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世の中の親の素顔

1名無しさんは神戸学院大:2017/07/19(水) 21:46:05 ID:Nkg85I8Q0
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247名無しさんは神戸学院大:2020/07/05(日) 14:24:10 ID:Bch61rYQ0
>>104  >>105
母に過重負担の日本で女性活躍なんてムリな訳 コロナ禍での家庭教育増加でますます遠のく
東洋経済オンライン 2020/07/05 10:10 竹内 明日香

© 東洋経済オンライン この状況で「家庭学習は母親の役割」となれば仕事と家庭の両立は到底困難になってくる(写真:sirikornt/PIXTA)

 世界のリーダーたちが2015年に国際社会共通の17の目標を定めたSDGs(持続可能な開発目標)において、5番目のゴールは「ジェンダー平等を実現しよう」。このゴールについて「日本の達成は遠い」と世界から揶揄されつつも、政府は「女性活躍」「1億総活躍」に力を入れてきた……はず、と思っていたところ、こんなニュースが飛び込んできた。
 「政府が女性活躍の目玉として掲げてきた『指導的地位に占める女性の割合を30%程度』という目標の達成年限を2020年から2030年までの可能な限り早期に繰り延べする調整に入った」というのだ。厚生労働省が発表した「平成30年度雇用均等基本調査(確報)」によると、管理職に占める女性の割合は11.8%。そもそも女性管理職を有する企業が21.7%にすぎない。確かに目標は果てしなく遠い。
 この「2020年30%」は何も安倍政権が言い出したことではない。はるか昔、2003年6月、小泉内閣時代に決定した目標であった。2006年世界経済フォーラム(WEF)がジェンダーギャップ指数を発表し始めた当初、日本は115カ国中80位であった。
 そこから世界が大きく変化する中、2019年の調査では153カ国中121位。先進国の中でもアジアの中でも最下位。相対的に悪化の一途をたどる日本のジェンダーギャップ、この先どこまでこの順位を落とすのだろうか。

248名無しさんは神戸学院大:2020/07/05(日) 14:27:18 ID:Bch61rYQ0
母に過重負担の日本で女性活躍なんてムリな訳 コロナ禍での家庭教育増加でますます遠のく
東洋経済オンライン 2020/07/05 10:10 竹内 明日香

▽コロナ禍の意識・行動変容は何をもたらした?
 内閣府が行った「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」によると、全国で正規・非正規問わず34.6%(東京23区に限っては55.5%)がテレワークを経験している。そのテレワーク経験者たちは、通常勤務の人々に比べワークライフバランスや仕事に対しての意識が各段に変化している。
 外部配信先では図表やグラフを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)
 つまり、否が応でも行動変化をせねばならなくなった人たちは、その行動の変化により意識に変化を生じたのである。
 さらに子育て世帯に限った調査で見てみると、30%強が「家事育児の役割分担を工夫するにようになった」と答え、そのうちの95.3%が「役割分担を工夫する」と答えている。
 家事・育児が工夫され、それが継続していくことと仮定すれば、女性の活躍や管理職登用だって進みそうなものである。ジェンダーギャップの改善にも期待がかかる。
 しかし、筆者が先日登壇したワーキングマザーのイベントでは、「もう仕事を続けられるかわからない」「職種をフルタイムから変更しようと思っている」という母たちからの悲鳴が実に多く寄せられた。
 なぜか。

249名無しさんは神戸学院大:2020/07/05(日) 14:29:47 ID:Bch61rYQ0
母に過重負担の日本で女性活躍なんてムリな訳 コロナ禍での家庭教育増加でますます遠のく
東洋経済オンライン 2020/07/05 10:10 竹内 明日香

▽コロナ下で見えてきた、変わらない課題
 6月中旬、筆者が運営する一般社団法人アルバ・エデュでは休校期間中の過ごし方に関するアンケートを行い、全国の子育て世帯200世帯強から回答を得た。そこから見えてきたことは必ずしも「役割分担が工夫された」というものではなかった。
 「休校中の家庭学習は誰が見たか?」において、「母親が見た」という回答が実に74%に上り、「父親が見た」の11%を大幅に上回ったのである。
 平常時であれば、授業で習ったことに基づき、先生から解説がなされたうえで宿題が出される。しかし、長いところでは3カ月に及んだ休校期間中に、学校と家庭がオンラインでつながった自治体はほんの一握りにすぎず、多くの自治体では、宿題がプリントという形で手交され、家庭で解読して処理することになった。
 未学習分野を家庭でこなすことは、子どもにとっても保護者にとっても試行錯誤の連続で、誰かしらが学習の面倒をみなければ、完了させることは難しかったのではなかろうか。
 この宿題を見るというタスクを引き受けたのは、多くが母親であったのだ。祖父母も、感染を危惧して常時ほどは頼れなかったであろう。「その他」の多くは「本人がやっていたはず」「誰も見られなかった」「シッターさんに託した」というものであった。
 緊急事態宣言が長期化していた自治体の多くも、6月1日から学校が再開した。これで課題が解消されたか、というとそう簡単ではない。先述の団体調査では6月中旬時点で学校での滞在時間が通常より短い家庭が約4分の3、大半が3時間以内の滞在であった。朝、子どもを送り出し、さあ今のうちにアレもコレも……とやり始めたと思ったらすぐに「ただいま!」と帰ってくる状況なのである。
 さらにこの間、ほとんどの学校で休校期間にも勝るとも劣らない量の宿題が出された。「学習の遅れを取り戻せ!」と号令がかかるのに、授業時間が短縮では、先生方もそうせざるをえないのだろう。しかし同時期、テレワークから出勤へと仕事スタイルが戻る親も増える中で対策に追われた家庭も多く、これが前述イベントでのワーキングマザーの悲鳴につながるわけである。
 今年の夏休みは、どこの自治体も夏休みの短縮を発表している。情報が集まった23区の状況を地図にしてみると、長短あるも一様に短縮の方向だ。東京23区で最も短い16日と発表している大田区と足立区は昨年の43日に対して、3分の1ほどしかない日数となっている。調べられた中で最短であった滋賀県草津市と大阪府東大阪市は13日と2週間弱だ。
 これらの短縮は、いずれも学習の遅れをキャッチアップするため、である。
 自由研究、読書感想文、日記、ドリルというように、例年と同じ量がこの短い夏に課されるのではないかと戦々恐々になっている保護者も少なくないであろう。

250名無しさんは神戸学院大:2020/07/05(日) 14:32:03 ID:Bch61rYQ0
母に過重負担の日本で女性活躍なんてムリな訳 コロナ禍での家庭教育増加でますます遠のく
東洋経済オンライン 2020/07/05 10:10 竹内 明日香

▽どれだけ夏休みを削っても時間捻出にはほど遠い
 問題は、どこまで夏休みを削ったとしても、長い休校期間で失われた時間を捻出するには程遠いということである。
 そのため、先月頭には文部科学省が「小学校6年生と中学校3年生で最大2割程度を家庭で」、というガイドラインを出した。子どもが何年生であろうがコロナ禍の影響を受け、一層に「家庭学習」が要される可能性が高まった。換言すれば、夏休みの短縮でも埋められない穴は、家庭教育に「仕分け」られるのだ。
 このニュースに、私の周囲、とくに共働き家庭は震撼させられた。家に帰ってからの時間は、「夕飯の支度」「お風呂」「(低学年であれば)寝かしつけ」をこなさなければならない中で、どう子どもと一緒に宿題をする時間をねじ込んだらいいのか。子どもの小学校入学と同時に仕事を制限する人が増える「小1の壁」問題が解消されない中、事態はさらに悪化する可能性がある。
 明るい話題もある。
 全国に先駆けてオンライン授業に踏み切った熊本市教育委員会が「夏季休業日について(お知らせ)」と題して、夏休みの6日のみ短縮する根拠を示している。
 この計算式で注目したい点は中央の2行目「家庭学習やオンライン授業等」の授業である。オンライン授業を導入したことで、家庭学習へのしわ寄せはこれまでより小さくできたのである。同じくオンライン授業に歩を進めた首都圏の私立の広尾学園中学校・高等学校同校では、自宅で定期テストを受けることを前提に、熟慮を要するテストとし、量を詰め込む暗記型教育を廃止したという。
 ここ数日、都内では教員のコロナ感染が相次いでいる。第2波到来により学校が再度休校という可能性も否めない。学校が再開しているうちに、せめてスマホを使ってでもできる学校と家庭をつなぐオンラインホームルームなど、最低限のパイプを開けておくという施策は考えられないであろうか。

251名無しさんは神戸学院大:2020/07/05(日) 14:35:07 ID:Bch61rYQ0

母に過重負担の日本で女性活躍なんてムリな訳 コロナ禍での家庭教育増加でますます遠のく
東洋経済オンライン 2020/07/05 10:10 竹内 明日香

▽持続可能な社会のために
 今年度は小学校、来年度は中学校、再来年度は高等学校と、新・学習指導要領が施行される。
 メインテーマとなるのは「主体的で対話的で深い学び」の導入である。家庭における「特定の誰か」が見るのではなく、子どもが主体的に学ぶことがうたわれている。ただ詰め込むのではない、「対話的」で「深い」学びが必要とされている。さらに、これまでの学習指導要領では20カ所程しか出てこなかったにもかかわらず、新・学習指導要領において90カ所近く出現する単語がある。「持続可能」という語だ。
 このままの詰め込み教育の一方で、「家庭学習は母親の役割」という固定観念のままに家庭学習の負担が増えれば、女性にとって仕事との両立は持続可能ではない。子どもの宿題を見る負担が今まで以上に増える以上、長時間の仕事には及び腰になる。会社もそんな女性を「管理職に登用を」と強くは押せなくなる。この結果、日本の女性管理職が減るという負のスパイラルが起きてしまう。
 失速する経済において、女性の能力を生かすことは喫緊の課題だ。しかしながら、女性の管理職登用と表裏一体となる教育のアップデートなしには、これ以上労働力として社会に駆り出すことは不可能である。学校での授業を前提とした長時間を要する学習内容を見直し、家庭の負担を軽減することこそが持続可能な社会への第1歩である。>>247-251

252名無しさんは神戸学院大:2020/07/15(水) 17:09:53 ID:dWyhD35A0
「テラスハウス」木村花さん母が人権侵害でBPOに申し立て
「週刊文春」編集部 2020/07/15 16:00

 「週刊文春」7月2日発売号が報じた 「テラスハウス」(フジテレビ系/Netflix)のやらせ疑惑 。自ら命を絶った木村花さん(享年22)の母・響子さん(43)が、7月15日、BPO(放送倫理・番組向上機構)に対し、放送による人権侵害があったとして審議を申し立てたことが、「週刊文春」の取材で分かった。

木村花さん(Instagramより)© 文春オンライン 木村花さん(Instagramより)

 自殺の原因となったのは3月31日にNetflixで配信された第38話「コスチューム事件」。花さんが同居人の帽子をはたくシーンが流れ、花さんのSNSに誹謗中傷が殺到した。配信当日、精神的に追い詰められた花さんが自殺未遂を起こしたにもかかわらず、フジは5月14日にYouTubeで「コスチューム」事件の続編(未公開映像)を3本立て続けに公開し、5月23日には地上波で本編を放送した。その5日後の5月23日、花さんは自ら命を絶つ。
 響子さんは「週刊文春」の取材に対し、「コスチューム事件」の撮影において、スタッフから花さんに対し「ビンタしたらいいじゃん」などとやらせ指示があったことを証言。それを裏付ける花さんのLINEメッセージも携帯電話に多数残されていた。また、帽子をはたかれた同居人の小林快さんも、 生前の花さんから「(帽子をはたいたのは)本心からではなくスタッフに煽られた行為だった」と謝罪を受けていたことを明かし、やらせの常態化も告発した (7月9日発売号)。
 花さんら出演者がスタッフからの理不尽な要求に従い続けた背景には、フジ側と交わした「同意書兼誓約書」の存在がある。28項目ある誓約書の中には「演出指示に従うこと」をはじめ、「途中リタイアしないこと」「写真週刊誌などの雑誌に口外しないこと」「(制作側に)SNSのアカウント情報を開示すること」などという文面が並び、これらの誓約条項に違反し、放送・配信が中止になった場合は、出演者が放送回分の制作費を無条件に賠償すると記載されていた。
 パワハラや名誉棄損問題に詳しい大城聡弁護士が指摘する。
「台本はなく、自由に共同生活を送っているかのように放送しているが、巨額の損害賠償の可能性をちらつかせた現代の“奴隷契約”とも言える誓約書兼同意書によって出演者個人の意思が制作側に制限される強い支配構造があったといえる。制作側による演出の態様によっては、憲法13条の自己決定権が奪われていたことになる。また、凶暴な悪役という虚像が本当の人格として視聴者に結びつけられ、SNSの炎上は生まれた。この点から放送によって人格権も侵害されていたともいえる。BPOではやらせがあったかどうかの放送倫理の問題だけでなく、人権侵害があったかどうかも審議されるべきです」
 フジは7月3日の社長会見で、「無理強いはしていない」「感情表現をねじ曲げるような指示はしていない」「花さんと話し合った上で撮影や配信を行った」と主張。また、社内調査中だとし、検証結果は遺族感情を踏まえながら公表するとしている。
 こうしたフジの説明に不信感を抱く響子さんは7月15日付でBPOの放送人権委員会に申し立てを行い、「週刊文春」の取材に次のように答えた。
「花や共演者、スタッフの証言から分かってきたのは、フジテレビさんが花を人間として扱ってはいなかったということ。フジ側はあたかも制作側と花が対等かのように説明していますが、これはイジメやパワハラの論理と同じです。2度と同じ悲劇が起きないようにするためにも、フジは花の死にきちんと向き合って欲しい」
 7月16日(木)発売の「週刊文春」では、3人目の告発者となる番組スタッフの「花さんが過呼吸状態の中、撮影が強行されていた」という新証言、さらに“追撮”と呼ばれる撮り直しが常態化する実態、花さんの祖母が語った孫との思い出などを3ページにわたって詳報している。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月23日号)

253名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 14:59:45 ID:OLRvegtY0
京アニ事件遺族、取材に応じる思い 「事実伝える」「生きた証」
京都新聞 2019年8月19日 10:11

石田さんの部屋に設けられた祭壇の前で、遺影を見つめる両親。本棚には手がけた作品のDVDも並ぶ(京都市伏見区)

父親伸一さんの自宅で、かわいがっていた猫の遺骨と並ぶ幸恵さんの遺骨(16日、兵庫県加古川市)

 両親だけで過ごす娘の誕生日。遺品整理もままならぬ日々-。京都市伏見区の「京都アニメーション」(京アニ)放火殺人事件の発生から1カ月。かけがえのない存在を失った遺族は悲しみのただ中にいる。犠牲になった石田奈央美さん=当時(49)=と津田幸恵さん(41)の遺族は、心をかき乱されながらも発生当初から報道各社の取材に応じ、娘の足跡を語り続けてきた。

254名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:02:02 ID:OLRvegtY0
京アニ事件遺族、取材に応じる思い 「事実伝える」「生きた証」
京都新聞 2019年8月19日 10:11

■「作品は永遠に残る」
 8月6日は石田さんの50回目の誕生日になるはずだった。伏見区の一軒家で石田さんと暮らしてきた両親は、赤飯を炊き、ケーキを買って家族水入らずで祝うのを恒例にしていた。今年は石田さんの遺影に白米を供えた。「こちらがみとってもらおうと思っていたのに」。母親(78)が声を詰まらせた。
 両親はこの1カ月、娘が生きていた証しを残したいと取材に応じ続けた。娘の名前や功績が知られ、誇らしく思う。半面、取材を受ける過程で残酷な事件にいや応なく向き合わされた。
 娘を感じるよすがを探す中、手掛けた作品の存在が日増しに大きくなってきた。高齢の2人にとってこれまではアニメは遠い世界だった。父親(83)は「今まで見ようと思ったこともなかったんやけどね」と語る。事件後、みずみずしく透明感がある色合いを特長とする京アニ作品が世界中で愛され、娘が色彩表現の核を担っていたと知った。「あの子は死んでしまったけど、作品は永遠に残る」。今は、娘が情熱を傾けた作品を観るため、DVDプレーヤーを買うつもりにしている。
 この事件では、京アニから実名発表を控えるよう要請された京都府警が、1カ月たった今も大半の犠牲者の実名を公表しない異例の事態となっている。母親は匿名を望む他の遺族の心情もおもんばかる。「若い人が多い。自分の子供が悲惨な死に方をしたと広く知られたくないと思う気持ちもよく分かる」

255名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:04:08 ID:OLRvegtY0
京アニ事件遺族、取材に応じる思い 「事実伝える」「生きた証」
京都新聞 2019年8月19日 10:11

■「悲しみはくみ取り切れない」
 兵庫県加古川市にある津田幸恵さんの父伸一さん(69)の自宅では、幸恵さんの遺骨の横に猫の遺骨が並んでいる。昨年亡くなった幸恵さんの愛猫「ユキ」のものだ。
 「葬儀に間に合うように、幸恵の家から持ってきたんです」。愛情を注いだ猫をそばに置いてやりたいという親心からだった。
 幸恵さんが猫好きになったのは、会社に居ついた猫の世話をしたのがきっかけと聞いた。約6年前に幸恵さんが自分で飼い始めると、帰省は日帰りになった。「猫の世話があるからしゃあないな」。同じく猫好きの伸一さんは娘の気持ちが理解できた。それでも、幸恵さんは盆と正月には顔を見せてくれた。病気の母親が移動しやすいようにと、こつこつ貯めたお金を使って車を買おうとしてくれるほど親思いだった。
 伏見区にある幸恵さんの自宅に残る遺品の整理は、あまり進んでいない。「取材に時間を取られ、1カ月が過ぎ去った」
 取材に応じてきたのは、ファンを含め周囲にはっきり事実を伝えたかったからだ。しかし、さみだれ式に報道各社から取材申し込みがあり、心労は重なった。
 「聞かれれば答える。だが、どれだけ取材を尽くされても、私の悲しみはくみ取りきれないと思う」。容易に言葉にできない深い悲しみの中で、今は静かに悼みたい-。それが、偽らざる思いだ。

256名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:06:34 ID:OLRvegtY0
京アニ事件遺族、取材に応じる思い 「事実伝える」「生きた証」
京都新聞 2019年8月19日 10:11

■遺族傷つけるリスクと葛藤 京都新聞取材班
 京都アニメーション放火殺人事件で京都新聞社の被害者取材班は1カ月間、遺族への取材のあり方を模索してきた。遺族取材は最愛の存在を失った人の心を傷つける恐れをはらむ。マスコミ批判が社会の中で高まっていることも事実だ。取材する側の倫理が問われていると考え、取材を振り返った。
 取材班では、犠牲者の足跡を詳細に紙面へ刻むことは、被害の実態を伝える力を持つとの思いを共有し、中でも犠牲者と近しかった人の言葉は重いと考えてきた。
 遺族の多くは取材を受けられる心境ではないと思われるが、一度は本人に取材の諾否を確認することを方針とした。接触を試みたが、「勘弁してください」などと取材拒否だった場合は手紙を書き置くなどして来訪をわび、立ち去った。玄関前に張り紙があるなど拒否の意思が明確な際は呼び鈴を押すことも控えた。意思確認において、遺族の負担を可能な限り減らす方法を試行錯誤した。
 メディアスクラム(集団的過熱取材)を避けるため、遺族宅周辺などの聞き込み取材は最小限にとどめた。だが、初めて訪れた地域にもかかわらず、住民から「一体、何回来るのか」と非難されたこともあり、メディア不信の広がりをうかがわせた。
 応じてくれた数少ない遺族も取材への不満を口にした。犠牲になった津田幸恵さんの父親は、悲しみにうちひしがれる中、取材で質問を重ねられると「余計なことは止めてくれ、という思いになる」と語った。
 遺族の声を伝える意義と、取材につきまとう「暴力性」との間のジレンマとどう向き合うのか。今後も検証を深め、記事で答えていくしかないと考えている。>>253-256

257名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:09:45 ID:OLRvegtY0
>>253-256
京アニ遺族「半年、時間止まったまま」 千羽鶴折り続け、心の痛みと向き合う日々
京都新聞 2020年1月19日 9:00

息子が亡くなってから、両親は鶴を折り続けている。一日一日、日付を記してきた

 京都市伏見区桃山町因幡のアニメ製作会社「京都アニメーション」(京アニ)第1スタジオが放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件は、18日で発生から半年となった。ある遺族は「息子の生きた証しを残したい」と匿名を条件に初めて京都新聞社の取材に応じた。これまでから取材を受けてきた別の遺族は、喪失感にさいなまれる心情を打ち明けた。「時間は止まったまま」。心の痛みと向き合う日々が続く。
 近畿地方に住む遺族の自宅には、千羽鶴が飾られている。事件で亡くなった息子を忘れないために、両親が毎日、折り続けてきた。年末、一年を振り返る報道番組があると、あの日の映像が目に入るのを恐れてチャンネルを変えた。親族の輪に息子だけがいない、初めての正月。「湿っぽくなるのは嫌でね。息子の話は、あまりしなかった」。父親(76)は言った。
 1月中旬、犠牲者の名前を記事では伏せることを条件に、両親は京都新聞社の取材に応じてくれた。実名が記事に載ることで、息子の妻や孫の生活に影響が出ることを案じる思いがあるという。父親は「あくまで、残された嫁と孫のことが最優先です」と語った。
 父親は事件をテレビのニュースで知った。息子は別の場所にいると思い込んでいた。「中で息子が苦しんでいたのに、自分はのんきに映像を見ていた」。震える声。煙を上げるスタジオの映像を目にすると、今も罪悪感にさいなまれる。
 居間に飾った遺影を母親(77)は直視できないという。息子の姿を思い出すと朝まで眠れなくなる。睡眠薬を飲むようになった。
 両親は亡きがらの顔を見なかった。それが負い目だという。母親は、別れの際、息子の顔に布の上から触れた時のことを思い出す。「氷を触ったみたいでね」
 事件後、両親は息子が携わった作品の資料を集めた。精緻を極める京アニの製作を支えた息子の功績を知り、その陰にある努力を想像した。そして、残された子どもの成長を見届けることなく逝った無念を思った。
 息子は親戚づきあいに欠かさず顔を出し、孫を連れて足しげく実家に帰ってきてくれた。生前の姿を語る両親は時折、笑顔をのぞかせた。「どうして取材に応じてくれたのか?」。記者の問いに父親は答えた。
 「歴史の中に少しでも息子という存在の記録が残っていれば、孫が大きくなった時、『確かに、お父さんは命のバトンを自分たちにつないで志半ばで去って行ってしまった』と理解してもらえる」

258名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:12:41 ID:OLRvegtY0
京アニ遺族「半年、時間止まったまま」 千羽鶴折り続け、心の痛みと向き合う日々
京都新聞 2020年1月19日 9:00

■娘を語るむなしさ抱え
 亡くなった津田幸恵さん(41)の父親伸一さん(69)=兵庫県加古川市=は、事件直後は慌ただしく過ごしたが「悲しみに打ちひしがれた思いは時間がたっても変わらない」と語る。昨年8月には机の上に並んでいた幸恵さんと愛猫の遺骨は、なくなっていた。「お墓に入れました」
 京都市にあった幸恵さんのマンションは事件から約1カ月後に引き払った。持ち帰った遺品は四畳半と六畳の2部屋がいっぱいになるほどで、約3カ月かけて整理した。ロボットのプラモデルや人形など子ども時代の幸恵さんが遊んだ品も処分した。
 頼まれると断れない性分ゆえ、当初から報道各社の取材に応じ続けてきた。ただ、報道されることには「意義を見いだせない。幸恵がどんな子だったかを伝えることが何の教訓につながるのか」と話す。
 昨年9月に京アニが遺族向けに開いた説明会には足を運ばなかった。「京都へあらためて行っても仕方ないでしょう」。丁寧ながらも強い口調の中に、癒えることのない悲しみがにじんだ。>>257-258

259名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:15:56 ID:OLRvegtY0
>>257-258
京アニ放火事件、遺族が呆れる「無礼で無遠慮な取材者たち」
2020.02.07 07:00  女性セブン

津田幸恵さんの父・伸一さん(撮影/伏見友里)

 36人が亡くなり、33人が負傷した京都アニメーションの放火殺人事件から半年。現場となった第1スタジオは、高く組まれた足場とグレーの防音シートで覆われ、この1月から解体工事が始まった。
 殺人などの容疑で逮捕状が出ている青葉真司容疑者(41才)は全身に重度のやけどを負い、大阪府内の病院から京都市内の病院に転院し、治療とリハビリに当たっている。
「犯人には何の感情もありません。考えたり思ったりしても何の意味もありませんから」
 そう話すのは、事件で犠牲となった津田幸恵さん(享年41)の父・伸一さん(69才)。
 幼い頃から絵を描くのが得意だった幸恵さん。念願の京都アニメーションに入社して20年、仕上げの彩色を担当し、人気作品を長年手がけてきた。帰省のたびにいろいろなお土産を買ってきてくれる気遣いがうれしく、忙しくも充実している様子を幸恵さんの表情から感じていた。
 そんな津田さんの生活は昨年の夏を境に、すべてが一変した。
 *
「ほんまやったらあと2、3年は働こうと考えてたけど、もう引退です」
 電気設備設計の仕事をしている津田さんは県外の現場に出かけることも多く、泊まりこみも少なくない。まだまだ働けるが、引退を決意した。
「近所に出かけるぐらいはいいけども、長距離となるとダメ。運転しながら、ふと幸恵のことに思いが及んでしまうんです。
 そうすると、苦しくなるほど涙が出て、前が見えなくなってしまってね。運転中では事故になりかねないでしょ? もうすぐ運転免許の更新があることですし、返納することに決めたんです。車が運転できなければ、これまでのように仕事はできないんでね。もういいですわ」
 生活スタイルも変わった。買い物は客足の少ない平日の午前中。最近はネットで済ませることも多くなったという。
「人のいる場所に出かけることがしんどいんです。事件直後は、朝、目が覚めても何もする気が起きず、何も考えられない毎日。朝から何も食べてないのに、夜になってもお腹が空かない。横になっても、寝てるか寝てないかもわからないような感覚。もちろん、疲れがたまって落ちるように寝てはいたんでしょうけど、あの頃のことは覚えていません」
 津田さんへのインタビューを通して、「メディアスクラム」「実名報道」について考えてみたい。

260名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:20:48 ID:OLRvegtY0
京アニ放火事件、遺族が呆れる「無礼で無遠慮な取材者たち」
2020.02.07 07:00  女性セブン

◆メディアスクラム──無礼で無遠慮な取材者が一気に押し寄せた
 事件翌日から殺到した取材に、津田さんは断ることなく対応してきた。その理由は、
「だってここまで来てるのに、追い返すのも気の毒でしょう」
 実際、2か月間で37社に及ぶ取材を受けてきたが、事件報道に対する疑問をいまだ解消できないでいるという。

カラーコーディネーターの資格を生かし、彩色一筋だった幸恵さん(写真/共同通信社)

「私がわからないのは、報道する意義です。それについて取材者に問うと、『二度と同様の事件が起きないようにするために事実を報道する』と言うかたもいます。でも、それが何の役に立つの? 教訓になるの? 今回の事件を報じて何か抑止になるの? 抑止するなら犯人側のことを報じればいいんじゃないの? そう思います。
 取材に来られたかたたちはそれぞれ、事件報道への信念や思いを話してくれました。そういう姿勢で取材をされているということは理解できましたが、私が納得できる答えはありませんでした」
 大きな事件・事故が起こった直後、被害者や遺族が直面させられるのがメディアスクラムだ。
「事件当日、私は自宅にいました。10時半頃に事件が起きて、テレビで報じ始めたのが昼前後やったかな。それからは幸恵の携帯電話にかけたり会社に問い合わせたり、落ち着かないまま過ごして」

──当日、現場に向かわれましたか?
「行ってくれたのは幸恵の妹です。京アニの本社に行くと、同じように駆けつけたご家族が何組かいたそうです。
 なんでもいいから事情を聞きたいとみな必死やった。何もわからないから現場に来てるのに、本社の外に出ると、堰を切ったように報道陣にワッと取り囲まれて質問攻め。タレントのゴシップを扱うのと同じようにライトで照らされ、マイクを突き出されて…たいへんやったそうです。
 もっとね、不正を質すとか、最近であれば『桜を見る会』の疑問を問うためにやるならわかりますけど、取材のかたがたは政治家には腰が引けてるようにしか見えない一方で、事件の被害者にそんなことをするのかと。
 その翌日、私が行った時も2組ほどご家族がいらっしゃいましたが、泣き崩れていました。心配や不安の極限にいる人たちに、まだ何もわかってないのに『今の気持ちは?』って聞かれても、心配で心配で仕方ないだけ。わかりきってるでしょう。そういうのは避けてほしいなと思いました」

──津田さんが現地に向かわれたのは?
「事件翌日、DNA鑑定のため、肉親のDNAを採取する必要があるという連絡を受けて、京都に向かいました。そして、第2スタジオに立ち寄った際に初めてテレビ局(NHK)の取材を受けたんです。
 そして、『改めて取材をしたい』と、次の日の昼間に自宅に来られた。外がまっ暗になった頃にやっと取材が終わって、ホッとしていたらインターホンが鳴ったんです。
 玄関を開けると今度は、カメラを手にした別のテレビ局の男性が1人で来ていました。『NHKに出てたから、うちの局でも“顔出し”をしてほしい』って言うんです。顔出しは断りましたが、話を始めた時に、また別のテレビ局のカメラマンが1人でやって来ました。2人とも肩に担ぐような大きなカメラで…あれやね、あの大きなカメラいうのは威圧感があるね。何を聞かれたかほとんど覚えてもないけど、疲れたことしか覚えてないわ」

──その日から毎日?
「新聞、テレビ、通信社、雑誌…と毎日です。入れ替わり立ち替わり、誰かしらがほぼ毎日。切り出しの言葉こそ、『このたびは…』と慎重ですけど、あとがひどい。『今のお気持ちは?』って皆さん聞く。そんなもん、言わんでもわかるやろと。それぐらい察してくれよと思いますよ。
『事件についてどう思うか?』、『どんなお嬢さんでしたか?』、『小さい時は?』、そんなん、ワーワー言われて…そして最後にみんな、判で押したように聞くんです。
『犯人には何を思うか?』、ズケズケ聞くなよ、と。でも、聞きたいんやろうね。それが仕事なんやろね。
 中には、『上(上司)から言われて来たものですから』なんてかたもいましたよ。そんなの、ニュースや記事にしたいだけの取材じゃないですか。それなら何をしゃべっても意味がないんじゃないかと思ってしまう」

261名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:23:55 ID:OLRvegtY0
京アニ放火事件、遺族が呆れる「無礼で無遠慮な取材者たち」
2020.02.07 07:00  女性セブン

◆遺影の位置を自分が撮りたい角度に変えたりもする

──配慮に欠けた取材が少なくない?
「取材のかたが撮影させてほしいと言えば、幸恵の写真や荷物を私は見せていました。断り切れないんでね。
 で、一通り話したあとで、『遺影を見ながら、もう一度同じ話をしてください』って言うんです。そんな芝居みたいなことはね、嫌やったね。私は俳優やタレントじゃないんですから。
 それから、自分が撮りたい角度に変えようと、遺影をいきなり勝手に動かすカメラマンもいた。遺影やお骨を無断で触るなんて…配慮が欠けているというより、気遣いそのものがないんです。
 特にテレビ局の取材には抵抗がありましたね。わけのわからんペーペーを寄こすなと言いたい。若い人を派遣する会社の責任もあると思う。
 あと、皆さん、しゃべる速度が速すぎる。相手の受け止め方を見もせずに、一方的にワーワー言ってくる。最初に名乗って、相手が落ち着いているようなら、これこれこういうことだけでもお伺いしたいと言って、了解をとってから話してほしい。こちらは心が傷んでいるんだから。その程度の気遣いができない記者を寄こさないでほしい。取材相手の状況や状態を考えられるだけの心を持ってほしい。
 もちろん、そんな記者ばかりではありません。取材にならなくても来てくれて、落ち着いてまじめに話を聞いてくれるかたもいる。そういうかたにはこちらもきちんと話そう、そう思いました」
※女性セブン2020年2月20日号 >>259-261

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西日本新聞社 2019/09/11 17:50 https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/446/1358835685/110

262名無しさんは神戸学院大:2020/07/19(日) 15:29:27 ID:OLRvegtY0
>>261
京アニ放火殺人から1年「節目なんてない」被害者父
日刊スポーツ新聞社 2020/07/18 19:17

© 日刊スポーツ新聞社 事件発生から1年、思いを語る遺族の津田伸一さん(撮影・松浦隆司)

36人が死亡し、33人が重軽傷を負った京都アニメーション放火殺人事件は18日、発生から1年を迎えた。
絵を仕上げる「着色」のプロとして約20年勤めた津田幸恵さん(当時41)を亡くした父伸一さん(70)は「節目なんてない」。心に刻まれた深い悲しみは、癒えることはない。現場となった京都市伏見区の「京都アニメーション」第1スタジオ跡地では、追悼式が開かれた。
   ◇   ◇   ◇
事件発生から1年。大切な家族を失った伸一さんの悲しみは、あの日から何も変わっていない。兵庫県加古川市の自宅で取材に応じた伸一さんは「節目なんてない」と話し、「幸恵はもう帰ってこない」とつぶやいた。
高校時代からアニメ業界を志望し、京アニ入社後は約20年間、彩色担当として活躍した。京都で1人暮らしだった幸恵さんは、毎年、夏と冬には仕事の合間をぬって、帰省した。お土産はいつも決まっていた。伸一さんの大好きなおかきとお茶だった。京都の代表的な「宇治茶」は毎回、種類が違った。
「時間をつくって、選んでくれたようだった。相手のことを思い、気づかいができる子だった」。食事のとき、熱いお茶を入れ、ゆっくりと味わうのが楽しみだった。昨夏、娘は父が切らしていたお茶を持ってくるはずだったが、事件が起こった。宇治茶を切らし、1年以上が過ぎた。いまはもう「娘のお茶」を味わうことができない。
いまでも亡くなる間際の幸恵さんの恐怖を思うと、苦しくなる。「ふとした瞬間に幸恵のことを思い出してしまう…。『最後は怖かったやろ、苦しかったやろ』と思ってしまう」。
青葉真司容疑者(42)へ思いは変わらない。「どうでもええ」。最近は聖書を手にする機会が増えた。読み進めていくと、かつて分かったと思っていた言葉には、違う意味があることも分かった。伸一さんは最後にこう言った。
「悔い改める。これはそんな甘っちょろいものではない」。【松浦隆司】

263名無しさんは神戸学院大:2020/07/20(月) 02:34:35 ID:dGRYUaaw0
>>244-246
子どもから虐待被害聞く「司法面接」 医師らにも門戸
朝日新聞社 2020/07/19 18:00

医療関係者や地域の警察官も参加して開かれた司法面接の研修会の様子=2020年2月13日、名古屋市中区© 朝日新聞社 医療関係者や地域の警察官も参加して開かれた司法面接の研修会の様子=2020年2月13日、名古屋市中区

 虐待や性犯罪を受けた子どもから、正確な被害の情報を聞き出す「司法面接」。全国に先駆けて取り組む愛知県で今年、最初に被害者に接することが多い医療従事者らが手法を学ぶ場が新たに設けられた。これまで警察、検察、児童相談所の3者で対応してきたが、虐待件数の増加で対象を広げることになった。
 名古屋市中区で2月に開かれた研修会。会場には、医師や看護師ら36人が集まり、2人1組で質問の訓練をしていた。
 「朝起きてからここに来るまでのことをお話ししてください」「それから?」「朝起きてから家を出るまでのことを全部教えて」
 時間を区切りながら質問を繰り返すのは、司法面接の手法のひとつ。誘導するような決めつけた質問を避け、被害者が自分の言葉で話すことを促すのが特徴だ。
 愛知県警で司法面接の研修を担当する刑事総務課の山本千尋警部補は、「1回の聴取で正確な証言をとることが求められるが、一問一答で聞くよりスムーズに聞くことができる」とメリットを説明する。
 研修に参加した名古屋第二赤十字病院の加藤紀子産婦人科部長は、院内にある「性暴力救援センター日赤なごや なごみ」で、性暴力被害の子どもを治療することもある。医者は普段、患者にけがをした理由などを聞いた上で治療方針を決めることが多いが、性暴力被害を受けた子どもの場合は、別の担当者が話を聞き、医者は治療行為だけを行うという。「医者としては、患者から話を聞かないという行為はもやもやする。けれど研修を受けて、その子を助けるという意味では、専門のスキルを持った人が聞くことが重要だということが納得できた」と話した。
 交番の警察官を指導する県警地域総務課の吉田亘志警部も「110番通報を受けて最初に現場にいく地域警察官が、司法面接のマインドを持つことは必要。教養などで交番勤務員にも広げていきたい」と話した。
 司法面接は、虐待や性犯罪を受けた子どもから、正確な証言を聞き出す技法だ。英米で、子どもへの聞き取りが不正確だったことから冤罪(えんざい)事件が相次ぎ、1990年ごろから研究が進んだ。
 国内では2015年、個別に子どもに話を聞いていた児童相談所、警察、検察の3者が協力して1回で話を聞くよう求める通知を国が出した。愛知県は国の通知に先駆け、13年から3者での司法面接の研修を開始。18年9月までの3年間で、県警が検察や児童相談所と共同で聴取した件数は200件を超えた。いまも他県からの視察が相次ぐ。

264名無しさんは神戸学院大:2020/07/23(木) 02:59:28 ID:7yg7Nc9I0
相模原殺傷4年「息子は心に」 遺族が手記
共同通信社 2020/07/22 22:11

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害された事件で息子を亡くした母親が22日、共同通信に手書きの手記を寄せた。わが子との思い出を振り返り「息子は私の心の中にずっと生きている!」と心境を明かした。26日で事件から4年を迎える。

 夫を亡くし、2004年に息子をやまゆり園に預けた。離れたくなかったが、楽しそうに生活しているのを見て、ここを選んで良かったと思った。

 事件で穏やかな暮らしは突然に奪われた。

 あれから4年。手記では息子との日々を「一緒にいた時間は大変さもあったが、楽しく本当に幸せだった」とつづっている。

265名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:27:04 ID:0sQ.CVKE0
>>263
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■児童相談初の主な権限>>269
© 産経新聞社 児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に

 西日本の児童相談所(児相)に勤務する坂本優太さん(27)=仮名=はこの春、遠方の児童福祉施設を1日がかりで訪問した。虐待を理由に児相が親との長期分離を決め、約半年前に施設に入所させた小学1年の桜ちゃん(7)=同=に会うため、そして両親の「親権」を停止したことを伝えるためだ。

© 産経新聞社 児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に

 父親が家で日常的に暴力をふるい、継母も止めようとしない。自由に外出できずに小学校への通学すらままならなかった桜ちゃん。児相は身体的虐待、ネグレクト(育児放棄)、心理的虐待と認定。一時保護した上で「早期の改善は見込めない」と判断し、施設入所を決めた。
 入所当初、桜ちゃんはネグレクトの影響で成長が遅れていたためおむつが取れず、筋力不足でよく転んだ。表情はぎこちなく、周りの子供との接し方が分からないのか、けんかも多いと坂本さんは聞いていた。
 少しずつなじんでいると思っていたが、久しぶりに会った桜ちゃんの表情はやはりこわばっていた。「また家に戻されると思ったのだろうか」。緊張しているのが伝わった。
 まずはひたすら一緒に遊んだ。トランプをしたり、縄跳びをしたりしているうちに、桜ちゃんに自然な笑顔が増えていった。坂本さんは頃合いを見計らい、一番の目的の「親権停止」の話を切り出した。

266名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:29:19 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■伝える仕事
 児相は、虐待の疑いがあり、緊急に親子を引き離した方がいいと判断した場合、まず一時保護をする。だが、その期間は2カ月以内とするのが原則。その間に家庭の調査を行い、子供が親元で暮らすことが難しいと判断した場合には、施設や里親に子供を預け、家庭の改善や子供のケアを時間をかけて行う。親権を停止しなくても、親子を引き離し続けることは可能だ。
 ただ、桜ちゃんの父親は気にくわないことがあればすぐに相手先に怒鳴り込み、脅迫するような性格だった。今は施設入所に同意しているが、気が変われば親権を理由に施設を脅し、桜ちゃんを連れて帰ろうとしかねない。
 そこで児相はこれまでの父親の素行記録などの証拠を集め、児童福祉法などに基づき家庭裁判所に親権停止を申し立て、認められた。停止中の父親は「他人」。桜ちゃんの居場所を知ることも、生活に口出しすることもできない。
 子供であっても自分が置かれた状況を知る権利がある。坂本さんは自作した切り絵を使って、ゆっくりと話し始めた。
 「子供たちのことを決める『親権』というカードがあって、お父さんとお母さんが持っていたの」「それがよくないと思うから、家庭裁判所というところに決めてもらって一度取り上げてもらったんだよ。いいかな」。精いっぱい分かりやすい言葉で伝えると、考え込むような様子で聞いていた桜ちゃんは「うん」とうなずいた。

267名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:32:09 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■弁護士と連携
 誰にも頼れなかったり、市町村が支えきれなかったりして「重症化」した虐待家庭に対しては、児相が最後のとりでとして力を発揮し、桜ちゃんのような幼い命を守る。そのために幾度となく法改正が重ねられ、家庭への児相の介入の切り札となる“法律の盾”が与えられてきた。
 その一つが桜ちゃんのために使われた親権停止。裁判所への申し立てが認められれば、最長2年間、親権を止めることができる。確実に親子を引き離して子供を守り、親を強く指導するための制度で、平成24年4月施行の改正民法・児童福祉法で導入された。それまで親権を制限する制度は、親権を完全に奪う「親権喪失」に限られており、将来の親子関係の修復を見据えると、行使しづらい側面もあった。
 児相が裁判所に親権の制限を求めた件数は、喪失のみだった23年度は9件だったが、停止も可能となった24年度は38件、25年度は45件と急増。28年度には最多の59件を数えた。
 また28年の改正児童福祉法を機に、全国の児相で弁護士配置も進み、連携が取られるようになった。桜ちゃんのケースでも、坂本さんは児相に勤務する弁護士と業務にあたっており、「法律を駆使することで介入しやすくなった」と明かす。

268名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:34:30 ID:0sQ.CVKE0
児童虐待〜連鎖の軛(2) 子供を守る法律の盾「親権停止」その先に
産経新聞 2020/07/28 14:05

■何が幸せか
 親権停止と、それを桜ちゃんに伝えるという重い仕事を終え、少しほっとした坂本さん。だが、これで終わりではない。
 親権停止は2年後に再度申し立てることができる。そうでなくても児相は、桜ちゃんが18歳になるまで、ずっと親と引き離しておくこともできる。しかし、それは残りの人生を親と関わらずに生きていくという選択に等しい。
 一方、施設に入ったころ「もう家には帰りたくない」といっていた桜ちゃんは、家での楽しかった思い出を話すようになっていた。いずれは戻りたいと思うかもしれない。父親のことも含め家庭の状況を改善させることができれば、親権停止を取り消して家庭に戻すことも考えられる。
 桜ちゃんにとって本当の幸せは何か。強い権限を持つからこそ、児相はそう自問しながら親子と関わり、家庭の立て直しに取り組んでいく。
 大人になるまで子供に向き合う児相にとって、施設入所や親権停止はゴールではなくスタートだ。桜ちゃんの屈託のない笑顔を眺めながら、坂本さんは職責の大きさを改めて感じた。

 「児童虐待」に関する皆さんの情報やご意見、ご感想を募集します。
 住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記していただき、郵送の場合は〒556-8661産経新聞大阪社会部「虐待取材班」、FAXは06・6633・9740、メールはgyakutai@sankei.co.jpまでお送りください。>>265-268

269名無しさんは神戸学院大:2020/07/28(火) 19:37:21 ID:0sQ.CVKE0
■児童相談所の主な権限>>265-268
1.一時保護→ 2.長期の親子分離 → 3.施設入所・里親委託

1.一時保護
緊急保護や調査が目的で原則2か月が限度
1.(1)立ち入り調査
住居などに入って、子供の状況を確かめる。
1.(2)臨検・捜索
立ち入り調査を拒否した場合に、鍵を壊すなどして強制的に住居に入る。

2.記載なし

3.施設入所・里親委託
親の同意があれば無期限
3.(1)親権停止 喪失
親権を最長2年間停止したり、無期限で奪ったりすることができる。

270名無しさんは神戸学院大:2020/09/08(火) 16:56:35 ID:Ss7ru.s60
>>169 >>178 >>199 >>212-214
目黒の女児虐待死、2審も母親に懲役8年判決…被告側の控訴棄却
読売新聞 2020/09/08 14:43

 東京都目黒区の船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5歳)虐待死事件で、保護責任者遺棄致死罪に問われた母親の優里被告(28)の控訴審で、東京高裁は8日、被告を懲役8年とした1審・東京地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。

271名無しさんは神戸学院大:2020/09/28(月) 11:32:21 ID:dVaYPqXw0
児童虐待相談3倍超、職員疲弊「手回らない」 事件兆候見逃す例も 兵庫県
神戸新聞NEXT/神戸新聞社2020/09/28 07:30

© Copyright(C) 2020 神戸新聞社 All Rights Reserved. 虐待相談などを受ける児童相談所の面接室。昨年新設された明石市の児相は、国の基準以上の職員体制で臨む=明石市大久保町ゆりのき通1

 兵庫県内の児童虐待相談件数が10年間で3・6倍になる一方で、県が所管する児童相談所(児相)の職員数はほぼ横ばいで推移している。現場の負担が増す中、児相間や関係機関の連携不足や兆候の見逃しで防げなかった被害もある。専門家は「中核市による児相の設置推進や人員拡充など国の積極的な対応が必要」と体制強化を求めている。
 県所管の児相5カ所(中央=明石、西宮、川西、姫路、豊岡)の相談件数は10年間で3・2倍に増えたが、臨時、非常勤を含む職員数は2019年4月現在で約250人と、10年4月の約240人から微増にとどまる。政府は専門性が高い児童福祉司の配置基準を厳しくするなど体制充実を打ち出すが、根本的な解決には至っていない。
 18年に東京都目黒区で5歳の女児が両親の虐待を受けて死亡した事件では、厚生労働省の専門委員会が「児相の引き継ぎが不十分で危険が十分に伝わらなかった」と認定(>>16>>38-39>>270)。神戸市の児相では今年2月、真夜中に訪れた当時小学6年の女児が、夜間・休日の業務を委託するNPO法人の職員に追い返される問題が発生した(>>202>>205>>236)。
 一方で、県内の通報経路で6割を占める「警察等」からの相談は、子どもの目の前で配偶者らに暴力を振るう「面前DV」が多い。連携が進む一方で、児相には警察の通報から原則48時間以内の安全確認が求められており負担が大きい(>>123-126)。
 県内にある児相の関係者は「土日や夜しか訪問に応じない保護者もいる。不在で何度も自宅を訪ねることも多く、対応を急ぎたいのは当然だが、手が回らないことがある」と打ち明けた。
 県はこれらの現状を受け、尼崎市と加東市の2カ所に児相を来年4月までに新設する予定。担当者は「きめ細かな対応ができるよう取り組みたい」と話す。
 目黒区などの事件では、親が「しつけ」を名目に虐待を繰り返しており、政府は親権者らが子どもをしつける際の体罰を禁止する改正児童虐待防止法などを今年4月に施行した(>>105>>190)。これに伴い、児相の対応もさらに増える可能性がある(>>244-246>>263>>265-268)。
 「行列のできる児童相談所」の著者で、「西日本こども研修センターあかし」(明石市)の研修企画専門員井上景(たかし)さんは「児相の職員が疲弊する中、体制充実が重要」とした上で、「国も自治体も住民も、人任せにせず社会全体で子どもを守らなければならない」と訴えた(>>60)。(藤井伸哉)

272名無しさんは神戸学院大:2021/04/29(木) 05:04:53 ID:tQg7rLyw0
http://w.z-z.jp/?callboy-kannsai


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