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自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた(分家)

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スレッド作成:
タイトル:
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内容:

1 : 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた第122章(39) / 2 : 早く戦争起きろや(3) / 3 : SSスレ(935) / 4 : アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15(278) / 5 : SSスレ(ラノベ)6(14) / 6 : 皇軍(明治〜WW2)がファンタジー世界に召喚されますたvol.26(189) / 7 : 英国(第二次世界大戦勃発直前)がファンタジー世界召喚されますた。(258)
8 : 自衛隊vs韓国軍(8) / 9 : 島戦争(the island war)を語るスレ(1) / 10 : 日本の女って媚びる事だけが取り得だったのに(3) / 11 : 自衛隊が漫画、アニメ、ゲームの世界に召還されますた(396) / 12 : F世界との交流その6(129) / 13 : 本スレ避難所(27) / 14 : ネタ・雑談スレ その2(814) / 15 : ロシア連邦軍がファンタジー世界に召喚されますた(20) / 16 : 架空の軍隊がファンタジー世界に召喚されますた 2(588) / 17 : ファンタジー世界への道が開きますた(26) / 18 : SSスレ(萌え)8(188) / 19 : 韓国がファンタジー世界に召喚されますた(317) / 20 : ファンタジー世界の国から見た召喚国(または軍)(155) / 21 : 自衛隊がSFファンタジー世界(SFF世界)に召喚されました(39) / 22 : 資料・関連・過去スレ(20) / 23 : ファンタジー世界で活躍する海上保安庁(134) / 24 : 自衛隊が中世ヨーロッパに召喚されますた(166) / 25 : 管理人への要望・削除依頼スレ(579) / 26 : SS作成依頼スレ(573) / 27 : ファンタジー世界一周(5) / 28 : SS感想・評価スレ(467) / 29 : オフ会ヌレッド(15) / 30 : 議論・雑談スレ(萌え)(54) / 31 : 中国がファンタジー世界に召喚されますた(87) / 32 : 議論・考察スレ(軍事・現代兵器)(379) / 33 : 職人養成スレ(122) / 34 : 議論・考察スレ(F世界・魔法・生物)(291) / 35 : あの現在の英雄がファンタジー世界に召還されますた(75) / 36 : にらみ合う二つの軍がF世界に召喚されますた(9) / 37 : 議論・考察スレ(戦術・戦略・中世史)(275) / 38 : 【議論】本スレ・シェアードワールドご一行様【意見交換】(35) / 39 : 議論・考察スレ(政治経済・国際情勢)(135) / 40 : ファンタジー世界に召喚されていた自衛隊が帰ってきますた 3(687) / 41 : 憲法9条がファンタジー世界に適用されますた(62) / 42 : 在日米軍がファンタジー世界に召喚されますた(19) / 43 : アク禁避難所(73) / 44 : アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.14(1000) / 45 : 皇軍(明治〜WW2の日本軍)がファンタジー世界に召喚されますたvol.25(1000) / 46 : SSスレ(エログロ)(727) / 47 : コテハン馴れ合い、叩き、萌えスレ(455)  (全部で47のスレッドがあります)

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1 自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた第122章 (Res:39)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1名無し三等陸士@F世界 :2017/07/03(月) 18:17:14 ID:.oaUBxuE0
こっちなら埋めあらしもこないかな?

ハイテク兵器 vs 剣と魔法。
内容はガイドラインを参照。

・sage厳守。
・書きこむ前にリロードを。マナーとして。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。分断防止のため。
・SS投下中の発言は控えてください。
・支援は50レスに1回。
・嵐、煽り、気に食わないコテは徹底放置。自然現象として脳内あぼーんしましょう。
・荒らしに反応する者も他者にとっては荒らしと同罪。
・専ブラ使用者はNG登録を積極的に活用する事。
・品性に欠けるレスはなるべく付けませんよう。
・気に食わないレスを、気に食わないコテハンまたは気に食わない人間のものと根拠無く認定するなかれ。
 ループ禁止。対策としての『萌え』などには書き手も読み手も極端な反応をしないこと。
 そんなことより海産物の話でもしよーぜ。
・以上を守らないものはぬるぽと見做し、鉄槌制裁( ・∀・)つ=■彡☆))`Д´)されます。

前スレ
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた第121章
ttp://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1498645002/

保存庫
ttp://www26.atwiki.jp/jfsdf/
ttp://pixus.iinaa.net/jfs.htm

分家
ttp://jbbs.livedoor.jp/movie/4152/fjieitai.html

31始末記 :2017/07/15(土) 16:35:08 ID:7.L4Yce.O
SSスレですね


32名無し三等陸士@F世界 :2017/07/15(土) 22:09:44 ID:DN2MrbtI0
発見できた
ありがとう


33名無し三等陸士@F世界 :2017/07/17(月) 14:20:33 ID:pmVRY02o0
始末記さんの熱意はすごいな
そして石動さんの最後の作品投下から一年が経過したな


34名無し三等陸士@F世界 :2017/07/17(月) 14:53:48 ID:hJJ2Iduw0
>>33
『幽世の竜 現世の剣』の改訂は継続中ですが
なろうではルルェド防衛戦のクライマックスで『just not today』が出ましたし


35始末記 :2017/07/30(日) 14:46:27 ID:7.L4Yce.O
おかげさまで、SSスレが900を越えました。
次スレのことを考えてたんですが、ほとんどがリンク切れになってるし過去スレは軍板時代のものですから、テンプレから省いちゃっても問題ないですかね?


36名無し三等陸士@F世界 :2017/09/23(土) 10:45:27 ID:PtHhTi0Y0
>>31
>>32
見つからない
リンク貼ってくれません?


37名無し三等陸士@F世界 :2017/09/23(土) 10:47:07 ID:PtHhTi0Y0
>>31
>>32
見つからない
リンク貼ってくれません?


38名無し三等陸士@F世界 :2017/09/24(日) 15:53:43 ID:.oaUBxuE0
>>37
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/4152/1079384805/l50
こちらですよ


39名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:42:00 ID:ZqrZSx6Q0
もしも検索 ⇒ bit.ly/2kJFRlx


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2 早く戦争起きろや (Res:3)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1名無し三等陸士@F世界 :2017/03/27(月) 18:26:32 ID:aqLR9lb60
北朝鮮は早く日本に核ミサイル落とせ

2がろうでん :2017/09/29(金) 11:13:21 ID:SLqvPaf60
その前に憲法改正だろ!


3名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:41:56 ID:ZqrZSx6Q0
もしも検索 ⇒ bit.ly/2kJFRlx


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3 SSスレ (Res:935)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1魔術師1 (zbg2XOTI) :2004/03/16(火) 06:06 ID:5tGeSj8I
比較的硬派なSSを投下するスレッドです。
本スレとほぼ同じ、詳細かつ綿密な設定を練ってSSを書いてください。


ハイテク兵器VS剣と魔法

戦国自衛隊のノリでいて新たなジャンルを開拓すべし
銃を手に、ファンタジー世界で生き残れ!

・sage推奨。 …いや、sageる必要ないか。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置だ。反論は許さん!…スレ住人が。
・以上を守らないものは………

本家スレ(2004 3月時点)
http://hobby3.2ch.net/test/read.cgi/army/1079351585/

927始末記 :2017/11/27(月) 21:45:34 ID:7.L4Yce.O
「自由を愛するエルフを縛るには、どっちも物足りないわね。
まあ、いいわ。
機会は今夜だけではないから・・・、それよりどう?
今夜一緒に寝ない?」
「結構です!!」

そのまま自室に戻ることにした。
明日にはアールモシュ公子殿下が母のギーセラーとともにリグザの町にやって来る。
日本の使節達を例の場所に案内する役目があるのだ。
アールモシュはサルロタの従兄にあたる。
今夜はゆっくりと湯船に浸かり眠りたかった。



大陸北部
南北鉄道
よさこい11号

黒煙を上げながら、多数の貨車を牽引して汽車は進んでいた。
線路の脇には、日本管理するデルモントの町を経由し、北サハリン領ヴェルフネウディンスク市に続く街道が存在する。
機関車に乗車していた機関士達が前方の街道に不穏な土煙を発見した。

「あれは自動車が何台も走っている土煙だな。
自衛隊かな?」

北部地域で車両を何台も走らせることが出来るのは、自衛隊か北サハリン軍だけだ。
接近してみればわかるが、日本製の車両ばかりだ。
問題は車両に『新香港武装警察』と書かれていることだろう。
三菱パジェロ4両、トヨタ・コースターGX、三菱キャンターの一団だ。
キャンターが牽引するトレーラーの屋根には銃座が2基設置されている。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


928始末記 :2017/11/27(月) 21:46:23 ID:7.L4Yce.O
投下完了、ではまたいずれ


929名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:41:51 ID:ZqrZSx6Q0
もしも検索 ⇒ bit.ly/2kJFRlx


930始末記 :2017/12/31(日) 23:05:32 ID:7.L4Yce.O
年内にはこの話は終わらせたかった
では投下


931始末記 :2017/12/31(日) 23:13:12 ID:7.L4Yce.O
大陸北部
タージャスの森南側外縁
自衛隊キャンプ

大森林に向かった部隊の留守部隊として、陸上自衛隊の隊員六名が自衛隊キャンプに残っていた。
彼等は留守番の最中も陣地構築を行っていた。
問題は陣地が森側からの攻撃を想定されていて造られていることだ。
これから迎え撃たないといけない相手は街道からやって来るのだから意味が無い。

「新香港の部隊が?」
「やりあわずに足留めってどうしろというんだ。」
「無理に決まってんだろ!!」

連絡と命令を受けた隊員達は頭を抱える他無い。
まともに使える車両はNBC災害対策車と高機動車くらいだ。
銃火器も小銃や拳銃くらいしか残っていない。
こんな装備で二百名近い新香港武装警察とやりあえる筈もない。
ましてや地球人同士の交戦は、神戸条約により禁止されている。
地球人による植民都市が増えた結果に結ばれた条約だ。
逆に言えば彼等自身が人間の盾になれるのだが、そんな立場は御免蒙りたかった。

「森の中の佐久間二尉との通信はまだ取れないか・・・」

どのような作用か、電波による通信は本隊が町に入るとの通信を最後に取れなくなっていた。
増援の第5小隊の到着も3日は掛かる見通しだ。
彼等留守部隊六人がとれる選択肢は少ない。

「森の中に隠れよう、車両もテントも全部だ。
痕跡を残すな。」
「命令は足止めでは?」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


932始末記 :2017/12/31(日) 23:20:10 ID:7.L4Yce.O
大公領でも八匹しか飼い慣らせていない貴重な生き物だ。
アールモシュは、颯爽と飛竜から飛び降りると、出迎えの為に待機していた杉村達に爽やかに微笑み挨拶をしてきた。

「お待たせしました。
大公領公子アールモシュです。
大公の代理として全権を委任されています。
日本とは実りある交渉を期待しています。」

意外に低い物腰のアールモシュに杉村外交局長達は気圧される。

「こちらこそ、貴方方との交流は我々も夢見ていました。
今後の友好関係の構築に向けて問題点の解決に努力したいと思っています。」

互いに握手を交わす。
第一印象はまずまずだったが、エルフは何の躊躇いもせずに握手を交わしてきた。
これまでの大陸人には無かったことだった。
エルフ達との交流を夢見ていたことも嘘では無い。
地球から転移して、エルフが実在したことに日本人達が如何に歓喜していたことか。
実に妄想を昂らせたりしていたものだった。
だが接触の機会は少なく冒険者として現れるエルフに依頼をする時くらいに限定されていたのだ。
杉村達が軽く興奮していたことも仕方がないことだろう。
さて、軽く互いを紹介し、親好を温めた一行は飛竜が降り立った広場から迎賓館へと移動する。
会談に用意された部屋に入室すると、会談に携わる者達が席に着いた。
会談はアールモシュが口火を切り始まった。

「まず最初に疑問に思われるでしょうが、我が母であり現大公ピロシュカのことです。
彼女は現在長い眠りに付いていて、もう30年ばかり起きてきていません。」
「30年!?」

思わず叫んでしまった。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


933始末記 :2017/12/31(日) 23:26:25 ID:7.L4Yce.O
「そちらとは時間の流れが多少ズレがあるようです。
彼等の知識は当時はほとんどが再現不可能でした。
しかし、時の流れが少しずつ問題を解決し、大陸の発展に寄与してきました。
初代皇帝は我等に彼等の保護と知識の調査を命じました。
我々は長命の種族だから、そういった活動は我々の退屈を解消させる格好の役割となりました。
そして、そちらの暦で1915年に転移してきた者達がこちらの世界で500年ほど前に転移してきましてた。
彼等は大英帝国軍、ノーフォーク連隊と名乗っていました。
彼等の装備や知識を模倣し、エルフ大公領軍は再編されて今に至るわけです。」

突然のことに杉村も佐久間も理解が出来ない。

「一度、総督府に問い合わせる必要がいりそうです。
事実ならノーフォーク連隊とやらの同胞もこの大陸に来ています。
彼等にも話を聞く必要があるでしょう。
森の外に一度、出たいのですが?」

ノーフォーク連隊についてはオカルト関連ではそれなりに知られた話だ。
だがこの場の日本側の人間には、それを知っている人間はいなかった。
問題は外部との連絡が取れなくなっていることだった。

「ご案内しましょう。
私も久しぶりに森の外に出たい気分ですから」

日本とエルフ大公領との最初の接触は、好感触のうちに終わった。


タージャスの森
西側外縁
新香港武装警察部隊

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


934始末記 :2017/12/31(日) 23:27:09 ID:7.L4Yce.O
とうかしゅうりょう
ではよいおとしを


935名無し三等陸士@F世界 :2018/01/03(水) 17:33:55 ID:ltLdW.lY0
始末記さん乙です
そしてあけおめことよろです


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4 アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15 (Res:278)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1名無し三等陸士@F世界 :2016/10/03(月) 01:41:59 ID:9R7ffzTs0
アメリカ軍のスレッドです。議論・SS投下・雑談 ご自由に。

アメリカンジャスティスVS剣と魔法

・sage推奨。 …必要ないけど。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置。
・以上を守らないものは…テロリスト認定されます。 嘘です。

270 ◆3KN/U8aBAs :2017/12/02(土) 10:58:34 ID:wXRzNQb.0
ご無沙汰してます。
練習用小説の続きとなります。

ナイフルはある地方の中心都市である。中央の丘を利用した城塞とそれに近接する寺院を中心に城壁に囲まれた旧市街とその外側の新市街に大別される。
以前、城塞はこの地方の軍隊の拠点として利用されていたが、NATO軍に占領されてからは城門を閉鎖して半ば放置に近い状況であった。
補給物資の車列はNATO軍の拠点となっている郊外のFOBに入った。
ほかの地域でもそうだが基本的にNATO軍は主要な補給路の近くに基地を作り、そこを起点に治安維持や軍政業務を行う。
新しく作るため土地の収用が必要ななるが、この世界では自動車やヘリコプターなどないので基本的にすべて一から作るしかないのだという。

「ルイスは私の代わりに到着の報告をしてきてくれ。残りは荷下ろしを手伝え。こっちだ、カメラマン。」
ハンヴィーから降ろされて、軍曹に案内されるまま基地内を移動する。後ろでは兵士たちがトラックから荷を下ろしていた。
その数台後ろではフォークリフトが大きなコンテナを持ち上げている。しばらく歩き、補給所とは別の区画に入ると、腕組をした強面の兵士が立つ一角に案内された。
「マルツ。こいつが俺のところの新入りか。銃は撃てるんだろうな?」
「銃で射撃はできないが、カメラで撮影はできるぞハイド。お前が銃を使うんだ。スティーブ、こいつはハイド。この地域で君を案内してくれる。ハイド、こちらはスティーブ、本国のジャーナリストだ。」
「はじめまして。ニュース・エコーのスティーブンソンです。」
「ブラボー中隊、第1小隊、ハイド曹長だ。お会いできて光栄だ。今後は我々の小隊の指示に従ってもらう。小隊長は今本部にいるので後で紹介しよう。」
「この面だが、気さくないいやつだ。何も心配することはない。」
「余計なことが言う暇があったら自分の部下のところへ戻ったらどうだ、『軍曹』?」
へーへーわかりましたよ、と聞こえるようにつぶやきながら軍曹は戻っていった。

「この基地を案内しよう。まずは射撃練習場だ。面白いものが見れるぞ。検閲官が通してくれるかは別だがな。」
そう言われながら案内されたが、射撃練習場へと近づいても銃声は聞こえてこなかった。代わりに誰かの大きな声が聞こえる。
「よーし、スティーブンソン、シャッターチャンスだ存分に撮れ。検閲官に没収されるだろうがな。」
『~~~~!これは~~~~~!だから~~~~』
射撃練習場では、アメリカ兵が現地の言葉を大声で上げていた。
異世界の言葉は勉強していたものの、軍隊の用語は学ばなかったのですべてを直接聞きとることはできなかったが、それでも大体の意味を察することはできる。
ここが射撃訓練場で、彼の手元にマガジンのないAKライフルとチェコ製拳銃があれば何をしているかは想像に難くない。
ただし、ここが東欧と違うのは、学生たちが『ヒトではない』ということだろう。

「あいつらは現地の民兵隊だ。戦争でこの地域の支配階級が死ぬか逃げ去ってしまってな。民生や治安維持の組織を一から作らなければならなくなったんだ。他の地域も似たようなものだよ。」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


271名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:41:46 ID:ZqrZSx6Q0
もしも検索 ⇒ bit.ly/2kJFRlx


272名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 20:35:03 ID:ZGTTPISs0
乙です
銃で武装したエルフ兵は狙撃がエグイことになりそう

この世界に民主主義(に加えて共産主義)という恐るべき劇薬が広まるのか...
この世界の「ヒト」はいくら酷似していても事実上地球人とは別種族でしょうから、
そういった意味でもエルフ?や狼男といった種族との区別もつけないのでしょうな


273名無し三等陸士@F世界 :2017/12/06(水) 19:00:35 ID:ltLdW.lY0
乙です

なんかエルフってあんまり君主制を引いてるイメージがないな
長老会とかがやんわり統治してるって感じ
あるいは原始共産主義的な集落が森ごとに合って、それらの緩やかな連合体的な感じ


274 ◆3KN/U8aBAs :2017/12/16(土) 00:33:07 ID:Em0zPSLA0
某所でWorld in Conflictというゲームが一時期無料配布されてましたね。
おかげで筆が進みましたので>>270の続きを投下。

小隊長のバノン少尉や基地の他の隊員の協力のもと、最初の数週間はこの地域の風習などを学びつつ、現地民兵の訓練を取材させてもらった。

訓練は基本的にアメリカやイギリスのそれを元とし、検問の設置や不審物の捜索など治安維持任務の分量を多めに配している。
その代わり、大砲や戦車などを用いた訓練は全く行われなかった。
大きな機材を使うと言えば、適性があると判断された隊員に自動車の教習を行ったことか、
アメリカやヨーロッパの町中で売られているピックアップトラックに乗せたことぐらいだろうか。
民兵たちの使う武器も初日に見かけた東側(チェコスロバキア)製の小銃や拳銃のみで、ピックアップに搭載したものを除けば、
機関銃すら用いることはなかった。(テクニカルの機銃も東側製である。)こ
の世界では銃や大砲といった火薬を用いる道具が発達しなかったこと(魔法で同様の現象を作り出すことは可能なそうだが)、
治安維持に大砲や戦車は必要ないとの判断から、装備を限定したらしい。確かに、市街地ならば重い機関銃より拳銃のほうが優位かもしれないが、
都市部以外、例えば先に通った森などでは機関銃のほうが効果的なように感じる。

訓練を観察していると、あることに気づいた。ある一定の身体的特徴を有している者に、一定した適性が存在することである。
例えば長い耳を持つ人ならば、射撃訓練で他の人よりも早く教官を満足させることができたし、
手足の短い人は各種装備が入って重くなったバックパックを簡単に担ぎ上げる。狼男は不審物の捜索で非常に高い成績を上げた。
こちらに来てから早い段階で教えられたことだが、この世界には我々の世界における「ヒト」によく似た生物が複数存在し、
お互いを「種族」と呼んで区別している。いわゆる小説や映画に出てくるような存在が(本にあるような形で)実在するわけである。
こういった形質の違いについて、主に遺伝学的なアプローチが本国で行われているが、いまだに結論は発表されていない。何か見つかっても発表されるかは疑わしいが。

なぜこの点に気づけたのかというと、訓練の手法が基本的に我々のやり方で行われるからである。
訓練、およびその前の編成の決定は当人の希望や出自にかかわらず、教官や基地司令が多少調整するがランダムに決めることになっている。
そのため、基本的に種族や出身地がバラバラのチーム(6名)編成が出来上がる。
これは第一次世界大戦で郷里、出身ごとに部隊を編成し、そのまま壊滅して地域コミュニティの存続に支障をきたしたことの対策であるのだが、
この世界では個人(種族)の身体的差異をよりいっそう強調することになってしまっている。
さらに、以前の統治の名残からか種族間の仲は険悪で(そうでもしなければ反乱になるからであろう)この訓練と編制手法は当の訓練兵たちには非常に不評であった。
我々の世界のやり方が、必ずしもこの世界になじまないこと、ましてや優越することがない場合があることを示す典型的な例である。
しかし、軍隊はこの方法を継続していた。多少無理やりな方法でも、種族間の軋轢を緩和することができると考えていたこと、
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


275名無し三等陸士@F世界 :2017/12/16(土) 18:54:21 ID:xcVmLF4g0
乙です
様々な種族で構成された六人一組のチーム、ですか……それ何てウィザードリィ?
あと作中でチェコ製の銃器が使用されてますが、統一で要らない子になったであろう旧東ドイツ製銃器も結構使われてそうだ


276 ◆3KN/U8aBAs :2017/12/23(土) 21:11:08 ID:gMExFQgE0
見切り発車で書き始めましたけど意外と話が展開していったものです。
以下コメ返し
>>265 266
戦争によって空白ができるとそこから不安定化が起こるのは東南アジアやイラクで見られましたからね。

>>272
> 銃で武装したエルフ兵は狙撃がエグイことになりそう
じゃけん狙撃銃を供与しましょうね~

>>275
ウィザードリィを意識したわけではないんですが、結果的にそうなっていることは否定できませんね。
また現地兵の訓練には東側の銃を用いています。東欧各国への経済援助の一環として大量に買い込んでいる設定です。「購入代金」なので使い道は完全に各国政府にゆだねられています。
構造も単純ですし、西側の武器とは規格が違いますからね(ここ重要)


277名無し三等陸士@F世界 :2018/01/01(月) 02:49:00 ID:cj58Jmoo0
結構経つだけど、ヨークタウン様の作品の更新って絶望的?
せめて月1でいいから今月更新できるできないとか生存報告がてらの報告あれば嬉しいのに


278名無し三等陸士@F世界 :2018/01/01(月) 13:13:40 ID:xcVmLF4g0
A happy new year!
今年もこのスレが(そして他のスレも)盛り上がりますように…

>>277
ツイッター見なされ
ttps://twitter.com/USSCV5bigyorky


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5 SSスレ(ラノベ)6 (Res:14)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1名無し三等陸士@F世界 :2013/03/01(金) 21:23:33 ID:4k.s2RH60
ラノベ的なSSを投下するスレッドです。
本スレよりは制限が緩やかなので多少の萌えや厨設定も認可されます。限度はありますが。


ハイテク兵器VS剣と魔法

戦国自衛隊のノリでいて新たなジャンルを開拓すべし
銃を手に、ファンタジー世界で生き残れ!

・sage推奨。 …いや、sageる必要ないか。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置だ。反論は許さん!…スレ住人が。
・以上を守らないものは………

本家スレ(2006年6月上旬時点)
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/army/1157263954/

6名無し三等陸士@F世界 :2017/10/15(日) 20:22:04 ID:lKo/SRwk0
掌編その五

『竜人族は納得しない』

潜水艦総合スレ


292 名前:名無し三等兵@F世界

海自の新潜水艦の名前決まったね

298 名前:名無し三等兵@F世界

潜水艦の名前がどんどんしおからりゅうへ

299 名前:名無し三等兵@F世界

>298
そのうちしおはDDの艦名になるかもね

303 名前:名無し三等兵@F世界

水に沈むのに竜はない

306 名前:名無し三等兵@F世界

>303
沈むんじゃねーよ潜るんだよ

313 名前:名無し三等兵@F世界
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7名無し三等陸士@F世界 :2017/10/29(日) 19:49:17 ID:2U7MiJI20
乙です
久しぶりに訪れてみたら、面白い小ネタが!

F世界で異種族の人権問題めんどいw
ドワーフの鉄工所は伝統工芸方向いけば、芸術的な領域まで至った一部は生き残れそうかなあ
竜人の誇り高さの方向がww


8名無し三等陸士@F世界 :2017/11/03(金) 19:08:04 ID:2k2lP0x60
>>7

感想ありがとうございます。
軽いノリで書いてますが、F世界で本当にこういう社会問題が起きたら面倒臭いでしょうね。

気を良くして、別の投下します。


9名無し三等陸士@F世界 :2017/11/03(金) 19:08:59 ID:2k2lP0x60
掌編その六

『エルフそば』

最近話題の蕎麦屋に取材に行ったので、その時の様子を書いてみよう。

信州の高原、有名な観光地からは外れた場所にその店はあった。
『エルフの里のそば』と書かれた幟と、『生命の実』と書かれた暖簾がある。

『生命の実』の内装はログハウスのような趣で畳席も無く、昔ながらの和風の蕎麦屋とは一見して違うと分かる。
だがの軽井沢や上高地などの観光地がある信州である事を考えると、異質とも言えないのだ。

筆者が訪問した時は、店内には3人ほどのエルフ客が居り、蕎麦と酒を楽しんでいた。
店主曰く日本に住むエルフの客は多いという。信州はエルフの国と気候が似ているので、住み易いのだそうだ。

『生命の実』は現在のところ日本で唯一、エルフの国の伝統酒を直輸入している店なので、故郷の酒が飲めるとあって常連客は多い。
残念ながら使っている蕎麦粉は北海道と長野県のものらしいが、ゆくゆくは蕎麦の実から全てをエルフ産にしたいと語っていた。


席に着くと、おしぼりと木のコップに入った水が出された。
無料でおしぼりと水を出すのは日本式らしいが、ガラスのコップではなく木のコップというところがエルフ式だそうだ。

エルフ客が多いという事もあってメニューには日本語とエルフ語が併記されており、
種類は少ないものの単品料理と、幾つかの単品料理を纏めた定食もある。
お勧めを訊ねると、生命の団子定食と神樹酒を勧められたのでそれにした。

まずは神樹酒だ。
名前からして神々しいが、エルフの森にある木々は精霊の加護を
受けた特別なものとされており、その樹液から醸造された酒の事である。
日本酒に比べてやや度数が高いのだが、口当たりが良くどんどん飲めてしまう。
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10名無し三等陸士@F世界 :2017/11/05(日) 11:12:15 ID:ltLdW.lY0

面白かったです

そういや獣人娘48人集めて云々ってネタ、どこで見たんだっけ?


11303 ◆CFYEo93rhU :2017/11/11(土) 06:45:59 ID:2k2lP0x60
反応ありがとうございます。

>>10

フレンズですか?


12名無し三等陸士@F世界 :2017/11/11(土) 06:46:55 ID:2k2lP0x60
掌編の番外編

『伝説の竜の倒し方』

二千年の眠りより目覚めし伝説の暗黒魔竜。
その巨体は天を覆い、一夜にして文明を滅ぼしたという。

伝説の村の長は大陸駐在の自衛隊司令官に言う。

「暗黒魔竜を倒すには伝説の剣が必要です」
「伝説の剣」

「まず世界各地にある伝説の祠から、伝説の素材を集めます」
「伝説の素材」

「そしてそれを錬金術で合成し、伝説の剣にします」
「錬金術で合成」

「伝説の剣を暗黒魔竜の喉元深くに突き刺します」
「喉元に突き刺す」

「狙う場所は、逆鱗から十二枚目と十三枚目の鱗の間の拳一つ分の隙間です」
「狙いは拳一つ分」

「伝説の勇者は、伝説の剣で暗黒魔竜を倒したと記されています」
「何それ伝説の勇者凄くない?」

「伝説の英雄の子孫は現在行方をくらましており、暗黒魔竜討伐を自衛隊の方々に頼みたいのです」
「剣道経験者くらいしか居ませんが」

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13名無し三等陸士@F世界 :2017/11/12(日) 14:59:59 ID:2k2lP0x60
掌編その七

『嬉しくなるとついやっちゃうんだ』

今日は海上自衛隊の基地で、装備品の一般公開がある。
目玉は名物の海自カレーと新型護衛艦だ。

セキュリティチェックを受けて、基地内へ……。
と、検問していた自衛官から制止の言葉がかかった。
「失礼ですが、ヴァンパイアの方ですよね」
「え?」
なおも自衛官が詰め寄ってくる。
「身分証はお持ちですか?」
「はい……」
しぶしぶ健康保険証を見せる。
「種族はヴァンパイアですね。ではあちらで防護服を着てから入場して下さい。
 防護服を着用しない場合、基地内への入場は許可できません」

自衛官の塩対応。何故ばれたのだろう。


検問所の裏では、先程ヴァンパイアを詰問していた自衛官が話をしていた。
「ふぅ、水際で防げて良かったな。この間なんて3時間狂いっぱなしだった」
「やろうと思ってやってる訳じゃ無いんだろうが、あれじゃあテロだよ」
「生体イージスシステムなんて言われてるからなぁ……」
「まあこの電子社会での行き辛さには同情するが」
「この前なんて、電車の中でスマホゲームしてたら、電車が止まったなんてあったよな」
「彼らの生態を有効活用できないものかね……」


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14名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:41:41 ID:ZqrZSx6Q0
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6 皇軍(明治~WW2)がファンタジー世界に召喚されますたvol.26 (Res:189)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1名無し三等陸士@F世界 :2017/01/29(日) 10:52:34 ID:ci0mzTRQ0
自衛隊ではない日本の軍隊のスレッドです。
議論・SS投下・雑談 ご自由に。

ローテク兵器VS剣と魔法

戦国自衛隊のノリでいて新たなジャンルを開拓すべし
銃を手に、ファンタジー世界で生き残れ!

・sage推奨。 …必要ないけど。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置。
・特定の作者専用スレは板として不可。
・以上を守らないものは…疫病と戦争、貧苦と死に満ち溢れたファンタジー世界に召喚です。 嘘です。

181303 ◆CFYEo93rhU :2017/11/03(金) 19:06:25 ID:2k2lP0x60
投下終了です。


182名無し三等陸士@F世界 :2017/11/03(金) 19:54:58 ID:ObAuRIP20
投下乙です。
タイトルをどうしようか迷った挙句、二度は続かなかったということでああしますた。


183名無し三等陸士@F世界 :2017/11/03(金) 23:19:44 ID:gQ3AzgPs0
投下乙でした。
これが仏米中と列強国との戦争を戦い抜いてきたベトナム人民軍なら
超高練度と超絶隠蔽技術を駆使して皇国戦車を狩っていくんでしょうが
流石に彼らと比べるのは酷ですねw


184303 ◆CFYEo93rhU :2017/11/04(土) 10:15:13 ID:2k2lP0x60
>>182

まとめ、ありがとうございます。
私の書き殴った文章を読み取って適切なタイトルをつけて下さり、本当にありがとうございます。


>>183

ベトナム並みに粘られたら、皇国が勝てないので却下です!
ただ、ベトナムも米軍ほどの優良装備ではないにしろ、自動小銃やら対戦車ロケットやらの現代兵器は持ってた訳なので、
装填と照準だけで5分はかかるような野砲と前装式マスケットが精々のF世界軍よりは、ベトナム軍の方が火力は優越してる筈。


185名無し三等陸士@F世界 :2017/11/04(土) 15:47:47 ID:Imfv7Bj20
>>184
まあソ連製の歩兵装備ですから確実にF世界より火力は上ですね。
ただ彼らの本領は現地地形や人力で掘った地下トンネルを
徹底的に利用した伏兵や相手の精神に負荷をかけ
正常な判断力すら奪うハラスメント攻撃などを駆使した
ゲリラ戦なのでそういった現代戦装備が無くても無いなら無いで
ありもので皇国戦車を狩りそうなところが怖いですがw


186303 ◆CFYEo93rhU :2017/11/11(土) 06:41:04 ID:2k2lP0x60
>>185

ベトナム特有の地形もあるでしょうが。
史実では、一応表面的には平和裏に仏印に進駐して植民地としましたが、散発的には抵抗勢力も居たようですし。
もしこれが本格的な武力闘争となっていて、米英が仏印側を支援し始めたらその時点で南方作戦は失敗したでしょうね。


187名無し三等陸士@F世界 :2017/11/24(金) 22:51:26 ID:2U7MiJI20
現代以前のベトナムもF世界も国民意識がなあ
住民レベルでの抵抗意識と安全に戦力を育成できる聖域がないと、ゲリラ戦は長期間継続できないでしょうね


188名無し三等陸士@F世界 :2017/11/29(水) 22:27:43 ID:gQ3AzgPs0
ベトナムに関して言えばあの国は古代中華王朝の時代から
侵略と撃退を繰り返してきたせいか中世以前の段階で
すでに民族意識は出来てたんですよね。
国民国家ではないので国民意識そのものは生まれていませんが
住人レベルで外部からの侵略に抵抗するのはアジアでは割とデフォです。


189名無し三等陸士@F世界 :2017/12/02(土) 19:41:34 ID:ZqrZSx6Q0
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7 英国(第二次世界大戦勃発直前)がファンタジー世界召喚されますた。 (Res:258)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1名無し :2008/03/08(土) 09:25:39 ID:DguCBHyc0
もし第二次世界大戦勃発直前の英国がファンタジー世界に召喚されたらどうなるでしょう。なお、当時の英国の植民地も一緒に召喚されたという設定です。

250HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:02:16 ID:xcVmLF4g0
番外編その1『ポプスキの与太話』


む、ここらじゃ見ない顔だな

うん? ――の記者なのか、ということは君も特ダネ目当てか。
断っておくが、君たちの喜びそうな話はもう無いぞ。

なに? まだあるだろうって? いい加減にしてくれ。
若造の君は知らんだろうが、私は北アフリカやイタリアで戦ってた頃から君のような連中の取材を数えきれないほど受けてきたんだ。
少年時代、学生時代のことに始まり最初の世界大戦、戦間期、そして今回の戦争……違う奴相手に同じことを何度喋ったことか。

申し訳ない? だったらせめてペンと手帳を引っ込めてくれないかな。
そうしてくれたなら君のその勤労意欲に敬意を表して一杯おごろうじゃないか。

ああ、聞き分けがいいな。これまで会った連中とは大違いだ。
ウェイター君、彼にギネスを一杯。

ところで君、その喋り方はもしかしてスコットランド生まれ、それも都会育ちじゃないか。
やっぱりな、生まれも育ちもグラスゴーか、うんうん。
そういえばスコットランド人絡みでちょっとした噂を聞いたことがあるな。
ただこの噂、本当のところ喋っちゃいかん事なんだろうが…………。

お、食いついてきたな。でもこの噂は君の上司が欲しがってるようなものじゃない。
むしろこんな話を持っていった日には、働きすぎて頭がおかしくなったと思われるぞ。

おやおや、それでも聞きたいって? 好奇心旺盛だな。いいだろう。
でも聞いた後であれこれ言わんでくれよ。これはあくまで私が聞いた噂話であって、実際に体験したことじゃないからな。
では、話すとするか。

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251HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:03:53 ID:xcVmLF4g0
……やれやれ、行ってしまった。せっかちな若者だな。
彼はもう少し落ち着いた行動を心がける、いや『立ち止まって考える』ことを大事にした方がいいな。
まあ記者なんて速さが求められる商売にはあれで良いのかも知れんが、見ていて少々危なっかしい。

ん、こいつは何だい、ウェイター君。ほう、君からのおごりだって?
はは、仕事しながら私の与太話を聞いてたのか、しかも興味を持ってくれるとは嬉しいね。
なに、もう一度話して欲しいと? ああ、今度はちゃんと聞きたいのか、いいとも。
おーい店主、ちょっと彼を借りるよ。店も空いてるようだし構わんだろう?
そら、お許しが出たぞ、それじゃそこに……ああ、その前にギネスをもう二杯頼むよ。もちろん払いは私だ。

やあ、ご苦労さん。じゃあそっちの方を貰おうか、もう一つは君の分だ。
いやいや、そこまで恐縮せんでもいい。この頑固な老いぼれの与太話に興味を持ってくれた君への礼だよ。
うん、それじゃもう一度話すとするか。
知っての通り少々長い話だ、楽にして聞いてくれたまえ。


 ―――――――――――――――――


…………ふう、流石に同じ話を二度続けざまに話すというのは疲れるな。
しかし君、凄い顔をしてるな、話に完全にのめりこんでいる。
まあそこまでかぶりついてくれるのは話し手としては嬉しい限りだがね。

うん? この話をどこで誰に聞いたかって? もちろん北アフリカの砂漠でLRDGの連中からだよ。
まあイタリア人から分捕ったワインを空けながらの内輪話、しかも聞いての通り与太話だったから相手の名は明かせないがね。

ところで君、名前はなんと言うんだ?
ふむ その姓からすると君もスコットランド生まれか、なるほど。
まあ偶然なんだろうが、なんというか運命じみたものを感じてしまうな。
おっと、年甲斐もない事を言ってしまった、今のは忘れてくれよ。
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252HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:05:47 ID:xcVmLF4g0
ウラジミール・ペニアコフ(Vladimir Peniakoff)

英国陸軍軍人、1897年生、1951年没、男性。愛称は『ポプスキ』。
第1爆破戦隊(No.1 Demolition Squadron)、別名『ポプスキの私設軍』(Popski's Private Army,PPA)創設者にして指揮官。
英国で教育を受けたベルギー生まれのロシア系ユダヤ人。
第二次大戦では英陸軍に志願。語学に堪能であることから通訳として1942年に新設のアラブ人部隊、リビア・アラブ軍に配属されるが、自身はこの待遇に満足せず独断で特殊部隊『リビア・アラブ軍コマンド』(LAFC)を立ち上げ、イタリア領リビアのキレナイカ地方において枢軸軍に対しゲリラ戦を行う。
1942年半ばにLAFCが解体されるとLRDGに協力、その後1942年10月に新設の特殊部隊である第1爆破戦隊の指揮官となり、その後は同部隊の指揮官として北アフリカ及びイタリアで戦った。
戦後に中佐で退役後、回想録『Private Army』(後にPopski's Private Armyと改題される)を著している。
愛称の『ポプスキ』の由来は当時英国の新聞『デイリー・ミラー』で連載されていた人気漫画『Pip,Squeak and Wilfred』の登場キャラクターの名前からである。


第1爆破戦隊(No.1 Demolition Squadron)

第二次世界大戦中に創設された英軍の特殊部隊の一つ。別名『ポプスキの私設軍』(Popski's Private Army,PPA)。
1942年10月にエジプトにおいてウラジミール・ペニアコフ(Vladimir Peniakoff)英陸軍少佐によって創設された。
当初の構成員は英陸軍軍人であったが、これ以外にも様々な人種、国籍の民間人や対独レジスタンスなどが途中から参加している。
主な任務は敵戦線後方における情報収集と破壊活動、友軍の支援など。
なお、隊の別名である『ポプスキの私設軍』の由来は当時の新聞漫画の登場人物の名前からであり、隊を率いたペニアコフ少佐のあだ名でもあった。


253HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:07:56 ID:xcVmLF4g0
番外編その2『L分遣隊隊長のメモ』


メモ

妖精事件(仮称)について

時期:
1941年春(クーフラ陥落以降)から初夏(バトルアクス作戦)の間
複数の噂話を総合するに事件が起こったのはこの頃のはず

場所:
おそらくリビア北東、キレナイカ地方北部
この時期LRDGが主に活動していた地域から推定。ただし隣接するトリポリタニア地方北東部、もしくはフェザーン地方東部である可能性もある

関係者:
LRDG-R偵察隊、もしくはその一部
NZ偵察隊の関与は確実
この時期NZ偵察隊中動けたのはRとWのみ、Wは無関係と確認、よってR

関与した者の人数:
最低三名(LRDG車両の標準的な乗員数より)
ただしこれ以上の可能性は十分ある

妖精:
未知の原住民部族か? 未確認
女性が族長? ありえない
彼女以外に人はいたのか? 規模は? 全て不明

怪物:
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254HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:09:36 ID:xcVmLF4g0
アーチボルド・デヴィッド・スターリング(Archibald David Stirling)

英国陸軍軍人、1915年生、1990没、男性。
特殊空挺部隊(Special Air Service)創設者にして初代指揮官。
第二次世界大戦では将校訓練過程を経て近衛旅団スコッツ・ガーズ大隊に任官し、さらにそこから第8コマンド大隊に志願する。その後1941年7月にSASを組織、初代指揮官として北アフリカで様々な作戦に参加した。
1943年1月、チュニジアでの作戦行動中にドイツ軍の捕虜となるも数度に渡って脱走を試みる。しかしいずれも失敗に終わり、最終的にはヨーロッパへ送られ、ドイツ東部にあるコルティッツ城(当時捕虜収容所として使用されていた)で1945年4月まで捕虜生活を続けた。
大戦終結後も1960年代半ばまで軍に留まり続け、最終的には大佐で退役している。


特殊空挺部隊(Special Air Survice)

第二次世界大戦中に創設され、現在も存在する英軍の特殊部隊。
1941年7月、エジプトにおいて英陸軍のデヴィッド・スターリング少佐により創設された。
当初の任務は敵飛行場への襲撃作戦が中心だったが、後に敵軍戦線後方への潜入作戦や情報収集、飛行場以外の重要拠点への襲撃なども行うようになる。
創設当初の部隊名称は『特殊空挺旅団L分遣隊』、これは部隊規模を実際より(発足当初の人員は65名)大きく見せかけることで敵を撹乱するための偽装名称である。
第二次世界大戦では北アフリカ、イタリア、バルカン半島、フランスなどで戦う一方でSAS自体も部隊規模を拡張、終戦時には英軍二個部隊に加え自由フランス軍二個部隊およびベルギー軍一個部隊が存在していた。
大戦終結と共に一旦解体されるが、1947年に再結成。その後も様々な戦争、紛争、対テロ作戦で活躍しつつ現在に至る。


255HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:11:21 ID:xcVmLF4g0
番外編その3『「伯爵」の独白』


――――今ややむを得ぬ事情で故郷を離れ、愛しているとはいえ異郷の地であるこのエジプトで人生を送っている私にとって、先日転がり込んできたこの奇妙な情報はある意味信じがたいものだった。
にわかには信じがたい噂話、その切れ端を集め纏めたもの。出所こそある程度特定されてはいるものの、情報自体は断片的かつ整合性を欠いたものだ。
だが同時にこれが長年追い求めてきたものと何らかの関わりがあることは、恐らく間違いないであろう。

ただ私自身はこのことを周囲の者に話すことは考えてはいないし、記録に残しておくつもりもない。
出所がかつて敵として戦った英軍、それも知己のいたLRDGである公算が極めて高い以上、彼らの名誉のためにもこのことは秘されるべき。それが私の考えだ。
バグノルド、プレンダーガスト、ケネディ=ショウ、そしてパット・クレイトン、意見の違いから対立することもあったが皆いい男たちだった。
そんな彼らがいた部隊がこの不正確かつ信じがたい噂話の出所だ、などとこの私が書き残し、死後にそれが人目に触れた場合、彼らはあらぬ疑いと無遠慮な視線により迷惑をこうむり、不快な思いをするであろう。そんなことは到底出来ない。

もっとも、私自身はこの噂話に大いに惹かれている。
何度確かめても怪しげな話ではあるが、幾度となく探し求め、追い求めたゼルズラ。あの伝説のオアシス都市へと至る道しるべとなるかも知れないのだ。
大抵の者ならこんな噂話を信じて行動を起こすなんて正気の沙汰ではない、と言うだろう。だがわからず屋には言わせておけばいい。
トロイアを発掘したシュリーマンだって最初は狂人扱いされたのだから。
だからこそ、今の自分の状態、若さも健康も地位すらも失い、かつての知己の温情にすがって異郷の地で生きていかざるを得ないという落魄したありさまが残念でならない。
失ってしまった三つのうち二つ、いや一つでもあれば…………いや、詮無いことだ。

ああいけない、思考が逸れてしまった。これも老いたということの表れなのか。
何とも情けないことだ、だが自己憐憫に浸るつもりはない。
この不確かな手がかりを元にして目指すものへとたどり着くには相当な時間が掛かるのは間違いなく、そして私に残された時間はもう多くはない。
無駄に出来る時間はないのだ。


256HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:12:50 ID:xcVmLF4g0
まずは今回得られた情報を整理し、私がこれまでに知りえた事とつき合わせなければならない。
断片的かつ不確かな情報ではあるが、既知の情報と比較対照を行うことで浮かび上がってくるものがあるはずだ。
相当な時間が掛かる面倒な作業だがやるしかない。

いや、ここはいっそのことバグノルドたちに直に聞いてみるべきか。
現状この一件について私が持っている知識は断片的、かつ不確かなものだ。だがLRDGを組織し指揮していた彼らなら、より詳しい情報(とはいっても所詮は噂話だろう)に接していたはずなのだから。
ただ戦争は終わり、私も彼らも軍から身を引いたとはいえかつてはお互い敵同士であり、数多くの機密情報に触れた身だ。
すんなりと話してもらえる可能性は限りなく低い、場合によっては何のことかととぼけられ、誤魔化されるかも知れない。
最悪門前払いされる可能性もある、やはり止めておくべきか。

何はさておき、まずはこの噂と手持ちの情報の照合だ。その次は新たなる探検旅行の計画立案。その後もやるべきことはまだまだある。
後援者の獲得に資金の調達、人員の募集も忘れてはいけない。
もちろん、この噂については一切を伏せたままで行わなければならない以上、関係者への説得や交渉はかなり面倒なことになるだろう。
だがかまうものか。
これから行う探検旅行はほぼ間違いなく私の人生最後のものとなるだろう、ならばなんとしてもやり遂げてみせる。

願わくば妖精の国に住まうという妖精たちよ、私を失われたオアシスへと導いてくれ。


257HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:14:50 ID:xcVmLF4g0
アルマーシ・ラースロー(Almasy Laszlo、ハンガリー語の場合、英語ではラズロ・アルマシー Laszlo Almasy)

ハンガリー人、1895年生、1951年没、男性。
ハンガリーの貴族、探検家、軍人。1920年代より北アフリカの砂漠の探検を行い、30年代からはサハラ砂漠東部にあるという幻のオアシス都市『ゼルズラ』探索のための探検隊を何度も組織し、最終的には先史時代の洞窟壁画を発見するなどの成果を挙げている。
第二次世界大戦では祖国ハンガリーが枢軸国の一員となると探検家時代に得た知識と経験を活かしてドイツ軍に協力。探検家時代共に探検旅行を行ったことがあるクレイトンが捕虜となりヨーロッパへと送られた時は捕虜収容所の彼を訪問、さらに1942年には砂漠を越えてエジプトのカイロにスパイを潜入させる『サラーム作戦』に参加。これを成功させたことによりドイツ軍から勲章を授与されている。
戦後は共産化された祖国を離れてエジプトで暮らし、1950年には新たに設立された砂漠研究所の所長に任命されたが、その翌年オーストリア滞在中に病気により体調を崩し、同地で生涯を終えた。
マイケル・オンダーチェの小説『イギリス人の患者』およびこれを映画化した『イングリッシュ・ペイシェント』の主人公、ラズロ・アルマシーのモデルでもある。


ゼルズラ(Zerzura)

サハラ砂漠東部(リビア砂漠)に存在するとされてきた伝説のオアシス都市。様々な古文書にその存在が記されているが、多くの探険家たちの努力にもかかわらず都市およびその明確な痕跡は現在に至るも発見されていない。
アルマーシはゼルズラが実在すると考えて何度も探検を行ったが、バグノルドはゼルズラはあくまで伝説上の存在であり、発見することは不可能であると考えていた。


258HF/DF ◆e1YVADEXuk :2018/01/07(日) 20:17:04 ID:xcVmLF4g0
番外編投下終了、次回より本編に戻ります
投下時期は来月中旬を予定しております


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