派の結束を維持する思惑だけでなく、次期衆院選へ向けた危機感もある。自民党は消費増税法案の3党合意を否定する鳩山氏への攻撃を強めており、北海道9区にはスピードスケートの五輪銅メダリスト、堀井学道議を擁立。鳩山氏の側近議員は「勝ち残るには労組の支援が不可欠。連合が野田佳彦首相支持を明確にしている以上、離党は自殺行為だ」と鳩山氏に自制を求めている。【木下訓明】

8727チバQ:2012/07/16(月) 20:52:58
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120716/stt12071618000004-n1.htm
【岡田浩明の永田町便り】
民主党に残るも地獄、小沢新党に飛び出すのも地獄 
2012.7.16 18:00 (1/3ページ)[岡田浩明の永田町便り]

「新しい政策研究会」(新政研)の定例会合に臨む小沢一郎代表。腰痛なのか顔をしかめる=12日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
 その日の永田町は、夕方になってもジメジメとした空気が肌にまとわりつく蒸し暑さが残っていた。梅雨明けが待ち遠しい7月11日。消費税増税に反対し、民主党を除籍となった小沢一郎元代表率いる新党「国民の生活が第一」の結党大会が国会近くで開かれていたが、4度目の新党旗揚げに新鮮味を感じない。そんな中、絶妙なやりとりが国会内から聞こえてきた。

 「あっ他党だ!」

 民主党議員を支える秘書は国会内のエレベーターで、小沢新党に参加する議員秘書とばったり出くわし、思わず口を滑らせた。

 「これからも党派をこえてよろしくお願いします」と丁重に切り返したものの、民主党議員秘書はさらに追い打ちをかける。

 「でも…小沢新党ってクリスマスの時にオーブンレンジに飛び込む七面鳥のようなもんだね」

 展望なき新党に痛烈なパンチを浴びせられた小沢新党側の議員秘書は、絶句するしかなかった。

 「国民の生活が第一は3年前、当時の民主党が歴史的な政権交代を成し遂げた際に、候補者、党員の誰もが訴えたスローガンだ。今の民主党は、もはや政権交代当時の民主党ではなくなってしまった」

 小沢氏は結党大会で、結集した衆参両院の国会議員約50人を前に、こう気勢を上げた。が、一連の造反・離党騒動は民主党自体に内在していた「負の歴史と負の文化」、簡単にいうと「みっともなさ」を改めて浮き彫りにさせただけのような印象を受ける。

 「負の歴史」とは−。党代表の求心力が衰えたと見れば、よってたかって自分たちの選んだリーダーを引きずり降ろし、逆に達成感も味わえないまま、降ろされた元リーダーは“怨霊”と化し、新たに誕生したリーダーの足元を揺さぶり、政局を引き起こす「震源地」となる歴史が繰り返されてきた。鳩山由紀夫元首相が象徴的だ。

 「負の文化」とは−。典型的なのは6月25日、国会内で開かれた党代議士会だ。野田佳彦首相は、消費税増税を柱とする社会保障・税一体改革関連法案について「一致結束して、この法案通過に向けてご支援を賜りますように、心から、心から、心から、お願い申し上げます」と述べ、26日の衆院本会議での賛成に理解を求めた。首相発言の途中、罵声を浴びせたり、異議を唱えたりして一時騒然となったが、こうした光景は日常茶飯事だ。

 小沢氏らの離党後に開いた今月12日の両院議員総会でも、首相は党の分裂を招いたことを陳謝したものの、首相の責任を厳しく追及する意見や、交代を求める意見など恒例の「学級崩壊」は健在だった。

 民主党に残るも地獄、小沢新党に飛び出すのも地獄。ジリ貧の民主党もそうだが、小沢新党で総選挙を迎えたとしても勝ち残るのは至難の業だ。民主党関係者は「選挙後、戻ってくるのは3人ぐらい。ヘタをすれば『新党1人』だ」とみる。その上で小沢氏の政治家としての生き方についてこう評する。

 「明らかに選挙に勝つことしか考えていない。時の政権が自分の言うことをきかなければ、世論におもねり、勝てるキャッチフレーズを打ち上げる。新自由主義者なのに、社会民主主義のような政策を言ってみたり信念がない」

 自民党の派閥領袖は「政治は矛盾と変節」と言い切る。まさに小沢氏がそれを体現している。「壊し屋」「剛腕」と言われながら過去に新党を旗揚げしては壊してきた歴史。その中で何人の側近議員が小沢氏と決別したか。よく言われる「小沢評」が如実にその理由を言い当てている。

 「小沢氏が『カラスは黒だ』と最初は言っていても、途中から『カラスは白だ』と言い出す。『いやいや、小沢さん、カラスは黒ですが…』と反論した側近は、『バカ、知識不足だ』と面罵される。正解は、そこで白のペンキを持ってきて、カラスを白に塗るのが『ういやつじゃ』となる」

8728とはずがたり:2012/07/17(火) 17:54:05
このままでは再選は無いからなぁ・・。

民主党の参院議員3人が離党の意向 亀井亜紀子氏と新会派結成へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120717-00000549-san-pol
産経新聞 7月17日(火)13時52分配信

 民主党の舟山康江(山形選挙区)、行田邦子(埼玉選挙区)、谷岡郁子(愛知選挙区)の参院議員3人は17日、離党の意向を固めた。国民新党を離党し、現在無所属の亀井亜紀子参院議員(島根選挙区)と4人で新会派を結成する方針だ。

 民主党執行部は3人に対し慰留を続けている。3人は輿石東幹事長に離党届を提出したもようで、受理されれば参院会派「民主党・新緑風会」は88人となる。さらに3人が離党すれば、「自民党・たちあがれ日本・無所属の会」の86人を下回り、第1会派から転落する。

8729チバQ:2012/07/17(火) 20:01:37
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220717036.html
参院議員3人が離党届 焦る輿石氏ほくそ笑む自民(07/17 18:02)


>>利用規約
| 使い方は? 民主党の参議院議員3人が突然、離党届を提出しました。参議院で自民党との差は2議席で、第1会派からの転落が現実味を増しています。

 本会議場のど真ん中を占める民主党会派の議席数は、今回の離党劇を受けて88となりました。第2会派の自民党との差はわずか2議席です。その離党届を提出した3人は、野田政権の原発政策などへの不満をあらわにしました。
 民主党に離党届を提出した行田邦子参院議員:「(野田政権の政策決定は)残念ながら自民党のそれと違いが分からなくなってきてしまった」
 第2会派に転落すれば議長ポストを手放すことにもなりかねず、政権へのダメージは計り知れません。参議院の3人の離党について、輿石幹事長は寝耳に水だったようで、周辺によるとショックを通り越して怒りに変わっているということです。これに対して、自民党は高笑いが止まりません。
 自民党・大島副総裁:「『(国民の)生活第一』は小沢さんのほうに移っちゃって、(民主党は)『自・公第一』になったでしょ。(野田総理は)その立ち位置を分かっていない」
 民主党参議院には、このほかに消費増税法案に反対を公言する離党予備軍が引きもきらず、第2会派転落は時間の問題となっています。

8730チバQ:2012/07/17(火) 21:47:25
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012071700978
民主瓦解、離党止まらず=輿石氏の求心力低下
 民主党から離党者が止まらない。新たに3人の参院議員が野田政権の消費増税や原発再稼働などに反対して17日に離党届を提出。「参院のドン」として君臨してきた輿石東幹事長の求心力低下も鮮明になった。民主党の瓦解(がかい)が始まり、参院では第1会派から転落する可能性も現実味を帯びている。
 「党を離れたいという動きがまだある。みんなで何とか落ち着かせたい」。参院議員会長を兼務する輿石氏は17日の参院常任役員会でこう述べ、引き締めを図った。谷岡郁子氏ら3人が離党届を携えて参院議員会長室を訪れたのは、この直後。輿石氏は同日午後の役員会、常任幹事会で「崖っぷちに立っている危機的状況を共有しないと大変なことになる。政権が崩壊する」と悲壮感を交えて党の結束を呼び掛けた。
 消費増税法案は民主、自民、公明3党合意により、参院で民主党から80人近い反対が出ない限り、成立は揺るがない。とはいえ、民主党の会派は88人となり、自民党会派の86人をわずかに2人上回るだけ。民主党内には他にも離党予備軍が存在するとされ、輿石氏の危機感は強い。
 離党届を提出した3人は、いずれも2007年参院選の初当選組。「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が民主党代表時の選挙で当選し、13年夏には改選を迎える。谷岡、行田邦子両氏は小沢氏主導で3人区の2人目として擁立された経緯があり、選挙の不安を抱えている点では先に民主党を離れた議員らと事情は同じだ。
 舟山康江氏は17日の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)参加反対を強調した上で、「(政府が)前のめりなことをやれば、今後大きな(離党の)動きになるかもしれない」とTPP参加に前向きな首相をけん制した。
 一方、輿石氏は17日夕の記者会見で、3人の離党届を受理する意向を示し、引き留めようとはしなかった。民主党内の造反防止対策を聞かれても、「あったら教えてもらいたい」。離党者続出を食い止めるすべはなく、輿石氏の党内融和路線に対し、党内からは「完全に行き詰まり、もうお手上げだ」(若手)との声が漏れている。(2012/07/17-21:12)

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8731チバQ:2012/07/17(火) 21:47:51
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012071700973
民主副代表に石井一氏
 民主党は17日の常任幹事会で、石井一前参院予算委員長を副代表に充てる人事を決定した。石井氏を起用する理由について、輿石東幹事長は「崖っぷちにある危機的な状況の中で、心合わせ、力合わせをして立て直しをしていかないといけない」と説明した。 (2012/07/17-21:05)

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8732チバQ:2012/07/17(火) 21:57:05
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120716-OYT1T00722.htm
「民主は出るも地獄、留まるも地獄」スズキ会長

 細野環境相は16日、民主党を除籍(除名)された小沢一郎元代表らが新党「国民の生活が第一」を結成したことに伴う党分裂について「皆で力を合わせて選挙までには党を立て直す」と述べた。


 静岡県掛川市内で開かれた小山展弘衆院議員(静岡3区)の集会で発言した。

 一方、集会で講演した鈴木修・スズキ会長兼社長は「いまの民主党は出るも地獄、入るも、とどまるも地獄だ」との苦言を呈した。

(2012年7月17日07時34分 読売新聞)

8733チバQ:2012/07/17(火) 22:02:53
造反残留組が離党へ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00227664.html
民主・中津川 博郷衆院議員、離党の意向 18日に離党届提出へ

消費税増税をめぐり、民主党から離党者が相次ぐ中、中津川 博郷衆議院議員が、離党する意向を固めたことが明らかになった。18日、執行部に離党届を提出する見通し。
中津川氏は、民主・自民・公明の3党で消費税の増税を進めることに反対しているほか、尖閣諸島問題への政府の対応が甘いなどとしており、18日、執行部に対し、離党届を提出することにしている。
中津川氏は、消費税増税法案に反対し、党員資格停止2カ月の処分を受けていた。
一方、参議院では17日、民主党の行田邦子議員ら3人が、執行部に離党届を提出した。
行田氏らは、無所属の亀井 亜紀子議員と、新会派の「みどりの風」を立ち上げると発表し、原発ゼロ社会の実現や、反消費税増税を訴える考えを示した。
輿石幹事長は、相次ぐ離党の動きについて、「崖っぷちに立っている。危機的状況だ」と述べた。
(07/17 21:03)

8734チバQ:2012/07/17(火) 22:20:18
みどりの風とか、生活とか
右なんだか左だかよーわからん党(会派)名だなあ


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