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ΜΜ● エジプトにおける日本がらみの情報スレ。 ●ΜΜ

231在カイロ スルタンホテル 塾長まる。:2013/05/21(火) 21:58:38 ID:M.JTt64o
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/467625.html


太陽熱+ガスで発電 砂漠活用、エジプトで国家事業(05/21 18:22)
コライマット発電所に設置された集熱鏡。この日は天然ガス不足で太陽熱発電も止まり、鏡は太陽と逆を向き停止していた

 エジプト政府が、太陽熱と国産天然ガスを組み合わせた発電に取り組んでいる。強い日差しと広大な砂漠を生かした大規模発電プロジェクトの第1弾で、2011年にスタート。経済危機もあって運転が止まることもあり、国内の電力不足も解消していないが、関係者は「将来への投資」と意気軒高だ。

 首都カイロの南方90キロ、砂漠の中に「コライマット太陽熱・ガス統合発電所」はある。横にした円筒を割ったような縦1・6メートル、横1・7メートルの鏡5万5千枚が58ヘクタールの敷地に並び、太陽を追って向きを変える。

 鏡が集めた熱で、特殊な油の温度を約400度に上げ、その熱を蒸気タービンへ。これとは別に天然ガスを1200度で燃やしてガスタービンで発電。その排熱(約600度)も蒸気タービンを回すのに利用する。

 総出力は14万キロワットで、ガスタービン部分が8万キロワット。蒸気タービン6万キロワットのうち、2万キロワットが太陽熱による発電分だ。総工費は当時のレートで日本円に換算して342億円(うち太陽熱部分93億円)。円借款が201億円を占める。

 同発電所のムスタファ・ユセフ主任エンジニアは(58)は「ここは太陽熱発電の最適地」と胸を張る。日射量は日本の平均値の2倍で世界トップクラス。湿度が低いため、空気中の水蒸気に熱を奪われにくい。気温が高いことも有利。大量に必要な冷却水は、近くのナイル川から引く。

 ただ、太陽熱単独では天然ガス用の蒸気タービンを回す温度に達せず、発電できないという欠点もある。発電所を訪れた日も、天然ガスの供給量が足りず、発電システム全体が停止、集熱鏡も太陽の方向とは逆を向いていた。11年の政変による経済危機で、天然ガスの供給が不安定なのだ。

 エジプト新・再生可能エネルギー庁のシャバン・モハメド長官(57)は北海道新聞の取材に「国内の化石燃料資源はいずれ尽きる。再生可能エネルギー発電のコストは高いが、競争力を持つ時代が必ず来る。今はその先行投資」と述べた。(コライマットで小林基秀、写真も)<北海道新聞5月19日朝刊掲載>


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