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この「ニューサイエンス」運動の草分けの一人で、いま名実ともに旗手とされているのが『タオ自然学』(原題 Tha Tao of Physics,1975)と『ターニング・ポイント』(一九八二年)の著作で知られるフリッチョフ・カプラである。
彼は現在カリフォルニア大学バークレー校ローレンス・バークレー研究所に在籍する高エネルギー物理学者である…《中略》…カプラは一九七五年の『タオ自然学』で素粒子論で一般に取り入れられている「クォーク理論」を「要素主義」としてしりぞけ、「ブーツストラップ理論」の内に近代の要素還元主義を乗り越える新パラダイムを見いだしたと主張して注目を集めた。…《後略》
***********************抜粋終わり********************
ニューサイエンスは現代の科学を始め西洋的価値観は一方的な唯物論への肩入れから行き詰まり、様々な問題を抱えている。として観念論へのシフトを促しています。科学が唯物に過ぎるとの主張はニューサイエンスの主張そのままです。