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科学と疑似科学とを判別する(2)

44ゲジゲジ:2021/07/01(木) 08:05:46 ID:eBsfVGr6
ヨコからですが、いくつかの重要な論点が入り乱れているように見えるので、整理してみます。
少しでも効果的に議論を進めて頂く助けになれば・・・


【論点1:「具体現象」の定義】
diamonds8888x様
>>18
>「太陽が昇る∧太陽が昇らない」は「決して実現しない具体事象」です。

Ken様
>>19
>私がいう「具体事象」とは、どのような観測がなされたらそれが実現したといえるか、が明示的に定義されることをいいます。

お2人で「具体事象」の意味が異なっていますね。敢えて確認するまでもないですが。



【論点2:論理矛盾する理論はあり得るか? 検証できるか?】
>>43
>コンピュータ・シミュレーションでは、今の私たちが支持する物理法則と矛盾する事象は実現できても、論理矛盾を実現することはできません。
>「P∧¬P」の具体例など出しようがないということです。

言葉の定義はともかく、「P∧¬P」すなわち論理矛盾する理論は決して実現しない、という一点について、漸くお2人の見解が一致した事が確認できました。
そして決して実現しないのだから、論理矛盾する理論は検証できない、という事もお2人で一致できたようです。



さて、diamonds8888x様がどの様に議論を進めて、どこに議論を収束させようとされているのか、私には分かりかねるのですが、私は現時点で最も優先度の高い論点は以下なのではないかと思います。

【論点3 論理矛盾する理論に「疑似科学の資格」はあるか?】
>>39
-----以下引用---------------
あるいは、「太陽が昇る∧太陽が昇らない」は「科学と自称する」からアウトで、「旭日高く」や「川がささやく」は、科学を自称しないからセーフなのですか?
ですが「科学と自称する」とはどういうことを意味しますか? 「これは科学理論です」と「科学理論」という文言が入っていることでしょうか?
そうではないでしょう。それなら「科学理論」という文言を避けつつも、「事実はこうだ」と言って、トンデモ理論を広められるはずです。
「科学と自称する」とは、語っている内容が、現実に、具体的に、起こると主張することではないのですか?
-----ココまで---------------

ここで言う「現実に、具体的に、起こると主張すること」というのは、Ken様の「具体事象」の定義に従えば、要するに検証され得る現象が起こると主張する事、と読み取れます。

>>21>>23>>29
【科学と疑似科学とを判別する「基準」は、「科学を称している理論」を判別するものである。】
どうやらこの文言自体についてはお2人の見解は一致していますが、肝心の「科学を称している」の意味がお2人で違っているようです。

ここをまず一致させないと、どんなに「科学と疑似科学を判別する基準」を議論しても、決して噛み合う事はないのではないでしょうか?
>>39にはKen様の根本的な誤解・・・というよりKen様の「こうあらねばならない」という信念のようなものを感じます。
第1掲示板で議論していた時にも、「『霊魂はいる』というのは疑似科学だ」とか「宗教法人が運営する学校で宗教を教えるのは疑似科学」のような発言がありました。
その際に私は「科学を主張しなければ疑似科学ではない」という事をお伝えしたし、diamonds8888x様も仰っていたと思うのですが・・・

幸いにKen様は「diamonds8888x様の基準に合わせる」と言っていますから、ここは問答無用でdiamonds8888x様の見解を明言して頂いて、そこに合わせて頂くようにしたら良いのではないかと思います。


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