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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第113話☆
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相変わらず濃いぜ・・・・GJ!
つうかクロノちょっと爆発しろwww 一体何人女くってるんだwww
だがこのまま行くとアインスと一緒に人類の敵になってしまいそうなフラグ・・・・
あといつもどおりエイミィの影が極限まで薄いのに全俺が泣いた
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頭の悪い短編投下します
概要 おっぱい
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どこの世界にも俗信というものがある。俗信とは多くの人々がそうと信じるだけの理由はあるものの、論理的な根拠の無い説を言う。
その中で社会に何らかの害悪をもたらすようなものは迷信と呼ばれている。
時空管理局において広報で活躍が伝えられる前線隊員は女性隊員が多い。もちろん、広報という性質上その方が都合がよろしいという理由はある。
ある程度の実力と資質のある魔導師であれば男女関わらず戦闘員として用いることができるとはいえ、一般的にはこのような職種を選ぶ女性は男性に比べれば少ない。
更に前線で活躍する戦闘魔導師となればその数はぐっと少なくなる。
時空管理局における女性構成員の割合は3割から4割程度とされているものの、その多くは一般事務や施設、艦船要員など主に前線を間接的に支援する部署に配置されており、
直接戦闘には関わらない者がほとんどであるという。次元航行艦に危険はない、というと語弊はあるが、時空管理局が相対するのは基本的に犯罪組織であり、
高価で高性能な戦闘艦艇を有していることは稀である。艦そのものが攻撃されるというケースは黎明期ならともかく、各世界の政体が比較的安定化した現在ではそうあるものではない。
つまるところ、前線要員として配属されるのは男性が多い。即ち時空管理局において不足が叫ばれる彼らの後輩を募集する広告塔には麗しき乙女がふさわしいということになる。
しかし、魔法が武力として運用され始めた黎明期より魔導師の才覚についてよく言われることがある。曰く……
高位魔導師には女性が多い。
中でも胸の大きい女性ほど保有魔力量が多い。
……あくまで俗説である。魔導科学的裏づけは何ら存在しない。
しかしながら、第一線における戦闘魔導師の男女比率に対し、魔導師として士官や要職にある管理局員において女性の割合が高いのは事実である。
戦闘魔導師としては女性は一割未満であるが、魔導師の佐官以上に絞ると2割程度になるという調査結果も存在する。
もっともこれには反論もある。管理局はまだ若い組織であり、発足直後は世界も安定しているとは言い難く、男女関わらず入局者も多かった。
また局内でも実力主義で才覚があればかなりのスピード昇進が女性であっても可能であった。しかし人手不足が叫ばれるとはいえ、既に管理世界は安定傾向にある。
どちらかといえば治安が安定したが故に、民衆からなんとかしなければならないという焦燥感が消えたことで志願者が減少したことこそが“人手不足”の真実であるのかもしれない。
後者についてはある管理局員の言葉を引用するに留める。ちなみに彼女は佐官の地位にある人物であることを付記しておく。
「おっぱいにはな。夢がつまってるんや」
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「……ところでスカリエッティ。アルハザードの遺児としてはあの俗説についてはどう思う?」
「真実、と言ったらどうするね?」
「君の娘達の中では相関性はないように思うが」
「あれは私のこだわりだよ」
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
俗説は俗説である。だが、時に真実を突いていることもある。貴方は信じますか?
「おっぱいには夢がおっぱい。もといいっぱい詰まってるんや」
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11分間で21回おっぱいって言うくらいにおっぱいな時に書こうと思ったおっぱい
深く考えたら負けだと思うおっぱい
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おっぱい言ってたらタイトル間違えました 俗信です;
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乙 何してんのwwww
ていうかキャロ涙目じゃないですかーやだーwww
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つまり、魔力保有量の多い男性は○○◎が大きい、と。
乙
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乙です
姉と8はみんなに夢を与えてるんだよ!!
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おっぱいがおおきいほど魔力が強い・・・
すなわちアインスさんは最強というわけですね(謎)
はやてちゃんもおっぱいだいすき!クロノくんが海鳴にきたらいっきに4人のおっぱいをご馳走デスヨ大変デスヨ奥さん(コンフュ)
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乙っぱいでしたwww
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高位魔導師ほど性欲が強いという俗説
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>>400
莫大な魔力を持つが故に性欲もとてつもない強さしている三人娘と
彼女たちが満足するまで相手してあげるユーノか・・・
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>>400
ということはリンディさんやプレシアママンや聖王陛下はさらにとんでもないことに
インターミドル選手たちも試合の後は超発情状態なんだね
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>>402
発情状態の雷帝さんと執事の燃えるように激しい情事とか最高だな
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「トーマ←ヴィヴィオの片想い中でトーマに振り向いてもらう為に大人モードで逆レイプ」
こんなありがちだけど超俺得な電波を送ったのはどこのどいつだ
先生怒らないから名乗り出なさい
というかトーマSSもっと増えろ
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>>402
試合後だと色々妄想膨らむな
敗北に涙しながらオナニーするミカヤちゃんとか
性欲の発散のさせ方を知らないアインハルトにヴィヴィオ達3人がオナニー教えたりとか
オナニーしようと場所見つけたら偶然同じ場所見つけてオナニーできず性欲を昂らせ続けるハリー&エルスとか
「気絶しててまだ発散してないでしょう。身体に溜め込むと毒ですよ」とか言いながら、恥ずかしがる弟子を慰めるシャッハとか
ヴォルケンに「きちんと発散できてるかどうか見るのも師匠の務め」と言われて、反論できずオナニーを観察され挙句「そんなんじゃ発散できんだろ」と愛撫されて強制連続絶頂を味わうミウラとか
自分の性欲発散の為に試合の応援に来てたキャロを電気あんまやスパンキングで虐めるルーテシアとか
他にも色々ありそう
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雷帝千生神将軍というキャラクターがいたことを思い出した
ほんとうにただそれだけ
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SAN値直葬もののナニかを連想させたいのか?w
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ごきげんよう。
ちょっとした超ショートが出来たんで投下
タイトルは一瞬の邂逅
美沙斗×〇〇〇〇 一応バトルもの
投下は2310予定
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ドアを蹴り破って室内に突入する。
「大人しくしろ」
美沙斗は小太刀と鋼糸を構えながら室内の犯人たちに警告をしてから、異変に気付く。
室内中に呻き声を挙げながら倒れる男たちと、部屋の中心に立つ一人の剣士。
「すまないな。こちらの都合でそちらの仕事を奪ってしまった」
窓から差し込む光が、その剣士の容姿を照らす。
「いや、面倒事が減ってありがたいが、ところで貴女は?」
その問いに、白い鎧を纏い、長髪を一纏めにした剣士は手にしていた剣を鞘に納めながら返す。
「ただの通りすがりの騎士さ」
自分のことを騎士と言った剣士は、人質の一人に左手を向ける。
次の瞬間、向けられた人質からクリスタル上の物体が浮き出してくる。
「おまえっ」
美沙斗は反射的に鋼糸を投げつけてその動きをけん制する。
「何をする気だ」
鋼糸で右手を封じながら、美沙斗は小太刀を構える。
「これはロストロギアと言う異世界の遺失物でな。私はそれを回収する任務でここにきた。このままでは彼に悪い影響が出てしまう。戒めを解いてくれ」
「…すまない。わたしも霊や妖狐などに触れる機会があるが、仕事の時は目の前の事が真実なんでな」
「まぁ、そうだろうな」
そういうと、剣士は鋼糸が巻きついた右の拳を握る。すると次の瞬間、拳から炎が吹き上がり、鋼糸を焼き切る。
美沙斗は間髪置かずに飛針を投げつけ、弓を射るように小太刀を引き付けながら駆け出す。
剣士は飛針を最低限の動きで受け流すと、その流れで抜刀の構えをとる。
二人が交差した瞬間、キーンと甲高い音が響く。
「……」
「……」
剣を振るった形のまま動かない二人。
パサッ…
止まっていた時間は、お互いの結わえていた髪が解ける事で動き出す。
二人同時に振り返りつつ、獲物を突きつける。
「…」
「ッ‼」
不意に剣士のほうが何かに気付き、美沙斗に背を向ける。
「レヴァンティンッ」
剣士が叫んだ次の瞬間、何かが見えない壁にぶつかる。
それが先ほどクリスタル状のモノを抜かれかけていた人質だと気付いた瞬間には、美沙斗は剣士に突き飛ばされていた。
「くそっ。活動し始めてしまったか」
ロストロギアの影響で肢体が変貌してしまった者に対して剣を構え直すと、剣士は裂帛とともに宣言する。
「管理局特務六課・シグナム。参るっ」
ガチャンと言う撃鉄音とともに剣から炎が吹き上がる。
その様を見て、襲い掛かる憑依体。
「紫電……一閃っ」
シグナムは剣を逆袈裟に閃かせる。
剣の軌道の後を追うように炎が奔り、そのまま閃上の憑依体を襲う。
一瞬で炎が憑依体を包み、そして爆ぜる。
爆煙で視界を塞がれながらも、シグナムは確かな手ごたえを感じていた。
しかし、煙の中から飛んできたのはクリスタルではなく、室内にあった大型の机であった。
それをシグナムは真っ二つに一刀両断にして回避するが、真っ二つにされた机の間から、憑依体の鋭く変化した腕が伸びてくる。
(くっ)
そのスピードはシグナムでも対応しきれない速度で、払おうと振るわれるレヴァンティンを搔い潜り、シグナムを捉える。
しかし、その切っ先はシグナムの届くことはなかった。
眼にもとまらぬ速さで飛んできた美沙斗の刺突が、憑依体を横から弾き飛ばす。
それは美沙斗の必殺の刺突である奥義・射抜であり、弾き飛ばされた憑依体はそのまま壁にめり込む。
「いまだ」
美沙斗の声に、シグナムも反応してレヴァンティンを上段に構え、振り下ろす。
「ハッ」
再び炎に包まれる憑依体。
先ほどと違い、燃えながら真っ二つになり、そして閃光を発して爆ぜる。
コロン…
閃光が収まると、そこには憑依されていた人質と、クリスタル状のロストロギアが転がっていた。
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今回は以上です。
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GJ
てか短編物かと思ってたんだけどこれは連載物の予定なのかな?
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シグナムっておっぱいばっかり話題になるけどBJからチラリと見えるあの太股のエロさも相当なものだよね
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>>412
よう同志
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9歳ユーノの半ズボンから見える太ももこそ至高
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スリット0の白ロンスカの清純さと黒インナーのエロさを併せ持つなのはこそ至高
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アインスの生足あんど絶対領域は究極!
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絶対領域は消えたがスリットからチラリと覗く太腿という新たな武器を手に入れたリインフォースは強すぎる
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しかしスリットと生脚という組み合わせはシグナムと被ってしまうよな
そこでわたしに良い考えがある
思い切ってどっちかの騎士服をビキニアーマーにしてはどうだ!
たぶん剣士属性的にシグナム姐さんが適任?
羞恥心強そうなので物凄い恥ずかしそうにしながら顔真っ赤でビキニアーマーつけて衆目にその柔肌を視姦されて屈辱に打ち震えるシグナム姐さんとかどうよどうよ。
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ヴァイスがアップを始めたのを見てティアもアップを始めたようです
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>>404
好きなキャラのSSを増やす一番簡単な手段は自分で書いて投稿する事さ
だからトーマのSSを投下するよ!
相手はお望みのヴィヴィオじゃないけどな!
という訳でトーマ×リリィのエロSS投下します
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「・・・・・・んっ・・・・・・ちゅっ・・・・・・あむ・・・・」
「ちゅっ・・・・・・ちゅぱっ・・・・・・んんぅ・・・」
月明かりだけが部屋を照らす薄暗い部屋の中で互いに下着姿のトーマとリリィは舌を絡ませ合い情熱的な口付けを交わし合っていた
「あむっ・・・・・・ちゅっ・・・・・・トーマぁ・・・」
リリィはトーマの首に手を回し自身のたわわな乳房を押し付けよりトーマに密着しながら更に舌をトーマの舌に絡ませる
(リリィ・・・・・・甘くて・・・良い匂い・・・・・・)
熱心にキスをしてくるリリィに負けじとトーマもリリィを強く抱き締めると舌の先端から根元までマッサージするように絡める
熱く・・・とろけるような感覚が二人の脳を焦がしていく
長い長い口付けに満足し口付けを終えトーマは唇を解放したが互いの舌を繋ぐように伸びた銀色の懸け橋と
熱に浮かされたような紅潮した顔とうるんだ瞳でこちらを見つけるリリィにトーマは思わず息を呑み彼女に見惚れてしまう
すると隙だらけのトーマにリリィが飛びつく
「トーマぁ!」
「わわっ、リリィ!?」
リリィはトーマに抱き付きそのままベッドに倒れこむ
「えへへ、えい♪」
「わぷっ!?」
いたずらっ子のような声と共にリリィは純白のブラジャーに包まれたたわわな胸の谷間にトーマの顔を埋めると
そのまま抱え込むように抱き締めトーマの顔に自分の胸に擦り付ける
「っ!?」
「どうかな・・・トーマ?」
「・・・うん、良いよ・・・・・・柔らかくって・・・暖かくて・・・気持ち良い・・・」
「えへへ、良かった♪」
リリィはトーマに褒められまるで子犬の用に無邪気に喜ぶリリィの事をトーマは愛おしく感じていた
(リリィ・・・俺の事こんなに求めてくれてるんだ・・・・・・)
ブラ越しに豊満な乳房をむにゅむにと押し付け精一杯トーマへの好意をを表現しようとするリリィの愛情たっぷりの抱擁に心が熱くなる
そんなリリィに応えようとトーマはリリィのお尻に手を伸ばすとぶるんと震える白桃のような尻肉を掴むといやらしく撫でまわし始めた
「ふぁ・・・・・・トーマぁ・・・うぅ・・・やぁん・・・」
お尻を緩急つけて撫でるとリリィはそれに反応して身体をくねらせ悦ぶ
そんなリリィの様子にクスリと笑うとトーマは背中のラインをゆっくりとくすぐるように下から上へとなぞるとリリィの胸を包んでいるブラジャーのホックへと手をかけた
可愛らしい下着を付けたリリィを見るのも良かったがそれ以上を見たいという気持ちを抑える事が出来ない
両手で丁寧に外すとトーマの顔に触れていた柔らかな胸を支えていた張力が失われたのが分かった
「脱がすよ、リリィ」
「うん・・・」
たわわな胸の感触が名残惜しかったがそこから更に先に進みたいトーマは
自分を包むリリィの手をどけると顔を上げそのままブラジャーを脱がしにかかる
肩紐をずらして腕から抜いていくと隠れていた豊かな乳房が柔らかく揺れながら露わになる
羞恥と緊張で頬を染めながら更なる快楽を求めるように機体を込めてこちらを見つめるリリィに応えるようにトーマの両手は豊かな乳肉にかぶりつくと
きめ細やかな肌の感触とその重みを確かめるように下から揉み上げ、一気にその柔らかな膨らみを弄ぶ
「きゃあ!・・・やっ、やぁぁぁあんっ」
先程の行為のお陰で十分すぎるほど敏感になっていた身体は一気に襲い掛かった乱暴な快楽によって歓喜の声を上げた
むにゅむにゅと遠慮なく乳肉を捏ね繰り廻すトーマの熱い手が次々とリリィの脳に快楽を刻み込む
その度にリリィが熱い吐息を漏らす
「あぁ、ぁ・・・トーマ・・・うぅん・・・」
「気持ち良い?」
「ふぁっ・・・う、うん・・・すごく・・・気持ち良いよトーマぁ・・・」
指の間から零れてしまいそうな程たわわに実った乳肉の双丘を揉みし抱く度にふわふわとしたその柔らかな感触と
それに相反するような弾力と確かな手ごたえがトーマを愉しませる
するとトーマは胸の頂に佇む桜色の蕾を右手の親指と人差し指で挟み込んだ
「ん、あぅっ」
「もうこんなに固くなってる・・・」
指先でコリコリとつまむとリリィは切なげな声を上げる
トーマの愛撫に息も絶え絶えなリリィの呼吸を遮るようにリリィの唇を奪うと今度は首筋に舌を這わせる
そのままたわわな双丘まで舌を這わせていきリリィの可憐な乳首を口に含むと唾液をこすりつけるように硬くなったそれを舌先で転がす
「ふぁっ!あっ、ああっ・・・はぁん・・・うくぅ・・・」
気持ち良さそうに甘美な悦びの声を上げ身悶えるリリィの姿がトーマには嬉しかった
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ぐちゅ、くちゅ・・・
「はあぁっ・・・あぁん!」
下着の上から秘部を撫で上げるとそこは愛液がたっぷりと染み込み十分すぎる程濡れているのが分かった
胸から口を離し、そこを見つめる
濡れたお陰で秘部にぴったりと張り付きリリィの大事な処の形を浮き彫りにしていた
「あうぅ・・・やぁん」
「リリィのここ、もうこんなに濡れてるよ」
「トーマが私の事・・・気持ち良くしてくれるからだよ・・・」
恥じらいに震えながらもそう答えたリリィの言葉に更なる欲情に駆られたトーマはリリィの女性として大事な部分を守りながらも
扇情的に彩っていた彼女のショーツの縁に手を掛ける
「脱がすよ」
「うん・・・・・・」
短いやり取りを終えるとトーマはリリィの裸体を隠す最後の一枚をゆっくりと下していき
リリィもトーマが脱がしやすいように恥じらいながらも腰を浮かせ手助けをする
――――そうしてトーマに脱がされリリィはトーマと出会ったあの日と同じ一糸まとわぬ生まれたままの姿となった
月明かりが照らすリリィの裸体にトーマは思わず息を呑み見とれてしまう
うっすらとかいた汗が白磁のようなきめ細やかな肌をきらめかせ艶めかしい色気を放っており普段の清純で無邪気な彼女とは別物の美しさだった
そんなトーマの様子を不思議そうに見つめるリリィの愛くるしさが子供っぽくまたギャップがあって良いとトーマは感じていた
「リリィ・・・凄く・・・綺麗だよ」
「えへへ、ありがとうトーマ」
はにかみながらそう答えトーマに口付けたリリィにトーマは優しくキスを返すと充分に濡れそぼったリリィの膣口に自身をあてがう
「いくよ」
「うん・・・来てトーマ・・・私の中に」
リリィのその言葉に応えるようにトーマはゆっくりとリリィの膣内へと自身の肉棒を沈めていく
「あぁっ!と、トーマがぁ、はっ、はいって、る! んん、あぁん!」
「くぅ!リリィの膣内・・・凄く・・・熱いよ・・・」
押し寄せてくる快楽の波に負けず腰を突き入れ彼女の一番深いところまで肉棒が入ると結合部からは愛液が溢れ出す
リリィの膣内へと肉棒が沈みゆく度に頭の中には快楽の波が押し寄せてくる
その快楽の味とリリィの膣内を押し広げ自身の肉棒で満たしていく感触と更に味わおうとトーマは更に奥へ奥へと押し進めていき
そのままかき回すように腰を動かし彼女を攻め立てる
「ふぁ、んぁ、トーマぁ!・・・もっと、もっとしてぇ!」
喘ぎ声を上げながら乱れるリリィのリクエストに応えるようにトーマは激しく揺れる彼女の乳肉を鷲掴み揉みし抱きながら指先で乳首を転がし弄ぶ
「あぁぁぁんっ!・・・やんっ・・・んんっ・・・!」
「・・・ん・・・ちゅ・・・ちゅっ」
唇を重ね舌を絡ませる度にリリィへの愛しさがこみ上げてくる
その想いをリリィにもっと伝えようとトーマの腰はその動きの激しさを更に増していく
リリィもまたそんなトーマを求めるように更に強く抱き締める
それに呼応するように彼女の膣壁はトーマを攻め立てるように締め付ける
(体が・・・熱いっ・・・リリィの膣内・・・気持ち良過ぎて・・・っ・・・気が狂いそうだっ・・・!)
(あぁっ・・・トーマのが私の膣内で・・・っ・・・おっきくなってるぅ・・・私っ・・・私もう・・・)
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「り、リリィ・・・俺・・・もう・・・」
「うぅ、うん・・・いい・・・よ・・・きてっ!・・・きてトーマぁっ!!」
それが合図のようにトーマはリリィを強く抱きしめ彼女の子宮に精液を一気に放った
熱く滾るトーマの精液がリリィの子宮を満たしていく
「あぁっあぁぁぁぁん!!」
「くぅっ・・・り、リリィ・・・う、ぁあ」
絶叫をあげて果てたリリィの膣内にありったけの精液を吐き出し力尽きたトーマは覆い被さるようにリリィの上に崩れ落ちた
リリィは未だトーマが与えてくれた快楽の余韻に体を支配されているものの、感謝の気持ちを込めてトーマを愛しげに抱きしめる
「はぁはぁ・・・リリィ・・・」
「えへへ・・・ありがとうトーマ・・・凄く・・・気持ち良かったよ」
汗ばみ赤らんだ顔のまま満面の笑みを浮かべるとお礼とばかりにリリィはトーマにキスをする
彼女の唇の感触と甘い吐息が熱に浮かされたようなトーマの思考を刺激し、まるで夢のような今の状態が現実である事を強く認識させていた
トーマも自分にこれだけの快楽を与えてくれた彼女への感謝の気持ちを込めて優しくキスをお返しした
一つに繋がりながらこうして相手への愛情と感謝を込めて口付けを交わし合うこの一時
それは二人にとってまさに至福の時だった
「ありがとうトーマ・・・大好きだよ」
「俺の方こそさ、俺もリリィの事大好きだよ・・・」
結合部からは収まりきらず溢れ出した精液が愛液と共に零れ出していたがそれに構う事無く二人は互いの温もりを味わうように抱き合い余韻に浸る
だがそうして抱き合い温もりを感じるうちに段々と相手への愛しさがより強くこみ上げてくる
やがてトーマはリリィの胸元へ顔を動かし彼女の乳首を啄むと母乳を求める赤子のように吸い始めた
リリィもそんなトーマの頭をかき抱くと慈愛に満ちた表情で抱き締めトーマが自分に与えてくれる快楽に身を委ねる
そしてトーマの腰が再び動き始め二人の愛の巣と化したこの部屋を再び熱気と嬌声に満ちていく
明日は訓練もお休み、今夜は思う存分繋がっていられる――――
その安心感もあってか互いを求め愛し合う若い二人の愛の営みは激しさを増しながら明け方近くまで続いたのだった・・・
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投下終了です
やっと予定していたトマリリ物を書き終えた・・・エロパロでのトマリリ物の1番乗りできたのかな?
主人公カプなのに2次創作全般見回しても未だに数が少ないトマリリを少しでも広められるようにこれから色々と書きたいな
ではまた・・・
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乙っす
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乙です。
トーマは実にトロンベ……
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乙です。
トーマは実にトロンベ……
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>>426>>427
ダブったのか?
トーマが穴馬なら、フェレットは斬艦刀か星穿の槍か
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クイズミリオネア
トーマとリリィがしているの偶然見つけたスウちゃんの取る行動は?
A、「トーマも大人になったねぇ」とドアの隙間から見守る
B、「まだ早すぎるでしょ!万が一赤ちゃん出来たら責任取れるの!?」と説教
C、「よくも、私のトーマを寝取ったな、この泥棒猫!」と修羅場
D、乱入しトーマに女の子の気持ちよくさせるテクニックを伝授。リリィ受難の巻
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E、覗き見しながら自分もオナニー
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>>430
それはディエチちゃんあたりがやりそう
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F、ベットの下でトーマのパンツをほむほむ中
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>>424
だれも作らない場合はやっぱ自給自足しかないっすよね、うん。
それと、超いまさらだけどコミケ行った人はお疲れ様でした。
当日は自分も某サークルで売り子をしていたのでエロパロ住人の人ともどこかでエンカウントしたかもね。
さて、コミケ終わってからのそのそ書いてたSSがようやく出来たので投下します。
カリムさんがエロスバーストしてる聖王教会のエロSSシリーズ『堕落性女』のオットー編でござい。
言うまでもなく18禁、あとフタとか。
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堕落性女 オットー両性具有(前編)
「ここは……」
目覚めた時、オットーは見知らぬ部屋にいた。
柔らかいシーツの感触に包まれている。
天蓋付きの大きなベッドの上に寝かされていた。
薄暗い部屋にはしかし、ぼぅ、と微かに灯る光があった。
自分の寝ているシーツの下から発せられている、視線を向ければ、それがベルカ式の魔法陣だと知れた。
「あら、オットーもうお目覚め?」
「……騎士カリム?」
声がした方へ顔を向ける。
そこには、黒い法衣を纏った輝くブロンドの美女、カリム・グラシアが立っていた。
聖王教会で保護されたオットーが仕える、教会の重役である。
だが、平素の彼女らしからぬ、どこか艶然とした妖しさが滲み出ているのは気のせいだろうか。
ただ笑っているだけで言いようのない色香を漂わせているカリムに、同じ女性ながらも背筋をぞくりとさせられながら、オットーは当然の疑問を問い掛けた。
「あの、ここはどこですか? 僕は一体……」
何故自分が見知らぬ部屋に寝ていて、そこにカリムがいるのか。
湧き上がる当たり前の問いに、美しい聖女はくすりと笑う。
慎ましくささやかに、そして妖艶に。
「ここは教会の南倉庫よ、知ってるでしょ?」
「え、ええ……」
カリムの言葉にオットーは訝った。
南倉庫、もちろん聖王教会で生活をしているのだから、おおまかな施設の配置はとっくに覚えている。
だが倉庫にこのような部屋が設けられていたとは初耳だ。
ましてや自分がどういう理由でここに来たのか、いや……そもそも自分の足で来たのかさえ分らない。
そんなオットーの内心を察していたのか、カリムは妖しい微笑と共に言葉を連ねた。
「この部屋は秘密の部屋だから、あなたが知らないのも無理はないわ。使う人間は一握りですもの」
まるでオットーを焦らすように、カリムはベッドの回りを歩きながら、ゆっくりとした口調で言う。
響く声音は甘く、吐息も熱い。
聞いているだけで体の芯がむずむずしてきそうだった。
一体なんのつもりなのか、もう一度自分から質問しようとして、そのオットーの言葉をカリムがさえぎる。
「ここに連れて来るのに、紅茶に薬を盛らせてもらったけれど、体は大丈夫かしら?」
「薬……どういう事ですか騎士カリム、僕は……何が何だか……あなたは何故そんな事を」
「だって、本当の事を言ったらあなた聞いてくれなさそうだったんですもの。大丈夫、安心して? 酷い事なんてしないわ、むしろ――とても素晴らしい事をしてあげるんだから」
悩ましい吐息と声音。
その最後の言葉の残響は、オットーの背筋を凍らせるほどの艶やかさを秘めていた。
カリムの潤んだ瞳に捉えられ、機人の少女は実を強張らせる。
「素晴らしい、こと……?」
「ええ。そろそろ頃合かしら」
「え、な……うあぁッ!?」
突如、オットーの下腹部に強烈な熱が生まれた。
何かが脈動し、肥大化し、盛り上がる感覚。
神経が広がるようなむず痒い刺激に少女は悶えた。
股ぐらが熱い。
ベッドの上で身をよじりながらそっと手を伸ばす。
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穿いていたズボンの前が突っ張り、大きく膨らんでいた。
触れる。
その瞬間、ぞわりと脳髄まで触覚への刺激が到達した。
「ひぅ! な、なに……これは……えぇ?」
未知の感覚に震えるオットーを見下ろしながら、カリムはベッドに身を乗り出した。
黒い法衣に包まれた肉感的な体がオットーに覆いかぶさるように手足を付き、さらさらと長いブロンドヘアが流れる。
するりと動いたカリムの指先が宙で軽く曲げられ、向かった先はやはり、盛り上がったオットーの股ぐらだった。
指がその硬い何かをなぞった。
「あぅッ!」
その刹那、オットーは悲鳴に近い声を上げてのけぞる。
だがそれは痛みが生まれたからではない。
むしろその逆……堪らない快感だった。
むず痒く甘い電気が神経を駆け上り、体が弛緩する。
半ば放心したようなオットーの姿に笑みを深めながら、カリムは少女のズボンに手を掛けた。
バックルを外し、ファスナーを下ろし、丁寧に中のものを取り出す。
ボロンッ、と、それは勢い良く飛び出した。
赤黒い肉の塊は、血管を脈動させながらびくびくと震えている。
外に出て、触れた外気の冷たさに呻くオットーは、自分の体から生えたそれを見て絶句した。
「……ッ!? な……なん、ですか……これ」
「あら? 分らない?」
まるで小馬鹿にするように問い返し、カリムは白魚のような指先で、つぅ、とそれをなぞった。
たったそれだけの事に、オットーは唇を噛み締めて喘ぎ声を耐えねばならなかった。
「ペニス、男性器、そう言えば分るでしょう? ふふ……でもそれじゃあ呼び方も味気ないわよね、おちんちん、チンポって言った方が良いかしら。ねえ、オットー? あなたに生えたオチンポ、とっても大きくてステキだわ」
うっとりと頬に血の気を増しながら、カリムはオットーに生えた凶悪な肉棒を巧みに弄り回した。
決して強すぎないよう、形や質感を楽しむように撫でる。
とてもその指使いは慎ましい淑女のそれではない。
幾人もの男と夜のしとねを共にした、淫らな娼婦のものだった。
それを前にオットーは、ただ喘いで悶える事しかできない。
生まれて初めて味わうペニスの快感には、戦闘機人とて無力な少女となる。
「どう、して……こんなもの、が……ひぅ! や、そんな扱かないでください! ん! はぁぁ!!」
焦らすようなカリムの手淫で既にオットーのそれは完全に勃起し、先から滲み出たカウパー液で濡れそぼってにちゃにちゃといやらしい音を立て始めていた。
幹は鉄のように硬く、そして熱い。
しっかりと先走り汁を全体に塗りこみながら、カリムは少女の耳を甘噛みして、妖しく囁いた。
「もちろん魔法よ。あなたのクリトリスを巨大化させて陰茎にする、ね。先走りだけじゃなくて、ちゃんと精液も出るのよ? 凄いでしょ」
「せ、精液って、そんな……ふぅ! や、だめ! それ以上したら……なにかくる! きちゃうぅ!!」
むずむずと肉竿から広がる刺激から、オットーは自分の知らない現象が起こると予感した。
だが、それが達せられる前に、カリムはさっと手を離した。
糸を引いて宙を泳ぐ繊手を、オットーはこの世の終わりのような目で追った。
湧き上がる衝動が途中で止められるのは、生殺しのようなものだ。
物欲しそうな顔のオットーを、カリムは恍惚とした顔で見下ろす。
「もう出そうだったのね。でも、そんなに速くイっちゃつまらないでしょう?」
自分の指についたオットーの先走りを舐めながら、美女は妖艶に告げた。
そして、その白魚のような指先が己の服に掛かる。
ぷつ、ぷつ、と上着の前を外せば、ブラジャーを着けていなかったらしく、黒い服の隙間からたっぷりとした量感の白い乳房が露になった。
-
やや乳輪が大きく桃色の乳首が揺れる。
スカートの裾を持ち上げると、むっちりと肉付いた太股と、その上にまします腰と黄金の繁みが現れた。
胸と同じく、彼女は下着を着けずに訪れたらしい。
既に秘所は期待でじっとりと蜜に濡れていた。
むわっ、と鼻を衝くような甘酸っぱい雌の香りが漂う。
本来ならば同性を相手にいかがわしい気持ちになどならない筈が、カリムの体のあまりのいやらしさと、発情した雌の匂いとフェロモンに当てられたのか、オットーは思わず唾を飲んでしまった。
絶頂寸前で愛撫を止められたペニスが、目の前の美女の姿にびくびくと震える。
熱く滾る幹に、淫婦はそっと手を触れてその上に跨った。
「安心なさい、ちゃぁんと……気持ちよくしてあげるから」
ゆっくりと腰を下ろす。
くちゅっ、と触れた。
お互い、あまりの熱さにぶるりと痙攣する。
カリムはオットーがすぐにイかないように、慎重に腰を沈めて行った。
凄まじいサイズを誇るオットーの竿に徐々に秘裂を押し広げられ、カリムの顔はたちどころに蕩けた。
「んぅぅ……はぁ……す、ごぉい……オットーのチンポ、ほんとにおっきいわぁ……こんなの、はぁん! 私も、初めてよ」
「騎士、カリムぅ……やぁ! これ、うぁああ……騎士カリムの中、熱い……だめ、こんなの、あああああ!」
蜜でとろとろと濡れ、複雑なヒダの起伏で肉棒をしゃぶるカリムの膣に包まれて、オットーは背筋を駆け巡る射精の欲求でどうにかなってしまいそうだった。
思い切り腰を振りたくり、この中で達したい。
欲望のままに、この衝動を解放したい。
しかし豊満なカリムの腰に跨られ、それは叶わない。
結果として行為の主導権は全てカリムに握られ、オットーに出来る事はただ甘い声を上げてよがるだけだった。
ようやく、オットーの竿を全て飲み込み、聖女の腰が下りた。
「はぁぁ……ぁぁッ」
子宮口にこつんと当たる亀頭の、膣を広げる幹の太さの、広くエラの張ったカリの。
それら全ての感触を味わい、カリムはぶるりと震えて法悦の声を漏らした。
軽くであるが、それだけで絶頂してるらしい。
対するオットーは、焦らすような刺激を前にとても射精ができない。
下唇を噛んで、自分の上のカリムに恨めしそうな視線を送る。
それにようやく気付いたのか、聖女は妖艶に微笑んで髪を掻き上げた。
「ふふ、じゃあ、動くわよ」
「〜ッ!」
言葉と共に、スカートに包まれた安産型の尻が上に跳ね上がった。
凄まじい粘着質な音を立て、肉棒と膣が強烈にこすれ合う。
その瞬間発生した快楽に、オットーは全身を震わせて声にならない声を発した。
高まる射精のボルテージ。
だがそれでもなお、カリムの腰の律動は焦らすように、再びゆっくりとした動きになってしまう。
まるでオットーをあえて射精させぬようにしているようだった。
少女に生やされた肉棒が絶頂に達さないよう、同時に快楽は極限まで与えるよう配慮したように、絶妙な腰使いと力加減でカリムは腰を動かし続ける。
上下に音を立てて振られたかと思えば、ねっとりと左右や斜めに揺れる様は、淫行を味わい尽くした淫婦としか言いようがない。
むき出しになった乳房を自分で揉みしだき、乳首を抓りながら、黄金の髪を振り乱す。
「ああ! いいわぁ、オットー! あなたのチンポ、最高よ! ……こんなの、んぅ! 癖になっちゃいそぉ……あぁ……もうイきそうよ! あなたのメスチンポでイきそう!!」
濡れた唇からは堪らなく甘い声を零して愛欲を歌った。
唾液をだらしなく垂らしながら、腰を強く大きく振りたくる。
パンッ、パンッ、と二人の結合部がぶつかりあい、オットーもいよいよ限界を迎えた。
-
来る。
何か――大きく、熱く、凄まじい快楽が自分の中から。
それが迸るのだと、少女は漠然と理解し、恐れるよりなお、期待した。
出したい。
早くカリムの中に、それを思い切り出して、ぶち撒けたい。
いつしか、カリムと同じく唾液と涙でめちゃくちゃに蕩けきった顔をしたオットーは、自分から少しずつ腰を突き上げ始めた。
カリムの腰に手を添えて、必死に快楽を高めるように。
「きし、カリム! ぼくも……ぅあああ! ぼくも、イきますううッ!!!」
そして、ついに二人の絶頂が重なる。
カリムは体を思い切りのけ反らし、びくびくと痙攣して膣を締め付けた。
オットーもまた、溜まりに溜まった欲望を要約解放させ――――
「ぐぅあああああ!! な!? え……や、だ……なに……これぇ」
られなかった。
下半身から襲い掛かる強烈な痛みともどかしい感覚に、オットーは涙目になる。
出る、と思ったものが、出せない。
見れば、幹の根本に光る輪が掛かっていた。
バインドである。
魔法で形成されたバインドでペニスを縛り上げられ、射精を強制的に止められたのだ。
それは想像を絶する生き地獄だった。
しかし、淫猥なる聖女は自分の絶頂の余韻を味わいながら、嬉しげに告げた。
「オットー、やっぱりね、簡単にあなたをイかせるのはつまらないわ。ね? そう思わない? こんなにおっきくて、いやらしい素敵なチンポなんですもの――ハジメテはもっと素晴らしい時までとっておきましょうね♪」
嗜虐的で淫らな悦びに満ちた声で、嬉々としてカリムは言った。
彼女のその言葉を、オットーは絶望の極地という顔で受け止めた。
その日から、文字通り地獄のような日々が始まるのを、彼女はまだ知らなかった。
続く
-
投下終了。
フタナリ娘が最も美しいのは、射精できずに悶えている様だ。 by MISS BLACK
というわけでオットーにふたなりおちんぽを生やしてたっぷり扱き上げた末に根本縛って寸止めしてやりました。
いやぁ、MISS BLACK大先生のお言葉はほんと至言っすねぇ。
もっと広がれ! ふたなりの輪!!
あとオットーふたなりエロについて熱いご意見を頂いた野狗氏にも感謝感謝です。
(−人−)
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乙でーす
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流石、鬼畜なシガー氏だ。
こちらまで射精を止められたような気分になるね。
ぜひ続きでは阿呆になるほど腰を跳ねさせるオットーの恥態を期待。
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GJ!
ガンガン虐めてください
ふたは虐めてこそ華!
と書こうとしたらすでに自分の名前が書かれているショックw
-
おはようございます。トリップ失くしてしまった……
しかしめげずに行くぜ! 5分後に投下します。
-
5分経ったので投下します。
・珍しくシュテル
・凌辱、もちろんR-18
・生やすので注意
>司書の方へ
短篇集「七つの大罪」へ保管をお願いします。
-
──切り裂かれた花弁を見ながら、私は何を想うのだろうか。
私自身すら、震えるばかりで何も見ようとしないのに……
重なる時の中で、私は何に絶望するのだろう──
「うぶっ……げほっ、ごほっ」
短髪の少女が、噎せ返るような蒸気の中で溺れていた。
温度こそそこまで高くないが、スチームサウナのような暑さが空間を支配している。
本来ダークブラウンだったはずの髪には、べっとりと白い粘液が付着していた。
同じ物が、ボタボタと少女の唇から垂れ、どこへとも知らぬ場所へ落ちていく。
少女の腕に絡みついた蔦は、無数の毛氈を持って、幼い肌を蹂躙していた。
本来透けるように肌だったのが、今は全身が充血し赤く染まっている。
「やめ……もう、苗床には……あぐぅぅぅぅぅぅっ!」
蔦の一部がコブ状に膨らみ、先端へと移動していく。その先は少女の胎内に繋がっていて、少女は必死に身を捩った。
しかし、全ては無駄な努力だった。
花粉を粘液で包んだような、白いダマが少女の膣中へと入っていく。
入口で僅かに引っかかったダマは、少女の秘肉を強引に押し広げていった。
「いやっ、いや……いやあああああああああぁぁぁぁっ……」
コブが爆発し、どろどろとした粘液が注ぎ込まれた。少女の虚ろな目が、凌辱の瞬間に一瞬だけ灯り、そしてすぐに光を失う。
「かふっ……誰か、誰か助けて……」
ズタズタに引き裂かれたバリアジャケットを見下ろしながら、壊れかけた声帯で呟いた。
***
「くっ……どうしてこんなところに」
シュテルが対峙していたのは、メデューサの頭にセイレーンの声、イカの足、
それからゴリラの腕をくっつけたような悪鬼だった。
しかもそれだけに留まらず、足は鉱物で腕は植物、
趣味の悪い錬金術師が失敗作を時空の彼方に放流したとしか思えないような物体だった。
見れば見るほど、まるで闇の書の闇『ナハトヴァール』
……シュテル達が「存在している」という時点において、いる訳のない悪魔が、目の前に君臨していた。
三人は「修行」と称して、夏の星座が見えなくなるまで個々人で活動していた。レヴィやディアーチェの協力は、得られない。
「はぁっ!」
魔杖を展開し、高速の魔力弾を散発的に発射する。
しかし、一発の威力が小さかったからか、攻撃は殻状の表皮にぶち当たって止まった。
「普通に闘っても勝てませんね……ならば!」
シュテルは魔力を体内で錬成し、デバイスの先に集中させる。
自分のクローン元──高町なのはと同じように、強烈なバスターを打ち込んだ。
しかし、あまり効果はない。次第に防戦一方になるが、まだ勝機は見えていた。
「後少し……もう少し耐えれば、スターライトブレイカーが打てます……それまでは」
だが、シュテルは勝つことにのみ固執していて、それが致命的な誤りを生んでいたことに気付かなかった。
もう少しもう少しと頑張っている間に、四方八方を化物の蔦に覆われていることを知ったのは、
やにわに月明かりが消え失せた瞬間だった。
「何……!」
繭の中に閉じ込められたようだった。これでは逃げることもできない。
前に進むしかないと覚悟を決めたのだが……この化け物に対策もなしで勝てるとは到底思えなかった。
-
大技を打つ暇もなくなる。今まで攻撃が大した威力でなかったのは、全てこの繭のためだった。
しかも、並大抵の大きさではない。この次元世界の四半分は覆っているといっても、過言ではない。
次々と襲い掛かる蔦を避けながら、必死に機会を探る……それも、名も無き化物の咆哮で途切れた。
「あ……ぅ……うぅっ……」
セイレーンの放つ高周波と音圧は、シュテルの意識を飛ばすには十分な威力だった。
目も見えない程力が入らなくなった頃、蔦が作ったハンモックに軟着陸したのを、辛うじて感じた。
「ん……ここは……」
シュテルが目を覚ますと、肩と同じ高さで腕が拘束されていることが分かった。
続いて、足が開かれて固定されていることも分かる。
さて、どうやって逃げたものかと考えていると、おかしなことに気が付いた。そして同時に、顔がかっかと熱くなっていく。
「服が……!」
熱にも雷にも衝撃にも、酸にすら負けないはずのバリアジャケットが、ボロボロに溶けていた。
ノーブラの胸に蔦が吸い付いていて、出るはずのない母乳を飲もうとしているかのようだった。
頭が明晰になるにつれ、抵抗のために全身の筋肉をひたすらに振り絞る。
だが、混乱が脱出に繋がることはなく、逆に一本の蔦から大量の粘液を浴びせかけられる羽目になった。
「くぅっ……やめて……やめなさいっ!」
咄嗟にデバイスを握ろうとしたが、左手には何もなかった。
肝心要の武器を失っていたことに気付き、シュテルの顔はあっという間に青ざめた。
眼前に白い霧が広がっていることを認識したのは、それからすぐのことだった。
蔦で覆われた繭は、それ自体遥か向こうにあったが、それにしても白い霧は濃く、どこが世界の境目なのか、理解できなかった。
「これは一体……んふぅっ!」
呼吸をしていただけなのに、子宮へ疼きが生じたのを、シュテルは認めない訳にはいかなかった。
何の間違いでそうなったのかすら分からず、目を瞑って精神を集中し、意味不明な性感を忘れることにした。
……が、子宮の疼きはどう足掻いても止まらない。
不審に思って目を開けると、一寸先も見えないくらい特濃の霧に覆われていた。
「まさか、これが……?」
今更気付いてももう遅い。手足に痺れが走り、身動きがまともに取れなくなってから、化物は本格的に動き始めた。
「やぁっ……はぅぅっ……こいつ、敏感なところばっかり……ひゃぅんっ!」
乳首に吸い付いていた蔦が、中で繊毛を蠢かし始めた。性に敏感な突起を舐められるのは背筋に震えが走る心地がした……
が、それ以上に得体のしれない快感が足をぴくりと動かした。
「くっ……こんなのに負ける訳には……ひぁぁっ! ひ、卑怯です……こんなの……くぅんっ!」
乳首を攻撃しているのと同じ蔦が、シュテルの幼い淫核にかぶりついた。
神経を直接嫐られるような快感に悶え、腰を弱々しく左右に振る。
それでも蔦が淫核へ吸い付くのは止まらず、きゅんきゅんリズミカルにシュテルの肉豆を舐めしゃぶってきた。
「ひぁぅ……くふぅっ……はっ、はっ、はっ……この、離して下さい……離せぇっ」
弱々しく罵詈雑言を浴びせ掛けるが、もちろん化物には無意味だった。
やがて霧は腰すらも見えなくなるまで世界を覆い隠し……そして急に激痛が下半身に走った。
「うぐっ……ぁぁぁぁぁああああああああああああぁっ!」
鋭利な刃物で刺されたかのような痛みだった。
濃霧は目を隠されているのに等しく、何が起こったのかにわかには理解できなかった。
身体をぐるりと上下逆に回される瞬間、股間に図太い蔦が挿入されていることに気付いた。
「あ……あぅ……いやぁっ……」
それが意味することは、シュテルにも分かっていた。
ただ……今まで相手は元より、処女を失うかどうか──
そしてそれはいつなのか、それすら考えたことすらなかったのだ。
「それなのに……どうして……」
-
何の罰なのか、濁った頭でシュテルは考えた。
当然、こうなったことに咎もなければ罰もない……ただ、負けるべくして負けた者の末路でしかない……
それでも、シュテルは認めない。認める訳にはいかない。
「必ず……殺しますっ!」
瞳を真っ赤にして右腕に力を込め、拘束していた蔦の一本をブチブチと引き剥がす……が、抵抗らしい抵抗はそこまで
だった。所詮シュテルの腕は一本だが、蔦の数は無数にある。
「きゃぁぁぁぁぁぁっ……!」
強引に抽送される痛みで、記憶も闘志も吹き飛んでしまう。
がむしゃらに魔法弾を飛ばしたが、ぺちぺちと小さな触覚を焼くのが精一杯だった。
二の腕へと強烈に蔦が絡みつき、血の巡りが悪くなって指先が冷える。
止めとばかりに鳩尾に突きを入れられて、シュテルは抵抗の意志を失った。
時折、蔦から大量の粘液が噴出していたのには気付いていた。
だが、今のシュテルには、打ち上げられた魚のように軽く痙攣を起こしながら、
いつ終るのかも分からない凌辱にただ耐えるしかなかった。
次の瞬間に何が起こったのか、シュテルは理解できなかった。
クリトリスに吸い付いていた触手が牙を出し、先端に血が出る程強く噛み付いてきた。
「ひぁっ……くぅぅんっ!」
鮮やかな緑色の蔓から淫核へと、何らかの液体を注入されたのが分かった。
殺されるのか……と思い背筋を凍らせたが、むしろ身体がどんどん熱くなっていく。
「何なんですか……これは……」
偶然か、それともこの時のためなのか、白い霧が一瞬だけ腫れた。
恐る恐る足元を見ると、肥大化した淫核は、男性のモノによく似ていた。刺された部分に穴が空き、エラも張っていた。
肉棒と化したクリトリスに、触手の蔦が迫る。狭い穴が空いていて、棒を入れるには丁度ぴったりの大きさだった。
「まっ……まさか、そんなことされたら……あぅぁああああああああああああぁぁぁぁっ!」
触手に肉棒を飲み込まれ、シュテルの意識は一瞬飛んだ。
重力の方向すら分からなくなり、目が覚めてからは半狂乱になって叫んだ。
「助けて! ここから出して下さいぃっ! ひゃぅぅっ、いやぁぁぁぁ……」
恐怖と錯乱の中でさえ、脳髄を芯から刺す快感の波がシュテルを襲っていた。
怖い、気持ちいい、怖い、気持ちいい、怖い、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい……
頭がおかしくなりそうだった。今にも殺されそうなのに、肉体は快感だけを脳に伝えてくる。
肉棒が触手の中でじゅぽじゅぽと音を立てる。それだけでも飛びそうなくらい感じまくっているのに、更に締め付けてくる。
多量の粘液が絡みつき、今まで感じたこともない鈍い疼きが背筋に走った。
「あぐっ……やめ、それ以上は……出る、何か出ちゃいますからぁぁぁぁぁぁぁ……」
弱々しい声で哀願するが、無論意味はない。
嫌なのに、怖いのに、死にたくないのに……ぎゅっと緑色の蔦が肉棒へ深々と刺さった瞬間、シュテルは果てた。
白目を剥いて痙攣し、肉棒を脈動させる。
何か液体が先端から出ていったのが分かって、ああこれが精液なのかと呆けた頭で直感した。
その次は膣内射精。絶対孕むと思える量がどくどくと胎の中に入っていって、シュテルはただその様子を虚ろに眺めるだけだった。
「あはは……ははははは……」
不思議と恐怖が消え失せ、快感と愉悦だけが残るようになった。
射精して敏感になった肉棒に絡みつく触手に、嬌声を上げるようになる。
「ふぁぁっ……もっと、もっとじゅぽじゅぽして下さいぃ……いっぱい出させてぇ……」
シュテルはこの時悟った。これから一生、この化物の苗床にされ、更に化物に種付けし続ける運命が待っているのだと。
本当に不思議なことに、不快な感じはない。肉体に与えられる快感に支配されてしまったかのようだった。
この霧にも、恐怖を和らげる効果があるのかもしれない。
また、白い霧が濃くなっていく。肉棒を包み込んだ触手がまた蠕動を始め、シュテルの理性は失われた。
「ひゃぅ……まだ出る、出ちゃいますぅぅぅっ!」
虚ろな視界に何も映さぬまま、シュテルは触手の中で二度目の射精を迎えた。
-
以上。
そろそろセインちゃん中編も終りにするよ!
ではまた。
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乙でしたー
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業務連絡です。
113スレの保管完了しました。
職人の方々は確認お願いします。
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GJ
最近作品の投稿が多いから嬉しいなぁ
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>>449
いつもありがとうございます
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>>438
ふたなり属性はないはずなのに、読んでると何かに目覚めてしまいそうで怖いw
>>447
ふぅ・・・触手はやはりいいものだ。GJでした
>>449
乙かれです
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>>449
いつもお疲れ様です
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>>449
乙です
しかし自分の書いた作品が保管庫に入ったのを見るは凄く嬉しくなりますね
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>>447
siriはなかったなあ、ちょい期待してたがGJ
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うっひょおおお!! しゅてるんのふたなり化きた! これでかつる!!
まさかふたSSが連続でくるとはのう、これはふたの天下ももうじき・・・・・くるわけないかww
それはそうと>>60で投下した『ある幸福の解答』の番外編的なものをちょっと投下します。
本編ラストのもやもや感がぜんぜんないので、あれが好きな方は遠慮したほうがいいかもしれません。
ハッピーエンド好きは見たほうが幸せになれるかもしれない。
エロで18禁でセックスな話。
あと保管庫業務おつかれさまですたぁ! 全力で感謝!
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ある幸福の解答 余禄 ある夫婦の淫蕩
*本SSは本編と一切関係ないこともなくはないかもしれない可能性もゼロではありませんのであしからず!
男は改めて考える。
遡ること数十年前、全てが幸福に満たされていた時代に逆行してきたわけだが。
これで問題が全て解決したわけではない。
依然として妻、プレシアの実験により娘であるアリシアが死に、夫婦の仲は破局してプレシアもまた死ぬ、という可能性は潰えていないのだ。
この未来を回避する為にはどうすれば良いのだろうか。
考えに考え抜いた末、答えは出た。
それは夫である彼にしか出来ない結論であった。
□
「ただいまー」
と、帰宅したプレシアは言った。
だが返ってくる筈の夫の声はなかった。
おかしい、今日はアリシアの面倒を見ながら家で留守番してくれていた筈なのだが。
まさか寝ているのだろうかと思い、寝室へ向かう。
アリシアはベビーベッドですやすやと寝息を立てていた。
しかし肝心の夫の姿はない。
プレシアは上着やバッグを置いて、居間に向かってみた。
そして、
「あなた!?」
倒れている夫を見つけた。
突然の事に驚きながらも、慌てて駆け寄るプレシア。
慎重に抱き起こすと、彼が息をしている事にほっとした。
「だ、大丈夫なの? 怪我でもしたの?」
「プレシア……すまない、発作だ」
「発作!?」
「ああ、実は持病で慢性淫欲過剰症という不治の病を患っているんだ……発作を抑えるのに君に手伝ってもらっていいか?」
「何を言ってるの、私たち夫婦じゃない、私に出来る事ならなんでもするわ!」
「ありがとうプレシア。じゃあまず服を肌蹴てからこの手錠を掛けて、ソファに手を付いて尻を突き出してくれ」
「わ、解ったわ」
言われるまま、プレシアは胸元を開き、スカートのホックを外し、渡された手錠を掛けると手を付いて豊かな尻を突き出した。
それは堪らなく扇情的で挑発的な格好だった。
男の手は衝動に突き動かされるままにむっちりと肉を乗せた量感たっぷりの美尻に伸びた。
ホックをはずされたスカートを下ろせば、下着とパンストに覆われた尻が、ドン! と目の前に出てくる。
彼はその二つの山を、いやらしい手つきでゆっくりと撫で回した。
そんな愛撫を受けて、ようやく落ち着いたプレシアの思考が平静を取り戻した。
「ハッ! も、もしかして私騙されてる!?」
さもありなん。
そもそも、慢性淫欲過剰症などという病名からして嘘八百である事は言うまでもない。
よしんば実際に病が発症したとしても、それとプレシアが尻を突き出す事に因果関係が存在しない事は火を見るより明らかだった。
プレシアは歴史に名を残す才媛には違いないが、それと同時におっちょこちょいでもあった。
手錠をしてしまった為に上手く身動きできない妻を、背後から尻に頬ずりしながら夫は邪悪そのものといった顔つき笑みを向けた。
「ふふ、今頃気付いてももう遅いのさ」
言いながら、彼は肉の詰まった量感極まる尻をストッキングの生地越しに入念に撫で回す。
尻はただ尻であるだけでエロくいやらしいというのに、黒パンストと肉感的な肢体、そしてプレシアの美貌も相まってそのエロティシズムが天文学的な数値を叩き出していた。
夫の股間のバルディッシュ(暗喩)は既にカートリッジ(暗喩)をフルロード(暗喩)しドライブイグニッション(暗喩)でザンバーモード(暗喩)であった。
ありていに言えば欲情して勃起していたのである。
ゆえに彼の行動は迅速だった。
パンストに掛けた指に力を込めて、股間部分を破く。
もちろんの事だが脱がしはしない。
-
全次元全世界全人類的に常識の事項であるが黒パンストと女体とが生み出すコンビネーションエロスは究極的に至高でありこの場合においてそれを脱がすなどと言うのは言語道断の極地である。
股のところだけ器用に破き、露出したパンティのクロッチ部分を指先でぐっと押し込んだ。
「……んッ」
その刺激に、プレシアの唇からくぐもった声が零れた。
顔こそ見えないが、おそらく快楽に耐えるような表情を浮かべていた事だろう、と夫は見透かしていた。
長年しとねを共にしてきた妻の事である、間違えるわけがない。
男は下着越しに膣口をぐりぐりと弄りながら、空いた手をシャツの下にもぐりこませ、つぅ、とプレシアの下腹を撫でた。
汗に濡れた彼女の肌は、きめ細かく、なめらかで、触っているだけで心地良い気分になる。
へそをなぞり、ゆっくりと指先を下降させて行けば、女の最大の弱点へと到達する。
下着とストッキングの上からでも容易に場所はわかった。
彼女の体を何年も味わい続けたのだから当たり前だ。
爪の先でひっかくと、反応は劇的だった。
「ひぅ!」
上ずった声を上げてしなるプレシアの体。
クリトリスと膣口を布越しに強く愛撫され、彼女の熟した女体はとても正直に応える。
じわりと、下着の中央部に汗ではない水気が染み出した。
指に感じる湿り気に、男はにやにやと笑みを深めた。
顔を近づけ、これみよがしに聞こえるよう鼻を鳴らして嗅ぐ。
「プレシア、仕事帰りだもんなぁ、凄く蒸れてるよ。いやらしい汁と混じって、凄い匂いだ」
「ちょ、やだぁ……そ、そんな事言わないで!」
恥ずかしさのあまり、うなじまで真っ赤にして身をよじるプレシア。
だが両手に手錠をかけられて腰を押さえられた彼女に逃げる方法はない。
魔法を使えば別かもしれないが、夫を相手にそんな真似ができるわけなかった。
必定、彼女の体も心も、彼の欲するままに辱められるばかりである。
次第に秘部を覆う布切れはぐっしょりと湿り、ストッキングに染みが広がっていく。
噎せ返るような雌臭を楽しみつつ、男はいよいよ下着をぐっと横にずらして、入り口を露にした。
ぱっくりと開いたサーモンピンクの雌穴は、とろとろと蜜を垂らして既に男を待ちわびていた。
夫も我慢の限界だったのか、おもむろにズボンのファスナーを下ろした。
ぼろんと飛び出す醜悪な肉の凶器は、すっかり血の巡りを良くして硬くなっている。
彼は盛り上がった尻から腰に手をかけ、彼女の入り口に自分自身をそっと押し当てた。
「それじゃあ、入れるぞ」
「な! ま、まって! こ、こんな場所でするなんて、はず……ひぅうあああ!!!」
一気に貫かれた。
濡れた蜜壷、それも一度彼の子を産んだ場所は、果汁を滂沱するように溢れさせて受け入れる。
子宮口を亀頭でこじ開けられ、プレシアは呆気なく絶頂してしまった。
体の芯から脳天まで突き抜ける甘い法悦の雷撃を前に、びくびくと全身が痙攣する。
「あぁ……はぁうぁぁ……」
零れる甘い吐息。
その顔は、とっくに蕩けきっていた。
だらしなく唾液を唇の端から垂らして、汗に濡れた頬に豊かな黒髪が張り付いている。
瞳は涙でとろんとして、虚ろな視線を彷徨わせていた。
だが朦朧とするプレシアの意識を、快楽という名の暴力が現世に呼び戻す。
「か、はぁ!!!」
一瞬抜けそうになったペニスが、再度違う角度で強烈な突き上げを叩き込む。
子宮口を貫かれる瞬間、小規模な爆発のように快感が弾けた。
それも一度や二度のみならず、彼は力の限り何度もプレシアの尻に腰を叩き付けた。
張りのある尻肉が強く打ちつけられるたび、パンッ、パンッ、と小気味良い音が弾けた。
膣内を抉りぬく剛直が、子宮口やGスポットといった弱点を容赦なく攻撃する。
-
あまりの快感に、プレシアの目の前は真っ白に染まって、再び絶頂が脳髄を甘く甘く焦がした。
「はぁ……ひぅあ! だめ……そんな、ぁうう! また、イくううう!!!」
もう抵抗する事など完全に忘却し、妻はただただオーガズムの甘美に鳴き叫んだ。
バックから強烈な挿入で犯されるたび、全身を痙攣させて窮屈そうに服に包まれた爆乳がたぷたぷと揺れる。
着崩れたスーツの裾間から覗く白い肌が、なんとも眩いものだ。
服を脱いでいないのがよけいにいやらしい。
何度も絶頂し、きゅうきゅうと肉棒を締め上げる蜜壷のもたらす快感に、彼もそろそろ限界が近づいて来るのを感じた。
込みあがっていく法悦の刺激が、絶頂を促してむず痒い。
男はプレシアの腰をがっしりと押さえ、力の限り腰を前後させた。
「プレシア、そろそろ出すぞッ」
「え!? ちょ、ちょっとまってあなた……わたし、今日はあぶな……んぅううぅッ!!!」
抗議の声も虚しく、彼女の中で白い熱が爆ぜた。
どくどくと注ぎ込まれる欲望の粘液が、その熱を子宮の奥まで注ぎ込む。
染み入るような快感に、プレシアは意識を芯から蕩かせた。
「あぁ……で、てるぅ……いっぱい、せぇし……」
力の抜けていく体をぐったりとソファに投げ出して、彼女は思考を真っ白に染め抜かれた。
そして言うまでもなく、そんなエロいやらしい彼女の姿に性欲がアルカンシェルった(暗喩)夫は玉切れするまでプレシアの子宮に自分の子種を注いだのであった。
□
行為が及ぼした原因は必ず結果をもたらす、それが因果関係である。
果たして彼と彼女が行ったそれの結果は極めて当然の事であった。
「やあプレシア。元気にしてたかい?」
「あら、あなた、それにアリシアも」
「おかあさーん!」
ドアを開けて入る彼に続き、幼い娘のアリシアが母親に駆け寄る。
ベッドのプレシアは何日かぶりに会う娘に笑顔を向けて、その頭を優しく撫でてやった。
代わりとばかりに、アリシアは大きく膨らんだ母の腹に触れた。
「おかあさんも赤ちゃんも元気?」
「ええ、元気よ」
「よかった!」
プレシアの言葉に、アリシアは満面の笑みを浮かべた。
念入りに危険日ばかり狙ってまぐわった当然の結果として、プレシアは懐妊した。
それは妻が美人でエロくてMっ気ありありでそそるからではない……いや、三割くらいはそうかもしれないが。
-
すべては未来の悲劇を回避するためであった。
もしこのまま歴史が彼の知るとおりに進めば、近い将来アリシアは母の実験が原因で死ぬ事になるだろう。
それを避けるために、彼はなんとしてもプレシアの研究を止める必要があった。
正直に事の仔細を話す事はできないし、ただ闇雲に仕事を辞めろと言うわけにもいかなかった。
そこで二人目の子供を作ろうと、彼は考えたのだ。
さしものプレシアも、子供二人を育てながら仕事と家庭の両立はできまい。
ちょうどアリシアが妹をほしがっていたとあればなおさらだ。
「ねえお母さん、この子女の子? それとも男の子?」
「女の子よアリシア。あなた、もうじきお姉さんね」
「やったぁ! ねえねえ、もう名前は決めたの?」
「そういえば、まだだったわね……あなた、何かいい名前の案はあるかしら?」
「……ん?」
唐突に話を振られ、彼はしばし考えた。
新しい子供の名前、アリシアの妹の名前。
それらを連想した時、口から出たのはあの名だった。
「……フェイト、っていうのはどうかな」
「フェイト?」
「ああ。だめかな?」
「いえ、そんな事ないわ。とってもいい名前だと思う。ね? アリシア?」
「うん!」
フェイト。
それはかつての世界で、プレシアや自分が傷つけてしまった少女の名であった。
死んだアリシアの代わりに生み出された代替品。
決して愛する事のできない、悲劇の子供。
新たに生まれる娘にそう名付けるのは、罪悪感からだ。
たとえそれが無意味な自己満足だったとしても、彼はそうしたかった。
せめてこの新しい世界では、一人でも多くの人を幸せにしたかったから。
そして――身ごもった妻と、その傍らの娘を見つめながら、男はただ家族の幸福を心の中で祈った。
終幕
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投下終了。
本編のオチが結構陰惨だったので憂さ晴らしに書いた、あっちが好きな人には少し申し訳ない気もする。
しかし人妻は正義、なんといっても正義、絶対正義。
現在公開中の劇場版でもリンディさんがやったら可愛くてエロくて困る・・・なんなんだあの未亡人は!
いや、リインフォースもやばいくらいエロ美人なんだがね。
未亡人で子持ちというハイパー効果がやばいんですもう兵器ですよあれは。
それはそうと最近祭をしていないなぁ、と思ったのでそろそろ開催しようかと思います。
詳しい期日は未定ですが九月末前後に、今回は『シャマル祭』をしようかと!
ヴィータとかに比べてちょっと人気で見劣りしそうで、いったい何人参加してくれるか若干不安ですが……
どうかふるってご参加ください。
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シャマルって土下座して頼み込んだら手コキくらいしてくれそうですよね
シガーさん乙です
人妻、それは魅惑の響き〜
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乙ですシガー氏!
前半で良くも悪くも余韻ぶち壊されて
後半でちょいホロッときた
これがINNOCENTの世界線か…
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せやけどそれはただの夢や
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霊安室の中で見る夢だな
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シガー氏乙!
人妻いいよね
シャ祭wktk
二つ合わせて人妻シャマル
――旦那さん逃げて!胃袋的な意味で! と真っ先に思ってしまってorz
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シャマル程じゃないがシグナムやヴィータも料理下手だろうから将来もし結婚とかしたとしても
相手は料理が上手い旦那さんじゃないとお互い苦労しそうだな
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シグナム姐さんは男の料理になりそう ヴィータは子供舌で作りそう
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アインスの料理はきっと一流シェフ並
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で、意外とザッフィー滅茶苦茶おいしいコーヒーを披露
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使い魔達が喫茶店で働くと、きっとこうなる。
アルフはメイドカフェのアイドルである。
ユーノは翠屋をフェレットカフェとして有名にした。
ザフィーラは大人の隠れ家的な喫茶店を作った。
リーゼ姉妹は風営法で逮捕された。
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ユーノとザッフィーって使い魔か?
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>>472
ザッフィーは厳密には使い魔じゃないけど、そう言われても否定もしない
ユーノは動物に変身出来る魔法が使えるというだけで、れっきとした人間
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コーヒー淹れるザッフィーを想像したら士郎さんになったでござる
どっちもエプロンが超似合いそう
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>>461
>夫の股間のバルディッシュ(暗喩)は既にカートリッジ(暗喩)をフルロード(暗喩)しドライブイグニッション(暗喩)でザンバーモード(暗喩)であった。
ワロスwww
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ザッフィーは使い魔って言われても守護獣だと否定してなかったっけ?
Sts以後で使い魔と呼ばれてたシーンに覚えがない
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どこかでステテコ着てリヤカー引いてアイスを売るザッフィーの絵を見たことが・・・(・∀・)
犬のおじちゃーん て
では闇と時と本の旅人 12話を投下します
いよいよエイミィさんが・・・!
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■ 12
ミッドチルダの首都、クラナガンも本格的な夏を迎え、太陽が空高く昇り汗ばむ季節になった。
PT事件におけるフェイトの裁判も、とりあえずは第1審の判決として3年間の保護観察処分が下された。
これに関しては、ほぼ自動的に控訴が行われ、保護観察期間の短縮および、更正斡旋として管理局への監督権譲渡が要求される。
管理局側の保護監察官はギル・グレアムが名乗りを上げた。
リンディとクロノからPT事件の報告を受けていたグレアムが、フェイトの身元を引き受ける意向を示したことになる。
この間、制限付きながらフェイトの身柄は基本的には自由となったため、フェイトはアルフとともに、クラナガンでの一般市民の生活を送ることができるようになった。
グレアムは、リンディも誘い、皆で海水浴に出かけようと提案した。
闇の書対策については、現時点では第97管理外世界に何らかの影響が出ている事実は観測されておらず、闇の書は活動レベルを低下させた状態にあると思われる。
そのため、特に急を要してこちらから攻める必要もないと思われた。
機動一課においては、第97管理外世界へ出入りする次元渡航者の存在を油断なく監視している。
現在のところ第97管理外世界は次元世界連合とは国交がなく、個人的な渡航をしている民間人もいないはずである。
もし、第97管理外世界から次元間航行に出発する者がいたとすれば、それは闇の書の守護騎士が蒐集のために探索を開始したということになる。
何かあれば、機動一課で対処が可能と判断された。
ビーチまでは、アリアが運転するグレアムの車と、アインスの車にそれぞれ分乗した。
グレアムの車にはフェイト、アルフ、リンディ、エイミィ、ロッテ、アインスの車は2シーターのスポーツタイプだったためクロノが乗った。
さすがにエイミィとロッテはかなり気にして、怪訝な視線をアインスに向けていたが、フェイトはまだ彼女たちの女の視線を感じ取れないようだった。
グレアムも、普段の堅い管理局制服ではなくやわらかい麻布のアロハシャツを着てきている。
こうしてみると、穏やかな好々爺といった風に見える。次元航行艦隊での信頼篤い提督は、厳格なだけではない、多くの人々をひきつける温厚な人柄を持っている。
アインスが、クロノと二人で車に乗ったのはビーチへ着くまでの間に秘密の会話ができるから、という理由もあった。
念話を用いても、ワンボックス車のように狭い空間に大人数が密集していると傍受されてしまう。
肉声による会話なら、車内であれば外には聞こえない。
「闇の書の起動からまもなく1ヶ月がたつ。過去の管理局の戦闘記録で、起動から1ヶ月以上なんの動きもないというケースはこれまでになかった。
どんな主のときも、遅くとも2週間以内には蒐集を開始していた」
「現在、第97管理外世界にいる主が、蒐集を止めさせているということですか?」
「その可能性が高い。守護騎士システムは、戦闘端末であると同時に闇の書の複雑かつ大規模な機能を管制する目的もある。
主だけでは把握しきれない機能の数々を仲立ちする役目がある。現代型のデバイスに採用されているOS、BIOSと基礎は同じだ。
闇の書が起動すれば、まず守護騎士システムによる機能の説明が行われる。書の概要、目的、必要な術式や装備──
その際、蒐集により力を得ることができ、それが必要だ、ということを説明しているはずだ」
「もし、蒐集をしなければ」
「過去に管理局が逮捕した闇の書の主の証言では──、蒐集をしない場合、書に食い殺される、といわれている」
カーエアコンから吹き出す冷風が、クロノののど元に冷や汗を流す。
「食い……殺される」
「悪意ではなくやむを得ないことだったという主張かもしれないが、互いに面識のないはずの複数の主が同様の証言をしている。
すなわち、蒐集を故意に止めた場合、なんらかのペナルティが生じると考えられる。たとえば、魔力や生命力が吸い取られるとか」
「現代型のデバイスでも、起動には使用者の魔力が必要ですから──それを強制的に、ということですか」
「おそらくな。蒐集は、その対象が他の魔導師や動物だけとは限らん。主自身に行うことも可能だ──
その場合、自身の魔力が尽きてしまえば、生命活動が低下し、やがて死に至る」
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「過去に、そういった結末を迎えた主は」
「さすがに記録は少ない。仮にそういった主がいたとしても、発見は遅れる。
旅の途中で行き倒れになったのか、本当に書に吸い尽くされて干からびたのかの区別はつかない」
前を走る車の中で、三列シートを後ろに向けて談笑しているリンディやフェイトたちの姿が見える。
直射日光を防ぐための薄いスモークフィルムが張られたリヤガラス越しに、彼女たちの姿はシルエットになっている。
フェイトも、だいぶリンディになつき、笑顔を見せるようになった。
闇の書。
その秘める力はジュエルシードの比ではない。
しかも、自己戦闘能力を持ち、いってしまえば単なる魔力結晶でしかないジュエルシードと違い自律的な行動能力がある。
そして、闇の書が主に選ぶものとは、まぎれもない人間である。
人間対人間の戦いをしなくてはならなくなる。
時の庭園にあったのは、機械でできた傀儡兵だけだった。
フェイトが戦ったのは、高町なのはを相手にしたのみだった。
彼女に、人間を撃たせることが果たしてできるのか……。
嘱託魔導師として迎えるにしろ、あてがう任務は考慮しなければならない。
「闇の書の主に選ばれた人間……もし彼を──彼女かもしれませんが──不用意に扱えば、その魔力だけではない、守護騎士たちの刃が僕らに向けられる」
ハンドルを握るアインスの手指を見やる。
その思いはきっと深く秘められている。
「第97管理外世界は魔法技術のない世界だ。少なくとも、主自身が戦闘魔法を習得している可能性は低い」
「主を説得すれば」
「そのためには闇の書の事実を教える必要がある。自分の死が避けられない運命だと知って自暴自棄になる可能性もある──
そうすれば、守護騎士はもはや統制の取れない狂った戦闘マシーンと化すだろう。主が死ねば、われわれの追跡もやり直しだ」
アルカンシェルでさえも闇の書に対しては効果が薄い。一時しのぎにはなるが、それはあくまでも先送りに過ぎない。
このことから、グレアムは闇の書に対する攻撃方法として凍結魔法を選択した。
物理的に破壊するだけでは意味がなく、重要なことは、闇の書の動作そのものを止めてしまうことである。
デバイス内部にあるプログラムの走行を止めてしまえば、転生もできなくなる。
少なくとも、第97管理外世界で活動している端末が凍結されているという情報がネットワーク全体に伝播するには相当の時間を要することになる。
通常の魔法攻撃では闇の書は倒せない。
ネットワークを制御している術式プログラムを破壊し、自壊させる必要がある。そうでなければ、魔導書端末をいくら破壊しても他の残ったネットワークから再生してきてしまい攻撃が追いつかない。
魔力を炎や電気といった一般的な攻撃力へ変換する攻撃魔法ではなく、術式を改変し、デバイスの制御を奪取する手段が必要になる。
攻撃魔法でデバイスに直接ダメージを与える方法では、闇の書の防御を破れない。
魔法を用いたクラッキングとなると、さすがのクロノでも専門外となってくる。
「あいつに聞いてみるしかないか……」
今のところ、デバイス制御の分野でクロノがもっている伝手となると限られる。
第97管理外世界で共に戦った、スクライアの少年の顔をクロノは思い出していた。
「どのような手段を用いるにしろ、まずは闇の書の主へ慎重にコンタクトをとり、書にアクセスするルートを確保することが必要だ」
「ええ……」
攻撃プログラムを送り込むには闇の書に触れなくてはならない。
正規の手段でアクセスできればいいが、そうでない場合、デバイスの制御をハイジャックし権限奪取を行う必要がある。
そうなると難易度も危険性も格段に高まる。
こういった侵入攻撃に対しても闇の書は防御機構を備えており──古代ベルカ時代の技術レベルではほとんど未解明だった分野である──、不正アクセスに対する検出システムを持っている。
闇の書の主以外の者による操作を受け付けないばかりか、自律反撃をも行うと報告されていた。
現代型デバイスでも、ユーザー認証機能の搭載にあたってはいわゆる攻性型の防衛術式プログラムは業界団体により自粛されているほどのものである。
また、いかに闇の書の主といえども、書の全機能を把握しなければ自壊指令を出せない可能性もある。
主がそのような命令を下さないよう守護騎士が防御するかもしれない。
それらをかいくぐり、闇の書の主に接触を持つのは至難の業である。
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「仮に闇の書の主に接触できたとして」
2台の車はビーチへ向かう小道へ入る。グレアムは多くの市民が集まる海水浴場からも離れたこの場所に別荘を持っている。
小さな、白く塗られた涼しげな木造のログハウスが建っている。
アリアに続き、アインスは駐車スペースに車を寄せた。
エンジンが切られ、室内がしばし静まり返り、穏やかな波の音が聞こえてくる。
「問題はいかにしてわれわれが信用を得るかだ」
「主がどのような人物であるか、ですね」
「ロストロギアと管理局に理解を示してくれればいいが、魔法さえ知らないかもしれない。自分以外の魔導師は敵だと教えられているかもしれない。
蒐集、という目的からすれば、われわれを見た瞬間に攻撃してくることも考えられる」
戦闘を行えば、もし守護騎士と戦うだけでも、主からの信頼が得にくくなる。
リーゼ姉妹が、そしてグレアムが、どのようにして闇の書に接近する手立てを考えているか。
クロノもまた、そのために何らかの行動をしなければならないだろう。
荷物をログハウスへ運び込み、部屋割りを決める。
例によって、リンディ、エイミィ、フェイト、アルフ、それからグレアムとリーゼは同じ部屋になるが、クロノをどうするかが、女性陣にとっては気になるところだ。
二部屋しかないので、どちらかのグループに入ることになるが、さすがに6人となると手狭である。
「私は提督と一緒の部屋に。クロノさんは、フェイトさんと一緒にいてあげてください」
アインスはやわらかく言う。リンディの前では、まだ無限書庫司書長としての身分しか紹介していないので言葉遣いも考慮する。
さすがにここでまでも、クロノと一緒にいてはエイミィの気が休まらないだろう。
久しぶりに実家に帰ってきたように、息子との語らいをリンディもしたいところだ。
フェイトはすっかりハラオウン家になじみ、末っ子の妹のようになっていた。エイミィも、本当の妹ができたようにうれしそうにしている。
フェイトなら、まだ安心できる、ということだろうか。
エイミィは積極的に、フェイトに指導をしようとしているように見える。もしフェイトが嘱託魔導師になるのならエイミィにとっても後輩であるし、心構えなどを教える。
こうしてみると本当に姉御肌だったんだな、とクロノは改めて思っていた。
同時に、そんな彼女が可愛らしさを見せることもあるんだ、ということを思い出す。
目の粗い木の床にござを敷き、据え付けてある竹製のベッドに布団を出す。
部屋の準備をしたら、さっそく海に出る。
一緒にデパートに行って買ってきたんだよ、とエイミィはフェイトの頭を撫でている。
「覗かないでよ?」
「そんなことするわけないだろ」
わざとらしくエイミィは言い、クロノもやや呆れ気味に返す。
これがいつもどおりだった、と思う。
こんなやりとりができるのが、今までの自分たちだったと思う。
どこか夢のような、少年向けのラブコメディ漫画に登場しそうな、理想的な幼馴染。
エイミィを想い、じれったさを交えた興奮を覚えるのが心地いい。
ズボンの中で、自身が勢いよく盛り上がっている。アインスのことは頭の隅に残っているが、それでも、海に来ているからだろうか、思考が開放的になっている気がする。
あるいは、自分の価値観が変わりつつある。
「それじゃクロノ、私たちは先にパラソルを立ててくるから」
リンディとグレアム、アリア、ロッテが先にビーチへ向かい、クロノは彼らを見送ってから、着替えのために部屋へ戻った。
エイミィはアルフと一緒にフェイトを手伝い、パレオの水着を着せている。
さすがに少女たちの着替えの輪の中に入っていくことはできないので、エイミィたちが水着になるのを済ませるまでクロノはダイニングで待った。
フェイトはおそらく初めて着るだろう水着を、やや心もとなさげにつまみながら歩いてきた。
あの少女の、薄布一枚隔てて隠された素肌を自分は知っている。エイミィは気づいているだろうか、クロノは、フェイトを少女から女にしてしまった。
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じっと待っていたのはクロノだけではなく、アインスもそうだった。
「彼女がそうなのか……。いい娘だ。きっと良妻賢母になる」
皆が外に出て行き、ログハウスの中には一時的に、クロノとアインスだけになった。
アインスは、ミッドチルダ人としても特に澄んだ白い肌で、太陽の強い直射光を避けなければならないだろうことは容易に想像できる。
手に持ったサンスクリーンペーストのボトルを、わざとらしくクロノの目の前に差し出してくる。
「ただの、下宿人ですよ。たまたま、縁があったんでアースラに乗り組んで」
「縁は大事だ。私とお前が出会ったことも縁だ」
「──父さんと出会ったことも、ですか」
少し気持ちが大きくなっている。普段なら、口に出さずにしまっておきそうなことも、アインスの前ではこぼしてしまう。
「だって、僕がクライド・ハラオウンの息子じゃなけりゃ、アインスさんは僕に興味を持ちませんでしたよね?
敬愛する艦長の、遺された子供だから、僕が目に留まって、それが縁だっていうのなら、アインスさんが父さんの艦に配属されたのも、縁っていえるんじゃないですか」
「そうだな……。クライド艦長は、素晴らしい人だった。この先二度と現れないだろうと思えるほどの、優れた──魔導師だった。
だから私は、彼の息子であるお前を、自動的に信頼する──お前に会いたかったんだ。ずっと前から、会いたいと思っていた」
ワイシャツのボタンを外し、白くシャープな布地が床に舞い落ちる。
光り、きらめくような艶やかな白い肌があらわになる。
野暮なことだろうが、クロノはアインスの生年月日を聞いていない。
アインスもわざわざクロノに誕生日はいつだとか聞かなかったが、何月何日生まれかということと、新暦何年生まれかということは別な意味を持ってくる。
弟のように感じられるだろうか?アインスからみて、クライドは、兄か、父か、どのように見えただろうか。
少なくとも自分よりずっと年上だ。倍以上の年齢を重ねているはずだ。
落ち着いた、大人の女性の雰囲気。
呑み込まれることが、ぞくりとするほど気持ちいい。喉が鳴るほど、惹かれる。
クリームを手に取り、そっと、アインスの肌に当てる。
手の届きやすい腰から、わき腹を経て背中へ、そして肩から腕へと塗り広げていく。
そしてもちろん、胸も例外ではない。
クリームをこそぎ落とさないようにブラジャーを外し、アインスの豊満な乳房へ、丹念にクリームをすりこんでいく。
余さず、触れなくてはならない。どんな場所へも触れる。
アインスの、身体じゅうをまさぐる。
背中に手を回して身体が密着し、アインスの腹や太ももに塗られたクリームがクロノの肌にもくっついて移る。
アインスもクリームを手に取り、クロノの肩から腕、背中へ、撫で下ろすように塗りつけていく。
互いの肌をどこまでも求めるように、触れ合い、肌を合わせる。
「クロノ、下も脱げ……」
クリームまみれで抱き合ったまま、アインスはクロノのパンツに手を掛ける。
伸縮性の高いブリーフタイプのパンツなので、すぐに掴まれ、ずり下げられる。
「ちょ、ま、待ってください、あまりアソコにクリームがついたら」
「だからだよ、脱がないとちゃんと塗れないだろう、私も脱ぐぞ」
あっという間の手際でパンツを脱がされ、床にしりもちをついたクロノに、アインスがのしかかってくる。
いつものことだがこうなるともうクロノはなすがままになってしまう。
自分の股間でそそり立つペニスと、その直上に迫るアインスの微毛の股間が、たまらなく眩しい。
ボトルをよく見るとこのサンスクリーン剤は紫外線を完全にとめるタイプだ。いわゆる焼き用のものではないので、これを塗れば一日外に居ても肌は白いままだ。
よく焼けて小麦色の肌になったアインスもいいかもしれないなどと想像し、亀頭がむくりと傾ぐ。
「くふっ、可愛い」
舌なめずりをして、アインスはクロノの腹の上に跨る。股間の土手の盛り上がりが、肌に伝わる。
腰を前後に動かしてこすると、塗り広げられたクリームで、肉が自在にこねられるように滑る。
「なんでしょう、アインスさん、なんだかこうやってしてると、すごく心地いいんです。まるで癒されるようです」
「年上の女に組み伏せられてか?とんでもない変態だな」
「早く行かないと、エイミィに怪しまれますよ」
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言いながら、クロノは手を上げてアインスの胸をわしづかむ。日焼け止めを塗るという言い訳があるから、というような大胆な触り方だ。
戯れるように、アインスも手のひらを重ね、自分の巨乳を揉む。
よく揉んで筋肉をほぐし、海に浸かるための準備運動をする。海で遊ぶ、開放された自然の中で交わろう。
クロノを抱き起こしてアインスは唇を重ね、ひと吸いしてから身体をいったん離し、股間にかがみこむ。
「こんな状態では家族の前に出られないだろう、抜いておく必要があるな」
「ええ……」
「口でするのもいいぞ。舌はより自在に動かせるからな、お前のものをよりよく味わえる」
待ちきれないようにアインスはクロノを見上げる。
普通に立てばクロノが見上げなければいけないほどアインスは背が高いが、今はその彼女が、クロノの前に跪き奉仕をしようとしている。
そして今は時間が無い。すぐに出させる。
ちろり、と舌を出し、巻きつけるように、あっという間に激しく、クロノの亀頭はアインスの唇に吸い込まれた。
唾液と先走りが混じった粘つく液の音を立て、アインスはクロノを吸う。舌を絡め、唇で包み、クロノのペニスをしごき上げる。
さらに勢いよく竿が跳ね上がり、アインスの口の中でうごめく。ペニスの動きに合わせて頭を動かし、その動きがたまらなくいやらしい。
口をすぼめ、頬の裏がカリの横を叩く。同時に、舌先が鈴口に入り込み、海綿体の芯のような場所をこねるように刺激する。
「うあっ、く、くぁっ、あ、アインス、さん……っ!」
汁を吸う音。唾液も、カウパー液も、一滴もこぼさないようにアインスはクロノのペニスを吸う。
慣れた手際で、クロノの股間を手に弄ぶように、両手と顔を使って、クロノの男性器をいっぱいに頬張る。
「ふふ……気持ちいいのはわかるが、あまり声を出すと外に聞こえるぞ。エイミィ──に、見つかるぞ」
「ひぃっ……あ、アインスさんがそんなに激しくするからっ……」
「これを噛め。いいぞ、引きちぎっても。替えはあるからな」
やおら、アインスは先ほど脱いだばかりの自分のパンティを無造作につかみ、クロノの前に突き出してきた。
女性の下着。白い、サイズの大きな、アインスの大きな腰と尻を包めるパンティ。飾り気のない、薄い柔らかな白い布地。少し湿ってしなり、蒸れた香りを漂わせている。
他人の下着を嗅ぐのは変態のすることだとクロノは考えていたが、こうして目の前にしてみると頭の中がぐらぐらするようだ。
確かに、声を出すわけにはいかないというのはわかる。口に咬ませる枷に使えというのだ。
アインスに促されるまま、クロノは、唇を震わせながらアインスのパンティにかじりついた。片手で身体を支え、パンティを丸めて口に押し込む。
その間も股間へのアインスの奉仕は止むことなく、クロノは胸を大きく上下させながら、息を吐いて吸った。
鼻呼吸をしている余裕がなくなり、口から吸い込む空気に、パンティから蒸発したであろう、アインスの汗と思われる匂いが混じる。
アインスの匂いをいっぱいに含んだ空気を吸い込み、味が舌に伝わり、匂いが鼻に伝わる。
匂いが舌に伝わる。アインスの味が舌に伝わる。
「ふぐっ、ふぁ、ふぁいんふふぁん……」
「ふふふ、凄い光景だ……あのハラオウン執務官が、女のパンツを咥えているとは」
口がふさがれて言葉を出せず、アインスさんが咥えさせたんじゃないんですか、とクロノは反抗できない。
手早く済ませるため、アインスはさらにクロノのペニスにかぶりつくようにして深く呑み込む。
クロノも、ディープスロートの強烈な刺激に腰が浮き、アインスの顔に股間を押し付けていく。亀頭の先端が、口の裏、喉の奥にまで触れている。喉にカリが締め付けられている。
吸引力を発揮し、まさにこれこそバキュームフェラといった趣だ。息を吸い、口腔内の負圧で強く押し付けられるアインスの肉厚の唇で、クロノの竿は根元から先端まで余さず扱かれる。
パンティを咬んで歯を食いしばり、薄目で見下ろし、自分の股間を貪っているアインスの頭をクロノは見る。
頭を前後させる動きでしなやかな銀髪が振り乱され、ほのかな芳香が浮き上がってくる。前髪を何度かかき上げ、そのしぐさがさらに欲情をそそる。汗の浮いた白い肌、ひたいと瞼、そして長い睫が、クロノの男根の上で踊っている。
-
ものの数十秒でクロノは達し、腰を持ち上げて射精した。アインスは腕をクロノの尻の下に回して捕まえ、離さない。
精液を床にこぼしてしまわないように、亀頭をすっぽり咥えたまま、クロノの大量の射精をすべて口の中に受ける。
さらに咥えたまま精液を飲み込み、嚥下の動きでさらに先端を刺激する。射精直後の敏感な状態を責められ、クロノは思わず腰を跳ね上げてしまった。
ぱんぱんに勃起したペニスが、アインスの口の中に押し込まれる。聖王教会で、カリムに致してしまい折檻されたことを思い出す。
しかしそれでもアインスは、まるで堪えることなくクロノを飲み込んできた。
カリムとアインスでは体格差もあるのかもしれないが、アインスは普通の人間以上に、肉体の強度や精力、生命力が強烈だ。多少無茶なプレイをしても傷つくことがない。
喉奥までいっぱいにペニスを飲み込み、舌と咽頭を使って巧みに扱きあげる。
波状攻撃の刺激を受けてクロノはさらに二段階の射精を迎え、直接、アインスの喉の奥に精液を注ぎ込んだ。
「ふぅぅっ!ふぐ、ぅぐ、ふふーっ!んん……っ、アインス、さん……そんなあっ、だめ、やめ、やめてもうやめてくふぁはい……」
あまりの快感を堪えることができずクロノは首をぐっと後ろに反らせ、背筋を硬直させて悶える。
口の中に押し込まれたアインスのパンティに、クロノの唾液が染み込み、パンティにくっついている皮脂や汗などが溶けて流れ落ちてくる。
アインスの肌の味、アインスの肉脂の味。味覚そのものとしては、苦みや塩味しかないはずだが、愛する女の老廃物を摂取しているという感覚がさらに変態的な感情を掻き立て、茹だるように狂う思考が心地いい。
クロノに休むことを許さず、アインスは次々と責め立て、クロノを搾り取っていく。通常のセックスのインサートではありえない刺激を立て続けに浴び、わずか1、2分の間にクロノは何度も激しく射精した。
普通なら、成人男性でもこれほど連続すると精液はもう出なくなるところが、クロノのペニスはまるで衰えず、熱い白濁液を発射し続けている。
袋の中で睾丸が収縮し、アインスはさらにクロノの玉袋を揉みながら、指先を門渡りへ、アナルへと走らせる。
まるで集団に強姦されているかのように、口と手指を駆使してアインスは何人分もの愛撫の刺激を一人で編み出しクロノに浴びせていく。
エイミィとフェイト、アルフが海へ出て行って、5分もたっていない。まだ、パラソルの下で準備体操をしている頃かもしれない。
グレアムやリンディと談笑していて、まだクロノたちに気がかからないかもしれない。
やっとのことでアインスの責めが終わり、解放されたクロノはダイニングの床に大の字になって倒れ落ちた。
震えながら息を吐き、それでもなお、体力が有り余っている実感がある。
アインスと付き合うようになってから、明らかに肉体が変容している。それは直接的には、体調がよくなって体力がつき、疲れもたまらず仕事もこなせ、健康になったように感じられた。
そしてそれ以上に、夜の精力が増大している。
胸が切なくなるほどに、アインスと一緒になりたい、アインスと共に生きていきたいという思いが、感情や思考といった高度な脳機能ではなく、本能のようなずっと根源的なレベルで生じていることが感じられる。
「泣くなよ……さあ、行こう。私なら大丈夫だ、お前が誰と付き合ったって気にしない──ただ、最後は私がものにする──だけだ」
抱き起こされ、床にへたり込んでいるクロノを優しく見つめながら、アインスは自分の水着を着た。黒いビキニで上下とも紐タイプである。
クロノのほうは普通の海パンなので、すでに裸になっているところへ足を通して穿くだけだ。
「あ……、アインスさん、背中、結んであげます」
「ありがとう、頼む……」
背中を見せるためにかき上げられたアインスのロングヘアが、クロノの腕をやわらかく撫でる。真綿に包まれているような心地よさを覚え、クロノはアインスの背に頬を寄せた。
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首元と背中の紐を結んで水着のブラを留め、クロノはアインスを抱きしめたまま立ち上がった。
立ち上がると背丈の関係で、ちょうどクロノの顔の高さのあたりにアインスの胸が来る。後ろから抱きついて腕を回し、胸や腹をさする。
「くく、どこを触っている。甘えん坊だな」
「だって、アインスさんの身体があんまりきれいだから」
「私の身体が好きなのか?」
「アインスさんは全部好きです……今こうやって抱きしめて触れてるのが、アインスさん、アインスさんの持ってる命がとても力強さを感じさせてくれます」
「ああ……。もっと私を感じてくれ。欲情する肉体は、強い生命のあかしだ」
手をつなぎ、握り合って、アインスとクロノは砂浜に降りた。
パラソルの横で、エイミィが飛び跳ねながらクロノを呼んでいる。
海は青く澄み、白い波が穏やかに寄せている。
このあたりの海岸は、クラナガンの属する大陸の大きな湾状の地形のへりに位置し遠浅の海岸が広がっている。
比較的安定した海洋性の気候で、夏でも気温がある程度以上は上がらず、海から吹き寄せる涼しい風で、日本に比べれば過ごしやすい夏となる。
夏のまぶしい太陽と海。やや目を細めて、これほど強い太陽光を浴びても目に光がともらないのはもはや個性というほかないかもしれないが、アインスは闇のような美しい瞳でクロノに眼差しを送っている。
早いもので元気が戻り、クロノはエイミィに腕を引っ張られて海に引きずり込まれている。
フェイトとアルフもついていき、アルフに水をばしゃばしゃとかけられて、お返しに手のひらで水鉄砲を打っている。フェイトも、アリアとロッテに支えてもらいながら、そんなクロノを楽しそうに見つめてながら浮き輪につかまっている。
14歳の少年。肉体は大人より強くなっても、まだまだ心がついてこないだろう。
または、肉体に引っ張られて心が変化していくだろう。そうなったとき、クロノが誰を選ぶか。
「ハーヴェイさん」
パラソルの下に敷いたビニールシートに座り、アインスはリンディとグレアムにジュースのコップをつぐ。
リンディは息子たちのはしゃぎぶりを、ほっとするような表情で見ている。
彼女にとっては、年齢不相応にずっと張りつめ、気を張ってきたクロノがやっと見せてくれた笑顔、といったところだろう。
「感謝しています。クロノは、いつも一人で思いつめがちなところがあったから……無理をしていないか、心配だったわ」
「……いい子ですよ。彼は、いつでも自分を見つめなおすことができています」
潮風に、リンディのポニーテールと、アインスのロングストレートの髪がやわらかに靡いている。
リンディは紺色のワンピースタイプの水着で、腹回りの肉も年齢を感じさせない張りを保っている。
「フェイト君の件が片付いたら、アースラにはもう一度、地球へ飛んでもらうことになると思う」
「はい。心得ております」
「提督、機動一課の人員は手配を?」
「今のところ難しいな。現在抱えている案件以外に、管理局の公開捜査として動くには少々身動きがとりづらい。いずれロウラン提督に頼むことになるだろう」
「レティに……わかりました。アースラへの武装隊乗り組みとしてなら、それなりの人数をそろえられます」
「うむ。その方向で人事部に打診する」
闇の書の守護騎士が動き出せば、各地の次元世界で突然の遭遇や、襲撃を受ける可能性が出てくる。
今回の主は、自ら動かずにいると考えられた。
実際には、闇の書の主──八神はやては、足の麻痺のために動けない状態であるということは、リンディはまだ知らない。
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グレアムにとっての問題は、どのようにしてはやてに気取られずに蒐集を行うか、ないしははやてに蒐集を決断させるか、である。
はやての性格からして、対象者に多少なりとも苦痛を与えるリンカーコア蒐集を、守護騎士から説明を受けてもそれを許諾はしないであろうことはグレアムにはすぐ想像できた。
主の命令であれば、守護騎士はそれを第一に従い、主の命が尽きるまで待機を続けるだろう。
またはそれ以前に、闇の書自身が独自に蒐集可能と判断すれば、みずから主の命令よりも優先度の高い蒐集指令を守護騎士へ送ることが考えられる。
そのような状況へどうやって持っていくかということだ。
おそらく守護騎士たちには、はやての足の麻痺の原因が闇の書の負荷によるものとはわからないだろう。
八神はやてに、闇の書の主にコンタクトをとる任務──もっとも適任なのはアインスだろうが、彼女とて、もはや守護騎士たちに仲間と識別されないかもしれない。
もはや闇の書のシステムから切り離されて長く過ごしすぎ、裏切りの騎士とさえ詰られるかもしれない。
それでも、アインスとしては、なんとしても闇の書を取り戻さなくてはならない。
このまま人間として生きていくことが、この先もできるのかどうかはわからない。だからこそクロノにクライドに、惹かれていたのかもしれない。せめて男を愛して、快楽を求めたい。
それはきっと悲しい愛だ。
昼過ぎになり、昼食のためにいったん海から上がって、子供たちはログハウスのテラスに集まった。
今日のランチはグレアムが厨房に立ち、腕を揮っている。
揚げたてのポテトフライとベーコンサンドイッチを、アルフとロッテは競うようにぱくついている。
長生きしてもやんちゃが抜けない妹に苦笑しながら、アリアはフェイトとエイミィにサラダを配っている。
「おらクロスケー、お父様が用意してくれたビールだぞ、のめのめー」
「わぷっ、ろ、ロッテ!だめだって、アルコールは!」
早くも酒が回り威勢よく勧めはじめるロッテを、いつものことのように皆は笑っている。
クロノもロッテに振り回されるのは何度か経験しているので、本来ならかなり年上の師匠で階級的にも上のロッテに、親戚のようにくだけて接している。
執務官として、常に気勢を張っていた普段のクロノからは考えられないような、子供らしい笑顔が見えているのを、フェイトはある種の羨望と安心感を持って見ていた。
プロジェクトFの産物である自分の境遇は、確かに理解はしている。それを救ってくれたクロノに感謝している。
しかし、クロノもまた、14歳という年齢でこれほどの厳しい仕事に就いていた。それはフェイトにとっても驚きであったし、執務官の仕事に就くために、どれほどの時間と生活を費やしてきたのかは想像を絶した。
もし、普通の子供の幸せをといわれてもフェイトは納得できないだろう。それを言うならクロノはどうだということになる。ユーノもまた、わずか9歳で独立し、仕事を任され、立派に働いている。
そういった、ある意味では色眼鏡ともいえる偏った価値観を抜きに接してくれたクロノはフェイトにとってかけがえのない人間であった。
クロノと、一緒になれたらうれしいと思った。
クロノには、周囲にはほかの家族や同僚、友人がいて、中には、好意を寄せている女もいる。
そんな彼女たちの中に、自分も入れたらいいと思った。
クロノの、恋人、というのか、それとも、新しい家族、になるか。
エイミィに見せているような笑顔を、自分にも見せてほしい。二人きりでなくても、みんなで楽しく過ごしたい。
フェイトは、それが自分の幸せになれると思い始めていた。
再び浜辺で遊び、アルフとロッテはダイビングをするといって沖合へ行った。
フェイトはアインスと一緒に波打ち際で水につかっており、エイミィはこの隙にクロノを連れて行けると考えた。
「クロノくん、楽しそうでよかったよ」
「ああ。提督に感謝しないとな」
「グレアム提督に?」
「今日のは提督が提案したんだ。これからまたしばらく忙しくなりそうだし、休暇を楽しもうってことになってね」
「なにかあるの?」
言いかけて、エイミィはクロノがこんなふうに言うのは口癖だった、と思い返していた。
どんな小さな案件でもクロノはけして手を抜かない。全力で解決にあたる。それが管理局員としてあるべき姿勢だと考えている。
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確かにここしばらく、クロノはなにやら無限書庫でたくさんの調べものをして、何かの案件に備えているふうだった。
エイミィやリンディを心配させないように、クロノはできるだけ、アースラチームが直接関わらない案件については自分一人で片付けるようにつとめていた。
最後に解決したという報告を持ち帰り、無事を知らせることができればそれがなによりだと考えていた。
「わたしもさっ、クロノくんに負けないように、艦船オペレータの上級資格を取ろうと思ってるんだ」
エイミィの年齢では普通はまだ見習いのところだが、彼女はすでにアースラでは航法と通信管制を任され、実質的な副長の立場にある。
「それは凄いな。艦種ごとのライセンスも絡んでくるし大変だろ」
「だいじょうぶ!エイミィさんはだてじゃないよ」
元気いっぱいに、親指を立ててみせる。
さばさばした、姉御肌が魅力。クロノも、エイミィを見上げることに違和感を持たず、自然な、幼馴染の少女として受け入れている。
彼女は士官学校に入ったころからずっとハラオウン家に下宿していた。
ほんの小さな子供だったころから、どんどん女らしい体つきに発育していくエイミィをクロノはずっと近くで見ていた。
いつでも、そばにいてくれた。
磯の岩場に腰を下ろし、足元をてくてくと歩いていく小さなヤドカリを眺める。
ヤドカリの背負っている貝殻をつついて、目の前に海藻を垂らしてみせると、はさみを上げてつかもうとしてくる。
いたずらをするエイミィを、ほほえましげに見やる。無邪気な少女、まだ子供心を忘れたくないと同時に、背伸びして大人の仲間入りをしたい年頃。
今なら、エイミィを、大人の女にしてやることさえできる。
そしてエイミィも、それを待ち望んでいる。
「な、エイミィ──」
「うん?」
潤むように目を細め、エイミィの顔をを見つめる。くせ毛の強い栗毛と、丸い頬。ふっくらとした肉付き。
改めて見て、エイミィもまた、アインスが言うように、成長すればリンディのような立派な女になるのが想像できた。
「可愛いな。すごく」
「──な、なっ、クロノくん、いきなりなに……」
「もっと近くで」
「あっ……」
磯の匂いと共に、クロノの腕が、エイミィの背中を支えた。
クロノの匂いが、間近でエイミィを包む。
水着に覆われていない場所の、腕を寄せて盛り上がった乳房のふくらみが、クロノの胸板に触れている。
思わず身じろぎした足の甲のあたりが、クロノの海パンの股間を撫で、その内側に隠された熱さに気付いた。
近くで、しかし誰にも見られていない場所で、二人きり。
幼馴染の少年に抱かれている。クロノに抱かれている。
「ど、どうしたの……」
やはりエイミィといえども、男に迫られることに対して女は本能的に恐怖を抱く。
男は力が強く、また普段見慣れない男性器のイメージは生理的に刺激が強い。
それでも、クロノはけして無理にエイミィに引っ付こうとせず、エイミィの気持ちを待ってからゆっくりと抱きしめていった。
「見たい。エイミィをもっと近くで。僕は……エイミィを見たい」
いつかの雨の午後、公園の庵で抱き合った時を思い出すように。
互いの股間を触れ合わせるように姿勢を作り、エイミィを膝の上に乗せる。
体格的にはクロノのほうが小さいが、今は、クロノの股間のふくらみだけでエイミィを軽々と持ち上げそうな大きさを感じさせる。
幼げさえ感じさせるクロノの若い顔立ちと、相反するような鍛えられた肉体が、エイミィを力強く抱く。
クロノの腕に、エイミィは収まり、やがて、クロノを胸の谷間に抱きしめた。
「クロノくん……あぁ……すごぉい……!」
感極まって絞り出すような声を上げ、エイミィはクロノをぎゅっと抱きしめた。
背中をゆっくりとさするクロノの手のひらは、小さいはずが、果てしない力強さを感じさせる。そして、海水に浸かって冷えているはずの身体の中で、クロノの股間は猛烈な熱を放ち、エイミィの感情を瞬間的に沸騰させた。
もう、あらゆる理性が一瞬で焼き切れ溶けてしまいそうだ、とエイミィは思った。
このまま、まっしぐらに突き進みたい。
そんな破廉恥さを許容してくれる、今のクロノならそんな気がする。
-
「はぁっ、はぁう、ふぅっ……クロノくん、したい……シたいよぉ……わかるよね、私の気持ち……」
「立って。足元に気を付けて」
「うんっ」
腰をふらつかせながらクロノに支えられて立ち上がり、エイミィは迷わず水着のパンティを下ろし、左脚を抜いた。
そこですかさずクロノはエイミィの左足を持ち上げ、股を広げさせ、自分の腰に乗せて抱き上げた。
海パンのゴム紐を伸ばして引っ張り、ずり下げてペニスを露出させる。
もう二人の間を遮るものは何もない。
待ちわびている。エイミィの秘所は、まるで今日一日ずっと、エロス思考をしていたかのように濡れそぼっていた。
これならすぐにインサートできる。割れ目を撫で、指先に絡まる愛液を目の前に持ってきて、準備ができていることを確かめる。
「驚きだよ。エイミィのここ、もうこんなになってる」
「ふあっ、わ、わたしぃ、クロノくんのこと好きだったんだよ、好きだから、いっぱい、エッチなことしたいって思って、エッチなこと考えてたんだぁ!」
「うれしいよ。エイミィ、すぐに願いをかなえてあげる。エイミィ、僕はエイミィといっしょに──なりたい」
言葉を浴びせながら、ペニスの先端が、エイミィの外陰からこぼれ出る愛液に包まれて濡れていく。蕩けた熱い粘液の中に、ゆっくりと沈み込んでいく。
クロノに全身を預けるようにして抱きつき、エイミィは腰を沈めた。硬く、それでいてよく動くクロノのペニスが、エイミィの膣の中を突き進む。
体外に突き出し、暴れ狂うようなイメージのあった男の性器。しかしそれは、性交し、女と交わったとき、それが正常な姿だったんだと直感で理解できるように、完璧な造形でつくられていたんだとわかる。
最小限の抵抗で、エイミィの膣に奥深く、根元まで入り込み、ぴったりと密着した。
押し広げられた膣口は、処女膜の損傷も最低限におさえられ、あふれる愛液は、男女の交わりが生命の営みそのものだと証明しているかのように思える。
抱きしめ、左手でエイミィの身体を支えながら、右手をすべり込ませて乳房を揉む。水着の上から、さらにチューブトップの胸元に指をすべり込ませてまさぐり、乳首をつまむ。
勃起した乳首はすぐにクロノの指につままれ、引っ張ると、エイミィは悲鳴を上げて鳴きながら訴えた。
「やぁっ、そんなぁ、おっきくなっちゃう、伸びちゃうぅ」
「乳首が大きいのを気にしてるのか?恥ずかしがることないよ、赤ん坊にあげるおっぱいのもとがたくさん詰まってるんだってわかる、素敵な乳首だよ」
「ふぇ……クロノ、くん?あ、あっあっ……あぁぁ!すごっ、あひぁ、すごいっ、すごいっこれ、これあぁっ!あ!んいいっ、いいぃっ!!」
乳房を責めながら、さらに腰を突っ張り、エイミィの膣を深くピストンし、子宮を抉る。
クロノの剛直が腹部に突き当たり、体内にクロノ自身が侵入してくる感覚に、エイミィの全身の肌を快感が駆け上がっていく。
「ひぁぁっ!んぁっ、うあ、ひぃっ、いいっクロノくぅん!あぁぁ、すごいいい、きもちい、っ、きもちいいよっおおぉ!
いいの、気持ちいいの、クロノくんにずっぽずっぽされてわたしきもちいい、あはぁっ、あはっ、あはぁんっ!!」
初めてのセックスで、最も敏感な場所を的確に攻められ、感覚が目覚めていく。クロノのペニスは、反り返りのカーブやカリ首の位置、長さや亀頭の形などが、エイミィの膣にまさにフィットしていた。
それはクロノ自身が形を作っていたが、エイミィにとっては、まさにクロノが自分と結ばれる運命だと思わせるに十分だった。
初めてで、これほど身体の相性がいいなんて。
こんな若い年齢で、これほどまでに気持ちいいなんて。
エイミィも、この年代の少女らしく耳年増なところがあったが、そんなレディースコミックなどからの知識を吹き飛ばしてしまうほど、クロノとの交わりは鮮烈だった。
あごを引いてクロノに合わせ、唇を突き出す。夢中でキスをする。
二人でどこかに行ったクロノとエイミィ、アルフたちが気付いて探しているかもしれない。もしかしたら見られているかもしれない。
見せつけてやれ、とエイミィは思っていた。クロノは自分のものだ、と主張する。
フェイトや、アインスには渡さない、と強く願う。
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クロノに突かれるたびに、身体の奥で熱いものがはじける。
激しいピストンがよりいっそうストロークを長くし、膣の奥でとどまる時間が長くなる。クロノがいよいよ達してきているのがわかる。
「エイミィ、……っ、く、で、出る」
「うっ、うん、っ、いいよっだして!クロノくんのいっぱいほしい!だいじょうぶ、クロノくんとならぁっ!」
「っあぁ、く、くぁっ……ぐぁあ!ふ、ふぅっ、出る、だすよ、だすよエイミィ、エイミィ、好きだ、好きだエイミィ、エイミィ──!!」
持ち上げられた太ももの先でぴんと脚を突っ張り、エイミィはクロノの膣内射精を受けた。
初めてのセックス、初めての挿入、初めての膣内射精。膨れ上がるペニスよりもさらに熱い精液が、強烈な圧力を伴って射ちだされ、エイミィの膣の中、子宮までも注ぎ込まれる。
とめどなく溢れ出す精液が、膣口から噴き出し、右足の内股をぬめりながら滑り落ち、磯場に落ちて海水に溶けていく。
自分の愛液も混ざっている。海で、自然の中で、初めて、幼馴染と交わった。
そういえばこれは青姦っていえる、これが人間のセックスなんだ、これがヒトの交尾なんだ──そんなことを考えながらエイミィは法悦に意識を手放した。
夕食の海岸でのバーベキューも皆でにぎやかに楽しみ、それぞれの部屋で眠りにつく。
フェイトとアルフは遊び疲れてすぐ寝入ってしまい、クロノ、リンディ、エイミィは灯りを落とした部屋でしばしくつろいだ。
窓からは、星明りが海に反射して、淡い青い光が差し込んでいる。
「リンディさん、私たち──」
思い切って、というよりもなにげないように、言葉に出したエイミィを、リンディはやわらかい笑顔で迎えた。
「クロノが幸せになれるなら、私は嬉しいわ。クロノだって、いつまでもひとりじゃ、ないものね。いつの日か素敵なお嫁さんを見つけて──
そして、私もいつかは引退する時が来る。でも、今は、一日一日を大切に、楽しんでいきましょう」
「──はい」
ベッドにはフェイトたちとリンディが寝て、クロノは自分たちは床に布団を敷くと言った。
リンディも、息子たちの楽しみを微笑んで見守っている。
「なんだかいざとなると恥ずかしいな」
「もう、クロノったら」
暗がりなのをいいことに、エイミィはクロノの隣に自分の枕を置き、毛布をかぶってクロノの腰にしがみついている。
エイミィの温かい手が、股間を包み込んでいるのを感じながら、リンディにおやすみを言ってクロノは横になった。
背中から抱きついて、エイミィはクロノの大事なところを握っている。昨日までの初々しい少女が嘘のように、大胆に触れ合っている。
一線を越える、一皮むける、それがここまで人間を変える。
クロノも、エイミィも。クロノはアインスに出会ったことで変わった。執務官としても、管理局提督リンディ・ハラオウンの息子としてでなく、一人の男としての在り方を考えている。
そんなクロノだからこそ、より強く惹かれたんだ──エイミィとて、そこまでクロノの交遊関係に鈍いわけではない。
上等だ、無限書庫司書長が相手でも、堂々勝負する。
うなじにキスをし、クロノと抱き合いながら、エイミィは眠る。
クロノも、エイミィを抱きながら、それでいてアインスのことを忘れてはいなかった。
グレアムとアリア、ロッテが3人で1台の大きなベッドを使い、アインスはひとりテラスに出て、じっと夜の星空を見つめていた。
次元世界は果てしない。次元間航行には、闇と淀みのような次元空間を抜け、それぞれの世界を、次元の壁を抜けて行き来する。
今ここから、第97管理外世界へ向かえばどれくらいかかるだろう。明日の朝までに戻ってこれるだろうか。
むやみに策を弄するな、とロッテが念話を送ってくる。
アインスの美しい長身のプロポーションが、星明りに青い影を伸ばす。
「闇の書の主──運命に絡め捕られた哀れな人間──しかし、クライド艦長、あなたは私にとって今まで唯一だった──
あなたの息子が今、闇の書に立ち向かおうとしています。私は──彼に許されるでしょうか?彼に触れることを、あなたは許してくださるでしょうか?
クライド艦長、あなたが示してくださった可能性を私は信じます。今の、主──八神はやて、彼女をどうか──
私は、永遠に──あなたと共に、クロノと共に──主を救い、そして添い遂げたい──クライド艦長、あなたの遺志を私は絶対に適えてみせます──闇の書の、真実をこの手に」
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投下終了です
エイミィさんついにやりました!おー!
クロノくんもちと調子こいてきてる風味ですが
リンディさんの生暖かい視線をいただけたようです
そしてアインスさんも・・・パパもムスコもくっちまいますですよ
はやてちゃんの運命やいかに・・・
ではー
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