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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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(´<_`#)「邪魔って言ってんだろ!!」
一瞬兄者の腕から手を離し、屈んだ不安定の体勢のまま、棍を地面に突き立てた。
それを軸に、身体を逸らしながら伸ばし右足を真上に振り上げる。
ばしりという音がして、こちら側に伸ばされた腕は角から見えなくなった。
地面に接していた棍を、おろしてきた右足の踵でがつりと持ち上げると、
通常に腕で持ち直すよりも勢いを増して、棍は弟者の手の中で一周する。
(;´_ゝ`)「ウェイっ!?」
左の手で、兄者の頭を押した。
頭を下げさせた状態にすると、弟者の持つ棍は勢いをつけたまま、今度は真後ろへと振られた。
棍は、後方から来ていた男性にの横っ面を思い切り打ち付ける。
真横に流れたそれは、兄者が立っていた場所を通過して。
また弟者の手の中で回ってから、定位置である脇へと戻った。
(´<_`#)「マジでぶち殺してぇんだけど」
後ろから来ていた男性の手が、兄者に伸びたのがいけなかったらしい。
弟者の機嫌はまたも下降気味だ。
(;´_ゝ`)「……はぁ…」
兄者は整わない息を直す暇も無く、よろりと立ち上がる。
(;´_ゝ`)「も、少しで、裏門だから…そこまでは…」
歩こうと、一歩踏み出す、はずが。
( ´_ゝ`)「…あ、れ?」
出ない。
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