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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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「思い」ってのは、実に厄介な代物でね。
その文字の通り「おもい」のさ。
「重い」んだよ。
どの時代、どの世界でも、人のそれは実に厄介だ。
押しつぶし、動けなくなり、最後にはぺしゃんこ。
ああ、そうだな。
俺もそうさ。
そのせいで全部無くした。
そこで俺は考えたわけだ。
なくしてしまえばらくじゃないか。
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乙乙
文章パート好きだからもっとこい
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乙
漫画もいいが文もいいな
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母者TUEEEEE
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母者ってどうしてこうも格好いいんだろう
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流石家すごいDNAだなwww
妹者が母に似てmkmkだったら泣く
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父者が優秀だと…!?
弟者可愛い乙
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つい出来心で作ってしまった……
支援AAだ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1313503738/117
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こんな時間に失礼、投下いきます。
>>445
何で…そのコマを…やってしまったんだ…!!!wwwwww
ありがとうwwwありがとうwwww
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昔から、双子の兄は賢かった。
国語でも算数でも理科でも社会でも、どんな教科でも勝った事がない。
俺はもちろん、学校内の誰も勝てなかった。
なんとか科学賞を受けた聡明な父の遺伝子を、家族の中で人一倍
濃く受け継いだのが兄だ。
けれど、体育だけは学校内の誰よりも劣っていた。
いや、劣っていた、というと語弊がある。
身体があまり丈夫ではなく、動きたくても動けなかっただけ。
その代わり、双子の弟である俺は、誰よりも運動が出来た。
そしてとても頑丈にたくましく育った。
格闘技を極め、各界で最強の名をほしいままにした母の遺伝子は、
俺にだけやってきたらしい。
俺と兄は、とても両極端な双子だ。
だが、ただそれだけ。
普通に普通の家族なだけだ。
あの日までは。
ただの家族だったのだ。
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見てるぞ支援
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小学生の頃。
忘れもしない、3年の夏だった。
兄を連れて近くの公園に行った。
そこで合流した近所の友人と、鬼ごっこをしようという事になった。
兄はすぐに喘息のように息を上げてしまうので、ぶらんこに乗って待っていて。
俺や友人達は皆で公園を出て行った。
数分後に鬼の友人に見つかり、ぎゃあぎゃあ言いながらも振り切って公園に
戻って来た時。
俺が見たのは。
ぶらんこの傍の大人の男。
季節はずれの黒のコート。
右手に持った銀色のナイフ。
そして。
首をしめられ、動かない、兄。
だらりと垂れた、兄の腕。
男の。
笑い声と。
揺れる。
ブランコ。
うごかない。
あにじゃ。
どこかがぷつりと途切れた。
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気付いた時には、目の前に兄が倒れていた。
膝をがくりと地面に付いて、震える手で兄を揺する。
兄者。
兄者。
おきろよ。
なあ。
数回。
兄者。
あにじゃ、あにじゃ。
繰り返して。
兄が、けほ、と、咳をした。
それから息を懸命に吸うように、げほげほと兄は咽た。
生きてる。
生きてた。
兄者が生きてる。
言いようの無い安堵は目から水となって零れた。
それを無意識に拭おうとして、ふと気付く。
自分の手には、赤黒い血がこびりついていた。
自分の血ではなかった。
兄の血でもなかった。
誰の血なのかはその時、全然分からなかった。
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あの日の喪失感は何と表現すればいいのだろうか。
再度味わえと言うのなら、俺は自分自身の死と交換してでも否と答える。
誰にも分かるまい、こんなどす黒い感情は。
周囲からは過保護だ何だと口うるさく言われるが、知った事か。
兄は呆れたように溜息をつく。
それでも、そんな俺に何も言わない兄を見ながら。
どうすればこの人がいなくならないのかを、いつまでも俺は必死に探している。
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あの夏の日から数日後。
兄を殺しかけた男が捕まった。
腹部を刺され病院に担ぎ込まれていたという。
ただ、誰にやられたのかと言う問いには、怯え震え、一切応えなかったそうだ。
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*****
(;´_ゝ`)「は、っ…!はぁ…っ!」
息を切らして必死に走る。
学校を目指していたはずが、兄者はかなりの遠回りを強いられていた。
(;´_ゝ`)「くっそ…こんな、沢山いるとか…!聞いてない!」
出くわす人、皆頭に黒い靄を乗せている。
口を開けて奇声を発しながら追いかけてくる。
これはバイオハザードか何かか。
そういえば6が出たんだっけ、まだ買ってない。
レオンとクリスが会うんだよな、ってか映画のバイオも見てないんだけど。
案外配役いいんだよな映画版、でもウェスカーはもうちょっとむきむきでいい。
でも俺はホラーなら零シリーズ推しだ。
主人公かわいいし。
オチで号泣するし。
何であんな可愛い子残して優雨さん死んでしまったん。
支離滅裂に思考を飛ばしながら、兄者はとにかく走る。
そうでもしないとやっていられない。
こんなに走ったのは生まれて初めてではないだろうか。
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(;´_ゝ`)「…は…、ぜ…ぇ…」
よろよろと電柱に手をついて、兄者は呼吸を整えようと躍起になった。
息が辛い、足がだるい、汗が滝のように流れてくる。
前かがみになって地面を見ると、顎から垂れた汗がアスファルトに吸収され
黒く染みを残していた。
(;´_ゝ`)「…行かにゃ…」
目線を上げる。
次の角を右に曲がれば、もうすぐ学校だ。
(;´_ゝ`)「…大丈夫、だよ、な…」
朝練で学校に先に行った弟者。
街の惨状を見る限り、学校だってこうなっているかもしれない。
自分が行った所で何の役にも立たないかもしれないが、とにかく無事を確認したかった。
重い足を一度小さく叩き渇をいれ、兄者は歩き出した。
けれども。
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あんたきっとSIRENも好きだろ
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あんたきっとSIRENも好きだろ
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眠れぬ朝方の(´・ω・`)劇場
http://vippic.mine.nu/up/img/vp97231.jpg
凄い中途半端に漫画が終わりそうだったのでこっちかいてた。
まさかあれをAAにしてもらえるとは思わなくてだなっていうか
本当に何故あれをAAになさろうと思ってしまったのだ。
>>455
SDKと一緒に火掻き棒振り回しながらうりえんと焔薙無双するのが夢です。
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寝落ちたかと思ってたらくまきちシリーズ化とは
ちょwww 絆創膏の位置www
さりげなく巨大あらまきすっかり馴染んでるなw
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おお更新されてる
てかショボン様ww
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投下乙ー
>>457
>本当に何故あれをAAに
あんな魅力的なコマ見せられたらAAにせざるを得ないだろう?
作っててスゲー楽しかったよ
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本編もwktkだがクマ吉シリーズにもワロタww
留守番するようですを彷彿とさせる弟者だww
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零派とは気があうな
亞矢子と千歳と澪は俺の嫁(キリ!
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またくまきちwwww
ぽん、て腹立つなww
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よろしい、ならば優雨さんはもらっていこう。
投下いきます。
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来たー!支援!
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キタキタァ!
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キタ━(゚∀゚)━!支援!!
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp97310.jpg
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久々の本編の絵キター
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うわあああ憑かれてる人の顔ヤバイよおお!!
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こえええええよおおおおおおおおお
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この顔見て憑かれた人は確かにもうダメだなと思った
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完全にアヘ顔じゃないですか
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アへ顔ダブル流石
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完全にアヘ顔にしかみえなくなっちまったじゃないかぁ
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やめろよ…
こんなアヘ顔誰得だってんだよ…wwww
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp97318.jpg
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兄者頑張れぇぇ
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うっ......ふう
そうだよこんなのアヘ誰得だよ
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>>478
おい……
おい
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp97330.jpg
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弟者キター
弟者の顔も別方向にヤバイぞ
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp97337.jpg
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完全に殺す勢いでした
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イケメンのマジギレ顔怖いです
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もう、殺してると言っても過言ではないくらいの振りかぶりでした
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(゚<_゚ #)「このまま、顔ぐしゃぐしゃになるまで踏み潰してやろうか?
ええ?おい。その黒いのごと、ぐしゃぐしゃになあ?
安心しろよ、原型なんて留めないくらいにしてやるから。
脳みその皺も確認出来ないくらいにだ、ありがたく思え」
(;´_ゝ`)「お、弟者…
それ何を安心して、何をありがたく思ったら、いいんだ…」
グロいからやめてくれ。
咳き込みながら懇願すると、盛大な舌打ちをして、ようやく弟者は相手の
顔から足を退けた。
ついでとばかりに、脇腹に一発蹴りをいれて数度転がす。
ギイ、と黒い靄が悲鳴を上げて、男は動かなくなった。
(´<_`#)「死ねばいいのに」
(;´_ゝ`)「お兄ちゃん、あんまりそういうの好かないわ」
(´<_`#)「好く好かないの問題じゃないね。
ああクソ、マジで胸糞悪い、死ねクソ野郎が」
(;´_ゝ`)「くそくそ言うんじゃありません」
普段そこまで怒ることのない弟者だが、兄者関連での沸点はすこぶる低い。
一旦切れると、それはもうドン引きするくらいに口が悪くなる上、
すぐに手が出るから始末が悪いのだ。
しかもこの状態を止められるのは、兄者のみである。
全くもって、始末が悪い。
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(;´_ゝ`)「どーどー、弟者。落ち着け。もう平気だから」
(´<_` )「…怪我は」
( ´_ゝ`)「してない。ちょっと背中打ったくらいだよ」
(´<_` )「背中か。よし。もう10発ぶち込んでくる」
(;´_ゝ`)つ「やめなさい!!」
尚も行こうとする弟者の服を引っ張って止めた。
またも舌打ちをした弟者に、何でこうも極端なのかと、兄者は息をつく。
弟者が愛用している棍を、脇に抱え直した。
(´<_` )「…家は?」
大丈夫なのかと、言外に含んだ問いを兄者に投げかける。
( ´_ゝ`)「チートがいる」
(´<_`;)「愚問だったな」
自らの母の顔を思い浮かべ、弟者は苦笑いを浮かべた。
(´<_` )「つか、何で家にいなかったんだよ」
( ´_ゝ`)「あー…いやほら、つい…」
(´<_` )「…」
( ´_ゝ`)「…」
(´<_`#)「自分の身の安全を確保してから来い、この馬鹿兄者」
(;´_ゝ`)「すんまっせん」
(´<_` )「…まあ、心配してくれたんなら、それだけは礼を言うがな」
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溜息混じりにそう呟く。
ようやくいつもの調子に戻った弟に小さく笑いかけて、兄者は周囲を見渡した。
( ´_ゝ`)「…なあ弟者、どうなっちゃってんだろ」
(´<_` )「兄者が分からない事が、俺に分かるとでも?」
決して頭が悪いわけではないが、兄者と比べれば天と地の差だ。
弟者はそう思っているし、兄者に敵おうとも思わないので、するりと言ってのける。
それに兄者は困ったような顔をするが、何も返さず、手で口元を押さえた。
(´<_` )「…俺が道場に着いた時には、もう皆こうなってた」
( ´ ゝ`)「…」
(´<_` )「剣道部、あと空手部、柔道部の奴らもだったな。
即効で入り口閉めたよ」
( ´_ゝ`)「校舎は?」
(´<_` )「さあ…入ってないからな。
ただこの時間だから、人はあんまりいないんじゃないか」
( ´_ゝ`)「うん。外よりも比較的安全かもしれない」
(´<_` )「了解」
街中には黒い靄を持つ人々が犇いているので、安全を確保するのは難しい。
校舎の中に入って、暫く様子を見ようという事のようだ。
(´<_` )「歩けるか?」
( ´_ゝ`)「へーき」
(´<_` )「おぶろうか」
(;´_ゝ`)「へーきだっつのに、この過保護め」
疲れてはいるが、怪我をしたわけでも具合が悪いわけでもない。
兄者は申し出を断ると、弟者を連れて歩き出した。
角を曲がれば大通りに出る。
そこを直進すれば、学校が見えてくるはずだ。
けれども。
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(;´_ゝ`)「うおぉっげええ!?」
(´<_`;)「…っかしーな、さっきまでいなかったんだけど」
こちらを睨む、大観衆。
ざっと見、数十人。
全員身体に、黒い靄が。
(;´_ゝ`)「別の道行く!!裏手門はこの時間空いてないから、
その脇の小さな道、あそこ通って、正門に出る!」
(´<_`;)「へいへい!」
疲れて重い足の分を補充するように、弟者が兄者の腕を引っ張って先導する。
追ってくる人々を振り切るように、2人は全速力で駆け出した。
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今日はここまで。
ぶちぎれキャラの台詞は考えるのが至極楽しいですな。
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おつー
家の心配不要ってのは素晴らしいなwww
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乙!
みんな流石家に避難すればいいと思うんだwww
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乙!
母者素でアレだからな…覚醒とかいらんだろな…
この兄弟は兄者がお兄ちゃんしてて好きだな
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この話の流石兄弟の関係が好みすぎてヤバイ…死ぬ…
ニコイチって本当いいわ
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踏んでください弟者様
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そういや、あの宝石道端にゴロゴロころがってたな…
何人無事だろう
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母者と熊吉のコラボを…
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熊吉死ぬぞWWWWWW
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ギリギリギリばっつーんとねじ切れるからやめてあげて
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お前ら…クマ吉もといショボンが死んじまうぞ…
http://vippic.mine.nu/up/img/vp97408.jpg
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チョークスリーパーwwwwww
ショボンの首が飛ぶぞwwww
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きれいなははじゃにみえた
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絵柄の再現うめえwwww
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母者に弟者顔を戻せwwww
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母美ちゃんクソワロタ
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熊吉ナニ食ってんだよwww
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弟者怖すぎワロタwwwwww
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このショボン様さ!!に腹抱えて笑いそうになりながら投下いきます。
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(;´_ゝ`)「は、はっ…!まじで、バイオ、だな…っ」
(´<_` )「エイダが出てこないバイオなんて願い下げだな」
(;´_ゝ`)「おま、知ってる?エイダ、6でもう、30代後半、だぞ…っ!」
Σ(´<_` )「マジで」
軽口の応酬をしている場合でないことは分かっている。
それでも兄弟は走りながら喋った。
(;´_ゝ`)「タイラントとか、出てきたり、して」
(´<_` )「ロケラン持ってきてねえわ」
(;´_ゝ`)「ナイフしばり、で、っぜぇ…いけない、かなっ…?」
(´<_`#)「時間かかるだろ、っと!邪魔!!」
弟者が右手に持った棍を振るう。
前から迫ってきていた、黒い靄を被る女性の脇腹に、容赦なくぶち込んだ。
うめき声を上げて、女性は横に吹っ飛ぶ。
狭い道だ、すぐ傍にあった塀に身体を打ちつけ、女性はずるりと崩れた。
(;´_ゝ`)「おま、女性はな、もっと、丁寧に…はぁ、ぜぇ…」
(´<_` )「暴力的な女性嫌いなんで」
(;´_ゝ`)「っ…エイダは、結構…好戦的…は、はぁ、っ…!」
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きたあああああ!!!
俺もさっき読んできたwww
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兄者の足は、確実に遅くなっている。
元来身体が弱い彼にとって、持久走のようなこの行為は一番難しい運動だ。
左手で掴んでいた兄者の腕は弟者の腕の半分くらいの細さしかない。
力を入れすぎればすぐにでも折れそうな、そんなひ弱な兄の腕を
弟者は若干乱暴に自分の方に引き寄せた。
(´<_` )「兄者、やっぱ背負うからな」
(;´_ゝ`)「だめ」
(´<_`;)「何でだよ!」
(;´_ゝ`)「俺なんか、担いでみろ。一気に、お前、動きにくく、なるわ」
頑として譲らない兄者に、弟者が眉根を寄せた。
(´<_`;)「だけどなぁ!」
Σ(;´_ゝ`)「前!!弟者、前!!」
(´<_` )「あ?」
曲がり角からぬっと出てきた腕。
3本ほどあるそれを、弟者は屈んで避ける。
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(´<_`#)「邪魔って言ってんだろ!!」
一瞬兄者の腕から手を離し、屈んだ不安定の体勢のまま、棍を地面に突き立てた。
それを軸に、身体を逸らしながら伸ばし右足を真上に振り上げる。
ばしりという音がして、こちら側に伸ばされた腕は角から見えなくなった。
地面に接していた棍を、おろしてきた右足の踵でがつりと持ち上げると、
通常に腕で持ち直すよりも勢いを増して、棍は弟者の手の中で一周する。
(;´_ゝ`)「ウェイっ!?」
左の手で、兄者の頭を押した。
頭を下げさせた状態にすると、弟者の持つ棍は勢いをつけたまま、今度は真後ろへと振られた。
棍は、後方から来ていた男性にの横っ面を思い切り打ち付ける。
真横に流れたそれは、兄者が立っていた場所を通過して。
また弟者の手の中で回ってから、定位置である脇へと戻った。
(´<_`#)「マジでぶち殺してぇんだけど」
後ろから来ていた男性の手が、兄者に伸びたのがいけなかったらしい。
弟者の機嫌はまたも下降気味だ。
(;´_ゝ`)「……はぁ…」
兄者は整わない息を直す暇も無く、よろりと立ち上がる。
(;´_ゝ`)「も、少しで、裏門だから…そこまでは…」
歩こうと、一歩踏み出す、はずが。
( ´_ゝ`)「…あ、れ?」
出ない。
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弟者カッコイイなぁ
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ムキムキで強い弟者に病弱で軟弱な兄者
ありがちだけどすごく・・好きです・・
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足のすぐ横にあるマンホールの蓋が、ずれている。
そこから伸びる左腕。
それは兄者の足を捕らえていた。
隙間から見えるのは黒い靄。
聞こえるのは、ギィギィという、不快な音。
(;´_ゝ`)「な、んで…こんな、とこから…」
兄者の表情が、引きつった笑いのまま固まる。
(´<_`#)「兄者!!」
弟者が、棍をマンホールの隙間から中に突き立てようと持ち直す。
けれど兄者がそれを止めた。
(;´_ゝ`)「上!!」
塀の上から、数人の男。
犇き合いながら登ってきたらしい。
ぐちゃぐちゃと満員電車のように、押し合い圧し合い一塊になって、
男たちは弟者の上に落ちてきた。
(´<_`#)「ちっ…!!」
(;´_ゝ`)「馬鹿、やめろ!!」
(´<_`;)「んな…っ」
棍を真上に振ろうとする弟者の背中を、兄者が引っ張る。
数人の大人の男が、上から落ちてくる衝撃。
いくら弟者が武道に秀でているとはいえ、一人60kg以上はある男が数人、
重力に従い頭上から落ちてくるのを、細い棍などでどうにかできるはずも無い。
兄者がその場から離れられないのを考えての行動だろうが、自殺行為だ。
弟者がバランスを崩して、横に転がった。
瞬時に顔を腕で隠した兄者の真横に、どさどさと男たちが降ってくる。
そのうちの一人は、真っ黒に染まっていた。
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支援しえーん
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あああ来てた! 起きたら見る支援
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屈強な男♂達に囲まれる兄者と弟者・・
これはフラグか?(; ・`д・´)…ゴクリ…(`・д´・ ;)
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漫画でも文章でも戦闘物が表現できるってすごいな
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49
http://vippic.mine.nu/up/img/vp97430.jpg
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今日はここまで。
なんか兄弟しかかいてない気がする。
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乙乙
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乙乙!
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眠れない夜の短編
鳥の詩を聞いたようです
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(*´_ゝ`)「あー!さっむい!」
そうだな、寒いな。
(*´_ゝ`)「すっげえ寒い!」
寒いのに嬉しそうじゃないか。
そんなに風邪引きたいのか。
(*´_ゝ`)「そうじゃないけどさ、いいじゃん。
ずっとおんなじ気温より、ずっといいじゃん」
そういうもんかね。
(*´_ゝ`)「そういうもんだよ」
俺は寒いのより、暖かいほうが好きだけどな。
(*´_ゝ`)「暖かいのは暖かいので好きだぞ、と」
兄者、腕を振り回すな、危ないから。
(*´_ゝ`)「うおおお!息白い!!楽しい!!」
そりゃ寒いからな。
( ´_ゝ`)「知ってるかー?南極とかだと白くならないんだぞ?」
空気中のごみがないからな。
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( ´_ゝ`)「ち、知ってたか」
兄者、あまり柵から身を乗り出すな、危ないぞ。
(*´_ゝ`)「落ちそう!!すげえ!!たまひゅん!!」
やめろマジで。
(*´_ゝ`)「弟者、見ろ見ろ、人がごみのようだ!!」
たかだか5階建ての建物じゃ、別にそんなこともないだろうが。
( ´_ゝ`)「いいの、俺には高いの!」
ずっと2階だったもんな。
(*´_ゝ`)「夢は地上1万メートルです!!」
飛行機か。
(*´_ゝ`)「飛行機!そう飛行機!!夢だね!!」
今度乗ろうな。
(*´_ゝ`)「おう、乗りたいな!」
そうだな。
(*´_ゝ`)「いーってみたいなーよそのくにー」
兄者。
( ´_ゝ`)「うん?」
兄者、戻ろう。
( ´_ゝ`)「なあ弟者」
寒いから、戻ろう。
( ´_ゝ`)「弟者」
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ああ、笑うな。
笑わないでくれ。
そんな、最後みたいに。
「連れ出してくれて、ありがとな」
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兄の世界は、2階の病室。
白いベッド、隔たれるカーテン。
そこだけ。
そこだけだった。
空を夢見た兄が、その小さな小さな世界から旅立ったのは。
兄が病室を抜け出した、3日後のことだった。
http://vippic.mine.nu/up/img/vp97452.jpg
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夜中に鳥の詩なんて聞くんじゃなかった…
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oh...
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あれっ…おかしいなこんな夜中に目から未知の宝石がぽろぽろと…
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やーめーろーよー…
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やめろよ…おい…
荒巻とショボンを置いていくなんて…っ!
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そうだぞ!(´^ω^`)の気持ちを置いていくな!!
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>>533
( ´_ゝ`)「それはどうでもいいかなって思ってる」
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(´^ω^`)「またまたぁ兄者たんはツンデレなんだからっ☆彡」
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>>530
お前・・・
凶暴アヘ顔化したあとに石っころになっちまったのか
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>>281や、SIRENと聞いて宮田牧野ではなくSDKを挙げたあたり
悲しい結末は嫌いなのかと思ったらこれだよ!
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零シリーズは基本悲しい結末だしな
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