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戦場スレpart1
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>>68
「当てた、ラッキーショットが当たったのか・・・…!?」
舞うようにかわされた銃弾は、とても当たるとは思っていなかったのだろう。
だが所詮偶然の当たり、それは軽傷しか与えることはできなかった。
むしろその中途半端な攻撃は彼女との決別の一撃となってしまったのかもしれない
次は間違いなく本気で落としにくる、そうなればこの機体で持つかどうか分からない。
ぐっと盾を構え、防御の形をとったが――――
「車が変形したって……おいおい!」
突如先頭に現れたアンノウン、普通に考えれば敵の機体とするべきだが……
だがエリスの反応によってそれが違うことは証明された。
無線が繋ぎっぱなしになっていたのが幸いとなった、彼女の疑問譜が聞こえたのだ。
圧倒される状況に動くこともできず、去ってゆく黒い機体を追うことも、手を伸ばすこともできなかった。
いざ銃口を向けられる状況から開放されてみれば、自らの選択が正しかったのかを考えずには居られない。
これが本当に決別になっていたら自らの選択を呪うだろう、そして、いつか自分を取り戻したとき今以上に後悔するのではないかと頭によぎった。
「……本当に、すまない」
既に居ない少女へと銃を向けたこと、そして己の記憶を無くしてしまった事に対する謝罪の言葉を呟いていた
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