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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でリベンジ戦だぞ!」
1
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:02:08 ID:sn7cD0UQ
あれから一週間ーー
ヤムチャ「おはようございま〜す」
プーアル「皆さん、おはようございます!」
リュウ「お〜う」
ケン「お〜う、ヤムチャか。おはようさん」
リュウ「昨日、どうだった?」
ヤムチャ「あっ、昨日ですか? 昨日は結構、上手く出来たとは思います。楽しい一日でしたよ!?」
リュウ「そりゃよかった」
ケン「それじゃあ、その調子で今日もしっかりやってくれよ。今日は俺とお前でだ」
ヤムチャ「そうですね。この前の事もありますし……」
プーアル「そこをヴァイパーさんのPVで大々的に宣伝されていますからね。ヤムチャ様、頑張りましょう」
ヤムチャ「おう」
2
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:07:52 ID:sn7cD0UQ
タイトル
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410868068/l50
ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414760702/l50
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1419080190/l50
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1422805719/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1425992607/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1428498199/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1429707801/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1432731679/
ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1435928755/
3
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:09:27 ID:sn7cD0UQ
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1436878976/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1438952532/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441198930/
大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441631671/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1442149544/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1445173341/
プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448197406/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448456471/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1452517316/
プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455627762/
大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455454847/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455714113/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1458651800/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1462280550/
今大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1462712384/
ヤムチャ「プーアル! メトロシティのお祭りでプロレスをするぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1462798949/
ヤムチャ「プーアル! メトロシティのお祭りでプロレスをするぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1466427653/
4
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:14:34 ID:sn7cD0UQ
リュウ「だけど、いいのかねっと……」
ケン「何が?」
リュウ「いや〜、なんて言うか俺がゆっくりしててよ……」
ケン「そこは仕方ねぇじゃねぇか。お前だってたまには身体休める事も必要だろ?」
リュウ「そうだけどさ」
ケン「サガットも以前そういう事言ってなかったか? 休める時には休む……今日は俺とヤムチャに任せて、お前はゆっくりしておけ。また明日から必要になってくるんだから。なっ?」
ヤムチャ「俺もそう思います」
リュウ「……ゆっくりか」
ベガ「いや、お前にゆっくりなどはさせない。リュウ……今日はお前にも出てもらうぞ」
バイソン「うい〜っすっ! おはようさ〜んっ!」
5
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:22:30 ID:sn7cD0UQ
ケン「おっ、ベガさんにバイソン……」
ヤムチャ「おはようございます!」
プーアル「ベガさん、バイソンさんおはようございますっ! サガットさん達は?」
バイソン「あ〜、アイツらはガイルとナッシュの所に行ってるよ。今日はそっちとだからな」
リュウ「……出番があるってのは?」
ベガ「リュウ、お前には今日はマイクだけでもいいから出てもらいたい」
リュウ「……マイク?」
ベガ「まぁ、王者戦に関してだな。今日の私とバイソンの試合の後……乱入してこい。暴れろとは言わんがな」
6
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:33:17 ID:sn7cD0UQ
ベガ「私の防衛戦もシャドルーを一巡した。その間、お前達空手軍団は私の横暴を指を加えて眺めているだけ……そこは、そろそろ動いていかないとな」
リュウ「……ほう」
ベガ「今日はガンガン来てもらいたい。その為に今日は第五試合にタイトルマッチをセッティングしたというワケだ」
ケン「でもよぉ……?」
ベガ「……どうした?」
ケン「第五試合でいけるの……? 前のバルログ戦は、早い時間にしたからだけど……今日は、なぁ……?」
ベガ「私を舐めて貰っては困る。今日もそれなりのプラン用意してきている」
バイソン「俺もいるんだぜっ! 俺も俺もっ!」
ケン「……ふ〜ん」
ベガ「女子部も元気になってきた事だし……男の私達が負けてるワケにはいかん。まっ、とにかく内容を説明しようか」
7
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:38:03 ID:PCSsfU1I
1乙です
あんまり無理するなよ
8
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:39:01 ID:sn7cD0UQ
ーーー
春麗「……うんうん」
さくら「それで……そんな感じで今日の春麗さんは……」
春麗「うんうん。了解了解」
ローズ「……」ジーッ
キャミィ「……」ジーッ
かりん「……」ジーッ
さくら「んっ……? なぁ〜んか、視線感じるぞ……?」チラッ
春麗「……ちょっと、何見てるのよ。あんた達」チラッ
9
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:46:17 ID:sn7cD0UQ
ローズ「私達も一緒になって話を聞いてるだけよ。そんな言い方されたら、お姉さん達悲しいわ」
かりん(う〜ん、怪しい気配……私には、わかりませんわね……)
キャミィ「タオル……タオル……タオル何処いっちゃったんでしょう……」キョロキョロ
さくら「……なぁ〜んか、怪しいなぁ」
ローズ「う〜ん……ねぇ、さくらちゃん。ミカさんとララさんは?」
さくら「あ〜、まだ来てないっすね。多分、もうすぐ来るとは思います」
ローズ「あら、そう」
10
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:49:08 ID:/wVXQd5E
キャミィw 下手くそかw
11
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:51:12 ID:PCSsfU1I
キョロキョロが実にかわいい
12
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:52:54 ID:sn7cD0UQ
さくら「ミカさんと、ララさんは……」
ゴンゴンゴンゴン ! ゴンゴンゴンゴン !
さくら「うわっ……! なんだっ……!?」ビクッ
ローズ「わっ、びっくりした〜。ちょっとちょっと何よ……?」ビクッ
春麗「ノックかしら……? これはノックでいいのかしら……?」
ゴンゴンゴンゴン ! ゴンゴンゴンゴン !
さくら「まぁまぁまぁまぁ、ノックでしょうねぇ。相手は想像つきますが……ちょっと、ごめんなさ〜い。行ってきま〜す」ガチャ
13
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 22:56:52 ID:sn7cD0UQ
ユン「あ〜っ、お〜お〜お〜お〜っ! よかったよかった、プロデューサーだっ!」
ヤン「おはようございます」
さくら「やぁ〜っぱり、ユンさんだったか……どうしたんすか?」
ユン「いや〜、プロデューサーに緊急の用事があって来たんだよ」
さくら「あ〜、そう。緊急なのはなんとなくニュアンスで伝わったけど、ノックはもうちょっと……ねぇ……? 春麗さんも、ローズさんも皆びっくりしてたよ……?」
ユン「あ〜、そうなの……? 春麗さんに、ローズさん……メンゴメンゴっ!」
春麗「……」
ローズ「……」
ヤン「……」ペコッ
14
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:04:06 ID:sn7cD0UQ
さくら「も〜う……それで、緊急の用事って何なの……?」
ユン「俺、凄ぇいいプランを思いついたの! それで、その話をプロデューサーにね!?」
さくら「……あははは、また何か考えたんだ?」
ユン「今回のは、絶対にプロデューサーも納得するんじゃねぇかなぁと、俺は思うっ!」
さくら「それで、押し掛けてきたんだ?」
ユン「押し掛けて来たって言い方は酷くね……? だって、レインボー・ミカとララはまだ来てないんでしょ? あの二人が到着したら、プロデューサーはそこと……ねっ……?」
さくら「あ〜、そうっすね……」
ユン「本当は俺だって、昨日のウチに話したかったよっ! だけどプロデューサー、昨日出掛けてたじゃんっ……! いなかったじゃんっ……!」
さくら「あ〜、はいはいはい……申し訳ないっす」
ユン「今日、プロデューサーと話すんだったら、この時間しかないでしょ!?」
15
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:12:11 ID:sn7cD0UQ
春麗「さくら、ユンと話してらっしゃい……」
さくら「……えっ?」
春麗「言ってる事は一理あるんじゃない? アタシ達の方は、到着してからでも大丈夫よ。だから、ユンと行ってらっしゃい……」
ユン「ほらほら、プロデューサー。春麗さんもああ言ってる事なんだしさ。なっ、話を聞こうよっ! 俺の話を聞こうよっ!」グイグイ
さくら「あ〜あ〜、引っ張らない、引っ張らない……」
ユン「もう俺だって、プロデューサーに迷惑はかけたくないんだよっ! だから、ちゃ〜んとプロデューサー話を聞いて貰ってから、これがいけるのかいけないのかを、判断してもらいたいんだよっ! 今日はわざわざ家から持ってきたから!」
さくら「持ってきた……? 何か、持ってきたんすか……?」
ユン「うん、だから見てくれ。なっ、なっ……? とりあえず、行こう行こう」グイグイ
さくら「あ〜っ、わかったから、引っ張るのはやめましょうよ。ユンさん……あ〜っ、ちょっと……ちょっと席外しますねっ……!?」
ヤン「……お騒がせしました。すいません」バタン
16
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:16:57 ID:sn7cD0UQ
春麗「はぁ、うるさい奴ね。まっ、静かになったからこれでいっか」
ローズ「かりんちゃん……かりんちゃん……」クイクイ
かりん「……はい」コソッ
春麗「本当、ユンは……んっ……?」
ローズ「ないよね……? ないよね……?」ヒソヒソ
かりん「う〜ん、ないとは思いますけど……キャミィはどう思います?」ヒソヒソ
キャミィ「う、う〜ん……」
17
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:21:10 ID:sn7cD0UQ
春麗「ねぇ……あんた達、さっきからコソコソコソコソ何話してるの……?」
ローズ「あっ、春麗……あのねぇ……? 最近のさくらちゃんなんだけどさぁ……?」
春麗「うん」
ローズ「……ちょっと、男の気配感じない?」
春麗「あっ……! やっぱりアンタもそう思うっ!?」
ローズ「うん。そういう風に睨んでるのよ」
春麗「実は、アタシもそう思ってたのよ。そういうの出てるわよねぇ? 出てる出てるっ……!」
18
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:27:05 ID:sn7cD0UQ
かりん「ローズさんだけじゃなくて、春麗さんもですわ。これは本格的に確定になってきたのかもしれませんわ。ねぇ、キャミィ?」
キャミィ「そうですね」
かりん「年の功でも言えばいいのですかね? これ、私達も隠し事は出来ませんわね」
キャミィ「そうかもしれませんね」
春麗「ちょっと、ソコっ……! 聞こえてるわよっ!」
ローズ「何が年の功よ〜」
かりん「失礼しましたわ」
ローズ「だから、その相手が誰なのか……ちょ〜っと、気になっちゃってね……」
春麗「あっ、わかったっ! だからあんた達、さっきさくらの事じっと見てたんだ!?」
ローズ「そ〜うそうそうそうっ!」
19
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:27:43 ID:sn7cD0UQ
今日はここまで
20
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:33:39 ID:PCSsfU1I
お疲れでした
ホント休んでください
21
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:35:46 ID:/wVXQd5E
乙
女子部仲良いな、さくらの嫌な思い出が嘘みたい
あと、個人的に楽しみなサガットの試合が空気になりそうw
22
:
名無しさん
:2016/07/03(日) 23:55:58 ID:uZywovrE
乙です。
俺は休んでくださいとは言わない。毎日の楽しみだからな。でも、無理はしないでください。
23
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 00:57:56 ID:PqXZJpvo
おつおつー
ユンの提案、絶対くだらないやつだと思うわ
家から持ってきたのもスケボーとかじゃねーかな?
コーディもガイも成長してってるのに、ユンは大丈夫なのか??
ヤンもそろそろ愛想つかしてもいいと思うんだ
24
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 01:08:22 ID:xwDDqDWk
おつおつ
ベガ様の策、なんだろね。楽しみだ。
それにしても女子部、ガールズトーク始めるのが姐さん方ってのがね…w
25
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 01:10:04 ID:V9rZfti2
乙。ユンの提案がいい方向に転んだらそれはそれで面白そうだが、さて?
26
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 01:33:16 ID:6d8eAbCs
乙!
全方面楽しみすぎる
27
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 04:30:58 ID:3LZSoumY
どうせヤムチャの試合に乱入とかなんだろうなぁ
28
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 05:35:19 ID:nr31PThE
乙っした
三人寄ればかしましい言うが…むしろ恐ろしい
かりん嬢が若手でよかったよかった
ユン何を持って来た…状況的にチャリとか大物?
29
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:00:39 ID:qw84k.rE
ローズ「最近、随分とユン君ヤン君と一緒にいる所多いから疑ってた部分はあったんだけど……」
春麗「ないでしょ? だって、今の見たでしょ。な〜いないないない」
ローズ「う〜ん、ユン君は除外してもいいかもね」
春麗「だって、アイツらと一緒にいるにのは……そういう風に言われてるからでしょ?」
ローズ「ベガ君も手がつけられなくなっちゃったのかな〜? でも、だからと言ってさくらに押し付けるのってのは……」
春麗「そうよねぇ〜、それは違うわよね〜。大体さくらの担当はこっちなんだから……」
ローズ「ユン君なんかより、こっちの事……ねぇ、かりんちゃん……?」
かりん「……んっ?」
30
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:09:05 ID:qw84k.rE
春麗「アタシが言うのもなんだけど、アンタはさくらの都合のいいように使われてる部分がちょっとあるからね」
ローズ「本当、あなたが言うって話よねぇ!? アタシだって、あんたの都合のいいように使われてるんだからっ!」
春麗「ローズは……まぁ、仕方ないじゃない」
ローズ「……んもう」
春麗「時にはね……さくら相手だろうが、ガツンと言ってみるってのもありなんじゃない……?」
ローズ「……かりんちゃんは、まだ若いんだから」
かりん「大丈夫ですわよ。さくらはしっかり私の事も考えてくれてますわ」
春麗「そうやってねぇ、若い時から落ち着いてるとすぐローズみたいに……」
ローズ「……コラっ!」
かりん「ふふ、只でさえこっちにも、うるさい二人がいると言いますのに……今、私が我儘言ってさくらの負担を大きくするわけにはいきませんわ」
春麗「……うるさい二人って、どういう事〜!?」
ローズ「それは、春麗とキャミィの事だよねぇ〜!?」
かりん「ふふ、どうでしょう」クスクス
31
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:17:31 ID:qw84k.rE
そしてーー
ディージェイ「イヤッホオオォォゥ!」ガスッ
本田「……ぐっ!」
ディージェイ「まだまだ、いくよ〜! ワンモアっ!」ガスッ
本田「……おぐっ!」
実況「さぁ、ディージェイのローリングソバットっ! あっ、いやっ! ここは連発できましたね!」
フェイロン「得意のダブルローリングソバットですね」
ディージェイ「ヘイヘ〜イっ! ファンキーなビートを刻んでいくよぉ〜! ワンモアっ!」ガスッ
本田「ぐっ……!」ヨロッ
実況「おぉ〜っと、ここは更に続けていきましたっ! ディージェイの身体が人間ゴマと化し、もう一撃ィ!」
フェイロン「トリプルでしょうか……? フォースでしょうか……?」
32
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:22:01 ID:qw84k.rE
ディージェイ「ヘイヘイ、ワンモアっ……!」クルッ
実況「どうやら、フォースのようだっ! ダブルのダブルっ! ディージェイは再び仕掛けますっ!」
フェイロン「はい」
ディージェイ「ヘーイっ! ダブルローリングソバ……」
本田「……このド阿呆がああぁぁっ!」バッチーン
ディージェイ「オ、オウ……ノー……」クラッ
オー ! オーオー !
実況「あっ、いやっ! ここはカウンターですっ! 本田のカウンタァ!」
フェイロン「おおっ」
実況「ディージェイの動きに合わせて、本田が鋭い張り手をディージェイの顔面へとお見舞いィ! ディージェイの動きが止まりますっ!」
33
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:29:17 ID:qw84k.rE
本田「このたわけ者がぁぁっ……!」バッチーン
ディージェイ「……おぐっ」ヨロッ
本田「ド阿呆がああぁぁっ……!」バッチーン
ディージェイ「……お、おう」ヨロッ
オー、オーオー
実況「今度は本田がいきますっ! さぁ、得意の張り手攻撃ですっ! ディージェイへと打ち込んでいきます!」
フェイロン「得意の相撲スタイルに持ち込めましたね」
実況「さぁさぁ、突っ張り突っ張りっ! のこったのこったっ! 本田ディージェイの身体をコーナー付近へと押し込んでいきますっ!」
本田「……どぉぉすこいっ!」バッチーン
ディージェイ「……オウっ!」ドスッ
実況「さぁ、ディージェイの身体がコーナーマットへと押し付けられましたっ!」
34
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:36:25 ID:qw84k.rE
本田「……ったくっ!」ノッシノッシ
実況「さぁ、そして本田はディージェイから距離を取るように、対角線コーナーの方へと移動していきます」
フェイロン「そうですね」
実況「さぁ、ディージェイに狙いを定めつつ……」
本田「よおおぉぉっしゃっ! いくでええぇぇっ……!」ガシッ
実況「おぉ〜っと、腕をクロスさせて……そして顔の前へと持っていくっ! これはこれは……!?」
フェイロン「スーパー頭突きではないでしょうか?」
35
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:42:12 ID:qw84k.rE
本田「……だあああぁぁっ!」ダダッ
実況「さぁ、本田が勢いよく突っ込んだっ! 狙うは串刺しのスーパー頭突きっ!」
フェイロン「いきました」
ディージェイ「ヘーイっ! そんな攻撃食らっちゃたら、ミーはペチャンコになっちゃうよっ! そんなのゴメンだねっ!」ササッ
本田「……んあぁっ!?」
実況「あ〜っと、いやいやいやっ……! ここはディージェイがっ……!?」
フェイロン「あっ」
36
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:48:51 ID:qw84k.rE
ディージェイ「ヘイヘイ、加速をつけてあげるよぉ〜! ミーはなんて優しい男だっ! そぉ〜れっ!」パシッ
実況「ヒラリと身を翻し、マタドールっ! そしてディージェイは更に本田の背中を押すように触れるっ!」
フェイロン「おぉ〜っと」
本田「うっ……ごああぁっ……!」ドスッ
オー、オーオー
実況「おぉ〜っと、そして勢い余って、本田は肩からマットへとぶつかってしまうっ!」
フェイロン「あ〜、避けられましたね」
実況「おっとおっと、本田の上半身がトップロープとセカンドロープの間から、エプロンサイドへと身を乗り出すような体勢になっていますっ! ここは、本田っ! 自爆となってしまったっ!」
37
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:58:40 ID:6B2olkow
美味しんぼの山岡みたいになんか気に食わないことがあるとすぐ
周りの同僚に言いつけて小姑みたいに飛んでくる…という絵が見えた
38
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 22:59:01 ID:qw84k.rE
ディージェイ「さぁさぁ、ファンキータイムの始まりだよっ……! イヤッホゥ!」ダダッ
実況「おぉ〜っと、そしてここで間髪入れずに、ディージェイが突っ込んだっ!」
フェイロン「……あ〜」
ディージェイ「……イヤッホオオゥ!」シュタッ
実況「さぁ、そしてディージェイはフワリ飛び上がって……」
フェイロン「……んっ?」
ディージェイ「……ったああぁぁっ!」ドスッ
本田「……うぐっ!」
実況「トップロープを両手で掴んでバランスを取りつつ、本田の背中の上へとフットスタンプのような形で飛び乗っていきますっ! いやっ、背中なのでこれはバックスタンプでしょうかね?」
フェイロン「……バックスタンプって名前、格好いいですね?」
実況「格好いいですよね!? 私も今言ってて、思いましたよっ! いや〜、フェイロンさん。気が合いますねぇ!?」
39
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:06:39 ID:qw84k.rE
ディージェイ「Mr.本田……今日はスラッシュメタルのビートだ……準備はいいかな……?」
本田「……んああっ、何を言うとるかわからん」
ディージェイ「だったら、ミーが教えてあげるよっ……! Mr.本田は今からバスドラムだっ……!」ムクッ
実況「んっ……? おっと、ディージェイは何やら狙っているのか? そのまま本田の背中の上で立ち上がっていきますねぇ?」
フェイロン「あっ、そうですね」
ディージェイ「いくよぉ〜っ! ズダダンっ! ダダダンっ! ダダダンっ! ダダダンっ!」ドゴドゴ
本田「お、おぐっ……! おぐっ……! ぐおっ……!」
オー ! オーオー !
実況「お〜っと、立ち上がったディージェイはロープで身体を固定しながら、そのまま小刻みなストンピングの連打連打連打連打っ!」
フェイロン「おぉ〜っと、いってますね」
ディージェイ「ズダダンっ! ダダダンっ! ダダダンっ! ダダダンっ! ダダダ〜ン、ダンっ! ドーンっ!」ドスッ
本田「……ぐあっ!」
オー ! オーオー !
実況「さぁさぁ、しこたま踏みつけていった後……止めの一撃と言わんばかりに本田の背の上で飛び跳ね、そして両足で踏みつけていきますっ!」
フェイロン「数、打っていきましたねぇ」
実況「さぁ、ディージェイはロープから手を離し、本田の背の上から降りていきますっ! あ〜っと、そして本田がガックリと崩れたっ!」
40
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:12:31 ID:qw84k.rE
パチパチ……パチパチ……
ディージェイ「拍手じゃないでしょ……? メタルと言えばヘッドバンギングでしょ……? こうだよ、こうこう……」ブンブン
実況「おぉ〜っと、そしてここでディージェイは……?」
フェイロン「……んっ?」
ディージェイ「バーン、ババーン、バンバンババーンっ! ズダダン、ダダン、ダーンっ! ジャジャジャーンっ……!」ブンブン
オー ? オーオー ?
実況「何やら、激しく地団駄を踏み込みつつ大きく大きく頭を振っています! これは何でしょう?」
フェイロン「何でしょうかねぇ……? これは……わかりませんねぇ……」
実況「何か狙っているんでしょうかねぇ? まぁ、しかしそこはディージェイですからねぇ?」
フェイロン「そ、そうですね」
41
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:16:25 ID:F2g7goAA
やっぱりここの実況さん好きだ
42
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:17:02 ID:qw84k.rE
ダン「おいおい、ディージェイ……何やってんだよ、おい……」ササッ
ディージェイ「……んっ?」
実況「あっと、そしてここでレフェリーがディージェイに近づき、何やら言っております」
フェイロン「と言う事は……意味のない事だったのでしょうか?」
ダン「さっきの攻撃……アレ、反則だぞ……?」
ディージェイ「ホワーイっ!? 何故っ!?」
ダン「だって、ロープ掴みながら攻撃してただろ……? それに本田の身体もロープに触れてた……反則だ、反則」
実況「しかし、それだからこそ……どう動いてくるのか、わからないと言った脅威になる部分もあるんですよねぇ?」
フェイロン「そうですねぇ、読めないタイプですよ」
43
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:22:50 ID:qw84k.rE
本田「う、ううっ……あ〜、くそっ……!」ムクッ
実況「あっと、ここで本田が動きましたかね?」
フェイロン「あっ、動きましたね」
ダン「ディージェイ君、反則攻撃はよくないよ〜。なぁ、ディージェイ君……」
ディージェイ「ミーは知らなかったんだよ〜、悪意があったわけじゃな〜い」
本田「ああっ……たらふく踏みつけてやがって……くっ、くっ……」ヨロヨロ
実況「さぁ、本田はそのままディージェイへと向かっていくっ! おっと、そしてディージェイの注意はレフェリーへといっているかっ!?」
フェイロン「あっと、これはチャンスかもしれませんね」
44
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:29:47 ID:qw84k.rE
本田「そこ危ないから退いとってぇや……」ドンッ
ダン「……うおっ」ヨロッ
実況「さぁ、本田は邪魔だと言わんばかりに軽くレフェリーを押します!」
本田「……そぉ〜らっ! 掴まえたでっ!」ガシッ
ディージェイ「オ、オウっ……! いつの間にっ……!?」
実況「さぁ、そして正面からディージェイの腰回りを掴み……捉えましたっ!」
フェイロン「おっ」
本田「よぉぉっこいしょおぉっ! いくでえぇぇっ……!」ブンッ
ディージェイ「オ、オウ……ノオオォォっ!」ビターン
実況「さぁ、身体を捻りつつ、ディージェイの身体をスイングさせて後方へと叩きつけていきました」
フェイロン「はい」
実況「やはり、本田も負けてはいないっ! ここはスロイダーですっ!」
45
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:34:45 ID:qw84k.rE
本田「……ったく」ムクッ
実況「さぁ、ディージェイを叩きつけた本田は上体を起こし……」
フェイロン「そうですね」
ディージェイ「ヘイヘイ、オーライっ!」シュルッ
本田「んっ……? ああっ……!?」
オー ? オーオー ?
実況「あっ、待って下さい……? これ、ディージェイが捉えましたかね?」
フェイロン「あっ!」
本田「う、うおっ……! く、くそっ……!」モガモガ
ディージェイ「ヘイヘイヘイヘイっ……! これは反則じゃないだろっ!? ねぇ、Mr.ダンっ……!?」
ダン「お、おうっ……! それは反則じゃねぇぞっ!」
オー ! オーオー !
実況「ここはディージェイが上手く下から本田の腕を取り、そして首筋に足を回して捉えましたっ! 三角絞めですっ! 下からの三角絞めですっ!」
46
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:38:43 ID:qw84k.rE
ディージェイ「ヘイヘイヘイヘイっ! それそれそれっ……!」ギリギリ
本田「ぐっ、ぐっ……」モガモガ
ダン「ギブアップかっ……!? ギブアップするのかっ……!?」
オー ! オーオー !
実況「ディージェイも負けてはいませんっ! ここは一瞬の隙を突いてきますっ! さぁさぁ、本田はもがくもがくっ! どうだどうだどうだっ!?」
本田「くそったれっ……! くそっ、くそっ……ギブアップじゃっ……!」
ダン「おぉ〜いっ! ゴング鳴らせ、ゴングをよぉっ! ギブアップだっ!」
カンカンカーン
実況「あ〜っと、どうやらここで本田の口から言葉が漏れたようですっ! ギブアップですっ! どうやらギブアップのようですっ!試合は決着です!」
フェイロン「あ〜っと、ギブアップですか……」
47
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:39:28 ID:qw84k.rE
今日はここまで
48
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:47:11 ID:nntXNWdY
乙
おお、ディージェイ勝った
終盤で無駄な動きはあったけどw
49
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:52:26 ID:6B2olkow
フェイロンのコメントがいちいち心に響く
50
:
名無しさん
:2016/07/04(月) 23:55:35 ID:0sBkXPDk
いや、でも技のバリエーションは確実に増えてるぞ
一つは反則だがw
51
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 00:55:28 ID:dtLaiWFE
乙
いい感じにスタイルが固まりつつあるな
反則も打ち合わせ済みと見た
52
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 01:21:54 ID:wtFg2VXY
乙!
前までのDJ-本田戦とは感じが違う
53
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 01:37:36 ID:Ekxxv4Yo
どこまでが打合せやろか
気になるねぇ〜
54
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 02:32:55 ID:kN7UNCaM
おつおつ
DJの勝ちって事は、上の人達に成長が認めみられたってことなのかな?
55
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 03:04:03 ID:2N4webTM
乙乙
ロープの位置取りは気を付けるとしてDJは今後ヒール路線でいくのだろうか
56
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 03:24:00 ID:itMQelGk
乙っした
下からの三角って普通に難しいだろ
支える本田あってこそだが仕掛ける方もバランス必要だし
身体能力はストプロ内でも上位なのかもなDJ
57
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 08:52:03 ID:tgox8TSc
>>55
ヒールってか、やんちゃ路線じゃないかな
マイルドなブランカさんみたいな
58
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 10:58:16 ID:DBguARzs
ギブ負けって珍しいもの見れた気がするw
59
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 17:52:02 ID:1XxHiEYo
ある意味ディージェイとの試合はみんな最初からギブアップだろうw
60
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 18:40:58 ID:vmfgKgGs
ソバットフェスティバル(仮)
61
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:00:46 ID:UiRK2fj.
ーーー
かりん「あら、今日の試合は荒れなかったようですわね。よかったですわ」
さくら「あぁ、かりん……試合、次っすよね。遅くなってごめんっ!」
かりん「相変わらず、ドタバタしてますわね」
さくら「いや〜、あはは……申し訳ないっす」
かりん「構いませんわよ。仕方がない事ですもの。ミカさんとララさんは、来てますの……?」
さくら「あっ、大丈夫っす! もう到着して解説席に向かってます」
かりん「うん」
さくら「そっちの案内とかしてたら、結局こんなギリギリになっちゃいましたよ。一番後になって……ごめんね、かりん」
かりん「構いませんわ」
62
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:06:56 ID:UiRK2fj.
かりん「結局、ユンさんとヤンさんの話って何だったのですの……?」
さくら「あ〜、またいつものヤツっすよ。大した話ではなかったっす」
かりん「ふ〜ん」
さくら「毎回毎回、思いつきの提案こっちに吹っ掛けてくるもんっすから……も〜う、本当に困ったもんっすよっ!」クスクス
かりん「うん」
さくら「あのさ、かりん……ごめんね……?」
かりん「……ごめんって?」
さくら「いや〜、その……最近、ユンさんとヤンさんの事も任されましたから……その……あまりかりんの話を聞いてあげれてないような気がしてね……?」
63
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:13:58 ID:UiRK2fj.
かりん「大丈夫ですわよ。大丈夫。あなたの考えは口に出さずとも、ちゃ〜んと理解してますわ」
さくら「……ありがとう」
かりん「ローズさんは、少し文句を言ってたみたいですわ」
さくら「……あ〜、やっぱり」クスクス
かりん「でも、もう大丈夫ですわ」
さくら「……案外、かりんが何か言ってくれたりしてた?」
かりん「さぁ〜? 別に……」
さくら「ふ〜ん……まっ、そっか」ニヤニヤ
かりん「ふふ」
さくら「試合、頑張ってね! 今日はガーンと暴れちゃってもいいからっ!」
かりん「わかりましたわ」
64
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:23:00 ID:UiRK2fj.
ーーー
実況「さぁ、フェイロンさん。今、両者の退場が終わりましたが、いかがでしたか、この試合……?」
フェイロン「う〜む……やはり、本田選手が本調子を取り戻していないと言いますか……」
実況「……はいはいはい」
フェイロン「……きっかけはアレでしょうね」
実況「アレとは……? 具体的には……?」
フェイロン「う〜ん。まぁ、言っちゃうとロレント選手の裏切りですよ」
実況「ロレントの裏切りと言うと、ヤムチャ選手とタッグを組んだ時の試合ですね?」
フェイロン「そうですねぇ。あの後から本田選手の調子がガクっと落ちてきているような気します」
実況「やはり、ショックは隠せないと言った所ですかねぇ? 本田らしからぬ……と言った感じです」
フェイロン「いや〜、でも自分だって……まぁ、ホークはそういう風にはなりませんけど……ホークとああいう形になってしまえば、心のバランスみたいなのは崩れてしまうと思いますよ?」
実況「なるほど〜!」
65
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:32:47 ID:UiRK2fj.
フェイロン「今日ね……そのリベンジと言う形で、ヤムチャ選手とロレント選手の試合が組まれているじゃないですか?」
実況「はいはいはいはいっ! そして、今日の試合はな〜んとタイトルマッチですっ! ヤムチャ選手はベルトを要求し……そして、ロレントもそれに乗ってきましたっ!」
フェイロン「勿論、期待出来るカードだと思うんですよ……期待が出来るね……」
実況「はいはい」
フェイロン「けど、その……今日のヤムチャ選手のパートナーってケン選手じゃないですか……?」
実況「そうですねぇ! ヤムチャはパートナーにケンを選びましたっ……!」
フェイロン「そりゃ、そうなるとは思うんですけど……そうなるとは思いますよ……でも、そうなってくると……う〜ん……」
実況「……んっ?」
フェイロン「やっぱりねぇ……本田選手の立場ってのがなくないですか?」
実況「あ〜、なるほど〜。確かに、そうかもしれません」
66
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:37:48 ID:UiRK2fj.
フェイロン「自分はねぇ、本田選手にも……やっぱり期待したい部分はあるんですよ」
実況「気持ちはわかります! 非常〜に、わかりますっ!」
フェイロン「ただねぇ、今現状でこうやって調子を落としているのを見てると……う〜ん、う〜ん……」
実況「なんとか、もう一度本田には立ち上がって頂きたい所ですよねぇ!?」
フェイロン「そうですそうです。本田選手はこんな物ではないです。自分は知っていますっ!」
実況「裏切られた心の傷は癒える事が出来るのかっ……!? そして再び、そこから歩みを進める事が出来るのかっ……! 本田ァァっ!」
フェイロン「立ってもらいたい所ですね。ちょっと暗い話になってしまいましたかもしれませんね」
実況「そうですね。では話題を変えていきましょう」
フェイロン「はい」
67
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:47:11 ID:UiRK2fj.
実況「今、我々のストリートプロレスには多くの女子選手がいます」
フェイロン「はい」
実況「さぁ、ズバリ聞きましょう。フェイロンさん、あなたのタイプは誰だっ!? さぁ、どうぞっ!」
フェイロン「……んえっ!?」
実況「私のタイプと言えば、やはり帰って来たチャンピオン、春麗選手ですよっ! 非常〜に、美しい選手でございますっ! あ〜、でもキャミィ選手も捨てがたいですねぇ〜!?」
フェイロン「はぁ……はぁ……」
実況「いやしかし、かりん選手なんかもいいですね〜、あ〜っ、ローズ選手もタイプですっ! ローズ選手はこの解説に来た時には私に、非常にいい感じでお話してくれるんですよ〜っ!」
フェイロン「はぁ……はぁ……」
実況「いや〜、モテる男と言うのは困っちゃいますねぇ〜! ワーッハッハッハ!」
68
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 22:54:06 ID:UiRK2fj.
フェイロン「え〜、ちょっと話題変わりすぎじゃないですかね……?」
実況「ハッハッハーっ! 変わるのにも、理由って物がありますっ! というのも、次の第三試合は……これ、女子選手の試合ですよねぇ!?」
フェイロン「そうですね。かりん選手とローズ選手ですね」
実況「それだけじゃないですよ。なんとなんとなんと、そして本日のその試合……なぁ〜んとなんと、特別ゲストがこの解説席にやってくるんですよっ!?」
フェイロン「へぇ〜」
実況「さぁ、その特別ゲスト……もう、発表しましょうかっ!? そうですっ! なぁ〜んと、鰯ヶ浜女子プロレスのレインボー・ミカ選手とララ選手ですっ!」
フェイロン「へぇ〜」
実況「二人も来るんですよっ!? 二人もっ! いや〜、これは両手に花なんてもんではないっ! 私ね……本日、ちょ〜っといい香水をつけてきましたっ!」
フェイロン「……はははは」
69
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:01:29 ID:UiRK2fj.
実況「ミカ選手はマスクで隠れている部分はございますが……まぁ、それでもやはりねっ!? そして、ララ選手も美人ですよ〜!」
フェイロン「……はぁ」
実況「どうしようかな〜、この実況席で仲良くなっちゃったら〜。あ〜、私、鰯ヶ浜女子プロレスのファンの皆様に怒られちゃうかもしれませんねぇ!?」
フェイロン「そこは、鰯ヶ浜女子プロレスのファンの皆様だけではなく、うちの団体のファンにも怒られちゃいますよ……?」
実況「……むむっ!?」
フェイロン「自分達の味方でいて下さいよ」
実況「あ〜、勿論勿論っ……! そこは勿論、私もこのストリートプロレスの戦士の一員として、実況に命をかけておりますっ! まぁ、でもとにかく次の試合は……リングの上は勿論の事。この放送席も華やかになる事は間違いなしっ……!」
フェイロン「はい」
70
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:06:52 ID:UiRK2fj.
実況「まぁ、結局私が何が言いたいのかと言いますと……まぁ、こういった華やかで楽しい試合も、このストリートプロレスにはあるよと言った所です!」
フェイロン「はい」
実況「本田選手の試合は、少し後味の悪い物となってしましたが……まぁ、皆様気分を切り替えて、私と同じように次の試合を楽しんでいきましょう」
フェイロン「あまり、はしゃぎすぎないようにして下さいね?」
実況「……検討致しますっ!」
フェイロン「……ははは」
実況「それでは、本日のゲスト解説を最後にもう一度ご紹介いたしましょう。本日のゲスト解説は……」
フェイロン「ホワチャア! フェイロンだ、ありがとうっ!」
実況「さぁ、CMの後は第三試合、かりん対ローズですっ! そして特別ゲストはレインボー・ミカ選手とララ選手っ!」
71
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:12:26 ID:UiRK2fj.
ーーー
ディージェイ「ふ〜ん、ふふ〜ん、ふ〜ん、ふふ〜ん……ダバダバディッディッディ〜」
ブランカ「ディージェイ君、お疲れ様です」
ディージェイ「イエーイ、Mr.ブランカ。今日のミーの試合……どうだったかな〜?」
ブランカ「う〜ん、そうですね……」
ディージェイ「ミーはMr.本田に勝てたと思う〜?」
ブランカ「……自分では、どう思います?」
ディージェイ「ソコがわかんないから聞いてるんじゃないかっ!? Mr.ブランカはバカチンだね!」
ブランカ「……誰が、バカチンですか」
ディージェイ「う〜ん……でも、勝ててはないんじゃない……?」
72
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:16:54 ID:UiRK2fj.
ブランカ「……ほう」
ディージェイ「だって、ミーのフィニッシュホールドあまり盛り上がってなかったじゃないかっ!? あれだったら、絶対にピープルズ・エルボーの方がよかったよっ! これはMr.ブランカのミスだっ!」
ブランカ「もうちょっと、試合序盤から相手の腕を狙ってたら、ああいうのは効果的に決まるんですよ」
ディージェイ「ふんふん」
ブランカ「ダルシムさんとか、よくするでしょ? 君の肘を肩にぶつけるヤツとか……」
ディージェイ「はいはい。アームブリーカーだね!? アームブリーカーでしょ!?」
ブランカ「そうです。そういうのを混ぜつつ、やっていくんですよ。今日のは少し仕掛けが急だったかもしれませんね」
ディージェイ「ヘイっ! Mr.ブランカっ……! じゃあ、次はアームブリーカーだっ! ミーにアームブリーカーを教えるんだっ! ハーリーアーップっ!」
ブランカ「アームブリーカー……覚えます……?」
ディージェイ「当〜然だよっ! 当然当然当然っ! このままじゃミーの三角絞めは腐っちゃうっ!」
ブランカ「まぁ、覚えておいて損はない技ですからね。わかりました」
ディージェイ「それで……他には……!? 他にはどうすればいいのっ……!? まだ、何かあるっ……!?」
ブランカ「う〜ん……そうですねぇ……」
73
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:18:29 ID:UiRK2fj.
今日はここまで
74
:
名無しさん
:2016/07/05(火) 23:41:40 ID:1tMTsLpE
乙
勉強熱心だが、ディージェイはディージェイだなw
さくらかりんの信頼関係も良いな
75
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 00:25:20 ID:.Us8eD3U
乙!
76
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 00:35:18 ID:ZMPYT6PM
乙です。
なんだかんだでこういう貪欲なヤツが上に行くもんだよねどこの世界でも
たまーに貪欲のベクトルを間違えちゃゆん人もいるけども…
77
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 00:43:14 ID:nIwQ2f8A
乙!
解説の人好き
78
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 01:02:26 ID:io/1y2wA
おつおつー
DJの考え方が変わったね
魅せ方を気にするようになってきたのはすごい進歩だ
ジミーさんも何気に嬉しそうなのが、こっちも嬉しくなってくる
あとさくらとかりんこんなにわかりあってたんだな
これからもっと二人の絡みを増やしてほしいっす
79
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 05:08:25 ID:emRagpxI
乙っした
空気読むDJ
コーガィもだが若手が第一第二を卒業に向けて突っ走ってるぞ!
これだと底上げだが…第一第二に転落しそうな奴もいるのが…ユン…
80
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 07:02:52 ID:XutTxl12
俺はユンもきっかけがあれば良くなると思うよ、多分
81
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 12:35:19 ID:k29FoK6g
乙です!
>>76
さり気なく名指しw
82
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 14:39:06 ID:cUqK1yFU
ユンは中途半端に人気があるって時点で
DJとはちがうからなぁ。
一度女性ファンからも見捨てられた方が本人のためだろw
83
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 18:30:50 ID:IIejITCU
なんだかユンがイレギュラーハンターXの
VAVAのように思えてきた
84
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 19:04:08 ID:GWH8u.us
おつ
折角勝ってもちゃんと試合組み立ててないと、「DJが強くなった」ではなく「本田が本調子じゃない」って見られちゃうわけか
難しいね
85
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 20:17:50 ID:Tr.p141E
vavaじゃなくてただのバカや
86
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 21:12:40 ID:IjEnBcno
本田さんがくすぶるのはもったいないなぁ・・・
シャドルー壊滅後にヒールとかないかね
87
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:00:55 ID:UK5uo2vs
ーーー
ダン「続きましては、第三試合ですっ! さぁ、皆様どんどん盛り上がっていきましょうっ!」
パチパチ……パチパチ……
実況「さぁ、それではいよいよ第三試合でございますっ! そして、この第三試合のゲスト解説にはスペシャルなお方が起こし下さいましたっ! それでは御紹介致しましょうっ! 本日のスペシャルゲスト解説はこちらっ……!」
ミカ「……」
ララ「……」
実況「……んっ?」
ミカ「……」
ララ「……」
実況「え〜、あの〜……本日のスペシャルゲスト解説はこちらのお二人ですっ!」
ミカ「ンゴオオォォ……ンゴオオォォ……」
ララ「スピー……スピー……」
実況「……んああっ!?」
88
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:07:34 ID:UK5uo2vs
実況「え〜っと……あのぉ〜、ちょっとちょっとちょっとっ……!」
ミカ「やかましいよ、疲れてんだ……寝かせろ寝かせろ……ンゴオオォォ……」
ララ「スピー……スピー……」
実況「はいはいはいはいっ! 寝ない寝ないっ……! 起きろ起きろっ……!」
ミカ「うるせぇうるせぇうるせぇ……後、五分……後、五分だよ……」
ララ「スピー……スピー……」
実況「ちょっとちょっとっ……! かりんの入場は、もう始まってますよっ! ほら、起きたああぁぁっ!」
ミカ「だあああぁぁっ! 耳元でうるせぇなぁ……! なんだよ、ちくしょうっ……!」
ララ「う〜ん……もう、うるさいわねぇ……最悪……」
89
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:15:55 ID:UK5uo2vs
実況「あ〜っとっ、失礼しましたっ! それでは、気を取り直して本日のゲスト解説のお二人を御紹介しましょうっ! 本日のゲスト解説のお二人はこちらですっ!」
ミカ「あぁっ……ったく、チッ……レインボー・ミカ……」
ララ「……ラ〜ラ」
実況「ミカさん、舌打ちは……そのぉ〜、やめませんかね……?」
ミカ「うるせぇよ。てめぇが隣で大声出すからだろ……うるせぇんだよ、バカっ!」
実況「まぁまぁまぁ……本日は、ミカさんがゲスト解説なのですから……こう言った場で、お休みになられるというのは、まぁ本末転倒と言いますか……」
ミカ「うるせぇっ! 眠くもなるだろうが、こんなクソ団体の試合を見てたらよぉ……!?」
実況「……おぉ〜っとっとっと」
90
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:22:41 ID:UK5uo2vs
ミカ「今、何試合目だよ、コレ……? 三試合目……?」
実況「あ〜、三試合目ですね。あっと、そして続いてローズの入場です」
ミカ「クソ試合みてぇな、タルい試合ばかりしやがってよぉ……? そりゃ、眠くもなるっつー話だよ、馬鹿野郎っ!」
実況「え〜、今画面の方にはローズの入場シーンが撮されているとは思います」
ミカ「ローズ……? ローズ……? なんだなんだ……? アイツ、ローズってんのか!?」
実況「はい、ローズ選手です。彼女も女子選手で……」
ミカ「知らねぇよ、聞いた事もねぇよっ! 誰だよ、アイツ!」
実況「あ〜、いやいやいやいや……」
ララ「……春麗ってブスは今日出ないの?」
91
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:29:12 ID:UK5uo2vs
ミカ「そ〜うだよ。今日アタシ達は春麗ってブスがどの程度のモンか見てやろうと、ワザワザここに足を運んでやったんだよっ!」
実況「ミカさん、ララさん……我々の団体のチャンピオンに、そう言った乱暴なお言葉使いと言うのは、申し訳ありませんが……」
ミカ「知るかぁ! チャンピオンっつったって、猿山の大将だろうがっ! そ〜んなヤツは何言われても仕方ねぇんだよっ!」
実況「いやいやいやいや……」
ミカ「その春麗が出ねぇんだったら、アタシ達は何しに来たんだっつー話だよ、オイっ!」
ララ「……帰る?」
ミカ「そ〜うだな……帰るか……!?」
実況「いやいや……ミカさん、ララさん、落ち着いて下さいっ……! 折角、こうやって足を運んで頂けたんだから……試合は見ていきましょうよ……ねっ……!?」
92
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:35:02 ID:UK5uo2vs
実況「ほらほらっ……!? もう、試合が始まりますよっ!? ほら、かりんとローズが、今リング中央で視線を合わせましたっ!」
ミカ「……なんだよ、アイツら。チャラチャラしてんなぁ」
実況「まぁまぁまぁまぁ……こうやって試合を見る事によって、我々の団体のレベルと言った物が……」
ミカ「とっくに低レベルって事はわかってるけどな! はははは!」
実況「……う、う〜ん」
ダン「よぉ〜しっ! それじゃあ、試合開始だっ! ゴングを鳴らせ、ゴングをよぉ!」
カーン
実況「あ〜っと、そうこう言ってるうちに、今闘いの鐘の音が打ち鳴らされましたっ! それでは第三試合……かりん対ローズ。試合開始ですっ! 引き続き、実況は私っ! そしてゲスト解説はレインボー・ミカさんとララさんですっ!」
ミカ「ブー! ブー!」
ララ「ブー! ブー! ブース! ブー! ブー! ブース!」
実況「う、う〜ん……私、頑張って実況させて頂きますよぉ〜っ!」
93
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:41:53 ID:UK5uo2vs
かりん「いきますわっ! はあぁぁっ!」ガシッ
ローズ「……きなさいっ!」ガシッ
実況「さぁ、先ずはリング中央で両者が組み合いましたっ! ロックアップですっ!」
ミカ「ヘーイ! ヘーイっ!」
かりん「……たああぁぁっ!」ギリギリ
ローズ「……んんんんんっ!」ギリギリ
実況「さぁ、そして力比べと言った所ですかねぇ? 両者が渾身の力を込めていきますっ!」
ミカ「チンタラしてんじゃねぇよ。オラ、とっとと投げちまえよ
、ドブスがっ!」
実況「まぁまぁ、ミカさん……試合はまだ始まったばかりなのですから……それとね……? 『ドブス』とかそう言ったお言葉は放送的にもよくないかもしれません」
ミカ「はいはい、すんましぇ〜ん」
94
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:45:46 ID:UK5uo2vs
かりん「……はあぁっ!」グイッ
ローズ「……くっ!」ヨロッ
実況「さぁ、ここはかりんの力が勝ったかっ! ローズは一歩後退っ!」
ミカ「……むむっ!?」
かりん「はああぁっ……! たあぁっ……!」グイグイ
ローズ「くっ……くっ……!」ヨロヨロ
実況「おぉ〜っと、ここでローズは二歩、三歩と後退していくっ! かりんが押していますっ!」
ミカ「むむっ……! むむっ……!」
かりん「たああぁぁっ……!」ググッ
ローズ「……くっ!」グイッ
ダン「……ロープブレイクだっ!」
実況「お〜っと、ここでローズの身体がロープまで押し込まれました! その背がロープへと触れましたっ! さぁ、ミカさん……何かお気づきになられましたか!?」
ミカ「あぁ、うん……」
95
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:50:02 ID:UK5uo2vs
ローズ「ロープブレイクよ……離して頂戴……」パッ
ダン「ロープブレイクだっ! 一度、離れろっ!」
ミカ「あのローズって奴だけどよぉ……?」
実況「はい、ローズですね!? さぁ、ローズは両手を上げて、ここはロープブレイクアピールしております」
ミカ「アイツ……アレか……? 顔、弄ってんのか……?」
ララ「あ〜っ! それっぽ〜いっ!」
実況「ローズの顔が……んああぁっ……!?」
ミカ「よぉ〜し、直球で聞いてやるよ……整形してるのかっ!? アイツ、整形してるのかっ!?」
ララ「勿論、してるに決まってるわよねぇ〜。だぁ〜って、なんだか嘘臭い顔だも〜んっ!」
96
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 22:56:14 ID:UK5uo2vs
かりん「ロープブレイクなら仕方ありませんね……離れますわ……」パッ
ローズ「……ふう」
ダン「よしっ! 両者、リング中央に戻れっ!」
パチパチ……パチパチ……
実況「……ミカさん、あなたは何を言ってるのですかっ!?」
ミカ「だからよぉ……? 今、アイツの顔を見てたら、顔のパーツが不自然だと言うか……違和感を感じたんだよ! 整形してるんだろ、アイツっ!?」
実況「していませんっ! し〜て〜い〜ま〜せ〜んっ!」
ミカ「……ど〜だかなぁ!」ニヤニヤ
ララ「だって、してる人って自分でしてるって言わないもんね」
実況「あらぬ疑いをかけられては困りますっ! ここは声を大にして言いましょうっ! ローズ選手は整形などはしておりませんっ! 我が団体の選手は全員ナチュラルでございますっ!」
ミカ「……ど〜だかなぁ!」
ララ「貴方、騙されてるんじゃない?」ニヤニヤ
実況「試合を見ましょうよっ……!? ミカさんっ……! ララさんっ……!」
97
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 23:01:40 ID:UK5uo2vs
ダン「試合再開だっ! ファイっ!」
ミカ「どういう風に見ようがは、こっちの勝手だろうが、オイっ!」
実況「いやいやいやっ……!」
ミカ「試合がクソつまんねぇんだから、そ〜ういう所に楽しみを見出だしていくしかねぇじゃねぇだろうがっ……! なんだ……!? おめぇの団体はそ〜いう所までイチャモンをつけてくるのかっ!?」
実況「う、う〜んっ……! ま、まだ試合は始まったばかりですっ!」
ミカ「……知るかぁ!」
かりん「……はあぁぁっ!」ガシッ
ローズ「……たああぁぁっ!」ガシッ
実況「え〜、試合は再開しているようですねっ……!? さぁ、リング中央で両者が組み合いますっ!」
ミカ「チンタラしてんじゃねぇよ、ボケ! カス!」
98
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 23:07:39 ID:UK5uo2vs
ローズ「それっ!」グルンッ
かりん「くっ……あいたたた……」
実況「おっと、今度はローズ選手が仕掛けましたかね?」
ミカ「整形美人がな」
実況「……ミカさんっ!?」
ミカ「は〜いはい」
実況「さぁ、ローズ選手がかりん選手の腕を持ち上げ……ここは背後からのアームロックの形で捉えましたっ!」
ローズ「……それそれ」ギリギリ
かりん「くっ……くっ……」モガモガ
実況「さぁ、背後から腕を絞り上げていきますっ! かりんもなんとか振りほどこうとしているかっ!?」
ミカ「へーへへ、ヘーイっ!」
99
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 23:11:53 ID:UK5uo2vs
かりん「くっ……ロープブレイク狙いますわ……」ヨロッ
実況「さぁ、かりんはロープブレイクを狙うかっ!? 大きく腕を伸ばしつつ、ロープ方向へと歩みを進めていきますっ!」
ミカ「ヘイヘイ、ヘーイっ!」
ローズ「……いかせないわっ!」グイッ
かりん「あっ……くっ……!」ヨロッ
オー ? オーオー ?
実況「あ〜っと、しかしここはローズが背後から……おぉ〜っとかりんの身体をリング中央へと戻していくっ! ロープブレイクを阻止していきますっ!」
ミカ「ちんたらやってんじゃねぇよ。つまんねぇな、おいおいおい……」
実況「まぁまぁ、ミカさんミカさん……」
ミカ「こんな試合でさぁ……? 盛り上がるの……?」
ララ「……盛り上がるワケないわよねぇ」
100
:
名無しさん
:2016/07/06(水) 23:17:27 ID:UK5uo2vs
ミカ「自ら足をこんな所に足を運んだって自己責任もあるんだけどな……」スタッ
実況「……あっと、ミカさん。突然、立ち上がってどうされましたか?」
ミカ「これじゃあ、会場の連中があまりにも不憫すぎるよ……ちょっと、アタシが一肌脱いでやるよ……」
実況「え〜っと……一肌脱ぐと言うのは……?」
ミカ「よぉ〜しっ! それじゃあ、レインボー・ミカっ! ここで一曲歌わせて頂きますっ!」
ララ「イエーイっ! 頑張れ〜!」
実況「えっ……!? んあっ……!? 歌、歌……!? 歌っ……!?」
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