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ーーー リョナ2板 SS総合スレ 第6巻 ーーー

28名無しさん:2019/06/08(土) 18:26:50 ID:???
ゴツゴツした岩肌の地面、不気味な赤い空、ところどころに立つ壁のように大きな岩。そんな不気味な荒れ果てた土地で、黒髪の美少女と全身が触手でできているような怪物が戦っている。
少女の名前は望月輝夜。突如地球を襲い始めたエイリアンと戦うために遺伝子操作を受けて並外れた身体能力を持つ、強化人間だ。
まだ戦闘は始まったばかりだが、輝夜の全身にはすでに小さな傷やあざがたくさんできていて、息も切れている。対して、エイリアンの方は傷1つなく疲れた様子すらなかった。

葵の拷問ssを書いた人です。こんな調子でゆっくり書いていきたいと思います。

29名無しさん:2019/06/08(土) 23:33:37 ID:???
ひっそりと期待

30名無しさん:2019/07/16(火) 22:05:10 ID:???
「島と大地の怒り!!」
「くっ!」
 巨大な石の棍棒が地面に叩きつけられ、重い衝撃がソフィアに迫る。ソフィアは咄嗟に地面を蹴り、右側へ跳び込むように前転した。ソフィアのすぐ横を、衝撃波が一直線に駆け抜ける。その一撃を辛うじて避けたソフィアだったが、強固な岩盤で拵えられた闘技場の床には大きな亀裂が走っており、その破壊力を物語っていた。
 棍棒を持ち直した大柄な男が、その巨体に見合わぬ俊敏さでダッシュする。ソフィアは片膝を立てたまま、鞭を振って迎え撃つ。鞭の先端には鋼鉄の錘が仕込まれており、音速を超える鞭の一撃は強烈な威力を誇る。
「ぐっ…おおっ!」
 ソフィアは巧みに鞭を操り、棍棒の届かない距離から一方的に打ち据える。鋭く、隙のないソフィアの鞭がしなり、筋肉質の巨体に傷痕を刻み付ける度に、闘技場に濁った呻き声が響く。だが、その大男は、見た目以上の屈強さで耐えていた。

31名無しさん:2019/07/16(火) 22:08:12 ID:???
「(この…っ! いい加減沈みなさい…っ!!)」
 棍棒を握りなおした大男が、姿勢を低くして、更に加速した。首元を狙ったソフィアの鞭は、短く刈られた頭髪をわずかに掠めた。低い姿勢で棍棒を構えた大男は、ソフィアの鞭をかい潜り、その間合いの内側へと入り込んだ。
「しまっ…!?」
「大地の怒り!!」
「あうっ! ああんっ!!」
 下から掬い上げるような棍棒に、ソフィアは回避も防御も間に合わず、鈍い打撃音が響く。肩を砕かれるような衝撃に、ソフィアの姿勢が崩れる。続けざまに放たれた横殴りのフルスイングに側頭部を撃ち抜かれ、ソフィアは闘技場の床に沈んだ。
「…っ…く……」
 テン・カウントを取られる寸前で、ソフィアは両手をつき、なんとか立ち上がった。その足元はダメージでふらついていたが、その追撃は止むことはない。
「あ…が…はっ…………あううっ、あああんっ!!」
 突き出された棍棒に、次は大きな靴底に、続けて下腹を潰されて胃液がこみ上げる。棍棒の打撃も、足技も、その一撃一撃がとてつもなく重い。咳き込みながらも、ソフィアは辛うじてガードするが、重い攻撃を受け止めるたびに鞭を持つ手が痺れ、握力が失われていく。

32名無しさん:2019/07/16(火) 22:11:05 ID:???
「大地の雄叫び! オオォォォッ!!」
 野太い雄叫びとともに、棍棒から乳白色の闘気が立ち昇る。怪力に任せて振り回された棍棒を鞭で受け止めるが、その全てを防ぎ切ることはできなかった。ガードを崩され、脇腹、次いで腰に棍棒を叩きつけられたソフィアだが、倒れることは許されなかった。
「――――っ!」
 胸元を大きな手で掴まれ、ソフィアの体は軽々と持ち上げられた。ソフィアは、その太い腕を取り、両足をばたつかせて抵抗した。
「オオォォォッ!!」
 再び、野太い雄叫び。頭が割れるような痛みと、鼻の奥から鉄の匂いがして、ソフィアの視界で極彩色の火花がスパークする。
「あ…っ…………」
 ヘッドバットをまともに食らってしまったことに、ソフィアが気付いたのは、胸元を解放された後のことだった。鼻血を噴き出し、両手で頭を押さえながら、ソフィアの体がゆっくりと崩れ落ち、そして痙攣しながら大きく仰け反った。
「ああああんっ!!!!!」
 ひときわ高い悲鳴を上げ、ソフィアは闘技場の床に沈んだ。堅い岩盤で作られた床の上で、仰向けに倒れたソフィアは、口から泡を吹き、白目を剥いて気を失っていた。鞭こそ手放さなかったものの、ソフィアが戦闘不能であることは、誰の目から見ても明らかだった。

<Fin.>

33名無しさん:2019/10/14(月) 01:46:05 ID:hTe.4bx6
どうもこんにちは
ライザのアトリエでリョナを書いてみました
もしよろしければどうぞ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11804146

>>27
すっかり遅くなりましたが、ありがとうございます。
某所の件は大変申し訳ございません。少し荷が重くなりすぎました。中途半端に期待を抱かせても宜しくないので……
最近はオリキャラリョナスレなどをたまに覗いて支援させていただいております。

34名無しさん:2019/10/16(水) 11:36:10 ID:???
若干スレチかもしれないけど、WEBでリョナ系の小説読んでる人ってどこの小説投稿サイト使ってる?
いろいろ読んでみたいってのと、そのうち自分でも書いてみるっていう目標があって
あとオススメの作品とかもあれば知りたい

35名無しさん:2019/10/16(水) 13:13:20 ID:???
pixivかなぁ
自分の好みが狭いからタグで絞り込みできるのは使い勝手がいい

なろう系列のノクターンとかミッドナイト?見てる人っている?

36名無しさん:2019/10/16(水) 17:01:55 ID:???
ノクターンは純粋なリョナがほとんどないからなぁ
だいたい陵辱とかセックスが混ざってくるから個人的にはイマイチ

37名無しさん:2019/10/16(水) 18:47:30 ID:???
ノクタやミッドはほんとリョナ系が人気ないのよ
ハードレイプみたいなのは大人気なんだけどそれがリョナラーの琴線に触れるかという微妙

38名無しさん:2019/10/18(金) 13:07:01 ID:4BfUJM5g
>>35-37
やっぱイラストや漫画もあるpixiv利用が一般的かな
参考になった、ありがとう。そのうちネタが浮かんだらこの板でもSS書いてみるわ

39名無しさん:2019/10/18(金) 14:14:10 ID:???
敗北→凌辱 の流れなら全然美味しくいただけるわいやけど
敗北シーンしっかり書いてくれてる作品に出会えるとありがたい気持ちになるノクタ

40名無しさん:2019/10/21(月) 10:32:00 ID:???
ふと蘇生魔法は闇属性。って感じのタイトルでss書こうかと思ってやめた。
世界観的に光の国と闇の国の魔法あり、銃火器ありの戦争中。

蘇生魔法は莫大なmpを使い、具現化した天使の姿も見えるほどだが闇属性。

光属性なら私も使えたはずなのになんで…と疑問を抱いた光の国側の機関所属の天才少女がいたが、調べてみると闇属性である理由は「味方ではなく敵にしか効力を発揮しない」からだった。
想像に任せるが主に拷問や精神破壊に使われ、余りにも非人道的であるとして条約で使用を固く禁止されているというもの…そしてある日機関が襲撃され
と言うのを想像してたけどマンネリしそうで諦めた

41名無しさん:2019/10/21(月) 14:26:58 ID:???
>>40
面白そうな設定だな
参考程度に、「これだけはやりたいシチュ」みたいなのがあったら教えてもらえるか?
……ええ、参考程度に(パンツ脱ぎながら)

42名無しさん:2019/10/21(月) 17:00:33 ID:???
何度も殺しては、生き返らせてを繰り返すのは当然として。
新兵器、寄生虫、改良魔法やらの実験台としつつ仲間の情報を吐かせる1粒で2度美味しいやり口メインで攻めたいね。

これだけはやりたいシチュったら…そうだな
精神擦り切れて廃人になるギリギリで世話係の優男と恋仲になって共に自国に逃げる計画を建て、大脱走劇を決行。
なんとか逃げ切り国境付近に来た所で安堵からか思い出を語るように主要施設の場所と機密を男にバラしてしまう。
直後に恋仲と思っていたその男から強烈な腹パンと魔法を使用できなくする首輪をはめられ、即座に拘束魔法で身動きを封じられる。
男は崩れ落ちた少女を一瞥もせず、誰かと端末で連絡を取っている。
眼前に迫った自国を前に恐怖、絶望、失意、後悔の入り交じった嗚咽と大粒の涙がこぼれる。
曰く、これからは拷問対象ではなくなるが、女に飢えた兵士たちの慰みものになるだけ。
整った顔立ちで良かったな。仲間はお前のせいで大勢死ぬけど。とのこと。

と言う具合でいかがか?これはオチとして外しがたい。

蘇生魔法ったらありがたい補助魔法だけど、力量差がある状態で敵意持って向けられたら一番恐ろしいと思うんだな。
対象は死んでるから拒否も防御もない。否応なく生き返らされるわけで対抗策なし。筆者の数だけいいシチュ作れそう。

43名無しさん:2019/10/23(水) 11:06:36 ID:???
限界まで追い詰められたところで一瞬希望を持って最後絶望するっていうのはリョナ的にも美味しいし、バッドエンドものの流れとしてもいい締めかただな
実験を兼ねた拷問ってのも背徳感があって好き

44名無しさん:2020/01/27(月) 03:30:48 ID:???
はな

45名無しさん:2020/04/13(月) 02:32:18 ID:???
エロい格好の戦う女の子が痛め付けられて失神しても死んでもボコボコにされるのが見たいなぁ

46名無しさん:2020/08/03(月) 12:21:24 ID:???
ここまだ見てる人います?いたらシチュエーションをあげてくれたらリクエスト受けるかも知れません
版権はそれっぽい何かになりますがそれでもよければ

47名無しさん:2020/08/03(月) 12:30:30 ID:???
>>46
深い絆で結ばれた二人(相棒、姉妹、etc)を使って趣味の悪いゲーム

片方がランニングマシーンを走らされ、時速xx以下になるともう片方に電流が流れるなど

自分の痛みには強いが仲間の痛みには弱く精神的に追い詰められる

みたいなのが読みたいです

48名無しさん:2020/08/03(月) 13:15:19 ID:???
>>47
分かりました。
ではいくつか質問ですが内容は趣味悪いゲームでランニングマシーンなどのことですが、絶対にこの例で無ければ駄目
でしょうか。
そして次はやられる方の設定ですがこれはざっくりでもあると、特に見た目が細かいと助かります。

49名無しさん:2020/08/03(月) 14:21:09 ID:???
>>48
ランニングマシーンは例なので全然違うものでも構いません

体力や気力を維持しないともう片方がリョナられるシステムだと嬉しいです


これも例ですが、
妹:JC元気系、姉を自慢に思い慕っている、能力は高くない
姉:JKクール系、命よりも妹が大事、天才型

・妹が姉の足を引っ張り姉が捕まる
・姉を助けたいならゲームをしろと言われる
・妹は頑張るが失敗してしまいそのたびに姉がリョナられる
・姉はボロボロになりながら妹を救おうと必死
・妹は自分のせいで傷つく姉を目の当たりにして心が折れる
・ゲーム仕掛人は言葉責めで二人を追い込む

(イメージ)
https://i.imgur.com/ArE7qpW.png
https://i.imgur.com/7u88OkJ.png

50名無しさん:2020/08/03(月) 17:35:11 ID:???
>>49
分かりました、ちょっと私の苦手な分類なので言葉責めなどは簡略化、省略されるかもしれないのでご了承下さい。
それとキャラの見た目も構造が良く分からない上に胸から下も無い為適当に決めてしまってよろしいでしょうか?

51名無しさん:2020/08/03(月) 18:28:29 ID:???
>>50
お任せします
苦手な分野は無理に書かず、自由にかいていただけると幸いです

52名無しさん:2020/08/04(火) 01:43:47 ID:???
>>51
わかりました。ありがとうございます
では気長にお待ち下さいね

53名無しさん:2020/09/29(火) 21:18:36 ID:???
凄いマイナーなキャラですがソウルキャリバー3のショップモードの看板娘たちをリョナってみました。
三人とも滅茶苦茶エロいキャラなのでもっとリョナられてほしい……
あまり台詞がないキャラ達なので性格や口調はプロフィールや設定から考えて捏造しています。
https://i.redd.it/7rstkrz36nv41.jpg

ある町の外れ。場末の酒場にて。
店内の隅にあるステージで、青いメイド服を身に纏った少女が、タンバリンを両手に持ち、軽快な踊りを披露している。丈の短いスカートが翻り、純朴な顔立ちからは想像もつかないTバックの下着がちらりと覗く。メイド服の上からでも分かるほど大きな乳房が激しい動きに合わせて揺れる。少女はそれを気にすることなく、ただ観客を楽しませるために踊り続ける。キュートで健康的、それでいてセクシーなダンスであった。
普段は荒くれものどもが集まる酒場に似つかわしくない、美少女の名はリネット。冒険者の集まる雑貨屋「ケフェウス堂」の看板娘がひとりである。
リネットが踊りを終えると、強面の男たちから拍手が上がった。
「いよっ!見事な踊りだったぜリネットちゃん!また動きがよくなったんじゃないかい?」
「趣味で収めとくには勿体無いぜ!こいつは餞別だ!ケフェウスの爺さんにもよろしくな!」
喝采の声と共に、金貨がリネットの元へと投げ込まれる。
「えへへ……別にお金を稼ぎに来たわけじゃなかったんですけどね……でも貰えるものは貰っておきますね!私だって商人の端くれなんですから」
リネットは照れくさそうな笑みを浮かべながら、ちゃっかりと金貨を回収する。
本人が言うように、リネットはこの酒場の踊り子ではない。
ここ最近、リネットは見識を広げるために様々なところに顔を出したり、武術を習ったり、舞踏に手を出すようになった。その過程で「せっかく習ったのなら誰かに見てもらいたい」と思い至り、ケフェウス老人の紹介でこの酒場へとやって来たわけである。
結果は成功であった。武器や防具も手広く扱っているケフェウス堂は、冒険者の間では非常に評判の良い店であり、美少女揃いの看板娘三人の人気もまた、密かに高かった。
そんな看板娘のうちの一人であり、最も年若いリネットが踊りを披露するというのだから、話題にもなろうというものだ。
「みなさん、今日はありがとうございました!ケフェウス堂の方も、変わらず御贔屓くださいねっ」
「もちろんだぜ。嬢ちゃん達がいる店なら、毎日通い詰めたいもんだね!」
天真爛漫な笑顔を浮かべながら愛想を振りまくリネットを、客たちはまるで我が子を見る保護者のような目で見守っている。
だが、そんな彼らとは別種の目線を向けている男達も、僅かながら存在していた。
「あの女、なかなかの上玉じゃねえか」
「年のころは16だってな。ガキの癖にいい乳してやがる。さっきの踊り見たか?ずっと下品に揺れてたぜ」
「尻の方もいい。あんな短いスカートなんて履いてよぉ、誘ってやがんのかと思っちまったぜ」
店の隅のテーブルで下品な談義を続けるゴロツキ二人のリネットに対する目線は、獲物を狙う獣のそれだった。
「ヤっちまうか?頭の方は軽そうだしよぉ」
「でもよぉ。あいつケフェウスんとこの店員なんだろ?俺らが手なんか出したら、この町中から恨まれるぜ。ケフェウスの店には入れなくなるし、最悪殺される。俺だってあそこの客なんだ」
「……別の奴らをけしかけるのさ。アテはある。さっき捕まえた『アレ』があんだろ?
奴らにやらせて、終わったところを俺らがヤる。殺せばバレねえよ。誰がやったかなんてわかりゃしねえ。声はあんまり聞けねえが、死に掛けのあいつを犯し殺すのも興奮するだろ」
「へへ、あったかけりゃ死体でも構わねえしな。あの身体を抱けりゃそれでいい」
リネット本人は気付かぬままに、下劣な欲望を発散する計画が建てられていく。
「それにだ、見ろよ。おまけも来たぜ」
リネットの事を迎えに来たのだろうか、残りふたりの看板娘が、リネットの近くにいつの間にか立っていた。

54名無しさん:2020/09/29(火) 21:19:57 ID:???
ひとりは、リネットより大人びている。一目見ただけで大きさと柔らかさが分かる胸の谷間を、惜しげもなく晒している妖艶な美女である。名をヴァレリアといった。
もう一人は、リネットとそう変わらない年齢の少女である。
ミニスカートのリネットや、胸を晒しているヴァレリアと比べると露出度は少ないが、チャイナドレスの上からでも凹凸の激しい身体がはっきりと分かるほどのグラマラスな体格をしている。確か、武器の砥ぎ師をやっていた娘だ。名をファリンと言った。
どいつもこいつも、そそる身体をしている。ゴロツキ二人は、遠目から三人娘をじろじろと眺めた。
「……行くわよリネット。ケフェウスさんが待ってるわ」
「えっ?もうちょっとここにいたいんだけど……みんな優しいし」
「いいから」
リネットに比べてその手の視線には敏感なヴァレリアが、リネットの手を引く。
多くの武器を取り扱っているが故に殺気に対して鋭いファリンも何かを察したのか、それに続く。
「……気付かれちまったな」
「どっちにしろ計画に変わりはねえ。三人纏めてオモチャにしちまおうぜ。……俺らが成り上がる材料にもな」

酒場を出た三人娘は、街道から少し外れた森の中を歩いていた。
「ねぇ二人とも、どうしてこんな道を通ってるの?」
「あたしたち、誰かにつけられてるみたいなんだ。あたしには分かる」
「少しでも引き離せるように複雑な道を選んだのだけれど……」
その選択が悪手であることに、彼女達は気付かない。
多少の護身術の心得はあるが、基本的にただの店番でしかない彼女達は、逆に追い詰められていることに気付いていない。
多少冒険の心得があれば、自ら人気のないところに入るなど一番に避けるべきことだったのだが、彼女達は動揺と緊張に突き動かされ、その選択をしてしまった。
「……出ていらっしゃい。隠れているのは分かってるのよ」
恐らくは先程のゴロツキ二人だろう。そう確信して、ヴァレリアは自身を追う気配を挑発する。
「ァ゛……ァア゛……」
だが、姿を現したのは酒場のゴロツキでは無く、異様な気配の小男だった。
邪悪な気配を身に纏い、目を赤く光らせた男。その姿に合致する情報を、ヴァレリアは噂で知っていた。
「イヴィル……!」
“イヴィル”。それは1583年のイヴィルスパーム以降、各地で発生した奇病の名であった。
罹患したものは人格が変貌し、より残酷に、より凶暴な殺戮者になるのだという。
「二人とも逃げて!私達には勝てる相手じゃな……」
言い終わるより早く、尖った爪がヴァレリアの服ごと肌を切り裂いた。
「あぁああああっ……!!!!ぐぅ……ぅあ……っ!!」
ヴァレリアが絶叫し悶え苦しむ。
「ヴァレリアっ!!」
リネットが悲痛な声を上げると同時に、決死の表情を浮かべたファリンが飛び出し、懐から取り出した棒に気を込める。
「はぁあああっ!!」
瞬間、棒が伸縮し、イヴィルの頭を吹き飛ばさん勢いで殴打する。
イヴィルが吹っ飛んでいったのを確認すると、ファリンはヴァレリアに駆け寄った。
「大丈夫かい!?」
「ぁ……ぁ…っ…」
「死なないでっ!」
質問に答えることも出来ないまま痙攣するヴァレリアの姿に、リネットがまたも悲痛な声を上げる。
痛みと出血で、ヴァレリアはショック症状に陥っている。戦士であれば少しは耐えられたろうが、彼女達はあくまで武術の心得がある一般人なのだ。奇襲と出血、その二つの要素は、ヴァレリアに実際の傷以上のダメージを与えていた。
イヴィルは倒した。まだ死んではいないだろうが、奴が起き上がる前に、ヴァレリアの命が尽きないうちにケフェウス堂まで運ばなくては。そのためには、救援を呼ぶ必要がある。
「リネット……先に行って。ケフェウス爺さんを呼んできて」
「……わかった!死なないでね!ファリン!」

55名無しさん:2020/09/29(火) 21:22:04 ID:???
リネットを先に行かせて、ファリンはヴァレリアを背負いながらゆっくりと歩き始めた。
大丈夫だ。きっと間に合う。それに、奴が追い付いてきたとしても、この如意棒があれば足止めは十分可能だ。さっきだって、一発で奴を行動不能にできたのだから。
そう自分を奮い立たせたファリンは一歩を踏み出し――
――そうして、すぐに足を止めた。
「……うそ」
目の前に、もう一匹イヴィルが立っている。それも、先ほどの小男より、遙かに巨大なイヴィルが。
逃げられない。それを悟った瞬間、ファリンの目から涙が流れ落ちた。
「そんな、たすけ、あ、ぁあああああああああああああっ!!!!!やだ、やだ、そんな、やめて、やめ、ぇ゛ぅ……っあぁあ…っ!!!!ぐぇ……っ!ぁっ……!!ぎゃああああああーーーーーーっ!!!」
服を破る音と、肉を激しく殴りつける音、そしてファリンの切れ目ない絶叫が、人のいない森の中に響いた。

そして、走るリネットの耳にもまた、その絶叫が飛び込んできた。
「ファリン……?うそ……」
焦りによって判断力を奪われたリネットは、思わず来た道を引き返す。
ファリンに何かがあったのなら、ヴァレリアも無事では済んでいないはずだ。そのまま助けを呼びに帰っていては、きっと二人とも死んでしまう。そう考えての事であった。
「ファリン!ヴァレリア!……うっ…!」
戻った先に待ち受けていたのは、凄惨な処刑現場であった。
露わになったファリンの腹は、どこもかしこもが青く変色している。恐らくは脱臼しているであろう腕を掴まれ、宙ぶらりんになっているファリンは、目を薄く開いたまま気絶している。背負われていたはずのヴァレリアは、血だまりの中に沈んでおり、露わになった大きな乳房には、小男が吸い付いている。不規則に呼吸しているあたり、生きてはいるようだが、死期が近いのは素人のリネットから見ても明らかだった。
家族の様に過ごしてきたふたりの変わり果てた姿に、リネットは思わず嘔吐した。
それでも、リネットの心は折れなかった。二人の仇を取らなくては。二人が死なないうちに、二人を助けなくては。
その思いを胸に、リネットは鉄製のタンバリンを構えた。
「やあああああああああーーーーーーーっ!」
そうして、無策のままにリネットは突貫する。そして、当然の如く、その攻撃は容易く受け止められる。
「ぁ……」
震える声が漏れると同時に、リネットの身体が深々と切り裂かれた。
鮮血と共に、リネットは崩れ落ちる。
「みん……な……ケフェ、ウス、さ……」
うわごとのように、リネットは愛する人の名を呼ぶ。当然、応えるものはなく、リネットもそれきり、喘ぎ声以外の声を発することはなかった。
もはや瀕死の三人娘の身体から青白い魂が漏れ出ると、二匹のイヴィルがそれを飲み込んだ。魂を喰らい満足したのか、イヴィルは去って行った。

――惨劇の後で、先ほどのゴロツキ二人がボロ雑巾となった三人娘を見下ろしていた。
「派手にやってくれたもんだぜ。まるでボロクズじゃねえか」
「まだ暖かいしよぉ、傷だってまだ勃つ程度に収まってるんだ。よかったじゃねえか」
「まだ生きてるみたいだがなぁ。どういう仕組みなのか、あいつらに負けたうえで生き残った奴は魂を抜かれたみたいになっちまうらしいぜ。」
「俺らみてえな奴らにはありがたいこって……うぉっ……思った通り柔らけえぜ」
日常会話のように下品な言葉を連ねながら、ゴロツキは三人娘の身体を精液で汚していく。
命が完全に尽きるまで、否、尽きた後も、リネット、ヴァレリア、ファリンはその身を弄ばれ続けた。

後日、三人娘は変わり果てた姿で発見され、ケフェウス老人は大きな悲しみに襲われた。その後、傷心の老人に流れのゴロツキ二人が取り入り、イヴィルを打ち取ることで少女たちの仇を討ったという。これがきっかけで老人に重宝されたふたりは、大きな財を成した。
だが、三人娘を凄惨に殺した真の首謀者は、未だに見つかっていない。



以上です。こういうポジションって普通は闘わないNPCなんですけどこの子たちは悪役のストーリーでも結構敵として出てくるのでこんな風に死ぬこともあるんだろうなーとか考えながら書いてみました

56名無しさん:2020/09/30(水) 00:19:41 ID:uWoHDPzs
名無しさん 2020/09/01(火) 22:51:01
【リクエスト】
【やられ役】風間飛鳥
【攻め役】渋谷凛

【内容】
文化祭のミスコンテストで渋谷凛にぼろ負けした飛鳥がその腹いせにプロレス大会に無理やり渋谷凛を出場させやり返そうとするも見事に返り討ちにあい飛鳥は罰ゲームでさらに痛めつけられる。


ぜひお願い
します!

57名無しさん:2020/10/01(木) 00:20:50 ID:???
>>55
SC好きなので良かったです!
昔からダメージボイスが凝ってて良いんですよね
三人娘居ましたね〜

昔は書き手が一杯居て、それぞれが自分が好きなタイプの作品を投下してて
こういう感じの作品も定期的に流れてきて良かったんだけどなぁ
見てる人が確実にリョナラーだっていう環境も良いし

ここ出身で今では有償リクを受けるまでになった書き手も居るし
二次でもオリジナルでも、新しい書き手と読み手が出てくるといいなぁ

58名無しさん:2020/10/01(木) 03:37:10 ID:???
>>57
感想どうもありがとうございます!!
この子達もいい声で鳴くんですよね
声もビジュアルもエロいのにエロシチュすら全然見かけないなら俺から書いて自給自足するっきゃねえのテンションで書き殴ってみました
他にももっといろいろ性癖のままに書いてみたいですねえ…重ね重ねになりますがコメントどうもありがとうございます!

59名無しさん:2020/10/02(金) 11:19:18 ID:???
シンプルに首吊り失禁を書こうかな
犠牲者ゆるく募集
知らないキャラはごめんなさい

60名無しさん:2020/10/02(金) 11:41:02 ID:???
>>59
渋谷凛、リナリー、ルキナ(スマブラ)、七咲逢

知ってたら誰かお願いします!

61名無しさん:2020/10/02(金) 11:47:03 ID:???
>>59
聖剣伝説3のリース、アンジェラ
ストリートファイターの春麗、キャミィ

62名無しさん:2020/10/02(金) 13:08:19 ID:???
霧切響子
霞ヶ丘詩羽
新島真
あたりで書いてくれたら嬉しいです
クールビューティ系のキャラが普段見せないような顔で取り乱して苦しんでおしっこ漏らしながら死んじゃうのすき

63名無しさん:2020/10/02(金) 20:50:42 ID:1FmJRRfg
>>59 鉄拳の風間飛鳥!

64名無しさん:2020/10/02(金) 21:57:10 ID:???
ブレイブルーのノエル、UNIのオリエかワーグナー、グラブルのフェリかヴィーラの内誰かをお願いします!

65名無しさん:2020/10/03(土) 10:35:02 ID:???
>>59
もしまだ募集しているなら
FEifのカムイかアズレンのローンでお願いします

66名無しさん:2020/10/03(土) 13:31:20 ID:???
簡単なものですが、首吊り失禁SS投下します
ひとまずFE覚醒およびスマブラのルキナにしました
他キャラもいいネタが思い付いたら手につけるかもです

67名無しさん:2020/10/03(土) 13:35:30 ID:???
目元を覆う仮面を被り、柔らかな毛質の青髪を風になびかせる少女。
自らの武器「ファルシオン」を手に取り凛々しい姿を見せる彼女だったが、一歩足を踏み出した途端に、即死トラップが発動した。

「っ!!?」

一瞬で首に紐が巻き付き、身体が浮き上がった途端、ルキナは強制的に転移させられた。

「がっっ……!!? あっ……?!!」

突然の出来事に理解が追い付かない。転移した先は灰色のコンクリートで覆われた密室で、上下左右前後に設置されたカメラで撮影が行われている。

未来の運命を変えるべく戦いに赴いた、イーリス聖王国の王女、ルキナ。
仮面を被り正体を明かさない彼女であったが、もはやそんなことはどうでも良いのだと言わんばかりに下半身をめちゃくちゃに暴れさせ始める。

右足と左足を前後にジタバタと振り、背中に垂れ下がるマントを自分の膝裏で蹴り飛ばす。

ギリギリギリギリィ……!!

己の運命を変えるべく戦いに赴いた王女ルキナは、戦場を駆ける騎士に相応しく、一切の露出を拒んだ濃紺の防具と衣装を身に纏っている。
その重量はかなりの物であり、それは全てルキナの首へ負荷がかけられる。皮肉にも、王女の細い首を絞めあげる役割を十全に果たしてしまう。

「ひぃ、はぁあっ、ぁ、っ、ぁっ、がぁあっ……!!」

ルキナは咄嗟に、自らの手にあるファルシオンで、首を吊りあげる縄を断とうと剣を上に振りかざし始めた。しかし縄の太さは相当なものであり、ファルシオンは縄の表面を撫でるばかりで、一向に切れる気配がない。

「がは、がは……! がはっ……ぁあぁ……っっ!!」

己の死が迫っていることを察したルキナは、懸命に上へ剣を降る。しかし刃は縄をしっかり捉えてはくれず、わずかに傷が付けられるだけで一向に進展はない。

「ぉ、ぁ、あを“……! を“ぉお“あ“っっ……!! がっっ、ギッッッ……!!!」

目元が隠れたまま、顎や口許だけが前に付き出され、口角から唾液が滴り落ち始める。

「ぎぃい………ぃ、ぎ………ッッ!」

ルキナの首が伸びて、縄が顎のほうへギリギリと手繰り寄せられていく。声帯が潰されて、その口からは濁声しか漏れなくなってしまった。

「ぃ、ぎゅ、ぅ“っ、ぅっ……っ“、っ“ーー」

ルキナの身体に力が入らなくなり、縄を断とうと動かす片腕が次第に持ち上がらなくなっていく。

「っ“、っ“、っ“、っ“っ“っ“、」

己の運命を切り開くはずだったルキナの剣「ファルシオン」の柄が、するりとルキナの手から抜け落ち、カランと乾いた音を立てて地面に落ちた。

68名無しさん:2020/10/03(土) 13:36:45 ID:???
「ぉ、ぁがっ……!! っっっっガァァアアッッ……!!!」

己の武器が手から離れたというその事実だけは、苦悶に塗りつぶされたルキナの思考でもはっきりと理解できた。ルキナは再び両足を暴れさせる。しかし、その抵抗も長くは続かないーー


「ぉ“………ぅ“………、ざ……、……、ぁ“……っーー」


ルキナの目の前に浮かび上がるのは、過去に戻って眼にした自らの父の面影。しかし、ルキナは次第に自分の意識が保てなくなる。口許をパクパクと動かしてみても唾液の白い泡粒が口から溢れ落ちるばかりとなり……


「ぃ………ひッッ…………」


何かに怯えるような、引きつった声を漏らして、内股に曲げる両脚の角度が大きくなると……


ガ、クッ……ガ、クッッ……
じょわぁあ……♥️

下半身を覆う紺のアンダーウェア。その股間部から染みが広がって黒々と変色し始める。
染みはルキナの尻の方に広がっていき、太股の裏を通ってブーツの中へ流れ落ちていく。ズボンが吸いとりきれなかった尿はポタポタと床の方へ滴り落ち、ビチビチビチ……♥️と音を立てて飛び散っていく。

じょろじょろじょろじょろ……♥️じょろじょろじょろじょろじょろじょろぉ……♥️

失禁して全身から力が抜けていったルキナは、羞恥心ゆえに内股になっていた両足をだらりと垂れ下がらせる。


「は……は……ぁ……♥️ は……は……♥️」


顎への力も失せて一人でに口が開いてしまう。死に損なってしまって痙攣し喉から勝手に声を漏らす。何が可笑しいのか、その口は横に開いて笑っているようにも見える。
仮面を被り、古の英雄王である「マルス」の名を借りながら戦っておきながら、死に瀕して自分の使命も恥も忘れた痴態を晒す。

そしてーーブツリ、とルキナを吊り下げる縄が切れた。
ルキナは落下して脚から崩れ落ち、膝立ちになった後、うつ伏せに倒れこむ。

ピク……ピク……ピク……♥️
じょじょじょぉ……♥️

落下の衝撃と同時にルキナの目から仮面が外れ落ち、顔を横に向けながらうつ伏せに倒れこんだ。
両眼から幾筋もの涙を流し、眼球がぐるりと上方向を向きながら、白眼で硬直するルキナの顔。

その硬直した表情のまま、ルキナの股間部から尿の水溜まりは広がり続ける。


処刑を終え、一人の男が倒れこんだルキナの元に近づく。男は左目の瞼を指でめくり、聖痕の刻まれた眼球が白眼を向いている様を確認した。
背中に被さったマントを破り、ハの字に広がった両足と、大量に染みのついた尻と膝裏を確認して、写真を撮影した。

撮影を終え、男はカルテのようなものを取り出す。。ルキナの見目麗しい姿の写真が掲載された用紙に、男はペンでさらさらと文字を記入した。

「イーリス聖王国 第一子王女 ルキナ 2020年10月3日午前2時28分。処刑完了」

69名無しさん:2020/10/03(土) 21:29:36 ID:???
もう一作投下しておきます
アズレンのローンです

70名無しさん:2020/10/03(土) 21:30:43 ID:???
軍事独裁国家「鉄血」は、バルバロッサ作戦発動により北方連合との「KAN-SEN」と武力衝突。
「鉄血」側の奇襲作戦が功を成し、またKAN-SENの建造技術で大きな差を付けていた「鉄血」は破竹の勢いで侵攻していく。
その戦火の下、赤く燃え上がる炎を背にしながら、ボロボロに朽ち果てたKAN-SENを次々と破壊していく重巡洋艦が居たーー。


「ひぃ、ひっ……ひぅっ………!!」


その姿を目にした北方連合の駆逐艦は、あまりの恐怖に腰を抜かし、失禁していた。


「あらあら……私を前にしてそのように取り乱されるなんて、とても可愛らしいですわね」


心の底から酔いしれたような声とともに、破壊済みの軽巡洋艦の頭部を横に放り投げた。
セイレーンの技術を惜しみなく投入した圧倒的な艤装を背に、血と煤に汚れた艶かしい両脚で、一歩ずつその駆逐艦へと迫っていく。


「でも……この私を前にして……自ら沈没することをしないなんて、ね?」
「あっ……あっ、あっ……!」


巨大な黒い影が、戦意を喪失した白い駆逐艦を覆い隠す。
そして次の瞬間には


「ィやあァア……!!」ゴシャッ! グシャッ!!  グシャッ!!!


重巡洋艦「ローン」は、白い駆逐艦の頭部を勢いよく踏みつけ、その貧弱な艤装を一撃で破壊しつくした。


「あぁ……美しいですわぁ……この私にもっと、その最期の悲鳴を聞かせてくださいな……?」


駆逐艦は声にならない悲鳴を上げ、めくれあがったスカートから白いパンツを晒して失禁する。
その無惨な姿を目にした「ローン」は、穏やかな笑みを浮かべた天使のような微笑みを浮かべた。
血と煤にまみれた、灰色の血と肉体を持つ天使の微笑みがあった。


「あら……もうおしまいですか。仕方がありませんね……では、指揮官のもとへ帰りましょうか」


ローンのために用意された敵艦(おもちゃ)たちは、もう一隻も動かなくなっていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去るものである。
またしばらくは退屈な平和がやって来る。
それでも、今の指揮官の側に居るようになって、少しだけその退屈も良いものだと思えるようにはなってきた。


ローンは帰投する。
海の上でありながら濛々と黒煙が焼け昇る戦場を後にするーー。





圧倒的な力を見せつけた「鉄血」であったが、この屈辱的な敗北を喫した「北方連合」も黙っている訳がなかった。
圧倒的な力で他国を支配する「鉄血」と正面衝突すると、苦戦を強いられるのは当然である。
しかし「北方連合」は、世界トップクラスの諜報技術を持ち合わせていた。
「北方連合」は秘密裏に、偽物の指揮官を「鉄血」に送り込むことへ成功した。


そして重巡洋艦のローンは、自分よりもずっと幼い子どもの偽指揮官にすっかり気を許してしまい……催眠薬を盛られて眠りについてしまったのだった。


ーー大きな脅威であったローンは、「北方連合」の手で「接収」された。

71名無しさん:2020/10/03(土) 21:32:55 ID:???
「……ぁはあッッ!!」


自らが上げる苦悶の悲鳴でローンは意識を取り戻した。
もう何回、意識を失ってしまったのか分からなかった。


「これがあの鉄血の……重巡洋艦ローンか……」


ローンは四肢を拘束され、床に寝かせられていた。
北方連合所属のKAN-SEN一隻が、ローンの側に立ち、見下ろす。
長く雪に覆われた地で生まれたそのKAN-SENの冷たすぎる両目が、憤怒に駆られたと同時にーー勢いよくローンの腹を踏みつけた。


ドゴッ!!「がふっっ……!」


ローンの口から唾液が飛び散る。


「よくも……よくも私の大切な仲間を……あんな惨い目に遭わせてくれたな!!」
「ぁがっっ……!!  があっっ……、はっっ……!!」


……「まあまあ、落ち着いて。あまりお腹ばかり踏みつけないでくれ」


幼い少年の声。
それはローンの指揮官「だったはず」の者。
ローンのおっぱいばかりを見てきて、可愛いあそこを勃てているのが丸わかりの、うぶで未熟な可愛い少年、だったはずの者。


「司令……しかしコイツは、私たちの仲間を……!」
「君の気持ちは分かる。しかしこの艦は、ただ壊すにはあまりにも惜しい……使い道は沢山有るとは思わないか?」
「艤装ならすでに回収し、特技部隊に送っている。だからもう用済みだ。せいぜい新兵器の実験台にするか、鮫にでも食わせるかーー」
「まあまあ……ここは僕に任せておいてくれないかな?」


兵器であるKAN-SENは、それを用いる人間である指揮官に逆らうことはできない。
今にも唾をひとつ吐き捨てたくなりそうなほど憎いローンの姿をもう一度見下ろしてから


「……承知した」


KAN-SENはその場を後にする。
残されたのは、ローンと、裏切りの少年司令官の二人だけとなった。




「長らく僕の指揮官を務めてくれてありがとう、ローン。それも今日で終わりだけどね」
「…………っ…………」


衰弱したローンは声もほとんど出すことができない。
その両目には、深い深い虚無が広がっていた。
敵を壊すことが楽しかったのに、もう自分は艤装も奪われて、無防備なまま暴力を振るわれ続けるのみ。
もはや怒りなど忘れ去り、怒る気力すらも奪われたローン。


たとえ自分が粉々になったとしても、この憎しみの感情だけは永遠に忘れないでいよう。
こんな屑みたいな貧弱ペニスの少年に心を許してしまい、あっけなく裏切られ、殺されようとしている己の愚かさを永遠に忘れないでいよう。
乾ききった風のような思いだけが、彼女の心の中に吹き過ぎていく。



「とてもエッチな身体だなあ。後でゆっくり楽しみたいし、なるべく綺麗な姿のまま殺してあげるね」

72名無しさん:2020/10/03(土) 21:34:35 ID:???
そう言われたローンの首もとに鎖が巻かれた。
そして少年が手にしているリモコンを操作すると、ギリギリと鎖が滑車の力を借りて巻き上げられていく。


「……っっ、ぎゅぅっっ……!!」


横になっていたローンの頭が持ち上がり、上半身が浮き上がり、両足が浮き上がりーー爪先が浮き上がった。
もはやこの後犯されるのは既定事項だと言わんばかりに、ローンが吊り上げられる側で少年指揮官がズボンを脱ぎ始める。


「ぅぅ……ぐぐくぐっっ、ギィイイッ………!!」


自分の出す死に損ないの声に興奮しているのか、むくむくと貧弱なクソガキペニスが勃起していくのがローンにも分かった。
あまりの憎さにローンは歯を食い縛る。
しかし苦しみが一線を越え始めたとき……ローンは涙を流し、足先から下半身へと感覚が失われていくのが分かった。


少年指揮官が服を脱ぎ終えて全裸になった。


「なんだ……まだ死んでないの?  頑丈だなぁ……そういえばローンは、耐久がSランクだったっけ?」


少年はそう言うと、鎖を巻き上げたリモコンをもう一度操作し……巻き上げと巻き戻しを繰り返し始めるモードに切り替えた。


ローンの身体は首が締まったまま上下に揺さぶられる。
ローンの大きな胸が勢いよく弾み、黒のミニスカートが、上下に揺れる度にひらりふわりと裾が捲れる。
たくさん刺繍が施された、ゴージャスな黒レースの紐パンツがチラチラと見えてしまう。


ローンは上下に揺さぶられ、上に引き上げられる度に首もとに大きな負荷がかかってしまう。
その顔面はあまりの苦しみで歪みきってしまい、舌が唇から飛び出してしまう。
そして、程なくして。


ーーゴ、ギ、ンッ!「うぁ」


短い声をあげたと同時に、両目が勢いよく開かれ……くるり、と眼球が回転して気を失った。
もはや感覚を無くした下半身は、無意識に我慢していたものさえも容赦なく排泄した。


ちょろちょろちょろちょろ……♥


白く肉付いた両の内腿に、失禁したものがだらだらと幾筋もの跡を付けて床に落とし始める。


「やれやれ、やっと壊れたか」


ローンの身体が降ろされていき、再び地面の上に転がった。


「それじゃ早速、まだ暖かいうちに楽しませてもらおうかな」

73名無しさん:2020/10/03(土) 21:36:27 ID:???
鉄血のKAN-SENを象徴する、黒をベースに赤のワンポイントが入れられたローンの衣裳。
ベージュの前髪で目元を半分隠し、両腕を横に広げ、両足を閉じられた状態。
早速少年がローンの胸元のボタンを外しはじめると、左右に思いきり引っ張って胸の部分を露出させた。
ショーツと同じ黒いセクシーなブラジャーのカップを無理やりずり下ろし、服からはち切れんばかりの白い両胸が少年の目に晒し出された。


「悪夢」とまで恐れられていた重巡洋艦の白い両胸。
仰向けになっているローンの両胸は重力に逆らえず平たくつぶれ、綺麗なピンク色の乳首ふたつが敵国の将校に捧げられる。


少年は早速、その胸の乳首に舌を這わせてしゃぶりつき、ちゅうちゅうと出るはずのない母乳を求めて吸い上げる。
そして乳首を少年の唾液でたっぷりといやらしく濡らしてあげたところでーー少年のペニスを挟み、前後に腰を振って犯し始めた。


ズッ、ズッ、ズッ、ズッ、ズッ……


仰向けに倒れたローンの上に馬乗りになった少年。
少年のペニスは、ローンのふわふわな両胸の感触でどんどん大きくなっていく。
ピクリとも動かない下半身は、地面に押さえつけられたローンの尻が、下着越しに上下に擦れる音を立てている。


そして少年はローンの前髪をつかみ、死相を浮かべたローンの頭を持ち上げーー


びゅくるっ、びゅくっ、びゅくっ……!


その目鼻と、わずかに開いた口許に、たっぷりと白い精液を付着させた。
少年の若さに溢れた精液はローンの顔面に飽きたらず、その後も黒い服の上におびただしい数の精液を散らした。
胸から腹に、ショーツから両脚に至るまで徹底的に犯された……。



その後ローンは、特殊な防腐処理を施されて永遠にその姿を保つことになった。
そしてKAN-SENたちの知らないところで「北方連合」の歴代将校たちに受け継がれる記念品として、平和が訪れる日まで、その身体は犯され続けたのだというーー

74名無しさん:2020/10/03(土) 21:41:08 ID:???
投下してる最中に1点ミスに気づく

>>71
誤「長らく僕の指揮官を務めてくれてありがとう」
正「長らく僕の秘書官を努めてくれてありがとう」


他にもあるかもしれませんが、そこは目を瞑っていただけると……(汗)
こんな感じですが、喜んでいただけますと嬉しいです

75名無しさん:2020/10/03(土) 23:34:46 ID:???
おおおいい感じの首吊りっすねぇ…!
やってること自体は首吊りで同じなのに全然違う表現でどっちもしっかり描写されてるのがすげぇ
ルキナの方の細かく反応とか経過を追って死ぬまで描写されてるのが性癖でした
余力があれば是非ほかのキャラでも書いてくだせぇ

76名無しさん:2020/10/03(土) 23:35:15 ID:???
ローンいただきました!
そりゃあそこまで北方相手に暴れていればああなるわな
司令官に尽くす娘の弱点は司令官
壊れる直前まで偽物だということに気がつかずに無意味な憎しみを持って少年司令官を憎んでいたのか
いやもしくは偽物だと気が付いていたのか
作成ありがとうございました

77名無しさん:2020/10/04(日) 00:53:07 ID:???
ありがとうございます
自分でキャラを決めると「今流行りのキャラが良いのかな」とか「好きだけどちょっとマイナーなキャラだし誰得かなぁ」とか
余計なことを考えてしまうのですが
こうやってリクエストとしてキャラを書き込んでいただけると、少なくともリクしたその人には喜んでもらえるかもしれないということで
励みになりますね
そして感想コメをいただけるともっと嬉しいですね!

>>75
ありがとうございます
普段は決して見せることのない姿や様子を楽しめるのは良いものですね
気高き存在が死に瀕する悲劇とかドラマは太古の昔から存在するらしいので
もはやリョナの美しさは人間のDNAに刻み込まれている(?)

>>76
ローンの方もお読みいただきありがとうございます
実はスマホゲーのキャラって書きにくいのが多いのですけど
ローンはとてもキャラ立ちしてるので、話の流れが作りやすかったです
個人的には、最初の暴れるシーンも好きです
美少女が美少女を冷徹かつ楽しそうにリョナるのは良いものです(爆)

78名無しさん:2020/10/04(日) 11:31:44 ID:???
おおーすごい、「下半身のアンダーウェア」とか「膝立ちになった後うつ伏せに倒れ込む」とか描写の細かさが生々しさを掻き立てる。着眼点が鋭い、リョナラーのセンスを感じる素晴らしいSS。
やっぱリョナSSは具体的な描写をしっかりとしていると状況のイメージがスッと入ってきてより強力ですね。
この人のリョナSSをもっと読みたい、と思わせる作品でした。遅ればせながら、しゅごキャラ!の日奈森あむ・スパイダーバースのペニー・パーカーでリクエストを出しておきます。

79名無しさん:2020/10/04(日) 12:08:28 ID:???
ローンの方も、死亡後の最初のシーンのポーズが凄く良かったです。目元が半分隠れ両腕を横に広げて足が閉じられた仰向けのダウンポーズって凄く良いですよね。
衣装の方の表現をしっかりしているのも良ポイントだなと思いました。キャラクターをかわいいと思う要素はやっぱり衣服もかなり重要な点なので。

80名無しさん:2020/10/04(日) 12:14:33 ID:???
途中送信してしまった

「地面の上に転がった。」とか、言葉選びからも「力尽きた」という事実がより感じられて興奮します。
脱力したり意識が完全にない状態で、力無く倒れるのって良いですよね。
こことか別所で他にリョナSS書いてたりとかします?他に作品があったらぜひ読みたいです。
連投失礼しました

81名無しさん:2020/10/04(日) 15:07:20 ID:???
ルキナリクエストした者です
弱っていく描写がとても細かく、読みやすい文章だったので光景が浮かぶようでした

82名無しさん:2020/10/04(日) 20:18:30 ID:???
>>78-80
ありがとうございます。色々と細かな部分を褒めていただけまして、もちろん嬉しいのですが、なんだか少し気恥ずかしくなりますね
(結局は自分の性癖を他人に晒すようなものなので……とはいえ、気取っていても始まりませんね)

一応、このスレだったり、この板のよそのスレッドでちょこちょこ書いている者です
スレによって名前を変えているのですが「ノエルの人」と言えば分かる人には分かるかもしれません
せっかくお褒めいただきましたし、日奈森あむで一作書いたのですが、例によって気持ち悪い感じになってしまいました……
(あむちゃん拉致されて、眠らされている間にいろいろされたあげく、無理心中させられちゃったの巻)

>>81
ありがとうございます。情景が浮かんでくるようだと言うことで、良かったです。脳内の絵柄とかは個人のお好みで妄想していただければ!

83名無しさん:2020/10/04(日) 23:43:07 ID:???
日奈森あむちゃんのSSを投下しておきます。
あの原作の雰囲気とはかけ離れた作品ですが……汗
なにぶん変態が主人公なので、苦手な人はごめんなさい

84名無しさん:2020/10/04(日) 23:44:26 ID:???
借金まみれで仕事も失い、死のうと考えていた。
母親は死んで父親もどこかに消えたし、今さら僕が死んで悲しんでくれるやつなんていない。
誰も守ってなんかくれない。僕なんかこの世に居ても居なくても同じようなものだ。
おまけに、この歳になっても童貞を捨てることができなかった。

僕は小学生の頃、いじめられた。女の子のいじめグループにだ。
僕は男だから、女の子に手を出してはいけないものだと思っていた。
アニメのヒーローはいつも女性を守るものだ。だから僕は手を出さず、じっと耐えた。
いじめる女の子たちは最初から最後までやりたい放題だった。
それなのに現実は僕にばかり厳しかった。
男の癖に女にいじめられている情けない奴だと、父親に吐き捨てられた。

たぶん僕の人生は、小学生の頃から狂い始めていたんだと思う。
だから僕は死ぬ前に、小学生の頃にできなかったことをすることにした。


ーー小学生の女の子をメチャクチャにしてやりたい。


僕は弱くて情けない豚だけど、この歳になった今なら、小学生の女子に負けない自信がある。
襲うなら、最高に可愛い子にしよう。
そう心に決めて、僕は聖夜学園の正門前でターゲットを物色していた。
僕が小学生の頃は、女の子のランドセルは赤と決まっていたのに、最近の子はおしゃれでカラフルだなぁ……。
そんなことを思っていたらーー見つけてしまった。


……か……可愛い……!


ピンクの髪に×マークの髪飾り。くりくりした黄色い目の整った顔立ち。
風船ガムを噛んでいるのか、口をもぐもぐとさせてフーッとグレープの風船を膨らませている。
小学生にしては少し背が高くてすらっとしている体型。
ランドセルじゃなくて、茶色のトートバッグを肩の後ろに回して持っている。

黒のジャケットに、赤くて長いネクタイ。歩くたびに揺れる赤いチェックのスカート。
ちょっとパンクな感じに決めてみたファッションを完璧に着こなしている。
ファッションモデルでもやっているのかな?

とてもオシャレで、気が強そうで、すごく可愛い女の子……そして何より。
……昔いじめられた女の子グループのリーダー格に、顔も雰囲気もそっくりだ。
まるで僕のために神様が用意してくれていたかのような、最高の女の子じゃないか……!


……犯そう。
……あの子をメチャクチャにしよう。
……あの子の大事なものを全部奪い取って、それで僕も一緒に死のう。

85名無しさん:2020/10/04(日) 23:46:19 ID:???




心臓がまだドキドキしている。
誰かに見つかっていないだろうか?
後ろからパトカーが来たりしていないか何度もバックミラーを確認する。

夜の高速道路を飛ばしていた。
後部座席で眠っているのは、あの女の子だ。
両手両足を縛った状態で、座席の背もたれに身体を預けて眠っている。

前を走る車を追い越すたびに異常なほどの緊張感。
しかし、窓から覗かれる分には、異常に気づかれたりしないはずだ。
僕はただ車を運転しているだけで、後ろで女の子が眠っているだけにしか見えないはず。


僕は隣の県まで移動してインターチェンジを降り、あらかじめ決めていた小さな山の中へ向かう。
そして車を止めた。

車のヘッドライトだけが闇を切り裂き、虫の鳴き声が聞こえるだけの山の中。
僕は車のエンジンを切り、後ろを向いて女の子の様子を伺う。

女の子は首を横に傾けて扉の方に顔を向け、自分の吐息でパワーウインドウを白く曇らせていた。
スカートの上には白い布切れが小さく丸まって落ちている。
クロロホルムではうまく行かないらしく、裏サイトで調達した経口麻酔液を浸した布だ。


君には可哀想なことをしてしまったと思う。
でも理解してほしい。俺は君の百倍も千倍も可哀想な目にあってきたんだ。
君は俺のために生まれてきたんだ。だから……僕と一緒に苦しみながら死のう。
ヘッドライトで照らされているところにブルーシートを敷いて、その上に女の子を寝転がらせた。


女の子のトートバッグに入っていたものを、ひとつひとつ女の子の顔の右隣や、左隣や、頭の上に並べていく。
小学校五年生の日奈森あむちゃん。
教科書を見れば何年生かすぐに分かるし、油性ペンで書かれた丸い女の子の文字で名前も書いてある。
算数の教科書には可愛らしい落書きがいっぱい。
あむちゃんは割合の文章題が苦手だったのかな?
でもちゃんと真面目に勉強していて偉いね。
僕はあむちゃんの頭を撫でてあげた。
ふわふわのピンク色の髪の感触と温もり。
もう何年ぶりかも分からない他人の温もりを感じて、泣きたくなるぐらいに愛しさを感じた。


それからも僕は、あむちゃんがトートバッグに入れていたものをひとつひとつ取り出して、あむちゃんの日常生活を細かく想像した。
可愛いポーチを取り出し中身を開けてみると、そこにはあむちゃんのおしゃれグッズが色々入っていた。


黒とピンクの柄がかっこいいハンカチ。
アイスクリームとハート柄がいっぱい印刷されたパッケージのポケットティッシュ。
折り畳みできる鏡とくし。この鏡とくしで、普段から髪をといていたのだろうか……
これは携帯の充電器か……これはガムかな? さっき食べていたものかなぁ。
そう思ってあむちゃんの口のなかを確認すると、まだ口のなかに噛んでいる途中のガムが残っていた。
あむちゃんの歯形がたくさん付いた、もう白いゴムのようになっているチューインガム。
僕はそれを口に含み、あむちゃんのよだれがたっぷり染み込んだガムを味わう。
あむちゃんが噛んでいたガム……次第に興奮してきた僕がさらにポーチを漁ると……リップクリームが出てきた。
キャップを開けると、甘い香りがふんわりと漂いはじめる。
僕はあむちゃんの唇に、そのリップクリームをきれいに塗ってあげる。
そしてもちろん、僕の唇にもたっぷりとリップクリームを付けた。


「キスをするときのエチケットは大事だもんね……愛してるよ、あむちゃん」


そういって僕は、あむちゃんに覆い被さって、唇を重ね合わせた。
我慢がきかなくなってきて、僕はキスをしながら、あむちゃんの身体に手を伸ばして、それ以上のものを求めた。

服の上から身体をなでさする。
太ももを触ると、夜気のせいか少し冷たくなって、ざらざらしているのが分かった。

唇を離すと、僕の唾液があむちゃんの口と混ざりあって細い糸が伸びた。


そして、いよいよ、あむちゃんの身体を存分に楽しむ時が来た。


「あむちゃん……あむちゃん……あむちゃんのぜんぶ……僕に見せてね……」


あむちゃんのぜんぶ。
口にするだけで興奮する。
こんな可愛い子のぜんぶを見ることができるんだ。
全部、ぜんぶ、僕のものだ。

86名無しさん:2020/10/04(日) 23:48:03 ID:???
あむちゃんの身体を起こして黒ジャケットを脱がす。
僕は白いシャツで覆われた背中に腕を回してあげて、首に巻かれた赤いネクタイをほどいた。
するする……とあむちゃんの襟元からネクタイが引き抜かれていく音。
そして白いシャツのボタンを、ひとつずつ、ひとつずつ……ぷち、ぷち、と外していった。


あむちゃんを可愛らしく飾るファッションを、丁寧に脱がしていく。
あむちゃんの身体を包む衣裳を一枚ずつめくるたび、白くて甘い果肉のような皮膚が、少しずつ露になっていく
ブルーシートの上に並べた教科書、ノート、筆箱、ポーチ、体操服……その上に覆い被せるように、黒のジャケットと白いシャツを放り投げーーネクタイだけを首に巻いてあげた。


あむちゃんの上半身は、小学生用のハーフトップのピンクのジュニアブラ一枚……その上に赤いネクタイが垂れ下がる。


「あむちゃんのおっぱい……あむちゃんのおっぱいだ……ちっちゃい……かわいい……」


ハートマークがいっぱいプリントされたジュニアブラの下裾に指を入れ、僕は唾を飲み込む。
そして意を決して――――ジュニアブラを上へとたくしあげた。


「おぉ……おぉおお……!」


夢にまで見た、無修正の○学生おっぱい。
ネットでそこかしこに落ちてるブス女のおっぱいとはまるで違う。
あむちゃんのおっぱいはまだ発育途中だ。だから、乳首の回りだけがぷっくりとしている。
僕の人差し指の腹の上に乗せてしまえそうなほどの小さな膨らみ。


なんて可愛らしい。なんて愛らしいんだ。


僕はあむちゃんの身体を仰向けに横たわらせて、あむちゃんのボディラインを堪能しようと、横から眺めた。
すっと、指でなぞっていく。
あむちゃんの小さな下顎から首……首から胸元……
胸元から、乳首の膨らみ……そしてまだぽっこりとしたお臍まわりとお腹……


僕は猛烈に興奮してきて、思わずその場でシコり始めた。
僕は膝立ちになってあむちゃんの全身を見下ろす。
ジュニアブラをめくりあげて、二つの乳首の間に垂れ下がる赤いネクタイ。
下半身はそのまま、普段通りのオシャレな赤いチェックスカート。
僕はスカートもめくりあげて、あむちゃんの股間にジャストフィットした、ハートマークいっぱいのパンツを目にした。
シコる手の動きが速くなる。
僕はあむちゃんの膝に手を置き、小さな膝小僧を手のひらで撫でて、片足だけを横に曲げてみる。

僕は立ち上がってあむちゃんを見下ろした。
あむちゃんの私物や衣裳を周りに置いて……僕の足元には、僕だけのあむちゃんが、僕だけにしかみせない姿で、僕の思うがままのポーズを取って、そこに居てくれているーー


その時、少し強い風が吹いてーーあむちゃんのスカートがひとりでに大きくめくれ上がった。
ネクタイが上に流れされて、ちょうど隠れて見えてなかった小さな臍が露になった。


「あっ……あむちゃんのおへそっっ……ぅっ……もう射精すっ!  射精すっっ!!  ぅううっ……!!」


僕はあむちゃんの上に、粘っこい精液をたっぷり吐き出した。
僕みたいな最低男の精液が、ポタポタとあむちゃんの胸やお腹の上に溢れ落ちた。
これが僕の生きた最後の証。
こんなことをしてしまったのだから、このまま生きてたって苦しむ時間が延びるだけ。
この眠り続けるあむちゃんと、僕は一緒に消えてなくなろう……







夜明けに、ネクタイで吊られた二人組が発見された。
一人は聖夜学園の小学五年生、日奈森亜夢。
もう一人の男は未だ身元の確認が取れておらず、住所不定無職の--------ではないかと推測されている。

二人は唇を互いに密着させており、離れることがないように、赤いネクタイで二人の首を巻くように縛り、固定されていた。
背の低い少女側は首吊りと共に失禁したとみられる。ズボンを下ろした男は太ももに少女の尿を浴び、その足先から排泄物が滴り落ちていた。
また、少女側の胸元から腹部にかけて男性の精液が付着した痕も残されており、強姦殺人の可能性が極めて高いものと思われる。


以上で、現時点での現場報告を終わる。

87名無しさん:2020/10/04(日) 23:57:08 ID:???
この後あむちゃんが目覚めるルートでしたけど
それを書くといよいよ長くなりすぎるのでこのへんでギブアップで……
肝心のリョナシーンがあまり書けてない……汗

こんなんでよければ、お楽しみいただけますと幸いです

88名無しさん:2020/10/05(月) 01:03:40 ID:???
>>87
乙。 エロよりだけど楽しめました

89名無しさん:2020/10/05(月) 16:14:04 ID:???
新人の人かと思ってたけどなるほど、どおりで作品の臨場感が違うと思ったわけです笑
このスレでノエルの人の作品を読むのが本当に好きだったんですよね
ツイッタとか渋とか他の場所が盛んになってきてる今でも、この板で活動してくれるのは本当にありがたいです
これからも気まぐれに、新作投稿とかしてください…!

90名無しさん:2020/10/05(月) 16:21:20 ID:???
女の子を責める側(竿役?)に共感して興奮が高まるのが、ノエルの人の作品の特徴であり魅力だと勝手に思ってます
廿楽冴姫のショーツを竿に巻きつけてシコる描写におぼえた興奮と衝撃が、今でも忘れられないです

91名無しさん:2020/10/05(月) 22:03:12 ID:???
>>88
お読みいただきありがとうございます、励みになります。個人的に幼い子はリョナるよりも愛でる(意味深)ほうが好き……

>>89
ありがとうございます。pixivなどもありますけど、やっぱり私はリョナラーが集まるこの場所が好きですね
また何かいいシチュやキャラが見つかったら、書いてみたいですね。あまり長くなりすぎない程度に……

>>90
冴姫の話はここに来て間もない頃ぐらいに投下したはずなので、ずいぶん昔のことになりますね〜ありがとうございます。
パンツコキいいですねぇ。
強気なヒロインをぶちのめして、とどめを刺さずにパンツだけ奪い取って、目の前でパンツをコキ捨てして屈辱を与えてやりたいですね。
性欲の捌け口としか見ていない感じが最高です

92名無しさん:2020/10/06(火) 11:36:17 ID:???
>>87
ありがとうございます。

93名無しさん:2020/10/11(日) 07:26:40 ID:???
烈火の炎で森光蘭に犯されたあと食べられる風子

94名無しさん:2020/10/27(火) 22:56:39 ID:???
・ヘッドショット狙撃
・顔面マウントパンチ

あたりでゆる募します
いいネタやキャラが浮かべば、がんばります

95名無しさん:2020/10/27(火) 23:54:30 ID:???
>>94 さん

それならバレットガールズシリーズの楼山美雨なんてどうでしょう。
防衛のためという建前でその実、女子同士で死なない弾丸で接近戦込みの制服姿で模擬戦してシゴキの準備はできているか!
とか舐めたことを言っている連中ですし、目つぶしヘッドショットからマウントをとって、ボッコボコにする…みたいな…

96名無しさん:2020/10/28(水) 07:33:24 ID:???
マウントポジションでここまでやってほしい
(グロ注意)

https://i.imgur.com/8K98beI.jpg

97名無しさん:2020/10/28(水) 09:53:01 ID:???
戦場のヴァルキュリアのアリシア・メルキオットをリクエストしたいです
敵地を偵察中、意識外からスナイパーに狙撃されて頭を撃ち抜かれ、彼女の存在に気づいた他の敵兵に死体を好き放題嬲られ暴虐の限りを尽くされる感じでお願いします

98名無しさん:2020/10/28(水) 22:00:34 ID:???
>>97
1時間程度のクオリティですが投下しときます

99名無しさん:2020/10/28(水) 22:12:31 ID:???
「これはこれは兵長殿。たった今、例の品が仕上がったばかりですよ」

背骨を曲げた禿頭の老爺が、漆黒の軍服を見に纏う「兵長」を、自分の家に迎え入れた。

老爺は醜い風体であった。しかしこの男は帝国内でも最高の腕を持つ武器職人であった。
帝国の栄光を影で支えてきた老爺は、数々の勲章を賜り、それらを壁一杯に飾っている。
その勲章を背にする形となる座席に老爺が座り、机の上に大きなガンケースを置いた。

老爺がケースを開ける。
中には、帝国の技術と老爺の腕が結実した、最強にして最高のスナイパーライフル。
兵長は何も言わず、胸元から札束の入った袋を渡した。


「ありがとうございます。折角ですから、試射をしてみるのはどうでしょう?」





兵長の配下にある若い歩兵たちが、一台の軍用車を走らせる。
若い歩兵たちは「兵長」の恐ろしさを知っているので、車内はピリピリと張り詰めた空気が漂っていた。
そんななかでも、銃職人の老爺は、古い軍歌を鼻歌で唄いながら、双眼鏡で遠くの風景を眺めている。
まるで観光に出ているかのような楽しげな様子であった。


「ふんふん……おやぁ?」


山道をのぼる悪路でガタガタと車が震える。少佐は何も言わず弾丸を装填し始めた。


「おやおや……あんなところに居りますなぁ。袋のネズミが……」


試しに野兎や狐でもと思いながら、山岳地帯を登り標的を散策していた老爺の目に、一人の少女の姿が映り込んだ。

100名無しさん:2020/10/28(水) 22:13:49 ID:???



(……誰も居ないわね)


アリシア・メルキオットは、次の作戦を練るための情報を得るため、偵察任務に当たっていた。
栗色の髪を赤いスカーフでツインテールにまとめあげ、セミオートライフルを構えながら岩場に身を寄せている。

身を隠している様子ではあるが、老爺の双眼鏡はアリシアの姿を真正面に捉えていた。
アリシアは岩場からそっと進行方向を覗き込む。
スカーフでまとめられた首筋のうなじを老爺に見せる形となる。

隠れているどころか、完全に隙を晒してしまっていた。

しかしそれは無理もないことであった。
アリシアがいる場所からは、老爺達がいる方向は樹木が生い茂る山しか見えない。
常識的に考えて、その山からアリシアを狙うにはあまりにも遠すぎる。
偵察兵のアリシアは、自らが狙撃される危険性を十分に熟知している。
狙撃手が潜んでいそうな方向を入念に確認しながら、着実に目的地へと進んでいたのだ。


しかし。アリシアには知る由もない。
老爺が作り出したスナイパーライフルは、この遥か遠く離れた距離からでも、狙撃することが可能なのだということにーー



同じく山の中を突き進んでいたアリシアは、上り坂になっている山道を駆け上がりながら、次の岩場へと足を進めた。
少し泥の付いた灰色のブーツが、歩きにくい山道をしっかりと踏みしめて地面を蹴る。

この山路を上りきると、敵の拠点が視界に入るはずであった。
アリシアは敵の陣地までかなり深く潜り込むことに成功していた。
アリシアは全身の感覚を研ぎ澄ませ、細心の注意を払いながら、敵の気配を探りつつ山道を登っていく。
次の障害物に向かって走りだし、倒れた樹木の影に身を隠したその瞬間。


「きゃっ!?」


バサバサッ、という音が聞こえてアリシアはすぐさまライフルを向けーーその銃口を降ろした。
一羽の鳥が、アリシアの接近に驚いて勢いよく飛び上がった音だった。


(びっくりした……まさか鳥が居たなんて)


アカトビであった。
アリシアも剥製にされたものを見たことがあったが、生きている鳥は初めてである。
アカトビは空高く真っ直ぐに飛び上がり、アリシアの頭上をゆっくりと旋回した。


アカトビは、超然と広い曇り空を飛んでいく。
その姿は優雅であり、力強くもあった。
アリシアは曇り空を見上げて、飛び上がる鳥の姿を目で追いかける。
赤褐色と白の翼には、厳しい世界を生き抜いていこうとする強さがあった。
ただ見た目ばかりが美しい鳥とは違う輝きがその姿に秘められているかのように思えた。


曇り空の向こうへと力強く羽ばたくその姿に、なんだか勇気をもらえたような気がしたアリシア。
兵士としての鋭い眼差しから、少女らしい穏やかな微笑みを浮かべる。


そして樹木の影から立ち上がったその瞬間にーー



ぐらり、と。
とても広いはずの空が、急速に黒く狭まっていった。

101名無しさん:2020/10/28(水) 22:15:39 ID:???
アリシアの額を完璧に捉えた弾丸は、眉間から後頭部をいとも簡単に貫通した。

ぶびちっ、とクリーム色の肉片が体液とともに後頭部から勢いよく飛び散る。

アリシアは安らいだ表情のまま、シャワーのように後頭部から血を噴き出し、見上げた姿のまま後ろに大きく仰け反った。


ぐらり、と身体を支える力を失った膝が曲げられ、力強く握りしめられていたセミオートライフルが手から離れる。
そのままアリシアは後ろに勢いよく倒れ、上ってきた山道を派手に転がり落ちた。


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ……


両脚を広げて、ツインテールを自分の首に絡ませて、両腕を自分の身に絡ませて、山道を激しく転がっていく。


そして先程まで身を隠していた岩場に背中から勢いよくぶつかり、止まった。
道の上に血痕が線を描くように続き、岩場に半身を預けたまま、びくっ、びくっ、と四肢を痙攣させた。
耳の穴からも血がだらだらと溢れはじめ、襟元と肩の上が血で真っ赤に染まる。
やがて血は、軍服の上から盛り上がる両胸を紅く濡らしていく。


数秒とかからぬ出来事であった。
アリシアの安らいだ表情は転がるうちに変形し、口を開いた無表情に変わっていた。



(……ーーーーー………ーーーー)








「いかがですかな、兵長殿。お気に召されましたかな?」


老爺はカッカッと喉を鳴らすように笑う。
老爺の自信作である新式ライフルの出来映えに、さぞご満悦の様子であった。
狙撃を終えた兵長はタバコを燻らすと、さらに札束を用意して老爺の手に渡した。


「この銃があれば、あのような子ネズミどもなど、もはや何の障害にもなりはしませんなぁ。カッカッカッカッカッ」


兵長にとって、撃ち取って動かなくなった後の標的など、もはやどうでもいいものであった。


しかし、若い男たちは別である。そのことは兵長も理解していた。
女の身体にはそれなりの使い道がある。たとえそれが、屍であろうとも。


兵長は若い男達に命じた。


「あれを回収しろ。その後は、お前たちの好きにしろ」とーー。

102名無しさん:2020/10/28(水) 22:16:49 ID:???
死体とはいえ、折角手にいれた女の身体を前にして、若い男達がそのままにしておくはずもなかった。

男たちは山の麓に広がる深い森のなかで、アリシアを仰向けに横たわらせる。

上半身の軍服を胸の上まで脱がし、スカートを足元までずり下ろす。
オレンジ色の無地のブラとスカートが男たちの目下に晒し出される。
無駄なくよく締まった臍周りは、なだらかなウエストの括れを造りあげていた。


湿気のこもったアリシアの肌の匂いが香る。
男たちがパンティーを脱がすと蒸れた匂いはいっそう強まった。
鼠径部に映えた栗毛の陰毛は汗でしっとりと濡れていた。


陰毛が一本張り付いたクロッチのショーツを、ずるずると太股の上を滑らせてずり下ろす。
そして男は、アリシアの骨盤を両手でしっかりと掴んで固定し、露わとなったアリシアの秘部に、固い肉棒がゆっくりと押し広げながら侵入する


そしてーー
女として守るべき最後の領土を犯し始めた。
処女の血が、儚く散った。


肉と粘膜が擦れ合う音と、突かれて尻を叩きしごかれる音が鳴り響き始める。
一回突かれて蹂躙される度に、アリシアの頭部が揺さぶられて脳漿が溢れ落ち、ブラジャーに覆われている両胸が弾んだ。


興奮した男の手によってブラジャーも無理やり剥ぎ取られ、ホックを壊されたブラがむしりとられて投げ捨てられる。
叩き潰すかのように激しく責め抜き、男はアリシアの両膝を持ち上げながら射精した。


それからもアリシアは若い兵隊達に順繰りに抱かれ、完全に体温が失われて人間の形を喪うその瞬間まで、女としての尊厳を破壊され続けたのであった……

103名無しさん:2020/10/28(水) 22:17:59 ID:???
とりあえずこんな感じになりましたので置いときます
ではでは

104名無しさん:2020/10/29(木) 23:23:42 ID:???
>>103
リクエストした者です。
素晴らしいSSありがとうございます!頭を撃ち抜かれてからの描写が細かくて凄惨なイメージがはっきりと頭に浮かびました。
1時間でこのクオリティとは恐ろしい…また機会があれば他の作品も見てみたいです。

105名無しさん:2020/12/31(木) 23:26:05 ID:4Pp.ycXo
鬼滅ごっこの報道を見てからごっこ遊びを題材にしたリョナSSとかできないかなと思いつつなかなか構想が…

106名無しさん:2021/01/01(金) 01:25:37 ID:???
つ少女の日の思い出シリーズ

107名無しさん:2021/01/01(金) 22:08:26 ID:s8dtU4P2
そういえば、そんなんあったな
ログ確認したら、あれからもう3年か

108107:2021/01/01(金) 22:09:37 ID:???
あ、上げちゃった。ごめんなさい

109名無しさん:2021/01/04(月) 02:18:24 ID:???
pixivの方で検索してみ
つい最近もリクエストに応えて新作来てたよ

110名無しさん:2021/01/05(火) 22:22:51 ID:???
あれは内容が独特すぎてなぁ
たぶん女の子が「いぢめられてるのに変な気持ちになっちゃうよぉ…///」っていうのやりたいんだろうけど、正直、できているように感じない

111名無しさん:2021/01/13(水) 05:01:26 ID:???
よくあの題材で続けられるなとは思うけど、「容赦の無い敗北」や「ピンチに萌える」みたいな要素が乏しいのはリョナジャンルの作品としてどうしても厳しく感じる。
あと、描写もなぁ。子どものごっこ遊びのグダグダ感まで伝わってきちゃうというか。
文章力のせいなのかわざとそう感じるように書いてるのかわからないけど。

112名無しさん:2021/01/13(水) 05:28:39 ID:???
アプローチしている題材自体は面白いと思うし、実際に形にするって大変なことだと思うけどね。

113名無しさん:2021/01/15(金) 00:47:55 ID:???
昔読んだ作品で印象に残ってるのってある?

114名無しさん:2021/01/15(金) 13:18:36 ID:???
女性デュエリストがレズリョナラーデュエリストにボコられるやつだけどあれここじゃなかったかな
そういうシチュわりとありそうだから特定できないかもだけど

115名無しさん:2021/01/15(金) 19:09:13 ID:???
遊戯王スレの方だな 過去ログにあるはず

116名無しさん:2021/01/15(金) 19:38:50 ID:???
あれ音沙汰なしなんだよな…悲しくて

117名無しさん:2021/01/17(日) 23:32:40 ID:???
ルールがわからない俺でも楽しめたのすごいわ

118名無しさん:2021/01/18(月) 07:08:56 ID:???
前スレの「皇エミリの覇道」は当時全く触れられてなかったけど面白いと思った
ちょっと昭和の怪奇モノっぽい

119名無しさん:2021/01/22(金) 05:04:26 ID:???
小説を書くのって書かない人が思ってるよりは簡単だけど、
書かない人が思ってるよりも疲れる分野だと思う

120名無しさん:2021/01/24(日) 01:41:15 ID:???
絵と違って小説なんて特別なアプリも要らんし誰でも書ける

121名無しさん:2021/01/24(日) 04:12:45 ID:???
ならどんどん書いてくれや

122名無しさん:2021/01/24(日) 04:47:34 ID:???
書けるが人によって時間はかかるしそれが小説の体を成しているか、面白いかどうかは別の話

123名無しさん:2021/01/24(日) 05:32:28 ID:???
体をなしてなきゃ小説じゃないし、書けると言った以上は証明する義務がある

124名無しさん:2021/01/24(日) 05:52:45 ID:???
>>119
多分読む側のほとんどはそんなに気にしてない筈なんだけど同じような文の締め方が続いてないかとかリョナ表現が単調じゃないかとか気になって変に疲れるのはリョナSS書いてる時のあるあるだと思ってる

125名無しさん:2021/01/24(日) 07:30:34 ID:???
>>124
わかる
悲鳴の上げさせ方とダメージ描写が被ってないかが気になるのと
リョナ展開につながるまでの始め方の部分でモチベのほとんどが消えていく
コンスタントに作品上げてる方々の気力の凄さがわかったし
一番盛り上がる部分を抽出しててリョナられてるキャラも一目でわかるイラストが凄くてうらやましいなってなる

126名無しさん:2021/01/24(日) 08:18:05 ID:???
ポルノほど不自然さが阻害する没入感の悪影響が多い分野もないからね

127名無しさん:2021/01/24(日) 10:04:27 ID:???
ろくに感想つかず文句や荒らしの方が相手されるここにはもう書き込みたくないけどな

128名無しさん:2021/01/24(日) 22:45:13 ID:???
感想つかないのは過疎ゆえにしょうがないけど文句言われているのなんて本当にごく一部だと思うが。
他の場所と比べてここが辛辣とは思わないな。

129名無しさん:2021/01/25(月) 06:16:32 ID:???
>>125
小説よりそれにつけるために描いてもらったイラストの方が10倍以上反響あるとかザラだもんなぁ。

130名無しさん:2021/01/25(月) 09:42:00 ID:p7Dd3Vis
>>123
新しいタイプの乞食

131名無しさん:2021/01/25(月) 14:46:33 ID:???
SS系に関してはリョナ界隈に限らず全体的に勢い落ちてるね
短文ツールに慣れて文章読解力落ちた人が多いのと情報過多社会で一つのものを読むのに時間使ってられん人が増えてるのが大きいのかな

132名無しさん:2021/01/25(月) 19:45:20 ID:???
なろうカクヨムpixiv等々便利な機能があって目の肥えた読者のいるサイトがいくらでもあるからね。
投稿する方としても文字制限があって読者も2ケタいるか怪しい場所に何日もかけた作品を上げる理由は少ないでしょう。
過去に投下してくれた人もページURLを貼る方法に変えたりしてたし。
もっと言ってしまえばSSどころか掲示板文化そのものが昔ほどの勢いではなくなってる。

133名無しさん:2021/01/25(月) 19:45:34 ID:???
参考までに言うと最大派閥のなろうとそれに次ぐ規模のハーメルンはどんどんユーザー増えてるよ

134名無しさん:2021/01/25(月) 19:46:37 ID:???
ああごめん、SS系って掲示板のって事だったのね

135名無しさん:2021/01/26(火) 01:11:25 ID:???
>>130
てめえのケツを拭けって言ってるだけだから、そう捉える時点で負け犬の思考
別にケツまくって逃げるならご自由にどうぞ?

136名無しさん:2021/01/26(火) 02:08:27 ID:???
そりゃノエルの人やネメシスさんもいなくなるわ

137名無しさん:2021/01/26(火) 04:11:53 ID:???
>>136
匿名で発表する所に投稿してた人がアカウント作って作品発表するようになったんだから本人的には飛躍なのでは?

138名無しさん:2021/01/26(火) 04:54:08 ID:???
「小説の体」ってのは正直何を指しているかよくわからないのよね
例えばネメシスさんの作品みたいに一から描くのは小説だと思うし
ノエルの人の作品みたいに既存キャラを織り交ぜた物語だって小説よ
リョナ濃度に注目するなら、エリスはリョナあんまりなかったけど、小説か小説じゃないかって言えば小説だと思うし。
技巧を言うなら思い出シリーズなんて文章も語彙も小学生並だけど小説ではある。
文体にしたって、ここでは見た記憶はないけど、完全に叙事詩や叙情詩の形のものを小説として発表したって構いやしないと思うけどな。
まぁ作品の形式として詩やSS、台本、随筆、小説等々の分け方はあるだろうけど、たぶんココでの「体をなしている」ってそういうこと言ってるわけじゃないでしょう。

139名無しさん:2021/01/26(火) 13:37:40 ID:???
投下があったと思ったらこれである

140名無しさん:2021/01/26(火) 13:59:10 ID:DAcqrOBU
>>135
120の言っている事はただの事実でしょう。そもそも体をなすというのはあくまでも他人の評価の一環で、それを証明しろというのは無意味です。それに120ひとりが体をなすのを証明したところで、120の「全員」が書けるとの事の証明にはなりません。120のやや軽率な、でもただ誰にでも書けるという事実の事に関して、証明しろだの尻をふけだの無意味な要求を揶揄して新しい乞食と言っただけです。あと体をなすのを意識し過ぎたら、書き物をする人口が減ります。書きたいものを書いたらssでも小説でもいいんです。無意味に証明しろだの体をなせとか言うのやめてもらえませんか。

141名無しさん:2021/01/26(火) 22:40:46 ID:???
「小説を書くのは思ったより疲れるよ」→「いや誰だって書けるでしょ」は
書き手がおらんと成り立たない過疎スレにおいて「やや軽率」では済まない気が
本人からすれば新たな書き手に対してハードルを下げたつもりなのかもしれんが流れ的には蔑んでるようにも見える文体だからな

142名無しさん:2021/01/27(水) 00:04:40 ID:???
確かなのは小説書くよりも文句言い合う方が遥かに簡単な事が実証されたなw

143名無しさん:2021/01/27(水) 01:11:11 ID:???
>>140
意見が合わないから横入りするけど、誰でも書けるとか言っておいて「なら書いてよ」って言われたらケツまくって逃げる無様な手合いに「出来ねぇなら黙ってろ」という意味合いの皮肉を投げかけた所で書き手が減るとは思わん
まして、それを乞食と受け取るセンスの奴とは相容れない
そう思ってることは自由でも、それをわざわざこういう場で発言するならそんな突っ込み受けるのは当たり前と言っても仕方ないでしょ
されたくないなら、言う必要のない余計な事言わなきゃいいんだから

144名無しさん:2021/01/27(水) 09:58:00 ID:???
>>128
少々亀だが、書いた小説に対する文句でなくそれ以外に対して何だ。
例えば、今の状況が正にそう。

145名無しさん:2021/01/28(木) 04:53:15 ID:???
まぁTwitterとかで4ケタ5ケタRT当たり前の絵師が反応無いからって筆を折るなんて話ザラにあるし
それだけ創作のモチベーションってデリケートなんだろうなって思うわ。
一枚絵と小説なら一般的に小説の方が時間かかるだろうし、それで反応が芳しくないってダメージでかいわな。
別に好意的な反応しろって言ってるわけじゃないけど、大変なんだろうって。

146名無しさん:2021/01/29(金) 00:05:29 ID:???
上がってますし短い文章で良さげなのあればリク拾おうと思います
絵師リクスレに上がってるネタを勝手に拾ってもいいもんかね

147名無しさん:2021/01/29(金) 00:22:35 ID:???
リクスレの980みたいなやつ読みたい

148名無しさん:2021/01/30(土) 00:17:31 ID:???
>>リクスレ11 雪泉水死
これ拾おうかと思って書き上げたと思ったら絵が投下されていた
折角なので投下絵に合わせた感じで手直ししてみました

149名無しさん:2021/01/30(土) 00:22:18 ID:???
〜〜雪泉、鎮魂の夢に沈む


死塾月閃女学館三年生の雪泉が妖魔に討たれた。

その噂は瞬く間に閃忍達の間に広がり、雪泉の捜索が始まった。
誰もその噂を信じようとはしなかった。
彼女のような優れた閃忍が、儚く命を散らすことなど、決して有ってはならないことだった。

亡骸をこの目で見るまでは、決して諦めない。
雪泉は、きっとどこかに身を隠して生きているはず。
誰もがそう信じて疑わなかった。


しかし、現実は非情なものであった。





「鎮魂の夢に沈みましょう……参ります!」

川に掛けられた橋の上で多数の妖魔に囲まれた雪泉は、己の美しい舞で孤軍奮闘していた。

「はあっ! やっ! 受けなさいっ!!」

舞うことで冷気を自在に操る雪泉を前に、すでに数多くの妖魔を氷漬けにして倒していた。
しかし、その強力な氷の舞も長くは続かない。
一瞬の隙を付かれた雪泉は、一人の妖魔に背後から羽交い締めにされてしまう。

「なっ……!? くっ……離しなさいっ……!」

雪泉は抵抗するが、妖魔の腕力は強く離れない。

両脇から上体を固定された雪泉は抵抗できず、目前にいる妖魔の棍棒攻撃を回避できず

「ぁあんっ!!」

頭部を強く叩かれて、ひるんだ雪泉の両腿がよろめき、その動きで白装束が風を孕んで翻る。
その隙に、がら空きになった裾から雪泉の脇腹に、鋭い蹴り攻撃が腰にめり込んだ。

「かはっっ……!!」

肺から息が絞り出されて口から唾液が散った。

その隙に、後ろから羽交い締めにした妖魔の手にクナイか握られる。
そしてその刃を、雪泉の首筋にーー。

ズグシュッッ!!
「ぁがっーー」

柔らかな肉を絶つ生々しい音と同時に……

フシィイイイィイイッッッ!!
「ァアッッッ……!!!」

血の華が咲き誇り、雪泉が天を仰ぐように仰け反った。
声帯が切れて悲鳴は声にならない。

己の武器である白の扇が、雪泉の細い指から滑り落ちる。
吐息ばかりの悲鳴とともに、両膝が内側にガクリと曲がると、両の眼から涙を滲ませて……泣き崩れるかのように倒れこんだ。

「っっ……!ひっ……ヒハっ……!!…ハッ……ヒッ……!ひっ、ぁ……ッッッ、ッヒッ……!」

倒れた雪泉は首もとを両手で抑えながら、激痛から逃れようと身体を捻らせる。
首からどくどくと血が流れ、雪泉はその場で右に左に転がりながら苦しみ抜く。
首から逆流して口や鼻から血を流し、処女雪にも似た雪泉の柔肌を、自らの紅い血で染めていく。
腰を浮き上がらせて下半身はめちゃくちゃに暴れさせ、白装束が内腿に巻き付いていく。


全身が凍えるように寒い。
冷気を操ることを得意とする雪泉だが、胸に宿る正義の心だけはいつも熱く燃えていたというのに。
雪泉の身体はまるで氷漬けにされたかのように、身体の芯から凍えていく。

両腕が、両脚が、次第に力を失っていく。
雪泉の意識が薄れていき、視野がどんどん暗くなっていく。
仲間たちの顔が走馬灯のように雪泉の眼前を流れていく。

150名無しさん:2021/01/30(土) 00:37:22 ID:???
舌を出したまま呼吸が浅くなりはじめた。
白い素肌が艶やかな雪泉の顔から、血の気が静かに引いていき、やがて死相へと変わっていく。

がく、がく、が、く、んっ……ひく、ひく……

上体と下半身がまるで別の生き物のように、物欲しげな女の膣のような弱い痙攣が始まる。
死に際においてもなお羞恥心が残されていたのか、雪泉は無意識に両足を交差させて股下を隠そうとしていた。
しかし、倒れこんだ自重で潰れた太腿に、膀胱に残っていたものが流れ落ち始めた。

ちょろろ………

無論、雪泉は戦っている最中にトイレを我慢していた訳ではない。

ちょろちょろちょろちょろ……

尿意を催さない程度の、膀胱の中で無意識に溜め込まれていたものが流れ落ちて、自らの脚を清めるかのように失禁しているのだ。

男に身体を許したくないという女としての死に際の抵抗も虚しく
妖魔は雪泉の脚を掴むと、両足を大きく左右に拡げさせられ、下着を剥ぎ取られた。

雪泉はもはや何の抵抗もできなかった。そして悲惨なことに、雪泉の意識はまだ完全に途絶えてはいなかった。
雄の力で捩じ伏せられる予感を察したその瞬間、全身に戦慄が走り、恐怖を前に四肢が固く強張るのが分かった。


〜〜〜〜〜〜〜


散々に犯し抜かれた雪泉は、やがて川へと投げ捨てられた。

バシャン、と水面を叩く音のあと、ごぽごぽと白い泡が立ち、両胸と太ももだけが水面から浮かんできた。
川の水は血の色で薄紅に染まり、仰向けのまま両足をがに股に拡げた状態でぷかぷかと浮かび上がった。


川に棄てられる前に妖魔達の手で散々に貪り尽くされ、すでに白装束は衣服の機能を果たしてはいなかった。
両腕と腰に白い布が巻き付いているだけで、恥ずかしいところは何ひとつ隠すことができていなかった

雪泉は水面でゆっくりと時計回りに回転しながら、緩やかに下流へと押し流されていく……




その雪泉の亡骸は程なく川辺で遊ぶ少年達によって発見された。
白い女の身体が川辺の草むらのなかに引っ掛かっていたので、少年達は雪泉を引き上げ始めた。

水を多量に含んで脱力しきった雪泉の身体はかなりの重量となり、少年達はその身体を懸念に引っぱり、やがて引きずりあげた。
両手両足を掴み、うつ伏せのまま土の上を滑らせていくように運んでいく。雪泉の自重で乳房がたわみ、泥や擦り傷が付いた。

太ももは濡れた白装束がぴっちりと貼り付いており、肌の色が透けて見える。
口と鼻からは大量の水を溢しており、目は開いているがその瞳には何も映し出されてはいないのだと一目で分かる有り様であった。

肝心の部分は丸見えの状態であり、少年達は初めて見る異性の身体に静かな興奮を覚えて始めた。

少年達はその水死体に貼り付いた白装束を、ゆっくりと剥ぎ取っていく。
ぬちゃりと皮膚にくっついた布が剥がれる音がして、一糸纏わぬ美体が少年達の眼前に晒されていく。

下腹部に生え揃った薄灰色の陰毛を指でつまみ、きゅっと引っ張りあげてみたりした。
どんなエロ本やエロ画像よりもずっと生々しい女の身体が目の前にある。
それは死んでいるのかもしれないが、その裸は絵でもなければデータでもない。
生の肉体で作られたダッチワイフ同然の雪泉に、少年達はその場でオナニーを開始した。

女としての魅力を十二分に湛えた雪泉の身体は、死してなお弄ばれ続ける。
白き素肌に少年の熱い白濁を浴び、一人のシノビは雪が融けていくかのように儚い最期を遂げたのだった……。

151名無しさん:2021/01/30(土) 17:38:06 ID:???
乙です。元のイラストと合わせて惨たらしくも儚く散る雪泉、楽しませてもらいました

152名無しさん:2021/01/31(日) 01:15:15 ID:???
痛みもなく一瞬で終わらせるような攻撃ってあんまり好きじゃないんだけど
死後さらにどうやって生前の強さと美しさを辱めるかの描写の熱量がすごくて
これはこれで美味しくいただけました

153名無しさん:2021/04/03(土) 21:56:08 ID:YZvw/SaE
特に何があるわけでもないけど上げておこう

154名無しさん:2021/04/03(土) 23:43:38 ID:qtYpswNw
https://www.cityheaven.net/aichi/A2305/A230502/aromaspa_o/girlid-34660704/

155名無しさん:2021/04/03(土) 23:53:49 ID:???
最近はめっきりここを覗きに来ることも減って、pixivに入り浸るようになってしまった…
あそこは読者側もタグで好きなキャラとか責め方を探せたり、言葉にしなくてもブクマとかいいねを付けられて作家側のモチベ維持に繋がるのがいいんだろうなー
掲示板だと幾ら読まれても感想レスが付かないとわからないし、作家側のモチベ維持も難しくて投下が減っては過疎る悪循環
元々のSS系スレの魅力って安価スレほどがっつりでなくともリアルタイムに書き込みに応じて内容が変わったりすることがあったと思うけど、読者が投下中でもこの過疎では中々難しいね…

156名無しさん:2021/04/04(日) 03:23:47 ID:???
荒らしまがいのギスギス議論の方がレス稼ぐ上、SS投下したら良くて2つコメントついてそれっきりとかそりゃいなくなるよ。

157名無しさん:2021/04/05(月) 00:17:56 ID:v/7OT8dw
人がおらんのは如何ともしがたいね
バイタリティ溢れる作家が定期連載とかすれば話はまた変わってくるかもだけど、それでも劇的に盛り上がるのは難しいだろう

158名無しさん:2021/05/07(金) 04:15:27 ID:???
誰も書かないのでひっそりと
突然転入して来た男だったら誰もが振り向いてしまうような美少女JKが実は対魔師のくノ一で放課後生徒の帰った後に人知れず依頼で調査してたけどその次の日皆が登校すると無惨な姿になって見つかるみたいな話をリクエストしたいです
戦闘時はポニテ
他にも何か設定必要かな

159名無しさん:2021/05/08(土) 20:23:25 ID:???
>>158
死ね乞食

160名無しさん:2021/05/11(火) 19:33:49 ID:???
>>158
戦闘時の衣装について詳しく
セーラーかブレザーかも重要だな
どういう敵にどういうシチュエーションで負けてしまうのか
身長は高めなのかちっちゃいのか
おっぱいのサイズは?
下着の色は?
細かいところを詰めていただけるとこちらが捗るのでお願いしたい

161名無しさん:2021/05/12(水) 01:28:09 ID:???
まさか本当に返事が返って来るとは思ってもなかったので今考えたようないい加減な設定で申し訳ないです
基本好きに書いて下さって構いません
任務中はボディスーツのような感じで
普段はセーラー服で雰囲気は一見清楚
男が近付いて来てもやんわり断るのが上手
身長はすらっとした163ぐらいにしてみます
下着の色は水色
おっぱいのサイズはおまかせします
名前は水波由綺(仮)
生まれつき異能を使うことが出来て、魔力のようなものに耐性のようなものがある
こういう敵を倒すために様々な訓練を受けている
上からの指示で調査をしているけど異常をどこにも見つけられない
敵は先生(人外)
簡単に勝てると思っていた敵に攻撃が一切効かずやられる
正体を見破れず放課後一人でいるといきなり後ろから攻撃されるけどその攻撃は躱して強さアピール
敵は耐性のない人間をグールにして仲間にする事が出来て、何人も人間のふりをした仲間がいる
やられた後も身体をずっと好きに弄ばれる

考える程泥沼にはまりますね
これらの設定は無視して構いません
書きたいように好みで変更して下さい

足りないところ、ない方がいいところ、変えて欲しいところあったら言って下さい

162名無しさん:2021/05/12(水) 14:13:26 ID:???
317氏の新作がpixivに投下されたね
過去の書き手がまた戻ってきてくれるといいねぇ

163名無しさん:2021/05/13(木) 18:58:44 ID:hKfg.aOU
>>161
そこまで設定練れるなら自分で書けるんじゃないですか?別にここでなくてもpivivなら保存機能使えますし。

164名無しさん:2021/05/13(木) 21:45:38 ID:???
>>161
いい設定じゃないですか
ごちそうさまです
今考えたくらいの時間でこれだけ練れるならマジで自分で書けそうな気がする
完成をお待ちしております

165名無しさん:2021/05/14(金) 00:03:56 ID:???
流れが止まっていたのでネタを振ってみました
もっと設定減らした方がよかったかな

166名無しさん:2021/05/14(金) 17:14:56 ID:???
自分で書けよ、乞食

167名無しさん:2021/05/20(木) 22:17:11 ID:???
乞食というのは強すぎるにしても、実際見たいシチュのSSを自分で書くのはいいと思う
絵ほどに才能とか技術が必要なわけでもないし、幾らでも好みを詰め込めるから自分が一番興奮できる展開に持っていける
俺も最近自己満足のSS書いてはpixivに上げたりしてるわ

168名無しさん:2021/05/21(金) 00:31:25 ID:???
ここが動けばネタは何でもよかったり

169名無しさん:2021/05/25(火) 17:53:29 ID:???
そういう自分で考えた設定の話を読みたいなら有償依頼という選択肢も今はあるね
skebとかココナラとか、そういうクリエイター支援サイトが結構ある
pixivでそういう依頼を受け付けている人もいるし、多くの人間に見せても良いならリクエスト機能というのもある
相場はわからないけどだいたい1文字1円くらいでやってくれる人も結構いる

170名無しさん:2021/05/25(火) 23:48:50 ID:???
この板に小説リクエストスレというものがありまして

171名無しさん:2021/05/26(水) 12:38:56 ID:???
このスレを昔のように動かすのが目的なのでここ以外に書いたら意味ないのでは・・・
設定は書き手さんが書きやすいように適当にその場で考えただけなので全然別の設定でもいいです
設定無い方がいいのなら無しという事で
何ヶ月も誰も書き込まないので上の方で依頼でレスが進んだので書いてみた
まさか見てる人がいてすぐレスが返るとは・・・
数ヶ月間このまま放置になり流れると思っていたので驚き

覗きに来ることも減ったとみんな嘆いていたので書き手さんがその気になるようなネタを何でもいいから投下しようかと

172名無しさん:2021/05/26(水) 12:43:19 ID:???
細かい設定を作った方が書きやすいと求められなければ設定を練るつもりもなかったです

173名無しさん:2021/05/26(水) 13:16:03 ID:???
>>171
動かすのが目的なのに自分でやりそうになく長文で食いついたのがクレクレ荒らしに見えたから

174名無しさん:2021/05/27(木) 01:06:22 ID:???
このスレだったり別スレで書いてる者です

文章にする場合、そのキャラクターのことをよく理解する必要がありまして……
細かな設定というよりは、そのキャラクターが持つ個性とかの具体的な情報がほしいところです
外見、性格、口調などもそうですし、そのキャラならではの部分とか、個性的なところですね
(それがないと、グッと来る表現というか、シコれる表現が書きにくいのです)

私はここで既存キャラの二次創作メインで投下してますが
やはり商業キャラというわけでキャラの魅力も性格もはっきりと定まっているので、書きやすいですね
原作の履修が大変ですけどね……某スレで書きまくっていたときは大変でした(あそこは色々といい勉強になりました)

「オリキャラを投下すると誰かがリョナるスレ」では何作か一次も書きましたが
あそこは絵を投下していただくことを条件にして、話は割と自由に書かせてもらえたのが良かったですね
絵を描いてもらうということもあってそれだけ思い入れのある感じのキャラが来ましたし、リクも殺到しなかったのでやりやすかったです

ちなみに二次創作でこのキャラのやつが読みたいとかってあります?
ここに思いつきのネタを書き込んでもらうだけでも、書き出せるきっかけになるかもしれないので……
(もう随分と書いてないのでクオリティはお察しですけど、、、、)

長文失礼しました

175名無しさん:2021/05/27(木) 01:48:35 ID:???
これはダメ元で依頼してみるしかない
胡蝶しのぶでなんか書いてほしいです……
毒使いなので逆に薬漬けにして死ぬまでイかせてください

176名無しさん:2021/05/27(木) 01:54:26 ID:???
それか猗窩座と対峙して突きを繰り出すけどことごとくさばかれちゃってピンチ、猗窩座の攻撃がしのぶの体を貫き…な感じとか

177名無しさん:2021/05/27(木) 02:02:02 ID:???
横からだけど二次創作で書いてる人って本当パターンも様々だね
当該キャラの原作の口調なんかろくに調べてないようで実質オリキャラで一次創作展開してるも同然の書き手もいれば
きちんと原作読み込んでそれどころか自身がちゃんと原作にハマった状態にならないと書けない人もいる
それでいて前者の出来損ないも同然の二次創作が広く支持されてたりするんだから世の中分からんもんよ

178名無しさん:2021/05/27(木) 03:25:17 ID:???
そりゃリョナ作品で支持されるかどうかってリョナ展開の善し悪しで原作準拠かどうかじゃないし
むしろ変に原作を踏襲するより良い意味で雑な方が割り切ってリョナを楽しめるって面もあると思うな

これがなんていうか、内面や人間関係重視のジャンルの二次創作やイフ展開ならまた話が違うんだろうけど、ことリョナ界隈なら肉をどう痛めつけるかが評価のメインなのは否めない

179名無しさん:2021/05/27(木) 03:28:59 ID:???
反響求めるなら二次で書くのは間違いじゃないよ。一次はまず読まれるかどうかって段階が無視できない難度としてあるし準備が相応に必要
しかもそれが満足のいく反応になることは殆どないから

180名無しさん:2021/05/27(木) 03:47:24 ID:???
ほら変な乞食とSS以外の長文が湧いてきた

181名無しさん:2021/05/27(木) 04:17:25 ID:???
スレの上のしゅごキャラ作品に刺激を受けて
しゅごキャラと言えばアミュレットハートのへそ責め腹責めだろうとネタを絞り出してプロットまで作ったのに
変身を維持したまま合体してるしゅごキャラを黙らせる上手い手段を考えるところで、完全に筆が止まってしまった俺みたいなのからすると
設定とか色々ぶっちぎってとりあえず形にできるっていうのも書き手に必要な才能なんだなって思える

182名無しさん:2021/05/27(木) 20:52:19 ID:???
まさかスレを動かすために投稿されたエリスリポート再評価の流れか?

183名無しさん:2021/05/30(日) 16:31:19 ID:???
ピタッと止まるの笑うわ

184名無しさん:2021/06/02(水) 17:54:52 ID:???
別にええやん1万ふぁぼされたいとかなんであいつはバズッてるのにとか自分のSSよりそれに付けたイラストの方が評判いいとか惨めな愚痴吐いたって

185名無しさん:2021/06/02(水) 23:42:10 ID:???
ドンマイ
俺はお前のss好きだぞ

186名無しさん:2021/06/05(土) 02:08:08 ID:???
>>172
>>174
このスレにSS書くつもりねえなら書き込むんじゃねえよ

187名無しさん:2021/06/05(土) 12:01:27 ID:???
言うてこのスレも今更投下されるかも怪しいオリジナルのSSを延々待ち焦がれてるよりかは
他所でSS書いてる人も含めて適度に愚痴りつつ馴れ合う、書き手の控室として使ったほうがまだ有意義だと思うけどねw

188名無しさん:2021/06/05(土) 16:45:04 ID:ddlPBBls
>>174です
ダメ元で依頼してくれた>>175のリクを受けましたので投下します
ついでにカナヲちゃんもやっときましたw
スレ活性化のために上げときますね

>>186
悪りぃw

>>187
オリジナルは大変やし読んでくれへんやん(関西弁)


例によって見直しゼロのクオリティです、設定とか知らんがな
以下どぞー

189名無しさん:2021/06/05(土) 16:55:11 ID:???
栗花落カナヲが拐われたーー。

蝶屋敷が何者かによって襲撃され、そこに居たカナヲが刀を抜き、二体の鬼を滅することに成功。
しかし、アオイ達四人を人質に取られたカナヲは、鬼達に連れ去られてしまった。

鬼滅隊の柱の一角である胡蝶しのぶは、その数多くの鬼滅隊とともに、谷底に広がる煙の山に足を踏み入れたのだが……







「良いですねぇ……」


太い一本の蝋燭だけが唯一の灯りである、洞窟の奥深く。


あらゆる薬毒に精通したその鬼は、人里の襲撃で奪い取った薬草などを瓶詰めにしていた。
その鬼の背後には、数多くの薬瓶が棚のなかにきちんと整理して置かれている。
鬼は胡座をかきながら、床に置かれた竹の編み皿に手を伸ばし、二本指で蝶を摘まみ取る。
蝶屋敷で何匹も採集したその蝶は、彩色された硝子片のように強張ってピクリとも動かない。


鬼は摘まみあげたその蝶を口許に持っていきーー鋭い牙を剥き出しにした。


……クチャ、クチャ、クチャ、クチャ…………


蝶を咀嚼する鬼の様子を、カナヲは背を伸ばして正坐した姿勢で、じっと物言わぬまま見つめている。

今、鬼とカナヲは向き合うように座っており、その距離は数尺も離れてはいない。
カナヲの刀の一振りで易々と鬼の頚を跳ねることもできる距離。
しかし、カナヲは全く動かない。腰に挿した刀の柄に手は伸びず、全身を脱力させた状態で、茫とした表情を浮かべたまま鬼の姿を見つめている。
鬼の口内にカナヲの視線は吸い込まれ、その牙で無残に食い潰されていく蝶の姿から、目を逸らすことをしない。


「素晴らしいですねぇ……『おなご』の見初めあがった瞳は、何度見ても飽きませんねぇ……斯様な美しい小娘であれば、その麗しさは格別ーー」


鬼はカナヲの顎に人差し指を伸ばし、くいと上に持ち上げる。


獄門の竈じゅうに薄く広がった霧の影響を受けて、深い「魅了」と「催淫」状態にあるカナヲは、鬼の言うがままに視線が持ち上げられる。


ぎらりと唾液に濡れて白く光る鬼の牙。そこから滴り落ちた唾液が、カナヲの頬にとろりと滴り落ちる。
それでもカナヲは抵抗することができない。カナヲは唇を半分開いたまま、何かを訴えかけようとしている。


しかしそれは、言葉にならない。
「訴える」ということを、カナヲは忘れてしまっていた。


鬼の口のなかで、その身を綻ばせていく蝶の姿が、カナヲの脳裏に強く焼き付いて離れない。


鬼の顔が次第にカナヲのもとへ近づき、鼻先が触れあうほど近い距離にまで密着したときーーカナヲの片腕が、鬼の胸元を弱々しく押し返そうとした。
しかし、それは少女としての本能がそうさせただけのものにすぎず、鬼を跳ねのけるだけの抵抗とは言えなかった。


「っ、、ぅ、ん……っ」


儚げな小声を残して、カナヲはその唇を奪われた。
舌をなぶられて、粉々に砕けた蝶の亡骸の味を覚えさせられてしまう。
鬼はそのまま、正座するカナヲを横に押し倒した。
横向きに倒れたカナヲは、ざりざりと両足を動かして抵抗する。
しかし、その抵抗はほとんど拒絶の意思を示してはいなかった。
鬼を昂らせるためだけの、弱々しい小娘同然の抵抗。

白無地の羽織が地面と擦れ合い、鬼滅隊の制服である黒のスカートがめくれて、白いズロースから伸びる細くて白い脚を露にした。
鬼はカナヲの細い太ももに手を伸ばし、日の光に照らされたことのない白磁のごとき内腿に指を這わせて撫で上げる。
さらに胸元で留められた白羽織の紅い紐を、鬼は鋭い爪でカリカリと引っ掻いた。
そして、人差し指と中指で器用にその蝶結びをほどいていくーー


(………姉………さ、ま………)


カナヲは胸のうちで姉の姿を想う。
カナエとしのぶの姿が瞼の裏に浮かび上がる。
しかし、口の中に侵入して舐り尽くされていく不快な感覚を前に、カナヲの心は千々に乱れていく。
捕らわれた蝶のように、儚く……。


(………ゃ、め………ぇ……っ、っ……)


甘い痺れのようなものがカナヲの背筋に駆け巡る。
じわり、と腰の下から蕩けるような感覚が広がる。
カナヲの目に涙が滲み、目尻から頬にかけて一筋の滴が流れ落ちる。


しかし次の瞬間ーー

190名無しさん:2021/06/05(土) 16:56:12 ID:???
カナヲの潤んだ両瞳が大きく見開かれる。
何をされたのか理解が追い付くより先に、カナヲは全身を勢いよく仰け反らせた。


(ん、ぅッッッッーーーー!?!?!?)


鬼の口から何かが吐き出された。
それは熱い煙で、カナヲはその煙を勢いよく吸い込んでしまう。


(っーー!!? っっーー!!?! っっっーーー!?!?)


びくん、びくん、と少女の痩身が幾度も跳ねる。
それまで味わったことのない極上の快楽が背筋を駆け巡る。
肺腑の隅々まで行き渡る神経麻痺の瓦斯(ガス)が一瞬でカナヲの身体を支配する。


「っっぷはぁっ……! ゲホッ……ゲホッッ……えほっ……!」


鬼の唇から逃れたカナヲ。
しかし咳き込んだと同時に紫の煙を何度も吐き出してしまう。
完全に肺を侵されたカナヲの手足は、ガクガクと自分の意思とは関係なく動いてしまう。


足をもがれた虫のように、カナヲは涙を流しながら何度も痙攣する。

がくっ、がくっ、がくっ………
「あ……っうっ……あぅうっ……♥」

下顎をカクカクとぎこちなく動かしながら身悶えーーー

「ね………ぇ゛……さ………あ゛っ♥  ……っっっ゛、、…〜〜〜〜あ゛っ゛っ゛っ゛♥♥」

仰向けに倒れたカナヲは片腕を天に伸ばし、腰を高く持ち上げて痩身を大きく反り返らせる。
見開かれた両目と大きく開かれた口。
やがて両眼がくるりと反転して、がくがくと顎を強ばらせながら唾液をこぼすと……


「……ぁ゛………ぁ゛ぁ゛……♥……、〜〜〜〜〜♥♥〜〜」


仰け反った全身から力が抜けきって尻をべちゃりと地面に着け、曲げられた白くて丸い膝が伸ばされていき、ハの字に開かれた両腿の間隙に小水を広げた。

「〜〜〜〜〜♥♥♥♥」
ぢょろぢょろぢょろ…………


首元の力も抜けて、ごろり、と眼を開いたまま首を横に向けた。
笑ったような顔を浮かべて情けなく表情を崩したまま凍りついていた。

深い昏睡状態に陥ったまま、死の苦しみを味わうことなく、死の恐怖を感じることもなくーーそして生きることへの未練を抱くことすら赦されず……


「失敗ですねぇ……少し強すぎたようですねぇ……」


またしても一匹の蝶は鬼の牙によって噛み切られた。
グチュリグチュリと汁気の多い咀嚼音。
ひとしきり堪能し終えた鬼は、カナヲの白羽織で口許を拭って立ち上がる。
無惨を極めた上半身を覆い隠すように白羽織を投げ捨てた。


鬼は洞窟のさらに奥へ向かった。
蝋燭の火は次第にその灯りを弱めていくーー

191名無しさん:2021/06/05(土) 17:07:06 ID:???



ヒグラシの羽を思わせる羽織が、地面に落ちてくしゃくしゃに丸まっている。


「ほぅう……藤の花ですねぇ。それにしては毒気が強いですねぇ……随分と手の込んだ細工をするものですねぇ……」


蟲柱ーー胡蝶しのぶ。
その彼女が手にしているはずの日輪刀が、今は鬼の手によって握られている。
刺突のみに特化したその武器は独特の形状を象っており、それはまさしく、蟲柱の彼女が手にしているあの刀であった。


「並みの鬼……否、これほどの物であれば上弦の者も危ういかもしれませんねぇ……確かに貴女は我々鬼にとって脅威……さすがは蟲柱と呼ばれるだけのことはある……ただ、少し相手が悪かっただけなんですよねぇ……」


幾多もの人間の生命を実験材料にして、古今東西のあらゆる毒に精通していたその鬼に、しのぶの毒は通用しなかった。


「貴女も毒学に精通しているようですねぇ……折角ですから、今後のご活躍のために、とっておきの毒を教えてあげますねぇ……無論、ここから逃げ出せたら、の話ですけどねぇ……」


両手足を縛られ、口許も布を咬まされたしのぶは身動きを取ることができない。


「ふぅっ……!  ふぅっ……!!」


憤怒と憎悪の視線で鬼を射ぬかんばかりの胡蝶しのぶ。


「ずいぶんとお元気ですねぇ……きっとこれを味わえば、もっと元気良くなれると思いますねぇ……」


そう言うと、鬼はガラスでできた巨大な碗状の物体を、子分に命令して用意させた。
横に倒れたまま身動きの取れないしのぶに透明の碗が覆い被さる。
それは子分たちの手でしっかりと押さえ付けられて固定された。


「この毒は私でも危険なものですからねぇ……扱いには注意が必要でして……この薬丸を水で溶かして使うんですけどねぇ……」


そういって鬼は、紫の丸薬が詰まった瓶から、箸を使って一粒取り出す。
そして碗の頂点に穿たれた小さな栓を抜いて、そこに丸薬をいくつも放り込んでいく。

倒れているしのぶの目の前に小さな丸薬が転がる。
二つ、三つ、四つ…… 


「それでは、始めますねぇ……」


水を注ぎ入れて丸薬に反応させ、鬼は即座に栓を閉じて固く閉めた。
鬼は子鬼達に命令する。


「いいですねぇ? しっかり碗を押さえてくださいねぇ。あと、死にたくないのであれば、間違ってもこの栓には触れないでくださいねぇ……だって」 



とっておきの代物ですからねぇーー

192名無しさん:2021/06/05(土) 17:08:29 ID:???




「う゛っ……ぐっ……!!  う゛う゛う゛ぅぅ゛う゛ぅ゛う゛!!!!!」


口を衣で押さえつけられたしのぶはくぐもった叫び声を上げる。
透明な碗の中はうっすらと赤い煙に満たされ始めていた。


「う゛ぅ゛う゛ぐ゛っ!! ぅ゛う゛ぅ゛う゛ぅ゛う゛っっっ!!!  ぅ゛ぅ゛うぅう゛ウ゛ウ゛ウ゛ゥウ゛ゥウ゛ッッッ!!!」


普段の所作からは考えられないほど取り乱したしのぶは、全身を蛇のように蠢かせて、激しくのたうちまわる。
声を奪われた彼女はもはや叫ぶことしかできず、助けを求める声も何の言葉にならない。


「ゥンンンンッッッ!! ゥウンンッ!!  ウウウゥウゥウーーッッッ!!」


呻き声が上擦って裏声に変わっていく。
両目から涙を滲ませながら、女性らしい甲高い悲鳴を上げるしのぶ。


小鬼たちは、自分たちの天敵である鬼殺隊、それも柱の一角である蟲柱がもがき苦しむ様を堪能しながら、キキキキと愉快げな笑声を漏らし始めた。


その苦しさはすでに極限にまで達しており、並みの生物なら一分持たずに絶命してしまうだろう。
毒にもいろいろな種類がある。
まるで眠りにつくかのように、一切の苦しみも与えることのないまま死を迎えるものもあれば、その逆のものもある。
鬼たちが入れた毒は、まさに地獄の苦しみを味わわせなからその生命を奪い取る猛烈な毒薬。
死を迎えて一切の無となることがもはや救済であると錯覚してしまいそうになるほどの激烈な苦悶ーー


「ン゛ン゛ン゛ン゛ーーーッ゛ッ゛ッ゛  ンンングォオ゛オ゛オ゛ォ゛オ゛オ゛ーーッ゛ッ゛ッ゛」


両目を見開いて激しくのけ反り、鬼殺隊の衣服を引き裂かんばかりに激しく全身を暴れまわらせるしのぶ。
せめて少しでも苦しみから逃れようと、地面の土に自らの顔面を擦り付けてしまうほどの圧倒的な苦しみ。
全身を大量に発汗させて、あまりの暴れ方で散り飛ばした汗が瓶の内側に付着していた。


ぶちぶちっ、ぶちぶちちっ!!


その強すぎる苦しみから、しのぶは自分の両腕を縛る縄を引き千切ってしまった。
鬼の首を落とすことすらできない、非力であるはずの彼女が、である。


「うっ、ぐうぐぐぅぅうっっっ、、、うううぅうぅぅううーーーッッッ!!!」


脚の拘束はほどけず、鬼殺隊の黒い制服の上から尻を突き上げる形となったしのぶは、すこしでも毒から逃れようと地面に顔を擦り付ける。
自由になった両腕は反射的に自分の首筋へ伸び、口元を覆う布を顎の下へとずらした。


「ひはーっ!  ひはーーっ! かひゅううっ!  かひゅーーっ!」


息を吸う。
外気を取り込む。
それが彼女の呼吸。


「ほひゅーっ、ほひぃいーっ、ひぃい、ひゅーーっ」


喉が鳴るほどの激しい吸気と呼気。
彼女が身につけた呼吸。
それが蟲柱の最後の呼吸であった。


「クククク……良いですねぇ。どうぞ思うがままに呼吸なさってください……私の毒で肺腑を満たしきって……恥ずかしい限りの最期を迎えてくださいねぇ……?」

193名無しさん:2021/06/05(土) 17:09:43 ID:???
しのぶは片腕を伸ばす。
碗の外側でほくそ笑む鬼の方へと手を伸ばす。
手指をガリガリと引っ掻いて、前に這い寄ろうとしていた。


しかし、もはやしのぶの全身は毒で侵し抜かれてしまっていた。
ほとんど執念だけで動いていたしのぶは、一寸たりとも前に進むことはできず、意識を閉ざしていく。


「ウゥウ……ウゥウッッッ、ゥウウッ、ウウウぐぶぐぶぐびゅりぐびゅっ、ウウウぐぶぶぐびゅびゅごぽ」


蟹のように真っ白の泡を口から吐き出して、どろりと頬や顎に大量の唾液を噴きこぼし、その泡のなかから舌をだらりと垂れ下げた。
開かれた藤紫色の両目はぐるりと回転して瞼の裏側に隠れて白眼を剥き始める。


そして最後に……


ぶぶびっ、ぶびびっっ!!


内臓を侵されたことによるものかーー
突き上げた尻から、鬼殺隊の黒い制服に濡れた染みを広げ……ドサリ、と横向きに倒れこんだ。




「ーーーー」びくびくっ……びくびくっ……



身体の中にまだ残っていた弱い痙攣を繰り返し、蟲柱は最期の呼吸を止めた。








そして二人は山奥に捨て置かれた。


羽織だけを着させられて全身の衣服を剥かれた二人は、細い木の幹に縫い付けられるかのように鋭い糸で縛りあげられた後、腹部に自らの刀を指し貫かれていた。


カナヲの未成熟な身体と、しのぶの育ちきった身体が互いに向かい合うようにして並べられ、刀身を伝って血がぽたぽたと滴り落ちている。

首の一部を失ったカナヲは、今にもその頭部が肩の上から落ちてしまいそうなほどに、だらりと項垂れた状態である。
しのぶは天を仰ぐようにして、最期の一瞬まで地獄の苦しみを味わっていた凄惨な表情を月夜に向ける。

しのぶの尻から噴き出した赤黒い液体が、自らの両腿や木の幹にもベッタリと付着させていた。
鬼殺隊の柱としての尊厳はおろか、一人の女としても完膚無きまでに辱しめられた肢体がそこにあった。



柱の一人を滅ぼした功績を湛えられ、毒に精通した鬼はその後大きな力を得ることになったというーー




終劇

195名無しさん:2021/06/05(土) 21:52:57 ID:???
>>188
まじか……本当に書いてもらえるとは……
感謝してもしきれませぬ……

エグくてえっちな毒殺をありがとうございます
おまけにカナヲちゃんまで……感無量です
縛って閉じ込めて毒を流し込むのエグい
しのぶさんの無様な最期が見られて幸せです

敵の描写がオシャレで凝ってて没入感がありました
二次創作でありながらその作品の世界観に合ったキャラを作り上げてるのがマジですげえです

節々に原作に準拠した描写があると、キャラ絵を横に並べながら読んだ時の興奮が違うんですよね……
長年にわたり、貴方様の作品にはお世話になっております
これからもまた時々書いてくださると嬉しいです……!

197名無しさん:2021/06/05(土) 22:59:22 ID:???
>>188
乙です

版権書きやすいけど知ってるキャラが殺されるとちょっと複雑・・・

でも書き込みに感謝

198名無しさん:2021/06/06(日) 01:14:35 ID:???
>>174もといノエルの人です
お読みいただきありがとうございます

pixivとかは不特定多数の人に読まれる魅力は確かにありますけど、、
個人的には、こういうSSスレで投げっぱなしでホイホイ投下する、こういう気楽で適当なノリが好きですけどね
D会とか某スレとか、そういう周りの雰囲気とかも含めて書くことが許されてたんで
そういう良さが掲示板のSSにあるんかなぁと思います

っていうか、小説の体とかいうよくわからんものに悩まされず
好き勝手書いたらいいし、飽きたところまで投下して、別に完成とかさせなくても良いのにって思います
設定とか垂れ流すだけでもいいし、セリフだけでもええやんけ
前からずっと、もっとそんな感じで自由だったような気もするけど
乞食とか煽ってる場合じゃねーです

まあ何が言いたいのかというと
>>181がプロットだけでも投下したら、そこから妄想が広がったりするんじゃないかなーとか
考えるのはそこだけですw

199名無しさん:2021/06/06(日) 22:10:41 ID:???
>>188
毒殺えっろい…ありがとう…
あと直接描写じゃないけど、「ヒグラシの羽を~」の一文の匂わせ感がすごい好き

200名無しさん:2021/06/08(火) 04:44:58 ID:???
>>188
しのぶさんの隊服見るたび、敗北しての着衣失禁脱糞が映えそうだなと思ってたから
鬼殺隊の装束や刀まで使って徹底的に生前の誇りを辱める最後がすごく良かった

201名無しさん:2021/06/08(火) 05:19:22 ID:???
>>181だけど、ちょっと整えても人に見せられたレベルじゃないメモ書きだけど
愚息が散々お世話になったお方からご指名されちゃったら仕方ないw

謎の闘技場、骸骨の兵団と戦わされる日奈森あむ
アミュレットスペードの絵具で矢を防ぎ、敵の足元を絵具で固めたところでアミュレットハートにチェンジ
ハートロッドのブーメランで骸骨を一掃したものの、既に何戦も異形の怪物と戦わされていて疲労困憊気味
突然、巨大なウツボカズラのような食虫植物が地面から出現
アミュレットハートの機動力で触手攻撃を回避するも、回避した溶解液攻撃が地面に跳ねて腰の変身アイテムに当たる(しゅごキャラと通信不能?)
ハートスピーダー(ローラーブレード)も消えてジャンプで回避しながら防戦一方
疲れを見せたところで足首に触手が巻き付き叩きつけ攻撃を食らう(肺から酸素が抜ける描写)
逆さ吊りにされて剥き出しのお腹に向かって先が棍棒みたいになってるツルの鞭連打(肉の感触の描写)
両腕を吊られて足からウツボカズラに丸呑みにされる、抵抗するところでさらに腹や腕に鞭の嵐
徐々に力尽き飲み込まれていく。ウツボカズラの表面にもがき苦しむ姿がみえるも徐々に動かなくなる
丸呑みにされて跡形もなく消化or敗北した痛々しい姿を永遠にさらす樹脂固め

大分長文だけど、こういうネタ出しはリョナりたいキャラスレとかのほうでもいいのかな?

202名無しさん:2021/06/08(火) 05:56:56 ID:???
妄想垂れ流しスレとかもあるね

203名無しさん:2021/06/10(木) 23:54:21 ID:???
しゅごキャラちょっと読んでみようかな

204名無しさん:2021/06/12(土) 08:51:53 ID:???
オリキャラ四人組の魔法少女が悪の組織に捕まり、エナジーを吸いとられる魔力吸収、変身解除ものを書こうと思いますが
年長組(JK)レッド……元気、アホ毛ショート、仲間想い、運動神経抜群、実は病弱、格闘系、臍、腋ブルー……クール、ロングヘアー、負けず嫌い、優等生、四人のなかで最弱、槍、手袋、黒タイツ
年少組(ロリ)ホワイト……無口、褐色肌、天才系、モノクル、レオタード(合理的だから)、ぺったん、お菓子好き、武器は銃火器系ブラック……生意気、ツインテール、ゴスロリ(かわいいから)、隠れ努力家、猫好き、白タイツ、武器はハンマー(超デカイ)


四人の名前をゆる募します
また、敗北済みのところから書き始める予定なので四人の設定を自由に肉付けしてみてください良いと思った設定があれば採用します
ある程度設定がまとまったら、書き始めてみます

205名無しさん:2021/06/12(土) 08:56:57 ID:???
すいません、改行がおかしいのでもう一回投下します
オリキャラ四人組の魔法少女が悪の組織に捕まり、エナジーを吸いとられる魔力吸収、変身解除ものを書こうと思いますが
4人の名前をゆる募します
設定の肉付けとかも自由にしていただければと思います


年長組(JK)
レッド……元気、アホ毛ショート、仲間想い、運動神経抜群、実は病弱、格闘系、臍、腋
ブルー……クール、ロングヘアー、負けず嫌い、優等生、四人のなかで最弱、槍、手袋、黒タイツ


年少組(ロリ)
ホワイト……無口、褐色肌、天才系、モノクル、レオタード(合理的だから)、ぺったん、お菓子好き、武器は銃火器系
ブラック……生意気、ツインテール、ゴスロリ(かわいいから)、隠れ努力家、猫好き、白タイツ、武器はハンマー(超デカイ)

206名無しさん:2021/06/12(土) 09:00:34 ID:???
成美
美鈴
鈴菜
菜々

207名無しさん:2021/06/13(日) 00:39:52 ID:???
レッド(高2) 武器・両手足に装着した装甲「ヘラクレス」
「赤槌 翼 (あかつち つばさ)」

 切り込み役。即断即決の行動力に優れるが、思慮に欠ける傾向あり。
 心臓が悪く車椅子生活だった幼少時に、何代か前の先輩ヒロインに命を救われた事がある。
 病気は完治している筈だが、何かのきっかけで再発しようものなら致命的なものとなるだろう。
 変身するとショートだった髪が伸び、先端が腰まで届くポニーテールになる(命の恩人ヒロインがポニテだった影響)。
 キメの必殺技は光の翼を生やして突進する「フェニックスドライブ」。
 コスチュームのモチーフは不死鳥。


ブルー(高2) 武器・槍「ブリュンヒルト」
「青夜樹 冴華 (あおやぎ さえか)」

 チームリーダー。名家のお嬢様で生徒会長。
 敵の弱点を見抜くのが得意で、司令塔として幾度もチームの窮地を救ってきた。
 戦士としてはバランス型。中途半端で特化した強みが無く純粋な戦闘能力では劣ってはいないかと悩んでいる(他3人は全く気にしておらず、頼れるリーダーと慕われている)。
 キメの必殺技は空中に拘束した敵に、青い雷光を纏った槍を投げつけ貫く「霹靂の神槍」。
 これまでトドメを外したことは無く、「手放した槍を回収するまでの隙や、本体の徒手格闘能力の低さ」という弱点は表面化していない。
 コスチュームのモチーフは狼。


ホワイト(中1) 武器・2丁拳銃「スノウ & ドロップ」を主軸とした各種銃器
「白追 アリス (しらおい ありす)」

 銀髪・褐色・赤い眼を持つクォーター。無口で表情変化に乏しく、何を考えているかわかりづらいが内心は仲間想い。
 銃器による遠距離戦と高い跳躍力で距離を取る事に優れ、敵を寄せ付けずに倒す戦法を基本とする。
 地形や敵との位置関係を瞬時に計算し、最適の位置取りを常に維持する天才気質。
 なお近接戦もそれなりに可能。ブラックに見せられたとある映画に登場する架空の武術「クラリック・アーツ」を再現したものらしい。
 キメの必殺技は大型狙撃砲「クイーン・オブ・ディケピテーション」による光線照射。
 コスチュームのモチーフは兎。敵の攻撃を予測・察知するウサミミ付き。なお、ウサミミ部の損傷は痛覚を伴う。


ブラック(中1) 武器・大型槌「ドゥンケルリッター」
「黒乃 真鈴 (くろの まりん)」

 本当は甘えたがりだが、つい生意気に振る舞ってしまう寂しがり屋。
 大型槌の破壊力は普通に振るうだけで絶大であり、直に当てずとも発生する衝撃波で下級の兵隊は消し飛ぶ。
 そのためキメの必殺技は特に無い。格の違う強敵の出現に備えて、密かに「正確に狙う・当てる」特訓にも励んでいるが、成果は出ていない模様。
 命中率には難があるが、
 コスチュームのモチーフは猫。

208名無しさん:2021/06/13(日) 00:41:41 ID:???
書き忘れ。
募集されてないけど敵は女幹部とか首領の娘とかだと個人的に嬉しい。

209名無しさん:2021/06/13(日) 21:43:24 ID:???
ある程度アレンジすることにはなりますが
>>201を頑張ってみます

210名無しさん:2021/06/14(月) 03:46:57 ID:???
>>209
清書する気が起きないから誰かの次のネタになってくれればとは思ったけど、本当に使ってくれるとは思ってなかったんでなんか申し訳ない。
シチュエーションだけ使ってくれるのかもしれないけど、変身アイテム(ハンプティ・ロック)の変身後の位置が腰じゃなくて胸元につくのが正しかったと一応訂正
後は丸呑みにされるところでアナルから口まで触手に体内を貫通蹂躙されて引きずり込まれるシーンがあると嬉しいなと我儘な注文も言ってみるw

211名無しさん:2021/06/15(火) 03:59:30 ID:???
>>206
4人目が最初に繋がらない

212名無しさん:2021/06/16(水) 02:02:32 ID:???
>>205
レッド……今田明日香
活発で元気な女の子
中学の頃、陸上部で全国大会で5位以内
ある病気が発覚して陸上を断念
少し激しい運動をすると気を失ってしまう(本人は活発な性格なのでよく倒れる)
変身すると自由に動けるようになり元来の運動神経の良さを発揮
とは言え、激しい運動性の活動時間には限界がありエネルギーを使いはたすとへなる(休めば回復する)

ブルー……水無瀬優姫
生徒会長、冷静で知的な美人の印象(あくまで印象)
負けず嫌いで気が強い
正反対の性格のレッドとはウマが合わず、いがみ合っている
普段はクールで知的にふるまっている

ホワイト……二階堂莉乃
必要な事以外あまりしゃべらない
モノクルは武器のサイト(と連動)になっている他、敵の位置情報レーダーの機能も持っている
いつもお菓子を持ち歩いていて暇な時(戦いの途中でも)食べている
戦況に合わせて装備や銃火器を自分で改良する事が出来る

ブラック……加藤レベッカ
近所の猫と話をするのが好き(自分のマンションではペット禁止)
生意気な態度をとるけど猫と会話しているところを見られると顔を真っ赤にする

213名無しさん:2021/06/22(火) 02:59:32 ID:???
ビルドファイターズトライのカミキ・ミライが水着モデルの撮影をしている現場を異世界からやってきた女奴隷商人が襲撃
拳法の心得があるミライは他のモデル仲間を逃がし、一人その場に残って襲撃者に立ち向かう
しかし、常に生きるか死ぬかの荒廃した異世界からやってきた女奴隷商人からすれば
男の拳法の真似事をしただけのミライの繰り出す次元覇王流の技程度では子供の遊びにも劣ると軽くいなされ
奴隷調教用の電磁鞭の連撃よって衣装として着ていたビキニはボロボロにされ、水着の下の美乳も一緒に滅多打ちにされる
打擲と電撃による責めで全裸に剥かれ、立ち上がることもできないミライの細い首に電磁鞭が巻き付けられると
トドメとばかりに首を絞めながら最大電圧が流され、ミライはその均整のとれた肢体を痙攣させ失禁しながら気を失ってしまう
女奴隷商人は撮影用のカメラを手に取ると、気絶しているミライの体を首に巻き付けたままの鞭を使い転がして奴隷カタログ用の写真を撮りはじめる
ミライの瞳は裏返り、ペットの首輪のようにされている鞭の締め付けに合わせて鼻の孔はみっともなく大きく膨らんだり萎んだりを繰り返し
酸素を求めて口は大きく開かれ無様なアへ顔を晒している。さらには汗と涙と涎と鼻水と……顔中をミライ自身のあらゆる体液によって彩られていた
その顔はもはや美しく整った美少女モデルのものとも、凛々しく優しい姉のものだとも思えない、薄汚い肉奴隷と呼ぶにふさわしい惨めな有様だった。


女奴隷商人の外見をグフレディにするぐらいしかガンプラ要素なさすぎてSSまで妄想が行かなかったやつ
リョナりたいキャラスレ用のつもりだったけど、文章になりすぎたからとりあえずこっちで

214名無しさん:2021/06/24(木) 22:41:05 ID:???
絵師リクスレの>>721を受けて書いたSSを投下します。

215名無しさん:2021/06/24(木) 22:42:52 ID:???
DOA4 あやね散華


プロフィール
名前:綾音(あやね)
国籍:日本
職業:くノ一
流派:霧幻天神流覇神門
性別:女
年齢:16歳
身長:157センチ
体重:47キロ
血液型:AB型
BWH:93-54-84
好きなもの:マロングラッセ
趣味:エステティック


ーー活きるべき道に舞う、藍の燐光
欠けることなく、怯むことなくーー


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「はっ! はぁっ! ふっ!」

山の中で、凛々しい声が、青白い月夜に響く。

くノ一である「あやね」は突如襲いかかってきた忍集団の一群と戦闘していた。



数が多いばかりで実力の低い下忍である。
霧幻天神流を体得するも覇神門を継承し、辛酸を嘗めてきたあやねにとっては、何の脅威にもなりはしなかった。


最後の一人を追い詰めたあやねは、即座には殺さず突進し、下忍を木の幹に押し当てて、喉元に短刀を突きつけて問いかける。
戦闘中に下忍から奪い取った小刀だ。

「誰に頼まれてこんな真似をしたのかしら」

あやねよりもずっと年上の、髭を生やした男の下忍は、恐怖に怯えてはいながらも、へへへと口を歪ませた笑みを浮かべる。

「えっへっへ……それは言えねえなぁ。」
「言わないのなら……生かしておいた価値は無いわね。さっさと死になさい。」

躊躇いなく喉を斬ったあやね。
下忍は笑いながら、ややあって血を噴きだし、倒れこんだ。
あやねの頬に血の飛沫が微かに付着したが、彼女はそれを拭うこともしなかった。
ここは格闘大会などという生温い世界とは違う、敗北即ち「死」の世界なのだ……。


殲滅戦を終えたあやねが小刀を捨て、再び歩き出す。
あやねの忍び装束は、腕を自由に動かせる機能性に特化し、背中を大きく広げて、前身頃は袖の無い紫の和装束だ。
腰に帯を巻き、紫の紐で結ばれたスリットスカートのワンピース状になっている。
その紫の装束には絢爛な紋様が描かれた上等な反物が用いられている。
両腕には手甲を装着しているが、両脚もニーソックスを穿き、年相応の可愛らしいお洒落も忘れない、現代に生きる女忍者。
大きく開けた背中に月の光が照らされて、白い素肌に肩甲骨の影が落ち、息を呑むほどの戦慄がそこに生まれていた。
16歳の娘でありながら、その背中には冷ややかな殺意と固い決意があった。

「ほんと……哀れね。誰かに操られる駒でしかないなんて」

哀れみよりも侮蔑の色の濃い声。
あやねは足元に転がる幾体もの下忍を見下ろし、邪魔な亡骸を足先で退ける。

その時である。

216名無しさん:2021/06/24(木) 22:44:23 ID:???
「ーー何者!」
あやねはすぐさま構える。


あやねの目の前に現れたのは、新たな下忍……しかしその下忍はかなり老いており、頭巾に銀の鉢金を巻いていた。

「ようやく親玉の登場ってところかしら」

あやねが冷ややかな声で口を開く。
目前の忍からは確かな実力を感じ取れたが、それで怯みを見せるような彼女ではない。

「流石は霧幻天神流……この程度では相手にならなかったか」
「ふ……こんな数ばかりの雑魚で私をどうにかできると思っていたの?  ひどく安直な考えね。あんたの甘い判断で、お仲間達はご覧の通りよ」
「はっはっはっ、この程度の者ども、代わりは幾らでも居るから構わん。所詮こやつらは、貴様の実力を測るための道具に過ぎん……貴様の実力が分かり、儂がここに出てきたという訳よ」
「実力……?」
「そうだ……勝てない戦はしない、というのが、長くこの世を生き抜く秘訣だからな」

ニヤリ、と男が笑う。
勝てない戦はしない。
そう言って、あやねの前に姿を表した。
それが何を意味するか。

「そう。つまり臆病者、というわけね」

あやねの声が、低くなる。
それは16歳とは思えない、妖艶な女の声。

「すぐに楽にしてあげるわ……」

あやねは一瞬で男の懐まで潜り込み、速攻での手刀ーー首筋に向けて放った手は、空を切った。

(何っ!)

次の瞬間、男の残影があやねの背後に回る一瞬を目で捉えたあやね。
背後からの殺気に、肘を突きだして振り向きながら攻撃をくわえた、はずであった。

(うっ……!?)


誰も居ない。


その刹那に、決した。


ズブシュッッッ!!!


肉の絶たれた生々しい音が、耳元のすぐ近くで聞こえた。


(…………なッ……!?)
「はっはっはっはっはっ!」


急にあやねの視界と意識が白味を帯び始める。
男の哄笑がぐわんぐわんと脳が揺れるような音を立てて耳に入る。


「おまえが捉えた姿も気配も、すべては儂の残像よ。儂はここから一歩も動いては居らんぞ」


あやねは背後の気配を察し、男の姿を視認して背後を振り返りながら攻撃した。
しかし、男の俊敏さは、あやねの遥か上を行くものであった。
背後に回り込む姿も、背後に感じた殺気も、すべては残影に過ぎない。
その場から一分たりとも動いていなかった男の目の前で、あやねは何も無い後ろを振り返り、男のすぐ目の前で、無防備な背中を晒したのである……。

そして男は、何も守るものがない開かれた背中に……刀を深々と突き刺して、あやねの背を穿った。

趣味のエステティックですべすべ滑らかな背中を丸出しにして、自らの弱点を男の目の前に差し出したあやね。
そんな彼女が迎える結末はたった一つしかないーー。


「あ゛……は……あ゛……っ」


敗者は、死。
それか彼女の生きる、たった一つの掟であった。

217名無しさん:2021/06/24(木) 22:45:49 ID:???

あやねは上体を反り返らせて、背に深々と突き刺さった刀身の痛みから逃れようと、目を見開いたまま反射的に身を捩る。
海老反りになったことで前身頃の和装束から体のラインがはっきりと浮き上がる。
しかし、痛みを感じるのはまだ意識が残っているからであった。
次第にあやねの意識と視界は、糸が解れていくかのように狭く閉ざされていくーー


「あ゛っ…………お゛っ………ご、ホッッッ……!!」


一瞬で口のなかが深紅に染まった。
男は刀をさらに深く突き刺しーーついには貫通した。
胸元の装束に、貫通した刀の先端が装束の内側から生えだして……まるで肉棒の勃起にも似た三角テントがあやねの胸元にできあがった。


「お゛っ……あ゛っ……ご……っ! ぉ゛、ぁ゛……あ゛……っ!」


男は両手で刀ごと高々と持ち上げ、指し貫いたあやねの身体を持ち上げた。
脱力したあやねは手甲とニーソックスで覆われた四肢を垂らして、そのまま小刻みに痙攣を始める。


「っ゛……っ゛っ゛……」


ビクンっ、ビクンっ痙攣の反応で喉から漏れる吐息のような喘ぎ。
趣味のエステで女を磨いたあやねの、滑らかな肌に幾重もの血が地面へと伝い落ちていく。
やがて男は、さらに勢いよくあやねを振り上げて持ち上げ、刀身を真上にした。
必然的に、あやねは空中で仰向けになったような体勢となる。

その結果、どうなるか。
胸元から伸びてきた刀の先端は、その重力によってあやねの和装束をも貫通していく。


バツンッ! ビーーイィッ、リリッ……!


装束の繊維が引き裂かれて、胸の谷間から縦の裂け目が広がっていく。
あやね自身の体重によって、ズブズブと刀身はさらに奥深くへと貫入し血塗られていく。
両手脚を真下に垂らし、胸部を月夜の闇に突き出すあやね。
自分の豊満な両胸を前に突きだしているために、装束はさらに両側へ引っ張られて裂け目を拡げていく。


「はっはっはっはっ!  小娘……派手に散れぃ!!」


男が忍術を唱え始める。
すでに意識が遠退きつつあるあやねには、男が何を唱えているのか理解るはずもない。


(……ハ………テ……さ………………)
ズドォオオンッ!!
「あ゛あ゛ぁ゛はっ゛っ゛っ゛」


喉元で絞り上げた、吐き捨てるような短い絶叫。
男の忍術によって刀身に鋭い雷が落ち、凄まじい電流と衝撃波に打ちのめされるあやね。
ガグンッ!  と全身が一気に硬直し、やがて空気が抜けたように脱力し……喉元を晒すように首も後ろへ反り返って、ガクンッッ、と意識を失った。

白目を剥き、先の絶叫で開かれた口を大きく開けたまま、ひきゅっひきゅっと男の刀を締め付けるように全身の雌肉を収縮させはじめる。

縦に避けた装束の穴は首もとから腰帯まで大きく広がり……その裂け目から乳輪がはみだしている。
装束はかろうじて乳房を隠せていたのだが、先のとどめの一撃で全身の神経を破壊されたあやねは……乳房を勃起させてしまい、下品に装束からはみ出してしまった。


びゅ……るる……るっ……❤


豊かな胸を持つあやね。
全身の神経を破壊された彼女の身体からは、散りてなおその胸から白い母乳を迸らせた。

その哀れさたるや、先ほどあやねの手で葬られた弱き下忍など比較にならない。
この場でもっとも無様な最期を晒したのは、他ならぬこの紫の女忍者……
しかもその末路がこのような母乳を噴くものになろうとは、一体誰が想像できただろうか。


「ククククク……かくも無様な最期を晒すとは、霧幻天神流の名も地に堕ちたな……」


男は気合いをためて刀に強い波動を込めると、突き刺さっているあやねの身体が勢いよく天へと吹き飛ばされた。
放物線を描くように宙を舞い、どさっ……と落葉の敷かれた地面に叩きつけられる。


「その熟れた女の身体で忍の道を歩もうとは片腹痛いわ。女ながら子の一人も産まず散っていくとは、忠というものを何一つ知らぬらしい」

218名無しさん:2021/06/24(木) 22:47:29 ID:???
地に転げた女の前髪をつかみ、身体を起こす。
死相を浮かべた女忍者の顔を見つめる男。


「その程度の実力でかくも秀麗な装束……気に食わんな」


男はあやねの身体にまだ残っていた装束を手で引き千切った。
前身頃が縦に大きく割けて衣服の機能を宿していないボロ衣をつかみ、忍の矜持を無惨に破り捨てていく。
腰元の紐を外して、スカートの裾を掴んで破る。


「なんだこれは……このような軟派なものを身につけるとは所詮小娘か……」


下に穿いていた現代風の女物の下着もつかみ、するりとあやねの両脚から剥ぎ取った。
そしてーー血に濡れた女の全裸体を、すでに殺された下忍達の、累々たる屍の隙間に放り投げる。


両腕の手甲と、両脚のニーソックスと、腰に巻き付けた帯のみを残し
無理矢理装束を破り取られたあやねは、解れた紫の糸を肌の上に散らし、若さに満ち満ちた十六歳の肢体を月夜に剥き出しにして、四肢を広げて歪んだ大の字を造った。


「生まれ変わって出直せ……」


男はそう言い残して姿を消した。

時が止まったような静寂が降りた。

青白い月夜の下に取り残されたあやねは、臍の回りに白い乳の筋を落としていたーー



GAME OVER

219名無しさん:2021/06/24(木) 22:49:54 ID:a/WkoaI.
以上です。上げておきます。

220名無しさん:2021/06/24(木) 23:03:19 ID:???
いいっすねえ…

221名無しさん:2021/06/24(木) 23:31:04 ID:???
>>219
串刺しになりながら雷撃まで受けて敗北するあやね最高でした!
気が向いたら是非また別キャラでも投稿してください!

222名無しさん:2021/06/25(金) 16:34:28 ID:???
>>219
解釈違いだったら申し訳ないが、忍者のおじさんがあやねのパンツそのまま持って帰ってるようにも読んでしまった
数日後に霧幻天神の里にすっかりくすんだ紫色のボロ布に包まれたあやねの鉢金とパンツが届きそう

223名無しさん:2021/06/25(金) 17:22:05 ID:???
すばらしい
もっと見たいっす!

出来たらあやね本人より設定があやね的な別人で希望
版権なので・・・

224名無しさん:2021/06/26(土) 00:11:14 ID:???
>>219です
お読みいただいた方、ありがとうございます

次のキャラもゆる募しときます
(オリキャラも検討しますが、指定がないと私の趣味が多分に反映されることになるかと思います……)
平行して書いてるやつもあるので、手を付けるのは後になるかもしれません……あくまでゆる募なので期待しすぎはNG

225名無しさん:2021/06/26(土) 00:27:01 ID:???
ファイアーエムブレムのキャラが読みたいです!

226名無しさん:2021/06/26(土) 01:26:09 ID:???
>>224
オリキャラ希望です
>>219の趣味希望

227名無しさん:2021/06/26(土) 03:49:04 ID:???
ビフォーアフタースレ用にSS書いてたんですけど1レスで収まらないくらい長くなり過ぎちゃったのでこちらに投下させていただきます
一騎当千の関羽を題材に書いてみました。精神リョナ要素の方が多いかも
ビフォーアフタースレの325からの連作なのでこちらを先にお読みいただけると幸いです……
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1356718574/325

【Before】
廃倉庫の扉が開き、威風堂々とした立ち振る舞いの美少女が現れる。
名は関羽雲長。成都最強との呼び声も高い、成都学園が誇る特Aランク闘士である。
彼女がこんな寂れた場所にやってきた理由はただ一つ。敵地に一人潜入し囚われた、自らを慕う後輩――関平を救う事である。
加えて、張飛も行方が知れなくなっている。そちらは趙雲に任せ、関羽はこの地に赴いた。
メールを通して届いた差出人不明のメッセージには、戦いに敗北し、床に倒れ込む関平の写真と「返してほしければ、関羽一人で冷艶鋸と勾玉を持って倉庫まで来い」という挑発文が記されていた。
(……この武器と、そして勾玉が狙いか。俗物どもめ)
だが関羽は知らない。関平は既に凌辱の果てに息絶えてしまっているということも、関羽を誘い出した本当の目的も。奴らの狙いは手に持つ青龍刀でも、伝説の武将の魂が宿る勾玉でもないということを。
「……約束通り、私一人でここまで来たぞ。さぁ、関平を返してもらおうか」
「随分と余裕じゃんよ。自分の立場分かってる?」
軽そうな風体の、リーダー格の男がくつくつと笑う。
「分かっていないのはそちらの方だろう?貴様らが束になったところで私には叶わない。……暴れてほしくないのであれば、関平を返してもらおう」
気迫を込め、刺すような目線を男に向けると、男は僅かにたじろいだ。だが、直後、男は再度にやりと笑った。
「ああ、返してやるよ」
そうして、関羽の足元に、天井から何かがぼとりと落ちてきた。
それは、目を見開いたままに息絶えた関平の亡骸だった。
「……ぐぁっ……!?!?」
一瞬思考がフリーズし、次いで背中に鋭い痛みを感じる。目を向けると、関羽の背中に深々とナイフが刺さっていた。
――関平は人質などではなく、撒き餌。奴らの目的は武器でも勾玉でもなく、関羽自身の命。
そう気付いたとたん、関羽のなかで怒りの感情が吹き上がった。
「……この、卑劣漢共がァっ!!」
震える身体に力を込めて、己を刺した男を裏拳で吹き飛ばす。その瞬間、心臓が高鳴り関羽は吐血した。ナイフには毒が仕込まれていたのである。それも、猛獣すら殺すほどの猛毒が。
「負けはしない……必ず仇を取ってやる……!」
だが、関羽は怯まない。軍神関羽にも通じる情の熱さに突き動かされ、彼女は駆け出した

228名無しさん:2021/06/26(土) 03:54:30 ID:???
【After】
だが、流石の関羽と言えども、毒には耐えきれなかった。鈍った動きでは、雑兵の攻撃と言えども回避しきれず、ゆっくりと傷が増えて行った。
数十人の闘士をなぎ倒した後で、関羽は吐血しながら倒れ込んだ。
「ぁがっ……私が、こんなところで……」
なおも目に光を灯す関羽を見下ろしながら、リーダー格の男はいっそう不気味な笑みを浮かべた。
「なぁ関羽さんよ。お前さん狙われてるのが自分だけだと思ってないかい?」
「ぁっ……貴様、何を言って……」
嘲笑うかのように、動けない関羽の乳房を鷲掴みにしながら、男は関羽に跨った。
「うっわ乳でっけ。こりゃGカップはあるっしょ……あ、ところでさ、張飛ちゃんって知ってる?最近連絡取れてないでしょ。実はこの近くにいてさあ、今連れてきて……ああ来た来た」
倉庫の扉がもう一度開く。逆光で表情までは分からないが目線を見やると、そこには見慣れたショートヘアの少女が立っていた。――いや、立たされていた。既に魂の抜けた身体の後頭部を掴まれることで。
直後、手を離され、張飛は地面に倒れ込んだ。
「はい、感動の御対面ね」
リーダーの男が、倒れた張飛の頭を掴み、その顔を関羽の眼前に押し付ける。
見開かれた瞳には、光が無かった。晒された乳房には、無数の傷が刻まれ乾いた精液が付着していた。
「あ、ぁ」
関羽は絶句する。張飛の死にショックを受けたから、だけではない。
先程は怒りに気を取られて気付かなかったが、張飛を探していたはずの趙雲の死体が、倉庫の天井に吊られていたからだ。
「ところでさぁ、お前さんとこで一番強い闘士って、君とそこの趙雲ちゃんだったよね。その二人が同時に居なくなるなんてさぁ、危なくない?他にも強い子は居るけどさぁ、特Aクラス並なんてそういないわけじゃん」
その言葉で、関羽は更に取り乱す。
「……まさか、まさか…っ…!」
「そのまさかだ。ま、気付いた時にはもう手遅れなんだけど」
「ああ、元徳、元徳!!…貴様、まさか元徳まで!」
その疑問に答えるように、倉庫の中に男達が大挙してくる。男達は、袋を抱えていた。
「ボス!仕留めましたぜ。闘士ったって闇討ちすりゃただのガキっすねえ!雑魚の俺らでもヤれちまいましたぜ」
袋の中に入っていたのは、死体だった。
馬超、阿斗、山奥に潜んでいた筈の孔明、その護衛をしていた筈の馬謖。
成都学園に所属する少女達が、変わり果てた姿でそこにいた。
そして関羽は目にする。彼女が最も愛している少女の死体を。
「元徳……元……徳……ぁ、あああああああああああ……ぁ」
当主である劉備もまた、同じように息絶えていた。
そして、男達はその死体を、関羽の目の前で犯し始めた。
――こんないい身体してるやつの身体を試さねえなんて勿体ねえ。
――この乳で18歳だろ?なかなかありつけねえぜこんな上玉には
――こっちのガキは中等部だってよ。良い乳してやがる
――腐る前にヤっとこうぜ
――加工して肉人形にでもしちまうか?
性欲に塗れた心無い声は、もはや関羽には届かない。己の大切なもの全てを奪われ、自らも死期にある関羽に、もう闘う気力は残されていなかった。
そうして、地獄のような様相の酒池肉林が幕を開けた。
既に息絶え、脱力した少女たちの体が男達の暴力に晒され、びくんと跳ねる。
晒された乳房が激しく揺れ、血の気の引いた肌に精液がぶちまけられる。
犯されながら小さく喘いでいた関羽もまた、いつの間にかあっけなく死んでいた。
名高い武将の様に劇的な活躍を遂げて死ぬわけでもなく、羽虫が息絶えるかのように、あっさりと。
もはや抵抗することもなくなった少女達の体を、男達は延々と弄び続けていた。

そうして、血と精液に塗れた凌辱の果てに、この日、成都学園は壊滅した。



以上です。昔あったPSP版のこの壁紙見ながら書いてたら成都メンバーまとめてやられてるとこが見たくなってしまい他の子達にもタヒんでもらいました
https://www.marv.jp/special/game/psp/ikkitosen-x/special/img/wpaper_03_2_1600.jpg

229名無しさん:2021/06/26(土) 07:35:13 ID:???
>>228全滅エンドいいっすねえ…
最近勢い出てて嬉しい

>>224
プリキュア5gogoのキュアアクアをハードに惨殺してほしいです
プリキュアのss書いてるところ見たことない気がするから守備範囲外かもですが…

230名無しさん:2021/06/26(土) 10:00:59 ID:Af3QCH/w
一騎好きなので嬉しいです。一時期、孫策のバーベキューエンドとか考えてたな。

231名無しさん:2021/06/26(土) 10:32:28 ID:???
しーさんみたいな如何にも強キャラですみたいなオーラのキャラが瞬殺されて雑に扱われてるのすき
趙雲と馬超には屈辱的な最期と死後を味わってほしい

232名無しさん:2021/06/26(土) 12:12:50 ID:???
感想ありがとうございます!
一騎当千いいですよね。リョナ向きの題材なのに案外SS少ない不思議
関羽メインなので他の子は事後の状態で登場しましたがそれぞれがリョナられてるところもいつか書きたいですね
馬超ちゃんとかいい声で鳴きそう

>>231
しーさんは関羽と同じように呼びつけられて張飛の死体見せられて動揺中に毒ナイフで刺されてそのまま死ぬまで輪姦されてやられちゃいました
関羽のパートでも全員連れてこられたあとで雑に地面に投げ落とされてそのまま死姦されてたんですけど描写書き忘れてしまった……

233名無しさん:2021/06/30(水) 00:20:28 ID:???
無性にノエル氏の雪菜&深雪のss読みたくなって抜いたあとスレ4巻を見返してたんだが、あの頃は1年ちょいでスレ完走してたんだな
今のスレが2年半で230と考えると当時の勢いは想像もつかない

234名無しさん:2021/06/30(水) 01:39:49 ID:???
あやねが装束とパンツ剥ぎ取られるSSから、自分の中で妄想が暴走してDOA6のNiCOちゃんが謎の変態おじさんと戦うお話ができました。
一応は終始真面目な文体で書いたつもりですが、わかる方にはわかる内容でかなり悪ノリが激しいです。
尚且つ、当初の予想よりもグロ寄りになってしまったので、人によってはご不快に思われる点が多々あるかもしれないので注意してください。
あやねSSの作者さんもご不快に思われる内容になってたらごめんなさい。
それでは少しの間スレをお借りします

235名無しさん:2021/06/30(水) 01:40:58 ID:???
一般人では外観を窺い知ることもできないような場所に秘匿されたM.I.S.Tの研究施設。
その研究施設へと、一人の男が侵入というにはあまりにも堂々と正面から押し入ってきた。
大胆不敵なその襲撃者はテンガンロンハットを深く被り、筋骨隆々の肉体をマントで覆い隠している。まるで西部劇の登場人物のような風体は、最先端の科学設備が敷き詰められたこの研究施設には、どう考えても似つかわしくない。
以前からたM.I.S.Tの研究施設は、幾度も忍者や格闘家たち襲撃されていた。
そのためここには世界中の格闘家たちのデータが蒐集されていたが、そのデータベースからも、この男の正体を知ることはできなかった。
襲撃者の男は、出動した警備員たちからの銃撃すらものともせず、腕をかざすだけで彼らを無力化していく。
施設内を我が物顔で闊歩していた男の目の前に、吹き抜けの広間のような空間が現れた。

「止まってください。それ以上の侵入は、当施設の責任者として認められません」

襲撃者に対して警告を行う女の声が広間に響き渡る。
すると、その前に透き通るような水色の髪をした、小柄な少女がいきなり出現した。
コードネームをNiCOと名乗るその少女は、若干18歳にしてこのM.I.S.Tの極秘施設の主任研究員を任されるほどの異色の天才科学者である。
髪色と同じ透き通るのように輝く水色の瞳の上に眼鏡をかけ、目にかかるほどの長さの前髪を留めている、化学式を模した形のピンクのヘアピンからは年頃の少女らしさも感じとれる。
小柄な身長の割に肉付きの良い太腿を強調するような、ショートパンツと一体化した青いハイネックのレオタードの上には、恐らくは特注であろう青いラインの入ったノースリーブの白衣を纏う。
その左胸には彼女の顔写真の入った、研究員証の名札がつけられていた。
腕には白衣と同じく白地に青いラインの入ったアームカバー、脚も同じく真っ白なニーソックスのように見えるブーツで膝の上から足先まですっぽりと覆われ、NiCOの肢体をより魅力的に引き立てている。
両手は特殊な繊維で編まれた指抜きのグローブに包まれ、指先には何らかの実験用デバイスなのだろうか金属製の指輪を嵌めている。

「いきなり目の前に出てくるとは驚いたね。そいつは、どんな手品なんだいお嬢ちゃん?」

はじめて口を開いた襲撃者の飄々とした態度からは、言葉の中身ほどには驚いた様子は見られない。

「私の目には、あなたのほうが余程興味深い手品を使っているように見えます。このまま大人しく捕まっていただければ、実験体として最低限の生命の保証だけは約束できますが」

広間に反響するような小気味良い音でNiCOが指を鳴らすと、彼女と襲撃者を取り囲むようにして青い光のエネルギーの壁が展開されていく。

いま目の前に居る襲撃者の男の姿を、先ほどまでNiCOは彼女専用の研究室から監視カメラで観察していた。
監視カメラからの映像の中では、襲撃者が肉体に当たる直前で銃弾を停止させ、警備員たちを手も触れずに倒していくという異常な光景が展開されていた。
侵入者の排除を優先しなければならないという義務感から、男の能力への対策に思考を巡らせつつ、彼が起こした現象に対しては研究者とのしての好奇心も少なからずある。

「それでは……選んで下さい。この場で私の実験体となり、科学の犠牲になるか。それとも栄誉ある私の協力者として、死ぬまで実験に付き合っていただくか」

それらをまとめて合理的に解消するため、NiCOは感情を抑えた淡々とした口調を保ちながら、袋のネズミと化した襲撃者に対して、投降という選択肢とその待遇を告げた。

236名無しさん:2021/06/30(水) 01:42:21 ID:???
「お嬢ちゃんみたいな子から、好意を向けられるとは光栄だねえ。ここには、女格闘家どものデータがあると聞いて来たんだが……」

そんなNiCOからの提案を聞いてはいるようだが、まるで歯牙にもかけない様子で襲撃者の男は腕を組んで独り言を呟く。
男がNiCOに向けている舐めまわすような視線は、さながら何かを値踏みするかのようであった。

「決まりだ!お嬢ちゃんも俺のコレクションの一つにしてやるよ!」

男は不意に体の前で掌を合わせて手を叩き、歓喜の声を上げる。しかし、その発言内容はNiCOの優秀な頭脳をもってしても予想外のものだった。

NiCOは一瞬呆気にとられたものの、すぐさま我に返ると一度深く深呼吸をしてから両手を体の前で交差させ、彼女特有のファイティングポーズを取る。

「私を実験体に……ですか。できるものならば……」

「あぁ、勘違いしないでくれ。俺にそんな趣味はねえからよ」

意味不明の宣言を自分なりに解釈したNiCOの発言を遮って否定すると、男はその身に纏っていたマントへと手をかける。

「ま、実際に俺の自慢のコレクションを見てもらうっていうのが、一番早えか」

男が身を翻し、マントを大きく開くとその中には……

白、桃、黒、青、赤、黄、緑、灰色、色とりどりの三角形の形をした布切れ……パンツが所狭しと貼り付けられていた。

「へ、変態ッ……!?」

同じ女性であるNiCOには……いや、この有様を見れば女性でなくとも、マントの中に並べられているそれが、すべて女性用の下着であることはすぐさま理解できるだろう。
マントの中にはシンプルで機能的な下着に始まり、フリルやレースのついたおしゃれな下着。女性用のボックスショーツにレーシングショーツ。体操着のブルマであろう厚手のもの。枯れた蕾のように萎んでしまったドロワーズ。
さらにはボロボロになったレオタードや競泳水着まで、わざわざ専用のスペースを作って陳列されていた。

「このコレクションは、全部が美しく強い女戦士を打ちのめして奪ってきた戦利品!女戦士どもから奪ってきた誇りであり、俺の誇りそのものよ!」

男はマントを広げ、はやくも勝ち名乗りを上げるかのように、己の狩りの戦果を高らかに誇示する。
その前でNiCOは、彼女の水色の髪よりも顔面蒼白になり、顔を顰めたまま固まってしまっていた。

237名無しさん:2021/06/30(水) 01:44:06 ID:???
「……目標を実験体として不適格と判断。あなたから得られる実験データなど存在しません……全力で排除します」

NiCOは再び呼吸を整えファイティングポーズを取り直し、その美しい水色の瞳にも輝きが戻る。
その瞳の輝きは、目の前の異常者を確実に排除するという意思に燃える碧い炎を帯び、彼女の周囲の温度が下がったように錯覚するほどの氷の冷徹さも併せ持って、真っ直ぐに敵を見据えていた。

「いいねぇ!お嬢ちゃんもここに並べてやるのが、楽しみになってきたよ!」

NiCOからの攻撃の意思を確認した男が戦闘態勢に入ろうとした瞬間……
男の目の前からNiCOの姿が一瞬で消えた。

「チャージ、EMF……!」

一瞬で男の背後に回り込んだNiCOは男が振り返るよりも早く、小柄な体躯の全てを使って男の身長よりも高く跳躍した。

「喰らいなさい……!オーバードライブ、シュート!」

NiCOの掌の中で碧い閃光が激しく弾け、男の全身へと幾筋もの雷撃が降り注ぐ。

「ぐおおおおおおおおおおおおおおっ!?」

NiCOの両手に3つずつ装着された指輪型デバイス『EMF』。
天才少女の英知の結晶ともいえるこの装置は、猛獣をも倒す程のプラズマ放電攻撃と、忍者と渡り合うことを想定した高速移動の力を彼女の小さな躰に与えていた。

しかし……。

238名無しさん:2021/06/30(水) 01:45:17 ID:???
「こいつは……キくねぇ〜〜〜。ここまでの長旅の疲れも、とれるってもんだぜぇ!」

男はEMFからの電撃を纏ったまま勢いをつけ、空中に居るNiCOへと向けて丸太のような剛腕で裏拳を繰り出した。

「くっ……」

(ここまでは予想通り……いえ、目標の防御力を上方修正。攻撃プランを移行する必要性あり……)

NiCOは空中で再び姿を消して裏拳のフルスイングを回避すると、男から離れた場所に膝を着いて着地した体勢で現れる。

「その余裕はやはり……」「どうやら力の根っこは同じみたいだなぁ!運命すら感じるねぇ!」

どうやら男の使う能力は自分と同じ電流の力を根源としたものだと、NiCOは監視カメラの映像から既に解析していた。
EMFは指先からの強力なプラズマの放出によって、瞬間的な爆発力をNiCOに与えている。
それと対照的に男は自分の体に直接電流を流し、全身をコイルのような性質に変化させて、周囲の磁力や金属に影響を与えているのであろう。
同じ能力であるならば対処することもまた容易い。男から発生する磁界がEMFの動作に影響する可能性も考え、NiCOはEMFに応急処置の磁力コーティングを施してきていた。

(EMFは正常に動作している。目標への接近時の影響は予想の範囲内ですね……)

NiCOは立ち上がると男と距離を取り、EMFの動作状態を確認する。
一方の男はマントを脱ぎ、まるで山のような肉体をNiCOに見せつけると、両腕に力を込めるような動きをとった。男の腕の周囲の空間が、まるで歪んでいくように見える。

「俺にとっちゃ気持ちのいいマッサージだが、大事なコレクションが燃えちまったら取り返しがつかねぇからな!」

男は空気が歪んで見えるほどの磁力の渦を作り出すとNiCOに背中を向け、背後の障壁に向けて両腕を突き出す。
雷が落ちたような轟音と共に、プラズマを圧縮した特殊なエネルギーの壁が貫かれ、渦上の大穴が穿たれた。

(これ程の力は予想外……回避を最優先にして早急に勝負をつけないと危険ですか……)

EMFの前身の技術とはいえ、自身も調整に関わったプラズマの障壁を軽々と突破されたことに、NiCOは少なからず衝撃を受ける。
男は足元のマントを大事そうに畳むと、荒業で開けた大穴を通して障壁の外へとマントを投げ込んだ。

「これで、遠慮なく楽しめるってぇもんだ!」

男はNiCOへと向き直って叫ぶと、先程と同じように両腕に力を込めて周囲の空間を歪ませていく。
捻り、捩じ切られ、抉り取られるようにして大穴を開けられた障壁の光景が脳裏を過り、NiCOの全身に緊張が走る。

239名無しさん:2021/06/30(水) 01:46:34 ID:???
捻れて潰れな!」

男はNiCOに狙いを定めて両腕を突き出し、少女の躰を捻り潰さんとする勢いで磁力の竜巻を撃ち出した。

「EMF充填完了……アクセル……!」

一瞬前までNiCOが立っていた無人の空間を磁力の嵐が通り過ぎ、その先のプラズマの壁に二つ目の大穴が穿たれる。

(このまま回避を続けて、エネルギー切れを待つべき……?思考の異常性がなければ、非活性状態にして捕獲しておきたいですが……)

EMFによる高速移動によって、まるで忍者のような動きで磁力の塊を避けながら、NiCOは目の前の男が今の自分よりも格上の化け物であると、認識を改めざるを得なかった。
しかし、NiCOが攻撃を避けるたびに彼女が守るべき研究施設は破壊されていき、磁力による研究設備への影響にも考慮する必要がある。
さらに、男の能力についてのデータが存在しない以上、我慢比べになったとしても男のほうがNiCOよりも早くエネルギー切れになるという保証もない。

(状況を判断すれば、一気に決着をつけるしかない!)

意を決したNiCOは、まるで一筋の稲妻のようにジグザグな動きで磁力竜巻を回避しながら、一気に男の懐へと肉薄していく。

「EMF……最大開放[フルバースト]!」

NiCOの両手から迸る科学の霹靂が、バチバチと弾ける音を鳴らして、さらに強く、碧く光り輝く。

240名無しさん:2021/06/30(水) 01:48:11 ID:???
「連続攻撃……行きます!」

「いいぜぇ!来なぁ!」

NiCOはEMFで加速した勢いのまま男に突っ込み、シラットの流れるような動作で肘打ち、膝蹴り、ローキックを次々と打ち込んでいく。

「わざわざ、こっちまで来てくれるなんて、可愛げあるじゃねえか!」

男は懐へと飛び込んできたNiCOを捕えんと、少女の細い躰に掴みかかろうとするが……

「それは、予想済みです……」

本職は研究者であるNiCOも、戦うための格闘技を若くして修めた立派な武術家の一人。
それでも、実戦では補えない少女の非力さを、天才的な頭脳と科学の力で補うのが、NiCOのファイティングスタイルである。
次に男が繰り出すであろう攻撃の動作を予測し、雷の掌底とローキックを素早く放ち、男に攻撃の起点を作らせない。
EMFの使用に耐えられるように作られたNiCOの手脚の装備によって、NiCOは男の体表に流れる電流をものともせず、まるで大木を切り倒すかのような激しい連撃のダメージを男の体へ蓄積させていく。

「うぉぉっとぉ!?」

NiCOの全力の乱打によって、そのタフネスに切り込みを入れられた大木がついに揺らぐ。

「ここです……!EMFチャージ!」

NiCOは両手でXを描くようにして胸の前で交差させ、6本の指輪の間でプラズマの電撃を増幅させていく。

「そいつじゃあ効かないって、さっき学ばなかったのかい!?」

「いえ、勝負が始まる前から予想は完了しています。あなたの敗北という結果まで……!」

男と戦うためにNiCOが施したコーティングにより、EMFがその内部に蓄積できるプラズマの限界値は、本来のスペックよりも向上していた。

「EMF、限界解放[リミットバースト]……!」

NiCOは両手を構えたまま正面へと飛び込み、増幅されて激しく弾けるプラズマを纏った掌底を、総身の力で男の心臓目掛けて叩き込んだ。

「これで、フィニッシュ!」

「ぐおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ…………」

NiCOの掌の上で膨れ上がったプラズマの奔流が、男の体の上で爆発を起こす。
地面から青く輝く巨大な火柱が噴きあがり、男の体を飲み込んでいった。

241名無しさん:2021/06/30(水) 01:50:12 ID:???

「ENFの機能の70%を喪失……予想通り、内部へのダメージは避けられませんでしたか……」

全身黒こげになって膝を着いた男を前にして、NiCOはEMFの損害の確認と、自身のバイタルチェックを行っていた。
EMFに急場しのぎの改造を行い、それを限界以上に稼働させるのは、NiCOにとってもリスクの大きい乾坤一擲の大技であった。
それでも聡明なNiCOの頭脳は、目の前の脅威を一刻も早く排除すべきという最適解の予測を導き出していた。

だが、天才少女科学者の予測は覆される……。

突如、黒焦げの男の体内で大型機械の駆動音のような轟音が唸りを上げる。
男は目深に被っていたテンガンロンハットを火柱に吹き飛ばされ、鉄製のゴーグルに目元を覆われた素顔が露わになっていた。
駆動音に続けて、光を失っていたそのゴーグルのレンズが、赤く怪しい光を灯して輝く。

「これは……?まだ何か仕掛けがあるというのですか……!?」

男の体内に機密抹消のための自爆装置が仕掛けられている可能性を、NiCOは瞬時に導き出した。
しかし、そのNiCOの予想は再起動した男から発せられる、明確な意思を持った言葉によって否定されてしまう。

「久シぶりダぜぇ〜。オンナ相手に膝ヲ着かサレタのはよぉ〜〜〜」

自身の戦闘予測を覆され愕然とするNiCOの目の前で、黒焦げの男が再び口を開き立ち上がった。

「ありえない……落雷を超える程のエネルギーを喰らって、まだ生きてるなんて……!?」

「ダカら、効かナイって教エてやったのにナァ〜!オ馬鹿チャンがよぉ!」

男はNiCOを煽り立てるように吠えると、少女の小さな躰に狙いを定めて突進を開始した。

「このっ……化物ッ!?」

NiCOは自分に向かってくる大波のような巨体を、EMFを起動しないままに蹴りで迎撃せんとする。
科学の力を失い、勝利の予測を崩され、自身の知性をも侮辱されたためか、その動きから先程までの鋭さは失われていた。
特殊な能力も、武術に基づいた観察眼も、明晰な頭脳による予測も何もない、ただの少女の蹴りが怪物に通用する道理など、この世には存在しない。

「ぐっ……!?」

NiCOの文字通りの悪足掻きは、分厚い筋肉によって呆気なく弾かれてしまった。

「ようやク捕まえたゼェ〜。俺ノ新しいコレクション!」

男は体を屈めて、小柄なNiCOの姿を隠すように覆い被さると、欲しがっていた玩具を手に入れた子供のようにはしゃぐ。
歓喜の声を上げる男の感情に呼応するかのように、その周囲の空間が再び揺らぎ始めた。

「何をっ……!?う、動けない……!」

男はNiCOの体を、直接掴んでいるわけではない。
ただ、両方の掌をNiCOの躰へと向けて、かざしているだけである。
にもかかわらず、NiCOは見えない手に掴まれているようにして、気をつけの姿勢のまま上半身を動かせなくなってしまった。

「いやっ……!くっ……!はなしなさい!」

「そォーら。高イ高いだ」

そのまま、男が掌を上に動かすと、それに合わせてNiCOの躰も地面を離れ、空中へと浮き上がっていく。
その様子を傍目から見れば、ひと昔前に流行った超能力者の空中浮遊ショーのようにも見えるかもしれない。
科学の力によって起こされた、タネも仕掛けも有る奇跡という意味では男の電磁力もまた、ショーに出てくる超能力者たちと大きな違いはないのかもしれない。
ただ一つだけ違う点は、舞台の上で空中に囚われている哀れな少女が、無事に地上へと戻れる可能性が限りなくゼロに近いということだろうか。

242名無しさん:2021/06/30(水) 01:51:59 ID:???
NiCOは男の掌の中で、現状できる限りの抵抗をして脱出を試みる。

「このっ……放せっ!私を降ろしなさい……!」

見えない拘束を振りほどこうと左右に身をよじり、まだ辛うじて動かせる脚をじたばたと暴れさせるNiCO。
幼げなNiCOの容姿も相まって、その姿はまるで親に抱かれながら駄々をこねて泣き叫ぶ幼児のようでもあった。
そんな、なりふり構わぬ駄々っ子のようなNiCOの姿を見ても、男は彼女の力への警戒を解いてはいない。

「そッチにも、マダ隠シ玉があるカモしれねェからなァ……」

限界を超えてプラズマを放出したEMFに、最早戦うための機能など残されてはいない。
それでも男は、一度は自分を気絶させた指輪の力を少なからず恐れているようであった。

ここで、男の中の恐怖心に気づいたNiCOがEMFにも隠された機能があるように振舞い、男よりも心理的に優位に立てていれば……そこには1%でも勝機が残されていたのかもしれない。
しかし、男がそうであったように天才科学者の少女もまた、目の前の男の見せた異常性と、その肌で感じた磁力嵐という圧倒的な破壊の力への恐怖心が残っていた。
恐怖という感情は、たとえ稀代の天才科学者であろうとも一人の少女の思考を捕え、判断を誤らせるには十分すぎるファクターであった。


「念ニハ念を……ってな!」

男はそう言うと、NiCOを宙に浮かべたまま両腕に力を込めた。
プラズマの壁に大穴を開けた、あの磁力竜巻の発射体勢に入ったことは嫌でもNiCOにまで伝わってくる。

「それはっ……!私、死んでしまう……!?」

NiCOからも視認できるほどに、彼女の左右に存在する空間の歪みが段々と酷くなっていく。

「ひいっ……!やめて!やめなさい!」

両側から自分に向けて、処刑装置が迫ってくる。
左右に逃げ場がなくなったNiCOは、まさに『必死』というのが相応しい形相になり、僅かにしか動かせない躰を懸命に前後に揺さぶる。
そこには、若かくてして秘密組織の主任研究員を任せられるほどの、冷静で冷徹な天才科学者の顔はもはや存在しない。

「あ、あ……あなたの欲しがってたモノ!あげますからぁ!」

久方ぶりに膝を着かされるほど、苦しめられたNiCOの両腕。今や、それを生かすも殺すも自分の掌の中。
その高揚感で支配されている今の男の頭の中には、羞恥心を?み殺して叫んでいるNiCOの声もまるで届いてはいなかった。

「あげます……!差し上げますので!今ここで脱ぎます!だから降ろし……」

地面に垂直に伸びたままの姿勢で金縛りにされていたNiCOの両腕が、感じたことのないほど強烈な力に引っ張られ、何かに吸い込まれていく……
それが、NiCOが18年間一緒に育ってきた自分の両手に感じた、最後の感覚だった。

「いやっ……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

243名無しさん:2021/06/30(水) 01:53:02 ID:???
「クソッ……こりゃあ、お楽しみが減っちまったかなぁ……?」

その衝動の赴くままNiCOに磁力の暴力を振るい、男はすっかり正気に戻っていた。
NiCOを磁力の鎖によって捕えたまま、少女ごと両腕を揺らして彼女の生死を確かめる。

「……あ゛っ……え゛っげっ……」

全身を揺さぶられたNiCOは、力なく項垂れたまま微かに声を上げた。

「……ひゅ……ぎっ……ひっ……」

まだ少女が生きていることを主張しているかのように、鼻水と唾液に塗れた可愛らしい形の鼻と口が動いては微かに呼吸を繰り返す。
彼女のトレードマークであった眼鏡とヘアピンも、衝撃によって弾き飛ばされてしまい、閉ざされた瞼の上には支えを失った水色の前髪がかかってきていた。

「おネンネの時間は終わりだぜ」

男はNiCOを空中に繋ぎ止めている指先の一つから、僅かな威力の電流を放った。

「ぴぎぃっっ!?」

EMFを失い、他に電撃に耐える手段を持たないNiCOは、電気ショックによって無理やり目覚めさせられる。
全身を走る鋭い痛みに、少女は思わず子豚のような不細工な鳴き声を上げてしまった。
さながら実験動物のようなその有様は、ある意味で戦闘前にNiCOが行った予測が的中したと言えるかもしれない。
しかし、男がNiCOと戦っていた目的とは、決して彼女を実験動物に貶めることではない。

「いい夢は見れたかよ?お嬢ちゃん」

目が覚めたNiCOは自分の状況を確認するよりも早く、男の声に対して反射的にEMFを起動させる。

「いっ……EMF!EMF起動!なんでっ……!?」

今のNiCOがその指先から科学の力を操ることなど、できるはずもない。

「EMFがっ……!?えっ?」

NiCOを空中に磔にするかのように、肩から真横に伸ばされた彼女の両腕は、肘関節があらぬ方向に曲がってしまっていた。

「……わ、私の腕……!腕がぁっ!?」

その肘から先は、もはや言葉にするのも難しいような、複雑で凄惨な形へと変えられてしまっている。
美しい少女が、その両腕から奇怪なオブジェを生やしているかのような姿は、見る人が見れば何らかの芸術的なメッセージすら感じ取れるであろう。

「い、いやぁっ……!EMF起動!チャージ!シュートッ……!」

EMFはNiCOの両手の指諸共、残骸の形すらわからなくなるほど粉々に砕かれていた。
NiCOの英知の結晶が、彼女の呼びかけに応じることはもうない。

「やだっ……腕っ……!これ、私っ……!?」

現代の最先端医学、違法なバイオ再生技術にまで手を出したとしても、ここまで滅茶苦茶に破壊されたNiCOの腕を完全に復元できるのは、しばらく未来の話になるだろう。
それは、M.I.S.T.で生命の再生の研究を行っていた、NiCO自身が一番よくわかっていることかもしれない。

244名無しさん:2021/06/30(水) 01:54:14 ID:???
「よぉし!まだまだ元気みたいだなぁ!」

両手を失い絶望するNiCOに向けて、男はさらなる絶望の訪れを告げた。

「ひぃっ!?」

悲鳴を上げて震えるNiCOの前で男は再び力を込めて、その身に帯びた磁力を強めていく。

「あらよっと!ひっくり返れやぁ!」

充分に磁力を纏わせた両腕を、男は円を描くように動かせた。

「いやっ!いやぁっ!?なっ、何が起きてっ……!?」

次の瞬間、NiCOは磁力のオーラに全身を包まれたまま、足先を天井に、頭を床のほうへと体の上下を入れ替えられた。
それは、さながら逆さ磔の刑にされて処刑の時を待つ、哀れな死刑囚のようにも見える。

「いやだぁっ……!あっ、あれを……わ、私の……下着!持って行っていいですから!」

逆さ吊りにされ混乱するNiCOは、もはや男の前で下着を脱ぐことを恥ずかしいとも、その趣味に対して気持ち悪いとも言っていられない
NiCOはその天才的な頭脳をフル回転させて、男の機嫌を取って助かるために命乞いの言葉を紡ぎ出していく。

「下着っ……パンツ!パンツ脱ぎます!脱がせてください!あなたの予想よりも、いやらしく脱ぎますので!」

先ほど両手を失ったNiCOが、どうやって下着を脱いで男に差出すつもりなのだろうか。
それを考えてから懇願するような思考の余裕すらも、今のNiCOは持ち合わせてはいない。

「いいから、黙ってプロに任せときなって!お嬢ちゃん!」

まるで何かの修理業者のような口調で、男は上下逆になっているNiCOの躰を直接、男自身の腕で抱え込む。

「脱ぅっ……!?う゛け゛ぇ゛っっ……あ゛っ……は っ……」

男はNiCOの小さな躰に丸太のような腕をめり込ませ、逆立ちの体勢のまま鯖折にしていく。
その動作は、しなやかな筋肉がつきながらも柔らかい少女の肢体を蹂躙し、腕の中で楽しむかのようであった。

245名無しさん:2021/06/30(水) 01:56:08 ID:???
「うっ……う゛えぇっ……」

NiCOの愛らしい唇の間から、少女のものとは思えない汚い音が漏れ出てくる。
男の剛腕の中で逆さ鯖折にされてしまったNiCOは、その体内の空気と一緒に胃液までも絞り出されてしまう。

「行くぜぇ、お嬢ちゃん!磁力エネルギー!全開!」

男はそう叫ぶと、NiCOの躰を今度は左手一本だけで力強く締め上げる。

「う゛ぇ゛っ……!つ、次はなにがっ……!?」

自由になった男の右腕が掲げられ、その目の前で天井を向いて暴れていたNiCOの足の間へと差し込まれた。

「脚にっ……!?脚が……脚が閉じない……!?」

男の右腕から発せられる磁力で、NiCOの両脚は体の真上でVの字を描くかのような、あられもない形に固定され拡げられてしまう。
NiCOは青いショートパンツから伸びる太腿に力を込めて脚を閉じようとするが、脚の間で反発する強い力が閉じる動作を許さない。
その体勢は磁力も使って相手を抱え込んだ、変形のオクラホマ・スタンピードとも呼べるものである。

「いやぁぁぁっ!降ろしてぇ!ぱ、パンツ脱ぎますから……!降ろしてくださいぃ!」

NiCOは自分を逆さ吊りにして縛り付け、躰の上にまとわりつく磁力の高まりを肌で感じた。
この状態から脱出するためにNiCOに残された時間は、おそらくはもう殆どないだろう。

「あっ……あぁっ!ここのデータも!研究も!全部差し上げます!」

パニックに陥ったNiCO泣き叫びながら、自分から男に差し出せるものを思いついた先から口走っていく。
その懇願の中にはNiCO本来の科学者としての誇りも、戦士としての矜持も、女性としての最低限のプライドすらも存在していない。

「いやぁ!許してっ!なんでもぉ……!持っていっていいですからぁ……!」

何もかもを捨て去って命乞いに走るNiCOの姿に、それが見たかったとばかりに男の口角が吊り上がる。
男の愉悦と共に高まる磁力エネルギーが右腕へと集中していくと、その剛腕がさらに一回り大きくなったかのように見えた。

「これぞ、研鑽を積み重ねた必殺の奥義!」

最大限に力が溜めら、一本の巨大なハンマーと化した剛腕が振り下ろされる。
磁力の加速を加えられて、勢いよくNiCOへと向かう鉄槌は見事に彼女の青いショートパンツの真芯を捕えていた。

「いっ……き゛ょ お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛」

NiCOの恥丘の柔らかい膨らみが男の拳の形に凹み、無骨な鉄鎚によって蹂躙されていく。
股間へと強烈に叩きつけられた磁力鎚の推力はそこで止まることなく、少女の『女』の部分を下へと圧し潰しながら、さらに先へと突き進んでいく。

「お゛へ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!ごげっ!?〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……」

少女の躰を股間から頭の先まで両断せんとする勢いのまま、NiCOは脳天から一直線に床へと叩きつけられた。
大爆発が起きたかのような衝突音の後に、決着を告げるかのように静寂が訪れ……。

「これぞ『磁獄大瀑布』!」

技の前よりも大きくVの字に開かれたNiCOの両脚の間から、男が完全勝利の名乗りを上げる。
男を楽しませる断末魔を奏でていたNiCOの頭部は、上下逆のまま首まですっぽりと床に埋まっている。
叩きつける滝の激流のような磁力エネルギーに耐えきれず、青いショートパンツとアンダーウェア、NiCOの科学者としての証であった白衣すらも、持ち主の躰から弾き飛ばされてしまった。
肉体からもアイデンティティを全て剥ぎ取られ、頭部を除くすべてを白日の下に晒されてしまった肉付きのよいNiCOの裸体。
そこに不自然なまでに唯一取り残された、飾り気のないシンプルな水色のアンダーショーツを、赤く輝く男のゴーグルが映していた。

246名無しさん:2021/06/30(水) 01:57:43 ID:???
「お嬢ちゃんの誇りを奪った証、いただいていくぜ。」

男はグレープフルーツクローの要領で、その下の肉の丘ごと水色の布を掴み込んだ。
その瞬間、男の勝利を祝うVサインの形で天に伸びた二本の肉柱がビクンと反応する。

「〜〜〜!?」

床の下からは微かに悲鳴も聞こえた。
衝突の瞬間から、今もまだ磁力の膜に包まれているため、どうやら見た目ほどのダメージはなかったらしい。

「頑丈だねぇ〜。そのほうが奪い甲斐もあるってもんよ!」

水色のショーツが男の指に張り付き、そのまま上に持ち上げられて本来の役割を失っていく。
男はその作業と並行して、もう片方の腕を器用に操り、戦闘前に退避させていた自分のマントを手元に呼び寄せた。

「〜ッ……!?〜〜〜〜〜!」

水色のショーツが上昇するにつれて、レールの役目をしている白い肉の柱が段々と赤みを帯びていく。
ショーツはそのまま肉柱の先端からするりと抜き取られると、水色の鳥のように空中を滑りながらマントの中に吸い寄せられていった。

「ほいっと。蒐集完了!」

男は広間に反響するように、小気味良い音で指を鳴らした。
それと同時に、操り人形の糸を切ったかのようにして肉の柱が崩れ落ちる。

「〜〜〜〜〜!?」

排泄のための孔すらも今まで磁力で堰き止められていたのか、突き出された肉付きのよい生桃尻から『恐怖』と『苦痛』溜め込んだ二つの感情が溶けた汚液と汚物が激しく噴き出し、アーチを描いて床の上でミックスされていく。

「〜〜〜!?〜〜〜〜〜〜〜〜〜……!」

男は少女の水芸を鑑賞しながら笑っていたが、やがてそれも終わるとマントを羽織り直して元来た道へと振り返った。

「名残惜しいが『そっち』とはここでお別れだ。お嬢ちゃんのことも、これから可愛がってやるからなぁ……」

マントの中に並ぶコレクションに加えられた『NiCO』を愛でながら、男は次の獲物を探しに向かう。
苦労して新しいコレクションを手に入れた満足からか、ここを訪れた本来の目的などすっかり忘れてしまったようであった。




「〜〜〜〜!?〜〜〜〜〜……!」

その場に放置された顔の見えない少女はしばらくの間、前衛芸術と化した両腕を振り回し、排泄物で汚れたままの桃尻を跳ね上げて、床の上で無様なダンスを踊っていた。

「〜〜〜……!〜……。………………………………」

やがて全身を激しく暴れさせた後、文字通りの床に張り付く程に頭を垂れて土下座するような姿勢のまま脱力して、そのまま動かなくなってしまった。



若き天才科学者にして、新進気鋭の格闘家でもあったNiCO。
映像を含めた彼女のデータはM.I.S.T.によって抹消され、その存在は都市伝説のようにして後の世に伝わるだけである。

247名無しさん:2021/06/30(水) 02:01:03 ID:???
以上です。長々と失礼しました。
書いてるときはそんな気がしなかったのに、思ったよりも長くなってしまった。
久々にSS書いたんで、色々と感想とか改善点とか聞かせてもらえればうれしいです。
あと、ネプチューンマンは新シリーズでも早く活躍してくれ。

248名無しさん:2021/06/30(水) 23:19:36 ID:???
天才科学者武闘家リョナナイスぅ
ピンチ感はめちゃくちゃよかったんだが途中から何が起きてるのかよく分かんなくなってしまった
空中で触らずに固定する能力リョナ向きな感じで好きだった
ラストもめちゃ無様でよかったのだがどういう感じなのかいまひとつ理解しきれてない気がする

中盤からグロくなったし、最期もう少しグロに振り切れてもよかったかも(好みの問題)

249名無しさん:2021/07/01(木) 01:28:19 ID:???
>>224
いらないとは思うけど>>161のキャラもよければ

250名無しさん:2021/07/01(木) 22:20:14 ID:???
>>249
>>224じゃないけど>>161の設定お借りしてちょっとずつ書き進めてます
遅筆でいつ投稿できるかわからないので筆速い人が先に投稿したらお蔵にするかも
特に責め方の指定は無かったのでこのまま行くと自分好みに合わせた比較的ソフトな感じになりそう
(腹パン顔パン刺し傷など)

251名無しさん:2021/07/01(木) 23:25:31 ID:???
使って下さってありがとうございます!
好きに使い潰してやって下さい

252名無しさん:2021/07/02(金) 00:06:27 ID:???
水色のショーツ〜いいですね。

253名無しさん:2021/07/21(水) 07:01:07 ID:???
>>212
名前の漢字を飛鳥に変更します
飛鳥の方が活発感が出るので

254名無しさん:2021/07/26(月) 23:09:29 ID:???
欲望のまま描いた妄想の産物投下します
アカメvsよくわかんない人形使い
ビフォアフスレのつもりで書いたけど無駄に長くなったのでこっちで
なんかこここうした方がいいとか思ったことや感想言ってくださると嬉しいです

255名無しさん:2021/07/26(月) 23:12:40 ID:???
【Before】
帝都での任務終了後の帰路にて、黒髪の少女はふと足を止めた。
「つけてきているのはわかっている。いいかげん、姿を表したらどうだ」
背後の気配に対して、振り向かずに声をかけるアカメ。
すると物陰から、ひょろりとした男が現れた。
「おや、気づかれていましたか。もう少し都から離れてから仕留めようと思っていましたが、まあよしとしましょう。アカメさん、今日があなたの命日です」
外套を着込み、帽子を深々と被って素顔を隠した不審人物。
男から明確な殺意を感じたアカメは、静かに刀に手をかけた。

「何者だか知らないが、そちらが殺しにくるというのなら容赦はしない。__葬る」

抜刀しながら放たれた横なぎに対して、男は避けもせずにニヤリと笑った。

【After】
「なっ……!?」
男の首を斬り飛ばす直前で、アカメの動きはぴたりと止まっていた。
それ以上刀を振り抜こうとしても、腕がまるで鋼鉄になったかのように動かない。
それどころか、距離を取るために足を動かすこともできない。

「ふふ、先程の戦闘中、ずっとあなたのことを観察させてもらいました。私の能力は、対象を観察することで精巧なフィギュアを精製することができるというもの。そして……」

男が外套の裾から、精製したというアカメのフィギュアを取り出す。
1/8ほどのサイズで本物と見紛うほどの精度で作り上げられたそれは、アカメの凛々しい顔立ちから黒い制服のような服装、骨格や肉付きまで緻密に再現していた。
関節は可動式になっているらしく、フィギュアは今まさに男に斬りかかろうとして止まっているアカメと同じポーズを取っている。

「このフィギュアはあなたの全てと繋がっているのです」

男が刀を持つフィギュアの右手を掴み、関節を捻りあげて横へ引っ張ると__

「うぐぅぅっ……!?」

アカメ自身の右腕もフィギュアと同じように捻りあげられ、真横へ伸ばされた。
無理な方向へひねられ、手首や肘、肩の関節が軋む。

「動きも感覚も、痛みも全て。まずはその刀が振れなくなるように、右手を壊して差し上げます」

「っぐああああああああぁっ……!!!」


さらにひねりを加えられ、腕に力が入らなくなった時、アカメはついに刀を落としてしまった。

「その物騒な武器を捨ててくださってありがとうございます。ですが、もし万が一再び拾われると面倒なのでね。」

フィギュアの右腕を、関節の可動域を超えるまで無理やりねじる。
めき、ゴキ、ゴキッ!!
フィギュアとアカメ、両方の右腕から同時に、関節が壊れる音が響いた。

「いあ゛ああああああああああっ!!!」

悲鳴をあげるアカメをよそに、破壊された関節を執拗に動かして痛めつけていく。
人体構造を無視した方向に曲げたり伸ばしたり捻ったりするたびに、線維が断裂する音が鳴る。

「直接手を下すことなく、フィギュアを介していたぶるのが私のやり方です。痕跡が残ると何かと面倒ですからね。」

「っぎぃっ!あ゛ぎゃ!!ぐぅあ゛あ゛あああああああああ!!!」

腕をめちゃくちゃにされているのに、アカメは少しも動くことができなかった。


「これだけやれば、もう動けるようになっても刀を振るうことはできないでしょう」

男が右腕をいじるのをやめた頃にはアカメの右腕は青黒く変色し、関節が大きく腫れ上がっていた。
肩関節が外れ、腕の長さが伸びてしまっている。

一切の抵抗を封じられ、戦うための腕を完全に破壊されてしまったアカメは、しかしそれでもなおその赤い瞳に強い意志を宿し、男を睨みつけていた。

(どうやっても身体が動かない……!!あの人形をなんとかしなければ……!!)

「どれほど足掻こうと、あなたはもう終わりなのです。では左腕も壊してあげましょう」

そういうと、今度は人形の左腕を両手でつまみ、小枝を折るように上腕をパキリと折る。
同時に本体からは、凄惨な音が響いた。

「ギャアア゛ぁぁぁああああああああッッッ!!!」

関節でもない場所で、あり得ない方向に曲がる左腕。
骨が折れてもなお、フィギュアと同じ姿勢を強要され、アカメは両腕を庇うことさえ許されない。

256名無しさん:2021/07/26(月) 23:13:52 ID:???
折れた左腕を動かされると砕けた骨の欠片が神経線維に突き刺さり、耐え難い苦痛を受け続けた。
終わる頃には前腕も手首もへし折られ、アカメの左腕は見るも無惨な格好に変形してしまっていた。

(だめだ……なんとかして、逃げ……!!)

「次は両脚です」
ミニスカートのため大きく露出しているフィギュアのふとももを片方ずつ、ガシリと握りしめる。

「や……やめ……!!」

思わず怯えた声を出してしまうアカメ。
仰向けで両脚を掴まれたことでアカメはガバリと股を開いて足をあげた姿勢となり、黒いミニスカがめくれ上がり白色のインナーが丸見えの状態となる。だが、アカメの心配事は下着を見られることなどではなかった。

男はアカメの下着を見て一瞬ニヤリと笑い、フィギュアの両脚を外向きに回転させた。

宙に浮いたアカメの脚が、それぞれの脚の向きを軸に、その場で外側に回転する。
ごりゅ、ボギィィ!!
左右同時に、股関節を形成する大腿骨の球が根本から砕け、この瞬間、アカメは逃げることすら叶わなくなった。

「ッぎぎゃあぁ゛あぁああ゛ぁぁあああああーーーーーーッッッ!!!」

目を限界まで見開き、これまでになく絶叫するアカメを、満足げに見つめる男。
脚を握りしめたまま、指の腹で膝関節を逆向きにへし折る。左右同時に。

「ぁぁぁあぁぁぁあ゛あああああーーーッッ!!!」

凄惨な音を立てながら膝が変な方を向く。
砕けた両脚を曲げ伸ばしするたびに、アカメは悲痛な叫び声をあげ続けた。

「最後はこの骨で終わりにしましょう」

フィギュアの両足をひとまとめにして、両手で腰と膝を握る。太ももが両手の間に来るようにして。

「や、めぇ……!!」

男がぐいと力を込める。
人体で一番太い骨、大腿骨。
極めて頑丈であり、通常では折れることのないはずの骨。
そんな骨も、フィギュアの耐久性では男の両手の力で簡単に折れてしまう。
ミシミシ……ボキリ。

「っ゛ぎ゛ゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁあ゛あ゛ぁぁあああああああああああーーーーーッッッ!!!!」
ふとももから込み上げてくる尋常でない激痛に、アカメはもはや泣き叫ぶことしかできなかった。
じわ……ぢょろろろ……
閉じられた両足の隙間から見える白い下着に、黄色い染みができていく。
あまりの痛みに耐えかねて、アカメは失禁していた。

しかし、男の手はふとももの骨が折れてもなお、力を加え続ける。
「あ゛ぁぁぁ……!?や゛、や゛めろっ、それ゛以上は……!!!」

折れたふとももの部分をねじり、引っ張る。
骨がなくなった部分をつなぐ筋肉が、皮膚が、神経が、ブチブチと断絶の音色を立ててちぎれていく。
ぶち、ぶちィィィィ!!
アカメの両脚は完全に断裂した。

「ひぎゃぎゃあ゛ぁあ゛ぁあ゛あああああああぁあーーーーーッッッ!!!脚がぁぁぁぁっ!!あ゛しぎゃぁぁあああああああああああああああっっ!!!」

断面から神経繊維や筋肉が剥き出しになり、おびただしい量の血があたりに吹き出る。
出血は止まる気配がなく、放っておいてもアカメは絶命していただろう。
だが男はアカメの息の根を完全に止めるべく、懐から長い裁ちバサミを取り出した。
刃を開き、付け根をフィギュアの股に沿わせる。

「あ゛ぁっ……!?」
「さようなら、美しい暗殺者さん。」

下着越しに冷たい感触が触れ、危機を感じとるアカメ。
しかし、最後の瞬間まで身体の自由が戻ることはなかった。

「待っ__!」

ヒュッ……チョキン。
裁ちバサミの刃が閉じられ、間に挟まっていたアカメのフィギュアを裁断する。股下から頭頂部まで、縦に真っ二つに。

「あ゛がっ_________」

ハサミが閉じた瞬間、アカメの身体は一瞬だけビクリと跳ねたが、すぐまた仰向けの状態で固まった。
アカメの整った顔立ちの真ん中に朱線が入る。
ちょうど眉間から鼻筋を通って顔を真っ二つに分けるように入った線は、程なくしてパックリと開いた。
仰向けの身体が左右に分かれ、綺麗な断面が露わになる。
脳みそ、脊髄、鼻腔、口腔、気管、食道、その他さまざまな臓器が、断面から顔をのぞかせ、血とともにこぼれ出る。

「これは記念品ですね」

男は真っ二つにしたフィギュアを懐にしまうと、惨たらしいアカメの死骸をしばらく眺めていた。
周囲に血溜まりが広がっていく。
限界まで見開いて絶望に染まった赤い瞳、その瞳孔が徐々に開いてゆき、その持ち主の死を物語る。
大きく開いたまま断たれた口、流れた涙や鼻水、さらに量を増した失禁。これがあの冷徹な暗殺者アカメの最期と思うと、男は胸が熱くなるのを感じた。
断続的に響き続けていた少女の慟哭がやんだことで、あたりには再び夜の静寂が戻っていった。

__アカメの死体はその後、朝になりカラスに啄まれているところを帝都の警備兵に発見され、その無惨な死骸を広場に晒された。

257名無しさん:2021/07/27(火) 04:22:46 ID:???
>>254
人形使って操る系なら最期はアレかな、コレかなと考えてたどれとも違う末路が新鮮でよかったです
コレクションにするなら、本物のアカメの心臓とか子宮とかとも一緒にもう一度縫い合わせて飾るぐらいのサイコな敵のほうが自分は好きだったかもしれない
(長くなっちゃうけど、そこからさらに呪具としてもう一段階機能するとか)
重箱の隅をつつくような話で申し訳ないけど、フィギュアと聞いてfigmaとかフィギュアーツみたいな頭身の可動フィギュアを連想してたから、途中でフィギュアはどんな素材だコレ?とはなっちゃった

258名無しさん:2021/07/28(水) 16:58:43 ID:???
小説書ける人うらやましい

259名無しさん:2021/07/28(水) 21:03:24 ID:???
絵描きになるよりは簡単だぞ。
続くかどうかは別問題だが。

260名無しさん:2021/07/28(水) 21:39:01 ID:???
絵も小説も両方やるけど、絵のほうが完成形が早めに見えてくるから精神的に楽ではある

261名無しさん:2021/07/28(水) 22:40:36 ID:???
簡単どころか自分の場合は何を書いたらいいか全然思い浮かばないので一文字も書けないという

262名無しさん:2021/07/29(木) 01:01:56 ID:???
お気に入りのキャラ一人思い浮かべて、キャラの身体的特徴とか性格の特徴とか元のストーリーがこうだったらよかったのにとかで連想ゲームしていく妄想とかしない?
シチュエーション先行でもいいけど、ビジュアルが固まってる版権キャラを起点にするのが一番楽だと思う

263名無しさん:2021/07/31(土) 11:44:58 ID:???
>>257
反応ありがとうございます
死体をさらにもうひと段階弄ぶ展開めっちゃいいですね
素材は基本そういうフィギュアのつもりでしたが、確かによくわかんなかったかも
骨の質感とかも再現してるイメージ
裁ちバサミは異常に切れ味が高かったのです

264名無しさん:2021/08/02(月) 01:51:34 ID:???
>>263
半端にフィギュアオタクの知識があるせいで、骨組みと表面のパーツが別々にあるタイプのフィギュアかなとか色々考えてしまった(美少女系のアクションフィギュアには少ないけど)
裁ちバサミって単語を使うと、布系のぬいぐるみみたいな構造の人形が連想されてしまったので
鉈とか斧とかを股間部に軽く挿し入れてから、薪割りの要領で一気に叩き斬るのもフィギュア破壊してる感じは出たかなと
でも、ハサミと比べて敵の不気味さとか雰囲気が崩れちゃうから、先にアカメの刀をハサミで破壊して切れ味を見せておくシーンとか入れても良かったかも

265名無しさん:2021/08/02(月) 22:57:34 ID:???
>>264
なるほど
後から見返すとたしかに自分のイメージに対して切れ味の描写が足りなかったな
丁寧なフィードバック助かるわありがとう

266名無しさん:2021/08/12(木) 20:05:29 ID:???
>>250のやつが投下されるの楽しみ
ほかのひとも実は裏で何かしら投下準備してたりしないかな

267名無しさん:2021/08/14(土) 00:06:39 ID:???
>>266
>>250です。オリジナルに手を出すのは初めてで時間かかって申し訳ない…
でもざっくりした説明だけで楽しみと言ってくれてありがとう
クオリティも長さもあんまり期待し過ぎない程度で待っといてくれ

268名無しさん:2021/08/21(土) 21:40:22 ID:???
>>250です。
大変遅くなりましたが>>158>>161の設定をお借りしてSS作成しましたので投下します。

269名無しさん:2021/08/21(土) 21:41:46 ID:???
 東京から転校生がやってきた。日本の中でも比較的田舎に位置するこの高校では、その事だけでちょっとしたニュースになっていた。
 更に、田舎特有の早さで広まった噂によると、転校生は女子、それも誰もが振り向くほどの整った容姿をしているという。
 加えて、160cmを僅かに超えるスレンダーな身体付きに、長く伸ばした絹のような黒髪がよく似合っている。

 その魅力から、転校してきたその週には複数の男子から交際を申し込まれていたが、次々に築かれるのはやんわりとした断り文句による失恋の山。それでも諦めきれない男子達は悩ましげな視線を彼女に送っていた。
 そんな田舎に舞い降りた女神とばかりに知名度が一人歩きする中、当の本人である水波由綺(みなみ ゆき)は、内心頭を抱えていた。

(この高校にいるって話なのにどうなってるわけ!? いきなり呼び出して来るから私の正体に気付いた敵かと思えば……どいつもこいつもただの田舎者ばかりじゃない!)
 告白した男たちが聞いたらその変貌ぶりに度肝を抜かれるような悪態を内心で吐き出す彼女には、その性格だけでなく転入してきた理由にも偽りがあった。
 所属する対魔組織の命を受け、この高校に潜む妖魔を討ち滅ぼすために差し向けられた対魔師、それが彼女の正体である。

(この一週間、色んな部活を見学したり、わざわざ目立つように動いたんだから。この高校に妖魔がいればもう私の正体にはおおよそ見当が付いているはず……)
 にも関わらず、敵が仕掛けて来る様子はなく、由綺からも妖魔を発見することが出来ないでいた。

 そのまま更に数週間が経過し、由綺への告白と撃沈が累計10件となったある日。いい加減に痺れを切らした由綺は深夜の学校へ侵入していた。
(基本的に妖魔の被害は昼夜関わらず発生するはず……。でも、この高校にいる妖魔は昼には行動しないタイプなのかな……)
 ろくに妖魔に関する情報を寄越さずに自分を差し向けた組織にも苛立ちを覚えながら、戦闘用のボディスーツを身に纏い、長髪を一つに束ねた由綺は暗闇の校内を歩き回る。
 普段彼女が過ごす教室に入り込み様子を伺っても、暗闇に沈んで一種の不気味さを醸し出すだけで妖魔の気配は感じられない。

 突然、背後に気配を覚えて振り返った由綺の眼を、眩い懐中電灯の灯りが刺激する。
「おや、貴女は……最近転校してきた水波さんでしたか。こんな時間に何を?」
 懐中電灯の持ち主は、この高校に勤める若い男性教師だった。地方の高校故に、昔ながらの当直の文化が残っているだろうか、とも考えた由綺だったが、即座に別の不自然さを指摘する。

「先生……直前まで懐中電灯点けてませんでしたよね? まるで、たった今ここに現れたみたい」
 教師が普通に見回りをしていたなら、周囲を警戒しながら探索していた由綺が廊下を照らす懐中電灯の光を見逃すはずがない。さらには、例え懐中電灯を点けずに歩き回っていたとしても、対魔組織で訓練を受けた由綺が一般人の気配に気付かないことも有り得なかった。
 
「おやおや、何のことで――」
 教師の言葉を待たず、由綺はその首筋目掛けて大振りの回し蹴りを放つ。一般人だったとしても目撃されたからには意識を刈る、と放たれた旋風の如き一撃を、教師は真後ろに跳んで回避した。

「全く危ないお嬢さんだ。対魔組織というのは皆そうなのですか?」
「やっぱり……!」
 男の言葉に、由綺は目の前の教師こそが標的たる妖魔だと確信する。先程由綺の蹴りを回避した動きも、常人のなせる反応速度ではなかった。
 こうなれば由綺の行動は迅速だ。最も得意とする技で、目の前の敵を打ち倒すのみ――。由綺は左手で右腕を掴み、掌を真っ直ぐに男の心臓に向けると、彼女にとっての引き鉄たる言霊を口にする。

「水刃!」
 次の瞬間、由綺の指から光線が閃き、男の胸を貫いた。否、光に見えたのは、高密度・超高速で放たれた水の束。
 近代科学で生み出されたウォーターカッターと同等の威力を持つ水の刃は、妖魔の形作る人体をも容易く貫き、由綺の掌の軌跡に沿って心臓から肩口までを切り裂いていく。

 由綺の生家には、代々異能を持つ者が生まれる。水波という家名も示す通り、水を操る異能が受け継がれてきた一族である。中でも得意とするのは、空気中の水分を自在に操る秘術。
 特段の武器を必要とせず、集めた水分を圧縮・発射するなど様々な手段で標的を葬るこの異能によって、水波家はかつての戦国の世では極秘裏に邪魔者を消す忍として、そして現代では妖魔を屠る対魔の一族としての働きを続けていた。

270名無しさん:2021/08/21(土) 21:42:52 ID:???
(今回もこれで終わり、ね……)
 人型の妖魔は人間でいう心臓部分に核を持つ。核を破壊しない限りは無限に再生する妖魔も、妖力の源たる核を破壊されてしまえば途端に生命活動を停止する。水の刃で核を貫き、破壊した手応えに緊張を解こうとした瞬間。

「おや、今ので終わりですか?」
 左肩口まで切り裂かれたままの妖魔が言葉を発し、瞬きの間に床を蹴って猛然と由綺に迫っていた。妖魔の無傷の右腕が少女の腹に叩き込まれる。

「な……がはっ!」
 勝ちを確信して安堵していたところに人体の可動を無視した速度で攻撃され、回避も防御もままならなかった由綺は、漏れ出た吐息とともに後ろによろめく。
 核を破壊できなかった証の如く、教師の身体の切断面がボコボコと脈打ち、肉が繋がって再生していく。

(ぐ……こいつ、核が複数あるタイプなの……?)
 間違いなく心臓部分を貫き通したことは教師の背後にあったロッカーまでも切り裂かれていることで証明されている。
 通常、妖力の源である核は一体に一つのみ。但し、妖力が莫大な妖魔であれば、複数の核を持つこともあると言われている。しかし、組織から与えられた情報では、この学校に潜む妖魔の反応はさほど強力なものではないとされていた。

(とにかく、倒し切るしかない……!)
「水刃・驟雨!」
 由綺の言霊に呼応し、教師を取り囲むように無数の水玉が現れた。由綺の操る水玉によって放たれる水弾は、由綺自らが放つよりも精度と切れ味は落ちるが敵を全方位から攻撃することができる。
 
「核が幾つもあるタイプって言うなら、どこにあるか分からなくても全身を撃ち抜いてあげる……!」
「ふふ、また水遊びですね」
 余裕を崩さない男の態度に不安を覚えながらも、由綺の手が断頭台の如く振り下ろされる。一斉に放たれた水色の奔流が教師の身体に無数の穴を穿ち、水蒸気とともに霧散した。

(今度こそ……倒した……?)
 頭も吹き飛び、脚も切り裂かれてドサリと倒れた妖魔に、由綺が警戒しつつ近寄ろうとした瞬間。背後に現れた気配を察知し、素早く由綺は振り向いた。
 
「貴方、隣のクラスの――っ!?」
 その正体に気付くと同時に、目の前の少年から繰り出された大振りの拳を回避した。虚ろな目をした少年は、明らかに正気を失っている。これも妖魔の仕業か、と教師の倒れていた位置を振り返る由綺の目が、驚愕に見開かれた。

 妖魔の粉砕された頭部、穴だらけになった身体が、尋常ならざる速度で回復していた。妖魔は完全に元通りになった身体で立ち上がり、ポキリと首を鳴らす。
「ふふ、そんなに驚くことは無いでしょう。もう私が普通の妖魔とは違うことは理解していたはずでは?」
「貴方……どう、して……?」
 確かに全身を貫き、体内のどこに核があっても破壊できていたはず。動揺する由綺の身体を、新たに背後に現れた男子生徒が羽交締めにする。

「くっ、放、して……!」
 咄嗟に由綺が水玉を生成し、背後の生徒を貫こうとする。
「おや、対魔組織というのは一般人も殺すのですか?」
 とぼけた様に妖魔が尋ねる。
「なん、ですって……?」
 攻撃を止めた由綺の反応に、妖魔は予想通りとほくそ笑む。

「教えてあげましょう。私の能力は人間に魂の一部を憑依させ、その精神を操ること。そして、彼ら憑依対象にはその自覚はない。私が呼び出した時以外はただの人間として暮らしているのです。つまり――」
「……人間を人間のまま、貴方の核の一つにしているっていうの?」
 正解、というように妖魔は笑みを浮かべ、由綺はその事実に戦慄する。妖魔の言が真実であれば、魂を憑依させられた生徒全員を殺し尽くさなければこの妖魔を滅ぼすことはできない。戦国の世ならいざ知らず、現在では一般人の殺害なんて水波の家・対魔組織どちらもご法度だ。

(それなら……!)
「水封!」
 由綺を羽交い締めにしている男子の顔を覆うように水玉が現れ、その呼吸を妨げる。擬似的に溺れさせることで、死なない程度に意識を混濁させて動きを封じるのが狙いだった。
(意識を失ったところを組織に連れ帰れば解呪出来るかもしれない……!)
 幸い、この場にいる生徒は二人だけ。これなら何とか対処できる――。背後の生徒が意識を失い、拘束から解放された由綺の顔に生まれた希望を嘲笑うように、妖魔が悪夢の幕を開く。

271名無しさん:2021/08/21(土) 21:44:41 ID:???
「――さあ、楽しいパーティを始めましょう」
 妖魔が指揮者の如く腕を振るのに呼応するように、次々に五人の男子生徒が現れた。
「……そんな」
 一人を倒しても、また五人。この分では更に控えている可能性すらある。妖魔自身も相手取りながら、これだけの人数を殺さずに拘束、組織に連れ帰るなんて不可能だ。

 しかも、今しがた現れた彼らは――。
(私に、告白してきた人たち……!)
「あぐっ!」
 動揺したまま隙だらけになっていた由綺の頬に、一人の生徒が振るった拳が直撃した。
 操られて人体の持つリミッターを外されているのか、人間離れした威力を持つ一撃で、由綺の身体が吹き飛び、立ち並ぶ机を背中で薙ぎ倒しながら倒れ込む。

「うぐっ……はぁっ、は……」
 直撃を受けた由綺の頬は腫れ上がり、切れた唇から血が滴っていた。倒れ込んだ拍子に、転がった机の脚で強打した背中も鈍く痛む。
 頬を押さえ、立ち上がろうとした由綺は、左右二人の生徒に両腕を掴まれ、拘束された。

「何のために貴女を泳がせていたのだと思っているのです?」
 攻撃を生徒たちに任せ、観戦を決め込んだのか妖魔が語りかけてくる。
「私の能力にも制限がある。私が憑依できるほど、心が不安定な状態でなくてはならないのですよ」
 それこそが、妖魔が高校というものを住処に選んだ理由。思春期の生徒たちは人間関係や将来に悩み、結果的に妖魔の付け入る隙を与えてしまっていた。

「放し、なさい……っ!」
 妖魔の言葉には耳を貸さず、暴れる由綺だが二人の生徒たちの腕はビクともしない。そして、目の前に立ちはだかった三人目の生徒が由綺の腹に拳を見舞った。
「がっ……ほ! げほっ! かふ……」
 防御も取れず、もろに受けた一撃に由綺は咳込む。痛みにヒクヒクと震える由綺の腹に、別の生徒の膝が叩き込まれる。
「う……げぼっ!」
 胃袋を潰すかのように突き刺さる痛打に、由綺は堪らず逆流してきた胃液を吐き出す。

「こんな片田舎の退屈な学校にも、ある程度は悩みを持つ者がいるものですが、そろそろ憑依出来るのも頭打ちかと思っていたところ……貴女が来てくれた」
「ごほ……。何、を……」
 生徒に嬲られる少女を鑑賞しながら妖魔は演説を続け、由綺は弱々しく言葉を絞り出す。

「都会から転校してきた魅力的な少女! 田舎に退屈していた男子高校生たちは恋慕を抱き、我先にと告白し……その想いを砕かれた」
 それは、妖魔にとって理想的な状況だっただろう。ただ待っているだけで、由綺に告白・失恋した生徒たちの心は不安定となり、憑依の対象となる。
 由綺が妖魔を祓うために潜入してきた事こそが、この妖魔がより強大になる原因となってしまっていた。

「そんな……ことって……」
 自身の行動が裏目に出ていたと知ってわななく由綺の顔に、次なる生徒が影を落とす。
「やめて……お願い……! あぶっ!」
 顔を横殴りにされ、噴き出した血に由綺の唇の紅が濃さを増していく。
 取り囲む男子生徒たちはいずれも由綺に告白した生徒たち。負の感情を増大させられ、由綺に対する恋慕の情が暴力衝動に、あるいはもっと劣悪な形で発露していく。

「あが……! げほ! あぅ……っ!」
 ひとしきり由綺を殴り、蹴った生徒たちは、弱々しく喘ぐ由綺の纏う戦闘服を掴み、力任せに引き千切った。由綺の控えめな胸を守る水色の下着と、既に内出血で所々が青黒く染まっている腹が露わになる。
 
「くっ……いい加減に、しな、さいっ……!!」
 肌と下着を露出させられた羞恥から、勢いに任せて由綺は生徒の一人を蹴り付ける。
 訓練されたしなやかな脚から繰り出された一撃に生徒はよろめくが、既に痛めつけられて失われた体力と、腕を拘束されたままの状態では打ち倒すほどの威力は望めなかった。

 蹴りの衝撃から立ち直った少年が、暴れて抵抗を続ける由綺の頭を鷲掴みにし、両腕を拘束した男たちとともに由綺の身体を窓際へと運んでいく。
 窓ガラスの前に立たされた由綺の頭を、生徒が力任せにが窓に叩きつけた。

「ぶあ……っ!! あっ! が……!」
 ゴッ!ゴッ!と繰り返し打ち付けられ、透明なガラスに由綺の血で赤い水玉が描かれていく。
 やがて、ピシッ、と蜘蛛の巣状に亀裂が入ったガラスから由綺の顔が解放されたときには、美少女の容貌は血に染まっていた。

「あ……ぅ……」
 額や唇から血を垂らしながら、脳が揺さぶられて意識の朦朧とした由綺を、生徒たちは無理矢理に振り向かせる。
 そのまま力無く窓際にもたれ掛かる由綺の腹に、生徒の拳が突き刺さった。

「うぶ……がぁ、ぼっ!」
 手放しかけた意識を無理矢理に地獄へ引き戻す一撃。咳と共に溢れた胃の内容物が、由綺の顎を伝って滴り落ちる。
 窓の桟に腰を預けなければ立ったままの姿勢を維持できず、荒い息を吐く由綺に敵群は容赦なく打撃を見舞っていく。

272名無しさん:2021/08/21(土) 21:45:43 ID:???
「ぶあっ! ……げほっ! っあ! あがぁ……!」
 顔を、胸を、腹を絶え間なく襲う衝撃と激痛に由綺が再び意識を失いかけた頃、身を預けている窓ガラスからビシッ、ビシ……と不穏な音が響く。

「んっ……げぼぉっ!!」
 生徒の一人が勢いを付けて飛び込んできた渾身の拳が腹に直撃し、由綺が堪らず吐血した瞬間、唐突な浮遊感が身体を襲った。
「え……、きゃあぁぁぁっ!!」
 腹に受けた拳の勢いのまま背後のガラスを破り、窓から中空に投げ出された由綺の身体に、飛び散ったガラス片による無数の傷が刻まれる。
 三階の窓から吹き飛んだ由綺は、十メートルほど落下したあと運動場の地面に叩き付けられ、ゴロゴロと土の上を転がっていく。
 
「あ、ぐ……」
 由綺の身体は見るも無残な有様だった。
 柔らかな頬に土がこびり付き、ベトベトとした不快感を与えてくる。
 由綺の身体を守るはずのボディスーツはガラス片によって裂かれた後にグラウンドを転がった摩擦から、下半身までボロ布のような状態で、最早その肢体と水色のショーツを隠す役割を果たしていなかった。
 元は瑞々しくシミ一つなかった肌も、全身に無数の切り傷や擦過傷が刻まれて血が滲んでいる。
 度重なる殴打で蹂躙された内臓から逆流した血が、ゴボリと唇から零れ落ちた。
 そんなボロボロの少女を待ち構えていたように、無数の人影が倒れたままの由綺を囲った。この高校に通う、由綺の同級生の女生徒たちである。

「くく、君が余りに人気だからこの子達の想い人は君に心奪われてしまったようですよ。色恋の恨みは恐ろしいですねぇ……」
 私の術にうってつけだ、といつの間にか近くに立っていた妖魔が呟く中、女生徒たちが倒れた由綺に群がっていく。その中の一人の手には、家庭科準備室から持ち出したのか、一本の包丁が鈍く光っている。
 女たちに羽交い締めにされた由綺に、包丁を構えて飛び込んでくる女生徒を躱す術は無かった。

「うぐ……あぁぁ……!」
 ドスッ!と腹に突き立った包丁の痛みに、由綺の口から血と共に悲鳴がこぼれる。
「ヨクモ……! アンタガ来タセイデ、彼ハモウ私ノコトドウデモイイッテ……!」
「あっははは! 彼女は貴女に告白した男子の元々の交際相手ですよ! こんな田舎の人間関係を引っ掻き回して、貴女は罪な人ですねぇ!」
 教師の哄笑をバックに、由綺の身体から血に濡れた包丁が引き抜かれ、嫉妬に狂った女生徒は繰り返し由綺の身体を刺してその身を傷付けていく。

「そんな……あぅっ! わたし、知らなか……ああぁ……!」
 女子生徒にはもう由綺の言葉に耳を貸す理性もなく、繰り返し突き立てられる激痛に由綺は苦鳴を響かせる。
 やがて拘束から解放された由綺は、ドサリと前のめりに倒れ込んだ。

「うっ……! はぁ、は、ぁ……!」
 身体を横たえ、ドクドクと出血を続ける腹を押さえながら喘ぐ由綺に、男子生徒が顔を蹴って仰向かせ、そのまま彼女に馬乗りになった。その顔を見た由綺の顔が強張る。
「オレノ物ニナラナイッテ言ウナラ、グチャグチャニシテヤル……!」
 紛れもなく、今日の昼間に由綺に告白してきた生徒だった。つい先程まで彼女に好意を抱いていたはずの彼が、躊躇いなくその拳を繰り返し少女の顔に振り下ろす。
「んむっ! うぶぅ……っ!」
 顔を揺らされ、由綺の頬が熱を帯びて腫れ上がっていく。プシャッと噴き出す鼻血や切れた口内から噴き出る血が、周りの地面に点々と散って少女の苦痛を表現するようだった。

「もう……あぶっ! やべ、て……ぶふぅっ!」
 傷付き、上手く回らない口から請われる助けを求める声は、正気を失った生徒たちに届くことはなかった。
 血まみれの由綺を見下ろす男子生徒たちは数を増やしていき、その尊厳を穢そうと由綺を痛め付けていく。
 やがて、誰からともなく水色のショーツに手が伸びる――。

273名無しさん:2021/08/21(土) 21:47:15 ID:???


 翌日、校舎の上部に設置された大時計に縛り付けられた由綺が発見された。衣服は全てはぎ取られており、丸裸の肢体に刻まれた無数の傷からポタポタと赤い雫が、漏れ出した小水、或いは別の液体と混じり合って地上に滴っている。
 出勤してきた教師が付近の窓や屋上からの救出を試みるも、磔にされた少女を解放するには至らず、近隣の消防から梯子車による救助を待つことになった。
 しかし、その信じられない状況が理解され、離れた消防署から救助が到着するには、さらなる時間を要した。

 その間に次々と登校してきた生徒たちは、その余りにも悲惨な光景を目にすることになる。
「なに……あれ……、水波、さん……?」
 ある女子は震えあがり、膝から崩れ落ちて目を塞ぐ。
「これ……やばいって……」
 男子たちは高嶺の花と考えていた由綺の裸体に、ある者はその目に焼き付けようと凝視し、またある者は隠し持ったスマートフォンで撮影する。
 集まった生徒たちに臨時休校が言い渡され、教師たちに追い返されるまでの間、由綺の体は衆目に晒されることになった。

 次の日には由綺だけでなく教師の一人や十数人の生徒が「家庭の事情」で退職・転校していくことが言い渡されたが、教師たちは詳細について口をつぐみ、その後の彼女たちの行方を知る生徒は誰もいなかった。
 そして、インターネットにはどこからか流出した、磔になっている全裸で傷だらけの少女の写真が出回ることになったという……。

274名無しさん:2021/08/21(土) 21:51:09 ID:a4/1Tafw
以上です。
やっぱりオリジナルは難しいですね…。
魅力的な設定を練ってくださった>>158>>161さんに感謝です。
前半は説明が多くてダレてると思うので責めパートだけサクッと読みたい方は>>271辺りからがオススメです。

気が向いたらPixivにもあげるかもしれません。
感想、ご指摘等々ありましたら是非お願いします。

275名無しさん:2021/08/21(土) 22:00:20 ID:???
素晴らしいです!!!

276名無しさん:2021/08/21(土) 22:57:29 ID:???
Pixivにも見に行きます

277名無しさん:2021/08/22(日) 03:35:30 ID:???
>>274
完成度高すぎ

278名無しさん:2021/08/22(日) 05:09:55 ID:???
待ちわびてたけど期待してた以上に
めっちゃ良かった!

279名無しさん:2021/08/22(日) 11:33:38 ID:???
すげぇ……
これはいいものを読ませてもらいました
誰もが振り返る美少女っていう設定を敵の能力の向上につなげるのが天才だなって思いました

280名無しさん:2021/08/22(日) 17:19:13 ID:???
皆様感想ありがとうございます!
このSSスレは昔からよく読ませて頂いているので、少しでも還元できたなら幸いです。
調子に乗って早速Pixivにも上げておきました。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15862703

少し前にノエルの人も言っていましたが、ここもPixivとは違った掲示板なりの気軽さを活かして普段は読み手の方も単発ネタなり台詞・設定だけでも投げてみたり、それに触発された人が肉付けしたりの好循環が生まれると良いなと思います。

281名無しさん:2021/08/26(木) 02:04:55 ID:???
>>274
ヒロインの容姿の良さが、その身を襲う暴力に繋がって美貌を破壊されていく流れが、お話としてもきれいすぎる傑作
時計に縛り付けられてるってところで、もう1ギミックあるのかとも期待してしまったw
>>280
あなただったのか。三蔵ちゃんのやつもめっちゃ良かったです!

282名無しさん:2021/08/27(金) 23:03:38 ID:???
>>281
お褒めの言葉ありがとうございます!
大時計はとりあえず目立つ所に晒されて欲しくて選んだ場所だったので、針の動きに合わせて…とかも少し考えましたが蛇足と思ってやめました笑

三蔵のSSはこの板に貼ってるわけでもないので余り語りすぎるのも何ですが、お読みいただきありがとうございます!

283名無しさん:2021/08/28(土) 00:43:13 ID:???
時計を使ったリョナも構想にはあったのかー
確かに元々の展開と完全に別の話になっちゃうし、シチュの取捨選択ができるのも文才なんだなぁ

試しに自分でも考えてたみたけど、時計台に磔にされてるのが映えるキャラの選定と理由付けが難しい
なにより人目に付くような時間の針の形で挟み込んで潰したり、股裂きしたり、腰からへし折って真っ二つにしたりっていうのが上手く落とし込めない

284名無しさん:2021/09/03(金) 02:07:34 ID:???
前にここに書いてた人でハードエロよりの人がいたけどその人も戻ってこないかな

285名無しさん:2021/09/03(金) 17:16:06 ID:???
どの人?

286名無しさん:2021/09/03(金) 22:48:34 ID:???
>>285
えーと、触手とかのエロだったか。オリジナルが多かったと思う

287名無しさん:2021/09/04(土) 02:57:02 ID:???
>>286
死んじゃうまでリョナる作風の人ならたぶんその人pixivで活動しているよ
名前とか出して荒れるのも嫌なので、「触手 リョナ」でpixivで検索すれば上の方でヒットするよ

288名無しさん:2021/09/04(土) 06:05:10 ID:???
>>287
いや、教えてくれたのはありがたいけどこっちにも書いて欲しいであって分からないでは無いんだよ、俺も荒れるの嫌だからぼかしたんであって

289名無しさん:2021/09/04(土) 11:56:23 ID:???
なんとなくあの人の作品はここよりpixivの方が向いてる気がするわ
最初にあらすじ開示するタイプならタグで中身がわかりやすいpixivが合ってて
物語の展開で魅せるタイプは内容が最初にわかっちゃうpixivよりこっちの方がワクワク感がある気がする
※個人の意見です

とはいえまたここでも書いてくれたら誰であっても無条件で嬉しい

290名無しさん:2021/09/05(日) 01:15:11 ID:???
>>289
そんなつもりは無いだろうし予防線も貼ってるけど「俺この書き方よりこっちの方が好き」とか作者が見たら傷つくと思うが

291名無しさん:2021/09/05(日) 04:57:12 ID:???
ちょっとリクエスト的なものを投下。
KOFとか幽白的なチーム制ルールで美しい女性のみが参加できる闇格闘大会、
互いに大会が初対面ながらも意気投合し、主人公的な10代少女チームの面倒を見て、何かと可愛がってくれていた20代お姉さんチームが、
少女チームとの決勝を目前にラスボス的な邪悪殺人美女チームの噛ませとして惨敗・全滅する…的なシチュとかいかがでしょう…!

292名無しさん:2021/09/05(日) 11:44:32 ID:???
5人チームで3勝したら勝ち
ダウンをとるか場外で決着
殺しはルールではないけど殺しが発生しても大会は続行

第1戦目は、かっこいい場面ばかりで終始圧倒して余裕で勝った!と思って応援組が喜んでたら実はそれは敵と瓜二つな肉人形で、背後から出て来た敵本体に「今のはからかってただけ」的な事を告げられて殺される
第2戦目は、仲間が殺ろされ戦慄が走っていたけど仇をとる事を決心、しかし後ろでの主人公的チームから心配され棄権を求められるが「大丈夫よ」的な事を言って決意を秘めた表情で決意するも、倒れる事も許されず一方的にサンドバッグにされる
第3戦目は仲間内でもめた末、棄権する事にするが敵チームの一人が暴走して「殺し合いを始めたら逃げなど許されない」的な事を勝手に言い出し一人で残りのメンバーを一方的に蹂躙し殺害する

見たいなイメージ

298名無しさん:2021/10/26(火) 02:50:11 ID:???
ノエルの人もそうだけど、ここに投稿しなくなった人も河岸を変えて発表は続けてる人多いんだよなぁ

299名無しさん:2021/10/27(水) 00:15:10 ID:???
昔より小説投稿サイトが発展したから自分が書いたものを大勢に見てほしい!ってなら皆そっちに行くんだろうね
リクエストスレがあれだけ伸びてるんだからここでももっと気軽にリクエストとか出したり応えたりできる雰囲気になればいいのに乞食だの連呼する自分で書けよ厨が住み着いてるみたいだからなあ…

300名無しさん:2021/10/27(水) 00:50:55 ID:???
いやあ、過去ログ見るに
誰だかわからない人がお前ら盛り上げろ、こんな細かいリクエストしてやったから書けや(意訳)だから反感買ってるんだと思うよ?自分で書かないの?って質問にはガン無視だから余計に。
それこそリクエストスレがあるんだからそっちでどうぞ、としか言い様が無いし。

301名無しさん:2021/10/27(水) 01:12:41 ID:???
わざわざ厨認定して喧嘩売るから雰囲気悪くなるんじゃね…?

302名無しさん:2021/10/27(水) 01:16:58 ID:???
>>300
確かに最早この過疎ではあまり作家さん側に投稿メリットないのに帰って来てこの要望通り書け、と言われても…って感じかもね。
それこそアイディア持ってて小説投稿サイト行くほどじゃないけど書いてみようかな、くらいの人が投稿してくれるのが一番いい落とし所なのかな。

303名無しさん:2021/10/27(水) 02:18:24 ID:???
率直に言ってここの役目はもう終わってるでしょ

304名無しさん:2021/10/27(水) 03:10:59 ID:???
この板ほど出る杭は打たれるって言葉を痛感する場も珍しいな

305名無しさん:2021/10/27(水) 03:51:56 ID:???
>>302
確かに投稿サイトのアカウントでは書けないけどちょっと発表してみたいっていう人はいるだろうし、これからも現れるだろうね
かつての投稿者達も初めはそうだったろうし

あといきなりリョナ作品とか、新しくリョナ作品とか、アカウントでは発表しにくいかもなんていう、ジャンル的な問題もありそう

306名無しさん:2021/10/27(水) 12:50:08 ID:???
ここでのネタは投稿サイトに転載OKだからネタ探しにも来て欲しい

307名無しさん:2021/10/27(水) 16:08:21 ID:???
あーだこーだ言いつつ、よしじゃあ俺が書くわって実行する奴が出ないところに如実に現れている。

308名無しさん:2021/10/27(水) 23:07:13 ID:???
>>289
ここに来んなpixivから出てくんなって書いといて取って付けた誰でも来たら嬉しい
だもんな。誰が来るか

309名無しさん:2021/10/27(水) 23:48:42 ID:???
暴言言ってるのは一人の荒らしじゃない?

310名無しさん:2021/10/28(木) 15:42:19 ID:???
創作者さん批判とかについてはそこまで考えてないと思うよ

311名無しさん:2021/10/31(日) 04:45:56 ID:???
SS書くのって自己承認欲求としては効率最低だよな
ちやほやされたいとかならTwitterで頻繁に逆張りとか叩きとか時流に乗る呟きすれば数十字である程度手応えある反応くるだろうし
翻ってSSなんて数万字書いて最後まで読んでもらえるの100人いかない、なんらかのリスポンスが一桁とか普通にあるわけで
そんなのをわざわざ生み出すために、疲労困憊になって帰ってきた後とか貴重な休日とか使ってウンウン呻りながら書くわけだ
他のことにその時間を使えばどんだけのことができるかって労力をそんな雀の涙みたいな反応のためにさぁ
もはや苦行とか表現に対する信仰と呼ばれる類の行為に思われる

314名無しさん:2021/10/31(日) 07:13:31 ID:???
>>311
まず根本的にネットを承認欲求の場としてしか見ていない事、趣味に対して効率や別例を持ち出す。
『SS総合スレ』でSSを否定する書き込み。
典型的な『物を考える能力は無いけど相手はして欲しい子供みたいな中年男性』の書き込みでいやー、辛いっす

315名無しさん:2021/10/31(日) 17:39:51 ID:???
>>314
それは創作関連の人全般を敵に回す
非常に大人げない発言だと指摘しておきますね

316名無しさん:2021/10/31(日) 17:50:13 ID:???
>>315
安価先ミスってないか?
>>311こそ創作関連の人全般を敵に回す発言だと思うんだが

317名無しさん:2021/10/31(日) 18:06:28 ID:???
>>315
物を考える能力は無いけど相手はして欲しい子供同然の中年男性

318315:2021/10/31(日) 18:41:35 ID:???
>>311 を創作者の自虐ととらえ
>>314 をそれに対する揶揄ととらえました
実際に物を作るのは効率悪いですからね
他人が作ったものを消費する方が楽です

それに承認欲求を批判してしまっては
もはや何を作ることも批判の対象になりますから
全く建設的ではないように思います

319名無しさん:2021/10/31(日) 19:07:40 ID:???
>>318
>>311だけだと創作者の自虐ではなくSSそのものに否定的な意見の書き込みにしか見えないからどこの馬の骨に分からぬ輩に揶揄が飛ぶのは当然でしょ
このスレに発表するの減ったよねーってそれまでの話題とはズレてる上、Twitterで逆張ってバズってろ、SS書かずに別の事書いてろなんてこのスレ所かリョナ板とも無関係でしょうに

320名無しさん:2021/11/01(月) 01:04:53 ID:???
承認欲求のため「だけ」で書いてるなら確かに効率悪いだろうけどSS作家さんて承認欲求とか以前に自分が楽しいから、好きなこと書けるからSS書いてる面もあると思うけどね。
もちろんそれが多くの人に共感や感想貰えるともっと嬉しいから投稿してるってだけで。
そこに効率云々言うのは人が好きでやってる趣味を意味なくね?と言って回るくらいナンセンス。

321名無しさん:2021/11/02(火) 01:03:40 ID:???
>>318
用意(笑)してた答えが潰されたからだんまりか。
やっぱり物を考える能力は無いけど相手はして欲しいけど自分の気に入らない反応には不貞腐る中身ガキのままの中年オヤジじゃねえか

322315:2021/11/02(火) 08:58:37 ID:???
>>321
その発言が及ぼす影響と
その意図を反省してみては?

323名無しさん:2021/11/02(火) 09:26:00 ID:???
揉めているのでネタ投下しておきます
よければ使って下さい
いらなければ適当に無視して流して下さい(別のネタがよければ他のネタも)

戦いはライトセーバーみたいな武器ライトソードで戦う世界で、剣の達人のソーニャ(18)
道場のようなところで毎日鍛錬を欠かさない
道場ではナンバー1の実力者

道場破りに合い、怪我をした老師範の代理で真剣勝負する事になるが

324名無しさん:2021/11/03(水) 02:03:20 ID:???
俺自身が書き手になる事だっていう気概がないなら黙ってた方がマシ

325名無しさん:2021/11/03(水) 02:26:26 ID:???
小説も原案とかいるし

326名無しさん:2021/11/03(水) 02:30:32 ID:???
小説執筆につながる事書いた方が建設的

327名無しさん:2021/11/03(水) 04:46:47 ID:???
ただの丸投げだろ

328名無しさん:2021/11/04(木) 15:10:02 ID:???
書くのも大変なのに反応は薄いし人は少ないこのスレは放置されるのも当然だよなって意見に対して
創作者に失礼だとか的はずれな反論がこんなに繰り返される程度にはこのスレはクレクレの集まりな訳で
書けるやつでもこんなとこには投稿しねえわ

329名無しさん:2021/11/04(木) 18:14:03 ID:ULSn6c8A
ただの乞食を原案とか御大層な言葉で誤魔化そうとする志の低さ、
書き手を無から湧いてくる無料ガチャとでも思ってないと出てこない思考だよ

330名無しさん:2021/11/04(木) 19:22:31 ID:???
迷惑だからゴミみたいな議論でageるなよ……
>>324
黙ってた方がマシな理由がよくわからんから説明してほしい
どのみち無意味な論争を繰り返し続けるこのスレで、なんとなく思いつきのようなネタを投稿することによって生じるデメリットって具体的に何があるん

331名無しさん:2021/11/04(木) 19:28:45 ID:???
迷惑になんねえよ
書き手も読み手も居ねえんだからw

332名無しさん:2021/11/04(木) 19:41:34 ID:???
迷惑云々よか見苦しいわ

333名無しさん:2021/11/04(木) 19:55:35 ID:???
自分で何も書かずに上澄みの成果物だけ狙うゴミクズ乞食が存在するだけでスレにとっては多大な害悪だろ

334名無しさん:2021/11/04(木) 20:39:52 ID:???
自分自身が書く側になってみるとわかるけど、募集してもいないリクエスト投げてくる奴ってホント苛つくからな。
書き手側のモチベには多大な悪影響がある。
まあ乞食君には一生、わからんだろうけど。

335名無しさん:2021/11/04(木) 20:56:48 ID:???
そもそも、自ら書こうとする者と、他の誰かに書かせようとする奴のどっちが上等かと言ったらねえ・・・

336名無しさん:2021/11/04(木) 22:14:49 ID:???
>>331それな実際人いないんだし勝手に言わせとけばよくね
>>334
ここの書き込みもそんな気になるんか
直接コメント欄とかに書かれると黙れやってなるけど、ここで雑音みたいに垂れ流されてる分には別にそそられなかったら俺に向けたレスじゃないってスルーするだけだし
いちいち目鯨立てんでいいと思うんだがなぁ
陸乞食に嫌な目に遭わされすぎてスルーすればいいような関係ないどうでもいいところで神経すり減らしてるように見えるわ
結局乞食がいようがいまいが貴方がここで書くことはないのだろうし

そしてこういう論争繰り広げた結果良心が残ってる乞食は消えていって上澄の屑乞食だけが残ったんだな

337名無しさん:2021/11/05(金) 06:29:27 ID:???
最早ただの口喧嘩の場か…

343名無しさん:2021/11/06(土) 02:16:47 ID:???
他の誰かに労力を支払わせようとする乞食のくせに、俺はスレを活性化させるために頑張ってますけど?みたいなツラしてるのがほんとうざいわ

352名無しさん:2021/11/10(水) 05:57:12 ID:???
???

353名無しさん:2021/11/10(水) 09:39:09 ID:XDYiWcAA
定期的に湧いてるキ〇ガイだから。こういうのばっか出たらスレの終焉が近い。

354名無しさん:2021/11/10(水) 10:16:34 ID:???
(既に終わっているのでは……?)

355名無しさん:2021/11/10(水) 10:46:37 ID:DzeL9uCs
どうでもいいけど、タイのベジタリアンフェスティバル、コロナ落ち着いたらまた行きたいな。

356名無しさん:2021/11/11(木) 00:56:49 ID:DzeL9uCs
あー義足になりてぇなぁ。義足管理できる位金たまったら片足切り落としたい

357名無しさん:2021/11/11(木) 04:18:50 ID:???
終焉だ

358名無しさん:2021/11/15(月) 21:27:26 ID:???
ハーメルン

359名無しさん:2021/11/19(金) 05:55:10 ID:???
クハハハッ 小物が!!

360名無しさん:2021/11/22(月) 15:02:28 ID:zSUl3G3.
自分で創作できる力がなくてもAIのべりすとに既存のリョナSS学習させて添削しながら文章吐かせていけばそれらしいリョナSSを生成できるよ
問題があるとすれば過学習に陥った時変な文章吐き出し始めるところくらいか
女嬲ってる側が突然オカマになったりAV男優になったりしたときは笑ったけど気を付ければ十分実用できるものが生成できる

361名無しさん:2021/11/22(月) 16:20:41 ID:???
>>360
スレ違い。よそに持ってくるな

362名無しさん:2021/11/22(月) 17:15:43 ID:???
>>361
専用スレがあるからそう言いたくなる気持ちもわかるけど既存SSの改変だけじゃなく自作SSの制作補助にも使えるからスレ違いではないだろ
さすがにAIのべりすとの仕様や生成規則について突っ込みだしたらスレ違いになるけど

365名無しさん:2021/11/23(火) 03:40:58 ID:???
>>360
なおさらここを活性化しないと、書き手さんがどんどん減る

366名無しさん:2021/11/23(火) 03:43:34 ID:???
ここは小説を書いて欲しい人のスレじゃないから、書き手になる人の事が大事

367名無しさん:2021/11/23(火) 04:47:19 ID:???
どうみても書いて欲しい人がそれ言ってもな
て言うかお前建て逃げしてるあいつだろ

371名無しさん:2021/11/23(火) 17:47:25 ID:???
人工知能に小説を自動生成させる試み自体は興味深いと思うけど、
飛電インテリジェンスがVIVYちゃんを発売できる日は遠そう。
向こうで言うのは水を差す様で憚られるからこっちでこぼすが。

372名無しさん:2021/11/23(火) 19:55:36 ID:???
人間が書かないと盛り上がらないよね
一人で勝手にやってたら

373名無しさん:2021/11/23(火) 22:48:31 ID:???
誘導
「AIのべりすと」で人工知能にリョナ小説を書かせるスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1635857263/

374名無しさん:2021/11/24(水) 12:39:50 ID:???
もーこれからはみんなリョナ妄想をAIに書かせるから
ワイみたいなインターネット駄文妄想書きマンはもう不要やろと思ってるし、事実全く書いてないけど
人間が書いたもののほうが良いと言ってくれるのは、それはそれでうれしい

ぶっちゃけ、AIは想像以上の出来映えではあったけど
あくまでそれらしい文章を生成するだけで、リョナとかエロに限って言えば「分かってない」表現が多い

例えばの話、グリッドマンの宝田六花を書くとして、AIだと太ももについては一切触れてくれないし、太ももがエロい娘だと全く理解してない
こういう分かりやすいレベルに限らず、こだわりたい部分がとにかく何も分かってないから、あまり面白くなかったりする
たまにすごい表現返すけど、結局それはランダムで選ばれたものの寄せ集めで、読み手がエロ的リョナ的な意味で良い方向に解釈できただけにすぎない感じ
もちろんランダムでしかないから、すぐにその良い展開も設定矛盾や崩壊を起こしたり、意味のない文章が混ざったりするしね

向こうのスレでAIをsageることは書けなかったから、ここに一意見として書いてみた
長文ごめん

375名無しさん:2021/11/24(水) 13:08:39 ID:???
ここにSSはもう書きません。まで読んだ

376名無しさん:2021/11/24(水) 15:25:15 ID:8iHXqt4g
>>375
374を指摘しているなら、書きませんなんて旨は書いてないけど?不要を拡大解釈してるというより、単に読んでないだけだろ?

377名無しさん:2021/11/24(水) 15:54:28 ID:???
「〜まで読んだ」の定型文にも熱くなってしまうの、少し休んだほうがいいと思うよ……。

378名無しさん:2021/11/24(水) 16:35:43 ID:???
>>374
ここだとスレ違いだから人間を引き合いに出しただけで実際には全く思ってないよ。

379名無しさん:2021/11/24(水) 22:41:20 ID:???
>>374
全く同じようなことを感じてたわ
AIにはこだわりとかフェチはないから、どうしても均質化された文章って感じがしてしまう
遠距離での伏線回収とかもなかなか難しいところだし
まあそれも操縦次第なのかも知れん

380名無しさん:2021/11/25(木) 01:59:09 ID:???
自作として作る場合はSSのネタ出しと書き出しのハードルが重いのは変わらないし
自分のやる気ないときでもガンガン文章書き進めてじゃあここにこういう描写欲しいなって元の文章作ってくれるのは便利だけどな
>>374
六花だったら普通にAiくんに身体的特徴記憶されてない?
それも操縦次第なんだろうけど

381名無しさん:2021/11/25(木) 11:59:08 ID:???
>>374
自分も人間が書いた小説がいい

382名無しさん:2021/11/25(木) 12:09:15 ID:???
もうここにSSは書かれないだろうけどな

383名無しさん:2021/11/25(木) 17:44:20 ID:???
>>374の指摘はそれっぽく聞こえるけどAIにその固有名詞の学習データがある場合固有名詞の特徴をズバリと言い当てることがあるので誘導次第だと思うよ
ぶっちゃけ補助として使うなら現状の機能でもかなり優れてる

384名無しさん:2021/11/25(木) 23:31:09 ID:???
再誘導
「AIのべりすと」で人工知能にリョナ小説を書かせるスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1635857263/

385名無しさん:2021/11/26(金) 00:42:11 ID:???
すれ違いを戒めたところでここが再活性するわけではないというのが笑えるというか泣けるというか

386名無しさん:2021/11/26(金) 01:30:16 ID:???
再活性できたらなぁということで、投下します
100%人間が書いた駄文です

387名無しさん:2021/11/26(金) 01:32:43 ID:???

あら、ずいぶん珍しい客人ですこと……。
お会いするのは何年ぶりかしらね?

覚えていて嬉しい、ですって?
ワタクシは一度お会いした方は二度と忘れることはありませんの。
たとえマスクで顔を隠していたとしても、目元と声だけで誰なのかすぐに思い出せますわ。
当会を熱心に支援してくださったVIPであれば尚更ですわ。


風の噂では、此度のいまいましいウイルスの禍いで、貴方のビジネスがうまく立ち行かなくなったとか……。
努力の甲斐あって再建した? 流石ですわね。
当会も不本意ながら、面倒な感染対策を強いられましたわ。
そうしなければ来たくない、というお客様が現れましたの。
全く、他人の死を熱望しておきながら、自らの死は仔犬のように臆病な者も居たものですわね……。


失礼。
こんな話を貴方に聞かせるのは不躾でしたわね。
折角ですから、このアルバムをご覧になりませんか?


貴方が居らっしゃらなかった間にも、幾度も宴を開催していましたの。
そこに納められているのは、もうすでに「居なくなった」方たちばかりですけれど……皆とても可愛らしく、無様な最期を見せてくださいましたわ。
言ったでしょう? 私は一度お会いした方を忘れることはありません。
それは、ワタクシの手に堕ちた者も同じこと……。
どのような者も命はひとつしかありません。
だから、今際の際に見せる最期の輝きもたった一度だけ……それを忘れることなど、到底できないお話ですわ。


このアルバムは、そのなかでもワタクシのお気に入りの子たちばかりですの。
それを眺めているだけで、ワタクシに聞かせてくれた最期の断末魔も、絶望に塗りつぶされた嗚咽も、すべてワタクシの記憶の中でよみがえってきますわ。


その写真?
それは、ミリム=ナーヴァ、という小娘ですわ。
いわく、世界を統べる魔王、だということでしたけれど……ワタクシの世界に迷いこんだ時点で、思い通りになるものは何ひとつ有りはしないと早々に理解するべきでしたわね。
この娘をリクエストした殿方も散々な理不尽にあってきたようで。
悪徳サラ金で金を借りてきて、手掴みでワタクシに懇願してきたんですわ。


曰く
何でも自分の思い通りになると思い込んでそうな奴を、この手でめちゃくちゃに叩き潰してやりたいのだと。
圧倒的な強者である「魔王」に、普段なら眼中にも入らないだろうどうでも良い奴に弄ばれる屈辱と絶望。
それを、あのガキそのものの小さな身体に、徹底的に刻み付けてやりたいのだと……。


サラ金で借りてきたようなはした金で、あまりにも無様すぎる懇願をしてきた男……
なんというか、あまりにも哀れで情けない生き物でしたけど、その内に秘めたドス黒い感情を評価し、お受けしたのです。

388名無しさん:2021/11/26(金) 01:35:53 ID:???
ミリム=ナーヴァを捕獲して処刑部屋の中央に置き、当会自慢の筋弛緩剤で全身を動かせない状態にし、両手首と両足首を固定してX字に吊り下げ、口許を布で覆い隠しておきました。
ここで、本来であれば獣なりを放り込んで上げるのですが、その男に特別に処刑役をさせることにしました。
その男の身柄は例のサラ金に明け渡すつもりでしたから、もう先も長くないでしょう。
そもそも、そのサラ金の貸し金の出所が当会なのですから……。
だから、好きにさせてあげました。


期待通り、楽しませてもらいましたわ。
まるで挨拶の代わりであるかのように、金属バットのスイングで腹部を攻撃し始めて……
魔王はスイングの一撃を受けるたびに濁音混じりの苦しげな悲鳴を上げました。


ドスッ!! ダスッ!! バゴンッ!!
「あぐぅっ!! がはっ!! ぅぐっ……ゲホッ! ゲホッッ!!」


四肢を拘束された魔王は腰を後ろに引き、両目を見開いて激烈な痛みに悶えます。
口許を覆った布は湿って唇に貼りつき、口をパクパクとさせているのが一目瞭然です。


それだけに留まりません。
開かせた両脚の間にある股間部にバットをあてがうと、ゆっくりと振りかぶり、ゴルフのスイングを始めました。
フルスイング前の練習と言わんばかりに、ゆっくりとバットを動かしてトンと股間に芯を当てます。
魔王の声が思わず引きつったものへと変わります。
魔王は情けなく肘を内股に曲げて股間部を隠そうとしました。
両膝がガクガク震えているのがよく分かりました。
男は挑発するように金属バットの先端で床を軽くコンコンと叩きましたので、ワタクシは男のご希望通り、ミリムの両脚を拘束する鎖を自動操作し、少し横に広げさせてあげました。


「や……やめろ! ふざけた真似をするんじゃないっ……!! 」


魔王は気丈に睨み付けますが、下半身を見れば恐怖に戦いていることは一目瞭然です。
男は魔王の言葉を無視して、バットの芯の部分で魔王の股間を擦り始めました。
スリスリ、スリスリと……ただ恐怖を煽るためだけの、意味のない優しさで。

その時の狂暴な殺意を込めた両眼はまさに傑作でしたわ。
彼女の眼は特異な能力が有るようですから、目の前にいる男がどれほど取るに足らない人物であるのか、彼女はよく理解していたはずでしょう。
そんな男に、気安く自らの股間部を弄ばれる。それだけに限らず、男は屈辱的な台詞を魔王の耳元で囁きながら、いやらしく尻を撫で回し始めたのです。
そして、彼女が穿いていた黒のパンツに指をかけて、ずり下ろし始めました。


ーーなんだこのケツは? 俺に犯されたくて、こんな半ケツを見せつけてきたのか……?


そんなことを言いながら、まるでお仕置きでもしているかのように手のひらで尻を叩き始めました。
後ろ側だけパンツをずり下ろして尻を丸出しにします。
パンツの裏地が捲られて露にされ、男の大きな手のひらで覆い隠せるほどの、小ぶりにまとまった白い尻が丸出しになります。


ーーま……悪いけど、俺はロリコンじゃねえから。お前みたいなクソガキの尻、何の魅力も無いんだわ……だからよ……今ここでぶっ壊してやるから。


そう言うと男はバットを振りかぶって、勢いよく風を切り……


ブンッッ!!


……その尻に、無力を思い知らせてやったのです。


ベギッッ!!
「うあああ゛あ゛あ゛あ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ッッッ!!」


あまりの痛みに全身を反り返らせ、鋭く裏返って濁声混じりの絶叫を上げました。
平板な胸を天に衝き上げるかのように全身が大きく海老反りになります。


「ガッ゛ッ゛ッ、はッ゛ッ゛ッ……!!」


その痛みの余韻が引ききらぬまま、さも当然のごとく振り下ろされる二回目のスイング音ーー


ブゥンッッ!! ベキョッ!!
「ギャア゛ア゛ァア゛ア゛ァア゛ァア゛!!!」


竜の咆哮のような悲鳴に加えて、なにか大事な骨が砕けたような音がしたのでした。
口許の白布は魔王の唾液でベチョベチョになっていきます。
ええそうです。魔王の口から飛び散るものをあとで堪能するために、口許を布で覆わせたのです。
あとで思う存分、魔王の無様な悲鳴を思い出しながら愉しめるように……。

389名無しさん:2021/11/26(金) 01:42:20 ID:???
男は唾液に濡れた布を剥ぎ取り、露になったミリムの表情を楽しみながら、顎を親指でくいと持ち上げました。


ーーくく……やっぱりマン的は許しておいてやるか……オナホにしてやる価値を無くしてしまうのも惜しいしな……。


そう言うと、男は目の前の魔王を物言わぬオナホにする準備を始めました。
オナホにする為の一番簡単な方法……なるべく身体を傷つけずに意識だけを刈り取る方法。
そう……男は魔王の首を絞めて、魔王の生命を終焉らせることにしました。
そしてその方法は、握力を使う必要すらないのでした。


男は魔王ミリムの背後に立つと、彼女ののツインテールをつかみ、顎のしたで髪を交差させます……。
魔王の髪はとても長いツインテール。
それを首に巻き付けてしまえば……本当に簡単に、あの魔王を終焉らせることができたのでした。


「ク……ぎッ……いッッ……!!」


グググッ、と男が髪先を真横に引っ張ります。長くて頑丈なツインテールがギリギリと魔王の首を締め上げます。


「ギッッ……キヒッッ………!! キ……ザ……ァ……っ……!」


白い歯を見せながらギリギリと歯軋りをして、唇から白い唾液をこぼしながら、瞳に憤怒の色を浮かべます。
彼女は絶対的な力を持つ魔王……だから、彼女はこんなところで敗けるはずがない。
自分の髪で首を締め上げられていながら、なおも彼女は己の敗北を認めない。


しかし、彼女ができることは……せいぜい睨み付けることだけ……クスクス……
それに、この程度の苦悶で赦されるとでも思ったのでしょうか……?


その幼い身体で、あまりにも過ぎた力を持ったことを後悔させてやろうと……男はさらに強く髪を引っ張って縛りあげたのです。


「ぅ……ごっッッッ……ぉ……ォ……ッッ……!!」


今以上に強く首を締め上げられ、いよいよ彼女の表情にも余裕が消え失せ始めました。
両目を大きく見開き、喉元を固く閉められて声もまともに出せなくなります……
四肢を奪われた魔王は自由に動かせる腰を使い、どんどんと背後にいる男に体当たりをして抵抗し始めます。
胸元から下腹部まで大胆に露出し、金属バットで鬱血した臍回りに、汗が流れ始めます。


ーーなんだ……?もしかして、その程度の抵抗しかできないのか……? 「破壊の暴君(デストロイ)」なんてイキった二つ名を持ってるくせによ……自分の髪で首縛られて大ピンチかぁ?(笑)


「……、ァ……ァ……、……ァ……、ッッッァ゛ァ゛ァ゛ア゛ッッッ……!!!」


死に際の魔王が、とても素晴らしい調べで哭いてくれました。
取るに足りない男に殺される無力感と、己の無力さへの激しい怒り。そして、いよいよ己の限界が近づいてきた悲鳴。


男は、とどめと言わんばかりに、勢いよく全力で髪の毛を引っ張りました。
ミリムの髪がグググッと小さな首に食い込んでいき、気道を完全に塞ぎきっているのが分かりました。


「お………ぉ……オ……ォオ゛……ォ゛……!!!!」


ビグンッ! と幼い肢体が強張りました。
やがて、強張った全身が脱力と硬直を繰り返し、ビキュッビキュッと鋭い痙攣を始めました。
魔王の両瞳が、あの絶対的な力を湛えた両瞳が、まるで太陽が沈んでいくようにガクガクと白眼を向いていき、そこから涙が溢れ落ち始めました。
口から舌が溢れだし、前に突き出した下顎が、ガクン、と開きました。


ぢょぼぢょぼぢょぼぼぼびちちちちちちっっ………


黒パンツだけだった股間部から失禁……。
薄いパンツ一枚ではほとんど受け止めることはできず、パンツを貫通して勢いよく地面に尿を広げます。
小さな身体ですから、溜め込める尿の量も可愛いものです。
放尿の勢いはすぐに弱まり穏やかなものに変わりました。

そして……両膝をガクンと内股に曲げて、両腕だけでぶら下がる格好になりました。
右内腿のピンクと白のタイツ……左内腿のガーターリング……そのどちらもご自分の尿で台無しにして、曲げられた膝からポタポタと滴が落ちていきました。

390名無しさん:2021/11/26(金) 01:49:18 ID:???
【ミリム=ナーヴァの生命反応が消失しました】


アナウンスが流れ、ミリムの力を封じ込めていた四肢の鎖が消えます。
男も彼女の髪の毛から手を離します。

下半身に完全に力が抜けて腕だけでぶら下がっていましたから、魔王ミリムはそのまま膝を突き、ゆっくりと前のめりに……うつ伏せに倒れこみました。


ド……サァッ……


完全に白眼を向いて涙でぐちゃぐちゃになった死相を横向きに見せて、金属バットで真っ赤に腫れ上がった尻が蛍光灯に照らされました。



ーーさて……最強の竜魔人(ドラゴノイド)とやらの身体を試してみるとするか……。



うつ伏せに倒れたまま微動だにしない、魔王だったはずの彼女。
男は片腕を掴んで持ち上げ、乱暴に仰向きに寝かせます。
上半身だけ仰向けに捻ったような状態になったので、脚でごろりと下半身も動かし、交差した両足を横に広げさせました。


腰で止めていたパンツのリボンをほどき、むしりとります。
ぴったりと閉じた幼い秘裂が、その瞬間から男の所有物となりました。


がに股に開かせたミリムの膝裏に、男は自分の太腿を差し入れて大きく広げさせました。
大きく両脚を開かせて、男はその内奥へと侵入し始めます。
世界を統べる魔王も、こうなってしまえば、ただのキッツキツのガキマ○コオ○ホ……。


ーーへぇ……ガキの身体も悪くねぇなぁ。


男は何度も腰を打ち付けて、自らの力で手に入れた、最強だったはずのガキマ○コの感触を、時間いっぱいまで楽しんだのです。
突かれる度に、カクカクと儚げに下顎が開いたり閉じたりを繰り返して、白い歯がちらりと覗ける瞬間などは、とても愛くるしい姿でしたわ……。


まあ……最終的には、このようにレイプされながら顔面に何度も拳をたたきこまれて、ツインテールをまとめるゴムも切れてしまって……
生前の面影がかろうじて覗えるかどうか……無惨に破壊され尽くしてしまいましたけど……


あらあら……お恥ずかしい。
思わず一人で長々と話し込んでしまいました。
あの時も最高の見せ物でしたから。思い出していると自分でも興奮してきてしまいましたわ。
私自身もあのとき、あのドス黒い破壊レイプショーを拝見しておりましたけど、気づけば右手がワタクシの秘所に……。
フフ……強きものが弱きものに完膚なきまでに破壊されるその美しさ……あれは何度見ても、たまりませんわ……。


ええ。カタログにはまだまだ沢山居ますわ……
その子は朝田詩乃……確かその子は……そうそう、脳を焼き潰してイキ爛れた表情を浮かべてくれましたわ。
その子は水原千鶴……その子は無様な命乞いをしましてね……フフ……フフフ……フフフフフフ……ッッ
失礼、あの命乞いは思い出しただけで笑いが止まらなくなりますの。それからその子は……。


あら。
次の予約が間もなくのようです。
ここで失礼させていただきます。


また、いつでも居らして?
この陰惨な宴を共に愉しめる同志であれば……ワタクシはいつでも迎えいれて差し上げますわ………



end

391名無しさん:2021/11/26(金) 01:52:25 ID:???
以上です

小説AIじゃなくて推敲AIがほしいっす
(見直すのめんどい、、)

新しい書き手が降臨してくだされば良いんですけどね〜

お楽しみいただけたら幸いです
ではノシ

395名無しさん:2021/11/26(金) 06:31:56 ID:???
>>391
おつです
首絞めの一連の描写と死ぬ間際に腰振っちゃうのが惨めでよかった
でも読みながら息があるうちに貧乳キャラの浮き出た肋骨をゴルフクラブで叩き壊して肺にダメージ与えてぇとか
四肢引き延ばし牛割き刑で苦しめてぇとか考えちゃったので生きてる人間の性癖は千差万別だなとあらためて思ったw

396ななし:2021/11/29(月) 18:10:02 ID:???
https://www.youtube.com/watch?v=zTyrtZeDq9o

OLの背中にデブ男が乗るシーンあり。(アニメ)

OLの苦しそうな顔がいい。

397名無しさん:2021/12/03(金) 17:04:02 ID:???
否定的な感想は消されるようになったんか?

398名無しさん:2021/12/04(土) 06:56:46 ID:???
否定的かつ具体性がないと判断されたなら消されるんじゃね。

399名無しさん:2021/12/04(土) 13:04:41 ID:???
改行が多くて見辛いのと地の文の一人称とそうでない境目がわかりづらい。語尾もですわだらけで萎える。

400名無しさん:2021/12/05(日) 01:37:58 ID:???
書いてもらえるだけでありがたい
感謝した方がいい

401名無しさん:2021/12/05(日) 01:39:08 ID:???
内容も素晴らしい

402名無しさん:2021/12/06(月) 23:43:03 ID:???
>>401
こいつ絶対見てねえだろ…

403名無しさん:2021/12/08(水) 01:45:16 ID:???
自分の趣向に合ってないなら黙ってればいいのに

404名無しさん:2021/12/08(水) 03:38:23 ID:???
感想も自由に言えないのか

405名無しさん:2021/12/13(月) 19:44:28 ID:???
朝の清涼な空気を肺いっぱいにたっぷり吸って、ティアは朝一番に道場にやってきた。
テキパキと無駄のない所作でまず行うのは、道場内を掃除だ。
父から師範の座を受け継いで三年。
既に師匠であった父をも超え、女性ながら一流の武道家として有名になったティアだが、毎朝の道場の掃除は誰よりも早く、決して欠かさない。
集中して床の雑巾掛けを行なっていたティアの耳に、場違いに活発な声が飛び込んできたのは、掃除を始めて十分ほどしてからのことだった。
「たのもー!」
何事かと声の方へ顔を向けると、そこには着古したボロボロの道着を身に纏った、活発そうな少年の姿があった。
年齢は十二、三歳といったところか。
あちこち飛び跳ねた赤毛に勝気そうな瞳。どこにでもいる普通の少年のように見えるが、胴着の袖から伸びる二の腕は業物の名刀のように鋭く引き締まっており、彼がただの子供ではないことを示していた。
「君は誰だ?  進命館(しんめいかん)の入門希望者ならば、昼頃にまた……」
「俺の名はグレン!腕試しのために全国の武道場を巡って道場破りをやってるんだ!」
ティアの言葉を遮って、グレンが無遠慮に大きな声で言った。
他人の道場にいきなり踏み込んできて、無礼と言われても文句は言えない振る舞いである。
「……ほう?」
「進命館は新進気鋭の実力派の道場だって聞いた。ここの師範に取り次いでくれ。手合わせ願いたい」
そう言ってグレンと名乗った少年は真っ直ぐにティアを見つめてくる。燃えるようなその視線を受けて、ティアは不敵な笑みを浮かべて言った。
「私が師範のティアだ。門下生の指導も私が行なっている」
「え、あんたが?」
グレンは驚いた声を上げて、ティアをじっと見つめる。
「だって女だろ、あんた」
「それが何か?」
「いや……なんでもないけどさ……」
師範がまさか女性だとは思わなかったのか、少し戸惑うような表情を見せるグレン。
艶やかに美しく長い黒髪を後ろで一つに纏めたティアはグレンよりも背が高く、確かに立ち振る舞いも洗練されている。なるほど武道家といわれても不思議ではないオーラのようなものはグレンも感じる。
だが、女性である。
女の身で男ほど武を極められるとは、グレンには全く思えなかった。
そんな彼にティアは挑発的な口調で言う。
「君が私と戦いたいというなら受けようじゃないか。何者をも拒まないのが我が進命館の流儀だ。だが、私は強いぞ」
「うーん、やっぱりいいや。女とは戦えねえよ」
「なに?」
「騒がせて悪かったな」
グレンはきっぱりと言って、ティアに背を向けて帰ろうとする。
グレンは自らの師匠から、自分より弱いものを守るために拳を振るえと常々言い聞かされながら指導を受けてきた。
それは卓越した才能を持つグレンが道を外さないようにとの思いからのことだったが、グレンはそれをしっかりと受け止め、自らの胸に刻みつけていた。
そして女性や自分より年下の子供などは、グレンにとって守るべき「弱いもの」に他ならない。
そんな彼に、女性のティアと戦うことなどできるはずもなかった。
しかし──
「待て」
「あんだよ?」
呼び止められたグレンは不機嫌そうに振り返ってティアを見る。すると彼女は不敵に笑いながら言った。
「この私と戦わずに逃げるつもりなのか? 随分と臆病なのだな、君は」
「……なんだと?」
「それとも自分の強さを過信しているだけかな? どちらにせよ、相手の実力も測れないとは、武道家としては二流もいいところだ。君の流派はその程度のものなのか?」
「……っ!?」
明らかに馬鹿にしたような態度を取るティアに、グレンの顔色が変わる。
自分のみならず、その流派を貶されたとなれば黙っていられない。
グレンの頭から、女性とは戦わないという戒めは一瞬のうちに吹き飛んだ。

406名無しさん:2021/12/13(月) 19:46:27 ID:???
「上等じゃねーか!!︎」
少年らしいプライドを激らせて、赤くなって挑発に乗ったグレンを見て、ティアは獰猛に笑った。
女だてらに道場の師範を務めてきたティアはいつだって舐められ、侮られながら戦ってきた。
女だから。
そんな理由で見下してくる愚かな男どもを、圧倒的な実力で叩き伏せるのが楽しくなってきたのはいつ頃からだったか。
涼やかで凛とした、武闘家の鑑のような乙女は、しかし心の中に獣を飼っている。冷静な立ち振る舞いは、それを隠す鎧のようなものだった。
本来のティアという女性はただただ、強い相手と戦って勝ちたいだけの純粋たる武闘家なのだ。
目の前にいる少年もまた、今までの男たちと同じだろう。ならば遠慮はいらない。全力をもって捻じ伏せるまでである。
「表に出ろ! 俺の強さを思い知らせてやる!」
「ふむ。ではお言葉に甘えて」
二人は連れ立って道場を出て行く。
屋外の練習場は十分な広さがあり、決闘には最適だった。他の門下生たちが来るまで、まだだいぶ時間がある。それまでにケリをつけよう、とティアは思った。
「ルールはどうする? なんでもありの実戦形式で構わないか?」
「ああ、それでいいぜ」
「進命館は実践的な流派だ。魔法も自由に使っていいし、私も使わせてもらう。どんな手を使っても卑怯と罵るつもりはないから全力で来るがいい」
「りょーかい! 俺の流派も魔法と武術を組み合わせて使うから助かるぜ。あんたも胸を借りるつもりでかかってこいよな!」
(生意気な少年だ。才能はあるのだろうが、少しばかり天狗になっているようだな)
ならばその鼻をへし折って成長を促してやるのも先達としての務めだろう。ティアは静かに構えを取り、グレンもそれに倣うようにして両手をダラりと下げて半身になる。
二人の間に張り詰めた空気が流れ、そして──
「行くぞッ!!」
二人の戦いの火蓋が切って落とされた。
「シッ!」
先に動いたのはグレンの方だった。
グレンは素早く間合いを詰めると、鋭い踏み込みからのジャブを放つ。
それは牽制の一撃だったが、その速さと威力は並大抵のものではない。その自信がハリボテではないと一瞬で理解させる鍛え抜いた一撃。並みの男なら一発で昏倒させられるほどのものだったが、ティアは微動だにせずそれを捌いた。
「ほう、なかなか速いな」
「まだまだこんなもんじゃないぜ!」
グレンは続けて拳を繰り出していく。
右フック、左ストレート、肘打ち、膝蹴り、回し蹴り、前蹴上げ、後ろ廻し蹴り……次々と繰り出される攻撃はどれもが必殺の気迫を伴っており、その全てが的確かつ無駄のない動きをしていた。
だが、ティアはその全てを冷静に見極め対処していく。
「次はこちらから行くぞ」
「来いよ!」
「ふん」
ティアが一歩前に足を踏み出すと同時に、グレンはバックステップを踏んで距離を取った。
「《雷光付与》」
次の瞬間、ティアの手刀に紫電が走る。
「《稲妻落とし・連撃》」
ティアが腕を振り下ろす動作に合わせて、無数の雷撃刃がグレンを襲う。だが──
「《炎熱障壁》」
グレンは咄嵯の判断で防御魔術を発動させ、迫りくる電撃と斬撃を防ぐ。
「なにっ!?」
防がれるとは思っていなかったティアは、思わず驚きの声を上げる。
グレンはニヤリと笑った。
「あんた、面白い技を使うな」
「そちらこそ」
ティアは冷や汗を流しながらも笑みを浮かべて応じる。
グレンの実力は想定以上だった。気を引き締めなければと思う一方、思わぬ強敵の出現に高揚する。
こうやって拳を振るうこの瞬間こそ、自分が自分でいられるのだ、と。

407名無しさん:2021/12/13(月) 19:47:34 ID:???
「《爆焔:煉獄魔狼弾》」
「《雷鳴一閃》」
グレンの放った火炎球に対し、ティアは即座に対抗呪文を唱える。
二人の間で爆発が起こり、爆風と衝撃が吹き荒れるが──
「効かねえなあ?」
「なに?」
煙の中から悠然と現れたグレンを見て、ティアは眉をひそめる。
確かに今の術は直撃したはずだ。なのになぜ平然としていられるのか?
ティアが答えに辿り着く前に、グレンは行動に移っていた。
「《紅蓮爆進牙》」
グレンは全身に魔力を纏わせると、一瞬にしてティアとの距離をゼロにする。
「くっ!?︎」
ティアは慌てて迎撃態勢を取るものの、既に遅かった。
グレンが繰り出す渾身の掌底が、ティアの腹部に突き刺さる。
「がはぁ……ッ!?︎」
ティアは苦悶の表情を浮かべながら数メートル吹っ飛び、地面の上を転がった。
幾度も回転しながら地面の上を転がる度に、さっぱりと白かった道着は砂に汚れていき、はだけた前面からたわわな乳房がぷるりと震えた。
「げほっ! ごほぉッ! ぐぅうううッ!」
地面に這いつくばり、激しく咳き込むティア。
百戦錬磨のティアをして久しく受けていなかったほどの衝撃。
武道家としてそれなりに頑強な肉体を有しているつもりだった。
だが少年の掌底はティアの柔と剛を備え持った自慢の腹筋を、一発でぶち抜いて内臓までダメージを与えていた。
「あ……ぐふッ!」
咳き込む口の端から血が漏れている。
「どうやら俺の勝ちみたいだな」
「…………」
たった一発の被弾で悶え苦しむティアを見下すグレンの言葉に、ティアは無言のままゆっくりと顔を上げた。
「なんだ、まだやる気なのか?」
「当然だろう」
ティアはよろめきながらも立ち上がると、再び構えを取ってみせる。
全身から脂汗を吹き出しながら構えをとるティア。
道着の乱れを気にする余裕もなく、汗でだくだくに濡れた乳房から一つ雫が落ちていく。
顔を赤くしながら息を乱すその姿は言いようもなく扇状的で……。
(って、何考えてるんだ俺!?)
「まだ勝負はついていない。私は負けてない」
突然動揺した様子のグレンを黙殺し、ティアはそう言うと、ふらつく身体でもう一度攻撃を仕掛ける。
「《雷光付与》」
両手に電撃を纏わせ、手刀とジャブを超スピードのコンビネーションで繰り出す。
グレンはそれを驚くべきバネと反射神経で回避してみせた。少年とは思えない、人間離れした動きである。
「《紅蓮爆進牙》!」
グレンの掌底が再びティアの腹部を突き刺す。
硬く頑丈な男の腹筋しか知らぬグレンにとって女性の腹筋の感触は未知のもの。
その中でもティアのそれは極上といえた。
乙女の白き柔肌は、グレンの手を優しく包み込み、女性特有の柔らかな脂肪の下に、ティアの鍛錬の賜物である鋭い腹筋の弾力が確かに感じられた。
(女の身体ってこんなにいい感触なのか……)
鍛え抜かれた腹筋の弾力ごと押しつぶすイメージで、グレンは更に掌底を抉り込ませる。
「うぷ……うぇ……げっぼごおぉぉぉっ!」
胃液を撒き散らし、ティアはその場に崩れ落ちた。
いかな女性として一流のティアの肉体といえども、グレンの破壊力ある一撃を受け止めるには力不足であった。
(もっと……もっとだ! もっとその腹をぐちゃぐちゃにしてやりたい!)
嗜虐心がグレンの中で鎌首をもたげる。
グレンの全身の筋肉が熱を持ち、興奮でオーバーヒートする。
「《爆焔:煉獄魔狼弾》!」
グレンは火炎を纏った拳をティアのズタボロの腹筋に向けて放つ。
今度のそれは先ほどまでの威力とは桁違いだった。
グレンの実力が戦いの中でどんどん倍化しているのだ。
「ぎゃあああっ!!」
凄まじい衝撃がティアを襲い、彼女の口から普段の凛とした様子からは想像もできない悲鳴が上がる。
「まだまだ行くぜ!」
グレンは間髪入れずに追撃を仕掛けていく。
グレンはティアの肩を両手で掴むと、ティアの腹に連続で膝を叩きつけた。グレン膝がティアの腹筋にめり込む度に、ボコォ……という鈍い音が響き渡る。
「がはぁ……ッ!?︎ くぶっ! げべっ!ぎゃふ! こぼげへぇぇぇ!」
ティアの顔が苦痛で歪む。
グレンの攻撃はまだ終わらない。
グレンはティアの髪を鷲づかみにすると、そのまま持ち上げる。
「ぐぶえぇ……」
「あんた、綺麗な顔してるな」
にっこりと無邪気に笑って、そしてグレンはそのままティアの顔面に頭突きを食らわせた。
「ごばぁああ!?︎」
ティアは鼻血を流しながら、後ろに倒れ込む。
直前にグレンが綺麗と表現したティアの鋭さの感じられる美しい顔は、鼻が折れて見る影もなくなっている。

408名無しさん:2021/12/13(月) 19:49:37 ID:???
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ……」
グレンは荒く呼吸をしながら、倒れたティアを見下ろしていた。
疲労による息切れではない。
グレンは自分が興奮していることに気づき、内心で戸惑った。
「げほっ、がはっ、あ、あがあ……」
ティアは全身を痙攣させながら、弱々しく喘いでいる。
目の端に生理的な涙を溜めながら、それでもグレンを睨んでいた。
健気なその様子を見て、忘れていた罪悪感がさっとグレンの胸をついた。
グレンはティアに近寄ると、仰向けにして抱き起こす。
「なあ、あんた。悪かったよ。女相手にムキになっちまった。もっと手加減すればよかったな。……その、大丈夫か? 医者に連れて行くか?」
「……舐めるな。戦いの続きを」
「強情な奴だなあ」
「逃げる……つもりか……所詮、臆病者の、子供だな……」
「なんだよ、まだやるのか?」
「私は、負けていない」
睨みつけるティアの瞳を見て、グレンはまたどくん、と心音が高鳴るのを感じた。
(この生意気な女をぐちゃぐちゃに嬲ってやりたい!)
その衝動がグレンの心を支配する。
(俺はどうしたんだ?)
グレンは戸惑いながらも、自らの欲望にしばし身を委ねることにした。そうすることで、どんどん自分の力が増しているのを感じるのだ。
グレンはふっと短く息を吐いて、ティアを再び地面に組み伏せる。
「きゃうっ!?」
可愛らしい声を上げて、地面の上で悶えるティア。
「特別に俺の必殺技、そのふにゃふにゃの腹にお見舞いしてやるよ」
グレンはそう言うと、これまでになく無邪気に、悪辣に、笑った。
「《爆焔:煉獄魔狼弾》」
グレンの拳が何度も何度もティアの柔らかい腹筋に叩き込まれる。
拳の雨が、ティアに降り注いで敗北を刻みつけていく。
「ぎゅぷ……ッ!? ぐぶぅ! がぼぉ! げぼぉ! ごぼぉ! げびぃ! ごぷぇ……!」
グレンは更にティアの髪の毛を引っ張り、無理矢理上体を起こさせる。
「《紅蓮爆進牙》!」
今度はティアの腹筋を貫かんばかりの勢いで拳を突き立てる。
「ぐぎゃあああっ!」
拳がめり込み、内臓を潰されたような悲痛な叫びを上げるティア。
「《爆焔:煉獄魔狼弾》!」
更に拳を繰り出すグレン。
「ぐぷ……ッ! ぐぶぇえっ!?︎ げぽぉおおおっ!!」
胃液混じりの血反吐が口から噴き出す。
「《紅蓮爆進掌底破》!!」
「ごぱぁあああああああっ!!」
腹の肉を押しつぶすように放たれた一撃に、ティアの口から鮮血が飛び散った。
「トドメだあぁぁぁぁッ!」
グレンは空高く跳躍すると、腹を晒して仰向けに倒れたティアに膝を向け、そのまま落下の勢いに任せて急降下する。
「あ……あうぅ……」
ティアは霞む瞳で何とか避けようとするが、身体が言うことを聞かない。
「これが俺の全力全開! 《爆炎脚・天墜星》!!!」
グレンはティアに必殺のニー・ドロップを叩き込んだ。
膝に高温の炎を纏い、爆発による推進力で自由落下を遥かに超えたスピードで膝を突き刺す、破壊に特化した凶悪な奥義。
ズガァアアンッ!という轟音と共に、ティアの横たわる地面がクレーターのように陥没する。それだけの衝撃を、ティアは自らの腹筋ひとつで受けたのだ。
「へ……ひぴ……ひぎゃあああぁぁぁっ!!?︎」
グレンの必殺技の衝撃で砂煙が立ち込める中、ティアの無様な叫び声だけが響いた。
やがて砂煙が晴れると、そこには打ち捨てられた魚のようになってピクピクと痙攣しているティアの姿があった。
「おぶえええぇぇぇ!」
ティアの口から噴水のように胃液と血が噴き上がる。
グレンはティアの腹に膝をめり込ませながら、それを全身で受け止めて、確かに笑っていた。
「はあ、はあ、はあ、はあ……」
グレンが荒く呼吸をしながらめり込ませたままの膝を捻ると、ティアのお腹からゴキュリと嫌な音が聞こえ、おまけのようにぴゅる、と胃液がらもう一度噴き上がった。
「最高かよ……」
グレンは満足そうに呟くと、ティアの腹から膝を抜いてゆっくりと立ち上がる。

409名無しさん:2021/12/13(月) 19:51:19 ID:???
膝を抜いても、ティアの陥没した腹部は無惨に凹んだままだった。
肋も軒並み折れて砕け、ティアの腹部は完全に潰されていた。
「う、ぐ、ぐぅ……。かひゅー……」
ティアは既に意識が無く、白目を剥きながら呻くのみ。
美しく強かった女性武道家のあまりにも哀れで無惨な姿。
やってやった、と脳内がすかっと晴れ渡るような快感をグレンは感じていた。
凛として自分の敗北など全く想定していなかったであろうこの女を、この手でボロ切れのようにしてやった。
ティアを見下ろすグレンが「勝者の権利」として、ティアの肉体に手を伸ばそうとした、そのとき。
(ーーー人の気配!)
いつもより鋭敏になっていたグレンの感覚が捉えたのは、朝稽古にやってくる門下生たちの気配だった。
数人が真っ直ぐにこの道場に向けて、迷いのない足取りでやってきているのを感じる。
まだ姿は見えていないが、数分のうちにここまでやってくるだろう。
その事実に頭の冷えたグレンは、目の前で倒れ伏すティアを見て愕然とする。
「何を……やってるんだ、俺は……」
女性とはか弱き性であり、身を挺して守るべき存在であり、決して手を上げることなどあってはならない。
何度も何度も、耳にタコが出来るほど言われた師匠の言葉が頭の中をリフレインする。
「俺は……俺は……!」
グレンは堪らなくなって逃げ出した。
足元で痙攣するティアには目もくれずに。
グレンは知らなかった。
自らの父が「陵辱王」と呼ばれ、その卓越した武の実力を、女性を嬲り、支配することに使っていたことを。
グレンの師匠は、グレンが父親と同じ道を辿らぬよう、必要以上に厳しく女性に手を上げることのないよう指導していたことを。
自らの行いを嫌悪しながら、それでもグレンはこれまでに感じたことのないゾクゾクとした快感が全身を走っているのを感じていた。
これこそが抗えぬ血に目覚めた二代目陵辱王、グレンのはじめての「狩り」だった。


後に残されたティアが門下生に発見されるまであと数分。
かすかな風が進命館に吹き込み、見る影もなく敗北した美しき武道家の黒髪を、労わるように僅かに揺らしていた。

410名無しさん:2021/12/13(月) 19:52:31 ID:???
無駄に長い作品を投稿してしまい、すみません。
自分も一度書いてみたいなと思って衝動的に書いてみました。
素人作品なのでお見苦しい点も多々あるかと思いますがご容赦下さい。

411名無しさん:2021/12/13(月) 22:18:58 ID:???
>>410
オリジナル作品ごちそうさまです
トドメの膝の描写がめっちゃいい……作者お腹責め好きそう
女師範の方から勝負をけしかけてるから尚更無様にみえますね
グレン君が今後どう覚醒していくかが楽しみです……!

412名無しさん:2021/12/13(月) 22:53:16 ID:???
>>410
一度書いてみたいな、ということは初投稿…?
初投稿とは思えないほど文章が読みやすい上に戦闘描写やダメージ描写が丁寧で最高でした!
続編も期待できそうな終わり方だったのでまた気が向いたら書いていただければ嬉しいです!

413名無しさん:2021/12/14(火) 13:29:02 ID:rzJuox.A
作品投稿あげ

414名無しさん:2021/12/15(水) 10:05:04 ID:???
>>411
ありがとうございます。
仰る通りお腹責め好きです。
膝のトドメの描写も褒めていただけて嬉しいです!
やっぱりフェチって文に表れてしまいますね。

>>412
ありがとうございます。
他のジャンルのものを書いた経験はあるのですが、リョナ系は初投稿でした。
グレン君の扱いに悩むところがありますが、いいネタ思いつきましたらまた書いてみたいです。

415これぞ鬼畜変態リョナ小説:2022/02/20(日) 15:47:16 ID:g.aBVB6I
わかなは気がつくと、台の上に仰向けに固定させていた。「え…?何で…?」と呟くと、男の方に視線がいく。「ねぇ、君の膝小僧は本当に美しいよね、スベスベで形も良くて……。あぁ……早く傷つけてしまいたい……」そう言うと、バックから電動ドリルを取り出すと、わかなの前に突き出して、「これで君の綺麗な両膝を穴だらけにしてあげるね」「やめてぇ!それだけは許してください!」と懇願するが、もちろん聞き入れてもらえない。電動ドリルのスイッチを入れると回転し始める。「嫌だ!お願いだから止めてぇ!」しかし無情にもドリルの先端がわかなかの両膝に向かって動き出す。「やめっ…ぎゃああああ!!!いだいいだいいだいぃぃぃ!!!」ドリルの先端がわかなかの両膝に触れるとそのまま一気に突き刺さり、メリメリと膝の皿を割り砕きながら貫通していく。「ぎゃああああ!!!膝がっ!膝が壊れちゃう!!!」「アハハッ!もっと泣き叫んでもいいんだよぉ〜!膝を砕かれる君はどんなに美しくなるんだろうね〜」さらにドリルを回転させると、膝の骨を削っていく。「ぐあっ!ぐわあああああ!!!」激痛に耐えられず、絶叫を上げ続ける。両膝からは、骨片や肉片が飛び散っていき、鮮血が噴き出してくる。「もうダメぇ!死んじゃう!膝が死んじゃう!!」だが、男の手は一切止まらない。それどころか、どんどんスピードを上げて、膝の骨を削り取って行く。「ぎゃぐあっ!!…あぐうっ…膝がぁ…痛いよぉ…ぐふうっ…」両膝が爆発しそうな激痛に耐えきれずに、わかなは気を失ってしまう。「ふひひっ、さて、いい具合に両膝に穴が空いたかな?」そう言って、わかなの両膝を見ると、膝の皿の部分にぽっかりと穴が空いていた。そこから血が流れ出している。それを確認した男は、いよいよその穴に、自分の一物をぶち込むことにしたようだ。「そろそろ僕も気持ちよくなりたくなってきたよ。君の膝の穴を使わせてもらうね」そう言うと、ズボンを脱いで、わかなの右膝に開けた穴に、ペニスを突っ込んだ。ズポズポッと音をたてて、膝の穴を犯し始める。そしてわかなが、膝の痛みに意識を取り戻し始めた。「うぅ……あうっ……痛っ!?きゃああっ!痛いっ!!何これっ!膝がぁ!!」「ふひひっ、君の膝の穴は最高だよ!締まりもちょうど良いし、中の温度も最高だ!」と、男が、膝の穴で感じている。「いやぁ!抜いてっ!!痛いっ!!膝がっ!!こんなのヤダァ!!」と叫び声をあげるわかなを無視して、男は腰を振り続けていく。そして、男の一物がだんだん太くなっていき、わかなの右膝がミシミシと軋み出した。「ひぎぃいい!!痛いよーっ!膝が砕けるっ!膝が壊れるよぉ!!」「はははっ!膝が痛いかい?でも大丈夫!これからもっと痛くなるからね」そう言うと、更に激しくなっていく。「うぎぃいい!ぎゃああ!痛いっ!死ぬっ!死んじゃうぅ!」「良いよぉ!膝を痛がる君の姿は最高だよ!」そう言いながら、さらに右膝に一物を打ちつけてくる。「ぎゃあっ!ぎゃふぅ!げほっ!ぐわあぁ!」男のピストン運動が激しくなって、膝の痛みも限界に達してきたわかな。「あぁ〜気持ちいいぞぉ!そろそろ右膝に出るよ!受け取れ!」ドピュッという音と共に、男のアソコが脈打ち、わかなの右膝の穴にザーメンを注ぎ込んでいく。「いやぁ!熱いぃ!膝の中がぁ!犯されちゃうぅ!」ドクッドクっと大量に放出されて、膝の中に白濁液が溜まっていく。やがて精を出し尽くしたのか、ズルリと膝から引き抜かれた。
「はぁ〜、君の膝の穴は最高だったよ。次は左膝にしようか?」そう言うと、今度はわかなの左膝に、アソコをズポッと挿入する。「ぎゃあああ!膝がっ!膝がぁ!」パンッ!パンッ!と激しい音を立てて、わかなの膝に出し入れを繰り返す。「ぎゃぐあっ!ぎゃふぅ!ぎぐうっ!ぐあっ!膝がっ!ぐわあぁ!」「ははっ!可愛い悲鳴だねぇ!いいねぇ!」と、さらにスピードを上げていく。「ぎゃぐあっ!ぎゃふぅ!ぎぐうっ!ぎゃあああ!やめっ……ぎゃぐあっ!ぎゃふぅ!ぎぐうっ!ぎゃああ!」「いいねぇ!最高だよぉ!もうすぐ出る!出すよ!」そう言って、今度はわかなの左膝に、大量の精を放出した。「ぎゃああ!熱いぃ!膝が溶けるっ!膝がっ!ぎゃああ!痛いよーっ!」ビクンビクンと痙攣しながら、左膝にもザーメンを注がれてしまう。「君の両膝は最高の名器だ!さて、警察に見つかる前に僕は逃げるとするかな」と言って、わかなのザーメンまみれの両膝の写真を撮ると、さっさとその場を後にしてしまう。そして数時間後に駆けつけた警察が、気絶しているわかなを発見して保護した。幸いなことに、命には別状はなかったが、しばらくはまともに歩けないほどの大怪我を負ってしまった。そして、ニュースでは、モデルのわかなが両膝に穴を開けられて犯されるという前代未聞の事件として大きく取り上げられていた。

416名無しさん:2022/02/22(火) 02:44:19 ID:???
素晴らしい

417名無しさん:2022/02/22(火) 03:39:30 ID:???
ハードボイルド系の文章でリョナSSは珍しい

418名無しさん:2022/02/24(木) 06:39:08 ID:eNx74ZuM
風間飛鳥のギャグリョナ下さい!!

419名無しさん:2022/02/24(木) 13:49:45 ID:???
>>205はどうなったのだろうか?個人的には楽しみ

420名無しさん:2022/02/24(木) 17:41:55 ID:???
前向きだな。まあ待つだけならタダではあるが。

421名無しさん:2022/02/24(木) 19:32:05 ID:???
飛鳥乞食まだ生きてたの!?

422名無しさん:2022/02/25(金) 11:37:19 ID:UnEkwlsM
ジンは雪の積もったビルの屋上で裏切り者のシェリーを始末しようとしているところだった。

消音器付きの拳銃で急所を外して数発撃ち、倒れたところにとどめの一発を撃ちこもうと思ったが辞め、馬乗りになって両手で首を絞めた。

シェリーは最初、蔑むような眼差しをジンに向けていたが、苦しくなってくると目を見開いてもがき始めた。

歯を食いしばり、ジンの腕を外そうと叩いたり掴んだりを繰り返したが、華奢な女の力では到底敵わなかった。

1分も経たぬうちにシェリーは力尽き、ぐるりと黒目を裏返らせ、全身をびくびくと痙攣させ始めた。

ここで首を絞めるのをやめると、蘇生する可能性があるので、ジンは痙攣が収まるまで待った。

数分後、ジンはタバコを吸いながらシェリーの亡骸を見下ろしていた。

シェリーは両腕を左右に伸ばし、脚を少し広げた格好で、仰向けに横たわっていた。

明らかに大きすぎるツナギを着て、何故か靴を履いておらず裸足、そして足の裏は煙突内を上ったため煤で黒く汚れていた。

足の指が長く、爪は年頃の女にしては珍しくネイルをしていなかった。

ツナギの股間の部分を中心に染みが出来ていた。おそらく痙攣しているときに失禁したのだろう。

腕と脇腹と太腿から出血してツナギが赤く染まっていた。

目は白目を剥いたままで、半開きになった口の端から涎の泡が垂れて、鼻水も出ていた。

裸足で、小便を漏らし、美貌も台無しという、裏切り者に相応しい無様な死に様だった。

ジンはスマホで亡骸を撮影してからその場を後にした。

数日後、シェリーのSNSのアカウントのプロフィール写真が変更され、全世界で大きな話題となった。

423名無しさん:2022/02/27(日) 11:11:17 ID:???
攻撃のシーンだけじゃなくその後のボロボロっぷりを描写してくれるの好き

424名無しさん:2022/02/28(月) 21:14:26 ID:???
ここって小説とか全く書いた事ないやつの供給でもええんか?
そうなら何か適当なお題あればチャレンジしてみようと思うんだが

425名無しさん:2022/03/01(火) 06:54:34 ID:eNx74ZuM
>>424 もちろん大丈夫です!風間飛鳥のをよろしくお願いします

426名無しさん:2022/03/01(火) 10:41:22 ID:???
>>425
自分から言い出しといて何だですけど、初めてですし完全ノータッチ原作はキツイかな……いや、メジャー所を履修してない自分があれなんですけど
許してチョ☆
ttps://m.imgur.com/h5NyEr2

427名無しさん:2022/05/13(金) 22:48:23 ID:SHNtkW4c
幼馴染の南友也が複数人の少年たちに取り囲まれているのを見て、仁科亜矢は反射的に走り出していた。
真っ黒なツインテールを豊かに靡かせながら、少女の身体は躍動する。
「こらぁぁぁ! 何やってんのさ!」
その声に少年たちは一斉に亜矢の方を見て、それから一様に慌てた顔をした。
「やべぇ、ニシナアヤだ!」
「また来やがった!」
「キョーボー空手女め! くそ、逃げろ!」
少年たちは口々にそう叫びながら、蜘蛛の子を散らすように逃げていく。
友也相手に意地の悪い顔を見せていた彼らは、亜矢を相手にすると途端に情けない顔を見せる。悪ぶってはいるが、小者のヘタレな少年たちなのだ。
「友也大丈夫?」
亜矢は逃げていく少年たちを後ろから十分に威嚇して追い払ってから、心配そうな顔で駆け寄った。
ツインテールの良く似合う、ややツリ目がちで勝気な印象だが可愛らしい少女だ。
そんな亜矢に対して、さえない風貌に気の弱そうな垂れ目の友也は、困ったような笑顔を浮かべている。
「あ、うん……ありがとう」
「ごめんね、遅くなって。あいつら性懲りもなく下らないことばっかりして。またお金をせびられたんでしょ?」
「うん……でも持ち合わせがなくて怒らせちゃって……」
友也は言いながら、乱れていた髪を手で整えた。
華奢な身体に背負う黒いランドセルが、最高学年になってもまだ重そうに見える小柄な少年だ。
おどおどして気弱なところがあるので、やんちゃな同級生たちからしばしばイジメに近い扱いを受けており、それを幼馴染の亜矢が助けるのがいつもの流れとなっていた。
「情けないな……。僕も亜矢ちゃんみたいに強かったらこんなことされないのに。亜矢ちゃんみたいに空手とか始めてみよっかな……」
「そんなこと言って、この前あたしが通ってる道場に体験入会してみたら、準備運動だけでバテバテになってたじゃん。友也には無理なんじゃない?」
「うう……」
亜矢の歯に衣着せぬ物言いに、友也はがっくりと肩を落とす。
亜矢はそんな友也の背中をばん、と力強く叩くと、うじうじする友也を笑い飛ばす。
「いいんだよ、友也は無理に強くならなくて。あたしがずーっと、守ってあげるからさ!」
自分になら、それが出来る。
幼い自尊心は、それを、一点の曇りもなく信じていたのだ。

428名無しさん:2022/05/13(金) 22:49:57 ID:SHNtkW4c
翌週、空手道場での練習を終えた亜矢が外に出ると、外はもう真っ暗だった。
冬になり、すっかり日が沈むのが早くなった。
そんなことを思いながら家路を急いでいると、通りがかりの空き地のあたりで人の気配がすることに気が付いた。
鈍い音、呻き声、不快な笑い声。
誰かが誰かに、殴られている。
目を凝らすと、地面に蹲っているのは、友也だった。
それに気づいた瞬間、亜矢の感情は一瞬で沸騰した。
亜矢は無言のうちに空き地の中に踏み入ると、地を蹴って天性のバネを感じさせる素晴らしい跳躍を披露した。
その勢いのまま、一番手前にいた男に飛び蹴りを食らわせる。
「ぐわっ!?」
飛び蹴りを受けた男は無様に吹っ飛んで地面を転がる。
そのまま着地すると、亜矢は呆然としている残りの二人を見据えた。
「いっつも弱い者いじめばっかりして! あんたら本当に懲りな……」
友也に暴力を振るっていたのは、いつもの少年たちではなかった。
ほとんど街灯もない、暗い空き地の中だったから気づかなかった。
友也を取り囲んでいたのは、三人の男。
いずれも既に成人を迎えている、大人の男だったのだ。
「なんだメスガキ? いきなり襲いかかってきやがって」
「こっちのオスガキの知り合いかぁ?」
「くっそ、いってぇな……!」
いずれも背が高く、体格の良い男たちだ。
金髪が一人、黒髪が一人、残る最後の一人に至ってはスキンヘッドだ。
共通項があるとすれば、全員がガラの悪い目つきをしているということ。
「亜矢ちゃん逃げて……。この人たち、道端で肩がぶつかっただけで因縁をつけて殴ってくる危ない奴らだよ……」
友也が震える声で言う。
相手が大人だと思っていなかった亜矢は、凶暴そうな男たちの視線に晒されて身体が自然と震えるのを感じた。
本当はそのまま今すぐにでも逃げ出したい気持ちだったが、友也の前で逃げるわけにもいかない。
この情けない幼馴染を助けるのはあたしの役割なんだ、と自分に言い聞かせる。
「あ、あんたら、これ以上友也に酷いことしたら許さな……はぎゅ!?」
震える声で啖呵を切ろうとした亜矢の腹に、いきなり無骨な拳がめり込んでいた。胃液が逆流する感覚と共に、目の前がチカチカして、立っていられなくなる。
「うるせぇぞメスガキ。大人に対して舐めた口聞いてんじゃねえ!」
膝をつく亜矢を見下ろすのは、黒髪の大男。先程亜矢に蹴り飛ばされた男だ。
黒髪は蹲る亜矢の顎を掴み、強引に顔を上げさせると、その横っ面をグーで殴り飛ばした。
「あがあぁぁぁっっ!?」
「痛いか? 俺は女子供だろうが何だろうが容赦はしない主義でなあ……このままお前の顔の形が変わるまで殴り続けてやってもいいんだぜえ?」
「う、ぐぅ……」
痛みと恐怖で涙が滲む。
亜矢にとって、生まれて初めての暴力だった。空手のようなスポーツでの戦いとは違う。子供同士のじゃれ合いとも違う。
圧倒的な力の差からくる、純粋な暴力。
これまで、亜矢はあらゆる面で友也を守ってきたつもりだった。
それなりに強いつもりだった。
小さい地区大会だが、空手の大会で優勝したこともあった。
誰が相手でも自分が勝って、友也には指一本触れさせないつもりでいた。
だがそれは間違いだったのだと、亜矢は初めて思い知ったのだった。
(怖いよぉ……。助けて、無理、こんな人たちに勝てっこない……!)
そんな亜矢に、金髪とスキンヘッドも近づいてくる。
「へへ、可愛いねえ、そんな泣きそうなツラしてよお……。おらっ!!」
「うぶっ!?」
今度は顔面に、金髪の靴底が叩き込まれる。鼻血が噴き出し、息が出来なくなった。
今度はスキンヘッドが、倒れ伏す亜矢の髪を掴んで無理やり立ち上がらせる。
「こいつぁいいサンドバッグだ。さっきのオスガキのときは誰かさんが邪魔して一発しか殴れなかったからなぁ……」
「やめて……お願い……」
亜矢の目尻から、ぽろりと涙が流れた。スキンヘッドはそれを無視すると、亜矢の腹に拳をめり込ませた。
ボギュウウウウゥゥゥ!
「げほっ!! ごほ、おえええぇぇぇぇぇっ!」
胃の中のものを吐き出しながら悶絶する亜矢を見て、男たちはゲラゲラ笑う。
「一発殴っただけで吐いちまうかぁ。まあ女の子なんてそんなもんか」
「お、ていうかこの子空手着なんて持ってんじゃん。もしかして空手やってんの?」
「へえ、女だてらにすげえじゃん。なら、頑張って俺たちを倒してみろよー」
黒髪が揶揄うように亜矢の頭を小突く。

429名無しさん:2022/05/13(金) 22:51:10 ID:SHNtkW4c
「うぅっ……。こ、このおおおおぉぉぉ!」
亜矢は号泣しながら、ほとんど自棄になって黒髪に正拳突きを繰り出した。
毎日毎日、道場での練習が休みの日も自宅で百回は練習している自慢の技。道場の師範に仁科は特に正拳突きがいいな、と褒められたこともある頼りの一撃。
その一撃が、あっさりと受け止められてしまった。
黒髪は亜矢の攻撃を避けることすらしなかった。分厚い腹筋でそれを受け止めると、見下したように半笑いでため息をついた。
「は? 何それ? そんなヘナチョコパンチ効くわけないでしょ」
黒髪は亜矢の腕を掴むと、そのまま捻り上げた。
「いたぁぁぁぁっ! 折れちゃう! 折れちゃうぅ! 離して!」
「空手やってんだろ? これくらい我慢しろや」
「う、ぐぅ……。ひぃ……」
腕がミシミシ音を立てている。あまりの激痛に、亜矢は再び嘔吐しそうになった。
「おいおい、お前だけ楽しむなって!」
黒髪が亜矢の腕を捻り上げる一方、金髪が亜矢の股の辺りをサッカーボールでも蹴るように蹴り上げた。
「あぎゃあああああぁぁぁぁっ!」
亜矢の身体は腕を捻る黒髪の手も離れて宙を舞い、そのまま地面に叩きつけられる。
黒髪の手から離れるときに右腕が変な風に捻じれてしまい、ボギャア、と嫌な音を立てて変な方向を向いて折れ曲がる。
「ひ、ひぎぁ……!」
「あーあ、本当に折れちまったよ」
「もう一生空手出来なくなったりして」
黒髪は半笑いでそう言うと、亜矢の髪を引っ張って仰向けに転がし、その鳩尾を蹴りつけた。
「うぶぇっ!」
亜矢の口から胃液が飛び散り、ビクビクッ、と全身が痙攣する。
すると今度はスキンヘッドが、嘔吐物で汚れた亜矢の顔を蹴り上げた。
「ぐげっ!!?」
スキンヘッドの攻撃は止まらない。
そのまま亜矢に馬乗りになり、ひたすらに亜矢を殴り続けた。
「オラ! オラ! オラァ! ほーれどうしたぁ? 抵抗しないと死んじまうぞー? あーはははははは!!!」
「ひぎぅ! いだい!いたいぃ!! ごめんなさい!ゆるじで!もうしませんからぁ!!!」
亜矢は悲鳴を上げて謝り続ける。
しかし、それを聞き入れる者はいない。
黒髪も金髪も、ニヤついた笑みを浮かべながら亜矢を殴り蹴り続けている。
「あ……あ……」
友也は、ただそれを見ていることしかできなかった。
やがてようやく男たちが暴力の手を止めた時には、亜矢はボロ雑巾のように地面に転がされていた。
股を蹴られたときに膀胱が緩んでしまったのか、見る者に溌溂として活動的な印象を与えていた亜矢のお気に入りの短パンの隙間から、ちょろちょろと尿らしき液体が垂れ流しになっている。
顔は酷く腫れ上がり、吐瀉物に塗れているその姿に、勝ち気に輝いていた空手少女の面影はない。
友也をいつだって守ってくれた勇ましい少女じゃない。みすぼらしい肉袋がぴくぴくと痙攣しながら虚空を見つめているだけだ。
ツインテールを縛っていたヘアゴムはちぎれ飛んでしまっており、長い黒髪が無残にそこらに散らばっている。
「あ……亜矢ちゃ……」
もはや誰も友也のことは見ていなかった。
呆然と震える友也の視線の先、男たちは下卑た笑みを浮かべながら、亜矢の衣服を剥ぎ取りにかかっていた。
自らの醜い肉欲を満たすために。
長い長い夜はまだ、明けそうにない。

430名無しさん:2022/06/12(日) 08:55:43 ID:Z.6Oofrg
新作来てたしあげておこう

431名無しさん:2022/06/12(日) 22:51:49 ID:???
素晴らしい

432名無しさん:2022/06/12(日) 22:53:11 ID:???
どんどんOKですよ

433名無しさん:2022/06/12(日) 22:54:16 ID:???
ミス

>>424
どんどんOKですよ

434名無しさん:2022/06/15(水) 19:59:19 ID:???
SSは書けるが絵は描けないので
リクスレから拾ってここに上げるとか良いんかね

435名無しさん:2022/06/16(木) 01:20:28 ID:???
いいんじゃね
ssにされて困るやつはいないだろ
それに誰も見てないしな

436名無しさん:2022/06/16(木) 02:05:25 ID:???
見てるけどね

大歓迎

437名無しさん:2022/07/18(月) 21:59:12 ID:???
他所に投げた奴ってここに投げていいんですかね?

ひたすら自分に正直に書いたオリジナルなんですが
https://novel18.syosetu.com/n7496gr/

438名無しさん:2022/07/23(土) 11:52:36 ID:iEJtipFY
死体視点が面白くて、真似したくなるような書き方でした。二重死姦というのもなんか良かったです。ここはほぼ誰も見てないから自由に使ってもいいと思います。

439名無しさん:2022/07/25(月) 19:45:37 ID:???
>>438
やったー 感想来たー

440名無しさん:2022/07/25(月) 20:06:31 ID:???
素晴らしい
もっと書いて

441名無しさん:2022/08/29(月) 20:43:51 ID:???
ここに投稿していた人がpixivで有料リクエストとかやってるの見ると
「あぁ次のステージ進んでるなぁ」って感じつつ「もう戻ってこないのかなぁ」って思う。

442名無しさん:2022/09/07(水) 06:52:39 ID:???
既に散々、言われてるが戻ってくる利点がないなら戻ってこないだろ。
この板の他スレで書いてた事ある俺もここで書こうとは思わんし。

443名無しさん:2022/09/10(土) 01:26:48 ID:???
逆に考えるんだ
俺たちはそんな優秀な人の文章をただで読めてたんだなとお得に考えたりこの有名な人を初期から知ってるぜと後方初期ファン面したりして楽しむんだ

444名無しさん:2022/09/18(日) 09:36:26 ID:???
月姫リメイク&メルブラタイプルミナの秋葉の敗北リョナ&死姦SSです
オレは今回のターゲットを尾行していた
といっても、別に何か秘密を探るつもりもなかったから、向こうに気づかれていても問題ない。

遠野秋葉
それが今回の標的だ。
標的は制服を着ており、学校から出てきたところだ。

人気のない路地裏に入った標的。
オレもその路地裏に足を踏み入れて、ようやく標的はオレの方を振り向いた。

「それで? いったい私に何の用でしょうか」

制服に身を包み、長い黒髪がふわりと広がり、威厳に満ちた硬い目線を俺に向ける。
薄紫のセーラー服に、胸元には藤色のスカーフ。
ピチッ、と一分の乱れもなく折り畳まれたプリーツスカート。校則通りの、裾は膝上までの長さだ。
そこからすらりと細い両足が伸び、黒ソックスを履いた靴がキュッと音を立てる。

「用か? ちょっと新しいファイナルパンツコレクションがほしくなっちまったからな」
「……は?」
「敗けて死ぬ女が最期に穿いていたファイナルパンツを集めるのが趣味なんだよ。」

……遠野秋葉は沈黙する。
いったい何を言っているのか理解が追いつかないのだろう。
秋葉は頭が良いから、オレみたいなバカの言うことでも一発で分かると思ってたけど……さすがに無理かw

「あ……言い忘れてたけど、さっきからずっと隠しカメラで撮影させてもらってるから。やっぱ死ぬ前の映像も一緒に付けてたほうが商品価値も上がるからなぁ」

秋葉は両目を閉じてため息を付いた。
心底、くだらない。
呆れ果てたため息だ。
そして片腕を持ち上げて、自分の風格を見せつけるように、耳元にかかる髪の毛を後ろに振り流した。

「かける言葉もありませんが……これ以上つきまとうようであれば、実力行使で排除させていただきます」
「おう、いいぞ。じゃあつきまとうわ。とりあえずスカートの中に手を入れさせてもらうとするかな」

オレは歩いて秋葉との距離を詰める。
警告はした、と言わんばかりに、秋葉は鋭い視線とともに両腕を振り上げて己の能力を開放させる――

「思い上がりも甚だしい……教育して差し上げます」


はい、というわけで戦闘シーンはカット。
そこから約一分と少しってところかな。
この後どうなったかというと、こうなってます(笑)

445名無しさん:2022/09/18(日) 09:37:33 ID:???
オレは秋葉の首筋を捕まえて、路地裏の壁に押し当てていた。

「くっ……ふ、ぐぅッッ……」

この程度の声ならお試し版としてYouTubeにアップできるかもしれねぇな。
もう少し過激にしても問題ないか?
オレはどうやって宣伝しようかと考えながら、敗北秋葉の首筋に力を込める。
何の声も出せない秋葉は両腿をスカートの奥で擦り合わせるように、死から逃れようと懸命にもがく。
口から唾液をダラダラこぼしてまで呼吸しようと超必死だ。

「なぁ、遠野秋葉。オレな、今左腕でおまえの首絞めて壁に抑えつけてんの。オレ、利き腕の右腕、何もしてねぇんだわ」

オレは右腕で拳を作る。

「おまえさっき『教育してやる』とか何とか言ってたよなぁ? オレの右拳で思う存分教育してやるわ」

そう言ってオレは敗け犬の制服秋葉に、渾身の一撃をお見舞いしてやった。

ズドンッッ!!

「ぅぐふっ"っ"っ"」

名家の令嬢が出してはいけないはしたない声をあげて口から濃い唾液が滴り落ちる。

ドズンッ!! ドスンッッ!! ボゴッッ! ボグッッ!! グボッッ!!

腹筋などほとんどない華奢な身体はほとんど衝撃を吸収することはない。壁を殴りつけた衝撃から、上の方で溜まってた塵や砂埃がパラパラと床に落ちてくる。
腹に受けた衝撃から両足がピンと伸び、サラリと耳元から黒髪が流れ落ちて俺の左腕を撫でる。

ボギュッッッ!!

お、クリーンヒット(笑)
内臓を潰した手応えとともに秋葉は両目を見開き、まるでトマトスープ缶が破裂したみたいな鮮血をぶしゃりと口からほとばしらせた。

オレはそのまま秋葉を解放すると、そのまま前のめりにうつ伏せに倒れ、床の上に己の血液を激しくぶち撒け始めた。

「ごホッッ!! ゴホッッッ!!」

俺はそのまま無駄に長い黒髪を掴んで無理やり顔を持ち上げてやると、その顔面にニヤリと笑いかける。

「それじゃトドメさすわ」

秋葉の表情に戦慄が走ったのも束の間
オレは秋葉の顔面をつかみ、高々と持ち上げる。
すでに制服を吐血で汚し、今際の際に立たされた少女のごとく両足を前後に暴れさせる遠野秋葉。

「無様に散れぇ!!」

オレは秋葉の顔面に、俺の手のひらにあるエネルギーを勢いよくぶちこんだ。
ズドンンッッ!!と衝撃波が起こり、秋葉の全身がビググッッ!!とのけ反る。
反り返ったために、セーラー服の裾から鬱血した臍を覗かせた。
ワシ掴みにした顔面からしゅーっと白い煙が上がり始めた。 

「一丁上がりだ」

俺の手のひらのなかで、敗北少女の遠野秋葉 はびくっびくっと痙攣し、その動きは次第に弱まっていく。
完全に反応をなくしたことを確信した俺は、そのまま秋葉を床に放り投げた。

どさり、と意識を完全に閉ざした人形のようになった秋葉は、ぐにゃりと情けなく上体と下半身を捻らせて、顔を横に向けて床の上に転がった。


「さて……撮影準備と行きますか」


撮るのはもちろん、遠野秋葉が生前最後に穿いていたファイナルパンツ。

今、俺の足元には、スカートで覆われた尻を突き出して地面に沈む遠野秋葉がいる。
あの遠野秋葉とは思えないほどのあまりに無防備な姿で、スカートをめくってくれと言わんばかりの状態で転がっている。
こんな無様な体勢で、俺の目の前に自分のメスの部分を差し出している。

「あのーすみません。今オレの眼の前にスカートがあって、今にもめくってくれって言わんばかりの状態なんですけど。めくっても大丈夫ですかね、遠野秋葉さん?」

オレは倒れ込んだ遠野秋葉の顔面を覗き込んだ。

「あ、すみませんw もう○んでしまってましたねww」

白目を剥き、口と鼻からからダラダラと涙やら唾液やら鼻水やらを垂れこぼしている遠野秋葉の無様フェイス。
その無様顔を永久保存できるよう、カメラのレンズを向けてしっかりと撮影した。

「いやー、スカートなんて本当はめくっちゃいけないんですけどねー。でももう死んでしまったのならどうしようもありませんね。弱すぎてスカートの中を守りきれず、敗けて○んでしまうほうが悪いんですからw」

男に敗けてしまった女は、何をされても文句は言えない。しかもこの女は、オレのことを明らかに見下していたんだ。
そんなヤツが無様に負けてるんだから、徹底的に辱めておいてやらないとなw

オレは遠野秋葉を仰向けに寝かせ、その身体を両足で跨ぐように立ち、全身を見下ろすように撮影する。
床の上に黒いロングヘアーを広げて、両腕と両足を小さくハの字に広げた体勢。

ピクリとも動かない全身にゆっくりとズームアップしていき、足先から顔面まで隅々まで刻みつけるように事細かく撮影する。

446名無しさん:2022/09/18(日) 09:39:32 ID:???
さて……いきなりスカートをめくっても良いんだが……もういつでも好き放題めくれるんだから、焦らず後回しで構わないなw
そう思ったのでオレは他に需要がありそうな部分に目を付けることにした。

そうだ……せっかくなら……

オレは遠野秋葉の靴に目をつけた。
足首を握り、片方の革靴を脱がす。
黒靴下を履いた足と、脱ぎたての革靴。
オレはカメラのレンズに匂いを押し付けるかのように思い切り近づけてやる。
革靴の中に隠されていた秋葉の足裏を撮影する。
そして靴下の、親指と人差指の間の爪先部分を指でつまみ、上に引っぱりあげるようにして靴下を脱がしていく。
足が持ち上がり、靴下が擦れる音を立てて踵が露わになり、遠野秋葉の土踏まずや白い足裏が徐々に明らかになる。

そして全部脱げた後は、秋葉の靴下脱ぎたて足裏チェックと言わんばかりに、指の間に溜まった黒靴下の毛玉汚れを撮影した。

さらに革靴の中にもレンズを向けて、俺の勃起チ○ポを革靴の中に差し込んでやった。

ひとしきり足裏を陵辱してやったところで、いよいよオレは本題のスカートに目をつけた。
カメラは秋葉の腰から膝までの間。いわゆる下腹部のあたりをズームアップ。
そしてスカートの裾の方にカメラを合わせた。

「それではご覧いただきましょう。遠野秋葉のファイナルパンツ〜w」

オレはわざと焦らすように、秋葉のスカートをゆっくりとたくしあげていく。
スカートの裾が膝上の太ももを撫でていき、少しずつ少しずつ期待を膨らませていく。
あぁ……好きなだけ遠野秋葉のパンツを犯していいんだ……その優越感にしっかり浸ったあとで。

ピラッ……♥

おお、すごく高級そうなネイビー色のパンツだ……♥
遠野家当主が、自分のエッチな部分を守るために選んだパンツ……♥
レースが編み込まれてる……♥
フロント側は全面レース……♥
臍の下にはリボン付き……♥
お尻にはレースがなくて、ストレッチ素材で動きやすそう……♥
やっぱり秋葉もいざというときは動きやすい服じゃないと困るもんね……♥
でもそのおかげで、お尻にしっかりシワが入ってきゅうきゅうに食い込んでるね……♥
お尻のところから指を入れておいてあげるね……♥
オレにボコボコにされてる間、秋葉はこんなパンツを穿いていたんだね………♥
こんなパンツを穿いたまま何度も腹パンされて、オレとの実力差をわからされていたんだね………♥
そしてこのパンツを穿いたまま秋葉は○んじゃったんだね……♥


スカートのホックを外して足から剥ぎ取る。上は制服で下はスカート無しの状態。
遠野秋葉のファイナルパンツを上から見下ろすように撮影……♥

もっと視聴者にサービスしてやろうと思い、オレは秋葉の両脚を広げてガニ股を作ってやる……♥
こんな無様ポーズ、本来の秋葉なら絶対にしないよなあ………♥
そして股間を広げた状態の秋葉様のショーツにレンズを近づけていき……♥
そしてそのまま……グニュグニュとレンズでショーツ越しのマ○コを擦り上げる……♥

ズッ……♥ズッ……♥ズッ……♥

ショーツを擦る音もバッチリ録れてる……♥
ショーツの内側に陰毛が生えてるみたい……♥
敗北マ○コなのにきれいに処理してるんだね……♥
遠野秋葉の陰毛も一緒にレンズで弄んじゃってる……♥


遠野秋葉のガニ股パンツ……♥
遠野秋葉の敗北マ○コ……♥
ガニ股クロッチと敗北マ○コ……♥

ズッ……♥ズッ……♥ズッ……♥ズッ……♥ズッ……♥ズッ……♥

447名無しさん:2022/09/18(日) 09:42:21 ID:???
さて、そろそろファイナルパンツ鑑賞からのファイナルレ○プといくか(笑)

俺は秋葉の身体を持ち上げて路地裏の壁に身体を放り投げる。
ドンと突き飛ばされた秋葉は背中を壁に打ち付け、そのまま背に壁を付けたままズルズルと腰を滑らせて座り込んだ。
そのまま俺は秋葉の両膝に腕を差し入れて、M字開脚させてやる。

床に転がってたスカートやら靴やらを蹴飛ばしてスペースを作り。
そしてオレはファイナルパンツのクロッチを摘んで横にずらし……中途半端に開いた秋葉様の最奥部を、心ゆくまで味わうことにした……♥

パコッ♥パコッ♥パコッ♥パコッ♥

ファイナルパンツで覆われていた柔らかそうなケツ……❤
、オレのピストンに合わせて打ち付けられてる……♥
ヘアバンドを付けた秋葉の前髪……❤
突かれるたびにゆらゆら揺れてる……♥
お高く止まった名家のご令嬢も、こうなったらただのオナホ同然だな……♥
遠野家の当主なのに、自分の貞操すら全然守れてねぇじゃねぇか………♥

しっかりマ○コとチ○ポの結合部分を撮影して……♥
パコッ♥パコッ♥パコッ♥パコッ♥パコッ♥パコッ♥
ピストン速度をどんどん早めて、やがてたっぷりと最奥部に敗北射精(なかだし)してやった……♥♥

横向けに寝かせて片足を持ち上げ、上に広げさせた体勢で、わからせレイプ済の白濁液がマ○コから尻の方へゆっくりと垂れ落ちる……♥


さて、新たなファイナルパンツを採集し終えたオレは早速DVDで販売することにした。

〜〜♥遠野家当主 遠野秋葉♥ 遠野家御用達のファイナルパンツ〜〜

タイトルはこれでいくか(笑)

おわり

448名無しさん:2022/09/18(日) 13:44:38 ID:???
これはまた懐かしいキャラだな

449名無しさん:2022/09/18(日) 18:37:38 ID:zpk4Ri1Q
新作投下あげ

450名無しさん:2022/09/19(月) 20:41:45 ID:???
もう一個投下します
原神のモナで首吊りです
秋葉よりは短い


テイワットの人は、皆生活に奔走している。
神秘的かつ誇り高い占星術師も、その例外ではない。
質素な生活を貫くモナは、自分が食べるものを市場で買ったりはしない。
すべては「節約」のため。モナは自らの食材を調達するため、山菜や果物を採集するために森の中へ向かっていた。
モナが森の奥へ入ると、小さな遺跡のようなものを見つけた。

「この辺りを探索するのは初めてだけど、まさかこんな遺跡があったとはね」

何か古い遺物や古書が見つかるかもしれない。
採集をするついでに、モナは興味本位でその遺跡の中に入ることにした。


モナがその遺跡を見つけたこと。
これもまた、ひとつの運命だったのかもしれない。
誇り高き占星術師はこう口にしていた。

――変えられない、逆らえない、受け入れる以外何もできないのが運命の運命たる所以なのです――。

占星術師は自身の運命は占わない。
だから、彼女がこの後に待ち受ける運命など、モナには知る由もなかったのだ……。



遺跡の中には、侵入者を撃退するためのトラップが置かれていた。
そのトラップに引っかかってしまった占星術師は――

「あっ……!」

足元のスイッチを踏んで作動したトラップにより、モナの首筋に一瞬で縄が巻かれ、勢いよく縛り上げられた。
体重の軽いモナはいとも簡単に身体が持ち上がり、足先が宙に浮き上がった。

ギリギリギリィ……!
「ぁっっ……ぐっっ……ぎっっ……!!」

両腕を首元に持ってきて縄を解こうとするモナ。
しかし縄は首筋に深く食い込み、指を入れる隙間などどこにもない。
モナの身体はどんどん上昇する。モナは首を反り返らせるが、首筋への圧迫は一向に緩まない。
それどころか縄はさらに強く引っ張られており、ますます首への圧迫が強まっていく。

「ぎっっ……ギヒっっ……!!」

両目を強く閉じて歯を食いしばるモナ。
首を反らせて何とか縄から逃れようとする。
背中に垂れるツインテールが揺れる。

「ぐ……っ! ぐっっ……!! ぐるっ、ぢっっ……!!」

なんとか声をあげようとしても、声帯ごと潰された濁った声しか出せない。
助けを呼ぼうにも周囲には誰もいない。
遺跡の外から日光が差し込むだけ。
その光は壁面にモナの影を作る。
トラップに引っかかり、哀れにもがく一人の少女のシルエットだけが壁に映り込む。

451名無しさん:2022/09/19(月) 20:42:49 ID:???
そして――
ギリギリギリギリギリギリィィ……!!

まだトラップには余力が残されていた。
ロープはさらに強く巻き上げられ、モナの首が明らかに見て分かるほどに細くなった。

「ぐ、げっっっ!!?」

もはや歯を食いしばることもできない。
あまりの強さにモナは両目を見開き、その翡翠色の両瞳が、くるりと瞼の裏へと裏返る。
その眦から大粒の涙が浮かび、頬を伝い落ち始めた。

「ぉ、ぎょ!! ぉぎゅっ!! ぎゃふ、げへっっ!! ぎゃえっっ!!がぁあっっ……!!」

助けを呼ぶ声もまた縄によって締め潰される。
モナは自由な下半身をジタバタと暴れさせる。
ストッキングで覆われた両足をメチャクチャに動かして、少しでもその苦しみから逃れようとする。ストッキングの内ももが激しく擦れ合う。尻に食い込んだストッキングはぐにゅぐにゅと伸縮する。

しかし運命は変えられない。
生まれ落ちた時から、モナはこうなる運命だったのだ。

「ぉ"っ"、ぉ"ぎゅぅ"ッッ、ほひゅッッ……?!」

純白の頬が紅潮し始め、唇から舌を突き出してしまう。両目からの涙は止まらず、鼻水まで出してしまいそうなほどの有様だ。
普段の誇り高き占星術師の姿からは考えられないほど、己の地位も名誉も捨てて暴れるモナ。

しかし、それは長く続かない。

「ぉッッッ……ごッッッ……っっっ……」

次第に全身から力が抜けていく。
己の智慧も、力も、精気も……すべてが砂時計のように下半身から零れ落ちていく。
両腕に力を無くしてだらりと垂れ下がると、柔らかなストッキングの太ももをべちっ♥と叩いた。

びくっっ♥ びくっっ♥ びくっっ♥

下顎が下がって唾液がだらだらとこぼれ落ちる。
被っていた帽子が外からの風で落ちた。
散々暴れさせていたストッキングの両脚もぴんっ♥と伸び切った状態で小刻みな痙攣を始め、すべての力が抜けきったと同時に、レオタード状の股間に大きな湿りを作り始める。

ぢょろちょろちょろちょろちょろぉお……♥♥

股間のストッキングが濡れて深い黒に染まり、尿が伝い落ち始める。
タイトなストッキングを穿いているために内股全体からボタボタと雫が落ち、雨のようにポチャポチャと足元に水たまりを作り上げていく。

「…………、…………っ…………」

そして、ほとんど動かなくなったと同時に。
ぶちり、とトラップによって引っ張りすぎた縄が千切れ、モナは落下した。

両足がつくもののすでに力は無く、そのまま跪き、前のめりにうつ伏せに倒れた。
尿溜まりに顔面から突っ込むように倒れ、力なく広げられた両足。
ストッキングで覆われた両尻をわずかに突き上げたその体勢は、誇り高き占星術師としては最悪の末路と言わざるを得なかった。


game over

452名無しさん:2022/09/22(木) 10:12:33 ID:???
新作ありがとうございます…!
革靴やパンツに拘りを持つ変態性が、無様敗北死した秋葉様の尊厳破壊になっててシコかったです
描写が丁寧で細かくてフェティッシュなところ、自分も真似したいです

453名無しさん:2022/09/22(木) 20:18:22 ID:???
>>452
お読みいただきありがとうございます
リョナッてるときも、今どんなパンツを穿いて悲鳴をあげてるのか気になってしまうので……w
スカートめくれながら倒れてるのとかが良いですね!

454名無しさん:2022/09/24(土) 11:47:19 ID:hL51UOck
>>453

あなたの作品最高です!!素晴らしすぎる!鉄拳の飛鳥の作品行けませんかー?

455名無しさん:2022/09/25(日) 19:08:11 ID:???
>>453
秋葉様の無様敗北最高によかったです
お高く止まった誇り高い名家の令嬢が最後オナホ以下の存在に落とされてしまうのが最高に良かったです
ご令嬢の大切な部分を守ってきた高級なパンツが晒されちゃうところも好きです
気位の高いお嬢様キャラが無残に尊厳を奪われるのは最高すぎます

456名無しさん:2022/09/26(月) 00:30:52 ID:???
>>454
ありがとうございます
飛鳥もいいですね

>>455
お褒めいただき嬉しいです
倒した相手のパンツを見るのは、征服欲が満たされるので最高ですね!


次も格ゲーキャラにする予定です〜
いつものごとくターゲットをゆる募します

スレでは
標的の募集&新作投下
pixivでは
こちらに投下した過去作に、一部加筆修正等して投下

こうするとスレも活性化して良いかもしれませんね
(思いつきで言ってるだけですが〜)

457名無しさん:2022/09/26(月) 16:32:28 ID:???
ブレイブルーのツバキを触手に襲わせて、鞭打ち・締め付けリョナ。
首絞め失禁失神のリクエストをお願いできませんか?
ご一考よろしくお願いします!

458名無しさん:2022/09/28(水) 01:56:27 ID:???
unlimited codeのルヴィアの尊厳破壊とかみてみたいです

459名無しさん:2022/09/28(水) 23:37:02 ID:aeBFZcr.
>>456

風間飛鳥リクエストします!

生意気な飛鳥を懲らしめて欲しいい

460名無しさん:2022/09/29(木) 06:19:20 ID:???
オリジナル格闘キャラでお願いします

461名無しさん:2022/09/29(木) 07:40:12 ID:???
ブレイブルーのEsちゃんがスサノオとかアズラエルとかのごついヤツにボコボコにされるのが見たいです

462名無しさん:2022/09/29(木) 13:49:12 ID:???
ちなみにオリジナルキャラで腕に自信があるキャラがボコボコにされるなら、みなさんはどんなキャラがどんなキャラにボコボコにされるのがいいですか?

463名無しさん:2022/09/29(木) 14:06:27 ID:???
高圧的、見下し系レディーが、絶対負けないようなキモデブに意表をつかれ、ぐちゃぐちゃにされる展開
好き

464名無しさん:2022/09/29(木) 23:49:36 ID:???
456です
リクありがとうございます
次の土日に新作投下目標で進めてます
以前から個人的に書いてみたかったネタがあるので、それと絡ませる形になるかと思います

465名無しさん:2022/10/02(日) 01:00:13 ID:???
おおーありがとうございます
楽しみであります

467名無しさん:2022/10/02(日) 22:54:43 ID:???
完成しました……が想定よりも長く、10000字近くになってしまったので
スレに直接投下するのは大変なのでピクシブに投下しました

>>457のブレイブルーのツバキの触手ネタです。
個人的趣味も入って、相変わらず好き勝手書いた内容ですが……
喜んでいただけると嬉しいです

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18464836


書いているときに参考に見ていたキャラ画像を貼っときます
https://imgur.com/a/FBAuQq8
https://imgur.com/a/Ao5f0DQ
https://imgur.com/a/orf8FGB

468名無しさん:2022/10/03(月) 18:21:24 ID:???
素晴らしいです!!

469名無しさん:2022/10/03(月) 18:46:23 ID:???
>>463
見下し系レディーってどんな感じ?

470名無しさん:2022/10/03(月) 22:38:02 ID:???
>>467
リクエストした者です。
まさかの汗だく責めとは思いませんでしたが、こんなにいいものだとは知らず、最高でしたw
無様な最期を迎えさせていただきありがとうございました!

471名無しさん:2022/10/05(水) 20:35:59 ID:???
>>468
>>470
お読みいただきありがとうございます
自分の趣味が入ったのであまり良くなかったかなと書きながら思いましたが、喜んでいただけてホッとしました

また違うキャラで何か思いついたら書こうかと思います

472名無しさん:2022/10/05(水) 23:28:23 ID:7pLPOd0I
>>471

本当にあなたの作品のファンです。

どうか風間飛鳥での作品を検討ください!

473名無しさん:2022/10/06(木) 00:59:58 ID:???
>>472
この世には自給自足という言葉があってだな……なぁに、そう難しい話じゃない。現代にはAIっつうもんがあるしな。というわけで俺も小説なんか書いたことないからノベリスト先生にお願いしたぞ

474名無しさん:2022/10/06(木) 01:02:16 ID:???
風間飛鳥は歩いていた。目の前には一人の少女が立っている。
「飛鳥さん」
と彼女は言った。
「お久しぶりです」
それは見覚えのある顔だった。だが名前が思い出せない。
「誰だっけ?」と訊くと彼女は微笑んだ。
「ひどいなあ。あたしですよ、あたし。あなたに先日ボコボコにされたしがない奴ですよ」言われて思い出す。そんな奴もいたっけ……
「というわけで今日は復讐しに来ました」
少女が言い終わるや否や、飛鳥の両腕が後ろから絞められた。
「しまっーーーーー」
飛鳥の言葉を遮るように彼女の腹部へ少女の足がめり込む。
「かはっ……!?」
一瞬息が出来なくなる。捕まれていた腕を離れ、地面に投げ捨てられた。どうやら後ろ味方がいたらしい。そいつは二人の男だった。
痛みに耐えながら立ち上がろうとするも、再三、少女の蹴りが飛んでくる。咄嵯の判断で腕を使ってガードするが、衝撃を殺しきれず後方に吹き飛ばされた。地面を転がりながらもすぐに体勢を整えようとした瞬間、背中に衝撃を受けて地面にうつ伏せに倒れた。
「うぁっ」
確認すると先程自分を掴んでいた男だった。起き上がる前にまた蹴られ、仰向けにされ、上から踏みつけられた。
「ぐふぅ……」
肺の中の空気が全て押し出されるような感覚に陥る。男はさらに体重をかけて来た。このままではマズいと思い、必死に抵抗する。しかし、相手の方が力が強くビクともしない。
抵抗虚しくそのまま潰されるように圧迫されていく。肋骨がみしみしと音を立てている気がした。
(まずいっ!)
そう思った時、男の力が少し弱まった。その隙を狙って身体を起こし、振り払うようにして立ち上がることが出来た。
「はぁ……はぁ……」
「良いザマですこと、飛鳥さん」
飛鳥は少女を睨む。距離を詰め、正拳を放った。
「がっ!?」
確かな手応えあり。続けて回し蹴りを放つ。これもヒットする。今度は後ろによろめいたので追撃しようと一歩前に出たところで足を払われてしまった。
バランスが崩れたところを蹴りつけられてしまう。顎へのアッパー。後ろにフラフラとたたらを踏んだ。がしっ、と男に羽交い締めにされてしまった。
「くっ!」なんとか抜け出そうとするも、なかなか上手くいかない。その間に少女が近づいてきた。そして鳩尾へと膝を叩き込まれる。
「ごほっ!!」
あまりの激痛に意識を失いそうになる。それでも歯を食い縛り耐えると再び蹴り上げられた。胃液のようなものが出て来た。少女は嘲笑うかの様に足を振りかざす。
「きゃっ!?」
下半身に激痛が走った。少女の足が飛鳥の股関にめり込んでいた。思わず悲鳴をあげてしまう。
「あら?女の子みたいな声出しちゃって」
少女は更にぐりっと捻った。
「ひゃあんッ!?」
変な声を出してしまい恥ずかしくなる。それを見た少女はニヤリとした笑みを浮かべる。
「いい声で泣くじゃない。これならどう?」
そういうと少女は飛鳥は首を締めた。
「あぐっ!? か……は…………っ」
ドスッと衝撃を飛鳥は受けた。少女の膝だ。首絞めと同時に放たれた攻撃により呼吸困難に陥りかけた。首にかけられていた手はいたぶるようにはずされた。
「げほぉ……っ!! はあっはああーー」
咳き込みながらも酸素を取り込もうと深呼吸をする。だがそれも束の間だった。次の瞬間にはまたもや股間へ強烈な打撃を喰らった。
「うぁ!? あうっ!? ぎぃ!?」
容赦のない連続攻撃をくらい、飛鳥の口からは苦痛の声しか出なかった。やがて彼女は地面に倒れ伏してしまった。もう立てないほどダメージを負ってしまったのだ。
「さて、とどめを刺してあげます」
そういって少女は男から鉄パイプを受けとる。別の男が飛鳥の髪を掴んで乱暴にたたせる。「これで終わりですわね。安心なさい、殺しはしませんから。ただ、二度と逆らえないようにしますけど。では、さよなら」
少女は鉄パイプを降り下ろす。鈍器が飛鳥の胸に直撃した。
「がはっ!!」
衝撃で肺の中の空気が一気に吐き出される。飛鳥は血反吐を吐いてその場に崩れ落ちた。
「はははははは!!!」
少女は高笑いをあげて飛鳥を殴った。腹、顔、股間、足、腕、胸……あらゆる場所を殴り続けた。飛鳥は抵抗出来ず、されるがまま殴られ続ける。しばらくして満足したのか、少女は手を止めた。
「ふぅ、すっきりしました。ですが、まだまだ私を辱しめたことは許しません。あなたはサンドバッグとして有効活用させて貰いますよ。良かったですね、死ななずに済んだんですから。ーーーー連れていけ」
少女が命令すると男はどこからともなくやって来た車に飛鳥をほおりこんだ。そのまま車は走り去って行く。
薄れていく意識の中で飛鳥の頭に浮かんだのは少女に前に戦い、勝った時の自分だった。
なぜか自分の勝鬨の声が、少女の高笑いと重なった。

475名無しさん:2022/10/12(水) 18:49:36 ID:pobzG8OU
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18522324

頭皮舐めは癖です。

476名無しさん:2022/10/13(木) 19:17:36 ID:???
素晴らしいです

477名無しさん:2022/11/01(火) 11:54:36 ID:???
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1666931005/l30

478名無しさん:2022/11/02(水) 00:29:01 ID:???
戦慄のタツマキが超能力で葬られるSSください

479名無しさん:2023/01/21(土) 14:54:34 ID:DTl9klEM
はじめまして。こういった場所に書き込むのは初です。
いつも見るだけでしたが、YouTubeの動画を見て勢いで書いてみたので、投下したいと思います。
ネタは、ストリートファイターEXのカイリの超必殺技を食らうさくらです。
カイリのアーケードモードの1人目がさくら固定のようで、紹介動画でよく止めをさされているのを見て、思わず書いてしまいました。
細かい設定はわかってません。
グロ注意です。

480名無しさん:2023/01/21(土) 14:55:34 ID:DTl9klEM
ズブチュッっっ

それまでの打撃音と異なる、水音混じりの生々しい音が凄まじい痛みを伴ってさくらの体内を駆け巡る。


拳を交わし合い、傷付き傷付けながらも互いを認め合い、研鑽するストリートファイト。
そんな世界に自分の居場所を見出だした春日野さくらが、今日出会った相手、カイリ。
片目に傷を負い、人を寄せ付けない「気」を纏ったその男を前にしても、さくらはその拳を通じて語り合い、理解し合えることを信じ、迷わず対戦を受け入れた。
昼間の学校の校庭という、戦うにしては場違いな場所でも全く構わない。
さくらにとってのストリートファイトは、どこまでも「試合」なのだ。

戦いは、気弾の応酬に始まり、互いの間合いを探り合いながらの攻防が続いた。
だが、天性の才能とひたむきな強さへの憧れが、少女の背中を僅かに後押しする。
一方の男の方はといえば、これ程明るく開放的な場所での戦いに慣れておらず、また自らの奥底に眠る「本能」を押し隠しての戦いに、調子を掴めずにいた。
「いくよ!せーのっ!」
少女の快活で力強い掛け声が校庭に響き渡り、男の体が吹き飛んだ。
(強い、けど勝てない相手じゃない!)
腕や脚を擦りむき、上下とも丈の短いセーラー服を所々破かれながら、さくらはやや上気していた。
(…でも、何だろう、この人…。)
何故だか、戦いの先が見えない。
倒そうとしても、暗闇に誘い込まれていくような感覚。
歴戦の格闘家ならあるいは、その正体に気付いたかもしれない。
だが、さくらはまだ年端のいかない女子高生なのだ。気付けるわけもない。

その、「暗殺者」の持つ気配に…。

「これで、おしまい!!」
お互いに体力のほとんどを消耗し、男の体力を削り切ろうとさくらが掌に気をため、特大の気弾を放とうとしたその時。
カイリの隻眼が赤く光った気がした。

481名無しさん:2023/01/21(土) 14:57:23 ID:DTl9klEM
天に向かって咆哮した男は、一気に間合いを詰め、少女の体に連撃を放った。
顔、胸、鳩尾、脛、側頭部へと拳撃と蹴撃を鋭くヒットさせる。
ためかけた気を霧散させながら、仰け反り、くの字に折れ曲がり、また大きく仰け反り…殴られるまま体を踊らせるさくら。
口内を切ったのか、口から僅かに血が噴き出す。
地に倒れこむことも許されない連撃に曝された少女の首を、男は左手で掴んだ。
一瞬、ほんの一瞬だけ、殴打が止み、男は貫手にした右手を引く。
首を掴まれた少女は、朦朧としたまま、しかし男に支えられてその無防備な体を男の眼前に晒した。
セーラー服とスカートの間の、細く引き締まった、しかし柔らかい腹部を。。。


追い詰められたカイリだったが、相手がこちらに止めを刺そうとしているのを感じ取り、その「本能」が唐突に目を覚ました。
一瞬で少女の戦闘能力を奪ったのち、確実な「止め」を刺す。
引き絞った右手に静かな、しかし猛烈な殺意を込め、少女の露な腹部に突き放つ。
貫手の先端が、そのあまりの速さと込められた気によって刃物と化し、少女の柔肌を貫いた。

ズブチュッっっ

朦朧としていたはずのさくらの全身が、一気に覚醒する…
「うあああぁーーッッ!!」
…致命的な傷を負ったことによって。

さくらの柔らかな腹の皮膚を突き破ったカイリの右手は、そのままさくらの腹筋を貫いて上下に断裂させ、腹腔の内臓を千切りながら背骨に到達する。
硬い筈の背骨はしかし、隙間の軟骨から分断され、中を走る神経や脊髄がブチブチと悲痛な音をたてて断裂した。
そして…さくらの背中、スカートの上辺りが一瞬盛り上がったと思うと、真っ赤に染まったカイリの右手が顔を出した。

全てはコンマ何秒の出来事だった。
カイリの右手…いや右腕はそのままさくらの細く薄い腹部を完全に貫通し、カイリの逞しい二の腕が肩近くまでさくらの体内に侵入していた。

凄まじい痛み。
擦り傷、切り傷、捻挫、打撲、骨折。鳩尾を殴られた時や脳を揺さぶられた時にも感じたことのない、圧倒的な痛み。
熱いとか冷たいとかもわからない、とにかく感覚神経の猛烈な信号が、さくらの腹の真ん中を前後に駆け巡っていた。

腹を貫かれたさくらは、姿勢を低くしたカイリの体に上から抱きつくかのようにして動きを止めていた。
が、数秒後、カイリがその腕を引き抜くと、前後におびただしい量の血を噴き出しながら、力無く尻餅を付き、そのまま上体が後ろに倒れていった。
傷口が大きい為、血はそれほど遠くに飛び散らず、ドバッと一気に血溜まりを作った。
一方で、男の体は、女子高生の真っ赤な血を頭から浴び、前面が赤く染まっていた。
引き抜いた腕には腸や肉の断片が纏わり付いている。

「ゴボッ」
(なん…で… こ…んな…)
遅れて口から血の塊を吐いたさくらは、自分の腹部を前後に走りまわる激痛と大量の出血で気が遠くなっていた。
背骨を千切られた為、既にさくらの下半身はさくらの意識下には無く…
スカートの下の赤いスコートの、前の膨らみに透明な染みが、後ろの割れ目に赤い染みが広がった。

(リュウ…さ…)
失血でもう頭が働かず、ただ憧れの人の背中を思い浮かべ…
大粒の涙を流しながら、さくらは意識を手放した。


カイリは目の前に横たわる少女を、血塗れの顔で見下ろす。
肩まで突きこんだ、少女の腹にあいた穴は、少女の上半身と下半身をちぎれかけさせるほど大きく、引きちぎられた腸以外にも胃や肝臓などの臓器が垂れ下がり、分断された背骨と肋骨の下の方が顔を覗かせていた。

「こんな…幼い相手…しかも女に…」
少女の方は、止めを刺すとしても、命をとろうとはしなかっただろう。あくまで「試合」だったのだから。
対して、自分は…
暗殺者の「血」にのまれ、一瞬で「死合」を仕掛けてしまった。

真っ赤に染まった右手を見て、奥歯を噛み締める。
その胸中に何が飛来したかを悟らせる前に、男はフッと姿を消す。

残された血溜まりの中のさくらのもとに、校舎から生徒達が駆け寄ってきたのは、そのすぐ後のことだった。
女子高生達の悲鳴が、広い校庭に木霊した。

482名無しさん:2023/01/22(日) 14:34:28 ID:C9Mai1DA
さりげない必殺技にリアリティを重ねるのいいですね。

483名無しさん:2023/01/28(土) 19:25:03 ID:???
>>482
ありがとうございます。
記号化してる表現(血や武器使用)をリアルに捉えると、相当ヤバいことになりますよね。

自分は、エロ表現は男性の欲求が前面に出て来て苦手で、女性が命のやり取りの中にわざわざ入り込んで、ひどい目に遭う展開が好きです。

というわけで、今度も春日野さくら(とリリス)がひどい目に遭います。
リリスの性格設定は適当に脚色してます。

グロ注意です。

484グロ注意:2023/01/28(土) 19:26:13 ID:???
春日野さくらは、雪の降り積もった夜道をぺちゃくちゃと喋りながら歩いていた。
話の相手は、リリス。
なんと人ならざる存在だが、そんな事はさくらにとってはどうでもよかった。
始めこそ驚いたものの、対話が可能ならばいつかは分かり合えるもの。
リリスもまた、偏見を一切持たない純真な少女との交流をする中で、人間であるさくらに気を許していた。

そんな2人はこの雪道を、脚も露な制服姿で歩いている(リリスもさくらに合わせておそろいのセーラー服を実体化させて着用中)。
人ではないリリスはともかく、さくらが寒がりもせずにそんな薄着でいられるのは、今まさに観戦してきた戦いの熱、余韻が残っているからだ。
「スゴかったね!モリガンさん!」
「そーよ!私をこうして分離しているのに、お姉さまのあの圧倒的な強さ!!」
さくらは興奮気味に、リリスは陶酔気味に口を揃える。
「それにあの、あらゆる男を虜にするスタイルに声に表情、たまんないのぉ」
リリスは付け加える。
「んー、それはちょっとよくわかんないけど」
さくらが両手を頭の後ろに組んで興味無さそうな顔をする。
するとリリスは目を細めニヤリとさくらの体に目線を送り…
「そんな事言っちゃって…あなたも結構スゴイのに!」
突然背後からさくらの胸に手を回し、その意外にボリュームのある膨らみを鷲掴みにした。
「ひゃあっっ……ん…」
驚いて組んだ手をほどき声をあげるさくら。リリスの冷えた手の冷たさが、ただ揉まれた以上の刺激をその双丘に与え、僅かな昂りが声に混じる。
そう、快活で純真無垢、格闘技にのめり込むショートヘアはちまき女子高生というさくらのイメージとは裏腹に、セーラー服の前面を押し上げる膨らみはかなりの存在感があり、ただでさえ短いセーラー服をさらに引き上げ、かわいいお臍がばっちり見えていた。
そのくびれたお腹はしかし筋骨隆々では全く無く、むしろ柔らかく少女のそれで。
当人は全く気にしていないが、短いプリーツスカートからチラチラ覗く真っ赤なショーツ、スカート越しにもシルエットが目立つ臀部の曲線、そして脚線美。
およそ格闘家らしくない、極めて女性的な柔らかさと滑らかさを無自覚に主張するさくらの体は、実は男性女性問わずかなりのファンを獲得していた。
「も、もう!やめてよ!怒るよ!」
「キャハハハ!」
胸を両手で押さえて頬を膨らませるさくらと、笑いながら僅かに宙に浮いて逃げていくリリス。

それは唐突に起きた。


リリスが通りすがった脇道の暗がり、、いや、闇から、突如光が伸びてきた。
その光が、リリスの腹部の周りを一周し、闇へと戻る。
突然過ぎてさくらも目の前で起きていることが認識できていなかった。
リリスの上半身が、宙を舞っていた。

485グロ注意:2023/01/28(土) 19:28:56 ID:???
「な…?!リリ…ス!!」
さくらの前を行くリリスの体がウエストで真っ二つになり、血を撒き散らしながらその上体がクルッと一回転する。
「リリス!!」
だが一回転した上体は、そのまま再び下半身にくっついた。
血の跡を雪道と己の体に残しながら、リリスはさくらの方へ跳びずさった。
「…あー、ビックリした」
お腹をさするリリスのもとに、さくらが駆け寄る。
「だ、大丈夫なの!?」
「んー、まあ、ね。それより…」
いきなり目の前で真っ二つになって大丈夫などと、脳の処理が追い付かないところだ。が、格闘家の、いや生物としての本能が、訪れた脅威に意識を集中させる。

「…禍ーッ禍ッ禍ッ禍ッ!」

不気味な笑い声をあげながら、それは姿を現した。
「あなた…!」
「なに、知り合い?」
いきなり殺しにかかってきた相手を前に間の抜けた問いかけをするが、視線はまっすぐにその怪異へと向けている。

「我が名はビシャモン!そこの蝙蝠の小娘!あの女の分体であろう?今ここで斬り殺してくれるわッ!!」

真っ赤な鎧を纏った肌が真っ青な武者。だがその実体は、呪われた鎧「般若」と妖刀「鬼炎」が作り出した「鬼」そのものであった。

「もぅ、お姉さまと別れてるこんな時に…」
リリスは、モリガンの魔力の半分程を分けてもらって実体化している状態である。
「だからこそよ!小娘ッ!」
つまり、その戦闘力はモリガンと一体となっている時の半分になってしまっていた。
同時に、モリガンもまたリリスを失えば大きく弱体化されることになる。
(これはまずいかも…)
モリガンの「中」でビシャモンとの戦いを経験したことのあるリリスは、寒さのせいではなく背筋を凍らせる。
直接殺意を向けられているわけではないものの、さくらもまたかつてない程全身が総毛立っていた。
(そういえば、全然人がいない…)
まだ日が暮れて間もない筈なのに、通りに人通りは全く無い。
鎧武者の恐ろしい妖気が、既にこの場を支配し、人を寄せ付けなかったのか。
となると、2人の少女は待ち伏せされていたということ。

「さア!もっと血ヲ!」
鎧の鬼面が醜悪な笑いを貼り付けたまま、リリスに襲い掛かった。

486グロ注意:2023/01/28(土) 19:30:38 ID:???
刀を凄まじい速さで振り回す鎧武者に、そもそもリーチが短いリリスは防戦一方となる。
指が飛んだり肉が裂けたりしても、切り裂かれたセーラー服ごとすぐに元通りになるリリスだが、確実にダメージは重なっているようだ。
「っこのっ!」
魔力を飛ばして攻撃しようとリリスが両手を頭上に上げた、その無防備なボディに
「甘いわ!」
妖気を纏ってリーチが一気に伸びた鬼炎が横に振るわれる。

ズグッッ!ズビュッッ!ズグシャァッ!
「あっ あッ」
右に左に刃が往復し、
「いやぁッッ!」
3撃目でまたしてもリリスの胴が両断され、背骨と臓器が露となった断面を晒す。
再び上下半身がくっ付き、元通り…かと思いきや、リリスは腹を押さえて肩で息をしている。
セーラー服も裾が真横に裁ちきられたままだ。

(リリス、もう魔力が少ないんだ!)
ダークストーカーズの本気の戦いに尻込みをしていたさくらだが、リリスを助けたいという思いが全てを払拭する。
「真空―波動拳!!」
体が自然に動いていた。
リリスを頭から真っ二つにしようと襲い掛かってきたビシャモンの脇に、さくらの善なる波動の塊が着弾した!
「ヌゥォォォ!?」
予想外の攻撃、しかも何やら忌々しい光を纏ったその気弾に、完全に死に体を晒すビシャモン。
その隙を見逃すリリスでは無かった。
「テンプテーション!」
セーラー服が光と消え、瞬時に全裸となったリリスの周りを魔力で出来た蝙蝠が舞い、ビシャモンの体を次々打ち据えていく。
「おォのォれェ……」
吹っ飛ばされるビシャモン。
「やったねー!!」
漸く一矢報いることができて喜ぶリリス。
「ち…ちょっと!服!服!」
駆け寄って共に喜びたいはずだが、微妙な距離で指の隙間からリリスを見ているさくら。
「え…服?」
蝙蝠が消え去っても、リリスは全裸のままだった。
(そんなに…魔力を消耗してるの?)
リリスが自身の裸体を見下ろして驚いたその時。
リリスの正面にスッと鎧が…鎧だけが現れた。
「!リリス…」
さくらがリリスに手を伸ばそうとした瞬間、鎧に刻まれた顔が、大きく口を開けた。。。

「ぐっッ」
鎧の口から飛び出た何かによって、大きく弾き飛ばされたさくら。
雪にお尻を突っ込みながら頭を振り、起き上がったさくらが見たものは…
口から生えた巨大な青白い手に、掴まれたリリス。
何度も圧搾され、巨大な指の隙間とリリスの上下の口から、血がほとばしる。
「や…。グプッ…。 がはッ」
「やめろ!」
叫んで走り出すさくら…その目の前で。
真っ赤な血が一気に弾けた。

用を果たした手が鎧の口内へと戻っていく。
残されたのは、、ひしゃげた骨、皮膚、内臓の塊に、巨大な血溜まりと、リリスの下半身。そして…頭部、だった。

「え…」
ドシャ、と血溜まりに落下する一糸纏わぬ下半身。美しい丸みを帯びたヒップが、衝撃に揺れる。
やや遅れて、リリスの千切れた頭部が地に落ちる。
その目は、虚ろにさくらの方を見て。
何かを言おうと口が動く。
だが、その言葉が伝わることはなく。
ブシャッッ!
リリスの頭部は復活したビシャモンの足に踏み潰され、肉片と化した。

「刃ーッ刃ッ刃ッ!!ついに!ついにくたばりおったわ!」

さくらの、目の前で。
友人が、殺された。惨たらしく。
いや、さっきみたいに元通りになるかもしれない。
でも、今、この鎧が「くたばった」って。。
くたばるって?
死……

「うわぁあああ!!!」
血溜まりの向こうの怪物に、咆哮して殴りかかるさくら。
その拳には善なる波動と共に、哀しみに満ちた怒りが込められて。
邪なる存在であるビシャモンを、消し飛ばすほどのダメージを与える!

…はずであった。

487グロ注意:2023/01/28(土) 19:31:50 ID:???
飛びかかるさくらの目前に、蹴り飛ばされたリリスの下半身が飛来する。
千切れた内臓をたらし、股を開けっ広げた少女の露な下半身。
思わず目を背けるさくら。
その、ほんの一瞬が、さくらの運命を決定付けた。

リリスの下半身の陰から、光る何かが飛んできた。
「それ」に、さくらはギリギリまで気付くことが出来ない。
さくらが認識出来たのは、光の筋が自身の腹部に吸い込まれていったこと、、そして、鋭い痛み、だった。

さくらの露出した腹部は、ビシャモンの放った妖刀「鬼炎」によって背中まで貫かれていた。

「あぅ…!」
過去、仮面の男に鋭い爪で引っかかれたこともあったさくらだが、殺意のこもった真剣など、食らったことも無い。
体の前後を貫く痛みに思わず腹を抱えようとするさくらだったが、突然その妖刀が動き出し、少女の華奢な腹部を串刺しにしたまま、ビシャモンの方へと飛んで戻っていく。
妖刀に体の中央を引っ張られ、肢体を大の字に投げ出してビシャモンのもとに飛んでいくさくら。
その先で、ビシャモンは、、
妖刀を掴み取る体勢で、凶悪な笑みを浮かべて獲物の到着を待っていた。

そもそも、ビシャモンが欲するは殺戮であり、血である。
今回は、手を焼く相手であるモリガンを滅する為にダークストーカーであるリリスを狙ったが、偶然居合わせた人間の小娘が、これ程忌々しい力で我に反抗してくるなど。
怨霊である我を傷付けるような力の持ち主…


一体この手にどんな感触を遺してブチ斬れてくれるかのぅ!

さくらの腹から生えた妖刀の柄を握りこむやいなや、素早く体内から刀身を抜き放つと、その身を低く構える。
その刃は、空中で四肢を投げ出したさくらの、健康的であるのに肉感的でもある両の脚の間に据えられた。
「いやっっ」
さくらは己の肉体が、どのような末路を迎えるのかを悟る。。!

488グロ注意:2023/01/28(土) 19:33:28 ID:???
「鬼炎斬ッッ!!」
ビシャモンの体が青く光り、さくらの股下から刃が斬り上げられる。

ズシュッ
一瞬で妖刀の刀身がさくらの股間の割れ目に吸い込まれて、、、まだ異物を入れたことのない、さくらの乙女の空間を、あっさりと恥骨ごと断ち斬った。

グブシュッズシュッドグプッッ!
鋭利な筈の刃はしかし、一気にさくらの肉体を切り裂くことはなく、
恐ろしく生々しい音をたてながらコンマ数秒ごとに両断していく。
…まるで刀自身が、その感触を何度も楽しもうとしているかのように。
股間から下腹部、下腹部から臍、臍から胸の谷間、、と、斬り裂かれていくさくらの肉体。
「いやぁぁぁぁぁぁーーー!!!!」
正中線に沿って綺麗に股から真っ二つになっていくさくら。
断たれた所から血が噴き出し、身に纏う衣服も真ん中から切れ、血塗れのさくらの若い素肌を晒していく。
スカートはその前後を切られ、2つに別れてさくらの柔肌から滑り落ちた。
真ん中を裁ち切られた赤いショーツは左右に離れ、さくらの綺麗な陰部が、噴き出す血の狭間に断面と共に覗いた。
尾てい骨から始まる背骨も、その中央から綺麗に左右に分断されていく。

さくらの、柔らかい皮膚、筋肉、脂肪、内臓、骨、、全てを斬り裂きながら。
刃が肋骨と背骨を斬り開きながら豊かな双丘の真ん中を通り抜けると、一際激しく血が噴き出し、セーラー服と赤いインナートップスが裂けた。
インナーは左右にばつんと弾け、胸の膨らみをその淡いピンクの先端まで晒す。解放されて大きく揺れる膨らみはしかし、形を崩すことなくツンと上を向いている。
真っ白なその膨らみの内側が、真っ赤に色付けられた。

ついに喉まで来た刃が、さくらの顎に下から食い込む刹那。
(赤…ちゃん…産め…なく…なっ…)
人間には到底耐えきれない痛みの濁流に呑まれながら、さくらは涙を浮かべ。

妖刀「鬼炎」が、さくらの顔面を通過し、頭頂から抜け出した。
半分になったはちまきが、ハラリと舞った。。。

489グロ注意:2023/01/28(土) 19:34:56 ID:???
ビシャッ!!
縦に切断されたさくらの体から噴き出した大量の血が、死を迎えた彼女の体の前後に、縦に赤いラインを描く。
ドシャッッ!!!
そのまま、肉塊と化した少女の体は左右揃って近くの雪の土手に仰向けに落下して、真っ二つになった頭蓋から脳が、胸郭から心臓が、腹腔から腸が、下腹部から膀胱や子宮が、やはり真っ二つになって零れ落ちた。
ヌチャぁっと血の糸を幾つも引きながら、右半身だけがズルズルと斜面を滑り、、やがて止まった。

トップスは肩からずり落ち、ショーツは太股までずり下がっていて、乙女の胴体全てが外気に晒される。
唯一、自らの血化粧がさくらの裸体を覆い隠していた。


そのかわいらしい顔は目を見開いたまま中央から左右に裂け。
まだ誰にも見せたことの無い性器を両方とも露にして…それどころか、その断面、内臓、脳、本来他人には絶対に見られることの無いはずの少女の「中身」を露にした死体となって…
さくらは凄絶な最期を迎えた。

「苦ゥゥーーー!!これよ、これ!この感触!血のぬめり!魂の悲鳴!全てが馳走じゃあーー!!
何度も斬れるヤツら(ダークストーカーズ)の膾切りも良いが、脆く弱い人間の体を、一太刀で斬り開くのもまた、格別よ!!」
ビシャモンは快感に酔いしれ、鬼炎についた真っ赤なさくらの命の残滓を舐めとると、満足気に闇へと消えていった。
一瞬で外気に晒されたさくらの中身が立てる湯気が、風に振れた。


真っ白い雪が積もった町の通りには。
一画に2つの大きな赤色があり。
1つには肉付きの良い少女の下半身が。
もう1つには頭頂から股間までを縦真っ二つにされた、女子高生の体が。
肉片や血に飾り立てられて、転がっていた。


明け方になってようやく通行人に発見された2人の遺体だが、警察が来るまでに撮られた現場写真は密かに拡散され、無修正局部画像兼グロ画像として、界隈を賑わした。
半分に割られた顔の画像もあったため、その恥部露な女性の肉塊が、有名格闘少女であったさくらのものだと誰もが知った。美少女のあまりの無残な死に様は、人々の記憶と記録に強烈に残ったのだった。

490グロ注意:2023/01/28(土) 19:41:27 ID:???
相当長くなってしまいました。
ゲーム内での鬼炎斬や真っ二つKOの表現をできるだけリアルに書こうと思って、やや説明臭くなってます。
縦真っ二つ、女性の大事なところ(顔、胸、股間)が全て害されるので、ツボです。

491名無しさん:2023/01/29(日) 00:19:28 ID:HzB3823U
中々いいな。気が向いたらクレア食い殺されるやつでも、また書くかな。

492名無しさん:2023/02/04(土) 16:32:39 ID:???
素晴らしい

493名無しさん:2023/02/14(火) 20:21:58 ID:IglGadto
バレンタインなので。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19301410

494名無しさん:2023/02/15(水) 18:50:52 ID:???
AIに書かせず自分で書きな
その方がいいものになるから

495名無しさん:2023/02/15(水) 21:55:48 ID:9bVkuhEk
>>494
誰に発信してるんかな?

496グロ注意:2023/03/01(水) 12:09:34 ID:???
一月ぶりです。書いてる最中が一番盛り上がるので、一度長い文章を書いてしまうと、思いの外冷めてました。。
またグロ表現がありますが、前回ほどではないと思います。
サムライスピリッツ零スペシャルのネタです。

497グロ注意:2023/03/01(水) 12:10:55 ID:???
日本の各地を渡り歩いてたどり着いたある戦場にて、華奢で黒髪の美しい少女が、巨大な槍を持った男と対峙していた。
少女の名はナコルル。
彼女は、その軽い身のこなしを存分に活かし、ほとんど男の攻撃を食らわないまま逆に男の体に傷を増やしていく。
(そろそろ…終わりにします)
少女の小さな体から闘気が噴き出し、
「これ以上は、ダメです!」
叫ぶ彼女の肌は血の気が増し、赤く燃えあがった。

宝珠を操る奇怪な男にも、鬼と化した巨大な男にも、馬乗りになって胸に刃を突き立てて止めを刺したナコルル。
その時と同じように男に走り込むが、男は槍を構え、彼女の突進を防いでしまった。
(くっ!また間合いを図らないと……っ??!)

それは突然起きた。
今まで目にも止まらぬ速さで立ち回っていたナコルルの動きが止まり、無防備に男に近づいていく。
(…!!なんで?!急に…体が勝手に…)
その思考を遮るように、長大な槍先が彼女の体を襲う。
"ザシュッ"「あっっ」
"ズシュッッ"「だめぇ、」
男の斬撃と刺突に晒され、華奢な少女はあっさりと瀕死になる。
だが、その身は変わらず無防備のまま男の眼前に立ち尽くした。

498グロ注意:2023/03/01(水) 12:12:10 ID:???
(私、このまま、死ぬの…?)
敗れれば死ぬかもしれない、修羅の道へと自ら歩みだしたナコルル。死を目前に、それまでの死戦が思い起こされる。

露出の高い弓使いの少女。
矢を掻い潜り、空中から肉薄して放ったチチウシが、少女の額に吸い込まれ、骨と柔らかな肉を股下まで両断した。
鎧を纏った長身の女騎士。
リーチのある刺突をいなしながら、至近距離から鎧をも断つ一撃を決め、真っ二つにした。
そして…同郷の少女、リムルル。
例え妹のような存在であっても、互いの信念がぶつかり合った時、運命はナコルルにその覚悟を問う。
両者ともに得物が短いため、近い間合いを保ったまま、一歩も引かない攻防を見せた二人。
あまりの接戦に、意地のぶつかり合いとも言えたその戦いは、ナコルルの放った斬り下ろしによって幕を閉じた。
リムルルの血を全身に浴びて、二つになったリムルルの残骸を呆然と見下ろした時。
ナコルルは、修羅の道を歩むことで逃れられない結末があることを、悟った。

そう、自らの結末についても。

下から振り上げられた槍が、ナコルルの体を通過した。
"ズバンッッ!!"
「いやあぁぁぁあぁ!!」
体の中心からブシャァッと一気に噴き出したナコルルの血が、男の全身にべっとりと生暖かく纏わりつく。
次の瞬間、頭頂から股間までぱっくりと割れた彼女の体は、正中線の肌を露出させながら膝をつき、、右半身が前に、左半身が後ろに倒れた。

499グロ注意:2023/03/01(水) 12:14:46 ID:???
(はっ!?)
ナコルルは先程と同じ戦場に立っていた。

(私…死んだはずじゃ…)
股から自分の体を切り上げてくる刃の熱さ、あれは夢だったのか。
脳が真っ二つにされて意識が消えるまでの一瞬だったが、彼女の股間に食い込んだ槍の鋭さや、体内から残酷に響いた、内臓や背骨を斬り進む刃物の立てる音、、それらの生々しい感覚が、走馬灯のように思い出される。
だが。
「行こ、ママハハ」
考えの整理もつかないままに、ナコルルは槍の男と二度目の対峙をする。
男は前と全く同じ口上を並べてきた。
(同じこと、聞いたはず…)
頭は混乱していても、何故か体は機敏に動く。ナコルルの体を槍が掠めることもあったが、圧倒的なリーチの差を素早い立ち回りで覆し、翻弄し追い詰める。

再度、闘気を噴出させて、男に突進する……が。
弾かれてしまった。

(!!やっぱり!?)
突進を防がれた途端、体がまた無防備に敵に向かっていく。
おかしい。
おかしい。
先程まで、確かに勝利しようと、生き続けようと、相手に止めを刺そうとしていたはず。
自分の感覚と動きは一致していたはずだ。
なのに、今、完全に真逆のことを、彼女の"体"はしていた。

「いやあぁぁぁあぁ!!」
密着状態からの必殺の槍の刺突が、ナコルルの体を通り抜けた。
三方に別れた槍先は、少女の小さな体躯を縦断するのに充分な大きさで。
ナコルルは体の真ん中をはだけさせながら、またも脳天から股間までを真っ二つにされ、派手な血飛沫を撒き散らして肉塊と化した。

500グロ注意:2023/03/01(水) 12:15:57 ID:???
「あー!またガードしやがった!」

とあるゲームセンターの一角。格闘ゲームの台の前で男性が声をあげた。
「お前全然駄目じゃんか」
「うるせーよ、なんでコイツ絶命奥義だけしっかりガードするんだよ」

一試合に一度しか出せない絶命奥義をヒットさせないと次に進むことができないので、もうこの試合は負けるしかない。
男性はレバーを相手方向に入れ、早々にCPUに負けようとする。
画面では、黒髪の少女が槍を持った厳つい男に無防備に近づいて行き、何度も斬られ、血を噴いている。
そして…
「いやあぁぁぁあぁ!!」
「勝負あり!」
一際大きな血花を咲かせて、少女は縦真っ二つになって地に倒れた。
画面には、勝者の名と返り血で赤く塗られて立つ男、そして断面を晒して二つになった少女の亡骸が、残った。

「クソ、次こそは!」
男性はコインを台に投入し、何度目かもわからないコンティニューをした。
選ぶのは、黒髪の少女、ナコルル。
画面の中で、少女は健気に言った。
「行こ、ママハハ」

501グロ注意:2023/03/01(水) 12:35:07 ID:???
以上です。
ちょっと視点を変えて書いてみました。
現実に人が傷つくのはしっかりイヤなんですが、ゲームや創作品では興奮するのは、そこに感情移入して、結局何度でも「死ねる」から、なんだと思います。

ネタとしては、零スペってボス戦では絶命奥義か一閃という技を決めないと次に進めないのですが、3人目の我旺はこれらの技へのガードがやたら固いので、それを使ってみました。
自分は未だに零スペが好きで、その死亡演出(あえてアイヌ少女がコマ数やパターンが多いとことか服はだけるとことか)は、あるはず無いけどまたやって欲しいです。

502名無しさん:2023/03/12(日) 11:47:09 ID:9/TK6I7U
エイダリョナ

https://www.pixiv.net/dashboard

503名無しさん:2023/03/12(日) 11:49:44 ID:9/TK6I7U
↑はダッシュボードに飛んだ。これでいけてるかな
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19470669

504名無しさん:2023/03/13(月) 17:42:30 ID:???
パ  チ ン コ、パ  チ ス ロは30年前から店が大当たり信号を送って大当たりさせてるだけです。
大当たりはすべて遠隔大当たりです。
これは違法です。
今は顔認証システムを使い、他店と顔認証システムの情報を交換してます。
そして掲示板(したらば&バ クサイ、5ch)の運営会社とパ  チ ン コ店はステマ契約を結び、いまや掲示板のパ  チ ン コ店スレの書き込みの95%はス テマばかりです。
パ  チ ン コ店で大勝ちしてるのはパ  チ ン コ店と暴 力団から派遣されたサクラばかりです。
これが暴 力断の資金源です。
神奈川最大のパ  チ ン コ店ピアは稲川会のフロントですよ。
勝ってるのはサクラばかり。
桜を使い年間20億円は違法に稼いでます。

ピアの社員なんて、まともに話せないチンピラがやってるからw

ピアでまともなのは何も知らないバイトの人

バイトの人は詐欺師稲川会ピアの手伝いをさせられてるだけなのにね

505名無しさん:2023/03/21(火) 08:54:20 ID:???
AIが生成したSS
加筆修正なし

ある日の夕方、莉子はボクシングジムでトレーニングをしていた。そこに、サディストな男のボクサー・太田が現れた。

太田は、莉子の挑戦を受け入れた。莉子は、彼女自身の技術と精神力で太田を打ち負かすことを決意した。

試合が始まると、太田は狂ったように攻撃を仕掛けてきた。莉子は素早い動きでかわし、カウンターを狙った。

しかし、太田の攻撃は莉子の予想を超えていた。彼は、莉子を怒鳴りつけながら、執拗に攻撃を続けた。

莉子は痛みと怒りで、徐々に太田に対する制御を失っていった。そして、太田は莉子を失神させるまで攻撃を続けた。

莉子が意識を失った瞬間、太田は莉子に対して非道な行為に及んだ。莉子は失禁してしまい、意識が戻るまでに多くの時間がかかった。

莉子は、太田の非人道的な行為に恐怖を感じながら、ボクシングから引退することを決めた。太田はこの試合で勝利を得たが、彼は何も得られなかった。彼のサディスティックな欲求が、他人を傷つける行為につながったことを、太田は知らなかったのだ。

莉子は太田との試合で、痛みと苦しみに耐えながらも戦っていた。彼女は自分の技術と精神力で勝つことを決意し、自分を超えることを試みた。しかし、太田の攻撃は莉子の予想を超え、痛みが次第に蓄積されていった。

莉子はその中で、自分の技術や思い出を振り返り、戦う理由を探し続けた。だが、太田の攻撃はますますエスカレートし、莉子は精神的に追い詰められていった。彼女は自分自身の弱さと、太田の異常性に対する恐怖に苦しんだ。

そして、失神する瞬間、莉子は何も感じなかった。目を開けたとき、彼女は体中が痛んで、床に倒れていた。莉子は自分が失禁したことに気づき、恥ずかしさと悲しみに包まれた。

莉子は、自分が太田に負けたことに失望し、自分自身を責めた。彼女はボクシングから離れることを決め、自分の限界を受け入れた。しかし、莉子は自分の体験を通じて、自分自身の弱さや恐怖に向き合うことができた。彼女は、自分が戦ったこと、そして自分が経験したことを、大事に思い続けた。

506名無しさん:2023/03/21(火) 12:37:09 ID:???
>>505
スレ違い
「AIのべりすと」で人工知能にリョナ小説を書かせるスレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/37271/1635857263/

507名無しさん:2023/03/23(木) 10:40:33 ID:???
リハビリで短いやつ書こうかな
キャラ希望あります?

508名無しさん:2023/03/23(木) 12:54:17 ID:???
ヴァンパイアシリーズのモリガン・アーンスランドをお願いします
あまりリョナ、と言うか受け側の作品を見ないので

509名無しさん:2023/03/23(木) 13:02:05 ID:???
もし良ければグラブルのアズサでお願いします

510名無しさん:2023/03/23(木) 22:10:56 ID:???
短いですが、モリガンのリョナ置いときます

それは100年も前の出来事――

マキシモフ家の当主デミトリは、かつて魔王ベリオールに戦いを挑んだ。己こそが魔界を統べる王たる器だと示すために。

しかし、魔界最大の実力者であるベリオール・アーンスランドは、このデミトリを退け、魔界から追放した。
城ごと追放されたデミトリは、ルーマニアの山中深くで100年もの屈辱を味わうことになる――
しかしその見返りは大きかった。
「闇の貴公子」デミトリは魔界復権に向けて力を蓄え続けていたのだ――

そして今、デミトリの眼前に立つのは、一人のサキュバス。
成体となれば死ぬまで美しい姿を保ち続けるそのサキュバスは、ベリオールの愛娘……アーンスランドの後継者となった美しき女当主――モリガン・アーンスランドである。

「この刻を待っていた……渡してもらおうか。貴様の持つ「魔王」の座を……」

長いマントをひるがえし、その強靭な身体とオーラを見せるデミトリ。
それに対峙するモリガンは岩の上に座っており、曲げた片膝を愛おしく抱きながら、淫靡な微笑みを浮かべる。
首を動かすと、緑の髪がさらりと肩の上を撫でた。

「うふふ……楽しいパーティーも、おひらきが近いようね。あなたがこだわる「魔王」の座……あたしには興味ないけれど――」

岩場に隠れていたコウモリの羽音が一斉に湧き上がる。
そのサキュバスの背中には大きな紫の翼があった。それに恐れをなしたコウモリが、月に向けて勢いよく飛び立った。
モリガンは両翼を広げて、胸を反り返らせながら立ち上がる。月光をその全身に浴びるかのごとく、美しくなだらかで蠱惑的なボディラインをデミトリに見せつける。

「今のあなた……とてもステキよ。「気」の高まり、ビンビン感じるわ……あたしの全身が、求めてるみたいなの……」

モリガンの全身が白い月光に照らされて輝く。
頭部に生えた小さな羽根と、薄緑色のストレートロングヘアが、コウモリの羽ばたく風に揺れる。
肩から上胸を大胆に露出させており、胸の谷間を大きく開け広げている。そして胸の下には、男の目線を誘うように、ハートマークの穴が空いていた。
そして下半身に目を向ければ、深い角度で切り込まれた黒いレオタードのVラインに、コウモリ柄を象った紫のタイツを履いた両足がある。

モリガンは片手を伸ばし、掌を天に向けて、その指先をくいと曲げる。
闇の貴公子を誘うように――

「夜はまだ終わりそうにないわね……ふふ、楽しませてちょうだいな……?」

それが、饗宴の始まりを告げる合図だった。

511名無しさん:2023/03/23(木) 22:12:48 ID:???
そして――。

「地獄を味わえッッ!!」


空中で錐揉みしながら高く飛ばされたモリガンの全身に、紅いコウモリの群れが襲いかかる。
そして、一匹のコウモリがその鋭い牙が牙を剥く――。

ガシュッ!
「あぁはっ……!」

紫タイツで覆われた太ももを噛みつかれたモリガン。
妖艶な声を奏でた唇が開かれる。
そしてすぐさま、無数のコウモリがモリガンに向かって飛びかかってくる。

ザシュザシュザシュザシュザシュウゥッ!!
「う"う"ぉあ"あ"あ"あ"あッ"ッ"ッッ」

妖艶な声を奏でた唇が大きく開き、唾液を飛ばしながら断末魔をあげる。
持てる力をすべて打ち砕かれた、汚濁にまみれた絶叫。
全身を弓なりに反り返らせ、その肌におびただしい数の裂傷が重なった。
ブチブチィ、と紫のタイツが引き裂かれて血に濡れた両足を晒し、その美しい顔にも、豊満な両胸にも、いくつもの傷が重ねられた。

「ふ……実にいい叫び声だ……さほどの苦悶を味わうのは何百年ぶりかね?」

その答えはなく、モリガンは空中で脱力し、後頭部から勢いよく地面に倒れ伏した。
ドサッ、と地面に肉体が叩きつけられる音。
背中を打ち付け、両足の太ももをビタン!と地面に叩きつける。その反動で腰がわずかに浮き上がるが、やがて直立不動の仰向け態勢のなり、首を横に向けて動かなくなった。

両足をピンと真っ直ぐに伸ばしたモリガン。
横に向けた表情は先程の妖艶な微笑みが消え失せ、唇から唾液を零したまま、両目を開けたままカクカクと視線を震わせている。

「ぁ"っ……ぉ、ぉ"……っ"」

激しい苦痛がまだ引かないのか、敗北したサキュバスは微かに喘ぎ声を漏らしていた。

「ククク……これがあの男の愛娘か……100年もの屈辱を、今ここで晴らしてくれよう……!」

デミトリはモリガンの首を片手で掴むと、握り潰しながら高々と上に持ち上げた。

「ガッ……ごぉッ……!」

魔王の座を持つアーンスランドの名を継いだモリガン。
しかし今はその風格も美貌も消え失せ……激しくのたうち回り始める。
両足を小刻みに暴れさせ、緑の髪を振り乱す。見開かれた両目から雫が滲み、遥か遠くに浮かぶ月を見上げるか  のように、仰け反った視線を天へ泳がせる。

ビクッ、ビクッ、ビクンッ
「ぉお"ぉ……おぉおぁ"……!!」

痛々しく破れた紫タイツの両足を暴れさせ、やがてその暴れる力が弱まる。ビクビクと小刻みに痙攣を繰り返すだけになった次の瞬間……Vラインを象るレオタードが、滑ついた光沢を放ち始めた。
一気に股間周りから尻にまで広がった染みは、到底受け止めきれるはずもなく……

びちゃびちゃびちゃびちゃぁあ……♥

モリガンの失禁したものが、浮いた両足の足元に広がっていった。

「ふっ……汚らわしい。そのザマで魔王の座を語るとは……片腹痛いわ!」

デミトリはもう片方の手に闇の炎のオーラを集めると、ビクビクと失禁しながら突き出してくるモリガンの臍に、渾身の一撃を叩き込んだ。

「ぐぇエグぉ"ぉおぉお!!」

モリガンの口から血が吹き出し、天に向かってコの字に吹き飛ぶ。腹の部分を覆う衣装が激しく破れ、豊満な両胸の乳房が丸出しになった。
衣服による支えをなくした両胸がばゆんばゆんと激しくたゆみ、モリガンは壁にビタン!と叩きつけられた。

そのままズルズルと壁伝いに滑り落ち……失禁で汚れきった股間部を丸出しにしたM字開脚を晒した。
口からしたがこぼれ落ちて、丸出しになった両胸の谷間に唾液が滴り落ちている有様であった。

そしてデミトリは、倒した女の前に立ち、その口から鋭い牙をむき出す。
やがてモリガンに覆いかぶさると……激しい鮮血を飛ばしたがら、その柔らかな肉に噛み付いた。
ビクビクとM字開脚を震わせながら、モリガンは両腕の指先を曲げる。
食われている草食動物さながら、哀れな肉体の反応をわずかに示すだけ……夜はさらに更けていくのであった。

512名無しさん:2023/03/23(木) 22:15:53 ID:???
モリガンこんな感じで……
また書けそうなネタ来たらひょっこり投下すると思います
グラブルは設定よく知らないんだ……スマヌm(_ _)m

513名無しさん:2023/03/24(金) 07:28:44 ID:???
自信たっぷりで妖艶な姿だったモリガンがズタボロにされてるのすばらしいですね
最期は言葉を発することすらできてないのが無様度高くて好きです
リクエストした人ではないんですが、モリガンがリョナられてるの確かに珍しい気がするので供給有り難いです

もし次のキャラも募集していて書けそうでしたらブレイブルーのEsちゃんお願いしたいです

514名無しさん:2023/03/24(金) 12:42:48 ID:???
リクエストした者です
余裕だったモリガンがやられ悲鳴とうめき声だけ上げながらエロい身体をさらしビクつかせながらデミトリにされるがままに吸血される姿がエロとリョナのバランスがとてもよかったです
ありがとうございました!

515名無しさん:2023/03/24(金) 16:36:47 ID:???
もしよければ呪術廻戦の釘崎野薔薇でリョナフェチものお願いします
瀕死の野薔薇のタイツ越しのふとももコキ描写があると嬉しいです

516名無しさん:2023/03/24(金) 17:09:50 ID:???
アルクェイドvsビジュアルキモい敵
敗北後取り込まれ同化エンド

517名無しさん:2023/03/25(土) 01:34:30 ID:???
もし可能であれば州光さんをお願いします……!

518名無しさん:2023/04/26(水) 19:43:59 ID:QrcAoHS6
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19762001

クレアが喰われるのが好き。バイオキャラが喰われるのは定期的にやりたい。

521名無しさん:2023/12/02(土) 00:28:25 ID:re4mMiTE
京極奈緒は女子キックボクシング界の新星と持て囃されるキックボクサーである。
高校3年生、まだ18歳ではあるが、その卓越した技術と、誰に対しても強気に挑み掛かるファイトスタイル、さらにその美貌によってファンの心を鷲掴みにしている。
現役女子高生のままプロデビューを果たしたかと思うと、それ以来5戦5勝と負けなしの戦績で、しかもその全てがKO勝ち。
手足の長い八頭身のプロポーションに長く艶やかな黒髪。それを靡かせ、長い脚をさらに長く見せるような黒のレギンス。そんな抜群のスタイルでありながらも、顔は小さく目鼻は綺麗に整っていて、まさに美少女である。
全身に纏った筋肉もしなやかでありつつも見事に発達していて、また下半身も女性らしい綺麗な形をした太ももを持っているので、キックボクサー特有の身体のアンバランスさはあまり感じられない。
そんな彼女だが自身の実力とは関係のないところに弱点を抱えていた。所属するジムに恵まれないのだ。最初に所属したジムは経営が破綻して閉鎖、次のジムはパワハラが横行していたため見切りをつけて退会、最近まで通っていた三番目のジムは六十代半ばの会長にガチ恋され、結婚を迫られるところまでいってしまったのでこれも退会した。
「はーあ、次こそマトモなジムだといいけど」
奈緒は小さく呟くが、実際は期待できそうもない。
四番目のジム候補としてやってきたこの和泉キックボクシングジム。外観からしてボロボロで、看板も傾いている。経営状況はお世辞にもよくなさそうだ。それでも、今の日本にキックボクサーが所属できるジムは少ない。スター選手の奈緒といえど、選り好みはしていられないのが現状だ。奈緒は意を決して、ジムの中へと入った。
「こんにちは。先日ご連絡した京極ですけどー?」
薄暗い室内に奈緒の挨拶が木霊する。
汗と埃のにおいのする室内に人影はほとんどない。ジムの端の方でサンドバッグをリズミカルに叩く音が辛うじて聞こえるくらいだ。
そちらを見れば、サンドバッグを叩いているのは小学校高学年くらいの少年だった。
よく日焼けした、すっきりとした黒い短髪の少年だ。上半身裸にハーフパンツ姿のラフなスタイルである。汗に濡れた薄い胸筋と引き締まった腹筋は、その少年がまだ発展途上の肉体であることを示している。
それでもサンドバッグを打撃する腕や脚の筋肉はしなやかで、しっかりと鍛えられていることが分かる。
少年は奈緒に気付くと、手を止めてこちらを見た。
「あ、もしかして、京極奈緒ってあんた?」
「え……そうだけど」
少年が駆け寄ってくるので奈緒は面食らう。まさかこんな小さいジムに小学生くらいの子供がいたなんて……。
「オレはここの会長の息子で、和泉大河。オヤジは今日、急に体調崩して寝込んでる」
「は? え? お、お父さん……大丈夫なの?」
「どうせ夏風邪だろ。大したことねえよ」
少年は髪をぐしゃぐしゃと掻きながら面倒くさそうに言う。
「今日はオヤジの代わりにオレが応対すんよ。入会考えてるんだろ」
「うーん…まあ、そうだね。ところで、ほかのジム生は?」
「今の時間はいないよ。夜になったら何人か来るかな。まあ、どうせうちのジム生なんて全員合わせても10人もいないんだけどさ」
「えぇ…」
奈緒はこのジムに対する興味が急速に薄れるのを感じていた。
「入会しなよ。ウチに入ったら、オレがみっちり戦い方とか教えてやるからさ!」
「あのねえ、私が君に教わることなんてないと思うよ?」
そしておそらく、このジムの会長にも。
天才的キックボクサーと呼ばれる奈緒にとって、このオンボロジムでは十分な環境とはいえない。きっとぬるま湯のような、初心者向けのお試しジムだろう。さっさと帰ろう。
そう思って踵を返しかけた奈緒の前に、大河は身体を滑り込ませて通せんぼした。
「ジムの入会者集めないと、そろそろ潰れそうなんだよ、ウチ。だからタダで返すわけにはいかねぇな」
大河の気の強そうな瞳がきらりと光った。
「オレとスパーしようぜ。オレが勝ったら入会しろよ。アンタが勝ったら、帰るなりなんなりしていいからさ」

522名無しさん:2023/12/02(土) 00:29:35 ID:re4mMiTE
そうしてリングに上がった奈緒と大河。
小学生のお子様相手に戦うことになるなんて、とうんざりする。これでも天才と呼ばれ、メディア露出もある花形選手なのだ。それなりのプライドがある。それでもこのようなジム探しに奔走しなければならないのは、それだけ女子格闘家のための環境が不足しているからであり、今の日本での女子格闘技の地位の低さを表している。
「大河くん。悪いけど、私ちょっと今イライラしてきててね。ケガする前に、無理だと思ったらギブアップしてよね」
「はっ、冗談。アンタこそオレに蹴り飛ばされて泣くんじゃねぇぞ?」
挑発的な大河の口答えに、奈緒はため息をついた。恐れを知らない幼さゆえの不遜。げんなりする。
レフェリーもいないリングの上で、二人はグローブを合わせながら睨み合う。
「ルールは簡単! 3ラウンドでKO決着! 1ラウンドごとにインターバル3分な!」
大河は嬉々としてそう言うと、リング脇に置かれていたタイマーをセットする。
「オレ、このジムで1番強いし、将来世界チャンピオンになる男だから! 絶対オレが勝つぜ!」
「へー、それは凄い。格好いいねぇ?」
「バカにすんなよな! いいぜ、実力で分からせてやる! んじゃ、始め!」
大河が言うと同時にゴングが鳴った。
どんな精神状態でも、ゴングが鳴れば頭が冴えて戦うことだけに集中できる。それが奈緒の天才的なメンタルの特徴の一つだ。
奈緒はガードを上げて、軽快なフットワークで自分の距離を取る。そしてジャブとローキックを繰り出し、大河の動きを牽制する。
ローは相手の脚を傷つけ、動きを阻害する基本の攻撃。実力派のキックボクサーである奈緒のそれは素人が受ければ動けなくなるほどの威力である。
正直、このローキックだけで大河は悶絶して蹲ってしまうだろうと思っていた。
「ふん」
しかし大河は少しばかりのローには怯まない。少年特有の柔らかな筋肉が、蹴りの衝撃を和らげているのか。ガードも上手い。
「へぇ……」
奈緒は少し感心する。
「ガードが固いね」
「へっ、こんなの軽いもんだよ! そんなへなちょこキックでオレを倒せると思ってんのか?」
大河はニヤリと笑って挑発してくる。
(生意気…!)
奈緒はムキになった。
ガードの腕ごと打ち抜く勢いで、思い切り鋭い蹴りを放つ。
バァン! と乾いた音が響く。
「がふっ!?」
しかし、直後に呻き声を上げていたのは奈緒のほうだった。
奈緒のハイキックを正面からガードするのではなく、いなすようにして受け流した大河は、その衝撃を利用して前進し、強烈なフックを奈緒の鳩尾に叩き込んだのである。カウンターの形で直撃を受けた奈緒は悶絶するしかなく、膝を折って蹲った。
(このガキ……!)
「お、だいじょーぶか?」
苦虫を噛み潰したような顔で大河を睨むが、当の本人はにやにやしながら奈緒の顔を覗き込んでくる。
「まだまだ、これからっ……!」
奈緒は痛みを堪えて素早く立ち上がり、大河に向かって右のストレートを放った。
しかし大河はそれを紙一重で避け、逆にカウンターで左のフックを奈緒の側頭部に叩き込む。
「ぎゃんっ!?」
(この子……強い!)
奈緒は頭からマットに倒れ込む。
あまりの衝撃に目がチカチカした。頭の左側が腫れあがっているのが分かる。
「どうだ?」
ニヤニヤと自慢げな笑みを浮かべる大河の腹を思い切り蹴り上げたくなった。だが、奈緒はぐっと堪えて立ち上がった。
「まあ、ちょっとはやるみたいね。けど、今のはちょっと油断しただけだから」
「へっ、そうこなくっちゃ!」
再びゴングが鳴って第一ラウンド終了を告げる。
インターバルに入り、奈緒はコーナーポストに背を預けて呼吸を整える。
(さっきのはちょっと効いた……。でも、まだまだ……!)
奈緒は対角線上にいる少年をお遊びの相手から、明確な敵へと認識を改め始めていた。
大河のほうを見ると、彼はまだ余裕そうな顔だった。コーナーで身体をほぐしながら、奈緒の視線を受けてVサインを返す余裕すらあるらしく、その余裕が恨めしい。

523名無しさん:2023/12/02(土) 00:32:35 ID:re4mMiTE
再びゴングが鳴ると同時に二人はリング中央に戻った。
「フッ!」
奈緒は開始早々から鋭いジャブとストレートで大河を攻め立てるが、大河はひらりひらりと余裕の表情で全て躱していく。
「アンタのパンチなんか、オレには当たらねーんだよ!」
大河も負けじと奈緒の顔やボディにパンチを浴びせてくる。その一発一発が重く、鋭い。子供体重でどうしてここまで重いパンチが―――!
「ふぐっ! あぎっ!」
子供のパンチと侮っていた奈緒は、その威力に驚きを隠せない。
「ほらほらぁ!」
調子に乗ってきたのか、大河の攻撃はどんどん激しくなる。
まるでマシンガンの如く、拳の弾幕が奈緒を襲う。
「あっ! ふぐっ! あぅ! くぅっ! あぁっ! ごぼっ! ごぼぉっ!」
避けようとしても、大河の拳は奈緒の顔面やボディに次々と直撃する。
殴られる度に脳内に火花が散り、思考能力を奪われていく。
「おい、こんなもんかよ! アンタ、強いんだろ? 反撃してこいよ!」
「ぐふぅっ! あがぁっ! おごぉっ! ぶぎゃっ!」
(なんでよ!? こんなはずじゃ……!)
奈緒は混乱した。
目の前にいるのはまだ小学生のガキなのに、どうしてこんなに実力が違うのか。自分は天才と呼ばれ、さまざまな強敵と戦い、そして勝ち抜いてきたはずなのに……。
そんなことを考えている間にも、大河のパンチが次々とクリーンヒットし、奈緒の身体はあっという間にボロボロになった。特に左目は完全に潰れてしまったようで、視界の半分が真っ暗になった。
「くぅっ……!」
奈緒は何とか反撃しようと、ガードを固めたまま左フックを放つが、それは簡単に大河の左手にブロックされた。
「遅ぇよ!」
そして次の瞬間には強烈な右ストレートを腹部に叩き込まれてしまう。
女性の身では珍しい、しっかりと割れた綺麗な腹筋の上から内臓が抉られる感覚があった。
「ぐぼぉっ!!」
今まで経験したことのない鈍痛に、奈緒は口から大量の唾液と胃液を吐き出し、キャンバスに這いつくばった。
「うーわ! きったねぇ!」
大河は奈緒の様子を見て、腹を抱えて笑っている。
「どーした? もう終わりか?」
大河は余裕の表情で蹲る奈緒を見下しながら言い放つ。
(こんなガキに……この私が……!)
奈緒は屈辱に歯ぎしりしながらも、身体を起こそうとするが、身体に力が入らない。内臓へのダメージが大きく、呼吸すらままならない状態だった。
「はぁ……っ! ぅあ……!」
(まずい……!)
大河がゆっくりとこちらに近づいてくる。その足音にすらビクついてしまい、奈緒は焦った。
(怯えてる? この私が…? こんな、小学生のお子様に!?)
「なあ、アンタまだやれるんだろ? オレ、強い奴と戦って勝ちたいんだ。だからさっさと立てよ」
大河は蹲る奈緒を無理やり立たせると、強引にロープに押し込んだ。
「ふぎゅっ!」
(ダメ……! もうフラフラなのに……)
「おらよ!」
大河は奈緒の腹筋に向かって左フックを放った。
筋肉の硬さはとうに失われ、マシュマロみたいになった腹直筋の上から、内臓が揺さぶられた。
「ふぴゅ…おごっ……!?」
奈緒は目を見開いて悶絶し、さらに胃液を吐き出した。
(もう……いや……!)
「げほっ! おえぇぇぇっ!」
苦痛に耐えかねた奈緒はロープに寄りかかって吐瀉物を撒き散らしてしまう。その姿はもはや格闘家の尊厳など欠片も残っていなかった。
(痛い……! 苦しい……! もう終わりたい……!)
奈緒の目から涙がこぼれ落ちる。
「くっ……うぅ……!」
あまりの痛みに意識が朦朧としてくる。
(誰か……助けて……!)
もう、誰にも助けを求められないのに、心の中でそう叫んでしまう。

524名無しさん:2023/12/02(土) 00:34:37 ID:re4mMiTE
「まだ胃の中のモン、吐き切ってねぇだろ? 限界はこれからだ! 根性見せろって!」
大河は瞳を燃やしながら熱血気味に言うが、奈緒はそのテンションについていけない。さらに追い討ちをかけるように、大河は奈緒の腹筋を何度も殴りつけてきた。その度に奈緒の身体はビクンと跳ね上がり、口から唾液が飛び散った。
大河の格闘少年らしい骨ばった拳が凶器となって、奈緒の柔らかくなった腹部に突き刺さる。筋繊維の破壊された、女性らしくなった柔らかな腹部はたおやかな柔らかさでもって、女を知らない格闘少年の拳を受け止める。
「すげー…! 女の腹を殴るのって、こんなに気持ちいいのかっ…!」
「ひっ……!? んぐぎゅぅっ!?」
(こ、こいつ……!)
小学生にここまで圧倒されるという現実に、奈緒は激しい屈辱とともに恐怖を覚える。女である自分の身体は、こんなクソガキに蹂躙されてしまうのか……。
「まだまだこれからだぜ? 立てよ!」
大河の拳を腹に受けたまま、奈緒の身体は大河の拳で吊り上げられた。
腹部の一点で自らの体重全てを受け止めることになり、奈緒の腹筋は痛みのあまり痙攣を起こした。
「いぎゃぁぁっ!!」
あまりの激痛に絶叫を上げるが、大河は構わずさらに拳を深くめり込ませてくる。
「おごっ! おげぇぇぇっ!!」
奈緒の瞳から涙がこぼれ落ちる。悔しさと情けなさが入り混じった涙だった。
戦うことで身についていた誇りと自信が、全て引き剥がされて蹂躙されていく。
「うあっ……! えぶっ……!」
(もう……ダメ……!)
あまりの痛みに意識が朦朧とし、身体中の筋肉が弛緩した。抵抗をやめた奈緒の身体は重力に従い、キャンバスへと叩きつけられる。その衝撃で一瞬意識が飛びかけるが、すぐに腹部への痛みで現実に戻され、苦悶にまみれながらのたうちまわった。
「あぐぅっ!! おぼぉっ!!」
(痛いっ! もうやだぁっ!)
痛みのあまり呼吸すらままならず、奈緒は悲鳴を上げながら悶え苦しむ。
「おい、もう終わりか? そんなんでよくオレに教わることないとか言えたな!」
大河は楽しそうに笑いながらそう言うと、奈緒の髪の毛を掴んで無理やり立たせる。
(こんな……はずじゃ……)
「ほれ!」
バキッ! グシャ! ドゴッ!
大河の容赦のないパンチが奈緒の顔や腹部に叩き込まれる度に、彼女の身体は激しく揺れ動き、口から血反吐が飛び散った。その一撃一撃が身体の奥の奥まで響き渡り、内臓を揺らす。
「トドメだぁーっ!」
大河は叫ぶと、バネに富んだふくらはぎを跳ね上げ、渾身の膝蹴りを奈緒の腹へめり込ませた。
「ごぼぉぉっ! ぷきゅるぐぅぅゔっっっ!」
女性としての魅力に満ち溢れた柔らかな腹直筋と内臓を、大河の硬く引き締まった膝が容赦なく破壊していく。膝小僧に絆創膏の貼られた腕白な膝蓋が、柔らかな肉を断裂させ、その下の内臓をぐりぐりと押し込んで苛んだ。
「は……ぅ……」
その一撃に、奈緒は身体全体から力が抜け落ちていくような感覚に陥る。肉体は脱力し、吐き気と苦しみだけが脳をぶん殴ってくる。
「おらぁっ!」
そして奈緒の身体は大河の膝が深々とめり込んだまま静止し、大河の気合の声と共にまるでダンプカーにでも激突されたかのような衝撃と共に奈緒の身体がくの字に折れ曲がった。膝で腹を圧迫した体勢のまま、少年離れした脚力で奈緒の身体を蹴り飛ばしたのだ。
豊かな乳房がぷるんっ、と震え、筋肉の鎧を剥ぎ取られた腹直筋が軋みを上げながらその衝撃を受け止める。
「ぐびゅぅぅっ! おぼぉぉぉっっ!!」
内臓を潰された奈緒は、口から血の混じった胃液と唾液を吐き出して悶絶する。全身から脂汗が噴き出し、涙が頬を伝う。痛みのあまり全身の筋肉がひくつき痙攣を起こしていた。
「あ……が……っ……!」
あまりの苦しみに言葉すらまともに発することが出来ない。奈緒は身体中を過剰分泌された色々な体液でびちょびちょにしながら、屈辱の敗北に浸っていた。そんな奈緒を見て、大河は満足そうに笑うと彼女の髪を掴んだまま引き起こした。

525名無しさん:2023/12/02(土) 00:35:42 ID:re4mMiTE
「これでオレの勝ちだな?」
「うっ……ぐ……」
奈緒は悔しげに唇を噛み締めながらも、何も言い返すことができない。それほどまでに消耗しきっていたのだ。
「あーあっ、結局アンタもたいしたことなかったよな。女子とはいえ有名選手だっていうから、結構期待してたのによぉ」
そんな奈緒の様子を見て、大河は少し不満そうにしながらも吐き捨てるようにそう言った。
「ま、オレが勝ったんだから、ジムには入会しろよな。約束通り、オレが色々と教えてやるよ。チョー天才の俺に教わったら、お前でもちょっとくらいは強くなれるぜ、きっと」
大河はそう言ってニカっと笑った。
無邪気で傲慢で、剛気でわんぱくな、まだまだ少年らしい笑顔。
しかし、そんな笑顔が奈緒の心に突き刺さった。
(負けたんだ……私……)
奈緒は心の中で呟く。
(こんな年下の男の子に遊ばれて、侮られて、手も足も出なかったんだ……)
敗北の痛みに全身を苛まれながら、奈緒は自らの体液で濡れたキャンバスにどちゃりと湿った音を立てて倒れ込み、意識を失った。

〜終〜

526名無しさん:2023/12/02(土) 00:37:20 ID:re4mMiTE
ショタにボッコボコにリョナられる格闘系女子という構図がとてもツボなため、吐き出してみました
そんな作品、増えてほしい

527名無しさん:2023/12/02(土) 16:02:49 ID:???
乙!
久々の投稿に感激
奈緒お姉さまのキャラがとても気に入りました
この緻密な文章、もしかしてonzou(現・穴花醜)さん?

528名無しさん:2023/12/03(日) 22:57:03 ID:???
>>527
感想ありがとうございます
自分はonzouさんではないのですが、以前 >>405 でグレンというショタキャラがティアという格闘系お姉さんをボコボコにする小説を投下したことがあります
前回といい今回といい、傾向が似ていて書き手のヘキが丸出しですね

529名無しさん:2023/12/04(月) 10:53:25 ID:???
ああ、あの時の!
前回もお世話になりました

530名無しさん:2024/01/05(金) 06:44:13 ID:???
昔ここに投稿してた人が今pixivでめっちゃニッチなリョナシチュのリクエスト受けてるの見つけて驚いたわ
数字はアレだったが。まだ書き続けてたんか

531名無しさん:2024/01/09(火) 22:03:02 ID:???
突発ですが
格ゲキャラでリク受けます

532名無しさん:2024/01/10(水) 02:42:03 ID:???
DOAのほのかが他の格ゲーヒロインからボコられながらも、相手の技をラーニングして逆転勝利するような話とかどうでしょう。

533名無しさん:2024/01/10(水) 12:18:26 ID:???
>>532
ほのかvsこころで書きましたが、完全にこころ側のリョナSSになってしまいました……それで良ければ以下からどうぞ

534名無しさん:2024/01/10(水) 12:19:33 ID:???
互いに女子制服を着た二人の少女が、DOAのリングの上に立っている。

「八極の舞……見ておくれやす!」
こころが流暢な京都弁を話しながら、拳をほのかに向けた。
「ほのか、頑張りまーす!」
ほのかは明るい笑顔を浮かべながら、両腕をあげて構えた。

GET READY FIGHT!

「では……参ります!」

こころがそう言うと、素早い動きでほのかに向かって駆け出した。
地の上を滑るような流麗な身のこなしで、一瞬でほのかとの間合いを詰めると、鋭い蹴りを繰り出した。

「わわぁっ」

常人なら反応すらできずに喉元を狩られているだろう鋭い蹴りを、ほのかは少し間の抜けた声を上げつつも回避した。脳よりも先に身体が動いたようで、ただの女子高生でないことは誰の目にも明らかだ。

「えいっ!」

逆にこころに右フックを繰り出すほのか。
しかし、こころはその拳の勢いをうまく逸らすように身を翻して避けると、こころは刺突するかのように左掌を突き出した。
ほのかはそれもブロックしてカウンターパンチを叩き込む。
お互いに打撃技で応戦するが一歩も譲らない。ドンドンと互いに拳を受ける鈍い音が続く。二人の美少女が戦うこともあり、会場は大いに盛り上がっていた。

535名無しさん:2024/01/10(水) 12:20:41 ID:???
先手を取ったのはこころである。
彼女はほのかに向かって再び蹴り技を放った。

「きゃっ!?」

ほのかはそれをブロックしたが、その衝撃によりバランスを崩してしまった。
よろめいたほのかの足元を見たこころは、その隙を見逃さず、こころは一瞬で距離を詰める。
ほのかは慌てて体勢を立て直そうとするが間に合わず、そのままこころの目にも止まらぬラッシュを受けてしまうことになる。

「あうぅっ!」

勢いよく押されたほのかは、リングの端に背中を打ち付けてしまう。

「だめっ!」

その勢いに合わせて負けじとカウンターパンチを返す。誰もが苦し紛れに出しただけの軽いパンチに見えたが

「やんッ……!」

思わずこころが一瞬怯んでしまった。
そのパンチは、期せずしてこころのラッシュのほんのわずかな隙に、脇腹に刺さったのだ。何度も京都で修行して一瞬の隙も無いと思い込んでいた、こころでさえも想定外のわずかな隙。

「何なんよっ……!」

苦し紛れに出しただけなので致命的なダメージにはならない。
ただの偶然のまぐれ当たりの一撃を決められて、少し苛立ちを覚えたのか、声色が少し刺々しいものになる。

しかし続けてほのかに放たれたこころのラッシュは、心を乱されたせいか先程のものよりもやや精細を欠いたものになった。
その隙を逃さずに、ほのかは反撃にでた。

「いくよ!」
「なっ!?」

こころの攻撃をかわして生まれた隙に、すぐさまこころの背後に回り込んだほのか。

「何やてっ!?」

すぐさま振り返るこころ。
彼女の黒髪が勢いよく翻るが、次の瞬間。

「うぅうっ!!?」

こころの裏返った悲鳴とともに、鋭い鉄山靠でこころが吹き飛ばされた。
ドンッ!!とリング端に勢いよく衝突したこころ。

しかし、こころも負けてはいなかった。
そのまま前のめりに倒れそうになるところを何とか踏みとどまる。

「それは、うちの技やんか……!」

彼女はすぐに立ち上がると、再びほのかに向かって走り出す。そしてこころの間合いに入ると、今度は蹴り技を放った。

「ひんっ!?」

怒り任せのこころの蹴りに恐れを成したか、ほのかは慌てて後ろに下がる。
顎に向けて放たれたこころの爪先は、わずかにほのかの鼻先を掠めるにとどまった。

「ご、ごめんなさい!」

怒るこころに、おっとりした性格のほのかは思わず謝りの言葉を口にした。
ほのかの格闘技センスは天才的なものである。他人の技を見ただけでコピーすることができるのだ。
それはほのか自身もコントロールできないほどのずば抜けた能力であった。先程の鉄山靠もあらかじめ練習したものではなく、身体の方が勝手に動いて繰り出したものである。

536名無しさん:2024/01/10(水) 12:22:03 ID:???
少し汗ばんだ様子のこころが、ほのかをきっと睨みつける。
どこか自分の方が格上だと、心の底のどこかで思い込んでいたせいなのだろうか。
少なくともDOA初出場のほのかに負けるのは、こころのプライドが許さないのかもしれない。

(こころさん怒ってる……どうしよう……!)

ほのかは格闘技が大好きだ。
正々堂々と勝負することが好き。
ただそれだけなのだ。
しかし、こころは勝つことを重んじているらしい。負けることは絶対に嫌だと言わんばかりの様子だ。
これ以上こころを怒らせないためにも、ここはギブアップをするべきだろうか……?
そんなふうに悩んでいる矢先に、こころが再びほのかの懐へ入り込んだ。

「あっ!?」
「隙だらけや!」

ガードするも衝撃を抑えきれずに、ほのかは後ろに倒れて尻もちを付いてしまう。その倒れたところに追い打ちを重ねるこころ。
ほのかはすぐに立ち上がり反撃に転じた。
二人は激しい攻防を繰り広げながら会場を盛り上げていく。こころの闘志はさらに増していき、決着に向けて動きが加速していく……。

1分が経過した。

「こ、こころさん……ごめんなさい……」

外から見て優勢なのはこころだった。
ほのかの制服は、こころの足裏によって付けられた足跡で汚れができていた。
ほのかの白いニーソックスにも黒ずんだ汚れが付いている。こころはほのかを倒そうと必死で攻撃を畳み掛けてくる。
京都で修行した成果をこれでもかとほのかに見せつけてくる。
ほのかはこころの怒りと気迫に圧されて、防戦一方のまま何も反撃をしないでいた。

「ね、ねえ……こころさん……顔が、こ、怖いよぉ」

対するこころは……疲労を溜めていた。
激しいラッシュをほのかに叩き込み続ける。
自分の八極の舞は美しく完璧なもののはずだ。
それなのに致命的なダメージが与えられない。
なぜ自分の攻撃が通用しない……!?
汗で自分の髪が首に張り付いて鬱陶しい。
ほのかの制服は汚れてはいないが、襟元やニーソックスに汗が染み込んでいた。
少し息を切らしながら、顎の先からポトポトと汗の雫が落ちるのを掌で拭い取る。


「何いうてんの、うちは怒ってなんかいまへんっ」

そういってこころは足を振り上げて蹴りを放った。

「きゃあっ!?」

顔面に迫るこころの蹴りに、ほのかは思わず顔の前に腕を構えてガードした。

537名無しさん:2024/01/10(水) 12:23:28 ID:???
こころの怒りとは裏腹に、ほのかは観客が色めきだつような声を上げたことに気づいた。

(こころさん……パンツ見えちゃってるのに……)

DOAの大会審判の指示により、二人は自分の学生制服を身につけている。そのためほのかもこころもプリーツスカートを穿いているのだ。
つまり両足を高く上げるキックをすれば、観客から自分のパンツが丸見えになってしまうのだ。

ほのかはDOAに初めて参加したこともあるが、多くの観客が見ている中でスカートがめくれてしまうのは、さすがに恥ずかしい。
だから普段よりも足技はなるべく使わず、拳だけを使って戦うようにしていた。
しかしこころの方はそんなこと全く考えていないらしい。
ほのかを倒すためならどんな攻撃だってする。ほのかの視点からでも、こころのスカートの内側はよく見える。薄紫色のレース入りのパンツが何度も丸見えになってしまっているのだ。
こころのパンツは清楚な見た目に反してセクシーで、彼女の美しい太ももと相まって魅力的だった。自分は白いフルバックのショーツを穿いているのだが、そんな色っぽい下着もいつか穿くことになるのかな……ほのかはそんなことを考えつつ、口には出さないが、こころがパンツ丸見えになっていることを心配しているのだった。



二人の戦う姿は美しく、見るものを魅了する。
観客たちも盛り上がっており、彼女たちの試合に熱中する。
ほのかとこころがお互いにダメージを与えるたびに、会場中から歓声が上がる。そして……とうとう決着の時がやってきた……!

538名無しさん:2024/01/10(水) 12:25:39 ID:???
「これで決めますえ!」

こころがそう叫ぶと同時に渾身のパンチを繰り出した!
ほのかはガードする間もなく攻撃を喰らってしまう。

「あぐぅっ!」

ほのかは両目を閉じて苦しげな呻きとともに
吹き飛ばされてしまう。
ダンッ、と横向きに地面に倒れ込んでしまったほのかだが、しかし、すぐさまほのかは立ち上がる。
その目はまだ死んでおらず、闘志を失ってはいなかった。
ほのかは再び構えると、さらに追撃をかけようと突進してきたこころに対峙する。

「負けないよ!」

ほのかは叫びながら応戦する。
二人の激しい攻防が再び始まった……!
……果たして勝利を手にするのはどちらなのか?

「やぁぁぁぁ!!」

ほのかが渾身の力を込めてパンチを放つと、こころはそれをガードした。
だが、ほのかの拳は止まらない。
彼女はそのまま連続攻撃を繰り出し、こころを追い詰めていった。

「うちも負けまへん!」

こころはそう叫びながら渾身の右ストレートを放った!
渾身のカウンターパンチ。
間違いなくヒットする。
そう確信した……その瞬間。


ほのかは身体を素早く旋転させて回避する。

「っ!!?」

予想外の攻撃に対応できず、こころは息を呑む声しかあげれない。
ほのかが繰り出したその回避法は、まさに自分が得意とする八極拳。
それどころか、自分が追い求めていた、理想的な形だ。
柔こそが剛を打つ。こころの勢いづいたカウンターパンチだったはずの攻撃は空を切り……。

ズドォオンッ!!

こころの腹筋に、ほのかの柔らかい右の掌が押し当てられた。
その右腕は赤いオーラで覆われている。
ものすごい衝撃にこころは目を見開き、黒髪がびくんとその衝撃に上へ跳ねあがった。
その衝撃はこころの身体を後ろへ吹き飛ば……さない。
完全に衝撃をコントロールしたその掌底はこころの腹部に深くめり込んだままである。

衝撃は外に逃げず、そのすべてがこころの身体に刻み込まれる。


「……ぃ………っ、ひ……!」

ガクガク、と、こころの両膝が内股に震えて曲がり、白い歯を見せながらワナワナと唇が震える。
そのままこころは、両手で腹を抑えながら前のめりになって、両膝を付いた。
そのまま、身体を丸め込むようにしてひれ伏した。

「ふ……!ぐっ……ぶ……!」

滑らかな黒髪を地面に落としながら身体を丸めたこころは、両目からボロボロと涙を落としながらほのかに屈伏した。


「ぐぅウゥっ……!ぅッ……!」


吐瀉物を堪らえる微かなうめき声とともに、決着のゴングが鳴り響いた。

WINNER!ほのかーーー!!
観客の盛大な歓声と審判のマイク音。

「こころさん!大丈夫ですか!?」
「イヤや!触らんとって!!」
「ひっ……ほ、ほんとにゴメンなさい……」

ほのかは申し訳なさそうに頭を下げて、心配そうにうずくまるこころを見ながらリングを降りた。

539名無しさん:2024/01/10(水) 12:26:50 ID:???
駆け寄ってきた審判にもこころは「自分で立てるわ!」と叫んで近寄らせない。
こころはゆっくり立ち上がり、腹を抑えながら、打ちひしがれた敗者の歩みでリングを降りた。
そしてリング側で、カメラの死角に入ったところで我慢できなくなったのか……

こころは何も言わずその場で屈み込むと

「グゲホッ!!ゲホッ!ゴホッ!!」

ほのかの痛烈な八極拳で込み上がってきた胃液を堪えられず、地面に吐瀉物を落とした。
再び審判団の外国人の男が二人駆け寄ると、問答無用だと言わんばかりにこころの両腕を取り、そのまま医務室に連れてかれた……。

「なんでや……なんでなんや……」

消え入るような声で医務室に連れてかれるこころ。外国人の男はこころの声も聞こえていないようだった。


勝者となったほのかはコーナーポストに戻り勝利者インタビューを受けることになった。「今の気持ちを教えてください!」という質問に対し彼女は笑顔で答えた。
「とっても嬉しいです!これで2連勝できましたので次の試合でも頑張ります!」と意気込んだ。

こころは医務室で制服を脱がされて下着姿のまま横たわり、医務室に備えられたモニタからその映像を見る。
惨めな敗者に誰も声をかけることはなく、ただ死んだような目を浮かべながら、その映像を見つめ続けているのであった。



540名無しさん:2024/01/27(土) 09:55:42 ID:???
>>533
素敵。
一般格闘家としてはめちゃくちゃ強いこころがやられてしまうのはいいシチュですよね。

541名無しさん:2024/01/28(日) 02:10:48 ID:???
>>540
ありがとうございます

もう一個格ゲ系でリク受けようと思います
拾えそうなネタなら書いてみます

542名無しさん:2024/01/28(日) 10:24:40 ID:???
もしよければ鉄拳8の麗奈でおねがいします
できれば生意気で勝ち気な美女の断末魔轟くFatalityな終わり方がいいです

543名無しさん:2024/02/15(木) 02:12:30 ID:???
あれ、pixivで活動してる腕暖簾さんってここの出身だっけ

544名無しさん:2024/03/25(月) 20:10:06 ID:Pw/BDWzs
鉄槌教師のハンリンを食べさせました。

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=21847033#1

545名無しさん:2024/04/06(土) 10:45:54 ID:???
強くて美しい格ゲーの女キャラが水着姿になって水上での競技でアンアン言ってる姿が見られるのが売りの某シリーズ。

でもどうせなら、プール上の浮島でよろけたり転んだりするポーズのもっといろんなバリエーションや、
プールに落ちた後浮島によじ登ろうとする時のケツの無防備さ、
腕力で絶対勝ち目の無い相手と力比べをさせられて対戦とは名ばかりのセクハラ見世物にされる、
そんな駆け出しB級アイドルみたいな扱いを、凄腕の格ゲー女キャラがされる姿、
                               
……等々をもっと色々見てみたい、

あとついでに、DOAの女キャラを蒼魔灯のトラップの餌食にしたい、

「そういう個人的要望、脳内に浮かんできたイメージを文の形にまとめ、ストーリーとして組み立ててみたらこうなった」
というものです。

546DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第1話:発端:2024/04/06(土) 10:46:56 ID:???
それは、ちょっと尋常でない光景だった。

3人の美少女が力なく倒れ込んでいる。
それも、ただの平凡なか弱い少女などではない。
その一人ひとりが、並の男が…、いや、それなりの戦闘訓練を積んだそこそこの兵士が
束になっても敵わないほどの戦闘力を秘めたくノ一。
そんな彼女達が揃いも揃って、余りにも無力な姿で横たわり無防備な姿を見物客への晒し者にされている。

そしてもう一つ尋常でないのは、彼女達の服装。
いや、もはや「服装」と言っていいのかどうかさえ迷うレベルだ。
何しろ、大事なところを隠しているのは、ごく小さな宝石のみ。
…いや、さすがに下半身のほうは、それより一回り程度は大きい布きれで申し訳程度にガードしてはいるが…。
そして、肝心なところを隠すのには何の役に立たぬ装飾にしか過ぎない、
無駄な(※褒め言葉)宝石や紐などのパーツがいくつか付属しているのみ。

そんな、露出度最高レベルの踊り娘の衣装のような? 水着。
ちなみにこの水着には「フォーチュン」とかいう固有名詞をつけて呼ばれているらしい。
しかも、彼女達の身体には、他のビキニ水着の形の日焼け跡が見事についていた。
お尻にはパンティの形が、背中にはブラ線が、胸元には二つの三角形が見事な白さで残っており、
その大胆過ぎる水着姿のエロスを数割増しにする効果を発揮していた。
そして、その日焼け跡の真新しく鮮やかすぎる白さが、彼女達がこの大胆過ぎる水着に着替えてから、
あるいは着替えさせられてから、さほど時間が経っていないであろうことを示していた。

南国リゾートを思わせるプールの中央に設けられた浮島上で倒れ込んでいる彼女達は
プール内で時を過ごしていたことを示すように全身が水に濡れており、
水がしたたるさま、水滴をまとったさまが一段とそのエロティックな美しさを引き立てていた。

さらにこれまた尋常でないのは、彼女達のその見事すぎるサービスショットが
恰好の見世物にされてしまっている、という事実だ。
このお揃いの水着? 姿で無防備な格好を晒している彼女達の周囲には、
好奇の目とレンズを向ける男たちの姿があった。
スマホ、タブレット端末からバズーカのような白レンズを装着したデジイチまで、各々持参したさまざまな機材で、
四方八方から彼女達の無防備ショットを、思いのままに好き放題に記録に収めていた。

「…それではオーナーの皆さま、お楽しみはこれからが本番。
 彼女達と楽しむ特別な『VRじゃないパラダイス』を、存分に堪能してくださいね…」

響き渡るアナウンスの女性ヴォイスが、集った者たちの感情を焚き付ける。
彼女達を撮影だけでは飽き足らず、それ以上のことも自由にしていい、とも取れる、
というかそうとしか取れない内容だ。

どうやったらこんなに美味しい光景が…、
…いや、彼女達ほどの実力の持ち主がいったいなぜ、こんな状況に陥ってしまったのか?

その答えは数十分前に遡る。

547DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第1話:発端:2024/04/06(土) 10:48:00 ID:???
「これが出来たら100万ザック」

そんなアクティビティがあるという情報に、霞たち3人は興味を持った。
プール上の浮島で対戦相手をプールに落とせば勝ち。
相手は1人で、挑戦者は3人まで同時に参加してよく、
その場合は総額ではなく一人ひとりが100万ザックもらえるらしい。

「ずいぶんと気前の良いボーナスステージじゃない。やってみましょうよ」
綾音はかなり乗り気のようだ。

「…なんか心配だな。プールでの対戦なんて、女の子同士ならやったことあるけど、
 私たちこんな格好だし、もし相手が男の人だったら…」
霞が少し身体をもじもじさせながら視線を泳がせる。

「バカバカしい。私たちと1対1で闘って勝てる奴だって、世の中そうはいないのよ?
 3対1でいいなんて、バカにするにもほどがあると思わない?
 水着姿だから何? 見とれる間もなく叩き落としてあげればいいだけじゃない」
綾音はいかにも彼女らしい、強気なセリフを吐く。

「うん。私もどちらかと言えば、そう思うかな…」
やや意外な感じもするが、紅葉も比較的積極派のようだ。

「…でも……」
「意気地なしねえ。抜け忍がそんな弱気でどうすんのよ」

「…それとこれとは……」
霞が言い返しかけるが、その言葉は途中で立ち消えになる。

「霞ちゃんも、来れば…。もしやりたくないなら、いるだけで何もしなくてもいいから。
 別に私たち二人だけで成功しても、霞ちゃんもいるだけでその分賞金が増えるみたいだし」
彼女らしい柔和な口調だが言ってる内容は意外と強気な、紅葉の言葉が続く。

「…さあ、そうと決まれば、さっさと勝って300万ザックいただいてきましょう」
最年少の綾音が先頭に立って歩き出し、次に紅葉が、そして霞が続いていく。

(やっぱり…、何か嫌な予感がする)
結果的に霞のほうが────占い好きなだけに、彼女の「予感」のほうが────正解だということ、
そして霞の悲観的な予感すらはるかに上回る想像だにしない事態が待ち受けていることを、まだ彼女達は知らないのであった。

548DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第2話:更衣:2024/04/13(土) 09:52:09 ID:???
床から天井まで、壁一面の巨大で解放的な窓の外にプールを見下ろすホテル内の一室に、3人は案内された。

(私に少し似てる?)
案内役の女性の姿を見て、霞はそう思った。
清純な感じで端正な顔立ちの美少女だが、どこか幸薄そうな、儚げな雰囲気を
ほんの少し漂わせている…ような気がするところは確かに、霞に似ているところもあった。

そして彼女の服装もまた、どこかで見たことがある気がした。
全体的にゴシック調で装飾の多いデザインで、パッと見は露出度が低い感じだが
お腹を露わにした、いわゆる「ヘソ出し」スタイル。
グレーを基調とした地味な配色だが、肩から腕にかけての青色が特徴的。
腰から太腿のあたりはボディラインにぴったりとフィットしていて、
特に後ろ姿が意外とセクシーな感じだ。

(エレナさんが以前、格闘の試合の時こんな服を着ていた時もあったような…。
 コスチュームになんか変わった名前をつけていて、走馬燈? スタイル? とか言ってたかしら)
霞はふと、西洋人の劈掛拳の使い手の事を思い出していた。
くわえて、霞と綾音はその案内役の女性に対して奇妙な既視感を覚えた。
似たような人と会ったことがあるような気がする…。

案内役の女性は、霞たち3人の身体をまじまじと眺める、そして…、

「地味ね」

「は?」
思わず綾音が呆れたように聞き返す。

「このチャレンジをしてもらうのにそんなに大きな布地の水着じゃあ、ちょっとイケてないのよねえ」
彼女達が着ているのは、ごくスタンダードな形状のビキニ。
確かに、この島で出回っている水着の中では比較的無難なデザインだが、
世間一般の感覚からすれば十分露出度は高いのだが…。

「貴女達にはこちらのほうが似合うわ。着替えてくれる?」
そう言いながら彼女が見せてきたのは、この島においてさえ最高レベルの
露出度を誇る(?)「フォーチュン」という名称をつけられている水着だ。
大事なところを隠しているのは、ごく小さな宝石と、それよりは辛うじて一回り程度大きい布きれのみ。

「何を企んでるの?」
不信感を隠そうともせず、綾音が言い返す。

「そんな怖い顔しないで。私だって、似合うと思わなかったら勧めないわよ。
 誰にでも着こなせるわけじゃないんだから」

「…それにこの水着、今回は私からじゃなくてオーナーからのプレゼントなのよねぇ…」
「「「オーナーさんから?」」」
オーナーから、という言葉に、3人は少なからず反応する。

「オーナーからのプレゼント」だと言われれば、本来はもらって嬉しくないはずの物でも
不思議と拒むことが出来ず、気付けば受け取ってしまっている…。
この島で過ごすうちに、なぜか彼女達はそんな性分が身に付いてきてしまっていたのだった。

ちなみに、今彼女達が着ているのは、霞が「純白のビキニ」、
紅葉が「黄金のビキニ」、そして綾音が「漆黒のビキニ」。
いずれも、その名称どおりの単色・無地の、シンプルでスタンダードなデザイン。
彼女達はそれぞれ、「オーナーさん」にせがんでプレゼントしてもらう形でそれをそのまま身に着けて今に至っている。

また、霞と綾音はこの「人当たりの良い態度で言葉巧みに大胆過ぎる水着を着させようと
勧めてくる感じ」を以前も再三体験した気がするような、何とも奇妙な感覚を味わっていた。

(…あれ、「今回は」?「私からじゃない」って……?)
(今回「は」って、どういう意味だろう?)
霞は頭の片隅でそんなことを思った。そのことについてはもっと深く考えた方が賢明であったのだが、
その「水着ハンガーにセットされたまま手渡された紐と宝石のようなもの」にじっと見入っているうちに、
そのことはすぐに忘れ去られた。

549DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第2話:更衣:2024/04/13(土) 09:53:48 ID:???
「そうそう、貴女、紅葉さんといったかしら?」
「…ええ、そうですけど」

「噂は聞いてるわ。とってもお強いんですってね。」
「…いえ、それほどでも…」

「そのうえ、とっても優しいお姉さんとして慕われているとか」
「…いえ、全然そんな事は…」

「そうやって謙虚なところがまた素敵。そうそう、貴女の好きな色って何だったかしら?」
「…赤、ですけど」

「そうそう! 貴女が赤好きでホント良かったわ。私の抜けた後にちょうど良く…、
 …じゃなくって、赤っていいわよねえ。情熱的で、華やかで、テンションが上がる感じで」
「…まあ…、そうですね」

「それにしても貴女ってホント素敵よねえ。美人で、スタイルが良くて、強くて、女子力が高くて」
「…あ…、ありがとうございます」

…彼女の褒め殺しトーク?は、紅葉もこの初体験の水着をまとう気になってしまうまでもう少し続いた。

かくして数分後、3人のくノ一はこの特別な水着「フォーチュン」へと着替え終えていた。
ちなみにこの水着、とにかく露出度が高い、という事以外にもう一つ、その見た目によらない意外な特徴があった。
それは「安定性」。

紐がほどけたり切れたり、あるいは布地がズレて想定外のところが見えてしまったり…、
そんな「着崩れ」のトラブルが、ビキニタイプの水着はもとより、スク水や体操着ですら起こることがある。
この「フォーチュン」でそんなことが起きれば、ただちに大変なことになるわけだが、
意外にもこの水着、そんな着崩れには無縁という、謎の安定性を誇っているのだ。
その安定性をもってすれば、水着をそのまま「まわし」に見立てての女相撲も実施できるほど……かもしれない。

なお、着替えはこの場で行った。
この島には「更衣室」という概念が無く、「屋外だろうとなんだろうと美女がその場で着替えてしまう」
という文化(?)が根付いているのだ。
「この部屋には隠しカメラなんてないし、私も隠し撮りなんて悪い趣味してないし、
 そんなこと他の誰にも、絶対させないから」
案内役の女性がそう明言し、また霞たちも忍びらしい目利きと感知能力で、
そのような物が仕込まれていないのを確認したうえで着替えを行ったのだった。

(そう、「隠し撮りなんて」、ね……)
超人的な力を持つ忍びと言えど、「テレパシー」などというエスパーじみた能力があるわけではない。
もし彼女達にその能力があったなら、この心の声を聴き取って、何かに気付くことができた、…かも知れない。

550DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第3話:陥穽:2024/04/20(土) 10:18:18 ID:???
(……ちょっと、恥ずかしいかな……)
(…やっぱりどう考えても、センスを疑うわッ…!)
(……こんな格好、里のみんなには見せられないな……)

1種類の水着を着てしばらく時を過ごして日焼けし、他の水着に着替えたなら────水着以外の衣服でも同じだが────
先に着ていた水着の形が、体に白く残ってしまう、いわゆる「日焼け跡」。
そのこと自体は、彼女達も予測できていなかったわけではないだろう。
しかし、実際に着替えて見るとちょっと……いや、かなり思っていた以上にエッチな感じなので、
さすがに少々戸惑ったようであった。
……だが、この期に及んでただそうしてばかりいてもらちが開かない。

「それで? どこに対戦相手はいるの? 試合会場はプール上って話じゃなかったかしら」
綾音が相手を急かすような事を言うが、そうすることによってさっさと気持ちを切り替えたい、
という思いもあったに違いない。

「ええ。もちろんそうよ。それではこれからご案内するわね」
案内役の女性が、手先を腰の高さに、片腕を斜め下にスッと振る動作をした。

「?!」
その時、瞬間的に3人は何か悪意ある気配を感じ取った。

足元の床に何かある!!
忍びの本能で身体がとっさに反応し、そこから素早く跳びのく。

(落とし穴にハメてその下のプールにでも落とそうって気かしら?
 私たちをそんな幼稚な罠にハメようなんて、いい度胸ね。
 「○マされた大賞」に出演させられる駆け出しアイドルじゃあるまいし)
回避行動をとる一瞬のうちに、綾音はそこまで思考を巡らせる。
しかし、仕掛けられた罠の種類はそれとは少々(?)違っていた。

 ガゴン!

3人の立っていた辺りの、その約2メートル四方のブロックが突然、
強力なバネ仕掛けでもあるように、勢いよく持ち上がる。
上にいる者を残らず左へ弾き飛ばそうとするように、勢いよく跳ね上がる仕掛け。

それが跳ね上がるより一瞬早く跳び上がっていた彼女達は、
床面から迫り来るそれを足裏で蹴りつけ、衝撃を殺しつつ左方へ跳ぶ。

(部屋に…こんな仕掛けを?!)
(いったい何のマネよッ…?!)
(普通の人だったらケガしちゃう…)

並の人間なら、この足元からの衝撃と、飛ばされた先での転倒だけでもそこそこのケガをしかねないこのトラップも、
見事な反射神経と身体能力、そして平衡感覚を備えた「くノ一」にとってはさしたる脅威ではない。
空中で素早く、すぐ隣へと着地する体勢を整える彼女達は、まったくのノーダメージだ。

だがそれは、この跳ね床のトラップ「スプリングフロア」単体での話。
仕掛けられた罠がそれだけではなく、降りかかる受難を避けきるには
不十分であることに彼女達はまだ気づいていなかった。

551DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第3話:陥穽:2024/04/20(土) 10:20:45 ID:???
足先で軽やかに着地して素早く床を蹴って反転…。
そんな動作のイメージを心に描いていた彼女達だったが…。

 ツルッ!

「あんっ!」
「…ぁあっ!」
「きゃ…!」
予想外に足が思い切り滑る。
そして3人ともくノ一らしからぬ格好で、豪快に転倒してしまった。

跳ね床のトラップが弾く方向の床一帯は、
ほとんど摩擦係数がゼロではないかと思えるような極端に滑りやすい床材で造られていた。
超人的な身体能力も、物理法則という普遍の真理の前には無力であった。

床はツルツルな上、つかめるものも何もなく体勢を変えようとしても何も出来ず、
ある者はM字開脚のまま、またある者は腹這い大股開きのまま
まるでカーリングのストーンのように滑っていき……3人の身体は、数メートル先の壁にぶつかってようやく停止した。

「…うぅ……」
「…何よ、これ……」
「…あぅっ……」
困惑しながらもごく普通に、ほぼ反射的に、立ち上がる動作を取る霞たちだったが…。

横座りの姿勢から、床に手をついて立ち上がろうとした霞は…、
「…きゃ……!」
体重を支えようとしたそばからその手が斜め前へ滑って体勢が崩れ、
肩と腰を床に打ちつけるようにして再び倒れこんでしまった。

M字開脚で座り込んでいた綾音は、両手を身体の後方の床について体重を支え、
両腕の力で身体を押し上げ最短の動作で前方へ立ち上がろうとして…
「…ぁくッ?!」
お尻を床から浮かせたところで両足と両手がそれぞれ前と後ろに滑り、
M字開脚のまま勢いよく尻もちをついてしまう。そしてさらに…
「…きャっ!?」
床にお尻を強打した痛みにほんのすこし上体を反らしてしまったその拍子にお尻が前方へ滑り、
脚をだらしなく広げた仰向け状態で床へと倒れ込んでしまった。

ふたりよりも慎重に、滑らないようについた手で体を支え、ようやく膝立ちの姿勢にまで体勢を立て直した紅葉は、
無意識に髪の乱れが気になったのか、ポニーテールのほうにふと手を伸ばした。
女の子として半ば反射的な、ごく自然な行動であり普段なら何の問題も無いのだが……、
足元が滑りやすいこの状況では結果的にうかつな行動であった。
両手を頭の後ろへ回そうとして身体の重心がほんの少し高くなったその瞬間、
「…きゃっ?!」
両膝が思い切り後ろに滑って、胸を床に打ち付けるようにして再び倒れ込んでしまった。

彼女達が誘い込まれた壁際、その壁に面した2×4メートル程度の範囲は楕円形の浅い盆地状にくぼんでおり、
遠目には分からない程度のわずかな傾斜になっていた。
ただでさえ異様に滑りやすい床材のうえに、曲面状の微妙な────誘い込まれた者を苦しめるには絶妙な────
傾斜になっているせいで、うまく体重を支えることが出来ないのだ。

そしてこの再転倒という彼女達らしからぬ失態には、もう一つの要因があった。
それをあえて客観的に指摘するとしたら「危機感が足りない」と言うことになるだろう。

忍びとしての闘いや修行の日々からは遠く離れた別世界へと招待され、
体力を使う勝負事といえば、せいぜいビーチバレーやプールでの尻相撲程度……。
そうしたアクティビティを、くノ一としての実力は数割程度セーブした状態で彼女達は楽しんでいた。

このようなバカンスの場で、忍びとしての力をフルに解放して「本気モード」になるなんてのは、
レクリエーションのようなスポーツ大会でプロアスリートが本気を出すようなもので、
「無粋」あるいは「大人げない」というものだったのだろう。

もっとも、そのような状態でもなお、そんじょそこらの「運動神経に自信のあるグラビアアイドル」などとは
比較にならない跳躍力やバランス感覚は随所で見え隠れしていた。

そのような数日間を過ごした彼女達は、この時もまだ力をセーブした「バカンスモード」の身体能力のままで、
容易に立ち上がれるものと無意識のうちに思い込み……、それが先ほどのうかつな動作や再度の転倒につながったのだ。
しかし、この豪華で開放感あふれるホテルの一室は既に、彼女達にとってどんな忍者屋敷よりも恐ろしく
得体のしれない「カラクリ部屋」と化していた。

そのことを次第に感知してきた彼女達は、今度こそ慎重に、この場からの脱出行動を開始する。
二足歩行になるのはほぼ不可能。安定した四足歩行の動作……すなわち四つん這いで
両手両足に意識を集中し、まるで垂直の石壁に挑むような慎重さで、このわずかな窪みの緩斜面を登ろうとするのだった。

しかし、ひとたび体勢を崩されれれば、相手が攻撃の手を緩めることをしない限り、
体勢を立て直すことは二度と許されず、その一連の流れから決して逃れることが出来ない…。
そんな「トラップコンボ」の恐ろしさを、まだ彼女達は知らないのだった。

552DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第4話:粘液:2024/04/27(土) 10:54:24 ID:???
「…ひィッ……!」
不意に綾音の口から、彼女らしからぬうろたえたような悲鳴が上がり、その豊満な身体が再び床面へと転がった。

「…綾音ちゃ……ひゃう?!」
「…どうしたの、ふたりt……きゃ……!?」
1秒足らずの時間差で、立て続けに霞と紅葉も同じようなリアクションを発し、四つん這いの姿勢すら維持できず床へ倒れ込む。
いったい彼女達の身に何が起こったのか。

……彼女達ほどの美貌と見事なスタイルの持ち主であれば「その類の行為」の対象としたいというような、
下劣な視線を向けられることも少なくないだろうし、潜在的にそうした欲望を抱くものは数知れないだろう。
だが同時に、彼女達の実力を考えれば、それを実行に移せる者はそうそういないだろう。

そんな行為の中でも、最もベタで、初歩的で、古典的で、身もフタも無い、ストレートすぎる行為。
あまりにもベタ過ぎて実行に移すものがいない故に、一周回って耐性や心の準備が無かったのか……。

「何者かが不意に、綾音のお尻を撫でた」のだ。

その手触り(???)のいやらしさとヒンヤリとした感触に、綾音は全身がビクン!と反応してしまった。

そして立て続けに霞と紅葉も全く同じようにお尻を撫でられ、なすすべ無く床へと倒れ込んでしまった。

人間どころか生き物の気配すら感じさせず、物音も立てず、百戦錬磨のくノ一3人を相手にそのような所業を
まんまと成功させ、それでいて彼女達からの反撃も報復も一切させず、一方的な精神的敗北を与える…。
それほどのことをやってのける、恐るべき手練れの者の正体、床に這いつくばって動揺と怒りと恥辱の入り混じった表情で
3人が見上げる視線の先に見えたその正体とは……。

上方からゆっくりと垂れ落ちて来ている、粘性のある液体だった。

トロみのある液体、一般的に「ローション」と呼ばれるものであろうそれが、彼女達の上方から降り注ぎ、
四つん這い状態で無防備な3人のお尻に、まず命中したのだ。

「後ろからお尻を触られた女の子」が反射的にする動きは、大きく分けて、
後ろを向くか(お尻をかばうため)、前へ逃げようとするか、の二つであろう。

霞と綾音は前者で、反射的にその場で身体を約半回転させた。
紅葉は後者で、大して素早く動けはしない四つん這いの状態のまま、とっさに身体を前へ移動させようとした。
結果的に……、

身体の右側を床につけた美しい横寝のポーズで霞が、
開脚気味の無防備な仰向けポーズで綾音が、
同じく開脚気味で股間が丸見えの腹這いポーズで紅葉が、床へと倒れ込むこととなり、
それぞれそのポーズのまま、わずかな傾斜の床面を、ゆっくりと滑り落ちる…。

脱出しようとする行動が頓挫し、くぼんだ床の中央へと集められた3人の身体に、ローションがさらに降り注ぐ。

普段の闘いであれば彼女達は、目にもとまらぬスピードで繰り出される敵の連撃や、
超速で飛来する飛び道具をも見切るほどの実力を持つ。
そんな彼女達が今は、それらとはまるで比較にならないほどスローで、単調で、予測も容易なこの粘液の襲撃を、
全く回避することが出来ないのだ…。

553DOAX3 〜開けてビックリ水上相撲〜 第4話:粘液:2024/04/27(土) 10:55:36 ID:???
「…やだ……ッ…!、いやっ!……あっ…、…あっ……ぁあッ……!」
「…このっ…!、ぅう……、やめ……ッ! ひぃィぃぃっ……!」
「…だめッ…!、ぃッ… ふぃあぁぁぁッ……!」
霞の耳元から首筋に、肩から二の腕に、横乳から脇腹に、そして腰回り一帯に…、
綾音の気高い顔面に、自己主張の激しい胸元に、へそに、そして日焼け跡も鮮やかな下腹部に…、
紅葉のうなじに、白いブラ線も美しい背中に、お尻に、そして太ももから脚全体に…、
容赦なく降り注ぐローションがくノ一たちの全身に塗りたくられていく…。

高級蜂蜜かメープルシロップをたっぷりとトッピングされる人気スイーツ店のパンケーキのように、
降り注ぐ乳液によって自分たちの艶やかな身体がより美しく、より美味しそうにデコレーションされていくのを、
水着姿のくノ一達たちはただされるがままに受け入れ、床面で身をよじりながら喘ぎ、悶えることしか出来ない。

もし、このローションに媚薬の成分など仕込まれていたなら、
そしてもしその効力が、くノ一達たる彼女達の鍛錬による耐性や精神力を上回るものであったなら、
もうこの時点で彼女達は「終わり」であっただろう。

幸い? あるいは残念なことに? このローション自体は、特別な成分など含まれていない、ごく普通のものであった。
だがそんな成分など無くても、このローションはすでに十分すぎる仕事を果たしていたと言えるだろう。
ただ重力に従って垂れ落ちるだけで、それが回避不能の攻撃となり、
水着姿のくノ一達に十分な苦痛と精神的ダメージを与えることに成功していたのだから。

せめてもの抵抗で、なるべく垂らされたくない部位を両手でガードしたりもしているが、それさえも結果的にはただの愚行に過ぎなかった。
手や指のわずかな隙間にさえ構わず入り込んでくる液体の侵入は、敵の突きや蹴りの運動エネルギーを捌いて受け流すのとは勝手が違うのだ。
ローションを拭き取る為の紙や布もろくに無いこの状態で手や指先までもローションまみれになってしまえば、
その手を使った脱出行動がさらに困難になるだけ────

それが、彼女達が必死に行っているガードの、唯一の「効果」なのだ。

「うぷッ…!」
トロみのある液体の顔面シャワーをまともに浴びせられ、
体じゅうの重要な部位をローションによって最も激しく弄ばれ…、
仰向けに倒れていたのが災いし、
3人の中で最もプライド高そうな綾音が皮肉にも、
3人の中で最も激しくプライドを踏みにじられる状態に陥っていた。

その美しい顔、その目元に付着していた粘液によって、そんな綾音をさらなる不運が襲う。

「ぅッ…!」
シャンプーが目に入ってしまった子供のように、目をギュッと閉じて顔をしかめ、
苦痛から逃れようと顔をそむける。

ここが浴室なら、手探りでシャワーからお湯を出してそちらに顔を向ければ逃がれられる事態だが、
ここにはシャワーはおろか、タオルもティッシュといった物さえも無い。
身に着けている水着にも、少しでもハンカチ代わりに拭き取れるような布地すらない…。
指でこすってみても目を開けることすらできない。

忍びとして洗練された普段の彼女の実力なら、
研ぎ澄まされた感覚で周囲の状況を感じ取ることも出来、
視覚を奪われたからといってすぐさま冷静さを失うことなど決して無かっただろう。

しかし、忍びとしての実力をフルに解放し「本気モード」に切り替える間も無く
不測の事態に陥ってしまった今の彼女に、それを求めるのは酷というものであった…。


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