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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
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堕落性女 オットー両性具有(前編)
「ここは……」
目覚めた時、オットーは見知らぬ部屋にいた。
柔らかいシーツの感触に包まれている。
天蓋付きの大きなベッドの上に寝かされていた。
薄暗い部屋にはしかし、ぼぅ、と微かに灯る光があった。
自分の寝ているシーツの下から発せられている、視線を向ければ、それがベルカ式の魔法陣だと知れた。
「あら、オットーもうお目覚め?」
「……騎士カリム?」
声がした方へ顔を向ける。
そこには、黒い法衣を纏った輝くブロンドの美女、カリム・グラシアが立っていた。
聖王教会で保護されたオットーが仕える、教会の重役である。
だが、平素の彼女らしからぬ、どこか艶然とした妖しさが滲み出ているのは気のせいだろうか。
ただ笑っているだけで言いようのない色香を漂わせているカリムに、同じ女性ながらも背筋をぞくりとさせられながら、オットーは当然の疑問を問い掛けた。
「あの、ここはどこですか? 僕は一体……」
何故自分が見知らぬ部屋に寝ていて、そこにカリムがいるのか。
湧き上がる当たり前の問いに、美しい聖女はくすりと笑う。
慎ましくささやかに、そして妖艶に。
「ここは教会の南倉庫よ、知ってるでしょ?」
「え、ええ……」
カリムの言葉にオットーは訝った。
南倉庫、もちろん聖王教会で生活をしているのだから、おおまかな施設の配置はとっくに覚えている。
だが倉庫にこのような部屋が設けられていたとは初耳だ。
ましてや自分がどういう理由でここに来たのか、いや……そもそも自分の足で来たのかさえ分らない。
そんなオットーの内心を察していたのか、カリムは妖しい微笑と共に言葉を連ねた。
「この部屋は秘密の部屋だから、あなたが知らないのも無理はないわ。使う人間は一握りですもの」
まるでオットーを焦らすように、カリムはベッドの回りを歩きながら、ゆっくりとした口調で言う。
響く声音は甘く、吐息も熱い。
聞いているだけで体の芯がむずむずしてきそうだった。
一体なんのつもりなのか、もう一度自分から質問しようとして、そのオットーの言葉をカリムがさえぎる。
「ここに連れて来るのに、紅茶に薬を盛らせてもらったけれど、体は大丈夫かしら?」
「薬……どういう事ですか騎士カリム、僕は……何が何だか……あなたは何故そんな事を」
「だって、本当の事を言ったらあなた聞いてくれなさそうだったんですもの。大丈夫、安心して? 酷い事なんてしないわ、むしろ――とても素晴らしい事をしてあげるんだから」
悩ましい吐息と声音。
その最後の言葉の残響は、オットーの背筋を凍らせるほどの艶やかさを秘めていた。
カリムの潤んだ瞳に捉えられ、機人の少女は実を強張らせる。
「素晴らしい、こと……?」
「ええ。そろそろ頃合かしら」
「え、な……うあぁッ!?」
突如、オットーの下腹部に強烈な熱が生まれた。
何かが脈動し、肥大化し、盛り上がる感覚。
神経が広がるようなむず痒い刺激に少女は悶えた。
股ぐらが熱い。
ベッドの上で身をよじりながらそっと手を伸ばす。
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