したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!」

1名無しさん:2016/02/17(水) 22:01:53 ID:rbehsu5w
ーーあれから一週間


リュウ「今日はベガとバルログの王者戦……第一試合だけどな」

ケン「それに、女子部がメインイベントとだと来たもんだ。大丈夫かね?」

リュウ「王者戦に関しては、試合位置も低いし、そういう試合になるって……大方予想もして来てるんじゃないか? そこは、大丈夫だろう」

ケン「……とすると、問題は」

リュウ「女子部だろうな。メインイベント……大丈夫かね……?」


さくら「準備中の所、失礼しますよ〜」


リュウ「……んっ?」

ケン「あっ、さくらさん」

2名無しさん:2016/02/17(水) 22:09:13 ID:rbehsu5w
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体から俺にオファーが来たぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1410868068/l50

ヤムチャ「プーアル!俺はプロレス団体に就職して頑張るぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1414760702/l50

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体に就職したのは失敗だったぞ!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1419080190/l50

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体でやっていくのは難しいぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1422805719/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1425992607/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で少し上手くやれてきたぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1428498199/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1429707801/
ヤムチャ『プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!』
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1432731679/
ヤムチャ[プーアル! プロレス団体で人間関係も良くしていくぞ!]
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1435928755/

3名無しさん:2016/02/17(水) 22:10:06 ID:GXb/Ds2I
1乙!

まってました!

4名無しさん:2016/02/17(水) 22:11:49 ID:rbehsu5w
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1436878976/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1438952532/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体がピンチだぞ!!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441198930/

大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1441631671/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1442149544/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で悪者と戦うぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1445173341/

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448197406/

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1448456471/
ヤムチャ「プーアル! プロレス団体を盛り上げていくぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1452517316/

プーアル「ヤムチャ様! 一週間を振り返ってみましょうか!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455627762/

今大会PV
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1455454847/

5名無しさん:2016/02/17(水) 22:14:37 ID:rbehsu5w
キャミィ「おはようございます」

春麗「おはよう。準備は出来てる? 今日は盛り上げてね」

リュウ「おっと、それにキャミィちゃんに……春麗……お前達もか」

ケン「盛り上げるのはお前達だろが。メインイベントはお前達だお前達。今度は、しくじって怪我とかするんじゃねぇぞ? わかってんのか?」

さくら「え〜っと、その事で……皆さんに指示があるのですが……」

リュウ「なんだなんだ……? 今回は何をすればいいんだ……?」

ケン「……まぁまぁ、とりあえずは手伝ってやるよ」

さくら「え〜っと……今日は、二人だけですか……? 他の皆さんは……?」キョロキョロ

6名無しさん:2016/02/17(水) 22:19:05 ID:rbehsu5w
リュウ「シャドルーは、集まってなんか話してるよ。今日、ベガとバルログは早いからな」

ケン「ヤムチャは、プーアル君と一緒に……本田さんと、ロレントとソドムさんの所……」

リュウ「もうすぐここには、ガイルとナッシュが来ると思うんだけど……」

ケン「……遅ぇな。待たせてんじゃねぇよ」

さくら「あ〜、あ〜、それじゃあ、ガイルさんとナッシュさんも揃ってから纏めてお話ししましょうか」

リュウ「……ん、何だ? 今日はガイルとナッシュも参加するのか?」

さくら「空手軍団だけじゃなくてね……ちょっと、ガイルさんとナッシュさんにも手伝って頂きたいかなと……」

ケン「……メインイベント盛り上げる為だったら出てもいいけどさぁ?」

春麗「……なんで、そんな乗り気じゃないのよ。あたしの復帰戦なのよ?」

ケン「お前ら、女の力見せるんじゃねぇのかよ、あぁ……? 選手にレフェリー……全部、女だ……全部女だよ……それで、メインイベントを盛り上げていくんじゃなかったのかよ?」

7名無しさん:2016/02/17(水) 22:26:00 ID:rbehsu5w
ケン「ノコノコノコノコ、俺達野郎の力借りていいのか……? 俺達野郎がメインに顔出してもいいのか……? えぇ、春麗に……さくらさんよ……?」

春麗「……女子部は貴方達と違って、数が限られてるの。使える物ならなんだって使っていくわ。ねっ?」

キャミィ「……私も、シャドルーさんの力を借りたから、ここまで来れました。今回は皆さんの力を貸して下さい。お願いします」ペコッ

リュウ「力は貸すけどさぁ……」

さくら「大丈夫っすっ! 大丈夫っ! 女子部の力は今日見せつけてやりますよ。リュウさん達の事はちょこっと借りるだけです! 大丈夫っ! 女子部はいけますっ!」

ケン「……ふ〜ん」

さくら「とりあえず、ガイルさんとナッシュさんが来るのを待ちましょうよっ! そこで、全貌をお話ししたいと思いますっ!」

8名無しさん:2016/02/17(水) 22:30:08 ID:dqYv.BBM
乙です!

9名無しさん:2016/02/17(水) 22:32:13 ID:rbehsu5w
ーーー


ヤムチャ「そろそろ始まりますかね……? ベガさんとバルログさんの試合……」

ロレント「そうですね。今日第一試合だってのに……会場の入り多くないですかね?」

本田「なんだかんだ言うたかて……まぁ、ベガやからなぁ……」

ソドム「……人気レスラーですからね」

本田「せやけど、試合内容は……アレやろ? これ、後が怖いでぇ。悪い流れ、引きずらへんかなぁ……?」

ロレント「悪い流れになっちゃたら、コーディ君とガイ君……ちょっと、辛くなるかもしれませんねぇ」

ソドム「お茶を濁すと言う意味でも……ジミーさんとディージェイ君……ある意味、適任者ではないかな?」

ロレント「ディージェイさんも笑いが取れるタイプですからね」

本田「あいつはなぁ……? 計算では取ってはないぞ? 天然や、天然やねやっ!」

ヤムチャ「ディージェイの野郎……ったく……」

プーアル「……ヤムチャ様」

10名無しさん:2016/02/17(水) 22:39:26 ID:dqYv.BBM
女子部とも仲良くしてくれよ

11名無しさん:2016/02/17(水) 22:39:48 ID:rbehsu5w
ソドム「だけど、ディージェイ君もよくなって来たんじゃないですか? 全てが全て天然というワケではないでしょう?」

本田「昨日の試合はどうなんやろうなぁ……? あいつ、ま〜た試合中に勝手な事しよったわ……ワシを舐めとんのか……」

ロレント「まぁまぁまぁまぁ、それは本田さんが相手だからしてるんですよ……ホラ、コーディ君とガイ君相手の時は……普通……よりですね。へへ」

本田「……アイツ、どういうキャラでいくんやろうなぁ?」

ヤムチャ「あれ……? えっ……? えっ……? ちょっと待って下さいっ……!」

本田「……なんや、どうした?」

ヤムチャ「ディージェイの奴……よくなってるんですか!?」

本田「まだまだや……アイツは、まだまだまだまだ……まぁ、コーディとガイ相手でも試合出来るようになったのは、一歩前進って所やけどな……」

12名無しさん:2016/02/17(水) 22:46:06 ID:rbehsu5w
ロレント「若手の相手って、結構難しいですからね」

本田「逆を言えば、それだけコーディとガイが成長してきたとも言える……ディージェイの力だけではない」

ソドム「実は私は、彼の事評価してるんですよ」

本田「……ホンマか?」

ソドム「いや〜、だってナチュラルであのキャラでしょ? 面白いじゃないですか? 私やジミーさんがどれだけぶっ飛んだキャラ作っても……彼には勝てない。それって凄い事ですよ」

本田「せやけど、ぶっ飛びすぎとんねん。アイツは」

ヤムチャ「あっ、そっか……そういや、ディージェイの相手って……ブランカさんとダルシムさんと本田さん……ベテラン勢オンリーだったな……」

プーアル「ヤムチャ様……」

ヤムチャ「あぁ、そういやそうだ……アイツの対戦相手に……コーディ君とガイ君……あっ、そっかそっか……俺も対戦相手は増えてるけど……ディージェイだって対戦相手増えてるんだっ……!」

13名無しさん:2016/02/17(水) 22:53:28 ID:rbehsu5w
ーーー


ブランカ「ディージェイ君、大事な話がありますよ」

ディージェイ「ヘーイ! Mr.ブランカどうしたんだいっ!? また、お説教かいっ!?」

ブランカ「いえ、違います。今日の試合の事です」

ディージェイ「昨日、折角Mr.ヤムチャと戦えたってのに……今日の対戦相手はMr.コーディ&Mr.ガイ。オーノー……また、今日もミーにとってつまらない一日が……」

ブランカ「その事なんですがね……今日、結構自由にやってもいいですよ?」

ディージェイ「ホワーイ、何故、どうしてっ!? 今日の対戦相手はMr.コーディ&Mr.ガイのダメダメボーイズだよっ!? あのダメダメボーイズ相手にミーが真のパワーを発揮しちゃったら……」

ブランカ「……言っておきますけど、君もまだダメダメボーイズの一員ですからね?」

14名無しさん:2016/02/17(水) 22:56:36 ID:p4kJdVdg
相変わらず自意識過剰だなw

15名無しさん:2016/02/17(水) 22:56:47 ID:rbehsu5w
ブランカ「今日の第一試合……何が起きるか知ってますよね……?」

ディージェイ「第一試合って、ミー達の試合……? それとも、Mr.ベガの試合……? どっちの事?」

ブランカ「あぁ、失礼……ベガさんの試合の方です」

ディージェイ「勿論知ってるよっ! Mr.バルログがMr.ベガと戦わない試合をするんだろ!? ミーは滅茶苦茶言ってるように見えるけど……これ、合ってるでしょ!?」

ブランカ「はい、そうですね。間違ってませんよ。バルログさんはベガさんと戦わない試合をします」

ディージェイ「全くっ……! ファンキーじゃないよねぇ! 考えられないよっ!」

ブランカ「そうです。ファンキーじゃないのです……会場に来たお客さんはどう思いますか?」

ディージェイ「勿論、ブーイングっ! boo,boo ! fucking Vega ! クソッタレー!」ブーブー

ブランカ「あの〜、大声でそういう事を言うのはやめましょう……聞かれたら、多分ディージェイ君誤解されますよ……?」

ディージェイ「オーウ、ソーリー」

16名無しさん:2016/02/17(水) 22:59:44 ID:rbehsu5w
ブランカ「まぁ、とにかく今日の試合……そういったベガさんの行為によって、我々非常に重苦しい空気の中試合を開始する事になるかと予想されます」

ディージェイ「全くっ……! 周りの迷惑を考えてくれよっ! 自分が好き放題やったら、周りに迷惑がかかっちゃうんだからね!」

ブランカ「……そりゃ、君もですよ?」

ディージェイ「……ミーは違うよ〜?」キョトン

ブランカ「う〜ん……まぁ、いいやいいや……とにかくっ! その重苦しい空気を我々は変えていかなきゃいけないので、その君の持ち前の明るさを使って……なんとか、変えていって……ファンキーにしていって欲しいのです」

ディージェイ「じゃあ、今日はダンスオッケーなの?」

ブランカ「オッケーですよ。ただし、試合終盤になれば控えて下さい」

ディージェイ「試合終盤……う〜ん、ミーの考えるタイミングとMr.ブランカの考えるタイミング……これ、また違う気がするよ?」

ブランカ「じゃあ、試合中に指示しますよ。私が指示をしたら、コーディ君とガイ君専用の……ちょっと控えたファイトスタイルにして下さいね?」

ディージェイ「Mr.コーディとMr.ガイはMr.本田やMr.ヤムチャと違って、まだまだだからね……ミーが遠慮しないといけないんだね……全く……」

ブランカ「……お願いします」

ディージェイ「指示してよ!? ちゃ〜んと、指示してよ!? 指示がなかったら……ミーはずっと踊り続けちゃうかもしれないよ!?」

ブランカ「場内の空気を見て……指示するタイミングは判断します」

ディージェイ「オーケーっ!」

17名無しさん:2016/02/17(水) 23:03:14 ID:lktw0vKQ
ブランカさん扱いうまいなw

18名無しさん:2016/02/17(水) 23:04:13 ID:rbehsu5w
ーーー


ダン「さて、皆様……本日はこのストリートプロレスにお越し下さり、誠にありがとうございますっ! 誠に、ありがとうございますっ!」

ブー、ブーブー

ダン「さぁ、本日の興行……の前にっ! ここで、王者戦を行いたいと思いますっ!」


実況「さぁ、皆様こんにちはっ! 本日も始まりました、ストリートプロレスっ! いやっ……! まだ、始まっていないのかもしれないっ!」


ダン「第零試合っ……! タイトルマッチを行いますっ……!」


ブー、ブーブー

実況「そうです。本日のストリートプロレス……なんと、第零試合というものがありますっ! まだ、始まってもいません……しかし、試合は行われますっ!」

19名無しさん:2016/02/17(水) 23:07:13 ID:rbehsu5w
実況「私、長らくこのストリートプロレスの実況を担当させて頂いておりますが……なんと申し上げればいいのか……本日の会場は、何やら異様な空気に包まれておりますっ!」

ブー、ブーブー

実況「試合はまだ始まってもいません。それどころか興行すら、まだ始まっておりません……しかし、レフェリーのダン氏が姿を現れすと……」

ブー、ブーブー

実況「なんとなんとなんと……もう、ブーイングが飛び交っていますっ! ブーイングが飛び交っています。試合の最中にこうブーイングが飛ぶという事はよくある光景なのですが……本日は少しばかり早いっ……! その様な気がしますっ!」

ブー、ブーブー

実況「さぁ、そしてここで本日の解説者を紹介いたしましょうっ! 解説はお馴染みっ……!」

元「はい、元です。よろしくお願いします」

実況「異例の第零試合開催と言う事でね、本日は元さんにも少しばかり早い時間から足を運んで頂きました。元さん、本日はありがとうございます!」

元「まぁまぁまぁ、今日はこういった事になってるからね……仕方ない事だよ」

20名無しさん:2016/02/17(水) 23:10:45 ID:rbehsu5w
ブー、ブーブー

元「しかしまぁ、今日はなんと言うか……うん……」

実況「やはり、少々場内の雰囲気がいつものストリートプロレスとは違いますよねぇ?」

元「……今日は違うねぇ」

実況「しかし、場内の空気がこうなるのも……おかしな事では、ないのですっ! え〜、本日の第零試合……これはバルログ対ベガのタイトルマッチが予定されておりますっ!」

元「はい」

実況「しかし、先日の防衛戦でです……ベガはサガットから勝利して王者を防衛したのですが、なんとなんとその試合は、サガットがベガの防衛記録を伸ばし為に……ワザと負けたのではないかと、我々は見ております」

元「はい、そうですね」

実況「そして、本日の挑戦者はバルログっ……! バルログでありますっ! これも、サガットと同じシャドルー内からの挑戦者です」

元「はい」

実況「また、同じ様な事が繰り返されてしまうのかっ……! 我々も……そして、場内も……この第零試合の試合内容にいささか不安を感じておりますっ!」

元「ベガ君は特別な試合……そう言って、こうやってワザワザ緊急の第零試合という形で組まれたんだから……まぁ、それなりの試合にはしてもらいたいよね」

21名無しさん:2016/02/17(水) 23:13:50 ID:rbehsu5w
ダン「それでは、第零試合っ……! 第零試合を行いますっ!」

ブー、ブーブー

ダン「先ずは挑戦者……血塗られた鉤爪、バルログ選手の入場ですっ!」


実況「さぁ、ここで挑戦者、バルログの名前がコールされたぁ! バルログの入場テーマが場内に響き渡りますっ!」


バルログ「さぁ、美しい試合の幕開けですよっ! この崇高なる試合……そして、ベガ様……シャドルーを讃えなさいっ!」


オー? オーオー?

実況「そして、バルログが花道の奥から姿を現した、がっ……! おぉ〜っと、おぉ〜っとっ! なんだなんだなんだっ!?」

元「……んんっ!?」

22名無しさん:2016/02/17(水) 23:16:52 ID:rbehsu5w
バルログ「今日の私は、本気モードですよ……ベガ様相手だろうが、容赦はしません……」


オー? オーオー?

実況「ゆっくりとリングへと向かっていくバルログっ……! バルログでありますがっ……! なんと、今日のバルログっ……! その自慢の顔を、何やら怪しい怪しい仮面で隠しているっ!」

元「……お〜っと、仮面をつけてると言う事は、本気モードと考えていいのかな?」

実況「大舞台でつける仮面を、今日の一戦バルログは装着してきましたっ! これはこれはっ……! これは、バルログも本気なのかっ!?」


バルログ「この特注の凶器で……ベガ様の首を……掻っ切りますっ……!」スリスリ

ザワ……ザワ……


実況「仮面だけではありませんよっ! 元さん、あの左手を見て下さいっ! バルログの左手を!」

元「……今日は、入場の時点でつけてきてるねぇ」

実況「バルログ左手には、あの特注品の鉤爪が装着されていますっ! おぉ〜っと、今日のバルログは凶器持参でやってきたぁ!」

23名無しさん:2016/02/17(水) 23:19:23 ID:rbehsu5w
バルログ「さぁ、美しくいきましょうっ!」ススッ


実況「そして、バルログがリングインっ! 今、リングインしたぁ! 凶器を身につけたままリングインしたぁ! リング内に凶器を持ち込んできたぁ!」

元「だけど、凶器は……どうなの……?」


バルログ「第零試合……記念すべき第零試合ですよ、皆さん……さぁ、違いのわかる人間になりましょう……」ググッ

ダン「おいっ……! おいっ……! バルログっ……!」

バルログ「何ですか……? 人が浸ってる所に……鬱陶しい……」

ダン「鬱陶しいじゃねぇだろが……左手っ……! お前、その左手に何つけてんだ、コラっ!」ビシッ


実況「あっと、しかしここで……やはりと言えばいいでしょうか!? レフェリーがバルログに突っかかっていくっ! バルログの左手に装着されているよからぬ物を察知したようだっ!」

元「まぁ、あんなに堂々と持ち込まれちゃあ、困るんだよ……ただねぇ……?」

24名無しさん:2016/02/17(水) 23:23:44 ID:rbehsu5w
バルログ「……何って、見てわかりませんか? 凶器ですよ」

ダン「凶器を持ち込むんじゃねぇ……ましてや、これは王者戦だ……外せっ! 捨てろっ!」


実況「ここで、バルログの左手に装着されている凶器を外せと、早速警告しますっ! 警告していきますっ! 確かにその通りっ……! リング上に凶器は持ち込む事は許されませんっ!」

元「そう。本当は許される行為ではないんですよ……だけどね……?」

実況「……どうされました、元さん?」


バルログ「勘弁して下さいよ……凶器の対戦相手は世界最強、崇高なる王者のベガ様なんですよ……?」

ダン「だから、何なんだよっ!?」

バルログ「私のようなゴミ屑が勝つ為には……こういった凶器に頼るしかないのですよ……見逃して下さい……」


実況「さぁさぁ、どうやらバルログは凶器捨てる気は一切ないかっ!? レフェリーには従わないっ! ここで、押し問答が始まっていきますっ!」

元「これ、凶器は持ち込んだけど……対戦相手は、ベガ君じゃない……? と言う事は、別に構わないんじゃないのかな……?」

25名無しさん:2016/02/17(水) 23:28:50 ID:rbehsu5w
レフェリー! イイジャネェカー!

ダン「ああっ……?」キョロ

ソレ、ツカワセテヤレヨー!

ダン「ああっ……? あぁっ……? ど、どうなってるんだ……?」キョロキョロ


実況「あっ、お〜っとここで……場内から凶器を持ち込んだバルログを制止する声ではなく……その凶器の使用を認めてもいいのではないかと言うような、声が……場内からも飛び交っていますねぇ!?」

元「凶器を持ち込んだ所で……今日の対戦相手はベガ君なんだよ? だったら、いいじゃない」

実況「しかし、これは……王者戦であるのですよ!?」

元「いいじゃない、いいじゃない。戦わないよか、全然マシだよ」

実況「う〜ん、しかし……ですねぇ……」

26名無しさん:2016/02/17(水) 23:31:31 ID:rbehsu5w
バルログ「ほらほら、場内の声が聞こえませんか……? 渋ってるのは貴方だけですよ……?」

ダン「……なんで、俺が悪者になってんだよ、馬鹿野郎」

バルログ「今日の私は気合いを入れて、この試合に臨んでいるのです……勿論この凶器もその一つです……もし、貴方が没収して凶器が使えない……なんて事になったら……」

ダン「……あぁ?」

バルログ「私、やる気がなくなって……ベガ様に秒殺負けしちゃうかもしれまんよ……? フフフフフ……」

ダン「……てめぇ、この野郎。俺を脅そうってのか」

バルログ「そうです。脅しているのですよ。試合をしてほしかったら、この凶器を使用を認めなさい……認めないと、試合は行いませんよ……? これが、我々のやり方です……崇高な王者戦……台無しになってもいいのですか?」

ダン「くっ、くっ、くううっ……! この野郎っ……!」

27名無しさん:2016/02/17(水) 23:35:04 ID:rbehsu5w
レフェリー! レフェリー!

ダン「……チィっ、わかったよ。認めてやるっ! 特例だからなっ!」

バルログ「いい子です」

ダン「ただし、やる過ぎると即座に失格だっ! 反則負けだからなっ!」

バルログ「私が、反則負け……? と、言う事はベガ様がまた防衛する事になりますねぇ……フフフ……」

ダン「……あぁっ!?」


実況「あ〜っと、あ〜っとっ! ここでここで……レフェリーが引き下がったかっ!? 凶器の使用を認めると言う事かっ!?」

元「下手にヘソ曲げられて、サガット君みたいな試合をされるよりかは、僕はこっちの方がマシだと思う。それに相手はベガ君なんだから……彼にだったら、いいでしょ」

実況「しかしです……しかしですよ、元さんっ……!」


バルログ「フフフ、貴方は飾りなのです……そこで黙って指をくわえて見てればいいのです。シャドルーの試合をお見せしてあげますよ……さぁさぁ、王者をここに呼び込みなさい……」

ダン「くっそおぉっ……! こいつ……!」ギリギリ

28名無しさん:2016/02/17(水) 23:41:12 ID:rbehsu5w
実況「確かに、バルログがヘソを曲げてサガットの様に試合を行わないと言った可能性もあります……しかしこれは……これはこれはっ……! レフェリーのダン氏もかなり渋い顔をしておりますっ!」

元「公正に試合を裁くレフェリーからしたら、納得はしにくい事かもしれないけどねぇ……」


ダン「チィっ……! くそっ……! あぁっ……!」


実況「さぁ、レフェリーも苛立っているのでしょうか!? しかし、再びマイクを握りましたっ!」

元「……仕方ないよ。ねっ」


ダン「続きましては……王者の入場になりますっ……!」


実況「バルログの手に装着されている凶器は、一先ずお流れ……と言った所でしょうかっ!? 不安は残りますが……そして続いて、王者の入場になりますっ!」

元「あの凶器でベガ君がやられればいいんだよ」

29名無しさん:2016/02/17(水) 23:44:39 ID:rbehsu5w
ダン「続きましては……闇をまとう魔人、ベガ選手の入場ですっ……!」

ブー、ブーブー


ベガ「さぁ、二度目の防衛戦だぁ……今日は私も気合いを入れていくかぁ……」ニヤニヤ

ザワ……ザワ……


実況「さぁ、そしてベガの名前が呼ばれるとここで花道の奥から……ちょ〜っと待てちょっと待てちょっと待てぇ!」

元「んああっ!?」


ベガ「今日の試合は万全の体制で挑む……パイプ椅子持参だ……フハハハっ……!」

ザワ……ザワ……


実況「花道の奥から姿を現したベガの手には……パイプ椅子が握られていますっ! パイプ椅子ですっ! こちらも凶器持参でやってまいりましたぁ!」

30名無しさん:2016/02/17(水) 23:45:57 ID:rbehsu5w
今日はここまで

32名無しさん:2016/02/17(水) 23:47:31 ID:dqYv.BBM
〜なりますってのは敬語で間違いって聞いたけど、別にいいよね

33名無しさん:2016/02/17(水) 23:50:03 ID:dqYv.BBM
荒らし削除よろ

34名無しさん:2016/02/17(水) 23:50:32 ID:eotiTSnQ


あれ?と期待させておいて無気力だろうね
元さんは早くからご苦労様です

35名無しさん:2016/02/18(木) 00:01:29 ID:abz3i6U.

さくらのは春麗のお仕置きタイムの話か?

36名無しさん:2016/02/18(木) 00:03:06 ID:zI4LHFU6
乙ですー

37名無しさん:2016/02/18(木) 00:25:42 ID:k8zO3iLE
新スレ乙です
久しぶりのDJ登場にワクワクが止まらないw
是非とも試合光景も見たいところです

38名無しさん:2016/02/18(木) 00:38:53 ID:m5/.OfEY
おつ!
最近はディージェイがかわいく見えてきた

39名無しさん:2016/02/18(木) 03:11:54 ID:yMLimESM
乙!

40名無しさん:2016/02/18(木) 04:37:07 ID:s1woy7Js
乙っした
無気力と思わせてガチ?
でも無気力で行くと言ってたし
無気力と予想しつつも見に来たお客さんの期待に答えるか?

41名無しさん:2016/02/18(木) 06:43:33 ID:9quy8ohM
乙!
あっさりと先の王者戦のようになるかと思いきや、これはまた目が離せませんねえ

42名無しさん:2016/02/18(木) 18:08:36 ID:rbH/D0I.
新スレ乙
少し成長したDJがみれてよかった

43名無しさん:2016/02/18(木) 22:01:27 ID:CR65Vbts
ベガ「王者のリングインだ……愚民共、拍手で迎えろ……」


ザワ……ザワ……

実況「さぁ、そしてベガが今凶器を片手に……パイプ椅子を片手にリングインっ! リングインしましたっ!」

元「お〜、お〜、お〜」

実況「目には目を……歯には歯を……そして、凶器には凶器と言った所でしょうかっ!? バルログが鉤爪ならば……こちらはパイプ椅子です! パイプ椅子っ! ベガもパイプ椅子を持参して来ましたぁ!」


ダン「待て待て待て待てっ……! ちょっと待てちょっと待て、おいっ……!」

ベガ「……なんだなんだ、どうした?」チラッ


実況「あ〜っと、しかしやはり……と言えばいいでしょうか!? ここはレフェリーがベガに近づきますっ! 詰め寄っていきますっ!」

44名無しさん:2016/02/18(木) 22:08:11 ID:fKDtVfXo
当たりまえのように凶器持ってくるベガ様好き

45名無しさん:2016/02/18(木) 22:10:10 ID:CR65Vbts
ダン「それ、なんだオイっ……!」

ベガ「お前は、パイプ椅子という物も知らんのか……? 見ればわかるだろう……これはパイプ椅子という物だ……」

ダン「そういう事を聞いてるんじゃねぇっ! 凶器は持ち込んじゃいけねぇだろがっ!」


実況「早速……とでも言えばいいでしょうかっ!? レフェリーはベガが持参したきたパイプ椅子を指差し警告していますっ! 確かに、リング上に凶器を持ち込んではいけませんっ!」


ベガ「凶器を持ち込んではいけない……そんなルールがあっただなんて、初耳だなぁ……」

ダン「常識的に考えればわかる事だろうがっ! 捨てろっ!」ビシッ

ベガ「しかし、レフェリー……ちょっと待て。私の、このパイプ椅子がダメなのならば……アイツのアレはどうなるんだ……?」

ダン「……あぁ?」


実況「さぁ、レフェリーはベガにパイプ椅子を捨てるようにと警告しているのですが……あっと、しかしベガは引きませんっ! ここでバルログを指差していくっ!」

46名無しさん:2016/02/18(木) 22:16:16 ID:CR65Vbts
バルログ「フフフ、この鉤爪で……王者の首を……フフフフ……」スリスリ

ダン「あ、あれは……」


実況「そして、ベガの指差した方向には……鉤爪に頬擦りをしているバルログの姿があるっ! こちらも凶器は持っていますっ! 持っておりますっ!」


ベガ「私のパイプ椅子よりも……どう考えてもアイツのアレの方が凶悪そうだ……何故、お前はアイツを咎めない……先ずはアイツの凶器を捨てさせる事優先だ……そうでないと、私も安心出来ん。このパイプ椅子はあくまで、アレの護身用だ……」

ダン「確かに……確かに、それは一理ある……あっちの方が凶悪そうだ……」

ベガ「だったら、捨てさせてこい……お前は何をやっているんだ……早く行け」

ダン「わ、わかったよ……!」


実況「あ〜っと、ここでレフェリーは、ベガからクルリと背を向け……そしてバルログの方へと向かっていきます! 向かっていきますっ!」

元「ベガ君がバルログ君の鉤爪を捨てさせるように要求したんだろうねぇ……」

実況「確かに……ベガからすれば、どうして自分だけという思いがあるでしょう! ここはレフェリー、先ずはバルログの凶器を引き剥がす事から始めますっ!」

47名無しさん:2016/02/18(木) 22:23:15 ID:CR65Vbts
バルログ「フフフ、血に塗れたベルトを腰に巻く、美しい私……フフフ……フフフフ……」スリスリ

ダン「……おい、バルログっ!」

バルログ「なんですか、人が浸ってるのに……鬱陶しいですね」


実況「さぁ、そして今レフェリーがバルログの元へと辿り着きましたっ!」


ダン「……やっぱり、その手につけてる奴捨てろ」

バルログ「……何故です。先程は認めてくれたのではないのですか?」

ダン「お前が、凶器を捨てねぇとベガも凶器を捨てねぇって言ってんだよ。それに、どう見てもお前の凶器の方が凶悪そうだ……」

バルログ「……嫌ですよ。私が勝つ為には、これが必要なのです」

ダン「うるせぇ! お前がそれ捨てりゃあ、全てが丸く収まるんだよっ! とっとと捨てやがれゴルァ!」


実況「そしてバルログに凶器を捨てろと要求するレフェリー……ですが、バルログは従いませんっ! 渋っていますっ!」

元「……渋ってるねぇ」

実況「この展開に少々レフェリーも苛立ってきたのでしょうかっ! ヒートアップしてきましたっ! 語気を荒めますっ!」

48名無しさん:2016/02/18(木) 22:30:03 ID:CR65Vbts
ダン「いいから捨てろや、ゴルァ!」

バルログ「わかりましたよ……捨てればいいんでしょ……ほら……」スポッ

ダン「……よぉしっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここでバルログが説得に応じたかっ!? レフェリーの説得に応じたかっ!?」

元「おっ、凶器を外したねぇ」


ダン「よし、寄越せっ……!」

バルログ「はいはいはいはい……わかりましたよ、わかりました……従えばいいんでしょ……」


実況「バルログは腕に装着していた特注の鉤爪を外し……そしてレフェリーに渡しますっ! 回収しましたっ! レフェリーがレフェリーが凶器を回収しましたっ! 先ずは一つ目っ!」

元「このまま上手くいけばいいんだけどね」

実況「リング上に凶器などは存在してはいけませんっ! さぁ、バルログの持参してきた凶器は回収したっ! 残るはベガの持参してきたパイプ椅子だぁ!」

49名無しさん:2016/02/18(木) 22:34:27 ID:CR65Vbts
ダン「よし、これならベガ従わざるを得ねぇ……次はベガだなっと……」クルッ

バルログ「あ〜、あ〜、あ〜、あ〜……なんだか、やる気がなくなっちゃいましたねぇ……」

ダン「おいっ! ベガ、お前の要求通りバルログの凶器は回収したぞっ! これでいいんだろ、オイっ!」

バルログ「……もういいや、帰りましょう」


バルログー! ナニヤッテンダー!

実況「さぁ、そして今度はベガの元へと再び向かう……あぁ〜っと、あっとあっとっ!」

元「……こうなるんじゃないかなと思ってたんだよねぇ、僕はっ!」

実況「バルログが、帰ろうしているのでしょうかっ!? これ、帰ろうとしているのでしょうかっ!? 今、バルログがロープを潜って花道の方へと戻ろうとしていますっ!」


ベガ「おい、レフェリー……アイツ、どうしたんだ……? 帰るんじゃないか……?」

ダン「えっ……? って、オイっ……! バルログ、何やってんだオイっ!」

50名無しさん:2016/02/18(木) 22:38:19 ID:CR65Vbts
ブー、ブーブー

ダン「おい、待てっ……! 待て、バルログっ……! お前、何処に行くつもりなんだっ!?」ガシッ

バルログ「……いや、もう帰ります。お疲れ様でした」


実況「慌ててバルログに駆け寄っていき……そして、バルログを咎めるレフェリーっ! おぉ〜っと、危ない危ないっ! バルログを何とかリング内へと止めましたっ!」

元「本当にヘソを曲げたとか、やる気がなくなった……って、ワケではないと思うんだよ?」

実況「……ほ〜う、と言うのは?」


ダン「待て待て待て待てっ……! 試合をしろっ……! 試合をしやがれっ……!」

バルログ「いや、もういいです……不戦敗でいいです……お疲れ様でした……」

ダン「待てっ……! バルログっ……! 待てっ……!」

51名無しさん:2016/02/18(木) 22:43:52 ID:CR65Vbts
フザケンナー! シアイシロー!

ダン「わかってるっ……! 試合はさせるっ……! 試合はさせるからっ……!」

ブー! ブーブー!

ダン「わかってるってのっ! 今、説得するからよぉ!?」


実況「おぉ〜っと、場内の空気が少々荒れてきましたかねぇ……!?」

元「ほら、前回の王者戦……ベガ君とサガット君との試合で、殆ど試合が成立しないような形終わっちゃったじゃない?」

実況「はいはい、確かに試合と呼べる物ではなかったような気がしますっ!」

元「その一件で根底にあるのが、この王者戦……成立するのか、しないのかって所なんだよ。ほら、ファンや僕達や、レフェリー……皆、そこを不安視してるでしょ?」

実況「確かにっ……! そうですねぇ。この試合のカードを見た時には私も驚きましたよ!」

元「だから、ああやって……言う事聞かないなら試合成立させないよ……なんて脅すのは、凄く効果がある事だと思うんだよ!?」

52名無しさん:2016/02/18(木) 22:47:56 ID:CR65Vbts
ブー、ブーブー

ダン「待ってくれっ……! 待ってくれってのっ! 説得中だっ!」


実況「確かに、このままバルログが試合放棄……と言った事になれば、こn場内……どうなってしまうかわかりませんねぇ!?」

元「僕は、本気で帰るつもりはないとは思う……ただ、ああ言った形で脅しをかけられると……」

実況「……う〜むっ!」

元「……レフェリーとしては困るよねぇ」


バルログ「相手は、絶対無敵のベガ様ですよ……? 私のような者は、凶器がないと勝てるワケないじゃないですか……? 凶器がないと勝てるワケないじゃないですか……? 凶器がないと勝てるワケないじゃないですか……?」

ダン「何度も何度もうるせぇよっ! オウムかてめぇはっ!」

バルログ「やるだけ無駄です。もう、不戦敗でいいです。お疲れ様でした……試合終了です……」

53名無しさん:2016/02/18(木) 22:52:28 ID:CR65Vbts
ハヤク、シアイシロー!

ダン「……凶器があれば試合をするんだなっ!?」

バルログ「はい、凶器があれば試合をします……凶器があれば勝てる可能性が出てきます……試合しますよ……? 場内に美しい試合を見せます……」

ダン「……ちっくしょうぅぅっ!」


ブー! ブーブー!

実況「ちょっと、この一連の騒動に時間が取られすぎていますかねぇ……? 中々始まらない試合に……場内も少々苛立ってきましたっ!」

元「……そうだねぇ」


ヤッパリ、シアイシナイツモリナノカー! バルログー!

バルログ「あ〜、あ〜、場内のお客様達も……怒っていますねぇ……しかし私のやる気を削いだのは、このレフェリー……私は悪くありません……」

ダン「わかったわかったよっ……! お前が試合に穴開けるよか、マシだっ! 戻れっ! 戻りやがれっ!」

54名無しさん:2016/02/18(木) 22:57:22 ID:CR65Vbts
ブー、ブーブー

バルログ「今の発言……それは私が凶器を使う事を許可して下さった……そう捉えてもよろしいのですか……?」

ダン「大目に見てやるだけだ。やり過ぎると反則……そこには、変わりねぇぞ……使いたいんなら、好きにしやがれっ……!」

バルログ「わかりました……フフフ、これでやる気も出てきましたよ……フフ、スイッチングクロー……」スチャ


ザワ……ザワ……

実況「あっとあっと、お待ち下さいお待ち下さいっ! ここでバルログが……再び、レフェリーから凶器を受け取りましたよ! 受け取りましたっ! そして、再び左手に装着しましたっ!」

元「バルログ君が、凶器の使用を許可しないと試合をしない……そう言ってるワケだね。試合に穴を開けたくないのは……前回の騒動でわかってる事だからねぇ……」

実況「これは、レフェリーがバルログに屈する形となってしまったのかっ!?」


ダン「……チィっ! まぁ、凶器を使うって言ったって、相手はベガだ。アイツもそこまで無茶はしないだろう」


実況「さぁ、そしてレフェリーは……今度はベガの方へと向かっていきますっ! バルログの凶器……これは、認められたと言った所なのかっ!?」

元「バルログ君もね……同じシャドルーの総帥、ベガ相手だから、そこまで無茶はするまいと思います」

55名無しさん:2016/02/18(木) 23:02:41 ID:CR65Vbts
ダン「おい、ベガっ……!」

ベガ「おいおい、なんだなんだ……? アイツが凶器を手放さないのなら、私もこの凶器を手放さないぞ……」

ダン「……構わねぇよっ!」


元「一つ気がかりなのはねぇ……う〜ん、嫌な前例が出来ちゃったって所かな……?」

実況「前例……と言いますと?」

元「まぁ、何とか試合を成立させる為に、レフェリーはバルログ君の凶器の使用を黙認した形になりますが……今日はいいよ、今日は。相手はベガ君だから」

実況「まぁ、ベガにならば……と言った思いは確かにありますっ!」

元「ただ、後のタイトル戦の話とかですよ……前のタイトルマッチでは凶器の使用はオッケーだったのに、なんで今回の試合は、凶器の試合を認めないんだ……前と同じように認めろよ……な〜んて、言い出しかねないよねぇ」

実況「……なるほどっ!」

56名無しさん:2016/02/18(木) 23:07:21 ID:CR65Vbts
ベガ「……ほ〜う、それはこのパイプ椅子の使用を認めると言う事か?」

ダン「構わねぇよ……バルログだって、使ってるんだ……おあいこだ、おあいこ……」

ベガ「……なるほどなるほど」ニヤニヤ

ダン「よしっ……! 両者中央にっ……!」


オー、オーオー

元「だから、この二人の行為はひょっとしたら後に来る、大一番の為にそういった前例を作っておこうという意図があるのかもしれない」

実況「確かに、いつの間にやらリング上がシャドルー色に染められてきたぁ! 気がつけばシャドルーのペースですっ!」

元「ただ、そうなったらそうなったで、ルール変えちゃばいいんだよ」

実況「え〜っと、ルールを変えると言うのは……?」

元「簡単だよ。『王者戦では凶器の使用を認めません』そういったルールを作っちゃえばいいんだよ。いくらシャドルーが独自の前例を作ったって……こっちだって、ルール作っちゃえばいいんだから」

実況「ただ、そうなったらそうなったで、ならば王者戦以外では凶器の使用は可能なのか……? なんて言い出しかねませんよ?」

元「……そしたら、またルール作っていこう」

実況「いたちごっこですっ……! まさにいたちごっこっ……! 終わらないいたちごっこっ……!」

57名無しさん:2016/02/18(木) 23:14:32 ID:CR65Vbts
ダン「ベルトが掛かったハードコアマッチみてぇなもんだ……今日は特別に、お前らのやり方でやらせてやるよ……準備はいいな……?」

バルログ「ええ、いつでもどうぞ……」ニヤニヤ

ベガ「今日だけではなく……永遠に我々のやり方でやらせて貰いたいがな……」ニヤニヤ


ハヤクハジメロー!

実況「さぁさぁ、随分と時間は取られてしまいましたが……ここでようやく試合が始まりますかね……?」

元「うん、時間かかったね」

実況「さぁ、異例の王者戦……第零試合、いよいよ開幕ですっ! 挑戦者はバルログっ……! その左手には鉤爪が装着されていますっ! そして王者、ベガっ……! こちらはパイプ椅子を手にしていますっ!」


ダン「よ〜し、それじゃあ試合スタートだっ! ゴングを鳴らせゴングをよぉ!」


カーン


実況「そしてここでゴング鳴らされたぁ! 戦いの鐘の音が場内へと響き渡ったぁ! 第零試合、バルログ対ベガっ! バルログ対ベガっ! いよいよ試合開始ですっ!」

58名無しさん:2016/02/18(木) 23:19:56 ID:CR65Vbts
ベガ「……パイプ椅子とは」ググッ

バルログ「さぁ、美しく……」

ベガ「飛び道具だあああぁぁ! 死ねえええぇぇぇっ!」ブンッ

バルログ「……えっ!?」


実況「おぉ〜っと、ゴングと同時に……ベガはバルログ目掛け、パイプ椅子をぶん投げていったぁ!」

元「投げるのかっ!?」


ガッシャーン

バルログ「……ぐがあぁっ!」バターン

ベガ「フハハハ……先手必勝だな……」


オー! オーオー!

実況「パイプ椅子が宙を飛び、バルログに命中っ! 命中したぁ! ここでバルログはダーウンっ! 大きく大きくダーウンっ!」

59名無しさん:2016/02/18(木) 23:23:30 ID:CR65Vbts
オー! オーオー!

ダン「相手は同じシャドルーのバルログだからって……ちったぁ、遠慮するんじゃねぇかって……思ってた部分はあるけど……」

ベガ「フハハハ……まだまだいくぞぉ……」ニヤニヤ

バルログ「ガ、ガガ……」


実況「こういった使い方するのは……少々、予想外でしたっ! 予想外でしたっ! ベガはいきなりパイプ椅子をバルログ目掛けてぶん投げていったぁ!」

元「……ちょっと滅茶苦茶だよねぇ」

実況「ベガは笑いながらダウンしているバルログへと近づいていくっ!」


ダン「……こいつ、イカれてやがるっ!」

ベガ「パイプ椅子は飛び道具でもあるが……勿論、使い方は他にもある……」サッ


実況「あっと、ここでベガが腰を屈めて、激しくバルログに命中して転がっているパイプ椅子を拾い上げるっ!」

元「……まぁ、持ち込んで来たんだからこれだけで終わるはずはないよねぇ」

実況「ベガが再び凶器を手にしたっ! その手に凶器を手にしたぁ!」

60名無しさん:2016/02/18(木) 23:27:04 ID:CR65Vbts
ベガ「ハーッハッハッハっ……! 王者の力を見せてやるっ……! 死ねええぇぇっ!」ガッシャーン

バルログ「……ぐはあぁっ!」

ダン「お、おい……」


ワー! ワーワー!

実況「そしてベガはダウンしているバルログに向かって、パイプ椅子を振りかざしていくっ! 振りかざしていくっ! 叩きつけていったぁ!」

元「お〜っとっとっと……」


ベガ「フハハハハハっ……! フハハハハハっ……! 死ねえぇっ! 死ねえぇっ!」ガッシャーンッ

バルログ「……うぐああぁっ!」

ダン「お、おいっ……!」

オー! オーオー!

実況「ベガは倒れ込んでいるバルログにパイプ椅子を叩きつけていきますっ! おぉ〜っと、連続でいったぁ!」

元「お〜、お〜」

61名無しさん:2016/02/18(木) 23:30:56 ID:CR65Vbts
ベガ「死ねええぇぇっ!」ガッシャーン

バルログ「……ぐ、ぐわあああぁぁ!」

ベガ「ハハハハっ……! 死ねええぇっ!」ガッシャーン

バルログ「……が、がはああぁっ!」


ワー! ワーワー!

実況「さぁ、ベガは相手がバルログだろうと容赦はありませんっ! 一切手加減なしにパイプ椅子でバルログを叩きつけていくっ! ベガは止まらないっ! 止まらないィ!」


バルログ「う、ううっ……」

ベガ「さぁて……もう、まだまだいくぞ……」ググッ

ダン「待ちやがれ、ベガっ……! やり過すぎだっ……!」ガシッ

ベガ「……んあぁっ?」


エー? エーエー?

実況「再び、パイプ椅子を振り上げるベガっ……! あっと、だがしかしここは慌ててレフェリーがベガを止めますっ! ベガの身体にしがみつくかのように飛びついていったぁ!」

元「まぁまぁまぁ、うんうん……ねっ……」

62名無しさん:2016/02/18(木) 23:33:57 ID:CR65Vbts
ダン「落ち着け……落ち着きやがれ、ベガっ……!」グイグイ

ベガ「おいおい、なんだなんだ……何故、止める……? 私は公認凶器を使っているだけだぞ……?」

ダン「いいから落ち着けっ……!」


イイジャネェカ、レフェリー!

実況「ここは、レフェリー……ベガの身体を押しやって、バルログから距離取らせますがっ……!」

元「まぁ、そうせざるを得ないよねぇ……」


ブー! ブーブー!

ダン「やり過ぎだ……やり過ぎだってのベガっ……!」

ベガ「……何がやり過ぎなのだ? 王者というものは、強さを見せる為に存在するのではないのか? そこにやり過ぎなどという言葉はないっ!」

ダン「凶器使って、強さとか言ってんじゃねぇっ!」

63名無しさん:2016/02/18(木) 23:36:47 ID:CR65Vbts
ブー! ブーブー!

実況「え〜、少しばかり試合が中断されていると言った所でしょうかねぇ……!? これ、レフェリーが今、現在止めている行為はレフェリーとして当然の事でありますっ! そうですよね……?」

元「そうですそうです」

ブー! ブーブー!

実況「しかし、場内からは……ブーイングですっ! これは、ベガにではなく……ベガを止めているレフェリーに対してのブーイング……ですよね?」

元「そういう事でしょうね……」


ブー! ブーブー!

ベガ「おい、お前が止めているせいで場内が荒れているぞ……? おい……おい……離せ……」

ダン「く、くそっ……やっぱり凶器なんか認めるんじゃなかったっ……!」

64名無しさん:2016/02/18(木) 23:41:00 ID:CR65Vbts
ツーヅケロ ! ツーヅケロ !

実況「あ〜っと、あっとあっと……場内からは続けろといったコールが始まりました」

元「おおぉ」

ツーヅケロ ! ツーヅケロ !

実況「確かに……いけ好かないナルシスト野郎がこうやってやられている姿は、スカッとする物があるかもしれませんっ! しかしですよ、しかしっ……!」

元「まぁねぇ……?」

ツーヅケロ ! ツーヅケロ !

実況「これではまるで、場内がベガを支持しているっ……! そういった感じには見えませんかねっ……!?」

元「確かに……完全にシャドルーの試合にはなっています……ひょっとしたら、これがベガ君の洗脳なのかもしれない……」

65名無しさん:2016/02/18(木) 23:44:28 ID:CR65Vbts
ツーヅケロ ! ツーヅケロ !

ベガ「……聞こえないのか? 場内も私を支持している。否定しているのは、お前だけだ」

ダン「ダメだっ……! これ以上は絶対に続けさせねぇっ……! これは没収だっ!」ガシッ


ブー! ブーブー!

実況「あっと、ここでレフェリーがベガからパイプ椅子を奪いましたっ! 奪いましたが……」

元「レフェリーとしては……正しい行為なんだよ!?」

実況「場内からはブーイングっ! ブーイングですっ! そんなレフェリーにブーイングが飛び交いますっ!」


ベガ「わからんヤツだ、フン……まぁ、いい……十分痛めつけた……それなら……」スッ

バルログ「う、ううっ……」


実況「ベガからパイプ椅子を取り上げ、中断していた試合が再開されたといった所か!? ベガは不服そうな表情な表情を見せつつも……そのままダウンしているバルログへと近づいていくっ!」

66名無しさん:2016/02/18(木) 23:47:41 ID:CR65Vbts
ベガ「……ほれ」ガシッ

バルログ「……うぐっ」

ダン「……んっ?」


ザワ……ザワ……

実況「おっと、そしてここでベガはダウンしているバルログの身体を踏みつけていくっ! 片足で踏みつけていくっ! これはこれはこれはっ……!?」


ベガ「……ホラ、フォールだよ。カウントを取ってもらおうか」


ザワ……ザワ……

実況「ここでベガがフォールに入ったっ! フォールに入ったっ! 場内がざわめきますっ!」

元「非常に早いフォールだけど……」


ベガ「……早く、カウント取れ。お前の仕事だろう」

ダン「く、くそっ……! こいつらっ……! 仕方がねぇっ……!」


ザワ……ザワ……

実況「これはこれはこれはっ……! まさかまさかまさかっ……! しかし、レフェリーとしてはこの場面、カウントを取るしかないっ! レフェリーはパイプ椅子投げ捨て、カウントを取りにいったぁ! さぁ、どうなるっ!?」

67名無しさん:2016/02/18(木) 23:51:08 ID:CR65Vbts
ダン「ワンっ……!」

ザワ……ザワ……

ダン「ツーっ……!」

ザワ……ザワ……

ダン「……スリ」

バルログ「……くあっ!」ガバッ

ベガ「……おっ?」

ダン「おっ、おおっ! 返しやがったっ! カウントツーだぞっ! カウントツーっ! 決まってねぇ!」


オー! オーオー!

実況「肩があがりましたっ! これ、肩があがりましたよねぇ、元さんっ!?」

元「おおっ、うんっ! 返したねっ!」

実況「おぉ〜っと、おっとおっと、何と言えばいいのか……これは一安心と言った所か!? カウントツーでバルログの肩が上がりましたっ! この場面、バルログは返していきますっ!」

68名無しさん:2016/02/18(木) 23:52:07 ID:CR65Vbts
今日はここまで

69名無しさん:2016/02/19(金) 00:06:26 ID:KvWyZW3E
乙です。
ここでたたかえばバルログベビーターン

70名無しさん:2016/02/19(金) 00:11:01 ID:nmU7gLRw
おつおつー

レスラー側からすればシナリオ通りなんだろうけど、客側からすればバルログやるなって思えるな
この後の行動が楽しみだ!

71名無しさん:2016/02/19(金) 00:11:42 ID:Prjpuc1g


リング上もお客さんも荒れてるなあ
ディージェイとジミーさんの役割も結構重要かもな

72名無しさん:2016/02/19(金) 00:20:52 ID:/1YIcFi6
おつです

ベガ様半端ねぇ……!

73名無しさん:2016/02/19(金) 00:22:12 ID:.pwMJyvI
乙!
ベガ様、バルログさんとダンさんは打ち合わせしてあったのかなあ

74名無しさん:2016/02/19(金) 01:12:43 ID:VoazMIc2
バルログがちゃんと戦ってベビーになった振りをして、大一番で裏切ってシャドルー復帰かー(棒

75名無しさん:2016/02/19(金) 02:13:58 ID:vIR.FxvA
おつ!

パイプ椅子とは…
飛び道具だあああああ
名言頂きましたwww

76名無しさん:2016/02/19(金) 04:45:27 ID:K2HA8P1g
実際にベガがゲームでパイプ椅子投げるとこ想像したらすげぇシュールだな
ついでに弾数制限一発じゃなかったら、間違いなくパイプ椅子の錬金術師呼ばわりされるな

77名無しさん:2016/02/19(金) 05:10:40 ID:H6AfR1x2
乙っした
パイプ椅子は飛び道具パイプ椅子は飛び道具メモメモ
さっすがベガ様!

78名無しさん:2016/02/19(金) 06:34:07 ID:NXz4vCiM
圧倒的いたちごっこっ……!

79名無しさん:2016/02/19(金) 07:35:18 ID:bUri2AqA
乙です
パイプ椅子は飛び道具なベガ様面白いw
違う格ゲーになるけど、プロレスモチーフでパイプ椅子使うキャラいるよね
超マイナーゲーだけど

80名無しさん:2016/02/19(金) 07:39:10 ID:/qfiB.gU
この試合は本家みたいにバルログが無限に飛んでいって試合放棄にならないと良いなあ

81名無しさん:2016/02/19(金) 12:43:40 ID:Gsctt2Lo
ヤムチャ達も含めたタッグマッチでもベガ様はパイプ椅子を面白く利用していたなw

82名無しさん:2016/02/19(金) 19:19:35 ID:59bBpuac
ドラゴンボールの世界のパイプいすって
実世界のパイプいすと同じなのかな
頑丈で軽量に出来てたらプロレスにはもってこいなんだが

83名無しさん:2016/02/19(金) 22:01:14 ID:kIZOafiE
オー! オーオー!

バルログ「う、ううっ……まだ、私は負けませんよっ……!」

ベガ「フハハハ、そうだそうだ…そうでないとなぁ、バルログ……」


実況「再び、繰り返されてしまう事かと思いましたが……ここは一安心っ! 一安心でございますっ! バルログの肩があがったぁ! 試合はまだ続きますっ!」

元「まぁ、前みたいな結果にならなくてよかったよ」

実況「互いに凶器こそは持ち込んではおりますが……どうやら、試合はしっかりと行うようですっ! 試合は続行ですっ!」


ベガ「バルログが立ち上がってくるという事は……」クルッ

ダン「あぁっ……?」

ベガ「再び、このパイプ椅子の餌食にしてやらねばならんな……よっと……」ググッ

ダン「あっ……! ダ、ダメだよおいっ……! 凶器はいけねぇだろがっ……! 凶器攻撃は反則だろうがっ……!」


オー、オーオー

実況「あっと、ここでベガはバルログに背を向け……そして、再びリング上に転がっているパイプ椅子を拾いにいきますっ! ベガが凶器を手にしましたっ! 再び、凶器を手にしましたっ!」

元「おっと、でもレフェリーは止めにいってるねぇ」

84名無しさん:2016/02/19(金) 22:08:43 ID:kIZOafiE
ダン「凶器はダメだっ……! これは、没収だよっ……!」ググッ

ベガ「離せっ……! 奴だって、手に凶器を持っているっ! それならおあいこだっ! 私にもこれを使う権利があるっ!」ググッ


実況「レフェリーはそんなベガを制止しに行きましたっ! ベガの持つパイプ椅子を掴みかかり……なんとか、没収しようとしていますっ!」

元「……でも、ベガ君も引かないねぇ!」


ダン「離せっ……! 離しやがれ、この野郎っ……!」グイグイ

ベガ「離すのは貴様の方だっ……! これは私の凶器だっ……! 邪魔をするなっ……!」グイグイ

バルログ「……う、ううっ」ムクッ


実況「さぁさぁ、ベガとレフェリーはパイプ椅子の取り合いをしておりますっ! 互いに掴みかかって譲りませんっ!」

元「おっとぉ! バルログ君がっ!」

実況「おぉ〜っと、その間にバルログが立ち上がってくるっ! 立ち上がってくるっ! パイプ椅子を叩きつけられダメージは受けているようだが……今、ゆっくりと立ち上がってくるっ!」

85名無しさん:2016/02/19(金) 22:15:20 ID:kIZOafiE
ベガ「……邪魔だ、この小童がっ! ええいっ!」ブンッ

ダン「しまったっ……! 奪われたっ……!」


実況「あ〜っとっ! ここでベガが強引レフェリーからパイプ椅子を奪ったっ! 力任せにパイプ椅子をもぎ取っていったぁ!」

元「あ〜っと、結局取られちゃったかっ……」


ベガ「フハハハ……これさえあれば……これさえあれば、もう負けん……フハハハ……」ズガズガ

バルログ「う、ううっ……」ムクッ


オー、オーオー

実況「再びパイプ椅子を手にして意気揚々とバルログに向かっていくベガっ! バルログの体勢はまだ整ってないかっ!? まだ整っていないかっ!?」

元「う〜んっ!」

86名無しさん:2016/02/19(金) 22:20:20 ID:kIZOafiE
ベガ「立ち上がった所、申し訳ないが……再び、眠ってもらうぞっ……! フハハハっ……!」

バルログ「くっ……! させませんよっ……! ヒャオっ……!」シュタッ

ベガ「……ぬっ!?」


実況「あっと、いやしかしここは、バルログも素早く体勢を立て直すかっ!? そしてその場で垂直に大きくジャーンプっ!」

元「おっ!?」


バルログ「……ヒャオォォッ!」ガッシャーンッ

ベガ「ぐあぁっ……! なんだとっ……!?」バターンッ


ワー! ワーワー!

実況「そして、向かってきたベガの手にしているパイプ椅子に向かって、蹴りを打ち込んでいくっ! ジャンプキックだっ!」

元「おぉ〜っと、パイプ椅子に打ち込んだかっ!?」

実況「パイプ椅子越しに蹴り受けたベガっ……! おっと、これは蹴りを打ち込まれた事によって、自身の顔面にパイプ椅子がぶつかってしまったかっ! ベガはそのままダーウンっ! ダウンしていきますっ!」

87名無しさん:2016/02/19(金) 22:27:15 ID:kIZOafiE
ベガ「ああっ……くそっ、バルログ……ふざけやがって……」ガクッ

バルログ「……美しく返せたでしょうかねぇ!? 皆さんっ!?」


ワー! ワーワー!

実況「ここはバルログが牙を剥きましたっ! 牙を剥いていきましたっ! シャドルーの総帥であるベガに対して、牙を剥いていきましたっ! ベガに見舞っていきますっ!」

元「これは、もう普通のタイトルマッチをするのかな?」


ダン「おっ……! 椅子手放しやがったなっ!? よし、今のうちだっ!」ズザーッ


実況「徐々に普通の試合に近づいていると言ってもいいでしょうっ! ダウンしたベガは手にしていたパイプ椅子を手放したっ! そしてそれを間髪入れずにレフェリーが蹴りやって場外へと放り出していっておりますっ!」

元「おっ……! リング上から、凶器が一つ消えましたよ!」

88名無しさん:2016/02/19(金) 22:33:26 ID:kIZOafiE
ベガ「ううっ……くそっ、バルログめ……私誰だと思っている……」

バルログ「ベガ様相手だろうが容赦はしません……私だって、ベルトは欲しいのです……決めますよ……」ジリジリ


実況「さぁ、リング上に残る凶器はバルログが持ち込んだあの左手の鉤爪のみだっ! あれさえなくなれば、これはまともなタイトルマッチとして機能しそうだっ!」

元「バルログ君の様子を見てると、前のような試合にはならないだろうしね」

実況「さぁ、バルログはダウンしているベガの様子を見ながら……ここでジリジリと後退していくっ! 少々距離を取っていくっ!」


バルログ「美しく……決めてやりますよ……この鉤爪でねっ……!」スリスリ

ダン「やっぱり凶器なんざ最初から認めちゃいけなかったんだっ……! 残る凶器は、バルログのあれだけだっ……! うおおぉぉっ!」


オー! オーオー!

実況「あ〜っと、しかしここでバルログは……その鉤爪に頬擦りをしているっ! 頬擦りをしているっ! これはこれは……ベガの起き上がりに合わせて狙っているかっ!?」

元「狙ってますねぇ……あっ、でもレフェリーが来ましたよっ!?」

89名無しさん:2016/02/19(金) 22:41:06 ID:kIZOafiE
ベガ「うう、ううっ……くそったれのバルログめ……」ググッ

バルログ「ベルト……頂きますよっ……! 狙いますっ……!」

ダン「おいっ……! おいコラ、バルログっ……!」ズガズガ

バルログ「んあぁっ……!? 何です……!? 今いい所なんですっ!」


実況「ゆっくりと立ち上がろうとしているベガにバルログは狙いを定めているっ! だがしかし、ここでレフェリーがバルログの元へとやって来たぁ!」


ダン「やっぱり、その凶器はダメだっ……! 認めねぇっ! 外せっ!」

バルログ「許可は出ているはずですっ! こんなタイミングで……今更、認められるとでも思っているのですかっ!? 邪魔ですっ!」

ダン「うるせぇ! ここでは俺がルールだっ! 外せって言ってんだ、ゴラァ!」グイグイ


ブー! ブーブー!

実況「そしてレフェリーが両手でバルログの左腕へと掴みかかったぁ! この場面っ……! レフェリーは制止しようとしていますっ! バルログが行おうとしている凶器攻撃を制止しようとしていますっ!」

元「レフェリーとしては、正当な行為なんだよ、コレっ!?」

実況「だがし、場内からはブーイングっ! そんなレフェリーに対して大ブーイングっ! どうしたっ!? 場内もシャドルー色に染まってしまったかぁ!?」

90名無しさん:2016/02/19(金) 22:47:29 ID:kIZOafiE
ベガ「完全にシャドルー追放物だっ……! くそおぉっ……!」ムクッ


レフェリー! トメルナー!

実況「ここでベガが立ち上がるっ! 立ち上がってくるっ! バルログとレフェリーはまだ取っ組みあっているっ!」


バルログ「手荒な事はしたくはありませんが……邪魔ですっ……! こんなチャンスは逃せないんですよっ! 退けっ!」ドンッ

ダン「……うおおっ!」ドテッ


オー! オーオー!

実況「あ〜っと、しかしここでバルログが突き飛ばしたっ! レフェリーを突き飛ばしていきましたよっ!? レフェリーは倒れ込みますっ!」

元「おおぉっ!」

91名無しさん:2016/02/19(金) 22:53:27 ID:kIZOafiE
バルログ「もう邪魔する者はいませんっ……! 決めますっ……!」ググッ


実況「レフェリーの制止を振り払ったバルログは、そのまま背後のロープの反動で勢いつけて……そのままベガへと突っ込んでいくっ!」

元「いったぁ!」


オー! オーオー!

バルログ「ヒャオっ……!」ゴロンッ


実況「突っ込んでいったバルログはそのままリング中央で前転していくっ! 回転していくっ!」

元「おおっ」


オー! オーオー!

バルログ「ベルトは頂きますっ……! 決めますよっ……! ヒョオオオォォッ……!」シュタッ


実況「そして、そのままベガに向かって飛び込んでいくっ! 鉤爪を装着している左手を振りかぶっていくっ!」

92名無しさん:2016/02/19(金) 22:59:35 ID:kIZOafiE
バルログ「ローリングクリスタルフラッシュですっ……! ヒャオオッ!」ブンッ

ベガ「……くううぅぅっ!」


ワー! ワーワー!

実況「そしてベガの喉元目掛けてその鉤爪を……」


ベガ「……甘いはバカめっ!」ササッ

バルログ「……何っ!?」スカッ


アー、アーアー

実況「あ〜っと、しかしここはベガっ……! よく見ている……よく見ているかっ!?」

元「あ〜っと、よく見てる」

実況「勢いよく飛び込んで来たバルログでしたが……ベガはその動きに合わせて、身体を逸らしていきますっ! バルログの左腕は空を切ったぁ!」

93名無しさん:2016/02/19(金) 23:07:20 ID:kIZOafiE
バルログ「……く、くそっ!」シュタッ

ベガ「王者の力を甘く見てはいかん……バルログ……」ズガズガ


実況「バルログは着地っ! おっと、攻撃を避けたベガはそんなバルログの側面から近づいていくっ!」


ベガ「……フンっ!」ガスッ

バルログ「……くあっ」ヨロッ


実況「そのままバルログのストマックっ……! 脇腹あたりへと拳を打ち込んでいくベガっ! バルログの動きを止めるっ!」


ベガ「私を甘く見るなよ……? バルログ……」ググッ

バルログ「……くっ!」


実況「さぁ、バルログと横並びのようになったベガは……そのままバルログの首に自身の両腕を巻きつけていきますっ!」

元「う〜ん、避けられちゃったか……」

94名無しさん:2016/02/19(金) 23:13:57 ID:kIZOafiE
ベガ「そらっ……! フライングメイヤーだっ……!」グルンッ

バルログ「……くあっ!」ドシーンッ


実況「そのままバルログの身体を前方へと一回転させて転がしていくベガっ! バルログの身体が尻餅をつくようにマットへと落ちたぁ!」

元「フライングメイヤーです」


バルログ「く、くそっ……」

ベガ「お〜っと、間髪入れずにいくぞ……そらそらっ……!」シュルッ

バルログ「……ガ、ガガ」


実況「前方にバルログの身体を転がしていったベガは……おっと、間髪入れないっ! そのまま腰を落とし、へたり込んでいるバルログの首筋へと腕を絡みつけていったぁ!」

元「そのままスリーパーホールドにいきましたね」

95名無しさん:2016/02/19(金) 23:20:21 ID:kIZOafiE
ベガ「そらそらそらそら……呼吸が出来んだろう……呼吸はが出来んだろうっ……!」ググッ

バルログ「……ガ、ガガっ!」


実況「バルログの背後から頚動脈を締めて呼吸を止めていくベガっ!」

元「……腐っても、王者ですね」


ベガ「お前……今日、いい物持って来てるなぁ……それいいなぁ……羨ましい……」ググッ

バルログ「……ガ、ガガ」

ベガ「私のは没収されてしまったからなぁ……頂くぞ、おいっ……!」ガシッ


ザワ……ザワ……

実況「あっと、待って下さいっ……! ベガは左腕をバルログの首筋に巻きつけながら……今度は右腕で、バルログの左手掴みましたよっ!?」

元「あ、あれっ……!?」

96名無しさん:2016/02/19(金) 23:25:35 ID:kIZOafiE
ベガ「お前の物はシャドルーの物……シャドルーの物は私の物だ……献上して貰うぞ、バルログっ……!」グイグイ

バルログ「ガッ……ガッ……これは……ガッ……」

ベガ「んあっ……? どうなってんだ、これは……なかなか外れんぞ……」グイグイ


ザワ……ザワ……

実況「元さん、これはベガは……!?」

元「バルログ君の凶器を奪おうとしていますねぇ、はい」

実況「なんという男だっ! なんという男だっ! とことん凶器にこだわる男、ベガっ! 自身の持ち込んだパイプ椅子では飽き足らず……今度はバルログの持ち込んだ凶器に狙いを定めたぁ!」


ベガ「寄越せっ……! 寄越せよ……!」ググッ

ダン「あっ……! あの野郎っ……! 今度はそれか、ちくしょうっ……! うおおおぉぉっ!」


実況「さぁ、バルログの持参した凶器がベガの物へとなってしまうのかっ!? あっと、しかしここでバルログに突き飛ばされ倒れ込んでいたレフェリーが気づいたかっ!? 今、起き上がり慌ててベガの元へと駆け寄りますっ!」

97名無しさん:2016/02/19(金) 23:28:42 ID:kIZOafiE
ダン「何やってんだ、オラっ……! ベガっ……! 止めろっ……!」

ベガ「お前が寝ていたから、代わりに私がコイツのこの卑怯な凶器を没収してやろうとしているのだっ……! ほら、寄越せっ……! なんだ、こりゃ……外れんぞ、どうなっているんだっ……!?」グイグイ

ダン「そういうのはいいからっ……! 俺がやるから……俺がやるってのっ……!」


オー! オーオー!

実況「さぁ、ここでレフェリーが必死にバルログから凶器奪おうとしているベガを制止しようとしますっ! なんとか止めようとしていますっ!」

元「あれがベガ君の手に渡っちゃったらまた大変な事になるよっ!?」

実況「しかし、ベガは止める素振りを一切見せませんっ! 一切見せませんっ! バルログの凶器を自身の者にしようとしているゥ!」


バルログ「私の凶器がっ……! くそっ……!」スポッ

ベガ「よ〜しっ、抜けたぞっ……! お〜っとっとっとっ……!」ドテッ

ダン「う、うおっ……! なんだなんだっ……! おおっ……!」ドテッ


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っと、そしてここでベガの身体が後方へと倒れ込んだっ! お〜っと、ベガの身体に掴みかかっていたレフェリーも巻き込まれて倒れ込みますっ! ベガとレフェリーがマットへと倒れ込んだぁ!」

元「ちょっと待ってっ! バルログ君の凶器、奪われたんじゃないっ!?」

98名無しさん:2016/02/19(金) 23:31:16 ID:kIZOafiE
ベガ「ハーッハッハッハ! 新しい凶器を手にしたぞ……これだ、これこれ……パイプ椅子よりも素晴らしい凶器ではないか……ハーッハッハッハっ!」ムクッ


ザワ……ザワ……

実況「ベガが立ち上がってくるっ! そして、その手にはバルログが装着していたあの鉤爪が握られているっ! 握られているっ! バルログの左腕からすっぽ抜けてしまったかっ!?」

元「お〜いおいおいっ! 渡っちゃったよっ!」


ダン「没収が目的だったんだよなっ!? 没収が目的だったんだよなぁ、なぁっ!?」ムクッ

ベガ「……ぬっ?」

ダン「だったら、俺が預かっておいてやるっ……! だから、それ俺に寄越せっ……! なぁっ!?」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、しかしここでレフェリーも慌てて立ち上がり、その凶器を自分に渡せと言わんばかりにベガに手を差し出しますっ! レフェリーも必死ですっ!」

元「うんうん、回収しなきゃ!」

99名無しさん:2016/02/19(金) 23:34:37 ID:kIZOafiE
ワー! ワーワー!

実況「前回の王者戦、サガットはベガにワザと負けるといった試合内容だったが、今回の王者戦は違うっ……! バルログは戦っているっ! ベガも戦っているっ!」

元「そうですっ!」

ワー! ワーワー!

実況「入場時にはベガはパイプ椅子、バルログは鉤爪と互いに凶器を持ち込んでは来ましたが……リング上にはもうパイプ椅子はないっ! 残された凶器はあの鉤爪だけですっ!」

元「そうですっ!」

ワー! ワーワー!

実況「ここでベガがレフェリーにあの鉤爪を渡せば……リング上からは全ての凶器がなくなり、正当な試合……正当な王者戦となり得る試合なのですこれはっ!」

元「そうですよっ!」

ワー! ワーワー!

実況「ベガっ……! お前がここでそれをレフェリーに渡せば、全ては丸く収まるのだっ! 渡せっ! 渡すのだっ! お前の最後の良心をここで見せてくれっ!」

100名無しさん:2016/02/19(金) 23:36:39 ID:kIZOafiE
ベガ「……やかましいわ、大馬鹿者め」ゲシッ

ダン「……うげええぇぇっ!」ドテッ


オー! オーオー!

実況「なんという事だっ! なんという事だっ! ここでベガはレフェリーへと前蹴りっ! レフェリー蹴飛ばしていきますっ!」

元「あぁ……まぁ、ベガ君を信じちゃいけなかったね……」

実況「良心は残っていなかったっ! ベガに良心は微塵もっ……! 一欠片も残ってはいなかったぁ!」


ベガ「ハハハ……確か、スイッチングクロー……だったかな……?」スチャッ


ザワ……ザワ……

実況「ベガは満足気な表情をしながら、その左腕に鉤爪を装着しますっ! 装着していきますっ! 再びベガが凶器を手にしたっ!」

元「いやぁ、まだだよっ……! こうなりゃ、バルログ君の粘りに期待しようっ!」

101名無しさん:2016/02/19(金) 23:39:04 ID:kIZOafiE
バルログ「う、ううっ……」ググッ

ベガ「自らの凶器で沈むがいい……それが私に刃向かった罰だ……」ジリジリ


バルログー! バルログー!

実況「ここでバルログがゆっくりと立ち上がってくるっ! しかしベガはそんなバルログに狙いを定めつつ……ジリジリと後退していくっ! 後退していくっ!」

元「凶器攻撃っ……! 狙ってるよっ……!?」


バルログ「……くっ!」ムクッ

ベガ「ハーッハッハッハっ……! ローリングクリスタルアタックだっ……!」ズガズガ


バルログー! バルログー!

実況「バルログが立ち上がると同時に……ベガがバルログに向かってゆっくりと突っ込んでいったぁ! 鉤爪でバルログ狙っているっ!」

102名無しさん:2016/02/19(金) 23:41:33 ID:kIZOafiE
ベガ「自らの凶器で死ねえええぇぇっ……! あ〜っとっとっと……」ググッ


バルログー! バルログー!

実況「さぁ、そしてベガが凶器を装着した左腕を大きく振りかぶり……!」


ベガ「お〜い。バルログ……ちょっと、屈め……悪いがちょっと屈んでくれ……」クイクイ

バルログ「あっ、はい。わかりました」ググッ


ザワ……ザワ……

実況「……んっ?」

元「……あぁ?」


バルログ「こんなものでよろしいでしょうかね……?」

ベガ「よしよし、それでいいそれでいい……それじゃあ、いくぞ……」

バルログ「は〜い、お願いします」

103名無しさん:2016/02/19(金) 23:44:06 ID:kIZOafiE
ベガ「それでは改めて……自らの凶器で死ねえええぇぇっ……!」ググッ

バルログ「くっ……くうぅぅっ……!」

ベガ「……トーンっ!」トーンッ

バルログ「……ぐわあああぁぁ!」バターンッ


ザワ……ザワ……

実況「え〜、そしてここでベガがバルログの喉元へ鉤爪突き刺していったのですが……え〜、元さん……?」

元「……」

実況「……今、変な間がありませんでしたかねぇ?」

元「……あんにゃろう」

実況「私、一瞬ベガはバルログに何かもう少し体勢を低くしろ……なぁ〜んてジェスチャーをしたかのように見えました。そしてバルログはそれを見て……体勢を屈めた……そのような……」

元「……まぁ〜た、やりやがったかっ! ちくしょうっ!」

104名無しさん:2016/02/19(金) 23:47:09 ID:kIZOafiE
ベガ「ハーッハッハッハ! 決まったなぁ! これは完全に決まっただろう、ハーッハッハッハ!」ググッ


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「という事は、今のはやはり……!」

元「サガット君の時と同じだよ、こんちくしょうっ! バルログ君とベガ君……今、完全にやってたよっ!」

実況「なんという事だっ……! なんという事だっ……! ベガの横暴が再び繰り返されてしまいましたっ! ベガとバルログ……恐らくこれは前回の王者戦と同じように裏で繋がっていたのでしょうっ!」


ベガ「ハーッハッハッハ! この凶器は……もういらん……」ポイッ


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「左腕に装着された凶器を外し、マットへと投げ捨てたベガっ! おぉ〜っと、場内からブーイングが飛んでいるっ! どうやら場内も今の不自然なやりとりに気づいているようだっ!」

105名無しさん:2016/02/19(金) 23:50:12 ID:kIZOafiE
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「お〜い、いつまでも寝てるな……起きろ、馬鹿者め……」ゲシッ

ダン「……ぐっ」


実況「しかし肝心のベガは気にする素振りを見せないっ! 一切見せないっ! ここでダウンしているレフェリーの頭部を蹴りつけ、意識引き戻していきますっ!」


ベガ「ほら、両手を見ろ……? もう凶器は、外したぞ……? 凶器なんか使ってないぞ……?」ヒラヒラ

ダン「……確かに」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「あ〜っと、そしてここでベガは自身の両腕をレフェリーに見せつけるようにアピールし……これ、凶器を装着していないとあぴーしているんでしょうかねぇ!?」

元「そりゃ、もうあの凶器は用済みでしょうにっ!」

106名無しさん:2016/02/19(金) 23:52:40 ID:kIZOafiE
ベガ「それよりレフェリー……フォールにいくぞ。ほら、お前の仕事だ……カウントを取れ……」ガバッ

ダン「……お、おう。わかった」


レフェリー、ヤメロー!

実況「この辺り、ベガに抜かりはありませんっ! 先ずはレフェリーの意識確認して……そして、凶器も捨ててから……フォールに入りますっ! 今、ベガはバルログの身体に覆い被さりフォールに入ったぁ!」

元「しかも、肝心のあのシーンは……レフェリー、見てないんだよ。もしかしたら、そこも計算だったのかもしれないねぇ……?」


レフェリー、フザケルナー!

ダン「んっ……? なんだなんだ……?」

ベガ「余計な事を気にしているとバルログが起きてしまうだろうっ……! おいっ……! 早くカウント取れっ……! 私はフォールしているぞっ!」

ダン「お、おうっ……!」


実況「あ〜っと、騒動に気づいていないレフェリーはここでカウントを取るっ! 取り始めるっ……! ダメだっ……! これはダメだっ……!」

元「バルログ君も返さないよこれはっ!」

107名無しさん:2016/02/19(金) 23:54:50 ID:kIZOafiE
ダン「ワンっ……!」

ブー! ブーブー!

ダン「ツーっ……!」

ブー! ブーブー!

ダン「スリーっ……! って、えっ……!? ちょっと、早すぎねぇか……!? まさか……」

ベガ「ハーッハッハッハっ! また勝ったぞっ! また防衛したぞっ! ハーッハッハッハっ!」


ブー! ブーブー!

実況「しかし、ここで決まってしまったぁ……! 三つのカウントが入ってしまったぁ! バルログは返しませんっ! 返しませんっ!」

元「……最初に色々やってたのも、全部フェイクだったんだね」

108名無しさん:2016/02/19(金) 23:55:34 ID:kIZOafiE
今日はここまで

109名無しさん:2016/02/19(金) 23:58:57 ID:59bBpuac
インチキ試合きたーww

110名無しさん:2016/02/19(金) 23:59:11 ID:RfPVzmC6


あーあ、残念ながら予想通りになっちゃった
次の相手もだいたいわかるわー(棒)

111名無しさん:2016/02/20(土) 00:11:30 ID:YmtXNZJ6
ザンギエフはこの無気力試合シリーズの組み立てをどう思ってるんだろうか?
ベルトを軽く扱うシナリオに怒っているのか、面白そうなシナリオと思っているのか

112名無しさん:2016/02/20(土) 00:49:38 ID:eEBAedA2
乙!
ちゃんと(?)試合やっててあれ?と思ってたけど、やっぱりシャドルーの結束は固かったか

113名無しさん:2016/02/20(土) 00:56:19 ID:nCdcRefk
乙!
ちょっと期待した結果がこれだよ!

114名無しさん:2016/02/20(土) 01:24:49 ID:JDehJNs.
乙!

やっぱベガさんの試合の組み立ては流石だわ…
どうせインチキだってわかってても引き込まれちまう

115名無しさん:2016/02/20(土) 04:27:22 ID:hcVJFOsA
\シャドルーフザケンナー!/

凶器祭りに完全にしてやられたわ!

116名無しさん:2016/02/20(土) 06:56:41 ID:vd5/RFO.
乙っした
>>110
えーぜんぜーよめないー
ま まさかのやむちゃかー(棒)

117名無しさん:2016/02/20(土) 07:55:56 ID:hcA3E8XM
おつ

>>110
ここでユンかディージェイですよ

118名無しさん:2016/02/20(土) 11:32:11 ID:ZHBzbLrE
>>98

119名無しさん:2016/02/20(土) 11:33:33 ID:Arhu2g76
>>110
この流れで豪鬼が参戦!

120名無しさん:2016/02/20(土) 22:00:28 ID:HuL07dRI
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「これにて、試合は終了だ……ゴングの要請はどうした? お前の仕事だろう、レフェリーっ……!」

ダン「く、くそっ……! スリーカウント、決まっちまったもんは仕方がねぇ……とりあえず、ゴングを鳴らせゴングをよぉ! 試合終了だっ!」


カンカンカーン


実況「さぁ、ここでレフェリーが試合終了のゴングを要請しますっ……! そしてゴングが鳴らされます……がっ……!」

元「……ちっくしょう!」

フザケンジャネェー! マタカヨー!

実況「おぉ〜っと、聞いて下さいよ元さんっ! 場内からのこのブーイングっ! このブーイングをっ!」

元「そりゃ、そうもなるよねぇ……」

121名無しさん:2016/02/20(土) 22:06:38 ID:HuL07dRI
ブー! ブーブー!

ダン「あぁ、ちくしょう。やっぱりだ……やっぱりこうなっちまったかっ……!?」キョロキョロ

ベガ「おぉ〜い、バルログ……もう、起きてもいいぞ……? 大丈夫だったか……?」

バルログ「……はい。大丈夫ですよ」ムクッ


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「あ〜っと、そしてここで今バルログがあっさりと立ち上がりましたっ! 立ち上がりましたよっ!? やはりバルログ……スリーカウントで返さなかったのは……」

元「……どうやら、今回も前回と同じ展開になっちゃったみたいだね」


ダン「くそっ、凄まじいブーイングだっ……! なんとか俺が纏めねぇと……」

ベガ「おぉ〜っと、レフェリー……私が纏めてやろう……マイクを寄越せ……」ガシッ

ダン「あっ……! おいっ……!」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「あ〜っと、そしてここで……この荒れた場内をなんとかしようとレフェリーがマイクを取ってきたのですが……ベガがそのマイクを奪いましたっ!」

122名無しさん:2016/02/20(土) 22:17:04 ID:HuL07dRI
ベガ「静まれ……静まれ……わかっているぞ……諸君らの不満……私にはわかっている……とりあえず、静まってもらおうか……」


ブー、ブーブー

実況「さぁ、そしてここでベガが語り始めますっ! とりあえず、場内静まるようにと要求していますが……それでもブーイングはまだ続きますっ!」

元「そりゃ、当の本人がこの騒動を引き起こしているんだからね!」


ベガ「チィ、やかましい奴らめ……まぁ、いい……おい、バルログ……来い……こっちへ来い……」クイクイ

バルログ「……ハッ」


実況「おっと、そしてここでマイクを握ったベガがバルログに手招きしますっ! そしてバルログもベガの元へと近づいていくっ!」

123名無しさん:2016/02/20(土) 22:21:27 ID:HuL07dRI
ベガ「説教タイムだ。聞く体勢という物があるだろう……わかっているな……?」

バルログ「……ハッ!」ググッ


実況「あ〜! おぉ〜っと、おっとおっとっ! そしてここでベガに近づいていったバルログは……そのままベガの目の前で片膝をつきますっ! 片膝をついていきますっ!」

元「……完全に服従のポーズじゃないのっ!?」

実況「バルログも犬だったあぁっ! やはりやはりやはりっ……! サガットに続き……バルログもベガの犬だったああぁっ!」


フザケンナー! バルログー!

ベガ「……全く、お前のせいで場内が荒れているではないか、馬鹿者め」

バルログ「……申し訳ありません」

ベガ「その仮面も、もう取れ……全く……」

バルログ「……ハッ」スチャッ

124名無しさん:2016/02/20(土) 22:32:20 ID:HuL07dRI
ベガ「え〜っと……あったあった。これだこれだ……」ヒョイッ


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「バルログは王者戦仕様としてつけて来た仮面もここで外したぁ! 完全に降伏ですっ! まさにお手上げポーズっ!」

元「いやいや、降伏もお手上げも何も……歯向かってすらいないからね!?」

実況「あっと、そしてベガはそんなバルログを尻目に……おっと、リング上に転がっていた凶器っ……! 鉤爪を拾い上げましたっ!」


ベガ「諸君らの不満……それは……これだろう……?」ヒョイッ


実況「あっと、そして……ここでベガが口を開きますっ! 場内にその鉤爪を見せつけるようにしながら、口を開きますっ!」

元「いやいやいやいや」

125名無しさん:2016/02/20(土) 22:40:53 ID:HuL07dRI
ベガ「神聖な王者戦にこのような卑劣は持ち込んではいかん……諸君らの不満はそれだろう……?」

ソウジャネェー! ベガー!

ベガ「……全く、お前は何を考えているバルログっ!」ギロリ

バルログ「……申し訳ありませんっ!」

ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「だが、諸君……安心してくれ……卑劣な行為を行ったバルログには、私自らの手で償わせた……」

ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「自らが持ち込んだ卑劣な凶器によって……バルログはこのマットへと沈んだのだ……諸君らの不満っ……! 私自らの手で償わせてやったぞ。安心してくれ」

ソウジャネェー! ベガー!


実況「え〜っと……なんと言えばいいでしょうか……!? どうやら、ベガはこの場内のブーイングは、リング上に凶器を持ち込んだ事に対してのブーイングだと……思い込んでいるようですかねぇ!?」

元「そんなワケないでしょうがっ! 誤魔化してるだけに決まってるじゃないっ!」

実況「あぁ、やっぱり……!?」

元「そもそも、ベガ君だってパイプ椅子持ってきたじゃないっ! 何が今更、凶器だちくしょうっ!」

126名無しさん:2016/02/20(土) 22:47:44 ID:HuL07dRI
ベガ「バルログ……お前も、以後気をつけるように……」

バルログ「……ハッ」

ベガ「これは、お前の物だ……返そう……」ポンッ


エー? エーエー?

実況「あっと、待って下さいっ……! 今、ベガは手に持っている鉤爪を再びバルログに渡して……これ返しましたよ!?」

元「……あぁ!?」

実況「これ、なんだか矛盾してませんか……? ベガが卑劣な凶器だと言った鉤爪……それが再び、バルログの手に戻りましたっ! これ、ベガが本当に卑劣な凶器だと思っているのならば、あれは返却するべきではないのではないでしょうかね!?」

元「……あんにゃろう」

実況「それこそリング上で、処分っ! 破壊してしまえば、この荒れた場内の雰囲気も少しばかりは……」

元「だから、違うってのっ! 問題点はそこじゃないっ! 問題点はバルログ君がベガ君にワザ負けたって事っ!」

実況「あ、あぁっ……そうですそうですっ……」

元「それを適当な事を言って、有耶無耶にしちゃおうって魂胆でしょう!」

127名無しさん:2016/02/20(土) 22:53:08 ID:HuL07dRI
ベガ「さぁ、これで私の防衛数が一つ増え……二つになったと言う事だな……」ビシッ


ミトメネェゾー! ミトメネェゾー!

実況「さぁ、ここで天高く一本の指を築き上げて……その指の数を増やすっ! 確かに、試合内容は納得の出来る物ではなかったが、結果だけ見れば防衛数は増えたっ! その数、2へと増えたっ!」

元「インチキです。インチキインチキ」

実況「前代未聞のインチキ王者っ! インチキ王者でございますっ! これでいいのか、ベガっ! これで満足なのかベガァ!」


ベガ「フハハハ……この記録……止まる気がせん……今の私は無敵だ……」


ソリャ、ムテキダロウナー! フザケンナー!

実況「リング上で高笑いっ! インチキ王者ベガは高笑いっ! 悪びれる素振り一切見せないっ! 一切見せないっ!」

元「……どういう神経してんだか」

128名無しさん:2016/02/20(土) 23:00:02 ID:HuL07dRI
ベガ「さぁ、そしてここで王者からのお知らせだ……次のタイトルマッチの挑戦者を指名させてもらう……」


実況「お〜っと、そしてここでベガが次の挑戦者……挑戦者を指名すると言っておりますっ!」

元「……でもさぁ?」


ドウセ、バイソン、エラブンダロー! シッテルゾー!

ベガ「……ん?」キョロ

バイソンダロー! バイソンダロー!

ベガ「……んっ? んっ?」キョロキョロ


実況「あっと、ここでしかし場内から……もう次の挑戦者が予想されていますっ! 予想されていますよ、コレっ!?」

元「そりゃ、今までサガット君、バルログ君とシャドルー内から挑戦者を指名してきてるんだから……ここはバルログ君になるでしょうよっ!」

129名無しさん:2016/02/20(土) 23:03:09 ID:Y/qei6sw
ここはバルログ君→ここはバイソン君
補完OKです

130名無しさん:2016/02/20(土) 23:07:01 ID:HuL07dRI
ベガ「バイソンを指名するつもりは……なかったのだが……んっ……?」キョロキョロ


オー? オーオー?

実況「あっ、いやっ……! おっと、違うのかっ!? 挑戦者はバイソンではないのかっ!?」

元「あれ、違うのか!?」


ベガ「やけに、バイソンの名前が聞こえるなぁ……? なんだなんだ……どうしたどうしたっ……?」キョロキョロ


実況「次の相手はバイソンではないっ……! シャドルー内からの指名ではないっ……! という事はこれはこれはこれはっ……!?」

元「いやぁ、安心しちゃいけないよ……? 油断は禁物ですっ!」

131名無しさん:2016/02/20(土) 23:14:02 ID:HuL07dRI
ベガ「よし、わかった……そういう事なら、諸君達のリクエストにお応えするとしようか……次の挑戦者は、リクエストにお応えして……」

アー? アーアー?

ベガ「……バイソンだっ!」ニヤリ


実況「ちょ〜っと、待って下さいっ! ちょっと待って下さいっ! ベガの口から指名された挑戦者の名は……」

元「ふざけんなっ!」

実況「やっぱり、バイソンじゃないですかっ!? バイソンですっ! またもシャドルー内からの指名ですっ!」


フザケンジャネー! ヤッパリ、バイソンジャネェーカー!

ベガ「バイソンの名前が聞こえる……なるほど、諸君はバイソンとこの私の試合が見たいという事か……わかったわかった……そういう事ならリクエストに応えてやる……」

チガウゾー! チガウゾー!

ベガ「バイソンも、最近腑抜けているからな……王者戦で一つ活を入れてやらねばならんな……フハハハ! いいだろうっ! 次の挑戦者はバイソンだっ!」

132名無しさん:2016/02/20(土) 23:19:02 ID:HuL07dRI
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「え〜、ベガは場内からのリクエストに応えてバイソンを指名……これ、場内は『バイソンはやめろ』という意味で言っていたのでしょうが……ベガには『バイソン』の部分しか……」

元「あんな都合のいい事だけ聞こえる耳があるかっ! そんなワケないじゃないっ!」

実況「え〜、それならば……バイソン以外の、ベガの考えていた挑戦者というのは……」

元「ハッタリだっての! ハッタリっ! いるわけないじゃない、そんなのっ!」

実況「あ〜、やっぱりっ……!?」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「さぁ、王者戦は一週間後だ……挑戦者はその間に、準備を行うがいい……」

ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「……私から、ベルトを奪う為にな」

ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「まぁ、どうせ無駄に終わるだろうがなっ! ハーッハッハッハっ!」ニヤニヤ

133名無しさん:2016/02/20(土) 23:29:10 ID:HuL07dRI
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

実況「元さん、このベガの発言……これはもう、予告インチキ試合と捉えてもよろしいのではないでしょうかね? 殆ど、自分で言っているような物ではありませんかっ!?」

元「まぁ、サガット君、バルログ君こういった試合が続き、再びシャドルー内からの指名……こりゃ、もうねぇ……」

実況「鳴り止まないブーイングっ! 鳴り止まないブーイングでございますっ! なんという王者だっ! これ程までに、意地もプライドもない王者はみたい事がないっ! 防衛数さえ増えれば、試合内容はどうでもいいのかぁ!?」


ベガ「さぁ、レフェリー……上手く纏まったな……ほれ、マイクを返すよ……」ポンッ

ダン「……全く、纏まってねぇ」


実況「おぉ〜っと、そしてベガはまるで何事もなかったかかのように、レフェリーへとマイクを返したぁ!」

元「なんだろうねぇ……神経が図太いとか、そういう問題じゃない……うん……」

134名無しさん:2016/02/20(土) 23:34:28 ID:HuL07dRI
ベガ「さて……バルログ、帰ろうか……」

バルログ「……ハッ!」


実況「あ〜っと、そしてベガはバルログと共に……引き下がっていきますっ! 引き下がっていきますっ! 今、リングを下りましたっ! 花道の奥へと引き下がっていきますっ! 」

元「ベガ君も勿論だけど……バルログ君も、これでいいのかっ!?」


ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ベガ「……全く、お前の持ち込んだ凶器のせいでこの状だ。随分と根に持たれてるみたいだなぁ?」

バルログ「しかし、お言葉ですが……ベガ様だって、パイプ椅子を持ち込んだではありませんか?」

ベガ「お〜っと、そういえばそうだったな。すっかり、忘れてたよ……その事もあるのか? しまった言い忘れたな、フハハハハ」

バルログ「私だけを悪者にされては困りますよ。フハハハ」


実況「花道を談笑しながら二人で返っていくベガとバルログっ……! ベガとバルログっ……! 悔しいですが……本日も計画は成功と言った所でしょうかっ!?」

元「……悔しいけど、してやられちゃったねぇ」

135名無しさん:2016/02/20(土) 23:40:15 ID:HuL07dRI
ブー! ブーブー! ブー! ブーブー!

ダン「ったく、ベガの野郎。ちょっと、やりすぎなんだよ……次はコーディとガイだぞ……どうすんだよ、おい……」キョロキョロ


実況「さぁ、今ベガとバルログが花道の奥へとその姿を消しましたが……それでもっ……! それでも、鳴り止まないブーイングっ! 鳴り止む事のないブーイングっ!」

元「まぁ、そりゃこうもなるよね……?」

実況「非常に本日のストリートプロレス……荒れ模様へとなってしまいましたっ!」

元「こういう試合があるとね……やっぱり、ホラ……空気が悪くなっちゃうじゃない? そうなってくると、その後の人達に影響出ちゃう事もあるんだよ……」

実況「確かに……こんな空気の中試合をするのは……レスラーも辛い部分があるでしょうっ! 実況している私だってねぇ、少々思う事はありますよっ!」

元「ましてや、今日のメインイベントは初の女子選手でしょ……? 女子選手のメインが控えているんでしょ?」

実況「はい、その通りでございますっ! 本日のメインイベントは春麗復帰戦っ! 挑戦者春麗対王者キャミィのタイトルマッチっ! こちらが控えておりますっ!」

元「そことかに、変な影響が出ないといいんだけどね」

136名無しさん:2016/02/20(土) 23:44:17 ID:HuL07dRI
実況「まぁ、メインイベントまでに会場が落ち着くと言いますか……あ〜、落ち着くではないですね。こう、もう少し、いい空気で皆様がエキサイティングしていただければですね……」

元「そうですね。第零試合はこうなっちゃったけど……ここから盛り返していく事に期待しましょう」

実況「改めまして試合結果をお伝えしますっ! 第零試合、バルログVSベガは……ベガの勝利となりましたっ! 王者ベガ……二度目の防衛ですっ!」

元「この政権もなんとかしていかなきゃいけませんね……」

実況「その通りっ! それでは、改めまして本日のストリートプロレス……その対戦カードを発表していきましょうっ!」

元「はい」

実況「画面をご覧下さい……本日の対戦カードはこのようになっておりますが……元さんが、注目されるカード……何かあったりしますか!?」

元「まぁ、そりゃやっぱりさっきも言ったけどメインイベントの……」

137名無しさん:2016/02/20(土) 23:49:01 ID:HuL07dRI
ーーー


ベガ「いや〜、終わった終わった……」

バルログ「……お疲れ様です」

バイソン「ベガ様、バルログちゃん、お疲れさんっ!」

サガット「……少し、やり過ぎだったのではないでしょうか?」

ベガ「フハハ、そうだな。思ってたより会場のノリがよかった……普段の第一試合より入ってたから、気合を入れた結果がコレだよ……とりあえず、後はダン君に任せるよ……」

サガット「ダンさんが纏めるのもありますけど……次は、コーディとガイですよ……?」

ベガ「そこは、ジミー君とディージェイ君で……なんとか、な……? それに、こっちにも事情があるんだよ……」

サガット「事情……というのは……?」

138名無しさん:2016/02/20(土) 23:51:53 ID:HuL07dRI
ベガ「第一試合で盛り上げる事なんて不可能だ……なんて、文句を言われてるんだよ……」

バルログ「えっ……? それは、コーディ君とガイ君が……?」

バイソン「……あいつらも言うようになったねぇ」

ベガ「あ〜、いや……その二人ではない……その二人では……」

サガット「となると……ディージェイ君……?」

ベガ「まぁまぁ、誰が言っただかはどうでもいいじゃないか……とにかく、な……私が第一試合で、何処まで出来るか……少し試してみようと思った部分もあるんだよ……」

サガット「……はぁ」

ベガ「一つ、前例作っておけばいい……この前のベガの試合は、第一試合で荒れだけ盛り上げる事が出来たんだから……お前達だって、出来る事なんだ……そういった前例を作っておきたかったんだよ」

バイソン「だから、今日派手目だったんっすね」

ベガ「まぁ、やり過ぎた部分は少なからずあるだろう……これと同じ事したら、それはそれは問題だよ。加減は難しいな、フハハハ」

139名無しさん:2016/02/20(土) 23:52:40 ID:HuL07dRI
今日はここまで

140名無しさん:2016/02/20(土) 23:59:44 ID:JJzrHaLI
いきなりすごい

141名無しさん:2016/02/21(日) 00:14:54 ID:0HSwyClM
後が大変だが、それでもディージェイならやってくれるはずだ

142名無しさん:2016/02/21(日) 00:15:58 ID:tWFguq.Q


とにかく、次のジミーさんが上手く良い流れを作らないとな…
それと、文句言ったのはユンヤンかな? この前第一試合だったし

143名無しさん:2016/02/21(日) 00:48:20 ID:bAAdgfFQ
乙!
ベガ様、ただのベガ様じゃなかった!!

144名無しさん:2016/02/21(日) 01:11:14 ID:/lA6MOxQ
おつおつー

ベガ様もやっぱりいろいろと考えるんだな
しかし次の試合はやりづらそうだ
これを上手くやり遂げられたらDJもステップアップできるんじゃないか?

145名無しさん:2016/02/21(日) 01:11:14 ID:x10k2a3w
おつ!
なんだかんだこの第零試合、観客として見に来て損はないよね(笑)

146名無しさん:2016/02/21(日) 03:15:55 ID:Fe.hzLR2
乙乙

147名無しさん:2016/02/21(日) 05:20:35 ID:3sffTznA
乙っした
第一試合のしかも無気力試合でこの盛り上がり
さすがベガ様
でもDJならやってくれる!

148名無しさん:2016/02/21(日) 22:00:30 ID:xKMoajAk
ベガ「現状の王者戦はこういった無気力試合を行うというストーリーですすめているが、だからと言って手を抜いていいと言うワケではない。無気力試合であろうが、それなりの見せ場……そういった物が要求されてくる。手を抜いていいというワケではない……」

サガット「……勿論です」

ベガ「次の王者戦はバイソン、お前だ……価値のある無気力試合……してもらうぞ……?」

バイソン「任せて下さい。順番からいけば俺ですからね。でも、俺の次はどうなるんですか?」

ベガ「……んっ?」

バイソン「サガットちゃん……バルログちゃん……俺と続き、これで一応シャドルー一巡って形にはなりましたよね……? だったら、俺の次は……?」

サガット「……また、俺に戻るんですか?」

バルログ「それとも空手軍団を出すのか……」

ベガ「まぁ、とりあえずはバイソン戦の出来次第だろうな……一応プランは色々とある……空手軍団登場も勿論の事、サガット二巡目もある……シャドルーに新メンバー加入したっていい」

バイソン「……はぁ」

ベガ「お前の試合で、その反応を伺ってみる事にするよ。とりあえずは、一週間後だ……なっ……?」

149名無しさん:2016/02/21(日) 22:05:30 ID:xKMoajAk
ーーー


さくら「はぁっ、はぁっ……あっ、ユンさん遅れてすいませんっ……!」ドタバタ

ユン「遅っえよ、プロデューサーっ! 何やってんだよ、試合始まっちゃうだろがっ!」

さくら「あ〜、え〜っと、すいませんすいません……今日は女子部の事もあるんでね……ちょっとそっちの方に時間とられちゃったんですよ……」

ユン「女子部があるのはわかるけどさぁ……? 俺のプロデューサーでもあるんだろ? だったら、こっちにもちゃんと時間とってくれよ」

さくら「あ〜っ、もうっ……! だから、こうやってきたじゃないですか……ねっ……!?」

ユン「まぁ、来てくれたからいいけどさぁ……? それで、何っ……? また、何か変更点とかあるの……?」

さくら「いや、変更点は特にないです……その辺りは、打ち合わせ通りに……打ち合わせ通りにいきましょう」

ユン「……ふ〜ん」

150名無しさん:2016/02/21(日) 22:16:42 ID:xKMoajAk
さくら「ちょっと一つ言いたい事が今回ありまして……」

ユン「……何、何?」

さくら「前回のベガさんへのアピール……あったじゃないっすか……?」

ユン「……あの人、本当に見る目がないよなぁ?」

さくら「まぁまぁまぁ……ベガさんの考えは自分もわからない部分はあるんすが……それでも、さっきの試合……何と言うか、結構湧いてたじゃないっすか? 見てました?」

ユン「ふざけやがって……完全に当てつけじゃねぇかよ、馬鹿野郎……」

さくら「でも、結果だけ見たら……その、第一試合でも沸かす事……出来てません……?」

ユン「……」

さくら「だから、自分も……無理な話じゃないとは思うんすよ……」

151名無しさん:2016/02/21(日) 22:30:10 ID:xKMoajAk
ユン「……じゃあ、俺も同じようにしていいの? 今日、パイプ椅子持って入場する?」

さくら「……そうじゃないっすよ」

ユン「さっきの試合、なんで沸いたかって……そりゃ、ベガさんとバルログさんは人気レスラーだからじゃん……? だからこそ沸いたんでしょ?」

さくら「……一理、ありますね」

ユン「試合内容だけ見てみろよ……? なんだよ、アレ。酷いもんだよ。凶器チャンバラごっこしてさ……結局まともな事してないじゃん!? 入場とマイクだけで持っていったような、もんだろ!?」

さくら「……う〜ん」

ユン「当てつけのつもりなんだろがさぁ……? ベガさんと俺……これ、人気が違うだろっ!? 最初から土俵が違うだろ!?」

さくら「……そうっすが」

ユン「俺だって、同じだけの人気がありゃ、沸かす事ぐらい簡単だよ。今は、その為にプロデュースしてくれてるんだろ? ねぇ、さくらさんっ!?」

さくら「……はい、そうっす」

ユン「その意見をさぁ……却下却下却下却下……それじゃあ、進まねぇだろがっ! 先ずは俺を押せっ! そしたら結果残してやるよっ!」

152名無しさん:2016/02/21(日) 22:31:45 ID:MJQN3A.I
こいつゴミ&クソすぎる

153名無しさん:2016/02/21(日) 22:34:34 ID:9iZgiuG6
ヤムチャとディージェイなら試合内容で沸かせたんだよな
第二試合だけど

154名無しさん:2016/02/21(日) 22:38:45 ID:xKMoajAk
ユン「俺、プロデューサーは押しが弱いと思う……」

さくら「……えっ!?」

ユン「女子部と同じだけ……俺の事、真剣に考えてる……? 考えてないでしょ?」

さくら「いやいやいやいや……そんな事はないっすよ……」

ユン「いや、そんな事はない……俺の事は何処か片手間でやってるよ……」

さくら「そんな事はないっすよ……」アセアセ

ユン「今日は女子部がメインで……それで、そこに空手軍団とナッシュさんも絡ませるんだろ?」

さくら「……それは、別問題じゃないっすか」

ユン「だから、俺言ってるじゃん? 俺と女子部絡ませてウィンウィンの関係にしていくのもありなんじゃないかってさ……? なんで、俺は不参加なの……? なぁなぁ……?」

さくら「ウィンウィン……うん、ウィンウィンね……うん……」

155名無しさん:2016/02/21(日) 22:47:14 ID:xKMoajAk
ーーー


ブー、ブーブー

ディージェイ「試合が終わっても、鳴り止まないブーイング……オーノー、まだ聞こえてるよ……」

ブランカ「……そうですねぇ。入場になったら止まるんじゃないですか?」

ディージェイ「Mr.コーディとMr.ガイのダメダメボーイズ達も緊張しているんじゃないかな……? ここは、ミーが一つアドバイスでもしてあげようかな……? まだ、間に合うんじゃないかな……?」ウキウキ

ブランカ「そういう事はダルシムさんが言っているので、大丈夫だと思います。人にアドバイスができる程……貴方は技術を身につけたんですかね、ディージェイ君……?」

ディージェイ「Mr.ブランカ……これは、技術の問題ではない……気の持ちようだ……」

ブランカ「……んっ?」

ディージェイ「そうっ……! あれは、エイジ762年の出来事だっ!」

156名無しさん:2016/02/21(日) 22:57:23 ID:xKMoajAk
ディージェイ「そこに一人の男がいた。男の名はMr.ディージェイっ! ミュージックファイターディージェイとは……また別人……彼は、ミュージシャンMr.ディージェイだっ!」

ブランカ「762年は、君ミュージシャンだったんですね」

ディージェイ「Mr.ディージェイはファンキーなサウンドを奏でる事によって、人々を熱狂させていた……その日も彼は、Liveを控えてたんだ……」

ブランカ「……ほうほう」

ディージェイ「だがしかし、そこ一つのトラブルが起こるっ!」

ブランカ「……ほ〜う」

ディージェイ「……機材トラブルだ」

ブランカ「あ〜、やっぱりそういう事もあるんですねぇ……」

157名無しさん:2016/02/21(日) 23:04:41 ID:xKMoajAk
ディージェイ「その機材トラブルによって、Liveをスタートさせる事が出来ないっ……! 開始時刻を10分過ぎてもトラブルは続いているっ……! 20分過ぎてもトラブルは続いているっ……! 30分過ぎてもトラブルは続いているっ……!」

ブランカ「30分遅れは……大変ですねぇ……」

ディージェイ「30分なんてもんじゃないっ……! 結論から言うと、機材が復旧する為に一時間かかってしまったんだっ! 何をしているバカスタッフっ! 予備の機材はないのかっ……!? プロフェッショナルのスタッフがモタモタ何をしているっ!?」

ブランカ「……え〜、一時間は大変だ」

ディージェイ「そのケツを蹴飛ばして、お仕置きホテルにチェックインさせてやるぞっ! fucking !」

ブランカ「あ〜、君でも腹立てる事って、あるんですね……」

ディージェイ「怒りに燃えていたのはMr.ディージェイじゃない……ファンだ……」

158名無しさん:2016/02/21(日) 23:11:44 ID:xKMoajAk
ディージェイ「始まるはずのコンサートが、30分経っても……一時間経っても始まらないっ……! その怒りは当然だっ! なんの為にここに来たっ!? ファンキーな時間をミーと共有する為だろうっ!?」

ブランカ「……一時間はねぇ、キツい」

ディージェイ「ハヤクハジメロっ! イツマデマタセルンダコラっ! ブーイングなんてもんじゃないっ! 怒号が飛ぶんだっ!」

ブランカ「……アハハ」

ディージェイ「なんだ、ここは……? ミーはここでコンサートを開くんじゃなかったのかな……? あれ、会場間違えたかな……? ここはデモ会場かな……?」キョロキョロ

ブランカ「……ハハハ」

ディージェイ「オ、オウ……でも、政治の話はあまりしてない……ミュージックの話をしている……やっぱり、ここがLive会場だ……Mr.ディージェイはこのデモ会場で、ミュージックを奏でていくんだ……」

159名無しさん:2016/02/21(日) 23:16:35 ID:xKMoajAk
ディージェイ「最初の10分……20分はメンバーもスタッフに怒っていた……早く復旧させろと怒鳴っていた……」

ブランカ「……想像つきますよ」

ディージェイ「しかし、少しずつ……少しずつ荒れていく会場を見て……そのうちメンバー達は口数が少なくなり……やがて、言葉を失ってしまったんだ……」

ブランカ「……飲まれちゃいましたかぁ」

ディージェイ「こんな空気の悪い所でLiveをするだなんて、どうかしている……あり得ないっ……! こんな経験は初めてだっ……! とてもじゃないmが、ミュージックをする場所ではないっ……!」

ブランカ「……そうなりますねぇ」

ディージェイ「……この、今、ブーイングに包まれている場内と重なる部分があるよ」クイクイ

ブランカ「……おっ?」

160名無しさん:2016/02/21(日) 23:20:58 ID:xKMoajAk
ディージェイ「メンバーが言葉を失っていく中……Mr.ディージェイは静かに思っていた……」

ブランカ「……おっ?」

ディージェイ「今はこんな状況だが……そもそもあのファンは、何を思ってブーイングをしているんだっ……!? 何の為に、あの会場に足を運んだんだっ! 野次を飛ばす為かっ!? 違うだろうっ!」

ブランカ「君の音楽を……」

ディージェイ「ミーの奏でるミュージック聞く為にだろうっ!」

ブランカ「あ〜、あ〜、あ〜……言おうとしたのに……」

ディージェイ「ミーが登場してファンキーなミュージックを奏でれば、再び会場の心は一つとなり……一時間遅れの最高の一時が始まるんじゃないのかいっ! そうだろうっ!?」

ブランカ「……そうですね」

ディージェイ「何故ファンは怒るんだい……? 怒りは何処から生まれてくるんだい……? それは……ミュージックを愛する心を持っているからだろう……!? ミュージックを求めているからだろうっ……!?」

161名無しさん:2016/02/21(日) 23:24:30 ID:xKMoajAk
ディージェイ「このブーイングも、そうだろう……? ファンは何を求めている……? プロレスを求めているからだろう……?」

ブランカ「……君は、メンタル強いですねぇ。過去の経験ですか」

ディージェイ「だったら、見せてやればいいさっ! 正しいプロレスをっ! そうすればあの時を同じように、きっとファンは盛り上がってくれるはずだっ! 彼らはプロレスを愛して求める心があるっ! それさえ見せればいいんだっ!」

ブランカ「……長話って所さえ抜けば、聞かせてあげてもいいアドバイスでしたかね?」

ディージェイ「だったら、見せてやろうっ! ミーとっ! Mr.ブランカとっ! そしておまけダメダメボーイズっ! この四人で見せてやろうっ!」

ブランカ「はい」

ディージェイ「If you smeeeeeeeeeeeee……」

ブランカ「あ〜、いい形で気合いは入ってるとは思いますが……うるさいうるさい……もう、叫ばない……」

ディージェイ「……なんだよ、Mr.ディージェイっ! ここが一番いい所なのにっ!」

ブランカ「……ディージェイ君、一つだけ確認しておきますよ?」

ディージェイ「……んっ?」

162名無しさん:2016/02/21(日) 23:30:14 ID:xKMoajAk
ブランカ「ミュージシャン時代はそうやって荒れた空気を変える事が出来たかもしれません。しかし、それは貴方に腕があったからです。技術がね」

ディージェイ「……」

ブランカ「今の貴方には、同じだけの技術があるとは思えません……ここにはギターもありません……ベースもドラムもありません……あるのは、己の肉体のみです……」

ディージェイ「今日は、Mr.ブランカがあるけどね!」

ブランカ「……んっ?」

ディージェイ「Mr.ブランカがミーを上手く奏でるんだよっ!」ニヤニヤ

ブランカ「まっ、心臓に毛が生えていると言うか……そこが君の長所でもあり、短所でもあるんですね……」

ディージェイ「今、ミーは燃えてるよ〜! 燃えてるよ〜! 入場まだかな〜? まだかな〜?」ウキウキ

ブランカ「……やり過ぎは禁物ですからねっ!?」

ディージェイ「わかってるよっ! ヘイヘイ、まだかなまだかな〜! ワクワクしするよっ!」ウキウキ

163名無しさん:2016/02/21(日) 23:30:32 ID:tWFguq.Q
なんだよ、Mr.ブランカ ですね
その前のディージェイ、なんて叫ぼうとしてるの?

164名無しさん:2016/02/21(日) 23:33:35 ID:xKMoajAk
ーーー


ユン「今日、俺の試合……最悪だぜ……?」

さくら「ま〜だ、始まってもないっすよ」

ユン「会場の空気が……って事だよっ! まだ、ブーイング続いてるだろ……おいおいおい……」

さくら「……う〜ん」

ユン「それで、次……ホラ、ディージェイいるだろ……?」

さくら「ディージェイさんに関しては、ジミーさんがついてます……今日はタッグっすから」

ユン「いくらジミーさんつけたって、どうせぐっちゃぐちゃになるんだから……いつものパターンじゃん……」

さくら「う〜ん……まぁまぁまぁ……」

ユン「それで、その流れで……俺の試合がスタートだ……会場盛り上げて、結果を残せだぁ……?」

さくら「う〜ん……」

ユン「無理だってのっ!」

165名無しさん:2016/02/21(日) 23:35:17 ID:xKMoajAk
今日はここまで

>>163
そのうちちゃんと書く事になると思う
まぁ、気合いの雄叫びみたいなもんですね、きっと

166名無しさん:2016/02/21(日) 23:36:34 ID:9iZgiuG6

ディージェイはかっこいいな
ユンとはプロとしての格が違うよ

167名無しさん:2016/02/21(日) 23:45:51 ID:RrpKE4r.

エンターテイナーとしての場数からすればDJの方が上ですね。
今回の結果次第ではユン完全に食われそうだw

168名無しさん:2016/02/21(日) 23:51:12 ID:6eLP5uXU
乙!
ユンも変われるんだろうか

169名無しさん:2016/02/21(日) 23:55:06 ID:dCf6ixYs
人気があるから客が沸くんじゃなくて、実力があるから客が沸く
結果、人気が出る、っつーのを理解してないなw

170名無しさん:2016/02/21(日) 23:58:36 ID:KcKyMGHg
ここに来て、DJ>ユンになったか
観客がプロレスを愛して求めていることを理解してるDJと、そうでないユン
この差は大きいぞ

171名無しさん:2016/02/21(日) 23:59:05 ID:Q6foZels
乙!
やだこのディージェイかっこいい…
もし第2が上手く行ったらユンも現実直視せざるを得んな

172名無しさん:2016/02/22(月) 00:00:31 ID:zZkVuEMg
おつおつ

DJが頼もしく見える日がこんなに早くこようとは…!
期待外れにならないでくれよ、DJ!!

それにしてもユンは、ここで俺が盛り上げれば評価爆上げ!って方向にならないのは弱気スパイラルに陥ってるからか、修羅場らしい修羅場潜った事がなくてそもそもそう云う方向に心をもっていけないのか…

173名無しさん:2016/02/22(月) 00:06:26 ID:2l0OGEN.


やっぱり文句言ったのはユンだったね
おそらく別の所で見たヤンはどう思ってるんだろうな

174名無しさん:2016/02/22(月) 00:15:09 ID:Y8RqvpV6
DJがんばれ〜

175名無しさん:2016/02/22(月) 00:36:08 ID:IiXG6nJg
乙!
ここは場数の差か

176名無しさん:2016/02/22(月) 05:02:54 ID:7dFoEd4s
乙っした
DJ成長したな…
スレ真っ二つで荒れるほど酷かったのに
ユンも成長するだろうか

177名無しさん:2016/02/22(月) 06:39:12 ID:ts4DySpc
俺様の妙技を食らえ!か。
DJもロック様みたいな皆の王者になってもらいたいね
If you smell…… what the DJ is cookin'…!

178名無しさん:2016/02/22(月) 07:42:26 ID:6sUuTLt6
王者戦で八百長すりゃ客は沸くわな

ただ沸かせ形だよな
ベガバルログなら100沸かせられるところユンヤンならどんだけ沸かせられんだよ、ってところを考えないとな

179名無しさん:2016/02/22(月) 11:36:34 ID:BER3VT/U
乙です
DJファンとしては嬉しい限りの展開
※このSS見てから初めて知ったキャラだけどw
次回更新が楽しみです

180名無しさん:2016/02/22(月) 12:22:14 ID:QXFWoW62
DJはさすがに場数が違うな。
しかし、普段は荒らすな、盛り上げ過ぎるな、そこはそう言う場所じゃないと言っておいてこれじゃ、そりゃ文句も言われるだろw

181名無しさん:2016/02/22(月) 18:46:53 ID:jKRtvnb6
乙です
最初のDJは自分勝手で大嫌いだったけど、成長してて見方が変わった
今のDJならタッグパートナーがいれば第4試合とか出来そう

>>180
そうは言ってもユンが第1試合で盛り上げるなんて出来るわけねーよって言ったのが発端でなぁ
しかし、自分の実力の無さを棚に上げて文句ばっかり上から目線でさくらと接したりとダメな方向に行きっぱなしだなユン
ぶっちゃけヤンはDJと組んだ方がいいんじゃないか?

182名無しさん:2016/02/22(月) 20:58:33 ID:tl6M/mxw
(みんな発言に騙されてるけど、試合でのDJはそこまで成長してないかもしれへんで)

183名無しさん:2016/02/22(月) 22:02:02 ID:VO2Fhr5o
DJにバックボーンとしてミュージシャンとして成功しある程度ガチの強さってものがあるが
ユンは何やってたんだろうね?
プロレス叩き上げでこの見解だったらマジでひん曲がったプライドバキバキに折らんとどうしようもないな
そうなるとやっぱヤムチャとやるべきかなあ

184名無しさん:2016/02/22(月) 22:02:18 ID:RZDEZLwU
ユン「ねぇ、今からでも遅くないよ? まだ、今なら試合展開変えていくのもギリギリ間に合うよ!?」

さくら「ちょっと待ったちょっと待った待ったっ……! やり過ぎるのはかえって逆効果……」

ユン「プロデューサーは保守的っ……! だって、ベガさんだってあれだけ派手にやったんだろう。だったら、俺もパイプ椅子持って入場してゴングと同時にぶん投げてやてばいいじゃんっ!」

さくら「それじゃあ、ヒールになっちゃいますって……それに、ベガさんと同じ事をしたって……」アセアセ

ユン「そこは、物の例えだよ……俺がやるなら、ちゃんとスケボーでやるよ。今日、持ってきてるぜ……?」

さくら「……スケートボードの許可はまだ降りてませんっ!」

ユン「じゃあ、いつ降りるんだよっ!?」

さくら「ユンさん、ユンさん……ちょっと、落ち着きましょう……ちょっとねっ……?」

ユン「……あぁ?」

185名無しさん:2016/02/22(月) 22:12:24 ID:RZDEZLwU
さくら「ユンさんのファイトスタイルの変更……自分は上手くいってると思いますよ? うんうん、上手くいってます」

ユン「……ベガさんはどうなんだよ?」

さくら「落ち着いて下さいって……ロレントさんがファイトスタイル変更してヒールターンしたって事は……そこに空きが出来たって事じゃないっすか?」

ユン「あぁ」

さくら「タッグ組で飛び技使っていく人がいなくなったんですよ……と言うか、うちの団体でそういう華やかな飛び技を使っていくのって……バルログさんぐらいっすよねぇ?」

ユン「はい……はい……」

さくら「ロレントさんは、タッグ組になかったヒールの枠に食い込んで……プッシュが始まった……けど、その結果……タッグ組に飛び技使う人がいなくなった……わかりますよね……?」

ユン「うん……うん……」

さくら「だったら、ユンさんが上手くその枠に入る事が出来たら……これ、なくてはならない存在になりますよ」

ユン「そうは、言ってもさぁ? 肝心のベガさんが……」

さくら「だからぁ〜、今日の試合で……それをねっ……?」

186名無しさん:2016/02/22(月) 22:22:50 ID:RZDEZLwU
さくら「今日のカードだって……無理言って、ベガさんに組んでもらったんっすから……」

ユン「今日のカードって……ホークだぞ! ホークっ! あのウスノロっ!」

さくら「あ〜っ、もうっ……! 数日前、サガットさんと当たったじゃないっすか? サガットさんはデカい相手っすよ」

ユン「……いいよなぁ、デカい人は」

さくら「でも、そのデカい人を返り討ちにする、小さい人って格好良くないっすか……? 自分は格好いいと思いますよ?」

ユン「……そう?」

さくら「ホークさん相手なら、サガットよりかは見せ場も作れるじゃないっすか……? だったら、そこで……華やかにこう……ビシッと、ドカンと……ねっ?」

ユン「……でも、ホーク相手に無双したってよぉ?」

さくら「ユンさん、ちょっと焦り過ぎっすよ? じっくりいきましょうよ。ねっ……? じっくりじっくり……」

187名無しさん:2016/02/22(月) 22:30:54 ID:trJznvqA
この会話の流れから、てっきりDJ・ブランカ組vsユン・ヤン組が戦うもんだと勘違いしてた
次の試合は、DJ・ブランカ組vsコーディ・ガイ組
その次の試合が、ホークvsユンだった

188名無しさん:2016/02/22(月) 22:33:40 ID:RZDEZLwU
さくら「ユンさんは、自分が女子部にばかりかまけているかと思ってるみたいっすが……それは違います……それは、勘違いっす……」フルフル

ユン「……いや、でもさぁ?」

さくら「今日の女子部のメインイベント……ここに持ってくるまでにどれだけ時間を掛けたと思ってるんっすか? 一週間所の話じゃないっすよ……?」

ユン「……う〜ん」

さくら「自分がユンさんのプロデューサーになってから……まだ、一週間ぐらいじゃないっすか……? まだ、始まったばかりじゃないっすか?」

ユン「でも、俺には何も変わってるようには……」

さくら「だからそれは……あ〜っ! もうっ……!」イライラ

ユン「なんで、怒るんだよ? 俺だって必死なんだよっ! 必死になる事が悪い事なのかよ!?」

さくら「怒ってはないっすっ……! 必死になる事も悪い事じゃないっすっ……! ただ……あ〜、ただねっ……? も〜うっ!」

189名無しさん:2016/02/22(月) 22:41:23 ID:RZDEZLwU
ーーー


ザワ……ザワ……

コーディ「……これなら、まだ第一試合の方がましだったかもなぁ」

ガイ「……空気が重い」


実況「さぁ、コーディとガイがリングインしましたっ! 少々表情が固いですかね……?」

元「ちょっと、影響があったのかもしれないねぇ? でも、こういう事を気にしていちゃあ……ダメだね」

実況「試合が始まれば落ち着くのでしょうか!? この辺り、やはり第零試合……波乱の展開の傷跡が残ったと言った感じですっ!」


ダン「続きまして……ブランカ選手、ディージェイ選手の入場ですっ……!」


実況「さぁ、そして続いてブランカ・ディージェイ組の入場ですっ! 今、その名がコールされましたっ!」

190名無しさん:2016/02/22(月) 22:46:13 ID:RZDEZLwU
ブランカ「行キマスヨ。でぃーじぇいクン……」スッ

ディージェイ「とにかく、この空気をなんとかしなきゃ、試合どころじゃないねぇ……」スッ


実況「さぁ、ブランカとディージェイが花道の奥から姿を現しましたぁ! この二人はストリートプロレスきっての、行動が読めないタッグチームでございますっ!」


ブランカ「ウォウ! ウォウ! ウオオォォォウ!」

ディージェイ「早速、踊るよ〜! 先ずはファンキーなダンスからだっ!」ルンダルンダ


実況「さぁ、ブランカは野生の雄叫びをあげ……そしてディージェイは踊っていますっ! 華麗なステップ、ワン・トゥー・スリーっ! 姿を現したと同時にダンス見せていくゥ!」

元「こういう入場時には構わないのかもしれないけど……試合中に踊って、ポカ喰らうパターンもあるからねぇ……その辺は、アレだね」

191名無しさん:2016/02/22(月) 22:52:26 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「ヘイヘイヘーイ! 皆、ミーがダンスを踊ってるんだよ!? どうしたのっ!? もっと盛り上がってよっ!?」パンパン

ブランカ「……オッ?」


実況「おっと、そしてディージェイがここで大きく大きく両手を打ち鳴らし……場内を盛り立てているのでしょうかっ!?」

元「この二人は、天然と言いますかね……な〜んと言えばいいのでしょうかね……?」

実況「私も、元さんのおっしゃりたい事……よくわかりますよっ!?」

元「ただ、天然なだけにね……? やっぱり、場内の空気に負けない部分はあると思うよ」

実況「それは、メンタルが強い……と言えば、いいのでしょうか!? それとも、無神経と言えばいいのでしょうか!?」

元「……難しい質問だね。それはわかりません」

192名無しさん:2016/02/22(月) 22:57:23 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「何を見に来たの……!? ヘーイっ!? 君達は何を見に来たのっ!? ヘイヘイ、プロレスだろうっ!? 今から始まるんだよ!?」パンパン


実況「さぁ、先陣を歩くのはディージェイかっ!? ディージェイはあちらを見ながら……こちらを見ながら……場内を見回しながら、大きく大きく手を打ち鳴らしつつ、リングへと向かっていくっ!」

元「……まぁ、頑張って盛り上げようとはしているね」


ディージェイ「ミュージックファイターに使えるのは肉体のみ……う〜ん、難しいなぁ……でも、ミーは諦めないよっ……! イヤッホオオォォッ……!」ダダッ

コーディ「……んっ?」

ガイ「……ぬっ?」


実況「おっと、そしてここでディージェイが突然走り出しましたっ! ここはリングに向かって一直線っ!」

193名無しさん:2016/02/22(月) 23:04:00 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「……ヘーイっ!」ピタッ


実況「さぁ、リングへと走っていったディージェイは……おっと、エプロンサイド前でストップっ! ここで急停止っ!」

元「……んっ?」


ディージェイ「ヘーイっ! レイ、ユア、ハーンズっ……!」ググッ


実況「おっと、そしてここでディージェイはまだリングインせず……客席方向を振り向いて両腕を突き立てていくっ!」

元「……んっ?」


ディージェイ「ウェーブいくよ〜っ! ミーの動きに合わせて〜っ! せぇ〜のっ!」

194名無しさん:2016/02/22(月) 23:09:14 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「ヘーイっ……! ヘーイっ……! ヘーイっ……!」ブンブン


クスクス……クスクス……

実況「お〜っと、ディージェイはそのまま両腕を上げ下げしながら……ステップして観客席を煽っていますっ! これはウェーブを要求しているのかっ!?」

元「……ハハハ、相変わらず彼はわかんないねぇ」


ディージェイ「ヘーイっ……!? どうしたのっ……!? 波来てないよっ……!? これじゃあ、サーファー日光浴しか出来ないよっ!? ヘーイ! ヘイヘーイっ……!」ブンブン


シカタネェナー、ツキアッテヤルカー

実況「さぁ、まだまだリングインはせず、場外をグルグルと回っているディージェイっ! 今日もまた、リングインするまで長くなりそうかっ!?」

元「こりゃ、長くなるかもしれないねぇ……あっ、中には付き合ってくれてる人もいるよ? 優しいねぇ」

195名無しさん:2016/02/22(月) 23:14:01 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「小さい波来たっ……! だけど、まだまだ波は来てないよ……! ヘーイ、ヘイヘーイ!」ブンブン


実況「入場から、ディージェイ節が爆発でございますっ! 試合になっても、あの自由気ままさが続いてしまうのかっ!?」

元「……どうでしょうねぇ?」


ガイ「盛り上げようとしてるのか……それとも天然か……あの人だけはわかんねぇな……」ヒソヒソ

コーディ「どっちしろ、この反応……居たたまれなくなってきたよ……ちょっと、行ってくる……」ヒソヒソ

ガイ「行くって……何処に……? 余計な事すると……」ヒソヒソ

コーディ「……うるせぇ。俺だって、アピールぐらいしておかなきゃいけねぇだろうが。たまにはやらせろ」ヒソヒソ

196名無しさん:2016/02/22(月) 23:19:15 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「ヘーイ、ヘイヘーイっ! 皆でビッグウェーブを巻き起こそうよっ……! ヘイヘーイっ!」ブンブン


実況「見ようによっては、なんとか観客席を温めているようにも見えるディージェイですねぇ!?」

元「そこまで考えてるのかねぇ、彼は」

実況「いやぁ〜、ハハハっ! そこまではわかりませんっ!」


コーディ「おいおい……おいおい……そこの面白人間……」スッ

ディージェイ「……んっ?」チラッ


実況「おっと、しかしここでコーディが……場外を動き回っているディージェイに、リング内からロープ越しに何か言葉をかけますっ!」

元「おっ……? なんだなんだ……? コーディ君……どうした……?」

197名無しさん:2016/02/22(月) 23:24:28 ID:RZDEZLwU
コーディ「何時までも場外でチョロチョロされたら……目障りなんだよ……もういいだろ……そろそろ終いにしておけや」

ディージェイ「……んあっ?」

コーディ「ほら、とっととリングに入れ……試合するんだろが……んんっ……?」クイクイ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここでコーディが……リング内から場外のディージェイに対して……早く、入場して来いと言わんばかりに挑発的に手招きしているっ!」

元「ハハハ、お〜、お〜、お〜」


コーディ「俺に、前回のリベンジさせてくれよ……なぁ……? ほら、早く来い……カモンカモン……」クイクイ


オー、オーオー

実況「盛り上げていくのは、リングの外ではなく、中でだっ……! コーディのそういった意思が感じられていきますっ! コーディも負けてはいませんねぇ!」

元「こういう風に積極的にアピールしていく選手ってのは……いいねぇ!」

198名無しさん:2016/02/22(月) 23:30:01 ID:RZDEZLwU
イイゾー! コーディー!

コーディ「……こんな所だな、へへへ」クルッ

ディージェイ「グ、グググっ……!」


実況「さぁ、コーディはクルッとディージェイに背を向け……そして自軍コーナーの方へと戻っていきますっ!」

元「いいねいいね、気合い入ってるね」


コーディ「なっ、上手くいっただろ? あの人が計算でやってようが、天然でやってようが……こうやりゃいいんだよ……」ヒソヒソ

ガイ「……ヒヤヒヤさせるなよ」ヒソヒソ

コーディ「……どっちにしろ、空気は変えていかなきゃいけないだろ」ヒソヒソ


ディージェイ(この、この、この、このっ……! 何だよ、さっきまではガッチガチに固まってた癖にっ……! 君は入場時に何かした……? 盛り上げていくような事を何かした……? 何もせずに、チンタラ入場していただけじゃないかっ!?)

ディージェイモ、ソロソロ、リングハイレヨー!

ディージェイ(ミーが会場を温めた所で……少し、温まってきた所で……くううぅぅっ! 美味しい所だけを奪いにきたよっ……!)

クスクス……クスクス……

ディージェイ(悔しいっ……! ズルいっ……! 卑怯者っ……! 何て奴だっ……!)

199名無しさん:2016/02/22(月) 23:30:21 ID:trJznvqA
いいぞ、プロレスの流れだ
観客たちも、これから楽しみにしていたプロレスが始まると沸いてくれればいいが

200名無しさん:2016/02/22(月) 23:32:15 ID:04ofLx4I
コーディもけっこうやるな

201名無しさん:2016/02/22(月) 23:36:18 ID:RZDEZLwU
ーーー


本田「お〜、お〜、お〜。コーディええやないかええやないか」

ロレント「……上手くディージェイさんを抑えましたね」

本田「まぁ、ああやられたらディージェイも入場せざるを得んわな……ガハハ。コーディナイスフォローや」

ヤムチャ「コーディ君に助けられてんじゃねぇよ、ディージェイ……バカ……」

ソドム「ちょっと会場の雰囲気も変わったんじゃないかな……?」

本田「まぁ、最悪ここが上手い事いかんでも、次にホークとユンがおるからな……そこまで進めば、もうちょっとなんとかなっていくやろ」

ロレント「そうですね」

202名無しさん:2016/02/22(月) 23:42:06 ID:RZDEZLwU
ブランカ(おっと、コーディ君が締めましたかね……? 後はディージェイ君が余計な事をしなければ……とりあえず、ロープを噛みましょう……)ガジガジ

ダン「おいっ! ロープを噛むんじゃねぇっ!」


実況「さぁ、エプロンサイドへと上がったブランカは……おっと、相変わらずロープに噛み付いているっ! そして、場外からリング内を眺めるディージェイっ! さぁ、リングインはまだかっ!? まだかっ!?」

元「まぁまぁ、この二人が長いのは恒例だからね」


ディージェイ「……くそっ、卑怯者めっ!」シュルッ


実況「いや、ここはディージェイがリングインしましたっ! リングインしていきましたっ! まずは場外を走り回っていたディージェイがリングへと入りましたっ! 一方、ブランカはまだロープを噛んでいるっ!」

元「……そもそも、なんでロープを噛むのかねぇ?」

実況「わかりませんっ!」

203名無しさん:2016/02/22(月) 23:46:22 ID:RZDEZLwU
ディージェイ(……だけど、ミーは負けないよ)スタスタ

コーディ「……んっ?」

ガイ「……あれ?」

ブランカ「……ダンさん、ディージェイ君の動きに注意して下さい」ヒソヒソ

ダン「えっ……? あっ……あの野郎っ……!?」チラッ

ディージェイ(ダメダメボーイズなんかに、ミーは負けないよっ……!)チラッ


実況「さぁ、後はレフェリーがブランカを何とか……あっと、お待ち下さいっ! ここで先にリングインしたディージェイが……コーディとガイの元へと歩みを進めていきますっ! ゆっくりと近づいていきますっ!」

元「おっと、どうした……? なんだなんだなんだ……?」

204名無しさん:2016/02/22(月) 23:49:47 ID:RZDEZLwU
ディージェイ「ヘーイっ! ダメダメボーイズっ!」

ガイ「おい、どうする……? お前のせいだぞ……?」ヒソヒソ

コーディ「俺のせい……なのか……?」ヒソヒソ

ディージェイ「シェイクハーンドっ! 先ずは握手から始めようっ!」スッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、ここで……ディージェイは、コーディとガイに向かって、手を差し伸ばし……これは握手を求めているのでしょうかねぇ?」

元「おぉ〜っと、そうなのかなぁ……?」


ダン「……握手だけにしておけよ、おいおいおい」

ブランカ「……余計な不意打ちとか入りませんからね」

205名無しさん:2016/02/22(月) 23:52:10 ID:RZDEZLwU
今日はここまで

206名無しさん:2016/02/22(月) 23:53:55 ID:04ofLx4I
ディージェイのことだからファンキーじゃない不意打ちはしないと思うが、何か不安だなぁ
乙でした

207名無しさん:2016/02/22(月) 23:54:14 ID:dXgU5lU6
djは相変わらず危なっかしいw

208名無しさん:2016/02/23(火) 00:06:03 ID:fZ0eZMhE


コーディガイの描写は少ないし、詳しく書いてくれると嬉しいな
ただ、ヤムチャ戦とメインは詳細確定だろうし…どういう扱いになるか
同じく少ないユンーホーク戦は、まあいいやw

209名無しさん:2016/02/23(火) 00:13:46 ID:emk3TrtY
乙です
不意打ちはしないだろうけど、腕相撲とかならやっちゃいそうDJ

210名無しさん:2016/02/23(火) 00:16:04 ID:XiTbVed2
乙です
まぁガイコーディには負けないって思ってるみたいだし
DJ「ミーは君達なんかに負けないよ」
位言って終わりじゃないかな。もちろん、ブックでの勝敗じゃなくて会場を盛り上げる意味で

ユンホークはどうでもいいから、この試合を詳しく書いてくれると俺も嬉しい

211名無しさん:2016/02/23(火) 00:21:49 ID:G623Xw0E
乙!
ディージェイはリングは違えど場数を踏んでるだけになかなか頼もしい

212名無しさん:2016/02/23(火) 01:03:34 ID:5rHpboxo
乙!
DJが頼もしく見える日が来ようとは……

213名無しさん:2016/02/23(火) 01:10:16 ID:mqlt8oaU
乙です
このディージェイの何やらかすかわからん感じ、いいなぁw

元ネタゲームでは古参キャラのはずのコーディとガイを
若手選手として設定した理由も今回で解かるかな

214名無しさん:2016/02/23(火) 01:13:13 ID:8Cafi8OE
おつおつー

DJの怒りはわからんでもないな
さっきまで第1試合の方がよかったとか縮こまってたくせに、DJのおかげで少しずつ空気が良くなったのを上手いことかっさらっていかれたらそりゃ腹も立つだろう
その前から少しでもアピールしてればDJも腹立てなかったかもしれないが

ただこの後の行為でDJの成長が見られることを切に願う

215名無しさん:2016/02/23(火) 05:08:48 ID:2pk0PKL2
乙っした
小さくてもウェーブやってくれたか…さすがプロレスファンはノリがいいな
コーディも横取り言われてるけど、あのまま続けてたらお客様が逆に冷めてたぞ
お客様はウェーブしに来たわけでは無くプロレスを観に来たんだし

216名無しさん:2016/02/23(火) 10:59:49 ID:nIbNXVlU
さくらは「飛び技」って言ってるけど、前の第一試合でそれをやったのかな?
なら、コケてもフォローが効く第一試合は新しい事試す場として妥当。
ユンの提案全却下も、いい悪い以前に、試すのは一つずつじゃないと判断出来ないし当然。

ただ、お客さん自体少ないんだから、第一試合なり以上の意味合いで盛り上げろと要求してたなら無茶。
増して、自由にやれない事が不満なユンに向かって、何でも自由なベガがタイトル戦の看板で人集めた上で、現場監督じゃなきゃ絶対出来ない禁じ手乱発して、
「ほら、第一試合でも盛り上げられるだろ」と言っても説得力皆無。いい反応がある訳が無い。

リュウ、キャミィ、女子部と、ベガは他選手のプロデュースでいい所見せた事無いんだよな。
今回のユンヤンでは一つ、うまく纏めて欲しい所。

217名無しさん:2016/02/23(火) 12:28:52 ID:Wq0Fzz6A
ユンは謎の自信過剰っプリがひどい
djもそうだったけど、あいつは別分野で成功してるがゆえのだったが
ユンは今のところ人のせいにするだけでガキみたいな奴だしなぁ

同情は全くできん

218名無しさん:2016/02/23(火) 12:42:51 ID:AcciOyFM
>>216
むしろ、ベガはプロデュースするのが下手なキャラの方が物語的には良いんじゃないの?
トラブルの種があってこそ物語は面白くなるんだからさ

219名無しさん:2016/02/23(火) 14:31:41 ID:ECkiC0t.
さくらのイメージはハーディーボーイズなのかねぇ
あいつらはTシャツ脱いだだけで黄色い歓声上がったチャラっぽいイケメンキャラだったけどバンバン飛ぶし体張りまくってたから男客からも支持されてたっけ

220名無しさん:2016/02/23(火) 20:15:51 ID:XiTbVed2
結局の所、イケメンキャラで男性にも支持を得られるようにする為にはプロレスで魅せてくしかないって事か
その辺はナッシュケン(ヒールだから微妙かもしれないけどバルログも)は出来てるみたいだが、ユンは……まだ無理そうだな

221名無しさん:2016/02/23(火) 21:46:51 ID:bNHCYxP.
ハーディボーイズはプロレスの巧いマットがほんとに一歩下がって上手にジェフをコントロールしてた気がする
ただあれはガチの兄弟だからなぁ
実際のタッグじゃあそこまで影に徹してくれねーよな

222名無しさん:2016/02/23(火) 22:03:33 ID:767rdQV6
ディージェイ「どうしたのっ!? ヘイっ、シェイクハンドだよ! ヘイヘイヘイっ!」

ガイ「おい、どうするんだよ……?」ヒソヒソ

コーディ「どうするも何も……握手するしかねぇだろが……こうやって誘われてるんだからさぁ……」ヒソヒソ

ガイ「確かにそうだけど……」ヒソヒソ

ディージェイ「ヘイヘイ、何してるのっ!? 礼儀知らずの無礼者は、100%成功者にはなれないよ!? ヘイヘイ、早く早くっ!」

ガイ(この人が、そういう事言うか……)

コーディ「と、とりあえず、握手だ……握手……なんかあったら、頼むぞ……」スッ


実況「さぁ、二人に手を伸ばすディージェイに対して、ここは先ずコーディが手を伸ばしていきますっ! ブランカはまだ、ロープを噛んでいるっ!」

元「……早く入場しなさいよ」

223名無しさん:2016/02/23(火) 22:10:32 ID:eiVhTqmc
ブランカww

224名無しさん:2016/02/23(火) 22:12:10 ID:767rdQV6
コーディ「よ、よろしくお願いします……」ガシッ

ディージェイ「……オーケーっ! 上出来だぁ!」ガシッ


パチパチ……パチパチ……

実況「さぁ、そしてコーディとディージェイが先ずはガッチリ握手っ! その両手を握り交わしていきますっ!」

元「はい」


ディージェイ「ヘイヘイ、さぁ次はMr.ガイ……君の番だ……」サッ

ガイ(あっ、よかった……何もなかったな……普通の握手だ……)

ディージェイ「さぁ、ミーとシェイクハンドだよ……」スッ

ガイ「はい。よろしくお願いします」ガシッ


パチパチ……パチパチ……

実況「さぁ、そして続いてディージェイは、同じようにガイとも交わしていきますっ! ブランカは……どうでしょうか? 握手はしないのでしょうかねぇ?」

元「……しないんじゃないの〜?」

225名無しさん:2016/02/23(火) 22:24:08 ID:767rdQV6
ディージェイ「今日の試合は……君達に……」

コーディ「……んっ?」

ガイ「……んっ?」

ディージェイ「ミーが胸を貸してあげるよ〜」ニヤニヤ


実況「さぁ、ディージェイとコーディ・ガイ組の握手が終わり、そろそろ試合も……」


ディージェイ「ど〜んとぶつかってきなさい。ココ……ココにね……?」ポンポン

コーディ「……くっ!」

ガイ「……んあっ?」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、いやっ……! 待って下さいっ……! ここで、ディージェイは胸を貸してやると言わんばかりに……自身の胸をポンポンと叩いていきますっ! これはこれは……」

元「あ〜らら、ハハハ。やけに自信を持っているねぇ、彼は」

実況「あの自信は一体何処から出てくるのでしょうかっ!? ここは上から目線……! 余裕綽々の対応だっ!」

226名無しさん:2016/02/23(火) 22:32:35 ID:767rdQV6
ディージェイ(これでミーの勝ちだよ、ミーの勝ち、ミーの勝ち……ダメダメボーイズ達だけにいい格好はさせないよ……だけど、ミーはまだ終わらない……まだまだ、追撃に行っちゃうよ〜!)

ブランカ(う〜ん……まぁ、いいでしょう……相手はコーディ君とガイ君ですからね……ああいった行為も許されるでしょう……まぁ、いいや……)

ディージェイ「あれ……? あれあれ……? どうしたの……? 表情が硬くない……? もしかして緊張してる……? 大丈夫だよ、ミーがリードしてあげるからさぁ……?」ジロジロ


実況「おっと、待て待て……まだ続くのか……? ここで、ディージェイはコーディとガイの顔を覗き込むように見回して……」


ディージェイ「イエーイっ! リラーックスっ!」ルンダルンダ

コーディ「……」イラッ

ガイ「……」イラッ


オー、オーオー

実況「やっぱり踊ったぁ〜! やっぱり踊っていったぁ! ここで、ディージェイは見せつけるように二人の目の前で両腕を大きく振って、踊っていきますっ!」

元「コーディ君とガイ君からしたら、ここまで舐められてると……まぁ、噛みつきたくもなっちゃうんじゃない?」

227名無しさん:2016/02/23(火) 22:46:56 ID:767rdQV6
ーーー


本田「ダァ〜っ! あのアホ、また踊りよったわっ!」

ロレント「……やっちゃいましたねぇ」

ヤムチャ「ディージェイ……バカ……」

本田「アイツはなぁ、自分がやって終わりじゃないと気が済まへんねん……試合でもそういう所が出とる……」

ロレント「言い方変えれば負けず嫌いって事にはなりますけど……」

本田「そりゃ、そういうのは勿論いるけど……ちゃうねんっ! 踊りが余計やねんっ!」

ロレント「ハハハ、ですよね」

ヤムチャ「ディージェイっ……! 試合はしっかりしろよ、お前っ……! 踊るんじゃねぇぞっ……!」

228名無しさん:2016/02/23(火) 22:58:39 ID:767rdQV6
ダン「……ったく、アイツは本当に」

ブランカ「んん〜、ああぁ〜……まぁ、いいや……」

ディージェイ「さぁ、そろそろ試合が始まるかなぁ〜、っと……その前にと……」クルッ


実況「さぁ、ディージェイは両者にクルリと背を向け……そして自軍コーナーの方へと引き下がっていきますっ!」


コーディ、ガイ、マケンナヨー!

コーディ(あぁ、落ち着け……落ち着け……無礼な事は、俺もしたんだし……おあいこだ、おあいこ……)プルプル

ガイ(自分達は、ああいう事をされても仕方ない立場……仕方ない立場……くっ、雑念を振り払え……)プルプル


実況「さぁ、コーディとガイ……二人は今、一体どういった事を思っているのでしょうねぇ!?」

元「イラっとしてると思います」

実況「ならば、その感情を試合で爆発させて頂きたいっ! おっと、場内からも二人にゲキが飛んでおりますっ!」

元「まぁ、頑張ろうよ」

229名無しさん:2016/02/23(火) 23:06:08 ID:767rdQV6
ディージェイ「ヘイヘイ、Mr.ブランカ何時まで噛んでるの? もう試合は始まっちゃうよ? ハーリーアップ、ハーリーアップっ! カモンカモンっ!」グイグイ

ブランカ「……最後ノだんすハ余計ダッタンジャナイカ?」

ディージェイ「ヘーイっ! 何を言ってるんだっ! 踊っていいと言ったのはMr.ブランカだよっ! とにかくカモンっ!」グイグイ


実況「さぁ、ディージェイは自軍コーナーへと引き下がる前に……おっと、エプロンサイドのブランカに近寄って、リングインを急かしていますっ! リングインを急かしているっ!」

元「とにかく、彼もね……リングに入らないと、試合が始まりませんよ」

実況「さぁ、なんとかディージェイがブランカをリング内へと招き入れ……そして今、二人して自軍コーナーの方へと向かっておりますっ! さぁ、そろそろ試合開始になりますかね? ようやく、リング上に選手が揃いましたっ!」

元「長かったね」

230名無しさん:2016/02/23(火) 23:12:29 ID:767rdQV6
ディージェイ「先発はミーだよっ! いいねっ!?」

ブランカ「……それじゃあ、お願いしますよ。気をつけて下さいね」

ディージェイ「勿論さっ……!」


実況「さぁ、元さん、この一戦どうなりますかねぇ? 先発で出てくるのは……ディージェイですかね!?」

元「え〜っとね、やっぱりコーディ君、ガイ君からしたらこの辺の相手は……なんていうのかな? ある意味、定石が通用しない相手だとも見て取れるんだよ」


コーディ「……じゃあ、俺からいくよ。下がっていてくれ」

ガイ「……あの人、ヤバい人なんだから気をつけろよ?」

コーディ「……あぁ、わかってる」


コーディ、マケンジャネェゾー!

実況「さぁ、対するは……コーディですか!? 先ずはコーディが出てきました。ガイは引き下がりますっ!」

元「本当、自由気ままやってる部分が多いからねぇ……応用力……みたいな所が試されるんじゃないの? ある意味、うってつけの相手ではあるね」

実況「確かに……手の内が読めない相手にも、自分の力を見せつけていくという事も必要になってきますっ! ましてや、入場時にディージェイに見下されるような行為を行われたコーディとガイっ! ここは力を見せていきたいっ!」

231名無しさん:2016/02/23(火) 23:18:45 ID:767rdQV6
ダン「両者中央へっ!」

コーディ「はいっ……!」

ディージェイ「……オーケーっ!」


実況「さぁ、第一試合……コーディ・ガイ組対ブランカ・ディージェイ組……いよいよ試合開始ですっ! リング中央に両者が寄りますっ!」


ダン「それじゃあ、ゴングを鳴らせ、ゴングをよぉ! 試合スタートだっ!」


カーン


実況「さぁ、戦いの鐘の音が場内に響き渡りましたっ! コーディ・ガイ組対ブランカ・ディージェイ組っ……! 先ずは、コーディ対ディージェイからスタートですっ!」

232名無しさん:2016/02/23(火) 23:25:45 ID:767rdQV6
コーディ「さて……んっ……?」

ディージェイ「トゥ、トゥ、トゥルー……ダバダ、ダッダッ、ダラッタ〜……フン、フン、フフン〜……」


実況「さぁ、試合開始と同時に……んっ……? あっ……? おっとっとっとっ!?」

元「……いきなりか」


ディージェイ「トゥ、トゥル……ンッン〜、ダッタッタラ〜……ルルルル、トゥッ、トゥッ、トゥル〜……」

コーディ「え〜っと……どうしたら……」


実況「試合開始と同時に、ディージェイは華麗をステップを始め……おぉ〜っと、踊り始めましたっ! いきなり踊り始めましたっ!」

元「彼はなんだ……? ダンスをしにきてるのか……? んっ……?」

実況「そいつはわかりませんっ……! そいつはわかりませんが、ここでいきなりディージェイはいつものように、踊り始めましたっ!」

233名無しさん:2016/02/23(火) 23:31:00 ID:767rdQV6
コーディ「え〜っと……これは、どうすれば……」チラッ

ダン「構う事はねぇ。こいつはそういう奴だ……おら、攻めろっ……!」ビシッ


実況「いきなり応用力が試される場面が来たと言ってもいいかっ!? さぁ、予想外の行動にレフェリーをチラリと見るコーディっ! しかし、レフェリーはディージェイ……そして、そしてブランカの扱いには慣れているっ!」

元「コーディ君は、あまり当たってないからね……」

実況「気にする事はないとばかりにディージェイを指差していくレフェリーっ!」


コーディ「そういう事なら……」

ディージェイ「ンンンン〜っ! タラララッタタ〜ンっ! ドゥビドゥ、ドゥビドゥ、シャバダバダバ、ダッバ、ダッバ、ダッ!」ルンダルンダ

コーディ「……攻めるぜっ!」スッ


実況「ここはダンス会場ではないっ……! プロレスリングだという事をその身に教えてやれっ! さぁ、ふざけた相手にコーディが距離を詰めていくっ!」

234名無しさん:2016/02/23(火) 23:33:05 ID:5rHpboxo
DJェ……

235名無しさん:2016/02/23(火) 23:34:01 ID:767rdQV6
ディージェイ「来たね……? シュッ……!」ブンッ

コーディ「う、うおおっ……!」


実況「おっとっ! ここでディージェイの鋭い蹴りィ!」

元「……おぉっ!?」


コーディ「うおっ……! 危ねっ……!」ススッ

ディージェイ「大丈夫、大丈夫……当てる気はないよ〜、でも反応遅かったねぇ……」


オー、オーオー

実況「一歩、距離を詰めたコーディに対して……ディージェイは、下から掬い上げるような鋭い蹴りを見せていきますっ!」

元「ローから入って……ミドルに変化したよ?」

実況「しかし、この場面、コーディも慌てて腰を引きますっ! ディージェイの大振りの蹴りは空を切ったっ!」

236名無しさん:2016/02/23(火) 23:39:50 ID:767rdQV6
コーディ(怖ぇ……マジ、怖ぇ……)

ディージェイ「トゥル、トゥトゥトゥ……ダバダバダバダバ〜」ルンダルンダ


実況「距離を詰めたが……再び、その距離が開いたぁ! また両者の間に間合いが開きますっ! そして……ここで、ディージェイが再び踊り始めるっ!」

元「おいおいおいおい」


コーディ(ふざけた人だけど……この人は、マジ物だろ……? おいおい……今ので加減してるのかよ……?)

ディージェイ「ンッン〜! シャバダバダッダッダ〜ン……んっ……? あれ……? どうしたの、こないの……?」ルンダルンダ

コーディ(マジかよ……? 俺からいくの……? これ、マジで俺からいくの……?)


実況「出鼻を挫かれた……とでも、言えばいいでしょうかね? 自由気ままに踊っているディージェイではありますが……コーディが近づくと一転っ! 鋭い蹴りを見せていきましたっ!」

元「……離れるとまた踊ってるけどね」

実況「コーディも鋭い蹴りに、驚いている模様ですっ!」

237名無しさん:2016/02/23(火) 23:44:41 ID:767rdQV6
コーディ、ビビルナー

ダン「……コーディ、ビビんじゃねぇ。ほれほれ、いけいけ」ビシッ

コーディ(マジかよ、ちくしょう……)


実況「さぁ、コーディ……ここは気をとりなおしていきたいですねぇ?」

元「そうですね。尻込みしてるようじゃ……ねっ……?」


クスクス……クスクス……

コーディ(あ〜っ……! なんだよ、これっ……! だって、あの蹴り……ビビるでしょうっ……!?)

ディージェイ「ヘイヘイヘ〜イ……!? どうしたの、プロレスするんじゃないのっ!? このままじゃ、ミーのダンスタイムになっちゃうよ! カモンカモンっ!」ルンダルンダ

コーディ(あ〜、ちくしょうっ……! 俺から、行かなきゃいけねぇのかよ……くそっ……)

238名無しさん:2016/02/23(火) 23:47:00 ID:767rdQV6
コーディ、ビビンナー

ダン「お前がビビってる事、もうとっくにバレてんぞ……? おら、攻めろっ……! 根性見せろや、コーディっ……!」

コーディ「ああぁっ……! くそっ……!」ダダッ


実況「さぁ、ここでコーディ腹をくくったかっ……!? 再び、ディージェイに近づいて……」


ディージェイ「……シュッっ!」ブンッ

コーディ「……くああっ! 来たっ!」


実況「おぉ〜っと、しかしまたここでディージェイの鋭い蹴りィ!」

元「おぉっ」

239名無しさん:2016/02/23(火) 23:53:14 ID:767rdQV6
コーディ「避け……」スッ

ディージェイ「ストップ……当たっちゃうかもしれないや……」ピタッ


実況「再び、腰を引くコーディっ……! あっ、待てっ!」


ディージェイ「ヘイヘイ、イヤッホオオォォッ!」ググッ

コーディ「……えっ?」


実況「ここで、蹴りが変化しましたっ! ミドルキック気味だった蹴り……その足が高く上がり……!」


ディージェイ「……よっとっ!」ブンッ

コーディ「……あ、ああっ」


オー、オーオー

実況「そのまま、かかと落としへと変化しましたぁ!」

元「お〜、お〜、お〜、器用な足だねぇ」

実況「しかし、ここは間一髪っ! コーディはバックステップでかわしたかっ!? ディージェイの踵はコーディの顔面寸前っ……! 空を切っていったぁ!」

240名無しさん:2016/02/23(火) 23:57:59 ID:767rdQV6
ディージェイ(危ないなぁ……ちゃんと避けてよねぇ……怒られるのは、ミーなんだから……)

ガイ(……見えなかった、うん)

コーディ(やべぇ、心折れそう……この人との試合……マジで心折れそう……)


実況「さぁ、なんとか攻めていきたいコーディではありますが……しかし、ディージェイ間合いに近寄らせてはくれませんっ!」

元「そうですね。あの蹴りを掻い潜って……間合いに入っていかなきゃいけないからね」

実況「鋭い蹴りによって、近寄らせてもらえないコーディっ!」


ディージェイ「イェーイっ……! ドゥビドゥビドゥバ、シャバドゥビ、ダッバダッバダッバっ!」ルンダルンダ


実況「距離を詰めたいコーディではありますが……一歩近づけば、鋭い蹴りの餌食になりかねないっ! そして、そこから更に一歩離れれば……ディージェイはあのように、ダンスを始めますっ!」

元「試合前のディージェイ君の行為……ただの自信過剰ってワケではなさそうですね」

実況「ディージェイもまだまだ手は抜いていると言った所かっ!? 鋭い蹴りを見せつけ、コーディの心を折っていきますっ!」

元「いやいや、そんなに早くは折れないでしょう」

241名無しさん:2016/02/23(火) 23:58:38 ID:767rdQV6
今日はここまで

242名無しさん:2016/02/24(水) 00:04:30 ID:iTTLuBCY
乙です
まぁ手加減してるとはいえ、世界トップレベルの格闘家の蹴りだしなぁ
コーディ達が心折れるのはしょうがない。ただ、ここで根性見せないと一皮むけないだろうし、頑張ってほしい所

243名無しさん:2016/02/24(水) 00:06:57 ID:2uphkot2


ディージェイ、ノリノリだな
お客さんの空気も悪くないし、ここまでは成功かな
コーディ、ヒルムナー!

244名無しさん:2016/02/24(水) 00:15:04 ID:QyToCth6
このDJの本気食らってケロッとしてるんだから、ほんとDB世界の住人は次元が違うなw

245名無しさん:2016/02/24(水) 00:17:23 ID:c3VxRQhQ
やっぱこんなのヤムチャしか相手出来ねえだろうなあ

246名無しさん:2016/02/24(水) 00:39:51 ID:MrPXXyJs
乙乙
DJ が自分で強いというのも之は無理の無いことだったんやな

247名無しさん:2016/02/24(水) 00:39:59 ID:US8L67mU
DJの1番ダメなところが思いっきり出ちまってる…orz
今すぐにどうこうできる問題ではないがレスラー同士の信頼関係がゼロじゃ相手の技に飛び込めないよなぁ

打撃だから余計に読めないし

248名無しさん:2016/02/24(水) 00:42:59 ID:c3VxRQhQ
直撃したら大怪我しそう
ディージェイ手加減しててそれなんだろうか

249名無しさん:2016/02/24(水) 00:46:26 ID:q3At3kzw
誰かディージェイに加減を教えるべきだろ
このままじゃ若手がみんな潰されちまう

250名無しさん:2016/02/24(水) 01:31:38 ID:/6j50IKg
ディージェイが相手によって調整するとは思えないし、
ダルシム、ブランカあたりで何とかさばける程度の蹴りなんじゃないの?

初顔合わせでもあるまいし、根性みせろ若手勢

251名無しさん:2016/02/24(水) 05:17:41 ID:xsmqzXLs
乙っした
DJさすがだな
コーの反応見て踵落しに切り換える
これで加減出来ればぶち当てるシーンも作れるのに…

252名無しさん:2016/02/24(水) 06:00:15 ID:.3idgz9g
こういういわゆる「カタい」選手はプロレスさせてちゃいかんよ・・・
ベガ様ちゃんとしつけないとほんと若手がダメになるぞ
本田が嫌うのも無理ないよなぁ

253名無しさん:2016/02/24(水) 06:59:18 ID:Zbk9yvFY
乙!
ディージェイ相手だと、解ってるのか解ってないのか解らないから恐いわな

254名無しさん:2016/02/24(水) 08:26:43 ID:veS0nEIY
一応当たっちゃうかもってところで避けやすいかかと落としに切り替えてるし、挑発しつつ痛打を当てず、
それで若手が挑戦していく構図が出来てるしいいんじゃないかな?と思った

255名無しさん:2016/02/24(水) 09:35:37 ID:8qYmFiEM
DJも初期のヤムチャみたいに綿密な打ち合わせした方がいいんじゃないかとジミーさんに聞きたくなる

256名無しさん:2016/02/24(水) 10:32:07 ID:3jixXm/6
元格闘家の鳴り物入りは嫌われやすいって聞いた事あるけど、なるほど、こう言う意味もあるんだね
こら嫌だわw

257名無しさん:2016/02/24(水) 12:26:17 ID:VXwI2Eao

コーディー頑張れwww
ちょっとだけでも事前に打ち合わせっつーか、コミュニケーション取っておけば良かったかもな

258名無しさん:2016/02/24(水) 20:20:44 ID:c3VxRQhQ
女子部の試合前に怪我人とか出してやばい空気にするなよ

259名無しさん:2016/02/24(水) 22:00:36 ID:LlDKMsRc
コーディ、ヒルムナー

ダン「……大丈夫だっての、いけっての。ゴー、ゴー」

コーディ(あぁっ……くそっ……皆して煽って……くそっ……)

ディージェイ「トゥトゥッ、トゥルー……ドゥビドゥ、ドゥビドゥバ、シャバダバダッタラッタン〜!」ルンダルンダ


実況「一歩っ……! その一歩が近いようで遠いっ! 今はああやって、踊ってはいますが、その間合いに近寄ると鋭い蹴りがコーディを襲うっ!」

元「なんとか掻い潜っていかないといけないからね」


ダン「……何やってんだ、コーディ。大丈夫だから、根性見せろ」

コーディ(本当に大丈夫なのかよ……おいおい、でも俺がいかないと試合進まないし……)

ダン「……行けっ!」

コーディ「だああぁぁっ……! くそっ、行くしかねええぇぇっ……!」ダダッ


イケー、コーディー

実況「しかし、臆病風に吹かれていては勝利の女神は微笑まないっ! さぁ、コーディっ! 三度、ディージェイの間合いへと入っていくっ!」

260名無しさん:2016/02/24(水) 22:06:25 ID:LlDKMsRc
コーディ「うおおおぉぉっ……!」

ディージェイ「来たねっ……! シュッ……!」ブンッ


実況「しかし、再びディージェイの鋭い蹴りィ!」


ディージェイ「……これは、本当に来るヤツだからね。ミーはわかってるよ。でも、当てちゃうよ」スパーンッ

コーディ「……痛っ!」


実況「お〜っと、しかしここはコーディ、果敢に前へっ! ディージェイの鋭い蹴りは、コーディの太腿辺りにヒットしたかっ!? 鋭い音が鳴り響きますっ!」

元「もう一歩っ!」

実況「しかし、太腿に打たれながらも……コーディはディージェイへと突っ込んでいくっ!」

261名無しさん:2016/02/24(水) 22:09:51 ID:U6N1c7Vo
手加減はしてるようで何より

262名無しさん:2016/02/24(水) 22:12:18 ID:LlDKMsRc
コーディ「……オラっ! 取ったぞっ!」ガシッ

ディージェイ「……ワーオっ!」


オー、オーオー

実況「ディージェイの至近距離まで突っ込んでいったコーディは、そのまま蹴りを打ってきた右脚を掴みますっ! 両腕でがっちりと掴んでいったぁ!」

元「よしっ!」


コーディ「とりあえず……」ググッ

ディージェイ「おっ……おっとっとっと……」ヨロヨロ

コーディ「……倒れろっ!」ググッ

ディージェイ「お、お〜っと……んだっ……!」バターンッ


オー、オーオー

実況「コーディはディージェイの右脚を抱えたままその身体を押し込んでいき……おっと、そしてディージェイの身体を自身の身体ごと押し倒していくっ!」

元「いいね」

実況「ここはコーディ、テイクダウンへと持ち込んでいきましたっ!」

263名無しさん:2016/02/24(水) 22:18:54 ID:LlDKMsRc
コーディ(お、おおっ……よかった……今のはガチのヤツじゃなかった……よしよし……)

ディージェイ「……ヘイっ!」ガシッ

コーディ(あっ、そうだ……一息ついてる暇はねぇんだ……おっとっ……!)ガシッ


実況「さぁ、コーディが上、ディージェイが下っ! ここは、蹴りを受けつつも距離を詰め、テイクダウンへと持っていったコーディっ!」

元「そうだね、グラウンドだったら、蹴りは打てないよね」

実況「すかさず、脚から手を離し、ディージェイの頭部へと腕を回していくコーディっ! しかし、ディージェイも下からコーディの頭部へと腕を回し……自身の身体に押し付けるようにしていますっ!」


コーディ(ふう、大丈夫だ……最後の蹴りは俺にも見えたし……一応加減はしてくれてるみたいだな……よしよし、これでいいこれでいい……)

ディージェイ「ミーは、まだまだいっちゃうよ〜っ!」グイッ


実況「あっと、しかしここで下にいるディージェイが高く両足を突き上げましたっ!」

元「おっと、足癖が悪いっ! それとも、器用なのかな?」

264名無しさん:2016/02/24(水) 22:27:45 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「ノーファンキーボディシザーズ仕掛けるよ〜! ヘイヘイヘ〜イっ!」ググッ

コーディ「……うおっ」

ディージェイ「え〜っと……こっちに転がればいいんだよね……? よいしょっと……」コロン

コーディ「……おおっ」コロン


実況「下からコーディの腹部を両足で挟み込み圧迫していくディージェイっ! その器用な足を上手く使っていくっ! そして、そのまま横に半回転して体勢を替えていくっ!」


ディージェイ「え〜っと……ここから、サイドポジション……サイドポジションだったな……こっちだ……」ズリズリ

コーディ「くっ……おおっ……」


実況「テイクダウンへ持ち込まれたディージェイではありましたがっ! その器用な脚はここでも生きてきますっ!」

元「そうですね」

実況「ここは、ディージェイ、ボディシザーズでコーディの腹部を捉えましたっ! さぁ、ディージェイはそのまま体勢をズラしていき……サイドポジション気味へと移行しましたっ!」

265名無しさん:2016/02/24(水) 22:35:06 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「イエスっ……! これで、反撃受けないポジションに来たよっ! だけど、ファンキーじゃないねっ!」ググッ

コーディ「くっ……おおっ……」


実況「さぁ、ディージェイがボディーシザーズでコーディの腹部を圧迫していくっ! ここは、ジワリジワリと痛めつけていこうと行った所でしょうか!?」

元「そうですね」


コーディ「くっそっ……舐めるなっ……!」ガシッ

ディージェイ「……んっ?」


実況「おっと、しかしコーディはその胴回りに回されていたディージェイの左脚を……ここで掴んだかっ!?」

元「……おっ?」

266名無しさん:2016/02/24(水) 22:40:01 ID:LlDKMsRc
コーディ「離せこの野郎っ……! はああぁぁっ……!」ググッ

ディージェイ「オーノーっ……! オーマイガーっ……! 痛いよ痛いよ、やめてくれよっ……!」ジタバタ


オー、オーオー

実況「おっと、そして今度はディージェイが悶えるっ! 悶えていきますっ! ここはコーディ、ディージェイの脚を極めていきましたっ!」

元「おっ、アキレス腱固めだ」


コーディ(えっ……? いや、そんなに極めてないつもりなんだけど……)ググッ

ディージェイ「オーノーっ……! 痛い痛い痛いよっ……! 死んじゃうよっ! ミーは死んじゃうよっ……!」ジタバタ

コーディ(……オーバーすぎねぇか、おいおいおい)


オー、オーオー

実況「ここはコーディも負けてはいられませんっ! すかさず、ディージェイの脚を取り返していくっ!」

元「ディージェイ君は足が器用な選手だからね。これは結構効果があるんじゃないの?」

267名無しさん:2016/02/24(水) 22:46:20 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「痛いよ、このファッキンボーイっ……!」ググッ

コーディ「……オーバーなんだよ、この野郎っ!」


実況「さぁさぁ、先ずはその足へと狙いを定めたか、コーディっ! あっと、しかしここでディージェイは足を極められつつも、なんとか上体を起こしていくっ!」


ディージェイ「う、う〜……ぬぬぬぬっ……! よいしょ、よいしょ……」ズルッ

コーディ「あぁっ……!? なんだぁ……!? 何やろうが締め付けるのは、やめねぇぞっ……!?」


実況「さぁ、上体を起こしたディージェイはこの場面……なんとか、コーディの下から右脚を引き抜こうとしていると言った所かっ!?」

元「そうですねぇ、ここで早めに対処しないと、あの鋭い蹴りが打てなくなっちゃう可能性すらありますからね」

268名無しさん:2016/02/24(水) 22:53:53 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「う〜、ぬぬぬぬぬっ……! やったっ、抜けたっ……!」スポッ

コーディ「……んっ?」


実況「さぁ、そしてここでディージェイの右脚がコーディの身体の下から引き抜かれたっ! しかし、左脚は依然締め付けるられているっ!」


ディージェイ「狙って、狙って……よ〜く、狙って……3……2……1……」スッ

コーディ「……んっ?」


実況「さぁ、ディージェイは引き抜いていった右脚をコーディの顔面の方へと向けて……狙いを定めて……」


ディージェイ「……ファイア」ゴスッ

コーディ「……いでっ!」


実況「おぉ〜っと、コーディの顔面を蹴りつけていきますっ! 踵をコーディの顔面に一度ゆっくりと押し付けて……そして蹴飛ばしていくっ!」

元「ハハハ、足癖が悪い」

269名無しさん:2016/02/24(水) 22:58:38 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「オーケー、ワンモアっ……! 狙って……狙って……3……2……1……」スッ

コーディ「……くっ」

ディージェイ「……ファイア」ガスッ

コーディ「も〜う……痛っ……!」


実況「ここはディージェイ……自由な右脚でコーディの顔面を蹴りつけていくっ!」


ディージェイ「ヘイヘイ、ワンモアっ! 狙って……狙って……3……2……1……」スッ

コーディ「しつけぇぞ、オラっ! だったら、こっちも締め付けてやるっ! うおおおぉぉっ!」

ディージェイ(あっ、あっ! おっと、ダメだっ……! これ、喰らわなきゃダメなヤツだっ……!)

270名無しさん:2016/02/24(水) 23:03:48 ID:eITs5KqI
お……?

271名無しさん:2016/02/24(水) 23:03:56 ID:LlDKMsRc
コーディ「……うるあああぁぁっ!」

ディージェイ「……オーマイガーっ!」バターンッ


オー、イイゾー、コーディー

実況「おぉ〜っと、しかしコーディも黙ってやられているだけではないっ! 大きく大きく声を張りつつ、ディージェイの左脚を強く締め付けていくっ!」

元「そうだね、左脚を取っているって状況は変わってないんだからね」

実況「ここで、ディージェイの身体に痛みが走るっ! おぉ〜っと、再び持ち上がっていた上体がマットへと倒れたぁ! 打ち付けられたぁ!」


ディージェイ「ノーっ……! オーノーっ……! 死んじゃうっ……! 死んじゃうよっ……!」ジタバタ

コーディ(……オーバーだっての、もうっ!)

ディージェイ「……ファッキンっ! 離せっ! 離せっ!」ガスガス

コーディ「痛っ……痛っ……」


実況「強く締め付けられ悶えるディージェイっ! しかしコーディは離さないっ!」

元「そうだね、グラウンドに持ち込んだ事によって、少しばかりコーディ君優位になってきたんじゃない? この流れは逃したくないよね」

実況「あ〜っと、しかしディージェイ抵抗していくっ! ダウンした状態ながらも……右脚でコーディの頭部を蹴っているっ! 蹴りつけているっ!」

272名無しさん:2016/02/24(水) 23:09:39 ID:LlDKMsRc
ディージェイ「……ヘーイっ! 離してもらうよっ!」ガスッ

コーディ「……ぐあっ!」パッ


実況「あっと、しかしコーディの手が離れたかっ!? 捉えていた左脚から手が離れたかっ!?」

元「まぁ、あれだけガスガス蹴られたらねぇ……でも、ダメージは与えていったんじゃないの?」


ディージェイ「ヘイヘイ、今日はスロービート……スロービートでいかなきゃいけないんだよ……ふう……」ググッ


実況「ここで上体を起こして一息つくと言った感じのディージェイっ!」

元「踊ってる余裕は……なくなっちゃったんじゃないの?」

実況「あぁ、なくなりましたねぇ。ハハハ」

273名無しさん:2016/02/24(水) 23:16:36 ID:LlDKMsRc
コーディ「よしっ……! まだまだいくぜっ……!」ムクッ


オー、オーオー

実況「あっと、しかしここはコーディの立ち上がりが早いっ! 早いぞっ!? ディージェイとは対照的に、こちらは間髪入れずに立ち上がっていくっ!」

元「おっ、いいねぇ。やっぱり勢いがなくちゃね」


コーディ「ヘバってんじゃねぇぞ、オラオラオラっ……!」ズガズガ

ディージェイ(ミーが待ってあげてるんだよっ……! ファッキン、調子に乗るなっ……!)


実況「さぁ、そしてコーディは上体を起こして一息ついているディージェイに近づいていきますっ!」

元「うん、ガンガンいこう」

274名無しさん:2016/02/24(水) 23:21:36 ID:LlDKMsRc
コーディ「うるあっ……!」ガシッ

ディージェイ「……くっ!」


実況「さぁ、ディージェイへと近づいていったコーディは、そのままディージェイの頭部に腕を回し……ここはヘッドロックの体勢へと捉えていきますっ!」

元「いいよいいよ」


コーディ「絞りあげるぜっ……!」ギリギリ

ディージェイ「オウ、オウ……オーマイガー……頭が……割れそうだよ……」ググッ


実況「さぁ、そのまま力込め……ヘッドロックっ……! ヘッドロックでディージェイの頭部を締め付けていきますっ!」

元「こういう風にピタリくっつけば蹴りとかは……ディージェイ君も使えないよね」

実況「上手く、ディージェイの間合いになる事を避けているコーディと言った所でしょうか!? あっと、しかしディージェイもなんとか立ち上がっていきますっ! 頭部を締め付けられながらも……立ち上がっていくっ!」

275名無しさん:2016/02/24(水) 23:30:09 ID:LlDKMsRc
ガイ「……」

ブランカ(ガイ君……煽ってもいい場面ですよ……?)


実況「両軍、パートナー……ここは、まだ動き見せませんっ!」

元「まぁ、まだ出てくるような場面じゃないんじゃない?」

実況「ここは両軍共に、先発の動きに期待すると言った所でしょうか。だた、ブランカに関しては、そもそもそういった事を考えてるのか……これ、わかりませんけどね?」

元「ハハハ、彼はわかんないねぇ」


コーディ「オラっ……リング中央に運んでやるよっ……!」グイグイ

ディージェイ「オウ……オウ……引っ張るんじゃないよ……」


実況「さぁ、コーディは……ディージェイ身体ヘッドロックの体勢で捉えたままリング中央へと運んでいきますっ!」

元「そうですね、リング中央で仕掛けた方がいいですね。ロープからも遠いですし」

276名無しさん:2016/02/24(水) 23:30:52 ID:LlDKMsRc
今日はここまで

277名無しさん:2016/02/24(水) 23:33:41 ID:N6yO8Tv2
乙乙
DJ頑張ってるようで何より

278名無しさん:2016/02/24(水) 23:37:02 ID:/Psm9GhI


ディージェイが先輩っぽい…プロレス歴は逆の可能性もあるけど
もうベガ戦が尾を引いているという感じはない…はず

279名無しさん:2016/02/24(水) 23:45:36 ID:CsWJAimg
おつ
ディージェイが若手潰してしまうって声あったけど
ディージェイはゆっくり自分の特性にあったスタイル見つけてきてて成長してると思うなあ
今まで言われたことも実践してるっぽいし
逆にコーディとガイが試合前にディージェイをナメすぎてたのが駄目だわ
確かにプロレスが下手だとしても客観的に見ればコーディとガイとそこまで変わらんだろうに
いつの間にか上からの目線になって結果ビビった
格闘のセンスある分いつ抜かれるかわからん相手と自覚しなきゃ

280名無しさん:2016/02/24(水) 23:58:21 ID:45QDNL9s
おつ
ディージェイもいろいろ練習してたんだな
何とかキレずにいい試合を作ってほしいもんだ

281名無しさん:2016/02/25(木) 00:00:04 ID:zgRs7HDk
ディージェイ成長してるじゃん
最初のガチキックのところだけで今回も駄目だと思ったが、これなら第二試合はやっていけるな

282名無しさん:2016/02/25(木) 00:13:05 ID:9gRfF5YQ
ディージェイはヤムチャと絡んでなくても面白いな

283名無しさん:2016/02/25(木) 00:16:37 ID:Sspe4PWs
それでも相手が信用できないプロレスするDJはまだまだだろ
もっと信頼があるならいいけどさ
打撃はまだしも投げは怖くて食らえないぞ

284名無しさん:2016/02/25(木) 00:19:51 ID:qHDmRGnQ
乙!
コーディ、ガイ組の成長も見れるか

285名無しさん:2016/02/25(木) 04:25:24 ID:5c63muNg
出だしは最高の出来じゃないかな?
ここからがコーディ、ガイの頑張りどころ。頑張れ頑張れ!
DJ凄いぞ!その調子だ!

286名無しさん:2016/02/25(木) 05:01:35 ID:c8kc7Rmg
乙っした
DJプロレスしてるじゃん
相手が信用出来ない言うけど単にコーがビビりなだけのようにも見える
DJヤムチャとストプロには豊作な年になるかもな

287名無しさん:2016/02/25(木) 11:06:50 ID:yjqRKD.o
そりゃ、へんな所にスコッっと入っちゃったら試合止まるし、相手の考えが読めなきゃビビる
試合の作り方はかなり成長してるし、意志伝達の方法を学べば更によくなるでしょ

288名無しさん:2016/02/25(木) 21:59:40 ID:QIcAr8G.
コーディ「オラ、オラオラっ……!」ギリギリ

ディージェイ「オーノーっ……! 頭が……頭が割れちゃうよ〜!」


実況「さぁ、リング中央でガッツリとディージェイの頭部を脇に抱え、そして締め付けていくコーディっ!」

元「いいですよ」


ディージェイ「オウ……だけど、ミーも負けちゃいられないよ〜! ヘイっ……!」ガシッ

コーディ「……んあっ?」


実況「おっと、しかしここはディージェイっ! ヘッドロックに捉えられつつも、そのままコーディの胴回りを掴んでいくっ! 胴回りに両腕を回すっ!」

元「……おっ?」


ディージェイ「ファンキーバックドロップっ……! 受けてもらうよ〜! ヘイヘ〜イっ!」ググッ

コーディ「……バックドロップかっ!」


実況「おぉ〜っと、そしてここは……そのままコーディの身体を投げていこうと言った所かっ!? ディージェイはここで一旦、身体を屈め……そして伸びる勢いを利用しながら……」

元「バックドロップですかね?」

289名無しさん:2016/02/25(木) 22:10:01 ID:QIcAr8G.
コーディ「うおおおぉぉっ! させねぇっ! んんんっ……!」ググッ

ディージェイ「……オウっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っとっ! だがしかし、コーディそれをさせないっ!」

元「おっ? 堪えたよっ!?」

実況「ここは、大きく声を張り上げながらコーディはディージェイの持ち上げようとしていったタイミングに合わせて、大きく踏ん張り堪えていきますっ!」


コーディ「させねぇんだよっ……! うるあああぁぁっ!」ギリギリ

ディージェイ「オウ……オーノーっ……! ミーのファンキーバックドロップがっ……!」


実況「そして、再び気合をいれてディージェイの頭部を締め付けるコーディっ! ここは堪えましたっ! ヘッドロックで締め続けますっ!」

元「うん、タイミング合わせて上手く対応したね」

290名無しさん:2016/02/25(木) 22:18:05 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「オ、オウ……ミーは諦めないよっ……! ファンキーバックドロップ……」グイッ

コーディ「……させねえええぇぇっ!」ググッ

ディージェイ「ノーっ……!」


オー、オーオー

実況「しかしここはディージェイも、もう一度仕掛けようと試みるっ! あっと、だがしかしっ……!」

元「おっ、いいよいいよ。腰落とそう、腰落とそう」

実況「コーディも踏ん張るっ! 堪えていくっ! ここで、コーディは少し腰を落として重心を安定させていくっ!」


コーディ「うおおおぉぉっ……! 締め上げるぜええぇぇっ……!」ギリギリ

ディージェイ「オーウっ……! ノーウっ……! 頭がっ……頭が割れちゃうよおおぉっ……!」

コーディ(……う〜ん、うるさいなぁ)


イイゾー、コーディ

実況「さぁ、そしてここで、より一層力を込めてディージェイの頭部を絞り上げていくコーディっ! お〜っと、ここは抵抗するディージェイを力技で封じていくますっ!」

元「いや〜、いいんじゃない? 今の所、コーディ君いいんじゃない?」

291名無しさん:2016/02/25(木) 22:27:20 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「ノーっ……! オーノーっ……! 頭が……頭が割れちゃうよっ……!」

ダン「おい、どうするディージェイ!? ギブアップかっ!?」


実況「重心を低くして……そしてあれだけの力で絞りあげればディージェイもそう簡単には投げられはしないでしょうねぇ!?」

元「そうだね、うんうん」

実況「苦しむディージェイっ! さぁ、そんなディージェイに今レフェリーが確認を取りに来ましたかね!?」


ディージェイ「キブアップ……!? するわけないでしょ、バカちんがっ……!」

ダン「……うるせ、形式的なもんだよ、バーカっ!」

ディージェイ「ヘイヘイヘイヘイ……投げがダメなら……ヘーイ、ヘーイっ!」グイグイ

コーディ「おっ……? おっとっと……!」ヨロヨロ


実況「おっと、しかしここはディージェイも切り返してくるかっ!?」

元「そうだね。バックドロップ辺りで返したいんだろうけど……コーディ君が、そこは上手くやってるからね……」

実況「ここは、踏ん張っているコーディの体勢を一度崩しにかかりますっ! ヘッドロックに捉えられつつも……その身体を、押し込んでいくっ! ロープ方向へとグイグイと押し込んでいくディージェイっ!」

292名無しさん:2016/02/25(木) 22:37:51 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「ヘイヘイ、ロープまで押し込んで……イエーイ、ゴールっ!」ググッ

コーディ「……うおっとっ!」


実況「リング中央で捉えられていたディージェイだが、ここは身体を押し込み押し込み、ロープ方向まで追いやっていきますっ! さぁ、コーディの身体がロープに触れたっ!」


ディージェイ「そ〜れ〜で……この勢いのまま……ヘーイっ! いってらっしゃ〜いっ!」ブンッ

コーディ「う、うおおっ……!」ダダッ


実況「一度ロープの反動を利用して……おっと、そのままコーディのか身体を、逆側へのロープへ振っていくディージェイっ! おっと、頭部を締め付けていたロックは外れ、コーディがロープへと走ったぁ!」

元「ロープの反動を利用をしてきたね」


ディージェイ「はぁっ……もう、なんと言うか……なんと言うか……」スッ


実況「ロープに振られたコーディを尻目に、ディージェイはリング中央へと移動していきますっ! 少々、頭部抑えていますかねぇ!?」

元「結構、締め付けられてたからねぇ」

293名無しさん:2016/02/25(木) 22:42:52 ID:QIcAr8G.
コーディ「……くっ!」ダダッ

ディージェイ「ヘーイっ! アーユーオーケーっ!?」パンッ


実況「さぁ、ロープの反動によってコーディの身体が帰ってきたぁ! そして、リング中央まで移動したディージェイは気持ちを切り替えるかのように、一つ手を打ち鳴らすっ!」


ディージェイ「ヘーイっ……! いくよっ……!?」シュルッ

コーディ「うおっ……!」


実況「さぁ、返ってたコーディの身体っ! その左脇下にディージェイは自身の右腕を差し込んでいくっ!」


ディージェイ「せぇ〜のっ……! よっとっ……!」ググッ

コーディ「う、うおおぉっ……!」フワッ


実況「おぉ〜っと、そしてディージェイは身体を半回転させてそのままコーディの身体を持ち上げていくっ! ここは勢いをそのまま利用していったぁ! コーディの身体が浮き上がるっ!」

294名無しさん:2016/02/25(木) 22:46:56 ID:QIcAr8G.
コーディ「……ぐわあああぁぁ!」ドシーンッ

ディージェイ「オーケーっ! ようやく、ミーの技が決まったねっ!」


実況「コーディの身体がフワリと浮き上がり、一回転してマットへと落ちるっ!」

元「アームホイップ決めてきたね」

実況「ここはディージェイっ! カウンターのアームホイップですっ! 上手くタイミングを合わせて決めてきましたっ!」


コーディ「痛っ……! ちくしょうっ……! だが、まだまだぁ……!」ムクッ

ディージェイ「……あ〜あ」


オー? オーオー?

実況「あっと、待って下さいっ……! しかしここはコーディの立ち上がりが早いっ! 早い早いっ! 一回転してマットに叩きつけられつつも……そのまますぐに立ち上がってくるっ!」

元「おっ、いいね」

295名無しさん:2016/02/25(木) 22:54:12 ID:QIcAr8G.
コーディ「うおおおおおぉぉ……!」ダダッ

ディージェイ(ま〜た来るよ……また来るよ……ずっとこいつのターンだよ……とりあえず、ファンキーなダンス……始めちゃおうっと……)ルンダルンダ


実況「即座に起き上がり、そして正面のロープに向かって走り出すコーディっ! おっと、そしてディージェイは……何やらステップを始めたぞっ!?」

元「んっ……? んっ……?」


コーディ「うおおおおおっ……! いっくぜええぇっ……!」グイッ

ディージェイ「ンッン〜! ジャバドゥビダッタ、トゥットゥトゥ〜! ダバディバダッタラッタラ〜!」ルンダルンダ


実況「さぁ、コーディのロープの反動をつけてディージェイへと即座に向かうっ! そして、ディージェイは……踊り出したのかっ!?」

元「あ〜っと、一撃入れて満足しちゃったのかね……? ダ〜メだよ、気を抜いちゃさぁ」

296名無しさん:2016/02/25(木) 23:01:57 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「ンッン〜! ダバディバ、ドゥビドゥバ、トゥルルラッタラッタ〜ン!」ルンダルンダ

コーディ「踊ってるんじゃねぇっ……! 鬱陶しいんだよ、オラァっ!」ドスッ

ディージェイ「んっ……? お、お〜うっ……!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「踊り始めたディージェイに対して……ここでコーディはドロップキーックっ! ドロップキックを突き刺していきますっ!」

元「ディージェイ君も追撃とかいった方が良かったんだろうけどね」

実況「踊らせはしませんっ……! 踊りは許しませんっ……! リングはダンスフロアではないっ! コーディはディージェイの身体に教えていくっ!」


ディージェイ「お〜っとっとっとと……おっとっとっと……!」ヨロヨロ


実況「おっと、ドロップキックを突き出されたディージェイの身体は……そのまま大きく大きくよろめいて……おっとっとっとっ!」

元「結構、鋭いの入ったからねぇ」


ディージェイ「オーノーっ……! 場外に……落ちちゃううぅ……!」ボトッ


実況「そのまま、ロープ方向まで足が縺れよろけていくディージェイっ! おっと、そしてトップロープの間を潜り抜け……そのまま場外に落ちたかっ!?」

元「おぉ〜っと、落ちたね」

297名無しさん:2016/02/25(木) 23:06:43 ID:QIcAr8G.
ブランカ「でぃーじぇいっ! 大丈夫カッ!?」

ディージェイ「……大丈夫だよ。あ〜あ」ムクッ


実況「これには、エプロンサイドのブランカも、場外に落ちたかディージェイに対して、何やら声をかけていますっ!」


コーディ「よおおぉぉっしゃっ! どうだぁ!」ムクッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここで……? リング上のコーディは大きな声を出しながら立ち上がってくるっ!」

元「今日、気合入ってるよね」


コーディ「俺を舐めるんじゃねぇっ!」ググッ

ガイ「いいぞ、いいぞ、コーディ。お前のペースだ」ググッ

ディージェイ(フン、これだよ……すぐこれだよ……フン、ダメダメボーイズのくせに……)


実況「リング上で立ち上がったコーディは、ここで力強い握り拳を作っていくっ! 少々、コーディに勢いがついてきましたっ! おっと、コーナーに控えているガイも、握り拳を作っているっ!」

元「うんうん、勢い出てきたねぇ」

298名無しさん:2016/02/25(木) 23:11:21 ID:QIcAr8G.
ディージェイ(いい所だけ持っていって……フンっ……!)

コーディ「若手舐めんじゃねぇぞっ! オラ、とっとと上がって来いやっ!」


イイゾー、コーディ

実況「試合開始前は……見下されていたかのような、コーディ達ではありましたが……」

元「そうだね。そういうのは試合の中で……見せつけていかないとね」

実況「試合が始まればコーディのペースと言った所かっ!? リング上のコーディも気合いに満ち溢れているっ!」


ディージェイ(Mr.本田や、Mr.ブランカだったら、ミーはもっと好きに出来るのに……う〜ん、でも今日の相手はダメダメボーイズ……う〜んっ……う〜んっ……!)

コーディ「オラオラ、どうしたどうしたっ!?」

ディージェイ(ミーは何も出来ないよ……こうやって美味しい所だけ取られて……う〜ん……う〜んっ……!)

299名無しさん:2016/02/25(木) 23:14:51 ID:71tjgyR6
ここで踏み止まれなきゃ、これから先一歩も進めないぞw

300名無しさん:2016/02/25(木) 23:17:27 ID:QIcAr8G.
ダン「場外カウント取るぞ〜! 1……」

ブランカ「でぃーじぇいっ! 場外かうんとダッ! 早ク戻レッ!」

ディージェイ「わかってるよ。へいへい」シュタッ

コーディ「……よし、来たな」ズガズガ


実況「さぁ、ここで場外カウントが取られますかね……? あっ、いや大丈夫なようです。ディージェイはエプロンサイドへと上がりますっ!」

元「あっ、でもコーディ君が……」

実況「おっと、ここはコーディ……エプロンサイドに昇るディージェイに向かって、歩みを進めていくっ! ここで近づいていくっ!」


コーディ「……リングイン手伝ってやるよ、よっ!」ガシッ

ディージェイ「……んあっ?」


オー、オーオー

実況「おっと、そしてここでコーディはリングの中から、エプロンサイドにいるディージェイの頭部を……ロープ越しに脇へと抱えたっ!」

元「おっと、ブレーンバスターかな?」

実況「ここは、エプロンサイドにいるディージェイに、コーディはブレーンバスターをねらっているのかっ!? そのままブレーンバスターでリング内へと入れていこうと言った所でしょうっ!」

301名無しさん:2016/02/25(木) 23:24:27 ID:QIcAr8G.
ディージェイ(これ、来るやつかな……? 来ないやつかな……? 多分、来ないやつだよね……うん、だったら……)

コーディ「……いくぞ」

ディージェイ「うるさい、バカ、アホ、ボケ」ドスッ

コーディ「……うぐっ」フラッ


実況「いやっ、あっと、ここはディージェイ、落ち着いて対応していきますかね? 頭部を捉えられつつも、コーディの腹部へとボディブローっ! 打っていきますっ!」

元「おっと、落ち着いてるね」


ディージェイ「……こんな場所じゃファンキーな技は使えないよ。狭いよ」ググッ

コーディ「……お、おおっ」


実況「さぁ、頭を抜いたディージェイっ! そして、ディージェイは両腕で掴んでいたトップロープをセカンドロープへと持ち替え、エプロンサイドで身体を屈めていきますっ!」


ディージェイ「……ヘーイっ! よいしょ〜っ!」ドスッ

コーディ「……どふっ!」


実況「そして、トップロープとセカンドロープの間に身体をねじ込むようにしながら……ショルダータックルっ! おっと、コーディの腹部に自身肩をぶつけていくっ! ここはディージェイ、ブレーンバスターを仕掛けられた所……落ち着いて対応していきました」

元「そうだね、落ち着いているね」

302名無しさん:2016/02/25(木) 23:29:58 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「とりあえず、リングに戻ろうか……ちょっと待っててねぇ〜!」グイッ

コーディ「……お、おおっ」


実況「さぁ、コーディが腹部を抑えている隙に……ここでディージェイがリングインっ! 再び、リングへと戻ってきましたっ!」


ディージェイ「ヘイ、ボーイっ! 今度はこっちだよ〜!」ガシッ

コーディ「……おっ」


実況「そして、ディージェイはコーディの首筋を……背後から掴んだっ! その首筋に手を添えるっ!」


ディージェイ「ヘイヘイ、こっちこっち……カモンカモンっ! それとMr.ブランカっ! トップロープに足を掛けるんだっ! ハーリーアップっ!」ズガズガ

ブランカ「……ワカッタっ!」ガシッ


実況「そのままコーディの身体を押しやり、自軍コーナーの方へと押しやっていくディージェイっ! おっと、そしてここで自軍コーナーサイドのブランカが、トップロープに片足を掛けて待っているっ!」

元「おっと、連携攻撃かな?」

303名無しさん:2016/02/25(木) 23:33:43 ID:QIcAr8G.
ディージェイ「それじゃあ、ぶつかってもらうよ〜! 3……2……1……ドーンっ!」ブンッ

コーディ「……ぐえっ!」ヨロッ


実況「そして、後ろから勢いをつけて、コーディの顔面をトップロープに掛けているブランカの足裏へとぶつけていきますっ! ここは、連携攻撃っ!」


ブランカ「あ〜、いてて……私は君程足が長くないんですから……無茶させないで下さいよ……」ボソッ

ディージェイ「オウ、ソーリー」

ブランカ「ところで、連携攻撃という事は……交代ですか……?」ボソッ

ディージェイ「……交代はしな〜い。まだ、ミーのいい所見せてないでしょ? もう、ちょっとやらせてよ」

ブランカ「わかりました。続けて下さい……」ボソッ

304名無しさん:2016/02/25(木) 23:34:26 ID:QIcAr8G.
今日はここまで

305名無しさん:2016/02/25(木) 23:35:28 ID:UmGUYOUg

DJ連携きめてるやん!

306名無しさん:2016/02/25(木) 23:39:41 ID:L8nuXQaE
成長してるのは分かるが、所々で不安にさせてくるなぁ
若手達はまだ未熟なんだから、ディージェイの思い通りにやると怪我するんだろうな


307名無しさん:2016/02/25(木) 23:41:16 ID:Mrlrpv.A


本田とのタッグで決めた連携攻撃だね
ここからディージェイのターン…コーディやガイと上手く意志疎通出来るか…?

308名無しさん:2016/02/25(木) 23:59:35 ID:Kir3ZtJk
乙乙

309名無しさん:2016/02/26(金) 00:21:26 ID:FH4sUdqU
乙!
なんだかんだでディージェイも色々考えてるようだ
で、コーディの余裕の無さも見えてくる

310名無しさん:2016/02/26(金) 00:40:46 ID:nE1lVwzo
おつおつ

DJ、成長してるのは分かるけど、技を受けたときのリアクションが気になる
ヘッドロックとかでこんなに痛がってるけど大技食らったらもっと痛がったり苦しんだりしなきゃならんのだぞ?
大技食らってもリアクションがあんま変わらなかったらお客さん白けちまうぞ

あ、そもそもコーディとガイって何か大技もってるのかな
大技持ってない若手に対するDJなりの気遣いだったりするのかしら?

311名無しさん:2016/02/26(金) 00:53:20 ID:0fjZjvsk


ちゃんと技を食らうべきところとか、返していいところとか相手の意図を汲んで戦えてるDJに感動した!いいところを全部自分の物にしようとしていた頃とは違うな。プロレスをわかってきている

312名無しさん:2016/02/26(金) 01:11:16 ID:uV7MX7Po
ディージェイがプロレスしてる……‼︎
ブランカさん相当仕込んだんだろうなぁ

むしろ今回はちょっとコーディ達の未熟さが見えてるかな
ディージェイのオーバーリアクションに乗っかる位の図々しさが欲しい
若手組ファイト!

313名無しさん:2016/02/26(金) 02:23:10 ID:ffw0m9LY
ディージェイの技が増えてることに感激や

314名無しさん:2016/02/26(金) 03:55:25 ID:OwAsRoYc
>>310
ガイの大技か…

スモークボm

315名無しさん:2016/02/26(金) 05:04:41 ID:/S2jLqA.
乙っした
ブランカはキャラ立ってるからいいが
ガイはここまで何も無くて大丈夫か?
拳握っただけとか武神流の名が泣くぞぉ

316名無しさん:2016/02/26(金) 09:33:15 ID:GxKGem3w
DJが感じている不満などが、普段
ブランカや本田さんが感じているものだと気が付けば、DJは更に成長できると思います。

317名無しさん:2016/02/26(金) 12:17:17 ID:7Ixs3e6s
>>315
ほんとほんと
ここでのキャラがどんなのかまだわからないけど、実際は忍者なんだからDJの蹴りが見えなかったとか言わないでほしいよね

318名無しさん:2016/02/26(金) 12:27:43 ID:Xr2PtmxY
>ダン「形式的なもんだよ、バーカっ!」

わろたwwwバカって言っちゃった

319名無しさん:2016/02/26(金) 22:00:56 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「ヘーイっ! それじゃあ、いくよっ!」ググッ

コーディ「……うああっ」


実況「さぁ、ディージェイは自軍コーナーサイドにいる、ブランカと一言二言何やら言葉を交わして……この場面、交代はなしかっ!?」

元「そうですね。まだまだと言った感じじゃない?」

実況「そして、顔面を抑えているコーディ側面から近づいていくっ! おっと、そのまま首筋へと両腕を回していくっ!」


ディージェイ「……フライングメイヤーだよ〜っ!」グルンッ

コーディ「……くっ!」ドシーンッ


実況「そしてコーディの身体を前方へと一回転させて転がしていくディージェイっ! ここはフライングメイヤーっ! コーディの身体が尻餅をつくようにマットへと落ちたっ!」

320名無しさん:2016/02/26(金) 22:08:34 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「そして、ファンキーなダーンスっ! イエーイっ!」ルンダルンダ


コーディ、ガンバレー

実況「勿論、踊る事も忘れませんっ! ディージェイもまだまだ余裕と言った所でしょうかっ!?」

元「本当、すぐ踊るよね」


コーディ「あぁ、くそっ……舐めやがって……」

ディージェイ「おぉ〜っと、ダンスだけじゃなくて……プロレスも勿論するよ〜! ヘーイっ!」スパーンッ

コーディ「……ぐあっ!」


実況「おっと、尻餅状態のコーディをディージェイはここで蹴っていきますっ! フライングメイヤーで投げ飛ばし、そしてダンスっ! さらに、キックと流れるような攻撃を見せていきますっ!」

元「……間に余計な物入ってるよ」

実況「……えっ?」

元「ダンスは技じゃないっての」

321名無しさん:2016/02/26(金) 22:14:43 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「ヘーイ、ミーのターンは続くよ〜! イヤッホオオォォッ!」ググッ

コーディ「んっ……? うおっ、ガッ……!」


実況「いやはや、失礼しましたっ! おっと、ディージェイの攻撃はまだ続くか!?」

元「あっ、スリーパーホールドにいったねぇ」

実況「コーディの背後から腰を落とし、そしてその首筋に腕を回していくっ! ここはスリーパーホールドっ! ディージェイがスリーパーホールドを仕掛けてきましたっ!」


ディージェイ「ヘイヘイヘイヘイ、ミーの番だよ〜!」ググッ

コーディ「ガッ……ガッ……」


実況「フライングメイヤー……ダンスっ……! キックっ……! そして、スリーパーホールドと流れるように攻撃を見せて……」

元「だから、ダンスを技に含めるなってのっ!」

実況「おぉ〜っと、失礼っ!」

322名無しさん:2016/02/26(金) 22:23:30 ID:xFvZ2Ggo
ブランカ(いいですよ、いいですよ。そうそう……打撃だけじゃなくてね、そういった技も使っていきましょう)

ディージェイ(うへぇ、気持ち悪い……何で、こんなにもう汗ダクダクなんだよ、ばっちいなぁ、も〜う……う〜ん、もう嫌っ……! 気持ち悪いよっ!)


実況「さぁ、ディージェイもじわりじわりとコーディの体力を奪っていきますっ! スリーパーホールドでコーディを締め付けていくっ!」


ディージェイ「イエーイっ! ファンキーギタータイムっ! 始まるよっ!」

ブランカ(……んっ?)


実況「おっと、そしてここで……ディージェイが何やら言いましたね?」

元「おぉ〜っと、何か言ったね?」

323名無しさん:2016/02/26(金) 22:30:30 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「ヘーイっ……! ウィン、ウィン、ウィン、ウィン……ギュルルルル〜!」ゴシゴシ

コーディ「んあっ……! んあっ……! 何だぁ……!? くっ……!」


実況「お〜っと、ここでディージェイは左腕をコーディの首筋に巻きつけながらも、右腕っ! 肘の部分をコーディの顔面へと押し付け……そして、上下に擦るっ! 擦る、擦るっ!」

元「おっと、少々ダーティな攻撃だ」


ディージェイ「ナナナーナー! ナナナーナー! 汗っかき君、グッバーイっ! ナナナーナー! ナナナーナー!」ゴシゴシ

コーディ「ぐあっ……! ぐあっ……! 何だ、こんなのもあるのか……!?」モガモガ

コーディ、イケー!

ディージェイ(オウ、いいね。場内も湧いてきた。これは、一石二鳥というやつだねっ!)

ブランカ(……また、ダーディな攻撃しちゃって。ダルシムさんが教えたんですかね?)


実況「さぁ、顔面ウォッシュ……とでも言えばいいか? さぁさぁ、ディージェイが右肘をコーディの顔面に擦りつけるっ! そして、コーディは悶えるっ!」

324名無しさん:2016/02/26(金) 22:37:11 ID:xFvZ2Ggo
コーディ、マケルナー!

ダン「余計な事するんじゃねぇっ……! 普通にやってろ、オラっ……!」ビシッ

ディージェイ「違うよ、違うよ、汗が気持ち悪いんだよっ……! だから、ミーは……」ゴシゴシ

ダン「……黙れっ! 今すぐやめろっ! これはマジ物だぞっ!?」ビシッ

ディージェイ「わかったっ……! わかったよ、ヘイヘイっ! ホラ、スリーパーホールドだっ! ほら、オーケー……? オーケー……?」

ダン「オーケーっ……! ったく……」


実況「あっと、しかしこの行為は……ディージェイにレフェリーが近づいてきて、警告していますかねぇ?」

元「うん、反則取られてもおかしくない技ではあるね」

実況「慌てて、顔面を擦るのを中断して、再びスリーパーホールドへと移行していくディージェイっ! ここは、中断していきますっ!」

元「まぁまぁ、その辺のルールは守らなきゃ」

325名無しさん:2016/02/26(金) 22:45:22 ID:xFvZ2Ggo
コーディ、コーディ

コーディ(よし、それじゃあ、そろそろ反撃に打って出るか……ったくっ……!)

ディージェイ「でもね、ミーは正しい事をしたと思うんだ……だって、汗で滑ってツルってなったら、それはそれで……」ブツブツ

コーディ「うるせええぇっ……! 何、ブツブツ言ってやがるっ!」

ディージェイ(あっ、これ……また、来る奴だ……も〜う、出しゃ張り君め……ミーのターンないよっ!)


実況「おっと、しかしコーディもやられたままではないかっ!? ここは大きく雄叫びをあげながら……!」


コーディ「……うるああぁっ! この野郎ぉぉぉっ!」ブンッ

ディージェイ「んっ……? オーウっ!」

コーディ「だああぁぁっ……! らああぁぁっ……! あっ……」ガスッ


実況「尻餅状態ながらも……足を大きく振り上げ、背後にいるディージェイの顔面を蹴りつけていったぁ! ここはコーディも負けてはいないっ!」

元「……おっとぉ」

326名無しさん:2016/02/26(金) 22:51:47 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「……痛っあああっ!」フラッ

コーディ(やべ……変な感じに入っちまった……)

ディージェイ「ちょっと、ちょっと……んあぁ〜、なぁ〜、も〜うっ……!」ベタッ


実況「さぁ、ディージェイの腕が離れ……おっと、そのままヨロヨロと後退して、蹲りますっ!」

元「あったった」

実況「額を抑え、亀状態っ! 亀になるディージェイっ! カウンター気味にヒットしたかっ!? 蹲りますっ!」


コーディ(あっ、やべっ……やっぱり、マジで蹲ってるんじゃねぇの、コレ……? やっちまった……どうするどうする……)ムクッ

ディージェイ「だから……ダメダメボーイズは嫌なんだよ……も〜う……も〜う……」


実況「さぁ、そんなディージェイを尻目に……コーディは立ち上がってくるっ! 立ち上がってきますっ!」

327名無しさん:2016/02/26(金) 22:56:33 ID:xFvZ2Ggo
コーディ(え〜っと、どうするどうする……と、とりあえず……間を取るか……うんうん、え〜っと、間を取ってから……え〜っと、あの人が回復するのを待って……回復……? 回復って何だ……?)ササッ

ダン「お、おい……ディージェイ大丈夫か……?」

ディージェイ「大丈夫、大丈夫……オーケー、オーケー……すぐ立つよ……すぐ立つから……」


実況「あ〜っと、何とかコーディですが……ここは首筋を抑えながら、ディージェイから距離を取り、ロープ方向に移動して……ここは呼吸を整えにかかりますかね?」

元「そ〜うですね……スリーパーホールドとか顔面グリグリとかされてたからね。一つ、間を置くのもいいんじゃないかな?」


コーディ(え〜っと、え〜っと……どうするどうする……やべぇ、やべぇ……どうするどうする……)

ガイ(んっ……? 何か、起きた……?)

ブランカ(……あっちゃ〜、蹴りが入っちゃいましたかね? う〜ん)

328名無しさん:2016/02/26(金) 23:00:50 ID:xFvZ2Ggo
コーディ、イマダー、イケイケ

コーディ(今は……ダメっ……! 今はダメっ……! コレ、今はいけない事情があるんだよ……)


実況「……コーディ、ここはちょっと一歩が出ませんねぇ」

元「まぁまぁまぁ、仕方ない、仕方ない……」


ダン「ディージェイ、いいか……? キレんなよ……? コーディだって、悪気があって……」ボソッ

ディージェイ「キレてないよ……キレてないよ……ミーをキレさせたら、たいしたもんだよ……」

ダン「お、おう……それならいいけど……大丈夫か……?」

ディージェイ「大丈夫っ……! オーケーっ! よし、再開っ!」ムクッ


実況「あ〜っと、そうこうしているうちに……ディージェイが体勢を整えて、立ち上がりましたっ!」

元「仕方ない」

329名無しさん:2016/02/26(金) 23:03:03 ID:1v57Vp6M
長州小力わろた

330名無しさん:2016/02/26(金) 23:06:11 ID:xFvZ2Ggo
ダン「よし、ファイっ!」ビシッ

ディージェイ(全く……気をつけてよね……? 赤くなってないかな……も〜う……)チラッ

コーディ(やっべぇ……睨んでる……キレてる……やっべぇ、どうするどうする……)


実況「さぁ、立ち上がったディージェイは額を抑えつつも、コーディに向かってゆっくりと歩みを進めていくっ!」


ガイ(コーディ……何をボーッとしている……? 様子が変だぞ……)

コーディ(あ〜、え〜っと……え〜っと、えっとえっと……)

ガイ「コーディ、いけっ……! 動け、ホラっ!」パンパン

コーディ(あっ……! そうだ、そうだっ! とりあえず、試合は続けねぇと……!)


実況「ここでエプロンサイドにいるガイは大きく手を叩き、コーディに檄を飛ばしていくっ!」

元「そうだね。コーディ君も、いかなきゃいけないよ」

331名無しさん:2016/02/26(金) 23:14:28 ID:xFvZ2Ggo
コーディ「うおおぉぉっ! いくぞオラあああぁぁ!」ズガズガ

ディージェイ(あっ、来るんだね……今度は気をつけてよ……? 仏の顔も3度までだからね……?)

コーディ(俺が、いくターンだぞっ! わかるだろ……? なぁ、俺がいくターンだぞ、ここはっ……!)


オー、オーオー

実況「さぁ、その檄にコーディも応えるかっ!? コーディは大きく吠えながら、ディージェイへと向かっていくっ!」

元「よぉし」


オー、オーオー

コーディ「……だああぁぁらああぁぁっ!」ガスッ

ディージェイ「……オウフ」フラッ

コーディ(よ、よしっ……! よかったよかった、喰らってくれたぞ……よしよしよし……)


実況「さぁ、そして正面から近づいていって……そしてディージェイにエルボーバーットっ! 顔面に正面から叩き込んでいきますっ!」

元「うん」

332名無しさん:2016/02/26(金) 23:16:42 ID:/S2jLqA.
コーちゃん
そこは間を取らずに行かなきゃ
ミスブローや間接技で攻めつつのインターバルよ
若手なんだからガンガン行かなきゃ

333名無しさん:2016/02/26(金) 23:20:35 ID:xFvZ2Ggo
コーディ(え〜っと、ここから……えっと、えっと……アレ……? なんだったっけ……?)

ディージェイ(アレ……? 終わり……? んんっ……?)

ブランカ(……とりあえずは、喰らってはくれましたね。うん、よし)

ガイ「よし、コーディいいぞいいぞ。いけいけ」パンパン

コーディ(ガイも、こんな状況で……煽ってくるんじゃねぇよっ……! え〜っと、えっと……)

ガイ(コーディの動き……悪くなったんじゃないか……? ここは煽っていかないと……)

コーディ「おおおおぉぉっ! アンタも打って来いやああぁ!」クイクイ

ディージェイ「え〜っと……これは……あっ、はい……はい……」


オー、オーオー

実況「おっと、そしてここでコーディは腕をクイクイと動かして、ディージェイを誘っていきますっ! 誘っていきますっ!」

元「おぉ〜っと」

334名無しさん:2016/02/26(金) 23:26:01 ID:1v57Vp6M
コーディこりゃダメダメ言われても仕方ないな

335名無しさん:2016/02/26(金) 23:26:12 ID:XfOhOaVg
ミーをキレさせたら、たいしたもんだよ

これはいいセリフだw
確かにディージェイはダメなやつだが気の長い方なのかもw

336名無しさん:2016/02/26(金) 23:27:00 ID:xFvZ2Ggo
ディージェイ「え〜っと……いくよ……? それじゃあ、いくよ……?」

コーディ「……来ぉいっ!」

ディージェイ「……えい」ガスッ

コーディ「……くっ」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、今度はディージェイが打ち込んでいくっ! コーディの顔面へとエルボーバットっ! コーディが少し、ふらついたっ!」

元「負けちゃダメだよ〜」


コーディ「今度はこっちの番だっ! うおおおぉぉぉっ!」ググッ

ディージェイ「あっ、はい」

コーディ「……だああぁぁっらああぁぁっ!」ガスッ

ディージェイ「……オウチ」ヨロッ


オー、オーオー

実況「しかし、コーディも負けてはいないっ! ここは踏ん張って堪えつつ……そしてエルボーバットっ! ディージェイに打ち込んでいくっ!」

元「よしよし、いけいけいけ」

337名無しさん:2016/02/26(金) 23:30:22 ID:FqUQt11M
初期のヤムチャを見てるようなこのハラハラ感

338名無しさん:2016/02/26(金) 23:32:54 ID:xFvZ2Ggo
コーディ「おらぁっ、アンタの番だっ……! 打って来いっ!」クイクイ

ディージェイ「あっ、はい」


実況「さぁ、コーディの闘争心も高まってきたかっ!? 大きく大きく吠えながら、ディージェイを誘う!」


ディージェイ「それじゃあ……よいしょ〜っ!」ガスッ

コーディ「……ぐっ!」


オー、オーオー


コーディ「今度はこっちだっ……! だああぁぁっらああぁぁっ!」ガスッ

ディージェイ「……オウチ」


オー、オーオー

実況「そして、打ち込んでいくディージェイっ! しかし、コーディも負けずと打ち込んでいくっ!」

元「うん」

339名無しさん:2016/02/26(金) 23:33:12 ID:0G1MdoPE
ディージェイをキレさせたヤムチャ、大した奴だ

340名無しさん:2016/02/26(金) 23:36:49 ID:xFvZ2Ggo
コーディ「……カモンっ!」クイクイ

ディージェイ「オーケー、エルボー合戦だろ……? オーケー、オーケーっ……! はああぁぁっ!」ガスッ

コーディ「くっ……! だあぁらあぁっ……!」ガスッ

ディージェイ「オウチ……はああぁぁっ……!」ガスッ

コーディ「くっ……! だあぁらあぁっ……!」ガスッ

ディージェイ「オウチ……はああぁぁっ……!」ガスッ

コーディ「くっ……! だあぁらあぁっ……!」ガスッ

ディージェイ「オウチ……はああぁぁっ……!」ガスッ


オー、オーオー

実況「さぁ、コーディとディージェイの互いに一歩も引かないエルボー合戦が始まったっ! ここで始まったっ!」

元「うん、互いに打ち合ってるね」


コーディ(え〜っと、とりあえずはエルボー合戦……それで、その間に考えよう……うんうん……)

ブランカ(……立て直しにかかってますねぇ、うん)

341名無しさん:2016/02/26(金) 23:38:24 ID:xFvZ2Ggo
今日はここまで

342名無しさん:2016/02/26(金) 23:39:15 ID:EmrPB2Nk
おつー
いいところで引くなぁ

343名無しさん:2016/02/26(金) 23:51:25 ID:uV7MX7Po
おつおつー

DJもだいぶ成長してるなぁ
ダンス、エアギター(人間ギター?)とだんだんファイトスタイル確立されてて良い感じに思う
せっかくだからスピンルーニーくらいかましてくれても…ww

そしてコーディ達はまだまだな段階なのが試合運びで丸わかりだなぁ
こっちの2人の今後も期待

344名無しさん:2016/02/26(金) 23:51:29 ID:0G1MdoPE
コーディはちょっと情けないな
ヤムチャよりもプロレス歴が長いんだから、もっと分かってても良さそうなもんだが
まぁ、ストプロの教育が悪いからだろうな

345名無しさん:2016/02/26(金) 23:52:16 ID:tY8Y8NBo
エルボー合戦が長引きすぎてヤムチャの連続ボディスラム(笑)みたいにならなきゃいいが…

346名無しさん:2016/02/27(土) 00:24:26 ID:4qBZDTx.
たぶん客が飽きる前にDJの方が飽きるなw

347名無しさん:2016/02/27(土) 00:26:51 ID:cEz3IwtU


「あ、はい」www
それと、実況流石だな
真面目な所もあり、ボケもあり、で面白い

348名無しさん:2016/02/27(土) 00:38:36 ID:qRvh8LVU
乙!
なんかすんごい面白い

349名無しさん:2016/02/27(土) 01:41:14 ID:qyxtmi7s


350名無しさん:2016/02/27(土) 02:59:04 ID:sihxmGL2
ディージェイの試合面白いなw

351名無しさん:2016/02/27(土) 05:23:11 ID:RpeiajhI
乙っした
DJの格闘の部分は元からだろうがメンタル部分はヤムチャ戦で目覚めたんだよな?
コー達のイマイチ感は考えたら当たり前だな
有能な試合運びなら第一試合でやってないな

352名無しさん:2016/02/27(土) 11:44:00 ID:80RfXVhU
乙!
DJのウォッシュとグダグダコーディわろたw
ジミーさんの冷静な分析w

353名無しさん:2016/02/27(土) 18:56:10 ID:5HIKCKxQ
これ端から見たら変なエルボー合戦だよなあ
唐突に打ち合いに誘ってるように見える
立て直し入れんといかんとはいえ交代してみてもよかったんじゃないかなあ

354名無しさん:2016/02/27(土) 21:49:11 ID:pm0FyGeY
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

355名無しさん:2016/02/27(土) 22:25:42 ID:sihxmGL2
わかりました。ゆっくり休んでください

356名無しさん:2016/02/28(日) 00:59:16 ID:IAfc9TqY
ごゆっくりー

357名無しさん:2016/02/28(日) 19:03:28 ID:cbRi5oIg
今回は全試合丁寧に描写していくのかな

358名無しさん:2016/02/28(日) 22:01:21 ID:qn/UWLgo
コーディ「くっ……! だあぁらあぁっ……!」ガスッ

ディージェイ「……オウチっ!」ヨロッ

ブランカ(ディージェイ君が、攻撃を受けてる……これはいい事ですが……)


オー、オーオー

実況「さぁ、コーディが打ち込んでいったぁ!」

元「互いに引いてないね」


ブランカ(そろそろ……次の展開いってもいいんじゃないですかね……? 様子がおかしくなったのは……蹴りからか……)

ディージェイ(エルボー……エルボー……エルボー……エルボー……アーンド、エルボー……んんっ……!?)

コーディ(蹴りが入って、ちょっとビビった部分はあるけど……大丈夫だ……この人は付き合ってくれてる……こうやって付き合ってくれてる……大丈夫だ、怒ってねぇっ……! え〜っと、それじゃあ次の展開は……)

ディージェイ(……これ、ファンキーじゃなくない?)

コーディ「おっ……? どうしたぁ!? 打って来いよっ!? ヘバったのか、オラっ! そっちの番だぞっ!」クイクイ

ディージェイ「あっ、はい」


実況「少しディージェイが押されてきたかっ!? おっと、ここでコーディがディージェイを誘うっ!」

359名無しさん:2016/02/28(日) 22:10:08 ID:qn/UWLgo
ディージェイ「はああぁぁっ……!」ガスッ

コーディ「くっ……! だあぁらあぁっ……!」ガスッ

ディージェイ(オウ、まただよっ! これ、何時まで続けるんだいっ!?)ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、続いてディージェイも打ち込むっ! だがしかし、間髪入れずにコーディっ!」


コーディ「オラオラ、来い来いっ! どうしたどうしたっ!?」クイクイ

ディージェイ(ヘーイっ! ちょっと待ってよっ……! なんで、ミーにエルボーばかり要求するんだいっ!? ちょっと……んっ……? んあっ……!?)


実況「少々、ディージェイが押されているか? さぁ、コーディが誘う誘うっ!」

元「そうだね。そろそろ、一つ狙ってみてもいいんじゃないかな?」


ディージェイ(エルボー……エルボー……アーンド、エルボー……ミーのファンキーな所はっ!? ねぇねぇ、ミーはっ!? ミーはっ!? ミーはっ!?)

360名無しさん:2016/02/28(日) 22:16:39 ID:qn/UWLgo
ディージェイ(もう、エルボーは沢山だよっ……! ここは……)ググッ

コーディ(えっ……? ちょっと待て……ちょっと待て……違う……違うぞっ……!?)

ディージェイ「……キックだっ!」スパーンッ

コーディ(やべっ……! あの蹴りが……来たぞっ……!? おおっ……!)ヨロッ


オー、オーオー

実況「あっと、しかしここでディージェイが切り替えてくるかっ!?」

元「あっと」

実況「ここでディージェイ……今度は蹴りを打ってきますっ! 何とか、ガードはしたコーディだが……肩口辺りにその鋭い蹴りが突き刺さるっ!」

元「彼は多分、腕より足の方が器用だろうからねぇ」

実況「確かにっ!」

361名無しさん:2016/02/28(日) 22:20:41 ID:qn/UWLgo
ブランカ(蹴りに切り替える……悪くない……うんうん、悪くないのですが……)

コーディ(あっと、ビビらせやがって……エルボーだろ……!? エルボー要求したんだから、エルボーしてくれよっ! アンタの蹴り怖いんだよっ!)ギロリ

ディージェイ(オーノーっ……! 何で、ミーの事を睨むんだよっ!? だって、エルボー、エルボー、アンドエルボーじゃ……)

ブランカ(相手はコーディ君なんですよねぇ……う〜ん……あ〜、また止まったぞ……どうしたどうした……?)


実況「試合開始直後に見せましたが、やはりディージェイの鋭い蹴りっ! こちらが本命と言った所でしょうかっ!?」

元「試合開始直後のは空を切る形にはなったけど、やっぱりあの蹴りだからねぇ。コーディ君も警戒心……ってのは、当然持ってるだろうね」

実況「しかし、ここは臆さず前に進みたいっ!」


コーディ、イケー

コーディ(あっ、やべっ……そうだ、俺の番だ……攻めなきゃ攻めなきゃ……え〜っと、とりあえず……)

ディージェイ(カモンっ……! プリーズ、カモンっ……! キックっ! スープレックスっ! サブミッションっ……! ノット、エルボーっ……! カモン、カモンっ!)アセアセ

コーディ(あ〜っと……あ〜っと……エルボーだっ!)

362名無しさん:2016/02/28(日) 22:25:32 ID:KCy4Z5BA
(アカン)

363名無しさん:2016/02/28(日) 22:25:43 ID:qn/UWLgo
コーディ「……だああぁぁっ!」ググッ

ディージェイ(オーマイガーっ……! エルボーっ……!)

コーディ「……らああぁぁっ!」ガスッ

ディージェイ「……くっ」ヨロッ


オー、オーオー

実況「だが、コーディも臆さないっ! 前へと進むっ! ここはエルボーっ! 再びディージェイへと打ち込んでいくっ!」

元「うん」


コーディ(くそっ……またやり直しじゃねぇか……え〜っと、えっとえっと……)

ディージェイ(キック……ダメなの……? ミーはまたエルボーしなきゃダメなの……? え〜っと、え〜っと……)

コーディ「オラァ、どうした!? 来いやぁ!」クイクイ

ディージェイ(オーノーっ……! また誘ってるよっ! Mr.コーディ、キックしたら過剰に驚いてる癖に……なぁ〜んで、そんなに強気に誘ってくるんだよっ!?)

364名無しさん:2016/02/28(日) 22:32:19 ID:qn/UWLgo
実況「さぁ、コーディが誘うっ! 再び誘うっ! 今度はエルボーと蹴りの打ち合いとなるかっ!?」

元「ディージェイ君も蹴りに切り替えてきたからね。それでも構わずに、打ち合おうって腹だね」


コーディ(大丈夫だ、大丈夫……もう何発か見てるし、それに喰らってるっ……! 蹴りだろうが、大丈夫……大丈夫だ……構いやしねぇ……!)

ディージェイ(キックは……う〜ん……エルボーは……う〜ん……どうしよどうしよ……)

ブランカ(……う〜ん、出来る事なら二人で立て直して欲しい)

ディージェイ「オーケーっ……! 閃いたっ……! それならっ……!」ググッ

コーディ(んっ……!? アレ……? 蹴りじゃねぇのかっ……!?)

365名無しさん:2016/02/28(日) 22:37:08 ID:qn/UWLgo
ディージェイ「……今度はパンチだっ!」シュッ

コーディ「……痛っ!」


実況「おっと、いやここはディージェイ……スナップを効かせたフックですかねっ!?」

元「おっと」

実況「鞭のようにスナップを効かせた拳っ……! そいつをコーディの顔面へと打ち込んでいきますっ!」


ディージェイ「イエーイっ! ヒットヒットっ! 上手く命中したから、100点だね!」ルンダルンダ

コーディ「……あっ、何だぁ?」


実況「おっと、そしてここでディージェイは、両腕を大きく振りながら軽やかなステップを踏み……」

元「ま〜た、踊り始めちゃったよ」

366名無しさん:2016/02/28(日) 22:45:46 ID:qn/UWLgo
ディージェイ「ドゥビドゥバ、ドゥビドゥバ……ダバダ、ドゥビドゥバ……ドゥビドゥバ、ドゥビドゥバ……」ルンダルンダ

コーディ(おい、何やってんだ……? こっちの番だろが……!)

ディージェイ「ドゥビドゥバ、ドゥビドゥバ……シュッ……!」シュッ

コーディ「……痛っ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、コーディの目の前で軽やかなステップを踏む……あ〜っと、いやっ! ここでまたフックっ!」

元「おっと」


ディージェイ「イエーイ! ドゥビドゥバ、ドゥビドゥバ……ダバダ、ドゥビドゥバ……ドゥビドゥバ……ドゥビドゥバ……」ルンダルンダ

コーディ(なんだ、なんだ……? これなんだ……? これなんだ、おい……喰らえばいいのか……? 喰らってればいいのか……?)


実況「そして、またダンスを始めるディージェイっ!」

367名無しさん:2016/02/28(日) 22:50:31 ID:Hgpumu9g
このグダり感w
お互い新人ぽいねえ

368名無しさん:2016/02/28(日) 22:56:25 ID:XP6Dvo0M
きちんと打ち合わせしてない
相手を信頼できず、相手の技に怯えているから試合運びができない
いざとなったらベテランのブランカが、DJやコーディ・ガイ含め指示を飛ばすのかな

369名無しさん:2016/02/28(日) 22:57:51 ID:qn/UWLgo
ディージェイ「……シュッ!」シュッ

コーディ「……痛っ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「お〜っと、そしてここでまたフックっ! 打ち込んでいくっ! 踊っていたかと思いきや……突然鞭のような拳が飛んできますっ!」

元「ある意味、いいフェイントにはなってるよ。タイミングが読めないからね」

実況「自由気ままなディージェイならではの攻撃……ダンシングフリッカージャブとでも言えばいいか? さぁ、タイミングをずらしずらし、ディージェイが打ち込んでいくっ!」


ディージェイ「……よしっ! それじゃあ」ガシッ

コーディ「……んあっ?」


実況「おっと、そしてここでディージェイがっ! 少々フラついたコーディに詰め寄り、そしてその腕を取ったっ!」

370名無しさん:2016/02/28(日) 23:06:36 ID:qn/UWLgo
ディージェイ「君のゴールはあっちだよ〜っ! ヘーイっ! いってらっしゃ〜いっ!」ブンッ

コーディ「お、おおっ……!」ダダッ

ブランカ(……おっ?)


実況「そしてディージェイはそのままコーディの身体を、コーナー目掛けて振っていったぁ!」


ディージェイ「シャバドゥビ、シャバドゥビ……ダララ、ドゥビドゥバ……シャバドゥビ、シャバドゥビ……」ルンダルンダ

コーディ「……ぐっ!」ドスッ

ディージェイ(Mr.コーディはいいよっ……! Mr.ガイカモンっ……! カモンカモン、Mr.ガイっ……!)


実況「ここでコーディの身体がコーナーマットへと串刺しになるっ! あっと、そしてディージェイは……踊っているっ! また踊っていますっ!」

元「すぐ、突っ込めばいいのに……なぁ〜んで、踊っちゃうのかねぇ? らしいって言えば、らしいけどさぁ……?」

実況「何故、踊るか……と聞かれれば、やはりそれはディージェイだからだ……ディージェイだから踊るのです。としか、言えませんよね?」

元「ハハハ、そうだね」

371名無しさん:2016/02/28(日) 23:13:05 ID:qn/UWLgo
ガイ「コーディっ! 一回、落ち着けっ……!」

コーディ(くそぉ、ふざけやがって……あんたが、勝手な事を始めたんだろ……? 俺は、エルボー誘ってたじゃねぇか……あんたが蹴り打たなきゃ、次の展開に持っていけたんだよ……)


実況「自軍コーナーの方へと振られていった、コーディっ! さぁ、ディージェイ……今は踊っていくが、これ何時仕掛けるかわからないっ!」

元「さっきのジャブもそんな感じだったからね。って事は、あのダンスもフェイント……? えっ……? んんっ……?」

実況「ディージェイの場合は天然なのか、フェイントとして入れてるのか……これ、全くわかりませんよねぇ!?」

元「そうだよね。仮に計算でやってたと思ったら、彼は策士ですよ」

実況「はたして、策士は試合中に踊る……そういった行為をするのでしょうかっ!?」

元「そこは、言っちゃあいけません」

372名無しさん:2016/02/28(日) 23:18:01 ID:qn/UWLgo
ブランカ(……交代を要求しましたか。残念な結果ですね)

ダン(ちょっと、間を作ってやるか……)

ディージェイ「ダバダバダ……ビップ、バップ、パップ、パップ、パップ、ラップ、ポップ……パップ、パップ、パップ、ラップ、ポップ……」ルンダルンダ

ダン「おいコラ、ディージェイっ! この野郎っ!」ズガズガ

ディージェイ「……んっ?」


実況「あっと、お待ち下さいっ! しかし、気分良く踊っているだろうディージェイの元に……ここでレフェリーが近づいて来ましたよ?」

元「……んっ?」


ダン「バカ野郎、この野郎、てめぇ踊ってんじゃねぇよっ!」

ディージェイ「Mr.ダン……今、ミーが踊っているのは……」

ダン「てめぇっ……! 拳はいけねぇだろが、拳はっ……! グーで殴るのは反則だっ!」チョンチョン


実況「あ〜っと……これレフェリーの自信の拳を指差して……あっと、これは先程のフックの事ですかね?」

元「そうでしょうね」

373名無しさん:2016/02/28(日) 23:19:26 ID:VB/EuL9M
うわああ、もうわけわからんぞw

374名無しさん:2016/02/28(日) 23:24:06 ID:qn/UWLgo
ダン「いいか? 拳で殴るのは反則なんだよ、お前ルール知ってるのか!? あぁっ!?」

ディージェイ「だって、ああでもしないと、無限に続くエルボーの……あんな無限の彼方へミーはさぁ行きたくないよっ……!」

ダン「……わかってるよ、バカ。うるせぇ、話聞かなくていいから、踊ってろっ」ボソッ

ディージェイ「……んっ?」

ダン「……いいから、踊れ。早く」ボソッ


実況「まぁ、拳で殴るのはよくありませんからねぇ……ここはディージェイも踊るのをやめ、レフェリーに耳を傾けます」



ディージェイ「あっ、はい……トゥトゥトゥルットゥ……タタラタラタラ……」ルンダルンダ

ダン「おいっ……! おいっ……! お前、話聞いてんのか、おいっ……!」


クスクス……クスクス……

実況「あっ、待てっ! 待て待てっ! まただっ! また踊り始めたぞっ!?」

元「なんでだよ。一回話聞く素振り見せたじゃない。なんでだよ」

実況「わかりませんっ! しかし、あれこそがディージェイっ!」

375名無しさん:2016/02/28(日) 23:32:19 ID:qn/UWLgo
ブランカ「ヨーシッ! 俺モ踊ルゾッ! ア、ソレ……ヨイヨイ……ホーレ、ヨイヨイ……」チャカチャカ

ダン「……んああぁっ!?」チラッ


実況「あっ、待って下さい、元さんっ!? エプロンサイドのブランカも踊り始めましたよっ!? 踊っていますよっ!?」

元「な〜んで、彼まで踊るんだっ! 関係ないじゃないっ!」

実況「エプロンサイドで不恰好なダンス披露するブランカですが……ブランカですが……」


ディージェイ「ヘーイっ! Mr.ブランカっ! せめて、リズム感を身につけてくれっ! なんだ、そのダンスはっ!」ルンダルンダ

ブランカ「構ウモンカッ! ソレ、ヨイヨイ……ホレ、ヨイヨイ……」チャカチャカ

ダン「だああぁぁっ! なんじゃこりゃああっ! 俺は、どうすりゃいいんだよ、コレっ!」


クスクス……クスクス……

実況「レフェリーは困っていますっ! 困っていますっ! もう一度言いましょうっ! レフェリーは困っていますっ!」

元「ハハハ、自由気ままなコンビの恐ろしさだね、こりゃ」

376名無しさん:2016/02/28(日) 23:35:57 ID:qn/UWLgo
コーディ(くそぉ……レフェリー……ブランカさん……それにディージェイさんまで……揃って時間稼ぎってか……?)


ブランカ「ヨイヨイ……ホーレ、ヨイヨイ……」チャカチャカ

ディージェイ「ダンスはこうするのっ! ダバディバ、ダバディバ……」ルンダルンダ

ダン「おいっ……! おおおぉいっ!」


ガイ「コーディ、一回落ち着こう。ここは……」

コーディ(交代の間を作ってる……くそぉ、ふざけんな……ふざけんなよ……あの蹴りさえなけりゃ、いけたんだよ……)

ガイ「一度、仕切り直しという意味で、俺に……」

コーディ「ふざけんなっ……! 本田さんならともかく、何でアイツに交代させられなきゃいけねぇんだよっ……!」ググッ

ガイ「お、おいっ……! コーディっ……! おいっ……!」

377名無しさん:2016/02/28(日) 23:36:38 ID:qn/UWLgo
今日はここまで

378名無しさん:2016/02/28(日) 23:38:44 ID:OAgIJQ9A
おつかれさまでした!

現状ダメダメボーイコーディですな

379名無しさん:2016/02/28(日) 23:41:32 ID:WN5zcUN6
コーディーは予想以上にダメだなw

380名無しさん:2016/02/28(日) 23:42:51 ID:KCy4Z5BA
乙です
>あんたが蹴り打たなきゃ、次の展開に持っていけたんだよ……
テンパって思いつかないからエルボー合戦で時間稼ぎやっといて、次の展開って何だよ……アホか
技は少ないし、蹴りが怖いかもしれないが、試合の組み立て方はDJの方が上手くなってるね。ローリングソバットしかしてなかった時とはえらい違いだ

381名無しさん:2016/02/28(日) 23:43:35 ID:564Kq7m.

「あっ、はい」にディージェイの成長を感じてしまうw

382名無しさん:2016/02/28(日) 23:49:09 ID:hUL8FHeA
ディージェイも短期間で成長したよなぁ
元々エンターテイナーとしての才能も格闘家としての才能も一級品だから、上手く噛み合ったら成長の伸びが大きいな

383名無しさん:2016/02/28(日) 23:51:24 ID:JITFRLZA
ディージェイの動きは読みづらいのは確かだが、ダンさんやジミーさんはキッチリ見切ってるからなぁ
ビビって動けないどころか相手が付き合ってくれても展開を作れないのは駄目すぎるな
更に、それを全部相手のせいにしちゃってるしなぁ・・・

384名無しさん:2016/02/28(日) 23:51:33 ID:KV0Q1Sz2
あとはコミュニケーションだなw
もっともこっちは更に大変そうだがw

385名無しさん:2016/02/28(日) 23:51:34 ID:GwYeTb2.
おつおつ

ダメダメボーイズってDJ特有の俺様表現なのかと思ってたけど、確かにダメだ

386名無しさん:2016/02/29(月) 00:01:45 ID:fguas7JY


エルボー10往復近くやってたからな…
コーディも交代の意図を読めたのに、勿体無いね
ガイの方が評価が高い描写もあったのが納得

387名無しさん:2016/02/29(月) 00:24:14 ID:URMOQGrg
>>381
「あ、はい」は本田さんと組んだ時のヤムチャに影響を受ける前のDJも言ってたよ
ここは主のDJに対するキャラ付けと推測

388名無しさん:2016/02/29(月) 00:56:44 ID:ZWvz6SE.
おつおつー

ここにきて、ユン、コーディがなぜ前の方の試合なのかが浮き彫りになってきたな
そういう団体の事情もあるが、ヤムチャが空手軍団として担がれるのもおかしなことではないってことか

389名無しさん:2016/02/29(月) 05:05:25 ID:7aQmA9vU
乙っした
コーディが初期DJに被る
ヤムチャ一回くらい下っ端無双の旅に出た方がいいかもな

390名無しさん:2016/02/29(月) 07:31:03 ID:GlzeKiFk
乙!
確かにダメボーイっぽい

391名無しさん:2016/02/29(月) 07:43:55 ID:mU7eX5dw
即座に建て直せるレベルじゃないメンバーはさ、
予め建て直しに使う攻撃を決めておいたらいいのにね。時間稼ぎつつ考える時間を取れるように。
あとはそれを止める方法も。相手が止めてきたら建て直しは相手に任せる感じで。

392名無しさん:2016/02/29(月) 08:30:11 ID:xkWHErTU
市長のハガーはプロレスラーだというのに、コーディときたら……

393名無しさん:2016/02/29(月) 12:40:27 ID:rNZr5TuE
ヤムチャを下とやらせる意味ないでしょ。
設定的には弱い者イジメだし、技術的には大差が無くてボロが出る。
なんだかんだで、ベテランの助け無しの試合なんてやった事無いんだから。

394名無しさん:2016/02/29(月) 14:16:53 ID:3RkzQtj6
やっぱサクサク技身につけるヤムチャはすごいんやな(今更
DJは足生かしていくスタイルで行くのかな?

395名無しさん:2016/02/29(月) 15:09:39 ID:N6I1Ic8k
お笑いマッチ向きとはいえダンスがいい感じに活用できてるな

396名無しさん:2016/02/29(月) 15:58:40 ID:1ryqq2OE
おつ!
ディージェイ頑張ってる!(笑)

397名無しさん:2016/02/29(月) 22:02:30 ID:jLHLOnqo
コーディ「こんな所で、引いてたまるかよっ……! 若手は前に出てこそ、だろうがっ……!」ググッ

ガイ「……コーディっ!?」


オー、コーディ

実況「あっと、しかしコーナーサイド付近でダンスを踊っている二人に対して、これはコーディもトサカに来る所があったかっ!? コーナーから背を起こし……そして再び向かっていくっ!」

元「おっと、ここは交代せず自分でいくのか」

実況「まぁ、コーディにしても当然舐められたままでは終われないという気持ちがあるでしょう!」

元「うん、そうだね」


ダン(あぁっ……!? コーディ……おい、交代しねぇのかっ……!? おいっ……!)チラッ

ディージェイ(オーマイガーっ……! またMr.コーディが来ちゃったよっ……! ミーはMr.ガイを要求したってのに……なんで……どうして……!?)

ブランカ(んあ〜、それは……暴走じゃないんですかねぇ……)

398名無しさん:2016/02/29(月) 22:09:50 ID:jLHLOnqo
ーーー


本田「……コーディ、しっかりせぇや」

ソドム「交代要求してたと思うんですが……」

ロレント「いきたくなる気持ちはわかりますけど……ねぇ……?」

ヤムチャ「あ、あの〜……これって……」

本田「……なんや?」

ヤムチャ「やっぱり、相手がディージェイだから……こういう感じになってるんですかね……? ちょっと噛み合ってませんよね……」

本田「どやろなぁ……? ディージェイは、ふざけてまた踊っとるが……まぁ、アレはジミーみたいにしたいんとちゃうか……?」

ソドム「……なんだかんだで今日は攻撃受けてますしね」

本田「コーディはなぁ……ちょっと、焦っとんねや……」

ヤムチャ「……焦り?」

399名無しさん:2016/02/29(月) 22:16:09 ID:jLHLOnqo
本田「コーディとガイ……この二人では、ガイの方が評価されとる……まぁ、実際ガイの方がええからやけどな……ガイは勝てる相手にも、コーディは勝てへん……そういう試合も組まれとるわ」

ヤムチャ「……はぁ」

本田「そら、コーディにもガイには負けたくないって気持ちはあるやろ……? そういうのは大事やで……試合の中で見せていくのは大事やけど……」

ソドム「……これ、ちょっと無鉄砲かもしれませんよね」

ロレント「……立て直しに、時間かかってましたからねぇ」

本田「ここで焦って前に出て……ほんで、立て直したとしてもなんになんねん……そら、上手い事いけばええかもしらんけど、結局交代しとけって指示に従わんかった事は変わらんねんから……あ〜っ……」

ソドム「……しかも、今日の相手はディージェイ君ですよ。下手したらボロが出ますよ」

本田「状況が読めとらんねん……状況が……アカンわ、ちょっと後でコーディに言うとかなアカンわ……」

ヤムチャ「大丈夫かな……この試合……」

本田「焦りはアカンでぇ……焦ったって、何にもええ事はないねん……それは逆効果や、コーディ!」

400名無しさん:2016/02/29(月) 22:25:30 ID:jLHLOnqo
コーディ(ここで引いたら、またガイに美味しい所持っていかれちまうっ……! それはダメだっ……! それだけはダメだっ……! 俺はガイより早く、ディージェイさん相手でも試合作れるようにならなきゃいけねぇ……!)ズガズガ

ディージェイ(ま〜た、エルボー合戦始まっちゃうのっ!? ヘーイっ! プリーズ、カモン、Mr.ガーイっ!)

ブランカ「ディージェイ君、一度私に……」

ディージェイ「……んっ?」チラッ

コーディ「だああぁぁっらああぁっ……! 喰らってもらうぞっ! うるぁ!」ガスッ

ディージェイ「……オウフっ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ディージェイへと近づいていったコーディは、そのままディージェイ横っ面へとエルボーバーットっ! 打ち込んでいきますっ!」

元「エルボー中心で攻めてるね」

401名無しさん:2016/02/29(月) 22:26:55 ID:kbsUl3Xk
ブーブー、モットチガウセメカタシロヨー

402名無しさん:2016/02/29(月) 22:31:51 ID:jLHLOnqo
ブランカ(ああっ、交代の暇も……ああっ、何て間が悪いんだ……)

ディージェイ(オーノー……エルボー……エルボー……アーンド、エルボー……ワンモアタイムっ……! アーンド、エルボーっ……!)

コーディ「よっしゃぁっ! ここからだっ! いくぜ、おいっ!」ガシッ

ディージェイ「……んっ?」


実況「おっと、そしてコーディはフラついたディージェイの頭部を捉えるっ! ここで自身の脇に抱え込んでいくっ!」

元「おっと、掴んだね」


コーディ「……ブレーンバスター」ボソッ

ディージェイ「んっ……? ブレーンバスター……?」

コーディ「らあぁっ……! らあぁっ……!」ドスドス

ディージェイ「オウフ……オウフ……」


実況「そのままディージェイの腹部へとニーっ……! ディージェイの頭部を脇に抱え込みつつも、腹部へと打っていきますっ!」

元「挑発されるかのように踊られていたからね。頭にきてラッシュかけてるのかな?」

実況「舐められたままでは終われないっ……! そう言った所でしょうか!?」

403名無しさん:2016/02/29(月) 22:42:37 ID:jLHLOnqo
コーディ「せぇ〜のっ……! うおおおぉぉっ……!」ググッ

ディージェイ(まぁ、いいやまぁいいや……どうせミーはMr.コーディとMr.ガイが大声を出して向かってきたら、喰らわなきゃいけないんだし……エルボーじゃないだけ、まだましだよ……)


オー、オーオー

実況「そのままディージェイの身体を真っ逆さまへと持ち上げていったぁ!」

元「ブレーンバスターですね」


コーディ「落とすぞっ……! らああぁっ……!」グイッ

ディージェイ「……オーマイガーっ!」ズドーンッ


オー、オーオー

実況「そして、そのまま後方っ……! 倒れ込みながら、ディージェイの身体をマットへと叩きつけていくっ! ここはブレーンバスターっ!」

元「一発、投げれたねぇ。うん」

404名無しさん:2016/02/29(月) 22:49:23 ID:jLHLOnqo
ディージェイ(……これを、さっきの時にしてくれれば、よかったんだよ。エルボー以外もあるじゃないの)

コーディ「よっしゃああっ!」ムクッ


実況「さぁ、そしてコーディはここで立ち上がるっ! すぐ様立ち上がってくるっ! 闘志に火がついたかっ!?」

元「う〜ん、ついてるかもね」


コーディ「うおおおぉぉっ……!」ピョン


実況「おっと、立ち上がったコーディはその場で大きくジャンプして……」

元「おっ」


コーディ「ハッハァー!」ドスッ

ディージェイ「……おぐふっ!」


実況「膝を折り曲げ、そのままディージェイの胸元へと落としていくっ! ここはジャンピングニードロップっ! 落としていったぁ!」

元「いいんじゃない? うん、いい感じにいけてるんじゃない?」

405名無しさん:2016/02/29(月) 22:54:16 ID:jLHLOnqo
ガイ(俺に交代せずに、自分でいこうと言うのか……気持ちはわかる……わかるが、コーディ……)

コーディ「よ〜っしゃっ! まだまだいくぜっ!」ムクッ

ガイ(ええいっ……! 余計な事を考えるのはやめだっ……! とにかく、試合は続いてる……コーディもラッシュかけてるんだし、ここは……)


実況「そして、コーディは立ち上がるっ! すぐ様、立ち上がって来るっ!」

元「流れを強引に引き寄せていこうって事かな?」


ガイ「コーディ、いいぞいいぞっ! 押せ押せっ!」パンパン

コーディ「任せておけえええぇぇっ!」


オー、イイゾー、コーディ

実況「ここは流れを手にしたいですねぇ! さぁ、エプロンサイドのガイも、大きく手を打ち鳴らし、そんなコーディにエールを送っていくっ! そしてコーディはそれに応えるかのように、叫んだぁ!」

元「うん」


ディージェイ(これ、何……? ずっと、俺のターン宣言って事……? んっ……? んっ……?)

406名無しさん:2016/02/29(月) 23:01:07 ID:jLHLOnqo
コーディ「うおらああぁっ! 起きろおおぉぉっ!」グイッ

ディージェイ(オーケー、オーケー……わかってる、わかってるよ……)ググッ


オー、オーオー

実況「コーディはここでディージェイの身体を引き起こしていきますっ!」


コーディ「……おおおぉっらぁっ!」ガシッ

ディージェイ「……おぉ〜っと」

コーディ「……いっくぜええぇぇっ!」ジリジリ


実況「さぁ、コーディはそのまま両腕でディージェイの左腕を掴み、懐に潜り込むように間合いを詰めていくっ!」

元「これは……え〜っと……」

407名無しさん:2016/02/29(月) 23:06:56 ID:jLHLOnqo
コーディ「うおおおぉぉっ……!」グイッ

ディージェイ「……ノ、ノーっ!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「身体を沈め、そしてディージェイの身体を自身の背中の上へと巻き込むような形で……さぁ、マットに叩きつけていくっ!」

元「背負い投げでした」

実況「ここは背負い投げですっ! コーディが背負い投げでディージェイを叩きつけていきましたっ!」

元「ディージェイ君には、懐に潜り込むって意味で投げ中心に攻めて言った方がいいのかもしれないね」

実況「懐に潜り込めば、あの蹴りは打てませんっ! さぁ、コーディも戦いの最中、そこに気づいたかっ!? ブレーンバスター……背負い投げ……確かに、投げ技中心に攻めていってますっ!」

408名無しさん:2016/02/29(月) 23:12:49 ID:jLHLOnqo
コーディ(え〜っと、次は……何しようかな……)ムクッ


イケー、コーディ

実況「さぁ、流れは来たかっ!? 掴んだかっ!? コーディ、この場面もすぐに立ち上がってくるっ!」

元「逃したくはないね」


コーディ「とりあえず……え〜っと……起きろ、こらああぁぁっ!」グイッ

ディージェイ「オーケー、オーケー……わかってる、わかってるよ……」ググッ


実況「さぁ、コーディ……この場面もディージェイの身体を引き起こしていくっ! 流れは来ているっ!」

元「押したいね」

409名無しさん:2016/02/29(月) 23:16:48 ID:7aQmA9vU
コーの立ち位置が…
ディージェイさんとか言ってみたり…

410名無しさん:2016/02/29(月) 23:17:32 ID:jLHLOnqo
コーディ(引き起こしたのはいいけど……え〜っと、なにすっかなぁ……あ〜っと、間を空けるのはまずいなぁ……え〜っと、まぁいいや……)

ディージェイ(最初から、こうしてくれれば……本当に、もうっ!)

コーディ「……だああぁぁっ!」ググッ

ディージェイ「……んっ?」

コーディ「……らああぁっ!」ゴスッ


オー、オーオー

実況「そしてコーディはディージェイに対して……エルボーバーットっ! 再び顔面へと打ち込んでいったぁ!」

元「お〜、お〜、お〜、今日よく打ち込んでるねぇ。これ、ディージェイ君の顔、あのパンのヒーローみたいに腫れ上がっちゃうんじゃないの? 名前なんだったけなぁ……?」

実況「パンのヒーローと言えば……アレしか思い浮かばないんですが……元さん、名前出てこないんですか……?」

元「昔、僕の友達がスキーに行って、その翌日、顔がパンパンに膨れあがって、そのパンのヒーローみたいになってた事あるんだよ……ディージェイ君もあれだけ打たれてると、そうなっちゃうかもね?」

実況「果たして、踊るパンのヒーローっ……! ちびっ子達は喜ぶのでしょうかっ!?」

411名無しさん:2016/02/29(月) 23:23:22 ID:jLHLOnqo
ディージェイ(オーノーっ……! またエルボーだっ……! しかも……しかも……)

コーディ「打って来いよ、おらああぁぁ!」

ディージェイ(ミーを誘ってるよっ……! また、エルボータイム始まるのっ!?)

ブランカ(あ〜あ……引き出し付きちゃったかな……?)

ディージェイ(Mr.コーディ……交代もしてくれないし……エルボーばかりミーに要求するし……でも、今日のミーは攻撃喰らわなきゃいけないし……ファンキー? 今日、ファンキーになってる……?)

コーディ(……おいおい、間を開けんなってっ! 打って来いよ! 早く、早くっ!)

ディージェイ(本当にミーはここでエルボー打っていいの……? ミーが打っちゃったら、恐怖のエルボータイムが始まっちゃうんでしょ……? いいの……? これで、いいの……!?)

412名無しさん:2016/02/29(月) 23:25:37 ID:IDkrs8Yw
恐怖のエルボータイムwwwwww

413名無しさん:2016/02/29(月) 23:27:33 ID:jLHLOnqo
ディージェイ(Mr.ブランカ……ソーリーっ……! ここは、ミー……やりたいようにやらせてもらうよっ!)ググッ

コーディ「……んっ?」

ディージェイ「……ファッキンっ! ダメダメボーイっ!」ドスッ

コーディ「……どふっ!」


実況「あっと、しかしここでディージェイが……膝を折り畳み、コーディの腹部へとニーっ! 膝蹴りを打ち込んでいきますっ!」

元「上手く距離を詰めてたのが離れちゃったからね」


ディージェイ「……ヘーイっ!」ガシッ

コーディ(ちょっと待てっ……! 要求と違うっ……!)


実況「そして、ディージェイはコーディの頭部を脇に抱え……おぉ〜っと、今度はディージェイが捉えましたっ!」

元「……ブレーンバスターかな?」

414名無しさん:2016/02/29(月) 23:34:53 ID:jLHLOnqo
ディージェイ「ヘルプっ……! ヘルプっ……! ヘルプっ……!」ズルズル

コーディ「……お、おいっ!」


実況「おっと、いやっ! ここはディージェイ、コーディの頭部を抱え込んだまま後退っ……! 自軍コーナーの方へと引き下がっていきます!」

元「あっ、ブレーンバスターじゃなかったね。ここは交代するのかな? まぁ、結構打たれてたしね」

実況「ディージェイもパンのヒーローのようになりたくないかっ!?」


ディージェイ「Mr.ブランカっ……! ソーリーっ……! ミーは、もうどうしていいかわからなくなってきたよっ!」ズルズル

ブランカ「いや、それがベストでしょうっ! とりあえず、暫くそのまま抑えておいて下さいっ!」パシッ

ディージェイ「……オーケーっ!」


実況「さぁ、ディージェイがコーディを連れて自軍コーナーへと辿り着いたっ! そして、その背中にエプロンサイドのブランカがタッチっ! ここで試合権が映移りましたっ!」

元「ここで交代か。悪いタイミングではないと思うよ」

415名無しさん:2016/02/29(月) 23:36:55 ID:jLHLOnqo
今日はここまで

416名無しさん:2016/02/29(月) 23:38:57 ID:JkI82.Lc
DJがここまで上手いことやるとは・・・・

417名無しさん:2016/02/29(月) 23:40:17 ID:LoycPT6.

DJの成長振りは見てて感慨深いものがある

418名無しさん:2016/02/29(月) 23:42:22 ID:7aQmA9vU
乙っした
ブランカさんをフォローに使える分DJのが気楽ではあるな
でもそれはコーガイも同じなんだよなぁ

419名無しさん:2016/02/29(月) 23:43:34 ID:ZWvz6SE.
おつおつー

DJの成長が著しくて感無量だー
空気読めないやつって思ってたのにここまで試合の展開を考えられるようになってるとは
今まで持ってた格闘センスも相まって、DJ無双する日もそう遠くないはず!
>>1ヤムチャとのタッグも考えてくれたら嬉しいっす!

420名無しさん:2016/02/29(月) 23:45:19 ID:kBhCGnkY


何とか形にはなったかな? 傷はまだ浅い
ここからジミーさんが何とかしてくれるはず

421名無しさん:2016/02/29(月) 23:49:09 ID:WZQsqfsk
このままだとガイの見せ場が無くなりそうだ
ブランカと交代したらコーディも交代させて、仕切り直しってところだな

422名無しさん:2016/02/29(月) 23:49:31 ID:EaZwXsVM
DJは実力はあるのに見せ方がダメダメだった
コーディーはそもそも実力がない
ユンはどんなタイプなんだろうな?本人は自信満々だけど

423名無しさん:2016/02/29(月) 23:53:25 ID:kbsUl3Xk
乙です
>>422
実力も見せ方も中途半端で無駄にプライドが高いとか一番修正が厄介なタイプだったりして

424名無しさん:2016/02/29(月) 23:57:11 ID:PByRAoXo

やっと安心のブランカさん登場w
噛みつけー!!

425名無しさん:2016/03/01(火) 00:20:23 ID:gfYB1p0A
乙!
コーディの焦りは理解できるけどちょっとマズイやり方だね

426名無しさん:2016/03/01(火) 00:24:35 ID:ZwUxSUGk
乙!
パンのヒーロー……残飯マン(プロレスメン参照)かな?

427名無しさん:2016/03/01(火) 00:33:42 ID:miDqrxr2
コーディ&ガイの10代説を唱えてみる
17で入門、1年強の下積み基礎トレ、んで現在リングに上がり始めて半年とか・・・ない?
DJはキックと音楽で一流になって来たんだから若くても20代半ばかな?

428名無しさん:2016/03/01(火) 00:51:03 ID:1XSD.7Qc
17ったらDBの世界でも学生だろ
悟飯は17で編入してるんだし、20はいってると思う

429名無しさん:2016/03/01(火) 01:38:41 ID:S3vDX5.E
おつおつ!

DJナイス判断!
相手が頭に血が上ってるから自分が引くことを覚えたのはすごい成長!

ここからブランカさんのスーパーファンキータイム!

430名無しさん:2016/03/01(火) 04:39:40 ID:C/yIhmJQ
>>427
半年だとDJとヤムチャと同期になっちゃう…

431名無しさん:2016/03/01(火) 09:27:39 ID:ezWwzn8E
以前のディージェーならエルボー合戦でも強引にローリングソバット連打してただろうな
なんだかんだで新人グループの中だったらヤムチャに続いての成長株じゃないの?

432名無しさん:2016/03/01(火) 11:19:10 ID:jU66sp6.
乙。次が楽しみ!

そういえばサガットさんのおしゃれ教室の時に
さくらちゃんがメンバーの入団時期の話をしていたけど彼らの入団時期は(ヤムチャと関わりがなかったから)カットされてたっけ。

あと、今日は春麗さんの誕生日らしいので・・・おめでとうございます!!
この時に復帰戦とは面白い

433名無しさん:2016/03/01(火) 18:00:06 ID:JqeqtLho
初代ファイナルファイトで弱攻撃連打でハメてた弊害だなぁ
確かにギャラリー的には見ててつまらんかったかも

434名無しさん:2016/03/01(火) 18:38:24 ID:.t4q.caw
>>433
あぁ〜、なるほど。そう言うムーブか面白いな

435名無しさん:2016/03/01(火) 18:55:19 ID:qhwf56I2
春麗さんうん十歳のお誕生日おめでとうございます!
…….あれなんだか人の気配が……

436名無しさん:2016/03/01(火) 22:01:37 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ「ヨーシっ! 行クゾっ!」ググッ


実況「さぁ、そしてここで試合権の移ったブランカがロープを潜り、リングイーンっ! ディージェイはまだコーディの頭部を脇に抱えているっ!」

元「まだ今の所はブランカ君は、出番なかったからね。ここも強敵だろうね」


ブランカ「でぃーじぇいっ! ドドドン・ドドドン・ドン・ドコ・ドンだっ!」

ディージェイ「……ドドカド・ドドドカ・ドカドド・カドカド?」

ブランカ「りずむガ全然違ウっ! ドドドン・ドドドン・ドン・ドコ・ドン……ダッ!」サッ

ディージェイ「オーケー、オーケー……ドドドン……ドドドン……」サッ


実況「おっと、リングインしたブランカはここで頭部をディージェイに捉えれて前屈みへとなっているコーディの背中へと、手を添えるっ! そして……ディージェイもコーディの頭部からその手を離し……同じように、手を添えていったぁ!」

437名無しさん:2016/03/01(火) 22:10:24 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ「行くぞっ……! せぇ〜のっ!」ググッ

ディージェイ「……オーケーっ!」ググッ


実況「さぁ、そしてここでブランカとディージェイが同時に右腕を振り上げたっ!」

元「……おっ?」


ブランカ「ドドドンっ……! ドドドンっ……!」ドカドカ

ディージェイ「ドンっ……! ドコっ……! ドンっ……!」ドカドカ

コーディ「おぐぅ……おぐっ……」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてその振り上げた右腕を……コーディへの背中へと振り下ろしていくっ! ハンマーパンチを同時に打ち込んでいったぁ!」

元「おっと、連携攻撃も混ぜてきたねぇ」

実況「しかし、一発では終わらないっ……! 右・左と、交互にコーディの背中へと振り下ろしていくっ! コーディの背中をしっちゃかめっちゃかに殴りつけるっ!」

438名無しさん:2016/03/01(火) 22:16:53 ID:Fu7ZwSNM
ディージェイ「イエーイっ!」ググッ

ブランカ「ふるこんぼダどーんっ!」ググッ


オー、オーオー

実況「ここは太鼓の乱れ打ちですっ! コーディの背中にハンマーパンチの嵐・嵐・嵐っ! 打ち下ろしていきますっ! コーディの背中を和太鼓を打ち鳴らすかのように連続で叩きつけていくっ!」

元「渋い合体攻撃だよね。あれね……今回は二人だけど、三人、四人でやったら楽しいんだよ」


ブランカ「ヨシ、後ハ任セロっ! でぃーじぇぃ、下ガッテテクレっ!」

ディージェイ「Mr.ブランカ……ソーリーね……?」

ブランカ「……気ニスルナっ! サァ、行クゾっ!」ガシッ


実況「さぁ、そしてここで交代したディージェイは自軍コーナーエプロンサイドへと戻っていきますっ! そして、試合権の移ったブランカはコーディの首筋を後ろから掴んだっ!」

439名無しさん:2016/03/01(火) 22:22:39 ID:4OIojtHY
ちょっw なにこれ楽しそうw

440名無しさん:2016/03/01(火) 22:28:10 ID:Fu7ZwSNM
ディージェイ(どうしようかわからなくなって、交代しちゃったけど……ミーの出番はまだあるのかな……? それとも、もうないのかな……? 今日、ミー何したっけ……?)

ブランカ(出来れば、もう一度ディージェイ君にバトンを渡したいのですが……それより優先するべきは……)グイグイ

コーディ「おぉっ……おぉっ……」


実況「さぁ、ブランカはそのままコーディの首筋を後ろから押し込み押し込み、ロープ際を沿うように移動しながら……コーディの身体をニュートラルコーナーの方へと押しやっていくっ!」


ブランカ「暫ク、受ケテモラウゾっ! ダアアァっ!」ブンッ

コーディ(ぐえっ……! んっ、あれ……? もしかして、ブランカさん……なんか、怒ってる……?)ドガッ


実況「さぁ、ニュートラルコーナー付近までコーディの身体を運んだブランカは……そのままコーディの頭部をコーナーマットへと……叩きつけていくっ! 後ろから勢いをつけて打ち付けていったぁ!」

元「うんうん」

441名無しさん:2016/03/01(火) 22:36:05 ID:Fu7ZwSNM
コーディ「くそっ……!」クルッ

ブランカ「……ソレッ!」ガシッ

コーディ(うわっ……やべぇ……マジでやべぇ……これ、もう何もやらせてくれない気なんじゃ……確かにガイの出番も控えてるけど……)


実況「さぁ、コーディもなんとか体勢を反転させ備えていくが……おぉ〜っと、ブランカっ! ここは間髪入れずに、コーディの腕を掴んだっ!」

元「今、ブランカ君は万全の状態だからね。ガンガンきてるよね」


ブランカ「次ハあっちダっ……! ソーラッ!」ブンッ

コーディ「お、おおっ……!」ダダッ


実況「そしてブランカは今度は対角線コーナーの方を目掛けて……おっとぉ、コーディの身体を振っていったぁ!」

元「おうおう、ガンガンきてるきてる」

442名無しさん:2016/03/01(火) 22:41:27 ID:AttOncCE
今回DJは試合前に、ブランカやダルシムからいくつか課題を出されてたんだろうな
「自分のやりたい事ばかりじゃなく、相手の技もしっかり食らうこと」
「どうすればいいか分からず困ったら、相方のブランカの指示を聞くこと」
とかかな
それらをしっかり覚えて、なおかつ実行に移せたのはすごくいいね

443名無しさん:2016/03/01(火) 22:43:49 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ「十分好キ放題シタカラ……モウ、イイデショウっ……! ウオオオォォッ!」ダダッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っ!? ブランカは即座に突っ込むっ! コーディを対角線コーナーに振って……ここは間を空けずに突っ込んでいくっ!」

元「うん」


コーディ「ぐっ……! んあぁっ……?」ドスッ


実況「コーディの身体がコーナーマットへと突き刺さるっ! そして、そこに間髪入れずにブランカが……」

元「来てるねぇ」


ブランカ「……ダアアアァァッ!」ドスッ

コーディ「……おぐぅっ!」


実況「身体を屈めたブランカが、コーディの腹部へと突っ込んでいくっ! 突き刺さっていくっ! ここは串刺しのショルダータックルだっ! 間髪入れずにいったぁ!」

444名無しさん:2016/03/01(火) 22:52:29 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ「……マダマダッ!」ガシッ

コーディ(あぁっ……? なんだよ……急に展開が早くなったぞ……)


実況「更にブランカはコーディの両脇の下から腕を差し込み、胴回りを掴み込んでいくっ!」


ブランカ「来イッ……! 来イッ……!」ジリジリ

コーディ「おっ、おおっ……!」


実況「コーディの身体を掴んだまま……ブランカはジリジリと後退っ……! コーナーポストから少し距離を取るっ!」


ブランカ「ソーラッ! 投ゲルゾっ!」グイッ

コーディ「……ぐええぇぇっ!」ビターンッ


実況「そのまま身体を横に捻りながら……コーディの身体を後方に叩きつけていったぁ!」

元「スロイダーだね」

実況「ここはスロイダーっ! スロイダーだっ! さぁさぁ、ここまでエプロンサイド大人しくしていたのが嘘のようだっ! ブランカが一気にコーディを攻め立てていくっ!」

元「こうなってくると、コーディ君もキツいよねぇ」

445名無しさん:2016/03/01(火) 22:58:40 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ「……ソレッ!」シュルッ

コーディ「くおっ……!」


実況「おぉ〜っと、そのままグラウンドへと持ち込んだかっ!?」

元「あ〜、そうだね。頭……捉えたね……」

実況「コーディを叩きつけつつ……そのままグラウンドへと持ち込みましたっ! 頭部を抱え込むように腕を回し、そのままヘッドロックっ! グラウンド・ヘッドロックへと持ち込んでいったぁ!」


コーディ(グラウンドだったら、まだやりようがある……よ〜し、よしよし……)

ブランカ「……余計な事、考えずにここは交代ですよ」ギギギ

コーディ「……いっでぇぇっ!」


実況「さぁ、ブランカがグラウンドヘッドロックでコーディの頭部を締め付けていくっ! 締め付けていきますっ!」

446名無しさん:2016/03/01(火) 23:07:57 ID:Fu7ZwSNM
ダン「コーディ、どうするっ!? ギブアップかっ!?」

ブランカ「間が持ちません……それに、早くしないと二人が張ってくるでしょう……」ギギギ

コーディ「いっでぇっ……! いっでぇっ……! わかった……わかりましたっ……!」モゾモゾ


実況「あっと、しかしここはコーディ……なんとか逃れようとロープブレイクを狙っていますかね?」

元「そうだね、ちょっと動いてるね」

実況「頭部を捉えられながらも、なんとか身体をロープ方向へと動かしていきますっ! ここはコーディもただでは終わりたくないっ!」


ディージェイ(え〜っと……ここでミーが乱入して、Mr.ガイを食い止めたら……う〜ん……Mr.ガイの出番がなくなっちゃうから……)

ガイ(交代かな……? よしよし、次は俺か……)

ディージェイ(うぅ〜ん……でも、今日はミーは何もしてないし……あぁ〜、もうっ……! 行きたいなぁ……出番欲しいなぁ……)

447名無しさん:2016/03/01(火) 23:14:41 ID:Fu7ZwSNM
ディージェイ「オ、オーマイガーっ……!」ガシッ

ブランカ「……ん、何だ?」


実況「あっと、ここでエプロンサイドにいるディージェイが自身の頭部を両手で押さえたぞ? 両手で抱え込んだっ!」

元「なんだなんだっ!?」


ディージェイ「このままじゃ……Mr.コーディの頭が……スイカみたいにパックリ真っ二つに割れちゃうよっ!」オロオロ


実況「おぉ〜っと、これは挑発行為……でしょうかねぇ!? 恐らく、コーディ味わっているであろう痛みを……自身の頭を抱え、表現しているのでしょうっ!」

元「ま〜た、嫌味ったらしい」


ディージェイ「パックリ割れたMr.コーディの頭部からは、脳ミソがドロドロと流れ……ハエが集り、ウジが集り……オーノーっ……! このままじゃ、リングの掃除が超大変っ! 痛いよ痛いよ……これじゃあ18禁だよっ! スプラッタっ!」オロオロ

448名無しさん:2016/03/01(火) 23:18:12 ID:C/yIhmJQ
>>442
好きにやれ
合図したらやめろ
って打ち合わせしてたぞ

449名無しさん:2016/03/01(火) 23:21:02 ID:Fu7ZwSNM
ブランカ(そうですね……いいですよ……今は、入って来ちゃダメなんです……でも、何もしなくていいというワケでもないのです……そういうアピールならオッケーですよ……)

ディージェイ「オーマイガーっ……! 痛いよ痛いよっ……! ヘルプ、ヘルプっ……! 助けて、マイマザーっ……!」オロオロ

コーディ(……くっそぉ、ちくしょおぉぉっ!)イライラ

ガイ「おい、コーディっ……! 何やってんだっ!」バンバン

ブランカ(……んっ?)


実況「あっと、しかしここでエプロンサイドのガイも動きを見せるっ! コーナーポストをバンバンと叩いて音を鳴らしていくっ!」

元「そうだよ、声出していかなきゃ」


ガイ「ロープまで、あと少しだっ! 休むなっ! 来いっ……! 来いっ……!」バンバン


実況「エプロンサイドからコーディに檄を飛ばているガイっ! そうだ、コーディもここで終わってしまいたくはないっ!」

元「ロープまで後少しだよ」

450名無しさん:2016/03/01(火) 23:26:53 ID:Fu7ZwSNM
ガイ「こっちだっ……! もう少しっ……! コーディっ……!」バンバン

ディージェイ「オーノーっ……! 絶対無理だよっ! Mr.コーディの頭はパックリと割れて……オーノーっ……! オーマイガーっ……!」オロオロ

ブランカ(ここで、二人が傍観者になってくれるのは有り難いっ……! 後は、コーディ君がロープまで逃げて、交代すれば……)


コーディ、ガンバレー

実況「さぁ、ガイも檄を送っているぞっ! コーディ、ロープまで後僅かだっ!」

元「ファンにも送られています」


コーディ、モウスコシダー

コーディ(はぁ、交代か……交代の流れか……ちくしょう……今日、何も出来なかったんじゃねぇか……それで、ここからガイの出番だろ……? また差がついちまうよ……ちくしょう……)


コーディ、ガンバレー

実況「さぁ、コーディっ! この声援に応えるんだっ! 意地をみせろっ!」

元「ガッツ出せぇ!」

451名無しさん:2016/03/01(火) 23:31:52 ID:Fu7ZwSNM
コーディ(もう、投げ出したい……今すぐ投げ出したい……だけど……)ググッ


実況「おぉ〜っと、ここでここでコーディが両足を天高く突き上げて……」

元「おっ!」


コーディ(多分、今日はここが最後の見せ場になるだろうっ……! くっそぉっ! 落ち込むのは後だっ……! やる事しっかりやらなきゃ……それこそ差が埋まらなくなっちまうっ……!)ブンッ

ブランカ「……おっ?」


オー、オーオー

実況「コーディはそのまま突き上げた両足を空中に大きく蹴り出し、キックアウトの要領で身体をロープ方向へと動かしていくっ!」

元「よしよし、いいよいいよ。こっちにはまだガイ君もいるんだから」

452名無しさん:2016/03/01(火) 23:37:17 ID:Fu7ZwSNM
コーディ「だあああぁぁっ……!」ブンッ

オー、オーオー

コーディ「うるあああぁぁっ……!」ブンッ

イイゾー、コーディー

コーディ「うおおおぉぉっ……!」ブンッ

アト、スコシダー


実況「さぁ、コーディが空中を蹴り上げるっ! 蹴り上げるっ! 蹴り上げるっ……! まるで陸に打ち上げられた魚のように跳ねるっ! 跳ねるっ! 跳ねるっ……!」

元「後ちょっと後ちょっと」

実況「ロープまでの距離は確実に縮まっているっ! 後、10cm!」

453名無しさん:2016/03/01(火) 23:41:41 ID:Fu7ZwSNM
コーディ「うおおおぉぉ……! ロープに……ついたぞっ……!」ガシッ

ガイ「コーディ、よしっ! いいぞっ!」


コーディ、ナイスガッツー

実況「さぁ、そして今コーディの足っ! その右足がロープへと触れたぁ! ここはロープブレイクっ!」

元「よ〜し」


ダン「よ〜し、ロープブレイクだっ! ブランカ、離せっ!」

ブランカ「オ、オウ……ワカッタ……」サッ


パチパチ……パチパチ……

実況「ここはロープブレイク成立ですっ! ロープブレイクっ! さぁ、レフェリーがブランカに声をかけ……そしてブランカも技を解きますっ! コーディ……粘りましたっ!」

元「この辺りで一回交代しておいた方がいいんじゃないかな?」

454名無しさん:2016/03/01(火) 23:43:34 ID:Fu7ZwSNM
今日はここまで

455名無しさん:2016/03/01(火) 23:51:47 ID:b7.a0tXE
乙です。
ディージェイの成長が、読者(メタ)視点だけでなく
ブランカにも認められ始め、感無量。
昨日の「それがベスト」と言い、今日の「オッケーです」と言い、
ブランカがディージェイを手放しに褒めるのは、この試合が初でしょ。
今までは良い所があっても「それは良いですが・・・」と、続く言葉でケチつけたし。
試合後の、ブランカのディージェイに対する評価が楽しみ。

456名無しさん:2016/03/01(火) 23:57:25 ID:BltA3e9I
ディージェイが成長してていいね

457名無しさん:2016/03/01(火) 23:57:59 ID:QNDxNMVE
乙です
まぁブランカが交代直後怒ってる感じなのはしょうがないよ
交代を指示してるのに無視した挙句、何かやるかと思ったらブレーン以外は変わり映えしないエルボーだし
何も出来なかったどころかマイナスだよこれじゃ。何か変わるきっかけが出来りゃいいけどね

458名無しさん:2016/03/02(水) 00:01:58 ID:tpCdwpQI


ディージェイが残りの出番を気にしていて…
コーディは今日の出番が終わりということは…
決着はジミーさんとガイの時、ということになるね
そこまでの展開、勝敗、マイクと楽しみだな

459名無しさん:2016/03/02(水) 00:05:17 ID:.sKSLJ8k
おつ!
ブランカさんホント良い指導係だね
しかし解説や実況は上手だな〜
ヤムチャにも頑張ってもらいたい(笑)

460名無しさん:2016/03/02(水) 00:06:39 ID:bjr.cKvU
1乙!
そしてディージェイと鼓ーディも乙!
最後はまた冷静になった二人で締めてほしいな

461名無しさん:2016/03/02(水) 00:13:47 ID:uKxyrGTs
おつおつー

>>455が言うようにジミーさんに認められたのはすっごく大きなことだと思う
課題や指令があったかもしれないが、DJの判断が他のみんな(コーディ以外)と同じになっていってるのは成長していってる証だな

次の試合はDJにスポットを当てて書いてもらいたいものだ

462名無しさん:2016/03/02(水) 00:43:25 ID:t2Hx8/9E
乙!
コーディもやらかしはしたけど、交代へのロープブレイクでちょっと注目あびたね

463名無しさん:2016/03/02(水) 01:22:08 ID:i36SkUHo
ディージェイも成長したなぁ
本田に見切りつけられて早々に試合を終わらせられた時とは大違いだ

464名無しさん:2016/03/02(水) 01:33:33 ID:J5W3Iwso
乙!
DJの之からに期待!

465名無しさん:2016/03/02(水) 01:59:48 ID:tvFHBcRU
乙です。

…もしかしてこのコーディとガイの「スタート同じなのに差を付けられた」
ってキャラ付け、ストリートファイターにはガイが早い段階で出演して、
ついでに本来主演だったはずのファイナルファイトシリーズでは
出番無くなったあたりから来てるキャラ付けだったりするのかしらん?w

466名無しさん:2016/03/02(水) 04:59:24 ID:VQRYFdXg
乙っした
コーも流れは読めてたんだよな…交代要請にも気付いてたし、何かしなきゃってのは察してたし
ただ引き出しが少なくてエルボーだけになったのとガイに負けてる現状に流されただけで…
普通にキャリア不足なだけだよなぁ若手だし

467名無しさん:2016/03/02(水) 06:18:25 ID:W748dBLM
フォローするわけではないがマイナススタートだったディージェイ相手に信頼感持てないのはしゃーない
マイナスからちょっとプラスになったくらいのディージェイと若手のコーはこれからが勝負。
層が厚くなってくれば他のカードも組めるようになるだろうしな

468名無しさん:2016/03/02(水) 08:46:31 ID:A0SX1Tx2
DJの成長に涙が出ますよー、ちょっと前まではブランカさんに謝るなんて考えられなかった

コーディはすぐパニックになるタイプなんかね?
もっと技増やせば対応できるようになるかな

469名無しさん:2016/03/02(水) 14:07:59 ID:X1lwAAcA
DJはいままで出番即ち主演か助演くらいにしか思ってなかったようだけど、
今回のアピールで端役でも拾おうとする意欲を感じた。感動した

470名無しさん:2016/03/02(水) 18:34:41 ID:Cplm2X6k
コーディ何も出来てねえって思ってるけど
じゃあ主に攻め役やってたのって誰かっていったらコーディなんだよなあ
チャンスはあったのにそれを逃したのはディージェイじゃなくて自分だと自覚出来ないとヤバいな

471名無しさん:2016/03/02(水) 21:10:31 ID:aKJpwRLI
ディージェイの出てくる話はいつも面白い

4721:2016/03/02(水) 21:51:50 ID:1JapSdd2
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

473名無しさん:2016/03/02(水) 21:53:17 ID:w7Mi6/wU
そろそろか。
ブランカさんがDJにもう一度タッチしてくれる事に期待

474473:2016/03/02(水) 22:41:48 ID:w7Mi6/wU
Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)

無理しないでください

475名無しさん:2016/03/03(木) 22:01:26 ID:WDpSsVEo
ガイ「よしコーディ、ここは交代だっ! 俺に任せろっ!」サッ


実況「さぁ、そしてエプロンサイドのガイが大きく手を伸ばすっ!」

元「うんうん」


コーディ「ちくしょう……後は、任せるぞっ……!」パシッ

ガイ「あぁ、任せておけっ!」パシッ


オー、オーオー

実況「そしてコーディは、立ち上がりつつ……その手に触れたぁ! ここでタッチっ! 試合権が移りますっ!」

元「次はガイ君だね。頑張ろう」


ガイ「……いくぜっ!」スッ


実況「さぁさぁ、試合権の移ったガイがロープを潜り、リングインしてくるっ! お次はガイ……ここでガイの出番ですっ!」

476名無しさん:2016/03/03(木) 22:10:41 ID:WDpSsVEo
ブランカ「……トコロデ、ろーぷぶれいくッテ何ダ? 食イ物カ?」ムクッ

ダン「……食い物じゃねぇなぁ」

ガイ「行くぞぉっ! はあああぁぁっ!」

ダン「あっ……おい、来てるぞ?」

ブランカ「……んっ?」チラッ


実況「そしてガイは突っ込んでいくっ! 立ち上がってブランカ目掛けて……一直線に突っ込んでいくっ!」

元「ここまでガイ君の出番はなかったからね。ここは一気にいっていい所見せて貰いたいもんだね」


ガイ「……はあああぁぁっ!」ドスッ

ブランカ「……ウ、ウオっ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ブランカへと突っ込んでいったガイは、そのままドロップキーックっ! 高く飛び上がりつつ両足で打ち込んでいったぁ!」

477名無しさん:2016/03/03(木) 22:16:12 ID:WDpSsVEo
ブランカ「……クソッ」ヨロッ

ガイ「……くっ!」ムクッ


実況「あっと、しかしブランカ……大きくフラつきこそはしたが……ダウンはしないっ! ダウンしないかっ!?」

元「あっと、浅かったか!?」

実況「いやっ! しかしこの場面、ガイはすぐ様動くっ! 立ち上がってくるっ!」


ガイ「それなら、もう一発っ……! はあああぁぁっ!」ドスッ

ブランカ「……ウ、ウオオっ!」ヨロヨロ


オー、オーオー

実況「即座に起き上がり……そしてもう一発っ! ドロップキックをブランカへと叩き込んでいくっ!」

元「あっと……でも、ダウンは奪えないねぇ。こりゃ、体格差かもしれないねぇ」

478名無しさん:2016/03/03(木) 22:25:52 ID:WDpSsVEo
ブランカ「……オ、オオオ」ヨロヨロ

ガイ「……く、くそっ!」ムクッ


実況「……何気にブランカも体格の方はいいですからねぇ?」

元「まぁでも、そこはね……こ〜う、勢いでなんとかしていこうっ……!」

実況「ここは勢いに乗って、攻めていきたいガイっ! さぁ、再び立ち上がるっ! もう一発……ここで打ち込むかっ!?」


ガイ「……それならっ!」スッ

ブランカ「……ヌッ?」

ガイ「……フンっ!」ガシッ


オー? オーオー?

実況「おっと、立ち上がったガイは……ここはブランカの側面から近づいていき……掴みかかりますっ! ブランカの脇下に頭部を入れつつ……足を取ったかっ!?」

元「おっ、おっ?」

479名無しさん:2016/03/03(木) 22:34:18 ID:WDpSsVEo
ガイ「ふぬぬぬぬっ……! おおおぉぉっ……!」ググッ

ブランカ「……オ、オオオッ!?」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここでガイはブランカの左足を折りたたみつつ……そのまま持ち上げていったぁ!」

元「よ〜し、いいぞいいぞぉ〜! 無理から持ち上げちゃえっ!」


ガイ「叩きつけるっ……! おおおおぉぉっ……!」スッ


実況「さぁ、ブランカの身体を持ち上げたガイは……そのまま腰を落とし、右膝突き立てながら……」

元「……よぉ〜しっ!」


ガイ「……だあああぁぁっ!」ドスッ

ブランカ「……グギャアアア!」


実況「その突き立てた右足の上に……ブランカの折りたたんだ左足を落としていくっ! さぁ、いったぁ!」

元「ニークラッシャーだ」

480名無しさん:2016/03/03(木) 22:42:42 ID:WDpSsVEo
ブランカ「痛イ……! 足ガ、痛イ……クソオオォ……!」バターン


オー、オーオー

実況「さぁ、ブランカの左足に激痛が走るっ! おっと、その痛みによって身体が跳ね上がったかっ!? 左足を抑えているブランカの身体が跳ね上がって、そして背中からマットへと落ちるっ!」

元「いいじゃん、ダウン取れたじゃない」


ブランカ「痛イ、痛イ、痛イヨオオォォ……!」ジタバタ

ガイ「その手……邪魔ですよっ……!」サッ


実況「ブランカは左足を抑えて、マットで悶えているっ! おっと、しかしガイはそんなブランカの足元から近づいていって……そして、その手を払ったっ!」

元「うん。いける時にいかないとね」


ガイ「……よしっ!」ガシッ


実況「そしてガイはブランカの左足を取ったっ! 両腕で捉えたっ!」

元「いけいけ、ゴーゴー」

481名無しさん:2016/03/03(木) 22:48:30 ID:WDpSsVEo
ガイ「いきますよ……? せぇ〜のっ……!」ピョンッ

ブランカ「エッ……? エッ……? オオォッ……!」


実況「ブランカの左足を捉えたガイは、お〜っと、そのままブランカの身体を飛び越えるように、前方回転してマットへと飛び込んでいくっ!」

元「いいよ!」


ガイ「……だああああっ!」

ブランカ「……ウ、ウゲゲゲっ!」ググッ


実況「ガイの身体がマットへと落ちるっ! それと同時に捉えられていたブランカの左足が引き伸ばされるっ! 股を裂いていくっ!」」

元「レッグブリーカーだね」

実況「ここはレッグブリーカーですっ! レッグブリーカーっ! さぁ、ガイが一気に攻めたてますっ!」

482名無しさん:2016/03/03(木) 22:49:09 ID:XKwY54tE
ディージェイとかリングサイドにいるのを見てても面白そうw

483名無しさん:2016/03/03(木) 22:54:57 ID:WDpSsVEo
ガイ「よぉし……」ムクッ


イイゾー、ガーイ

実況「さぁ、ガイはまだまだいくっ! そのまま起き上がり……そして、自身の背後にいるブランカの方を振り返るっ!」

元「ガイ君はまだスタミナ万全だからね。うんうん」


ガイ「……起きてもらいますよっ! おおっ!」ググッ

ブランカ「ウウッ……痛イ、痛イ……何テ奴ダ……」


実況「そしてここはブランカの上体を……起こしていくっ! ダウンしているブランカの上体を引き起こしていったっ!」


ガイ「……そらっ!」シュッ

ブランカ「……グッ」


実況「さぁ、そしてブランカの背後から……その首元に腕を回していったぁ!」

484名無しさん:2016/03/03(木) 23:01:52 ID:WDpSsVEo
ディージェイ(う〜ん……本当はミーが助けにいってもいい場面なのに…… でも、Mr.ガイが攻めてるのを邪魔したら……怒られちゃうよねぇ……交代するんじゃなかったなぁ……Mr.ガイ、出てくるのちょ〜っと遅いよ)


ガイ「……だあああぁっ!」ググッ

ブランカ「ク、苦シイッ……! 息ガ出来ナイッ……!」


実況「さぁ、背後からガイがブランカの頚動脈を締め上げていくっ! ここはスリーパーホールドっ! スリーパーホールドで締め上げていくっ!」

元「いいよいいよ、いこういこう」


ディージェイ「ヘーイっ! 何やってんだ、Mr.ブランカっ! 相手はダメダメボーイズなんだよっ!?」バンバン

コーディ(……んっ?)

ディージェイ「しっかりしなよっ! Mr.ブランカの敗北はミーの敗北……それ、わかってるのっ!? ねぇねぇねぇっ!?」バンバン


実況「ガイがブランカ相手に攻め立てておりますっ! おっと、エプロンサイドの陽気な男、ディージェイもこれには苛立っているでしょうかね? コーナーポストをバンバンと叩き、ブランカにエールを送っていますっ!」

元「ハハハハ、ちょっと苛立ってるのかもしれないねぇ」


コーディ(そうだそうだ……落ち込んでる暇なんてねぇ……まだまだ出番はあるんだ……だったら動かなきゃ……俺も動かなきゃ……)

485名無しさん:2016/03/03(木) 23:10:00 ID:WDpSsVEo
コーディ「ガイっ……! 構うもんか、いけっ……! 俺の代わりに……お前がやってくれっ……!」パンパン


オー、オーオー

実況「ここはエプロンサイドのコーディも負けてはいないっ! 大きく大きく手を打ち鳴らし……そしてガイに檄を送っていくっ! 盛り立てていくっ!」

元「そうそう、声出していこう」


ディージェイ「Mr.ブランカっ……! Mr.ブランカっ……! ヘイっ……! ヘイっ……!」バンバン

コーディ「いけっ……! いけ、ガイっ……!」パンパン


ワー、ワーワー

実況「さぁ、エプロンサイドの両者が必死にリング上の両者に檄を送っているっ!」

元「うん、こういうのもね……タッグ戦の醍醐味だよ。シングルマッチとか、一人だから本当に寂しいんだよ……」

実況「寂しい……へぇ〜、元さんらしからぬ発言ですねぇ?」

元「いや〜、僕結構寂しがり屋だよ?」

486名無しさん:2016/03/03(木) 23:15:13 ID:WDpSsVEo
ガイ「よしっ……! 任せろっ……! おおおぉぉっ……!」グイッ

ブランカ「苦シイ……苦シイ……」ググッ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、ガイが締め上げるっ……! おっと、そしてここでガイは……背後から締め上げたまま……おっと、そのままブランカの身体を引き起こしていきますっ!」

元「……あれ、立ち上がっちゃうんだ?」

実況「おっと、元さん……これは、ダメでしょうか……?」

元「いや、ダメって事はないだろうけど……だって、絶対グラウンドでの方がコントロールはしやすいでしょ?」

実況「……まぁ、確かに」


ガイ「……おおおおぉぉっ!」グイッ

ブランカ「グッ……ググッ……」ググッ


実況「さぁ、ガイとブランカの身体が完全に立ち上がったっ! ここはスタンディングでのスリーパーホールドへと移行しましたっ!」

元「……だから、ここから次に何を持ってくるかだろうね」

487名無しさん:2016/03/03(木) 23:20:04 ID:WDpSsVEo
実況「スリーパースープレックス……とか、狙っているんでしょうかねぇ?」

元「……いけるの? あれ、大技だよ?」

実況「いや〜、わかりませんよ!? 案外ガイも……」


ガイ「……だあぁっ!」ゴスッ

ブランカ「……オグっ!」


オー、オーオー

実況「おっと、ここでガイが……ブランカの首筋から右腕を離し……そしてその右腕でブランカの腰へとエルボーっ! 背後から打ち込んでいくっ!」

元「おう」


ガイ「……だあぁっ!」ゴスッ

ブランカ「……オグッ」

ガイ「もう一丁っ……! だあぁっ!」ゴスッ

ブランカ「……ウグッ」


実況「さぁ、至近距離からブランカの腰へとエルボー、エルボーっ! 打ち込んでいくっ!」

488名無しさん:2016/03/03(木) 23:25:35 ID:WDpSsVEo
ガイ「……よし、今だっ!」パッ

ブランカ「……ンッ?」


実況「おっと、そしてここでガイは左腕も離したっ! ブランカの首筋から手を離し……そして、身体を沈めるっ!」


ガイ「もう一度……テイクダウン貰いますっ……! だあああぁぁっ……!」ドスッ

ブランカ「オ、オグゥ……!」ビターンッ


オー、オーオー

実況「そしてそのまま膝裏へと低空タックルっ! 今度は前のめりにブランカの身体をマットへと倒していくっ!」


ガイ「このまま、この足を……だああっ……!」ガシッ

ブランカ「ア、アレっ……?」


実況「そしてガイはブランカの左足を捉えたっ! 両腕で掴んだっ!」

元「なるほどっ! 足が欲しかったんだね!」

489名無しさん:2016/03/03(木) 23:29:29 ID:WDpSsVEo
ガイ「これで、決めてやるっ……! 裏アキレス腱固めだっ……! だあああぁぁっ……!」ギリギリ

ブランカ「ギャアアアァッ! 痛イッ……! 痛イヨオオオォォ!」ジタバタ


オー、オーオー

実況「ブランカの左足を抱え込むように持ち、そして手の甲でアキレス腱を圧迫していくっ! ここは、ガイっ……! 裏アキレス腱固めに持っていったぁ!」

元「いいよいいよ! 下手にスリーパースープレックスとかいくより、こっちの方がいいよ!」

実況「おぉ〜っと、ブランカは苦しんでいるっ! 悶えているっ! 暴れているっゥ!」

元「まだ、ニークラッシャーとレッグブリーカーでのダメージは抜けきってないだろうからね! そうそうそう!」


ガイ「……決めるぞおおぉぉ!」ギリギリ

ブランカ「ギャアアアァァッ……! ウギャアアァァ……!」ジタバタ

490名無しさん:2016/03/03(木) 23:35:24 ID:WDpSsVEo
イイゾー、ガーイ

実況「ガイの裏アキレス健固めっ! さぁ、どうだっ!? これ、決まり具合はいかかでしょう、元さんっ!?」

元「いい感じっ……! 非常にいい感じっ!」

実況「さぁ、ブランカは悶えているっ! 苦しんでいるっ! どうだどうだどうだっ!?」


ディージェイ(う〜ん……やっぱり、出番が欲しい……だけど、Mr.ガイの邪魔したら、後で怒られる……う〜ん……でも、Mr.ブランカは苦しんでいる……これは、どうなんだ……? ミーがレスキューしてあげるべきなんだろうか……?)

コーディ(……ディージェイさんがカットに行ったら、俺もリングに行こうか)

ディージェイ(あれ……? でも、レスキューに行かなかったら、『なんで、あの時助けに来なかったんだ』とか言われちゃうんじゃないの……? ねぇ、そうだよねぇ……? だって、Mr.ブランカ凄く苦しんでるもんっ!)

491名無しさん:2016/03/03(木) 23:36:36 ID:WDpSsVEo
今日はここまで

492名無しさん:2016/03/03(木) 23:43:09 ID:ZWb.7aZ2


流石にこれは助けに行っても怒られないだろ
自力で何とかするに越したことはないけど

493名無しさん:2016/03/03(木) 23:43:45 ID:QoL56O6E

ディージェイが出ていったら、またコーディが出てぐちゃぐちゃになりそうだな

494名無しさん:2016/03/04(金) 00:07:50 ID:KD2mjkXU


行け!踊らなけりゃ大丈夫だ!(笑

495名無しさん:2016/03/04(金) 00:29:29 ID:/w7sISfI
乙乙
助けに行っても時間はないから踊るのは不味い

496名無しさん:2016/03/04(金) 00:38:26 ID:M7kp9zeM
乙です
コーディが出てこなければ「ブランカのピンチにさっそうと駆けつけるDJ」って事で一応見せ場は作れるね
後は立ち去り際にブランカとの連係攻撃を一発ガイにかませばって感じかな

497名無しさん:2016/03/04(金) 06:22:22 ID:QeLziOlk
乙っした
至近距離で応援音頭ですねわかります

498名無しさん:2016/03/04(金) 08:40:54 ID:0iBKZUfI
乙!なにやらまたまた不穏な空気がw

499名無しさん:2016/03/04(金) 11:31:37 ID:Rc1/22VE
ガイの出番が全然なかったからここは出ないのが正解なのかなぁ…
最後に連携決めたらそれでいいような気がする

500名無しさん:2016/03/04(金) 22:00:23 ID:bVFDlriU
ディージェイ(よ〜し、そうと決まれば行っちゃおう……! うんうん、そうだうよね! すぐに引っ込めば大丈夫だよね!)ササッ

コーディ(あっ、リングインしたか……)


実況「あっと、しかしここは見兼ねたディージェイがたまらずリングインっ! ロープを潜り、リング内へと入ってきますっ!」

元「あ〜っと、まぁ動くか……」


ガイ「おおおぉぉっ……!」ギリギリ

ブランカ「ウワアアアッ……! 痛イッ……! 痛イヨオオオォォ……!」

ディージェイ「ヘーイ、やめるんだっ! それ以上は許さないよっ!」

ガイ「……んっ?」

ディージェイ「……それっ!」ガスッ

ガイ「……どぐっ!」パッ


実況「ディージェイはガイへと近づいていき……そしてその無防備な背中を踏みつけていきますっ! ストンピーングっ! ここはディージェイがカットに来ましたっ!」

元「う〜ん、まぁ、惜しかったね」

501名無しさん:2016/03/04(金) 22:12:27 ID:bVFDlriU
ディージェイ(ぐぬぬぬぬ……もう一撃、加えたい……ダンスでもいい……ぬぬぬ……だけど、だけど……)

ダン「ディージェイ、カットが終わったら戻れっ!」ビシッ

ディージェイ(う〜ん、やっぱりここは戻らなきゃいけないかなぁ……? オーノー……)

コーディ「だったら、俺も行くぜっ……! おおっ……!」ズガズガ

ディージェイ「……んっ?」チラッ


オー、オーオー

実況「あ〜っと、しかしここでコーディも来ましたっ! コーディも来ましたっ! セカンドロープを潜り、今リングインっ! そしてディージェイの元へと向かっていくっ!」

元「一手遅れた感はあるけど……うん、でもまだまだっ!」


ディージェイ(オーノーっ……! オーマイガーっ……! また来たよっ……! ま〜た、恐怖のエルボーマシーンがミーの元へ来たよっ! Mr.コーディ……君は来なくていいんだよっ!?)

502名無しさん:2016/03/04(金) 22:16:13 ID:4co71.4k
恐怖のエルボーマシーンwww

503名無しさん:2016/03/04(金) 22:19:33 ID:aMiE3kOQ
エルボーマシンwww

504名無しさん:2016/03/04(金) 22:22:08 ID:bVFDlriU
コーディ「行くからな……? 本当に行くからな……!?」ズガズガ

ディージェイ(また、ミーがやられなきゃいけないのっ!? も〜うっ、嫌だよっ! Mr.コーディ……何も出来ないのに、自己主張だけは強すぎだよっ!)

コーディ「本当にいくぞっ……!? 本当の本当にいくぞっ……!? 本当の本当の本当に……」ズガズガ

ディージェイ(Mr.ブランカ……早く立つんだっ! ここはMr.ブランカがなんとか……んっ……?)


実況「さぁ、コーディが間合いを詰めていくっ! ここは、ディージェイを蹴散らしたい所だっ!」

元「ガイ君が動きやすい環境作ってあげないとね」


コーディ「とっておきの超必殺技打ってやるぞっ……! 嘘じゃない……嘘じゃないぞっ……!」ズガズガ

ディージェイ(あれ、叫んでない……? って、事はコレ来ない奴かな……? だったら、ミーがやっちゃっていいの……? やっちゃっていいのかな……?)

505名無しさん:2016/03/04(金) 22:30:31 ID:bVFDlriU
ディージェイ(あっ、そうだっ……! いい事思いついたっ……!)ガシッ

コーディ「……んっ?」


実況「さぁ、コーディがディージェイに……あっと、いやっ! ここはディージェイが、間合いを詰めてきたコーディの首筋を片腕で掴むっ!」

元「……あらっ!?」


ディージェイ「ヘイヘイヘ〜イっ! ミーがやっちゃうよぉ〜! イヤッホォゥ!」ドスッ

コーディ「……おぐふっ!」ヨロッ


アー、アーアー

実況「ここはディージェイ、落ち着いていますっ! コーディの首筋を掴み、そしてその腹部に膝ァ! ニーアタックを打ち込んでいきますっ!」

元「う〜ん、一筋縄ではいかなかったかぁ……」

506名無しさん:2016/03/04(金) 22:38:25 ID:bVFDlriU
ディージェイ(リングの上では邪魔になっちゃうかもしれないけど……場外だったら、大丈夫じゃないの!? だから、場外行こうっ! 場外、場外っ! ほら、こっちこっち……)グイグイ

コーディ(今日はやりすぎちまったからな。ここはあっさりやられておくぐらいで丁度いいだろう……これ以上、やらかすのは自分にとっても勿論だけど……皆に申し訳ない……)ヨロヨロ


実況「そしてディージェイはコーディの首筋を押し込みつつ……おっと、ロープ方向へと運んでいきますっ!」

元「あ〜っと、ディージェイ君が落ち着いてるねぇ……」


ディージェイ「ヘイヘ〜イっ! 場外へ落ちるんだよっ! Mr.ブランカとMr.ガイの邪魔になっちゃいけないからね〜! ミーもすぐ行くよ〜!」ググッ

コーディ「……う、うおっとっ!」ボトッ


アー、アーアー

実況「さぁ、ディージェイはコーディの身体をトップロープとセカンドロープの間にねじ込むように押し込み……あ〜っと、そしてここでコーディの身体が落ちたっ! 場外へと落ちたっ!」

元「う〜ん……最初の一歩が遅かったかもしれないっ!」

507名無しさん:2016/03/04(金) 22:45:06 ID:bVFDlriU
ディージェイ「ヘイヘイ、リングのお掃除完了したよ〜っ! ミーは名スイーパーだねっ!」

ガイ(って、事は……次は俺が掃除する番か……よしっ……!)ムクッ


オー、オーオー

実況「さぁ、コーディはディージェイによってリング外へと放り出されてしまったぁ! あぁ〜っと、しかししかししかしっ!」

元「おっ!」

実況「ここで、ガイが立つっ! ガイが立ち上がってくるっ! そしてその視線は、ブランカではなくディージェイを見ているっ!」


ガイ「うおおおぉぉっ……! いくぞっ……!」ズガズガ

ディージェイ(んっ、何だっ……? 叫び声っ……!? 来るヤツだ……来るヤツが来る……)

ガイ「……うらああぁぁっ!」ガシッ


オー、オーオー

実況「ガイは大きく叫びながら、場外の方を見ているディージェイに近づいていき……そして腰回りを掴むっ! 背後から腰回りを掴んでいくっ!」

元「おぉ〜しっ! いいぞいいぞっ!」

508名無しさん:2016/03/04(金) 22:53:08 ID:bVFDlriU
ガイ「バックドロップいきますよっ……! 出来ればその後、上体だけ起こしておいて下さいっ……!」ジリジリ

ディージェイ「あっ、はい」


実況「さぁ、ガイはディージェイの腰回りを掴み……おぉ〜っと、そのまま一歩、二歩と少々後退して……」

元「あの辺にいたら、ロープ掴んで耐えるって事も出来るからね。位置どりは重要だよ」


ガイ「そらああああぁぁっ……!」ググッ

ディージェイ「……オ、オウっ!」


実況「ディージェイをロープ際から離して……そして、ガイは背後からディージェイの身体を抱え上げていったぁ!」

元「いいよいいよ、ガイ君勢いがあるっ! 実に勢いがあるっ!」


ガイ「バックドロップだああぁぁっ……!」ズドーンッ

ディージェイ「……どぐふううぅぅっ!」


オー、オーオー

実況「そ〜のまま、バックドロップっ! リング中央にディージェイの身体を叩きつけていったぁ!」

元「よ〜しっ! いいよいいよっ!」

509名無しさん:2016/03/04(金) 22:58:05 ID:EE8Ovhxk
あっはい

510名無しさん:2016/03/04(金) 23:01:55 ID:bVFDlriU
ディージェイ「オ、オーマイガーっ……! 頭を打ってしまったっ……!」ムクッ


実況「おっとぉ? これはディージェイ……後頭部を強打してしまったかっ!? 上体を起こし、後頭部を抑えて悶えているっ! 激しく悶えているっ!」

元「あ〜っと」


ガイ「よぉ〜し、このままっ……!」ムクッ


オー、オーオー

実況「さぁっ! 一方、ガイはすぐに立ち上がるっ! 即座に立ち上がってくるっ!」

元「若い子は運動量が多いねぇ。感心しちゃうねぇ」


ガイ「……だああぁぁっ!」ダダッ


実況「さぁ、ガイはそのまま正面のロープ目掛けて走っていくっ! いや〜、元さんもまだまだお若いですよ! な〜にをおっしゃっているんですかっ!?」

元「いやいや、僕はもう無理だよ……あんなに走り回ったり出来ないよ」

511名無しさん:2016/03/04(金) 23:08:34 ID:bVFDlriU
ガイ「……いきますよっ!」グイッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ガイは正面のロープの反動を利用して……おっと、そして再びディージェイへと向かっていくっ!」

元「いけっ!」


ガイ「そのまま、場外に戻ってっ……! はああぁぁっ……!」スパーンッ

ディージェイ「お、おおおっ……!」バターンッ


オー、オーオー

実況「加速をつけて……上体を起こしているディージェイの胸元ォ! そこに熱〜い蹴りをお見舞いしていくっ! おっと、ディージェイの上体が再びマットへと倒れたぁ!」

元「よ〜しよしよし」


ディージェイ(場外には行くつもりだったけど……行くつもりだったけど……)ゴロゴロ

512名無しさん:2016/03/04(金) 23:13:18 ID:bVFDlriU
ディージェイ(場外には行くつもりだったけど……行くつもりだったけど……)ゴロゴロ

ガイ「……よしっ、これで落ち着いた」

ディージェイ(こっちじゃないよ……! こっちにはMr.コーディがいないよっ! これじゃあ、場外戦が出来ないよっ! ミーは今日、本当に何もしてないよっ!?)ボトッ


実況「鋭い蹴りを喰らい……おぉ〜っと、ここはたまらずディージェイも場外へとエスケープっ! ディージェイが場外へと落ちましたっ!」

元「いいよ〜」


ブランカ(コーディ君とは逆方向に落としましたか……いいですよ、いいですよ、ガイ君……)ムクッ

ガイ(あ〜っと、ブランカさんが起き上がる前に、終わらせたかったが……そう上手くはいかないか……まぁ、いいや……)チラッ


実況「さぁ、ここでブランカが立ち上がってくるっ! しかし、ガイの勢いはまだまだ止まってはいないっ! 次の標的はブランカっ! そちらを振り向くっ!」

513名無しさん:2016/03/04(金) 23:17:57 ID:bVFDlriU
ブランカ「ウ、ウウウ……足ガ……足ガ痛イヨォ……」ヨロヨロ

ガイ「いくぞおおぉぉっ……!」ズガズガ


オー、オーオー

実況「おっとぉ? これはブランカ……少し、足を引きずっているかっ!?」

元「あっ、引きずってるねぇ」

実況「やはり、先程の裏アキレス腱固めでその足にはダメージが蓄積されているのかっ!? さぁ、そしてガイはそんなブランカへと向かっていくっ!」

元「チャンスだよ〜!」


ガイ「……らぁっ!」ガシッ

ブランカ「……負ケナイゾッ!」ガシッ


実況「さぁ、そしてここでブランカに組みかかっていくっ! あっと、しかしブランカも負けじと組みかかっていったっ! ここはロックアップっ! ロックアップ状態へとなったっ!」

514名無しさん:2016/03/04(金) 23:33:27 ID:bVFDlriU
ガイ「そらっ……!」シュルッ

ブランカ「……ウオッ」


実況「あっと、そしてここでガイが……腕をとったかっ!? 腕をとったかっ!?」

元「とりました」

実況「ブランカの左腕を取りつつ、その脇下を潜り抜けるようにして……ブランカの側面へと移動っ! 捻り上げていくっ! アームロックだっ!」


ガイ「よぉし……よぉし……」ギリギリ

ブランカ「痛イ……痛イ……」


実況「さぁ、ガイはブランカの腕を捻り上げつつ……背後へと移動するっ! ここで左腕を離し……そして、背後から胴回りを掴んでいくっ! 右腕でブランカの腕を捻りつつ……左腕はブランカの胴回りへと回したぁ!」

515名無しさん:2016/03/04(金) 23:38:08 ID:bVFDlriU
ガイ「いくぜええぇぇっ……! うおおぉぉっ……!」ガシッ

ブランカ「……ンンッ!?」


実況「おっと、ここでガイが掴んでいた両腕を一度離し……そして素早く持ち替えたっ! 両腕でブランカの左脚……太腿辺りを抱えたっ!」

元「おっ」


ガイ「倒れろっ……! うおおおぉぉっ……!」ググッ

ブランカ「ウエッ……チョ、チョ……ウゲェェ……!」ビターンッ


実況「足をすくい上げつつ、体重を前にかけて……おっと、ここでテイクダウンっ! テイクダウンっ! 自身の身体ごとブランカの身体を、前方に倒したぁ!」

元「よ〜し、いいよいいよっ!」

実況「そしてガイの両腕は、ブランカの足を捉えているっ! 恐らくガイの狙いは十中八九っ……!」

元「足でしょうっ!」

516名無しさん:2016/03/04(金) 23:40:07 ID:h2wnyOSM
エルボーマシーンは反省会だな

517名無しさん:2016/03/04(金) 23:42:40 ID:bVFDlriU
ガイ「このままアキレス腱固めだあああぁぁ! ああああぁぁっ!」ギリギリ

ブランカ「ギャアアアァァっ! 痛イッ……! 痛イヨオオオォッ!」ジタバタ


ワー、ワーワー

実況「ここでいったぁ! 再びいったぁ! ブランカの左足を抱え込むように持ち、そして手の甲でアキレス腱を圧迫していくっ! 再び、裏アキレス腱固めへと持っていったぁ!」

元「今度はディージェイ君はいないからねっ! カットされる心配もないよっ!」

実況「鬼の居ぬ間になんとやらっ……! さぁ、いくならここだっ! ブランカの足にはダメージが蓄積されているっ! ここで一気に決めてしまいたいっ!」


イケー、 ガーイ

ガイ「……決めるぞおおおぉぉっ!」ギリギリ

ダン「おい、ブランカどうするっ!? ギブアップかっ!? ギブアップするのかっ!?」

ブランカ「ぎぶあっぷシナイっ……! ぎぶあっぷシナイっ……! だんサン、助ケテっ……!」ジタバタ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、ブランカは悶えている、暴れいるっ! だが、ガイは容赦しないっ! 容赦なしに絞り上げていくっ! 元さん、これ決まり具合はどうでしょうか!?」

元「いけるいけるいけるっ! 決まっちゃうんじゃないのっ!?」

518名無しさん:2016/03/04(金) 23:49:20 ID:bVFDlriU
ディージェイ(これ、ミーが起きちゃったら……また同じ事の繰り返しになっちゃうよね……あ〜あ、じゃあまだ倒れておかなきゃいけないんだ……あ〜あ、今日の試合退屈だなぁ……)

コーディ「ううっ、よぉ〜し……ガイ、いいぞ……」ムクッ


実況「さぁ、ディージェイは場外で倒れているっ! カットの心配はなさそうだっ!」

元「決めるなら、ここだねっ!」


ガイ「……うおおおぉぉっ!」ギリギリ

ダン「おい、ブランカどうするんだっ!? レフェリーストップ……してやろうかっ……!?」

ブランカ「ヒイィッ……ヒイィッ……嫌ダ……嫌ダ……俺、逃ゲルっ……! ろーぷマデ逃ゲルっ……!」ズリズリ


ワー、ワーワー

実況「あ〜っと、しかしここはブランカも粘るかっ!? 必死にほふく前進のような形で……あ〜っと、ここはロープブレイクを狙っているっ!」

元「う〜ん……ロープに辿り着く前に、決めたいけどね……」

519名無しさん:2016/03/04(金) 23:55:26 ID:bVFDlriU
ガイ「ロープまでは行かせないっ……! だああぁぁっ……!」ギリギリ


ワー、ワーワー

実況「ガイもその事は重々承知かっ!? ここで大きく大きく叫びながら決めにいったかっ!? 渾身の力で締め上げていくっ!」

元「いけるかっ!?」


ブランカ「フ、フギィっ……! 痛イ痛イ痛イっ……! ウワアアアァァっ!」ジタバタ


実況「あ〜っと、これにはブランカ……もう、ペース配分など考えている暇などないかっ!? 残された力を振り絞り……懸命にロープへと向かっていくっ!」

元「……うわああ」


ブランカ「……ろーぷっ!」ガシッ

ガイ「……くそっ!」

ダン「よぉし、ロープブレイクだっ! ガイ、離せっ!」


実況「あ〜っと、そしてブランカの右腕が……ロープを掴んだっ! ロープを掴んだっ! ここは、ブランカ……なんとか逃げ切りましたっ! ガイっ……仕留め損ないましたっ!」

元「いや〜、まだ終わってはないよっ! まだまだっ!」

520名無しさん:2016/03/04(金) 23:58:46 ID:hLEXrHaw
DJよ、「邪魔しない」はかなり重要だぞ
最初の方で場外戦までしたら派手になりすぎるし

521名無しさん:2016/03/05(土) 00:00:52 ID:bIVlFeNU
ダン「おい、ブランカ……大丈夫か……? 試合、出来るか……?」

ブランカ「ウウゥ……俺、モウ無理カモシレナイ……」

ガイ「仕留め損なったが、まだいけるっ……! いけるぞっ……!」ムクッ


実況「さぁ、レフェリーはブランカの足の様子を確認しているのでしょうか? どうでしょうか、これ?」

元「あのダメージが蓄積されてる限りは……ガイ君に勝算あると思うよ」

実況「それならば一気に行きたい所だっ! さぁ、ガイが立ち上がるっ!」


ガーイ、イケルゾー

ディージェイ(もう、起きてもいいよね……あ〜あ、今日の試合……Mr.ガイが主役になっちゃってるよ……ミーのいい所、全部横取り横取り……泥棒さんだね!)ムクッ


実況「あ〜っと、しかし場外のディージェイが、ここで立ち上がりましたねぇ? 今、場外をぐるっと回り自軍コーナーへと戻っていますっ!」

元「う〜ん、まぁコーディ君も戻ってるし……上手い具合に止めておきたいよね」

522名無しさん:2016/03/05(土) 00:03:14 ID:bIVlFeNU
今日はここまで

523名無しさん:2016/03/05(土) 00:17:22 ID:L8GTxQNw
乙!
試合時間が第一試合にしては長そうだけどそうでもないのかな

524名無しさん:2016/03/05(土) 00:22:22 ID:rPiiP6e2


ここでディージェイに交代もありかな?
それなら場外戦よりもディージェイにとっては良い

525名無しさん:2016/03/05(土) 00:33:05 ID:wVVgMbXo
第一試合とはいえ、今回は八百長の第零試合があったから
ここで少しでもお客さんを沸かせて、今夜のメインイベントに向けて盛り上げたい

526名無しさん:2016/03/05(土) 01:55:31 ID:jicVLCmE
おつおつー

この試合レスラーからしたらDJはかなりの進歩だよなぁ
ただDJからすると客を盛り上げてナンボってところが何もしてないって思う要因なのかな
この辺の捉え方に関して、DJはまだレスラーとして未熟な部分だな

あと、関係ないけど、ジミーさんの言葉が平仮名で描かれてるとき、すげーかわいく見えるwww

527名無しさん:2016/03/05(土) 02:06:35 ID:IFYUfYQE
ディージェイはレスラーとしてまともな試合ができるようになったけど、まだまだスタートラインに立ったばかりだな

528名無しさん:2016/03/05(土) 03:04:27 ID:rJy3qeTk
乙乙

529名無しさん:2016/03/05(土) 06:18:37 ID:7guISNpw
乙っした
ヤムチャ「恐怖のバックドロップマシーン」ビッ!
DJ「恐怖のダブローマシーン」シュ!
コー「新たに俺が恐怖のエルボーマシーン」ガガッ!

530名無しさん:2016/03/05(土) 06:20:16 ID:7guISNpw
それなりに盛り上がってるじゃん
あの第零試合の直後で
どうすんだ?>ユン
まあ客の入りが違うけど

531名無しさん:2016/03/05(土) 17:10:46 ID:sPr/POsY
次がユンなのがきついな…
ディージェイ達の試合見て発奮するような奴でもないし

532名無しさん:2016/03/05(土) 19:30:21 ID:oZPNH/Vo
>>531
発奮はずっとしてるんじゃね
方向が明後日向いて空回りしてるだけで

だらだらやってる訳でもないし

533名無しさん:2016/03/05(土) 22:00:32 ID:bIVlFeNU
ブランカ「ダケド……俺、頑張ルっ……!」ムクッ

ガイ「決めてやるっ……!」ズガズガ


イケー、イケー

実況「さぁ、ここでブランカが立ち上がってくるっ! ガイはそんなブランカへと近づいていくっ! 一気に押したい場面っ!」

元「いけいけっ!」


ガイ「いくぞっ……! はぁっ……!」ガスッ

ブランカ「……グオッ」


実況「立ち上がったブランカに対して……ここで裏拳っ! スナップを効かせた拳をブランカの顔面へと打ち込んでいったっ!」


ガイ「もう一撃っ……! はぁっ……!」ガスッ

ブランカ「………クオッ」


実況「お〜っと、連続でもう一撃ィ! ここはガイ……連続でブランカの顔面を打っていくっ!」

534名無しさん:2016/03/05(土) 22:11:48 ID:bIVlFeNU
ガイ「……せやっ!」ドスッ

ブランカ「……ドフッ」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、続いて……ボディブローっ! 腹部へと打ち込んでいくっ!」


ガイ「……はあぁっ!」ガスッ

ブランカ「……グゲッ」


オー、オーオー

実況「更に更にっ……! エルボーっ! ここで再び顔面っ! 打ち込んでいきますっ!」

元「おっ、ここでラッシュ仕掛けてるね」


ガイ「これで……終わりだっ……! せやっ……!」ズガァッ

ブランカ「……ウゲエェ」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、そして足を大きく振り上げ……ここで回し蹴りィ! ブランカの顔面へと打ち込んでいったぁっ! ここはガイ、押しますっ……! ラッシュラッシュで打ち込んでいくっ!」

535名無しさん:2016/03/05(土) 22:15:54 ID:bIVlFeNU
ブランカ「ウウウゥ……ウウウゥ……」ヨロヨロ

ガイ「何っ……!? ダウンしてない……!?」


実況「んっ……? おや、しかし……回し蹴りを打ち込んだのはいいが……ガイの動きが止まる……どうしたっ!?」

元「多分、ガイ君は今のでダウン奪えると思ってたんじゃないかな?」

実況「あ〜っと、なんという事でしょう」


イケー、イケー

ガイ「くっ……切り替えが肝心だっ……! だったらっ……!」クルッ

ブランカ「ウ、ウウッ……ウウッ……」ヨロヨロ


実況「ここへ来て、体格差……というものが生きてきたのでしょうかっ!? あっと、しかしガイはそんなブランカの前で、クルッと背を向けるっ!」

元「おっ」


ガイ「……今度は勢いつけてやってやりますよっ! はぁっ!」ダダッ

ブランカ「ウウッ……ウウッ……」ヨロヨロ


実況「ガイはブランカに背を向け……おぉ〜っと、ここでロープの反動を利用しにいったかっ!? ロープに向かって走るっ! ブランカも慌ててその後を追おうとするが……」

元「うん、やっぱり足に来てるね。こりゃ、追いつけないよ」

536名無しさん:2016/03/05(土) 22:23:40 ID:bIVlFeNU
ガイ「……いきますよっ!」ググッ


イイゾー、イイゾー

実況「さぁ、ガイがロープの反動を利用して勢いをつけるっ! そして再び、ヨロヨロと後を追いかけているブランカの元へと向かっていくっ!」


ガイ「ダウンしてもらいますよっ……! せやっ……!」フワッ


実況「そしてガイは、大きく飛び込みつつブランカへと……」

元「よぉ〜しっ!」


ブランカ「……捕マエタゾッ!」ガシッ

ガイ「……えっ!?」


オー? オーオー?

実況「あ〜っと、あっとあっと……待って下さい、待って下さいっ!」

元「あ、あらっ!?」

実況「ここはブランカ……飛び込んできたガイの身体を……そのままキャッチっ! キャッチしていきましたっ! 無理矢理捉えましたっ!」

元「あらららら……捕まっちゃったか〜」

537名無しさん:2016/03/05(土) 22:29:13 ID:bIVlFeNU
ブランカ「ヨイショ……ヨイショ……フンっ……!」ググッ

ガイ「……お、おおっ!」


実況「さぁ、空中のガイの身体を捉えたブランカは……ここは、一度肩へと担ぎ上げていくっ! そして、一歩二歩とリング中央付近に移動していくっ!」

元「何気にパワーあるからねぇ……う〜ん……」


ブランカ「落トスゾッ……! フンガアアァ……!」バターンッ

ガイ「……ぐわあああぁぁ!」


アー、アーアー

実況「さぁ、ブランカはそのまま後方に倒れ込み……ガイの身体を背中からマットへと打ち付けていくっ!」

元「水車落としですね」

実況「ここは水車落とし……水車落としっ! ブランカ、カウンターで決めて来ましたっ! ロープの反動を利用してきたガイの勢いを……そのまま受け流していったぁ!」

元「いや〜、持ち上げてから、ちっと間があったから……受け流しにはなってないと思うよ。まぁ、でも返された事実は変わらないか」

538名無しさん:2016/03/05(土) 22:38:36 ID:bIVlFeNU
ブランカ(今日は私が、ガイ君から勝利……そこは決まっている……決まっているが……)ムクッ


実況「さぁ、そして今、ブランカがゆっくりと立ち上がってくるっ!」

元「う〜ん、惜しかったねぇ……」


ブランカ(今日の試合……ディージェイ君の行動が、少し予想外だった……勿論、いい意味で予想外だった……ガイ君とコーディ君の見せ場を優先する事はしっかりと従ってくれたが……)


実況「一気に押したい所だったが……あ〜、惜しかったっ!」

元「いや〜、まだまだだよ」


ブランカ(その結果、彼の見せ場が今日はない……試合開始直後の蹴りぐらいだ……時間はもう少ない……安定を選ぶなら、このまま決めるべきだが……いやっ……! ディージェイ君なら、いけるだろうっ……! 一瞬でリングの主役になる事……彼ならいけるでしょうっ……!)

539名無しさん:2016/03/05(土) 22:47:09 ID:bIVlFeNU
ブランカ「でぃーじぇいっ! 俺、超ぴんちダっ! 助ケテクレっ!」クイクイ

ディージェイ「……んっ?」

ブランカ「早クっ……! 早ク、来テクレっ……!」クイクイ

ディージェイ「オーウっ! 呼ばれてるんだったら……行くよ〜!」ググッ


実況「あ〜っと、そしてここで立ち上がったブランカが自軍コーナーエプロンサイドのディージェイに手招きっ! 手招きしてリング内へと呼び寄せていきますっ!」

元「あ〜っと、呼び込んできたか?」

実況「そしてディージェイ、ロープを潜り、リング内へと入ってきますっ! ここで入ってきますっ!」


ディージェイ「Mr.ブランカ、どうしたのっ!? ミーの出番!? だったら交代してよっ!」

ブランカ「モウ、ソンナ時間ハナイっ! トリアエズ、そいつヲ引キ起コシテクレっ!」

ディージェイ「あっ、はい」

540名無しさん:2016/03/05(土) 22:47:54 ID:3NTgbkb6
安定のあっ、はいw

541名無しさん:2016/03/05(土) 22:57:31 ID:bIVlFeNU
ブランカ(コーディ君も、少なかったけど……まぁ、チャンスの量は沢山ありました……だからここは……)

コーディ「くっ……だったら俺も……」

ブランカ「行カセナイゾッ……! ウオオオォォッ!」ズガズガ

コーディ「……んっ?」


実況「さぁ、ブランカはリング内にディージェイを呼び込み……おぉ〜っと、そして自身はコーディへと向かっていくっ! 向かっていきますっ! 足の痛みを堪え……エプロンサイドのコーディへと向かっていくっ!」

元「う〜ん、止めにいったって事は……何か合体攻撃か連携攻撃とか狙ってるんだろうね」


ブランカ「……ダアアァッ!」ガスッ

コーディ「……うげっ!」ボトッ


実況「そして、エプロンサイドにいるコーディに対して……エルボーバーットっ! 打ち込んでいったっ! コーディの身体がエプロンサイドから場外へと落ちたぁ!」

元「う〜ん……ちょっと苦しくなってきたのかもしれないっ……!」

542名無しさん:2016/03/05(土) 23:05:06 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「ヘーイ、Mr.ブランカ……? ここから、どうするの? どうするの? ミーの好きにやっちゃっていいのかい?」ググッ

ガイ「……ううっ」

ブランカ「焦るなっ! ちょっと待ってろっ! 今行くからっ!」ズリズリ


実況「エプロンサイドのコーディを一蹴したブランカ……おぉ〜っと、足を引きずりながら今度はガイの元へと向かっていくっ! ディージェイはガイの身体を引き起こし、もう準備完了だっ! そこに近づいていくっ!」

元「あ〜っと、やっぱりこれは……合体攻撃かな?」


ブランカ「……ダブルブレーンバスター、いきましょうっ! いけますね?」

ディージェイ「ミーに最後の見せ場作ってくれたんだね? 勿論、オーケーさっ! いけるよっ!」

ブランカ「……ヨシ、ソレジャア、イクゾ!」ガシッ

ディージェイ「……オーケーっ!」ガシッ


実況「おっと、そしてブランカとディージェイが、ガイの正面左右から……ガイの頭を脇下に抱え込むっ! 二人掛かりで挟み込むようにガイの頭部を捉えたっ!」

元「あ〜、やっぱり合体攻撃だっ!」

543名無しさん:2016/03/05(土) 23:09:07 ID:bIVlFeNU
ブランカ「……セェ〜ノっ!」ググッ

ディージェイ「……イヤッホオオォォッ!」ググッ

ガイ「……う、うおおおっ!」


実況「さぁ、そしてブランカとディージェイが……二人掛かりでガイの身体を抱え上げていくっ! 真っ逆さまへと抱え上げていくっ!」

元「あ〜らららぁ……」


ブランカ「……落トスゾっ!」

ディージェイ「オーケーっ……! イエーイっ!」

ガイ「……ぐわあああぁぁ!」ズドーンッ


実況「そしてそのまま後方っ……! リング中央へとガイの身体を、叩きつけていくっ! ここはダブルブレーンバスターだっ! 合体攻撃っ! ガイへと仕掛けていったぁ!」

元「う〜んっ……! あいたたた〜! で、でも……まだまだだよっ!」

544名無しさん:2016/03/05(土) 23:16:20 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「一丁上がりっ……! まぁ、でも……トータルでは退屈な試合……そんな感じだったねっ!」

ブランカ「サァ、でぃーじぇぃ……がいハりんぐ中央ダ……今日、アノ新技……試シテミヨウジャナイカ……」

ディージェイ「……えっ?」

ブランカ「一撃、大技ガ欲シイ場面ダ……ダッタラ、君ノ新技デ……ヤッテミヨウっ……! イケっ……! イケっ……!」

ディージェイ「ようやく、ミーの出番が来たよ……実はね……今日の試合……途中から半分諦めてたんだよ……」フルフル

ブランカ「君は、どのタイミングからでも巻き返せるポテンシャルは持ってるんですよ……例え、それがこんな終盤でも……でも、これは間違いなく最後の見せ場……失敗したら、新技も潰れてしまいますよ……」

ディージェイ「……ミーはやってやるよ」ムクッ

ブランカ「全てのファンの注目を君に集めなさい」ムクッ


実況「さぁ、そしてここでブランカとディージェイが立ち上がってくるっ! 立ち上がってきますっ!」

545名無しさん:2016/03/05(土) 23:23:59 ID:bIVlFeNU
ブランカ「ウォウ、ウォウウォウウォウっ! でぃーじぇいガ来テクレタゾッ! モウ、コレデ俺ハ大丈夫ダっ!」ヨロヨロ


実況「さぁ、ここでブランカはロープ方向へと近づいていくっ! 近づいていきますっ!」

元「何か狙ってるのかな?」


ブランカ「……イッタダッキマースっ!」ガジガジ


実況「あっ、違うっ……! 違うぞっ! ブランカはロープを噛んだっ! ロープを噛んでいるっ!」

元「な〜にをやってるんだ……まぁ、でもガイ君にとってはありがたい行動じゃないかな?」

実況「合体攻撃の余韻で興奮しているのでしょうかねぇ? やはり野生児の考えは理解出来ない部分がありますっ!」


ディージェイ「……腕は、そこじゃない。添えておけ」スッ

ガイ「……ううっ」


実況「しかし、試合権こそはありませんが、ディージェイもいるんですよねぇ……おっと、ここでディージェイはダウンしているガイの頭部付近に立ち……おっと、大の字になって両腕を伸ばしてる腕を、足で押して身体に添えさせますっ!」

546名無しさん:2016/03/05(土) 23:29:22 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「……」ジーッ

ブランカ「アグアグアグっ……!」ガジガジ

ダン「……あ〜のなぁ? 噛むんじゃねぇよ!」


実況「ディージェイは何処か遠くを見ているっ! 遠くを眺めていますっ!」

元「……ちょうちょがいたのかな?」

実況「さぁ、ロープに噛み付くブランカ……そして、目下のガイには目もくれず、何処か遠くを眺めるディージェイっ……! 少々、リング上がカオスな事になっておりますっ!」

元「まぁ、ガイ君にとってはチャンスなんじゃない?」


ディージェイ「……If you smell (……とくと見るがいい)」


実況「あっと、待てっ!? ここで遠くを見ていたディージェイの視線が……キリリと定まったような気がしたぞっ!?」

元「んっ……? なんだっ……?」

547名無しさん:2016/03/05(土) 23:30:48 ID:wS8.ZZfQ
アカン、イケメンやん

548名無しさん:2016/03/05(土) 23:34:23 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「what The Dee Jay is cooking ! (ディージェイ様の妙技をな!)」ブンブンッ


オー? オーオー?

実況「そして、ディージェイはここで大きく大きく腕を振ったっ! 両腕をクロスさせるように左右に振っていくっ!」

元「な〜んか……なんか、狙ってるっぽいよっ!?」


ディージェイ「……イヤッホオオォォッ!」ダダッ


オー? オーオー?

実況「そのままディージェイはロープ目掛けて一直線っ! 一直線に向かっていくっ!」

元「だから、多分……ロープの反動を利用して……だろうね」

549名無しさん:2016/03/05(土) 23:42:36 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「……イヤッホオオォォッ!」ググッ


実況「さぁ、ディージェイがロープの反動を利用したぁ! そしてダウンしているガイへと目掛けて再び突っ込んでくるっ!」

元「うん、来るよ〜」


ディージェイ「ヒャッホオオオォォっ……!」ピョンッ


オー? オーオー?

実況「あっと、いやっ……! ここでディージェイが、ガイの身体を飛び越えたっ! ガイの身体を飛び越え、そして再び逆側のロープへと走るっ!」

元「えっ、おっ、んんっ……? 往復するのかっ!?」

550名無しさん:2016/03/05(土) 23:47:59 ID:bIVlFeNU
ディージェイ「イヤッホオオォォッ!」


オー、オーオー

実況「再びロープの反動をつけたディージェイっ! ガイへと向かっていきますっ! ディージェイがリング上を縦横無尽に駆け回るっ!」

元「お〜、お〜、お〜、なんだなんだ……ディージェイ君らしい技って言えばそうだけど……」


ディージェイ「ピィィィポォォォォズ、エルボォォォォ!」ピタッ


実況「さぁ、そしてダウンしているガイ目掛けて……ディージェイが右腕を振り上げたぁ!」

元「おおっ」


オー! オーオー!

ディージェイ「……フウウウウゥゥ!」ドスッ

ガイ「……おぐっ!」


実況「そして、そのままガイにその腕っ! 肘ィ! 落としていくっ! 突き出していくっ! ここでエルボードロップっ!」

元「あんな技、見た事ないよ〜」

551名無しさん:2016/03/05(土) 23:49:52 ID:10Tqau/Q
うおぉぉぉぉ!
ロック様ならぬDJ様じゃー!!!

552名無しさん:2016/03/05(土) 23:54:44 ID:bIVlFeNU
オー! オーオー!

ブランカ(無駄の多い技……無駄な動きの多い技……だけど、普段から無駄な事ばかりしている私やディージェイ君なら……よかった、反応はなかなかですね……)


実況「ディージェイの新技……でしょうかねぇ?」

元「恐らくね」

実況「ランニングエルボー……とでも言えばいいでしょうか!?」

元「ランニングなんてもんじゃないよ!? だって、往復したんだよ、往復」

実況「リング上を走り回ってからの、エルボードロップでした。あれ、威力は通常のエルボーよりは……あると考えてもよろしいんでしょうか?」

元「まぁ、そりゃ往復して、ねぇ……? 勢いつけてたから、あるんじゃないの? あれはでも多分、実際に喰らってみないとわかんないよ」

実況「ひょっとしたら、秘められた力があるのか!? さぁ、ディージェイの……う〜ん、なんと言えばいいでしょうかねぇ!? エルボーっ! スーパーランニングエルボーっ! ガイに突き刺さりましたっ!」

元「……そのネーミング、ダサいよ」

553名無しさん:2016/03/06(日) 00:00:45 ID:iqiDjrlM
ディージェイ「ピープルズエルボーっ! ピープルズエルボーっ! 業界一シビれる技だっ!」ムクッ

ダン「おいおい、ディージェイ、ディージェイっ! 何やってんだよっ! 試合権のない奴があっち行ったりこっち行ったりしちゃ……」


イイゾー、ディージェイ

実況「さぁ、興奮冷めやらぬディージェイっ! 起き上がり何やら叫んでいますっ! 叫びまくっていますっ! あ〜っと、しかしそんなディージェイの元にレフェリーがやってきました」

元「まぁ、確実に言えるのは、試合権のない時にする技ではないって事だね。そりゃ、レフェリーも目をつけるよ」

実況「次は試合権がある時に披露してくれる事を期待しましょうっ!」


ブランカ「でぃーじぇい、こーでぃダっ! 場外ノこーでぃヲ抑エテオイテクレ……!」

ディージェイ「え〜、待ってくれよ〜! ここからがミーの……」

ブランカ「もう、いいだろっ! 早くいけっ!」

ダン「いや、本当……マジで……ほれ、ゴーゴー」

ディージェイ「んも〜う……皆して……オーケー、オーケー、わかったよ……」

554名無しさん:2016/03/06(日) 00:06:54 ID:iqiDjrlM
ディージェイ「ヘーイ、エルボーマシーンっ! ワンモアタイムだよ〜!」

コーディ(なるほどなぁ……エルボーが多かったのか……ちくしょう、変なあだ名つけられちまった……)



実況「あっと、ディージェイはそして場外のコーディの元へといきますっ! 今、ロープを潜り場外へと降りました!」

元「いや〜、でもいい働きしたんじゃないの? 合体攻撃と、それとエルボーの大技打って、それで今度はコーディ君を止めに行くんだからね」

実況「ガイ……ちょっと苦しいですかねぇ?」

元「エルボーの分のダメージは計れない部分は少しあるけど、まぁそれでも結構あるでしょ? 合体攻撃と続けざまに喰らってるからねぇ……」


ブランカ「……ヨーシ、終ワリニスルゾ!」ズガズガ

ガイ「う、ううっ……」


実況「ディージェイを呼び込み、一気に形勢を変えて来たブランカっ! さぁ、そして今度は自身がガイへと近づいていくっ!」

555名無しさん:2016/03/06(日) 00:09:57 ID:iqiDjrlM
ブランカ「……起キロッ!」グイッ

ガイ「……ううっ」ググッ


ガイモ、ガンバレー

実況「さぁ、ブランカはガイの身体を引き起こしていきますっ!」


ブランカ「……決めますよっ!」グイッ

ガイ「……はいっ!」

ブランカ「ヨッ……ヨッ……フンっ……!」ググッ


実況「ガイの股下に手を差し伸ばし、そのまま抱え上げボディスラム……あっと、違うっ! おぉ〜っと、ブランカはガイの身体を真っ逆さまへと持ち上げ、そして胴回り抱え込むように持ち替え……ここはツームストンパイルドライバーの体勢へと抱え込あげましたっ!」

元「あ〜っと、決めに来てるねぇ」

556名無しさん:2016/03/06(日) 00:13:20 ID:iqiDjrlM
ブランカ「……止メダっ!」スッ

ガイ「……くっ」

ブランカ「フンヌっ……!」ドスッ


実況「さぁ、ガイの頭部をマットへと突き刺さ……あっ、いや違うっ! ブランカはガイの身体を抱えたまま膝を突き立て屈み込み、そしてその膝にガイの肩口をぶつけていきます!」

元「おおっ」


ブランカ「ソシテ、前ニ……倒レルっ……!」ビターンッ

ガイ「……うぐあああぁぁっ!」


実況「そして、そのまま前方に倒れこむっ! 自身の体重をも浴びせつつ……ガイの身体を背中からマットへと打ち付けていくっ!」


ブランカ「だんサン、ふぉーるダっ! かうんとシテクレっ!」

ダン「レフェリーって呼べ、レフェリーってオラっ! よ〜し、カウント取るぞ〜!」


実況「さぁ、そしてそのままガイの身体に覆い被さる、フォールの体勢ィ! さぁ、どうだレフェリーがやってきたぞっ!」

元「短時間でバンバンと喰らってるからねぇ。苦しい部分はあるとは思うけど……う〜ん、返して欲しいねぇ」

557名無しさん:2016/03/06(日) 00:17:00 ID:iqiDjrlM
ダン「ワンっ……!」

ガーイ、ガンバレー

ダン「ツーっ……!」

ガーイ、カエセー

ダン「……スリイイィィ!」

アー、アーアー

ダン「スリーカウントだっ! スリーカウントっ! ゴングを鳴らせっ! ゴングをよぉ!」


カンカンカーン


実況「あ〜っと、これはガイも返せない……返せないか……ここでスリーカウント……決まってしまいましたぁ!」

元「う〜ん、いい感じで攻めれてたんだけどねぇ……やっぱり、最後に一気に持っていかれたよねぇ」

実況「ガイも健闘はしましたが……一時はブランカも追い詰める場面のあったのですが……あ〜っと、惜しくもスリーカウントっ! スリーカウントっ! ここで決まってしまいましたぁ!」

558名無しさん:2016/03/06(日) 00:18:16 ID:iqiDjrlM
今日はここまで

559名無しさん:2016/03/06(日) 00:21:34 ID:Cr8db39w
お疲れ様です!
ディージェイの人民肘シビレタ

560名無しさん:2016/03/06(日) 00:27:49 ID:p7y78pmw


普段から無駄の多いのを逆手に取ったのね
if〜も全部わかって良かったし、訳も勉強になった

561名無しさん:2016/03/06(日) 00:30:33 ID:Hdrg4nS6
乙!
ディージェイに成長が見られた
コーディも最後には気づいた
良い試合だった

562名無しさん:2016/03/06(日) 00:34:46 ID:v8IxNB8E
ブランカも少し素が出たところがあったな
まだまだディージェイも危なっかしいが、シングルで結果が出せるまで後少しって感じだな


563名無しさん:2016/03/06(日) 00:44:10 ID:kwDnEBQs
いずれはDJとエルボーマシーンのタッグで合体技パーリピーポーエルボーだな

564名無しさん:2016/03/06(日) 00:53:11 ID:o.X2m15o
ピープルズエルボー動画で見てみたけど、確かに派手なぶん動きの無駄が多い技だなww

まぁ、静止時にかかるベクトルの向きを上手く変えて落下に急加速を付けつつ、
相手に刺さるように肘を向ければ普通に殺人技にもできそうだったけど、
そんなんやったら見た目地味になるし、選手怪我するしでプロレス的には意味ないな

565名無しさん:2016/03/06(日) 01:55:47 ID:gzQreUQ.
エルボーマシーンは反省会だなー

566名無しさん:2016/03/06(日) 02:48:41 ID:2Ib07IDM
乙乙

567名無しさん:2016/03/06(日) 02:51:03 ID:sHjToXQ2
おつおつー

DJ、最後にジミーさんからご褒美もらえてよかったね!
ただ、試合中の「あ、はい」はやめてくれ
あとからジワジワきて、ニヤけてしまうんだよwww

568名無しさん:2016/03/06(日) 03:36:04 ID:GAIX0Sew
If you smell〜とエディの喋りの翻訳は神だったと思う

569名無しさん:2016/03/06(日) 06:38:33 ID:pmgHm8ec
ダンスなら2クールとかの技やってほしかったな
wormとかw

570名無しさん:2016/03/06(日) 06:49:18 ID:uUOZKdXw
乙っした
ゲンサン ナニイッテンノ
ハシレバ ハシルホド イリョク バクアゲニキマッテル
DJ次はリング一周や!威力10倍だぞ!

571名無しさん:2016/03/06(日) 10:06:56 ID:RuI3AjfY
>>567
「あ、はい」
イワナキャイケナイキガシタ…

しかし、仕方ないとはいえ実質第二試合から飛ばしてくね。
次がきつそうだwユンだよな次。
…どうなるか楽しみだw

572名無しさん:2016/03/06(日) 12:26:17 ID:EDT5eVbA
ここは逆手にとってユンヤンがトゥークールとか
そして本田さんもダンスユニット入りすれば愉しい
イメージ的にはハーディーズであってほしいとこでもあるけど

573名無しさん:2016/03/06(日) 13:53:46 ID:r/45RUmk
ロス・ゲレロスとか

574名無しさん:2016/03/06(日) 16:02:57 ID:WHtfu.JU
こうして観るとロック様はへなちょこヒール時代からピープルズエルボー使ってったんだからすげえよな

575名無しさん:2016/03/06(日) 18:51:41 ID:fTFbmIb2
D(ドウェイン)J(ジョンソン)!!

576名無しさん:2016/03/06(日) 22:00:56 ID:QzWGrQaE
ーーー


ヤムチャ「なんだなんだ……? おいおい……ディージェイのアレ、なんだ?」

本田「あっ、アイツ……結局やりよったかっ!? やるな言うたのに……あ〜、もうっ……!」

ヤムチャ「……本田さん、知ってるんですか?」

本田「あ〜、なんか言うとったわ……アイツの考えた新技や……なんやったかんな? ぴぽーずえるぼーやて」

ヤムチャ「……ぴ、ぴぽーずえるぼー?」

ソドム「面白い技じゃないですか。私は好きですよ」

本田「……えっ、ホンマか?」

ソドム「だって、エルボードロップを……あそこまで昇華させるなんて……なるほど、往復か……くそっ、そこは盲点だったなぁ……」

本田「絶対、やりすぎやっての!」

577名無しさん:2016/03/06(日) 22:07:28 ID:QzWGrQaE
ロレント「場内の反応は結構良かったんじゃないですかね?」

本田「まぁ、そこはな……ウケてよかったわ。ワシは絶対ウケへんと思ったから、やめとけ言うたんやけど……う〜ん、これは……ワシの見る目がなかったちゅう事になるんか……?」

ソドム「いや、でも私も本田さんの立場なら……そう言うと思います」

本田「……せやろ!? なっ、せやろ!?」

ロレント「また、凄い技持ってきましたね……う〜ん、最後の最後で……持っていきましたよ」

ソドム「コーディ君とガイ君相手にも……ねっ? 上手く、自分を抑えて上手くやってたじゃないですか」

ヤムチャ「あっ、そうそう! 今日、ずっとディージェイやられてましたよね!」

本田「あ〜、そこはようやっとったわ。ワシん時も、ああいう風にやってくれればええのに……」

ソドム「本田さん相手の時は……こう、実験的に色々やってるんですよ、多分……」

本田「いつまで実験やっとんねんっ! もうええやろっ! もうええやろっ!」

ロレント「成果は見えてきてますって」

ヤムチャ「お、おおっ……!」

578名無しさん:2016/03/06(日) 22:19:53 ID:QzWGrQaE
ーーー


ブランカ「ウオオオォォッ! 逆転劇ィィィィ! 俺ノ勝チィィィィ!」ググッ


実況「さぁ、ブランカが立ち上がり……そして、両腕突き上げているっ!」

元「まぁ、後ちょっとだった」


ブランカ「オイ、コッチダっ! でぃーじぇいモコッチヘ来イっ!」バンバン

ディージェイ「オーケーっ! それじゃあ、エルボーボーイ……次回はもうちょっと、しっかりしてよねっ……!? ねっ……!?」

コーディ「……はい。すいませんでした」

ディージェイ「ヘイヘーイっ! Mr.ブランカ……今、行くよ〜!」サッ


実況「ブランカはマットをバンバンと叩き、おぉ〜っと、これはリング内へとディージェイ呼び寄せていますっ! さぁ、ディージェイも今リング内へと向かいますっ!」

579名無しさん:2016/03/06(日) 22:25:25 ID:QzWGrQaE
ディージェイ「ヘーイっ! Mr.ブランカっ……! チャンスをありがとうっ! 勝利のハグだっ!」ガバッ

ブランカ「ぴーぷるずえるぼー良カッタゾっ! でぃーじぇい、オ前ノオカゲダっ!」ガバッ


実況「リングに上がったディージェイは両腕を大きく広げ……そして、ブランカも同じように大きく広げ……さぁ、今二人の距離が縮まり共に勝利の喜びを分かち合いますっ!」


ディージェイ「Mr.ブランカっ……! ミーは信じてい……んっ……?」

ブランカ「オ前ノ、肘ハ最強ダッ! コノ、肘ッ! コノ肘、肘ッ! 美味シソウッ! イタダキマースっ!」カブッ

ディージェイ「……ノ、ノーっ!」


オー? オーオー?

実況「あ〜っと、待って下さい……!? 勝利のハグかと思いきや……あっとっ! ブランカはディージェイへと噛みつきましたっ!」

元「……あれっ?」

580名無しさん:2016/03/06(日) 22:31:34 ID:QzWGrQaE
ブランカ「アグアグ……ヤッパリ肘ハ硬イナ……ウンウン……アグアグ……」ガブガブ

ディージェイ「オ、オーノーっ……! 痛いっ……! ばっちぃっ……! それに、ハグはっ……!? 勝利のハグはっ……!?」

ダン「おいおい、何やってんだ、ブランカっ……! そいつは味方だぞ、味方っ!」


ブランカ、カミツクアイテ、チガウゾー

実況「ハグを拒否したブランカっ……! おぉ〜っと、ブランカはディージェイの腕に噛みついていきますっ! なんだなんだなんだっ!? ここで仲間割れかっ!?」

元「案外じゃれてるだけなんじゃない……? ほら、だって犬とかも甘噛みとかで、こうじゃれたりするじゃん?」

実況「元さん、彼は犬ではありませんっ! れっきとした人間ですっ! 人なのでございますっ!」

元「だけど、野生児です」

実況「そうでしたっ! ブランカは野生児でしたっ! 野生児っ! とすると……あれはブランカなりの喜びの表現と言った所なのか!?」

581名無しさん:2016/03/06(日) 22:39:45 ID:QzWGrQaE
ブランカ「ぴーぷるずえるぼーっ……! ぴーぷるずえるぼーっ……!」ガブガブ

ディージェイ「オ、オーノーっ……! ヘルプっ……! ヘルプっ……! この人、頭おかしいよっ!」


クスクス……クスクス……

実況「噛み付くブランカっ……! 悶えるディージェイっ……! 確かに、こ〜う薄目で見てみれば……大型犬がディージェイとじゃれあっている……そのような光景に見えなくもありませんっ!」

元「何気に、コンビネーションとか良かった二人だからね。うんうん、そういう信頼関係とはあるとは思うよ。ただ、じゃじゃ馬だね……うん。あの大型犬の調教、もうちょっとした方がいいと思うよ」


ダン「ヘーイっ……! ストップっ! ブランカ、ディージェイ……やめろっ!」

ブランカ「オ、オウ……だんサン……」


実況「さぁ、そんな二人に慌てて調教師が仲裁にやってきましたっ! レフェリーのダン氏ですっ!」

元「……何故か、レフェリーの言う事は聞くからね」

実況「ディージェイに噛み付いているブランカ……お〜っと、そうっ! 引き離していきますっ! そう、そいつは敵ではないっ!」

582名無しさん:2016/03/06(日) 22:48:27 ID:QzWGrQaE
ブランカ「ヨーシ、だんサンっ! 俺達ノ勝チ名乗リヲ上ゲテクレっ!」

ディージェイ「全く、いちちち……」

ダン「……ったく、それじゃあ二人共手を挙げろっ!」ググッ


実況「さぁ、そしてここで調教師もといレフェリーが両者の手を高々と掲げ、今勝ち名乗り……勝ち名乗りが行われます!」

元「うん」

実況「え〜、試合結果はブランカ・ディージェイ組の勝利……ブランカ・ディージェイ組の勝利となりましたっ! え〜、ショルダーブリーカーのような技から、そのまま体固めで決着ですっ!」

元「でも、決め手となったのは、やっぱりあのディージェイ君のエルボーじゃない?」

実況「そうですね! その前に、ダブルブレーンバスターもありましたし……合体攻撃……次にディージェイ……そしてブランカと繋いでの……フィニッシュでしたっ!」

元「うん。思った以上にエルボーが強力だったんだよ」

583名無しさん:2016/03/06(日) 22:53:01 ID:6bI55XuI
ブランカが連呼してくれたおかげで、ピープルズエルボーの宣伝もバッチリ
これでお客さんに
「DJって奴は踊ってばかりだけど、蹴り技以外にもこんなエルボー技を持ってる」
って知ってもらえた
若手のいい所は的確に広めて伸ばすジミーさんマジイケメン

584名無しさん:2016/03/06(日) 22:55:30 ID:QzWGrQaE
実況「非常にディージェイらしい技と言えばらしい技ですが……これ、元さん……あの技のネーミングどうしましょうか!?」

元「……スーパーランニングエルボーだったっけ? 確かに、それじゃあダサいよね」

実況「元さん、酷いっ! 私、せっかく頑張って捻り出したと言うのに……」

元「だって、ダサいもんっ! 絶対、その名前じゃディージェイ君にも申し訳ないよっ!」

実況「ぐぬぬぬっ……! 私のセンスは古いのでしょうかねぇ……? それではあの技の名前は、もうディージェイに任せるとしましょうっ!」

元「それが一番いいよ、うん」

実況「さぁ、ディージェイの新技っ……! それがどういったネーミングになるのか……次回の試合で発表出来る事になれば、いいですね!?」

元「はい」

585名無しさん:2016/03/06(日) 23:03:16 ID:QzWGrQaE
ブランカ「サァ、でぃーじぇいっ! 夕日ニ向カッテ走ルゾっ!」ビシッ

ディージェイ「退場口に夕日はないよっ!? Mr.ブランカっ!」

ブランカ「イイカライイカラ、退場ダっ! ホレ、行クゾっ!」

ディージェイ「……オ、オーケー」


実況「さぁ、そしてここでブランカとディージェイが……おぉ〜っと、揃って退場していきますっ! 退場していきますっ! 今、花道を引き下がっていきますっ!」


ディージェイ「お〜っと、いけない……退場も……華やかにいかないとね……?」ルンダルンダ

ブランカ「ンッ……? 何ダ……? 足ガ痛イゾ……走レナイゾ……? 何ダ……?」ズルズル


実況「ステップを踏み、踊るようにしながら退場していくディージェイっ! まだまだ余裕と言った所かっ!? そしてブランカは……少々足を引きずりながらの退場ですっ!」

元「ディージェイ君はともかく……ブランカ君をねぇ……追い詰めてた部分はあったんだよ……」

586名無しさん:2016/03/06(日) 23:11:45 ID:QzWGrQaE
ガイ「……ううっ」

コーディ「ガイっ……! 大丈夫かっ!?」サッ


実況「リングに残ったガイ……あっと、そして今コーディが駆け寄ってきましたっ! 確かに……後、一歩の所だったのですが……惜しくも沈んでしまいました」

元「まぁ、次頑張ろう。ねっ」

実況「……どうでしたか? 元さん、この二人の試合を見て」

元「だいたい、僕この時間はまだ到着してない事が多いからねぇ、うん。こういう席でこの二人の試合を見る事は少ないんだけど……」

実況「……そうですね」

元「……まぁ、いいんじゃない?」

実況「ほう」

587名無しさん:2016/03/06(日) 23:15:18 ID:QzWGrQaE
元「あのね……ガイ君……彼は結構、暗殺拳の才能あると思うよ?」

実況「おぉ〜っと、元さん……おっかないっ! やめて下さいよっ! ガイを悪の道に引きずり込むのはっ!」

元「待ちなさい……君は、暗殺拳を誤解しているっ……! 絶対、誤解してるって!」

実況「ほ〜う……と言いますと……?」

元「そもそも、暗殺拳とは……相手の部位を、その腕とか足とかね……? そういう所を破壊していくんだよ……こう、チマチマチマチマ、試合の序盤から狙っていくワケだよ……」

実況「まぁ、元さんの現役時代はそんな感じでしたねぇ」

元「僕らの時代なんかはさぁ……? こう男らしくドッカーンとぶつかり合うのが、主流だったんだよ。その野球でいう、ストレート勝負……みたいな感じでね?」

実況「はいはいはい、わかります。非常にわかります」

元「それで、そんな中僕は……こう、チマチマチマチマ腕に狙いをつけたり……足に狙いをつけたり……ねちっこくやってたんだよ」

実況「私も元さんの現役時代のVTRを何度も確認させて頂きましたけど、そういったファイトスタイルでしたねぇ」

588名無しさん:2016/03/06(日) 23:25:02 ID:QzWGrQaE
元「その結果、アイツのファイトスタイルは男らしくない……とか、言われてね? いつの間にか、僕悪者になっちゃってたんだよ」

実況「ハーッハッハッハ」

元「笑い事じゃないよ!? だから、君……僕は昔は悪人で、今は改心した……みたいな事言うけど……僕、自分の事悪人だと思ってた事、一回もないよ!?」

実況「おぉ〜っと、こいつは失礼しましたっ!」

元「やっぱりね、自分よりひと回りもふた回りも大きい人と戦う事ばかりだったからさぁ……? というか、僕より小さい人なんて殆どいなかったんじゃないかな……? そういう中で、僕が生き残るにはそうやって、チマチマやるしかなかったんだよ」

実況「まぁ、機会があれば是非皆さんもね……お近くのレンタルショップなどで、元さんの現役時代の映像をご覧になって下さい。そして、その目で元さんが悪人だったかどうかを、ご確認なさって下さいっ!」

元「周りに騙されちゃいけないよ!? ちゃんと見てね、ちゃんと……僕、そんなシャドルーとかみたいに悪い事してないからね!?」

589名無しさん:2016/03/06(日) 23:31:39 ID:6bI55XuI
次の試合は、ユンvsホーク戦か
DJの試合は、上手くいったと言っていいでしょう
>>171のように、ユンもここで下手を打てばどうなるか・・・・

590名無しさん:2016/03/06(日) 23:33:13 ID:JsTJOous
ディージェイは元々パフォーマーだし身体能力もすごく高いから切っ掛けをつかんだら一気に伸びそう
でもユンは・・・

591名無しさん:2016/03/06(日) 23:36:11 ID:6r6OmC..
正直次の試合はダイジェスト形式+客の反応だけでええわ

592名無しさん:2016/03/06(日) 23:37:05 ID:QzWGrQaE
元「って、話題が僕の事になってるじゃないか……戻そう……話を戻そう……」

実況「……おぉ〜っと、失礼っ!」

元「だから、ガイ君の話だよね……? ガイ君も言えば、恵まれた体格ではないワケじゃん? これから、ボーンとデカくなるかもしれないけど……まぁ、現状では、ちょっと小さいじゃない?」

実況「確かに、そうかもしれませんね」

元「でも、そんな中……どういう風に攻めればいいか……ってのを、よく理解してると思うよ。彼は、パワー勝負じゃなくてスピード……バネ……サブミッション……そういう風に、攻めていく事の方がいい結果に繋がる……その事を非常に理解してると思うんだよ」

実況「例えば、今日の試合では、ブランカの足……狙いを定めてましたよね?」

元「昔はああいう事してたら、チマチマやってんじゃねぇなんて怒鳴られたもんだけどさ……? 今、選手は成長してるじゃない? 時代が変われば、ファイトスタイルってのも、変わってくるじゃない?」

実況「はいはいはい」

元「それで、それにファンもついてきてくれてるじゃない?」

実況「ほ〜う」

593名無しさん:2016/03/06(日) 23:41:19 ID:QzWGrQaE
元「今日のガイ君が、だからブランカ君の足を攻めてる時ね……やっぱりファンの皆さんも、そういう事の有効性……理解してたじゃない?」

実況「はいはいはい! そうでしたよね」

元「本当、羨ましい限りだよ。選手がより自分を生かす為にパフォーマンスを見せる……それをファンが受け入れてくれる……実に羨ましいっ!」

実況「なるほど」

元「そういう面では、ガイ君……体格というハンデを背負いながらも、よくやってるいると思います。まぁ、身体作るのに、越した事はないけどね。まだまだ伸びますよ」

実況「なるほど、ありがとうございますっ! それでは、コーディの方はどうでしたでしょうか?」

元「う〜ん……コーディ君か……そうだね……彼は……」

実況「はいっ!」

元「……だから、どっちかと言うと、パワーを生かそうとしてるのかな? そういう面では、僕とタイプは違うね」

594名無しさん:2016/03/06(日) 23:47:59 ID:QzWGrQaE
元「まぁ、ガンガン攻めてる場面もあったし、勢いはあるよね。負けん気が強いって言うのかな?」

実況「ガンガンいってる場面もありましたね」

元「まぁ、何事も経験だよ。ガンガンいくって事は上昇志向が強い……のし上がってやろうって気持ちが強いって事だから。そこは、やっぱり一番大事」

実況「なるほど!」

元「まぁ、彼にも期待しましょうっ!」


パチパチ……パチパチ……

コーディ「……さぁ、退場だ」

ガイ「……あぁ」


実況「さぁそして、ガイとコーディが揃って退場していきますっ……! 本日は破れてしまった両者ですが……是非とも、次魅せていただきたいっ!」

元「そうですね。ほら、拍手も貰ってるんだからねっ! 頑張りましょう」

595名無しさん:2016/03/06(日) 23:50:10 ID:QzWGrQaE
ーーー


ディージェイ「ヘーイっ! Mr.ブランカっ! なんでミーに噛み付いたんだいっ!? ばっちいよっ!」

ブランカ「今日、時間なくて噛み付いてる暇も、犬の真似もする暇なかったんですよ。最後ぐらいはいいじゃないですか」

ディージェイ「……も〜う」

ブランカ「……それで、今日の試合はどうでしたか?」

ディージェイ「ヘイヘイ……ミーのピープルズエルボー……盛り上がってたんじゃないっ!? よかったんじゃない!? ほらほら、やっぱりファンキーな必殺技だっただろ!?」ウキウキ

ブランカ「……これから大切に使っていきましょう。連発はダメですよ。一試合一回です」

ディージェイ「一試合一回……ミーは、10回でも20回でも打ってやりたいんだけど……」

ブランカ「……ファンは飽きます」

ディージェイ「そうだよね! あまりやってると飽きちゃうよねっ! オーケー、オーケー……わかったわかった……」

ブランカ「試合の感想は、それだけですか……? もう、ありませんか……?」

ディージェイ「あるよ〜! Mr.コーディがね……沢山エルボー打ってきたんだよ! ミーは困っちゃったんだよ! どうしようもなかったっ!」

596名無しさん:2016/03/06(日) 23:54:21 ID:QzWGrQaE
ブランカ「なるほど……その事については……君がよかった点も、悪かった点も、ありますね……」

ディージェイ「ミーに悪い点なんてあったのかいっ!? 今日はミーはしっかりと……」

ブランカ「まぁ、話を聞いて下さい。先ず、よかった点は二つ……一つは、君が避けずに、攻撃を受けてくれた事……」

ディージェイ「それは、最初に言われてたからね。彼らが大声出しながら仕掛けてきたら、ミーは喰らわなきゃいけないんだろ?」

ブランカ「しっかりとその指示を守ってくれました。そこがよかった点です。そして、二つ目……コーディ君がエルボーばかりして、君の対処のしようがなくなった……だから、私に交代してくれたんですよね?」

ディージェイ「……うん」

ブランカ「そういった時に、私を頼ってくれる事……自分だけで処理しない……非常によかったと思います。だからこそ、私は君に新技の機会を与えました。自分のチャンスを犠牲にしてまで、試合の流れを優先してくれたんですからね」

ディージェイ「……オ〜ウ」

ブランカ「私は、犠牲にした分のチャンスは、同じ数だけ与えますよ?」

ディージェイ「と言う事は、ミーのあの時の選択は大・成・功といったワケなんだね!」

ブランカ「……話はそう簡単ではないワケですね」

ディージェイ「……んっ?」

597名無しさん:2016/03/06(日) 23:58:16 ID:QzWGrQaE
ブランカ「重箱の隅をつつく事にはなりますが……これは悪い点です。どうしていいかわからない……自分だけでは処理しきれない……それは、君の処理能力が、劣っていると言う事にも取れます」

ディージェイ「ヘーイっ! 待ってくれっ! だって、エルボー、エルボーばかりじゃ……」

ブランカ「ダブルローリングソバット……ダブルローリングソバット……ダブルローリングソバット……おまけに、ダブルローリングソバット……」

ディージェイ「……んっ?」

ブランカ「コーディ君も、少し暴走気味でしたが……以前の君は同じ事をしてるんですよ。コーディ君にあまり目くじら立てないで下さい……君が文句を言うなら、私にだって目くじら立てる権利はありますよ?」

ディージェイ「今日はしてないじゃないかっ!? それにMr.本田には怒られてるよっ! もっともっと怒られてるよ!?」

ブランカ「でも、本田さんは途中で交代などせずに、君のダブルローリングソバット……受け続けてくれてるでしょ? 君は本田さん相手なら自由にやらせてもらえてるでしょ?」

ディージェイ「たまに、痛いビンタされちゃうけどね!」

ブランカ「相手に自由にやらせ続ける事が出来る本田さん……どうしようもなくなって、パートナーに交代する君……ここが、本田さんと君の差になってくるワケなんですよ」

598名無しさん:2016/03/06(日) 23:59:08 ID:QzWGrQaE
今日はここまで

599名無しさん:2016/03/07(月) 00:02:26 ID:g51yD5Sw
なるほどなあ
ベテランと新人の詰めきれない差って訳か

600名無しさん:2016/03/07(月) 00:05:53 ID:ro6ymKv6
乙です
しかし期待の裏返しってのはわかるけど、ブランカは厳しいね
ただDJも以前とは違って聞く耳を持つようになってるし、頑張ってほしい

>>591
同感。この後を考えると作者の負担が凄くなりそうだから、ダイジェストで流せそうな試合は流した方がいいと思う

601名無しさん:2016/03/07(月) 00:06:27 ID:.algDa1c

ディージェイに聞く姿勢ができてる…(驚愕
キチンと聞ければすぐ伸びるだろうな

602名無しさん:2016/03/07(月) 00:30:05 ID:2dQBM5Es


ジミーさんのエルボー噛みw表裏のギャップが凄いw
あと、お客さんも第零試合を引きずらなかったよね
それだけでも大成功だな

603名無しさん:2016/03/07(月) 00:33:55 ID:wUBi/eOY
乙乙

604名無しさん:2016/03/07(月) 03:02:30 ID:IDEFaXDY
乙!
ジミーさんはとても良い教育係なんだなあ

605名無しさん:2016/03/07(月) 04:18:01 ID:U4Ueboi2
乙乙!
さりげなく解説しながらアドバイスまでしてくれる元さんスゲェ!
やる気はあるんだけど、、ってのはリアルによくあるけど、負けん気やる気はホント大事よね。
ガイコー頑張れ!DJどんどん引っ張っていこう!

606名無しさん:2016/03/07(月) 05:06:10 ID:w3jUI7B2
乙っした
現状でのDJは合格点ってことだね
まだ伸び代あるし期待大
コーもレパートリー増やせばイケるイケる

607名無しさん:2016/03/07(月) 07:13:37 ID:gg61pcms
おつおつ
元さんの評価からするとガイとコーディの差は、ファイトスタイルを確立してるか否かってところにあるのかもね
レパートリー増やすのはもちろんだけど、むやみに増やすだけだったら器用貧乏で決め手に欠ける選手になりかねんと思う

608名無しさん:2016/03/07(月) 07:24:48 ID:3.6AFZ22
乙!
ジミーさんの教育係りとしての優秀さハンパねえ
次はユンホーク戦だな
ユンはホークのこと舐めてるけど、スト4だとユンにとってホーク天敵なんだよね…

609名無しさん:2016/03/07(月) 10:32:47 ID:SqmhsNyg
以前、DJにはロック様になれる資質あるって書いたけど
そうなって本当に良かった!!

610名無しさん:2016/03/07(月) 22:01:24 ID:hAb8CkMU
ブランカ「ですから……まぁ、もう少しコーディ君とガイ君相手にその辺の経験を積んで頂いて……」

ディージェイ「オーノーっ! まだミーはその二人なの!?」

ブランカ「でも、以前よりかは出来るようになってるじゃないですか。技のレパートリーも増えてきてるし……よくなってきてますよ」

ディージェイ「ミーは超一流にならなくちゃいけないからね! 当然だよっ!」

ブランカ「今日のコーディ君には……私や、ダルシムさんが言っておきます。ちょっと、やり辛かったかもしれませんが、次回はそうさせないようにしますから……」

ディージェイ「本当だよっ!? ちゃ〜んと言っておいてよ、も〜うっ!」

ブランカ「当面の目標は本田さんみたいに、どんな状況で余裕を持って望めるようにする事です。追いつけ追い越せ本田さんです」

ディージェイ「それとね……後、Mr.ヤムチャもだっ!」

ブランカ「あ〜、そうですね。ヤムチャ君もですね」

611名無しさん:2016/03/07(月) 22:11:07 ID:hAb8CkMU
ディージェイ「Mr.本田は……もう伸びしろがない……うん、うん……」

ブランカ「……あっ、そんな事言うと怒られますよ?」

ディージェイ「だって、彼はもう完成系なんだから……Mr.本田の場合は、後はもうミーがその差を埋めていくだけだ。キャリアの差なんて、ミーのヤング・パワーで埋めていってあげるよ」

ブランカ「考え方としては、いいかもしれませんが……歳とってからでも、進化出来るのがプロレスなんですよね」

ディージェイ「問題はMr.ヤムチャだよ。彼はまだ完成系じゃない……だから、ミーもね……うん」

ブランカ「……君、結構ヤムチャ君ライバル視してますねぇ」

ディージェイ「ライバルじゃない。彼は戦友だっ! だけど、どっか行っちゃったんだっ! だから、ミーから会いに行かないとっ!」

ブランカ「焦りは禁物ですよ。今日みたいな試合の中で無理をせず学んでいく事が、近道だと思います。考えようによっちゃ、コーディ君とガイ君は、ロレントさんやソドムさんよりも、学べる事の多い相手なんですよ」

ディージェイ「でも、自由に出来ないじゃないか? ミーは受けてばかりだよ」

ブランカ「受ける事……学べたじゃないですか……? それに、最後の最後で総取りする方法も……」

ディージェイ「……ワーオ」

ブランカ「試合序盤から、君はずっと受け続けていましたが……試合を見ていたファンは今、どう思っているでしょうねぇ? 君のエルボーの印象が強く残ってるんじゃないですか? それでいいんですよ」

612名無しさん:2016/03/07(月) 22:11:11 ID:yrj4o30k
>追いつけ追い越せ本田さんです
なんだか、この言葉がすごくいい
暖かくて、力強くて、優しい  ジミーさん流石やで

613名無しさん:2016/03/07(月) 22:15:44 ID:hAb8CkMU
ーーー


ダルシム「うん、二人共。お疲れ様」

ガイ「お疲れ様です」

コーディ「……すいませんでした」ペコッ

ダルシム「……おっと、どうした?」

コーディ「いや〜、あの〜、その〜……エルボーばかりしてましたよね……俺……」

ダルシム「……自覚はあるんだな? よしよし」

コーディ「本当、すいませんでした……すいませんでした……」

ダルシム「立ち上がりはよかったのに……それに、試合前にも上手くアピールしてたじゃないか。それなのに、どうした?」

コーディ「……ディージェイさんに、ちょっと蹴りが変な感じで入っちゃったんですよ」

ダルシム「……あったな」

614名無しさん:2016/03/07(月) 22:25:30 ID:hAb8CkMU
コーディ「それで、そこからちょっとテンパったと言いますか……う〜ん……」

ダルシム「焦って攻める必要はない。じっくりと間を取ったっていいんだよ」

コーディ「いや〜、最初に蹴り見てる分……なんか、試合中に仕掛けられたら……みたいに思った所もありまして……」

ダルシム「そもそも、ディージェイ君は当てる気で打ってないだろ? そこはちゃんと空振りさせるように、ジミー君が言ってある」

コーディ「……はい」

ダルシム「君の仕掛けた分は、全部受けてくれただろ? 彼だって、しっかりやってくれるよ」

コーディ「昨日の試合で、結構滅茶苦茶やってましたからね……こ〜う、あの様子を見ていたらなんというか、その……」

ダルシム「……舐めてたか?」

コーディ「すいません……舐めてた部分もあったかもしれません」

615名無しさん:2016/03/07(月) 22:31:25 ID:hAb8CkMU
ダルシム「彼は、ここでのキャリアは短いかもしれないが、他の場所でのキャリアがある」

ガイ「キックボクサーですよね?」

ダルシム「そうそう、キックボクサー。あまり、下に見ないように。そういった意味を込めて……最初の蹴りは、君達に見せたんだ。凄い蹴りだっただろ?」

コーディ「……はい、いいもの見れました」

ガイ「……鋭かったです」

ダルシム「コーディ君……見るからに、怖気付いていたぞ……?」ニヤニヤ

コーディ「いやいやいや、怖気付いてなんていませんよっ……!」

ガイ「……本当か?」

コーディ「お、お前っ……! エプロンで見てただけの癖に……あっ、卑怯だな〜っ! 俺は目の前で見たんだぞ!」

ガイ「……まぁ、そうだけど」

616名無しさん:2016/03/07(月) 22:54:27 ID:hAb8CkMU
ダルシム「機会があれば、ガイ君も試合の中で見せてもらうといい」

ガイ「そうですね。自分は今日、ブランカさんでしたからね」

ダルシム「ガイ君は上手くやってたと思うぞ、うん」

ガイ「……ありがとうございます」

コーディ「……」

ダルシム「あ〜、コーディ君も……ジミー君相手ならいけただろう。ディージェイ君とは経験不足……今日の差はそこの差だ」

コーディ「……はい」

ダルシム「落ち込む事はない……寧ろ、もっと酷くなるのかと危惧していたぐらいだよ。そういう意味では今日の試合……ディージェイ君と作れたじゃないか? そこは、胸を張ってもいい」

コーディ「……はい」

ダルシム「次は、いい試合を作ろう」

ガイ「コーディそうだよ……次があるじゃないか……? 俺だって、多分ディージェイさん相手だったら似たような事になってたと思うよ……なっ……?」ポンポン

コーディ「……はぁっ」

ダルシム「何事も経験だ。次に生かせれば、それでいい」

コーディ「……はい」

617名無しさん:2016/03/07(月) 23:01:13 ID:hAb8CkMU
そしてーー


ユン「……ぐにゅにゅにゅにゅっ!」ガシッ

ホーク「……来るかっ!?」


実況「さぁ、ユンがホークの頭部を脇に抱えるっ! ブレーンバスターの体勢っ! おぉ〜っと、いくかっ!? いくかっ!?」

元「う〜んっ……!」


ユン「ぐにゅにゅにゅにゅっ……! う、うっ……重いっ……!」ググッ

ホーク「……どうしたっ!?」


実況「あ〜っと、しかし持ち上がらないっ! やはり持ち上がらないっ! ホークの巨体は一ミリもあがりませんっ!」

元「そりゃ、この体格差で仕掛けるもんは無謀だよっ! 無謀すぎるよっ!」

618名無しさん:2016/03/07(月) 23:05:49 ID:ALOMYC12
わー、ユン大幅カットだー(棒)

619名無しさん:2016/03/07(月) 23:09:19 ID:hAb8CkMU
ホーク「……おおおぉぉ!」ググッ

ユン「……う、うおおおぉぉぉっ!」


実況「あ〜っと、ここは逆に……ホークが抱え上げたっ! 抱え上げたっ! ユンの身体を真っ逆さまへと抱え上げていくっ!」


ホーク「……そおおおらっ!」ズドーン

ユン「……いってえぇぇっ」


オー、オーオー

実況「そして、後方へとユンの身体をマットに叩きつけていくっ! ブレーンバスターを仕掛けたユンだが……ここは逆にいかれてしまったっ!」

元「そりゃ、こうなるって……だって、ふた回りぐらい体格違うじゃない?」


ホーク「……ふう」ムクッ

ユン(テキパキしろ、テキパキ……このウスノロっ……!)


実況「さぁ、ユンはマットに大の字っ! そしてホークがここでゆっくりと上体を起こしますっ!」

620名無しさん:2016/03/07(月) 23:12:15 ID:yrj4o30k
なんかぐにゅぐにゅ言ってるし
試合の組み立てもうまくいってないっぽい

621名無しさん:2016/03/07(月) 23:15:38 ID:hAb8CkMU
ホーク「ふうっ……ふうっ……」ドスドス

ユン(遅いんだよ……あ〜っ……! 動いがトロいんだよっ……! くっそっ!)


実況「さぁ、立ち上がったホークは、おっとそのままダウンしているユンの……足元へと移動していくっ!」

元「う〜ん……こりゃ、またホーク君のペースになっちゃうかもね」


ホーク「……よいしょ!」ガシッ

ユン「……ガッ!」


実況「そして、ホークは上半身を屈めて……おぉ〜っと、両腕でユンの首を掴んだかっ!?」

元「あっ、首だね」


ホーク「……うおおぉぉっ!」ググッ

ユン「ガッ……ガガッ……!」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そしてそのままユンの身体を持ち上げていったぁっ! 首筋掴み、無理矢理引き起こしていくっ! そしてそのまま、高々と持ち上げていくっ!」

元「パワー見せてきたよ。ネック・ハンギング・ツリーだ」

622名無しさん:2016/03/07(月) 23:21:01 ID:.mujyIgk
期待のダメ新人って感じだよ。スレ的に

623名無しさん:2016/03/07(月) 23:21:53 ID:hAb8CkMU
ホーク「……どおおおだっ!?」ググッ

ユン「ガッ、くっそっ……離せっ……離せっ……!」ジタバタ


実況「さぁ、ホークがネック・ハンギング・ツリーでユンの身体を抱え上げていくっ! そして締め付けるっ! おぉ〜っと、ユンも足をバタバタと動かし、もがいているっ! こいつは苦しそうだっ!」

元「ホーク君は、こういったパワー、パワーで試合を進めていけばいいからね」


ダン「ユンっ……! どうするっ……!? ギブアップかっ!?」

ユン「ノーっ……! ノー、ノーっ……!」ジタバタ

ホーク「レフェリー……ギブアップ狙いではないっ……! 狙いは、スリーカウント狙いだっ! うおおおぉぉぉっ!」ズドーンッ

ユン「うっ、げええぇぇっ……!」


オー、オーオー

実況「いや、待てっ……! ホークはそのまま開脚ジャンプをしつつ……ユンの身体をマットへと叩きつけるっ! 叩きつけていったぁ!」

元「おぉ〜っと、ネック・ハンギング・ボムっ!」


ホーク「さぁ、レフェリーカウントをっ!」

ダン「オーケー、任せておきなっ!」


実況「ここは、ホークっ! さらにネック・ハンギング・ボムへと移行するっ! そしてそのままフォールの体勢っ! さぁ、レフェリーがカウントをとるっ! どうだどうだっ!?」

624名無しさん:2016/03/07(月) 23:24:50 ID:JJ9Qy9Ck
ユンはスレ的にヒールでしょ

625名無しさん:2016/03/07(月) 23:27:00 ID:hAb8CkMU
ダン「ワンっ……!」

オー、オーオー

ダン「ツーっ……!」

ユンクン、タッテー

ダン「……スリ」

ユン「……負けっかよおおぉぉっ!」ガバッ

ホーク「……くっ」

ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ、決まっちゃいねぇぞっ!?」


キャー、キャーキャー

実況「ユンが粘りを見せてくるっ! カウントは2.8ィ! ここはユンっ! 返していくっ! おぉ〜っと、その姿に場内から黄色い声援が飛ぶゥ!」

元「苦しい上体だけど、なんとか……まだまだっ!」

626名無しさん:2016/03/07(月) 23:27:28 ID:YEY/pFRc
いや、嫌われ者でしょw

627名無しさん:2016/03/07(月) 23:33:03 ID:hAb8CkMU
ホーク、ヤレヤレー

実況「あ〜っと、しかしここでホークを後押しする、野太い声援っ! こちらも負けてはおりませんっ!」

元「ホーク君は男性の指示掴んでるのかな? まぁ、ああいった大きい人がドカンドカンしてるのは、見てて気持ちがいいからね」


ホーク「……ふう」ムクッ

ユン(だから、トロいっ……! テキパキしろっ……!)


実況「さぁ、余裕を持ってゆっくりと立ち上がってくるホークっ!」


ホーク「よし……起きろっ……!」ググッ

ユン「う、ううっ……」ヨロヨロ


実況「そして、再びユンの身体を引き起こしていくっ! 引き起こしていくっ! あ〜っと、ユンは足にきているんでしょうかねぇ? ちょ〜っと、足元がおぼつかないっ!」

元「ユン君とっては、正面からぶつかるって戦いは……しにくいよね」

628名無しさん:2016/03/07(月) 23:33:51 ID:hAb8CkMU
今日はここまで

629名無しさん:2016/03/07(月) 23:39:13 ID:0JIS2CcE
乙〜
なんか試合後に「試合が盛り上がらないのはアイツがトロトロやってるからだ!」
な〜んて愚痴を吐きそうな未来が見えるなw

630名無しさん:2016/03/07(月) 23:41:41 ID:S1xRDMv6
ユンとコーディガイはどちらが年上なのだろうか?

631名無しさん:2016/03/07(月) 23:43:45 ID:9GRMgfac


ディージェイ含む若手組は伸びしろがあって楽しみだ
そして、ユンーホーク戦がこんなに書かれるとはw
プーアルの報告だけにならなくて良かったねw

632名無しさん:2016/03/07(月) 23:47:00 ID:595rXAkY
乙ですー

テキパキしろって…自分のリズムでしかプロレスを考えられない時点で二流だわ
デカイやつはデカイやつの、小さいやつは小さいやつのムーブがあるだろうに…

本田さんがバルログさんみたいにクイックで動いたら怖いだろうが!

633名無しさん:2016/03/07(月) 23:48:51 ID:.mujyIgk
おつー

そもそもホークはキャラ的にゆっくり動いてるんじゃねーの?
ユンのくそっぷりはぶれねーなw

634名無しさん:2016/03/07(月) 23:51:33 ID:MzjS8B1E
>>632
ふいた

635名無しさん:2016/03/07(月) 23:54:18 ID:ro6ymKv6
>>634
本田さんのパワーとバルログさんのスピードが合わさり、最強に見える
ユンがパワー勝負をすると頭がおかしくなって(ユンの精神が)死ぬ

636名無しさん:2016/03/07(月) 23:56:46 ID:ro6ymKv6
>>632だった
イメージ的にはみんなはターボなしで本田さんだけターボMAXで動くとかそんな感じだと思うけど
実際本田さんのパワーとバルログさんのスピードが合わさったら脅威以外の何物でもないぞ

637名無しさん:2016/03/08(火) 00:00:49 ID:xqg3Bej2
ドラゴンボールで言うと素早い巨漢ってリクームとかブロリーだな
確かに驚異的だな

638名無しさん:2016/03/08(火) 00:04:21 ID:dLQt8lks
ユン応援するで
きっと根はいいやつや
うまく成長出来なくてアレになってるだけやろ

639名無しさん:2016/03/08(火) 00:06:12 ID:dLQt8lks
ちょっと待て!
本田には春麗に負けず劣らずの素早さの百烈張り手があるんだぞ!
つまり本田は最ky........

640名無しさん:2016/03/08(火) 00:13:20 ID:6nsZ3l9E
本田さんにはスーパー頭突きや百貫落としといった華麗なムーブもあるしな
あれ、結構なスピードだぞ?

641名無しさん:2016/03/08(火) 00:42:05 ID:MoRvYvyg
デカイ奴はさらにでっかく見せるためにあえてスローに動く、
スピードを上げるのはここ一番の時だけでいい。
そこの基本がわかってないのがなんとも・・・
ユンは一回ヤムチャと道場マッチでセメントさせて鼻っ柱叩き折ったらいいんじゃない?

642名無しさん:2016/03/08(火) 00:47:43 ID:hxTET4Mc
乙!
大丈夫だ(たぶん)
ディージェイも最初の登場時はボロカスだったのが今の活躍に変わってる
ユンヤンも大丈夫だ(たぶん)

643名無しさん:2016/03/08(火) 00:50:07 ID:hvSNDS8U
おつおつー

DJはヤムチャを戦友と見ているのか
今後タッグ戦を組んでくれることを期待!
コーディも失敗やミスを感じ取れてるわけだし、次の試合からもっと良くなっていけるはず

ユンは……プロデューサーに任せますか←さくらちゃんごめん!

644名無しさん:2016/03/08(火) 02:01:50 ID:Q5jPYxzc
>>641
ヤムチャとセメントなんかさせたら肉片が残るかすら怪しいんですがそれは

645名無しさん:2016/03/08(火) 02:15:57 ID:JaIL.VZo
もうこれははヤムチャ対DJでヘビー級シングル王者戦の試合開始のゴングとともに両者駆け寄ってからの力比べ演出で俺たちの戦いはこれからだ!
での打ち切りパターンはいるんやろ!

646名無しさん:2016/03/08(火) 03:27:37 ID:IhGSROL.
乙っした
>>632
ストだとクイックで動くから恐すぎる
ショートのスーパー頭突きからの百貫…ブルブル

647名無しさん:2016/03/08(火) 04:25:49 ID:7n9m5QQs
まぁユンも応援してるよオレは
どっちかというとやっぱDJの方が合わんなw
ジミーさんのいい人ぶりは素晴らしいけど

648名無しさん:2016/03/08(火) 07:42:20 ID:Ot02gups
乙です
ホークは遅いけど技自体はキレあって対戦すると怖いよw
リクームは確かにスピードのある珍しい巨漢キャラだったな、一番手のくせしてかなり強いし

649名無しさん:2016/03/08(火) 09:47:19 ID:5M.NQyzc
グルド「1番手?」

650名無しさん:2016/03/08(火) 09:55:27 ID:9Shq0ctQ
おつ
DJも戦友とは言いながら自分は追いかけなきゃいけない立場でまだ色々学習しなきゃいけない
それがわかってるだけでも誰かとはエラい違いだなぁ

651名無しさん:2016/03/08(火) 17:13:12 ID:MncdUqFY
乙です
タッグ3番手組の誰かは1番手、2番手組を追いかけて試行錯誤の真っ最中でしょ
出来て当たり前の事を学習するだけで上に行けるポジなんてとっくに過ぎてる訳だし

652名無しさん:2016/03/08(火) 18:34:05 ID:sfLkIT5Y
>>649
3時のおやつが別々の人なんか知らないなー(棒)

653名無しさん:2016/03/08(火) 20:36:12 ID:Z0dYKidw
>>652
い! イジメは良くないんだぞ!

654名無しさん:2016/03/08(火) 20:55:59 ID:XN27tVRY
乙です
ヤムチャとDJの関係がいいよね
一方的じゃなくてお互い戦友と思ってる感じが

655名無しさん:2016/03/08(火) 22:00:00 ID:wJCS33oI
ホーク「……ふんっ!」ブンッ

ユン「お、おおっ……」ダダッ


実況「さぁ、そしてホークっ……! 今度はユンの身体を、ロープへと振っていったぁ!」

元「うん」


ホーク「……おおおぉぉっ!」ドタドタ


実況「さぁ、そしてホークもロープへと走るっ! ユンのとは逆サイドのロープへとドタドタと足を踏み鳴らしながらも……全力で走っていくっ!」

元「おぉ〜っと」


ユン(こいつは、能天気って言うか……なぁ〜んにも考えてないって言うか……まぁ、いいや……せいぜい利用させてもらうか……さぁ、いくぜ……)

656名無しさん:2016/03/08(火) 22:11:51 ID:wJCS33oI
ユン「……よっとっ!」ガシッ


実況「おっと……!? ここでロープまで振られていったユンだが、両腕でトップロープを掴むっ!」

元「……おっ!?」


ユン「……それっ!」シュタッ


キャー、ユンクーン

実況「さぁ、そしてトップロープを飛び越えて……おぉ〜っと、そのままエプロンサイドへと降り立ちましたっ! ここはユン、跳躍力を見せていきますっ!」


ユン「はぁっ……はぁっ……好きにはさせないぜ……はぁっ……ざまあみろ……」

ホーク「……うおおおぉぉぉっ!」ダダッ


実況「一度、エプロンサイドへとエスケープしていくユンっ! だがしかし、ホークも突っ込んできているっ! ロープの反動を利用してやってきているぞっ!?」

元「うん、ユン君はこういった感じでいった方がいいとは思うんだけど……あ〜、休んでちゃダメだよっ! 来てるよ来てるよっ!?」

657名無しさん:2016/03/08(火) 22:23:39 ID:wJCS33oI
ホーク「構うもんかっ……! そのまま、仕掛けさせてもらうぞっ……! うおおおぉぉぉっ!」ダダッ

ユン(よし、来るっ……! 後はタイミングを合わせて……それと、距離っ……! オッケーっ……! 来いっ……!)チラッ


実況「さぁ、ここでユンが顔を上げたぁ! だがしかし、ホークはもう突っ込んで来ているっ!」

元「う〜ん……カウンター、カウンター」


ホーク「うおおおぉぉぉっ……! コンドルスパイアっ……!」ズドオオォッ

ユン(よし、今だっ……! それっ……!)シュタッ


実況「ホークはエプロンサイドのユンへと、コンドルスパイアっ! ロープ越しにその巨体をぶつけていったぁ!」

元「……んんっ!?」

実況「おぉ〜っと、何だっ!? 下から突き上げる形になったかっ!? ユンの身体がエプロンサイドから浮き上がり、そのまま大きく大きく場外へと跳ね飛ばされたぁ!」

元「……危ないっ!」

658名無しさん:2016/03/08(火) 22:25:27 ID:Z0dYKidw
うわ・・・・事故の予感
ホークさん怪我しなきゃいいが・・・・

659名無しさん:2016/03/08(火) 22:32:37 ID:wJCS33oI
ユン「うわあああっ……! うわあああっ……!」

ホーク(お、おいっ……! そんなに飛んだら……)アセアセ

ユン「おおおぉぉっ……! ぐわあああぁぁっ……!」ガッシャーンッ


オー、ホーク、スゲー

実況「なんと言うパワーっ……! 超パワーっ! ホークの仕掛けたコンドルスパイアによって、ユンの身体は宙を飛び……おぉ〜っと、そのままかなりの距離を飛んだっ! ユンの身体は、エプロンサイドから一気に鉄柵まで吹き飛ばされましたっ!」

元「おいおいお〜い……ユン君、大丈夫か、おい……」

実況「エプロンサイドから、大きく大きく投げ出されたユン……これは、ホークの超パワーでしょうかっ!? やはり、熊がコンドルのような俊敏さを手にしてしまったら、こうなるのかっ!?」

元「後、比べると……ユン君が小さめって事も影響はしたね」

660名無しさん:2016/03/08(火) 22:40:19 ID:3cZ5zuP2
でえじょうぶだドラゴンボールがある

661名無しさん:2016/03/08(火) 22:41:08 ID:FwgZFXSw
馬鹿が……w

662名無しさん:2016/03/08(火) 22:41:59 ID:wJCS33oI
ホーク、イイゾー、イイゾー

ユン(どうだっ……! 飛び技使った受けだよ……ファンには受けねぇかもしれないが……ベガさん認めさせるには、十分だ……お前みたいな、デカいヤツ……こんな受けは出来ねぇだろが……チビにはチビの武器があるんだよっ……! でも……)

ホーク(ユン……お、おいっ……! 大丈夫なのかっ……!? 結構、派手に落ちたぞ……)

ユン「へ、へへ……あ〜、ちくしょうっ……! やっぱり痛ぇな……へへ、思いっきりケツから落ちちまった……」


実況「おぉ〜っと、ホークはロープ越しにユンの様子を観察しているっ! そして、ユンは……やはり、衝撃が大きいかっ!? 場外で苦しんでいるっ!」


ユン(おいおい……だから、モタモタするなってのバカっ……! ここから場外戦だろっ……! 試合止めんなっ……! 早く来いっ……!)ギロリ

ホーク(あ、ああっ……そうだ……場外戦だ……)スッ


実況「おぉ〜っと、そしてここでホークはトップロープを跨いで、場外へとおりますっ! 場外へと降りていきますっ! ここから場外戦かっ!?」

元「おいおいおいおい……大丈夫かっ?」

663名無しさん:2016/03/08(火) 23:12:11 ID:wJCS33oI
ーーー


ローズ「……うわっ、危なっ! あれじゃあ、春麗の二の舞になっちゃうわ」

春麗「……やめてよね。蒸し返すのは」

キャミィ「あっ、場外戦始まりましたね……」

ローズ「あ〜、あ〜、パワーボムなんて……パワーボムなんて……ダメよダメよ……ユン君、春麗の二の舞になっちゃうわよ……」ソワソワ

春麗「……だから、やめてよね。本当に」

かりん「……ユンさんの事は、確かさくらがプロデュースしてるんですわよね?」

キャミィ「……さくらさんが、ああやれって言ったんですかね?」

ローズ「さくらちゃんは、言わないでしょ……? だって、女子部から怪我人出て……私達、皆、皆苦労したんだから。その事はわかってるわよ」

春麗「……しつこいっ!」

664名無しさん:2016/03/08(火) 23:26:51 ID:wJCS33oI
ローズ「……ユン君の独断じゃないの? ホーク君は、そういう人に見えなさそうだし」

かりん「受け自体は良かったんですけど……場所が……場所が……」

ローズ「ちょっと、ちょっと……早くリングに戻りなさいよ……無茶はダメ……無茶は……」

キャミィ「……あっ、戻りましたね」

ローズ「そうそう、リングでしなさい……リングの中でアピールしなさい……もう……」

春麗「……冷や冷やする試合ね」

ローズ「見てて怖いわ……も〜う、早く決めちゃいなさいっ……! もういいわよ、決めちゃって」

かりん「さくら……う〜ん……また、嫌な仕事押し付けられちゃいましたわね……」

665名無しさん:2016/03/08(火) 23:28:00 ID:wJCS33oI
今日は短いけどここまで
ダイジェストにすると逆に難しくなってしまいました

666名無しさん:2016/03/08(火) 23:37:04 ID:4YYP7Dtg
乙乙
注意1秒怪我一生(戒め

667名無しさん:2016/03/09(水) 00:04:15 ID:79ue6vSQ
乙です
ダイジェストが難しいみたいですが、後はもうスリーカウント終了→女子部「何事もなくてよかったわ」→ヤムチャ達の試合な感じでいいと思います
以前書かれたスクリューパイルドライバー使ってたザンギエフ対リュウ戦みたいな感じと言えばいいんでしょうか

668名無しさん:2016/03/09(水) 00:04:45 ID:IDhoqXpw


ユン、アピールのつもりだろうがやりすぎ…
これでは評価されないよね

669名無しさん:2016/03/09(水) 00:07:23 ID:ZAHQlGXk
いきなり車田飛びみたいなのされてもなぁ
ただの独りよがりにしかみえん

670名無しさん:2016/03/09(水) 00:13:34 ID:jmFIhEFo
乙!
序盤から派手な試合をしすぎると後の組が大変だし難しいな

671名無しさん:2016/03/09(水) 01:14:31 ID:E1JkgQx2
今更だけど、チュンリー可愛そうだから怪我でいじるのはやめろw

672名無しさん:2016/03/09(水) 02:25:30 ID:dDse6UZg
あー成程、ユンはまんま中二的な思考なのね
何でも出来るという万能感と、自分だけは大丈夫という根拠の無い自信
それを周りから諌められてブーたれていると…

673名無しさん:2016/03/09(水) 02:58:55 ID:nGauMTig
つまりセル編のスーパーサイヤ人になったベジータみたいな思考ってか?

674名無しさん:2016/03/09(水) 03:28:13 ID:B4eLi1io
乙っした
やるならやるって言っとかないと
事故ギリギリはウケいいけどやってる方は気が気じゃ無いだろうし

675名無しさん:2016/03/09(水) 04:02:29 ID:E1JkgQx2
プロとしては自信があるぐらいがいいんだろうけど
根拠のない自信なんだよなあ

676名無しさん:2016/03/09(水) 05:36:04 ID:l0nU1Gxk
燃え尽きるようなハードバンプも魅力ではある
ただ客受け悪かったらなんの意味もないぞ、ユン・・・

677名無しさん:2016/03/09(水) 12:18:26 ID:sHhv8ArM
ユンがかなりジェフ・ハーディーのように見えてくるなぁ、怪我が心配すぎる
身体の頑丈さではなくちゃんとパンプを

678名無しさん:2016/03/09(水) 12:45:17 ID:4dLcXyJs
仙豆の無駄使いフラグか

679名無しさん:2016/03/09(水) 13:55:58 ID:VDR5hQg6
団体が春麗の件から何も学習していない様に見える。
春麗は焦ってとちり、ユンは焦って危険なムーブに走り、状況を造ってる側はちゃんとケアや指導をしないで選手の自己責任に委ね切ってる。
運営体質自体改善しないと、仮にユンヤンの問題が大過なく解決しても、どこかで他の誰かが大事故起こしかねない。

680名無しさん:2016/03/09(水) 16:07:38 ID:en5/CAa.
ちょっとした質問
プロレスで怪我した場合って労災になるの?

681名無しさん:2016/03/09(水) 16:52:27 ID:iB6MdX3E
ならないだろうなぁ、労災
そもそもレスラーは保険も入れんし

682名無しさん:2016/03/09(水) 16:58:17 ID:E1JkgQx2
野球選手で足に億とかの保険かけたとか昔あったけどな

6831:2016/03/09(水) 21:53:42 ID:EQOTRpb.
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

684名無しさん:2016/03/09(水) 22:01:43 ID:E1JkgQx2
わかりました。ゆっくり休んでください

685名無しさん:2016/03/10(木) 00:25:03 ID:aJG7THkI
>>680
団体の福利厚生として休業補償とかしっかりしてるのは、国内だと新日本プロレスくらいらしいです。
下手な団体だと怪我して試合出れなければ即無給。
ただ、飲食店や整体など選手のサイドビジネス支援をしてる団体も結構あって、休業時や引退後の生活もそれなりに考えられてはいるみたい

686名無しさん:2016/03/10(木) 07:56:41 ID:enZK8Ejk
>>685
プロの選手って一部は芸能人になったりしてるけど
大勢の方達はどうしてるんだろ?って疑問だったんですよね
いろいろ考えられてるんですねぇ

687名無しさん:2016/03/10(木) 08:32:44 ID:9ZmvBnwU
>>685
そういえば、ブル中野って今居酒屋やってるよね
スポーツ選手もだが、体資本の職業の人は大変そうだわ
売れなくなったら即ニートの作家もだけど

688名無しさん:2016/03/10(木) 10:52:24 ID:rqUmistU
ゆっくり休んで下さい。ヤムチャプロレス委員長より、

689名無しさん:2016/03/10(木) 21:59:48 ID:DrW0EKgU
そしてーー


実況「ユン……健闘こそはしたものの、最後はホークのパワーボムの前に沈んでしまいましたっ! 今、退場していますっ!」

元「やるだけ事はやったと思うけど」

実況「さぁ、元さん、では試合を振り返ってみていかがでしたでしょうか?」

元「だから、最初から言ってるけど体格差だよね、うん……ホーク君はそこをよくわかってたよね。あれだけの巨体だったら、タックルだとか……それこそ、シンプルなパンチ・キックとかでね……ガンガン押していけばいい」

実況「まるで、ユンの事を子供のように投げ飛ばしていましたっ!」

元「どっしり構えた、横綱相撲とでも言えばいいかな……? ああいう、自分の理を生かしたファイトスタイル見せていけば、いいんじゃないかな? 今日はユン君だったけど……他の相手も、ホーク君より大きい人なんて数えるぐらいしかいないんだから」

実況「ホークと同じような体格と言えば……サガットぐらいのものでしょうかねぇ? 」

元「ただ、サガット君は結構スピード持ってるよ? それに、一番の違いは蹴りだね。ホーク君に比べて柔らかいのかな?」

実況「あぁ、確かにホークはあまり蹴り技を使っていきませんねぇ?」

元「まぁ、サガット君と同じ事をやれってワケではないよ。今日みたいな試合をサガット君相手に持っていけるか……って、話だよ」

690名無しさん:2016/03/10(木) 22:09:11 ID:DrW0EKgU
実況「それでは、ユン……こちらの方はどうでしたか?」

元「う〜ん……まぁ、苦労はしてるみたいだね」

実況「あれだけどっしり構えられると、やはり小柄なユンとしては苦しい部分もありますからね」

元「それでも、色々工夫してやってたとは思うんだけどね。結構、バネとか使ってね、うん。いってた事はいってたんだけど……うん……まぁねぇ……うん……」

実況「……まぁ、なかなか難しいと言った所でしょうか?」

元「無茶しすぎるのは良くないよ。とだけ言っておこう。うん」

実況「なる程」

元「意気込みは感じたんだけどね……こ〜う、なんとかベルト戦線に食い込んでやろうっていう意気込みはね」

実況「確かに、現状ベルトを持っているのは……シングルベルトは、ベガ……シャドルーでありますっ! そして、タッグベルトはロレント・ソドム組……これ、両保持者共に、一癖も二癖も難のある人物達ですからね!?」

691名無しさん:2016/03/10(木) 22:11:56 ID:fugKRoT.
>元「無茶しすぎるのは良くないよ。とだけ言っておこう。うん」

うわぁ…傍から見るときっついなこれ…

692名無しさん:2016/03/10(木) 22:19:36 ID:DrW0EKgU
ーーー


ユン「よ〜し、お疲れ様〜っ!」

さくら「……」ムスッ

ユン「……んっ?」

さくら「……聞いてないっすよ、聞いてない」ムスッ

ユン「んっ……? えっ……? 何が……? あれ、どうしたの……?」

さくら「何がじゃないでしょうがっ! あ〜んな、危険な事して……何考えてるんっすか!? 事故でも起きたらどうするんすかっ!?」

ユン「大丈夫だっての……俺がそんなヘマするように見える……? ちょっと、心配しすぎだっての……」

さくら「あのねぇ……? 春麗さんも、ザンギエフさんも……皆、同じ事言って怪我したんすよっ!」

ユン「それはさぁ……でも……」

さくら「……口答えしないっ!」

ユン「……お、おう」

693名無しさん:2016/03/10(木) 22:19:37 ID:AcTBRrAI
空回りってみんなにバレてんのに本人だけ分かってないんだなぁ

694名無しさん:2016/03/10(木) 22:29:15 ID:DrW0EKgU
さくら「あのね、ユンさん……? ロレントさんいるじゃないっすか……?」

ユン「……うん」

さくら「春麗さんが離脱して……ザンギエフさんが離脱して……離脱者が、続いてこれ以上、うちの団体から怪我人が出るのは危険だと判断したからこそ、ロレントさんはファイトスタイルの変更を申し出たんすよ。ヒールターンして、怪我のリスクを減らしていく事にしたんじゃないっすか」

ユン「……ちょっと、怖いよ。さくらさん」

さくら「以前のロレントさんのポジションが空いたからって……じゃあ、自分のがそこに入ります……そうじゃないでしょうっ! なんで、わざわざ自分から地雷原に足を突っ込むんっすか!? アピールって、そういう事じゃないっすよ!」

ユン「わかった、わかったよ……わかったから……怒らないでよ……」

さくら「これじゃあね、逆効果っす……ベガさんへのアピール……逆効果っすよ……」

ユン「……嘘だろ?」

さくら「……本当」

695名無しさん:2016/03/10(木) 22:31:19 ID:Lk4.1tCs
今日が復帰戦だけど春麗、ザンギエフと長期離脱してアップアップになってる現状からすりゃ自分から怪我して離脱しかねない動きをしてたら逆効果だよね

696名無しさん:2016/03/10(木) 22:36:06 ID:DrW0EKgU
ユン「おいおいおいおい……嘘だろ……なぁ……? おい、嘘だろ、おい……身体張ってさぁ……? その結果が逆効果……? おいっ……!」

さくら「……うん」

ユン「じゃあ、俺……今日、なんの為に試合したんだよっ!?」

さくら「……これからは、そういう事をしないって学ぶ為でしょうね」

ユン「ふざけんなよ、おいっ……! 身体張った奴が悪者かよっ! なんだよ……それ、なんだよっ……!」

さくら「とりあえず、今回の件に関しては……急ぎでベガさんに、報告してきます……」

ユン「いやいや、ちょっと待て……ちょっと待て……内緒にしておこうよ……ねっ……?」アセアセ

さくら「……内緒?」

ユン「ベガさん……忙しいから、試合見てるかどうかわかんないって……だから、黙ってたらバレない可能性もあるじゃん……? だったら、わざわざそんな報告……いらないんじゃないかなぁ……?」

さくら「……ははは」

ユン「は、はははっ……! なっ、ななっ……!? そうだろ……!?」

さくら「無理っす。最悪の状況になる前に……報告行ってきます……ごめんなさい……」クルッ

ユン「あっ……! お、おいっ……! おいっ……!」

697名無しさん:2016/03/10(木) 22:38:49 ID:0bQFxR6g
あーあー イカンて
さくらちゃんが報告しなくても、いずれベガさんの耳には必ず入るのに
それを内緒にしておこうだの、報告いらないなんて言ったら、マズイて

698名無しさん:2016/03/10(木) 22:48:42 ID:DrW0EKgU
ユン「やっべぇなぁ……やっちまった……のか……?」

ヤン「おいっ……! おいっ……! ユンっ……!」

ユン「あっ、ヤン……」

ヤン「お前……なんか、やってたよなぁ……? あれは、なんだ……? また、思いつきでやったのかっ……!?」

ユン「あ〜、うん……そう……」

ヤン「さくらさんに……何か言われただろ……? なんて言われた……?」

ユン「……ベガさんに報告するってさ、ははは」

ヤン「それ、いい意味で……って、ワケじゃないよなぁ……? なぁ……?」

ユン「まだ、望みは絶たれていない……大逆転の満塁ホームランが起こる可能性も……」

ヤン「俺には、六点差で負けてる状況に見えるぞ!? 満塁ホームラン出ても……逆転はしないぞっ……! おいっ……! おいっ……!」

ユン「はぁっ……うるせぇ……ガタガタ言うんじゃねぇ……まだ、わかんねぇだろが……」

ヤン「……ふざけんな、おいっ! お前がやった事だろうがっ!」

699名無しさん:2016/03/10(木) 22:57:34 ID:YbO6bkNY
ザンギエフは勤続疲労だったしもはや休んでも手遅れだった気がするな
引退か、長期離脱しかどっちみちなかったと思う
ドラゴンボールの世界の医学レベルならわからんけど

700名無しさん:2016/03/10(木) 23:01:08 ID:DrW0EKgU
ーーー


コンコン


ベガ「……さくらか? 入れ」

さくら「失礼します」ガチャ

ベガ「おい……さっきのユンの試合だが……」

さくら「はい」

ベガ「なぁ〜んか、危険な事してたぞ……? なんだ、ありゃ……」

さくら「ありゃ……? 反応悪いっすねぇ……」

ベガ「どういう事だ……? んんっ……?」

さくら「……自分の指示っす」

ベガ「……あぁっ?」

701名無しさん:2016/03/10(木) 23:03:02 ID:SSY8wt0c
さくらちゃん........

702名無しさん:2016/03/10(木) 23:03:22 ID:pMPmTSaw
うわぁ…言ってることの小物感がすごい

間違いを認める勇気!

703名無しさん:2016/03/10(木) 23:05:01 ID:usi9tErE
でもなーほんとこの団体は上と下の疎通取れて無さすぎだろ
ベガ様は第零試合でとことん無茶やって見せて、それで後続が盛り上げるために体張ったら怒られて・・・
もちろんユンも悪いがベガ様もうちょいやりようないかねぇ

704名無しさん:2016/03/10(木) 23:05:49 ID:DrW0EKgU
さくら「プロデュースって言っても、女子部と男子部……同じようにやるのもどうかと思いまして……だったら、男子部ならではの……こうハードなバンプを見せていくのもアリなんじゃないかなと思いまして……」

ベガ「……その結果、怪我でもしたらどうするんだ、おい? ユンだって、うちの大事な商品なんだぞ?」

さくら「……すいません」

ベガ「ユンとヤンの事は、お前に任せはしたが……お前、それは男子部を滅茶苦茶にしてもいいという事ではないんだぞ?」

さくら「……すいません」

ベガ「春麗や、キャミィ……お前、同じような事をさせるのか……? あぁ……?」

さくら「そうですね、すいません。春麗さんやキャミィさんなら、もっと大切に扱ってました」

ベガ「……それなら、ユンも同じように扱え。あんな無茶な事はさせないでくれ」

さくら「はい……申し訳ありませんでした」

705名無しさん:2016/03/10(木) 23:07:57 ID:Swj3W3rY
ベガは昔ながらの背中をみて学べって感じじゃないかなぁ。
ザンギもそんなかんじなところあったし。

706名無しさん:2016/03/10(木) 23:12:55 ID:DrW0EKgU
ベガ「……荷が重いのか?」

さくら「いや……もう少しやらせて下さい……お願いします……」ペコッ

ベガ「……う〜ん」

さくら「……お願いします」

ベガ「……今回のような事はするなよ?」

さくら「はい。申し訳ありません……もう少し、違う形で考えてみます……今回は功を焦りすぎました……申し訳ありません……」

ベガ「ユンも今、切羽詰まって必死だ。上がる為ならなんだってするぞ……その必死さは認めてやるが……う〜ん……お前が間違えてどうするんだ?」

さくら「今回の件は申し訳ありませんでした……自分が予想していた以上に、危険な結果になってしまって……はい、申し訳ありませんでした……」

ベガ「……しっかりしてくれ。キャミィの時のような手腕を見せてくれ。頼むよ、さくら」

さくら「……はい。やらせていただきます」

707名無しさん:2016/03/10(木) 23:19:01 ID:DrW0EKgU
ーーー


ヤン「おい……おい……」

ユン「もういいだろ……お前には、関係ない話だろが……」

ヤン「お前に影響出たら、タッグパートナーの俺にも影響が出るんだよ? 関係ない話じゃないだろが」

ユン「あ〜っ……! まだ、わかんねぇっての、結果はっ……!」イライラ

ヤン「あのなぁ〜、この野郎っ……!」

さくら「あ〜、ちょっとちょっと……あっ、ダメっすよっ……! 喧嘩はダメダメっ……!」

ユン「……あっ、さくらさん」

ヤン「おいおい、さくらさんが戻ってきたぞ!? どうすんだ、おいっ……! 結果次第では、コンビ解消するからなっ!?」

ユン「うるせぇっ! 構わねぇよっ! コンビ解消……上等じゃねぇかっ!」

さくら「も〜う……揉めない揉めない……本当、二人共いつも喧嘩してませんか? それに付き合わされるこっちの身にもなって下さいってば……も〜うっ……!」

708名無しさん:2016/03/10(木) 23:23:13 ID:YbO6bkNY
これさくらがかばわないで怒られたほうがよかったんじゃないの?
これ逆に本人のためにならないと思うなあ
いろいろ考えがあるんだろうけど、いずれ周りにもバレるだろうし
そのとき逆に面倒なことになると思うんだが

709名無しさん:2016/03/10(木) 23:25:52 ID:DrW0EKgU
ヤン「あの〜、さくらさん……今、ベガさんに報告に行ってたんですよね……?」

さくら「はい。行ってましたよ」

ヤン「……どうでしたか?」

ユン「……」ジーッ

さくら(さぁて……どういう風に言おうかなぁ……? お咎めなし……じゃ、流石にどうかと思うし……)

ユン「……」ジーッ

さくら(本人も反省してるのかな……? う〜ん、まぁでも、また無茶されても困るし……お灸は据えておかないとね……ここは、心を鬼にして……)

ヤン「……どうなりましたか?」

さくら「え〜、うん……ベガさん……非常に御立腹でした……」

710名無しさん:2016/03/10(木) 23:34:51 ID:DrW0EKgU
さくら「ベルト戦線への道……閉ざされてしまいました。これにて、終了です」

ヤン「……マジ?」

ユン「ちょっと待て、ちょっと待て……一回のミスでさ……? そういうのはよくないんじゃないか? 本当に俺、今日なんの為に試合したか、わかんねぇじゃねぇか!」

ヤン「お前が勝手な事をしたせいで……おいっ……! くそっ、この野郎っ……! もうコンビ解消……」

さくら「はいはい、落ち着いて落ち着いて……ベルト戦線の道が閉ざされたって言いましたけど……それは、二人の事じゃないっす」

ヤン「……えっ?」

ユン「……じゃあ、誰が?」

さくら「自分っすよ。自分。監督不届きとでも言えばいいっすかね……? 今回は、自分がベルト戦線に絡んでいく事を、閉ざされる結果になりました。二人には、まだチャンスがあります」

ヤン「よかった……って、言って……いいのかな……? コレ……」

さくら「二人にとっては、よかった結果なんじゃないっすかね? 女子部はまぁ、春麗さんが復帰した事だし、ベルト戦線は自分が絡んでいかなくてもなんとかなりますよ。そもそもブッカーの自分が、いいポジションにいるってのも……よく思われない事ですしね。これはこれでいいっすよ」

711名無しさん:2016/03/10(木) 23:38:43 ID:YbO6bkNY
さくらも大変だなあこんなバカ相手に

712名無しさん:2016/03/10(木) 23:41:08 ID:DrW0EKgU
ヤン「お前の勝手な行動で……さくらさんに、迷惑かかってるじゃないかっ! おいっ!」

ユン「ご〜め〜んっ……さくらさん、俺のせいで超ご〜め〜んっ……」

さくら「今回の件に関してはね……ユンさんの、行動……止めれなかった自分にも責任はあると思うんで、まぁまぁまぁ、こりゃ妥当なんじゃないかなと思います。女子部のベルト戦線は、自分を除いた他のメンバーで、やり繰りしていきますよ」

ユン「……本当、ごめんね〜」

さくら「……ユンさん、でも次は多分ないっすよ?」

ユン「……んっ?」

さくら「ユン・ヤンwithさくらの中からね……先ずは自分……さくらが脱落してしまいました。次に同じ事繰り返しちゃったら……ユンさんが、ベルト戦線の道、閉ざされてしまいます」

ユン「……はい」

さくら「そうなってくると……自分自身も勿論っすけど……パートナーのヤンさんにも迷惑かかってしまうんですから……? ねっ……? も〜う、次はないっすよ?」

ヤン「……お前、本当にそうだからな?」

713名無しさん:2016/03/10(木) 23:47:23 ID:YbO6bkNY
自分だけじゃなく周りの責任にもなるって教えるにはよかったな

714名無しさん:2016/03/10(木) 23:48:09 ID:DrW0EKgU
さくら「一つ、追い詰められたかもしれません……でも、まだチャンスは残っています。引き続き、ユン・ヤンwithさくらでね……? 頑張ってベルト戦線に食い込んでいきましょうよ! 出来れば、ユンさんには自分の言う事、もうちょ〜っと聞いてもらいたいっすけどね?」クスクス

ヤン「本当、そうだぞ……? お前の身勝手な行動で……」

ユン「わかってる……わかってるっての……わかったから……」

さくら「反省するのも大事っすが……前に進む事も大事っす」

ヤン「こいつはイノシシみたいに前にしか進まないんだから……たまには反省させた方がいいんですよ。こいつのせいで……女子部大丈夫ですか……?」

さくら「まぁ〜、女子部は大丈夫でしょう! なんとかなります! 今回みたいな件は、かえって遠回りなっちゃう……ユンさんもそれはもう、わかりましたよね?」

ユン「……は〜い」

さくら「やり過ぎないように、頑張りましょうっ!」

ユン「……は〜い」


さくら(うん、悪い嘘は言ってないよね、多分……次やったらきっと本当にマズい事になっちゃうし……別に自分はベルト戦線に絡んでいく予定はないから……うん、大丈夫……これくらいなら大丈夫……うんうん……)

715名無しさん:2016/03/10(木) 23:49:06 ID:DrW0EKgU
今日はここまで

716名無しさん:2016/03/10(木) 23:50:59 ID:YbO6bkNY
乙です
これバレたときユンが火だるまになるのがはっきり見えるわw
楽しみだなあw

717名無しさん:2016/03/11(金) 00:08:33 ID:/EMxMMw6


さくら、お疲れ様…損な役回りだなぁ…
そもそも無理矢理頼まれたことなのにね

それはさておき、いよいよヤムチャ戦!楽しみだ

719名無しさん:2016/03/11(金) 00:11:31 ID:2uMlfMuU
ディージェイが成長してるだけにとんでもねえトラブルメーカーが
いたもんだなと思いました

720名無しさん:2016/03/11(金) 00:12:08 ID:2uMlfMuU
荒らし削除よろ

721名無しさん:2016/03/11(金) 01:19:01 ID:ykIF/3SA
おつおつー

毎回ながら思うけど、>>1は嫌われキャラ描くのがものすごく上手い
リュウ、ケンのいけ好かない上司設定から始まり、DJの空気読めないキャラやコーディのエルボーマシーン化などすごく多彩に描かれてると思う
今やリュウ、ケンはかっけー兄貴分だし、DJは良き戦友、コーディも応援したくなる若手と良いキャラになってってるが、今回のユンもそうなっていくのだろうか…
まあ嫌われキャラも1人や2人残しておいてもいいような気もするけど、今後の展開楽しみにしてます!

722名無しさん:2016/03/11(金) 05:22:50 ID:LyxtW8Jc
乙っした
>>703
幹部が直々に指揮して無茶(物理)するな言ってるのを無視したのを連絡不足言うのか?
あと、ベガ様の無茶は怪我には繋がらんし、次の試合のDJ達もキッチリ仕事してる
格上のユンが出来ない道理は無くないか?

723名無しさん:2016/03/11(金) 07:47:48 ID:pbUOogD6
乙!
さくらちゃん、ええ女や
でもあれで良かったんだろうか

724名無しさん:2016/03/11(金) 08:02:12 ID:g6f2vBKo
なんかリアル仕事見てるようで胃が痛いw
さくらみたいな上司いたしさくらみたいなこともやったなーw

725名無しさん:2016/03/11(金) 11:10:13 ID:Orqli9fw
>>さくら「以前のロレントさんのポジションが空いたからって……じゃあ、自分のがそこに入ります……そうじゃないでしょうっ! 」

あれ?これ、そうしろって言ったのさくらだよね。
上手くその枠に入る事が出来たらなくてはならない存在になるって焚き付けてる。
当時のロレントが自他共認める空気だった事考えれば、それだけで巧くいく訳ないから、次のステップへの布石って考えてたんだけど、それじゃないと。
さくらもどう言う形に持ってくつもりなんだろ?

726名無しさん:2016/03/11(金) 13:03:11 ID:eJRNZ48c
ロレントの枠と言っても、やられてぶっ飛ばされる危険な枠というわけではないはずだよ

727名無しさん:2016/03/11(金) 18:16:41 ID:2uMlfMuU
bqEw5.j.とかいうのが他の板にも荒らしやってるので削除お願いします

728名無しさん:2016/03/11(金) 18:19:08 ID:f99RHPyc
昔のロレントさんは聞く限りだと「飛び技を主体にしたファイトスタイル」なはず
いくら昔のロレントさんが空気的な存在だったとしても、何故そこから車田飛びをしろとなるのか聞きたい

ルチャベースじゃない原作のバルログみたいなファイトスタイルに持っていくつもりだったんじゃないか?

729名無しさん:2016/03/11(金) 18:51:27 ID:yw38mTww
さくらが指示を伝えきれていないのか

730名無しさん:2016/03/11(金) 20:02:32 ID:h2JCCuX.
自分を冷遇する(と思ってる)ベガが悪い意味でベガじゃなきゃできない好き放題のシナリオやってるから自分もというのは分からなくもない
舞空術習って岩盤にめり込もう

731名無しさん:2016/03/11(金) 20:34:00 ID:f99RHPyc
>>730
ベジータ:ユン ユン「(ベガを見て)もうダメだ……おしまいだぁ」
トランクス:ヤン ヤン「さくらさん、俺が必ずユンを連れ戻してみせます」
ブロリー:ベガ ベガ「(ゴクウ役のリュウに向かって)いくら雑魚のパワーを吸収した所で、私を超える事は出来ぬぅ!」
配役的にはこんな感じ?

732名無しさん:2016/03/11(金) 22:01:34 ID:nu5iNAp6
ーーー


ダン「続きましては……第三試合……第三試合でございますっ!」


オー、オーオー

実況「さぁ、それではいよいよ第三試合……第三試合でございます」

元「場内も温まって来てるんじゃない?」


ダン「第三試合……E.本田・ヤムチャ組対ロレント・ソドム組の試合を行いますっ!」


オー、オーオー

実況「かつて、本田とロレントはタッグパートナーでありました……共に苦難の道を歩んできた存在でありました……しかし、長くは続かなかったっ……!」

元「うん」

実況「パートナーを解消し、ロレントは……新たなパートナー……ソドムと出会い……そして、現在のロレントっ! 傍若無人な行為を繰り返す、非常に危険な存在となっておりますっ!」

733名無しさん:2016/03/11(金) 22:10:22 ID:nu5iNAp6
実況「そんなロレントにとうとう本田の堪忍袋の尾が切れたぁ! 元・タッグパートナーとしては、この現在のロレントの振る舞いを黙ってみていられないっ! そして、本田が連れてきたダッグパートナーは……ヤムチャっ……! 空手軍団ヤムチャをこの一戦に持ってきましたっ!」

元「こっちも強力なタッグパートナーだよね」

実況「さぁ、いよいよ第三試合開幕ですっ……! 本田・ヤムチャ組対ロレント・ソドム組……元・タッグパートナー同士の遺恨試合っ!」


ダン「それでは、先ずは……E.本田選手っ! ヤムチャ選手の入場ですっ!」


ワー、ワーワー

本田「よっしゃっ……! いくでっ……!」スッ


オー? オーオー?

実況「さぁ、そして……今、本田とヤムチャがその姿を現し……おっと、おっとおっと……!?」

元「んんっ……?」

実況「おっと……? ヤムチャの姿が……ありませんっ! 花道の奥から姿を現したのは……E.本田……E.本田一人だけですっ! これは、どういった事でしょうっ!?」

734名無しさん:2016/03/11(金) 22:21:41 ID:nu5iNAp6
本田「……」ズガズガ


ヤムチャハー? ヤムチャハー?

実況「さぁ、今ゆっくり花道を歩く本田っ! え〜、ヤムチャはどうしたのでしょうか……?」

元「……どうしたんだろうねぇ?」


本田「……」スーッ


オー? オーオー?

実況「さぁ、本田はしばらく花道を進み……おっと、そしてここで腰を落として両腕を左右に大きく伸ばしたっ!」


本田「……ど〜すこいっ!」ズドーンッ


ウッ、ハッ、ウッ、ハッ

実況「おっと、そしてここで本田が四股を踏みなすと同時に、入場テーマが変わるっ! E.本田のテーマから……おぉ〜っと、これは……ヤムチャのテーマだっ!」

元「おっ!」

735名無しさん:2016/03/11(金) 22:33:53 ID:nu5iNAp6
ウー、ロウガフウフウケン


ヤムチャ「よぉ〜しっ! いくぞぉ〜!」ググッ


オー、ヤムチャー、ヤムチャー

実況「さぁ、本田が四股を踏み鳴らすと同時に……入場テーマがヤムチャのテーマへと変わり、そして今、ヤムチャが姿を現しましたっ! 花道の奥から姿現しましたっ!」

元「主役は遅れて登場……? にくいねぇ」


本田「待っとったでっ!」クルッ

ヤムチャ「今日は、ガツンとやってやりましょうっ!」

本田「ガハハ、せやなっ! よっしゃ、先行っとくわ!」ズガズガ


実況「さぁ、本田は振り返り、ヤムチャの姿を確認した後……おぉ〜っと、再び花道を進んでいきますっ!」

736名無しさん:2016/03/11(金) 22:38:35 ID:nu5iNAp6
本田「……よっこいしょっと」ググッ


実況「先陣を切って歩くのは、本田ァ! そして、その後方からヤムチャがゆっくりと歩んできておりますっ! さぁ、本日の一戦っ……! 強力な助っ人を引き連れてきた、E.本田ァ!」

元「そうだね。今回は……ロレント君とソドム君も、甘く見てたら痛い目に合うよ」

実況「さぁ、本田が今、エプロンサイドへと上がりますっ!」


本田「……よっこいしょっと」ググッ


実況「そして、本田が今リングイン……いや、本田はセカンドロープに腰掛け、そしてトップロープを片手で持ち上げ、トップロープとセカンドロープの間を大きく広げて待っているっ! ヤムチャの事を待っているっ!」


ヤムチャ「……おっ?」ググッ

本田「どうぞ……お先に……どうぞ……」


実況「さぁ、そしてヤムチャが到着っ! さぁ、エプロンサイドへと登るっ!そして、本田がロープを広げ、先にどうぞと言わんばかりにヤムチャに声を掛けているっ!」

737名無しさん:2016/03/11(金) 22:46:08 ID:nu5iNAp6
ヤムチャ「気遣いありがとうございます……だけど、そういう事は必要ないんですよ……」

本田「……なんやて?」

ヤムチャ「ちょっと、ソコどいて下さい……ねっ、ねっ……?」

本田「おう、わかったわ……」スッ


実況「おぉ〜っと、しかしどうした……? ヤムチャはリングに入らずに、本田にその場を退くようと、そういったジェスチャーを見せていきますっ!」

元「まぁ、ヤムチャ君がリング入りやすいようにロープ間を広げて気を使っているんだろうけど……」

実況「さぁ、本田がその場を離れ、一度エプロンサイドへと戻るっ! そしてヤムチャから、少々距離を取るっ!」

738名無しさん:2016/03/11(金) 22:51:24 ID:2uMlfMuU
ヤムチャさーーん!

739名無しさん:2016/03/11(金) 22:55:08 ID:nu5iNAp6
ヤムチャ「よっしゃ、いくぜっ……!」ググッ

本田「……んっ?」


実況「さぁ、ヤムチャはトップロープを掴み、その場で腰を落としたっ!」


ヤムチャ「それっ……!」クルッ

本田「……おぉ」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、エプロンサイドでロープの反動を利用して……そして、前方宙返りしながら、トップを越えてリングへと入っていきますっ!」

元「そうだよ、ヤムチャ君はこうやって入場するんだよ」

740名無しさん:2016/03/11(金) 23:01:36 ID:nu5iNAp6
ヤムチャ「……着地っ!」シュタッ


イイゾー、ヤムチャー

実況「さぁ、そしてヤムチャはリングへと着地っ! ド派手に入場していきますっ! 今、ヤムチャがリングへと立ったぁ〜!」


ヤムチャ「ほらね……? 必要なかったでしょ……? 余計な気づかいなんて……いらないんですよ……?」クルッ

本田「ガハハ、せやったみたいやな」

ヤムチャ「本田さんも、やってみましょうよ……クルッと回って、シュタっと着地……そういう入場してみましょうよ……?」クイクイ

本田「……えっ、ワシがか?」


実況「さぁ、リングに立ったヤムチャはエプロンサイドの本田の方を向き、そしてリングに招いていますっ!」

741名無しさん:2016/03/11(金) 23:07:12 ID:nu5iNAp6
ヤムチャ「そのロープの上を……フワッと……こ〜う、ヒョイっとね……」グイグイ

本田「よっしゃ……まぁ、今日は大一番やし……ワシもヤムチャ君みたいにド派手に入場するか……」ググッ


オー? オーオー?

実況「おっと、待てっ……! ヤムチャの仰ぐ位置が妙に高いっ! これは、トップロープの上を、自分と同じように飛び越えて来いというジェスチャーか!?」

元「……いやいやいや、本田君はさぁ?」

実況「本田も、ヤムチャと同じようにエプロンサイドでロープを掴んだっ! そして、エプロンサイドで腰を深く落とすっ!」


オー、ホンダ、イケー!

本田「え〜っと……それで、ここからどうすんやったかな……?」

ヤムチャ「いち、にの、さん……で、クルン、トンって……」

本田「よっしよっしゃ、わかったわかった……いち、にの、さん……クルン、トンやな……よし……」ググッ


実況「さぁ、これは……? 本田も刺激を受けたのか……? これはこれは、本田もヤムチャと同じように、トップロープを前方宙返りで越える入場を見せてくるのかっ!?」

元「いや〜、無理でしょ」

742名無しさん:2016/03/11(金) 23:14:43 ID:nu5iNAp6
イケー!ホンダー!

本田「いち……にの……さん……ぬうう……」ググッ

ヤムチャ「クルン……んんっ……? あれれ……?」

ガンバレー! ホンダー!

本田「も、もう一回っ……! いち……にの……さん……ぬううっ……」

ヤムチャ「クルン……って、んんっ……! あれあれ……!?」

ドウシタ、ホンダー!

本田「あんまり、焦らせるな……! え〜っと……いち……にの……さん……ぬうう……」

ヤムチャ「クルン……なんだなんだ……!? どうしたどうしたっ!?」


実況「うんっ! なんと言いますか、こういった入場は本田にとっても初めての事なのでしょうか!? どうやら、タイミングが掴めないようですねぇ?」

元「チャレンジしようとしてる事自体に驚きだけどね」

実況「しかし、なかなか本田……タイミングが取れませんっ! 本田は何度も何度もエプロンサイドで腰を落とし……屈伸運動を繰り返しているっ!」

743名無しさん:2016/03/11(金) 23:21:30 ID:nu5iNAp6
ガンバレ、ホンダー!

ヤムチャ「そうですよ、頑張りましょうよ、本田さんっ! 人間やればなんだって……」

本田「や〜かましいわ、こんちくしょうっ……! お前ら、マジで期待しとんのかっ!? ワシみたいなもんに、あんな入場出来るわけないやろがっ!」キョロキョロ


アー、アーアー

実況「あっ、ここで本田がキレましたかね? エプロンサイドで場内を見回し……場内のファンに向かって何やら大声で言っております」

元「まぁ、そもそもヤムチャ君と本田君……タイプが違うからね。本田君はそういうタイプでもないでしょう」


本田「わしゃ、自分に出来へん……自分にない技術の事はせぇへんっ……! 普通でええんやっ……! これがワシの入場やっ! よう、見とけっ!」グイッ


実況「さぁ、そしてここで本田がリングイーンっ! 結局本田は、ロープを前方宙返りで飛び越えて入場……そいつは諦めましたっ! 今、トップロープとセカンドロープの間を潜り、通常の入場を見せていきますっ!」

元「はい、頑張りました」

744名無しさん:2016/03/11(金) 23:30:14 ID:nu5iNAp6
本田「最後の笑い所と、メッセージお終いっ……! 後は、しっかりアピールしとかんとなっ! うおおぉぉっ……!」ドタドタ


実況「おぉ〜っと、だがしかし、リングインした本田は……おぉ〜っと、コーナーポストに向かって一直線に向かって突っ込んでいくっ!」

元「おっ」


本田「コーナーに昇るぐらいやったら、出来るっ……! せやからっ……! フンっ……!」ガシッ


実況「さぁ、本田はコーナーポスト付近のセカンドロープに足を掛け……おぉ〜っと、そして昇っていくっ!」

元「うん」


本田「よおおおっしゃっ! 今日は勝つでえええぇぇっ! うらあああぁぁっ!」ググッ


オー、オーオー

実況「そして、コーナーポストに昇って場内へとアピールっ! 気合を見せていくっ! 先程の事をなかった事にしようとしているっ!」

元「……やめなよ。忘れてあげましょう」

745名無しさん:2016/03/11(金) 23:40:22 ID:nu5iNAp6
本田「ワシらがあの悪党共を倒したるっ! うおおおぉぉっ!」

ヤムチャ「……それじゃあ、俺はあっちに」ササッ


オー、オーオー

実況「本田がコーナーポストから場内へ向かって叫んでいるっ! 大声をあげているっ! おっと、そしてここでヤムチャも、本田とは別のコーナーポストへと歩みを進めていくっ!」


ヤムチャ「……よっと」ガシッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、そしてヤムチャもセカンドロープに足を掛けたっ! 本田と同じように、コーナーポストへと昇っていくっ!」

746名無しさん:2016/03/11(金) 23:46:14 ID:nu5iNAp6
ヤムチャ「よっしゃああぁぁっ! 空手軍団の力を見せてやっからなっ! 見とけよっ!」ビシッ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、そしてヤムチャも場内へ指を差し、おぉ〜っと大声あげてアピールしていくっ!」

元「いい感じにねぇ、二人共気合が入ってるんじゃない?」


本田「うおおおぉぉっ! 今日は勝つでえええぇぇっ!」

ヤムチャ「やってやるぞ、おらああぁぁ!」


ワー! ワーワー!

実況「コーナーポストで二人が吠える吠える吠えるっ! さぁ、気合いは十分だっ! E.本田・ヤムチャ組ィ! 今、両者が出揃ったぁ!」

747名無しさん:2016/03/11(金) 23:49:28 ID:nu5iNAp6
今日はここまで

748名無しさん:2016/03/11(金) 23:55:47 ID:hkSWT1t2


はい、頑張りましたw
相変わらず実況と元さんのやり取りは面白いなぁ

749名無しさん:2016/03/11(金) 23:57:35 ID:2uMlfMuU
乙です。
荒らしの削除もありがとうございました。
ホント困りますね

750名無しさん:2016/03/12(土) 00:02:43 ID:h2yOO3MA
乙〜

まぁ本田さんが出来なくても問題ない
むしろヤムチャのスタイルとの対比になって良いですわな

751名無しさん:2016/03/12(土) 00:39:33 ID:/I0W12WQ
乙!
しつかみはOK

752名無しさん:2016/03/12(土) 01:52:31 ID:vdgJn8Y6

本田さんに合わせてこっちまで力入ってしまったw

753名無しさん:2016/03/12(土) 07:10:49 ID:oKBKmezY
乙っした
いきなりヤムチャに百貫落ちるかとヒヤヒヤでしたわ

754名無しさん:2016/03/12(土) 07:25:42 ID:NtILDcQ6

見慣れないタッグだけにPVあったとは言え関係性はいいんですよ的なアピールはよかったかも

755名無しさん:2016/03/12(土) 22:00:48 ID:7oWEuG4w
キタイシテルゾー、ヤムチャー、ホンダー

本田「……よし」スッ

ヤムチャ「……こんなものかな?」スッ


実況「二人がコーナーからおりますっ! E本田・ヤムチャ組っ! さぁ、ここ両者の入場が終わりましたっ!」


ダン「続きましては……ロレント選手……ソドム選手の入場ですっ……!」


オー、オーオー

ロレント「……フン」

ソドム「EAT AND BUY ! (訳:調子いいぜ!)」


実況「さぁ、そして続いてはロレント・ソドム組の入場となりますっ! さぁ、今花道の奥からロレント……そして、ソドムがその姿を現しましたっ!」

756名無しさん:2016/03/12(土) 22:07:12 ID:7oWEuG4w
ロレント「……少しは、マシな試合が出来るといいがな」ニヤニヤ

ソドム「HAHAHA ! 」


実況「さぁ、今花道の奥からロレントとソドムがリングに向かって歩いておりますっ! さぁ、今回の一戦……ロレントにとっては元・タッグパートナーの本田っ……! そして、空手軍団のヤムチャっ……! 非常に強力な相手なのではございますが……」

元「おっ」

実況「あ〜っと、しかし……? 花道を歩くロレントには……余裕の表情っ! 余裕の表情ですっ! ニヤついた笑み浮かべ……そして、本田……ヤムチャの姿を視界に捉えながら、二人のいるリングへと今向かっておりますっ!」


ロレント「勘違いしている下等兵共には……指導やらんといかんなぁ……」ニヤニヤ

ソドム「Yes ! 」

ロレント「ベテラン選手……空手軍団……今の俺にとっては敵ではない」


実況「ロレントは余裕の表情っ! ソドム……は、マスクをしているので少し、表情が読めませんねぇ……しかし、ああやって堂々と歩いている姿を見ると……やはり、こちらも自信があると言った所でしょうか?」

元「まぁ、最近のこの二人の様子を見てるとねぇ……それだけの自信を持つ……って、事もわかりますね」

757名無しさん:2016/03/12(土) 22:16:22 ID:7oWEuG4w
ロレント「さぁ、いくぞっ……! ソドムっ……!」スルッ

ソドム「……OK ! 」

本田「……来たか、ロレント」


オー、オーオー

実況「さぁ、そしてロレントが今サードロープ下を潜り抜けリングイーンっ! そして、ソドムもエプロンサイドへと昇ったぁ!」


ロレント「諸君……よぉぉぉぉく、見ておけええぇぇっ……!」ズガズガ

ソドム「HAHAHA ! 」


実況「さぁ、そしてリングインしたロレントは、ここでコーナーの方へと向かうっ! そして、セカンドロープに足を掛け……コーナーポストへと昇るっ! さぁ、ソドムも少し遅れて今リングインっ!」

758名無しさん:2016/03/12(土) 22:21:45 ID:GfOmCUnw
ロレント
ttp://cdn.wiki.famitsu.com/files/attachment/000/010/290/ref_upload.png
ソドム
ttp://hangame-members.oni-soul.jp/sp/information/image/1430_7.jpg

759名無しさん:2016/03/12(土) 22:27:40 ID:7oWEuG4w
ロレント「勘違いした大馬鹿共に教えてやるのも、上官の務めだっ! 本田が無様な姿になるのを……しっかりとその目に焼き付けるがいいっ! そして、こいつを哀れんだ目で眺めて……諸君らも一緒に、身の程を教えてやれぇぇ!」ググッ

ソドム「Yeeeeeeeah ! 」ズガズガ


オー、オーオー

実況「さぁ、そしてその場からロレントが場内に向かって、アピールですっ! 叫んでおりますっ! さぁ、遅れてリングインしてきたソドムもロレントとは別のコーナーポストへと向かうっ! そしてセカンドロープに足をかけ、昇るっ!」


ロレント「本田だけではないっ……! ついでに、ヤムチャもだっ……! 俺達の敵ではないっ……!」ググッ

ソドム「We're the strongest tag team ! 」ググッ


ワー、ワーワー

実況「さぁ、コーナーからロレント……ソドムっ……! 両者が場内へと向かってアピールしていくっ! アピールしていくっ! おぉ〜っと、これはこれは……かなりの自信があるみたいですねぇ!?」

元「まぁ、現タッグベルトの保持者の二人だし……記録は結構続いているよね……? それなりの自信ってものはあるだろうよ」

760名無しさん:2016/03/12(土) 22:40:21 ID:HlPUeqvM
ブーイングじゃないのか
ダークヒーロー路線が上手く行ってるってことかな

761名無しさん:2016/03/12(土) 22:55:51 ID:7oWEuG4w
ロレント「ヒャハハ……それでは、試合という名の指導を……」スッ

本田「どえらい奴になってしもうたもんやな……せやけど……」


オー、オーオー

実況「あっと……? おっと、しかしここで本田が……ロレントに向かっていくっ! コーナーで客席方向を向いて背を向けているロレントへと向かっていくっ!」

元「おぉ〜っと、いきなり突っかかっていくねぇ」

実況「これはこれは……先制攻撃か……?」


ロレント「さぁて……それでは、初める……んっ……?」クルッ

本田「……おい、ロレントっ!」

ロレント「……デカ物が、気配を消して寄ってくるな。不気味だ」


実況「いや、本田は先制攻撃はせず……近寄っていっただけだっ! コーナーから降りたロレントが振り返ると、そこには本田の姿っ! さぁ、本田はロレントを睨みつけるっ!」

762名無しさん:2016/03/12(土) 22:57:40 ID:GfOmCUnw
やっぱヒールはいいなあ

763名無しさん:2016/03/12(土) 23:07:36 ID:7oWEuG4w
本田「タッグベルト取って……防衛記録伸ばして……えらい順調みたいやなぁ……」ギロリ

ロレント「……どうも」ニヤニヤ


オー、オーオー

実況「さぁ、いきなり本田が突っかかっていくっ! 鋭い目で元・タッグパートナーのロレントの事を睨みつけ……おぉ〜っと、そして何やら言ってているっ!」


本田「せやけどなぁ……お前は間違っとるっ……! 間違っとるんやっ!」

ロレント「俺が……間違っている……? 何を言っている……」

本田「卑怯な手を使って勝って……試合が終われば、対戦相手をリンチするっ……! これが正しい事やと思っとるんかっ!?」

ロレント「勝つ為には、何をしたっていいんだ……結果が全てなんだ……それに、あれはリンチではない……指導だ。勘違いするな……」


オー、オーオー

実況「お〜っと、おっとおっと……本田は試合開始前からヒートアップしているのでしょうかねぇ!? 何やら、かなりキツい口調で言っていますっ!」

元「まぁ、そりゃ元・タッグパートナーからしたら言いたい事もあるんじゃない? この辺はまぁ、当人同士しかわからない感情なのかもしれないけどね」

実況「さぁ、しかしロレントの表情は変わらないっ! 相変わらずニヤついた笑みを浮かべているっ!」

764名無しさん:2016/03/12(土) 23:08:07 ID:v8tlSkjk
>>755のソドム語は「良い塩梅」かな

765名無しさん:2016/03/12(土) 23:14:58 ID:7oWEuG4w
本田「お前はそれでええんかっ……!? 満足なんかっ……!?」

ロレント「あぁ、満足だよ……ベルトを取る事が出来た……これ以上の事はない……」

本田「正々堂々ベルト取ったワケやないやろ、お前はっ……!」

ロレント「……じゃあ、逆に聞いてやるよ。お前は今、満足なのか?」

本田「……あぁ?」

ロレント「まぁ、流石はベテランだ……自分の信念……ファイトスタイルを持って、それを貫いている……それは百歩譲って認めてやろう……だが……」

本田「……」

ロレント「お前はベルトを持っているのか……? んんっ……? 結果を残しているのか……?」

766名無しさん:2016/03/12(土) 23:20:25 ID:GfOmCUnw
本田頑張れー

767名無しさん:2016/03/12(土) 23:21:46 ID:7oWEuG4w
ロレント「お前、何か胸を張って言える事があるか、んんっ……? 俺はあるぞ〜、ベルトを所持しています……胸を張って言える……」

本田「……」

ロレント「え〜っと……アイツらの名前なんだったけなぁ……ガイと、え〜っと……あぁ、そうだそうだ……コーディだ……」

本田「……」

ロレント「お前に言える事は先日ガイに勝ちました……先日コーディに勝ちました……その程度のものだろうが……」

本田「……」

ロレント「……雑魚相手に威張り腐って、満足か? あぁ?」

本田「……」

ロレント「……よくもまぁ、ここに抜け抜けと現れられたものだな。その程度で俺と同格になったつもりか?」ギロリ

768名無しさん:2016/03/12(土) 23:25:44 ID:7oWEuG4w
ロレント「……お前は時代に取り残されている」

本田「……あぁ!?」

ロレント「お前が通用したのは、一昔前までだけだ……時代が変われば、当然お前みたいな奴は通用しなくなる……」

本田「……なんやてっ!?」

ロレント「くだらん信念が、邪魔をしているというのだ……そして、何より一番タチが悪いのは、お前はそれを周りに強要する事だ……」

本田「あぁっ!?」

ロレント「お前に付き合わされて……時代遅れのファイトスタイルを強要されたこの俺が言っているから、間違いない」ニヤニヤ

本田「……この野郎っ!」ワナワナ

ロレント「お前とコンビを解消して、ようやく時代に順応する事が出来たよ……まるで貧乏神のような男だったよ、お前は」

769名無しさん:2016/03/12(土) 23:33:57 ID:7oWEuG4w
実況「さぁ、試合開始前から、本田とロレント……何やら……あ〜っ! おっとおっとっ!」


本田「コイツっ……! 屁理屈ばかり抜かしやがってっ……!」ググッ

ロレント「屁理屈っ……!? まだ、わからんかっ……!? 来るのかっ!?」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、ここで本田掴みかかりますっ! ロレントに掴みかかっていきますっ! まだ、ゴングは鳴っていないぞっ!?」

元「おぉ〜っと、どうしたどうしたっ!?」


ソドム「Hey ! Hey ! 」イソイソ

ヤムチャ「ちょっとちょっと本田さんっ……! 正々堂々と試合で見せるんじゃないんですかっ!? 何やってるんですよっ!?」イソイソ


実況「あ〜っと、しかしこれにはソドムが……慌てて、二人の間に入っていきますっ! あ〜っと、そしてヤムチャも止めに行きましたね!」

元「おぉ〜っと、やっぱり元・タッグパートナー同士だからね……こ〜う、何かあるんだろうね……」

770名無しさん:2016/03/12(土) 23:37:52 ID:7oWEuG4w
本田「この野郎っ! こいつ……!」ググッ

ロレント「以前から、ずっとずっとお前の事がウザかったんだっ!」ググッ


ヤレー、ヤレー

ソドム「stop ! stop ! 」

ヤムチャ「ちょっとっ……! ちょっとっ……!」

ダン「なぁ〜に、やってんだ馬鹿野郎っ……! そういう事はゴングが鳴ってからやれ、ゴングがよぉっ!」


実況「さぁ、試合開始前から取っ組み合う本田とロレントっ! この辺りは元・タッグパートナーにしかわからない何かがあるのかっ!? あ〜っと、ソドムが止めに入るっ……! ヤムチャも止めに入るっ! あっと、レフェリーもだっ!」

771名無しさん:2016/03/12(土) 23:46:47 ID:7oWEuG4w
ダン「本田っ……! 試合が始まってからにしろっ!」グイッ

本田「止めんとってくれっ! 止めんとってくれっ! アイツはワシの事を侮辱したんやっ!」

ヤムチャ「だから……試合でね……? それを……」


ホンダー、イケー

実況「今、二人の身体が引き離されるっ! というより、突っかかっていったのは……本田といった感じでしょうか? ヤムチャは本田をなだめながら、自軍コーナーへと引き連れていく」


ソドム「……Are you OK ?」

ロレント「チィっ、相変わらず鬱陶しい奴だ。付き合ってられん。おい、ソドム……お前が行ってくれ……そして、出来ればこの試合お前だけで終わらせてくれ……」

772名無しさん:2016/03/12(土) 23:47:25 ID:7oWEuG4w
今日はここまで

773名無しさん:2016/03/12(土) 23:52:15 ID:HlPUeqvM
乙 

もちろん打ち合わせ通りのやり取りなんだろう…
でも、本田には辛いやり取りだなぁ
試合で良いところアピール出来たら良いな

774名無しさん:2016/03/13(日) 00:22:46 ID:msutIj3U
乙!
このやりとり、マイクは通してないよね?
なんとなく雰囲気でお客さんに伝わったらそれで良いということなのかな

775名無しさん:2016/03/13(日) 02:03:52 ID:wnyowLkc
乙乙
一触即発ってレベルじゃないぞ!?

776名無しさん:2016/03/13(日) 02:14:09 ID:7DjuXAzo
>>764
!!

777名無しさん:2016/03/13(日) 03:48:51 ID:Qj97tlnU
乙です
割とほんとの事だから本田さんには辛い所だけど、そういうキャラを演じてるとはいえロレントさんも辛い所だね
でも掴みはOKだから、後は試合で色々見せていってほしい

778名無しさん:2016/03/13(日) 03:57:04 ID:xe.84uaM
乙乙
やっぱここからメインだな…
何回も読み直したくなるこの因縁感っ

どっちも応援してるが、本気の本田さんに期待している。使い惜しみ無しで鬼無双見せてくれ!
全部を使いきって、メイン一戦目の格に期待している!

あとはヤムチャに、デカいヤツとの戦い方を見せてもらいたいなw

779名無しさん:2016/03/13(日) 09:11:14 ID:aV747pis
乙っした
勝敗、本田の負け以外なさそうだが…
どっちが勝ちを取るんだろ

780名無しさん:2016/03/13(日) 14:11:19 ID:Qj97tlnU
>>779
ロレント・ソドム組が勝ったら「指導」されちゃうから
試合中のロレント対本田はロレントの勝ちだけど、試合結果はヤムチャが決めて勝ち
な感じが当たり障りないと思う。こうすりゃロレントさんにヤムチャへの因縁をつけられるしね

781名無しさん:2016/03/13(日) 15:15:54 ID:msutIj3U
タッグメインじゃない本田とヤムチャがベルトとるわけにはいかんだろ

782名無しさん:2016/03/13(日) 18:34:17 ID:eik1hZsk
今回はスペシャル戦でタイトル戦じゃないと思ってたけど、明記はされてたっけ?

783名無しさん:2016/03/13(日) 19:47:26 ID:ZHcyAo5o
最良の展開はヤムチャとロレントが失敗して会場が盛り下がって、前の試合の方が良かったと、特にトロい方じゃなくかっこいい方が客に評価されることだよな

784名無しさん:2016/03/13(日) 20:06:39 ID:/XcJRAeo
また荒らしが変なスレ立てたので削除お願いします

785名無しさん:2016/03/13(日) 21:38:39 ID:WDi6tH/s
>>783
ユン・・・オレは応援してるよ・・・

だからさくらちゃんの言うことちゃんと聞くんだぞ

7861:2016/03/13(日) 21:51:41 ID:uREElg.U
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

787名無しさん:2016/03/13(日) 22:00:27 ID:/XcJRAeo
お疲れ様です。ゆっくり休んでください
荒らしの削除もありがとうございました。
ホント困りますわ

788名無しさん:2016/03/13(日) 22:32:37 ID:G2hXCtes
本田負け→制裁はヤムチャが狼牙風風拳で阻止、みたいなのも良いし
ヤムチャ組勝利→本田の説得中に凶器振り回して蹴散らす、みたいなのも面白そう
スペシャルマッチだからベルト移動もないし、自由度は高いから、どうなるかわからない
楽しみに待ってます

789名無しさん:2016/03/14(月) 01:29:27 ID:CW4adFHM
エドヤムが合体技使って勝利というのもありやで
この本田さんは第2試合の本田さんやないんや、本気のエドモンド本田やからな

791名無しさん:2016/03/14(月) 08:54:44 ID:ZEiRYBHs
また荒らしが来たので削除お願いします
他のスレにも来てるようなので

792名無しさん:2016/03/14(月) 09:13:28 ID:mb2NBx7s
あまり作者のネタを潰してくれるな

793名無しさん:2016/03/14(月) 11:52:10 ID:0vEQNK12
>>785 わろたw

しかし第0からずっとヒートアップしまくりだなぁ
こんなにインフレしてて女子部大丈夫か?

794名無しさん:2016/03/14(月) 12:35:37 ID:BlwteZZU
ヤム本勝利や制裁回避はよほどうまくやらんと、ヤムチャ>ガイル&ナッシュになっちゃう
王者級をヤムチャの下にしたら、さすがにタッグ戦線全体が黙ってないだろうから、さてどうする事やら

*778
ヤムチャはしょっちゅうデカい人と戦ってるでしょw
解説席の二人の口ぶりやサガットとの比較見るに、ホークは溜めや緩急の塩梅がマズいと見られてる感がある。
どっしりと構えるのも、相手を選ばないと、軽量級選手が見せ場を作る余地無くしちゃうし。

795名無しさん:2016/03/14(月) 22:00:24 ID:mVDATk.o
実況「……あ〜っと、あっとあっと? ここでロレントは引き下がりますかねぇ? エプロンサイドへと引き下がっていきますっ!」

元「……おっと、何だぁ? という事は、先発はロレント君かな?


本田「なんや、お前っ……! 逃げんのか、コラっ! お前から出て来いやコラァっ!」

ダン「おいおいおいっ……! だから、試合が始まってから……」

ヤムチャ「そうですよっ……! 落ち着きましょう、本田さんっ……!」


実況「あ〜、しかし本田はそんなロレントに向かって叫んでいますねぇ? おぉ〜っと、ヤムチャとレフェリーに抑えられながらも、ロレントに向かって叫んでおりますっ!」

元「まぁ、本田君からしたらロレント君に出てきて欲しいだろうからね」


本田「オイっ……! オイ、コラっ……! 聞いとんのか、このド阿呆っ……!」

ロレント「……知るか、フン」

796名無しさん:2016/03/14(月) 22:07:04 ID:mVDATk.o
ダン「オイ、こんなのじゃ試合出来ねぇよっ……! ヤムチャ、お前も何とかしろっ……!」

ヤムチャ「あ〜、はいはいっ……! とりあえず、本田さん……下がりましょう……ねっ……? 一回、落ち着きましょう……」

本田「……あぁっ!?」

ヤムチャ「相手は違う奴みたいだし……とりあえず、俺が出ますよ。ねっ……? だから、あまり熱くなりすぎずに、一回下がって下さい……」


実況「おぉ〜っと、しかしそんな本田を……おぉ〜っと、ここはヤムチャが自軍コーナーへと引き下がらせますかねぇ?」

元「あ〜っと、そうだね」


ヤムチャ「ほらほら、下がって下がって……」

本田「せ、せやけど、ヤムチャ君っ……!」

ヤムチャ「わかってますよっ……! 本田さんの気持ちはわかってます……とりあえず、俺がパパっと済ませて……それで、本田さんの出番っすから」


実況「さぁ、本田はエプロンサイドに引き下がりましたっ! という事はこれはこれは……」

元「まぁ、そうだねぇ。ちょっと熱くなってるみたいだし、最初は任せてもいいんじゃないかな」

797名無しさん:2016/03/14(月) 22:07:28 ID:ZEiRYBHs
荒らしの削除ありがとうございます

798名無しさん:2016/03/14(月) 22:09:26 ID:45/ARMMA
>>795は先発はソドムの間違いかな?

7991:2016/03/14(月) 22:16:51 ID:mVDATk.o
>>798
間違いです
この手の間違い凄く多いです。申し訳ない
脳内補完でよろしくお願いします

800名無しさん:2016/03/14(月) 22:17:32 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「よ〜し、それじゃあ俺が一番手だっ! いってやるぞ〜!」ググッ


オー! オーオー!

実況「なんと、こちらの先発はヤムチャっ! 本田が連れてきた強力な助っ人ヤムチャっ! いきなりヤムチャが出てきますっ!」

元「まぁ、最初から流れを作る事も大事だしね」

実況「さぁ、ヤムチャっ! 大きく右腕を挙げながらリング中央へと向かうっ!」


ダン「よ〜し、ようやく落ち着いたな……これで試合が始められるよ……お前ら、準備はいいか?」

ソドム「Yum cha...Kill you... ! 」

ヤムチャ「へへへ、やっぱり何言ってるかわかんないな……とりあえず、来いよっ……! 三分だ……三分で終わらせてやるぜっ……!」


実況「さぁ、両軍先発が出揃いましたっ! 先ずは、ヤムチャとソドム……この両者が先発となりますっ!」

元「本田君とロレント君は、まぁ……後だね」

801名無しさん:2016/03/14(月) 22:18:09 ID:ZEiRYBHs
1は荒らしの対応までしてくれて忙しいからしょうがないよ
気にせず先に進んでくれ

802名無しさん:2016/03/14(月) 22:29:04 ID:mVDATk.o
実況「さぁ、ではそろそろ試合スタートでしょうかっ……!? さぁ、レフェリーがゴングを確認しておりますっ! ヤムチャとソドムはリング中央で準備完了だっ!」

元「まぁ、どういう試合になるかだね」


ダン「よ〜し、それじゃあゴングを鳴らせ、ゴングをよぉ! 試合スタートだっ!」


カーン


実況「さぁ、そして今、戦いの鐘を根の音が場内へと響き渡ったぁ! それでは第三試合……いよいよスタートですっ!」

元「はい」

実況「E.本田・ヤムチャ組対ロレント・ソドム組ィ……! 先ずは、ヤムチャ対ソドムからのスタートですっ!」

803名無しさん:2016/03/14(月) 22:38:34 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「よ〜し、それじゃあ気合い入れて……」

ソドム「……Hey boy, come on.」スッ

ヤムチャ「んっ……? おっ……?」


実況「さぁ、試合開始と同時に動いたのはソドムっ! ソドムでありますっ! おぉ〜っと、ソドムは右腕をヤムチャに向かってゆっくり差し伸ばしたぁ!」


ソドム「come on...come on...」クイクイ

ヤムチャ「……おぉ〜っと、お誘いか」


実況「ソドムは、その右腕っ……! 指先をクイクイと動かしヤムチャを誘っているっ! 誘っているっ! さぁ、これはこれは……」

元「うん、そうだね。力比べ……みたいな所から始まっていくんじゃないかな?」

804名無しさん:2016/03/14(月) 22:43:09 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「……面白ぇ。乗ってやるよ」スーッ

ソドム「……OK.」


オー、オーオー

実況「さぁ、ヤムチャ……ここはそれに乗って来たか!? 腰を落とし、ソドムのその右腕に左腕を差し伸ばしていくっ! さぁ、そして両者の指先が……今、触れ合ったっ!」


ヤムチャ「ほら、そっちの腕も寄越せっ……! いくぞっ……!」ガシッ

ソドム「HAHAHA ! OK ! 」ガシッ


実況「そして、逆の手も掴み合っていくっ! 互いが互いがの右手と左手を捉え合ったっ! ここは先ず、手四つっ! 手四つの体勢ですっ!」

805名無しさん:2016/03/14(月) 22:49:19 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「うおおぉぉっ……! いくぞおおぉっ!」ガシッ

ソドム「……come on ! 」ガシッ


オー、オーオー

実況「さぁ、そして腕を組み合ったまま……両者が、ガッシリと胸をぶつけ合うっ! そして、互いの身体を押し込んでいくっ! 手四つの力比べが始まったぁ!」


ヤムチャ「おおおおぉぉっ……! おおぉぉっ……!」ググッ

ソドム「HAHAHA ! HAHAHA ! 」ググッ


実況「さぁ、ヤムチャが渾身の力で押すっ! しかし、負けじとソドムも渾身の力で押していくっ! さぁ、どうでしょう元さんっ!? これは、どちらに部があると思われますか!?」

元「う〜ん、この二人も初対戦なワケだからね……恐らく、リング上の二人も、相手がどのくらいのパワーをなのかの、先ず確かめ合っているんだとは思うんだけど……」

806名無しさん:2016/03/14(月) 22:57:36 ID:mVDATk.o
ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ググッ

ヤムチャ「おおおぉぉっ……! んっ……? おっ、おおっ……?」ヨロッ


実況「あ〜っと、これは……ヤムチャが押されているか……!? 押されているかっ!?」

元「あ〜、やっぱり体格もあるし、ソドム君に分があるのかな……?」


ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」グイグイ

ヤムチャ「お、おっとおっと……なんだなんだぁ……パワーある奴だな……お、おおっ……」ヨロヨロ


実況「さぁさぁ、ヤムチャの身体がどんどんと押し込まれていくっ! ヤムチャの上体が大きく反れ……ブリッジ状にと押し込まれていくっ!」

807名無しさん:2016/03/14(月) 23:07:03 ID:mVDATk.o
ソドム「HAHAHA ! You are NO Power boy ! 」グイッ

ヤムチャ「……チィっ!」ベタッ


実況「あ〜っと、ここでヤムチャの身体が完全に押し込まれしまったかっ!? ヤムチャ身体がブリッジ状にとなり……その頭部が完全にマットへとついたっ!」

元「あ〜っと」

実況「やはり……とでも、言えばいいのでしょうか!? パワーではソドムに分がありますっ!」


ヤムチャ「思ってたよりパワーはあるみたいだな……だけど……舐めてんじゃねぇぞっ! よっとっ!」シュタッ

ソドム「……What's !? 」


オー? オーオー?

実況「あ〜っと、待て待て待てっ……! しかし、ここでブリッジ状になっているヤムチャが……おぉ〜っと、跳ねるっ!」

808名無しさん:2016/03/14(月) 23:11:47 ID:ZEiRYBHs
183cm68kgのヤムチャが小さく見える不思議

809名無しさん:2016/03/14(月) 23:16:08 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「いい気になってんじゃねぇぞ、オラオラっ……! おおおぉぉっ……!」ググッ

ソドム「……Fuck.」


オー、オーオー

実況「ここはヤムチャっ! ハンドスプリングの要領で体勢を立て直してきたっ! ブリッジ状まで押し込まれていたヤムチャの身体が跳ね上がり……そして再び、立ち上がっていくっ!」

元「おぉ〜っと、上手いねぇ」


ヤムチャ「おおおおぉぉっ……! 今度はこっちがやってやるぞっ……! おおおおぉぉっ……!」ググッ

ソドム「Ohhh...」ヨロッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてその起き上がった勢いのまま……今度はヤムチャがソドム身体を押していくっ! 押し込んでいきますっ!」

元「おぉ〜、いいじゃない! ソドム君相手に負けてないじゃないっ!」

810名無しさん:2016/03/14(月) 23:22:40 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「オラオラ、どうしたどうしたっ……! おおぉぉっ……!」グイグイ

ソドム「Fuck ! He wasn't NO power boy.」ヨロヨロ


オー、オーオー

実況「さぁ、今度は逆ヤムチャが押し込んでいくっ! ソドムの身体どんどんと押し込み……その身体をブリッジ状態へと押し込んでいくっ!」


ヤムチャ「へへへ……どうしたぁっ!? これ以上、押し込めない所まで来ちまったぞっ!?」ググッ

ソドム「……Fuck ! 」ベタッ


オー、オーオー

実況「今度は押し込んだっ! ヤムチャが押し込んだっ! ソドムの頭部がマットへとつくっ! ソドムをブリッジ状態まで押し込んでいったぁ!」

元「いいねぇ、負けてないじゃない」

811名無しさん:2016/03/14(月) 23:27:25 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「お前も俺みたいに体勢立て直してみろよ……? ハハハ、無理か……無理だよな……?」ニヤニヤ

ソドム「……Fuck ! 」

ヤムチャ「へへへ、しばらく動けそうにないなぁ……という事で……いくぜっ……!」シュタッ


実況「さぁ、ヤムチャはソドムの両腕を押さえ込んだまま……おっと、ここでジャンプっ!」

元「おっ!?」


ヤムチャ「動けねぇ所に……ニードロップだっ! その腹に喰らえっ!」ドスッ


実況「そして、両膝を折り畳み……おぉ〜っと、ブリッジ状態のソドムの腹の上にヤムチャが飛び乗っていくっ!」

元「ダブルニードロップだ」

812名無しさん:2016/03/14(月) 23:32:44 ID:mVDATk.o
ヤムチャ「案外大した事ない……あ、あれ……?」

ソドム「……Doesn't work.」ニヤニヤ


ザワ……ザワ……

実況「あ〜っと、待て待て待てっ……! ヤムチャはブリッジ状になっているソドムの腹の上へと両膝落としたのですが……」

元「……おぉっ」

実況「なんと、ソドムは崩れないっ! 腹部に落とされたのに、以前変わらずブリッジ状態のままだっ! ヤムチャがブリッジしているソドムの腹の上に、着地ィ!」


ヤムチャ「何でだ……何で、崩れないんだコイツ……」

ソドム「ON YOUR BE DEAD NIGHT ? (訳:恐れ入ったか?)」ブンッ

ヤムチャ「……う、うおおっ」ドテッ


実況「ソドムは腹部にヤムチャの身体を乗せたまま、一度慎重にブリッジの腹部落としていき……そして勢いよく、持ち上げていくっ!」

元「ヤムチャ君は、ハンドスプリングみたいな形で返したけど……これはこれで負けてないねぇ」

実況「そして、ヤムチャの身体を跳ね飛ばしていくっ! ソドムの腹部に乗ってヤムチャが跳ね飛ばされたぁ!」

813名無しさん:2016/03/14(月) 23:34:07 ID:K9Lb4YAs
およびでない、かな?w

814名無しさん:2016/03/14(月) 23:38:21 ID:mVDATk.o
今日はここまで

>>808
本田・ホーク・ソドム辺りをデカい扱いにしてるのは、縦じゃなくて横だね。まぁわかりやすい体格してますから

815名無しさん:2016/03/14(月) 23:48:31 ID:P8wcYPq6
乙っした
いきなり魅せる二人ですな

816名無しさん:2016/03/14(月) 23:51:39 ID:loqRpMcQ
原作準拠なら、本田 185cm(マゲ込み)、ソドム 208cm、ホーク 230cm
本田以外は文句なく巨漢レスラーだな

817名無しさん:2016/03/15(火) 00:00:37 ID:Yhy/z2l2
乙乙
身長比べるといつもこのコピペを思い出す
168cm:慈母星のユリア
180cm:仁星のシュウ
181cm:将星のサウザー
183cm:殉星のシン・妖星のユダ
185cm:義星のレイ・ケンシロウ
186cm:諸星(の)きらり
188cm:トキ
210cm:ラオウ

818名無しさん:2016/03/15(火) 00:04:04 ID:o8tkfgnQ
乙!
ただの力比べでも魅せるねえ

819名無しさん:2016/03/15(火) 00:19:36 ID:w8v9qbwY


正攻法なら負けるなよー、ヤムチャー
ソドム語も面白いな、訳必須だけどw

820名無しさん:2016/03/15(火) 22:00:51 ID:IoA4qNs2
ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ムクッ


実況「さぁ、ヤムチャの身体を跳ね飛ばし、そしてソドムが立ち上がってくるっ! 立ち上がってきますっ!」

元「まぁ、パワーを見せつける事には成功したんじゃない?」


ヤムチャ「……ちっくしょう。なんだ、コイツ」ムクッ


実況「しかし、負けじとヤムチャも立ち上がってくるっ! 立ち上がってくるっ! ここはすぐ様立ち上がってくるっ!」

元「まぁ、まだ始まったばかりだからね。うん」


ソドム「Ready...? Set,go ! 」ダダッ

ヤムチャ「……んっ?」


実況「あ〜っとあっと、しかしソドムが即座にいくっ! 起き上がってくるヤムチャに向かって……ここは、一直線に突っ込んでいったぁ!」

821名無しさん:2016/03/15(火) 22:07:42 ID:IoA4qNs2
ソドム「Take this ! 」ズドーンッ

ヤムチャ「……うげええぇぇっ!」バターンッ


実況「そして至近距離から身体をぶつけていくっ! ここはショルダータックルっ! ヤムチャの身体を再びマットへと転がしていったっ!」


ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」

ヤムチャ「……ちっくしょう、舐めてんじゃねぇぞっ!」ムクッ

ソドム「OK,OK...One more time ! 」ジリジリ


オー、オーオー

実況「おっと、しかしここはヤムチャの立ち上がりが早いっ! リングに打ち付けられながらも……ここは素早く立ち上がってくるっ! 再び、すぐ様立ち上がってきたぁ!」

元「……あ〜っと、でもまだ狙われてるよ?」

実況「あっと、ソドムの視線はそんなヤムチャを捉えているっ! ヤムチャの姿を確認しつつ、二三歩後退りをしていくっ!」

822名無しさん:2016/03/15(火) 22:17:32 ID:IoA4qNs2
ソドム「Ready ? Go ! 」ダダッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「そして再び、ソドムが突っ込んで来たっ! ヤムチャに向かって突っ込んで来たっ!」


ソドム「Eat this ! 」ズドーンッ

ヤムチャ「ぐええぇぇっ……! くっそっ……!」バターンッ


実況「そして再び、ヤムチャにその身体をぶつけていくっ! 再び、ショルダータックルだっ!」

元「バッタンバッタン倒されてるねぇ」


ヤムチャ「くっそっ……負けねぇぞ、オイっ!」ムクッ

ソドム「Wow...He is tough guy. OK,OK...come on ! 」ジリジリ


オー、オーオー

実況「しかし、ヤムチャも負けてはいないっ! ここは即座に立ち上がってくるっ! マットに身体を打ち付けられようとも、即座に立ち上がってくるっ!」

元「……ただ、ま〜た狙われてるよ〜?」

実況「お〜っと、ソドムはそんなヤムチャを視界に捉えながら……再び、後退しているっ! そしてタイミングを合わせていくっ!」

823名無しさん:2016/03/15(火) 22:26:22 ID:IoA4qNs2
ソドム「Here we go ! 」ダダッ

ヤムチャ「……くっ!」


実況「さぁ、三度ソドムの身体が突っ込んできたっ! ヤムチャ目掛けて一直線っ!」


ソドム「So down tight ! 」

ヤムチャ「そう何度も何度も、やられてたまっかよっ! 勝手に突っ込んでろっ……!」スッ

ソドム「……What's !? 」スカッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、だがここはヤムチャっ……! よく見ているっ! 突っ込んで来たソドムの脇逸れるように……避けていくっ! マタドールっ!」

元「まぁ、動き自体は直線的であるしね、うん」

824名無しさん:2016/03/15(火) 22:38:26 ID:IoA4qNs2
ソドム「Damn it ! 」ピタッ

ヤムチャ「……さぁて、いくぜっ! そらっ!」フワッ


実況「攻撃を透かされ、ソドムはここで急停止っ! さぁ、しかし背後ががら空きだっ! ヤムチャはここで飛び上がって……」


ヤムチャ「……はああぁっ!」ドスッ

ソドム「……Oops ! 」ヨロッ


オー、オーオー

実況「その背中に飛び込みながら蹴りを突き出していくっ! バックキックでしょうか、ローリングソバットでしょうか!? さぁ、ソドムの背中目掛けて打ち込んでいったぁ! ソドムはフラつくっ!」


ヤムチャ「おっと……まだまだ、終わらないぜ……」スッ

ソドム「ughh...」


実況「そして、蹴りを打ち込み着地したヤムチャは……ソドムの背後からゆっくりと近づいていくっ!」

825名無しさん:2016/03/15(火) 22:43:50 ID:IoA4qNs2
ヤムチャ「……だああぁぁっ!」ゴスッ

ソドム「……Ouch ! 」ヨロッ


実況「そして、エルボーバーットっ! 後頭部へと打ち込んでいくっ!」


ヤムチャ「お前らに、どんなに勢いがあろうとも……」ポンッ

ソドム「ughh...」


実況「そして、ここでヤムチャはソドムの背中を両手でポンと押して、少々距離を取るっ!」


ヤムチャ「……こっちは、空手軍団だっ! 格の差、見せつけてやるぜっ! うるああぁっ!」ブンッ

ソドム「……UGAaaa ! 」バターンッ


オー、オーオー

実況「そして、背後から……ソドムの左脚を蹴り上げていくっ! おぉ〜っと、身体を掬うように、蹴り上げていったぁ!」

元「おぉ〜っと、いいね」

826名無しさん:2016/03/15(火) 22:50:55 ID:IoA4qNs2
実況「ここでソドムはダウンっ! ソドムはダウンっ! 仰向けに大きく倒れていきましたっ!」

元「まぁ、上手くダウンを取れたよね」


ヤムチャ「まぁ、今の所余裕だね。これ、俺一人で終わっちゃうんじゃないかな……?」ググッ


オー? オーオー?

実況「おっとぉ……? そしてここでヤムチャが軽く右腕を挙げますっ! 右腕を挙げていきますっ!」

元「おぉ〜っと、これは余裕が感じられるね」

実況「さぁさぁ、場内へのアピールも忘れませんっ! ここはヤムチャっ……! 空手軍団たる、余裕のファイトスタイルを見せていきたいっ!」


イイゾー、ヤムチャー

ヤムチャ「……よ〜し、それじゃあいくか」

827名無しさん:2016/03/15(火) 23:04:07 ID:IoA4qNs2
ユダンスルナヨ、ヤムチャー

ヤムチャ「ナハハ、油断するなって……ナハハ……それっ……!」ピョン


実況「さぁ、そしてヤムチャはダウンしているソドムに回り込んで近づきつつ……おっと、ここは軽くジャンプして飛び込んでいくっ!」


ヤムチャ「そぉ〜らっ! エルボードロップだっ!」ドスッ

ソドム「……Oops ! 」


実況「そ〜して、肘を落としていくっ! ソドムの土手っ腹に突き立てた肘を落としていくっ! ここはエルボードロップっ!」


ヤムチャ「……さぁ〜て」ムクッ

ソドム「ughh...」

ヤムチャ「まだまだいくぞっ! ホレ、起きろっ……!」


実況「腹部を抑えて苦しむソドムっ! おっと、そんなソドムを尻目に、ヤムチャは上体を起こして……おっと、そしてソドムを引き起こしながら立ち上がっていくっ!」

828名無しさん:2016/03/15(火) 23:17:34 ID:IoA4qNs2
ソドム「ughh...ughh...」

ヤムチャ「よ〜しっ! それじゃあ、ぶん投げてやるぞっ! そらっ!」スッ


実況「さぁ、ソドムを引き起こしていったヤムチャは……ここはソドムの股下に手を差し伸ばしていくっ!」

元「ボディスラムかな?」


ヤムチャ「せぇ〜のっ……! よっ……」

ソドム「……hum ! 」ググッ

ヤムチャ「……あ、あらっ?」


実況「あ〜っと、しかし……これはこれは……持ち上がらない……持ち上がらないか……!?」

元「……あらららら」

実況「ソドムが足を踏ん張って堪えているのでしょうかっ!? ここはボディスラムにいったヤムチャですが……おっとおっとおっとっ!」

829名無しさん:2016/03/15(火) 23:25:03 ID:IoA4qNs2
ヤムチャ「あれぇ〜、おかしいな……持ち上がらねぇ……くそっ、もう一回っ……! よっ……!」ググッ

ソドム「……hum ! 」

ヤムチャ「……ダ、ダメだぁ」


実況「これは、少々ヤムチャにとっては予想外の事だったでしょうか? なんとかボディスラムで投げようとしていますが……しかし、ソドムは堪えるっ! 堪えていくっ!」

元「重量級が、ああやってどっしり堪えられると厳しいよね。ただ、今日は本田君もいる事だし、どうだろう? こういった事は本田君に任せるってのも、一つの手なんじゃない?」

実況「まぁ、確かに……役割分担というのは、いい作戦ですね」

元「そうそう。投げは本田君が……ヤムチャ君は、打撃とかそういうのを中心に攻めるって感じで」

830名無しさん:2016/03/15(火) 23:29:57 ID:IoA4qNs2
ヤムチャ「くっ、くっ……くそっ……重たいな……踏ん張るんじゃねぇよ……このっ……このっ……!」ググッ

ソドム「HAHAHA ! NO power boy ! Ready...? 」グイッ

ヤムチャ「……んっ?」


実況「さぁ、ヤムチャは苦戦しているっ! 苦戦しているっ! あっと、そんなヤムチャを尻目にソドムはここで頭部を一度、大きく後ろに引いたっ!」


ソドム「Eat this ! 」ゴスッ

ヤムチャ「うげっ……! 痛ぇっ……!」ヨロッ


実況「あ〜っと、そしてそのままヘッドバーットっ! 大きく後ろに引いた頭部をヤムチャの頭部に打ち付けていくっ! 上から来たぁ!」

元「ああいう叩きつけられるヘッドバットってのは効くからねぇ」


ヤムチャ「……ちっくしょう、痛えじゃねぇかよ、この野郎っ! ハイヤァ!」ビシッ

ソドム「……Oops ! 」


実況「あっと、しかしここはヤムチャも切り替えてきたかっ!? 股下に差し伸ばしていた手を引いて……そして、ここはソドムの頬を張っていくっ!」

元「そうだね、切り替えていくのも大事だよ」

831名無しさん:2016/03/15(火) 23:33:20 ID:NnWe16o.
あっ、そうだった。これ女子部の前の試合だ
ヤムチャが主人公のSSだから忘れてた

832名無しさん:2016/03/15(火) 23:34:42 ID:IoA4qNs2
ヤムチャ「ハイヤァ、ハイヤァ……!」ビシビシ

ソドム「Oops...Oops...」


オー、オーオー

実況「さぁさぁ、ヤムチャが切り替えてきたっ! ここは大きく腕を振っていくっ! 更に、左・右とソドムの頬を張っていくっ!」

元「攻めを維持するってのはいい事だと思うね」


ヤムチャ「……とりあえず、今は打撃だっ! 次は蹴りっ! そらっ!」ドスッ

ソドム「……gag ! 」


実況「おぉ〜っと、今度はソドムの腹部に蹴りっ! 膝を打ち込んでいくっ!」


ヤムチャ「そらぁっ……! そらぁっ……! 喰らいなっ……!」ドスドス

ソドム「gag...gag... ! 」ヨロッ


実況「さぁ、前屈みになったソドムの頭部を捉えながら……ここは二発三発と連続で打ち込んでいくっ! ここはヤムチャっ……! 打撃攻撃中心で攻めていきますっ!」

元「まぁ、こっちの方がリズムは掴みやすいでしょ」

833名無しさん:2016/03/15(火) 23:43:25 ID:IoA4qNs2
ソドム「……ughh」ヨロッ

ヤムチャ「よしっ……! これだけ打ち込めば十分だろっ……! 今度こそっ……!」ガシッ


実況「さぁ、ソドムの身体が少しばかりフラついてきたかっ!? おっと、そしてここでヤムチャは……再び、ソドムの股下に手を差しのばすっ! これはこれはっ!?」

元「あら、またいくのかっ……!?」


ヤムチャ「うおおおぉぉっ……! いっくぜええぇっ……!」ググッ

ソドム「……Ohhhh ! 」


オー! オーオー!

実況「あっ、いやっ! 上がったぞっ! 上がった上がったっ! 今度はソドムの身体が持ち上がったっ!」

元「お〜、いいじゃない。踏ん張り効かない状態まで持っていったからねぇ」


ヤムチャ「……よぉぉぉしっ! ボディスラムだっ!」ズドーンッ

ソドム「……GYAaaa ! 」


実況「そしてソドムの身体をマットへと叩きつけるっ! ボディスラムですっ! ここは、ヤムチャっ……! その体格に負けずに、抱え上げ投げていったぁ!」

834名無しさん:2016/03/15(火) 23:45:07 ID:IoA4qNs2
今日はここまで

835名無しさん:2016/03/15(火) 23:48:33 ID:FWeviSfo
ヤムチャ無双や

836名無しさん:2016/03/15(火) 23:51:38 ID:NnWe16o.
ドラゴンボール日曜日休みだったからここが楽しみです

837名無しさん:2016/03/15(火) 23:58:59 ID:hrRD08ZE
乙!

838名無しさん:2016/03/15(火) 23:59:21 ID:5wVZhoDM


お客さんの声援も聞いて、余裕のある感じが良いね
ソドム相手は無双しちゃえー

839名無しさん:2016/03/15(火) 23:59:58 ID:2prdmGIo
ヤムチャ上手くなったなぁ
同じ技でも真正面からじゃ駄目、しっかり崩してからなら通用する
上手く状況を作れば持ち技を潰すことなく立ち回れるよな

840名無しさん:2016/03/16(水) 03:09:45 ID:EAqOm78.

こういうのみるとザンギエフがデカイのが好きというのも分からんでもないな

841名無しさん:2016/03/16(水) 05:04:40 ID:CoOnJv86
乙っした
そう言えばヤムチャって空手技持ってたっけ?
中段正拳突きとかすげーの打ちそうだが

842名無しさん:2016/03/16(水) 05:36:57 ID:RL8.JVeg
中段正拳もいいけど、プロレス的にはちょっと地味な気もするなあ。

むしろプロレス映えする空手技ってなんかあるのかな?
胴回し回転蹴りや飛び後ろ回し蹴り、三角飛びからの飛び蹴りとか?
跳ねない状態で魅せられる空手技となると山突き(諸手突き)とかならありか

843名無しさん:2016/03/16(水) 08:53:54 ID:JiqTGAis
>>842
ドラゴンボールと同じジャンプ漫画繋がりで「真島くんすっとばす」は見映えがありそう

844名無しさん:2016/03/16(水) 10:11:21 ID:MqSIJjTc
>>842
どんな地味な技でも、大きく見栄をきったり、独特のモーションでタメを作ったりすれば、必殺技としての派手さと説得力は持たせられるよ。それがプロレスというもの。
この前ディージェイが使ったピープルズエルボーだって、エルボードロップという単純極まりない技に派手な前置きを付けただけだから。
まあ大前提として拳は基本反則だから、空手を必殺技にしてる選手は大体回し蹴り使うんだけどね

845名無しさん:2016/03/16(水) 13:57:37 ID:jne1oo2w
回し蹴りは仮面ライダーカブトのライダーキックがくそかっこいいと思うがわかる人いるかな

846名無しさん:2016/03/16(水) 15:49:34 ID:RBkyq3Ik
ふと思い出したんだが、ヤムチャってプロ野球選手もやってたよな
そこそこ活躍していたみたいだし、そっちの線のファンがいそうな気がした

847名無しさん:2016/03/16(水) 18:22:14 ID:fPNCTkZ.
ヤムチャはアニメで
プロ野球の助っ人で出た試合で3打席連続ホームランやってる名選手やで

848名無しさん:2016/03/16(水) 18:29:09 ID:8eDHJQik
レーザービームでキャッチャー死にそう

849名無しさん:2016/03/16(水) 18:36:17 ID:7PD/jFZs
乱闘に参加してた記憶あるなw

850名無しさん:2016/03/16(水) 18:51:05 ID:a7F7hbSg
>まあ大前提として拳は基本反則だから、空手を必殺技にしてる選手は大体回し蹴り使うんだけどね
(真)昇竜拳とかタイガーアッパーカットとかモロ拳使ってるけどそこは暗黙の了解的な何かがあるんだろうか・・・

851名無しさん:2016/03/16(水) 19:38:25 ID:8r9rrKpc
>>850
猪木のナックルとかと同じでまぁ必殺技はお約束というか、ね

そもそも5カウント以内は反則じゃないから

852名無しさん:2016/03/16(水) 22:01:44 ID:WpMUOLPw
ヤムチャ「はぁっ、はぁっ……ちょっと危なかったかな……? でもまぁ、何とか投げれたぜっ!」

本田「よっしゃ、よっしゃ、ええでええでっ! アイツに負けとらんっ!」パンパン


オー! イイゾー! ヤムチャー!

実況「ここはヤムチャっ! パワー見せていきますっ! ソドムの身体を抱え上げる事に成功しましたっ! そしてマットへと叩きつけていきますっ!」

元「うんうん、いいね。あの体格に負けてないよ」

実況「さぁ、この一手によってエプロンサイドの本田も乗ってきたかっ!? 大きく大きく手を打ち鳴らすっ!」


ヤムチャ「よしっ……! それじゃあ、次は……」ススッ

ソドム「……ughh」

ヤムチャ「そうだな……とりあえず……もう一回、起きろっ……!」

ソドム「……Fuck ! 」ガシッ

ヤムチャ「……んっ?」


実況「さぁ、ヤムチャはダウンしたソドムへと近づいて、そして腰を落とし……おぉ〜っと、あっ……! ここでソドムがっ……!」

元「あっと、髪掴んだんじゃない?」

853名無しさん:2016/03/16(水) 22:07:50 ID:WpMUOLPw
ヤムチャ「いでで……いででで……髪だよ……髪引っ張るんじゃねぇよ、オイ……」

ソドム「You be down, too ! 」グイッ

ヤムチャ「う、うおおぉっ……! うげっ……!」ビターンッ


オー? オーオー?

実況「ここはソドムっ……! ダウンしながらも、頭部を下げたヤムチャのその髪っ! それを下から手を伸ばし掴んでいきましたっ!」

元「あららら」

実況「そして下から、勢いよく引っ張っていくっ! おぉ〜っと、するとヤムチャの身体が……あぁ〜っと、前のめりにリングへと倒れたぁ!」


ヤムチャ「うげっ……! あ〜、ちくしょうっ……! 顔も打ったし……あ〜っ! 髪も痛ぇ……」

本田「んあっ……!? な、なんやっ……! 今、何かされたんかっ!?」

ソドム「OK,OK...Let's go.」ムクッ


実況「さぁ、ヤムチャは顔面を打ったかっ!? うつ伏せ状態で少々動きが止まるっ! そしてそんなヤムチャを尻目に、ソドムは立ち上がってくるっ!」

854名無しさん:2016/03/16(水) 22:19:04 ID:WpMUOLPw
ロレント「……フン、相手が空手軍団だろうが、ソドムは負けんよ。じっくりいけ、じっくり」

ヤムチャ「ちっくしょう、反則だよ、反則……ううっ、卑怯者が……」

ダン「んっ……? んんっ……? 今のは……んっ……? 何だっ……!?」キョロキョロ

ソドム「Yeeaaah...yes...yes...」ジリジリ


実況「さぁ、ソドムの反則攻撃っ……! しかし、レフェリーはこれ、気づいていないですかねぇ?」

元「まぁ、瞬時の事だったからねぇ。そういう意味では反則の使い方が上手いね。褒める所じゃないんだけどね」

実況「さぁ、立ち上がったソドムは、少々ヤムチャから距離を取るっ! 二三歩後退りしながらもヤムチャに狙いを定めているっ!」


ヤムチャ「……ちっくしょう、あの野郎っ!」ググッ

ソドム「OK ! Let's go, now ! 」ダダッ


実況「さぁ、何とか立ち上がろうとするヤムチャっ……! あっと、だがしかし、そんなヤムチャ目掛けて……ソドムが勢いよく突っ込んだっ!」

855名無しさん:2016/03/16(水) 22:28:58 ID:WpMUOLPw
ソドム「Yeeeaaah ! Take this ! 」ズガァッ

ヤムチャ「ぐっ……! どふっ……!」


実況「さぁ、突っ込んでいったソドムは……そのままヤムチャの腹部を蹴り上げていくっ! おっとぉ、ヤムチャの腹部を蹴り上げていったぁ!」

元「おあ〜」


ヤムチャ「う、うげええぇぇっ……! く、くそっ……!」ゴロンッ

ソドム「Soccer ball...? No, Yum cha... ! No,No,No,No...soccer ball...HAHAHAHAHA ! 」ズガズガ


実況「強烈な蹴りを腹部へと受けたヤムチャっ! おぉ〜っと、その身体が浮き上がり……あ〜っと、そして一回転して再びうつ伏せ状態でマットへと崩れますっ!」

元「あ〜っと、強烈」

実況「しかし、ソドムは追撃の手を緩めないっ! さぁ、そのままヤムチャに近づいていくっ!」

856名無しさん:2016/03/16(水) 22:41:16 ID:WpMUOLPw
ヤムチャ「う、うぐぐぐっ……」

ソドム「OK,OK...Yes,Yes...」ググッ


実況「さぁ、再びヤムチャに近づいていったソドムは、おっとここで腰を落とし……お〜っと、ヤムチャの下に手を差し込んでいきますっ!」


ソドム「……UUUUGGGGAAAA ! 」ガシッ

ヤムチャ「……う、うおっ!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてそのまま、腰を上げると同時にダウンしているヤムチャの身体を抱えて上げていったぁ! ヤムチャはうつ伏せ状態のまま、ソドムの胸の辺りまで持ち上げられていったぁ!」

元「おぉ〜、強引にいってるねぇ」


ロレント「ヒャハハ、驚くのはまだ早いぞ。さぁ、ソドム……ここからだ、いけっ!」

857名無しさん:2016/03/16(水) 22:51:22 ID:WpMUOLPw
ソドム「……GGGGAAAAAAA ! 」ググッ

ヤムチャ「う、う、うおっ……!」


オー、オーオー

実況「おぉ〜っと、そしてここでソドムはもう一段階っ! 胸の辺りから……重量挙げのようにヤムチャの身体を頭上まで上げていったぁ!」

元「あ〜っと、パワーあるねぇ」


ロレント「フン、ちゃちぃパワーを見せつけて自惚れてる奴らには、そうやって教えてやるのが丁度いい……偉そうな本田も出来やしないからな……ヒャハハ……」

本田「あ、あの野郎……なんて、奴や……」


ソドム「HAHAHA ! HAHAHAHA ! 」ズガズガ

ヤムチャ「お、おいっ! 何処連れていく気だっ……! お、おいっ……!」キョロキョロ


オー、オーオー

実況「しかもしかも、ソドムは……ヤムチャを頭上まで抱え上げたまま、なんとそのまま移動していますっ! さぁ、一歩二歩と足を動かし……リング中央まで、平然と歩んでいくっ!」

858名無しさん:2016/03/16(水) 23:03:10 ID:WpMUOLPw
ソドム「Let'go ! Hey ! 」ポイッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」


実況「さぁ、ソドムは前進を続けながら……あ〜っと、そしてここでヤムチャの身体を真上に投げたっ! ソドムはいとも容易くヤムチャを投げたっ! そのままソドムは前進っ!」

元「おおぉ」


ヤムチャ「う、うおおぉぉっ……! うげええぇぇっ!」ズドーンッ


オー、オーオー

実況「そして、ヤムチャの身体が落ちるっ! 通常よりも高い位置から落ちるっ! ヤムチャはうつ伏せ状態のまま、マットへと落下ぁ!」

元「ミリタリー・プレスですね」

実況「ここは、ミリタリー・プレスっ! ミリタリー・プレスっ! さぁ、ソドムっ! ここは、パワーを見せつけていくっ!」

859名無しさん:2016/03/16(水) 23:07:47 ID:fPNCTkZ.
今更だけど、ソドムとヤムチャの試合ってすげー新鮮に感じるな
彼らの試合はいつも他人事というか、別次元の話みたいな感じで
みてたからなー

860名無しさん:2016/03/16(水) 23:12:02 ID:WpMUOLPw
ヤムチャ「う、ううっ……」

ソドム「Hey,Hey...Go,Go,Go,Go...! 」ググッ


実況「さぁ、ダウンしているヤムチャを尻目に……ソドムは前進を続けて、そしてロープまで辿り着いたっ! ロープの反動を利用して、再びヤムチャへと向かっていくっ!」

元「来るねぇ?」

実況「ゆっくりと、ここはジョギングのような速度で、さぁロープの反動を利用したぁ!」


ソドム「……OK ! I'm go ! 」ググッ


実況「おっとぉ……? 少々間合いが遠いようだが……」

元「少々、なんてもんじゃないよ。身体二つ三つ分ぐらい離れてるよ」

実況「ここで、ソドムが動くっ! ヤムチャから身体二つ三つ分離れた所で……身体をぐぐっと屈めるっ!」

862名無しさん:2016/03/16(水) 23:23:32 ID:WpMUOLPw
ソドム「Eat this ! 」ググッ


実況「さぁ、そしてここでソドムが一度倒立のような形で……あ〜っと、しかし間合いが遠いっ! これではヤムチャには届かないっ!」

元「いや〜、でもソドム君の場合はね……」


ソドム「HAHAHAHAHAHA ! HAHAHAHAHA ! 」ドスドスドスドス


オー! オーオー!

実況「あ〜っ! いやっ、待て待て待て待てっ! ソドムは倒立状態のまま……おぉ〜っと、腕を使ってヤムチャ目掛けて突っ込んでいくっ! 倒立状態のまま、ヤムチャ目掛けてそのまま突っ込んでいくっ!」


ソドム「HAHAHAHAHA ! TENGU-Walking ! TENGU-Walking ! 」ドスドスドスドス


スゲー、スゲー

実況「さぁ、ソドムが逆立ち状態のまま……遠かった間合いを詰めていくっ!」

元「テングウォーキングだよ。こう、天狗の歩き方をイメージしてるんだってさ」

実況「通常に歩くより、逆立ち状態での方がスピードがありますっ! これはどういった事なんでしょう!?」

元「前のめりになる勢いを……上手く利用してるよね」

863名無しさん:2016/03/16(水) 23:30:59 ID:WpMUOLPw
ソドム「Hey ! Eat this ! Yeeeaaaahhh ! 」スドーンッ

ヤムチャ「ぐ、ぐげえええぇぇっ……!」


オー、オーオー

実況「さぁさぁ、逆立ち状態のまま距離を詰め……そして、ヤムチャ目掛けて背中から落ちていくっ! うつ伏せのヤムチャの背中の上へとソドムがのしかかっていくっ!」

元「あ〜っ」

実況「天狗ウォーキングで加速をつけてからの……セントーンっ! ヤムチャの背骨軋むっ!」


ヤムチャ「う、ううっ……」

ソドム「HAHAHAHAHA ! TENGU,ONI,KAPPA ! 」ムクッ


実況「さぁ、ソドムはそのままクルッと前方に回転しつつ立ち上がってくるっ! 少々、ソドムのペースになってきたでしょうか?」

元「う〜ん、そうだねぇ……う〜ん……」

864名無しさん:2016/03/16(水) 23:32:56 ID:WpMUOLPw
今日はここまで

865名無しさん:2016/03/16(水) 23:35:12 ID:fPNCTkZ.
乙です
ヤムチャ頑張れ

866名無しさん:2016/03/16(水) 23:42:21 ID:/nSs9kW.


お客さんも反則には気付いてないか?
見とけよーヘッポコレフェリー(ナイスレフェリーw)

867名無しさん:2016/03/17(木) 00:19:46 ID:Uud3uLSM
乙!
ソドムさんすげえ

868名無しさん:2016/03/17(木) 00:30:09 ID:YC6X7KUk
乙!
痛そう(粉蜜柑

869名無しさん:2016/03/17(木) 04:49:15 ID:zG8JBGw.
乙っした
パワーある奴はそれだけで見映えがいいからな
体格は真似できない才能か
小柄は小柄でメリットあるけど…地味ではあるか…

870名無しさん:2016/03/17(木) 09:03:52 ID:JSYlFBuQ
>>850
昇竜やタイガーは初期の頃にサガットさんから解説があったはず

871名無しさん:2016/03/17(木) 12:25:33 ID:3UPLiNxs


まあヤムチャは反則慣れしてるからな
そのへん逆手にとってほしい

8721:2016/03/17(木) 21:56:50 ID:UTuF5MCM
本日の更新はお休みです
申し訳ありませぬ

873名無しさん:2016/03/18(金) 00:19:03 ID:r6cBnbuc
わかりやした

874名無しさん:2016/03/18(金) 22:03:27 ID:0V8NNSg6
ソドム「Hey,boy ! You're a crap ! 」スッ


実況「さぁ、立ち上がったソドム……おっと、今度はヤムチャの足元へと回り込むっ! 回り込んでいくっ!」

元「……う〜んっ」


ソドム「HAHAHAHA ! Stand up.」グイッ

ヤムチャ「う、うおっ……」ググッ


実況「さぁ、そしてソドムはヤムチャの身体を引き起こしていきますっ! 今度は背後を取りつつ引き起こしていくっ!」

元「……まぁ、ヤムチャ君にとっては少し苦しい時間かもしれないね」

実況「やはりこれだけのパワーでガンガンガンガン攻められると……ヤムチャと言えども、辛い所はあるでしょう!」

元「いや〜、でも空手軍団の看板背負ってるんだからねぇ〜。まぁまぁまぁ」

875名無しさん:2016/03/18(金) 22:10:17 ID:0V8NNSg6
ソドム「Hey ! Let's go ! 」グイッ

ヤムチャ「う、うおっ……!」

ソドム「Ohhhhhhh ! 」ググッ


実況「あ〜っと、しかしソドムの攻撃は止まらないっ! 止まらないっ! おぉ〜っと、今度は背後からヤムチャの身体を抱え上げていったぁ! バックドロップかっ!?」


ソドム「Attack the bottom ! 」スッ

ヤムチャ「お、おおっ……!」


元「いやっ、違うね」

実況「あ〜っと、ソドムはヤムチャの身体を抱え上げて……そして、自身の右膝を突き出し突き立てていったぁ!」


ソドム「Take this ! 」ズドーンッ

ヤムチャ「……ぐっ、ぐげげげっ!」


実況「そして、その突き立てた膝にヤムチャの尻を落としていくっ! 一度大きく抱え上げ、そして前に落としていくっ! ヤムチャの尾�蛞骨に衝撃が走るっ! 砕いていくっ!」

元「アトミックドロップですね」

実況「ここはアトミックドロップっ! アトミックドロップですっ!」

876名無しさん:2016/03/18(金) 22:15:27 ID:gB/qHvuk
尾骶骨?

877名無しさん:2016/03/18(金) 22:16:12 ID:0V8NNSg6
ヤムチャ「痛ぇ、この野郎……お前はケツかよっ……!」

ソドム「HAHAHAHA ! One more time ! 」ググッ

ヤムチャ「えっ……? お、おおっ……!」


オー、オーオー

実況「自身の左にヤムチャを叩きつけていったソドムっ! あっとぉ! そしてソドムはロックを外さずに……おぉ〜っと、もう一度ヤムチャの身体を抱え上げていったぁ!」

元「おぉ〜」


ソドム「HAHAHAHA ! Eat this ! 」ズドーンッ

ヤムチャ「……ぐえええぇぇっ!」


オー、オーオー

実況「そして今度は後ろへとヤムチャの身体を落としていくっ! ここはバックドロップっ! ソドムのバックドロップっ!」

元「パワーで攻めてるねぇ、うん」

実況「前へ後ろへと、自由自在に投げていきますっ! さぁさぁ、ヤムチャは苦しいかっ!?」

878名無しさん:2016/03/18(金) 22:17:53 ID:O20BxLn.
ヤムチャ、ガンバレー!

8791:2016/03/18(金) 22:19:41 ID:0V8NNSg6
化けたのかな?
ただいつものやらかしの可能性も捨てきれないから、何とも言えないな

「尾�蛞骨」です。脳内補完よろしくお願いします

8801:2016/03/18(金) 22:21:09 ID:0V8NNSg6
これ、化けてますわwww
「ビテイコツ」です

881名無しさん:2016/03/18(金) 22:21:52 ID:gB/qHvuk
わかりました
おkです

882名無しさん:2016/03/18(金) 22:29:41 ID:0V8NNSg6
ヤムチャー、シッカリシロー

ヤムチャ「う、うああぁ……」

ソドム「He's no match for me.」ゴロンッ


実況「さぁ、ヤムチャの身体をマットへと叩きつけたソドムは……おっと、ここで体勢を入れ替えて……」


ソドム「Hey,Referee...cover...cover...」ガバッ

ダン「おぉ〜っと……フォールかっ……!?」


実況「おっと、そしてここでヤムチャの身体の上に覆い被さったぞっ!? フォールですっ! ソドムはそのままフォールの体勢に入りますっ!」

元「おぉ〜っと!」


ソドム「Hurry up ! Hurry up ! 」

ダン「うるせぇ、お前何言ってるかわかんねぇだよっ……! よし、それじゃあ、カウント取るぜっ!」


実況「さぁ、今レフェリーがやって来たっ! そして今、カウントを取りますっ! さぁ、どうだどうだっ!?」

883名無しさん:2016/03/18(金) 22:36:51 ID:0V8NNSg6
ダン「ワンっ……!」

ヤムチャー、シッカリシロー

ダン「ツーっ……!」

ヤムチャー、ヤムチャー

ダン「……スリ」

ヤムチャ「あぁっ……だぁっ……! ちくしょうっ……!」ガバッ

ソドム「Oh...no...」

ダン「カウントはツーだっ! カウントツーっ! まだ決まっちゃいねぇぞっ!」


オー、オーオー

実況「ここはヤムチャの肩が上がりますっ! ヤムチャの肩が上がりましたっ!」

元「まぁ、そうこなくっちゃね」

実況「カウントツーでヤムチャが返しました。まだ、余裕はあると言った所でしょうか?」

元「うん、まだヤムチャ君には余裕はあるね。ただねぇ……」

884名無しさん:2016/03/18(金) 22:45:29 ID:0V8NNSg6
ロレント「ヒャハハハ……なんだなんだ……所詮、あいつもただの下等兵だな……ヒャハハハ……」

本田「おいおいおいおいっ……! ヤムチャ君っ……! ヤムチャ君、しっかりしてくれやっ! おいっ……! おいっ……!」パンパン


元「……本田君が、ちょっと焦ってるんじゃないかな?」

実況「……あ〜っと、確かにエプロンサイドの本田が少し慌てていますかねぇ?」

元「それで、ロレント君……う〜ん、エプロンサイドの二人は対照的にはなってきたね」

実況「あ〜っとっ! ロレントは踏ん反り返っていますっ! エプロンサイドで踏ん反り返り……余裕綽々と言った所かっ!?」

元「あまり、勢いに乗せたくはないよね。うん」

実況「現状の流れは……ソドムにあると言ってもよろしいでしょうか!?」

元「うん、今はソドム君が流れを掴んでるね」

885名無しさん:2016/03/18(金) 22:56:43 ID:0V8NNSg6
ソドム「Two count...Oh...OK,OK,OK...」ムクッ


実況「さぁ、そしてこの場面も先に立ち上がって来るのはソドムですっ……! ソドムが今立ち上がりますっ!」

元「うん」


本田「おぉいっ……! おぉいっ……! しっかりしてくれやっ……! 頼むでっ……!」パンパンッ

ヤムチャ「わかってますって……ううっ……ああっ……」ググッ

ソドム「Come one...Come on,boy...」ジリジリ


ヤムチャー! シッカリシロー!

実況「さぁ、本田もエプロンサイドから檄を飛ばすっ! それに応えるように、ヤムチャも今、立ち上がろうとするっ! あ〜っと、だがしかしソドムはそんなヤムチャに視線を定めながら……おぉ〜っと、ジリジリと後退しているっ!」

元「うん、まぁ起き上がりに合わせて……何か狙ってるね」

886名無しさん:2016/03/18(金) 23:02:36 ID:gB/qHvuk
こんな優秀な兵士欲しい

887名無しさん:2016/03/18(金) 23:10:34 ID:0V8NNSg6
ヤムチャ「ううっ……あぁ、くっ……」フラッ

ソドム「Yeeeaaaahhh ! Let's go ! 」ダダッ


実況「あ〜っと、ヤムチャは少し頭を抱えているっ! やはりダメージが残っているのかっ!? そして、そんなヤムチャの起き上がりに合わせて……ソドムが突っ込んできたぁ!」


本田「ソドムが来とるぞおっ……! 相手をよく見るんやっ!」

ヤムチャー! シッカリシロー!

ヤムチャ「本田さんにも、怒られてるし……お客さんにも、怒られ始めてる……ナハハ……ナハハハ……」ヨロッ


実況「さぁ、ヤムチャに突っ込んで来たソドムは……」


ソドム「Hey ! Take...」ダダッ

ヤムチャ「もう、そろそろ限界だろっ……! うるああぁっ……!」バッチーンッ

ソドム「...GHAK ! 」ヨロッ


オー、オーオー

実況「おぉ〜っとっ! いやっ……! ここはヤムチャがよく見ているっ! 突っ込んで来たソドム対して大きく腕を振っていくっ!」

元「おっ!」

実況「ここはカウンターでソドムの頬を張っていったぁ! 強烈に張っていったぁ! さぁ、ソドムの動きが止まったぁ!」

888名無しさん:2016/03/18(金) 23:16:58 ID:0V8NNSg6
ソドム「Oh...Oh...」ヨロヨロ

ヤムチャ(まだ早い……まだ、早い……じっくり、焦らず、ゆっくりと……)フラフラ


実況「さぁ、ヤムチャの強烈なカウンターの張り手でソドムの動きが止まったぁ! あ〜っと、しかしまだヤムチャは頭を抑えていますっ!」

元「う〜ん、ここで流れ変えたいんだけどね……出ないか……?」


ソドム「Son of a bitch ! 」ギロリ

ヤムチャ「……ううっ」フラフラ

ソドム「……Kill you ! 」ジリジリ


実況「なんとか一撃返すのが精一杯……と言った所かっ!? あ〜っと、そんなヤムチャ尻目に……ソドムが体勢を整え直したかっ!? 再び、後退するっ!」

元「あ〜、チャンスだったんだけど……勿体無いっ……!」

889名無しさん:2016/03/18(金) 23:26:25 ID:0V8NNSg6
ソドム「GRAAAAAARRRRR ! 」ダダッ


実況「あ〜っと、そして先に体勢を整え直したソドムが……おっとぉ、再びヤムチャへと突っ込んできたっ!」

元「んあ〜っ!」


ヤムチャー! ヤムチャー!

本田「また来とるっ……! また来とるでっ……!」

ヤムチャ「わかってますよっ……! もう一撃カウンターっ……! そして次はっ……!」

ソドム「……What's !?」

ヤムチャ「トラースキックだっ……! 喰らえっ……! うるああぁっ……!」スパーンッ

ソドム「……GHAK」クラッ


オー! オーオー!

実況「いやっ! 大丈夫だっ! ヤムチャは見ているっ! よく見ているっ! 突っ込んで来たソドムに向かって……再びカウンターっ!」

元「おおっ、いいよっ!」

実況「そして、今度は張り手ではなくて……蹴りでいったぁ! リーチを生かした長い長い足をソドムの顔面へと打ち込んでいくっ! ここはカウンターのトラースキックっ! トラースキックだぁ!」

890名無しさん:2016/03/18(金) 23:34:29 ID:0V8NNSg6
ヤムチャ「よぉしよし……どうせ行くなら、こっちの方からがいいからな……」フルフル

ソドム「Oh...Oh...」クルッ


実況「さぁ、ソドムの身体がクルっと半回転っ! おっと、そしてここでヤムチャは大きく首を左右に振るっ!」


ヤムチャ「ここからだっ……! ここから、反撃打って出させてもらうぜっ……!」パンパン

本田「よっしゃ、ええぞええぞっ! いったれいったれっ!」


実況「おぉ〜っと、更に更にヤムチャは自身の顔を叩いて気合いを入れていくっ! 気合いを入れるっ!」

元「おぉ〜、今のカウンターでちょっと流れ変わったんじゃない?」


ヤムチャ「よくも好き放題やってくれたなぁ、おいっ……! 今度はこっちの番だっ! いくぜえええぇぇっ! 皆、見てろよっ!」ズガズガ

ソドム「ughh...」


イイゾー! ヤムチャー! イケー!

実況「さぁ、そしてヤムチャがいくっ! 動きの止まったソドムに……意気揚々と向かっていくっ!」

元「よぉし、取り戻していこう!」

891名無しさん:2016/03/18(金) 23:35:24 ID:0V8NNSg6
今日はここまで

892名無しさん:2016/03/18(金) 23:43:24 ID:gB/qHvuk

まだメインじゃないのに面白い

893名無しさん:2016/03/18(金) 23:44:37 ID:jLk4PObA
ヤムチャ、試合運びや組み立て、しっかりできるじゃないか
お客さんの反応も見つつ、相手の技を受けつつ、技を選んで反撃する
もう迷ったり戸惑ったりすることもない

894名無しさん:2016/03/18(金) 23:46:51 ID:nukFjdRk
乙です。
なんだろうか、ヤムチャの試合は安心感がある。

895名無しさん:2016/03/18(金) 23:48:19 ID:C/7jZkFg


ヤムチャ冷静だね、いいぞ〜
増えてきた持ち技のチョイスに期待

896名無しさん:2016/03/19(土) 00:17:14 ID:tzTP8C9c
乙っした
>>892
ナニヲイッテイル
メインイベント ハ モウヤッタダローガッ

897名無しさん:2016/03/19(土) 00:27:00 ID:9bxXtzog
乙!
ヤムチャは本当に成長したなあ

898名無しさん:2016/03/19(土) 00:32:11 ID:pV4Re6dI
まだまだ経験も少なく持ち技も少ないヤムチャがしっかりやっている
コーディはちゃんと反省してるし次はやってくれるだろう
ユンは・・・うん・・・頑張れ

899名無しさん:2016/03/19(土) 00:33:15 ID:ShrTpUMk
>>892
このSSの主人公はヤムチャや!

900名無しさん:2016/03/19(土) 00:48:53 ID:vDwEEjdI
明後日あたりには次のスレにいきそうだな

901名無しさん:2016/03/19(土) 22:01:30 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「……いっくぜっ! うるあぁっ!」ガスッ

ソドム「……GHAK ! 」


オー、 オーオー

実況「さぁ、ヤムチャはソドムに近づいていき、そのまま後頭部へとエルボーバットォ! 打ち込んでいくっ!」

元「さぁっ!」


ヤムチャ「おぉ〜っと、逃がしはしないぜっ……! それっ……!」ガシッ

ソドム「ughh...」


実況「更にヤムチャは、ソドムの背後から……おぉ〜っと、その首筋に手を伸ばしていくっ!」


ヤムチャ「こっちだ……こっちこっちっ……! ほら、こっちに来いっ……!」ズガズガ

ソドム「ughh...ughh...」ヨロヨロ


実況「そのままソドムの身体を押しやり……おぉ〜っと、コーナー付近へと連れていきますっ!」

902名無しさん:2016/03/19(土) 22:10:40 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「ここなら逃げ場はないぜっ……! そらっ……!」ドガッ

ソドム「……HUK ! 」クルッ


実況「さぁ、ヤムチャがコーナーマットへと、ソドムの身体を叩きつけるっ! ソドムもなんとか体を入れ替えるが……おっと、背中からコーナーマットへと打ち付けられたぁ!」

元「うん、優位な場所に運んでいったね」


ヤムチャ「その顔……ちょっと邪魔だよ……」スーッ

ソドム「Oh...ughh...」

ヤムチャ「ほら上向け、上……」クルッ


実況「苦しそうに俯いてるソドムの顎にヤムチャは手を添え……そのまま、クイッと持ち上げたぁ!」


ヤムチャ「それじゃあ、打ち込むぜっ……! せいやああぁぁっ……!」バッチーンッ

ソドム「……GHHAAK ! 」


実況「そして、大きく腕を振り被り……おぉ〜っと、体重を乗せたチョップをソドムの胸元へと打ち込んでいったぁ! 逆水平チョーップっ!」

903名無しさん:2016/03/19(土) 22:18:41 ID:jnt0/ys.
ロレント「……チィっ」

本田「よっしゃよっしゃっ! ええでええでっ! かましたれっ!」パンパン


オー、オーオー

実況「さぁさぁ、コーナーで逃げ場のない状態での逆水平チョップっ! ソドムの胸元へと突き刺さっていきますっ!」

元「うん、いいねぇ。体重も乗ってる」


ヤムチャ「だから、下向くなっての……顔面に当たっちまうぞ……」スーッ

ソドム「Oh...ughh...」

ヤムチャ「ほら、上向け……上、上……」クイッ


実況「さぁ、ヤムチャは再びソドムの顎に手を添え……そして、再び持ち上げていくっ!」

元「お〜し」

904名無しさん:2016/03/19(土) 22:35:07 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「それじゃあ、もう一発……せいやああぁぁっ……!」バッチーンッ

ソドム「……GHHAAK ! 」


オー、オーオー

実況「そして、再びソドムの胸元へと打ち込んでいくっ! 体重を乗せた強烈な逆水平チョーップっ!」

元「ここから流れを取り戻していこう」


ソドム「ughh...ughh...」ガクッ

ヤムチャ「なんだよ、なんだよ……すぐ俯きやがるなぁ……そういう事なら……よっ……!」ガクッ


実況「おっとぉ、そしてここでヤムチャはトップロープを両腕で掴んだっ!」


ヤムチャ「顔面に喰らっておけやっ……! はいやあああぁぁっ!」シュッ

ソドム「……GHHAAAK ! 」クラッ


オー、イイゾー、ヤムチャー

実況「おぉ〜っと、そしてここで蹴りっ! ロープを掴んで自身の身体を支えて……そのままハイキーックっ! 足を大きく振り上げていくっ! 」

元「お〜、側頭部にいった」

実況「ソドムの側頭部にヒットっ! ここはヤムチャ、強烈な蹴りを決めていきますっ!」

905名無しさん:2016/03/19(土) 22:45:11 ID:jnt0/ys.
ソドム「ughh...ughh...」

ヤムチャ「さっきまで、散々好き放題やられてたからな……でも、こんなもんじゃ終わらないぜ……そらっ……!」ガシッ

ソドム「……What's ? 」


実況「逃げ場のない場所でヤムチャが打ち込む打ち込むっ! あっと、まだヤムチャはいくぞっ! ここはソドムの腕を掴んだっ!」

元「まぁ、ここで手や足を止めてるようじゃ、流れはものに出来ないでしょうからね」


ヤムチャ「今度は、あっちだっ……! そら、行ってこいっ……!」ブンッ

ソドム「Oh...Fuck... ! 」ダダッ


実況「そしてソドムの身体を大きく振り投げていくっ! さぁ、対角線コーナーへと大きく振っていったぁ!」

906名無しさん:2016/03/19(土) 22:52:19 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「今度の一撃は、ちょっと強めだぞっ……! いっくぜえええぇぇっ……!」ダダッ


イケー、ヤムチャー

実況「そしてヤムチャが突っ込んだぁ! コーナーのソドム目掛けて、一直線に突っ込んでいったぁ!」

元「うんっ!」


ヤムチャ「……いっくぜええぇっ! 断空脚だっ!」シュタッ


実況「勢いよく突っ込んでいったヤムチャはフワリと飛び上がり、ソドムに……あっ、いやっ! 違う違うっ!」

元「狙いはロープだね」

実況「ヤムチャはソドムの脇に逸れるように突っ込んで行き……そして、ここはセカンドロープに飛び乗ったっ!」

907名無しさん:2016/03/19(土) 23:04:32 ID:jnt0/ys.
ソドム「Damn it ! 」ドスッ


実況「そしてソドムの身体が、コーナーマットへと突き刺さっていくっ! 突き刺さっていくっ!」

元「さぁ、いこう」


ヤムチャ「相手はシャドルーに比べりゃ格下だ……焦る必要はねぇ……」ゴシゴシ


実況「おっと、ここはヤムチャ……一呼吸置くか? 汗を拭っておりますっ!」

元「おっと」


ヤムチャ「じっくり……落ち着いて……確実に……よしっ、いこうかっ!」


実況「さぁ、ヤムチャの視線がコーナーのソドムを捉えたっ!」

908名無しさん:2016/03/19(土) 23:10:54 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「……だぁんっ!」シュタッ


オー、オーオー

実況「セカンドロープを踏み台にして……そして、そこからジャーンプっ! おぉ〜っと、身体を捻りつつソドム向かって、飛び上がっていくっ!」


ヤムチャ「喰らいなっ……! だあああぁぁんっ……!」ズガアァッ

ソドム「……GHHHAAAAK ! 」


実況「大きく飛んだヤムチャは左足でソドムの顔面を薙ぎ払っていったぁ! ここは断空脚っ! セカンドロープの反動を利用して、打ち込んでいきますっ!」

元「お〜、お〜、お〜」

909名無しさん:2016/03/19(土) 23:16:47 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「……うおっ」ビターンッ


オー! オーオー!

実況「ヤムチャの身体が、うつ伏せにマットへと落ちますっ!」

元「ここで、三角跳びみたいな形で着地出来たら格好いいのにね」


ソドム「uggh...ughh...」フラフラ


実況「強烈な蹴りを顔面に打ち込まれたソドムは、おぉ〜っとそのままフラフラと前進して……」

元「今のは、結構効いてると思うよ」

910名無しさん:2016/03/19(土) 23:26:28 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「おおっ……おおっ……」ゴロゴロ


実況「結構、捻りを加えた形で打ち込んでいきましたからね? あっと、ヤムチャの勢いはまだ死んではいないか? ヤムチャの身体がそのまま一回転……いや、二回転……三回転っ……!?」

元「あらら……まぁ、強引にいった形ではあったからねぇ」


ソドム「……uggh」バターンッ


実況「さぁ、ソドムの身体も大きく前のめりに倒れ込みますっ! 蹴りを打ち込んだヤムチャも、打ち込まれたソドムも……大きく大きくマットへと倒れ込んだぁ!」

元「こりゃ、アレかなぁ? ひょっとして……」


ヤムチャ「おぉ〜っとっとっと……おっ……よしっ……」ボトッ


実況「おぉ〜っと、ヤムチャの身体はそのままサードロープ下を潜り……そのまま場外へと落ちたぁ!」

元「あ〜、アレだ。こりゃ、多分場外エスケープも狙ってるね」

911名無しさん:2016/03/19(土) 23:31:42 ID:fONMyFLs
ヤムチャニゲルナ-!

912名無しさん:2016/03/19(土) 23:35:10 ID:jnt0/ys.
ヤムチャ「よし、いい感じだ……だけど……」ムクッ


実況「おっと、場外に落ちたヤムチャがここはすぐ様起き上がるっ! さぁ、そしてリング内の様子を確認しているっ!」

元「豪快な受け身とってたけど、ありゃ移動も兼ねてたんだね、うん」


ヤムチャ「……断空脚は、三発打たなくちゃいけないからな」シュタッ


実況「そして、即座にエプロンサイドへと飛び乗ってくるヤムチャっ! え〜、自身の蹴りの勢いで……そのまま、場外に落ちたのでは……なく……」

元「場外に行くために……勢いを殺さなかったって事だね」


ヤムチャ「……さて、三発目いくか」ササッ


実況「さぁ、ヤムチャはエプロンサイドを移動して……おっと、先程までソドムがいたコーナーポストに、エプロンサイドから近づいていくっ! そして、昇り始めていくっ!」

元「強引な形で打ったように見えたけど……うん、様子を見てる限り、次の一手に繋げる一手だったワケだ」

913名無しさん:2016/03/19(土) 23:35:53 ID:jnt0/ys.
今日はここまで

914名無しさん:2016/03/19(土) 23:38:53 ID:fONMyFLs
乙乙
逃げたんじゃなくて登るためか之は

915名無しさん:2016/03/19(土) 23:39:24 ID:npvxcxJM


チョイスは断空脚!
3発目も派手に決めてくれることを期待

916名無しさん:2016/03/20(日) 00:07:02 ID:A9MXVjNU
果たして場外までいったモノを1つの技として見てくれるのかどうか…

917名無しさん:2016/03/20(日) 00:22:11 ID:Nbzo0dIA
まあ断空脚は連続蹴りじゃなく、三発の蹴りのコンビネーションムーブと思ってもらうしかないなw

918名無しさん:2016/03/20(日) 00:32:43 ID:TCrtTTVw
乙!
初見ではひとつの技とわからない、マニアのための技か

919名無しさん:2016/03/20(日) 03:48:12 ID:rAJpdxQk
乙っした
元さんがフォローしてるし3連蹴り扱いになるっしょ
こうゆう一体感好き

920名無しさん:2016/03/20(日) 19:25:57 ID:ID2SUCJQ
今さらながら>>906>>907って逆か?

9211:2016/03/20(日) 22:01:16 ID:Tqh/rOZA
>>920
逆でしたね。注意します
今日は注意して投下します

922名無しさん:2016/03/20(日) 22:02:40 ID:Tqh/rOZA
本田「よっしゃよっしゃ、ええでええでっ! もう一発、そこからいったれっ!」パンパン

ロレント「チィっ……おい、ソドム……」


実況「さぁさぁ、流れも引き戻ってきたかっ!? コーナーポストに昇ったヤムチャはソドムの様子を見ているっ! エプロンサイドの本田も乗ってきたかっ!?」

元「ロレント君の表情もちょっと曇ってきたかな?」


イイゾー、ヤムチャー、イケー

ヤムチャ「さぁ、立て……三発目、打ち込んでやるぜっ……!」

ソドム「uggh...uggh...」ムクッ

ヤムチャ「よしっ、それじゃあ、いくぜっ……!」シュタッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ソドムが今ゆっくりと立ち上がってくるっ! そして、その起き上がりに合わせるように……ヤムチャが飛んだぁ!」

923名無しさん:2016/03/20(日) 22:20:50 ID:jn8kEM/o
ロレント「……後ろだ、ソドムっ! モタモタするなっ!」

ソドム「……What's !? 」クルッ

ヤムチャ「いっくぜええぇっ……! これで、三発目だっ……! でええやああぁぁっ……!」ズガーンッ

ソドム「……GHHHHAAAK ! 」バターンッ


ワー! ワーワー!

実況「そして、ソドムへと打ち込んでいくっ! コーナーポスト上からの突き出す蹴りィ!」

元「ミサイル断空脚ですね」

実況ここはミサイル断空脚っ! 串刺しの断空脚からの……ミサイル断空脚っ! さぁさぁ、こいつを喰らいソドムは大きく大きくダーウンっ!」

元「上手くスピードで引っ掻き回す形でね……自分の得意な打撃攻撃で攻めていってるよね」

924名無しさん:2016/03/20(日) 22:33:15 ID:jn8kEM/o
ヤムチャ「……よっとっ!」シュタッ


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、更にここでハンドスプリングっ! すぐ様、立ち上がってくるっ!」

元「おっ、いいね」

実況「まだまだ、スタミナは余裕と言った所でしょうかっ!? さぁ、ヤムチャっ! この流れに乗って行きたいっ!」


ヤムチャ「さぁて……折角ダウンさせた事だしな……ここは……」サッ

ソドム「ughh...」


実況「そして、ヤムチャはダウンしているソドムに近づいて行って……おぉ〜っと、ここは足を取ったっ! 左足を取りますっ!」

925名無しさん:2016/03/20(日) 22:37:07 ID:jn8kEM/o
ヤムチャ「4の字固めだ……よっとっ……!」クルッ


実況「さぁ、ヤムチャは取った左足を跨いで……自身の足に巻きつけるように、クルッと一回転っ!」

元「足4の字固めかな?」

実況「ここはヤムチャっ! 足4の字固めにいきますっ!」


ヤムチャ「後は……この足を、膝の上に置いてっと……」

ソドム「……Fucking ! 」ガシッ

ヤムチャ「んっ……? あ、いでっ……!」


実況「あっとっ……!? しかし、ここで前屈みになったヤムチャの頭部を……」

元「あっ……! まぁ〜た、髪掴んだね」

実況「おぉ〜っと、ここはソドムっ! 下から手を伸ばし、ヤムチャの髪を掴みますっ! 掴んでいきますっ!」

926名無しさん:2016/03/20(日) 22:48:34 ID:jn8kEM/o
ヤムチャ「くそっ、くそっ……またかよっ……! いででで……」

ソドム「You be down, too ! 」グイッ

ヤムチャ「……う、うげえぇっ!」ビターンッ


ブー、ブーブー

実況「そして下から勢いよく引っ張っていくっ! おぉ〜っと、ヤムチャの身体が前のめりにマットへと倒れ込んでしまうっ! ソドムと横並びになるようにダーウンっ!」

元「……ちょくちょく反則使ってるんだよ、うん」

実況「今回は、場内も気づいたかっ!? おっと、少しばかりブーイングが飛び交っていますっ!」


ヤムチャ「くああっ……くそっ……」

ソドム「uggh...uggh...」ムクッ


実況「さぁ、うつ伏せ状態で蹲るヤムチャっ! 顔を打ったかっ!? あ〜っと、そんなヤムチャの隣でソドムが上体を起こすっ! 起こしてくるっ!」

元「ある意味、上手いんだよ……相手の流れとか、勢いを止めるって意味ではね……ただねぇ……やっぱり僕は好かないね」

927名無しさん:2016/03/20(日) 22:55:23 ID:jn8kEM/o
ソドム「KEY LIST EIGHT GO MAN ! (訳:食らう方が悪いんだ!)」ムクッ


ブー、ブーブー

実況「さぁ、そしてソドムが……立ち上がったっ! ゆっくりと立ち上がってきたっ! この行為に悪びれる様子はないのでしょうか!? マスクで表情が読めませんっ!」

元「まぁ多分、何とも思ってないでしょうね」


ヤムチャ「ちくしょうっ……! だけど、まだまだ……」ググッ

ソドム「……So down tight !」ゴスッ

ヤムチャ「……うごっ!」


実況「ヤムチャも立ち上がろうとするが……あ〜っと、ここはソドムっ……! そんなヤムチャの後頭部へとストンピングっ! 踏みつけていきますっ! ヤムチャの身体が崩れたっ!」

928名無しさん:2016/03/20(日) 23:02:30 ID:jn8kEM/o
ソドム「Fucking... ! Fucking... ! 」ゴスゴス

ヤムチャ「くっ……くっ……」


実況「さぁさぁ、ソドムは連続で踏みつけていくっ! 二発……三発と、間を取りながらヤムチャの後頭部を踏みつけていくっ!」


ソドム「Son of a bitch ! 」ゴスッ

ヤムチャ「……うげっ!」


実況「おぉ〜っと、強めの一撃が入ったかっ! ソドムが力一杯、ヤムチャを踏みつけていったぁ!」

元「ちょっと、流れを寄せてだだけに……う〜ん、痛いね……」


ソドム「huff...huff...I'm tired.」フラフラ


実況「さぁ、そしてソドムは……おっとぉ、ヤムチャ背を向け自軍コーナーの方へとフラフラと向かっていくっ!」

元「「あぁ、結構ダメージは残ってるんだね」

929名無しさん:2016/03/20(日) 23:14:17 ID:jn8kEM/o
ロレント「少し、手こずりすぎだぞ……? 降格処分を受けたいのか、ソドム……」スッ

ソドム「I'm sorry.」

ヤムチャ「ううっ……ガンガンガンガンやりやがって……」ムクッ


実況「そしてソドムは自軍コーナーの方まで歩いていき……おぉ〜っと、そこには腕を伸ばして待っているロレントの姿があるっ!」

元「あっと、ここは交代かな?」


ソドム「Please kill them.」パシッ

ロレント「……あぁ、任せておけ」パシッ

ヤムチャ「チィっ……逃げられちまったか……でも、確か……アイツが頭なんだよな……」


実況「そして、タッチっ! ここで交代ですっ! ソドムはロレントとタッチをしていきますっ! さぁ、ここで試合権がロレントへと移ったっ!」

元「スタミナ温存言うか……回復にいくと言うか……まぁ、そんな感じだろうね」

930名無しさん:2016/03/20(日) 23:23:23 ID:jn8kEM/o
本田「向こうが交代やったら、こっちも交代やっ! ワシに任せておけっ! アイツはワシが直々にぶちのめすっ!」スッ

ヤムチャ「……んっ?」


オー、オーオー

実況「あ〜っと、そしてその様子を見た本田が……おぉ〜っと、エプロンサイドから大きく大きく手を伸ばし、大きく大きく叫んでいるっ! ここは本田っ! 交代を要求していますっ!」

元「まぁ、ロレント君が出てくるのなら……う〜ん、いきたいのかな?」


本田「ホレ、早よせぇっ……! 一回、戻って来いっ……! お前は、一回休んどったらええんやっ……! ほれっ……! ほれっ……!」

ヤムチャ「あ〜あ〜、熱くなっちゃって……もう……」


実況「さぁ、本田のエプロンサイドからの必死のアピールっ! リング上のヤムチャに、交代を要求する本田っ!」

931名無しさん:2016/03/20(日) 23:31:07 ID:jn8kEM/o
ロレント「さて、では我輩自らが空手軍団を……」

ヤムチャ「……まっ、いっか」クルッ

ロレント「んっ……? 何だ……逃げるのか……? 怖気づいたのか……?」


実況「さぁ、ロレントがロープを潜りリングインっ! おぉ〜っと、そしてそれに合わせるように、ヤムチャもクルッと前方回転して……おぉ〜っと、自軍コーナーの方へと戻ったっ!」

元「おっ」


ヤムチャ「あんまり、熱くなりすぎちゃ……ダメですよ……」パシッ

本田「そりゃ、無理な話や……なんつったって、ワシは熱血力士やからのぉ……」パシッ

ヤムチャ「ナハハ、ダメだこりゃ」


実況「そして、ここでヤムチャも本田にタッチっ! おぉ〜っと、こちらもチェンジっ! 交代していきますっ!」

元「まぁまぁ、ヤムチャ君もスタミナ回復しておくのもいいだろうしね」

932名無しさん:2016/03/20(日) 23:40:22 ID:jn8kEM/o
本田「さぁて、いくでぇ……強さ求めるあまりに、自分の信念……プライドを捨ててしもうた大馬鹿者に……ワシが目にもの見せてくれるっ……!」


ホンダー! イケー!

実況「ここで、試合権が移ったっ! 試合権はヤムチャから本田にっ! さぁ、本田がロープを潜って、リングインしてきますっ! 両軍、ほぼほぼ同時のタイミングで交代ですっ!」

元「元・パートナー同士だね」


ロレント「空手軍団相手だと思ったのだが……フン、なんだなんだ……出てきたのは、時代に取り残された老いぼれか……ヒャハハ、お前など誰にも興味を持たれていない、ただのクズだ……」ニヤニヤ


イイゾー、ホンダー、イケー

実況「さぁさぁ、本田は強くロレントを睨みつけるっ……! 一方、ロレントはニヤついた笑みでそんな本田を眺めているっ!」

元「まぁ、ここは本田君がどういったファイトを見せるかだね」


ロレント「……盛り上がってるなぁ」

933名無しさん:2016/03/20(日) 23:41:03 ID:jn8kEM/o
今日はここまで

934名無しさん:2016/03/20(日) 23:46:40 ID:GvBkN6JU
本田さんが本当に時代に取り残されるのかはこの試合次第なのだろうなぁ

935名無しさん:2016/03/21(月) 00:32:19 ID:JG1NweAw


あっさり交代になったね、合体攻撃をしてからと思ったけど
あとソドム語、切り捨てごめん、だよなw

936名無しさん:2016/03/21(月) 02:47:51 ID:axNw5DS6
乙っした
ヤムチャ格上と言っても大きな差は見せられてないな
余裕はあっても技術的に大差無いくらいの差か
いい感じにシャドルー空手軍団とタッグ組の格を近付けてると思う

937名無しさん:2016/03/21(月) 03:33:09 ID:7lsG.aNY
>>936さん
うんうん。上手く役割を果たした感じだね。
ソドムさんの反則にしてもバイソンさんほどの削られも見せず、タッグ組を引き立てた上でこの試合のメインへ渡せたと思う。

人気や格付けの関係で本田さん<ロレントさんになるだろうから、ヤムチャはスタミナを残した形にしなきゃだけど、+αで格の繋ぎも出来たんじゃないかな?

でもここからの本田さんは難しい…
注目ですね!

938名無しさん:2016/03/21(月) 05:32:55 ID:Mlhtf35U
きーりすとえいとごーまん…

きりえごま…?

939名無しさん:2016/03/21(月) 11:41:06 ID:OKomEglc
切り捨て御免だね

940名無しさん:2016/03/21(月) 11:41:32 ID:LQUEMus6
乙!
最後のロレントさんのセリフはどういった心境のものだろう

941名無しさん:2016/03/21(月) 11:44:28 ID:jEi.I/VI
キリスト英語マン?

いや、意味分からんけどw

942名無しさん:2016/03/21(月) 14:32:25 ID:Mlhtf35U
斬り捨て御免か。
MenじゃなくてManだから分からんかったのか。なるほど。

943名無しさん:2016/03/21(月) 22:03:00 ID:bOFXY4eA
ロレント「さぁ、いくぞっ……! 今日、ここでお前に引導を引き渡してやるっ……!」ズガズガ

本田「お前はいつからそんなに偉くなったんやっ!? 引導……あぁっ!? ぬかせっ! その身に教えたるわっ! いくでぇっ!」ズガズガ


オー! オーオー!

実況「さぁ、ロレントが向かっていくっ! 本田へと向かっていくっ! そして本田も向かっていくっ! ロレントへと向かっていくっ!」

元「まぁ、これは互いに相手の出方を知っているからね……どういった形になるか」

実況「さぁ、両者が近づく近づくゥ! リング中央へと近づいていくゥ! そしてここで間合いに入ったぁ!」


本田「ロレントォォォ!」

ロレント「上官に向かっての言葉遣いがなっとらンンンンっ……! 我輩に敬意を払えェェェェっ!」ググッ


実況「さぁ、そして……おっとぉ! ロレントは右の拳を大きく振りかぶったぁ!」

944名無しさん:2016/03/21(月) 22:09:02 ID:bOFXY4eA
ロレント「教ォォォ育的指導ゥゥゥゥっ……!」ガスッ

本田「……ゴフッ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「そしてその拳を本田の額へと打ち付けていくっ! 先手を取ったのはロレントっ! ここはナックルパートを打ち込んでいきますっ!」


ロレント「軍人の心得、その一ィィィィっ!」ガスッ

本田「……ガッ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「間髪入れずにもう一発ゥ! おぉ〜っと、ロレントはナックルパートを連続して打ち込んでいくっ!」

元「お〜、お〜、お〜……飛ばしてる飛ばしてる……」


ロレント「如何なる相手だろうが、敬ェェェェ意を払うべしィィィィ! その身で覚えろ、本田ァァァァ! だああぁぁっ!」ゴスッ

本田「……ゴガッ!」ヨロッ


オー、オーオー

実況「ロレントが打ち込む打ち込む打ち込むっ! おぉ〜っと、本田の額に拳の連打連打連打ァ!」

元「ただ、拳は反則なんだけどね」

945名無しさん:2016/03/21(月) 22:14:23 ID:bOFXY4eA
ロレント「指導ォォォっ! 指導ォォォっ!」ガスガス

本田「くあっ……くあっ……このっ……!」フラフラ


ソドム「YES ! YES,YES ! Let's go Rolento ! Let's go Rolento ! 」パンパン

ヤムチャ「おい、レフェリーっ! 完全にグーだぞっ! アレ、完全にグーじゃねぇのかっ!?」ビシッ


オー、オーオー

実況「さぁ、ロレントがテンポよく本田に打ち込んでいくっ! ナックルパートの連打連打っ! これは、額を割ろうとしているのかっ!? おっとおっと、激しい激しいっ!」

元「ソドム君はバレないように……みたいな所あったけど……もう、これ完全に隠す気はないよね」

実況「あっと、しかしこれにはエプロンサイドのヤムチャが気づいたかっ!? レフェリーに向かって抗議をしているっ!」

946名無しさん:2016/03/21(月) 22:18:54 ID:bOFXY4eA
ダン「お、おおっ……そうだそうだ……反則じゃねぇか、おいおいおい……ロレント……」ササッ

本田「……大馬鹿者がああぁっ!」バッチーンッ

ロレント「お、おおっ……くあっ……」クラッ


オー! オーオー!

実況「さぁ、レフェリーが……あ〜っと、待て待てっ! ここでカウンターだっ! 本田の強烈なカウンターっ!」

元「おぉ〜っと、じっくり様子を見てたのかな?」

実況「ここは本田っ! カウンターの張り手っ! ロレントの頬を力一杯振り払っていくっ!」


ロレント「……お、おおおっ」クルッ

本田「あ〜だだ……馬鹿たれが……ワシがいつ拳で相手をガンガンどついてええなんて教えたんや……ホンマ、しょうもない事覚えてきよるわ……」フラフラ


実況「鈍い音が場内に鳴り響くっ! おぉ〜っと、カウンター気味にいいのが決まったかっ!? ロレントの身体がクルッと一回転したっ!」

元「本田君の体重が乗ったヤツなら効くだろうからねぇ」

947名無しさん:2016/03/21(月) 22:27:46 ID:bOFXY4eA
本田「相手どつくんやったら……グーやなくて、パーでやれ……」


ソドム「……What's !? 」

ヤムチャ「お、おおっ……! いいぞっ! ナイスカウンターっ!」


本田「ほんなら、その身で……正しい戦い方覚えるとしよか……なぁ、ロレント……いくでぇ……?」ググッ

ロレント「あっ……ああっ……」ヨロッ


オー、オーオー

実況「さぁ、そしてフラついているロレントの目の前で……今度は本田が大きくその腕を振り被るっ!」

948名無しさん:2016/03/21(月) 22:34:23 ID:bOFXY4eA
本田「そぉぉらっ! ど〜すこいっ……!」バッチーンッ

ロレント「……くおっ!」ヨロッ


オー! オーオー!

実況「そして本田が振り払っていくっ! 今度は左の頬を払っていくっ! おぉ〜っと、ここは得意の張り手攻撃っ!」


本田「……まだまだ、いくでぇ!?」ググッ

ロレント「う、ううっ……くそっ……!」グイッ


実況「さぁさぁ、本田が腕を振り被るっ! ここはロレントっ……! 慌てて両腕を上げ顔を守っていくっ!」


本田「なんやっ……!? どうしたっ!? そんなもんかっ……!? ほれ、ど〜すこいっ!」ドッシーンッ

ロレント「……う、うおっ」グラッ


オー! オーオー!

実況「だがしかし、本田はそのガードの上から、振り払っていくっ! 御構いなしに攻めていくっ!」

949名無しさん:2016/03/21(月) 22:43:55 ID:bOFXY4eA
実況「ロレントの身体が大きく大きくグラつくっ! スローリーな張り手ではあるが……なんたって、一撃一撃が重いっ!」

元「これはねぇ、ガードしてるだけでもスタミナは削られるよ」


本田「そぉ〜ら、ど〜すこいっ!」ドッシーンッ

ロレント「……くっ!」グラッ

本田「どうしたぁ!? ど〜すこ〜いっ!」ドッシーンッ

ロレント「う、うおっ……チィっ……!」グラッ


オー! オーオー!

実況「ガードをこじ開けるように本田が打っていく打っていくっ! 体重の乗った張り手を打っていく打っていくっ! ここは本田っ……! その恵まれた体格とパワーを生かした攻めを見せていきますっ!」

元「パワーファイター特有の攻めだよね。細い事考えずに、ガンガンいけるからね」


本田「……うおおおっ! どないしたんや、ロレントォォォ!」ググッ

ロレント「チィっ……! 軍人の心得、その十六っ……!」

950名無しさん:2016/03/21(月) 22:49:10 ID:bOFXY4eA
ロレント「どんなに苦しい状況であれ……動くのを止めてはならないっ……! 舐めるなァァァァっ!」スッ

本田「……んあっ!?」


実況「おっとぉっ! ここは、ロレントっ……! 素早く本田との間合いを詰めますっ!」

元「まぁ、このままじゃジリ貧になっちゃうからね。一撃一撃がまぁ、そんな早くないのなら、ここはこう言った形で……」


ロレント「下級兵の分際で鬱陶しいぞっ! だああっ……!」ガリッ

本田「……ぐ、ぐあっ!」


アー、アーアー

実況「あ〜っと、そしてロレントは本田に組みかかり……あっとぉ! 顔面を引っ掻きましたかね!? 今、爪を立てて本田の顔面を掻き毟った様に見えましたが……」

元「……え〜、掻き毟りましたねぇ」

951名無しさん:2016/03/21(月) 23:00:03 ID:bOFXY4eA
本田「う、ううっ……ド阿呆……また、しょうもない事しよって……くそっ……」フラッ


実況「本田は顔面を抑えているっ! 両手で顔面を抑えているっ! あ〜、やはりロレントは本田の顔面を掻き毟ったようですっ!」

元「うん。また反則だねぇ」


ロレント「……少し、間合いを取るか」ゴロンッ


オー? オーオー?

実況「さぁ、そんな本田を尻目に……おっと、ロレントは後転ですっ! 後転して間合い取っていきますっ!」


ロレント「……メコンデルタエアレイドだっ! だああっ!」シュタッ


実況「あ〜、いやっ……! ロレントは後転で間合い取ったと思いきや……おぉ〜っと、そこから本田に向かって飛び込んでいったぁ!」

元「トリッキーだねぇ」

952名無しさん:2016/03/21(月) 23:05:39 ID:bOFXY4eA
ロレント「くたばれ、本田ァァッ!」ググッ

本田「う、ううっ……」


実況「さぁ、空中でロレントが大きく右腕を振り被り……!」


ロレント「……だあああぁぁっ!」ズガァ

本田「ぐっ……うおおおっ……!」バターンッ


実況「そのまま、飛び込みつつのフライングラリアット……の、ように見えはしたのですがっ……!」

元「……ナックルです」

実況「……ナックルですかっ!?」

元「ナックルです」

実況「ロレントは飛び込みつつ、振り被った拳を本田の額に打ち込でいったぁ! フライングナックルパートとでも言えばいいかっ!? 本田の額に打ち込んでいきますっ! さぁ、これを喰らい本田は大きくダーウンっ!」

953名無しさん:2016/03/21(月) 23:14:27 ID:bOFXY4eA
ロレント「……軍人の心得、其の十八っ!」クルッ


実況「さぁ、マットに飛び込み飛び込むようにしつつ本田に打ち込んでいったロレントは……おぉ〜っと、そのまま前方回転して素早く立ち上がるっ!」

元「……うん。動きは本当、スピーディなんだよね」


ロレント「……迅速かつ、大きな行動を」クルッ

本田「あぁっ……くそっ……! いらん事ばかり覚えよって……あぁっ……!」ムクッ

ロレント「うおおおぉぉっ……! いくぞおおぉっ……!」ダダッ


実況「さぁ、立ち上がったロレントは……おぉ〜っと、振り返り上体を起こしている本田へと……即座に突っ込んでいくっ! 本田の背後から、一直線に向かっていくっ!」

元「お〜、お〜、お〜、お〜」

954名無しさん:2016/03/21(月) 23:22:28 ID:bOFXY4eA
ロレント「……ヒャーハッハッハっ! くたばれえええぇぇっ!」スパーンッ

本田「……くあっ」


オー! オーオー!

実況「おぉ〜っと、そして本田の後頭部を……まるで、サッカーボールかのように蹴り上げていくっ! ロレントが本田の後頭部を蹴り上げたぁ!」

元「うわぁ、これ効くよ」


本田「あ、ああっ……うああっ……」ガクッ

ロレント「……我輩は時代遅れの人間に教わる事など、もうない」


実況「本田の身体が、まるで人形のようにガックリと崩れ落ち……」


本田「……ああっ」ベタッ

ロレント「……不甲斐ない試合だったな、本田」


実況「そのまま、横向きにマットへと倒れ込みますっ! 後頭部に強烈な一撃ィ! これには流石の本田も……」

元「いや〜、ちょっとマズいかもしれないよ」

955名無しさん:2016/03/21(月) 23:23:39 ID:bOFXY4eA
今日はここまで

956名無しさん:2016/03/21(月) 23:27:31 ID:haPm2Quw
おつー
さっぱり展開の予想がつかない

957名無しさん:2016/03/21(月) 23:34:04 ID:HbAOMzLU
おつおつー

これで終わるようなら男がすたるぜ、本田さん!
ここからが大和魂の見せ所だ
本田△なところ見せてくれ!!

958名無しさん:2016/03/21(月) 23:37:37 ID:5dRipD.U


ロレント、ほぼ反則しかしてないじゃないか
レフェリー、仕事しろ!
(流石ダンさん、良い仕事してるなw)

959名無しさん:2016/03/22(火) 01:06:14 ID:anlLvZ1Y
乙!
ここからどう展開していくんだろうか

960名無しさん:2016/03/22(火) 05:05:12 ID:gDeA/SYk
乙っした
ロレント、ヒールターン前は地味だったのかもな
拳を掌底にしたり反則を正当技に置き換えると凡庸かも
今日のラストのラリアットは華麗だ…

961名無しさん:2016/03/22(火) 19:57:26 ID:9K3CR7rU
ヤムチャがプロレス団体で頑張ってる姿には目頭が熱くなるなあ
原作でも、もっと登場シーン欲しかったよ

9621:2016/03/22(火) 22:05:08 ID:lIvccGkk
そろそろ次スレ行きます

ヤムチャ「プーアル! プロレス団体で女子選手がメインだぞ!!」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17040/1458651800/

963名無しさん:2016/03/23(水) 00:55:11 ID:xBRsJdaI
ありがとっす

964名無しさん:2016/04/03(日) 06:39:17 ID:X3cf5vPA
一年ぶりに来てみたけどまだやってるのかww
すごい
よしゃ!一気に読むぞ
キャミィの笑い方が可愛かったし
サクラちゃんとの恋愛フラグも気になる

966人妻:2017/04/01(土) 21:45:33 ID:dxrzeMG2
人妻出会い系サイト セフレ不倫若妻・熟女中出しSEX体験談
人妻 男性無料出会い系サイト&掲示板
http://aeruyo.2-d.jp/zds06/0001/

地域別|セフレ募集出会い
http://aeruyo.2-d.jp/sefuredeai/0013/

エロ写メ
http://aeruyo.2-d.jp/free/adult/1/

人妻書き込み一覧
http://aeruyo.2-d.jp/sefuredeai/sex/hitozemzdeai/

セフレ募集書き込み一覧
http://galscom.eek.jp/aeruyo/zds05/000/


逆サポート掲示板で逆サポ出会い
http://aeruyo.2-d.jp/zds12/00/

人妻逆援助交際掲示板
http://aeruyo.2-d.jp/zds15/00/

熟女出会い系サイト
http://galscom.eek.jp/aeruyo/zds08/000/

テレクラdeツーショット・テレフォンセックス
http://aeruyo.2-d.jp/adaruto/deai03/2syotto01/005/

人妻から高齢熟女まで出会い掲示板
http://aeruyo.2-d.jp/zds07/0001/

熟女,人妻,主婦,不倫,セフレ専門出会いサイト 人妻専門出会い
‎高齢者・中高年 · ‎厳選の人妻出会い · ‎30代以上 · ‎中年・熟女
人妻出会い系サイト セフレ不倫若妻・熟女中出しSEX体験談
人妻(若妻熟女)と出会い系サイトでセフレになり不倫浮気セックスする方法
出会い系で知り合った20代の人妻と昼間に会ってきた時のガチ体験談
人妻出会い掲示板 人妻出会い系サイト 人妻出会い系サイト セフレ人妻出会い


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板