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アメリカ軍がファンタジー世界に召喚されますたNo.15

1 名無し三等陸士@F世界 :2016/10/03(月) 01:41:59 ID:9R7ffzTs0
アメリカ軍のスレッドです。議論・SS投下・雑談 ご自由に。

アメリカンジャスティスVS剣と魔法

・sage推奨。 …必要ないけど。
・書きこむ前にリロードを。
・SS作者は投下前と投下後に開始・終了宣言を。
・SS投下中の発言は控えめ。
・支援は15レスに1回くらい。
・嵐は徹底放置。
・以上を守らないものは…テロリスト認定されます。 嘘です。

200 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/02/21(火) 17:09:59 ID:VAFeLvik0
SS投下終了です

最近はそこそこ面白いアニメ、ドラマがあってちょいちょい楽しめてます。

毎週ケモノフレンズ→幼女戦記→バイプレイヤーズの順で見れるので、なかなかいいもんです。

てか、よく考えたらこの作品も地味にケモノ成分がありますなぁ・・・
最も、ここのケモノさん達は機関銃や戦闘機等を使いこなすおっかない方々ですが

201 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/21(火) 21:06:54 ID:AgTU8Bps0
ケモナー系なのは最近少ないですからね。
狐とかは前はよくあったような・・

それにしても日本の潜水空母のことを指してるのか、弾道ミサイル搭載型の潜水艦を指してるのか楽しみですねw
現実的に潜水空母を運用させるには原子力潜水艦でせめて1万5千トンの排水量でオスプレイやアパッチぐらいじゃないと大量に搭載は不可能ですよね・・それはそれでフルメタルパニックのあれですねw

202 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/21(火) 22:34:00 ID:S16I66PE0
投稿お疲れ様です。
海上護衛戦は地味ですが、ハラハラしてとても楽しめます。

ところで作中の1946年現在ではマオンド共和国では軍事裁判は行われているのでしょうか?

203 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/22(水) 10:31:15 ID:CUVgi81g0
おおお・・・・・潜水艦物・・・これはこれでまた良いですな・・・

204 名無しさん :2017/02/22(水) 14:02:14 ID:.95/zsvg0
お疲れ様です
まるで1944年の日本商船団を見ている感じがします
まだ駆逐艦などの護衛戦力はある程度あるものの、空戦力は枯渇状態
しかし、本当に酷い有様ですね、本土防空すら覚束ないじゃないですか
防御力が満足でないまま、魔の海域にさしかかる船団……BGMはジョーズのテーマでしょうか


>前線に行き渡るには、最低でもあと半年か1年は必要と言われているぞ

その頃になって、搭載出来る戦闘艦がどれほど残ってるんでしょうかね……(震え声

205 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/22(水) 20:02:05 ID:hWFIE.hw0
ヨークタウン氏乙です

ファンタジー潜水艦ことアイレックス級、またまた登場
今度はどんな戦果を挙げるのだろうか
その艦載偵察機の機長、ニュールということはもしかしてあの後席員のニュール君?
そしてロイノー少尉の言おうとしたこととは?

続き、待ってます!

206 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/23(木) 01:33:28 ID:9R7ffzTs0
投下乙です

大型機が存在しないシホールアンルは陸からの哨戒線があまり伸びないだろうからこれから大変なことになりそうだ
対潜哨戒能力不足と撃沈されたあとの救助がほぼ不可能という意味で
なんとか空母を護衛につけても空母につける護衛も必要だしむしろ機動部隊を呼んでしまう餌になりかねない状況
この時期だとレーダーの発達で夜間に雷撃してくることもあるだろうしなぁ

>海軍全体で保有しているワイバーンは、育成中の個体も含めて800騎にも満たない。
そういえば米海軍ってどのぐらいパイロット居たのか気になって調べたら
1945年8月時点で6万人いたとか恐ろしいものを見た
空母勤務の人数まではわからなかったけど
五大湖に浮かんでた練習空母の2隻で1万人以上が着艦資格を得たらしいとの情報もあるので
とてもいっぱいいることはわかった

207 名無し三等陸士@F世界 :2017/02/23(木) 19:39:53 ID:Wkj.POYs0
 第四機動艦隊は壊滅し、首都近郊の第6艦隊は壊滅…
現状のシホールアンル海軍の残存戦力ってどれ位残ってるんですかねぇ?

208 外パラサイト :2017/02/25(土) 22:36:45 ID:uyohS25I0
空母が無ければ商船に飛行機を積めばいいじゃない

ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61635576

なおパイロットが水着なのは一度発進したら最後は着水するしかないから(完璧だ)

209 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/02/28(火) 20:15:49 ID:VAFeLvik0
皆様レスありがとうございます。

>>201 弾道ミサイル潜水艦ルートか、潜水空母ルートかはこの時点でまだわかりませんが、なんとなく弾道ミサイル潜水艦ルート
に進みそうな予感

>フルメタルパニック
あれはあれでヤバイですなw

>>202氏 海上護衛潜は通常の海戦と違ってじわじわとした恐怖感や緊張の連続ですからね。

>マオンドでの軍事裁判
まだ行われてないですね。今はまだその準備中になります。

>>203氏 シホールアンル護送船団が酷い目に遭う予定です。
これも戦争故、致し方なし……

>>204氏 陸軍の残存航空兵力はまだ多いのですが、それも連合国空軍の数の前では雀の涙程度……
特に、B-36が参加してからは、シホールアンル側は一方的に爆撃されるだけになりましたね。

>防御力が満足でないまま、魔の海域にさしかかる船団……BGMはジョーズのテーマでしょうか
恐らくはそうでしょうなぁ。嗚呼、シホールアンル船団の行方は如何に

>>205氏 >その艦載偵察機の機長、ニュールということはもしかしてあの後席員のニュール君?
そう、あのニュール君です。
操縦員も歴戦の搭乗員ですから、とても頼りになる存在と言えるでしょう。

>>206氏 艦隊に対する夜間攻撃は第2時レビリンイクル沖海戦で本格的に行い、まずまずの戦果を挙げていますから、
護送船団が空襲を受ければ大損害は必至でしょうな

>米海軍のパイロット数
この世界で前線にいる米海軍母艦航空隊のパイロットだけでも、シホールアンル海軍のワイバーン数より遥かに多いです。
戦力格差を考えたらホント、頭おかしくなりますね…

>>207 シホールアンル海軍は、主力艦は正規竜母1隻、小型竜母6隻(うち3隻は修理中、2隻は就役したばかりのヴィルニ・レグ級)
戦艦3隻、他、巡洋艦、駆逐艦多数と言ったところですが、巡洋艦、駆逐艦も修理中な物が多いですね。
あとは旧式駆逐艦改造の護衛艦や哨戒艦といった雑艦が総計で500隻ほどいますが、戦力としては当てになりません。
この補助艦艇500隻も首都近郊と本土西岸に別れている状況なので、アメリカ海軍が圧倒している事には変わらないでしょう。

>>208氏 支援イラスト感謝です!
あの……その水着着用は夏、または、暖かい海限定ですよね!?(現在の戦闘海域は殆ど北方&季節冬=極寒)
冬場では流石にそれはない……と信じたい(願望

210 名無し三等陸士@F世界 :2017/03/24(金) 19:38:46 ID:VCi5cZtk0
どうかんがえてもシホールアンル輸送船団が潜水艦で撃沈されまくりで旧日本帝国と同じ運命を歩むような気がしてならない。
軍や人口の規模が大きいと飢餓作戦はいちばん堪えますよねえ。

211 名無しさん :2017/04/01(土) 11:59:13 ID:.95/zsvg0
>>210
ガトー級(機雷敷設タイプ)B29「港湾封鎖は任せろー(ジャブジャブ」
シホールアンル「やめてっ」

212 名無し三等陸士@F世界 :2017/04/03(月) 01:11:26 ID:4Ewy13lk0
資源地帯とのシーレーンがハルゼー台風で文字通り消滅した上に陸運が弱く沿岸航路の壊滅が致命的だった日本に比べれば、国内でもある程度資源が賄えて鉄道を始めとした陸路もあり、国土の縦深もあるシホールアンルはまだまだ戦えてしまいそう…

213 名無し三等陸士@F世界 :2017/04/08(土) 21:19:47 ID:VCi5cZtk0
陸路は空爆で鉄道や工場など重要施設などの戦略目標たたかれて 海は潜水艦が海上交通網破壊で麻痺 どうみても詰んでるなあ。
もう作戦は神風作戦かゲリラ抵抗しか選択ないよね。

214 名無し三等陸士@F世界 :2017/04/08(土) 23:17:08 ID:9R7ffzTs0
シホールアンルの南部を分断した部隊は事が進めばウェルバンルの包囲作戦に出るはずだったから
大陸に引きこもって徹底抗戦するならすぐにでも首都を移転する勢いじゃないと

しかし生命探知で潜水艦が見つけられなくなった以上
レーダーの逆探知機すらないシホールアンルはある意味日本より辛いかもしれん
・・・・・こんな状況で航跡ない電池魚雷とか使われたらシホールアンル司令部はどんな反応するんだろ

215 名無し三等陸士@F世界 :2017/04/24(月) 21:12:40 ID:fvyoHNpY0
機雷はお嫌いですか?

じゃなくって、機雷で沿岸航路封鎖されたらいよいよ物流がやばくなりそうだな

216 名無し三等陸士@F世界 :2017/05/04(木) 22:03:07 ID:uEA.LVEY0
やはりGW中に更新は厳しいか・・・

217 名無し三等陸士@F世界 :2017/06/04(日) 21:49:12 ID:SElSZ.AA0
シホールアンルの国の形状見ると北部が東西に長いから
南部に農業が集中してそうな形してるよね
分断された北部では食料配給制になったりしたりして
ケルフェラクの生産が遅れるのは工業地帯壊滅で遅れるのが目に見えてるけど
食料供給が減った場合ワイバーンやら軍馬の維持が難しくなりそう
シューティングスターのような輝かしい新兵器もありますが
橋を落とすためのAZON爆弾や命中率を5倍引き上げたK―14ジャイロ式照準器
小型でどこにでも落とせる焼夷カードなど新兵器は種類盛り沢山

島に取り残されたシホールアンル国民を本土に連れ帰るため難民船をやろうものなら沈められ
島に残る物なら食料不足の危機
行くも地獄帰るも地獄ですな
オールフェスじゃなくてリリスティが先に辛い決断をすることになるかも?

218 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/03(月) 19:50:41 ID:PM3/LMsM0
レスお返しいたします。

>>210氏 ルキィント、ノア・エルカ列島からの兵力転用も阻止したい米海軍としては、航路上にある船は全て標的ですから
軍民問わず沈めまくるでしょう。

>軍や人口の規模が大きいと飢餓作戦はいちばん堪えますよねえ
シホールアンルにもガッツリ効きますね。ほっとくと、餓死者が大量に出てエライ事になるでしょうね……

>>211氏 トドメを刺すのは当然ですよね(暗黒微笑

>>212氏 >>213氏も言われておりますが、まだ健在そうな陸上輸送路も、これからはアメリカ側が内陸部のインフラにも
徹底した爆撃を加えるでしょうから、遅かれ早かれ、陸上交通路も各所で寸断されるでしょう
そしてどんどんやせ細っていくシホールアンル軍……負け戦が込むと悲惨な物です

>>214氏 南部攻略は、連合側が持てる航空兵力をほぼ全力でつぎ込むでしょうから、3月半ばまでには片が付きそうです。
ただ、首都移転しても、加速度的に悪化するシホールアンルの国内状況を考えると、あまり効果が無いでしょうな

>>215氏 沿岸部から疎開する一般市民が激増するでしょうね。制海権もほぼ連合軍の手中にあるため、シホールアンル側は
連合側がいつでも上陸作戦を行う事ができると判断しており、戦々恐々としております
なんらかのアクションが加われば、沿岸部住民への避難命令も発せられる事でしょう。

>>216 更新できなくすみませんでした。今週中には行いますので、しばしお待ちを

>>217氏 大体そんな感じですが、農業地域は南部だけではなく、北西部や東部の辺り……大まかに言うと、南部地域に隣接していた
南寄りの地域が主な農業地帯です。
そして、その辺りは、近々戦火に巻き込まれるので……まぁ、食料自給率はこの年以降、大幅に下がる事になるでしょう

>オールフェスじゃなくてリリスティが先に辛い決断をすることになるかも?
最悪の場合
「降伏しても……構わんですか?」
というような判断が、現地司令官の権限で下されるかもしれないですね。

あと、掲示板のトップを見て驚いたのですが……
本家のスレができてて思わず幻を見ているのかと思いました。
どうしてまた…

219 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/04(火) 22:29:51 ID:1cB0piDI0
返信乙です

シホールアンルはもういっぱいいっぱいですな(汗

220 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:07:00 ID:PM3/LMsM0
こんばんは〜。これよりSSを投下いたします

>>219氏 それでも抗うシホールアンル。もっと痛めつけなければなりません

221 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:09:14 ID:PM3/LMsM0
第284話 海上交通路遮断作戦(中編)

1486年(1946年)1月5日午前7時40分 ノア・エルカ列島東方540マイル地点

潜水艦キャッスル・アリスより発艦したSO-3Aシーラビットは、高度4000メートル付近を時速200マイルの
巡航速度で順調に飛行を続けていた。

「機長!機上レーダーの調子はどんな感じですか?」

キャッスル・アリス搭載機の機長を務めるニュール・ロージア少尉は、機体の左側下方の海域に目を凝らしていた所を、
ペアであるトリーシャ・クレイトン兵曹長に声を掛けられた。
ロージア少尉は顔をレーダースコープに向ける。

「バッチリ作動している。故障の心配は無いぞ」
「いいですね。このまま作動し続けて欲しいもんです」

クレイトン兵曹長の言葉に無言で頷いたロージア少尉は、レーダー範囲内に艦船の反応が無いか確認する。
彼らの機に搭載されている機上レーダーはAN-APS7と呼ばれる物で、米海軍の索敵機には標準装備となっている。
探知範囲は、水上目標なら最大で40キロ、航空目標なら最大で14キロとなっており、索敵範囲は前方160度方向に定められている。
ロージア機の任務は、機上レーダーも用いて、水上を航行しているであろう、シホールアンル軍護送船団を視認し、敵船団の編成を確認する事である。
敵船団索敵には、キャッスル・アリスの北方300マイルに位置するシー・ダンプティから発艦したシーラビットも参加しており、2機の索敵機が
南北から同時に獲物を探し求めている形になっている。
索敵範囲はキャッスル・アリスより方位230度方向の南西部を300マイルほど飛行した後、方位0度方向に反転し、100マイル北上。
その後、キャッスル・アリスが待機している元の海域まで飛行する。
総計700マイル(1260キロ)の長い索敵行であり、発艦から帰還に至るまでの経過時間は、最短でも3時間半、長ければ5時間はかかる予定だ。
とはいえ、これまでの経験でそれ以上の飛行時間を経験している2人には、慣れた索敵行であった。

「それにしても機長……2機のシーラビットで本当に敵の船団は見つけられますかね?」
「さあなぁ……俺としては、空振りに終わるように思える」

クレイトンの質問に、ロージアはさり気ない口調で答えていく。

222 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:10:02 ID:PM3/LMsM0
「俺もお前も、このシーラビットに乗る前は母艦航空隊で経験を積んできているが、空母機動部隊が一度に放つ索敵機の数は、少なくとも10機以上だ。
ある時は、一度の索敵線に2機の索敵機を同時に飛ばして敵艦隊を探すこともあった。だが、時には索敵に失敗する事もある。10機以上の索敵機が
30隻以上の大艦隊を発見できん時もあるんだぜ?それを2機でやれと言うんだから、無茶にも程があるよ」
「機長の言う通りですね」

クレイトンは苦笑交じりの声でそう答えた。

「その索敵線の少なさを補うために、本国ではアイレックス級の同型艦が複数建造中と聞いています」
「今の所、公式には10隻のアイレックス級を揃える予定と言われているが……俺の知り合いから聞いた話だと、それより多い数の同型艦が
追加発注されたらしい」
「追加発注ですか……どれぐらいの数ですか?」
「さあ、正確にはわからんよ。知り合いも、同じく分からんと言って来たよ。だが……」

ニュールは頬を掻きながら言葉を続ける。

「俺達の国の事だ。最低でも20隻……いや、40隻作れと言っていても驚かんね」
「40隻ですか……アイレックス級はこれまでの潜水艦と違って建造工程が幾分複雑化してて、量産向きではないと聞いてますけど」
「それでも、量産しちまうのがこのアメリカだよ。エセックス級しかり、キトカン・ベイ級しかりだ」
「はぁ……」

クレイトンは生返事を返しつつ、実際にやりそうだと心中で思った。

「まぁ、実際に量産化されれば、潜水艦部隊の索敵範囲もぐんと広まりますし、作戦の幅も広がりそうですね」
「理にかなってはいるな。おっと、知り合いからはこんな話も聞いたな……なんでも、新型の巡洋艦が発注されたとか」
「えぇ……新しい戦闘艦がもう開発されるんですか?」
「ああ。なんでも、ウースター級をより強化した巡洋艦のようだな。手こずっていた新式主砲の開発が完了したから、それを主兵装にする
巡洋艦を早くも建造するらしい。」
「もしかして……デモイン級より強い巡洋艦ですか?」
「いや、主砲のパンチ力はデモイン級以下、それでいてウースター級以上とあるから、軽巡だとは思うがな」
「ふむ……あと、ウースターって、あの頭のいかれた対空艦ですよね。それの後継艦がもう……?」
「我が合衆国海軍は、先を読んでいるのかもしれんな」

223 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:11:18 ID:PM3/LMsM0
ニュールの言葉を聞いたクレイトンは頭を捻りながら言葉を返す。

「先を読むにしても…わざわざ新しい軍艦を作る必要はあるんですかね」
「その辺りはお偉方しか分からん。造船所は船を作れと言われたら作り、俺たちのような下っ端は命令があれば、それらの兵器を操る。
それぐらいしか出来んさ」
「なにせ軍人だから……という事ですね」
「お、こいつ!俺の決め台詞をパクりやがって!」

ニュールは拳を振り上げて、目の前の防弾版を小突いた。
その音を聞いたクレイトンは笑い声をあげて、内心でしてやったりと喝采を上げていた。
取り留めのない会話を交わす2人だが、その間、彼らの目線は盛んに周囲に向けられる。
雑談を交わしつつも、2人は決して気を緩める事などはせず、針路上の敵護送船団を探し求めていた。


午前11時45分 ノア・エルカ列島東方540マイル地点

洋上に停止していた潜水艦キャッスル・アリスは、艦の右舷側に回り込んだ艦載機の着水を待っていた。
キャッスル・アリス艦長レイナッド・ベルンハルト中佐は、飛行長のウェイグ・ローリンソン大尉を隣に従えながらシーラビットの着水をじっと見守る。
シーラビットは充分に速度を落とすと、緩やかにフロートを海水に付け、1度は軽くバウンドするが、そのまま白波を蹴立てながらするすると減速していく。
やがて、シーラビットはキャッスル・アリスの右舷艦首側5メートルほどまで近づいてから洋上に停止した。

「何度見ても見事な着水だ」
「クレイトンは優秀な搭乗員ですからな。いつ見ても安心できますよ」

ベルンハルト艦長がそう評価すると、ローリンソンも幾分誇らしげな口調で相槌を打つ。
一見、愉快そうな口調で話す彼らだが、心の中ではやや不満足に感じていた。

「収容急げ!」

ローリンソン飛行長が指示を飛ばし、飛行科員がそれに従い、艦の乗員と共に艦載機の収容作業に取り掛かった。
格納庫から収容クレーンが出され、接舷したシーラビットを吊り上げるべく、機体の指定された箇所にワイヤーを括りつけていく。

224 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:12:53 ID:PM3/LMsM0
準備が終わると、シーラビットはクレーンに吊り上げられ、慎重な動作でカタパルトの台座上へと運ばれて行った。


午後0時30分 キャッスル・アリス艦内

「ご苦労だった。下がっていいぞ」

ローリンソンはクレイトン兵曹長とロージア少尉から一通り報告を聞いた後、2人を下がらせた。

「飛行長、どう思うかね?」

ローリンソンは右隣に立っていたベルンハルトに声を掛けられると、溜息を吐きながら首を横に振った。

「予定された事ではあります。とはいえ……こうもあっさり空振りに終わると、ちと悔しい物がありますな」

ローリンソンは、海図台に置かれた海図を見据えながらベルンハルトにそう答えた。

「飛ばせる飛行機の数が多ければ、索敵の効率も上がるのですが」
「ま、案の定と言った所だな。それに、最初から敵船団が見つかる訳ではない。戦争をしているんだ……これも、結果の一つとして受け入れんと行かんさ」
「確かに」

ローリンソンはそう返しつつ、心中ではやれやれと呟いていた。

キャッスル・アリスとシー・ダンプティが行った航空偵察は、目標としていた敵護送船団を発見する事無く幕を閉じた。
2機のシーラビットは予定の航路を飛行したものの、目標は発見できぬまま母艦に戻ってきたのである。

「しかし……シー・ダンプティの艦載機が途中、機上レーダーの故障を起こしたのは痛いですな。おまけに、シー・ダンプティ機の針路上には
予想していなかった多量の雲が続いていたとも聞いています。もしかしたら」
「君の言いたい気持ちは分かる。だが、シー・ダンプティの艦載機は途中から雲の下まで高度を下げて偵察している。しかし、目標はそれでも
見つからなかった。やるべき事はやっているさ。だが……第1次索敵は誰が見ても失敗だよ」
「……索敵線を変更致しましょうか?」
「変更か……どれぐらいかね」

225 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:13:35 ID:PM3/LMsM0
ベルンハルトが聞き返すと、ローリンソンは海図上に書かれた索敵線をやや北にずらした。

「第1段索敵ではこの針路上に敵影は見つかりませんでした。なので、北に50マイルほどずらし、第2段索敵でこの針路上を索敵してはどうでしょうか」
「ふむ……悪くない考えではある。だが、シー・ダンプティ機の索敵範囲はどうなるんだ?」
「シー・ダンプティ機は、偵察高度を変えて先程とほぼ同じ範囲を偵察させてはどうでしょうか。シー・ダンプティ機が飛行高度を変えたのは偵察行の
半ばを過ぎてからです。針路上の天候が先程と同様ならば、雲の下を飛ばして偵察させればよいと思います」
「そうは言うがな……シー・ダンプティの飛行科将校の考えもあるし、第一、こっちは命令する側ではない。出来るとすれば、君の言った案を伝えることぐらいだな」
「……では、シー・ダンプティ機の第2段索敵の飛行計画がどのようになっているか問い質してみましょう。無論、こちらの索敵計画も伝えてからですが」
「それがいいだろう。早速打ち合わせに入るとしようか……俺達の背後にいる僚艦8隻に任務をこなして貰う為にもな」

2人はそう決めると、通信員を呼んで索敵計画の打ち合わせに入った。


午後1時20分 キャッスル・アリス艦内

打ち合わせが一段落した後、ベルンハルトは通信室の近くにあるこじんまりとした一室を訪ねた。
室内の小さなテーブルの上に置かれた魔法石を前に、険しい表情を浮かべながら会話を交わす2人のカレアント人士官は、ベルンハルトを見るなり
席から立ち上がった。

「これは艦長」
「ああ、そのままでいい……して、どうだね。魔法石の具合は?」

ベルンハルトが問うと、右側の白い犬耳の魔導士官……カレアント海軍所属の魔導将校であるフィリト・ロイノー少尉が口を開いた。

「魔法石の出力は、ひとまず安定の数値を出しているのですが、唐突に出力が不安定になる事が多くなっています。一応、このまま使うのならば、
2時間の連続使用には耐えられるでしょうが……」
「一応、持ってきた予備の魔法石が1つありますので、それを代わりに使う事も考えましたが、機能停止状態の魔法石は、活性化するまでに1日半の
時間を要すと、ミスリアル側から説明されています」

ロイノー少尉の隣にいる、茶色と黒が混じったまだら模様の長い猫耳のカレアント人士官、サーバルト・フェリンスク少尉も会話に加わった。

226 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:14:20 ID:PM3/LMsM0
「恐れながら……小官としましては、不安要素を取り除くには、不具合のある魔法石は使用せず、予備の魔法石に取り換えてから作戦を継続するのが
よろしいのではないかと思いますが」
「……ロイノー少尉も同じ意見かね?」

ベルンハルトは真顔でロイノー少尉を見つめる。

「私も同じです。先ほどお話を聞きましたが、まだシホールアンル軍護送船団は発見できていないようですな。僭越ながら申し上げます。ここは
フェリンスク少尉の言う通り、魔法石を変えて、万全な体制で臨まれた方が良いと、私も思います」
「……参ったな」

ベルンハルトは渋面を浮かべ、左手で自らの後頭部を掻いた。

敵船団襲撃は、2隻のアイレックス級潜水艦と16隻の通常型潜水艦と共同して行う予定だが、事前の打ち合わせでは、シー・ダンプティを基幹とする
第1群とキャッスル・アリスを基幹とする第2群、それぞれ9隻に別れており、個別で敵船団を攻撃する事になっている。
この2個潜水艦隊は南北に300マイル離れており、群旗艦を務める司令潜水艦が定期的に連絡を取り合っていた。
キャッスル・アリスは、第2群の目として航空偵察を行い、敵船団を発見した場合は後方40マイルに展開している潜水艦8隻を付近に呼び寄せ、敵船団を
視認範囲内まで近づけた後は、キャッスル・アリスがまず敵船団に雷撃を行い、敵護衛艦の注意を引き付けたうえで、第2群本隊8隻で波状雷撃を掛けて
敵船団の漸減を図るという計画が立てられていた。

なぜこのような計画が立てられたのか。
それは、生命反応探知妨害装置の不足に起因していた。
ミスリアル側から貸与された生命反応探知妨害装置は、敵対潜艦の追尾を振り切れる画期的な魔法兵器であるが、生産数が少ないのと、魔法石の各種調整には
同盟国の魔導士が共に乗り組む必要があるため、一部の潜水艦にしか配備されていなかった。
アイレックス級は全艦が、同盟国の支援の甲斐あって探知妨害装置を搭載する事ができたため、同級に属するシー・ダンプティとキャッスル・アリスは、
今回の作戦では敵船団攻撃後に、護衛艦を一部なりとも誘引して本隊の負担を軽減する事が求められていた。
しかし、それを完璧にこなす為には、探知妨害装置が入力された魔法石が、予定通りに探知妨害魔法を発し続ける事が求められる。
もし、敵の生命反応探知魔法を妨害できなければ、キャッスル・アリスは複数の敵護衛艦に追い回され、最悪の場合撃沈されるであろう。

「魔法石がしっかり働いてくれないとまずいんだがなぁ……何しろ、この辺りの水深は何故か、あまり深くないから、深深度に潜って攻撃を回避する事も難しい。
魚雷も本隊の搭載している電池魚雷と違って、従来の尾を引きまくる奴を使っているからな……どうしたものか」

2人のカレアント軍士官は、目の前で渋面を浮かべ、喉を唸らせながら苦悩しているベルンハルトを見て、自然と悪い事をしてしまったと、心中で感じていた。

227 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:15:09 ID:PM3/LMsM0
「……艦長、我らが付いていながらこのような様になってしまい、深く……お詫び申し上げます」

ロイノーはそう言いながら、相棒のフェリンスクと共に頭を下げる。
それを見たベルンハルトは、さり気ない動作で右手を振った。

「いや、別に貴官らが悪い訳ではあるまい。貴官らはよくやってくれているよ。普段から魔法石のチェックも欠かさず行い、本分を尽くしているばかりか、
うちの手伝いまでやってくれているからな。別段、謝る必要は無いぞ」

ベルンハルトは、快活さを感じさせる口調でひとしきり言った後、少しばかり表情を歪めながら魔法石を指差した。

「責があるとすれば、こんな危なっかしいモノを手渡したミスリアル側の責任者だろうな。これで事が起きたら、そいつをうちの艦に呼んでから、
魚雷発射管に詰め込んでやるさ」
「エルフを魚雷発射管に詰め込むのですか……それはまた……怖いですなぁ」

さらりと言ってのけたベルンハルトに対し、2人は顔をやや引き攣らせた。

「おっと……ここは笑う所だぞ?」

ベルンハルトが苦笑しながら言うと、2人も表情を和ませた。

「ひとまず、魔法石の状況は掴めた。引き続き、魔法石の監視と調整を行ってくれ」
「はっ。何かありましたら、すぐにお伝えします」

フェリンスクがベルンハルトにそう返答し、隣のロイノーはベルンハルトの顔を見ながら無言で頷いた。


同日 午後2時 キャッスル・アリス艦内

「飛行長、機体の状況はどうなっている?第2段索敵は出来そうか」

ベルンハルトは海図台の側で航海長とひとしきり話し合った後、目の前に現れたローリンソンを見るなり、おもむろに声を掛けた。

「機体の状況は万全です。帰還後に整備を行いましたからな。燃料補給も間もなく終わります」

228 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:16:06 ID:PM3/LMsM0
「そうか。本日2回目の航空偵察は準備を終えつつあるな」

ベルンハルトは満足気に頷く。

「ところで艦長。群司令からは何か言われましたか?」
「ああ、魔法石の話か……」

ベルンハルトは、魔法石の状況を確認した後に、後方の潜水艦ベクーナに座乗する第2群司令ローレンス・ダスビット大佐に一連の報告と、
今後の動向についての指示を仰いでいた。

「司令からは、魔法石の動作が完全に停止する恐れが無いのならば、作戦を続行せよと命じられたよ。つまり、魔法石の交換はやらずに任務に当たれという事さ」
「それはまた……大丈夫でしょうか?」
「不安しか感じんが……まぁ、やってやれん事はないだろう」

ベルンハルトは腕組しながら、ローリンソンに言う。

「それに、万が一魔法石が使えなくなったとしても、戦えん訳ではない。あの便利な兵器が出る前は、もっと悪い環境で敵と戦った事もある。
その時の経験を活かして立ち回るだけさ」
「……いやはや、艦長は慎重なのか、大胆なのか分かりませんなぁ」

あっけらかんとした口調で言うベルンハルトに対し、ローリンソンは唖然としながらそう言い放った。

「まぁ……私の親戚がUボート乗りだったからな。爆雷攻撃に遭遇しやすい血筋を受け継いでいるのかもしれん」
「うちらクルーからしてみれば最悪な血筋かもしれませんな。潜水艦乗りにとって、爆雷攻撃を食らう事は死の一歩手前か……その先に直結するかの、
2つに1つですから」

傍で聞いていたボールドウィン航海長が、毒のある言葉で返した。

「言いたい事を言える部下を持てて幸せだよ」

ベルンハルトは苦笑交じりに、ボールドウィンへそう言った。

「艦長……時間ですな」

229 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:18:06 ID:PM3/LMsM0
ローリンソンは腕時計を確認してから、艦載機発艦の時間が迫っている事を伝える。

「もうそんな時間か。よし、上がろう」

ベルンハルトは頷くと、ローリンソンと共に艦橋に上がっていった。
彼らが艦橋に上がるまでの間、キャッスル・アリスの甲板上では、早朝と同じように整備と燃料の補給を終えた艦載機がカタパルト上に引き出され、
暖機運転を開始していた。
艦橋に上がったベルンハルトは、上空を見渡してから、顔に渋面を浮かべた。
キャッスル・アリスの上空には雲が張っており、所々切れ間が見えてはいるのだが、航空偵察にはあまり不向きな天候に思えた。

「飛行長、どう思うね?」

彼は、空に指差しながらローリンソンに聞く。

「雲の量が多くなってますなぁ……朝と比べると、状況は幾分悪くなってます」
「……わが合衆国海軍気象部の予報官によれば、この海域の天候は2月辺りまで良好の見込みと言っていたが」
「この異世界の天候予測なんぞ、はなから当てにしとりませんぜ。何しろ、気象データの蓄積がまだまだ足りん上に、前にいた世界よりも天候の
変わり具合が異様ですから」

それを聞いたベルンハルトは、苦笑しながら肩を竦めた。

「ああ、まさにそれだ。晴れ間が見える分、天候は良好…と、言えなくもないがね」
「まぁ……そうとも取れますな」

ローリンソンも苦笑いしながら空を見上げた。
心なしか、風もやや強くなっているようであり、艦首方向からふぶく風の音も幾分大きくなっているように思えた。
程無くして、しばしの休息を終えた2名の搭乗員が艦橋に上がってきた。

「飛行長!」
「おう、ご苦労」

ローリンソンとロージア少尉、クレイトン兵曹長が互いに敬礼をする。

「これから第2段索敵に行ってもらうが、索敵の手順、飛行経路は先ほど話した通りだ。無事に帰還する事を祈っているぞ。艦長からも何かありますか?」

ローリンソンはベルンハルトに顔を向け直して言う。

「いや、私からは特にないが……私も飛行長と同じく、諸君らが無事に帰還する事を祈っている。よろしく、頼む」
「無論であります。それでは、行ってまいります」

ロージア少尉は、さり気ない口調でベルンハルトにそう返すと、敬礼を送ってから甲板に降りた。
そして、クレイトン兵曹長と共に艦載機に乗り、朝と同じようにカタパルトから射出された。
シーラビットはキャッスル・アリスの周囲を旋回した後、未だに見ぬ敵護送船団を求めて、一路、西方へ向かっていった。

230 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:19:58 ID:PM3/LMsM0
同日 午後2時20分 ノア・エルカ列島東方沖150ゼルド(280マイル)地点

小休止のため、艦内の食堂に下がっていたネルス少佐は、小走りで艦橋に上がり、艦長席に座っていた駆逐艦フロイクリ艦長、ルシド・フェヴェンナ中佐に
やんわりと声を掛けた。

「艦長、今戻りました」
「やや遅めの昼飯は美味かったかな?」

フェヴェンナ中佐は、微かに笑みを浮かべながらネルス副長に聞く。

「ええ、美味でしたよ。空きっ腹には程よく効きましたな。本当なら、もう少し早い時間に昼食を済ませていたはずですが……」
「いきなり来たからな。ヤツが」

フェヴェンナ艦長は、右手の親指を上に向けながら言った。


今から5時間前……午前9時頃の出来事であった。
それまで、護送船団は5リンル(10ノット)の速力で東に向けて航行していた。
対潜警戒を行いながらの航海であるから、どの艦も一定の緊張を保ちながら航行を続けていたが、この海域にはまだ米潜水艦が跳梁していない事もあって、
ある程度のんびりとした雰囲気がどの艦でも流れていた。
しかし、その軽やかな空気は、船団の一番北側を航行していた第51駆逐隊の駆逐艦ギョナスチの緊急信によって瞬時に吹き飛んだ。

「緊急!船団の北東方面の空域に敵機らしきものを確認せり!敵機は現在、雲の中に隠れた模様!」

全艦に飛び込んだこの緊急信によって、護送船団の空気は一気に張り詰めたものとなった。
駆逐艦ギョナスチからは、更に

「敵機らしき物、再度視認!距離、10000グレル!(2万メートル)」

という通信が入り、その後も2度、敵機視認の報告が飛び込んできた。
最初の通信が伝えられてから5分後、護送船団旗艦から速力を12リンル(24ノット)に上げ、南東方面に一斉回頭せよとの命令が伝わり、
船団は針路を南東寄りに変えた。
最初の敵機視認の報が伝えられてから15分後、ギョナスチからの追加報告は入らなくなった。
この時点で、敵機と思しき機影は、東の彼方に向けて飛び去っており、船団の視認範囲内にはいないと判断された。

231 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:20:28 ID:PM3/LMsM0
それから5時間ほどが経った今……護送船団の各艦艇では、殆どの乗員が緊張に顔を引きつらせており、このフロイクリの艦内でもピリピリとした
空気に包まれていた。

「副長。やはり、みんな緊張しとるな」

フェヴェンナは眉間にしわを寄せながら、ネルスに話しかける。

「無理もありません。我が艦隊は敵機に発見されたのですから」
「発見か……」

フェヴェンナは顎を撫でながら、喉を唸らせる。

「……どうも腑に落ちんな」
「と、言われますと……?」

艦長の発した意外な言葉を聞いたネルスが、すかさず問い質す。

「なぜ、敵機は船団の上空で旋回しなかったのだ?」
「旋回……ですか」
「そうだ。偵察機は、目標を見つけた時は、その目標の詳細をなるべく正確に母艦に伝える必要がある。そのためには、まずは船団にもっと接近し、
必要とあれば上空を旋回して規模と編成を確認するはずだ」
「そういえば……これまでに会った米軍の偵察機は、よく雲の外に出て、我が方の編成を調べていましたな」

ネルスは過去の経験を思い出しながら、艦長にそう返した。
竜母機動部隊の護衛艦として活動した時期が長いフロイクリは、よく輪形陣の外郭に配備されており、そこから米軍の艦上偵察機が偵察飛行を行う様子を
幾度となく視認している。
敵の偵察機は、護衛のワイバーンが迎撃に向かえばすぐに退散していったが、いずれもが雲の外に出て、念入りに艦隊の編成を調べていた。
偵察機がすぐ逃げるのは、長居すれば護衛のワイバーンに撃墜されるからであり、別の戦域では、護衛機を持たない船団が敵の偵察機に四六時中
張り付かれたという情報もある。

「敵が船団を見つけていれば、必ず雲の外に出て来ただろう。何しろ……丸裸なのだからな。でも……敵機は雲の外から出てこなかった」

232 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:21:14 ID:PM3/LMsM0
「もしかして……敵機は船団を発見していない……と?」
「過去の経験から照らし合わせれば、必然とそうなる」

フェヴェンナは空を見据えた。

「ギョナスチから伝えられた情報では、雲と雲の間を飛行していた敵機をたまたま視認し、それがあたかも、船団が敵機に見つかったという誤解を
生んでいるのかもしれん」
「しかし艦長……こちらが敵機を見つけたのならば、敵機もこちらを見つけたのではないでしょうか?」
「雲と雲の間を飛行しているだけで、船団の詳細が分かる筈がない。ましてや、敵機と船団の距離は、10000グレル(2万メートル)を割った
事が無く、最後の報告では15000グレル(3万メートル)まで離れていたと伝えられている」

フェヴェンナは顔をネルスに向けた。

「これは、“獲物を見つけた狩人”の動きではない」
「では……船団の存在は敵にまだ知られていない、という事ですか」
「そうなるな」

ネルスに対し、フェヴェンナはそう断言した。

「とはいえ、敵が第2の索敵を行う可能性もある。もしそうなれば、現針路を航行していたままの船団は、敵の第2次索敵で発見されてしまうだろう。
旗艦から命じられた進路変更は正しい判断だ」
「なるほど……では、船団は難を逃れたという訳ですな」

ネルスは安堵の表情を浮かべながらそう言ったが、フェヴェンナは真顔のまま言葉を返す。

「そうであると、いいのだがな」

233 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:22:05 ID:PM3/LMsM0
午後4時 ノア・エルカ列島東方沖300マイル地点

キャッスル・アリスから発艦したシーラビットは、洋上に雲が多い事を考慮し、高度2500メートル付近を飛行していたが、目標である護送船団を
発見できぬまま往路の偵察行を終え、反転して母艦に引き返しつつあった。

「……まだ見つからんか」

後部席でレーダーに視線を送ったロージアは、依然として船らしき反応を捉えない事にやや苛立っていた。

「機長、やはり見つかりませんか?」
「ああ。レーダーにも反応が無い」

クレイトンにそう返したロージアは、無意識のうちに舌打ちする。

「母艦まであと240マイルか……あと1時間半以下の距離だな」

ロージアはそう言いながら、チャートに印を入れていく。
第2次索敵は、第1次索敵のよりも北側へ索敵範囲をずらして行われている。
これは、第1次索敵で機器の故障などにより、予定通りの索敵を行えなかったシー・ダンプティ機の補填として計画され、実行したものだが、
今の所、キャッスル・アリス機はこの範囲内で敵らしき船を発見できていない。

「参ったな……」

ロージアは眉間に皴を寄せながらも、目線は周囲を見回していく。
雲の下を飛行している水上機は、周囲に海を見渡せる事ができる。
だが、その四方には未だに、敵らしき船の影すらない。
今しも無線機から、シー・ダンプティ機が敵を発見したという朗報が入るかと期待するが、その期待が叶う事は、未だに無いままだ。
クレイトンとロージアが、悶々とした気分に苛まれながらも、時間は無情にも過ぎていく。
2人の搭乗員は、それでも完璧な動作で索敵を続ける。
しばらく時間が経ち、ロージアはレーダーから目を離し、目視で周囲の索敵を行っていく。
一通り、辺りを見回してから、レーダーに目線を移す。
機上レーダーには、依然として反応は映らない。

234 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:22:43 ID:PM3/LMsM0
「機長。母艦まであと200マイルです」

耳元のレシーバーに、クレイトンの定時報告が入る。
チャートに目を移し、手書きで機位を記していく。

「あと1時間か……こりゃ、第2次索敵も空振りに終わるかもしれんな」

記入を終えると、彼はレーダーに目を移す。
レーダースコープには相変わらず影も形もなく、端にシミのような物が映った時には、目線を機の左側に向けており、そこから後方、右側と
視線を巡らせていく。

「機長、やはり……索敵は失敗ですかね」
「ああ。失敗だな。やはり……偵察機は多く揃えんと効率が悪いな」

クレイトンの質問に、ロージアは溜息混じりの声で答える。
ロージアは気持ちを改めるため、深呼吸をしてから索敵を続けようとした。
その時、彼の脳裏に先ほどの光景が思い起こされた。
レーダーから目を離した時……スコープが端に着いた時、一瞬だけシミのような光点が見えていた。
その後、ロージアは周囲を索敵した後に再度レーダーを見たが、反応は無かった。

(そう……“シミ”すら無かった……!?)

ロージアは心中でそう呟いた直後、急に目を見開き、機の左側……北の方角に顔を向ける。
北側の海域は一瞬、何も見えないように思えるが、よく目を凝らしてみると、その方角には、雲がより一層低く垂れ込んでいる。
周囲の雲は、大体3000メートルから4000メートルの間に浮いているが、その方角の雲は3000メートルから2000メートル付近まで降りているように見える。

「……クレイトン!燃料はあとどれぐらいだ?」
「いつも通り、増槽タンクのみならず、胴体の燃料タンクも満タンで出撃しましたから、あと500マイル(800キロ)は飛行できますが……どうかしましたか?」
「すまんが、北に針路を変えてくれ。方位は340度。急げ!」
「……!アイ・サー!」

235 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:23:23 ID:PM3/LMsM0
先ほどから打って変わったロージアの口調に、何かを察したクレイトンは、言われるがままに機首を北に向けた。

「もしかしたら、目の錯覚かもしれん。だが……今まではあの微かな“シミ”すら無かった。燃料にはまだ余裕がある。例え何も無かったとしても、
母艦に帰れるだけの燃料は残る筈だ」

ロージアはそう呟きつつも、期待に胸を膨らませながら、その時が来るのを待った。




それから10分ほどが経った。

午後4時30分、機上レーダーが明確な反応を映し始めた。

「捉えたぞ。方位335度、距離25マイル!」
「機長、こっちも視認しました!雲の下に隠れてますぜ!」

高度2000メートルまで降下したキャッスル・アリス機は、前方の洋上を行く敵護送船団の姿を目視で確認していた。

「敵の数は……3隻ほど見えます!」
「レーダーの反応は既に10隻ほど捉えている。もっと近付くぞ!」

ロージアの指示に従い、クレイトンは速度を上げて、敵護送船団との距離を詰めていく。
敵船団との距離を詰める中、ロージアは敵船団発見の報告を母艦に伝え始めていた。
それからしばらくして、キャッスル・アリス機は敵船団の全容が明らかになる位置まで接近を果たした。

「機長、護衛艦が発砲してきました!」
「近付きすぎるな!撃ち落とされるぞ!」

ロージアは切迫した声でクレイトンに注意を促した。
敵弾はキャッスル・アリス機から300メートル離れた右側下方で炸裂し、黒煙が沸いた。

236 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:24:13 ID:PM3/LMsM0
距離は敵船団の外周から13000メートルほどを開けているが、念のため、15000メートル付近まで下がる事にした。
敵艦は盛んに対空砲弾を放ってくるが、キャッスル・アリス機の至近で炸裂する弾は1発も無かった。
クレイトンは、敵船団との距離を保ちながら、ゆっくりと外周を回っていく。
最初は敵竜母が護衛に付いていると思われたが、見た所、敵船団には護衛艦と輸送艦しかいないため、敵ワイバーンの存在を気にする事無く、
敵船団の詳細を確認する事ができた。

「敵船団は駆逐艦、輸送艦総計40隻前後。そのうち、護衛艦は12隻、残りは輸送艦の模様。母艦との距離は200マイル、方位300度。
速力は約20ノット。敵船団は同針路を依然として航行中なり」

ロージアは、敵船団の編成と針路、推定速度を事細かく報告していく。
程無くして、報告を終えたキャッスル・アリス機は船団の上空を1周してから帰途に就こうとした。

「機長、やりましたね!」
「ああ。ビンゴだ。失敗に終わるかと思ったが……どうやら、運に見放されていなかったようだ」
「報告も終わりましたし、帰還しますか?」
「ああ……少し待て」

ロージアは即答しようとしたが、この時、頭の中で何かが閃いた。
しばし考えてから、彼はクレイトンに次の指示を飛ばし始めた。


午後4時50分 ノア・エルカ列島沖東方170ゼルド(318マイル)地点

「敵機、北東方面に遠ざかります」

駆逐艦フロイクリの艦橋では、フェヴェンナ艦長とネルス副長は、緊張に顔を強張らせながら顔を向け合った。

「副長、最悪の事態だな」
「ええ……旗艦からはまだ何もいって来んようですが」

フェヴェンナは眉を顰めながら、旗艦のいる方角に顔を向ける。

「なるべく早く命令を出して欲しい所だが……まぁ、司令も心中穏やかではないのだろう。昨今の経験が浅いのなら、今の心理状態で素早く
命令を下すのは、容易な事ではあるまい」

237 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:25:00 ID:PM3/LMsM0
フェヴェンナは憮然とした表情のままネルスにそう返した。
この時、魔導士官が艦橋に入室してきた。

「艦長!旗艦より通信であります!」

フェヴェンナは手渡された紙を一読してから、複雑そうな表情を浮かべた。

「艦長、旗艦の司令は何と言われているのです?」
「全艦、別命あるまで現在の針路、並びに、速度を維持せよ、との命令だ」
「それは……」

ネルスもまた、眉間に皴を寄せつつ、艦長から差し出された通信文を手に取った。

「恐らく、敵の偵察機は水上機だ。そして、水上機という事は……例の航空機搭載の潜水艦がいるに違いない。これが敵の空母なら、偵察機の
下腹にあんなアシが付いている筈がない」
「船団の針路や航行速度を変更するように意見具申してはどうでしょうか?今のままだと、敵に先回りされる危険が大いにあるかと」
「一応、私もそうするつもりだ。だが……敵の偵察機は北東方面に向けて帰還していった。それはつまり、午前中に遭遇した同じ偵察機が
索敵範囲を変えて、こちらを追って来たという事になる。とはいえ、距離からして、敵もあまり近くにいるとは思えない」
「では……船団は……?」
「司令は北東に居る敵潜水艦部隊の追跡を逃れるため、1日程は南下を続けるかもしれんな」

フェヴェンナはネルスにそう言った後、一呼吸おいてから言葉を付け加えた。

「高速輸送艦様々と言った所ではある。偽装対空艦の元となった船体だ。こういった所で速さが生かせるのは流石だな」
「最高速力は13リンル(26ノット)まで出ますからね。おまけに量産向きの船体ですから数も多い」
「80隻の高速輸送艦は、この海上交通路維持には欠かせない存在と言える。最も……」

フェヴェンナは真顔のまま前方を見据える。

「敵にとってはただの餌にしか見えんだろうな」
「ひとまず、南下を続ければ敵潜水艦は振り切れそうですな」

238 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:26:07 ID:PM3/LMsM0
「速度はこっちが速いからね」

ネルスにそう返答した後、フェヴェンナは艦長席を立ち、ゆっくりとした足取りで左舷側の張り出し通路に歩み出た。
通路には、冬の冷たい海風が強く吹いており、防寒着を着ているとはいえ、体が少しばかり震えた。
上空の太陽は、現在の時刻が夕方に近いとあって早くも傾きつつある。

「今日の日没は午後5時30分となっています」
「ふむ……それにしても、今日の夜も冷えそうだな」

後ろから声を掛けてきたネルスに、フェヴェンナは単調な声音で答えた。

「しかし、このまま現針路を維持してもいいのでしょうか。敵は潜水艦部隊のみではないような気がします」
「エセックス級空母を擁する敵機動部隊が近くにいるかもしれない、と思っているのだな?」
「このような大船団を一気に叩き潰すのであれば、空母機動部隊で殴り込む方が、効率が良いですからな」

それを聞いたフェヴェンナは頭を2度、横に振った。

「ま、成るように成れ、さ」


その後、船団は南下し続けたが、午後6時には偽装針路を取るため、一路南東方面に転舵し、10リンル(20ノット)の速力で航行し続けた。


午後6時20分 ノア・エルカ列島沖東方530マイル地点

護送船団を発見したキャッスル・アリス機は、一時北東方面に離脱したが、離脱から40分後には針路を母艦へ向けていた。
その頃には日が落ち、辺りは真っ暗闇となった。
母艦であるキャッスル・アリスは、艦載機を誘導するために電波を発信したため、クレイトンとロージアの乗る偵察機は、誘導電波に沿って母艦へ戻る事ができた。
午後6時には、機上レーダーがキャッスル・アリスを探知し、クレイトンはその艦影を目標に飛行を続けた。

「機長、前方下方に明かりが見えます!母艦です!」
「OK。こっちからも見えたぞ」

239 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:26:49 ID:PM3/LMsM0
クレイトンが喜びの声を上げるのを耳で聞きつつ、ロージアは平静さを保ちながら次の指示を下していく。

「夜間着水になる。訓練通りに、慎重にやってくれよ」
「勿論です。では、行きますよ!」

クレイトンの掛け声とともに、機体が母艦の近くに向けて速度を上げていく。
程無くして、母艦上空に到達すると、クレイトンは愛機の速度を緩めつつ、上空を旋回する。
2度、3度と旋回を繰り返すうちに、速度は更に緩まり、クレイトンは慎重に期待を操りながら、着水準備に入った。
エンジンのスロットルを絞り、機体を水平に保ちながら、ゆっくりと下降していく。
着水の瞬間は最も緊張する時だ。
着水事故が起きた時のために、2人は風防ガラスを開ける。
外から冬の冷たい風が容赦なく吹き込み、2人の体が急速に冷えていく。

「今回も、上手く行ってくれよ」

ロージアは寒さに震えつつも、小声で着水成功を願う。
空母に乗っていた時は、着艦時に着艦フックがワイヤーを捉えてくれれば、強制的に減速する事ができた。
しかし、水上機は、常にうねりを伴い、安定しているとは言えない海上に降りなければならないため、着水は非常に難しい。
訓練中に、僚機が着水に失敗して全損事故を起こしたのを見ているロージアは、空母艦載機とは違った難しさがある事を、真に理解していた。
機体の右手に、母艦が見えてきた。
真っ暗闇の中にサーチライトで位置を知らせるキャッスル・アリスの姿は、心の底から頼もしいように思えた。

「着水します!」

クレイトンからそう伝えられると、ロージアは万が一の時に備えて、体を身構えた。
唐突に機体下部から突き上げるような衝撃が伝わる。周囲からは、フロートが海水を切り裂く音が響いて来る。
ドスンという衝撃が伝わると、次は機体が一瞬だけ浮いて軽やかな浮遊感を感じたが、すぐにまた下部から衝撃が伝わり、そこからこすり続けるような音と
振動が機体を震わせ続ける。

240 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:27:35 ID:PM3/LMsM0
フロートから水しぶきが上がり、海水の一部は操縦席や後部席にまで振りかかってきた。
着水からそう間を置かぬ内に、2人の機体はキャッスル・アリスのほぼ右真横の位置で停止した。

シーラビットが艦の右側20メートルの位置に停止すると、ベルンハルト艦長が矢継ぎ早に指示を飛ばし始めた。

「艦載機収容急げ!見張り員、周囲の警戒を怠るな!ここで敵に襲われたらあっという間にやられるぞ!」

ベルンハルトの指示に急き立てられるかのように、艦載機の収容は順調に行われ、程無くして、シーラビットは艦内に収容された。
収容作業を見守ったベルンハルトは、艦橋から司令塔に降りた所で、通信員から1枚の紙を手渡された。

「艦長、群司令より命令であります」
「ご苦労」

ベルンハルトは、紙面に書かれた命令文を見た後、深く頷いた。

「さて、遂に本番か……この先どうなる事かな」

彼は、そうぽつりと呟いた後、艦内放送を行うため、マイクを手に取った。

241 ヨークタウン ◆.EC28/54Ag :2017/07/04(火) 23:28:10 ID:PM3/LMsM0
SS投下終了です

242 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/05(水) 16:49:27 ID:brS9mKss0
うおー待ってた甲斐があった
作者超乙

243 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/05(水) 21:08:29 ID:dr5pgCdc0
大雨特別警報
num.to/814977904859

244 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/06(木) 20:45:24 ID:3pTbBygo0
投下乙です
護送船団、一度は運が味方したが二度はなかったか
あと魔法石がらみの問題、後々キャッスル・アリスにとって命取りになりそうな…さてどうなる?

245 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/07(金) 23:48:22 ID:Nr8Xppbo0
投下乙です

26ノットまで出る優秀船
これあれだ単船全速力航行したほうが潜水艦による被害が減る船だ
せっかくワイバーンという垂直離着陸できる装備があるのに
戦力予備がなくて船団に持ってこれないのは末期ならでは
この時点でシホールアンル商船はどのぐらい被害を受けてるのだろうか?
もしかしたら潜水艦でもなく空母でもなく巡洋艦あたりが殴り込んでくる可能性も

リバティー船「量産が効くと聞いて」
シホット「数おかしい」
ちなみにリバティー船以外にも作った貨物船も含めると
5000を余裕で超えるとかおかしい

246 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/08(土) 13:25:35 ID:1cB0piDI0
うぽつです
発見された輸送船団、はてどうなるか…

247 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/09(日) 12:47:04 ID:aBBY4nQI0
多くの犠牲のを出して、必死に潜水艦から守り抜いた輸送船も、あとちょっとのところで航空部隊に沈められてしまう未来が見えるのですが...

248 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/09(日) 15:19:48 ID:iGUq2.lEO
元世界のシャルンホルスト&グナイゼナウみたいに、アラスカ級巡戦を主体に襲撃部隊編成して護送船団を叩くのも良さそうかな?

249 名無し三等陸士@F世界 :2017/07/25(火) 13:26:36 ID:P7Va0zYs0
>>247

ボロボロになりながらも入港して接岸し、軍港の責任者と敬礼を交わしている時に空襲警報が……


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