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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆

484 闇と時と本の旅人 ◆UKXyqFnokA :2012/09/08(土) 21:11:01 ID:gtBsnxKU
 首元と背中の紐を結んで水着のブラを留め、クロノはアインスを抱きしめたまま立ち上がった。
 立ち上がると背丈の関係で、ちょうどクロノの顔の高さのあたりにアインスの胸が来る。後ろから抱きついて腕を回し、胸や腹をさする。

「くく、どこを触っている。甘えん坊だな」

「だって、アインスさんの身体があんまりきれいだから」

「私の身体が好きなのか?」

「アインスさんは全部好きです……今こうやって抱きしめて触れてるのが、アインスさん、アインスさんの持ってる命がとても力強さを感じさせてくれます」

「ああ……。もっと私を感じてくれ。欲情する肉体は、強い生命のあかしだ」

 手をつなぎ、握り合って、アインスとクロノは砂浜に降りた。
 パラソルの横で、エイミィが飛び跳ねながらクロノを呼んでいる。





 海は青く澄み、白い波が穏やかに寄せている。
 このあたりの海岸は、クラナガンの属する大陸の大きな湾状の地形のへりに位置し遠浅の海岸が広がっている。
 比較的安定した海洋性の気候で、夏でも気温がある程度以上は上がらず、海から吹き寄せる涼しい風で、日本に比べれば過ごしやすい夏となる。
 夏のまぶしい太陽と海。やや目を細めて、これほど強い太陽光を浴びても目に光がともらないのはもはや個性というほかないかもしれないが、アインスは闇のような美しい瞳でクロノに眼差しを送っている。

 早いもので元気が戻り、クロノはエイミィに腕を引っ張られて海に引きずり込まれている。
 フェイトとアルフもついていき、アルフに水をばしゃばしゃとかけられて、お返しに手のひらで水鉄砲を打っている。フェイトも、アリアとロッテに支えてもらいながら、そんなクロノを楽しそうに見つめてながら浮き輪につかまっている。
 14歳の少年。肉体は大人より強くなっても、まだまだ心がついてこないだろう。
 または、肉体に引っ張られて心が変化していくだろう。そうなったとき、クロノが誰を選ぶか。

「ハーヴェイさん」

 パラソルの下に敷いたビニールシートに座り、アインスはリンディとグレアムにジュースのコップをつぐ。
 リンディは息子たちのはしゃぎぶりを、ほっとするような表情で見ている。
 彼女にとっては、年齢不相応にずっと張りつめ、気を張ってきたクロノがやっと見せてくれた笑顔、といったところだろう。

「感謝しています。クロノは、いつも一人で思いつめがちなところがあったから……無理をしていないか、心配だったわ」

「……いい子ですよ。彼は、いつでも自分を見つめなおすことができています」

 潮風に、リンディのポニーテールと、アインスのロングストレートの髪がやわらかに靡いている。
 リンディは紺色のワンピースタイプの水着で、腹回りの肉も年齢を感じさせない張りを保っている。

「フェイト君の件が片付いたら、アースラにはもう一度、地球へ飛んでもらうことになると思う」

「はい。心得ております」

「提督、機動一課の人員は手配を?」

「今のところ難しいな。現在抱えている案件以外に、管理局の公開捜査として動くには少々身動きがとりづらい。いずれロウラン提督に頼むことになるだろう」

「レティに……わかりました。アースラへの武装隊乗り組みとしてなら、それなりの人数をそろえられます」

「うむ。その方向で人事部に打診する」

 闇の書の守護騎士が動き出せば、各地の次元世界で突然の遭遇や、襲撃を受ける可能性が出てくる。
 今回の主は、自ら動かずにいると考えられた。
 実際には、闇の書の主──八神はやては、足の麻痺のために動けない状態であるということは、リンディはまだ知らない。




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