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SSスレッ!!!!!!!!!!
49
:
闇の名無しさん
:2014/05/31(土) 09:45:02 ID:???
おはようございます。
今の時間を考えると、こんばんは、の方が適切でしょうか。
いえ時間なんてどうでもいいですね。
少なくとも、今の私たちにとっては。
そんなことより少し昔話をしましょうか?
本題と違う話を長々とするのは大好きなのでね。
…私が誰かって?
今気にすることではありませんよ。
さて貴方は、闇の館の最後の一人でしたね。
その他の愉快な仲間たちは、みんな闇の滅亡を目の前にして死んでしまいました。
今日はその仲間たちの話をしてみましょうか。
まず一番最初に死んだのはサクヤさんでしたね。
当たり前です、あの人は人間でしたから。
純粋な闇の住民とでは、寿命が桁違いでしょう。
泣き縋る皆さんに見守られて安らかに眠っていきました。
その時既に歯車が回り始めていたことには、貴方含め誰も分かりませんでしたね。
m2さんや磯野さんには勘付かれると思ったのですが…
結局あの2人は、何も知らぬまま死んでいきました。
さて、次に死んだのが、えーと誰でしたっけ。ああそうそう、甘楽さんです。
100年以上前とはいえ、覚えていますよね。突如大量発生した異生物の館への猛攻。
甘楽さんは前線に出過ぎたのでしょう。そのまま双剣の異生物に頭をスライスされて、あぼーんです。
あれは流石にキツかったですねー。毛の生えたお椀が飛んできたと思ったらヒトの目玉から上の部分なんですもん。私ですら目ぇ逸らしちゃいましたよ。
頭が逝っちまったらルキさんでも蘇生は無理です。というよりそれ以前に、死体の回収すら出来ませんでしたし。
倒しても倒しても減らない異生物との戦いが3時間を超えると流石に皆さんバテて来まして、一時撤退を試みました。
撤退は成功しましたが、甘楽さんを回収出来ませんでした。
誰でしたっけ?甘楽はいい、とにかく逃げるんだ!なんて言ったのは。確かにあそこで執事さんを止めなければ甘楽さんと同じ目に遭っていたかもしれませんが、そんな言い方はないでしょう?
可哀想な甘楽さんは、めでたく蟲系の異生物の血肉となりましたとさ。
しかしここで我らがm2さんの登場ですね。
m2さんは異生物が侵入しないよう館にバリアを張ったのち、甘楽さんの死亡原因は洗脳魔術だと考えました。
何者かが甘楽さんを洗脳して前線に導いたのだと主張しました。
そして魔力の残痕は館の内部にあると。
つまり、甘楽さんを洗脳した犯人が館の中に居て、今も滞在している、と。
m2さんはそれだけを皆さんに伝えると、犯人を探すためその場を去りました。
m2さんはそのまま戻って来ませんでした。
3番目の死亡者はm2さんです。
知ってはいけないことを知ってしまったのでしょうか。
m2さんの死体はそれはそれは奇妙でした。
鼻がこそげ落ち、身体の至る所に水疱、またはそれが破裂した穴が出来ていて、顔は引きつり、血は一切出ていません。
明らかに事故や自然死ではありませんね。何かの魔術です。甘楽さんを洗脳した犯人と同じ奴の仕業だと考えられます。
これもルキさんは蘇生することができませんでした…辛いですか?まだまだ続きますので頑張って聞いてください。
m2さんがいなくなったことで、館のバリアが弱まりました。
いそのさん始め、魔力のそこそこある方たちがバリアの再強化を試みました。
しかし異生物はすべてを埋め尽くさんばかりに増えていきます。
バリアが破壊されるのも時間の問題でしょう。
この時、多くの人が闇の滅亡を憂懼しました。もう貴方が最後の一人なので、その憂懼は正しかったわけですが。
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