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電子回路/オーディオ回路掲示板

1たかじん:2013/06/08(土) 12:56:59
掲示板をつくってみました
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000002M.png

HyCAAやHPA-12ヘッドホンアンプ等のご感想や、不明な点など、お気軽にご利用ください。
回路ネタ、オーディオネタを中心に書きこんでいただけると幸いです。

回路図も添付できるのかな? 試してみます。




50aizzak:2013/07/18(木) 20:01:51
VOL-12
たかじんさん
こんばんは。

VOL−12完成しました。

おまけで付けて頂いた半田のおかげで結構簡単にSSOP付けられました。
今まで何種類か使ってみましたがこの半田は優れものです。ブリッジしてもフラックス塗って綺麗にした鏝でなぞれば簡単にブリッジか取れました。このおまけには感謝です。

肝心な音ですが、まだ完成して間もないので現時点での感想ですが、まず感じられるのは鮮度が高くセパレーションが良いという感じです。今まで使用していた電子ボリュームにはバッファアンプが付いていたので力強さみたいのものが有りましたが今回のVOL−12はそういう意味では味気ないかもしれません。

でも、初めに書いた鮮度の高さやセパレーションは後から加味することのできない要素だと思うので、MUSES72320を単品で使用している価値があると思います。

その代りノイズは少々気になります。HPA−12を繋いで聴いていますが、VOL−12基板とHPA−12基板の間が少しでも長くなるとどうもノイズを拾いやすくなるようなので、バッファのオペアンプ付けないようならばたかじんさんのお奨めのように5cm以内は必要条件のようですね。でもたかじんさんお得意のチューニングをする場所がないので残念です。(笑)

基板としての大きさも思ったより小さく、HPA−12の電源を拝借して稼働するにはすごく質の高いボリューム付のヘッドホンアンプが出来上がりますね。この世の中、どこ探してもこの価格でMUSES72320付のHPAなんて無いのでは?

レベルメーターも楽しく、パターンをいろいろ変えて楽しんでいます。

でも本当にこんなものを一人で作れるなんて凄いですね。

素晴らしい基板をありがとうございました。

これからセレクター基板に取り掛かりたいと思っています。


51たかじん:2013/07/19(金) 00:40:32
VOL-12
aizzakさん

こんばんは。
もう完成したのですか。 さすが早いですね。

>今まで何種類か使ってみましたがこの半田は優れものです。
そうそう。私も今まで使った中で一番つけやすいものです。 ぷるんとハンダが切れるんですよね。 不思議です。 ハンダ付けがうまくなった気分になれます。

>まず感じられるのは鮮度が高くセパレーションが良いという感じです。
今回はセパレーションに重点を置いてみました。 どうしてもアンプが一段多くなるとそのアンプの音が乗って来ますので、鮮度という意味では一歩落ちてしまいます。 そこで、インピーダンスが高く外来ノイズにシビアになったとしても、一番味付けの少ないものを聴いてみたかったのです。 かなりワガママな仕様かもしれません。

>その代りノイズは少々気になります。
どういうノイズですかね? ブーンというハム系のノイズでしたら、GNDの取り回しで低減する可能性が高いです。 HPA-12から電源を引いているときはGNDが回らないと思うので問題が出にくいとは思いますが、別電源を使う時にはGND電位を同一にするのに、ちょっと工夫がいるかもしれません。
何かデジタルっぽい一定間隔で聞こえるようなノイズは、シールド+配線長を短くすることで低減しますが、周囲のデジタル系のものと距離を離して、シールドケースに入れます。 私のところでもWI-FIのUSBドングルを1mくらいの距離にもってくると、ビビビッてノイズが入ります。 アンプ内で検波されてビートダウンしたノイズが聴こえているんだと思います。 どうもインピーダンスが上がった信号ラインに入っている電解コンデンサ(入力カップリング)がアンテナの役目をして受信しているようです。 コンデンサの真上に手をかざすだけでノイズ具合が変化しています。

>でも本当にこんなものを一人で作れるなんて凄いですね。
基板はそんなに苦労しませんでしたが、ソフトの方は後半でちょっと苦労しましたね。 確かにチューニングポイントがないです。 あまりにアナログ回路がストレートすぎなのかもしれません。 ちなみにバッファのオペアンプは、秋月電子ではMUSES8920Eくらいしか合致するものがないです。 OPA2134とかOPA2604、OPA827辺りのSOICが売っていれば良いのですが。

>レベルメーターも楽しく
相当狙ってます(笑  私もついつい眺めてしまいます。

52たかじん:2013/07/19(金) 18:47:14
まちがえた
OPA827 はシングルオペアンプなのでだめですね。
秋月だとAD822ARZも使えます。 ただし、これはあまり高精度オペアンプではないです。

53まるは:2013/07/21(日) 08:58:22
VOL-12
aizzakさん、仕事が速いですねぇ。
工作リポートと聴取リポートありがとうございます。
わくわくします。


>OPA2134とかOPA2604、OPA827辺りのSOICが売っていれば良いのですが

毎度となりつつある、勝手なリンクですが。
OPA2134UAですとSOICが売られているようです。
お値段はちょっと高めですが。


せんごくネット通販
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-0CM5


>耳の調子が
日々、復調してきているのが分かります。
同じ曲を聴いていると違ってくるので、面白いといえば面白いです。
逆に、これだけ人間の方で変化してしまうと、音の基準という物が
なくなってしまうので、困ったことなのですが。


>片側の耳が聴こえないと、平衡感覚まで
内耳の調子で、何度か経験した事があります。
真っ直ぐ歩いているつもりなのに、歩けないというのは恐ろしいです。


>高精度の薄膜抵抗
MUSES72320の値段の高さは、こんなところにあったのですか。

LEDを使ったレベルメータのICは厚膜だったのでしょうかね。
最初から安かったので、多様しました。


>出力インピーダンス特性
たかじんさんが不思議がるのですから、よほど不思議な事になって
いるのだと思います。
私的には、さっぱりわからん、というのが本音です。(笑





54mr_osamin:2013/07/22(月) 09:48:30
HPA-12のトランスについて
こんにちは!

いろいろすばらしい作例が紹介されていて、励みになります。

さて、電源トランスにトヨデンHT-61×2を使用する場合は、単純にAC100Vをパラって各々に配線すればよろしいのでしょうか?

できるだけ背の低いケースに入れたいのでできればそうしたいと考えています。


55たかじん:2013/07/22(月) 21:08:47
トランス
mr_osaminさん こんばんは。

100V入力を2つのトランスへ並列で入れます。
出力側は、それぞれのトランスからAC6.3Vがでてきます。

薄いトランスがなかなか無くて、私も探しています。
もう特注するしか手段がないのではと考えています。
どうせ特注するなら、ブログで紹介しているものより容量に余裕のあるものにします。
それでも高さ40mm以下の薄型です。

あとは何人くらいの方々が購入して頂けるかですね。
ほぼ、それで値段が決まるといってもよいでしょう。
ぺるけさんの1Uプロジェクトの薄型トランスの半額は目指したいところです。

56たかじん:2013/07/22(月) 21:20:33
千石に
まるはさん

>OPA2134UAですとSOICが売られているようです。
見落としていました。 千石にこんなにオペアンプが売ってるなんて。

SOICのパッケージは豊富なはずなのですが、秋月の扱いが少ないのが
ネックかなとも思いつつ、できるだけ悪影響を及ぼさないようにしたかったので
DIPは諦めました。 おかげで、オペアンプがあっても本来の配線が避けて通るよう
なパターンにはならずに済みました。

>逆に、これだけ人間の方で変化してしまうと、音の基準という物が
それほど耳がおかしくなくても、基準の音というのは難しいものですね。
いつも迷います。

57まるは:2013/07/23(火) 00:26:54
ひとり0dB HyCAA
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000059M.jpg

https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000059_2M.jpg

一人、過去?の工作をしています。
やっと「0dB HyCAA」が形になりつつあります。

電源にはトランジスタを使ったリプルフィルタを付けて、
ミュート回路も追加しましたので、ほぼポップノイズは皆無です。

そして、昨日より少し進化?して、出力側の電解コンデンサを
交換したので、Ver0.2くらいにはなりました。(Ver1.0まで遠いかも)

ノイズは皆無。カソードフォロアのおかげですね。
オペアンプはNE5532Pを2個挿していますが、
2段とも左右共通にしているので、のちほど後段のオペアンプを
交換しようと思っています。



>千石にこんなにオペアンプが売ってるなんて
自分でも驚きました。売っていたのですね。


>基準の音というのは難しいものですね
今まで作ったアンプでも、同じ曲、同じイヤホン、同じヘッドホンと
入力と出力を同じにして比較するようにしていますが、
体調でかなり違ったように聞こえてしまうので、困っています。
ましてや、気温が35度ともなると、アンプの温度特性も変化するので
冬と違うように感じてしまいます。



mr_osaminさん はじめまして。

次は、ケース内にトランスを収めた物を作ろうと思っています。
でも、トランスって以外と場所を取るのが難点ですね。
そして綺麗なケースは値段もけっこうしますので、二の足を踏んでしまいます。
見栄えも大事と思っているのですが。


>あとは何人くらいの方々が購入して頂けるかですね
手上げています。(気が早い





58mr_osamin:2013/07/23(火) 00:50:19
Re:トランス
たかじんさん、まるはさん

こんばんわ。

とりあえず、HT-612を買ってきましたが・・・
うーん、やっぱり大きいですね。


できれば、タカチのHEN110620あたりに組み込みたいと考えていたのですが、
かなりギリギリです。

ボリュームはALPSのRK27を用意したのですが、ちょっとムリかもしれません。
HT-61×2でもちょっと厳しめです。


>薄いトランスがなかなか無くて、私も探しています。
>もう特注するしか手段がないのではと考えています。
>どうせ特注するなら、ブログで紹介しているものより容量に余裕のあるものにします。
>それでも高さ40mm以下の薄型です。

あぁ、やっぱりそうなりますよねぇ・・・
1Uに納まるサイズだとベストですよね。トロイダルトランスも調べたのですが、
AC6.3V出力は見あたらなかったです。


本日、基板が到着しました。
とてもうまく配置されていて合理的な印象です。

先の課題を考えると、電源基板が独立していると2階建てとか、別々のケースに入れて
独立させるなどのアイデアも考えられますね。

もう少し、試行錯誤してみます。


59mr_osamin:2013/07/23(火) 00:54:10
Re:Re:トランス
追伸です。


いっそのこと、真空管アンプのようにケースの上に配置してしまうとか(笑)
トランスのケーシングさえうまくできれば、そういう発想もありますね。

タカチのHEN110412あたりに基板をうまく組み込んで、ケースの上にトランスを配置。
そこからケース内に配線してしまうというかなり強引な発想ですが。


60mr_osamin:2013/07/23(火) 01:09:00
Re:Re:Re:トランス
さらに追伸ですが・・・


C1,2 C51,52の隙間をぬって、基板を逆さにし、40mmほどのスペーサーをかませれば
大きめのミニデテントもいい感じに納まるような気がしてきました。

さらに試行錯誤は続く。


61たかじん:2013/07/23(火) 21:41:25
タカチケース
mr_osaminさん まるはさん こんばんは。

ケースってものすごく種類が豊富ですが、これだ! っとその気にさせてくれる
ケースって少ないですよね。
そして、今度は、そのケースに中身が入らない・・・(涙

そうそう、C1,C51は、FET入力なら省くことができますし、ボリュームからアンプ
への配線の途中に入れることで、基板上になくても大丈夫です。
C2,C52は、あまりシビアなものではないので多少延長しても大丈夫です。
どうにか収まるといいですね。

トランスから整流回路までの交流は、多少引きのばしても悪影響は少ないですが
整流回路からアンプまでのDCは、あまり長く延ばさない方が良いです。
HPA-12基板は、その点一体化しているので伸ばしようがないですけど。

>一人、過去?の工作をしています。
あれれ? 私もやってますよ〜 ひそかにですが。
そうそう。ノイズがない。 YAHAは非常にシビアで真空管にシールドをしないと
いけませんでしたが、0dB HyCAAはその点も改善されているんですよね。


62mr_osamin:2013/07/23(火) 22:14:15
ケーシング
いろいろ考えたのですが、
少し余裕を持たせるなら、タカチHIT-17-6-18がリーズナブルだと考えています。

コンパクトに纏めるのもいいのですが、
トレードオフもあるので

63まるは:2013/07/23(火) 23:16:02
ケース
http://takachi.ocnk.net/product/582

http://blog.goo.ne.jp/pyro100



64mr_osamin:2013/07/23(火) 23:58:11
Re:ケース
まるはさん

>タカチのケースの中で「フリーサイズアルミケース」というのがありまして、
HPA-12、電子ボリュームのMUSES VOL-12 SEL-12に、トランスまで
入れるのなら、これを特注しようかと企んでいます。


これが現在のところ、ベストな選択かと思います。

しかし、いろいろと自作品が増えると様々な規格のケースがごっちゃまぜになって
統一感が無く、とても困った事態になるのですね。

私の場合、これまでの作例は基本的にHEN110420か、HEN110412で統一してきたので、
これが自分を縛る原因になっています。

なので今回は高さを妥協してHEN110620に納めようと思ったのですが、これが苦戦中。
という顛末なのです。

せめて似たような外観のケースとなるとHITシリーズが候補にあがる、とそういうわけなのですね。


たかじんさんのおっしゃっている、

>ケースってものすごく種類が豊富ですが、これだ! っとその気にさせてくれる
ケースって少ないですよね。
そして、今度は、そのケースに中身が入らない・・・(涙

これなのですよ。
だから悩み中。


65mr_osamin:2013/07/24(水) 14:51:47
Re:Re:ケース
未だに悩んでいます。

たかじんさんの設計構想では、電子ボリュームとHPAとの組み合わせも視野に
入っていますので、

そういうことなら、いっそのこと両方を1つのケースに組み込んで、
ヘッドホンアンプ付きパッシブプリアンプにしてしまおうとも思っています。


ちなみに、その場合、どこからか電源基板を調達し電子ボリューム基板からHPA基板へ
給電するという流れで良いんですよね?



66まるは:2013/07/24(水) 19:58:59
暑さで沸いています
mr_osaminさん。

>これまでの作例は基本的にHEN110420か、HEN110412で統一してきたので

綺麗に並べていらっしゃるのでしょうね。

ちなみに私は、タカチYM-180と150で揃ってしまっています。
見栄えは見せなくてもご承知のとおりで、どうみても、趣味の工作レベルです。


>なので今回は高さを妥協してHEN110620に納めようと思ったのですが

重箱じゃないですが、HEN110620を2段重ねにして、上の底板と下の天板に
大穴をあけて、トランスを吊る事も考えました。

見栄えは・・・今ひとつという気がしてなりませんが。


>ヘッドホンアンプ付きパッシブプリアンプにしてしまおうとも思っています
>ちなみに、その場合、どこからか電源基板を調達し電子ボリューム基板からHPA基板へ

HPA基板上に整流用のダイオード(ブリッジ)と電解コンデンサが乗っていますから、
それを使わないのであれば私のように、別電源が必要になりますね。

キットで+-電源があるので、基板の大きささえ合えば使えると思いますが。

67mr_osamin:2013/07/25(木) 13:58:19
Re:暑さで沸いています
まるはさん

タカチYMシリーズは私も幾つか使っていますよ。
なにより、加工のしやすさと利用しやすい価格が魅力です。


>HPA基板上に整流用のダイオード(ブリッジ)と電解コンデンサが乗っていますから、
それを使わないのであれば私のように、別電源が必要になりますね。


私、勘違いしていまして、良く解説を読むとHPAから電子ボリューム基板へ電源供給ができる仕様なんですね。

ますます、組み合わせたプリアンプに仕立てる気になってきました。


68たかじん:2013/07/25(木) 21:47:56
(無題)
mr_osaminさん まるはさん こんばんは。

電子ボリューム基板への電源供給は、まるはさんのおっしゃる通りですね。
ありがとうございます。 電圧的にはギリギリなのですが、外部電源を使うと
それはそれで、面倒ですしGNDの引き回し(ループ)を考えるとシンプルな方が
良いのではと考えてしまいます。

>ヘッドホンアンプ付きパッシブプリアンプにしてしまおうとも思っています
MUSES72320で減衰させた信号は、パッシブの可変抵抗よりもインピーダンスが
高いので、バッファなしで引き回すのには向いていません。
可変抵抗のあと2mくらいシールド線で引き回しても、さほど悪影響はでないの
ですが、この電子ボリュームは厳しいですね。

プリアウトには、何らかのバッファを通すべきです。 オペアンプでよければ
基板の裏に付きます。 ただ、プリアンプとしての使用をあまり考えていない
のでそのバッファ後のミュートとかはありませんから、パワーアンプの
電源を先に入れていて、あとから電子ボリューム基板の電源をONすると
盛大なポップスノイズが発生するかもしれません。

HPA-12基板と一体にするのであれば、アンプの保護回路のONディレイがあるので
問題にはならないのですが・・・

69mr_osamin:2013/07/25(木) 22:58:14
HPA-12基板と一体
たかじんさん

やはりおっしゃる通り、HPA-12基板と一体がよさそうですね。
HPA-12は今回、FET入力 純A級ヘッドホンアンプとして組もうと考えていまして、
2SK30Aの選別も行おうと思っています。

カップリングコンデンサなしの直結は魅力ですね。

ということで、電子ボリューム基板の頒布も検討しようと思います。


これらを組み合わせて1ケースに収納で決着です。


70たかじん:2013/07/27(土) 11:15:22
カップリングコンデンサ
mr_osaminさん こんにちは

J-FETの選別方法は、検索すると沢山ヒットするのですが、わざわざ測定冶具
のようなものまで作る必要はないと思います。
私は、テスター1つ、12VのDC電源1個、ワニ口クリップ数本でやっています。

カップリングコンデンサは、使用するコンデンサの種類によるところが大きいですかね。
真空管アンプでは、段間でDCカットするときに、相当拘ったコンデンサを
入れていることが多いように思います。
4.7uF〜10uFあたりのフィルムコンデンサを使うと大分印象が変わるかもしれません。
2.2uFのフィルムコンが秋月で安く売っているので、それを試してみましたが、
若干低音が足りなくは感じるものの、歪感の少なさ、自然な響きなど、ちょっと
良さそうな雰囲気はありました。

省けるものであれば、省いたほうがシンプルにはなりますが、カップリングコン=悪
のように考えない方が良いかもしれません。 このコンデンサによって音を作る
というのもひとつの手法だと思います。

VOL-12基板とHPA-12基板の組み合わせの場合はFET入力にすることで直結ができる
というだけです。高価なフィルムコンにお金をかけずに済むというのは、メリットですが。


71mr_osamin:2013/07/27(土) 17:44:11
Re:カップリングコンデンサ
たかじんさん

おっしゃるとおりで、カップリングコンデンサはいろいろとチョイスして各々の
音色を楽しむことができますし、
事実、そうやって好みの音色をアレンジする方も少なくないと思います。


J-FETの選別はもともと、ぺるけさんの差動ヘッドホン・アンプの製作のため
冶具を製作しています。
2SK170は既に選別したペアが何セットかあるのですが、2SK30Aはこれからです。


VOL-12用部品は昨日、秋葉原でまとめて揃えました。
AppleRemoteもヨドバシのポイントが1000P以上あったので、お得に買えましたよ。

あとは基板は到着するのを楽しみにしています。


72mr_osamin:2013/07/27(土) 17:53:56
FETの選別
追伸です。

J-FETの選別は冶具に依っていますが、Vgsの測定には半導体チェッカーを使っています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05467/

選別のために30〜50個単位で購入したりするので、できるだけ短時間で測定できるようにしたいためです。


73mr_osamin:2013/07/27(土) 18:12:33
Re:FETの選別
>Vgsの測定には

HFEの測定には

の誤りです。すみません・・・


74aizzak:2013/07/28(日) 02:44:10
VOL-12のオペアンプ
たかじんさん
いつもありがとうございます。

VOL-12のオペアンプ(U2)の事でアドバイス頂けますでしょうか?

OPA2134UAを取り付け(抵抗も)出力を取り出したのですがどうも上手くいきません。

非常にノイズが多いような音が割れてしまっているような、VRも上手く作動しません(音が絞り切れなかったり、音が突然大きくなったりします。)。
オペアンプを取り付けると、信号をストレートで出す方の端子にもノイズが載ってしまいます。

抵抗値(R15/16)にはとりあえず100Ωと1K 試してみましたが同じ結果でした。
電源電圧は±14.3Vです。

音は聞こえているのでオペアンプの取り付けには問題ないかと思いますが、抵抗値をもっといろいろ試したほうが良いのでしょうか?

よろしくお願いします。



75mr_osamin:2013/07/28(日) 04:46:34
Re:VOL-12のオペアンプ
私もオペアンプのことで便乗質問させてください。


今、ちょうど6N6P全段差動PPミニワッターが完成間近かでして、
これをリモコンで入力切り替えやボリューム操作できると便利だな、などと考えています。

となると、VOL-12と組み合わせてみたくなるんですね。
プリアウトのことを考えると、やはりバッファが必要なので、オペアンプを採用したいと思います。

が、せっかくなのでバッファもディクリートで組んでみるのも面白そうだと妄想を初めています。

(ぺるけさんのFET差動バッファ回路など)


回路構成としては、


RCA入力->SEL-12->VOL-12->バッファ回路->OUTセレクタ->HPA-12(もしくはLINEアウト)

という順番になるのでしょうか?
(セレクタスイッチが手動になるのは残念ですが・・・)



また、VOL-12とHPA-12はGNDをそれぞれRch、Lchと引っ張っていますが、
バッファ回路の入り口で共通化することになると思います。
GNDループにならないように気をつけねばなりませんが、この点についても
アドバイスをお願いいたします。


76たかじん:2013/07/28(日) 09:12:33
Re:VOL-12のオペアンプ
>mr_osaminさん
idss測定冶具があれば問題ないですね。

>RCA入力->SEL-12->VOL-12->バッファ回路->OUTセレクタ->HPA-12(もしくはLINEアウト)

バッファを載せるのであれば、その後、出力をパラっても良いと思います。
line-outにもつなげつつ、HPA-12にも入れておくという感じです。
ちなみに、VOL-12基板はバッファを載せても、アンバッファ出力は生きていますから
バッファ出力をline-out、アンバッファ出力をHPA-12へと繋げても良いかもしれません。

GNDループは、でたとこ勝負っすね。 ループが小さく、金属ケースに入れている場合は
表立って問題になることは少ないからです。

>aizzakさん
OPA2143はユニティゲインでも安定なオペアンプなので、それが原因となるのは、出力に
大きな容量がぶら下った場合だけです。 そしてその容量に対しては、出力に抵抗を
入れることで対処可能です。 ということで1kΩも入っていれば、そこは問題ない
と見てよいと思います。

信号入力にどこかに接触不良っぽい箇所がないでしょうか。
GNDが左右で完全に独立しているので、両方のGNDが確実に接触している必要があります。

あとは、一度、電源をHPA-12から供給してみてはいかがでしょうか。


77mr_osamin:2013/07/28(日) 09:36:36
Re:Re:VOL-12のオペアンプ
たかじさん

早速の回答ありがとうございます。

>バッファを載せるのであれば、その後、出力をパラっても良いと思います。
line-outにもつなげつつ、HPA-12にも入れておくという感じです。

つまり、セレクタ不要という意味ですね。

>ちなみに、VOL-12基板はバッファを載せても、アンバッファ出力は生きていますから
バッファ出力をline-out、アンバッファ出力をHPA-12へと繋げても良いかもしれません。

あ、こちらのほうがいいですね。
できれば、VOL-12とHPA-12は直結したいので。
そのためにFET入力版にしようと思っているのですから、バッファ挟まないほうがいいです。

バッファもできるだけシンプルな回路が良いなぁ、と考えていて、
まずは、ぺるけさんのFET式差動ライン・プリ・アンプが候補です。
http://www2.famille.ne.jp/~teddy/pre/pre4.htm

電源は100Vパラってもう1機トランス+電源回路で駆動することになるのかなと
考えています。


ここから余談ですが、

実はPGA2311を使った電子ボリューム基板を以前入手してプリアンプとして
使っていました。
IRリモコン機能もあって、とても便利に使っていたのですが、

BDプレイヤー、DACと平衡出力可能な機器が増えたので、エーワイ電子の
平衡型パッシブプリに入れ替えたんです。

ところが、一聴して中低域の厚みが違ったのでビックリしてしまって、
電子ボリュームプリはあっさり降格してしまいました。

そんな経緯があるので、今回のVOL-12はとても期待しているんですよ。



78たかじん:2013/07/28(日) 14:43:46
パッシブ型プリ
mr_osaminさん こんにちは。

面白い呼び方があるものですね。 アンプが入っていないのにプリと呼ぶとは・・・
プリアンプからフォノイコライザアンプを省いたモデルをラインアンプと呼ぶことが多く
なってきたとは思うのですが、更にプリアンプ自体も省いて、セレクタ+可変抵抗なのに
プリアンプと呼ぶとは・・・

まあ、プリアンプが必要か、不必要か。 そこは難しい問題です。
私も省けるものは省く、シンプル主義ですが、プリアンプによる音の差は認めざるを
得ないということを体験してきましたから。
好みで選択するというのが良いのかもしれません。

ぺるけさんのラインプリは、知りませんでした。 回路図を見ると驚きのシンプルさ
ですね。 これでまともなプリの役目を果たすのだろうか・・・ と。
さほど低インピーダンスで出力できないですし、遠慮なくDCカットするあたりは
他の追従を許さない独創っぷりです。  このプリの電源on/off時には、先に
パワーアンプの電源を落としておくことをお薦めします。 最悪、スピーカーを飛ばし
かねません。

音の方はぺるけさんチューニングですので面白い音が聞けるかもしれません。
楽しみですね。

>電源は100Vパラってもう1機トランス+電源回路で駆動することになるのかなと
トランスならちょっと安心です。 氏が紹介しているスイッチング電源だと
MUSES72320出力のインピーダンスの高いラインにスイッチングノイズが飛び込む
可能性が高いからです。


ちなみに、VOL-12のバランス化拡張は、裏の裏で進行中で、8月中に案内できるかも
しれません。 VOL-12に追加基板で対応させるものです。
SEL-12とは排他使用になりますので、誰にでもというお薦め基板ではありません。
DACからヘッドホンまで、全てバランス回路で組みたいというマニアックな方向けです。

79mr_osamin:2013/07/28(日) 15:49:01
Re:パッシブ型プリ
たかじんさん

何か良いセレクタが無いかと探していて、
エーワイ電子のパッシブ型プリを購入しました。
(えーわい、ていかにも関西らしいというか 笑
因みにこの会社、ガレージビルダーなんですが、オーナーはラックスのOBのようですね。)

到着して早速、ハラワタを見てみると見事なまでにスカスカて、
ALPSのRK27の4連とセイデンのセレクタだけでした。

ぺるけさんのラインプリですが、本当にユニークだと思います。
ポップノイズは怖いので、ラインプリ用のミューティング基板を入れようと考えていたところです。

VOL-12のバランス化拡張は面白そうですね。
今から楽しみです。
VOL-12基板単独とのセットだと専用でもう1セット作れるので、嬉しいです。




80mr_osamin:2013/07/28(日) 17:01:42
電源ON,OFF時の対策
リレー回路以外にこんな方法もあるんですね。

http://www2.famille.ne.jp/~teddy/pre/dcp.htm


81たかじん:2013/07/28(日) 19:54:03
ミュート回路
HPA-12を使っている場合は、そちらに入っている保護回路が電源ON/OFFに連動し、
DC漏れも検出してリレーを切るのですが、電子ボリューム基板では、プリアンプとしての
使用を考慮していませんのでポップスノイズが出ます。 マイコンのポートも余って
いませんので、ソフトウェア変更でも対処が難しいところです。

ぺるけさんのcds方式は、同じくぺるけさんのラインプリのようにインピーダンスが
高いプリアウトに対しては有効で、しかもシンプルでいいですね。
ちゃんとした回路で組まれたラインアウトには向きませんから、何か簡単に
出来るものを考えておきます。

マイコンとリレーでデジタル的にやってしまうのが吉でしょうか。
HPA-12のアナログロジックとは真逆の手法ですが、ソース公開を念頭に置いて
みんなに使ってもらえればと思います。

82mr_osamin:2013/07/28(日) 20:46:09
Re:ミュート回路
たかじんさん

いろいろと教えていただきありがとうございます。

HPA-12,SEL-12、VOL-12をベースに、その周辺のモジュールをシンプルな構成で
バリエーションを増やしてゆければ、我々のような(回路設計までおぼつかない)
プチ・ビルダーにとってはソリューションが増えてとても助かります。

今後もいろんな実験を重ねて面白いものを作ってゆけたらと思います。

私自身もいろいろと試行錯誤しながら、知識習得に努めたいと思います。
よろしくお願いします。


83まるは:2013/07/28(日) 22:11:37
ミュート回路
Photo-MOSリレーなる電子デバイスを使った方法があるので
実験しだしたのですが、なかなか思ったような動作になってくれません。

そもそも、電源が入っていない状態ではOFFのはずなのですが、
電源が入った瞬間にポップノイズを出してくれます。
本末転倒です。
Photo-MOSリレーのために電圧制御をしなければならないなんて。
遅延起動でいいと思うのですが。

これがうまく動作してくれると、ClassAAなどのOPAMPアンプでも
小型に付属できるので都合がよいのですが。


ぺるけさんのLED-CDS機器の方が、アナログ的制御でいいのかも
しれませんね。

84aizzak:2013/07/29(月) 20:03:08
VOL-12 のオペアンプ
たかじんさん
こんばんは。

VOL−12の電源とHPA−12の電源の電圧を変えてあったのでGNDを繋いでいませんでした。
GND繋いだら問題なく作動しました。
MUSESのGND繋いであるから大丈夫だと思っていましたが、MUSESのGNDは独立していたの忘れてました。

以前にもこんなことがありました・・・
学習不足でした。

ありがとうございました。

85たかじん:2013/07/29(月) 22:44:17
Photo-MOS
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000087M.png

aizzakさん こんばんは。

原因がわかって良かったです。
VOL-12基板の最大の特徴かもしれません、GNDが繋がっていないところは。
コントロール系と、信号系で。 しかも信号の方も左右でGNDは繋がっていません。

MUSES72320の設計者の意図を最大限に読み取った基板かもしれません・・・


まるはさん mr_osaminさん こんばんは。
リレーというかミュート回路は、可能な限り単純にしたいですね。
photo-MOSリレーは、以前、設計した基板で使いました。 松下のものとオムロンのもの。
ON抵抗が低いものは、D-S間容量が大きく、高域が漏れる。  容量が少ないものは
ON抵抗が高い。 と、なかなか都合の良いものがないんですよね。
SSR・MOS-FETリレーも名称が異なるだけで、ほぼ同等のものです。(大電流ものは除いて)

ちなみにcdsもON抵抗というか、LEDに最大限電流を流しても、結構な抵抗値が
あるので、ぺるけさんのラインプリのような高インピーダンス出力の回路にしか
適応できないと思います。 おそらく、4kΩくらいインピーダンスがあるのでは
ないでしょうか、あの回路。

単純にオペアンプで構成したバッファでは、インピーダンスは意図的に抵抗を
入れない限り1Ωを遥かに下回っているので、数十Ω程度のON抵抗では、
ポップスは消えないです。

ちなみに、ミュート回路は、信号に直列にいれて、信号を切断する方法と、
対GND側へと入れて、強制的に信号をGNDレベルにするものがあります。
プリアンプでは、GNDへ落とすほうを使うことが多いです。
SP出力は、逆に信号を切断するほうです。




86mr_osamin:2013/07/30(火) 06:27:43
ミュート回路
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000088M.jpg

http://audioworks.ocnk.net/product/25



87たかじん:2013/07/30(火) 21:20:59
Re:ミュート回路
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000089M.png

mr_osaminさん
こんばんは。

>オーディオワークスのライン信号用ミューティングキット
555タイマーを使ったものですね。 その割りに価格が高いです。 ちょっとびっくり。

ちなみに、HPA-12基板も同じケース内に入れるのであれば、そこからミュートの
信号をとって同じタイミングでミュートできますよ。

こうすると、リレーと抵抗、ユニバーサル基板の切れ端で、多分300円もあれば
間に合います。




88mr_osamin:2013/07/30(火) 22:51:18
Re:Re:ミュート回路
>こうすると、リレーと抵抗、ユニバーサル基板の切れ端で、多分300円もあれば
間に合います。

なんと!


89mr_osamin:2013/07/30(火) 22:53:08
HPA-12について質問です
たかじんさん


部品表(FET入力純A級)を見ながら部品の取り付けを進めています。

No.26で

R15、R65 数量4 ???? 120Ωです。

記載ミスでしょうか?


90まるは:2013/07/30(火) 23:18:05
ミュート回路
>photo-MOSリレーは、以前、設計した基板で使いました

たかじんさんの後追いをしていました。
実験止めです。(笑


>ミュート用トランジスタって
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2012/10/post-1600.html

たかじんさんの過去のブログで、こんなのがありました。
2SC1815では、使い物にならず部品箱にあった2SC1000は
以外とよかったです。
ブログに書かれている2SC2878であれば、もっと良いのでしょうねぇ。


でも、ラインをグランドに落とす物なので、ちょっと目的のものでは
ありませんでした。


91まるは:2013/07/30(火) 23:21:59
Re:Re:ミュート回路
>>こうすると、リレーと抵抗、ユニバーサル基板の切れ端で、多分300円もあれば
>>間に合います。

この回路のライン側の出力異常電圧検知回路部分は、なるほどなぁと
感心する物です。
左右独立しているので、どちらかでも+-0.6V以上になるとリレーが動作しますし。

これを利用しない手はないですね。

92mr_osamin:2013/07/31(水) 07:17:26
Re:ミュート回路
プリから入るラインの抵抗値の定数はどうやって決まるのでしょうか?


93たかじん:2013/07/31(水) 21:23:12
Re:ミュート回路
mr_osaminさん こんばんは。

>プリから入るラインの抵抗値の定数はどうやって決まるのでしょうか?
テキトウです(笑
100〜470Ω位が良いのではないでしょうか。  抵抗値が小さいとミュートの
効きが甘くなりがちですが、抵抗値が高いと、音が優しくなってしまいます。
音を聴いて判断するのが良いかと思います。
ちなみに、ぺるけさんのラインプリなら、もともとインピーダンスが4kΩくらいと
高いのでリレー直前の抵抗はなくても良いです。

そうそう、タイマーをもう少し延ばしてもよいかもしれません。
C85の220u/16vを470u/16vにすると4秒ちかくになると思います。

ちなみに、プリアウトは、安全のためDCをカットして出力するのがお薦めです。
この辺りは、音質と安全性のバランスでどちらをとるのか、非常に難しいところ
ではあります。

>R15、R65 数量4 ???? 120Ωです。
ミスですね。 数量2でお願いします。

まるはさん こんばんは

>ブログに書かれている2SC2878であれば、もっと良いのでしょうねぇ。
ミュート用トランジスタですからね。 逆さhfeが規定されているのと
ON抵抗の小ささが特徴です。 とは言っても、ずっと信号ラインに繋がっている
のでリレーの音質には敵いません。 測定しても歪率が悪化するわけではない
ですが、音は、少しガヤつくように感じます。

>左右独立しているので、どちらかでも+-0.6V以上になるとリレーが動作しますし。
パワーアンプの保護には必須の項目ですよね。 実験中に何度 このDC検出に
お世話になったことか(笑
これを検知しないSPリレーは意味ないです。 

94mr_osamin:2013/08/11(日) 05:38:57
Re:Re:ミュート回路
たかじんさん

>ちなみに、ぺるけさんのラインプリなら、もともとインピーダンスが4kΩくらいと
高いのでリレー直前の抵抗はなくても良いです。

そうそう、タイマーをもう少し延ばしてもよいかもしれません。
C85の220u/16vを470u/16vにすると4秒ちかくになると思います。

とりあえず、音声信号の通り道にできるだけ抵抗を入れたくないので、
リスクはありますが、素通しで進めてみようと思います。


95まるは:2013/08/12(月) 03:22:30
Re:Re:ミュート回路
>リスクはありますが、素通しで

逆の発想はどうでしょうか。
動作テスト段階では、ミュート回路を入れて
いくつか抵抗を付け外しして試聴してから、
調整が完全になってから、試しにミュート回路を
外してみるという方法ですが。

私はHPA-12を自作基板で作ったので遠回りをしました。
たかじんさんの基板であれば、異常動作など
起こりにくいとは思いますが、動作させた最初の時点では
出力側には、けっこうな電圧が出力されて驚きました

96mr_osamin:2013/08/20(火) 09:45:44
Re:Re:Re:ミュート回路
まるはさん

>逆の発想はどうでしょうか。

そうですね!
というか、自ずとそのような流れになると思っています。

まずはHPAの製作を進めねば・・


97たかじん:2013/08/21(水) 09:38:42
Re:Re:Re:ミュート回路
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000099M.jpg

mr_osaminさん
まるはさん
こんばんは。

プリアンプの回路がぺるけさんの差動ラインプリ回路だと、DCはカットしています。
しかもドレイン出力なので、とてもインピーダンスが高いので、ある意味安全です(^^
(勝手に貼ったら怒られるかな・・・)




98まるは:2013/08/22(木) 02:57:48

https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000100M.jpg

棚の下にあったので写りが悪くて申し訳ないです。
それに裏側向いていますし。

これでYAHAを(世界最大の大馬鹿かも

写真だけでは大きさが分かりませんが、高さ40センチくらいあります(笑



99まるは:2013/08/22(木) 03:03:46
Re:ミュート回路
たかじんさん

>リレーの音質には敵いません
>音は、少しガヤつくように感じます

2SC2878は使っていませんが、2SC1000では逆hfeが低いせいか
ONになってから僅か時間差があってミュートが効く感じでした。
そして小さく音漏れがしましたし。
2SC1815では、アッテネータという感じで音が小さくなっただけです。

音的には、そう言われてみれば何かおちつかない音がしていた
気がします。ノイズではないですが、無音時に音にならない音というか
「シーっ」という感じがしたのを覚えています。
なるほどこれがガヤつく感じかもしれません。


100まるは:2013/08/30(金) 00:23:15
Re:Re:Re:ミュート回路
mr_osaminさん

>まずはHPAの製作を進めねば・・

ここに、大きな失敗例がいますから、私の真似をしなければ
最初から確実に動作します。

101たかじん:2013/08/31(土) 03:08:27
Re:球
な、なんですか。 これは。
PCのCPUクーラーでも、こんな手の込んだヒートシンクはないですよね。

>ノイズではないですが、無音時に音にならない音というか
>「シーっ」という感じがしたのを覚えています。
そうそう、ミュートTRの駆動回路からの電流がオーディオ信号ラインへもれます
から、駆動回路自体もローノイズ設計にしておかなければなりません。
色々考えるとミュート回路はリレーが一番ですね。
接点不良になりにくい小信号用のリレーを使います。注意点はそこだけです。


102mr_osamin:2013/08/31(土) 03:37:38
Re:Re:Re:Re:ミュート回路
まるはさん

>ここに、大きな失敗例がいますから、私の真似をしなければ
最初から確実に動作します。

はい、

同じ轍を踏まないよう、留意します。
まるはさんのブログも拝見させていただきました。

まさに七転八倒の記録w


103まるは:2013/08/31(土) 06:37:42
Re:球  Re:Re:Re:ミュート回路
>PCのCPUクーラーでも、こんな手の込んだヒートシンクはないですよね

このサイズになると、1個ずつ手作りだと思いますが。(そもそも数が出ないと思われますし

正体はこれです。(たぶん


8T10R Toshiba 送信用強制空冷3極管
http://www.museum.uec.ac.jp/database/valve/bf3/8T10R.html

ヒータが、 電圧 22V、電流 60A。

これくらいになっても、やっぱりヒータトランスなのでしょうねぇ。(をいをい


とまぁ冗談はこれくらいにして、田舎の電子部品屋の棚にディスプレイとして座っています。
長らく正体が誰もわからなかったのですが、ほぼ判別できました。



>色々考えるとミュート回路はリレーが一番ですね

いろいろと試してみて、結局リレーに落ち着きました。
最初からリレーだったのですけれどね。(笑



mr_osaminさん

>まさに七転八倒の記録w

車でいえば、ギアをリバースに入れていて、自分は前進するつもりなのに後ろに
進んで、あれ?ってなっていたような状態でした。
出だしから間違っていたという、失敗の記録です(笑

位相を進めてしまって、おかしいなぁと首をひねっていました。(あはは




104まるは:2013/08/31(土) 06:53:52
Re:球
よくよく見ると、上部の端子は3本でした。

またもや、ふりだしに。

105mr_osamin:2013/08/31(土) 09:58:51
思い込み
まるはさん


>車でいえば、ギアをリバースに入れていて、自分は前進するつもりなのに後ろに
>進んで、あれ?ってなっていたような状態でした。
>出だしから間違っていたという、失敗の記録です(笑


いやぁ、私もあまりその手のことについては言えないです(汗)
近視眼的になってしまうと、平常心ですぐ気がつくことがなかなか気がつかなくて
ものすごい回り道になることってありますね。

アンプ製作に限らないですが、客観的に俯瞰して問題構造を把握して
理詰めで追い込んでいかないといけないと思います。

まだまだ自作に関しては知識も経験も足りないなと反省することしきり・・・


106たかじん:2013/08/04(日) 20:56:23
勘違い
勘違いや間違いは良くあることですよね。
特に電気って見えないからよく分からないと言われることがありますが、
本当にそうだと思います。  こうじゃないかなぁ〜と推測して、見事に外す(笑
そんな事は日常茶飯事です。

回路構成のことやソフトウェアは、真剣に考え込むとミクロ的というのでしょうか。
特定部分だけしか考えが及ばす、解決策を見出せないでいることが良くあります。

ずっと悩んでいて、気晴らしに車で峠道を攻めているときに、はっ と別の視点で
良いことを思いつく。 そんな感じです。

>アンプ製作に限らないですが、客観的に俯瞰して問題構造を把握して
>理詰めで追い込んでいかないといけないと思います。
まさに、それですね。 理詰めで行かないときはカット&トライ。
トライ&エラー。 エラー&エラー。

>ヒータが、 電圧 22V、電流 60A。
・・・  許容損失が6000W とか。 とんでもない物が世の中にはあるんですね。
で、YAHAっすか?(笑

>よくよく見ると、上部の端子は3本でした。
確かに、よく見ると端子部の形状が違いますね。

107まるは:2013/08/04(日) 22:36:54
難しいことは・・・
最近、とみにそうなってきているのですが、難しいことを考えない。
試してみてダメだったら、また明日。
明日でダメなら、あさって。

それでもダメなら、来週。

この調子なので、さっぱり先に進みません。


ただ、その失敗の途中でメモを取っています。
回路図に測定した電圧を書き込んだり、試作した回路の変更点をメモに
書き込んだりしています。

後でみると、ああ、ここから間違ったのかと分かりますが
そのときは頭が沸いているので、判断がつきません。


この1年、確実に動作する(はず)のヘッドホンアンプばかり作ってきても
この有様ですから。
でも、どんな音がするのだろうか、部品を換えたから、こういう音かな?と
思うのは楽しいですし、楽しみのために作っていますから。


>で、YAHAっすか?

この球、カソードがなさそうで。これじゃ困ります。0dbにするのに。
現行の球はセラミック製らしくて、真空管なのに光が見えないのもマイナスですね。(どこが?


>・・・  許容損失が6000W
AM局なのかFM局用なのか分かりませんが、送信所に使う終段のようです。
定期交換が必要なので、廃棄品を譲ってもらったそうです。
本当は破壊しなければならないので、世の中に出てきてはいけないのかも
しれませんが。


>確かに、よく見ると端子部の形状が違いますね

 この取っ手?の形状から、東芝製と思うのですが、メール添付して
質問してみるのも、上の理由もあってためらっています。
でも、聞いてみたいですよね。

これ貴社の製品ですか?って(笑
型番が分からないのですけれど、って。

担当者も、さぞかし困ることでしょうねぇ。

108mr_osamin:2013/08/05(月) 22:01:40
とりあえず
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000110M.jpg

ここまできました。
まだ出音までは少し工程が残っております。

VOL-12と組み合わせる予定なので、とりあえずバラックで組みます。


あとはJ-FETの選別が済めば一気に完成まで持って行こうと思います。


VOL-12も少し手をつけ始めています。




109mr_osamin:2013/08/06(火) 11:07:51
差動ラインプリについて
たかじんさん

VOL-12+差動ラインプリについてですが、

そういえば、FET差動HPAがラインプリとしても使えることを思い出しました。

「(14)このヘッドホンアンプをプリアンプとして流用あるいは共用できるか:」
http://www.op316.com/tubes/hpa/version3.htm


これを使う手もありますね。
既に手元に基板はありますし。


同様に、応用編ですがVOL-12のバランス式オプションが出たときは、
FET差動バランス型ヘッドホンアンプをラインプリとして使えるかもしれないと思いました。

http://www.op316.com/tubes/balanced/balhpa.htm

これも基板があるので。


流用できれば面白いと思いました。


110たかじん:2013/08/06(火) 22:40:52
ヘッドホンアンプとプリアンプ
mr_osaminさん こんばんは。

ブログでどこかに書いたように思いますが、
実は、ヘッドホンアンプとプリアンプの出力振幅は殆ど変わりません。
よりドライブ能力が高いのがヘッドホンアンプです。 そういう意味ではHPA-12の
出力をそのままプリアウトにしても全く問題ありません。

確か、ぺるけさんのところの球ヘッドホンアンプでも、そういう構成にしていて
どちらにも出力するタイプのものがあったように思います。

最もシンプルにするのであればHPA-12のみでヘッドホンにもプリアウトにも並列で出力。
ちょっと変わった音づくりを楽しむのであれば差動ラインプリをプリに使う。
既にある基板を流用するのであれば、ぺるけ式HPAをプリに使う。

という3パターンですかね。

それぞれ、実験してみて、プリとして一番気に入るのはどれか探るというのも
楽しいのではないでしょうか。 私としては差動ラインプリが一癖あって面白そうです。

あと、VOL-12のバッファアウトをそのままプリ出力にしてしまう。 という手もありました。
これが一番クセが少なく素直かもしれませんが、つまらないとも言えます。

111mr_osamin:2013/08/06(火) 22:58:14
Re:ヘッドホンアンプとプリアンプ
たかじんさん

>実は、ヘッドホンアンプとプリアンプの出力振幅は殆ど変わりません。

ということですよね。
いろいろ考えているうちに、こういうアイデアになったのですが、

そうなると、

「あれ?ヘッドホンアンプが2式?」

という話になったので。



>私としては差動ラインプリが一癖あって面白そうです。

私もそれが面白そうだと思っています。

FET差動HPAの100V版の回路を流用してみてはどうかと考えています。
DCカットは必要かと思いますが。



112たかじん:2013/08/07(水) 19:52:45
2式ヘッドホンアンプ
mr_osaminさん

面白いアイデアですね。 形式の違ったヘッドホンアンプ2式を備えて、ヘッドホン
ジャックも2つ。
どちらのジャックに挿すかでアンプが選べる。(音質が選べる)
プリアウトは、どちらかお好みで接続しておく。  そんなアンプは見たことないです。

ヘッドホンジャックが2つあっても、シリーズの抵抗が違っていてヘッドホンの相性に
よって選択できるアンプをみたことがありますが、内部回路が違うものというのは
さすがに、市販製品としては存在しないように思います。

>DCカットは必要かと思いますが。
そうですね。念のためDCを切っておくのが安全だと思います。

113mr_osamin:2013/08/07(水) 20:05:10
Re:2式ヘッドホンアンプ
たかじんさん


これは不可抗力ですね(笑)
おっしゃるとおり、普通ではありえないと思います。

2つのジャックにそれぞれ、「たかじん」「ぺるけ」って書いておきましょうか(笑)


クライマックスは電子ボリュームですね、やはり。


今からケースの構想に入っていますが、できればリファレンス用にしたいので
それなりにコストをかけたいと思っています。


難関はLCD部分の穴あけです。
あれだけ大きな開口部をハンドドリル+ヤスリで整えるのは至難の業なので、
オーダーしようかと考えています。

そういえば、まだVOL-12の作例が掲載されていないですね。

みなさん、どのようなケースに納めているんでしょうかね?
とても気になります。




114まるは:2013/08/07(水) 20:51:45
Re:2式ヘッドホンアンプ
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000116M.jpg

>どちらのジャックに挿すかでアンプが選べる。(音質が選べる)

ジャックを差し替えてアンプを切り替えるのは
面白い方法ですね。

物理的にも簡単で、余計な回路が必要ないので
音質が劣化しませんね。


>難関はLCD部分の穴あけです

過去に写真のように1608のLCDを使った工作をしました。
ラジコンで使うサーボチェッカーです。(パルス幅が数値で見えます)

夏の熱さなのか製作精度の悪さなのか、枠のプラが微妙に
曲がって見えます。というか、曲がっていました。

ドリルで穴あけて、ハンドニブラで1mm厚のアルミ板をせっせと
穴あけしましたが、角が綺麗に仕上げることができなかったので
目隠しでプラ板をくりぬいて貼りましたが、今ひとつでした。

悪い作例です。
次は別の方法を考えて、直角と直線を出せるようにしたいのですが
なかなか思ったようにできません。


>そういえば、まだVOL-12の作例が掲載されていないですね

みなさん、どうされているのでしょうねぇ。



115mr_osamin:2013/08/07(水) 20:58:40
Re:Re:2式ヘッドホンアンプ
まるはさん

>悪い作例です。
>次は別の方法を考えて、直角と直線を出せるようにしたいのですが
>なかなか思ったようにできません。


いやいや、実際これをやろうとするとすごく大変だと思います。
とにかくアルミ板に四角い穴をあけようとすると、実際やってみればわかりますが、
相当難しいと思います。

>>そういえば、まだVOL-12の作例が掲載されていないですね
>みなさん、どうされているのでしょうねぇ。

ひょっとして・・・一番バッターは、我々?w


116まるは:2013/08/07(水) 21:52:24
Re:Re:2式ヘッドホンアンプ
>とにかくアルミ板に四角い穴をあけようとすると、実際やってみればわかりますが

次の方法としては、直線を出すため、百均の小さい金属製定規の裏に
両面テープを当てて、それをガイドにしてPカッターでアルミの穴のエッジを
真っ直ぐに出来ないかと考えています。(最悪削れても良いため百均製)

直線が出来れば、角は精密ヤスリで微調整しながら削るしか
なさそうです。


この難作業を行わないとなると、フライス盤で削るしかなさそうですが、
まだ所有していませんし、ある程度の製品を購入しなければ精度が
でないので、これまた財布との相談が大問題です。

となると業者に発注するしかなさそうです。


レーザー加工する業者もありますが、ケース専門で製作する所に
委託するのが、思ったより安くできるのかなと思っています。

シルク印刷とか彫刻仕上げなど行えば、メーカー製のようになりますが
財布との要相談が必要になりますし。
個人的には、自宅でNC加工が出来れば、パネルの彫刻(掘り込み)から
基板のパターン製作まで出来るので一挙に解決なのですが、
工具貧乏どころではなくなるので、流石に留まっています。


>ひょっとして・・・一番バッターは、我々?w

ここ何日か登場されていないaizzakさんが、基板製作では先陣を切られていますし、
すぐにmr_osaminさんが追いつかれるかと。
ちなみに私は後塵を拝します、というか最後尾になりそうです。(コレコレ

製作例集に登場された方々も、そろそろ、たかじんさんに連絡あるのでは
ないかと期待しています。

117mr_osamin:2013/08/07(水) 21:58:43
Re:Re:Re:2式ヘッドホンアンプ
まるはさん

>この難作業を行わないとなると、フライス盤で削るしかなさそうですが、
>まだ所有していませんし、ある程度の製品を購入しなければ精度が
>でないので、これまた財布との相談が大問題です。

ここが悩ましいところで、何度この誘惑に魅了されたことかw
けれど、コスト面で考えたら引いてしまいます。


>すぐにmr_osaminさんが追いつかれるかと。

いや、私はまだ1カ月以上先になると思います。
プリアンプ化したいので、そちらの製作も必要ですし、
まずはバラックで組んで、少しずつくみ上げてゆく予定なので。

ケースも今回はいつになくコストと時間をかけたいと考えています。

また、先人の作例が公開されるとそれも参考になりますし。


118mr_osamin:2013/08/07(水) 22:00:15
HPA-12について質問です
たかじんさん

初段エミッタ抵抗(R6、R7、R56、R57)は0Ωの場合、短絡させればよろしいのでしょうか?
それともオープンのままでも良い?


119まるは:2013/08/07(水) 22:52:07
re HPA-12について質問です
>HPA-12
>初段エミッタ抵抗(R6、R7、R56、R57)

たかじんさんが、おいそがしいようなので、つなぎとして。

ショートさせなければ初段が動作しません。

抵抗の足の余りでも、亜鉛メッキ線でもいいので、
エミッタ抵抗の部分を繋がないと残念ながら動きません。

120mr_osamin:2013/08/07(水) 23:02:02
Re:re HPA-12について質問です
まるはさん

ありがとうございます。
回路図見ればわかる話ですよね(苦笑)

はい、


ようやく仕上がりました。
これからバラックで配線です。

VOL-12も完成です。
セレクタ基板はのちほど。


121まるは:2013/08/08(木) 21:22:31
Re:re HPA-12について質問です
Re:re HPA-12について質問ですまいました。


>回路図見ればわかる話ですよね

わかっているつもりでも、たまに、あれ?てなる事が多々あります。

それよりも、確認しているのに、4桁のカラーコードを間違う事があります。
これまた自分でも原因がわからないのですが。

抵抗をつけてから、ああここ違うっていうやつです。


>VOL-12も完成です

バラック試作用のボード、これいいですね。
たしか百円ショップにあったような。

0dbHyCAAは、ゴム足の裏に両面テープつけて、プラ板の上に貼り付けていますが、
ボリュームが転がったままです。
パネルに取り付けて固定すると安定しますね。

122たかじん:2013/08/08(木) 22:50:52
出遅れましたが
mr_osaminさん こんばんは。
ご質問には まるはさんが回答されていますね。0Ωはジャンパー線を繋げておきます。

まるはさん ありがとうございます。
助かります。

私の資料が分かりにくいんですね。 もう少し改良をしていかなければならないです。

そうそう、4桁のカラーコードは、私もダメです。 金銀がないと、どちらから読んで
いいのか迷います。 迷ったあげく、テスターで測っています(笑
でも、確実です。

HPA-12基板も第2版までは、抵抗など全ての部品がスルーホールに差し込んでいたので
抜くのが大変でした。 第3版以降は必要のない部分はノンスルーホールになって
いるので、半田吸取りで、部品が抜けます。

確かに、LCD部分のケース抜き穴は大変ですね。 私もどうしようか迷っています。
穴を沢山あけて切り取り線みたいにしたあと、棒やすりでガリガリと拡大していく
方法くらいしか思いつきません。 入念にマスクしないとキズがつきそうです。

スモークのアクリル板を表から貼って、穴の出来を誤魔化すのも手かなとも思います。

123まるは:2013/08/09(金) 06:39:29
たまたま見ていましたので
>0Ωはジャンパー線を繋げておきます

たかじんさんが、何やら秘策がありそうなので
でしゃばらせていただきました。

バランス型・・・私には敷居が高いようです。


>4桁のカラーコード

金と銀の帯で、1Ω単位なのか10Ω単位なのか変わるので、
分かっているのに見落とす事があります。
頭が沸いているときは、けっこうやります。


>第3版以降は必要のない部分はノンスルーホール

なんと、そういう仕様の変更があったとは。
朗報です。


>LCD部分のケース抜き穴

LCD穴をエッジを綺麗に見せるため、目隠しを考えていまして
薄い(0.1mm厚)真鍮板をエッチングしようとしています。

アイロンプリント工法では、トナーの焼き付けでムラが出ることがあるので
けっこう、それの修正に手間が掛かります。

電動で送り機能付きのラミネーターを買おうかどうか考えています。
新品で5千円らしいですが、プリント基板は厚いので使えないらしく
これだけのために買うと思うとちょっと考えてしまいます。

とりあえず、いつものアイロンプリント工法で四角の穴が開いて
周囲が2mmか3mm幅の物をテストで作ってみることにしますが、
この熱さ。まいってきました。
37度って体温の方が低いのですが。そして夜中も30度より下がりません。
やれやれです。

124mr_osamin:2013/08/09(金) 23:48:22
Re;たまたま見ていましたので
たかじんさん、まるはさん

フォローありがとうございます。
素朴な疑問を書くことがありますので、ご容赦ください。

なんとなくそれとわかっていてもあえて聞いてみようと思うこともありますので。

また、この掲示板を見ている方々も同様な疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれませんし。


>バランス型・・・私には敷居が高いようです。

「そこに山があるから登るのだ」って感じかなw


技術やコスト面で自分の身の丈の範囲で可能なことはできるだけ実践してみようと思います。


125まるは:2013/08/10(土) 07:33:01
こちらこそ
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000127M.jpg

>この掲示板を見ている方々も同様な疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれませんし

私も間違いは多々ありますので、気づいた方がフォローを入れていただけますと
有難く思いますので、よろしくお願いします。


>「そこに山があるから登るのだ」って感じかなw

GND線分離と、バランス型。
先の目標にしたいと思っています。



さて、昨日おとなしかった?のは、久々工作をしました。
金属加工ですが。

ちなみに、私はこのキャラクターのコレクションはしていません。
というより顔の横に穴を開けるなど、コレクターとしてはもってのほかですし。

いっそのこと塗装してしまおうかと思っていますが、まずは穴をあけて
様子を見てからという事にしています。

0dbHyCAAが、箱に入りましたが、肝心の真空管のプロテクターまで
頭が回っていません。
真空管の上部突起を保護しつつ、中で左右2つぼーっと見えるヒーターを見せるには
どうしたものかと考えています。


ちなみに新型工具を使いました。
通称 竹の子ドリル、というやつです。

余っているアルミ板で3個ほど練習してから、この薄鉄板に挑みました。
ボリュームやジャックなどは細いタイプを使って、楽々と開ける事が出来たのに
調子のって上蓋を開けてみましたが、最後の一番太い部分が引っかかって
しまって、へりが反り返った部分が出来てしまいました。
まだまだ経験が足りないようでした。




126mr_osamin:2013/08/10(土) 12:52:15
Re:こちらこそ
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000128M.jpg

まるはさん

>GND線分離と、バランス型。
>先の目標にしたいと思っています。

いろいろと次の構想が膨らみますね。


>さて、昨日おとなしかった?のは、久々工作をしました。


ケースに入れるとなんとなくホっとします(笑)

>ちなみに新型工具を使いました。
>通称 竹の子ドリル、というやつです。

工具は私も揃えたいのですが、まず作業場の確保ですね。
本格的にそろえるのもコストがかかりすぎるし・・・

作業台とドリルはなんとかしたいと思っています。



ところで、


「HPA-12FET入力純A級ヘッドホンアンプ」の出音にようやくこぎつけました。

バラックで組んでいます。


初段FETは2SK30Aでまずは試しています。

たかじんさんが2SK170も良好とおっしゃっていたので比較できればよいなと思います。


評価はもう少し後にしておくとして、エージングしながら聴いています。

引き続き電子ボリュームの製作を進めます。(既に基板側はできてますが)





127mr_osamin:2013/08/10(土) 16:01:00
HPA-12+SEL-12
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000129M.jpg

HPA-12の出音が完了したので、そのまま一気にVOL-12もくみ上げました。

IRリモコン、LCDの表示も問題なくとても快適です。


音のほうは・・・



うふふの、ふ
えへへの、へ♪


ですw




128まるは:2013/08/10(土) 22:39:00
HPA-12+SEL-12
>HPA-12FET入力純A級ヘッドホンアンプ」の出音にようやくこぎつけました
>初段FETは2SK30Aでまずは試しています

動き出したばかりなのに、思わず、おおっと声が出る、良い音がしますし。


>IRリモコン、LCDの表示も問題なくとても快適です

そうでした。リモコンも使えるのでしたね。
発注しなければ。


>うふふの、ふ
>えへへの、へ♪

イヒヒヒヒヒヒ。



0dbHyCAAは、12AU7から、6189にして、次に5814Aに差し替えてみました。
6189の方が若干低域が強めな感じですが、5814Aの方が、中で小さくポツンと
2ケ所ほど光っています。
これはこれで味があります。


129mr_osamin:2013/08/10(土) 23:09:19
Re:HPA-12+SEL-12
まるはさん

>動き出したばかりなのに、思わず、おおっと声が出る、良い音がしますし。

ですね♪


ぺるけさんの「FET差動バランス型ヘッドホンアンプ」のように音場がすごく立体的。
前後の奥行きがあって、これに加えてさらに音域が広がった感じです。

それと、細かな音が非常によく聞こえる。
中低音も節度がありつつも押し出し感がありますね。

これ、エージング進んだらかなりイイところまでいけそうです。


ちなみに私の環境は、

VoyageMPD(Alex)->トランス式USB-DAC->VOL-12->HPA-12

です。



もう少し調整してさらにSEL-12を合体します。
それと、FET差動バッファを組み合わせてみようと思います。


あとは、たかじんさん特注のRコアトランス待ちです、ね。


130まるは:2013/08/11(日) 22:05:31
Re:HPA-12+SEL-12
>ぺるけさんの「FET差動バランス型ヘッドホンアンプ」のように音場が
>すごく立体的

たかじんさんのHPA-12は、非バランスなのに、バランス型と肩を並べるとは。
残念ながらバランス型を聞いたことがないので、有益な情報ありがとうございます。


>これ、エージング進んだらかなりイイところまでいけそうです

唯一、定電流回路に多回転半固定抵抗がついていますが、1度調整してしまうと
かなり安定してほとんど再調整が必要ありません。

ただ、電圧を変更すると再調整が必要ですが。


>VoyageMPD(Alex)->トランス式USB-DAC->VOL-12->HPA-12

コネクタが多く必要ですね。
1つの筐体にまとめると、けっこうな大きさになりそうですし。


>たかじんさん特注のRコアトランス待ちです

私は、トランス待ちです。おおよその大きさはわかりますが、正確な横幅がわからないので
ケースは実物が揃ってからになりそうです。


131mr_osamin:2013/08/11(日) 22:43:31
+SEL-12改めVOL-12
タイトル間違ってましたw

まるはさん


その後、2SK170に変更しました。
低音はちょっとおとなしくなりますが、高音がより繊細な感じになりました。
(といいながら、すごく微妙な差です)

>唯一、定電流回路に多回転半固定抵抗がついていますが、1度調整してしまうと
かなり安定してほとんど再調整が必要ありません。

2SK170に変更し、あらためて調整しなおしました。
おっしゃるとおり安定しますね。

>コネクタが多く必要ですね。
1つの筐体にまとめると、けっこうな大きさになりそうですし。

SEL-12を組み込んだときにCH1はトランス式USB-DAC直結にしようとも考えました。
基板が小さいので十分可能です。
が、あまりに集約しすぎかなという感じもして、要検討ですね。

>私は、トランス待ちです。おおよその大きさはわかりますが、正確な横幅がわからないので
>ケースは実物が揃ってからになりそうです。

同じく、
差動バッファも組み込んでプリアンプに仕立てるので基板の数が多くなってきました。
ケースも大型化しそうです。

SEL-12の基板実装も終わったので、次は差動バッファの準備に入ります。
とりあえず、ぺるけさんのFET式差動ヘッドホンアンプをVer.2からVer.3にVer-UPし、
AC100仕様に変更し、これをつないでみようと思います。

差動プリも別途製作し、比較してみようと思っています。


132まるは:2013/08/12(月) 23:21:44
:re +SEL-12改めVOL-12
>その後、2SK170に変更しました

このFETは高域が伸びますね。

HPA-12では、R14,R64の抵抗値を減らすと、低域に振ることができます。
基板裏側へ、4.7KΩから10KΩの抵抗を並列に付けてみてください。

合成抵抗をあまり小さくしすぎると、回路上のバランスが取れなくなるので、
ほどほどが大事ですが。


>とりあえず、ぺるけさんのFET式差動ヘッドホンアンプをVer.2からVer.3にVer-UPし

音の傾向は同じですが、艶やかさというか音の延びが違ってきました。


>差動プリも別途製作し

若干、音量調整が必要かもしれませんね。

133mr_osamin:2013/08/13(火) 17:32:25
Re::re +SEL-12改めVOL-12
まるはさん

>このFETは高域が伸びますね。

そんな印象ですね。


>HPA-12では、R14,R64の抵抗値を減らすと、低域に振ることができます。

ソケットを取り付けているので、交換しながら調整してみます。


>音の傾向は同じですが、艶やかさというか音の延びが違ってきました。

やはり聴感上も違いがでてきますか。
一応、交換部品は揃える予定です。
15V駆動なんですよね。


>若干、音量調整が必要かもしれませんね。

これはどういう意味でしょう?


134まるは:2013/08/13(火) 22:20:37
Re::re +SEL-12改めVOL-12
>15V駆動なんですよね。

作り出したのはVer2からでしたが、Ver3と聞き比べてみると
やはり差がわかります。

曲が終わって無音になる僅か何秒間の音を聞くのが
楽しくなります。

小型の15VDCアダプターを使っていましたが、
たかじん式のトランス別電源を違うトランスに入れ替えたので、
ぺるけ式に流用してみました。

やはり、電源がしっかりすると、より音もしっかりというか、
カチっとした感じで安定感が増すようでした。


>差動プリも別途製作し
>>若干、音量調整が必要かもしれませんね。

おっと勘違いでした。差動プリアンプでしたね。
ヘッドホンアンプをそのままプリアンプとして使用されるのと
思い違いをしてしまいました。失礼しました。

気温が37度超えて、人間が熱ボケが悪化しています。(ああ、ずっとそうでした

135mr_osamin:2013/08/14(水) 06:58:24
Re:Re::re +SEL-12改めVOL-12
まるはさん

>おっと勘違いでした。差動プリアンプでしたね。
>ヘッドホンアンプをそのままプリアンプとして使用されるのと
>思い違いをしてしまいました。失礼しました。

いや、どちらも差動バッファ式なのですが、回路が若干違うので両方試してみようと
思います。
まずは手元にあるヘッドホンアンプを差動プリとして。


そもそも、VOL-12をHPA-12のボリュームとしてだけ使用するのはもったいないので
差動バッファをつないでプリアンプとして使うわけなので、

そういう応用例が1つの作例として紹介できればと思います。


136たかじん:2013/08/15(木) 21:58:29
帰宅しました
mr_osaminさん まるはさん
こんばんは。 帰宅いたしました。

すごい勢いで進んでいるようですね。 ちょっとついていけていないですが、
ぼちぼち再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

そうそう、VOL-12のアンバッファ出力の方は、インピーダンスが高めなので
できる限りアンプまでの配線を短くするのが吉です。

あと、注意点としては、アンプ入力側のインピーダンス(抵抗値)が、10k以下と低いと
アッテネータ値23dBと24dB間のステップが大きくなります。 これはMUSES72320の
内部仕様によるものです。 FET入力A級のHPA-12では、22kΩと高めに設定しました。

ぺるけ式は結構ハイ・インピーダンス受けだったと思うので、問題ないと思います。

>HPA-12では、R14,R64の抵抗値を減らすと、低域に振ることができます。

さすが、はるはさん。 その抵抗値が、初段の電流値を決定しているので、
抵抗値が音質へと効いてきます。 初段トランジスタやFETのベストな動作電流の
値を探さす作業は、なかなか楽しいものですよね。
その他にも初段の負荷抵抗や、初段エミッタ抵抗の値で音が変化しますので、
好みの音へと調整するとより一層楽しめるアンプになると思います。

137mr_osamin:2013/08/15(木) 22:20:00
Re:帰宅しました
たかじんさん

お帰りなさいませ。
意外と早い御帰りで、今週末まで不在かと勝手に思っていました。

管理人不在中は、まるはさんといろいろとやりとりさせていただいていました。



さて、


またまたとても単純な質問です。


VOL-12とSEL-12の接続です。
VOL-12のJ7(信号線8本)はどうやって接続するのでしょうか?

フラットケーブル(8芯)を探しているのですが、なかなか見つかりません。
ようやく見つけたのが、ブレッドボード用ジャンパ線です。

もちろん、1本1本地道に配線すればそれで良いのですが、
もっとスッキリ配線したいと考えており、模索中です。



138mr_osamin:2013/08/15(木) 22:25:25
トランスについて
たかじんさん

追伸で質問です。

Rコアトランスはとても期待しているのですが、
トロイダルトランスで使えそうなものをいろいろと探してみました。

http://jp.rs-online.com/web/p/toroidal-transformers/2238982/
このあたりとか、なんとか使えないものでしょうかね?

価格もかなりリーズナブルです。

7Vと若干高めですが、2次側は2系統独立しています。


139まるは:2013/08/15(木) 22:33:46
Re:帰宅しました
おかえりなさい。
無事、帰られたようで、なによりです。

なにせ、民族大移動?の時期ですので、どこも混雑でうんざりしていました。
最近の車はカーナビなど標準装備のはずなのに、右往左往、一方通行で
出会わせるなど、とんでもない事ばかりで、疲れました。



>その他にも初段の負荷抵抗や、初段エミッタ抵抗の値で音が変化しますので

HPA-12で、いろいろと設定変更してみた結果でした。
日々の体調で、好みも微妙に変化するので、結局は無難な設定に
した方が、後々でも問題ない様子に思えました。


>管理人不在中は、まるはさんといろいろとやりとりさせていただいていました

こちらこそ、気づかない点や再度考慮する点などが分かって、
よかったと思っています。


>フラットケーブル(8芯)

自分であれば、10芯でも24芯のケーブルを必要な分だけ裂いて、
コネクタに圧接してしまいます。
基板用のオス、メス共々、通販で購入できますし。
ちなみに、圧接も自分勝手にしています。
専用工具にありますが、小型万力で挟んで作ります。
無茶承知であれば、大型のプライヤーでコネクタ部分を序々に
掴むという荒業もありますが、お勧めしません。

140たかじん:2013/08/16(金) 00:06:43
フラットケーブル
いやー、北に向かったのですが、暑かったです。

RSのトロイダルトランスは、以前、使ったことがある方からメールを頂いたのですが、
想定より電圧が低く、整流後、電源電圧が±6Vだったか、6.5Vくらいしか無いという
話でした。 1次側が115V->100Vなので、87%程度の電圧になります。 7x0.87=6.09V
で、まだ大丈夫そうなのですが・・・ どこかで電圧降下がおきていたらしいです。
トヨデンのHT-612の容量が12.6VAですので、それくらいの容量は最低限欲しいところです。

フラットケーブルは、昔のパソコンのIDEケーブルを切って使用しています。
ここには、音声信号が流れないので、適当です。 電源もリレーの駆動にしか
使わないので基本的には音質へ影響が無いと考えています。
SEL-12基板では音声信号とリレー駆動系は、絶縁されているので一切影響はでないはずです。

長さは、20〜25cmくらいまでにしておいたほうが無難かと思います。


141mr_osamin:2013/08/16(金) 03:55:21
Re:フラットケーブル
たかじんさん、まるはさん

こんばんわ。

私は普段仕事で首都圏と地方を行ったり来たりしているので、
電車などはうまくタイミングをずらさないと、観光客に交じって
自由席で立ちんぼ状態になるので大変です。

今週は遠出を控えて近場をうろちょろしています。
昨日は、クルマで秋葉原に部品調達に(笑)
秋月はしっかり休みでした。

さて、

>想定より電圧が低く、整流後、電源電圧が±6Vだったか、6.5Vくらいしか無いという
話でした。

なるほど・・・

やはりトライした方はいらっしゃるんですね。
トロイダルを使った作例の紹介もありましたが、なかなかうまい具合にいかないものですね。

ちなみに、容量を考えるとこんなところでしょうか?

http://jp.rs-online.com/web/p/toroidal-transformers/2239317/
http://jp.rs-online.com/web/p/toroidal-transformers/2239373/


設計上、HPA-12(+VOL-12)の電圧はどのくらいの範囲が有効ですか?


>フラットケーブルは、昔のパソコンのIDEケーブルを切って使用しています。
>ここには、音声信号が流れないので、適当です。 電源もリレーの駆動にしか
>使わないので基本的には音質へ影響が無いと考えています。


なるほど!

共立でこんなの見つけました。

http://eleshop.jp/shop/g/gAAC41M/

ピッチが合うかどうかわかりませんが・・・


142mr_osamin:2013/08/16(金) 04:18:29
部品の選定、ケースなど
ブログのコメントから引っ越しました。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/08/post-6d75.html

掲示板のほうが一覧性が高く、他の方も参考にしやすいと思いますので。


>そうなんですよね。 抵抗は、結構音が変わります。 特にNFB抵抗や、
>電流の多く流れるエミッタ抵抗。 金属皮膜とカーボン、音響用プレート抵抗などなど。
>割と簡単に変化が分かるので楽しめますね。


私の場合、普段はKOAの金皮を千石でまとめ買いして使っています。
1%精度なので選別不要ですし、なにより100本\300と安いので。
コンデンサも低ESR(通常品)で、オーディオグレードは使っていません。

今回、HPA-12もこの組み合わせで組んでみました。

音の違いが一番顕著なのは回路設計だと思いますので。


しかし、部品によって音色の違いは確かにありますよね。


HPA-12の場合、最終段エミッタ抵抗は無誘導性にしてみたい誘惑に駆られます。
これとか、
http://www.kaijin-musen.jp/57.html

しかし8本で\8,000!ちょっと腰が引けます。


ちなみに、電源デカップリングは黒MUSEに変更してみようと思い、買ってきました。
耐圧25V品だったので、デカイ!



差動バッファ回路の接続がうまくいったらいよいよケースですが、本当に悩ましいです。
ケースがかなり大きくなりそうなので、思い切って特注しようかと考えています。

こんなイメージで。
http://htpc.jp/t46e/

全面パネルをすっきりさせる意味で、思い切ってエンコーダも取り付けず、
リモコンオンリーでもいいかなと考えています。


143まるは:2013/08/16(金) 08:30:38
:re 部品の選定、ケースなど
>設計上、HPA-12(+VOL-12)の電圧はどのくらいの範囲が有効ですか

実験して聞いてみた結果では、±7.5Vでも動作しますが、余裕があるほうが
よさそうなので、±10Vで動作させていましたが、いまは±8.5Vにまで
下げています。

外付け電源方式(いわゆる、ようかん型DCアダプタ)なのでケーブルを
間違えて±12Vで動作させたいた事があります。
終段の発熱が相当あってヒートシンクまで増設してしまいましたが、
音的には、高域も低域も非常に延びているのがわかるほどでした。

こればかりは、好みの問題なので、どれが正しいかは判断つきませんが、
たかじんさんが設計した電圧が一番問題が起こらないと思います。



>その抵抗値が、初段の電流値を決定しているので

ちなみに、±10VにしてR14,R64の抵抗値を低めにした場合には、
これくらいの電圧の方が重低音がより楽しめて、終段の発熱も
触っていられる温度になります。



>RSのトロイダルトランス

一次電圧が115Vというのが難点ですね。



>そうなんですよね。 抵抗は、結構音が変わります。 特にNFB抵抗や

エージングしたまま忘れていた1台がありました。
1ヶ月半くらいFMラジオにつないだまま鳴らしていました。

ぺるけ式Ver3、両面基板の最終版?でしたが、T型アッテネータを付けた
のですが、音的に曇りというか、すっきりしないので、そのまま放置した
ままになっていました。
 久々に聞くと、非常に抜けの良い音になっていて、おかしいなと思い
箱を開けると、アッテネータの抵抗の種類が違っていたことに気づきました。

てっきり金属皮膜(田舎の店で買うとKOAしかありませんが)と思ってたのに
酸化皮膜抵抗でした。

単に最初聞いた時の印象が悪かったのか、抵抗もエージングできたのか
わかりませんが、次つくるとき、すべての抵抗を酸化皮膜で作ってみたい
衝動にかられました。
でも、エージングが非常に時間がかかりそうなので、考えものですが。


>ケース

志がどんどん低くなってしまって、0dbHyCAAなど、百均ケースにまで
成り下がってしまいました。
気楽といえば気楽ですが。



144mr_osamin:2013/08/16(金) 10:23:45
Re:部品の選定
https://img.shitaraba.net/migrate1/6218.nwelec/0000146M.jpg

まるはさん

>実験して聞いてみた結果では、±7.5Vでも動作しますが、余裕があるほうが
よさそうなので、±10Vで動作させていましたが、いまは±8.5Vにまで
下げています。

最適な範囲については、たかじんさんの発言を待つとして、

「±8.5V」でも許容範囲内だとすれば、2次側9Vでも実質、100Vで「±8V」弱は
いけそうなので、9V仕様でもいいかなと思いました。

あまりに電圧が低いと、VOL-12への電源供給もあるので、ちょっと不安です。


>志がどんどん低くなってしまって、0dbHyCAAなど、百均ケースにまで
成り下がってしまいました。

私もよく百均ケースを探しますよ。
ケーシングで結構面白いアイデアが浮かんだり。

添付写真は以前製作した、トランス式USB-DACです。
百均のコレクションケース(5cm角)に収納しています。

小さいながらもイイ音出してくれています。






145たかじん:2013/08/16(金) 20:11:06
電源電圧
mr_osaminさん まるはさん

こんばんは。
電源電圧は、音にも影響しますし、熱の問題もあるので、バランスを取るのが難しいです。
一応、HPA-12では、±7.5〜8.5Vくらいを標準としています。
VOL-12側はMUSES72320の電源電圧が±8.5〜15Vですので、±8.5Vなら両方成立します。
±7.5Vくらいまで電圧が落ちても動作しているようでしたが個体差の可能性もあります。

まるはさんの仰るとおり、アンプの電源電圧を上げると、アンプのリニアリティが増すので
音が伸びる可能性は高いです。 ですが、最終段の方は電流を絞ってあげないと、
発熱が増えすぎて壊してしまいます。純A級で組んだ場合も、最終段をA1015/C1815で
組んだ場合も熱には気をつけなければなりません。

あとは、市販しているトランスで入手しやすい電圧としてAC6.3Vを選んだので、現在の
電圧になっているという理由もあります。
回路が複雑になってしまいますが、初段と2段目にもう少し高い電圧(±15V)を
供給してあげて、最終段を低く(±8V)という風に2段電源の構成にすると、
バランスを取らずに両立させることもできます。 昔の高級なパワーアンプは
殆どそういう構成になっていました。

HPA-12では、これ以上複雑化すると作りにくくなってしまいますから、そこまでは
しようと思いませんでした。

>すべての抵抗を酸化皮膜で作ってみたい衝動にかられました。
そういえば、某スケルトン抵抗は酸化金属皮膜抵抗の塗料なし仕様だったような・・
違いましたっけ。

>共立でこんなの見つけました。
いいですね。 ピッチも2.54mmっぽいですからぴったりですね。

>全面パネルをすっきりさせる意味で、思い切ってエンコーダも取り付けず、
>リモコンオンリーでもいいかなと考えています。
慣れればLCD画面がなくても操作可能になります。
秋月で売っている3色LED+プッシュボタンつきのロータリーエンコーダを使用
して、入力切替でLED色を変えるなんてことが出来そうです。



146mr_osamin:2013/08/16(金) 20:42:49
Re:電源電圧
たかじんさん

>一応、HPA-12では、±7.5〜8.5Vくらいを標準としています。
>VOL-12側はMUSES72320の電源電圧が±8.5〜15Vですので、±8.5Vなら両方成立します。


RSのトロイダルトランスの場合、9V×2系統を使うとすれば、100V換算でAC7.83Vとなり、
設計上の電圧(±7.5〜8.5V)になんとか収まりそうですね。

試しに1機取り寄せてみようかと思います。



>慣れればLCD画面がなくても操作可能になります。

操作はそれで良いのですが、やはり視覚効果というのは大事だと思います。


147mr_osamin:2013/08/17(土) 04:20:20
2SC2240のhfe
FET入力 純A級ヘッドホンアンプ製作途中ですが、もう1枚の基板もそろそろ手掛けようと思いまして、

サンスイ907サウンド(ライク)版の部品選定を始めました。

C2240(BL)はFET入力のときに購入したものから使おうと思いましたが、
hfe=350以上って少ないですね。

「これホントにBL?」って感じで、20本中、4本しかありませんでした。
ペアは微妙〜

来週、もう何十本か買いに走ります。




148たかじん:2013/08/17(土) 07:49:41
トランス
mr_osaminさん こんにちは。

トロイダルトランス、9V品ならいいかもしれませんね。
若干電圧が高めになりそうですが、終段アイドリング電流を調整するだけで
問題なさそうです。

ちなみに特注しているRコアトランスは、月末に納品予定です。
こちらは、冒険せずに定格電圧が得られます。
ただ、RSコンポーネンツのトロイダルの約2倍の価格になってしまいます。

C2240のhfeは、私が買った袋にはたまたま大きなものが沢山入っていただけ
なのですかね。 あとは、計測する温度によっても影響されますから、
あまり数値に拘らず、高いほうでペア差が10未満となるものを
選ぶのがよいと思います。

>操作はそれで良いのですが、やはり視覚効果というのは大事だと思います。
ですね。 PICプログラムの大半はこのLCD表示に使ってますし(笑

149まるは:2013/08/17(土) 07:56:12
:re 電源電圧
>某スケルトン抵抗は酸化金属皮膜抵抗の塗料なし仕様だったような

はい。そのとおりです。某有名な方が製造依頼されたという事だそうですが、
ほとんどの方は、わざわざ塗装皮膜をはがして使うとかで。


ただ、ネットの評判を見ると、酸化金属皮膜抵抗の評判はすこぶる悪いです。
長期間のエージングが必要なのが問題なのでしょうかね。
そもそも、そんなに時間がかかると思えませんし。

何か不思議でした。




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