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ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!」

1名無しさん:2016/03/22(火) 22:03:20 ID:lIvccGkk
ロレント「これにて、試合は終了……そして本田、これからは……」グイッ

本田「うあぁぁ……くっ……」

ロレント「不甲斐ない試合をしたお前への……制裁の時間だ……規則だからな……ヒャハハハ……」グリグリ


実況「あ〜っと、そしてロレントはガックリとうなだれた本田に近づいて行き……おぉ〜っとっ! 横っ面を踏んでいくっ! 顔面を踏んでいくっ!」

元「……あらぁ」

実況「足を動かし……踏みにじっていくっ! 本田の身体も、心もっ!」


ヤムチャ「この野郎っ……! さっきから見てたら好き放題しやがってっ……! も〜う、俺は我慢できねぇぞっ! うおおおっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「あ〜っとっ! しかしここでヤムチャがリングインっ! エプロンサイドからロープを潜りリングインっ!」

元「おっ!」

実況「卑劣な行為に、ヤムチャも堪忍袋の尾が切れたかっ!? おぉ〜っとっ! ヤムチャはそのまま、本田を踏みつけているロレントに一直線に向かっていくっ!」

2名無しさん:2016/03/22(火) 22:08:30 ID:lIvccGkk
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410868068/l50

ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414760702/l50

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1419080190/l50

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1422805719/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1425992607/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1428498199/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1429707801/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1432731679/
ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1435928755/

3名無しさん:2016/03/22(火) 22:13:42 ID:lIvccGkk
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1436878976/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1438952532/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441198930/

大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441631671/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1442149544/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1445173341/

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448197406/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448456471/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1452517316/

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455627762/

今大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455454847/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455714113/

4名無しさん:2016/03/22(火) 22:15:56 ID:lIvccGkk
ヤムチャ「お前っ……! それが、元・タッグパートナーにする仕打ちかよ、この野郎っ……! うるあぁっ……!」ズガァッ

ロレント「……お、おおっ」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、ヤムチャはロレントに突っ込んで行き、そして足を高く上げフロントのハイキックっ! おっと、ロレントの身体を蹴りやっていきますっ!」

元「まぁ、こういった反則とか……侮辱行為みたいな事をやられてちゃね……気持ちはわかるよ」

実況「ロレントの身体がよろけて……おぉ〜っと、片膝をついたぁ!」


ヤムチャ「本田さんっ……!? どうしたんですかっ!? 熱血力士っぷりはどうしたんですかっ!? ねぇねぇっ!?」パンパン

本田「ううっ……ああっ……! 勿論、わかっとるわっ……!」


実況「さぁ、ヤムチャはダウンしている本田の元で大きく手を打ち鳴らしていきますっ! ヤムチャも応援しているぞっ! 本田ァ! ラフファイトに屈してはならないっ!」

元「今はヤムチャ君と本田君だけどさ……? ちょっと前まではロレント君と本田君で、こういった場面もあったのにねぇ……」

実況「確かにっ……! 時には、ロレントが本田に檄を入れ……逆もまた然りっ……! 本田がロレントに檄を入れ……そう言った場面もありましたっ! 私も記憶に残っていますっ!」

5名無しさん:2016/03/22(火) 22:21:30 ID:lIvccGkk
ソドム「OK,OK ! I do a ring inn, too.」

ヤムチャ「ほら、本田さんっ! 立ってっ……! しっかりしてっ!」パンパン

本田「ううっ、わかっとる……わかっとるわ……」


オー、オーオー

実況「あ〜っとっ! しかし、そちらが来るならこちらもかっ!? おっとぉ、ここでソドムがロープを潜りリングインしてきますっ!」

元「あ〜っと、こっちもか!」


ソドム「phew...No time to relax...」ズガズガ

ヤムチャ「本田さんっ……! しっかりっ……! ほら、立ってっ……!」

本田「わかっとる……ううっ、わかっとる……」


実況「さぁ、そしてソドムはヤムチャへと向かっていくっ! あ〜っと、ヤムチャはソドムに気づいていないのかっ……!? 背を向けているぞっ!?」

元「本田君の事ばかり構ってるのはよくないんじゃないっ!?」

6名無しさん:2016/03/22(火) 22:27:00 ID:lIvccGkk
ソドム「Hey ! Fuck ! 」ドスッ

ヤムチャ「んあっ……!? うげっ……!」ヨロッ


実況「ヤムチャの背後へと近づいていったソドムは……おぉ〜っと、ここは背中に両腕を振り下ろしていくっ! ハンマーパンチっ!」


ロレント「上官を蹴るとは……フン、教育が行き届いてないな……奴にも指導が必要だ……」ムクッ

ソドム「Hey boy ! Are you ready ? 」グルンッ

ヤムチャ「お、おおっ……!」


実況「おぉ〜っと、ソドムは前のめりになったヤムチャの身体を、ここは反転させながら掴みかかっていくっ!」

7名無しさん:2016/03/22(火) 22:34:34 ID:lIvccGkk
ソドム「Big damage to a your body ! And your mind ! 」グイッ

ヤムチャ「くっ……くっ……」


実況「さぁ、ソドムはヤムチャの頭部を自身の股下へと押し込んでいくっ! ここはパワーボムの体勢に捉えたっ!」


ソドム「GRAAAAAAR ! 」ググッ

ヤムチャ「おっ……おおっ……!」


実況「そして一気にソドムヤムチャの身体を持ち上げたぁ! 自身の頭上まで抱え上げるっ! ソドムは少し旋回しつつ……ヤムチャの身体を叩きつける場所を選んでいるっ!」


ソドム「Be fear ! 」グイッ

ヤムチャ「おおぉっ……! うおおおぉぉっ……!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてそこから更に、ヤムチャの身体をリフトアップっ! もう一段階高く上げていきますっ!」

元「お〜っと、これは高いよ〜」

8名無しさん:2016/03/22(火) 22:42:54 ID:lIvccGkk
ソドム「BUTSUMETSU-Busterrrrrrrrrr ! 」シュタッ

ヤムチャ「うおおおっ……! うげえええぇぇっ!」ズドーンッ


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「さぁ、そしてソドムがジャンプして前方に飛びつつ……おぉ〜っとっ! ヤムチャの身体をマットへと叩きつけていったぁ!」

元「え〜、ブツメツバスターだね」

実況「なんと演技の悪い名前でしょう、仏滅バスターっ! しかし、この名前にも理由があるっ! 忌み嫌われる言葉を浴びせる事によって、相手の肉体だけではなく、精神にもダメージを与える技なのですっ!」

元「まぁ、あれだけ豪快に叩きつけられたらね……精神にもくるもんはあるでしょう」


ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」

ヤムチャ「ううっ……なんだコレ……すげぇ、高い所から落とされたぞ……」


実況「おっと、おっとおっと!? ヤムチャは後頭部を強打したかっ!? 少し抑えていますっ!」

9名無しさん:2016/03/22(火) 22:50:09 ID:lIvccGkk
ロレント「……ソドム、退いてろォォっ!」ダダッ

ソドム「OK ! My master.」ササッ


オー、オーオー

実況「膝から着地したソドムっ! おっと、そしてそこにロレントが突っ込んで来ているっ! 上体を起こして後頭部を抑えて苦しんでいるヤムチャに突っ込んで来ているっ!」

元「おぉ〜っと」

実況「さぁ、ソドムは素早く脇に逸れるっ! ロレントにその道を譲るっ!」


ロレント「教ォォォ育的指導ゥゥゥゥ!」スパーンッ

ヤムチャ「ぐ、ぐええぇぇっ……!」バターンッ


シッカリシロヨ、ヤムチャー

実況「そして、ヤムチャの身体も……まるでサッカーボールが如く蹴り飛ばしていくっ! 勢いつけた蹴りィ! 胸かっ!? それとも顔面かっ!?」

元「流れは完全にロレント君達かもしれないね」

実況「ヤムチャの身体がマットへと倒れ込んだぁ! 本田も……ヤムチャも……おぉ〜っと、マットに倒れているっ! 完全にロレント達のペースかっ!?」

10名無しさん:2016/03/22(火) 23:01:31 ID:lIvccGkk
ダン「おいおいおいおい、ロレントロレント……おいおい、好き勝手……」

ロレント「ダン中尉、我輩か……? 我輩は、試合権を持っているぞ……試合権がないのにしゃしゃり出たのは、アイツだ……そっちに行ってろ……」


オー、オーオー

実況「さぁさぁ、リングの中が少しばかりカオスな事になってきましたっ! ここでレフェリーがロレントに警告……あ〜、いやっ! 聞く素振りすら見せないっ! ロレントは本田へと向かっていくっ!」


ソドム「HAHAHAHA ! Help you with a ring out ! 」ゲシッ

ヤムチャ「……うおっ」ゴロンッ


実況「ロレントは本田に……おぉ〜っと、ソドムはヤムチャにいくっ! ソドムは仰向けになっているヤムチャの背の下に足を差し込み……おっと、そのまま持ち上げていくっ! 仰向けのヤムチャの身体をうつ伏せにしていったっ!」


ソドム「Hey ! 」ゲシッ

ヤムチャ「うおっ……」ゴロンッ

ソドム「Hey,Hey ! 」ゲシッ

ヤムチャ「んあっ……」ゴロンッ


実況「あっと、うつ伏せのヤムチャの腹の下に足を差し込み……再び、仰向けに……! あ〜っと、そしてまたうつ伏せにっ!」

元「あ〜、これはリングアウトさせようとしてるね」

実況「あ〜っと、本田の救出に走ったヤムチャではありましたが……あ〜っと、ここはソドムにしてやられたかっ!? ヤムチャの身体は転がされ、どんどんとロープ際まで追いやられていくっ!」

11名無しさん:2016/03/22(火) 23:13:14 ID:lIvccGkk
ダン「だああぁぁっ! ちくしょうっ……! だったら、試合権のない奴にだっ……! おい、ソドムっ!」


実況「さぁ、レフェリーもリング上で右往左往っ! あ〜っと、今度はロレントへと向かったかっ!?」

元「ちょっと荒れ模様になってるからねぇ」


ダン「おい、ソドムっ! 試合権のない奴はリングにいちゃあ、いけないんだよっ!」

ソドム「I know that ! 」ゲシッ

ヤムチャ「……うおっ」ゴロッ

ダン「蹴るなっ……! おい、蹴るなっ……!」

ソドム「Yum cha can't move ! I'm helping Yum cha with a ring out ! 」ゲシッ

ヤムチャ「……んあっ」ゴロンッ

ダン「えっ……? ヤムチャが……えっ……? んっ……? ヘルプ……ヤムチャ……リングアウト……あぁっ……!?」

12名無しさん:2016/03/22(火) 23:20:19 ID:6RhXPJ4Q
ソドム「Yum cha can't move ! I'm helping Yum cha with a ring out ! 」ゲシッ

ヤムチャは動けない! オレがヤムチャをリングの外に出すのを手伝ってるんだよ!
ってか

13名無しさん:2016/03/22(火) 23:24:00 ID:lIvccGkk
ダン「ダメだ……コイツ何言ってるかわかんねぇ……とにかく、やめろっ……! やめろってっ……!」

ソドム「Study English ! That's enough ! 」


実況「しかし、コレはソドムも……レフェリーの言う事を聞く素振りはありませんかねぇ!?」

元「う〜ん……構わず続けてるねぇ……」


ロレント「さぁ、本田ァ……少し邪魔が入ったが……制裁は続けさせてもらうぞ……? ほら、起きろ……」ググッ

本田「……ううっ」


実況「あ〜っと、この混乱の中、今ロレントが本田を身体を引き起こしましたっ! 引き起こしていきましたっ!」


ソドム「OK ! Yum cha a ring out with this ! 」ゲシッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」ボトッ


実況「あ〜っと、そしてヤムチャの身体が……今、ソドムによって場外へと落とされたぁ!」

14名無しさん:2016/03/22(火) 23:38:28 ID:lIvccGkk
ダン「おい、こらソドムっ!」

ソドム「OK,OK ! Don't get angry ! OK,OK,OK,OK ! 」


ロレント「さぁ、いくぞ本田っ! うるあぁ!」ドスッ

本田「……ぐおっ」ヨロッ


実況「さぁ、ロレントは本田を引き起こし……おぉ〜っと、ニーアタックっ! 腹部に打ち込んでいくっ! 本田を身体が前のめりになるっ!」


ロレント「……軍人の心得、その十一」スタッ

本田「……んあぁ?」


実況「そして、ロレントは少し本田の肩口辺りに両手を置いたぁ! 正面から、本田の肩を掴むっ!」

15名無しさん:2016/03/22(火) 23:46:36 ID:lIvccGkk
ロレント「デカい相手には、それなりの戦略を用意するべし……おおおぉっ……!」シュタッ

本田「……うおおっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここでロレントがマットを蹴って……本田の肩の上に真っ逆さまに聳え立ちますっ! 本田の上に倒立だっ!」

元「おぉ〜っと、トリッキーな動きだ。確かに、本田君相手なら重心としてもしっかりするだろうしね」


ロレント「……さぁ、いくぞ。本田ァ!」クルッ


実況「さぁ、ロレントはそのまま身体を反転させつつ……本田の背後へと降りるっ!」

元「うんっ!」


ロレント「そこだああぁぁっ……! 延髄っ……! くたばれっ……!」ゲシッ

本田「お、おぐううっ……!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「あ〜、いやいやっ! 違う違うっ! 背後に降り立つ瞬間に……ロレントは足を伸ばし、本田の首筋を蹴飛ばしていくっ! 突き出す蹴りィ!」

元「正面からねぇ、こうサイドを回って延髄斬り……みたいなのは、よくあるんだよ。あ〜、上からいったか〜」

16名無しさん:2016/03/22(火) 23:55:51 ID:lIvccGkk
ロレント「……さぁて」シュタッ

本田「う、うおおっ……」ヨロヨロ

ロレント「ヒャハハ……続けていくぞ、うおおおぉぉっ……!」ダダッ


実況「背後から首筋を蹴り飛ばされ、流石の本田もこれにはバランスを崩したかっ!? フラフラと前進するっ!」

元「あっとぉ、ロレント君が」

実況「おぉ〜っと、そして着地したロレントは、そのまま間髪入れずにロープへと走ったぁ!」


本田「お、おおっ……んがっ……」ドンッ

ソドム「What's !? Will it be shoulder tackle ? 」

ダン「うおっ……! なんだなんだ、おいっ!? 本田っ……! こっち来るなよっ!」


実況「おぉ〜っと、フラフラと前進した本田の身体が、力なくソドムにぶつかりましたっ! ダウンこそはしなかったものの……」

元「こりゃ、パスしたねぇ……ダウンしてた方が良かったかもしれない……」

17名無しさん:2016/03/23(水) 00:03:10 ID:ZXMK7zKo
ソドム「Fuck ! 」ドンッ

本田「うおっ……!」ヨロッ


実況「さぁ、そしてソドムが突き飛ばすっ! 本田の身体は再び後方へ!」


ロレント「モタモタするな、ソドムっ! 降格処分だぞおおぉっ!」グイッ

ソドム「OK,OK ! I'm go ! I'm go,too ! 」ジリジリ

ダン「お、おいっ……! ソドムっ……! 待てっ……!」


実況「さぁ、ロレントの身体がロープの反動によって返ってきたぁ! そして、ソドムもジリジリと後退して……おぉ〜っと、こいつは狙っているかっ!?」

元「狙ってますねぇ」

18名無しさん:2016/03/23(水) 00:09:04 ID:ZXMK7zKo
ロレント「いくぞおおおぉぉっ!」シュタッ

ソドム「OK ! I'm go,go,go,go ! 」ダダッ


オー、オーオー

実況「本田の背後からロレントが飛び込んでいくっ! そしてソドムも正面から本田へと突っ込んだぁ!」


ロレント「くたばれえええぇぇっ!」ズガアァッ

ソドム「Go to heeeeeeeell ! 」ズガアァッ

本田「あっ……ぐあっ……」


オー、オーオー

実況「そしてラリアットだっ! 両者が同時にラリアットを打ち込んでいくっ! ロレントは背後から飛び込みつつのフライングラリアットっ! ソドムは正面からのラリアットっ!」

元「サンドイッチラリアットだ……これは、衝撃の逃げ場がないからねぇ」

実況「ここは合体攻撃っ! 合体攻撃っ! ロレントとソドムの変則サンドイッチラリアットっ!」

19名無しさん:2016/03/23(水) 00:16:22 ID:ZXMK7zKo
本田「くそっ……ああっ……くそおぉっ……」ガクッ


実況「本田は膝から崩れますっ……! 膝から崩れていきますっ……! この試合に意気込んできた本田ではありましたがっ……!」

元「う〜んっ……!」

実況「ロレントにしてやられていますっ! 完全にしてやられていますっ! これは本田も悔しいでしょうっ!」


ロレント「……軍人の心得、その二十七」クルッ


実況「フライングラリアットを打ち込みつつマットへと飛び込んでいったロレントは、おぉ〜っとそのまま前方回転しながら立ち上がるっ!」

元「いや〜、本田君を手玉にとってるよねぇ」

20名無しさん:2016/03/23(水) 00:19:02 ID:ZXMK7zKo
ロレント「戦場は一つ……敵兵士は一名とは限らない……」ガシッ

ヤムチャ「う、ううっ……くそっ……」ムクッ


実況「さぁ、立ち上がったロレントはそのまま正面にあるトップロープを掴んで……んっ……? 待て……その正面にはヤムチャがいるぞっ!? 先程、ソドムに場外に蹴り出されたヤムチャ、いるぞっ!?」

元「……こりゃ、たまげた」


ヤムチャ「くそっ……本田さん……このままじゃ……」チラッ

ロレント「ヒャハハハっ! お前にも制裁を受けてもらうぞおおおぉっ!」シュタッ

ヤムチャ「えっ……?」


スゲー! ロレント、スゲー!

実況「勢いそのままロレントはトップロープを飛び越え、場外へとダーイブっ! 場外のヤムチャに向かって飛び込んでいくっ!」

21名無しさん:2016/03/23(水) 00:19:34 ID:ZXMK7zKo
今日はここまで

22名無しさん:2016/03/23(水) 00:43:48 ID:tWHAkkKA
乙乙
上からくるぞ気を付けろ!

23名無しさん:2016/03/23(水) 00:48:04 ID:SNrkTcXc


先に合体技も使われて、今のところ一方的だな
本田さんも必殺技の出し惜しみはしないはず
反撃に期待

24名無しさん:2016/03/23(水) 00:59:12 ID:xBRsJdaI
乙!
ロレントさん調子にのってるな

25名無しさん:2016/03/23(水) 05:18:44 ID:lp8HSHxk
乙っした
タフだな本田…まだ動くか
そろそろ反撃したいところ
ラストの落とし所も気になる

26名無しさん:2016/03/23(水) 05:18:47 ID:GvfchNdY
ロレントさんすげー
縦横無尽の大暴れじゃん
ここから本田・ヤムチャ組の反撃はあるかどうか、オラわくわくすっぞ!

27名無しさん:2016/03/23(水) 05:36:25 ID:r9Mn6nQY
サンドイッチラリアットとクロスボンバーってどこが違うの?
マグネットパワー使うかどうか?

28名無しさん:2016/03/23(水) 07:59:11 ID:U8Hyj4QE
アルゼンチンバックブリーカーとタワーブリッジの違いみたいなもんだろ。

29名無しさん:2016/03/23(水) 12:13:39 ID:/51O1Tv2
フェイスボンバーなのか

日英クロスボンバーなのか

30名無しさん:2016/03/23(水) 13:49:04 ID:IX5SdXwg
乙!
リングの上だとロレントさん活き活きするのな

31名無しさん:2016/03/23(水) 17:42:25 ID:k94a7sUw
リバースのハンブルグの黒い霧って感じかな、ロレントの技
見てて映えるだろうなぁ

32名無しさん:2016/03/23(水) 22:01:47 ID:ZXMK7zKo
ロレント「ヒャーッハッハッハァァ!」ズガアァッ

ヤムチャ「う、うおおおぉぉっ……!」


オー! オーオー!

実況「そして、そのまま身体をぶつけていくゥ! プランチャ・スイシーダっ!」

元「本田君が強力な助っ人を連れてきたんだけど……ものともしてないねぇ」


ヤムチャ「う、うげええっ……!」バターンッ

ロレント「ヒャハハ、トロいぞトロいぞ……情けない奴め……」ムクッ


実況「ロレントとヤムチャは縺れ合うように場外に倒れ込みますっ! あっと、しかしすぐ様、ロレントは立ち上がるっ! ここもすぐ様立ち上がってくるっ!」

元「うん。まぁ、反則攻撃はともかく……スピーディでリズムのあるファイトだねよねぇ」

33名無しさん:2016/03/23(水) 22:06:24 ID:ZXMK7zKo
ソドム「HAHAHAHA ! Rolento and I are the best tag team ! 」ガスガス

本田「ぐっ……ぐっ……」

ダン「だぁ〜っ……! ロレントの野郎、ヤムチャは今関係ねぇだろっ……! あ〜、それにソドムの野郎までっ……!」アタフタ


実況「リング上では、ソドムが本田にストンピングっ! ストンピングっ! その身体を踏みつけていますっ!」

元「……あ〜」

実況「なんと言うか……その……一方的ですっ! 少々、予想外の展開になっておりますっ!」


ソドム「Hey...Stand up...Stand up...」グイッ

本田「う、ううっ……」ググッ

ダン「くそっ……! とりあえず、ソドムからだっ……! 先ずは試合権のない奴を、リングから放り出そうっ……!」


実況「おぉ〜っと、そしてソドムは再び本田の身体を引き起こしていくっ! あ〜っと、本田の身体に力がないっ……!」

元「う〜ん……そうだねぇ……」

34名無しさん:2016/03/23(水) 22:19:08 ID:ZXMK7zKo
オー、オーオー

ロレント「……さて」ゴロンッ


実況「あっとぉ! そしてここでロレントが戻って来ましたっ! 場外のヤムチャの動きを止めて、サードロープ下を潜り、再びリングへと戻ってきますっ!」

元「あ〜、また二体一の状況だ」


ダン「おいっ、ソドムっ! てめぇ、この野郎っ!」

ソドム「……What's ? 」

ダン「同じ事を何度も言わせるんじゃねぇっ! 試合権がない奴は、下がってろっ! 反則負けにしちまうぞっ!?」

ソドム「OK,OK...I see...I see...」クルッ


実況「あっ、いやっ……! ここは、レフェリーが……ソドムに警告していますっ! 警告してますっ! おっと、そしてソドムが本田を背を向けたかっ!?」

元「……おっ?」

実況「ここでソドムは……自軍コーナーへと、引き下がっていきますっ! ソドムが戻りますっ!」

元「とりあえず、二体一での状況ではなくなったね」

35名無しさん:2016/03/23(水) 22:26:18 ID:ZXMK7zKo
ロレント「……フン、もう立っているのがやっとだな」ズガズガ


実況「だがしかし、依然本田にとってつらい時間が続きますっ! ここでロレントが戻ってきたっ! 本田に向かっていますっ!」

元「意地をねぇ……うん……」


ロレント「そぉぉらっ! いくぞおぉっ!」ゴスッ

本田「……ぐおっ」ヨロッ


実況「そして、ロレントは腕を振り被り……あぁ〜っとっ! ここでもナックルパートっ! 本田の額に拳を打ち込んでいくっ!」

元「……ま〜たか〜っ!」


本田「く、くそっ……このワシが……このワシが……」

ロレント「自惚れるな。お前は最初から、この程度の男なんだ……だああっ!」ゴスッ

本田「ぐ、ぐおっ……」ヨロッ


実況「ロレントが攻めるっ! 本田を攻め立てていくっ……! 反則攻撃でっ!」

36名無しさん:2016/03/23(水) 22:41:17 ID:ZXMK7zKo
ダン「おい、ロレントっ! 拳は反則だぁっ!」ビシッ

ロレント「……それなら、手刀にしてやろう。そらっ!」スパンッ

本田「……く、くっ!」ググッ


実況「おっとぉ、今度はチョップっ! 首筋へと打ち下ろすチョップを打ち込んでいくっ!」

元「……ようやくレフェリーの言う事を聞いてくれたかな?」

実況「さぁ、レフェリーも大変だっ! 本田もなんとか腕を上げ、ガードを固めていくっ!」


ロレント「上を守れば、下はおろそかになる……馬鹿がぁっ……!」シュッ

本田「うっ……ぐっ……」


実況「あっと、ミドルキックっ……! 本田もガードを固めるが……やはり何処かが空いているっ! ロレントはその空いている部分を的確に狙ってきますっ!」

元「本田君得意の鉄壁牙城が完全に崩れてるよねぇ……」

37名無しさん:2016/03/23(水) 22:56:54 ID:ZXMK7zKo
ロレント「今度は腹が空いてるぞ……ほぉ〜ら……」クルッ

本田「ううっ……」

ロレント「……そらっ!」ドスッ


実況「ロレントはクルリとターンしての……スピンキーックっ! 本田の腹部へと打ち込んでいくっ!」


本田「ロレント……なぁ、ロレント……? ワシはなぁ……」

ロレント「……んっ?」

本田「お前みたいに、ぎょうさん攻撃できへんっ……! せやから、一撃で返したるわっ……! うおおおぉぉっ!」グイッ


実況「おぉ〜っとっ! いや、待てっ! 本田はクロスさせつつ頭部を守っていた両腕を、解きつつ頭を押し出して……!?」


本田「スーパー頭突きじゃあああぁいっ!」ズドーンッ

ロレント「……う、うおおっ!」


実況「そして、ロレントに頭から突っ込んだぁ〜! おぉ〜っと、ここでいったいった、本田がいったぁ! スーパー頭突きだっ! スーパー頭突きィ!」

38名無しさん:2016/03/23(水) 22:57:41 ID:MglocuIc
うおおおおおおおおおお!!!!!!!

39名無しさん:2016/03/23(水) 23:03:28 ID:ZXMK7zKo
ロレント「……う、うおぉぉっ! おぐうっ!」バターンッ


オー! オーオー!

実況「ロレントと身体が一度宙に浮き上がり……おぉ〜っと、そのまま後方へ吹っ飛んだぁ!」

元「おぉ〜、決まったぁ!」

実況「回転してスピンキックを打った直後っ……! 重心が安定していないであろう瞬間に合わせて打ち込んでいきましたっ! カウンターのスーパー頭突きっ! スーパー頭突きィ!」

元「そうだね。やっぱり手数やスピードでは勝てないだろうからねぇ。問題はその返す一撃……何処で出すかだからね……こりゃ、じっくり気を伺ってたわけだ」

実況「本田の鉄壁の牙城っ……! 健在でしたっ! 息を潜めこの瞬間をずっと待っていたっ!」


本田「ぜぇっ……ぜぇっ……くそっ、流石のワシもこれだけ打たれると、しんどいわ……」フラフラ


実況「あ〜、いやっ! 健在……と言ったワケではなさそうですかね? 強烈な一撃を返した本田ではありましたが……フラついているっ! ダメージは残っているっ!」

元「ちょっと、攻められてる時間が長いってワケはなかったけど……非常にスピーディにガンガンこられたからねぇ」

40名無しさん:2016/03/23(水) 23:13:19 ID:ZXMK7zKo
ソドム「Son of a bitch ! 」クルッ

ダン「おい、ソドムっ……! お前、下がるんじゃねぇのかよっ!? おいっ!」


実況「次の一手に移れない本田っ! あっと、待って下さいっ!? 今、自分エプロンサイドに戻ろうとロープを潜りかけていたソドムが……おぉ〜っと、身体を戻しますっ!」

元「おいおいおいおい」


本田「ぜぇっ……ぜぇっ……」フラフラ

ソドム「Fuck...Fuck... ! 」ズガズガ


実況「ソドムが再び舞い戻るっ! リングに舞い戻るっ! 本田へと向かっていきますっ!」

元「おいおいおいおい……下がってりゃいいじゃん、ソドム君は……」

41名無しさん:2016/03/23(水) 23:21:57 ID:ZXMK7zKo
ソドム「Fuck ! 」ドスッ

本田「……うおおっ」ヨロッ


ホンダー、ホンダー

実況「さぁ、ソドムはフラついている本田に近づいて……おぉ〜っと、正面から腕を振り上げ、背中に打ち込んでいくっ! ハンマーパンチっ!」


ソドム「GRAAAR ! 」ドスッ

本田「……く、くううっ」ヨロッ


ウゴケー! ホンダー!

実況「背中打ち込まれ前へと体勢が崩れた本田に対して……おぉ〜っと、今度は両手でっ! 背中へハンマーパンチを打ち込むっ!」

42名無しさん:2016/03/23(水) 23:27:55 ID:ZXMK7zKo
ソドム「Big damage to a your body ! And your mind ! 」ガシッ

本田「おぉ〜っと……こいつは、確か……」

ソドム「BUTSUMETSU-Buster ! 」ググッ


オー、オーオー

実況「完全に前のめりへとなった本田の頭部を股下へと押し込み……おぉ〜っと、こいつはこいつはっ……!」

元「ブツメツバスター……狙ってるんじゃないのっ!?」


本田「仏滅バスター……おっかない名前をつけて……相手の心にもダメージを与える技やったな……」

ソドム「Go to...」

本田「……似たような技は、ワシも持っとるっ! やらせてもらうでええっ!」ガシッ


実況「んっ……? ここで本田が股下に頭部を押し込まれながらも……ソドムの腰回りを掴んだっ!」

43名無しさん:2016/03/23(水) 23:32:52 ID:ZXMK7zKo
本田「……うおおぉぉっ! 負けへんでええぇぇっ!」ジリジリ

ソドム「What's !? 」


オー、オーオー

実況「おっとぉ!? そして、そして本田は後退していくっ! ソドムの身体ごと後退すていくっ! これは、強引に返していこうと言った所かっ!?」

元「まぁ、パワーはあるからねぇ」


本田「よいしょぉっ……!」スポッ

ソドム「Fuck ! 」

本田「……どおおおすこおおいっ!」ジリジリ

ソドム「Oh...Oh...」


イイゾー、ホンダー

実況「本田が強引に返していく、返していくっ! おぉ〜っと、ここで股下から頭が抜けたぁ! しかし、本田はソドムの腰回りを掴んだまま、まだ下がるっ!」

44名無しさん:2016/03/23(水) 23:38:29 ID:ZXMK7zKo
本田「パワー勝負なら負けへんでええぇぇっ! うおおぉぉっ!」グイッ

ソドム「……What's !? 」フワッ


オー、オーオー

実況「さぁ、本田がソドムの身体を引き込みつつ……体勢を崩していくっ!」

元「おぉ〜っと、こりゃ相撲スタイルに持ち込んでるんじゃないのっ!?」

実況「おぉ〜っと、そしてソドムの身体が完全に浮き上がるように崩れたぁ!」


本田「今やああぁぁっ! 仏壇返しじゃあああいっ! どおおおすこおおいっ!」ズドーンッ

ソドム「……GRAAAAAAAR ! 」


オー、オーオー

実況「ソドムの身体を引いて浮かし……すかさず、押すっ! そして捻るっ! 叩きつけるっ!」

元「おぉ〜っと、呼び戻しだね」

実況「ここは本田の呼び戻しっ! 呼び戻しィ! 得意としている相撲技に持ち込みますっ! ソドムの身体を捻ってマットへと叩きつけていったぁ!」

元「相撲ってのは、力だけじゃなくて技も必要だからね。いくら、ソドム君がパワーファイターでも、このスタイルに持ち込んだら、本田君の方が上だよ」

45名無しさん:2016/03/23(水) 23:39:01 ID:ZXMK7zKo
今日はここまで

46名無しさん:2016/03/23(水) 23:48:14 ID:HV4sG4UU
おつおつー

本田さんのスーパー頭突きは痺れた!
ロープの反動とか使うと技が映えそうな気がするなぁ
あとはスーパー百貫落としでもやってくれると本田△なんだが

47名無しさん:2016/03/23(水) 23:53:34 ID:07W2SaPg


反撃の狼煙!百裂張り手も見られるか?
ヤムチャも頑張って欲しい…このままでは見せ場が少ないぞ

48名無しさん:2016/03/23(水) 23:53:38 ID:paw/Qn3Q
いつのまにか次のスレにいっていた

49名無しさん:2016/03/24(木) 00:19:17 ID:H7dazYJU
乙です!
ヤムチャ格下げすぎじゃない?頑張ってほしいなぁ、折角の助っ人なんだし

50名無しさん:2016/03/24(木) 00:49:55 ID:0ZJfMWgM
乙!
本田さんの反撃、しびれるねえ

51名無しさん:2016/03/24(木) 02:52:13 ID:IFXL0apU
まあいくら空手軍団といっても三番手だし敵はベルト持ちやし妥当なあたりやと思うで
もう少しなんかカまして欲しいのもあるけど

52名無しさん:2016/03/24(木) 03:08:47 ID:luIJM/sA
乙なんやで
活躍させんと不味いしさせ過ぎるのもちと不味い助っ人の扱いは面倒やなぁ

53名無しさん:2016/03/24(木) 04:19:36 ID:yq0Nqhrw
乙っした
本田は仏壇返しできんのか
相撲でも使い手いなくなった伝説の技だぞ

54名無しさん:2016/03/24(木) 18:19:37 ID:mbn2jQVc
相撲だと呼び戻しって言われてるね
白鵬がやってたなあ

551:2016/03/24(木) 21:56:36 ID:Re1ARDA2
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

56名無しさん:2016/03/24(木) 21:57:13 ID:dsVHY17Y
格って言っても俺らからしたら1日ごとに変わるけど、お客さんからしたら1試合で見るものだしまだ気にするほどでもなくない?
ディージェイなんかさっきの試合で一気に格上げてるよw

57名無しさん:2016/03/25(金) 00:28:09 ID:tQuDpINQ

浮かしてからのフンフンフン!!かと思った

58名無しさん:2016/03/25(金) 01:38:19 ID:eO7DzOX2
>>56
試合運びが上手いかどうかと格は全くの別物だぞ
第一試合組と何回戦おうが格なんて上がらん

59名無しさん:2016/03/25(金) 02:10:49 ID:.d8zKngw
>>58
そうじゃなくてやっぱり空手軍団つえーなってこと誇示しないとだめなんじゃってことじゃないのか(格が違うって意味で

60名無しさん:2016/03/25(金) 02:11:39 ID:.d8zKngw
>>59
DJの話かヤムチャに見間違えたわ無視しといてくれ

61名無しさん:2016/03/25(金) 22:02:20 ID:Mr57aFzI
本田「ぜぇっ……ぜぇっ……」

ロレント「……ふざけやがって、くそっ」ムクッ


実況「だがしかし、本田っ……! 疲れているっ……! 息を切らしているっ!」

元「いや〜、ここはねぇ……頑張らなきゃっ……!

実況「あっとぉ! しかし、ここでスーパー頭突きで激しくぶっ飛んだロレントが……立ち上がってくるっ! 起き上がってきますっ!」


ロレント「いい気になるなよ、本田ァァァァっ!」ズガズガ

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……くそぉ、来よったかっ……!」クルッ


実況「本田に向かうロレントォ! 本田もそちらに気づいたっ! 振り返ってロレントを見るっ!」

元「ここで粘らないといけないよ。本田君っ!」

62名無しさん:2016/03/25(金) 22:08:46 ID:Mr57aFzI
ロレント「制裁だァァァァ! うらァァァァ!」ググッ

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……」


実況「ロレントが大きく腕を振り被るっ! 再び、ナックルパートかっ!?」


ロレント「その額をカチ割ってやるぞォォォ!」ブンッ

本田「……ふんがあぁぁっ!」ガシッ

ロレント「……何ィ!?」


オー、オーオー

実況「そして、ロレントにこ向かって振り被った右の拳を打ち付けて……あ〜っ! いやいやいやっ!」

元「よぉしっ! よく見てるっ!」

実況「ここは本田っ! その腕をを捉えたっ! ロレントが振り被してきた拳を両腕で左脇下に抱え込むっ!」

63名無しさん:2016/03/25(金) 22:17:20 ID:Mr57aFzI
ロレント「……チィッ!」

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……んんああぁぁっ……!」ググッ

ロレント「う、うおおっ……!」ヨロッ


実況「本田は強くその捉えた腕を引き、ロレントの体勢を崩していくっ! おぉ〜っと、ロレントの身体が大きく前のめりにっ!」


本田「ぜぇっ……ぜぇっ……どんなに卑怯な手を狙おうが、掴んでしまえば、こっちのもんじゃいっ……! ふんがああぁっ……!」グルンッ

ロレント「うおおっ……! うおおおぉっ……!」ドタドタ


オー、オーオー

実況「おっとォ! 本田はそのまま自身の身体を軸に反時計回りに回転っ! ロレントの腕を掴み、スイングさせて振り回していくっ! 振り回していくっ!」

元「おうおう、いいじゃない、いいじゃない」

実況「ロレントの体勢は完全にもう崩れているっ! 本田に引きずり回されているっ!」

64名無しさん:2016/03/25(金) 22:25:44 ID:Mr57aFzI
本田「……だあああぁぁりゃせええいっ!」ブンッ

ロレント「……ぐわあああぁぁ!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「180度ターンした所で、引きずり回したロレントの身体を放り投げるっ! 遠心力を使いねじり飛ばしていくゥ!」

元「網打ちだね」

実況「漁師が投網を打つかように、ロレントの身体を投げ飛ばしていったぁ! やはりパワーでは本田は負けてはいないっ! 負けてはいないっ!」


ロレント「ぐっ、ぐっ……! うおっ……!」ゴロゴロ

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……」


オー、イイゾー、ホンダー

実況「おぉ〜っとっ! ロレントの身体が一回転っ……! あっとぉ! もう一回転っ! 激しく激しく投げ飛ばされたぁ! ロレントはコーナー付近まで転がっていきますっ!」

65名無しさん:2016/03/25(金) 22:35:54 ID:Mr57aFzI
ソドム「Fuck you ! 」ムクッ

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……ちくしょうっ! 今度はアイツかっ……! なんやねん、ちくしょうっ……!」


実況「うわあ〜っ! 一難去ってまぁ〜た、一難っ! 今度はソドムが立ち上がってくるっ! 立ち上がってくるっ!」

元「あああっ……!」


ホンダー、ソドムガクルゾー

ソドム「GRAAAAAAR ! 」ダダッ

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……アイツは、パワーファイターや……ぜぇっ……ぜぇっ……」


実況「本田に向かって一直線に向かっていくソドムっ! ロレント・ソドム組っ! 本田に息つく間も与えないっ! 代わる代わる向かって行くっ!」

66名無しさん:2016/03/25(金) 22:42:22 ID:Mr57aFzI
本田「うおおぉぉっ……! その足やっ……! その足、もろたでっ……!」ガシッ

ソドム「What's !? 」


オー、オーオー

実況「いやっ、いったぁ! 突っ込んできたソドムに対して……本田はソドムの股下にカウンターで左腕を差し込み……そしてソドムの左脚を救ったぁ! 掬い上げたぁ!」

元「いい流れは来てるよ、コレっ!」


本田「ぜぇっ……ぜぇっ……片脚とってまえば、パワーファイターも台無しやろ……? どや……!?」

ソドム「Oh... ! Oh...! 」

本田「ふぬあああぁぁっ……!」ググッ


オー、オーオー

実況「本田は右手をソドムの胸に添え、おぉ〜っと、そのまま押していくっ! 押していくっ! グイグイと押していくっ! ソドムの体勢を崩していくっ!」

67名無しさん:2016/03/25(金) 22:50:52 ID:Mr57aFzI
本田「おどれは引っ込んどれええぇぇっ……! ド阿呆がああぁっ……!」ドーンッ

ソドム「……UHNFF」ドーンッ


オー、オー、イイゾイイゾー、ホンダー

実況「そ〜して、力一杯ソドムの身体を突き飛ばしていくっ! 突き飛ばしてくっ! ここもなぎ倒していったぁ!」

元「小股掬い……これも、得意の相撲技だねぇ」


本田「ぜぇっ……ぜぇっ……ああっ……! 次から次から、ほんまに……息つく暇もあらへんわっ……!」


ホンダー! ホンダー! イイゾー!

実況「さぁさぁ、本田が大暴れ大暴れっ! 得意の相撲スタイルでリング上で暴れますっ!」

元「流れ来てるんじゃないのぉ〜?」

実況「反則攻撃には屈しないっ……! 信念を持って正々堂々と戦っていくっ! そしてきっと女神もその姿に微笑むであろうっ!」

68名無しさん:2016/03/25(金) 22:55:47 ID:Mr57aFzI
ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

本田「ぜぇっ……ぜぇっ……ガハハ、皆が後押してくれとるな……そんなら、もっと相撲パワー見せたるわっ……!」

ロレント「ヒャハハ……ヒャハハ……本田コール……本田コールかぁ……ヒャハハ……」


実況「さぁ、場内からは本田コールが巻き起こってきたぁ!」


本田「……次はどいつやぁっ!?」

ロレント「ううっ……ヒャハハ……ヒャハハ……」ムクッ


実況「ロレントもソドムもダウンしたまま頭を抱えているが……あっ、いやおっとぉ! ここでロレントが立ち上がったかっ!? 立ち上がってきたかっ!?」

69名無しさん:2016/03/25(金) 23:00:25 ID:Mr57aFzI
本田「ぜぇっ……ぜぇっ……ぶん投げられたいのは、お前かぁ……よぉ〜っしゃ、いくでぇ……」ズガズガ


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「さぁっ! 本田も調子が出てきたかっ!? ここは自分から向かっていくっ! 立ち上がったロレントへと向かっていくっ!」

元「調子出てきたよっ! いけいけっ!」


本田「……ふんがぁっ! いぃくでぇっ!?」ガシッ

ロレント「……くっ!」


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「そして、ロレントへと掴みかかっていくっ! 掴みかかっていくっ! さぁさぁ、本田がいったぁ!」

70名無しさん:2016/03/25(金) 23:09:28 ID:Mr57aFzI
本田「んあああぁぁっ……!」ググッ

ロレント「……うおっ!」ヨロッ


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「さぁ、そしてロレントの身体を引いて先ずは体勢を崩すっ! この辺りの力の差は歴然かっ!?」

元「そうだね、ソドム君ならともかく……これだけパワー、パワーで攻められちゃロレント君はね」


本田「……ふんがああぁっ!」グルンッ

ロレント「くっ、くっそぉっ……!」ドタドタ


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「そして自身の身体を軸に、反時計回りに回転っ! ロレントの身体を振り回して崩していくっ! 崩していくっ!」

71名無しさん:2016/03/25(金) 23:17:49 ID:Mr57aFzI
ロレント「……くそっ」クルッ

本田「よぉ〜っしゃっ……! そこやっ……! もろたっ!」ガシッ


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「180度回転させた所で、おぉ〜っと本田は首筋から持ち替え胴回り掴んだっ! ロレントの胴回りを掴んだっ! 強引にバックをとっていくっ!」

元「おおっ、上手いっ!」


本田「だああありゃせええいっ……!」ググッ

ロレント「うおおぉぉっ……!」


ホ・ン・ダ ! ホ・ン・ダ !

実況「そして、即座にロレントの身体を抱え上げていくっ! ジャーマンスープレックスかっ!?」

72名無しさん:2016/03/25(金) 23:23:10 ID:Mr57aFzI
本田「送り釣り落としじゃああいっ! どおおすこおおいっ!」ズドーンッ

ロレント「うぐっ……ガッ……!」


ワー! ワーワー!

実況「いやっ、違うっ! 足元だっ! 抱え上げたロレントの身体を捻りながら、自身の足元へと背中から叩きつけていったぁ!」

元「送り釣り落としだね」

実況「送り釣り落としですっ! 送り釣り落としィ! ここも相撲技っ! 相撲技ですっ! 相撲レスラーの得意技ァ! マット中央へと叩きつけるっ!」


ロレント「く、くそっ……」

本田「見てみぃ、ホラ……卑怯な事せんでも……正々堂々とやっても、いけんねん……ぜぇっ……ぜぇっ……」クルッ


実況「おっと、そして本田は足元でダウンしているロレントを尻目に……おっと、ここは背を向けたぁ!」

73名無しさん:2016/03/25(金) 23:28:55 ID:Mr57aFzI
本田「百貫落としや……しかも、とびきりの奴……ダイビング百貫落としや……」ズガズガ


オー! オーオー!

実況「おっと、そして本田はコーナーへと向かっていくっ! 向かっていくっ!」

元「おぉ〜っと、これは狙っているかな?」

実況「体重137キロの本田がコーナーポストへと向かうっ! 百貫っ……! いや、三百貫っ……! いやいやいや、五百貫狙うっ……! さぁ、本田は今ロープ潜りエプソンサイドへと一度出たっ!」


本田「よっしゃ、よっしゃ……いくでいくで……」ガシッ

ロレント「……フン、バカめ」クルッ


オー? オーオー?

実況「さぁ、本田が今セカンドロープに脚を掛け……おっと、待てっ! リング中央で仰向けにダウンしていたロレントが……ここで素早くうつ伏せに体勢を入れ替えたぞっ!?」

元「……あらっ!?」

74名無しさん:2016/03/25(金) 23:37:03 ID:Mr57aFzI
ロレント「軍人の心得、其の二十四……コーナーに昇る時は、迅速に……」クルッ

本田「くそっ、あの野郎……もう起きよったのかっ……!」


実況「おぉ〜っと、ロレントはここで素早く前転してコーナーまで一気に距離を詰めるっ! 距離を詰めていくっ!」

元「あ〜っ!」

実況「本田も慌ててコーナーに昇るが……あ〜っとっ!」


ロレント「基本がなってないぞおおおぉぉっ! 本田ァァ!」シュタッ

本田「……だああっ! ちくしょうっ!」


実況「ロレントはコーナーポスト上の本田に向かって飛び込んでいったぁ!」

元「……うわああぁっ」


ロレント「……喰らェェェ!」ガスッ

本田「……ガグッ!」


実況「ここはロレントが素早い素早いっ! 前転から飛び込みつつのボディーブローっ! 本田の腹部へと打ち込んでいったぁ!」

75名無しさん:2016/03/25(金) 23:43:40 ID:Mr57aFzI
本田「……ああ、くそっ」ヨロッ

ロレント「ヒャハハハ……勝手に昇ってくれてありがたい……さて、落ちようか……? 本田……?」シュタッ


実況「さぁ、コーナーポスト上の本田の動きが止まるゥ! おぉ〜っと、そんな本田を尻目にロレントはセカンドロープ飛び乗ったぁ!」

元「あ〜、コーナーに昇ったのは……失敗だったかな……」


ロレント「……どうせなら、トップロープまで昇るか」ガシッ


実況「おぉ〜っとっ! ロレントはトップロープまで昇るっ! 昇っていきますっ!」

元「うあ〜っと……」


ヤムチャ「やらせはしないぜっ……! うるああっ……!」ズザーッ


オー! オーオー!

実況「いやっ! 待て待て待て待てっ! ここでヤムチャが来ました、ヤムチャが来ましたよっ!?」

元「おおおぉぉっ!」

実況「おぉ〜っと、ヤムチャが来たヤムチャが来たぁ! サードロープ下を潜り抜け、リングへと滑り込んで来ましたっ!」

76名無しさん:2016/03/25(金) 23:44:35 ID:Mr57aFzI
今日はここまで

77名無しさん:2016/03/26(土) 00:01:20 ID:ZmZlvYp.
乙乙ー。
やっとヤムチャが来たか。最後の方危なかったけどよく本田一人で持ちこたえたな。
ダウンで時間を稼ぎやすい投げ技主体な戦いだったのが活きたか

78名無しさん:2016/03/26(土) 00:19:12 ID:r3hA/Bxw


本田さんもよく耐えたし、コール貰えて良かったね
ここからはヤムチャの見せ場かな? 派手に魅せて欲しい

79名無しさん:2016/03/26(土) 00:27:10 ID:JHa99aaE
乙乙
イケ-ホンダ-!

80名無しさん:2016/03/26(土) 00:58:55 ID:xZ/TdUkw
乙!
リング上の主役がコロコロ代わって、こりゃ面白いわ

81名無しさん:2016/03/26(土) 05:02:49 ID:Fwlfr5mo
乙っした
軍人の心得
ロレント必死で考えて徹夜で復唱してたんだろうなぁ
試合で番号間違ったら部屋の隅で落ち込んでそう

82名無しさん:2016/03/26(土) 07:06:29 ID:5eyuqLp6
>>81 軍人の心得・番外
上官の間違いを追求してはならぁん!

とか言っとけばなんとか

83名無しさん:2016/03/26(土) 07:59:13 ID:.pPVbSbY
やらせはしないぜっ……! うるああっ……!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

84名無しさん:2016/03/26(土) 22:00:25 ID:2VjPqrqc
イケー! ヤムチャー!

本田「ヤムチャ君っ……! ナイスタイミングやっ……! 助けてくれっ……!」

ヤムチャ「わかってますよっ……! うおおぉぉっ、でやっ!」ドスッ

ロレント「ぐっ……チィッ……!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、ヤムチャはコーナーに向かっていき、そしてトップロープの最上段に昇っているロレントへハンマーパーンチっ! 腰辺りに打ち込んでいくっ!」

元「よぉ〜しっ! いいよいいよぉ〜!」


ロレント「ソォォォドォォムっ! お前はいつまで寝てるんだァァァァ! 降格処分だぞォォ!」チラッ

ソドム「Oh...sorry, my master...」ムクッ


実況「おっと、ここでロレントはリング内を振り返りながら……あっと、叫ぶっ! 大声で叫ぶっ!」

元「あ〜っとぉ……! こっちもパートナーを使ってきたっ……!」

実況「そして、ソドムが立ち上がってくるっ! 立ち上がってくるっ! あ〜っと、またリング上に一人復活したぁ!」

85名無しさん:2016/03/26(土) 22:08:39 ID:2VjPqrqc
ロレント「この下級兵を制裁しろォォォっ!」

ソドム「OK,OK ! SEI-SAI ! SEI-SAI ! 」ズガズガ


実況「さぁ、立ち上がったソドムはヤムチャへ向かっていくっ! 今度はソドムがロレントの救出へ走るっ!」

元「ああっ! うおおっ! どうなんだっ!?」


ヤムチャー! ソドムモ、キテルゾー!

ヤムチャ「くっそぉっ……! また一人増えたっ……! どうするっ……!? どうするっ……!?」キョロキョロ


実況「ここでヤムチャが向かってくるソドムと、コーナー上で今にも本田に仕掛けそうなロレントを交互に見るっ! おぉ〜っとっ! コーナー付近に四人が密集してくるっ!」

元「どうすんだっ……! ど〜すんだぁ、おぉいっ!」

86名無しさん:2016/03/26(土) 22:16:56 ID:2VjPqrqc
本田「ワシはええっ……! ワシは大丈夫やっ……! ちょっとの間ぐらい踏ん張ってみせるっ! せやから、先にソドムをシバいてこいっ……!」

ヤムチャ「……わかりましたっ! うおおおぉぉっ!」スッ


実況「ここで、ヤムチャはソドムに行くっ……! ソドムに行くっ……! しばし考えた後に……先にソドムを始末しにいくっ!」

元「おっ! そっち向かうのかっ!?」


ヤムチャ「うおおぉぉっ! 邪魔はさせねぇぞ、覆面野郎っ……!」ズガズガ

ソドム「Yum chaaaa ! I'll fuck you up !! 」ズガズガ


実況「おぉ〜っとっ! 元さんっ! ここはソドムに向かわず……ロレントを先にいった方がよろしいのでしょうかっ!?」

元「そういう意味で言ったんじゃないっ! ただ、モタモタしてる時間はないよっ!? 手間取ってたら本田君が先に落とされちゃうからねっ!」

87名無しさん:2016/03/26(土) 22:23:36 ID:2VjPqrqc
ソドム「DAAAAAAA ! 」ドタドタ

ヤムチャ「……来るっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、先に仕掛けたのはソドムっ! ヤムチャに向かって勢いよく突っ込むっ! 突っ込んきたぁっ!」


ソドム「GRAAAAAR ! Eat this ! 」


実況「そしてヤムチャに向かって、大きく大きくその右腕を振っていくっ! ここはラリアットだぁっ!」

元「……んんんっ〜!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ! ハイヤアアァッ!」バッチーンッ

ソドム「……GHAAAAK ! 」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜とぉっ! だがしかし、ここはヤムチャがよく見ているっ! 大きく振ってきたソドムの右腕……そ〜いつを叩き落すっ! ここはカウンターで力一杯上から叩いていったぁ!」

元「おぉ〜うっ! よぉ〜し、よぉ〜しっ!」

88名無しさん:2016/03/26(土) 22:35:00 ID:2VjPqrqc
ソドム「huff...huff...huff...」ダラーンッ

ヤムチャ「まだまだぁっ……! その腕っ……!」


実況「さぁ、ソドムの右腕がダランと垂れ下がるっ! 垂れ下がっていくっ! お〜っと、おっとっ!? そしてヤムチャはっ……!?」

元「そうそうそうそうっ……! 一撃入れたからって安心してちゃダメっ……!」


ヤムチャ「……ハイヤアアァッ!」ズバーンッ

ソドム「……GHAAAAK ! 」


オー! オーオー!

実況「上から叩きつけ、今度は下からだぁっ! ヤムチャはその垂れ下がった腕を……今度は力一杯蹴り上げていったぁ!」

元「よぉしっ! よしよしっ!」

89名無しさん:2016/03/26(土) 22:44:47 ID:2VjPqrqc
ソドム「huff...Damn it ! huff...huff...」ブルブル

ヤムチャ「……お前はちゃっちゃと始末しねぇといけねぇからな、うおおっ!」ググッ


オー! オーオー!

実況「叩かれ蹴られ、右腕を抑えて苦しむソドムっ! おっとぉ、ヤムチャはまだ続けるっ! そんなソドムの目の前で……大きく大きく身体を横へと捻っていくっ!」

元「いけいけいけぇ!」


ヤムチャ「今度は顎だっ……! ハイヤァァっ!」ズバーンッ

ソドム「……HHHUUUUKKK ! 」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「そして、振り抜き式の掌底ィ! ソドムの顎目掛けて大きく大きく振っていくゥ!」

元「いいよ〜いいよ〜! アッパー気味に決まったよっ!」

90名無しさん:2016/03/26(土) 22:56:19 ID:2VjPqrqc
ソドム「Oh...Oh...Quickness like the wolf...」フラフラ

ヤムチャ「タフだな……まだ、倒れねぇか……だけど、これで……」ググッ


実況「さぁ、そしてヤムチャは深く身体を沈みこませるっ!」

元「よぉ〜しっ!」


ヤムチャ「終わりだああぁっ! もう一丁、顎ォっ! うるああぁっ……!」ズパーンッ

ソドム「……GYAAAIIIIEEEE ! 」バターン


オー! イイゾー! ヤムチャー!

実況「そして、止めの一撃と言わんばかりに、トラースキィーックっ! 打ち込んでいく、打ち込んでいくっ! ソドムの顎へと完全に見舞っていったぁ!」

元「よ〜しっ! なぎ倒したっ!」

実況「ソドムがダウンっ! ソードムがダーウンっ! 大きく大きくマットへと倒れ込んだぁ!」

91名無しさん:2016/03/26(土) 23:08:45 ID:2VjPqrqc
ソドム「Oh..Oh...Oh,my god...」ゴロゴロ


実況「これにより、ソドムはエスケープっ! 場外へとエスケープっ!」

元「でも、休んでる暇はないよっ!」


ロレント「チィっ、くそっ……ソドムっ……! 下級兵如きに何をしてやがるっ……!」チラッ

本田「下級兵やない……空手軍団や……最強の助っ人や……」

ヤムチャ「よし……よしよし……さぁ、次は……よしっ……!」ズガズガ


実況「そうですっ! ゆっくり休んでる暇などないのですっ! コーナー上では今にも本田が落とされそうだっ! しかし、ヤムチャは理解しているっ! 素早くソドムを始末して……お次はロレントォ! ロレントへと向かっていくっ!」

元「よぉ〜しっ! 本田君もコーナー上でよく耐えてたっ!」

92名無しさん:2016/03/26(土) 23:13:05 ID:2VjPqrqc
ヤムチャ「残るはお前一人だっ……! うるあぁぁっ!」ゴスッ

ロレント「……ぐっ!」


実況「さぁ、そしてヤムチャが再びロレントへととハンマーパンチっ! 腰辺りに打ち込んでいくっ!」


ヤムチャ「本田さん、これで大丈夫……ちょっと、そのままでいて下さいね……」ガシッ

ロレント「……ぬあっ?」チラッ


オー? オーオー?

実況「おっとぉ、そして……? ヤムチャも……コーナーポストへと昇っていくっ! おぉ〜と、今セカンドのロープに脚を掛けましたっ!」

元「お〜っ!」

93名無しさん:2016/03/26(土) 23:23:45 ID:2VjPqrqc
ヤムチャ「そらっ、いくぞっ……! お前がそこにいると、本田さんの邪魔になっちまうからな……」ガシッ

ロレント「……このくそがああぁっ!」


オー! オーオー!

実況「セカンドロープまで昇った所で……ヤムチャ掴んでいくっ! ロレントの腰回りを掴んでいくっ!」

元「よぉ〜しっ! そのまま落としちゃおうっ!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! ここからっ……! バックドロップだっ……!」

ロレント「お、おおっ……お、おおっ……!」


ズドーンッ


ロレント「……ぐわあああぁぁっ!」

94名無しさん:2016/03/26(土) 23:34:51 ID:2VjPqrqc
ワー! ワーワー!

実況「雪崩式バックドロップっ! 雪崩式バックドロップだああぁっ! さぁさぁ、コーナーポスト上へと本田を追いかけていったロレントを……ここはパートナーのヤムチャが投げていきましたっ! 本田を救出しますっ!」

元「よぉ〜しっ! よくやったっ!」


本田「よっしゃよっしゃっ……! 助かったで……!」モガモガ

ヤムチャ「へへ……早い所、体勢整えて下さいね……また、起きちまいますよ……」ムクッ


実況「さぁ、コーナー上からロレントの姿が消えたっ! 本田はここで体勢を整えるっ! 一度整えていくっ!」

元「これで……ゆっくり狙えるねっ……!」


ヤムチャ「邪魔にならないように、離れておきますよ……それと、オラっ……! 縦じゃなくて、横向きの方がいいでしょっ!?」ズルッ

ロレント「……ぐあっ」

本田「何から何まで、おおきになっ!」


実況「起き上がったヤムチャは、ロレントの脚を掴み……おっと、その身体の向きを変えていくっ! さぁ、そして本田が狙うっ! ヤムチャもコーナー付近から離れていくっ!」

元「よぉ〜しっ!」

95名無しさん:2016/03/26(土) 23:55:23 ID:2VjPqrqc
本田「よおおおしゃああっ! いくでえええぇぇっ!」ググッ

ヤムチャ「いくぞおおぉぉっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、コーナーポスト上に本田が立ち……そして両腕を突き上げたぁ! お〜っと、ヤムチャもリング中央で同じように両腕を突き上げるゥ!」

元「案外いいコンビだったよねぇ、この二人。うん」


本田「止めやああぁぁっ! この一撃で……ロレントォォォ!」シュタッ


ワー! ワーワー!

実況「そして本田が跳んだ跳んだ跳んだぁ! コーナーポスト上から跳んだああぁっ! 137キロが跳んだああぁっ!」

元「おお〜っとぉっ!」


本田「目を覚ませえええぇぇっ……!」ズドーンッ

ロレント「……うぐあああぁぁっ!」


ワー! ワーワー!

実況「百貫落としィィ! ダイビング百貫落としィィ! 本田の身体がロレントへとのしかかるっ! 三百貫っ……! 五百貫の重みがロレントへとのしかかっていくっ!」

元「決まりました」

96名無しさん:2016/03/27(日) 00:01:17 ID:Fxj2O.5s
ワー! ワーワー!

本田「これで、ワシの勝ちや……お終いや……せやけど、これだけだけは覚えておけ……」ガバッ

ダン「おっ……!?」


実況「そして、本田は身体の向きを変えて……さぁ、ロレントに覆い被さるっ! フォールだっ! フォールの体勢に入ったっ!」

元「おぉ〜っ!」


本田「悪い事に頼らんでも……信念持ってやっとれば、ちゃんと出来んねん……正々堂々と戦っても、ちゃんと結果はついてくんねん……」

ロレント「……ううっ」

本田「頼むわ、ロレント……変な道走らんで、目ぇ冷ましてくれや……レフェリーはん……カウント頼むわ……」

ダン「オーケーっ! 任せておきなっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、レフェリーが今カウントを取り始めるっ! さぁさぁ、どうだどうだどうだっ!? ここで決まるかぁっ!?」

97名無しさん:2016/03/27(日) 00:05:46 ID:Fxj2O.5s
ダン「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「……スリ」

ロレント「……知ったような口を聞くな、この下級兵があああぁっ!」ガバッ

本田「……えっ!?」

ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」

オー! オーオー!


実況「そして、カウントスリ……いや待て待て待てっ!? ロレントの肩が上がったっ!? ロレントの肩が上がりましたかっ!?」

元「おおぉっ……! 返したよっ……!」

実況「なんとなんとなんとっ……! これはこれは驚きですっ! ロレントが返しましたっ! カウントは2.99っ! カウント2.99でロレントが返していきましたっ!」

98名無しさん:2016/03/27(日) 00:06:36 ID:Fxj2O.5s
今日はここまで

99名無しさん:2016/03/27(日) 00:08:32 ID:KMdXvCl2
乙!
オウジョウギワガワルイゾ-!ロレント-!

100名無しさん:2016/03/27(日) 00:11:54 ID:PUu5l4ZQ
乙っした
決着にはまだ少し早いよな
次のツープラトン辺りがフィニッシュか
どっちが出すかな

101名無しさん:2016/03/27(日) 00:15:27 ID:fvqBawWs
乙!
これは決まったと思ったが、まだわからんな

102名無しさん:2016/03/27(日) 00:18:47 ID:sHGMW6mA
ヤムチャタッグもいけるじゃん

103名無しさん:2016/03/27(日) 00:26:51 ID:K2jwdj9o


いやあ、まだまだこれからだね
勝つとしたらヤムチャにスイッチしてからだろうし

104名無しさん:2016/03/27(日) 21:59:52 ID:Fxj2O.5s
ロレント「う、ううっ……覚めている……とっくに目は覚めている……ううっ……」ググッ

本田「嘘やろ……? ホンマか……? あぁっ、くっそぉ……」フルフル


オー! オーオー!

実況「驚きですっ! 実に驚きですっ! 本田の137キロの体重に押し潰されたと言うのに……ロレントは返しましたっ! 返しましたっ! そして、気力を振り絞り立ち上がろうとしていますっ!」

元「僕、決まっちゃったと思ったけどねぇ」


ヤムチャ「えっ、レフェリー……ツーカウントですか? スリーカウントじゃなくて……?」

ダン「ツーカウントだっ!」


実況「ヤムチャもそのつもりだったのでしょうかっ!? ヤムチャもレフェリーに対して、指を二本……三本と立てて、カウントを確認しているっ! しかし、結果はツーカウントっ!」

元「まぁ、ロレント君達は現・タッグ王者でもあるからね……即席タッグのこの二人なんかに、負けてはいらなれないって意地もあるんじゃないかなぁ?」

105名無しさん:2016/03/27(日) 22:08:36 ID:Fxj2O.5s
ロレント「信念を捨てたわけではない……我輩は……ううっ、我輩は……」フラフラ

本田「くそったれ……まぁ、ええわ……弱っとる事に変わりはあらへん。もう一押しや……」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「ここで本田も立ち上がってくるっ! ロレントも立ち上がってきたが……おぉ〜っと、これはかなりのダメージを受けているかっ!?」

元「そりゃ、コーナーから喰らってんだから」


本田「よおおぉっしゃっ! いくでええぇっ!」ガシッ

ロレント「全てを統制するのだああぁっ……! 我輩に触れるなああぁっ……!」バッ

本田「うおっ……!」


実況「さぁ、しかしここは本田も押す場面ではないかっ!? 本田は立ち上がったロレントに組みかかって……あ〜っ! いやいやいやっ! 払った、払ったぁ! 掴みにかかってきた本田の腕を……ロレントは、大きく振り払っていったぁ!」

元「うお〜っとぉ!」

106名無しさん:2016/03/27(日) 22:19:06 ID:Fxj2O.5s
ロレント「我輩のやり方が全てだあぁっ! うだらああっ!」ズガアァッ

本田「うあっ……! ガッ……ふぐうううぅぅっ……!」


アー! アーアー!

実況「そして、ロレントは……あ〜っ! あ〜っ! あ〜っ!」

元「うわあぁ……思いっきりいったよ」

実況「ここで急所攻撃っ! 急所攻撃ですっ! 本田の股下から……おぉ〜っとっ! その股間を力一杯蹴り上げていったぁ!」


本田「お、おおっ……こ、この野郎……この野郎っ……」ガクッ

ロレント「はぁっ……はぁっ……軍人の心得に新たに追加しておくか……股間を蹴れば、相手の動きは止まる……」


実況「流石の本田もそこは鍛えられないっ! 鍛えられないっ! 前のめりに崩れ、股間を抑えて苦しむっ! 悶えるっ!」

元「また反則攻撃かぁ〜!」

実況「ナックル・踏みつけと反則攻撃を繰り返してきたロレントですが……ここでも反則攻撃ィ! 今度は急所攻撃だっ! 反則に拘りますっ! 拘っていきますっ!」

107名無しさん:2016/03/27(日) 22:29:22 ID:Fxj2O.5s
ロレント「ソォォォドォォムっ! 何をしているゥゥゥゥ! 上官のピンチだぞォォォ!」

ソドム「uhnff...uhnff...OK, my master.」ムクッ


ブー、ブーブー

実況「さぁ、流石にこの一撃からは場内からもブーイングが飛び交ってくるかっ!? あ〜っと、ロレントもブーイングに苛立ったかっ!? 場外に向かって何か叫んだぁ!」

元「いや、ソドム君だね」

実況「あ〜っと、あっとあっとっ! ソドムですっ! 場外にエスケープしたソドムが起き上がってきますっ! 立ち上がってきますっ! どうやら、ソドムの救助求めているのかっ!?」


ダン「んっ……? 本田……んんっ……?」

ヤムチャ「本田さんっ……!? あれっ……!? なんでやられてるんだっ!?」クルッ

108名無しさん:2016/03/27(日) 22:38:24 ID:Fxj2O.5s
ヤムチャ「ちくしょう、お前っ……! また何かやりやがったなっ……! この野郎っ……!」ズガズガ

ロレント「はぁっ……はぁっ……来い、空手軍団っ……! 下級兵っ……!」クルッ


オー! オーオー!

実況「このソドムの復活によって、リング上にはまた混乱が……あ〜っ! いやっ、ヤムチャが行くっ! ソドムの前に、ヤムチャがロレントへと向かっていくっ!」

元「まぁ、あんな事されちゃヤムチャ君も黙ってはいられないんだろうけど……」

実況「本日のこの一戦は混乱しておりますっ! 非常に混乱しておりますっ!」


ヤムチャ「この野郎っ……! うおおぉっ……!」

ロレント「鬱陶しいぞ、下級兵ィィ!」ズガッ

ヤムチャ「……ぐっ!」ヨロッ


実況「あ〜っとっ! 向かっていったヤムチャだがっ……! おぉ〜っとっ! 先に打ち込んだのはロレントっ! ロレントォ! ここでもナックルパートを打ち込んでいったっ! またもや、反則攻撃ィ!」

元「おいおいおいっ……!」

109名無しさん:2016/03/27(日) 22:47:47 ID:Fxj2O.5s
ソドム「Hey,man ! Stand up ! 」

男「んんっ……?」

ソドム「Stand up ! Hurry up ! 」

男「椅子か……? おい、椅子か……!?」

ソドム「Yes ! Yes,Yes ! 」

男「よぉ〜し、わかったわかった……ほれっ……!」スタッ

ソドム「Thank you ! Make it a memory ! 」ガシッ


実況「しかし、ヤムチャも負けじと打ち込んでいったぁ! ここはエルボーっ! ロレントに打ち込んでいくっ!」

元「あぁ〜っ!」

実況「どうしたんですか、元さんっ!?」

元「場外のソドム君……椅子を手にしたよっ!」


ソドム「GRAAAAR ! Receive it ! 」ズザーッ


実況「あ〜っとっ! ここで場外のソドムが客席からパイプ椅子を持ち出しましたっ! そしてそしてソドムは……おぉ〜っと、リング内へと滑り込ませていったぁ!」

元「凶器はいかんってのっ!」

110名無しさん:2016/03/27(日) 22:59:07 ID:Fxj2O.5s
ヤムチャ「まさか、本田さんの元・パートナーがこんな奴だったとはなっ……! うるあっ……!」ガスッ

ロレント「ぐおっ、そうだ……これが我輩の新たなやり方だァァァっ!」ゴスッ


ズザーッ


ヤムチャ「えっ……? 椅子……?」

ロレント「ヒャハハ、いいぞいいぞソドム……待っていたぞ……」ニヤリ


ザワ……ザワ……

実況「さぁ、そしてリング内……ロレントの足元へとパイプ椅子が滑り込んできたっ! リング内に凶器が持ち込まれたっ! 持ち込まれたっ!」

元「いくらなんでも、アレはダメっ……! エスカレートすぎだよっ!」

実況「ここでリング上で打ち合っていた両者の動きが止まるっ! 互いがパイプ椅子を横目で見たっ!」

111名無しさん:2016/03/27(日) 23:05:59 ID:Fxj2O.5s
ロレント「パイプ椅子での規律と心得も、作っていかんとな……」ヒョイッ

ヤムチャ「……おっとぉ! 取らせるかこの野郎っ!」シュッ

ロレント「……くっ!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、凶器に手を伸ばすロレントっ! あ〜、いやっ! ここはヤムチャっ! その伸ばした手を蹴り払っていきましたっ!」

元「いよ〜しっ!」

実況「凶器を取らせません、取らせませんっ! ここはヤムチャが阻止していきますっ!」


ヤムチャ「馬鹿野郎っ……! 凶器攻撃は反則なんだよ……反則……これはダメだ……捨ててやる……」ヒョイッ


実況「そしてヤムチャが……凶器に手を伸ばしますっ!」

元「捨てろ捨てろっ! 拾って場外に捨てちまえっ!」

112名無しさん:2016/03/27(日) 23:10:27 ID:Fxj2O.5s
ロレント「我輩にとっては、反則でもなんでもないのだァァっ! 貴様が触れるでないわァァ!」シュッ

ヤムチャ「……くっ!」


アー! アーアー!

実況「あ〜っと、しかしパイプ椅子に手を伸ばしてヤムチャの腕を……今度はロレントが蹴っていくっ! 蹴り払っていくっ!」

元「あ〜っ! ちくしょうっ!」

実況「あ〜っと、リング上でパイプ椅子争奪戦が始まってしまったかっ!? しかし、ヤムチャっ……! これはロレントに持たせてはいけないっ!」


ヤムチャ「くっ、くっ……ちくしょうっ……!」

ロレント「先ずは貴様を始末する事が先決のようだなっ! くたばれェェェ!」スパーンッ

ヤムチャ「……くあっ!」ヨロッ


実況「おぉ〜っと、ロレントはヤムチャ飛び込みつつ膝を打っていくっ! 顔面へと打ち込んでいくっ!」

113名無しさん:2016/03/27(日) 23:18:33 ID:Fxj2O.5s
ロレント「邪魔になりそうな奴は、先に始末させてもらうっ……!」ガシッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「着地したロレントは、そのままヤムチャの腕をスイングさせて……」


ロレント「空手軍団っ……! 邪魔だぞっ……!」ブンッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」ダダッ


実況「そしてヤムチャの身体をコーナー目掛けて振り投げていったぁ!」


ダン「お、おいっ……! 待てっ……! おいっ……! こっち来るんじゃねぇっ……!」アタフタ

ヤムチャ「ちょ、ちょっと待てっ……! レフェリーっ……! あんたが避けろっ! あんたがっ……!」ダダッ


実況「ちょっと待てっ……! レフェリーがいるぞっ!? レフェリーがっ!」

114名無しさん:2016/03/27(日) 23:21:26 ID:Fxj2O.5s
ダン「なんでこっち来るんだよっ……! うげええぇぇっ!」ドテーン

ヤムチャ「ちくしょう、あの野郎っ……! ワザとだなっ……! ぐええぇぇっ……!」ドテーン


アー、アーアー

実況「あ〜っと、ヤムチャとレフェリーが正面衝突っ! 接触ですっ! ヤムチャはレフェリーも大きく大きく倒れてしまいましたっ!」

元「あららら……」

実況「元さん、これは……事故と見てよろしいのでしょうか……? それともロレントが……」

元「故意でしょ。狙ってやっているんでしょ。ロレント君のここまで見てたらね……レフェリー目掛けて投げていくなんて事もやってくると思うよ」


ロレント「……レフェリーも、後々に邪魔になりそうだからな。纏めて倒れてろ」

115名無しさん:2016/03/27(日) 23:25:02 ID:Fxj2O.5s
ロレント「さて、これで……」ヒョイッ


ブー、ブーブー

実況「さぁ、そしてロレントがリング内へと持ち込まれた凶器を手にしましたっ! 急所攻撃……レフェリーへの間接的な暴行っ! そして凶器攻撃っ……! もう悪事は数え切れませんっ!」

元「う〜ん、そうだね」


本田「ロレント……ロレント……おどれぇ……」

ロレント「……我輩は全てを統制する」ギロリ


実況「凶器を手にしたロレントは本田に近づいていって、睨みつけるっ! 睨みつけていくっ!」

元「くあ〜っ!」

116名無しさん:2016/03/27(日) 23:26:03 ID:Fxj2O.5s
今日はここまで

117名無しさん:2016/03/27(日) 23:26:54 ID:li956w2Y
おつー

これ、最終的に誰が決めるんだ?

118名無しさん:2016/03/27(日) 23:32:25 ID:sHGMW6mA
日曜日に遅くまで更新ありがとう
いつも楽しんでます

119名無しさん:2016/03/27(日) 23:51:32 ID:gnil/CR2


清々しいヒールっぷりだなwここから本領発揮かな
一方のヤムチャ…強さを見せられてないな…
このあと、ちゃんと見せ場が来ると良いけど…

120名無しさん:2016/03/28(月) 01:22:52 ID:t0Lq9ovM
乙!
実際のところ、股間蹴り上げってまともにやったらアウトだしどうやってるんだろう

121名無しさん:2016/03/28(月) 01:31:09 ID:xm1VbOAU
反則はシャドルーも同じ様な反則やってるけどそれぞれにキャラがあって面白いな

122名無しさん:2016/03/28(月) 02:41:09 ID:sh6lEOWM
乙っした
男wあっさり渡しやがったw
プロレスファン流石っすw

123名無しさん:2016/03/28(月) 03:20:52 ID:E.f1GyYo
乙!

124名無しさん:2016/03/28(月) 07:14:00 ID:Iqeozo/g
力士は回し締めてるから大丈夫!>急所

真面目に言うとリックフレアーとかは派手に見せて上手いこと外すよね

125名無しさん:2016/03/28(月) 13:12:47 ID:1yb8tWbc
世の中にはシャッタードドリームなんてフィニッシュムーブもありますからね

126名無しさん:2016/03/28(月) 22:00:44 ID:IUTA./XA
ロレント「うおおォォ……! 制裁だァァァァっ!」バッチーンッ

本田「……どぐあああっ!」


ブー、ブーブー

実況「そしてロレントがいったぁ! 打ち込んでいくっ! 本田の背中……いやっ! 後頭部かっ!? パイプを振り上げ叩きつけていくっ!」

元「うああっ……!」


本田「う、ううっ……くあっ……」ガクッ

ロレント「はぁっ……はぁっ……本田ァ、制裁とはこんなものではない……」


実況「ここで本田がガックリ崩れるっ! 身体から力が抜け……ガーックリと崩れてしまうっ!」

127名無しさん:2016/03/28(月) 22:07:55 ID:IUTA./XA
ソドム「Hey ! One more ! 」ズザーッ

ロレント「……よぉぉしっ!」ガシッ


オー? オーオー?

実況「おぉ〜っと、おっとおっとっ!? 何だぁっ!? ここでリング上に、もう一つ椅子が滑り込んできましたっ! 突如、リングにパイプ椅子がもう一つ出現っ!」

元「あっと、何だ……? 場外のソドム君かっ!?」

実況「これを上手く踏みつけて止めるロレントっ! とは言っても、ロレントはもうパイプ椅子は手にしておりますっ!」


ロレント「軍の規則、其の一……不甲斐ない試合をした者は制裁される……」スーッ


実況「いやっ、待てっ……! ロレントはその滑り込んできた椅子を……足で移動させ、ダウンしている本田の顔下へと移動させていくっ!」

元「おいおいおいおい、待て待て待て待て……よからぬ事を考えてるんじゃないだろうな……」

128名無しさん:2016/03/28(月) 22:13:54 ID:IUTA./XA
ロレント「さぁ、本田ァァ……制裁されるがいいっ……! 貴様も秩序に従うのだっ……!」ググッ

ソドム「Yeeeeah ! SEI-SAI ! SEI-SAI ! 」


ザワ……ザワ……

実況「そしてロレントが大きく大きくパイプ椅子を振りかざすっ……! まさかまさかまさかっ!?」

元「おいおいおいっ……! なんていう事を考えるんだっ……!」

実況「本田の頭部を……あのパイプ椅子で上から下からいこうとしているのかっ!? 流石の本田も、これじゃあ危ないぞっ!?」


ヤムチャ「ううっ……あの野郎っ……!」ムクッ

129名無しさん:2016/03/28(月) 22:20:45 ID:IUTA./XA
ロレント「いくぞおおぉぉっ……! 本田ァァ!」

ヤムチャ「いい加減しろ、この野郎っ……!」ガシッ

ロレント「……ぬあっ!?」


オー! オーオー!

実況「いやっ、おっとぉ! させないっ……! そんな卑劣な行為は許さないっ! ここはヤムチャが素早く立ち上がり、振り上げられたパイプ椅子を背後から掴んでいくっ! 掴んでいくっ!」

元「おぉ〜しっ! いいよっ!」


ロレント「くっ……! 貴様ァァ……! また我輩の邪魔を……」

ヤムチャ「邪魔じゃねぇっ……! 当然の事だっ! いいから離しやがれぇっ!」ブンッ

ロレント「……くぅぅっ!」


イイゾー! ヤムチャー!

実況「そしてぶん取るっ! ここはヤムチャっ! ロレントから強引にパイプ椅子をぶん取っていくっ! さぁ、凶器争奪戦はまだ続いているっ!」

元「よ〜しよしよしっ! よく立ったよく立ったっ!」

130名無しさん:2016/03/28(月) 22:29:43 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「こんなもんっ……! くそっ……!」ガシャーンッ

ロレント「貴様はとことん我輩の邪魔をしてくれるものだなぁっ……!」クルッ


実況「さぁ、ヤムチャは乱暴に捨てるっ! 先ずは、その必要でないパイプ椅子を捨てていくっ!」

元「くるよくるよっ……! でも、くるよっ……!」

実況「しかしロレントもヤムチャの方を向いていくっ! おぉ〜っとっ! 鋭く睨んでいるっ!」


ヤムチャ「やり過ぎなんだよ、お前はよおぉっ! うるああぁぁっ!」ガスッ

ロレント「ぐっ……! くぅっ……この戦いにやり過ぎなんぞないっ……!」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「いやっ! ヤムチャは打ち込んでいくっ! 打ち込んでいくっ! ロレントの顔面へとエルボーバーットっ! 打ち込んでいったぁ!」

131名無しさん:2016/03/28(月) 22:33:56 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「減らず口もいい加減にしやがれっ! うらあぁっ!」ガシッ

ロレント「……くっ!」

ソドム「……Master's pinch ! 」


実況「ここでヤムチャはロレントの腕を掴んでいくっ! 掴みかかっていくっ!」


ヤムチャ「お前らは、限度を超えたっ……! うるああっ……!」ブンッ

ロレント「くっ、くおっ……!」ダダッ


オー、オーオー

実況「そして、ヤムチャはそのロレントの身体を……ロープ目掛けて振っていったぁ!」


ヤムチャ「いくぜええぇぇっ……!」ダダッ

ソドム「I go to help ! 」ガシッ


実況「そしてヤムチャもロープへと向かっていくっ! 向かっていくっ! さぁ、ヤムチャも走ったぁ!」

元「気をつけてっ! ソドム君がまた何かしようとしてるよっ!」

132名無しさん:2016/03/28(月) 22:42:10 ID:IUTA./XA
ロレント「……くおおっ!」グイッ


実況「さぁ、ロレントの身体がロープの反動によって返ってきたぁ! それを狙うヤムチャっ……! だが、ソドムがまだいるっ! 何やら企んでいる模様っ!」

元「エプロンサイドに昇ったよっ!」


ソドム「Was it forgot that I'm here !? 」

ヤムチャ「お前もずっとずっと参加しやがって……いい加減にしろっ! オラっ……!」ドスッ

ソドム「……Oops ! 」ボトッ


オー! オーオー!

実況「いやっ! ここはヤムチャは冷静に対応していったっ! ロープに背を向け反動を利用すると同時に、エプロンサイドに立っているソドムへとバックハンドエルボーっ! 突き刺していくっ!」

元「おっ、よしっ!」

実況「さぁ、ソドムを場外へと戻らせていくっ! そして勢いそのままロープの反動を利用して、ロレントへと向かっていくゥ!」

133名無しさん:2016/03/28(月) 22:47:44 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「ぶっ倒れろっ……! だありゃああぁっ……!」ズドーンッ

ロレント「……おぐああぁぁっ!」


イイゾー! イイゾー! ヤムチャー!

実況「そしてヤムチャはロレントの両太腿を掴み、抱え上げ、なぎ倒していくゥ! ここはカウンターのスパインバスターっ! スパインバスターでロレントをなぎ倒していったぁ!」

元「いよぉ〜しっ!」


ヤムチャ「はぁっ、くそっ……モタモタしてられねぇぞ、おいっ……!」ムクッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ヤムチャは立ち上がりますっ! この場面、すぐ様立ち上がってきますっ!」

元「リング上に生きてるのが、ヤムチャ君一人だよ」

実況「レフェリーさえもが……ダウンしておりますっ! いや、この場面だけではありませんっ! 本日のこの一戦、リング上がごった返し、ごった返しっ! 常時、ごった返し状態っ!」

134名無しさん:2016/03/28(月) 22:54:52 ID:IUTA./XA
ダン「う、ううっ……痛ててて……ちくしょうっ……」

ヤムチャ「え〜っと……とりあえず、椅子だ……椅子椅子……レフェリーは、ダメだし……あ〜っ、椅子だけでも処分しておかなきゃな……」ズザーッ


実況「さぁ、立ち上がったヤムチャは……とりあえず、側に落ちているパイプ椅子を蹴飛ばしていくっ! パイプ椅子を場外に蹴り出すっ!」

元「よ〜しよしっ! とりあえず、一個」


ヤムチャ「本田さんっ……! 本田さん、起きてっ! しっかりして下さいっ! 勝つんでしょ、今日はっ!」

本田「うっ、うっ……ううっ……あ、ああっ……せやっ……」ググッ

ヤムチャ「レフェリーっ……! あんたも起きて下さいっ……! ホラっ……! ホラっ……!」

ダン「ぶつかってきたお前が言うんじゃねぇよ……わかってるよっ……!」ググッ

ヤムチャ「俺は無実っすっ! 俺も被害者なんですよっ!」


実況「ヤムチャは、本田に声を掛けてなんとか意識を戻そうとしているっ! あ〜っと、レフェリーにも声を掛けているっ!」

元「そうそう、この試合はごちゃごちゃしてるから、わけわかんなくなってるけど……現在試合権持ってるのは、本田君とロレント君……それに、レフェリーもあのままじゃ裁定出来ないからね」

135名無しさん:2016/03/28(月) 23:01:07 ID:IUTA./XA
本田「ううっ……ヤムチャ君……こいつも片付けといてくれ……」

ヤムチャ「……なんで二つもあるんだよ。一個で十分だろが、どうなってんだっ!」ズザーッ


実況「さぁ、本田の意識も戻ってきたかっ!? なんとか重い上体を起こすっ! おっと、そして本田の下にあったパイプ椅子っ! こいつをヤムチャが蹴り出しますっ! リングの外へと蹴り出していきますっ!」

元「よ〜しっ! これで凶器はなくなったっ!」

実況「凶器がリング上から消え去り、本田の意識も戻ったかっ!? あっと、レフェリーも動きましたっ! この混乱……治ってくるのかっ!?」


本田「ううっ……ううっ……くそっ、頭どつかれたわ……せやけど、ワシはまだいける……ロレント、ワシの底力舐めんなよ……」

ヤムチャ「本田さん……ここは、交代しましょう……」

本田「ううっ……大丈夫や……大丈夫、大丈夫……あんな卑怯な手でやれても、屁でもないわ……ワシの正義の鉄槌……お見舞いしたる……」

136名無しさん:2016/03/28(月) 23:12:00 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「……ダメです。交代です」

本田「いや、大丈夫や……ワシはまだ……」

ヤムチャ「交代です」

本田「いやっ……アイツはワシがやらなあかんねん……ワシの昔の……」

ヤムチャ「もう限界じゃないですか……大丈夫ですっ! わかってますっ! 後は俺が引き継ぎますからっ……!」

本田「……頼もしいな」

ヤムチャ「後は俺に任せて下さいっ! 決着は俺がつけますっ! 先にコーナーに戻ってますよ。正義の鉄槌……お見舞いしてやりましょうっ!」


実況「さぁ、そしてヤムチャが本田に何やら声を掛けた後……おっと、自軍コーナーの方へと引き下がっていきますっ! ここは……」

元「う〜ん、本田君も多分決着は自分でつけたいんだろうけど、スタミナも心配だしねぇ……ここはヤムチャ君に交代するのもいいんじゃないかな?」

137名無しさん:2016/03/28(月) 23:18:49 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「……よしっ! さぁ、本田さんっ!」スーッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、自軍コーナーエプロンサイドに引き下がったヤムチャは……そこから手を伸ばすそこから手を伸ばしていくっ! ここは、選手を入れ替えてくるかっ!?」

元「先ず、勝つ事が大事だからね。本田君のロレント君に対する思いも、勝たなきゃ届かないだろうからねぇ」


本田「くううっ……終いか……はぁっ……」ヨロヨロ


実況「ここは、本田っ……! 後はヤムチャに任せましょうっ! さぁ、本田は這いつくばるようにしながら……ヤムチャの待つ自軍コーナーへと近づいていくっ!」

元「うんっ!」

138名無しさん:2016/03/28(月) 23:22:08 ID:IUTA./XA
ロレント「ヒャハハハ……撤退か……? 我輩から撤退するのか……? ヒャハハハ……撤退などさせないぞォォ……本田ァァ……」ムクッ


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っとっ! 待て待て待てっ! しかしここでロレントも、息を吹き返したかっ!? 息を吹き返してきたかっ!?」

元「あらっ!?」


ロレント「ヒャハハハ……撤退などさせん……貴様が望んだ勝負だろう……? ヒャハハ……」ヨロヨロ

本田「ううっ……ううっ……」ノロノロ


実況「ロレントも随分をダメージを受けているようだが……それでも、本田よりかは早いっ! おぉ〜っと、自軍コーナーに引き下がろうとしている本田へと向かっていくっ!」

139名無しさん:2016/03/28(月) 23:33:11 ID:IUTA./XA
ヤムチャ「本田さんっ! 後ろっ!」

ソドム「Hey ! 」ガシッ

ヤムチャ「……んっ?」


ロレント「ヒャハハハっ……! 本田ァァァァっ!」ガバッ

本田「……んあぁっ!?」


実況「さぁ、そしてロレントが這っている本田の背中へと覆い被さっていったぁ!」

元「あっとっ! ヤムチャ君の方もっ!」


ソドム「Come on ! Hey,Come on ! 」グイグイ

ヤムチャ「だああっ……! とことんしつこいな、コイツ……足掴むんじゃねぇよっ……!」


実況「おぉ〜っと、ソドムもいつの間にやら起き上がり、場外からエプロンサイドのヤムチャの足を掴むっ! そして場外へと引きずり落とそうとしているのかっ!?」

140名無しさん:2016/03/28(月) 23:34:23 ID:IUTA./XA
今日はここまで

141名無しさん:2016/03/28(月) 23:44:05 ID:oxip18mo
ソドム語が相変わらずわからんw

142名無しさん:2016/03/28(月) 23:47:44 ID:4hv08Kuk
さぉ・・・どうなる!?
交代出来ずに負けるのか、交代して勝つのか。
こりゃ目か離せんね

143名無しさん:2016/03/29(火) 00:06:01 ID:.bXykR4Y
ヤムチャが邪魔されてる間に本田が負けるに一票(笑)

144名無しさん:2016/03/29(火) 00:09:21 ID:SHZ6s/J6
今回ソドム語あった?

145名無しさん:2016/03/29(火) 00:18:33 ID:m34LSNsU
実質ヤムチャ組の勝ちだけど
試合でロレントの負けって感じかね
で、遺恨残してタッグ組にもホンダとヤムチャで参戦みたいな。

ホンダは再度上に上れるチャンスだと思ってるだろうからなぁ。

146名無しさん:2016/03/29(火) 00:22:40 ID:CBUq4sHo
乙!
これはすげえ試合だなあ

>>141
ソドム「Was it forgot that I'm here !? 」

俺がここにいるのを忘れてないか?!

て感じじゃないか

147名無しさん:2016/03/29(火) 00:34:16 ID:JN.hrRZ6
>>146
ソドム語っていうのは、日本語に聞こえる英文だな
マキシマムザホルモンの歌詞みたいなやつ

148名無しさん:2016/03/29(火) 04:41:26 ID:EpOumeDQ
乙っした
ソドム不死身か…
わけわからん恐さがあるな
何言ってるかわからんしw

149名無しさん:2016/03/29(火) 06:52:52 ID:1LbhYaws
ソドム語かそうでないかを見分けるコツ→ (訳: )

150名無しさん:2016/03/29(火) 08:03:06 ID:J8Y4iPPc
うめき声以外に全部大文字の場合もソドム語であることが多いね
原作はもうどうだったか忘れちゃったけど

151名無しさん:2016/03/29(火) 08:07:08 ID:7mCTsVXc


交代出来たら勝てそうだけど、厳しそうか
断空脚、スパインバスター、パイプ椅子のスムーズな処理…
ヤムチャは格上感出せたかな、地味だけど

152名無しさん:2016/03/29(火) 20:33:34 ID:nawJhGY2
ソドム語考えてみた

WHAT I SEE WAS HER GET 10-9 !! (訳:頭にきたぞこの野郎!!)

1531:2016/03/29(火) 21:53:29 ID:UDcL9jLM
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

154名無しさん:2016/03/29(火) 22:32:53 ID:Kqm2HObQ
わかりました
休んでください

155名無しさん:2016/03/29(火) 23:36:42 ID:ofOPD3m.
わたしきれさせたらたいしたないん?

156名無しさん:2016/03/29(火) 23:46:33 ID:shbhym5U
わたしははげてない?

157名無しさん:2016/03/29(火) 23:52:30 ID:MGhGOWzA
ワシはハゲてない!
OH MY NO CAR CHANCE DAVIDSON !!(訳:かかってこい!!)

158名無しさん:2016/03/30(水) 00:15:11 ID:aOlsJ5Fo
>>157
煽り文句にぴったりだ

159名無しさん:2016/03/30(水) 09:25:27 ID:eM6PogGM
やーい、お前の母ちゃんデヴィッドソン!

160名無しさん:2016/03/30(水) 15:23:00 ID:V00JY/72
>>159デヴィットソンww

161名無しさん:2016/03/30(水) 22:02:32 ID:kfXNWWHw
ロレント「うるァァ……! うるァァ……!」ガスガス

本田「うおっ……おおっ……」


実況「さぁ、ロレントは本田の腹部へと膝ァ! 打ち込んでいきますっ!」


ヤムチャ「この野郎っ……! この野郎、離せよっ……!」ゲシゲシ

ソドム「Come here early ! Yum chaaaa ! 」ググッ


実況「ここは徹底して交代を妨害していくロレント・ソドム組ィ! ヤムチャも掴まれていない方の足でソドムを踏みつけるよう、蹴りつけていくが……おぉ〜っとっ! ソドムは離さないっ! その手を離さないっ!」

元「う〜んっ……ちょ〜っと嫌なタイミングで二人とも捕まっちゃったねぇ……」

162名無しさん:2016/03/30(水) 22:06:43 ID:kfXNWWHw
ロレント「威勢がよかったのは試合が始まる前だけかァァ……? おめおめと引き下がるこの姿は、情けないと自分自身でも思わんのか、本田ァァっ……!」

本田「なんとでも言えっ……! ワシらは……ワシらはなぁっ……! うおおぉぉっ!」ググッ

ロレント「……う、うおっ!」ドテッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとっ! しかし、ここは四つん這いの体勢になっている本田がっ……! 力強く立ち上がっていくっ! 立ち上がっていくっ!」

元「おおっ!」

実況「そして背の上のロレントを跳ね飛ばすっ! 跳ね飛ばしていていったぁ!」


本田「チームとして戦い……そして、チームとして勝つんやっ……! うおおぉぉっ……!」ズガズガ


実況「そして、一瞬の隙に自軍コーナーへと歩みを進めていくっ! 本田は歩みを進めていくっ!」

元「おぉ〜しっ!」

163名無しさん:2016/03/30(水) 22:08:10 ID:ecxAbITE
おお!勝機出てきた

164名無しさん:2016/03/30(水) 22:11:25 ID:kfXNWWHw
本田「ヤムチャ君っ……! 交代やっ……!」パシッ

ヤムチャ「よし、きたっ……!」パシッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、ここで本田がコーナーのヤムチャにターッチっ! ここで試合権は移りますっ! ヤムチャですっ!」

元「でも、ソドム君にまだ掴まってるよっ!?」


ヤムチャ「お前もいつまで掴んでるんだ、オラっ……! 邪魔だよっ!」ゲシッ

ソドム「……Oops ! 」パッ


実況「いやっ! 振り払った、振り払ったっ! 足を掴んでいたソドムの腕ェ! ヤムチャは振り払ったっ! これで大丈夫だっ!」

165名無しさん:2016/03/30(水) 22:17:04 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「よっしゃっ! いくぜっ!」

本田「頑張ってやっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「本田はエプロンサイドへっ! そして入れ違いでヤムチャがリングインっ! さぁさぁ、ヤムチャだヤムチャっ! ここは本田の呼んできた最強の助っ人ヤムチャだっ!」

元「本田君の想いの分もねっ……! 勝利と言う形で取りましょうっ!」


本田「ゆっくりしておきたい所やが……そうも、いかんなぁ……よっしゃっ! そこのデカ物……いくでぇっ!」スタッ

ソドム「……What's !? 」


実況「おっと、エプロンサイドに引き下がった本田は……おっと、ここは待機ではなく……場外へと降りたっ! 場外へと降りたっ!」

元「んっ……? あぁ、そうか……まだ近くにソドム君がいるもんね」

実況「本田も頑張りますねぇっ! 今度はソドムですかっ!」

166名無しさん:2016/03/30(水) 22:22:26 ID:kfXNWWHw
ロレント「なにがチームだ……貴様らはただの即席タッグだろうが……チームと言うのなら我々の方が上だっ……! 我々はタッグ王者だっ……!」ムクッ

ヤムチャ「いくぜ、この野郎っ……! 本田さんの分も俺がお灸を据えてやるっ! うおおぉぉっ!」ズガズガ


ワー! ワーワー!

実況「さぁさぁ、リング上ではヤムチャが向かっていく、向かっていくゥ! 今、立ち上がろうとしているロレントに近づいていっているっ!」


ロレント「下級兵士がァァっ……! 舐めるなよォォ!」スーッ

ヤムチャ「くる……だがっ……!」ググッ


実況「おっと、ロレントがヤムチャに手を伸ばすっ! あっと、しかしヤムチャっ! ここは身体を沈ませ……体勢を低くしてっ……!」


ヤムチャ「……うるあぁっ!」ガシッ

ロレント「……くおぉっ!」


実況「腕を避わして、組みかかっていくっ! ヤムチャはロレントの胴回り辺りに腕を回していくっ!」

167名無しさん:2016/03/30(水) 22:26:46 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「……そぉ〜らっ!」クルッ

ロレント「くっ……!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、掴んだ勢いそのまま……ヤムチャはクルッとロレントの背後に回っていくっ! ここはバックを取っていくっ!」

元「おぉしっ!」


ヤムチャ「お前はソドムと違って、デカくない相手だからな……そおおぉぉらっ……!」ググッ

ロレント「うおおぉっ……うおおぉっ……!」


オー、オーオー

実況「そして即座にいったぁ! 背後からロレントの身体を……高々と抱え上げていったぁ!」

元「よぉし、よしよしっ!」


ヤムチャ「簡単に投げれるぜっ……! うるああぁっ! バックドロップだああぁぁっ!」ズドーンッ

ロレント「……おぐっ! うぐあぁっ!」


ワー、ワーワー

実況「そして後方へと叩きつけていくっ! ここはバックドロップっ! あぁ、ヤムチャがロレントの身体をマットへと叩きつけていったぁ!」

元「いいよいいよぉ、よしよしっ!」

168名無しさん:2016/03/30(水) 22:31:38 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「よ〜し、よしよし……」ググッ

ロレント「ううっ……我輩達は、タッグ王者なのだ……ううっ……我輩達は……舐められるワケにはいかないのだァァ……!」ゴロンッ


実況「さぁ、勢いよく叩きつけたヤムチャっ! 上体を起こしますっ! おぉ〜っと、こいつはいいのが決まったかっ!? あまりの衝撃で叩きつけてロレントの身体は……おぉ〜っと、そのままグルンと後方へと一回転したっ!」


ヤムチャ「さぁて……お次は……」ムクッ

ロレント「下級兵っ……! 上官を舐めるなよっ……!」ムクッ


オー? オーオー?

実況「いや、待て待て待て待てっ! ロレントはそのまま後方に回転して……おぉっとっ! 立ち上がるのかっ!? 片膝をついて立ち上がってくるぞっ!?」

元「おぉ〜っと、後方回転受け身かな……? あ〜っと、バックドロップの威力を最小限に留めたねぇ……」

169名無しさん:2016/03/30(水) 22:39:50 ID:kfXNWWHw
ロレント「メコンデルタエアレイドォォ! くたばれぇぇっ……!」シュタッ

ヤムチャ「んっ……? う、うおっ……!?」クルッ


ヤムチャー! ヤムチャー!

実況「そして、即座にヤムチャへと拳を振り被りながら……ロレントは飛び込んでいくっ! 飛び込んでいくっ! あっと、ヤムチャも今気づいたかっ!?」

元「うおぉ〜っと、これは早いっ……!」


ヤムチャ「危ない野郎だなぁ……ここは冷静に……よっとっ……!」ガシッ

ロレント「……何ィィィ!?」


オー! オーオー!

実況「いやっ! ここはヤムチャ、冷静だっ! 飛び込んでくるロレントをそのままキャッチっ! 抱えていくっ!」

元「お〜、お〜っ! よしよしっ!」


ヤムチャ「ったく……本当にしぶとい野郎だな……だがっ……!」ググッ

ロレント「くぅぅぅあぁぁっ……!」


実況「そしてヤムチャはそのまま身体を大きく捻りつつ……!」


ヤムチャ「……だりゃああぁっ!」ズドーンッ

ロレント「ぐっ……! ぐがああぁぁっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「ロレントの身体を大きく叩きつけていくっ! ここはパワースラムっ! パワースラムで返していったぁ!」

元「よ〜しっ! 上手いっ!」

170名無しさん:2016/03/30(水) 22:45:09 ID:kfXNWWHw
実況「リング上ではヤムチャが、頑張っているっ! しかし、本田もまだまだぁ! こちらはソドム相手に場外で頑張っているっ!」


本田「……そぉぉらっ!」ガシッ

ソドム「……What's !? 」

本田「ぎょうさんぎょうさん暴れよってからに……お前もちょっとは、おとなしゅうしとかんかいっ……! そおおぉぉらっ!」ブンッ

ソドム「Oh...Oh... ! 」ダダッ


実況「おっとっ! 本田は場外で、ソドムの腕を掴み……そしてそのまま鉄柵目掛けてその身体を振り投げていったかっ!?」

元「いいねぇいいねぇ、仕事してるじゃないのっ!」


ソドム「GYAAAIIIIEEE ! 」ガッシャーン


実況「さぁ、ソドムの身体が鉄柵へとぶつかったぁ! 大きく金具の音が響き渡るっ! こちらも順調ですっ!」

元「いいじゃない、いいじゃない」

171名無しさん:2016/03/30(水) 22:48:40 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「本田さん……よぉしよし……」チラッ


実況「さぁさぁ、リング上のヤムチャは場外の様子を横目で確認しながら、立ち上がるっ! 立ち上がってくるっ!」

元「うんっ!」


ヤムチャ「あのデカ物がいない今がチャンスだっ……! よしっ!」ググッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そしてここで、ヤムチャが右腕を大きく大きく突き上げたぞっ!?」

元「おおぉっ!?」


ヤムチャ「終わらせてやるぞおおぉ! 正々堂々と勝ってやるっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そして叫んだぁ! 吠えたぁ! こいつはこいつは……フィニッシュ宣言っ……! フィニッシュ宣言かぁ!?」

元「でしょうねぇ!」

172名無しさん:2016/03/30(水) 22:52:44 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「いくぜ、いくぜ……皆の力……送ってくれよ……! 頼むよっ……!」バタバタッ


オー! オーオー!

実況「さぁさぁさぁさぁ! ヤムチャは激しくリング上で地団駄を踏み鳴らすっ! 小刻みに地団駄を踏みならしていくっ!」

元「おぉ〜っと、これは……」


ヤムチャ「……うおおおぉぉ!」ズドンッ


オーッ!

実況「そして、今度はマットと大きく踏みつけていくっ! 踏み鳴らしていくっ! それと同時に場内から大きな大きな声援が飛んでくるっ!」


ヤムチャ「……さぁ、立ち上がれっ! 終わらせてやるよっ! うるああぁっ!」ズドンッ

ロレント「う、ううっ……」


オーッ!

実況「ヤムチャがマットを踏み鳴らすっ! それに合わせて場内から声援が飛び交うっ! 地響きのような声援っ! 会場全体が一丸となったミュージックっ! 正にオーケストラっ!」

元「狙ってるねぇ!」

173名無しさん:2016/03/30(水) 22:57:50 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「さぁ、決めるぜっ……!」ズドンッ

ロレント「う、ううっ……くっ……」ムクッ


オーッ!

実況「ここでロレントがゆっくりと立ち上がってくるっ! さぁ、ヤムチャっ! ここでブチかませっ! 準備は整ったぞっ! Tune up the band!」

元「いよぉ〜しっ!」


ヤムチャ「よしっ……! 打ち込んでやるっ……! いっくぜええぇぇっ……!」ズドンッ


イケー! ヤムチャー!

実況「さぁ、ヤムチャは大きくマットを踏みならし、そしてサイドステップをしながら突っ込んでいったぁ!」

174名無しさん:2016/03/30(水) 23:02:37 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「狙いは……その顎っ……! うるああぁっ……!」シュッ

ロレント「……舐めるなァァっ!」ガシッ


オー? オーオー?

実況「そして大きく大きく踏み込みつつのトラースキックを今、ロレントの顎へと……おぉ〜とっ! おっとおっとっ!?」

元「あ〜っとっ! 受け止めたっ!?」

実況「ここはロレントっ……! その突き出してきた足をキャッチっ! 両腕でキャッチっ! 捉えますっ! 捉えましたっ!」


ロレント「はぁっ……はぁっ……甘いぞ、馬鹿め……」

ヤムチャ「甘いのはそっちだっ……! うるああぁっ……!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「片足を捉えられヤムチャは片脚立ちの状態っ! お〜っと、ここはロレントも粘るっ! 粘って……あ〜っ! いやいやいやっ!」

元「おおぉっ!?」

実況「ヤムチャは片脚を捉えられながらも……おぉ〜っと、そのまま飛んでいくっ!」

175名無しさん:2016/03/30(水) 23:05:31 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「まだ、手段はあるんだよっ……! だったら延髄斬りだっ! うるああぁっ!」ガスッ

ロレント「……くあっ!」クラッ


オー! イイゾー! ヤムチャー!

実況「切り返しへの切り返しィ! ここはヤムチャが一手上をいったかっ!? ヤムチャは足を取られながらも、そのままジャンプして延髄斬り、延髄斬りィ! ロレントの側頭部へと打ち込んでいくっ!」

元「上手いっ!」


ヤムチャ「足取ったぐらいで、安心してるんじゃねぇよ……うおぉ〜っとっ!」ビターンッ

ロレント「ああっ……ああっ……」クラクラ

ヤムチャ「さぁさぁ、構わずいくぜっ……!」


実況「飛び込みつつの延髄斬りで、うつ伏せでマットへ落ちるヤムチャ……だがっ! そのままヤムチャはすぐ様立ち上がっていくっ! 立ち上がっていくっ!」

元「お〜、お〜、いいよいいよ〜!」

176名無しさん:2016/03/30(水) 23:07:45 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「フィニッシュ宣言……変わりなしっ……!」ググッ


オー! オーオー!

実況「そしてヤムチャはここで……おぉ〜っとっ! 深く腰を突き落としていくっ! 腰を突き落としていくっ!」

元「おおっ! よぉし、こっちできたかっ!?」


ヤムチャ「ウルフバスターだああぁっ……!」ドスッ

ロレント「……ふぐっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャが深く腰を突き落とし……正面から突っ込んだっ! 突っ込んでいったぁ!」

177名無しさん:2016/03/30(水) 23:11:36 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! だああぁぁっ……!」ググッ

ロレント「……う、うおおっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ロレントの両太腿を抱え……そのまま、ハイアングル気味へと持ち上げるっ! そしてそしてそしてっ!」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ! こいつでお終いだあぁぁっ! 喰らええぇぇっ!」ブンッ

ロレント「……うがっ、うぐああぁぁ!」ズドーンッ


ワー! ワーワー!

実況「そのまま自身の身体ごと、ロレントの身体を旋回させてマットへと叩きつけるっ! さぁ、これは決めにいったぁ! ウルフバスターだ! ウルフバスター!」

元「いったぁ!」

実況「そのままロレントの身体に覆い被さり、フォールの体勢っ! これで決まったかぁ!? レフェリーももう復活しているっ! 今、カウントを取りに走りますっ!」」

178名無しさん:2016/03/30(水) 23:15:25 ID:kfXNWWHw
ソドム「Fuck ! We don't lose ! GRAAAAR ! 」ダダッ


実況「あ〜っと、しかししかし、場外のソドムが走る走るっ! おぉ〜っとっ! ここは走ってくるっ!」

元「あ〜、来てるねぇ……どうだろうっ……!?」


ダン「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

ダン「……スリ」

ソドム「KICK IT, IT PARTS ! (訳:ふぅ、あぶなかったぜ!)」ガスッ

ヤムチャ「……ぐっ!」

ダン「カット成立だっ! カット成立っ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」


アー、アーアー

実況「あ〜っとっ……! ここは間に合いましたっ! 間に合いましたっ! リング上に再び雪崩れ込んできて、ヤムチャの背中へとスレッジハンマーっ! ここはカットしていきますっ!」

元「あ〜っ……! ちょ〜っと、ソドム君のスタミナも無尽蔵だよね」

179名無しさん:2016/03/30(水) 23:17:35 ID:ecxAbITE
危機一髪かw

180名無しさん:2016/03/30(水) 23:19:19 ID:kfXNWWHw
ソドム「Fuck ! Fuck ! 」ゲシゲシ

ヤムチャ「ぐっ……うげっ……」


実況「おぉ〜っと、案の定と言いますか……やはり一撃で終わるソドムではないっ! ソドム立ち上がり、そしてヤムチャの背中へとストンピング、ストンピングっ! これでもかと踏みつけていくっ!」

元「あ〜らららら」


本田「あの野郎は、ホンマに……ド阿呆がっ……!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「あ〜っと、しかしこれにはたまらず本田も来たっ! おぉ〜っと、おぉ〜っとここは本田も参戦っ! リングに雪崩れ込んできますっ!」

元「うん、とりあえずソドム君を止めよう!」

181名無しさん:2016/03/30(水) 23:24:21 ID:kfXNWWHw
本田「おとなしゅうしとれや、ド阿呆っ……!」ドスッ

ソドム「Oh... ! 」


オー! オーオー!

実況「さぁ、本田は一直線にソドムへ突っ込んでいき、そして組かかっていったぁ!」


本田「どすこいどすこいっ……! どすこいどすこいっ……! 押し出しやああぁぁっ!」グイグイ

ソドム「Oh...Oh...」ヨロヨロ


オー! イイゾー! ホンダー!

実況「そして、ソドムの身体を、コーナー方向へと押しやっていくっ! 得意の押し出しだっ! ここはソドムをヤムチャから遠ざけていくっ! さぁ、本田も残された力を振り絞るっ!」

元「いいよいいよっ!」

182名無しさん:2016/03/30(水) 23:32:10 ID:.Wv5/IJg
放送禁止用語やでー

183名無しさん:2016/03/30(水) 23:32:56 ID:kfXNWWHw
本田「……うおおぉぉっ!」グイッ

ソドム「……Oops ! 」ドスッ

本田「しばらくそこで、おとなしゅうしといてもらうでぇ……!?」


オー! イイゾー! ホンダー!

実況「さぁ、そして本田はそのままコーナーまでソドムの身体を押し込んでいったぁ! 今、ソドムの背中がコーナーマットへと突き刺さるっ!」

元「おぉしっ!」


ソドム「Fuck ! Fuuuuck ! 」ドスドス

本田「ぐっ……ぐっ……痛いなド阿呆っ……!」


実況「本田の背中にパンチを打ち下ろすソドムっ! しかし本田は耐えているっ! コーナーにソドムを押さえつけ、封じ込めているっ!」

元「いいよいいよ! わかってるじゃないっ!」


本田「さぁ、ヤムチャ君っ……! 二人勝つんやっ……! 立てええぇっ……!」

ヤムチャ「ううっ……よぉし、勝ちましょうっ……!」ムクッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてヤムチャが立ち上がってきたっ! 立ち上がってきたっ! ここが勝機ですっ! ここが勝機ですっ!」

元「本田君が抑え込んでる間にね……決めちゃおうっ!」

184名無しさん:2016/03/30(水) 23:38:48 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「……起きろっ!」ググッ

ロレント「う、ううっ……」ムクッ


ヤムチャー! イケー!

実況「さぁ、そしてヤムチャが精も魂も尽きかけているロレントを引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ! もうフラフラだぁ!」

元「疲労も蓄積されてたのに、結構無茶な攻め方もしてたからね。ここでツケが来ちゃったかな?」


ヤムチャ「うらっ……! そぉ〜らっ……!」バッチーンッ

ロレント「……うおっ」ヨロッ

ヤムチャ「もう一丁っ……! そらっ……!」バッチーンッ

ロレント「……くっ」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「ロレントを引き起こしたヤムチャは……ここは逆水平チョップっ! その胸元へと打ち込み……おっと、ロレントをコーナー付近に追いやっていきますっ! ソドムが閉じ込められているコーナーとは対角線のコーナーへと追いやっていくっ!」

元「フィニッシュは雪崩式の攻撃かな?」

185名無しさん:2016/03/30(水) 23:44:10 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「……そらっ!」バッチーンッ

ロレント「……ぐあっ」ドスッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、そしてロレントの身体もコーナーへと押し込まれましたっ! その背中がマットへと突き刺さりますっ!」

元「うんっ!」


ヤムチャ「最後は、俺が決める……俺がスリーカウントをお前からとる……だけどなぁ……?」

ロレント「……あぁ?」

ヤムチャ「お前に、とどめを刺すのは……本田さんだ……」チラッ


実況「おっと、ここでヤムチャは……少し、本田とソドムの方を見たかっ?」

186名無しさん:2016/03/30(水) 23:47:36 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「本田さん、連携攻撃いきますよっ!」

本田「連携攻撃……このタイミングでか……? あぁっ……?」

ヤムチャ「遅れないで下さいよっ……! いきますっ……!」


オー? オーオー?

実況「お〜っと、ここでヤムチャが本田に向かって何か叫んだか!?」

元「うん、何か言ったねぇ」


ヤムチャ「いくぜっ……! うらああぁぁっ!」バッチーンッ

ロレント「……ぐあっ」

本田「……ど〜すこいっ!」バッチーンッ

ソドム「……Oops ! 」


オー! オーオー!

実況「ここでヤムチャはロレントの顔面を叩いていくっ! 強烈なビンタァ!」

元「おっと、同じタイミングで本田君もソドム君にしたよ?」

187名無しさん:2016/03/30(水) 23:52:05 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「本田さん……お願いします……」クルッ

本田「……あぁ」クルッ


オー? オーオー?

実況「んっ……? どうしたっ? ここでヤムチャはロレントに背を向けるっ! 背を向けていくっ!」

元「本田君も……ソドム君に背を向けたよ?」


本田「よっしゃ……ほんなら、いこか……」パンッ

ヤムチャ「……」パンッ


オー! オーオー!

実況「確かに、よくよく見ればヤムチャと本田は同じ動作をしているっ! おっと、ここでも両者が同じタイミングで自分の顔面を叩く……んっ……? 待て、これは……ひょっとすると……?」

元「僕、本田君がこの動きするの見た事あるよ?」

実況「……ですよねぇ? そしてそれは、ここ一番の時に本田が見せる動きっ!」

188名無しさん:2016/03/30(水) 23:56:00 ID:kfXNWWHw
ヤムチャ「いくぜええぇぇっ……! うおおおぉぉっ!」ダダッ

本田「どっせええええいっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「そしてここで両者が同時に走り出すっ! これはこれは……ロレントを狙っているのは、本田で……ソドムを狙っているのは、ヤムチャでっ……!」

元「そういう事でしょうねぇ!」

実況「今、リング中央で両者がすれ違うっ……! ここは、ヤムチャと本田っ……! 同時にターゲットを切り替え、対角線コーナーにいる相手に突っ込んでいくっ!」



ヤムチャ「うおおおぉぉ! だああぁぁっ!」

ソドム「……GHAAK ! 」


オー! オーオー!

実況「ヤムチャはソドムに対して飛び込みつつのフライング・フォア・アームっ! 飛び込みつつの肘を打ち込んでいくっ! そしてそして本田はっ……!?」


本田「スーパー鬼無双じゃあああいっ!」ズドーンッ

ロレント「……おぐあああっ!」


オー! オーオー!

実況「先ずはスーパー頭突きっ! スーパー頭突きィ! ロレントの腹部へと強烈にぶつかっていくぅっ!」

元「ここからだよ〜!」

189名無しさん:2016/03/30(水) 23:56:59 ID:kfXNWWHw
今日はここまで

190名無しさん:2016/03/30(水) 23:58:52 ID:.Wv5/IJg
乙です
今更だけどIDすごいなw

191名無しさん:2016/03/31(木) 00:04:41 ID:se/yi9k6


連携攻撃がないのは気になってたけど、ラストに持ってきたか!
百裂張り手が来そうでワクワクしてるw

192名無しさん:2016/03/31(木) 00:05:32 ID:NlKFJ8Iw
乙です
今日決まるかと思ったけど
最後の最後まで全員一進一退で面白い!

193名無しさん:2016/03/31(木) 00:27:49 ID:b0dVsthw
女子の試合も楽しみだ

194名無しさん:2016/03/31(木) 00:28:55 ID:1l.m/j76
乙っした
ラストかな?
にしてもソドム強ぇな
倒される気配全く無い

195名無しさん:2016/03/31(木) 00:41:19 ID:0FXKZEQU
乙!
連携攻撃来たね!

196名無しさん:2016/03/31(木) 09:50:49 ID:m1XWPubw
楽しいだけど試合が長いもう大概決着かなと思ってたけど…

197名無しさん:2016/03/31(木) 11:04:57 ID:DeGZhU22
鬼無双きたああああああああああ

198名無しさん:2016/03/31(木) 21:59:51 ID:z3cilxQ2
本田「どすこいどすこいどすこいどすこいっ……! うおおおぉぉぉっ……!」バチバチ

ロレント「どぐっ……! がっ……! ぐ、ぐがっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「更に本田は張っていくっ! 張っていくゥゥ! 逃げ場のないコーナーで百烈張り手だっ! さぁさぁ、ロレントに打ち込む打ち込む打ち込むっ!」

元「スーパー鬼無双だっ!」

実況「ここで本田のとっておきィィ! スーパー鬼無双っ! スーパー鬼無双っ!」


ヤムチャ「俺も……いくぜっ……!」シュッ

ソドム「Oh... !?」


オー! オーオー!

実況「さぁさぁ、本田自らの手でロレントへと決着の一撃をっ……!」

元「おうおうおうおうっ! ヤムチャ君も……ヤムチャ君もいったよっ!?」

実況「えっ……!? うおぉ〜っとぉっ! おっとおっとおっとぉっ!」

199名無しさん:2016/03/31(木) 22:05:05 ID:DmYLSOpI
百裂張り手!ヤムチャもいっけー!

200名無しさん:2016/03/31(木) 22:06:57 ID:z3cilxQ2
ヤムチャ「狼牙風風拳だああぁっ! はいやああぁぁっ!」

ソドム「……GHAAK」


ワー! ワーワー!

実況「ヤムチャも仕掛けたっ! ヤムチャも仕掛けたぁ! こちらも逃げ場のないコーナーに追い詰めた状態で……ソドムに狼牙風風拳っ! 狼牙風風拳っ!」

元「お〜、お〜、お〜っ! こりゃ、息ぴったりだっ!」


本田「どすこいどすこいどすこいどすこいっ……! どぉぉぉすこぉぉぉいっ!」

ロレント「ぐっ……ぐががっ……! うがっ……!」

ヤムチャ「ハイィィッ! ハイィィッ! ハイイィィィィッ!」

ソドム「GYAAAAIIIIEEEEE ! 」


ワー! ワーワー!

実況「本田はロレントにっ! そして、ヤムチャはソドムへとっ! ここでやが両者が同時にとっておきを繰り出してくるっ! スーパー鬼無双と狼牙風風拳っ! スーパー鬼無双と狼牙風風拳っ! いったいったいったいったぁ!」

元「おぉぉぉっ! 決まったぁ!」

実況「本田・ヤムチャ組っ! 完全に決めにいった決めにいったぁ! さぁさぁ、本田もヤムチャも打ち込む打ち込む打ち込んでいくゥ!」

201名無しさん:2016/03/31(木) 22:13:16 ID:z3cilxQ2
バイソン「おうおう、やってやがる……やってやがる……ったく……」スッ

サガット「狼牙風風拳とスーパー鬼無双……ほ〜う……」スッ


ザワ……ザワ……

実況「こうなってしまえば、本田組の勝利はもう確実でしょうっ! さぁさぁ、両者が……」

元「あぁ〜っ!」

実況「何ですか元さんっ!? いきなり大声を出してっ!?」


バイソン「ヘッヘッヘ、以前言ったよなぁ……? 試合がなくても背後に気をつけなって……てめぇはチヤホヤされてやがるから、気に食わねぇんだよぉ、ヤムチャァ!」ダダッ

サガット「空手軍団に勢いづかれては困る……そういった流れは断ち切っておかねばならぬっ……! おおおぉぉっ……!」ダダッ


ザワ……ザワ……

元「花道の奥っ……! サガット君とバイソン君が来たよっ!?」

実況「えっ……!? おぉ〜っとっ! おっとおっとぉっ! 確かにサガットとバイソンだっ! サガットとバイソンだっ! そしてリングに向かって走ってきているぞっ!?」

202名無しさん:2016/03/31(木) 22:14:05 ID:d7ny656Y
ファッ!?

203名無しさん:2016/03/31(木) 22:18:12 ID:z3cilxQ2
カエレー! サガットー! バイソンー!

バイソン「へへへ、歓迎されてるねぇ……サガットちゃ〜んっ!」ダダッ

サガット「それなら、もっと盛り上げてやるとしようか……」ダダッ


実況「リングに向かうサガットとバイソンっ! 何の用だっ!? シャドルーがここに何の用だっ!? バイソンは何やら、凶器を持参してきているぞっ!?」

元「何だ、ありゃ……? 木刀かっ!?」


ヤムチャ「ハイィィッ! ハイィィッ! うおおおぉぉぉっ……!」

サガット「おぉ〜っと、そこまでだぁ……」ガシッ

ヤムチャ「んっ……えっ……?」


カエレー! サガットー! バイソンー!

実況「さぁ、リングに辿り着いたサガットは、サードロープ下から腕を伸ばし、そしてヤムチャの足を掴んだっ! サガットが掴んだぞっ!?」

元「おぉ〜いおいおいおいっ……!」

204名無しさん:2016/03/31(木) 22:22:59 ID:b0dVsthw
面白いなw

205名無しさん:2016/03/31(木) 22:23:05 ID:z3cilxQ2
サガット「……ふんんっ!」ブンッ

ヤムチャ「なんで……なんでサガットが……うげっ……!」ビターンッ


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、サガットは掴んだその足を……力一杯引っ張ったぁ! 前のめりに倒れるヤムチャっ!」

元「あちゃ〜っ!」


バイソン「あっそびに来〜たよっ! ヤ〜ムチャ君っ! さぁさぁ、場外においでおいでぇ〜!」

サガット「ハハハ、そういう事だ……さぁさぁ、一方的な玩具になってもらうぞ……来いっ……! こっちに来いっ……!」グイグイ

ヤムチャ「うおっ……うおっ……」ズルズル


ブー! ブーブー!

実況「そしてサガットはヤムチャの身体を場外へと引きずり出していくっ! 引きずり出していくっ! おぉ〜っと、おっとおっとっ!? どうなってるっ!? どうなっているっ!?」

元「おいおいおいおいっ……! 何でこんなタイミングでやってくるんだよっ!?」

206名無しさん:2016/03/31(木) 22:30:46 ID:z3cilxQ2
ヤムチャ「……うげぇっ!」ボトッ

バイソン「待ってましたよ、ヤムチャ君っ……! 今日の君のラッキーアイテムは、特注ロッドだっ……! うるあぁっ!」バチーンッ

ヤムチャ「くああぁぁっ……!」


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、ヤムチャの身体が場外へと引きずり落とされたっ! そして、そこにバイソンが木刀らしき物でヤムチャの身体を叩きつけていくっ!」

元「おいおいおいおいっ……!」


バイソン「元・ボクサーの超イケメンに殴られると運勢アップですっ! ラッキープレイスは……病院。ハハハっ! うるあぁっ……! うるあぁっ……!」ガスガス

サガット「玩具を独り占めするな、バイソン……俺も混ぜろっ……! フンっ……! フンっ……!」ガスガス

ヤムチャ「ぐっ……! ぐおおぉっ……!」


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、バイソンはヤムチャの身体を繰り返し打ち付けていくっ! おぉ〜っとぉ! サガットも加わってきたぁ! サガットはストンピングっ! ヤムチャの身体を踏みつけていくっ!」

元「おいおいおいおいっ……! マズイよ、こりゃマズイよ……!」

207名無しさん:2016/03/31(木) 22:36:25 ID:z3cilxQ2
ソドム「What is happenning ? 」キョロキョロ


バイソン「ヘッヘッヘっ……! くたばれっ……! くたばりやがれっ……!」ガスガス

サガット「おい、何をしているっ……!? パートナーを助けに行けっ! タッグ戦の基本だろうがっ!」


本田「どすこいどすこいどすこいどすこいっ……! どすこおおおいっ!」バシバシッ

ロレント「ぐっ……うぐっ……ぐがっ……!」


ブー! ブーブー!

実況「何が起きてるのかわかりませんが、とにかくシャドルーの乱入っ! 乱入ですっ! ヤムチャは捕まってしまいましたっ! しかし、本田の攻撃はまだ続いているっ! とにかく、本田がロレントからスリーカウント取ってしまえば……」

元「いや、そりゃ無理だっ! 試合権持ってるのはヤムチャ君だっ!」

実況「あ〜っとっ! そうでしたそうでしたっ! 本田は試合権を持ってはおりませんっ! なんと言う事だっ! なんと言う事だっ!」


ソドム「Oh...I'll go to help ! 」ヨロヨロ


実況「あ〜っとっ! そしてここで……ソドムがっ……! ソドムが本田に近づいていくっ! 流石のソドムも狼牙風風拳でダメージはもらっているようだが……それでも完全ではないっ! あ〜っと、あっとあっとぉ! これは本田も……」

元「マズイんじゃないのっ!?」

208名無しさん:2016/03/31(木) 22:40:57 ID:z3cilxQ2
本田「どすこいどすこいどすこいどすこいっ……! どおおおぉぉ……」

ソドム「Fuuuuuck ! 」ドスッ

本田「うげっ……なんでやっ……!? なんでお前が……」クルッ


実況「さぁ、ソドムは本田の背後から忍び寄り……おぉ〜っと、ここでハンマーパンチっ! 後頭部へとハンマーパンチっ! 本田を止めていくっ! ロレントを救出するっ!」

元「いや、でも……ロレント君は長い間喰らってたからね……う〜ん、ダメージはある」


ソドム「GRAAAAAAR ! 」ガシッ

本田「なんや……なんやお前……ヤムチャ君は……ヤムチャ君はどうなっとるっ……!?」

ロレント「ううっ……ううっ……ああっ……」ガクッ


実況「そして、ソドムは本田に掴みかかっていったぁ! え〜っ、とりあえず一回整理しましょうっ! 現在、試合権を持っているのは……」

元「ヤムチャ君と、ロレント君ですね」

実況「そして、ロレントはコーナーでうなだれていますっ! これは大ダメージだっ! 動けないっ!」

209名無しさん:2016/03/31(木) 22:45:54 ID:z3cilxQ2
バイソン「うるあぁっ……! うるあぁっ……!」ガスガス

サガット「おい、バイソン……ヤムチャはそろそろいいだろ……後は俺に任せておけ……」ガスガス

ヤムチャ「ぐあっ……ぐあっ……」


ブー! ブーブー!

実況「そして、ヤムチャは場外にシャドルーにタコ殴りにあっているっ! こちらも動けはしないのではないかっ!?」

元「そうですよねぇ……」


ダン「なんで……なんでシャドルーが……お、おい……どうなってるんだ……」オロオロ


実況「試合権を持っている二人が、ほぼ戦闘不能の状態っ! これはどうなるんだどうなるんだっ!?」

元「だから、あのぉ〜、なんでシャドルーが……」

実況「さぁさぁ、これにはレフェリーもリング上で戸惑っているぞっ!?」

210名無しさん:2016/03/31(木) 22:51:28 ID:z3cilxQ2
バイソン「ったく、サガットちゃんは美味しい所持っていって……ズルいんだよぉ……ったく……」ウロウロ


実況「おぉ〜っと、そしてここでバイソンが場外をうろついているっ! うろついているっ! 何やら、不審な動きを見せているぞっ!?」

元「ヤムチャ君から離れたって事は……」

実況「……本田狙いですかねぇ!?」


バイソン「くるくるくるくる……う〜んっ……! 棒術ってのは、難しいねぇ……」クルクル


実況「さぁ、バイソンは持参した凶器……木刀のような物を頭上で回転させながら、場外をグルッと回って……おぉ〜っと、やはりこれは本田狙いのようにも見えるっ……!」

元「おいおいおいおいっ……!」

211名無しさん:2016/03/31(木) 22:56:17 ID:z3cilxQ2
バイソン「おぉ〜いっ! ロレントォ〜! おめぇ、大丈夫かぁ〜?」

ロレント「う、ううっ……んんっ……?」

バイソン「ほぉ〜れ、忘れ物だ……おめぇのヤツだろ、コレ……」ポイッ


ザワ……ザワ……

実況「あっとぉ! そしてここでバイソンはリング内へと投げ入れたっ! 持参してきた凶器を投げ入れますっ!」

元「あっ、待てよ……そういや、ロレント君……あの凶器使ってたぞ……?」

実況「え〜っと……それは……」

元「ホラ、え〜っと……フェイロン君に蹴り折られてからは……自粛と言うか、持って来てなかったけど……」

実況「あ〜、あ〜、あ〜っ! そう言えば、持っていましたっ! ロレントはここ最近は持って来てはいませんでしたが……と、言う事は……!?」

212名無しさん:2016/03/31(木) 23:04:08 ID:z3cilxQ2
ロレント「これは……ううっ……我輩の……」ヒョイッ


ザワ……ザワ……

実況「さぁ、そしてロレントが……あ〜っとっ! あ〜っとっ! 拾ったぁ! 凶器を拾ったぁ!」

元「おおぉ〜いっ!?」

実況「という事は、これは……シャドルーは肩入れをしているっ!? ロレント・ソドム組の肩入れをしているっ!?」

元「そうなんのかねぇ!?」


ダン「おいっ、待てっ……! ソコっ……! ロレントォ! おめぇ、ソレ離せっ……!」ダダッ


実況「しかし、ここはレフェリーが走るっ! 凶器を手にしたロレントの元へと走ってくるっ!」

元「捨てさせろっ! 捨てさせろぉぉ!」

213名無しさん:2016/03/31(木) 23:08:08 ID:z3cilxQ2
ダン「ソレ、離せっ……! んっ……?」ガシッ

ロレント「……これは」

ダン「おめぇ……これ、前のより硬くなってねぇか……?」


オー! オーオー!

実況「さぁ、レフェリーが掴んだっ! 凶器を掴んだっ!」

元「没収だっ! 没収しろぉっ!」


ロレント「我輩の物だァァァァ……! 触れるでないィィィ!」ドンッ

ダン「うげええぇぇっ!」ドテーンッ


アー! アーアー!

実況「しかし、ここはロレントォ! 突き飛ばしていくっ! 突き飛ばしていくっ! レフェリーを突き飛ばしたぁ!」

元「レフェリー、しっかりしろぉ〜っ!」

214名無しさん:2016/03/31(木) 23:12:42 ID:z3cilxQ2
バイソン「いいねぇいいねぇ、ロレント君〜! そういう所、バイソンちゃん大好き……いいよいいよ……」ニヤニヤ

ロレント「はぁっ……はぁっ……感謝するぞ……バイソン二等軍曹……」

バイソン「いいって事 、いいって事っ! ヤムチャがやられりゃ、俺も幸せっ! おめぇも幸せっ! み〜んなハッピーだっ! それより、あのクルクルってヤツやってくれっ! 俺は上手く出来ないんだっ!」


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、この場内のブーイングは誰に対してだっ! 凶器を持ち込んだシャドルーかっ!? それとも、それを受け取ったロレントかっ!?」

元「このタイミングで……マズイよ、マズイよ……」


ロレント「はぁっ……はぁっ……とりあえず、本田を制裁しないとな……」ヨロヨロ

バイソン「おぉ〜いっ!? ヘイ、ヘイヘイっ!? クルクルはっ!? クルクルしてくれよっ!」


実況「さぁさぁ、ロレントはそのままヨロヨロと歩みを進め……本田へ向かっていくっ! 向かっていくゥゥ!」

元「ヤムチャ君は捕まってるし……あ〜っ! あ〜っ!」

215名無しさん:2016/03/31(木) 23:17:58 ID:z3cilxQ2
ソドム「GRAAAAR ! 」ググッ

本田「くああっ……ワシには、相撲技が……」

ロレント「……本田ァァァァ!」


実況「さぁ、ソドムと組み合っている本田の背後から、ロレントが今、忍び寄るっ!」

元「うおお〜いっ!」


ロレント「上官に刃向かった罰だァァァァ! 制裁ィィィィ!」ズガアァァ

本田「……うぐああぁっ」ガクッ

ソドム「……Yes ! 」


ブー! ブーブー!

実況「そして、フルスイングっ! 本田の後頭部をその凶器でフルスイング、フルスイングっ! これはいけませんっ! これはいけませんっ!」

元「うおぉぉいっ!」

216名無しさん:2016/03/31(木) 23:21:41 ID:z3cilxQ2
バイソン「ヘーイっ! クルクルはっ!? おぉ〜い、わざわざ持って来てやったんだぞっ!? リクエストぐらい聞け、ゴルァ!」

ロレント「……やかましいヤツだ、まぁいい。ソドムっ!」

ソドム「OK,My master ! 」ガシッ

本田「……ううっ」グラッ


実況「後頭部に打ち込まれ本田の身体が前のめりに倒れ……いや、違うっ! そしてソドムが股下へと本田の頭部を押し込んだっ!」

元「おぉ〜いっ! おいおいおいおいっ!」


ソドム「Big damage to a your body ! And your mind ! GRAAAAR ! 」グイッ

本田「あ、あああっ……」

ロレント「さぁ、ソドム……我々二人で制裁だァァ……!」クルクル


実況「ソドムは自身の頭上まで一気に本田を担ぎあげていったぁ! そして、その横でおぉ〜っと、ロレントはなんだなんだっ!? 手にした棒を高速回転させるっ!? なんだ、あの動きはっ!? まるで手品のようだっ!」

元「おおっ……使いこなしてるねぇ……」

217名無しさん:2016/03/31(木) 23:27:05 ID:z3cilxQ2
ソドム「Be fear ! 」グイッ

本田「あっ、あああっ……」

ロレント「楽しかったぞ、本田……さぁ、行けっ! ソドムゥゥゥゥ!」クルクル


実況「ソドムは本田の巨体だろうが、モノともしないっ! そこから更に一段ビルドアップっ! そして、ロレントはまだ凶器を回転させているっ!」


ソドム「BUTSUMETSU-Busterrrrrrrrrr ! 」シュタッ

ロレント「パリオットサァァァァクルゥゥゥゥ!」ズガアァァッ

本田「……ガッ、ガガッ!」


ホンダー! ホンダー!

実況「そして、ソドムが飛び込みつつ、本田の身体を落とすと同時に……おぉ〜っと、ロレントがその凶器で腹部へと打ち込んでいくっ! 打ち込んでいくっ!」

元「……うわあぁぁっ」

実況「そして本田の身体がマットへと大きく大きく叩きつけられたぁ! ここはブツメツバスターと……凶器攻撃の合体攻撃っ! 合体攻撃ィ!」

218名無しさん:2016/03/31(木) 23:31:06 ID:z3cilxQ2
本田「う、ううっ……あぁっ……」ガクッ

バイソン「イエーイっ! クルクルだああぁぁっ! クルクルだぜええぇっ! アレが見たかったんだ、アレがよおおぉ!」パンパン


ブー! ブーブー!

実況「本田はピクリとも動かない、ピクリとも動かないっ! そして場内からは大ブーイングっ! 大ブーイングだっ! バイソンが一人で喜んでいるっ!」

元「……本当、余計な事を」


バイソン「さて……いいもん見れた事をだし……帰るかな……」スッ


実況「バイソンは完全に肩入れをしていますっ! 肩入れをしていますっ!」

元「あ〜っ! ちょ〜っとっ! ヤムチャ君もっ……!」

実況「んんっ……!?」

219名無しさん:2016/03/31(木) 23:31:48 ID:b0dVsthw
英語〜がわからない〜

220名無しさん:2016/03/31(木) 23:34:59 ID:UrzaAARs
>>219
このくらいなら機械翻訳に放り込んでも意味わかると思うよ

221名無しさん:2016/03/31(木) 23:39:28 ID:z3cilxQ2
ヤムチャ「ガッ……ガガッ……離せ……離せ……」モガモガ

サガット「なぁ〜に、すぐに離してやるさ……ちと、乱暴だがな……」


サガット、カエレー!

実況「おぉ〜っと、ヤムチャは場外でサガットに首を絞められながら……持ち上げられていますっ! 持ち上げられていますっ!」

元「おいおいおいおいっ……!」


サガット「それじゃあ、いくぞっ……! チョークスラムだっ……! おおおぉぉ……!」ズドーンッ

ヤムチャ「……ぐわあああぁぁ!」


ブー! ブーブー!

実況「ヤムチャは場外で、サガットにチョークスラムっ! チョークスラムですっ! なんという事だっ! なんという事だっ! リング上ではなく、場外の硬い硬い床へと叩きつけられますっ!」

元「と言うか……そもそもサガット君に、あんな事する権利はないんだよっ!」

222名無しさん:2016/03/31(木) 23:45:59 ID:z3cilxQ2
サガット「ハーッハッハッハっ! 楽しかったぞ……なぁ、ヤムチャ……?」グイッ

ヤムチャ「う、ううっ……くそっ……くそっ……」ググッ


実況「おぉ〜っと、サガットは場外でヤムチャを引き起こすっ! まだいくのかっ!? まだいくのかっ!?」


サガット「さぁ、帰ってよし……頑張って試合続けろよ……ハーッハッハッハっ!」グイッ

ヤムチャ「う、ううっ……」ゴロンッ


実況「いや、サガットはサードロープ下にヤムチャの身体をねじ込み……リングに戻していくっ! 戻していくっ!」

元「おいおいおい……さっきの優勢何処いっちゃったんだよ……」

223名無しさん:2016/03/31(木) 23:50:42 ID:z3cilxQ2
ロレント「……ほ〜う」

ソドム「wow.」


実況「とりあえずは、リングに戻りはしたヤムチャではありますが……しかし、リング内には凶器を手にしているロレントと……そしてソドムが待ち構えているっ!」

元「うわああ……」


サガット「後は好きに料理しろ……そいつに、敗北する事が当然である事を教えてやってくれ……」ビシッ

バイソン「ロレント、ソドムっ! 貸し一だからなっ!」


実況「さぁさぁ、バイソンがサガットと合流したぁっ! そして、シャドルーの二人はロープ越しにロレントとソドムに何やら言ったぞっ!?」


サガット「……さぁ、帰るか。なぁ」クルッ

バイソン「いや〜、試合が組まれてない俺達の姿を見て……いや〜、ファンも満足してるだろ、ガハハハ!」クルッ


実況「そして、リングに背を向けて……帰っていくっ!? 帰っていくのかっ!?」

元「帰っていきますねぇ……」

実況「なんとなんとなんとなんとぉ! サガットとバイソンっ……! やりたい放題暴れて……そしてっ……! なんだなんだ、これはっ!」

224名無しさん:2016/03/31(木) 23:55:01 ID:z3cilxQ2
ロレント「……とりあえず、そいつを引き起こせ。ソドム」

ソドム「OK ! Hey,Hey ! 」ググッ

ヤムチャ「……ううっ」


実況「優勢だった状況がシャドルーの乱入によって大ピンチっ! 一転して大ピンチィ!」

元「まだだ……まだなんとか……」

実況「さぁ、ヤムチャの身体がソドムによって引き起こされますっ! しかしっ……! 力がないぞ、ヤムチャっ!? その身体に力がないっ!」


ヤムチャー! ガンバレー!

ヤムチャ「う、ううっ……」フラフラ

ロレント「なんだ、なんだ……もう終わってるじゃないか、こいつは……そういう事なら……」クルクル


実況「場内からも声援が飛んでるぞぉ! ヤムチャァ! 粘りだっ! ここで粘りを見せるんだ、ヤムチャァ!」

元「あんなシャドルーにさぁ……やられてちゃダメだよっ!」

225名無しさん:2016/03/31(木) 23:57:30 ID:z3cilxQ2
ロレント「そこォォォ!」ズガアァ

ヤムチャ「……う、うああっ」ベタッ


ブー! ブーブー!

実況「お〜っと、そしてロレントはその凶器でヤムチャの膝裏を打ち込んでいくっ! ヤムチャの身体が両膝から崩れたっ! そしてゆっくりと前のめりに……」


ロレント「……おぉ〜っと、寝るのは早いぞ」ガシッ

ヤムチャ「……うあっ」


実況「いやっ……! ロレントは後頭部っ! 後ろ髪を掴み、倒れさせはしませんっ! 倒れる事を許しませんっ!」


ロレント「ソドム……放っておいたら、すぐにでも眠ってしまいそうだ……お前が持っておけ……」

ソドム「OK ! 」


実況「ここで正面にいたソドムが……ヤムチャ背面へと回り込み……そして、髪を掴むっ! 背後にいたロレントは、ヤムチャの正面へと回っていくっ!」

226名無しさん:2016/03/31(木) 23:59:18 ID:b0dVsthw
いいぞー

227名無しさん:2016/04/01(金) 00:01:16 ID:257f10zs
ロレント「下級兵……本田にも言っておけ……」クイッ

ヤムチャ「ううっ……」


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、ロレントは棒先をヤムチャの顎に突きつけ、顔を上向きにしていくっ! ソドムも背後から、ヤムチャを押さえつけているっ!」

元「おいおいおいおい、しっかりしろぉ!」


ロレント「我輩の規律と……規則に……従うようにとな……勿論、逆らった場合は……」ググッ


ブー! ブーブー!

実況「これではリンチではないかっ!? 公開処刑ではないかっ!? あ〜っと、そして、ここでロレントが大きく大きくその凶器を振り被ったぁ!」


ロレント「制裁だとなァァァァ! うるあァァァァ!」ズガアァァ

ヤムチャ「……ぐ、ぐわぁぁっ!」バターンッ


ブー! ブーブー!

実況「そして、振り抜いたぁ! ヤムチャの顔面をその凶器で振り抜いていったぁ!」

228名無しさん:2016/04/01(金) 00:04:42 ID:257f10zs
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「さぁ、ヤムチャはダウンっ! 大きく大きくダーウンっ! ブーイングが鳴り止みませんっ!」


ロレント「おい、ソドム……レフェリーを起こしてこい……」ガシッ

ヤムチャ「……ぐっ」

ソドム「OK ! 」ダダッ


実況「そして、ここで……ロレントはヤムチャを胸を踏みつけて……おぉ〜っと、ソドムはレフェリーを起こしに走りますっ! これは、ロレントはフォールにいったと見ていいのかっ!?」

元「おいおいおいおい……返せよぉ……返せよぉ……ヤムチャ君……」


ソドム「Get up early ! 」

ダン「う、ううっ……」ムクッ

ロレント「ダン中尉……早くカウントを取ってもらおうか……貴様も、制裁するぞ……」

ダン「う、ううっ……カウントだな……」フラフラ


実況「ここでフラつきながらもレフェリーが駆け寄ってくるっ! そして、カウントを取り始めるっ! さぁさぁ、どうだどうだっ! ヤムチャっ……! ヤムチャ、返すかっ!?」

229名無しさん:2016/04/01(金) 00:07:10 ID:257f10zs
ダン「ワンっ……!」

ヤムチャー! タテー!

ダン「ツーっ……!」

ヤムチャー! カエセー!

ダン「……スリィィィィっ!」

エー !? エーエー !?

ロレント「ヒャハハハ……我輩が全てを統治するのだ……」

ダン「ううっ……スリーカウントだ、スリーカウント……ゴング鳴らしてくれ、ゴングをよぉ……!」


カンカンカーン


実況「なんと言う事だっ……! なんと言う事だっ……! ここでスリーカウントっ! スリーカウントですっ! スリーカウントが決まってしまいましたよ、元さんっ!?」

元「うわあぁ……」

230名無しさん:2016/04/01(金) 00:10:10 ID:257f10zs
今日はここまで、それと余談

ソドムの英語については、大した内容は書いてないから、深く意味を気にしなくてもいいと思う
ただ単に、掛け声とか呻き声とかの英語でのパターンがないから、こういった形にしてるのであって、極端な話全部「あああああ」と「おおおおお」に訳してくれても結構いけると思う

231名無しさん:2016/04/01(金) 00:14:29 ID:FSCCsz32
乙乙

まさかこの展開になるとは…

232名無しさん:2016/04/01(金) 00:15:37 ID:fGEpqguI
乙です
英語はなんとなくわかるしいいと思う
それと今日はエイプリルフールネタもあるのかな

233名無しさん:2016/04/01(金) 00:21:18 ID:w09S3aWI
乙!
これは非道(誉め言葉)
ダンさんよう、部外者が試合をひっくり返してそれが通るって、それってレフェリーとしてどうなのよ?(誉め)

234名無しさん:2016/04/01(金) 00:22:51 ID:kNqJILl2
こう言う形で本田組は負けるわけかー。
まあ、ヤムチャが勝つと面倒な湖とになりそうだし、
今後また組み合わせにもできるから先も楽しみになる。

本田もアピールできていい感じだと思うわ。

235名無しさん:2016/04/01(金) 00:26:28 ID:U76Z9G62


ロレントソドムは自分達だけで勝ちたかったはず
反則・凶器は使っても、助け船まで欲するかな?
シャドルー乱入はベガの指示だとは思うけど、うーん
ま、反省会(舞台裏)も楽しみにしてます

236名無しさん:2016/04/01(金) 00:37:55 ID:SAjvXHMY
ガイ、コーディ、ユン、ヤンあたりが場外の時、客をガードする係やってんのかな

237名無しさん:2016/04/01(金) 01:36:43 ID:2.Gha1aI
乙乙
此は酷い(誉め言葉)

238名無しさん:2016/04/01(金) 03:30:54 ID:lj90wVDA
乙っした
まさかのヤムチャ負け!
単純計算だとタッグ組も空手軍団には負けていないってなるな
まあシャドルー介入あるし単純には行かんが

239名無しさん:2016/04/01(金) 05:57:03 ID:BtwZBryY
おつおつ
やっぱりバイソンさんは最高だぜ!

240名無しさん:2016/04/01(金) 11:02:59 ID:dvptLvVk
ふざけんな!こんなのノーカンだ!
こんな事がまかり通っていいと思ってんのかよ!!(訳)スバラシイ

241名無しさん:2016/04/01(金) 15:02:06 ID:.JRkeZtI
せっかくロレントソドム頑張ってたのに外部の力借りて勝っちゃってちょっとかわいそうだけど
プロレスだとこれはこれでありなんかな?
これまでマッドギア組ってシャドルーとは一線を画していた気もするが
このままシャドルー傘下になっちゃうのだろうか
ヤムチャ的には必殺技の格も落ちないし自信の格も落ちなかったけど。。。

242名無しさん:2016/04/01(金) 15:41:43 ID:fGEpqguI
面白い

243名無しさん:2016/04/01(金) 17:33:12 ID:d5125zWk
>>241
プロレス的には大アリじゃないかな
なんせこの試合にはシャドルーと空手軍団とタッグチャンピオンっていう団体のメインストリームが絡んでる
試合的にはバッドエンドでも興行っていうパッケージで見ればまだ女子のメインがあるし、
そこでキッチリ締まればハッピーエンドで終わりつつもストーリーが大きく動いた1日といことになる

244名無しさん:2016/04/01(金) 17:53:32 ID:Vl2EgQ0Q
>>241
今回みたいに「協力して利益になるなら協力するけど、基本的には独自路線」で行くんじゃないかな
傘下というよりは同盟関係みたいな感じ?

245名無しさん:2016/04/01(金) 18:13:23 ID:T0mNUVxc
タッグ王座は現状、団体で一番強いチーム(但しリュウケン除く)な状態だから、これで因縁が作れたかな。
この組み合わせでヤムチャが勝っちゃうとスペシャルマッチの聖域化とマンネリ化が進み過ぎるし、いい形だと思う。

246名無しさん:2016/04/01(金) 19:08:18 ID:NzV6X/bU
試合の帰趨ってのもあるけど、この形だと「タッグの最高峰≦空手軍団・シャドルーの最弱格」ってイメージになっちまった気がしないでもない。
これだと、結局タッグのベルト戦は今まで通り空手軍団対シャドルーの前座が定位置から動けず、ベルトの価値も低いままじゃないかなあ。
まぁ、女子部の試合になるまではどう転ぶかわからないけど。

サガットを使ってやられ役にするなら、本田と組むのはケンでも良かったかもな。
そうすれば、タッグベルトでメインを張れる説得力もできたかもしれないし。
ただ、本田が組むには直接戦ったヤムチャの方がドラマ的に自然だし、
メタ的にも主人公のヤムチャを使う必要があったからこの組み合わせが必然だったんだろうけど。

247名無しさん:2016/04/01(金) 20:56:32 ID:a8IqDVd6
結局はシャドルーの手助けが無くちゃ空手軍団には勝てなかったような形だよな
次の試合はリュウケン組とガイルナッシュ組だっけ?
格的にもリュウケン組が勝つだろうから、タッグ組は空手軍団やシャドルーの噛ませ犬って感じになってるように思う

これでロレントソドム組が乱入してきたシャドルー組に噛みついてれば、ガイルが言ってたようなダークヒーローとか、
空手軍団とシャドルーとタッグ組の三つ巴になっていく可能性もあるように感じたのだが
勢いに乗ってたロレントソドム組でも、まだまだ空手軍団やシャドルーの人気には到底敵わないんだろうな

248名無しさん:2016/04/01(金) 21:03:59 ID:kNqJILl2
シャドルーは年期が違うから、
ロレント達はまだまだかなわないだろう。

それぞれの試合がレベルアップして
相乗効果で全体があがる感じを目指してるっぽいから
このやり方はありじゃないのかな。

249名無しさん:2016/04/01(金) 21:27:02 ID:fGEpqguI
この世界はナメック星のドラゴンボールは使えるのだろうか
悟空が死んでるし難しいのだろうか

250名無しさん:2016/04/01(金) 21:38:12 ID:8pA4SDsQ
4対2なら勝って当然だしシャドルーは関係ないんじゃないか
タッグベルトは空手軍団よりは下感あるけど
ベガ抜きシャドルーと空手軍団はどっちが上だっけ

251名無しさん:2016/04/01(金) 21:59:48 ID:257f10zs
ロレント「ヒャーッハッハッハっ! 我輩達の勝利だァァ! 勝利したのは我輩達だァァァ! うるぁっ……! うるぁっ……!」ゲシゲシ

ヤムチャ「おうっ……ううっ……」


ブー! ブーブー!

実況「まさかまさかの結末ですっ! まさかまさかの結末ゥ! この試合……勝利してのはロレント・ソドム組っ! ロレント・ソドム組ですっ!」

元「いやぁ〜、う〜んっ……ねぇっ……!?」

実況「あ〜っとっ! ロレントはここでヤムチャの身体を踏みつけていくっ! 試合は終わったと言うのに……まだやるのかっ……!? これは、制裁なのかっ!?」


ソドム「HAHAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ズガズガ

ロレント「……ソドムゥゥ! お前も加われェェ!」


実況「そして……おぉ〜っと、おっとおっとっ! ソドムも来たっ! ソドムもヤムチャの元へとやってきたぁ!」

252名無しさん:2016/04/01(金) 22:07:28 ID:257f10zs
ソドム「SIR CLUTCH EEL ! (訳:アテがはずれたな!)」ゲシゲシ

ヤムチャ「うぐっ……ぐっ……」


ブー! ブーブー!

実況「そして、ソドムもそこに加わっていくっ! なんという事だっ……! あぁ、なんと言う事だっ!」

元「……あぁっ」


ロレント「ヒャハハハっ! ヒャーッハッハッハっ!」ゲシゲシ

ソドム「HAHAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ゲシゲシ

ヤムチャ「ううっ……うああっ……」


ブー! ブーブー!

実況「まさかのまさかのヤムチャの敗北ですっ! ヤムチャっ……! ロレント・ソドム組の前に崩れ落ちましたっ! そして今、二人掛かりでの制裁を受けていますっ!」

元「途中までは、いい感じにいってたじゃんっ!? それが、シャドルーの登場だよ、シャドルーのっ! あそこから、おかしくなったんだよっ!」

253名無しさん:2016/04/01(金) 22:15:48 ID:257f10zs
実況「そうですっ! 完全に本田・ヤムチャ組のペースではありましたっ! ロレントとソドムを追い詰めたはいましたっ! しかしそこに、サガットとバイソンっ! サガットとバイソンが突如乱入してきたのですっ!」

元「なぁ〜に考えてるんだ、あの二人はっ!」


ダン「お、おいっ……! スリーカウント決まっただろ……もう、試合は終わりだっ……! やめろっ……! やめろっ……!」ヨロヨロ


実況「そして、この結末でありますっ! ヤムチャは破れ……そして、あの制裁と言うなの暴行を受けているっ! あ〜っと、レフェリーがロレントとソドムを止めに入るっ! 止めに入っていきますっ!」

元「納得いかない結末ですねぇ……う〜んっ……!」

254名無しさん:2016/04/01(金) 22:20:04 ID:257f10zs
ダン「おいっ……! 聞いてんのかっ……! おいっ……!」

ロレント「ヒャハハハ……まぁ、いいだろう……よし、ソドムっ……!」クルッ

ソドム「OK,OK ! 」クルッ


実況「あ〜っ、レフェリーの仲裁によって暴行が止まったかっ!? 止まったかっ!?」

元「ああっ」

実況「ロレントとソドムはヤムチャに背を向け……おぉ〜っと、コーナーの方へ向かっていきますっ!」


ロレント「ヒャハハハっ……! ヒャーッハッハッハっ!」ガシッ

ソドム「HAHAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ガシッ


実況「高笑いしながら、セカンドロープに足を掛けコーナーへと昇っていくロレントっ! そしてソドムもっ! マスクで表情こそは見えませんが、おそらくこちらも高笑いしている事でしょうっ!」

255名無しさん:2016/04/01(金) 22:21:30 ID:fGEpqguI
訳今回からつくの?

256名無しさん:2016/04/01(金) 22:28:36 ID:257f10zs
ロレント「我々の力を見たかァァ……!」ググッ

ソドム「Winners are Rolento and Sooooodom ! 」ググッ


ブー! ブーブー!

実況「そして両腕を突き上げ、場内へとアピールしていますっ! アピールしていますっ! この試合……勝利したのは自分達であると場内へアピールしていくっ!」

元「いやいやいやいやぁ……」

実況「しかし、場内からは大ブーイングですっ! ブーイングが飛び交いますっ!」

元「そりゃそうだよっ! シャドルーの介入はともかく……凶器まで使ってるんだからさぁ!?」


ロレント「ヤムチャも沈んだ……本田も沈んだ……我々の勝利だろうがっ!」ググッ

ソドム「Yeeeeeeaaaaaah ! 」ググッ


ブー! ブーブー!

実況「しかし、ブーイングをお構いなしにアピールを続けるロレントとソドムっ! ロレントとソドムっ!」

257名無しさん:2016/04/01(金) 22:30:50 ID:adDofAjk
>>252のソドム語は「桜散る」かな

258名無しさん:2016/04/01(金) 22:37:26 ID:257f10zs
本田「う、ううっ……あ、ああっ……」ズルズル


実況「あ〜っとっ!? ここで本田が動いたかっ!? 大の字の本田が……今、這いずりながら、ヤムチャの方へと近寄っていきますっ!」

元「……う〜ん」


本田「すまんかったっ……! すまんかったっ……!」

ヤムチャ「あ、ああっ……ううっ……」

本田「ここにおったら、因縁つけられて何されるかわからんっ……! すまんかったっ……! ヤムチャ君っ……! ここは退くんやっ……! すまんかったっ……!」

ヤムチャ「ううっ……くっそ……」ゴロッ


実況「さぁ、本田はヤムチャに近づいて……おぉ〜っと、何やら言ってるっ! そして、ヤムチャは転がって……あっとっ! サードロープ下を潜り、場外へと降りたっ! 場外へと降りたっ! そして本田も続きますっ!」

259名無しさん:2016/04/01(金) 22:46:48 ID:257f10zs
本田「すまんかったっ……! すまんかったっ……! ほれ、肩貸したるっ……!」ガシッ

ヤムチャ「ううっ……」


実況「あ〜っと、そして場外で……ヤムチャは本田の肩を借りたっ!」


本田「すまんかったっ……! くううぅぅ……! すまんかったっ……!」ヨロヨロ

ヤムチャ「ううっ……ううっ……」ヨロヨロ


実況「なんと言う事だっ! 敗走ですっ! 敗走ですっ! コーナーポスト上でアピールを続けているロレントとソドムを尻目に……本田とヤムチャは、敗走していくっ! 敗走していくっ!」

元「まぁ、リング上に残ってたら、あの制裁……? 喰らっちゃうんだろうから、ここはとっとと引き下がるのが正解なんだろうけど……」

実況「こんな結末、誰が予想したでしょうかっ!? この一戦に向けて 、最高の助っ人を用意してきた本田っ! だがしかしっ……! だぁが、しかしっ……! この結末ですっ! この結末ですっ!」

元「……悔しいねぇ」

260名無しさん:2016/04/01(金) 22:48:11 ID:fGEpqguI
本田いいね

261名無しさん:2016/04/01(金) 22:51:32 ID:Vl2EgQ0Q
ヤムチャは最強の助っ人だった
でも空手軍団のヤムチャを連れてきた事で、ロレントソドム組にもシャドルーという最強の助っ人がやってきた感じか

262名無しさん:2016/04/01(金) 22:55:09 ID:257f10zs
ロレント「さて、本田とヤムチャへの罰則だが……んっ……?」チラッ

本田「すまんかった……ううっ……すまんかったっ……!」ヨロヨロ

ヤムチャ「あぁっ……ううっ……」ヨロヨロ

ロレント「なんだなんだァ……!? 早々と撤退か。おいおいおい……待てよ待てよ……」


実況「さぁ、引き上げていく本田とヤムチャの姿を、おっとここでロレントが見たかっ!? おぉ〜っと、そしてロレントはコーナーポストからおりますっ!」

元「もういいもういいもういい……帰ろう帰ろう帰ろう……ここにいてもロクな事にならない」


ダン「只今の試合っ……! 勝者は……」

ロレント「ダン中尉っ……! マイクを寄越せっ!」バシッ

ダン「あっ、コラっ……! おい、取るんじゃねぇよっ!」


実況「そして、ここでロレントがマイクを手にしましたっ!? おっと、おっとっ!? なんだなんだなんだっ!?」

263名無しさん:2016/04/01(金) 23:01:45 ID:257f10zs
ロレント「本田ァァ……! 本田ァァ……! おい、本田ァァ……!」


実況「さぁ、そしてロレントは……引き下がっていく本田に向かって言いますっ!」

元「……んんっ?」


ロレント「惨めなざまだなァ、本田ァァ……我輩に……んっ……? 正義の鉄槌……んんっ……? お見舞いするのではなかったのか……? どうしたどうした、撤退かァァ……?」


実況「おぉ〜っと、ロレントは本田に向かって言っていくっ! 言っていくっ! 敗走していく本田を……挑発しているのかっ!?」

元「敗走って言ってもさぁ……? シャドルーの乱入とかもあったし、その全部が全部が実力で勝ったワケじゃないからねっ!?」

264名無しさん:2016/04/01(金) 23:06:30 ID:257f10zs
ヤムチャ「ううっ……本田さん……アイツ何か言ってますよ……?」ヨロヨロ

本田「無視や……無視、無視……相手にしたらアカン……無視や、無視っ……!」ヨロヨロ


実力「しかし、本田は聞く耳持たず……と言った所かっ!? ロレントに背を向けたまま退場していくっ! 退場していきますっ!」

元「そうそう。それでいい、それでいい」


ロレント「どォォォした、どォォォしたっ!? 本田上官も……落ちぶれたものだなぁ……やはり貴様は、時代遅れの人間だ……いいか……? 一つ言っておくぞ、本田ァァ……?」

ヤムチャ「……本田さん」ヨロヨロ

本田「無視や、無視……」ヨロヨロ

ロレント「今の我輩を作ったのは……お前自身だぞ……? 本田上官……?」

265名無しさん:2016/04/01(金) 23:10:51 ID:257f10zs
本田「ワシ自身やと……? どういうこっちゃ……?」ピタッ


ザワ……ザワ……

実況「んっ……? なんだっ!? どういう事だ……!? 何やらロレントが意味深な事を言いましたっ! そして、これには本田の動きも止まりますっ!」

元「本田君が作った……ちょっと、よくわかんないねぇ……」


ロレント「貴様は我輩の事を非難しているが……胸に手を当てて考えてもみろ……? んんっ……? かつて、我輩ロレント新米兵と……そして、本田元・大尉……貴様がまだ我輩の上官だった頃だ……」

本田「……」

ロレント「貴様は随分と我輩を厳しく指導してくれたなぁ……?」ニヤニヤ

266名無しさん:2016/04/01(金) 23:15:48 ID:257f10zs
ロレント「規律を叩き込まれた……規則を叩き込まれた……そして、戦士としての心得を叩き込まれた……」

本田「……」

ロレント「実に厳しく……厳しくなっ……!」ニヤニヤ


ザワ……ザワ……

実況「おぉ〜っと、これは元さん……?」

元「まぁ、確かにロレント君と本田君が以前タッグを組んでいた時は……そういう風に本田君が色々と指導してあげてたんだろうけどね」

実況「……ロレントはその事を恨んでいるのでしょうか?」


ロレント「恨んではいないぞ……寧ろ、感謝している……我輩は貴様の指導のおかげで、立派な軍人へとなれた……」

本田「……」

ロレント「ありがとう」


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っと、恨んではいないようですね……それどころか、ロレントは本田に礼を言いますっ!」

元「……お〜」

267名無しさん:2016/04/01(金) 23:16:49 ID:fGEpqguI
怪しい

268名無しさん:2016/04/01(金) 23:20:17 ID:257f10zs
ロレント「しかしだ……本田ァ……? 貴様にはもう上官としての威厳はない……相応しくない……それは、自分でもわかっているだろう……?」

本田「……」

ロレント「その隣にいるヤムチャ……そいつに、頭を垂れ……それが、上官である者の姿か、馬鹿者がァァァァ! 威厳を保て、馬鹿者ォォォ!」


ザワ……ザワ……

実況「おぉ〜っと、ここでロレントは叫んでいくっ! 声を大にして叫んでいくっ!」

元「う〜ん……まぁ……う〜ん……」


ロレント「本田ァ……だから、我輩は考えた……」

本田「……ぬっ?」

ロレント「……これからは、腑抜けた貴様の代わりに、我輩が指導してやるとなっ!」

269名無しさん:2016/04/01(金) 23:25:11 ID:257f10zs
ロレント「規則を叩き込んでやる……規律を叩き込んでやる……軍人としての心得を教えてやるっ……! お前ではなく……この我輩がだっ……!」

本田「……ロレント」

ロレント「お前よりも、より一層厳しくっ……! 厳しくだっ……! 全ての人間にだっ……!」


ザワ……ザワ……

実況「おぉ〜っと、お〜っと、こいつはこいつは……!?」

元「う〜んっ……」


ロレント「我輩が全ての規律を作るっ! 不甲斐ない連中に、我輩が教えてやるのだァァァァっ!」


ザワ……ザワ……

実況「おぉ〜っと、おっとおっとっ……! 何と言えばいいのでしょうか……? 何と言えばいいのでしょうかっ……!?」

270名無しさん:2016/04/01(金) 23:30:46 ID:257f10zs
ロレント「軍の規則、其の一ィィィィ!」


オー、オーオー

実況「あ〜っとっ! そして、ここでロレントが叫んだっ! 叫んだぁっ! 軍の規則其の一……こいつは確か……」


ロレント「不甲斐ない試合をした者は、制裁されるゥゥゥゥ!」


オー、オーオー

実況「そうですっ! 其の一は『不甲斐ない試合した者は制裁される』ですっ! これが、ロレントの言う規則っ!」


ロレント「さぁ、リングに戻って来いっ! 本田ァァ! そこのヤムチャも連れてだっ……! 貴様らは不甲斐ない試合を行った……規則には従ってもらうぞォォォ!」

271名無しさん:2016/04/01(金) 23:34:21 ID:257f10zs
実況「おぉ〜っと、ロレントは……リングに戻って来いと、本田とヤムチャを呼びせますっ!」

元「いやいやいやっ……! でも、リングに戻ったらボコボコにされちゃうんでしょ?」

実況「……ですよねぇ?」


ロレント「貴様らも、立派な軍人へとなるのだっ! 我輩がキッチリと指導してやるっ! 戻って来いっ……! 戻って来いっ……! さぁ、来いっ!」

本田「……」

ヤムチャ「……」

ロレント「我輩がお前達を育ててやろうと言っているのだァァァ! さぁ、早く来いっ! 早く来いっ……! 指導が終わっていないぞォォォ!」

272名無しさん:2016/04/01(金) 23:35:27 ID:257f10zs
今日はここまで

273名無しさん:2016/04/01(金) 23:36:21 ID:fGEpqguI
乙でした

274名無しさん:2016/04/02(土) 00:01:05 ID:28UcyI5Y


退場するにしても戻るにしても、もう一波乱ありそうだな
今後のストーリーに大きな影響をもたらしそう

275名無しさん:2016/04/02(土) 01:09:21 ID:2hzKEBOM
乙!
無茶な男だぜ、ロレントさん

276名無しさん:2016/04/02(土) 02:23:08 ID:OpOB2lsU
乙です
「不甲斐ない試合」ねぇ。シャドルーの乱入がなかったら普通に負けてたロレント達にも言えることだわな

277名無しさん:2016/04/02(土) 04:17:54 ID:U4Y1C71s
乙っした
本田どう答える
ヤムチャは制裁受けて動けんぞ?
そのヤムチャ連れて戻るか?ヤムチャを無事に帰すために自分を捨てるか?それとも…

278名無しさん:2016/04/02(土) 09:06:48 ID:g2UlO/4c
乗っかるように戻ってからの反撃かな
で、逆にやられちゃう気が…

279名無しさん:2016/04/02(土) 14:00:01 ID:cbgpUsJI
どっちも無茶しやがって…
ここが分岐点か…

280名無しさん:2016/04/02(土) 18:28:59 ID:Sd/XSDk2
前にシャドルーとやったときは今回制裁ないのかよ、と叩かれてたらしいけど
特に不甲斐ない試合でもない、むしろシャドルー介入に乗じた方が不甲斐ない気もするけど
ヒールだからこれで「ふざくんなロレント!」って言う方がいいんだろうね
しかし本田さんにはがんばってほしい
ルール違反でもなんでもいいからのしちゃってくれ!

2811:2016/04/02(土) 21:47:29 ID:dExUr7DY
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

282名無しさん:2016/04/02(土) 22:38:00 ID:.TokZzUQ
わかりました休んでください
女子部の試合楽しみ

283名無しさん:2016/04/03(日) 00:58:55 ID:4m3em.xY
ヤムチャを守る為に一旦引き上げて、自分だけSEI-SAIを受けに来るに一票

284名無しさん:2016/04/03(日) 21:59:01 ID:mhiwKJe2
本田「随分と偉くなったもんやな……せやけど……せやけど……」

ヤムチャ「……本田さん」

本田「そういう事やったんか……はぁっ……帰ろか、ヤムチャ君……」ヨロヨロ

ヤムチャ「えっ……? あっ、はい……」ヨロヨロ


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っと、やはり……と言えばいいのでしょうかっ!? ここで、本田はロレントの呼びかけに応える事なく……去っていきますっ! 退場していきますっ!」

元「まぁ、そうなるわね」

実況「屈辱的な敗走でありますっ! 本田にとって……こいつは屈辱以外の何物でもなぁいっ!」

元「……ヤムチャ君にとってもね」


ロレント「チィィィっ……! 貴様らは腕立て伏せ二千回だァァァァ! 鍛え直して来いィィィィ!」


実況「あ〜っと、そんな去っていく本田とヤムチャに向かって……ロレントはリング内からしつこく叫び続けるっ!」

285名無しさん:2016/04/03(日) 22:05:23 ID:mhiwKJe2
ーーー


プーアル「ヤムチャ様、本田さんっ! お疲れ様でしたっ!」

本田「お〜う、プーアル君……とりあえず、ワシらの出番はこれで終いや……」

ヤムチャ「おうおう、プーアルお疲れお疲れ……って、あっ……リュウさんとケンさんも……」

リュウ「俺達の試合は次だしな……」

ケン「……まぁ〜た、今日は派手にやられたなぁ。おめぇは」

ヤムチャ「う〜ん、そうですねぇ……ロレントさんにとっての大一番と言うか、勝負所って言いますか……そういう事だから……」

ケン「……あのなぁ?」

本田「じゃあ、後は……そっちで……空手軍団の方でやっといてくれや……ちょっと、ワシは席を外させてもらうわ……」イソイソ

ヤムチャ「あれ……? 本田さん、何処に……?」

本田「まぁまぁ、ワシはワシでな……ロレントと折り入った話をしたいんや……すまんのぉ……ほんなら……」イソイソ

ヤムチャ「あ〜、本田さん……お疲れ様でした……」

286名無しさん:2016/04/03(日) 22:09:52 ID:mhiwKJe2
ヤムチャ「なんだろう……本田さん、折り入った話って……もしかして、ロレントさんに怒ってるのかなぁ……?」

プーアル「結構、マイクパフォーマンスで好き放題言われてましたからねぇ……」

ケン「なぁ、ヤムチャ……今日もお前、あのヴァイパーさんのインタビュー控えてるけどさぁ……?」

ヤムチャ「え〜っ……またかよ……今日もあるのかよ、ちくしょう……」

プーアル「……ヤムチャ様、嘆かない」

ケン「今日は、ヘラヘラすんなよ……? わかってんのか……?」ギロリ

ヤムチャ「な、なんですかケンさん……急に、怖いっすよ……」

ケン「お前の今日の負けで空手軍団に傷がついちまったんだよ」

ヤムチャ「いや、それはわかってますけど……」

リュウ「……あっと、ロレントのマイクが続くみたいだぞ?」

287名無しさん:2016/04/03(日) 22:17:10 ID:mhiwKJe2
ーーー


ロレント「チィっ、腑抜け共が……まぁ、いい……」


実況「さぁ、本田とヤムチャの姿は退場口への奥深くと消えていきましたが、ロレントはマイクを続けますっ!」

元「うん」


ロレント「本日のこの一戦で、我輩……そして、ソドムの力が証明されただろう……」

ソドム「YES ! 」


ショウメイシテネェゾー、ブー、ブーブー

実況「自分達の力を証明した……と言うロレントっ! しかし、どうでしょう!? 場内の反応は、そうでもありませんっ!」

元「まぁ、試合内容が内容だったからね。変な乱入もあった」

288名無しさん:2016/04/03(日) 22:28:55 ID:mhiwKJe2
ロレント「なぁ〜にを言っているっ……!? 勝利したのは誰だっ!? 今、このリングに立っているのは誰だァァ!?」

ソドム「Rolento and Sooooodum ! Yeeeeeaaaaah ! 」


ブー! ブーブー!

実況「さぁさぁ、改めて自分達の勝利を強調していくロレントとソドムっ! ロレントとソドムっ! しかし、場内の反応はどうだっ!?」

元「う〜ん……まぁ、ねぇ……」

実況「認められてはいないっ! 認めてはいけないっ! このような勝利など認められてはいけないっ!」


ロレント「見ただろうっ……!? 無様にリングに横たわる、あのヤムチャとか言う男の姿をっ……! そして本田もだっ……! 奴らもこの我輩達の前に沈んだぁ!」


ブー! ブーブー!

実況「さぁさぁ、ロレントが言葉を発する度に……場内のブーイングが酷くなっていくような気がしますっ!」

元「気がする……じゃないよ。実際、そうなってるよ」

289名無しさん:2016/04/03(日) 22:37:28 ID:mhiwKJe2
ロレント「まぁ、見てろ……我輩が理想の軍事国家を作ってやる……これからは我輩の教育によって、不甲斐ない試合を行う輩は消え去り……より、素晴らしい試合を諸君らに届ける事が出来るのだっ……!」

ソドム「YES ! YES,YES ! 」

ロレント「それは、例え空手軍団であろうが例外ではないぞォォォ! 不甲斐ない試合を行った者は制裁であるゥゥゥゥ!」

ソドム「Yeeeeaaaaah ! SEI-SAI ! SEI-SAI ! 」ググッ

ロレント「本田ァァァァ! そして、ヤムチャァァァァ! 本日の試合の制裁は済んではいないぞォォォ! 貴様らを我輩が鍛え直してやるゥゥゥゥ! これからは我輩が上官だァァァァ!」


ブー! ブーブー!

実況「さぁ、ロレントは叫ぶ叫ぶっ! 叫びまくるっ! そしてソドムも両腕を突き上げていくっ! しかし、場内からはブーイングっ! 大ブーイングでございますっ!」

元「上官ねぇ……う〜ん、上官ねぇ……」


ロレント「フン……では、ソドム……退場するか……」

ソドム「OK ! 」

290名無しさん:2016/04/03(日) 22:53:22 ID:mhiwKJe2
ーーー


ケン「なぁ、ホラ……? お前ロレントに馬鹿にされてんぞ……? お前だけじゃなくて、空手軍団まで馬鹿にされてるぞ……? なぁ……?」

ヤムチャ「あ〜、でも……これは……」

ケン「わ〜ってるよ……だから、喧嘩を売られてるんだよ……喧嘩をな……」

ヤムチャ「は、はい……」

ケン「でも喧嘩を売るだけじゃ、ダメだ……話は進まない……お前がその喧嘩を買って始めて成立だ……だろ……?」

ヤムチャ「はい」

291名無しさん:2016/04/03(日) 23:23:49 ID:mhiwKJe2
リュウ「控えてるインタビューでその機会は来る……間違いなく来る……だからだ……」

ヤムチャ「はい」

リュウ「大敗したまま終われない……そういう所を見せよう。皆、そういう風にやってるんだ」

ケン「お前がつけた空手軍団への傷……俺達が拭ってやる事も出来る……兄弟子の俺達が、ロレント達に仕返しにいけばいいんだからな……?」

ヤムチャ「……」

リュウ「でも、そこはお前自身でやる事だ。なっ?」

ケン「お前ももう空手軍団だ。俺達空手軍団は負けたまま終わっちゃいけねぇの」

リュウ「今日のインタビュー……頼むぞ?」

ヤムチャ「……なんとか二人に頼らず、やってみせます。はい」

292名無しさん:2016/04/03(日) 23:24:50 ID:mhiwKJe2
今日はここまで
短くてすいません

293名無しさん:2016/04/03(日) 23:26:55 ID:ekvwfuMw
乙です
ヤムチャ大丈夫かなあ

294名無しさん:2016/04/03(日) 23:27:19 ID:2EJUF4rw
乙です
リュウが最初の頃とまるで違っていい兄弟子になってて感動した

295名無しさん:2016/04/03(日) 23:31:15 ID:kc14xLY6
うーん…まだヤムチャはプロレスにおけるストーリーの大事さに気付けてない感じがする

負けることになってたから負けた。それはしょうがないこと。
じゃ済まないんだよなぁ
特にヤムチャは空手軍団っていう強い輪に入ってるんだから

296名無しさん:2016/04/03(日) 23:31:22 ID:mEYCPEUs
乙です
>>293
まぁリュウとケンがどうすればいいかは教えてくれてるから、受け答えの方向は間違えないと思う
どもったりとか言葉の表現の仕方をヴァイパーさんに修正される事はあるだろうけど

297名無しさん:2016/04/03(日) 23:40:02 ID:g614s/uA


本田さんはリュウケンと過去に何かあったのかな?
その場から逃げた感じがする
あと、ヤムチャはケンと組んでロレントソドムにリベンジするのかな

298名無しさん:2016/04/03(日) 23:42:34 ID:0YEyBYcc
ヤムチャは入団して3ヶ月くらいで、空手軍団のおまけみたいな形でしかシナリオに関わっていないからな
今回が空手軍団のヤムチャ個人として、初めての因縁の相手ってことになるのか?

299名無しさん:2016/04/03(日) 23:44:42 ID:jrf9o7eo
乙!
本田さんとロレントさんの折り入った話がとても気になる

300名無しさん:2016/04/03(日) 23:48:50 ID:RvQtFQMs
おつおつー

このフラグ回収が今後の空手軍団の立ち位置に影響してくるのか
これはヤムチャも気張らないといけないよなぁ
個人的には武者修行と称して、できればDJとタッグ戦線に乗り込んでほしい

301名無しさん:2016/04/03(日) 23:49:58 ID:ekvwfuMw
本田さん気になる

302名無しさん:2016/04/04(月) 01:06:05 ID:R8EI/rfY
乙乙

303名無しさん:2016/04/04(月) 04:56:57 ID:u0hl.NQs
乙っした
ヤムチャとロドム組
片思いのヤムチャとユヤン組
タッグ組の因縁どう晴らしていくのか

304名無しさん:2016/04/04(月) 16:23:43 ID:ap3/vHcE
おっつっつ

305名無しさん:2016/04/04(月) 21:58:37 ID:TpSrtuuw
ーーー


実況「さぁ、第三試合、終了しましたが……元さんっ……!?」

元「う〜んっ……! 納得いかないなぁ……!」

実況「本田、ロレントの元・タッグパートナー同士の遺恨試合……軍配はロレントに上がってしまいましたっ! 本田っ……! 正義の力を見せれなかったっ!」

元「悔しいね」

実況「そして、試合後ロレントが言っていた全ての規律を作る……ロレント自身が指導する……一体何を考えているんでしょうっ!?」

元「言ってる本人が一番規律を乱してるじゃない?」

実況「……ですよねぇ!?」

元「まぁ、なんだろうねぇ……グレちゃったのかな?」

実況「ほう、元さん……? グレたと言いますと……?」

306名無しさん:2016/04/04(月) 22:05:52 ID:TpSrtuuw
元「え〜、だから……本田君とロレント君……この二人がタッグを組んでた頃は、本田君がロレント君の事を指導してたワケじゃない?」

実況「あ〜、それはロレントも自身で言っていましたね。本田元・上官と」

元「まぁ、なんだろう……パートナーを手塩にかけると言いますか、本田君の性格もあるだろうから、厳しく厳しく指導してたんだろうね」

実況「実際、そういった場面もありましたからねぇ」

元「なんだろうな……だから、その結果かな……? ロレント君がさ……?」

実況「グレる……いわゆる、その本田への反骨心……みたいな物ですね?」

元「そうそうそう、やってられっかってなっちゃったんだよ」

実況「う〜ん、やはり我々が知っているのはリングの上での選手の姿だけですからねぇ……やはり、リングを降りた後……そういった時にも色々あったりするんですかね?」

元「いや〜、そりゃあるよ。タッグ戦とかだったら、連携ミスとかそういうので、揉めちゃう事だってある」

実況「その辺で、厳しく色々と言われてたのですね?」

元「多分ね」

307名無しさん:2016/04/04(月) 22:13:26 ID:TpSrtuuw
元「それで、だから自分が下ではなくて……人の上に立ってやろう……みたいな」

実況「これでは、本田も報われませんっ……! 自らが手塩にかけて育てていたロレントが、こんな形になってしまうだなんて!」

元「だからこそ、今回の試合は……本田君も意気込んでいたんだろうね……」

実況「しかし、元さん!? ロレントは自分自身こそが人の上に立つ人間……その〜、え〜っ、上官……? とは言っていますが……」

元「はい」

実況「それでは、どうなんですか? あの上官は!?」

元「いや〜、ダメだよ。ダメだよ、ダメダメ」

実況「……ですよねぇ!?」

元「この世には、心技体って言葉があるんだよ!? 人の上に立つには、心と技と体が必要なんだよ」

308名無しさん:2016/04/04(月) 22:23:22 ID:TpSrtuuw
実況「自らがこのストリートプロレスの人材の育成をすると豪言するロレントっ! しかし、それは気に喰わない者へと暴力行為を繰り返す……歪んだ正義感とでも言えばいいのでしょうかっ!?」

元「そうですね」

実況「本日の勝利も……これ、私が言ってもいいのでしょうかねぇ……? とてもじゃないが、自身の力で手にしたものではなかったぞっ!?」

元「そ〜だよ! そうそうそうっ! そもそもさぁ……? シャドルーの乱入があったんだよっ!?」

実況「ありましたっ!」

元「そこを蔑ろにしてさぁ、自分達が勝った勝っただなんて……片腹痛いよ!」

実況「本田……そして、ヤムチャ……共にこれは、納得していない結果ではないでしょうかっ!?」

元「こんな形で終わらせちゃいけないよっ! これはねぇ……リベンジさせるべきですっ! リベンジ、リベンジ……」

実況「ほ〜う、リベンジですか?」

元「そりゃそうだよっ! だって、今回はシャドルーの横やりが入ったんだからっ! こ〜んな形じゃ終われない……終われないよ!」

309名無しさん:2016/04/04(月) 22:28:23 ID:TpSrtuuw
ーーー


ソドム「ふう、終わりましたね……」

ロレント「そうっすね。まぁ、やる事はやったし後は……」

本田「お〜う、ロレント……それに、ソドムはん……お疲れさん……」

ソドム「あっ、本田さん。どうもどうもお疲れ様です」

ロレント「あっ、本田さん……お疲れ様です」

本田「おぉ〜い、ロレント……ちぃと、話があるねんけど……ええか……?」

ロレント「……はい、構いませんよ」

ソドム「私は、先にシャワーに行ってきます……後は、お二人で……」イソイソ

本田「おう、ソドムはん……お疲れさん……まぁ、頑張ってや」

ロレント「お疲れ様です」

310名無しさん:2016/04/04(月) 22:35:24 ID:TpSrtuuw
本田「なぁ、ロレント……お前さぁ……? お前さぁ……?」

ロレント「……はい」

本田「わしゃ、気にはなっとったんや。お前がヒールターンする事になってや……また、ドぎついキャラやっとんなぁ、と思っとやんや……」

ロレント「……はい」

本田「何処からあんなキャラ捻り出したんや……とは、ワシも多少は気にはなっとった……」

ロレント「……はい」

本田「無理から、自分に合ってないキャラを作り出して……まぁ、ええ感じにはなっとったと思うけど……お前がそのまま、継続して出来るか……と、ちょっと心配しとる部分もあったんや」

ロレント「……はい」

本田「せやけどや……え〜……う〜ん……う〜ん……」

ロレント「……」

本田「なんや、アレ……? もしかして、ワシがモデルやったんか……!?」

ロレント「へへへ、そうです……実はそういう事だったんです……」

311名無しさん:2016/04/04(月) 22:40:45 ID:TpSrtuuw
本田「やめんかい、馬鹿たれがっ……! お前、あんな事やってみぃやっ!? ワシがまるで、体罰指導しとるみたいやないかっ!?」

ロレント「いや〜、貴方にはその気はないとは思いますが……実際、俺は結構シゴかれましたよ!?」

本田「ワシは、別は不甲斐ない試合をしても……リンチはせぇへんぞっ!? お前みたいに、リンチはせぇへんぞっ!?」

ロレント「でも、お説教はあったでしょ!?」

本田「アホか、お前……それはなぁ……指導やないか……!? 指導やないかっ!?」

ロレント「その辺をね……へへ、まぁヒール風にアレンジして……」

本田「……って事は、なんや? お前、ワシがしとった指導は、鬱陶しかったって事か? なぁ?」

ロレント「……本田さん、ガタイに似合わず、細かいですもん」

本田「お前なぁ……!? この野郎っ……!」

312名無しさん:2016/04/04(月) 22:42:09 ID:aPheA5pU
マジかww
じゃあブランカみたいなのもキャラとして使えるなw

313名無しさん:2016/04/04(月) 22:47:22 ID:TpSrtuuw
ロレント「本田さんと二人でやってた時……俺達は、一番パッとしませんでしたし……ペーペーの俺は毎日毎日、本田さんにシゴかれてた記憶しかないっす……」

本田「……フン」

ロレント「でもね……俺にとっちゃ、それもいい思い出なんっすよ。そこ、残すのもありかな……なんて、思ったんすよ」

本田「……そうか」

ロレント「それで、こんなキャラになりました……本田さんを更に更に更に、嫌〜にアレンジしたようなキャラにね」

本田「フン、まぁええわ……もう出してもたんやからなぁ……? 今更変更もでけへんやろ……」

ロレント「俺達二人でやってきた事……今までの俺達の歴史……すんません、これは持って行かせて下さい」

314名無しさん:2016/04/04(月) 22:56:44 ID:TpSrtuuw
本田「ほな……まぁ、これから頑張れや、鬼軍曹……」

ロレント「勿論、頑張っていきますよ。鬼軍曹」

本田「ほんなら、レスラーとしての心得……軍の規則やな……これが、上官として最後にしよか……今、何番目やったっけな……?」

ロレント「五十三」

本田「よっしゃ……ほな、レスラーとしての心得、その五十三……」

ロレント「はい」

本田「……てっぺんとるまで、諦めたらアカン」

ロレント「はい」

315名無しさん:2016/04/04(月) 22:59:43 ID:4xwmU2xQ
>>314
全俺が泣いた

316名無しさん:2016/04/04(月) 23:03:32 ID:TpSrtuuw
本田「今日の一戦で、空手軍団のシャドルーの間に首突っ込んでいったんや……そういうカードが組まれるって事は、ベガもお前に期待しとるちゅう事や」

ロレント「はい」

本田「まぁ、こっからどう引っ掻きまわすかやな……お前にとってええチャンスが来たんや……逃すなよ……!?」

ロレント「……一緒にいけなくて、本当にすいません」

本田「かまへん、かまへん、気にすんな……ワシの方こそな……力不足ですまんかった……そこは、お互い様や……」

ロレント「……はい」

本田「お前がワシらの歴史……まぁ、エラい変な形になっとるけどな……それ、持って行ってくれるだけで、ワシは満足や……」

ロレント「……」

本田「ありがと、な……ロレント……上で暴れてこいや」

ロレント「はいっ!」

317名無しさん:2016/04/04(月) 23:07:35 ID:TpSrtuuw
今日はここまで

318名無しさん:2016/04/04(月) 23:11:32 ID:u0hl.NQs
乙っした
まさかの本田モチーフw
ロレントの「ありがとう」は本心からだったのね
にしても53も心得あるのか…

319名無しさん:2016/04/04(月) 23:15:47 ID:aPheA5pU
乙です
こういう裏側見れるのはやっぱこのSSの楽しさの一つ

320名無しさん:2016/04/04(月) 23:20:02 ID:0vuVlmxs
乙!
いいねえこういう裏話的なところ

321名無しさん:2016/04/04(月) 23:22:15 ID:uO3QCnq.


単純にロレントといち早く話したかったわけね、なるほど
次の試合は軽めに流して、メインいくのかな?

322名無しさん:2016/04/05(火) 00:01:45 ID:cXkJmAcI
おつおつー

本田△
ロレントもやっぱり良いやつだ
>>319が言ってるように裏話系は楽しいな

323名無しさん:2016/04/05(火) 00:19:47 ID:6zpkYbVw
乙乙
之でまだメインイベント残ってるというね

324>>1に非ず:2016/04/05(火) 05:09:24 ID:7aY1UClo
ベガ様「メインはもうやったではないか」
バルログ「左様でございます」
ベガ様「おいバイソン。>>323に次期挑戦者として何か差し上げてこい」
バイソン「イスでイーッスか?なんちゃってw」

325名無しさん:2016/04/05(火) 19:30:19 ID:YxnArMcs
クローを贈ろー(ボソッ)

326名無しさん:2016/04/05(火) 22:00:55 ID:K.E1rYcw
数十分後ーー


ヤムチャ「おうおう、黄色いが声援が飛んでる飛んでる……なんだ、これ……」

プーアル「ケンさんと、ナッシュさんは女性人気が高いらしいですからね。今はその二人が戦ってるから、そういう事なんでしょう」

ヤムチャ「ふ〜ん……女性人気ねぇ……」

プーアル「ヤムチャ様もね……顔は悪くないんですよ……顔だけで言えばね……?」

ヤムチャ「なんだ、その……それはまるで、俺の顔以外に大きな大きな欠点があるみたいじゃないか……?」

プーアル「……ねぇ?」

ヤムチャ「ねぇってなんだよっ……! ねぇってっ! おいっ! おい、プーアルっ!」

327名無しさん:2016/04/05(火) 22:06:09 ID:K.E1rYcw
さくら「こら、そこの君っ! あまりそんな所で大声を出さないっ!」

ヤムチャ「んっ……? あっ……!」

さくら「君は退場処分だっ! 全ての権限はこのレフェリーさくらにあるぞっ! 従ってもらうっ!」

ヤムチャ「ナハハ、さくらちゃん……へぇ〜、へぇ〜……」マジマジ

さくら「何をマジマジ見ているんだっ! 君のその目は、反則行為だぞ!」

ヤムチャ「いいじゃない、いいじゃない……可愛いじゃない、可愛いレフェリーじゃない……」

さくら「へへへ、でしょ? 可愛いでしょ?」

ヤムチャ「俺の時もこっちのレフェリーがよかったよ」

328名無しさん:2016/04/05(火) 22:17:55 ID:K.E1rYcw
ヤムチャ「これの次だもんね……? 今日はレフェリー、頑張ってよ」

さくら「頑張りますよ〜! ダンさんより、華やかに裁定してやるっすよ!」

ヤムチャ「そんな事言ってるとダンさんに怒られるよ? あれ……? 春麗さんとキャミィさんは……? まだ、来てないの?」

さくら「まぁ、ギリギリまで確認しておきたいって言い出して……う〜ん……」

ヤムチャ「ふ〜ん、さくらちゃんは……? 確認しておかなくていいの?」

さくら「いや〜、自分は現場監督代理でもあるんでね……リュウさん達の試合も、チェックしておかないと……」

ヤムチャ「あ〜、そっかそっか」

329名無しさん:2016/04/05(火) 22:29:19 ID:K.E1rYcw
さくら「……あのね?」

ヤムチャ「……んっ?」

さくら「一回ね、プーアルさんも連れて……三人で飲みに行った事あるじゃないっすか……」

ヤムチャ「ナハハ、三人……三人……」

さくら「プーアルさんが慣れないお酒飲んで、ダウンしちゃって……そこで、自分が相談に乗ってもらった事……覚えてます……?」

ヤムチャ「え〜っと、相談……相談……う〜ん、俺結構人に相談してばかりだからなぁ……」

さくら「ほら、脱ぐとか……脱がないとか……そういう話、あったじゃないっすか……?」

ヤムチャ「あ〜、あ〜、あ〜、あ〜、あったねあったね。うんうん、思い出したよ。思い出した思い出した!」

さくら「実はあの相談……結構、ガチだったんすよ……女子部を盛り上げていくには、誰かがそういうお色気キャラ……? 出していかなきゃいけないのかなって思ってたんっすよ」

ヤムチャ「……へぇ〜」

330名無しさん:2016/04/05(火) 22:36:00 ID:K.E1rYcw
さくら「誰も脱ぐ事なく、ここまでこれました」

ヤムチャ「……そうだね。よかったね」

さくら「まっ、自分はこういうコスプレみたいな事してますけどね」クスクス

ヤムチャ「それは、いいんじゃないかな?」

さくら「……ありがとうございました」ペコッ

ヤムチャ「いえいえ」

さくら「今日ね……女も、男に負けてないんだって所……見せていきたいと思いますんで……自分達、いつものメインに負けないようにやっていくんで、見てて下さい」

ヤムチャ「うん、わかった。見てるよ」

331名無しさん:2016/04/05(火) 22:39:32 ID:UvFmGHUA
考え方によってはそういうかっこのほうが恥ずかしい

332名無しさん:2016/04/05(火) 22:45:56 ID:K.E1rYcw
さくら「それじゃあ、リュウさん達の試合……見ましょうか……ヤムチャさんも、まだまだ勉強っすからね」

ヤムチャ「……そうだね。うん」

さくら「……」

ヤムチャ「……」チラッ

さくら「……よぉし、よしよし」

ヤムチャ「……ふ〜ん」

さくら「……ふう」

ヤムチャ「ねぇねぇ……さくらちゃん、さくらちゃん…」

さくら「ん、なんすか……?」

ヤムチャ「あのさぁ……? お礼のキッスとかはないの? お礼のキッスとかは?」

333名無しさん:2016/04/05(火) 22:47:08 ID:7aY1UClo
あ?

334名無しさん:2016/04/05(火) 22:52:04 ID:K.E1rYcw
さくら「……はぁっ!?」

プーアル「ちょっと、ヤムチャ様……? 何、言い出してるんですか……?」

ヤムチャ「プーアル、お前は少し黙ってろ、黙ってなさい……さくらちゃん、別に俺は口にしてくれだなんて言ってないよ……頬っぺでいいよ、頬っぺで……ねっ……?」

さくら「……はぁ〜?」

ヤムチャ「ヤムチャさ〜ん、あの時のアドバイスありがと〜う、ちゅっ……ってね? ねっ?」

さくら「……ヤムチャさん?」

ヤムチャ「はいっ! なんでしょう!」

さくら「自分は、そういうつもりで言ったわけじゃあ、ないんすけど……あの〜……」

ヤムチャ「うん、知ってるよ……知ってる知ってる……わかってるよ……そんな事、わかってるよ……あれ……? あれ……?」

335名無しさん:2016/04/05(火) 23:00:14 ID:K.E1rYcw
ヤムチャ「冗談だよ、冗談冗談っ! 冗談に決まってるじゃないか……!? そんな本気にとらないでよ……!」

さくら「……はぁ?」

ヤムチャ「場を和ませたかったんだよ……この場をさぁ……? だって、さくらちゃん見るからに肩の力が入ってるんじゃん……緊張してるんでしょ……? そこをリラックスさせる為にさ……俺は気の効いた一言を言おうとしたんだよ! ジョークを言おうとしたんだよ、本当だよ……!? 本当だよ!?」アセアセ

プーアル「ヤムチャ様……なんだか、凄く見苦しいです……」

ヤムチャ「俺もこうなるとは思ってなかった……やっぱり、アレだな!? 俺はこういう事には向いてないのかもしれないなっ!?」

プーアル「そもそも、ヤムチャ様はギャグセンスが零なんですから、そんな気の効いた一言なんて言えるわけないでしょうがっ!」

ヤムチャ「駄洒落でいくか!? 駄洒落で! 俺、駄洒落だったら結構自身あるぞっ!?」

336名無しさん:2016/04/05(火) 23:08:50 ID:K.E1rYcw
プーアル「駄洒落って、あれでしょ? あの鼻くその秘密を……」

ヤムチャ「はなくそうっ!」

プーアル「あのね……ヤムチャ様の駄洒落はね、つまんないだけじゃないんですよ! 下品なんですっ! 品がないんですよっ!」

ヤムチャ「待て待て待て待て……この鼻くそのヤツはだ……確かに、自信作ではあるが古いヤツだ……しかし、俺にはそれに代わる、新しい自信作があるんだ……そっちは凄いぞ! そっちは!」

プーアル「そもそも、そんな下品でつまらないギャグを自信作として残してるのは、どうなんですか? どうなんですか? ねぇ、ヤムチャ様……!?」

ヤムチャ「とりあえず、新しい方を聞けっ! 聞けっ! 面白いからっ! なっ……? プーアルもっ!」

プーアル「断言しますよ、絶対つまんないです」

ヤムチャ「さくらちゃんも、ねっ……!? これは面白いから……絶対に面白いからっ……!」

さくら「あぁ、じゃあとりあえず、聞かせて下さい」クスクス

337名無しさん:2016/04/05(火) 23:11:50 ID:UvFmGHUA
ラブコメな展開w
と思ったらヤムチャだった

338名無しさん:2016/04/05(火) 23:12:45 ID:K.E1rYcw
ヤムチャ「アイヤー」

プーアル「……アイヤー?」

さくら「……んっ?」

ヤムチャ「プーアルさんが、おなら、プー、アル」

プーアル「ま〜た、品がないじゃないですかっ!?」

さくら「……酷い」クスクス

ヤムチャ「えっ……ああっ……ダメか……?」

プーアル「だから、なんで鼻くそとかおならとか……そういうもの持ってくるんですか、ヤムチャ様は? しかも、僕使って……この駄洒落はねぇ……最低ですよっ!?」

ヤムチャ「最低って事はねぇだろ……結構自信作だぜ……?」

339名無しさん:2016/04/05(火) 23:14:16 ID:UvFmGHUA
アイヤーwww

340名無しさん:2016/04/05(火) 23:23:33 ID:K.E1rYcw
プーアル「いや〜、さくらさん……うちのヤムチャ様が、本当の本当に申し訳ございません……」ペコッ

さくら「あ〜、いえいえ……緊張をほぐして頂きました……ありがとうございます……ありがとうございます……」ペコッ

ヤムチャ「ホラ、見てみろ。俺の自信作、効果抜群じゃねぇかよ」

さくら「いや〜、その自信作で……うん、どうのこうのなったってワケじゃないっす……」

ヤムチャ「……アレ、違うのっ!?」

さくら「はい、違います。でも……緊張はほぐれました。肩の力は抜けました」

ヤムチャ「んあっ……? なんだ、こりゃ……どういう事だ……でも、結果的には良かったのかな……これ……?」

さくら「頼りになる人なんだか、ならない人なんだか……」クスクス

341名無しさん:2016/04/05(火) 23:29:06 ID:K.E1rYcw
さくら「とりあえず、試合見ましょう……試合をね……ヤムチャさんも、プーアルさんも……ねっ……?」

プーアル「あの駄洒落は、二度と出さないで下さいよっ!? 金輪際、使用禁止ですからねっ!? わかってるんですか、ヤムチャ様っ!?」

ヤムチャ「な〜んでだよ、別にいいじゃねぇかよ……面白いんだから……」

プーアル「……ダメですっ! 絶対にダメですっ!」

さくら「はいはい、騒がない騒がない……試合を見るっ……! 試合を見るっ……! リュウさんの試合なんすよっ!?」

ヤムチャ「そうだなそうだな……試合も見なきゃな……うん、勉強だ勉強……」

プーアル「日々、精進です。ヤムチャ様もね」

342名無しさん:2016/04/05(火) 23:33:31 ID:K.E1rYcw
ヤムチャ「……おっ、今度はガイルさんが出てきたぞ?」

プーアル「そうですね」

さくら「……」

ヤムチャ「お〜、お〜、お〜、お〜、いきなりだ……いきなりだ……」

プーアル「凄〜い」

さくら「……」チラッ

ヤムチャ「お〜……へぇ〜……はぁ〜……」

さくら「……」ジーッ

ヤムチャ「ナーッハッハッハ……そう簡単には、いかないんですよ……ナーッハッハッハ……」

さくら「……」チュッ

ヤムチャ「……んっ?」

343名無しさん:2016/04/05(火) 23:37:50 ID:K.E1rYcw
プーアル「お〜、凄〜い! 凄い凄〜い!」

ヤムチャ「えっ……? んっ……? んっ……?」チラッ

さくら「……お礼」

プーアル「お〜、お〜、わぁ〜!」

ヤムチャ「あっ……はい……え〜っ、あの〜……」

さくら「……」

プーアル「わぁ〜! わぁ〜! うわぁ〜!」

ヤムチャ「……どうも」

さくら「……試合を見ましょう」

ヤムチャ「……はい」

344名無しさん:2016/04/05(火) 23:39:45 ID:K.E1rYcw
今日はここまで

345名無しさん:2016/04/05(火) 23:41:24 ID:UvFmGHUA
乙です
ヤムチャには幸せになってほしい

346名無しさん:2016/04/05(火) 23:50:44 ID:khI72cY2
乙!
プーアルさん空気読んでそう

347名無しさん:2016/04/05(火) 23:52:33 ID:6zpkYbVw
乙乙!
ヤムチャwww

348名無しさん:2016/04/06(水) 00:02:27 ID:IVkX2Z8.
えんだあああああああああああ!!!

349名無しさん:2016/04/06(水) 00:02:31 ID:jV7FS2cg


公式での扱いが酷いから、この世界では上手くいって欲しい
結局ヤムチャだった、にならないように頑張れ〜

350名無しさん:2016/04/06(水) 00:20:11 ID:9JyP9LmI
ヤムチャとさくらがタッグを組んだらどうなるかな

351名無しさん:2016/04/06(水) 00:35:39 ID:e8P7f/Rw
乙!
さくらちゃんかわいい!!

352名無しさん:2016/04/06(水) 00:46:53 ID:rEVlxHMk
乙っした
はいー?
サイバイマン大発生して突撃しれ

353名無しさん:2016/04/06(水) 15:59:43 ID:uj/yKVD.
「プーアル!プロレス団体で嫁を見つけたぞ!」

354名無しさん:2016/04/06(水) 18:17:14 ID:sExlZW4I
プーアル!セクハラで告訴されたぞ!

355名無しさん:2016/04/06(水) 19:08:29 ID:6pGDuuyk
ポリス「さくらちゃん。どうしてあんなことしたんだい?」

さくら「我慢出来なくて…シクシク」

356名無しさん:2016/04/06(水) 22:01:24 ID:kQrbhojM
ーーー


ガイル「ううっ……ああっ……」

リュウ「……はああぁぁっ!」ダダッ

ケン「……おぉぉらああぁっ!」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁっ! リング中央、動きの止まったガイルに対して……両者が同時に突っ込んでいくっ! 前方からはリュウっ! そして、後方からはケンっ!」

元「おうおう、いけいけいけいけっ!」


リュウ「うおおぉぉっ! これで、終わりだああぁっ!」

ケン「双龍拳っ……!」


ズガアァァ


ワー! ワーワー!

実況「いったぁ! ここでいったぁ! 前方からっ……! 後方からっ……! 両者が同時に打ち込んでいくっ! ここは双龍拳っ! 双龍拳だあぁっ!」

元「決まったねぇ!」

357名無しさん:2016/04/06(水) 22:11:35 ID:kQrbhojM
ガイル「うう、くっ……ああっ……」バタッ


実況「膝から崩れ、そしてマットへと沈むガイルっ! 大きく大きくダーウンっ!」

元「お〜っ!」


リュウ「……さぁ、フォールだっ! レフェリー、カウントをっ!」ガバッ

ダン「オーケー、任せておきなっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてリュウはそのままガイルの身体に覆い被さるっ! ここでいったぁ! フォールに入ったぁ!」

元「さぁ、どうだっ!?」

358名無しさん:2016/04/06(水) 22:17:25 ID:kQrbhojM
ナッシュ「終わらせはしないぞっ……!」ダダッ


ナッシュ、ガンバッテー!

実況「いやっ! ここで、場外からナッシュがやってきますっ! さぁ、ここはカットに走るっ! 今、リングインっ!」


ケン「おいおい、もう終わりだよっ……! 邪魔はさせねぇぜっ……!」ガシッ

ナッシュ「……くっ!」


キャー、ケーン!

実況「いやっ! しかし、ここはケンが妨害していくっ! リングインしてきたナッシュの身体に即座に組みついていくっ!」

元「いいね」


ナッシュ「くそっ……! ガイルっ……! ガーイルっ!」モガモガ

ケン「レフェリー、早い所カウントを取ってくれっ!」


実況「さぁ、ロープ際で色男二人が縺れ合っていますっ! そして、どうだどうだどうだっ!? 今、レフェリーがカウントを取り始めますっ!」

359名無しさん:2016/04/06(水) 22:23:41 ID:kQrbhojM
ダン「ワンっ……!」

ワー、ワーワー

ダン「ツーっ……!」

ワー、ワーワー

ダン「……スリイイィィっ!」

ワー! ワーワー!

リュウ「……よぉし」

ダン「スリーカウントだっ! スリーカウントォ! ゴングを鳴らせ、ゴングをよぉ!」


カンカンカーン


実況「ここで決まったぁ〜! スリーカウントっ! スリーカウントですっ! 試合は決着ですっ!」

元「お〜、決まったねぇ」

実況「合体攻撃、双龍拳からの体固めでスリーカウントっ! スリーカウントォ! 空手軍団っ! コンビの絆をここで見せつけましたっ!」

360名無しさん:2016/04/06(水) 22:32:28 ID:kQrbhojM
リュウ「ふう、いい試合だったな……ありがとな……」ムクッ

ガイル「ああっ……そうか……」


実況「さぁ、リュウは上体を起こし、そして何やら隣にいるガイルに話しかけていますねぇ」

元「う〜ん、そうだね」

実況「非常に穏やかな表情をしています」

元「まぁ、今回クリーンな試合だったからね、うん。こういうのだったら、勝っても負けても気持ちいいでしょ」

実況「試合が終われば、相手に敬意を……この辺りは、レスラーとしての第一の心構えですからね!?」

元「そうそう」

361名無しさん:2016/04/06(水) 22:39:52 ID:kQrbhojM
ケン「俺達の勝〜ち〜! へーッヘッヘッヘ……」ガバッ

ナッシュ「……チィ」

ケン「俺は、顔だけじゃねぇんだ……顔だけじゃ……キチンと実力のある、イケメンなんだよ……そこん所、勘違いしちゃいけねぇぞ……? なぁ……?」

ナッシュ「……んっ?」

ケン「男の魅力は顔だけじゃねぇ……俺には、先ずココ……」ポンポン

ナッシュ「……」

ケン「熱〜い、ハートがあるんだよ……この胸の中にな……」

362名無しさん:2016/04/06(水) 22:46:02 ID:kQrbhojM
ケン「そして……ココ……」ポンポン

ナッシュ「……」

ケン「腕っ節だ……俺は実力もあるんだよ……なっ……? なっ……?」

ナッシュ「え〜っと……ねぇ……? 僕に喧嘩売ってるのかな……?」ギロリ

ケン「おいおいおいおい……待てよ待てよ……俺はそんなつもりは一切ねぇよ……ただな……ただ、いい男の条件ってのをね……お前にさぁ……?」

ナッシュ「君、僕に喧嘩売ってるの……? おい……おい……ねぇ、調子に乗ってんじゃねぇぞ、コラァ!?」

ケン「待てよ、待てよ……な〜んで、怒るんだよ……!? おいおいおいっ……! 落ち着け……落ち着けってのっ……!」


実況「んっ……? あれ……? あ〜っと、元さん見て下さい」

元「んっ、何処を……?」

実況「ナッシュが何やら、ケンに突っかかっていってますよ? これは、どういった事でしょうか?」

元「あっ、本当だ」

363名無しさん:2016/04/06(水) 22:51:10 ID:kQrbhojM
ナッシュ「頭の悪そうな髪の色しやがってよぉ、おいっ!」

ケン「お前だって、同じ色じゃねぇかよ。何、言ってんだバーカっ!」

ナッシュ「僕のは地毛だっ! 君はワザワザ、その色に染めてるんだろっ!? それは何かな……? 僕への憧れかな!?」

ケン「そんなワケねぇじゃねぇか、馬鹿野郎っ……! いいじゃねぇか、染めたってよぉ……」


実況「あ〜っと、あっとあっと……激しくナッシュがケンへと突っかかっていくっ! どうしたどうしたっ!?」

元「う〜ん、なんだろうね……? 何か刺激するような事、言っちゃったのかな?」


リュウ「んっ……? なんだなんだ……? アイツら、何やってるんだ……」ムクッ

364名無しさん:2016/04/06(水) 22:57:06 ID:kQrbhojM
ナッシュ「この糞野郎がっ……!」

ケン「お前、何一人で勝手にキレてんだよ、オイっ……! 舐めんなよっ……! おい、舐めんなよっ……!」

リュウ「おいおいおい……何やってんだ……何やってるんだ、お前ら……」ズガズガ


実況「あ〜っと、しかしそんな二人の元へとリュウが向かいます、今向かっていきますっ!」


ケン「違うんだよ、リュウ……聞いてくれよ……? こいつがいきなり勝手にキレ出して……だから、俺はよぉ……!?」

ナッシュ「……あぁっ!?」

リュウ「いきなり勝手にキレ出すワケないだろうがっ……! どうせ、お前が何か挑発するような事言ったんだろ……!?」

365名無しさん:2016/04/06(水) 23:03:42 ID:kQrbhojM
リュウ「ナッシュも、落ち着いてくれ……なっ……? 本当、悪かった……うちのケンが、すまんかった……なっ、なっ……?」

ケン「別に、俺は悪くはねぇぞぉ……?」

リュウ「……うるせぇっ! 謝っておけ!」

ケン「……は〜い。ナッシュ君、ごめんなさ〜い」

ナッシュ「まぁ、リュウ君がそう言うんだったら……でも、二度目はないよ……?」


実況「さぁ、リュウが間に割って入り……おっと、治ったか? 二人は治ったか?」

元「う〜ん、治ったんじゃないかな?」

366名無しさん:2016/04/06(水) 23:08:37 ID:kQrbhojM
ダン「おぉ〜い、リュウにケン……何やってんだ、コラっ! 勝ち名乗り挙げるから、こっちに来い、馬鹿野郎っ!」

リュウ「……はいはい」

ケン「……はいなはいな、今行きますよ〜っと」


実況「さぁ、そして今リュウとケンの二人が揃って、レフェリーの元へと向かいます」


ダン「第四試合……リュウ・ケン組対ガイル・ナッシュ組……勝者は、リュウ・ケン組でございま〜すっ!」

リュウ「俺達の勝ちだ〜っ!」ググッ

ケン「イエーイっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、両腕を高々と挙げる、リュウとケンっ! さぁ、繰り返しましょう、第四試合……リュウ・ケン組対ガイル・ナッシュ組は、リュウ・ケン組へと軍配が上がりましたぁ〜!」

元「いい試合だったね」

367名無しさん:2016/04/06(水) 23:17:02 ID:kQrbhojM
ナッシュ「フン……ガイル、立ちなよ……ほら、手を貸すよ……」スッ

ガイル「お、おう……悪ィな……」ググッ


実況「さぁ、ナッシュはガイルに手を差し伸ばし……そして、その身体を引き起こしますっ!」


リュウ「あ〜っと……ちょっと、マイクいいかな……?」

ダン「はいよ。どうぞ」サッ


実況「あっと、そしてここで……リュウがマイクを手にしましたっ! マイクをしましたっ! 何か言うのでしょうかっ!?」

元「うん、そうでしょうね」

実況「それでは、皆さんっ! 静かにしましょうっ! ここはっ……! 静かにっ……! リュウの話を聞こうでは、あ〜りませんかっ!」

元「……本当、あんたはいつもいつも五月蝿いよねぇ」

368名無しさん:2016/04/06(水) 23:21:55 ID:kQrbhojM
リュウ「久々に……うん、久々にだ……」


オー? オーオー?

実況「さぁ、リュウが口を開きますっ!」


リュウ「いい試合が出来た……気持ちのいい試合が出来た……うん、そんな気がするよ……」


オー! オーオー!

実況「いい試合っ……! 気持ちのいい試合っ……! リュウはそう言いますっ!」

元「まぁ、そうだよね。うん」


リュウ「本当はいつもいつも、こういった試合をだ……皆に見せていかなきゃいけないんだろうがな、うん……」

369名無しさん:2016/04/06(水) 23:26:23 ID:kQrbhojM
リュウ「今日みたいな試合……しっかりとしたプロレスを、皆に見せていきたいと思ってる。俺も……ケンも……」

ケン「……おう」

リュウ「勿論、今日対戦したガイルと……ナッシュ……もなっ!?」チラッ


オー? オーオー?

実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウはガイルとナッシュの顔を見るっ!」


ガイル「……まぁ、そういうこった。やってやるぞ、おい」ググッ

ナッシュ「とにかく、タッグの王者に返り咲かないとね」ググッ


オー! オーオー!

実況「ここで、ガイルとナッシュが腕を挙げますっ! リング上の四人の志し……これは、同じだと言う事でしょうか!?」

元「うん、そうだね」

370名無しさん:2016/04/06(水) 23:30:57 ID:kQrbhojM
リュウ「時間はかかるかもしれないが、必ずだ……必ず、そういう風にしてみせるっ……!」

オー! オーオー!

リュウ「それまで、付き合ってくれっ……! よろしくなっ!」


パチパチ……パチパチ……

実況「さぁ、場内からは拍手ですっ! リュウの言葉に、場内は拍手で応えますっ!」

元「あまり、時間かけすぎると……ダメだよ、ねぇっ!?」


リュウ「さぁ、そして次が……メインイベント……最後の試合だっ!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、そうですっ! 時が経つのは早いもので、第四試合が終わり、本日のストリートプロレスもいよいよ、次が最終戦っ! 最終戦ですっ!」

371名無しさん:2016/04/06(水) 23:35:16 ID:kQrbhojM
ーーー


春麗「……いよいよ、次ね」スッ

さくら「遅いっ! 何してたんっすかっ!?」

ヤムチャ「あっ、春麗さん……ども、お疲れ様です」

春麗「ギリギリまで、確認してて何が悪いのよ……メインイベントなんだから……初のメインイベントなんだから……」

さくら「……キャミィさんの様子はどうでしたか?」

春麗「ちょっと、固くなってるかもね……今はローズとかりんがついてるけど……」

さくら「あっちゃ〜、どうしようかな……声かけに行こうかな……?」アタフタ

春麗「……もう時間ないわよ?」

さくら「……時間がないのは、あんたらが遅いせいだっ!」

372名無しさん:2016/04/06(水) 23:47:19 ID:kQrbhojM
春麗「いいわよいいわよ、ローズとかりんがついてるんだから、あんたも言っちゃったら、多分逆効果になっちゃうわよ。それに、程良い緊張感ってものがあった方がいいの……」

さくら「うあ〜っ……う〜っ……う〜っ……」

春麗「……あんたは緊張してないの? 随分余裕そうじゃない?」

さくら「……んっ?」

春麗「一応、あんたもレフェリーとしてだけど……リングに上がるんでしょ? 随分、余裕そうじゃない?」

さくら「まぁ、そりゃ……今更、緊張したって……ねぇ……?」

ヤムチャ「……」

さくら「……ねぇっ!?」

ヤムチャ「えっ……? んっ……? あっ、俺に言ってるの……?」チラッ

さくら「はい」

373名無しさん:2016/04/06(水) 23:53:16 ID:kQrbhojM
ヤムチャ「え〜っとね……やっぱり、俺は肩の力が入りすぎなのはよくないと思うんすよ……」

春麗「そうよね。元々あたしが怪我したのも……そういう所からだったもんね……」

さくら「まぁ、プレッシャーかけるワケじゃないっすけど……本当、今日はそういうのはなしにしましょう……ねっ……?」

春麗「怪我の復帰戦で、怪我して離脱なんて伝説になっちゃうもんね。わかってるわよ……今日は、慎重にいくわよ」

さくら「お願いします」

春麗「あのリュウがわざわざ、あたし達の前説やってくれてるんだから……失敗するわけにはいかないわよ」

さくら「リュウさんが引き受けてくれてありがたいっすよ」

ヤムチャ「……前説?」

374名無しさん:2016/04/06(水) 23:54:13 ID:kQrbhojM
今日はここまで

375名無しさん:2016/04/07(木) 00:07:12 ID:ByfzcYHY


ケン、調子に乗っちゃった感じだなw
さて、メインイベント…お仕置き試合とは?期待

376名無しさん:2016/04/07(木) 00:14:51 ID:KTs.FB56
乙!
さあメインイベントだ!

377名無しさん:2016/04/07(木) 02:06:06 ID:Om3kLLVQ
これヤムチャのお手本役+ガイル組の引き上げにケンさんが立候補って事だよね?

エースの引き立て役+メインシングルもやりーの後輩育成にタッグ組の引き上げやろう、と…。
なんたる敏腕((( ;゚Д゚)))

ケンさん凄い…
でも今はお仕置きマッチが楽しみ♪

378名無しさん:2016/04/07(木) 04:56:11 ID:BQXUCI26
乙っした
リュウの前説が空手軍団使わせてもらうってやつか
自然過ぎて言われ気付いた

379名無しさん:2016/04/07(木) 07:52:35 ID:uq4/R7Qc
乙乙!!

380名無しさん:2016/04/07(木) 21:59:11 ID:eFC/MiU.
リュウ「メインイベントは、タイトルマッチっ……! そして、だっ……!」

オー! オーオー!

リュウ「……帰ってくる奴がいる」


ワー! ワーワー!

実況「そうです、そうですっ! メインイベントはタイトルマッチっ……! そしてそしてそして……女帝の復活だぁ!」


リュウ「暖かい拍手で迎えてやってくれ……なぁ〜んて、事は言わない……」

オー? オーオー?

リュウ「……ただ、一つ!」ビシッ


オー? オーオー?

実況「そして、ここでリュウは指を一本突き立てますっ!」

381名無しさん:2016/04/07(木) 22:08:03 ID:eFC/MiU.
リュウ「おいっ……! 春麗っ……! しっかりやれよぉ、おいっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてここでリュウが叫んだぁ!」


リュウ「王者戦だ、王者戦っ! 権威のかかった王者戦っ……! しっかり、暴れて来いやぁ!」

ワー! ワーワー!

リュウ「何処かの馬鹿な軍団みてぇな、チンケな王者戦見せるんじゃねぇぞっ! えぇ、コラっ!? わかってんのか、おぉいっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁさぁ、リュウは檄を飛ばしていきますっ! そして、春麗も……本日の王者戦っ! そして、復帰戦っ! 是が非でも、応えていきたい所だっ!」

382名無しさん:2016/04/07(木) 22:14:49 ID:eFC/MiU.
春・麗 ! 春・麗 ! 春・麗 !

ケン「いいぞいいぞ、おいっ! そうだそうだ、次がラストだっ! 騒げ騒げ、オラァ!」パンパン

ガイル「ヘイ、ヘイ、ヘイ、ヘイっ……!」パンパン

ナッシュ「……綺麗所が戻ってくるって事は、やっぱり嬉しい事だからね」パンパン


春・麗 ! 春・麗 !

実況「さぁ、どうやらファン……そして、選手達もっ……! 春麗を迎え入れる準備は整っていますっ! ここで場内から春麗コールが巻き起こるっ! ケンも大きく手を打ち鳴らすっ! おっとぉ、ガイルもだっ! ナッシュもだっ!」

元「いや〜、温かいねぇ……ありがたいねぇ……」

383名無しさん:2016/04/07(木) 22:21:09 ID:eFC/MiU.
春・麗 ! 春・麗 !

リュウ「おっ……? おっ、おっ……?」キョロキョロ

春・麗 ! 春・麗 !

リュウ「おいおいおい……おい、ちょっと待てちょっと待て……一回、鎮まろう……一回、鎮まろう……なっ、なっ……?」スーッ


オー? オーオー?

実況「おっと、しかしここでリュウは……なんだぁ? 手をスーっと下げ……どうしたどうした、鎮まれといったジェスチャーか……? どうしたっ!?」


リュウ「おいおい、落ち着け落ち着け……試合はまだ始まってもいないんだぞ……? まだ始まってもねぇのに、そんな盛り上がってさぁ……?」

ワー! ワーワー!

リュウ「大丈夫か……? バテちまわねぇか……? 途中でへばっちまうぞ……!?」ニヤニヤ

384名無しさん:2016/04/07(木) 22:30:04 ID:eFC/MiU.
ダイジョウブー! ダイジョウブー!

リュウ「ハハハ、ダ〜メだ……ダ〜メだ、こりゃ……もう止まんねぇな……」

ワー! ワーワー!

リュウ「それじゃあ、その調子で……春麗の復帰戦っ……! しっかりと見届けてやってくれよっ! よろしくなっ!」


ワー! ワーワー!

実況「完全に迎え入れる準備は万全だっ! 迎え入れる準備は万全だっ……! さぁ、後は春麗の帰還を待つのみっ……! さぁ、春麗っ……! 我らがホームへカモン、ナウっ!」


リュウ「さぁ、次がラスト一戦っ……! メインイベントっ……! 選手もファンも、残ってる物全部出し切って行こうっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、続く試合は、春麗対キャミィっ! 春麗対キャミィ! いよいよ最終戦ですっ! 最・終・戦っ!」

385名無しさん:2016/04/07(木) 22:34:53 ID:eFC/MiU.
ーーー


春麗「ふふ、ちょくちょく顔は出してたのよ……? この前のあんた達の試合の時も実況席に座ったし……」

さくら「そうっすね」

春麗「あぁ、ダメ……歳かしら……嫌ねぇ……試合前に……も〜う、やめてよね……やめてよ……」

さくら「……へへへ」

春麗「あぁ……もう、ダメっ……! こんな顔じゃ、試合出来ない……試合出来ないわよ、バカ……」

さくら「へへ、春麗さん。おかえりなさい」

春麗「や〜め〜て……や〜め〜て……」

386名無しさん:2016/04/07(木) 22:39:53 ID:eFC/MiU.
ヤムチャ「……」チラッ

プーアル「……」

ヤムチャ「……プーアル、俺場違いじゃね? ここもいてもいいのかな?」ヒソヒソ

プーアル「……シーッ!」

ヤムチャ「……で、でもよぉ?」ヒソヒソ

プーアル「……シーッ!」

ヤムチャ「お、おう……」


さくら「さぁっ! 気合い入れていきましょうっ! 期待してますよっ!」

春麗「わかってる……わかってるわよ……」

387名無しさん:2016/04/07(木) 22:45:35 ID:eFC/MiU.
ーーー


実況「さぁ、ガイル・ナッシュ組も……今、花道の奥へと消えていきましたっ! 本日の一戦、後一歩……と言った所でしたかね?」

元「やっぱり、このチームにも勢いに乗ってもらいたいから、頑張ってもらいたいね!」


ワー、ワーワー


実況「さぁさぁ、これにて第四試合は終了しましたが……いや〜、ファンはまだまだ元気ですねぇ!?」

元「う〜ん、そうだね」

実況「本日は元さんも、いつもと違い、フルでこちらの席に座ってらっしゃいますが……どうでしょう? まだ、大丈夫ですか?」

元「いや〜、正直疲れた……」

実況「ハッハッハ〜! 元さ〜ん、ファンに負けててはいけませんよ!?」

388名無しさん:2016/04/07(木) 22:52:47 ID:eFC/MiU.
元「まぁ、そうだね。僕も負けてはいられないね。後一戦……ファンや選手に負けずに、僕達もこの席で頑張っていきましょうっ!」

実況「さぁっ! 本日のストリートプロレス……残す所、後一戦っ! いよいよ、メインイベントだっ! メインイベントは春麗対キャミィ! 春麗対キャミィ! 女帝対決っ!」

元「うんっ!」

実況「場内は、春麗を迎え入れる準備万全と言った所でしょうかっ!? これなら、春麗にとって非常にやりやすい空間でしょうっ! これは期待出来ますっ!」

元「まぁ、復帰戦と言う意味では非常にやりやすい空気ではある……と、思う……ただ、だ……ただ、僕は一つ言いたい……」

実況「はいっ! なんでしょう、元さんっ!?」

元「この一戦……あくまで、女帝対決だと言う事を忘れちゃいけないよ、と」

実況「ほ〜う」

389名無しさん:2016/04/07(木) 22:59:29 ID:eFC/MiU.
元「本日の春麗君の対戦相手はキャミィ君……」

実況「そうですっ! キャミィですっ! 本日の春麗の対戦相手はキャミィですっ!」

元「そして、これはキャミィ君が挑戦者じゃないんだよ……春麗君が挑戦者として、キャミィ君に向かっていく立場なんだよ……」

実況「春麗の離脱中にその腰へとベルトを巻いたキャミィっ! しかしですっ……! 自分に向かってくる挑戦者達を返り討ちにして、自分が王者である事を証明したっ! 証明し続けたっ……!」

元「キャミィ君の場合は、挑戦者の他にも、な〜んか良からぬ輩に絡まれてたからねぇ?」

実況「そうですっ! シャドルーの勧誘ですっ! シャドルーの勧誘がありましたっ! ベルトを所持している事によって、キャミィはシャドルーに執拗に狙われ続けましたっ!」

390名無しさん:2016/04/07(木) 23:04:02 ID:eFC/MiU.
実況「しかしっ! キャミィはそんなシャドルーを振り払ったっ! 己の手でっ!」

元「いや〜、ありゃ、見てて爽快だったよ。僕も」

実況「そして、あの台詞ですよ、元さんっ!?」

元「あの、VTRにあったヤツだよね」

実況「そ〜うですっ! 一番ベルトの人間になろうと思ったっ……! そして、それだけの事をやってきたつもりは勿論あるとっ!」

元「そうだね、うん……それだけの事……やっぱり、僕はそこは認めるよ」

実況「ほ〜う、厳しい元さんからこういった言葉が出るのも珍しいっ!」

元「だって僕が……じゃなくて、ファンがもう認めてるじゃない……」

391名無しさん:2016/04/07(木) 23:11:31 ID:eFC/MiU.
元「その春麗君の離脱で一つ選手層が薄くなったからこそ……多分シャドルーが、今が好機だと言わんばかりにやってきたんでしょ?」

実況「恐らくそうでしょうねぇ!」

元「そんな中だ……女子選手としての威厳、尊厳……守ったのは誰だと……? 守ったのは誰だと……?」

実況「キャミィは何も言わず……無言で守り続けていましたっ!」

元「こりゃ、もう王者らしくなってきた……な〜んて話じゃないよ」

実況「……ほう?」

元「もう、これはキャミィ君は立派な王者だよ」

実況「ピンチを守り続けた新女帝・キャミィっ!」

392名無しさん:2016/04/07(木) 23:17:11 ID:eFC/MiU.
元「復帰戦で、ファンも温かく迎えてくれてるみたいだけど……まぁ、そこに甘えてようじゃ、春麗君は痛い目を見ちゃうと思うね」

実況「ほ〜うっ!」

元「あくまで、彼女は胸を貸してもらう立場……なんですから」

実況「復帰戦だとは言えども、対戦相手は最強の王者キャミィっ! さぁ、春麗っ……! どういった意気込みを見せるのかっ!?」

元「まぁ、どう出てくるか……期待しちゃいますね」

実況「そして、王者キャミィっ……! かつての絶対王者っ……! こちらも最強の挑戦者だっ! こちらもどう出るっ!」

元「いや〜、期待しちゃうね」

実況「さぁ、CMの後はいよいよメインイベントっ! メインイベントっ! 春麗対キャミィ! 春麗対キャミィ! 旧・女帝対新・女帝の頂上決定戦っ! 引き続き、実況・解説は我々がお送りしますっ!」

393名無しさん:2016/04/07(木) 23:22:21 ID:eFC/MiU.
ーーー


リュウ「……お疲れさ〜ん」

ケン「終わった終わったぁ、さぁ後一戦……ラストラスト……」

プーアル「リュウさん、ケンさん、お疲れ様ですっ!」

ヤムチャ「お帰りなさい、二人共っ! お疲れ様でした」

リュウ「……空気、出来てるぞ〜、なっ?」

さくら「いや〜、本当、リュウさん感謝します。ありがとうございます」ペコッ

394名無しさん:2016/04/07(木) 23:27:33 ID:eFC/MiU.
ケン「意外とお前もまだ支持されてんだな……俺は、てっきりキャミィの時代が来たと思ったんだけど……へへ……」

春麗「何言ってんのよ。女子部の土台を作ったのは誰だと思ってるのよ?」

ケン「お〜、お〜、言うねぇ言うねぇ……アガってるかと思ったら……案外、そうでもないんだな、お前は……」

春麗「待ちに待ったメインイベントなのよ……来るのが遅すぎたぐらいよ……」

ケン「意気込んで、またトチんじゃねぇぞ? もう次はねぇぞ?」

春麗「本当、皆してしつこい……ああ、しつこい……でも、ありがとね、皆……」

ケン「おう」

リュウ「やるだけやってこい」

395名無しさん:2016/04/07(木) 23:28:09 ID:BQXUCI26
>>390
そこを噛むか実況w

396名無しさん:2016/04/07(木) 23:29:31 ID:eFC/MiU.
今日はここまで

397名無しさん:2016/04/07(木) 23:35:05 ID:BQXUCI26
乙っした
待ちに待った女子部メイン
楽しみまっせー

398名無しさん:2016/04/07(木) 23:45:18 ID:hwRqv5K6


ケンって「さくらさん」呼びだったのに春麗には「お前」か
全員ほぼ同期で、さくらはブッカー(上司)だからかな
ま、試合を楽しみにしています

399名無しさん:2016/04/08(金) 03:13:52 ID:tBebN6E2
乙!
会場は最高潮だ

400名無しさん:2016/04/08(金) 04:23:31 ID:cmbdCSac
乙!

401名無しさん:2016/04/08(金) 17:37:02 ID:5sVk8t2A
いよいよ春麗戦!!
待ったぞ…一年半待ったぞ…くぅぅ…

4021:2016/04/08(金) 21:55:54 ID:NFzBeFt6
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

403名無しさん:2016/04/08(金) 22:04:10 ID:2gk2Pkv6
把握です
御大事にー

404名無しさん:2016/04/09(土) 04:24:38 ID:T1hnATek
無慈悲な流れにちょっとワロタ

405名無しさん:2016/04/09(土) 22:01:14 ID:dTOQ5nEM
ーーー


ダン「それでは、皆様お待たせいたしましたっ! 本日のストリートプロレス、いよいよ最終戦でございますっ! 最終戦っ!」

ワー! ワーワー!

ダン「女子王者戦っ……! 30分一本勝負の開幕ですっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、いよいよですっ! いよいよ始まりますっ! 本日のメインイベントォ!」


ダン「先ずは挑戦者……長らく……長らく……長らく、お待たせしましたァ! その麗しき脚線美ふたたびっ……!」

オー! オーオー!

ダン「神脚美技、春麗選手の入場ですっ!」

ワー! ワーワー!

406名無しさん:2016/04/09(土) 22:03:33 ID:qjj0h4bw
待ってました!!

407名無しさん:2016/04/09(土) 22:21:18 ID:dTOQ5nEM
〜♪〜♪

実況「さぁさぁ、久々だぁ! 久々だぁ! この入場を聞くのも実に久々だっ! とうとう帰って来ましたっ! あの時と同じテーマソングが場内へと響き渡るっ!」

オー! オーオー!

実況「さぁ、場内の熱気も最高潮だっ! 観客全員がその入場口を見つめるっ! それもそのはずっ!」


春麗「……」スッ


ワー! ワーワー!

実況「我々はこの瞬間を待ちに待っていたのだあぁっ! さぁ、今花道の奥からかつての絶対王者っ……! 春麗がその姿を現したぁ!」

408名無しさん:2016/04/09(土) 22:33:05 ID:dTOQ5nEM
春麗「……」スタスタ


ワー! ワーワー!

実況「長い長い離脱を経て……帰ってきましたっ! 春麗が帰ってきましたぁ! ようやくですっ! ようやく、春麗が帰ってきましたぁ! このストリートプロレスにっ!」


春麗「……」スタスタ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、今無言で花道を歩き真っ直ぐリングへと戻っていく春麗っ! そうだ、そこがお前の居場所だぁ! 春麗は真っ直ぐ突き進むっ! 足の具合は……もう、大丈夫でしょうっ! ええっ!」

409名無しさん:2016/04/09(土) 22:39:12 ID:dTOQ5nEM
春麗「……」スタッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そして春麗がエプロンサイドに昇ったぁ!」


春麗「……本当、久しぶりね」ジーッ


ワー! ワーワー!

実況「おっとぉ、ここで春麗の動きが止まるっ……! お〜っと、どうしたっ!? 春麗はエプロンサイドから、リングをジッと見つめているぞっ!?」


春麗「また、よろしくお願いします!」ペコッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、ここで春麗は開いた手の掌に、握った拳を合わせ、そして一礼っ! エプロンサイドから、リングへ向かって一礼っ!」

410名無しさん:2016/04/09(土) 22:53:02 ID:dTOQ5nEM
春麗「……いくわよっ!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そしてリングインっ! エプロンサイドから、ロープを潜ってリングインっ! ついに……ついに……ついにっ……! 春麗がリングへと舞い戻ってきたぁ!」


春麗「はぁっ……! はぁっ、はぁっ……! はああぁぁぁっ!」シュシュッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、リング上で春麗はウォームアップと言わんばかりに、クン・フーの動きを見せていくっ! おぉ〜とっ! 構えたぁ! 舞ったぁ!」

411名無しさん:2016/04/09(土) 23:08:32 ID:dTOQ5nEM
春麗「破っ……!」シュッ


オー! オーオー!

実況「左足を天高く蹴り上げるっ!」


春麗「破っ……!」シュッ


オー! オーオー!

実況「体を入れ替え、今度は右足っ! 天高く蹴り上げていくっ!」


春麗「破ァァァァ……!」シュシュッ


ワー! ワーワー!

実況「再び体を入れ替え……おぉ〜っと、おっとおっとぉ! そしてここで神脚美技っ! 春麗が無数に天に足を打っていくっ! これはこれは……もう、足の具合は、大丈夫でしょうっ! 大丈夫でしょうっ!」

412名無しさん:2016/04/09(土) 23:16:58 ID:dTOQ5nEM
ワー! ワーワー!

実況「これはもう完全復活と見てもいいかっ!? いやっ、まだだっ……! 本日のこの一戦で勝利して……その腰に王者のベルトを巻いたその瞬間に春麗の完全復活は成し遂げられるだっ! さぁ、試合でも魅せてくれよ、春麗ィ!」


春麗「今日は、必ずあたしがチャンピオンに舞い戻るからね……」ペコッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、そして春麗はリングの四方へと一礼をして……挑戦者サイドのコーナーへと引き下がっていきますっ!」


春麗「さぁさぁ、やるわよ……よっ……よっ……」グイグイ


実況「さぁ、トップロープに足を掛け……おぉ〜っと、そのまま身体を引き延ばしていますっ!入念にストレッチを行っているっ! 復帰戦ではありますが……これは前回、春麗自身がベルト落とした相手へのリベンジマッチでもありますっ! さぁ、今日の春麗は気合が入っているっ!」

413名無しさん:2016/04/09(土) 23:26:08 ID:dTOQ5nEM
ダン「続きまして……チャンピオンの入場ですっ!」


オー! オーオー!

実況「少しばかり感傷に浸っていたい所はありますが……そうはいかないっ! さぁ、そして続いてはチャンピオンの入場になりますっ!」


ダン「有為転変……時の流れは、激しく移り変わっていくものです……ベルトの輝き、誰が一番似合うのか……真の美しき王者は誰なのかっ……!?」

春麗「……」チラッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、ここで春麗もチラリと入場口を見ますっ!」


ダン「この一戦でそれを証明して見せましょう……殺人蜂の一撃、キャミィ選手の入場ですっ……!」

ワー! ワーワー!

414名無しさん:2016/04/09(土) 23:35:58 ID:dTOQ5nEM
〜♪〜♪

実況「さぁ、テーマソングが流れますっ! 聞き覚えのある、テーマソングっ! 耳に馴染んできたテーマソングっ!」

オー! オーオー!

実況「女子王者の入場……と、なればこのテーマソングが流れ続けてきましたっ! 戦い続ける事で証明し続けてきたチャンピオンっ! 現・チャンピオンっ!」


キャミィ「……」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、今花道の奥からキャミィがその姿を現したぁ! ベルトを掲げながらの入場ですっ! 片手でベルトを掲げ、そして自信満々の表情でリングを見つめているゥ! さぁ、キャミィがリングに向かうっ!」

415名無しさん:2016/04/09(土) 23:42:40 ID:dTOQ5nEM
キャミィ「……」ピタッ


オー? オーオー?

実況「おっとぉ、花道の途中でキャミィが歩みを止めるっ……! どうしたっ……!?」


キャミィ「……」ググッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そしてここでベルトを掲げ、場内へと見せつけいくっ! 見せつけいくっ! 自身の保持しているベルトを場内へと見せつけていくっ! そして再び、歩みを進めるっ!」


キャミィ「……」ピタッ


オー? オーオー?

実況「おっとぉ、そして再びここでキャミィを止めるっ!」


キャミィ「……」ググッ


オー! オーオー!

実況「今度は逆側ァ! そして、再びベルトを掲げて場内へと見せつけていくっ!」

416名無しさん:2016/04/09(土) 23:56:32 ID:dTOQ5nEM
キャミィ「……」スッ

実況「相変わらず、言葉を発しないっ! 何も語らないキャミィっ! だが、我々はもう知っているっ! さぁ、キャミィはエプロンサイドへと昇ったぁ!」

キャミィ「……」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「そして、ベルトを掲げて振り返る、場内へと見せつけるっ! 言葉は発しなくてもキャミィのメッセージは我々に伝わってくるっ! 届いてくるっ!」


キャミィ「……」ススッ


ワー! ワーワー!

実況「ベルトが一番相応しいのは誰だっ……!? そこの女かっ……!? いいや、違うっ! 相応しいのは私だろうと、キャミィはそう言っているゥ! さぁ、キャミィはここでリングには入らず、場内にベルトを見せつけながらエプロンサイドをグルッと回って移動していくっ!」

417名無しさん:2016/04/10(日) 00:04:43 ID:vf6qRPrc
ワー! ワーワー!

春麗「……もう、小娘じゃなくなったみたいね」チラッ


実況「さぁ、キャミィの無言のっ……! だが、信念のあるアピールっ! 春麗もそんなキャミィを……目で追うっ! キャミィは言葉では語らないっ! 言葉では語ってはくれないっ! さぁ、キャミィは春麗には一切、目を合わせないっ!」


キャミィ「……」グイッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、エプロンサイドをグルッと一周回って……そしてここでキャミィがリングイーンっ! さぁ、王者のキャミィがリングインだ〜っ!」

418名無しさん:2016/04/10(日) 00:13:01 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……」スッ


ワー! ワーワー!

実況「おっと、リングインしたキャミィは挑戦者の春麗にも……そして、レフェリーにも目もくれず、ここはすぐに王者サイドのコーナーへと向かっていきますっ!」


キャミィ「……」ポンッ

春麗「……」


実況「そして……おぉ〜っと、コーナーポストの上へと、その王者である証っ! ベルトを置いていきますっ! 春麗もその様子をジッと見ているっ!」

419名無しさん:2016/04/10(日) 00:18:55 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……」グイグイ

実況「さぁ、キャミィも気合が入っていますっ! 春麗に背を向けたまま、ここは入念に身体を解していきますっ! 腕を伸ばし……ストレッチを始めましたっ!」

キャミィ「……」ベタッ

実況「腕を伸ばすっ……! 足を伸ばすっ……! おぉ〜っと、キャミィは完全に座り込んだっ!」

キャミィ「……」ググッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、素晴らしいですっ! 180度の開脚して……おぉ〜っと、そのまま上体をベッタリとマットへとつけましたっ! 非常にしなやかな身体を持っていますっ!」

420名無しさん:2016/04/10(日) 00:21:42 ID:6UkuD5gE
イイゾーチャンピオン!!

421名無しさん:2016/04/10(日) 00:22:31 ID:vf6qRPrc
実況「さぁ、準備は万全かっ!? キャミィは上体を起こし……」

キャミィ「……」ゴロンッ

実況「おっとっ!? キャミィはそのまま後方へと回転してっ……!?」

キャミィ「……」シュタッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとぉ! そして倒立っ! そのまま倒立していくっ!」


キャミィ「……」グルンッ


オー! オーオー!

実況「更に、そこから身体を捻りつつ、足を下ろしてっ……!?」


キャミィ「……Lock on ! 」

春麗「……フン」


ワー! ワーワー!

実況「春麗の方を振り向きつつ立ち上がったぁ! そして構えるっ! さぁ、ここでキャミィが初めて春麗と目を合わせたぁ!」

422名無しさん:2016/04/10(日) 00:23:46 ID:vf6qRPrc
今日はここまで

423名無しさん:2016/04/10(日) 00:30:46 ID:6UkuD5gE
乙!
丁寧な描写で場面が頭に浮かんでくる
最高潮だ!

424名無しさん:2016/04/10(日) 00:56:36 ID:PGZrCv06

魅せるねぇ!魅せるねえ!!

425名無しさん:2016/04/10(日) 01:12:57 ID:IEEsL3UY


さくらレフェリーは最後の登場なのね
それと、ローズかりんは解説に加わらないのかな?
せっかくなので総動員でやって欲しいね

426名無しさん:2016/04/10(日) 03:55:24 ID:utSjNGcY
乙です

427名無しさん:2016/04/10(日) 08:20:19 ID:TO1C/QY6
乙っした
>>425
そう言えばそうだな
なにやらダンさんに不幸が起きる予感がしてきた…はよはよ

428名無しさん:2016/04/10(日) 16:33:29 ID:0k8eMAYs
>>427
さくら「(ダンさんを倒し)我はレフェリーを極めし者(ry」
こうなるんですか、分かりません!

429名無しさん:2016/04/10(日) 19:07:31 ID:4LGnb8BQ
久しぶりに見たら実況が噛んでてわらったw

430名無しさん:2016/04/10(日) 22:01:54 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……」ギロリ


ワー! ワーワー!

実況「キャミィは言っているっ……! このベルトが一番似合うのは自分自身だとっ! 美しき王者はこの自分だとっ! 鋭く春麗を睨みつけ……そう瞳で語っているっ!」


春麗「……」ギロリ


ワー! ワーワー!

実況「だがしかし、春麗も言っているっ! 何を言っているのこの小娘がとっ! 美しき王者は今も昔も変わらず、この自分自身だとっ! その瞳で語っているっ!」

ワー! ワーワー!

実況「さぁ、互いが互いを睨み合うっ! どちらが真の女王なのかっ!? さぁ、リングにはもう火花が飛び交っていますっ! 無言で語り合う両者ァ! 緊張感はも〜う、マァーックスっ!」

431名無しさん:2016/04/10(日) 22:04:51 ID:vf6qRPrc
ダン「え〜、尚……本日のこの一戦には特別見届け人を用意しましたっ!」

オー、オーオー

キャミィ「……」クルッ


実況「そうですそうですっ! 忘れてはいけませんっ! 本日のこの一戦っ! まだいますっ! さぁ、キャミィは春麗にクルッと背を向け、そして王者サイドへのコーナーへと引き下がりますっ! ベルトを手にしますっ!」


ダン「それでは、ご紹介いたしましょうっ……! 特別見届け人っ……!」

オー、オーオー

ダン「スペシャルレフェリー、さくらの入場ですっ!」


実況「さぁ、メインイベント、この一戦……リングで戦う者が女ならば、裁定するのもそこは女だっ! さぁ、スペシャルレフェリーさくらの入場ですっ!」

432名無しさん:2016/04/10(日) 22:12:12 ID:vf6qRPrc
〜♪〜♪

実況「さぁ、テーマソングが流れるっ! さくらの入場テーマソングが流れるっ!」

オー、オーオー

実況「春麗復帰戦……そして、王者のベルトっ! 熱い想いを持っていたさくらっ……! だがしかし、あと一歩の所でそれはそれは届かなかったっ! ならば……ならば、せめて立会い人だけでもと、この一戦のスペシャルレフェリーを買って出たっ!」


さくら「よし、今日はレフェリーだけど……元気一杯頑張りますっ!」スッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ここでさくらがその姿を現したぁ! 本日はストライプのレフェリー服に身を包んでの入場だぁ!」


さくら「よろしくお願いしますっ!」ペコッ


オー、オーオー

実況「さくらは深々と頭を垂れ一礼っ! 挑戦者……チャンピオン……そしてレフェリーっ……! 着々と役者が揃ってきましたっ!」

433名無しさん:2016/04/10(日) 22:14:57 ID:962meI3w
おお、テーマまでかけて素敵な登場…!
いよいよ試合開始、楽しみだ

434名無しさん:2016/04/10(日) 22:34:59 ID:vf6qRPrc
さくら「この一戦、裁くのは自分っすっ!」ググッ


オー、オーオー

実況「花道を歩き……さぁ、スペシャルレフェリーさくらが今、リングイン 、リングインっ! 今日はレフェリーも特別だぁ!」


さくら「よろしくお願いします! よろしくお願いします!」ペコッ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、リング四方に向かって、今深々と頭を下げるさくらっ!」

435名無しさん:2016/04/10(日) 22:44:51 ID:vf6qRPrc
ダン「よぉ〜し、さくら……しっかりやれよ。それじゃ……」サッ

さくら「任せておいて下さいっ!」


実況「さぁ、そしてここでダン氏がさくらへと近づいて……マイクを譲りますっ!」


ダン「それじゃあ、俺は……お疲れさんっ!」

さくら「ありがとうございましたっ!」ペコッ


実況「さぁ、そしてダン氏はお役御免と言わんばかりに、リングは特別レフェリーのさくらに任せ……おぉ〜っと、リングを下りましたっ!」


さくら「それではこれより、メインイベントっ! 女子王者決定戦っ! 挑戦者春麗選手対王者キャミィ選手……30分一本勝負行いますっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁさぁ、リングの上が女で埋まったぁ! 埋まったぁ! これより、女子王者決定戦っ! 挑戦者春麗対王者キャミィの30分一本勝負が行われますっ!」

436名無しさん:2016/04/10(日) 22:58:28 ID:vf6qRPrc
実況「さぁ、今スペシャルレフェリーのさくらがベルト返還と、そしてボディチェックを行っておりますっ! さぁ、それではこの間に元さんにもお話を伺ってみましょうっ!」

元「はい」

実況「さぁ、元さん……この一戦、どうでしょうかっ!?」

元「まぁ、互いにいい緊張感は持ってるんじゃないかな?」

実況「そうですね。春麗もキャミィも……鋭い視線で互いを睨みつけていますっ! 春麗の足の具合……なんてのは、どうでしょう?」

元「まぁ、リング上でのアップと言うか……うん、動きを見る限りは多分大丈夫でしょう」

実況「この日の向けて……春麗は慎重に調整してきましたっ! さぁ、もう足は大丈夫だっ!」

元「でも、キャミィ君も調整はしてるからね……それに、彼女には勢いもあるっ!」

実況「勢いに乗っている現・チャンピオンっ! さぁ、元・絶対チャンピオンの春麗っ! 再び、その腰にベルトを巻く事が出来るかっ!?」

437名無しさん:2016/04/10(日) 23:04:22 ID:vf6qRPrc
さくら「……隠し持ってる凶器はなし。まぁ、当然っすよね」ポンポン

キャミィ「縁は切ってます。そもそも最初から、関係のない人達でしたから」

さくら「よし、それじゃあ、両者一本前へっ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、レフェリーのボディチェックもそろそろ終わったでしょうかっ!? そして、ここでレフェリーは春麗とキャミィを一歩前へ……リング中央へと呼び寄せますっ!」

元「さぁ、いよいよだ」


さくら「シェイクハンド、プリーズっ!」


オー、オーオー

実況「おっと……? そしてここで、レフェリーが……おぉ〜っと、両者に握手を求めたかっ!?」

438名無しさん:2016/04/10(日) 23:09:20 ID:vf6qRPrc
春麗「ベルト、返してもらうわよ……子猫ちゃん……」ガシッ

キャミィ「とりあえずは、復帰おめでとうございます……歴史はまだ続きます……貴方も私の歴史の一部になるんです……」ガシッ


パチパチ……パチパチ……

実況「ここは、両者素直に応じますっ!」

元「キャミィ君もね、素直に応じるのはいいね」

実況「さぁ、リング中央で両者がガッチリ手を組み合ったっ! しかし……しかしっ……! おぉ〜っと、視線の先には激しく火花が飛び交っているっ!」


さくら「それじゃあ、メインイベントっ……! 女子王者決定戦っ……!」ポンッ


実況「そして、組み合ったその手の上に、レフェリーのさくらも手を置いたっ!」

元「さぁっ!」


さくら「それじゃあ、ゴングを鳴らすっすよ! ゴングをっ! 試合開始っすっ!」


カーン


ワー! ワーワー!

実況「そして、今ゴングを要請したぁ! 場内に戦いの鐘の音が響き渡るっ! いよいよ試合スタートですっ! メインイベント、春麗対キャミィっ! 試合開始ですっ! 実況は私っ!」

元「解説は元でお送りしますっ!」

439名無しさん:2016/04/10(日) 23:14:21 ID:vf6qRPrc
春麗「……さぁっ!」サッ

キャミィ「……始まりですっ!」サッ


ワー! ワーワー!

実況「握り合って手を解きっ……! そして、互いが一歩距離を取るっ! 試合は始まったぁ! 試合は始まったぁ!」


春麗「いくわよ、新チャンピオンっ……!」ガシッ

キャミィ「来いっ……! 元王者っ……!」ガシッ


実況「おっとぉ、互いに一気に距離を詰め……先ずは組み合ったっ! 組み合っっていったっ! ロックアップっ! ロックアップから試合はスタートしましたっ!」

440名無しさん:2016/04/10(日) 23:19:10 ID:vf6qRPrc
春麗「……はあぁぁっ!」ググッ

キャミィ「……んああぁっ!」ググッ


オー、オーオー

実況「さぁ、春麗とキャミィがリング中央で組み合っているっ! 組み合っての力比べたっ!」


春麗「さぁて、いくわよ……それっ……!」ガシッ

キャミィ「……んっ?」


実況「おぉ〜っと、ここは……春麗、腕を取ったかっ!?」

元「とりましたねぇ、左腕を取りました」

441名無しさん:2016/04/10(日) 23:24:52 ID:vf6qRPrc
春麗「甘いわよ、子猫ちゃん……それっ……」グルッ

キャミィ「……くっ」


実況「キャミィの左腕を取り……そして、持ち上げ……脇下を潜り抜けるように通り……そして、そしてキャミィの腕を捻っていくっ!」


春麗「そら、捻ってあげるわ……ふふ……」ギリギリ

キャミィ「……チィっ」


実況「さぁ、キャミィの腕を決めつつ、春麗はその背後へと回り込んだっ! 先ずはアームロックっ! アームロックで極めていきますっ!」

元「うん」

442名無しさん:2016/04/10(日) 23:28:27 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……くっ!」チラッ

春麗「……おっと」サッ

キャミィ「……チィっ」チラッ

春麗「……残念」サッ


実況「しきりに背後を気にするキャミィ……だがっ! 春麗はその影に身を隠すっ!」


春麗「キョロキョロするんじゃないわよっ! それ、もっと絞りあげてあげるわっ……!」グイッ

キャミィ「……くっ!」


実況「おっと、そしてここでキャミィの背後の春麗が、その捻った腕を持ち上げていくっ! より絞りあげていくっ! キャミィのその左腕に強く痛みを与えていくっ!」

443名無しさん:2016/04/10(日) 23:33:13 ID:vf6qRPrc
春麗「それっ……!」グイッ

キャミィ「……くっ!」チラッ

春麗「ほらっ……!」グイッ

キャミィ「……チィっ!」チラッ


実況「さぁ、キャミィのその背に身を隠すようにしながら、その捻った腕を持ち上げ、衝撃を加えていく春麗っ!」


さくら「……ギブアップ?」

キャミィ「まさか……それっ……!」クルッ

春麗「……あら?」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、しかしここでキャミィが……側転ですっ! 腕を取られつつも側転して身体を回転させていきますっ!」

元「うん、そうだね」

444名無しさん:2016/04/10(日) 23:38:17 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……っと」シュタッ


実況「腕を捻られた方向と、同じ向きへと身体を回転させれば……捻られた腕は元へと戻るっ! さぁ、キャミィはこのアームロックっ! 側転して切り返していくっ!」

元「綺麗な側転だよね」


キャミィ「今度はこっちがやらせてもらうぞっ……! それっ……!」グイッ

春麗「……んっ!?」


実況「さぁ、切り返してキャミィは……おっと、ここは春麗の腕を取り……今度はキャミィがその腕を持ち上げたっ!」

元「おっ」


キャミィ「……そらっ!」グルッ

春麗「……くっ!」


実況「そして、今度はキャミィが持ち上げた左腕の脇下を潜り抜けるように通っていくっ! さぁ、春麗の背後に回っていくっ!」

445名無しさん:2016/04/10(日) 23:45:37 ID:vf6qRPrc
キャミィ「……取ったぞっ!」ギリギリ

春麗「……あたたた」


オー、オーオー

実況「今度はキャミィが腕を取りつつ、その背後へと回ったぁ! 今度はキャミィが春麗へとアームロックを極めていきますっ!」

元「うん、いいねぇ」


春麗「くっ……くっ……あ〜、いたた……」チラッ

キャミィ「……絞り上げるっ! それっ!」グイッ

春麗「くっ……! 痛っ……!」


実況「春麗の背後からその捻った腕を持ち上げ、より衝撃を加えていくキャミィっ! 今度はキャミィが仕掛けたっ! キャミィが仕掛けていったぁ!」

446名無しさん:2016/04/10(日) 23:49:55 ID:vf6qRPrc
キャミィ「そらっ……!」グイッ

春麗「痛たた……も〜う……」チラッ

キャミィ「もっとっ……!」グイッ

春麗「あ〜、もうっ……! しょうがない子ねぇ……」チラッ


実況「さぁ、キャミィが腕を絞り上げていますっ! 絞り上げていきますっ! 仕切りに背後を気にする春麗っ!」


春麗「まっ、ここは逃げさせてもらおうかな……? あなた程、派手ではないけどね……んっと……」クルッ

キャミィ「……逃がさないっ!」クルッ


実況「しかし、ここは春麗……同じように、捻られた腕とは同方向に身体を回転させ……あっ、待てっ!? んおっ!?」

元「……おっ!?」

447名無しさん:2016/04/10(日) 23:54:45 ID:vf6qRPrc
春麗「さて、これで腕は……あれ……?」シュタッ

キャミィ「……フフフ」


実況「ここは前転で逃れようとした春麗でしたが……! キャミィは腕を取りつつも、同じタイミングで前転していきますっ!」

元「お〜、やるねぇ」


キャミィ「……そらっ!」グイッ

春麗「痛っ……! なんで……!?」


オー、オーオー

実況「これでは春麗……捻られた腕は、そのままだっ!」

元「同じタイミングで同じように回転してきたからねぇ。同じに体勢に戻るよ」

実況「捻られたままの春麗の左腕っ! さぁ、キャミィは再び背後から絞り上げていくっ!」

448名無しさん:2016/04/10(日) 23:55:47 ID:vf6qRPrc
今日はここまで

449名無しさん:2016/04/11(月) 00:09:12 ID:.aaL.h2w
乙っした
スピーディーに派手に
ロレント枠もう埋まってないか?

450名無しさん:2016/04/11(月) 00:12:13 ID:rBFQ.7Pw


軽快な攻防からスタートしたね
華やかな一戦を期待

451名無しさん:2016/04/11(月) 03:35:42 ID:lniv8TrY
乙乙
アカン飛び枠が埋まるぅ!

452名無しさん:2016/04/11(月) 05:02:56 ID:qeW5Tp2E
乙!
技ですな

453名無しさん:2016/04/11(月) 12:16:16 ID:wEnhXReU
女子のヒール枠が空いてるな

・・・ユンナとヤンナだな

454名無しさん:2016/04/11(月) 22:02:23 ID:JnPkS2qI
春麗「くっ、くっ……なんなのよ……」

キャミィ「……逃げられはしないぞ」ギリギリ


実況「さぁ、キャミィが絞り上げるっ! 絞り上げていくっ!」


春麗「あぁっ、もう……くっ……!」クルンッ

キャミィ「……無駄だっ!」クルンッ


実況「さぁ、ここは再び春麗が、前方に回転して逃れようとしていくっ! だがしかしっ……!」

元「うん」

実況「キャミィもその回転に合わせて、同じように回転していくっ! キャミィが春麗へと絡みつくっ! 」


春麗「な、何よっ!? また、ついてきたのっ……!?」シュタッ

キャミィ「……当然だっ!」シュタッ

455名無しさん:2016/04/11(月) 22:09:11 ID:JnPkS2qI
オー、オーオー

春麗「くっ、くぅ……ああっ、もうっ……!」

キャミィ「……どうだっ!」ギリギリ


実況「さぁさぁ、キャミィは春麗を逃しませんっ! 絡みつくっ! 纏わりついていくっ!」

元「いや〜、ネチっこく攻めてるねぇ。僕好みだ」


春麗「くっ、くっ……ああっ……もうっ……」

キャミィ「しかし動き回られるのも面倒です……少し、大人しくしててもらいかしょうか……」ググッ


実況「おっと、ここで……キャミィは背後から、左足ですね! え〜、膝裏辺りを踏みつけていくっ!」

456名無しさん:2016/04/11(月) 22:17:30 ID:JnPkS2qI
春麗「……くっ、あっ!」ガクッ

キャミィ「……よしっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、自身の足で春麗の膝裏を押し込み……おっと、その足を折り畳んでいくっ!」

元「いいねぇ、上手いねぇ」

実況「さぁ、春麗は片膝をついたぁ!」


キャミィ「これで、満足に動けはしないだろう……そらそら……」ギリギリ

春麗「あっ……ああっ……!」


実況「そして、キャミィは尚も絞り上げていくっ! 片膝をつかせた春麗の背後から、後ろ手に捉えた春麗の左腕を絞り上げ続けるっ!」

457名無しさん:2016/04/11(月) 22:23:02 ID:JnPkS2qI
実況「一つ先手を取ったのはキャミィと言った所かっ!? この辺り、非常に優勢に試合を進めております」

元「そうだね、うん」


春麗「くっ……ああっ……とりあえず、立ち上がらないと……」

キャミィ「そうはさせないっ……! はああぁっ……!」ググッ

春麗「んっ……ああっ……!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そして後ろから体重を浴びせ……そのまま春麗の身体を前へと押し倒していくっ! テイクダウンっ! テイクダウンですっ!」

元「おおっ」

実況「ここはキャミィ、更にグラウンドへと持ち込んでいきましたっ!」

458名無しさん:2016/04/11(月) 22:28:23 ID:JnPkS2qI
キャミィ「そらそら……」ギリギリ

さくら「……ギブアップ?」

春麗「うるさいわねっ……! ノーよっ!」モガモガ


実況「さぁ、うつ伏せにマットへ倒れ込んだ春麗の背の上に覆い被さるようにしながらも尚っ! キャミィはその左腕を絞り上げていくっ!」

元「いいじゃないいいじゃない。上手く攻めてるじゃない」


キャミィ「よし……よし……」ズリズリ


実況「さぁさぁ、キャミィは腕に狙いを絞ったのか? おぉ〜っと、そしてここでキャミィは腕を捉えつつ、春麗の状態付近へとポジショニングを移していきますっ!」

459名無しさん:2016/04/11(月) 22:40:35 ID:JnPkS2qI
キャミィ「……」ムクッ


実況「さぁ、キャミィは上体を起こし下にいる春麗の様子を伺っているっ! 次の一手を探っているのかっ!?」

元「まぁ、じっくりいくのも面白いんじゃないかな?」


キャミィ「よしっ……! 仕掛けるっ……!」シュルッ

春麗「……んっ?」


実況「おっとぉ! ここでキャミィは捉えていた春麗の左腕を……更に両足で挟み込んでいくっ!」

元「……んっ!?」


キャミィ「CQFっ……!」ガシッ

春麗「……くっ!」


実況「素早く腕から足へと持ち変え、そしてその両腕をおぉ〜っとっ! 春麗の頭部へと伸ばしていくっ!」

元「……おっ!?」

460名無しさん:2016/04/11(月) 22:47:36 ID:JnPkS2qI
オー! オーオー!

キャミィ「仕留めるっ……!」ググッ


実況「ここはキャミィがいきなり仕掛けていったぁ! 得意のフェイスロックっ! キャミィのクイックのフェイスロックっ!」


春麗「くっ……! あまり、舐めるんじゃないわよっ……!」ブンブン

キャミィ「くっ……くっ……! 暴れるなっ……!」


実況「あ〜っと、あっとっ! しかし、これには春麗も大きく頭部を左右に振るっ! 頭部を掴ませようとはしないっ!」


春麗「くっ、ああっ……! とにかく、この体勢はマズイわ……立て直さないとっ……!」ゴロンッ

キャミィ「……チィっ!」


オー、オーオー

実況「おっとぉ! ここは春麗が振りほどいたかっ!? その腕を振りほどいたかっ!?」

元「そうだね、ここでいかれるのはマズいからね」

実況「頭部は取らせません、春麗っ! そして春麗は一度サイド方向へと転がって……逃れていきますっ!」

461名無しさん:2016/04/11(月) 22:53:17 ID:JnPkS2qI
春麗「……今のは、ちょっと危なかったかもね」ムクッ


実況「距離を取り、腰を上げ……素早く体勢を立て直していく春麗っ! ここは春麗が逃れますっ! キャミィの好きにはさせませんっ!」

元「キャミィ君の仕掛けがちょっと早かったかもしれないねぇ。惜しかったけどね」

実況「いや〜、いきなりの仕掛けでしたからねぇ……私も驚きましたよ!」

元「キャミィ君は、ちょっと油断しちゃたらクイックですぐに仕掛けてくるからねぇ。でも、春麗君もそこは研究してたのかな?」

実況「ある意味、この二人は因縁の相手でもありますからね!?」

元「そうだね、うん」

462名無しさん:2016/04/11(月) 22:58:16 ID:JnPkS2qI
オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、なんだっ!? ここで場内から大きな大きな歓声っ! なんだっ!?」

元「……んっ?」


キャミィ「……」ビシッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、見て下さい元さんっ! キャミィは立ち上がり、そして大きく腕を腕を突き上げ……更に、指を一本突き立てていますっ!」

元「お〜、お〜、お〜、お〜」

実況「どうしたどうしたっ! 今日のキャミィは一味違うかもしれないっ!

元「キャミィ君はなかなか、ああいうアピールはしてくれないからね」

463名無しさん:2016/04/11(月) 23:05:50 ID:JnPkS2qI
キャミィ「……」ビシッ

春麗「……はぁ」


実況「キャミィは何も、口にはしてはくれませんが、これは確実なるメッセージっ! 我々と……そして、春麗に対するメッセージっ!」

元「そうなりますねぇ、うん」

実況「どうだ、これが私の実力だっ! 王者の実力だっ! 相手が春麗だろうが、私が一番であるというメッセージっ!」


イイゾー! キャミィー!

キャミィ「……」ビシッ


実況「さぁ、そしてそんなキャミィへと場内からは声援が飛んでくるっ!」

464名無しさん:2016/04/11(月) 23:13:22 ID:JnPkS2qI
キャミィ、イイゾー!

春麗「……なんなのよ」チラッ

ガンバレ、キャミィー!

春麗「だから……なんなのよ、これ……」チラッ


実況「さぁ、そしてこれには春麗も非常に渋い顔をしておりますっ!」

元「まぁ、そうなるね、はは」

実況「立ち上がったはいいが、少しばかり場内の様子を気にしているっ! このキャミィへと向かっている風っ! 流れっ……! こいつは、春麗にとってはやりにくいっ!」

元「復帰戦だしね。うん」

実況「今日はあたしの復帰戦なのよ……主役はあたしじゃないの……? そ〜んな、渋い顔をしていますっ!」

元「ただ、この流れは春麗君が離脱の間、キャミィ君が積み重ねてきた物の結果……ある意味、当然の流れかもしれないね」

465名無しさん:2016/04/11(月) 23:19:39 ID:JnPkS2qI
キャミィ「さぁ来い、元・王者っ……! カモンっ……!」クイクイ


オー! オーオー!

実況「さぁ、そしてここでキャミィは春麗に向かって挑発するかの如く、指をクイクイを動かすっ!」

元「ははは」


春麗「調子に乗っちゃって……いいわよ、いいわよ……痛い目見させてあげるわ……」ズガズガ


実況「そして、これには春麗も鋭くキャミィを睨みつけながら向かっていきますっ!」

元「まぁ、ただ積み重ねてきた物って言ったらね、それは勿論春麗君にもあるからね」


春麗「いくわよ、小娘っ!」ガシッ

キャミィ「……来いっ!」ガシッ


オー、オーオー

実況「両者が近づき……さぁっ! ここで再び、組み合っていく組み合っていくっ! ロックアップですっ!」

466名無しさん:2016/04/11(月) 23:20:08 ID:1Z9H.VXw
オバサンモガンバレーッ!

467名無しさん:2016/04/11(月) 23:21:44 ID:JnPkS2qI
今日はここまで

468名無しさん:2016/04/11(月) 23:31:05 ID:B/aLXnnw


会場を味方につけたキャミィ…流石現王者
次は春麗のターンかな、どんな技を出すのか…

469名無しさん:2016/04/11(月) 23:48:20 ID:yfwO1o0U
>>466
春麗「……」スパーン

470名無しさん:2016/04/12(火) 03:09:27 ID:lcolFJWw
乙!
現チャンピオン余裕ですな

471名無しさん:2016/04/12(火) 04:59:33 ID:CV0BusUk
乙っした
初手はグラウンドから
春麗はどう答えるか
離脱前の女子部の中継無かったから読めないな

472名無しさん:2016/04/12(火) 15:49:57 ID:wbrz9S5I
やべぇ春麗のセリフだけ抜き出してみたら興奮してきた

473名無しさん:2016/04/12(火) 22:00:04 ID:sp6IS7yg
キャミィ「……はあっ!」ガシッ

春麗「……くっ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、やはり流れはキャミィ……と言った所かっ!? ここはキャミィが春麗の頭部を両腕で捉え、脇下に抱え込み……ヘッドロックの体勢へと捉えましたっ!」

元「うん」


キャミィ「……はああぁぁっ」ギリギリ

春麗「ああっ……もうっ……!」モガモガ


実況「腕を力を込め、頭部を締め付けていくキャミィっ! 春麗も懸命に逃れようとしていますが……」


キャミィ「……そらっ!」グイッ

春麗「……くっ!」ビターン


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここはキャミィっ! 身体を捻り、春麗の身体を自身の腰へと乗せつつ……腰車の要領でマットへと叩きつけますっ!」

474名無しさん:2016/04/12(火) 22:09:36 ID:sp6IS7yg
キャミィ「……ふふ、いくぞっ!」ギリギリ

春麗「甘く見ないでよ……んんっ……!」グイッ


実況「さぁ、スタンディングでのヘッドロックから、グラウンドでのヘッドロックに移行したキャミィっ! あっと、しかしここは春麗っ! すかさず、高く両足を上げて……」


春麗「……それっ!」シュルッ

キャミィ「……くっ!」


実況「キャミィの頭部を、その両足で挟み込んでいきますっ!」

元「ヘッドシザーズだね」


春麗「さて……締め付けてあげようかしら……」ググッ

キャミィ「くっ……くっ……!」


実況「得意の足を器用に使っていきますっ! さぁ、グラウンドへと持ち込んだキャミィだが、ここは春麗がヘッドシザーズで捉えますっ!」

475名無しさん:2016/04/12(火) 22:15:17 ID:sp6IS7yg
春麗「ほらほらほらっ……!」ググッ

さくら「……ギブアップ?」

キャミィ「ギブアップ……? まさか……う、ううっ……!」ググッ


実況「さぁ、春麗がキャミィの頭部っ……! 首筋付近を締め付け圧迫していくっ! おぉ〜っと、しかしキャミィはここは腰を浮かし、ブリッヂ状態へとなって抵抗していくっ!」


キャミィ「……たああっ!」シュタッ

春麗「……あらっ!?」スポッ


オー、オーオー

実況「ここは、キャミィっ! そのままハンドスプリングの要領で跳ね上がるっ! そして挟み込まれた頭部を抜いていくっ!」

476名無しさん:2016/04/12(火) 22:20:58 ID:sp6IS7yg
キャミィ「……たあぁっ!」ガシッ

春麗「……くっ!」


オー、オーオー

実況「すかさず、足を取っていくキャミィっ! さぁ、左脚を取ったぁ!」


キャミィ「それなら足だっ……! はああぁぁっ……!」ギリギリ

春麗「……くっ、くっ!」


実況「そして、捻るっ……! 絞り上げていくっ……!」

元「レッグロックですね、うん」

実況「ここはレッグロックですっ! キャミィがすかさず返し、そして足に狙いを定めたかっ!?」

477名無しさん:2016/04/12(火) 22:29:28 ID:sp6IS7yg
さくら「……ギブアップ?」

春麗「あぁっ……もうっ……! ノーっ!」


実況「少し春麗が険しい表情を見せたかっ!? 足と言えばねぇ……? 元さん!?」

元「まぁ、試合には影響はもうないとは思うんだけど……やっぱり、それでも攻められるってのは嫌だろうね」


キャミィ「たあっ……たあっ……!」ギリギリ

春麗「くっ……負けないわよっ……!」ムクッ


実況「春麗にとってこれは、あまり長くは攻められたくはない部位でしょうかっ!?」

元「そうですね」

実況「さぁ、ここは春麗……脚を締め付けられながらも、何とかその上体を起こしていきますっ!」

478名無しさん:2016/04/12(火) 22:34:37 ID:sp6IS7yg
春麗「いつまでもやってんじゃないわよっ……! はあぁっ!」シュルッ

キャミィ「……んっ?」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてキャミィの背後からその首筋に腕を回していくっ!」

元「おっ」


春麗「スリーパーホールドよっ……! 離しなさいっ……!」ググッ

キャミィ「……くあっ」


実況「今度は腕でっ……! キャミィの首筋っ! 頚動脈を締め付けていきますっ! さぁ、スリーパーホールドだっ! スリーパーホールドっ!」

元「うんうん」


春麗「抵抗されちゃ困るからね……それっ……!」ビターン

キャミィ「……くああっ」


実況「お〜っと、そして起こした上体を再びマットへと戻し、ここはグラウンドへと戻していくっ! グラウンド・スリーパーホールドへと持ち込んだっ!」

元「いいねいいね」

479名無しさん:2016/04/12(火) 22:40:24 ID:sp6IS7yg
キャミィ「くあっ……くあっ……」モガモガ

春麗「暴れない……って、言ってるでしょ……? いけない子ね……それっ……!」ガシッ


実況「身体を左右に振り、何とか脱出を試みるキャミィっ! おぉ〜っとぉ!」

元「おっ、胴締めスリーパーホールドだっ!」

実況「さぁ、今度は逃さないっ! 逃がしませんっ! 春麗は両脚でキャミィの胴回りを挟み込み、より安定させていくっ! 更に、胴締めスリーパーへと移行していったぁ!」


春麗「さぁさぁ……じっくりいきましょうか……ねっ……?」ググッ

キャミィ「くっ……くっ……」モガモガ


実況「さぁ、春麗がグラウンドでキャミィを身体を封じ込め……そして、締め付けていくっ! さぁさぁ、キャミィも何とか脱出を試みようとしている……がっ……!?」

元「まぁ、結構ガッチリ捉えられているからねぇ」

480名無しさん:2016/04/12(火) 22:49:07 ID:sp6IS7yg
キャミィ「んあっ……くっ……それなら……」ググッ

春麗「……んっ?」


実況「おっと、ここで……キャミィが再び腰を上げて、ブリッヂ状態に。さぁ、ここからどうするっ!?」

元「さっきみたいな脱出方法は使えないと思うけどね」


キャミィ「……レフェリーっ! カウントをっ!」

さくら「んっ……? えっ……?」

キャミィ「見ろっ……! こいつの両肩はマットについているだろうっ!? そして、私が上から体重を掛け、押さえつけているっ! これはフォールだっ!」

さくら「んっ……? んっ……? え〜っと……」

キャミィ「……カウントを取れっ!」

さくら「あっ……了解っすっ!」


実況「おっとぉ? ここでレフェリーのさくらが、グラウンドでの両者に近づいて、マットへと伏せたっ! どうしたぁ!?」

481名無しさん:2016/04/12(火) 22:56:33 ID:sp6IS7yg
さくら「ワンっ……!」


ザワ……ザワ……

実況「えっ……!? ああっ……!? カウントですよっ……!?」

元「えっ……!? カウント……!?」


さくら「ツーっ……!」


ザワ……ザワ……

実況「これは、つまり……キャミィが……? え〜……」


さくら「……スリ」

春麗「ちょっと……ちょっと、何よ……何よ……!?」ガバッ

482名無しさん:2016/04/12(火) 23:00:56 ID:sp6IS7yg
さくら「ツーカウントっすっ! カウントはツーっすよっ!」


オー、オーオー

実況「ここは春麗……慌てて、その肩を上げていきますっ! 上体を起こしますっ! え〜っと、元さん……これは……?」

元「つまり、今のはキャミィ君が春麗君を押さえ込んでいると判断したワケだね」


春麗「ちょっと、ちょっと……ねぇ、どういう事よ……?」

さくら「キャミィ選手が、押さえ込んでいるとの判断っす」


実況「確かに、春麗の両肩はマットへと着いていましたが……う〜ん、技を仕掛けているのは春麗……そういった感じにも見えます……」

元「難しい所だよね。胴締めスリーパーホールドを押さえ込みで返したともとれる」

実況「普段のレフェリーのダン氏なら、どうでしょう?」

元「今日は特別レフェリーって所もあるからねぇ。この辺は難しい所かもしれない」

483名無しさん:2016/04/12(火) 23:04:53 ID:sp6IS7yg
春麗「何よ……? あたしが仕掛けてるのに、何でよ……」

さくら「試合続行っ……!」

春麗「……もうっ!」ググッ


実況「この辺りは、レフェリーの判断基準の違いとでも言えばいいでしょうか?」

元「そうなってくるかもね」

実況「しかし、カウントはツーですっ! 春麗は肩を上げましたっ! 何はともあれ、ツーカウントで返していきましたっ!」


春麗「とりあえず……続けようかな……?」ググッ


実況「さぁ、再び起こした上体をマットへと戻していく春麗っ! グラウンドでの攻防は続きますっ!」

484名無しさん:2016/04/12(火) 23:10:02 ID:sp6IS7yg
キャミィ「そらっ……! レフェリーっ……!」グイッ

さくら「……了解っすっ!」


実況「あ〜っとっ! しかしここはキャミィが再び腰を上げ、ブリッヂっ! そしてレフェリーのさくらはマットへと伏せるっ!」


さくら「ワンっ……!」

ザワ……ザワ……

さくら「ツーっ……!」

ザワ……ザワ……

さくら「……スリ」

春麗「ああっ……! もうっ、何よっ……!」ガバッ


実況「再びカウントを取り始めるさくらっ……! おぉ〜っと、春麗も慌てて、カウント2で肩を上げていくっ!」

元「やっぱり、押さえ込みだとのジャッジはしてるみたいだね」

485名無しさん:2016/04/12(火) 23:14:38 ID:sp6IS7yg
さくら「カウントはツーっすっ! ツーカウントっすよっ!」

サクラ、ソレカウントトルノカヨー!

さくら「取りますっ……! 両肩がマットについて、押さえつけられてるんすからっ……! こいつはフォールっすっ!」

春麗「……はぁ〜あ」


実況「レフェリーのさくらは、キャミィの押さえ込みだとの判断っ……!」

元「まぁ、二回目は確実にキャミィ君も、押さえ込みのつもりで腰を上げてたからねぇ」

実況「しかし、これがカウントとなってくると……」

元「ちょっと、春麗君もゆっくりと仕掛ける事は出来なくなってくるね……」

実況「少しばかり、春麗も渋い顔をしておりますっ! この辺りはスペシャルレフェリーの弊害……とでも言えばいいのか?」

元「うん、普段と仕様が変わってくるからねぇ」

486名無しさん:2016/04/12(火) 23:23:00 ID:sp6IS7yg
春麗「もうっ……! これじゃあ、スリーパーはダメね……こっちが疲れるだけだわ……それっ……!」パッ

キャミィ「……んっ?」


オー? オーオー?

実況「おっと、ここで春麗っ……! キャミィの胴回りへと回していた、その両脚をここは一度解いていくっ!」

元「そうだね。これだったら、違う技に移行した方がいいかもしれないね」


春麗「やっぱり脚でいく方がいいわね……それっ……!」シュルッ

キャミィ「……くっ!」


オー! オーオー!

実況「上体を少し動かし……そしてここは、キャミィの首筋を腕から脚へと持ち替えていきますっ!」

元「うん、そうだね」


春麗「これだったら、大丈夫でしょ……さぁ、いくわよっ……!」ググッ

キャミィ「くっ……ああっ……」


オー! オーオー!

実況「ここは春麗っ……! 胴締めスリーパーホールドから、素早く首4の字固めへと移行しましたっ! さぁ、キャミィの首筋に両脚を巻きつけ……そして圧迫していくっ!」

487名無しさん:2016/04/12(火) 23:29:41 ID:sp6IS7yg
春麗「……それそれっ!」ググッ

キャミィ「……くそっ!」グイッ

さくら「ギブアップ……? ギブアップ……!?」


実況「さぁ、ここはキャミィが腰を浮かしブリッヂへとなるっ! だがしかし、ここはっ……!?」

元「うん。押さえ込む形にはなっていない」

実況「キャミィの背は春麗には振れてはいないっ! レフェリーのさくらも、ここはカウントは取らないっ! これなら大丈夫だっ!」


春麗「ほ〜ら、今度は大丈夫みたいね……そ〜れ、それ……」ググッ

キャミィ「くっ……くっ……」


実況「この辺りは、春麗の対応能力の高さ……と言った所かもしれませんねぇ!?」

元「そうだね、これならゆっくりと仕掛けれるからね」

実況「さぁ、本日の一戦、普段とは仕様が違う特別レフェリーではありますが……春麗は、そこを苦ともせずに首4の字固めっ! 首4の字固めでジワリジワリとキャミィの体力を削っていくっ!」

488名無しさん:2016/04/12(火) 23:35:36 ID:sp6IS7yg
春麗「このまま、締め続けてもいいんだけど……それだけじゃ勿体ないわね……んっと……」ゴロン

キャミィ「……くっ」ゴロン


実況「おっと、そしてここで……春麗は仰向けの状態から、身体を反転させてうつ伏せの状態へっ! さぁ、春麗とキャミィの身体がひっくり返ったっ!」


春麗「ふふふ、ほ〜らほらほら……苦しみなさい……」ググッ

キャミィ「ぐっ……ぐっ……」


実況「うつ伏せ状態で、その首筋を締め付けていく春麗っ! さぁ、春麗は腰を浮かしたぁ!」

元「腰の力も使って、より強く締め上げていこうと言った所でしょう」


春麗「さぁっ……! いくわよっ……! はあああぁっ……!」ゴロンッ

キャミィ「くっ……ああっ……!」


実況「おぉ〜っと、いやっ、待てっ! 春麗はキャミィの首筋に脚を巻きつけたた……おぉ〜っと、そのまま前方に回転していくっ!」

元「おおっ!」

489名無しさん:2016/04/12(火) 23:42:53 ID:sp6IS7yg
春麗「……そ〜れっ!」

キャミィ「……くぅぅっ!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「キャミィの頭部を捉えたまま……その身体を持ち上げ、前方に回転して叩きつけていくっ! おぉ〜っと、ここは春麗っ! 首4の字固めの体勢からそのままマットへと叩きつけていったぁ!」

元「お〜、いいねぇ」


春麗「ほ〜らほらほら……首は離してあげないわよ……」ググッ

キャミィ「くっ……くっ……」モガモガ


実況「さぁ、両者の身体が再び表を向くっ! おぉ〜っと、そして春麗はキャミィの首筋をまだ捉えているっ! 首4の字固めは続いているっ!」

元「お〜、お〜、いいじゃないいいじゃない」

490名無しさん:2016/04/12(火) 23:50:44 ID:sp6IS7yg
春麗「ほらほら……絞められ続けながら……」ゴロンッ

キャミィ「……ううっ!」ゴロンッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そして再び裏返るっ! 再び春麗が身体を反転させて……自身とキャミィの身体をうつ伏せにしたっ!」


春麗「痛い目見なさいっ……! はあああぁっ……!」ゴロンッ

キャミィ「ううっ……ううっ……」


オー、オーオー

実況「そして、再び春麗は前方に回転っ! キャミィの身体を持ち上げて……」


春麗「……たああぁぁっ!」

キャミィ「うっ、あああぁっ……!」ビターン


実況「キャミィの身体を前方へと叩きつけていますっ! 首4の字固めをかけ続けながら、春麗が転がりっ! 回りっ! キャミィの身体をマットへと打ち続けていきますっ!」

元「いいねぇ、絞め技と投げの同時進行みたいな形でね。これはいいね」

491名無しさん:2016/04/12(火) 23:51:56 ID:sp6IS7yg
今日はここまで

492名無しさん:2016/04/13(水) 00:24:04 ID:JQVl3Vhc
おつおつー

なんだろーなぁ、盛り上がってないことはないんだよ
ないんだけど、何か物足りなく感じてしまう…
ヤムチャの試合やその前のDJの試合とかにあったワクワク感が無いように感じるのは、やっぱり女子部の試合だからなのか?

493名無しさん:2016/04/13(水) 00:31:26 ID:adwl5SsQ
乙!
春麗が意外と技巧派だった

494名無しさん:2016/04/13(水) 00:35:04 ID:1vYa0y1k
ヤムチャを悟空のような主人公ポジションとして例えると、
悟空の試合を前座にして、メインにヤムチャVSチャオズを持ってきた感じだからじゃない

495名無しさん:2016/04/13(水) 00:39:02 ID:Zcm0UKzA
乙 

長めのグラウンドはこの日初めてじゃないかな?
一日の流れも考えて試合を作ってる気がする
単純な打撃や投げ技は男に見劣りするから、かもしれないけど

496名無しさん:2016/04/13(水) 01:22:38 ID:TQuis0AI
乙!
メインの王者戦と言う事で時間をたっぷり使った本格派の立ち上がりを意識してるんじゃないかな?
まだまだ始まったばかり、ここからここから。

497名無しさん:2016/04/13(水) 05:00:26 ID:d5gzt/ss
乙っした
第0から盛り上がりまくった開場に乗るだけなら簡単
でも、それを捨てた上で開場を自分達で作る方を選んだ感がある
グラウンドから入ったのは一旦クールダウンさせてるのかも
考え過ぎか

498名無しさん:2016/04/13(水) 07:36:44 ID:AxgBAq7E
おそらく20分〜25分決着。
メインにしては時間短めだからあんまりゆっくりも出来ないところ。
そこをあえてこのスタートにしたのはサクラの紹介、前置きかな?

499名無しさん:2016/04/13(水) 11:03:13 ID:ISx4wvI.
まあ待て
まだ春麗たちはこれといった必殺技を出してないんだぞ
まだまだ小手調べってところやろ

500名無しさん:2016/04/13(水) 12:27:48 ID:ti0i2M.k
乙!
>>492
女子部だからというより、キャラの濃さと試合展開じゃない?
同じ内容でバルログ×ケンだったとしてもやっぱり盛り上がらなそう
これからヒートアップすると期待

501名無しさん:2016/04/13(水) 12:28:54 ID:ti0i2M.k
×盛り上がらなそう
○物足りなそう

502名無しさん:2016/04/13(水) 18:35:36 ID:ZO18sYkM
読み返して思ったことがある
心情(心の声)があるかないかで変わってくるのかな

この女子部の試合は情景と声で表現されてて、それでもその場面が頭に浮かぶのは>>1のすげーところなんだけど、ヤムチャやDJの試合はそのときどういう風に考えてるのかがわかるのがこの試合との違いか
一人称視点で観てるから、ヤムチャやDJに感情移入しやすいのかもしれない
女子部の試合は>>1があえて心情を入れてないのかもしれないけど、そこが今回物足りなく感じてしまってる点な気がする

503名無しさん:2016/04/13(水) 22:02:53 ID:NjN3VWIw
春麗「まだまだ……まだまだ、いくわよっ……! それっ……!」ゴロンッ

キャミィ「う、ううっ……」ゴロンッ


オー、オーオー

実況「三度っ! 春麗が回転っ! さぁ、自身とキャミィの身体を再び反転させるっ……!」


春麗「さぁ、いくわよっ……! そ〜れっ……!」ググッ

キャミィ「……させないっ!」ガシッ


オー? オーオー?

実況「そして前方に回転して、キャミィの身体を……あ〜っと、いやいやいやっ!」

元「おっ」

実況「ここは、キャミィっ……! 何とか踏ん張り、堪えていきますっ! 好きにはさせませんっ!」

504名無しさん:2016/04/13(水) 22:08:46 ID:NjN3VWIw
キャミィ「くっ……くっ……」ブルブル

春麗「あら、堪えちゃうの……? ふ〜ん……でもね……」グイッ


実況「さぁ、キャミィが踏ん張るっ! 堪えるっ! おぉ〜っと、しかしここは春麗っ! 今度は、その腰を落としていって……!?」


春麗「だったら、その綺麗な顔をマットに叩きつけてあげるわっ……! はああぁぁっ!」ズドンッ

キャミィ「……くあっ!」


オー、オーオー

実況「そして、その腰を一気に落とし……キャミィの顔面をマットへと叩きつけていきますっ!」

元「おぉ〜っと、キツい攻撃だ」

505名無しさん:2016/04/13(水) 22:16:03 ID:NjN3VWIw
春麗「……はああぁぁっ!」スドンッ

キャミィ「……かっ」

春麗「破あぁぁぁっ……!」スドンッ

キャミィ「……ぐっ」


実況「さぁさぁ、キャミィの顔面が春麗によってマットへと打ち付けられていくっ! 打ち付けられていくっ! こいつは厳しい攻撃だぁ!」

元「うん、厳しいね」


春麗「まっ、これだけやれば、抵抗する気も起きないんじゃないかな……? それじゃあ、いくわよ……!?」ゴロンッ

キャミィ「うっ……うああっ……」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここで春麗は、再び前方へと回転して……」


春麗「今度は、投げ飛ばすっ……!」ポイッ

キャミィ「くっ……くああぁぁっ……!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、今度はホイップさせて投げ飛ばしていったぁ! キャミィの身体が再びマットへと叩きつけられるっ!」

506名無しさん:2016/04/13(水) 22:21:07 ID:NjN3VWIw
キャミィ「はぁっ……はぁっ……くそっ……」

春麗「……さて」ムクッ


実況「さぁ、投げ飛ばされたキャミィは上体を起こして、少し顔を抑えているかっ!?」

元「ガンガンいかれたからねぇ」

実況「おっと、そしてここで素早く春麗が立ち上がってくるっ!」


春麗「間を空けずにいくわよっ……! はあぁぁぁっ……!」ダダッ


オー、オーオー

実況「さぁっ! 間髪入れずに、春麗はキャミィへと突っ込んでいったぁ!」

507名無しさん:2016/04/13(水) 22:29:01 ID:NjN3VWIw
春麗「それそれっ……!」トトン

キャミィ「くっ……くっ……」


実況「さぁ、春麗はおっとぉ! そのままキャミィの背中を駆け上がって……」

元「おっ」


春麗「……っと」シュタッ


実況「そして、キャミィの上体を飛び越え、そのままに前方へと着地ィ! キャミィの前方へと素早く移動したぁ!」

元「早いね」


春麗「さぁっ……! あたしの神脚っ……!」ググッ

キャミィ「う、ううっ……」

春麗「お見舞いしてあげるっ……! 破ああぁっ……!」スパーン

キャミィ「……くあああぁっ!」バターン


オー、オーオー

実況「そして、身体を捻りつつ……振り返りつつの……ここで蹴りィ! さぁ、キャミィの腹部へと蹴りを打ち込んでいったぁ! キャミィの上体がマットへと倒れ込むゥ!」

508名無しさん:2016/04/13(水) 22:35:06 ID:NjN3VWIw
春麗「決まっちゃったかもね……さぁ、フォールよ。レフェリーお願いっ!」ガシッ

さくら「了解っすっ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、そしてここで春麗が素早くキャミィの片足を取りつつ、その身体へと覆い被さるっ! 片エビ固めっ! フォールに入ったぁ! さぁ、レフェリーもカウントを取るっ! どうだっ!?」


さくら「ワンっ……!」

オー、オーオー

さくら「ツーっ……!」

オー、オーオー

さくら「……スリ」

キャミィ「……まだだっ!」ガバッ


実況「いやっ! ここはキャミィも返していきますっ! 2カウントで返していきましたっ!」

元「まぁ、そうこなくっちゃね」

509名無しさん:2016/04/13(水) 22:41:42 ID:NjN3VWIw
さくら「カウントはツーっすっ! ツーカウントっすよっ!」

春麗「ツーカウント……か……」ムクッ


実況「特別レフェリーのさくらが、しっかりと指を二本上げていますっ! ここはツーカウントっ! さぁ、そして春麗もゆっくりと身体を起こして、立ち上がっていきますっ!」


春麗「調子も戻ってきたわね……うんうん、いい感じ、いい感じ……」ググッ


オー、オーオー

実況「さぁ、立ち上がった春麗は……おぉ〜っと、ここで軽く右腕を上げたぁ!」

元「うん、そうだね。ペースも掴めてきたんじゃないかな?」


春麗「さぁさぁ、エンジンかけていくわよっ……!」ググッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そして今度は両腕を挙げたぁ! さぁ、勢いを取り戻してきたかっ!? かつての勢いを取り戻してきたか、春麗っ!」

元「表情にも少し余裕が出てきてるね」

510名無しさん:2016/04/13(水) 22:48:53 ID:NjN3VWIw
キャミィ「う、ううっ……」ググッ

春麗「は〜や〜く……は〜や〜く……ほらほら、は〜や〜く……」


実況「さぁ、そしてここでキャミィが立ち上がってくるっ! 春麗は少しばかり、そのキャミィ様子を観察しているっ!」


キャミィ「……くっ!」

春麗「よしっ……! さぁ、ここからよっ!」ズガズガ


オー! オーオー!

実況「さぁ、そして春麗はキャミィが立ち上がるの確認したと同時に……大きく声を出しながら、キャミィへと近づいていくっ!」


春麗「はああぁぁっ……! たああぁっ……!」バッチーンッ

キャミィ「……くあっ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「大きく腕を振り被り……そして、逆水平チョーップっ! キャミィの胸元へと強烈な一撃を打ち込んでいくっ! おぉ〜っと、少しばかりキャミィの身体が浮き上がったっ!」

511名無しさん:2016/04/13(水) 22:53:26 ID:NjN3VWIw
春麗「まだまだっ……! はああぁぁっ……!」バッチーンッ

キャミィ「……くっ、ううっ」ヨロッ


オー、オーオー

実況「続けてもう一発っ! さぁ、春麗が打ち込んでいくっ!」


春麗「いくわよおおぉっ……!」バッチーンッ

キャミィ「あ、ああっ……」ヨロッ


オー、オーオー

実況「更に更に、もう一発っ! 春麗が大きく吠えながら、チョップチョップでキャミィの身体をロープ際へと押し込んでいくっ!」

512名無しさん:2016/04/13(水) 22:56:57 ID:NjN3VWIw
キャミィ「……くっ」フラッ

春麗「さてさて、お次は……」ガシッ


実況「さぁ、キャミィの身体がロープ際まで押しやられ……おっと、そしてキャミィはロープへと持たれかかったっ! しかし、春麗はすぐ様そんなキャミィの腕を掴むっ!」

元「うんうんうん。流れに乗ってるね」


春麗「そぉ〜れっ……! いってらっしゃいっ……!」ブンッ

キャミィ「……くっ!」ダダッ


実況「そして、ロープの反動を利用しつつ……春麗は振っていくっ! キャミィの身体を振り投げていったぁ!」

513名無しさん:2016/04/13(水) 23:03:33 ID:NjN3VWIw
春麗「さぁさぁ、いくわよいくわよっ!」パンパンッ


オー、オーオー

実況「さぁ、春麗は大きく手を打ち鳴らしながら、リング中央付近へと移動していくっ!」


キャミィ「……くうぅぅっ!」ダダッ

春麗「さぁさぁ、いくわよ、子猫ちゃんっ……!」ググッ


実況「さぁ、キャミィの身体がロープの反動によって返ってきたぁ! そして、春麗はそんなキャミィの動きに合わせるように、前屈みの体勢になったぁ!」

元「うん、狙ってるねぇ」

514名無しさん:2016/04/13(水) 23:08:56 ID:NjN3VWIw
春麗「おかえりっ……! それっ……!」ドスッ

キャミィ「……ぐっ!」


実況「春麗は返ってきたキャミィの腹部に、肩を押し付けるっ!」


春麗「勢いそのまま……そぉ〜れっ!」ググッ

キャミィ「うっ、うああっ……!」


実況「そして、キャミィの足をすくい上げ、その身体を自身の背の上へと乗せていくっ!」


春麗「そぉ〜れっ! ショルダースルーよっ! 破あああぁっ!」ポイッ

キャミィ「お、おおっ……!」


実況「そのまま上体を持ち上げ、キャミィの身体を後方へと放り投げていくっ!」

元「ショルダースルーだね」

実況「ここはショルダースルーっ! 春麗のショルダースルーっ!」

515名無しさん:2016/04/13(水) 23:15:48 ID:NjN3VWIw
キャミィ「……甘いっ!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「キャミィの身体が高い高い位置からマットへと打ち付けられ……あ〜っ! いやっ!」

元「おおっ!」

実況「なんと、そのまま着地、着地っ! 空中に大きく大きく跳ね飛ばさましたが……ここは体勢を整え、そのままリングに着地したっ!」


キャミィ「……バックは貰ったぞっ!」クルッ


実況「すかさず、キャミィは振り返るっ! さぁ、春麗の方を向いていくっ!」

元「切り返してきたねぇ」

516名無しさん:2016/04/13(水) 23:20:52 ID:NjN3VWIw
キャミィ「いくぞっ……! たあっ……!」ガシッ

春麗「えっ……? ガッ……!」


オー、オーオー

実況「そして、そのまま春麗の背後へと飛びついていくっ! キャミィは飛びついていくっ! これは、スリーパーホールドですかね……? 元さんっ!?」

元「スリーパーです」


キャミィ「私がチャンピオンだっ……! 私がチャンピオンなんだっ……!」ググッ

春麗「ああっ……ガッ……ガッ……」


実況「さぁ、キャミィは春麗の背にしがみつくような形で、その背後からスリーパーホールドを仕掛けていますっ! 春麗の胴回りも足を回しているっ! ここはスタンディングでの胴絞めスリーパーホールドっ! 胴絞めスリーパーホールドっ!」

元「この素早い切り返しがねぇ……やっぱり強みなんだよ」

517名無しさん:2016/04/13(水) 23:26:04 ID:NjN3VWIw
キャミィ「どうだっ……! どうだっ……!?」ググッ

さくら「ギブアップっ……!? ギブアップ……!?」

春麗「ガッ……ガッ……ノーよっ……! ああっ……! 落ちなさいっ……!」ブンブン


実況「さぁ、キャミィの一瞬の切り返しっ! そして、そこからの仕掛けっ! 春麗の背後からその首を絞めつけていくっ! 春麗はこれはなんとか、振り落とそうとしているのかっ!? 身体を左右に振って抵抗していくっ!」


キャミィ「くっ……暴れられるのも辛いな……それならっ……!」ストンッ


実況「おっとぉ? ここはキャミィ……下りたかっ!? 背中から下りたかっ!?」

元「下りましたねぇ」

実況「ここはキャミィっ! 春麗の首筋から手を離し、一度背後へと下りますっ! 下りていきますっ!」

518名無しさん:2016/04/13(水) 23:31:04 ID:NjN3VWIw
キャミィ「退いてろっ……!」ドンッ

春麗「……うああっ」ヨロッ


実況「ここでキャミィは押していくっ! 春麗の背中を強く押していくっ! そして、自身も少し後退っ! 少しばかり距離を取るっ!」


春麗「はぁっ……はぁっ……くっ……」

キャミィ「いくぞっ……! たあああぁっ……!」ダダッ


実況「さぁ、背を向けている春麗に……キャミィが突っ込んでいったぁ!」


キャミィ「……たああぁっ!」シュタッ

春麗「……くっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そして今度は肩だ、肩だっ! 距離を取って勢いをつけ……そしてキャミィは春麗の背後から、肩の上へと飛び乗っていったぁ!」

元「おおっ!」

519名無しさん:2016/04/13(水) 23:36:33 ID:NjN3VWIw
キャミィ「……いくぞ!」ググッ


実況「さぁ、キャミィは春麗の頭部を両脚で挟み込み固定しつつ、そのまま前方へと回転していくっ!」


キャミィ「 ……取ったぞっ!」ガシッ

春麗「……えっ!?」


実況「そのまま、春麗の股下を潜り抜けつつ……おぉ〜っとっ! ここは足を取ったっ! 左足だっ!」

元「おおっ!」


キャミィ「ベルトは渡さないっ……! たあああぁっ……!」

春麗「くっ……ああっ……!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「股下を潜り抜けて、先ずは春麗を丸め込んでいくっ! その身体をうつ伏せ状態で前方へと倒し込んでいくっ!」

520名無しさん:2016/04/13(水) 23:41:29 ID:NjN3VWIw
キャミィ「苦しめっ……! たあああぁっ……!」ギリギリ

春麗「あっ、ああっ……! あああっ……!」


オー! オーオー!

実況「そしてキャミィは春麗の左足を取っているっ! さぁ、うつ伏せ状態の春麗の左脚をそのまま絞り上げていくっ!」

元「おぉっ! いったぁ! ビクトル式膝十字固めだっ!」

実況「キャミィのビクトル式膝十字固めっ! ビクトル式膝十字固めっ! 得意のクイックのサブミッションだぁっ!」


キャミィ「どうだっ……! どうだっ……!」ギリギリ

春麗「あっ、ああっ……! ああぁっ……!」モガモガ


オー! オーオー!

実況「春麗は苦しんでいるっ! 苦しんでいるぞっ!? おぉ〜っと、これは決まり具合はいかがでしょうか、元さんっ!?」

元「いいの決まってるよ! これは結構決まってるよっ!?」

521名無しさん:2016/04/13(水) 23:45:39 ID:NjN3VWIw
さくら「ギブアップっ……!? ギブアップっ……!?」

春麗「ノーよ、ノー、ノーっ……! あああっ……! あああっ……!」ズルズル


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、レフェリーが春麗へと確認を取るっ! しかし、ここは春麗……首を振るっ! 首を振っていくっ! おぉ〜っと、ここはロープブレイクを狙うかっ!?」

元「そうだね。あまり長くは貰ってはいけない技だっ!」


キャミィ「どうだっ……! どうだっ……!」ギリギリ

春麗「あっ……あああっ……!」ズルズル


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、今キラービーの猛毒っ! 殺人蜂の猛毒が春麗へと注入されているっ! これは長くは喰らえないっ……! 長くは喰らえない技だっ! さぁさぁ、春麗は必死に這いずりながらロープブレイクを狙うっ!」

522名無しさん:2016/04/13(水) 23:49:55 ID:NjN3VWIw
春麗「レフェリーっ……! ロープよっ……! ロープブレイクっ……!」ガシッ


オー、オーオー

実況「さぁ、そしてここで春麗の腕がロープを掴んだっ! サードロープを掴んだぁ!」

元「まぁ、ロープまで距離が少しばかり近かったのが幸いだったね」


さくら「ロープブレイクっすっ! その手を離すっすよっ!」

キャミィ「……チィっ」パッ


実況「そして、ここでレフェリーがキャミィにその手を離せと警告しますっ! さぁ、キャミィも従っていくっ! キャミィは春麗の足から手を離したっ!」

元「位置が良ければね……位置が……キャミィ君にとっては惜しかった」

523名無しさん:2016/04/13(水) 23:56:23 ID:NjN3VWIw
春麗「はぁっ……はぁっ……くっ……厄介ね……くっ……」ズルッ


実況「あっと……? ここで、春麗はそのまま這いずって、サードロープ下を潜り抜け……一度場外に出ますっ! 場外に下りますっ!」

元「まぁ、短時間だけど結構キツイの喰らってたからねぇ。少し間を取りにいったんでしょう」


キャミィ「……場外か」ムクッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、しかし……ここはリング上のキャミィが、そんな春麗の姿を確認しつつ、立ち上がるっ! 立ち上がってくるっ! ここはすぐ様、立ち上がってくるっ!」

元「……あらぁ?」


キャミィ「逃さないっ……! たああぁぁっ!」ダダッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここでキャミィは春麗とは逆方向へのロープへと向かって、走り込んでいったぁ!」

元「おぉ〜っと、逃さないねぇ!」

524名無しさん:2016/04/13(水) 23:58:42 ID:NjN3VWIw
キャミィ「たあああぁっ……!」ダダッ


オー、オーオー

実況「さぁ、キャミィはロープの反動をつけ……そして場外にいる春麗目掛けて突っ込んでいくっ!」


春麗「ああっ……もうっ……くそっ……」ムクッ


実況「そんな事とはいざ知らず……場外に間を取りにいった春麗が立ち上がるっ! ここで立ち上がるっ! あ〜っと、キャミィの姿に気づいたかっ!?」

元「仕掛けが早いね、うん」


キャミィ「……スパイラルアローっ!」ズガアァ

春麗「……きゃあああっ!」


オー! オーオー!

実況「気づいた時にはもう遅いっ! ここでいったぁ! サードロープ下を潜り抜ける、錐揉み回転の低空ドロップキックっ! 場外の春麗の胸元へと突き刺していくっ!」

元「スパイラルアローだね」

実況「ここはスパイラルアローっ! スパイラルアローっ! キャミィ……春麗を逃しませんっ!」

525名無しさん:2016/04/14(木) 00:01:09 ID:k5ArOi4s
あ、ID変わっちゃったかな?
今日はここまで

526名無しさん:2016/04/14(木) 00:15:06 ID:1uhj.Olo


いいね、派手になってきた
どんどん飛ばして欲しいね

527名無しさん:2016/04/14(木) 00:30:16 ID:DvOAkOGE
乙!
現チャンピオンもやっぱりやるねえ

528名無しさん:2016/04/14(木) 01:24:50 ID:sla.LuVs
乙っした
そう言えば春麗姉さん俺より年上なんだよなぁ
頑張って欲しいところ
ローズ姐さんは更に年上ぇ

529名無しさん:2016/04/14(木) 05:04:25 ID:LmOa3eVs
>>528
春麗「それがどうかしたのかな〜?ボク〜?」(ニコニコ)
ローズ「ちょ〜っとあっちで お 姉 さ ん 達とお話しよっか?ね?」(ニコニコ)

→某セルゲージ

530名無しさん:2016/04/14(木) 16:28:40 ID:FjwflbhE
スパイラルアローで追撃か
女子チャンピオンの座を奪った因縁の技の割にはアッサリとした使い方だな

531名無しさん:2016/04/14(木) 22:00:56 ID:k5ArOi4s
春麗「……くあああっ!」ガッシャーンッ


実況「さぁ、春麗の身体が大きく吹き飛ばされ、そのまま場外の鉄柵へとぶつかったっ! 激しい金属音が鳴り響くっ!」

元「まぁ、予想はしてなかった一撃じゃないかな?」


キャミィ「リングの外に逃げていても、ベルトは戻って来ないぞっ……!」ズザーッ


実況「さぁ、そしてキャミィはスパイラルアローを打ち込みつつも、そのままサードロープ下を潜り、場外へっ! 場外へと滑り下りていきますっ!」

元「うん、追撃にいったねぇ」


さくら「両者場外っ! 場外カウント取りますよっ! 1っ……! 2っ……!」


実況「さぁ、リング上のレフェリーも場外カウントを取り始めますっ! ここは場外戦っ! 場外戦ですっ!」

532名無しさん:2016/04/14(木) 22:07:09 ID:k5ArOi4s
キャミィ「さぁ、立てっ……!」ググッ

春麗「ううっ……」


実況「さぁ、そしてキャミィは鉄柵へもたれかかっている春麗も身体を引き起こしていきますっ!」

元「素早い仕掛けでね……うん、間を取らせないよね」


さくら「3っ……! 4っ……!」


実況「さぁさぁ、場外カウントは進んでいるっ!」

元「……ちょっと、場外カウント早くないかな?」

実況「う〜ん……ダン氏と比べると、早い……かもしれませんねぇ?」


キャミィ「戦いはリングの中で……だろ……!? 戻れっ……!」グイッ

春麗「……ううっ」ゴロン


実況「あっとっ! ここはキャミィっ! 引き起こした春麗の身体を、そのままサードロープ下から、リング内へとねじ込み……ここはリングに戻していきますっ!」

元「そうだね、うん。別に、場外に拘る必要性もないからね」

533名無しさん:2016/04/14(木) 22:14:48 ID:k5ArOi4s
春麗「ううっ……ああっ……」ゴロゴロ


実況「少しばかり、春麗はダメージを受けているかっ!? さぁ、キャミィから逃れるように、転がるつつリング中央付近へと距離をとっていくが……」

元「うん。辛い状態かもね」


キャミィ「さぁさぁ、続けるぞっ……!」ズガズガ


実況「逃れられはしないっ……! 逃れさせてはもらえないっ……! さぁ、ここでキャミィもリングへと戻ってきたっ! そして、春麗へと向かっていきますっ! どうでしょう、元さん? キャミィが王者の意地を見せつけていますかね!?」

元「そうだね。今日はらしいファイトスタイルでね……うん、見せつけてるね」


キャミィ「さぁ、立てっ……!」ググッ

春麗「う、ううっ……」


実況「さぁ、春麗へと近づいていったキャミィは……そのまま、春麗の頭部を持ち、引き起こしていきますっ!」

534名無しさん:2016/04/14(木) 22:21:38 ID:k5ArOi4s
キャミィ「……いくぞっ!」ガシッ

春麗「……ああっ」


実況「さぁ、春麗の身体を引き起こしていったキャミィは……おっと、ここで春麗の左腕を取るっ! さぁ、左腕を掴んだっ!」


キャミィ「今度は腕だ……たああぁぁっ……!」グルッ

春麗「う、ううっ……」


実況「さぁ、その左腕を持ち上げ……脇下を潜り抜けるように通り、腕を捻っていきますっ! ここはアームロックっ!」


キャミィ「……さぁ、いくぞっ!」ピタッ

春麗「くっ……!」


オー、オーオー

実況「あっとっ、いやっ! 違うっ! ここはキャミィ、春麗の側面で背を向けて……動きを止めるっ! 動きを止めていきますっ!」

元「あぁ、うん」

535名無しさん:2016/04/14(木) 22:27:18 ID:k5ArOi4s
キャミィ「いくぞっ……!」ググッ

春麗「……くっ!」


オー、オーオー

実況「そして、キャミィはその捻った腕を高々と持ち上げたぁ!」


キャミィ「その腕を破壊するっ……! たああぁぁっ……!」ズガアァ

春麗「くあっ……あああっ……!」


オー! オーオー!

実況「そして、その抱え上げた腕を大きく振り下ろし、勢いよく自身の方へとぶつけていくっ! 関節部分をぶつけていくっ!」

元「ショルダーアームブリーカーですね」

実況「ここはキャミィのショルダーアームブリーカーっ! ショルダーアームブリーカーっ! 春麗の左腕に激痛が走るっ!」

536名無しさん:2016/04/14(木) 22:32:42 ID:k5ArOi4s
春麗「う、ううっ……! ああっ……」ブルブル


実況「さぁ、春麗は腕を抑えて苦しんでいるっ! 苦しんでいるっ!」

元「こうなって来ると春麗君も辛いよねぇ。足をやられ……腕をやられ……」

実況「キャミィは序盤にアームロックで痛めつけてましたからね」

元「そうそうそう。やっぱり、そういったダメージを蓄積されると……攻撃の場面にも影響が出ちゃうからね」


キャミィ「さぁさぁ、まだまだいくぞっ……!」ガシッ

春麗「……ううっ」


実況「そういった部分がキャミィの強みと言った所でしょうかっ!? さぁさぁ、キャミィはまだまだいくっ! 隣で苦しんでいる春麗の首筋に手を回したぁ!」

元「流れとしちゃあ、完全にキャミィ君だわ」

537名無しさん:2016/04/14(木) 22:39:53 ID:k5ArOi4s
キャミィ「こっちだっ……! 来いっ……!」ズガズガ

春麗「ううっ……ううっ……」ヨロヨロ


実況「さぁ、キャミィは背後から春麗を押しやるように移動して、今度はコーナー付近っ……! コーナー付近へとその身体を押しやっていくっ!」


キャミィ「……たあぁっ!」ブンッ

春麗「……くっ!」ドスッ


実況「さぁ、そして春麗の身体をコーナーマット目掛けて、押し込んだぁ! おっと、春麗もクルッと身体を回転させて体勢を整えるが……おぉ〜っと、背中から強く打ち付けられるっ! コーナーマットへと打ち付けるっ!」


キャミィ「ここなら、逃げ場はない……さぁ、いくぞっ! たああぁぁっ!」バッチーンッ

春麗「……くああっ!」


オー、オーオー

実況「逃げ場のないコーナーで……おぉ〜っとっ! ここはキャミィ、逆水平チョップっ! 春麗の胸元へと打ち込んでいくっ!」

538名無しさん:2016/04/14(木) 22:48:25 ID:k5ArOi4s
春麗「はぁっ……はぁっ……」

キャミィ「どうしたどうした、元・王者っ……!? さぁ、いくぞ……! たああぁぁっ!」バッチーンッ

春麗「……くあっ!」


オー、オーオー

実況「少し、春麗が辛い表情を見せる場面が増えてきたかっ!? おぉ〜っと、しかしそんな事など御構い無しに、キャミィは打ち込んでいくっ! 再び逆水平チョッープっ!」

元「うん」


キャミィ「さぁさぁ、まだまだいくぞっ……! たああぁぁっ……」ググッ

春麗「くっ……! 舐めるんじゃないわよ、小娘がっ……! はああっ!」ドスッ

キャミィ「……くあっ!」ヨロッ


実況「さぁ、そして再びキャミィが腕を振り被り……あっと、いやっ! ここで春麗っ! 反撃に出たかっ!?」

元「おっ、いったねぇ」

実況「ここは春麗、エルボーバットっ! エルボーバットっ! さぁ、キャミィの顔面へと打ち込んいくっ!」

539名無しさん:2016/04/14(木) 22:54:59 ID:k5ArOi4s
キャミィ「まだ動く力は残っているみたいだな……だがっ……! たああぁぁっ!」シュッ

春麗「あああっ……! きゃあああぁっ……!」


オー、オーオー

実況「あ〜っと、しかしっ……! ここはキャミィっ! 今度は足を大きく振り上げ、春麗の左腕を蹴り上げるっ! 蹴り上げていきますっ!」

元「あ〜っと……さっきのアームブリーカーの所だっ!」


春麗「あっ……ああっ……」

キャミィ「ふふ、痛めつけた甲斐があるな……腕に足……ふふ、全てが弱点だっ……!」ジリジリ


実況「なんとか反撃に出た春麗だがっ……! あ〜っと、これは痛いっ! 手厳しい攻撃っ! 再び動きが止まってしまうっ! そして、キャミィはそんな春麗を尻目に少しばかり後退していくっ!」

540名無しさん:2016/04/14(木) 23:00:25 ID:k5ArOi4s
キャミィ「……いくぞっ!」ダダッ


オー、オーオー

実況「そして、突っ込んだぁ! 少し距離を取ったキャミィは……そのまま勢いよくコーナーの春麗目掛けて突っ込んだぁ!」


キャミィ「……それっ!」パシッ

春麗「……くっ」

キャミィ「……たああぁぁっ!」フワッ

春麗「……んああっ」ゴロンッ


オー、オーオー

実況「おっと、ここはキャミィっ! 勢いそのまま、春麗の肩に両手を置き……おぉ〜っと、開脚してそのまま飛び越えていくっ! 春麗の身体を後方へと転がしつつ、春麗を飛び越えたぁ!」

元「狙いはコーナーかな?」

541名無しさん:2016/04/14(木) 23:07:13 ID:k5ArOi4s
キャミィ「さぁ……」シュタッ


実況「キャミィは着地ィ! それと同時に、トップロープを掴んでいくっ!」

元「うん」


キャミィ「……いくぞっ!」シュタッ


実況「そのまま一気にコーナーポストへと飛び乗ったぁ! リングに背を向けつつ、一気に飛び乗っていったぁ!」

元「やっぱり、コーナーだったね」


春麗「……やらせはしないわよっ! はあああぁぁっ!」ムクッ

キャミィ「……んっ?」


オー? オーオー?

実況「いやっ、待てっ! ここは春麗の動きがいいっ! マットに転がされつつも、すぐ様立ち上がってくるっ! そして、キャミィへと向かうっ!」

元「おっ!?」

542名無しさん:2016/04/14(木) 23:13:14 ID:k5ArOi4s
春麗「あたしにも意地があるのよ……さぁ、いくわよっ……!」

キャミィ「……チィ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、春麗は頭を低くして、コーナーのキャミィの股下っ……! 股下へと潜り込んでいくっ!」

元「おぉ〜っと、これは読んでたみたいだね!」


春麗「さぁ、いくわよっ……!」クルッ

キャミィ「……くっ」


実況「そして、身体を反転させてキャミィの両太腿を掴むっ! ここで春麗はコーナーに昇ったキャミィを、そのまま自身の肩の上に乗せたっ!」

元「おっ、いいよっ!」


春麗「さぁさぁ、いくわよいくわよっ……!」ズガズガ

キャミィ「くっ、くっ……くそっ……!」


オー、オーオー

実況「さぁ、ここで春麗がパワーボムの体勢に捉えたっ! キャミィをパワーボムの体勢に捉えたっ! さぁ、春麗はそのまま前進して、先ずはコーナーからキャミィの身体を引き離していくっ!」

元「おぉ〜、いいねぇ」

543名無しさん:2016/04/14(木) 23:17:02 ID:k5ArOi4s
キャミィ「くっ、くっ……させるかっ……!」ガスガス

春麗「くっ……くっ……何なのよ、あんたっ……! 痛いわねっ……!」


実況「さぁさぁ、コーナーに昇った事が仇となってしまったか、キャミィ! あ〜っと、ここはキャミィも抵抗していくっ! その頭上から、春麗の頭部を打ち付け、なんとか逃れようとしているっ!」


キャミィ「……させないぞっ! たああっ!」クルッ

春麗「……あっ!」


オー! オーオー!

実況「あっ、いやっ……!? あっ、いやっ、おっ……!? いや、待てっ! ここでキャミィが春麗に抱え上げられながらも……おぉ〜っと、その頭上で回転していくっ! 身体を捻って回転していくっ!」

元「おぉ〜っとっ!」

実況「ここは、キャミィが春麗の肩の上で上手く向きを変えたっ! パワーボムの体勢から、肩車の体勢へと変わっていったっ!」

544名無しさん:2016/04/14(木) 23:27:10 ID:k5ArOi4s
キャミィ「……それっ!」シュルッ

春麗「くっ……ガッ……」


実況「キャミィはそこから、春麗の首筋に自身の足を巻きつけていくっ! 巻きつけていきますっ!」


キャミィ「ロープの位置……よしっ……! さぁ、いくぞっ……!」ブランッ

春麗「くああっ……! ガッ、ガッ……」


オー! オーオー!

実況「さぁ、キャミィは一度ロープの方をチラリと見て……おぉ〜っと、ここでそのまま春麗の背後へと垂れ下がっていくっ! 首4の字固めの体勢で締め付けながら、ロープ越しに春麗の背後へと垂れ下がっていきますっ!」

元「やっぱり上手いねぇ、油断出来ないねぇ。タランチュラで返してきたか」

実況「ここはタランチュラ式首4の字固めっ! タランチュラ式の首4の字固めっ! パワーボムにいった、春麗だが……キャミィは切り返したっ!」

545名無しさん:2016/04/14(木) 23:32:42 ID:k5ArOi4s
キャミィ「……そらそらっ!」ググッ

春麗「ガッ……ガッ……」


オー! オーオー!

実況「さぁ、キャミィのタランチュラっ! タランチュラ式首4の字固めっ! さぁ、キャミィがロープを身体を固定しながら、春麗の首を締め付けるっ! 今度は猛毒グモの毒を注入するかっ!?」

元「ただ、これは反則技なんだよ。身体を固定するのにロープを使っているからね?」

実況「ロープブレイクの形にはなっていますよね?」

元「そうそう」


さくら「ヘイっ! そこっ! ロープブレイクっすよっ!」ズガズガ


実況「あっと、ここでレフェリーがやってきますっ! キャミィと春麗の元へとやってきますっ!」

元「まぁ、反則カウントだろうね」

546名無しさん:2016/04/14(木) 23:37:04 ID:k5ArOi4s
さくら「1……2……3……!」

キャミィ「離す……離します……わかってます……」パッ


実況「さぁ、さくらが反則カウントを取りますっ! あ〜っと、そしてすかさずキャミィは春麗の首から、その足を離していきますっ!」

元「……やっぱり、ちょっとさくら君のカウントは早いねぇ」

実況「まぁ、しかし……ロープブレイクですからね? さぁ、キャミィのタランチュラ式首4の字固めは……一瞬ではありましたが……しかし、パワーボムからは逃れる事が出来ましたっ!」


キャミィ「……さて」ググッ

春麗「はぁっ……はぁっ……ケホッ……」


実況「さぁ、キャミィはエプロンサイドで両腕で自身の身体を支え、一度倒立の体勢になりますっ! 体勢を整えますっ!」

元「うん」


キャミィ「……まだまだ、いくぞ」ストンッ


実況「さぁ、そのまま場外へと降りますっ! エプロンサイドから場外へと降りて、体勢を整えていきますっ!」

547名無しさん:2016/04/14(木) 23:41:49 ID:k5ArOi4s
春麗「はぁっ……はぁっ……」


実況「さぁさぁ、春麗は苦しい苦しいっ……! 首っ……! 足っ……! 腕っ……! ジワリジワリと攻めてくるキャミィの攻撃っ! その身体に毒が回ってきているかっ!?」

元「う〜ん、苦しいねぇ……」


キャミィ「随分と苦しんでみたいだな……だが、私は容赦はしないぞっ……!」シュタッ


実況「さぁ、ここでキャミィが戻ってくるっ! 素早くエプロンサイド飛び乗ってくるっ!」

元「うん」


春麗「はぁっ……はぁっ……チョロチョロ動き回って……」

キャミィ「……んっ?」

春麗「……鬱陶しいのよ、このアマっ! 破ああぁぁっ!」ズガアァッ

キャミィ「……くああぁっ!」


オー? オーオー?

実況「おぉ〜っと、いやっ! ここで再び春麗が動いたぁ! エプロンサイドにキャミィが戻ってきた瞬間っ……! オーバーヘッドキーックっ! 飛び込みながら、足を振り上げ、マット背を向け、そしてキャミィの顔面を蹴飛ばしていくゥ!」

元「おっとぉ、よく見てたっ!」

548名無しさん:2016/04/14(木) 23:47:44 ID:k5ArOi4s
キャミィ「くああっ……ガッ、くそっ……!」ズドーンッ


実況「これは強烈な一撃ィ! おぉ〜っと、エプロンへ戻ってきたキャミィは……再び場外へと吹き飛んだぁ! 背中から落ちていったぁ!」

元「おおっ!」


春麗「流れは……今は完全にあんたね……だけどね……だけどっ……!」ムクッ


オー、オーオー

実況「まだ毒は回っていないっ……! 回っていないか、春麗っ! さぁ、素早く立ち上がるっ!」

元「まぁ、ここはいかないとねっ!」


春麗「この一撃で変えてあげるわっ……!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「それとも意地かっ!? 女帝のしての意地かっ!? さぁ、春麗はそのまま付近のコーナーへと近づき、そして昇っていくっ!」

元「おぉ〜っとっ!」

549名無しさん:2016/04/14(木) 23:57:35 ID:k5ArOi4s
キャミィ「ううっ……ああっ……くっ……」ムクッ

春麗「さぁ、いくわよっ……!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、ここでキャミィが立ち上がるっ! しかし、ダメージは大きいかっ!? 顔面を蹴られ、激しく場外に落ち……ここは、前のめりの体勢で呼吸を整えるっ! しかし、春麗はコーナーポストの上から、そんなキャミィに狙いを定めているっ!」

元「おぉ〜っと、これは……くるかな……!?」


春麗「いくわよっ……! 破あああぁぁ……!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「いったああぁっ! ここで春麗がいったあぁっ! コーナーポスト最上段から、場外のキャミィ目掛けて飛び込んでいったぁ! 場外ダーイブっ!」


春麗「鷹爪脚っ……! 破ああああぁぁ……!」ズガアアァッ

キャミィ「くっ、あああぁぁっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「そのまま踏みつけていくっ! 前のめりの体勢のキャミィの首筋を、踏みつけていくっ!」

元「鷹爪脚だっ!」

実況「ダイビング鷹爪脚っ! ダーイビング鷹爪脚っ! 春麗が場外にいるキャミィを、その神脚で踏みつけていったぁ!」

550名無しさん:2016/04/14(木) 23:58:46 ID:k5ArOi4s
今日はここまで

551名無しさん:2016/04/15(金) 00:03:25 ID:YNqnS4dg
ハルウララさんも復帰したてなのに場外に飛び技なんて頑張るねぇ
また怪我をしないでもらいたいな

552名無しさん:2016/04/15(金) 00:18:21 ID:3jscWLPc
乙!
さくらちゃんのカウント早いのは理由があるんだろうか

553名無しさん:2016/04/15(金) 06:39:43 ID:9I.FaHNQ
乙っした
ちょっと春麗姉さん顔面狙いすぎではないですかねぇ
可愛さでは無理でも美しさは負けてないですよ

554名無しさん:2016/04/15(金) 06:54:42 ID:RAD6KVKI
>>552
単純に慣れの問題じゃないかねぇ
立場はレフリーだけど本来はレスラーだから試合中の時間感覚が違うんだと思う

555名無しさん:2016/04/15(金) 08:20:33 ID:6.X5W0cs
乙!

タランチュラとかTAJIRI大好きな俺得すぎる!
バズソーキックとかトラースキックに続く動きでどうですかねヤムチャさん(チラッ

556名無しさん:2016/04/15(金) 09:52:04 ID:QqwOqjWk
ジャンプ大キックにジャンプ下中キック踏みつけとか初代スト2チュンリー使いの俺大歓喜

557名無しさん:2016/04/15(金) 12:29:20 ID:z6vhWvic
>>556
初代ならそこからダウンの起き上がりに重ねてアレ打つしかないでしょ!

558名無しさん:2016/04/15(金) 22:01:15 ID:XrSMTX.A
キャミィ「ああっ、あああっ……!」バターンッ

春麗「決まったわね……! っと……!」ドテッ


ワー! ワーワー!

実況「こいつは強烈な一撃っ! 強〜烈な一撃ィ! さぁ、キャミィはそのまま崩れたぁ! おぉ〜っと、そして踏みつけていった春麗も……背中から場外へと落ちますっ!」

元「お〜う、派手にいったねぇ!」


さくら「場外カウントっすっ……! 1……2……!」


実況「おっと、ここで場外カウントっ! さぁ、レフェリーが場外カウントを取り始めますっ!」

元「うんっ!」


春麗「戦いは……え〜っと……」ムクッ

キャミィ「う、ううっ……」


実況「さぁっ! ここで春麗が素早く立ち上がるっ! おぉ〜っと、そしてキャミィの引き起こしていくっ!」

559名無しさん:2016/04/15(金) 22:09:20 ID:XrSMTX.A
春麗「リングの中で……よね……!? ほら、戻りなさいっ!」グイッ

キャミィ「……うああっ」ゴロンッ


実況「さぁ、そして素早くキャミィの身体をサードロープ下から押し込み、リングへと戻していきますっ! ここは、素早くリングへと戻すっ!」

元「うんっ!」


キャミィ「うっ……ああっ……」ゴロゴロ

春麗「さて……」シュタッ


実況「さぁ、強烈な一撃を貰ったキャミィは、少しばかり間を取るように、そのまま転がって春麗から距離を取っていくっ!」

元「派手に決まったからねぇ!?」

実況「だがしかし、春麗は逃さないっ! 春麗は逃さないっ! キャミィを追うようにエプロンサイドへと昇り……そしてロープを潜り今、リングインっ!」

560名無しさん:2016/04/15(金) 22:18:36 ID:XrSMTX.A
キャミィ「う、ううっ……くそっ……!」ムクッ

春麗「さぁ、立ちなさいっ……! 一気にいくわよっ……!」ググッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、何とか立ち上がろうとするキャミィっ! あっ! おぉ〜っとっ! そんなキャミィに狙いを定めてながら、ここで春麗が構えたっ! 春麗が構えたっ!」

元「おっ!?」

実況「クン・フーのポーズっ! さぁ、春麗がクン・フーのポーズを取ったぁ! 出るか出るか出るか!?」


キャミィ「まだ……まだ私はいけるっ……!」ムクッ

春麗「いいえ、いけないわっ……! 破あああっ……! 百裂脚っ……!」

キャミィ「……なっ!?」


オー! オーオー!

実況「ここでいったぁ! 春麗がいったぁ! キャミィの起き上がりに重ねて……いったぁ!」

元「百裂脚だっ!」

561名無しさん:2016/04/15(金) 22:26:14 ID:XrSMTX.A
春麗「破あああぁぁっ……! たあああぁっ……!」ズドドド

キャミィ「くああっ……ああぁっ……ああっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「神脚炸裂ゥ! ここで神脚が炸裂ゥゥ! さぁ、いったぁ! 春麗がここでいったぁ! 百裂脚、百裂脚っ! 無数の蹴りの連打、連打、連打ァ! さぁ、キャミィに打ち込む、打ち込む、打ち込むゥ!」

元「一気にペースを取り戻しにかかったねぇっ!」


春麗「破あああっ……! たあああぁっ……! 破アァっ……!」ズドドド

キャミィ「……くあっ!」ヨロッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、キャミィはもうフラフラだっ! そして、春麗はキャミィの腹部へと脚を押し付けるようにして、強く押し出し、少しばかり距離を取るっ!」

562名無しさん:2016/04/15(金) 22:33:32 ID:XrSMTX.A
春麗「いくわよっ……!」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、春麗はそこから一気に突っ込むっ! キャミィ目掛けて一気に突っ込んでいくっ!」


春麗「たああっ……!」ガシッ

キャミィ「……くっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、春麗はそのまま、キャミィの頭部を掴んだっ!」

元「おおっ!」


春麗「いくわよっ……! 破あああっ……!」フワッ


オー! オーオー!

実況「お〜っと、そして勢いそのまま……春麗はキャミィの身体を越えていくように飛んでいくっ! 飛んでいくうぅっ!」

元「おおっ!」

563名無しさん:2016/04/15(金) 22:38:03 ID:XrSMTX.A
春麗「破あああっ……!」シュタッ

キャミィ「ううあっ……」


ワー! ワーワー!

実況「大きな大きな弧を描き……春麗はキャミィの上へと真っ逆さまへとそびえ立つっ! そびえ立つゥ! そしてその勢いは止まらないっ!」

元「まぁ、こういう技はキャミィ君の独壇場ってワケじゃないって事だっ!」

実況「春麗はそのまま回転しながら、マットへと落ちていくっ!」


春麗「ローリング・ネックブリーカー・ドロップよっ! さぁ、叩きつけてあげるわっ!」

キャミィ「……くああああぁっ!」ズドーンッ


ワー! ワーワー!

実況「そのまま背中からマットへと飛び込んで……キャミィの後頭部をマットへと打ち付けていくっ! 打ち込けていくっ!」

元「ローリング・ネックブリーカー・ドロップですねっ!」

実況「華麗な一撃はキャミィの専売特許ではないっ! さぁ、いったぁ! 春麗のローリング・ネックブリーカー・ドロップゥ!」

564名無しさん:2016/04/15(金) 22:43:24 ID:XrSMTX.A
キャミィ「ああっ、ああっ……うっ、ううっ……!」


実況「さぁ、キャミィはダーウンっ! ダウン、ダウンっ! そして、後頭部を抑えて苦しんでいるっ!」

元「加速の勢いと遠心力が加わった一撃だからね。それに、さっきの場外でのダイビング技も後頭部だった」


春麗「……さぁっ!」ムクッ


ワー! ワーワー!

実況「かつての王者が勢いを取り戻して来たかっ!? さぁさぁ、そして春麗は素早く立ち上がってくるっ!」

元「苦しい時間をグッっと我慢した甲斐があったってもんだっ!」


春麗「……まだまだっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「おっと、そして起き上がった春麗はダウンしているキャミィには目をくれず、ここは側面のロープへと走っていくっ!」

565名無しさん:2016/04/15(金) 22:49:54 ID:XrSMTX.A
春麗「破ああぁぁっ……!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、春麗がロープの反動を利用して更に加速をつけるっ! そして、ダウンしているキャミィへと向かっていくっ!」


春麗「いくわよっ……! 破あぁっ……!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとっ! キャミィへと向かっていった春麗は……そして、再び倒立をしていくっ! リング上に春麗が再び、そびえ立つゥ!」

元「おおっ」


春麗「旋円蹴っ……! 破ああぁっ……!」ズガアァッ

キャミィ「……くああああぁっ!」


オー! オーオー!

実況「勢いそのまま前方へクルッと回転して、尻餅をつくような体勢でキャミィへ向かって落ちていくっ! そして脚ィ! 踵をキャミィの腹部へと落としていくゥ!」

元「旋円蹴だね!」

実況「ここは旋円蹴っ! 旋円蹴ゥ! さぁ、春麗の神脚は止まらないィ! 旋円蹴でキャミィの身体を打ち付けていったぁ!」

566名無しさん:2016/04/15(金) 23:00:28 ID:XrSMTX.A
キャミィ「……ううっ」

春麗「リズムさえ掴めれば、こういう結果が待ってるのよ……さぁっ……!」ガバッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そしてここで春麗がカバーへと入るっ! さぁ、キャミィの身体へと覆い被さったぁ!」

元「おぉ〜っと、いったぁ!」


春麗「さぁ、レフェリーっ……! これで決まりよっ……! カウントをお願いっ!」

さくら「了解っすっ!」


オー! オーオー!

実況「さぁさぁ、レフェリーがやってきたっ! そして今、カウントを取り始めるっ! さぁさぁ、どうだどうだどうだっ!?」

元「結構、間髪入れずにバンバン来てるからねぇ! どうだろうっ!?」

567名無しさん:2016/04/15(金) 23:09:13 ID:XrSMTX.A
さくら「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「……スリ」

キャミィ「……くあっ!」ガシッ

さくら「カウントはツーっすっ! ツーカウントっすよっ! まだ決まってはいないっすっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜とっ! ここは返したっ! 返した返した、キャミィの肩が上がったぁ! カウントツーでキャミィの肩が上がりますっ!」

元「おおっ!」

実況「まだだっ! まだ終わらないっ! キャミィもここは力を振り絞るっ! カウントは2.6っ……! 2.6と言った所でしょうかっ!?」

568名無しさん:2016/04/15(金) 23:16:16 ID:XrSMTX.A
春麗「はぁ……ツーカウントかぁ……」ムクッ


実況「さぁ、春麗も上体を起こし……おぉ〜っと、少しばかり苦虫を噛み潰したような表情を見せていますっ!」

元「……決めれると思ってたのかな? はは」


春麗「まぁ、いいわ……後一押しよっ……!」ムクッ


実況「しかし、王者奪還っ……! そしてこの復帰戦を華々しい勝利を勝利で収める事が見えてきたのではないかっ!? さぁ、春麗は気持ちを切り替え、立ち上がってくるっ!」

元「いや〜、でもキャミィ君にも意地はあるからねぇ!」

実況「そこは勿論あるでしょうっ! しかし、キャミィにとってはかつての絶対王者の容赦ないラッシュ、ラッシュ、ラッシュっ! 辛い時間ですっ!」

569名無しさん:2016/04/15(金) 23:21:44 ID:XrSMTX.A
春麗「さぁさぁ、起きなさいっ! 終わらせてあげるわっ……!」ググッ

キャミィ「……ううっ」


オー、オーオー

実況「さぁ、春麗はキャミィの頭部を抱え……そして引き起こしていくっ! 引き起こしていきますっ!」


春麗「それじゃあ、いくわよっ……! それっ……!」ガシッ

キャミィ「……くっ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、ここで春麗はキャミィの頭部を自身の脇下へと抱え込み……おぉ〜っと、ここはブレーンバスターっ! ブレーンバスターの体勢へと捉えたっ!」


春麗「さぁ、一気にいくわよっ……! 破ああぁぁっ……!」ググッ

キャミィ「うああっ……うああっ……」


オー!オーオー!

実況「そして、キャミィの身体を真っ逆さまへと抱え上げるっ! 自身の頭上まで抱えあげていくっ! さぁ、いったぁ! ここは春麗っ……! ブレーンバスターだっ!」

570名無しさん:2016/04/15(金) 23:28:50 ID:XrSMTX.A
キャミィ「ああっ……ああっ……させないっ……!」バタバタ

春麗「あ、あらっ……!?」


オー? オーオー?

実況「あ〜っと、あっとあっとっ! しかし、真っ逆さまに持ち上げられたキャミィっ……! ここは足をバタつかせ……あ〜っと、ここは逃れようとしているかっ!?」

元「あっと、どうだっ……!?」


キャミィ「う、ううっ……あああっ……!」ストンッ

春麗「……くうっ、しぶといわね」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここは切り返すっ! 切り返してくるっ! キャミィはそのまま春麗の背中へとストンと降りたぁっ! キャミィは逃れたっ!」

元「おぉ〜っとっ!」


キャミィ「はぁっ……はぁっ……」

春麗「……でも、逃がさない」ガシッ

キャミィ「……んあっ」


オー? オーオー?

実況「あっ、いやっ! しかし、春麗っ……! 背後に降り立ったキャミィの頭部を……そのまま後ろ手で掴んでいくっ! 背を合わせた状態で、そのまま首筋を掴んだぁ!」

元「おおっ!?」

571名無しさん:2016/04/15(金) 23:37:42 ID:XrSMTX.A
春麗「これ以上痛い目にあいたくなかったら……大人しく眠ってなさいっ……! 破ああぁぁっ……!」フワッ

キャミィ「あっ……ああっ……!」


オー、オーオー

実況「春麗はキャミィの頭部を捉えたまま、そのまま前方へと飛び込んでいくっ! 飛び込んでいくっ! ここは春麗が一手上をいったかっ!?」

元「いきましたっ!」


春麗「破ああぁぁっ……! 倒れなさいっ……!」ズドーンッ

キャミィ「あああっ……ああああっ……!」


オー! オーオー!

実況「切り返しへの切り返しィ! さぁ、春麗は背中からマットへと飛び込み、そしてキャミィの後頭部を再びマットへと打ち付けていくっ! ネックブリーカードロップだっ!」

元「おぉ〜っとぉ!」

572名無しさん:2016/04/15(金) 23:42:59 ID:XrSMTX.A
ワー! ワーワー!

キャミィ「あああっ……! くそっ……くそっ……くそっ……くそっ……!」ムクッ


実況「あ〜っと、キャミィは上体を起こし後頭部を抑え、苦しんでいるっ! かなり苦しんでいるっ!」

元「結構、あの場所いかれてるからねぇ」


春麗「さぁさぁさぁさぁ……」ムクッ

キャミィ「くそっ……くそっ……くそっ……くそっ……」

春麗「……そろそろ、おねむの時間よっ!」クルッ


実況「しかし、春麗は容赦はしないっ……! すぐ様、立ち上がり……そして背後にいるキャミィの方を振り返るっ!」

元「流れは掴んでるからねぇ。やっぱり、いける時にはガンガンいく……それが基本だよ」

573名無しさん:2016/04/15(金) 23:48:42 ID:XrSMTX.A
春麗「さぁ、立ちなさいっ……!」ガシッ

キャミィ「くそっ……くそっ……」ググッ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、春麗はそのままキャミィの腰回りに腕を回し……おぉ〜っと、今度はバックを取りつつ引き起こしていくっ!」

元「うんっ!」


春麗「それっ……! それっ……!」ガシッ

キャミィ「くそっ……くそっ……」


ワー、ワーワー

実況「おぉ〜っと、背後を取った春麗は……そこから、キャミィの両腕を自身の両腕で閂状態に捉えていくっ! チキン・ウイングで捉えたぁ!」

元「おぉ〜っ!」

実況「こいつは、タイガースープレックスの体勢だっ! さぁ、春麗が背後からキャミィを捉えたぁ!」

574名無しさん:2016/04/15(金) 23:53:04 ID:XrSMTX.A
春麗「ふふ、ふふふ……さぁさぁ、子猫ちゃん……」グルッ

キャミィ「くそっ……くそっ……」グルッ


オー! オーオー!

実況「あ〜っとっ! いやっ、そこから更に春麗は回転っ! 捉えた両腕を持ち上げ、その下を潜るように抜けて、自身と……そしてキャミィの身体を同時に反転させていくっ!」

元「おおぉっ!」


春麗「……殺してあげるわ」ガシッ

キャミィ「……くそっ!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、身体が反転して春麗がキャミィに背を向けるっ! そして、キャミィは前のめりの体勢で腕を封じられているっ!」

元「キル・スイッチだっ!」

実況「殺しのスイッチが入ったぁ! 春麗のキル・スイッチ! キル・スイッチィ! さぁ、春麗はキル・スイッチの体勢でキャミィを捉えたぁ!」

575名無しさん:2016/04/15(金) 23:58:56 ID:XrSMTX.A
春麗「……これで終わりよおおぉっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ここで春麗が叫んだぁ! 吠えたぁ!」


春麗「破ああぁぁっ……!」フワッ


ワー! ワーワー!

実況「キャミィの腕を封じたまま……前方へと飛び込んでいくっ! 春麗はマットへと飛び込んでいくっ!」


春麗「……たあああぁっ!」ズドーンッ

キャミィ「……ああああっ」


ワー! ワーワー!

実況「決まったぁ! ここで決まったぁ! キャミィの身体がうつ伏せに、顔面からマットへと叩きつけられたぁ! 春麗のキル・スイッチっ!」

元「いったぁ!」

576名無しさん:2016/04/16(土) 00:04:31 ID:DbJW2Z0s
春麗「終わりね……それっ……!」グイッ

キャミィ「う、ううっ……くそっ……」ゴロンッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、うつ伏せでマットへ倒れ込んだキャミィの身体を、春麗は転がして、仰向けにしていくっ!」


春麗「さぁ、レフェリーっ……! フォールよっ! 終わらせてちょうだいっ……!」ガバッ

さくら「了解っすっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そしてキャミィの身体へと覆い被さるっ! フォールに入った、フォールに入ったぁ! 春麗が決めにいったぁ!」

元「どうだっ!?」

実況「さぁ、今レフェリーが駆け寄ってきますっ! そしてカウントを取り始めますっ! どうだどうだどうだっ!? 決まったかっ!?」

577名無しさん:2016/04/16(土) 00:10:31 ID:DbJW2Z0s
さくら「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「……スリ」

キャミィ「……ああああっ!」ガバッ

春麗「……嘘でしょ?」


オー! オーオー!

さくら「カウントはツーっすっ! ツーカウントっすよっ! まだ決まってないっすっ!」


オー! オーオー!

実況「なんとなんとなんとぉ! キャミィが返したぁ! キャミィが返したぁ!」

元「おおおおっ!」

実況「ここはキャミィが気力で返してきたぁ! カウントは2.9っ……! 2.9でキャミィが肩を上げたぁ! キャミィっ……! 現王者としての意地を見せつけていくゥゥ!」

578名無しさん:2016/04/16(土) 00:11:09 ID:DbJW2Z0s
今日はここまで

579名無しさん:2016/04/16(土) 00:21:57 ID:snjIImMw


怒濤のラッシュだった…まだまだ終わらないはずなのに
しかし、こんなフォール合戦は初めてじゃないかな

580名無しさん:2016/04/16(土) 00:41:28 ID:kH/WZBks
乙!
大技がでて見ごたえあるねえ

581名無しさん:2016/04/16(土) 01:49:32 ID:YH4GYjCA
乙!
起き上がりへの百烈脚が見れてもう満足です

582名無しさん:2016/04/16(土) 02:05:00 ID:NolQ4sbE
首集中からのキルスイッチはいいですなぁ

583名無しさん:2016/04/16(土) 04:05:07 ID:7bwgYJus
乙っした
さすが絶対王者
技の引き出しが凄いな

584名無しさん:2016/04/16(土) 09:21:18 ID:55jClZl2
熊本地震関連だけどこれで公演?がなくなったレスラーの皆さんががれき撤去しているニュースを聞いた。
ドラゴンボール世界でも劇場版で(クウラ辺りかな?)森林火災で悟空やクリリン達が動物救護と消火に頑張ってた。
力ある人たちがこう誰かのための手助けするのにジーンときた。

585名無しさん:2016/04/16(土) 22:01:01 ID:DbJW2Z0s
春麗「ツーカウント……? 冗談はやめてよ。スリーカウントでしょ……?」ムクッ

さくら「ツーカウントっすっ! ツーカウントっ! 肩は上がりましたっ!」


オー! オーオー!

実況「これには、春麗も驚きですっ! さぁ、春麗は上体を起こし、指を二本……三本と立て、レフェリーに確認しているっ!」

元「いやぁ〜、気力だっ! 気力だっ!」


オー! オーオー!

キャミィ(この歓声……春麗さんが、私を攻める度に場内が湧く……帰ってきたんだ……絶対王者が帰ってきたんだ……)


オー! オーオー!

実況「しかし、判定は覆りませんっ! レフェリーは指を二本立てているっ! ここはツーカウントっ! ツーカウントォ!」


オー! オーオー!

キャミィ(これが、当然の事……当然の事だった……今までは……)

586名無しさん:2016/04/16(土) 22:10:39 ID:DbJW2Z0s
春麗「ふう、まぁいいわ……それなら、次こそキッチリ止めを刺してあげるっ……!」ムクッ


オー! オーオー!

実況「しかし、春麗は気持ちを切り替え、立ち上がっていくっ! 立ち上がっていくっ!」

元「そうだねぇ! あと一歩って所まで来てるからねぇ!」


オー! オーオー!

キャミィ(だけど、今は違う……皆が私を王者にしてくれた……さくらさん……ローズさん、かりんさん……サガットさん、バルログさん、バイソンさん……)

春麗「さぁさぁ、子猫ちゃん……起きるのよっ……!」ググッ

キャミィ(リュウさん、ケンさん、ヤムチャさん……ダンさんもっ……! 皆で一緒にここまで積み重ねてきたんだ……)


オー! オーオー!

実況「さぁ、そして春麗はキャミィの頭部を持ち、引き起こしていきますっ! さぁ、春麗っ! 王者奪還なるかっ!?」

587名無しさん:2016/04/16(土) 22:14:48 ID:DbJW2Z0s
イケー! チュンリー!

キャミィ(この歓声……春麗さんの積み重ねてきた物……今ならわかる……その凄さが改めてわかる……だけど……)

春麗「勿論よっ……! それじゃあ、いくわよっ……!」

キャミィ(私だって積み重ねてきたんだっ……! もう絶対王者に対抗できるんだっ……! 負けていられないっ……!)


実況「さぁっ! 春麗のラストスパートっ! 春麗は引き起こしたキャミィの頭部を両腕で抱えたまま……」


キャミィ「……私は王者なんだあああぁぁっ!」パッ

春麗「……あっ!」


オー? オーオー?

実況「あっとっ! いやっ! ここはキャミィっ……! その両腕を振り払ったっ! 振り払ったぁ!」

元「おっとぉ!?」


オー? オーオー?

キャミィ(まだだっ……! まだ、足りないっ……! 越えるんだっ……! 越えてみせるんだっ……!)

588名無しさん:2016/04/16(土) 22:22:53 ID:DbJW2Z0s
キャミィ「ああああああああっ!」

春麗「……」ビクッ


オー、オーオー

実況「そして、吠えるゥ! なんとなんとなんとォ!? あのクールな……寡黙なキャミィがここで吠えたぁ!」

元「おおぉっ!?」


キャミィ「うああああああぁぁっ!」ズガッ

春麗「……くあっ!」フラッ


オー! オーオー!

実況「キャミィが大きく吠えつつ……そして、春麗へとエルボーバットォ! その顔面へと打ち込んでいくっ!」

元「おおぉっ!」

589名無しさん:2016/04/16(土) 22:28:44 ID:DbJW2Z0s
春麗「飄々としてるあんたが……へぇ……」

キャミィ「あああああああぁっ!」ズガアッ

春麗「あっ……くあっ……!」ヨロヨロ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとっ! そしてここでもう一撃ィ! キャミィが大きく大きく吠えながら……春麗の顔面へとエルボーバットを打ち込んでいくゥ! ここで反撃に出るゥ! 春麗がフラつくゥ!」

元「こりゃ、絶対をベルトを渡さないという意気込みが感じられるよっ!」

実況「さぁ、ここでキャミィが感情を剥き出しにしてきたぁ! 現王者としての意地ィ! プライドォ! そいつが、キャミィを突き動かしていくゥ!」

590名無しさん:2016/04/16(土) 22:39:12 ID:DbJW2Z0s
オー! イイゾー! キャミィー!

キャミィ「そうだっ……こうだっ……! これなんだっ……!」

春麗「あれだけラッシュ仕掛けてたのに、こうも簡単にひっくり返されるとはね……くっ……」ググッ


実況「あ〜っとっ! しかし、ここは春麗もなんとか踏ん張り、堪えていくっ!」

元「いい一撃だと思ったけど……あ〜、少し疲れてるかっ!?」


春麗「頼もしい限りねっ……! 破ああぁぁっ……! いくわよっ……!」ダダッ


キャミィー! キャミィー!

実況「踏ん張り、堪えた春麗は……おぉ〜っとっ! ここで突っ込んだぁ! キャミィ目掛けて一気に突っ込んだぁ!」

元「春麗君はスパートかけてるからねぇ!」

591名無しさん:2016/04/16(土) 22:46:32 ID:DbJW2Z0s
春麗「……破ああぁぁっ!」ダダッ

キャミィ「……流れは変わったぁ! たああぁっ!」シュタッ

春麗「……んあっ!」


オー! オーオー!

実況「あ〜っとっ! いやっ! ここはキャミィっ! 飛び乗ったっ! 突っ込んできた春麗の動きに合わせて、その場で垂直に飛びっ……! おぉ〜っと、そのまま肩に飛び乗ったっ!」

元「おおおっ!」


キャミィ「私の力っ……! 皆の力っ……!」ググッ

春麗「あっ……あっ……あああっ……!」グルンッ


実況「肩に飛び乗ったキャミィは、春麗の頭部を両脚で抱え込み……そして股下へ潜り込むようにと後方回転していくっ!」

元「……カーウンタァ!」


キャミィ「喰らってもらうぞっ……! たあああぁっ……!」ズドーンッ

春麗「……く、くあああぁぁっ!」


ワー! ワーワー!

実況「春麗の身体をそのまま一回転させて、背中からマットへと叩きつけていくっ! ここはキャミィっ! 突っ込んできた春麗の勢いをそのまま利用していったぁ!」

元「フランケンシュタイナーっ!」

実況「キャミィのフランケンシュタイナーっ! フランケンシュタイナーァ! ここはカウンターで決めてきたぁ!」

592名無しさん:2016/04/16(土) 22:54:25 ID:DbJW2Z0s
ワー! ワーワー!

春麗「ううっ……あっ、あっ、ああっ……」

キャミィ「はぁっ……はぁっ……」

さくら「おっとっ、フォールっすねっ! カウント取りますよっ!」


オー、オーオー

実況「そしてキャミィはそのまま春麗の身体の上に覆い被さっているっ! 覆い被さっているっ! そのまま固めたぁ!」

元「おぉ〜っとっ! フォールだっ!」

実況「さぁ、レフェリーが駆け寄ってくるっ! そしてカウントを取るっ! さぁ、カウンターでの強烈な一撃ィ! どうだどうだどうだっ!?」

593名無しさん:2016/04/16(土) 22:59:53 ID:DbJW2Z0s
さくら「ワンっ……!」

オー、オーオー

さくら「ツーっ……!」

オー、オーオー

さくら「……スリ」

春麗「……んああああぁっ!」ガバッ

キャミィ「……うああっ!」ドテッ


ワー! ワーワー!

さくら「カウントはツーっすっ! ツーカウントっすよっ! まだ決まっちゃいないっすっ!」


ワー! ワーワー!

実況「いやっ! ここは春麗っ……! 力強く返していくっ! 覆い被さっているキャミィの身体を跳ね飛ばしていくゥ!」

元「おおおっ! 返したぁ!」

実況「カウントは2.2っ! 2.2と言った所でしょうかっ!?」

594名無しさん:2016/04/16(土) 23:06:33 ID:DbJW2Z0s
キャミィ「……チィっ!」ムクッ


オー! オーオー!

実況「しかし、跳ね飛ばされたキャミィは、そのままクルッと一回転して、そして体勢を低くしながら、すぐ様立ち上がってくるっ! 立ち上がってくるっ!」

元「おぉ、おぉ! この場面で動きがいいぞっ!?」


キャミィ「はぁっ……はぁっ……起きろっ……!」グイッ

春麗「……くうっ」ググッ


オー! オーオー!

実況「そして、素早く春麗に近づいて……おぉ〜っと、ここは上体を起こしていきますっ! キャミィはダウンしている春麗の上体を持ち上げたぁ!」

元「おうおうおうおうっ!」


キャミィ「……たあああぁっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「そして、キャミィはそのまま春麗の後方っ! ロープ目掛けて、一直線へと走り込んでいったぁ!」

595名無しさん:2016/04/16(土) 23:12:50 ID:DbJW2Z0s
キャミィ「……たあああぁっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「そして、キャミィがロープの反動をつけ、返ってきたぁ! 返ってきたぁ! さぁ、キャミィは春麗の背後から一直線に向かっていくっ!」

元「おぉ〜っと、こっちもスパートかけてるんじゃないのぉ!?」


春麗「……う、ううっ」

キャミィ「ったあああぁぁっ……! スパイラルアローっ……!」ズガアアッ

春麗「……くあっ!」ガクッ


ワー! ワーワー!

実況「錐揉み回転の加えた低空のドロップキックっ! スパイラルアローォォ! 春麗の後頭部へと打ち込んでいったぁ!」

元「おぉ〜っ! いったぁ!」

596名無しさん:2016/04/16(土) 23:18:09 ID:DbJW2Z0s
春麗「ああっ……ああっ……!」ブルブル

キャミィ「はぁっ……はぁっ……勝つっ……! 勝ってみせるんだっ……!」シュルッ


オー! オーオー!

実況「後頭部に強烈な一撃を貰い、ガーックリと前のめりに倒れた春麗ィ! おっとぉ! そしてここでキャミィは、素早く春麗の左脚を捉えるっ!」

元「おおっ!」


キャミィ「……たあああぁっ!」ガシッ

春麗「……くあっ!」


オー! オーオー!

実況「春麗の左脚に両脚を巻きつけ、抱え込むように捉えながら、その関節部分っ……! 左膝を自身の腿へと落ち着けていくゥ!」

元「裏膝十字固めっ!」

実況「ここはキャミィが脚を捉えたっ! 春麗の脚を捉えたっ! そして、裏膝十字固めですっ! 裏膝十字固めですっ!」

597名無しさん:2016/04/16(土) 23:27:37 ID:DbJW2Z0s
キャミィ「ギブアップしてもらうぞっ……! たあああぁっ……!」ググッ

春麗「ああああっ……! ああああぁっ……! あああああっ……!」バタバタ


オー! オーオー!

実況「そして、キャミィが後方へと体重を落とし……引き伸ばしていくっ! 春麗の左脚を引き伸ばしていくゥ!」

元「おおおぉっ! いったぁ!」

実況「これっ……! 技の極まり具合はいかがでしょう、元さんっ!?」

元「いや、決まってるでしょ!? 決まってるでしょ!?」


キャミィ「折れるぞっ……! 折れるぞっ……!? いいのかっ……!?」ググッ

春麗「あああぁっ……! あああぁっ……! ああああぁぁっ……!」バタバタ


ワー! ワーワー!

実況「これはガッチリ決まっているっ! ガーッチリ決まっているゥ! おぉ〜っとっ! 春麗がその激痛に悶え苦しんでいるゥ!」

598名無しさん:2016/04/16(土) 23:35:44 ID:DbJW2Z0s
さくら「ギブアップっ!? ヘイっ、ギブアップっ!?」

春麗「ああああぁぁっ……! ああああぁぁっ……! ノーっ……!」バタバタ


ワー! ワーワー!

実況「ここでレフェリーが確認にくるっ! さぁ、どうだっ!? おぉ〜っとっ! 春麗は首を横に振っているゥ!」

元「お〜、お〜っ! どうなるんだっ!? どうなるんだっ!?」


キャミィ「折るぞっ……! 折るぞっ……! いいのかっ……!?」ググッ

春麗「あっ、あっ……ああああぁぁっ……!」バタバタ

さくら「ヘイっ! ギブアップっ!? ギブアップっ!?」


ワー! ワーワー!

実況「しかし、キャミィがガッチリと腰を落としているっ! 決めにいっているっ! さぁ、どうだどうだどうだどうだァ!?」

599名無しさん:2016/04/16(土) 23:40:37 ID:DbJW2Z0s
春麗「はぁっ……ロープっ……! ああっ……」ズルッ

キャミィ「……くっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、ここで春麗が動くっ! 春麗が動くっ! キャミィの身体ごとっ……! 這いずりながら、ロープへと前進っ! 前進していくゥ!」

元「そうだね! こりゃ、長くは貰えないぞっ!?」


春麗「ロープ……ロープ……はぁっ、はぁっ……」ズルッ

キャミィ「……くそっ!」


オー! オーオー!

実況「ロープブレイクを狙う春麗ィ! ここはロープへと逃れていきますっ! 少しずつではありますが……這いずりながら、ロープへと向かっていきますっ!」

600名無しさん:2016/04/16(土) 23:46:10 ID:DbJW2Z0s
キャミィ「……逃さないっ! ああああっ!」ズルズル

春麗「あっ……あああっ……!」


オー! オーオー!

実況「あ〜っとっ! いやっ!? ここはキャミィっ! 上体を起こして、そしてそのまま後退っ! 春麗の身体ごと、リング中央に引き戻していくっ!」

元「おぉ〜っとっ! 戻ったぁ!」

実況「再び、ロープから距離を取っていくキャミィっ! さぁ、両者の身体が再びリング中央付近まで戻ったぁ!」


キャミィ「あああっ……! 決めますっ……!」ググッ


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと、そしてここでキャミィが、春麗の左脚から右腕を離し、なんとガッツポーズっ! 場内へ向けてのガッツポーズを見せるっ!」

元「おおぉっ! こりゃもう完全に決める気ですよ!」


キャミィ「……たあああぁぁっ!」ガシッ

春麗「あああっ……! あああぁぁっ……! ああああぁぁっ……!」バタバタ


イイゾー! キャミィー! イイゾー!

実況「そして、再び春麗の左脚を抱え込んで……キャミィは腰を落としていくっ! リング中央ォ! キャミィが春麗の脚を締め付けていくゥゥ!」

元「どうだどうだどうだっ!?」

601名無しさん:2016/04/16(土) 23:48:31 ID:DbJW2Z0s
今日はここまで

602名無しさん:2016/04/17(日) 00:28:05 ID:zEKfI8i.
乙!
これはさすがに決まったな

603名無しさん:2016/04/17(日) 00:30:05 ID:1QxAG5.g
おつ

今まで苦労してただけにキャミィに勝手もらいたいなぁ

604名無しさん:2016/04/17(日) 00:48:25 ID:ILKi8J66


いやいや、まだまだ
ここから春麗コール→意地のロープブレイクがあるはず…多分

605名無しさん:2016/04/17(日) 05:09:49 ID:rbjZ9WNQ
ここで乱入してキャミィどんに一撃喰らわせるバイソンはんをちょっと見たいどすえ

606名無しさん:2016/04/17(日) 05:36:21 ID:faouqs1.
乙っした
絶対王者の時代からニ枚看板の時代に移った瞬間だろうか
>>605
それを止める空手軍団(できればヤムチャ)見たいっす

607名無しさん:2016/04/17(日) 16:55:29 ID:n9Y9EMGI
女子部も面白い

6081:2016/04/17(日) 21:54:14 ID:ltM8s4zM
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

609名無しさん:2016/04/18(月) 12:29:52 ID:Xy.9/zrc
ごゆっくりー

お仕置きターイムは決着がついた後かな

610名無しさん:2016/04/18(月) 21:59:09 ID:6HL8I42s
キャミィ「……たあああぁっ!」ググッ

春麗「あああっ……! くっ、くっ……ロープが……ああああぁぁっ……!」バタバタ


キャミィー! キャミィー!

実況「仕留めにかかったぁ! 完全に仕留めにかかったキャミィっ! さぁ、春麗の脚を絞り上げるっ! 再び絞り上げるっ! どうだ、どうだっ!?」

元「……決まるかっ!? 決まるかっ!?」


キャ・ミ・ィ ! キャ・ミ・ィ !

キャミィ「私がっ……! 私こそが王者なんだっ……! たあああぁっ……!」ググッ

春麗「あああっ……! ああああぁっ……! あああああっ……!」バタバタ


キャ・ミ・ィ ! キャ・ミ・ィ !

実況「さぁ、場内からはキャミィコールっ! ここで決めてしまえと言わんばりのキャミィコールだっ! さぁっ! さぁさぁっ!?」

元「どうだっ!?」

実況「時代は新・女帝かっ!?」

611名無しさん:2016/04/18(月) 22:04:10 ID:6HL8I42s
キャ・ミ・ィ ! キャ・ミ・ィ !

さくら「ギブアップっ……!? ヘイっ、ギブアップっ!?」

春麗「あ、ああっ……ギ、ギブアッ……」


実況「レフェリーも必死に確認を取るっ! さぁ、漏れるかっ!? 春麗の口から、ギブアップという言葉が漏れるかっ!?」

元「どうだっ!?」


春麗「ああああぁぁっ……! ノーよっ……! ノーオォォっ!」ググッ

キャミィ「……しぶといっ!」


オー! オーオー!

実況「いやっ……! ここは春麗っ……! 屈しないっ! 屈してはいかないっ! 春麗は再び上体を持ち上げるっ!」

元「おおおっ!? 粘るかっ!?」

実況「こちらにも意地がありますっ! 旧・女帝としての意地ィ! これたのまで誰よりも女子選手というものを牽引してきただけの意地ィィ! 旧・女帝も負けられないィ!」

612名無しさん:2016/04/18(月) 22:09:32 ID:6HL8I42s
キャ・ミ・ィ ! キャ・ミ・ィ !

キャミィ「私はっ……! 私は誰よりも強くなったんだぁぁっ……! たあああぁっ……!」ググッ

春麗「くっ……く、くくっ……離しなさいっ……!」ゲシッ

キャミィ「……くあっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとっ! ここは春麗っ! 取られられてはいない方の脚で……右脚でキャミィの顔面を蹴りつけていきますっ! なんとか逃れようとしていきますっ!」

元「どうだろうっ!?」

実況「神脚はまだ一本生きているゥ! まだ残されているゥ! さぁ、逃れられるかっ!?」


キャ・ミ・ィ ! キャ・ミ・ィ !

春麗「離しなさいっ……! 離しなさいっ……!」ゲシゲシ

キャミィ「離してたまるものかっ……! それは誰しもが望んでいる事っ……! たあああぁっ……!」ググッ

春麗「ああああぁっ……! ああああぁっ……!」


実況「しかしっ……! キャミィは離さない、離さないっ! それどころか、より一層力を込め、春麗の左脚を絞り上げていくっ! さぁ、どうだどうだどうだっ!?」

元「どうだぁっ!?」

613名無しさん:2016/04/18(月) 22:12:24 ID:6HL8I42s
チュンリー! ガンバレー!

春麗「くそっ……! はぁっ……はぁっ……! それならっ……!」ゴロンッ

キャミィ「……くううぅ!」ゴロンッ


実況「おぉ〜っとっ! それならばとっ! 今度は春麗……身体を横に捻り、キャミィの身体ごと、自身の身体を反転させていくっ! ここで両者がひっくり返ったっ!」

元「おぉ〜っと、狙いは横かっ!?」


キャミィー! ノガスナー! キャミィー!

春麗「とにかく……とにかく、逃げないとっ……! はぁっ……はぁっ……!」ゴロンッ

キャミィ「逃がさないっ……! 逃がさないっ……! ああああぁぁっ……!」ゴロンッ


実況「あ〜っと、再び両者の身体が反転っ! キャミィは絞り上げるっ! 渾身の力を込めて絞り上げ続けているっ!」

元「あぁっ……! どうなんだ、どうなんだっ!?」

614名無しさん:2016/04/18(月) 22:16:29 ID:6HL8I42s
春麗「……ロープっ!」ガシッ


オーオー! アーアー オーオー! アーアー

実況「ここで春麗の腕がロープへと伸びたぁ! ロープへと伸びたぁ! その手で春麗がサードロープを掴むっ!」

元「ロープブレイクっ!」


さくら「ロープブレイクっすっ! ロープブレイクっすよっ! 離すっすっ!」

キャミィ「はぁっ……はぁっ……くそっ……!」パッ


実況「ここは春麗っ……! 意地を見せつけてましたっ! ロープブレイクで逃れたぁ! さぁ、今レフェリーが今制止に来るっ! そして、キャミィが春麗のから手を離すっ!」

元「おぉ〜っ! いや〜、今のは危なかったんじゃないっ!?」

615名無しさん:2016/04/18(月) 22:20:52 ID:6HL8I42s
春麗「ああっ……はぁっ、はぁっ……もう足が……」ググッ

キャミィ「決まらなかったがっ……! 相手は……!」チラッ


実況「さぁ、春麗がなんとかセカンドロープに手をかけ……腕の力で身体を持ち上げ、起き上がろうとしていますが……あ〜っと、春麗の左脚っ! おぉ〜っと、どうでしょうっ!? これはダメージ……どうですかねぇ!?」

元「引き摺ってるねぇ……いやぁ、今のは決まりはしなかったけど……うん、効いてると思うよっ!?」

実況「キャミィはそんな春麗の姿をチラリと横目で確認っ!」


オー! オーオー!

キャミィ「いけるっ……! いけるっ……! いけるっ……! 流れは来ているっ……!」ムクッ

春麗「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」ググッ


キャミィー! イケー!

実況「素早く立ち上がってくるキャミィっ! 先に立ち上がったのはキャミィっ! さぁ、そして春麗もセカンドロープからトップロープへと手を伸ばし、その重い身体を引き起こしてくるっ!」

616名無しさん:2016/04/18(月) 22:24:27 ID:6HL8I42s
春麗「あああぁっ……! 負けないっ……!」ググッ

キャミィ「……終わらせるっ!」クイッ


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜とぉ! そしてここでっ! 立ち上がったキャミィは、自身の腹部にベルトを示すかのようなジェスチャーを見せるっ!」

元「おおぉぉっ!」


春麗「はぁっ……はぁっ……」

キャミィ「……レディ?」ダダッ


ワー! ワーワー!

実況「そしていったぁ! キャミィがいったぁ! ベルト防衛まで後一歩っ! 春麗の立ち上がりに合わせて……キャミィが突っ込んだあぁっ!」

元「……決めにいったぁ!」

617名無しさん:2016/04/18(月) 22:27:47 ID:6HL8I42s
キャミィ「スピンドライブっ……!」ズガァ

春麗「……カッ」クラッ


オー! オーオー!

実況「そしてキャミィがいったぁ! 狙いは先程ダメージを与えた左脚ィ! 錐揉み回転を加えた低空飛行のドロップキックっ! スパイラルアローを春麗の左脚に打ち込んでいくっ!」

元「……決めにくるのなら、まだ続くよっ!?」


キャミィ「……スマッシャーっ!」ズガアァァッ

春麗「……くあっ!」クラッ


ワー!ワーワー!

実況「更にそこから、春麗の顎ォ! 蹴り上げつつ、後方へと一回転っ! 一回転っ! 続けてのキャノンスパイクゥ!」

元「スピンドライブスマッシャーだっ!」

実況「いったぁ! キャミィがいったぁ! スピンドライブスマッシャーっ! かつての王者にっ……! 現王者が繰り出す、スピンドライブスマッシャーァァ!」

618名無しさん:2016/04/18(月) 22:30:12 ID:6HL8I42s
春麗「あああっ……あああっ……」クラッ

キャミィ「……決まったっ!」シュタッ


ワー! ワーワー!

実況「春麗は大きく大きく仰け反ったぁ! そしてキャミィは、そのまま一回転して着地ィ!」

元「決まったぁ!」


春麗「ああっ……あああっ……ロープ……」ググッ

キャミィ「……ロープっ!?」


実況「春麗はそのまま大きく後方にダウン……あ〜、いやっ! ここは背後のロープに倒れ込みますっ!」

元「……んんっ!?」

619名無しさん:2016/04/18(月) 22:34:08 ID:6HL8I42s
春麗「幸運が……一つ……一つだけ、残ってたわ……」ググッ

キャミィ「……しまったっ!」


実況「春麗の身体が……おぉ〜っと、ロープに倒れ込み……その反動によってっ!」

元「おおぉっ!?」


春麗「この幸運っ……! 物にしてみせるっ……!」グイッ

キャミィ「……くっ!」


オー! オーオー!

実況「そのまま前に出るっ……! 前に出るゥゥ! ここで春麗が前に出るゥゥゥゥ!」

元「おおぉぉっ!」

620名無しさん:2016/04/18(月) 22:37:17 ID:6HL8I42s
春麗「……破アアアァァッ!」スガァッ

キャミィ「……くああぁっ!」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「そして、キャミィの顔面に打ち込んでいくっ! 左脚で打ち込んだぁ!」


春麗「千烈脚っ……! 破アアアァァッ……!」ズガガガガ

キャミィ「あっ……あっ……ああっ……」


ワー! ワーワー!

実況「そのまま、一歩前進して……身体を半身にして、今度は右ィ! 右での蹴り蹴り蹴りィ! おぉ〜っと、春麗は右脚での蹴りをキャミィに打ち込む打ち込む打ち込むっ!」

元「百裂脚かっ……!? それとも千裂脚かっ!?」

621名無しさん:2016/04/18(月) 22:41:09 ID:6HL8I42s
春麗「……やあああああぁぁぁっ!」ズガガガ

キャミィ「あっ……ああっ……あああっ……」


ワー! ワーワー!

実況「右での連続蹴りを打ち込んでいった春麗は……おぉ〜っと、まだいくっ! まだいくっ! もう一歩前進しながら、身体を半身にして……今度は左ィ! 左で連続してキャミィを打っていくゥ!」

元「千裂脚だっ!」


春麗「やあああああぁぁっ……! あっ……ああっ……!」ピタッ

キャミィ「うあっ……んああっ……! んっ……!?」


オー? オーオー?

実況「ここは春麗の千裂脚っ! 千裂脚っ! さぁ、春麗も王者としての意地を……んっ……!?」

元「んんっ!?」

実況「おっと、なんだっ!? どうしたっ!? ここで春麗の動きが止まったぞっ!?」

622名無しさん:2016/04/18(月) 22:44:51 ID:6HL8I42s
春麗「足が……足がっ……! くっ……くっ……! うっ、ううっ……!」ブルブル


実況「春麗は苦悶の表情だっ!? そしてここで、蹴りが止まるっ!」

元「足だ……キャミィ君の仕掛けで、足のダメージが生きてるんだよっ……!?」

実況「あ〜っとっ……! 確かに……今の春麗が左脚にはダメージが蓄積されていますっ!」


キャミィ「はぁっ……はぁっ……やったぞ……やったぞ……逆転だっ……!」

春麗「くっ、くうっ……ああっ……ああっ……!」ブルブル

キャミィ「……終わりだぁっ! プレゼント・フォー・ユーっ!」ダダッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っとっ! そして、その一瞬の隙を見逃すキャミィではないっ! ここで突っ込むっ! 春麗に向かって突っ込んでいくっ!」

元「おおぉっ!」

623名無しさん:2016/04/18(月) 22:47:16 ID:6HL8I42s
キャミィ「……イージーっ!」シュタッ

春麗「くあっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「クルッと前方回転しながら、春麗の肩へと飛び乗っていくキャミィっ! キャミィがいった、キャミィがいった、キャミィがいったああぁ!」

元「CQCだっ!」


キャミィ「やああっ……! んっ……! んんっ……!?」

春麗「させない……させないわよっ……!」ガシッ

キャミィ「くっ……! ああっ……!」


オー? オーオー?

実況「キャミィにはまだこれがあったぁ! 得意のクイック・コンビネーションCQCィ! さぁ、キャミィはそのまま春麗の首を……」

元「んんっ……!? おおっ……!?」

実況「待て待て待て待てェ! いやっ……! これは、春麗っ……! 耐えているっ……!? 堪えているかっ!? 両肩に飛び乗ってきたキャミィ両太腿を掴み……そのまま堪えているっ!」

624名無しさん:2016/04/18(月) 22:50:41 ID:6HL8I42s
オー! オーオー!

キャミィ「くぅっ、くううぅっ……! 粘るなっ……! 沈むんだっ……!」モガモガ

春麗「あああぁっ……! 負けないっ……! 負けないっ……! 帰ってきたこのリングで……」ブルブル


実況「春麗は堪えているっ! 堪えているっ! パワーボムの体勢で捉えているっ! どうするっ!? このまま叩きつけるかっ!?」

元「おおぉぉっとっ!」

実況「しかし、キャミィもまた堪えているっ! 春麗の肩の上で堪えているっ!」


春麗「勝利を飾るのよっ……! ああああぁぁっ……!」グイッ

キャミィ「……うああぁっ!」ストンッ


オー! オーオー!

実況「いやっ! ここは春麗っ……! 一度落としたぁ! 正面へとキャミィの身体をストンと落としていくっ!」

元「おぉ〜っとぉ!」

625名無しさん:2016/04/18(月) 22:54:08 ID:6HL8I42s
キャミィ「……くそっ!」ヨロッ

春麗「いくわよっ……! 破アアアァァッ!」ズガァッ

キャミィ「……くあっ!」


オー! オーオー!

実況「春麗は打ち込んでいくゥ! 再び右の足で……正面に降り立ったキャミィの顔面へと蹴りを打ち込んでいったぁ!」

元「もう一回いったぁ!」


春麗「こんな足の痛みなんかに……」ググッ

キャミィ「……うっ、うああっ」


実況「そして、春麗は身体を半身にしつつ一歩前進っ……! 再びいくかっ!? いくかいくかいくかっ!?」


春麗「負けてられないのよおおっ……! やあああああぁぁっ……!」ズガガガ

キャミィ「あっ……あああっ……ああああっ……!」


ワー! ワーワー!

実況「いったいったいったァァ! 左での蹴りィ! 痛みに堪えながら春麗がいったぁ! 左足での蹴りを容赦なく、キャミィ目掛けて打ち込んでいくっ! 再び、千裂脚っ! 千裂脚ゥゥゥ!」

元「おぉ〜っ! いったああっ!」

626名無しさん:2016/04/18(月) 22:57:57 ID:6HL8I42s
春麗「……やあああああぁぁっ!」ズガガガ

キャミィ「ああっ……! ああっ……! あああぁっ……!」

春麗「はぁっ……はぁっ……まだまだぁ……!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、春麗の左の蹴りィ! 蹴り蹴り蹴りィ! おぉ〜っと、春麗は!? そのまま、まだいくかっ!?」

元「おっと、踏み込んだぁ!」


春麗「……破アアアァァッ!」スガアァッ

キャミィ「……くあっ」クラッ


ワー! ワーワー!

実況「春麗はまだ踏み込んでいくっ! 身体を再び半身にして……そして右足での蹴りィ! 突き上げるようにと、キャミィの顎を蹴り上げたァァ!」

元「おおぉっ!」


春麗「鳳扇華ァァァァ! 破アアアァァっ……!」ズガアァァッ

キャミィ「……ああっ」


ワー! ワーワー!

実況「倒立状態で開脚して、回転しながらの蹴りィ! 身体を回転させつつ、キャミィの身体に足をぶつけていくゥゥ! そこからスピニングバードキックへと繋げたぁ! こいつはこいつは……春麗の大一番での隠し技ァ!」

元「鳳扇華が出たああぁっ!」

実況「鳳扇華だああぁぁっ! 鳳扇華ァァァァ! 春麗がいったいったいったァァ!」

627名無しさん:2016/04/18(月) 22:59:52 ID:VTCRz0lE
レッツゴージャスティーン

628名無しさん:2016/04/18(月) 23:01:21 ID:6HL8I42s
キャミィ「あっ……ああっ……」クラッ

春麗「はぁっ……はぁっ……」


実況「逆転に続く逆転撃っ……! そこから更に続く逆転撃ィィ! 何度転がったかもうわかりませんっ! とにかくっ……! とにかくっ……!」


キャミィ「ううっ……ああっ……」バターンッ

春麗「はぁっ……はぁっ……」


ワー! ワーワー!

実況「倒れたのはキャミィっ……! 倒れたのはキャミィっ……! キャミィは大きく大きく大きくダーウンっ!」

元「決まったぁ!」

629名無しさん:2016/04/18(月) 23:05:53 ID:6HL8I42s
ワー! ワーワー!

春麗「本当に……本当に……強くなったわね……魅力的になったわね……」

キャミィ「ああっ……ああっ……」


実況「さぁ、後はフォールにいくだけだっ! おっと、しかしっ! 春麗も打ち疲れているかっ!?」

元「いや〜、そんな事言ってられないよっ!」


春麗「ありがとう、キャミィ……本当にありがとう……そして……」

キャミィ「……ううっ」

春麗「……ゴメンネ」バタッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、春麗はそのままガックリと倒れ……しかし、背中からキャミィの身体の上へと覆い被さっていくっ! いったぁ! ここでいったぁ!」

元「おぉ〜しっ! フォールだっ!」

実況「春麗がフォールに入ったぁ! 春麗がフォールに入ったぁ! そして、レフェリーが駆け寄ってくるっ! カウントを取り始めるっ! さぁ、どうだどうだどうだっ!?」

630名無しさん:2016/04/18(月) 23:07:01 ID:6HL8I42s
ワー! ワーワー!

春麗「本当に……本当に……強くなったわね……魅力的になったわね……」

キャミィ「ああっ……ああっ……」


実況「さぁ、後はフォールにいくだけだっ! おっと、しかしっ! 春麗も打ち疲れているかっ!?」

元「いや〜、そんな事言ってられないよっ!」


春麗「ありがとう、キャミィ……本当にありがとう……そして……」

キャミィ「……ううっ」

春麗「……ゴメンネ」バタッ


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、春麗はそのままガックリと倒れ……しかし、背中からキャミィの身体の上へと覆い被さっていくっ! いったぁ! ここでいったぁ!」

元「おぉ〜しっ! フォールだっ!」

実況「春麗がフォールに入ったぁ! 春麗がフォールに入ったぁ! そして、レフェリーが駆け寄ってくるっ! カウントを取り始めるっ! さぁ、どうだどうだどうだっ!?」

6311:2016/04/18(月) 23:08:04 ID:6HL8I42s
二重っす
無視でよかです

632名無しさん:2016/04/18(月) 23:08:50 ID:6HL8I42s
さくら「ワンっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「ツーっ……!」

ワー! ワーワー!

さくら「……スリイイイィィっ!」

ワー! ワーワー! ワー! ワーワー!

さくら「スリーカウントっすよっ! スリーカウントォ! ゴングを鳴らすっすっ! ゴングを!」


カンカンカーン


ワー! ワーワー!

実況「決まったぁ! ここで決まったぁ! スリーカウントっ! スリーカウントォ!」

元「決まったぁ!」

実況「激闘の結末っ……! 新・旧王者決定戦っ……! その結末は、春麗っ……! 春麗ィ……! 旧王者春麗が、この激闘を制しましたぁ!」

633名無しさん:2016/04/18(月) 23:11:38 ID:6HL8I42s
春麗「はぁっ……はぁっ……」

キャミィ「はぁっ……はぁっ……」


ワー! ワーワー!

実況「ベルト奪還成功っ! この瞬間っ……! 女子王者のベルトは、春麗の腰へと再び戻ってきましたぁ!」

元「どっちに転んもおかしくはなかったっ!」

実況「そうですっ! そうですっ! キャミィも……キャミィも……くううっ……! 後一歩っ……! 後一歩でしたっ……!」

元「ああっ……! そうだね……うんっ……!」

実況「ベルトを奪還したのは春麗っ……! 春麗ですっ……! ああっ……! しかし、春麗は動けませんっ……! キャミィもまた、動けませんっ……!」

元「……それだけの激闘だったんだよっ!」

634名無しさん:2016/04/18(月) 23:14:24 ID:6HL8I42s
ワー! ワーワー!

マスクマン「ふざけんなああぁぁ……! こんな試合が……こんな試合が、認められていいわけねぇだろうがっ……! うるあああぁぁっ……!」ダダッ

さくら「暫く二人共動けそうにないっすね……うんうん……」

マスクマン「……ふざけてんじゃねぇぞ、この糞がああぁっ! 糞ボケがあああぁっ!」スーッ

さくら「……んっ、なんだっ!?」チラッ


元「ここまで春麗君が負い目られたのって……なかなかないんだよっ! だから、キャミィ君は……」

実況「おぉ〜っと、待って下さい、元さんっ!? 何でしょうっ!? リング上に何か動きがありましたよっ!?」

元「……えっ?」


マスクマン「舐めてんじゃねぇぞ、ゴラァ! 舐めてんじゃねぇぞっ! てめぇ、この糞がぁぁっ! ふざけてんじゃねぇっ!」ガスガス

春麗「ガッ……ガッ……」


ザワ……ザワ……

実況「リング上に、何者かが進入してきましたっ! 黒いマスクをつけていますっ! 黒いジャージを身に纏っていますっ! 黒尽くめの謎の人物が突如リングに現れましたっ!」

元「……なんだ、アイツ!?」

実況「そして、春麗の身体を踏みつけていますっ! なんだなんだなんだっ!? 何がどうなっているっ!? 何がどうなっているんだっ!?」

635名無しさん:2016/04/18(月) 23:18:18 ID:o69zbHM2
バイソンさん??

636名無しさん:2016/04/18(月) 23:18:27 ID:6HL8I42s
マスクマン「うるああぁっ! うるああぁっ! くたばってろ、ボケェっ!」ガスガス

春麗「うっ……ううっ……」

さくら「ちょっと、ちょっと……あんた、何を……」

マスクマンB「……」ズザーッ

マスクマンC「……」ズザーッ

さくら「……えっ?」


ザワ……ザワ……

実況「黒尽くめの人物は春麗に暴行を加え……あ〜っと、何だ何だ何だっ!?」

元「……一人じゃないよっ!?」

実況「増えましたっ! ここで増えましたっ! 同じ黒いマスクに黒いジャージの同じような黒尽くめの人物が、更に二人、リング上へと雪崩れ込んできましたっ!」

637名無しさん:2016/04/18(月) 23:21:38 ID:6HL8I42s
さくら「……あんたら、何だっ!?」

マスクマンC「……黙ってろっ!」ガシッ

さくら「ガッ、ガッ……くあっ……」ブルブル

マスクマンA「うるあっ……! うるあっ……! くたばってろっ……!」ガスガス

マスクマンB「フフフ……フフフ……」ガスガス


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っと、春麗の元へともう一人加わりましたっ! 春麗の身体を二人がかりで踏みつけていくっ! 踏みつけていくっ! あ〜っと、そしてもう一人はレフェリーさくらへといったっ……! レフェリーの首を両腕で締め付け……そのまま、持ち上げていますっ!」

元「……シャドルーかな?」

実況「シャドルーでしょうかっ!? シャドルーでしょうかっ!? これはこれは……え〜、つまりキャミィが……シャドルーと繋がっていた……?」

638名無しさん:2016/04/18(月) 23:24:13 ID:6HL8I42s
キャミィ「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」ズルズル


ザワ……ザワ……

実況「あっと、ここでキャミィが上体を起こし……そして暴行を加えられている春麗を尻目に……コーナーへと引き下がるっ! 引き下がっていきますっ!」


マスクマンB「……」ズガズガ

キャミィ「……」ジーッ


ザワ……ザワ……

実況「そして、そんなキャミィに……春麗に暴行を加えていた人物が……今、ゆっくりと近づいていきますっ!」

元「あれが……だから、キャミィ君の仲間で……え〜っと……」


マスクマンB「……貴女も同罪っ!」ズガァッ

キャミィ「……ぐっ!」


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っ! いやっ! 違うっ……! キャミィもだっ! キャミィも蹴りつけられたっ! 黒尽くめの人物に……キャミィも蹴りつけられたぁ!」

元「……ええっ!?」

639名無しさん:2016/04/18(月) 23:27:13 ID:6HL8I42s
マスクマンC「どうだっ……! どうだっ……!?」ググッ

さくら「ガッ……ガッ……」


ザワ……ザワ……

実況「一人はさくらの首を絞めながら、そのまま抱え上げているっ! さくらに暴行を加えているっ!」


マスクマンB「それっ……! それっ……!」ゲシゲシ

キャミィ「ぐっ……ぐっ……」


ザワ……ザワ……

実況「そして、一人はコーナーでキャミィの身体を踏みつけているっ! キャミィに暴行を加えているっ!」

元「え〜、だから……これは……キャミィ君は無関係なのか……!?」


マスクマンA「舐めてんじゃねぇぞ、ゴミクズがっ……! うるあっ! 立ちやがれっ!」グイッ

春麗「うっ……ううっ……」


ザワ……ザワ……

実況「そして、もう一人はリング中央……春麗の身体を踏みつけて……あ〜っ! いやっ! いやっ! 引き起こしているっ! 春麗の身体を引き起こしていますっ!」

640名無しさん:2016/04/18(月) 23:30:14 ID:6HL8I42s
マスクマンA「この糞ボケがっ……! うううらあぁっ……!」ダダッ

春麗「ううっ……ううっ……」


ザワ……ザワ……

実況「そして、ロープへと走ったぁ! ロープを反動をつけ……再び春麗へと向かっていくっ!」


マスクマンA「くたばってろ、ボケがああぁぁっ……! うるあああぁぁっ……!」ズガアァッ

春麗「……くあああぁぁっ!」バターンッ


ザワ……ザワ……

実況「そしてラリアットだあっ! なんと言う事だっ! 謎の人物は春麗へとラリアットを打ち込んでいったぁ!」

641名無しさん:2016/04/18(月) 23:33:28 ID:6HL8I42s
春麗「ああっ……ああっ……なんなのよ……」ゴロゴロ

マスクマンA「……ケッ、二度と戻ってくるんじゃねぇ。てめぇにゃリングに上がる資格なんてねぇんだ」


実況「あ〜、強烈な一撃を叩き込まれた春麗は、そのまま転がって……あ〜っと、場外へ……場外へ行きますっ!」

元「うんうん……よくわかんないけど、避難した方がいいよ、きっと」


マスクマンB「……貴女も場外にいきなさいっ!」グイッ

キャミィ「……くっ!」ボトッ

マスクマンC「……お前もだっ!」グイッ

さくら「……くああっ!」ボトッ


実況「あ〜っと、そしてここでキャミィもっ……! そしてレフェリーのさくらまでっ……! 謎の人物達に場外へと落とされてしまったっ!」

642名無しさん:2016/04/18(月) 23:36:42 ID:6HL8I42s
マスクマンA「イエーイっ!」

マスクマンB「イエーイっ!」

マスクマンC「イエーイっ!」


ブー! ブーブー!

実況「異常事態だ、異常事態っ! リング上があっと言う間に黒尽くめの人物達に支配されてしまったっ! あっと、ここで場内もその異常に気づいたかっ!? ブーイングですっ! 黒尽くめの人物達に、ブーイングが浴びせられますっ!」

元「そりゃ、そうなるよ……!」


マスクマンA「ケッ、うるせぇゴミ共だなぁ……黙らせねぇと、いけないな……おいっ!」

マスクマンC「……了解っ!」スッ


ブー! ブーブー!

実況「なんだなんだっ……!? 何が一体どうなっているんだっ!? あっと、ここで一人の人物が場外を降りますっ! 何をするんだっ!? 何をする気だっ!?」

643名無しさん:2016/04/18(月) 23:39:47 ID:6HL8I42s
マスクマンC「……マイク持ってきましたっ!」

マスクマンA「……よぉ〜し、ご苦労。それじゃあ、一発ゴミ共を黙らせてやるか」パシッ


ブー! ブーブー!

実況「あ〜っと、どうやらマイクの様ですね……? どうやらマイクを取りにいった模様ですっ! さぁ、謎の人物達がマイクを握ったぁ!」

元「今、マイクを持ってる奴が……リーダー格臭いなぁ……」


マイクマンA「……ボンバアアアアアアーァっ!」


ザワ……ザワ……

実況「女ですっ! 女の声ですっ! 謎の人物は、マイクに向かって叫びましたっ! それは女の声ですっ!」

元「あっ、本当だっ! 胸の膨らみも、よく見りゃあるっ!」

644名無しさん:2016/04/18(月) 23:43:07 ID:6HL8I42s
実況「マイクを手にした女は続けますっ!」


マスクマンA「飛ぶよ七色、何処までもっ……!」

ザワ……ザワ……

マスクマンA「燃えるマッスル、爆発力でっ……!」

ザワ……ザワ……

マスクマンA「リングに煌めけ、一番星っ……!」

ザワ……ザワ……

マスクマンA「掴んで、投げて、叩きつけっ……!」

ザワ……ザワ……

マスクマンA「魅せろあたしのっ……!」モガモガ


実況「女はマスクに手を掛けますっ! 今、そのマスクを脱ぎ去りますっ! そして、その正体はっ……! その正体はっ……!?」

645名無しさん:2016/04/18(月) 23:46:21 ID:6HL8I42s
レインボーミカ「……レインボオオオォォォっ!」


オー! オーオー!

実況「マスクを脱ぎ去り、マットに叩きつけるっ! そして指を一本突き立てながら叫ぶっ! なんとなんとなんとォ!?」

元「マジかぁ!?」

実況「リング上に乗り込んできたマスクマンの正体は、レインボー・ミカだっ! レインボー・ミカァ! リングの一番星、レインボー・ミカァ!」

元「レインボー・ミカって言ったら……あの他団体のエースですよっ!」

実況「そうですっ! そのレインボー・ミカですっ! なんとなんとなんと、そのレインボー・ミカが、このストリートプロレスに姿を現したああぁっ!」

646名無しさん:2016/04/18(月) 23:47:47 ID:6HL8I42s
今日はここまで

647名無しさん:2016/04/18(月) 23:50:13 ID:pKH5029k
レインボーミカああああああああああああああああ!?!?!!!!!!!!!!!!!!
やったぜ

648名無しさん:2016/04/19(火) 00:08:35 ID:eGnnPbhU
シャドルーかと思ったが、他所の団体の奴かよ
じゃあ、他のマスクマンもスト系の女性キャラか?

649名無しさん:2016/04/19(火) 00:11:37 ID:l2Ejxe46
ミカだとぅ!!
対抗戦勃発か!!!

650名無しさん:2016/04/19(火) 00:14:04 ID:ntn1GCH.
やったぜミカ登場!
けどこれヘイト稼ぎすぎだろwwwww

651名無しさん:2016/04/19(火) 00:18:07 ID:a1Z9lM1o
乙乙!
イッチにキャラ付け難しいとか言われてた記憶あるけどとうとう出た!?

652名無しさん:2016/04/19(火) 01:32:58 ID:jTIqMVek
おつおつ
マスクマン乱入とかなんなんだよとか思ったけど、まさかまさかのミカキターーーー!!
イヤッホオオオオ!!

653名無しさん:2016/04/19(火) 02:59:37 ID:lrUCEeM2
レインボーミカってアイマスクだったよね、マスクの下にまたマスク、一緒に脱げんで良かった。

654名無しさん:2016/04/19(火) 03:31:21 ID:m4NpKDds
乙!
まさかそう来るとは

655名無しさん:2016/04/19(火) 06:21:40 ID:.2HoMLlI
乙っした
普通に考えたらブランクある分キャミィ優勢なんだが
プロレスにブランクは関係無いし妥当か…
まあ乱入でいいんか?今日二度目だぞ

656名無しさん:2016/04/19(火) 07:35:39 ID:UuqMIIGM


春麗勝利おめ
試合時間短い?と思ったら女子部初のゲスト登場か
次々と仕掛けてくるなあ

657名無しさん:2016/04/19(火) 12:32:41 ID:mLr6Ga8.
乙!
ミカで鳥肌たったわ
でももうちょっと王者戦の余韻を大切にしたほうが良かったんじゃないか?

658名無しさん:2016/04/19(火) 14:56:03 ID:X1Z29QDc
シャドリュー乱入とかショッぺぇ...とか思ったらレインボー・ミカ来た(・∀・)

659名無しさん:2016/04/19(火) 22:01:09 ID:AjabNVWc
ミカ「リングの一番星っ……! レインボー・ミカァァ! このストリートプロレスに只今見参っ! ボンバアアアアァァっ!」


ワー! ワーワー!

実況「ド派手にその姿を現した、レインボー・ミカァァ! おぉ〜っと、おっとおっとぉ! 今、このストリートプロレスの中心で叫んでいますっ!」

元「いや〜、こりゃ驚きだね」


ミカ「ヘイっ! てめぇらも自己紹介しなっ……! ヘイっ、ヘイっ……!」

マスクマンB「……そうね」パシッ


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと、そしてここでレインボー・ミカは……隣のマスクマン……いやっ、マスクウーマンでしょうかっ!? マイクを手渡しますっ! マイク手渡していきますっ!」

元「……マスクウーマンでしょうね。うんうん。あっちも女だ」

660名無しさん:2016/04/19(火) 22:12:19 ID:AjabNVWc
マスクマンB「……」モガモガ

ミカ「よぉ〜し、よぉ〜し、よぉ〜し……」ヌギヌギ


オー? オーオー?

実況「さぁ、もう一人のマスクウーマンがここでマスクに手を掛けますっ! その、正体は誰だ誰だ誰だっ!? おぉ〜っと、そしてここで……レインボー・ミカはジャージ脱いでいるぞぉ!? おぉっ!? おぉっ!? おおっ!?」


ララ「ララよっ……! よろしくねっ!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、マスクの下に見えたその顔は……ララですっ! ララですっ!」

元「ララ・マツダ君だね。彼女も、ミカ君と同団体所属の選手だ」

実況「さぁ、二人目のマスクウーマンの正体はララっ……! ララ・マツダァ! ララ・マツダでございましたぁ!」

661名無しさん:2016/04/19(火) 22:14:04 ID:CWwuv2U2
やべえまったくわからねぇ

662名無しさん:2016/04/19(火) 22:20:10 ID:AjabNVWc
ミカ「こいつはウチん所のララ・マツダだぁ! 将来、天下取る奴かもしれねぇぞっ!? どうだぁっ!? アタシの次に美人だろぉっ!? オラオラオラオラ、拍手ぐらいしろってんだ、この野郎っ!」パンパン


ワー! ワーワー!

実況「おぉ〜っと……そして、レインボー・ミカのジャージのその下には……くあ〜っはっはっはっ……! リングコスチュームですっ! はっはっは〜! ちくしょうっ! しっかりブルーのリングコスチュームを身に纏ってきていますっ!」

元「……何、想像してたのかな?」

実況「さぁさぁ、レインボー・ミカは大きく大きく手を打ち鳴らし、リングを盛り立てていますっ!」


ララ「さて……貴女も続くのよ……」

マスクマンC「……はいっ!」パシッ


オー! オーオー!

実況「お〜っと、そしてそしてそして……ララは、ここで隣のマスクウーマンに、マイクを手渡しますっ! さぁさぁ、ラストの三人目っ! その正体は誰だっ!? 誰だ誰だ誰だっ!?」

元「気になるねぇ!」

663名無しさん:2016/04/19(火) 22:24:03 ID:2d5zmC3Q
ララは確かストVからの新キャラでショーンの姉ですね

664名無しさん:2016/04/19(火) 22:27:32 ID:AjabNVWc
マスクマンC「……」モガモガ

ララ「……アタシも脱ごうかな」ヌギヌギ


オー! オーオー!

実況「さぁ、最後の一人のマスクウーマンがここでそのマスクに手をかけるっ! そして、ララもジャージを脱ぎ始めるっ! しかし、過剰な期待は禁物だぞぉ! あの下にはリングコスチュームは着ているぞっ!? 青少年の諸君っ!」

元「……そんな事考えてるのは君だけだ!」


まこと「おら、まことっちゅーますっ……! 一つ、名前だけでも覚えて帰ってくだせぇっ……!」


オー、オーオー

実況「さぁ、最後の一人がマスクを脱いだぁ! その正体は……え〜っ……え〜っ……」

元「まこと君です」

実況「ま〜こ〜と〜だ〜っ! まことまことまことまことおおっ! 最後の一人はまことだぁ!」

元「彼女もミカ君達と同団体所属のね……いい選手ですよ」

665名無しさん:2016/04/19(火) 22:35:57 ID:AjabNVWc
ミカ「反応が薄いんじゃねぇのか、おいコラ、糞野郎っ……! ウチん所のまことはなぁっ……!? ガッツだけだったら、誰にも負けねぇんだよっ! 誰よりも根性すわってんだこの野郎っ……! オラオラオラオラ、拍手しろ拍手っ! オラオラァ!」パンパン

ララ「ババ〜ンっ!」


オー! オーオー !

実況「さぁさぁ、場内へと拍手を要求するレインボー・ミカっ! レインボー・ミカっ!おぉ〜っと、そして元さん見て下さいっ! 見て下さいよっ! あのジャージを脱いだ、ララの姿をっ!」

元「……んっ?」

実況「胸元がはだけておりますっ! セエエエクシイイィィっ! ザ・セエエエクシイイィィっ! うおおおぉぉっ! おっとおっとおっとぉぉっ!」

元「……君はいつか絶対にクビになるよ。絶対に、うん。ちょっと考えた方がいいよ」


ミカ「……まことぉ! 早い所、おめぇも脱いじまえっ!」

まこと「……はいっ!」ヌギヌギ


実況「おぉ〜っと、そしてここでまことも今ジャージを脱ぎ始めるっ! いや〜、こうなってくると期待が出来ますよねぇ!? 元さんっ!?」

元「……あ〜、言っておくけど、まこと君はそういうのじゃないから」

666名無しさん:2016/04/19(火) 22:41:36 ID:AjabNVWc
まこと「……うっすっ!」


実況「さぁ、まことがジャージを脱ぎ、その姿が完全に露わになったぁ! こちらは胴着でしたっ! 胴着に身を包んでおりますっ! あ〜っと、アンダーシャツまで着てるなっ!」

元「……ねっ?」


ミカ「よぉ〜っしゃっ……! それじゃあ、おめぇらいくぞぉぉっ……!? 準備はいいな……!? せぇ〜のっ……!」パシッ


実況「さぁさぁ、そしてここで再びレインボー・ミカへとマイクは戻り……そしてそしてそして……」

元「うん」


ミカ「ボンバアアアアァァ!」ビシッ

ララ「ボンバアアアアァァ!」ビシッ

まこと「ボンバアアアアァァ!」ビシッ


ワー! ワーワー!

実況「三人揃って、指を突き立て、声高々に叫んでいくぅぅ! ボンバアアアアァァ!」

667名無しさん:2016/04/19(火) 22:48:44 ID:AjabNVWc
ワー! ワーワー!

実況「いやぁ、いやぁ、実に驚きですっ……! あのレインボー・ミカっ……! そして、ララっ……! さらにはまことと……このストリートプロレスにその姿を現しましたっ!」

元「いやいや、待ってよ。盛り上がってるけど……そもそも彼女達は、何しに来たんだ?」

実況「あ〜、そう言えばそうですね……」


ミカ「……だああっ!」


オー? オーオー?

実況「あっ、ここでレインボー・ミカが、短く鋭くマイクに叫んだっ! 場内を一喝するように、叫んだっ!」

元「……何か、言うのかな?」

668名無しさん:2016/04/19(火) 22:54:13 ID:AjabNVWc
ミカ「皆さん、こんばんは……レインボー・ミカです……」

ララ「えっ……? あっ、こんばんは……」ペコッ

まこと「こんばんは!」ペコッ


実況「さぁ、レインボー・ミカ……先ずは挨拶から、始めますっ!」


ミカ「本日のストリートプロレス……皆さんは、非常に楽しみにしながら、この会場に、足をお運びになられた事だと思いますっ!」

オー、オーオー

ミカ「そしてっ……! 自分も同じですっ……!」


オー? オーオー?

実況「おぉ〜っと、おっとおっとぉ!? なんだぁ、どういう事だぁ?」

669名無しさん:2016/04/19(火) 23:00:35 ID:AjabNVWc
ミカ「自分が何よりも楽しみにしていたのは、メインイベントっスっ……!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、レインボー・ミカは……メインイベントを……」

元「いやぁ、でもさぁ……?」

実況「……ですよねぇ?」


ミカ「自分達と同じ、女子選手が……しかも、男ん中に混じって……それでも、男を越えるような熱い試合を見せてくれるっ……! その心意気っ……! 自分はこの目に焼き付けようと思いましたっ……!」

オー、オーオー

ミカ「だからっ……! 自分はっ……! チケットを買って……若い者引き連れて……それを、見に来たんっすよっ……!」


オー!オーオー!

実況「おぉ〜っと、おっとおっとっ……! どうやら、レインボー・ミカ……そして、ララ……更にはまこと……彼女達は、本日どうやらお忍びで会場に足を運んでいたのでしょうか?」

元「だから、マスクもつけてたのかな?」

実況「見つかると騒ぎになってしまいますからね?」

元「そうそう」

670名無しさん:2016/04/19(火) 23:08:46 ID:AjabNVWc
ミカ「……それが、なんだなんだなんだオイッ! この糞みてぇな試合はよおおおぉぉっ!」

オー? オーオー?

ミカ「ふざけた試合しやがってっ……! ゴミみてぇな試合しやがってよぉ! これが、メインイベントかぁっ!? これで終わりなのかよ、オイオイオイっ! ふざけてんじゃねええぇっ!」

オー? オーオー?

ミカ「てめぇらだってよぉ! ピーピーピーピー、ギャーギャーギャーギャー盛り上がってんじゃねぇぞ、この野郎っ! 糞みてぇな試合で騒いでんじゃねぇぞ、この野郎ォォォ!」


実況「なんだなんだなんだっ! どうしたどうしたどうしたっ!? 突然、レインボー・ミカは何かのスイッチが入ったかのように、騒ぎ立てますっ!」

元「おいおいおいおい……あんまり刺激しちゃうような事、言わない方がいいよ……」

671名無しさん:2016/04/19(火) 23:17:01 ID:AjabNVWc
ブー! ブーブー!

実況「ああっ……! 時既に遅しっ……! これには、場内から大ブーイングっ! 大ブーイングだああっ!」

元「そりゃ、そうなるよっ……!」


ミカ「糞に糞って言って、何が悪いっ……! てめぇら、目ぇ腐ってんじゃねぇのかっ!?」


ブー! ブーブー!

実況「あ〜、しかしっ……! しかし、ミカは止まらないっ……! ミカは止まらないっ……!」

元「ああ、ああっ……」


ミカ「こんな糞みてぇな試合、ウチの団体じゃ前座だっ……! いやっ……! それ以下だっ……!」


ブー! ブーブー!

実況「ああっ……なんという事だ……なんという事だ……ヒートアップしたミカは止まらないっ……! この場内からの大ブーイング……聞こえてはいないのかっ!?」

元「……聞こえてないのかもしれない」

672名無しさん:2016/04/19(火) 23:23:04 ID:AjabNVWc
ミカ「メインイベントだけじゃねぇぞっ……! 他の試合もだっ……! 頭から、ケツまで見たけど……全ての試合が糞だったじゃねぇかよぉ、オイッ!」

ブー! ブーブー!

ミカ「女が糞なら、男も糞じゃねぇかよ、オイッ……! なぁ〜んだ、一番最初の特別試合って奴はよぉ……? 権威の掛かった、男の王者戦でよぉ……? オイっ……! なんだ、あの試合はなんだ、オイっ……!」


実況「あっと、ミカは……ここで、男子王者戦の事へと触れていきますっ!」

元「あ〜、そこ突かれると弱い……」


ミカ「まともに試合すらしてねぇじゃねぇかよ、オイっ……! こっちはプロレス見に来たんだよ、この野郎っ……! おめぇらだって、そうじゃねぇのかっ……!? ああっ……!? ああっ……!?」


実況「あっと、ミカは騒ぎ立てますっ! 騒ぎ立てていきますっ! しかし、しかしですねぇ……」

元「そうなんだよ、あの試合は……シャドルーの独断だったワケなんですよっ……」

673名無しさん:2016/04/19(火) 23:26:37 ID:AjabNVWc
ミカ「男子王者も糞っ……! 挑戦者も糞っ……!」

ブー! ブーブー!

ミカ「そしてだっ……! そんな試合を指加えて眺めてる、他の男子選手も皆、糞なんだよっ!」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「あ〜っと、ミカは止まらないっ……! 止まらないっ……!」

元「……ああっ!」


ミカ「全てが糞なんだよっ……! 全てが低レベルなんだよっ……! このストリートプロレスはっ! 糞団体がっ!」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「元さんっ……! ミカは止まりません……もう、完全に止まりませんっ……! どうしましょうっ……!」

元「いや、本当本当……ここらで止めておいたいいって……」


ミカ「こんな糞団体でメインイベント飾って、トップを取ったような気になるなっ! ボケがっ! 見たろ見たろ、おめぇら見たろっ……!? 見ての通り、こいつらワンパンで沈んだじゃねぇかっ!? オイっ!」

ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ミカ「プロレス舐めてんじゃねぇぞ、この糞ボケどもがあああぁっ!」

674名無しさん:2016/04/19(火) 23:30:56 ID:AjabNVWc
シーネ ! シーネ !

実況「なんだなんだ、このコールは……こんなコールは聞いた事はないっ……! 聞いた事がないぞっ……!?」

元「やばいよ……やばいよ……」


まこと「あっ……ああっ……」

ララ「……大丈夫」ボソッ


シーネ! シーネ! シーネ! シーネ!

ミカ「低レベルな女子選手っ……! 低レベルな男共っ……! おまけに、ファンも低レベルもきたもんだっ……! なんだなんだっ! 救いのねぇ団体だなっ! この糞団体はよおおぉぉっ!」


シーネ! シーネ! シーネ! シーネ!

実況「しかし、ミカは止まらないっ……! ミカは止まらないっ……! やめろっ……! もう、やめろっ……!」

元「本当……本当っ……!」

675名無しさん:2016/04/19(火) 23:33:54 ID:AjabNVWc
リュウ「……おいおいおいおい、なんだアイツは」

ケン「……おうおう、言ってる言ってる」

ガイル「こりゃ、黙ってられねぇな」

ナッシュ「……本当、本当」


オー! オーオー! オー! オーオー!

実況「あまりの異常事態っ……! あまりの異常事態でありますっ……! あ〜っと、あっとあっとっ! ここでっ……! ここでっ……!?」

元「おおぉっ!」

実況「花道の奥から、リュウっ……! ケンっ……! ガイルっ……! ナッシュっ……! 四人が姿を現しましたっ! あまりの異常事態に、ここでストリートプロレスの主力選手達が集まってきますっ!」

676名無しさん:2016/04/19(火) 23:38:41 ID:aqzSwKdg
シーネがリアルすぎるw

677名無しさん:2016/04/19(火) 23:40:26 ID:AjabNVWc
ミカ「おうおうおうおうっ……! なんだなんだっ! 低レベルな男共が揃って登場かっ!? なんだ、どうした、おいっ!?」


リュウー! ケーン! ガイルー! ナッシュー!

実況「とにかくっ……! とにかく、この四人にこの騒ぎを納めてもらう事を祈りましょうっ!」

元「そうだよ!」

実況「リングに向かう、リュウっ……! ケンっ……! ガイルっ……! ナッシュっ……!」


ミカ「な〜んか、言いたそうな目ぇしてやがんなぁ、この野郎っ……! オイッ、どうしたっ!? 言ってみろ、この野郎っ……!」

リュウ「……」

ミカ「おぉいっ! どうしたオラァっ! 馬鹿面引っさげてこっち見てんじゃねぇよ、この野郎っ……! 言いたい事があるのなら、言ってみやがれ、ゴルァ!」


実況「あ〜っと、しかしっ……! ミカは怯まないっ! ミカは怯まないっ! それどころか、リングの上から挑発していきますっ!」

678名無しさん:2016/04/19(火) 23:42:19 ID:qildpl1Y
リュー! ケーン! ヤッチマエー!!

679名無しさん:2016/04/19(火) 23:43:36 ID:AjabNVWc
ケン「……おいおい、どうするよ。リュウ?」

リュウ「……困ったなぁ」

ミカ「おぉ〜しっ、それじゃあ、こうしようぜ……? こうしようぜ、オイッ……! おい、そこの馬鹿面四人組っ……! おめぇら、今から上がって来いっ……! なっ……? なっ……?」


オー? オーオー?

実況「おぉ〜っと、そしてここで……ミカが言いますミカが言いますっ!」

元「……何考えてんだろう」


ミカ「それでよぉ……? おぉっ……? あたしが今からおめぇらをだ……一人ずづ準備にぶっ飛ばしてやるよっ!」

オー! オーオー!

ミカ「主力選手と呼ばれてる腰抜けのチンケな連中がっ……! 女一人に準々にぶっ飛ばされていく姿を見たらよぉ!」

オー! オーオー!

ミカ「今、ここに集まっている頭のトチ狂った、馬鹿なファン達も目が覚める事でしょうよぉぉ!」

680名無しさん:2016/04/19(火) 23:46:28 ID:AjabNVWc
ミカ「女だからって、容赦する事ねぇんだぞっ! な〜んせ、てめぇら低レベルだっ! そんな奴らがなぁっ……! 硬派気取ったってなぁっ……! みみっちぃだけなんだよ、この糞がっ!」

リュウー! ヤッチマエー! ケーン! ヤッチマエー!

ミカ「オラァ、一番手は誰だっ……! 最初にのされたいのは誰だァァ! てめぇらを今から順々に土下座させてっ……!」

ガイルー! ナッシュー! ソイツヲヤッチマエー!

ミカ「あたしの股を潜らせてやるよっ! うるあぁっ! とっとと上がってきやがれええっ!」


ヤッチマエー! ヤッチマエー!

実況「止まらないレインボー・ミカ……止まらないレインボー・ミカ……それが、リュウやケンやガイルやナッシュであろうが……レインボー・ミカは止まらない……」

元「闘争心が強いとか……血の気が多いってのは、確かに大事な事だけど……ここまで来ると……もう、本当にどうなるかわからないよっ!?」

681名無しさん:2016/04/19(火) 23:49:23 ID:AjabNVWc
ガイル「はっ、随分のいいガキだ……だが、気にくわねぇ……よし、やっちまおう……」

ナッシュ「ちょっと待ってよ、待ってよ……相手は女の子だよ……!?」

ガイル「女だ……ガキだ……それで全てが許されるってワケじゃねぇんだよ……よ〜し、行ってやろう……俺が行ってやろう……」

ナッシュ「待ちなよ、待ちなよ、ガイルっ……!」

ケン「おいおい、リュウ……本当、アイツ止まんねぇぞ……どうする……?」

リュウ「……」


ガイルー! イケー! イケー! イケー!

実況「リングの上から挑発していくレインボー・ミカっ! あ〜っと、そしてここでガイルが動くっ! ガイルが行くのかっ!? いくのかっ!?」

元「う〜んっ……! 一回落ち着こうよっ! 一回っ!」

実況「あ〜っと、ナッシュが止めているっ! なんとかガイルを止めているっ!」

682名無しさん:2016/04/19(火) 23:50:55 ID:nXNrZDVE
まこと!ミカ!

俺得

683名無しさん:2016/04/19(火) 23:52:35 ID:AjabNVWc
ミカ「どうしたどうした、上がって来ねぇのか、オイッ! でけぇのは態度とガタイだけかぁ!? オイっ!? 揃いも揃って大の男達が尻込みしやがってよぉ……!?」

ガイルー! イケー! ナッシュー! トメルナー!

ミカ「てめぇら、きんた……」

ララ「……は〜い、ストップっ!」ガシッ

ミカ「モゴゴ……モゴゴゴっ……!」


実況「あ〜っと、ここで……ララ選手ですねっ! ララ選手が背後からミカの口を手で覆っていくっ! その口を封じますっ!」

元「あ〜、よかったよかった……ようやく、止めてくれる人が出てくれた」


ミカ「なぁ〜にしやがるっ! ララっ……! てめぇっ!?」

ララ「こら、ミカ。貴女、今放送禁止用語言いそうになったでしょう? メッ」

ミカ「放送禁止用語……? んんっ……? ああっ、そうかっ! 金玉はダメだっ! 金玉はっ! 金玉って言っちゃうのは、マズいよなぁ!?」

ララ「そうよ、そうそう……こういった公共の場で、金玉って言っちゃダメなの!」

684名無しさん:2016/04/19(火) 23:56:39 ID:AjabNVWc
ミカ「オーケー、やり直しだ……コホン……」

ララ「……頑張ってっ!」

ミカ「あ〜、失敬……コホン、コホン……ついついヒートアップしすぎちまった。てめぇらの死んだ魚みてぇな辛気臭い顔を見てたら、そりゃこうもなっちまうけどなっ! つい、放送禁止用語まで言っちまいそうになっちまったよっ!」


実況「え〜、その部分に対する……自制心……そういったものは持ち合わせているのでしょうか? このレインボー・ミカ……」

元「今さら、そこ気にしても遅い気はするけどね」


ミカ「おいおい、いいかいいか? 揃いも揃って、大の男達が尻込みしやがってよぉ……!? てめぇら……」

ララ「……」

ミカ「……肝っ玉」

ララ「……」

ミカ「……」チラッ

ララ「……グッド」

685名無しさん:2016/04/19(火) 23:59:20 ID:AjabNVWc
ミカ「ついてんのか、この野郎ォォォ! とっとと上がってきやがれ、この玉無し野郎共があああぁぁっ!」

ララ「……あぁ、言っちゃった」


イケー! イケー! イケー! イケー!

実況「さぁ、レインボー・ミカは放送禁止用語を避けて、言い直し……叫んでいくっ! 叫んでいくっ! 玉無し野郎と言うのは『肝っ玉』の存在しない男の事であり……」

元「そ〜んなフォローはいいってのっ! もうっ! 君までっ!」


ガイル「とことん下品な女だこの野郎……面白ぇ……そこまで言うんだったら……」

ナッシュ「だからっ……! だからっ……! ストップっ……! ストップっ……!」


実況「しかし、そんな行為も……神経を逆撫でする行為ではないのかっ!? あ〜っと、ガイルが行くのか行くのかっ!? もう、爆発寸前だっ!」

元「おいおいおいおいっ……!」

686名無しさん:2016/04/20(水) 00:02:03 ID:L8T7a4t2
ミカ「女にビビってリングに上がって来れない選手の姿達っ! 見て下さい、この情けない団体の姿をっ! どいつもこいつも腐ってやがりまあああすっ!」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「お構いなしにと叫ぶっ! ストリートプロレスを貶していくレインボー・ミカァァ! レインボー・ミカァァ!」


ガイル「ナッシュ……ここまで言われて黙ってる必要なんてねぇんだよ……俺は行くぞ……!?」

リュウ「……いや、俺がいく」シュタッ

ケン「あっ……!? リュウっ……おいっ……!」


オー! オーオー! オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、ここでっ! リュウがエプロンサイドへと上がったっ! エプロンサイドへと上がったぁ!」

元「……行くのかっ!?」

687名無しさん:2016/04/20(水) 00:05:35 ID:L8T7a4t2
ミカ「御指名入りましたああああぁぁぁっ! 一番手はリュウウウウウっ! おぉいっ! ララァァっ! まことォォ!」

ララ「……了解っ! ホラ、まこともっ!」ササッ

まこと「あっ、ああっ……は、はいっ……」ササッ


実況「さぁ、そして声高々に叫ぶっ! ミカァ! そして、ララとまことはおぉ〜っと、ロープに近づいて行って……!?」


ララ「……よいしょっと」ググッ

まこと「あっ……ああっ……」ググッ


実況「さぁ、トップロープとセカンドロープと間に腰掛け、ロープ間を広げますっ!

688名無しさん:2016/04/20(水) 00:08:14 ID:L8T7a4t2
ララ「いらっしゃいませ。本日はボコボコサービスが無料になっております。心ゆくまで、ご堪能下さい……ねっ?」ニコッ

リュウ(ふ〜ん……露出の多いコスチュームだなぁ……)チラッ

ララ「……あっ、おっぱい見てるでしょ? 変態〜」

リュウ(ハハハ、酷ぇ……結構、根性すわってるなぁ……こっちは大丈夫だ……問題は……)チラッ

まこと「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」ガタガタ

リュウ(大丈夫かなぁ……? 顔色もあまりよくないぞ、おい……完全に飲まれてるね……)


ミカ「さぁさぁ、リュウが今から女にボコられるぞ、オオオオォォイっ! 腐ったファン共っ……! その目に焼き付けやがれえええっ!」

リュウ(……あいつに関しては、もうわからない)

689名無しさん:2016/04/20(水) 00:10:20 ID:L8T7a4t2
リュウ(まぁ、ただ一つ言えるのは……)


実況「さぁさぁ、リュウが行くのかっ!? リュウが行くのかっ!? 確かに、ここまでこのストリートプロレスをコケにされては黙ってはいられないっ……!」

元「そうだけど……」

実況「だがしかしっ……! 相手はっ……! 相手はっ……!?」


リュウ(……こいつら、本気だ)グイッ

ミカ「……カマーンっ!」


実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウがロープを潜り……今、リングに……」


春麗「リュウっ……! 待ってっ……!」

リュウ「……」ピタッ


オー! オーオー!

実況「あ〜っと、待てっ……! 待てっ……! 待てっ……! ここで春麗が叫びますっ! おぉ〜っと、マイクを手にしていますっ! ここで春麗が……叫んだぁ!」

元「……おおぉっ!?」

690名無しさん:2016/04/20(水) 00:11:15 ID:L8T7a4t2
今日はここまで

691名無しさん:2016/04/20(水) 00:38:21 ID:lyhP6O/w
キタ━(゚∀゚)━!

乙!
正義の空手軍団としては女に手を出しづらいもんな
ここは女子部が抑えないとね

692名無しさん:2016/04/20(水) 01:50:15 ID:QPOWsXYE
これってガチの乱入!?
それとも試合前に言っていた制裁!?
いずれにせよ熱い展開になってきた(・ω・)
ミカのマイクも敵地で声援じゃなくてブーイングを貰うように煽って誘導するトコがニクいねぇ。

693名無しさん:2016/04/20(水) 02:18:28 ID:HAFqyL7M
乙乙!
ここまで他団体が絡むとなると男子対女子のタブー化しかけてるのを
徐々に緩和していきたいのかもしれんと勘ぐってまう

694名無しさん:2016/04/20(水) 03:25:45 ID:Up17BBYE

実際あったら疲れそうな興行だなぁ

695名無しさん:2016/04/20(水) 03:31:56 ID:ldvVURLU
まことは大丈夫か?
このイベントが終わったら倒れてしまいそうな感じだ

696名無しさん:2016/04/20(水) 04:56:35 ID:nc/OyKV.
乙っした
リュウはアドリブか…さすが格が違うな
元さんも他団体まで及ぶ知識、まことはリュウや実況も知らなそうなレベルなのに
このSSのヤムチャまたも空気…

697名無しさん:2016/04/20(水) 06:58:34 ID:ETUXMCQA


乱入・挑発は打ち合わせ通りだろうけど、細かい内容はどうだろうな
裏でどういう性格かも気になるw

698名無しさん:2016/04/20(水) 10:14:17 ID:ebHGu.og
ガチでも演習でもなんだかなーって感じ。
ヤムチャ戦でも乱入あったから「またか」って気持ちと、チュンリーとキャミィの戦いが熱かったから水を差された気持ちがパない。

699名無しさん:2016/04/20(水) 12:23:04 ID:i36uxijQ

こりゃヴァイパーさんも溜め息ついてそう

700名無しさん:2016/04/20(水) 21:02:33 ID:tCmG0e5Y
ミカのヒールっぷりが凄い
女子ゲストだよなー、相手の団体興行に乗り込むのも面白そう!

7011:2016/04/20(水) 21:48:12 ID:Dy7c/DEA
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

702名無しさん:2016/04/20(水) 22:29:15 ID:f8pKkQok
うい。

703名無しさん:2016/04/21(木) 00:54:21 ID:DUH1ZxuM
ミカとララはどちらのバストが大きいのだろうか

704名無しさん:2016/04/21(木) 09:18:46 ID:dg7w70T.
参考画像まだか

705名無しさん:2016/04/21(木) 15:25:43 ID:vL3OUf/M
>>704
ララ
ttp://i.imgur.com/b5XsMtz.jpg
レインボーミカ
ttp://i.imgur.com/lO9JBun.jpg
まこと
ttp://i.imgur.com/cEqIbx9.jpg
持ち合わせこれしか無かったから公式じゃ無いの混じってるけど許してね
(URL規制されてるからh抜いたよ)

706名無しさん:2016/04/21(木) 22:01:00 ID:.M7LeT92
春麗「はぁっ、はぁっ……ここまでコケにされて、黙ってられない気持ちはわかる……わかるわ……だけど……」ググッ


実況「さぁ、ここで場外の春麗が立ち上がりますっ! 立ち上がっていきますっ!」

元「んっと、大丈夫かな……? でも、うんっ……!」


春麗「だけど……一番最初に、喧嘩を売られたのはアタシ……はぁっ、はぁっ……あたしなのっ……!」シュタ


オー ! オーオー !

実況「そしてここで春麗が怒りにその身体を奮わせながらっ……! エプロンサイドへ! エプロンサイドへと昇っていくっ!」

元「そうだよ。黙ってられないのは……春麗君もだっ……!」


春麗「この喧嘩、アタシに買わせてちょうだい……アタシが、必ずあの舐めた小娘に思い知らしめてあげるからっ……!」

リュウ「……」


オー ! オーオー !

実況「さぁ、ここで春麗はリュウの顔を見つめながら……! 見つめながら言っていくっ!」


春麗「……これは女の喧嘩よっ!」

707名無しさん:2016/04/21(木) 22:07:04 ID:.M7LeT92
オー! チュンリー、イイゾー ! オーオー !

実況「さぁ、春麗が言ったぁ! こ〜こで言ったぁ!」

元「そうなんだよ、団体をコケにされた事は勿論悔しいけど、春麗君にとってはそれ以上の事だからねっ!」


春麗「アタシが行く……アタシが行くわ、リュウっ……! 下がっていてっ!」

リュウ「……わかったよ」


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、ここで春麗がいったぁ! 春麗がいったぁ! 怒りにその身を奮わせながら……今、ロープを潜り再びリングイーンっ!」


まこと「はぁっ……はぁっ……」ガクガク

リュウ「……しっかりしな。おい」ポンッ

まこと「……あっ」


実況「さぁ、そして入れ違いとなる形でリュウは場外へと降りますっ! リングの中の事は春麗へと任せて……ここで自身は場外へと戻りますっ!」

708名無しさん:2016/04/21(木) 22:15:09 ID:.M7LeT92
チュン・リー ! チュン・リー !

春麗「……」ギロリ

ミカ「……へっ、猿山の大将の雌猿さんのお出ましか!? おうおうおうおう ! なぁ〜に、睨んでやがるっ!? キャッキャキャッキャ鳴いてみろ、ゴルァ!」


チュン・リー ! チュン・リー !

実況「さぁ〜っ! ここで春麗がレインボー・ミカと相対するっ! 強く激しく睨んでいるっ! その表情は怒りに満ち溢れているゥゥ!」

元「そりゃそうもなりますよ!」

実況「一言言いたい事がありそうだっ……! いやっ、一言じゃ足りないだろうっ……! いけっ! いけっ! さぁ、春麗ィィ! いけえぇぇっ!」


春麗「はぁっ……はぁっ……やってくれたわねぇ、このダミ声っ……!」

ミカ「……ああっ?」


ワー ! ワーワー !

実況「そしてここで春麗が叫んだぁ! マイクを通し、レインボー・ミカへと向かって……叫んでいったあぁぁ!」

元「言ってやれ言ってやれ、おい!」

709名無しさん:2016/04/21(木) 22:23:38 ID:.M7LeT92
春麗「人の復帰試合に突然現れて……ピーピーギャーギャー薄汚い声で、騒音バラ撒いてんじゃないわよっ! 耳障りなのよ、公害女がっ……!」

ミカ「誰が公害女だって……? あぁっ!? だ〜れが、公害女だっ!?」

春麗「……先ずはリングから降りなさいっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っと、ここで春麗は先ずはっレインボー・ミカにリングから降りる事を要求していきますっ!」

元「そうそうそうっ! それくらい言ってやらなきゃいけないんだよっ!」


春麗「うちの団体はねぇ……あんたみたいな、世間知らずの糞ガキが簡単に上がっていいような安い団体じゃないのよっ……!」

ミカ「ふ〜ん……! ふ〜ん……! へぇ〜、ふ〜んっ……!」

春麗「土足で上がってんじゃないわよ、この雌豚ァァ! 降りなさいっ……! 先ずは降りなさいっ! このリングからっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「そうですっ……! 本日のこの一戦っ……! 春麗の復帰試合でございましたっ!」

元「それに、王者戦でもあるからねっ!?」

実況「そんな試合を、こんな形で潰されてはたまりませんっ! ええっ! たまったもんではないっ! さぁ、レインボー・ミカァ! 先ずはその仲間を連れて、リングから降りてもらおうかっ!? 話はそれからだぁ!」

710名無しさん:2016/04/21(木) 22:35:13 ID:.M7LeT92
オ・リ・ロ ! オ・リ・ロ !

ミカ「なるほどな……なるほど、なるほど……ここはアタシみたいな者が簡単に上がれるような、リングじゃねぇのか……なるほど、なるほど……」キョロキョロ


実況「さぁさぁ、場内からは降りろコールだっ! レイボー・ミカに対して降りろコールが浴びせられるっ!」


オ・リ・ロ ! オ・リ・ロ !

ミカ「だけどよぉぉ……!? もう、上がっちゃったもんねええぇぇ! しかもだっ……! し〜か〜もっ……!」ググッ


実況「さぁ、このコールに対してレインボー・ミカは……あ〜っとっ! 待って下さいっ! ここでレインボー・ミカはっ……! レインボー・ミカはっ!?」

元「……ああっ!?」


ミカ「胡座までかいちゃうよおおぉぉ〜んっ……! もう、一歩もここから動きましぇ〜んっ! ヘーッヘッヘッヘ……って言ったら、どうするよ……?」ドガッ

711名無しさん:2016/04/21(木) 22:45:40 ID:.M7LeT92
ブー ! ブーブー !

実況「なんとなんとなんとっ! ここはレインボー・ミカっ! リング上に胡座をかいて座り込んだっ! なんだこれはなんだこれはっ!? もうここから一歩も動かないと言った意思表示かっ!?」

元「いや〜……本日、こっちの神経を逆撫でしてくれますねぇ」

実況「当然の如く、場内からはブーイングゥ! レインボー・ミカに対して容赦のない大ブーイングゥゥ!」


春麗「……この糞アマァァ!」

ミカ「今日、耳日曜日なんだ……悪ぃな、悪ぃな……なぁ〜んにも聞こえねぇ……ヘッヘッヘ、なぁ〜んにも聞こえねぇ……」ニヤニヤ


実況「このあくまでストリートプロレスを侮辱していくレインボー・ミカのこの態度っ! この態度ォォ! おぉ〜っと、これには春麗も我慢ならないっ! 再び叫ぶっ!」

元「そりゃ、そうなるってのっ!」


キャミィ「……うああああぁぁっ!」ダダッ


ワー ! ワーワー !

実況「あっ、待てっ! おっ、待てっ! おっ、おっ、おおっ!? ここでキャミィがっ……ここでキャミィが、リング上に雪崩れ込んで来ましたっ! サードロープ下から滑り込み……今リングにやってきたぁ!」

元「おぉ〜っと、キャミィ君もきたぁ!」

712名無しさん:2016/04/21(木) 22:54:46 ID:.M7LeT92
春麗「……キャミィ!?」

ミカ「なんだなんだ……脳無しがまた……んんっ……?」

キャミィ「このっ……! このっ……! このおぉぉっ……!」ダダッ


イケー ! キャミィー ! イケー !

実況「さぁさぁ、リング上にやってきたキャミィはそのままミカへと向かっていくゥ! リング上で挑発するがの如く、大きく大きく胡座をかいて座っているミカへと向かっていくゥゥ!」

元「お〜、お〜、お〜、お〜」


キャミィ「……たあああぁぁっ!」スパーン

ミカ「……どぐふっ!」バターン


ワー ! ワーワー !

実況「キャミィはミカに突っ込んでいきっ……! そのまま蹴飛ばしたぁ! 蹴飛ばしたァァ! リングに座り込んでいるミカを大きく蹴飛ばしたァァ!」

元「お〜っ! お〜っ!」

713名無しさん:2016/04/21(木) 23:03:27 ID:.M7LeT92
キャミィ「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」ズガズガ

春麗「……キャミィっ!?」


イイゾー ! キャミィー ! ワーワー !

実況「さぁ、この恐れを知らないレインボー・ミカに対する怒りっ……! それはキャミィも同じかっ!? 」

元「そりゃ、だってキャミィ君だってやられてるんだからっ!」

実況「さぁ、レインボー・ミカを大きく大きく蹴りつけていったキャミィは……おっと、少し興奮している模様っ! そして、春麗の元へと近寄っていきますっ!」


キャミィー ! キャミィー ! キャミィー !

キャミィ「……マイクっ!」バシッ

春麗「……キャミィ」


オー ! オーオー ! オー ! オーオー !

実況「さぁ、そしてここでキャミィは春麗の持っている、マイクを奪いますっ! おぉ〜っと、キャミィが自らマイクを握ったぁっ! こいつは、何やら言いたい事があるのでしょうっ!」

元「そりゃ、当然だよっ!」

714名無しさん:2016/04/21(木) 23:11:43 ID:.M7LeT92
キャミィ「……ふざけるなああぁっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、そしてここでキャミィが叫んだああぁっ! おおおぉぉいっ!」


キャミィ「はぁっ、はぁっ…………ふざけるな……ふざけるな……ふざけるなっ……! ふざけるなっ……!」ワナワナ


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、怒りに身を任せ、言葉を発していくキャミィっ……! キャミィっ……!」

元「……うんっ!」


キャミィ「……ふざけるなああぁっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「キャミィは吠えるっ! 吠えるっ! 吠えていくっ……! こりゃ、元さんっ……! キャミィも相当怒ってますよっ!?」

元「そりゃそうだよっ……! 今日の一戦はキャミィ君にとっても大事な物だったんだからっ!」

715名無しさん:2016/04/21(木) 23:24:24 ID:.M7LeT92
ミカ「だああぁっ……くそっ……! いきなり蹴り噛ましやがったな、この売女めっ……ちくしょうっ!」ググッ


ワー ! ワーワー !

実況「さぁさぁ、キャミィの強烈な蹴りィ! レインボー・ミカの行為を許しはしませんっ!」

元「うんっ!」


ミカ「ちくっしょうっ……! 頭にきたぜ、オイっ……! おいっ、ララァ! まことぉ! この糞アマ共をもう一度、ボコにすんぞォ!」ムクッ

ララ「了解っ……! さぁ、まことっ……! いくわよっ……!」スッ

まこと「ううっ……おら……おら……」ブルブル

ララ「……まことっ!」

まこと「ううっ……はいっ……!」スッ


実況「あ〜っと、しかしここでミカが立ち上がり、おっとキャミィに向かっていくっ! あぁ〜っと、ララもですっ! まこともですっ! ここで三人がリング上の春麗とキャミィに向かっていくゥ!」

元「おおっ!?」

716名無しさん:2016/04/21(木) 23:33:27 ID:.M7LeT92
ミカ「気に食わねぇんだよ、てめぇらああぁぁっ! 舐めんじゃねぇぞおぉぉぉっ!」

キャミィ「……償ってもらうぞっ! 無事にこのストリートプロレスから帰れると思うなっ! 春麗さん、いきますよっ!?」

春麗「ええっ……! 二度とプロレスの出来ない身体にしてあげるわっ……! 破ああああぁぁぁっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っとっ! ここで乱闘が始まったああぁっ! おっとおっとおっとぉぉ!」

元「おおっ!」


ミカ「うるあああぁぁっ!」

キャミィ「たあああぁぁっ!」

春麗「はあああぁぁっ!」

ララ「……所詮、貴方達は猿山の大将なのよっ!」

まこと「くっ、くっ……あああぁぁっ……!」


ワー ! ワーワー !

実況「リング上にいる全選手が取っ組み合いを初め、さぁ乱闘だっ! 乱闘が始まったぁ! こいつはパニックですっ!」

717名無しさん:2016/04/21(木) 23:40:09 ID:.M7LeT92
ケン「お〜、お〜……乱闘だ……乱闘、乱闘……」

ガイル「ハッハッハ〜、いけいけ、やっちまえやっちまえ……下品な女達に思い知らせてやれ」

ナッシュ「……ちょっと二人とも、呑気に眺めてる場合じゃないよっ!?」

ガイル「……ああっ?」

ナッシュ「レディが倒れてるんだよっ……!? さくらちゃんがっ!」

ガイル「……大丈夫だっての」

ナッシュ「もうっ……! さくらちゃん……さくらちゃん、大丈夫……? しっかりしてっ!」ググッ

さくら「うっ、ううっ……ナッシュさん……ありがとうございます……」ムクッ

リュウ「おい、さくら……おい、さくら……」ボソッ

さくら「……んっ?」

718名無しさん:2016/04/21(木) 23:46:19 ID:.M7LeT92
リュウ「まことって子が、多分ちょっと飲まれてる……」ボソッ

さくら「あっ、そうっすか……はい……」

リュウ「……大事になる前に、なんとかしておけ」ボソッ

さくら「……了解っす」

ナッシュ「さくらちゃん、ダメだよっ……! 今はとにかく、安静にしておくんだっ!」

リュウ「……お前もダメージが大きいんじゃないか?」

ガイル「いいじゃねぇだろ、本人が行きたがってるんだからよぉ……? あっちが三人だったら、こっちも三人でいくべきだよ」

さくら「いや〜、忙しい……あぁ、忙しい……」ニヤニヤ

ケン「……仕掛けた張本人がなぁ〜に言ってんだか」

さくら「……へへへ」

719名無しさん:2016/04/21(木) 23:47:09 ID:.M7LeT92
今日はここまで

720名無しさん:2016/04/22(金) 00:16:22 ID:GDnZc5DE
乙!
まことのフォロー含め、さあどうなる

721名無しさん:2016/04/22(金) 02:13:43 ID:5.rOUVF2
乙です
演技も素も入ってると思うけど、やっぱナッシュさんはイケメンだな
見た目もそうだけどやっぱり中身も伴わないとね。どっかの子は見習っておきなさい

722名無しさん:2016/04/22(金) 02:55:31 ID:LsoB.8Ew
乙乙
放送禁止用語連発してる気がするんだが放送大丈夫か之(プロレスあまり見てない人並みの感想

723名無しさん:2016/04/22(金) 03:31:04 ID:LbyWDpi6
乙っした
>>721
クリリンのことかーーーーーっ!
>>722
(肝っ)玉?売(られた喧嘩を買う)女?が放送禁止なわけないっすよー(棒)

724名無しさん:2016/04/22(金) 07:20:39 ID:5zxMqRUk


めちゃくちゃだな(おもしろい)
ローズかりんも行かないかな〜、試合終わったばかりの3人では大変だからね〜

725名無しさん:2016/04/22(金) 10:58:04 ID:.bXW6NfQ
次は春麗キャミィさくらが組んで3対3かなー?(

726名無しさん:2016/04/22(金) 12:28:49 ID:9cwUxsMg

ミカってザンギを慕ってるんだっけ?また楽屋が面白そうだな

727名無しさん:2016/04/22(金) 13:47:17 ID:ms1uL6PQ
ミカってこんなキャラだっけw

728名無しさん:2016/04/22(金) 14:35:19 ID:ATaTioNI
これはすごい楽屋裏が見たい展開になってきた

729名無しさん:2016/04/22(金) 15:09:49 ID:fQesPIa2
カプコンのゲームで牛乳900本のんだり
対抗団体に乱入していたなーミカ

730名無しさん:2016/04/22(金) 18:47:44 ID:LsoB.8Ew
そう言えば今日やる某映画にザンギエフとベガ様出るんだよな……

731名無しさん:2016/04/22(金) 19:01:32 ID:ms1uL6PQ
ザンギエフがヒール?
この団体では新しいな

732名無しさん:2016/04/22(金) 22:01:12 ID:nO/2yPf6
ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、リング上は大乱闘っ! 大・乱・闘でありますっ! 5人の女選手達が取っ組み合い、おぉ〜っと! そして、暴れるっ! 暴れるっ! 暴れるゥゥ!」

元「やっぱりこのままじゃ、選手達じゃなくて、ファンも収まりがつかないからねぇ!」

実況「さぁ、この騒動っ……! どういった方向へ向かうのかっ!? あ〜っと、あっとあっとっ! そしてっ……!?」


さくら「離して下さいっ……! 離して下さいよ、ナッシュさんっ……! リュウさんっ……!」モガモガ

ナッシュ「ダメだよっ! とにかく今は安静に……!」

リュウ「……おい、さくらっ!?」

さくら「他団体の連中に、ここまでされて黙ってるワケにはいかないでしょうがっ……! 自分も……自分も加勢にいきますよっ……! ったあああぁぁっ!」ダダッ


実況「ここで場外のさくらがっ……! リュウとナッシュに開放されているさくらがっ……! 二人の制止を振り払い、リングに走るっ……!」

元「おぉ〜っと、さくら君も行ったかっ!?」

733名無しさん:2016/04/22(金) 22:07:16 ID:nO/2yPf6
ミカ「バカがオイっ……! そもそも算数も出来ねぇのかオラァ! 人数で負けてんだよぉ、オイっ! てめぇらは人数で負けてんだよぉ! 2と3はどっちが大きいのかなぁ〜!?」ガスガス

春麗「……あんたらごとき、あたしとキャミィの二人で十分よっ! 覚悟なさい!」ガスガス

ミカ「ゴミクズの分際でだっ……! このレインボー・ミカ様にっ……んっ………?」

さくら「……ったあああぁぁっ! はぁっ!」ガスッ

ミカ「………ってぇ、なんだぁ!?」


ワー ! ワーワー !

実況「さぁっ! ここでさくらもきたぁ! さくらもきたぁ! リング上にさくらも加わってきますっ!」

元「さくら君も、怒ってるねぇっ!?」

実況「そりゃ、当然でしょうっ! さくらも怒りますっ! さくらも怒りますっ!」

734名無しさん:2016/04/22(金) 22:15:07 ID:nO/2yPf6
春麗「どうやらこれで三体三のようね……3と3……どちらが大きいかはわかる……?」

ミカ「ゴミの3と精鋭部隊の3だったら、こっちの方がデカいんだよっ……! 図に乗んな、ドブスっ……!」


ワー ! ワーワー !

実況「さくらも加わり、三体三っ……! さぁっ! これで人数でも負けてはいないっ!」

元「いけいけいけいけぇ!」


春麗「……キャミィはララって女をっ!」

キャミィ「はいっ……! よくも……よくもよくもっ……!」

ララ「いや〜ん、その怒ってる顔……超ブス〜」

春麗「……さくらはまことって女をっ!」

さくら「……了解っ!」

まこと「はぁっ……はぁっ……」

春麗「そして、あたしはこの一番下品な女……ミカをやるわっ! こいつらにストリートプロレスの怖さを教えてやりましょうっ……!」

ミカ「てめぇらがプロレス語るんじゃねええぇっ! 黙ってろっ! てめぇらは男のチンポでもくわえてりゃいいんだよおおぉっ!」

735名無しさん:2016/04/22(金) 22:21:46 ID:nO/2yPf6
ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、リング上はパニックっ! 大パニックっ!」


キャミィー ! ヤッチマエー !

キャミィ「潰すっ……! 潰す潰す潰すっ……! 潰してやるっ……!」ググッ

ララ「ブスがムキになっちゃって……あ〜あ、気持ち悪い……」


実況「キャミィはララに行ったかっ!? さぁ、ララの身体に取っ組みかかって……そしてコーナー付近へと押し込んでいくっ!」


サクラー ! ヤッチマエー !

さくら「大丈夫……? ちょっとコーナーでお話しようか……?」ガシッ

まこと「……んだ」

さくら「初めてだったんだよね……? いきなりがこんなのじゃ怖いよね……? ごめんね……ごめんね」

まこと「ううっ、あの……おら……おら……」

さくら「……んっ?」

まこと「……ほがーに優しくされると、泣いてしまいそうやか」

さくら「あっ……! ダメダメダメダメっ……! と、とりあえずここで大人しくしてようか……? ねっ……? ねっ、ねっ……?」


実況「そして、さくらはまことに行ったかっ!? さぁ、まことの身体に取っ組みかかり、そしてキャミィとは逆側のコーナーへと押し込んでいくっ!」

736名無しさん:2016/04/22(金) 22:30:00 ID:ms1uL6PQ
ミカ「てめぇらがプロレス語るんじゃねええぇっ! 黙ってろっ! てめぇらは男のチンポでもくわえてりゃいいんだよおおぉっ!」

いいぞもっといえw

737名無しさん:2016/04/22(金) 22:30:07 ID:nO/2yPf6
チュンリー ! ヤッチマエー !

春麗「あんただけは……あんただけは絶対に許さないっ……!」

ミカ「ハナから許して貰おうって気なんか、さらさらねぇ! ごたくはいいから来いっ! 来やがれっ……! そいつがプロレスだっ!」


実況「さぁ、そしてリング中央では春麗とミカっ! 春麗とミカが相対するっ! ここで両者は少しばかり距離を取り、睨み合うっ!」

元「……緊張感が走るね」


春麗「いくわよっ……! はあああぁぁっ……!」ガシッ

ミカ「上等だっ……! いくぞ、このドブスっ……!」ガシッ


ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っと、そしてここで両者が一気に距離を詰め……互いに組み合っていくっ! 組み合っていくっ! ロックアップに入ったっ!」

738名無しさん:2016/04/22(金) 22:39:45 ID:nO/2yPf6
春麗「いくわよ、はあああぁぁっ!」

ミカ「甘ぇんだよぉ、この糞アマっ……! やぁ〜っぱり、低レベルじゃねぇかっ! オラァ!」クルッ


アー、アーアー

実況「ロックアップに組み合う両者……あ〜、いやっ! ここは、レインボー・ミカっ! そのままクルッと身体を捻らせ、背後へと回っていくっ! 春麗の背後へと回っていくっ! バックを取ったぁ!」

元「……おっとぉ、早いね!?」


春麗「本当の本当に、やかましい口……舐めないでっ……!」クルッ

ミカ「……おろっ!?」


オー ! オーオー !

実況「いやっ! しかし、ここは春麗ィ! 身体を捻るようにしながら、ミカの脇下を潜り抜け……おぉ〜っと、取り返していくっ! すかさず、バックを取り返していくゥ!」

元「お〜、いいよ〜!」

739名無しさん:2016/04/22(金) 22:46:50 ID:nO/2yPf6
春麗「散々、大口叩いてた割には……大したことないんじゃない……?」

ミカ「粋がってんじゃねぇよ、ドブスがっ……! まだまだぁ!」ガシッ


実況「あっと、しかしここでミカは背後から胴へと回されている春麗の腕を掴み……」


ミカ「うるぁっ……! うるああぁっ……! 舐めてんじゃねぇよっ!」グイグイ

春麗「あっ……あっ……」ヨロヨロ


実況「身体を捻ってその捉えた春麗の腕を捻りつつ……おぉ〜っと、今度は押し込んでいくっ! 春麗の身体をロープ際へと押し込んでいくっ!」


ミカ「もう一度、ワンパンで終わらせてやるよ、糞アマァァ! ほぉ〜ら、ロープへ行ってこいや、ボケェ!」ブンッ

春麗「……くっ!」ダダッ


実況「春麗の身体をロープへと押し付け……おぉ〜っと! そしてその反動を利用して逆方向へと降り投げていったぁ!」

740名無しさん:2016/04/22(金) 22:59:10 ID:nO/2yPf6
春麗「……くっ!」ググッ


チュンリー ! チュンリー !

実況「さぁ、春麗の身体がロープの反動によって返ってきたぁ! そして、ミカはそんな春麗へと狙いを定めて待っているっ!」


ミカ「おおぉぉらぁぁっ! いくぞおおおぉっ! ブウウウンっ!」ブンッ


実況「ミカは大きく腕を振り被り……おぉ〜っと、そして春麗目掛けて打ち込んでいくっ! ラリアットだぁぁ!」

元「おっ……? いやっ……!」


春麗「……二発も喰らってたまるもんですかっ! 破ァァ!」ゴロン

ミカ「くっ……チィっ……!」スカッ


オー ! チュンリー ! イイゾー !

実況「おぉ〜っとっ! しかし、ここは春麗ィ! ミカの脇をすり抜けるように前方回転っ! これを避わしていくっ! 避わしていくゥゥ!」

元「いいよ〜っ!」

741名無しさん:2016/04/22(金) 23:07:41 ID:nO/2yPf6
イケー ! チュンリー ! イケー !

春麗「さぁ、いくわよっ……」ムクッ

ミカ「チィ……大人しく当たっておけばいいもんをよぉ……!?」クルッ


実況「さぁ、そしてここで春麗が素早く立ち上がってくるっ! ミカの脇を通りつつ、背後へと回り込みつつ、素早く立ち上がってくるっ! あっ、いやっ……! ここはミカも慌てて振り替えるかっ!?」

元「んっ……? どうだっ……!?」


春麗「倒れさないっ……! 破アアァァっ……!」シュタッ


実況「素早く立ち上がった春麗はその場で大きく飛び上がり、ドロップキックを打ち込んでいくっ……! 打ち込んでいく……がっ……!?」

元「……んんっ!?」


ミカ「……しゃら臭ぇっ!」サッ

春麗「……くっ!」スカッ


アー、アーアー

実況「ここはミカっ……! 身体を半身にしながら……そのドロップキックを避けていくっ! 避ぁぁけていくっ!」

742名無しさん:2016/04/22(金) 23:15:46 ID:nO/2yPf6
春麗「くっ、ちょこまかちょこまかと……ぐっ……!」ズドーン

ミカ「バーカ、バーカ、バカバカバーカァ! 一人で勝手に自爆してやんの〜! こぉ〜んなバカ、見た事ねぇっ……! 見た事ねぇなぁ、オイっ!」


実況「ドロップキックを透かされ、春麗の身体がマットへと落ちるっ! 背中からマットへと落ち、打ち付けられていくっ!」

元「いや〜、いや〜、まだまだっ!」


春麗「本当っ……! いちいち、癪に触るわね……こいつはっ……!」ムクッ

ミカ「ヘイヘイヘイっ……! バカが立ち上がるぞっ……!? バカが、バカがっ……! そぉ〜んなバカに……いっちゃうぞ〜!? アタシはいっちゃうぞぉ〜!?」ジタバタ


チュンリー ! チュンリー !

実況「しかし、負けてはいられないっ! こ〜んな奴に侮辱されたままでは終われないっ! ここは春麗っ! すぐさま立ち上がってくるっ! いやっ、待てっ……! ミカはそんな春麗の前で地団駄を踏み込み……これは、何か狙っているのかっ!?」

元「狙ってる……かなっ……!?」


春麗「……くうぅっ!」ググッ

ミカ「今だああぁっ……! いっくぞおおぉぉっ! おいっ!」ダダッ


チュンリー ! チュンリー !

実況「ここでミカが突っ込んでいくっ! 立ち上がろうと、片膝をついている状態の春麗目掛けて勢いよく突っ込んでいくっ!」

743名無しさん:2016/04/22(金) 23:27:36 ID:nO/2yPf6
ミカ「うるああぁっ……!」シュタッ

春麗「……くっ!」


実況「ミカはそのまま飛び込んで……おぉ〜っと! 片膝をついている春麗の膝上へと飛び乗ったぁ!」


ミカ「おおおぉぉらああぁっ……! くたばってろっ……!」シュタッ

春麗「……んああっ!」


実況「ミカはその膝を踏み台にして、さらにさらに飛んでいくっ! 春麗の膝を踏み台にして、飛んだあぁぁっ!」

元「シャイニング・ウィザードだね」


ミカ「シャイニング・レインボオオォォッ……! ボンバアアアァァ!」ズガアァッ


実況「そして春麗の側頭部へと打ち込んでいくっ! ここは間髪入れずにきたっ! 間髪入れずにきたっ! レインボー・ミカのシャイニング・ウィザードォォ!」

744名無しさん:2016/04/22(金) 23:28:08 ID:ms1uL6PQ
しかし、ミカの口が悪いなw

745名無しさん:2016/04/22(金) 23:32:08 ID:LytwlFzM
しんのすけの声で再生されるわなぜか

746名無しさん:2016/04/22(金) 23:36:58 ID:tHObklMw
俺はナルトの声で再生されるな

747名無しさん:2016/04/22(金) 23:39:31 ID:nO/2yPf6
ミカ「ああっ、チィっ……! 生意気にブロックしやがった、あのアマっ……!」ドテッ

春麗「調子に乗りすぎなのよ……あんたはっ……!」


オー? オーオー ?

実況「側頭部へと強い一撃を喰らい、春麗は……おぉ〜っとっ! おぉ〜っとっ! いやいや、待て待て待てっ!」

元「おっ!? ブロックしてるよっ!?」

実況「おぉ〜っと、ここは春麗っ……! 両腕で側頭部を守り……ブロックですっ! ミカの一撃をブロックしていきましたっ!」


春麗「さぁさぁ、次はこっちの番よっ……!」ムクッ

ミカ「……上等だあぁ、おいっ!」ムクッ


チュンリー ! チュンリー !

実況「ここで春麗が立ち上がるっ! 完全に立ち上がるっ! あっと、しかしミカもまた立ち上がり体勢を整えようとしているっ!」

748名無しさん:2016/04/22(金) 23:39:56 ID:LytwlFzM
>>746
わかるわかる

749名無しさん:2016/04/22(金) 23:46:20 ID:nO/2yPf6
春麗「いくわよっ……! はあああぁぁっ……!」ダダッ

ミカ「……チィっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「春麗が突っ込んだぁ! 今度は春麗が、間髪入れずにミカへと突っ込んでいったぁ!」


春麗「ドブスなぁ〜れっ……! せぇ〜のっ……!」グイッ

ミカ「……んあっ!?」


ワー ! ワーワー!

実況「そして、春麗は大きく大きく右足を振り被っていくっ!」


春麗「……破アアァァっ!」スパーン

ミカ「……どおおぶすっ!」バターン


ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っと、そして蹴飛ばしたぁ! 蹴飛ばしたァァ! レインボー・ミカの顔面を……蹴飛ばしていったぁ!」

元「……うわあぁ、強烈だねぇ」

750名無しさん:2016/04/22(金) 23:49:22 ID:LsoB.8Ew
ヒドスwwwwww

751名無しさん:2016/04/22(金) 23:50:22 ID:nO/2yPf6
ララ「……ミカっ!?」

キャミィ「何処を見ているっ……!? お前の相手は私だっ……! たああぁっ!」ガスッ

ララ「……んあっ!」


さくら「今は私だけ見てればいいから……ねっ……? ねっ、ねっ……?」

まこと「んだっ……! でいやぁ……!」ガスッ

さくら「痛っ……! ちくしょ〜う……よくもやったなぁ〜! ってね!」


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、強烈な一撃を喰らったミカは大きくマットへと倒れたっ! 倒れた込んだっ! しかし、春麗はそんなミカへと更に更に近づいていくっ!」

元「……鬼の形相だっ!」

752名無しさん:2016/04/22(金) 23:53:37 ID:nO/2yPf6
春麗「……立ちなさい」ガシッ

ミカ「ああっ……くそっ……ちっくしょう……」ググッ


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、ここで春麗はミカの腰回りへと手を回しつつ、バックを取りながら引き起こしていくっ!」

元「おおっ!」


春麗「……この糞アマっ!」グルン

ミカ「うああっ……うああっ……」


イケー ! チュンリー ! イケーイケー !

実況「そして、春麗は背後からミカの両腕を閂状態へと捉え……その両腕を持ち上げつつ、脇下を潜り抜け、自身とミカの身体を反転させるっ! 素早く反転させるっ!」

元「おぉ〜っと、クイック気味のキル・スイッチかっ!?」


春麗「くたばってなさいっ……! レインボー・ミカアアァァっ!」フワッ

ミカ「……おぐああがああぁぁっ!」ズドーン


ワー ! ワーワー! ワー! ワーワー!

実況「身体を反転させ、春麗はミカへと背を向けるっ! そしてミカは腕を封じられ、前のめりの体勢っ……! そこから、春麗が前方へと飛び込んだああぁぁっ!」

元「いったぁっ!」

実況「そしてミカの顔面をマットへと叩きつけていくっ! こいつは爽快っ……! こぉ〜いつは爽快でありますっ! 仕掛けの早いキル・スイッチっ! キィィル・スイッチィィィ! ミカがマットへと叩きつけられたぁ!」

753名無しさん:2016/04/22(金) 23:56:07 ID:nO/2yPf6
ワー ! ワーワー !

ガイル「いったいったぁ、おぉ〜いっ! うちの女連中は怒らせるとおっかねぇんだぞっ……!? ああなるんだっ!? てめぇらも怒らせるような事、言うんじゃねぇぞ、おぉ〜いっ!」パンパン

ナッシュ「……ちょっとちょっと、ガイルっ!ガーイールっ!」

ガイル「うるせぇ、ナッシュっ……! そんなもん、関係ねぇんだよっ! よっしゃよっしゃ、いいぞ春麗っ! オラオラ、もっと盛り上がれっ!」パンパン

ナッシュ「……も〜う」


ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

実況「礼儀を知らない無礼者へこの一撃ィィ! こいつは爽快っ! おぉ〜っと、おっとおっとっ! 場外でガイルも大きく手を打ち鳴らしているっ!」

元「まぁ、そうですね。一回ぐらい痛い目見た方が今後の為ですよ」


ミカ「くそっ……くそっ……くそっ……」ゴロゴロ

春麗「……ざまあみなさいっ!」

ミカ「……うあっ!」ボトッ


ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

実況「ミカの身体が二回、三回と転がりっ……! おぉ〜っとっ! 今、落ちたぁ! 場外へと落ちたぁ!」

元「いよぉ〜しっ!」

実況「ストリートプロレスに土足で踏み込んできたレインボー・ミカを春麗が実力行使で排除したあぁぁっ!」

754名無しさん:2016/04/22(金) 23:56:45 ID:nO/2yPf6
今日はここまで

755名無しさん:2016/04/22(金) 23:57:03 ID:LsoB.8Ew
乙乙
何処かの傭兵かな?>潰すっ……! 潰す潰す潰すっ……!

756名無しさん:2016/04/23(土) 00:05:12 ID:r.M1PGJk


おお、あっさり蹴散らしたな
キャミィさくらもやっちまえー

757名無しさん:2016/04/23(土) 00:16:52 ID:q4MAQweM
>ミカ「……どおおぶすっ!」

腹痛えwww

758名無しさん:2016/04/23(土) 00:41:05 ID:OLQUD60o
乙!
まことのはじめて、…か。……ふむ…。

759名無しさん:2016/04/23(土) 01:11:55 ID:w3FOqkLY
ここのまことは東北出身なのか?
土佐弁が難しいのは分かるが、なんか訛りが混ざっていてイマイチ統一感がないな
一応まことの一人称は「うち」なんでそこは変えないほうがいいんじゃないかな?

760名無しさん:2016/04/23(土) 01:53:18 ID:g.o.u6b.
ドラゴンボールに東北は無いだろ
だからごちゃ混ぜの田舎弁みたいな感じでも良いと思う

出身地関係で前から思ってたんだが、ホークはこの世界だとウパ達の住んでたカリン塔周辺生まれなのだろうか?

761名無しさん:2016/04/23(土) 16:25:29 ID:b1pK9zDk
!!!
ホークとウパ!!!
つながった!!

762名無しさん:2016/04/23(土) 16:35:27 ID:JoJba0t.
前から思ってたんだが作者実はDBはともかくSFはあまり詳しくないんじゃないのか?
それでも読ませる作品を書く技量と熱量はすごいと思うが、あまりストーリー的に意味の無い(と思われる)言葉遣いの変更はしない方がいいと思う
まあこのまことが東北出身で出稼ぎとか口減らしで女子プロに入って、その悲惨な過去が語られるとかなら話は別だが
元設定に必ずしも忠実にする必要は無いが、混乱や違和感を招く表現はは出来るだけ抑えたほうがいい気がする

とか言うと1がやる気を無くすような事を言うなとか、これが1のSFなんだからいいんだとか、嫌なら見るなとか叩かれるのはわかってるんだけど
どうしても気になって言わずにはおられなかった
気に入らないなら消してもらって結構なので あくまでも一読者の意見として

763名無しさん:2016/04/23(土) 16:39:18 ID:uKcmWKUQ
まあ言いたいことは分かる
俺もミカ好きだから、あんまり口汚いのは見てて違和感あるし
今までの女子部組が、比較的差異の無いキャラだっただけに特にな

764名無しさん:2016/04/23(土) 16:59:51 ID:HGCf9WOc
すごくどうでもいいし多分共感されないけどまことの顔がAKIRAにモブとしていそうに感じる

765名無しさん:2016/04/23(土) 17:16:11 ID:.kznyQig
最近まで春麗とさくらの容姿入れ替わって覚えてたわ

766名無しさん:2016/04/23(土) 18:18:53 ID:cXXunvfY
>>765
やっぱり参考画像は必須ですかねえ…
荒らしのせいでファンがホント迷惑してるわ

767名無しさん:2016/04/23(土) 18:19:24 ID:vucPB4GE
乙っした
>男のチンポ
ミカさん擁護不能っす><

768名無しさん:2016/04/23(土) 18:30:14 ID:vucPB4GE
>>762
無理言うなよ
本田も江戸弁諦めて関西弁になったしな
格ゲーはセリフ少ないから難しいって

769名無しさん:2016/04/23(土) 19:17:20 ID:QuDT180I
そもそもスト3の知識じゃなくて東北弁の知識が必要なんじゃないのか?

770名無しさん:2016/04/23(土) 19:38:07 ID:SvbC5qFM
気になるのは分かるがハードル高杉だろ
プロ編集つけなきゃ無理や

771名無しさん:2016/04/23(土) 21:46:07 ID:cXXunvfY
そもそも方言ってその地元のお年寄りぐらいしかネイティブな使い方しないし
若い人なんて他の方言と標準語がまざったり、一部の方言だけの使用だったり
してるんだから別にそこまで気にする必要もないよ
DBの世界ってこともあるんだから1のオリジナリティ出していいと思う

772名無しさん:2016/04/23(土) 21:47:17 ID:bbHAAiX6
ストリートファイターって会話が多いゲームじゃないし、漫画のドラゴンボールに比べたら参考資料が少ないからブレるのは仕方ないと思うよ
格ゲーのノベライズやコミカライズでキャラが変わるのはよくあること

773名無しさん:2016/04/23(土) 21:53:41 ID:cXXunvfY
まあ、ミカちゃんのチン○は笑いましたw
ソドムとは違う路線でいいと思いますww
女子にあるまじき下品さwww

774名無しさん:2016/04/23(土) 21:54:37 ID:yZUivnlM
まぁ、ナメック語とかで話さない限りは、このss内でのキャラのしゃべり方にとやかく言う必要は無いと思う

775名無しさん:2016/04/23(土) 21:59:57 ID:aIFZ7Vo.
キャミィ「……お前も、このリングから立ち去れっ!」グイッ

ララ「……きゃあっ!」ボトッ


オー ! オーオー !

実況「おぉ〜っとっ! そしてここでキャミィもいったぁ! さぁ、キャミィはララの身体をトップロープとセカンドロープ間にねじ込み……こっちも場外へと落としていくっ!」


さくら「……それじゃあ、場外にいっててね。たああぁっ!」グイッ

まこと「……う、うわあぁっ!」ボトッ


オー ! オーオー !

実況「更には更には、さくらもいったぁ! こちらもまことの身体をロープ間にねじ込み……場外へと落としていくっ! 落としていくっ!」

776名無しさん:2016/04/23(土) 22:02:19 ID:lM5hELuA
>>766
レインボーミカも女子プロもよく知らんから
口調から貧困な脳内データベース漁って
完全にアジャでイメージしてしまってるからたタイミングよく参考画像あると助かる

777名無しさん:2016/04/23(土) 22:05:35 ID:cXXunvfY
レインボーミカ
ttp://monster-strike.biz/wp-content/uploads/2016/02/20160212_004.jpg

778名無しさん:2016/04/23(土) 22:09:18 ID:aIFZ7Vo.
ワー ! ワーワー !

実況「さぁさぁ、排除された排除されたぁ! リング上から、ミカだけではなく、ララっ……! まことも排除されたぁ! さぁさぁ、リングの上から招かれざる客達がその姿を消したっ!」

元「いよぉ〜しっ! いいよいいよっ!」

実況「さぁさぁ、ここは実力行使に出たこのストリートプロレスの女選手達っ! キャミィもさくらも……春麗に続きますっ!」


ミカ「はぁっ、はぁっ……おい、てめぇら大丈夫か……?」ムクッ

ララ「……ええっ、なんとか」ヨロヨロ

まこと「ああっ……う、うちも大丈夫じゃ……」ヨロヨロ


ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、そしてここでララもまことも……フラフラと場外のレインボー・ミカの元へと集結していきますっ!」

779名無しさん:2016/04/23(土) 22:16:42 ID:aIFZ7Vo.
春麗「……こんな物で落とし前がついたと思わないでよねっ!?」

ミカ「……んあっ?」


オー ! オーオー !

実況「おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! しかし、ここで春麗は……!? マイクを手に取りながら、場外のミカ達に向かって、ロープ越しから叫んでいきますっ!」

元「おぉっ!?」


春麗「あたし達の試合……このストリートプロレスの試合を潰してくれた償いは……その身体で取ってもらうわよっ……!」

ミカ「……ほぉ〜う」

春麗「勝負しなさいっ……! レインボー・ミカアァァ……!」


オー ! オーオー !

実況「おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! ここでここでっ……!? 春麗は勝負を要求したぞっ! レインボー・ミカへと勝負を要求したぞっ!」

元「おおっ!」

780名無しさん:2016/04/23(土) 22:23:23 ID:aIFZ7Vo.
春麗「あんた達がバカにしてくれたこの、うちのストリートプロレスとっ……! あんた達の団体っ……! どっちが強いのか、決着つけましょうよ……!?」

ミカ「……ほぉ〜う」ニヤニヤ

春麗「看板持ってきなさいっ……! レインボー・ミカアアァァっ……! どっちの団体が優れた団体なのか……勝負で決めましょうよっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! これはこれは……元さんっ!?」

元「いや〜、まぁ、そうだねっ! そういう風に決着を着けるのが、レスラーらしいんじゃないかな!?」


春麗「そこのアンタっ……! ララとか言ったわねっ……!?」

ララ「……んっ?」

春麗「そっちのアンタは……まことっ……!」

まこと「……んあっ?」

春麗「あんたも、あんたも……纏めて出てきなさいっ……! 三人纏めて……そこでぶっ潰してあげるわっ……!」

781名無しさん:2016/04/23(土) 22:25:13 ID:cXXunvfY
最新作ではこうなってしまったミカさん
ttp://livedoor.4.blogimg.jp/kinisoku/imgs/f/e/fedbd7fe.jpg
ttp://i.ytimg.com/vi/nbDSvRMc9rQ/0.jpg

782名無しさん:2016/04/23(土) 22:30:13 ID:aIFZ7Vo.
ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っとっ! おっとおっとぉっ! 春麗の怒りは、レインボー・ミカだけでははなく、隣にいるララとまことまでにもっ……!」

元「まぁ、そりゃララ君とまこと君も……土足で踏み込んできたんだから」

実況「いや〜、しかししかし、これは元さん……なんと言いますか……団体対抗戦の気配がしてきましたねぇ」

元「いや〜、団体対抗戦だよ。面白そうになってきたじゃん」


春麗「受けてもらうわよっ……! レインボー・ミカっ! まさか、今更尻尾巻いて逃げるだなんて……考えてないでしょうねぇ!?」

ミカ「……」


ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

実況「さぁ、ここで団体対抗戦を要求した春麗ィィ! さぁっ! 問題はこの要求を、レインボー・ミカが飲むかっ……! 否かっ……!?」

元「こ〜れは、受けてもらわなきゃ困るけどね」

783名無しさん:2016/04/23(土) 22:42:57 ID:aIFZ7Vo.
ウ・ ケ・ロ ! ウ・ケ・ロ !

ミカ「……ふ〜ん」キョロキョロ

ウ・ケ・ロ ! ウ・ケ・ロ !


実況「場内からはこのコールですっ! このコールですっ! さぁ、レインボー・ミカっ! 考え込んでいるのかっ!? 辺りの様子を見回しているっ!」

元「いや〜、こりゃもう受けないと帰れないでしょっ!?」


ミカ「おいっ、おいっ……リング上にいる、一番ブスのそこのおめぇ……おめぇだよ、確かキャミィだったっけ……?」

キャミィ「……ああっ!?」ギロリ

ミカ「睨んでんじゃねぇよ、バーカっ! てめぇの足元に落ちてるマイク拾え……こっちにゃ、マイクがねぇんだよボケ……とっととしやがれ……」


ウ・ケ・ロ ! ウ・ケ・ロ !

実況「さぁ、レインボー・ミカは春麗……あっ、いやキャミィですかね……? 何やら話しかけていますっ!」

784名無しさん:2016/04/23(土) 22:48:19 ID:cXXunvfY
キャミィがブスなら人類の99%ぐらいはブスだな

785名無しさん:2016/04/23(土) 22:52:50 ID:aIFZ7Vo.
キャミィ「……チィっ、偉そうに」ヒョイ

ミカ「早くしろ、早くしろバーカっ……! てめぇが待たせてんのはアタシじゃなくてファンなんだぞ……わかってんのか、このドブスっ……!」

キャミィ「……ほらっ」ポイッ


ウ・ケ・ロ ! ウ・ケ・ロ !

実況「さぁっ! ここでリング上のキャミィがマイクを拾い、そして場外にいるレインボー・ミカに向かって放り投げますっ! さぁっ! そしてミカがそのマイクを手にしましたっ!」


ウ・ケ・ロ ! ウ・ケ・ロ !

ミカ「一回鎮まろうか……一回……肝心の部分が聞こえませんでした……それじゃあ、話になんねぇだろ……なっ……?」スーッ


ザワ……ザワ……

実況「マイクを手にしたミカっ……! しかし、落ち着き払っていますっ! ここは手を上から下にスーッと落とし……場内に鎮まる事を要求していますっ!」

元「さぁさぁ、返答はどうなのかな?」

実況「場内が静まり返りますっ……! いやっ! ざわめきですっ……! さぁ、レインボー・ミカの返答はっ!? 返答はっ!?」

786名無しさん:2016/04/23(土) 23:00:56 ID:aIFZ7Vo.
ミカ「よっしゃっ……! その挑戦……受けてやるよっ! 受けてやるよ、オイっ!」


ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

実況「おぉ〜っとっ! 受けましたっ! 飲みましたっ! ここはレインボー・ミカっ……! 春麗の出した要求っ……! ここは飲み込んできましたぁ!」

元「そうこなくっちゃねっ!」

実況「団体対抗戦っ……! 看板を掛けた団体対抗戦っ……! これには場内も盛り上がりますっ!」


ワー ! ワーワー ! ワー ! ワーワー !

ミカ「あ〜っ……! 待て待て待て待て……落ち着け落ち着け……一回、落ち着け……一回、落ち着け……まだ、話にゃ続きがある……!」サッ


アー ? アーアー ?

実況「あっと……? しかし、ここでレインボー・ミカは、場内の歓声を遮るようにしながら、話を続けますっ……!」

元「んっ……? なんだっ?」

787名無しさん:2016/04/23(土) 23:11:26 ID:aIFZ7Vo.
ミカ「受ける事には受けるがよぉ……? 一つ条件がある……一つ、条件だ……」


アー ? アーアー ?

実況「おぉ〜っと、なんでしょう? レインボー・ミカサイドからも、何やら条件があると言う事ですっ!」

元「……ん、何だろう?」


ミカ「まぁ、条件……なぁ〜んて、もんじゃねぇ……提案だな、提案……おい、そこの春麗よ……おい……」

春麗「……何よ?」

ミカ「おめぇ、確か足の怪我で……んっ……? 戦線から離れてたんだったよなぁ……? なぁ、なぁ……?」

春麗「……よく知ってるわね」

ミカ「……それ、完っ璧に治してから来い」

788名無しさん:2016/04/23(土) 23:19:02 ID:aIFZ7Vo.
オー ? オーオー ?

ミカ「その怪我、完っ璧に治すまでどれくらいかかるよ……? 三ヶ月……三ヶ月でいいか……? んっ、んんっ……?」


実況「おぉ〜っと、ミカは春麗の足っ……! 完全に治してからの試合を要求していますっ! しかし、元さんっ!? 春麗の足はもう大丈夫ではないのでしょうかっ!?」

元「まぁ、確かに復帰した事に変わりはないけどね……でも、病み上がりって事には変わりはないからねぇ……う〜ん……」


ミカ「怪我のせいで負けちゃった……そぉ〜んな言い訳をされちゃあ、困るんだよ、オイっ……! だからだ……その怪我しっかりと治してから来い……なっ……? それでいいだろ……?」

春麗「……」

ミカ「それでだ……試合で負けたヘボのキャミィ……え〜っと、それと……ハハハ、メインイベントに参加すら出来なかった、も〜っとヘボの……さくらァ!」

キャミィ「……こいつ」

さくら「……こんのぉ〜っ!」

789名無しさん:2016/04/23(土) 23:23:08 ID:aIFZ7Vo.
ミカ「おめぇらに関しては……その三ヶ月の間に……み〜っちりと、血ヘドの出るような特訓積んで来いっ! この糞雑魚共っ!」

キャミィ「……言いたい放題言って、このっ!」
ギロリ

さくら「……こんにゃろうっ!」ギロリ


ブー ! ブーブー !

実況「さぁ、相も変わらずレインボー・ミカは言いたい放題っ! ロープ越しにキャミィとさくらが睨むっ!」


ミカ「今から……明日から……試合した所でよぉ……? もう結果は見えてんだよ、見えてんだよ、この糞雑魚共がっ! てめぇら、相手になんねぇ程、糞雑魚なんだよぉ!」

キャミィ「……くっ!」

さくら「……こんのぉ〜!」

ミカ「そぉ〜んな、てめぇらでもよぉ……? 三ヶ月ぐらいあれば、ちぃ〜っとはマシになるんじゃねぇかぁ、オイっ! 三ヶ月間……死に物狂いで鍛えて来い、この糞雑魚ォォ!」

790名無しさん:2016/04/23(土) 23:28:25 ID:aIFZ7Vo.
ミカ「……三ヶ月後にもう一度、このストリートプロレスに足を運んでやる。ただし、今度はチケットは買わねぇ」ビシッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ここでレインボー・ミカはリング上の春麗に指を差しながら言いますっ!」


ミカ「カード組んでおけよぉ……? 今度は選手として、現れてやるよ、選手としてな……そこで、てめぇらみたいにチャラチャラしてねぇ、本物のレスラーの力を見せてやるよ、オイっ!」

春麗「……」

ミカ「こいつらの化けの皮が剥がれるまで後、三ヶ月だっ……! それまで、精々バカなファン共にチヤホヤされてやがれ馬鹿野郎っ……!」


ブー! ブーブー !

実況「さぁ、レインボー・ミカはコケにしていくっ! とことん、このストリートプロレスをコケにしていくぅ!」

元「これはもう、思い知らせてやりたいねぇ!」


ミカ「ボンバアアアァァ!」


実況「さぁ、叫んだぁっ! ここでミカが叫んだっ! ボンバアアアァァ!」

791名無しさん:2016/04/23(土) 23:31:48 ID:aIFZ7Vo.
ミカ「よぉし、試合は三ヶ月後だ……ララ、まこと……てめぇらにもやってもらうぞ……」

ララ「そうね」

まこと「……んだ」シュン

ミカ「飲まれてんじゃねぇよ、まことぉ……もう終わりだ終わりだ……後は帰るだけ……表情だけしっかりしてくれ……頼むよ……」ボソッ

まこと「……んだ!」

ミカ「うらうら、退け退け、この野郎っ……! レインボー・ミカ様のお通りだぁ! そこどけそこどけ、今日はサインとか握手とかやってねぇぞぉ!」ズガズガ


実況「とにもかくにも、団体戦は三ヶ月後……三ヶ月後という事でよろしいでしょうかねぇ、元さんっ!?」

元「そうだねぇ、だからここからの三ヶ月……春麗君だけじゃなく、キャミィ君やさくら君もね……ちょっとふんどし引き締めていかないとねっ!」

実況「さぁさぁ、そしてレインボー・ミカはララとまことを引き連れ、退場していきますっ! 退場していきますっ!」

792名無しさん:2016/04/23(土) 23:33:17 ID:hS0CQ38U
三か月後に春麗たちがふんどしで試合をするだって!!

793名無しさん:2016/04/23(土) 23:36:32 ID:aIFZ7Vo.
春麗「……」

キャミィ「……」

さくら「……」


実況「リング上から、その後ろ姿を眺める、春麗っ……! キャミィっ……! さくらっ……!あ〜っと、そしてここでレインボー・ミカ達が振り返ったぞっ!?」


ミカ「最後ぐらいビシッと決めよう、まことっ……! いくぞっ、せぇ〜のっ!」

ララ「ボンバアアアァァ!」ググッ

まこと「ボンバアアアァァ!」ググッ

ミカ「ボンバアアアァァ!」ググッ


実況「三人、右腕を大きく突き上げながら叫んでいくっ! 叫んでいくゥゥ! そして、ミカ……ララ……まことっ……! 三人が退場していったぁ!」

794名無しさん:2016/04/23(土) 23:40:55 ID:aIFZ7Vo.
今日はここまで

土佐弁(四国)・東北弁って言うかね、多分色々ごっちゃになってズーズー弁になっちゃったんだね。江戸が関西になり、四国が東北になり、もう滅茶苦茶だ
ただ、一人称に関しては致命的だったよ。コレ、悟空とごっちゃになっちゃったんだろうね
土佐弁は絶対にネックになる事はわかってたんだけどね……他のキャラの動かしやすさとか考えたら「土佐弁だけがネック」のまことになりました
以後、気をつけたいと思います。「うち」でいきます。指摘ありがとう。やる気はなくさないので大丈夫。寧ろ、指摘が出る程出来ていないからこそ、こうなったと捉えています

土佐弁変換サイトって素敵なサイトを見つけたので、それの力を借りながら頑張っていきたいと思います

795名無しさん:2016/04/23(土) 23:47:29 ID:xHMbEjf6
乙!

796名無しさん:2016/04/23(土) 23:55:00 ID:w3FOqkLY
乙です。
土佐弁は難しいわな。
とりあえず「はい」は「んだ」ではなく「あい」だな。
他には「おまえ=おんし、おまん」「あなた=おまさん」「とても=げに」あたりと、
「という=ちゅう」「下さい=くなんせ」「けれど=けんど」「たくさん=こじゃんと」
語尾に「〜じゃき」「〜じゃきに」「〜ぜよ」「〜やき」あたりを使っとけばそれっぽくなると思うよ。
完璧にやろうと思うと言葉が通じなくなるから、あくまでそれっぽくがいいと思う。

797名無しさん:2016/04/24(日) 00:15:06 ID:LXfJOc.s
とりあえず龍馬辺りを参考にするとよか

798名無しさん:2016/04/24(日) 00:25:10 ID:Tmsq2uO6
まことがチチのしゃべり方みたいだ

799名無しさん:2016/04/24(日) 00:39:31 ID:btcQHHxs
乙!
3ヶ月後に団体対抗戦、でもそれまでまた女子部5人だけで廻さないと…ってなるとストリートプロレスはしんどいねえ
弱小団体の辛いとこね
でもまあこのss始まる前からこの体制でやってたからなんとかなるか

800名無しさん:2016/04/24(日) 01:07:41 ID:arwbDrzk
乙! 楽屋裏!楽屋裏!

801名無しさん:2016/04/24(日) 02:03:36 ID:fNEL15zI
乙!
一区切りつきました!

802名無しさん:2016/04/24(日) 02:15:17 ID:UfLS.sy.
このSS世界で3カ月って相当先なんじゃ…

803名無しさん:2016/04/24(日) 02:16:38 ID:56ibanlY
来年までにいけたらいいなって

804名無しさん:2016/04/24(日) 04:50:18 ID:wu9ekh2k
乙っした
まことカワイイ
三ヶ月は主にまことの準備期間かな?
今のビビりキャラでもいいが、少し自信付けたとこもいいかも///

805名無しさん:2016/04/24(日) 08:02:41 ID:EOmq9sCw


裏側もすごい楽しみだ
三ヶ月後3ー3か、シングル3つか…

806名無しさん:2016/04/24(日) 08:42:50 ID:UfLS.sy.
そういえばレインボーミカって〜っすって話すからさくらとかぶるなあ
まあ、それはそれでいいけどね

807名無しさん:2016/04/24(日) 11:26:40 ID:7PAhpiGE
>784
そうだな
ttp://livedoor.blogimg.jp/chigesoku/imgs/a/4/a467be77.jpg

808名無しさん:2016/04/24(日) 11:30:56 ID:7PAhpiGE
スレ主はすごいな
勉強家で努力家だ

しかしこのままの君でいいよ!連呼からの
センセイ大量出現の流れは笑ったw
お前らひょっとしてギャグでやってるのか?w

809名無しさん:2016/04/24(日) 14:32:55 ID:UfLS.sy.
Vはやっぱりぶっさいくです

810名無しさん:2016/04/24(日) 15:57:56 ID:8CgOGHhk
スレ主色々と乙
まぁ3カ月間をこのペースで書くわけじゃないし(そうなったらスレ主が過労で大変な事になる)
イベント的に重要な部分の前後を楽屋裏含めて書くで
その途中はヤムチャとプーアルの2人で振り返る手法でいいんじゃないだろうか

811名無しさん:2016/04/24(日) 16:07:35 ID:crPT1Ea2
全体をはしょって流れだけでいいんじゃね?
すでに忘れかけてるけどヤンユンダメダメコンビの件もあるから
重要なストーリーはさすがに端折れないだろうけど

812名無しさん:2016/04/24(日) 21:32:19 ID:UfLS.sy.
そろそろこのパートの終わりか

813名無しさん:2016/04/24(日) 22:01:16 ID:403KLNWI
---


ミカ「……お疲れ様でしたぁ! あ〜りがとうございますっ!」

ララ「ちょっと……声がデカいのよ、ミカ……あっ、お疲れ様でした〜」

ベガ「いや〜、お疲れお疲れ……いや〜、ありがとうありがとう……想像以上だったなぁ、いやぁ本当にありがとう」パチパチ

サガット「お疲れ様です」パチパチ

バルログ「いや〜、素晴らしかったです」パチパチ

バイソン「こっちもね……刺激を受けましたよ、なっ!? うんっ!」パチパチ

ヤムチャ「……いやぁ〜、凄かったなぁ? なぁ、プーアル?」

プーアル「……そうですねぇ〜」

814名無しさん:2016/04/24(日) 22:09:30 ID:403KLNWI
まこと「あぁっ、ああっ……」ガクッ

ヤムチャ「あ、あれっ……? どうしたの……?」

バイソン「お〜い、姉ちゃんどうした!? 大丈夫か?」

まこと「はぁっ、はぁっ……き、緊張の糸が……切れよった……」

ベガ「確か、陽子さんから伺った話では……まこと君は、対抗戦と言うか……他団体にあがるのは、初めてだったよな……?」

まこと「……あ、あい」

ヤムチャ「……陽子さんって、誰っすか?」ボソッ

バルログ「ハルマゲドン陽子さんって言う、元レスラーのね……彼女達の団体の社長さんですね。今はコーチもされてらっしゃいます」ボソッ

ヤムチャ「ああ……へぇ〜……」

815名無しさん:2016/04/24(日) 22:17:07 ID:403KLNWI
ベガ「どうだったかな……? うちの団体……リングに上がった感想……みたいなものがあったら、聞いてみたいな」

まこと「あ、あの……こがな事をゆうのは失礼な事かもしれんが……」

ベガ「いやいや、そんな事はない。他団体から見たうちのイメージというのも大事だからね。それは、よりファンに近い位置からの目線でもある……」

まこと「……怖かったやか」

ベガ「……んっ?」

まこと「うちは、他団体に上がっていく先輩達の姿を見てました……」

ベガ「……うん」

まこと「皆、先輩達は……『楽しかった』……『また行きたい』……そうゆうて、うちの団体に戻ってきました……」

ベガ「……うん」

まこと「うち……『死ね』ゆわれました……うち……大丈夫じゃろか?」

ベガ「大丈夫……と言うのは?」

816名無しさん:2016/04/24(日) 22:27:03 ID:403KLNWI
まこと「うち……大丈夫じゃろか……? 変なファンに捕まって……変な事されへんじゃろか……!?」

ベガ「フハハハハ、大丈夫だよ、大丈夫」

まこと「……うち、明日からもプロレス続けれるじゃろか!?」

ベガ「大丈夫だよ、大丈夫……続けるさ、続けれる……私も長い間ヒールを続けているがな……リングの上では、勿論そういった事を言われる……だが、そういった事は一切ない。それは、ここにいるサガット達も同じだ」

サガット「……大丈夫だよ」

ベガ「それどころか、ご近所さんには『早く世界征服しろ』……なぁ〜んて、急かされてるよ。ハッハッハ、困ったもんだ」

まこと「……うち、もっと楽しい対抗戦、想像してました」シュン

817名無しさん:2016/04/24(日) 22:32:47 ID:403KLNWI
ミカ「おいおい、待てよ待てよ、ま〜こ〜と……アタシ達は、そういったヌルい対抗戦をしに来たワケじゃねぇだろ……? あの〜、ベガさん……何か、すいませんね……?」アセアセ

ララ「……まことは、こういった事は初めてですから。申し訳ありません」

ベガ「……あ〜、いやいや。大丈夫だよ、気にしてなどいない」

ミカ「アタシ達はだ、アイドルの喧嘩をしに来たワケじゃないんだ……キャットファイトをしに来たワケじゃないんだ……なっ……?」

まこと「……あい」

ミカ「女と女が、バッチバチにぶつかる、殺伐とした対抗戦っ……! そういった物を今回はやりにきたワケだろ……? なっ……!?」

ララ「確かに今までの対抗戦とはテイストが違う感じはするけど……でも、ここに抜擢されるって事は、それだけ陽子さんに期待されてるって事なんだから……」

まこと「……あい」

ミカ「ここは、女だけでやってる団体じゃないんだ……男の中に混じって、それでもやってる女達のいる団体なんだ……だったら、あたし達もそれなりの物、持っていかねぇといけねぇだろ……? なっ……? なっ……?」

まこと「……あい」

ミカ「そりゃ、あたしだって慣れない事だったよ。でも、やりきったよっ! 見たろ、あたしのあの姿……だから、まこと……まこともしっかりしろって! 中途半端にやる事が、一番失礼な事なんだからっ……!」

818名無しさん:2016/04/24(日) 22:34:50 ID:wstS9Nmc
まこと達の団体は混合じゃなくて女子プロだけなのか

819名無しさん:2016/04/24(日) 22:46:57 ID:403KLNWI
バルログ「……ミカさんって、ヒールは初めてなんですか?」

ミカ「う〜ん……今までに対抗戦で、ちょこっとヒールっぽくやったって事はありますが……ここまで、はっちゃけたのは初めて……かな?」

サガット「……へぇ〜」

ミカ「え〜っ……どうでしたか……? 自分の出来……あんな感じでよかったっスか……?」

バイソン「いやいや、よかったも何も、最高だったよっ! 俺より下品な奴はね……初めて見たよっ! 最高、最高っ!」パチパチ

ミカ「あ〜りがとうございますっ!」ペコッ

ベガ「礼を言うのはこちらの方だよ……いや〜、本当にありがとう……どうだい? シャドルーに加入しないか……? 今ならナンバー2の座を明け渡してもいいぞ……?」ニヤニヤ

ミカ「んっ……? こりゃ……んっ……? 引き抜きなのかな……?」

ベガ「おぉ〜っと、おっと……イカンイカン……陽子さんにどやされてしまうな……ハハハ、冗談だ」

820名無しさん:2016/04/24(日) 22:54:37 ID:403KLNWI
ベガ「まぁ、うちの団体はな……今、現在私とさくらで仕切っている状態だが、本来はザンギエフが仕切る立場だ……ザンギエフも、君達へのオファーは考えてた事だ……」

ミカ「……本当、一日でも早い復帰を待ってますよっ! そん時は、チケット買って来ますっ!」

ベガ「ハハハ、伝えておこう。今日の君達の一連の行為……きっとザンギエフも喜んでいると思う……ここだろうな、アイツが求めていた物は」

ミカ「ザンギエフ様のねぇ……プロレス理論ってのは、よぉ〜くよぉ〜く理解してるつもりっスよ……女だからって、ヌルい試合を見せてちゃ、いけねぇんだ……もっと、殺伐とっ! 殺伐とした物を見せていくべきなんだっ……!」

ベガ「あやうく道踏み外す所だったよ……うむ……やはり、こういった感じなんだろうな……ミカ君……ララ君……まこと君、本当にありがとう……」ペコッ

ミカ「礼を言うのはこっちの方っすっ……! このストリートプロレスとの対抗戦でね……女子プロレス界全体を、盛り上げていきますよっ……!」

ベガ「陽子さんによく似ている……やはり、看板を背負っている者というのは強いな……頼もしい言葉だ」

821名無しさん:2016/04/24(日) 23:00:48 ID:403KLNWI
ベガ「それじゃあ、え〜……ミカ君……え〜、そしてララ君……」

ミカ「はいっ!」

ララ「はい」

ベガ「団体戦は、三ヶ月後にはなるが……え〜、それまでの期間だな……ちょくちょく参戦してもらう事にはなっているよな……? え〜……来週だったよな……?」

ミカ「そうっスね。来週、こっちの方で頼むぞと……さくらさんから、話は聞いてますよ」

ララ「三ヶ月も期間開けてちゃ、対抗戦の話忘れられちゃうもんね?」

ベガ「では、そちらの方も……と言うより、これから三ヶ月間だな……引き続き、よろしく頼む」

ミカ「勿論っスっ! この団体対抗戦を盛り上げ盛り上げ、話題にして……プロレス界全体を盛り上げていきましょうっ!」

ララ「今日の乱入の記事……西スポ辺りが一面で取り上げてくれないかしら……?」クスクス

ミカ「西スポは……西スポは、案外あるかもしれねぇなぁ……!? あそこは、結構プロレスに親身になってくれる所だっ!」

822名無しさん:2016/04/24(日) 23:07:42 ID:403KLNWI
ベガ「え〜、そして最後に……まこと君だな……」

まこと「あい」

ベガ「君にとって、初めての他団体……今回は、対抗戦という形だ……今まで、君の見てきた対抗戦とは……うん、少しカラーの違う物にはなっているが……」

まこと「……あい」

ベガ「それでも……それでもだ……三ヶ月後……この対抗戦が終わる頃だな……?」

まこと「……あい」

ベガ「そこで、君が……『楽しかった』……『また来たい』……君がそう思えるような……スタートこそは、違う形だがな……ゴールは、君の先輩達と同じように思える対抗戦にしてみせるよ……」

まこと「……」

ベガ「メインはさくらだがな……だが、私も努力する……他の選手達もだ……」

まこと「……ありがとうございます」

823名無しさん:2016/04/24(日) 23:15:03 ID:403KLNWI
ベガ「フルで出場と言うワケではないが、それでも三ヶ月間……三ヶ月間の間に……」

まこと「……あい」

ベガ「自分の団体とは違う、他団体の風……そういった物をその身に浴びて……」

まこと「あいっ……!」

ベガ「一回り、大きくなってだ……そして、また戻って言って欲しいな……」

まこと「……わかりました」

ベガ「なぁ〜んてな……! ガハハ、ちょ〜っとキザな事言ってみたりしてぇ〜!」

まこと「……んっ?」

ベガ「そこまで偉そうに出来る程、ストリートプロレスも安泰じゃないってのっ……! ピンチだよっ! ピンチ、ピンチっ!」

バルログ「……自虐が過ぎます、ベガ様っ!」

ベガ「いや〜、頼むよまこと君……我々の団体、たたまずに済むように……一つ、協力を頼む。ガハハハ!」

824名無しさん:2016/04/24(日) 23:22:47 ID:403KLNWI
ミカ「まぁまぁ、わかんねぇ事があるなら、あたしやララが聞けばいいからよ……!? なっ、まことっ……! この団体戦で、一つ大きくなろうっ!」

ララ「……その為に、今回選ばれたんだから。ねっ?」

まこと「あい」

ベガ「うちの女子連中と話してみるのもいいさ。せっかくの交流戦なんだからな……なぁ〜んなら、男子連中でも構わん」

バイソン「バイソンちゃんが、手取り足取り……優し〜く、教えてあげるわよ〜ん」クネクネ

まこと「……」ジーッ

ミカ「……なるほど、この人もキャラ濃いな」ジーッ

ララ「……オカマキャラも出来るのね」ジーッ


ベガ「あ〜、ちなみにここにいるバイソンという男は……顔も酷けれりゃ、頭も酷い……気持ちも悪い……だがしかし、そこそこ、頼りになる男ではある……」

バイソン「そこそこかよっ……! ベガ様、酷ぇっ……!」

ベガ「ハハハ、顔だろうな……顔、顔、顔……」


まこと「……」クスッ

825名無しさん:2016/04/24(日) 23:24:31 ID:403KLNWI
今日はここまで

826名無しさん:2016/04/24(日) 23:36:54 ID:kE0Eb8pk
おつおつー

やっぱりバイソンさんはどんなときでもバイソンさんだな
さすがの一言に尽きるわ

827名無しさん:2016/04/24(日) 23:53:37 ID:0.YSgZjo
正直一番器用な人だと思うわ
半分くらいは計算抜きの天然物なんだろうw

828名無しさん:2016/04/25(月) 00:48:31 ID:2In96TwQ
乙!
まる3ヶ月開いて大丈夫か?と心配してたが、そうでもないようで安心した
西スポ の見出し読みたいです

829名無しさん:2016/04/25(月) 03:49:45 ID:qXfIwwS6
乙っした
西スポ…西の都スポーツってとこかな?

830名無しさん:2016/04/25(月) 07:11:02 ID:Fyr/Q9tM


やっぱり良い人たちだったな
ちょくちょく参戦…金は大丈夫なのだろうか…

831名無しさん:2016/04/25(月) 09:02:39 ID:4H3ASUyQ
金は大丈夫だろ
新聞に載ればブルマやブリーフ博士が読んで、ヤムチャがストプロに加入していることを知り、スポンサーになってくれるさ
もし知らないままでも、ヤムチャに土下座させてブルマにスポンサーになってくれと頼みに行かせれば良い

832名無しさん:2016/04/25(月) 09:44:31 ID:oFSPSvxc
ストリートファイターのストーリーの話だけど
かりんってお金持ちでミカと対戦したときにミカが勝つと財閥でスポンサー
になってもいいって会話あったな

833名無しさん:2016/04/25(月) 12:49:11 ID:9RX2gDuc
ご近所さんに世界征服催促されるベガ様を想像すると。。。w

834名無しさん:2016/04/25(月) 13:09:02 ID:oLVW2pus
>>833
あさごみ捨てにパジャマででて近所のおっさんとかに言われてるの想像してわろた

835名無しさん:2016/04/25(月) 16:48:00 ID:ScUTw8Ts
乙!

836名無しさん:2016/04/25(月) 22:01:25 ID:iqxFldMU
ーーー


実況「さぁ、何はともあれ三ヶ月後ですっ……! 三ヶ月後、どちらの団体が優れているのか……それを決める対抗戦が行われますっ!」

元「いや〜、これは我々の威厳もかかっているのでね……是非とも、頑張ってもらいたい所だっ!」

実況「嵐の去ったこのストリートプロレス……しかし、まだまだ終わってはいないっ! 三ヶ月後っ……! またまた大きな大きな嵐がやってきますっ! 」

元「そうだね!」

実況「おっと、ここでリュウがきましたっ! ケンもきましたっ……! ガイルにナッシュもリングに上がってきますっ! さぁ、リュウは……マイクを握っているか?」


リュウ「ったく、大事にしやがってよぉ……? なぁ、春麗……?」


実況「おぉ〜っと、そしてここでリュウが口を開いたっ! 口を開いたっ! リュウは春麗へと語りかけますっ!」

元「うん」

837名無しさん:2016/04/25(月) 22:10:18 ID:iqxFldMU
春麗「……何、言ってるのよ、リュウ」

リュウ「……おっ?」


オー ? オーオー ?

実況「おぉ〜っと、しかしすかさず、春麗も口を開くっ! 口を開いていくっ! こちらもまた、マイクを手にしているっ!」

元「うん」


春麗「あ〜んな奴らを……このまま終わりに出来るワケないじゃない……キッチリと……キッチリと誰しもが納得出来る形で終わらせてやらないと、気が済まないわっ……!」

リュウ「……」

春麗「あたし達っ……! このストリートプロレスの勝利と言う形でねっ……!」


オー、オーオー

実況「さぁ、しかし春麗は気合いが入っていますっ! 非常〜にっ……! 非常に気合いが入っていますっ!」

元「うんうんっ!」

838名無しさん:2016/04/25(月) 22:18:52 ID:iqxFldMU
春麗「……あんた達にも見せてあげるからねっ!」ビシッ

リュウ「……おう」


オー、オーオー

実況「さぁ、ここで春麗はリュウっ……! いや、リュウ達ですねっ! 指を差しながら言いますっ!」


ガイル「おうおうおう、言ってくれるねぇ、おいっ……! だが、それでいいっ……! それでいいんだ、おいっ!」パチパチ

ナッシュ「いや〜、うちの女子選手は気が強い……本当に気が強い……ハハハ」パチパチ


オー ! オーオー !

実況「じっと春麗を見つめるリュウとケンっ……! ガイルとナッシュは、春麗に激を飛ばすかのように、手を打ち鳴らしていきますっ!」

839名無しさん:2016/04/25(月) 22:20:57 ID:.tFQ.uUc
対抗戦はお互いの団体の面子もあるからスッキリと白黒つけるのは難しいネタなんだよな

wweみたいな同一団体のブランド抗争ならともかく

840名無しさん:2016/04/25(月) 22:28:36 ID:iqxFldMU
春麗「勿論っ……! 皆にもっ……!」ビシッ


ワー ! ワーワー !

実況「そ〜して、春麗はここで場内を指差し……グルっと周りながら……おぉ〜っと、ここで場内にも、勝利っ……! 約束していくゥゥ!」

元「うんっ! これは守ってもらわないと困りますからね!」


ガイル「ハッハッハーっ! 帰ってきたとたん元気な奴だっ! いいぞいいぞ、騒げ騒げっ!」パチパチ

ナッシュ「やっぱり、彼女が帰ってくると……うんっ! 元気になるねっ……!」パチパチ

841名無しさん:2016/04/25(月) 22:39:13 ID:iqxFldMU
ケン「待て待て待て待て……おい、リュウ……ちょっとマイク貸してくれ……ちょっとちょっとマイク……」

リュウ「……おっ、何だ? ホレ」


実況「あっと……ここでケンが……リュウからマイクを受け取りましたかね……?」

元「あっ、本当だ」


ケン「盛り上げってる所悪いけどよぉ……? ちょ〜っと、ストップだっ……! ちょっとちょっと、ストップっ……!」


オー ? オーオー ?

実況「あ〜っと、そしてここでケンが口を開きますっ! どうしたどうした? ケンは盛り上がっている場内を一度静めますっ!」

元「なんでしょう……? 盛り上がってる所を静めてまで言うかねぇ……?」

実況「ねぇっ……!? まぁ、とりあえず話だけは聞いてみましょうかっ!?」

842名無しさん:2016/04/25(月) 22:48:16 ID:iqxFldMU
ケン「……おい、春麗っ!」

春麗「……なによ? 空気の読めない男は嫌ねぇ」

ケン「おめぇの頼もしい言葉が聞けて、俺も嬉しいよ……俺も嬉しい……だが、だっ……!」

春麗「……だが?」

ケン「今回のお前らの相手は……レインボー・ミカだ……あの、レインボー・ミカだ……皆も、勿論知ってるよな……?」


オー ? オーオー ?

実況「おぉ〜っと、なんでしょう……? ケンは、この団体対抗戦……危惧をしているのでしょうかっ!?」

元「気持ちはわかるけど、水を指すのはよくないよ〜」

843名無しさん:2016/04/25(月) 22:56:38 ID:iqxFldMU
ケン「……リングの一番星、レインボー・ミカっ!」

ガイル「……知っているのか、雷電」ボソッ

ナッシュ「ブッ……こ、こんな時に冗談はやめてよ、ガイルっ……!」ボソッ

ケン「あそこまで、ぶっ飛んだ奴だとは思ってはいなかったが……その実力っ……! アイツの実力は本物だっ!」

春麗「……」

ケン「鰯ヶ浜女子プロレスを牽引してきた、チャンピオンっ……! あの団体がこれ程までに、勢力をつけてきたのも……あのレインボー・ミカの力によってと言っても過言ではねぇ……!」


実況「まぁ、確かに……レインボー・ミカは鰯ヶ浜女子プロレスの王者ですっ! 鰯ヶ浜女子プロレスと言えば、今現在に非常に盛り上がっている団体でございますっ!」

元「僕らの時代で言えばねぇ……ハルマゲドン陽子君とか有名だったよね」

実況「レジェンド選手でございますっ! ハルマゲドン陽子っ!」

元「今日、ここやって来たレインボー・ミカ君、ララ君、まこと君……後、有名所で言えば、大和・ナデシコ君とか、メイプルストーム君……サンライズ西船橋君とか、いるよね〜」

844名無しさん:2016/04/25(月) 23:01:37 ID:iqxFldMU
実況「どれもこれも、プロレスファンであれば、誰しもが一度は耳にした事のある名前ではないでしょうかっ!?」

元「まぁ、乗ってる団体ではあるよ。確かに勢いはあるわ」


ケン「今、勢いに乗っている鰯ヶ浜女子プロレスのチャンピオンが吹っ掛けてきやがったんだ……春麗っ……! 今回の喧嘩っ……! 今回の相手っ……!」

春麗「……」

ケン「……ただ者じゃねぇぞっ!? わかってんのか、オイっ!?」


オー ? オーオー ?

ガイル「……バーイ、民明書房っ!」ボソッ

ナッシュ「ガーイール……怒るよっ……!?」ギロリ

845名無しさん:2016/04/25(月) 23:11:32 ID:iqxFldMU
実況「そもそも、レインボー・ミカはあのハルマゲドン陽子がこのプロレス界に残した最後の置き土産とまで、呼ばれているような……」

元「いや〜、そこは陽子君の力だけじゃない。そこは本人の努力と、天性の物みたいなのもある」

実況「無礼を働く、レインボー・ミカですが……その実力は本物っ! おっと、ここで春麗がマイクを握り直したかっ!?」


春麗「確かに、鰯ヶ浜女子プロレス……勢いに乗ってる……勢い乗ってる団体だと思うわ……」


オー ? オーオー ?

実況「さぁ、ここで春麗が口を開きますっ! 再び、口を開きますっ!」

元「うん」


春麗「……敵情視察と言う形で、彼女達の会場に足を運んでみるのも、悪くないかもね」


オー、オーオー

実況「なるほどっ! 先ずは敵を知る事っ……! 勝利の為にそういった事も悪くはないでしょうっ!」

元「そうですねぇ、三ヶ月の時間があるんだ……その間に、出来る事は何でもいいからやるべきですね」

実況「元さん、どうでしょうっ!? 我々もっ……! 一度、敵情視察として、足を運んでみると言うのはっ!?」

元「う〜ん、いいかもしれないけど、多分実況・解説なんかはやらせてもらえないでしょう」

実況「ファンの皆様なんかもね……是非っ!」

846名無しさん:2016/04/25(月) 23:20:06 ID:1BeRSQPE
なるほど、こう持ってくるか

847名無しさん:2016/04/25(月) 23:23:05 ID:iqxFldMU
春麗「……でもね、ケン?」

ケン「……んっ?」

春麗「……勢いに乗ってるのは、ウチの団体だって負けてはいないでしょうっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っとっ! ここで春麗が叫びますっ! 大きく大きく叫びますっ!」


春麗「なぁ〜んて言ったってアタシが帰ってきたのよっ……! このアタシがっ……! これ以上の事はないわっ……! 勢いだったらね……このストリートプロレスも負けてはいないわっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「そうですそうですっ! なんと言っても本日の主役はこの春麗っ! 春麗でございますっ!」

元「そうだよね、うん。やっぱり彼女が帰って来たってのは大きい」

848名無しさん:2016/04/25(月) 23:30:34 ID:iqxFldMU
春麗「皆……今日は、アタシの復帰試合……集まってくれて……残ってくれて本当にありがとう……」

オー、オーオー

春麗「キャミィも……本当にありがとう……本当の本当に……ありがとう……」

キャミィ「……」コクリ


実況「さぁ、春麗場内に礼を言いますっ……! そして、隣にいるキャミィにもっ……!」

元「うん」

実況「キャミィは無言で頷きますっ!」


春麗「ふふ、最後は……最後はちょっと……ちょっと滅茶苦茶な形になっちゃったけど……」

さくら「……」

春麗「……これは、アタシ達が次のステップに入ったと捉える事にするわ」

849名無しさん:2016/04/25(月) 23:38:21 ID:iqxFldMU
春麗「キャミィっ……! さくらっ……! 三ヶ月後よっ……! 三ヶ月後に控えた団体戦っ……! これは絶対に絶対に負けられないわっ……!」

キャミィ「はい」

さくら「はいっ!」

春麗「戻ってきたアタシが……ビシバシあんた達をシゴいてやるんだからねっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「さぁさぁ、頼りになる女っ……! 頼りになる女、春麗っ! やはり彼女が帰ってくると盛り上がりますっ!」

元「今回の相手は負けられない相手だからね。とにかく三ヶ月の間に出来る限りの事をしていこうじゃないか」


春麗「先ずは、目の前いるあのレインボー・ミカっ! あのクソッタレな女に、私達三人で目にもの見せてやりましょうっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「その言葉を忘れるなよっ……! その言葉をっ……! 約束だぞぉ!? 春麗ィ!」

元「こりゃ、もう有言実行して貰わなきゃ困るっ!」

850名無しさん:2016/04/25(月) 23:45:17 ID:iqxFldMU
春麗「そして、キャミィ……」

キャミィ「……はい」

春麗「全てが終わり……全部が綺麗に片付いた暁には……」

キャミィ「……」

春麗「もう一度、アタシと戦ってほしい……」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここで春麗はっ……!? おぉ〜っ!?」


春麗「今度は誰にも邪魔をされない形で……誰にも邪魔をされず……また、この位置でっ……!」サッ


実況「さぁっ! ここで春麗はキャミィに向かって手を差忍ばし、握手を要求しますっ! 握手を要求しますっ!」

元「いや〜、やっぱり春麗の君の言う通り、最後がちょっとグチャグチャになっちゃったからねぇ……この一戦はまた僕もみたいですよ」


リュウ(今日の試合で一戦……それで、レインボー・ミカとの一戦も狙ってるだろ……それで、その次も……か……おうおう、したたかな女だなぁ……くそっ……)

851名無しさん:2016/04/25(月) 23:48:04 ID:iqxFldMU
今日はここまで

852名無しさん:2016/04/25(月) 23:59:51 ID:1BeRSQPE
乙です!
春麗はベテランの巧さで人気をフル活用やね
キャミィも出来るようになるかな?

853名無しさん:2016/04/26(火) 00:11:18 ID:ScP34PMU
そりゃ立場の弱い女子部だからな
やって来たチャンスは最大限に活用しなきゃ

854名無しさん:2016/04/26(火) 00:17:47 ID:DBa4wKdQ
乙です
ガイルさんのお茶目な一面にほっこり
プロレス的には…そう言えば聞いたことがあるでもよかったと思ったか説明しないといけなくなるしね

855名無しさん:2016/04/26(火) 00:42:55 ID:UgPQ56b6
乙!
ガイル自重しる

856名無しさん:2016/04/26(火) 04:55:52 ID:Gn7pKfuM
乙っした
反応するナッシュも好き物とみたw

857名無しさん:2016/04/26(火) 04:56:00 ID:63baYeUY
ガイルさん…(笑)

858名無しさん:2016/04/26(火) 07:55:17 ID:MRJuKbmY


ガイルw ナッシュ、裏でシメテ良いぞw
対抗戦はお互いのホームで勝利という形になるのかな
それと、全く絡まないローズかりん…がんばれぇ

859名無しさん:2016/04/26(火) 09:06:09 ID:22QZhl5Q
ガイルがセンクウに見えてきてもうた(・ω・)

860名無しさん:2016/04/26(火) 12:00:14 ID:bN8HSTnM
乙!
男塾有るのかwww

861名無しさん:2016/04/26(火) 22:01:19 ID:mdoBIaKY
キャミィ「……春麗さん」スッ


オー ! オーオー !

実況「さぁ、そしてここでキャミィが一歩、歩み寄るっ! 歩み寄っていくっ!」

元「おうっ!」


キャミィ「……わかりました。だけど、次こそは私が勝ちますよ?」ガシッ

春麗「冗談になっていない所が怖い……でも、アタシだって負けないんだからっ……!」ガシッ


ワー ! ワーワー ! パチパチ ワー ! ワーワー !

実況「そして、ガッチリと握手っ! ガッチリと握手っ! さぁさぁ、リング上で二人が強く強く、手を握り交わしていきますっ!」

元「この二人の次戦は……こりゃ、どっちに転ぶかもうわかんないかもしれないね!」

862名無しさん:2016/04/26(火) 22:08:41 ID:mdoBIaKY
リュウ「……ケン、マイクを」

ケン「……ほらよ」ヒョイ


実況「さぁ、そして今度はリュウがマイクを握りましたっ!」


リュウ「とにかく、だ……春麗っ! 今は、目の前にいるレインボー・ミカだっ……! あのレインボー・ミカにこのストリートプロレスの恐ろしさを教えてやらないといけないっ!」

春麗「そうねっ!」

オー ! オーオー !

リュウ「女の喧嘩っ……! 期待してるぜっ……! 春麗っ……! キャミィっ……! さくらっ……!」


ワー ! ワーワー !

実況「そうですっ! 先ずは目の前にいるレインボー・ミカっ! あのレインボー・ミカ達にはこのストリートプロレスの恐ろしさを叩き込んでやらねばならないっ! 私からも頼むぞっ! 春麗っ! キャミィっ! さぁ〜くらっ!」

863名無しさん:2016/04/26(火) 22:19:09 ID:mdoBIaKY
春麗「これから始まる、新たな私達の戦い……」


オー ? オーオー ?

実況「さぁ、再び春麗が口を開きますっ!」


春麗「看板背負って、やらせてもらうのよ……ストリート・プロレスの凄さっ……! あいつら、鰯ヶ浜女子プロレスに教えてやるわっ……!」


ワー ! ワーワー !

実況「教えてやりましょうっ!鰯ヶ浜女子プロレスの連中にっ……! 鰯ヶ浜女子プロレスの連中にっ……! 鰯ヶ浜女子プロレスの連中にィィィ……! 教えてやりましょうっ!」

元「うんっ!」


春麗「さぁさぁ、女の喧嘩が始まるわよっ……! 皆っ……! 遅れずに、ついてきてねっ!」


ワー ! ワーワー !

実況「そして、今この瞬間スタートっ……! 互いに看板をかけた、このストリートプロレスと、鰯ヶ浜女子プロレスっ……! 団体対抗戦の火蓋が、今切って落とされたああぁぁっ!」

864名無しさん:2016/04/26(火) 22:26:56 ID:mdoBIaKY
実況「さぁ、そして今っ……! 選手達の退場が始まりましたぁ! お〜っと、リュウもケンも激を送っているかぁ! ガイルなんかは春麗へと肩を組み、激し叩いているっ! 羨ましいぞ、この野郎っ……!」

元「……別にいいじゃないか。君は何を言っているんだ?」

実況「ハッハッハ〜っ! まぁ、何はともかく……対抗戦ですよ? 団体対抗戦……元さんっ!?」

元「そうだね〜。でも、こういう対抗戦と言うのは、ある意味ワクワクする部分もあるよね?」

実況「鰯ヶ浜女子プロレスから、乗り込んできたレインボー・ミカっ……! ララっ……! まことっ……!」

元「うん」

実況「申し訳ありませんが、私勉強不足なもんなのでねぇ〜……」

元「……そ〜いうのはよくない」

実況「誠に、誠に……申し訳ありませんっ……! まだ、私自信もよくわかってないので……元さん、それぞれどのような選手か……解説してもらってもよろしいでしょうか?」

元「あれ……? でも、君……レインボー・ミカ君の事は知ってるんじゃないの……? 一緒になって『ボンバアアァァ』とか、言ってたじゃない?」

実況「そりゃあ、レインボー・ミカぐらいのレベルになると、私も知ってますよ。連日、プロレス雑誌なんかを賑わしているあの、レインボー・ミカなのですからっ!?」

865名無しさん:2016/04/26(火) 22:34:14 ID:mdoBIaKY
元「……じゃあ、ララ君とかは?」

実況「申し訳ございませんっ……! 勉強不足でございますっ……! 元さん、一つ説明をしていただいてもよろしいでしょうかっ!?」

元「も〜う、しょうがないなぁ……でもまぁ、いい機会だ……君だけではなく、今この放送を見ている皆さんにも、どんな選手か教えてあげる事も必要だろうしね……」

実況「そ〜うですっ! これはあくまで視聴者の為っ……! 視聴者の為でございますっ! 決して私、元さんを使って楽〜に、勉強しようだなんて考えてはいませんよぉ〜!? 本当ですよぉ〜!?」

元「……君は、いつか絶対にクビになる」

実況「さぁさぁ、元さん、どうぞどうぞっ!? ララ・マツダと言うのは……一体、どのような選手なのでしょうか……!?」

元「う〜ん、まぁ結構サブミッションを主体としてやってる選手ですね」

実況「ほう」

866名無しさん:2016/04/26(火) 22:43:56 ID:mdoBIaKY
元「結構、サンボの方でベースを作ってる選手なのかなぁ……? サンボってのはわかるよね?」

実況「はい、サンボは勿論わかりますよっ! 打撃は封じられてはいますが、あの投げやサブミッションを主体とした、ね……」

元「結構、サブミッションの方に優れているのかな……? うん。スタンディングの相手に飛び乗ったり、転がしたりしてね……」

実況「……サブミッションでガッチリとっ!」

元「そうそうそう……やっぱり、上手いし、綺麗なんだわ……あの〜、技の事だよ? 技」

実況「顔も非常に整っておりますっ! 話を聞くに当たって、非常に元さん好みのファイター……そのような気もしますが……」

元「君も僕の好みがよくわかってるね……そうそう、他団体をこういう風に誉めたぎるって言うのは、ちょっと癪だけどね……僕好みなんだわ〜」

実況「我々の団体の選手で言うと……そうですねぇ……キャミィ辺りに似てるファイターなのかもしれませんね?」

元「あ〜、あ〜、そうそう……そういう部分はあるかもしれませんね」

実況「……なるほどっ!」

867名無しさん:2016/04/26(火) 22:54:44 ID:mdoBIaKY
実況「それでは、お次はまこと……こちらはどう言った選手なのでしょうか……?」

元「まぁ、わかりやすいって言っちゃ、わかりやすいけどね……見ての通り、彼女に関しては今日、胴着で来てたワケじゃん……?」

実況「と言う事は、やはり空手……武道を中心とした、打撃主体の選手ですかね……?」

元「そりゃ、勿論投げとかサブミッションとか持ってるんだけどね……やっぱり、打撃主体のそういったスタイルだね」

実況「我々の団体の場合『空手軍団』と言う看板選手を抱えているものですから、そういった選手には負けたく部分はありますね?」

元「そうだね。リュウ君やケン君と、似ている部分があるからね……ここは、負けたくはないわ」

実況「女子選手で言うと……やはり、さくらやかりん辺りと似ていてるのでしょうか?」

元「まぁ、そんな感じだね。とにかく、ガッツのある子なんだ……ガッツの……」

実況「なるほど!」

868名無しさん:2016/04/26(火) 22:59:47 ID:mdoBIaKY
実況「え〜、サブミッション主体のララ……それに、打撃主体のまこと……さぁさぁ、そして最後の一人っ……!」

元「まぁ、こうして見ると、うん……タイプの違う三人でやってきたねぇ」

実況「ザっ……! プロレスクイーンっ……! レインボー・ミカでございますよっ!」

元「本当、プロレスの申し子みたいな人ですよ」

実況「鰯ヶ浜女子プロレスのまさに顔ォ! チャンピオンっ! これはこれは非常に強敵ではございますっ!」

元「でも、負けてちゃダメなんだよ。うちはね、男女混合でやってる団体なんだけども……それでも、このストリートプロレスの女子選手こそが一番っ……! そういった物を世間にアピールしていかなきゃならないっ!」

実況「それは勿論の事でありますっ……!」

元「今回の団体戦で……一番優れた女は誰かっ……!? 決めてやりましょうよっ! 頂上決戦ですよっ!」

実況「そういった意味では、今現在勢いに乗っている鰯ヶ浜女子プロレスっ……! 相手にとっても不足なしっ……!」

元「そうですそうですっ! この団体対抗戦っ……! 気合い入れていきましょうっ!」

869名無しさん:2016/04/26(火) 23:08:32 ID:mdoBIaKY
---


春麗「……お疲れ様」

ローズ「お疲れ様。いい復帰試合だったんじゃないの?」

かりん「お疲れ様ですわ」

ミカ「う〜っすっ! お疲れ様っスっ!」ペコッ

春麗「あらあら、今日は出迎えの人数多いわね……ローズにかりんだけじゃなく……シャドルーに、鰯ヶ浜女子プロレスの皆さんまで……あらあら……」キョロキョロ

ベガ「……さくらがそれだけ、大掛かりな仕掛けをしたんだ。そりゃ、こうもなる」

リュウ「……対抗戦か」

870名無しさん:2016/04/26(火) 23:13:02 ID:mdoBIaKY
さくら「いや〜、ミカさんっ……! 今日はありがとうございますっ……! 本当にありがとうございますっ……!」ペコペコ

ミカ「……なぁ〜にを言ってるんっスか、さくらさんっ! 『今日は』じゃないでしょうっ! 『これから』っスよっ! これから始まるんっスよっ!」

さくら「本当、これからよろしくお願いします……あの、まことさん……あの〜、ちょっと……ねぇ……? 大丈夫でしたか……?」

ララ「あの、まことの方にはこちらの方から言い聞かせておきますので……」ペコペコ


ローズ「いい罰ゲームだったわね。復帰して、楽に王者奪還出来るとでも、思った……? そ〜うは、いかないわよ……」

かりん「三ヶ月後には、そのベルト……キャミィにまた返還ですわね!」

春麗「……試合事態は良かったんじゃないの? メインに恥じない試合はしたつもりよ?」

ローズ「私は、あんたよりキャミィちゃんを評価するわ……」

かりん「……私もです」

春麗「ねぇ、アタシいつまで苛められばいいの……? ねぇ……ねぇ……?」

871名無しさん:2016/04/26(火) 23:18:02 ID:mdoBIaKY
サガット「……王者の重圧から、解放され」スッ

キャミィ「……サガットさん」

サガット「あの時……君が望んでいた通りの結末になった……」

キャミィ「……」

サガット「今の気分……どんな感じかな……?」

キャミィ「……はぁっ」

サガット「……んっ?」

キャミィ「……終わっちゃったんですね」

サガット「……そうだな」

872名無しさん:2016/04/26(火) 23:26:03 ID:mdoBIaKY
キャミィ「これから対抗戦が始まっていくじゃないですか……?」

サガット「……うん」

キャミィ「そこを私が先陣切って立ち向かっていくって言うのは……今日だって、あまりマイク上手に出来なかったし……」

サガット「……うん」

キャミィ「やっぱり、春麗さんじゃないと、まだダメなのかな〜って思う部分はあります……でも……でも……」

サガット「……んっ?」

キャミィ「ああっ……! もうっ……! 悔しいですっ……! 寂しいですっ……!」

サガット「ハハハ! そうかそうか」

キャミィ「腰がスースーします……私ももっと、強くならないといけませんね」

サガット「これからの対抗戦で、色々と身につけていこうじゃないか。そしてまたリベンジだ」

キャミィ「はいっ!」

873名無しさん:2016/04/26(火) 23:32:10 ID:mdoBIaKY
ワイワイ、ガヤガヤ

ベガ「おぉ〜い、お前ら……ここは幼稚園ではないぞ……保育園でもない……そして、私も教師ではない……好き勝手に騒ぐんじゃない。静まれ……静まれ……ほれほれ……」パンパン


さくら「んあっ……? じゃあ、詳しい事はミカさん……また後で……!」

春麗「……んっ?」

キャミィ「……あっ」


ベガ「え〜っと、今からだ……今から、インタビューがある……うちの団体では恒例行事になっているが、インタビューを受けてもらう事になっている……」


ミカ「おっ……!? 見た事ありますよっ! あれ、いい感じっスよねぇ!?」

ララ「うちの団体も、パク………あ〜、いえいえ……取り入れようって話になってますの」

874名無しさん:2016/04/26(火) 23:39:13 ID:mdoBIaKY
ベガ「ミカ君達が知っているのなら話は早いな……え〜、ミカ君、ララ君、まこと君……君達には引き続き、そちらの方も受けてもらいたい……まぁ、一つよろしく頼む」


ミカ「勿論っスよっ! インタビューでも、ド派手に大暴れしてやりますよぉ〜!」

ララ「まことも……しっかりねっ!」

まこと「あいっ……! うちもそっちでは、ちゃんとやるがでっ……!」


ベガ「頼もしいな……いや〜、ありがたいありがたい……え〜、それで……春麗、キャミィ、さくら……この三人だな……?」


春麗「はい」

キャミィ「はい」

さくら「はい」


ベガ「まぁ、対抗戦メンバーだな……インタビューで、対抗戦が盛り上がるように、色々と受け答えしてくれと言った事だな……頼むぞ」

875名無しさん:2016/04/26(火) 23:43:08 ID:mdoBIaKY
ベガ「それで最後は……え〜、空手軍団の三人……リュウ、ケン、ヤムチャ……」


リュウ「あるってのは聞いてるな……」

ケン「そうだな」

ヤムチャ「あっ、はいっ……!」


ベガ「……お前達は、順番は一番最後だ。なんて言ったってNG王のヤムチャ君がいるからな」


ヤムチャ「NG王って……」アセアセ

プーアル「……事実じゃないですか」

ヤムチャ「ま、まぁ……そうだけどさぁ……?」

876名無しさん:2016/04/26(火) 23:47:40 ID:mdoBIaKY
ベガ「今日のインタビューは、そ〜んなNG王のヤムチャ君が主役だ……」

ヤムチャ「えっ……? 主役……? 俺が……?」

ベガ「対抗戦に、全ての話題……興味……そういった物を持っていかれないように、一つよろしく頼む……」

ヤムチャ「主役って……おいおい、主役って……おいおい……」

ケン「……おめぇも、いい加減慣れてきただろ!? 今日、ド派手な負け方しただろがっ!? そこから、話題を作っていくんだよっ!」ボソボソ

リュウ「……今日は本気で頼むよ。本当に頼むよ。女子部は本気なんだ」ボソッ

ヤムチャ「あ、ああっ……は、はいっっ……! 頑張リタイト思イマス……」

プーアル「……片言、片言」

ベガ「よぉ〜し、それじゃあ、さくら……今、言ったメンバーを案内してくれ……頼んだぞ」


さくら「はいっ! それじゃあ、皆さんこっちですっ! 案内しま〜すっ!」

877名無しさん:2016/04/26(火) 23:50:00 ID:mdoBIaKY
今日はここまで

878名無しさん:2016/04/26(火) 23:54:11 ID:Gn7pKfuM
乙っした
リュウケンは残業確定ですなナムナム
PVやったら次は3ヶ月後か1ヶ月後か
キャラが増えてきたから大変だわな

879名無しさん:2016/04/26(火) 23:55:37 ID:Pi/ApZIM
うっわぁ…ヤムチャどうなることやら…

今回はインタビューやってから反省会で終了して、次スレはPVって流れかな?

880名無しさん:2016/04/27(水) 00:08:28 ID:sxUuEyME


案外一発で決まったり…しないかw
ヤムチャの相手はどうなるんだろう
シャドルーか、ロレントソドムか…

881名無しさん:2016/04/27(水) 00:33:32 ID:gdfOfz8c
乙!
キャミイちゃん頑張れ!

882名無しさん:2016/04/27(水) 10:36:16 ID:/GA8vLCk
乙です
空手軍団の皆さん残業入りま

883名無しさん:2016/04/27(水) 10:37:05 ID:/GA8vLCk
誤送信スマソ
空手軍団の皆さん残業入りま〜す

8841:2016/04/27(水) 21:57:09 ID:HSpsR056
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

885名無しさん:2016/04/27(水) 21:58:52 ID:qyEDHxqg
絶対に許さない!ゆっくり休まないとたたってやる!

886名無しさん:2016/04/27(水) 23:56:23 ID:hLNOHa0.
乙K

887名無しさん:2016/04/28(木) 22:01:43 ID:1hWvqqtU
ーーー


ヴァイパー「はい、それではロレントさん、ソドムさん、お疲れ様でした」

ロレント「あ〜、お疲れ様でした。ありがとうございます」

ソドム「いや〜、終わった終わった……いや〜、随分とヴァイパーさんも手慣れてきましたね。まるで、本物の映画監督みたいですよ。ハハ、とは言っても……私、映画監督とご一緒に仕事した事などありませんがね」

ヴァイパー「まぁ、三度目……? 四度目になれば、それなりに要領も得てきますよ……次は、鰯ヶ浜女子プロレスの皆さんですね……」

ソドム「一つ、ヴァイパーさんの手腕で……盛り上げて下さい」

ヴァイパー「勿論、仕事なので行いますが……あくまで、盛り上げていくのは、選手達の腕ですよ……」

ソドム「いい関係をね……築いていきましょう!」

ヴァイパー「……あっと、まとめて来たようですね」


さくら「ヴァイパーさん、お疲れ様ですっ! は〜い、それでは皆さん、今からこちらの方でインタビューを受けて頂きますっ!」

888名無しさん:2016/04/28(木) 22:09:46 ID:1hWvqqtU
ヴァイパー「はい、お待ちしておりました。それでは、これから皆様方にインタビューの方を受けて頂きたいと思います」

ミカ「任せておいて下さいっ……!」

春麗「……ヴァイパー、いつもありがとね。もう、ウチ専属になりなさいよ」

ヤムチャ「よし、よし……よし、よし……」

ヴァイパー「え〜、一番手は鰯ヶ浜女子プロレスの皆さん……ですね。え〜、私がインタビューアーとなって、皆様に色々と質問していくので……」

ミカ「はいっ!」

ララ「はい」

まこと「あいっ!」

ヴァイパー「リングの上で見せて頂いたような、話題性が生まれそうな、返答……一つ、よろしくお願いいたします……」

ミカ「任せておいて下さいっ! ドッカンドッカン話題を作ってやりましょうっ!」

889名無しさん:2016/04/28(木) 22:14:59 ID:1hWvqqtU
ヴァイパー「鰯ヶ浜女子プロレスの皆様が終われば……え〜、続いて女子選手の皆様になります」

春麗「はい」

キャミィ「はい」

さくら「はい、お願いします」

ヴァイパー「まぁ、そこは私が説明するより……さくらさん……? お願いしてもよろしいですか……?」

さくら「あ〜、はいはいっ! わかりましたっ!」

ヴァイパー「そっちの方が手際よく進めれるかなぁ〜っと……え〜、最後に……空手軍団の皆様ですね」

ヤムチャ「……おっ、来た」

890名無しさん:2016/04/28(木) 22:24:10 ID:1hWvqqtU
ヴァイパー「本日も空手軍団の皆様には台本を用意しました……それでは、今からお配りしま〜す」イソイソ

プーアル「台本ってこれですか……? あっ、こういう事は僕がしますよ」

ヴァイパー「あっ、そうですか? プーアルさん、ありがとうございます。それでは空手軍団の皆様は、その台本に従って、一つよろしくお願いします……それでは、鰯ヶ浜女子プロレスの皆様……」

ミカ「はいっ!」

ヴァイパー「……インタビュー室の方に、お願いします」

ミカ「よぉ〜しっ! それじゃあ、ララ……まこと……いくぞっ……!」

ララ「本当、気合い入ってるわねぇ……」

まこと「うちも、しっかとしやーせんとっ!」

891名無しさん:2016/04/28(木) 22:30:32 ID:1hWvqqtU
プーアル「はい、それじゃあこちらが、台本ですね……はい、リュウさん……はい、ケンさん……はい、ヤムチャ様……」

リュウ「……とりあえず、読んでみるか」

ケン「詳しい事は、俺達もまだ知らないからな……え〜っと、何々……? どうなってるんだ……?」

ヤムチャ「え〜っと……ロレント・ソドム組に大敗したヤムチャ……満身創痍で、控え室へと戻る。そこでーー……うん、なんだ? また控え室での出来事か?」


ロレント「ヤムチャさん……ヤムチャさん……」ヒソヒソ

ヤムチャ「んっ……? あっ、ロレントさんっ!」

ロレント「……お疲れ様っす」

ヤムチャ「お疲れ様っす!」

892名無しさん:2016/04/28(木) 22:36:51 ID:1hWvqqtU
ロレント「またよろしくお願いしますね。これからなんですよね……?」

ヤムチャ「そうそう、今からこの台本、頭に叩き込んで……んっ……? んんっ……? んんっ……?」マジマジ

ロレント「……どうしたんすか?」

ヤムチャ「え〜……俺、コレ……俺……え〜っ……!?」

ケン「……おっ? なんだ、次は俺がおめぇらと戦うのか?」

ロレント「あっ、はい。ケンさん……そういう風に聞かされていますねぇ。ケンさん、次の一戦よろしくお願いします」ペコッ

ケン「なんだなんだ、今日はわざわざナッシュの奴に喧嘩売ってやったって言うのに……あ〜、そうか……ロレントにいくのか〜、ふ〜ん……」

893名無しさん:2016/04/28(木) 22:44:48 ID:1hWvqqtU
ソドム「私達はもうそういった節のインタビューを行いました。弟分をやられたケンさんが、仕返しにやってくると……」

ケン「う〜ん……まぁ、これ見る限りではそうなって……ますねぇ……」

ヤムチャ「おいおい、待てよ待てよ……これ、俺には難易度高ぇぞ……」

プーアル「ヤムチャ様……どういう風になってるんですか……? ねぇ……?」

ヤムチャ「……ほら、プーアル見てみろよ? コレ、
コレコレっ!」

プーアル「それじゃあ、拝見しますね……え〜っと、何々……あ〜……う〜ん……へぇ〜……はぁ〜……」

ヤムチャ「……プーアル、どうだよ?」

プーアル「……確かに、ヤムチャ様には難易度高いかもしれませんねぇ」

ヤムチャ「……だろ?」

894名無しさん:2016/04/28(木) 22:48:08 ID:1hWvqqtU
プーアル「でも、ヤムチャ様……? これもやらなきゃいけない事ですよ。こういう事もプロレスなんですよ……」

ヤムチャ「……う〜ん」

プーアル「あの対抗戦のレインボー・ミカって人……見ました……?」

ヤムチャ「……勿論、見てたけど」

プーアル「リングの上で、沢山のお客さんの前で……騒いで、喚いて……盛り上げてたじゃないですか……? 女の人なのに……ですよ?」

ヤムチャ「……そうだよなぁ」

プーアル「あれだけのブーイング貰って……同じ団体のまことさんって人が、飲まれちゃうぐらいにしてました……」

ヤムチャ「……うん」

プーアル「今だって、インタビューでやってると思いますよ……? ヤムチャ様……あの人に、負けてますよっ!?」

ヤムチャ「そうだよなぁ……男の俺が負けてる……ってのは、悔しいなぁ」

プーアル「……しかも、あの人は他の団体の人です」

ヤムチャ「くああぁっ……! ちくしょうっ……! 頑張ってみるかっ……! プーアル、台本もう一回寄越せ、ちくしょうっ!」

プーアル「はいっ!」

895名無しさん:2016/04/28(木) 22:55:30 ID:1hWvqqtU
---


ベガ「いや〜、陽子さん……陽子さん……突然の話だったと言うのに、今回の対抗戦の話をお受けして頂いて……誠にありがとうございます」

陽子「ミカはねぇ、ザンギエフのファンなんだよ。アイツの団体に上がれるって聞いて、跳び跳ねて喜んでいたよ」

ベガ「ありがたい話です」

陽子「うちの団体の中では、ヒールをやらせるワケにはいかないからね。こっちの団体使って……ミカにヒールの勉強をさせたいと思うよ」

ベガ「……ほとんど完成されてるじゃないですか?」

陽子「そりゃ、アタシの教え子なんだから、ある程度は出来て当然だよ……でも、まだまだだ……あの子はまだまだいけるよ……」

ベガ「……お茶入れましょうか?」

陽子「んっ、お願い」

896名無しさん:2016/04/28(木) 23:02:08 ID:1hWvqqtU
陽子「ミカと……うちの団体の問題児二人……まぁ、一つよろしく頼むよ」

ベガ「問題児……と言いますと、ララ君とまこと君……?」

陽子「そう、ララとまこと……アイツら、ゆとりレスラーなんだよ……」

ベガ「彼女達の試合も、私は拝見してますが……まぁ、まこと君は若い部分はあるとは思いますが……二人ともいいレスラーだと思いますよ? 何がいけないんですか?」

陽子「……名前だよ、名前っ! 名前っ!」

ベガ「……名前?」

陽子「アイツらさぁ……!? アタシがデビュー前に、リング名つけてやったんだよっ……! 命名してやったんだよっ! それを断った、超問題児達なんだよっ!?」

ベガ「あぁ、あぁ……そういえば、彼女達には『レインボー』とか『大和』とかついてませんねぇ?」

陽子「……断りやがったんだよ、アイツらっ! 信じられねぇ!」

ベガ「……ちなみに、どういった名前だったんですか?」

897名無しさん:2016/04/28(木) 23:08:19 ID:1hWvqqtU
陽子「ララは……アイツ、美人だろ……? 肌もいい感じに綺麗な奴だ……だから『スキンケア』だ」

ベガ「ふ〜む……スキンケア・ララか……なるほど……」

陽子「それで、まことは結構がむしゃらにやってたからな……その辺踏まえて『ファイティング・ドッグ』」

ベガ「ファイティング・ドッグ・まこと……う〜ん……ドッグはいるのかな……? ファイティング・まことでよかったんじゃないですか……?」

陽子「あっ……! お前、まことと同じ事言ってやがるなっ!? まこともそう言いやがったよっ! だけど、アタシは『ドッグ』もつけなきゃダメって言ったんだよっ!」

ベガ「なるほど……『スキンケア・ララ』に……『ファイティング・ドッグ・まこと』なるほどなるほど……う〜ん……陽子さん……?」

陽子「……なんだぁ!?」

ベガ「……そこのセンスは年々落ちてきてますよねぇ?」

898名無しさん:2016/04/28(木) 23:15:37 ID:1hWvqqtU
陽子「おい、待てっ……! センスが落ちてきてるって……どういう事だっ!?」

ベガ「ダサいです。そりゃ断られますよ。だって、ダサいですもん。スキンケアって……ファイティング・ドッグって……」

陽子「待て、コラおいっ! これ、目指してんのは、あくまでダサ格好いいって路線だぞっ!?」

ベガ「いや、ダサ格好よくないんですよ……ダサいんですよ……うん。純粋にダサい……」

陽子「最初はそんなもんだろっ……! 後からついてくるんだって、後からっ……! こういうのはっ……!」

ベガ「いや、これに関しては……後々、足を引っ張る事になりますね……」

陽子「……アタシは『ハルマゲドン』だぞっ!? 『ハルマゲドン』で天下取ったんだぞっ!?」

ベガ「……はたして『スキンケア陽子』でも、天下は取れたのでしょうか? ララ君とまこと君は、そのままの方が絶対にいいです」

陽子「名前の前に、ちょこっとカタカナで単語つけるのは、女子プロのお約束じゃねぇかっ!? ミカはちゃんとつけたし……お前ん所の、ザンギエフに可愛がられてるサンダー・ホークだってつけてるじゃねぇか!?」

ベガ「まぁ、そういうお約束もありますが……時代の流れによって変わっていく部分もあるんですよ……私も若い時には、技名は横文字じゃなくて、縦文字にしろって……元さんによく言われましたよ」

陽子「アイツらはなんだろうなぁ……試合も出来るし、礼儀作法もしっかりしてるよ……だけど、この話になった時は、てんで首を縦に振らないんだっ! あたしはゆとり世代の考えってのは一向にわかんないっ!」

ベガ「いやいやいや……だから、だから……ダサいからですって。陽子さん……それはダサいからです」

899名無しさん:2016/04/28(木) 23:19:27 ID:1hWvqqtU
ーーー


ヴァイパー「は〜い、春麗さん、キャミィさん、さくらさん……お疲れ様でした〜。次で最後ですね……え〜、空手軍団の皆様」

プーアル「ヤムチャ様、出番ですよっ!」

ヤムチャ「よ〜し、頑張るかっ!」

ヴァイパー「え〜、それじゃあ……撮影……あっ、その前にメイクをしなきゃダメか……」

ヤムチャ「えっ……? メイクって……メイクって……化粧……?」

ヴァイパー「ほら、一応試合終わりって設定じゃないですか……? だから、そんな綺麗な格好じゃ困るワケですね。本当は試合直後に撮るのが、一番手っ取り早かったんだろうですけど……まぁ、そこはヤムチャさんですから……」

ヤムチャ「まぁ、そこはヤムチャさんって……どういう事……?」

プーアル「この撮影、ロレントさんの試合の直後って話じゃないですか……? ヤムチャ様の試合の次に、リュウさんとケンさんの試合控えてましたよね?」

ヤムチャ「……うん」

ケン「……そのタイミング撮影始めたら、俺達の試合が出来なくなるって事だ」

ヤムチャ「あぁ、なるほど……俺がNGを出しまくって……何度もやり直しのはめになるから……あ〜、そうかそうか……なるほどなるほど……ナハハハ!」

ケン「……笑い事じゃねぇ」

ヤムチャ「……すいません」

900名無しさん:2016/04/28(木) 23:24:46 ID:1hWvqqtU
ヴァイパー「え〜っと……メイク道具……メイク道具……あれ……? ここに置いてたはずなのに……」キョロキョロ

さくら「あっ、ヴァイパーさん……メイク道具ってこれですよね、ほら」

ヴァイパー「あ〜、はいはい……それじゃあ、さくらさん……ヤムチャさんにメイクして貰ってもいいですか……?」

さくら「んっ……? 自分が……? う〜ん、まぁいっか……こういうのも面白そうだし……」

ヤムチャ「おうおう……さくらちゃんが、俺のメイクをしてくれるのか……ただ、だ……うん、ただ……」

さくら「それじゃあ、ヤムチャさん……」

ヤムチャ「ねぇ、さくらちゃん……その手に持ってるものは何かな……?」

さくら「……霧吹きっす」

ヤムチャ「……俺、あまりメイクとか詳しくないんだけどさぁ? 女の人って、そういうのでメイクするもんなのかなぁ?」

さくら「自分はしませんね!」

ヤムチャ「……でしょ!?」

901名無しさん:2016/04/28(木) 23:32:41 ID:1hWvqqtU
ヴァイパー「……さくらさ〜ん、始めて下さ〜い」

ヤムチャ「ねぇねぇ、さくらちゃん……メイクって言うのは……」

さくら「それじゃあ、ヤムチャさん……失礼しますね……えいっ」シュッ

ヤムチャ「ぶへっ……冷たっ……!」

さくら「試合終わりってのは、結構汗かくもんっすからね……こんなもんじゃ足りませんね……おりゃ、おりゃ……」シュシュッ

ヤムチャ「ぶへぁっ……ちょっ……ぶへぁっ……さくら……ぶへぁっ……」

春麗「ねぇ、さくら……? 髪とかもボサボサにした方がいいんじゃない……?」

さくら「あ〜、そうかそうかそうか……それじゃあ、ヤムチャさん……失礼しま〜す……」ガシッ

ヤムチャ「……んあっ?」

さくら「おりゃおりゃおりゃおりゃ」ワシャワシャ

ヤムチャ「うおっ……うおっ……! ちょっとちょっとっ……! なにするんだよ、さくらちゃんっ……!」

902名無しさん:2016/04/28(木) 23:36:33 ID:1hWvqqtU
さくら「以上、さくら特製、スーパーナチュラルメイクの完成です」

ヤムチャ「顔面水浸しで、髪もボサボサ……なんだ、こりゃ……」

さくら「撮影終わったらまたシャワー浴びて下さい……あの〜、怒らないで欲しいっす……」

ヤムチャ「……怒ってはいないけど」

ケン「いいじゃねぇかよ、オイっ! ヤムチャっ! お前、さっきより格好よくなったってのっ! ハハハ!」

プーアル「試合終わりのヤムチャ様はそんな感じだったですよっ!」

さくら「……そうっすよ、自分も格好いいと思いますよ?」

ヤムチャ「……んっ?」

さくら「汗水、垂らして戦ってる男の人って格好いいじゃないっすか? 今のヤムチャさん……酷いボロボロの姿っすけど……」

ヤムチャ「ボロボロにされたんだよ……さくらちゃんに……」

さくら「……結構、タイプかもしれません、へへ」

ヤムチャ「……んっ?」

さくら「撮影で、もっと格好いい姿見せてくれる事、期待してますよっ! 今回はNG五回まででお願いしますっ!」


ヴァイパー「は〜いっ、それじゃあメイクも終わった事ですし……撮影始めましょうか〜!」

903名無しさん:2016/04/28(木) 23:37:13 ID:1hWvqqtU
今日はここまで

904名無しさん:2016/04/28(木) 23:41:05 ID:mIR.SO/w
さくら策士か・・・

905名無しさん:2016/04/29(金) 00:01:52 ID:U5VuVHAM
陽子さんェ…

906名無しさん:2016/04/29(金) 00:07:14 ID:.4W4h2B2

センスは問題やな……

907名無しさん:2016/04/29(金) 05:01:58 ID:bsf/0nhc
乙っした
wスwキwンwケwアw
まことはドッグでなくワンならありかも
鳴き声的な

908名無しさん:2016/04/29(金) 07:11:30 ID:lId2sEHM
乙!
スキンケアはちょっとなw
さくらちゃんかわいい!!

909名無しさん:2016/04/29(金) 07:28:25 ID:Tv2vjnhc
土佐だしファイティングドッグ良いじゃん
割りとマジで

910名無しさん:2016/04/29(金) 08:26:26 ID:kiEBKcJM


ケンヤムチャーロレントソドムかな
これがメインで組めれば、リュウがお休み出来るね
無理ならリュウーサガットでメインかな

911名無しさん:2016/04/29(金) 08:44:06 ID:w2GYwRJE
ヤムチャよ。某女優はNG107回付き合わされたこともあるそうだから平気だ

912名無しさん:2016/04/29(金) 22:01:47 ID:DiJLzxTs
ヴァイパー「それではヤムチャさん、私は先に控え室方で、スタンバっておきますので……合図で、入室してきて下さい」

ヤムチャ「はい、わかりました」

ヴァイパー「あくまで、試合直後のヤムチャさんですからね……? 本日の試合での疲れ……それと、悔しさみたいな物をね、思い出して頂ければ幸いです」

ヤムチャ「疲れ……悔しさ……か……」

プーアル「ヤムチャ様、頑張って下さいっ!」

ヤムチャ(皆、頑張ってんだよ……試合でやるのは当然の事……復帰の春麗さんだって……乱入してきたレインボー・ミカさんだって……今日、戦ったロレントさんだって……)

さくら「期待してるっすよっ!」

ヤムチャ(ベラベラ喋って……大口叩いて……試合以外の部分でも、色々やってる……それが、次の試合を盛り上げていく事に繋がるってわかってるからだ……)

ヴァイパー「は〜い、それじゃあ、ヤムチャさんお願いしま〜すっ!」

ヤムチャ「よしっ……! だったら俺もっ……!」

リュウ「……一発で決めようっ!」

ヤムチャ「はいっ……! 一発で決めてやりますっ……! いくぜっ……! う、ううっ……はぁっ……はぁっ……」

ケン「……あっ、疲れ始めた」

913名無しさん:2016/04/29(金) 22:08:13 ID:DiJLzxTs
控え室ーー


ヤムチャ「うっ……ううっ……あ、ああっ……」ヨロヨロ

ヴァイパー「……」ジーッ

ヤムチャ「ああっ……くそっ……! くそっ……! くそっ……!」フラフラ

ヴァイパー(やっぱり、ダメージの表現力……みたいなのは、試合してるからいいですね……うん……)ジーッ

ヤムチャ「ち、ちくしょうっ……!」バタッ

ヴァイパー(さて、問題はここから……ここからは台詞ですからね……)

ヤムチャ(控え室に倒れ込んだヤムチャ--そこに、兄弟子のリュウとケンが駆けつけてくる……よしよし、ここからだ……ここから、ここから……)

914名無しさん:2016/04/29(金) 22:16:09 ID:DiJLzxTs
リュウ「……おいっ、ヤムチャっ!」ガチャ

ケン「……ヤムチャァ!」

ヤムチャ「う、ううっ……」

リュウ「今の試合……おいっ……! おいっ……!」

ケン「おいおいおいおい………何やってんだよ……何やってんだよ……しっかりしてくれよ、ヤムチャ……」

ヤムチャ「う、ううっ……」

リュウ「くそっ、ロレントの奴……好き放題言いやがって……」

ケン「完全に勢いづかせちまったか……? ちくしょうっ……おい、ヤムチャっ……! ヤムチャァっ……!?」

ヤムチャ(ヤムチャを心配して声を掛けるリュウとケン……さぁ、ここからだ……ここから、俺一人で今日の敗戦の傷痕を埋めなきゃいけない……よし、いくぞっ……!)

915名無しさん:2016/04/29(金) 22:23:58 ID:DiJLzxTs
リュウ「……ヤムチャっ!」

ケン「……おい、ヤムチャっ!」

ヤムチャ「……うるせええええええぇっ!」

リュウ「……」ビクッ

ケン「……」ビクッ

ヤムチャ「ああっ、ちくしょうっ……! ロレントっ……! ソドムっ……! ああっ……!」ムクッ


ヴァイパー(いいですよ、いいですよ……キレて下さい……キレて下さい……)ジーッ

916名無しさん:2016/04/29(金) 22:27:29 ID:w2GYwRJE
ヤムチャがんばってくれー

917名無しさん:2016/04/29(金) 22:31:48 ID:DiJLzxTs
ヤムチャ「なんなんだよ、アイツらはちくしょうっ!」ズガァ

リュウ「おい、ヤムチャっ……! 物に当たるなっ……!」

ケン「お、落ち着け……落ち着けって……おい、ヤムチャっ……!」ニヤニヤ

ヴァイパー「はい、カット……」

ヤムチャ「俺が負けた……? 冗談は……えっ……? えっ……? えっ、カットなの……!?」ピタッ

ヴァイパー「……本日一回目のNGでございます」

ヤムチャ「あれ……? 俺……間違えました……? いや、俺ちゃんとやってましたけど……」アセアセ

ヴァイパー「いや〜、ヤムチャさんは大丈夫だったんですけど……あの〜、ごめんなさいね。ちょ〜っとケンさんの笑顔が気になったもんで……」

ケン「あっ、俺……ですか……?」キョトン

918名無しさん:2016/04/29(金) 22:39:05 ID:w2GYwRJE
なにやってんだwwwおいwww
ニヤニヤじゃねーよww

919名無しさん:2016/04/29(金) 22:40:16 ID:.MVtMMNg
わろた

920名無しさん:2016/04/29(金) 22:42:33 ID:DiJLzxTs
ヴァイパー「いや〜、いけない事もないんですけどね……やっぱり、こっちとしてもシリアスにしていきたいんですよね……」

リュウ「ケーン……しっかりしろよ……NGはヤムチャの専売特許だろ……? お前がNG出してどうするんだよ……?」

ヤムチャ「そ、そうっすよ、ケンさんっ! なんで、笑ってるんですかっ!? な〜んで笑ってるんですかっ!?」

ケン「いや〜、悪ィ悪ィ悪ィ……どうせ、一発では上手くはいかないと思ってな……ちょっと、気を抜いてた……悪ィ悪ィ……」ニヤニヤ

ヤムチャ「今日は、一発で決めるって……さっき言ったじゃないですかっ!?」

ケン「そうは言っても……そうなるとは思ってなかったんだよ……それで、お前が頑張ってるのを見てな……思わず、可笑しくなっちゃったんだ……」ニヤニヤ

ヤムチャ「俺さぁ……? 頑張りましたよ……?」

ケン「いや〜、悪ィ悪ィ……次で決めよう……次で……俺も次はちゃんとするから……」

921名無しさん:2016/04/29(金) 22:49:48 ID:DiJLzxTs
ヤムチャ「これ、またやり直しですよね……?」

ヴァイパー「そうですね。また頭から……ヤムチャさんが控え室に戻ってくる所からです」

ヤムチャ「これ、NGが出る度に……俺、キレたり落ち着いたり……繰り返さなきゃいけないんですよね……?」

ヴァイパー「そうなりますね」

ヤムチャ「ケンさ〜ん……ちょっと勘弁して下さいよ……このままじゃ俺、情緒不安定になっちゃいます……」

ケン「うるせぇっ……! 一回ぐらい大目に見てくれてもいいじゃねぇか……お前だって、先週は本田さんに土下座させまくってただろ」

ヤムチャ「……そうっすけど」


ヴァイパー「は〜い、それじゃあ一回皆様退室して下さ〜い。その間に、ヤムチャさんが蹴飛ばしたバケツのセッティングしておきます。NG増えるとバケツ代もままならないですよ〜」

922名無しさん:2016/04/29(金) 22:56:17 ID:DiJLzxTs
---


陽子「まぁ、あんたらの男女混合の団体で……うちの選手達も、そこに加わって戦えるってのはね……ありがたい話だけど……」

ベガ「……期待しています」

陽子「男連中が元気ない……ってんじゃあ、意味がない。あんたら男連中も、しっかりしてくれよ」

ベガ「はい、そうですね。わかりました」


コンコン


ベガ「……んっ、さくらか? 入れ〜」

さくら「……失礼しま〜す」ガチャ

923名無しさん:2016/04/29(金) 23:06:38 ID:DiJLzxTs
ミカ「陽子さんっ! お疲れ様っスっ! インタビューって奴でも暴れてきましたよっ!」

陽子「お〜う、そうかそうか……あっ、そうだ……ベガ……? あのPVってヤツ、うちの団体でもパクらせてもらおうと思ってるんだけど……いいかぁ?」

ベガ「別に、構いませんが……アレ、うちの団体の場合は、春麗の横の繋がり使ってね……ヘルプと言う形で格安で引き受けてもらってるんですよ。アレ、普通の人使うなら結構かかると思いますよ……?」

陽子「ゲッ、マジかよ……そういう事だったのかよ、ちくしょう……」

ベガ「さくら……? 今、何処まで進んでるんだ……? 全部終わったのか……?」

さくら「あ〜、いやっ、今はヤムチャさん達の所ですね。長くなりそうだったので、ミカさん達を先に届けておこうと思いましてね」

ベガ「ほ〜う、そうかそうか……と言う事はまだまだかかるな……」

924名無しさん:2016/04/29(金) 23:15:14 ID:DiJLzxTs
陽子「それじゃあ、そろそろアタシ達はおいとまするとしましょうか……え〜っと、次に来るのは一週間……ミカとララだったな……?」

さくら「はいっ! ミカさんとララさん……一週間もお待ちしております!」

陽子「うちのスーパーエース、ミカを貸すんだ……盛り上げられませんでした……じゃ、許さないからね?」

さくら「……勿論っすっ! 本日はありがとうございましたっ!」ペコッ

陽子「それじゃあ、ベガ……ま〜た、一週間な……あのザンギエフの大馬鹿野郎にもよろしく言っておいてくれ。そんじゃ、ミカ、ララ、まこ……帰ってダメ出ししてやるよ……お疲れさぁ〜ん」

ミカ「お疲れ様っスっ! また一週間後、よろしくお願いします!」ペコッ

ララ「これから、よろしくお願いします」ペコッ

まこと「お疲れ様やかっ! うちも頑張るがで!」ペコッ

ベガ「いやいや、こちらこそ……こちらこそ……鰯ヶ浜女子プロレスの皆様、本日は本当にありがとうございます……そしてこれからも、何卒長いお付き合いをよろしくお願いします……」ペコッ

925名無しさん:2016/04/29(金) 23:20:11 ID:DiJLzxTs
ベガ「……全く、お前が対抗戦をおっ始めたいと言い出した時には驚いたぞ?」

さくら「春麗さんとキャミィさんの試合……ねっ……?」

ベガ「……んっ?」

さくら「……正直、自分には手がつけられない所までいっちゃったんすよ」

ベガ「……ふ〜ん」

さくら「キャミィさんには、元々預かっていて貰って……その間に、支持が得られるようになればいいかな〜……それで、最終的に、春麗さんに戻せればいい……そんな感じで考えてまして……」

ベガ「……予想以上にキャミィがやってくれたよ」

さくら「本当っす……本当にキャミィさんはやってくれました……一番頑張ってくれました……」

926名無しさん:2016/04/29(金) 23:24:35 ID:DiJLzxTs
さくら「団体戦で、より活性化していきたい……そう思っていたのは勿論事実ですが……」

ベガ「……ああ」

さくら「今日の一戦……春麗さんが勝った……キャミィさんが負けた……そういった余韻を残す形には、したくなかった……ってのもあります」

ベガ「……その辺は、上手い具合に乱入でぐちゃぐちゃになったんじゃないか?」

さくら「そこ壊して、それでも次のストーリーに繋げる事、考えたら……どうしてもレインボー・ミカさんぐらいの方呼ぶしかなかったんすよ」

ベガ「ユンとヤンのプロデュース……無茶な条件を引き受けてまで……キャミィを傷つけたくなかった、か……」

さくら「……まぁ」

ベガ「なるほど、その心意気は誉めてやろう……しかし、条件は条件だ。ユンとヤンのプロデュースも、続けて貰うぞ……?」ニヤニヤ

さくら「……興行は成功させたつもりっすけどねぇ? なぁ〜んで、そんな言い方するんすか?」

ベガ「馬鹿者っ……! ギャランティーが発生しているからだっ! ギャンティーがっ! だったら、その分……ちょっと多目に仕事しなさい」

さくら「女子部を盛り上げたのは大仕事だと思いますけどねぇ!? も〜うっ!」

927名無しさん:2016/04/29(金) 23:28:49 ID:DiJLzxTs
ヤムチャ「なんなんだよ、アイツらはちくしょうっ!」ズガァ

リュウ「おい、ヤムチャっ……! 物に当たるなっ……!」

ケン「お、落ち着け……落ち着けって……おい、ヤムチャっ……!」

ヤムチャ「俺が負けた……? 冗談はやめて下さいよっ! 冗談はっ……! ふざけんなあああぁぁっ……!」

リュウ「わかった、わかったよ……落ち着け、ヤムチャっ……!」アセアセ

ケン「俺達が悪かったよ……悪かった、悪かった……落ち着け……」アセアセ

ヤムチャ「ふざけるなっ……! 試合途中に余計な茶々入れやがって……シャドルウウゥゥーっ!」ワナワナ

928名無しさん:2016/04/29(金) 23:32:45 ID:DiJLzxTs
ヤムチャ「アイツらが水を指したんすよっ! そのせいでっ……! そのせいで、ちょっと……あ〜っ! くそおおぉぉっ!」

ヴァイパー(……今日、30分早く帰れるかもっ!)

ヤムチャ「そもそもなんだ、あのロレントって奴はっ……!? ま〜ともに試合もしねぇ……殴る、蹴る……それだけじゃないっすかっ!? まともに試合したのか、アイツはっ……!」

リュウ「おう……おう……」

ヤムチャ「おまけになんだ……? 棒っ切れ使って……ぶっ叩いて……それで……くそっ……!」

ケン「そうだそうだそうだ……わかって……わかってるからっ……!」

ヤムチャ「……あんな奴なぁ!? まともに試合さえしたら負けるワケないでしょうっ! この俺がっ!」

ヴァイパー(よしよし……よしよし……!)

ヤムチャ「一番納得いってないのはこの俺っすよっ……! あああああぁぁっ! くそおおおぉぉっ!」

929名無しさん:2016/04/29(金) 23:36:19 ID:DiJLzxTs
ヤムチャ「このまま、終われるワケないじゃないっすか……当然っす……当然ですよ……ああっ、ちくしょう……」ワナワナ

リュウ「……そうだな」

ヤムチャ「ふざけんなっ……! もう一戦だっ……! もう一戦してもらうぞっ……!」

ヴァイパー(……よしよし)

ヤムチャ(あ〜っ、くそっ……本田さん……ゴメンっ……!)

リュウ「……リベンジ行くのか?」

ヤムチャ「そっちがそういう気だったら……こっちも本気で……お遊びじゃない本気で、やってやるよっ……! ケンさんっ……! 付き合って貰えますかっ!?」

ケン「……んっ?」

ヤムチャ「パートナーも本田さんとは違う……空手軍団の中から出していってやるよ……ケンさん、付き合って下さいっ……! ちょっと、俺……ロレント・ソドムとはもう一戦やらなきゃ収まりつかないっすっ……!」

ヴァイパー(あれ……? 『トロい本田さん』じゃなかったかな……? まぁ、いいか。そんなに拘らなくても)

930名無しさん:2016/04/29(金) 23:37:37 ID:DiJLzxTs
今日はここまで

931名無しさん:2016/04/29(金) 23:52:17 ID:/eJ.7vmo
乙!
トロい本田さん が変わったのはヤムチャが意図してのことなのかな
ともあれわりと早くインタビュー終わりそうで良かったねヴァイパーさん

932名無しさん:2016/04/30(土) 00:59:06 ID:Jf9bWLJg
乙!
本田さんそこまで遅くないやろ!
そりゃルチャ組には敵わんけどさ……

933名無しさん:2016/04/30(土) 05:17:54 ID:t8oembws
乙っした
負ける悔しい辺りはヤムチャ得意だしな
脅威のNGマシーンの汚名は返上か?

934名無しさん:2016/04/30(土) 07:20:06 ID:Er9wgjb.
本田さんはこの抗争からフェードアウトか、もったいない気もするなあ

935名無しさん:2016/04/30(土) 07:24:29 ID:40EW680M


この熱さ、いいな…台本も演者も
…しかし、さくらに見てもらえないかw

936名無しさん:2016/04/30(土) 07:26:26 ID:3WKWII.I
いやそこはやりようだろ
切られた本田が実力証明するために、ヤムチャとシングルやってもいいだろうし

937名無しさん:2016/04/30(土) 22:01:09 ID:3NqAuc52
リュウ「……どうする、ケン?」

ケン「へっ、そんな事……決まってんじゃねぇかよ……」

ヴァイパー「……」ジーッ

ケン「可愛い弟弟子直々の頼みだ……よしっ……! わかったぜ、ヤムチャっ……!」

ヤムチャ「はぁっ……はぁっ……」

ケン「次は、俺が出ていってやる……あのふざけた野郎共に、思い知らせてやろうじゃねぇじゃかっ……!」

ヤムチャ「……はいっ!」

ケン「次は俺も相手してやるよ、オイ……ロレント・ソドムっ……! カードを組め……カードを……今すぐにだっ……!」

938名無しさん:2016/04/30(土) 22:08:09 ID:3NqAuc52
---


さくら「……次の一週間後のメイン」

ベガ「……ヤムチャ・ケン組対ロレント・ソドム組だな」

さくら「急上昇中の三人はいますが……大丈夫っすかね……?」

ベガ「メインをリュウに頼りっぱなし……と言う状態は避けたい……」

さくら「……リュウさん、フルっすからね」

ベガ「私の王者防衛記録も……お前達の女子対抗戦もスタートしたばかりだ……まだ、メインイベントでやるには、少しばかり心許ない……」

さくら「……というか、王者防衛記録に関しては、自ら権威を下げているじゃないっすか?」

ベガ「……策はある」

939名無しさん:2016/04/30(土) 22:15:07 ID:3NqAuc52
ベガ「……とは言え、こんな状況だ。なんとか急上昇中の三人に、他の選手抜きでもメインイベントを成立させる事の出来る力をつけて貰いたい」

さくら「一週間の後の一戦……大丈夫っすかね……?」

ベガ「不安はある……だが、こういった攻めの姿勢を見せていかねば、いずれ手詰まりになる……」

さくら「……そうっすね」

ベガ「今回は、ベルトも賭けてもらう。タッグ王者選手権としてのメインイベントだ」

さくら「ベルト戦っすか」

ベガ「……ある物は使っていかないとな。空手軍団にも、タッグ王者戦に挑戦させる。そこに繋げる為の今日のヤムチャと本田君の試合だ」

さくら(……ユンさんに文句言われないかな〜? う〜ん)

940名無しさん:2016/04/30(土) 22:25:20 ID:3NqAuc52
ーーー


ケン「シャドルーの動向……そこはリュウっ……! お前に任せるぜ……!」

リュウ「……わかった」

ケン「よし、ヤムチャっ……! 次は俺と二人で……」ガシッ

ヤムチャ「だあああぁぁっ……! くそっ! くそっ、くそっ……! アイツらっ……! くそぉっ……!」

ケン「……うおっ」

ヤムチャ「人をとことんコケにしやがってっ……! 舐めやがってっ……! もう許さねぇ……許さねぇぞっ……!」ワナワナ

ヴァイパー(……はい、カメラ目線下さい)ジーッ

ヤムチャ「オイ、ロレント・ソドムっ……! 今度はベルト持って来いっ……!」

941名無しさん:2016/04/30(土) 22:38:07 ID:3NqAuc52
ヤムチャ「お前らは俺の一番大事な物を奪ったんだっ……! プライドってヤツをよぉ……!?」

リュウ(プライド……あるのかな〜? おっと、笑うといけない……無心、無心……)

ヤムチャ「だったら、お前達にも……それに見合った……同等の物、賭けてもらうぞっ……!」

ケン(今日は乗ってるねぇ、コイツ……どうしたんだ……?)

ヤムチャ「お前達が後生大事に抱えてる……そのベルト持って来いっ……! それ賭けて、もう一度俺とっ……! そしてケンさんと戦って貰おうじゃないかっ!?」

ヴァイパー(カメラ目線……ナーイス、ナイス……)ジーッ

ヤムチャ「カード組め、今すぐカードを組めっ……! ロレントっ……! ソドムっ……! お前らのベルト奪ってやるよっ……!」

942名無しさん:2016/04/30(土) 22:46:17 ID:3NqAuc52
リュウ「俺達がタッグベルトを手にする事が出来れば……それなりにシャドルーとも渡り合えるようになるかも、しれんな……」

ケン「……問題はアイツらがベルトを持ってくるかどうかだ」

ヤムチャ「不甲斐ない返答は聞きたくないぞっ……!? あれだけベラベラベラベラ大口叩いてるんだ……だったら、この要求……どうすれば、いいのかもうわかってるよなぁ……!?」

ヴァイパー(よしよし……)ジーッ

ヤムチャ「……ベルト戦だあああぁぁっ!」

ケン「今すぐ、挑戦者として俺達を指名しろ……ロレント……ソドム……次は俺も加わってやるぜ……」

943名無しさん:2016/04/30(土) 22:55:47 ID:3NqAuc52
ヤムチャ「……」

ケン「……」

リュウ「……」

ヤムチャ「……」チラッ

ヴァイパー「はいっ! オッケーですっ! ありがとうございま〜す」

ヤムチャ「やったっ……! やった、やったっ……! 終わった……? 終わったっ……!? 今の……NG、出てないっ……!?」

ヴァイパー「今日、結構早く終わりましたね〜。これなら試合直後にも……あ〜、いや……それは無理かな……?」

944名無しさん:2016/04/30(土) 23:01:42 ID:3NqAuc52
ケン「おめぇもやれば出来るじゃねぇかよっ……! おい、今日どうしたヤムチャ!?」

ヤムチャ「いや〜……ねぇ……? やっぱり、春麗さんとかも……レインボー・ミカさんも、NG出さずにやってるじゃないですか……?」

ヴァイパー「……春麗は、二回NG出してますよ」

ヤムチャ「俺も負けてられませんし……それに、試合終わった直後にも、ほら……? 二人が言ってくれたじゃないっすか……?」

リュウ「……おう」

ヤムチャ「空手軍団の威厳も取り戻さないといけませんし……それで、台本にキレるって書いてたんでね……も〜う、腹くくってやりました」

ヴァイパー「今日のヤムチャさん、よかったですよ〜」

ヤムチャ「一回、そういう感じになったら……もう、何処で戻していいのか、わかんなくなりましたよ……ナハハ」

945名無しさん:2016/04/30(土) 23:08:25 ID:3NqAuc52
ヴァイパー「それじゃあ、空手軍団の皆様お疲れ様でした。素材の方は頂きましたので……後は、これを使っていつものように、作らさせて頂きたいと思います……」

ヤムチャ「お疲れ様でした!」

ケン「格好いいPV……今回も期待してます。お疲れ様でした」

リュウ「……いつもありがとうございます。お疲れ様です」

ヴァイパー「はい。それでは、試合の方も頑張って下さい。お疲れ様です」

ケン「俺達はこういうやり取りの後……ガイルとナッシュとやり合ったって事になるのか……」

リュウ「そういう事になるな」

ヤムチャ「いや〜、終わった終わった……やったやったっ……! 今回は、出来上がりが楽しみだな〜」

946名無しさん:2016/04/30(土) 23:13:43 ID:3NqAuc52
ーーー


ヤムチャ「終わった終わった、ルンルンル〜ン」ガチャ

ケン「……なんだ、その歌は?」

プーアル「あっ、リュウさん、ケンさん、ヤムチャ様……叫び声聞こえなくなりましたが……終わったんですか……?」

ヤムチャ「お〜う、プーアル……終わったぞっ! どうだ、今回、早かっただろっ!?」

プーアル「……え〜、今回は早いですね」

ヤムチャ「ナハハ、誉めてくれっ! プーアル、俺を誉めてくれっ!」

プーアル「……も〜う、すぐ調子に乗るんですから」

ヤムチャ「だって、今回はさぁ……? 早かっただろ……!? プーアル、お前にも俺の熱演見せてやりたかったなっ! ナハハハ!」

プーアル「……悪い癖が出てますよ、ヤムチャ様」

947名無しさん:2016/04/30(土) 23:20:19 ID:3NqAuc52
リュウ「とりあえず、終わったんだったらシャワー浴びて来いよ? いつまでボサボサの髪で話し込んでるんだ」

ヤムチャ「あっ、そうっすね……軽くシャワー浴びた方がいいかな……?」

ケン「俺達も着替えてくるしな……だから、後は飲みの席で話そうぜ」

ヤムチャ「そうっすね。それじゃあ、一週間後……よろしくお願いします、ケンさんっ!」

ケン「お前と二人って結構、久しぶりじゃねぇか……? まぁ、とにかく期待してるよ」

ヤムチャ「はい、頑張ります。今日の敗戦の分ね……そこで取り返しますっ!」

リュウ「俺、今回蚊帳の外だな……どうすんだよ、おい……ベガはバイソンとだし……サガットとか?」

ケン「……サガットじゃねぇの?」

948名無しさん:2016/04/30(土) 23:21:10 ID:3NqAuc52
今日はここまで

949名無しさん:2016/04/30(土) 23:25:23 ID:o9gpEJn2
こりゃユンの反応が楽しみだ

950名無しさん:2016/04/30(土) 23:25:24 ID:Jf9bWLJg
乙!

951名無しさん:2016/04/30(土) 23:29:32 ID:Bhq5Lhew
乙です
まぁリュウさんはサガットさんをコテンパンにのして
「ベガ!お前じゃないと俺は止められんぞ!」みたいな所をアピールするのがいいんじゃないかな

952名無しさん:2016/05/01(日) 00:03:52 ID:0Iy3Qxgg


ついにロレントソドムもメインデビューか
リュウもようやくお休み貰えるかもね
ヤムチャが来てから一回も休んでないし、丁度良いな

953名無しさん:2016/05/01(日) 00:34:24 ID:W2/KDLpU
乙!
実はリュウのNGを期待してたw

954名無しさん:2016/05/01(日) 01:25:44 ID:LF/khSlM
乙!
今日はみんな酒が旨いな(エルボーマシーン除く)

955名無しさん:2016/05/01(日) 03:20:24 ID:mTbqulj.
乙っした
ユンどうするんだろうな
完全にヤムチャの下位互換になっちまってる
勝ってるのキャリアと女性人気だけでね?

956名無しさん:2016/05/01(日) 03:33:26 ID:ulf3FdAk
個人的にはユンには暴走して欲しいな
トラブルメーカーになってくれれば楽しめる

957名無しさん:2016/05/01(日) 14:18:54 ID:hVw97MXg
ユン・ヤンのベルト戦をケン&ヤムチャに挑戦か、ソドム&ロレントに挑戦か……
まだしばらく挑戦させないだろうけど、
どっちに挑戦(ベルト奪取)で話や意味合いが変わるので気になる!!

958名無しさん:2016/05/01(日) 21:12:58 ID:h6p/6v.A
タッグベルトは混乱に乗じて
動きまくって紆余曲折とかもアリなのかね?

9591:2016/05/01(日) 21:58:30 ID:9vMs4zZg
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

960名無しさん:2016/05/01(日) 23:57:39 ID:xkE67w/g
うぃー

961名無しさん:2016/05/02(月) 22:01:20 ID:Hk/L.lrI
ーーー


ブランカ「失礼します。あの〜、ベガさん……んっ……?」ガチャ

ベガ「はい……あ〜、はいはい……あ〜、はい……」

さくら「……電話中っす」ボソッ

ベガ「……う〜ん、急な話ではありますねぇ」

ブランカ「ああ、そうですか」

ベガ「45分……? 45分ねぇ……はいはいはい……」

ブランカ「んっ……? 何の話ですか……?」

ベガ「その日は、私達の方でも興行がありますので……流石に主力選手の方はお渡しできませんが……よろしいですか……?」

さくら「……それが」

ベガ「それじゃあ、一回こちらの方で話し合って……折り返し、お電話の方させて頂きます……は〜い、失礼します……お電話、誠にありがとうございます」

962名無しさん:2016/05/02(月) 22:15:46 ID:Pke1t3sQ
ベガ「お〜、ジミー君……お疲れお疲れ……」

ブランカ「電話……なんなんです……?」

さくら「選手貸出のオファーっすね。ベガさん、どうします……?」

ベガ「う〜ん……急に転がり混んできた話ではあるが……」

ブランカ「……選手貸出と言いますと、他団体からのオファーですか?」

ベガ「あ〜、いや……そうではないのだよ、そうでは……6日後……45分……う〜ん……」

ブランカ「……えっ、どういう事です?」

963名無しさん:2016/05/02(月) 22:27:13 ID:Kr6JoazA
ベガ「祭りがあるんだとさ。祭りが」

ブランカ「祭りって言うと、花火とかのある……祭り……?」

ベガ「そうそうそう。何やら街の活性化とかで、結構なイベントがあるらしいのだがな……そこに、うちの選手をゲストとして招く事は出来ないか……と、今先程、そういうオファーの電話が来た……」

ブランカ「街の活性化の為に……んっ……? 祭りのイベントとして、プロレスをやると言う事ですか?」

ベガ「まぁ、そういう事だな。45分のステージだ……」

さくら「……6日後ってのは、ちょっと急な話っすよね」

ベガ「事情は知らんが、急遽予定されてたゲストにキャンセルされたそうだ……今、そこら中に電話かけまくってるらしい……」

964名無しさん:2016/05/02(月) 22:30:38 ID:Kr6JoazA
ベガ「……どうする、受けるか? こういうのは、最初に名乗りを挙げた者が勝ちだ。モタモタしてると他の連中にオファーを受けられてしまう」

ブランカ「45分のステージ……ですよね……? という事は、二試合か……三試合……」

ベガ「入場・退場・マイク……そういった事を削れば、35分ぐらいしかないんじゃないか……? まぁ、二試合だな……一試合ではこちらが選手を出し惜しみしているとも思われかねん」

ブランカ「6日後って、こっちでも興行はありますが……まぁ、二試合ぐらいだったら、こっちをシングル多めにして……回していく事も出来るんじゃないですかね?」

ベガ「……そうだよなぁ」

ブランカ「お金払ってこっちがやらせてもらうのではなく……お金貰ってやらせて頂けるんでしょ……? しかも、お祭りって事は……これ、新たなファン層を獲得出来るチャンスですよ」

ベガ「……そうだよなぁ。急な話ではあるが、いい話だよなぁ?」

965名無しさん:2016/05/02(月) 22:37:05 ID:Kr6JoazA
ベガ「……どうする、受けるか? こういうのは、最初に名乗りを挙げた者が勝ちだ。モタモタしてると他の連中にオファーを受けられてしまう」

ブランカ「45分のステージ……ですよね……? という事は、二試合か……三試合……」

ベガ「入場・退場・マイク……そういった事を削れば、35分ぐらいしかないんじゃないか……? まぁ、二試合だな……一試合ではこちらが選手を出し惜しみしているとも思われかねん」

ブランカ「6日後って、こっちでも興行はありますが……まぁ、二試合ぐらいだったら、こっちをシングル多めにして……回していく事も出来るんじゃないですかね?」

ベガ「……そうだよなぁ」

ブランカ「お金払ってこっちがやらせてもらうのではなく……お金貰ってやらせて頂けるんでしょ……? しかも、お祭りって事は……これ、新たなファン層を獲得出来るチャンスですよ」

ベガ「……そうだよなぁ。急な話ではあるが、いい話だよなぁ?」

966名無しさん:2016/05/02(月) 22:41:23 ID:Kr6JoazA
さくら「選手を貸し出すだけなら問題はありませんが……問題はレフェリーなんっすよ」

ブランカ「あ〜、そうかっ……! レフェリーが必要ですね」

ベガ「……他団体のゲストであれば、レフェリーはいるんだろうがなぁ。今回はお祭りのゲストだ。都合よくレフェリーが出来る奴なんて、いないだろう。当然、レフェリーも貸し出さねばならん」

さくら「流石に、ダンさんは貸し出せませんよ……ダンさんいなけりゃ、こっちも試合出来ないっす」

ベガ「うちの団体のレフェリーは、ダン君一人だからなぁ……」

ブランカ「レフェリーかぁ……う〜ん……」

ベガ「こういう時の為に、もう一人ぐらいレフェリー用意しておいた方がよかったのかもしれないなぁ……う〜ん、どうする……? 募集かけるか……?」

ブランカ「……レフェリーやりたいなんて言う人いるんですかねぇ?」

ベガ「う〜ん……そこは……う〜ん……」

967名無しさん:2016/05/02(月) 22:48:18 ID:Kr6JoazA
さくら「とりあえず、その話は後にして今は6日後……オファーを受けるか受けないかの話をしましょう」

ベガ「ああ、そうだな……え〜、先ずダン君はこっちでレフェリーをする事は確定だ……他にレフェリーが出来る奴と言うのは……」

ブランカ「……私、ダンさん程ではありませんが、一応出来ますよ?」

ベガ「……野生児がレフェリーなんて出来るワケないだろうが。君にはキャラもあるんだ」

ブランカ「それなら、ダルシムさんか……もしくは、さくらさんですね……?」

さくら「……今日やりましたね」

ベガ「う〜ん……ダルシム……さくら……う〜ん……」

ブランカ「……どうします?」

ベガ「え〜っと、うちの団体で他団体に遠征に行った事のない奴……誰だっけ……?」

968名無しさん:2016/05/02(月) 22:54:41 ID:Kr6JoazA
ブランカ「コーディ君とガイ君はまだです」

ベガ「……なるほど」

さくら「それと、ディージェイさんとヤムチャさん……も、ですね」

ベガ「要はコーディ以降というワケだな……コーディとガイとディージェイとヤムチャを派遣するってのは、どうだ……? いい経験になると思うぞ?」

ブランカ「……相手方に迷惑がかかってしまいます」

ベガ「ハハハ、無理か……無理か……あっ、でも……ガイ……あ〜、そうかそうか……待てよ待てよ……」

さくら「……どうします?」

ベガ「祭りだろ……? それはつまり、楽しいイベントって事だ……そういう所に、シャドルーやロレント達を出すワケにはいかんよなぁ……? かと言って、主力選手をケチるのも相手方に失礼だ……となると……」

969名無しさん:2016/05/02(月) 22:59:04 ID:Kr6JoazA
ベガ「45分のステージで……レフェリーはダルシム君……」

ブランカ「……レフェリーはダルシムさん」

ベガ「え〜、二試合行うとして……第一試合が、ヤムチャ・ガイ組対……う〜ん、ガイルとコーディいこうか」

ブランカ「……ガイルさん、出しますか?」

ベガ「ヤムチャはそれなりに顔になり始めてきてる……他の場所で経験させる事を考えると、丁度いい……もう一人ぐらい顔が欲しいからな……」

ブランカ「……ディージェイ君は見送りと」

ベガ「祭りって、楽しいイベントなんかに……シャドルーみたいなヒールを持ち込むのは、どうかと思う……だから、こういうのはベビー同士でやるべきだ」

ブランカ「……一理ありますね」

ベガ「リュウやケンを持っていくと、こっちの興行も成り立たんだろう……だから、ガイル……アイツなら、コーディとガイも上手く纏めてくれる。顔も売れてる」

ブランカ「……なるほど」

970名無しさん:2016/05/02(月) 23:05:05 ID:Kr6JoazA
ベガ「それで、第二試合……これは、春麗とさくら……」

さくら「……自分っすか?」

ベガ「お前にはどっちにしろ、現場監督として足を運んでもらわなきゃならん。私はこっちからは動けんしな……」

さくら「……そうっすね」

ベガ「どうせだったら試合もして来い。選手をケチるワケにもいかないからな……対戦相手は大盤振る舞いで春麗だ」

ブランカ「第一試合がヤムチャ・ガイ組対ガイル・コーディ組……第二試合が、春麗対さくら……」

ベガ「45分のステージでこれはなかなかのカードじゃないか……? リュウとケンとシャドルー、ロレント……この辺りは丸々残ってるし……こちらのカードも、なんとか成立するだろう」

さくら「レフェリー含め、7人の派遣ってワケですか……? 話、受けるんすね……?」

ベガ「受けようっ……! これは新たなファン層を獲得するチャンスでもあるっ!」

971名無しさん:2016/05/02(月) 23:07:39 ID:mKTitBOE
ヤムチャはここで全く関わったことがない
三人と絡むわけか。
最初の印象は大事だな

972名無しさん:2016/05/02(月) 23:09:46 ID:Kr6JoazA
ベガ「こんな短時間の間に……他が決定した……なんて話はあるまいっ……! よし、電話かけるから、お前ら少し静かにしてろっ……!」ガチャ

ブランカ「……こっちはこっちで、やっておきますので、さくらさんよろしくお願いします」

さくら「……この人、女子部の事に関しては独断で決める所、あるんすよ」

ブランカ「まぁまぁまぁまぁ……え〜っと、ところで祭りって何処であるんですか? そこ聞いてませんでしたよね?」

ベガ「あっ、先程お電話頂きましたストリートプロ……あっ……? その声……市長さんですよね……?」

さくら「メトロシティって所っす」

ベガ「ハガー市長ですか? ハガー市長ですよね……!? あの〜、ストリートプロレスのベガですっ! 先程の話なんですけどね……はい……はい……引き受けさせて頂きますっ!」

ブランカ「……メトロシティって、あの治安の悪さで有名な?」

ベガ「えぇ、ええっ……え〜、選手ですか……? 春麗・さくら・ヤムチャ・ガイル・コーディ・ガイ……この六名で……そうですそうですっ! その春麗ですっ! あ〜、はいはいっ……! はいはいっ……! はいはいっ……!」

さくら「そのメトロシティっすね。でもねぇ……?」

ベガ「おい、おい……さくらさくら……呼んで来い……決定だ……春麗達を呼んで来い……」

さくら「……はぁ〜い」

973名無しさん:2016/05/02(月) 23:13:57 ID:Kr6JoazA
---


ヤムチャ「お〜、プーアル待たせたな……それじゃあ、後は……」

プーアル「そうですね。リュウさん達と合流して……」

ガイ「あっ、いましたいました……え〜っと、ヤムチャさんっ!?」ダダッ

ヤムチャ「んっ……? あれは……?」

プーアル「……ガイさんですね」

ヤムチャ「そうだよなぁ、ガイ君……え〜、今日ディージェイとやってた……」

ガイ「え〜、ヤムチャさん……お疲れ様ですっ!」ペコッ

ヤムチャ「あっ、ガイ君……あっ、どもどもお疲れ様……」ペコッ

974名無しさん:2016/05/02(月) 23:18:15 ID:Kr6JoazA
ガイ「いや〜、探しましたよ……まだ、帰ってなくてよかった……」

ヤムチャ「んっ……? どうしたの……?」

ガイ「ベガさんが呼んでるそうです。緊急だからすぐ来いと……」

ヤムチャ「えっ……? 緊急……? なんだろう……おいプーアル、俺何もやらかしてないよなぁ……?」

プーアル「……ロレントさん達の事ではないでしょうか? 試合についてとか」

ヤムチャ「あ〜、そうかな……?」

ガイ「……どうなんでしょうねぇ? ヤムチャさんの他にも、ガイルさんも呼び出されてますが」

ヤムチャ「……ガイルさん?」

975名無しさん:2016/05/02(月) 23:23:48 ID:Kr6JoazA
プーアル「……ガイルさんもいるって事は、ロレントさん達の話ではないんですかねぇ?」

ヤムチャ「ますますわかんなくなってきたぞ……どういう事だ……?」

ガイ「俺と……後、コーディってわかりますか?」

ヤムチャ「……知ってるよ。今日、一緒に試合してた人でしょ?」

ガイ「そうそう、そのコーディです。ヤムチャさんとガイルさんと俺達……纏めて来いって……ガイルさんは、今コーディが探してます」

ヤムチャ「……なんだろう?」

ガイ「とにかく、結構緊急な話みたいですよ……? 行きましょう。ベガさんの所、行きましょう」グイグイ

ヤムチャ「あっ、は〜い」

976名無しさん:2016/05/02(月) 23:27:54 ID:Kr6JoazA
ーーー


春麗「……なんなの、さくら?」

さくら「まぁまぁ、揃ってから……」

ガイ「……失礼しま〜す」ガチャ

ヤムチャ「……失礼します」

ベガ「よし、ヤムチャとガイも来たな……これで、全員揃った……まぁ、とりあえず、かけてくれ」

ガイ「はい、ヤムチャさん……座りましょう……」

ヤムチャ「なぁ〜んか、変わった面子だなぁ〜」キョロキョロ

ベガ「それでは、話を始めようか……今、ここにいる私を覗いた七名……七名だな……この七名に、六日後遠征をしてもらいたい」


ヤムチャ「遠征……? って、なんだ……?」

977名無しさん:2016/05/02(月) 23:29:05 ID:Kr6JoazA
今日はここまで

2スレじゃ終わらなかった
次スレいっちゃいます

978名無しさん:2016/05/02(月) 23:29:40 ID:Xq2PDEU.
治安悪いってことはヤムチャのリアルファイトくるのか

979名無しさん:2016/05/02(月) 23:32:27 ID:GmdBJv/g

治安が悪い場所での祭りならガラの悪い腕自慢とかが乱入してきそうだ

980名無しさん:2016/05/02(月) 23:45:08 ID:Ov2jKqLI
イベントプランだと一応目玉選手一組若しくは一人は付けるので、今回目玉は春麗で現場監督(仮)がさくら?と言う感じか?
お祭りとかのプランでも正規軍対ヒール軍は、ヒールが明らかなジョバー(負け役)がいるならありだが、ストリートプロレスの場合バイソンとヤムチャが同格扱いだから無理なの?

981名無しさん:2016/05/02(月) 23:45:34 ID:01XOXInQ
あぁ、なるほどファイナルファイトの操作キャラ(コーディ、ガイ)と背景にいたキャラ(春麗、ガイル)って人選か

982名無しさん:2016/05/03(火) 00:22:26 ID:Ly8T7Hm2
>>978
その辺も踏まえてヤムチャを入れようっていう考えは最初からあったと思うよ
もしかしたらその役はヤムチャじゃなくてキックボクシングで世界取ったDJだったかもしれないけど、このSSはヤムチャ主役だしね

983名無しさん:2016/05/03(火) 00:54:51 ID:NTvEtkW6
乙!
最強の市長が登場ですか

984名無しさん:2016/05/03(火) 01:32:49 ID:opw/6Uuw
乙乙
ハガー市長?ああ、悪名高きボンボン版Vガンダムに出てきてた人ね(ガノタ並の感想

985名無しさん:2016/05/03(火) 02:02:07 ID:wguOamdc
おつおつー

ここでハガー市長を絡めてきたか!!
次も面白い試合になりそうだ
ハガー市長が飛び入りで参戦してくれると盛り上がりそうだな
つーか、祭ならDJ出すほうが知名度はいいんじゃないか?
仮にも音楽とキックボクシングで大成した人なんだから

986名無しさん:2016/05/03(火) 02:09:43 ID:tcoLu4vA
ハガー市長をモヒカンにして赤パンはかせたら…

987名無しさん:2016/05/03(火) 03:34:11 ID:Td2gW6iE
>>986
おい、消されるぞ…

988名無しさん:2016/05/03(火) 04:23:39 ID:selSYSJg
乙っした
ハガーと戦うんですね
ドタキャンしたのはそのせいっと

989名無しさん:2016/05/03(火) 07:21:05 ID:.H/k9eE.


六日後に遠征で、一週間後にメインだよね
ヤムチャ、なかなかのハードスケジュールだな

990名無しさん:2016/05/03(火) 08:17:09 ID:3.WRMqE6
ヤムチャリング設営とかの裏方作業出来るんかね

991名無しさん:2016/05/03(火) 13:47:02 ID:selSYSJg
>>990
荒野でプーアルさんと二人暮らししてたし
設営くらい余裕でないか?
力仕事は得意だし

992名無しさん:2016/05/03(火) 19:58:33 ID:3.WRMqE6
>>991
リング屋て結構大変らしいよ
まぁDB世界はカプセルあるから同列には語れんけど

993:2016/05/03(火) 22:05:02 ID:Ki7NlZUI
こちらが次スレになります

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1462280550/

995人妻:2017/04/01(土) 21:45:41 ID:dxrzeMG2
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996名無しさん:2018/01/06(土) 23:46:15 ID:GxQy0gqU
今更ながらだが春麗復帰戦ではキャミイに勝ってほしかったな


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