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Ken's Board of Debates

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1 : 科学の基本を教えます2(49) / 2 : 継続:科学と疑似科学を判別する(535) / 3 : 科学の基本を教えます(547)
  (全部で3のスレッドがあります)

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1 科学の基本を教えます2 (Res:49)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 1
1神って誰 :2025/08/24(日) 16:11:17 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
引き続き、科学の基本を教えます

43神って誰 :2025/10/12(日) 20:49:21 HOST:om126157249018.27.openmobile.ne.jp
驚くべきID論に関する無知
よくソノ無知でID論を語ろうと思うね

全てが独りよがりの思い込みだが、ソレにしても酷すぎる
あまりに不勉強、無知無理解

ID論者の名前スラ知らないな


44神って誰 :2025/10/19(日) 01:22:54 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
ID論を知らずにID論を騙る
ツマリ言ってるのはID論ではない
進化を品種改良としか捉えられない
正にダーウィン
ダーウィンの誤りをそのままID論に持ち込む笑止

理神論的な初期設定が全く理解出来ないんだね
更には中間関与の主体を動物的な存在と錯覚する
IDを知らないにも程がある
アマリに思考が稚拙

IDは設計者なんだよ
ソレが全く理解出来ない

ツマリID論に関して何も知らない
だからIDとエーテルの同列に論じて平然としてる

進化に無知 ID論に無知 教育にも無知
ソレで自分のデタラメな思い込みを吹聴する

誰かにソックリだね笑


45神って誰 :2025/10/19(日) 13:20:14 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
18世紀の光波動説にはそれを支持しする観測事実があったから主張された訳で、間違っていたのはエーテルを想定した事だ。
話が逆。

マックスウェルは最初から電磁波が波動であるとの


46神って誰 :2025/10/19(日) 13:32:07 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
18世紀の光波動説にはそれを支持しする観測事実があったから主張された訳で、間違っていたのはエーテルを想定した事だ。
話が逆。

マックスウェルは最初から電磁波が波動であるとの前提に立っていたわけではなくて、電場と磁場の相互作用によるマックスウェル方程式から結果として波動関数が導出された。

進化は品種改良とは全く別物。
品種改良は単なる遺伝子頻度の変化に過ぎず、新しい遺伝子が誕生する事もない。

人為的な品種改良と進化を混同したのはダーウィンだから、その思考を模倣してるんだね。
ツマリ言ってるのは自然選択だよ。

ID論は中間関与があったとは断定していない。
大体初期設定と中間関与の区別もついていないね。
ID論においては初期設定は必須なんだよ。
これは設計問題の基本だ。

品種改良の行為者はIDなる新種の生物か?笑


47神って誰 :2025/10/19(日) 14:34:24 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
自己組織化は進化の基本概念の一つだ。
あまり一般に理解されてないけどね。
その理解がID論を理解する為にも重要だ。


48神って誰 :2025/10/19(日) 18:45:44 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
遺伝子頻度の変化は進化か?

ChatGPT:
とても良い質問です。
結論から言うと、「遺伝子頻度の変化」は進化の定義の一つではありますが、「進化そのもの」とは言い切れません。

🔹 現代の標準的な定義

現在の「総合説(進化の現代的総合説)」では、

進化 = 集団内の遺伝子頻度(アリル頻度)の変化
と定義されることが多いです。

つまり、ある遺伝子座におけるアリルAとアリルaの割合が、

世代1:A=0.3, a=0.7

世代2:A=0.5, a=0.5
のように変われば、「進化が起きた」とするわけです。

🔹 しかし、この定義には限界があります

これは**「進化を数理的に扱うための便宜的な定義」**であって、
**「新しい形質や新しい種が生まれる進化」**を直接意味するわけではありません。

たとえば:

集団内で有害変異が増減しても遺伝子頻度は変化します。
→ しかしそれは「退化」や「変異の浮動」であって、創造的進化ではない。

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


49神って誰 :2025/10/19(日) 18:47:03 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
これは前提無しの質問の回答ナンデ、AIも学習したって事笑


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2 継続:科学と疑似科学を判別する (Res:535)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 2
1Ken :2024/07/06(土) 16:52:48
「1対1」のスレッドに関する、基本的なことを、最初に述べます。

旧スレッドで言ったように、第三者が、この『掲示板』で発言することには、干渉しません。ただ、この『スレッド』では、第三者の発言は認めません。発言は、掲示板の別スレッドでしてください。

私が議論する相手が、別スレッドで、だれと意見を交換するのも自由だし、そこから得た結論を、自分の投稿として、このスレッドに書き込まれてもかまいません。

それなら、このスレッドに第三者が書き込めないことで、何の問題も生じないはず。それとも生じますか?

一方、このスレッドに、私が読まない投稿をされることの害は明らかです。それらの投稿の中から、読むべき投稿を見つけねばなりません。しかも、その投稿は画面から消えていることもあり、探しにゆかねばなりません。その不便さは元の掲示板の経験で明らかでしょう。

こう説明すれば、第三者がこのスレッドに書き込む理由はないはずです。少なくとも、ネット掲示板のまともな使い方をする人なら。

それでも書き込むのは、明らかに妨害の意図をもつ人だけです。当然、排除されます。

529Ken :2025/09/27(土) 21:49:01 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
4点目。

(4)そもそもエーテルは大気中に留まれない

この話は、最も軽い元素の水素やヘリウムよりも、エーテルはずっと軽いという主張に対してなされたものです。まずは大気中で水素やヘリウムの粒子に何が起こるかを語り、そこからエーテルの動きを考察します。

地球のみならず、あらゆる天体は宇宙の星間物質が集まってできたもの。その星間物質で最も多いのが水素とヘリウムで、他の元素はずっと少量です。もしそのままの構成比率で天体が作られたなら、天体も水素とヘリウムが大半となることでしょう。実際に木星のような巨大惑星の大気はそうなっています。

一方で月には大気がありません。木星と月の違いを生むのは天体の重力で、宇宙から取り込んだ元素を保持できるのが重力の強い木星、できないのが重力の弱い月、になります。

では、木星より弱いが月よりは強い地球の重力ではどうなるのか? 窒素や酸素のような質量の大きな粒子は大気中に留まるが、水素やヘリウムは大気中を上昇し、やがては宇宙に出てゆきます。その力学を説明しましょう。理解の鍵は、気体の粒子はただ「浮かんでいる」のではなく、高速運動をしている点にあります。

質量の大きい重い粒子と質量の小さい軽い粒子が、空間を飛び回って衝突を繰り返すと、どうなるでしょうか?

軽い粒子はより大きな速度を得、逆に重い粒子は速度を失ってゆきます。

これは感覚的にも納得できるはず。例えば、重い粒子が飛んできて軽い粒子に衝突したら、軽い粒子は高速で弾き飛ばされ、重い粒子はわずかに速度を失うことでしょう。逆に軽い粒子の方が重い粒子に突っ込んだら、重い粒子はわずかに速度を得、軽い粒子は弾かれて運動方向が変わるが、スピードはあまり減じません。前者の場合は軽い粒子が大きな速度を加えられ、後者の場合は粒子速度はあまり変わらない。これの繰り返しによって、軽い粒子だけが大きな速度を得てゆくことになります。

ニュートン力学で説明すると、完全弾性衝突で運動量と運動エネルギーの保存が両方成立するには、そうならざるをえないうことです。

この現象は、大気中の各粒子の運動エネルギーが等しくなるまで続きます。現実には速度はばらつきますが平均値ではそうなる。たとえば水素分子の質量は酸素分子の16分の1だから、運動エネルギー(mv²/2)が等しくなるには速度が4倍にならねばならない。実測値としても、酸素分子の速度は500m/s程度、水素分子は1800m/s程度になります。

重力が働く環境ではこれが影響します。高速で動く粒子ほど、運動方向が上向きの成分を持つときには、重力に逆らってより高い位置に達するからです。ファインマンの説明と図を確認してください。

www.feynmanlectures.caltech.edu/I_40.html#Ch40-F4

水素やヘリウムの軽い粒子は大気の最上層に達し、一部が地球の脱出速度を越えて宇宙に出てゆきます。地球誕生からの長大な年月でも、大気中の水素やヘリウムがなくならないのは、化学反応や核反応で生成され続けるからにほかなりません。

さて、エーテル。(3)で論じたように、質量がゼロでは波動の媒質になりえませんが、ゼロではなくても、たとえば水素分子の100分の1の質量しかなければ?

(省略されました・・全てを読むにはここを押してください)


530Ken :2025/09/27(土) 22:20:57 HOST:52.66.62.130.static.user.transix.jp
もっとも(4)はエーテル理論の弱点ではあるが(1)~(3)のように致命的ではありません。エーテルが宇宙に出てゆくことと地球の大気からなくなることは、同義ではないからです。水素やヘリウムも宇宙に出てゆくが、地球からなくならないのは、新たに生成されるから。エーテルも出てゆくそばから生成されると想定しても、ニュートン力学を覆すわけではない。それだけなら、積極的に否定する根拠にはなりません。

テニスボール(窒素)の上にピンポン玉(ヘリウム)は乗るが米粒(エーテル)は落ちるなんて、頓珍漢な主張に拘泥しなければ、スレッドを停滞させる問題でもなかったのに。


531Ken :2025/10/04(土) 10:06:00 HOST:KD059132141229.au-net.ne.jp
特定の理論が科学の正当な手順を踏んでいるか、それとも踏み外した「疑似科学」であるかは、どこまでを正当の範囲に含めるかに依り、その範囲は評価する個人によって変わります。しかし、ある理論Aと別の理論Bの相対比較なら、より客観的な評価ができる。ID論をID論だけで評価するのではなく、光波動説のような歴史の中で登場した理論と比較することで、科学理論としての正当性を評価するのが目的です。

私は、教育には一切の拘束をかけず完全自由にするのが科学の進歩に貢献すると思いますが、スレッドで明らかになったように、それとは異なる思想もある。そこで16世紀の地動説と18世紀の光波動説は格好の考察対象になります。この両説は科学史の中で巨大な位置を占めるからです。もし両説が「疑似科学」という理由で教育の場から排除されていたら、その後の進歩は重大な障害を受けたことでしょう。教え伝えられたからこそ、続く時代の飛躍に繋がりました。

ただし、私が主張するのはあくまでも「自由」です。16世紀の地動説も、18世紀の光波動説も、現在のID論も(他にも超光速ニュートリノ、血液型性格診断、ダークマター、天地創造論)、教えたい人と教わりたい人がいるなら、つまり需要と供給の関係が成立するなら、教えればよい。成立しないのなら、教える必要はない。そういうことです。間違っても、上記の諸説を「教えるべき」とは言いません。「教えるべき」も「教えてはいけない」も、自由とは反対の拘束です。ID論を教育の場から排除せよというドーキンスの主張も拘束を目指すものです。

www.theguardian.com/science/2005/sep/01/schools.research

これも間違えられては困りますが、これは個人が教わりたいことを教わる「権利」の話をしているのではありません。私自身はこういう権利を最大限尊重するべきという思想を持ちますが、今はそれを論じてはいません。

論じているのは、完全自由な教育が科学の進歩に最も貢献するのだ、という事実関係の話です。自由を拘束すれば進歩は阻害されます。旧ソ連の遺伝学が停滞したのは、ルイセンコ説を教える自由があったからではなく、ルイセンコ以外の説を教えられない拘束があったからです。


532Ken :2025/10/04(土) 14:54:02 HOST:KD059132153028.au-net.ne.jp
それでも、もし教育にはある種の拘束が必要で、教育に持ち込んでもよい理論と、持ち込むべきではない理論があるという立場に立つのなら。

18世紀の光波動説と、現在のID論と。

教育に持ち込んでもよい、正当な科学の手順を踏んでいるのはどちらでしょうか?
排除されるべき「疑似科学」はどちらでしょうか?

これを検証してゆきましょう。


533Ken :2025/10/04(土) 23:00:10 HOST:softbank126026080234.bbtec.net
考察を始める前に、地動説と光波動説について語っておきましょう。

地動説と光波動説を持ち出した理由は、この2つには、その当時の物理法則と矛盾し、観測事象と整合しないという問題があったことがありますが、一方で、この2つが科学史の中で果たした、あまりにも重要な役割があります。

近代科学は地動説から始まる、という歴史的評価があります。16世紀にコペルニクスが唱えた地動説を、いろいろな人が追及しました。決定的な役割を果たしたのがケプラーで、地動説にもとづくケプラーの法則を1609年に発表し、天体位置の予測精度を革新的に向上させたのです。

コペルニクスのモデルとは異なり、ケプラーの法則は、周回天体が楕円軌道を動くことと、中心天体からの距離で速度が変わることを示したのです。例えば、地球を周回する月の軌道も楕円で、その半径は10%も変動します。これは、地球から見た月の大きさと、天空を横切る速さが10%変動することを意味し、これを含めた計算をするのとしないのでは、たとえば日蝕の予測精度に明らかな差を生じるのです。旧スレッドで紹介したように、地動説を弾圧したローマ教会の宣教師が、自分たちが危機に陥ったときは、地動説に頼るしかありませんでした。
(jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/5329/1707555287/25)
火星や木星のような惑星の位置の予測精度では、さらに決定的な差がつきます。

ケプラーの法則が登場した時点では、慣性の法則は知られておらず、恒常的な風が吹かない矛盾は解消されてませんが、予測を的中させるという決定的な証拠が出たら、地動説を認めるしかありませんでした。その矛盾はガリレオが解決し、結局、コペルニクス→ケプラー→ガリレオと続いた展開を集大成したのがニュートン力学です。地動説なくしてニュートン力学はありませんした。

地動説を人々に確信させたのがケプラーの発見なら、光波動説で同じ役割を果たしたのが、1801年の2重スリット実験です。縞模様の観測というだけなら、18世紀以前にもニュートン環の観測例がありましたが、2重スリット実験が革命的だったのは、両方の穴からの光が合わさると、片方だけの光より弱くなることでした。なにより、観測事象から波の波長が算出され、スリット間隔や投影面までの距離を変えると、縞模様がどう変化するかの予測ができるようになり、もう光は波と認めるしかありませんでした。

そして、このことは、波動というものに対する根元的な再考を要求しました。波を伝える媒質は質量と弾性をもつ「ばね」という前提にたつ限り、光の速度と整合する弾性と密度が空間を充たさねばならないからです。もはや、物質的な媒質をもたない波を探すしかありません。そんなものはありえないと言っても、2重スリット実験の縞模様を粒子が作ることは、もっとありえません。この時、光粒子説という代案が消滅したのです。

歴史を読む限り、電磁誘導の発見は、偶然の要素が強く、媒質のない波とは関係なく行われたと思われます。しかし、電磁波を理論化したマクスウェルの業績は違います。電場と磁場の相互作用こそ、波動方程式に必要と考えられた質量と弾性に該当し、媒質のある波の速度が質量と弾性で決まるように、電場と磁場が空間を伝わる効率(誘電率と透磁率)で電磁波の速度が決まることを明らかにしました。算出された電磁波の速度の理論値が、17世紀以来観測されてきた光の速度と一致することも示しました。そこには、2重スリット実験が突き付けた媒質のない波を解き明かす意思があります。光波動説が2重スリット実験につながり、2重スリット実験が電磁波理論につながりました。

工学系の大学生(私もそうでした)が相対性理論を履修しないことはありえても、ニュートン力学とマクスウェル電磁気学と量子力学を教えられないなど、今の大学教育でありえません。量子力学も、ニュートン力学とマクスウェル電磁気学の基礎の上に、新たな発見が重なって生まれました。結局、あらゆる自然科学の根幹をなす物理学は、地動説と光波動説が歴史の中で果たした役割に、多くを負っております。

それほど巨大な貢献をした理論が、理論が唱えられた時代には、どれほどの「疑似科学」であったかを、光波動説を例に見てゆきましょう。


534Ken :2025/10/11(土) 22:57:36 HOST:softbank126026080234.bbtec.net
では、ここから18世紀の光波動説と現在のID論を比較します。もしも「正当な科学の手順」に沿った理論のみ教育の場に持ち込むというスタンスをとるのなら、相対的にその条件により適うのはどちらであるのか。18世紀の光波動説か、それとも現在のID論か。

ただし、両者の比較は理論の内容のみで行い、18世紀の光波動説と現在のID論のどちらが支持者を集めたかという、社会的評価では行いません。何度も述べたように、地動説の根拠となるのは、フーコーの振り子や台風の渦であって、地動説を支持する人の多寡ではありません。

では第1の切り口です。そもそも2つの理論はいかなる観測事象に基づいて唱えられたのでしょうか?

波動説の根拠とされたのは、グリマルディが観測した同心円で、それが水面の波紋に似ているというものでした。何度も引用した文献の「4.光は波(光の波動説)」に記述があります。
www.jstage.jst.go.jp/article/pesj/43/4/43_KJ00005896682/_pdf

「ホイヘンス(C.Huygens: 1629〜95)やフック(R.Hooke: 1635〜1703)は,光の 同心円と水面に生じる波紋の類似性に着目して光の波動説(以下波動説という)を唱えた」

要するに、同心円が観測されたことで、同心円を作る事象が他にないかと考えた結果、水面の波紋に思い当たったわけです。

ただし、この同心円は、当時は光の回折・干渉の結果と考えられたのではなく、ただ、水面の波紋に形状が似ているというもので、18世紀には光の回折も干渉も起こらないと考えられたと、上の文献にあります。それなら、光は波紋を作るから波だという主張は、イルカは海を泳ぐから魚であり、コウモリは空を飛ぶから鳥であると結論するのと同じと指摘しました。

では、ID論の根拠とされる観測事象はなんでしょうか? むろん地球史の中で進化が起こった事実です。進化が起こったことは化石資料から分かります。そして、生物の進化を起こす事象として知られているものがあるかと考えた時、思いつくのが人類が実行してきた品種改良です。意図をもつ何者かが、生物の進化を望む方向に導く行為にほかなりません。それで進化が起こることは大量の観測例があるのですから。

ID論の説明に用いられる時計作りのアナロジーはこれを語っています。実物の時計が見つかれば、その時計を作った人間がいると考えることでしょう。人の行為で時計が生じる事象が観測されるからです。

ここから明らかなように、IDには神の奇跡も、宇宙人の超文明も、それどころか今の人類程度の文明も必要ではありません。人類が農耕・牧畜を始めた1万年ほど前から意図的な品種改良は行われてきたのです。石器時代の人類がやったことが奇跡であるはずがありません。


535Ken :2025/10/18(土) 20:46:07 HOST:softbank126026080234.bbtec.net
前回は18世紀の光波動説と現在のID論が、どういう観測事象を根拠としたかを述べました。今回は2つの説が追及すべき課題を考察します。

過去の地球で起こった進化の中には知的な干渉が含まれるとするID論が、明らかにするべき課題は何でしょうか? それは具体的な干渉の方法と、干渉者の正体であるはずです。何者がいかにして特定の進化を導いたのか、です。

時計作りのアナロジーが示すように、人間の行為を元にIDが発想されたのなら、干渉の方法は人間の方法がまず想像されるべきでしょう。特定の形質をもつ個体群を優先的に繁殖させるやり方です。もし恐竜から鳥への進化が知的干渉の結果なら、より強い翼を持ったり、より体重の小さい個体を意図的に繁殖させたことになる。以前に述べたように、走行生物と飛行生物では、優位性を生む条件が反対になります。

走行に有利 = 太くて長い脚、小さい翼、低い重心 = 飛行に不利
飛行に有利 = 短く軽い脚、大きな翼、高い重心 = 走行に不利

それゆえ干渉者は、恐竜が飛行生物として野生環境で自立できるほどに変化するまでは、対象の個体群を保護せねばなりません。人類が行ってきた品種改良はそういうものです。

では、そのような干渉を実行したのは何者でしょうか? これについては、まったく手がかりがありません。それが今のID論の弱点になります。

次は光波動説です。ID論における干渉者に相当する、光波動説が明らかにするべき点は何でしょうか?

いうまでもなく波を伝える媒質です。知的干渉者なくしてIDが成立しないように、媒質なくして波動は成立しないからです。そして18世紀までの光波動説は、これをまったく解明できませんでした。波動説がやったのは、とにかく光を伝える媒質はあるはずという前提から出発して、媒質を「エーテル」と名付けただけです。それではID論が正体不明の干渉者を「エーテル人」と名付けて済ませるのと変わるところがありません。

ここまでは光波動説とID論は同じ問題を抱えています。しかし、両者はここからが違います。

知的干渉者の正体を提示できないのは、ID論には「積極的に肯定する根拠がない」ことを意味します。肯定する根拠はないが「そんなものはありえない」とする根拠もありません。人類と同程度の知性をもつ生物が、鳥が発生した1億年前にいたと考えても、それと矛盾する物理法則も化学法則もありません。

エーテルは違います。光の速度を実現するほどの弾性と密度をもつ物質が空間を充たすという想定は、当時確立していたニュートン力学と両立できないのです。この矛盾に直面した人々は、エーテルは無抵抗で物体を透過するとか、エーテルには質量がないなどと言いましたが、それ自体に矛盾があることを(1)~(4)で説明しました。波動説を唱えた人々はニュートン力学との矛盾を承知しながら、ニュートン力学を修正できるとも思いませんでした。ホイヘンスもダランベールもオイラーも、波動理論を発展させた人は、ニュートン力学をベースにしています。

繰り返します。ID論の難点は知的干渉者の存在を積極的に肯定する観測事象がないことです。これは光粒子説のFitsや現代宇宙論のダークマターにも言えることです。一方、エーテルの難点は積極的に否定する観測事象があることです。その解決案をなにも思いつかないのに、しかも2重スリット実験以前の観測事象は粒子説で説明できたのに、それでも光波動説を光粒子説の優位に置く人がいました。

なにもID論が絶対に正しいとか、光波動説が荒唐無稽であるとか、そういう判定をしているのではありません。やっているのは相対比較なのです。もしも科学的に正当な手順を踏んだ理論のみ教育してもよいという立場に立つのなら、相対的にそれに適うのは18世紀の光波動説と現在のID論のどちらでしょうか?


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3 科学の基本を教えます (Res:547)All First100 Last50 SubjectList ReLoad 3
1神って誰 :2024/08/24(土) 15:17:26
余りにも稚拙な見るに堪えない書き込みが続いているので、科学の基本を教えましょう。

科学が検証されるのは事実によってのみです。
これが唯一絶対の真実です。

人間の主観、人間の思い、或いはその時点における学説の体系、これらは科学の真実とは全く無関係です。
その仮説或いは理論が事実に依って証明されるかどうか、それが唯一の科学における正しさの検証方法です。

極めて単純明快、科学の真実性を検証するのはそれで必要十分、それ以外の事をつべこべ言う必要は何処にもありません。

その基本中の基本を理解せずして無意味な遣り取りを延々繰り返しているのを見せつけられるのは苦痛でしかありませんね。
尤も所々拾い読みしいるだけですが笑

541神って誰 :2025/07/17(木) 14:57:34 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
エーテル理論は間違ってるんだよ
ワカッテル?
エーテル前提の波動透過反射を論ずる無意味も分からないね?
それをAIに尋ねるのも更に無意味
全く何の意味もないことをクドクドそんなにやっていたいか?

他にナニも出来ない、分からない
その証明を延々続けてる


542神って誰 :2025/07/17(木) 15:05:43 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
**設計への推論**
設計を直接証明する化石や実験はなくても、自然選択の代替案として「合理性の基準」で設計を支持できます。例として、工学では複雑なシステム(例: コンピュータ)が設計なしに自発的に進化することはない。生命がそれ以上の複雑さを持つなら、設計が背後にあると考えるのは、論理の飛躍ではなく自然な帰結です。


543神って誰 :2025/07/19(土) 15:51:03 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
全ての物理現象、生命現象は設計の存在を支持する。
ソレも極めて明瞭に支持する。
これは事実に基づいた合理的な推論の必然的な帰結であり、それ以外の結論を導こうとすると不合理に陥る。
あらゆる不合理を排除すれば、設計以外の結論が存在しない事が確認される。


544神って誰 :2025/07/20(日) 15:51:20 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
自分は順序立てて考えてるのか?
考えてるんだったら、人に聞いたりAIに聞いたりせずに、自分の考えを全て順序立てて説明して見ろよ。
聞きまくってるのは、結局自分の考えの順序立てた説明から逃げたいから。
説明し出すとまた色々不都合が生じるからね。
ひとつの誤魔化す手段ダネ


545神って誰 :2025/07/20(日) 15:53:23 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
誤って上記と同じ投稿を別スレの方にしてしまったので、そちらは削除お願いします🙇🙏


546神って誰 :2025/07/20(日) 15:58:24 HOST:softbank126089072011.bbtec.net
度々で申し訳ないです🙏


547Ken :2025/07/21(月) 14:11:25 HOST:softbank126026080234.bbtec.net
3度目があればブロックすると警告しました。


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