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戦場スレpart1
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ロボットの戦闘シチュや、イベントの際にお使い下さい。
イベント告知テンプレ↓
【イベント名】
【予定日時】
【予定人数】
【内容】
【備考】
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>>26
「・・・・・・・・・・・・あっ、りょ・・・・・・・了解っ!」
自分と同年代の少女が通信に応答したので、ミカは内心驚きを隠せずにいた。
ひとまず、リヴェンジャーの後方から支援攻撃をすればいいと判断する。
>>30
「下手に避ければ、コロニーに被害が・・・・・・!?
それなら・・・・・・ここは守るしかない!」
敵機から放たれるマシンガンを左腕のシールドを使用して防御する。
そうすれば機体への損傷は抑えられるのである。
【アルヴァロー残りHP85%】
「・・・・・・・・・・・・防御行動をとったら、咄嗟の反撃は間に合わない・・・・・・・!?」
アルヴァロー盾を前面に構えて防御姿勢をとったので、動きが僅かではあるが止まっていた。
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>>30
「うるさいわね……。お前達も焼きつくしてあげるわ」
最小限の敵機体の射撃を回避しながら、胸部の荷電粒子砲ブラック・ブラスターのエネルギーをチャージし始める。
【残りHP90%】
「エネルギー、チャージ終了。私の前から消え失せなさい月面帝国、ブラック・ブラスター発射」
リヴェンジャーの胸部から放たれた赤黒い極太の光が地上を這う月面帝国機体群に襲い掛かる
射線内の友軍機の有無を確認せず、ただ敵を殲滅させることを優先させる
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>>29
眼下には月面帝国軍量産機リカーナザンスの
一斉銃撃を受ける仲間の姿がある
中心には指揮官機と思しき、一際変わったデザインのそれが存在している
空中の彼女に
今の所攻撃は及んでは居ないようだが……。
>>31
「うむ、そのようだな……」
交戦した機体を見て、そう呟くように言う
「それは解らん……まだ何とも言えんがの……」
自分が原因?とそう疑問を投げかけられ
ハドウが視線遠く、それだけ答え
「兎に角、君の身柄はこの艦で預かっている、あまり気負いせず無茶もするな」
とそれだけ言って
医務室からハドウは出て行った。
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>>18
「チッ…ノリが良すぎるのも考えモノだろ…
逃げてる奴は撃つんじゃない!聞こえてないのか…!」
>>27
「サー!聞こえるか!動きの良いのが(ファンタズマ)そっちに向かった!」
>>21.23「ッ!新手か…!」
通信をよそにエリス機に向かう波状攻撃
「やむを得ん。こういうのは柄じゃないんだがな…
お前たちは場の確保に努めろ」
スラスターを噴かして姿勢を正すと
>>23G・アルヴァローとリヴェンジャーに対して無線を解放すると
「おい!お前等!侵略者がこんな事言うのは何だが…
守ってるって自覚があんのか!?ああ!?」
ライフルはBモードで構えたまま続ける
「コロニーでビームショットにスマートガンだと?
ちっとは手段を選びやがれ!」
銃を持たない手で指さすと、大袈裟に横に払ってみせる
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>>30
「フィールド・リアクター!」
アオイの声に反応し、4つの自動小機がバリアを形作る
それは放たれたマシンガンをすべて遮断し、オンスロートは全くの無傷であった
「あなた達はこんなところで」
レーザーガンを構えると、敵機体群に対し、トリガーを引いた
まっすぐと向かっていく光速の熱源、正確とは言わないアオイの射撃センスは念動力が補助している
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>>33
(ええい!何なんだよコイツ等!いやコイツは!!)
>「エネルギー、チャージ終了。私の前から消え失せなさい月面帝国、ブラック・ブラスター発射」
リヴェンジャーの胸部に光る赤黒い球は火花とともに不意に消失した
リヴェンジャーの胸部装甲表面目掛け狙撃したのだ
「防衛戦も判らん素人が…貴様に決闘を申し込む!」
紅い機体が槍の如き小銃を中空に向けリヴェンジャーを指さす
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>>34
ハドウの言葉を受け、ただ沈黙しその背中を見送る。
だが止まっていたのは言葉だけ、彼の中でなすべきことは全て決まっていた
ベッドから出ると几帳面にもシーツをたたみ、渡された剣を握り締める。
医務室の出入り口に手を伸ばそうとするが、電子ロックの存在を思い出したらしい。
(……駄目だったら叩き切ってでも、出る)
伸ばした手がセンサーに触れる、勢いの付いた音を立ててそれは大きく口を開いた。
「ありがとうございます、ハドウさん」
おそらくこれは先ほどの男性の配慮、もしかしたらこれから自分がやろうとしていることを全て見越していたのかもしれない。
自らを待つ白い騎士の元へと勢い良く駆け出す。
記憶があっても俺はこうしていただろうと、なんとなくアストは感じていた。
だから記憶が無かろうと、こうすることは間違いではないという確信に変わったのだ―――――
―――――操縦桿の様なものは無い、ただあるのは座席と手を置くであろう場所だけ。
テネキス・コントロールの様な脳波操作なのだろう、一度大きく深呼吸をすると手にしていた剣を挿し操縦席へと腰掛けた
甲高い音を立てながらそれは息を吹き返す、全方位に移りこんだ周囲の映像はまるでロボットの中を感じさせない。
見渡していた視線をまっすぐに向けると、そこには文字列が浮かんでいた。
「……モレトス、お前の名前か?」
直感的にそう口にすると、それは雪解けの水のように驚くほどしっくりと馴染んだ。
「行こう相棒、俺のせいで誰かが傷つくのなんてこと……そんな自分が許せない!」
―――――――青い炎を撒き散らし、銃声の響く戦場へ手負いの騎士が飛び立った
【モレトス出撃 HP40%】
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>>34
「……上空から援護する。」
右方向に機体を一回転させると、速度を上げながら、高度は下げ始めた。
垂直に近い角度で高度を落とす。
「ヴィルヘイム、状況開始。 ミサイルロック……」
モニター全体に広がるロックオンカーソル。四体の敵機をマルチロックした。
「視界良好、異常なし……fox2!!」
マップ兵器。誘導性を持つミサイルが四発、空を飛翔する。
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>>35>>32>>33>>36>>37
「ぎゃあああああああッ!!」
「何だ!?この威力!?」
ツバサとアオイの放った攻撃は確実に
そう、確実に敵と市街地を穿ち
敵の機体を行動不能に陥らせていく
だが、そこに
「了解〜、流石ゼクス!!」
と飛び出した増援、そう思える漆黒の機体と
何処か場違いな幼い少女の声
「私も楽しむよ〜!皆も楽しんでる??」
バッと飛び出して
その機体は初めてその場に姿を晒した、赤いモノアイが光る
これ見よがしにスピーカーで周囲に声を掛ける、パイロットの少女
やがて周囲を見渡し
「(ゼクスはあのハチャメチャなのとやり合うんだ〜)」
じゃあ、私は、と機体を
まるで服を物色するように見て
「貴女にきーめたッ!!」
言うや否やブースターを吹かせ
電磁ランチャーを放ちながら、アオイの機体に接近を図る
――コロニー内研究所
「まだ?戦闘は終わらないの?」
いまだ聞こえる轟音、爆音
少年はその『パトカー』の中で震えていた。だが
「これ、動くの!?え何この表示……認証??」
「え、う、嘘!?何だよ、何だよこれ!!」
少年の前、そのパトカーにはパイロット認証の表示
普通のパトカーでは在り合えない表示
ギュルルルルッ
タイヤが瞬間
急激な回転、そして直後に加速
勝手な走行
「う、うわあああああッ!!」
少年は研究所から、意図せず
望まず飛び出していた。
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>>27
「私は別にあなたに恨みもなければ、個人的に含むところもないけれど、私の所属がそうさせるのです
お互い、遺恨のないように行きましょう」
『殺せば後腐れもないさ』
「それはそうだ」
ファンタズマはマシンガンの弾をサイドブースタで強引に回避すると肩に装備されたグレネードキャノンを
エドワールに向けて放つ
「コロニーで大火力武器は使えない?腕の問題です」
グレネードキャノンは空中で他の機体のマシンガンに当たり他の機体を巻き込むように爆風を広げた
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>>37
「決闘?……フン。そんな馬鹿な事する訳が無いでしょ?……どこまでもふざけてるんじゃ無いわよ!」
ゼクスの決闘の申し入れがあまりにも可笑しくて思わず鼻で笑う。
彼女には誇りや信念なんて者は無い。ただ、月面帝国へ復讐する。その為ならばどんな手だろうと使う。
「……勝手に攻撃を仕掛けて来て何を言うの!?みんなして私をこけにするのね!
肩で息をする。少々、気が立っているようだ。
彼女が凪ぎ払った空間は既に民間人は避難している。これでも人的被害が出ない様に少しは出力にも気を使っているのだ
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「おいおい…こりゃ何の冗談だよ」
戦場となった市街地を視界に捉え、思わず声を漏らす
軍人である彼にとってもこの光景は見慣れるものではなかった
「どうやら。月のウサギちゃん共はオイタが過ぎてるようだぜ」
真紅のマントがはためいて、紫のボディが輝いた
大きな顎で敵を威嚇しながら、彼の機体、アギトランザーは空を駆ける
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>>42
「落ち着いて、ツバサ……………さん。敵に振り回されてるよっ……………!?」
気が立っているツバサを宥める。少しでも集中力が削がれれば、コロニーに余計な損害がでるからだ。
「……………私が援護に付いてるから、二人でアレ抑えるよっ!!」
そう言ってミカは、>>37の敵に頭部バルカン砲を撃ち、機動性を下げようと試みる。
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>>38
「艦長、よかったのですか?」
「若い者の思いや行動、大事にしてやらねばなるまいよ……」
その白い機体とアストを見送り
ハドウと副官はそう短く会話した
「……ッこの反応!?まさか……」
見れば目の前には
月面帝国軍と見慣れない機体達が交戦する状況が広がっている
混戦、そう呼べる戦いだ。
その内戦闘中の漆黒の機体が、その白い騎士の機体を捉え
「お兄ちゃん!!アストお兄ちゃん!?」
幼い少女が通信でそう声を掛けてくる
戦闘中の、目の前の漆黒の機体のパイロットだろう。
>>39
「ぐッ!?広範囲兵器!?」
「戦闘機如きが、させるかああああああッ!!」
放たれるミサイル
それに合わせる様に、マシンガンを放ちながら
突っ込んでくる月面帝国兵、リカーナザンスが一体。
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>>43
「よくも部下をやってくれたな!」
C・スプランディードがアギドランザーに向けスプリットミサイルを放つ。
「部下の仇はとらせてもらう!」
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>>40
「速い・・・!」
鈍重なオンスロートではエリスの駆るサイクラノーシュにはついていけない
電磁ランチャーから放たれた攻撃を敵意に反応し、フィールド・リアクターが自動で発動。
勢いは殺したもののオンスロートの装甲に傷が入る
「どうして、このコロニーを攻撃したの?罪もない人を傷つけて!」
高出力レーザーブレードを構えると、そのまま振り下ろした
【オンスロート残り耐久85%】
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>>45
戦場は悲惨なものだ、普通の人間ならば間違いなく嘔吐を誘われるだろう。
だがアストはそれを感じなかった……それはつまり
「戦場に慣れてるのか……俺は」
本当の意味で自分の中の自分を知るというこの感覚はまるで夢うつつだった。
後ろから自己を眺めているかのような他人感が全身を支配し、今この戦場に立っていてよいのかすら疑問に感じさせる
「……!!誰だ!」
びくりと体がはね、突然の通信に対して吼えるように返事をした。
接近してくる黒い機体から投げかけられたもの――――――おそらく、あれはハドウが言っていた月面帝国の機体だろう。
「女の子の声……、だと」
注意深く左の手の盾を構え、その通信を待った
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>>44
「……っ!!?」
熱くなった頭に冷水が掛かったかの様にひと、我に返る。
「……これじゃあ、あいつらと同じか。……誰だか知らないけど忠告してくれてありがとう。気を付ける」
素直に自分の間違いを認める。いたずらに破壊してはまた自分の様な存在が生まれると思ったから。
彼女が感謝の意を示すのはめずらしい。
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>>47
「堅いね〜、特機??」
あどけない声
だが、この戦闘を心底楽しんでいるような
おぞましい声
一気に迫るサイクラノーシュがオンスロートに近接し
「何でって?」
「楽しいじゃん戦いも殺し合いも、楽しいじゃんエリス疼いちゃうよ!」
キャハハハハハハッ
と高い笑い声を上げながら
サイクラノーシュがそれを振り上げる
人間で言えばマチェットサイズのソレ。
超高周波による物体切断理論を応用した、近接武器
ステラ・ブレードを一気に振り下ろした
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>>48
「お兄ちゃん!やっぱりアストお兄ちゃんだ!」
「ねえねえどうしたの!?援護!?助けに来てくれたの!?」
戦闘を展開する月面帝国の内の一体
漆黒の赤いモノアイの機体が、アストに通信を入れる
一方的に語っているだけの様にも見えるが
「え??誰って??お兄ちゃんエリスの事忘れちゃったの??」
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(思ったよりも丈夫なコロニーだな…)
>>42,44
「だが、ムリにでも付き合ってもらうぜ?」
G・アルヴァローからの機銃掃射を螺旋を描き弄ぶ
一機にテスラ・ドライブを解放すると空が弾けたような音と共に
リヴェンジャーに接近アルヴァローからは遮られる形となる
いつの間にかライフルはマウントされ両手にはプラスマ刃のマチェットを
一振りづつ持ち、右手の刃をリヴェンジャーに向ける
「その立派な奴は飾りじゃないだろ?抜きな」
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>>45
無線マイクの電源を切る。独り言を聞かせる必要はない。
「戦闘機も、優れた兵器だというのに?」
突っ込んでくる敵兵に、独りそう呟いた。
彼女はそう言うが、コロニーという作られた空とは相性が悪いのも事実である。
「高速で動く機体に、機銃があたるとでも?
戦闘機を馬鹿にするのは、スコアを稼いでからのほうがよろしいのでは。」
戦闘機は高速で動くため、通常の射撃兵器には強い。逆に回頭が弱いためミサイルなどの誘導兵器に弱いのだ。
そのまま機体を加速させ、マシンガンを回避する。
そのまま、ものすごい速度で高度が落ちる。いまから機体を立て直しても、このままでは落下は回避できない速度だ。
「一つ一つ、確実に落とす……」
【強制分離】
まるで戦闘機の中からロボットが出てきたような錯覚を覚えるだろう。
「……丸見えです。」
機体を回頭させ、地面スレスレまで高度を落とし、ガトリングガンで反撃する。
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>>50
「っ!?!?遊び心だけで戦ってるの?……いいかげんにして!」
エリスの戦いに対する姿勢が許せなくなり、ツバサは思わず割って入る。
オンスロートに組み付いているサイクラノーシュをターゲットにビーム・ショットガンで連続射撃。
「許せないわ……あなた」
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>>53
「ッ!!??」
攻撃は全て回避された
戦闘機の機動力を侮っていたのが原因だろう
「なッ!?PT!!??」
だが、兵士の驚愕はそれだけで留まらなかった
変形、いや分離したのだ
「ぎゃあああああああああああッ!!」
ガトリングガンが機体を蜂の巣にする
とても対応の出来る物ではなかった。
断末魔の悲鳴を上げ、爆発そのまま散っていく機体
だが下方から
「同士を!!??」
「貴様あああああああああああッ!!」
火炎放射を噴出、展開しながら
もう一体別の方向からリカーザンスが飛来してくる
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>>49
「うん………それでいいよ!
あと、私の名前はさっきも言ったけど………………ミカ・フランクリン。覚えてよねっ………!!」
敵機に捕捉されないようアルヴァローをステップ移動させながら、ミカはツバサへ通信を返す。
「危ない………!?敵がそっちに向かってるよ!!」
対空機銃を掻い潜り、リヴェンジャーに急速積極する敵機のことをツバサに告げる。
>>52
「味方をやらせる訳には………いかないよっ!!」
アルヴァローも左手に抜刀したビームセイバーを握り、いつでも格闘戦に対応できる体制を取る。
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>>46
「攻めて来るものに――容赦などできないな!」
黒と黄金の敵機を確認する
宣戦布告でもするかのようにC・スプランディードに左腕を突き出すとそのままぐん、と加速した
スプリットミサイルを避けようともせず、寧ろ自らぶつかりに行くような格好で
「楔を打ち込んでやる……!」
着弾間際。突進中も終始突き出された左前腕部分から、先端の尖った釘のような金属が連続して放たれる
そして、ミサイルが着弾とともに爆風を撒き散らす
「ぐッ、なかなか……!」
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>>51
少女の伝えてくれた言葉によって、アストは自分のことをほんの少しだけ理解した
「援護に来てくれた」という言葉、それはつまり自身がこの月面帝国に所属していたことを指すのだ。
重い口を開いて少女への返事を紡いだ
「そうだ、今俺は君の事だけじゃなくて自分のことすら分からない」
「だがもし、こんな俺の言葉を聴いてくれるのなら、こんなことはやめるんだ!」
「民間人を巻き込んで……コロニーが使い物にならなくなる、彼らの家を奪ってるんだぞ!!」
少女の黒い機体へと時機を接近させようと歩みを進ませてゆく
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>>56
「悪かったわね。了解よ、え〜とフランクリンさん……」
限りなく淡白な態度だが一応応答している
>>52
「そう……なら、いいわよ。お前にもみんなの味わった恐怖を与えてあげるわ」
銃と一体になった右手の大型のエネルギーソードで鍔迫り合いに持ち込む。
「私から離れろ……触るな!」
敵機体を弾き飛ばし、身体中に有する10箇所の機銃類を一斉に稼働させる。
雨霰の様な激しい弾幕が敵機を近寄らせまいと火花をあげる
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>>55
機体は、そのまま地面に両足をつけた。
「二機目…!!」
最新機に乗っているとはいえ、戦略上複数機を相手に圧倒することなど出来ない。
そのうえ、機体は適正の悪い地上に足をついている。機動性で圧倒するのも難しいか。
「久々の実戦とはいえ……腕は落ちてますね。」
敵を早期発見できたのが幸運だった。シールド防御によるダメージ軽減に成功。
【残りHP60%】
「ダメージは外装のみ……メカニックへの損傷は無し。」
「反撃行動に移ります……」
防御を展開したまま、機体を空中へと移動させる。
「ロックオン了解。ミサイル発射!!」
反撃のミサイル。左右へと広がりながら敵へと飛んでいく。
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>>57
「自ら突っ込んでくるだと!?」
ミサイルに当たりながらも突っ込んでくるアギトランザーにエドワールは思わず動揺する。
アギドランザーはそのまま左腕から釘のような物を撃ち込んでくる。
「ぬ、ぬぅ!」
ライフルを捨て、ロシュセイバーを抜くと釘をなんとか切り払う。
「なかなかのセンスだ…だが」
C・スプランディードが左手のシールドを前に突き出すとシールドが展開する。
「こちらにとっても好都合!」
シールドの中には大量のミサイルが搭載されていた。
「覚悟っ!」
大量のミサイルがアギドランザーに襲いかかる
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>>54
「ええ〜!?それって何がいけないの??何故悪いの??当然の事じゃないの??」
「弱い機体や街や人をサイクラノーシュで壊すのって興奮しちゃう、大好き!!」
そこまで一気にキャハハハ、と満面の
おぞましい笑顔で言って
やがてそこに打ち込まれるビーム・ショットガン
「きゃあッ!!」
何とか後に打ち込まれた物は回避するが
何発か腹部に受けてしまった
【サイクラノーシュ残りHP70%】
鈍くなる動き
アオイから一気に離れ
「いったーい、突然ヒスって意味解んない!」
そう言って少女も、サイクラノーシュもツバサに応戦し
電磁ランチャーを数発放つ
レールガンのロボット携行使用、ライフルのような形状だが
それが数発、ツバサに向かって放たれる
>>58
「お兄ちゃん、何言ってるの??」
心底アストの言っている事が解らない
そういった様子で、通信に答える
「意味解んない、意味解んない……」
「意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない、意味解んない」
徐々に通信の声が暗い物になり
「そうだ、アストお兄ちゃん、きっとダメージ負って、頭おかしくなっちゃったんだね?そうだよね?」
クスクスと笑う声
「大丈夫、またダメージ受ければきっと思い出すよ」
ツバサの攻撃で
一気に距離を放したが、会話の声は途切れず
「お兄ちゃん!!」
電磁ランチャー(ライフルの形状のレールカノン)をアストに向かって
数発放った。
>>60
「当たった!よし!!」
兵士はそのまま近接戦闘に持ち込もうとしたのだろう
しかし
「ミサイル!くそ迎撃!!」
マシンガンを乱暴にばら撒きながら
迎撃を試みる、しかし、複数方向から迫るミサイルを全て打ち落とす等
出来よう筈もなく……。
「ぎゃあああああああああッ!!」
そのまま炎を上げ
落ちて行く。
残るのは方々で交戦する味方の機体
そしてその味方に食らい付く、敵の機体だ。
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>>59「私から離れろ……触るな!」
凄まじい勢いで振り払われる巨大な剣に対して身を翻し空中へ舞うが
今度は近距離からの弾雨がイーゲルを襲いかかる
「おおう!?コイツは!!厳しいか!?」
左右のマチェットで銃撃を捌こうと機体ごと素早く回転させて
防御を試みるが全弾回避は困難として数割を装甲表面でもって受け流す【HP95%】
待ち構える>>56を見て
「律儀だな1対1とは言ってないぜ?」
接地と同時に一気にアルヴァローの正面に踏み込むと
イーゲルがそのままアルヴァローをすり抜ける錯覚と残像を与え
不意にアルヴァローの後方空中からプラズマの牙が襲いかかる
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>>62
「クソッ、話が通じないのか……!!」
機体を振り回すように攻撃を避けようとするが―――初弾は確かに避けた、だが2発目からはどうだろうか……
一撃を避けるために無茶な回避をしたためか、続けざまの攻撃に対してほとんど反応できていないではないか。
「思ってたより機体が重い、いや……俺が弱いのか!」
かつてのアストの動きを知っているのであれば、その動きがどれだけ温いかが一瞬で分かるであろう
ダメージによる機体のブレを何とか制御しながら、右手に握る長刀の先端をエリスへと向ける。
既に落ちてきた際のダメージと、それ以前のダメージで機体は限界に近かった。
そして自分はまだきちんとした操縦方法も分かっていない―――――落とされる可能性は、高い
「だけどっ……力ずくで、止める!!」
苦虫を噛みつぶしたような表情をしながらも、ガンランサーの先端へと光は集まってゆく。
少女を撃つ、それも自分を「お兄ちゃん」と慕ってくれている子を、だ……
だがこうなった原因が自分にあるかもしれない以上、その引き金を引かないという選択肢はアストには無かった。
しかしその光弾もまた「前のアスト」に比べれば予測も、銃身の反動も、ブレの制御も何もあったものではなかったが
【残りHP33%】
-
>>61
「忘れていけないのが私と言う人間です」
放ったグレネードキャノンの爆風を避け、アギドランザーに襲いかかる
ミサイルの大群を全てさばききることは難しい
そう判断したアナトリアはアサルトマシンガンでミサイルの迎撃を手伝う
「そうこうしてる間に照準セット」
アナトリアはブーステッドライフルCをCスプランディードに放つ
『当たれば痛いぞ』
-
>>59
「無茶はしないで………。強そうな機体を一気に引き受けるのは危険だよっ!?」
新たにもう一つの敵機へと攻撃するリヴェンジャーを見て、ミカは不安を感じていた。
(私だけじゃ………フォローしきれない………!!)
>>63
「やあぁぁっ………!!?」
分身機構を利用しての近接戦闘に実戦経験のなかったパイロットが対応出来る筈もなく、アルヴァローは痛手負うことになる。
背後から斬られ、転倒してしまった。
【アルヴァロー残りHP35%】
「ぐぐっ………………ど、どうしよう………!?」
なんとか機体を立ち上がらせ、思考をまとめようとする。
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>>62
「ぅ。……そんな快楽主義が許されると思わないで!……こんな奴らなんかにみんなはぁぁ!」
相手の無邪気な少々には決して弱者の痛みなどわからないだろう。怒りの込もった叫びをあげる。
こちらもビーム弾で応戦するが、怒り心頭の所にふと放たれたサイクラノーシュから撃たれたレールガンが機体を焦がす。
【リヴェンジャー残りHP75%】
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>>67
「はッ!だから何が悪いの?エリス何も悪い事してないよ?」
無邪気、圧倒的な無邪気
それでもって、ツバサの怒り
リヴェンジャーに対峙する、もう一撃加えてやろう
この目障りな機体を黙らせてやろう
そう一撃加えようとした所で
サイクラノーシュに邪魔が入る
>>64アストからの攻撃が加えられたのだ。
>>64
「何お兄ちゃん?操縦のやり方まで忘れちゃったの!?」
酷く驚いた様子だった。
無論、以前のアストを知っての事だったが
今の現状を知らないのなら、止む終えないと言える
「お兄ちゃ……ってきゃあッ!!」
とっさに回避した
そのガンランサーの光の攻撃
ビームにも似たそれ。
だがアストの以前の腕で放たれた物ではなかった事が、幸いだったのだろう
半身を掠める程度には命中したが、深いダメージを負わせる事は出来なかった
「お兄ちゃん、本気で……」
【サイクラノーシュ:残りHP50%】
次は反撃が来る
しかしその反撃は思わぬ物に阻まれた。
それは……。
【全員対象】
戦場に轟音とは似ても似つかない
そう、急加速して迫るタイヤの音が響く
何だ?
その方向に目をやれば見えるだろう
全体を青と白のカラーリングに、特徴的なパトランプ
パトカーだ。
警察の車両か?
だとしたら、この戦場に向かってくるのは危険極まりない
「何なの?あれ??」
手近なエリスもソレの存在に気がついた。
残っている兵士もだった。
「止まれ!!この!!」
マシンガンを乱射するゲシュペンスト改
だが。
次の瞬間、パトカーは居なかった、否
「な、何これ!?何なの!?どうなってるの!!??」
コックピットの中の
中学校の制服を着た少年が悲鳴を上げる
パトカーは着弾の瞬間に変形
跳躍し弾を回避
崩れたビルの上に君臨する、幾分か小型ではあるが
間違いなく、一体の青いロボットとなっていた。
「また機体、それも未確認の……おかしい!やってられない!!」
「エリス撤退しまーっす!!散々だよもう!!」
その姿を認めるや否や
エリスのサイクラノーシュが一気に速度を上げ
あらかじめ用意していたと見られる、そこから撤退して行く。
-
//書き忘れ【エリス機サイクラノーシュ撤退】
【パイロット、機体名????戦場に出現】
-
>>61
「なるほど、弾幕……」
これを突破するのは至難の業か。そう思われた
「だがこれを突破しなけりゃ勝利はない、そして――」
だが、ミサイルの壁を前にしても機体の方向は変えることなく
照準はC・スプランディードに向いたまま
「オレと、オレの相棒を甘く見られちゃ困るってもんだ。ブースターを起動する!」
背面。マントの下に隠されたブースターに火がともされる
加速を付けて弾幕中に突っ込むと
「ワイヤーッ、フィストォォォ!!!」
ぐん、と右の拳が放たれた。そう、文字通り「放たれた」のである
ワイヤーにより制御されたアギトランザーの右拳が、C・スプランディードに襲いかかろうとしている
-
いったん周囲の敵がいなくなったことを確認すると、タッチパネルを操作し、遠隔操作でバックウェポンシステムを呼ぶ。
ちなみに、先ほど空中で投げ捨てたが、中に生き物が入っているとトマトジュースができるほど強力な重力装置でしっかりと着陸していた。
装備と【合体】し、戦闘機体で再び空を移動する。
>>66
無線のスイッチを入れ、連邦兵に言葉を向ける
【援護射撃】
「状況了解。こちらヴィルヘイム。援護をいたします。」
>>63
「いきます……」
機体前部にとりつけられた貴銃で、視界に入った敵の一機を狙い打つ。
-
>>68
「当てた、ラッキーショットが当たったのか・・・…!?」
舞うようにかわされた銃弾は、とても当たるとは思っていなかったのだろう。
だが所詮偶然の当たり、それは軽傷しか与えることはできなかった。
むしろその中途半端な攻撃は彼女との決別の一撃となってしまったのかもしれない
次は間違いなく本気で落としにくる、そうなればこの機体で持つかどうか分からない。
ぐっと盾を構え、防御の形をとったが――――
「車が変形したって……おいおい!」
突如先頭に現れたアンノウン、普通に考えれば敵の機体とするべきだが……
だがエリスの反応によってそれが違うことは証明された。
無線が繋ぎっぱなしになっていたのが幸いとなった、彼女の疑問譜が聞こえたのだ。
圧倒される状況に動くこともできず、去ってゆく黒い機体を追うことも、手を伸ばすこともできなかった。
いざ銃口を向けられる状況から開放されてみれば、自らの選択が正しかったのかを考えずには居られない。
これが本当に決別になっていたら自らの選択を呪うだろう、そして、いつか自分を取り戻したとき今以上に後悔するのではないかと頭によぎった。
「……本当に、すまない」
既に居ない少女へと銃を向けたこと、そして己の記憶を無くしてしまった事に対する謝罪の言葉を呟いていた
-
>>62
(なるほどな伊達にスクールは生き抜いていないか
それにしても機体構成に隙がないのに67とエリスとは相性が随分悪いか)
>>67
気を取り直してリヴェンジャーに向き直り今一度マチェットを
向ける
「そうやって泣き言叫ぶ暇があるなら、考えた方がマシだぜ?」
>>71
連邦軍戦闘機からの火線を横に飛びのいて交わす
思わず鼻で笑うと
「…人の事は言えないな。さっさと仕掛けるべきだった」
特別に狙いを定める訳ではないが頭部バルカンを>>71に掃射しつつ
リヴェンジャーから距離を置く
-
>>50
「そんな・・・そんなことで!あなたは人の命をなんだと思ってるの?」
フィールド・リアクターが凄まじい光を放ち始める
近接戦闘のダメージをそぎ切ることはできないが、オンスロートの強固な装甲が斬撃を受け止めた
・・・そして、その隙をつき、マイクロミサイルランチャーがうたれる
爆風は自分にも降り注ぐが、フィールド・リアクターがオンスロートへのダメージを遮断する
【オンスロート残り耐久60%】
-
>>72
「……」
少女は最後に通信では何も言わなかった
ただ無言で通信を切った
それが何を意味するか?
それは後の話となるだろう
そして
「やったようやく通信が……」
「あ、あの?連邦軍の兵士さんですか?」
突然の通信
随分と若い、いや幼いと言うのが正しいのか
通信がアストに入る
「パトカーに乗ったら、突然自動でここまで走ってきて、突然変形して、なんかもう訳解んない事になっちゃって」
「あ、あの、ぼ、僕はどうしたらいいですか?」
あの先ほどのパトカーからの通信だろう
随分と弱弱しい声でそう話している。
>>73
「ゼクス、エリスもう撤退する!」
「なんなのこんな訳の解らない機体ばっか、次から次に聞いてない!エリスは撤退!もう撤退!!」
と、サイクラノーシュからの通信が入る。
-
>>73
「牽制弾です……か。」
かなり接近していたこともあり、機体表面にわずかに銃弾を受けた。
【ウェポンシステム 残りHP70%】
ウェポンシステム自体は脆く、わずかな直撃でも被害は大きい。
「ここで落ちてくれ……そうにないですね。」
敵機に見える余裕。こちらも無理をしてでも落とそうと思える状況ではない。
様子見に、距離をとりながらもミサイルを撃つ。
-
>>75「ゼクス、エリスもう撤退する!」
「なんなのこんな訳の解らない機体ばっか、次から次に聞いてない!エリスは撤退!もう撤退!!」
「ああ了解だ、あとは任せろ」
(さて…退路は俺の部下に任せてあるが…
彼女の言うとおりアンノウンが多すぎる『傭兵』としてもここいらで退いておきたいところだな)
-
>>74
攻撃を交わしたサイクラノーシュだったが
同時にツバサの援護攻撃を受け
一気に距離を離し
アストの攻撃を受け
その直後謎の機体(>>68の事態)の出現により
状況不利と判断したのか、勝手に撤退して行った様だ
「ようやく通信が、そのあなたも連邦の兵士さんですよね?」
「あの、なんだか訳の解らない内にロボットに乗り込んじゃってて、こんな所に連れて来られて、あのぼ、僕どうしたら!?」
先ほど現れたパトカーのロボットからだろう
通信が送られてくる。
酷く幼い(中学の制服を着た)少年がその中には乗っていた。
少年は通信でアオイに、弱弱しくだがそう言った。
-
>>78
「なんでこんなところに?
まあいい……テメェも敵なんだろ!!!」
量産機の一機が飛び出し、新たに出現したロボットめがけて走り出す。
「落ちろ、落ちろぉ!!!」
そして射程に入ったことを確認すると、マシンガンを構え、撃ち出す。
-
>>68
「えっ・・・なにこれ・・・念動力が反応している・・・?」
パトカーからロボットへと変形したことにも驚くが、自分の体がピリピリとする奇妙な感覚にさらに驚く
動きは完全に止まり、アオイは魅入られるように青いロボットに瞳が向いていた
>>78
「あなたは・・・」
まるでデジャブだ。わけも分からずにオンスロートに乗った半年前の自分に瓜二つ
ただの高校生だったアオイが連邦軍に関わっていくことになったあの時と・・・
「私はアオイ・キリシマだよ。とりあえず、落ち着いて。後で事情を聞くことになると思うけど・・・大丈夫、とってくったりはしないから」
アオイはにこりと笑顔を浮かべる
経験談だ。アオイも最初はひどく慌てていた。きっと彼もそうだろう
だから、笑いかけ安心させる。幸い敵はもう去った後だ。
彼は自分とは違う。このまま日常世界に変えれるだろう。アオイはその程度に考えていた
-
>>75
「すまない、俺は連邦の兵士じゃないんだ」
力強い少女の声ではなく、今にも泣き出しそうな少年の声がコックピット内に響く。
感傷に浸ろうかと考えていたアストであったが、不安定な状態を見せまいとしっかりとした口調で答えた
「俺にもわからない、動いていなければ今から送るポイントに連邦の母艦があるはずだ……下がるならそこにいくといい」
機体を起動させた座標、つまりは母艦であるシュタールを存在する座標をパトカーの……運転手であろう少年へと送る。
-
>>80
それは特殊な念動力同士の反応だった。
恐らく少年のパトカーも少女のオンスロートも同質の
「あ、は、はい……すいません、ありがとうございます」
「僕は……ヒカル・アマデラです……大変な事に巻き込まれちゃって、本当すいません」
アオイの笑顔に安心したのか
ヒカルは落ち着きを取り戻し、自分の名前を名乗った
>>81
「え??ち、違うんですか??」
予想外の答え
月面帝国と戦っているなら連邦軍ではないのか、そう考えていたが
違ったようだった。
事情を知らない少年には、理解しがたい事だったのだろう
だが。
「あ!座標が、ありがとうございます!これで何とか……」
そうアストに礼を言って
その座標の位置まで移動しようとした時だった
>>79
「!!??て、敵が!!??」
どうしよう、どうすれば!?
そう考えている間に
「うわああああああッ!!」
何発かの銃弾を受けてしまう
【ウィン残りHP80%】
「応戦しなきゃ、やられる、やられちゃう!!」
ただ必死に、自分が被害を受けないことだけを考え。
武器を検索、すると呼び声に答えるかのように
「あった!これで……ウィンカノン!!」
ガチャンッ、と軽量化され折りたたまれたビームライフルを取り出し。
「いけッ!!」
必死にあらん限り、何発も何発も
狙いは大分甘いがビームを打ち込んでいく。
-
>>82
「……くっ、なんて火力だ!!」
狙いの甘いビームは、量産機をかすっただけだ。
だが、たったそれだけで右腕部を吹き飛ばすだけの威力を見せた。
【残りHP 20%】
「分が悪すぎだ、撤退する!!」
背を見せて逃げ出す量産機。
-
>>83
「はあはあはあ……」
幸い自分の命や安全を脅かされる事はなかった
しかし、とっさにやってしまった
出来てしまった。
「何なんだよ、一体……」
動かせてしまったのだ。
去ってゆくその量産機体を眺めながら
ただ息荒く、状況の整理をしていくので一杯一杯だった。
-
さて、どうしようか?
明日までまとうか
-
//>>85はい、このまま置きレス再集合の流れみたいですね
すいません、ここ戦場スレです……
-
>>66
「……!!」
リヴェンジャーのビーム・ショットガンがイーゲル・アインの攻撃を妨害する。
接近戦で倒れてしまったアルヴァローをフォローする。
「えっとフランクリンさん?……早く起きて。サポート類は苦手なんだから。……あんたの決闘の相手は仮にでも私でしょ」
先程の借りをミカに返さないままでは納得がいかない。
2機の間に割って入る
>>73
「……黙れ。……黙れ。お前達なんかに何がわかるって言うの」
唇を噛み締め、怒りに震える少女。
僚機が撤退を始めた中、未だ交戦の意志が見られる。
こちらもビーム・ガンの銃口を向けると同時にエネルギーのチャージを始める。
-
>>71
「………支援、感謝いたします。」
ここは彼女の好意に甘えておくしかない。そう、ミカは思った。
>>87
「………………ありがとう、センリ………さん。
お願い………動いて、アルヴァロー………!!」
彼女は2機の友軍機に助けられている立場に置かれている。このままでは、パイロットスクールを飛び級卒業した甲斐がなくなってしまうだろう………
「………コロニー内部は重量が働いているから、軌道変更はできない………………なら、ギリギリまで引きつけるしか!!」
何か策を閃いたミカは、アルヴァローをジャンプさせて空中にいる>>73の敵機へとヘッドバルカンを放ちながら迫る。
「………一か八か、やってみせる!!!」
ミカは勝負をしかけるために、精神を集中させた。
【精神コマンド:集中】
-
>>65
「む?」
エドワールが何かを感じ、機体を少し動かした瞬間…
「ぬぉ!?」
機体の右手に持っていたロシュセイバーが弾き飛ばされた。
【C・スプランディード 残りHP88%】
>>70
「なんと!?」
アギトランザーは大量のミサイルを前に回避行動をとることなく、
その上、さらに加速して突っ込んでくる。
そして、ワイヤーフィストをC・スプランディードに向け放ってきた。
即座にエドワールはシールドで防ごうとする。
が、ワイヤーフィストの威力は凄さまじく、シールドが粉々に砕け散る。
「うおおおおおおおおおお!?」
バランスを崩したC・スプランディードは反動で押され、
後少しでコロニーの壁にぶつかりそうなところでようやく体制を立て直した。
【C・スプランディード 残りHP53%】
-
>>89
「あの機体だけほかの物と違う……指揮官機か!」
軋む機体の四肢を動かし、背負うスラスターが音を立てて開くと、
白い騎士は盾を前に出したまま青い光を吐き出し、エドワールの元へと走り出す
「お前っ!コロニーに配慮ができるなら何でこんな作戦をやろうとしたんだ!!」
コロニーの外壁に当たるまいと立て直したその様を見て、アストは右手に握られたガンランサーを突き出しながら叫ぶ。
エドワールはこの声に聞き覚えがあるかもしれない。
左足を軸にする踏み込みではなく、
両足共にずらすことで機体を外へと逃がしながら行う独特の突き――――この癖にも、もしかしたら
-
>>89
「敵であるはずの住民を守ろうとするなんて、なかなかあっぱれな人」
肩に装備してあるリニアミサイルランチャーがCスプランディードを狙う
本当にコロニー住民に配慮した戦闘をしているなら、このミサイルを避けようとはしないだろう
『まったく酷い奴だ』
>>90
「君は件のけが人か、死なない程度に頑張って」
アストを心配する声を向ける
『無理はするな。私たちにまかせればいいさ』
-
>>89
戦闘、闘争と言うのは相手が動きを止め
こちらの出方を待ってくれるような、そんな生易しいものではない。
「は、早くここから逃げないと……」
敵をなんとか退けた
その青い元パトカーのロボット。
そのパイロットになってしまっている少年、ヒカルはなんとか逃げ出そうと
操縦系の把握を躍起になってやっていたが
だが、そこに
「ま、また、また敵兵!?」
その姿を目の前に確認する事ができた。
エドガールの回避、移動した先に居たのは
ぎこちない事この上ない動きの
青いロボットだった
「来るな!!来るなよッ!!!!」
「頼むから!!来ないでよ!!」
このままなら、やられるのを待つだけ
そう判断したヒカルは、手に持っていた電磁ランチャー(ライフル状のレールガン)を
数発、エドガールに向け放った。
-
>>90-92
「なっ!?」
しかし、体制を立て直した直後、複数の相手からC・スプランディードは狙われた。
その内の数発は避ければコロニーの住民に被害を及ぼすものだ。
「おのれ連邦!卑怯なーー」
その時である。
『ズドオォォォォォン!!!』
「うおおお!?」
C・スプランディードの背後の壁が吹き飛び、C・スプランディードが宇宙空間へと放り出されたのは。
宇宙空間に放り出されたC・スプランディードをやけに大きい肩の機体たちが受け止める。
月面帝国軍の火力支援機AF-002 ローランドだ。
数機のローランドがコロニーの外壁をミサイルで破壊したのである。
「大尉!ご無事ですか!」
一人の帝国兵がエドワールに通信を入れる。
「お、お前たち一体どういうつもりだ!あれほど、コロニーには余計な損害を出すなと…」
「我々はコロニーよりも大尉の命が大事であります!」
「大尉!ここは退いて次の時に奴等に今回の借りを返しましょう!」
「大尉が死なれては我らの居場所はありません!」
「お、お前たち…」
エドワールは部下たちの忠誠に思わず感動した。
【次レスに続く】
-
>>82
「そう、ヒカル君だね。大丈夫、私はそういうのに慣れてるから」
少し落ち着いたヒカルの姿を見て、安心したのだろうか。アオイはほっと一息つく
>>91
「まずい、錯乱してる!」
攻撃する必要のない相手への攻撃。自分も人のことを言えた義理ではないが、完全に周りが見えていない
動きを見るかぎり、相手は熟練したパイロットだ。ヒカルはおろか自分ですら勝てるか危うい・・・というか無理だろう
すると、判断は早かった
アオイはフィールド・リアクターをウィルの元へと飛ばす
アオイの念動力に応じ、バリアを形成するオンスロート最大の盾をヒカルに分け与えたのだ
「・・・これでひとまずは保つはず」
ある程度の攻撃ならフィールド・リアクターが防いでくれる。周りの援護もある中、そうそうやられるようなことはないはず
アオイはエドワールを牽制するため、レーザーガンを連射する
-
【>>93の続き】
「私はいい部下たちをもった…」
C・スプランディードから信号弾がコロニーに空いた穴からコロニー内部へと放たれる。
撤退のサインを示す信号がコロニーの中で光輝くと、戦闘を続けていた帝国軍が空いた穴から脱出する。
「連邦!貴様等の蛮行は許さん!次に会うときまで首を洗っておけ!」
帝国軍は撤退を開始した。
【月面帝国 撤退】
-
>>93>>94>>95
「え??防壁??」
見れば目の前に、障壁が展開されている
「あ、アオイさんあなたがしてくれたんですか??」
目の前の展開された防壁に
身を守られながら、ヒカルはそうアオイに礼を述べた
やがて撤退していく月面帝国軍
「や、やった……たすかった……助かった」
「アオイさんやりました……もう、敵は……」
その場に呆然と、ヘナヘナと崩れ落ちた
シュタールの回収、救急班が来るのも直だろう。
-
>>91
「そう簡単には死なない、根拠はないけどさ」
かけられた声に答えるも、アナトリアの攻撃に対して眉をしかめた。
「いくらなんでもギャンブル過ぎる、もし避けたら……!!」
>>93>>94
だが、アストの心配を斜め上に上回る事が起こる。
ミサイルが命中する以前に、C・スプランディードの背面から爆炎が上がったのだ
「……退いたのか」
次々と穴から抜け出してゆく敵機の姿を、ただ立ち尽くして見届ける。
自分のことを……いや、アスト・ゼイビアという人物を知っていた月面帝国のパイロット
彼の予感と罪悪感は膨れ上がるばかりであった
-
【全員対象】
「月面帝国の撤退を確認した」
「本艦所属のPT、特機、及び所属不明機は本艦シュタールへ帰艦することを命じる!」
以上、と言うように
ハドウ艦長の通信は終った
辺りには無残に焼け出された街
そして撤退した敵軍
もはやここに留まる理由は無い、そう言うことだろう
残った味方機体に撤収が促される
-
>>96
「……良かった」
ほっと一息をついて、フィールド・リアクターを回収する
その姿を見れば、誰がやったのかは明らかだ。あえて、答える必要もない
「敵は撤退したみたい。ごめんね、怖い思いさせてしまって」
アオイはぺこりと謝った
>>98
「とりあえず……艦に戻るわ。ヒカル君も」
笑みを浮かべ、手を伸ばす
座り込んでいるウィルに立てないなら手を貸すといった意だ
そのまま、彼を回収すると、艦に戻るのだった
-
>>98
「その必要は無い……逃がさないわよ」
敵はまだ全滅していない。1人たりとも逃すものかと、チャージしたエネルギーで追撃を掛けようとする。ツバサの月面帝国に対する敵意はまだ消えていなかった
(……く…ぅっ?)
そんな時に防衛に出撃して結局、無惨にも焼けてしまった街が少女の視界に入る。
この焼け跡の何割かはリヴェンジャーの範囲攻撃の余波でついたものだと考えたら、酷く後ろめたい気持ちになってしまう。
「……っ。了解」
先程までの怒りと憎悪の念が消え失せ、完全に戦意を失ってしまった今、足早にシュタールへと帰還した。
-
>>93
エドワール狙ったミサイルは狙い通りに彼の動きを止めることも、破壊することもなく
Cスプランティードの背後が爆発しミサイルは虚空へと消えていく
「敵が救助に来ただけ?」
その後の敵機の反応があれど姿が表さないことからそう判断した
『コロニーに穴をあけて救出とは、よほど好かれてるいるのだな。こんな無茶普通はしないぞ』
「穴をあけるような攻撃をし続けた私たちがいうことじゃない」
>>97
「結果オーライ」
『そうカリカリするな。若いときは無茶をするものだ』
被害がないから別に問題はないという態度
「今は艦に帰ろう」
そういうと穴を塞ぐようにトリモチランチャーを発射した
>>100
「了解」
短く応えると機を艦に向けた
-
>>87光のシャワーがイーゲルのすぐそばを掠める
「……あんたの決闘の相手は仮にでも私でしょ」
アルヴァローの前面に凛と立つ、良い気迫だ
「その通り、だがまあ、その意味もどうやら薄れてきたようだ」
>>93の情景を見てつぶやき急遽>>76に振り返る
「勇敢と無謀を間違えるなってーの…」
>>76が攻撃体制に入るのと同時にライフル(Bモード)の掃射を仕掛ける
ミサイルが戦闘機から離れ加速する直前に破裂しさらに火線は右翼をも狙う
「………一か八か、やってみせる!!!」
>>88が機銃を撃ちながら迫る
敢えて機銃を受けながら、こちらも更に距離を詰め
アルヴァローの腹部と胸部装甲の間に左手を突き刺し顔を近づける
「面白くなってきたとこ悪いけど、その覚悟…次にとっときな
お互い、こんな『無様』な場所で終われないだろ?」
アルヴァローを掴んだまま、空中で回転し、その反動でリヴェンジャー目掛けて投げ飛ばす
C・スプランディードの脱出した破損孔とは別方向
最初に侵入した場所までそのまま後退しつつコロニー全域を見渡す
熱線に穿たれ未だに生々しい傷跡を残し赤熱する街並み
(…やれやれコイツ等に賭けて良いもんかね…社長。)
そしてC・スプランディード隊の空けた孔
当初の侵入場所に辿り着きシュタール隊の死角となるや
既に追撃不能となっていた【ゼクス撤退】
-
>>98
「考える必要があるか……」
戦場に木霊する男の言葉に耳を傾ける
どう自らのことを説明すれば良いのか、そしてこれからをどうするのか……
ボロボロの機体は炭となった大地を踏み歩き、船の元へと帰っていった
>>101
「無茶じゃなくて無茶苦茶……」
思わず頭に手を当ててその感情を表現すると、ぬるりと指先が濡れた
目の前にその指を持っていけば、それはインクでも押したかのように赤くなっている
おそらくは傷が開いたのだろう……
緩んだ包帯を持ち上げて場所を整えると、その歩を早めたのだった
-
>>103
「無茶苦茶に見えるか……・」
アナトリアは腕を組んで首を傾げた
「そうか、そういうことなら次からは効率よりも倫理を優先しようか」
『軍人とは効率を求めるものではないのか?』
『さあ?」
腑に落ちない様子でアストの後ろをついていく
-
>>102(変更一か八か〜投げるまで)
「………一か八か、やってみせる!!!」
>>88が機銃を撃ちながら迫る…が
横から複数の別の火線…味方のゲシュペンスト隊からのマシンガン掃射だ
火線はイーゲルとアルヴァローを分断し、やがてアルヴァローに向かう
傭兵A「遅いぞゼクス」
傭兵B「騎士様は事実上の戦闘不能、先鋒も既に全滅だ、急げ!」
「ふーぅ…まあモレトスを視認しただけってのがなぁ…悪いな!」
フラッシュグレネードを味方の射線に向けて投げると一面は白く包まれた
-
>>102
「きゃっ………まぶしっ!?」
視界を奪われてる最中に逃げられたらしい
「………………最悪の初陣になっちゃったな………。
ミカ・フランクリン、帰投します。」
アルヴァローも他の友軍機と同じく、シュタールへと戻ってゆく
-
>>98
「あ、は、はい!」
その差し出された手を
ぎこちない動きで取って
共に帰艦して行く
「先ほどはありがとうございます……すいませんでした、おかげで帰れます」
そう弱弱しくも言いながら
-
___暗礁空域付近___
「…さてまずはあのうるさい蠅を派手に黙らせますか…αチームは俺と来い!」
シュタール所属の哨戒機に対しゲシュペンスト(βチーム)がミサイルを斉射…
次つぎと爆散していく
「よし…デカいの(シュタール)が見えたな…そこ!」
紅い機体からシュタールの看板目掛けて延びる光の帯
シュタールのレーダー網ギリギリからのEモードでの狙撃である
-
【暗礁空域】
襲撃を仕掛けてきた月面帝国の部隊を追撃すべく
様々な境遇の人々を乗せ、新鋭艦シュタールがコロニーを後にしてどれほどの時間がたっただろうか。
コロニー脱出の際の敵艦が向かった方向から予想される進路を進む航海は、驚くほど順調であった。
だが、シュタールに搭載された各種センサーが映し出した無数の障害
――――― 暗礁空域
誰もがそれに「何か」を予感しただろう。
その予感は、現実のものとなるのだった―――――
-
>>109
「やっぱり……震えてる……」
「でも、やらないと……こっちがやられる……逃げちゃダメだ……」
震える手を必死に抑えながら
パトカー状態のウィンのシートに既に座り
その出撃の時を今か今かと待つヒカルの姿があった。
艦は今宇宙の暗礁空域の中……恐らくここで一戦始まる
その戦闘前の警戒常態の中にあった。
-
(奴らは暗礁の中……
標的がこの地点に到着して以降十分な時間があり、大型の補給艦の反応まである)
コクピットハッチが閉じると、鶏冠付のネイビーブルーのPTはカタパルトへの接続を始める。
「つまり、ここが予め決められていたランデブーポイント。奴らには迎撃の用意がある……」
要は嵌められた可能性が高い。
暗礁内での戦いは帝国軍の常套手段。
もはや追撃戦などと悠長なことを言っていられる状況ではなかった。
>>110
「ヒカル」
ロディから、直通回線での呼び掛けがあった。
「なるべく艦から離れすぎない位置で、自分の身を守ることに専念すればいい。
俺達で奴らの艦を叩いて、すぐに終わらせる」
相変わらず淡々としてはいるが、ヒカルの心情を察し、落ち着けようとしているようだった。
「……大丈夫だ。無茶しなけりゃ、死にはしないさ」
-
【シュタール艦内】
「っ!?」
無重力下での突然の揺れに、通路を進んでいたアストは振り回される
何とか壁に手を付き飛ばされるということはなかったが、これは間違いなく異常事態を知らせるものだ。
「敵に襲われたのか……!」
急いで体勢を立て直し、自らが進もうとしていた道とは真逆へと全力で走り出す。
その方向にあるのは―――― この戦艦、シュタールのドッグだ。
それは彼にとって、無意識で行われた「当たり前」の行動だった。
だが、捕虜としては「間違い」であることは明白であった
-
>>109
「敵・・初めての宙間戦闘だし、油断出来ないかな」
戦闘経験が全くない宇宙での戦い。
不安がないと言えば、嘘になる。地上戦ですらいまだに慣れていないのだ
「でも」
ちらりと、ヒカルの方を見る。彼を出来る限り守らなければならないのだ。
泣き言は言ってられない。
震えそうになる体を押さえつけ、前を見据える
-
「……私はお留守番か。」
ミカのアルヴァローは前回の戦闘での損傷が激しかったための、今回の出撃は見送りとなってしまった。
(ツバサ……それに、みんな…………無事で……)
-
>>112
「待ちなさい。まさか出撃する気なの?……あなたは捕虜でしょう?」
当然の様にアストの動向を追っていたツバサは、彼の前方を遮り立ち塞がる
「艦長の許可は出てるの?……出てないでしょうね……はぁ」
やれやれと溜め息を吐き、肩をすくめている。
-
>>115
目の前に立ちふさがった少女に驚き目を丸くする
だが、彼女の口にした言葉を聴けば、ぴたりとその動きは止まった
「いや……でていない」
重い口を開き、喉からその言葉を搾り出した。
(そうだ、俺はあくまで捕虜…… 何で出撃しようとしていたんだ)
ばつの悪そうに顔を背け、手にしていた剣を強く握り締める
-
「動きが遅いな…スペースノア級が抱え落ちとか笑わせてくれるなよ?
それとも…いやまさかな。対鑑砲撃を開始しろ」
傭兵A、B「了解」
二機のゲシュペンストは通常のビームライフルの倍以上の長物を
エネルギーバイパスを接続し腰だめに構え引き金を引くと砲身から光が溢れ
砲の先端から二筋の光がシュタールを目掛けて疾り出す
【シュタールに対しメガビームランチャーを照射】
雑談スレ834より
砲撃しているのは二機だけ…
通信を開く
「チェスターどうした?」
傭兵C「敵襲だ。良いのを貰ってしまった」
通信の向こうから緊急を知らせるアラートが鳴り響いてる
がそんな事はお構いなしと言った風に応える
「良かったじゃないか。さっさと帰れるぞ」
傭兵C「…いやそれより聞いてくれ
前回では見かけない奴だった。それも二機…一機は無人のようだ
チッ…機体を破棄する。幸運を」
手短に報告すると間も無く爆発音と共に通信が切れた後、
間も無くシュタールに向かう一条の光の尾を引く機体が視界に入る
「やってくれるね。だが陣形を崩すな。そのまま削りきれ」
【ゼクス隊αその場から砲撃残りイーゲル、ゲシュペンスト×2】
-
---暗礁空域---
「間に合って……」
戦火がおぼろげに見えるほど遠い宙域に、点在するデブリの隙間をかいくぐり進む戦闘機のような機体があった。
その上には人型兵器が一つ固定されているが、戦闘機らしきものは別段重くはないかの様に航行している。
ステルス機能でも付いているのか、混戦が繰り広げられている戦場には、この機体に注意を払う者はいないようである。
「見えた、あれがシュタール・・・・・・」
レーダー圏内に合流先の母艦が入り、敵の配置もある程度把握出来たが、敵にとってもそれは同じだったらしく、
一機のゲシュペンストが様子を伺うようにこちらに近づいてきた。
「まずいな・・・」
エイハはコンソールから機上に固定させた機体「クロウアリア」の接続を解除し、デブリの陰にそれを隠すと、「ラピスラズリ」を人型に変形させ、ゲシュペンストに向かいあわせた。
突然の変形に敵は慌てたのか、それともこれが普通なのか、銃を取り出しこちらに向ける。
「所属不明機応答せよ、こちらは月面帝国軍である。すみやかに身分を名乗られたし」
「・・・地球連邦軍アイビス隊パイロット、エイハ・ブルーテトラ」
皆まで言い終えないうちに、「今すぐ投降されたし。さもなくば撃墜する」と通信が来たが、当然それを聞き入れる筈もなく、
「断る!」
一声叫び、Hi-Fライフルをマシンガンモードに変更させる。
ズガガガン!ズガガガン!
敵もトリガーを引くも一拍遅く、荷電粒子がゲシュペンストの装甲をハチの巣にする。
バチバチ・・・バチィ
ゲシュペンストが爆発する寸前にデブリの陰から「クロウアリア」を引き出し、アタッチメントに装着し、スラスターを全開にする。
爆発音。
「少しはそそっかしくないと殺られるのよ」
呟きシュタールを目指す。
-
シュタールへの通信回路を開く。
「こちら"元"地球連邦アイビス隊エイハ・ブルーテトラ。機体を一機そちらに向けて無人航行させるから回収すること」
と手短に吹き込み、ラピスラズリのコンソールをオートクルーズに設定しコクピットを出る。
「この状況なら一人ずつ殺った方が早そうね」
クロウアリアに乗り換え、ラピスラズリをパージする。
ラピスラズリが変形してシュタールに向かうのを確認すると、近くのデブリに身を潜める。
「タイミングを伺うのも大事よね」
-
>>116
「じゃあ、おとなしく部屋でじっとしていなさい。私は今から行ってくるから」
敵はすぐそこまで来ているらしい。>>116のゲシュペンスト隊の攻撃を受けて、シュタール内も衝撃で揺れる。
ツバサは動かない様にアストに釘を刺すと、足早に格納庫へと向かう。
「……デブリが邪魔ね?」
強引にハッチを開けさせると、漆黒の機体リヴェンジャーが我先にと出撃する。
戦場はスペースデブリが行く手を阻もうとするかの様に無数に散らばっている。
【地球連邦軍:ツバサ・センリとリヴェンジャー出撃】
-
>>119
シュタールへ向かう機体が分離し近くのデブリへ隠れ…ている積もりなのだろう
完全に巨体が仇となっている
ライフルを引き続きEモードへ隠れ切れていないクロウアリアへ銃口を向ける
「………馬鹿にされてるのかねぇ。シュタールに保護を求めるだろ…そこ!」
クロウアリアを瓦礫ごと串刺しにすべく
イーゲルのライフルから雷光が疾る
【イーゲルクロウアリアへ砲撃】
【βチーム、イーゲルへバックアップ】
-
眼前のデブリが突如砕け、ビーム光が走る。
「見つかったか!?」
ギリギリの所で躱した上にクロウアリアの装甲はかなり厚いのだが、
いかんせんビームの出力が高いので装甲がいくらか溶けてしまう。
「やはり機体が大きいからな、機動性はそこそこなんだけどね」
ビームを撃った主をレーダーで捉え、サブウインドウに出す。
「あの赤いのか・・・でも構ってる暇は無いのよ」
「赤い奴」の直近にあるデブリに荷電粒子砲を当てる。牽制くらいにはなるだろう。
シールドを赤い奴側に回し、砲撃を続けているゲシュペンストに狙いを付ける。
「どこ向いてんのさ、ボヤっとしないの!」
両手を射出し、ゲシュペンストを左右から挟み込むように狙う。
【イーゲルにデブリの散弾接近、頑張っても一つはかすめる程度の速度】
【ゲシュペンストAに伸縮アームナイフ射出】
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【追加:クロウアリアHP:95%】
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>>117
砲撃を試みているゲシュペンストはたったの2機。
いくら高出力のビームランチャーとはいえ、スペースアーク級を沈めるには力不足に思える。
「残りの戦力は…? 補給艦が一緒なんだ。あの赤い奴とゲシュペンストだけのはずはない…」
恐らくは罠。
食い付けば何らかの不利な状況が生じるだろうが、このまま接近しないのではらちが開かない。
「俺が、砲撃中の2機にアプローチをかけます。
デブリ内での機動には馴れてますから」
【砲撃を行うゲシュペンストへ攻撃を仕掛ける旨を仲間たちに通達】
「……ロディ・シーン、バルバトス、出る!」
カタパルトから勢いよく射出されたバルバトスは、デブリの合間を縫って前進。
右腕にマウントされた二つ折りのビーム・ガトリングを展開し、ゲシュペンストの一機めがけて斉射した。
>>120
「……ブラックワークスのツバサ・センリ、だったな」
バルバトスから、リヴェンジャーへと通信が送られる。
言葉を交わすのはこれが初めての機会だった。
「罠に飛び込む形になりそうだけど、相手の出方が見たい。
もう一機への攻撃を頼めないか?」
【ツバサに砲撃中のゲシュペンストへの攻撃を要請】
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>>122【デブリの散弾に襲われその内の一つが際どく”かすめる”】
「まぁ…悪くないセンスだな」
クロウアリアの反撃タイミングが絶妙で僅かにバランスを崩される
舌打ちをすると号令を飛ばす
「チームβ!αをやらせるな!」
巨大な固まりの…両肩と思わしき部位から腕のような物が伸びる
先端には機体比でナイフと思われるがゲシュペンストに例えるなら大剣と言った具合か
ナイフの切っ先がゲシュペンストAに向かうが…
傭兵F「カバー!」
直前で隠れていた別のゲシュペンストが実体シールド(ジェットマグナムとの換装品)を構えて受ける
シールドは火花を散らし悲鳴をあげる
【ゲシュペンストF・HP70%】
傭兵D「集中攻撃をしかける!」
また別のゲシュペンスト二機がシールドを構えていないクロウアリアの両脇それぞれに向けて銃撃を開始する
【クロウアリアに対しゲシュペンスト二機によるマシンガン掃射】
さらにこのタイミングでライフルをBモードに換えて
銃弾を撃ち掛けながらクロウアリアに突撃する
【イーゲル、クロウアリアへライフルで攻撃】
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>>124
「そうよ。……あなたは確かエンディミオンのなんとかの異名の?」
彼と会話するのは始めてだろう。ロディがブリーフィングルームへ入った頃、丁度ツバサが部屋を出ていた為である。
他人が話していたのが軽く耳に入って来た程度で彼の通り名も、名前すらよく覚えていなかった
「わかったわ。どの道、突撃しようと思っていたところだから」
ロディの要請に合意する。
バルバトスがデブリを抜けて行くのを、確認すると、リヴェンジャーもデブリ帯に侵入。もう一方のゲシュペンストの方へと加速していく。
「……罠でも何でも、ただねじ伏せるだけよ月面帝国は」
デブリを抜けて行きついに、ゲシュペンストを発見。
右腕に構えたビーム・ショットガンの連射を浴びせる
-
ゲシュペンスト二機がマシンガンを掃射し行く手を阻もうとする。さらにあの赤い奴がこちらに向かって来ている。
レーダーで分かるのはそこまでで、あとはカンに頼るしかない。
「三対一、いや四対一とは、酷いね」
しかし赤い奴はともかく、ゲシュペンスト達は動きが鈍い。
「>>124 、援護頼む、四対一は持たないよ!」
ライフルの乱射とマシンガンの弾幕を躱しつつ、二体のゲシュペンストの後ろに回り込む。
「貰った!」
両肩の分厚い装甲にみえる場所が展開し、二つに分かれると、広げたらクロウアリアよりも大きいであろう巨大な三つ爪クローが両肩部に顕現する。
そしてそれぞれでゲシュペンストを鷲掴みにし、圧力をかける。
「ただのノロマじゃ無いんだからな!握りつぶしてやる!」
【ゲシュペンスト二機にギガントクロウ命中】【クロウアリアHP:95%】
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>>124
クロウアリアが仕掛けた隙を突かれた形で仕掛けられた為
砲撃部隊の防御が間に合わず多量の光の弾がゲシュペンストAのビームランチャーを通り抜ける。ランチャーを切り離すと間も無く火を噴きながら砕け散る
傭兵A「敵からの急襲!数は…二機!」
傭兵B「まぁ傭兵しか見えなきゃ怪しいとも思うでしょ」
【ゲシュペンストA・HP90%】
【ゲシュペンストB・HP100%】
>>127
>>「ただのノロマじゃ無いんだからな!握りつぶしてやる!」
ゲシュペンストD・Eそれぞれを握り潰そうと圧力加えられ機体が軋む
…が二本のアームは閉じるのを止めてしまった
アームにはそれぞれ二本の大振りのプラズママチェットが差し込まれている
「…いや、ノロマだよテメーは」
クロウアリアのコクピット(らしき場所)に銃口を密着させて引き金を引く
【ゲシュペンストD・E被拘束中HP80%】
【イーゲルBモードでクロウアリアを攻撃】
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『来ないではないか!!』
ファンタズマ・グローリアのコクピット内でセレンが吠える
「艦長の話では艦に強襲してくる敵機がいるから直援に回れということでした」
興味のなさそうにポツリとつぶやく
『もとより防衛任務は趣味じゃない』
「暴れさせてもらいましょう」
シュタールのカタパルトから吐き出される
「あれ?あれはなんでしょうか?」
目の前に流れてくる未確認物体
『あんでも回収命令がだされてるぞ』
「戦闘中ですから、隙をみて回収しておいてもらいましょう」
>>128-127
「見たことない機体が敵に襲われてる」
『先ほど味方登録された機体だ。せっかくだ、助けてやれ』
セレンの言葉に肯定の意を込めて、敵ゲシュペンストDに向けてブーステッドライフルを狙い撃つ
【ゲシュペンストDに向けてブーステッドライフル】
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>>126
「ロディ・シーンだ。よろしく」
簡潔に名前を告げる。
異名のことについては特に触れなかった。
そして、ツバサが要請に応じてくれたことで、格段に攻撃が楽になった。
>>128
破壊されたランチャーを切り離して逃げようとするゲシュペンストの背を目掛け、急加速からタックルを見舞うバルバトス。
「逃がさない……!」
推力にものを言わせてL字に機動を変え、その腹側を30m大のデブリに叩きつけると、
脇腹にガトリングの砲口を押し当て、一気にトリガーを引いた。
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コクピットに銃口を押し付けられた。
背筋がぞくりとする。しかし
「コクピットに対ビームコーティングは常識だと思うのよね」
放たれたビームは上手く装甲を貫けず拡散した。同時にプラズママチェットが砕け散る。急に出力を上げたギガントクロウはマチェットだけではエネルギーを相殺し切れなかったらしく、イーゲルの手元に命中し手首を粉砕する。
しかし至近距離からビームを撃たれた影響はゼロでは無く、拡散したビームで装甲にかなり深い傷が着いた。
そして逃げようとしたゲシュペンストDを伸縮アームで後ろから貫く。
「お尻を出した子一等賞、って歌があるけども今すぐ訂正して貰いたいものね」
【ゲシュペンストD撃破、イーゲルライフル紛失右手首粉砕、クロウアリアHP75%】
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