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日本大陸を考察・ネタスレ その148
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日本大陸のSSや考察・ネタを書き込むスレです。
スレが荒れる事のないように喧嘩や煽り合いは厳禁です。
みんなで仲良く日本大陸世界を楽しみましょう。
尚、このスレは憂鬱本編とは無関係という事を前提としてearth氏の許可が下りています。
憂鬱本編に関係するネタを書くときは本編の設定を遵守し、細心の注意を払いましょう。
各職人様の作品や、スレで語られた内容設定の数だけ世界線が存在しており、皆それぞれ日本大陸です。
設定に関して疑問に思う処などがあれば職人様や住人の皆様に質問し、大いに議論しましょう。
投稿する作品の設定は下記の説明にある日本大陸の基本ルールを遵守していれば、どのようなネタでも自由です。
また既存のアニメーション作品、ゲーム作品等の創作物とクロスを取り扱ったネタについては
下記の日本大陸クロスネタスレご利用してください。
日本大陸の設定は日本大陸スレ及び日本大陸クロスネタスレのみの設定であり、他スレへの持ち出しは厳禁です。
【書き込みにあたっての注意】――日本大陸世界の公式想定まとめ(wikiより転載)
0――【日本大陸の民族や資源に関して】
・日本大陸の主要民族については史実同様に日本民族というほぼ単一民族で構成されているものとする。
・日本大陸は、豊富な資源に恵まれているものとする。
1――【歴史的事実に関して】
・日本大陸世界は「基本的な歴史的事実において」史実世界と共通するものとする。
・「基本的な歴史的事実」は、歴史年表に記される出来事の名称および結果である。
その影響は日本大陸本土周辺において厳密に守られるべきであり、その外縁や海外における出来事はこの目的を達するためにある程度の改変を可とする。
・上記の「基本的な歴史的事実」以外、たとえば歴史的人物の来歴や出来事の経過については、「基本的な歴史的事実」例えば「関ヶ原の戦いにおいて徳川氏が勝利する」といった事象を妨げない限りにおいて、日本大陸世界の地理・自然・人物その他の状況を勘案した上で自由な想定を可とする。
ただし、歴史的重要人物の生死や重要行動については慎重な想定を要する。
・日本大陸本土周辺における「基本的な歴史的事実」を達成するための想定は、自然科学的に妥当な理論および手段方法をとり、かつ社会科学的にも可能な限り妥当な想定をもって行うものとする。
・日本大陸世界における「基本的な歴史的事実」は、幕末前後から転生者たちによる干渉が大規模化し最終的に「明治維新成立」を目的にと改変を可とする。
史実や憂鬱世界とは違った明治維新となる可能性が高いだろう。
・明治維新以後については本編同様、自由な想定を行うものとする。
2――【夢幻会に関して】
・例外を除いて転生者が転生する人物の条件は、基本的に憂鬱世界の条件と変わらないものとする。
・大陸日本の人口増大に比例するように転生者の規模も増大するものとする。
・上記の理由により再転生者だけにこだわらず、史実世界や憂鬱世界からの一回目の転生者も存在するものとする。
・最初の日本大陸ネタで転生者出現の時期があいまいな事とアヘン戦争で改革の機運が高まったという記述を根拠に憂鬱世界からの再転生者および史実・憂鬱世界からの1回目の転生者が登場し始める年代は、転生する史実の人物の明治維新以後の生存を条件として19世紀初頭からとする。
(例として天保の改革の時代に転生者が鳥居耀蔵に転生しているものとする。)
・また上記の条件に史実で他殺や自害などで死亡した人物で生きていたら明治維新まで生存できる可能性のある人物も含まれるものとする(例・井伊直弼など)。
3――【自然環境に関して】
・自然および地理的な想定は、自然科学上妥当なものとする。
・架空の生物種や架空の地理的特徴は史実世界に存在する、あるいは存在したものをもとにする。
・想定に際しては「地球史的な出来事」を勘案し、たとえば恐竜が進化した知的生命体が地球の覇者となるような大規模改変はこれを避けること。
・日本大陸本土およびその周辺環境については、「面積が10倍程度であり、『北海道・本州・四国・九州および付属諸諸島』により構成され、
気候においては史実と大きな違いはなく、火山性の山岳地帯を有し、史実同様大規模な海流によってほどよくユーラシア大陸から隔絶されつつも繋がりは失っていない」もの、
すなわち史実と類似したものとする。
・面積広大化に伴う各地の緯度変化などの自然科学的に避け得ない事象に関しては上記に優先する。
・以上を順守する限りにおいて、想定は自由である。
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>>375
引っかかったのは同じ人数に対して日本の八倍の耕作面積を切り開いているという点ですね。
ぶっちゃけ当時の人々の体力や道具や運用を考えて物理的にそれは不可能なんじゃと思いまして。
全員がオークみたいな力や体力持ってるならまだしも荒地を一から畑にするのって恐ろしいほどの労力と時間を使いますから(汗
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それだけ面積があると移動するのも大変そうなんですよねえ
誰もが馬やロバの引く車に乗れてた訳でもないだろうし、昔の日本人の徒歩での移動距離とか
考えると、えらい事になるんですが
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塩水法とか正条植えとか中耕除草とかはねくり備中とか人力刈り取り機みたいな、史実明治から昭和にかけての農業チート知識を持ち込んだ転生者が居たんじゃないかな
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>>376
日本は気候的に温かく、多雨な上、湿度も欧州より高いから、作物の成長を阻害する雑草が育ちやすい。
一方、欧州は気候的に寒く、雨が少なく、湿度も低いので、雑草が育ちにくい。
なので、欧州では、収穫までに田畑で作物の世話をする機会が日本より少なく、
下手すれば、種を撒いたら、そのまま収穫まで放置することをあったらしいから、
休耕地があるのを含めて、田畑の世話が少ないとかも関係しているのかも。
日本の農民が雑草取りのためにほぼ毎日田畑の世話をしているのを見た欧米人が、「日本の農民は勤勉だ」と驚いていた理由がそれらしいから。
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主食って視点でも日本は水稲だけど欧州は基本麦、
それも近世まではザラ地でイケちゃうライ麦とかの種が主体だから
面積が広くて手間がかからないか、狭くて手間がかかるかで
お互い収支の分水嶺はプラス側に乗ってるって所やね
上の紹介に上がっていたコラム文でもあるけど
欧州の農業インフラって脆弱というか整備されてないのよね。(除くローマ)
環境維持のコストがかからない(ノーフォークとかはやり方であってインフラでは無い)
「とりあえず掘り起こして均せば何とかなんべ」
だから、ブッチャケ日本の開墾と比べて面積当たりのコストが恐ろしく安い。
日本だと深く掘り返して保水力のある粘土質まで当たる所から始まるし
畦道用に土盛りするとかそもそも水路の確保が要るとか
場所にもよるけど近隣河川整備も関わるし、山間部なら水車まで置く必要もある。
さらに問題なのはこの整備が全て水田用であって生活には一切かかわらないという・・・。
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お米様が収穫量チート植物だったのが悪い(ぉ
大体お米様とちょっと何か育ててれば大体何とかなってたからなぁ…
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>>379
なるほど。気候の違いによる労働時間の違いですか。
ただそれでも8倍にまでなるとは信じがたいですね(汗)
単に既にある畑の面倒を見るならともかく、荒れ地の開拓を進めるのって別次元の話になりますし。
雑草はともかく石の除去、大岩になるとそれを掘り起こすか物によっては場所を変える必要もでてぎすし、切り株を抜くこともあるので大変な重労働ですから。
労働力を考え、作物と畑の手間暇を考えても4倍くらいにしかなんのではと思うのです。
まあ四倍ってのも感覚的な推測なのであてになりませんが(汗)
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>>380
なるほど。
畑を興す、開拓するってことの内容や手間暇自体が違ってる感じなのですね。
確かにそれなら単純な数字化すると大きな差が出るのも納得です。
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>>381
食べるのも楽な点も追加しといてください。
小麦は脱穀して更に小麦粉にしてパンにするため、石臼がどうしても必要だけど、
米は脱穀して炊けばおしまいなので。
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粉にすると言えば、なんで日本じゃ米粉系の食品が少ないんじゃろか。
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そら食うためには炊いた方が早いからでは?
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石臼を作るには、それなりの高い技術と労力が必要であり、
米はそれ無しで炊けば食えるわけだから、わざわざ米粉にしてまで食う必要が無かったので、発達しなかった。
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米なら炊けば良いですからね・・・
炊いた後でも加工出来ますし
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餅にするなど加工の多彩さも決して麦には負けんぞ
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餅はなんか違う気がするんだが・・・(-_-;)
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>>390
大して変わらないのでは?
先に火を通すか通さないかの違いですし・・・
原型無くなる迄潰す事に違いは無いかと
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日本に辿り着いた遊遊牧民も米には驚いたろう
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中国に一度土着した歴史があるなら米には慣れてるのでは?
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日本人の米にかける情熱と執念は半端無いからな。稲作の北限が上がったのも日本での品種改良の結果だし
外交&国際問題にまで発展した93年米騒動のトラウマもあるんだろうけど
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因みに中国は稲作他に麦も普通に作っているので両方の食文化が入り乱れていたりします。
げに偉大なるは黄河と長江かな。
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大陸ゆえに気候区分や土壌が違う場所が有るのも加味してあげて。
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大体南が稲作で北が麦作って感じでわかれていたそうです>>中国
まあ水の少ない地域ではまた別だったりするので割と曖昧で適当な区分だったそうですが。
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今、空いてるみたいなんで10分ぐらいから第三試合の投下します
長くなってきたなあ、これ……当初は30kbの短編にする予定だったんですが、景兼先生一人じゃなく
剣豪五人出したのがまずかったのか
完結まで頑張りますorz
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では第三試合の投下開始します
※弥次郎様、日仏ゲート世界 「ご挨拶」の剣牙虎のお話からフランスと剣牙虎の交流の部分、引用させていただきました。事後報告ですみません。
【ネタ】日仏世界・武術交流事情中編その3
「なかなか面白くなっておるのう」
アンリ4世の隣に座る日本人が楽しげに呟く。
どこか神経質そうな、理知的な雰囲気を持つ老いた男だった。
一見すると華奢だが、若い頃は鍛え上げていた事が伺える肉体は老いてもしなやかな強さを感じさせ、鋭い視線は知性と明晰な記憶を伺わせた。
灰色になっているが眉は太く力強く、目つきは鋭く日本人にしては目も大きい。
白人種の血はあまり感じられないが鼻筋は通って高く、輪郭も鋭い。
髭は蓄えているが、こちらも灰色がかってよく手入れされている。
そして、アンリ4世が後に彼を思い出す度、印象に残ったものとして挙げるのが彼の手指だった。
武芸の鍛錬で鍛え上げ、ところどころが節くれだっているのに、どこかほっそりとした優美さと何やら得体の知れぬ怖さを持った指だった。
荒くれ武者でも農民でも、ましてや聖職者でもこんな指の持ち主はいない。
この指の持ち主がそれを振るえば、万を超える者が想像を絶する責め苦の挙げ句に殺されもすれば、逆に多くの者が希望を与えられ生かされる。
生殺与奪をほしいままにする者の中で、たまにこんな指を持つ者が現れる事がある。
あるいは、宗教画に出てくる天使や悪魔も、また。
「そう思わんか? アンリ殿」
そう、織田幕府の先代将軍である織田信長は楽しげに、少し訛りの強いフランス語で繰り返した。
『相変わらず底の読めない御仁だ』
対するアンリ4世の方は未だ覚束ない日本語で応えようとするが、上手い言い回しが思いつかず口澱んでしまう。
「おや、アンリ殿。恥ずかしがるのは芸事の上達の一番の邪魔になりますぞ。もそっと話されよ、儂に人の鍛錬を笑う趣味はありませんでな」
からからと屈託なく笑う日本最大の権力者にして、統一政権を一代で打ち立てた英傑が昨年までフランス語が喋れないどころか、フランスの文化すら知らなかったと
言われて信じられる者はいるだろうか。
日本とフランスを結ぶ門が現れ、両国の政権が交流を持つことを決断してすぐ、この日本の先代将軍はフランス語を覚える事を決め、家臣でフランス語を知る者を召し
出して四六時中話しまくって会話を覚える事に専心したのだった。
噂によればオルレアンにお忍びで出かけ、子供に小遣いをやって話し相手にして会話を覚えたとも。
一度決断すれば、並々ならぬ熱意と恥ずかしげなど微塵も感じずに実行に移す行動力は未だ健在と言えた。
今年で六十七歳。
この世界の歴史を先読みするならば今年の内に亡くなる筈なのだが、まるでその事を感じさせないほど生命力に溢れたエネルギッシュな人物。
それがアンリ4世が後年、どれだけ記憶が曖昧になってもハッキリ思い出せる、織田信長という人物だった。
『なかなかに良い塩梅の空気になって来ておるわ』
アンリ4世の視線に気づくか気づいていないか、信長はそんな事を思いながら大広間を見渡す。
忠明が相手を全滅させてしまい、早くも試合は第三試合になろうとしている。
既にフランス側の空気は最悪なものとなり、宗教的な災いなのではないかと思い始めている者もいるだろう。
こうでなくては。
ここからさらに混乱して追い詰められてくれなければ、面白くない。
そうしなくては、彼の思惑通りになってくれない。
『あの者達なら心配はいらんしな』
長年に渡り無理を言って織田家に留めてしまった景兼は勿論、今ここにいる代表たちの武勇を疑う余地は無い。
彼らが何をやり遂げるつもりであるのか知っている身としては、ただ見守り、フランス側に暴走する者がいないよう目を光らせるだけで良いのだ。
それが、
『ま、片棒を担いじまった儂の仕事よな』
ここまで長く生きるとは自身でも思っていなかった信長にとって、これは見ておかねばならない事でもある。
『仕事はこなす故、せいぜい楽しませてくれよ』
楽しげにうそぶく信長の視線の先で、第三試合が始まろうとしていた。
さて、第三試合以降であるが、多くの記録では一試合ずつが筆を多く割かれ、他の試合は特筆すべきものがないというのが多い。
実際に多くの記憶に残る試合であったのも確かで、今回はそれに忠実に記していく事とする(長くなってきたんで、巻に入ってるんだろとか言わない)。
とにかく第三試合の開始である。
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【第三試合・林崎甚助】
「さて、お初にお目にかかる……ハヤシザキ殿?」
そう挨拶したのは第三試合のフランス代表チームのリーダーである、ラウール・ド・キリアンであった。
今年で三十半ばになるこの男は、一言で言えば現代日本人が想像する典型的なフランス系伊達男だ。
スラリとした長身に誂えた胴着は高級さが一目で分かり、綺麗に撫で付けられた黒髪や口ひげの整い方も美しく、特にクリームなどで手入れしている訳ではないのに手や肌の
艶やかさは栄養や衛生の状態が良い身分の高さを見て取れる。
貴族的な容姿に物腰も優雅で気品があり、言葉遣いも発音も美しいのは当然で子爵位を持つ貴族であり、戦の経験も少なくない人物だった。
この時代の人間だから当然、決闘の経験も多く、今でも顔や手足に目立った傷もなく生きているのは彼の強さをさりげなく証明している。
「こちらこそ、お初にお目にかかる」
対する林崎甚助の方も屈託なく自然に応える。
景兼ほどではないが、来年で還暦になるから良い年の男である。
フランス人騎士から見てずば抜けて長身という訳ではないが均整の取れた肉体をしており、よく鍛錬した剣のような鋭さとしなやかさを漂わせている。
彼らは知らなかったが、十代で居合の極意に開眼し、各地を遍歴しながらその技を磨いてきた武名は高く、日本の武芸者で知らぬ者を探す方が難しいほどの男だ。
もっとも、春風がふいているのを感じさせるようなふんわりとした雰囲気を持つ甚助を見て、彼が苛烈な技を持つ武芸者と思える者も少ないのだが異様な技を持つであろうことは分かる。
何せ、彼が腰に差している木刀は、普段の愛刀と同じく刃長は三尺三寸(約1メートル)。
フランス人から見ても、そう見劣りしない体格である甚助であっても、やはり異様な長さの武器を腰に据えているのだ。
『まったく日本人というやつは、どいつもこいつも特大の猫をかぶるのが得意らしい』
日向ぼっこでもしに来たような様子の甚助に、ラウールは内心で苦笑する。
先年、知り合いが彼の地で剣牙虎を見た時、世話をする日本人には子猫のようにじゃれつくのに、いざ戦となれば伝説の悪鬼すら屠ると思えるほどの戦闘力を見せたと聞いていたが、日本に
住まう者は己の恐ろしい部分をさりげなく隠す術を身に付けているのかも知れない。
とは言え、これは試合であるが真剣勝負。
彼とてフランス武者として負けっぱなしでいて平気でいられる厚顔さは無かったから、ここで踏ん張らねばならぬ。
さり気なく決意を胸にしたラウールの右手にはレイピアを模した細身の木剣があり、もう片方の手には……
「ほう、それが西洋盾か」
甚助がしげしげと眺めながら言った通り、ラウールのもう片方の手にはバックラーと呼ばれる小型の円形盾が前腕に括り付けられ、その横から頑丈な革製の小手の姿も見えた。
貴族の誂えものであるから当然、盾の造りもしっかりしているし、小手も分厚いのに指の一本一本が可動するようにできているから、高価なものであるのは一目で分かる。
現代に残された資料を見聞する限り、日本古武道と西洋の古典武術の基本的な技術に特に差は見受けられない。
人体の構造が共通する以上当然の事だが、甚助の居合のようにそれぞれの国にしか無い技法も存在し、西洋剣術と日本剣術を大きく隔てているのが、この盾を使用する技法だった。
騎乗時はともかく、徒歩の際は両手で刀を用いる事の多い日本剣術に対し、片手剣と盾が発達した西洋では、盾を用いて防御するだけでなく相手を殴りつけたり引っ掛けて転倒させたり、あるいは
盾に仕込んだ刃物やスパイクで殺傷してのけたりと、盾という道具の使いこなし方が無数に存在する。
百戦錬磨の甚助にとっても、やはり間近で見るのは初めてであるから、お上りさんのようにしげしげと眺めてしまう。
「そう。そして、これが俺の技だ」
甚助から十分に間合いを開けながら同僚に目配せすると、怪訝な顔をしつつも頼まれた通りに、手のひらほどの大きさに切られた羊皮紙を数枚バラバラに放り投げてくる。
確かに、投げたように見えた。
「ほう、早い突きですな」
次の瞬間、響いた甚助の感嘆の声は、大広間にいる者全員の感想でもあっただろう。
放り投げられた羊皮紙は一枚たりとも床に落ちていない。
全てラウールのレイピアに吸い寄せられるように貫かれ、束ねたような状態になっている。
誰も、どう突いたかを見えた者は……甚助を始めとする剣豪達を除けばいなかった。
恐るべき速さの突きを繰り出し、ラウールは地面に落ちる前に羊皮紙全ての中心を貫いて束ねて見せたのである。
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物理的に突き技は剣術の技でも最も早い部類に入る技術だが、ここまでの技を……木剣で羊皮紙を貫いてしまうほどの鋭さと速さを持つ技を会得するには、どれほどの
才能と修練を要するか。
それを知るがゆえに、甚助は素直に感嘆してみせる。
「お褒めに預かり光栄だ」
突き技だけでなく、架空の相手を前にするかのようにバックラーと小手で防御しながら倒す技や様々な得意技を披露し、そうラウールは甚助に優雅な動作で一礼する。
仕草の一つ一つが洒落ているのが、伊達男の特権なのかもしれない。
「某に技を見せて良かったのかね?」
「勝つも負けるも時の運なら、納得できるようにしておきたいのだよ、ハヤシザキ殿」
そう、フランス人騎士は甚助に言い切る。
「手の内を見せなかったが故に勝てた。それじゃあ当たり前の話だろう? 手の内を知らせておいて、なお勝つ。これこそが誰も卑怯と謗れない、誰もが納得できる決闘の勝ち方だ。
それが俺の流儀だよ……馬鹿だとは思うがね」
「いやいや、そうでもござらんよ」
まるで負けん気の強い孫をなだめるような笑顔で甚助が手を振る。
「武において敵を考えるのは下の下、向き合うべきは己だと言いますしな」
そう言って、ラウールから間合いを離すと甚助はどっかと座ってあぐらをかくと片膝を立てる。
「さて、フランスの御仁が得意技を見せたと言うなら、こちらも相応の礼を取らねば恥でしょうな」
言って、松田にベンチに置いてある袋から何か投げるように指示し、良いのかという顔をした彼がままよとばかりに取り出して投げるや……
「お見事」
次の瞬間には、からからと大広間の床に硬いものが転がる音と共に、ラウールの賛辞が続く。
皆が気づくと、甚助はいつの間にか立ち上がり、鞘から本物の刀のように薄く削られた木刀を抜き放った状態から、するりと再び鞘に収めるところだった。
彼から少し離れたところに転がったのは、殻付きの胡桃。
食べるつもりだったのか、袋に入れていた胡桃を投げさせた甚助は立ち上がるのと同時に抜き放った木刀で、それを砕くのでも割るのでもなく、断ち切ってみせたのだった。
こちらもまた、常人には不可能な真似をしてみせたのは剣豪の茶目っ気か、ラウールへの返礼か。
「それも四つ割りとはね。どう斬ったのかは俺も見えなかった」
床に転がった胡桃は、四つの破片に綺麗に分割されている。
抜き放って斬るのは分かるが、もう一度はどう斬ったのか、それを見えたのは何人もいないだろう。
「それに、見事な剣の抜き方だ。その長い刀をどう抜くのかと思っていたが、まさかそんな風に抜く方法があったとはね」
だが、彼がどう刀を抜いてみせたのかはラウールにも分かった。
抜きやすいと思われる水平方向でなく、甚助はほぼ垂直に刀を抜いて見せたが、原理は単純なものだった。
甚助は立ち上がりながら抜刀するのに合わせて鞘も同じ方向に抜き、ある地点で鞘だけを元の位置へと急激に引き戻したのである。
こうすれば立ち上がる時には刀は抜き放たれ、そのまま相手へと放たれる。
卍抜け
甚助が抜刀の神髄を得るために神社に百日籠もり、満願の日に夢に出た白髪の老人から学んだという、いかなる状況でも刀を抜き放てる技。
林崎流の根幹とも言える技術である。
言ってみれば単純な原理だが、それを可能とするための技術と……それを身につけるためにどれほどの修練をしてのけたのか、ラウールは痛いほどそれがわかったから賛辞の声を惜しまない。
「ま、見せられた以上はこちらも見せねばなりませんでな」
太刀の木刀を収めた甚助は、今度はラウールの盾や小手の技へ返すように小太刀を抜くと、ひょいひょいと振ってみせる。
こちらもまたラウールには見事に見えるが、先程の卍抜けほどのインパクトは無い。
するりと抜いたかと思えば軽やかに振り、ピタリと静止した状態になって再び納刀する。
「林崎先生、今回は小太刀の技も使うんですかね」
「……長生きはするもんだの」
「へ?」
甚助の演武を見ていた松田の背後から、景兼の聞いたこともないような声音でそんな言葉が届いた。
「松田殿、よう見ておくがいいぞ? 絶対に損はありませんで」
振り向くと、珍しく驚いたような顔になった景兼の顔が、にんまりとした笑顔になる。
それはどういう……
そう問おうとしたのと、第三の試合が始まるのは同時だった。
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これまでの試合のスピーディな終わり方と違い、両者の出だしは緩やかなものだった。
最初、二人は一礼すると5メートルほどの距離を開け、ラウールはレイピアとバックラーを前方に突き出す第六の構えと呼ばれる姿勢で、甚助は木刀の柄に手すら
置かず自然体で対峙し始める。
お互いの剣が絶対に届かない間合いから、二人の足がそろりそろりと動き出す。
少しずつ距離を詰めながら、相手の側面に回るように弧を描いて歩を進めていく姿は上から見れば剣牙虎などの猫科の獣が間合いを詰めていく動作にも通じ、あるいは
太極のマークを描いているかのようにも見えた事だろう。
「甚助殿も、遊びに入りましたな」
「まあ楽しまねば損ですからな」
景兼に忠明が笑って返すのを聞いてか聞かずか、対峙し合うフランスと日本の剣士二人の顔には緊張感はなく、むしろ薄く笑みが浮かんでいた。
無論、ふざけている訳は毛頭なく、ラウールの頬に汗が伝い落ちていく。
『さすがだな。やはり特大の猫かぶりだ』
この間合であれば、ほんの僅か、呼吸のほんの一瞬の間があればラウールは一気に間合いを詰めて突きを食らわせる事ができる自信がある。
だが、そうはできない。
縁側で日向ぼっこをしているような甚助なのに、まるで彼が突き込める隙が無いのだ。
逆に、少しずつ少しずつ防御の間を削り取られているような気がするのは錯覚ではないだろう。
抜いても神速だが、抜く前から勝負を決めにかかっているらしい。
最速の突きが勝つか、最速の抜刀が勝つか
知らず知らずの内に日本とフランス双方ともに黙り込み、固唾を呑んで二人を見守り始めている。
空気が次第に張り詰め、人の息遣いしか聞こえてこない。
「っ!」
その静寂を破ったのはラウールだった。
まるで呼吸を合わせるかのように歩を合わせていたのを、突如として一気に駆け出すが、甚助の間合いに入るまでもう僅かだというのに、彼は柄に手をやろうとすらしない。
なぜ?と皆がそう思った瞬間、
「思い切りましたなあ」
景兼が感嘆の声を出すのと、ラウールが斜め右横……甚助から見て左側に一気にジャンプするのは同時だった。
そして、跳躍する瞬間、僅かに身を捻りながら跳んだラウールはそのまま勢いをつけて回転し、自身の体重と回転の遠心力が一気に乗ったレイピアを甚助へ突き出す。
中国拳法にも駆けながら相手の横へと跳躍し、回転して背後から蹴りを入れてしまう大技があるが、ラウールも自身の研究によって似たような技を身に着けたのだろう。
奇襲の効果と、十分なスピードと体重の乗った一撃を、それも防ぎづらい頭上からの一撃とあれば達人とて防ぎようが無い。
誰もがそう思ったが、
「え?」
誰かがキョトンとした声を出した。
ラウールが絶対の自信を持って突き出したレイピアが届く寸前、到達する筈だった甚助の上半身が消失していた。
無論、消えた訳ではない。
甚助の頭も上半身もちゃんとある。
だが、その位置は先程まで見ていた場所になく、そこからずっと下がったところにあった。
ラウールが跳躍し、回転を始めるのに合わせて甚助は相手の方を向くや体を開いて身を沈め、最初に見せた趺踞と呼ばれる胡座に片膝立てた姿勢になっていたのだ。
こうなると、突き技や跳躍技の弱点……一度体重を乗せてしまえば、容易に方向を変えれないのが仇となる。
ラウールのレイピアの切っ先が耳横を掠めるほどの近い場所を通るのと、甚助が抜刀しながら立ち上がるのは同時だった。
一瞬で抜刀した甚助の木刀は方向転換出来ないラウールを一刀で仕留める。
誰もがそう思っていただろうが、
『あなたなら、きっと俺の突きをも破るだろうと信じていたぞ! ハヤシザキ殿』
ただ一人、甚助がそうするであろうと信じていたラウールは、最後の奥の手を用いた。
だが、剣豪達以外で誰が彼のとった戦法を見極められただろうか。
甚助の木刀が下から斬り上げてくるのをバックラーで受け止めるのでなく、滑らせるようにして衝撃を受け流すや、ラウールは小手で木刀を掴み、地面へと着地しようとする
自分の体重を乗せて捻ったのである。
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日本剣術と西洋剣術の最大の違いの一つがこれで、相手の剣の刃ごと刀身を掴んで制する技術がヨーロッパには数世紀に渡って伝承されてきた。
無論、日本剣術にも相手の刀の刀身を掴むなどして制圧する技法はあるが、刃ごと握って制圧してしまう前提で組み立てられた技術はまず存在しない。
例え剣豪である甚助と言えど、初見殺しとも言えるやり方で、なおかつ経験した事がまず無いであろう技を使われたら、絶対に引っかからないとは言えないだろう。
卑怯とは思わない。
先程、自身の手の内を見せた時、実際は相手の刃を小手で掴んで倒す技も見せていた。
説明こそしていないが、彼ほどの剣豪に見せたというのは教えたというのと同じことなのだから、何ら恥じるものをラウールは感じていない。
それに加え跳躍しての奇襲もブラフとして、ラウールは最初から甚助の木刀をまず奪ってしまうつもりで、そのためなら、受け止めた盾を固定した前腕と木刀を掴む小手の
中を折り砕かせる事すら構わない心づもりでいたのだ。
恥じるものは何一つ無く、そして、そこまでの覚悟をもって挑んだ彼の賭けは成功した。
梃子の要領で木刀の切っ先を掴まれて捻られた甚助は、そのまま体を持っていかれないように手を離してしまう。
地面に転がるように素早く着地したラウールが膝立ちとなって、人体の構造上避けにくい下方向から甚助への意趣返しをするかのように突きを繰り出すのと、甚助が小太刀を
抜くのは同時だった。
だが、小太刀とレイピアではリーチが違いすぎる。
フランス側の全員と、日本側の何人かもラウールの勝利を幻視してしまう。
本当に、一瞬の後にはそんな光景が広がっていると誰もがそう思った。
「……教えてくれないか、ハヤシザキ殿」
「何でも構わんよ」
「あなたの実力なら、俺の奇襲も木刀を奪う技も見抜いて破れていたのではないか? なぜ、敢えて付き合ってくれた?」
「そうですなあ」
ラウールの問いに甚助は首をひねる。
「武術とは、絶体絶命の危機から生を拾い上げる術。ならば、敢えて危機に体を晒した時にこそ、逆に勝利の目が見えるというもの。そういう事ですよ」
「なるほど、それは真理ですな」
言われてラウールの口元に晴れやかな笑みが浮かぶ。
その喉元には甚助の小太刀の木刀が突きつけられているが、ラウールのレイピアは甚助の体に届いていない。
「何が……」
傍で見ていた松田にも訳が分からなかった。
甚助が小太刀を抜刀したところまでは、誰もが見えていたが、その次の瞬間が訳が分からなかった。
まるで木の枝でも振るかのような軽やかな振りでラウールのレイピアは撃ち落とされ、跳ね上がった小太刀はそのまま彼の喉元へと突きつけられたのだ。
その動きが、さっき甚助が小太刀を抜いて見せた動きそのままのものであったのに気づいたのは、剣豪たちを除いて僅かにしか存在しなかった。
実戦で相対する相手に見せた形そのままで技をやり遂げてしまうなど、離れ業にも程がある。
「だから、よう見ておくように言ったであろう? 松田殿」
景兼の声が背後から届く。
「儂も卜伝先生に見せてもらった時以来、久々に見たでな」
「へ? じゃあ、あれが……塚原卜伝の」
景兼が頷き、ようやく松田にも合点がいった。
一之太刀
戦国時代最強にして最高の剣豪の一人として、塚原卜伝の名を挙げない者はいないだろう。
生涯無敗のまま世を去った剣聖の奥義として、名前だけ知られている技が一ノ太刀。
史実では足利義輝や北畠具教に伝授したと伝えられる幻の技であるが、史実でも林崎甚助は卜伝に一ノ太刀を伝授されたという伝承が存在する。
伝える派によっては一子相伝で伝えられ、小太刀を用いる技として伝えられているという。
この大陸日本の世界でもまた甚助は卜伝から教えを受けていたようで、抜いた小太刀でラウールのレイピアを撃ち落とすと同時に、彼の喉元へと突きを放ってみせたのだった。
最初から、甚助は奥の手のさらに奥の手を見せ、きっちりそれを使って勝利したのである。
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「一つ頼みがある、ハヤシザキ殿」
「何でしょう?」
立ち上がりレイピアを鞘に収め、小手と盾を外しながらラウールは訝しむ甚助に左手を差し出した。
「あなたの国の習慣ではないかもしれんが、できれば握手してほしい。心臓に近い方の手で」
「これで良ければ」
なんとなく意味は察したのだろう。
木刀を納めた甚助もふんわりと笑いながら手を差し出し、二人の手がガッチリ握られる。
どちらの顔にも、先程までの真剣勝負の名残は微塵も見当たらない。
「勝てば栄光、負ければ惨めといいたいところだが、今回ばかりは誇りをもって敗者とならせていただくぞ、ハヤシザキ殿」
真剣勝負が終われば、もう敵ではないとばかりに快笑したラウールは大広間を見渡し、よく通る声で宣言する。
「この試合、ハヤシザキ殿の勝ちだ」
どよめく観衆を前に、手を離したラウールが優雅に相手に一礼すると、甚助もまるで打ち合わせでもしていたかのような完璧なタイミングと美しい一礼で応える。
「彼の勝利を称えてくれないか? フランス騎士の名が泣くぞ」
未だどよめく同僚たちをたしなめるように言いながら、ラウールは甚助に向かって困ったように片目をつぶって試合場を後にした。
「フランス人というのは洒落が効いていますな」
「甚助殿も遊びのコツを心得ておられますから」
「分からぬ野暮もいそうですがな」
「ま、本人は心得ておるでしょう」
景兼と定次の言葉に忠明がそんな事を言うが、重位がフランス側を見やりながら付け足す。
実際、ベンチに戻ったラウールに詰め寄る者もいたのだが、この貴公子然とした伊達男は苦笑しながら首を振った。
「よしてくれ。俺は敗北の苦い酒は甘んじて飲めるが、負け惜しみの腐った酒は飲めんのだ」
なお言い募る者に、ラウールは続ける
「それに、最初からハヤシザキ殿は俺との勝負に付き合う必要などなかった。あの最後に見せた技は太刀でも使えただろう。ならば、最初の一合で俺は破られていた。敢えて
俺の流儀に付き合い、その上で彼は勝ったのだ。……俺を負け犬と呼ぶのは構わんが、恥知らずにはなれんよ」
そう、全てを悟ったような顔で静かに告げた。
そこには、これ以上の文句があるならまず自分が受けて立つという意思表示が込められ、そうまで言われては誰も口を挟む事ができない。
「この交流会で思惑の崩れる者は多勢出るだろうし、話がどうなるか分からんが……」
黙った同僚たちを横目で見やりながら、ラウールは呟き、そして破顔する。
「あのような男たちが住まう日本という国、見たくなったぞ」
敗北してなお爽やかさを失わず、伊達男の挟持を崩さない男はそう言って自分の敗北を締めくくったのだった。
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以上で、第三試合終了です。
どんどん長くなってしまって、本当申し訳ありません。
wiki転載の方はご自由にどうぞ
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乙でした。流石フランス武人、負けて尚良き華を見せてくれる…
しかしまぁ、日本側の剣豪たちもゲートの向こうにこんな面白い武人が居て、心底楽しんでそうですなぁ(小並感)
日本とは一風変わった思想や戦場の元で形成され、磨き上げられた武具や剣術、武技。武者修行と称して
双方の武人が往来初めて何か面白話展開したりするかもですな、将来
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乙です。
フランスの剣豪が魅せてくれた!!
レイピアは囮、本命は鎧と籠手を利用した押さえつけとは!!流石は西洋剣術といいますか、優雅さと泥の中でも生き残るために磨かれた戦い方が剛毅で美しい……戦場では殺撃も容赦なくやったのでしょうなぁ。
戦いの中で油断なく、負けてもなお華々しく嫌味がない。ラウールさん、吟遊詩人が唄う時代ならきっとより高潔な戦士として人気になってたでしょうなぁ。
西洋剣術の強さというか、特色も見れて素晴らしい話になってました。双方ともに強くカッコよかったです。
ああ、次の話が楽しみ……!
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乙です
双方の武が惜しげもなくぶつかり合う…いいものですねぇ…
遊びが混じっているとはいえ、こういった真剣勝負はこちらも血が熱くなるような錯覚を覚えます
というか、完全に初見のレイピアとバックラーの組み合わせの技を即座に見破ってその先を行くとかどんだけですか(白目
勝負も燃えましたが、君主同士の掛け合いもいいものでしたねぇ…
というか、大殿、お忍びでオルレアンに行っていたんですかw
常識にとらわれない行動力と発想力は老いてもなお盛んで、エネルギッシュですねw
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乙です
ノッブは若々しい印象が強いですが、こういった老信長もまたいいものですな。
この世界では史実よりも老いた後の信長を書く作品も増えそうです。
フランスの伊達騎士さんは見事なものでした。
技、タイミング、見切りと全てが最高の物を出しましたね。
普通なら十戦しても十勝して可笑しくないレベルですが、これでも届かなかったか…
日本側の達人が怪物すぎるw
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乙です。
「猫をかぶる」がフランスでも諺になりそうw
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乙です。
ラウールはゲート通って日本で修行しそうですねw
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乙。この信長実は眼帯してたりエルフ語話せそうだw
日仏ともに滅茶苦茶勉強になる試合だな
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乙です。
伝説の剣聖である塚原卜伝の奥義の一之太刀が生で見られるとは素晴らしい試合ですね。
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皆様、感想ありがとうございます。
>>406 陣龍様
三十年戦争の最中、夢幻衆を知る邪教の者達に生贄と狙われた少女を守護して旅を続ける宮本武蔵
助けるは柳生十兵衛と新米銃士ダルタニアンなんて無茶ネタ考えたりしてますが、需要ありますかねえ?
>>407 時風様
フランスって優雅に見えて農業国だからか、どっか朴訥とした泥臭さがありますよね
景兼先生の相手が正統派、忠明先生の相手が変則的だったんで、甚助先生の相手は優雅な人になってもらいました
>>408 弥次郎様
信長様、日仏世界ではどんな人物なんだろうかと悩みながら書いたんですが、大丈夫でしたでしょうか
オルレアンのあれは噂にしましたが、大陸世界の信長様なら、あれぐらいやりそうなエネルギーあるかなあと思いましてw
アンリ4世にとって、色んな意味で忘れがたい人なんじゃないかなあと>信長様
>>409 トゥ!ヘァ!様
老いた信長ってどんな感じなんだろうかと悩んでたんですが、映画エンゼル・ハートの魔王にして紳士を演じたロバート・デ・
ニーロと原作の描写からイメージしてみました
知的で優雅でエネルギッシュ、内心で別の思惑を楽しむ魔王の底知れなさを併せ持つ感じで
>>410 モントゴメリー様
史実世界の猫をかぶると、何か違った使い方になりそうですねw
>>411様
日仏の武人達が行き来すると、また違った話のネタが生まれるんですかねえw
デュマと史実より早めに生まれた十返舎一九が、日仏道中膝栗毛を共同執筆なんてネタ、後で考えたいなあ
>>412 New様
信長様はホント、フリー素材として使いやすいお方ですやねw
日仏世界の武人達の今後は、これから書けるといいんですが
>>413 ハニワ一号様
大陸日本で史実通り矢傷数箇所ぐらいしか負傷せず、死ぬまで不覚取らなかった卜伝先生ってどんな怪物だったやらw
それでは、次回も頑張ります。
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>>邪教の者達に生贄と狙われた少女を守護して旅を続ける宮本武蔵 助けるは柳生十兵衛と新米銃士ダルタニアン
なにそれ面白そう(小並感)
日仏版三銃士!って感じですかね。
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シベリア柳生も居るかな?(分かる人居るかな)
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逆襲されると困るな
ラブリー眼帯とか
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>>415
石川賢調でやりたいんですけど、やれるんかなあw
フランス側からもう一人出したいんですけど、当時のフランスの剣豪って言うとシラノ・ド・ベルジュラック
ぐらいなんですが、出す予定の年代だと彼まだ子供なんですよねえ
ドミノ現象で史実より早く生まれた設定にすればなんとかなるかなあ
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>>418
子供であっても強い!
もしくは、旅する中、戦いで強くなっていった…(人外に修行をつけてもらった)。
と、いうのも面白いので。
ちびシラノ君でもよいのではないでしょうか?
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>>419
ユリアンくんポジなシラノもいいかもしれませんねw
今の連載が終わったら、考えますかね
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ざっとwikiで見ただけですけど
シラノが軍を退いたのが22歳(1640年に負傷>翌年除隊)で回復後に剣術を修めてる(20代半ば?)みたいですね
そして史実の武蔵の没年が1645年で61歳
夢幻衆の介入で武蔵の寿命が伸ばせれば老剣客と青年剣士のハチャメチャ道中記でワンチャンいけそうですかね?
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>>416
シベリア柳生ならぬフランス柳生が登場するかもw
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>>421
まあ、武蔵を中年オジサンで出したい感じですから、やっぱ少年になるのかなあ>シラノ
その前に今書いてるのを終わらせないとorz
取り敢えず折返しは過ぎた……筈w
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武蔵は史実でも孤児だったり親戚だったりする少年を拾っては鍛え上げて、自分の代わりに藩に仕官させていました。
それも、藩主側近の小姓(護衛役)とかで。自分が仕官すると一つの藩に拘束されるけど、養子にした弟子なら複数の藩に仕官させる事が出来るので。
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あ、なんか佐藤賢一の「二人のガスコン」でちょっと閃いたかもww
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二人のガスコンは良かったですよねw
ただ、クライマックスの戦闘が出だしと結果だけだったのが個人的にさびしかったなあw
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>>418
ケン・イシカワ調とはまた難儀なw
楽しみに待っております。
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>>422
娘の名前はフリーシャから何に変わるのか・・・?
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>>423
シラノを乳母車に乗せて旅をするのですねわかります
そして乳母車には謎の斬馬刀やら謎のガトリング砲やら謎の重装甲モードへの変形機能やら
三歳児が百メートル以上投げられて殺傷力抜群という謎の手榴弾が「一軍をせん滅させるくらいの数」搭載されているのですね
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日仏世界とは関係ないが広大な大陸日本は水戸黄門が旅する場所に困らんだろうな。
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水戸黄門…そういや今日は取手の水戸黄門賞最終日だったが、
大陸日本での公営競技ってどうなるんだろ?
単純に場の数は増えるんだろうけど、馬や選手の移動がががw
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選手や馬も数増えるだろうし、そこまで問題にならないのでは。
どうしても長距離移動するなら乗り物に乗りながら予定調整するでしょうし。
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「ローカル路線バスの旅」もネタには困りませんねw
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どうしても厳しければ、地域によってリーグを分けるという手もあるかと。
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まあ、移動が長くなって不測の自体が増えそうなんで日程大変だろうなと…。
現代日本でも、競艇だと前検日の前日に到着するため(前泊で)に列車乗ったら雪で14時間足止め食らって間に合わなかったとかあるし。
(なお、やむを得ない事情での遅延だったので罰則なし、その選手は2日目からの参加に)
後、競輪で選手は到着してるのに自転車が運送業者のチョンボで未着、その分補充選手の繰り上がりで対応とかw
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地元だけで活躍する地域密着型選手が誕生するです?
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あー、そこそこの成績でしかなくて普通開催回りしかしない選手なら他地区の斡旋蹴って地域密着タイプとか出るかも…。
さすがに強い選手でそれは興行的に許されないだろうけどw
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関東とか関西の内を巡ってるだけでも結構やっていけそうですしなぁ。
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競輪ならA1A2、競艇ならB1を維持できるんなら普通開催回りで済むかも。
(競輪のA3、競艇のB2だと代謝の危機が)
競輪のS2、競艇のA2になると各場の記念(競輪G3、競艇G1)や地区戦(競艇G1)メンバー入りしそうなので毎年斡旋蹴ってるとヤバそうだし、
出て優勝しようものなら全国区レースへとご案内w
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プロ野球の独立リーグとかサッカーのJ2やJ3のチームの数も増えてそのチーム目当ての観客も増えて採算がとれるようになるだろうしな。
>>433
バスだけでなくローカル路線鉄道の旅や大陸日本全国の食べ物巡りのネタにも困らないでしょうなw
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寧ろ中途半端に全国制覇!とか言っちゃうと終われなくなるパターンもw
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広島電鉄とかこちらの大手私鉄並みの規模になってたりすんのかな?
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ライトレールという鉄道の業種が有ってね・・・
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大陸日本本土だけでなく沖縄や樺太、台湾、千島列島などにも鉄道が敷かれているでしょうからすべての鉄道に乗るのは大変そうですねw
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乗り鉄が地獄を見そうやね…。
青春18きっぷで行ける距離は伸びそうだけどw
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>>441
予算はそんなにかからないそうですからTV局的には
長寿化は持って来いだと思いますけどねw
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航空機の18キップが登場するかも?
もしくは5日間からさらに延長や新幹線可能が追加も。
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北海道限定の輓馬競馬も充分黒字経営になるか?
後は英国みたいな障害レースもメジャー化とか(ミステリィ競馬シリーズを日本でも)
土地が広がるから北海道十勝以外でも馬の生産地が出来るとか移動に慣れて海外でも活躍できる馬も現れるかな
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日蘭世界なら、バス・新幹線にプラスして「飛行船」という選択肢もありますぞ!
時速200kmくらいで巡航できるから長距離バスより早い。
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>>440
J3の下のカテゴリーのJFLのさらに下の地域リーグの数と所属チーム数がすごい事になりそうねw
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>>448
大陸世界だと普通にセクレタリアト、シルキーサリヴァンみたいな怪物も生まれてきそうだしね
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>>449
なお、費用対効果・・・
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>>429
乳母車は出るのかわからないけど、とんでもガジェットは出したいですよねw
転生者がいてくれると本当に頼もしい
>>430
昔の日本人は今よりずっと長い距離を歩いて、飛脚とかとんでもない距離を駆けてましたが
大陸日本って駅馬車とか存在してましたっけ?
地域の発展差によっては、人里から人里まで人間が歩ける限界以上の距離が開いちゃいそうですし
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古くからインフラ整備専門の集団が活動してはいるみたいですね。
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>>451
そういや、大陸日本のは馬ではなくてUMAでしたね…。
競馬でのサラブレッドの定義が変わるかもしれんw
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ハリボテエレジーが出馬するジャパンワールドカップかな?
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>>452
運航会社が持っているだけでステータスになる空の豪華客船みたいなもんだからね
一等船室は無理でも、二・三等船室であれば日蘭世界なら余裕で手が届くと思う
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>>445
むしろ大陸日本のテツぼんこと仙露鉄男は大喜びして挑戦してそうw
>>453
参考になりそうな史実の中国では馬車とか使っていたのかな?
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>>452
日蘭世界の飛行船にかける情熱を侮ってはいけません。
200年以上に渡る技術蓄積がありますから、アメリカ軍で試作されている
積載量250tの複合型飛行船なんてとっくに実用化されているでしょう。
ペーパープランの1000t級飛行船だって夢ではありませんぞ!
(なお、近年の計算では、積載量50tを越えれば飛行機による輸送コストに勝てるそうです
500tを越えれば船舶輸送とも互角の価格競争ができるとか)
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>>452
日蘭世界ではその手の費用効果も十分ペイできると思われ。
ずっと前に議論されけど元から普及しまくってるから一つ一つのコストが低いためと維持が容易なため。
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安全性は流石に及ばないが、十九世紀半ばには商用飛行船が出回りはじめて
後半には飛行船による世界一周航路作ってる世界だからなぁ
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ヘリウムガスも、テキサスが独立してこっち陣営だから
現代でもある程度は何とかなりますもんね。
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日蘭世界だとテキサスはフランス寄りだった希ガス
まあ、恐らく米国の主要な陣営外への輸出物だったり
ロシアやオスマン(カタール)産だったりするんだろう
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あ、東シベリアに大規模な産地があるらしいんで
大陸日本なら国産化できそう>ヘリウムガス
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>>454 >>458
馬車が大きく発達したのって、欧州で16世紀ぐらいからでしたっけ
日本で馬車が大きく発達しなかった理由に、サスペンションになるスプリングの改良とか去勢技術やらが
不足してたとか色々あったみたいですが
そこら辺の技術開発もあるし人と物の移動が増えるのに合わせて、街道の整備やら、色んな事情が
リンクしてくるんで、どうなってるのかなってのがありまして
史実の馬じゃないUMAが複数で引っ張る馬車と、それを運用できる環境を整えていくと、陸路の交通事情と
流通事情もまた変わるんですかねえ>鉄道の登場までの間
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>>465
それ以上に道が悪すぎ&小さすぎるんですよ…
日本陸軍が明治時代に調査したら、「駄馬の方が効率いいじゃねえか」
となったレベルで。
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大陸日本ではそこら辺の道幅はどうなってるのか気になりますのぉ。
インフラ集団はいますが、戦国時代とかはどうだったか。
>>465
ですね>>欧州で16世紀
これは実用的な鋼鉄製ばねが普及したからだそうです。
それまでは革ひもで吊り下げるタイプだったのだとか。
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大陸化した世界では、そこらをどうやっていくんですかねえ
プロジェクトXのノリで、インフラ集団の悪戦苦闘の歴史が全二十巻ぐらいで語られそうですがw
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さて。例のインフラ集団のネタを改めてwikiで探しているけど、なんてタイトルだったけなぁ…
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>>469
ありましたよ。
>ttps://www18.atwiki.jp/teitoku_bbs/?cmd=word&word=道路公団&type=&pageid=2202
『日本道路公団かく戦えり』
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>>470
ありがとうございます!
これどこのページにあったのか(汗
そうだ道馬司府だ。
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まぁ、海に囲まれた日本の場合、大量輸送では今も昔も最強な船舶という手段がありますし・・・
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>>461
そこから百年経った21世紀になってもまだ飛んでいる飛行船は
ほとんどガス以外の揚力と組み合わせている複合飛行船で
ガスを占める比率は減少し、かつ最新鋭の素材使っていて
こちらの飛行船とかけ離れてるものばかりだしね
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>>472
俺は「鉄道で船舶輸送の代替を」と言い出す連中が理解できん
自動車相手なら分かるが大量の物資は船でゆっくり、が基本だと思ってた
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>>474
つ船会社の倒産
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