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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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溜息混じりにそう呟く。
ようやくいつもの調子に戻った弟に小さく笑いかけて、兄者は周囲を見渡した。
( ´_ゝ`)「…なあ弟者、どうなっちゃってんだろ」
(´<_` )「兄者が分からない事が、俺に分かるとでも?」
決して頭が悪いわけではないが、兄者と比べれば天と地の差だ。
弟者はそう思っているし、兄者に敵おうとも思わないので、するりと言ってのける。
それに兄者は困ったような顔をするが、何も返さず、手で口元を押さえた。
(´<_` )「…俺が道場に着いた時には、もう皆こうなってた」
( ´ ゝ`)「…」
(´<_` )「剣道部、あと空手部、柔道部の奴らもだったな。
即効で入り口閉めたよ」
( ´_ゝ`)「校舎は?」
(´<_` )「さあ…入ってないからな。
ただこの時間だから、人はあんまりいないんじゃないか」
( ´_ゝ`)「うん。外よりも比較的安全かもしれない」
(´<_` )「了解」
街中には黒い靄を持つ人々が犇いているので、安全を確保するのは難しい。
校舎の中に入って、暫く様子を見ようという事のようだ。
(´<_` )「歩けるか?」
( ´_ゝ`)「へーき」
(´<_` )「おぶろうか」
(;´_ゝ`)「へーきだっつのに、この過保護め」
疲れてはいるが、怪我をしたわけでも具合が悪いわけでもない。
兄者は申し出を断ると、弟者を連れて歩き出した。
角を曲がれば大通りに出る。
そこを直進すれば、学校が見えてくるはずだ。
けれども。
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