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【イ】『星の祭典』
516
:
佐良 猟果『マンティコア』
:2025/07/06(日) 21:26:53
>>506
『特設ステージ』へと視線を投げるその表情は、
目深に被った安物のワークキャップに覆われて周囲からは判然としないことだろう。
自分はあくまで『いちリスナー』で、自分のことを気に留める者など誰もいないことは承知の上だったが、
それでもどうしようもない『気恥ずかしさ』があったのだ。
ステージ上の『彼女』が、自分のことなど知るはずもないのに。
だからせいぜい見て取れるのは背格好が10代の少女であるらしいということくらいで、
被るキャップに申し訳程度に付けられた『トマトレッド』のピンバッジすら、人ごみに紛れて誰の印象にも残らない。
「『地元』で、『生』のイベントなら、そりゃ、来るでしょ。
こんなの、全然フツー、だし。
『撮影』も『録音』もしない。私は弁えてるんだ」
雑踏に掻き消されるのを良いことに、言い訳じみた呟きを隠しもしない。
「それよりなにより、『現場』じゃないと見られないものがあって……、
『くるみさん』は、そういうのをしてくれる人だから……多分あのへん」
何かを確認するように唱えながら見渡す視線は、『笹』のところでぴたりと止まる。
それからなぞるように、二度三度とそれぞれの『短冊』に目を走らせて、
>>507
「これだ」
>【たとえ神様だろうと、私から翼を奪うことはできない】
「『た、と、だ……、う、と、か……、を、う、と』」
「濁点がノイズだけど、これだけそっくりなら、私が間違えるわけないよ」
私は『くるみさん』の手書きの文字を知っている。
筆跡で特定できるくらい、何度も何度も読み返したんだ。
こんなの全然フツーだし。
>【ミルク綿菓子さんへ。楽しい時間をありがとう!また今度、一緒にお話しましょうね!】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/92
生の短冊が見れて、お願い事が知れて良かった!
満足満足!
これだからイベントはやめられないよなあ!
きっと他にも『くるみさん』のファンはたくさん来てるんだろうし、
私が出しゃばるのは違うだろうし、
ステッカーなら持ってるし。持ってるし!
大人しく帰ろうっとーー
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