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SSスレッ!!!!!!!!!!

1しつじ:2013/11/24(日) 08:46:00
我々の知恵と文章力の凝縮させ、今世紀最大の作品を作りあげてみせようではないか!

2しつじ:2013/11/24(日) 08:46:46
執事「これとこれと・・・」カチャカチャ
㎡「?何やってんだ執事、一人で戦争でもやる気か?」
執事「いや、応援要請だ。」
㎡「誰から?」
執事「光のやつ」
㎡「光!?放っておけばいいんじゃねーのかそんなの」
執事「それがな、今度は事情が違うみたいなんだ、なんでも、現実世界全体が危ういんだとか」
㎡「現実世界全体が?」
執事「あぁ。詳しいことは俺もわからん。まあ、百聞は一見に如かずだな」
㎡「さっさと終わらせてこいよ」
執事「あいよ」

3しつじ:2013/11/24(日) 08:47:20
ルキ「ふあぁ・・・」カチャカチャ
ころね「やっぱ朝御飯はラーメンに限るわぁ〜」
たまご「あなた本当に不摂生ね」
ころね「あぁ!?ラーメンバカにするんですか侮辱するんですかぁー!?」
サクヤ「やめてください朝から騒がしい・・・」
㎡「・・・」モグモグ
リン「てゆーか執事はー?」
㎡「現実世界で戦争のお手伝いさ」
リン「一人で?」
㎡「光のやつと一緒にな」
サクヤ「はぁ!?裏切ったのか!?」
㎡「さあな。でもそしたら俺たちで始末すればいいさ」
たまご「ちょ、執事を始末なんてよしてよ!」
㎡「裏切ったらの話だろ」

4しつじ:2013/11/24(日) 08:48:03
ルキ「おお?おおお!?このサイトは!?」カタカタ
ルキ「お、思った以上に刺激的ですねぇ・・・」カタカタ
ルキ「うほっ、うほほほ!?いいんですかこんなの!?」カタカタカタカタッ!!
プルルルルル
ルキ「」ビクゥッ!
ルキ「はい、こちらルキ。緊急通信を受け取った。」
「助かった!こちら執事!俺としたことが情けない話だが、至急援軍を頼む!」
ルキ「わかった。ではそちらの位置情報を送信してくれ」
「りょうか...」
ルキ「?おい、どうした?」
「位置情ほ...まメールでそ...んした」
ルキ「なんだ?よく聞こえない!」
「位置...うをめ...で送信し...と言ってい...だ!」
ルキ「メールで送信か?来てないぞ!!」
「なん...と!?もういち...くり直す!」
ルキ「機械がやられたか・・・?」
「い...くったぞ!」
ルキ「それは確かか!?来てないぞ!繰り返す、位置情報はこちらに来ていない!」
「あーク...れだからガラク...やなんだ!ロサ...ス!聞こえた...ゼルスだ!おい...はなんだ!?...か!EM」プツンッ
ルキ「執事!?執事!?応答せよ!くそ・・・」
㎡「EMP・・・」
ルキ「!?」
㎡「と言いたかったのだろう。」
ルキ「EMP・・・電子機器類を全てダメにするやつか・・・」
㎡「あぁ。最初は通信が良好だったろ?きっと電波をキャッチされ、強力な妨害電波を出されたのだろ。だが、そこら辺にあるような陳腐な通信機器じゃなかったがために、かろうじて通信ができた。が、EMPでどどめ・・・と。そんなところかな。」
ルキ「貴様・・・いつから見ていた・・・」
㎡「あんたがBLみて発狂してたところから」

5しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/25(月) 23:48:42
ルキ「そんじゃ、私はここでサポートに回るね。」
㎡「ああ、頼む。たが、探知されないように通信は最小限にするからな。」
サクヤ「ま、私らにかかればサポートもいらないかもだけどね〜」
ころね「あんたはいつもそうやってドジ踏むんだから」
サクヤ「は!?いやいやいや!あれは完全に立地が悪かっただけだって!そもそも私らが...」
リン「お土産買ってきてねー」
㎡「執事の死体でも持ってきてやるよ」
たまご「生きて連れて帰ってくるのが目的でしょうが!!」
ルキ「いいか、一応言っておくぞ。今回は闇の回廊を使うのは一切禁止だ。転送するのも、全てこちらで行う。相手は執事を倒すような強者だ。こちらの世界にまで目を付けられても困るからな。今回の任務は敵の殲滅ではなく、執事を見つけ出し保護することだ。」
㎡「ラジャ」
サクヤ「私一人でも楽勝だわ」
ころね「見つけた上で保護か・・・敵に捕まってたら厄介ね」
ルキ「というわけで、今回行くのは精鋭三人ということにした。」
リン「ちぇー」
ころね「別に遊びにいくわけじゃないんだぞ?」
リン「うんまあそーだけど・・・」
ルキ「じゃー出発するから所定の位置に立ってくれるか」
ルキ「それじゃあ、健闘を祈る・・・」

6しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/26(火) 00:02:49
サクヤ「いやいや、ここ、どこだよ?」
㎡「ロサンゼルスだろ」
ころね「派手にぶっ壊れてるねー」
サクヤ「はあ!?人一人いねぇじゃん!?可愛いキンパツチャンネーはあぁぁ!?」
ころね「リンの方がまだまともだわ」
㎡「ま、この辺に執事がいるわけだろ、さっさと探しだして帰ろうぜ」
ころね「うん、でも、どこにいるなかな」
サクヤ「さあな、でも執事のことだ、どっかで上手くやってるだろ」
ころね「そうだといいけど・・・」
㎡「こちら㎡。これから周囲を探索する。ここに敵の気配は無いようだ。」ピピッ
ルキ『オッケー。じゃ、頑張って』
㎡「そっちで探すことはできねーのかよ」
ルキ『できるっちゃ出来るんだが、バレる可能性がとんでもなく飛躍するからな。妨害なんてされたら、帰ることもできなくなるぜ?』
㎡「それは勘弁だな」
ルキ「じゃ、頑張れ〜」
サクヤ「つか、㎡が重火器使うなんて珍しいな」
㎡「闇の回廊使っちゃダメなのに重力操ってたら本末転倒だろ」
サクヤ「ふー、日頃からナイフ使っててよかったぜー」
ころね「私は?私の武器は?」
サクヤ「手があるじゃないですか」
ころね「あー!なるほど!頭蓋骨握り潰して良いってことね!」
サクヤ「この拳銃を使ってください。」

7しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/26(火) 00:49:57
㎡「心音センサーに反応なし・・・か」
サクヤ「死んでるってこともあるんじゃなーい?」
ころね「やめてよ滅相もない・・・」
㎡「じゃあ俺はここを右に、ころねは左、サクヤは真ん中を頼む。」
サクヤ「はあー?なんか私だけ危なくないっすかー?」
㎡「戦力と難易度別に均等に配置したつもりだ」
サクヤ「ならよろしい」
ころね「てゆーことは、私のところが一番楽なのかな?」
㎡「その逆だよ」
サクヤ「は?」


㎡「反応なし・・・と。死体連れて帰っても仕方ないんだがなぁ・・・」
㎡「全く・・・ひどい銃撃戦の後だな・・・」


ころね「うわぁ・・・死体だぁ・・・怖いなぁ・・・」
ころね「てゆーか、誰に殺されたんだろう。・・・つか、私たち敵の情報一切ないじゃん!!」


サクヤ「ああ、この店も・・・この店も・・・ぜーんぶなくやっちゃったぁぁぁ!!!」
サクヤ「戦争なんてクソ食らえ!パツキンチャンネーー!!」
サクヤ「ぬ!?これは・・・パツキンチャンネーの予感!!」
?「Этот парень идиот」
サクヤ「?何語?聞きなれない言葉だな・・・相手は二人組か、とりあえず隠れとくか・・・」
?「Это ZE качественные товары достаточно? Ne и поймал совсем как эту красоту Хе-хе ~ цу, сегодня」
?「Мать」
サクヤ「あの顔は・・・ロシア人だな。生憎ロシア語は勉強してねぇんだよな・・・」
?「Come on! Come on! The Somebody help me!」
サクヤ「パ・・・パツキンのチャンネー!!!で、あのクソロシア人はなに髪引っ張ってんだ・・・殺すぞ・・・」
ロシア人1「Заткнись! Шумный!」パシッ
サクヤ「決めた、殺す」
サクヤ「HEY!!」
ロシア人1「?」
サクヤ「てめえらその汚い手を離さねえかあああ!!!」ダダダダッ!!
ロシア2「Этот парень идиот, и мчится от его」バババババ
サクヤ「銃なんか当たるかボケッ!!」
ロシア人2「!?」
サクヤ「まず一人♪」サクッ
ロシア人1「You'm что ... Я что!」ダダダッ!!
サクヤ「おお、逃げ出すとはいい度胸じゃねえか。ま、投げナイフで一発なんですけどね、♪」サクッ
ロシア人1「」バタッ
サクヤ「大丈夫ですか、お嬢さん!」
チャンネー「助かった・・・の?」
サクヤ「ええ、もちろんですとも!」
チャンネー「ありがとう!」ハグッ
サクヤ「くあぁー生きててよかったぁーー!てゆーか、案外私英語身に付いてたんだな」
チャンネー「貴女・・・日本人?どうしてこんなところへ?」
サクヤ「いやあ、その・・・仲間を探しに・・・ってとこかな?」
チャンネー「まあ・・・ここは危険だわ、早く抜けましょう。もう少し行けば小さな集落があるわ。まあ、そこもロシア兵に占領されているのだけれど・・・」
サクヤ「北斗の拳みたいだな」
チャンネー「ホクトの?」
サクヤ「いや、なんでもないよ、ところでお名前は?」
チャンネー「シェリー。貴女は?」
サクヤ「サクヤって言うの。よろしくね!」
シェリー「頼りにしてるわ!」


㎡「?心音センサーに反応が・・・だか、とても微弱だな・・・」
㎡「この辺か・・・瓦礫の山があるが・・・まさかこの下か?・・・仕方ない、重力使うか・・・」クイッ
㎡「死体・・・か。」
?「HEY・・・」
㎡「?まだ息があったかとりあえず翻訳機の電源入れとくか。」カチャ
アメリカ兵「第三・・・カタ・・・コンペ」
㎡「おい、大丈夫か?」
アメリカ兵「そこに・・・行ってくれ・・・」
㎡「・・・手を貸す。案内してくれ。」
アメリカ兵「」バタッ
㎡「・・・第三カタコンペか。」
㎡「?ペンダント・・・。中には家族の写真か。一応持っていくか・・・。」


ころね「わーなにこれ!!」ゴソゴソ
ころね「昔の宝の地図みたい!記念に持ってかえーろー」
ころね「ごめんね死体さん、勝手に持って帰っても呪ったりしないでねー!♪」

8しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/26(火) 17:24:09
サクヤ「よっと、この辺で待てばいいのかな」
シェリー「誰を?」
サクヤ「ああ、仲間が二人ほど居るんだよ」
シェリー「それは頼もしいわね!」
サクヤ「あ、あぁ」
㎡「おお、サクヤ。一番乗りとは流石だな。で、そちらは?」
サクヤ「このくらいわけねーよ!こいつはロシア兵に拉致られてたとこを助けたってとこ」
シェリー「ええ、とっても強いのよこの人」
㎡「だけどかなりアホなんだぜこいつ」
サクヤ「余計なこと言うな!ってか、㎡英語しゃべれんのかよ!」
㎡「いやいや、翻訳機使ってるだけだわ」
サクヤ「へ?翻訳機?」
㎡「俺らのつけてるメガネとヘッドセット、何のためにあると思ってんだ」
サクヤ「え、ただの飾りかと・・・」
㎡「ったくこれだから・・・」
シェリー「馬鹿なのは本当なんですね!」
サクヤ「許さん・・・帰ったら訴訟起こしてやる・・・」
㎡「それはそうとシェリー、第三カタコンペって知ってるか?」
シェリー「カタコンペ?ごめんなさい、私キリシタンではないの」
サクヤ「キリシタンとなんの関係があんだよ」
シェリー「カタコンペっていうのはね、迫害されたキリシタンが隠れて信仰する場所なのよ。だから、アメリカにはそんなにたくさんあるとは思えないのだけれど・・・」
ころね「おおー!もうそろってるね!見てみて!変な地図拾ってきたよ!!」
㎡「?見してみ」
ころね「はい!」
㎡「ふむ・・・これはロサンゼルスとその近辺の形によく似ているな」
シェリー「いえ、そのものだわ」
㎡「なるほど、それでこの複数の赤丸がカタコンペなんてことは・・・」
シェリー「全ての赤丸の場所に教会があるわ」
㎡「ころね、お手柄だな」

9しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/28(木) 18:25:37
ころね「この教会か・・・」
㎡「そうみたいだな」
サクヤ「じゃあ取り合えず中入ろうぜー」ガチャ
㎡「へぇー広い教会だな。」
ころね「でも、どこに入り口があるんだろぅ・・・」
シェリー「ごめんなさい私も知らないの・・・」
サクヤ「まーとりあえず探してみようか」
㎡「そうだな。だが、怪しいものには迂闊に触れるんじゃないぞ」
サクヤ「わかってるって」


㎡「ふむ・・・何もないな・・・」
サクヤ「本当にここなのかよ」
シェリー「地図が本当ならあってるはず・・・」
ころね「なんかここくさーい」
㎡「カタコンペ・・・地下・・・隠し階段か・・・?」
サクヤ「教会の中じゃなくて外側にある説」
ころね「妙案!」
㎡「ん?ここの壁、少し色が違くないか?」
シェリー「あ、ほんとだ!」
サクヤ「壊してみるか」
ころね「任しとけ!どりゃ!」バコーン!
㎡「バカ!そんなことしたら!」
アメリカ兵「!?何者だ!」
㎡「敵だと思われるだろ・・・」
サクヤ「」ポカーン
アメリカ兵「武器を捨てて壁にてをつけ!」カチャ
ころね「あ、あの・・・ごめんね?」
㎡「待ってくれ、今のことは謝罪する。話を聞いてくれ」
アメリカ兵「ああ、話なら好きなだけ聞いてやるよ」カチャカチャ
シェリー「なんで私まで捕まるはめに・・・」
ころね「ほんとごめん!!!」
アメリカ兵「黙って歩け」


アメリカ兵総督「ほう・・・抵抗は一切せず、自分達は味方だと話しているか・・・」
アメリカ兵「はい、そのようです。」
アメリカ兵総督「わかった。私に話をさせろ」
アメリカ兵「はっ!」
ガラガラ
アメリカ兵総督「やあ、どうも。私はここの総督、ハーパーだ。」
シェリー「あ、あなたが!?」
ハーパー「私を知っているのか?」
シェリー「知ってるも何も、陸軍総督だったじゃない!」
ハーパー「なるほど・・・お前がここへ案内したのか?」
サクヤ「いや、私たちが勝手に探しだしただけよ」
ハーパー「お前たちは・・・アジア人か。中国か?」
サクヤ「日本。」
ハーパー「日本人?日本人がわざわざどうしてこんなところへ?」
㎡「話すと長くなるが・・・俺のポケットを見てくれ」
ハーパー「ポケットを?」
㎡「ああ。中にペンダントが入ってる。」
ハーパー「そんな分かりやすい罠に私がはまるとでも?」
㎡「少しでも変な動きを見せたら殺せばいい」
ハーパー「おい」
アメリカ兵「はい。」
ハーパー「では、拝見させてもらう」ガサゴソ
ハーパー「これは・・・。そうか。それで、こいつはどうした」
㎡「ここの場所を言ったあと息絶えた」
ハーパー「なるほど・・・おい、手錠を離してやれ。こいつらは無害だ。」
アメリカ兵「え、いいんですか!?」
ハーパー「早くしろと言っているだろう」
アメリカ兵「は、はい!」
サクヤ「?」
㎡「まあ、ひとまず安心だな」

10しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/28(木) 18:46:07
ハーパー「ここは、いわゆるレジスタンス。巨大生物に対抗すべく今は体制を整えている。」
㎡「巨大生物?」
ハーパー「そうか・・・なぜここがこんなに荒廃しているのか。それは、ロシア軍との闘争のせいではなく、突如現れた巨大生物のせいなのだ」
サクヤ「へぇーでも、今はロシア軍が占拠してるみたいだけど?」
ハーパー「まあまて。世界は一丸となって巨大生物駆逐作戦を遂行した。しかし、ロシアはあまりそれに協力的ではなかった。その時は、宇宙開発に力を入れていただけに、宇宙からの訪問者によって宇宙の覇権を敵に握られたとなれば、戦力もがた落ちなのだろう、と考えていた。」
ころね「え、じゃあ、巨大生物は宇宙人なの!?」
ハーパー「まあ、そういうことだな。だが一丸となった世界は強い。我々は巨大生物をせんめつしつつあった。しかし、悲劇は起こった。敵のマザーシップが現れたのだ。」
㎡「マザーシップ・・・」
ハーパー「それはこのアメリカのほとんどの空を消し、大量の巨大生物を投下した。迎撃作戦を試みるものの、地上からの攻撃はバリアによって守られ、どんな武器を使っても敵わなかった。そしてそのまま大半の人類は殺され、残ったものたちも地下で息を潜めて暮らしている。そして気づくと、巨大生物は地上から居なくなっていた。」
サクヤ「なるほどなるほど」
ハーパー「しかし、ここからが許しがたいことの始まりである!巨大生物駆逐作戦にほぼ全力を注ぎ込んだ各国は弱体化し、これから復興の道を歩もうとしていた。そこにだ!駆逐作戦に積極的ではなかったロシア軍が台頭してきたのだ!我々は目を疑ったよ。初めはこうなることを予想して軍備や食料を溜め込んだのだと思っていた。しかし、そうではなかった。大統領に向かって、我々の属国となり、奴隷となれ。巨大な武力を振りかざしてそう言いきったのだ。」
シェリー「そんな・・・」
ハーパー「それに憤怒した大統領はその要求を断固拒否し、殺された。そうして、ロシアの世界的な支配が始まった・・・そんなこともあって、いまや我々は巨大生物とロシア軍、二つの相手をしなくてはならなくなったのだよ・・・。」
サクヤ「うんこみてーなやつだな」
シェリー「そうだ!集落にいかなきゃ!」
サクヤ「バカか!?今のままじゃまた捕まって終わりだぞ!」
シェリー「でも・・・」
ハーパー「そうだな・・・我々もそろそろ出撃の時が来たようだ。まずは手始めとして、その集落を奪還するとするか・・・」
シェリー「!!」
サクヤ「意外と男前やな・・・」

11しつじ ◆GuNlp831Ic:2013/11/28(木) 19:06:33
ハーパー「作戦はこうだ。まず、我々だ大規模な戦闘を起こす。ロシア軍と我々が交戦している隙に回り込み、逃げ道と通信手段を遮断するのだ。」
ころね「ラジャー!」
サクヤ「なんでのりのりなんだよ」
ハーパー「シェリーにはここで待機してもらう」
シェリー「・・・はい。」
ハーパー「では、全軍いくぞ!」
アメリカ兵たち「オオーーー!!」

サクヤ「もうすぐだな・・・」
㎡「しくっても助けないからな」
サクヤ「私の台詞だ」
ころね「私のことは助けてよ!?」
サクヤ「私がお守りします!!」
ハーパー「では、お前たちはここで降りてくれ。あとは、作戦通りだ。」
㎡「OKだ。」
ハーパー「では、健闘を祈る。」
㎡「そちらこそ。」
ころね「さ、いっくぞーー!!」


サクヤ「シェリー連れてくれば、町の地形とかわかって戦いやすかったのにな」
ころね「そんなこと言って死んじゃったらどーすんの!」
サクヤ「たしかにな・・・」
㎡「おい、見ろ。小さな集落って言う割りにはちゃんとした管制塔があるじゃねえか。」
サクヤ「ほんとだ・・・裏から回り込んだのに、見張りがいるな」
㎡「ああ。だが、数が少ない。ハーパー達が既に戦闘を起こしたのだろう。」
ころね「へぇーやるじゃん!」
サクヤ「お、見張りがさらに減ってくよ!」
㎡「増援か・・・こっちも早くした方がいいな。」
ころね「見張りが二人、どーする?」
㎡「だれか、俺以外にスナイパー使えるやつ」
サクヤ「投げナイフなら」
㎡「今はリスクが高すぎる」
ころね「私、ちょっとだけど使えるよ」
㎡「OK。じゃあ俺が右をやるから、お前は左だ。タイミングはお前にあわせる。好きなときに打て。」
ころね「りょ!」バヒューン
サクヤ「ヒット!」
㎡「え、はや!」バヒューン
サクヤ「おお!ヘッドショット!流石やるねぇ〜」
㎡「たまたまだ。先に進むぞ。」
サクヤ「とりあえず管制塔の電源落としとく?」
㎡「・・・いや、本体を落とせばここも落ちるだろう。」
サクヤ「りょーかい」

ころね「建物内にも誰もいないね、つまんなーい」
㎡「情報によればもうすぐのはずなんだが・・・」
ころね「うわーパソコンがいっぱい!」
㎡「これは・・・なるほど、州ごとにロシア軍の主要基地を設置したのか・・・。」
サクヤ「おい!監視カメラ!」
『敵が侵入したってのはほんとか!?』
『ああ、間違いない。まだ館内をうろついてるはずだ!』
サクヤ「チッ・・・気付かれたか・・・」
㎡「こっちだ。」


サクヤ「よいしょっと!」ガシャーン
㎡「よし、電源を落とすぞ。暗視ゴーグルをつけろ」
サクヤ「準備完了!」
ころね「おおー!」
㎡「3...2...1...ダウン!」
㎡「脱出するぞ!」

12しつじ:2013/12/10(火) 13:19:22
プルルルプルルル
㎡「ん?どうした。任務中の通信は最小限のはずじゃ?」
ルキ「まあ聞け。任務完了だ」
㎡「は?」
ルキ「執事が帰ってきた。」
㎡「わかった」
ルキ「10秒後に転送する。人目のつかないところに行ってくれ」
㎡「おーけーだ。」

ころね「なんだって?」
㎡「任務完了だ。10秒で転送される」
サクヤ「は?」
㎡「いいからいくぞ!」

13しつじ:2013/12/10(火) 13:41:10
ルキ「おつかれ」
㎡「おう。んで、執事は」
ルキ「それが・・・しゃべらないんだ」
㎡「?」
ルキ「まったく一言も喋らない。まるで死んだみたいだよ」
㎡「話させてくれ」
ルキ「無理だと思うぞ」
㎡「いいから」
ルキ「わかった」


執事「・・・」
㎡「よお、久しぶりだな、負けて帰ってくるなんてお前らしくねえ」
執事「・・・」
㎡「でも・・・帰ってこれてよかったな。」
執事「・・・」
㎡「ロシア軍のやつら、ほんと卑怯だよな。」
執事「・・・」
㎡「お前の精神が崩れるような拷問うけたのか」
執事「・・・」
㎡「今度潰しにいって・・・いや、一緒にいこうな」
執事「・・・」
㎡「仕返しは自分でしなきゃ意味ねえぜ」
執事「・・・チガウ」
㎡「?」
執事「ロシア・・・チガウ」
㎡「なんだ?何が言いたい?」
執事「カクノ・・・アキタダケ」



とゆーことで終わります!

14しつじ:2013/12/18(水) 17:30:23
執事「だからよぉ・・・いい加減俺の部屋から漫画持ち出すのやめろやぁぁ!!!」
サクヤ「うるせぇなぁ・・・ちっちぇえことで細々と・・・それでも男かテメェ!!!」
執事「ハァー?じゃあいいんだな、今日の今からお前の部屋入って漁るからな。色々漁り出してやるからな!!」
サクヤ「やってみるがいい。その時貴様の命は尽きるがな!」
執事「ほぉ・・・言うじゃねえか・・・その時と言わず・・・今決着つけようぜ・・・」
サクヤ「いい度胸じゃねえか・・・やってやらぁ!!!」
執事「うおおおおおお!!」
ルキ「ストーーーーップッッ!!!」
執事、サクヤ「!?」
ルキ「喧嘩はそこまで!あ、いや、間違えた。喧嘩はあっちで!!」

15しつじ:2013/12/18(水) 17:45:12
ルキ「デーーン!今回ご紹介するのはこちら!簡易異次元製造機〜!!」
サクヤ「なんだそれはー!!」
ルキ「お前ら二人を異次元に飛ばすってことだよ」
執事「そんなことしなくても俺異世界いけんだけど」
ルキ「チッチッチそれじゃあだめなんだなー」
執事「?」
ルキ「お前の言う異世界は今もうすでに異世界として確立されているだろ?」
執事「あ?、あぁ。」
ルキ「つまりそこで戦闘を行えば損害は出るし死者もでる」
執事「まあな」
ルキ「だがこの異次元発生装置は、本来なにもない空間に強制的にある一定の空間を造りだしそこで戦うなりなんなりできるのだーー!!」
執事「うぉー!すげーー!!」
ルキ「さ、ら、に、だ。異次元発生装置によって作られた世界では永久に年を取ることもなけれはま死ぬこともない!簡単に言えば仮想空間なのだ!」
サクヤ「けっ、張り合いのない」
ルキ「まあまあ、誰だって死ぬのは嫌でしょう。」
サクヤ「なんでもいいけどよ、さっさと決着つけさせろ!!」
ルキ「はいさはいさ、じゃ、お二人とも機械のなか入ってくれるかな」
サクヤ「こんな電話ボックス見たいな中に二人で入れってのか。ナイフでさしちまう」
ルキ「まーまー、数秒後には思う存分戦闘ができますから」
ルキ「それじゃーいってらっしゃーーい!」

16しつじ:2013/12/18(水) 18:04:39
サクヤ「・・・ここは・・・?」
執事「真っ白な部屋・・・恐らく正方形だな。」
サクヤ「ケッ、殺風景な部屋だ。もっとジャングルみたいな、そーゆーのを期待してたぜ」
執事「むしろよかったんじゃないか?」
サクヤ「?」
執事「どうやらこの部屋は戦闘するには少々狭い。ナイフのが有利じゃないか」ドヤァ
サクヤ「て・・・テメェ・・・殺してやる・・・瞬殺してやる!!」
「それでは、必要なものお申し付け下さい」
サクヤ「なんだこれは?」
執事「武器を選べってことだろ」
サクヤ「へ、あんなやつ、ナイフ一本で充分だ」
執事「ハンドガン。あ、めっさ
調整悪いやつな」
サクヤ「」ピキーン
「なお、これ以降の新しい物資のお申し付けには少々時間がかかりますので、ご了承願います。」
サクヤ「ふーん、いいじゃん。死ぬ痛みってのを味あわせてやるよ」
執事「バカ。それはお前だ」
サクヤ「黙れ!」ヒュン
パンパンッパン
サクヤ「そんなんが当たるわけねーだろ!しねっ!」ヒュッ
執事「あーぶねっ!」ヒョイッ
執事「相変わらずスピードは半端ねえな、むしろここ最近上がったんじゃねーのか?」
サクヤ「さあな、しかし、それに比べてお前は進化しねーなぁ」ヒュッ
執事「まあ、攻撃当てられないようじゃまだまだだけどね」スッ
サクヤ「ちげーよ、間合いつめときゃお前なんもできねーだろっ!」ヒュンヒュンヒュンヒュン
執事「そう思うだろ?だーからダメなんだ」スッスッスッスッ
サクヤ「避けてばっかじゃ感心しませんねぇ」
執事「当てらんないやつの言うことだ。格好悪い」
サクヤ「」カチーン
サクヤ「許さん・・・マジで許さん!」ジャギンッ
執事「か、鉤爪!?お前そんなの注文してなかっただろ!」
サクヤ「ここに来たとき裸できたわけじゃねえだろ?つまり元々持ってたもんは引き継がれんだよ」
執事「うんまあそーなんだけどね」バンッ
サクヤ「うわっ!?」キーーーーン
サクヤ「グッ、くそ!コンカッションか!視界が!」
サクヤ「・・・」
サクヤ「撃ってこない・・・?まさか!」
執事「さあ、第2ラウンドといこうか」ドヤァ
サクヤ「ショットガン出したくらいで勝った気になってんじゃねーよ」嘲笑

17しつじ:2013/12/29(日) 18:30:26
執事「バカだなぁ・・・お前が使うショットガンと、俺が使うショットガン、この二つの間にいったいどれほどの差が」ダァーーーン!!
サクヤ「っ!!」

バタッ

執事「不意討ちが致命傷になる!」ドンッ!



18皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 18:42:07
ころね「今年も残すことあと・・・2日!!!」

ルキ「今年も色々ありましたな・・・」

サクヤ「まあそれはいいんですけど・・・」

ころね「?サクヤ、どうかした?」

サクヤ「どうしたもなにも・・・なんで三人しかいないんですかーー!!」

ころね「いやいや、そんなこと言ったって来ないものは来ないんだよ。私がどうにかできることじゃない!」ドヤァ

サクヤ「そんなとこでドヤるな!あああ、忘年会ってのはもっと大勢で集まって酒のんでどんちゃんして・・・」

ルキ「三人でどんちゃんすりゃいいじゃん」

サクヤ「それじゃあただの女子会じゃねえかーー!!」

ころね「あら、ここに女子は二人しかいなくt」

サクヤ「シーーッ!!シーーッ!!」

ルキ「もう遅いよ、今更だよ」

サクヤ「今年最大の悲劇だよ・・・」

ころね「まんざらでもないくせに」

サクヤ「バレた?」

ルキ「Σ」

19皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 18:42:13
ころね「今年も残すことあと・・・2日!!!」

ルキ「今年も色々ありましたな・・・」

サクヤ「まあそれはいいんですけど・・・」

ころね「?サクヤ、どうかした?」

サクヤ「どうしたもなにも・・・なんで三人しかいないんですかーー!!」

ころね「いやいや、そんなこと言ったって来ないものは来ないんだよ。私がどうにかできることじゃない!」ドヤァ

サクヤ「そんなとこでドヤるな!あああ、忘年会ってのはもっと大勢で集まって酒のんでどんちゃんして・・・」

ルキ「三人でどんちゃんすりゃいいじゃん」

サクヤ「それじゃあただの女子会じゃねえかーー!!」

ころね「あら、ここに女子は二人しかいなくt」

サクヤ「シーーッ!!シーーッ!!」

ルキ「もう遅いよ、今更だよ」

サクヤ「今年最大の悲劇だよ・・・」

ころね「まんざらでもないくせに」

サクヤ「バレた?」

ルキ「」Σ

20皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 18:52:21
ガチャ
むぅ「ごめんおまたせ〜」

ころね「まってたよ〜!」

サクヤ「おお、まだわんちゃんあるな」

むぅ「・・・て、あれ?これだけ?」

ルキ「うむ」

むぅ「えぇ〜少ないよ〜」

サクヤ「だよな!だよな!!」

ころね「まあまあ、もう少ししたら皆来るから」

サクヤ「またなんの根拠もないことを・・・」

ころね「ん?実際にこうしてむぅちゃんは来たわけだが?」

サクヤ「ぐぬぬ・・・」

ルキ「これは一本取られましたな、ハッハ」

サクヤ「それもしかしてリーガルハイの服部さんのマネ?」

ルキ「///」

サクヤ(なんなんだ・・・)

21皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 19:10:55
ガチャ
いそそ「あれ、ここでいいんだっけ・・・?」

サクヤ「いそそおおおおおおおおおおお!!!」

ころね「いそそおおおおおおおおおおおおお!?」

ルキ「いいいいいいそおおおおおおおそおおおおおおおおおおおお!!!!!!!???????」

むぅ「メガァァァァァ!!!メガァァァァァァァァァァ!!!!」

いそそ「なんなんだよ!!」

サクヤ「いや、いや、その、まさか、またあえるとあqwせdrftgひゅじこ」

いそそ「別に死んだわけじゃねえんだからwww」

ころね「じゃあもっと顔だせやああ!!!」

いそそ「まぁまぁw俺も今年受験で忙しいからよwww大学受験だぜ!?」

ころね「高1の頃これたろ!!」

いそそ「高2病だったんだよ察してくれ・・・」

むぅ「高2病?」

ルキ「必要以上に厨2病を嫌っちゃう病だよ。もっと痛いかもな」

むぅ「へえ・・・そんな病が・・・」

サクヤ「それはそれとしてだな、遅刻だ遅刻うううう!!!」

いそそ「いやぁ、ここ来るの久しぶりでよ、ただでさえ暗いからなここ」

ころね「ちゃんと看板置いておいたじゃない」

いそそ「その看板に従ったんだがなぁ・・・」

サクヤ「・・・」

22皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 19:20:06
ガチャ・・・
m2「おーーっす」

サクヤ「えむつううううううううう!!!」

ころね「おせーーーーーんだよ!!」

m2「いやいや、許してよ、こ、買ってきたから」

ルキ「ぬ?それは?」

m2「この館の地下のある場所で5年間寝かせた極上ワイン」

ころね「テメェは神か!!!」

いそそ「なんだそれ、そんなの知らねえぞ」

むぅ「てゆか五年前私たちまだここいない・・・」

m2「タイムマシンがあるだろjk」

ころね「それならなぜ5年?」

いそそ「100年物一瞬でつくれるやん」

m2「あのな、まだ舌も全然肥えてない俺らにはやっすいワインだろうとたっかいワインだろうと、全然違いわからんだろ。ましてや寝かせたワインなんて」

いそそ「た、たしかに・・・」

m2「ねかせたワインの何がいいのかってな、」

ころね「」ゴクリ

m2「寝かせたって事実。気持ちだよ」

むぅ「良い事言ってる・・・風」

ころね「そんでいつから寝かせたことになってんだよ」

m2「タイムマシン完成してからだから・・・二年?・・・と半年かな」

ルキ「やるじゃねえか」

サクヤ「よぉーーし!!空けろ空けろ!!」

いそそ「飲み明かすぜえええ!!!!」

ころね「いやまて・・・」

サクヤ「?」

ころね「つまみが・・・ないぞ」

23皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 19:40:12
ガチャッ!
執事「おぉ〜〜す!!!」

サクヤ「!!!・・・なんだお前か」

むぅ「・・・」

ルキ「チッ、貴様か」

m2「かえれ」ボソッ

いそそ「よっ」

ころね「ちょうどいいや。つまみ買ってこいよ」

執事「というと思いましたよ・・・デーーーン!!」

ころね「まさか・・・!」

執事「俺らが闇として生きていくことを決意したその少ししたあとのこと・・・俺はすぐに思い立った・・・これは・・・これはそういうことなんじゃないかと!!」

ルキ「なんだよ、単刀直入に言えよ」

執事「まあ聞きたまえ。そうして俺はすぐに行動に移した!そう!そしてその集大成が今ここに!!!」

m2「・・・」

執事「二年物の極上ワインだぜ!!!」

全員「」

24皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 19:58:56
ころね「お前には失望した」

ルキ「かつてお前のようなグズを見た事があっただろうか」

むぅ「純粋に死ねばいい」

m2「ワインかぶり」

いそそ「^^;」

執事「いそそおおおおおおおおお!!」

サクヤ「まぁまぁ、もちろんつまみも買ってきたんだよな?」

執事「う。うん。カキピー」

サクヤ「ほ、ほら・・な?」

ころね「カレーパン買って来い」

執事「つまみ!?」

いそそ「でも人は中々揃ってきたな。」

ルキ「確かにな。はじめから比べたらかなりの盛り上がりだ。」

執事「って、リンきてねえのか」

ころね「あー確かに。あいつなんかこーゆーの大好きそうなのにな。」

執事「・・・ん?もしや迷ってんでね?」

サクヤ「・・・」

ルキ「はぁーー?迷うかぁー?普通。」

むぅ「でも確かに最近リンここ来てなかったよね」

ころね「だとしても看板置いてあるし・・・」

執事「それが問題なんだよ。リンのことだから、記憶と少し違っても迷わず看板の通りに行くだろうな」

m2「間違いないな」

ころね「なら尚更間違いようがないような・・・あぁッ!!」

執事「うん。看板、反対向いてたよ」

25皆で忘れよう!忘年会〜〜:2013/12/29(日) 20:10:50
ガチャ
リン「ハァ・・・ハァ・・・」

ころね「あ」

リン「どういうことだああああ!!!!」

ころね「た、確かに看板はちゃんとつけたはずだったんだけど・・・」

ルキ「・・・?サクヤ、どうした?」

サクヤ「ヘ、ヘッ!?なにが!?」

ルキ「いや、急にだんまりだから・・・」

サクヤ「ちょっと・・・お腹痛い・・・」

いそそ「あらら」

むぅ「わかりやす・・・」

執事「そんでさ、よく見たら看板固定してあった金属になにか鋭利なもので傷つけられた痕が・・・」

サクヤ「わああああああああああああああああああああ!!!」

リン「どういうつもりだああああああ!!!」

サクヤ「いやな、その・・・軽い冗談のつもりだったんだが・・・」

リン「へぇ・・・へぇ・・・?」

サクヤ「ごめんなさああい!!!」

ころね「じゃあカレーパン買って来い!!」

サクヤ「はい!ただいま!!!」

26しつじ:2013/12/31(火) 22:53:15
リン「まったく・・・」ゼェゼェ

ルキ「・・・なぁ」

ころね「?」

ルキ「・・・あ、のさ、サクヤ居なくなったらから言うけどさ、」

執事「悪口なんて珍しいな」

ルキ「結局あいつって男なん?女なん?」

全員「」

ころね「・・・う、うーん・・・それは・・・決断しがたいですな・・・」

執事「だから男だって」

ルキ「そんな事実は知ってんだよ。そーじゃなくてだな、少なくとも最近までの3、4年は女としてのサクヤと付き合ってたわけだろ?」

執事「ほへー、そんな経つのか」

ルキ「そんないきなり男だって言われたってこっちは一体どう接したらいいのか・・・」

むぅ「難しいね・・・」

リン「いやいや、今まで通り接すればいいんじゃね?」

ルキ「うーん、なんか違和感・・・」

執事「俺は男のサクヤの方が接しやすいけどな」

ころね「変態と言う事実に変わりはない」

ガチャッ

いそそ「あいつの良さは・・・男だとか、女だとか、そんなちんけなことで変わるような物とは違うんじゃないのかな・・・」

サクヤ「」ブワッ

27しつじ:2013/12/31(火) 23:08:08
サクヤ「かんな様っ!カレーパンでございます!」

ころね「サッ、さっきゅん!」

サクヤ「動揺しすぎですよwww」

ころね「いや、その、はは、」

サクヤ「全部聞こえてましたから」

ころね「え、あぁ、そうなんだ・・・」

サクヤ「相変わらずいそそはイケメンだね」

いそそ「・・・」

サクヤ「そのお礼って訳じゃないけど、色々買ってきたよ」

ころね、リン「おおおおお!!!やるじゃねえか!!!」

執事「芋けんぴは、芋けんぴはちゃんとあるんだろうな!!!」

サクヤ「ありますよ」

執事「イケメンだぜお前はぁぁぁぁ!!」

サクヤ「あ、あとよ、町歩いてたらたまごに遭遇したから声かけたら、えー!?知らなかったよ!すぐ行くー!!って言ってたよ」

たまご「おーーーーーっす!!」

むぅ「たまごだー!!」

ころね「じょ、女王様!」

いそそ「おう、おひさー」

たまご「いその!?」

m2「あとは・・・」

執事「あいつは、どーすんだろうな」

リン「来るよ!来るに決まってんじゃん!」

ころね「今年一番の大事件かもね・・・」

サクヤ「突然すぎたからなー」

いそそ「?、?」

たまご「なんの話だろうね?」

いそそ「・・・!!!」

たまご「あーー。」

m2「難しいな」

執事「おいおい、暗くなってんなよ!」

サクヤ「確かにな、暗くなっててもしょーもないわ」

ルキ「いえーーがぁぁぁ!!!」

28しつじ:2014/01/01(水) 00:02:27
ルキ「もうそろ今年が終わるな・・・」

執事「うわぁー!がちかぁー!」

いそそ「いや、まだ終わらない」

サクヤ「時は止まってくれないんですよ」

リン「来年こそはデュエマ世界一に!!」

m2「ふあぁ、どーせかわんねぇよ」

ころね「今年の分のカレーパン食べなきゃ!!」

執事「来年こそは彼女がぃぁぁぁあ!!!」

たまご「来年こそは王子様がぁぃぁぁ!!!」

リン「ムリムリ」

むぅ「ムリムリ」

いそそ「まだ終わらねえって言ってんだろ!!!」

サクヤ「ガッ、ガチ?」

執事「どーしたどーした」

いそそ「やつは来る!絶対来る!」

サクヤ「いやだから、さっきから誰を・・・」

ガチャ・・・

キイイイィィィィ・・・

サクヤ「あ!!!!!!」

執事「お!!!!!!!」

ころね「なんですとおおおおおおおお!?」

かんら「・・・」

たまご「かんらぁぁぁぁぁ!!!!」

いそそ「かんらぁぁぁぁぁ!!!!!」

かんら「・・・資格・・・ないかな」

執事「そんなことねぇよおぉぉおおぉぉおお」

ルキ「バカか貴様は!バカ!」

サクヤ「何があったんだよ?」

かんら「まあ、色々・・・な。」

m2「あ、2014なった」

いそそ「じゃー皆集まったことだし・・・」ガサゴソ

全員「?」

いそそ「じゃーん、特製シャンパーン」

執事「さ、酒なら飲めねえぞ」

いそそ「安心しろ。中身はジュースだ!」

サクヤ「なんだそれは」

いそそ「(嘘だ)」

サクヤ「(問題ない)」

執事「じゃーみなさん!」

「カンパーイ!!」

29しつじ:2014/02/06(木) 18:43:38
キーンコーンカーンコーン

執事「おわったあぁぁぁぁい!!!」

ルキ「うるさい」カリカリ

執事「おいルキ、もう授業は愚か、俺達が課せられた今日のノルマを全て達成したんだそ!ペンを置け!」

ルキ「まったく・・・そういう執事は今の時間に問題全部終わったんですか?」

執事「え!?ん?あぁ、もちろん」

ルキ「どれどれ・・・って例題すらやってねーじゃねえか!」

リン「」ソーーッ...

ルキ「カンニングすな!」バシッ!

リン「鬼!!」

ガラガラッ

サクヤ「おーい!執事!今日こそは魔獣狩りに付き合ってもらうぞ!」

執事「あ、ごめん俺今日歯医者・・・」

サクヤ「はい連行ー」

執事「うわぁぁぁぁぁ!!」

いそそ「あらら〜〜行っちゃったね〜〜」

㎡「一生帰ってこなければいい」

いそそ「どっち?」

㎡「両方」

いそそ「なるほどなるほど」

リン「ちょっと強めの魔獣放ってみる?」ワクワク

㎡「ちょっとじゃなくてどでかいのでいいよ」

リン「なんにしよーか」

㎡「んーーー、、、まあモルボルくらいでいいだろ」

リン「くっせぇ〜〜」

いそそ「まあまあ、その辺にしてあげて」

ルキ「うおおおし!終わったぁぁぁぁ!!!魔獣狩り、私もまぜろおおおおお!!!」ダダダダダダッ!!

いそそ「あんな・・・やつだっけ?」

リン「うん。さして変わらないよ」

㎡「ふぅ・・・じゃ家かえってモニターで状況でもみてるか」

いそそ「えー、帰っちゃうの〜〜?」

㎡「だってすることもないし」

いそそ「んー確かにな。また明日会おうなー」

30闇の名無しさん:2014/05/05(月) 20:48:59 ID:V4n.RKYQ

「既に勝敗は決したようなものなのに、何故抗うのかしら――【従者】」

冷たい雨が地に伏した私の頬を打ち付けては消えていく
既に意識は風前の灯火。ふと意識を緩めれば、掻き消えてしまうほどの小さな火。

……幸い、腹部を抉る裂傷が、この微かな火に僅かながらの油を注いでくれているが。

「ああ、単騎で私に挑んでくるからそれなりの実力者だと思っていたのだけれど」

傷ひとつ無い端正な顔を持つ女性はそう呆れる。拍子抜けだ、と言わんばかりに

かたや私は満身創痍。戦闘用に仕立て上げられたメイド服は惨めに千切れ、露出した肌には無数の傷。
止めどなく溢れる鮮血が私の頬を、髪を、四肢を紅に染め上げて行く。
ああ、手元にあった筈のナイフも既になまくらで、目の前の女性に一太刀入れることすら叶わぬのだろう。
最初からわかっていた結末だった。唯のメイド長である私が、「闇」そのモノに勝てるはずがなかったんだ。

「ま、これだけ痛めつけてもまだ生きているその往生際の悪さだけは認めてあげる」

こちらへと歩み寄る一つの足音。それは顔を挙げなくとも、女性のものであると確信するほどで
指一つ動かせぬ私の首を掴み上げれば女性は笑い、軽々と私の矮躯を持ち上げてみせる。

首に食い込む指の感覚が不快感を逆撫でする。それを悟ったか、手のひらには徐々に力が込められてゆき
やがてはあと一息で首を折れるであろう力を込めながら女性は妖艶な笑みを浮かべ笑う。
声が、出ない。息が、出来ない。我が四肢が「逃げろ」と警鐘を鳴らすように、全身に血を巡らせる。

「貴女を殺したら次はあの館。闇の名を借りて好き勝手やってる子たちには、お仕置きが必要だものね」

――そうさらりと言葉を吐くと、手に濃縮された「闇」の塊を生み出してみせた。
本能が悟っている。あの「闇」は全てを飲み込み喰らい尽くす深淵の闇であると

「どうせなら、壊してしまえばいい。この世界もろとも、全て―――」

31闇の名無しさん:2014/05/05(月) 20:49:32 ID:V4n.RKYQ
「―――ちが……う…」

掠れるようなその声は、無意識のうちに発していた「本能」の叫び。
訴えるように吐出された声は女性の耳に届いたのか、館に向けていた意識を再びこちらへと戻す。

……ああ、違う。
自分でも理解できていない本能の言葉に相槌を残す。
例えこの闇の世界が、「闇」という虚像を借りた幻想の郷だとしても―――

「お前が……闇の、総意だろうと……!」

動くはずのない四肢が呼応する。自らの決意を叶えるかの如く、しっかりとした力を持って。

再び痛みと苦しみに思わず歯を食いしめてしまう。だが私は、此処で終わるわけには行かない
誰でもない“本能”こそが、此処で終わるなと訴えかけているのだから――!

「この闇は、この闇に宿る命は……壊していいものじゃない……ッ!」

首を掴む女性の手首を握り締め、突き刺すような視線とともに言い放つのは魂の叫び。
少しは威圧的に聞こえただろうか?目の前の女性は、驚愕の表情を浮かべて戸惑う。

「……そう。でも関係ないわ。この闇は、今此処で終わるべきだもの」

首を万力で締め付けられるかのような感覚が襲い掛かる。ああ、痛い
だがこの程度の痛み、疾うの昔に背負っている。私が犯した過ちと共に散り行った、人々の痛みも――!!

自分でも驚くほどの力で女性の手を振り払う。またしても驚きの表情を残し、こちらを睨む女性
地獄の万力から開放された我が身体は必死に空気を補給しようと、荒い呼吸を繰り返すのみ
……それでいい。今から行うことは、そんな呼吸を無下にするような行為なのだから。

「違う。闇は生きるべきなんだ。此処の闇も、闇の者も――其れが、醜いエゴだとしても!」


体が熱い。傷の痛みだとか、感情の昂ぶりだとか、そんなちっぽけなものでは断じて無い。
其れは自信に宿る“全て”の力を解き放つ際の前兆。今から行うは、かの『大魔法』の擬似展開

32闇の名無しさん:2014/05/05(月) 20:52:32 ID:V4n.RKYQ
―――これは、闇世界に言い伝えられし古き預言書の一節。


『真なる闇が現れし7か月。其の闇を切り払うは、時空を揺蕩う灰色の――』


『闇を識る、一人の少女』




「第四魔天法式、偽典・黙示録を寄る辺とし今此処に現界せよ」


瞳から奔るのは時の歪みによる無数の歪み。ヒビの様に奔るそれは、瞬く間に辺りを覆い
此処に第四魔天法式は完遂する。其れが造り上げられた偽の魔法であるとしても

きっと世界は、少女の精一杯の悪あがきを、奇跡として認めてくれることだろう。



                               タイム・パラドックス
「闇は、在り続けるべきなんだ――――第四魔法、『逆行時空』

33闇の名無しさん:2014/05/05(月) 23:55:58 ID:V4n.RKYQ
続きはありません

34神流 ◆LntrsFwFSY:2014/05/06(火) 01:23:42 ID:???
さすや!

35闇の名無しさん:2014/05/06(火) 03:04:24 ID:SiclcpMo
昨夜の書き方ってほんと特徴的だよな

36闇の名無しさん:2014/05/06(火) 04:35:50 ID:SiclcpMo
もちろんいい意味だかんな?

37闇の名無しさん:2014/05/06(火) 14:27:31 ID:V4n.RKYQ
型月とか鎌地の文章を煮詰めてわかりにくくしたような書き方だよなあと自負してます

38神流 ◆LntrsFwFSY:2014/05/06(火) 15:25:11 ID:do.YFbjo
書き方と文体と題材で誰が書いたか大体わかるんだよなぁ

39闇の名無しさん:2014/05/06(火) 15:48:30 ID:SiclcpMo
てゆーか書く奴がそんな多くないからな

40神流 ◆LntrsFwFSY:2014/05/06(火) 16:56:07 ID:do.YFbjo
さっきゅん

執事
k

あとは?

41闇の名無しさん:2014/05/06(火) 17:36:26 ID:fttcb2lg
そんくらいじゃね?

42闇の名無しさん:2014/05/06(火) 22:04:27 ID:V4n.RKYQ
闇のほぼ全員がSS描いてそう

43神流 ◆LntrsFwFSY:2014/05/07(水) 00:55:57 ID:do.YFbjo
つまり合作企画をやれ、と?(曲解)

44闇の名無しさん:2014/05/07(水) 01:20:42 ID:V4n.RKYQ
おっそうだな

45闇の名無しさん:2014/05/07(水) 19:49:04 ID:gv2L0s0U
すごいやりたいんですよねそれ

46神流 ◆LntrsFwFSY:2014/05/07(水) 20:01:26 ID:do.YFbjo
じゃあ、やろうか

47闇の名無しさん:2014/05/07(水) 21:42:25 ID:V4n.RKYQ
(SSで合作とは一体…)

48闇の名無しさん:2014/05/08(木) 13:11:47 ID:dBVRZcOE
順番決めても決めなくてもどっちでもいいけど、一人ずつ話つなげて行けばいいんじゃないかな

又はそれぞれ別の人に焦点当てたの書いて、時々交差させるのも面白いかもね
ちょっと難しいけど。

49闇の名無しさん:2014/05/31(土) 09:45:02 ID:???
おはようございます。
今の時間を考えると、こんばんは、の方が適切でしょうか。
いえ時間なんてどうでもいいですね。
少なくとも、今の私たちにとっては。
そんなことより少し昔話をしましょうか?
本題と違う話を長々とするのは大好きなのでね。
…私が誰かって?
今気にすることではありませんよ。
さて貴方は、闇の館の最後の一人でしたね。
その他の愉快な仲間たちは、みんな闇の滅亡を目の前にして死んでしまいました。
今日はその仲間たちの話をしてみましょうか。

まず一番最初に死んだのはサクヤさんでしたね。
当たり前です、あの人は人間でしたから。
純粋な闇の住民とでは、寿命が桁違いでしょう。
泣き縋る皆さんに見守られて安らかに眠っていきました。
その時既に歯車が回り始めていたことには、貴方含め誰も分かりませんでしたね。
m2さんや磯野さんには勘付かれると思ったのですが…
結局あの2人は、何も知らぬまま死んでいきました。

さて、次に死んだのが、えーと誰でしたっけ。ああそうそう、甘楽さんです。
100年以上前とはいえ、覚えていますよね。突如大量発生した異生物の館への猛攻。
甘楽さんは前線に出過ぎたのでしょう。そのまま双剣の異生物に頭をスライスされて、あぼーんです。
あれは流石にキツかったですねー。毛の生えたお椀が飛んできたと思ったらヒトの目玉から上の部分なんですもん。私ですら目ぇ逸らしちゃいましたよ。
頭が逝っちまったらルキさんでも蘇生は無理です。というよりそれ以前に、死体の回収すら出来ませんでしたし。
倒しても倒しても減らない異生物との戦いが3時間を超えると流石に皆さんバテて来まして、一時撤退を試みました。
撤退は成功しましたが、甘楽さんを回収出来ませんでした。
誰でしたっけ?甘楽はいい、とにかく逃げるんだ!なんて言ったのは。確かにあそこで執事さんを止めなければ甘楽さんと同じ目に遭っていたかもしれませんが、そんな言い方はないでしょう?
可哀想な甘楽さんは、めでたく蟲系の異生物の血肉となりましたとさ。

しかしここで我らがm2さんの登場ですね。
m2さんは異生物が侵入しないよう館にバリアを張ったのち、甘楽さんの死亡原因は洗脳魔術だと考えました。
何者かが甘楽さんを洗脳して前線に導いたのだと主張しました。
そして魔力の残痕は館の内部にあると。
つまり、甘楽さんを洗脳した犯人が館の中に居て、今も滞在している、と。
m2さんはそれだけを皆さんに伝えると、犯人を探すためその場を去りました。
m2さんはそのまま戻って来ませんでした。
3番目の死亡者はm2さんです。
知ってはいけないことを知ってしまったのでしょうか。
m2さんの死体はそれはそれは奇妙でした。
鼻がこそげ落ち、身体の至る所に水疱、またはそれが破裂した穴が出来ていて、顔は引きつり、血は一切出ていません。
明らかに事故や自然死ではありませんね。何かの魔術です。甘楽さんを洗脳した犯人と同じ奴の仕業だと考えられます。
これもルキさんは蘇生することができませんでした…辛いですか?まだまだ続きますので頑張って聞いてください。

m2さんがいなくなったことで、館のバリアが弱まりました。
いそのさん始め、魔力のそこそこある方たちがバリアの再強化を試みました。
しかし異生物はすべてを埋め尽くさんばかりに増えていきます。
バリアが破壊されるのも時間の問題でしょう。
この時、多くの人が闇の滅亡を憂懼しました。もう貴方が最後の一人なので、その憂懼は正しかったわけですが。

50闇の名無しさん:2014/05/31(土) 09:45:34 ID:???
続きは(書いて)ないです

51闇の名無しさん:2014/06/01(日) 00:37:55 ID:???
問題です、次に死ぬのは誰でしょう?
残念、時間切れです。お話しながら回答していきましょうか。
えー館がプチ混乱しているなか、一つの事件が起こりました。
りんさんの失踪です。
甘楽さん、m2さんを殺した犯人がまだ居るのではないかと囁かれましたね。
不安と、ある種の諦めが混ざった空気の中、
りんさんは見つかりました。しかも生きている姿で。
…しかし、りんさんは何も喋りませんでした。
何処に行ってたのか、どうやって帰ってきたのか、何があったのか…何を聞かれても
喋らないのか、喋れないのか、一言も声を発さずに、ただ怯えたように震えていました。
…え?一連の犯人はお前だろ…ですって?
ふふ、違うと言っても信じないでしょう?

さあ、ここで先ほどの問題の回答をしましょうか。
りんさんが帰ってきたあと…外に居る異生物にどのような攻撃をするか、ということについて話し合うためにみなさんが会議室に集まった時です。
これは面白かったですね。
りんさんがkさんの首を絞めていたんです。
みなさんより一足早く会議室に着いたむぅさんが、悲鳴をあげました。
それに気付いたりんさんは、今度はむぅさんの首を絞めます。
しかし悲鳴に気付いた執事さん、神流さんがそれを取り押さえます。
あのお2人なら力もありますし余裕で取り押さることができましたね。
むぅさんは生きていましたが、発見が遅かったkさんは、残念ながら。
というわけで、答えはkさんでした。
会議室に続々と人が集まってくると、…というより残りはいそのさんとルキさんだけですが…とにかく会議室は大混乱に陥りました。
未だ暴れ続けるりんさんを見ていそのさんは察したのでしょう。
りんを地下牢に入れておけ、とだけ言ってむぅさんの介抱に取り掛かりました。
貴方が執事さんと一緒にりんさんを地下牢や運びましたよね。
地下牢で何が起こったのかは私は見ていません。
しかし、あれだけ証拠が揃っていれば容易に推測できることではありませんか?
ねぇ人殺しさん?
……むぅさんの介抱と、kさんの処理が終わったいそのさんは、地下牢に赴きました。
りんさんの様子を見るためです。
りんさんは執事さんに羽交い締めにされてぐったりしていました。
前には縄を持った貴方が居ました。
りんさんの首には縄で絞められたような跡がありました。
可哀想に、りんさんは絞め殺されてしまったんです。
貴方たちは必死に弁明しましたよね。
いきなり倒れたんだ、縄はあんまり暴れるから縛ろうとしたんだ、仲間を殺すはずない、って
倒れたなら首の跡はどう説明つけるんですか、と言ったら黙ってしまいましたが。
壊滅寸前の闇で、2人仲良く犯人の疑いをかけられましたね。
いそのさんの失望の眼差しなんて初めて見ましたもん。

52闇の名無しさん:2014/06/01(日) 01:00:21 ID:???
これで館に残ったのは5人です。半減ですね。
この辺は面白くないので結論からぱっぱと行きます。
次に死ぬのはルキさんと、いそのさん。
焼死でした。
いそのさんの部屋にガソリンを撒いて、火をつけて。
火が燃え移らない魔術や、一定時間経つと火が消える魔術や色々かかっていたことから、どちらかから希望した心中ですね。
またまた第一発見者である貴方と執事さんが、そのことを引きこもりがちのむぅさんに伝えると
「どうせまた貴方達がやったんでしょう?」と。
むぅさんはりんさんの一件で仲間が信じられなくなっているのに、犯人だと疑われている貴方達が信用されるわけありませんよね。
いそのさん、ルキさんという魔力を持った方々が死亡したことで、館のバリアは一気になくなりました。
異生物が次々と館に侵入していきます。
前門の異生物、後門の犯人。絶望的な状況で、むぅさんは自ら異生物の群れに飛び込みました。
つまり自殺です。
異生物は飛び込んで来たエサを食すと、2階、3階とどんどん侵入していきました。

53闇の名無しさん:2014/06/01(日) 02:01:59 ID:???
最後に残った貴方と執事さんは、
何を思ったのでしょうか。
執事さんは貴方を、まだ異生物が侵攻していない部屋へ呼び出しました。
そして、貴方に銃を突きつけ
真剣な眼差しで伝えました。
俺はここでリタイアする。
弱い俺を許してくれ。
そしてどうか、後を追ってくれ。
執事さんは自分の頭に銃口を押し当てると、そのまま引き金を引きました。

さあ、残ったのは貴方一人。
どうか後を追ってくれ。
執事さんの最後の願いです。
貴方はまだ暖かい執事さんの手から銃を抜きました。
震えの止まらない手で銃口をこめかみに当て…
そのまま…
銃を下ろしました。
そして泣き崩れました。
結局、自殺できずに。
人殺しの貴方は、仲間の願いすら聞き入れませんでした。
貴方だけのうのうと生きて、天国のみなさんはどう思っているのでしょうか?
そんな人が館の主を名乗って良いのでしょうか?

そろそろ夜も明けてきますし、私…いえ、私たちの目的を教えてもいいでしょう。
私は、全てはお師匠様の計画のためです。
お師匠様の素晴らしさを可哀想な人間に伝えるのです。
私は、常に疑問でした。
どうして人間だけこんなに寿命が短いのだろうと。
人間の寿命を伸ばしたり、死んだ人間を生き返らせることは出来ないものか、と。
そんな中出会ったのがお師匠様でした。
お師匠様は、私がずっと恋い焦がれていた、死んだ人間を生き返らせる…"蘇生式"を目の前でやってみせたのです。
私は、決めました。この人についていこうと。
この人なら、あの子を生き返らせることもできるはず…
お師匠様の計画は、人間の寿命を伸ばし、人間以上の寿命を持つ種族を根絶すること。
闇の人たちは、その計画の第一歩です。
これから人間にお師匠様について伝えていくとともに、妖怪などを掃討していきたいと思います。

お師匠様は、本当に、偉大な魔導士です。
手始めに異生物を大量に召喚して。
甘楽さんやりんさんを洗脳して。
m2さんも殺して。
そうです。お察しの通り一連の犯人はお師匠様ですよ。あはは。
なんなら、拉致したりんさんに行ったことも教えて差し上げましょうか。

54闇の名無しさん:2014/06/01(日) 02:58:29 ID:???
りんさんには、少し私の研究に協力していただきました。
私の医療術とm2さんの魔術で、闇の者は寿命が長いとは分かっていますが、闇の者の生態って謎が多いじゃないですか?
闇の住民で人体実験した例も無いですし。
なのでお師匠様の協力も頂いて、色々と実験してしまいました。
喋れなくなるまで壊れちゃいましたけどね。
……本当はこの実験はもっと早くにやりたかったのです。
最初に殺した人を対象にしようかと思いましたが…
ほら、薄情な誰かさんのせいで甘楽さんは死体も残らなかったじゃないですか?
だからりんさんで人体実験しました
……ふふふふ
分かってますよ、m2さんですよね?
m2さんはりんさんが失踪する前に死にました。…いえ、殺しました。
なので、m2さんを実験に使っても良かったのですが…くすくす、いや、失礼…
m2さん…くす、実は、闇の者じゃなかったんですよ!
光の者です!光から闇になったとかではなく、純一無雑の光の住民です!
普通、闇に受け入れられさえすれば人間でも光の住民でも"闇の者"として闇の血が流れ、闇の力を纏います
しかし彼の純粋な光の血は闇には受け入れられず、ただ魔力だけを闇の物にしてあたかも闇の住民のように振舞っていたのです!あはははは
思想がいくら闇とはいえ、あの大きい顔をしていたm2さんが、光の住民ですよ!?お笑い種ですよね!
ははははっ…はぁ…さて、私は一つやり忘れていた実験があるのです。
寿命についてですよ。
人間より長い、というだけで、闇の者の正式な寿命はわかっていませんよね?
寿命で死んだ事例がありませんから。
私は誰か一人を捕まえてそれを確かめようと思いましたが、むぅさんと執事さんは勝手に死んでしまいましたし。
はい、残ったのは貴方です。
もう他に居ませんから、貴方に実験体になって貰います。
大丈夫です、ちょっと死ぬまで監禁するだけですよ。ふふ
私の知識欲のために…ちょっと協力してくださいね
ふふふ私はこれでも闇魔館の唯一の医術士です寿命意外では死なせはしませんよ安心してくださいマスター、あはははは

はははこれで計画が成功すればサクヤを生き返らせられるわぁ、待っててねお姉様とお師匠様が呼び戻してあげるから!あはははははははははは

55闇の名無しさん:2014/06/01(日) 02:59:20 ID:???
眠気で思ったよりも稚拙で乱雑な文になってしまった
あ、続きは無いです

56なんとなく思いついた短編:2014/07/20(日) 18:08:57 ID:???
「さくや、あつい」

初夏……というにはいささか暑すぎる陽気の日、漆黒の館から不快感を隠そうともしない声が漏れる。
声の主は言わずもがな我らが神流様。蒸し風呂のような室内で、あろうことか下着姿で愚痴を漏らしていた。

「……では、数百年ほど放置してある地下室に向かわれてはいかがでしょう」

きっと涼しくなれますよ*鼹類函∧未琉嫐*で肝を冷やすような発言を返すのはいつもの従者、サクヤさん。
この蒸し暑い館の中でも華麗にメイド服を来なしてみせる姿は、ある意味恐怖すら覚える。
……この館は漆黒である。故に、太陽光を余すことなく吸収してしまってる上に
彼女の服も漆黒*鼹類修譴任皀汽*ヤは平然と、不思議なくらいに冷えたアイスティーを神流に手渡す。

「……扇風機は?」

「りんさんが扇風機の前で「あ゛〜」とやったところ、凍り付いて故障しました」

当事者の彼は現在、罰としてエントランスや食堂の冷房係として貢献中。
しかしそれらの施設はすべて一階。対してこの部屋は屋上の特別な個室。
……如何に彼の能力が強力とはいえ、ほぼ屋外のこの場所までは届いてこないようだ。

「……くーらー」

「ルキさんとKさんが改造してヒーターにしてしまいました」

無論、その二人は罰としてヒーターがガンガン付けられた部屋で鍋焼きうどんと洒落こんでいる。
現状、この館に冷房は存在しない。今存在するのは、二人の絶え間ないボヤキのみ。

「……さくや、あつい」

「……そうですね」

蒸し返すような日照りが差し込む夏の昼過ぎ。
闇魔館の夏は、まだ始まったばかりである。

57さくや:2014/07/20(日) 18:09:50 ID:V4n.RKYQ
なんか文字化けしてる!?

58かんな:2014/07/20(日) 20:40:07 ID:do.YFbjo
いいぞ。

59さくや:2014/07/20(日) 23:32:02 ID:V4n.RKYQ
「さくや、あつい」

初夏……というにはいささか暑すぎる陽気の日、漆黒の館から不快感を隠そうともしない声が漏れる。
声の主は言わずもがな我らが神流様。蒸し風呂のような室内で、あろうことか下着姿で愚痴を漏らしていた。

「……では、数百年ほど放置してある地下室に向かわれてはいかがでしょう」

きっと涼しくなれますよ……と、別の意味で肝を冷やすような発言を返すのはいつもの従者、サクヤさん。
この蒸し暑い館の中でも華麗にメイド服を来なしてみせる姿は、ある意味恐怖すら覚える。
……この館は漆黒である。故に、太陽光を余すことなく吸収してしまってる上に
彼女の服も漆黒……なのにサクヤは平然と、不思議なくらいに冷えたアイスティーを神流に手渡す。

「……扇風機は?」

「りんさんが扇風機の前で「あ゛〜」とやったところ、凍り付いて故障しました」

当事者の彼は現在、罰としてエントランスや食堂の冷房係として貢献中。
しかしそれらの施設はすべて一階。対してこの部屋は屋上の特別な個室。
……如何に彼の能力が強力とはいえ、ほぼ屋外のこの場所までは届いてこないようだ。

「……くーらー」

「ルキさんとKさんが改造してヒーターにしてしまいました」

無論、その二人は罰としてヒーターがガンガン付けられた部屋で鍋焼きうどんと洒落こんでいる。
現状、この館に冷房は存在しない。今存在するのは、二人の絶え間ないボヤキのみ。

「……さくや、あつい」

「……そうですね」

蒸し返すような日照りが差し込む夏の昼過ぎ。
闇魔館の夏は、まだ始まったばかりである。

60さくや:2014/07/20(日) 23:32:36 ID:V4n.RKYQ
ちょっと訂正しました

61k-chan ◆W0s8XxVU.o:2014/07/27(日) 01:30:48 ID:vwG2dFmk
k「俺のターン、俺はギミック・パペットボムエッグを召喚」
サクヤ「くっ・・・またその割とキモいモンスターか」
k「キモくなどない!」
サクヤ「キモいもんはキモい」
k「まあいい!俺はギミック・パペットボムエッグの効果発動!」
k「手札のギミック・パペットネクロドールを墓地に送り」
k「レベルを8に!」
k「そして手札からネジマキシキガミを特殊召喚!」
k「魔法発動!ジャンク・パペット」
k「蘇れ!ギミック・パペットネクロドール!」
サクヤ「レベル8モンスターが3体・・・まさか!」
k「そのまさかだ!3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!」
k「エクシーズ召喚!」
k「現れろ、No.88! ギミック・パペットデステニー・レオ!」
サクヤ「1ターン目で8x3エクシーズだと・・・!?」
k「さらに!!!」

62k-chan ◆W0s8XxVU.o:2014/07/27(日) 01:36:14 ID:vwG2dFmk
k「俺はRUM-アージェント・フォースを発動!」
サクヤ「なっ・・・!」
k「いかせてもらうぜ!」
k「1体のモンスターで、オーバーレイネットワークを再構築!」
k「カオスエクシーズ・チェンジ!」
k「現れろ、Cno88!」
k「ギミック・パペットディザスター・レオ!」
サクヤ「!!!!」
k「ギミック・パペットディザスター・レオの効果発動!」
k「1ターンに一度、このカードのエクシーズ素材を取り除き・・・」
k「相手のライフポイントに1000のダメージを与える!」
サクヤ「ぐぅ・・・!!」
サクヤLP 7000
k「ターンエンドだ」

63k-chan ◆W0s8XxVU.o:2014/07/27(日) 01:58:06 ID:vwG2dFmk
サクヤ「私のターン、ドロー!」
サクヤ「私はモンスターをセット!」
サクヤ「そしてカードを4枚伏せてターンエンド!」
k「おっと専守防衛かなあ??」
サクヤ「なんとでも言え」
k「俺のターン!ドロー!」
k「俺はギミック・パペットディザスター・レオの効果発動!」
k「1000ポイントダメージだ!」
サクヤ「ぐぅ・・・!」
サクヤ LP6000
k「バトルフェイズ!」
k「ディザスター・レオで、その裏側守備モンスターに攻撃!」
サクヤ「その瞬間!」
サクヤ「速攻魔法発動!アーティファクト・ムーブメント!」
サクヤ「私はこのカードを破壊し、アーティファクト-アキレウスをセット!」
サクヤ「破壊され、墓地へ送られたアーティファクト-ベガルタの効果発動!」
サクヤ「自分フィールドに守備表示で特殊召喚!」
サクヤ「そして、ベガルタの効果発動!」
サクヤ「自分フィールドのセットされたカードを2枚まで選んで破壊する!」
サクヤ「この2枚を破壊する!」
サクヤ「そして、墓地へ送られたアーティファクト-アキレウスの効果発動!」
サクヤ「それにチェーンし、アーティファクト-カドケウスの効果発動!」
サクヤ「カドケウスを特殊召喚!そしてアキレウスを特殊召喚!」
サクヤ「カドケウスの効果発動!相手ターン中、自分フィールドに
アーティファクトモンスターが特殊召喚されるたび、カードを一枚ドローできる!」
サクヤ「ドロー!」
k「ならば、そのアーティファクト-カドケウスに攻撃対象を変更!」
サクヤ「アキレウスの効果によりこのターンアーティファクトモンスターには攻撃できない!」
k「くそ、ならばその裏側守備モンスターに攻撃!」
サクヤ「この裏側守備モンスターはコーリング・ノヴァ!」
サクヤ「コーリング・ノヴァの効果発動!」
サクヤ「このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られたとき」
サクヤ「攻撃力1500以下の光属性・天使族モンスターを特殊召喚する!」

64k-chan ◆W0s8XxVU.o:2014/07/27(日) 02:11:16 ID:vwG2dFmk
サクヤ「アーティファクト・アイギスを特殊召喚!」
サクヤ「カドケウスの効果発動!ドロー!」
k「くそ・・・カードを一枚伏せてターンエンド!」
サクヤ「エンドフェイズ!リバースカードオープン!」
サクヤ「アーティファクトの神智!」
サクヤ「効果により、デッキから「アーティファクト-モラルタ」を特殊召喚!」
サクヤ「モラルタの効果発動!それにチェーンしカドケウスの効果によりドロー!」
サクヤ「モラルタの効果!相手ターン中に特殊召喚に成功したとき、
表側表示のカード一枚を選び破壊できる!」
サクヤ「対象を取らずに、ね」
サクヤ「ディザスター・レオを破壊!」
k「なっ!!!」
サクヤ「私のターン、ドロー!」
サクヤ「終わりだ!」
サクヤ「3体のモンスターで、オーバーレイネットワークを構築!」
サクヤ「エクシーズ召喚!」
サクヤ「現れろ、Cno101!」
サクヤ「S.H.Dark Knight!」

65k-chan ◆W0s8XxVU.o:2014/07/27(日) 02:12:35 ID:oXM3Buys
そうしてkはその後爆発力がなくなったギミック・パペットをフルボッコされ
アーティファクトの圧倒的な力にひれ伏すのであった

おわり

66闇の名無しさん:2014/08/12(火) 08:19:51 ID:???
kの途中で面倒くさくなってやめる感ほんとすき

67ゴレンジャイ2:2014/08/12(火) 10:14:10 ID:???
\ピンポーン/

レイ「はーい」

ガチャッ

レイ「きゃーーーー!!」

いその「いやいやいやちょ待ちぃ、今日襲いに来たんちゃうねん。ここで人と待ち合わせしてんねん」

レイ「そうなんですか?」

いその「うん」

レイ「だからって人の家に勝手に…」

いその「いやそんなこと言っ…あーもうそんなん言うてたら8時半や、もう来るがな」

レイ「ちょっと私テレビ観てるし…」

いその「いやテレビやなしに…あ、そや」

レイ「え?」

いその「ごめんな。ジブン襲わなな、来ーへんねん」

レイ「なっ、そんな勝手な話人ん家…きゃっ」

いその「待てぇぇ」

レイ「やだっ助けてーー!!助けてーーー!!!」

「待てーっ!!」

いその「!」

68闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:15:24 ID:eZiJXnbU
神流「赤レンジャイ!」

ルキ「黄レンジャイ!」

りん「みどレンジャイ!」

執事「柚子レンジャイ!」

サクヤ「柚子!」

「五人揃って…ゴレンジャイ!」

いその「…」

神流「逃げるんDA!さあ、早く」

レイ「…ありがとー」

サクヤ「早くしろー!柚子!柚子!」

レイ「ありがとー」

サクヤ「おう」キリッ

「五人揃って…ゴレンジャイ!」

いその「……違う。」

69闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:17:24 ID:eZiJXnbU
いその「おかしい。分かってへんやんけお前。お前何や」

サクヤ「柚子」

いその「…お前は?」

執事「柚子レンジャイ!」

いその「…まだ"レンジャイ"があるからええけど…キミ『柚子』って」

サクヤ「はい」

いその「『はい』やあらへんがなお前全然人の話聞いてへんやないか」

サクヤ「えー?」

いその「『えー』やないやろ!赤と黄色ときて緑はキミはええがな。ここまではええやないか。何やキミらそれ!」

サクヤ「だから…変えた方がええって……お前が言うたから」

いその「お前って誰に言うてんねん……座れ。座れ!」

70闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:19:03 ID:eZiJXnbU
いその「ほんまもうちゃんとやろうや。全然戦われへん」

サクヤ「でも五人バラバラにした方がええって前おっしゃったじゃないですか」

いその「そうや」

サクヤ「で、一応…」

いその「バラバラなってないやん。柚子が二人おるんや」

執事「いや柚子…と、柚子レンジャイ」

いその「柚子レンジャイ…まあええわ、泣いといたるわ。キミ何…キミら何やタイツやんけ」

りん「僕が柚子だったら良かったんですかね」

いその「そんなことちゃうねん!」

サクヤ「もう分かんないんすもんホンマに」

いその「いやキミ(緑)はええねんそれで。バラバラやって言わんかったか俺。おい」

サクヤ「ほんならアレですか。柚子レンジャイが1番目に出て僕が5番目に出れば良かったんですか」

いその「そんな問題やないねん。一緒やからアカン言うてんねん」

サクヤ「でもそんなんこないだお前言うてなかっ…」

いその「お前って誰に言うてんねん!!」

サクヤ「…ええー?」

71>>70補足 泣いといたる=譲歩してやる:2014/08/12(火) 10:21:58 ID:eZiJXnbU
いその「分かってへんやないかお前。分かったフリして帰りやがって」

サクヤ「えっ………僕が悪いんですかね?」

いその「…いやお前リーダーやろ?」

サクヤ「…」

いその「…あっリーダーキミやったっけ?キミ赤着てるもんな」

神流「いやリーダーは…彼女です」

いその「あ、キミリーダー?」

サクヤ「…うん」

いその「そんなんアカンわ。そんならキミ赤着な」

神流「僕着てますやん」

いその「いや、だから…お前アホか」

いその「基本的なこと言うてんねん。赤着んのがリーダーやねん」

神流「…赤を着るのがリーダー?」

いその「うんうん。もう俺ずっと色んな奴と戦って来てんねや。で赤の奴が大体リーダーやねん。キミリーダーちゃうねんやろ?彼女がリーダーやったら彼女が赤着なアカンねん」

神流「僕は?僕はほんなら柚子をやったらええんですか」

いその「いや柚子はもうええねん」

サクヤ「ただ僕が赤を着たらいいわけですか」

いその「そうそうキミは赤着たらええ」

72闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:25:20 ID:eZiJXnbU
サクヤ「…これ言うたら洒落ならんかなーと思って言わなかったんですけど…武器がもう全然違うんですよ」

いその「あ、そうなん?」

サクヤ「だから武器で個性出していこうっていうことで…」

神流「それはそれぞれホンマに違います」

いその「あ、そう」

りん「それがええって言うてくれる人もおるんですよ」

いその「ああー…それがな」

りん「はい」

いその「ほんならそれちょっと一回見してーや。それからや」

いその「ジブンどんな武器持ってるん」

りん「僕は…ブーメランです」

いその「あ、ええやん。これええやんこれかっこええやん。これは分かるわ。OKOK、でキミは?」

執事「…矢、です」

いその「……何で緑やねん」

執事「いやそれは…柚子の葉っぱ…を表してるんです」

いその「……ほんならキミは?」

ルキ「ハート」

いその「…いやだから…何で緑やねん!それ何やねんほんで!キミは?」

神流「赤レンジャイ!」っ鞭

いその「緑やん…おかしいって!お前出してみぃちょっと」

サクヤ「…」

いその「…それ何やねん」

サクヤ「棒」

いその「棒は分かるわ」

サクヤ「だから別に色とかそんな…色はみんな緑やけど別にそんなもんええやないか!」

いその「ええやないかって誰に言うてんやお前!!」

サクヤ「…えええー?」

いその「バラバラでやれ言うてんねん!!お前らの為に言うてんねや!!」

73闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:26:26 ID:eZiJXnbU
いその「あーしんど…もっかい考え直した方がええわ。よう戦わん…阿呆らしい…何やお前ら。こっち見んかゴルルァ」

いその「柚子やめろ。とりあえず」

サクヤ「いや、それはできないです」

いその「柚子やめろってコレ。戦われへんやろこんなん付けてたら!」

サクヤ「…このボケー」

いその「何や。コレやめろコレ。話してこいもっかい」



六人は幸せな乱闘をして終了

つづく!?

74闇の名無しさん:2014/08/12(火) 10:29:24 ID:eZiJXnbU
何となく行動描写は全てOFFにしてるから今回オチ書けなかったな
他にも色々カットしてる所あるから気になる人は元ネタ見てくれよな〜頼むよ〜

75ひつじ:2014/08/27(水) 21:44:22 ID:QCVGtfTs
チンピラ「へへへ…もう無理だ諦めなぁ」

ころね「はぁ…大男が3人も集まってこんなか弱い幼気な少女を滅多打ちにするの?」

ウラディミルの町から北へしばらく進んだところに、何もない不毛の地、キエフ渓谷が存在する。
ここは数あるマップの中でも過疎化が極端に進行した一つであって、入手出来るアイテムも、エンカウントするモンスターもわざわざこんな辺境までくるようなものが無いのだ。
だが、その人の少なさから、ソロプレイを好むプレイヤーや、一人でこっそりと技の鍛錬に励むもの、そして、こう言った複数人でソロプレイヤーを狙うものとが、渦巻いている。

ころね「はぁ…いくら払えばいいの?」

チンピラ「俺らが欲しいのは金じゃねえんだよ、わかってんだろ?初心者だろうがそんくらいよぉ?」

彼女にとってはとんだ災難だった。
ただちょっとクエストの関係で足を運んだだけなのに、こんなことになるとは思っても見なかった。

チンピラ「まあほら、なんだ、俺たちも鬼じゃねえ。軽くやられてくれや」

ころね「私、まだ装備も整ってないような雑魚プレイヤーだから、そんな貰得ないと思うよ」

チンピラ「ゴチャゴチャうるせえな…モンスターよりかはいいだろうが!!!」

ころね「はぁ…」

チンピラの仲間の二人が一斉に剣を振り上げ襲ってくる。
が、それを軽々とかわし、1人の腹に思いっきりパンチを繰り出したあと、もう一人には渾身の手刀。
二人はあっけなくログアウトした。

チンピラ「!?!?お、おま、素手で一発KOって…お前まさか…マスターモンク!?」

ころね「いやいや違うよwww」

チンピラ「じゃ、じゃあなんだってんだ…」

ころね「え?いや、見てなかった?私、踊り子だよ?綺麗にかわしてたでしょ?…まあ確かに、一応復職で格闘家も入ってるけど…」

チンピラ「ど、どうみてもただの攻撃ブッパモンクじゃねえか!!!」

ころね「だーかーらー、踊り子だってば。それにモンクじゃなくて格闘家!ほんとはやめたいんだからこれも…でもそしたら自衛できないしね…」

チンピラ「ま、まあ、それもそうだな、よひ、じゃあ俺は用事あるから、達者でな!!」

ころね「??」ニコニコ

チンピラ「!?」

ころね「逃げられると、思った?」

チンピラ「アババババババ」ログアウトされました。

ころね「はぁ…デスペナルティはそうだなぁ…装備破壊が妥当だなぁ〜。まあ、ランダムで決まるんだけどね」

???「ひゅー!流石っすねー」

ころね「?」

K「おっと、俺だよ俺、敵じゃやいよー」

ころね「ん?なに?見てたの?どこから?」

K「最初から最後までw」

ころね「じゃあ助けてよ…でも、良かったでしょ、私こう見えて踊り子のジョブレベル9まで上げたんだよ!」

K「へーあれ、踊り子ってMAXいくつ?」

ころね「えとー…一次職だから30だったかな?忘れたー!」

K「格闘家の方は?」

ころね「あげるわけないでしょ!1だよ1!!」

K「そっ、そっか…立派に格闘家してたよお前」

ころね「え?なんかいった?」

K「踊り子素質あるね」

76ひつじ:2014/08/27(水) 21:48:58 ID:QCVGtfTs
てきとーに追加して行きたいです

77さくや:2014/08/28(木) 23:35:34 ID:V4n.RKYQ
ぼくはブーツ使いのバウンサーでよろしくね(PSO2脳)

78しつじ:2014/08/29(金) 09:08:33 ID:mFAi//mc
なんだよそれ見たことねーよ

79闇の名無しさん:2014/09/07(日) 15:55:33 ID:???
K「おうソロでハムってるヤツおるで」

ころね「大草原不可避 キ○トさんかな?」

K「†Kuraudo†さんでしょ。」

???「全体チャットされると丸聞こえなんですけど?」

K「ドーモ、ソロプレイヤー=さん。Kニンジャです。」

ころね「ヒエッ…」

K「ん?……ここここいつメインサブカンストマンじゃねーかwwwww」

ころね「おいおい武器も10503の5スロとか頭おかC」

???「ゴールドで最強は買える(至言)」

K「あわわ……廃人さまじゃ……」

ころね「こっわ…廃人様パネェ」

???「ソロ一筋だと余分なゴールドを使いませんしね。ソロさいつよ」

K「ソロの鑑」

ころね「じゃあ、まず名前と年齢(レベル)を教えてくれるかな?」

サクヤ「ネームはサクヤ。王道を往くBo70/Te70のブーツ使いです」

ころね(ソロ専なのに補助全振りかよ)

K「貴重な補助専門ですね…たまげたなあ」

ころね「百万Gもするメイド服着てるだけあるな…奉仕の心で満ち満ちている」

K「どう?俺らにも奉仕しない?」

サクヤ「そーだねー 一千万の回復薬買ってくれたらPTになってやりましょう」

ころね「K、なんとかしろ」

K「しょうがねえな…ほら買うど〜(悟空)」チャリーン

サクヤ「マジで買いやがったよコイツ……PT組みたくねえな…(お買い上げありがとうございます!一生貴方に尽くします!)」

ころね「って逆ゥー!wwww本音と建前が逆ゥー!wwwww」

K「おうワイの武器購入資金全部つぎ込んだんだからしっかり働いてもらうぞ」

サクヤ「ンモー……じゃあヒール役兼補助役として頑張りますよ」

ころね「リーダー、近接、補助……あとは遠距離かな?」

K「ガンナーとかレンジャーですねぇ」

サクヤ(適当にサボろ)


こんな感じで

80闇の名無しさん:2014/09/07(日) 16:04:52 ID:???
ちなみにブーツ(ジェットブーツ)はこんな感じの武器
補助魔法と高速移動攻撃に特化した武器よ

ttp://i.imgur.com/4dV60Fk.jpg
ttp://i.imgur.com/RpNRYah.jpg
ttp://i.imgur.com/ij4Qy07.jpg
ttp://i.imgur.com/YUnzGdj.jpg
ttp://i.imgur.com/USigxOJ.jpg

81かんな:2014/09/07(日) 18:14:25 ID:eZiJXnbU
いきなり語録使いこなしてて草生やすと思ったらサクヤかよォ

82闇の名無しさん:2014/09/07(日) 18:19:05 ID:???
こういう世界観だと色々無茶言わせられていいね

83さくや:2014/09/07(日) 18:19:35 ID:cu.1vG4Y
って名前消えてるし!なんなのJane!

84しつじ:2014/09/08(月) 21:07:22 ID:2lf7UsME
psoの恐ろしさの片鱗を見た

85闇の名無しさん:2014/09/13(土) 03:26:55 ID:???
これは遠い遠い昔の、闇魔館創立以前のお話




りん「本拠地どうする?」

ユイ「でっかい館建てようぜ館」

ルキ「館ってお前なあ…何年かけて作る気だよ」

ユイ「うーん魔術使える奴と時間弄れる奴でも居たら永遠に朽ちない館だって作れると思うんだけどなー」

ルキ「魔術を舐めすぎだ。もしそんなことできる奴が居たら相当なチートだろうよ…ん?」

レイ「あれ何だろう」

「…」

りん「ひ、人だ!人が倒れてる!hieeee」

ユイ「今は焦土だけど元々ここ戦場だぞ。人くらい倒れてるだろ」

りん「あっそうかそういう設定だった」

むぅ「どうする?」

ルキ「いやどうするもこうするも無いだろ。放っとけ。行くぞ」

むぅ「えー…でもレイが」

レイ「ねぇねぇあなた大丈夫?」ユサユサ

ルキ「アイエエエエ!?レイサン!?レイサンナンデ!?」

レイ「だって放っとけないでしょ。倒れてるのに」

ルキ「聖女かこいつは!」

「………」

レイ「起きないね」

むぅ「気絶してるのかな」

レイ「ルキ治せる?」

ルキ「いや何故こいつを救う方向に話が進んでいるんだ」

ユイ「まあ、いいんじゃね?人は多い方がいいし」

ルキ「闇に引き入れる気満々なのかよ…」

レイ「もし光の奴だとしても大丈夫だよ。女の子だし、細いし」

ユイ「うん、瓶の蓋も開けられなさそうな貧弱さだな。アホ毛もアホっぽい」

86闇の名無しさん:2014/09/13(土) 03:27:27 ID:???
レイ「とりあえず回復、お願いできる?」

ルキ「うー…しょうがまい」

りん「…待って!なんか言ってる」

「………うーん…」

「…チョココロネ」

ルキ「…」

レイ「…ちょこころね?」

ユイ「…呪文か何か?」

ルキ「…いや違う…これ、寝言だろ」

ユイ「はあ!?こんな焦土と化した所で寝る奴がどこにいる!」

「……zzz」

ユイ「…」

レイ「鼾だね」

むぅ「あ、鼻ちょうちん」

ユイ「…あー心配して損した。寝てるだけかよ」ゲシッ

ルキ「はあ…本当にそんな奴闇に勧誘するつもりか?」

レイ「うーん、まあ駄目だったら諦めるよ」

ユイ「まあまあルキさん、一応目覚めるまで待ってみてもいいじゃんいいじゃん」

ルキ「…別にいいけど」

むぅ「名前はなんていうんだろうね」

ユイ「ころねって呼んでやろうぜころねって」

りん「安直&適当すぎない?」

ユイ「いいじゃんころねころね」

「zzz…」

ルキ(…もしこいつが闇の王女にでもなったら大変なことになるんだろうな…)

レイ(もしこの子を闇の王女とかにしたら…闇は更に発展するかもしれない)

87闇の名無しさん:2014/09/13(土) 03:28:20 ID:???
執事「ころねー後でkの部屋来いよー今夜はクソゲー祭りじゃー」

神流「はいはい」

りん「ころねーさっきサクヤが探してたよー」

神流「はいはい」


神流「…………ころねって何だよ(哲学)」

88闇の名無しさん:2014/09/13(土) 03:28:57 ID:???
名前が二つある理由を自分なりに考えてみたの巻

89さくや:2014/09/13(土) 11:48:30 ID:???
あぁ^〜いいっすねえ^〜

90さくや:2014/09/16(火) 18:48:00 ID:???
暁の空が支配する、闇と光の間
絶え間なく抗争が繰り広げられるこの平原も、早朝には暫しの静寂が訪れる。

早朝や深夜に奇襲をかけてはいけない――などという取り決めなどは存在しないが
暗黙の了解、というモノなのだろう。日が落ちてまた昇るまでの数時間は、誰一人として戦地に赴くものはいない。
もしルールを破り、相手軍への奇襲を画策するような輩がいるとすれば――…

「敵影は無し……正面、裏口ともにガラ空きだ」

闇軍の拠点を覆う複数人の人影。彼らの肩に縫い付けられた太陽の刺繍が、“光軍”である事を示している。
頬に汗を伝わせながら草陰に隠れる光側の兵士達。その風貌は、まだ経験の浅い新兵のようで

『予定通り、マルフタマルマルに正面と裏口…及び右翼側から同時に奇襲攻撃だな』

部隊のリーダーには無断で奇襲作戦を練ったのだろう。辿々しく通信を交わしながら、各自の持ち場へと辿り着く。
闇軍の拠点付近には複数の物陰がある。それを元に彼らは作戦を練ったのだろう―――が

それこそが失策だったのだと、数分後に身を持って知ることとなる。

『こちらデルタ隊、依然敵の姿は無し。予定通りに作戦を遂行出来そうだ』

『同じくエコー隊。敵拠点に目立った動きは無い、まだこちらには気がついてな――――ッ』

言い終える間もなく響く轟音。突風にも似た轟きを響かせるのと同時に奔るは白い残光。
それは刹那の出来事。“風”が会話を遮った僅か一瞬の間に、エコー隊は一人も余すこと無く“瞬殺”された。
首を掻き切られた様に血飛沫を上げながら、四名の兵士達が皆同時に。

人の理解を超えた現象に、思わず思考がフリーズする。
何が起きた?エコー隊はどうなった?あの“風”は一体―――


再び、残光が煌めく。宵闇を切り裂くように疾走るは灰の風。
靡く柳の様に靭やかな風は次々と、且つ的確に兵士の首を切り落として行き
2秒。たった2秒という逡巡の時の中で、奇襲部隊のほぼ全てを壊滅して見せた。

夢と見まごう事象。この世の現象とは思えぬ出来事に、取り残されたアルファ隊は困惑する。

「い……急げ!直ぐにこの場から離れッ」

他部隊よりも離れた位置から指揮を執っていたが故、誰よりもこの異常事態を把握していた彼らは
我先にと拠点から逃げ出し、一刻も早く自らの拠点へと走り出す――が

一秒にも満たぬ内に、先頭を走っていたリーダーの首が跳ね飛ばされた。

「な……!」

立ち止まり狼狽えるアルファ隊。“次は自分かもしれない――”と、自らの思考が警鐘を響かせる。
となれば冷静な行動など不可能だろう。残された三人は一斉に銃を取り出して

「クソッ!!死ねッ!死ねッ!!」

風を追うように銃弾をバラ撒いて、必死の形相で――悪あがきのように――銃弾を撃ち放つ。
だが風を射抜こうなど、夜に影を探すようなもの。要領を得ぬ無駄な足掻きは、闇雲に精神を浪費するのみで

再び、一人の首が宙を舞う。

「舐めるな……舐めるなよッ!!こっちには動体追視装置が―――」

まるで愉しむように、弄ぶように奔る風。余りも不快な風に苛立つ兵士の一人が、物々しいゴーグルを取り出して
草木をかき分け闇を駆ける風へと視線を移した刹那

「視――視え、な」

最先端の技術すらも辿り着けぬ疾風が、ゴーグルもろとも兵士を切り裂き駆け抜ける。
この間、僅か6秒。これが夢であったならばと、残された一人が闇を見据え
彼が最期に見たものは―――――――不敵に嗤う、灰の外套を纏った“風”の核。

“奇襲とは、感心しませんね”

そんな少女の声を脳が認識すると同時に
宵闇の中に四度目の、真紅の飛沫が舞い散った。




―――“銀灰疾風の神月”。これは後に光に恐れられることとなる、闇の従者の活躍である。

91闇の名無しさん:2014/09/18(木) 23:59:20 ID:ru2A8/nI
闇魔館 けいすけのお部屋

k「うーん…」カタカタ

k「最近クソゲー製作もマンネリだなあ」

k「かといって普通にゲーム作るのも癪だし」

k「…ん?なんだこの動画は」カチッ


ーーーー


いその「あ、kだ。部屋の外に居るの珍し…」

k「いそそ…俺クソゲー作るのやめる」

いその「あ?」

k「バ グ ゲ ー 作 る」

92闇の名無しさん:2014/09/19(金) 00:07:40 ID:ru2A8/nI
数日後 闇魔館廊下


執事「なんか最近めっきりkを見なくなったな…」

神流「死んだんじゃないの〜?(カワサキ)」

りん「部屋でカチャカチャやってる音は聞こえるんだけど」

神流「よし…じゃあ突撃しますか」

執事「お前はいつも極端だな」

神流「なんだかんだでみんなでクソゲー出来ないの寂しいし」

りん「僕もー。やったらやったでイライラするけどね」

執事「まあ、そうだな。突撃隣のケイスケ」

神流「そのためのピッキング、あとそのための盗聴器?」

神流「金!暴力!侵入!って感じ?」

93闇の名無しさん:2014/09/19(金) 00:31:11 ID:ru2A8/nI
けいすけのお部屋


k「…」カタカタ

神流「たのもーっ!…あれ?普通に鍵あいてんじゃんアゼルバイジャン」ガチャッ

k「…」クルッ

りん「やあ、k…結構元気そうだね」

執事「なーんだ心配することなかったな!また新しいクソゲー作ってるのか?見せろよー」ヒョイ

k「おはよう ダメージ。」ビシッ

執事「いてっ」

k「ぼくはうんてん」スッ

りん「あ、ゲームソフト…また作ったの?」

神流「どうせクソゲーでしょ。さっさとプレイしよーぜー」

k「クソゲーやりまーす」


ーーーー


カチカチ

執事「なんだ?kにしては普通のゲームじゃないか」

神流「今のところクソゲー要素は…」

k「か い め つ」

りん「!?」

執事「なんだ!?キャラの操作効かなくなったぞ」

りん「あー…バグだね。まあリセットすれば直…」

りん「…リセットボタンがない」

k「きれぼしフラッシュ!」

神流「画面チカチカしだした!目が目があああ」

94闇の名無しさん:2014/09/19(金) 00:40:46 ID:ru2A8/nI
りん「いや落ち着け。落ち着いて探せばリセットボタンくらい…」

りん「…ない。ついでに電源ボタンも消えてる…どういうことだ」

りん「そうこうしているうちにゲーム画面がどんどんおかしくなって……いや、おかしくなってるのはゲームじゃない…」

パリーン

神流「うわっ!飛んでる!?花瓶が空飛んでる!?」

執事「落ち着け!そんな突拍子もなく飛ぶわけ…うわああああ飛んでるうう」

k「フワーッ!」

りん「おかしいのはこの部屋全体だ…!みんな逃げるぞ!」


ーーーー


闇魔館廊下

執事「はあはあ…どうなってやがる」

神流「ねぇ、あれってkの仕業なのかな?」

執事「それしかあり得ないだろ…」

りん「…どうしちゃったんだろ?kの言動から何か言いようのない不安を感じたし…」

神流「…うぅむ」

95闇の名無しさん:2014/09/19(金) 00:43:22 ID:ru2A8/nI
つづきはこんど

96闇の名無しさん:2014/09/21(日) 22:53:34 ID:ru2A8/nI
いその「あ、お前らよーっす」

執事「あっいそそ。聞いてくれよ実は…」

かくかくしかじか

いその「うーん…そういえばk前から不穏なこと言ってたな…クソゲーやめてバグゲー作るとかなんとか」

りん「バグゲーて…バグったらクソゲーと変わりないのでは…」

いその「問題は何故そんなことが起こったかだな」

神流「あっそうだ、図書館行けば何か分かるんじゃない?」

執事「ああ、あのだだっ広い図書館か」

りん「だだっ広いって」

執事「だって俺本とか興味ないし」

神流「もしかしたらm2も何か知ってそう。行ってみようよ」

97k-chan@kchanchanx:2014/10/12(日) 00:19:32 ID:A8x1jmMg
ちなみにリアルで遊べるクソゲー作ったことならあるよ
うでぃた適当にいじってつくった

98k-chan ◆Hnt0BBSK1E:2014/10/12(日) 00:21:00 ID:A8x1jmMg
思いっきりトリップミスった死にたい
まあ酉ばれても変えれば問題ない

99かんな:2014/10/12(日) 00:49:41 ID:???
かわいい酉ですね(にっこり)

100さくや:2014/10/21(火) 10:03:37 ID:???
ルキ「で、出来た……!新兵器、T.R.P.W!」

ルキ「戦況を覆し事象を反転させるこの兵器があれば我らの勝利は確z―――

かんな「やっほールキ!なに作ってんのー?お菓子?ステロイド?テストステロンプロドラッグ?オキシメステロン?」

ルキ「うひゃっ、マスター!?鍵かけてあったのにどうやって中に……」

かんな「鍵?ああ、なんかドアノブ硬いと思ったら鍵かかってたの?気が付かなかったよアハハ」

ルキ(豪鬼ですら壊せぬ南京錠十個をいとも簡単に……マスター、恐ろしい人……)

ルキ「……今作ってるのはですね、とっても恐ろしい事象反転へいk

かんな「わはーなにこれ!面白そうぶん投げていい?いいよね?グレネエエエド!」ビッシュウウウウウッッ

ルキ「!?!??!?!? そそそそれ投げたらやばばば」


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