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【イ】『星の祭典』
1
:
『星見町行事録』
:2018/10/23(火) 02:11:53
☆☆☆ お祭り会場へようこそ ★★★
・当スレッドは『七夕』『正月』『クリスマス』『ハロウィン』など、
板全体でのPC向けイベントに用いるためのイベント専用スレです。
・特に時季の定めのない『社交パーティ』などの開催も可です。
・季節のイベントである必要は特にありませんが、
ご自身のシリーズミッションなどに絡む内容であれば、
ご自身の運営するミッションスレの利用を推奨します。
・参加条件が限られる、また参加者を固定するイベントは、
ご自身でスレを建てるかフリーミッションスレでどうぞ。
当スレは原則『途中抜け』『途中入り』自由のイベント用です。
・PL向けのイベントは当該スレでどうぞ。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1466002084/
481
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2023/07/01(土) 06:51:07
>>480
喪服の女が『笹』を見上げ、『短冊』を見つめ、『自らの心』と向き合う。
コツ……
コツ……
コツ……
足音が徐々に遠ざかり、その後には一つの『願い』が加えられていた。
『私が出会った人、私を支えてくれる人、
この町の人達が穏やかに暮らせますように』
482
:
斑鳩 翔『ロスト・アイデンティティ』
:2023/07/02(日) 05:17:34
>>480
ライダースジャケットを纏った少年が、短冊をその手に取って書きなぐると
去り際に笹に向かって放り投げる。
「不思議な事に、毎年3人ともこれだけは意見が共通するんだよな。」
「ところでさっき見た短冊、どれくらい心がキレイな人が書いたと思う?」
少年の影が不愉快そうに鼻を鳴らした。
『知るかよ、オマエより心優しい暇人だろ。』
「すべてに対して酷いな!だいたい君は何時も……」
笹に乗った短冊を背に、足音と共に少年は去る。
爪痕が刻まれてくしゃくしゃになった短冊には、乱雑な文字でこう書かれていた……
「両親がはやくよくなりますように。』
483
:
朱鷺宮 笑美『トループス・アンダー・ファイア』
:2023/07/02(日) 11:31:26
>>480
色んな人の短冊を見ながら、笑美は微笑んだ
「私は…」
少し考えてから短冊に願いを書いた。
『私の家族と友人の皆さまが無事に過ごせますように。』
484
:
リゼ『サクラメント』
:2023/07/04(火) 08:30:07
>>480
「七夕祭り……願いをこめる、ですか」
人混みをふらふらと歩いていると、
短冊を渡されてそのままに受け取り、呆けて人々の希望が書かれたそれを見上げる。
「願い………ねがい………」
しばらく考えて手元の短冊を眺めた後、
諦めたように白紙の短冊をその場に置いて去った。
485
:
御子神『イン・ジャスティス』
:2023/07/04(火) 08:48:53
>>480
>>484
「七夕祭りか・・・・」
がっしりとした体付きの男が人混みを歩く
鷲の様な視線は正面を睨みつけるように見据えており、
人々はその威容に気圧されたせいか男から距離を取っていた
「む・・・・」
男は何かに誘われるように卓上に置かれた短冊を目にする
誰かの書き損じだろうか・・・・白紙の短冊は所在なさげにその場に置かれていた
紙片を手に取り・・・・そして
「むぅん・・・・!!」
ギュワッ!!
男は手に取った短冊を握り潰したッ!
「『願い』は・・・・既に己(おれ)の手の中に・・・・」
突然の出来事に怯える人々に関心を向ける事もなく、男はその場を立ち去っていく
あれはいったい・・・・何者なのだろうか・・・・?
486
:
扇原映華『シルバーダスト』
:2023/07/04(火) 22:33:44
>>480
「暑い、蒸し暑いと感じてはいたけど、
今年も半分終わってしまったんだな……」
青白ストライプのシアーサッカースーツを彩る
オレンジ色のネクタイを緩めながら、数々の短冊が吊るされた笹を見上げた。
「だいぶブランクが出来てしまったし、
そろそろ次に進まないと、いけないな」
水色の短冊を手に取り、一文字だけ書き記すと
なるべく高い所に吊るした。
『頂』
487
:
白岸・N・トーリ『ダムゼル・イン・ディストレス』
:2023/07/06(木) 10:05:19
>>480
自分の願いを自分で決めるというのは難しい。
しばらく笹の前に立ち尽くしていたが――
『願いたいものを見つけられますように』
白い短冊に書いて吊るし、少しだけ眺め、立ち去った。
488
:
鷲見 健治 『2NDハンド・ファイア』
:2023/07/06(木) 19:00:56
>>480
「願い…願いなんて…あるわ!」
『熱い喧嘩ができますように』
短冊を吊るし満足気にすると帰って行った。
489
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』
:2023/07/06(木) 19:07:54
>>480
「自分にはこの願いしかありませんね」
『より強くなり多くを救い悪にも手を差し伸べられますように』
世迷言かもしれないが救えるなら救いたい。
しかし、それには対等に物を言える力が必要だ…
490
:
ノエ『ゼロ・モーメント』
:2023/07/07(金) 00:55:57
>>484
>>485
>>489
7月7日となった。短冊を飾る人も殆ど居ない人気の無くなった頃に
フードを被った人影が、幽鬼のように訪れる。
「……」
一つの、短冊に手を添えると。慈しむように、そっと撫でる。
「……。…………」
そして、握りつぶされゴミのように丸められた短冊が地面に転がってるのに気づき、拾う。
「……」スッ
短冊を、元の様に広げ。そして上着の中から取り出した花びらを短冊の隅に貼り付け。
残る空白に、こう書き記す。
『言はで思ふぞ』
それを、多くの短冊の中に紛れるように飾り。フードの人物は静かに去っていく……。
491
:
御子神『イン・ジャスティス』
:2023/07/07(金) 06:59:33
>>490
一応補足なのですが、御子神が握りつぶした短冊は
持ち帰った後に最寄りのごみ箱に捨てています
(ポイ捨ては『悪』であり、そんな事を御子神がするはずがないので)
その上で、行動の修正などがありましたらよろしくお願いします
492
:
ノエ『ゼロ・モーメント』
:2023/07/07(金) 10:00:49
>>491
了解いたしました。では、行動の修正として
握りつぶした短冊でなく、湖畔などで手に入れた『藤花』に
490での願い事の一文を小さく記して、草むらに見分けつかぬように
そっと置いたと言う形にさせて頂きます。
勝手な行動となってしまい申し訳ありません。
493
:
ソラ『ステインド・スカイ』
:2023/07/07(金) 18:28:28
>>480
どいつもこいつも、
相も変わらず勝手な願望ばかり書いている
どかっ
短冊が飾られた笹の木の前に座り込む
升を2つ取り出し、1つを笹の木の前に置く
トクトクトク
升に笹酒を注ぐ
「……」
誰と語らうでもなく、一人で静かに笹酒を飲む
一人くらい、七夕さんを労う奴がいても良いだろう
494
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2024/06/28(金) 16:35:06
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
今年も『七夕』の季節が近付いてきた。
ここ星見町では、毎年の『七夕祭り』を盛り上げる為の一環として、
巨大な『笹』が用意される事が恒例となっている。
思い思いの『願い事』を書いた色とりどりの『短冊』を吊るし、
祭りの期間中は広場の中央に飾られるのだ。
最初は小さな催しだったそうだが、少しずつ規模が大きくなっていき、
現在のような形に至ったという話らしい。
果てしなく広がる星空の下で『願い』という名の星々が輝く。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
*九回目の七夕イベントです*
*自由に短冊を書いたり、吊るされた短冊を眺めたり出来ます*
*開催期間は、概ね『七夕当日』までを目安とします*
495
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』&キリシマ・アキト『候補生』
:2024/06/28(金) 16:42:25
>>494
『黒』を身に纏った男女が、『七夕祭り』の準備が進む広場を通りかかる。
『魔法使い試験』に挑む二人連れだ。
ここ最近は時間の合間を縫って、『個人練習』を重ねる日々が続いていたが、
今日は久々の『合同練習』を終えたところだった。
「フッ……『研鑽』は裏切らない……。
今のオレなら、スカイモールでパルクールを決められそうな気分だ……。
だが、未だ『契約』を果たしていない身には、いささか荷が重いか……。
フフ……真の『カッコ良さ』を極める為に『謙虚さ』を失ってはならないな……」
「今日の練習は、今までの中じゃあ一番だったかもね。
キチンと上達してくれると、プロデュースしてる甲斐があるわ。
でも、そのくらいで満足してちゃダメよ。
あなたも私も、もっと『上』を目指せるんだから」
大きな『笹』の前で立ち止まった二人は、
用意されている『短冊』を手に取り、それぞれの『想い』を綴り始める。
【 契 約 成 就 & 使 命 遂 行 】
【ようやく掴んだチャンス!必ずモノにしてみせる!】
「ひょっとして『彼ら』も来てたりしてね?」
「――フ……『かも』な……」
『二つの短冊』を吊るし、軽く周囲の様子を見渡した後、
やがて二人の背中は遠ざかっていった。
496
:
ダイアナ『オンリー・ガール』
:2024/07/03(水) 19:14:01
>>494
『有名私立幼稚園』の制服を着た幼女が、『笹』の前で仁王立ちしていた。
「――――よ、よし!何回か失敗したけど、とうとう完成したわ!
こんなに難しい字が書けてしまうなんて、やっぱり私は才能に溢れてるわね!」
【 権威権限権力 この世の誰より私が一番 ダイアナ 】
書き方を調べるのに使った『子供用スマホ』を片手に持ちながら、
生意気に『漢字』で書いた短冊をヒラヒラさせつつ自慢げに鼻を鳴らす。
脇には『書き損じの短冊』が相当数あり、
客観的に見ると『悪筆』なのだが、本人は知る由もない。
せっかく吊るすのであれば、なるべく『目立つ位置』に吊るしておいて、
この『自信作』を世に知らしめたいところだ。
オンリー・ガール
「フフン!こんな時こそ『唯一無二』!」
ズ ギ ュ ン ッ ! !
その場で『座る動作』を取る事で、『オンリー・ガール』を発現!
『オンリー・ガール』は『実体化』したスタンドだ。
つまり――――――『踏み台』になるッ!!
『椅子形態』のスタンドに乗り、その上で『めいっぱい背伸び』をするのだ!
この『複合技』により、『五歳児』には到達し得ない領域に手を伸ばす事が可能!!
………………ストン
「なんて完璧すぎる作戦……。こんな事を思い付けるのは、きっと私だけね……!」
自らの短冊を『さらし者』にした事に気付かないまま、
ダイアナは上機嫌で去っていくのだった。
497
:
マオ『イントロ・マモン』
:2024/07/04(木) 19:16:03
>>494
「フッフッフ、ついにわたしのじだいがやってくるのだわ!」
パタパタと『黒い翼』をはためかせながら少女が七夕祭りの会場に歩いてやってきた。
あどけない少女だが、その顔はどこか強気な雰囲気である。
「まずは、わたしのすばらしい『もくひょう』をおりひめとひこぼしにみせてやるのだわ!
お空に見えるならばトーゼン!全世界へのせんせーふこくになるということ!」
ニコニコしながら、短冊を手にとってペンでサラサラと願い事を書き始めた。
「もちろん、一番てっぺんがみやすいにきまっているんだわ!」
マオは自分が持っている翼を使ってできる限り笹の上の方へとパタパタ飛んでいき、
そこに短冊を飾った。
【サイキョーのまおうになって、せかいせーふくだ!】
「ふふん、ゆめはでっかく!」
498
:
有鹿 真冬『アルカディア』
:2024/07/04(木) 19:41:14
>>494
濡羽色の髪を背中にまで伸ばしたユニセックスな風貌。色素の薄い黄金の瞳。人間性を感じさせない優美な顔立ちの少年がランドセルを背負い書かれた願いを見て歩く。
「何もかも失ったぼくに願い…ふふっ…」
足元の『アルカディア』に人参を与えながら願いを考える。
今はまだ至らぬが『鋼鉄の意志』を得て、必ずや『復讐』を完遂する。
だが、自分には巌窟王のような素晴らしき出会いは未だ無い。
『ファリス神父とエデに会えますように』
そのまま何処かへと消えてしまった。
499
:
小野塚 遥『ブリリアント・レジリエンス』
:2024/07/04(木) 22:59:14
笹の端の方に控えめに吊るされた白い短冊。
とめ・はね・はらいをピシッと決めた几帳面そうな文字が並んでいる。
『何事もありませんように』
500
:
一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』&鷲見 健治
:2024/07/07(日) 21:35:53
炭のように真っ黒で細身の装甲を纏った近距離パワー型のスタンド使いの青年を全身に十字架のが意匠がある近距離パワースタンドが支えている。
片や黒炭のスタンド使いは泥酔者の動きそのものだが下で支えるスタンドの相当な精密動作性で持ち上げが成立している。
「ヴェハハハハハハ!! 俺の願いは『不滅』ゥ! フゥゥゥハァ!!」
その下で涼しく刺すような玲瓏とした風貌のあどけない少年がふらつく黒炭の男を心配そうに見つめている。
『インダルジェンス』で触れているのにこのテンションということは平常運転である証である。
「僕も願いを書いておきましょうか…」
『もっと強くなって『サロン』の輪を広められますように』
『『不滅』の闘志で以てバトロワで勝ち残る!』
501
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
:2024/07/07(日) 22:09:06
7月7日
あま公の誕生日
夜空に遍く天の河を一人見上げて眺めている
なるほど、こうしてよく見ると確かに天に流れる河のようだ
雨が降ればあの河が増水し、織姫と彦星は会えないというが
地球から遥か彼方に存在する星に、地球に降り注ぐ雨など関係無いだろう
というのは無粋なツッコミか
しかし、雨が降れば会えないなんて話もあれば
この雨は彦星に会えた織姫が嬉しさのあまりに零した涙だ
なんて話もある
その他にも、七夕の雨には様々な説話があるが
あま公はうれし涙説を推したい
それなら七夕の雨も嬉しくなるだろう?
とはいえ、今夜は快晴だ
多分、織姫と彦星も無事に会えたんだろう
それなら何よりじゃないか?
そっと七夕ゼリーと短冊を備える
『会えてよかったね』
502
:
りん『フューネラル・リース』
:2024/07/07(日) 22:27:40
天の河
英語ではミルキーウェイと言う
その由来はギリシャ神話の英雄ヘラクレスが
女神ヘラの母乳を強く吸い過ぎて目を覚ましたヘラが抵抗して零してしまったという
あまり品のいい話ではないのだが……
そして、7月7日といえばカルピスの日でもある
これはカルピスが7月7日に販売開始したからだ
『いつか人間のみんなに食べてもらえるように頑張ってます』
そんな短冊の下にお供えされているのは
牛乳寒天やカルピスゼリーで美しく彩られた
青いサイダーの天の河のゼリー
鈴蘭の実の果汁をカルピスにたっぷりと混ぜてあるため
ちょっと赤が混じって、そのコントラストを楽しむのもまた一興だ
まぁ、お供え物を食べようなどという不届き者は…
503
:
小梅『ヘヴン・フォービッド』
:2024/07/07(日) 22:30:22
>>494
『新しい縛りテクニックを開発したいです!』
504
:
とかち『オブスキュラ・フューネラル』
:2024/07/07(日) 22:57:38
>>494
見てよ先輩、短冊がこんなにいっぱいあるよ
みんなのお願い叶って、みんな幸せになれるといいね!
あーしはどうなのかって?
あーしは今幸せだからいいかな
呪い?
あぁ、へーきへーき
今はあーしがちゃんと愛して抑えてあげてるからね
十勝って名前の由来知ってる?
アイヌ民族の伝説で、アイヌ民に迫害されたコロボックルが
トカップチェ(水は枯れろ、魚は腐れ)っていう呪いの言葉をかけたのが由来なんだって
でも十勝って水美味しいし呪われてる感じしないよね
牛乳もサイコーに美味しいしむしろ祝福されてない?
何かあーしまで祝福されてる感じがするよ!
え?あーしの本当の名前知りたいの?
いいよ、本当の名前はね……
505
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2025/06/27(金) 19:39:19
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
季節は移り変わり、恒例の『七夕祭り』が開催される運びとなった。
今年は例年と比較して規模の大きな催しになるようで、
祭りを盛り上げる『屋台』も数多く出店される。
また、会場の一角には『特設ステージ』も設けられ、
飛び入り参加の可能な『パフォーマンス』が行われるらしい。
もちろん七夕には欠かせない『笹』も用意され、広場の中央に安置されていた。
そこには幾つもの『短冊』が飾られ、
光り輝く『星』のように夏の夜空を彩ることだろう。
いつもの日常から離れ、ほんの少し『非日常』を味わえる特別な数日間だ。
『彼』あるいは『彼女』は何を思い、どのような時間を過ごすのだろうか――――。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
*記念すべき『10回目』の七夕イベントです。
*思い思いの短冊を書いたり、吊るされている短冊を眺めたり、
好きな屋台を回ったり、ステージ上でパフォーマンスを披露したり、
パフォーマンスを見物したりして、それぞれ自由に過ごしてください。
*開催期間は、概ね『七夕当日』までを目安としています。
506
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』
:2025/06/27(金) 19:45:20
>>505
モダンな『レモン柄』の浴衣を纏った女が、
軽快な足取りで『特設ステージ』に姿を見せ、観客に明るい笑顔を振りまく。
「――――皆さん、こんばんはぁ〜!
『パフォーマンス』の進行役を務めさせていただく、
『星見FM放送』の『美作くるみ』です!」
今回、『星見FM』は『七夕祭り』に協賛しており、
その関係で当ステージにおける『MC』を担当することになったのだ。
「こちらでは『飛び入り参加』を歓迎しています。
『参加賞』も用意してありますので、是非とも奮ってご参加くださいねぇ」
あくまでも『仕事』で来ているので、個人的に楽しむ時間は限られてしまうが、
こうして舞台に立っていることが、美作にとっては何よりも楽しい。
507
:
キリシマ・アキト『一般人』
:2025/06/28(土) 15:45:09
>>505
広場に置かれた笹の前に、1人の少年が佇んでいる。
「フ……『魔法使い』になりそこねた身だが、
七夕祭りの場で決意を新たにするのも悪くない……」
短冊と筆記用具を手にし、何を書くべきか考えながら、ふと頭上に目を向けた。
「ム……『あれ』は……!」
次の瞬間、1枚の短冊に意識が注がれ、そこに綴られた文面を心の中で読み上げていく。
【たとえ神様だろうと、私から翼を奪うことはできない】
その筆跡は『美作くるみの短冊』だった。
「…………分かっているさ。あぁ、分かっているとも」
ペン先を走らせて『願い事』を記し、美作の短冊の隣に、自らの短冊を吊るす。
【オレの戦いは、これからだ】
ステージの方向に視線を移し、そちらに歩き出した。
508
:
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』&キリシマ・アキト『一般人』
:2025/06/28(土) 16:02:11
>>506-507
「はぁ〜い!ありがとうございましたぁ〜!
とぉ〜っても良かったですよぉ。
では次の方、どうぞ〜!」
美作の紹介に従い、『飛び入り参加者』がステージに上がる。
「オレの名は『キリシマ・アキト』!
私立清月学園高等部『パルクール同好会』所属!」
『オールブラック』の『モードストリートファッション』に身を包んだ少年だ。
ジップアップパーカーの左胸には、
『蜘蛛糸のたてがみを持つライオン』の刺繍が施されている。
それは普通の糸ではないようで、銀に似た『金属質の輝き』を放っていた。
バ ッ !
「フフ…………!」
キリシマが背中を向けると、
そこには『魔法陣を編むアラクネ』の刺繍が大きく刻まれており、
こちらは更に目立つ。
「早速『パルクールを披露する』……と言いたいのだが、
今日のところは安全面に配慮し、
我が『魂』を込めた『ストリートダンス』を披露させていただく……!」
タ ン ッ
ク ル ッ
ビ シ ッ
アップテンポな音楽に合わせてステップを踏み、華麗に回転し、人差し指を突き出す。
これは『ロックダンス』と呼ばれる種類のダンスである。
激しい動きの最中に、まるで『ロック』を掛けられたように突如として静止し、
『ポイント』という『指差しポーズ』を行うことが特徴だ。
『パルクール』の経験があるだけに、運動神経が良く、その完成度は高い。
一通り踊り切ると、レザーキャップを被り直し、深々と頭を下げた。
「――――――『ありがとうございました』」
パチパチパチパチパチ
キリシマが顔を上げると、MCを務める美作が拍手を送る。
「キリシマ・アキトくんのストリートダンスでした!
こういうの見てると、つい身体が動くっていうんでしょうか。
なんだか私も踊りたくなっちゃいますねぇ」
「キリシマくんには『参加賞』として、
『Electric Canary Garden』の『ステッカーセット』をプレゼントしちゃいます!」
「それでは、次の方どうぞ〜!」
509
:
ラッコ『ハッピー・スタッフ』
:2025/06/29(日) 19:42:15
>>505
いつの間にか、会場内に一匹の『ラッコ』が紛れていた。
その姿は祭りの中に溶け込んでおり、風景の一部と化している。
ここ星見町では何の変哲もない自然な光景だ。
「ミャー」
どこから手に入れたのか、『イカの姿焼き』に齧りつくラッコ。
そこの屋台から貰ったのだろうか。
あるいは、自分で購入したのかもしれない。
信じがたいことだが、このラッコは『30万円』を所持しているという事実があった。
いずれにせよ、ラッコはイカを貪っている。
──────────────────────────────────────
ところで、広場に置かれている笹に、
誰が吊るしたか分からない『奇妙な足跡の付いた短冊』が増えていたとか。
510
:
ダイアナ『オンリー・ガール』
:2025/06/30(月) 18:06:17
>>505
幼稚園の制服と帽子を着こなし、七夕祭りの会場にやって来た。
すっかり夏日なので、夏用の制服に衣替えだ。
ラムネを売っている屋台が見えると、同時に『昨日の出来事』が脳裏をよぎる。
────────────────────────────────────
「あ、りお。床の上にジュースこぼしちゃったの。だからキレイにして――――」
「 え っ 」
現れた『メイド』を目撃して困惑を隠せない。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1688976640/90-92)
「えええええぇ〜〜〜〜〜〜ッ!?」
────────────────────────────────────
「まさか、りおが『あんなこと』になってたなんて……」
結論から言うと『床掃除』は完了したが、
どのように進んだのかはダイアナと明嵐のみが知る。
「でも、それよりも今は『これ』よ!」
ザ ッ
「フフ!今回こそは私が『一番』になるんだから!」
笹を見上げ、前回の屈辱を思い出す。
せっかく高い所に飾った(椅子を踏み台にした程度の高さだったが)のに、
あっさりと上を取られてしまった。
同じ私立幼稚園に通う『六条マオ』に!!
『人生は椅子取りゲーム』が座右の銘であるダイアナにとって、
やはりトップに立つことは何よりも大事なのだ。
しかし、今回はダイアナも『秘策』を用意している。
「行ってきなさい!『オンリー・ガール』!」
ブ ン ッ !
愛用の『テディベア』を両手で掴み、全力を込めて投げ上げる。
その中には『オンリー・ガール』が潜伏しており、
突き出した『手』に短冊を握っている。
なるべく高い位置に到達した時点で、短冊を笹に引っ掛ける!!
射程距離の限界は『8m』なので、理論上はそこまで到達できるが、
5歳女児の腕力では厳しいだろう。
しかし、ただ踏み台にするよりは高い位置に飾れるはずだ!!
【 今度こそ世界の誰よりもわたしが一番 ダイアナ 】
落ちてきたテディベアを抱き止め、満足そうな表情で大きく頷く。
「フフン!マオ、わたしの勝ちね!りお、ラムネ買いに行くわよ。りお?」
明嵐は同行していたかもしれないし、
一緒に来ていると思ったのはダイアナの勘違いかもしれない。
ともかくダイアナは屋台に向かって歩いていく。
おそらく賑やかに過ごすことだろう。
ヒラ…………
その時、微かな風が吹き、『短冊の裏側』が見えた。
【 これからもマオやエリーと一緒に遊べますように 】
511
:
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
:2025/07/01(火) 17:20:16
>>505
その時そこに行ったのは、『伝えたかったから』かもしれません。
「…………小林先輩」
学生寮で見つけた『小林先輩の日記』を握り締め、笹を眺めていました。
あれから時間が経ってしまいましたが、まだ何も分かっていないのです。
小林先輩が死んでいるのか、生きているのかさえも。
ソッ
それから願いを込めて、1枚の短冊を吊るしました。
【 どうか小林先輩が無事でいますように 三枝千草 】
もし――これを小林先輩が見てくれたなら、
心配していることが伝わるかもしれませんから。
512
:
リトル・メリー『メリー・バッドエンド』
:2025/07/02(水) 18:52:56
>>505
人間がいなくなった僅かな間を見計らって、
真っ赤なドレスを着た西洋人形が笹に近付いていく。
コトッ コトッ コトッ
コトッ コトッ コトッ
短冊を吊るそうとするが、60cmの身長ではなかなか難しい。
笹の周りをグルグル回って飾れそうな場所を探し、
赤子のように小さな手で短冊を吊るした。
そこには、拙い文字で次のように書かれている。
【 生き別れの姉妹達が見つかりますように 】
「ウフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
513
:
奈津川恋子『クワイエット・ガーデン』
:2025/07/02(水) 21:21:42
「七夕、『星』に願いを……。
恋子にそんな権利はありませんが」
眩しそうに願いが吊るされた笹を見て、
自分も丁寧な字で一行の文をしたためる。
『あなたのため、これからも生きます』
514
:
ブリタニカ『ハロー・ストレンジャー』
:2025/07/03(木) 20:58:42
>>505
ステージの上で、『鳥人のような女』が両腕を広げ、恭しく頭を下げる。
「どうも、ニンゲンの皆さん」
「ワタクシは『ハーピー』――『ストリートパフォーマー』デス」
「今からお目に掛けるパフォーマンスは『バードショー』。
すなわち『空の芸術』でございマス。
しばし『現実』から離陸し、心ゆくまでご堪能くださいませ」
バササササササササッ
バササササササササッ
バササササササササッ
ハーピーが人差し指を立て、指揮者を思わせる動きで手を動かすと、
それに合わせて『野鳥の群れ』が飛び交う。
一糸乱れぬ『編隊飛行』だ。
次々に隊列を変え、華やかに空中を彩る。
「フィナーレは『ランディング』でございマス」
バ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ サ ァ
最後の締めくくりとして、再びハーピーが両腕を広げると、
全羽が『止まり木』の如く着陸した。
「この次は『街の何処か』でお会いいたしましょう」
観客に一礼し、ハーピーはステージを降りていく――――。
────────────────────────────────────
「『ニンゲンの文化』を体験することも、『研究』の一環でございマスので」
そのように解釈しつつ、あまり目立たない位置に短冊を増やす。
【 目標1:ビジネスの拡大&高度化 】
なお、『裏面』にも記載があった。
【 目標2:進化の秘密を手に入れる 】
──────バササササァッ
まもなく、一羽の『ハゴロモセキセイインコ』が、広場から飛び去っていった。
515
:
乙街 澄『プロリフィック』
:2025/07/06(日) 18:41:26
>>505
「……………………」
ペラ
カリカリカリカリカリカリカリカリ
ペラ
カリカリカリカリカリカリカリカリ
吊るされている短冊を1枚1枚検めては、
その内容を無言でメモ帳に書き留め続ける不審な女がいた。
しばらくの作業の末、すべての短冊を記録し終え──
「……ふぅ」
自分は何も書かずに去っていった。
516
:
佐良 猟果『マンティコア』
:2025/07/06(日) 21:26:53
>>506
『特設ステージ』へと視線を投げるその表情は、
目深に被った安物のワークキャップに覆われて周囲からは判然としないことだろう。
自分はあくまで『いちリスナー』で、自分のことを気に留める者など誰もいないことは承知の上だったが、
それでもどうしようもない『気恥ずかしさ』があったのだ。
ステージ上の『彼女』が、自分のことなど知るはずもないのに。
だからせいぜい見て取れるのは背格好が10代の少女であるらしいということくらいで、
被るキャップに申し訳程度に付けられた『トマトレッド』のピンバッジすら、人ごみに紛れて誰の印象にも残らない。
「『地元』で、『生』のイベントなら、そりゃ、来るでしょ。
こんなの、全然フツー、だし。
『撮影』も『録音』もしない。私は弁えてるんだ」
雑踏に掻き消されるのを良いことに、言い訳じみた呟きを隠しもしない。
「それよりなにより、『現場』じゃないと見られないものがあって……、
『くるみさん』は、そういうのをしてくれる人だから……多分あのへん」
何かを確認するように唱えながら見渡す視線は、『笹』のところでぴたりと止まる。
それからなぞるように、二度三度とそれぞれの『短冊』に目を走らせて、
>>507
「これだ」
>【たとえ神様だろうと、私から翼を奪うことはできない】
「『た、と、だ……、う、と、か……、を、う、と』」
「濁点がノイズだけど、これだけそっくりなら、私が間違えるわけないよ」
私は『くるみさん』の手書きの文字を知っている。
筆跡で特定できるくらい、何度も何度も読み返したんだ。
こんなの全然フツーだし。
>【ミルク綿菓子さんへ。楽しい時間をありがとう!また今度、一緒にお話しましょうね!】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/92
生の短冊が見れて、お願い事が知れて良かった!
満足満足!
これだからイベントはやめられないよなあ!
きっと他にも『くるみさん』のファンはたくさん来てるんだろうし、
私が出しゃばるのは違うだろうし、
ステッカーなら持ってるし。持ってるし!
大人しく帰ろうっとーー
517
:
佐良 猟果『マンティコア』
:2025/07/06(日) 21:29:01
>>507
その時。
>「ム……『あれ』は……!」
耳がとらえたその言葉に、ぴくりと、否応なく体が反応する。
別にフツーだ。
『くるみさん』の手書きの文字を見る機会があって、
筆跡を覚えるくらい熱心にそれを見ていて、
生のイベントに足を運ぶ少年がいるくらい、フツーだ。
>ペン先を走らせて『願い事』を記し、美作の短冊の隣に、自らの短冊を吊るす。
フツーの奴だ
>美作の短冊の隣に、自らの短冊を吊るす。
なんでそんなフツーの奴が
>美作の短冊の隣に
「私以外にいるんだよッ!」
支離滅裂なのは分かってる。
だけどおかしくなっちゃうのだってフツーだ。ファンならフツーだ。
いざ帰らんとしていた足は不自然なまでに自然にくるりと向きを変え、笹の下へと駆け出していた。
お手本が二つに増えて、使える文字が増えて、思いのままを短冊にぶつけることだってできた。
文字を並び替えるのなんて慣れっこだ。そうやって名乗ったんだから。
【私は神様になりたい。まだ間にあうなら、今からあなたになりたい。】
『美作くるみ』の筆跡によく似た文字でそう書かれた『短冊』を、
美作の短冊の隣に、吊るす。
「『合』の字がないのが残念だったけど、大体わかった。多分……」
ただ一度の通話の時、思ったことがある。
「こいつだ」
それが思い込みかどうか、誰にも答え合わせなどできはしない。
それでも目深に被ったワークキャップの下で瞳に決意を湛え、
誰とも知られぬ少女は会場を後にしたのだった。
518
:
明嵐鈴音『一般メイド』ハンドベル『デイジー・ベル』
:2025/07/06(日) 23:24:10
>>505
>>510
ダイアナお嬢様が短冊を飾っていた一方その頃
りお「ラムネが1本500円!?
この前ドンキホーテで同じの売ってた時は100円だったっすよ?」
ベル「祭りの屋台はぼったくり価格ですからね
かき氷なんか最近は600円も取りやがりますよ」
りお「えぇ?かき氷って原価40円くらいっすよね?」
りお「高い氷使ってても100円くらいじゃないっすか」
しゃくしゃく
グビグビグビ
かき氷やラムネなんかを爆買いして飲み食いしているメイド達
ベル「文句言いつつ食いまくりますね…」
りお「それはそれ、これはこれっす」
りお「祭りの雰囲気も込みの値段ですしね!」
ベル「口が真っ青になってますよ」
ブルーハワイシロップで青く染まったりおの口を、ハンカチで優しく拭う
りお「あ、短冊書いていきましょうよ師匠」
ベル「いやぁ、私は…」りお「はい!師匠の分っす!」
ベル「…そうですね」
『師匠からたくさん学んで最強のメイドになる』りお
『今のお嬢様とずっと一緒にいたい』ベル
>りお、ラムネ買いに行くわよ。りお?
りお「あ、お嬢様が呼んで」
「あ、ステージ飛び入り参加できるみたいっすよ!
今から飛び込んでメイド舞踏披露してこよ!」
ベル「衆目の面前であれを!?」
お嬢様をほったらかして舞台に飛び出てるメイド達
りおの短冊の裏にもう1枚の短冊が
『取り戻す』
519
:
村田瑛壱『ディズィー・スティック』
:2025/07/07(月) 02:47:51
「・・・・・・」
カサ ザ!
予め書いてきた短冊をすれ違いざまに笹へ引っ掛け、流れのままにその場を去る。
別段恥ずかしいとかそういうわけではないが、願いがバレるのはなんだか嫌なのだ。
『皆が息災であるように』
ただそれだけを書いて、笹に軽く引っ掛けておく。
風に飛ばされてもかまわない。雨に濡れて、紙が溶けてしまってもいいだろう。
ハナから祈りは半分で、もう半分は『決意』のようなものだ。
おれの今まで為したこと、これから為していくことで、少なからず皆が息災でいられるとよい。
あるいはおれが何もなさずとも、皆がそうあればよい・・・そう思ってやまない。
「神頼みやお祈りなんてのは、やつに見られたら『らしくない』とでも言われそうだが。
おれだって感傷的になることぐらいあるさ。」
「なんてったって『夏』だからな。そうだろ?」
誰にともなく放った独り言は、蝉時雨にかき消されていく。
村田の姿もそのうち雑踏に紛れて消えていった。
520
:
甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
:2025/07/07(月) 21:47:59
>>505
七月七日、七夕の日はあま公の誕生日だ
いつもしているように、
短冊が吊るされている笹の前にお菓子をお供えする
今年のお供えは錦玉羹
キラキラの天の川銀河が寒天の中に流れている
「?」
今年の七夕はステージに上がって暴れて良いらしい
じゃあやるか!
軽い気持ちでステージに上がり荒らしていく事にしたあま公
「…手品やりまーす…」
左手を上に掲げ、掌から深い青色のかき氷をさらさらと落とす
それに合わせて星のような金平糖も一緒に流れ
床に着く前に消えてはまた繰り返す
お供えの錦玉羹にも劣らない天の川銀河だ
『織姫さんと彦星さんが無事に会えますように』
521
:
りん『フューネラル・リース』
:2025/07/07(月) 22:10:11
>>505
笹の前にお供え物をする頭に鈴蘭が咲いている少女が一人
りんの今年のお供え物は笹団子だ
笹の香りが団子に移って美味しそうだ
いやけど、笹だけじゃない
この匂い、鈴蘭の香りも混じっている!
この団子…笹団子でもあり鈴蘭団子でもある!
食った人間の命を奪う、危険な殺人団子だ!!
でも、お供え物を勝手に食う罰当たりは死んでも自業自得だし問題無いよね
りんにそういう意図はないが
>飛び入り参加の可能な『パフォーマンス』が行われるらしい。
こんな楽しそうな祭りをりんが飛びつかないわけがない
今日のりんのかっこうは、鈴蘭パーカーを羽織ったブレイクダンサー
「Hey!!!」
七夕の雰囲気とかぶち壊しなパフォーマンスが始まる
「みんな集合ー!!!」「鈴蘭ダンス始めるよおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
「Yeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!!!!!」
りんの掛け声とともに観客に混じっていたやべえ奴らが突然踊り出す
ぶるんぶるん揺らしていた頭の鈴蘭は花弁がひらひらと空中に舞い
激しい空気に流れに合わせて舞う新しいパフォーマンスを披露して
以前よりダンシングフラワーのレベルが上がっている!!!
『フューネラル・リースと話が出来るように
新しい目標です』
522
:
ソラ『ステインド・スカイ』
:2025/07/07(月) 22:35:10
>>505
今年も短冊には色んな願い事が書かれている
織姫さんが叶えてくれるのは芸事の上達なのだが、
そういうのとは関係無い願い事が大半だ
何でも叶えてくれる都合の良い神様じゃないんだから織姫さんも拒否権はある
で、折角彦星に会える日に人間共の願いを聞かされる織姫さんを労ってやる奴も必要だろう
七月七日はカルピスの日
そこの出店に売ってた冷やしパインと冷たいカルピスサワーで、そこにいない織姫と乾杯をする
今年も
「…ふー…
ごくろーさん…」
523
:
エリー『サドゥンリー・アイ・シー』
:2025/07/07(月) 22:44:35
>>505
「ぅ…ぅー……」
ステージ上には5歳くらいの銀髪の少女が立っている
勇気を出して出て来たはいいものの、
何をすればいいのか分からなくなっておろおろ
お前何しに出て来たんだ…
けど、エリーの存在はきっと認識されていない
今のエリーは壇上に転がり落ちてる石ころみたいなもんだからだ
「Расцветали яблони и груши,」
何か歌ってるけど誰かにぶつかったりしなきゃ気付かれないだろう
石ころみたいなもんだし
『わたしの髪、みんなに見せたい』
524
:
こうめ『ヘヴン・フォービッド』
:2025/07/07(月) 23:07:34
>>505
「はぅ……」
幼稚園児くらいの女の子
縄で後ろ手に縛られ、短冊みたいに大きな笹に吊るされていた
高い所にいると涼しくて気持ちいい…
いつも吊るされる短冊の気持ちを味わうのも乙なものだ
こんな涼の取り方も、七夕ならでは
そんな彼女が今、
たくさんのお客さん達が居るステージの上で縛られ、吊るされている姿を見せている
「えへ…♡
えへへへ……♡
いっぱいの人に見られながらっていうの…凄く良いね…♡」
彼女を縛る縄がゆらゆらと動き、自在にステージ上を飛び回る
まるで空中のブランコのように飛びながら顔を上気させる女の子は
恥ずかしそうだがとても幸せそうな満たされた顔をしていた
『もっといっぱい縛られて、縄と友達になる』
525
:
小泉ななほ『エンド・オブ・ブック』
:2025/07/07(月) 23:22:23
>>505
その辺の屋台で買ったたっかいラムネを飲みながら短冊を見ている
こいつらもそのうち忘れ去られて消え去って行くのよね…
カキカキ
『私は覚えていてやる』
>飛び入り参加の可能な『パフォーマンス』が行われるらしい。
「やってみるか…」
なるべく忘れないように、記憶に残すためにパフォーマンスとやらをやってみる事にした
ふらぁ
壇上を神楽舞で歩き回る
誰に捧げる舞かと言えば、織姫と彦星か?
ただ踊るだけじゃ味気がない
舞いながら時々紙を破り捨て落としていく
バンッ!バンッ!!
落ちた紙は花火の最後の瞬間を再現する
激しい音を立てながら弾ける花火に囲まれながら舞を踊り続けるななほ
神楽舞なんて大衆受けするのだろうか?
526
:
妖狐『キン・コン・ユウ』
:2025/07/07(月) 23:31:26
>>505
白い狐耳と尻尾を持つ9歳くらいの女性
短冊を書くでもなく、ステージの催しを見るでもない
今日は屋台を開いている
ただ、肉とだけ書かれた屋台
客「は!?9万円!!??ぼったくりにも程があるぞ!!!」
狐「当たり前じゃ、この肉を手に入れるのにどれほどの苦労があったと思う?」
客「そんなに苦労したのか……美味いのか?」
狐「食えば分かる」
客「ごくり…」
肉の屋台、大繁盛!
数時間後には売り切れだった
527
:
夢見ヶ崎明日美『ドクター・アリス』
:2025/07/07(月) 23:54:56
>>505
ウサギのお面を側頭部に掛けた姿で、綿あめを手にして広場に近付く。
「おぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
多くの短冊が飾られた笹は、色とりどりでキレイで見応えがある。
この光景を目の当たりにしたのは初めてではないが、何度目でも良いものだ。
生憎『漢字』が苦手なので、あまり内容は分からない。
しかし、眺めているだけでも何だか楽しくなってくる気がした。
当然それだけでは満足できず、ずっと見ていると参加したくなってくる。
「ちょっとコレもっててくれる??」
ズギュンッ
『ドクター・アリス』を傍らに立たせて綿あめを持たせ、短冊と筆記用具を手に取る。
サラサラサラサラサラ
「――――――よし!!」
【 セ カ イ の ゼ ン ブ を み ら れ ま す よ う に ! ! 】
ヒラ
ヒラ
ヒラ
短冊を吊るし終えた時、空から『ハーリキンチェックのハンカチ』が降ってきた。
『チェシャ』と名付けられた『ハンカチ猫』。
その名の通り神出鬼没で、夢見ヶ崎のハンカチから生まれたせいか、時々こうして姿を現す。
フワァ…………
(・ω・)「フミィ」
────ポスッ
夜風に乗って空中を漂い、夢見ヶ崎の頭に着地する。
「おん??こないだチェシャのウワサしてたトコなんだけど、
ゲンキしてた??ワタアメたべる??」
『チェシャ猫』と戯れながら、『アリス』が歩き出す。
この世界は『不思議の国』だ。
そして、これから先も『冒険』は続いていくだろう。
528
:
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』
:2025/07/07(月) 23:58:23
>>505
喪服の上に『ストール』を羽織り、夜半の祭り会場を訪れた。
「――……治生さん、見えますか?」
夜空を彩る短冊と星々を見つめながら、静かに想いを馳せる。
1年に一度だけ会うことを許された織姫と彦星は、今年も無事に出会えただろうか。
それと同時に、星見町で暮らし始めた時の思い出が蘇り、ふと目を閉じた。
『せめて夢の中であなたに会えますように』――それが最初に書いた願い事だった。
彼に会うためには、自分の命を絶たなければいけない。
でも、それでは『約束』を破ることになってしまう。
会いたくても会えないなら、せめて夢の中で会いたい。
そう思っていたが、今は少し違う。
いつか、この命を全うした後で、胸を張って会いに行けばいいのだから。
ス…………
【あなたが待っていてくれますように】
笹に1枚の短冊を加え、しばらくの間そこに佇んでいた――――。
529
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2025/07/08(火) 16:45:16
>>518
(明嵐)
飛び入り参加で『メイド舞踏』を披露することにした。
『デイジー・ベル』を見ることのできる人間は多くない。
MCが視線を向けたように思えたのは気のせいだろうか?
「――――ありがとうございました!『参加賞』を持って帰ってくださいね!」
無事にパフォーマンスを完了し、『ステッカーセット』を受け取った。
>>520
(甘城)
ステージで『手品』を披露すると、観客達の視線が集中する。
MCも興味深そうに見守っていた。
もちろん、それが『能力の産物』であることに気付いた者は少ないだろう。
「ありがとうございましたぁ!凄かったですねぇ〜!
私、ビックリしちゃいました。一体どんな仕掛けなんでしょう?
とっても見栄えが良くてステキです!」
「こちらが『参加賞』になりまぁ〜す!」
「もう『次の方』が待機していらっしゃるみたいですね。
では、張り切ってどうぞ!」
盛大な拍手を受けてステージを降りる際、甘城には『ステッカーセット』が渡された。
>>521
(りん)
りんの『鈴蘭ダンス』に呼応して、観客の一部も踊り始めた。
その他の観客達も、手拍子でリズムを刻んでいる。
『花弁』も駆使したパフォーマンスは大盛況だ。
「はぁい、ありがとうございました!
心の底から力が湧いてくるような、元気いっぱいのダンスでしたね〜!
すっごく楽しかったですよぉ。花弁まで動いてるなんて、凝った仕掛けですねぇ。
ステージを盛り上げてくれた彼女に、改めて大きな拍手をお願いしまぁ〜す!」
「そして、こちらが『参加賞』になります!」
美作から『ステッカーセット』を受け取り、りんはステージを降りていく。
「――りんちゃん、今日は参加してくれてありがとう」
すれ違う直前、りんの耳元で美作が囁いた。
「それでは、『次の方』どうぞ〜!」
530
:
『星見町七夕祭り実行委員会』
:2025/07/08(火) 16:45:38
>>523
(エリー)
「――――あ、ちょっと『準備中』みたいですね。
少しの間、一緒にお喋りしましょう!
あっちに笹がありますけど、皆さんはどんな願い事を書きましたか?
私は『夢』が叶うようにお願いしました!」
ステージに上がったエリーの姿が認識されることはない。
誰にも聞かれずに『歌』を終えてステージを降りようとする。
観客から見えなくなったタイミングで、
スタッフの1人と軽く接触し、それがMCの目に留まった。
「もしかして飛び入り参加の子?ステージには出ないの?
でも、きっと勇気を出して、ここまで来てくれたのよね」
そして、MCから『ステッカーセット』を差し出される。
「これをあげる。勇気の『ご褒美』よ」
>>524
(こうめ)
MCのトークを挟んで、こうめが笹と共にステージへ上がった。
実体化した『縄』による空中技に、観客から感嘆の声が漏れる。
曲芸にも似た鮮やかさのお陰か、
幼児が縛られているという見た目の危うさは薄れたようだ。
「ありがとうございました〜!あんな風に飛び回るなんて、
なんだかサーカスを見ているような気分でしたね!大胆でありつつも繊細で、
滅多に見られないパフォーマンスだったのではないでしょうか?」
「では、私から『参加賞』をプレゼントします!」
MCから『ステッカーセット』を送られ、こうめが吊られた笹をスタッフが降ろした。
「さて!いよいよ次の方で『最後』ですねぇ。
フィナーレを飾るパフォーマンスをご覧ください!」
>>525
(小泉)
『神楽舞』というのは意表を突いた出し物だが、
それまでと毛色の違う内容だけに、観客からの反応は悪くない。
『花火の最期』を再現した演出には歓声が上がった。
小泉の予想とは裏腹に、総じて上々の結果だったと言えるだろう。
「キレイなダンス……いえ、『舞』でしたねぇ。
流麗な動きの中に、確かな力強さを感じました。
『花火』の演出も素晴らしかったと思います!
伝統的なスタイルに現代風のスパイスを加えた新しい表現と呼べるでしょうか。
もう一度、大きな拍手を!」
「ありがとうございました!こちらが『参加賞』です。
どうぞ、お持ち帰りください!」
最後の飛び入り参加者である小泉に『ステッカーセット』が手渡され、
その年の『七夕祭り』は幕を下ろす――――。
>明嵐鈴音『一般メイド』ハンドベル『デイジー・ベル』
>甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』
>りん『フューネラル・リース』
>エリー『サドゥンリー・アイ・シー』
>こうめ『ヘヴン・フォービッド』
>小泉ななほ『エンド・オブ・ブック』
⇒『Electric Canary Garden』の『ステッカーセット』Get!!
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