したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

●事情によりこちらでSSを投下するスレ 4●

1tun:2011/08/11(木) 01:48:49 ID:???
プロバイダー規制や本スレの空気などでSSを投下できない人が、
本スレの代わりにこっちでSSを投下するスレ。

sageるとIDが???になるので恥ずかしい人にはお勧め。

291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/19(月) 00:51:52 ID:???
俺みたいに保守疲れの人もいるかと

以前は結構きっちりかっちり保守の時間を計ってその通りチェックしてたが、
最近は仕事にかまけているうちに2、3時間見てないとか結構多くなってきたし……

と、これはこっちでする話しじゃないかな


ようやく嫁まつりんをじっくりと堪能できた
続きもwktkして待ってる

292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/19(月) 19:28:14 ID:GWgC1PVU
後は携帯の規制が多過ぎなのが問題かな
前ほどじゃないけど

293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/19(月) 23:29:39 ID:???
携帯の規制ってどこ?

294以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 00:16:20 ID:sjHfsYUc
auの民である俺涙目

295以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 00:50:47 ID:???
「お兄、マンガ読ませてー」
「ん」 カタカタ
「…………」 ペラッ
「…………」 カタカタ
「……お兄、何してんの?」
「ん、ネトゲ」 カタカタ
「またぁ?」
「別にいいだろ……お、レアアイテム」 カタカタ
「…………」 ペラッ
「……あっ?……くっそなんでこんなとこに……」カタカタ
「…………」 パタン
「…………」 カタカタ
「…………」 ボフッ
「……あーくっそ下手くそが……」 カタカタ
「…………」 ゴロゴロ
「…………」 カタカタ
「…………」 ゴロゴロ
「……人のベッドでゴロゴロすんじゃねー」 カタ…
「別にいーじゃん」 ゴロゴロ
「まあいいけど……」 カタカタ
「んー……」 クンクン
「…………」 カタカタ
「くっさー……枕ぐらいちゃんと洗いなよー」 クンクン
「じゃあ嗅ぐんじゃねーよ」 カタカタ
「くっさー……くっさーい……はぁ……ん……」 クンカクンカクンカ
「うっせー」 カタカタ
「…………」

296以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 00:51:18 ID:???
「…………」 カタカタ
「……ねぇ、オセロしない?」
「後でな」 カタカタ
「今がいいー」 ゴロゴロ
「…………」 カタカタ
「ねー」 ゴロゴロ
「…………はいはい、ほれ、こっちこい」
「最初っから素直にすればいいのにー」 スタスタ、ボスッ
「ん、俺白な」 ギュッ
「後でも先でもあたしが勝つからいいけどねー」
「言ってろ、ほら、もっと深く座んねーとだっこしづらいっつーの」
「わがままだなー……ん、これでいい?」
「はいよ、じゃ、お前からな」 ギュッ
「んー、ここ」 パチリ
「ん」 パチリ

〜学校〜

「ね、あんたのお兄ちゃんってさ、結構かっこいいよね」
「別に、そんなことないと思うけど」
「そうかなー」
「大体、部屋はきたないし枕は臭いしネトゲばっかしてるしオセロ弱いし……全然いいとこないよ?」
「……仲、良いんだね」
「別に、そんなことないよ」
「ていうか、なんで枕の臭いとか知ってんの?」
「…………」
「もしかして、一緒に寝てるとか?」
「…………。……そんなわけないでしょ」
「今の間は何よ」
「あんなのと一緒に寝たらベッドから蹴り落とされるっつーの。寝相酷いんだから」
「へー、毎晩?」
「うん。……あ」

297以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 00:52:18 ID:???
おわり
兄妹ならではの微妙なデレもいいと思う

298以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 03:03:42 ID:???
妹かわいいよ妹wwww
スキンシップが日常的になってる雰囲気が実にイイ!

299以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/20(火) 06:15:16 ID:???
友達に突っ込まれて墓穴掘ってく様がいいなwwww

3001/4:2011/12/24(土) 23:51:29 ID:???
【かなみは俺の嫁3】

 今日も俺の嫁はかなみで、しかも嫁になってから初のクリスマス。これは気合を入れねばなるまい! ふおおおお!
「うわぁ……」
 しかし、気合を注入してる最中に明らかに引いてる声が聞こえてきたので、一気に気合が霧散した。
「あの。引かないで」
「引くに決まってるでしょ。なんだって朝一番に見るのがアンタの尻なのよ……」
「気合を入れている最中だったがために起こった悲劇と言えよう」
「何の気合なんだか……ふああああ」
 大きくあくびをして、むにゅむにゅと口を動かしている。うーむ、可愛い。
「ふひゃっ!? な、何すんのよっ!」
 ので、思わず抱っこしたら怒られた。だが、婚前と違い、叱られるだけで手が出ないので大変嬉しい。
「……あ、朝からするの? 何かコスプレした方がいい?」
「かなみはえろいなあ!」
 ものすごい殴られた。婚前と変わらず手は出る模様。
「アンタが仕掛けたことでしょうがッ!」
「いやはや。それはそうとおはよう、かなみ」
「あ、うん。おはよ」
 夫婦の決まり事として、どんなことがあっても挨拶する時は笑顔を心がける、というものがある。そんなわけで二人して笑顔で挨拶したのだが、これがもう毎日破壊力がありまして。
「……アンタって、挨拶のあと、いっつも私の頭なでるわよね。もーいい加減慣れたけど」
「そしてお前はその度嬉しそうだな」
「うっ、嬉しくなんてないもん! 挨拶の余韻が残って笑顔のままなだけなんだから!」
「猫語で」
「ええっ!?」
「猫語で」
「……にゅ、うにゃにゃんにゃにゃににゃ! にゃににゃにゅにょにょにょにんにゃにょにょっにぇにぇにゃにょにょにゃにゃにゃんにゃにゃにゃ! ……にゃ?」
「うーん、素晴らしい」(なでなで)
「うにゃー」(やり遂げた顔)

3012/4:2011/12/24(土) 23:51:54 ID:???
「しかし、何言ってんだか一切分からなかったな。はっはっは」
「がぶがぶがぶっ!」
 猫語強制は大変危険です。
「もー……ていうか朝から何やってんのよ」
「いや、クリスマスですから」
「それ関係ないしっ! クリスマスだから猫語で会話するとか聞いたことないしっ!」
「俺もまさかやってくれるとは思わなかった」
「う……だ、だって、アンタこーゆーの好きじゃん」
「うむ。それをかなみにやってもらうと、好きの相乗効果でもう凄いことになります」
「そー……それってさ、私のコトが好き、ってコトだよね?」
「結婚しといて今更聞くか」
「い、いーじゃない! 何回だってアンタの気持ち悪いトコロ見たいし! で、どーなのよ」
「あーはい好き好き」
「もっと気合入れて言いなさいよっ! そんな片手間の好きなんて嫌なの!」
「さて、折角だしどっか出かけるか」
「ちゃんと言いなさいよッ!」
「つーわけで。大好きなかなみさん、俺と一緒にデートしませんか?」
「…………。す、する。……じゃない、どしてもって言うならしてあげるっ! あんまりにもアンタが哀れだから!」
「そういうの毎回言わなきゃいけない決まりでもあるの?」
「うっさい!」
 超怒られた。

「えっへっへー。なんかね、いーわよね♪ 街がキラキラしてるもんね♪」
 しかし、外に出たら機嫌が即直ったようで、俺と繋いだ手をプラプラ揺らしながらにへにへしている。薬でもやってそうで一寸怖い。
「…………」
「…………」
 なので、そーっと手を緩めて逃げようとしたらとても怖い顔で睨まれたので、握り直す。
「うんっ、それでよし♪ まったく、なんで逃げようとするかな」

3023/4:2011/12/24(土) 23:52:20 ID:???
「いやはや。なんだかんだ言って、大好きなのな」
「なっ、だっ、誰が誰を大好きだってのよ!? さ、寒いから手を繋いでるだけだしっ! 暖かくなって思わず笑顔になっちゃっただけだしっ!?」
「帰ったらいっぱいちゅーしようね」
「……う、うん。……って、し、しないわよ、ばかっ! 誰がアンタなんかとっ!」
「分かった、絶対しない」
「素直でありがたいわねッ!」
 そう言ったら言ったで半泣きになりながらも全力で頬をつねってくるので、うちの嫁は厄介です。
「痛い痛い。分かった、帰ったら嫌がるお前に無理やりちゅーしてやる」
「……ど、どれくらい?」
「ん、回数か?」
 コクコクうなずかれたので、指を一本立ててみた。かなみの頬が膨らむ。
「んー……じゃあ、2?」
 プルプルとかなみの首が横に振られる。それにつられてツインテールが揺れた。一本ずつ立てる指の数を増やしていき、最後にパーの形になってようやくかなみの顔に笑顔が灯った。
「そ、そか。5回もされちゃうんだ。……あーヤだヤだ♪」
「それはいいんだけど、街中でこんな話して大丈夫かな? ようじょにいたづらする好青年に見えないかな?」
「誰がようじょで誰が好青年よッ! どっちもおかしい!」
 140cmが怒った。
「だってお前発育不良のうえ、ちっこいじゃん。そして俺は誰がどう見ても好青年じゃん」(なでなで)
「ちっこくない! そしてアンタは誰がどー見ても不審者! 頭なでるなっ!」
「そんな不審者と結婚したのか、お前は」
「う……あ、あれよ、誰かがそばにいて見てなきゃ捕まっちゃうだろーし。ほ、ほら、貧乏クジ引いたっていう感じ?」
「ぎゅー」(抱っこ)
「むみゃー♪」(大喜び)
「貧乏クジ?」
「……び、貧乏くじ」
 自分でも無理があると思っているのか、顔が赤い。
「て、ていうかいきなり抱っことか反則! ……咄嗟だと、反応できないじゃん」

3034/4:2011/12/24(土) 23:52:43 ID:???
「うーん可愛い。よし、今日は一緒にお風呂入ろうね」
「毎日一緒に入ってるでしょっ!」
「しまった、既に毎日いたづらしていた!」
「い、いたづらとか言うな、ばかっ!」
「どんだけ揉んでも大きくならないのは呪いか何かなんですか?」
 ものすごく顔の赤いかなみに手を引っ張られ、その場から逃げ出しました。
「どういうことよッ!?」
 さほど人気のない公園まで辿り着くと、何やら詰問された。
「それは呪いをかけた人に言ってもらわないと」
「じゃなくて! ていうか呪いじゃない!」
「なんだ。つか別に呪いだろうが何だろうがこちとら一向に構いませんが。ちっこいの大好きだし!」
「そ、そうよね。暇さえあればぺろぺろしてるもんね。……だから、そうじゃなくて!」
「外でしたくなったの? そんな勇気は持ち合わせていないのですが……いや、かなみの頼みだし……ううむ、悩む!」
「んな頼みしたことないッ! そうじゃなくて、そうじゃなくて! 外でそーゆーこと言うなって言ってるの!」
「ああなんだ、そうだったのか。分かった、努力しよう」(なでなで)
「努力しなきゃ無理なんだ……」
 頭をなでるついでに呆けた様子のかなみの頬を両手で包み込むようにすりすりする。
「……うー。アンタ、ほんっとーに私のこと好きよね」
「なぜに」
「気づいてないかもしんないけどさ、すっごい嬉しそーなんだもん、私のほっぺ触ってる時」
「女体に触り放題でウハウハだからな」
「ヘタだよね、照れ隠し」
「ぐぅ」
「えっへっへー。そんじゃさ、デートの続き、しよっか?」
「おや、突然機嫌が直った。貧乳の神様の仕業か? 粋なことしやがる」
 何やらつねられたが、どうにか無事クリスマスを過ごせました。

304以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 00:18:51 ID:???
今年はクリスマスを乗り切れるかと思ったがこんなとこで悶え転がるハメになるとは思わなかった
かなみん可愛すぎる!

305以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 00:40:58 ID:???
可愛い!クリスマスの夜を書くんだ!

306以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 00:41:53 ID:???
かなみさんかなみさんかなみさぁん!!可愛い可愛いかわいすぎるよおおおおおおおああああ!


ふぅ

307以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 01:09:26 ID:???
なんて可愛いかなみさんなんだ

308以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 10:03:01 ID:???
>>303
さすがかなみんむちゃくちゃかわいい!
ニヤニヤが止まらねえwww

309以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/25(日) 10:04:31 ID:???
ちくしょう!! このラブラブ夫婦めwwwwwwww

310以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/26(月) 01:08:11 ID:KXLg8HTU
か「こらー!友子に山田!!また追い掛け回して!!もうただじゃ済まさないわよ!!」
友「やばっ、見つかった!!山田、逃げるわよ!」
山「ボクは関係無いで済まないかなぁ」
友「何言ってんのよ!あんたも呼ばれてたじゃない、もう共犯だからかなみに見つかったら半殺しよきっと」
山「それは勘弁して欲しいな!」
友「良いから早く逃げるの!!」



友「ふぃー…撒いたかしら」
山「もう追ってこないみたいだね」
友「あははっ…かなみたちも懲りないわねー」
山「それはあっちのセリフじゃないかなぁ」
友「確かに!あははっ」
山「…」
友「全く可愛いなぁタカシもかなみも」
山「…」パシャッ
友「ん…?なにしてんのあんた」
山「いや、写真を」
友「写真をってあんた、もしかして私を撮ったの!?」
山「え、う、うん」
友「なんで私撮ってんのよ!!消しなさい!!」
山「だってあんまり良い顔で笑ってたからつい」
友「そんなことどうでも良いわよ!早く消せー!!」
山「えー、別に良いじゃん。誰かに見せびらかすわけでもないし」
友「うー…」
山「自分だけ撮られて不公平だってんなら、ボクを撮っても良いよ?」
友「そ、それは…ぅ、そんなの全然交換条件になってない!!」
山「いつもかなみちゃんたちを一方的に撮ってるんだし、たまには撮られても良いんじゃない?」
友「わけわかんない!!」
山「ねー、頼むよ。写真の一枚くらい許してよ。ね?」
友「むー…誰にも見せない…?」
山「うん。約束する」
友「しょ、しょーがないわね…なんか釈然としないけど…」
山「やった。じゃ、早速待ち受け画面にブベッ」
友「やっぱり見せびらかすつもりじゃない!!ばか!!」

311以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/26(月) 12:06:07 ID:???
友ちゃんかわいい!

312以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/27(火) 06:45:34 ID:???
いいぞもっとだ

313以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/31(土) 01:30:05 ID:???
本スレがぁああああ!

3141/4:2012/01/05(木) 04:13:52 ID:???
【親方、空から女の子が!という状況に陥ったら】
 とある日の昼下がり。飯を食い終わった俺は、学食から教室に戻るため、学校の階段を上っていた。
 けんけんとリズミカルに昇る俺はなんてかっこいいんだ、とか思いながらふと頭上を見上げると、親方、空から女の子が!
 いや違うこれラピュタ違うただの現実! という高速思考のもと、急ぎ落下点まで移動し、落ちてきた女子をがっしり抱きとめる。しかしこれが超重くてお兄さん泣きそう。
「…………え?」
 当の女子は何が起こったのか理解していないのか、目をぱちくりさせている。負けるか俺もぱちくりさせてやる、という無駄な負けん気をなんとか抑え、その女生徒を廊下に下ろす。
「ふー……。危ないぞ。気をつけろ」
 それだけ言って、そそくさと逃げる。
「え? ……え? え、あ、あのっ!」
 なんか後ろで言ってる気がするが、いいです。注目されるの超苦手なんです。

 ということがあったのが昨日。そして今日の俺はというと。
「……ええと。説明してもらえると大変ありがたいのですが」
「そうね。私もそうしようと思ってたところよ」
 何やら男子生徒数人に囲まれ、無理矢理どこかの教室に連れて来られたんですの。俺を運んだ生徒達は既に去り、代わりになんだか怖い顔をした女生徒がいるんですの。理解しがたいんですの。
「ジャッジメントですの!」
「はぁ!?」
「あ、いや、なんでもないです」
 いかん。ですの口調が続くと思わず黒子になってしまう。オネニーサマ!(間違い)
「……ま、まあいいわ。あのね、私の顔に見覚えあるでしょ?」
「いいぃえ」
「……え?」
「ないです」
「…………」
「帰っていいですか?」
「見覚えあるでしょっ!?」
「はいっ」
 本当はないのだけど、とても怖かったので思わず肯定してしまった俺を一体誰が責められようか。
「そ、そう。そうよね。そりゃそうよね。私だけ覚えてるわけないものね」
 しかし、そうすることによって何やら向こうさんが納得しているようだったので、俺の決断はあながち間違っていなかったようだ。

3152/4:2012/01/05(木) 04:14:16 ID:???
「そ、それで。なんで逃げたのよ」
「……?」
「な、何を不思議そうな顔してるのよ! ……お礼のひとつも言わせないでさ。勝手に逃げちゃって」
 何の話か皆目見当がつかないが、話の展開上理解している風を装わないといけない。
「いや、あの、ごめんなさい?」
「何よ、その疑問系は!」
 どこまでいっても理解していないので、ハテナの野郎がつい顔を出してしまう。
「と、とにかく、そーゆーことだから。……あの、ありがとう。助けてくれて。感謝してます」
 そう言って、目の前の女子はぺこりと頭を下げた。どうやら俺は以前この女子を助けたようだ。
「いや、まあ気にするな。それで、反物はいつもらえるのだろうか」
「たんもの?」
「恩返しといえば自分の毛を使い、反物を織るものだろう。君はたぶん俺が以前助けた鶴か何かだろう?」
「違うわっ! 人をなんだと思ってんのよ!」
「鶴、もしくはそれに類した存在。獣の類であると予想される」
「だから、違うって言ってんでしょうがっ! そもそもアンタ前に鶴なんて助けたの?」
「この間道で困ってる外人なら助けた。ただ、もうこれが全然言葉が通じなくて通じなくて」
「それ全然関係ないっ! んじゃ何、私はその外人が日本人に化けて恩返しにやってきたってこと!?」
「ゲラゲラゲラ! 超意味ねー!」
「笑うなーっ!」
「いや、だってそれ以外に俺が助けた奴なんて誰も……」
 ……ん? 助ける?
「あっ、お前昨日の階段落ちの奴か!」
「今更!?」
「あー、あーあーあー。そういやそんな気がしないこともないようなこともない。つまり……お前は誰だ?」
 一回余分なものが入ったため、一周回って誰だか分からなくなってしまった。
「さっき貴方が言った通りよっ! ……な、なんだってこんな変な奴に……」
 何やら女性はショックを受けているようだった。
「……決めたっ! 貴方、今日から生徒会入りなさい!」
「はい?」
「貴方の変なトコロ、私が全部直してあげる! だから、生徒会に入りなさい!」

3163/4:2012/01/05(木) 04:14:42 ID:???
「いや、意味が分からない」
「生徒会長である私が直々にアンタを矯正してあげるって言ってるのに、逆らうっての!?」
「いや逆らうとか……えっ、お前って生徒会長なの?」
「ええっ、知らなかったの!? 朝礼で挨拶とかしてるでしょ!?」
「朝は眠いから夢うつつだし、壇上まで見通せるほど透き通ったまなこをしてないし、そもそもそんな健康体でもないから、朝礼では貧血でぶっ倒れそうでフラフラしてるのでそれどころでは」
「えっ? ……君、体弱いの?」
「まあ、強い方ではないですね」
 本当に自慢ではないが、俺はよく体調を崩す。学校を休む頻度もそれなりに多い。病弱なのは美少女にしか似合わないってのに、我ながら厄介な体だ。
「……なのに、私を助けてくれたの?」
「あー、や、まあ、その。咄嗟だったし。色々考える余裕なんかなかったし」
「…………」
 会長は俺をじーっと見ている。何やら頬付近が赤く染まってる気がするが、気のせいに違いない。目が潤んでるのも、きっと気のせいだ。
「……や、その! アレだよ、俺がやらなくてもきっと誰かが助けたよ!? その助けた奴が偶然俺だっただけで! だから、別に気にする必要ないと思いますよ? じゃ、俺はこれにて!」
「……あっ、待て逃げるなっ!」
「ぐげっ」
「きゃああああっ!?」
 なんだか居た堪れなくなって逃げようとしたら、会長が咄嗟に伸ばした手が俺の喉に納まり、しかもいい具合に頚動脈を押さえたがため、一瞬で気絶したという伝説がここに誕生した。

「……うぅん」
「あっ、気がついた?」
 何やら声が聞こえる。妙に声が近い。
「……む、むぅ」
「本っ当、アンタって弱いのね。これは心と一緒に身体も鍛えなおす必要があるかもしんないわね」
「そんな、人を虚弱体質みたいに……」
「こんなか弱い女の子に気絶させられといて、何言ってるのよ」
「俺も初対面の女性に気絶させられるとは夢にも思わなかった」
「初対面じゃないわよ! 二回目よ!」
 まあ、先日の階段事件をカウントするならそうかもしれないけれど。
「そ、それより。……ど、どうなのよ」
「具体性にかける質問。故に、何を指しているのか推測不能。結論:寝る」

3174/4:2012/01/05(木) 04:15:04 ID:???
「寝るなッ! ……じゃ、じゃなくて。ほ、ほら、オトコノコって好きなんでしょ? こーゆーの」
「またしても具体性にかける問いかけ。彼女は一体何のことを喋っているのだろうか」
「あーもー分かるでしょうがっ! この状況だと!」
「俺に分かることはといえば、やけに会長の顔が近いのと、会長の髪が顔にあたるなあと思うことと、何やら枕がふにょふにょして気持ちいいことくらいしか」
「そ、そう。それ。枕。……ふにょふにょとか言うな、ばか」
「枕?」
 枕が一体なんだと言うのだろうか。手をやってみる。
「ふひゃっ!? い、いきなり触るな、ばか!」
 いやね、これがもう完璧に人の足。しかも、女性(予想)の足。つまり、そこから察するに、現在俺は“膝枕”と呼ばれる極楽にいるようだ。
「……ああ。夢か」
「現実よっ!」
 こんな幸せなことが俺の人生に起こるなんて想定してなかったが故の結論だったが、否定されては仕方ない。受け入れよう。
「俺は、今、会長に膝枕をされているっ!」
「なっ、何を叫んでるのよ、ばかっ!」
 受け入れたら受け入れたで怒られる。どうしろと言うのだ。あと、照れ隠しだとは思うのだけど、ビンタをしないで。何度もしないで。何度も何度もしないで。
「顔が痛え」
「はーはーはー……変なこと言うからよ、ばか」
「そんなつもりはないのだけれど」
「ううぅ……そ、それで。理解したところで、どうなのよ」
「いや、そりゃ、ねぇ?」
「わ、私に同意を求めないでよ。男ならはっきり言いなさいよ」
「そんなの、幸せに決まってるじゃないですか」
「……そ、そう」
 静かに赤面しないで。こっちまで恥ずかしくなってくる。
「な、なに赤くなってんのよ! か、勘違いしないでよね、枕がなかったからしょーがなくしてあげただけなんだからねっ!?」
「今後も常備しない方向でお願いします」
「も、もうしてあげるわけないでしょ、この馬鹿! 私のせいで気絶させちゃったから、特別中の特別にしてあげただけなんだからねっ!」
「自殺も視野に入れる程度には絶望する事実ですね」
「そんなことで死ぬなっ!」
 俺の顔をぺちぺち叩いて激励する会長だった。

318以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 04:40:39 ID:GoNrBwFo
GJ!! シリーズ化希望!

319以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 10:52:51 ID:???
タイトルで吹いたわww
GJ!

320以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 11:10:35 ID:fdrIIMYw
アホっぽい生徒会長とかまた新ジャンルだなwww

321以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:27:21 ID:???
これに萌えない奴とかいるんですか先生!
毎度笑いと萌えが絶妙に入ってて最高っすわ

322以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 17:39:37 ID:???
会長さんいいキャラしてるなww
GJ

323以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/05(木) 20:26:44 ID:???
>>317
なんてかわいい会長だ!そしてなんてアホなんだ!(ほめ言葉)
GJ!!w

3241/6:2012/01/07(土) 03:58:05 ID:???
【病み上がりの男】

 風邪を引いてしまい、数日学校を休んだ。しかし、ようやっと体調が戻ってきたので、まだ少しだるいが頑張って登校してみた。
「あら? 貴方、放校処分になったんじゃなかったんですの?」
「登校するなり語尾と頭がおかしい奴にからまれた。なんてついてないんだ」
「いきなり酷すぎですのっ!」
「いや、この場合の頭がおかしいとは髪形のことを指してるから安心しろ」
「このお嬢様然とした髪形のどこがおかしいんですのっ!?」
「ドリル(笑)」
「今すぐ殺しますわッ!!!!!」
「ごめんなさい冗談です。お願いだから殺さないでください」
 あまりの恐怖に震えながら土下座で許しを請う。プライド? そんなものとうの昔に犬にくれてやったわ!
「……貴方、哀れにもほどがありますわね」
 効果は抜群なようで、リナの俺を見る目が虫か何かを見る目になったけど、死なずに済んだようだ。やれやれ。
「それはそうと、おはよう。リナ」
「土下座からの挨拶っ!?」
「それは挨拶じゃないぞ」
「わ、分かってますわ。おはようございますですわ」
「うーん、やっぱ語尾がおかしい」
「貴方失礼にも程がありますわよっ!?」
「や、悪い悪……げほっげほっげほっ」
「……大丈夫ですの? まだ顔が青いですわよ?」
 いい加減土下座させるのも悪いと思ったのか、俺を起こしながらリナは心配そうな顔を覗かせた。
「そういうリナは顔が緑色だぞ。ナメック星人だったっけ? 口から卵産み系?」
「そんな系統ありませんわっ! 全力で人間ですっ! 頭と一緒に目までおかしくなったんですの!?」
「病み上がりだからか、視力もおかしくなっちゃったんですの」
「真似しないでくださいまし!」

3252/6:2012/01/07(土) 03:58:35 ID:???
「ジャッジメントですの!」
「ドやかましいですわっ!」
 しんどいのに無理してかっこいいポーズを決めたのに、超怒られたんですの。
「全く……。それより、感染されては敵いませんわ。近寄らないでくださいまし」
「そうだな。俺もリナの奇病、頭ドリルが感染ったら嫌だから近寄らないよ」
「これは別に病気じゃありませんわっ! そういう素敵な髪形ですの! ていうか奇病って酷いですの!」
「俺みたいに短髪の奴が感染したら、頭蓋骨がねじられるの? ガン並に致死確率の高そうな病気ですね」
「だから、病気じゃないと言ってるんですのっ! どんだけ失礼なこと言えば気が済むんですの!?」
「分かった分かった、悪かった。とにかく、お前の言う通り二度とリナなんかには近寄らない」
「な、なんか言い方が酷いですわっ!」
「寄るな」
 手でしっしってやったら、半泣きの人にいっぱい叩かれたので土下座して謝る。
「すいませんでした」
「うぅ〜……」
「ただ、病み上がりということを加味していただけると何かと助かります。ほら、頭がうまく回らないんですよ」
「……ホントですの? わたくしのこと、嫌いになったとかじゃないんですの?」
「う」
「……っ!? べっ、別に貴方なんかに嫌われても蚊に食われたほども感じませんけど!? 感じませんけども、なんとなく聞いただけですわっ!」
「うーん。熱がぶりかえしたのか、なんかあちい」
「な、何を照れてるんですのっ!? そ、そういうのとは違うんですのっ! 勝手に勘違いしないでくださいましっ!」
「か、勘違いしないでよね、勘違いしただけなんだからねっ!」
「ややこしいですわっ!」
「自分で言っておいてなんだが、俺もよく分からない。しょうがないからサメの話でもしようか」
「なんでそうなるんですの!? しませんわ!」
「リナはお嬢様だけあってワガママだなあ」
「これでワガママって言われたら、世の中の人ほぼ全てがワガママですわ!」
「ところでワガママを英訳するとmy motherなのかな?」

3263/6:2012/01/07(土) 03:59:02 ID:???
「脈略がなさすぎですわっ! そろそろ殴りますわよ!?」
 お嬢様が暴力を訴えてきたので黙ることにする。
「全く……いつも頭が悪いですが、今日はそれに輪をかけて頭が悪いですわね」
「まだスッキリ治ってなくてね。いつもなら検閲に引っかかるボケも繰り出しちゃってるんだ」
「ものすごい迷惑ですわ……あ、そうですわ!」
「それはどうかな?」
「何がですの!?」
「何か提案されそうだったから、とりあえず煙に巻いてみた」
「……いいからしばらく黙っててくださいまし」
 お願いされたからには黙らざるを得ない。……べ、別に怒りに打ち震えているリナが怖いとかじゃなくてね!?
「こほん。治ってないなら早退すればいいんですの。そのまま退学しちゃえばいいんですの。ついでに人生からも卒業すればいいんですの」
「なるほどそいつぁいいと頷きそうになったが、よく考えたら死ねって言われてるよね?」
「気のせいですわ♪」
「なんだそうか! じゃあ言われた通り人生を卒業しよう! リナ、縄ってどのくらいの値段なのかな?」
「死ぬ気満々ですわっ! ちゃんと否定なさいっ!」
 自分で言っておいて、俺が受け入れると怒る。変な奴。
「あー……しかし、なんかやっぱだるいな。どうしよう、折角登校したけど、無理せず早退するかなあ」
「それがいいですわ。少しでも早く学校を出て、わたくしの視界から出て行ってくださいな」
「んー。そうする」
「ちょ、ちょっとお待ちなさいな! そこは少し言い返してもらわないとわたくしが酷い事を言っただけの悪人になってしまいますわ!」
「ええい、面倒な奴め。えーと、今日もリナは可愛いなあ。抱っことかしてえ」
「は、はいぃ!?」
「あ、いかん。それは今は関係なかった。うーむ、まるで頭が回らん。何の話だっけ? サメ?」
「……べ、別に、その。……も、もう、早く帰ったらいいんですの!」
 なんか知らんが超顔の赤いリナに背を押され、教室から追い出されたんですの。
 その勢いのまま素敵に早退。何しに来たんだか。そんなわけで帰宅。早々にベッドに入る。どうにも力が入らない。やっぱ無理すんじゃなかったと思っていると、急激な眠気が。あっという間に眠りに落ちた。

 そんな感じでfade outした意識だったが、何やらガサゴソ物音がしたことで視界がfade inしてきた。

3274/6:2012/01/07(土) 03:59:31 ID:???
「そーっと、そーっと。……まだ寝てますわよ、ね?」
 ぼやけた視界に映るは、何やら両手に土鍋を持った女性の姿。
「ヤベェ、知らぬ間に人食い部族が我が家に侵入し、俺を煮込んで食おうとしてる」
「食べませんし人食い部族じゃないし寝起きの台詞じゃありませんわっ!」
「む。聞き覚えのある声。知り合いに人食い趣味の奴はいなかったハズだが」
 視界がはっきりするにつれ、人食い悪魔が侵入したと思っていたことは勘違いと判明した。
「なんだ、カニバリズムな人でなくてリナだったか。おはよう」
「おはようじゃないですわ。どうして人食い部族に間違われなくちゃいけないんですの?」
「だって、鍋持った奴が枕元にいたら誰だってそう思うだろ」
「思わないですわっ! どういう頭の構造してるんですの?」
「ところで、なんで鍋持ってるの?」
「うぐっ」
「うぐ? ……ああ! うぐぅ、な! いや懐かしいな、kanon。超好きだったよ」
「違いますわっ! 言葉に詰まっただけですわっ!」
「なるほど。じゃ、それも踏まえて、どうしてリナがここにいるのか詳しく聞かせてもらいましょうかね」
「べ、別に大したことじゃないですわ。学校も終わったし、暇つぶしに苦しんでる貴方を観察しに来ただけですわ」
「ふむ、看病に来てくれたのか。なんだかんだ優しいな、リナは。ありがとうな」
「か、看病じゃありませんわっ! 観察ですわっ! むしろ嫌がらせに来たんですわっ!」
「はいはい。んで、その鍋は?」
「こっ、これは、そのー……煮えたぎったおでんを貴方の口につっこむ『駝鳥倶楽部的拷問』をしようとしただけですわっ!」
「ほう」
「あっ、ふた取っちゃダメっ!」
 鍋の中身は、ほこほこと小さく湯気を立ててるおかゆだった。上にかかってる玉子がおいしそう。
「……お、おでんがないレベルの貧民だと思わなかったんですの! 冷蔵庫におでんがなかったから、しょうがなくお米を炊いただけですのっ!」
「このおかゆを、食べさせてくれると」
「たっ、食べ!? ど、どうしてわたくしがそこまでしなくちゃいけないんですのっ!?」
「いや、ダチョウ倶楽部のアレをやるんだったら、食べさせなくちゃいけないだろ」

3285/6:2012/01/07(土) 04:00:05 ID:???
「あ……そ、そっか。……じゃ、じゃあ、食べさせてもいいんですよ……ね?」
「なんで俺に聞いてんだ」
「べ、別に聞いてませんわ! ほ、ほら、口をお開けなさい! 熱々のおかゆで、火傷させますわよ!」
「あー」
「ちょ、ちょっとは抵抗なさいな……もう」
 リナは少し困った顔をすると、おかゆをレンゲで一掬いし、ふーふーと息を吹いて冷ました。
「はい。あーん、ですわ」
「火傷はどこいった」
「あ。……ち、ちょっと間違っただけですわ」
 素だったのか、リナは顔を赤くして照れた。
「と、とにかくこれは食べちゃいなさいな!」
「はいはい。あーんもぐもぐ」
「……ど、どうですの?」
「もぐもぐ。ん、うまいな。リナはお嬢様のくせに料理上手なのな」
「高貴なる者はなんでもできるんですの。料理なんてわたくし専用の厨房があるレベルなんですから、出来て当然ですのよ?」
「ブルジョアは凄いなあ。死ね」
「怖いですわっ!!!」
「や、悪い悪い。俺の妬み根性が出た」
「うぅー……食べさせてもらってる者に言う台詞じゃないですの。酷いですの」
「無意識レベルで金持ちを恨んでるからなあ。諦めろ」
「より一層怖いですわっ!」
「分かった分かった。今回世話になったし、リナは除外しとくよ」
「せ、世話なんてしてませんわ! 拷問してるんですわ!」
「へいへい。それより、もっとくれ。ちょっと食べたら余計に腹減った」
「わ、分かりましたわ。ふーっ、ふーっ。はい、あーん、ですわ」

3296/6:2012/01/07(土) 04:00:28 ID:???
「あー、もぐもぐ。……いや、俺はありがたいんだが、冷ましていいのか」
「あ。も、もーっ! ごちゃごちゃ言うからすぐ忘れちゃうですの!」
「俺にとっては幸いだな。次もずっと忘れてくれると、とても嬉しい」
「そ、そうはいきませんわ! 次こそ熱々おかゆでアチチ火傷地獄ですわ!」
「そいつぁ怖いな」
「そうですのよ? もー舌が熱い熱いってなって、何も食べられなくなっちゃうんですのよ? それで……お腹空いちゃって……でも舌が痛いから食べられなくて……」
 何やら想像しちゃったのか、リナの目がうるみだした。
「お前が泣いてどーする」
「っ!? なっ、泣いてなんていませんわっ! それとこれはちっとも関係ないですが、諸事情により火傷作戦は中止ですのっ!」
「どんだけ優しいんだ、お前」(なでなで)
「やっ、優しいとか意味分かりませんわっ! 頭なでないでいただけますことっ!?」
「あ、悪い悪い。ついね、つい」
「……べ、別に、どーしてもと言うなら続けても構いませんが……」
「…………」
「しっ、してほしいわけじゃないですわよっ!? ……ほ、ホントに。……ホントですわよ?」
「あー。何やら無性にリナの頭部をこする嫌がらせをしたくなったが、どうだろうか?」
「……あ、貴方はすっごく性格が悪いから、わたくしが嫌がってもするでしょう?」
「いや、俺ほど性格がねじ曲がってると、一周回って逆にしないんだ」
「……本当に、いじわるですの」(半泣き)
「ああ嘘ですごめんなさい俺が悪かったですどうか泣かないで」(なでなで)
「……でも、とっても優しいですわよね?」
「ははーん。嘘泣きだな?」
「何のことか分かりませんわ♪」
「女性ってのは怖いなあ」(なでなで)
 そのような感じで、ニコニコしてるドリル頭の変な奴をしばらくなでてました。

330以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 16:33:38 ID:???
お嬢可愛い
やっぱりお嬢最高

331以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 19:10:41 ID:dF8QdGvA
お嬢がお馬鹿で可愛すぎて生きるのが楽しい

332以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 20:45:19 ID:???
家庭的なお嬢とか俺得
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2488.jpg

333以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 20:54:55 ID:F15TYSxQ
いや俺得だろ

334以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:14:34 ID:???
>>332
やべえ可愛いwwww

335以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:19:45 ID:???
やはりお嬢が一番可愛い
お二方ともGJ!!

336以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/07(土) 21:41:20 ID:???
>>332
亜光速で嫁にした

3371/5:2012/01/08(日) 15:46:07 ID:???
・男の裸が見たい誘惑に駆られてしょうがなくなったツンデレ

「ただいま、芽衣」
『お帰りなさいませ、タカシ様。旦那様に付き添ってのグループ企業への挨拶回り、お
疲れ様です』
「全く、正月くらいゆっくりさせて欲しいのにさ。お前もそろそろいい年だから、一度
別府家の跡取りとしてグループ企業の年始回りにくらい同行しろとか言って、顔も知ら
ない社長だとか役員とかに頭下げて、本当に疲れたよ」
『それは致し方ありません。将来はタカシ様が今日挨拶に回った方々の上に立つわけで
すから。別府家の跡取りがどのような人物なのか、きちんと示しておかないと。旦那様
はまだまだご健在とはいえ、早いうちから経験しておいて悪い事ではありません』
「全く、芽衣も親父達と同じ事を言うな。正直、俺だって良く分かってるし、その御題
目はもう耳にタコが出来るほど聞いたよ」
『そういう愚痴が出るという事自体が、まだ分かっていらっしゃらない証拠なのです。
タカシ様がうんざりするほど言い聞かせておいて、それでやっと丁度宜しいくらいかと
思います』
「分かった分かった。とにかく、務めはもう果たして来たんだからいいだろ? お茶淹
れてくれ。俺は着替えて来る」
『かしこまりました。では、準備しておきます』

「おーい、芽衣」
『はい、何でしょうかタカシ様。お茶でしたら、もう少しでご用意出来ますが』
「いや。俺の部屋着はどうした? タンスの中に無いんだが」
『あら、そういえば……申し訳ありません。畳んでリビングに置きっ放しでした。今す
ぐにお持ちしますので』
「ああ。早くしてくれ」
 パタパタパタ……
『タカシ様。入りますよ』
「ああ、いいよ。別に断らなくても大丈夫だから」
『それでは、失礼致します』

3382/5:2012/01/08(日) 15:46:31 ID:???
 ガチャッ。
「ああ、ありがとう。悪いな、手間掛けて」
『いえ。仕舞っておかなかったのは私の過失ですから――って、え……!?』
「ん? どうした、芽衣」
『キ……キャアアアアアッ!!』
 バタンッ!!
「ど、どうしたんだよ。いきなり絶叫して」
『ななななな……何て格好してるんですかタカシ様っ!!』
「は? ああ、そういや着替えようとしてスーツ脱いでから部屋着が無いのに気付いた
から……って言っても、別に全裸どころか半裸ですらないし、絶叫するほどの事じゃなくないか?」
『ううう……上の肌着はともかくとして、下はパンツ一枚じゃないですかっ!! 使用
人とはいえ、私だってその……一応女性なんですよっ!! セクハラめいた真似は止め
て下さい!!』
「セクハラって程大げさかなぁ? まあ、芽衣が純情で男に免疫が余りないってのは分
かるけど、それにしても俺のパンツだって日頃洗濯してる訳じゃん? 一緒に暮らして
いればこんな事くらいあって当然だし、むしろ今まで無かった方がおかしなくらいだけどな」
『今、さりげなく私の事を馬鹿にされましたね。い……一応その、主人とはいえ男性と
暮らしてる訳ですから、それなりの心構えはあります。純情だとか免疫ないとか、心外です』
「でも、俺の下着姿に絶叫して飛び出してったじゃん」
『それは不意打ちを食らったからですっ!! 大体、いくら私が動揺したからといって、
そのようなみっともないお姿で女性の前に姿を現すのは失礼極まりないとは思わないのですかっ!!』
「まあ、それは芽衣が部屋着をしまい忘れていたからだろ? 一度脱いだスーツをまた
着るのも嫌だしな。別に芽衣に見せるのを目的でこんなカッコしてた訳じゃない」
『だったらせめて毛布なり何なりで体を隠す事くらいされたらどうだったんですか?
自覚がなかったからといって、セクハラ行為が許される訳じゃありませんっ!!』
「だから、芽衣がこの程度で絶叫上げるとか考えてなかっただけだってば。まあ、分かっ
たよ。今度から気を付ければいいんだろ?」
『そうしていただけると、大変助かりますっ!! 誰もタカシ様の下着姿なんて見たく
もありませんから!! では、そろそろお湯が沸きますからキッチンに戻ります。タカ
シ様も着替えてさっさといらして下さい』

3393/5:2012/01/08(日) 15:46:52 ID:???
『(動揺するなって……そんな事言われても、その……モロにタカシ様のこ……あそこの
膨らみを直視してしまったら……)』
『ハァ…… ダメ、思い返してはダメだと思っても、瞼の裏に焼き付いてしまって……
あああああ……忘れなきゃ忘れなきゃ忘れなきゃっ!!』


「芽衣。芽衣ってば!!」
『は……はいっ? いかが致しましたかタカシ様』
「いや。風呂沸いてるんだろ? 入って来るからさ。代えの下着とか用意しといてくれよな」
『え…… あ、はい。かしこまりました』
「どうしたんだよ。今日、何かちょっとおかしいぞ?」
『私がですか? 失礼なことをおっしゃらないで下さい。どこが変だと言うのですか』
「いや。何か時々、ボーッと焦点の合わない目でどっかを見つめながら考え事してるし
さ。まあ、芽衣はよくボケーッとしがちだけど、それにしても今日は酷いから」
『誰がボケーッとしてるんですかっ!! 確かに考え事をする事はありますけれど、人
として常識の範疇内です。まるでのべつまくなし集中力が欠けてる人みたいに言わない
で下さいっ!!』
「いやいや。いつもはボケーッとしてても、休憩中や気が抜ける仕事の時がほとんどだ
けどさ。今日は何か、料理してる時もうわの空だったりして。それに顔も何か赤いし、
熱でもあるんじゃないかと思って」
『心配してくださるなら、もうちょっと言葉を選んで下さい。それと、別に体調が優れ
ない訳ではありませんので、お気になさらないで下さって結構です』
「そうか? 気が張ってるから気付いてないだけで、もしかしたら風邪引いてるのかも
しれないぞ。ちょっと熱測ってみろよ」
『自分の体の管理くらいはタカシ様に言われずとも自分で出来ます。私の事は構わない
で結構ですから、さっさと風呂に入って来て下さい。またズルズルと遅くなると、結果
として二人とも夜更かしするはめになるんですから』
「分かった、分かったよ。それじゃあ、着替え出して、脱衣所に置いといてくれ」
『かしこまりました』

3404/5:2012/01/08(日) 15:47:13 ID:???
『(タカシ様に心配されてしまうなんて……メイドとして失格だわ…… もっとしっか
りしないと……)』


『えっと、Tシャツと、部屋着と、後は……』
『(タカシ様のパンツ……これが……タカシ様のお履きになっている……)』
『ハッ!! あああああ……またさっきのシーンがっ!! ダメだわダメだわ。もう忘れないと』
 パンパンッ!!
『よし。気合入れて……と』
 コンコン……
『失礼致します。タカシ様、お着替えをお持ち致しました』
「んー。ありがとう」
『(こ……このガラス戸を開ければ、全裸のタカシ様が……って、何考えてるのよ私は。
そんな事出来る訳ないのに…… で、でもメイドだから、お背中をお流し致しましょう
かと言えば……っ!!(////////////) なっ……そ、そんな事今まで一度もした事ないのに
急にそんな事を申し出たら、変に思われるに決まってるわ。それに元々、タカシ様は比
較的何でも自分でおやりになられる方だから……で、でも私が強いてやりたいと言えば
させて下さるでしょうけど、でも絶対に変に思われるに決まってるし……って、何で私
こんな事ばかり考えてるんだろう。は、早くここから出ないと……)』
「芽衣?」
『ひゃっ……!? ななななな、何でしょうかタカシ様っ!!』
「いや。何かずっと脱衣所にいるけど、何かあったか? ゴキブリでも出たとか?」
『ちちち、違いますっ!! 何でもありませんってば!! どうぞお気になさらないで
ごゆっくりお風呂にお入りになられて下さい!!』
「いや、ゆっくりって言っても何か動揺してるみたいだし。問題があるんだったら遠慮
なく言ってくれていいぞ」
『いえ、ですから――』
『(こ、ここでお背中をお流ししましょうかと言えば――ってダメダメダメ!! そんな
事したら、今の私じゃ取り返しが付かない事になってしまうかも知れないのに……)』

3415/5:2012/01/08(日) 15:48:14 ID:???
 ザバッ……
『へ? タ、タカシ様もしかして……い、今顔出しちゃダメです!! 何でもありませんから』
 ガラガラ……」
「ホントに大丈夫なのか? 何にも――」
『キャアアアアッ!! ダメだって言ったじゃないですか!! 全裸で姿晒すとか何考
えておられるんですか!! タカシ様のドスケベ!! 変態!!』
「待て待て待て。良く見ろ。顔だけしか出してないから!! ちゃんと芽衣がいる事分
かってるから、それくらいは配慮してるって!!」
『それでもダメですっ!! タカシ様の露出狂!! セクハラ魔っ!! あああああ……
もう信じられませんっ!!』
 ドタドタドタッ!!
「……心配して顔だけ出しただけなのに……何でそこまで言われなくちゃならないんだ
ろう…… まあ、芽衣が取り乱すとああなるのは前からだからな……ほとぼりが冷める
までは我慢するか」


『あー、もうっ!! 私はバカだバカだ!! ドスケベで変態なのは私の方なのに、主
人にそれを転嫁してしまうなんて……メイドとして失格だわ。おまけに……たかが顔と
むき出しの肩をお出しになられただけなのに、直視も出来ずに悲鳴を上げるなんて……
ヘタレ過ぎる……もう死にたい……』


終わり
最近芽衣さんが欲求不満だ……

342以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 16:25:40 ID:???
メイさんは主人がいない時にこっそりパンツオナニーしてそうGJ

343以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 16:35:27 ID:???
>>341
GJ
どんどん変態になっていくなww

344以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 16:39:09 ID:???
芽衣さんが手遅れになりかけてるww
GJ

345以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 20:11:58 ID:???
芽衣さんかわええのうww

346以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 22:25:56 ID:???
ここらで強烈にデレそうな期待感

347以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/08(日) 23:49:15 ID:???
GJ!
風呂場の扉って磨ガラスの所が多いよな…

…もしかして磨ガラス越しに極部が丸見えに(ry

348本スレが落ちたので:2012/01/09(月) 20:57:23 ID:???
・正月太りなツンデレ

男「……」ジィーッ
女「……何ですの、タカシ。人の顔を不躾に見て」
男「いや……もしかしてだけど、お前冬休みで太った?」
女「なっ……!? 何を言っておいでですの!? 私が太る訳ありませんわ!!」
男「いやー……顔とかは太ってないけど、体つきがふくよかになったような」
女「私がどれほど美容に気を使っているか知っておいでですの!? 失礼ですことね!!」プンプン
男「んー……確かにお前んとこって家柄的に正月太りなんてしそうにないしなぁ」
女「そうですわよ。タカシの目が腐っているんですわ!!」
男「……あ! そうか!」
女「な、なんですの?」
男「要するにこれは、お前は太ったつもりはないが俺には太って見えるんだよな?」
女「そうですわね。タカシの目か頭がおかしいから」
男「ところが、俺にも顔が太ったようには見えないし、その他体のパーツも太ましいとこはない」
女「じろじろ見ていると思ったらそんなところまで見ていましたの……それで?」
男「だとすればあとは、目立たない部分が肥えたとしか考えられないんだよなぁ」
男「つまりリナ、お前またおっぱいでっかくなっただろ」
女「!!!」
男「胸が大きくなったら上半身がデカく見えるのもやむ無しだよなぁ」ウンウン
女「何うなずいてますの! 確かにこの冬休みでブラを新調しようかとは思ってましたけれど……」
男「まぁ、おっぱい星人としては良い新年の幕開けではないかと。南無南無」パンパンッ
女「お、拝むのを止めなさい! このセクハラ! ド変態!///」ポカポカ
男「フヒヒwwww」

349以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 21:24:16 ID:???
>>348
タカシ変態すなあwww
GJ!!


最近は本スレが気付かないうちに立ってて気付かないうちに落ちてばかりだ……

350以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 00:33:45 ID:???
GJ!!

現行案内スレも見てるんだけど気づくと落ちてるんだよなぁ

351以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 00:37:59 ID:???
俺もお嬢の胸を拝みてぇww
GJ

352以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 00:58:53 ID:???
もみしだきてぇ

353以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/10(火) 02:51:17 ID:dF8QdGvA
おっぱいかわいい
間違った、お嬢かわいい

354以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/17(火) 02:46:12 ID:???
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2494.jpg
安定の似なさ
中身をマジメに見たことないが、ライバル?の黒髪のほうが萌える気がする

355以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/17(火) 02:48:47 ID:???
寝る前にと避難所更新したら直前に何かキテター!!


可愛いが、元ネタが分からんのは申し訳ない

356以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/17(火) 03:29:03 ID:???
>>354
この人は前作打ち切りが惜しすぎたな・・

3571/3:2012/01/22(日) 05:49:25 ID:???
【ツンデレにマルチを強要したら】

「久しぶりに昔のエロゲを引っ張り出してプレイしたところ、マルチが死ぬほど可愛かったので今日から先生はマルチ。決定」
「なんて無茶なことを平然と言うですかっ!? 先生はマルチではなく、先生ですっ! 大人です!」
 なんかもにゃもにゃ言ってる大谷先生(自称大人、見た目小学生)の耳にマルチっぽい自作の付け耳をつける。
「あーっ!? もうっ、全然許可してないのに勝手に変なのつけないでくださいっ!」
「お、普通にくださいって言った」
「へ? ……あーっ! 今回はちゃんと言えました! えへへっ、すごい? すごい?」
「あーすごいすごい」
 ぴょんこぴょんこ跳ねつつ、満面の笑みですごいか生徒に問いかける教師の頭をなでる。
「……なんか知んないけど、馬鹿にされた気分でいっぱいです」
 折角なでてやったというのに、大谷先生は不満気に眉を寄せた。
「そりゃ馬鹿にしているからなあ。そんな気分にもなるだろ」
「やっぱりですっ! 別府くん、先生を馬鹿にしてはいけませんっ!」
「いや、教師という職業を馬鹿にしたんじゃない。大谷先生という一個人を馬鹿にしたんだ。勘違いさせたなら謝る。悪かった」
「謝られたのにより一層不愉快になる魔法をかけられましたっ!」
 ぺこりと頭を下げたのに、先生は涙目で怒った。
「それより先生、折角マルチっぽくなったのだからはわわはわわと言いなさい」
「生徒が教師に要求することじゃないですっ!」
「言ったら大人扱いするから」
 そう言った途端、先生の目が輝きだした。
「ほっ、本当ですかっ!? 先生のこと、尊敬しますかっ!? もー子供だ子供だって馬鹿にしませんか!? 胸が小さいことをいじりませんか!? 執拗に頭をなでませんか!? 意味もなく抱っこしませんか!?」
「質問が多い。一つにしてくれ」

3582/3:2012/01/22(日) 05:49:52 ID:???
「う……そ、それじゃ、本当に先生のことを大人扱いしてくれますか?」
「任せろ。約束しよう」
「わ、分かりました。それなら先生も我慢して言います。……は、はわわ!」
「…………」
「はわわ! はわわ! はわわ! はぁはぁ……ど、どですか?」
「なんかイマイチ。20点」
「えええええ!?」
「どーも先生にはマルチ感が足りない。ゲーム貸すからマルチシナリオをクリアし、きちんとマルチのキャラを把握すること」
「頑張ったのに! 折角言いたくもないのにはわわって言ったのに、20点って! 先生、非常に不本意です!」
「赤点なので、当然先ほどの約束も反故させていただきます」
「酷いです! 別府くん酷すぎです! 悪魔です! 悪魔超人です! いっそ悪魔将軍です!」
「地獄の断頭台!」
「わ、上手です! ぱちぱちぱち!」
 隠れた特技、一人必殺技を披露したら、普通に感心された。
「……いやいや、違います。必殺技とかどーでもいいんです」
「全く関係ないが、口でぱちぱちって言う奴って馬鹿みたいだよな。いや、全く関係ないが」
「また馬鹿にされた!? もー! 別府くんは! やっぱり悪魔です!」
「人間です」
「うぐぐ……しかも冷静に否定するなんて、なんだか先生の方が子供みたいじゃないですか! どーゆーつもりですかっ!?」
「実際に子供だから、別に変なことじゃないと思う」
「こんなに言ってるのにまだ先生のことを子供扱いしますか!? どういうつもりなのですかっ!」
「だって、先生の幼女感ときたら尋常ではないのだから、仕方ないではないか」
「仕方ないではなくないですっ! 別府くんのばかっ!」
「ややこしい怒り方をするな。まあそういうわけで、引き続き子供扱いするのでそのつもりで」(なでなで)

3593/3:2012/01/22(日) 05:50:14 ID:???
「ほーら、早速先生の頭をなでなでと! 酷い扱いです! 頭なでないでくだたいっ!」
「お、例のくだたいが出た。さすが先生、自身のキャラをよく分かっていらっしゃる」
「そんなつもりないですっ! 別府くんのばかっ! 先生のこと馬鹿にしてばっかで! だいっきらいですっ!」
「これは悲しいことを。俺は先生のことを大好きなのに」
「はわっ、はわわっ!?」
「ん?」
「は、う、え、そ、そんなこと言われても、こっ、困ります、困りますっ! そ、そりゃ先生も本心では、その、アレですけど、……そ、そーゆーことは卒業してからですねっ!?」
 先生はやたらと顔を赤くしながら、両手をぶんぶんと振った。
「ふむ……」
「……あ、あの、別府くん? ……あ、あの、どしてもって言うならですね、その……あの、えと。……み、みんなに秘密で、そ、その、……て、手とか繋いだりとかなら、ですね?」
「さっきの“はわわ”はなかなかの出来だった。なんだ、やればできるじゃないか!」(なでなで)
「…………」
「先生? 大谷先生?」
「もーっ! 別府くんは! もーっ!」
 先生は両手をぐるぐると回転させながらこちらに突撃してきた。
「ひぃ、先生が急遽牛憑きに! なのに乳が依然平らとは、涙を禁じ得ない」
「今日も別府くんはいじわるです! いじわる王です!」
「王か。最近の俺は黄衣の王とかが好きだなあ。いあ! いあ! はすたあ!」
「ちっとも分からないですしなんだかちょこっと怖いですうわーんっ!」
「ああ今回も先生を泣かしてしまった。はいはい、泣かない泣かない。ごめんな、先生」(なでなで)
「ぐすぐす……今回も泣かされました。今日も別府くんは悪魔の御使いです」
「いあ いあ はすたあ! はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ! あい あい はすたあ!」
「本物っ!? はわっ、はわわわわっ!?」
 ガタガタと震えながらSAN値を減らす大谷先生は可愛いなあと思った。

360以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 08:32:40 ID:???
>>359
先生は相変わらずかわいいなwww
GJ!!

361以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 09:20:08 ID:dF8QdGvA
久しぶりの先生が可愛すぎて面白すぎて!
にゃる しゅたん!

362つーん:つーん
つーん

363以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 10:00:37 ID:GWgC1PVU
>>359
GJ!

364以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/22(日) 10:31:36 ID:???
しゃべるたびにバカっぽさを露呈をしていく先生が可愛すぎて死ぬwwwww

365以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 01:50:13 ID:???
【】の人グッジョブ!クトゥルフ系にハマってるなら、是非「あぁ、ツンデレが窓に!窓に!!」
みたいなシチュでなんか書いてくれww

366以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/23(月) 16:18:15 ID:5HOtWzQY
内緒にしてってお願いしたのにばらされた感じ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2497.jpg

367以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/24(火) 07:00:36 ID:D54wChMw
とか言いながら内心早く告白してほしいかつみん可愛い

GJ!

368以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/03(金) 23:51:02 ID:???
短編供養

か「はいお疲れー」

タ「……毎度豆投げる力が強すぎるだろう、あちこち痛ぇ」

か「バカね、本気でやんないと厄は落ちないでしょ」
  「それよりほら、早く入りなさいよ、暖かい空気が逃げるでしょ」

タ「はいはい、おー寒っ」

か「……福は内、と(ボソッ」

タ「ん、何?」

か「別にー」

369以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 00:49:29 ID:dF8QdGvA
さりげないかなみさん可愛いなあ。GJ!

370以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/04(土) 22:25:45 ID:???
ヤバい
最後の一言で死ぬかと思った
GJ

3711/4:2012/02/10(金) 22:15:11 ID:???
【ツンデレに噂話について詰問されたら】

 もうすぐバレンタインという噂を聞きつけた俺は、根回しに躍起になっていた。だが、どうにもうまくいかない。
 そんなある日の放課後。今日はどこから行こうか教室でプランを練っていると、かなみが何やら不機嫌そうな顔をしてこちらにやってきた。とても怖いのでそーっと逃げようとしたら回りこまれた。
「くそっ! やっぱり大魔王からは逃げられない!」
「誰が魔王よッ! くだらないことしてないで、ちょっと顔貸しなさいよ」
「嫌な予感しかしねぇので嫌です」
「早く!」
「はいすいません」
 叱られたので、素直に自分の席に着く。かなみは近くの机の上に座った。お行儀が悪いですよ?
「あのさ、なんか最近『放課後に色んな教室を練り歩き、食物を必死な顔でねだる妖怪が出る』って噂が流れてるんだけど、アンタなんかしたでしょ?」
「あー。多分その妖怪のモデル俺です」
「やっぱか! あたしも聞きながらアンタを想像したわよ! 勝手に学校の七不思議を増やすな馬鹿っ!」
 かなみに思いの猛りをぶつけたら、罵声をぶつけられた。
「別に好んで増やしたわけではない。ただチョコをもらおうと必死だっただけなんです。それがよもや学校の歴史に名を刻む羽目になろうとは……」
「なんかかっこよさげだけど、どう考えてもかっこ悪いわよ」
 ですよねー。
「んで、なに? チョコ? あ、バレンタインの」
 コクリとうなずくと、かなみはいかにも馬鹿にした様子で俺に話しかけた。
「その調子だと、当然のようにチョコレートはもらえそうにないみたいね。ま、トーゼンよね。誰がアンタみたいな変人にチョコを渡すってのよ♪」
「今日もかなみは楽しそうに俺を罵倒しますね」
「罵倒じゃないわ、ただ事実を述べているだけよ。それが、どういうことか、罵倒になっちゃうのよねー。不思議♪」
「俺の魅力がなせる技だな!」
「けなしてるんだからそろそろ怒れッ! 何を全部吸収してるのよ!」
「なんで俺が怒られてるの?」
 頬をぐにーっと引っ張られた。痛い。
「うー……ちっとも堪えてないし」
「いや、痛いんですよ? ただ、人より表情に出にくいだけで」
「あ、引き千切ったら流石のアンタでも痛がるかな?」
「助けてぇ!」

3722/4:2012/02/10(金) 22:15:36 ID:???
「叫ぶなッ! 冗談よ、冗談」
「なんだ。かなみのことだ、頬を引き千切るだけに飽きたらず、太ももとかつまんで引き千切るに違いない! と強く思ったんだが……いや俺の勘違いでよかったよかった」
「どこの花山と勘違いしてんのよッ!」
「握撃!」
「ふにゃあ!?」
 わっしと顔を掴んだら、やけに可愛いリアクションをされて、俺は一体どうしたら。
「…………」
「…………」
 どうしたらいいか分からなくなって、そっと手をのけたら、あらかなみさん顔真っ赤。
「……えーと」
「うるさい喋るな死ねッ! そしてさっきの忘れなさい!」
「ネコミミつけて『なでなでしてくださいですにゃあ』と媚っび媚びに言ってくれるなら忘れる」
「なんで恥ずかしいのを隠すためにより恥ずかしいマネしなきゃいけないのよ! するわけないでしょ、この馬鹿!」
「むぅ。しょうがない、さっきの『ふにゃあ』を脳内リピートして楽しもう」
「忘れなさいって言ったでしょ! 忘れろ、この馬鹿!」
「脳内リピート開始。ふにゃあふにゃあふにゃあ」
「アンタを殺してあたしは死なないッ!」
「ふにゃげげげ」
 首を締められたので忘れることにする。そしてさっきのかなみの台詞だと、ただ俺が殺されるだけなので納得いかない。
「はぁはぁ……あのさ、死ぬから」
「それがあたしの望みよ」
「なんて酷いやつだ。チョコはもらえず、よもや死をもらう羽目になろうとは」(ドヤッ)
「うわっ、超うっとうしい。……そ、それで、やっぱりチョコはもらえそうにないの?」
 興味がないのだろう、かなみは髪の先をいじりながら素っ気なく聞いた。ただ、視線だけが毛先と俺の間をせわしなく行き来していた。
「あー。なんかね、誰もくれないんですよ。俺も知らないことなんだが、どうやら俺には既に相手がいるからって」
「相手っ!? どっ、どういうことよッ!?」
「痛い痛い苦しいやめて誰か助けてぇ!」
「うるさいっ!」
 がっくんがっくん揺さぶられたので、得意の萌えボイスで悲鳴をあげたら怒られた。
「いやね、なんか俺にはいつも側にいる奴がいるらしくて。仲が良さそうな悪そうな、一見するとよく分からない関係で、でもいっつも側にいるからチョコを渡すのもねぇ、という話なんです」

3733/4:2012/02/10(金) 22:16:04 ID:???
「だだだ誰よそれっ! 名前を言いなさいよ、名前!」
「俺も名前までは。ただ、容姿の特徴は聞いてきた」
「よしっ! 極々稀に役に立つわね!」
「でへへぇ」
「うわっ、気持ち悪ッ! 死ね!」
「…………」
 折角のいい気分が台無しだ。
「はぁ……ええと、そいつの特徴なんだが、なんかいっつも俺をぽんぽん叩いてるらしい」
「ふーん。あたし以外にそんな殊勝な趣味を持った奴がいるのね。是非お友達になりたいわ」
「お前は一度殊勝という単語を調べなおしたほうがいいと思う」
「うっさい。ほらほら、早く次の特徴言いなさいよ」
「ん、ああ。でだな、身長はあまり高くないらしい。平均よりもやや低いとか」
「ふーん」
「これは俺様大喜びなんだが、胸はぺったんぺったんつるぺったんだとか。最高だよね!」
「…………」
「最高だよね!」(満面の笑み)
 繰り返すと殴られます。要注意。
「まったく……ん? アンタをいっつも殴ってて、小柄で、胸がぺった……す、スレンダー? ……それって」
「あと、頭の両端から昆布が垂れてるらしい。ここまで変な奴は人間ではなく妖怪の一種だと思う」
「明らかにあたしのことじゃない! あと昆布じゃない! 髪! ツインテールだって何百回と言ってるでしょ! え、ていうか周りのみんなもこの髪形を昆布って認識してるの!?」
「いや、なんかツインテールとかなんとか訳の解らんことを言ってたから、きちんと意訳してあげた。こんな気の利く俺を褒めてはどうだろうか」
 いや、殴るんじゃなくて。褒めるの。
「この馬鹿は……あれ? じゃあ、え? み、みんなあたしとアンタのこと……?」
 何やらかなみの顔がゆっくりと赤くなっていきますよ?
「どうかしたか?」
「な、なんでもないわよ! うぅ……こ、こっち見るな馬鹿!」
「よく分からんが、大丈夫か? 保健室行くか?」
「そ、そういうんじゃないから、別に! 心配とかするな、ばか!」
「まあ、問題ないならいいんだけど。女の子なんだから、どこかおかしいと思ったら無理せず保健室へ行くんだぞ?」
「う、うるさいっ! 女の子とか言うな、ばかっ! ばかばかばかっ!」

3744/4:2012/02/10(金) 22:16:26 ID:???
「いやはや。ところでかなみ、俺にチョコをくれませんかね?」
「えっ?」
「いやね、この調子だと誰にももらえそうにないんですよ。俺の側にいる謎の人物は謎のままだし、ここはかなみに頼るしか」
「……ふ、ふーん。そなんだ。あたしのチョコが欲しいんだ」
「この際だ、多少なら異物が混入されていても文句言わない」
「込めないわよッ! 人をなんだと思ってるのよ!」
「隙あらば俺を殺そうとする暗殺者」
「違うわよっ! んなことしたことないわよっ!」
 いやもう今日既に殺されかけたけど。
「ああもう、どっと疲れた……」
「まあそういう訳で、頼む。チョコくれ。いや、ください」
「……ふっふ〜ん。どーしよっかな?」
 ニヤニヤと底意地の悪そうな笑みを浮かべるかなみ。本領発揮といったところか。
「分かった。どこを舐めればいい?」
「なんでよっ! 寄るな変態ッ!」
「いや、こういうシチュエーションなので、どっか舐めさせられるものかと。個人的にはおっぱいとかがいいです」
「はぁぁ……そうよね、こういう奴だったもんね。……あーあ、なんでこんな奴を……」
 かなみは俺を見ながら何やらぶつくさ言っていた。
「うー……ちょっとこっち来なさいよ、ばか」
「馬鹿ではないが、了解」
 てってこ近寄ると、何やら頬を引っ張られた。
「痛いのですが」
「ふん。冗談ばっか言ってるからよ、ばか。罰よ、罰」
「我々の業界ではご褒美ですよ」
「どこの業界よ! 全く……ばかなんだから。えいえいっ」
「ご褒美ではあるが、痛いのですが」
「チョコほしいんでしょ? だったら我慢することね。とーっ、やーっ♪」
 そう言いながら、かなみは小さく笑いながら俺の頬をむいむいと楽しげに引っ張るのだった。

375以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:23:20 ID:???
かなみさんが可愛すぎて今日も生きるのが楽しいGJ!

376以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 09:36:04 ID:fS4R8Pbk
GJ!!
かなみさんアホ可愛いwwwww

377以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:20:01 ID:???
2月12日の絵
「にぃに(2・12)の日」だからちゅんでれの絵を描こうと思ってググったらさらにブラジャーの日だった
それを見て即座に「新しく買ったブラを着けてみてる妹ツンデレの部屋に突入!?」と連想した俺の脳みそヤバイ
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2510.jpg

>>374
GJ
かなみんアホかわいいよかなみんww

378以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:37:45 ID:???
>>377
これはいい組み合わせだww
GJ

379以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 22:53:42 ID:CSfrIMtI
>>377
ぺったんこの胸に無理してブラ着けようとしてるちなみん可愛い

380以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/12(日) 23:05:15 ID:???
これは良い
素晴らしいあばらだ

381以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/16(木) 00:57:50 ID:???
うっすら浮き出る肋骨とイカ腹
>>377はロリがよくわかってる

382以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/18(土) 23:04:00 ID:1l1QX1Vc
なんかもうだらだらだらだら長くなっちゃった上、今更バレンタインネタという信じられない出来事なんじゃないカナなんじゃないカナ。
http://onyuu.zoku-sei.com/Entry/657/

383以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/18(土) 23:06:00 ID:1l1QX1Vc
って本スレあったのか。迂闊。

384以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/19(日) 04:06:25 ID:???
>>382
かなみ可愛いよかなみ

385以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/20(月) 01:05:56 ID:???
>>382
萌えてハゲしぬ

386以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 05:01:49 ID:???
山「友ちゃん」
友「なに」
山「友ちゃんは、すべらないの?」
友「受験生に縁起悪いから、その言葉はNG」
山「いやその、スキーの話」
友「…寒いからいやなの」
山「…何しにきたの?」
友「そりゃ、タカシとかなみを撮りに」
山「二人とも、楽しそうに滑ってるよ。行かないと撮れませんよ?」
友「…あんたが行って来なさいよ」
山「…別にボクは」
友「役立たず」
山「ボクは友ちゃんの腰巾着だから、友ちゃんに着いて行くだけだなー」
友「…ずるい」
山「…ほんとのところは?」
友「…スキー滑れないの」
山「そんなかわいい友ちゃん大好き!」
ぎゅー
友「…うー!!!うるさいうるさい!!」
山「あ、なんか食べる?」
友「カレー食べたい」
山「はいはーい」

タ「…昼飯食いに帰ってきたら…スキーも滑らずにイチャつきやがって」
か「…あいつらを撮ってやろうかしら」

387以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/25(土) 09:02:04 ID:LKHxI9lM
大人しく山田にスキー教えてもらおうよ友ちゃん

388以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:13:15 ID:???
本スレ650.3
>>20-21

というわけで食べてみた。
「はぐはぐ」
「きゃぁーーーー!!! なっ、なんですのーーー!!??」
「だってチョココロネが……」
「これはチョココロネじゃありませんわ! 私の髪ですの!」
「えーだってー……」
このツヤ……巻き具合……甘い香り……「頂きます。はぐはぐ」
「きゃー! きゃー!」
「こら! 暴れるな! 食べにくいだろうが!」
お嬢を取り押さえようとしたが、抵抗が予想以上に強く、二人まとめて転倒。
お嬢の上に馬乗りになるような体勢に。
「な……ぁ…………ちっ……近い近い! 顔が近いですわ! やめて!/////」
顔面を鷲掴みにされグイグイと押される。
しかし雄の本能か、獲物の抵抗が強いほど燃え上がるのもまた事実。
「ふぎぎぎぎ」
「きゃー! きゃー! ぎゃあーー!!」
力任せにチョココロネに食いつこうとしていると、その時タカシに電流走るっ……!
これは……。
この感触は……!
「おっぱいぷりん!」
「は!?」
「おっぱいぷりん! お嬢のおっぱいプリンペロペロ! お嬢のチョココロネもぐもぐ! ぺろぺろ! もぐもぐ! ぺろもぐもくぺろりん!」
「怖い! 怖いですわ! やだぁ! いつもの優しいタカシに戻ってぇ!」
何を言ってるんだ。俺はいついかなる時も紳士然としているじゃないか。
「だからおっぱいプリンぺろりんさせろ」
「やだやだ! こんなむりやりやだぁ! いつものタカシに戻って! こんなのタカシじゃない!」
「お嬢」
軽く発狂気味で暴れるお嬢の体を押さえつけ、できるだけ優しく耳元で囁く。
「ひっ……!? なっなに!?」
「ごめん……酷いことして……。お嬢があんまりにも魅力的で、自分が抑えられなかったんだ…………ごめん」
「ぇ…………ぁ……ぅ……/////」
耳まで真っ赤に染まるお嬢。可愛いなぁ。
「ほ……ホント……?」
「うん」
「私のこと……すっ…………スキ……なんですの……?」
「うん、大好き」
「ぁうぅ……/////」
「だからおっぱいプリンとチョココロネぺろもぐさせて!」
「もうやだー!!」

389以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 00:13:36 ID:???
最近伸びないねー
困った困った

390以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/26(日) 04:11:57 ID:???
タカシ変態すぎワロタww


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板