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スタッカート!

560名無しのAA書きさん:2019/01/25(金) 02:13:52
あー、なんか、ちょっと冷めた。

ラーメンって「語れる」って魅力ない?

あの自分でも思ったよりラーメン語りが無駄に膨らんで、実はそこから文章表現のようなものまで及んで、あふれてしまっている。

ラーメンって語れるじゃん。
それこそラーメンポエムだってラーメンテツガクだって、多くの日本人が持っていて語ろうと思えば語れるものだし、
小泉さんの魅力だって、普段喋らないクールな美女がラーメンについては熱く語り出す。そこにある。唯は気づいてないけど。

この著書のラーメンポエム批判だって、「俺の考えるラーメン店主の理想像はこれだ、ラーメン店主ちょーしにのんな、ちょっとおかしーぞ!」
っていう自分のラーメン理想郷を語っているのと同じじゃん。

つまりラーメンというジャンルは余りに柔らかく広く変わり続けて、そのくせ妙な中毒性があって、語る話題は次々とあって、どんどん語れてしまう。

寿司についても自分はある程度語れるだろうけど、どこかで止まってしまうし批判的なものは遠慮みたいなのが強く働く。半可通だよな、自分って。思ってしまう。
こうやのように、店ごとにも語れないな。お気に入りの店の特徴とか、そこまで行けない。立ち食い寿司職人はモデルの店があるけど、そういう店そのものが持つ味を語る意識は持ってなかったな。
寿司はこうだよね。このネタは好き。このネタは嫌い。とかそういうのは語ったけど。そこまでだよな。

他の分野でも細かいジャンルで語る人はいるけど、どうしても「自分オタクじゃん」みたいな後ろめたさは付き纏う。その後ろめたさが無いと、プリミティブな周りを見ていない超オタク扱いされたりもする。

だけど、ラーメンは違った。

それこそここで自分がねちっこく提示しようとしているラーメンの広さと柔らかさとは相反する、「ラーメンとはこうあるべきものだ」「ラーメンの作り手はこうあるべきだ」「すするべきだ」「俺の理想とするラーメンはこうだ、こう発展しないとラーメンの明日は無い」と言う主張も、
その言いたい気持ちもわかるし、
そういう考えみたいなのは、調べる前は自分にもちょっとあった。
今も「ラーメンは自由であるべき」みたいなそういう主張になっている。


世界中でラーメンファンが語り出したら。
作る人も食べる人も、語り出したら。
日式ラーメン最高だけじゃなく、俺の好みから日式ならここで、地元ならこの店だよね、こうしたらいいんじゃん、このお気に入りの料理と組み合わせたらどうだろう。こっちの店に軍配が上がるかな。いやいや、この店はどんどん良くなっている。
そのようにジャンルは広がっていくだろうし、また新しいジャンルも生まれてくるのだろう。

外国人にとって、ラーメンは語りたくなるような魅力があるのか、無関心のまま流行ってるねで終わるのか、
そこがラーメンの分岐点なのかもしれない。
最後に物を言うのは、ラーメン自身の持つポテンシャル。

自分は自分の舌を信じて、きっと明るい展望があることを願う。真夜中にラーメン座に想うポエマー。

アメリカはケンブリッジに次郎系ラーメンが進出した。
店の名は「Yume wo Katare」




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