したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

八木橋裕子の物語の感想スレ

1北京鉄好場:2008/05/18(日) 04:27:10
SSの感想カキコはこちらへどうぞ。
ちなみに現在進行形の作品はこちらに投下中です。
ttp://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1209161019/l50

235北京鉄好場:2010/01/21(木) 01:09:41
義肢装具士≒ケアサポ
義肢≒義体
の関係は前にも誰かが言っていたような気がします。
イソジマ電工の成り立ちから考えても、
ケアサポーターは、義肢装具士の発展系と考えて間違いないでしょうね。
ひょっとしたら法的な正式名称は法律用語としては今でも義肢装具士の
ままなのかもしれません、


236adjust:2010/01/21(木) 20:02:33
>「義肢・装具製作技能士」は「検定資格」で
>「義肢」を製作できる資格です
>工場の作業員をこの資格を有しているものと思われます

おお、知りませんでした。ちょっと血が騒ぎました(ざわ…ざわ…)
ただ、持ってないと作れないと言うことはなさそうですが、あると信用が増すと言うことでしょう。

しかし、4時間で義足の一部を作ってしまう試験とは……患者さんの足に合わせて切ったり
削ったりして作ってしまうのだろうか。

237しゅわるべ:2010/01/22(金) 22:28:45
地雷で足を吹き飛ばされた・・・
大人の場合は義足にすることが容易らしいが
子供の場合はそうもいかない
成長と共に吹き飛ばされた足の骨が伸びるので
年齢にもよるが
数回の骨を削る手術をしないと
義足が装着できなくなる
当然ながら
義足も大きくしないといけない

238pinksaturn:2010/01/23(土) 23:13:49
>>義肢装具士
パラリンピック一部種目の成績は義肢装具士の腕前が重要という話を新聞で見た記憶があります。
ヤギーの時代だと、F1ピットクルー並みに花形技術者を輩出しているかも。
>>子供
足の場合は困る要素が多いですが、腕の場合は電動の適応が子供に限られている点で大人より有利らしいです。
現状の電動は、神経でなく断端の筋肉の動きで制御するため、運動神経が確立する前に慣らさなければ使い物にならないので。
>>製作技能士
工業系の資格に良くあるパターンで、事業所に一人いれば十分とかでは?。
医療系のように無資格だと何も出来ない制度だと、事業が成り立たない気がします。

239しゅわるべ:2010/01/24(日) 22:29:22
>ヤギーの時代だと、F1ピットクルー並みに花形技術者を輩出しているかも
いつの時代どんな仕事にも「神様」がいますから
存在していてもおかしくはありませんね

240パシフィックセブン:2010/04/19(月) 02:37:08
大変お待たせして申し訳ございませんでした。
「ベッドがない!」完結です。

241名無しさん:2010/04/19(月) 12:09:48
代車ではなく代義体ですか・・・
取説を片手にバラしても、とんでもないことをやらかしそう
現場であった話
六角ボルトでサイズが小さい・・
2ミリのボルトかな?とことで2ミリのレンチを持ってくるが・・・
ボルトがなんと32分3インチボルト・・使用
これには面食らった
ヤギーはこんなときはパニックになるかなぁ
インチとミリの違いで

242しゅわるべ:2010/04/19(月) 12:12:09
名前入れ忘れてしまった・・・
上は私です

アメリか製の機器は嫌い

243えりゅ:2010/04/19(月) 19:38:25
私も久々の本家ヤギー、拝読させていただきました。

それにしても、自ら自分の身体を分解するというのは酷だなあ。
恵だったら卒倒しますよw
ま、そういう事が出来るのもサイボーグならではの醍醐味なんですが。
「うふふ」と笑いながら、ヤギーにそれをさせる仁科さんも鬼ですね。
宇宙船型義体になりましょうと、平然と言ってのけるし。
これがあるという事は、「ひかり&のぞみ」シリーズは
ヤギー物語と同時期進行という事になるのでしょうか?
完結してみれば、前半部のヤギーとみわっちの居酒屋話は、あまり必要ないですね。
ヤギーの社会人生活の一コマと、とらえれば良いのかもしれないけど。
義肢レベルのみわっちは酔って吐けるけど、ヤギーは出来ない・・・orz

とにかく、忙しい中での完結、ご苦労様でした!

244名無しさん:2010/04/20(火) 01:23:05
>240
時間がかかっただけのことはあって、強烈なオチにたどり着きましたね。
切れやすい奴がこんな仕打ちにあったら、テロリストに転職してJASDAを攻撃しそう。
>241
昔、普段使うネジ類が全てミリなのに、唯一同軸コネクタだけがインチで、14ミリのスパナを万力で無理矢理12.7ミリに改造したことがあったのを思い出したw。

245pinksaturn:2010/04/20(火) 01:30:29
名前入れ忘れてしまった・・・
上は私です

アメリカ規格の部品は全部嫌い
でも戦前の航空機メーカーとかもっと大変だったのだろうなぁ。
陸軍機はメートル計器、海軍機はノット計器、日常生活は自前尺貫法。

246adjust:2010/04/20(火) 19:19:04
読ませていただきました。
標準義体に押し込まれて、検査入院の手伝いをさせられつつ、
自分の義体も整備に出せる。脳みそ交換型のサイボーグの良いところ?ですね。
外に出て良ければ、車検の時の代車みたいなもんでしょうか。

当方なら、自分を分解するときは、たった30分しか時間がないなんて
とても嘆き悲しむところです。自分の体と思えば遠慮がないから
ねじの一本一本まで丹念に分解して見物したいところです。
たとえ、脳みそが入った自分の体でも、分解できるところは分解して
見物しながら遊んでいる内に、気がつくと両腕が外れてしまって
自力では修復不能とか、首から上が外れてしまって、死亡とか
素でやりそうで怖いです。自分が。

247manplus:2010/04/21(水) 02:27:30
「ベッドがない!」読ませていただきました。
それにしても仁科さんが怖い……。
車の修理の時に代車を使うようなものでしょうか……?
ヤギーは身から出たさびとはいえ、慣れない代替品で自分の身体を
分解しなくちゃならないなんて……。
ヤギーは本当に自分の義体を損傷させずに分解できたのか心配になってしまいました。

248パシフィックセブン:2010/04/30(金) 01:25:59
みなさま感想ありがとうございます。

しゅわるべさん
ネジ一つでも規格が違うと面倒ですね。
アメリカ製義体はフィート・インチ法準拠なのでしょうし、
日本製義体と混在している宇宙ステーションみたいなところは
保守管理がややこしそうですね。

えりゅさん
宇宙船義体は最近そういうのが流行っていたので、なんとなく、です。
「ひかり&のぞみ」とのリンクは考えていませんでした。
居酒屋シーンは確かに不必要で削ろうと思えば削れるシーンですね。
逆に生かすなら、外見年齢と実年齢がかみ合ってない系のネタを後半シーンでも
入れるべきだったかもしれませんね。
田中美和が義足という設定はうっかり忘れていました。
何かそれを強調するようなシーンなり、セリフを入れればよかったです。

pinksaturnさん
ラストで、もう少し生首シーンを入れて、きっちり描写したらpinksaturnさん
好みのネタになったかもしれませんね。あのあと、どうなったかは皆さまのご想像に
おまかせということで。
テロリストに転職してもねえ。まともなメンテナンスが期待できればいいのですけど
どうでしょう。

adjustさん
> 外に出て良ければ、車検の時の代車みたいなもんでしょうか。
外にも出れるんですよ。
以前pinksaturnさんの出したネタ、臨時免許証「赤い縁取りした大きな札」
を首から下げればよいのです。でもそんなことをするくらいなら病院に
いたほうがマシとヤギーは思うでしょうね。
脳みそが入っていなければ、義体をいくら分解してもかまわないのでしょうけど
自分の脳みそが入っていたらとてもムリかなあ。身体のこと理解していれば
良いですけど、ヘタなところをいじって即死するのは嫌です。

manplusさん
> ヤギーは本当に自分の義体を損傷させずに分解できたのか
たぶんムリだと思いますw
めちゃくちゃなことになったのでは。

249パシフィックセブン:2010/06/29(火) 02:14:58
更新しました。
お金のことになると、ヤギーの頭はすぐ煮えるようですw
どうやって苛めてやろうか、楽しみです。

250manplus:2010/06/29(火) 02:47:52
「ロシアンルーレット」
早速読ませていただきました。
お金に目が眩んだヤギーにはきっと手痛い報いが待っているんでしょうね……。
まあ、欲に目が眩んでも勝ち運に見放されて、運に虐められるのがヤギーなんですよね。
どんな結末のオチが付くのか楽しみにしています。

251えりゅ:2010/06/29(火) 07:25:07
私も拝読させていただきました。
久々のアッカの登場ですね。
彼女の悪気の無い悪戯(だから余計に困る)に再び振回されるヤギー。
どんな不幸な顛末になるか楽しみです。
しかし、今回は検査入院でなくて、普段の月イチの検査ですよね。
アッカは毎月、東京まで出向いているのでしょうか?
北海道の営業所はどうなっているの? と思ってしまいます。
ま、アッカの場合は特殊義体で北海道では手に負えないと考えるれば、
ヤギーとの接点はもっと増えると思うのですが。

252パシフィックセブン:2010/07/10(土) 03:08:03
更新しました。
久々のエロになるのかな。
素直なエロも良いですが、こういうサイボーグならではのエロも
やっぱり好きなんです。ええ。
あと一回で終わります。

>>250
期待どおりの展開になっていますでしょうか。

>>251
一応月イチ検査のつもりでした。
が、毎度毎度東京というのも大変ですね。
たまに特殊な検査をしに東京に来るということにしておきましょう。

253えりゅ:2010/07/11(日) 12:30:14
拝読しました。
たしかに当ると快楽信号が走るというのは、サイボーグならではですね。
しかし、それを知っているアッカもマセているというかw
年少者用義体でも人工性器は付いているのでしょうか?
アッカのゲームはイカサマで、ヤギーはどうやっても負けると思います。

254pinksaturn:2010/07/12(月) 00:10:32
>>253
私もイカサマ説に賛成。
人工性器を搭載していても、幼児期に義体化すると脳の性感を受け入れるニューロンが発達しないのでは。
アッカはそれが悔しくてゲームを装った悪戯を仕掛けたのかも。
ヤギーが当たりを引いたのも判っていて気付かぬふりで、もう一回と言っていそう。

255manplus:2010/07/12(月) 12:47:48
>>253
私もイカサマ説に一票。
どう考えてもアッカにヤギーは嵌められているとしか・・・・・・。
どんどんヤギーは深みにはまるのではないのでしょうか・・・・・・?
しかし、深みにはまって抜けられなくなるのがヤギーなんですよね。

256しゅわるべ:2010/07/12(月) 20:40:54
私はイカサマ説よりも。性格的に追い込まれる説を提唱
ヤギーを金で釣る・・・ヤギー釣られました
ヤギーはセックスの快感を知っている・・・負けていても気持ちが良いから続ける

賭け事は「相手をよく観察・知ること」だと言われています
そこから考えると「勝負は最初から決まっていた」ですよねw

257Dr.J:2013/04/28(日) 11:13:12
お久しぶりです。Dr.Jです。
この二,三日、「走れ!5517」を読み直してみて、つい、以下のような会話を想像してしまいました。
「走れ!5517」より7〜8年後、ちょうど、ヤギーがイソジマ電工に入社した頃の話だとして。

「間君! 君は、この患者の病状を理解した上で、義体化はするなと言うのかね!」

「そうです。患者自身が義体化を嫌っている以上、義体化以外でも助かる見込みがある以上、最善を尽くすべきでは?」

「しかし、君だって解っているはずだぞ! この患者、義体化すれば95%は助かる! しかし、君の言う手術では、救命率は30%あればいい方だ!」

「患者自身、そのことは承知していますよ。理解した上で、義体化を拒否しているんです。こういう場合、当人の意志を無視すべきではない、と思いますが?」

「……良かろう。ならば、君の言う方針でやってみたまえ。ただし、失敗した場合に備えて、義体化手術の準備は平行して進めておく。それでいいな?」

258パシフィックセブン:2013/04/29(月) 00:27:20
お久しぶりです。
なるほど、確かにそういう話はありそうですね。
ヤギーがケアサポーターとして、間さんが医者として勤めるようになった時代。
府南病院に入院中の重病患者に、ヤギーが義体化のメリットとリスクを説明する。
その結果、その患者は最終的に、どんな決断を自らに対して下すのか。
なかなか面白い話になりそうですね。

259Dr.J:2013/04/29(月) 20:43:56
 Another Storyとして書くとしたら、本当の「Another」、本編とは別の流れをたどった、if編になるんじゃないでしょうか。
 そもそも、「走れ!5517」のラストは、本編のその後のストーリーとは、いささか矛盾しているんですよね。

 あの流れなら、ヤギーは大学には行かず、ケアサポーターになるために、高卒でイソジマ電工に入社していると思うんです。
 間青年との約束だけじゃありません。全身義体であることを隠す必要も無いし、義体の維持に必要な経費もほとんど会社が出してくれるだろうし、メリット多いのに、なぜそうしなかったんだろう?

 やはり、間青年と恋仲になれなかったせいかな?
 それなら、間青年とのつき合いがその後もずっと続いていたことにすれば、本編とは別のif編として、「走れ!5517」から3〜5年後の話として書けそうな気がします。
 藤原の出番は無く、「武田君」とは、ヤギーが全身義体になったことで気まずくなって別れ、間青年と「恋仲」と呼べる仲になっていたことにして。

(余談ながら、間青年のことを、ヤギーは作中で「二十歳をちょっと越えたくらい」と言っていますが、彼の実年齢は、ヤギーより少なくとも6〜7歳年上、「走れ!5517」の時点で、23〜25歳だと思うんです。なぜかって? 本人が「あともう少しで医師免許を取れるところまで来た」と言っているので、この時点で少なくとも、医学部の最上級生のはずなんですよね。実年齢より少し年下に見える容姿の持ち主だったということです。)

260パシフィックセブン:2013/04/29(月) 22:08:36
Dr.Jさん、深い考察ありがとうございます。
八木橋裕子の物語は時代順に書いているわけではないので、どうしても後から
見ると不自然なところや矛盾点が発生してしまいます。
後付でも良いので、できるだけ解消したいとは思っているのですが。
ヤギーが高卒後にすぐにケアサポーターにならなかったのは、ケアサポーターに
大卒の資格が要るということでクリアしたいと思っております。(にしても
文系ではないような気がしますが・・・)

間さんとは、そんなフラグっぽいものを立てていましたかw
もしAnother Storyで書いていただけるのでしたらとても嬉しいです。
本編からのつなぎが不自然になってしまうのであれば
仰るようにパラレルワールド的なものでもかまいません。
楽しみにしております。

261Dr.J:2013/05/01(水) 20:59:28
「ケアサポーターには、大卒の資格が必要」
 うーん……こう言っては申しわけありませんが、かえってまずいんじゃないかと……。
 そもそも、本編の内容から判断して、ケアサポーターとは明らかに公的な資格ではなく、イソジマ電工の社内資格、と言うより職種ですし……。
 設定では「義体ユーザー専門の看護婦」ということになっているようですが、看護師資格を必要としないことも確かですし……。
 相当に専門的な知識が必要な仕事であることは確かで、当然社内教育もかなり長期にわたるでしょうが……。

262パシフィックセブン:2013/05/01(水) 22:31:24
すみません。
ケアサポに大卒の資格というよりも、イソジマ電工自体が新卒の募集を
大卒しかやっていない、という意味でした。

263Dr.J:2013/05/02(木) 21:25:52
申しわけありません。こっちも言葉が足りなかったです。
イソジマ電工の社内規定について述べているのだろうとは、思っていたのですが……。
要するに、職務としてのケアサポーターには、大卒の人間しか採用していない。ケアサポーターの仕事は、大卒の人間にしかやらせていない、という意味ですね?
「就職活動」では、ちゃんと高卒の採用も行っていましたし。

264:パシフィックセブン:2013/05/03(金) 01:45:28
> 要するに、職務としてのケアサポーターには、大卒の人間しか採用していない。
> ケアサポーターの仕事は、大卒の人間にしかやらせていない、という意味ですね?
そうしましょう。矛盾が出ないようにするには、それしかないです。

265たたみ:2015/12/08(火) 00:59:02
こんにちは。たたみと申します。
八木橋裕子の物語、全話一気に読了いたしました。

深い感動と、その広大な世界観、ほとばしる人間性への渇望、機械化とは何かを極めてシビアに思考実験した膨大な作品群・・・
そういった言葉でなんとか少しはまとめようと思っていたのですが、やはりこの一連の作品から受けた感動と心の躍動に対して、
何かの言葉を発したいとおもう気持ちは私の中で抑えきれないものがあり、
ここに未整理な感情に動かされた乱文を散らすことになったことをお許しください。

膨大な作品群を、それこそ夜を徹して読了した翌日となった本日は、職場で仕事が手に付かないほど、
作品から受けたインパクトに心を動かされていました。手に付かないとは、このことでした。

本来なら作品全てを項立てして感想を整理したいと考えておりますが、特に心打たれた作品は3つありました。
「天からの贈り物」「就職活動」「最後の届け物」でした。

殊に、「就職活動」はヤギーのわずか一日を通じて、彼女の当惑と怒りとそして癒しが激しく連なる、
本当ならばそれぞれが1エピソードになるくらいの盛り沢山なエピソードが連なる連作で、
彼女の目線を通じて義体の正直な「生きづらさ」と彼女の絶望を厳しい現実と周囲の人間たちとの苦しい関係性を残酷にも描き出したのち、
後段の藤原とのエピソードにおける彼女の「生物的欲望の開放」「癒しと人間性の再認識」に至る流れが非常に心に響きました。
そこにあるのは、一貫してヤギーの脳が「人間なのだ!」と叫び、その人間性とはなにかを徹底してリアルに描いた作品として、
読了した時には震えが止まらぬ思いでした。
また、サイボーグSS群を現実的義体論として考えるとき、本作における面接時のヤギーの言葉が一番端的に
「本当に若い女性が義体化されるとどう思うか」
を一気にまとめた膨大な思考実験のサマリーとして取り上げられるのではないでしょうか。

266たたみ:2015/12/08(火) 00:59:34
「天からの贈り物」「最後の届け物」では、ヤギーの脳を中心として同心円状に広がる周囲との関係性を重ねていくことによって、
彼女の心の姿が浮き彫りになっていくとの感想を持ちました。
殊に両者で描かれる祖父の姿が軸になっているような構造を感じました。
「天からの贈り物」では近くは彼女の心に最も近い彼女の肉体、そして家族、そして以後長い付き合いになる
ケアサポーター・府南病院、逆作用かもしれませんが佐々波嬢 と徐々に彼女との関係性が連なり、
そして突然の機械化を戸惑いながらも、家族のため、自分を救ってくれた人々の懸命な思いを受け止めて、
あまりの激変ではあってもこれを受け入れていく彼女の強さの萌芽を見ることができました。
決定的なのは、標準義体の彼女を迷いなく受け止め、初めて彼女の自我と人間性の存在(残存と言ってもいいかと思います)に
力強く承認を与える祖父の姿でした。
この作品では、その後のエピソードに比べて、涙が与えられ、眼鏡の説明書に父の想いが映し出され、
自殺を試みたときに表れる彼女の肉体との会話など、幻想的なシーンが彼女の混乱と恐怖を癒し、
祖父に抱かれて強い心を回復するまでの流れが印象的でした。涙を禁じ得ませんでした。
「最後の届け物」では、亡くなった祖父からの最後まで変わらぬ想いと引っ越し屋のメンバーとの心の連帯が、
機械の力を借りているとはいえ、まごうかたなき人間である彼女を再度浮き立たせます。
これだけの連作で、かつ味付けも怒りから愛欲まで幅広い作品であっても、このように彼女のライフイベントのスポットを的確に捉えて、
一人の人間性は、周囲の他者との相互関係によって位置づけられるという社会的存在の人間を、機械の体とギャップがあればこそ、
さらに浮き立たせ、彼女の成長にもつながっている点に深く感じ入りました。

267たたみ:2015/12/08(火) 01:00:50
一群の八木橋裕子の物語群に通底するのは、身体の機械化によって却って精神の、心の重みを描き出していく方法としての
「本当にこの世に義体化された女性がいたらどうなるか」を楽しんで思考実験しておられるであろう作者様の
手法の有効性とリアルさによる、人間の本質は何に宿り、どのような形をしているか、を描いている姿勢ではないかと感じます。

今日は、ここまでにさせていただきます。
また言葉がまとまれば、今度はサイボーグ女性に心惹かれてきた自分とこの作品群との関わりを通して、
自分の視点からの感想を記入させていただきたいと思います。
長々失礼いたしました。

268たたみ:2015/12/10(木) 00:12:11
こんばんは。一昨日に続いてたたみと申します。
まだこの作品群に語りたいことがあります。我慢もしきれない思いですので、できるだけまとめて書くようにします。

 自分と八木橋裕子の物語との関係を述べます。
実は2006年にすでにフェチ板で連載を読んでいました。
このサイトが立ち上がり、むさぼるように読んだものです。掲示板にもお邪魔させていただいていました。
でも、ある時あまりののめり込みに、これ以上耽溺するのが怖くなり、以後9年間、意識的に近寄らないようにしていました。
仕事にならない恐怖、すべてこの世界に魂丸ごと奪われてしまいそうな恐怖がありました。耽溺しやすい自分の弱さが怖かったからとも言えます。
 このたび9年ぶりに再訪しました。自身にも色々な変化がありましたが、衝撃はなお強いものの、受け止めることができる自分を感じました。
 以下、私の目線から見たこの作品群へのこだわりや感動を書き出させていただきます。

**********************************************************
 
今の日本社会に、本当に全身義体の女の子が存在したら何が起こるか、徹底した思考実験が魅力の柱になっていると考えます。
・体重が重い→自転車が限られる ・金属探知機を通れない→修学旅行でエライことになる ・熱い寒いがわからない
「そういえばそうなるな」と気づかされる積み重ねの面白さ(当人には不快でしょうが)が魅力です。
義体の思考実験で性生活を強く扱っていることは、フェティシズムを持つ我々読者には重要なことだと思います。
ヤギーの言葉にあるように、性機能を使い倒して人間性を再確認することは、義体の目線から見た人間性とは何なのかを
煮詰めていった結果として重要なことです。
性機能実装以前の義体者の人間性への距離感の遠さはいかばかりか、思いを致せば義体の苦しみの深さに寒気すら感じます。
女性として性的快感を他者にコントロールされることの恥ずかしさや悔しさは耐えがたいことだと思いますが、
「食事会」での深町さんは開発の実験台になってでも好きな人と愛し合うためだという姿勢は、どんなAIでも不可能で、
悩みながら生きることを続けてきた自立した人間でないと産み出せないものです。
誤解されやすい言葉でしょうが、彼女の「私は私のためにこの会社で働いてる」重い言葉だと思います。
性機能に関連して体液も重要です。汗も涙もない体。女性の描写で泣くシーンは重要です。
しかし、涙ないがゆえに却って雄弁にヤギーの大粒の涙を読者に見せる語り口「最後の届け物」は、作者さんの筆力の凄みを感じます。
義体技術が一定の実用化を達成し、普及期に入った時代でも維持費負担の重さを強調するのも、あまりない手法だと思います。
銀河鉄道999でも機械の体を得るためにはお金がかかる、とは言われていますが、なったらなったでメンテナンスコストが大変というのは確かにそうで、
ヒーローたちと違って市井の義体者はどういう負担になるかという、リアルな思考実験の結果だと思います。
普及初期では義体化されることで、生きる経済的負担が重くなるあまり、もとの生活には帰るのが事実上難しい、という世界は、
なにより普通に生きたいと願う若い女性にはいささか過酷に過ぎるとも感じますが、人工腎臓による透析も、実用化段階では
大変な負担となって、経済的に透析が続けられず亡くなった方も多いと聞きます。
その過酷さに対して、毅然と立ち向かうヤギーはとても強く、そしてだからこそ愛ある支えを渇望する彼女の姿を浮き立たせます。
一般社会から離れざるを得ない環境下ですから周囲の普通の人は身構えるでしょうし、偏見や好奇の目、我々のようなフェティシストの眼(もっともこれが嫌でしょうが)を浴びることの不快感も女性的視点から見たらリアルを感じます。
私たち読者には義体は憧れであり、興味の対象ですが、ヤギーはきっと、こう思ってるんじゃないかと思うのです。
「そんならいっぺんなってみろ!なんだこの当たり前のこと何一つできない体は!」って。

すみません。続きます。

269たたみ:2015/12/10(木) 00:17:25
(これを最後とさせていただきます 本当に申し訳ありません)

私は男性で、サイボーグフェチであります。
私の男性的視点でのサイボーグのイメージは、特別になりたい・ヒーローになりたい・メカ女子のメカに惚れるフェティシズムとまとめられます。
でもヤギーの女性目線では、普通でいたい・人並みな日常が欲しい・子供を産めない喪失感・機械の姿じゃなくて自分の心を本当に愛して!
という対立構図が見て取れます。普通社会での義体世界を空想するには、確かに一般女性の視点から生きる義体の姿を投影する手法は成功していると思います。
しかし、われわれ読者はサイボーグフェチなわけで、ヤギ―には一番嫌われる男なのでしょうw 彼女は永遠に我々のことは振り向いてくれないでしょうね。
 藤原は果報者です。羨ましい。いつか藤原とは一緒になってほしい。結婚生活も読みたいと思う次第です。

 自然人から離れがちのフェティシズム妄想世界を現実に引き戻して、義体の女性が自分の力で、生きる喜びと人間関係の豊かさを
自分の力で勝ち取っていく彼女の強さと成長の姿がこの作品を魅力的にしています。
そういえば一人称で語りきるスタイルは往年の新井素子を彷彿とさせて、私のような年代のものには効き目のあるスタイルです。
作者さんは男性の方とお見受けしますが、会話に女性を浮かびかがらせるその語り口が悔しいぐらい上手いなと感服です。
そこには、健全な家庭生活・社会生活を通じて幅広い女性との会話の積み重ねが裏打ちになっているのではないかと推察します。

 サイドストーリー群も魅力的です。本作を読了してから二次創作の「メッセージ(前篇)」を読むと、涙をこらえることができません。
素晴らしい集合知の結晶であって、同人誌の健全な姿だと思います。できることなら自分もその流れに加わりたいものですが、
いかんせんフィクションを読むことやストーリーを作ってテキスト化することが苦手な人間です。
私は学生時分から長い間いわゆる漫画同人誌の世界にいるのですが、そこの活動でも同人誌の創作というよりは
作者と読者の仲立ちをする同人誌イベントづくりなど、現実世界で何か動きを起こすのが自分の表現と心得ています。
 そういった視点で、今さらながら何かできないか、企画屋の習性で何やら考え始めている私がいます。

 フェティシズムも突き抜ければこの世界線にまで到達したことに感服します。
一連の世界は、もはや文学の香気を感じると言ってもよいと思われます。

サイボーグを描き、機械フェティシズムも満足させながらも、一人の「人間の」女性の姿をとりわけ美しく魅力的に描き出す
八木橋裕子の世界は、9年ぶりに戻って来ても、私の心に大きな衝撃を与えてくれました。
 機械を描き、機械を語らず。ただ人間を語るその世界に、感謝。

 この世界に触れることを恐れて逃げていた私の不明を恥じること如何ばかりか。
 もう公開から10年近く経っての、遅れてやってきた者のメッセージ、思うが儘に記させていただきました。
 長文乱文、大変失礼いたしました。

 望むらくは、久しぶりの書き込みとなるかと思いますが、今からでも遅くないと迎えていただける同好の諸先輩方がおられれば
この場を以て意見交換などさせていただければ幸いです。

   2015年12月 たたみ 拝
  (9年前は局長と名乗って居った者です)

270パシフィックセブン:2015/12/12(土) 11:20:15
たたみさま
熱のこもった感想ありがとうございます。
9年ぶりの訪問とのことですが、そうか熱心に掲示板で活動していたころからもう9年になるのだなと、
あらためて月日の経つことの早さを実感します。そして9年前に八木橋裕子の物語を読み衝撃を受け、
9年もの間その思いを秘めつつも今回再読し、あらためてこれだけの思いを抱いていただいた。
そして思いのたけを感想としてぶつけていただいた。なんとも作者冥利につきます。改めてこの世界を
創造してよかったと、私も感激いたしました。

心の残った作品は三作品。「天からの贈り物」と「就職活動」とともに「最後の届け物」を選んでいただきました。
物語を創作するうえで一番大変なのはオチをつけること、きれいにたたむことだと私は思っていて、
そういう意味では「最後の届け物」は、自分自身としては綺麗にまとめることができて、お気に入りの作品なんです。
でも巷の人気はいまいちでしたので、今ここで「この作品が気に入った」と言っていただけると嬉しいです。

一連の作品については、うまく一言で表現していただきましたね。
「思考実験」
なるほどと思いました。表の顔としては架空鉄道などやっていることからも分かると思いますが「もし世界がこうだったら、
どうなるのか」というシミュレーションは大好きです。恐らくは、それが作品世界に大きな影響を与えている感じですね。
またそういう性格ですので、義体の存在しうる世界の在り方については、できる限り綿密に作ったつもりです。
それが二次創作への参入しやすさとなり、多くの二次創作に恵まれていることにも
つながったのかなと思いました。

さて、私もここまで作品に対して熱い思いを抱いていらっしゃる方が一人でいるのであれば、
久しぶりに物語の続きを書いてみようかという気が起こってまいりまいした。
実はお正月にすばらしい絵をいただいておりまして、その絵基づいただいたいのあらすじは
頭の中でできているのに作品化されていないものが一つ。まずそれを仕上げてから、
もし同人誌というノウハウをお持ちなのでしたら、ヤギーの高校時代のはじまりの話
(これもなんとなくはストーリーはできていてずっと温めっぱなしのものです)を、
アドバイスをいただきつつ同人誌化できたら面白そうだなあと思っています。

今回はご感想ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

271K自転車:2015/12/12(土) 13:11:31
おお、遂に動き出す!
一年待った甲斐が有りました♪

272パシフィックセブン:2015/12/12(土) 14:27:28
>>271
お待たせしてしまってすみません。
やります。せっかくのヤギーバラバラ絵、決して無駄にはいたしません!!

273たたみ:2015/12/12(土) 21:23:15
パシフィックセブンさま

レスをいただき、心より感謝しております。

自分で読むのも恥ずかしい、なんともとっ散らかった長文の感想でして、激情ばかり先立ってしまいました。
しかし、>>270 のように、次回作の構想まで語っていただいたというのは、少しはお役に立てたのかな、と嬉しくも思います。

ヤギーの高校復帰は、彼女が義体であることの社会的な苦しさや不快さを一番最初に浴びる、苦い洗礼のような位置づけに
なるのではないかなと想像してしまいます。
今公開中の高校時代の話は、サイボーグネタの小品が並んでいて楽しくはあるのですが、学校に復帰したそのときは、
それはそれは彼女は悩むだろうなと。
そこから、ある日突然義体にされてしまった女子高生の目線から、生きていることの再実感、心の支えの発見、そういったものの描写を期待します。

同人誌化その他、再びここが盛り上がってくれば、おのずと紙媒体での拡大も実現は困難ではないと考えます。
実は自分のお役に立てるフィールドで、サイボーグ同人の具現化、同好の士の結集、そういったところで密かに心に期するところがあります。

今後も、サイボーグ作品を通じたこちらでの交流を続けさせていただければ幸いです。

274たたみ:2015/12/12(土) 21:29:52
パシフィックセブンさま

レスをいただき、心より感謝しております。

自分で読むのも恥ずかしい、なんともとっ散らかった長文の感想でして、激情ばかり先立ってしまいました。
しかし、>>270 のように、次回作の構想まで語っていただいたというのは、少しはお役に立てたのかな、
と嬉しくも思います。

新作として、ヤギーの高校復帰を構想されていると聞き、とても楽しみに思います。
彼女が義体の社会的な苦しさや不快さを一番最初に浴びる、苦い洗礼のようなタイミングではないかと思います。
ある日突然義体にされてしまった女子高生の目線から、生きていることの再実感、心の支えの発見、
そういったものの描写を期待します。

同人誌化その他、再びここが盛り上がってくれば、おのずと紙媒体での拡大も実現は困難ではないと考えます。
自分のお役に立てるフィールドで、サイボーグ同人の具現化、同好の士の結集、そういったところで
実は密かに心に期するところがあります。
今後の盛り上がりが実現すれば、それは困難なことではないとも思っています。
おって提案させていただきたいとも思っております。

今後も、サイボーグ作品を通じたこちらでの交流を続けさせていただければ幸いです。

275パシフィックセブン:2016/01/22(金) 01:44:12
超久々の新作「ありのままの姿みせるのよ」を投下しました。前回の投下から丸三年以上たっているのですね。
ヤギー久々に書いてみましたけど、どうでしょう。違和感なければ幸いです。

今回のヤギー新作製作のきっかけを作っていただいた、たたみさんとKさいくるさんのお二人には
感謝してもしきれません。ありがとうございました。

276たたみ:2016/01/22(金) 21:52:40
昨夜の新作発表の報から一晩遅くなってしまいました。
見ようと思えば昼休みでも読めたんですが、そんなことすると午後は妄想に浸りこんでしまうので
帰宅してゆっくり読みました。
こういう機械化女性フェティシズムを満足させてくれる、そして、深い愛情と信頼が裏打ちにある藤原君との関係の
ないまぜになった密かなお遊びも良いものです。
それにしても自分で手足を外してダルマ状態になるとは、吾等がヤギーもずいぶん頑張ったものですねぇ。

オチも何だか想像してたとおりで、楽しく読ませていただきました。
これを筆慣らしに、ぜひぜひ、より重厚な、より彼女の生と性を追求する
新作が読める日々を楽しみにしております。

277パシフィックセブン:2016/01/23(土) 00:29:27
お読みいただきまして、ありがとうございます。
次回は、より重厚な、より彼女の生と性を追求する作品とのことでありますが、
たとえば下記のどれが読みたいですか。そのとおりにできるかは別として希望を聞いてみましょう。

①リハビリ編でのヤギーの肉体を喪失するきっかけとなった加害者と対面する話
②義体展示会の続き
③高校の陸上部時代のスポ魂っぽい話
④ヤギーがケアサポーターの立場から義体化した少女のリハビリをサポートする話
⑤義体者が普通免許のままでは社会に迷惑をかけるだけ。特殊免許に切り替えて
 社会貢献してたい。と主張するネトウヨ系義体化少女との交流を描く社会派っぽい話。

278たたみ:2016/01/23(土) 07:58:05
おはようございます。
希望をお聞きになられると、こちらも考えてみたくなります。

ワタシ的には③をベースに、義体化によって長期療養したあとの高校復学の話を読みたく思います。
義体化を隠して部活に戻ってみたものの、何かの拍子で派手にメカバレして・・・・
(わたしはそこでソソられます)それでも最後は真の友や理解者に出会って救われる。
といった流れはどうでしょう。

④と⑤では特殊免許になっている義体女性との意識的対立と、そうでないと生きていけない過酷な現実
(その後を生きる救命の手段なのに、その後の生き方が事実上決定されてしまうQOLの低い世界)
を踏まえて女性サイボーグのそれぞれの生き方を複線的に描いていく、という切り口も魅力です。

まあ、すべては作者様のインスピレーションによるところでありますので、
どの切り口からでもきっと義体フェチを満足させていただけるものと思っております。

279えふ:2016/01/23(土) 10:40:44
 こんにちは えふです

 ご無沙汰いたしました。
新作拝読しました、いやあ〜ヤギーと藤原君愛し合ってますね。
ありのままのヤギーを受け入れる藤原君、漢ですねぇ。

しかし四肢取り外しプレイですか、サイボーグものならではのお話ですね。
濃いです(わらい
ヤギーの乱れっぷりはなかなかのものでした、良かったです。

 さて
アンケートですがえふ的には④が良いです。
この話はずっと前からどんな風に書かれるんだろうと思っていたお話ですので。
きっと少女もヤギーがそうだった様に自分の置かれた立場を恨み悲しむでしょう。
そんな少女にヤギーは根気よく接していく。
そんな話が読みたいです。

実は④がいいというのには「大草原の小さな家」で、長女が視力を失って盲学校へ入るというお話が根底にはあるのでえす。
長女は(名前忘れたけど)最初絶望に囚われていましたが指導してくれた男性のおかげで希望に目覚める。
そしてその男性も盲目だったと知らされる、あの話は感動でした。
そんな感動をもう一度見てみたい、と思うのです。
それこそがヤギーが全身義体になった意義だと思うのです。
なんか乱文になってしまいましたね。

あとジャスミンと佐倉井に自分の身体の事を打ち明ける話も読んでもみたいというのは変わっていません。
ショックを受けるであろう二人、でも女の友情はそんなことで砕けるものではないはず。
わんわん泣きじゃくるジャスミンと佐倉井、そんな二人に涙を流せないヤギーは優しく二人を抱きしめる。
そんなお話も見てみたいです。

 宣伝になるのかな?
最近ピクシブに昔描いたメカオタクとカレの為にサイボーグになったカノジョの話をアップしました。
サイボーグ メカオタク で検索すると出てきます、その他の絵は〜…見ないでくださると助かります。

それでは本当に乱文失礼しました、次作に期待しております。

280㈱東京トマト:2016/01/23(土) 23:12:02
こちらではご無沙汰です。

新作拝読いたしました。
久しぶりのサイボーグ娘SSに感激であります。

ヤギー作品では久しぶりの直接的なメカバレが嬉しい限りであります。
四肢バラバラに継ぎ目、それを恋人に見せて人間として恋してくれるかどうかを試すところが
ヤギーらしいです。
それに藤原クンも応えてくれるのがサイボーグ娘ならではの恋の形で萌えました。

私も便乗して何か書きたいなぁ…

次回作の構想アンケートについてですが、私は②・④・⑤の作品が気になります。
②については続きが読みたいから、④・⑤についてはパシフィックセブン様が
ヤギー以外でサイボーグとしてのコンプレックスを抱いている少女の葛藤をどのように
描いてくださるのか非常に気になるため、3つエントリーいたしました。

次回作も楽しみにしております。

281パシフィックセブン:2016/01/25(月) 22:58:09
ありがとうございます。
皆さまの回答をみますと、④や⑤のヤギーが義体少女をどうサポートしていくのか
見てみたいという方が多いようですね。
サイボーグものとはいえ、今のところこの物語本編に登場する全身義体の
キャラクターはそう多くないですものね。
女性に限定すれば、片手でも余るくらいの数しかいなくなってしまうような。
そういう意味では、新しい全身義体キャラを出すのは面白いかもしれませんね。
ただしもし書くとしても
> きっと少女もヤギーがそうだった様に自分の置かれた立場を恨み悲しむでしょう。
> そんな少女にヤギーは根気よく接していく。
こういう展開にはならないかもしれません。
確かにこれが王道なのですが、私はあまのじゃくなんですw

282パシフィックセブン:2016/01/25(月) 23:09:17
>>278
だぶん次回作は③になるような気がします。
なぜなら③が一番ある程度のストーリーが決まっているからです。
まさしく③をベースにした復学の話です。
ヤギーをいじめてみたいです。
>>279
えふさんは、以前掲示板にいらっしゃったことがあるのですね。
ありがとうございます。
また、妄想爆発の絵も見させていただきました。すばらしいです。
私は気が狂わないと創作なんかできないんだよが持論なのですが、
まさにそれを地でいってますね。
>>280
ご無沙汰しております。
またツイッターでもヤギーに関する創作物をあげていただいたり、
ヤギーやその他のキャラクターの声についてもあれこれ考察いただいて
ありがとうございます。
そうやって、創作世界で様々に遊んでいただくことが、
作者にとり何よりはげみになります。

283toku2:2016/11/17(木) 23:04:58
攻殻、紅パン大好きで、「全身義体」でググったら、八木橋ワールドがヒットして、面白いので一気読みしてしまいました。
凝った世界設定で、なにかとヤギーちゃんがトラブルを起こして、不幸な目にあうのが面白く、何度も笑わせて頂きました。
(ん?誰か来たようだ……)

ただ、大学・社会人編は不幸になってもその後取り返しがあったりして良かったですが、高校編はちょっと可哀想で見てられなかった…
主人公が不幸になっても、その分、後で取り返しがあるとスッキリしますが、不幸なままだとなんとも読了感が悪くて…
まともな人(義体を差別しない人)が一人くらい居てあるなを諫めて欲しかったです。

少し古いアンケートでしたが、⑤に近い、全身義体に強い憧れを持って、全身義体になれないなら死んじゃっても良い!とヘルメット被って電車に飛び込むような、ヤギーちゃんの正反対の娘の担当になったらどんな反応するかなぁとちょっと考えてしまいました。
自衛隊?行く行く!性能アップや機能追加してくれるなら何処にでも!と人間から離れたがる娘と、これ以上人間離れしたくないヤギーちゃんの葛藤はどんな感じかなーと、文才ある方が羨ましいですね。

最後に八木橋ワールドではバイオテクは進化しているのでしょうか?
iPSみたいに、ヤギーちゃんの脳細胞の数個から万能細胞を作り、人間の身体が再生できたら、嗅覚とか食事も、そして最終的には生殖も可能になるとしたら、その機能を追加していくのかな? というのも気になりました。

ブクマにいれさせてもらいましたので、更新は逃さないようにしていきたいと思います。

楽しい創作期待しております。

284パシフィックセブン:2016/11/20(日) 13:12:37
toku2さん。感想いただきましてありがとうございます。
>「全身義体」でググったら、
そうなんですよ。全身義体でぐぐるとありがたいことに上位に来るんですよね。
紅パンなどの作品から、新しい読者さんを呼び込めるとは嬉しい限りです。

高校編については、まだエピソードが少ないですからね。
そもそも最初のストーリーすらできていない有様で。すっきりしない読後感については
後に続くエピソードでフォローしたいと思っています。

⑤の流れでの、もともと宇宙や星が好きで好きで、宇宙空間にも簡単に行くことができる
全身義体に強い憧れをもっていた娘のケアサポをヤギーが担当することになり、
様々なギャップに悩む話は面白いかなと思っていました。

バイオテクノロジーについてはそうなんでしょう。こちとら機械の身体フェチですからねw
そういうものを覆す前提の化学技術は極力見なかったふりをしたいところです。
現実には、サイボーグ技術はあまり進化しないうちに、細胞再生技術に代替されてしまい
そうな予感がしますけどね。

それでは今後ともよろしくお願いします。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板