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日本凋落

25南無阿弥陀仏:2008/10/27(月) 05:34:50
「日本人はなぜあんなに古臭いマンションが好きなんでしょう。今はあちこちに新しい高級マンションがあるのに、絶対、古北新区から離れようとしないんです」

日本人村という異名を持つ古北新区は、90年代後半から外国人居住地として発展した。日本人学校への地の利や、日本人向け食材店、日本料理屋と生活の利便性から、日本人が日本人を呼ぶ形で街ができ上がったという過程を持つ、いわば上海のリトルトーキョーだ(在住者は関西以西が多いのだが)。家族で赴任する駐在員にとってはワンストップさ故に離れがたいものがあるのだが、仲介業者からすると外装、内装ともに老朽化(こちらは短期のうちに老朽化してしまう)するマンションに日本人がこだわりを示す理由が解せない。

「中国人のお母さんは自分がきれいにしていることに誇りを持っているのに、日本人はなぜ、あんなふうに髪を振り乱して忙しそうにしているの」と率直に疑問を投げる同世代の中国人女性もいる。「1人っ子政策」下の彼女たちにとって、2人以上を育てる苦労はわからない。ましてや「ギンギラの上海」では、老朽化マンションでもよしとする、日本人の質素倹約の精神が妙にケチ臭く映ってしまうのである。
中国語も話せず閉鎖的
上海で日本人は浮いた存在

 上海の外資系企業に勤務する駐在員は、日系企業と取引きを辞めた理由をこう説明する。

「弊社との打ち合わせに、通訳連れで来るのは日本人だけですよ。幹部すら日本語オンリー。最初は日系大手と仕事をしたいと思っていましたが、面倒くさいので辞めました」

 国際資本の集まる上海では中国語と英語がビジネスにおける共通言語。だが、上海の日系企業においては、日本企業と日本企業の取引きが常態化していることから、いまだその必要性は生じない。仕事が終わっても日本人同士。居酒屋で同郷を集めて騒ぐ日本人は、傍目にも奇妙だ。前出の駐在員も、日本人はすでに孤立していることに気づいているのだろうかと疑問を投げる。

 上海は雇用を創出できなかった日本経済の調整弁だった。だが、力をつけた上海はそろそろ拒絶を始めた。経済力をつけた上海市民からすれば、日本人の生活スタイルが色あせたものに見え、また、国際社会の縮図においてはその行動様式も奇怪に受け止められる。すっかり浮いてしまった日本人、上海における孤立が示唆するものは決して小さくはない。

 これまで、先進国はBRICsを生産拠点・輸出拠点として位置づけ、製造業を中心にBRICsへ生産拠点のシフトを進めてきました。そこで必要とされたのは、人件費の安い現地のブルーカラーの人たちです。

 先進国の工場で働いていたブルーカラーにとっては、国内の製造業が生産拠点をBRICsなど有力新興国にシフトすることによって、雇用が奪われるというマイナスの影響が出ていました。

 そうした影響がいまや、ホワイトカラーの層にまで広がりを見せる可能性が出てきたのです。今後は、会計士や技術者、弁護士などホワイトカラーであっても、海外の労働者との厳しい競争に直面する可能性が高いといえます。
「インドに雇用を奪われる!」危機募らす米国SE


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