6月5日午後0時30分頃,カイロ市内ゲジーラ島の路上(6th October Bridge,マリオットホテル入口付近)において,邦人旅行者が強盗に遭い負傷しました。本件は,単独で歩行中に,所持していた携帯電話を犯人にひったくられそうになり,抵抗したことから,ナイフで身体を数か所刺されるなどしたものです。
ムハンマド・イブラヒム(Mohamed Ibrahim)考古相は、約3200年前に生存していたビール醸造者Khonso Em Hebの墓の発見は、ルクソール墓地遺跡における最も重要な発見の一つだとしている。
墓の内部にある壁画や天井画、彫像は、家族関係や宗教儀式の様子など古代エジプトの日常生活を詳しく描写している。ラムセス王朝時代に王の貯蔵所も管理していたKhonso Em Hebが、妻と娘と共に神々に供え物をささげる様子を描いたものもある。
考古省によると、発掘調査が完了するまで墓地の周辺には厳重な警備態勢が敷かれるという。
ナイル(Nile)川の両岸に広がり、およそ50万人が暮らしているエジプト南部のルクソールには複雑な構造の寺院やファラオたちの墓のほか、推理作家のアガサ・クリスティ(Agatha Christie)が『ナイルに死す(Death on the Nile)』を書いたとされるウインター・パレス(Winter Palace)ホテルなどの建物もある。(c)AFP