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      [-] 『永遠の都 Ver.2.0』          システム:ソードワールド2.0         GM:不動    参加者:死魚、××
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      [-] 『鹿入市聖杯戦争』           システム:Fate/roll dice          GM:死魚    参加者:××、不動

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  【××/トーキョーN◎VA D 】: 『DEADMAN TWEAKING』 / 『日輪よりも重いもの』 /
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  【不動/ソードワールド2.0  】: 『永遠の都』 / 『永遠の都 Ver.2.0』 /


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内容:

1 : 【セ】ヴィーディン王国興亡記【GC】(298) / 2 : 【セ】彼方への郷愁【銀剣のステラナイツ】(40) / 3 : 【場】『1銀貨物語』【SW2.5】(168) / 4 : 【記】ブーケトス会場【銀剣のステラナイツ】(27) / 5 : 『アユタヤ・デイブレイカー』(301) / 6 : 【セ】貴婦人焦がすは鉄の檻【ドラクルージュ】(131) / 7 : 『ヒーローズ・アカデミー』 #2(522) / 8 : 『ヒーローズ・アカデミー』(1000) / 9 : 【セ】『それは頁を手繰るように重く』【ブラミト】(258) / 10 : 【セ】リグレット航海録【GC】(91)
11 : 【セ】薄緋の西都に響く鐘【GC】(378) / 12 : 【場】『セッションをする前に試してみるスレ』【SW2.0】(407) / 13 : 【セ】fate/lunatic dream【Fate/roll dice】(728) / 14 : 【セ】ナーサリーライムのテロリズム【アマデウス】(301) / 15 : 【セ】『怒りの日 -Dies irae』【アマデウス】(347) / 16 : 【セ】魔女の呪いのナンバーコール【アマデウス】(4) / 17 : 【セ】魔女の呪いのナンバーコール【アマデウス】(268) / 18 : 【セ】F@te/Co.jp【Fate】(502) / 19 : 【セ】彼方よりの来訪者 2015【BBT】(379) / 20 : 【セ】彩りのクルージングライフ【SW2.0】(727) / 21 : テスト(7) / 22 : 【セ】Fate/The Phantom【Fate】(488) / 23 : 『大惨事聖杯戦争』(530) / 24 : 【セ】『Border THE Collapse!!』【N◎VA】(126) / 25 : 【場】『機械仕掛けの降神亭』【SW2.0】(3) / 26 : 【セ】永遠の都 Ver.2.0(824) / 27 : 【セ】鹿入市聖杯戦争【Fate】(733) / 28 : 【セ】フェニックス・アライズ【TGS】(344) / 29 : 【場】『オーダー:牛娘と蛮族都』【SW2.0】(944) / 30 : 【場】『ミッション:ニートとメイドと妖精郷』【SW2.0】(54) / 31 : 【場】『ミッション:メイドと妖精郷』【SW2.0】(1000) / 32 : 【セ】『腕に刻まれる死』(561) / 33 : 【BBT】渇望の楽園(185) / 34 : 【セ】『結集、ガーディアン!』(397) / 35 : 【他】『SHADOWRUN:ランナー保管所』(12) / 36 : 【セ】『撃滅のナグルファル』(308) / 37 : 【雑】チラシの表【記】(226) / 38 : いまからTRPG(6) / 39 : 【セ】『Red Dead Night』【BBT】(435) / 40 : 【場】“ニューロエイジ”(61) / 41 : 【セ】永遠の都(1000) / 42 : 【他】『クトゥルフ神話TRPG:探索者作成』(60) / 43 : 【場】『赫い血風領のネクロニカ』【SW2.0】(173) / 44 : 【ア】『あの鐘を鳴らすのは誰だ』【N◎VA】(95) / 45 : Tonight the world wild and bright(494) / 46 : 【場】『シナリオ:かんがえるネズミ』(723) / 47 : 【場】『NEW GEME』(281) / 48 : 【場】『シナリオ:かこわれたセカイ』(140) / 49 : 【セ】『クトゥルフTRPG:セッション』(132) / 50 : 【場】荒野(ネクロニカ)(153) / 51 : 【記】経験点をゆりかごから墓場まで管理するスレ(9) / 52 : 【場】『ミッション:ニートと妖精郷』【SW2.0】(1000) / 53 : 【ア】日輪よりも重いもの(344) / 54 : 【ア】『The First Detonation』(11) / 55 : 【ア】『DEADMAN TWEAKING』(4) / 56 : 【ア】『嘘と真実 ――Lies and the truth』(2) / 57 : 【ア】『ミッドナイト・クルーズ』(7) / 58 : 【ア】『カウント・ゼロ!』(6) / 59 : 【ア】『ミリオンダラー・スマイル』(5)  (全部で59のスレッドがあります)

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1 【セ】ヴィーディン王国興亡記【GC】 (Res:298)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1GM :2019/04/09(火) 23:23:06

ペルセナ神聖王国とバルドレイヤ帝国の永きに渡る戦いは、突如国境上空に出現した“何か”の墜落によって、終止符を打たれた。
国境線上に墜落したそれは、異界より投影された異物―――鋼鉄の“船”であった。
何故墜落寸前の姿で投影されたのか? 何故中には誰もいなかったのか? 今となっては、それは誰にもわからない。
周辺4国にとって重要なのは、そのような些末なことではなく―――超常技術の塊である“船”を如何に処するか、この1点であった。

東のペルセナ神聖王国は『今のアトラタンには過ぎたものである。破壊、ないしアカデミーに移譲すべきである。』と提唱した。
北に広がるプロセテオトル大森林の主は、神聖王国の提言を支持した。
西のバルドレイヤ帝国は『知らぬものを知らぬままでいるべきではない。解析し、有用な技術は利用すべきである。』と提唱した。
南のヴァルテック共和国の盟主は、帝国の提言を支持した。

7日7晩に及ぶ会議の末、4国はついに合意に至る。
4つの大国に囲まれ、そのどれにも属さぬ新たな国を作ろう。
“船”の管理と守護を委ね、超常技術の氾濫を抑止しよう―――

かくて生まれたのが、竜骸の眠る地―――ヴィーディン王国である。

292クォーツ・ユニオンジェム :2020/04/12(日) 22:50:43

「(むむむ……邪紋使いの村人か……)」
「(戦力・労働力としては確かに有用だが……)」
「(諸々の危険性や既存領民の感情を考えると、ううむ)」
「(神聖王国やらに睨まれることも考えねば……)」

ペリュトンの背で、うむむと思案する。
元より投影体を扱う学派の人間、混沌については人一倍の知識があり――――だからこそ、悩ましい。
果たして王姉殿下の選択は正しかったのか。
魔法師たる私は常に、それを思考し続ける責務がある。

「……………む」

まぁ。

「ああ、いや……フッ、確かにそうだな」
「静止も聞かずに王姉殿下へと突撃した時はその場で首を刎ねようかと思ったが」
「頼りにしているぞ、ルリハリ殿」

――――やはり『切り捨てる』、という選択だけは間違いなのだろう。
君主として、人として。
そればかりは、考えるまでもないことだ。


293キリ/牧田切緒 :2020/04/15(水) 22:58:45
「……」

「仕事の時間ですね?」

銃の準備は既に出来ている。
牧田切緒の戦闘態勢、即ち蜂の巣の構え。
ここにいる人々と接するのは自分の仕事ではないだろう。
この身は剣であり、敵を穿つ銃弾そのものだ。

「……必ず、お役に立ちますよ。ベアトリクスさん」


294ベアトリス・ヴィーディン :2020/04/15(水) 23:11:43


「礼ならば私ではなく、陛下に言うといい。」
「結局の所、陛下の裁可なくしては成立しなかった話だ。」

「なので、その、何だ―――」
「“未来の領主様”というのは、ちょっとよろしくないな。後で訂正しておかねば。」


現状で私が領主となるケースは、現領主が死ぬか、領地を裏切るか、或いは穏便に独立するかの三通りしかない。
そして現状、私はそのどれも選ぶ予定はない。周りがどう思っているかは知らんが。
なのでまあ、その、なんだ。“未来の領主”というのは、こと私に限って言えば少々不吉なわけだ。
勿論、周囲が受けるイメージもよろしくないだろう。やはり後で訂正しておかねばなるまい。


「―――ともあれ、こちらの盤面は整った。」
「それでは諸君、征くとしよう。」


砦の情報、兵の情報。両方あれば、地の利はある程度まで抑えられる。
あちらが盤面を整え切る前に駒を進め、敵陣に攻め入るとしよう。


295赤竜童子 :2020/04/17(金) 21:59:33
「砦も人数も調査済みのはだかんぼうやねえ。」
「勝ち戦みたいなもんやね、ひっくり返したいなら・・・化けの皮剥がんとなあ?」
「ロードもなしにこんなところに根城を張る・・・ただの山賊風情なら命知らずのアホや、け、ど。」

「はてさて鬼が出るか蛇が出るか・・・」


296『森の盟約』 :2020/04/17(金) 22:48:09
邪紋使いの村人たち:
「あぁ、スィル様には感謝してもしたりねぇさ」
「いずれ領地が大きくなっていけば、ベアトリス様も村を治めらるのでは?」ヒソヒソ

ルリハリ:
「……えぇ、任されたわ!」

「みんなも気が早いわ。まずはこの戦いで少しでも御恩をお返ししましょう」
「“――暗がりの小人よ、土の香(か)よ……”」

ルリハリが呪文を唱え始めると、辺りに茸の胞子が立ち込めて、
見張りに立っていた盗賊たちが、うつらうつらと舟をこぎ始める。
エルフ流の【スリープ】の魔法のようなものだろう。

「むにゃ………、ンムッ!?て、敵襲――――――」

樹木じみた外見で風景に溶け込んでいた邪紋使いの村人たちが、
見張り共の元へと忍び寄り、組みついて首を絞め落とす。
盗賊たちと村人たちの間で、戦いが始まった。

ルリハリ:
「さぁ、今のうちに!」


297『森の盟約』 :2020/04/17(金) 22:57:06
ベアトリスたちが砦の敷地内に踏み込んでゆくと、
そこには数十名もの盗賊たちが、隊を組んで待ち構えていた。
一段高い城壁の上には盗賊騎士・ブライストの姿がある。

ブライスト:
「よーこそ、ようこそ。随分とお早いお付きですな、皆様方」

「なるほど、これほど少人数の部隊であれば、
 オレたちが動き出すよりも早く、森の中を移動してこれるのも道理だ」
「しかしヴィーディン王もバカなことを……その程度の人数で、オレ達に敵うとでも思ったか」

さっと片手を上げ仲間に合図を送るブライストだったが、
数秒ほど間をおいて――その表情に困惑が浮かぶ。

ブライスト:
「外の隊の動きがねぇ。こりゃあ一体全体どういうことだ」

側に控える獣人の部下:
「グルルル……ブライスト、砦の外から〈はぐれ村〉の腐れどもの臭いがする」
「それに、ヴィーディン兵どもの中に妙な『臭い』が混じっている」
「竜だ!一匹は『鉄の竜』、そしてもう一匹は『この前のヤツ』だ!」

ブライスト:
「なんだと?」

ブライストの視線が、バイクに乗ったキリ。そして赤竜童子へと向けられる。

   A    B    C   D    E    F   G
┌──┬──┬──┬──┬──■──┬──┐
│__│__│__│__│__■__│__│1
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


298ベアトリス・ヴィーディン :2020/04/28(火) 22:40:55

G-3から、状況の推移を睥睨する。
『この前のヤツ』『首を刎ねた』―――連中は確かにそう言っていた。
どうやら連中、何か知っているようだが―――まあ良い。今は問題ではない。

仮に最悪の想定が的中していれば、なるほどアレは紛うことなき重罪人やもしれぬ。
場合によっては、途方も無い爆弾になりかねない―――が、そもそもここで負けてしまえば、何を論じようが無意味だ。
故に、その辺りは勝利した後でゆっくり追求するとしよう。目の前の明確な敵を捨て置いて論ずるような事ではない。


「うむ。歓待痛み入る。流石に後手も後手とあって、取り得る手一つ吟味するにも難儀したものだが。」
「その甲斐あってか、どうにか盤面を整えるくらいはできたと自負している。後は駒の質比べといったところだ。」


敵方を過剰に高く見積もるつもりはないが、これでもなお数的有利はあちらのものだ。
故にこちらは、質であちらを上回らなければならない。
ブライストは聖印を持つ騎士である。更に副官のワータイガーも手練と見るべきか。
そして雑兵の兵団が2塊ほど。多少渋く見積もって―――概ね互角。可能な限り渋く見積もって、やや不利と言ったところか。


「さて、軍団諸君。ここから勝利を掴めるかは、軍団の質で敵方の数的有利を覆せるかに賭かっている。」
「各々職分を果たし、可能な限り生還せよ。以上だ。」


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2 【セ】彼方への郷愁【銀剣のステラナイツ】 (Res:40)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1『監督死魚』 :2018/10/18(木) 02:21:39

――――異端の騎士が現れる。
心と願いを歪ませた、星喰の騎士が現れる。

此度の決闘、願いの決闘場に咲き乱れるは、黒きヒルガオ、紫のバラ。


そして舞台の中央に咲くは、一輪の歪な黄色のアネモネ。



            銀剣のステラナイツ――――『彼方への郷愁』




願いあるならば剣をとれ。
二人の願い、勝利を以て証明せよ。

34フゥ・フィウ・ユメライ :2018/12/23(日) 01:19:21

「いいさ! 弱さを見せてくれるなんて、
 それはパートナーとして凄く嬉しい事だよ」

くすくすと笑いながら、ただ立っていた。

「もちろん守るよ。
 マクアくんは、体が大きいからねえ。
 盾になったりは出来ないけど、
 だけど、マクアくんを守る風になるよ!」

シースは、ブリンガーの力となる。
自分の体は小さいし、マクアくんは大きい。
けれど、心の大きさはきっと、同じくらいだ。

――――きっと、ぴったりな力になる。

「お互いの弱い所を知って」

「お互いを守り合えるんだ!」

「それがきっと最高のパートナーで」

「――――『ステラナイツ』だ!」

だから笑った。

「うん……戻ろう」

「そして、帰ろう。いつか。絶対に」
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35『監督死魚』 :2019/01/11(金) 00:17:30








                         【暗転】







.


36宍戸 香音 :2019/01/16(水) 23:41:34

アーセルトレイ上層部、遊園地跡地。
かつて家族や恋人たちで賑わっていたそこは、今やひっそりと静まり返る無人の廃墟である。
色褪せた塗装がところどころ剥がれ、錆の浮いた遊具は、どことなく不気味な印象を与えるだろう。

平日の昼間。宍戸香音は小さな花束を携え、この閑散とした遊園地跡を訪れていた。
学校は、病欠 (という名目のサボタージュ) 。自分の立てるもの以外は、風で遊具が僅かに軋む物音ばかり。
少し寂しいが、ひどく落ち着く。

中央広場の片隅。
いくつかの花束が供えられた所に、持ち込んだ花束をそっと置く。
時を経てもなお変わらぬ焦げた地面は、当時の惨劇をありありと思い出させる。

「この間、昔の友達に会って……少し、昔の話をして。」
「……いつもみたいに、あいつに纏わり付かれてさ……」

「……人と関わらないって、難しいね……なんて。」
「お父さんも、お母さんも、怒るよね……ごめんね……」

誰にともなく、ぽつりぽつりと呟く。
ここにいない誰かへの、一方的な言葉。
奥底に溜まりに溜まった―――弱音。

「でも、今更どうしようもないじゃん。酷いこと沢山言ったし……嫌なこと沢山してきたし……」
「どうすれば、良いのかな……どうすれば、良かったのかな……」

ここは、宍戸香音の両親が死んだ場所。
たまたま落ちているカバンを見つけた人が、係員に届けようと手を伸ばした場所。

―――それが、爆弾だとも知らぬまま。


37有明 刃 :2019/01/31(木) 23:06:44


――――――――学校に、カノンの姿が無かった。


彼女のクラスに顔を出せば(カノンのクラスメイトは「いつものこと」で済ませてくれる)、病欠だという。
……心配だった。
昨日の今日だ。
本当に病気でも――――そうでなくても。
だから早退して探した。
家にはいなかった。
だから色んな場所を探した。
探して、探して、探して――――――――

「(……ここ、か)」

あちこち走り回って、息が荒い。
肩で息をして、流れる汗を拭って。
視界の先で死者を悼む、カノンを見つける。
誰の墓かは……きっと、言うまでも無いのだろう。

――――彼女の視界の外で、しばらく待つ。
“家族との話”が済むまでは、そうしているつもりだった。
……踏み込むべきではない、と思った。
それを言ったら、最初から全てがそうなのかもしれないけど。
それでも――――人の花壇に土足で踏み入るのは、許されないことだ。

……くぅ、とお腹が鳴った。

「……お昼ご飯、まだだったな」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


38宍戸 香音 :2019/02/07(木) 22:40:11

周囲と距離を置くようになったのは、その日から。
人の命というものは、時に何の前触れもなく、簡単に失われてしまうものなのだと。
そう、心に焼き付けられた時からだ。

親しかった人とは、まず物理的に距離を置いた。
上層を離れ、下層に下り、関わる機会そのものを極端に減らした。
いつか『過去の人』になり、忘れられてしまうために。

それ以外の人とは、そもそも関わりを避けた。
わざわざ寄ってくる物好きとも、とにかく距離を置いた。時には辛辣な言葉も吐いた。
やがて、ただ一人の例外を除いて、宍戸香音に好んで近付こうとする物好きはいなくなった。

「……はぁ……」

けれど。人の本質は、そう簡単に変わらない。
過去の友人に出会った時は、結局遅くまで話し込んでしまって。
まとわりついてくるアイツを振り払おうとする度に、自己嫌悪で潰れそうになって。
そうして身勝手な弱音を溢す度に、また自己嫌悪が募り、一人溜息を吐く―――

誰かの腹の音と、その主の独り言が耳に届いたのは、まさにその時であった。
接近する足音に気付かなかったのは―――それだけ、注意が散漫になっていたのだろうか。
何れにせよ、視線は自然に音と声の主の方に向き―――

「…………」

何か言おうとして、言葉に詰まる。
いつからだ、とか。どうして、とか。学校は、とか。
そういう在り来りなことの何一つ、自分の言えた事ではなくて。
いつものように辛辣な言葉を投げかけるのも、憚られて。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


39有明 刃 :2019/02/17(日) 22:13:43

「……………………あっちゃあ」

自分の額を叩く。
……お腹の虫が鳴ってバレるの、相当恥ずかしい奴だぞ!
そんなに常時腹ペコキャラってわけじゃないんだけど、まぁあちこち走り回ったからかな……

というより、目下の問題はカノンに気付かれてしまったことか。
彼女の中で“一区切り”がつくまでは、待っているつもりだったのだけれど。

「あー…………はは」

苦笑して、右手が所在無く動いて。
気まずい。気まずいよね。ごめん。
いやどうしたって気まずいのは避けられなかった気もするんだけども。
でもそこはほら、程度の問題があるじゃないか。
責任、僕にあるよね。
わかる。わかるとも。
そもそも僕はカノンに会いに来たわけで、なんら恥じることも躊躇うことも無いはずだし。

とりあえず――――――――うん。

「……お腹、空いてない?」

僕は指で、近くのベンチを指し示した。


40宍戸 香音 :2019/02/26(火) 23:07:20

「………………はぁ……」

さっきとは違った理由で、溜息ひとつ。
言いたいことは色々あった。
しかし、なんかもう、色々馬鹿らしくなった。
どうせ何言っても、無駄にポジティブに受け取られるだけだし。

「……今腹空かせてるのは、あんたでしょ。」

正論の刃でチクリと刺しつつ、ゴソゴソと鞄を探る。
取り出したるは、ラップで包まれたわかめご飯の塊。
要するに、おにぎりである。昼に食べようと思って、完全に忘れていたものだ。
どうせまだあるし、余らせても勿体無い。無理やり押し付けて、無駄に不機嫌そうにベンチに腰掛ける。

「…………喋ってなきゃ、死ぬのかと思ってた。」

それだけ呟くと、2個めのおにぎりを開封し、おもむろに齧り付く。
事あるごとにパンを食わそうとしてくる輩には複雑かもしれないが、そのへんは黙殺することにした。

……まあ、なんだ。
常に何か喋ってないと死ぬような奴が、頑張って静かにしてたんだ。
静かにできた分くらいは、付き合ってやってもいいか。
そんな気まぐれを起こすくらいには、疲れていたのかもしれない。


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3 【場】『1銀貨物語』【SW2.5】 (Res:168)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1エキストラさん :2018/10/08(月) 22:29:09
 三本の剣によって創造された世界ラクシア。
この世界では神代の昔から、調和の神々の祝福を受けた「人族」と、
荒ぶる解放の神々を奉ずる「蛮族」との果てなき戦いが続いている。

 先の魔動機文明を破壊した〈大破局〉から数えおよそ300年。
辛うじて勝利を収めた人族が、再び生存圏を広げ始めた復興と開拓の時代に、
未知の闇を切り裂かんとする『剣たち』が存在していた。

 弱き人々の代わって武器を取り、ある時は開拓地を襲う怪物を退け、
またある時は前文明の知識と技術を求め遺跡へと挑む。

                       ・   ・
 開拓の先駆けとして、自ら危険を冒す者――人は彼らを「冒険者」と呼んだ。

162『奪われた頁』 :2019/01/06(日) 22:57:53
《かばうⅠ》発動!→シールドフッド(防護点:5) → HP:18
「グギィッ!ゲッケケケ!」

木戸の盾を持つフッドが横から飛び出し、フーグルをかばった!
放たれた太矢は木の板を貫通するが、ダメージはほとんどない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●第2ラウンド・表
敵軍後方エリア:なし

             ↑
敵前線エリア:コボルド(HP:6)、シールドフッド(HP:18)、フーグルマンサー(剣)
味方前線エリア:ベル、ベイブルース
             ↓

自軍後方エリア:レンラー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●敵の攻撃
・コボルドはベルに近接攻撃!(命中7-1)
・シールドフッドはフーグルマンサーに《かばうⅠ》を宣言しながら、ベイブルースへ近接攻撃!(命中12-1)
・フーグルマンサーは「△機動飛行」で飛び上がりながら、ベイブルースに近接攻撃!(命中10+1)

★ベルは1回、ベイブルースは2回攻撃を回避せよ。


163ベル・モットー・オリバ :2019/01/07(月) 01:12:29
「っったぁ!」

SwordWorld2.0 : (2D6+3) → 7[1,6]+3 → 10


164ベイ・ブルース :2019/01/09(水) 23:25:25
この距離で回避は厳しいぞ・・・!

回避判定!
SwordWorld2.0 : (2D6+3) → 3[1,2]+3 → 6
SwordWorld2.0 : (2D6+3) → 5[3,2]+3 → 8


165『奪われた頁』 :2019/01/09(水) 23:32:18
コボルドの反撃を難なく交わしたベル。
しかしベイの方は……

フッド打点
SwordWorld2.5 : (2D6+2) → 4[1,3]+2 → 6
フーグルマンサー打点
SwordWorld2.5 : (2D6+2) → 6[1,5]+2 → 8

蛮族たち:
「シャシャシャアッ!」「グルルラッ!」

木戸の盾を構えたままフッドが体当たりをかましてきた。
続いて飛び上がったフーグルの杖殴打が、ベイの背中を打ち据える!

★2ラウンド目・裏(冒険者の手番)


166『奪われた頁』 :2019/02/13(水) 22:19:50
★現在は2ラウンド目・裏、冒険者の手番だ。
レンラーは攻撃を待機するというから、残りの2人が攻撃すればいいと思うぞ!


167ベル・モットー・オリバ :2019/02/14(木) 00:18:42
シールドフッドに対して強化した<投げ>

SwordWorld2.0 : (2D6+6) → 11[6,5]+6 → 17

「重心が……!」

SwordWorld2.0 : KeyNo.10c[12]+3 → 2D:[1,2]=3 → 1+3 → 4


168『奪われた頁』 :2019/02/14(木) 00:25:55
シールドフッド(防護点:5) → ダメージ0(HP:18/転倒!)
「グ……グギュ!」

ベルの組み付きはフッドの持つ木戸の盾で防がれてしまうが、相手を引き倒すことには成功した!
守られているフーグル達の顔にも、焦りの色が浮かび始めている。


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4 【記】ブーケトス会場【銀剣のステラナイツ】 (Res:27)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 4
1『監督死魚』 :2018/10/18(木) 02:37:31

「はぁ、今日も素晴らしい演技だったわ……ブーケを受け取ってちょうだい!」

                            ――――ある劇場の一幕

21死魚@観客 :2018/11/15(木) 01:40:32
【セ】彼方への郷愁【銀剣のステラナイツ
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/24

> 華やかな絶望。密やかな希望。
> これほど対象的な二人も、そうそうないだろう。

ワイトもそう思います。(1点)


> そりゃあ、いつかは世界も滅びるだろう。けど、それがいつかはわからない。
> 人だって、いつかは必ず死ぬだろう。けど、それがいつかはわからない。
> だからこそ、人は懸命に生きる。それは、俺の故郷も変わらない。
> だが、しかし。それがクソッタレな怪物のせいだとするならば、これほど腹立たしい事もない。
> 当たり前に生きて、当たり前に死ぬ。そんな、当たり前の人生を思うことすらできないなんて―――俺には、許せない。

ここすき。(1点)
ヒーローなんだなぁ。しにうを


> 永遠に残る、輝かしいものを残したい。それが、二人の願いの本質である。
> ただ、残したいもの―――輝かしいと思えるものが、少しばかり違うだけ。
> 俺にとっては、それが平和な世界で。彼女にとっては、自分の残した芸術を語り継ぐ誰かである。それだけだ。
> 形は違えど、何かを残す事―――それを受け取る、他の誰かが存続する事を、二人とも望んでいる形になる。
> なら、折り合いはいくらでも付けられる。

ここ相互の価値観の落としどころをうまく見つけたテクさポイント。(1点)


>「ありがとう、お嬢さん。」

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


22死魚@観客 :2018/11/15(木) 01:49:06
【セ】彼方への郷愁【銀剣のステラナイツ】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/25

> 「そうだね…………こんな機会じゃなければ、
>  少なくとも一緒に踊る事はなかっただろうし、
>  それに、一緒になって戦う事も無かったと思う」

『踊る』っていう表現が良いよね。(1点)


> 正反対。郷愁する過去も、目に見える景色も、辿り着く未来も。
> 未来も――――そうではない。未来だけ不思議と、近い気がした。

ここすき。(1点)
パートナーなんだなぁ……希望と絶望のステラナイツ……


> 私は絶望の『紫のバラ』。
> 焼野原より、穏やかな草原にこそ似合う花。

> 全ていずれは散る身――――だけど、それは今のはずがない。
> なにかを残すまで。残すための未来を創り出し、守るまで。
> 恒久の平和が約束された、幸せな未来――――そこで鮮烈に咲き誇るため。

あーーーーーーーーーーーーーーーーここすき。(1点)
なんやかんや言いつつこう、輝きに魅せられてる感じがいいよね……いい……


23死魚@観客 :2018/11/15(木) 01:50:57
>>16-22
(合計27点)


24アッサ@観客 :2018/12/03(月) 23:44:39
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/10
>『どうせ他所でも同じこと言ってるんじゃないか』とか思っちゃうわけだ。
>いや、私は別に嘘で全く構わないけど。
>他所で同じようなことしたり言ったりしてても、全然構わないけど。

かーーーーーーわーーーーいいーーーーー(2点)

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/13
>「やめる理由はどこにも無い――――うん」

>「やめる理由はどこにも無いぞ、僕」

口にした自分の言葉を反芻し、己の中の熱を高める青少年!(2点)

静かな夜の喫茶店という「静」のスタートから、
心の振り子の揺れ幅と熱が大きくなってゆく様子を描いた幕に追加のブーケを!(4点)

(※合計8点)


25不動@観客 :2019/01/03(木) 23:35:13

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/27-28

> アーセルトレイに、海はない――――初めてそのことを知った時の奇妙な喪失感を、今でも覚えている。

> 世界の果ては水平線ではなく、壁。
> どこまでも続き、人々を身守り、慈しみ、恵みを与え、時に牙を剥く、あの母にして父なる海は、もう。

> コンクリートで塗装された街を歩く度、言いようのない感情がこみ上げる。
> 吹き抜ける風から潮の香りがしないことに気付く度、自分は失ったのだということを強く自覚する。

元の世界との相違点が大きいと、馴染みにくいよね。(3点)


> 岩場に腰かけ、潮風を受ける。
> この瞬間だけが、彼の心を慰める瞬間だった。

> 「…………そんな、幸せな夢だった」

あの幸せな日々はもう帰ってこないんやなって……(2点)


> 「なにせ、わたしは肉が好きだからね。
>  見て。ウミってやつにいるというのに、
>  ウシってやつの肉を買ってしまったんだよ」

ははーん、君さては語感だけで喋ってるな? (1点)


> 「わたしは肉ばっかり焼いてしまうんだけど、
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


26不動@観客 :2019/01/03(木) 23:35:59

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/29-30

>「――――――――潮の香りが、しないんだ」

> まるで、『世界が敵になってしまった』みたいだった。
> ……いいや。
> あるいは最初から……世界が味方だった時なんて、無いのかもしれないけれど。

????「お前が世界の敵になるんやで(ニッコリ)」 (2点)


> 「わたしには最初から分からないけれどさ。
>  マクアくんがそう言うなら、きっと無いんだね」

多分それ君も草原の風とかわかんなくなってるやつだぞ。(1点)


ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1539796899/31-32

> 「あと何回勝てばいい?」
> 「いつまで……いつまで戦えば、俺は故郷に帰れる? フゥは故郷を取り戻せる?」
> 「いつか俺たちが夢を叶えた時――――俺たちが覚えている故郷は、本当に俺たちの故郷だったもののままなのか?」

> 何もかもにせものの世界でも、
> わたしとマクアくんは本物だ。

> ・・・もしかすると、わたしとマクアくんだけが。

ほー、いいじゃないか。こういうのでいいんだよこういうので。(2点)
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


27不動@観客 :2019/01/03(木) 23:37:23

>>25-26

計15点。


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5 『アユタヤ・デイブレイカー』 (Res:301)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 5
1GM :2018/06/09(土) 00:51:37
タイ王国首都・バンコク北部にて神話災害が発生。
象の脱走、人工衛星との通信断絶、川の急激な増水……、
相次ぐ異変の原因を求めて神子たちは、北の絶界へと向かう。

絶界に踏み込んだ一行が目にしたのは、豊かな水流れる「失われた太陽の王国」
そして、東西に分かれ終わりなき戦いを繰り広げる、アスラとサムライたちの姿であった。

戦場駆けるは白き象騎兵。
日輪穢すは絶望の闇。
この国に新たな夜明けをもたらすのは誰だ?

神話創世RPGアマデウス『アユタヤ・デイブレイカー』
――――これは、君と神が紡ぐ物語。

295GM :2018/09/28(金) 23:36:40
          , 〃 イ     <二=-
        // /          ニ=-
      {/      \\\\≧ 、
      レ      ヽ   、ヽ} }ヽリ.:.:L_
        }      {  V  リ r;:.:;.:7..:.:   |       ヨグ=ソトース
    _/       ヽ  Vリ   ̄     ハ_ ,、     「ずっと以前から、そしていつまでも」
   {イ/ j /      \}           〃`
   //       , ‐、  ヽ  ハ           }    「“この宇宙はアザトースが見ている夢である”」
   リ        { r‐ヽ、   /  ,
      |   、   ヽ` r==/    ,     _ノ
    |  j    ヽ     ̄ 7     ’=‐   ̄
    ヽ |    ヽ \   /       V_」_      「〈古都の民〉であり、〈公園の象使い〉であり」
     ハ  |  \ ヽ/        V ハハニ= 、   「〈アスラ〉であり、〈サムライ〉であり……」
      ヽ」 、 \`'           _\ 」ヽ} >|  
        \ヽ/         z≦三三 三 ヽ、」          ヨ  グ  = ソ  ト  ー  ス
         く    _ -==ニ三三三 三三      「〈インドの寺院に彫りこまれた手足と頭を多数備える彫像〉を揺さぶる者である」
          \/三三三三三三三三三三三三ヽ
           「三三 三三ハ三三三三三三三三∧
           |三三三三ハ三三三三三三三三三∧

「……太陽神スーリヤがいたのは、インド神群の聖地のメール山の中心部」
「神のなりそこないのアスラごときが、そう易々と襲える場所ではあるまい?」


296GM :2018/09/28(金) 23:50:17
アザトース:                   スリヨータイ
「『太陽(スーリヤ)』で『初めて(ウタイ)』―――夜明けの王妃」
「この国で最も信仰を集める、献身の英雄の復活……それが私の望むところだ」

「もう少し言うなら、白象王チャクラパットとスリヨータイ王妃が生き残り、
西から侵略していたビルマ軍に勝利し、アユタヤ王朝が続いてゆく歴史というのに興味があった」

「アユタヤ……黄金の揺り篭……完全に復活していればよい寝床となったことだろう」
「宇宙の始まりから使っている今の『寝床』には飽き飽きしていたからな」


297 異幸 ダモクレス :2018/09/29(土) 00:03:08
「貴様・・・やはり彼女を利用して悪巧みを!!キエエエエエ!!!」

バシイ!!

「グワアアアアアアアアアアアア!!!!!!?」

丸太で殴りかかるがやはり神!ダモクレスの丸太を左足薬指一本で受け止めて跳ね返された!!

「くそっ、まだ俺では奴には届かないか・・・だが貴様の思い通りにはさせんぞ!!」
「人は暴力によってのみ生きるのではない!!見ろ、これが人類の力!!」

だがそんなことでくすぶってるダモクレスじゃあない、邪鬼の野望をくじく為ならなんだってやってのける命知らず!
そう!!象を抱えてこの場を離脱することだってやってのける!それが特攻野郎ダモクレス!!

「逃げるぞウタイ!!大丈夫だ、俺が付いている!」
「お前をあのような目には合わせない――――キエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」

そして怪鳥のごとき鳴き声をあげながら、国立公園を離脱に入るぞ!


298GM :2018/09/29(土) 00:11:29
アザトース:
「アハハハハ。バカめ、邪鬼の一体を倒した程度で神になったつもりか」
「私の神子とはいえ象一匹を抱えて逃げ切れるはずがない」


             -≦ ̄了三三 ≧ 、
                ´  ̄ ー―‐ 、 ニ\
            ー――~~~~-\二 ヽ
            \ ニ二二二二ニニ\二∨/
                  \ニニ二二ニ二二l ̄ ̄≧ー 、
                  ≧三ニニニ /,イj! ィ´辷,_  ∨
                     ̄ ̄ 7//ニ》〃´ヾ彡ノ  八
                    / ´ ̄ /.::!r_、' `ノ、ィ 1
                  、≦!   / .::::::.≧ーチ"   ,
                ∠1:::::.∨    ̄ ̄ 7/≦   /   「すぐにでも、追い付いて―――――――」
   r≦三ミ 、        、イ二八::::::.ヾ /′ /二ニ≧ィ′
   `¨¨、二二\     〃二二ニ\、:::.\_ /ニrミニニ;
       \二二`ー― | 二二二二≧、ィ、ニニノ ノ,ニ∥
       \ 二二二j{ ニニニ/ニ/  ̄ ̄´/ニニオ
         ー―‐yニニニ/ ¨´   _ ュ≦ニ二/
            / 二二∨    三  V/ィ"
           /ニニニ/       ´ ̄ ¨´
        > ニ二二 ィ’
      > ニニニ>'"
     、´ニニニ>"            < ズ ルッ
   ∧∨三イ
    { //
   じ′


299GM :2018/09/29(土) 00:12:14
                                     ::.:.、ヾ人人∧人_∧人∧_人 _∧从_/,
                                     ::.:.:)                   >
                                     .:<  なんだここは  滑るぞ!! >
                               , -―=:.、 .:::::<                    (
                            ,  ,  ´ /`)ノ::. : .´^Y ̄∨ ̄∨^Y^∨⌒Y^YY^Y `
                             / /  / / . ' ,
              _,、          / /   / /
             ノ / ヽ        / ,:'  / /
            ; | |        / /  /  /      _/\/\/\/|_
            |  |   、     /  '  /  /      \         /
            l  丶  \__,. イ  /  /  /       < バナナ!? >
             丶  丶---一/  /  /  /l        /         \
             \    /   〃  /  '|       ̄|/\/\/\/ ̄
               > '´    /!       ! |\_,,.. -‐ ´    _(
     />、 __    ´      /. .::|   l  |八   人人人人人人人人人人人人人人人人人人
   _ /ノ )            /  ::::|   |  ',\ <                             >
  く;;;;;Y/⌒` ー-   __,,.  '´     ',   ',  ',  <  これはさっき私が食べたバナナの皮か!! >
  └'^                  ヽ  ヽ  ヽ <                            >
                        \  \ \ Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y`Y``
                              \  丶 |
                           丶 _,ノ




          (       /   !        ー=≦_三 二 二 ニ ― - _   )
  ー|┐ヾ  (       /    |        /_ ―_ニ二三 ニ ―- _ -  )  ー|┐ヾ
   ノ、|    (,     /      l!   __ ―..ィ´ ,r=ミ、; ; , ーニ二二三フ  )   ノ、|
         (  /        /1ーニ>''´   、:::0::} ; ; , ―≠三 二―  )
  ‐匕_     (≧'        /.:::| /     r― ≧ル ; ; ; :_ーニ二三二フ )   ‐匕_
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


300GM :2018/09/29(土) 00:15:01
.     , -----.、
  /      \    ______
 /      / ̄ ̄ ̄\        `\
      \{/   ̄    ∨ノノ    ノノ   \
..    -/   ==ミ     } ̄ ̄ ̄     ̄ ̄\
     /      __    }       __ ノ
....   {===ミ Y f二エ  } /      ---- /
...゙\__/====ミ ∨ニニノ/ /       ---/
.   /====ミ        〉\     }/\          ヘ
  /====ミ         /\ \}_}_/  /‘,    /´L-ノ _ノ´ _
...゙/{====ミ /フ===イ ̄            ‘    ム一‐フ / < ノ
...{ノ{====≦イ===      /    ==ミ}=ミ  }      / く
.......{====イ} f⌒}       {     ==ミ}    :}    // `L>
  人===イし'  }      人_   ==ミ_}    :ノ   L/ヽ
   \=イ____ノ       { _______}  /      ;-‐‐ヽ
          {   \   =ニ{   ====V/        `‐--´  ,__
         {     ∨ =ニ{   ニニニ∧            //
.           {      }_____∧  ニニニ}\__        //
.          {     .}  /{∧ =ニニニ}\__}三     //
      ‘  __; ,┫┃__;┃; /L・ ;’,・  ,  //
  ・  ・ ,‘ 川,;i__|i;‘:||`i!‘・/ヽ'´‘ ・,“;‘     ̄
  ━ ; , : 辷::i|:i:|ト、; |Vヘ /:::/:‘;; ・’  `  ..
   ・  ”… ;‘`≧x:::ヽj:::::::{:::::{、__/{ィ . ‘,‘” ・ ‥ .
 ̄ ̄`i´ ̄ ̄ ̄} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄丁 ̄ ̄ ̄ ̄`ーr-----、_
   |     〈 r' {       〈  /ヘ   
  、 」     八 4、     Y j/   
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


301GM :2018/09/29(土) 00:35:09
【経験値処理】
怪物に勝利した(80点)+
冒険を成功させた(50点)+
任務を達成した(20点)+
親神の子にふさわしい活躍(10点)=160点+琴線


PC1緒方 恭弥―――――170点
PC2風見鶏 明日香―――――170点
PC3小美―――――180点
PC4異幸 ダモクレス―――――160点


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6 【セ】貴婦人焦がすは鉄の檻【ドラクルージュ】 (Res:131)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 6
1DR死魚 :2017/12/06(水) 23:01:06

貴卿らがいかなる騎士であるか、こと細かに問いはすまい。
また、その必要もないであろう。
故に此度の発端を詳らかにするのであれば、事はさほど複雑でもない。

即ち、貴卿らはある女騎士に救いを懇願された。
不徳の騎士、のさばるも我が力及ばず。
どうか我が姉を救うため、力添え願いたい、と。

不徳を討つは騎士の定め。
騎士道に則り、貴卿らは不徳の住まう『ゲヒェンリッヒ城』へと向かう事にした。



常夜国騎士譚RPGドラクルージュ――――『貴婦人焦がすは鉄の檻』


今宵、貴卿らを常夜へと誘わん。

125『貴婦人焦がすは鉄の檻』 :2018/07/03(火) 05:01:30

「「……さようなら、領主様」」

乙女らの最後の呟きは、如何なる想いが込められたものか。
黒山羊が、喚き散らして地獄へと。
亡者獄卒の無数の腕が、堕落の獣を掴んで離さぬ。

【アイアンサイド卿】
「嫌だ……!」
「私は、嫌だァッ!」

【マルグレット公】
「残念ですが――――」
「汝、罪有り」
「地獄への幽閉を、執行します」

獣の怨嗟の叫びごと……地獄は、深く飲みこんだ。
重々しい音を立て、地獄の門が閉まっていく。
後に残るものはといえば、血塗られた玉座があるばかり。
……堕落者は、地獄へ堕ちたのだ。

【マルグレット公】
「…………お疲れ様でした」
「堕落者を見事に討ち取った貴卿らの名声は、未来永劫語り継がれることでしょう」

マルグレット公の淡白な称賛が、どこか場違いに響き渡った――――


126”艶福卿”コンラッド :2018/07/05(木) 23:34:34
「手間を取らせました」

コンラッド卿は静かに礼をした。
地獄の中を垣間見たものの、彼の心に揺らぎはない。
自身もあそこに落ちるのかもしれないという不安はない。
潤い、満たされた心に影の差し込む隙間はない。

「……さて、では、帰るとしようか」

「貴卿らはどのようにする?」


127“月蝕卿”サーラ :2018/07/06(金) 00:07:46

処刑が執行される中、無数の使用人らが具現化し、手際よく民らを戒めから解き、穢れを掃き出す。
かくて執行終わりたる頃には、堕落者が宴の残滓は、今や玉座の血痕が残るばかり。
堕落者は繋がれた。もはや、民らが脅かされる事はない。

「―――勿体無きお言葉にございます、閣下。」

サーラ・ヘルロット・フォン・カルンシュタインは考える。
猟犬に誉は不要。ただ餌があれば、それでよい。
故に、称賛にはさほど関心を抱かない。或いは、抱けないのか。

ともあれ、ただ一点を除き、一通りの掃除は完了した。
ただ一点―――血塗られた玉座を除いては。

「―――畏まりました、旦那様。」

ちらり、と。血塗られた玉座を見遣り。
ちらり、と。姉妹を見遣り。
そして、まるで何事もなかったかのように、涼やかに応じる。


128『貴婦人焦がすは鉄の檻』 :2018/09/20(木) 00:40:18

【リネット卿】
「そうですね……どうしましょうか」

【ライネット卿】
「領主がいないまま、というわけには行きません」
「民のためにも……新たな領主を見つけなければ」

ふと視線をやれば、既にマルグレット公の姿は無い。
次なる罪人を裁くため、遍歴の旅に戻ったのだろう。
あのお方は決して一か所に留まるということを知らぬ。

【リネット卿】
「……我々は……強制的な叙勲から、まだどれほども年月を経ていません」
「私に至っては夜獣」
「私たちが領を治めるというのは、いささか難しいことでしょう」

彼女らは確かに騎士ではあるが……その心根は、およそ民に等しい。
貴族としての務めを果たせというのは、いささか酷だろう。

【リネット卿】
「ですから――――――――」

リネット卿の瞳が、そっとコンラッド卿を捉えた。
捉えて――――遠慮がちに微笑むと、瞳は姉へと向けられた。
言いかけた言葉があった。
その言葉は、そっと乙女の胸の内に。

【リネット卿】
「――――代わりを探すことにいたしましょう」
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


129”艶福卿”コンラッド :2018/09/20(木) 01:02:39
「そうか、であればこれ以上私が口を挟むこともあるまい」

「とはいえ、何かあれば我が領主へ文を出されよ」

「すぐに馳せ参じる」

柔らかく笑む艶福卿。
しなやかで強く、そして優雅であれとする心。
それさえあればどんな道も光がさす。
彼はそう信じている。

「行こう。サーラ」


130“月蝕卿”サーラ :2018/09/20(木) 01:16:16

彼女らには、領地を治めることは難しい。
しかし―――それでも、領地に騎士は必要だ。
故に彼女らは、この地を離れることはできない。

「騎士と異端に時の枷はありません。」
「縁あらば、またお会いすることもあるでしょう。」

「―――それでは、またいつか。」

最後に一つ、礼をして。
静かに身を翻す。


131『貴婦人焦がすは鉄の檻』 :2018/09/21(金) 01:40:18

【リネット卿】
「……ええ、またいつか」

【ライネット卿】
「本当に、ありがとうございました」

【リネット卿】
「またいつか――――またいつか!」

乙女たちは静かに手を掲げる。
その手の内には、具現化にて生み出されたいくつもの花弁。
騎士と従者の出立を祝福するように、花弁が高々と振りまかれる。

騎士と異端に時の枷は無く――――それ故に、悠久に果ても無く。
またいつか、と。
その言葉に、どれほどの祈りが込められたものか。

花弁が舞う。
貴卿らが呪われた城を後にして、やがてその城が見えなくなるまで。
風に乗った一片の花弁は、遥か彼方まで貴卿らを見送るのであった――――――――



                           ――――――――――――【終の幕、閉幕】


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7 『ヒーローズ・アカデミー』 #2 (Res:522)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 7
1『ヒーローズ・アカデミー』 :2018/01/17(水) 23:24:10
―――2スレ目。

前スレ:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1503929936

516照沢るうど『ミス・セカンド』 :2018/05/17(木) 23:23:42
「うんうん、散々遊んだけど終わりが近づくと寂しくなるよね」
「私も“バカンスでやることチェックリスト”の残り2割、コンプリート間に合わそうだし」

新たな環境への不安、大きすぎる力を持つ者の孤独。
セカンドもカレンと出会えたことで、そういったものを多少は理解できるようになったし、わざわざ口にしないということも覚えた。
カレンの頭を撫でてやる。

「でも大丈夫!来年も同じメンバーで来れるでしょ!」
「赤点取って補習が夏休みまで食い込まなければね」


517『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』 :2018/05/17(木) 23:47:58
カレン:「ありがっとー……」

涙をぬぐうカレン。

カレン:「あ、赤点は大丈夫だもん! 全然、勉強できるし! ほんと、ほんとに、もう」

「……るうどはさ、蓮花とか花月のこと嫌い?」


518照沢るうど『ミス・セカンド』 :2018/05/18(金) 00:10:23
「ん~~~~~~~~~」
「ともっ、だち、だよ?」ギギギ

……結局、姉妹の鬼の研究については、カレンには喋ってない。

鬼だけでなくボルケーノまで呼び起こして皆を危険に晒し、
なお姿勢を曲げないことについては擁護できないが、
当の輝が許していることだし、早川も道を示してやろうとおせっかいを焼いている。

天上人的には「人類の可能性を信じてもう少し静観することにしよう」、みたいな?

「……ゴメン、正直ちょっとニガテ」
「友達に優先順位を付けるのは間違ってるって本には書いてあるんだけどねー」

みんなに公正公平なのが正しいヒーロー、正しい地球の在り方なのかもしれない。

でもセカンドにとって大切なのはカレンだし、良く知る同じ学校のみんなだ。
良く知るみんなが、危険な目にあうのは耐えられない。


519『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』 :2018/05/18(金) 00:24:37
カレン:「そっか……ありがと。それが嘘じゃないのは分かるから」

そういって笑う。
どこか寂しそうだった。

カレン:「結局あの時何があったのか全然教えてもらえなかった」

「でもなんとなく感じるんだ。あの二人の中に何かがいるのは」

カレンの鬼を彼女達が一部だけ取り込んだせいだろうか。

カレン:「皆に仲良くなって欲しいけど、でもるうどがそう思うならそれでいいよね」

「キライじゃなくてニガテでよかった。ありがと」

「……そうだ! バカンスでやることチェックリストってあと何が残ってるの?」


520照沢るうど『ミス・セカンド』 :2018/05/18(金) 00:44:51

「それも、焦らずゆっくり理解していく必要がありそうかな」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
良く知るみんなが危険な目に会うのが耐えられない。
つまり、あの姉妹はセカンドにとっては「まだ」良く知らないみんなだ。
………まぁ、これからということじゃないかな?

「チェックリスト・27『クローズドサークルなミステリーに遭遇する』」
「アレは直接殴りかかって来るタイプだったから、ちょっとジャンルが違う」
「チェックリスト・58『古代遺跡を発見する』……これはガンバレば、いけるかも」
「あと、それと―――――――」


521『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』 :2018/05/18(金) 00:55:25
カレン:「うんうん。それから?」

チェックリストを一つ一つ確認する。
まだ夏休みは残っている。
少しずつだがこなせるだろう……日常の範囲内で。

シーン15:『よくある夏休みの光景』―――END


522『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』 :2018/05/18(金) 00:57:13
獲得グリット12点。成長点12点をどうぞ。
お疲れ様でした。

『ヒーローズ・アカデミー/がんばれ鬼ヶ島』―――END


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8 『ヒーローズ・アカデミー』 (Res:1000)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 8
1『ヒーローズ・アカデミー』 :2017/08/28(月) 23:18:56
時は20世紀後半。
後に黄金時代(ゴールデンエイジ)と呼ばれる、ヒーロー達の最盛期である。

挑む子らの学園。
それは世界最大のヒーロー組織ガーディアンズ・シックスが設立した、全寮制の学園である。
その設立理念は、次世代のヒーローの育成!
教師はヒーロー! 校長もヒーロー! 卒業生もまたヒーロー! まさにヒーローのための学園!
キミたちは、そこへの入学―――即ち、ヒーローを志す学生なのだ!

―――キミたちは、まだ知らない。
これからキミたちを待ち受ける、数奇な運命を。

994春夏 冬『ナイトサムライ』 :2018/01/17(水) 00:12:17

「ああ――――俺たちは、同じ気持ちだ」

助け合う心……そう、これこそが一番大切なものなのだ……
自助努力とかそういう言葉はもうこの際脇に置いておこう……
なんか……そういうのは……今はいい……!

「その代わり――――勉強を教えてくれ……!」

今ここに、赤点回避同盟が結成される……!


995照沢るうど『ミス・セカンド』 :2018/01/17(水) 00:23:58

教室のドアが勢いよく開かれる。
大型台風の到来だ。

「おー、いたいたっ」
「2人とも――――――勉強会をしよう!」

お互いの欠けた部分を埋め合わせ、バランスの取れた赤点回避同盟。
さて、そこに『得意科目と不得意科目で極端に学力の違う友人』が加わったらどうなるか?
これはそういう問いかけ(クエリー)なのだ!


996『ヒーローズ・アカデミー/ところで試験の季節です』 :2018/01/17(水) 00:53:38

―――試験まで、残り7日。
本当に大丈夫なのか?
それは、今後の君達次第だ。

さあ、1週間を有意義に過ごそう。


シーン3『ケース3:普通にピンチ』―――End


997『ヒーローズ・アカデミー/ところで試験の季節です』 :2018/01/17(水) 23:15:52

シーン4
登場PC:ナイトサムライ、ミス・セカンド、B×B


―――放課後、ナイトサムライ&タイガーリリー宅。
応接室にはホームシアター設備とリクエスト漏れしたDVDの収まったラック、そして座り心地の良さそうなソファーが設置されている。
寝室は2台のベッドを除けば、トレーニング用の器材くらいしか目につくものはない。
台所にはホットプレートと大量の小麦があり、冷蔵庫には多少の野菜とコーラが入っているくらい―――

ここ男の一人暮らしなんじゃないかと勘違いしかねない部屋に、ミス・セカンドとB×Bは通された。
勉強会に使えそうな部屋は台所の食堂スペースくらいだろう。寝室は論外だし、応接室は確実に飽きたところで映画鑑賞会が始まるからだ。


998『ヒーローズ・アカデミー/ところで試験の季節です』 :2018/01/17(水) 23:26:42

次スレ:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51605/1516199050/

―――次スレも、GMと地獄に付き合ってもらう。


999照沢るうど『ミス・セカンド』 :2018/02/27(火) 01:43:36

エナジー現在値(ライフ:-1 サニティ:-3 クレジット:4)

1d10 行動順
DeadlineHeroes : (1D10) → 8

《空飛ぶ銀盤》を再使用し、飛行状態&状態異常無効状態に(クレジット:4→3)

「(真似る……同じ視点に立つ………)」

自分をトレースするB×Bの動きを感じつつ、静かに目を閉じる。
抱擁を待つかのように両手を広げるノーガードの構えを取る。


1000春夏 冬『ナイトサムライ』 :2018/05/06(日) 23:57:53

_____                       、___    \
     マ≧s。____              ____jI斗≦::::::::::::≧s。_ ヾ:、
===ミx,\   \ \≧s。      __)≧く::::::::::::::ニ=-::::::::_:::::\.}::}
.       \\   `  `  \     `マ:::::::::::::::::::_jI斗――ミx,:::∨
__         \}    ':,    ‘。 、__。s≦::::::。s≦、::::::::_。s≦:::::::::::::::∨
丈≧s。_    \.    ':,     \___r乂:::::/:::{ /::::/:::::::::::__jI斗― }
≧s。-_-_≧s。_  \         ∨\::::/::::/ィ::,イ_jI斗≦⌒:::::::::/ ::|
`ヽ、 ≧s。_-_-_≧s。.\           ‘,  ∨::://iがイ:::::::::::::\:::::/::::::|
――≧s。_ ≧s。_-_-≧s。_jI孑'⌒≧s,‘,.  ∨从{  ´  ̄ ̄{;癶::::::.イ::{
     /  >.、, ≧s。_-_≧/  /  ,アミ_ ∨ハ    ≦三彡イ:/ハ{
     ,'     ', >.、, ≧s{  /  /  アミ,/ 小   `、  ___{ /イ    「――――誇れ」
          ',   >入ハ_/  /  ./  ハ -:小  _ ' ´        「お前が強い、その証拠だ」
    |       、     \\_/  ,/  //≧s。}.`~´
    ,'|           \      ⌒≧く___//≧s。  ≧s。
    |             O /  (___/ /}Ⅳ⌒≧s。  ≧s。
                    /   }  |/ /ハ    ⌒≧s。  ≧s。
           O  。s≦    /   ,、イ/ |        ⌒≧s。  ≧s。
     O  _____。s≦      / _  '^  /  /               ⌒≧s。  ≧s。
‐―┬=ニ二           [ } ̄    , '  /                ⌒≧s。  ≧s。
.   {                      , ’ /\                   ⌒≧s。  ≧s。
`~、{                   /./、   \                        ⌒≧s。  ≧s。
   l{                   /≦’  \   ≧ミx                        ⌒≧s。_
   l{                 /        \ノ  「≧s。_
   l{                   /|          >-るo。__り
   l{                   ' /
  从                  {
. /  ' ,                 {
 {    \             {

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9 【セ】『それは頁を手繰るように重く』【ブラミト】 (Res:258)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 9
1GM :2018/02/02(金) 22:53:12

人生は一冊の書物に似ている。
馬鹿者たちはそれをぺらぺらめくっていくが、賢い人間は念入りに読む。
その書物を読むことはただ一度しか出来ないと知っているからだ。

                             ――ジャン・パウル(1763~1825)

252太刀川 千尋『王とサーカス』 :2018/04/05(木) 00:23:28

「……いいや、聞いていないね」

 太刀川千尋は、空になったベッドを見つめていた。
 驚きも、戸惑いもなかった。むしろ、もっと早くこうあるべきだったと思う。

「これは、僕たちは二人とも振られた、ということになるかい?」

 へら、と薄ら笑いを浮かべ、デヴィットを横目で見遣る。
 その言葉に、本気をうかがわせる重さはない。
 ただ、冗談にしては軽すぎた。まるで、感情を入れ忘れたかのように。

 互いが互いの鳥かごだったのだ。
 閉じた世界の中で、リスクもない関係に安心しきっていた。
 彼女は飛び立った。ならば、どこに向かったかは知るべきではないのだろう。


「色々と、お手数をおかけしました」

 さんざん独りごちた後、ようやく取締官に恭しく頭を下げる。

「……でも参ったな。数えるほどしかいない、大切な友達だったんですが」

 ルーズリーフは、覗かないようにする。


253『さらば海神号』 :2018/04/05(木) 01:22:11
取締官:
「しばらくの間、他県にある聖ビブリオ傘下の病院に転院して経過観察ですよ」

「彼女、目を覚ました後に受けたメンタルテストの結果が散々でして」
「禁忌肢12点――ほぼ全問『わざと悪い選択肢』を選んだような結果です」

「精神的に不安定なことには違いないんでしょうけどね」


ルーズリーフには、丸みがかった筆跡で謝罪の言葉がしたためられていた。

『あの時の最後の言葉だけど誰かに任せて付き合う・付き合わないを決めるのは、もうやめました』

『真正面からフれるくらい強くなったら、その時は■■■■(この行はポールペンの線で塗りつぶされている)』
『正直、あの場面でああ言われたら付き合えるものも付き合えなくなると文句を■■■(この行は以下略)!』
『負けそうになって派手な盤返しをするのは■■■(以下略)」

……10数行に及ぶ愚痴を塗りつぶした痕が連なる。
書いているうちに筆が滑っていつものワガママが溢れた様子だ。
そして最後に一行。

『いつもありがとう。今度の動物園デートの約束破って、ごめんなさい   音斑 ゆん』


254明日華・デヴィット『ブラジリアン柔術 セオリー&テクニック』 :2018/04/06(金) 00:02:48
「わざと……」

目を伏せる。
それについて口出しすることも考えることもしない。
そんな事をして何になるというのだろうか。

「……」

(もう真正面から振れるほど強いよキミは)

(結局、真の意味で愛されていたわけではないのかな)

お互いがお互いを掴みながら汚泥の中に沈もうとしていたわけだ。
そこに真となる芯があったかは分からない。
ただそんなことももうどうでもいいことかもしれない。

(……いいか)

「千尋さん。この本、貰ってください。ほら、なんていうか。アナタにも読んで欲しいし」

「それとワタシは自分がその数えるほどしかいない友人に入れてみますか……いや、止めときましょう。ワタシの事など好きではないだろうし」

「嫌いではなかったとしてもどうだっていいでしょうし」

首を回し、目を閉じる。
目が痛い。ずっと液晶とにらめっこだったから目が疲れている。

(……)

スマホで潤に電話をかける。
(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


255太刀川 千尋『王とサーカス』 :2018/04/08(日) 23:59:48

「『わざと悪い選択肢』ですか」

 不器用なところは変わりないようで、それは少しだけ安心する。
 優等生を辞める、という彼女なりの決意表明なのだろう。
 それにしたって、些か極端が過ぎる。

「しかし……恋人とはいえ、メッセージは君にだけかい」
「あまり目立たなかったかもしれないが、僕だって体を張ったんだけどね」

 意地の悪い笑みを浮かべ、デヴィットを小突く。
 差し出された本を、拒むこともしない。

「……? まあ、君がそういうなら貰っておくけれど」

 受け取った本を学生鞄に仕舞い、部屋を背にする。
 この部屋は、もうただの部屋だ。用が無ければ去るべきだ。

「……あのなあ、デヴィット」

 デヴィットの最後の言葉には、振り向かずに答えた。
 こういう言葉を吐くときは、あまり顔を見られたくはない。

「前々から思っていたことだけれど、いい機会だから言っておくよ。
 恋だとか、友情だとか、そういう大切な関係はだな……
 大切だから、うっかり壊してしまわないように、しまっておきたい人間だっているんだ」

「……僕も、潤も。答えになったかい?」


256『さらば海神号』 :2018/04/09(月) 23:33:01

『   [既読] 15:42   』

数分遅れてデヴィットの送ったメッセージに既読マークが付く……返信はない。
彼女が千尋の言うような人間なら、これ以上の感情が零れてしまわないように、
手紙にメッセージを託したのかもしれない。
それでも盛大に筆が滑ったようだし、その痕を消さずに送ってきたが。

『――ピロリン♪』

同じタイミングで、千尋のスマホにSNS通知が表示される。
送信者は潤――メッセージ欄にはURLが貼られている。

……『Oceanus』の言語版の物理書籍通販ページだ。

『 オススメ。英語だけど 15:44 』
『 邦訳版は訳者がダメ。読むなら絶対原語版 15:44 』

『 読み終わったら今度はチーの小説も読ませてくれる? 15:46 』

もちろん彼女は君の英語の成績を知っている。


257『さらば海神号』 :2018/04/09(月) 23:35:39

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
-Oceanus 432ページ-

 ワイヤーが断ち切られ、■■たちを乗せたボートは投げ出されるように着水した。
水面が弾け、身を切るような冷たい海水が浴びせかけられる。
■■は寒さにかじかむ手でスターターワイヤーを引き、船のエンジンを始動させる。

「バックマン!」■■は最後にもう一度、オケアノス号の方を振り返る。
燃え落ちてゆく甲板で、炎の中に飲まれる人影が見えた。


-Oceanus  434ページ-

 見渡す限りの水平線が広がっている。
バックマン神父の話通りなら、ここから陸まで数百kmはあることになる。
5人を乗せた救命艇は衛星のナビゲートもない、絶望的な航海へと漕ぎ出してゆく。

 灰色に滲む空。
遥か西の方で、雲の切れ間から差し込む光が海面を照らしている。

「まずはあそこまで向かうとするさ」

■■は舵を切り、船首を西へと向けた。


〈了〉


258『さらば海神号』 :2018/04/09(月) 23:40:26
★シナリオ終了 ――→ 回復と成長


・トラウマと喪失を全て回復する
 この時、「感情後遺症表(251頁)」を振って後遺症を決めてもいい

・獲得した禁書ビットと禁書能力を喪失する

・任意の成長(186頁)をおこなう


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10 【セ】リグレット航海録【GC】 (Res:91)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 10
1“グリーンアンドレッド”マーガレット・L・ハントマン :2017/08/13(日) 23:23:18
私たちは信天翁号で商売をしている健全な隊商団!
けれど突然嵐に出会い孤島に遭難してしまった!
でもたぁいへん!なんとか船を修理しようと
孤島の森に入った船員たちが・・・帰ってこないの!
それもそのはず、この孤島、なんと人食い部族の集落があることが判明!
タイヘンタイヘン!このままじゃ私たち食べられちゃうよ~><☆
でも大丈夫!この問題をなんとかするべく孤島に遭難した原因を、
皆で擦り付け合っていたその時!私たちの前に謎の女の子が現れて・・・!?

鈴元:殺し合いですね

リグレット航海録第一話! 

『絶島!獣と邪神と首狩り族!』

お前も!お前も!お前も!俺のために死ね! お楽しみに☆

85マーガレット改め謎の料理人『S』 :2017/09/06(水) 22:28:40
黒潮(仮名)
「私たちの部落はE地点にあります。」
「F以降は狩りをするためのより険しい地域です、獣が沢山とれるので・・・」

まずは、E地点を目指すことになりそうだ。現在位置はA地点となる。


86サロモン :2017/09/06(水) 23:36:09
「道なりに進んでいけば大丈夫ってわけだな」
「それじゃあ仲間を呼んでくるとするか」

魔境内の『エリア』は一つ一つが『シーン』と同じ。
まずはエリアAが「どんな場所か」と「混沌レベル」を確認だ!


87マーガレット改め謎の料理人『S』 :2017/09/08(金) 23:13:13
エリアA

混沌レベル:5

いわゆる森に入る直前であり、木々をかき分けて入る寸前である。
――――近づくだけで殺気というか、『飢え』てる気配をひしひしと感じている。

これより一歩踏み込めば間違いなく『何か』が襲い掛かってくるのだろう――――


88サロモン :2017/09/08(金) 23:57:29
リグレット海賊団集合――部隊も形成して探索準備は完了だ。
まずは変異率「旧き異界」の発動するターンを決定しておこう。

diceBot : (1D6) → 2

2T後になんらかのハプニングが発生するらしい。
エリア移動は「3ターン」分の行動……つまり移動後に即座にハプニングが発生する。

「……こいつは密度が段違いだな。慎重にいこうぜ」

各自、準備が完了したらエリアBに移動しようか。


89セサミ :2017/09/13(水) 23:27:50

「うぅっ、ちょいと心配になってきやしたね……べらんめい……」

ほんとに大丈夫かな……みたいな気持ちになってきた。
若旦那の後ろに隠れてレッツゴーとしましょ。


90マーレ :2017/09/14(木) 01:05:11
「大丈夫です、皆さん母がついています」

「いつも心に母をお持ちください」

サロモンの後ろに隠れるセサミの両肩をもって進む。


91シェレン・ベネディクト・フォン・ヘザーフォード :2017/09/14(木) 01:08:40

「……私は別の意味で不安ですよ。」

絶対ろくでもない事が起きる。私は詳しいんだ。
ともかく、私は特に準備する事はない。


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