2月9日8時30分配信 NNA
タタ・モーターズは超低価格小型車「ナノ」の販売を3月3日から開始するもようだ。政府関係者によると、この日はタタ・グループ創設者であるジャムセトジ・タタの誕生日に当たるという。同社は部品メーカーへの支払いが滞るほど財務が悪化しており、ナノへの期待はこれまでになく高まっているようだ。
2月19日11時54分配信 インサイド
世界的なブランドコンサルティング会社であるInterbrandは、日本発のブランドを対象に、日本で初めての"世界基準"によるブランド価値評価ランキング「Japan's Best Global Brands 2009」を発表しました。日本の産業構造を反映し、自動詞や、エレクトロニクス関連のブランドが多くトップランクに選ばれています。
今回の調査は、日本発のコーポレートブランドで、上場企業、海外売上高比率が30%超であることなどをクリアしたブランドを対象としたもので、Interbrandが毎年定期的に発表している世界企業を対象にした「Best Global Brands」と同様の調査手法で行われ、比較可能な数字になっています。
この枠組みにおいては APEC 域内での自由貿易圏(Free Trade Area for theAsia Pacific、以下FTAAP)構想を展開すべく、FTAAP が与えるであろう経済効果の分析を進めていくこととされている。APEC の中でも、とりわけ日本にとっては貿易額の45.4%を占めるアジア地域内の貿易展望が重要になってくると考えられる。
BBC News - Recall tarnishes Toyota’s spotless image
BBC News は「リコールがトヨタの完璧なイメージを傷つけている」と題した記事を掲載した。アメリカで「加速が止まらない」車が事故を起こしたことが、アメリカでのトヨタの評判を相当落としているようだ。
トヨタ自動車 - Wikipedia
2009年9月29日に、アメリカ国内で販売した「カムリ」(2007-10年型)のほか「アバロン」(2005-2010年型)、「プリウス」(2004-09年型)、「タコマ」(2005-10年型)、「タンドラ」(2007-10年型)、「レクサス・ES350」(2007-10年型)、「レクサス・IS250&IS350」(2006-10年型)など7車種の乗用車計約380万台を、運転席のフロアマットが外れアクセルペダル操作を妨害し深刻な事故につながるとして、リコールする見通しとなった。380万台のリコール台数はトヨタがアメリカに進出して以来の過去最大規模のリコールとなる。さらに2009年8月にはカリフォルニア州サンディエゴでアクセルが戻らなくなり4人が亡くなる死亡事故も起こっている。
「日本株式会社」の象徴ともいえるトヨタの評判毀損は、日本経済のそのものの再評価へと結びつきかねない。たまたま今は GDP では中国に世界第二位の地位を奪われ、膨大な政府債務が積みあがろうとしている時だ。英語圏のエリートたちは、国際社会で強い影響力をもっている。彼らに「日本経済の衰退」を印象付ける材料をもうひとつ与えてしまったとすると残念である。