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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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足のすぐ横にあるマンホールの蓋が、ずれている。
そこから伸びる左腕。
それは兄者の足を捕らえていた。
隙間から見えるのは黒い靄。
聞こえるのは、ギィギィという、不快な音。
(;´_ゝ`)「な、んで…こんな、とこから…」
兄者の表情が、引きつった笑いのまま固まる。
(´<_`#)「兄者!!」
弟者が、棍をマンホールの隙間から中に突き立てようと持ち直す。
けれど兄者がそれを止めた。
(;´_ゝ`)「上!!」
塀の上から、数人の男。
犇き合いながら登ってきたらしい。
ぐちゃぐちゃと満員電車のように、押し合い圧し合い一塊になって、
男たちは弟者の上に落ちてきた。
(´<_`#)「ちっ…!!」
(;´_ゝ`)「馬鹿、やめろ!!」
(´<_`;)「んな…っ」
棍を真上に振ろうとする弟者の背中を、兄者が引っ張る。
数人の大人の男が、上から落ちてくる衝撃。
いくら弟者が武道に秀でているとはいえ、一人60kg以上はある男が数人、
重力に従い頭上から落ちてくるのを、細い棍などでどうにかできるはずも無い。
兄者がその場から離れられないのを考えての行動だろうが、自殺行為だ。
弟者がバランスを崩して、横に転がった。
瞬時に顔を腕で隠した兄者の真横に、どさどさと男たちが降ってくる。
そのうちの一人は、真っ黒に染まっていた。
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