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化学物質過敏症についての掲示板

591TAKESAN:2013/07/17(水) 21:52:44 ID:???
>>590
いや、ですから、あなたは化学物質過敏症と呼ばれるものの原因については何も主張していないという事なのですか?

592:2013/07/17(水) 21:55:15 ID:10IsHUIU
>>591
なぜ話を逸らすのか理解に苦しみます。
私の主張は関係ないと何度いったらわかるのか。物分かりか大分悪いようで。

さて、私はそろそろ御暇いたします。
ぜひ、NATROM氏が「臨床環境医学」に対して論文で学術的に反論いただくことを願います。それでは。

593TAKESAN:2013/07/17(水) 21:56:22 ID:???
原因について特に何も言っていないのなら、人体実験がどうとか有意差を持ち出したりとか、臨床環境医学はこういう事をやっていると説明するとか、一体そんな話に何の意味があるのでしょうかね。何を持ち出そうが原因など解らん、という話ではありませんか。

594TAKESAN:2013/07/17(水) 21:57:18 ID:???
ちょっと連投し過ぎましたね。失礼しました>NATROMさん

595NATROM:2013/07/18(木) 00:19:01 ID:???
>>566はNATROMです。

>>567
明暗をつけることで読みやすくなったと考えたのですが、色も変えるべきでしたでしょうか。

ttp://f.hatena.ne.jp/NATROM/20130718001048

チェッカーは私も使ってみました。十分読めると判断したのですが、なかなか難しいです。

596NATROM:2013/07/18(木) 01:02:24 ID:???
あさんへ。

「実験者自身が駄目になるんですから。(もちろん被験者も)だから負荷試験はやらないことになった」のだそうですが、本当でしょうか。ソースを示してください。実験者であってもかような濃い濃度は取り扱わないと思います。あるいは、「実験者自身が駄目になる」という理由で負荷試験を行わないのだとすれば、当然動物実験も行わないのですよね?化学物質過敏症よりもずっと高い濃度で症状が生じる急性中毒に関する動物実験も、「実験者自身が駄目になる」と、あさんはお考えですよね?

負荷試験を行わないようになった理由は、「二重盲検下での負荷試験では有意差が出ないことがようやく周知されてきたからだ」と私は考えます。まあ大きな一歩ですね。


>生活環境におけるVOC濃度の上下でバイタルに相関があるかどうかの実験

傍証ぐらいにはなりますが、被験者がどの地点でVOC濃度が高いか低いかを推測できた場合(被験者によってはできると思う)、VOC濃度ではなく心理的要因でバイタルに相関が出る可能性が否定できませんね。「あっ、このあたりVOC濃度が高そう」という認識はバイタルに影響しえます。


>遺伝子多型の研究

「心理的要因でさまざまな症状が誘発されやすい人」の遺伝的な特徴がわかるだけかもしれません。


>NATROM氏がもし本当に「化学物質過敏症」は心因性であると主張するのだとしたら、
>同じように論文として起稿するのが筋では。

それは論文にならんのです。なぜなら新規性がないからです。すでに『「化学物質過敏症」は心因性である』(より正確には「化学物質過敏症の症状誘発は心理的要因によっておこる」、とか、「化学物質過敏症は身体表現性障害あるいはその類縁疾患である」とかですが)と主張している論文は山のようにあるのです。そういう山のようにある論文を元に、UpToDateやAMAが結論を出しているのです。「ホメオパシーに特異的効果が無い」という主張をしたとしてまともな論文にはならんでしょ、それと同じことです。一方、私の知る限りでは、瞳孔反応に限らず何らかの有意差をきちんとコントロールされた二重盲検法で示した英文の論文はありません。新規性ありまくりです。いったいなぜ宮田先生らが「神経眼科」などという身内の和文雑誌にしか発表しないのか不思議でたまりません。

「論文として起稿せよ」という、あさんとまったく同じことを言っていた人がいました。その人には上記したのと同じような説明をしたのですが、どうやらご理解いただけなかったようです。あさんはどうでしょうか。

597:2013/07/18(木) 04:39:27 ID:10IsHUIU
ご本人がご登場いただき有り難うございます。

>負荷試験を行わないようになった理由は、「二重盲検下での負荷試験では有意差が出ないことがようやく周知されてきたからだ」と私は考えます。まあ大きな一歩ですね。

有意差の出ている論文を提示しましたが、お読みいただいてないようですね。
また、なぜか動物実験を引き合いに出しているようですが、動物実験でも当然実験者にリスクはあります。
化学物質過敏症の実験ですと、呼吸器経路の曝露が主になるので、当然実験者へのリスクは格段に高い。

>「あっ、このあたりVOC濃度が高そう」という認識はバイタルに影響しえます。
化学物質過敏症は極低濃度に反応するのではないですか?「あっ、このあたりVOC濃度が高そう」などという、
奇特な表現を使う辺り、とてもじゃないけど科学者とは言えませんね。そもそも、私の提示したものはお読みになりましたか?
ぜひ、そちらを引用いただき、日記でもなんなりでも真面目に論考をお書き下さい。

>「心理的要因でさまざまな症状が誘発されやすい人」の遺伝的な特徴がわかるだけかもしれません。
遺伝子多型で身体表現性障害がわかるということですか!驚きの発見ですね。
あまりに奇特でトンデモな発想でしたので思わず笑ってしまいました。ぜひ、その件もご自身の日記に書かれてみては?

>そういう山のようにある論文を元に、UpToDateやAMAが結論を出しているのです。
仮に山のようにあったとして、エビデンスレベルが正しいという話にはならないのでは。
少数の医師の見解でしかないUpToDateが「結論」をだしているという表現は、あまりにも医学者としてかけ離れている考えだと感じる。
まさか、それを「鵜呑み」にして臨床に当たっているのだとしたら、まさに医者の資質の欠落と言わざる追えない。

また、20年も前のAMAが「結論」を出しているとおっしゃってますが、本当ですか?
でしたら、それ以降にMCSの研究はストップするはずですが、なぜそうなっていないのか。
そもそも、まだ未知の病態であるMCSに安易に「結論」などだせるわけがない。AMAを引き合いに出すのは権威主義ですか?
片瀬久美子女史の迷言、「科学は、時代や文化などで変わってくる価値観には左右されません。 」を思い出します。

さて、新規性がないならなぜ1992年以降も化学物質過敏症に否定的な見解を示す論文が提出されているのか疑問です。
論文を起稿しないというのは、ご自身が「論文を起稿するだけの能力がない」と言っているのと同義です。
ぜひ、ご自身の妄想理論を学術的に表明いただき、「臨床環境医学」と対峙していただくことを切に祈ります。

598:2013/07/18(木) 04:47:01 ID:10IsHUIU
なお、何度も言っていますが対峙するのは私ではなく「臨床環境医学」であることはお間違えなきよう。
私は論戦する気はありませんし、試験デザインにあれこれ言えるような立場ではありません。

ご自身の信頼がかかっています。論文、頑張って書いてくださいね。

599TAKESAN:2013/07/18(木) 06:17:41 ID:???
>>595
基本的には白地に黒かなとは思います。それはそれで、眩しくて見辛かったりするのでむつかしいですけれど。背景を薄めのグレーにするとか。

>>598
「試験デザインにあれこれ言えるような立場ではありません。」のならば、「エビデンスレベル」がどうこう等とも言えないでしょう。
しかも、エビデンスレベルは「正しい」では無く「高い/低い」です。エビデンスレベルってほぼ専門用語なのですが、理解しておられますか?
だから、そんな認識では、あなたがどんな論文を提示しようが意味が無いでしょう。

---------------------

何度も言いますが、「有意差」だけでは何も言えません。違いがあろうが無かろうが結果は有意になり得ます。標本を大きくすれば、差が極小でも有意になります。そもそも有意水準を設定する意味というのを考えるべきです。問題は、臨床的に意義のある違いがある事が、いくつもの適切なデザインによる研究によって支持されているかどうか、です。
尤も、あ さんは有意という言葉の意味をご存知なのか定かではありませんが。

600:2013/07/18(木) 07:55:11 ID:10IsHUIU
>>599
エビデンスレベルが「正しい」という表現はおかしいですね。申し訳ありません。

さて、貴方は何度言ったらわかるのかわかりませんが、
NATROM氏が批判しているのが「臨床環境医学」だとするなら、
当然「臨床環境医学」の論文を引用して批判する必要性がありますが、それはご納得いただけますか?

私に対して、なぜか異様に執着しているようですが、そもそもNATROM氏の矛先は「臨床環境医学」に向かっているはずです。
私を叩いても埃ぐらいしかでませんので、ぜひNATROM氏が論文を書き、正々堂々と「臨床環境医学」と対峙することを望みます。

601NiKe:2013/07/18(木) 09:49:50 ID:kKmGqVRA
> 当然「臨床環境医学」の論文を引用して

ttp://members.jcom.home.ne.jp/natrom/CS.html や「NATROMの日記」をちゃんと読んでます?

602:2013/07/18(木) 09:59:04 ID:10IsHUIU
>>601
新しい論文が提出されたらそれに対して反論するのが筋ですが、どうやらNATROM氏は古い(自分の都合のいい)論文しか引用しないという
都合のいい性格をしているようですよ。さらに、一般書籍を引用するなど論外。

603NiKe:2013/07/18(木) 10:08:13 ID:kKmGqVRA
身内雑誌で、1本だけで、英文にもしてない。
という時点で「別に無視してもいいかあ」と思われるんですけどねえ。

本当にこれが何か決定的だと思うんなら「ちゃんと検証したんだ」と主張する人が引用すればいいと思うよ。

604NiKe:2013/07/18(木) 10:10:38 ID:kKmGqVRA
「一般書籍の引用」をダメってことにしたいんなら、その内容が現在の「臨床環境医学」では否定されてることを示さないとね。
今でも著者はその筋の(日本における)第一人者ってことになってますよね。

そうしないと、10年前だろうと20年前だろうと「これが通用しているのだな」と判断されます。
当然の話。

605:2013/07/18(木) 10:11:50 ID:10IsHUIU
>>603
正直呆れています。身内雑誌だけ?論文の起稿先をご覧になってますか?
あまりに馬鹿馬鹿しいので、これにて御暇します。では。

606NATROM:2013/07/18(木) 11:22:48 ID:???
あさんへ。

(1)「実験者自身が駄目になるんですから。(もちろん被験者も)だから負荷試験はやらないことになった」のだそうですが、本当でしょうか。ソースを示してください。

という指摘に、まず誠実に答えてください。なぜ答えられないのですか。それともソースは存在しないのですか。


>有意差の出ている論文を提示しましたが、お読みいただいてないようですね。

(2)「有意差の出ている論文」について、少なくともAbstractが読めるものか、そうでなくてもPubmedで検索可能な論文を提示してください。

ちなみに>>557でご紹介されているのは最後のを除いて原著論文ではないようですが。最後のは「日本臨床環境医学会会誌」、つまり身内の雑誌ですね。


>動物実験でも当然実験者にリスクはあります。
>化学物質過敏症の実験ですと、呼吸器経路の曝露が主になるので、当然実験者へのリスクは格段に高い。

(3)ということはつまり、「動物実験もやらなくなった」と、あさんはお考えなのですか?

「実験者自身が駄目になるから負荷試験はやらないことになった」という主張は誤りだと考えます。あさん自身が想像で思いついた主張なのか、それとも出所が別にあるのか知りたいのです。誤りだと考える理由はごく単純で、実験者の健康障害を理由に負荷試験をやらないのであれば、動物実験をはじめとしたもっと濃度の高い化学物質を扱う実験もすべてやらなくなるはずだからです。そんなわけないだろ。負荷試験で使用される「化学物質」の濃度はきわめて低濃度で、たとえばホルムアルデヒドであれば生活環境基準の2分の1とか10分の1とかです。


>化学物質過敏症は極低濃度に反応するのではないですか?「あっ、このあたりVOC濃度が高そう」などという、
>奇特な表現を使う辺り、とてもじゃないけど科学者とは言えませんね。そもそも、私の提示したものはお読みになりましたか?

もちろん読みました。読んだ上で「心理的要因でバイタルに相関が出る可能性が否定できません」と述べました。何か反論はありますか?説明のための表現にケチをつけるだけで、具体的に「○○という理由で心理的要因でバイタルに相関が出る可能性は否定できる」といった反論はないようです。


>遺伝子多型で身体表現性障害がわかるということですか!驚きの発見ですね。

より正確には「身体表現性障害に寄与する遺伝的要因がわかるかもしれない」ですね。身体表現性障害集団と対照集団とを比較すれば、何かしらの遺伝的要因の差異が存在する可能性はあります。それはそれで興味深い知見です。いったいなぜ「奇特でトンデモな発想」なのか、理由が説明されていません。


>仮に山のようにあったとして、エビデンスレベルが正しいという話にはならないのでは。

それを言うなら「生活環境におけるVOC濃度の上下でバイタルに相関があるかどうかの実験」や「遺伝子多型の研究」は論文になっているんですか?Sakabe K[Author]で検索してみましたが、まだ論文にはなっていないみたいです。あさんの提出した証拠は、「山の一つ」にすらなっていないのでは?


>少数の医師の見解でしかないUpToDateが「結論」をだしているという表現は、あまりにも医学者としてかけ離れている考えだと感じる。

UpToDateはEBMを実践している臨床医の間では信頼されているツールです。あさんが「少数の医師の見解でしかない」とした根拠は?もしかして、「ある一医師のブログの記述」が根拠でしょうか?

607NATROM:2013/07/18(木) 11:23:10 ID:???
>また、20年も前のAMAが「結論」を出しているとおっしゃってますが、本当ですか?

本当です。書誌情報は提示してあるのでお読みになってはいかがでしょう。


>でしたら、それ以降にMCSの研究はストップするはずですが、なぜそうなっていないのか。

非主流の医学者が研究する自由はあります。ホメオパシーだっていまだに研究されているでしょう。


>そもそも、まだ未知の病態であるMCSに安易に「結論」などだせるわけがない。AMAを引き合いに出すのは権威主義ですか?

ある時点で使用可能な情報を持って暫定的な結論を出すことはできます。というかその場その場で結論を出さないと臨床はまわりません。結論が出るまで病気は待ってくれません。1992年にAMAがダメ出しをしてからもさまざまな情報が出てきました。もしかしたらAMAが結論を撤回するような新しい情報が出る可能性もあったのですが、私がいくつか紹介したように、実際にはむしろ臨床環境医学に否定的な情報が多く出てきました。その結果がUpToDateの記述です。


>さて、新規性がないならなぜ1992年以降も化学物質過敏症に否定的な見解を示す論文が提出されているのか疑問です。

否定的な見解を補強するような新規性があれば論文になります。たとえばこんな感じです。

旧「化学物質過敏症の疾患概念を証明する対照群を用いた研究はない」
新「実際に対照群を用いた研究をやってみたら、化学物質過敏症の疾患概念に否定的な結果が出た」

旧「化学物質の害を過度に強調することが患者の過敏性の拡大に寄与している可能性がある」
新「実際に実験してみたら、その可能性を証明できた」

旧「化学物質過敏症は身体表現性障害の一亜形である」
新「身体表現性障害なら認知行動療法が効果があるかもしれないからRCTやってみる」

あさんの論法でホメオパシーも擁護可能です。ホメオパシーについてはおおむね2005年のLancet誌のShangのメタ解析で決着がついたとみなしていいんですが、以降もホメオパシーについていろんな論文が出版されているんですよ。「未知部分が多いホメオパシーを安易に否定する結論が出せるわけがない。Lancetを引きあいに出すのは権威主義か?Shangのメタ解析が結論を出したとするならば、それ以降にMCSの研究はストップするはずだが、なぜそうなっていないのか。2005年以降もホメオパシーの論文が提出されているのか疑問だ。ホメオパシーを否定するならブログやツイッターではなく論文を書け。新しい論文が提出されたらそれに対して反論するのが筋だが、ホメオパシー批判者は2005年の古い論文しか引用しない」。

別に自分で論文を書かなくても、否定する論文はたくさんあるのです。

608:2013/07/18(木) 11:37:23 ID:10IsHUIU
>>607
なぜホメオパシーをだすのか全く理解できませんが、あなたが「論文を書く能力」がない、
ネットで駄文を垂れ流し、「批判ごっこ」をしているのはよくわかりました。

答えに窮するとホメオパシーを持ち出す、典型的な詭弁家の姿、その眼にしかと焼付け、
私はこの場から去ろうとおもいます。では。ごきげんよう。

609TAKESAN:2013/07/18(木) 18:23:30 ID:???
>>608
ああ、去ったのですね。

結局、この方が、何をもって化学物質過敏症の原因がこれこれである、と主張なさっているのか、解らず終いでした。

610akavei:2013/07/18(木) 21:17:46 ID:pNeVWxeM
>>557
ななしさんへ。
せっかくご紹介していただいたんだけど、タイトルを見てみたら、期待はずれでした。

なので、もう一度別のものを紹介くださるか、臨床環境医たちに、「はよ論文書け」と、言ってください。

611GB:2013/07/18(木) 23:59:26 ID:???
ブログ(日記)の方のブクマで、ある方が

「臨床環境医による心理的要因の軽視がMCSの治療法の進歩を阻害し、患者の利益を損なっている。」この観点こそNATROM氏の主張の核心だと思うのだが、理解できないのか理解する気がないのか?

というコメントを寄せられていますが、その通りだ、と思いました。

ホメオパシーとの共通項もコレ。患者の利益を損なっている、んですよ。

612NATROM:2013/07/19(金) 11:21:36 ID:???
「実験者自身が駄目になるんですから。(もちろん被験者も)だから負荷試験はやらないことになった」の根拠も
聞けずじまいでしたね…。

613NiKe:2013/07/19(金) 13:54:17 ID:kKmGqVRA
sivad先生まで身内論文を頼りにし始めた。
よほどネタがないのですな。

614NiKe:2013/07/19(金) 14:06:46 ID:kKmGqVRA
ところで「タバコアレルギー」というのは存在するのでしょうか。

検索するとMCSの話ばっかり出てくる……

615TAKESAN:2013/07/19(金) 18:19:24 ID:???
実験者が駄目になる、という意見はさすがに斬新だったので、どんな理路でそれが主張されているのかちょっと知りたかったですね。

616TAKESAN:2013/07/19(金) 18:23:33 ID:???
NATROMさんのブログで認知行動療法の話が出ていましたが、『エビデンス臨床心理学』が参考になると思います。ちょっと古いですが。
後、『臨床心理学における科学と疑似科学』 こっちは訳がひどいですがコンセプトはいいです。

617NATROM:2013/07/20(土) 07:16:36 ID:???
Pubmedで"tobacco allergy"を検索すると17件。うち16件は1983年以前の論文でなかには[Tobacco allergy--does it exist?]なんていうタイトルの論文もあり不安になりますが、

Tobacco allergy: demonstration of cross-reactivity with other members of Solanaceae family and mugwort pollen.
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10071524

によると、稀ではあるがタバコアレルギーはあるとされているようです。ちまたで言われているタバコアレルギーとはまったく違いそうです。そもそも喫煙ではなく農業における殺虫剤としての使用の話をしているような…。

618NATROM:2013/07/20(土) 07:24:18 ID:???
「実験者が駄目になる」は、想像するに、「負荷物質を準備する実験者は被験者以上に化学物質に曝露される。ゆえに実験者にも健康障害が起こるに違いない」という理屈なのではなかろうかと…。だとすると『別に、実験者が「化学物質過敏症である」のでは無いでしょう?』で終わる話なんですが。

『エビデンス臨床心理学』『臨床心理学における科学と疑似科学』は今度読んでみます。本の紹介ありがとうございました。

619TAKESAN:2013/07/21(日) 07:57:56 ID:???
▼ 引  用 ▼
化学物質過敏症で負荷試験ができないのは、負荷試験を行う医療スタッフがその化学物質に過敏になってしまうからと言いはじめたのは私
▲ 引用終了 ▲
だそうです。
ttp://twitter.com/shibawaki/status/358657788018294784

そりゃあ、それが学会なりの公式見解でるというならば、記録が無いと信用はされないでしょうね。幾人かの医師の見解に過ぎないというなら、それが「負荷試験が一般的に出来ない理由」として紹介されるのは何故?となるでしょう。
もちろん、記録があったらあったで、そんな意味不明な事言ってるんだ、となる気がしますが。

ところで、既出と思いますが、新しい所では2012年にシングルブラインドの負荷試験が行われていたりするようですが(吉田ら『特発性環境不耐症(いわゆる「化学物質過敏症」)患者に対する
単盲検法による化学物質曝露負荷試験』ttp://www.jsomt.jp/journal/pdf/060010011.pdf ※PDF)、これはどういう事なんでしょうか。実験者が駄目になるから行われなくなったのでは?

また、仮に何らかの理由でDB-RCTが不可能である事をひとまず受け容れたとして、じゃあ「それ」(「それ」には色々の物質が入る)が原因であるとどういう根拠で主張出来るのでしょうね。

個人差がある事をもってRCTの有用さを否定する向きもあるようですけれど、これは、化学物質過敏症を訴える人で、かつ実験に協力した人、の多くは「化学物質過敏症では無かった」と言っているようにも思います。
もしも、ある個人が、これによってこのような症状を起こす、と強く主張するのならば、シングルケース等のアプローチを採るしか無いのでしょう。

620zorori(shinzor):2013/07/21(日) 10:53:46 ID:s7kWS0AI
>実際、農薬でのテストは過敏になる医師が出てきているのは化学物質過敏症を普段治療している医師から聞いたのですが、紙かなにかに書いてないとダメなのですか
ttp://twitter.com/shibawaki/status/358657788018294784

農薬への偏見もありそう。
Q-24 各種化学物質の急性毒性については(愛知県農林水産部農業経営課)
ttp://www.pref.aichi.jp/nogyo-keiei/jizoku/H240928qa/Q24.pdf

621zorori(shinzor):2013/07/21(日) 11:07:02 ID:s7kWS0AI
「農薬でのテスト」とは、化学物質過敏症の負荷試験ではなく、もっと多量の農薬を扱うテストかもしれませんね。化学物質を扱う職業の方が中毒になり、それがきっかけで化学物質過敏症になったという経験談は見かけます。

622TAKESAN:2013/07/21(日) 22:03:10 ID:???
ttp://twitter.com/shibawaki/status/358884461452066816
▼ 引  用 ▼
モータンさん、負荷試験が医療スタッフにとって危険なのででなくなったというのは、診断基準に入れると農薬に反応する人の診断ができないという意味です。
▲ 引用終了 ▲
何故「モータンさん」に向けて書いているのかな、というのはともかくとして、このつぶやきやその後のを見ても、今一つ意味が解らないですね。

でまあ、先にも書いたように、もしも負荷試験が出来ないという、何らかの理由に基づいた理念なりがあるのだとすれば(そして実際に「行わない事に積極的」であるのならば)、結局、「じゃあその何かが原因と言えるのはどうしてですか」という疑問に戻る訳ですが。

よくデザインされたDB-RCTによる複数の研究によって、ごく微量の当該物質の影響である事が支持されたので無ければ、どう頑張っても、「原因はその物質かも知れないしそうで無いかも知れない」くらいしか言えないはずです。

623TAKESAN:2013/07/21(日) 22:27:11 ID:???
ところで、眼振と診断される事および、心因で垂直性眼振が起こるのか、という所に拘っている人もいるみたいですが。

眼振であるという診断が妥当だとして。
何故NATROMさんに対して、「心因で垂直性眼振が起こり得るのか」という風に絞った訊き方になっているのでしょうね。
その症状を惹き起こすと判明している原因が少数であって、それら知られている原因についてきちんと検査し可能性が除外されたというのであれば、解らないでも無いのですが、そういうのはどこまで行われているのでしょう。耳鼻科や神経内科での検査も行った上で、という事なんでしょうかね。

また、原因は現在判明しているものが全てである、というのは、こと医学においてはなかなか言えないものと思います(医学が経験科学に立脚している以上、厳密にそれを言うのは不可能なんでしょう)。
仮に、除外診断的に、これまでの知見で判明しているいずれの原因でも無さそうだ、となったら当然、「未知の原因」が疑われる訳ですよね。で、別にそれは、心因で「無くても」構わず、全然知られていないメカニズムによる症状の可能性もあると。

ですから、もし、どうやら心因ではその症状は起こらないようだ、というのが現在の知見から言えたとしても(調べた限りでは、特に見当たりませんでしたが、検索不足かも知れません)、「だから“その物質が原因である”」と即なる訳でも無いですね。論理的にも科学的にも。

NATROMさんが、「化学物質過敏症を訴える人の症状の原因は全て心因である」と言っているのならば、心因では起こらなそうな症状が出現している事をもって反論となるでしょうが、そもそもNATROMさんは、化学物質過敏症とされている症状の多くは心因が疑われ(それは学習心理学的な知見の援用でもある)、中にはその他の病気のものも混じっているであろう、という主張のはずですし。

624NATROM:2013/07/22(月) 09:05:14 ID:???
化学物質過敏症とされている患者さんが(原因か結果かはともかく)何らかの生理的異常を有していることは、別に否定されていません。問題は、症状誘発の原因が超微量の化学物質によるものか、それとも心理的な要因なのか、という点なんです。

ブラインドテストの必要性(ttp://members.jcom.home.ne.jp/natrom/blindtest.html)で挙げたミズ・ローズを例にするとわかりやすいでしょう。ミズ・ローズに何らかの生理的異常(アレルギー症状が出るんだから免疫系の異常はありそう)があっても、症状が心理的要因で出るということとは矛盾しないのです。

日本の臨床環境医学の第一人者たちが眼科医だったためか、日本では化学物質過敏症患者の眼科的異常の研究がわりとなされています(海外の論文ではあまり引用されていないようだけど)。垂直性眼振でもなんでも、なんらかの異常はあるんでしょう。そしてその異常は、おそらくは脳あるいは自律神経の異常を反映しているのでしょう。ただ、そうした神経眼科的検査における異常の存在は、「症状誘発の原因は超微量の化学物質ではなく、心理的な要因である」という主張とまったく矛盾しません。

眼科的異常ではなく免疫学的異常についても同様ですね。こうした生理的異常の存在は、「超微量の化学物質によって症状が誘発される」という仮説が有利になる証拠にはなりません。「MCSは独立した臨床的診断である」という仮説に有利になる証拠にすらなりません。化学物質過敏症に対して行われている神経眼科的検査を、他の身体表現性障害の患者さんにも行えば、同じような異常が観察されるかもしれません。

625TAKESAN:2013/07/22(月) 18:25:21 ID:???
RCTとブラインドテストの重要さが理解されていないのだろうな、と思います。

化学物質過敏症と言われているものの原因は超微量の何らかの物質である、という説を支持する人達は、「この症状が起こるのは稀だから」、その原因は「化学物質」に違いない、と考えているようです。
ところが、昨日も書いたように、未知の原因というのは、「化学物質」以外も想定出来る訳ですね。だって、「未知」なのですから。
で、その原因がある特定の物であると確定したいのならば、これはもう、プラセボ対照のRCTを行わねば、証拠としては弱いと言わざるを得ないと。

別に、倫理的その他の理由で、二重盲検RCTが出来ない、と主張するのは構わないと言うか、そう主張されれば、ああそうですか、と返すしか無いのですよね。そして、「じゃあその物質が原因であると自信を持って言う事は出来ませんね」となります。
プラセボ対照二重盲検RCTは行えない、とただ言うだけでは無く、その方法が持つ理論的な欠陥を指摘するとか、他の方法で因果関係が判明するという事の理論的根拠を示すとか、そういう方向で主張していかないと、いわゆる「お話にならない」ものにしかならないと思いますね。

626NiKe:2013/07/23(火) 11:37:33 ID:???
> RCTとブラインドテストの重要さが理解されていないのだろうな、と思います。

なんかこう、そういう分析もあまり有効ではないような気がします。
そもそも言動が支離滅裂にしか見えない人たちが多いような。

あの人たちに理解できていることがあるのだろうか?

627Nickel:2013/07/31(水) 22:15:45 ID:???
Deadletterjpさんから反論があるようですね。

ttps://twitter.com/deadletterjp/status/362159278880067584
> deadletter ?@deadletterjp
> また「悪魔の証明」の話か。これ持ち出して証明責任をネグろうって輩とは、
> ほぼ100%議論するに値しない、と考えていい。 ttp://ow.ly/20o8pv

ttps://twitter.com/deadletterjp/status/362162105534779392
> deadletter ?@deadletterjp
> 「不在の証明は不可能=悪魔の証明」というのも違う。
> 不在の証明は不可能でもなんでもない。ある種の
> 全称命題に関する証明の困難さについて、そのように呼ぶことがあるというだけ。
> 法的な議論ならともかく、証明責任とも関係がない。

ttps://twitter.com/deadletterjp/status/362164606178832385
> deadletter ?@deadletterjp
> 科学者の端くれのくせに、自分で主張したことを証明する責任を、
> 「悪魔の証明だから自分には証明責任はない!論敵が証明しろ!」とか
> 言い出す輩がいたとしたら、彼の話は以後まともに聞く必要がない。

ttps://twitter.com/deadletterjp/status/362179767291748353
> deadletter ?@deadletterjp
> フェルマーが、「不在の証明は悪魔の証明。あることの証明がないのだから、
> ないといって良い。自分にはないことを証明する責任はない。」と主張していたとしたら、
> 誰にも相手にされなかったであろうことは言うまでもない。

まさに、「自分で主張したことを証明する責任」が果たされていないから
化学物質過敏症が「誰にも相手にされていない」のでは…

また、確かに、「悪魔の証明」の話はしていますが
NATROMさんは説明責任をネグってはいないと思うのですが。
Deadletterjpさんのご基準で、yunishioさんらに「議論するに値」するのかの
具体的なご評価もいただきたいところです。

628TAKESAN:2013/07/31(水) 23:20:43 ID:???
>>627
フェルマは数学の話ですしね。数学では、文字通りに○○が無いという事は証明され得る訳ですけれども、それを実証科学的な文脈との類推に使ってもしょうが無いと言うか。
あまり悪魔の証明という言葉を使わない方がいいというのは自分も思うのですが、まあそれはそれとして。

そのdeadletterjpという方にしろyunishio氏にしろ、「不在の証明は不可能でもなんでもない。」みたいな事を言うのなら、「どういう事実が判明すれば“証明された”と言えるのか」を説明してもらいたいものです。
と言うのは、yunishio氏とNATROMさんのやり取り見てて思ったんですね。yunishio氏に、
・化学物質過敏症があると証明される
・化学物質過敏症が無いと証明される
これらは、「何が判明すれば」言う事が出来るのか、と訊いたら何て答えるだろうなと。

NATROMさんに対しては、「それは証明になっていない」と批判しているのだから、「どういうものがあれば証明になるか」がきちんと説明出来るはずです。出来なきゃおかしい。
一方、ホメオパシーは理論的に誤りが証明されている、という事については、化学や生理学という「理論」から導いている訳で。それらは、数学における公理みたいなものとは全く異なっているでしょう。

余談ですけど、yunishio氏のホメオパシー否定の論は、完全に自然科学主義と言うか、物資科学を相当に重視した見方で、これはどちらかと言えば、思想的には化学物質過敏症を支持する論者とは相容れなさそうにも思いますね。いや、別にあの方が化学物質過敏症概念を支持している訳では無いでしょうが(自分は化学物質過敏症の詳しい部分には興味が無くて、NATROMさんの詭弁を指摘しているだけだ、と言うでしょう)。

629名無しさん:2013/08/01(木) 11:17:12 ID:???
yunishioさんは形式論理だけが科学的推論の正しい方法だと信じている節がありますね
彼が論理的な会話ができる人だと思ったのでNATROMさんも彼とのやり取りを始めたのでしょうが
あにはからんや科学的推論について半可通だったとは

それにしてもyunishioさんにしろsivadさんにしろその他の人々もタフですね
その点だけ敬服します

630kubota:2013/08/01(木) 12:34:30 ID:G.YQOfmQ
Toggetterでのやりとりを見ていましたが、NATROMさんの根気の良さには頭が下がります。
まとめ主さん他数名は、NATROMさんに敵対するだけでなく、第三者の意見(煽りや批判ではないものに対しても)に対しても聞く耳を持たない様子でしたし、あの場での議論を打ち切るには十分すぎるほど丁寧に対応されていたと思います。
相手の方々が化学物質過敏症の診断を受けている人たちの代表というわけではないでしょうが、あの場のやりとりを見ているとどうしてもマイナスのイメージが強くなってしまう気がします。
まとめ主さんたちを守るためにも、多少クローズな掲示板のような場所での議論の方が良いのでしょうね。

631名無しさん:2013/08/05(月) 20:20:43 ID:KzkTqdYA
片瀬久美子さんが、厚労省と内科学会に問い合わせをなさったそうです。
ttp://ameblo.jp/harubird/entry-11586772320.html

以前にここで私が、それをしないと説得力が無いのではと書いたような、電話による問い合わせ及び、それを要約したものだそうです。
さて、どう応えるんでしょうね、あの方達は。

632TAKESAN:2013/08/05(月) 20:34:46 ID:???
631は私です。

私が書いたのは、
>>528
▼ 引  用 ▼
医学医療において、ある見方が「主流」であるかどうかをきちんと、学会なりの組織に確かめたい時には、電話をしてその会話中で単に「表現」を持ち出してくるのでは無く、文書なりで、対象(ここではNATROMさん)の主張を詳しく書いて、それについて見解を求める、というのが正確でしょう。そして、学会から声明なりが発表されれば、強い証拠として認められると思います。電話したらそう言われた、というだけでは証拠としては弱いのではないでしょうか。録音したものが公開されたとかならまた別でしょうが。
▲ 引用終了 ▲
というもので、片瀬さんは、録音したものに基づいた要約を公開なさった、という事ですね。担当者名も共に。

633名無しさん:2013/08/07(水) 16:56:32 ID:???
>>630
あのまとめでは批判的な人々を次々とコメントブロックしていた(私もされました)ようなので、
どちらにしろあの場で建設的な議論など出来はしませんね。

634TAKESAN:2013/08/07(水) 23:02:30 ID:???
「ゴールドスタンダード」について。

恥ずかしながら私は、臨床研究のゴールドスタンダードはRCTである、みたいな用法しか頭に無かったので、化学物質過敏症の議論の文脈におけるその言葉の用法を、この間まで相当誤解していました。

えっと、別所における、化学物質過敏症の「確定診断」と「ゴールドスタンダード」にまつわるやり取りについてなのですが。
私も疎いので、全然的を外しているかも知れませんけれど。

ある試験を「最終的な」診断とするという事は、それが「病気である」「病気で無い」を判断する「基準」となる訳ですよね。つまり、「ある無し」をそれで確定する事になると。で、それに用いられる検査なりが「ゴールドスタンダード」と呼ばれる。
それによってあるか無いかが判るという事なので、その(ゴールドスタンダードとされる)検査で「無い」と判断されたのに、「検査で無いと判断されたからといって無いとは言えない」等とはならないのですよね?
たとえば、ある種のがん検査で生検を受けて、「がんは無かった」と診断された場合、「がんは無かったと診断されたが無かったとは言えない」となるのはおかしい、という事になる、のだと理解しています。

特異度が高い検査は確定診断に適し、感度が高い検査は除外診断に役立つ、というのは、検査の陽性/陰性 と「疾患あり/無し」との関連での話で、それで考えた時に、特異度が高い検査は陽性的中度が高くなるので、「陽性になった人が疾患ありの可能性が高い」と言えると。でもそれは、「ゴールドスタンダード」云々とは別の話であるのだと認識しています。

自分もこの辺りの論点は興味がある所で、しかし知識が整理されていない所でもあるので、書いてみた次第です。

635CS:2013/08/08(木) 02:40:12 ID:CZKaynqc
学も科学的知識もない一患者です。些細な質問で申し訳ないのですが、ミズ・ローズさんの例で、薔薇と造花の匂いに差はなかったのでしょうか?
どこかで既に出ていることでしたら、その箇所を教えていただけませんか?議論が長過ぎて、全部に目を通せずにいます。

636NATROM:2013/08/08(木) 08:47:54 ID:???
CSさん、書き込みありがとうございました。

薔薇と造花の匂いに差はあります。ミズ・ローズは、「多くの環境要因、特に薔薇の匂いに過敏である」と信じていました。マッケンジー医師は「潜在的アレルゲンを除去するために注意深く造花をきれいにした」そうですので、匂いはなかったと思われます。

ミズ・ローズのオリジナル文献は1896年のものだそうでさすがに入手できませんでした。ミズ・ローズの話は複数の信頼できそうな情報源からの再構築です。そのうちの一つ(ttp://www.healthfactsandfears.org/healthissues/newsID.650/healthissue_detail.asp)を今回再確認しました。

637NATROM:2013/08/08(木) 09:19:10 ID:???
>ある試験を「最終的な」診断とするという事は、それが「病気である」「病気で無い」を判断する「基準」となる訳ですよね。つまり、「ある無し」をそれで確定する事になると。で、それに用いられる検査なりが「ゴールドスタンダード」と呼ばれる。

そのように私も理解しています。


>それによってあるか無いかが判るという事なので、その(ゴールドスタンダードとされる)検査で「無い」と判断されたのに、「検査で無いと判断されたからといって無いとは言えない」等とはならないのですよね?

たいていはそれで良いのですが例外もあります。この辺は詳細を後述します。


>特異度が高い検査は確定診断に適し、感度が高い検査は除外診断に役立つ、というのは、検査の陽性/陰性 と「疾患あり/無し」との関連での話で、それで考えた時に、特異度が高い検査は陽性的中度が高くなるので、「陽性になった人が疾患ありの可能性が高い」と言えると。でもそれは、「ゴールドスタンダード」云々とは別の話であるのだと認識しています。

私もそう認識しています。特異度が高い検査は「特異度が高い」と表現されるはずです。「特異度が高いと確定診断に有用である」とは表現しますが、特異度が高い検査を「確定的」と表現するのはあまり一般的ではないというのが私の認識です。

638NATROM:2013/08/08(木) 09:19:54 ID:???
よく、4分割表(例:ttp://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/f/f441.htm)で感度やら特異度やら陽性的中割合やらを計算しますよね。そもそも、偽陽性か真陽性かをどうやって判断しているのかというと、感度や特異度を知りたい対象の検査以外に、何かしら基準となりうる検査があり、その基準と比較しているわけです。その基準をゴールドスタンダードと呼びます。

厳密な意味で100%正確な検査は存在しません。たとえばインフルエンザ迅速キットの感度・特異度は、分離培養法やPCR法をゴールドスタンダードとして算出されています。しかし、分離培養法やPCR法が100%正確というわけではありません。迅速キットほどではないにせよ、おそらくは少数の偽陽性、偽陰性があるはずです。この意味においては「検査で無いと判断されたからといって無いとは言えない」と主張は正しいです。

ただ、それこそ「表現に要求する論理的な厳密さ」の問題になるわけでして、分離培養法やPCR法で陰性だったら「インフルエンザではない」と断定して臨床的には何の問題もありません。(数学者は問題にするかもしれませんが)。

639TAKESAN:2013/08/08(木) 19:26:40 ID:???
>>638

レスありがとうございます。
▼ 引  用 ▼
この意味においては「検査で無いと判断されたからといって無いとは言えない」と主張は正しいです。
▲ 引用終了 ▲
これは、何らかの見落としや操作ミス、あるいは定義の変遷?等によっても誤りは混入し得るから、文字通りに無いと言うのは理論的厳密には出来ない、という事ですよね。

で、化学物質過敏症の話に戻ると、負荷試験を「ゴールドスタンダード」と看做す事は、当の臨床環境医達が認めていると。そして、もしも負荷試験を、特異度が高い検査法、という位置づけで評価するのだとすれば(スクリーニング検査として有用だとするなら)、ではその負荷試験を性能の高い検査と評価するための「基準」は一体何なのか、という問題になってくるのだと理解しています。
その意味で基準となるもの、つまり「化学物質過敏症“である”」と決める事を、「最終的に確定」云々と表現している訳ですよね、臨床環境医は。

640NiKe:2013/08/08(木) 19:40:17 ID:???
要するに「ゴールドスタンダードと定めた検査方法は完璧なものであると見なす」ってことですよね。

そのへんでちょっと考えたのですが、水俣病などはゴールドスタンダードである検査法が存在しない(見つかっていない)ということになるのでしょうか?

641TAKESAN:2013/08/08(木) 21:49:19 ID:???
資料を置いときます。
英語版Wikipedia、「Gold standard (test)」より。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Gold_standard_(test)
▼ 引  用 ▼
A hypothetical ideal "gold standard" test has a sensitivity of 100% with respect to the presence of the disease (it identifies all individuals with a well defined disease process; it does not have any false-negative results) and a specificity of 100% (it does not falsely identify someone with a condition that does not have the condition; it does not have any false-positive results). In practice, there are sometimes no true "gold standard" tests. Sometimes they are called "perfect" and "alloyed" gold standard.
▲ 引用終了 ▲

642TAKESAN:2013/08/08(木) 22:15:37 ID:???
『Scientific Foundations and Principles of Practice in Musculoskeletal Rehabilitation』より。
ttp://books.google.co.jp/books?id=59K2W0axcVYC&pg=PA560#v=onepage&q&f=fals (google books)
▼ 引  用 ▼
The perfect diagnostic test is the gold standard with which all other tests are then compared. Gold standards, by definition, have a sensitivity of 100% and a specificity of 100%.
▲ 引用終了 ▲

643NATROM:2013/08/08(木) 22:42:56 ID:???
>化学物質過敏症の話に戻ると、負荷試験を「ゴールドスタンダード」と看做す事は、当の臨床環境医達が認めていると

少なくとも臨床環境医の一部は認めていますよね。


>そして、もしも負荷試験を、特異度が高い検査法、という位置づけで評価するのだとすれば(スクリーニング検査として有用だとするなら)、ではその負荷試験を性能の高い検査と評価するための「基準」は一体何なのか、という問題になってくるのだと理解しています。

その通りだと思います(些細なことですがスクリーニング検査として有用な検査は特異度ではなく感度が高い検査法だと思います)。「感度は低いが特異度が高い検査」と臨床環境医が主張するなら、それはそれでいいのですが、その特異度が高い検査で有意に反応する患者さんが存在しないってどういうことよ、って話になります(ここで「有意に反応」というのは、多くの患者さんを検査すれば、偶然に化学物質負荷で反応しプラセボに反応しないこともありうるけれども、そういう例は除く、という意味です)。

例えばの話、MCSだとされている患者さんの半分が負荷試験で有意に反応したとしましょう。その場合は「うん、半分の患者さんは超微量の化学物質に反応しているね。残りの半分はどうかわからないけど、有意に反応した患者さんと共通する要因があるならば、『検査に陽性に出なかっただけで実際には超微量の化学物質に反応している』可能性は確かにあるよね」ということになります。

しかし、実際には有意に反応する患者さんは半分どころかいなかったのです。だとすると、TAKESANさんのご指摘のように、「性能の高い検査」とか「特異度が高い」とかなぜ言えるのか、という話になります。「性能の高い検査」どころか、石川哲先生などは「二重盲検法で確認したから化学物質過敏症が存在することは完全に明らか」などと言っています。なぜか第三者が介入しているときには再現性がありませんが。そういう経過をよくご存じない方は「実験条件そのものが確立していない状況だから二重盲検でも差が出なくても仕方がない」などと思ってしまうのかもしれません。

644NATROM:2013/08/08(木) 22:52:39 ID:???
水俣病は有機水銀の曝露歴と症状で診断されており、特異的な検査は私の知る限りでは存在しません。つまりゴールドスタンダードである検査法も存在しない、ということになると思います。ゴールドスタンダードである検査法が存在しない疾患は他にもあります。うつ病や統合失調症のような精神疾患がそうですね。多発性硬化症やALSといった神経難病もそうです。慢性疲労症候群や線維筋痛症もそうです。「化学物質過敏症」という、原因が明確でないにも関わらずつけられた不適切な病名ではなく、最初から「特発性環境不耐症」という中立的な病名がつけられていたら、現在の混乱はなかったでしょう。

もし仮に、水俣病が、原因が明確でないにも関わらず最初に「慢性水俣病菌感染症」という不適切な病名をつけらていたとしたらどうだったでしょうか。「各種培養にて陰性であり水俣病菌は存在しない」と主張すると、「お前は患者さんの苦痛を否定するのか」という的外れな反論や、「各種培養にて陰性であることは病原菌が存在しないことの証明にはならない。医学のことはわからんが論理的にそれぐらいはわかる」といった反論が返ってきたかもしれません。

645NATROM:2013/08/08(木) 22:55:15 ID:???
TAKESANさん、資料ありがとうございました。

646TAKESAN:2013/08/08(木) 23:09:19 ID:???
>>643
▼ 引  用 ▼
スクリーニング検査として有用な検査は特異度ではなく感度が高い検査法だと思います
▲ 引用終了 ▲
あ、その通りですね。うっかりしておりました。お恥ずかしい。

資料、何らかの材料にでもなれば。

それにしても、ゴールドスタンダードにしろ感度にしろ特異度にしろ、医学の専門用語なのだから(ゴールドスタンダードは、比較的意味が広めかも知れませんが)、知らないならある程度それについて調べて勉強した上でものを言うのが良いのではないのかな、と思いました。
ついさっき、スクリーニングの事を間違って書いた自分が言うのも何ですが。
感度・特異度はROC解析の用語で、理論的には確率の基礎(条件付き確率とかベイズの定理とか)に基づいているのだから、その知識が無いと話にならないはずで。知らないのなら、知らないなりに勉強してみますと言えばいいのになと(私はそうしてるつもりであります)。

647TAKESAN:2013/08/09(金) 20:40:43 ID:???
資料です。
※あまり詳しく見ていないですが、一応それっぽい文があるものを載せます。詳しい検討はお任せします。
※全てPDFファイルです。

※医学的な生々しい画像に注意 ttp://www.med.umich.edu/AnesCriticalCare/Documents/LMN-DVT.pdf
▼ 引  用 ▼
Gold standard (sensitivity 100%, specificity 100%)
▲ 引用終了 ▲

ttp://cran.cnr.berkeley.edu/web/packages/HSROC/vignettes/Tutorial.pdf
▼ 引  用 ▼
We start with the simplest mode, where the reference test is assumed to be a gold standard
(i.e. sensitivity and specificity of the reference test both equal to 100%).
▲ 引用終了 ▲

ttp://www.siue.edu/~sumbaug/RetinalProjectPapers/A%20comparison%20of%20computer%20based%20classification%20methods%20applied%20to%20the%20detection%20of%20microaneurysms%20in%20ophthalmic%20fluorescein%20angiograms.pdf
▼ 引  用 ▼
An ideal classifier would give 100% sensitivity and 100% specificity, when tested against the
gold standard.
▲ 引用終了 ▲

ttp://calder.med.miami.edu/pages/EBMGlossary.pdf
▼ 引  用 ▼
For diagnosis, it refers to a reference standard for the evaluation of a diagnostic test. For the purposes of a study, the "gold standard" test is assumed to have 100% sensitivity and specificity. This may well constitute an exaggerated estimate of the reference test.
▲ 引用終了 ▲

648TAKESAN:2013/08/09(金) 21:50:53 ID:???
続きです。

ttp://kaken.nii.ac.jp/d/p/14570481
▼ 引  用 ▼
Unfortunately, however, there is so far no "gold standard" assay (i.e., with 100% sensitivity and 100% specificity) for the detection of AMA in PBC.
▲ 引用終了 ▲

ttp://mice.tropmedres.ac/model103_104.aspx?model_code=MODEL104&showtab=0
▼ 引  用 ▼
This assumes that the gold standard is perfect (100% sensitive and specific), but this is not always the case.
▲ 引用終了 ▲

ttp://www.chemistrydaily.com/chemistry/Gold_standard_(test)
▼ 引  用 ▼
An ideal gold standard test has a sensitivity of 100% (it identifies all individuals with a disease process, and it does not have any false-negative results) and a specificity of 100% (it does not falsely identify someone with a condition that does not have the condition; it does not have any false-positive results). There are no ideal gold standard tests.
▲ 引用終了 ▲

ttp://ebem.org/definitions.html#Gold standard
▼ 引  用 ▼
For the purposes of a study, the "gold standard" test is assumed to have 100% sensitivity and specificity.
▲ 引用終了 ▲

649通りすがりT:2013/08/09(金) 23:31:47 ID:???
赤の女王と紅茶のブログの今日のエントリーにNATROM氏は英語力が足らなかったので勘違いを積み重ねてきたのだろう
というようなことが書いてあります。

まぁそのエントリーだけを読むと英語的にはSIVAD氏の方がセンスが良いように思えるところもありますけど、
肝心のAMAのポジションについてはなんで
ttp://www.epa.gov/iaq/pubs/hpguide.html#faq1
だけを根拠にしてるのか理解できませんね。
悪く取れば、彼の論理に整合するように都合のよいところだけを見せようとしてるのかもしれません。

単純なところでは米国WikipediaのMCSの項に無数のリンクがありますが、たとえば
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/7897748
などはどうなんでしょう?

650CS:2013/08/10(土) 05:37:57 ID:CZKaynqc
>>636 ご回答頂きありがとうございます。
視覚からの情報で、条件反射が起き症状が出た例ということでしょうか。

もう一つお聞きしたいのですが、
化学物質過敏症に関する私の発言について ttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130716#p1で
条件反射と情報の関係について書かれていました。

ある化学物質の大量曝露後に少量の曝露でも症状が出るようになるのは、脳がその物質を危険だと学習した結果 条件反射が起こるようになるという風に理解したのですが、
情報の場合は、言葉も、同じように脳が学習して、条件反射のシステムの中に取り入れられてしまう(すみません、適切な日本語が思いつきませんでしたが、これで伝わりますでしょうか…?)ということになるのでしょうか?

651NATROM:2013/08/10(土) 06:14:06 ID:???
>>649
そもそもsivad氏が自説を支持するとして出してきた総説からして、

>Despite extensive clinical evidence to support the veracity of this clinical state, many members of the medical community are reluctant to accept this condition as a pathophysiologic disorder.
ttp://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23642291

って書いてあるんですけどね。"many members of the medical community"って、要するに、"the American Academy of Allergy and Immunology, the American Medical Association, the California Medical Association, the American College of Physicians, and the International Society of Regulatory Toxicology and Pharmacology"とかのことでしょう。ちなみにこの総説では私の判断する限りでは"extensive clinical evidence "は述べられていません。"many members of the medical community"の多くのメンバーも私と同じ判断をしたのでしょう。Uptodateの記載も"many members of the medical community"の意見が反映されます。

他の情報に当たれば、1994年の報告書の意味することぐらいわかりそうなのに、わかっていないのか、わかっているのにあえてそういう解釈をしてみせているのか。

652NATROM:2013/08/10(土) 06:17:49 ID:???
>>650
>ある化学物質の大量曝露後に少量の曝露でも症状が出るようになるのは、脳がその物質を危険だと学習した結果 条件反射が起こるようになるという風に理解したのですが、
>情報の場合は、言葉も、同じように脳が学習して、条件反射のシステムの中に取り入れられてしまう(すみません、適切な日本語が思いつきませんでしたが、これで伝わりますでしょうか…?)ということになるのでしょうか?

概ねそういう理解でよいと思います。梅干しと唾液の分泌にたとえるとよく理解できるかもしれません。梅干しを食べると唾液が出ますよね。すると梅干しが条件刺激となって、こんどは梅干しを見ただけで唾液が出るようになります。視覚からの情報だけでも条件反射が起きうるわけです。

653zorori(shinzor):2013/08/10(土) 14:01:42 ID:s7kWS0AI
語学(英語、日本語)は苦手なので、質問です。

The following hypothesis can be put forward: The illness mechanism behind MCS involves both physiological and psychological impacts on certain brain centres in particularly predisposed persons.

sivadさんの訳

ここから以下の仮説が推奨される:化学物質過敏症における機序には、特に一次曝露を受けた個人の脳の特定部位に対する、生理的心理的双方のインパクトが含まれる。

これ、「exposed」と「disposed」を間違えて「特に一時暴露を受けた」と訳しているようにおもうのですが?
「感じやすい人」位の意味では?
「曝露」とすると、化学物質を連想させますが。

sivadさんがNATROMさんの間違いを指摘する根拠として引用する文献の多くは、むしろNATROMさんの主張に近いように思えるんですが。

654TAKESAN:2013/08/11(日) 06:38:19 ID:???
sivadさんが、ゴールドスタンダードについてNATROMさんが勘違いしている、と言う意味が今頃解った気がします。

NATROMさんが
▼ 引  用 ▼
定義上、ある診断方法をゴールドスタンダードと定めると、その診断法は感度100%特異度100%の検査だということになります。
▲ 引用終了 ▲
ttp://twitter.com/NATROM/status/362502353808658434

と書いているのをsivadさんは、
「ゴールドスタンダードとは、感度100%で特異度も100%の検査の事である」
と「定義している」かのように読んだ、のかも知れませんね。
実際は、他の検査の感度や特異度を評価するために病気のある無しを決めるもの、という診断基準あるいは至適基準の定義を考えれば、その基準となる検査自体の感度・特異度は100%と看做す事が出来る、という話なのだと思っています。

もちろん、基準そのものに敢えて感度と特異度の概念を当てはめて解釈するのは紛らわしいのではないか、という見方はあるでしょうし、私もそのように考えていますが(どの概念の話をしているのか解り辛い気がするので)、それは別の事として。

私は最初、NATROMさんが「定義上」と書いてあるのにどこを見ているのだ、と感じていたのですが、「ゴールドスタンダードとは感度と特異度が100%の検査である」と認識し、「実際の検査にそんなものがあるはず無い」と解釈して、ああいう検討になったのかなあ、と。

655TAKESAN:2013/08/11(日) 06:59:58 ID:???
▼ 引  用 ▼
これらからみえる彼の論理は、まとめるならば

⇒化学物質過敏症診断のゴールドスタンダードは負荷試験
⇒ゴールドスタンダードは感度100%特異度100%
⇒つまり『完全な検査』
⇒『完全な検査』で差が検出できない論文があったから、化学物質過敏症は反証されている
⇒化学物質過敏症は心因性
のようなものであると考えられます。
▲ 引用終了 ▲
ttp://d.hatena.ne.jp/sivad/20130809/p1

こうsivadさんはまとめていますが、違いますよね。

NATROMさんの論は、

⇒化学物質過敏症診断のゴールドスタンダードは負荷試験と臨床環境医の一部が自ら言っている。
⇒負荷試験をゴールドスタンダードと考えているのにそれを診断基準に組み入れないのは何故か(ゴールドスタンダードとは病気のある無しを最終判断するものだから)。※コストその他の理由で出来ない場合もあるだろうが
⇒負荷試験をゴールドスタンダードであると考えても、負荷試験自体の結果を検討すると、ゴールドスタンダードとしての性能自体に疑問がある(臨床的に意義のある結果が全く出ていない――あるいは、当該物質の影響では無かろうという事が示唆される結果が出ている)。
⇒1)もし負荷試験をゴールドスタンダードと「考えない」のならば、ある人が「化学物質過敏症」であると最終判断を下すのはいったい何によってなのか。
⇒2)上に関連して、臨床的に最も証拠として強いとされるRCT等の結果を鑑みて、化学物質過敏症は反証されていると考えられる。
 ※敢えて多義的に使うと、臨床研究におけるゴールドスタンダードであるRCTによって反証された、と言える。
⇒DB-RCTは心因とそれ以外のものの因果関係を切り分けて評価する方法だから、それによってプラセボ対照との違いが見出だせない事は、いわゆる化学物質過敏症と呼ばれる症状の多くは(全ては、とは科学的にも論理的にも言えない)心因によるものである事を示す。

こういった所かと思います。そもそも化学物質過敏症が心因だと言うのはRCTの結果からの評価で、他とは違う話ですね。
で、1)と2)でコンフリクトを起こしていると言うかダブルバインドに陥っていると言うか、それがflurry氏とのやり取りでNATROMさんが主張していた事であったのだろうと推察しています。

656TAKESAN:2013/08/11(日) 07:03:17 ID:???
すいません、上の投稿で番号振り間違えました。
⇒1)負荷試験をゴールドスタンダードであると考えても、負荷試験自体の結果を検討すると、ゴールドスタンダードとしての性能自体に疑問がある(臨床的に意義のある結果が全く出ていない――あるいは、当該物質の影響では無かろうという事が示唆される結果が出ている)。
⇒2)もし負荷試験をゴールドスタンダードと「考えない」のならば、ある人が「化学物質過敏症」であると最終判断を下すのはいったい何によってなのか。
⇒上に関連して、臨床的に最も証拠として強いとされるRCT等の結果を鑑みて、化学物質過敏症は反証されていると考えられる。

こう読み替えてもらえれば。

657TAKESAN:2013/08/11(日) 17:26:12 ID:???
再び資料です。

▼ 引  用 ▼
The gold standard test is the single diagnostic test that is considered to be definitive for a certain disease process and should ideally be close to 100% sensitive and 100% specific.
▲ 引用終了 ▲
ttp://books.google.co.jp/books?id=UqGF3RW6NYAC&pg=PA42#v=onepage&q=gold%20standard&f=false
『Clinical Wards Secrets』

658CS:2013/08/12(月) 21:34:14 ID:CZKaynqc
>>652 ありがとうございます。
何度も申し訳ないのですが、また質問させてください。

過敏症を発症すると、嗅覚が鋭くなる患者さんが多くなると思うのですが、それと条件反射との関連性はあるのでしょうか?
もう一つ、”情報を与えられると症状を誘発されるようになりうる”(2013-07-16 化学物質過敏症に関する私の発言について)とありましたが 逆にいうと、別のきっかけで発症することもありうるということでしょうか?

個人的な経験から、反応する対象が増えた原因の一つに情報もあったのではないかと感じていますが、発症のきっかけは情報ではなかったと思っています。
また、他の患者さんで、情報を与えられていない時に、すでに症状が出ていたという方もいらっしゃるようです。

私の理解力がなくて、こんな質問ばかりで申し訳ありませんが、お答えいただけると幸いです。

659zorori(shinzor):2013/08/13(火) 08:34:18 ID:YTXXtL5Q
横から失礼します。

>個人的な経験から、反応する対象が増えた原因の一つに情報もあったのではないかと感じていますが、発症のきっかけは情報ではなかったと思っています。


条件反射の形成過程では,実態のある刺激が必要でしょう。梅干しの酸味と同時に視覚情報が同時に与えられた結果,視覚情報だけでも唾液が出るようになるというものです。視覚情報もなく,想像しただけで反応することすらあります。梅干しを食べたことがない人に,酸っぱいという情報をいくら与えても条件反射は形成されないのではないでしょうか。

化学物質過敏症も発病のきっかけは何らかの化学物質のそれなりの量への曝露という場合が多いのではないでしょうか。発病後,条件反射が形成されてしまえば,超微量,或いは情報だけでも発症するようになるのでしょう。さらに,余計な情報を与えられた結果,きっかけの物質以外の様々な物質(の情報)に反応するようになるのでは。

患者さんの経験談を読むと,最初のきっかけはシックハウス症,職場での有害物質中毒という実体のある場合が結構有ります。

660NATROM:2013/08/13(火) 17:36:00 ID:???
>>653

「一次曝露を受けた」という部分は現在のところ訂正が入っているようですね。化学物質過敏症とされている患者さんが心理的要因だけでなく生理的要因についても異常を有しているであろう、という点は受け入れられています。問題は、症状の誘発が超微量の化学物質によって起こるのか否かであることが、よく理解されていないのではないか、と思います。



>>655

概ね、ご指摘の通りだと思います。

「多種類化学物質過敏症だと主張されている、あるいは多種類化学物質過敏症だと疑われている症例においては、訴えを精神的なものとして見過ごされるべきでなく、完全な検査(a thorough workup)が必要であるというのが、現在のコンセンサスである」という和訳がまずかったせいで誤解を招いたようです。そのすぐ後に「化学物質過敏症」とされている患者の中には、アレルギーなどの身体的な問題をかかえている人も含まれることを言っているに過ぎず」と書いていることからわかるように、"a thorough workup"を「アレルギーなどの身体的な問題」の検査であると私は解釈しており、負荷試験のことは指していません。

661NATROM:2013/08/13(火) 17:43:16 ID:???
>>658
>過敏症を発症すると、嗅覚が鋭くなる患者さんが多くなると思うのですが、それと条件反射との関連性はあるのでしょうか?

直接の関連性はないとは思います。ただ、(本当にCS患者さんの嗅覚が鋭くなるかどうかは私にはわかりませんが)、もし嗅覚が鋭くなるとしたらそのぶんだけ症状が誘発されやすいということはありそうです。


>もう一つ、”情報を与えられると症状を誘発されるようになりうる”(2013-07-16 化学物質過敏症に関する私の発言について)とありましたが 逆にいうと、別のきっかけで発症することもありうるということでしょうか?

別のきっかけで発症することもありうると思います。実験的には情報を与えられたほうがより条件反射を形成しやすいことが明らかになっていますが、情報がなければ条件反射が形成されないわけではありません。情報なしでも条件反射が形成される別の実験もあります。

特に化学物質過敏症に関する前情報がなくても、症状の固定のメカニズムとして、たとえば最初は大量のホルムアルデヒドの曝露で気分不良が起こり(シックハウス症候群)、それが条件付けとなって臭いが感じられる程度の少量のホルムアルデヒドでも気分不良が起こるようになる(条件反射)ことはありえます。さらに臭い以外のもの(たとえば場所)も条件刺激になり得ます。シックハウス症候群を起こした部屋を換気なりベイクドアウトなりでホルムアルデヒドの濃度を臭いが感じられないほどに十分下げたとしましょう。しかし、かつてその部屋で気分不良を起こしたのであれば、ホルムアルデヒドとは無関係に気分不良が起こることもありえます。すると、実際には化学物質に反応しているのではないのに、臭いが感じられないほどの低濃度のホルムアルデヒドによって気分不良が起こっているように見えます。こういう患者さんに「超微量のホルムアルデヒドや、その他のさまざまな化学物質に反応するようになる」などと吹き込むべきではない、というのが私の主張です。

ただ、大量の(あるいは少量反復の)化学物質暴露が化学物質過敏症の発症に必須かと言えば必ずしもそうでもないようです。たまたま臭い刺激があるときに偶発的な気分不良が起これば、それも条件付けになりえます。

662CS:2013/09/04(水) 20:01:40 ID:CZKaynqc
>>659 >>661
大変遅くなってしまってすみません。ご回答ありがとうございました。

情報は条件反射をサポートするものと解釈しました。

>しかし、かつてその部屋で気分不良を起こしたのであれば、ホルムアルデヒドとは無関係に気分不良が起こることもありえます。

この場合は、記憶が条件反射を引き起こしていると考えていいのでしょうか?

663CS:2013/09/04(水) 20:24:46 ID:x/g37WbU
重ね重ねすみません。また質問させてください。

2013-07-16 化学物質過敏症に関する私の発言について ttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/201308で、
>化学物質からの回避も、意外と侵襲性が高い。野菜をスーパーで買わずに無農薬のものを取り寄せる、とか、シャンプーを香料・添加物の少ないものにする、とかならまだよい(本当は良くないのだが)。

ここの意味を捉えかねています。
私も含め多くの過敏症患者さんの場合、反応するものを回避しないで、使い続けたら症状が悪化しますが、
それでも、 (現在)症状が出てしまうシャンプーなどを反応しないものに変えるのは、良くないという意味なのでしょうか?
それとも、回避しすぎが良くないということだけを意味されているのでしょうか?

クリーン施設に入ることの問題性に続く文章なので、重箱の隅をつつくような質問だとは思うのですが…。

664TAKESAN:2013/09/05(木) 23:18:54 ID:???
>>663
横レスですが。
原因を明らかにする前に(原因、には、既知の身体的な疾患や心因のものを含みます)当人が原因を設定してそれを回避する行動に至ると、
 ・真の原因を見い出せなくなる
 ・それが条件反応を含む心理学的なメカニズムの介在する症状だった場合、回避行動そのものが、心因――症状 を強化するおそれがある
 ・原因として設定したものについて、それが「害がある」と認識する訳で、その誤った(←これは想定です)信念に基づいて、善意を伴う情報発信などをされるのは、社会的に好ましく無い。
これらの問題が考えられるから、だろうと思います。

665NATROM:2013/09/06(金) 12:34:36 ID:???
>>しかし、かつてその部屋で気分不良を起こしたのであれば、ホルムアルデヒドとは無関係に気分不良が起こることもありえます。
>この場合は、記憶が条件反射を引き起こしていると考えていいのでしょうか?

記憶が条件反射を引き起こしていると考えていいと、私は思います。


>私も含め多くの過敏症患者さんの場合、反応するものを回避しないで、使い続けたら症状が悪化しますが、
>それでも、 (現在)症状が出てしまうシャンプーなどを反応しないものに変えるのは、良くないという意味なのでしょうか?

このあたりは程度問題でしょう。シャンプーを変えただけで済むのであれば大きな問題はないと思いますが、いわゆる「過敏性の拡大」が起こると、回避行動がエスカレートする場合があります。香料の少ないシャンプーを使っていたときに偶発的に症状が生じたとして、患者さんが過敏性の拡大だと考えると、今度はその香料の少ないシャンプーも回避するようになります。どんどん使用できる製品が限定されていきます。

食品もそうです。患者さんのブログなどを拝見するに、「無農薬と信じて取り寄せしてきた野菜に反応した。生産者が無農薬でも近所の畑で農薬を使ったのかもしれない。もうここの野菜は食べられない」などといった体験談がときにあります。こうした回避を繰り返すとどんどん食べることのできる食品が限定されてきます。どうしても症状が出てしまうのなら回避もやむを得ないでしょうが、使える製品や食べられる食品を増やすことを試してみるのも有用だと思います。

666Isshocking:2013/09/07(土) 00:43:51 ID:lRnvsNXI
そもそも過敏症患者さんが主張される濃度領域での農薬検査はコストがかかりすぎて、患者さんが期待されるレベルの農薬汚染管理はなされておりません。
そのために、農水省では厳密には有りえない筈の「無農薬」表示は避けるように指導しています。
つまり、「無農薬」などと表示して食品小売しているのは、それだけで怪しい商売か無知かと思われても文句言えないはずです。

667zorori(shinzor):2013/09/07(土) 18:23:24 ID:s7kWS0AI
>こうした回避を繰り返すとどんどん食べることのできる食品が限定されてきます。

「命のりんご」の患者さんは、水が飲めなくなって脱水症状になったそうですね。

668CS:2013/09/07(土) 18:27:39 ID:CZKaynqc
>>664 >>665 大変、興味深く読ませていただきました。確かに、現在患者さん達の間ではコップ理論を信じている人が多く、原因物質に対して慎重になりすぎてしまい回避行動がエスカレートする場合も現実にあります。
できましたら、この説明を7月16日の日記の方にも付記していただけると、他の患者さんが読んだときに理解しやすくなると思うのですが、如何でしょうか?

個人的にはコップ理論(=許容量が溢れてしまい、ごく微量の物質に反応している)よりも、条件反射であってくれた方が治りやすそうな感じがするので助かるのですが…。
いずれにせよ、現在患者さんの多くが信じているコップ理論は科学的に立証されていないのに、それを盲目的に(素直に)信じてしまうことで起きている害は確かにあると思います。

わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。

669CS:2013/09/07(土) 18:43:42 ID:CZKaynqc
>>665
>使える製品や食べられる食品を増やすことを試してみるのも有用だと思います。

この点についてですが、CSが改善してきても過去に繰り返し起きていた症状のせいで、トラウマにも似た恐怖心を伴った記憶が根強く残り、回復を遅らせている場合があります。
そういう時に有効な方法については、ご存知ないでしょうか?

670NATROM:2013/09/08(日) 20:59:50 ID:???
>できましたら、この説明を7月16日の日記の方にも付記していただけると、他の患者さんが読んだときに理解しやすくなると思うのですが、如何でしょうか?

ご指摘の通りだと思いますので、「化学物質からの回避」の有害性についてを追記いたしました( ttp://d.hatena.ne.jp/NATROM/20130716#p1 )。


>この点についてですが、CSが改善してきても過去に繰り返し起きていた症状のせいで、トラウマにも似た恐怖心を伴った記憶が根強く残り、回復を遅らせている場合があります。
>そういう時に有効な方法については、ご存知ないでしょうか?

無理をして症状が誘発される行動を繰り返すと、条件反射が強化されてしまうのでよくありません。たとえば、ごく少量だけを使用して症状が誘発されない体験を繰り返し徐々に量を増やしていく、などが有効かもしれません。

こうした病態には認知行動療法が効果があると思われます。MCS以外の疾患に対しては標準医療とみなされています。MCSに対しては、有望視されていますが、いまのところは確固たるエビデンスはないようです。このあたりのことは、私も専門外ですので、勉強をしている最中です。

671CS:2013/09/12(木) 15:44:23 ID:CZKaynqc
追記、拝読しました。ありがとうございました。

>無理をして症状が誘発される行動を繰り返すと、条件反射が強化されてしまうのでよくありません。

確かに、自分の場合それは当てはまると思います。
誘発されない体験を重ねつつ、徐々に増やしていく方法を試してみます。
アドバイスありがとうございます。
認知行動療法についても調べてみます。

672natbus:2014/01/19(日) 05:49:31 ID:???
荒らしという言葉は非常に便利である、自分が気に食わなければ荒らし扱いをする。
NATROM氏は我々が真剣に聴いている事を無視し都合の悪い物は全て削除した。
これからNATROMバスターズは掲示板も使わせていただくともりであります。
尚「NATROM」以外の方には一切お答えするつもりはございません。
スレタイも「化学物質過敏症についての掲示板」であり他の方と議論する理由が御座いません。
次スレに議論の言葉が書かれてもNATROM氏以外には一切返答する気は御座いません。
皆さまにはご了承願います。

673natbus:2014/01/19(日) 05:51:43 ID:???
以下NATROMバスターズが指摘した事や患者の生の声を挙げていきます。

2013-10-31 臨床環境医学と環境医学は異なる

NATROMは医者か、大いに疑問。いや、仮にも命や健康を一時的にでも預ける職業者であってはならない性質が、そこここに表出している。
信頼、信用問題。人柄の問題。医科学者としての資質の問題。

別記事でのコメントでしたがanan様の取り組んでいる記事なのでここへ返答します。
>「むしろ、客観的な検査で異常が出にくいにも関わらず多種多様な症状が生じることが、症状誘発が心因性によるものであることを示唆しています。」

多種多様な症状が生じることは、むしろ「毒性」を表しています。誤認というより、NATROMの展開論は、悪徳新興宗教勧誘レベルのこじつけばかりだなあ。

私は、誰が誰であろうと興味ありません。問題は、「荒し」か「否」かです。
NATROMさん!あなたこそ、患者荒らしじゃないですか!
私は、怒りに震えること多数です。冗談じゃない。
患者はただでさえ、健康的な生活を失い、職を失い、経済性を失い、理解されず友人や家族を失い、以前のようなアクティブな外出が出来ず、本当に苦しんでいます。

その患者に向かって、攻撃してばかり。あなたのするえげつなくて知性のない行動は、最低最悪です。



どなたでも、ご随意に、使用でも利用でも削除でも、お楽に調理してください。

NATROMの大層ご立派そうに見えるゴイケンは、はっきり言うと、くだらんですよ。だから、薄汚くて、かつ、馬鹿らしすぎて、反論もしたくなくなるのが、本音です。

ただ、患者をコケにしているのだけは許せない。

674natbus:2014/01/19(日) 05:52:48 ID:???
以下「何を否定し、何を否定していないか」について
>臨床環境医学とリンクしているさまざまな主張については、きわめて懐疑的です。
例えば、「総身体負荷量」「離脱症状」という概念、「誘発中和法」の治療効果などは、単に十分な科学的証拠がないというにとどまらず、病的科学の特徴を備えていると考えます。

:現在とは考えの違う事を取り上げられても勉強不足としか言えません。

>さらに、精神病の多くは化学物質暴露が原因による脳アレルギーである、化学物質過敏症にホメオパシーが効果がある、アナフィラキシーショックに重曹が効果がある、などなど、きわめて怪しげな主張を行なう臨床環境医もいます。

:誰がそんな事言ったのですか?
ダラスは別として日本に居るのですか?
一地域での事なら臨床環境医という言葉は使うべきでは無い。

675natbus:2014/01/19(日) 05:53:50 ID:???
>臨床環境医学によって治った人がいることは否定していません。
しかし、体験談のみでは、ある特定の治療法に効果があるという証明にはなりません。
「教祖様の手かざしによって病気が治った」という体験をしている人もいますが、それだけでは手かざしに効果があるという証明にはなりません。

:悪意しか感じないですね、強いて言うなら手かざしにも効く人は効くがそんなに多くない。
臨床環境医の元に赴くのはそれなりに効果があるからで効果無いならとっくに見捨てている。



>科学がすべてだとは言っていません。

:科学的に証明されてないから化学物質過敏症を認めないという事を書いた後にすぐコレですか。

>問題は、証明が不十分なものを「完全に証明された」などと嘘をつくことです。

:そんな臨床環境医見た事も聞いた事も無いね。
名まえを挙げて下さい、それとソースも。
無い場合はNATROM氏のねつ造か 勘違いとして削除を要請する。

676なとバス:2014/01/19(日) 05:57:46 ID:???
なとばすPさん
手かざしまで持ち出すなんて、宗教をいたずらに引き合いに出すのは良くないと思います。そもそも宗教に根拠を求めること自体ナンセンスですし、宗教論争程怖いものもありません。

なとばすW
まぁまぁ。
手かざしは何も宗教には限らない事です。
手当ての語源が手を当てるだけで痛みが鎮まるからですね。

教祖が行うと宗教をバカにした様な発言をしたのはNATROM氏なので私は関係無いと思います。
つまり「NATROM氏が悪い」www

677なとバス:2014/01/19(日) 05:58:26 ID:???
以下2014/01/13 NATROM氏コメントへ
以下ブラインドテストの必要性について
2 ■無題

>科学的に根拠のない反論は患者にとって迷惑なだけですが、私による反論は科学的に根拠があります。論文を多数あげております。

化学物質過敏症は環境病の一種と言われる、自分自身以外は環境だから当然だが外国と日本では環境が違う、いくら外国の論文を出しても日本と同じとは言えない。
多くの論文というが一部都合が良い箇所の抜粋で全文を読んでみると化学物質過敏症を否定していない論文や報告書もあった。


natrombusters 2014/01/17 18:48
>無臭で存在すら気づかないのに、いったいなぜ「有機リンのせいで症状が誘発された」ことがわかったのでしょうか?

後に調べたら存在したという事だ、誰かが(おそらくは臨床環境医が)、有機リンのせいであると「吹き込んだ」のでは?という考えは飛躍し過ぎていて妄想と言えるレベル。



>これは化学物質アレルギーじゃないか?
>免疫が介在していなければアレルギーとは言えません。

化学物質アレルギーは存在する、リンデロンの取説でも読んでみるといい。
当然免疫が関与してるのでアレルギーという名がついている。

678なとバス:2014/01/19(日) 05:59:16 ID:???
2014/01/13 NATROM氏コメントへ
>私の知る限りでは「化学物質不耐性」と「化学物質過敏症」の区別はあまりなされていません。

化学物質不耐性は化学物質過敏症とは違う、化学物質不耐性は化学物質弱耐性と呼ぶ方が分りやすいだろう。
そうでなければ健常者には苦手な匂いの化学物質が存在しないというほど酷いレベルの誤認識ではないのですか?


>石川哲先生をはじめとした臨床環境医がそう言っているのですが。超微量で症状が起こらないのであれば、CSではなく、普通にアレルギーか中毒で説明可能です。

アレルギーと中毒様の症状が普通レベルの化学物質で起こるのですが複合もします、更に多彩な症状が1人に起こる事はアレルギーか中毒で説明出来るのでしょうか?化学物質不耐性にも当てはまらないのですが?

679なとバス:2014/01/19(日) 05:59:57 ID:???
>保険適応はというより、単に病名登録がされただけです

レセプトに記載出来るという事はどういう事か医者なら分かるはず、保険が使いやすくなったという事だ。
事実上保険適応と言えるでしょう、それともNATROMさんはレセプトに書けない薬をわざわざ使って患者に自己負担でもさせてるのですか?
おっと・・・NATROMさんの飛躍的思考が伝染してきた様だ、くわばらくわばら。



>1992年のAMAの原文をお読みになれば、あるいは当時の臨床環境医学についての他の公的な医学会の見解を読めば、AMAの主張と私の主張がそれほど違わないことがご理解できるでしょう

runが原文を持っているがやはり慎重論としか思えない。
それよりもAmerican Medical Association Council on Scientific Affairs, 1992以後AMAは現在、MCSに関して見解声明をしていないので慎重論のままだと判断する方が妥当。
自分の都合の良い事古い物しか採用していないNATROMさんには納得できないだろうが最終的に出した物が優先されるのは当然だろう。

680なとバス:2014/01/19(日) 06:06:00 ID:???
> tp://b.hatena.ne.jp/entry/ameblo.jp/cs-es-by-run/entry-11730752414.html

はてなブックマーク以外ではこういう事は起きない、証拠を出せと言われれば解析の画像を出す。
異常なのは「はてな」の方である。
いよいよ苦しくなって他力本願ですか?

>natobasuさんが他の人の意見を転載する場合は、natobasuさん自身の責任をもって行ってください。

NATROMさんは伝言への回答を自分勝手にするのですか?例えば他人の仕事を勝手に引き受けるとか。
掲示板の例により他の人は意見すらままならない、誤解だと言っても客観的にはNATROMさんがホスト名晒しをした様にしか見えない。
よってNATROMさんに責任があり信用されない事に我々には責任は無い。

>患者さんだからといって、無責任は発言は許されません。間違ったことを言えば患者さんであろうがなかろうが批判されます。

当方は批判する者は批判される覚悟があるので上等、NATROMさんにも守ってもらいます。

681なとバス:2014/01/19(日) 06:06:44 ID:???
>インターネットに医師患者関係を持ち込むべきではないと私は考えます。

インターネットに医師患者関係を持ち込むべきではないのなら内科医を名乗る資格があるのでしょうか?
それ以前に医者として医療倫理の四原則を無視している。
善行原則
1)他人の権利を保護・擁護せよ、

2)他人に危害が及ぶのを防げ、

3)他人に危害をもたらすと考えられる条件を取り除け、

4)障害者を援助せよ、

5)危機に瀕した人を援助せよといったものである。
無危害原則
1)殺すな、

2)苦痛や苦悩を引き起こすな、

3)能力を奪うな、

4)不快を引き起こすな、

5)他人の人生から良いものを奪うなといったものである。
正義原則
、「社会的な利益と負担は正義の要求(各人にその正当な持ち分を与えようとする不変かつ不断の意思)と一致するように配分されなければならない」である。

ずいぶんと守っていない様に見受けられますがどうですか?
それでもインターネットに医師患者関係を持ち込むべきではないというのなら内科医を自称するのを止めればいい。
これなら対等と言えるでしょう、自分だけ金看板下げるのは卑怯としか思えない。

682なとバス:2014/01/19(日) 06:07:49 ID:???
>その方針が嫌ならば、ここには書き込まないでください。

その方針とやらが非常に不公平であり邪魔される事無く自慰したいだけだと解釈する。
非常に迷惑な話で所々矛盾した事を言い指摘しても平気で無視する輩を黙って見過ごす気は無い。



>1989年のアメリカ内科学会のposition paperを述べているところで言及しましたから、それは明らかでしょう。

ああそう、じゃ資料出して下さい。

>その少数のなかに、ふくずみアレルギー科があります( ttp://ameblo.*****jo-mg/entry-11107630975.html )。

資料はブログでもいいんですね、それなら大量に出せます。
ありがとうございますwww
NATROM先生のお墨付きなのでブログからでも信頼度が高いらしく医学誌に掲載されてなくてもいいみたいですね。

683なとバス:2014/01/19(日) 06:08:38 ID:???
2005-03-28 化学物質過敏症:成人患者推計70万人?

1 ■医学誌に掲載されればいいってもんじゃない。

>「国際的に信頼度が高い」ことを裏付ける資料、できれば国際的な医学雑誌に掲載された論文などがございましたら教えてください。

またJAMAを引き合いに出す気か?
どんなに古臭くても医学誌に掲載されることが重要なの?
ハッキリ言おう、医学誌に掲載はされない。
既存の医学では説明が出来ないので論争も元となっているからだ。
臨床環境医が行っているのは技術に近い、かなり難しい事です。
まず初めに患者の言う事を信じる事から始めている、NATROM氏にはそれがない。
HPに書いたのはただの言い訳に過ぎない、心因性との固定観念がある。

684なとバス:2014/01/19(日) 06:09:19 ID:???
2 ■110万人

余談だが現在では患者数110万人と言われている。
もちろん証拠はないんだが。
自律神経失調症と診断されていた人も化学物質過敏症と再診断される事もある。
事実保険適応以前には自律神経失調症としてしか障害年金を申請できずやむなく自律神経失調症で受給した方も居る。
精神疾患とされていた方も化学物質過敏症と診断されたが居る。
ただ単に受け入れ態勢が整っていなかったのでちゃんと診断された人はそう多くないと思われる。
レセプトに書ける今なら患者数ぐらい判明するだろう。
しかも最低数で・・・だ。
そもそも70万でも30万でも存在する事に変わりは無い。
以前も書いたはずですが回答が出ておりません。

685なとバス:2014/01/19(日) 06:09:58 ID:???
2009-02-16 香水の自粛のお願いに化学物質過敏症を持ち出さないほうがいい

つまり苦しめと言う事か?
まず朝日新聞は「ごく微量の「化学物質」の曝露により様々な健康障害が引き起こされるとする疾患概念である」等と書いていない。
それはNATROM氏の勝手解釈であり新聞記事を紹介する前文としては不適切。

それとNATROM氏は化学物質過敏症患者の苦痛などは否定しないとどこかで言い訳してましたが化学物質過敏症以外にどうやって個人の自由である香料の自粛を求めるのか聞いてみたい。
罰則付きの法案でも出来ない限り無理な話だろう。
少しは考えて患者へ配慮した記事を書いてもらいたい。

686なとバス:2014/01/19(日) 06:10:46 ID:???
>マスコミも、化学物質過敏症について報道するのであれば、標準的な見解も紹介して欲しい。

マスコミは実際に起こっている事を報道しただけですが問題があるの?
標準的な見解だから掲載したんでしょ?
NATROM氏の自称標準的な見解は日本には無いという事だろう。

687なとバス:2014/01/19(日) 06:11:23 ID:???
>しかし、記事で問題になっている整髪料や香水については、とてもじゃないが「超微量」とは言えない。

化学物質過敏症患者全てが常に超微量の化学物質に反応する訳ではない。
臭気過敏状態も絡みブラインド条件下で負荷試験する事も難しい。
匂いという見えない敵と戦う患者の心理は重症な程ビクビクしておりその様な心理状態では二重盲検査は成功しにくい。
また二重盲検査には問題があり被験者の心理状態でも結果が左右される。
例として
「超微量を感じる程悪化している事を受け入れたくない」という心理。
「超微量でも感じて化学物質過敏症を病気として認めさせたい」という心理。
二重盲検査では化学物質過敏症のトリガーの1つ、あくまでもトリガーの1つである心因性もある為二重盲検査では心因性しか見いだせない。
脳刺激による反応の方がより確実な検査が可能だろう、実際行われている。
かつて臨床環境医も二重盲検査での立証が重要と考えていた様だがそれは既存の医学に基づく考え方であった為でそう考えるのは自然だろう。
しかし化学物質過敏症は自律神経に何らかの障害が起きているのがトリガー要因の1つであるが二重盲検査ではそこまでは解からない。
最早二重盲検査で結果を出せというのは時代遅れといえよう。

688なとバス:2014/01/19(日) 06:12:02 ID:???
NATROMは自分が見えてない。
>たとえるなら、子供たちの言葉づかいが良くなるとしても、「水にありがとうと言葉をかけると結晶がきれいになる。お友達ともお互いにありがとうと声かけしよう」と教えるのが問題であるのと似ている。

例えがおかしくないですか?香料使用は個人の自由という権利であり道徳では無い。

>さらに、「化学物質過敏症」に本当に配慮しはじめたら、収集がつかなくなることも考えられる。程度にも差があるが、農薬はダメ、床のワックスもダメ、石油由来のインクもダメ、電磁波ダメ、食物添加物ダメである。

実際ダメな患者は多い、我慢しろとでも言うのですか?

689なとバス:2014/01/19(日) 06:12:40 ID:???
>しかも「超微量」であっても反応するのだ。どれだけ配慮しても、「症状が出た」と主張されれば、「化学物質」のせいになりかねない。

シックハウス症候群と違い化学物質過敏症では化学物質が患者に近寄ってくる事がある、概ね人的に持ち込まれるのですが当然反応を起こす可能性は大いにある。
医者ならばこういう不測の事態も考慮しておくべきだがNATROM氏には無い。
環境は変化する、この言葉に反論出来るならしてもらいたい。

690なとバス:2014/01/19(日) 06:13:21 ID:???
>実際、「教科書のインクを避けるため授業のDVDを作って届ける」などの配慮を行ってすら、「化学物質過敏症」に無理解だとして、中学校が訴えられたという報道もあった→■化学物質過敏症、その原典:MCS ・・・ (内科開業医のお勉強日記)*3。

*3:原告側の訴えによると「喘息」への配慮不足が原因とのこと。2009/04/24 13:55のナキウサギさんのコメントを参照 事実関係の確認が困難なので、「〜という報道もあった」と書き換えたという注釈に横線が書いてあるが?
事実関係が証明できないなら記事を書きかえるべきでありこういう事がまかり通るならどんなデタラメでも書けてしまう。
NATROM氏は自分で書いた事に責任を持たないので何度か矛盾した事を書いているが指摘されたら直すべきだろう。

691なとバス:2014/01/19(日) 06:13:59 ID:???
むしろ化学物質過敏症という言葉を使うべき…
>現実的な落とし所は、「健康障害を引き起こしうるので、香水の自粛をお願いする」というところであろう。「化学物質過敏症」という言葉は使わない方がいい。

化学物質過敏症の認知度が低い事と自分で書いておきながらこの発言はいかがなものか?
気管支喘息や、頭痛・気分不良などの症状も化学物質過敏症の症状の1つでありこの様な様々な症状が出る化学物質過敏症という病気があると世間に知らせる事は重要である。
NATROM氏の言い分は化学物質過敏症患者への不当な扱いと言えるだろう。
名古屋市瑞穂区の市立小学校の表現は「化学物質過敏症では保護者が解かりにくいだろうからアレルギー」と考えたと思われ一応の配慮がなされていると言えるが「化学物質過敏症というアレルギーみたいな病気等児童に健康障害が生じる事がある」と言った方がより良い表現でむしろ香水自粛には化学物質過敏症という言葉を使うべきである。

692なとバス:2014/01/19(日) 06:17:47 ID:???
2013-07-16 化学物質過敏症に関する私の発言について


ホメオパシーを日本で使っていると書いてあります。

>日本ではさすがにホメオパシーを使用している例はほとんどみないが、

「日本ではさすがにホメオパシーを使用している例はほとんどみないが」という事は1度以上あったと言う事ですね。
日本では行ったと書いた覚えは無いというコメントが嘘なのかこの記事が嘘なのかはっきりさせてください。

693なとバス:2014/01/19(日) 06:18:26 ID:???
>ビタミンやミネラル、グルタチオンの補給がよく行われている。私の知る限りでは二重盲検法による臨床試験は行われておらず、エビデンスレベルは低い。プラセボとしては「効く」のであろう。これらはおそらく無害だからまあいい。

グルタチオン補給は医薬品としては「タチオン」しか無い。
タチオンには80%添加物があるので反応する患者も結構存在するが「おそらく無害だからまあいい。」等と安易に書くのは勉強が足りない。
海外では医薬品ではない100%のサプリメントがあるが自己責任の為臨床環境医が与える物では無い。

694なとバス:2014/01/19(日) 06:19:06 ID:???
医原病の意味知ってますか?

>エビデンスレベルは低い

エビデンスレベルは必須義務ではない。

>、「化学物質」の発生を最低限に押え込んだクリーンな施設*1に入るという治療法がある。入るときは良い。問題は出るときだ。なにしろ外は「汚染社会」である。

これは私も同感である、しかしやり方は全く違う。

>しかし、もし化学物質の曝露は関係なかったとしたら?複数の二重盲検法による負荷テストの結果は、症状の誘発と超微量の化学物質の曝露に関係がないことを示している。

度々「もし」又は「もしも」を使っているがそれは推論となる。
推論なら記事冒頭に「推論」等の文字を入れるべき。

2013-08-29 なぜ「化学物質過敏症」患者に対して包括的な検査が必要なのか

NATROM様
前出のお答えを頂いておりませんが自分では答えられないのですか?

695なとバス:2014/01/19(日) 06:23:59 ID:???
NATROMさんは掲示板のセキュリティは充実していると申しておりましたがこの様に簡単にレス出来ました。
たぶん消すと思いますがイタチゴッコになると思いますが如何?
当方は穴だらけのスレになっても一向に構わないのですが。

696名無しさん:2014/01/19(日) 11:28:13 ID:???
>>671-694

「やり場の無い」怒りの持ち主だということは実によく伝わるが・・・

697名無しさん:2014/01/20(月) 00:51:07 ID:???
こういうのは「怒り」というより「逆怨み」と呼ぶべきものだと思います。

698Nバスターズ:2014/01/22(水) 18:57:18 ID:8nVcd/dY
NATROMさんはタチオンが何故使われているか知らない様なのでドイツの論文を紹介して差し上げます。

臨床環境医学(第10巻第2号)
海外論文の紹介
「NS Pranbg,Ⅴ von Baehr WP Bieger Zeitschrifr fur Umeweltmedizin 9:38-45,2001]
(臨床環境10:93〜102、2001)
多種類化学物質過敏症および慢性疲労症候群患者の環境化学物質に対する遺伝的感受性の亢進

まとめ
化学物質過敏症または慢性疲労症候群患者40名について、生体異物(注参照)に対する感受性の個人差を検査した。90%以上の患者が、解毒の第一段階である酸化過程の亢進が認められ、患者は酸化的ストレス状態にあることを示していた。興味ある事に、殺虫剤に暴露して発症した患者は、健常者に比べてグルタチオン-S転移酵素π(GSTP1)の遺伝子の機能的変異が2.5倍高率に認められた。慢性重金属中毒を示す患者ではグルタチオン-S転移酵素μ(GSTM1)遺伝子の欠損と、N-アセチル転移酵素-2遺伝子の軽度の変異が認められた。一方化学物質曝露を受けていない患者では、解毒酵素の多型性は正常範囲内であった。
 今回の結果は遺伝的な化学物質に対する感受性が、慢性疲労症候群や多種類化学物質過敏症の発症に関係していることを示している可能性が強い。将来環境汚染物質に慢性に暴露している患者の確定診断に、解毒機構の遺伝子的解析が最適手段となるかもしれない。
注:体の中に入ってきた農薬(除草剤、殺虫剤)、ホルムアルデヒド、トルエン、有害金属などを意味する。

699Nバスターズ:2014/01/22(水) 18:58:01 ID:8nVcd/dY
Ⅰ、諸言
最近の多種類化学物質過敏症や慢性疲労症候群の患者数の増加は著しいものがある。本疾患の症状は、理由不明の体の弱り、集中力の喪失、再発を繰り返す感染症、脳神経症状、非特異的胃腸障害(例えば慢性の胃炎、腸の刺激症状)、関節の痛みや腫長、筋肉痛、ミオパチー、線維筋痛症、膀胱の刺激症状や炎症、前立腺疾患、肺疾患、肝疾患などが含まれる1)。患者のこのような症状は、伝統的な診断法では解明されないために、しばしば精神的な原因によるとされる。実際、化学物質過敏症や慢性疲労症候群患者が多く存在しており、その患者は不安症やうつ病として扱われている。しかも、遺伝的に感受性の高い人が、持続的な環境汚染物質の負荷により、多種類化学物質過敏症や慢性疲労症候群に進展していくのか、それとも腫瘍発生に進展するのかなどはほとんど知られていない2、3)。環境汚染化学物質の中毒効果は、解毒酵素系の第一相、および第二相の総合作用として現れてくる。第一相では、化学物質は還元、加水分解、そして酸化がなされる。これは、種々なミクロゾーム酵素、すなわち各種のチトクロームP450の酸化酵素類(MFO)によりなされる4)。このMFO酵素類は肝細胞のendolamic retuculum(小胞体)の膜に存在し、各種の代謝産物の毒物の文かいを司る。肝細胞は、種々な化学物質による酵素誘導により、一連の特異性のあるチトクロムP450イソ酵素(CYP系)を形成する5)。遺伝子に差はあるが(多様性)、特異的酵素は容易に誘導され、非常に高い活性をもって物質を分解する。例えば、第Ⅰ相の酵素であるチトクロームP450IA1およびIA2は、多環炭化水素化合物の様な多数の生体異物を分解する6,7)。これら酵素の働きにより、化学物質はさらに毒性の高い産物になるわけであるが、正常ではそれら物質は第二相酵素に手渡され分解される。それらの分解産物や細胞毒性物質に、肝臓ではグルタチオン、酢酸、システイン、硫化化合物、グリシンおよびグルクロン酸のような小さな分子の水溶性物質を添加して、肝臓や腎臓から排出しやすい水溶性物質とする。この第二相の酵素に、グルタチオン‐S−転移酵素(GSTs)やN‐アセチル転移酵素(NATs)を上げることが出来る。
現在のような化学物質汚染環境では、グルタチオン関連酵素に特に重要な意義がある8,9)それらの酵素は環境毒物の代謝産物による引き起こされる非常に反応性の高い遊離基をグルタチオンの酸化と引き換えに毒性を弱める。グルタチオン‐S−転移酵素のタンパク合成が減少したり、欠損したりすると、代謝産物が溜まってしまう。すなわち、遺伝的に一つ、または複数のグルタチオン‐S−転移酵素が欠損したり、活性が低下している人は、生体異物が入ってくると、多臓器疾患の発症や、免疫力の低下をきたす傾向を示す10)。このような患者では、第一相の酵素系はしばしば活性化しているが、それで生じる代謝産物が次の段階でうまく代謝されていかない可能性がある。結果として、有害物質が蓄積して臓器に負担を掛けることとなる。
 今回の研究では、慢性疲労症候群または多種類化学物質過敏症患者40名について、有害物質の負荷状態と遺伝的な解毒機構との関係を先ず研究した。

700Nバスターズ:2014/01/22(水) 18:58:42 ID:8nVcd/dY
Ⅱ.患者および研究対象項目
患者:ドイツ全国から、支援団体や環境問題の研究家から紹介されてきた40名の患者を対象とした。20名の女性と20名の男性である。年齢は27歳から59歳にわたっている。患者の症状、現在の環境負荷状況の問診、一般診察、臨床検査を行った。これら患者は次の3群に分けた。
A群 殺虫剤発症群
 平均年齢は42,8歳。8名が女性、6名が男性であった。末梢血液や尿から、殺虫剤が高い濃度で検出された。ガスマスで11名の尿中から、殺菌剤ペンタクロールフェノール(PCP)50μg/1から0,5μg/1が検出され、特に1名の農業従事者では12μg/1と対照値(<25μg/1)の500倍に達していた。殺虫剤ヘキサクロロヘキサンはEDTA採血をα、β、γに分別し、5例にγ‐ヘキサクロロヘキサン(HCH、リンデン)が0,4〜1,2μg/1の値が示された。さらに3例にPCB0.8〜1.6μg/1を検出し、1例には高速液クロで殺鼠剤に使用されているクマリン誘導体が検出された。2名の農業従事者と1名の花屋の例は、職業的な暴露からと思われた。その他の職業では、4名の家庭主婦、1名の保険業者、2名の事務員と銀行員が含まれており、4名が身体障碍のために受診時には失職していた。PCPおよびHCH汚染患者の多くは、室内空気の分析を行い、居住環境負荷が明らかになった。本群患者の症状には、慢性疲労とともに、神経系の障害、持続性の頭痛、視力障害、平衡感覚の障害、めまい、筋力低下が認められた。
B群 重金属発症群
平均年齢は37.6歳であった。14名(6名の女性と8名の男性)で重金属水銀が検出された。それは多分アマルガムから来たものと思われた。水銀はEDTA採血血液と唾液から、原子分光光度計で検出した。
 血液は11〜6850μg/1、唾液からは4〜1350μg/1であった。5名については、補足的に歯の金属に対する感受性を調べる為にELISAテストを行った。金属工業従事者の一人は血清アルミニュム濃度が10150μg/1あり危険値であった。
 患者はしばしば口内炎を発症し、さらに歯周炎、自律神経障害(例えば過敏性胃腸症状)、そしてハウスダスト、栄養剤、花粉に対するアレルギーのような免疫疾患へと発展する傾向があった。
C群 毒物発症歴が明らかでない群
 平均年齢は51歳であった。11名の患者(6名の女性と5名の男性)は環境汚染物質による曝露歴はなく、また臨床検査でも負荷物質が証明されなかった。これらの患者では、関節痛、頭痛、自律神経失調を伴った再発性のウイルスや細菌感染が認められる傾向があった。
酵素と遺伝子解析:地域のホームドクターと協力して、採血したEDTA加全血は、ミュンヘンの中央検査室へ24時間以内に送られた。第一相酵素のCYPIA2とCYPIA6を、Detox-Test(
カフェインクリアランステスト)による酵素法で測定した11.12)。第二相酵素としては、GST−α、GST−μ、GST−π、GST−θの遺伝子イムノアッセイで測定した13.15)。さらに第二相酵素のGST−α、GST−μ、GST−π、GST−θの遺伝子シークエンスを調べた。さらに末梢血からのDNAを所得して、活性酵素や解毒速度に影響を持つ多型性をPCRや制限酵素によるフラグメントの多型性16〜19)やDNAシークエンス(310、Applied Biosystems, Weiterstadt)を調べた。

701Nバスターズ:2014/01/22(水) 18:59:30 ID:8nVcd/dY
Ⅲ.結果
遺伝子テスト:第二相の解毒系の遺伝子解析は、患者群によって、酵素の多型性に明らかな差が認められた。
 A群の殺虫剤発症群では、グルタチオン-S転移酵素πに多型性(GSTP1*Bと*C)が71%という高頻度で認められた。健常ヨーロッパ人では、B−Allele(対立遺伝子)は28%である。C−Alleleは中部ヨーロッパ住民には極めて稀である20)。
 B群の重金属負荷群の患者では、N‐アセチル転移酵素‐2(アセチル化が遅い)が87%に、グルタチオン‐S−転移酵素μ(GSTM−1−0型)が67%に、グルタチオン‐S−転移酵素θ(GSTT−1−0型)が20%に機能的に重大なミューテーションが認められた。グルタチオン‐S−転移酵素π(GSTP1)の多型性の割合は中部ヨーロッパ正常人のそれとまったく一致した分布を示していた。
 C群の有害物質歴の明らかでない患者では、第二相の分解酵素の多型性分布で、中部ヨーロッパの住民の正常群とまったく一致した分布を示していた。すなわちアセチル化の遅い酵素は55%に(中部ヨーロッパの住民の正常群では平均57%)、グルタチオン‐S−転移酵素μ(GSTM−1−0型)が45%に(中部ヨーロッパの住民の正常群では平均49%)、グルタチオン‐S−転移酵素θ(GSTT−1−0型)が9%に(中部ヨーロッパの住民の正常群では平均5%)、そしてグルタチオン‐S−転移酵素π(GSTP1)B*-とC*-型が18%(中部ヨーロッパの住民の正常群では平均28%)であった。
酵素テスト:第一相酵素CYPILA2のタンパク量測定では、C群の2名を除いて、平均して高値が認められ、酸化的ストレス状態にある事が証明された。一方すべての群を通して、患者の83%に第一相酵素CYPIIが0.16SEM以下と低下を示していた。(表1、3参照)
 患者の46%には第二相解毒酵素のGST‐αのタンパク量の低下が認められた。2名の患者についてのみ、GST‐αの高値が認められた。第二相酵素GST‐μのタンパク量は17名に0.2U/ml以下の低値が認められ、0/0型の遺伝子のdeletion(染色体の欠失)を示唆しており、また実際に検査出来た18例(45%)にそれを裏付けるような遺伝子のdeletionが認められた。
 GST‐θ‐タンパクの検査と遺伝子テストの結果と比較したが、同様によい一致が認められた。さらにGST‐θ‐0型(0/0allele)を有していた4名では、タンパク量は0.3U/ml以下であった。結局患者の75%にタンパク量1.6ng/ml以下という低下傾向が認められた。60%の患者で、GST−γタンパク量の増加が証明された。ただ、2例(5%)に低下が認められた。これらの結果は表1−3に示した。(表省略)

702Nバスターズ:2014/01/22(水) 19:01:09 ID:8nVcd/dY
Ⅳ.考察
 化学物質負荷により発症した化学物質過敏症および慢性疲労症候群患者40名において遺伝的解毒機構を調べた。結果は症例の95%に第一相解毒酵素活性の亢進が認められ、これは生体異物、および薬剤による誘導化学物質、炎症によることを意味していた。第二相酵素GST‐α、GST‐μ、およびGST‐θのタンパク分析では、多くの例で解毒の欠損が認められた。GST‐μで0.2U/ml以下、GSTT1で0.3ng/ml以下では、遺伝子テストで多型性の対応する部位の欠失が認められた。他の例では、グルタチオン、またはその前段階であるシステインの欠乏が酵素昨日の減少に先行していた。末梢血の細胞内グルタチオン測定により、グルタチオンの欠乏がGST‐μ活性低下を伴った5例に認められた。
 本研究対象患者の遺伝子分析の結果は、第二相酵素のGSTM1(48%)とGSTT1(10%)では、正常人と似た分析を示していた。一方、GSTP1とNAT2酵素の多型性は、それぞれ42%(中部ヨーロッパでは28%)、および65%(中部ヨーロッパでは57%)の頻度で認められた。個々の環境負荷因子を顧慮しても、重要な結果と言える。
 殺虫剤発症のA群患者では、自然遺伝子型(GSTP*A)も認められるが、14例中10例(71%)という高率でGSTP*Bという塩基配列でA313→G、アミノ酸配列ではⅠre→Ⅴalとなる変異が認められた。1例ではあるが、塩基配列でC341−Tという、アミノ酸配列ではAla114→Ⅴalとなる(GSTP1*C)結果が得られた。試験管内の実験では、多型性*B、*Cは酵素の活性センターに関係した変異を起こすことが知られている。特にアミノ酸配列位置105はGSTP1の基質特異性に重要な役割をはたしている21)。一方、多型性*Cは酵素の半減期が短縮することが知られている22)。

703Nバスターズ:2014/01/22(水) 19:01:36 ID:8nVcd/dY
 多型性*B、*Cを持っている人は、ベンゾピレンのような多環式の炭化水素やエポシキのような中間代謝副産物のGSTP1による解毒能力が低下していると言える。またGSTP1により、殺虫剤が解毒されることが知られてきた23)。このGSTP1、すなわちグルタチオン‐S−転移酵素は脳内に、また脳血液関門に存在し、神経毒の解毒を行う重要な酵素である19)。
パーキンソン病患者の研究結果が示しているように、殺虫剤負荷と多型性GSTP1*B、または*Cを有する固体は、自然型のGSTP1解毒機構を有する固体よりも発病頻度が増加する。そのために、多型性GSTP1*B、または*Cを有する患者は神経毒に対して感受性が高く、神経疾患発症の危険性が高いこととなる19)。われわれの患者でも、片頭痛、視力障害、平衡障害、めまい、筋力低下や麻痺のような神経症状が出現している。多型性GSTP1の頻度と各種症状の出現との間にはこのような関係があるように思われる。
 重金属負荷B群では、66%(10/15)にグルタチオン‐S−転移酵素μ(GSTM1遺伝型0/0)が認められた。さらに症例の87%(13/15)にN‐アセチルトランスフェラーゼ遺伝子の重大なミューテーションが認められ、これはアセチル化が遅鈍であることを示している。
 今日、重金属負荷とグルタチオン代謝が非常に緊密な関係にあることが知られている。さらにアマルガム充填物からの水銀については詳細な研究が進められてきた。アマルガムから電流が生じて発生する2価水銀(HG2+)は食物と一緒に消化管に到達する。一部の水銀は腸管内の細菌によりメチル水銀化される24)。これは多分無機水銀よりも容易に吸収されるであろう。血流に乗ったメチル水銀は脳血液関門や胎盤を通過する。肝臓ではHG2+はNa-K-ATPaseキャリアーに取り込まれる25)。肝細胞に取り込まれたHG2+はすばやく遊離GSHと結合して、Hg-GSHを形成する。Hg-GSHは他のGSH結合物と同様に、排出ポンプで細胞外へ放り出される。そして水溶性のGSH結合物は通常腎臓から迅速に排出される。最近知られたことであるが、ここで多種類薬物耐性タンパク(multi-drug-resistant-proteins MDRと略)が決定的な役割を果たす26)。
 一部の細胞内Hg-GSH結合物は核膜の小孔を通って核に到達し、特定のDNA部分(メタロチオネイン感受性エレメント)に結合して、メタロチオネインとのKR都合が誘導される25)。高い核親和性によって、新しく合成されたメタロチオネインは金属とキレート化合物を形成する。メタロチオネインはこのように実際に水銀や他の重金属、フリーラディカルの解毒に寄与する。メタロチオネインの核親和性は還元型グルタチオン(GHS)によって保たれている。メタロチオネインの十分な機能的代謝の前提には、GHSまたはその前駆物質であるL−システインの十分なデポ(蓄積)が必要となる。慢性的な有害物質負荷のような酸化的ストレス下では、このグルタチオンデポが消費し尽されてしまう。グルタチオンの収支の概要を図1に示した。

704Nバスターズ:2014/01/22(水) 19:02:06 ID:8nVcd/dY
このように、重金属負荷患者群で第一相酵素活性が高くなっていた事は、細胞内グルタチオンの欠乏と、それに伴う中間代謝産物と重金属の蓄積を顧慮に入れるべきである。重金属群での高いアレルギー傾向と、免疫系細胞への水銀の蓄積との間の関係は、この背景によるものと思われる29~30)。
 毒物発症歴が明らかでないC群の第二相酵素の遺伝子分析では、一般中部ヨーロッパ人と同様の遺伝子多型性分布を示した20)
 今回の対象のすべての患者に、第一相酵素CYP1A2の濃度上昇が認められた。これは炎症反応でも出現するように、患者の体が酸化的ストレス状態にあることを示していた。今回の患者達は、2名の例外を除き、再発性の感染性疾患に羅漢していた。1名はさらに検査を進めて、劇症型のEBウイルス感染症である事が判明しました。またサイトカイン放出テストで、免疫的基準値が高くなっており、それは慢性のウイルス感染症免疫系がすでに活性化していることを示していた。
 多種類化学物質過敏症や慢性疲労症候群の個々の患者について、その発症から、症状と同様に精密に区分し、他の疾患を除外し、そして最終的に原因が確定される。症状と有害物質曝露の詳細な問診は、診断をより確実なものとするであろう、また免疫の抑制や、自己免疫疾患を含めた先天性、および後天性の免疫系の生涯についても顧慮する必要がある。さらに、EBウイルス32)CMウイルス33)ヘルペスウイルス34)の活動型の感染症についても更に検索する必要がある。それらは体内に潜在していることもある。慢性観戦のマイコプラズマ35.36)、慢性化したカンジタ症が本症の原因として存在していないかも調べる必要がある。
 今回の検討は少人数に関してではあるが、個々人について、遺伝子テストを含めた第一相、および第二相の解毒経路の解析が、負荷有害物質の解明とともに、明らかに重要であると考えられた。おそらく将来は、個々人の解毒能力の研究を通して、疾病発症の有力な危険因子が知られることになるであろう。また、有害物質により誘発される多種類化学物質過敏症や慢性疲労症候群の発症は、早期検診により予防できるようになるであろう。
翻訳責任者
石川 哲・宮田幹夫・坂部 貢
(北里研究所病院臨床環境医学センター)

705Nバスターズ:2014/01/22(水) 19:03:34 ID:8nVcd/dY
ttp://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/healthy/jsce/jjce10_2_93.pdf
訳者注
化学物質過敏症は慢性疲労症候群、線維筋痛症と類似疾患であり、それについての個々人の解毒能力体質から迫った素晴らしい論文である。また多種類化学物質過敏症が単一疾患ではなく、種々な因子の組み合わせの複数の疾患であることも示唆している。今回の患者の群分けには、日本と異なりホルムアルデヒドがないが、これはドイツにおいてはホルムアルデヒドはむしろ過去の問題で、現在はピレスロイドの方が重要な問題となっている環境先進国のためである。いずれにしろ殺虫剤と重金属は主要な健康障害汚染物質である。
 グルタチオン-S-転移酵素は疎水性の化学物質と容易に結合して、グルタチオンとの反応を触媒する。
生体異物の蓄積が第一段階で起き、それから過敏性が生じてくるとするこれまでの考え方を肯定している論文である。この様な解毒の遅延による解毒中間代謝産物の体内残留が、引き続いてなぜ過敏反応を引き起こすかの次の問題提出への大きな基礎固めとなっている、多種類化学物質過敏症を機能的な疾患として捉えると共に、疾患予備軍としての立場、アレルギー性疾患との関係、またさらに将来「すべての疾患は環境因子と体質とのかかわりから生じる」とする大命題を提出している。
 なお表の一部に誤記があるが、本質的に内容は同じである。

図省略、まぁ内科医なら意味解かるでしょ。

706名無しさん:2014/01/23(木) 00:21:42 ID:???
コピペ、いや、無断転載しか能がないのか。

「NATROMバスターズ」とやらはrun氏と同程度のことしかできないのですね。
頭悪そうだなあ。

707Nバスターズ:2014/01/23(木) 00:44:23 ID:4Gmtcr9U
>706
いやぁ、君には負けるよ。
NATROMが消したら意味不なレスとなるんだよ。
そういう不気味なスレに仕立てようとしてる事も気づかない。
いやぁ、君には負けるよw

708Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:19:14 ID:8nVcd/dY
特にホメオパシーに関するスレッドが見当たらなかったのでここに書いておく。
ATROMの相関図
ttp://spysee.jp/NATROM/1055463/profile
医師h島博基のみ
他はこんなのばかり、医師でこんな相関図見た事無い。
レメディ

バッチフラワーレメディ紹介ワークショップ〜心の元気を取りもどす花療法〜


“バッチフラワーレメディ”という自然療法をご存じですか? 花療法とも呼ばれるこの自然療法は、英国人の医師・免疫学者・ホメオパスだったエドワード・バッチ博士によって開発された、おだやかで副作用の無い療法です。精神面・感情面のバランスを取りもどすことができる、安全に利用できる方法として1936年に完成されてから、一般の方から医療従事者まで、広く世界中で用いられています。 今回は、日本にバッチフラワーレメディを紹介された第一人者である林サオダさんを講師に、豊かなフラワーレメディの世界を学び、体験する紹介ワークショップを行います。 バッチ博士の哲学に触れ、バッチフラワーレメディについて知るとともに、自分用のトリートメントボトルを作って、レメディの作用のしかたを実際に感じてみましょう。38種類の花や木を利用して作られたレメディがそれぞれに持つ性質を知り、自分に必要なレメディを選びとるプロセス...
引用元: バッチフラワーレメディ紹介ワークショップ〜心の元気を取りもどす花療法〜

Q&A|日本フラワーレメディセンター

709Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:19:39 ID:8nVcd/dY
レメディには、ムードレメディとタイプレメディがあると聞きました。 タイプレメディは、必ず入れるものですか? ムードレメディは、一時的な気分や感情、本来の性格とは関係のない状態に対して使われるレメディのことで、38種類+リカバリーレメディのすべてが、ムードレメディとして使えます。一方、タイプレメディは、生まれ持った性格や個性を表すレメディです。すべてのレメディがあてはまるわけではありませんし、はっきりと、これとこれがタイプレメディとバッチ博士が決めたわけではありません。ですが、例えば、オリーブ(心身の疲労状態)やスターオブベツレヘム(過去のショックやトラウマ)やスイートチェストナット(極度の苦悩)などは、性格を表すものではなく、タイプレメディにはなり得ません。タイプレメディは、最初から決めなければならないというものではなく、また、必ず調合の中に入れなければいけないものでもありません。
引用元: Q&A|日本フラワーレメディセンター

ホメオパシー コンサルテーション / プロフィール

710Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:20:19 ID:8nVcd/dY
ホメオパシー 及び レメディー コンサルテーション 代替療法 ならミミホメオパス HOME ホメオパシーとは レメディとは お客様の声 よくある質問 お問い合わせ ホメオパシー のお申し込み・お問い合わせ 03-5474-0574 PROFILE 2004年5月、英国ホメオパシー医学協会(HMA)の試験を受け、ホメオパスとして登録(No.1146)ホメオパス(同種による 代替療法家)として活動を始める。タロット、レイキ、ヌメロロジー、オーラリーディングが出来るホメオパスとして活躍中。 ホメオパシー とは レメディー とは エネルギー測定修正装置のご紹介 ご利用ガイド お客様の声 よくある質問 お問い合わせ プロフィール 会社概要 プライバシーポリシー 特定商取引法表記 公式ブログ ttp://si-v.com/ AURA...
引用元: ホメオパシー コンサルテーション / プロフィール

ホメオパシー・ハーモニー(大阪・関西)

711Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:20:51 ID:8nVcd/dY
レメディについて ホメオパシーでは、その人の全体像にあったレメディを選んで投与することにより症状を改善していきますが、各レメディの特徴や効用というのはどうしてわかるのでしょうか? ここでは、もう少しレメディについて詳しく紹介したいと思います。 ○レメディは自然界の物質からできています。 ホメオパシーのレメディは具体的にどんなものから作られているのでしょうか?その一例を紹介します。 植 物: カモミール、アネモネ、カカオ、カシューナッツ、麻薬(アヘンや大麻など) 動 物: ヘビ、カエル、鷹や白鳥などの鳥、てんとう虫やミツバチ、ミルク(犬やイルカ、人間のものも!) 海中生物(イカの墨や牡蠣の殻やサンゴなど) 鉱 物: 金、銀、銅、プラチナ、アルミニウム、リン、ヒ素、岩塩、ダイヤモンド、水晶、ガソリン これらはほんの一部で、イギリスでは約3500〜4000種類のレメディが...
引用元: ホメオパシー・ハーモニー(大阪・関西)

712Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:21:18 ID:8nVcd/dY
レメディ エキサイト ブックス


[01月23日] レメディのお話ーイグナシア [ ホメオパシー歳時記 ] at 16:52:12 今日のスカイプ授業は「イグナシア」の紹介でした。Ignatia amara.マチン科の植物で、熱帯地方に育つ、苦味のある種子を持つ果実です。1500年代のイエズス会の創立者であるIgnatius Loyalaという司祭の名から付けられたと言われています。情熱的で理想主義、ロマンチストなこのレメディは、感情面では非常に感受性が強く、自己コントロールが難しい激し易いレメディです。このレメディは、失恋や死別などで自分にとって大切な存在�...
引用元: レメディ エキサイト ブックス

713Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:21:48 ID:8nVcd/dY
みなさまに安心なものを。ホメオパシージャパン株式会社


レメディー適用書でのご注文は下記FAXにどうぞ。 <商品ご注文専用窓口>TEL: 0557-28-4976 /FAX:0557-86-3061 <商品ご注文後のお問合わせ>TEL: 0557-86-3060 /FAX: 0557-86-3061 ホメオパシージャパン株式会社 <総合窓口>TEL: 03-5774-5430 (代)/FAX: 03-5774-5431
引用元: みなさまに安心なものを。ホメオパシージャパン株式会社

みなさまに安心なものを。ホメオパシージャパン株式会社

714Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:22:15 ID:8nVcd/dY
レメディー適用書でのご注文は下記FAXにどうぞ。 <商品ご注文専用窓口>TEL: 0557-28-4976 /FAX:0557-86-3061 <商品ご注文後のお問合わせ>TEL: 0557-86-3060 /FAX: 0557-86-3061 ホメオパシージャパン株式会社 <総合窓口>TEL: 03-5774-5430 (代)/FAX: 03-5774-5431
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ホメオパシー、私はこんなふうに / レメディBlog

715Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:22:47 ID:8nVcd/dY
すごく大雑把にいいますと、レメディを選ぶときは、急性症状と慢性症状によって 選び方が異なります。 急性症状、つまりセルフケアで選択されるレメディは、(Arnicaサイトで紹介しているレメディですが)大体誰にとっても選択するときの基準は似ています。 ここでいうセルフケアとは何を指すかといいますと: -重症でないケガへの対応(転んだとか、頭をぶつけたとか、捻挫とか) -船に乗ったので酔ったとか原因がはっきりしている症状 -水疱瘡など一度しか起こらない小児の病気 -咳とか風邪をひいたとか、下痢したとかの日常生活でよく起こる症状 -結膜炎とか膀胱炎とか家で診断できるような初期症状
引用元: ホメオパシー、私はこんなふうに / レメディBlog

716Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:24:01 ID:8nVcd/dY
レメディという薬をもらったのですが本当に効くのでしょうか?砂糖菓子にしか ...


レメディはホメオパシーの薬でただの砂糖の塊です。 ホメオパシーは、200年の歴史を持つニセ科学です。科学的にも医学的にも何の根拠の無いただの民間療法です。 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A1%E3%82%AA%E3%83%91%E... ttp://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20070501/ ttp://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20070502/ ttp://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20070507/ ttp://d.hatena.ne.jp/lets_skeptic/20070508/
引用元: レメディという薬をもらったのですが本当に効くのでしょうか?砂糖菓子にしか ...

717Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:24:43 ID:8nVcd/dY
ホメオパス
プロフィール
●ホメオパス 松村 亮一 日本ホメオパシー医学協会(JPHMA) 認定 プロフェッショナルホメオパス NO.065 英国ホメオパシー医学協会(HMA) 認定 ホメオパスNO.1056 センター長 JPHMA認定日本ホメオパシーセンター徳島鳴門 日本ホメオパシーセンター徳島三好 ホメオパシージャパン代理店 ホメオパシー出版代理店 その他 自立訓練法インストラクター 西洋心理占星術・東洋占術コンサルタント 自己実現サポートリーダー協会(JARA) 会長 1967年 大阪生まれ 福祉大学卒業後、徳島県立児童自立支援施設に14年間勤務 「子どもを支援する」14年間の豊富な経験と実績を持つ。 ホメオパスとして、プロカウンセラーとして、心や体の問題、パートナーシップ、 家族及び人間関係、引きこもり、多動的子ども、自己実現へのコンサルティングなど、 取り組む分野は微細でデリケートな問題が多い...
引用元: プロフィール

718Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:25:05 ID:8nVcd/dY
ホメオパス紹介


ホメオパスとはホメオパシーの療法家のこと。ホメオパシーを通じてより健康な生活へのお手伝いをする、あなたのパートナーです ホメオパス紹介 profile ホメオパシー歴 2002年 家庭でセルフケアを始める 2004年 4年制のクラシカルホメオパシー専門家養成校へ入学 3年間学ぶ 2007年 International School of Homeopathy Japan (ISHL/japan)に編入 2009年現在 3年次在学中(最終学年)スチューデントホメオパス 2009年度 ISHL/japan卒業予定、英国ホメオパス協会(ARH)登録予定 経歴 1966年 札幌市生まれ 1976年 兵庫県姫路市へ転居 1983-84年 AFS奨学生 としてアメリカ留学 1986年 兵庫県立姫路西高等学校卒業 1990年 大阪大学人間科学部卒業(比較行動学専攻) 1990年 JR西日本入社 以来地域...
引用元: ホメオパス紹介

719Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:25:36 ID:8nVcd/dY
名古屋でクラシカルホメオパシーのお部屋を作りました。ホメオパスを仕事に ...


ホメオパスふーちゃんさんのプロフィール ニックネーム ホメオパスふーちゃん 職業 / 学校 (同じ人は?) 医療・看護・福祉系 住んでいるところ (同じ人は?) 愛知県 性別 女性 誕生日 12月23日(山羊座) 名古屋でクラシカルホメオパシーのお部屋を作りました。ホメオパスを仕事にして2年。これからもがんばります!ホメオパシーに関するご相談なら何でもどうぞ! ホメオパスふーちゃんさんの特徴 性格・特徴 (他の人は?) 一度はじめたことは 結構極めるまでやり続けることにこだわっている。 はまってること (他の人は?) 本や CM,看板などで ピンと来る言葉を捜すこと。 心に残る短い言葉を集めている。 好きなスポーツ (他の人は?) テニス!!結構最近 太っているけれど、エアロビがスキ。 好きな音楽 (他の人は?) 音楽は何...
引用元: 名古屋でクラシカルホメオパシーのお部屋を作りました。ホメオパスを仕事に

720Nバスターズ:2014/01/23(木) 01:27:14 ID:8nVcd/dY
ホリスティックに生きよう " ホメオパシーの学校とホメオパス紹介


ギリシャ人ホメオパス・George Vithoulkasの率いる学校の日本校。Dr ロバート・ハシンガーという元脳外科医のドイツ人ホメオパスが全クラスを指導し、(通訳あり)年に2回6日ずつの授業(計年12日)で、4年間コースです。私が今通っている学校です。現在2年終了しましたが、私はこのロバート氏の講義はホントーにすばらしいと思います。彼はメディカルドクターとしても活躍していたので、病気に関する知識がものすごーく深い。ホメオパシーの学問はメディカルドクターの勉強をしたことのある人ほど、落ちこぼれる率が高いと言われています。それはホメオパシー的身体の治癒の法則が西洋医学とはかなり違う観点から語られていて、西洋医学頭が出来てしまっているとなかなか飲み込めないようです。しかし、私たちもやはり現代医学の元に育った「西洋医学っ子」なわけで、西洋医学的な説明を聞かないと納得出来ないようなところもありま...
引用元: ホリスティックに生きよう " ホメオパシーの学校とホメオパス紹介

敵視してる奴にしか相関図無いのか?随分舐められてるね。

721Nバスターズ:2014/01/23(木) 09:04:27 ID:8nVcd/dY
相関図に関してはスレチとNバスターズの活動内容とは違った気がします。
しかしNATROM氏はこういう相関図にされたら不本意であろうと思い教えて差し上げました。

現在Nバスターズは過去の発言にも指摘します。
なので何で書かれたのか分かりにくい時もあると思うのですがなるべく理由まで毎回書く様に配慮します。
配慮なんて今更な気もするがNATROM氏が発言の場を奪うのでやむなくこういう形にしております。

722名無しさん:2014/01/25(土) 08:32:31 ID:???
検索で自動生成された「相関図」でこれだけ騒ぐあたり、お里が知れるというものです。

723名無しさん:2014/01/25(土) 15:53:25 ID:???
痛ましいよ

724Nバスターズ:2014/01/27(月) 05:37:11 ID:WpEAYyfs
あら〜、雑魚しか釣れないか。
方法を変えてみよう。

725NATROM:2014/04/13(日) 00:08:20 ID:ss7FMU4U
新しいスレッドをつくりました。ご意見、ご質問がある方はこちらへどうぞ。

化学物質過敏症についての掲示板(その2)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/5329/1396877408/

726名無しさん:2014/04/23(水) 23:24:47 ID:e7MRQzJU
>>725
新しいスレは、こういう感じ↓
───────────────────────────────────
7 名無しさん[] 2014/04/21(月) 12:01:00 ID:e7MRQzJU

まるで中学校の壁新聞的な典型的な手作り感のあるQ&A
回答したいことをうまく引き出せる都合のいい質問
IDも「質問です」と「しつもん」…
もしかして自作自演ですか?なとろむ先生
こんな事をしていて恥ずかしくないですか?
───────────────────────────────────

それにしても、リーマンさんはどこへ行ったんだ?
せっかく半年待ちで北里に受診したというのに音沙汰がない

727Nバスターズ:2014/04/28(月) 15:35:25 ID:dmhheRZA
>>726
NATROM大先生には恥なんて無いです!
リーマン氏は北里を舐めてましたね、眼球運動で間違いなく落ちる。
それ以前に問診で落ちてるでしょう。

728名無しさん:2014/04/29(火) 14:00:32 ID:???
「Nバスターズ」って複数形だけど、1人のような気がしてならない。

まあそれは単なる感想あるいは疑惑なんですが。
過去の「質問」はリンクで済ませるか、整理して書き直すか、どっちかにするべきですね。
大量コピペは荒らし行為にしか見えない。

729Nバスターズ:2014/05/05(月) 06:34:19 ID:kMUOQq9g
>>728
書くのは調子が良い人になるので私の出番が多いだけだよ。
NATROMはまともに答えず700チョットのレスで新スレ作ったからこのスレは捨てたと見なして新たに
書いただけの事です。

730名無しさん:2014/05/05(月) 11:45:53 ID:???
私の書いたことが読めてないんですね?そうなんですね?

「リンクで済ませるか、整理して書き直すか」と述べました。
「新たに書く」でもいいんです。

でもrunさんみたいなこの人がやったのは単なるコピペ。
余計に読みにくくなるのにね。

731名無しさん:2014/05/06(火) 18:50:40 ID:???
 このサイトを読んでいる人に何か訴えたいことがあるというのなら、状況を
整理したダイジェスト版みたいなものを書いて読者の理解を求める努力くらい
はした方が良いと思う。
 今のように落書きよろしく大量に書き散らかすだけの人には反感しか感じな
い。現在のようなアラシ行為を見て共感する人がどれだけいると思っているの
だろうか?


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