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テーマソング
【Silent Siren】「KAKUMEI」MUSIC VIDEO FULL ver. 【サイレント サイレン】
ttps://www.youtube.com/watch?v=crGzlCuaTGg
金曜:21:00
◇世界ラーメン紀行
ttp://www.raumen.co.jp/rahakutv/world/
世界ラーメンブームに注目が集まり始める2015年あたり。
パリ、ロンドン、ミラノ、バルセロナ、バンクーバー、ニューヨークへと、ラーメン通のおっさんたちが世界各地のラーメン店へと駆けていく。
大長編ですけど、これは店への取材がしっかりしていて「回転スシ世界一周」のテイストに近い。
考察は回転スシのようにもうちょっと濃い目だったらと思うけど、ボリューム的には一冊の本を出せるほどの質量がある。
世界と言いつつ欧米に限られるのは、先の本と同様。
アジア、ベトナムや中国や台湾の日式ラーメンは逃せないと思うんだけど、通訳とか環境とかあるんだろうな。
ボリュームが多いので、オススメのパートをまず紹介。
10弾、11弾、12弾、13弾の、特にイタリアとスペインのパートが好みです。
何よりもナレーターでここから加わったドイツのラーメンシェフによって、味への蘊蓄が濃くなってくるんですよね。特に地元ヨーロッパだけに冴える。
あと、単純におっさんたちが中心なわけで、彼もおじさん臭はするけれど、全体的に若さのようなフレッシュさが出ていて、読み味が軽快になっている。
イタリアのラーメン食べたいな。ラーメン博物館にも出店してたけれど、今はもう撤収してんだよな。
これらの地域はラーメンブームって点ではパリ、ロンドンより遅れた地域だけど、それだけに胎動感、躍動感がある。
続くカナダはゲストがちょっと薄味で、密度が減ってしまったかな?
ニューヨークはメンバーが充実していて、力も入っていて、店の個性もまたエンタメ的で、見ごたえが戻って来る。
ブームの中心となったモモフク・ヌードル・バーと一風堂NYに取材できなかったのは痛いが、それを補えるだけの旨味のある店のラインアップ。
丁度、取材時期のようなのが、ニューヨークが旬だったんだろうな。
パリに一風堂、ロンドンにラーマゲドンなどの本格的なブームが来るのは、取材のちょっと先。
全体的に食レポの仕方が良いなって思う。ホンジャマカ石塚やゴチになります以降のエンタメ色の強すぎるレポートは却って時代遅れだよね。
ニュース番組のアナウンサーの食レポもパターンが見えてしまう。youtuberでもちょっと演技が濃いのはなんかね。
その中で自然体に食べていて、ちょっと食知識を語って、自然と美味しいみたいな感想が偶に出たりする。
数多くのラーメンを食した蓄積があるから、誤魔化さなくても、味が香る。
本動画の加減は、エンタメ向きじゃないんだろうけど、とても紀行に合っている。普段着なのがいい。
あの、勿論、何時もラーメンを沢山食べている人が短期間の取材でラーメンを食べまくるわけで。そこら辺の飽きを表に出さないような、見えない努力もあるんだろうな。
ただ、慣れ過ぎている感じが、外国ではラーメンをデートにとか特別な晴れのものとか、そういう海外ならではのラーメン屋の魅惑的な部分を、随分とすり減らしているように思う。
ここはお客の声とか拾ってフォローしてるけど、なんか特別感が薄いような。
取材はがんばっている店を中心に作っているので、やっぱり各店の拘りが伺える。
傾向として日本の味を伝えたい、如何に異国の地で日本の味を再現するか、ってのが一つの方向で。
もう一つが地元のニーズに応えたい、ローカル色、自分の味を出したい的な方向。
日本人シェフと外国人シェフのインタビューが混ざり合い、一人の中にも二つの方向が重なって葛藤があって、そこらへんがドラマとしても面白い。
ラーメンブームで、この先ラーメンがどう変わるかってのが、まだ見えないのも含めて、筋書きの見えない現在での選択の面白みがある。
ただ、頑張っていない人も見たいんだよな。
なんか、あの海外スシでは、中華料理屋が一晩で寿司屋になりました的な、そういうのがアジア系で多いのだけど、彼らが安価で寿司を提供するから、寿司ブームが加速して普及した。
ラーメンは海外ではまだお高いもので、ブームが本物なら寿司のように「なんちゃってな人が沢山でて来る」だろうし、彼らが動かなければブームもそこまでだよなって。
日本だって脱サラな元サラリーマンが、現在のラーメン競争を支えていて、そこから紀行のインタビュアーにもなるドイツのラーメンシェフのようなトップ層も出てくるわけで、それもラーメンの魅力でしょ。
何よりも中華料理に近いラーメンなら、中国人の「なんちゃってスシ」とは違う方向に行く気がするような。
ような。だからなー。そこが紀行で一番知りたかったんだよなー。中国人系シェフの店が出てこないように見えるんだよなー。アジアが旅の対象になっていない不満もそこらへん。
通訳の問題もあるんだろうけど、なんだか庶民感覚に欠けている感じもした。そここそがラーメンでしょって。ハイクラスなゴチソウのままでいいのかしらって。
それにしてもラーメンバーガーって変わり種っていうよりも、かなり合理的なグルメに見えて、食べたくなってしまった。
マクドナルドとかコンビニとかで売ってくれない? ないない。
これはセカンドシーズン見たいよね。見終わった人のほとんどが、同意してくれると勝手ながら思う。
もしもラーメンがローカル化してその土地の味がより鮮明になった時に、また違う醍醐味が出る気がする。
ラーメンブームが冷めて、廃墟の中に数店だけが残ったとしても、そういうのも見てみたい。
ブームが始まった時の、ちょっと先行きがうさん臭かった時の、2015年あたりの空気も、この時だけの出汁のきいた風味があるけど。
時と地によって食が変わっていく、っていう認識。あの「ラーメンの歴史学」の理論の具体的な実践版としても自分には有意義だった。
なんだか。
ここには、小泉さんの悠みたいなストーカーは居ないよね。
前はどっかで発言するたびにAAを張る人がいたりして、なんか、気にしていない様でいたんですが、ずっと続いていって、やっぱ怖かったんです。不快とかじゃなくて怖かった。
ぶつぶつと一人語りしたからには誰かしらに見て欲しいって承認欲求みたいなのはあるのですけれど、
今日張ったリンク先を全部見るようなストーカーは、ワタクシ的に辛いですから!
2000円もする本を買う人がいたら、もっと辛いですから!
ストーカーするのは大好きなんですけど。
ストーカーされるのは苦しいです。
何の返事もないけど、あなたが見ていることには気づいているんです。
ヤンキーゴーホーム!
しーん。
痛い。
なんか何かを本気で批評的と言うか、批判的に見つめようとすると、その目が自分自身にも返ってきてひじょーに心が自虐的に痛く自意識過剰になるのです。
でも何かを批評しているのに、自分への批判精神が甘いってのは、歪んだマニアにも思えるから、バランスが大事なんですけど、とにかく自分はどんどん自意識過剰に鬱になっていくのです。それでもラーメン語りは止まらないのです。躁です。
ラーメンうぃーく
おまけ
ラーメン短編動画集
【懐かしいフラッシュ】ハクシャクノテンシ
ttps://www.youtube.com/watch?v=f5JbD2IXL_Y
これが一番、ラーメンを効果的に使ったFlash動画だと思う。
屋台と言う古いシチュエーションは、アコーディオンな音楽と不思議にマッチする。
テンシとドラキュラを、ラーメンに結び付けれるのは絵柄の力と総合的に纏める力なんだろう。
ただこれは全体を見ると、描かれるのは天使、ドラキュラと言う表面的な役割じゃなくて、その中身の男と女の人間くささ、それであるための葛藤と喜びと悲しみだから。
だから日本人的なラーメンという食の選択は、テーマの内奥を計るに、決して奇手なのではない。彼らはやっぱりにんにく臭くなきゃ、いけないんだよな。
屋台シーンが沁みるところは。
ラーメンを通じて二人が通じ合っていく過程を描いて。
「天使らしい羽根があるじゃないか」のセリフ。
そこからちょっと情熱的な陽な音楽を流して。
ここで恋を予感させつつ。
視点は屋台と二人からフェードアウト。ここで間合いの溜めを作り。
「テンシはハクシャクに恋ヲシマシタ」とナレーターの第三者に語らせ。
そこから天使の笑顔の表情でダメ押し。
間の使い方、カメラの使い方、構図の使い方が光り、映像的に感情を動かす工夫に富んだ珠玉のシーン。
それでその間が機能するのはもちろん、屋台の雰囲気と言う場が作られているから。
ラーメンそのものをそれ程映さない、味覚に訴え過ぎないで、雰囲気を重視して伝える、ラーメンを社会的アイテムに使いつつ、人間関係の恋のアイテムにも使うその柔軟性。
ラーメンと言うものの解釈の深さ、その密接さがある日本の現代と言うものが、その土台にある。
ラーメンは欠くべからざるアイテムだが、それを前面に出さなくてもイイ。味だけでは無く、そのラーメンによって出る空気にわたしたちは魅かれている。それを意識させるFlash。
【つれづれなる】
ttp://sound.jp/atamanoki/kouhaku2014.html
これはラーメンが美味しそう。
食べろ! と思わせるところで場面を飛ばす。
食のシーンは描かれない。
次にラーメンが出てくるのはちょっと先の背景で空のどんぶりと共に。
食事シーンを飛ばすという選択、それによって出る映像の飛躍感、あっという間な感覚、美味しさが裏切られる物足りなさ、手応えのない日常を語るかのようなモノローグ。
ラーメンを食べるシーンを写さないという、映さないと言う描写こそが、全体の雰囲気とメッセージに力を与えている。
そのテーマのマニアックさ、スタッフロールのシュールさ、そして余りにも場違いで萌えない最後のサービスカット。
それらもインスタントラーメンなジャンクな荒っぽい個人製作の味。
気になる店を見つけた(自主制作アニメ)
ttps://www.youtube.com/watch?v=tGP790OMwQA
これはラーメンの絵とそれを食べる描写ではピカイチですよね。
あの食欲をそそるラーメンとしては小泉さんよりも上に思える描写力ですし。
何よりもユニークなのは、蓮華でミニラーメンを作って食べるのを描いている。
これを描いているのは他のアニメでは見かけなかったし、ドラマ実写でも、ずるずるっとすする描写になっちゃじゃない?
そっちのダイレクトで食べる方が美味しそうに見える。
でもわざわざミニラーメンにする一手間で、なんかこう現代的なリアリティというか、きちりと今のラーメンを捉えて作ってるなって感じがする。
「そこそこ美味しかった」
これは無言か、「美味しかった」の方が、映像からの味は美味に伝わる筈。
それでも「そこそこ」を加えて、オチの切れ味を悪くしつつも、圧倒的なリアリティ、新規に店を開拓するときに良くあるハッピーな発見感への共感。
そういう単線的なわかりやすい味じゃなく、複雑にしつつほどほどの満足感を与える。
日本的なラーメンな感じがします。
高倉健ビールを飲む
ttps://www.youtube.com/watch?v=hLEpwuQY3aE
幸せの黄色いハンカチより。
ちょっと逸れて来たぞ。
外国人で日本映画でラーメンとなると、「タンポポ」になるけれど、自分が思う映画の美味しそうなラーメンはこっちなんだよな。
もちろん男が刑務所明けで久しぶりにまともな飯を食べる、とりわけ断っていたラーメンとビールを、ってのを女のセリフと高倉健の演技で再現する。
その映像の素晴らしさもあるけれど。
ハリウッドとかアメリカのラーメン表現も、「ラーメンガール」やら何やら熱血、血と汗のラーメン修行物から、むしろラーメンが主役じゃなくても、
前にあったように刑務所でやり取りする不味そうなインスタントラーメンのようなものが描かれて、映画文化にラーメンが社会を写すものや汚いのも含めて日常のものとして息づいているのが伝わる気がする。
刑務所ラーメンがニュースになって話題になったのがつい最近で、やっぱりそういうのは反省されていくのかな。
「映画 クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 〜拉麺大乱〜」予告2
ttps://www.bilibili.com/video/av20663370?from=search&seid=1288192554754318723
ラーメンの負の側面、お金や行列や心が荒む、そういうのを子供向け映画で書いている。
「ラーメン美味しい」ならもっと簡単だし共感も生まれやすいはず。
でもラーメン中毒で街がパニックというのは、逆を言えばそれだけラーメンには中毒的な魅力がある人を惹きつける。
そういうアプローチでラーメンの魅力を描いています。
これはクレしんの世相を付く作風にもあるけれど、それだけラーメンがけなされても愛されている、社会的に欠かざるものになっている裏返し。
日本のラーメン文化の成熟の一つが見える。
たとえばこーゆーのを、パンケーキやワッフルで、甘くてカロリーたけーのやたらに高額なの、ホットケーキじゃんとか言うと、ちょっとむっとしそうなのがある。
和菓子とかも、時代遅れとか言われるとちょっとむっとする。
納豆はくせーって言ってもネバネバって言っても笑って許せる。
カレーウン〇ネタも、まー、笑えないけど、笑って許せる。
そこらへんの食べ物の親しみの加減。
新海誠の「君の名は」の東京アルバイトのグルメとかデザートとかめっちゃ輝いていて光ってるじゃん。
反対にいうとそれに疑問を投げかけたり、いまいちなのもあるよって言えるほどに成熟や受容されてないんだよなって。
反対に主人公が地方に行くと、ラーメンを食べてたりする。
これはキラキラしていないで、食については抜群の作者にしてはそれほど美味しそうには見えない。
これ、わざと美味しすぎないように描いたんじゃないかなって思う。そういうしたたかな巧さ。
【2018???作】猫?
ttps://www.bilibili.com/video/av26566607?from=search&seid=4773744788650876797
とうとうラーメンから逸れてしまった。
自分が美味しさを感じつつ、ファンタジーも感じて衝撃を受けたのがこれ。
外人のたどたどしい日本語は味だけど、きっと使われているのが異国の日本食な寿司や蕎麦なのも含めて、ある程度の距離感があってこそ、なんだろうな。
ファンタジーへの移行の際に、猫風の手招きやそこからの招き猫の目が動くとか、微妙な伏線や雰囲気を作るのが上手い。
美味しさの表現も上手いなって。
こういうのAAで書きたいです。でも一生書けそうもない。作風の相性と実力不足から言って。書けそうもない。
映画「食神」part1
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm914261
個人的に食の映画で一番好きなのが「食神」です。
「少林サッカー」の監督によるもの。
漫画的な笑えるリアクションもあり、本当に美味しそうな料理もあり。
香港のローカルフードなのかな、豚チャーシューに目玉焼きの入ったドンブリ飯。
深夜に食べたくなる。
グルメ物を批判的な目で消化しつつ、誇張して笑いに変えて、また深い理解も愛情も感じる。
日本へのリスペクトと批判精神の混ざり具合も、ほどよい。
香港のローカルな食文化に人情が匂う。
書いている内に何を書いているのか自分でも迷走している。これにて。今日は完徹だな。
Sandwich for Lunch | Mr. Bean Official
ttps://www.youtube.com/watch?v=jtqpuYvOfHY
ミスタービーン。食で笑ったのがこれ。子供っぽい無邪気さが隠し味。
Johnny English - Sushi
ttps://www.youtube.com/watch?v=fFqr01joQGw
ローワン・アトキンソンと回転スシ。
映画公開当時は、回転スシってトレンドで珍しかったんだろうな。(なんかその前のビーンの映画で来日したとき、アトキンソン、とんねるずに寿司桶一杯の寿司を貰って喜んでたよ。したたかな人)
でもやっぱりサンドイッチのように笑いとして成立するまで勢いがあったんだろうし、認知も広がっている証拠だし、こういう風に使われたからこそ、寿司文化の受容みたいなのを感じる。
「褒めて、褒めて! 日本食を理解して」、とかそういうのを通り過ぎて、イギリス文化と肉薄して衝突して笑われてこそのメジャーへの道。
回転寿司は明らかにブームの先の、イギリスでの食の一ジャンルになりつつある。その道先。
ここまで外国のラーメンが受け入れられるか。
実は今観ている小泉さんに足りないのは、そういう批判的な視点と言うか社会的な視点と言うか愛ゆえに一歩距離を置いて茶化す面白みと言うか、ラーメンガイドとしては面白いけど、正に紹介に留まるガイドブックだよねとか。
その印象は最後になって覆るだろうか。
話が戻って来たかな。
おまけ
自分のAAと食
自分語りです。
自分がモナー板でAAを書き始めた最初、ラーメンギコモナー系の短編ネタを幾つか書いてた。
コピペにズレなおしがやっとの習作群だったが、二、三人なにか一言書いてくれていて、そういうモナー板全盛後期の活発な住人達にも恵まれて、AAに慣れてハマっていった。
そういう風に、自分の落書きのようなAAの原点の近くはラーメンなんですよね。
だからやっぱり食には拘りがあるんだろう。
寿司と自分
立ち食い寿司職人
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/tatigui.html
駅前の立ち食い寿司というのが、出始めていて、それで面白いと思って書いた記憶が。
たぶん狙いに、立ち続けなければいけないというシチュエーションと、ささっと食べて帰るのが粋と言う前提とのギャップを狙ったような。
そのファーストフード感覚と職人との対面に、寿司の神髄の原点回帰を見た。というのは後付けだな。
でも出来たのが、お粗末極まりない。
寿司を嫌うのを過剰表現して、寿司が無様に壊れるのを誇張して、下品な笑わせ方をさせようとしているし。
オチも、肝心なところは寿司の美味しさを伝えるんじゃなくて、言葉遊びみたいな凄く表面的なところで解決したように見せてるでしょう。
かなり酷い出来。
たぶん一番迫真があるのが、実体験に沿った甘えびのトラウマの箇所。そこを印象に残して作品が締まるってのは、立ち食い寿司の魅力を伝えようとするコンセプトと離れすぎていかん。
ラーメンと自分
くつひも
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/kutuhimo3.html
これは自分でも気に入っている。
ベタだけど、ラーメンエピソードの入り方が強引だけど、そういうの気にしないで真正直に書けた気がする。
たぶん、そういう血の通った感じがする食の描写のような、そこが目指す方向なのかもしれない。
カフェと自分
どっかで挙げた「風のベーコンサンド」の食描写は本当に見事で実際に作者は似たようなものを作れるのかなと思わせるリアリティがあるけど、ベーコンサンドを除いた幾つかの食べ物は小説全体のリアルから浮いていて、
それは高原カフェのファンタジーを提供する姿勢なのかもしれないけれど、「飯テロ描写、食べたくなる」というのが突出しすぎている、馴染み切っていないようなそういうのが今思えばあるし、
それに自分の親しみのある食の形というのはカフェ飯なんてお洒落で高級な形にはない、ラーメンなんだよな、インスタントに近いとか。
自分がカフェ物をやろうとしたら、メシマズ描写でお茶を濁しても、失敗したのは、このスレのタイトル作品。スタッカート。
そのカフェへの反省が、震度3、秋色レターあたりで、カフェの飯の描写を書きすぎない、美味しいなと必要以上に思わせない、当たり前にある食として描く姿勢に繋がった気がする。
トラウマもあって、必要以上に書かないのもあったのだろうけど。
ただ食へのスタンスは変わっていて、そこら辺が語りに誘導されて、明文化、爆発しないかと仄かに期待していたりする。
最近、書いた文章にもラーメンが出てくるのだけど、ちょっと食の置き方が変わって来た。
「読んでいる人にもその食べ物を食べてみたいと思わせる」
それは長いこと目標だった。
でも、それだけじゃないんだ。
「食べたいと思わせつつ、作中にある食べ物はそのAAや小説の中だけのもので、同じ食べ物を食べても満たされないよな」っていうちょっとした羨望のような、共感の先にあるものを書きたい。
それは正に「風のベーコンサンド」のベーコンサンドの境地なのだろうけど。
その場とその時の雰囲気だから味のある食べ物、そして同時に食べ物で場や時の雰囲気を写す。
そっち方面に意識が向かっている。
上手く行くかどうかわからないけど。
脱線自分語り これは日記だ
1「わかる、わかる、私もそう思う、共感する」
2「わかる、わかる、けれどわたしはこう思うんだ。○○ってこうだよね」
1の方がエンタメとして受けると思うんだ。
共感するというのは快楽の一種だし、自分の考えていることを肯定してもらうのは心地いい。西野カナかな。
でも、最近むしょーに2を目指したくなった。
この波紋を投げかけるというか、共感を貰いつつも何かそれ以上のものを引き出す、というのは難易度が高いし、複雑なだけにエンタメとしての面白みも減るだろう。
2を目指しただけに、1にも満たない駄作になることだってあるだろう。
でも、2をやらなきゃ、自分がAAや文章を書く意味ってないじゃん。
1なら、読者に近い別の誰かや、読者を意識して近づくことに切磋琢磨する人がいればいいじゃん。ってなる。
自分が書いていて、多くの読者たちに寄り添いながら同じ道を歩む。共にわいわい話しながら手を取り合って助け合いながら、同じ景色を見続けようとそれぞれ寄り添って歩んでいく。
のではなく。
自分と読者が出会って、自分の路を指し示してその遠くの景色をちょっと見せて、立ち止まらせて。
そして読者は読者の道を進み、自分は自分の路を進む。お互いにちょっと影響し合って、それぞれの進む道や目標はちょっと変わるかもしれない。
別れる。
また逢えたらいいね。また会えたら今度は、こんな道や景色を見せてみるよ。どうだい? こんな道を進んだんだよ。あなたが歩んだ道はどうだったい?
そんな感じに歩んでいきたいなー。
ここで語るラーメンはたぶんそういうのを意識し始めていると思う。
じゃなければ、こんなにわかりにくい長文にはならないし、脇道だらけにならないし、これだけの言葉や考えのトゲや歪さも出ない。未熟さを隠さないこともない。
ただ、分かってもらおうという思いは込めようとしている。垂れ流しだけど思い付きだけど。
「ラーメン美味しそうだな。へー。そうだったんだ。新発見だ。すごいね」
から
「ラーメンってこういうのもあるんだ。ふむふむ。だけど、わたしはこう思うよ」
と自分も思い、読み手も思わせる文章。
今書いてるのは、「ラーメンの歴史学」へのそういうリアクション的な長い感想文なんだろう。
青いな。自分。
完徹で超ハイテンションになってる。
「なんで、わたしのことわかってくれないの? あなたってバカだよね」
「みんなにわたしのこと、わかってもらえないんだ。孤高な私。わたしはわたしの道を行こう」
「あなた馬鹿なこと言ってるよね。理解不能! 間違ってるんじゃない? あのね、わたしはこう思うんだけど、これはこう言うことでしょう」
「うーん、ちょっと、あなたの言ってることわからないな。わたしはこう思うよ」
「うん、わかった。あなたのいうこと、わたしの思うことと似ている。そうだよね、それであれってさー」
「うん、わかる、わかる、あなたの言っていることわかる。書かれてることやあなたのこともっと知りたいな」
「うん、とってもわかった。似ている部分もあった。でも知れば知るほどに、あなたとわたしってどこか違うなって思うな。あのね、わたしはこう思うよ」
「うん、とってもわかった。実は気になって、ちょっと○○のこと調べたんだけど。○○って他の人からこうも言われてるね。ちょっとあなたの言うことと違う部分もあるよね。わたしはこう思うよ」
「うん、とってもわかった。なんかそのこと友達やみんなにも伝えていい? あのね、わたし、○○のこと知ってね。それって○○なんだけど、わたしはねこう思うんだ、読んでみて。それで山ちゃんはどう思う?
山田 勝己(やまだ かつみ、1965年10月22日[1] - )は、TBS『SASUKE』のSASUKEオールスターズの1人。兵庫県加古郡播磨町出身。
『クイックマッスル全国選手権』(3分間腕立て伏せ)準優勝。鉄工所社長。身長175cm、体重75kg(2012年12月時点)。
愛称は「浪速のターミネーター」「ミスターSASUKE」「浪速のブラックタイガー」など。
Ramen Daisuki Koizumi san
ttps://www.youtube.com/watch?v=kkq0TP_NYeQ&index=1&list=PLe1C2NCHKF_67x_yFRHcgQhqckZPZ8XyG
これはガイドって言葉が一番しっくりくるな。
人間関係、特に唯が小泉さんやラーメンに惹かれていく感じが、かなりテンプレートで、所謂悪い意味での「萌えアニメ」で連想する形に近かった。
いきなり好感度マックスだし、好きの基準が外見的なかわいいばかりだし、好きになっていく過程で苦手な部分が見えてきたり意外な一面を発見したり、的なのが薄いんだよな。
小泉さんのラーメンへの態度や、常に一歩引いているクールさは個性になっているが。
唯の小泉さんへの好感や関わり方が、どうも人間らしくない。ストーカーなんだけど、その具合もコミカルなテンプレートだから。
物語の型として唯が読者と共にラーメンを知る道案内にならなきゃと思うのだが、共感がしにくいんだよね。灰汁があるのとそれに人間味を感じないところに。
全体的にキャラが萌えアニメな女の子中心なのだけど、原作者はわからないけどアニメーターの方に、男の見た女性像のような男オタクの見た女性像から一歩もはみ出していない感じが、
非現実的なアニメ感を際立たせています。
そこが現実的なラーメン屋やラーメンとちょっと調和していない。
小泉さんが浮いているのは、そういう個性だと思えるんだけど、全体的なテイストが上手いことブレンドされていない。
ドラマ部分の弱さは、良いところもある。
料理ガイドとしてどこからでもそれなりに観れるし、料理以外のところでの味で右往左往されない。
ドラマを取り入れた、男女関係や親子関係、バトルなどの料理漫画、「美味しんぼ」がドラマ故に注目され、そのドラマの魅力が落ちた時に読者層もさっと離れていった。
そういうのを考えるとラーメン以外は薄味なのも、んー、一つの計算されたスープの取り方なのかもしれない。
ただ、やはりドラマも求めてしまうのは、それだけ自分の中での料理語りもののハードルが高くなっているんだろうな。
ガイド部分は非常にいいです。
だからそれ以外のところは、なんかストーカーっぷりを笑ったりして面白さを誤魔化しながら、観ていた。
意外と尺があって、アニメだとさっと流し読みで飛ばせないところも相性が悪いのかもしれない。
ただアニメにしたメリットは、この動画に字幕が付いているように、外人にも布教できる点ですよね。日本の地方の人にだって、東京の密度が伝わる。
多分、ジャパンなアニメ好きにはこの余りに典型的なキャラ造形などに魅かれるかってのはあるけど、ラーメンや東京に関心のある人には、やっと実態に沿った現実的なラーメンと言うのを伝える作が出てきた気がする。
東京と言うものも伝わると思う。
わたしたちが東京に観光に行くときに、お洒落とかそういうのは直ぐに消えてしまものだし、胃袋に入る食と言うのは一つの肉ある形だし、東京の食と言えばやはりラーメンだし、このアニメからラーメン巡りをすれば、それ以外の魅力が見つかるほどのロングな東京体験になると思う。
その意味ではクールジャパン!とかわけわかんねーことで踊ってるものよりも、ずっと良心的な日本のラーメンガイドだよな。
日本のラーメン素晴らしいって視点じゃなくて、日本にラーメンがあって当然でそれが日常だって伝えれるところに、ガイドの良心がある。
ラーメン語りにはいくつか種類がある。
1日本でも珍しい変わり種ラーメンをピックアップした回。
2行列やコンビニラーメン、ご当地ラーメンなど、ラーメン文化をピックアップした回。
3オーソドックスなラーメン蘊蓄の回。
ラーメンばかり語るとかそういうのはやっぱり残念なので、
その周囲を伝える2のラーメン文化、日本文化にも通じる部分の奥行きが意外にあってそれも現代的に解釈されていたのが、好きだったです。
全体的に見れば、ラーメンの多様性を感じて、ラーメンと言うもののジャンルの自由と社会やメンタルへの影響の大きさを感じて、
つまりラーメンの歴史学やラーメン紀行とかで直接的に言葉にして伝えているものを、総体の印象として伝えているところに、なかなかやるなと思わされます。
ラーメンへの理解は、小泉さんの通な姿勢からも、好感を持ちます。
彼女はラーメンを沢山食べているけれど、決してこれは異端という弾劾をせずに、コンビニも山小屋なのも、どのラーメンにもそのラーメンの個性や魅力があることを楽しみ受け入れ、
うんちくは語り出すと止まらないが、安易な味の比較による優劣や点数化、食べログ、ラーメンデータベースなどでの点数レビューのような、そういうのをしない。
○○通を語る時に、膨大な点数のアイテムを断固としてクラス分けして、時に辛口な言葉を使う人を「通である」という認識。
マニアにある「ラーメンかくあるべし」という排斥的な信念。
そういうのは最近は薄れてたけど、若いころの自分は惹かれていて、確かな魅力があるのはわかる。
だけど小泉さんはそこを離れて、むしろ達観したかのようなラーメン愛を持っている。窮屈になっていない。
自分もレビューをする時は「こうありたい」と言うのに、かなり小泉さんのスタンスは近い。(えっ? どんぎつねのレビューは?)
もちろん原作のラーメン屋のピックアップから恣意的な選別はあるけれど、その狭さを感じさせない小泉さんのキャラクターは。
ラーメンと言うジャンルの柔軟性や広さを上手い具合に象徴している。
ただ、唯の小泉さん愛にちょっと距離を置いた茶化しがあるのに対して、
小泉さんのラーメン愛がかなり神聖視されていて、その異常性と言うか暗さみたいなのが全く出ていないのがアニメ的な印象になっている。
ラーメンへの理解の深さに対して、アニメ全体の奥行きの浅さみたいなのは、どうも出過ぎている。
自分の興味関心にヒットしたのが、7話でしょうか。続く8話の家系もなかなか。
ttps://www.youtube.com/watch?v=Kl3BS4hKPw4&index=7&list=PLe1C2NCHKF_67x_yFRHcgQhqckZPZ8XyG
全国のご当地ラーメンの紹介で、日本のラーメンの地域性や多様性が決して変化球ではなくて脈々とあることが伝わるし、
各地方への解説や味の嗜好への解説はやや物足りないものの、それ以上に全体としてご当地(全国各地の地方の味)が集まる新宿近くの東京と言う土地が上手く出ている。
東京は学生の頃都内に通っていてちょっと古いし浅いけど、実に東京と言うのをアニメで表現していると思う。
それはイメージ先行ではなくて、ラーメンショップ、その一つ一つの店のディティールを描いて、その集積によって、色んなものが集いながら整然としているその色が。
ここまで文化と言うかなんかわからんが。表面以上のもので伝わるアニメ、それもあくまでも背景として強調され過ぎず、自然と描かれるのは、なかなかにない。
ラーメンを作る側、インスタントではなくて出汁の取り方や仕入れなど、や店主の声のようなものを省力している。
あくまでもラーメンを食べる消費者側に焦点を当てた構成もなかなか。
世界ラーメン紀行とはコンセプトの違う、東京ラーメン紀行。
こういうのはもっと広く伝わってもいー。
このアニメで避けては通れないものが、「すする」ということ。
1話から音が気になった人は多いと思う。
途中の話からそのボリュームが控えめになって、それで随分と食事シーンの印象が楽になった。強調させすぎだったのがわかる。
ただ今回のアニメを通して、すする音に慣れてないと、やっぱり不快感あるよなって。
外国人の気持ちが分かった気がする。
慣れって必要だし、文化として根付くかってことだし、アニメの音の強調のし過ぎはやっぱり不自然な伝え方だよな。
すするを伝えたかったら、一つピックアップして、すすることによってどれだけ味や熱の伝わり方が違うかを、解説しないとね。
それが無いのは文化を伝えたいというよりも、意識の低さ故、不注意だったのかなとも思えてしまう。
まー、すするを伝えるだけじゃなくて、前の動画にあった、「蓮華の中でミニラーメン」のようなものを伝えるのがやっぱり通なやり方だよなん。
登場キャラが女の子が中心なんだから、こういうの気を配っても良かった。
余談ですけど。
ラーメン屋に通う女子高生ってファンタジーに思えるけど。あれだけ食べて金が尽きないのと太らないのも。
去年、宇都宮に寄ったんですよ。
そしたら学校帰りの女子高生が、駅前に来て、その自分の並んでいる手作りの人気店じゃなくて、もうちょっとライトなチェーンっぽい餃子ショップにおしゃべりしながら入ってったんですよ。
そういうの見て、餃子の街だなって思いました。
そこまで現実社会でリアルになっているか、そういうのラーメンで描かれてそれが自然になった時に、国民食ラーメン文化の成熟の極みに至ると思う。学校給食でラーメンとか。
展望 海外発の「小泉さん」は生まれるか? 可能性は高いんじゃないか?
「ラーメン大好き小泉さん」のアニメ化。
「孤独のグルメ」の中国、韓国での人気。
外国人による英語での日本のラーメン店紹介巡りblog「Ramen Adventures」 メディアにも露出し日本でも海外でも書籍を出している
東京オリンピック。
東京を舞台にして、食べ歩きをするような映画、ドラマ、ドキュメント。
「小泉さん」のようなものが海外によって海外の人の為に制作されるお膳立ては揃っている。
グルメブームを起こしローカライズされ現地版も出した「料理の鉄人」に続く、もうちょっと高級グルメから庶民感覚に近いグルメへのその食の見方を変えるような、
そういう物が生まれるようなそんなグツグツした時が今なんだって気がするんだな。
それが東京を舞台にするか、NYを舞台にするか、ラーメンになるか、街全体を映すか、テレビか映画かyoutubeなどのネットか、意外と世界ラーメン紀行のようなものも、資本力のある欧米から出てくるかもしれない。
「ラーメンの歴史学」は堅くて学術書で、だけどそういうののエッセンスってある程度時間を置いて他へと反映されていく。だから小泉さんほどの柔らかさのものが海外で出てヒットしたら、世界のラーメンブームはまた違った段階に進むだろう。その未来を夢見る。
【?原神厨】?吃拉面的小泉同学-特制意大利拉面
ttps://www.bilibili.com/video/av20677346?from=search&seid=17646064413190887845
こんなのもあった。
日本アニメで登場したイタリアンなインスタントラーメンが、中国人によって再現される。
そういう混沌としたノーボーダーが、これからのラーメンなのかもしれない。つまり、もうカオスすぎて自分個人ではとても総括出来たり追えない感じになるような。
届いてた。
ラーメンの語られざる歴史
読み始めインプレッション。
イデオロギチックな感じが新鮮でもアリ、違和感でもアリ。
実地取材が豊富なラーメン紀行と小泉さんを体験した反動が来たかな。
机上の空論とまでは行かないけれど。
でも、やっぱり体験をもとに書く、現地に飛ぶような情熱を元に書く(回転スシ世界一周とかも)。
それによって何か具体的な芯が出来ると思うと共に、やっぱりそっちの方が自分の好みなんだなーって。
多分、ラーメンを学問としてはイデオロギー論(労働者のもの、ナショナリズム)じゃなくて、現地体験フィールドワークを基にした文化人類学のメソッドを用いて研究する方が、多分、しっくりすると思う。
ttp://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/030718CAintro2.html
著者のお得意の政治経済は確かに一つの視点だけど、好みから言うと文化人類学。
比較的新しいこの学問が成熟すれば、ラーメン論がどんどん豊かになる筈!
その実体験に即したという方が好みと言うのは、最近の自分のAAの傾向からも明らか。
ファンタジーでふわふわっとした物語りも自分は好きでそっち方面の方が需要は大きーなと思うのだけど、なんか書けない。書く熱が沸騰しない。
そういいつつ、自分のこのラーメン語りも体験からは離れたものだけどなー。
なんだ? 同族嫌悪? ないものねだり?
ご当地ラーメンに興味があるなら博多まで飛べるはずだし、世界に興味があるなら香港くらいなら、金を惜しまず暇を惜しまず飛べるはず。
東京が精一杯だよな。
一番、馴染みのあるラーメンがサッポロ一番ですよ。近所の中華屋さんのラーメンですよ。そんな人に騙されちゃいけません。
その本の始まりで、思ったけど。
言葉とジャンルって面白いよね。
しな蕎麦⇒チャンコロ蕎麦(ちょっと差別的)⇒ラーメンとか
拉?(ラーメン)って、後付けだったんだね。
でもやっぱり今はネーミング一つで、ラーメンと言う型が出来ている。
豚骨ラーメン、長崎ちゃんぽん、冷やしトマトラーメン、混ぜそば、沖縄そば、つけ麺、冷やし中華、カレーラーメン、カレーうどん、タンメン、出前一丁、ラーメンバーガー
僕たちはどこからどこまでをラーメンと認識するだろうか。
長崎ちゃんぽんはラーメンとは違うなと思うけど、実際はルーツ(時も場所も長崎と久留米)も近いし、味も近い。
少なくとも豚骨ラーメンと冷やしトマトラーメンよりは。
スープのない混ぜそばは、やっぱりジャンルとしてラーメンの一部として認知されてると思える。
ラーメンって「ドンブリに肉などで取ったスープに麺が入ったもの」と定義されるけれど、実は広いラーメンのジャンルはそこは解体されてるんだよな。
世界中でローカル化されたり、アレンジされていけば、どんどんラーメンは広がっていく、その柔軟さや決まりがとっても幅が広く柔軟なのなのがラーメンの魅力だけど、
やっぱりジャンルではどこかちゃんぽんや冷麺やフォーとは違ったものと認識されている。
もしかしてジャンルの認知として、ラーメン屋で提供される麺はラーメンなのだ、となるかもしれない。
ラーメンに細かなジャンルが集まって、地域や形状で分類化されて、でも総体としてHIPHOPもクラシックも音楽。
その、なんだろうな、ここまで自由な食って凄いよね。
その日本食の魅力って、イタリアンなミートソースに対するナポリタンや明太スパゲティのようなのを作っちゃう、そういうなんか広さやアレンジや加工の創意工夫。なんとなく味さえよけりゃ、受け入れちゃう。
そういう意味での日本食のラーメンって定義づけはどうでしょう?
そこにラーメンと食の一つの、文化的ななんだろう、食の自由さみたいなのが、ラーメン以外のジャンルにも波及し影響すれば、世界中の食の在り方とか発展になにかラーメンブームは跡を残すかもしれない。
うーん、机上の空論。
ラーメンweek
ヤバいな。こういうのになると、キーボードがうねるな。
なんで他のことにこれだけの集中力を使えないのかな。
支那そば屋 こうや
◇しんみち通り
新宿から中央線で一駅の四谷。
大都会のビル群の中に「しんみち通り」はある。
名前の印象のように、しんみりとした昔が香る通りに、飲食店が高密度で連なるように並ぶ。
そのラインアップは、ラーメン、蕎麦、天丼と言ったそれも庶民的な店と共に、メキシコやタイと言った国際色ある店が混じっている。
その一見、異様なごちゃごちゃとした取り合わせなのに、街全体はサラリーマンな商店街風な一つのテイストを作っている。
店の入れ替わりは激しく、夢見がちだなと思ってた新規店は次見た時には消え、大宮に支店もあり雑誌でも特集されていた有名ラーメン屋の本店の土地も別の飲食店に成り代わっていた。
そうかと思えば、通りの入り口の「かつれつたけだ」(旧エリーゼ)は相変わらず行列が並び、消えそうな感じの店が10年以上も老舗の雰囲気をまといながら続いている。
にぎわいつつも、観光地化していないで、ビジネスマンがランチを求め、行き交う。
脈動するように息づきながらちょっと古臭いそんな通りにいると、高層ビル群を見上げるよりも東京に来たなって感じがする。
その通りのちょっと先に、「志那そば屋こうや」はある。
◇志那そば屋 こうや
ラーメンの昔の呼び名「志那そば」、ちょっと昔の差別的なニュアンスもあると思われている言葉。
その名は多分、わざとつけたんじゃなくて、昔から変えてないだけな気がする。
1961年の屋台から始まった歴史ある店。
チェーン展開はしていないが、のれん分けをしていて、「こうや系」というジャンルを作っている。
ttp://ramenjiyuku.web.fc2.com/keitou.tokyo.kouya.html
隠れた食通タレント、タモリが通うことでも有名。
そう言えば給仕のおばさんがお客と話していて、「ナカイくん」という言葉が聞こえてきた。「ちょっとナカイは苦手でね」とかお客が応えていた。SMAPの仲居くんのことだろうか。
にも関わらず、店内の目立つところに芸能人のサインが貼られているような、その野暮ったい感じの色紙群は、見つからなかった。
店内は、木目を感じさせて、スペースが程ほどに広く、それでもカウンターと厨房が一体となり、仕事をしているのが良く見える。
昭和よりも新しく、平成よりもちょっと古い、そのなんといったらいいのかな、すっと入っていける雰囲気だ。
実際、OLっぽい女性が一人、さっと入ってきたりもした。
厨房できびきびと働く若いお兄さんは、中国語? 韓国語? でハゲ頭の店主に話しかけていた。店主は自然に、でも簡潔に、それに返事をしていた。
海外へのこうや系進出も、近い将来あるのかもしれない。
◇ワンタンメン
お値段1000円。
それまでの投資を考えれば安い額なのだが、それでも躊躇ってしまう。
ラーメンには1000円の壁と言うものがあるらしい。
ttps://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20170505-00070654/
そのぎりぎりの境目。
カップヌードルも昔は200円以上はあり得ないと思っていた。
それが名店再現系のカップヌードルが今はコンビニでも、お高く売られている。
壁は超えれる気がする。
反対にマクドナルドの高価格な新スタンダードメニュー、グランマックって普及してるんだろうか。
やっぱり厳しい気もする。
自販機型の店は1000円札を1枚入れても買えないとかだったら、やっぱり抵抗感がある気がする。
でも、パスタのように本格的な店は、1000円台でもアリ的なそういうリッチなものが受け入れられたら、
その先に更なるジャンルの拡大、豊富な食材によるラーメンの自由が、味の可能性が生まれる気もする。
こうやのワンタンメンは1000円でも、800円のスタンダードラーメンを抜いて、店では一番人気メニュー。
いただくことにする。
メンを茹でている時に、あの、こう、メンを1個1個分けて入れる網のようなもので仕切るのではなくて、茹だった大鍋にそのままメンを入れる。
それからザルの様なものでメンを掬い取り、パッパッと振って湯切りをする。
この昔ながらのスタイルに、味がどうこうとかよりも、気分的なものでわくわくとそそられる。
スープは醤油なのだろうけど、色合いは塩に近い。
具は素晴らしく、大ぶりの肉の詰まった手作りワンタンが5個、チャーシューが二つ、青ネギがパラパラっと多めに入っている。
ワンタンは熱々のスープと肉にくとした豚肉が、口の中でほろほろと散っていく。
チャーシューとワンタンを噛みながらメンをすする。
メンだけではなく、常に具と一緒に食べられ続けれる、肉を中心とした具の量に、なんだかぜいたくな気分になって来る。
ちょっと飽きが来ると、青ネギをスープと一緒に口に含むと、程よく舌がリセットされる。
スープは軽く塩気を残すあっさり系。なのだが、飲み終えるとほろりと舌にこくのようなものが残る。
絶妙に具の肉とマッチしていて、ワンタンがそのスープをじわんと吸収する。
熱々からちょっとずつ冷めるワンタンとスープの中で、舌の状態に合わせて、スープ、青ネギ、ワンタン、チャーシュー、どれを選ぶか、どれを組み合わせるか、少し楽しく迷いながら食は進む。
ボリュームは具が豊富なのもあって、男でも満腹感がある。女の人は少なめにして貰ってもいいかもしれない。会計のおばさんが、残しても良いよ的なことも言っていた気がする。
他のラーメン屋も巡ろうと思っていたが、満足してしまった。
お会計の後、店主においしかったですとぼそっと言って、店を出る。
ビル街のすき間風が冷たい。
帰りの電車でゴトゴト、舌の奥にはまだスープの塩気が、中心にほんのりとコクのようなものが残っている。
埼玉への帰り道、この気持ちをどう書こうか考えている。
ワンタンメン / 支那そば屋こうや・四谷
ttps://www.youtube.com/watch?v=vJi_0j5TzbA
◇ラーメンの語られざる歴史
途中まで読んだんだけど、これは「違うな」って部分があって、これくらいで紹介。
あの、自分の好みとは違うのはあったんだけど、その視点は新鮮で、色んな考えの種はありました。
ただ、やっぱり政治経済中心で語っているようなのが、なんか陰謀論ほどじゃないけど、なんか違うなって。
ラーメンの普及について
戦後のコメ不足から、何かしらの食べ物が必要だった。
アメリカは余剰小麦があったが、出し渋っていた。
ようやく出したと思ったら、そのニュースを大々的にアメリカが小麦で救ってくれたとニュースで流すように日本政府に圧力をかけた。
そのくせチャリティーと国民に思わせつつも、けっこうなお金をもらっていた。
その小麦を使って、ラーメンが作られ、それがラーメン普及の要因になった。
また小麦のラーメンなどはエネルギーがあると喧伝され、それによってスタミナがつきそうなラーメン(油ギトギト)が求められ、日本の餃子にニンニクがたっくさん入ってるのもその名残だ。
その後、ラーメンは普及しパンも普及し、アメリカは小麦輸出で儲かった。
どんなん? 政治的? 経済的? そんなんでラーメンは動いた。
それは確かに一因なんだろう。でもなにかが欠けている。
息を感じない。
東日本大震災とラーメン
被災地に笑顔を呼ぶ“ラーメン炊き出し”のチカラ
ttps://news.walkerplus.com/article/21414/
「#被災地いらなかった物リスト」を考える
ttps://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180712-00000035-nnn-soci
このラーメンと辛いラーメン(辛ラーメンね)の明暗を分けたのは、人の温かみと何よりも美味しいかどうか、口に合うかどうかでしょう?
その間に無数のインスタントラーメンとカップヌードルがあって重宝されていたのも、忘れてはいけない。
ものすごく辛ラーメンが出回ったのに政治的な意図を感じるけれど、それだけでは普及しないしありがたがられないよなー。
そのラーメンが普及する、戦後のラーメンをすすってる白黒映像とかさ、その美味しそうな感じを、欺瞞だとしても、その美味しさは欺瞞じゃないでしょう。
ようわからん。わたしが甘い。
でもその後の、給食にパンを取り入れたのはやっぱりその食の喧伝と、アメリカの小麦輸入のためってのは説得力あったな。
戦後じゃないけど、自分の時は、給食のパンまずくってね。いやいや食べてた。カレーは大好きだった。
あのちょうど自分の時に、学校給食にラーメンが出はじめたんだろうけど、ラーメンは売り切れるんですよね。お代わりで。でもパンは余る。
まー、今のおじさん世代、給食からラーメンがごく身近にあった世代として、それはラーメンブームとかに影響してないかなって思った。
まー、政府があれこれ意図してその結果普及したってのは半分で、不味けりゃ食べられないものだし、ギブミーチョコレートは子供にとって甘くて美味しかったんだろうし。
そこら辺が一面的で、ちょっとこう力を入れて読むのが辛くなったので、流し読んで、しょーかいもここまで。
うーん、「ラーメンの歴史学」はこう店に入ったらまず出汁から取ります。この出汁、飲んでみてよ。これは〜。このチャーシューをソテーしました。これは〜。ぐつぐつぐつぐつ。はい、出来ましたミニラーメン。
あっ、意外と正統派醤油ラーメンいけるよ。えっ? もう店じまい?
って感じで。
あー、この「語られざる歴史」はタンタンメンです。これはアラスカの小麦と北海道の昆布と知ってます? 極上のイベリコ豚。
まだ市場に出回ってませんよ。
これをもんじゃ焼きの店長が鉄板焼きの要領をアレンジして作ります。
って感じなので。
両方とも、ラーメン知識がある程度ないと、これがラーメンだって入り口には向いてない感じ。お高い値段だし。
やはりお勧めするのは無料な「世界ラーメン紀行」。
これは、ほんとに一冊の本になっても可笑しくないと思う。
この本で一番きつかったのがあの有名ラーメン店主とかが本を書くのかな。テレビに出演するのかな。
それで思わず出てくるなんかの言葉を「ラーメンポエム」って言っちゃうんだよなー。
ラーメンを作ってる人を見ているようで見ていない感じ、観てたとしても有名人ばっか見ているような。
うーん、自分はラーメンシェフを信頼しすぎているのかな。いや、それでも。
なんかそんなニュアンスを感じて、この作者を信じれなくなりました。
と言いつつ彼がピックアップしたニューヨークのラーメンシェフ、アイバンのそれから。
ttps://www.youtube.com/watch?v=uLgneXrtUXg
うーん、ちょっとポエムってる。
でも夢を見たっていいじゃないか。スープから熱い思いを溢れさせても良いじゃないか。輝くようなチャーシュー。夕日のような半熟卵。優しく撫でるメンマ。僕だってポエマーさ。
あー、なんか、ちょっと冷めた。
ラーメンって「語れる」って魅力ない?
あの自分でも思ったよりラーメン語りが無駄に膨らんで、実はそこから文章表現のようなものまで及んで、あふれてしまっている。
ラーメンって語れるじゃん。
それこそラーメンポエムだってラーメンテツガクだって、多くの日本人が持っていて語ろうと思えば語れるものだし、
小泉さんの魅力だって、普段喋らないクールな美女がラーメンについては熱く語り出す。そこにある。唯は気づいてないけど。
この著書のラーメンポエム批判だって、「俺の考えるラーメン店主の理想像はこれだ、ラーメン店主ちょーしにのんな、ちょっとおかしーぞ!」
っていう自分のラーメン理想郷を語っているのと同じじゃん。
つまりラーメンというジャンルは余りに柔らかく広く変わり続けて、そのくせ妙な中毒性があって、語る話題は次々とあって、どんどん語れてしまう。
寿司についても自分はある程度語れるだろうけど、どこかで止まってしまうし批判的なものは遠慮みたいなのが強く働く。半可通だよな、自分って。思ってしまう。
こうやのように、店ごとにも語れないな。お気に入りの店の特徴とか、そこまで行けない。立ち食い寿司職人はモデルの店があるけど、そういう店そのものが持つ味を語る意識は持ってなかったな。
寿司はこうだよね。このネタは好き。このネタは嫌い。とかそういうのは語ったけど。そこまでだよな。
他の分野でも細かいジャンルで語る人はいるけど、どうしても「自分オタクじゃん」みたいな後ろめたさは付き纏う。その後ろめたさが無いと、プリミティブな周りを見ていない超オタク扱いされたりもする。
だけど、ラーメンは違った。
それこそここで自分がねちっこく提示しようとしているラーメンの広さと柔らかさとは相反する、「ラーメンとはこうあるべきものだ」「ラーメンの作り手はこうあるべきだ」「すするべきだ」「俺の理想とするラーメンはこうだ、こう発展しないとラーメンの明日は無い」と言う主張も、
その言いたい気持ちもわかるし、
そういう考えみたいなのは、調べる前は自分にもちょっとあった。
今も「ラーメンは自由であるべき」みたいなそういう主張になっている。
世界中でラーメンファンが語り出したら。
作る人も食べる人も、語り出したら。
日式ラーメン最高だけじゃなく、俺の好みから日式ならここで、地元ならこの店だよね、こうしたらいいんじゃん、このお気に入りの料理と組み合わせたらどうだろう。こっちの店に軍配が上がるかな。いやいや、この店はどんどん良くなっている。
そのようにジャンルは広がっていくだろうし、また新しいジャンルも生まれてくるのだろう。
外国人にとって、ラーメンは語りたくなるような魅力があるのか、無関心のまま流行ってるねで終わるのか、
そこがラーメンの分岐点なのかもしれない。
最後に物を言うのは、ラーメン自身の持つポテンシャル。
自分は自分の舌を信じて、きっと明るい展望があることを願う。真夜中にラーメン座に想うポエマー。
アメリカはケンブリッジに次郎系ラーメンが進出した。
店の名は「Yume wo Katare」
本当はねー。データ出したいんだよなー。
それこそメンヘルドリーマーになっちゃってるし。
でも自分のイングリッシュはすっかり錆びついちゃってて、どこで語られているのかネットでの現場もわからん。
なんだyelpが有名らしいけど、レビュー数だけ見た。中身は読むだけの根性もないし、目を通してもたぶんさっぱり。
yelp
ramen New York, NY
ttps://www.yelp.com/search?find_desc=ramen&find_loc=New%20York%2C%20NY&sortby=review_count
sushi New York, NY
ttps://www.yelp.com/search?find_desc=sushi&find_loc=ny&sortby=review_count
2004年にyelpは始まって、2008年3月31日にNY一風堂がオープン。
時期的にブームが重なって増えたんだろうけど、寿司に比べてイケテルラーメン店の総数が少ないので集中したのが重なったんだろうけど、9326レビュー(現在)ってのは、いい感じじゃんって思う。
Italian New York, NY
ttps://www.yelp.com/search?cflt=italian&find_loc=New%20York%2C%20NY&sortby=review_count
イタリアンと比べてもラーメンは健闘している。どれだけイタリアがNYで流行ってるかはわからんけど。
こういうの恣意的なデータの抜き出しって言って、ふつー、やっちゃいかんことです。でも他に調べようがない。
ラーメンスレ?
Restaurants New York, NY
ttps://www.yelp.com/search?find_desc=Restaurants&find_loc=New%20York%2C%20NY&ns=1&sortby=review_count
ここに辿り着くまで随分と、回り道した
ってーか、NYのレストラン全体でも、一風堂は2番目なのか。
NYの食は大使閣下の料理人21巻にあったな。
「いわゆる「アメリカ料理」は存在しないということですか
まさに世界の縮図 人種のサラダボウルですね」
「ああ しいて言えば民族料理の集合が「アメリカ料理」ってことになるのかもな」
「青唐辛子入りのパンケーキ アクアヴィット風味のサーモンとイクラ添えです」
*違うところも多いが、見た目はこんな感じ SMOKED SALMON PANCAKES - FINGER FOOD ttps://www.youtube.com/watch?v=Z3lcRlhOL2w
「これなんかは下がメキシコで上がスウェーデンって感じだな」
「何とも独創的な料理ですね」
(ワクワク)
「ああ アメリカ人は日本人ほど正統的であることにこだわらず自由な発想を持っているんだ
独創性に富んでいて軽い驚きがあり美味しければそれでOKなのさ」
うん、NYでウケルのはラーメンの日本食の魅力だけじゃなくて、NYという土地の食文化とラーメンに通じるところがあるからかもしれない。
なんとなくNYではラーメンがブームじゃなくて食の一つとして定着する(している?)気がする。NYで行ければ世界でも行けるらしいし、展望は思ったより明るいのかも。
>>563
今週末までラーメンスレです。それも暇が出来た素人のニワカ語りの。
人がいて嬉しい。ありがとさんです。
語りたくなる魅力があるのはラーメンに限らず、どの文章でもAAでも欲しいエッセンス。
だけど誰もレスしてくれなくて一人でぶつぶつってるから、他の人は何も言いたくならないんだって、ちょっと心よどんでた。
睡眠時間削り過ぎだから、ここからペースダウンだー。
んまー、ここまで長文で引用多いと、しっかり付いてこれる人はいないだろうけどさ。居たら、そいつはストーカー過ぎてヒキマスヨ。あとで自分で読み返そうと、自分に挑んでるんだ。ラーメンを通じて人生に挑む。ラーメンポエム。
ラーメンが2400円!でも食べたい極上の一杯:ガイアの夜明け
ttps://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2018/018542.html
うっ、かなり狭い見方をしていた。見逃してた。
世界のラーメンブームの日本への影響は、単純にご当地ラーメンが増えるとか、ラーメンの味ばかり考えてたけど。
今ある流れって、ラーメンと言う認識を変えるっていうことだったんだ。
ラーメンは安いという常識。
肉を使うラーメンという常識。
そういうのが海外のラーメンを見て変化して、だから日本も変わっていこうという動き。
世界の流れは、日本のラーメンと言う枠組みそのものを変えるのか?
その挑戦が始まった。
っていうもうちょっとダイナミックな流れがあるのね。
ジャンルとしても1000円以上のラーメンって大きなジャンルが出来れば、もうめっちゃその支流に色んなジャンルやオリジナルが生まれるだろうな。
欧米では豚骨ラーメンが流行っているけど、むしろ日本は欧米からベーガンなベジタブルラーメンの流れが来るのか。その双方向性。
見たかったなこの番組。
AAに戻るよ!
AAとラーメンその1
◇ラーメンギコ&モナー
ttp://monahokan.web.fc2.com/monadouwa/men/index.html
ずっと前に通読したのでうろ覚え。
テンプレート系に属すると思う。
一度、長編ネタの流れが来た(確か師匠と弟子のラーメン対決もの)けれど、それは過激とも取れる否定によって消えた。
テンプレート中心に比重がかかったのは、スレの寿命を長くしたように思う。
テンプレート自体は他愛もない小ネタや季節ネタ、時事ネタなど。
それ自体の魅力と言うよりも、スレの流れ、荒れたり、直したり、盛り上がったり、少しずつ寂れて行ったり、などの方が実は楽しめたりした。
おしゃべり的なものは、どうしてもリアルタイムじゃないと通じないエッセンスがある。
テンプレートはギコのラーメン屋台が中心になるが、これはスレの途中で背景AAが貼られ、それまで室内が中心だったAA雑談の舞台を、次第にしかし決定的にがらりと変えることになる。
一つのレスが流れを作る、それもキャラと言うよりも舞台や背景で変える、というのはなかなかに面白い。
ラーメンに関するが。
実は雑談と非常に密接にかかわっている。
食事と言う場でカウンター越しに店主と話す、会話するというのは正にラーメン屋の特徴だ。
最近はオープンキッチンのものも多いが、イタリア、フランス料理などは、どうもシェフのいる厨房と客の席が遠い。
屋台と言う変化によって、その距離感はより近いものになった。
店主と会話するというのは寿司屋もそうだが、微妙にラーメンとは違う。
寿司屋の会話は、必然的に1対1で長時間にわたるものになる。
それはラーメンよりも近いが、その魅力でもある近さは、時に煩わしくもなる。地元の床屋とも似ている。何か話させねばー。回転スシと1000円カットは安さと共にその会話の機を減らす工夫だ。
これを見ると、ラーメンスレでは店主一人に対して客は複数でも良くて、また会話量も短く簡潔になっている。
ttp://monahokan.web.fc2.com/monadouwa/men/720.htm
それによって、随分と気軽な雰囲気が出て、会話による温かさが程よく軽いものになっている。
寿司だったら人情的な深さがあるだろうが、重くなってしまうだろう。
軽さこそが、スレ住民の参加のハードルを低くし、気軽に描き込めることで、おしゃべりスレとしての賑わいを作ったのではないか。
個人が注力する長編、長い時間、会話を住民一人が独り占めする形は、やはりどうしても場を壊してしまうと思われたのではないか。
つまりラーメンと言う素材が、テンプレート雑談と幸せな出会いを果たしたシリーズだったのだろう。
勢いが落ちたのは物語化するモナーAAそのものの流れと、どうしても避けられないスレの寿命によるものだと思う。
それは残念だけど、海の家のサカーナなどと比べ、随分と長持ちしたのはスレ住民の力とラーメンへの愛着と理解ゆえだろう。
海外で波及するときに,、気軽に店主と話せるラーメンの魅力はどう映るんだろう。
先のNYでは?
一風堂の様なラーメン屋台とは離れた大きなチェーンスタイルの方が好まれるのかどうか。これがラーメンとして先端を走り続けるのかどうか。
NY出身のラーメンポエマーアイバンは、この客との会話のようなものを、(ラーメン美味しそうに見えないけれど)、その日本らしいラーメンの形を、ノスタルジーと共に理解しているんじゃないかな。
客との会話(得意の英語で)に重きを置き、特に「常連」との会話をピックアップし、にも拘らず長居せずに食べてと客が回転するラーメン屋の軽さも忘れない。
ttps://www.youtube.com/watch?v=uLgneXrtUXg
自分は個人的にはアイバンと一風堂の、その中間あたりが心地いいんだけどね。
シェフと客との距離にもいろんな形があってもいい、それこそ一蘭のような人との関わりの完全遮断さえも一つの形として成立する、そこもラーメンの幅の広さなのだろう。
ttps://jp.reuters.com/video/2018/11/30/NY%E3%81%A7%E6%96%B0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E5%BA%97%E3%81%8C%E4%BA%BA%E6%B0%97%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1%EF%BC%93%EF%BC%90%E6%97%A5?videoId=487040772
AAとラーメンその2
「ふとんまつり」CITYBOYS(34) 別れ
ttps://web.archive.org/web/20160827164012/
ttp://www.toofectarts.com/videoshelf/2002/huton/050.htm
ラーメンを巧みに心を動かすことに繋げた、切ない展開が繰られる。
ラーメンギコモナーのように、ラーメンを通した会話がなされている。
だがその会話はどうもラーメンらしくない。
辛く、そして長い。
その違和感、ラーメン屋にしては、ラーメンギコモナーのキャラを借りたにしてはどうも重すぎる。
そしてとうとう。
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[三三三三三[]三三三γ⌒ヽ三三三[]. (,,‐Д)
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`-----------'::::::::::::::::. [二(ノヽ)]
::::::::::::: ∧∞∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧ (ε´∴§ゝ < …お客さん、
( ゚д)ζ ⊂i_iと⌒ρ | もうカンバンなんですけど
( ー、_フ |_ノ( ( \___________
⊃⊃ (_(_)
:::::::::::::::: ::::::::::::::::
そう、ラーメン屋としての、会話の許容範囲を超えた、彼女も彼もラーメン屋に長居しすぎたのだ。
ラーメンは去らなければならない。
それでも店主は、こう答える。
ヽ人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人ノ
< >
< 子供が食べてる途中でしょうがぁ!! >
< >
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
◯ | | ー |
/ \ | | ___ / | |
/ \ | / __ノ
/ /  ̄
パリーンはここではドンブリを割った音と、わたしは捉えた。
つまり店主はラーメンというスタイルを半ば捨ててまで、それでも半ば残った死に体のラーメンスタイルで、人として少女と接することを選んだ。
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
/\_ヽ_ヽ_ヽ_ヽ_\
//ヽ.\_ヽ_ヽ_ヽ_ヽ_\
/// ヽ \_ヽ_ヽ_ヽ_ヽ_\
/||'''''''''''''''''''''''''''''|\_ヽ_ヽ_ヽ_ヽ_\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄||'''''''''''''''''''''''''''''||二二二二二二二二二]| | ごちそうさま…
|| γ⌒ヽ' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \
|| |三三| ||  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
そして最後に少女はこう答える。
彼女は岩を投げることでしか他人と接せられないのだ。
ただ、亡くなった父とジャムおじさんと、そしてもう一人の親友を除いて。
「美味しかった」でも「ありがとう」でもない。
お別れの「ごちそうさま」しか言えない。
いや「ごちそうさま」と言えたと捉えるか。
その一言の周囲に張られた行間と空気に、人はその心をイメージし、哀しみや温かさを感じるのだろう。
ラーメンの屋台。
それは時代と共に消えていくもの。
彼との別れを最後に、彼女もまた幼い少女の時代に別れを告げ、追憶を終える。
ラーメンポエマー。
ハーバード大も注目!売り上げ目標なしでも黒字続きのYume Wo Katareのビジネスとは?
ttps://www.crazy.co.jp/blog/articles/yume-wo-katare/
一蘭があれば、夢を語れ、がある。
お客と店員の距離すらも、ラーメンは自由なんだなー。
AAとラーメンその3
モララーの新人研修
ttp://dechi.xrea.jp/library/log/D8honey2/021.html#R269
276 名前:(7/254):2010/01/06(水) 00:30:35 ID:fDxwzWRF0
┌────────────────────────────────
|ところでのーちゃん、俺、たまには濃厚塩とんこつラーメンが食べたいな。
|いつものこの醤油ラーメンばかりじゃなくて。
└────v────────────────────────────
| ラーメンはここのさっぱり醤油味が麺もスープも
| 最高に美味しいじゃない。濃厚とんこつなんて
| ギトギトでメタボまっしぐらよ。今だってちょっと
| ムーミンになりそうな感じなのに。
| あっさりした醤油がちょうどいいのよ。
└─────v───────────────────
それに塩は嫌い
∧_∧ ∧ ∧
( ・∀・) (A゚*,,)
( つ\≠/ \≠/ と )
(⌒ )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_つ
┌──────────────────────
|ムーミン…。じゃあ間をとって味噌ラーメン!
|俺の方にだけコーンとバター…バターはダメ?
└────v─────────────────────────
| ラーメンはここの醤油以外はヤダ。作りたくない。
| 外食か自分ひとりの時に作ればいーじゃん。
└─────v─────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ;・∀・) (A-*,,)
( つ\≠/ \≠/ と )
(⌒ )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_つ
277 名前:(8/254):2010/01/06(水) 00:31:06 ID:fDxwzWRF0
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( のーちゃんの方が毎日毎日うちに入り浸りで、ほぼ同棲状態。 )
) 俺にひとりの時間なんてないじゃんか。夜遊びすると問い詰められるし、 (
( 結婚してるワケじゃないのに、家に嫁がいて束縛されてるみたいなんだよな。 )
) 年齢は二歳向こうが年上だけど、思いっきり姉さん女房気取りだし。 (
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
。
ズルズル ハフハフ
∧_∧ ∧ ∧
( ;-〜-) (A゚*,,)
( つ\≠/ \≠/ と )
(⌒ )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_つ
。
o
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 結婚…なんてしちゃうと俺が家で食べるラーメンは一生この醤油味のみってことだ。 )
) 俺が一生尻に敷かれ続ける姿も想像できる。だからなんか嫌なんだよなー。 (
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
ここでは家庭料理として、ラーメンが取り扱われる。
インスタントとしてのラーメンが、家庭でも手間暇をかけたものとして立ち現われようとしている現代の食と言うものを捉えている。
ただ、多くの人はここに違和感を覚えるのではないか。
健康なラーメンを語るところに、ラーメン自体は不健康だというロジックが隠されているし、家庭料理として従来の結婚後に求められる母の味、おふくろの味には、
どうにもラーメンはそぐわない。
「外食か自分ひとりの時に作ればいーじゃん」
ラーメンとはその程度のものなのだ。ここでつーちゃんが母としてどうも母性を感じない、家庭を持つところが想像できない。
結婚と言うゴールが仄めかされるが、その実現が困難なこと、オチとして多分向かわないだろうなという予感のようなものも「ラーメン」という素材は暗示している。
105 名前:(173/254) 今夜は(199/254)まで:2010/01/13(水) 00:40:24 ID:HCuy1+Wa0
┌─────────────────────────────
|あれ?夕飯の支度?珍しい。何作ってくれるの?
└──v──────────────────────────
| 醤油らーめん。
└───v─────
∧ ∧
(*゚A゚) ∧_∧ ∫∫
U | ( ・∀・) ___
( | ( つ つ d b
(/"U \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂⊃ ̄\三\ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
┌───────────────────────
|塩とんこつじゃなくて?私が好きな醤油を?
└────────v─────────────────
| うん。俺ダイエットもするよ!
└───v────────────
∧ ∧ ∧_∧ ∫∫
(;゚A゚) (・∀・´ ) ___
U | ( つ つ d b
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂⊃ ̄\三\ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
106 名前:(174/254):2010/01/13(水) 00:40:52 ID:HCuy1+Wa0
┌─────────────────────────────
|何も職場が変わるからって何もかも変えなくてもいいのに…。
└────────v───────────────────────
|いーや、せっかく心機一転する機会だからね。
|全部自分を改造する心持ちで行こうかと☆
└───v─────────────────
∧ ∧ ∧_∧ ∫∫
( ;゚A) (・∀-´*) ___
U | ( ) d b
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂⊃ ̄\三\ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
┌─────────────────────────────────
|前向きなのはいいけど、ダイエットならラーメンから離れてうどんとかに
|しとかなきゃ…。それにそこに用意されてるテンコモリのチャーシューは?
└────────v───────────────────────
ネギも切り方雑だし
続きはやってあげるわよー
て
∧ ∧ ∧_∧ て ∫∫
(;-A-) ( ;・∀・) ___
U | ( ) d b
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊂⊃ ̄\三\ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄
107 名前:(175/254):2010/01/13(水) 00:41:35 ID:HCuy1+Wa0
┌──────────────────────────────
| …やっぱりあの子に言われたことを気にしてるの?
| 私は今のままのモララーで十分大好きなんだから無理しないでね?
└────────────v──────────────────
∧_∧ ∧ ∧
( ;-∀-) (A^*,,)
( つ\≠/ \≠/ と )
(⌒ )| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|(_つ
。
o
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( あぁ、愛されてる、甘やかされてる…。本当にもう、 )
) 今の自分がヤバいのか幸せなのかわかんなくなってくるよ。 (
( ありがたいことです。 )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
だが、ここでのラーメンの調理シーンで、印象は変わっていく。
家庭で調理するラーメンにも、共同作業のようなものまで感じ、実に愛情を感じるシーンだ。
つまり読者のラーメンに対する認識の刷新が、同時に二人の関係の認識の刷新を迫る。
極めてシリアスな仕事状況の中で、温かくほっとする場と雰囲気で心を休め、読者は二人が上手くゴールインするように自然と願うように導かれる。
180 名前:(234/254):2010/01/14(木) 23:24:48 ID:XUpObFN00
∧ ∧
|1/ |1/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ
つまり、ダイエットを / ⌒ ⌒ |
続けても | (●) (●) |
/ | 結果はきっとこう。
/ |
{ |
プックリ ヽ、 ノ |
``ー――‐''" |
/ |
| | |
ほっそり .| | | |
.| し,,ノ |
!、 /
ヽ / 、
ヽ、、 /ヽ.ヽ、
| | | ヽ.ヽ、
(_(___| ヽ、ニ三
└──────────────────v──────────────────
∧_∧
( T∀T) ∧ ∧
( ) d (゚A゚*)
┌─────────ヘ───────────────────────────
|ウワーン、たぶんその通りだけどのーちゃん酷いーーー!!
|もういい無駄なダイエットなんてやめてやる、明日の昼は今まで封印してた
|ギットギトの塩とんこつラーメン大盛りチャーシュー増し食べに行ってやるーーー!!
└────────────────────────────────────
181 名前:(235/254):2010/01/14(木) 23:25:19 ID:XUpObFN00
┌─────────────
|ご飯もおかわり!!
└─────v───────────────────────
|急にそれだとリバウンドが怖いわよ。
└────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧
( #-〜)っ\≠/ \≠/ (A^;,,)
( ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| と )
(⌒___)| | (_(_つ
┌─────────────
|前より太ったら嫌いになる?
└─────v──────────────────────────
|もう、ならないって…。ずっと好きだって言ってるでしょ?
|モララーはいつまで経っても子供みたいなこと言って。
└────────v──────────────
∧_∧ ∧ ∧
( #・〜)っ\≠/ \≠/ (゙A゙;,,)
( ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| と )
(⌒___)| | (_(_つ
182 名前:(236/254):2010/01/14(木) 23:25:45 ID:XUpObFN00
ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ
( 何が子供じゃい、そろそろマジでプロポーズしてもいいかなと思ってるのに。 )
) でもまぁするんだったら、クリスマスにどっかの素敵なレストランとかでって (
( ロマンチックなのを考えてあげてるのにっ!! )
ヽ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜'
o
。
∧_∧ ∧ ∧
( #・∀・) \≠/ \≠/ (*゚A゚)
( ) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| と )
(⌒___)| | (_(_つ プルルル
┌───ヘ─────
| あ、電話。
└────────
そしてゴールインへと至る。
その後、出来ちゃったプロポーズをするところが実に彼らしいが、実質的なプロポーズの意味を成す描写は181のツーからのものだろう。
「ずっと好きだって言ってるでしょ?」 それは共に歩み続け、老いるまでパートナーとしていたい気持ち。
ラーメンと言うものを通じて恋から愛が描かれる。
そのインスタントさを逆手に、従来の味噌汁な手料理な家族像とは違う、それでも現代のアットホームなものを描こうとする。
ファンタジーの設定で描かれるお仕事ストーリーが、現代系社会派の手腕で今のラーメンを調理するすることで、実に身近に入っていくものとなっている。
【ヘルシーおかずの愛情弁当】
ttp://dechi.xrea.jp/library/log/D8honey2/022.html#R424
余談だが。
氏の食を味だけではなく、社会的に人間関係の潤滑油として取り扱おうとするスタンスは、この作に収斂されるだろう。
弁当のオカズを言葉遊びで強引に性へと転換する無茶さ。
「いつも通りレンジでチンして食べて下さい」のチン〇な、隠された、しかし邪気溢れる遊び心。
だが食への視点、性への視点は共に重なりつつも、鋭く、読者の実体験に向かって刺されていく。
その、私は、ゾクリとしつつも笑ってしまう。心に冷や汗のようなものをかきながら。
おそらく真面目に弁当に取り組めば、広く世間に提起する中編傑作を書けるだろうに、こうしてしまうAAのすばらしさ。
弁当は「思い過ごしの恋のうち」でも、効果的に使われている。
ってーこって、これ以上やると取っ散らかるばかりなので、ちと早いがここら辺でラーメン語りを終わりにします。
多分、すっきり出来たと思う。
ポエミックにまとめるか。
後書き
yume wo kataru
ラーメンと言うものはとても曖昧で躍動的で、形も場所も時もさまざまに移ろいながら、変わっていった。
これからも変わっていくだろう。その変化のスピードは加速するようにも思う。
そして同時に多くの日本人の私たちにとって、ラーメンは生まれた時からあった、実に身近な存在でもある。
過去、現在、未来。
ラーメンは……
しかしその自由過ぎるラーメンの中で、人は理想の一杯のラーメンをどこかに求め続けているのではないだろうか。
限りない自由に見える広がりの中で、しかし、そこに一つの究極の至高の味を。
それは豚骨だったり、みそだったり、つけ麺だったり。
いやいや。
店との付き合い方、馴染みの店長や常連客、あるいはふと入ってみるようなそんな隠れたお気に入りの店、旅先で訪れるような一期一会の店。
店と言う形を取らないかもしれない。家庭でのインスタントラーメン。自分で作るちょっとした本格派ラーメン。サッポロ一番に卵を入れるタイミングにさえ、人は拘りを持つものだ。
一緒に食べてくれる人。家族、友人、恋人、見知らぬラーメン仲間。事件、出来事。思い出になる季節。冬、春、夏、秋……etc
もう帰ってこない想い出の味。憧憬としてのラーメンもあるだろう。
或いはまだ見ぬラーメン、楽園にあるラーメンを求めて、彷徨うように食べ歩くラーメン通もいるのだろう。
溢れる噂や情報、虚偽を交えた莫大な事実の固まりの中で、それでも理想の一杯を、真実を、人は求め続け、さ迷い歩く。
これが、あなたのラーメン観の何かを変え、それは却って迷いを生むことになるだろうとしても、迷い歩むあなただけの道に密かな楽しみをほんの少しでも与えられたら、これ以上の喜びは無い。
┌─────────────────
| 随分と痛い大長文だわね
└──v────────────────
∧∧
ミ;゚o゚彡 ダレモミテナイノニ
、Φヽ≠/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
(Д゚,,)
とi iつ
∧
/ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 病気なんだろ
\______________
ラーメン語り ─了─
お知らせです。
「港町のカボチャ売りシリーズ」は夏のAA長編で書いて、数年たってまた書きたい宣言して、そんでまた数年たってなんか書き始め。
幸いなことに、秋冬春夏秋と続いて、こりゃ長いスパンで季節ごとに書けるかなって思って。
ちょーどヨコハマ買い出しみたいに。
そんで冬が終わる前に書かなきゃな―って思ったんですけど。
なんだっけ、任天堂のメトロイド開発延期動画を見て、そんでラーメン語りで思ったこともあって。
なんか、冬の間に書かなきゃな―ってのがどうも義務的な感じになっちゃったのと、今あるネタ的に面白いのが出来そうにないのとかあって。
しばらく延期ってことで。
待っている人いないって思うんだけど、やっぱ書かなきゃなモードがどこかに残ってるので、ここで宣言することで自分にケジメ。
「書かなきゃ」じゃなくて「語りたい」から物語は描かれきゃなみたいな。ようわからん。ラーメンで思ったんで。
あとメトプラ延期とかカッコイイナって思ったんで。
でもやっぱり書きたいモードは「カボチャ」では続いていて、やっぱ冬の海は寒いし―みたいなのもあるだろうし、春には書けるかなとか。
でも、一旦、寝かせるとなかなか続かないシリーズなのかなーとか。ここらへんようわからん。
でも、書きたいんだから何時か書くでしょう。
中編はムリポって言ったけど、小ネタが思いついたら、書くだろうし。
これはメトプラみたいにクオリティの問題じゃなくて、自分は書きたいものを書きたいし、アマチュアだし小学生の読書感想文じゃないんだし。
やっぱスタッカートしたくないし。
って感じで。
でも今AAで書いているのがちょうどあるし、これは近々形になるし(ラーメンが一行だけ出てきます)、今も文章で書きたいなってアイディアもあるし、
カボチャよりも語れる熱と言うかその自分の手の範囲でなんとかなりそうなそんな感じの素材もいくつかあるんので、
AA制作ペースが極端に落ちるってことは無いと思います。
それにしても去年は極端にハイペースだったんで、それを求めても、また叶いっこないですが。
ハイペースかスローペースかわからんけど、マイペースで逝ってきます。
テキトーに書いたんで読みにくくてすんません。
そんな感じで。
たんたん短歌をたんたんとしょーかい。
つむじ風、ここにあります 新鋭短歌シリーズ
kindleの300円のお試し版の様な100選を買って、その日の内にこちらのフルバージョンを手に取ってしまった。
日本語の美しさを感じつつ、書かれているものはとても現代的なもの。
その視点はユニークで、繊細で、時に大胆。
それでいて心のどこかに共感の渦を残す。
鮮やかな情景が浮かぶ短歌が、自分の好みに合った。
教科書とかで「短歌って古典だよねー」って思ってしまっている人(思ってしまった自分)にお勧めしたい。
解説も表題作の解き方をはじめ、助かる。
つむじ風、ここにあります 菓子パンの袋がそっと教えてくれる
前半の幾つか心に残ったものを無断抜粋。ヒット率も高く、時にクリティカルヒットする。
・
花束を抱えて乗ってきた人のためにみんなでつくる空間
ちょっと混みあっている電車内。迷惑そうで、でも少し微笑んでいる乗客たちの顔、空気の変わっていく温度のようなものを感じる。
・
雑踏の中でゆっくりしゃがみこみほどけた蝶を生き返らせる
くつひもを結び直してまた歩き出す。シーンが鮮明に浮かぶし、また人生の比喩のような奥も味わう。前の歌(夕暮れの〜)から連なる、群衆の中の孤独感もまた隠し味。
・
たくさんの孤独が海を眺めてた等間隔に並ぶ空き缶
空き缶(コーヒーが似合う)でじっと長い間海を見続けている人が浮かぶし、空き缶のある風景は、夕暮れの終わりころの人のいないところにぽつんと作者が立つ感じ、いや朝なのかな、と豊かな時が広がっていくんですよね。
その中心にありつつさり気なく置かれた、人を惹きつける海の香もまた立ち現われてくる。
・
レシートも袋もカバーもいりませんおつりもいいです愛をください
この不愛想な本屋の店員に寂しさを感じつつも、ちょっとくすりとするコミカルな感じが、そのコミカルさの中のちょっとした悲哀の様な自己主張のうざさのような。こう。
・
呼応して閉じられてゆく雨傘の最初のそれにぼくはなりたい
まだ雨が降っていないところがポイント。灰色の雨雲が立ち込める中で、急きつつ決意を思うぼくの姿に、なんか共鳴。
人生訓とか、出来事とか、哲学とか広がりがあるけれど、そのぼくの人間らしい心が身近なものとして実感されていく。
・
そういえばいろいろ捨ててあきらめて私を生んでくれてありがとう
そうだよなー。なんかなー、こういう歌を読むとなー、凄く父母に感謝したくなる。
自分も年だし、そうなると子を産むってやっぱり、ドラマや小説の様な綺麗ごとじゃなくて、どこかあきらめるものがあるとか思えてきて、それでも「ありがとう」と言える。
・
青空にソフトクリームぶちまけてなんて平和な夏なんだろう
子供の頃の情景を、子供の頃の感覚で映していて、それがオヤジ臭くなくて、こう適度に知のある血のある子供っぽさみたいな。なんかワクワクするな。
・
もう何度バスに追い抜かされたのかそれでも君は乗らないと言う
呼応して閉じられてゆく雨傘の最初のそれにぼくはなりたい
誤読しとる―。やっぱ自分は詩を読むセンスないなー。
たんたん短歌をたたたんとしょーかい。
著者の木下 龍也さんって、1988年生まれ。
若いな。感性が若くて、でも文のどこかが円熟味があってどっしりしていてね。
ああ、こんな人がいる世界は明るい。
どん詰まりの自分の未来は、もやっているナウ。
きみを嫌いな奴はクズだよ
タイトルから感じる不器用な優しさ、ゆえに人を傷つけてしまうようなそんなニュアンス。は全体からも感じた。
でも、この優しさは嫌いではない。好きだ。
死と孤独は「つむじ風、ここにあります」に続いて書かれるが、その最前線にいるような刃物っぽさや物量は無くなり、少し大人な優しさを感じる。
それにほっとしつつも、残念な気持ちも残るのが野次馬なワタクシ根性。
これは何個も「いいね」を与えるよりも、心の中にしばらく残りそうな「いいなぁ」をくれるのが、やっぱり理想だと思う。
そこで、この本は叶ったな。この一句。
やめてくれおれはドラエモンになんかなりたくなぼくドラえもんです
じゃなくて。
立てるかい君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ
この凄まじい優しさエナジー。
あと、こういうのも合わせるとうわーってね。
君とゆく道は曲がっていてほしい安易に先が見えないように
もうずっと泣いてる空を癒そうとあなたが選ぶ花柄の傘
猿ヶ島
青空文庫
ttps://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1579_19977.html
情報の出し方と言うか、種明かしが上手いなー。
まずは人が島を登山しているように思わせて。
それからその人が猿だと知らせて。
人間を見世物として観察していると思わせて。(その人間を風刺的に滑稽に語るのが、次で彼ら自身に返って来る)
実はそこが動物園で、猿こそが人の見世物だった。
徐々に情報を伝えて、時にそれを裏切るかのようにひっくり返しながら、主人公の立場をくっきりさせる。
そして主人公の位置が鮮明になる情報の広がりに対して、主人公の立場はむしろ絶望的で閉ざされていることを知るそのギャップ。
やるせない気持ちになっていく。
そこで、
否!
ですよ。
そして反逆のオチの一行ですよ。
がつんと広がっていく余韻は、どこか侘しくも爽快。
社畜のサラリーマンにも、学校の宿題に追われる生徒にも、家庭でしがない主婦にも、あらゆる囚われた者を揺さぶると思われる、その寓話的な比喩的な物語の広がり、その共鳴の幅の広さ。
これはショートショートで完成してるけど、漫画やゲームの長編のオープニングがこんなんだったら、その後の旅路とか掻き立てられたり。しません?
二人ってのがいいんだよな。
何も知らないで、新事実の連続に打ちひしがれながらも、それでも湧き立つ熱に動かされ、常に我が思う道を行く先駆者。
それと、園の安定した生活を味わっていて、そこでの解決をサル山のボスになることに注ぎ身体を傷つけトップになった、それでもそれを捨て主人公に付いていく友を求める相棒。
一人っきりだとなんか孤独だし、サル山全体を動かして群れで逃亡だとオーバーになって哀愁が出ないし。
二人っきりの寂しさとほんのちょっとした温かさみたいなの。惹かれる。
上のネタバレしちゃっててごめんね。しょーかいってムズくて自分にはムリポなのかな。
でも何かなー、最近自分のスレを読んでいる人っているんだろうか。ヒッキーも。カボチャも。一人だけ。自分だけなんだって、なんかどんどん内にこもってる感じがする。
レスのない無風状態。危うい人には近づくなって感じなんだろうな。
創作ノウハウスレ[1/4]
ttp://blog.livedoor.jp/glintbooster/archives/51109003.html
これ面白かったっす。
荒木飛呂彦の本をamazonでぽちってしまった。
1〜4まであるけど、1と3が来るな。
1
17/10/31(火)00:21:48 No.519662415
成功者のノウハウ本はなるほどなぁ〜と思うけど
成功してない奴のノウハウ本は鼻で笑ってしまうな
www
自分は文章もAAも日陰者なんで、笑ってくださいな。
2 本を手書きで書き写してなんの意味があるのか分からない
これはAAとか、写しが基本ですよね。
まずコピーして、コピペ改造して、ズレなおしして。
ここらへんはなんとなく、わかります。
「山奥のしぃ先生」をベースに、海辺のニライム先生でパロったあたりから、中編の書き方がわかった気がします。
小説も、書き始めの頃、北村薫さんの「水に眠る」を書き写してた。
本一冊は無理だけど、短編なら出来るかなって感じ。
最近もよくコピーしはじめてるな。AAに変えた形で。
漫画は「ヨコハマ買い出し紀行」「七つの海」、小説は北村薫さんの短編いくつか。
あとはAAも、オートエディタとか使い始めて、写真からコピーして手を加えたりした。(最近のは機能に使われてる感じで、ヘタレてて、駄目な感じだけど)
変わったのは何だと言うと、「七つの海」あたりから、AAのバストアップを使い始めたり。
374 自分:名無しのAA書きさん[sage] 投稿日:2018/10/23(火) 21:22:52
┌──────
| あー!
└y──────
。 。
∧∧ 。
(゚o゚*リル
と::::y::::つ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
女の子は、対照的に幼く、赤ちゃんネズミのような声をあげる。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
こういうのは好きだからやるのと、書くのにダレないためにオリジナルと混ぜたりなのだけど、じゃあ副産物として腕が上がるかどうかは、これからの自分を見てください。(宣伝)
3 キャラが勝手に動くとかなにそれ?
キャラはちょい別途で書こうと思います。
キャラがダイナミックに動いたのはクックもの。壊してしまったのがスタッカート。
4 環境づくりも大切だと思う
環境は確かにあるよなー。
AAは、パソコン周りの投資によるところが大きい気がする。
ここは前にちょっと贅沢をして大型モニターと高感度マウスと高めのマウスパッドで、単純に作業効率があがった。
去年、AAの量産スピードがあがったのは、ちょっと座り心地のいいデスク椅子を買ったからだとゆー。
本当はゲーミングチェアとか買うと良さげだよな、ぜいたくをするならこれだよなと思うものの、高くて手が出ない。
そこまで本気じゃない人の、なんちゃってテクニックでした。
あっ、コピーと言えばウイユヴェールを忘れてた。
ウイユヴェールはねー、今の作風への大事なターニングポイントだよな。
ここでサウンドノベルのAA化をしてたから、抵抗なく小説をAA化して作ろうと思ったのだし、そこからカボチャ売りへ。
なんか自分の起源は、20さんだっけ、狂犬組とかのの影響というより(実際にそんなに読んでない)、こっち経由。
そこから東京一人暮らしスレの1、honeyさんの作風にも助けられて、書き方が固定して来た。
フサしぃとか知らなくて、なんとなく良さげなAAをコピーして作ったウイユちゃんは、その後いろんな作で、活躍してます。
口が微妙に違うんです。
ふさ ウィユ
∧∧ ∧∧
ミ*゚ー゚彡 ミ,,゚o゚彡
当時も今もAA界では珍しい作風(ブーン系小説とかが近いのかな。あんまり知らない)を作ってると自分ながら思うんですけど。
じゃあ、なんだ、そーゆーのも、ずばりコピー(パロディー)から生まれたものなんだなってば。
キャラクタ
1 キャラクタが動き出すとき
長編寄りのを書くときは、大まかなプロットとキャラ設定を書くのですけど、
文章を書いていて、密かに期待しているのは、書いている時にそのプロットを突き抜けて自分の力以上のものを書こうとしているなって思えた時なのかもしれません。
それは作品の巧拙と言うのを超えて、そういうのを求めているからこそ、書いているような。
巧拙だけを取れば、好き勝手に動かない技術を磨くのが得策なんでしょうけど、それでも。
自分は動いてほしい派です。
キャラが動いた時。
142 :残り六秒。:2014/05/23(金) 20:35:52.31 ID:DBEo5Ovh0 .
人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人人_从人__从_从人__从
( )
) クックドゥドゥドゥドゥー! (
) (
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY⌒YW⌒Y⌒WY⌒WY
λ_λ
┌( `ー)
し;::::::::::::y)
/::::::::::⌒)
(_/└一
143 : 残り五秒。:2014/05/23(金) 20:36:22.81 ID:DBEo5Ovh0 .
.
λ_λ
┌( ;`ー)
し;::::::::::::y) (\
/::::::::::⌒) \\
(_/└一 ((\\
( (_ヾヽ\ ノノノノ
( ( ヾ \ ( ゚∋)
し し// /二⌒\/ ヽ彡
し/// / / / /ヽ/ /
し/// 彡/ /ヾ_/
(/(/ ( \ノ
彡ヽ/\ `ヽ
\/ \\
ヽミ
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
クックが背後から一気に駆ける。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
プロット段階では細かいレース展開は決めてなかったけど、
物語として妥当なのはクックはライスと共に差しに回って、逃げのディーノと最後に対決かなって感じだった。
だけど、レースが始まると共に、彼は先頭に飛び出していた。
91 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/07/04(金) 20:38:25.47 ID:6zbYpJZt0
(\ /
\\ /)
((\\ /)″
( (_ヾヽ ノノノノ /ヾ)
( ( ヾ ) ( ゚∋) ヾ″
し し///⌒ヽノ´ヽ
し///ヽ( 〈 ト )
し/// \) /|'"
(/(/ /\//
/ / /
/ //
ミ丿 ミ丿
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そのまま直進する。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
そのままレースが終わっても走り続けるクック。
キャラが物語のコンセプト自体を変えてしまった。
プロット段階ではレース結果をオチのメインにしようとしていたら、最後にそのレースモノと言う枠組み自体をクックは超えてしまった。
エンタメ性が減ったかなと思うけれど、確かに幸せな体験だったし、これで良いと思う。
あとジョーダンも動いてくれたな。噛ませ犬だったんだけどな。
ぶち壊した例
374 名前:名無しのAA書きさん[sage] 投稿日:2016/08/30(火) 20:49:18
\人_从人__从_从人__从人_人从ノ/
> <
> 充電完了! <
> <
/Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒WY\
∧_∧ ∠%
(*・∀・,)/∩
(⊃ξ♂ノ
(__ノ
(__)_) ((( )))
と(゚∀。;)|G;;⌒ つ
::::::::::;;;;;:::::::::
何も言うな。
キャラクタ
2 キャラクタに社会性を持たせるか
これはキャラが固定されるAAでは、意外と盲点だと思うんですけど、
このAAはこの性格、モナーは楽天家、フサは犬だから、ガナーは妹とか。
こういうのは確かに大事なんですけど、それだけを考えて、一貫した理念だけでキャラクタを行動させるのは確かに型としてアリなんですけど。
自分はもう一つ、はみ出た作品が好きです。
それはキャラクタが動くというか、ぶれるんですよね。
接する人、シチュエーションによって、色んな顔を見せるんです。でも全体から見ると実にその人らしい個が出来ている。
ここらへんを描かかれると、なんか自分は好きな感じの作になる。
ただ、ここを意識すると、キャラが動きやすい、ストーリーがぶれやすいのもアリソウデ、だから中級者テクニックっぽいです。
だから、私的にこれから挑戦していきたい課題です。
EX)1
山奥のしぃ先生
ttp://live.s9.xrea.com/
∧ ∧ 【愛称】 しぃ先生 (本名…シィネスト・ヒューポクライテ)
(*゚ー゚) 【性別】 ♀
(| |つ 【出身】 モララー共和国
〜' | 【年齢】 29歳(教員歴5年)
U U 【象徴】 ?
この物語の主役にして3-4学年の担任。わけあって中央の名門校から辺境の
廃校寸前な学校に左遷されてきた(名目上は派遣)。思った事ははっきりと言う
その破天荒な言動は周囲の悩みのタネであるが、決して愚鈍なわけではなく、
根のところでは理知的で聡明、法律や社会問題、大衆心理に対する造詣が深い。
一言で言えば大人に厳しく子供に優しいタイプ。
ストーカー(嫌いな人)には、実に攻撃的。口調すらも変わる。
26 名前:【25/40】 『プレリュード』 投稿日:2002/05/18(土) 22:37 ID:BdkruK9s
|| |: ∫ |│ │|│ │|
|| |: ∬ |└──┘|└──┘|
┌──────────────────────────‐
│…ピィピィキィキィうっさいのよ、この粘着マザコンストーカー!
└────────────v──────────────_______
/ / / / /'./
/ / .し,.'∧ ∧ アフンッ! .∑∧,,∧ .∑∧_∧
/ / ./(,,*゚ -) ∧_∧ / ミД゚,,;ミ|| / .(∀`;)||
/ / __ .//∪ | (Д゚ii∩) / /,,,,,,ミ@||゚o / /と. )||゚o
/ // ̄ ̄../|// 〜| _つ) てヽノ | ̄ ̄|| | ̄ ̄|| O .| ̄ ̄||(/ ̄ ̄|| O
// / |ドカッ!U" と_-Oノ○
// / | _∑∧∧ _.∑∧∧
/ | ̄ ̄ ̄| / / (- ゚;,)|| / (∀゚;)||
| _ | / / /と_)||゚o / /と_)||゚o
 ̄/|_|/ | ̄ ̄|| | ̄ ̄|| O .| ̄ ̄|| | ̄ ̄|| O
//
// ___ ∑∧_∧
// / /| || / .(∀・;)||
/ / / / ̄|| / /と. )||゚o
| ̄ ̄|| | ̄ ̄|| | ̄ ̄||(/ ̄ ̄|| O
,/⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ヾ
( 修羅場、キタ━━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━!
ヽ ノ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜´
ボスには気遣いをして、言葉も丁寧語。「ですか?」
反面、敬意はちょっと距離を置いているようにも感じる。
「上司、部下と言う社会的要素」
140 名前:【3/25】『ゲイン・エイジ』 投稿日:2002/05/21(火) 19:14 ID:Fr0ZIGoE
┌──────────────────────────────‐
│…校長先生、大丈夫ですか? やっぱり病院に行った方がいいんじゃ…
┌────────────────v────────────────
│ああ、いやいや、お気遣い無く。それよりも、今貴女がお持ちのプリントを
│生徒に配ったら、今日の学校はおしまいです。今日は始業式ですからね…
└─────v──────────────────────────
┌─┬─┐ ┌─┬─┐ ┌─┬─┐
│ │ │ │ │ │ │ │ │
├─┼─┤ ├─┼─┤ ├─┼─┤
│ │ │ │ │ │ │ │ │
├─┼─┤ ├─┼─┤ ├─┼─┤
│ │ │ │ │ │ │ │ │
┷━┷━┷ ┷━┷━┷ ┷━┷━┷
______
| | ∧_∧| ∧ ∧
| | (ii ´Д`) (゚ー゚;). ,----、 ,----、 ,-
| | ( ヽV/つ ノ つ三) | | | | |
|  ̄| ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄| (( (( 〜(_ y' | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄
| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| し\) | || ||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
↑学校の始業式に恒例なプリントの山
子供達には陽気でアグレッシブに優しくふれあう。
「教師と言う生徒を教え導くという社会的要素」
だけじゃないのは、全編から漂い、これこそが彼女のメインのパーソナルだと思わせる。
213 名前:【24/24】 『チャイルディッシュ』 投稿日:2002/05/24(金) 00:53 ID:sw9p9ILA
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
|\  ̄ ̄ ̄\ | はーいアンタ達〜、席につきなさ〜い
|ヽ|二二二二| | プリント配って帰りの会やるわよ〜う!
| | \______________ __/
_ _ _ ∨
|\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\
|ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二|
| | | | | |
_ ∧,,∧ ∧∧
=ヽ\∧ ミ;,,゚Д゚ミ (;゚ -゚)
__.ヽ\)つ @ミ,,,,,,,,ミ 〜(__)
======= ∧_∧
∧∧ (;´∀`) _ ∧ ∧
(;゚∀゚) o( ) |\ ̄ ̄ ̄ ̄三\ (ー^*)
〜(__) U U | \_____\ (( と |)
| :| | ̄ ̄|  ̄| | |〜
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三\ | |__| |三三U U三三
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三\|___o┻o.__|三三三三三三
\| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |/
三 三
三 いえ、すみません、お願いなのでちょっと待ってください 三
三 三
/| | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |\
〜糸売〜
『賭博黙示録モララ』を… 全巻読破してしまった事は… …秘密っ…… 絶対秘密っ……!
漫画や小説の影響を受ける。
『でぃなのに、随分爽やかな性格なんですね』 その一言…言うべきかっ……言わぬべきかっ…
ここからもキャラをAAの原型に捕らわれず、かと言って自由になり過ぎないで、上手いことギャップとして利用しようとしているのが分かる。
284 名前:【15/15】 『ロマンス・ゼロ』 投稿日:2002/05/27(月) 23:27 ID:2uQf/jj2
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━ !!!!
,:'"':, ,:'"':, …爽やかっ……! この男っ……無駄に爽やかっ……
,:' ,:':.':, ,:' ,:'::':, オスメスうんぬん以前にっ……爽やか過ぎるっ……
,:' ,:':::.::::':,,,.....,, ,,,:' ,:'::::::::':, これじゃあ既存のでぃのイメージ……ぶち壊しっ……!
,' ,:'::::::::::::', ,:' ,:'::::::::::::':,
,::' '::, しかしっ……むしろピンチなのは……あたしっ……
,:'.. ':, 『でぃなのに、随分爽やかな性格なんですね』っ…
,':. i ○ ○ ', その一言…言うべきかっ……言わぬべきかっ…
;;: し .;;. ……そう……あたしは……あたしは今っ……
;;:: し 、_____ ;'. 人生最大の選択をっ……迫られているのだっ…!
':,:: `ー―‐' ,:'
'::,::.. ,.::' もしかしたらっ……過去に深い傷を負っている……
"::;'' '' '' ,::'''""''"''::..,,"";''" そう…それだからなのかもしれないっ……!
;:: :' :; ":; それだから無理して……明るく振舞っているっ……
,:' , "''':::, ':, ;;. …ありえる…その可能性は…十分にありえるっ…
:' .: '::, ':, ;. この腐った世の中っ…それ系の話は…数多いっ…!
;; :;.;......,,,,..、.、..、.,....、.:;、.,...、::::':,;;、
; ;;. だがっ…仮にだとしたら…アタシのこの質問はっ…
'::..,, ;' ……墓穴っ……! この上ない墓穴っ……!
' '''' '''' '''" " "''' '' " " ''"''''::::';''" これからの……この学校での生活を送る上でっ……
汚点っ…致命的な汚点にも…なりかねないっ……!
けれどっ… ああ、正直に……正直に言えばっ…! 聞きたいっ…いや…言いたいっ……
『でぃなのに、なんでそんなに爽やか3組やってんですか』って…聞きたくてたまらないっ…
このアタシの芸人魂がっ……そう突っ込みたくて堪らないとっ……光って唸るっ……!
ちなみにアタシがっ… 昨日ここにくる途中の… …汽車の中でっ…… 暇つぶしがてらっ…
『賭博黙示録モララ』を… 全巻読破してしまった事は… …秘密っ…… 絶対秘密っ……!
キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━( ゚)━━( )━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━(゚∀゚)━━ !!!!
酔うと破天荒さと明るさが加速する。
69 名前:【5/22】 『ミッドナイト・ワールド』 投稿日:2002/06/19(水) 01:43 ID:CCSfEJ0c
。
o
O
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒
┌──────────────────────────
│手と〜手を、合わせ〜れば〜〜、ゆ〜め〜がひろぉがる〜♪
└────────────v─────────────‐
+ *
* +
∧ ∧∇ *
(ヮ^*,/)
* + と ノ + ↓空の徳利
〜| _⊃ 、, 、,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄U"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( )( )
___________________
___________________
同僚のでぃ先生には、気さくに接する。
姉御肌だが、「あんた」と呼ぶのは彼だけ。
「仕事の同僚としての社会的関係」
186 名前:【22/31】 『エデン・イン・ザ・イースト Ⅰ』 投稿日:2002/06/21(金) 20:16 ID:wq8qqXIo
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
''''"''"''"^^''"''"''"''"''"''"''''''''''''''"''~~~"''"''^^^^"''"''"''"''"''"''"'''''''''''"| 田 | 田|'"''"'''
''"''"''^^^''"''''''''"''"~~~''"''〜"''"''"^^^^'"""'"''"'〜〜'"''"''"''"''"~"''"''"''"''"''~~''"''〜
' / ″″″″″″″″″″″″″ /″″″″″″″″″″″ ″ ″ / ″″
/ ″″″″″″″″″″″″″ /∧∧ ∧ ″オモイ….″″″″″″ / ″″″
″ ″″″″″″″″″″″″ / (#゙;(;゚ -゚) ″″″″″″″″″ / ″″″
''"''"''"''"~~"''"''"''"''"''"''"'"〜''""''""/;;と ノ"''"''"''""''"~~~''"''"''"''"〜''"''"''"''"
〜, ;;;( /
⊂⊃ (( )) (( )) ○ ⊂⊃ (/(,しヽ)
''""''"''' ''""''"''' '""''"''' ""''"''" ""''"''' '""''"'' '""''"''""''" ''""''
WWWwwwjij,,.、,、,,,vWWwjjwvjiiijwwiijijyyywWwWWjjwv,,.、,、,,,jiiijwwiijijyyviiijwiijij
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″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″″
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
┌──────────────────────────────‐
│まったく、あんたが失神しちゃうから、結局あたしがずぶ濡れのあんたを
│背負って住所頼りにここまで右往左往運んで来てあげたのよ?
│おかげでアタシまで濡れちゃうし…… ちょっとは感謝しなさいよね。
└───────────────v───────────────
∧ ∧
(0 -;)
……∧_,,, (∽_ )
(#゚;;-゚) | |〜
親しくなると、よりフレンドリーに。「ディーノ」と呼ぶ。
「仕事の同僚としてだけではなく、打ち明け話を受けて、プライベートな友人としてふれようとしているのを呼び名が変わることで表現している?」
399 名前:【59/71】 『エデン・イン・ザ・イースト Ⅲ』 投稿日:2002/06/30(日) 19:20 ID:/0rQB.qg
┌───────────────────
│……それじゃあね、おやすみなさいディーノ。
└─────────v─────────‐
/ | | ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| |
/ ;:.,' | | | || ;.;'. |
/ | | | 。 || キィ…
/ | |∧ ∧◎ ?? || |
/ ;',;: __|_ (ー^* )') ?|| |
#; _ / /|:;,:., | U |' ?|| ;''.: |
/ ̄ /! | ̄|/|;;:,;. | ! 〜 || __|
/ / ! | |/| ,,_∧ ̄U U. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
i ̄ ̄|[ /! |_|/(;; ;; #) __/
i |/ ! ̄ ̄ ? ?(|;; ;;U  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
i ̄ ̄| ! 〜;; ;; | /
i |[ ! U U /
i | / /
i__|/ /
/ /
実はここまでは前振りでもある。
これだけ多彩な顔をして、キャラを微妙に使い分けるしぃ先生は、内面でこう考察する。
弱さを見せない、というのもパーソナル。
当初の解決案はどうなんだろう? 他の作者が答えを出したけど。閣下は果たして。
仮面(ペルソナ)を脱いで素顔を晒す、教師としての社会的人格こそが理想なのだ、とかいうのは嘘くさい、自分探しにも似た臭さがする。
ある程度、彼女のように場所に応じて自分を変えることのできる、演じるほどに極端ではなく、っていうのは人としての強さで魅力だと思うが。
499 名前:【23/35】 『シーズ イビル』 投稿日:2002/07/06(土) 20:17 ID:EzOAjPX2
::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ,: .';,:'"'; |::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ' ┌─────────────────────────
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l │ 『…アナタダッテ、皆ニ 嫌ワレタクナイカラ、イイ子ブッテル ダケジャナイ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i、. │ 皆ニ 無視サレタク ナイカラ、大人ノ 振ル舞イヲ シテル ダケジャナイ。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: i、 .│ 皆ニ 認メテ モライタイカラ、『強い人間』ノフリヲ シテル ダケジャナイ』
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ. └─────────────────────v───‐
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:、 ' ' ', ,; ' '. ,‐'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
┌──────────. : : ' ' ', ,' . ';.., /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
│ …やめ……て…… `‐、 ' : , , ; ' : ; ; ., . : , , ‐´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
└──────v───‐:::::::` '‐.、 _ ' ' ' ' ' ' ' ' _, ‐''":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`` ‐-----‐ '"´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
♪ \\ キ ョ ウ モ ゲ ン キ ニ シィ シィ シィ 〜〜♪ //
♪\\ ミ ン ナ ナ カ ヨ ク ハ ニ ャ ニ ャ ニ ャ 〜〜〜 ン♪ //♪
, . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , ., . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , . , .,
シィ〜♪ カワイイデショ♪
_,,,....... --- ''''''""""" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"""""''''' -- ....,,,
_,,.. - ‐''''''"" .∧∧∩ ∧∧∩ ∧∧∩ ∧∧∩ ゙゙`''ーλλ ,、 ,、
,. '' (゚ワ゚*)ノ (゚ワ゚*)ノ (゚ワ゚*)ノ ??? (゚ワ゚*)ノ (゚ワ゚*)ノ (ワ゚*,)ノi ヽ、\
,/ / ノ⊃ / .ノ⊃ / ノ⊃ / .ノ⊃ / ノ⊃ / 癶((´癶' .ヽ ヽ ゝ
./ -O / ̄ ̄ ̄ ̄\ ,-O??? 〜( ,-O 〜( ,-O. 〜( ,-O 癶! 癶)→ヽ ハハ
i U :(∩>>: U .∧∧ U ∧∧ U ∧∧ U. ∧∧ 癶ノ癶ノ ゝ ヽii/
i iiヽ:ノ ノ: (*゚ワ゚)っ .(*゚ワ゚)っ (*゚ワ゚)っ (*゚ワ゚)っ (ミ(_-)_-)_-)_ノ |
ヽ :と,~ _)): ii .ヽ⊂ ,ノ ヽ⊂ ,ノ??? ヽ⊂ ,ノ ヽ⊂ ,ノ ≦ ≧≧≧≧≧/
`:、 \____/ と_ ノ . と_ ノ と_ ノ と_ ノ /
`''-、,__ ∧∩ ∧∧∩.し' ∧∧∩.し' ∧∧∩し' ∧∧∩し' ∧∧∩ __, -''"
゙゙''''ー-: 、..,,___゚*)ノ (゚ワ゚*)ノ (゚ワ゚*)ノ .(゚ワ゚*)ノ (゚ワ__,,..;-'''"
゙゙゙゙`''''ー--.....,,,,_ ノ⊃ / _,,,,..... --- ‐'''""
 ̄ ̄~~ ̄ ̄
501 名前:【24/35】 『シーズ イビル』 投稿日:2002/07/06(土) 20:20 ID:EzOAjPX2
::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .┌───────────────────────────
::::::::::::::::::::::::::::::::::: | :;|『…モット 自分ニ 正直ニナリナヨ♪ 自分ヲ 偽リナガラ 生キテ、楽シイ?
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l ::|人ト 接スル時ニ、常ニ 仮面ヲ 付ケナキャイケナイ ヨウナ 人生ガ、楽シイ?』
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i、└───────────────────v───────‐
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i、 , : :: : : :: :: , ' ;:' ;. .' '; ,!:::::::::::::::::::::::::::,. -='
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ. ' : ' ' '' ' ', : '' . , : /::::::::::::::::,. -= '´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:、 ' ' ', ,; ' '. ,‐'::::::::::::::::ノ|\
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\. : : '' ', ,' . ';.., /:::::::::::::::::ノ ノ|\ ̄ ̄ ̄
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`‐、 ' : ,, ; ' : ; ; ., . : , , ‐´:::::::λλノ ノ :! \
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::` '‐.、 _ '' ' ' ' ' ' ' _, ‐''"::::::::::::::::(ワ゚*,)ノ :! \
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`` ‐-----‐ '"´::::::::::::::::::::::::癶((´癶)→ :! _,. -= '´
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::癶! 癶)→-= '´
??? 癶ノ癶ノ→
┌──────── (ミ≦ 〔<〕<〕<
│…い……や…… )ミ≦<〕 バサッ!
└────v───‐.... --- ''''''""""" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"""""''''' --- ..(ミ≦<〕〔<〕<〕
_,,.. - ‐''''''"" ??? 〔<〕〔<〕<〕、..〔<〕<
,. '' 〔<〕<〕 ii ゙`'-:、
,/ キタナイ「ディ」ナンカ ??? ププッ(w ∴ ii∵ ヽ
./ シンジャエー! キィィィィッ!! 「キィ!」ダッテ☆ ∵ii ∴ ヽ
i :(∩>>: ∧∧ ??? ∧_,,, ∧∧ ii ∵ ii i
i ヽ:ノ ノ: (*゚ー゚)⊃∴;'(#);0゚) : . (゚ー゚*) ::::::::::::::::::::: ii i
ヽ :と,~ _)): ??? 6 / W ノ⊃;;⊃从 /U つ ::::::::::::::::::::::::::::::: /
`:、 〜( ノ 〜(;;#;;;( ';∴ と__ ノ〜 ::::::::::::::::::::: /
`''-、,__ し\) Uヽ;) W U __, -''"
゙゙''''ー-: 、..,,___ __,,..;-'''"
゙゙゙゙`''''ー--.....,,,,_ _,,,,..... --- ‐'''""
 ̄ ̄~~ ̄ ̄
山奥のしぃ先生の、しぃ先生は、そういう色んなシチュエーションで色んな表情をする。
だからリレーの場合、ストーリーによってその作者の色をつけやすい。使いやすい。
でもしぃ先生みたいなキャラばかりだと、多数の作者が色んな風に脱線して、ストーリーそのもののコンセプトがずれかねない。
そこら辺を、他のキャラは意外と明確にシチュによって変わらないような性格付けをして、元AAのイメージにある程度忠実に作っていて。
キャラとして揺れたり演じやすい「しぃ先生」を中心に、他の固定的で個性的なキャラとやり取りをさせる。
最終的にその固定的な性格の村民に、しぃ先生が波紋を落とし、変えていくというのが物語の動力源にあった気がする。
うーん、物凄い作品。
天真爛漫 いたずらっ子 優等生にならねば
∧_∧ ∧∧ かっこつけ ∧_∧ 内にこもる
( ´∀`)') (*゚∀゚) ∧,,∧ ( ・∀・)') ∧∧
o( )' 〜(_,,) ミ,,,゚Д゚ミ o( )' (*゚ー゚)
U U @ミ,,,,,,,,ミ U U 〜(_,,)
↓
∧,,∧
ミ,,-Д彡 本当にダンディな大人に成長し、過去を振り返る。
ミつ日O
EX)2
Quartet Love
ttp://dechi.xrea.jp/library/log/D8honey2/012.html#R254
この作品はキャラの性格ってーの、心と言うのが如何に人と人の関わりによって形となるのか、変わるのかが、わかるものだと思う。
この多人数で、それぞれにそれぞれの思惑が、っていうのは、かなり凄腕の構成力がないと物語が破綻しそう。
honeyの作でも、物凄く技巧的な作品だと思う。
(*゜ワ゜)目線。
256 名前: ◆/D8/honey2 :2005/05/26(木) 00:51:35 ID:gYMi2Vel
(*゜ワ゜) < そうそうラブコメといえばなぜか登場する悪役も紹介しとかないと。
(#゜ワ゜) < こいつらマジむかつくよ。もう氏んでくれってほど嫌な奴らね。
─────────────────────────────────
【 ペルしぃ 】 【 モララー 】
λ、、λ ∧_∧
彡*゚ー゚ミ (・∀・ )
美人ってことを鼻にかけてる 美人教師に萌えてるキモイ奴。
性格超最悪女。 性格悪い者同士ペルとは気があってる。
しぃちゃんの恋のライバル。氏ね。 でもギコの親友だったりするからムカつく。
─────────────────────────────────
┌──────────────────────────
| こいつらさえいなければ平和で楽しい高校生活なのにぃ〜
└──────v─────────────────────
|とにかくっ!!皆さんは私達と一緒に
|しぃちゃんの恋を応援してあげてくださいね♪
└───v────────────────
∧ ∧ ∧ ∧
('(#゜ワ゜)') (゜ワ゜#)
ヽ ノ | U 。 。 ┌───
( | | ) ∧∨∧ < ……。
U"U U"U (∀・ )/つ └───
しぃ目線。
261 名前:(3/10):2005/05/26(木) 01:03:36 ID:gYMi2Vel
┌────────────────────
| ペルは〜?ペルがやればいいんじゃない?
|だっていつも先生にソロ吹かせて貰ってて
|一番この部で活躍してるんだからさー。
└───────────────v─────
そーよそーよ
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (,,゚Д゚) 彡-д-*ミ (゚-゚*) (゜ワ゜*) (゜ワ゜#)
( ) | U ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────ヘ───────
|今学期から予備校に行くので
|そんなヒマないです。
└──────────────
うちの部でダントツに上手いのはペルしぃ。
一番人数の多いクラリネット担当の中で、一番の実力者。
音大を狙ってるらしく、遊びで音楽をやってる私達とは違う人種。
見た目も超綺麗。だから彼女だけはモララーにも気に入られてる様子。
ぺるしぃ内面描写
289 名前:(6/11):2005/05/26(木) 01:25:04 ID:gYMi2Vel
┌───────────────────
| …わかった。俺がやるよ、部長。
└────────v───────────
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゚* ,,ミ (д゚;,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | U | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
…やだ、ギコ…。どうしてアナタがやらなきゃいけないのよ?
この場を鎮めるために…?
だとしたら、この場を険悪にしてしまった私のせい…?
∧_∧ ∧ ∧ λ、、λ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
( ・∀・) (;-Д) 彡д゙* ,,ミ (ー゚*,,) (゜ワ゜*) (゜ワ゜*)
( ) / UU ミ~゚~ U彡 | と) | U | U
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───────────ヘ───────────
|そうねぇ〜、じゃあ副部長はしぃちゃんがやれば?
└──────────────────────
…また迷惑かけちゃった。ゴメンなさい。
モララーと接するときは、少し打ち解け気味。
295 名前:(10/11):2005/05/26(木) 01:28:14 ID:gYMi2Vel
けどもちろんレモナ先生狂いの彼に気なんて全くない。
┌─────────────────────────
|ひっど〜〜い。ギコがアナタを頼ってるのに可哀想じゃない。
└───v─────────────────────────────────
|だから、俺とペルが代わらないかって言ってるんだよ。
|ペルがギコのサポートしてあげた方がいいんじゃないかなって。
└───v───────────────────────
λ、、λ ∧_∧
彡,,*゚ヮ゚ミ (∀・ )
ミU ~゚~ 彡 ( )
┌────────────
|何よソレ、どういう意味?
└───v───────────────
| 別にぃ〜〜。
└───v──────
っ
λ、、λ っ ∧_∧
彡;#゚д゚ミ ( -∀-)
と ~゚~ つ ( )
だけど時たま人の気持ちを見透かしたようなことを言ってくる。
打ち解けたいギコとは、打ち解けれない。
311 名前:(4/12):2005/05/26(木) 20:29:47 ID:gYMi2Vel
┌─────────────
|気持ち悪いこと言わないでよっ
└────v─────────
∧ ∧ っ λ、、λ カァァァ
(;゚Д゚) っ 彡;"っ"ミ
と つ ミO}{と 彡
┌───ヘ─────────────
|あ、音だよ、音が綺麗ってこと…
└─────────────────
…私の出す音を気に入ってもらってね…。
それだけよ。それだけのことだったのに、
| ギコ〜〜
/
何〜
∧ ∧ っ λ、、λ
(゚Д゚;) っ 彡*゙-゙ミ
と つ ミ つ}{O彡
私、変な風にとって失礼なこと言っちゃったんだ。
ゴメンなさい。
ペルシィは一言で言えば「ツンデレキャラ」だけど。
「ツン」でいる、そう思わされるシチュエーションと対人関係や視点ってのがあって。
「デレ」ている、そう思わされるそれらもしっかり伝わってくる。
そこら辺の社会的な視点、対人関係とか、関係の進展を無視して、いきなりツンからデレ始める作品を見ると、「あ〜、アニメだなー」って思ってしまう。
このAAの持っている現実にいそうなキャラって言う感覚は、物凄くそのリアルを捉えているからこそなんだと思う。
社会的状況、立場、関係性、視点、それら横軸で変わっていくキャラを描いて。
最終的に、時という縦軸でのキャラの変化を描く。
そこが一つの理想だよなー。
そして彼女なりの強さを見つける。
153 名前:(15/15):2005/06/06(月) 23:55:08 ID:TWPP80ok
私はね、今度恋する時は、私だけを好きになってくれて
私にだけ優しい相手を好きになりたいと思ってるの。
そんな素敵な恋はみつからないかもしれないけど、
簡単にみつからないならそれでもいい。
♪
♪
♪
♪ λ、、λ
彡-、-*,,ミ ♪
ミO}{と 彡
ミ 彡
U"ヽ)
それまでは、修行、修行。
部活と違った本気の音大で、堂々と実力を磨いてみせるわ。
いつか愛せる人に出会ったら、
私の気持ちを最高の音楽に乗せて奏でてみたいかも。
< ペルしぃ-完 >
- 糸売 -
そのような多様なキャラを一言で言い表すギャラリーさんも素敵。
226 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2005/06/07(火) 22:58:08 ID:88ork4lGギコタイプ
誰にでも優しく人がいいが優柔不断。
モララータイプ
世渡り上手で冷静だけど、少し引き腰。
しぃタイプ
面倒見が良くとても明るいいい子。ただ、少し一途が過ぎるときもある。
ペルタイプ
プライドが高く、少々生意気。けど、それは自分のか弱さを隠すため・・・。
さあ、君はどれ?
ちなみに俺は典型的なギコタイプ。
今日も、いろんな事で迷ったよ・・・。orz
>>342
のキャラのギャップを作る。
○○だけど××
とも通じて、それだけ上手くキャラを作って、動かしてるよんな。
この達人の域は何回も人生を繰り返しても、いけないなー。
じゃあ、自作AAでキャラの社会的な感じを出せたのはなんだと言ったら、
EX)3
さよなら雨の日
ttp://a0014028.html.xdomain.jp/sayonara.html
宣伝ですよ。
今のホァンは冷めている。
27 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/06/01(土) 00:13:19.38 ID:yZuW+wl+0 .
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ホァンは意地悪そうに、また今の異常事態を何とか取り繕うとするように、
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l i i . . l i i 。 ゚ l
l l . i l i
゚ l i l
. l i i
l i i . . l i i 。 ゚ l i
l l . i l 。 ゚
゚ l i l
. l i
ノ⌒\
ノ ハハハヾ)
ノノノノ 丶ハヾ)ヽ)\)
(∈ ")⌒二二ミ⌒ 二二二ヽ彡
∧∧
( ゚) ∧∧
,と //;;)つ ε=o-リ彡
| | (:::::::J
(/丶) /:::::::ヽ
~UJ"
_____∧____________
/
| ほんと、あんたみたいに。
| きっとこいつも、ロクな奴じゃないわね
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
でも昔はジギリドに対してもう少しフランクで親しかった。
5 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:wHEHrw+W0 ..
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ホァンは湯気が出そうなほど、顔を赤く染めて
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__j'゚i__ ,_, |
|('(で,;)..::| .(G,! |
|('マ'6ノ、..|. ヽ|〃 _,./, _,._ |
|::...('z-z)| ...(,,:) [ii=o] ('ー').|
`ー――' i!丁匚匚匚匚匚匚匚i! r-―=i
i| |// // // //!|_| ||/.| |
_______,r――、 i| |三三三三三三三|_| ||/.|/ .|
|[ ̄i ̄]||_|ェェェュ!|ェェェュ!|ェェェュ|_|. \| /.|
_____ ∧∧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \,|
/ □○ ./| (,,゚Д) ∧∧ \
/_____/.[]とwww) ミ0゚#,,彡、 \
|_j |_j とと_ノ 0∞ つ \
,/:::::::ヽ
~U^J"
人_从人__从_从人__从人_人_从人__从人__从人从人__从人
( )
) わたし、父さんが居なくなったら何が残ると思う? (
( 抜け殻よ! (
( )
Y⌒YW⌒Y⌒WW⌒⌒YW⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY⌒⌒Y⌒WY
10 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/07/11(木) NY:AN:NY.AN ID:wHEHrw+W0 .
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それからスプーンを置いて、自分の身体を覆う服を指差し
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__________________________
/
| ほら、お前が編んだこのニットのセーター。
| 背中に折れた翼が出せるように穴のあいた特製セーター
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_____ ∧∧
/ □○ ./|(,,゚Д) ∧∧
/____.[]_/ (wとノ ミo゚ ,,彡
|_j |_j とと_ノ (∞ J
,/:::::::ヽ
~U^J"
_________∧__
/
| えっ?
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
父とは距離を置き。
88 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/06/01(土) 20:08:04.41 ID:yZuW+wl+0 .
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ホァンは抗議するように声を少し張り
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∧_∧
( ´,,,,,,)
と:::::<V>つ
|::::::::::::|. ∧∧
(_)_) ミ0゚ ,,彡
(y::::J
/:::::::ヽ
~(/J"
___∧______________
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∧ | でも、でも、何でこんなの
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| それに他には、よそ者を養えるだけの蓄えがないんだよ
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
89 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/06/01(土) 20:08:35.80 ID:yZuW+wl+0 .
.
. ∧∧
ミ゚-゚ ,,彡
(::y:::)
/:::::::ヽ
~UJ"
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ホァンは自分も『よそ者』なのかな、とふと思った。
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異邦人には優しさを見せ、夢を投影する。
179 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2013/06/03(月) 20:06:37.01 ID:awkR2KnD0
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/
| わたし、ダイエット中なんだから、要らないの。
| 食べるといいわ
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(\ /
\\ /)
((\\ /)″
( (_ヾヽ ノノノノ /ヾ)
( ( ヾ ) ( ゚∋) ヾ″
し し///⌒ヽノ´ヽ
し///ヽ( 〈 ト )
し/// \) |'" ,i==、
(/(/ |\/ i / ヽ
| /| ノ /___ヽ
| ) / ゚ ミo-,,||彡 ゚
""^~""~~"'' | ノヽミ OとY;;;;;iJ'"' "''~~""~""
彡ヽ |;;;;;;;;|
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vyii vvv v "~" wv '''"~li il
vw vvy iivl vvww vv
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骨が浮いて見えそうな華奢な細い身体で、そう喋る。
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このAA自体は主人公のクックは、飛ぼうというスタンスは変わらないし、無口キャラもあってそれほど多くは内面を示す描写は描けなかった。
それぞれのキャラが勝手に何かを投影して喋っている感じ。触媒的役割。「おしゃべり」あたりでミスリードも狙ってみた? なんかギャグっぽいな?
となるとキャラの社会的な多様な面やそのストーリーによる変化は、実はホァンに負うところが大きい。
先の2つの物凄い歴史的傑作と並べると、自作の薄さにあああ……となるが、それでも自分の人物を作るポテンシャルが最大限に発揮されたのが彼女だった気がする。
280( ´∀)・∀),,゚Д)さん2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:XYWJozjO0
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| うん、クックドゥドゥー
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧∧
ミ゚o゚*彡
(:::y:::J
ノ:::::,,::)
" UJ"
「キャラクタ」という単語自体が漫画チックだったりアニメチックだったりって、ニュアンスが強くて似合わないかもしれない。
「人物像」とか「人としての在り方とか選択基準とか」とか「人や状況への対応力やその仕方の癖」とか
そのようなニュアンスを脳内の内に秘めて、キャラと言う言葉を使っていきたいです。
纏めると
自分の理想とするキャラクタ像
・ギャップを作る。目的を設定する。
普通の人も使いようによっては活きる。
・大まかなストーリーの設計図はあらかじめある程度、固めておく。柔軟なプロットも場合により必要。
だけどキャラのアドリブも大事で、その結果、キャラによって物語のニュアンスや枠組みそのものまでも壊れることを、密かに期待している。
それによって出来たものが、予定よりも完成度が低くなっても構わない。
・社会的状況、立場、関係性、視点、それら横軸で変わるキャラを描いて。
最終的に、時という縦軸で、キャラが変わっていくのを描く。
成功者のノウハウ本はなるほどなぁ〜と思うけど
成功してない奴のノウハウ本は鼻で笑ってしまうな
ノウハウというかメイキングが好きだな
完成した作品は氷山の一角で、その下にある意図・別案・思考過程を知るのが面白い
メイキングかー。
他人様の作品、それも発表して時間が経った、距離のある作品なら語りたいーって熱があるけど。
自分のは恥ずかしーって後悔したりナー。そんなに考えて作っとらんし、今言うとすごく後付けな感じがする。
でも、機会をいただいたと思って「シード・フォー・ホープ」のキャラについては幾つか語ってみようかなん。
∧_∧
(・∀・ )/ ̄ヽ
(〈V〉:::::)ヽ)ヽ)ヽ)
|::::::i:::::|
(_(__)
ピーカー
良くある競馬漫画やレース漫画だと、実況者って無個性だったり無描写だったりする。
つまり中立的な、説明役に徹しているというか。
そこらへんの逆張りとして、アナウンサーの個性を強調したらどうかっ、て意識して置いたキャラ。
リアルなら杉本清が近いかもしれない。
ライスのことばっか喋るし。
大海原での雲海でのアクシデントによって、レースは「渡り」しか勝てない感じになったんだけど、たぶんライスが「渡り」じゃなかったらレース止めてただろうな。
その反面、興味のないレモナードとかにはスポットを当てない。
冷酷でアリ、情熱家でもアル。最後に殴ってしまいたい香具師。それがピーカー。
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/
| そもそも女性というのはξζοχκΒοωμμΓμ
\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧_∧ /┐┬ ` -∧ ∧ .┴──'"~
""~~~""""""~~ ,-XノハヘX ルo-,,リル/ ̄ヽ
/ ̄ ヽ|゚ノ ^∀^)┘ ┴ .(:y:::::)ヽ)ヽ)ヽ)
(/(/と§''~:~)つ .|::::::::)
川::::::::::| U~J
(__)_,,)
レモナード
勝てなそうな雰囲気から、優勝してしまうレモナード。
彼女がレースに勝つのは、ラッキーなんです。
有力どころ、ライスとディーノは互いに逃げで競って潰し合い、
フゥは次の大会に向けた調整で下見のように走っていて(こちらに全力を注げば優勝できたかもっていうのが、計算高すぎる故に好機を逃す彼らしい)
マック三兄弟の様な新星も出ていない層の薄い大会。
そこに、はまる時にはまればとことん強い、彼女がはまった。
外すときは一気に外すから、次走で彼女の惨敗はほぼ予定通りで多くの方も予想していただけに。
その演出、散り際には一工夫こしらえました。コメントの反応を見てニヤリとした一コマ。
秘書
「女は〜」と攻撃的に場を読まず主張し続けるレモナード。印象としてはむしろ男性的なものがある。
それに対して女性職で脇に徹し、受身形で、でもどこか優しい。そんな自分の持つかわいー女性像を投影したのが、彼女。
オマケエピソードはけっこう気に入ってる。モデルにしたのが、Flashサイトでの屋上の下の悲観レディ?だったっけかな。
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