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自公保観察スレ

1とはずがたり:2003/10/25(土) 00:05
自民党
http://www.jimin.jp/
公明党
http://www.komei.or.jp/
保守新党
http://www.hoshushintoh.com/

4756名無しさん:2009/01/13(火) 23:15:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009011301035

「松浪ショック」に動揺=今後も関門、読めぬ展開−自民

 与党にとって今国会最初の関門となった2008年度第2次補正予算案の衆院採決で、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相のほか、松浪健太氏も棄権した。党執行部は、渡辺氏に追随する動きは「皆無」(細田博之幹事長)と高をくくっていただけに、ショックを隠せないでいる。
 「1人も例外ないと思っていたが、大変残念だ」。細田氏は13日の本会議後、記者団から松浪氏造反について聞かれると、消え入るような声で語った。河村建夫官房長官から報告を受けた麻生太郎首相は「やむを得ない。よく(事情を)聴いておいてくれ」と指示した。
 執行部が同日午後2時前に提出された渡辺氏の離党届の受理の手続きをわずか2時間で終えたのは、本会議採決前に党籍をなくすことで、「一糸乱れず可決」(細田氏)した形にするためだ。一方で、執行部は、各派を通じてチェックするなど、党内の引き締めを図った。
 それだけに、松浪氏の棄権は寝耳に水。しかも、経済財政などを担当する内閣府政務官だけに、衝撃は大きい。党幹部は「政府の人間だけに罪は重い」と怒りをあらわにした。首相に批判的な中堅議員は「まったく知らなかった」と驚きを隠さなかった。
 その松浪氏は、直ちに政務官の辞表を提出。棄権の理由として、定額給付金に反対であることを挙げ、渡辺氏に追随したとの見方には「心外だ」と強く否定した。
 いずれ、与党は2次補正の関連法案の衆院での再議決を迫られる。その先には、09年度予算案の審議、採決。同関連法案の採決、再議決という関門が次々と待ち受ける。
 党内では、道路特定財源の一般財源化の内容に不満を持つ中堅・若手が少なくなく、中川秀直元幹事長は11年度の消費税増税を税制関連法案の付則に明記する政府方針に反対の考えを示している。「造反が出るとすれば、2次補正でなく、本予算の関連法案採決での方が多くなる」(閣僚経験者)との見方がもっぱらだ。松浪ショックで、今後の展開が不透明感を増したのは間違いない。(了)

(2009/01/13-21:59)

4757名無しさん:2009/01/14(水) 00:23:24
社説:「給付金」通過 国民を甘く見たごり押しだ

 暗たんたる状況である。定額給付金を盛り込んだ08年度第2次補正予算案と関連法案について与党は民主党などが退席する中で衆院本会議の採決に踏み切り、通過した。野党は強く反発、民主党は参院での審議に当面は応じない構えだ。

 給付金の効果や性格づけに疑問がふくらむ中の採決に国民の理解が得られるとは到底、思えない。撤回を主張した渡辺喜美・元行政改革担当相が自民党を離党、同党の松浪健太氏も採決で棄権したことがそれを物語っている。

 与党はこれ以上、国会運営のごり押しを進めてはならない。野党も参院で堂々と給付金の削除を求めるのが筋だ。雇用・生活不安が増す中、国会の混乱は早期に収拾すべきである。

 与党は給付金への国民の批判を甘くみていると言わざるを得ない。毎日新聞の世論調査(先月)でも7割の人が「評価しない」と答えている。麻生太郎首相が給付金を受け取るかすら態度を表明しない一方で、11閣僚が受け取りを、1閣僚が辞退を表明した。2兆円を投じる政策としてあまりにぶざまな不統一ぶりだ。首相が13日、給付金は経済対策の一部分だと強調したことも、逆に自信の無さを印象づけた。

 首相が補正予算案や09年度本予算案の早期成立を強調しながら、いっこうに野党へ歩み寄りを見せない態度も理解できない。給付金を断念すれば確かにメンツはつぶれようが、与野党の当面の最大の対決材料も消えるはずだ。

 民主党の小沢一郎代表が衆院解散を条件に本予算案などの成立に協力する「話し合い解散」に応じる姿勢を示しても、首相は「考えられない」と冷淡だ。「予算が成立し解散したら景気が良くなる話ではない」と語り追加経済対策にも含みを持たせる。だが、早期成立を最優先するなら、話し合いに応じるのが一番だ。結局、政権維持と衆院選の先送りしか眼中にないのではないか。そんな疑念すら浮かんでしまう。

 補正予算案の参院審議が難航した場合、与党は本予算案審議を見切り発車する可能性もあるという。給付金の関連法案が参院で否決された場合の衆院再可決も含め、強気一辺倒で乗り切れる状況には遠いはずだ。一方で、民主党も審議拒否戦術には慎重であるべきだ。「2兆円」を今、何に使うべきか。野党多数の参院で十分に審議し、与党に修正を迫るのが正攻法だ。

 そんな中で渡辺氏が離党したことは軽視できない。同調する動きが広がるかは未知数だが、松浪氏の造反も含め、与党にも政権運営への不満がたまっている現実は重い。

 渡辺氏はかねて麻生政権の政策を批判していただけに、衆院選の前に新たな旗を掲げることはむしろ、当然だ。政治の閉塞(へいそく)状況に活路を見いだそうとする試みは歓迎である。

毎日新聞 2009年1月14日 0時17分
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090114k0000m070140000c.html

4758いなばやま:2009/01/14(水) 01:01:05
>>4756

松浪もこのままじゃ勝てないからね〜、辻元に
公明票捨てても、民主党へのスリ寄りで活路を見いだすかって感じです

そんな松浪君に金子国交相が一言
「選挙で自民党が負けると思って『退席した』のだろう。本当にけしからん男だ」

4759名無しさん:2009/01/14(水) 01:18:31

首相が漢字読み違い 「焦眉」を「しゅうび」

 麻生太郎首相は13日夜、官邸での記者団とのやりとりで、景気対策に取り組む政府の姿勢に関連して「焦眉(しょうび)の急」と言うべきところを「しゅうびの急」と発言した。

 首相周辺も「首相が明らかに間違えた」と指摘した。

 「愁眉(しゅうび)」と間違えたものとみられるが、この場合の使い方は「愁眉を開く」で「安心する」という意味だ。

2009/01/14 00:28 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011301000959.html

4760名無しさん:2009/01/14(水) 01:30:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011301032

景気対策が「しゅうびの急」=また言い間違い−麻生首相

 麻生太郎首相は13日夜、報道各社の世論調査で内閣支持率が続落していることについて、首相官邸で記者団の質問に答える中で、また言葉を言い間違えた。
 首相は「真摯(しんし)に受け止めなければいけない」とした上で、「今、世の中は景気対策、経済対策が最大もしくは唯一の関心事だ」と強調。この後、景気対策の実行が「焦眉(しょうび)の急」と言うべきところを、「しゅうびの急」と発音した。 (了)
(2009/01/13-21:52)

4761名無しさん:2009/01/14(水) 03:19:49
2次補正案で松浪健太氏棄権…自民想定外、党内引き締めへ
(2009年1月14日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090113-OYT1T00972.htm

 2008年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議での採決で、自民党を離党した渡辺喜美・元行政改革相のほかに、同党の松浪健太内閣府政務官が棄権したことは、党幹部には想定外で、党内引き締めを図る方針だ。

 松浪氏は本会議後、記者団に「定額給付金は民意から離れている。(給付金の)2兆円は与野党で話し合って国民が喜ぶ形で作る(べきだ)」と述べ、2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金への反対が、棄権の理由であることを明らかにした。

 離党の意思については「全くない」と否定し、09年度予算案の採決では賛成する考えも示した。

 その後、首相官邸で記者団に対し、渡辺氏との関係について、「歩調を同じにしたと思われるのは心外」とも語った。

 これに対し、自民党の細田幹事長は「一人の例外もないと思っていたので、残念だ。党紀委員会で処分を考える」と述べた。細田氏が直ちに処分に言及したのは、党内には、2次補正への不満がなおくすぶっているからだ。

 加藤紘一・元幹事長は「定額給付金には、心にわだかまりをもちながらも、公明党との選挙協力の関係があるからやむを得ず賛成した自民党議員も多い。執行部は修正なりの措置を考えるべきだ」と述べた。

 渡辺氏の離党についても塩崎恭久・元官房長官が「大変残念。国を思う志は同じだと思うので、引き続き友人として連携したい」と国会内で記者団に語るなど、今後も連携していくことを公言する向きもいる。

 こうした状況に対し、山崎拓・前副総裁は「渡辺氏は解散要求決議案に賛成した経緯もあり、離党受理は寛大な措置だ。悪(あ)しき前例にならなければいいが」と懸念を示した。

4762名無しさん:2009/01/14(水) 03:22:36
離党の波紋 渡辺元行改相、親子2代のDNA
2009.1.14 02:55
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090114/tcg0901140256000-n1.htm

 昨年12月8日、東京都千代田区のホテルで開かれた渡辺喜美元行政改革相の政治資金パーティー。渡辺氏は終了後、系列県議らとお茶を飲みながら歓談し、「県議会とはデカップリングだな」と穏やかな表情でこう切り出した。

 この日、地元から集まったのは、栃木県議会最大会派「自民党議員会」所属の渡辺派県議で組織する「自民温知会」のメンバー9人。麻生政権に対する批判を強め離党をほのめかす渡辺氏に対し、会ではあくまで党内にとどまり行動するように求めた。しかし、連日メディアをにぎわしボルテージが上がる一方の渡辺氏が受け入れるはずもなかった。

 「デカップリング」とは経済界でよく使われる言葉で「切り離す」という意味だ。渡辺氏は、自身が離党しても系列県議には離党を強制しないことを暗に伝えたかったのだろう。パーティーの約2週間後、後援会関係者にも文書を送付していた。

 「政治生命を賭けて混迷する政治に一石を投じたい。『慎重に行動して』とはもうおっしゃらないでください。国を変える国民運動を起こしたい」

 この文書を見た関係者は「もう代議士の離党は避けられない」と肩を落とした。

 「私にそうさせているのは父のDNAかもしれない」。12日、大田原市で開かれた後援会会合で離党表明をした後、記者団に囲まれた渡辺氏はこうつぶやいた。美智雄氏の墓前に「『派閥の前に党があり、党の前に国民国家がある』との教えに沿った行動をします」と報告したという。

 美智雄氏が平成6年、細川護煕首相(当時)の後継をめぐり、新生党に誘われて離党を試み、断念したことが渡辺氏の念頭にあるとみられる。

 温知会所属県議の一人は「代議士は国を変えたいとの思いだろうが、党内にとどまり行動してほしかった。正直『困ったな』というのが本音だ」と苦しい胸の内を明かした。また別の県議も「もしオヤジ(美智雄氏)だったら、離党に踏み切ったかな」と切り出したものの、「行動を見守っていくしかない」と息子の渡辺氏への忠誠を口にした。

 「われわれや3区の首長や党員たちは、今後どこを向いて物事を発信すればいいのか。相当な混乱はあると覚悟している」(温知会所属県議)。親子2代の「DNA」がもたらした“反乱劇”の第一幕が切って落とされた。(伊沢利幸)

                  ◇

【用語解説】自民温知会

 故渡辺美智雄氏が、ことわざの「温故知新」から名付けた。自民党議員会(35人)のうち、栃木3区内の県議を中心に10人で組織される。メンバーの多くは自民党県連などの要職にあり、渡辺氏の後援会幹事長を務める阿久津県議は自民党議員会会長で党県連の副会長でもある。

4763とはずがたり:2009/01/14(水) 04:04:48
>>4761
いつでも戻ってこれるように除名にはしなかった(出来なかった)と云うことですね。麻生執行部は睨みを効かせられなくなってる訳ですがそれでも造反は最小限に抑えられた感じではありますが。
>山崎拓・前副総裁は「渡辺氏は解散要求決議案に賛成した経緯もあり、離党受理は寛大な措置だ。悪(あ)しき前例にならなければいいが」と懸念を示した。

4764名無しさん:2009/01/14(水) 04:54:34
【参考資料】

自民党の処分
 党則、党規約は、規律を乱す、党員たる品位を汚す、党議に背く行為について処分対象にすると規定。党紀委員会は「政治不信を招く政治的、道義的な責任がある」と認めれば、重い順に(1)除名(2)離党勧告(3)党員資格停止(4)選挙における非公認(5)国会および政府の役職の辞任勧告(6)党の役職停止(7)戒告(8)党則の順守勧告―の処分を行う。役職辞任勧告以下の比較的軽い処分については党紀委でなく幹事長権限でも行うことができる。

(2005年10月22日掲載)
http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/display/3267/

4765名無しさん:2009/01/14(水) 05:50:26
【大気圏外】連立10年で腐敗・堕落した自公両党
田中良太2009/01/13
http://www.news.janjan.jp/column/0901/0901115159/1.php

4766名無しさん:2009/01/14(水) 12:18:44
内閣の一員 思わぬ造反 衆院採決松浪氏退席 「給付金から民意離れている」 自民幹部表情沈痛 うごめく予備軍
2009年01月14日 11:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090114/20090114_0001.shtml

 思わぬ造反に動揺が走った。与党は13日、2008年度第2次補正予算案を衆院通過させたが、本会議で、離党した渡辺喜美元行革担当相に加え、自民党の松浪健太内閣府政務官も退席。締め付けに自信を見せていた党執行部は「1人も例外はないと思っていた。大変残念」(細田博之幹事長)とショックを隠せない。内閣支持率が2割を切る中、党内で予算成立後の政変をにおわす声もくすぶる。 

 「今から出ます」。2次補正の採決を控えた本会議場。松浪氏は突然、松本純官房副長官にこう告げ、野党議員と同様に議場を後にした。

 麻生太郎内閣の一員でもある政務官の造反劇。多くの議員が松浪氏の退席に気づかなかったほど、政府・与党にとって想定外の出来事だった。

 松浪氏は記者団に「定額給付金に民意がこれだけ離れている以上、政府の信頼回復には消費者意識を盛り上げるように予算を使うことが大事だ」と語り、定額給付金への不信が退席理由と強調。渡辺氏との同調や離党は否定したが、2次補正絡みの衆院再議決に関し再度の造反もにおわせた。

 背景に選挙区事情を指摘する声は多い。松浪氏の地元、大阪10区は社民党の辻元清美氏らとぶつかる。03年衆院選で落選したこともあり危機感は強い。同郷の若手は「大阪では(造反は)受ける。次の当選を優先したんだろう」と推測した。

 いずれにせよ政権の一角にほころびが生じたのは事実。松浪氏から政務官職の辞表を受理した河村建夫官房長官は「ざんきに堪えない。われわれの監督不行き届き」と沈痛な表情を浮かべた。

 火種は「給付金」だけではない。政府は国会提出を予定する09年度税制改正関連法案の付則に、消費税の増税方針を盛り込む意向だが、消費税増税に否定的な自民党の中川秀直元幹事長らは反発する構えを見せる。

 こうした「反麻生」の動きはまだ一部で、党内各派は現在、首相を支える姿勢を示すが、09年度予算成立後も支持率低迷が続けば政権の足元は揺らぎかねない。

 自民党内でささやかれる「麻生降ろし」のシナリオの1つが小泉チルドレン造反説だ。選挙区情勢調査で野党候補に水をあけられている若手に関し、自民党関係者は「イチかバチか、予算案に反対し“改革派”を旗印に戦おうとするかもしれない」と指摘。松浪氏造反もその一環とみる。

 福田康夫政権と同様、公明党が「降ろし」の引き金との見方もある。7月の任期満了に伴う東京都議選までに支持率が回復しなければ「麻生氏では都議選を戦えない、と公明党が揺さぶりをかける」という見立てだ。山崎派関係者は言う。「首相が辞めなくても都議選で負ければ責任を取ってもらう」。強気の勝負に出た首相の政権運営は、波乱の種を内包したままだ。
(東京報道部・川原田健雄、前田徹)

=2009/01/14付 西日本新聞朝刊=

4767名無しさん:2009/01/15(木) 06:54:35
決戦国会:松浪氏罷免 首相、造反封じ狙う 予算衆院再議決に備え

 定額給付金を盛り込んだ08年度第2次補正予算案などの衆院本会議採決を退席した松浪健太内閣府政務官に対し、麻生太郎首相は14日、提出されていた辞表を受け取らず、罷免した。予算関連法案の衆院再議決が濃厚となる中、厳格な処分で自民党内を引き締めるのが狙いだ。自民党も細田博之幹事長が14日、松浪氏の戒告処分を決め、早期の幕引きを図った。しかし、官邸のおひざ元である内閣府政務官の造反は、定額給付金を巡る政府・与党内の混乱をさらに印象づける失点となった。

 「極めて簡単。政府の一員だから、(政府方針が)決まった以上は従ってもらう。だから罷免だ」。麻生首相は14日、首相官邸で記者団に説明した。

 松浪氏の処分を巡っては、河村建夫官房長官が13日夜に松浪氏と首相官邸で会い、いったんは辞表を受理。そのうえで松浪氏が所属する伊吹派の前事務総長でもある河村氏は同日夜、細田氏に「政務官の辞表には『麻生政権に仇(あだ)するものではない』とあり、情状酌量してほしい」と電話で要請した。

 しかし14日、事態は一転した。首相が辞任を認めず、罷免にすることを決めたからだ。首相周辺は「こんなことを許したら、みんな好き勝手なことをし始める」と、厳しい姿勢で臨む必要があったことを強調する。

 一方、自民党が決めた戒告処分は8段階のうち厳重注意に次いで2番目に軽い処分。前例に従ったもので、松浪氏が13日中に政務官の辞表を提出した点なども考慮された。

 細田氏は14日、自民党本部で松浪氏と会談し、「予算案は政治家にとって非常に重いものだ。今後は十分自覚してほしい」と注意。松浪氏は2次補正の関連法案が衆院で再議決される際の対応について「党議に従っていきたい」と記者団に述べ、賛成する考えを示した。

 ただ党内には河村氏が穏便な処分を求めたことに対し「造反者を増長させるだけ」などと批判する声が出ている。処分を巡って、政府・自民党間でしこりを残す結果にもなった。【坂口裕彦、近藤大介】

毎日新聞 2009年1月15日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090115ddm005010068000c.html

4769名無しさん:2009/01/15(木) 08:51:23
自民党、消費税で紛糾、党内混乱
2009年01月15日 08:17更新

 政府は14日、自民党の政調全体会議に対して、11年度以降、段階的に消費税税率を1年ごとに1%引き上げ5年後には5%に引き上げる財政試算を前提とした「経済財政の中長期方針」の原案を提示したが、党内で批判が相次いだ。消費税増税反対派の急先鋒(せんぽう)である中川秀直元幹事長が「景気が上向いたところで増税するというが、それでは2番底、3番底に落ちる」と語り「増税で景気が落ち込まない、保証があるのか」と執行部に詰め寄った。会議は紛糾し反対一色となり了承は見送られた。

 次期衆院選で増税批判を浴びるのを嫌う自民党議員が反発する構図が鮮明となった。定額給付金問題と消費税問題が党内を分裂に招く火種となりそうだ。

 政府は麻生太郎首相の強い要望を踏まえ、3年後の消費税引き上げを21年度予算案の関連法案である税制改正法案の付則にも盛り込む方針だ。遅くとも、1月末までには閣議決定で決着を図るつもりだ。

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090115/27027.html

4770名無しさん:2009/01/15(木) 09:09:47
消費税引き上げ 焦点に
[政治]
2009年01月15日 08:58 更新
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4169.html

 すったもんだの末に衆院を通過した定額給付金を含む2次補正予算案。論戦の場は参院に移ったが、与野党逆転の参院は「寝た」まま、空転が続く。衆院では2009年度予算の審議が始まるが、民主党は参院での麻生首相の施政方針演説をはじめ、財政演説、外交演説、経済演説の4演説全てを拒否する構え。衆院だけでの4演説は異例の事態となる。

 一方、自民党内では、消費税の引き上げ時期をめぐり、早くも異論が噴出しはじめた。11年度から消費税を引き上げることを、税制改正法案の付則に盛り込む方針の政府に対し、中川秀直元幹事長は「党内で(消費税引き上げを)議論したことがあったのか」と挑戦状をたたきつけた。同改正案は09年度予算案の関連法案として今国会で審議される。

 定額給付金以上に世論の反発が予想される消費税引き上げ時期の明記は、今年の総選挙だけでなく、来年の参院選にも影響を及ぼす。中川氏以外にも、反発を強める議員は少なくない。2次補正での造反は渡辺喜美氏と松浪健太氏の2人にとどまったが、消費税に関しては雲行きが違う。
定額給付金に反対すれば公明党からひんしゅくを買うが、消費税引き上げ反対なら大丈夫という現実もある。また、定額給付金は有権者の懐を潤す一面があるが、消費税引き上げは逆に財布の金を減らすということ。自分の財布には敏感な日本人だけに、定額給付金とは桁違いの反発が予想される。経済状況が好転する見込みもないまま、消費増税にこだわる麻生首相に共感する人は少ないだろう。確かに、目先の対策さえ満足に打ち出せず、支持率10%台の低空飛行を続ける政権に、消費税を云々する資格はないだろう。

 消費税引き上げ時期に関する与党内の造反は、数十人にのぼるとの見方も広がりつつある。与野党対決だけでなく、与党内の対立からも目が離せなくなった。

4771名無しさん:2009/01/15(木) 10:02:20
>党の処分は軽く、新たな造反を誘発する可能性が出てきた。


松浪議員処分「甘い」戒告、造反誘発懸念

 13日の衆院本会議で、定額給付金に反対して08年度第2次補正予算案などの採決を棄権した自民党の松浪健太衆院議員(37)に対する内閣と党の処分が14日、決まった。党の処分は軽く、新たな造反を誘発する可能性が出てきた。

 内閣政務官の辞表は、麻生太郎首相の意向で受理されず、罷免された。しかし、細田博之幹事長が伝えた党の処分は、8段階のうち下から2番目に軽い「戒告」。昨年末、民主党提出の法案に賛成した渡辺喜美氏(56=自民党離党)も同じ処分で、直後に開かれた全国幹事長・政調会長会議では「甘い」と批判された。

 2月下旬に採決予定の09年度予算案関連法案で、政府が11年度からの消費税率引き上げを付則に書き込もうとしていることに反発する勢力が、松浪氏に触発されたとの声も。消費税率アップへの反対は定額給付金より強く、参院幹部は「戒告は軽すぎる。除名でもいいくらい。造反予備軍に『処分は軽い』と足元を見られる」と懸念を示した。

 [2009年1月15日8時50分 紙面から]
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090115-450219.html

4773名無しさん:2009/01/15(木) 15:16:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011400977

消費増税に高まる批判=付則明記、政局の焦点に−自民

 麻生太郎首相が掲げる3年後の消費税引き上げ方針に、自民党内の批判が高まってきた。政府は、2009年度予算案の関連法案である税制改正法案の付則に「11年度の消費増税」を明記する方針。しかし、反対の声は執行部の予想を超えて広がりを見せており、対応を誤れば政権基盤を揺るがす事態に発展しかねない状況だ。
 「今年の衆院選と来年の参院選は消費税選挙になってしまう。議員にとっては死活問題だ」。14日午前の党政調全体会議では、3年後の増税を前提とした政府の財政運営に関する「中長期方針と10年展望」に批判が噴出。発言を求めた約20人全員が増税方針の付則明記に反対し、中長期方針の了承も見送られた。
 反対派急先鋒(せんぽう)の中川秀直元幹事長はこの席で、「(3年後の消費増税は)党内で一度も議論されていない」と調整不足を厳しく糾弾。会議に出席した幹事長経験者の一人も「政局の焦点は消費税に移ってきたな」と意味ありげにつぶやいた。
 中堅・若手の間でも不満がくすぶる。塩崎恭久元官房長官らがつくる「速やかな政策実現を求める有志議員の会」は15日、増税反対の政策提言をまとめる予定だ。
 しかし、消費増税の明示を「責任与党の矜持(きょうじ)」とする首相は、民主党との違いをアピールするため次期衆院選のマニフェスト(政権公約)に3年後の消費増税を盛り込みたい考え。細田博之幹事長と保利耕輔政調会長も14日午後、党本部で協議し、増税の根拠となる税財政抜本改革の「中期プログラム」が既に閣議決定されていることを踏まえ、付則明記の方針は変えないことを確認した。
 税制改正法案は今月下旬にも国会提出が予定され、15日からは党内手続きが始まる。執行部が強引に議論を進めれば、党内の反発がさらに高まるのは必至で、法案の採決で「大量の造反が出かねない」(閣僚経験者)。一方で「一度決めた政府の大方針を変えたら麻生政権は持たない」(政調幹部)という事情もあり、執行部は難しい判断を迫られている。(了)(2009/01/14-21:01)

4774とはずがたり:2009/01/15(木) 15:29:02
>>4772
鴻池さん,人妻と浮気っすか。羨ましいっすなぁ〜(;´Д`)
民主(労組系ではなく改革派系)ともパイプがあって,地元自民党県連と上手く云ってない鴻池だが。。

鴻池官房副長官に女性スキャンダル?民主が辞任要求へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090114-OYT1T01065.htm

 民主党の鳩山幹事長は14日の「次の内閣」の会合で、鴻池祥肇官房副長官をめぐるスキャンダルが明らかになったとして、辞任を求める考えを示した。

 15日発売の「週刊新潮」に、鴻池氏が議員宿舎で知人の既婚女性と過ごしたなどと報じる記事と写真が掲載されることを踏まえたものだ。

 記事は、鴻池氏が1月6日に女性と都内で食事した後、鴻池氏の宿舎に別々に入り、女性が翌日まで宿泊していたと指摘。女性は、宿舎のカードキーで出入りしていたといい、昨年12月にも複数回、宿泊していたとも報じた。

 鳩山氏は、「大きなスキャンダルが発生して、多分、このままではいられない。今のうちに早くお辞めになった方がいい」と述べた。今後、国会などで追及する構えだ。これに対し、鴻池氏は14日、国会内で記者団に対し、週刊誌報道が自らの進退問題に発展する可能性について「それはないでしょう」と述べた。

 麻生首相は14日夕、首相官邸で記者団に「詳しく知らない。ただ、議員宿舎に人が入ることは何らおかしいわけではないと思っている」と述べた。
(2009年1月15日03時09分 読売新聞)

4775とはずがたり:2009/01/15(木) 15:31:28
>>4773
ばらまき定額給付は良くて真剣に日本の財政を考えた上での消費税増税はあかんとはどんだけ無責任政党やねん。
自民党の厨堅・バカ手どもはダメだね( ゜д゜)、 Peッ

4776名無しさん:2009/01/15(木) 17:24:29

麻生vs増税反対派、バトル激化…大量造反の可能性も
ZAKZAK 2009/01/15
http://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009011537_all.html

4777名無しさん:2009/01/15(木) 19:02:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011500823

自民各派、「11年度」付則明記に賛否=消費増税、首相は「考え曲げない」

 2011年度からの消費税引き上げを09年度税制改正関連法案の付則に明記する政府方針をめぐり、15日の自民党各派の総会などで賛否両論が相次いだ。麻生太郎首相は同日、麻生派の中馬弘毅党行政改革推進本部長に「考えは曲げない」と各派への説得を指示。中馬氏は各派領袖を訪ね、付則明記に理解を求めたが、今後、消費増税の反対派をどこまで抑えられるかは不透明だ。
 町村派では、付則明記に反発する中川秀直元幹事長が「この経済状況で(消費増税が)適切か、しっかり議論したい」と強調。記者団には「麻生太郎首相に国民のための英断を期待したい」と、付則明記を撤回するよう求めた。また、谷川秀善参院議員も「選挙にマイナス」と同調した。
 これに対し、町村信孝前官房長官は「(いったん決めた方針を)変えるとまた『ぶれた』と言われる政治的なマイナスも考えてほしい」と中川氏らをけん制した。
 津島派会長の津島雄二党税制調査会長は「(税財政改革の)中期プログラムには、いつから(消費増税)とは明言していない。税制は国民が決めることだ」と付則明記に慎重姿勢を示した。
 一方、高村派会長の高村正彦前外相は「消費税隠しをすれば、消費にいい影響を与えるというのは国民をなめた考え方だ」と明記反対派を批判。伊吹派会長の伊吹文明前財務相は「首相が揺るがずに言っているから、支持している」と述べた。 (了)(2009/01/15-18:46)

4778名無しさん:2009/01/15(木) 19:57:25
官房長官、鴻池氏を厳重注意 問題ないと首相、辞任否定

 河村建夫官房長官は15日、週刊誌に女性問題を報道された鴻池祥肇官房副長官から首相官邸で事情を聴き「政府の中枢にある人が誤解されるのは不適切だ」と厳重注意した。一方、麻生太郎首相は同日夜、記者団に「議員宿舎に第三者が入るのは制度上問題ない。(交際は)個人の話なので関知するところではない」と強調した。

 鴻池氏は15日夜、記者団に「(報道された女性と)男女の関係はない」と釈明。宿舎の鍵を女性に常時貸与していたとの報道を否定した上で「辞任は考えていない」と述べた。

 野党各党は「コメントの必要はない」(民主党の輿石東参院議員会長)「コメントを控える」(共産党の志位和夫委員長)と静観する構えだ。

 首相は「その人に対して情報が(漏れた)という話もない」と述べ、鴻池氏が職務上知り得る情報を女性に伝えた事実はないと強調。河村氏は、鴻池氏が「女性は何回か宿舎を訪れたが不倫交際というのは事実に反する。家族同士の付き合いだ」と反論したと述べた。

 一方、民主党の菅直人代表代行は「事実関係が分からない」と言及を避けた。社民党の重野安正幹事長は「あってはならないこと。(責任問題は)自身で判断することだ」と指摘。自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相は「おやじ(故渡辺美智雄元副総理)も宿舎にずっと住んでいたが、そんなことは一度もなかった。論外だ」と切り捨てた。

2009/01/15 19:39 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009011501000773.html

4779名無しさん:2009/01/15(木) 20:40:02
民主・菅氏「消費税で与党混乱」 自民の造反期待
2009年1月15日20時9分
http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY200901150252.html

 民主党の菅直人代表代行は15日の記者会見で、税制改正関連法案付則に消費増税を明記するという麻生政権の方針について「関連法案を審議・採決するときにどうなっていくのか、注目していきたい」と述べ、自民党内の造反に期待感を示した。菅氏は「与党内は混乱している。税金の無駄遣い改革をやらないで増税だけを先に予定することがおかしいという点で共通する部分もある」として、明記反対派と民主党の主張が重なるとの認識も示した。

 共産党の志位委員長も同日の会見で「総選挙前に増税のレールを敷くことは、民主主義を覆すやり方で認められない」と指摘。定額給付金については「筋の通らない給付は私は拒否する」と語った。

4780名無しさん:2009/01/15(木) 21:24:03
消費税増税:「反麻生」再び勢い 先送り論が噴出

 11年度からの消費税増税を巡り、自民党の中川秀直元幹事長ら政権と距離を置くグループが再び勢いを増している。麻生太郎首相は09年度税制改正関連法案の付則に増税方針を明記する方針だが、15日本格化した自民党内の協議は先送り論が噴出し紛糾。内閣支持率の低迷で首相の求心力が低下するなか、消費税問題を舞台にした「反麻生」の流れが強まっている。

 「税財政改革の道筋を示す中期プログラムを、税制改正法案の付則に盛り込むことは閣議決定している。協力をお願いしたい」

 麻生派の中馬弘毅座長は15日昼、各派閥事務所を駆け足で回り、増税方針明記への理解を求めた。各派総会が予定される木曜日を迎え、首相は中馬氏に対し各派回りを指示。中馬氏に「『(増税方針明記の)考えは決して曲げない』と伝えてくれ」と伝言した。

 しかし、景気後退もあり、自民党内の増税先送り論は勢いを強めている。15日の財務金融合同部会や政調全体会議では「行革をやらずに増税するのは、国民の理解が得られない」(塩崎恭久元官房長官)、「国民も党も私も許さない」(田村耕太郎参院議員)などの意見が続き、結論を週明けに持ち越した。

 自民党の園田博之政調会長代理は政調全体会議で「財源論があいまいな民主党をやっつけようと首相は言っている」と述べ、首相の真意を代弁した。「責任政党」をアピールするはずの増税方針を修正すれば、政権の迷走ぶりが再び露呈しかねない。中期プログラムを巡る昨年末の与党内調整が難航した経緯もあり、自民党幹部は「付則に書かなかったら、内閣が吹っ飛ぶ」と言い切った。

 政権批判を強める中川氏は15日、「首相には国民のための英断を期待したい」と述べ、増税方針の撤回を求めた。反対派には税制改正法案の衆院採決時、造反を示唆する声もくすぶる。公明党幹部は「政策というより政局。何かいうと巻き込まれるので静観する」と語った。【三沢耕平、近藤大介】

毎日新聞 2009年1月15日 21時13分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090116k0000m010112000c.html

4781名無しさん:2009/01/15(木) 22:20:34
伊吹元幹事長「私は自民支持率は落とさなかった」
2009年1月15日22時13分

 「私が幹事長をやっていた時は、福田さんの支持率は落ちても、自民党の支持率は落とさなかった。これだけは私の責任と思っていた。ところが今は自民党の支持率が(民主党に)逆転されている」

 自民党の伊吹文明元幹事長が15日の派閥総会で、細田博之幹事長に嫌みをまぶして苦言を呈した。

 伊吹氏は衆院採決で造反した自派の松浪健太氏を「僕の隣の選挙区だからよく分かる。一生懸命選挙活動している」と褒め、党の支持率低下に言及。「松浪先生の心情をくんであげていただきたい。当選1、2回の先生の心は落ち着かないんですよ」とかばった。さらに定額給付金の受け取りについて「閣僚の意見がバラバラなのは困ったことだね。これで支持率を落とし、若い先生を苦しめ、いろいろな行動に走らせている」と、閣僚にも批判の矛先を向けた。

 自派から河村官房長官、中川財務相、中曽根外相を閣内に送り込む伊吹氏。もたつく指導者たちの対応を見かね、「伊吹節」を抑えられなかったようだ。(餌取稔也)

http://www.asahi.com/politics/update/0115/TKY200901150278.html

4783千葉9区:2009/01/15(木) 23:40:48
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090114-OYT8T00929.htm
首相補佐官「地方重視」アピールするも…
「不十分」注文続々医師充実や格差解消求める
 政府関係者と自治体関係者らが対話する政府主催の「地方の元気回復対話交流会」初会合が14日、甲府市内で開かれた。出席した山口俊一首相補佐官(地方再生担当)は「麻生内閣の一番の柱は地方政策だ」と述べ、地方重視の姿勢をアピールした。だが、県内市町村長や業界関係者からは、「自治体の財政は依然として厳しい」「受注が激減しており、中小企業のつなぎ資金がもっと必要だ」など、政府への厳しい意見が相次いだ。

 交流会では、県市長会長の横内公明韮崎市長が「政府の地方交付税の増額方針はありがたいが、依然として財政事情が厳しい」などと指摘した。

 山口氏は「麻生首相は、三位一体改革で削減された地方交付税など約5兆円分を、なんとか地方に返したいと思っている」と語り、小泉改革路線からの転換を進める考えを強調した。

 出席者からは、〈1〉医師不足対策のさらなる充実〈2〉森林育成のため、国として森林環境税の創設〈3〉都道府県間の財政力格差の解消や過疎地帯策――などを求める声が相次いだ。山口氏は「麻生内閣の一員として、皆さんの意見を反映したような地域活性化策を進めたい」と述べた。

 一方、最後にあいさつした横内知事は「政府の2008年度第2次補正予算案や新年度当初予算案は、過去の予算で最も地方重視の内容ではないか」と、内閣の姿勢を評価した。

 政府は、交流会を全国8か所で開催する予定だ。県内の有効求人倍率(昨年11月)が0・70倍と関東で最下位クラスだったことから、最初の開催地に選ばれた。

(2009年1月15日 読売新聞)

4784名無しさん:2009/01/16(金) 00:17:46
財政審「給付金再考を」 西室会長 異例の意見表明
2009年1月16日 00:05

 財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は15日の会合で、2008年度第2次補正予算案に盛り込まれている定額給付金を撤回し、約2兆円の使途を再考すべきだとする見解で一致した。西室泰三会長が会合後の記者会見で明らかにした。政府の審議会が事実上の予算案撤回を求める異例の事態で、参院での審議に影響を与えそうだ。

 会合では西室会長の続投を委員の互選で決めた後、補正予算案などについて討議した。西室会長によると、定額給付金について、委員から「ほとんど(景気対策の)効果はない」「与野党で使途をあらためて議論すべきだ」などと、批判的な意見が相次いだという。

 西室会長は会見で「大部分の委員の意見は、使途を考え直してもらいたいということ」と説明。2兆円の財源が、本来は国債償還に充てる「埋蔵金」のため「(使わずに)国債償還の財源に戻してもいい」などの意見も出たという。

 さらに、野党が2次補正予算案から定額給付金を切り離すことを求めていることを受け「予算審議が空転し、経済対策の実施が遅れると影響が大きい。しっかりした議論を与野党でもう一度やっていただくことが必要ではないか」と述べた。

 財政審は学識経験者らが財政運営のあり方について提言する組織で、既に政府内で決定した施策の再考を求めるのは極めて異例。

 補正予算案は衆院を通過したが、野党側はあくまでも定額給付金の撤回を求める姿勢を崩していないだけに、防戦が続く麻生太郎政権には痛手となりそうだ。

■定額給付金

 世界的な金融危機などを受け、政府が10月末に発表した追加経済対策の一つ。制度の詳細を検討している総務省の「定額給付金実施本部」は11月に自治体向けの説明会を開き、基本的に所得制限を設けないなど制度の概要を示した。2008年度の第2次補正予算案に盛り込まれたが、「選挙目当てのばらまきだ」との批判もある。

=2009/01/16付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/71249

4785名無しさん:2009/01/16(金) 00:22:26
余録:筋の通らない金?

 300文で買った仏像を磨いていると、台座の下の紙が破れて中から現れたのが50両だ。落語「井戸の茶碗(ちゃわん)」である。「仏像は買ったが金は違う」と50両を元の持ち主の貧乏浪人に返そうとするが、こちらも「一度売った以上、自分のものでない」と拒む▲落語には「お前のだ、受け取れ」という金を「筋の通らない金は受け取れない」と突き返す騒ぎがよくある。拾った金をめぐっての大岡裁き「三方一両損」、強情張り同士の間で大金が宙に浮く「意地比べ」を思い浮かべる方もおいでだろう▲「井戸の茶碗」ではいったんは大家の仲介で50両を分け合う。だがただでは金をもらえないと浪人が渡した汚い茶碗がその後300両の名品と分かり、また騒ぎに……。最後までさもしい振る舞いなど一つも出てこないさわやかな人情話だ▲さて昨今目を引くのは報道各社の世論調査で定額給付金を支持しない層が6割から8割近くもいたことだ。誤解ないようにいえば、何も「受け取らない」というのではない。だがその金が雇用対策や社会保障に使われるならば、給付金など要らないという人々がそれだけいるのだ▲「矜持(きょうじ)」などと口にしないが、たとえ貧しくとも金より心意気という落語を愛してきた日本の庶民だ。職を失った人の嘆きを聞き、景気の急落を目の当たりにすれば、より有効で将来の希望につながる金の使い方はないかと思って当然だ▲給付目的もいつしか生活支援から景気対策に変わり、富裕層の受け取りを「さもしい」と断じた首相発言も一転撤回された。どうにも「筋の通らない金」になった2兆円だが、この際その使途を含め一から筋を入れ直せないか。

毎日新聞 2009年1月15日 0時04分
http://mainichi.jp/select/opinion/yoroku/news/20090115k0000m070146000c.html

4786名無しさん:2009/01/16(金) 00:25:42
http://www.data-max.co.jp/2009/01/post_4164.html
給付金 「愚策だが貰う」の国民性
[政治]
2009年01月14日 16:02 更新

 定額給付金を含む2008年度第2次補正予算案が13日、衆院を通過した。各種の世論調査では定額給付金に対する評価は低い。調査によっては80%前後の人たちが支持しないという結果が出ている。
 しかし、筆者の周囲を含めて、「支給されたら貰う」という人たちばかりである。「定額給付金は愚策だ」と口では言うが、くれるというものは貰っておくのだという。さもしいと言われようが政策に反対であろうが、現金は欲しい、それが本音である。給付金についての本音の部分と政策評価はまったく別の話らしい。

 高額所得者が貰うか貰わないかについては、まさに麻生首相の言う「矜持」の問題。貰うけど、ついでにその何倍も使えばいいだろうとの意見もある。「うちはもらわない」と断言する人もいる。問題は高額所得者という自覚のない大多数の国民だ。
 「政策としては愚策だけれど、支給されれば貰う」こうした大多数の姿勢が、実は自民・公明の拠り所となっている。「支給されて、現金を手にすれば『ああ、良かった』となるのが人情。内閣支持率も多少は上がる」ある自民党関係者の、これも本音。定額給付金はダメだと騒いでいるが、支給が始まれば、何事もなかったかのように「何に使おうか」となるのが日本人なんだという。批判はするが、行動がともなわないということだろう。

 確かに、定額給付金に反対という人たちが、そろって支給を辞退するという結果だったら、麻生首相も考え直したのかもしれない。もっとも、首相本人が貰うのか貰わないのかはっきり言わないところにも、ことをややこしくした原因がある。
 参議院での審議を通じて、麻生首相自身、給付金を貰うのかどうかはっきりと明言するべきである。

4787名無しさん:2009/01/16(金) 00:30:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600010

消費増税時期、再検討を=自民有志

 自民党の塩崎恭久元官房長官らが中心の「速やかな政策実現を求める有志議員の会」は15日夜、都内で会合を開き、2011年度からの消費税引き上げ方針の見直しと、新たな雇用創出に向けた来年度予算での10兆円規模の予算枠設定を求める提言をまとめた。近く党執行部に提出する。 
 政府は、09年度税制改正法案の付則に11年度からの消費増税を明記する方針。これに対し塩崎氏は、記者団に「経済状況を考えれば生活を守って(から増税の)話は出てくる。今、引き上げ時期を明記することはあり得ない」と語った。
 提言はこのほか、(1)国会議員定数の約4割削減(2)民主党の優れた政策の採用(3)次期衆院選のマニフェスト(政権公約)の早期作成−などを盛り込んだ。(了)
(2009/01/16-00:20)

4788名無しさん:2009/01/16(金) 00:35:49
民主議員は定額給付金受け取らず記事を印刷する

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は14日、名古屋市で開かれた党県連パーティーであいさつし、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案などが成立した場合について「(一般国民は)もらって有効にお使いになって結構だが、現職議員は反対している以上、簡単にもらえるものではない」と述べ、民主党の国会議員は受け取りを辞退すると表明した。

 同時に「天下の愚策であり、切り離しを求めたが、麻生内閣は聞く耳を持たなかった。協力しないなら、内閣を力ずくで打倒するしかない」と述べ、あくまで給付金に反対し、麻生政権打倒を目指す姿勢を強調した。(共同)

 [2009年1月14日19時50分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090114-450129.html

4789とはずがたり:2009/01/16(金) 00:50:40
>>4786
愚策だが貰うし貰うけどこんな下らん方法にしか使い道を見つけられなかった自公に鉄槌を下すのが正しい国民だろーと思うんですけど・・
貰う理由は下らん使い方しかできない政府に預けるのはバカバカしいからで感謝なんかしないのでは。
まぁああ良かったと成ったところで解散しようとしてるんでしょうけど,少しは支持率上がるんでしょうかねぇ。。。アホな公明支持層ぐらいなものでは?

4790名無しさん:2009/01/16(金) 01:17:31
柴山衆院議員:渡辺元行革担当相の離党を批判

自民党の柴山昌彦衆院議員は15日夜、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、渡辺喜美元行革担当相の離党について「はっきり言って残念。党を離れて理念や思いが実現の方向に向かうのか」と批判した。柴山氏自身も麻生太郎首相と距離を置いているが、「まずは党の刷新や改革に全精力を傾けたい」と述べ、当面の離党を否定した。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090116k0000m010159000c.html

4791名無しさん:2009/01/16(金) 01:20:34
>>4789
記事を読んだ人たちが、ますます「反自公」に、という意図で貼ったんですw すみませんでしたm(_ _)m

4792とはずがたり:2009/01/16(金) 01:23:18
>>4791
いえいえ4789氏にではなく記者にいったんで,気にしないでくださいねー。

4793名無しさん:2009/01/16(金) 01:31:17
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600015

給付金撤回へ攻勢強める=野党

 民主党国対幹部は15日夜、財政制度等審議会が2008年度第2次補正予算案に盛り込まれている定額給付金の再考を求めたことについて「財政審の対応は極めて常識的だ。すんなりと(2次補正を)採決するわけにいかなくなる」と述べ、給付金撤回に向け参院予算委員会で政府・与党に対する攻勢を強めていく考えを強調した。 
 共産党の穀田恵二国対委員長も「経済財政政策を審議する機関でさえ反対せざるを得ないのは、愚策であることの証明だ」と指摘した。(了)
(2009/01/16-00:29)

4794千葉9区:2009/01/16(金) 07:05:02
>>4786
酷い記事ですね。どこの記事かと思えばデータマックスか...

4795名無しさん:2009/01/16(金) 20:28:34
”12000円”は誰を救う?不思議だらけの定額給付金。
2009年1月16日 15:30
定額給付金を盛り込んだ平成20年度2次補正予算案が、14日衆院で可決された。「バラマキ」非難や本当に経済効果があるのか?と疑問視される定額給付金だが、不鮮明な部分が多い。定額給付金は一体何のために支給されるのか、改めて検証してみよう。

定額給付金は定額減税だった。それがなぜ、給付という形になったのかは、税金を払っていない低所得者にも恩恵を受けれるように、との配慮らしい。支給制にすれば年収や納税額に関係なく定額で減税することになるわけであり、低所得者や納税未納者にとっては減税効果は大きい。
そして、減税方法から、支給制になったもう一つの理由は所得税と住民税の減税時期が異なるため。と言うものが挙げられる。
この定額給付金の目的は、メディアで言われているように、「市場の活性化」「景気対策」そして、「生活支援」。
定額給付金の正式名称は「生活支援定額給付金」。以上のことから、景気対策と生活支援が目的とわかるが、お金は天下の回りもの。と言われるように、消費しなければ効果は出ないと思うし、大企業が資金圧縮しているぐらいのご時世に、消費よりも貯蓄にまわす国民の方が多いと思われる。

また、生活に困る低所得者なら、国民保険料の支払いや、住民税等の支払いにまわす人もいるだろう。これでは、支給されたお金を国に還すわけだから、市場が活性するとは思えない。支給される金額も一人12000円と中途半端。さらに、派遣切りにより、住むところが無くなった人、ホームレスの人等にこの金は、支給されないのだ。支給される方法が今のところ、現住所に知らせが届くことになっているため、住む場所を失った人々には、支給されないことになる。

定額給付金の規模は2兆円と言われている。莫大な借金を抱えている日本のどこにそんな金があるのか疑問におもうが、財源は数兆円規模に及ぶ特別会計の積立金、余剰金を使う方法や道路特定の一般財源化、税金の無駄をゼロにすることで捻出する方法が取られるらしい。そもそも、特別会計は本来なら国債を減らすために使われるのであって、そこから捻出するのであれば、赤字国債を発行しているのと変わりないように思う。支給時期は年度末を目標に「努力する」という姿勢。
一体与党はこの定額給付金で何がしたいのか?これが一番不鮮明だ。

(編集部:吉岡 輪)

http://japan.techinsight.jp/2009/01/teigakukyuufukin-0901151050.html

4796名無しさん:2009/01/16(金) 20:41:46
[2009.01.09] 定額給付金は公明党の選挙対策費だ! _ Blog(ブログ) _ [公式] 天木直人のブログ
http://www.amakiblog.com/archives/2009/01/09/#001323

定額給付金は公明党の選挙対策費だ!

  これは私の言葉ではない。国会審議の中で民主党菅直人議員が発した言葉だ。民主党は本気で公明党と対決する腹を決めたようだ。

  多くのまともな国民なら、いま目の前で繰り広げられている定額給付金に関する与野党の国会討論を、苦々しく思って眺めているに違いない。こんな事を連日真っ先に報道するメディアは何をやっているんだ、と思っているに違いない。

  定額給付金などという話が国会討論の最大の問題であるというのはどう考えても馬鹿げている。もっと重要な論点は外交、内政に山積しているはずだ。

  ここまで定額給付金問題が大騒ぎになっているのは、麻生首相の支持率を下げて解散・総選挙に追い込みたい野党と、何があっても解散しないぞという開き直り麻生首相の、生き残りをかけた利権争いに過ぎない。国民そっちのけだ。

 たしかに麻生首相はダメだ。迷走しっぱなしだ。しかし定額給付金そのものが悪いのではない。金額が少ない。支給が遅い。支給方法がいつまでたっても決まらない。なによりも趣旨が一貫しない。それが悪いのだ。

 景気浮揚策なのか、貧困救済なのか。貧困救済ならば、橋下大阪府知事が言っているように、いっそのこと低所得者に的を絞ったらどうか。しかもけちな事を言わずに一人百万円ずつ配るぐらいの政策を打ち出さないと効果はない。それが政治だ。

 と、まあ、脱線してしまったが、このブログで読者に伝えたかったのはそんな事ではない。なぜ公明党がこれほどまでに定額給付金にこだわるのか、という事である。

 昨日(8日)の予算委員会の質疑を報じる1月9日の朝日新聞に、こんなくだりがあった。

 菅直人氏 (定額給付金は)公明党の選挙対策費だ。
 麻生首相 公明党に対し、無礼な話。私はまったく見解が違う。

  国民の中にはもちろん創価学会信者が多数いる。その国民に定額給付されたお金の一部は創価学会に上納される。それが今度の総選挙で公明党の選挙資金に使われる。

  真偽の程は知らないが政治通の間では皆が口にしていることだ。

  しかし不思議な事にこの事をメディアが報じる事はない。一つのタブーの如くだ。

  それをいきなり国会の場で民主党の代表代行が口にしたのだ。この国会答弁を聞いた国民の何人が果たしてその意味を理解しただろう。

  やはり定額給付金問題は政局がらみの話だ。国民にとってはいい加減にしてくれという事だ。

4797名無しさん:2009/01/16(金) 21:50:49
政府Vs自民、あつれき再燃=「渡り容認」政令めぐり

 国家公務員OBが天下りを繰り返す「渡り」を容認する政令をめぐり、政府と自民党のあつれきが16日、再び表面化した。党行政改革推進本部の公務員制度改革委員会(石原伸晃委員長)が同日、政令の見直しを政府に要求することを決めたためだ。党側には「『官僚寄り』と見られれば、次期衆院選を戦えない」との危機感があり、渡り全廃に指導力を発揮しない麻生太郎首相へのいら立ちを募らせている。
 「天下りあっせんはおかしい。法律を逸脱する越権行為だ」。同委員会メンバーの塩崎恭久元官房長官はこの日の会合終了後、記者団にこう語り、政府の姿勢を厳しく批判した。
 政府は昨年12月、改正国家公務員法で定められた渡りあっせん全面禁止までの経過措置として、「必要不可欠と認められる場合」には行えるとする「職員の退職管理に関する政令」を閣議決定した。
 天下りあっせん自体の廃止を求める民主党は、この政令を「抜け穴」と見て政府を追及。渡りの全面禁止は、自民党を離党した渡辺喜美元行政改革担当相も首相に決断を迫った経緯がある。自民党行革本部の中馬弘毅本部長や石原氏らは15日の幹部会で、「政令を放置すれば、民主党の攻勢を受けて大変なことになる」との認識で一致。政府に見直しを求める方針を決めていた。
 しかし、首相は9日の衆院予算委員会で「国際機関での勤務経験が豊富、外国当局との交渉に十分な知識、経験を有する者などの場合は認められる」と例外規定の必要性にわざわざ言及。河村建夫官房長官は16日の記者会見で、「(例外規定が必要だとの)方針に変化はない」と明言した。
 首相官邸サイドとすれば、いったん閣議決定した政令を撤回すれば、首相の責任問題に発展しかねないとの判断がある。ただ、こうした姿勢が「官僚内閣制」(渡辺氏)との批判を招いていることは否めず、自民党側は「官邸は官僚にだまされている」と不信感をあらわにする。首相は定額給付金や消費増税問題に続き、さらなる火種を抱え込んだ形だ。(了)(2009/01/16-19:36)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011600934

4798名無しさん:2009/01/16(金) 22:46:14
自民行革本部:「渡り容認」に批判続出
毎日新聞 2009年1月16日 21時16分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010097000c.html

 国家公務員OBが省庁のあっせんで天下りを繰り返す「渡り」を、首相の承認で可能とした政令に対し、与野党から「改正すべきだ」との批判が強まっている。自民党の行政改革推進本部(本部長・中馬弘毅元行革担当相)は16日、政令を「容認できない」との方針をまとめた。野党も「政令は官僚寄り」として19日からの参院予算委員会で追及する方針で、政府は厳しい対応を迫られそうだ。【塙和也】

 16日の自民党行革推進本部では、石原伸晃幹事長代理が「議員立法をする覚悟でも対処すべきだ」と、政令の改正を主張。塩崎恭久元官房長官も「大事なのは国民がどう見るかだ。政治的に判断すべきだ」と同調した。同本部は今後、政令の改正要求も視野に、渡り問題を協議する方針だ。

 渡りを巡っては、07年成立の改正国家公務員法が「官民人材交流センター」に公務員の再就職業務を一元化させ、11年までに渡りのあっせんも全面禁止することを定めていた。しかし昨年12月に閣議決定された政令が、3年間の移行期間は「必要不可欠な場合」に限り、渡りのあっせんを可能としたため、議論を呼んだ。

 政令で渡りを可能としたのは、定年前の早期退職が慣行となっている官僚にとって、渡りを認めなければ再就職先に空きが生じず、ポスト確保が困難になるとの事情があるためだ。本来は「再就職等監視委員会」が渡りの是非を判断することになっているが、委員会人事が野党4党の反対で否決され、政府は昨年12月、首相が承認を代行することにした。

 政府の姿勢に変化は見られない。河村建夫官房長官は16日の記者会見で「党の行革本部のご意見はご意見として承りたい」と述べるにとどめ、「首相から見直しの指示はない」と政令改正に消極的な姿勢。麻生太郎首相も9日の衆院予算委で「国際機関での勤務経験が極めて豊富などの場合はありうる」と答え、例外的に渡りを容認するケースがあることを認めている。

 民主党は19日からの参院予算委で天下り問題の集中審議を求めており、渡り容認を厳しく批判してきた渡辺喜美元行革担当相の参考人招致も視野に追及する構えだ。政府の対応次第では、与野党から批判が強まり、麻生政権にさらにダメージを与える可能性もある。

4799名無しさん:2009/01/17(土) 03:40:49
消費税:自民、妥協を模索 茂木氏が付則独自案

 09年度税制改正関連法案の付則に消費税問題をどう書き込むかを巡り、自民党内で妥協を模索する動きが出てきた。先に閣議決定した税財政改革の「中期プログラム」にこだわる麻生太郎首相と、増税方針の撤回を求める中川秀直元幹事長らの対立が深刻化すれば、法案自体の成立が危うくなるためだ。

 首相と距離を置く茂木敏充前行革担当相は15日、紛糾した政調全体会議の後、町村信孝前官房長官らにひそかに付則の独自案を示した。「消費税を含む税制抜本改革を11年度より実施できるよう、必要な法制上の措置をあらかじめ講じる」という中期プログラムの核心部分を、「10年代半ばまでに消費税を含む税制抜本改革を行うことができるよう、11年度までに準備のための必要な法制上の措置を講じる」と修正する内容だった。ただ茂木案では首相が後退した印象が強くなるため、さらに党内で検討することになった。付則に消費税増税を明記する政府方針に対しては、16日の党総務会でも慎重論が相次いだ。

 一方、与謝野馨経済財政担当相と園田博之政調会長代理は16日、中期プログラムの趣旨を付則で修正しない方針を確認。消費税問題で与謝野氏に近い首相が、党の修正案を受け入れるかは不透明だ。党内では「首相が突っ張るのはいいが、部会は通らない」と懸念する声も出ている。【三沢耕平、山田夢留】

毎日新聞 2009年1月17日 2時30分

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010153000c.html

>首相と距離を置く茂木敏充前行革担当相

栃木3区の渡辺喜美(現在無所属)といい、同じ栃木の5区の茂木敏充(離党の可能性はさすがになし)といい、栃木で選挙区が鉄板の代議士が麻生太朗から距離を置いているのが興味深い。

4800名無しさん:2009/01/18(日) 02:10:26

消費増税 自民税調会長も首相方針に反対明言
2009年1月17日23時58分
 自民党の津島雄二税調会長は17日、麻生首相が税制改正関連法案の付則に11年度からの消費増税の明記を指示したことについて「(与党の)税制改正大綱では時期は明示していない。付則でも明示する必要はない」と語った。党税調の責任者が首相の方針に反対する姿勢を鮮明にした形で、週明けからの党内論議に影響を与えそうだ。青森市内の会合での発言。

http://www.asahi.com/politics/update/0117/TKY200901170219.html

首相批判に「愛党精神ない」…自民の都道府県連幹事長が気炎

 自民党各都道府県連の幹事長は17日、都内のホテルに集まり、麻生首相に批判的な一部国会議員について、「理解に苦しむし、目に余る。愛党精神のかけらもみられない国会議員に、党本部が処分を含めて対応することを強く要望する」との決議を採択した。

 下川俊樹・和歌山県連幹事長が同日の全国幹事長会議で決議文を紹介し、一致結束して首相を支える必要性を説いた。
 細田幹事長は「目立ちたい者も多少見られる。きっちり締めるし、地元でも締め上げてほしい」と応じた。

(2009年1月17日22時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090117-OYT1T00768.htm

4801名無しさん:2009/01/18(日) 07:47:21
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009011802000106.html

【今日の読み物(スコープなど)】
スコープ 自民内輪もめ 地方カンカン 『選挙戦えぬ』首相にも矛先
2009年1月18日 紙面から

 自民党が十七日に開いた全国幹事長会議では、麻生首相や、定額給付金などをめぐる党内の足並みの乱れに、注文が続出。十八日に開く党大会を前に、衆院選に対する都道府県連の強い危機感が執行部にぶつけられた。 (金杉貴雄)

 「議論が足りずに政策に厚みがない」「(次の衆院選は)大変厳しい選挙だ。党の方で雑音が多い」

 執行部報告に続く質疑は、逆風が強まる党に対する地方都道府県連からの厳しい意見で一色になった。

 全国幹事長連絡協議会は十八日の党大会に合わせて、党の団結を求める決議を採択する予定。この日の会合で説明された決議案では、最近の中堅・若手議員らの動きを念頭に「一部国会議員の総裁批判の言動、行動は理解に苦しむ。一致結束して麻生総裁を支えていかなければいけない」と、結束の乱れに強い懸念が示された。

 地方の不満は、首相を批判する動きだけではなく、定額給付金をめぐる発言のブレなどで、批判を招くきっかけをつくっている首相自身にも向けられた。

 会合では首相を直接批判する声はさほどなかったものの、会合後、記者団に対し「首相は立場を考え、発言を慎重にお願いしたい」(長野県連)「一貫性が問われる。発言に細心の注意をもってほしい」(沖縄県連)と首相をいさめる声は多かった。

 地方の不満は、首相の支持率ばかりでなく自民党の支持率が低下し、民主党に逆転された中、次の衆院選で本当に勝てるのかという強い不安に起因する。

 ある県連幹部は「挙党態勢が壊れていくことで、(選挙で)厳しい現実がさらに拡大していく」と指摘。

 首相に対する批判的な言動は、党のイメージを悪くし、選挙でマイナスになるだけというのが地方のおおかたの見方で、執行部に対し、造反などには厳しく対応してほしいとの思いがある。

 加えて、「若手・中堅議員は選挙の取り組みが十分ではない」(京都府連)など、選挙対策の遅れを気にする声も。「内輪もめ」はやめて、選挙対策に必死に取り組めというのが、地方の強い願いのようだ。

4802名無しさん:2009/01/18(日) 09:57:10
2009年01月18日(日)
消費税上げ明記に賛否 県関係の自民衆院議員
民主は反対 「選挙で不利」懸念も

 消費税率の2011年度引き上げを税制改正関連法案の付則に明記する麻生太郎首相の方針をめぐり、自民党の山梨県関係衆院議員の意見が割れている。将来の社会保障費増加を見据え、増税の必要性には理解を示す声がある一方で、「景気回復が求められる時に消費を冷え込ませる」と反対の声も。9月までには次期衆院選が行われるだけに、民主党が消費税上げに反対する中、「選挙で不利になる」との懸念も強い。
 自民党の赤池誠章衆院議員(比例南関東)は「将来的な医療、福祉関連の財源として、多くの国会議員が消費税増税の必要性を認めている」と付則に引き上げ時期を明記することには賛成の立場。ただ、増税時期については「その時の景気動向や国民理解が得られているかを踏まえて判断すべき」と述べるにとどめている。
 長崎幸太郎衆院議員(比例南関東)も「社会保障を充実していく中で財源を調達しなければならないが、行政改革でひねり出せる額ではない」と増税の必要性は認める。一方で、税率を引き上げる場合は福祉目的税化するとともに、生活必需品は税率を下げる必要があると主張。引き上げ時期の明記には「年内には衆院選がある。悩ましい」と漏らす。
 「今は国民に『何が何でも11年度に引き上げる』ような印象を与えてしまっている。付則にどのような表現で盛り込むかは、党内議論が必要だ」と慎重姿勢を示すのは堀内光雄衆院議員(山梨2区)。増税は必要との立場だが、「景気回復と歳出の無駄を省くことが大前提」と付け加える。
 これに対し、反対姿勢を示しているのが小野次郎衆院議員(比例南関東)。「北風の中でじっと耐えている人に、我慢した先に氷の部屋が待っていると言っているようなものだ」との例え話を出し、「国民の財布のひもはますます固くなる。タイミングとして適切ではない」と指摘。「財政再建は必要だが、官僚の無駄遣いにメスを入れるべき。向かうべき方向が間違っている」と主張するものの、税制改正関連法案の採決で反対に回ることは否定的だ。
 一方、一時は消費税の年金目的税化を掲げ増税に踏み込んだものの、小沢一郎代表就任後は引き上げ論議を「封印」した民主党。県関係国会議員の四氏はいずれも消費税引き上げには反対だ。
 小沢鋭仁衆院議員(山梨1区)は「抜本的な行政改革後の引き上げでなければ、無駄遣いの構造を温存するだけ」と強調。後藤斎衆院議員(比例南関東)も「いずれは引き上げが必要になると思うが、無駄遣いを排除するのが大前提」と同様の意見だ。
 輿石東参院議員会長(山梨選挙区)は引き上げ時期の明記をめぐり、自民党内から異論が噴出していることを挙げ、「党内ですら意見がまとまらない現状を見て、国民が納得できるはずがない」と皮肉る。米長晴信参院議員(同)は「低所得者に配慮し、食料品への課税を見直すなど、消費税の在り方についても議論をしていくべきだ」と話している。

http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/01/18/8.html

4803千葉9区:2009/01/18(日) 15:30:00
http://www.asahi.com/politics/update/0117/TKY200901160347.html
離島振興や関税軽減措置 自民、つなぎ法案提出へ調整
2009年1月17日9時14分

 自民党は、3月末で期限が切れる離島振興や関税の軽減措置を延長する「つなぎ法案」を月内に国会に提出する方向で調整に入った。民主党が参院での法案採決に応じず、失効して国民生活に影響が及ぶのを避けるため。国会運営の主導権を奪われないようにする狙いもある。

 検討しているのは、奄美群島と小笠原諸島の振興開発特別措置法のほか、成田空港周辺整備のための財政上の特別措置法(成田財特法)、関税定率法、租税特別措置法などを一定期間延長する法案。いずれも3月31日に失効する。民主党が参院で抵抗した場合に「60日ルール」で衆院再可決することを見込み、1月下旬に提出して月末までの衆院通過を目指す。ただ、民主党が審議に協力すれば、提出を見送る可能性もある。

 昨年の通常国会で、与党は1月にガソリン税などの暫定税率の期限を延長する「つなぎ法案」を提出したが、衆参両院議長のあっせんで撤回。3月末にガソリン税など対立する税を除いて2カ月延長する「つなぎ法案」を与野党合意で成立させた。ガソリン税の暫定税率は4月の税制改正関連法成立で10年間維持され、今年は目立った対立点はないが、総選挙を控え与野党の対立激化は避けられず、「つなぎ法案」を再び用意することにした。

4804名無しさん:2009/01/18(日) 21:24:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009011800236

「天命」語らず「景気」強調=募る首相への不満−自民

 麻生太郎首相は18日の自民党大会で、経済危機克服への強い決意を表明したものの、政権の座を懸けた次期衆院選への言及はごくわずかだった。衆院選勝利を「天命」と位置付ける首相だが、党内では「麻生首相で民主党に勝てるのか」との不安と焦りが確実に広がっている。
 「おれたちが最初にこの不況から脱出するんだと示さねばならん。そういった決意と覚悟が日本に求められている」。首相は約20分間の演説の大半を、就任以来立て続けに打ち出した景気対策など不況克服への対応に費やした。
 昨年9月の総裁就任あいさつで首相は「選挙に勝って初めて天命を果たしたことになる」と宣言した。しかし、この日の演説で肝心の衆院解散・総選挙に触れたのは「今年は選挙の年になる」「選挙に向けて全力を挙げる」の2カ所だけ。出席者からは「絶対に勝利するという決意がほしかった」(ベテラン)との不満が漏れた。
 首相が選挙への具体的な言及を避けた背景には、衆院解散を先送りしたことへの負い目と、内閣支持率急落で「選挙の顔」としての期待を集められなくなったという事情がある。一方、党内では、首相の下では選挙は戦えないとの危機感が募る半面、「来年度予算が上がるまでは文句を言ってはいけない」(3役経験者)と自制の空気も漂う。
 ただ、予算成立のめどが立てば、ため込んだ不満が一気に噴出しないとも限らない。党大会に出席したある地方党員は記者団の質問に答え「総裁選でムードを盛り上げて解散するしかない」と総裁選前倒しを公然と口にした。しかし選挙を経ずに4人目の首相を担ぐことへの抵抗は強く、危機打開の道筋はまだ見えない。あるベテラン党職員は「与党として最後の大会になるかも」としんみり語った。(了)
(2009/01/18-20:57)

4805名無しさん:2009/01/18(日) 23:28:02
麻生首相、消費税増税明記に党大会で改めて意欲
2009.1.18 23:15
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090118/plc0901182316006-n1.htm

 18日に開かれた自民党大会で、麻生太郎首相は「持続可能な社会保障制度に給付に見合った負担が必要だ。経済状況を好転させた後、消費税を含む税制抜本改革を2011(平成23)年度より実施できるよう必要な法制上の措置をあらかじめ講じると閣議決定している」と演説した。平成21年度税制改正関連法案の付則への消費税増税の明記は譲れないとの考えを示したものだ。そのうえで首相は「行政改革で行政をスリム化するのが(消費税増税の)大前提だ」と語った。

 消費税をめぐってぶれない姿勢を示した首相だが、付則への明記には中川秀直元幹事長をはじめ反発する声も少なくない。税制改正法案は21年度予算案の関連法案として1月下旬に国会へ提出される見通しだが、付則をめぐる党内調整がうまくいかなければ、法案採決時に大量の造反者が出て政権運営に赤信号がともる可能性もある。

 党大会後、首相の消費税発言に対して「曖昧(あいまい)にせずに(消費税を)社会保障財源に回すという方が信頼される」(今村雅弘衆院議員)、「選挙に不利だからと反対する人も多いが、正面から考えた方がプラスだ」(丸山和也参院議員)と評価する声が上がった。

 その一方で、中川氏は「国民の声に謙虚に耳を研ぎ澄ますべきだ。自民党税調、与党税調でも23年度からの(消費税増税)実施を決めたわけではない」と反論した。閣僚経験者の一人も「こうした姿勢が反対勢力を勢いづかせないか心配だ」と語った。

 また、首相は演説で政治改革の必要性について触れた。衆参両院のねじれ現象で政治の意思決定が遅れているとして「国会の制度、運営のあり方を見直さなければならないのではないか。衆参両院で似通った選挙制度の見直しも必要だ」と述べ、党内で議論を進める考えを示した。(佐々木美恵)

4806名無しさん:2009/01/19(月) 01:43:05
小沢代表「国民」連呼 自民党は「元気出すしか」 (2/2ページ)
2009.1.19 01:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090119/stt0901190118000-n2.htm

 一方、自民党は東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪で、3400人が参加して華やかに党大会を開いた。だが、来年の党大会も与党として臨めるのか−という危機感を誰もが持つ中での開催だった。

 「選挙について(来賓の)公明党や日本経団連の会長から励ましてもらったが、励まされるようじゃあダメ。おれたちが励ます立場にならねばならん」

 麻生首相は演説でこう語り、会場から「そうだッ」とのかけ声が飛んだが、「立党以来最大の危機」(運動方針)を現す一幕だった。

 首相は演説で明治維新や第二次大戦の敗戦などを乗り越えた日本の体験に再三言及し、「危機に直面したときに常に新しい道が開かれる。それが日本の歴史だ」と語った。内閣支持率が急落し衆院選の劣勢が伝えられる中で、自民党が背水の陣から反転攻勢することを願う言葉に響いた。

 首相の景気対策と「消費税増税」へは評価の声がある一方、「予算や経済対策は『通常兵器』だ。もっと国民のハートをわしづかみする議論はないのか。消費税が争点になると選挙は大変だ」(翁長政俊沖縄県連幹事長)との指摘もある。

 党大会では都道府県連の青年局代表全員に壇上で決意表明をさせた。

 「もうここまでくると、民主党批判よりも、元気を出すことなんだよねえ」

 党大会を終え、首相側近の1人はポツリと語った。自民党は危機感を強めているが、この日は「カラ元気」で、党勢拡大に向けたムードを盛り上げるしかなかったようだ。(高木桂一、榊原智)

4807名無しさん:2009/01/19(月) 06:41:05
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/01/19/5.html

2009年01月19日(月)
県関係国会議員の給付金受領 自民内で対応割れる
民主は拒否する意向

 第2次補正予算案の衆院通過で定額給付金支給の可能性が高まる中、山梨日日新聞が県関係国会議員8氏に受領の意思を確認したところ、民主党側が基本的に受け取らない意向なのに対し、自民党側は受領と辞退で対応が割れた。定額給付金をめぐっては、麻生太郎首相は当初、高額所得者の辞退を促す考えを表明。目安として「所得1800万円」を示した。国会議員の給与所得は1900万円を超えるため、全員が対象になるとみられていたが、麻生首相は今月に入り、高額所得者にも受け取るよう方針転換した。
 給付金を受け取り、消費すると明言したのは自民党の堀内光雄衆院議員(山梨2区)と赤池誠章衆院議員(比例南関東)。県関係で2007年所得トップの堀内氏は「給付金は景気対策として配られるもの。県内で消費したい」と強調。赤池氏も「景気対策として地元で使わせてもらう」と話した。
 一方で、同党の長崎幸太郎衆院議員(比例南関東)は「生活支援が目的であり、公職に就く立場としては受け取れない」と辞退する方針。その上で、国に返納される辞退分の給付金について「市町村の裁量で使えるようにするべきだ」と提案する。
 定額給付金に否定的な立場の小野次郎衆院議員(比例南関東)は引き続き、第2次補正予算案から定額給付金の切り離しを訴える考え。「今後、給付金を分離した野党案を政府与党がのむ可能性もある。現時点で対応は考えていない」と話す。
 定額給付金に反対してきた民主党の4氏は基本的には受け取らない方針。ただ、小沢鋭仁衆院議員(山梨1区)、後藤斎衆院議員(比例南関東)は受領した上で、雇用対策の基金に寄付することなどを検討。輿石東参院議員会長(山梨選挙区)は「受け取らない選択肢もあるし、受け取った上で、集約して使うことも考えられる。党として足並みをそろえたい」、米長晴信参院議員(同)は「党が受け取らないことを決めた場合は方針に従う」としている。

4808名無しさん:2009/01/19(月) 10:03:36
「採決の瞬間判断」…消費増税「造反」に含み、自民・中川元幹事長
2009.1.19 09:45
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090119/stt0901190948003-n1.htm

 自民党の中川秀直元幹事長は19日朝のTBS系番組で、平成21年度予算案に関連する税制改正関連法案の付則に23年度からの消費税率引き上げが盛り込まれた場合の対応について「あくまでも(付則の修正に)努力していく。今のままではいけないと思っているが、その瞬間で判断する」と語り、法案採決時の造反に含みを残した。

 麻生太郎首相は付則に明記する考えだが、衆院選への影響を懸念する中堅・若手議員の間に根強い反発があることから、自民党は今週、党内での論議を活発化させる。

 番組で中川氏は「不況のどん底で消費税率を上げたら2番底、3番底になる」と述べ、重ねて23年度からの消費増税に反対する考えを示した。そのうえで「17年の衆院選で任期中に消費税を上げると公約していない。2年後に誰が首相かは分からないが、(増税は)選挙で国民が決めることであり、選挙前に法律で縛るのは民主主義のルールに反する」と語り、首相の姿勢を批判した。

4809名無しさん:2009/01/19(月) 10:19:21
中川秀氏、造反に含み 「その瞬間で判断する」 '09/1/19

 自民党の中川秀直元幹事長は十九日のTBS番組で、二〇一一年度からの消費税率引き上げが税制改正法案の付則に明記された場合の対応について「その瞬間で判断する」と述べ、法案採決での造反に含みを持たせた。

 明記に反対する理由として「自民党は〇五年の衆院選で消費税を上げるとは公約していない。(増税の是非は)国民が選挙で決めることで、次期衆院選の前に法律に書いてしまうのは民主主義のルールに反する。乱暴だ」と指摘した。

 消費税率引き上げの明記にこだわる麻生太郎首相の姿勢に対しては「総裁選のときは『消費税は景気を冷やす』と言っていたのに、今はこうなっている」と発言の「ぶれ」を批判。「採決のときにみんな一致していかなければならないので、修正してもらわないといけない」と強調し、明記を見送るようけん制した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901190205.html

4810とはずがたり:2009/01/19(月) 12:27:48
>>4808-4809
中川に造反なんて出来るかなーw

4811名無しさん:2009/01/20(火) 03:19:46
速報(のつもり)


大前衆院議員、兵庫の国有地売却で不透明な取引

 自民党兵庫県連副会長で元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(66)(兵庫7区)が理事長を務める学校法人「大前学園」が、同県西宮市内の建物付き国有地売却の入札で、2億2600万円で落札しながら、「入札額が高すぎた」と契約を辞退したうえ、再入札で大前議員が知人の不動産会社経営者に依頼して落札させ、約1億5500万円で転売を受けていたことがわかった。

 知人の会社を「ダミー」にして、当初の落札額より約7000万円安く国有財産を取得した格好で、大前議員は「どうしても買いたい物件だった。不透明な取引と批判されても仕方がない」と話している。

 同学園が取得したのは、西宮市津門大箇(つとおおご)町にある旧西宮社会保険事務所の土地(約730平方メートル)と建物(鉄筋3階建て)。厚生労働省が事務所移転に伴って売却した。現在は建物は改修され、同学園が運営する専修学校の別館として使われている。

 入札を実施した兵庫社会保険事務局や大前議員の説明によると、最初の入札は2007年12月21日で、3社が参加。同学園が落札し、その場で入札保証金1130万円を支払ったが、次点の入札額が約1億円低い約1億2400万円だったことを知り、「応札額が高額すぎた。理事会に説明がつかない」と購入見送りを決めたという。

 会計法などの規定で再入札に同学園関係者は参加できないため、大前議員は20年来の知人が経営する同県伊丹市の不動産会社に参加を依頼。08年2月の再入札には同社など2社が応募したが、最低売却価格に届かず、再々入札で同社が1億4500万円で落札した。

 土地、建物は08年3月、同社所有となり、大前議員は落札額に約1000万円を上乗せして購入した。

 入札に転売禁止の規定はなく、知人への依頼や買い戻しも違法ではないが、本来、国有財産をできるだけ高く売却する入札で、保証金を含めても国庫収入は約7000万円低くなった。大前議員は「安く買えたので、うまい取引ができたと思った。当時は問題とは思わなかったが、今となっては批判されても仕方ないと思う」と話している。

 一方、国有地などの売り払いの入札では、財務省通達で応札額を明らかにしないことになっているが、大前議員側は「開札の際、入札会場で社会保険事務局の担当者から教えられた」としており、同事務局も「担当者は『(入札額を)言った気がする』と話している」と説明している。

 大前議員は、建設会社員を経て、兵庫県議を6期務め、03年に社民党名誉党首の土井たか子氏(80)らを破り、初当選した。現在当選2回。

(2009年1月20日03時07分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090120-OYT1T00015.htm

4812名無しさん:2009/01/20(火) 03:31:06
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090120-OYO1T00146.htm?from=top

大前議員、国有地入札で不透明取引
知人に再落札依頼、7000万円安く購入

 自民党兵庫県連副会長で元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(66)(兵庫7区)が理事長を務める学校法人「大前学園」が、同県西宮市内の建物付き国有地売却の入札で、2億2600万円で落札しながら、「入札額が高すぎた」と契約を辞退したうえ、再入札で大前議員が知人の不動産会社経営者に依頼して落札させ、約1億5500万円で転売を受けていたことがわかった。知人の会社を“ダミー”にして、当初の落札額より約7000万円安く国有財産を取得した格好で、大前議員は「どうしても買いたい物件だった。不透明な取引と批判されても仕方がない」と話している。

 西宮市津門大箇(つとおおご)町にある旧西宮社会保険事務所の土地(約730平方メートル)と建物(鉄筋3階建て)。厚生労働省が事務所移転に伴って売却した。現在は建物は改修され、同学園が運営する専修学校の別館として使われている。

 入札を実施した兵庫社会保険事務局や大前議員の説明によると、最初の入札は2007年12月21日で、3社が参加。同学園が落札し、その場で入札保証金1130万円を支払ったが、次点の入札額が約1億円低い約1億2400万円だったことを知り、「応札額が高額すぎた。理事会に説明がつかない」と購入見送りを決めたという。

 会計法などの規定で再入札に同学園関係者は参加できないため、大前議員は20年来の知人が経営する同県伊丹市の不動産会社に参加を依頼。08年2月の再入札には同社など2社が応募したが、最低売却価格に届かず、再々入札で同社が1億4500万円で落札した。

 土地、建物は08年3月、同社所有となり、大前議員は落札額に約1000万円を上乗せして購入した。

 入札に転売禁止の規定はなく、知人への依頼や買い戻しも違法ではないが、本来、国有財産をできるだけ高く売却する入札で、保証金を含めても国庫収入は約7000万円低くなった。大前議員は「安く買えたので、うまい取引ができたと思った。当時は問題とは思わなかったが、今となっては批判されても仕方ないと思う」と話している。

 一方、国有地などの売り払いの入札では、財務省通達で応札額を明らかにしないことになっているが、大前議員側は「開札の際、入札会場で社会保険事務局の担当者から教えられた」としており、同事務局も「担当者は『(入札額を)言った気がする』と話している」と説明している。

 大前議員は京大法学部卒。建設会社員を経て、兵庫県議を6期務めた。03年に社民党名誉党首の土井たか子氏(80)らを破り、初当選。現在当選2回。


 入札額、電話でやりとり…一問一答


 大前議員が読売新聞の取材に応じた主なやり取りは次の通り。

 ――どうして落札しながら、辞退したか。

 「あまりにも次点と価格差が大きく、悩んだ。理事会で承認してもらえないし、金融機関からの融資も受けられないと思った」

 ――再入札への参加を知人に頼んだか。

 「再入札になることを知り、どうしても買いたかったので、20年来の知人に頼んだ。1度辞退すると、参加できないと説明を受けたが、知人はダメとは言われてない。入札会場から、携帯電話に連絡をもらい、入札額も相談した」

 ――国会議員が関与し、“ダミー会社”を使って国有財産を安く買う取引は不適切では。

 「当時はただ、学校法人のためと思ってしたことだった。違法ではないはずだが、疑念を持たれるならしょうがない」

(2009年1月20日 読売新聞)

4813名無しさん:2009/01/20(火) 06:16:10
>>4808-4809 関連

消費税:増税、自民が22日に原案提示 中川秀氏、造反に含み

 自民党は19日、消費税率の引き上げ時期が焦点になっている09年度税制改正関連法案の付則について、原案を22日の党財務金融部会などの合同会議で示す方針を決めた。麻生太郎首相が消費税を含む税制抜本改革の「11年度からの実施」にこだわっていることに対し、党内で反発が出ていることから、政務調査会と税調を中心に妥協点を探り、週内の決着を目指す。

 これに関連し、消費税増税に慎重な中川秀直元幹事長は19日、「(結論次第では)その瞬間に判断する」と述べ、法案への造反を示唆して党執行部をけん制した。

 自民党の山本一太参院議員ら「国民視点の政策を実現する会」は19日夜、東京都内で会合を開き、付則に11年度からの消費税増税を盛り込むことへの反対を確認した。山本氏は記者団に「いかなる理屈をつけても、『11年度』が入れば負の効果を与える」と批判した。

 政府は当面、付則の文言を党側に委ねている。しかし、党の原案が中期プログラムから後退すれば与謝野馨経済財政担当相が反発するのは必至で、案文調整は難航しそうだ。【近藤大介】

毎日新聞 2009年1月20日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090120ddm005010118000c.html

4814名無しさん:2009/01/20(火) 06:32:35
法案採決時…中川元幹事長“瞬間的造反決断”も

 自民党の中川秀直元幹事長は19日のTBS番組で、2011年度からの消費税率引き上げが税制改正法案の付則に明記された場合の対応について「その瞬間で判断する」と述べ、法案採決での造反に含みを持たせた。

 明記に反対する理由として「自民党は05年の衆院選で消費税を上げるとは公約していない。(増税の是非は)国民が選挙で決めることで、次期衆院選の前に法律に書いてしまうのは民主主義のルールに反する。乱暴だ」と指摘した。

 消費税率引き上げの明記にこだわる麻生太郎首相の姿勢に対しては「総裁選のときは“消費税は景気を冷やす”と言っていたのに、今はこうなっている」と発言の「ぶれ」を批判。

[ 2009年01月20日 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/01/20/10.html

4815名無しさん:2009/01/20(火) 07:09:01
長勢・萩山氏は受領明言 定額給付金で県在住国会議員、野党は辞退
2009年01月17日 09:21

 高額所得者の受け取りをめぐり論議を呼んでいる定額給付金の受領について、北日本新聞社が十六日、県在住国会議員八人に聞き取りした結果、「受け取る」は二人、「受け取らない」が三人、残る三人は審議前、修正要求していることなどを理由に明言せず、対応が分かれた。自民党側では受領と明言を避けた議員がそれぞれ二人ずつとなったが、消費刺激と生活支援の観点から全員が給付金の必要性を強調。野党側は定額給付金そのものに反対であり、明言しなかった議員も含め最終的には辞退する意向で、総額二兆円の財源は雇用対策や社会保障に充てるべきであるとの考え方を示した。

 自民党の長勢甚遠元法相は「制度の趣旨にのっとって受け取る。地元で使いたい。消費の刺激になるように国民には有効に使ってもらいたい」とし、萩山教厳衆院議員は「政権政党として受け取ることが当然だ」とした上で「氷見の商店街などで使い、消費拡大に貢献したい」と述べた。

 宮腰光寛衆院議員は「当初、国会議員は辞退すべきと考えたが、消費喚起のためには(受領は)必要とも思う」とした上で「議員の受領ルールを決めるべきではないか」との考えを示した。河合常則参院議員は成立すれば「地域経済活性化のため、地元・城端の商店街で使う」としたものの、審議入りしていないため「現段階では受け取る、受け取らないと答えられない」と明言を避けた。

 野党側は給付金の財源を介護、環境分野などの雇用創出、公共事業などに回すべきと主張。民主党は鳩山由紀夫幹事長が所属議員の受け取り辞退の認識を示しており、村井宗明衆院議員も「受け取らない。貯蓄に回れば経済効果はマイナスになる」とした。社民党の又市征治副党首は雇用対策を期待する世論に応えなければならないとし、「修正を求めている段階。受け取る、受け取らないの以前の話」と明言しなかった。

 国民新党の二人は「受け取らない」と明言。綿貫民輔代表は内閣の一時的な人気取りであるとし「国民が大反対している。二兆円で雇用を生み出す対策を考えられる」、森田高参院議員も「学校・病院の耐震化工事などに活用すれば地域経済活性化につながる」などの案を示した。

http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090117/18683.html

4816名無しさん:2009/01/20(火) 07:16:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012000005

消費増税明記で一致=森、伊吹氏−山本氏らは反対確認

 自民党の森喜朗元首相と伊吹文明前財務相は19日夜、都内の料理店で会談し、党内に異論が出ている2009年度税制改正法案の付則に「11年度からの消費増税」を明記する政府方針について、早期に意見集約を目指す考えで一致した。
 会談では、党税制調査会顧問の伊吹氏がこれまでの議論の経緯を説明し、「麻生太郎首相は(昨年12月にまとめた)与党税制改正大綱に逸脱したことはしない」と強調。これに対し、森氏は「党内を落ち着かせないといけない」と応じた。会談には、新党大地の鈴木宗男代表も同席した。
 一方、山本一太参院議員、柴山昌彦衆院議員ら同党中堅・若手グループ「国民視点の政策を実現する会」のうち6人が同日夜、都内のホテルで会合を開催。付則明記について「現在の経済状況では景気にマイナスのアナウンス効果を与えるため、断固反対する」ことを確認した。(了)
(2009/01/20-00:29)

4817名無しさん:2009/01/20(火) 07:52:20
【今日の読み物(スコープなど)】
スコープ  麻生首相 VS 中川秀氏  消費増税対立激化
2009年1月20日 紙面から

 自民党内で19日、消費税率引き上げ時期を2009年度税制改正法案の付則にどう書き込むかをめぐる調整が本格化した。「中期プログラム」通りに11年度の引き上げを明記して「責任政党」を示したい麻生太郎首相と、明記反対派の中川秀直元幹事長らの対立構図。党執行部は妥協案の取りまとめに頭を悩ませており、政府が目指す23日の同改正案の閣議決定がずれ込む可能性も出てきた。(篠ケ瀬祐司)

 「一一年度までに景気をきちんと立て直し、財政の無駄(の排除)や行政改革を実行した上で『中福祉・中負担』にする。しゃにむに消費税だけ上げるというのではない」

 首相は十九日の参院予算委員会でこう答弁した。

 首相が税率引き上げの前提条件として、これまで以上に行政改革を強調したのは、行革徹底を求める中川氏らを強く意識しているとみて間違いない。

 首相にとって税率引き上げ時期を付則に書き込めなければ、「ぶれた」との批判を招きかねず、中川氏らから明記への理解をぜひとも得たいとの思惑が透けて見える。

 ただ、中川氏は十九日の民放番組で、付則に消費税率引き上げ時期が明記された場合の賛否について「その瞬間で判断する」と、造反の可能性に言及。

 同日夜には小泉純一郎元首相、武部勤元幹事長と会談し、付則に時期を明記する政府方針には反対の立場で一致した。

 山本一太参院議員ら中堅・若手議員六人も同日夜の会合で、付則への時期明記が「経済に負のアナウンス効果を与える」として反対することを確認するなど、明記反対論が広がりをみせている。

 もし衆院で十六人が造反すれば同改正案は再可決できない。

 党執行部の一人は「税制改正法案で造反が出て、再可決できなかったら麻生内閣は終わり。内閣支持率が20%を切っており、消費税で反麻生のマグマが一気に爆発することはある」と指摘する。

 このため党内では、双方の激突を避けるため、接点を探る動きも出てきた。

 保利耕輔政調会長、柳沢伯夫税調小委員長、中期プログラムを取りまとめた与党プロジェクトチーム座長の額賀福志郎元財務相らは十九日、付則の表現をめぐり、当面は意見聴取に努めることを決めた。

 党内には「付則の書き方を変えなければ、税制改正法案を成立させられないかもしれない」(閣僚経験者)との見方もある。

 「議論の結果、多少の語句の修正があれば公明党側と話し合うことになる」。党幹部の一人は、一一年度引き上げの可能性が残れば、中期プログラム通りの表現にはこだわらない姿勢を示した。

◆中期プログラムの消費税関連部分(要旨)
 消費税を含む税制抜本改革を2011年度より実施できるよう、必要な法制上の措置をあらかじめ講じ、10年代半ばまでに段階的に持続可能な財政構造を確立する。

 税制抜本改革は今年度を含む3年以内の景気回復に向けた集中的な取り組みにより経済状況を好転させることが前提。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009012002000115.html

4818とはずがたり:2009/01/20(火) 09:32:38
>>4811-4812
これはあくどいっすねぇ。
北朝鮮がらみで国士気取りの大前だが私益ばかり考えて日本国家の国益を全く考えてないただのカネに汚い男であることが明らかになりましたな( ゜д゜)、 Peッ

4819名無しさん:2009/01/20(火) 10:24:25
大前議員、土地売買で不透明取引 「辞職」発言すぐ撤回

 兵庫県西宮市内の国有地売却をめぐり、元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(66)=自民、兵庫7区=が理事長を務める学校法人「大前学園」が、一度落札しながら「高すぎた」として契約を辞退、大前議員が知人に再入札させ、当初の落札額より約7000万円安く手に入れていたことが20日分かった。

 大前議員は西宮市役所で記者会見し「いったん応札してから契約を辞退したのは道義的に問題があったかもしれない。議員辞職や出馬辞退を考える」としたが、その直後に「議員辞職は考えていない」と述べ、発言を撤回した。

 大前議員などによると、旧西宮社会保険事務所の約730平方メートル。最初の入札は2007年12月で、大前学園が2億2600万円で落札した。ところが、次点の入札額と約1億円離れていたことを知り、「額が高すぎて理事会に説明ができない」と契約を辞退した。

 大前学園は再入札に参加できないため、大前議員は知人が経営する兵庫県伊丹市の不動産会社に入札参加を依頼。最終的にこの会社が1億4400万円で落札し、1100万円上乗せした1億5500万円で大前議員と同学園に転売したという。

 大前議員は兵庫県議を経て03年に初当選し、現在2期目。大前学園は西宮市内で3年制の高等専修学校「甲英学院」などを運営している。

2009/01/20 10:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012001000125.html

4820とはずがたり:2009/01/20(火) 10:32:19
>>4819
自民党としては出馬辞退させて落下傘(近畿比例単独候補?)持ってくるのが良いのかも知れませんな。
国というより西宮市に大損害を与えたのか。
次点者の情報を漏らした市役所の職員も懲戒免職ものではないでしょうかね。

4821名無しさん:2009/01/20(火) 10:48:12
>派閥の会長や党と相談して出処進退を考えたい。辞職は一切は考えていない

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009012000215

大前議員、不明朗取引=知人介在させ国有地取得−再落札依頼、7000万円安く

 元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(66)=自民、兵庫7区=が理事長を務める学校法人「大前学園」が、国有地売却入札で落札後、契約を辞退し、大前議員の依頼で改めて落札した知人が経営する不動産会社から買い取っていたことが20日、分かった。大前議員側は当初の落札額より約7000万円安い価格で取得していた。
 大前議員は同日、兵庫県西宮市役所で記者会見し、おおむね事実を認めた上で、「違法ではないが、国会議員が国有財産が取得するのは道義的に責任がある。最初の金額で買っておくべきだったという思いはある」と述べた。
 また、出馬予定の次期衆院選について「報道がなされたことで迷惑を掛ける。派閥の会長や党と相談して出処進退を考えたい。辞職は一切は考えていない」とした。
 大前議員は兵庫県議出身で、2003年11月の衆院選で初当選し、現在2期目。(2009/01/20-10:32)

4822名無しさん:2009/01/20(火) 11:22:47
次期衆院選への出馬断念も、大前繁雄議員が不透明な土地取引 兵庫
2009.1.20 11:06
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090120/crm0901201108004-n1.htm

 兵庫県西宮市の国有地売却をめぐり、大前繁雄衆院議員(66)=自民、兵庫7区=が理事長を務める学校法人「大前学園」が1度落札しながら契約辞退し、再入札で知人に落札させ、約7000万円安く手に入れていたことが分かった。大前議員は20日朝、同市役所で会見し、「違法行為はないが、国会議員として軽率。進退については今後党や会派と相談する」とした上で、次期衆院選への出馬を断念する可能性を示唆した。

 大前議員によると、この国有地は同市津門大箇町の旧西宮社会保険事務所の土地約730平方メートルと建物。

 大前学園は平成19年12月の入札で2億2600万円で落札したが、購入を辞退。再入札には会計法などで参加できないため、知人が経営する伊丹市内の不動産会社に依頼し、最終的に1億4500万円で落札させた上、約1100万円を上乗せし、買い取った。

 大前議員は「最初の入札では次点と1億円の開きがあり、理事会に説明できなかった」と説明。「国有地への応札、知人からの転売について、もっと慎重になるべきだった」と話した。

 大前議員は建設会社社員、県議6期を経て平成15年の衆院選で初当選。現在2期目。

4823名無しさん:2009/01/20(火) 11:26:52
大前衆院議員、国有地を知人に買わせた後に安価で取得(1/2ページ)
2009年1月20日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901200022.html
大前衆院議員、国有地を知人に買わせた後に安価で取得(2/2ページ)
2009年1月20日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901200022_01.html

 元防衛政務官の大前繁雄衆院議員(自民、兵庫7区)が理事長を務める同県西宮市の学校法人「大前学園」が、同市内の国有地と建物を計約2億2600万円で落札しながら「落札額が高過ぎた」として契約を辞退した後、再入札で知人に落札させ、この知人から約1億5500万円で取得していたことが分かった。当初の落札額より約7千万円安く取得していた。

 20日に同市内で記者会見した大前議員はこうした経緯を認めた上で、「違法ではないが、国会議員が国有財産に応札すること自体が問題だったかもしれない」と述べた。同議員は自民党公認で次期衆院選へ立候補する予定だったが「出馬断念を含めて出処進退を考えたい」と話した。

 大前議員によると、同学園が取得した物件は西宮市津門大箇(つとおおご)町旧西宮社会保険事務所の土地(約730平方メートル)と建物(鉄筋3階建て)。最初の入札は07年12月21日にあり、同学園が落札。しかし次点の入札額が約1億200万円安かったことを知り、「理事会から理解を得られず、銀行からも融資を得られないかもしれない」などとして契約を辞退した。

 再入札は08年2月にあった。会計法などの規定で再入札には同学園は参加できないため、大前議員は知人である同県伊丹市の不動産会社の経営者に入札への参加を依頼。同社を含めて2社が参加し、最終的には同社が約1億4400万円で取得した。大前議員側は翌月、同社に手数料など約100万円を支払い、土地、建物を同社から1億5500万円で取得した。

 大前学園は西宮市内で高等専修学校を運営。今回取得した不動産は現在、同学園の校舎として使われている。

 入札を実施した兵庫社会保険事務局の担当者は「知人に応札してもらうことや転売してもらうことには違法性はない」と説明している。

 大前議員は「学園が手狭になったのでなんとか手に入れたかった。法的にはまったく問題はないと考えるが、国会議員が国有財産に応札することに道義的責任を感じるので、出処進退を関係者に相談したい」と話している。

 大前議員は京都大法学部卒。兵庫県議を6期務めた後、03年に土井たか子氏を破って衆議院議員に初当選した。現在2期目で、自民党兵庫県連副会長。

4824とはずがたり:2009/01/20(火) 14:00:00
>>4774>>4778
既に消されてるみたいで読めませんけど。。
まぁ不倫ぐらい良いじゃないかとは思いますけどねー。

W不倫疑惑・鴻池、交際女性は元キャリア官僚だった!
男女関係、会見で否定
ttp://www.zakzak.co.jp/top/200901/t2009011603_all.html

 鴻池祥肇官房副長官(68)のW不倫疑惑で、議員宿舎の自室に宿泊させたと報じられた女性が、 元キャリア官僚だったことが16日、分かった。一方、鴻池氏は15日夜、記者会見を行い
不倫関係や辞任を否定、首相官邸サイドも幕引きに自信を見せている。
ただ、野党の追及や続報次第ではさらなる窮地に追い込まれる危険性もはらんでいる。

 関係者によれば、この女性は40代半ばで、首都圏の国立大出身の元キャリア官僚といい、 夫は大手飲料メーカーの役員で、子供もいるという。

 15日発売の週刊新潮で、ちあきなおみ似のこの女性は、5、6年前から議員宿舎に出入りするようになり、複数回、部屋に泊まっていたと報じられた。
ただ、女性は同誌の取材に「女性トイレで寝ていた」と答えていた。

 15日夜、首相官邸で会見した鴻池氏は、「男女の仲というのは天地神明に誓って全くない。
家族ぐるみで(交際している)強烈な支持者で、世間が想像するような了見ではない」とW不倫疑惑を否定。
 さらに「住人がカードキーを信頼する友人に渡すのは問題ない。泊まったことはない。
政府の機密情報を漏らしたことはない」とも強調した。
 報道については「私自身の不徳だ」と述べたが、自らの進退については「できる限り麻生太郎内閣の一員として役に立ちたい」と述べ、辞任しない意向を示した。
(中略)
 ただ、自民党執行部の1人は「すぐに辞めたほうがいい」と語り、公明党からも「報道が事実なら、辞めてもらうしかない」(幹部)との声が上がる。

 民主党などが「大きなスキャンダルが発生した。今のうちに辞めた方がいい」(鳩山由紀夫幹事長)と、国会審議で追及する方針を示しているほか、週刊誌各社も続報に向けて動いている。

 公明党幹部は「次が出たら終わりだ」と語っており、その場合には、鴻池氏をかばった首相にも批判が向くことは確実だ。

zakzak(抜粋)

4826とはずがたり:2009/01/20(火) 15:18:18
>>4821-4823 >>4825
こんなの強制引退させるしかないでしょうね。自民党が弱っている現在,まともな判断が働く筈だ。

4827名無しさん:2009/01/20(火) 18:23:31
迷走「潔く辞職」から30分後に「そんなこと言った?」

 兵庫県西宮市の国有地売却をめぐり、不透明な取引が明らかになった大前繁雄議員(66)は20日、同市内で記者会見した。「議員辞職や出馬辞退も含め考える。潔く身を処したい」と言いながら、その約30分後に「議員辞職するつもりはございません」と撤回し、発言は迷走した。

 黒のスーツで会見に臨んだ大前議員は、集まった約20人の報道陣に「ご迷惑をおかけし申し訳ない」と切り出し、自ら経緯を説明した。

 進退については、議員辞職を示唆し「報道が出て迷惑がかかるので、ある程度責任を取らないといけない」といったん発言した。

 その後、記者から「問題がないのならなぜ」「言葉は重いが」などと質問が相次ぐと「議員辞職するつもりはない。わたし、辞職すると言いましたか?」と突然撤回した。

 一方、問題の入札があった兵庫社会保険事務局。総務課の担当者は「現在調査中で、詳しいことは申し上げられない」とうつむいた。

 3社が参加した2007年12月の入札の場で、3社の応札額を誤って読み上げた可能性があるという。担当者は「内部マニュアルに反しており、遺憾だ」と話した。

[ 2009年01月20日 11:37 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090120034.html

4828名無しさん:2009/01/20(火) 19:05:20
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012000765

首相に漢字テスト=石井氏がプレッシャー−参院予算委

 「これはあなたの文章にある漢字だ」。民主党の石井一副代表は20日の参院予算委員会で、麻生太郎首相が昨年10月の月刊誌に寄せた手記に出てくる12の漢字・熟語を列挙したパネルを示し、「あなたの漢字力からして、誰かが書いたと思わざるを得ない」と迫った。
 首相が「みなさんが読みづらいのは『身を窶し(やつし)』くらいでないか」と余裕の表情でかわすと、石井氏は、「踏襲(とうしゅう)」や「未曽有(みぞう)」の読み方を間違えたことを取り上げ「そうなら何で『みぞゆう』とか『ふしゅう』と言うんだ」と指摘したが、これ以上の追及は断念した。もっとも、首相はこれでほっとしたのか、石井氏が話題を変えるや「政策遂行(すいこう)」を「ついこう」と言い違えた。 (了)(2009/01/20-17:53)

4829とはずがたり:2009/01/20(火) 19:16:41
>>4827
ひでえなぁ。
人間としてどーかしている。。

>>4828
読めるけど書けるのか?
しかしどうやって漢字変換しているのか見てみたいもんだw

4830名無しさん:2009/01/20(火) 19:22:34
>>4828
>もっとも、首相はこれでほっとしたのか、石井氏が話題を変えるや「政策遂行(すいこう)」を「ついこう」と言い違えた。

という見事なオチがw

4831千葉9区:2009/01/20(火) 20:35:37
で、農相との分担はなに?
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090121k0000m020037000c.html
河村官房長官:農政改革相設置を検討 会見で明かす
 河村建夫官房長官は20日の記者会見で、食料自給率向上などの課題に対応するため、農政改革担当相(仮称)の設置を検討していることを明らかにした。石破茂農相が兼任する方向で、官房長官や農相ら6人程度の関係閣僚会議も設ける方針。

 政府は07年度で40%の食料自給率(カロリーベース)を10年後に50%に引き上げる目標を掲げており、その達成へ向けた農林漁業の体質強化やコメの生産調整(減反)見直しなどを幅広く検討する。

 河村氏は「自給率アップに本格的に取り組む体制が必要。政府を挙げて考える姿勢を示す」と説明。石破農相も閣議後の会見で「いろいろな議論を国民に発信できる態勢を早く整えたい」と述べた。【坂口裕彦、行友弥】

4832とはずがたり:2009/01/21(水) 15:28:45

<献金>贈賄や談合企業が首相支部に72万円 (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/special/j-is/story/21mainichiF0121e070/

 麻生太郎首相が支部長を務める自民党福岡県第8選挙区支部が、贈賄や談合で検挙された県内の2業者から05〜07年に計72万円の献金を受けていたことが政治資金収支報告書で分かった。麻生氏の筑豊事務所は「今後対応を検討する」としている。

 収支報告書によると、広島県北広島町発注の簡易水道事業を巡って今月、広島営業所長が贈賄容疑で逮捕された電気装備会社「隔測計装」(福岡市)は計36万円を献金。福岡県大木町発注の中学校改修工事を巡り07年12月に談合罪で略式起訴された土木建築会社「サンコービルド」(同)も計36万円を寄付していた。

 同支部を巡っては、防衛医科大学校などへの医療機器納入を巡る汚職事件の贈賄側企業「ヤマト樹脂光学」(東京都千代田区)から00〜06年に計220万円の献金があったことも判明している。支部は、この献金については一部を返金したとしている。【岸達也】

[毎日新聞1月21日]
[ 2009年1月21日12時52分 ]

4833とはずがたり:2009/01/21(水) 15:45:30

町村派「割れるなら割れていい」…森元首相 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_nakagawa_h__20081228_2/story/20090120_yol_oyt1t00138/

 自民党の森元首相は19日、読売新聞社のインタビューに応じた。

 所属する町村派で麻生首相と距離を置く中川秀直・元幹事長と、首相に協力的な町村信孝・前官房長官の間で路線対立が生じていることについて、「(派閥が)割れるなら割れていい。『党のため、麻生さんのために協力してやっていかないといけない』と思うなら別れるべきではないが、それでも気に入らないというなら好きにしたらいい」と述べ、派の分裂もやむを得ないとの考えを初めて示した。

 首相に批判的な言動を続ける中川氏をけん制する狙いがあると見られる。

 森氏は、中川氏が税制改正関連法案の付則に2011年度の消費税率引き上げを盛り込むとの首相方針を批判していることについても、「首相がやりたいと言っているなら、やらせてあげなければしょうがない。それがいかんというなら、党を出てやるしかない」と指摘した。

[ 2009年1月20日3時13分 ]

「採決の瞬間判断」…消費増税「造反」に含み、自民・中川元幹事長
2009.1.19 09:45
>>4808-4809
消費税:増税、自民が22日に原案提示 中川秀氏、造反に含み
毎日新聞 2009年1月20日 東京朝刊
>>4813
法案採決時…中川元幹事長“瞬間的造反決断”も
2009年01月20日
>>4814
中川秀直ついに立つ?採決での造反「その瞬間に判断」 (夕刊フジ)記事写真
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1222283633/93
[ 2009年1月20日17時00分 ]

麻生首相 VS 中川秀氏  消費増税対立激化
>>4817
2009年1月20日 紙面から

中堅、若手からも敬遠された中川元幹事長の「人望」 (ゲンダイネット)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1222283633/92
日刊ゲンダイ2008年12月25日掲載)

4834とはずがたり:2009/01/21(水) 15:53:35
>水野賢一衆院議員は記者団に「(11年度が法制化されたら)なかなか面白くなってくるのではないか」と造反をちらつかせた。

<消費税>自民が対立回避模索 法案「2段階方式」で調整へ (毎日新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_nakagawa_h__20081228_2/story/20mainichiF0121m100/

 消費税をめぐる自民党内の対立で、党内各派の会長らが20日、東京都内で会談し、09年度税制改正関連法案の付則に11年度から消費税を含む税制抜本改革を目指す方針を盛り込むことで一致した。これに先立つ政調全体会議でなお反対意見が相次いだため、22日の関係部会合同会議に示す付則原案は、消費税増税に必要な法案を11年度までに準備し、施行期日は別の法案で定める「2段階方式」で最終調整する。23日の法案の閣議決定に向け、党内で対立回避の動きが活発化してきた。

 3時間近くに及んだ政調全体会議では、山本一太参院議員が「11年度という文言は外してほしい」と要求、中川秀直元幹事長も「11年度と書けば景気はさらに悪化する。税制関連法案に書き込むべきことではない」と批判するなど、反対派が優勢となった。

 終了後、水野賢一衆院議員は記者団に「(11年度が法制化されたら)なかなか面白くなってくるのではないか」と造反をちらつかせた。19日夜に中川氏や武部勤元幹事長と会談した小泉純一郎元首相が「常軌を逸している」と麻生太郎首相を批判したことも反対派を勢いづかせた。

 こうした中、派閥領袖が打開に乗り出したのは、税制関連法案の閣議決定が遅れれば09年度予算案の審議に影響し、政権への批判が増幅しかねないとの危機感が背景にある。山崎拓前副総裁は各派会合後、記者団に「首相がぶれたという誤解を与えないように11年度に向けて準備を開始するということだ」と説明し、首相方針支持で足並みをそろえたことを強調した。

 付則原案は「経済状況の好転」などの前提条件も明示することで反対派に配慮する方向だ。党政調幹部が「あくまで付則の話」と軟着陸に自信をのぞかせる一方、首相官邸サイドも松本純官房副長官が20日、自民党若手議員を昼食に誘い、個別に説得した。

 首相は20日夜、党の取りまとめ役の一人である伊吹文明元幹事長と会食。伊吹氏が「後はわれわれに任せてほしい」と述べたのに対し、「お任せする」と応じた。【近藤大介】

[毎日新聞1月21日]
[ 2009年1月20日20時58分 ]

4835名無しさん:2009/01/21(水) 20:08:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012100913

4月解散か任期満了か=都議選日程、公明に配慮?

 衆院選の日程に影響を与える都議選の投票日が7月12日に決まった。与党内では、都議選を重視する公明党に配慮して、衆院解散は2009年度予算成立後の4月以降との見方が強まっているが、このタイミングを逸して、9月の任期満了選挙となる可能性もささやかれる。政治日程が次々と確定する中、支持率低迷にあえぐ麻生太郎首相はいつ解散に踏み切るのか。
 「従来、都議選は7月が多かった。それと衆院選との絡みを選挙管理委員会が判断したのではないか」。公明党の北側一雄幹事長は21日午後の記者会見で、都議選が6月とならなかったことを評価した。
 公明党と支持母体の創価学会にとって、政界進出のきっかけとなった都議選は国政選挙並みに全精力を注ぐ重要な戦い。「都議選と衆院選との間隔はできるだけ空けたい」と同党幹部は語る。
 都議会筋によると、与野党の調整で都議選は7月5日投票で固まっていたが、与党が「4月か5月に衆院選があるとすれば1週間でも遅らせた方がいい」として直前にほご。このため、都選管は異例の多数決で投票日を決めた。
 都議選の決定を受け、自民党幹事長経験者は衆院選の時期について「春となる可能性が高まってきた」との見方を示した。与党内では、予算成立後に麻生内閣の実績をアピールし、支持率が上向く可能性のある時期が「解散に踏み切る最後のチャンス」と見られている。
 もっとも、予算が成立しても景気が上向く保証はなく、支持率が一段と落ち込む可能性もある。自民党4役の一人は「景気が悪化すれば解散できない。公明党が嫌がる都議選とのダブル選挙も無理。限りなく任期満了選挙に近づいた」と漏らしている。(了)(2009/01/21-19:56)

4836名無しさん:2009/01/21(水) 21:57:56
森元首相、政権批判の中川秀氏に「派閥世話人やめよ」(1/3ページ)
2009年1月21日21時46分
http://www.asahi.com/politics/update/0121/TKY200901210320.html

 自民党最大派閥・町村派の重鎮、森喜朗元首相が21日、朝日新聞のインタビューで、政権批判を強める中川秀直元幹事長について「(同派の)代表世話人をやめて、やってもらいたい」と痛烈に批判した。中川氏を抱え続ければ「反麻生」の動きが広がりかねないため、中川氏に派閥離脱を促して孤立させ、同調者を抑える狙いもありそうだ。

 森氏は、現閣僚の大半が各派閥の推薦ではなく、内閣を支える挙党体制ができていないと指摘。挙党態勢で衆院選に臨むには選挙前の内閣改造が必要という認識も示した。

 森氏と中川氏の「蜜月の関係」は政界で有名だった。だが、小泉政権後、中川氏が改革路線の継承を掲げると、次第に関係がこじれ、中川氏が昨秋の党総裁選で森氏の意向を振り切り「反麻生」の小池百合子氏を支援し、関係はすっかり冷え込んでいた。

 町村派は、町村氏のほか、中川氏と谷川秀善党両院議員総会長の3人の「代表世話人」による集団指導体制だ。森氏はインタビューで、中川氏の言動を「指導的政治家とは言えない」とし、代表世話人体制の変更も「考えないといけない」と語った。

 中川氏は、麻生首相を批判して離党した渡辺喜美元行革担当相と歩調をあわせて、首相のこだわる「11年度からの消費増税明記」に強く反発。税制改正関連法案の衆院採決での対応についても「その瞬間に判断する」と造反に含みを持たせている。

 こうした言動に触発される形で、町村派には「造反予備軍」と見られる中堅・若手議員が少なくない。衆院採決で16人が造反すれば、衆院再可決に必要な「3分の2」を割り込み、麻生政権は立ち行かなくなる。町村派が震源となって麻生政権を倒す事態は絶対避けたい、というのが森氏の立場だ。

4837名無しさん:2009/01/21(水) 21:59:24
森元首相、政権批判の中川秀氏に「派閥世話人やめよ」(2/3ページ)
2009年1月21日21時46分
http://www.asahi.com/politics/update/0121/TKY200901210320_01.html

 中川氏は総選挙前に政策ビジョンを掲げる考えを表明しており、衆院解散前後に政局の照準を合わせている。予算成立後に再び「解散風」が吹けば、浮つく中堅・若手が中川氏のもとに駆け寄り、党分裂にいたるかもしれない。それならば今のうちに中川氏を切り離して孤立させ、党内の結束固めに徹したほうがいい――。森氏の「中川批判」からは、そんな思惑が透ける。(内田晃)

    ◇

 森元首相が21日、朝日新聞のインタビューに応じ、麻生政権や町村派の行く末について話した。

 ――麻生内閣の閣僚への不満がくすぶっています。

 「『派閥に造反したら、閣僚に選ばれる』という雰囲気がある。変な話だけど、麻生内閣は『裏切りの内閣』だ。麻生さんは党内が盛り上がるような選び方をしなかった」

 ――町村派代表世話人の中川秀直元幹事長が、政権批判を強めています。

 「その辺の若い小僧っ子ならよいけど、党の政調会長や幹事長までやった人が旗を振るのは、完全に反乱だ。政策の問題ではない。清和政策研究会(町村派)の代表世話人だということを忘れてもらっては困る。それなら、代表世話人を辞めてもらいたい」

 ――派閥を出て構わない。

 「構わないと思う。僕は麻生さんを守る立場だ。代表世話人体制の見直しも、考えなければいけない。以前、中川君は、次の総選挙では自民、民主のどちらも過半数にならない可能性があると話していた。民主党の一部と組み、第3局で自民党と連立して助けるしかないと」

 ――第3局志向なら、自民党を離党すべきですか。

 「今の時点では思わないが、党分裂の引き金ということになるといけないから、これまで注意してきた。うちの派閥を離れていった人をみると、皆いつの間にか収まりがつかなくなって、元に戻れなくなる」

 ――説得しないのですか。

4838名無しさん:2009/01/21(水) 22:00:29
森元首相、政権批判の中川秀氏に「派閥世話人やめよ」(3/3ページ)
2009年1月21日21時46分
http://www.asahi.com/politics/update/0121/TKY200901210320_02.html

「そんなつもりは全くない。なだめてあやしてなんてことはしたくない」

 ――次の衆院解散・総選挙は、いつごろでしょうか。

 「予算成立までは乗り切れると思う。節目は予算だ。僕は任期いっぱい(9月まで)やれれば良いと思っているが、待ちきれない状況だと皆が思うなら、イチかバチか。麻生さんも自民党最後の総裁になるかもしれないが、それはそれでいいじゃない。野に下り、今度は攻めに入ると」

 ――麻生首相で総選挙を戦うべきだと思いますか。

 「麻生さんで、責任政党として戦うべきだ。地方県連も皆で一緒に推したんだから」

 ――総選挙の前に、総裁選をやるべきでしょうか。

 「そうしたら、『麻生、降りろ』ということになっちゃう。求心力を高めるなら、思い切って内閣改造をすべきだ。なるほどという力強いパワー。皆が納得し党員も喜ぶ内閣を造ったら良い」

4840千葉9区:2009/01/21(水) 23:55:19
>>4828
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090121ddm005010150000c.html
麻生首相:畢竟、就中、窶し−書いたのは私 漢字力で反論、代筆指摘を否定
 ◇畢竟(ひっきょう)、就中(なかんずく)、窶(やつ)し
 本当に自分で書いたものなのか−−。民主党の石井一副代表が20日の参院予算委員会で、麻生太郎首相=似顔絵=の「漢字力」を取り上げ、首相が反論する場面があった。

 石井氏は月刊誌「文芸春秋」の昨年11月号に掲載された首相の手記から「畢竟(ひっきょう)」「就中(なかんずく)」などの単語を抜き出して列挙したボードを提示。「相当高度だ。あなたの漢字力で届くか。誰かが書いてあなたが承認したのではないか」と迫った。これに対し首相は「期待を裏切るようだが、書かせていただいた。読みにくいのは身を『窶(やつ)し』ぐらいじゃないか。あとは皆さん普通お読みになれる」と答弁した。【田中成之】

毎日新聞 2009年1月21日 東京朝刊

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090121-452171.html
麻生首相に漢字クイズ、やはり怪しい答え

 20日の参院予算委員会で質問に立った民主党の石井一議員(74)が、麻生太郎首相(68)に対し、首相就任直後、月刊誌に発表した論文から12の漢字熟語を抽出して「漢字クイズ」をしようとする一幕があった。

 石井氏は「『就中(なかんずく)』、難しいねー。『畢竟(ひっきょう)』、こんな言葉、相当高度だよね」と読み上げ「あなたの漢字力からして届くかなあ。だれかが書いてあなたが承認したんでしょう」と疑問を投げかけた。これに対し麻生氏が「皆さんが読みにくいのは『窶す(やつす)』くらいで、あとは普通にお読みになれるのでは」と強がると、委員会室中が「えーーっ」の大合唱。総理の威厳は形無しだった。

 麻生氏はこの日、かつて「みぞゆう」と誤読した「未曾有」を「みぞう」と読めたものの、「窮状(きゅうじょう)」を「しゅうじょう」と述べ、質問者の直嶋(なおしま)正行議員を「まじまさん」と呼ぶなど、漢字力の心もとなさは相変わらずのようだ。

 [2009年1月21日8時0分 紙面から]

4841千葉9区:2009/01/22(木) 00:27:29
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090121/stt0901212304012-n1.htm
民主・石井氏らに批判殺到 首相への「漢字テスト」
2009.1.21 23:02

 20日の参院予算委員会の質問で、民主党の石井一副代表が麻生太郎首相に「漢字テスト」をした直後から、石井氏や同党本部に苦情が相次いだ。

 関係者によると、21日までに電話や電子メールで寄せられた声は「経済が大変なときに税金を使って何をやっている」「何の目的があるのか」といった批判的な内容が大半。民主党支持者と名乗る人からは「そんなことで政権がとれるか」と厳しい注文がつけられたという。

 民主党本部はこの件については「答えられない」としているが、中堅議員は「失敗。党のイメージが悪くなる」と渋い表情だ。

 インターネットでも、ニュースブログサイトの「iZa(イザ)」では21日現在、このニュースに129件の意見が寄せられた。「国会でまともなことを話しなさい」「国会をバラエティー番組にしたのか」などでの内容で、「2ちゃんねる」にも同様の書き込みがあった。

 石井氏は20日の参院予算委で、首相が月刊誌に寄せた手記中から12の漢字・熟語を抜き出し「あなたの漢字力からして、誰かが書いたと思わざるを得ない」などと指摘した。

4842名無しさん:2009/01/22(木) 19:03:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012200861

自民各派、資金パーティー前倒し=予算成立後解散も視野

 自民党の各派閥が毎年実施する資金集めパーティーの日程が、22日までにほぼ固まった。麻生太郎首相が2009年度予算案と関連法案の成立直後に衆院解散に踏み切ることも想定、各派ともに例年4〜5月に設定している開催時期を1カ月ほど前倒しした。 
 開催日程に関し、ある派閥の事務局は「当然、衆院解散・総選挙を念頭に置いて決めた」と説明した。パーティーはいずれも都内のホテルで開かれる。日程は次の通り。
 【3月】津島派(4日)【4月】高村派(2日)、山崎派(7日)、古賀派(8日)、二階派(9日)、町村派(13日)【未定】伊吹派、麻生派(了)(2009/01/22-18:41)

4843名無しさん:2009/01/22(木) 19:50:12
定額給付金:振込手数料は150億円

 総額約2兆円の定額給付金を、金融機関を通じて全国民に支給する際の振込手数料が、150億円以上となることが21日、参院予算委員会で判明した。福島瑞穂氏(社民)が、国が負担する事務経費825億円の内訳をただして分かった。

 定額給付金事業では、国民に渡る給付金1兆9570億円と、事務経費825億円の計2兆395億円が08年度第2次補正予算案に計上されている。給付の実務は各自治体が行うが、費用はすべて国が負担する。

 答弁で鳩山邦夫総務相は、事務経費の主な使途として(1)自治体職員の超過勤務手当などの人件費233億円(2)給付通知などの発送費270億円(3)諸経費185億円−−を挙げた。内訳をただした福島氏の再質問で、総務省の岡崎浩巳大臣官房総括審議官は「諸経費のうち150億円以上が手数料となる」と答弁した。【田中成之】

毎日新聞 2009年1月21日 21時12分(最終更新 1月21日 21時47分)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090122k0000m010068000c.html

4844名無しさん:2009/01/22(木) 21:33:10
自民党:消費増税了承…確執深まる町村派

 自民党財務金融部会が22日、09年度税制改正関連法案を了承したことで党内の「消費税政局」はひとまず回避されたが、その調整の過程で最大派閥・町村派の確執が改めて浮き彫りになった。中川秀直元幹事長が最後まで「11年度の消費税増税」に難色を示した結果、麻生政権を支える森喜朗元首相、町村信孝前官房長官との関係は完全に冷え込んだ。町村派は今後、分裂含みの運営が続くことになる。【高山祐、近藤大介】

 消費税問題の決着を受けた22日の町村派総会で、代表世話人の中川氏は「しっかりと議論してよかった。本当に全党一丸となっていける」と強調。続いてあいさつした同じく代表世話人の町村氏も「戦線が統一できて非常によかった」と応じ、「協調体制」を演出した。しかし、同派最高顧問の森氏は最後まで姿を見せず、派内の溝の深さは隠しようもなかった。

 町村氏と中川氏は、これまでも何度か総会でさや当てを演じてきた。町村派は、両氏に谷川秀善参院議員を加えた代表世話人3人による集団指導体制で、互いの主導権争いも背景にあった。

 税制関連法案の付則問題が浮上すると、派閥の分裂を危惧(きぐ)した安倍晋三元首相が、両氏に妥協を持ちかけた。21日夜には河村建夫官房長官を通じて中川氏を説得。中川氏もぎりぎりで「(法律の実施時期を分ける)2段階方式なら構わない」と軟化した。

 しかし、派内での中川氏の孤立化は徐々に進んでいる。民主党の中堅・若手と連携した「新党構想」を描くなど、中川氏は政界再編志向が強い。昨年9月の自民党総裁選では、小池百合子元防衛相を担ぎ出した。派閥の分裂につながりかねない中川氏の行動に森氏が激怒し、以後は事実上、没交渉状態だ。

 中川氏は今年、「新しい旗の下で再結集する」と発言し、麻生政権と距離を置く姿勢を鮮明にした。消費税問題もその一環だが、森氏は周辺に「新しい旗を立てること自体が政権の足を引っ張る。派閥代表としてすべき行為ではない」と語り、不快感を隠さない。

 こうした派内の状況に、中山泰秀衆院議員は22日、記者団に「とにかくケンカをやめてほしい。有権者は若手に文句を言う。我々が困る」と嘆いた。

毎日新聞 2009年1月22日 21時19分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090123k0000m010090000c.html

4845名無しさん:2009/01/22(木) 21:39:28
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009012201016

反対派、ひとまず矛収める=消費増税「玉虫色」−自民

 消費税増税をめぐる麻生太郎首相と自民党の増税反対派の攻防は22日、ひとまず決着した。2009年度税制改正関連法案の付則に盛り込まれた文言は、11年度からの消費税引き上げにこだわる首相も、それを阻止しようとする反対派も評価する「玉虫色」の表現。「消費税政局」は回避されたが、中川秀直元幹事長ら増税反対派は、批判の矛先を行政改革に向け始めた。
 「執行部のみなさんには大変ご努力いただいた(文言の)変更を評価したい」。22日に開かれた党財務金融部会で、増税反対派代表格の中川氏は、党執行部が示した付則案をこう評価し、矛を収めた。 
 調整は、21日にほぼ済んでいた。河村建夫官房長官は同日夜、妥協点を探るため中川氏と都内で協議。自民党の保利耕輔政調会長も電話で中川氏の意向を聴取し、最終的に「消費税を含む税制抜本改革を行うため、11年度までに必要な法制上の措置を講じる」との双方がメンツを保てる表現が固まった。
 「党内で新たな旗を立てる」と表明し、政界再編をにらんだ動きを強める中川氏。だが、首相は衆院解散・総選挙を2009年度予算案成立後に先送りする考えを明確にしている上、消費税問題で同調者がどれだけ広がるかも分からない。首相や執行部と「一戦交えるのは時期尚早」との判断もあったようだ。
 ただ、増税反対で首相を揺さぶったグループは早速、次の行動に移った。塩崎恭久元官房長官ら中堅・若手は22日、細田博之幹事長と面会し、「行政改革・国会改革・歳出無駄排除」などに関するプロジェクトチームの設置を申し入れた。中川氏も党公務員制度改革委員会に急きょ出席し、官僚OBが天下りを繰り返す「渡り」を認めない姿勢をアピールした。
 一方、官邸サイドは対立が解けずに税制関連法案の採決で大量造反が出れば、麻生内閣が窮地に陥っていただけに安堵(あんど)している。
 「わたしが当初申し上げてきた案が了承され、理解されたと思ってますんで、良かったと思います」。付則案の表現に対しては、野党からも「首相がまたぶれた」との批判が上がっているが、首相は22日夜、記者団を前にこう強がった。(了)(2009/01/22-21:20)

4846名無しさん:2009/01/23(金) 01:18:47
塩谷文科相、疑惑企業の配当報告せず 不祥事拡大避ける?
2009.1.23 00:59
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090123/crm0901230059000-n1.htm

 塩谷立文部科学相が、国土交通省の公用車の運転・管理業務をめぐる談合疑惑で昨年7月に公正取引委員会の立ち入り検査を受けた「日本道路興運」(東京)から得ていた平成16、17年の株式配当所得計80万円を所得等報告書に記載していないことが22日、分かった。

 塩谷氏の事務所では、同社から秘書給与の肩代わりを受けていたことが16年に明らかになっており、議員らからは「不祥事の拡大を避けるための不記載ではないか」との声も上がっている。塩谷氏と同社の不透明な関係が改めて浮かび上がった形だ。

 閣僚の資産公開によると、塩谷氏は日本道路興運株4000株を保有。同社は16年から18年まで、1株当たり100円を配当しており、毎年40万円の配当所得があったことになる。

 21日の参院予算委員会で大久保勉参院議員(民主)の質問に対し、塩谷氏は「(同社株式は)元年に亡くなった父(塩谷一夫元衆院議員)から相続した」などと答弁し、配当を受けていたことが判明。しかし、塩谷氏の所得等報告書では、16、17年は配当所得が空欄で、配当所得計80万円が不記載だった。

 一方、塩谷氏の事務所は15年までの4年間、同社から秘書給与計900万円の肩代わりを受けながら政治資金収支報告書に記載していなかったことが16年に明らかになり、批判を受け訂正している。

 大久保議員は「問題企業からの利益提供を隠したかったのではないか。国交省を舞台にした談合疑惑の利益が流れ込んでおり政官業の癒着の典型だ」と批判。予算委員会では、同社が昨年までの5年間、塩谷氏のパーティー券を毎年20万円分購入していたことも明らかになった。塩谷氏は18年9月から19年9月まで衆院国土交通委員長を務めている。

 同事務所は「当時の担当者に確認した上、適切に対応する」とコメントしている。

4847千葉9区:2009/01/23(金) 23:13:53
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090124k0000m010089000c.html
公明党:連日の政策提言 存在感アピールに腐心
 公明党が次期衆院選に向けて存在感のアピールに腐心している。国会審議などで定額給付金の「宣伝」に努める一方、太田昭宏代表は今週、連日のように麻生太郎首相や閣僚と会い、政策提言に余念がない。ただ、「ねじれ国会」と内閣支持率の低迷で首相の政策実行力に限界が見える中、公明党独自の衆院選に向けた戦略も立てられないため、党内の中堅・若手には焦燥感も広がっている。【犬飼直幸】

 太田氏は23日、官邸に首相を訪ね、気候変動問題に関する政府の中期目標の早期決定や地球温暖化対策基本法の制定などを要望した。首相は「今は環境がビジネスになることをもっと知るべきだ」と前向きに応じた。

 太田氏は今週、舛添要一厚生労働相と河村建夫官房長官にも、それぞれ医療・介護従事者の育成、雇用創出などを提言した。こうした「トップセールス」を、公明党衆院議員は「内閣支持率は2割程度しかない。衆院選に向け、今のうちに党の独自性を出して、自民党を突き上げる必要がある」と解説する。

 最近の公明党は、ソマリア沖への海上自衛隊派遣問題では自民党と足並みをそろえ、自民党の「消費税政局」では静観に徹した。こうした対応に党内や支持母体の創価学会から「公明党らしさがなくなっている」との声も出ており、太田氏らの動きは批判をぬぐい去りたいとの思いにつながっている。

 同党は、7月の東京都議選と重ならないよう、09年度予算関連法案成立後の5月ごろの衆院選に望みをかける。しかし、首相が昨秋、衆院選を先送りしたトラウマは消えておらず、同党幹部は「5月ごろが首相が主体的に解散できる最後のチャンスだ。9月の任期満了が近づけば、泣きながら解散することになる」と危機感を隠さない。

 太田氏と北側一雄幹事長だけでなく、首相と親しい東順治副代表も加わって解散戦略を探ろうと躍起だが、「首相は詰めた話をすると黙ってしまう。率直な話ができなくて、良好な関係と言えるのか」(幹部)との不満もくすぶっている。

4848名無しさん:2009/01/24(土) 03:02:04
大前議員の不透明土地取引問題 「進退は慎重に」と自民県連幹事長 兵庫
2009.1.24 02:53
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/090124/hyg0901240253012-n1.htm

 国有地をめぐる大前議員の不透明取引問題で、大前議員が副会長を務める自民党県連の五島壮幹事長は「進退は慎重に考えてほしい。信頼できる人物であり、できれば(衆院議員を)続けてほしい」と話し、次期衆院選での出馬に期待を寄せた。

 大前議員とは午前10時半ごろ、電話で本人と話し、事実関係の説明を受けた。「法律的に問題はないが、道義的責任は免れないだろう」と話していたという。

 五島幹事長は、大前議員が社会教育や福祉に懸命に取り組んできた点を強調し、「学校施設を充実させたかったのだろう」と土地取得自体には理解を示した。

 ただ、大前議員自ら出馬辞退の可能性を示唆しているだけに、「頑張って欲しいのですが…」と歯切れが悪かった。

4849名無しさん:2009/01/24(土) 04:07:17
大前議員、衆院選辞退も 国有地不透明取引問題 兵庫
2009.1.24 02:52

 国有地取得を巡り、不透明な取り引きが発覚した学校法人「大前学園」理事長で、兵庫7区選出の大前繁雄衆院議員(66)=自民=は20日、「法的には問題がない」と強調した。一方で、「出処進退は今後の展開次第だが、出馬辞退はあるかもしれない」と発言しており、次期衆院選に向け、波紋が広がりそうだ。

 大前議員は午前8時半から同市役所で会見。平成19年12月の入札で、1度は2億6000万円で落札しながら契約を辞退した理由について、不動産会社の見積もりを受けたのが入札の半年前であったことをあげ、「その後地価が大きく下落したため、他の業者との入札価格に大きな差が出てしまった。“素人”だった」と説明。次点の業者が最低落札価格に到達せず、再入札になることも「後で知った」とした。

 また、知人に落札を依頼したことは「転売禁止の規定はなく、当時は何も考えなかった」と釈明し、結果的に当初より7000万円安く購入したことについては「社会保険事務局の担当者に最低価格を教えろと言ったり、おかしなことはしていない」「経営者としてはほめられこそすれ、叱られることではない」と違法性はなかったことを強調した。

 だが、「国会議員なのに国の財産を安く買うのかと指摘されれば、道義的な問題がある」とし、騒ぎが逆風の中にある自民党に与える影響に「党にずいぶん迷惑をかけた。責任をとらなければいけない」と表情には苦渋の色がにじんでいた。

http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/hyogo/090124/hyg0901240253011-n1.htm

4850千葉9区:2009/01/24(土) 11:22:19
http://mainichi.jp/select/seiji/matsuda/news/20090123org00m010037000c.html
政治の“いろは”:尻すぼみばかりの自民党抗争
 麻生(太郎)政権の支持率は下りっ放しで、政権末期状況になっている。にもかかわらず、「麻生降ろし」は一向に顕在化していない。「ポスト麻生」候補が依然として浮上していない。旧来の自民党ではありえない現象だ。反麻生の急先鋒、中川秀直元幹事長は有資格者の一人だろうが、昨年の総裁選では小池百合子元防衛相を押し立て、自らは参謀の地位にとどまった。

 昨今の消費税率引き上げ問題でも、中川は反麻生の急先鋒として若手から期待を集めた。ところが、最終段階で密かに会談した河村建夫官房長官に「離党とそうしたことはしない。予算成立に全面協力する」と、消費税政局は早々に幕を引く意向を表明した。翌日の自民党の財政金融部会では「2段階方式」を受け入れた。

 経済財政運営をめぐり、安倍内閣当時から中川ら「上げ潮路線」と与謝野馨金財政担当相らの「財政再建派」とが対立を重ねてきた。「上げ潮路線」は、積極経済成長による税の自然増収、行政改革の徹底、いわゆる「埋蔵金」の発掘などで、消費税の税率アップは回避できると主張していた。しかし、サブプライムローンの破たんに端を発した世界的金融危機で、経済成長は望めず、むしろマイナス成長をここ1,2年は覚悟しなくてはならなくなった。前提条件は崩れた。

 一方、「中福祉・中負担」を掲げる麻生は「財政再建派」に加担し、11年度からの税率アップを目指した。昨年暮れに閣議決定された「中期プログラム」では、税制改革の一環として消費税の引き上げが盛り込まれた。これに反発したのが中川らだった。そこで、09年の税制改革関連法案の付則には、(1)11年度までに必要な法制上の措置を講ずるものとする(2)改革実施の施行期日などを法制上定めるには、予期せざる経済変動にも柔軟に対応できる仕組みとする−−の「2段階方式」が採用された。

 「反麻生」陣営からは「玉虫色の面が非常に強い文案だ」(水野賢一衆院議員)と不満も根強いが、中川は「党内が一致結束できたのは大変よかった」と総括するが、森喜朗元首相や町村孝信前官房長官らとの間に改めて生じた溝は、今後の政局にも重大な影響を与えるだろう。

 「2段階方式」で落ち着く直前、森は「朝日新聞」にインタビューで中川の言動をこう冷評している。

 「中川君がそこまでやるなら『俺が麻生に代わって総裁になる。消費税に反対だ』といえばよい。それは一つの見識だ」

 さらに森は中川の新党構想にも言及する。

 「以前中川君は『次の総選挙では自民、民主のどちらも過半数にならない可能性がある』と話していた。民主党の一部とすでに話をしている。そこと組んで第3極で自民党と連立して助けるしかないと」

 ここ10年以上にわたり自民党内の抗争は限界点を突破することなく、尻すぼみで終わっている。結果を見越して勝者につく「バンドワゴン」現象が、国会議員レベルまで波及している。たしかに民主党の猛追で党内抗争にかまっていられないといった焦燥感が自民党全体を覆っている。そしてもう一つは、「反麻生」勢力自体が自己矛盾に陥っていることだ。

 離党した渡辺喜美元行革担当相をはじめ、中川秀直元幹事長、塩崎恭久元官房長官ら「小泉改革」路線の支持者ばかりだ。「小泉改革」の影の部分が大きな社会問題になっている中で、いずれも「小さな政府主義者」であることが特徴だ。「霞が関解体」を叫び、官僚たたきも共通している。明治維新以来の「官尊民卑」に代わって「民尊官卑」が大手を振っている。

 その一方で、「民尊」を叫ぶ国会議員の中では2、3世議員が目立つ。「小泉改革」の権化、小泉純一郎元首相は次回の選挙には出馬することなく、次男に譲ると公言している。高齢を理由に03年の総選挙前に中曽根康弘、宮沢喜一両首相経験者に引退を言い渡したのは小泉だった。この決断が、小泉人気を大いに煽った。

 政権の座に戻って以来、自民党の首相は森を除くとすべて世襲だ。ここ3代は身内に首相経験者がいる。中曽根は「我々の時代の『三角大福中』にはだれも世襲議員はいなかった」と、嘆く。

 自民党は公募制を活用し、新たな人材の確保に努めてきたはずだ。ところが「郵政選挙」で大勝し、小選挙区では300のうち219議席も獲得した。引退議員を除くと有望な選挙区への新人擁立は不可能になっている。新たな血の導入ができない組織は衰退するしかない。相次ぐ抗争の尻つぼみはそれを裏書きしているといえる。(敬称略)

2009年1月23日

4851名無しさん:2009/01/25(日) 03:40:21
受刑者に定額給付金、自治体に戸惑い 総務相も検討明言(1/2ページ)
2009年1月25日3時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0124/TKY200901240179.html

 死刑囚や無期懲役の受刑者にも定額給付金を支給するのか――。こんな議論が、国会や総務省などで続いている。拘置所や刑務所がある自治体では、国民感情を気にして戸惑う担当者もおり、早く基準をつくるよう国に求める声が上がっている。

 「私も、はたと考え込んでいる部分がなくはない」。13日の衆院総務委員会で、鳩山総務相が悩ましげに答えた。定額給付金について、田嶋要議員(民主党)から「不法滞在者は受け取れず、日本人の受刑者が受け取れるという理由は」と問われた時だった。

 法相でもあった鳩山氏は「無期、死刑に若干ひっかかりを持つ。刑法犯で入所している人に対してどうかなという点は、少し検討させようと思う」と、死刑囚と無期懲役の受刑者への給付に慎重な姿勢も見せた。

 定額給付金は、住民基本台帳か外国人登録原票に記された人が支給対象だ。成人の場合、1人につき65歳未満が1万2千円、65歳以上が2万円を支給される。

 総務省によると、受刑者がどこに住民登録するかを特に定めた法令はないが、原則として収容先から出られない死刑や無期懲役の場合、拘置所や刑務所に住民票を置くのが基本的な考え方だという。

 法務省によると、死刑囚は全国7カ所の拘置所、無期懲役になると15カ所の刑務所に収容される。死刑囚は4日現在で99人、無期懲役受刑者は07年末現在で1670人いる。年金などの蓄えがあっても、施設内で買えるのは、洗面用具や文房具といった日用品などに限られる。代理人を通じ、被害者に弁済することは可能だ。

 「世論や国民感情を考えれば、死刑が確定した凶悪犯にも支給するというのは……」

 東京都葛飾区役所では、内部でこんな議論を繰り返してきた。区内には、オウム真理教元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚らが収容された東京拘置所がある。

4852名無しさん:2009/01/25(日) 03:41:18
受刑者に定額給付金、自治体に戸惑い 総務相も検討明言(2/2ページ)
2009年1月25日3時0分
http://www.asahi.com/politics/update/0124/TKY200901240179_01.html

 「支給すべきではない」という声がある一方、「葛飾区だけが支給しないと決めてしまったら、全国の受刑者の間で不公平が生じる」という悩みも。担当者は「自治体の判断にはなじまない問題だ」として、今月中旬、都に対して「取り扱いの基準を示すよう総務省に上申してほしい」と申し入れた。

 死刑囚でも、再審請求をしている場合は「冤罪」が認められる可能性もあり、線引きは難しそうだ。(向井貴之)

     ◇

 日本被害者学会理事を務める諸澤英道・常磐大大学院教授(刑事政策学)の話 定額給付金の目的が生活支援と景気刺激ならば、施設での生活が保障される代わりにお金を使うのが困難な死刑囚らに給付する意味は、ほとんどない。高額所得者には支給しないという議論があったように、法律で給付対象者を区別したとしても、憲法違反にはならないはず。被害者感情を無視して給付すれば、ばらまきだと批判されてもやむを得ない。

4853名無しさん:2009/01/25(日) 07:51:06
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090125t11024.htm

定額給付金「もらう」「辞退」半々 宮城県国会議員

 2008年度第二次補正予算案に盛り込まれた総額2兆円の定額給付金について、河北新報社は県関係の国会議員17人に受け取るかどうか聞いた。「消費拡大につながる」と受け取る考えを示す自民、公明の与党議員に対し、野党議員は「選挙目当てのばらまき」と辞退の姿勢を見せるなど、国会での主張の違いをおおよそ反映する結果となった。

 各議員の対応は表の通り。「受け取る」「受け取らない」は各6人、「未定」は5人だった。

<地元で消費>
 「受け取る」と回答した6人は全員与党議員で、「生活支援と消費の下支えとして効果がある」(井上義久氏)、「定額減税の恩恵を受けることができない低所得者に配慮したもの」(小野寺五典氏)と給付金の意義を強調する。
 ただ、一人1万2000円(18歳以下、65歳以上は2万円)という給付額については「景気対策であれば、一人5万円ぐらい給付した方が効果があったのでは」(西村明宏氏)という意見もあった。使い道については「地元での消費に充てる」が多かった。

<別の施策に>
 辞退すると答えた議員の理由は「2兆円のばらまきは無責任であり、容認できない」(安住淳氏)、「別の施策に使うべきだ」(菅野哲雄氏)など。自民議員でただ一人、辞退の意向を示した中野正志氏は「税金で報酬をいただいている立場だから」と説明する。

<拒否も疑問>
 「給付金自体は反対」という共産の高橋千鶴子氏は「(第二次補正案が)成立した場合、個人的には断固受け取りを拒否する性格のものではないと思う」と受け取る可能性も示唆した。
 世論調査によると給付金には疑問を持つ有権者も多いだけに、ある与党議員は「市役所に申請に行ったとき、だれかに悪口を言われないか心配だ」と選挙への影響を懸念していた。
 国会議員には一人当たり年間約2200万円の歳費が支払われている。


◆県関係国会議員の給付金対応

 氏 名 (選挙区) 対応      コメント
【自民党】
土井  亨(衆院1区) 受給 消費拡大のために地元商店街で使う
秋葉 賢也(衆院2区) 未定 受け取るとすれば子供の教育費に充てる
西村 明宏(衆院3区) 受給 地元特産品を買い、東京で宮城のPRをする
伊藤信太郎(衆院4区) 受給 福祉団体の作品や地元農産品を購入する
小野寺五典(衆院6区) 受給 岩手・宮城内陸地震の被災地の農産物を買う
中野 正志(衆院比例) 辞退 税金で報酬を得ている立場として辞退する
市川 一朗(参院宮城) 受給 買い物、食事など消費に充てる
愛知 治郎(参院宮城) 未定 麻生太郎首相の決定に合わせる

【民主党】
安住  淳(衆院5区) 辞退 次世代の負担を考慮し国債償還に回すべきだ
郡  和子(衆院比例) 辞退 景気対策も生活支援も効果が非常に疑わしい
岡崎トミ子(参院宮城) 辞退 選挙目当てのばらまきで、別の使い方がある
桜井  充(参院宮城) 未定 2兆円あれば日常生活品の消費税をなくせる
大石 正光(参院比例) 未定 受け取るかどうかはその時になって考える
今野  東(参院比例) 辞退 経済効果など非常に疑問で、反対姿勢を貫く

【公明党】
井上 義久(衆院比例) 受給 年度末はお金もかかるので早期成立が必要

【共産党】
高橋千鶴子(衆院比例) 未定 党内でよく話し合う必要がある

【社民党】
菅野 哲雄(衆院比例) 辞退 選挙対策のばらまきで、経済効果はない

※敬称略。選挙区の「衆院比例」は比例代表東北ブロック。
2009年01月25日日曜日

4854名無しさん:2009/01/25(日) 08:42:44
『消費税政局』回避でも中川秀氏孤立  深まる確執 自民・町村派
2009年1月25日 朝刊

 自民党最大派閥・町村派(八十九人)の亀裂が深まっている。昨年の党総裁選に続いて、中川秀直元幹事長が消費税率引き上げ問題でも幹部の間で孤立した。中川氏は政界再編志向が強いとみられているだけに、派閥分裂・政界再編含みの流れが強まりそうだ。 (篠ケ瀬祐司)

 ともに派の代表世話人を務め、ライバル視される中川氏と町村信孝前官房長官。消費税率引き上げ問題をめぐる二人の言動は正反対で、派内の勢力図も鮮明になった。

 増税より経済成長と行政の無駄排除を優先すべきだとする「上げ潮派」リーダーの中川氏は、譲れない一線として、二〇〇九年度税制改正法案付則への引き上げ時期明示阻止の先頭に立った。

 消費税引き上げ問題が選挙の争点になるのを避けたい議員からの支持は得たが、「党が割れている印象を与えて、内閣・政党支持率を下げている」(町村派幹部)という批判を浴び、幹部間では孤立した。

 一方の町村氏は事態収拾へ動き、森喜朗元首相ら派有力者の支持を集めた。

 中川氏はかつて「森氏の弟分」と呼ばれ、森内閣では官房長官を務めた。派閥会長は〇六年に町村氏が継承したものの、翌〇七年には会長に代わる代表世話人の一人として派閥に復帰。町村氏が官房長官就任で派閥を留守にしたのに代わり、派閥運営を担った。

 はっきり風向きが変わったのは〇八年六月。中川氏の著書を教材とする派内勉強会に所属議員三十三人が出席すると、最高顧問に退いてなお影響力を持つ森氏が「福田康夫首相(当時)の足を引っ張るのはやめてほしい」と苦言を呈し、中川氏の立場は微妙になった。

 同年九月の党総裁選で中川氏は、そろって麻生首相を推そうとした森氏の意向に反し、小池百合子元防衛相を擁立。官房長官退任で閥務に専念することになった町村氏ら派内多数派との溝が決定的となった。

 森氏は最近、中川氏の派閥離脱を引き留めない意向を周辺に漏らしている。中川氏も「衆院選後に政界全体が変わるような旗(政策理念)を立てる」と宣言し、派閥どころか自民党にもこだわらない考えをにじませている。

 「消費税政局」は回避されたものの、衆院選マニフェストへの消費税増税の書き込み方や、官僚OBが天下りを繰り返す「渡り」の扱いなど、議論が予想される難題がいくつも残っている。それらをきっかけに政権の求心力がさらに下がれば、最大派閥の亀裂が一気に拡大しそうだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009012502000125.html

4855とはずがたり:2009/01/26(月) 00:50:48

恥の上塗り 鴻池官房副長官の往生際 (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_member__20090125_3/story/25gendainet02039941/
●苦しい言い訳…やっぱりウソ

 こういうのを「恥の上塗り」という。一流企業に勤める夫を持つ人妻と逢瀬(おうせ)を重ねていた鴻池官房副長官である。

 参議院の議員宿舎で、カミさんがいない間に人妻と夜を共にしていた鴻池は、先週の週刊新潮が醜聞を報じると「事実と反している。(人妻が)泊まったことはないと思う。目が覚めたらいないことはあった」などと苦しい言い訳をしたが、さっそく、22日発売の週刊新潮に大逆襲されてしまった。

〈例えば1月6日の午後9時頃から、鴻池氏と蓮見さん(人妻の仮名)は、宿舎の部屋で政治談議などして、2人で夜を明かしている。翌7日、彼女が宿舎を出たのは鴻池氏の出勤より後の「午前11時くらい」だったと、他ならぬ当事者の人妻が認めているのだ。シラを切る彼の神経は到底理解しがたい〉

 そのうえ、この人妻が官房副長官の携帯電話を勝手に使っていたことまでバクロされ、「危機管理上の大失態」と書かれる始末だ。

 そういえば、鴻池は記者会見での弁明の他に、オフレコでも往生際の悪いことを言っていた。

「皆さんに心配を掛けてすいませんでした。もっと早く記者懇談をやりたかったけど、会合があって。写真を撮られたときは全然、気がつかなかったなあ。(家庭内政局?)それは全然、ありません。公明党に聞かれても、皆さんと同じことを説明しますよ。相手方のご主人が知っているかって? 知っているのか知らないのかは、知りません」

 この人妻はちあきなおみ似で、スリムな体。実際の年齢よりは10歳は若く見えるという。対応次第では「やるじゃないか」と思われたのに、男を下げただけの鴻池だ。

(日刊ゲンダイ2009年1月22日掲載)
[ 2009年1月25日10時00分 ]


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