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自民党スレ2
305
:
OS5
:2024/09/24(火) 16:59:21
3氏とも「キングメーカーとして新政権での影響力行使を狙っている」(同)のは間違いないが、「その重要な場となる決選投票で、派閥解消を受けてそれぞれの配下の議員達が、“親分”の指示通りに動くかが見通せないことが3氏の“悩みの種”」(同)とみる向きが多い。
確かに菅氏は小泉陣営の“最高司令官”として振る舞っており、菅、小泉両氏のお膝元・神奈川の地方議員は「12日の告示後に党員名簿を渡され、(党員・党友に対する)支持要請電話の回数や結果などを、毎日菅事務所に報告している」と首をすくめる。
そもそも、2021年の前回総裁選で再選を目指していた菅氏は、想定していなかった岸田氏の“奇襲”で、あっという間に「戦う気力をなくした」と言われており、続投断念に追い込まれた。以来、復讐心をたぎらせてきた菅氏にとって、「今回はまさに岸田氏との雌雄を決するリベンジマッチ」(無派閥ベテラン)とみられているのだ。
■麻生氏は急上昇の高市氏が“救いの神”にも
そうした中、唯一派閥を存続させて総裁選に臨んだ麻生氏は「小泉氏は人気先行だ。(総裁選討論会での発言をみれば)あのままでは国会審議で行き詰まりかねない」と周辺に漏らしているという
ただ、今回の総裁選で同派所属議員たちは、“同派代表”の河野氏以外に、複数の議員が上川、小林両氏らの陣営にはせ参じており、「完全に分裂状態」(派若手)だ。しかも、麻生氏の“石破嫌い”も続いているため、「麻生氏自身が、総裁選戦略を決めかねている」(同)のが実態とみられている。
そうした中、小泉、石破両氏と距離を置く麻生氏にとって、「“救いの神”となりつつある」(政治ジャーナリスト)が高市氏だ。総裁選が中盤を迎えた段階での各種情勢調査では「小泉、石破両氏に割って入る勢い」(選挙アナリスト)とされ、「麻生氏も意を強くしている」(側近)といわれる。
各陣営が反発している高市氏が送付した政策文書問題でも、河野陣営はあえて抗議文を出さなかったため、党内では「麻生氏が決選投票で派として高市氏を支持する布石を打ったのでは」との憶測も広がる。それも踏まえ、麻生派内では「親父(麻生氏)は高市氏が上位2人に入った場合は、決選投票で勝負を懸けるつもりだ」(幹部)との声が出ている。
これに対し、岸田氏も総裁選告示以来、連日のように旧岸田派議員らとの情勢分析に腐心している。岸田氏にとって、今回の総裁選への対応は「党実力者としての影響力維持・強化への試金石」(側近)となるからだ。
最側近とされる木原誠二幹事長代理らは小泉陣営入りして注目される。岸田氏周辺は「岸田さんはあえて黙認しているが、本音では『木原君の将来がなくなりかねない』と考えている」(派幹部)と岸田氏の複雑な心境を解説する。
306
:
OS5
:2024/09/24(火) 17:04:02
■最後の訪米で存在アピール
その一方で、ここにきて岸田氏自身は秘書官らに対し「総辞職の直前まで、首相としての職務に万全を期す」と繰り返し、連日の多忙な日程にもかかわらず「体調維持に余念がない」(官邸筋)とされる。その岸田氏が「首相としての最後の晴れ舞台」(同)と位置付けるのが21日から24日までの訪米だ。
21日午前に裕子夫人を伴って政府専用機で訪米の途についた岸田氏は、まずアメリカのバイデン大統領の地元・デラウェア州での日米首脳会談に続き、日米豪印の4カ国の枠組み(クアッド)によるクアッド首脳会合などに出席。
続いて現地時間22日昼前にニューヨーク入りし、23日未明に地球規模の課題などを話し合う国連総会での「未来サミット」での演説で、安保理改革への行動を呼びかけるとともに、法の支配に基づく国際秩序の重要性や核兵器廃絶に向けた取り組みの推進を訴え、24日午後帰国する。
最後の日米首脳会談では、バイデン氏から「最大限の賛辞」を贈られ、岸田氏も「万感胸に迫る表情」(同行筋)だったとされる。「まさに“センチメンタルジャーニー”」(政治ジャーナリスト)とも揶揄された訪米だが、「そもそも、岸田氏自らが決めて実現させた日程で、訪米中は総裁選と並んで報道され、存在感をアピールする目的は達した」(官邸筋)との見方が広がる。
岸田氏は帰国直後から総裁選対応に集中する構えで、27日の投開票日に向け、側近らと戦略を練ることになる。その総裁選は「ふたを開けるまで誰が勝つか分からないという過去に例のない大混戦」(自民長老)となるのは確実で、だからこそ「勝敗のカギを握る」(同)とされる岸田氏の動向に注目が集まるのだ。
■総裁選後に「黄金期」を迎える?
そうした状況を踏まえ、党内からは「今回の総裁選だけでなく、今後数年間の政局と自民内権力闘争に視野を広げると、岸田氏は明らかに菅氏や麻生氏より優位に立っており、総裁選後に“黄金期”を迎えてもおかしくない」(同)と指摘する向きもある。
確かに、現状を見る限り「今後数年間、総理総裁の座を争うとみられる9人の候補達のほとんどが、岸田氏との関係維持に注力する」(政治ジャーナリスト)との見方が少なくない。
このため自民党内でも、「総裁選の結果次第では、長期間党内実力者の座を維持してきた麻生、菅両氏や二階俊博元幹事長、森喜朗元首相を押しのけての『岸田1強』時代の幕開けになるのでは」(自民長老)との声も出始めている。
泉 宏 :政治ジャーナリスト
307
:
OS5
:2024/09/24(火) 23:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/230780d38ba16dea7e6143832d32904fe27beead
小泉進次郎氏が麻生太郎副総裁と面会 自民党総裁選の支援要請か
9/24(火) 22:00配信
朝日新聞デジタル
記者団の取材に応じる小泉進次郎元環境相=2024年9月12日午前9時25分、東京都千代田区の日枝神社、川辺真改撮影
自民党総裁選(27日投開票)に立候補している小泉進次郎元環境相(43)=無派閥=が24日、東京都内で麻生太郎副総裁と面会したことが分かった。小泉氏は、上位2人による決選投票に進んだ際の支援を、麻生氏に求めたとみられる。
面会は小泉氏側からの要請で、約30分行われた。9人が立候補している総裁選は、小泉氏を含めた石破茂元幹事長(67)=無派閥=、高市早苗経済安全保障相(63)=無派閥=の三つどもえの混戦状態で、決選投票にもつれることが確実な情勢だ。麻生氏は裏金事件後も唯一派閥の存続を明言している。麻生派には54人が所属しており、決選投票の勝敗のカギを握る可能性がある。
小泉陣営の関係者は「あらゆる人に頭を下げて支援をお願いする局面だ」と話しており、小泉氏も決選投票を見据え、支援を求めた模様だ。
朝日新聞社
308
:
OS5
:2024/09/24(火) 23:36:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/de67acd05353233bd08fd43cdac137f777106517
小泉進次郎の選対メンバーで「突然抹消された」議員の名前…総裁選の真っただ中に起きた「騒動の舞台裏」
9/21(土) 6:30配信
現代ビジネス
小泉進次郎陣営で起こった珍事
Photo by gettyimages
総裁選真っただ中の小泉進次郎陣営で、とんだ珍事が起こっていた。選挙対策メンバーの中から、突然、ある議員の名前が抹消されたのだ。
長谷川岳・参議院議員。今年3月、飛行機内でCAに対して猛クレームを浴びせたことが問題視された人物……と言えば、ピンとくるだろう。陣営の一人が、「長谷川岳抹消騒動」の舞台裏を明かす。
「彼は進次郎さんの後ろ盾である菅義偉さんと距離が近いため、総裁選立候補会見直前に選対内で『長谷川さんを選対に入れないわけにはいかないだろう』との忖度が働き、業界団体の対応をする『団体班』の班長に就任させたのです。
ところが、選対の組織図が出回ると、党内からも問題視する声が噴出。あまりの反響に驚いた長谷川さん本人が、選対を仕切っている小倉將信さんに頼んで、役職を外してもらったのです」
小泉進次郎内閣の不安要素
結局、団体班の班長は党副幹事長の島尻安伊子議員が就任することになった。進次郎を支援する別の議員はこう嘆息する。
「自ら退いてくれたからよかったものの、長谷川さんは中央省庁や自治体の職員に威圧的な言動をとっていたことも報じられ、国会で謝罪にまで追い込まれた人物。そんな気質の人を登用しようとするなんて、危機意識が低すぎる。総裁選の前からこれでは、先が思いやられます」
小泉事務所に事実関係を問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
進次郎支持の議員たちも、ガクッときてしまう珍事であった。
「週刊現代」2024年9月28日号より
【つづきを読む】『この10月「小泉進次郎内閣」が「誕生ほぼ確」に…!その「想定閣僚名簿」を大公開する』
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)
309
:
OS5
:2024/09/25(水) 07:55:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/796bd533fbb28e3d3847552529c27c201af57e22
自民総裁選・小泉氏、石破氏、高市氏、3陣営の「票読み」 決選に進むには140万票がボーダーラインか
9/25(水) 7:02配信
AERA dot.
自民総裁選の9人の候補
9月27日の投開票が迫った自民党の総裁選。9人の候補が乱立するのも史上初だが、岸田文雄首相が裏金事件を機に「派閥解消」を宣言し、少なくとも表向きは「派閥」単位で動かない自民党総裁選も初めてとなる。
【写真】高市氏が全国の党員に送って問題となったリーフレットはこちら
9人の候補の中で、前回、2021年の総裁選では2位だった河野太郎デジタル相、若手議員の支持を多く受けて最初に出馬表明した小林鷹之前経済安保相、旧茂木派を率いた茂木敏充幹事長らは伸びを欠いている。
国会議員票と党員・党友票が同じ数の1回目の投票では、党員・党友票を多く獲得できる候補が上位に来るとみられ、小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、高市早苗経済安保相の3人が有力視される。
1回目の投票で過半数をとれば勝利となるが、9人が立候補しているので決選投票となるのはほぼ確実とみられる。そして、自民党内では、
「小泉氏、石破氏、高市氏の3人のうち、2人が決選投票に残る」
との見方が大勢を占めている。
■3パターンに絞られてきた決選の構図
そうなると決選投票の構図は、
(1) 小泉氏と石破氏
(2) 小泉氏と高市氏
(3) 石破氏と高市氏
の3パターンが想定される。
記者が複数の党員に投票動向を聞いたところ、
「小泉氏はまだ早い、衆院の解散総選挙も今年中にはありそうなので人気の高い石破氏」
「政治とカネの問題で地に落ちたので、フレッシュな小泉氏」
「高市氏がいい。しっかり日本を守ってくれそうだ」
などという声があった。記者が聞いた計16人の党員では、石破氏支持が5人、小泉氏が3人、高市氏が3人で、残りは他の候補に票を投じたという。
自民党の閣僚経験者は、
「党員票に最も強いのが石破氏。次いで高市氏、小泉氏の順番。これが議員票になると小泉氏がトップで、高市氏と石破氏は横並び」
と推測するが、最終的な勝者についてはこう言う。
「派閥が解散となって初めての総裁選で、ボスの号令もなかなか届かないようで、わからない」
■「1回目の投票で140票を超えたい」
そこで各陣営に、1回目の投票の票読みを聞いてみた。1回目の投票は、国会議員票368票、党員・党友票368票の計736票を奪い合うことになる。
小泉氏陣営のX議員は、こう読む。
「党員票で石破氏と競る展開にと思ったが厳しそうだ。党員票は65票から75票。議員票は60票を超えて70票をうかがう。1回目で140票を超え、トップに立ちたい」
石破氏陣営のY議員はこう話す。
「うちは党員票でどこまで伸ばせるかが勝負、100票はいけると思う。うまくいけば120票に届くかもしれない。議員票に弱いとされているが、推薦人20人にプラス20票、合計40票はいけるだろう。1回目の目標は150票だ」
そして、高市氏陣営のZ議員の見立てはこうだ。
「党員票で女性から高評価を頂いているようで、80票はクリアしてそれ以上が期待出来る情勢。議員票で人気がないとのニュースもあるが、石破氏よりも上にいけるはずで、50票を獲得して計140票以上とれれば確実に決選投票に持ち込めるはず」
各陣営の話を総合すると、1回目の投票で決選投票に残るには140票がボーダーラインとみているようだ。
310
:
OS5
:2024/09/25(水) 07:55:37
■決選投票に進めば小泉氏が優勢
決選投票では、議員票が368票に対して、党員票ではなく各都道府県連が1票ずつの47票となるため、議員票の比重が増す。各都道府県の票は、2人の候補のうち多かったほうが1票を獲得する。
小泉氏が決選投票に残る(1)と(2)のパターンならば、議員票に強い小泉氏が有利に立つことは明らかだ。
小泉氏の応援では、菅義偉元首相が演説でマイクを握り、安倍派の萩生田光一前政調会長や旧二階派の武田良太元総務相も支援をしている。そして、総裁選に出馬を模索し推薦人集めに入っていた斎藤健経産相、野田聖子元総務相も小泉氏についた。決選投票になれば、さらに議員票を積み増し、小泉氏優勢は動きそうもない。
先の閣僚経験者は、こう話す。
「石破氏にもし勝つチャンスがあるとすれば、党員票で小泉氏にダブルスコアの差をつけて『これが民意、世論だ』と訴えることでしょうか。解散総選挙も近く、石破氏に選挙応援で世話になっている議員は多い。最後まで態度を決めかねている議員から支援が得られることで、勝機が見いだせる。高市氏の場合、小林氏陣営の動きでしょう。高市氏が議員票で伸び悩むのは、同じように保守を強調する小林氏が議員票だけ見れば小泉氏に次ぐ2位をうかがう勢いだからです。決選投票で小林氏の議員票を高市氏が上乗せできるかがポイントになる」
総裁選の序盤はダントツで本命視された小泉氏。しかし、候補の論戦がスタートすると狙い撃ちされ、劣勢に立たされるシーンが増え、各メディアの調査でも支持が急降下していることがわかる。
「石破氏や高市氏と違ってうちの陣営の一番の弱みは、総裁選の経験がないこと。他の候補から論戦を挑まれて渡り合えず、抽象的、曖昧な感じでかわすシーンが何度もあった。そこが引っかかると決選投票に残れないかもしれない」(前出・X議員)
■石破氏と高市氏の決選なら石破氏有利か
では、石破氏と高市氏が決選投票で争う(3)のパターンだとどうなるか。
前回の総裁選では小泉氏、河野氏と「小石河連合」を築いて河野氏を支援した石破氏。今回の決選投票で、小泉氏陣営や河野氏陣営が石破氏につけば、断然有利になってくる。
小泉氏の最大の後ろ盾である菅氏は高市氏との仲がしっくりきていない。一方で菅氏は石破氏とは総裁選前に食事をともにし、一時は菅氏が候補に担ぐ気配を見せるなど関係は良好だ。
「石破氏は推薦人の集まりが悪かった。そこで菅氏に相談しようとしたが、菅氏はすでに小泉氏の支援を決めた後。石破氏は菅氏に近い武田氏らを通じてなんとかしようとしたが、うまくいかなかった。ただ、菅氏と高市氏は距離がある。菅政権で、高市氏は入閣もせず、党三役のポストももらえなかったことをみれば明らかです。石破氏と高市氏で争えば、菅氏がここぞとキングメーカーの力を発揮して『小石河連合』をまとめあげ、1回目は小泉氏や河野氏に投票した議員の大半が石破氏に流れるのではないか。高市氏がその牙城を崩すには、100人を擁した安倍派がまとまってくれるかがカギでしょう」(前出・閣僚経験者)
高石氏は、総裁選告示直前に全国の約30万人の党員にリーフレットを発送したことで党選管から「注意」を受け、党内で批判的な声が広まっており、それが影響するとの見方もある。
■「総裁選は最後までわからない」
これまで数々の総裁選を内部から見てきた、自民党元政務調査役で政治評論家の田村重信氏はこう見ている。
「派閥がない総裁選で、これまでより議員は自由に動き、1票を投じることができる。どの議員に聞いても、最大の焦点は選挙に勝てる総裁。そのためには政治とカネの問題を払拭できる人がふさわしいと言っている。そうなるとリーフレット問題を抱え、政治とカネで追及を受ける高市氏は、議員票を入れる際に躊躇する人が出るでしょうから、一歩後退かもしれない。ただ、総裁選の歴史を見れば、思わぬ番狂わせが何度もあった。前回も土壇場で岸田首相が、優勢と思われていた河野氏に勝った。最後までわからない大接戦となるでしょう」
(AERA dot.編集部・今西憲之)
今西憲之
311
:
OS5
:2024/09/25(水) 07:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc84be6356c506658f0e6c0dd53589fb48ad18c7
「5123」「148」「378」…自民党総裁選で広まる“におわせ”サイン? 決選投票見据え最終盤の争い激化
9/24(火) 21:01配信
カナロコ by 神奈川新聞
自民党本部に掲げられた総裁選の懸垂幕
9人が出馬し最終盤を迎えた自民党総裁選(27日投開票)でしのぎを削る上位勢に加え、下位の争いも激化している。劣勢が伝えられる陣営からは「大敗すれば冷や飯人事をくらうのは必至」との懸念も漏れる。投票会場でのブロックサインによる“支持におわせ”アピールをもくろむ動きも浮上するなど、優勢か劣勢かの立場にかかわらず全陣営が生き残りに必死の様相だ。
「5123」に「148」に「378」…。小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)と石破茂元幹事長、高市早苗経済安全保障相の上位を争うとされる3候補を数字化したものだ。順に「こいずみ」「いしば」「さなえ」と読むとされる。自民関係者によると、この三つの数字が下位陣営の間で急速に広まっているという。
候補乱立で決選投票が確実視される中で「最後に誰に票を入れるのか」の判断が重要となってくる。決選投票は1回目の投開票直後に行われ、会場で話し合いをしている時間はない。
そこで浮上したのが会場内でのブロックサインによる意思疎通構想。関係者が思案しているところへ「有力3候補の数字化がサインにはまりそうなのが分かり重宝される」(自民幹部)ことになったようだ。
サイン構想の浮上は8人もの敗者が出るという今回の総裁選の構図が原因だ。協力をさりげなく“見える化”しておけば人事面などでの優遇や救済があるかもしれない、との皮算用が背景となっている。
苦戦が伝えられる陣営の幹部は「決選投票に残る人は絞られ『2人』の組み合わせは限られている。事前に投票対象を決めておくこともある」と認めた。その上で「だが下位の陣営ほど投票会場で“におわせ行動”をとって新総裁決定後の人事交渉で起死回生を狙う可能性がある」と指摘。
過去の党首選ではスーツの上着を脱ぐサインで投票相手を指示するなど、さまざまな試みがあったとされる。「これだけの激戦。自分だって『しない』と言い切る自信はない」と説明した。
別の陣営の議員は「9人いるうちの半分にも満たない5位以下では政府でも党でもポストは回ってこない」と推測し、「だからこそ負けっぷりも重要になってくる」と話す。「自分の選挙にも影響しかねない。ビリだけは何としても免れたい」と本音を明かした。
有力候補の陣営は「決選投票ではなく1回目の投票から入れてほしい」と議員票の切り崩しを強化。一方で下位が予測される候補の陣営は「少しでも順位を上げたい」と支持議員の囲い込みに必死だ。劣勢が伝えられる候補を応援する議員は「引き留めと引きはがしの電話とメールが絶えない。消耗でスマホの電源が半日しか持たない」とぼやく。
神奈川新聞社
312
:
OS5
:2024/09/25(水) 08:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d6825669b2677e0db1a30733b5e9b49bf9ba5de
「自分より先に首相の座に手をかけることが許せなかった」 進次郎氏と“蜜月関係”だった「政界のプリンス」がコバホークを担ぎ出したワケ
9/20(金) 11:50配信
デイリー新潮
小泉進次郎元環境相
1週間後に迫った自民党の総裁選挙は乱戦模様。親子2代での首相を目指す小泉進次郎元環境相(43)は“有力候補”と目されるが、その裏で先々に親子3代での首相の座をうかがう人物の動きがひんしゅくを買っている。
【写真をみる】進次郎氏と“蜜月関係”だった「政界のプリンス」って?
10歳以上も年下の進次郎氏に“嫉妬”
政治部デスクが解説する。
「祖父の赳夫氏、父の康夫氏とも首相経験者の福田達夫元総務会長(57)です。本来は進次郎氏以上の“政界のプリンス”ですが、今回は裏方に甘んじています。自民党派閥の裏金問題の余波で、旧安倍派出身の彼に出場権が回って来なかった」
達夫氏は、平成27年に党農林部会長に就任した進次郎氏を部会長代理として支え、その2年後には二人で対談本を出すなど蜜月関係にあった。ところが、今回は“コバホーク”の愛称で知られる当選同期の小林鷹之前経済安保相(49)を担ぎ出した。
「達夫氏は進次郎氏の“理解能力の低さ”や“根回し不足”に嫌気が差して距離を置いたとされています。実際はほかにも理由があって、議員としては1期先輩でも、10歳以上も年下の進次郎氏が自分より先に首相の座に手をかけることが許せなかったようです」
「選対は俺が仕切っている」
その達夫氏は、岸田文雄政権で当選3回ながら党三役の一角である総務会長に抜てきされた。現在は当選4回と着実に地歩を固めているものの、年齢的に焦りを感じているとも。そのせいか、小林選対では裏方に徹し切れているとは言い難い。
小林選対の関係者が言う。
「今月10日の記者会見で、小林さんは政治改革推進うたって“党近代化実行本部”の新設を公約に盛り込んだ。中身はさておき、ネーミングセンスがあまりに古臭い。しかも聞く人が聞けば、これは福田ブランドだと明らかなんです」
昭和51年、赳夫氏は首相に就任すると、ロッキード事件によって失った自民党の信頼回復を期した。それが“党の近代化”を掲げた派閥解消など、一連の改革だったのである。
「達夫さんは祖父の衣鉢を継いで、小林さんに“近代化”との旗を振らせた。陣営トップでもないのに“選対は俺が仕切っている”と示したかったのでしょう」
313
:
OS5
:2024/09/25(水) 08:00:27
小林氏の陣営に“実害”が
ため息の後、さらに続けて、
「達夫さんはエリート意識だけでなく、我も人一倍強い。何にでも口を出して仕切りたがり、党近代化実行本部という案はその最たる例です。でも、これなんかかわいいほう。実害が出ている動きもありますからね」
別の陣営関係者が明かす。
「当初、陣営には小林さんの能力と人柄を慕う中堅や若手が集まった。その後、他陣営からの引き抜きで離脱した人も少なくありませんが、この一因が達夫さんなんです」
どういうことか――。
「達夫さんは、常に“上から目線”でとにかく偉そう。そんな態度に嫌気が差して、先輩議員や重鎮からの圧力を言い訳として陣営から去る人が相次いでしまった」
当の達夫氏は、小林政権が実現すれば重要閣僚か党幹部就任の可能性が濃厚だ。
「それを足掛かりに首相・総裁を目指すとも。とはいえ、現状で小林さんが決選投票に残ることはかなり難しい。当の選対幹部が自己顕示に励んでいるんですから……」
祖父の言葉「政治は最高の道徳」が耳に痛かろう。
「週刊新潮」2024年9月26日号 掲載
新潮社
314
:
OS5
:2024/09/25(水) 12:14:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dd3e91a7f8837f4225d83f6d675f3af21302a43
岸田首相、退任後の立ち位置は キングメーカー・院政・入閣…戦後の首相の歩みに見る
9/25(水) 10:00配信
中国新聞デジタル
岸田文雄首相
退任の記者会見で「新たなリーダーを一兵卒として支える」と語った岸田文雄首相。退任後、どんな立ち位置を目指すのか注目される。「キングメーカー」となるか、権力闘争から距離を置くのか。過去には返り咲きを目指したり、得意分野で入閣したりした首相もいた。中国地方を地盤とした戦後の先輩首相7人の歩みを振り返る。
中国地方選出の戦後首相の在任期間
竹下登氏は、師事した田中角栄氏と同じく、首相退任後にキングメーカーの道をたどった。リクルート事件が引き金で1989年に退陣した当初は「球拾いに徹する」と殊勝だった。しかし有力派閥「経世会」の実質的支配者として宇野宗佑、海部俊樹、宮沢喜一の3内閣誕生に関与する。
岸信介氏は「60年安保」で世間を揺るがした責任を取る形で辞意を表明した直後、暴漢にナイフで太ももを刺される。それでも自民党右派のボスとして影響力を保つ。
岸氏の後を受けた池田勇人氏はがんで、64年東京五輪の閉会式翌日に退陣を表明。後継の佐藤栄作氏は7年8カ月の長期政権を築いた後、沖縄返還などが評価され、ノーベル平和賞を受ける。
「仕事人」として入閣した元首相もいる。宮沢氏は退任の5年後、時の首相、小渕恵三氏に請われ蔵相に就任。昭和の時代に蔵相を務めた首相経験者になぞらえ「平成の高橋是清」と呼ばれた。
橋本龍太郎氏も、小渕氏から「首相外交最高顧問」を任され、続く森喜朗内閣でも行政改革担当相などを歴任。首相返り咲きを目指したが、2001年の自民党総裁選で小泉純一郎氏に敗れた。
安倍晋三氏は第1次政権を1年で幕引きし「終わった人」との声もあった。退任から半年後に地球温暖化に関する勉強会を設立し、仲間集めを始め、12年の自民党総裁選を制して復権。史上最長の第2次政権を閉じた後も派閥の力を武器に菅義偉、岸田両氏の政権運営に影響力を及ぼし「安倍院政」と呼ばれた。
中国新聞社
315
:
OS5
:2024/09/25(水) 12:15:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d832d664ece517f25063ca3eb1d48afdfecfee1e
「最有力の首相候補」が"最下位のビリ争い"の大誤算…河野太郎氏が自民党員から見放された決定的理由
9/25(水) 8:17配信
プレジデントオンライン
自民党総裁選立候補者討論会で、パネルを手に発言する河野太郎デジタル相=2024年9月14日、東京都千代田区の日本記者クラブ[代表撮影] - 写真=時事通信フォト
自民党総裁選で河野太郎氏の支持が伸び悩んでいる。ジャーナリストの鮫島浩さんは「『次の首相にふさわしい人』として高い人気を維持してきたが、今回の総裁選では最下位を争うほど低迷している。改革派を自称する河野氏が「派閥」に固執し、世襲政治家の意識を抜け出せなかったことに原因がある」という――。
【画像】SNSで河野氏にブロックされた人たちの投稿
■3年前の総裁選では人気1位だったのに…
過去最多の9人が出馬した自民党総裁選(9月23日投開票)で、河野太郎デジタル担当相が総裁レースから早々に脱落した。国会議員にも党員党友にもほとんど支持が広がっておらず、最下位を争う想定外の展開だ。
3年前の総裁選では世論調査で人気1位だった。「改革派」としてならした往年の勢いは見る影もなく、ただ空回りしている。このままでは総裁選で惨敗し、政治生命を絶たれる危機である。
河野氏が入念な準備を経て総裁選に臨んだのは間違いない。麻生太郎副総裁の支持を取り付け、第二派閥・麻生派の候補として出馬した。最大派閥・安倍派の支持は得られないとみて、裏金議員に「裏金返納」を求めると表明して支持拡大を狙った。
年末調整を廃止してすべての納税者にマイナンバーカードを使って確定申告してもらう、東大や一橋大を地方に移転する……次々と繰り出す大胆な提案は、世論の猛反発を受けるどころか、ほとんど相手にされていない。勝つ見込みのない河野氏の言葉に誰も耳を傾けていないのだ。
いったいどこで道を踏み外したのか。河野氏がコケた最大の理由は、世襲政治家特有の既得権意識にあると私はみている。
以下、詳細に解説していこう。まずは総裁選の最新情勢から始める。
■総裁選は、石破氏、小泉氏、高市氏の争いに
総裁レースは「本命」の小泉進次郎元環境相、「対抗」の石破茂元幹事長、「大穴」の高市早苗経済安保担当相の3人に絞られた。小泉氏は国会議員票で優位に立つが、党員党友票で伸び悩んでいる。これに対し、石破氏と高市氏は党員党友票で首位を争うが、国会議員に支持が広がっていない。
上位2人による決選投票に進むのは誰か。決選投票は国会議員票が格段に重みを持ち、小泉氏が勝ち上がれば優勢は揺るがない。しかし、小泉氏が第一回投票で3位に沈む可能性もある。その場合は国会議員に不人気の石破氏と高市氏の激突となり、どちらが勝っても不思議ではない。
上位3人に続く第二集団は、小林鷹之元経済安保担当相、林芳正官房長官、茂木敏充幹事長、上川陽子外相の4人。小林氏は最大派閥・安倍派の中堅若手を中心に国会議員票では小泉氏に次ぐ2位につけているが、知名度不足は否めず、党員党友票で出遅れている。
林氏は第四派閥・岸田派、茂木氏は第三派閥・茂木派の支持を中心に国会議員票は堅調だが、党員党友票で苦戦している。いずれも第一集団の3人に遠く及ばず、決選投票への進出は難しそうだ。
■河野氏は最下位を争う「第三集団」に…
上川氏は推薦人20人の確保に苦しんだが、土壇場で麻生氏に頭を下げ、麻生派から推薦人9人を得て出馬にこぎつけた。「初の女性首相」を売りにしているものの、麻生氏の意向を踏まえて選択的夫婦別姓に賛成は明言できないチグハグぶり。
討論会では具体性を欠いて準備不足は否めず、失速している。総裁選最中にニューヨークで開催される国連総会へ飛び立って選挙戦を一時離脱し、討論会には代役を立てることに。陣営からは「本人不在では勝負にならない」との恨み節が漏れる始末で、第二集団から脱落しつつある。
それ以上に低迷して最下位を争う第三集団に属しているのが、河野氏と加藤勝信元官房長官だ。加藤氏は、小泉氏を担ぐ菅義偉前首相に近い。小泉氏が第一回投票で過半数を獲得するのを阻むため、麻生氏が河野氏、上川氏、小林氏らを大量擁立したのに対抗して、菅氏が加藤氏の出馬を容認した経緯がある。加藤氏は「菅氏の別働隊」といえ、最下位は織り込み済みだった。
けれども河野氏が最下位争いに甘んじるのは想定外の事態だった。本人も想像だにしていなかっただろう。マスコミ各社の党員党友調査では茂木氏や加藤氏と1〜3%の水準で最下位レースを競い、国会議員票も推薦人20人から数人しか上積みできていない。加藤氏は辛うじて上回るだろうが、8位にとどまるのではないか。二度と総裁レースに出馬できないほどの大惨敗である。政治家として完全失脚だ。
いったい何が起きたのか。
316
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OS5
:2024/09/25(水) 12:15:58
■3年前はダントツ人気の最強候補だった
3年前の総裁選、河野氏は派閥の親分である麻生氏の反対を振り切り、麻生氏の政敵である菅氏(当時は首相)に担がれて出馬した。当時は世論調査で人気トップだった。菅氏は当時から小泉氏と石破氏も総裁候補カードとして握っていたが、河野氏が最強候補とみて擁立した。
世論調査で河野氏に続く2〜3位だった小泉氏と石破氏は菅氏に従って河野氏支持に回り「小石河連合」と呼ばれた。麻生氏はこれに対抗して岸田文雄氏を擁立。高市氏を担いだ安倍晋三元首相と決選投票で手を結んで河野氏を倒した経緯がある。菅氏はこの総裁選で麻生氏に敗れ、岸田政権では非主流派に転落した。
河野氏は党員党友票で首位に立ったが、国会議員票で岸田首相に大きく負け越し高市氏にも抜かれる惨敗だった。独断専行の政治姿勢が敬遠されたうえ、脱原発の持論にも警戒感が広がった。国会議員には極めて不人気であることが可視化されたのである。
国会議員に支持を広げることが河野氏の大きな課題となった。ところが河野氏はそれどころか、この3年間で国民人気も失ってしまったのだ。
■「ブロック太郎」の負の連鎖
つまずきのはじまりは、マイナンバーカード問題だろう。担当大臣としてマイナンバーカードの取得を強要する姿勢に国民世論は猛反発した。コロナワクチン接種による健康被害が広がると、ワクチン担当相として旗を振った河野氏への風当たりはさらに強まった。
SNSで自らの批判するアカウントを次々にブロックし、批判されても開き直る様子は「ブロック太郎」と揶揄され、さらに印象を悪くした。河野氏とともに再生エネルギー普及の旗を振ってきた最側近の秋本真利衆院議員が風力発電事業をめぐる汚職事件で東京地検特捜部に逮捕された事件も、河野氏の人気急落に拍車をかけた。河野氏は世論調査で石破氏や小泉氏に大きく先を越されることになったのである。
河野氏が総裁選で「これまで私はコロナのワクチンだったり、マイナンバーカードだったり、様々な批判を受けたが、前面に立ってこの改革をやり遂げてきた」と訴える姿は痛々しい。国民人気がなぜ凋落したのか、本人は理解していないのかもしれない。批判に耳を傾けない「ブロック太郎」の振る舞いが負の連鎖を招いている。
極めつきは自民党の派閥裏金事件後、岸田首相が「派閥解消」を打ち上げた際に派閥存続を宣言した麻生派から離脱せず、残留したことだった。小渕優子選対委員長ら次世代が相次いで派閥離脱を表明するなか、河野氏は麻生派に残留し、「改革派」の印象はすっかり色あせた。
岸田派、二階派、安倍派、森山派に続いて、当初は存続を宣言していた茂木派も解散に追い込まれ、麻生派は孤立した。その麻生派に踏みとどまり、派閥に担がれて総裁選に出馬したる河野氏は、いつのまにか「派閥政治家」の象徴になっていたのである。
■菅氏に見切られ、麻生氏のもとへ
菅氏が今回の総裁選で、河野氏擁立を早々に選択肢から外したのは、頼みの国民人気が凋落したことに加え、麻生派に残留したことが決定打だった。菅氏はかつて宏池会(現岸田派)に所属していたが、岸田氏が派閥会長に就任するのを嫌って離脱。無派閥の立場で清和会(現安倍派)の安倍晋三氏を支え、安倍政権で官房長官として君臨し、安倍氏の後継首相となった。
岸田政権発足後は岸田首相が宏池会会長に留まっていることを激しく批判し、裏金事件後は麻生派だけが存続していることにも強く反発した。総裁選の旗印に「脱派閥」を掲げるつもりなのに、麻生派に残留する河野氏を担ぐわけにはいかない。菅氏は、河野氏は麻生氏との関係を断ち切れないと判断した。河野氏を見切り、小泉氏擁立に突き進んだのだ。
河野氏はこれを受け、麻生氏と関係修復に動いた。菅氏に突き放された以上、国会議員の不人気な自分が推薦人20人を自力で集めるのは難しく、派閥の親分である麻生氏の力を借りるしかない。だがそれ以上に、河野氏自身にも「麻生派」にこだわる理由があった。実は世襲政治家特有の既得権意識が潜んでいたのだ。
317
:
OS5
:2024/09/25(水) 12:16:16
■なぜ「麻生派」にこだわるのか
麻生派の源流は、河野氏の父・洋平氏が1999年に立ち上げた「大勇会」という十数人の小グループである。洋平氏は宏池会に属し、加藤紘一元幹事長と派閥会長の座を争っていた。洋平氏も加藤氏も宏池会の大御所である宮沢喜一首相のもとで官房長官を務めたライバルだった。
宮沢氏が宏池会会長を加藤氏に譲ったことに反発し、洋平氏は宏池会を離脱して大勇会を旗揚げした。この時、麻生氏も加藤氏を嫌って洋平氏とともに宏池会を飛び出し、大勇会結成に名を連ねたのである。
大勇会は総裁選出馬に必要な20人に達しなかった。新聞には「派閥」と表記してもらえず、「河野グループ」と呼ばれた(1996年衆院選で洋平氏の地盤の一部を継承して初当選した河野氏も父が率いる大勇会に加わった)。この弱小グループを洋平氏から受け継ぎ、第二派閥に育て上げたのが麻生氏である。
麻生氏にとって幸運だったのは、加藤氏が2000年、清和会(現安倍派)の森喜朗政権に反旗を翻して野党提出の内閣不信任案に同調する「加藤の乱」を仕掛けて失敗し、宏池会が分裂・弱体化したことだ。
■父親が立ち上げた「河野グループ」という自負
森内閣を受け継いだ清和会の小泉純一郎政権下で、麻生氏は政調会長、総務相、外相に次々と抜擢され、同じ清和会の福田康夫政権では幹事長に就任。清和会支配のもとで麻生氏は宏池会の没落を横目にメキメキと実力を蓄え、2008年にはついに首相の座を射止めた。
2009年の衆院選に惨敗して下野したものの、2012年に自民党が政権復帰した安倍晋三政権では副総理兼財務相として君臨し、最大派閥・清和会に続く第二派閥の地位を確立したのである。
その後の麻生氏は河野氏が台頭して派閥の世代交代の歯車が回ることを恐れ、河野氏の総裁選出馬に反対してきた。
一方、河野氏には麻生派の源流は父親が立ち上げた「河野グループ」であるという自負がある。
私は朝日新聞政治部の駆け出し記者時代、河野洋平外相の番記者として、旗揚げしたばかりの大勇会(河野グループ)を担当した。ハト派として鳴らした洋平氏とタカ派として知られた麻生氏が政治行動をともにすることに当初は違和感を抱いたが、取材しているうちに二人を結びつけているのは「アンチ加藤紘一」の立場であり、自分たちを冷遇した宏池会へのルサンチマンであると理解した。政治家は政治信条よりも好き嫌いで動くことを目の当たりにしたのである。
■政治信条を超える世襲政治家の連帯感
さらに取材していくうちに、洋平氏と麻生氏の間には、私たち一般庶民には窺い知れない絆があるように感じ始めた。それは世襲政治家、それも煌びやかな政治名門一族が共有する「エスタブリッシュメント志向」というほかない独特の連帯感のようなものだった。
麻生氏は明治国家の基礎をつくった大久保利通や戦後日本の礎をつくった吉田茂の子孫である。洋平氏も大物政治家・河野一郎元副総理を父に持ち、叔父も参院議長を務めた政治名門一族だ。
彼らは叩き上げの政治家に対する強い警戒感を隠し持っている。今の政界でいうと、政治家秘書から国会議員の座をつかみ取り、ライバルたちを蹴落として実力者に這い上がった菅氏や二階俊博元幹事長のような豪腕政治家たちだ。麻生氏と安倍氏が心を許し合っていたのも、政治名門一族同士がお互いに抱く安心感を共有していたからだろう。右や左、ハトやタカといった政治信条よりも政治家同士を結びつける強固な連帯感である。
318
:
OS5
:2024/09/25(水) 12:16:27
■改革派から守旧派へ瞬く間に転落した
洋平氏が麻生氏に派閥を引き渡す際、将来は息子(河野太郎氏)に再び派閥を引き戻す裏約束をしたかどうかはわからない。明示的な約束はおそらく交わされていないだろうが、暗黙の合意はあったかもしれない。そこには政治名門一族同士でなければ窺い知れない世界がある。
麻生氏が河野氏の台頭を警戒しつつも派閥から放り出さず、河野氏も麻生氏を煙たく感じながらも派閥から飛び出さなかった背景には、いずれは麻生派は河野派として継承され、そこに再び麻生氏の息子が加わるという世代を超えた連帯意識が横たわっていたのではないか。
河野氏が麻生派代表として出馬するに至るまで、麻生氏と河野氏はふたりだけの会食を重ねた。その場では目前に迫る総裁選の情勢分析だけではなく、麻生派をこれからどうしていくのかという、麻生家と河野家の世代を超えた話し合いも行われたに違いない。
今回の総裁選では、それが河野氏の致命傷となった。裏金事件で派閥解消が大きな流れになっているのに、河野氏は派閥のしがらみから抜け出すことができなかった。その結果、河野氏は改革派から守旧派へ瞬く間に転落した。そして今、総裁レースの最下位を争っている。もやは派閥を継承するどころの騒ぎではない。政治生命を絶たれる危機に陥ったのである。
河野氏の首相就任は、河野家三代(一郎氏、洋平氏、太郎氏)の悲願である。けれども政治家として恵まれた環境に生まれたことが必ずしも優位に働くとは限らない。政界の奥深い断面である。
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鮫島 浩(さめじま・ひろし)
ジャーナリスト
1994年京都大学を卒業し朝日新聞に入社。政治記者として菅直人、竹中平蔵、古賀誠、与謝野馨、町村信孝らを担当。政治部や特別報道部でデスクを歴任。数多くの調査報道を指揮し、福島原発の「手抜き除染」報道で新聞協会賞受賞。2021年5月に49歳で新聞社を退社し、ウェブメディア『SAMEJIMA TIMES』創刊。2022年5月、福島原発事故「吉田調書報道」取り消し事件で巨大新聞社中枢が崩壊する過程を克明に描いた『朝日新聞政治部』(講談社)を上梓。YouTubeで政治解説も配信している。
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ジャーナリスト 鮫島 浩
319
:
OS5
:2024/09/25(水) 12:30:55
>>316
麻生派に残留したことが決定打だった。菅氏はかつて宏池会(現岸田派)に所属していたが、岸田氏が派閥会長に就任するのを嫌って離脱。
菅は2009年に宏池会離脱。この頃は谷垣を総裁候補だったので、上記表現には違和感あるな。
320
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OS5
:2024/09/25(水) 21:11:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/75794812ad5f2a0f94a0772073cc1f312b9aca95
【自民党総裁選】小泉氏が麻生氏、世耕氏と面会 議員票獲保へ協力求め 麻生氏は「“太郎2世”とは仲良く」と応じ
9/25(水) 11:50配信
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カナロコ by 神奈川新聞
記者団の取材に応じる小泉氏=25日、東京都内の選対本部事務所
自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)が選挙戦最終盤を迎え、国会議員票の獲得に向けた動きを活発化させている。麻生派会長の麻生太郎副総裁をはじめ有力者と相次いで会談。関係者によると、小泉氏は「力を貸してください」と頭を下げて協力を求めた。
【動画で見る】進次郎氏びっくり 孝太郎氏の投稿「大好きなお父さん」
同派幹部によると、麻生氏との会談は小泉氏からの打診がきっかけで24日、東京都内の麻生氏個人事務所で30分ほど行われた。麻生氏は「“太郎2世”とは仲良くしてほしい」などと応じたという。麻生氏の議員後継とされる長男・将豊(まさひろ)氏(日本青年会議所直前会頭)を指すともみられる。
麻生氏は同派所属の河野太郎デジタル相(15区)の支持を明言する一方で「『一致結束(箱)弁当』みたいに縛り上げるつもりはない」とも話し、同派は事実上の自主投票で臨む構えだ。
小泉氏は同日、派閥裏金事件で党処分を受けて離党したものの参院旧安倍派へ強い影響力を持つ世耕弘成前参院幹事長とも都内で会談。いずれも1回目の投票や議員票の比重が高い上位候補2人による決選投票で協力を求めたとみられる。
小泉氏は25日、都内の選挙対策本部事務所で記者団に、麻生氏ら有力者と会談したことを認め、「自民党の多様な議員を一つにし、訴えてきた方向性にみんなをまとめ、チームをつくっていかなければならない。一人でも多く直接支援をお願いすることは当然のことだ」と述べた。
麻生派には54人、参院旧安倍派は約40人が名を連ねる。投開票を27日に控え、各陣営による切り崩しなど駆け引きが活発になっている。
神奈川新聞社
321
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OS5
:2024/09/26(木) 11:22:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20240925-567-OYT1T50151.html
大詰め自民総裁選、2強入りへ石破・高市・小泉陣営が議員票争奪…「麻生詣で」や「引きはがし」も
2024/09/25 22:45読売新聞
自民党総裁選(27日投開票)が最終盤を迎え、三つどもえの争いを続ける石破茂・元幹事長、高市経済安全保障相、小泉進次郎・元環境相の3陣営は、国会議員票の争奪戦を激化させている。各議員への面会や電話での支持依頼だけでなく、一定規模の票を動かせる派閥領袖りょうしゅうらへの働きかけや、他陣営からの「引きはがし」も活発化している。
高市陣営で選挙対策本部長を務める中曽根弘文・元外相は25日、衆院議員会館の麻生副総裁の事務所を訪ね、約20分にわたって面会した。会談後、周囲には「総裁選の話はしていない」と語ったが、党内では麻生派に高市氏への支援を依頼したとの見方が広がった。
麻生派は同派所属の河野デジタル相以外にも6陣営に推薦人を出しており、支持が分かれている。各陣営には「決選投票だけでなく、1回目の投票から麻生派の票を回してもらいたい」との思惑がある。
小泉氏も24日、東京都内で麻生氏と面会したほか、自民を離党した世耕弘成・元経済産業相の事務所も訪れ、連携の可能性を探った。世耕氏は参院旧安倍派に一定の影響力を残しているとされる。
石破陣営でも「麻生詣で」を求める声が上がり、高市陣営も世耕氏との接近を図っている。
3陣営が議員票争奪に注力するのは、党員・党友票の投票が26日で締め切られる中、最後の議員票の積み上げが勝負を分けるとみているためだ。3氏のうち上位2氏による決選投票が確実な情勢となり、決選投票に残れない陣営からの支持者の引きはがしも始まっている。
高市陣営は24日の選対会議で、報道各社の調査で下位に沈んでいる加藤勝信・元官房長官らの陣営から、支援議員の取り込みを目指すことを確認した。交渉担当者にはベテラン議員を充てた。
小泉氏支持とされる旧二階派の武田良太・元総務相は25日昼、東京都内のホテルの中国料理店に同派若手議員約10人を集め、「1回戦から何とかしよう」と呼びかけた。旧二階派も7陣営に推薦人を出しており、小泉氏以外の陣営に出入りする参加者の一人は「決選投票に残れない候補を支援するぐらいなら、1回目の投票から小泉氏に固まって存在感を示そうということだろう」と受け止めた。
石破陣営は、個別議員への電話作戦を徹底している。24日の選対会議では、携帯電話に登録している議員への電話かけを徹底することを確認した。石破氏も約100件の携帯番号が載った電話帳を渡され、電話かけを続けている。
3陣営の動きに対し、他陣営からは「議員票が推薦人20人より少なくなれば格好がつかない」と危惧する声が漏れる一方、「人事での処遇などを約束させ、なるべく高く売ることが重要だ」との声も出ている。
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OS5
:2024/09/26(木) 20:58:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a71aaa2c3c9779a48700d326162c0fea74f951c
麻生か菅か、それとも岸田? 自民党総裁選のウラで進む「キングメーカー」争いの意外な“脱落者”の名前
9/26(木) 11:12配信
デイリー新潮
キングメーカー争いも激化
混戦の自民総裁選の裏で“キングメーカー”争いも激しさを増しているという。「決選投票に誰が残ろうと、最後は派閥の票がモノを言う」と囁かれるなか、隠然たる影響力を示す麻生太郎・副総裁、菅義偉・前首相に対し、ひとりレースから脱落しつつあるのが岸田文雄首相という。その意外な理由とは。
【秘蔵写真】満面の笑顔で愛車「スープラ」を駆る高市早苗氏
***
高市早苗・石破茂・小泉進次郎の“三つ巴”の争いとなっている総裁選は、同時に「派閥が存在感を誇示する場にもなっている」と話すのは、全国紙政治部記者だ。
「確実視される決選投票に向け、誰が勝ち上がろうと総裁の座に就くには、岸田首相が“解消”宣言したはずの『派閥』の力学が勝敗を左右するのは避けられない情勢です。なかでも唯一、派閥維持を決めた麻生氏率いる麻生派の存在感が日増しに大きくなっている。麻生氏は派閥内候補の河野太郎氏が決選投票に進む芽はないと判断し、早くも3人のなかで唯一“乗れる候補”である高市氏支援に大きく舵を切っています。仮に決選投票に高市氏が進めば、麻生派の票は高市氏に入るだけでなく、すでに派内の一部の票を高市氏に振り分け、決選投票へ確実に進めさせる戦略を取っていると囁かれています」
さらに、決選投票の組み合わせとして現在「最も可能性が高い」といわれる高市vs石破の対決となった際には、安倍派の多くも高市氏支持に回るという。
「第1次安倍政権下での参院選で自民が大敗した際、石破氏が続投を批判して『辞任』を求めた過去から、故・安倍晋三元首相と石破氏は犬猿の仲として知られていました。そんな因縁の相手である石破氏が8月、裏金議員の選挙での公認について問われ、『厳正に判断されるべきだ』と突き放す発言をしたことで、多くの安倍派議員が石破氏への怒りを再燃させている。自民派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件で、検察の最大のターゲットになった安倍派は〈裏金問題の温床〉とも形容され、そんな“脛にキズ持つ”安倍派議員にとって、石破氏の総裁就任は『オレたちが冷や飯を食わされる』ことを意味すると反発を強めています」(同)
「進次郎は幹事長でいい」
石破氏は茂木敏充・幹事長とも「仲が良くない」とされ、茂木派も石破支持でなく、高市支持に回る公算が高いという。
一方で、派閥を持たない菅義偉・前総理は水面下で「進次郎支援」に精力的に動いているものの、進次郎氏が「3位に沈む」可能性を伝える報道が増えるにつれ、焦りの色を深めているとされる。
「菅氏周辺は、高市氏と石破氏との決選になれば『(菅氏は)付き合いの長い石破氏の支援に回る』と話しています。実は永田町では9月に入ってから、『石破首相、進次郎幹事長』の布陣を待望する声が少なくありませんでした。勉強・経験不足が露呈し始めた進次郎氏が首相になることを不安視する声は日増しに高まる反面、それでも〈選挙の顔〉として進次郎氏に期待する議員は多い。でも、この布陣なら政権運営も無難にこなせ、かつ選挙の際には進次郎氏を前面に押し出せるといった皮算用が働いているようです」(同)
麻生と菅の2人に続き、「新キングメーカー」として名乗りを上げる野望を持つとされるのが岸田氏である。しかし総裁選が進むにつれ、その影響力に疑問符がつき始めているという。
323
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OS5
:2024/09/26(木) 20:58:25
岸田派に忍び寄る麻生の影
自民党関係者がこう話す。
「岸田氏は総裁選の最中、自派閥の議員に対して『誰を支持しろ』と明確な指示は出していないそうだ。実際、岸田派はいま、林芳正・上川陽子の両陣営のほか、最側近の木原誠二・党幹事長代理が小泉陣営に入るなど“3分裂”の状態。麻生派のように“あえて票を散らしている”わけではないようで、各自が自由に動いていると聞く。決選投票に向け、岸田の一声でいきなり派内が“右へならえ”で動くことはないと見る関係者は多く、岸田の統率力に早くも疑問の声が上がっている」
“ハト派”で“リベラル”と称される「宏池会のプリンス」岸田氏は元来、「高市の保守路線に拒絶反応を示していた」(同)とされ、決選投票に高市氏が残っても支持する可能性は低いというのが永田町の定説とか。ところが、
「麻生氏が8月、岸田政権について『政策は間違っておらず、結果を出している』と評価し、『支えてきた甲斐があった』と持ち上げた発言に改めて注目が集まっている。40名を超える議員を擁する岸田派の動向が決選投票のキャスティングボートを握る可能性があることから、麻生氏は岸田派を高市支持へ呼び込んで“勝利の切り札とする考えを持っている”との声が永田町で急速に広まっている。ただし、そうなれば岸田はキングメーカーどころか、使い勝手のいい“お山の大将”になりかねず、党内での存在感を逆に低下させるリスクもある」(同)
新総裁の誕生は、裏で君臨する「シン・キングメーカー」のお披露目の場ともなるか。
デイリー新潮編集部
新潮社
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:
OS5
:2024/09/26(木) 21:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d324d00641080e0da424a372b032a965aa6bb7c
決選投票見据えて相次ぐ「重鎮詣で」 批判の声も 自民総裁選
9/26(木) 19:07配信
毎日新聞
自民党役員会に臨む麻生太郎副総裁=同党本部で2024年9月3日午前9時28分、平田明浩撮影
自民党総裁選は27日、党本部で国会議員の投票が行われ、党員・党友票と合わせて即日開票される。過去最多の9人が立候補し、上位2人による決選投票となる見通しだ。石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の有力3候補が接戦を繰り広げており、決選を見据えた議員票の争奪が激しさを増している。
【写真で見る】過去最多9人 立候補者の顔ぶれ
総裁選で「脱派閥」が争点となる中、最終盤には派閥領袖(りょうしゅう)らに協力を要請する「重鎮詣で」が相次いだ。
石破氏は26日夕に麻生太郎副総裁の事務所を訪れ、約35分間会談。総裁選での支援を求めたとみられる。
麻生政権時代に「麻生おろし」に動いた石破氏と麻生氏の溝は今も深いとされ、石破陣営が複数の麻生派議員を通じて会談を要請し、実現した。石破陣営のベテランは「麻生さんが石破氏にも保険をかけたということだろう」と手応えを語った。
国会議員票と地方票が同数配分される1回目投票と異なり、決選投票では議員票の比率が約9割と重みを増す。党内で唯一派閥の存続を決めた麻生派(54人)の支援を求めて「麻生詣で」が相次ぐのは、各候補がまとまった「派閥票」に期待するためだ。
麻生氏は24日に小泉氏、25日には高市陣営で選対本部長を務める中曽根弘文元外相と会談し、26日の石破氏を含めて有力3陣営と3日連続で会談を重ねた。
石破氏は麻生氏との会談に先立ち、二階派(解散表明時38人)の二階俊博元幹事長、小泉氏を支援する菅義偉元首相とも会談。菅氏には、決選投票が石破氏と高市氏の戦いになった場合などを想定し、支援を求めたとみられる。
一方、小泉氏は26日夜、首相官邸で岸田文雄首相と約20分間会談した。
多くの候補が「刷新」を掲げながら重鎮らを頼る動きに対し、自民関係者からは「派閥政治への先祖返りだ」との声も上がっている。【野間口陽、川口峻】
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OS5
:2024/09/26(木) 21:03:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/de61332d1f4c0c923188d5f8ba224c4d74a50cbb
他陣営からの支持「引き剥がし」警戒 自民総裁選、上位2人の決選投票念頭に仁義なき戦い
9/26(木) 19:50配信
産経新聞
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選(27日投開票)は過去最多の9氏の参戦に伴い、上位2人による決選投票となる公算が大きい。党員・党友票が26日に締め切られたことを受け、水面下では決選投票権を持つ国会議員の支持を他陣営から引き剝がす動きが活発化している。
「ドジャースの試合で大谷翔平が盗塁する場面を見ていた。国会議員票をとったり、とられたりはどこの陣営でもあるだろう」。高市早苗経済安全保障担当相を支援する自民重鎮は26日、記者団に淡々とこう述べた。
各種世論調査では次期総裁候補のうち、小泉進次郎元環境相や石破茂元幹事長、高市氏に人気が集中しており、他の6氏は手を突っ込まれないか警戒を強めている。
小林鷹之前経済安保担当相の陣営関係者は「議員の引き剝がしに剛腕や長老がうごめいている。総裁選で『党の刷新』と言っているのに、昭和の政界に逆戻りするような動きだ」と皮肉る。
決選投票を意識する小泉氏の選挙事務所には支援議員による「血判状」が掲げられ、陣営関係者は「あれを書いておいて他の陣営には移れないだろう」と強調する。
もっとも、引き剝がされる不安は強者も共有している。
26日の小泉陣営の昼食会に参加した若手議員は、総裁選前日の開催を念頭に、「少しでも接触の機会を増やして『囲い込み』たいのだろう。逆に小泉陣営は若手が多く、引き剝がすために必要な政局は苦手だ」と語った。
一方、党内最大勢力だった旧安倍派の参院議員グループ「清風会」は26日、国会内で意見交換を行った。メンバーの多くは誰を支持するか明らかにしておらず、各陣営の注目を集めている。
出席者によると、一回目は自主投票と決定。決選投票の対応は未定だが、ベテラン議員は「阿吽(あうん)の呼吸はあるのではないか」とつぶやいた。
326
:
OS5
:2024/09/26(木) 21:05:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/30bb5ced7f79aedee6d03c8ea7e44df6b3ede573
自民党総裁選27日投開票 「決選投票」を見据え駆け引き、石破茂氏は麻生太郎氏と面会
9/26(木) 19:34配信
産経新聞
自民党の麻生太郎副総裁(春名中撮影)
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、投開票され、第28代総裁が選出される。過去最多の9人が立候補した混戦の中で、1回目の投票ではいずれの候補も過半数を獲得できず、上位2人による決選投票となるのは確実な情勢だ。選挙戦最終日の26日、各陣営は議員票積み増しに注力し、決選投票を見据えた駆け引きも加熱した。
【図で解説】自民党総裁選の仕組み 決選投票へ駒を進めるには…
各種世論調査などによると、9人のうち小泉進次郎元環境相(43)、石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)の3人が支持を集めており、このうち2人による決選投票となる公算が大きい。小泉氏が選出されれば史上最年少で、高市氏なら史上初の女性総裁となる。
各候補者は26日、最後の呼びかけに奔走した。石破氏は麻生太郎副総裁、菅義偉前首相、二階俊博元幹事長と相次ぎ面会。石破氏は首相在任時の麻生氏に退陣要求を突き付けて関係が悪化していたが、今回は支援を求めたもようだ。旧派閥の領袖(りょうしゅう)らも決選投票の組み合わせを想定した動きを活発化させ、岸田首相は官邸で党幹部らと相次ぎ面会した。
総裁選は27日午後1時過ぎから議員による投票が行われ、党員票とあわせて投開票される。過半数を得た候補者がいない場合、上位2人による決選投票となる。2位が複数いた場合はくじ引きで1人に絞る。決選投票の前には2人の候補による演説を行う。新総裁は同日夕に記者会見する見通しだ。
新総裁の任期は3年。臨時国会が召集される10月1日の衆参両院本会議で新首相に指名され、新内閣を発足させる。
327
:
OS5
:2024/09/26(木) 23:27:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/385a69f027f45a2b77afa8d7d1186ce7c2c9e95f
<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から
9/26(木) 22:44配信
産経新聞
自民党の麻生太郎副総裁(春名中撮影)
自民党の麻生太郎副総裁が、総裁選(27日投開票)で高市早苗経済安全保障担当相を支持する意向を固め、岸田文雄首相(党総裁)らに伝えたことが分かった。26日、複数の党幹部が明らかにした。麻生氏はこれまで麻生派(志公会)の河野太郎デジタル相を支援する考えを示していた。麻生派は河野氏や上川陽子外相らに推薦人を出していたが、麻生氏は1回目の投票から高市氏を支援するよう同派議員に指示を出した。
【画像】企業5921社が選ぶ自民の「次のトップ」
総裁選は高市氏のほか、石破茂元幹事長と小泉進次郎元環境相の3人が激しく競り合う混戦となっている。麻生氏はこのうち、首相在任中に自らに退陣要求を突きつけた石破氏や、関係が良好ではない菅義偉前首相と近い小泉氏支持には難色を示していた。
ただ、党として派閥解消を掲げる中、麻生氏の派閥単位での指示が同派議員に徹底されるかは不透明だ。
328
:
OS5
:2024/09/27(金) 00:31:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8038e6af3628d48d1d7ac36478c09b514b323eb
自民党総裁選で林氏支援の松山参院幹事長、決選は石破氏投票 旧岸田派参院にも働きかけ
9/27(金) 0:14配信
産経新聞
自民党の松山政司参院幹事長=党本部(春名中撮影)
自民党の松山政司参院幹事長は26日、総裁選(27日投開票)で支援している林芳正官房長官(63)が決選投票に残らず、石破茂元幹事長(67)が決選投票に臨んだ場合に投票する意向を固めた。所属した旧岸田派参院議員にも足並みをそろえるよう働きかける。関係者が明らかにした。
329
:
OS5
:2024/09/27(金) 13:51:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a1d6da40d546b0c14cc88919da45ba1afe7b9ffd
自民総裁選 前回令和3年は河野太郎氏有利の下馬評を覆す結果に、高市早苗氏は躍進
9/27(金) 11:33配信
産経新聞
令和3年9月の自民党総裁選に立候補した(左から)河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行
菅義偉首相(肩書はいずれも当時)の任期満了に伴い、令和3年9月29日に投開票された前回の自民党総裁選は、岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の4人が新型コロナウイルス対策や経済対策、安定的なエネルギー供給の在り方、党役員任期の制限など党改革を巡って論戦した。女性候補2人が出馬したのは初めてだった。岸田氏が勝利を収めたが、下馬評で有利とされたのは河野氏だった。
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■小石河連合の「失速」
令和2年9月の総裁選で勝利した菅氏は当初、再選を目指す考えを明言しており、安倍晋三前首相や二階俊博幹事長らも菅氏の続投を支持した。ただ、新型コロナの感染拡大や繰り返される緊急事態宣言で国民の不満は募り、内閣支持率は低迷する。3年8月22日、菅氏が、お膝元の横浜市長選で全面支援した小此木八郎前国家公安委員長が破れると、衆院選を前に「菅氏では戦えない」との不満が党内で渦巻いた。
菅氏は局面打開として党役員人事の実施も模索したが、側近の小泉進次郎環境相も「2050年カーボンニュートラル」など菅氏が掲げた政策の継続を重視し、水面下で同じ神奈川県連の河野氏への〝バトンタッチ〟を求める。デジタル庁の創設に携帯電話料金の引き下げ、新型コロナワクチンの「1日100万回接種」の達成─。これらの実績を挙げ、目立った失政がなかった菅氏だったが、9月3日、「新型コロナ対策に専任をしたい」と述べ、事実上の退陣を表明した。
河野氏は10日に立候補を正式に表明する。次期首相候補を尋ねる報道各社の世論調査で石破茂元幹事長とトップ争いをしていたが、令和2年の総裁選で惨敗した石破氏は自身が創設した石破派(水月会)に厭戦感が根強く、出馬を断念。小泉氏とともに河野氏支援を決めた。世論の人気が高かった3人は頭文字から「小石河連合」と報じられ、河野氏の党員票優位が予想されていた。菅氏も河野氏を支持した。
これに先立ち、総裁選の告示・投開票日程が決まった8月26日、岸田、高市両氏はそれぞれ出馬会見に臨む。岸田氏は自身が率いる岸田派(宏池会)に加え、河野氏らが唱える急進的な脱炭素政策などに距離を置く麻生派(志公会)の甘利明税調会長や無派閥の梶山弘志経済産業相らが支援を表明した。安倍氏は菅氏が出馬を見送った後は、高市支持を決め、細田派(清和政策研究会)議員らに働きかけていく。
■1回目も1票差で勝ち切る
野田氏は20人の推薦人確保に難航したが、告示直前に渡海紀三朗元文部科学相が最後の1人に手を上げた。
選挙戦で岸田氏はA6判の「岸田ノート」を手に掲げ、「聞く力」をアピール。中国の人権問題に対応する首相補佐官新設も表明した。高市氏は憲法改正や靖国神社参拝、選択的夫婦別姓導入の反対、皇位継承の男系維持など保守色を出し、保守派の受け皿となる。
河野氏は「女系天皇」や「脱原発」など持論の封印を試みたが、党内に警戒感も広がった。選挙戦最終盤に岸田、高市両陣営の幹部は決選投票で河野氏が勝ち上がった場合、両陣営が協力する方針も確認した。
1回目の投票は河野氏が有利とみられていたが、岸田氏が256票─255票と河野氏を「1票」上回った。高市氏も188票と躍進した。河野氏と一騎打ちとなった決選投票で岸田氏は国会議員票(249票)で河野氏(131票)に大差をつけ、都道府県連票も合わせて257票─170票で河野氏を下し、第27代総裁に就任した。(奥原慎平)
330
:
OS5
:2024/09/27(金) 13:52:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1d66604a751a0d6d289ac2fd1dcd7f30be81e67
自民新総裁、午後に選出 石破氏22道県、高市氏15府県でトップ
9/27(金) 5:02配信
時事通信
自民党総裁選の党員・党友票の開票作業=27日午前、名古屋市の同党愛知県連
岸田文雄首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日、党員・党友票の開票作業が各地で行われ、国会議員票の投票が党本部で始まった。
【ひと目でわかる】自民総裁選の仕組み
議員票も即日開票される。石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の三つどもえの争いで、1回目の投票では決着がつかず上位2人による決選投票に進むのは確実な情勢。新総裁は午後3時40分ごろに選出される見通しだ。
小林鷹之前経済安保担当相(49)、林芳正官房長官(63)、上川陽子外相(71)、加藤勝信元官房長官(68)、河野太郎デジタル相(61)、茂木敏充幹事長(68)も出馬し、候補者数は推薦人制度が導入された1972年以降で最多の9人。政治改革や経済政策などを巡り論戦が交わされた。
1回目は国会議員票と党員票の各368の計736票を争う。決選投票は国会議員票368と、党員票を各都道府県1票ずつに圧縮した計415票で行われ、過半数は208票となる。
党員票の開票は午前7時から順次開始。午後に党本部で集計し、各候補に比例配分する。関係者によると、総裁選の党員票は、北海道、青森、岩手、秋田、山形、茨城、群馬、山梨、富山、岐阜、滋賀、和歌山、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、大分、宮崎、鹿児島、沖縄22道県で石破氏が、宮城、埼玉、千葉、新潟、石川、福井、長野、愛知、三重、京都、大阪、兵庫、奈良、広島、長崎15府県で高市氏が、神奈川県で小泉氏がトップだった。山口県で林氏、岡山県では加藤氏、栃木県では茂木氏が首位だった。
331
:
OS5
:2024/09/27(金) 14:15:15
高市181(72+181)
石破154(46+108)
小泉136(75+61)
林_065(38+27)
小林060(41+19)
茂木047(34+13)
上川040(23+17)
河野030(22+08)
加藤022(16+06)
332
:
OS5
:2024/09/27(金) 14:42:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3175cc020b74a67a54a46eaff5ed365d42c8d035
自民総裁選、決選投票は過去に5回 〝逆転劇〟で宰相の座をつかんだ安倍晋三と石橋湛山氏
9/27(金) 14:28配信
産経新聞
平成24年9月に行われた自民党総裁選の決選投票を制し、当選を果たした安倍晋三氏=党本部(矢島康弘撮影)
27日の自民党総裁選は、1回目の投票で9候補の得票がいずれも過半数に達せず、石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安全保障担当相(63)の上位2人による決選投票にもつれ込んだ。決選投票は議員票368票と都道府県連に割り振られた47票の計415票で争われ、議員票と党員・党友票を同数とした第1回投票より議員票の重みが増す。決選投票が行われたのは過去44回行われた総裁選のなかで5回ある。そのうち、2回で1回目投票の1位と2位が決選投票で入れ替わる逆転劇が起きた。憲政史上最長の政権を築いた安倍晋三元首相もその一人だ。
■地方票で圧倒も議員票で巻き返し
野田佳彦氏(現・立憲民主党代表)が率いた民主党政権下の平成24年9月、野党時代の自民総裁選には安倍氏に加え、石破茂氏、町村信孝氏、石原伸晃氏、林芳正氏の5人が立候補した。1回目の投票では党員票で過半数の165票を得た石破氏がトップに立った。
だが、議員票のみで行われた当時の決選投票では、他陣営と連携していた安倍氏が108票を獲得し、「脱派閥」を掲げた石破氏を19票差で下した。決選投票は昭和47年以来40年ぶりで、2位候補の逆転劇は56年ぶりのことだった。
安倍氏は野党総裁として臨んだ同年12月の衆院選で自民を大勝に導いた。また、地方から多くの支持を集めた石破氏は幹事長に起用された。
■「2・3位連合」で石橋政権に
昭和31年12月の総裁選では、石橋湛山、岸信介、石井光次郎の3氏が立候補した。1回目の投票では最大派閥を率いる岸氏が223票を獲得し、首位に立つも過半数には届かなかった。
決選投票で石橋、石井両陣営が「2・3位連合」を組み、岸氏は石橋氏に7票差で逆転負けを喫した。岸氏の孫である安倍氏が逆転劇で再び総裁になったのとは対照的だが、石橋内閣は短命に終わり、翌32年3月の総裁選で岸氏は圧勝、総理・総裁の座をつかみ取った。
■1票差で決選投票に
岸田文雄、河野太郎、高市早苗、野田聖子の4氏が争った令和3年9月の前回総裁選も決選投票が行われた。上位2人は256票の岸田氏と255票の河野氏。両氏の差は1票差だったが、決選投票では岸田氏が257票を獲得し、170票の河野氏を圧倒した。ただ、都道府県連票では河野氏が47票のうち39票を得て、岸田氏に大差をつけた。
昭和47年7月の総裁選は、それぞれ派閥を率いる三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫各氏のいわゆる「三角大福」が、独自の政策を旗印に激しく主導権争いを展開した。政敵である田中、福田両氏が決選投票に進出するが、田中氏が福田氏との差を広げる形で首位を守り、総裁に選出された。福田氏が宰相の座に就くのは4年半後のことだ。
また、岸氏の後継を選ぶ昭和35年7月の総裁選も決選投票が行われた。1回目の投票で1位になった池田勇人氏が決選投票でも石井氏を下し、逆転劇を許さなかった。
333
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OS5
:2024/09/27(金) 14:44:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/d82855a3454e171846f0b1bacf687f3114d8f5cd
岸田首相「党員票が多い候補」支持の意向伝える 麻生氏は「高市氏」
9/27(金) 11:16配信
朝日新聞デジタル
首相官邸に入る岸田文雄首相(中央)=2024年9月27日午前9時57分、岩下毅撮影
史上最多の9人が立候補した自民党総裁選は、27日午後に東京・永田町の党本部で投開票が行われ、岸田文雄首相の後継となる新総裁が選出される。選挙戦はいずれも無派閥の石破茂元幹事長(67)、小泉進次郎元環境相(43)、高市早苗経済安全保障相(63)の3氏が軸となっており、このうち上位2人による決選投票にもつれ込むことが確実な情勢だ。
■首相「党員票1位の候補へ」と指示
最終盤まで激しい国会議員票の奪い合いが行われた。岸田文雄首相は27日午前、旧岸田派の議員らに「高市さんでは政策が合わない。党員票が多い候補へ」との意向を伝えたという。党員票で先行するとみられる石破氏を事実上支持したことになる。昨夜には麻生太郎副総裁が麻生派メンバーに「高市氏を支持で」と伝えたという。
334
:
OS5
:2024/09/27(金) 14:45:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fa6fb1e19bf910fa74e05def6ed0ae8861a6882
自民党総裁選の1回目の開票結果は高市早苗氏がトップ 2位の石破茂氏を地方票上回る
9/27(金) 14:38配信
日刊スポーツ
【イラスト】自民党総裁選 候補者一覧
27日に投開票された自民党総裁選の1回目の開票結果は以下の通り。
【自民党総裁選】
■1回目投開票の結果 国会議員票367票、党員票368票=計735票(過半数368票)
<1>高市早苗経済安全保障担当相(63)議員票72+党員票109=計181票
<2>石破茂元幹事長(67)46+108=154票
※以上が決選投票へ
▼小泉進次郎元環境相(43)75+61=136票
▼林芳正官房長官(63)38+27=65票
▼小林鷹之前経済安保相(49)41+19=60票
▼茂木敏充幹事長(68)34+13=47票
▼上川陽子外相(71)23+17=40票
▼河野太郎デジタル相(61)22+8=30票
▼加藤勝信元官房長官(68)16+6=22票
335
:
OS5
:2024/09/27(金) 16:05:36
石破 215 189+26
高市 194 173+21
https://news.yahoo.co.jp/articles/35cb53db70e1f5c3dcd1cc371f21704ddcd31f0f
自民党総裁に石破茂氏、5度目の挑戦で首相へ…高市早苗氏との決選投票制す
9/27(金) 15:31配信
岸田首相の後継を選ぶ自民党総裁選は27日午後、党本部で投開票を行い、石破茂・元幹事長(67)を第28代総裁に選出した。石破氏は第1回投票で2位となり、決選投票では215票を獲得し、194票だった高市早苗経済安全保障相(63)に勝利した。石破氏は10月1日に召集される臨時国会で第102代首相に指名される予定だ。
総裁任期は2027年9月30日までの3年となる。
(写真:読売新聞)
総裁選は、立候補に推薦人が必要となった1972年以降、最多の9人が出馬し、国会議員票368票と党員・党友票368票の計736票で争われた。第1回投票では、高市氏が181票を獲得し、石破氏が154票で続いた。小泉進次郎・元環境相(43)は136票、林芳正官房長官(63)は65票、小林鷹之・前経済安保相(49)60票、茂木敏充幹事長(68)47票、上川陽子外相(71)40票、河野太郎デジタル相(61)30票、加藤勝信・元官房長官(68)22票だった。
いずれも過半数に届かず、高市氏と石破氏による決選投票が行われた。決選投票は、議員票に加え、各都道府県で党員・党友票の得票が多い候補に1票ずつ47票が割り振られた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3530f64b7ab41eae89b91bb8cd10b8965a7442c
ドンデン返し 石破茂氏が総裁 惨敗必至の議員票が1回目「46」→決選「189」まさか大激増 高市氏を超える衝撃事態
9/27(金) 15:37配信
自民党総裁選が27日、東京・自民党本部で行われ、石破茂氏が当選した。
【1回目投票】
1位 高市氏/議員72・党員109=181
2位 石破氏/議員46・党員108=154
3位 小泉氏/議員75・党員61=136票
石破茂氏と高市氏が決選投票に進み、議員票で優位な高市氏が優勢と目されたが…。
【決選投票】
1位 石破氏/議員189票、都道府県26=215
2位 高市氏/議員173、都道府県21=194
議員票で不利と目されていた石破氏が「46」→「189」と激増。高市氏を上回った。
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OS5
:2024/09/27(金) 16:08:02
悪さ加減の選択 wwww
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce8979b036338b0800bcf1791ca80e8e0b7a7d56
自民党総裁選、石破茂氏の勝因は「悪さ加減の選択」問われる実行力…組閣の多様性が課題
9/27(金) 15:43配信
読売新聞オンライン
9月27日投開票の自民党総裁選での石破茂・元幹事長の勝因は、「悪さ加減の選択」(自民党中堅議員)とも言われた選挙戦で、消去法的な支持が積み重なったことだった。
ベテラン不利でも高い人気を維持
自民党総裁選の決選投票を前に、演説する石破茂・元幹事長(27日、党本部で)=川口正峰撮影
総裁選序盤では、「政治とカネ」の問題で党勢が苦境に立たされる中、次の総選挙の「顔」として「刷新感」のある新総裁を求める声に勢いがあった。その点で、43歳の小泉進次郎・元環境相や、初の女性首相への期待が高まった高市早苗・経済安全保障相に比べ、今回が5度目の総裁選への出馬となったベテランの石破氏には不利な面もあった。
石破氏の支えは、一般の世論調査でも自民党員に対する調査でも、石破氏の「人気」が根強かったことだ。斜に構え、持論を理路整然と静かに語るスタイルは、以前から世論では好意的に受け止められていた。
自民党の国会議員の間で「刷新感」を強調すればするほど、それに反発するように、「政治とカネの問題から目をそらさせようとしているだけだ」といった反応が自民党の現状に不満を抱く一般党員の間から漏れていたことも、結果として石破氏にまとわりつく「既視感」「飽き」という弱点を減じた。
高市「右寄り過ぎる」、小泉氏「経験不足」
自民党総裁選の決選投票を前に、演説する高市早苗経済安保相(27日、党本部で)=川口正峰撮影
9人が乱立した選挙の終盤で、石破、高市、小泉の3氏が抜け出したことが明らかになってくると、「刷新感」では有利だったはずの高市、小泉両氏に対してはむしろ、マイナス面が強く意識されるようになった。
高市氏には、その「保守右派」の政治理念を「右寄り過ぎる」とする受け止め方があった。「首相になっても靖国神社を参拝する」と宣言するなど、高市氏の一連の「右派」色の強い言動に、外交面で悪影響が出かねないとの指摘も相次いだ。岸田文雄政権で改善した日韓関係が損なわれ、日米韓の連携にヒビが入ると、ロシア、中国、北朝鮮の不穏な動きに有効な対処ができなくなるといった見方は、高市氏を熱心に支持する勢力の動きにはブレーキとなった。
弁舌はさわやかでよどみないパフォーマンスが「武器」だった小泉氏を支持する陣営の戦略は、「刷新感」で総裁選を勝ち、懸念材料の経験不足などが露呈する前に衆院解散総選挙を行い、勢いで自民党政権を維持することだった。しかし、現行の規定となった総裁選史上最長となった15日間の論戦で、政策理解の不十分、政策実現のための戦略の不透明さ、そして経験不足は早々と露見した。
一貫して無派閥を貫いてきたことをアピールし、党改革への決意を示しながら、「政治とカネ」の震源となった清和政策研究会(旧安倍派)を長く率いた森喜朗・元首相や、菅義偉・元首相を後ろ盾にしたことは、自民党の古い体質が温存されるのではないかといった見方と結びつけて語られるようになった。党員投票がほぼ終わった選挙終盤に、麻生太郎副総裁や二階俊博・元幹事長といった長老はもとより、「政治とカネ」の問題で自民党を離れた世耕弘成・前参院自民党幹事長にも、旧安倍派の参院議員への影響力を当てにして支援を求めて歩く姿が報じられた。これも、小泉氏にとってはマイナスとなった。
石破氏も選挙最終盤で、15年前の麻生政権で閣僚を務めながら、首相退陣を迫って関係が悪化した麻生氏を訪ね、直接、支持を求めるなど、なり振り構わぬ動きを見せた。それでも、もともと「刷新感」ではなく「安定感」が売りだった分、マイナス作用は小泉氏に比べて小さかった。
政策の難課題、実現できるか
石破政権の政策課題には、難しいテーマが目立つ。総裁選で唱えた「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」や「日米地位協定の改定」には、「非現実的だ」(閣僚経験者)といった批判があり、米政府関係者も懸念を隠さない。政党法の制定、選挙制度改革、夫婦別姓の法制化などは、政権としての体力と時間がいる。
石破氏は首相に選ばれた後、早期に衆院解散総選挙を行う考えを示している。総裁選での主張を実行に移すには、まずは総選挙での「勝利」が前提になる。総裁選での推薦人20人の中に女性議員が一人もいなかった石破氏が、組閣でどれだけ多様性を示すことができるのかもカギになるだろう。9人が乱れ踊るお祭り騒ぎで自民党はメディアジャックには成功したものの、有権者の信頼を回復できたわけではない。道は険しい。(編集委員 伊藤俊行)
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:
OS5
:2024/09/27(金) 16:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae0895f3197317eb0218cf5c13c6936ecfd8055
推薦人4人が公然と裏切り「加藤勝信君16票」に震撼 推薦20人割れ「闇が深い」「4票どこにw」「可哀想」
9/27(金) 14:47配信
デイリースポーツ
加藤勝信氏
自民党総裁選が27日午後に東京・自民党本部で行われた。1回目投票では、過半数を獲得した候補が不在となり、高市早苗氏と石破茂氏とが決選投票に進んだ。小泉進次郎氏は敗れた。
【写真】自民党総裁選の投開票に臨む高市早苗氏 目の覚めるようなブルーのジャケット 高級感が漂っている
1位 高市氏/議員72・党員109=181
2位 石破氏/議員46・党員108=154
3位 小泉氏/議員75・党員61=136票
一方で加藤勝信氏は「議員16・党員6」の結果。立候補時に20人の議員が、推薦人となっていたはずだが、無記名投票であるため、ささやかれていた「推薦人の裏切り」が現実に発生した。
開票時に「加藤勝信くん 16票」と読み上げられると、加藤氏は視線を落としたまま、ちいさくうなづく仕草をみせた。
ネットも騒然。「加藤氏、16票…あれれ?」「総裁選の闇深いわ。加藤元官房長官の議員票が16。推薦人20すら割れてるのが怖い」「加藤さん議員票16,推薦人も削られてた」「加藤16票って推薦人の数より少ないの草w」「4票はどこにw」「4人裏切っとるやんw」「16票で推薦人の20以下でなんだかかわいそう」「 4名離脱」「加藤さんの議員票16って推薦人が裏切ったのか!酷いなあ!」「推薦人から造反出たってこと?」と衝撃が走っている。
338
:
OS5
:2024/09/27(金) 16:11:37
どー考えても麻生太郎
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8c4d411c276fdc5d153e223e35914a7f055a65e
どこかの集団票か 高市早苗氏の議員票が激増、一気に30票以上を増やし「72」 田崎史郎氏「急に上積み、どっかのまとまった票が」
9/27(金) 14:21配信
自民党総裁選が27日午後に東京・自民党本部で行われた。
1回目投票では、過半数を獲得した候補が不在となり、高市早苗氏と石破茂氏とが決選投票に進んだ。小泉進次郎氏は敗れた。
1位 高市氏/議員72・党員109=181
2位 石破氏/議員46・党員108=154
3位 小泉氏/議員75・党員61=136票
日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では、政治評論家の田崎史郎氏が高市氏が獲得した議員票「72」に注目。
「意外だったのは国会議員票で72票もとられている」と語った。当初の見通しでは40票前後と目されていたと指摘し、「急に32票も上積みされているということは、どっかのまとまった票が乗ったんじゃないかなと思います」と分析した。
339
:
OS5
:2024/09/27(金) 17:53:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/f92d90f140039ac7e7616a024a6e90e334ff2bcf
麻生太郎氏が敗北→危機説 田崎史郎氏「当然、副総裁やめる」 石破氏に逆転勝ちされ→人事ポスト失う麻生派「果たして維持できるか」
9/27(金) 17:40配信
デイリースポーツ
麻生太郎氏
政治評論家の田崎史郎氏が27日、読売テレビの夕方ニュース「かんさい情報ネットten.」に出演。番組では石破茂氏が勝利した、自民党総裁選を特集した。
【写真】「書き順でバレバレw」 投票中のペンの動きがTVに映った麻生太郎氏
麻生太郎氏が推す高市早苗氏が議員票で圧倒すると目された決選投票では、議員票での不利がささやかれた石破茂氏が1回目投票から143票を上積みする大激増。キングメーカー同士の争いで、麻生氏が敗れたとの見方も指摘されている。
番組で、麻生太郎氏の今後の求心力を聞かれた田崎氏は「麻生さんは、やっぱりこれ、勝負したわけですよ」と指摘。麻生派に高市氏支持を伝えたと報じられていることを挙げ「しかし、負けたわけですね。当然、副総裁やめるだろうし」との見方を示した。
「いま残っている派閥としては麻生派だけなんですけど、果たして麻生派が維持できるか、どうかです」と指摘した。
これまでは「維持できたのは(人事面で)主流派としてポストをたくさん取ったからです」としたうえで「今度、主流派じゃなくなりますから、果たして結束が保てるかということです」と語った。
340
:
OS5
:2024/09/27(金) 17:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/0478ac21f71346375c8cf53196b51889b6a97411
5人の議員が石破氏、高市氏、どちらも“拒否”総裁選でまさかの白票・無効票5票に担当記者「聞いたことがない。考えられない」
9/27(金) 17:09配信
ABEMA TIMES
総裁選の結果
自民党の総裁選挙が27日に行われ、石破茂元幹事長が決選投票の末に、第28代の総裁に選出された。1度目の投票では、高市早苗経済安保担当大臣が1位、石破元幹事長が2位で決選投票に進んだが、本来であれば国会議員票が367票、都道府県連票47票の計414票だったところ、国会議員票の有効票は362票。残り5票は「無効票・白票」として、どちらの候補にも票を投じないという事態が起きた。
【映像】“白票”にどよめきが起こる会場
1度目の投票で、9人の候補に投じられた国会議員の票数は合計で367票。党員票は368票だった。高市氏は72票+109票の181票、石破氏は46票+108票の154票を獲得して決選投票に。ここでは高市氏は議員票で173票と都道府県連票で21票、石破氏は議員票189票と都道府県連票で26票で、石破氏が新総裁に選ばれた。
1度目の投票から決選投票で、国会議員票が5つ減っていることに、会場に集まった議員からもどよめきが起こることに。つまり5人の議員が、どちらの候補にも票を入れない選択をしたことになる。これには、テレビ朝日・政治部の官邸キャップを務める千々岩森生氏も「聞いたことがない」と指摘。「こんな貴重な1票を、白票にするなんてありえない。お金を払ったって欲しいぐらいの1票をただで白票にするなんて、考えられない」と続けた。また「石破さんも、高市さんもどっちも嫌だというアレルギーがあるとすれば、そうなる」と解説していた。
総裁選後、逢沢選挙管理委員長は会見に応じ、1度目の投票で議員票が予定されていた368票から1票少なかったことについては、「参議院議員の高橋はるみ先生が、病を得られて、不在者投票で対応できないかという事で努力したが、それがかなわない状況が確認できたので、貴重な1票は残念だが、選挙の公正の観点から」棄権票と判断したと説明した。
また、2度目の投票で、さらに5票減ったことには、「無効票が出たのは事実。どういう趣旨で候補者名を記載しなかったのかは、今現在、選管でははかりかねるが、事実は事実として受け止めたい。白票もあり、無効票も確認されたということ」と答えていた。
(ABEMA NEWS)
ABEMA TIMES編集部
341
:
OS5
:2024/09/27(金) 17:57:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/fadf5a1c3a00a37811efee05d66fdcdb34adc022
林芳正官房長官「ポスト石破」うかがえる4位に滑り込み 「政策通」が浸透
9/27(金) 16:58配信
産経新聞
27日に投開票された自民党総裁選で、林芳正官房長官(63)は、石破茂新総裁(67)ら上位3人の先頭集団に次ぐ4位に滑り込んだ。次期総裁選への挑戦に望みをつないだといえ、投開票後は党本部で記者団に「非常に非力な私を同志が力いっぱい支えてくれた。素晴らしい成績を残していただいた」と語った。
林氏は岸田文雄首相が率いる旧岸田派(宏池会)でナンバー2の座長だった。今回の総裁選では、当初は知名度不足や同派出身議員以外に支持の広がりを欠くことが指摘され、苦戦が予想された。選挙戦の終盤には石川県能登地方で豪雨が発生し、官房長官として災害対応するために選挙活動の中断も余儀なくされた。
ただ、出馬した9候補が参加した討論番組などでは、よどみなく政策を訴える姿が注目を集め、「政策通」という強みが浸透した。党員・党友票でも9候補中4位となり、一定の評価を集めたといえる。(永原慎吾)
342
:
OS5
:2024/09/27(金) 18:03:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a092bfd0ef2d7be5ebc14bc2513d0d6e622522c
河野太郎氏、まさかの9候補中8位 自民総裁選終え言葉少な「私の力不足でこのような結果となりました」
9/27(金) 16:46配
スポニチアネックス
河野太郎氏
第28代自民党総裁を選ぶ総裁選が27日、都内の自民党本部で投開票され、石破茂元幹事長(67)が第28代総裁に選出された。1回目の投票で9候補中8位に終わり、落選した河野太郎デジタル相(61)がSNSで思いを述べた。
【写真あり】石破茂氏 ファーストレディーとなる美人妻・佳子さんとは…慶大同級生で“名プロデューサー”
過去最多の9人が立候補する大混戦。石破氏、高市早苗経済安保担当相、小泉進次郎元環境相による三つどもえの争いとなり、石破氏と高市氏による決選投票が行われた。決選投票では、石破氏の215票(議員215票、都道府県26票)に対し、高市氏は194票(議員194票、都道府県21票)という僅差。石破氏は「今回が最後」と銘打った総裁選で、初当選を勝ち取った。
9候補中8位に終わった河野氏。「総裁選挙、私の力不足でこのような結果となりました。ご支援くださった大勢の皆様、誠にありがとうございました」と感謝を伝え、「今後とも、ご指導、ご鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます」と言葉少なに結んだ。
この投稿には「応援し続けます」「政策は河野さんのが一番良かったと思います」「悔しかった分、デジタル化推進応援してます」「楽しみにしてましたが、デジタル化の推進はこれからも重積を担っていただきたいなぁ」「これからもデジタルを中心とした重要な閣僚になって、ますます改革を続けてくださいませ」「大丈夫よ、次はありますから。石破さんも何回もチャレンジしているし、応援してます」と、さまざまなコメントが寄せられた。
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:
OS5
:2024/09/27(金) 18:08:35
ポスト石破は高市か林かな?
小泉と小林は「まだ早い」イメージが付いてしまった気がする。
石破が高市をどう処遇するか?
決選投票で勝利 石破茂元幹事長(67)46+108=154票
○1回目で首位。リベラルよりな石破の次を狙える 高市早苗経済安全保障担当相(63)議員票72+党員票109=計181票
○「まだ早い」のイメージか ポストポスト石破くらいか? 小泉進次郎元環境相(43)75+61=136票
○政策通のイメージはついた 林芳正官房長官(63)38+27=65票
○「まだ早い」のイメージか 小林鷹之前経済安保相(49)41+19=60票
△加藤が出馬したとはいえ平成研をめとめられていない。 茂木敏充幹事長(68)34+13=47票
△年齢的にも次はないでしょう 上川陽子外相(71)23+17=40票
×大惨敗。悲運の3代目確定か? 河野太郎デジタル相(61)22+8=30票
×勝つつもりなかったとはいえ推薦人も固められなかったのは厳しい 加藤勝信元官房長官(68)16+6=22票
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:
OS5
:2024/09/27(金) 18:09:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a400109f90e21e51ea3505d34f6f940c6286ab3
加藤勝信氏が自民党総裁選で赤っ恥! 議員票「16人」→推薦人4人が裏切り他候補に投票
9/27(金) 16:30配信
日刊ゲンダイDIGITAL
お呼びじゃなかった(C)日刊ゲンダイ
自民党総裁選が27日午後、党本部で投開票が行われ、1回目の投票で1位が高市早苗経済安全保障担当相(63)、2位が石破茂元幹事長(67)となった。有力視されていた小泉進次郎元環境相(43)は3位となり、高市、石破両氏による決選投票の結果、新総裁は石破氏に決定した。
【写真】石破茂vs高市早苗「最終決戦」の行方…総裁選あす投開票“三つ巴の争い”も進次郎は脱落ムード
衆院選の「顔」として下馬評が高かった小泉氏が3位に沈んだのも驚きだったが、それ以上に《はずい》(恥ずかしい)、《赤っ恥》などとSNS上で声が上がったのが加藤勝信元官房長官(68)だ。
過去最多の9人が立候補した総裁選に出馬する際には、20人の推薦人が必要。当然、加藤氏もその条件をクリアしたからこそ名乗りを上げたわけだが、1回目の投票で加藤氏の議員票はナント「16人」。
つまり、推薦人だったはずの4人が裏切って他の候補に投票したことになるわけで、加藤氏も衝撃だったに違いない。
「加藤の乱」ならぬ「加藤の推薦人の乱」ーー。小泉氏は父の純一郎元首相が「政治の中に友達なんかいるわけないと、うちのおやじが言っていたんですよ」と語っていたというが、その通りだろう。
◇ ◇ ◇
高市、石破両氏の激突となった総裁選。●関連記事【もっと読む】『石破茂vs高市早苗「最終決戦」の行方…総裁選あす投開票“三つ巴の争い”も進次郎は脱落ムード』【さらに読む】『総裁選いよいよ最終盤、蠢くキングメーカーたちの思惑…自民議員は彼らを一掃できるのか?』などを取り上げている。
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:
OS5
:2024/09/27(金) 18:11:02
麻生派どうするんだろ?河野に代替わりするの?
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d8b4745dfdc05dbb99998c81c05398d19a8054
自民総裁選で河野太郎氏は30票と「失速」、党員票でも8位 前回は2位で255票
9/27(金) 16:07配信
産経新聞
河野太郎氏=(斉藤佳憲撮影)
27日投開票された自民党総裁選に立候補した河野太郎デジタル相(61)は1回目の投票で9人中8位になり、上位2人で争う決選投票に進めなかった。河野氏を巡っては、前回の令和3年総裁選の前後、次期首相候補を尋ねる報道機関の世論調査で1位になるケースもあったが、党員票だけでも8位となった。
【一覧で見る】自民党総裁選、第1回投票で9候補が獲得した票数
3年の総裁選は河野氏ら4人が立候補し、河野氏は1回目の投票で255票(議員票86、党員票169)を獲得した。2位となって決選投票に進んだが、岸田文雄首相(党総裁)に敗れた。
今回は9人が立候補し、得票数は単純比較できないが、河野氏は30票(議員票22、党員票8)と大きく減らす結果となった。
河野氏は9月3日の記者会見で、世論調査で自身の支持が下がっている要因について、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせるマイナ保険証への一本化推進を挙げて、「『なぜこんなことをしなくてはいけないのか』との声は当然出てくる。承知の上で改革をしなければ国のためにならない」と語っていた。
河野氏は党内で唯一存続している麻生派(志公会)に所属している。
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OS5
:2024/09/27(金) 18:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/06eb2f5ebba0359a1f8d249e222ea6e24d69544e
石破氏陣営は必勝カレーで気勢、涙の村上誠一郎氏「勝つぞー」 党員票1位見通しも報告
9/27(金) 13:17配信
産経新聞
自民党総裁選必勝を期してカレーをパクつく石破茂元幹事長(中央)=27日午前、衆院第2議員会館(奥原慎平撮影)
自民党総裁選に立候補した石破茂元幹事長(67)の陣営は27日午前、投開票を前に国会内で決起集会を行った。石破氏は3年3カ月の民主党政権下の野党時代を振り返り「安倍晋三総裁のもと、幹事長として全力を尽くした。あのときの思いに立ち返りたい。自由闊達な議論ができる自民党、公正公平な自民党、謙虚な自民党(を取り戻す)。国民に正面から向き合い、悲しい人、苦しい人、困った人、どうして分かってくれないのかと思う人たちの思いに応えるため、国難を一致して乗り越えるため、最後まで全力を尽くしたい」と語った。
岸田文雄首相(党総裁)に対しては、「自民党を立て直すために、いろいろな批判にけじめをつけるために大変な決断をした。われわれはその思いに応えていかないといけない」と語った。
あいさつに先立ち、選対本部長を務める岩屋毅元防衛相は、石破氏が党員・党友票で1位になったとの見通しを報告した。
「ガンバローコール」を担当した村上誠一郎元行政改革担当相は「今後の戦いは日本存亡の危機。投票箱の蓋が閉まるまで石破候補のために勝つぞー、勝つぞー、勝つぞー」と涙ながらに絶叫。その後、陣営は一緒にカツカレーを食べ、必勝を期していた。
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:
OS5
:2024/09/27(金) 18:14:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/101b4a96a8f790cffb1d799bb83625e74cbc5d24
総裁選最下位の加藤勝信氏、議員票16票で推薦人数に届かず 5人が引きはがしか
9/27(金) 18:04配信
産経新聞
加藤勝信元官房長官(斉藤佳憲撮影)
27日に投開票された自民党総裁選で、加藤勝信元官房長官(68)は最下位の9位だった。国会議員票は本来、推薦人20人と自身を合わせて21票は獲得できるはずなのに、開票結果は16票。決選投票進出をかけた上位3候補の激しい議員票争奪戦の中、加藤氏の推薦人5人が引きはがされたとみられる。
投票直前の27日昼、党本部での「出陣の会」には推薦人20人がそろい、カツカレーを食べながら勝利を誓い合った。わずか1時間半後、16票という結果が出た。その後の「報告会」には17人が出席し、神妙な顔つきで加藤氏の敗戦の弁を聞いた。投票しなかった議員も出席したことになる。
加藤氏は恨み節は漏らさず、記者団に「皆さんいろんな事情がある中で支えていただいた。本当に感謝の言葉しかない」と語った。
加藤氏は、所属した旧茂木派から茂木敏充幹事長が出馬し、派閥単位の支援は得られず、地元・岡山県選出議員らが中核になった。推薦人集めに苦労し、他派閥の協力を得て告示2日前に出馬表明にこぎつけたため、全員の結束が強固だったとは言い難かった。
演説や討論会では「国民の所得倍増」を繰り返し、経済政策に精通したリーダー像をアピール。しかし「選挙の顔」を選ぶ今回の総裁選において、知名度不足が最大の弱点となった。(田中一世)
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:
OS5
:2024/09/27(金) 18:16:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f35794018336a0c0a85a5d150498a3509525871
「派閥が問題とは思わない」8位に沈んだ河野太郎氏 敗因は派閥との指摘にさばさば反論
9/27(金) 17:47配信
産経新聞
河野太郎デジタル相=27日午後、党本部(関勝行撮影)
27日に投開票された自民党総裁選で8位に終わった河野太郎デジタル担当相(61)は開票後、記者団の取材に応じ、「私の力不足でした」とさばさばした表情で語った。「石破茂新総裁のもと、自民党のみんなでしっかり団結して、日本を前に進めるために頑張っていきたい」とも述べた。
3回目の挑戦となった今回は、所属する麻生派(志公会)に支えられて挑んだ。しかし、同派の議員の支持は他陣営にも分散した。選挙戦ではデジタルセーフティーネットの整備や一国平和主義からの脱却などと訴えたが、議員票も党員票も9候補中、下から2番目と広がりを欠いた。
河野氏は敗因について「終わったばかりなので分析も何も‥」と述べるにとどめた。また、派閥に所属したまま選挙戦に臨んだことに批判もあったことに関しては「派閥が問題だとは思っていない」と重ねて語った。(大島悠亮)
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OS5
:2024/09/27(金) 19:23:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3eeaef1cd6bd7b4e0a1d0811ee6f8406b299930
自民新総裁、小林鷹之氏の地元・千葉県連は期待と失望 「国のため、クリーンな政治を」
9/27(金) 19:03配信
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コメント1件
産経新聞
自民党総裁選の開票後、敗戦の弁を語る小林鷹之前経済安保相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)
自民党の新総裁が27日、石破茂氏に決まった。千葉県連内からは石破氏の地方での人気の高さから期待する声が上がった。一方で、党総裁選で高市早苗氏への支持に回ったとされる「岩盤保守票」が党から離れるのではと複雑な思いで受け止める地方議員もいた。総裁選で争った小林鷹之前経済安全保障担当相(衆院千葉2区)は力及ばず、敗れた。県政界の反応を聞いた。
「石破氏の勝利は党員の皆さまのおかげ。新政権では(党派閥のパーティー収入不記載事件の)政治とカネの問題で失った国民の信頼を取り戻し、国のためになるクリーンな政治ができればいい。オール自民党で頑張りたい」
本県で石破氏の推薦人となった門山宏哲法務副大臣(衆院比例南関東)は総裁選を終えた直後、こう語った。門山氏の千葉市内の事務所は支持者から「良かった」「頑張ってね」と電話が鳴りやまなかった。
桜田義孝県連会長(衆院比例南関東)は「新総裁が選任され、一党員としてうれしく思う。9人の候補者が白熱した議論を展開し、多くの国民の皆さまにも党の層の厚さを認識いただけた。一致結束し、政策を実現していけると期待する」とコメントを発表した。
友党の公明党県本部の平木大作代表(参院議員)も「結束して国民のための政治に邁進(まいしん)できると確信する」とお祝いのコメントを寄せた。
一方で、高市氏に党員票を投じた本県の自民地方議員などからは先行きを不安視する意見が聞かれた。
「決選投票の結果には失望した。石破人気は地方の都市部はそれほどではない。野党寄りの政策も多く、岩盤保守層は間違いなく逃げる。次の国政選も党の顔にはなれない」(中堅県議)
「石破氏は政策面などで身内の内閣や党を背後から撃ち、不興を買ってきた。党内結束は容易ではないだろう」(ベテラン秘書)
石破新総裁誕生に野党は気もそぞろだ。総裁選でメディアに出演した際、「新政権はなるべく早期に信を問うのも当然だ」と発言していたためだ。
立憲民主県連は「空白区」だった衆院千葉6区に女性県議を立てる方針を決めるなど、対応を急ぐ。
奥野総一郎県連代表(同千葉9区)は「新総裁には『裏金』の解明や政治改革を進めてほしいが、石破氏は結局、旧派閥単位の支援で当選した。これまでの自民党の姿勢と変えられないのではないか」と突き放した。
共産党県委員会の小倉忠平委員長は「いま問われているのは自民党政治そのものを変えることだ。党の『表紙』だけをかえ、新首相が注目を得ている間に総選挙をやってしまおうという党利党略は許されない」と牽制(けんせい)した。
350
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:25:13
>>77
「5度目の正直」狙う石破茂氏 人気者に立ちはだかる議員票の壁
>>147
脱「裏金」、踏み込む石破氏 安倍派反発、党内に波紋 自民党総裁選
>>178-181
自民総裁選“小石河連合”競合…小泉進次郎氏も出馬へ 勝敗のカギ握る意外な存在
>>226
立候補断念の野田聖子氏、小泉進次郎氏を支援へ…連携模索した石破茂氏陣営「期待したのがバカだった」
>>250
石破茂氏 推薦人まとめ
>>309-310
自民総裁選・小泉氏、石破氏、高市氏、3陣営の「票読み」 決選に進むには140万票がボーダーラインか
旧石破派
石破茂
赤沢亮正(鳥取) 【推薦人】
平将明 【推薦人】
門山宏哲 【推薦人】
田所嘉徳 【推薦人】
冨樫博之 【推薦人】
八木哲也 【推薦人】
舞立昇治(鳥取) 【推薦人】
途中脱退
山本有二 小泉推薦人
古川禎久 斎藤健→小泉支持
山下貴司 加藤推薦人(岡山)
斎藤健 出馬模索→小泉支持
田村憲久 林支持
△ 岸田派 菅G
× 茂木派 麻生派(河野太郎) 安倍派 野田聖子
? 二階派
351
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:28:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8f3229228ab81c9790a061eeb93301777481480
自民総裁選 「大きな爪痕」千葉の支援者ら小林鷹之氏たたえる 引きはがしで悔しさも
9/27(金) 20:03配信
産経新聞
総裁選を終え、会場を後にする小林鷹之前経済安保担当相(左)ら=27日、自民党本部(鴨川一也撮影)
自民党の小林鷹之前経済安保相(衆院千葉2区)は、総裁選の初陣を飾れなかった。過去最多の9人が名乗りを上げる混戦で国会議員票も党員票も分散したが、地元は「善戦した」「全国に大きな爪痕を残した」と奮闘をたたえた。
【グラフで見る】自民党総裁選 第1回投票、決選投票それぞれの結果
支持率0・1%からのスタートだった。小林氏は8月19日、9人の中で最も早く出馬を表明した。政策に明るいものの、当選4回で閣僚や党三役など要職経験に乏しく、全国的な知名度不足は否めなかった。それでも「脱派閥選挙を徹底する。旧派閥に対する支援は一切求めない」と改革イメージを印象付けてみせた。
街頭演説では、小林氏の愛称「コバホーク」を連呼する応援歌が流れ、陣営カラーのオレンジののぼりがはためく。旧来型の街頭演説とは異なる刷新感も演出することで、支持率はじわじわとアップした。
ところが、総裁選終盤になると、他の陣営が議員票の上積みを図るため、派閥領袖らに接触する「派閥回帰」の動きが相次ぎ、他陣営から支持先を考え直すよう求める「引きはがし」もうごめいた。
「昔の自民党に戻ろうとする動きがある。そんなの絶対にありえない。自らの意思で投票してもらいたい」。投開票日直前の26日夕、地元・千葉市花見川区内でマイクを握った小林氏はこう牽制したが、投開票当日、小林陣営の議員票は41票で、「コアな支持議員」だけが残った。ピーク時は60票程度の議員票を見込んでおり、一部が引きはがされたようだ。陣営関係者は「結局、他陣営から刈り取られるばかりだった」「議員票はもっと獲得できたのに…。悔しい」との声が漏れた。
とはいえ、小林氏を応援してきた地元は善戦をたたえる。川村博章県議(千葉市花見川区)は「最後までブレなかった。次への芽が残った」と話す。茂呂剛県議(八千代市選挙区)も「残念だが、全国に存在感を示すことができてよかった。残した爪痕は大きい」と語った。
「小林鷹之八千代市後援会」の綱島照雄会長はこう答えた。「千葉2区から全国区への足がかりとなった。上のステージに向けて支えたい」(岡田浩明)
352
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:28:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/58e5d5e1314ac690c8fba65d87df26b606fa5ed3
小林鷹之氏は議員票41票で次も「挑戦」、河野太郎氏は党員票1桁で8位に沈む…敗北陣営に明暗
9/27(金) 19:55配信
読売新聞オンライン
自民党総裁選を終え、議員らにあいさつする小泉進次郎・元環境相(中央)と小林鷹之・前経済安保相(右)(27日、党本部で)=松本拓也撮影
自民党総裁選では、「総裁候補」としての基盤を築いた候補がいた一方、存在感の低下を印象づける候補もおり、明暗が分かれた。
【一覧表】投票結果…議員票、党員・党友票
国会議員票で4位の41票を集めた小林鷹之・前経済安全保障相は27日、結果を受け、「『脱派閥』選挙を掲げ、仲間が立ち上がり共に走ってくれた」と記者団に語った。当選同期の4期生以下を中心に支持を集め、次期総裁選にも「挑戦する」と明言した。豊富な閣僚経験のある林官房長官も、災害対応など危機管理を優先させた姿勢も浸透し、全体4位に食い込んだ。
一方、茂木幹事長は全体6位だった。茂木派から加藤勝信・元官房長官も出馬し、国会議員票が分散したが「幹事長を退任すればもはや影響力はない」との声も上がった。加藤氏の国会議員票は推薦人の20人を下回る16票にとどまり、森山総務会長が「覚悟を持ち推薦人になり、推薦を確認した党員が投票する」と苦言を呈する場面もあった。
前回決選投票に進んだ河野デジタル相は全体8位で、期待した党員票は1桁に沈んだ。所属する麻生派の支持を得たことには批判もあり、国会議員票は22票にとどまった。出馬に向けての推薦人集めが難航した上川外相は、国会議員票を積み増せず全体7位だった。
353
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:31:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/834281ec978981d607b571de07c01f2fa6fd3411
1回目は2位…石破氏逆転劇の裏側 高市氏を“うっちゃり”票はどう動いた?
9/27(金) 18:22配信
FNNプライムオンライン
決選投票の末、自民党の新総裁に石破茂氏が選ばれました。
1回目の投票では2位だった石破氏。
この逆転劇の舞台裏について解説します。
1回目の投票では、国会議員の他に全国の党員・党友による投票も行われました。
各都道府県で得票数1位を獲得した候補者を見てみると、神奈川県では小泉進次郎氏、栃木県では茂木敏充氏と、やはり“地元”というのは強く影響したものとみられますが、党員票としては高市早苗氏と石破氏が他の候補者に大きく差をつけて圧勝となりました。
その結果、1回目の投票では高市氏が議員票72票、党員票109票の合計181票。石破氏が議員票46票、党員票108票の合計154票を獲得しました。
1回目の党員票が109票と大きく伸びた高市氏ですが、各都道府県での得票数を見ると、宮城、埼玉、東京、千葉、愛知、京都、福岡など特に大都市での票を集めました。
一方、前評判が高かった小泉氏については、選挙戦中に報じられた答弁の不安定さや、短い言葉で語る姿勢が裏目に出た形となり、得票数が伸びませんでした。
また、自民党の保守系の支持者にとっては選択的夫婦別姓といった考え方について、反発もあったとみられます。
続いて行われた決選投票は、1回目の投票と比べ石破氏の票数が大きく伸びる結果となりました。
当初は、麻生氏のグループと小林氏の保守系の票、さらに茂木氏の派閥の票が高市氏に乗ると予想されていました。
一方、石破氏には、菅氏、林氏、岸田氏らグループの票が乗るとの予想で、こちらのほうがやや優勢かと思われましたが、今回、中間的な小泉氏を支持した人たちのかなり多くの部分が石破氏に流れたとみられています。
さらに岸田派もほぼ一体となったことに加え、茂木派の中でも参議院を中心に票が流れるなど、地殻変動的に「高市氏では次の総選挙に必ずしも勝てないんじゃないか、石破氏のほうが幅広い支持を得られて国も安定するのではないか」と、土壇場で石破氏のほうが有利になったのではないかとみられています。
1回目と2回目で議員票に大きな違いが出た要因の1つには、リーフレット問題などを巡る高市氏への警戒感があったとみられます。
高市氏の人望と比較した時、石破氏のほうが幅広い支持が得られるのではということで、高市氏への不安感を、石破氏の持つ安心感が勝った結果とみられます。
今後、組閣、党の3役も含めどういうふうに選んでいくのか、石破新総裁の動向に注目が集まります。
354
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:33:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd9d9cb189b06b5476330488a3b84721564668fd
自民新総裁に石破氏 衆院解散「国会論戦後に判断」 決選投票で高市氏逆転
9/27(金) 15:26配信
時事通信
自民党の新総裁に選出された石破茂元幹事長=27日午後、東京・永田町
岸田文雄首相の後継を決める自民党総裁選は27日、党本部で投開票され、石破茂元幹事長(67)が決選投票で、第1回投票でトップだった高市早苗経済安全保障担当相(63)を逆転で破り、第28代総裁に選出された。
【主な経歴】石破 茂(いしば しげる)氏
10月1日召集の臨時国会で第102代首相に指名される見通し。石破氏は記者会見で、衆院解散について「野党と論戦を交わした上で(国民に)判断いただきたい」と語った。
石破氏は「新政権が発足する。なるべく早く審判を賜らねばならない。適切な時期を判断したい」とも述べた。党役員・閣僚人事に関し「共に戦った方にそれぞれ最もふさわしい役職をお願いするのは当然だ」と述べ、他の候補を要職に起用する意向を示した。
石破氏の総裁任期は2027年9月までの3年間。石破氏は選出後に両院議員総会であいさつし「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる国にするため全身全霊を尽くす」と表明。派閥裏金事件による深刻な政治不信を踏まえ「一丸」となるよう呼び掛けた。
総裁選には1972年の推薦人制度導入以降で最多の計9人が立候補。1回目の投票は棄権1人を除く国会議員票367票と党員・党友票368票の計735票で争われ、高市氏が181票で1位、石破氏は154票で2位となった。上位2人による決選投票は党員票を47票に圧縮して計414票で行われ、石破氏が215票を獲得し、194票の高市氏を21票差で破った。
石破氏は直ちに幹事長などの人事に着手。30日に新たな党執行部の陣容を決定する。臨時国会召集日に首相に指名され、石破内閣を発足させる見通しだ。党内では衆院選の日程について、10月27日や11月10日の投開票が取り沙汰される。
355
:
OS5
:2024/09/27(金) 20:34:23
9/2の記事
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f5125393920d60b3e679b14a1e46ed07c5823f1
岸田首相の “本命候補” は石破茂氏!麻生・菅「2大キングメーカー」の排除を狙う策略とは
9/2(月) 18:47配信
高市早苗経済安保担当相は、自民党総裁選への出馬会見を9月9日にもおこなうと公表した。すでに総裁選への出馬を明らかにした5人と高市経安相、さらに茂木敏充幹事長の出馬もほぼ確実とされており、過去最多の7人以上の立候補が確実になった情勢だ。
現在の推薦人制度が導入された1971年以降では、これまで最多だった2008年と2012年の5人を上回る混戦になる。
「今回の総裁選では国会議員票が分裂し、1回目の投票で過半数を超える候補者がおらず、決選投票になる公算が大きい。つまり、1回目の投票で上位2位までに入らなければならず、党員党友票を合わせた地方票がまずカギを握りそうです」(政治部記者)
地方票としては、石破茂元幹事長と小泉進次郎前環境相が2強とされ、大きく離されて高市早苗経安相が続くと予想されている。コバホークこと小林鷹之議員には旧安倍派の若手中堅議員が結集していることから、議員票はトップになる可能性はあるものの、地方票への広がりはほとんど見られないという。むしろ、高市経安相と岩盤保守層票の食い合いになる懸念さえ囁かれる。
となると、やはり石破元幹事長と小泉前環境相のどちらかが1位になって決選投票になる可能性が高い。
「決選投票は、逆に、議員票の比重が大きくなります。現在、ある程度、固まって動けるのは、旧岸田派と現存する唯一の派閥である麻生派です。
ただ麻生派は、もともと結束が緩いですからね。今回も麻生太郎元首相が河野太郎デジタル相を派閥候補とする一方、山東昭子顧問は上川陽子外相の出馬を後押ししました。
つまり、固まって動けるのは旧岸田派だけです。林芳正官房長官が派閥候補ですが、今回は顔見世の意味合いが強く本命ではありません。
岸田文雄首相は党内への影響力を残すために、総裁選への不出馬を決断したわけですから、ここは勝ち馬を慎重に選ぶはず。そのためにも、旧岸田派が中心になって推す候補が決選投票を制する展開に持ち込み必要があります」(同前)
もっとも今回の総裁選では、石破元幹事長を除けば、他はすべて岸田内閣で要職を占めた議員で争う。小泉前環境相すら国対副委員長の任にあるのだ。
となれば、満場一致で小泉首相でほぼ決まりかと思いきや……
「いやいや、岸田首相の本命候補は石破さんですよ」
と語るのは、石破元幹事長に近い自民党の中堅議員だ。
「今回、石破さんの選対部長には岩屋毅元防衛相、本部長代理に青木一彦議員がつきました。それぞれ旧麻生派と茂木派を退会していますが、岩屋元防衛相は岸田首相の学生時代からの旧友ですし、青木議員は参議院自民党に絶大な影響力があります。
さらに、旧安倍派最高顧問だった衛藤征一郎元防衛相も選対に入りました。3人とも閥務が長かった議員で、進次郎さんまで一気に世代交代が進むことに不安も不満もあるベテラン・中堅議員を陣営に引き込むことができるはずです。
そもそも、進次郎さんは自分が2位だった場合、石破さんと連携する可能性すらありますからね。世間が言うほど、進次郎さんが固いわけじゃないんです。
そして、石破内閣が誕生すれば、麻生元首相はほぼ手駒を失い、菅元首相の影響力も限定的になります。岸田さんの狙いは、この2人のキングメーカーの排除です。
麻生さんには散々悩まされてきたし、菅さんは今でも、旧岸田派幹部から見れば、『加藤の乱』で真っ先に裏切った逆臣。岸田首相は、石破内閣を誕生させ、キングメーカーとして隠然たる勢力を持つことを狙っています」
足の引っ張りあいの挙げ句、総選挙に負ければ野党に落ちるだけなのだが……。
356
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:00:31
>>343
ポスト石破に岸田文雄っての忘れた
357
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:05:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea8aec6e1643cf0e1e78b7f7798587955a92a15
石破新総裁、政策通だが遂行能力は? 官僚らに渦巻く期待と警戒
9/27(金) 20:52配信
毎日新聞
自民党の総裁室の椅子に座る石破茂新総裁=同党本部で2024年9月27日午後6時51分、平田明浩撮影
防衛相や農相などの閣僚を歴任し、「政策通」とも言われる石破茂氏。政策立案を担う霞が関の官僚たちの間では早くも期待と警戒が渦巻いている。
「公共インフラの重要性にも精通している。災害対応のほか地方の移動手段の不足にも関心が高い」
国土交通省の幹部は地方創生担当相などを歴任し、総裁選中に防災省の創設などを訴えた石破氏に期待する。総務省幹部も「地方に交付金を配って終わりではない政策をやるために知恵を借りたい」と前向きだ。
経済産業省の幹部は、11月に大統領選を控える米国との関係を念頭に「石破氏は防衛や外交に詳しいので同志国との連携をしっかりやってくれると思う」とする。
石破氏は総裁選で経済・財政政策について、岸田文雄首相の路線を引き続くと同時に、富裕層や収益を上げている企業への課税強化に言及してきた。そして現政権との違いを「(実現の)スピード」と説明するなど政策の執行加速を掲げる。
ただ近年は閣僚などの要職を外れ、自民党内の基盤が弱い石破氏が主張通りの政策を実現できるかは見通せない。ある経済官庁幹部は「新しい政策を打ち出すには時間がかかるのでは」と距離を置く。財務省幹部も「閣僚から何年も離れており、年内に防衛増税の実施時期を決められるかどうか」と懸念を示す。
石破氏の総裁選中の主張に警戒を示すのはデジタル庁だ。マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」推進に伴い、12月に新規発行を廃止予定の現行保険証について「併用も選択肢として当然だ」としており、「首相の意向次第で方針が変わる可能性もある。説明していく」(幹部)と構える。【杉山雄飛、佐久間一輝、古屋敷尚子、藤渕志保、福富智】
358
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bda6cd07adf3545a52f76a79bdc3d346db7b7f5
「ジーンときてます」石破総裁誕生で推薦人の橘氏は興奮冷めやらぬ 富山県選出国会議員は誰に国政を託したのか
9/27(金) 20:46配信
チューリップテレビ
チューリップテレビ
27日の自民党総裁選で、富山県選出の国会議員は誰に投票したのか聞きました。
破氏の推薦人 橘慶一郎議員(衆院富山3区)「まだ冷めやらぬですね、なんでも聞いてください」「ジーンときてます、実は。こんなこともあるんだなと思っちゃいました、人生。人生こうであるべきなのかな。報われるときもある日突然来るんだなと」
【写真を見る】「ジーンときてます」石破総裁誕生で推薦人の橘氏は興奮冷めやらぬ 富山県選出国会議員は誰に国政を託したのか
衆議院富山3区選出の橘慶一郎議員は石破氏の推薦人に名を連ね1回目、決選投票ともに石破氏に投票しました。
橘慶一郎議員「みんなを守り切るんだと、日本国を守り、国民を守り切るというその意気込みと、今までの経験を生かしながら、かつ党内はこれから一致団結みんなで頑張らなきゃいけないのでいろんな声にも耳傾けていただいて全員野球で望んでいけるように頑張っていただきたいと思っています」
衆議院富山1区選出の田畑裕明議員は1回目は事前の意向のとおり小林氏に投票、決選投票での投票先は明らかにしませんでした。
田畑裕明議員(衆院富山1区)「分断を招くことは避けたいと思いますから(投票先は)言及は避けさせていただきたいと思います」「(石破氏は)国民に信頼される政治を、そしてまたルールを守ることも含めてですね、何度も言及されておりました。政治は信頼があってこそしっかり前進させることができるんだと思います。総裁のそのイズムをしっかりと私も理解をし、そしてまた富山の有権者の皆さんとの対話、富山の皆さんの生活の安心安全、また経済的な成長をしっかり感じていただける、そうしたことに私もしっかり仕事に励んでいきたいと思います」
衆議院富山2区の上田英俊議員は1回目は茂木氏に決選投票では石破氏に投票したということです。
上田英俊議員(衆院富山2区)「石破先生は富山県にもちょくちょく(来て)地方の現場というものを知っておられますし、また富山県内において、今回の投票結果は石破さんがトップだったということも当然判断材料にはさせていただきました。しっかりと地に足をつけてですね、これからの日本のあるべき姿とか地方のあるべき姿とか、政策として訴えて実現していける力のある総裁だと思っていますので、投票いたしましたし、ご期待申し上げたい」
参議院の野上浩太郎議員は投票先について明らかにしませんでした。
また、参議院の堂故茂参議院議員も1回目、決選投票ともに投票先は公表しないとしています。
チューリップテレビ
359
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OS5
:2024/09/27(金) 21:08:03
>旧岸田派や他の派閥からは、支持を大幅に広げ4位に食い込んだ林官房長官を幹事長に起用し、党運営を安定させるべきだとの声も上がっています。
>高市氏の処遇については「アメリカ・韓国・中国との外交を考えた時に、外交に関わるべきではない」として、党の役職や内政関連の閣僚になるとの見方が上がっています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b02b03bacd252efa4ac5df56f9736358559ff249
0石破新総裁“誕生”の舞台裏 最大の功労者は菅前首相と岸田首相
9/27(金) 20:43配信
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コメント11件
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)
FNNプライムオンライン
27日に行われた自民党総裁選について、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が国会記者会館から最新情報を中継でお伝えします。
今回の逆転劇の最大の功労者は、決選投票で支持に回った菅前首相と岸田首相だとして、石破新総裁自身を含めた3人の意向が大きく反映された体制になるとの見方が上がっています。
石破新総裁は記者会見で、人事の基本的な考え方として、総裁選を争った他の候補者に最もふさわしい役職をお願いすると話しました。
注目の幹事長ポストについては「選挙に強いことが極めて重要だ」とした上で、衆参の選挙で勝利することが要求されるとの見方を示したほか、「なるべく首相に負担をかけてはならない。泥をかぶるのは幹事長の仕事だ」と述べました。
これを受けて、石破陣営からは「まずは衆院選を勝たなければ意味がない。選挙情勢は厳しい」として、「選挙の顔」になる小泉氏の起用に期待する声が上がっています。
ただ、小泉氏の周辺からは「この政権の幹事長ほど難しい役職はない。経験不足を指摘された小泉氏は今は経験を積むべきで、経産、防衛などの重要閣僚がいい」との声が上がっています。
一方、旧岸田派や他の派閥からは、支持を大幅に広げ4位に食い込んだ林官房長官を幹事長に起用し、党運営を安定させるべきだとの声も上がっています。
これまで麻生氏が務めてきた副総裁については「菅前首相を起用し後ろ盾とするのではないか」との見方がある一方、「岸田首相が直接副総理にスライドするのは考えにくい」との声が上がっています。
決選投票を争った高市氏の処遇については「アメリカ・韓国・中国との外交を考えた時に、外交に関わるべきではない」として、党の役職や内政関連の閣僚になるとの見方が上がっています。
また、内閣の要となる官房長官については石破陣営の中核を担った岩屋選対本部長や盟友関係にあった斎藤経産相などの名前が取り沙汰されています。
ただ、2人とも党内の基盤は弱い上、石破新総裁も党内に確たる後ろ盾がないだけに、周辺からは「新体制を安定させるには絶妙なパズルが必要だ」との指摘も出ています。
つい先ほど党内では、各議員に対し、来週前半までに希望の役職を伝えるよう指示があったということで、これらを踏まえて人事に踏み切るものとみられます。
フジテレビ,政治部
360
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OS5
:2024/09/27(金) 21:08:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2c5b4daab6675418575181c5ebe2e8569907b96
本命視された小泉進次郎氏、党員・党友票「惨敗」…論戦で経験不足の見方拭えず
9/27(金) 20:40配信
読売新聞オンライン
自民党総裁選で敗れ、記者団の質問に答える小泉進次郎・元環境相(27日、党本部で)=松本拓也撮影
自民党総裁選に初挑戦した小泉進次郎・元環境相は27日の投開票で決選投票に進めず、3位で終わった。党員・党友票が集まらなかったのが敗因で、急進的な改革姿勢などが党員の幅広い支持を得られなかった。
【写真】自民党総裁選で敗れ、記者団の質問に答える小泉進次郎・元環境相
小泉氏は総裁選終了後、記者団に「政治は結果がすべてだ。敗因があるとしたら、私の中で足りないものがあったと思う」と目を赤くしながら語った。
1回目の投票で国会議員票は候補者9人中トップの75票を獲得したが、党員・党友票は61票で、石破茂・元幹事長と高市早苗経済安全保障相にそれぞれ50票弱もの差をつけられた。
都道府県別で見ると、地元の神奈川県のみでしか石破氏を上回れず、高市氏に勝てたのも神奈川のほか、青森、秋田、山形、鹿児島、沖縄の計6県のみだった。小泉氏の陣営幹部は「惨敗だ。ここまで党員票が低迷すれば仕方がない」と語った。
小泉氏は政治改革や規制改革などを1年以内に実現すると強調し、スピード感を前面に打ち出した。出馬表明直後の東京・銀座での街頭演説には多数の聴衆が集まり、次期衆院選での「選挙の顔」としての期待感もあいまって本命候補に躍り出た。
しかし、論戦が始まると「労働市場改革の本丸」と位置付けた解雇規制の見直しは「解雇の自由化」とみられ、討論会などで他候補から集中砲火を浴びた。小泉氏は「(解雇の)緩和でも自由化でもない」などと釈明したが、懸念を拭い去れなかった。
世論の賛否が割れる「選択的夫婦別姓」の法制化方針も党内保守層の反発を招いた。法案を国会提出する場合は採決で党議拘束をかけない方針を示したが、他候補からは疑問の声が出た。
43歳の若さには「経験不足」との見方がつきまとった。「地元で高齢の党員からは、まだ早いと言われた」。小泉氏を支持した議員はそう振り返る。
23日に立憲民主党代表に野田佳彦・元首相が選ばれると「野田氏と渡り合えない」(若手議員)との声も出た。最終盤に小泉氏の陣営は、党員票での差を国会議員票で補って挽回しようとしたものの及ばなかった。
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OS5
:2024/09/27(金) 21:09:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/58955caa65b9356a57de8c38a1ff14e9336b4063
決選投票で逆転、3回目 石破・高市氏、党員票で競る 自民総裁選
9/27(金) 20:33配信
時事通信
自民党総裁選の決選投票=27日午後、東京・永田町の同党本部
自民党総裁選は、石破茂元幹事長が三つどもえとなった激戦を決選投票の末に制した。
1回目の投票で1位だった高市早苗経済安全保障担当相を逆転し、21票差で振り切った。総裁選での逆転劇は3回目。
過去最多の9人が出馬して議員票(367票、1人棄権)が分散し、1回目投票では党員票(368票)の行方が焦点となった。党員票は全国集計の得票数に応じて各候補に比例配分され、高市氏が首都圏や関西圏で強さを見せ、トップの109票を獲得。石破氏は東北や九州などで支持を広げて108票を得て拮抗(きっこう)した。
議員票は小泉進次郎元環境相が75票と首位に立ち、高市氏が72票と迫った。石破氏は46票。小泉氏は党員票が61票と、当初期待したほど伸びなかった。全体で3位となり、決選投票に進めなかった。解雇規制見直しを巡る発言などが失速の要因との見方がある。
一方、決選投票は議員票が全体の約9割を占めて一気に重みを増した。「派閥なき総裁選」と言われたが、一定の議員は「派閥」単位でまとまって行動した可能性がある。
決選投票に残れなかった7候補に投票した議員は石破氏と高市氏のどちらを選ぶかの決断を迫られた。石破氏は議員票を1回目から143票積み増して189票に。高市氏は101票増やして173票。都道府県連票も石破氏が26で、高市氏の21を上回った。合計は石破氏が215票(得票率52.6%)、高市氏が194票(同47.4%)だった。
旧岸田派を率いた岸田文雄首相は、所属していた議員に決選投票で石破氏に一本化するよう要請。菅義偉前首相を後ろ盾とする小泉氏の陣営や、旧二階派の一部も石破氏に流れたとみられる。
麻生派は同派所属の河野太郎デジタル相を含む7陣営に推薦人を出し、所属議員の支持が割れた。決選投票では、同派会長の麻生太郎副総裁が高市氏を支援。旧茂木派はおおむね、衆院議員が高市氏を、参院議員が石破氏を支持したとみられる。
総裁選で決選投票となったのは今回で6回目。このうち1回目投票の1位と2位が決選投票で入れ替わったのは、1956年(石橋湛山氏が岸信介氏に勝利)、2012年(安倍晋三氏が石破氏に勝利)に続く3例目となった。
同党によると、高橋はるみ参院議員は病気のため欠席。不在者投票もできず棄権扱いとなった。
362
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OS5
:2024/09/27(金) 21:14:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc9ed62e455003dbece5bdc8e340c77788fa1215
「石破総裁誕生に一役買った」林氏陣営 4位以降の候補者たちは
9/27(金) 21:09配信
毎日新聞
選挙戦を戦った候補者や岸田文雄前総裁(前列左から5人目)と手を取り合う、自民党新総裁に選出された石破茂氏(同6人目)=同党本部で2024年9月27日午後3時39分、平田明浩撮影
自民党総裁選での得票数は、候補者たちの今後の政治力を占うとされる。石破茂元幹事長(67)、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)の上位3人だけでなく、4〜9位に終わった候補者たちもさまざまな表情で開票結果を受け止めた。
【一覧】石破新総裁の誕生を支えた人たち
1回目の投票で65票を獲得し、4位だった林芳正官房長官(63)は記者団に「次の活動に生かしていければ」などとそつのないやりとりをしつつ、満足そうな表情を時折見せた。
林氏は知名度不足という課題を元々抱えていたうえに、石川県能登半島の豪雨災害に現役官房長官として対応するため選挙活動の一時中止も余儀なくされ、陣営は何位で終われるかにやきもきしていた。候補者9人中4位という結果は陣営にとって、次につながる「大健闘」(陣営幹部)だったという。
更に林氏陣営の中核を担った旧岸田派議員の多くは決選投票で石破氏に投票し、石破総裁誕生に一役買ったと林氏の陣営関係者は誇ってみせた。この陣営関係者は、林氏が旧岸田派ナンバー2の座長だったことを念頭に「(論功行賞として林氏に)それなりの待遇を、とは思っている」とも語った。
60票を獲得し5位だった小林鷹之前経済安全保障担当相(49)も意気盛んだった。総裁選後、記者団から次期総裁選への対応を問われると「挑戦します。チャレンジャーですから」と即答した。
他の候補者に先駆けて総裁選への出馬を表明した小林氏の知名度は、総裁選を通じて急上昇。中堅・若手国会議員らからの支持を集め、獲得した国会議員票は林氏を上回る41票。総裁選は今回が初挑戦。年齢的にもまだ若く、「次」に向けての確かな手応えを得たようだ。
47票で6位だった茂木敏充幹事長(68)は「いろいろ反省する部分はある」と神妙な面持ちで語った。茂木氏は候補者の中で唯一の派閥トップ経験者で、現職の幹事長でもある。特に議員票が34票と伸び悩んだことを重く見ている様子だった。
告示日前日に9人目の候補者として名乗りを上げた上川陽子外相(71)は40票で7位。次期総裁選について問われると「どのような形で進めていくべきかよく対話をしながら、一つずつ重ねていくことが大事」と述べた。
河野太郎デジタル相(61)は、決選投票に進んだ2021年の前回総裁選から一転し、30票で8位に沈んだ。麻生派に所属したままだったことが嫌気されたとの見方があるが、河野氏は「派閥が問題だとは思っていない」と記者団に強調。今後の総裁選に向けては「まずは石破総裁のもとで、政策をしっかり進めていけるように頑張っていきたい」と話した。
告示日には、各候補の出馬に必要な推薦人20人が発表されたが、1回目の議員票の開票結果では加藤勝信元官房長官(68)の議員票が20人を割り込み16票だった。合計得票は22票。加藤氏は「いろんな皆さん、事情がある中で、逆に言えばこうやって支えていただいてきた」と語った。【鈴木悟、野間口陽、加藤明子】
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OS5
:2024/09/27(金) 21:18:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/dccb6ea8c764acc74378dc506d95b167b6c1c1e8
自民総裁選、石破茂氏が選出 大逆転勝利は「2つのかたまり」 新内閣の要職に誰が?
9/27(金) 21:03配信
テレビ朝日系(ANN)
自民総裁選、石破茂氏が選出 大逆転勝利は「2つのかたまり」 新内閣の要職に誰が?
過去最多9人が立候補した自民党総裁選。石破茂氏(67)が新たな総裁に選ばれました。注目の人事について政治部・官邸キャップ千々岩森生記者の解説です。
【画像】政治部・官邸キャップ 注目の人事について解説
■自民党「9人のスター」が誕生?
(Q.今回の総裁選は石破氏が逆転勝利を収めました。しかも、議員票も大きく伸ばし逆転しましたが、何があったのでしょうか?)
これは2つの「大きなかたまり」が動きました。
もともと石破氏には46人の議員票がありましたが、ここに今回3位の小泉進次郎氏(43)の陣営が乗りました。
そしてもう一人のキーパーソンは、岸田文雄氏(67)です。政治的立ち位置は石破氏と近い。さらに立候補していた林芳正氏(63)や上川陽子氏(71)も岸田氏の派閥でしたし、この岸田氏を中心とするグループが乗ったと。つまり「石破・小泉・岸田連合」が決選投票では成立したということになります。
(Q.党役員人事の予想を見ると、幹事長に小泉氏の名前があります)
可能性が高いわけではないのですが、石破氏が「刷新・改革・新鮮さ」をどう考えるかです。幹事長というのは選挙の顔ですが、小泉氏のような新しい形にしていくか。もしくは小泉陣営に今回入っていた、森山裕氏(79)です。自民党の中で人望もある。経験も豊富です。小泉氏と真逆のタイプですが、このようなタイプも選択肢の一つかと思います。
(Q.副総裁を見てみると、菅義偉氏(75)や岸田氏の名前があります)
副総裁は本当に党内の「重し」です。これまで石破氏が党内で人気がない、人望が今一歩となっていたなかで、党内に顔が利く菅氏や岸田氏のどちらかを副総裁に据えれば、党も安定感が出るかと思います。
(Q.副総裁は長年、麻生太郎氏(84)が務めていましたが、どうなるでしょうか?)
今回麻生氏は、直前になって高市氏を支持すると表明し、自民党内はかなりざわつきました。結果的に麻生氏は外れることになると思います。
(Q.閣僚を見ると、官房長官は岩屋毅氏(67)、齋藤健氏(65)です)
岩屋氏と石破氏は信頼関係が絶大です。今回も最後に石破氏の隣で涙を流していました。
この岩屋氏と共に小泉陣営にいて、もともと岩屋氏と近かった齋藤氏の名前も挙がってくるかとみています。
(Q.今回、史上最多9人での総裁選となりましたが、共に争った面々はどうなってくるのでしょうか?)
決選投票を争った高市早苗氏(63)は必ず入ってくると思います。そして、若手のホープとして今回名乗りを上げた小林鷹之氏(49)も十分あり得ると思います。
もともと近かった改革派の河野太郎氏(61)も考えられます。功労者であり、実力者でもある上川氏と加藤勝信氏(68)も入ってくるかもしれません。
今回自民党は、ある意味で「9人のスター」が生まれたと考えれば、顔が売れただけではなく実力もあるので、石破氏以外の8人は多くが党幹部か閣僚として登用されると思います。
(Q.本当に自民党が変わったかどうかは、我々も見ていかなくてはいけませんね)
まさにそうです。改革が必要だからこそ石破氏が当選したわけですし、不可欠な要素です。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2024年9月27日放送)
テレビ朝日
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:
OS5
:2024/09/27(金) 21:19:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6247da56386eee022f30923446a21c8989a6c230
後藤謙次氏 自民党総裁選、決選投票で石破氏逆転の舞台裏解説 麻生時代は終わった?「事実上…」
9/27(金) 21:05配信
スポニチアネックス
東京・赤坂のTBS社屋
政治ジャーナリストの後藤謙次氏が27日、BS-TBS「報道1930」(月〜金曜後7・30)に生出演。自民党総裁選の決選投票で石破茂氏の「逆転勝ち」について解説した。
【写真あり】ファーストレディーとなる石破氏の美人妻・佳子さん
高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉進次郎元環境相(43)による三つどもえの争いとなり、1回目の投票で過半数を獲得した候補はなく、石破氏と高市氏による上位2人の決選投票に。1回目の投票では高市氏181票(議員票72、党員・党友票109)、石破氏154票(議員票46、党員・党友票108)だったが、2回目の投票で石破氏215票(議員票189、地方票26)、高市氏194票(議員票173、地方票21)と、石破氏の逆転勝利となった。
後藤氏は逆転が起きた理由として「一番大きいと思ったのは岸田さんのところ」と旧岸田派の力が大きかったと指摘。「岸田さんのところは候補者がいなかった。林さん、上川さんに乗せていた票を石破さんのところにそっくり乗せた」と林芳正氏と上川陽子氏の支持票が流れたと分析した。
「伏線があって、石破さんが24日に岸田さんと電話会談している。2つの質問、それは日米地位協定の改定問題、アジア版NATOについて問いただした。(石破氏は)物事の議論をするのにとっかかかりが必要なんで、今すぐという話じゃないと釈明した上で、岸田政権の政策の継続性というところで約束してるわけです」と政策を継続する約束を取り付けたことがプラスに働いたとみられる。
また「昨日の夜、麻生さんが岸田総理に電話して、もう一度3頭政治をやろうと。岸田、麻生、茂木という岸田政権を支えた3人をもう一度、次の高市さんのところでやろうと。それに対して岸田さんは拒絶した。その時点で、小泉さんたちのグループ含め、当選できなかった人の大勢が石破さんに流れた。それがこの差で逆転したと思う」とし、「麻生派は一枚岩になりきれなかった。そこの差が出たんだと思います」と指摘した。
麻生派が支援した高市氏は僅差で敗れ、麻生時代は終わったかという質問に「私は事実上終わったと思いますね」とズバリ。
「長老グループの退場の総裁選だったと思います。森喜朗さん、二階さん、83歳の麻生さん、そして菅さん。たった一人、60代で残ったのが岸田さん。しかも岸田派は解散しながら形は残っている。という面では、岸田さんに石破さんが大いに頼る部分が多いと思う。発足する人事も岸田さんのアドバイスをかなり受けるんだという形で進んでいくと思います」と見通しを示した。
365
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:32:58
https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/326000c?inb=ys
回目投票2位からの逆転劇 石破氏の総裁選勝利を生んだ「秋波」
深掘り
川口峻
竹内望
毎日新聞
2024/9/27 20:03(最終更新 9/27 21:24)
過去最多の9人が出馬し、異例の混戦となった自民党総裁選が27日投開票され、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が逆転勝利を収めた。決選投票は、高市早苗経済安全保障担当相(63)とわずか21票差だった。何が勝敗を分けたのか。
「誤算」だった1回目投票の結果
「私もこの仕事を38年やっているが、こんな総裁選は初めて体験した。今までは派閥の合従連衡で総裁が決まることが多かったが、今回はそれがなかった」
新総裁に選出された後の記者会見で、石破氏はそう振り返った。
石破陣営にとって、1回目の投票結果は「誤算」だった。陣営は1回目の党員・党友票(地方票)で首位に立ち、総裁となる正統性を示すことで決選投票を優位に進める狙いだった。
地方票の開票が進んでいた27日昼。石破氏の壮行会で、選対本部長を務める岩屋毅元防衛相は「石破氏がトータルで1位になることは確実だ」と自信を見せていた。
しかし、ふたを開けると、優勢とみられていた地方票は1票差で高市氏の後じんを拝し、議員票に至っては26票の差をつけられた。
議員票の比重が大きくなる決選投票で、最大派閥の安倍派(解散を決定)や麻生派の多くの議員から支持を受ける高市氏と戦うことになった石破氏。勝利に…
https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/333000c
麻生、安倍派は「消極的支持」で広がり欠く 決選投票で破れた高市氏
深掘り
遠藤修平
園部仁史
高橋祐貴
毎日新聞
2024/9/27 20:00(最終更新 9/27 21:06)
過去最多の9人が出馬し、異例の混戦となった自民党総裁選が27日投開票され、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が逆転勝利を収めた。決選投票は、高市早苗経済安全保障担当相(63)と21票差の激戦。何が勝敗を分けたのか。
決して高くなかった注目度
「高市早苗くん72票」
1回目の投票で高市氏の議員票が読み上げられると、投開票会場となった党本部8階ホールに詰めかけた自民議員から「おおーっ!」とどよめきが起きた。報道各社の事前調査での30〜40票を大きく上回る結果だったためだ。
序盤戦では、高市氏への注目度は決して高くはなかった。出馬表明の時期は9人中7番目。ようやく集まった推薦人20人には政治資金パーティー裏金事件で収支報告書に不記載があった議員が13人に上り、推薦人集めに苦労したことがうかがわれた。
潮目を変えたのは、予想…
https://mainichi.jp/articles/20240926/k00/00m/010/377000c?inb=ys
小泉氏まさかの失速 「次世代のリーダー候補」決選投票残れず
森口沙織
毎日新聞
2024/9/27 14:10(最終更新 9/27 19:01)
27日投開票された自民党総裁選で、小泉進次郎元環境相(43)は、党所属の国会議員票368票と党員・党友票(地方票)368票の計736票で争われた1回目の投票で3位に終わり、上位2人による決選投票に進めなかった。「次世代のリーダー候補」の初出馬は大きな注目を集め、議員票は9候補中トップだったものの、想定外だった地方票の伸び悩みが影響し、失速した格好だ。
「よく分析したい。チームは最高だったので、敗因があるとしたら、私の中で足りないものがあったと思う」。総裁選後、記者団に敗因を問われた小泉氏はこう答えた。
「大丈夫なのか?」「やばいでしょ」
選挙戦が終盤にさしかかった9月下旬の3連休、小泉陣営に衝撃が走った。週末に陣営が実施した地方票の動向調査の結果が想定以上に悪かったためで、関係者によると、石破茂元幹事長(67)がトップに立ち、高市早苗経済安全保障担当相(63)、小泉氏の順だった。なかでも関係者を驚かせたのは、小泉氏と2位高市氏との差。決選投票に進めるかどうかを占う大事な数字だが、10ポイントほどの差がついていたという。陣営関係者は「地方票がこんなにも積み上げられていないのは予想外だ」と力なく語った。
そもそも小泉氏の最大の強みは地方票獲得にも通じる高い知名度と人気だ。小泉氏は9人の候補のなかで最も若く、元首相の純一郎氏を父に持つ。9月6日の出馬記者会見では、「聖域なき規制改革」など改革姿勢を前面に押し出し、早期の衆院解散・総選挙に踏み切る考えを示すなど話題をさらった。街頭演説には5000人を超える聴衆(陣営発表)を集め、その勢いをまざまざと示した。
選挙期間中、議員からの支持は着実に広がりを見せた。告示日に発表された推薦人には、出馬を断念した野田聖子元総務相が入り、それ以降も、同じく出馬を断念した斎藤健経済産業相や、岸田文雄首相側近の木原誠二幹事長代理らが陣営に加わった。小泉氏周辺は「日々、どんどん増えている」と手応えを語っていた。
一方で、…
366
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:33:33
https://mainichi.jp/articles/20240927/k00/00m/010/296000c
「安倍氏の天敵」石破新総裁 自民党内に残る拒否感、どうなる衆院選
深掘り
川口峻
竹内望
毎日新聞
2024/9/27 18:49(最終更新 9/27 20:42)
自民党総裁選は27日、決選投票の結果、石破茂元幹事長(67)が高市早苗経済安全保障担当相(63)を破り、第28代総裁に選出された。
石破新総裁は10月1日に新首相に指名される見通しで、厳しさを増す安全保障環境や経済対策など、山積する国内外の課題に向き合うことになる。近く実施される可能性がある次期衆院選を見据え、挙党態勢を構築できるかも問われる。
日米地位協定「見直しに着手」
防衛庁長官や防衛相を歴任するなど安全保障政策に精通しているとされる石破氏。総裁選でもロシアのウクライナ侵攻に触れ、アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設に意欲を示すなど持論を展開した。
総裁選9候補による17日の那覇市の演説会では、米軍の法的な特権を認めた日米地位協定について「見直しに着手する」と表明。「主権国家としての責任を果たしていかなければいけない」として、沖縄県内の米軍基地を自衛隊との共同管理にすべきだと主張した。
10日の政策発表記者会見では地位協定改定に関し「検討を始める」としており、より踏み込んだ形だ。運用改善にとどまらない改定は、戦後の歴代政権が手を付けられなかった課題で、石破氏はまずは党内議論を開始させたい考えだ。
金融所得課税、実行なら株価に影響も
総裁選では、岸田文雄政権が棚上げした金融所得課税の強化が論点として再浮上し、石破氏は…
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:
OS5
:2024/09/27(金) 21:35:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/62419dbd17f24e7bcf31e88a25c34304d47b3e64
麻生派の高市氏支援が逆効果?石破氏“大逆転”で涙の議員も…小泉氏陣営や旧岸田派が石破氏支持に流れたか
9/27(金) 16:03配信
FNNプライムオンライン
自民党総裁選の結果と党内の反応について、最新情報を国会記者会館の瀬島記者がお伝えします。
【画像】激闘の総裁選を終え、小泉進次郎氏の目には光るものが…
一回目の結果が大きく覆る大逆転劇ともいえる展開に、会場内からは大きなどよめきが起こり、涙を流す議員の姿もみられました。
あるベテラン議員は「アメリカ、中国との外交関係を考えても良い結果になった」と話している他、岸田総理周辺は、「ギリギリの戦いだった。皆、衆議院選挙でどちらが勝てるかを考えたのではないか」と話しています。
一方、高市陣営からは「党員票の結果を覆すことになり、ありえない」との声もあがっています。
一回目では、予想より差を付けて高市氏が勝利していたため、一時、高市氏優勢との見方も出ていたため、これを覆す結果に驚きの声も多く上がっています。
逆転の要因については、高市氏を麻生派などが支援したものの、「これが逆効果だったのでは」との見方もあがっていて、決選投票では、3位となった小泉氏陣営や旧岸田派が大きな塊として、石破氏に流れたものとみられます。
石破氏はこの後週末にかけて、人事構想を練る見通しで、ライバル候補を起用するのかなどが焦点となります。
フジテレビ,政治部
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OS5
:2024/09/27(金) 21:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/37f9554e429c6d42790c96544d8e845e06e249e6
「石破新総裁誕生」の立役者となった”もうひとりのキングメーカー”とは? 決選投票「大逆転」の舞台裏
9/27(金) 20:09配信
集英社オンライン
やはり背後ではドンたちが…
9月27日に行われた自民党総裁選は、1回目の投票で2位に甘んじた石破茂元幹事長が、逆転で当選した。序盤は「進次郎の圧勝まである」といわれ、終盤は「高市が猛追」といわれた今回の総裁だが、最後に笑ったのは石破氏だった。その背後ではやはり“派閥ボス”たちがうごめいていて…
【写真】総裁選「影の勝利者」といわれるのはこの人
逆転を狙った麻生氏の「一手」
結局はキングメーカーの座を争う“派閥ボス”たちの意向がモノを言う総裁選だった。
9月27日に行われた自民総裁選は石破茂元幹事長が当選した。
石破氏は1回目投票で、181票を集めてトップになった高市早苗経済安全保障相に次ぐ2位(154票)に甘んじたものの、決選投票では議員票を143票も積み増して高市氏に逆転勝利、第102代総理大臣に就くことが確定的となった。
この逆転劇をもたらしたのは水面下での派閥ボスらによるめまぐるしい攻防戦があった。まずは唯一、派閥を維持している麻生派の麻生太郎副総裁。
麻生氏の狙いは次期首相を自らの手で誕生させ、総裁選後も自民党内で主流派の地位に留まり、影響力を維持すること。
「ただ、麻生派として推していた河野太郎デジタル相、上川陽子外相ともに支持が増えず、決戦投票に残れない見込みとなった。
一方でキングメーカー争いをする菅義偉元首相は関係のよい石破氏、小泉進一郎元環境相が決選投票に駒を進める可能性が大で、どちらが当選してもいい左うちわ状態。
このままでは手駒切れの麻生氏は非主流派に転落するだけでなく、84歳という年齢を考えれば、政界引退も迫られかねない崖っぷち状態にありました」(全国紙政治部デスク)
そこで打ち出したのが河野、上川支持を見合わせ、1回目の投票から麻生派として決選投票に残りそうな高市氏に票を集めて、チーム菅に対抗するという作戦だった。
「麻生氏が高市支持に回り、茂木派にも同調を呼びかけたという情報が自民党内に飛び交ったのは総裁選2日前の9月25日夜半のこと。
総裁選当日、1回目投票で直前まで議員票は35票ほどと目されていた高市氏が72票も集めて総裁選会場がどよめきましたが、この異様な票の積み増しは麻生派、茂木派、さらには勝ち馬に乗ろうとする約45票の浮動票からの得票があったから。
実際、54人もいる麻生派が推す河野氏の得票は22票にすぎなかった。麻生氏の呼びかけを受け、かなりの麻生グループ票が高市氏へと流れたと考えるべきでしょう」(前同)
ただし、結果は石破陣営の大逆転。当選のあいさつをする石破氏を見つめる麻生氏が苦虫を嚙み潰したような表情だったことは言うまでもない。
高笑いが止まらない岸田派
対照的に会心の表情だったのが、麻生、菅両氏とキングメーカーを争う岸田首相だった。
総裁選前日の26日午後、岸田グループ内にこんな首相の支持が飛び交ったのだ。岸田派国会議員秘書がこう証言する。
「決戦投票で岸田グループとしてどのような投票行動をとるのか、アメリカからの外遊帰国後も音沙汰なしだった岸田首相が突然、だれであろうと1回目投票で1位になった候補に岸田グループとして投票をしようとの呼びかけがあったんです」
この指呼びかけの意味することは「事実上の石破氏への投票指示だった」と指摘するのは前出の政治部デスクだ。
「党員の投票も反映される1回目投票こそ民意であり、それを尊重して決選投票では1位候補に投票することになったというのが、岸田首相周辺の説明でした。
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OS5
:2024/09/27(金) 21:37:48
この言い分なら岸田グループが派閥による数字合わせに動いたという批判を浴びずにすむ。
ただ、その時点ではだれもが1回目投票では地方人気の高い石破氏がトップに立つと考えていた。つまり、1位候補に投票せよという呼びかけはイコール”石破に投票せよ”という指示なんです」
その真意を汲んだ岸田グループ議員は、1回目投票で予想を覆して高市氏が1位になるというサプライズにも動じず、石破候補に票を投じたと見られる。
「靖国参拝継続、対中国外交の強硬路線化など、高市さんの政策は自民内でも最右派。
その高市さんが首相では穏健保守層などが離反し、総選挙は戦えないというのが岸田首相の持論。対中関係を重視する公明党も高市政権誕生には消極的だった。
そこに直前の岸田首相の指示で決戦投票では岸田グループは結束して石破支持に回った。それが石破氏の議員票143票積み増しとなって現れ、決戦投票での大逆転につながったというわけです。
これで岸田グループの主流派入りは決まった。石破新政権では岸田派は閣僚ポストや党人事でかなりのポストを得られるのではと期待しています」(前同)
岸田派は高笑いが止まらないのではないか?
進次郎氏は「官房長官」か「幹事長」?
それではもう一人のドン、菅元首相の動きはどうだったのか? 政治ジャーナリストがこう解説する。
「これは既定路線通りです。まずは進次郎氏を全力で推し、決選投票に残れなかった場合は関係の良好な石破推しに切り替えるというのが菅元首相の作戦。実際、決選投票では小泉陣営に投票した75人の国会議員のうち、かなりの部分がそのまま横滑りで石破氏に投票したと見ています」
じつは石破氏は7月1日に二階派の大番頭である武田良太元総務相を交え、菅元首相と都内のホテルで食事をしている。
「その時、総裁選での支援を求める石破氏に対して、菅元首相は『今回は同じ神奈川県選出の進次郎を推す。ただし、それはあくまでも神奈川県連として推すということ』と伝えたと聞いています。
その意味することは個人としては石破支援もありうるということ。石破氏も小泉氏が決戦投票に進めず、神奈川県連で推すという縛りがなくなれば、菅元首相は2回目投票では自分の支援に回ってくれるという手ごたえを感じたはずです」
永田町では菅・小泉陣営が石破当選に貢献したことから、組閣後に小泉氏が官房長官、または党幹事長に就任するのではという観測が早くも浮上するほどだ。
まぎれもなく菅・小泉連合軍は新政権で勝ち組に残ったと言えるだろう。
とはいえ、裏金問題など、自民党への怒りはまだまだ大きい。
党再生に向けて派閥を解消したとアピールしておきながら、実際には決戦投票直前に派閥ボスたちがキングメーカーの座を賭けて水面下で数字合わせに走っていたとわかれば、次の総選挙で自民は有権者にそっぽを向かれ、敗北することになるかもしれない。
次期衆院選は年内、早ければ11月初旬にも行われる見込みだ。
取材・文/集英社オンラインニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班
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OS5
:2024/09/27(金) 21:41:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ade07ba403070ef017fa231d506268fd750553
派閥単位の動き制約、党内基盤弱い2人が決選投票に…石破茂・新総裁「今までと全く異なる」
9/27(金) 21:29配信
読売新聞オンライン
自民党の総裁選を終えて、健闘をたたえ合う石破茂新総裁(右から2人目)と高市早苗経済安保相(同4人目)ら。中央は岸田首相(27日、党本部で)=川口正峰撮影
27日に投開票された自民党総裁選は、派閥単位の動きが制約され、地方の声が大きく反映される結果となった。「派閥」を支持基盤とする候補は苦戦を強いられる一方、かねてから党内基盤が弱いと指摘され続けてきた石破茂・元幹事長と高市経済安全保障相が決選投票に進み、「脱派閥」も印象付けた。
「(これまでは)派閥の合従連衡で総裁が決まることが多かった。今回は今までと全く異なる総裁選だった」
石破氏は党本部で開かれた新総裁選出後の記者会見で、こう強調した。
党派閥の政治資金規正法違反事件を受け、派閥解消の流れを受けて初となった今回の総裁選では、派閥の締め付けが緩くなり、立候補に推薦人が必要となった1972年以降、過去最多の9人が出馬した。
候補が乱立し、それぞれに推薦人を出した結果、派閥や旧派閥の支持は分散した。唯一従来の派閥を維持する麻生派でも、麻生副総裁が河野デジタル相の支持を表明する一方、推薦人は7陣営に分かれた。
旧安倍派も支持はバラバラだった。福田達夫・元総務会長ら中堅・若手が小林鷹之・前経済安保相を支持したが、「裏金議員」の負のイメージが解消されず、表立った支援を敬遠されるケースもあった。
「股裂き状態だ」(中堅)との悲鳴が上がったのは、総裁派閥だった旧岸田派だ。同派から林官房長官と上川外相が出馬したほか、岸田首相側近の木原誠二幹事長代理らが小泉進次郎・元環境相を支持した。旧茂木派も茂木幹事長と加藤勝信・元官房長官の2人が出馬した。
派閥単位の支持が割れた結果、1回目の投票で党員票の比重が高まり、党員票を激しく奪い合った石破、高市両氏が決選投票に進み、最後まで競り合った。当初は出馬に必要な20人の推薦人確保も危ぶまれた両氏だけに、党内では「総裁選が様変わりした証しだ」と受け止められている。
もっとも、最終盤では麻生派や旧岸田派がそれぞれの枠組みで連携する動きを見せた。党内には「権力闘争は党を活性化させる。一定の塊は必要だ」(閣僚経験者)との声も出ている。
371
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:50:44
https://www.tokyo-np.co.jp/article/356985
「あれで石破さんに決めた議員は多いと思う」 決選投票前、最後の訴えで石破茂氏が語った「お詫び」 自民総裁選
2024年9月27日 20時52分
27日の自民党総裁選の決選投票で、国会議員票の行方の決め手となったのは、石破茂氏と高市早苗氏の「最後の訴え」だった?
今回の総裁選では、決選投票に残った2人の候補者に5分間ずつのスピーチの時間が設けられた。石破氏の演説には「心を動かされた」(旧岸田派中堅)などと好意的な反応が見られた半面、高市氏は制限時間を超えて話し続けてスタッフに指摘されるなど、ちぐはぐな印象を与えたようだ。(デジタル編集部)
決選投票を前に支持を訴える石破茂氏=9月27日午後、自民党本部で(佐藤哲紀撮影)
石破氏は冒頭、第2次安倍晋三政権など歴代政権に批判的な立場をとることが多かった過去について「多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷つけた」と述べ、「心からお詫びを申し上げる」と謝罪。その上で、「1人残らず同志が、来たる国政選挙において議席を得ることができるよう、日本国のために全身全霊を尽くしていく」と呼び掛けた。
2人の演説を聞いた麻生派の若手は「最後のスピーチで石破さんに決めた議員は多いと思う。高市さんはもっと準備すべきだった」と話した。
372
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:50:58
【石破茂氏の演説全文】
衆議院議員の石破茂であります。冒頭、お正月の震災そして先般の豪雨、犠牲になられた方、傷つかれた方、そういう皆様方に心から哀悼の誠を表し、お見舞いを申し上げる次第であります。そして今この瞬間も懸命に職務に当たっておられる多くの皆様方に、心から敬意を表します。
決選投票を前に支持を訴える石破茂氏=9月27日午後、自民党本部で(木戸佑撮影)
この総裁選挙に当たりまして、ここまでこさせていただくことができました。大勢の同志議員の皆様、そして全国の党員党友の皆様そして広く国民の皆様方に、賜りましたご厚情に心から厚く御礼を申し上げます。
この総裁選挙は岸田総理総裁が、この自由民主党に対する多くの不信、そういうものにけじめをつけるために、自ら身を引かれた。ということに大きな要因がございます。
岸田総理総裁が、3年にわたりまして内政そして外交を果たしてこられた大きなご功績に同志の皆様とともに、心から敬意を表します。総理総裁、誠にありがとうございました。
私は至らぬものでありまして、議員生活38年になります。
多くの足らざるところがあり、多くの方々の気持ちを傷つけたり、いろんな嫌な思いをされたりされた方が多かったかと思います。自らの至らぬ点を心からお詫びを申し上げます。とともに、この総裁選挙を通じまして、多くのことを学ばせていただきました。
ともに戦いました多くの候補者の皆様方から、多くの教えをいただきました。政治家としての生きざまも教えていただきました。総裁選が終わりました後は、本当に心を一つにして、日本国のために自由民主党のために、ともに手を携え、全身全霊を尽くしたいと思っております。
立候補への決意を表明しましたときに、私は育ちました地元の神社の前で出馬表明をいたしました。暑い日でした。
もう今から60年も前のことになります。夏休みでした。そこで夏祭りがありました。今ほど豊かではなかったけれど、そこには大勢の人の笑顔がありました。今ほど豊かではなかったかもしれないけれど、大勢の人が幸せそうでした。もう一度そういう日本を取り戻したいと思っています。
お互いが悪口を言い合ったり、足を引っ張ったりするのではなく、ともに助け合い、悲しい思いでいる人、苦しい思いでいる人、そういう人たちを助け合うような、そういう日本にしてまいりたいと思っております。
決選投票を前に支持を訴える高市早苗氏=9月27日午後、自民党本部で(木戸佑撮影)
日本を守りたい。国民を守りたい。地方を守りたい。そしてルールを守る自民党でありたい。そのように思い、訴えてまいりました。
日本を守りたいと思います。この総裁選挙の間も様々なことがございました。今のままでいいと私は全く思っておりません。
安全保障に長く携わってまいりました。国を守ってまいります。そして、国民を守ってまいります。1人1人が幸せを実感できる。安心と安全を実感できる。もう一度1人1人に笑顔が戻ってくる。そういう日本を必ず作ってまいります。
地方を守っていかなければなりません。どんどんと人口が減っていく、そういう地方であってはなりません。地方を取り戻してまいります。
そして、ルールを守る自民党でなければなりません。ルールを守る自由民主党、そして国民を信じる自由民主党でなければなりません。
国民の皆様方は、なお自民党を信じていないかもしれない。しかしながら私は国民を信じて逃げることなく、正面から語る自由民主党を作ってまいります。勇気と真心を持って真実を語る。そういう自由民主党を、私は同志の皆様とともに必ず作り、1人残らず、同志が来る国政選挙において議席を得ることができますように、日本国のために全身全霊を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
373
:
OS5
:2024/09/27(金) 21:55:08
https://www.asahi.com/articles/ASS9W3RWSS9WUTFK00BM.html
石破総裁が誕生した逆転劇の要因 「結局、岸田だ」高市陣営は恨み節
有料記事自民
今野忍2024年9月27日 20時31分
27日に投開票が行われた自民党総裁選は、決選投票の末、石破茂元幹事長(67)=無派閥=が勝利した。勝敗の行方を左右したのは、退任する岸田文雄首相(67)が率いる旧岸田派の支援だった。国民目線の政治の実現に向けて、新首相となる石破氏の手腕が試される。
自民党本部8階のホール。決選投票の結果が発表されると、新総裁に決まった石破氏は立ち上がり、周囲の議員に頭を下げた。そして、うっすら笑みを浮かべ、右手を高々と上げた。
初挑戦は2008年。歴代最多の5度目の立候補となった今回の総裁選を、石破氏自身が「最後の戦い」と位置づけた。
12年の総裁選は、地方票で圧倒的な支持を得ながら決選投票で安倍晋三氏に逆転を許した。議員の仲間を増やすため、15年には自らの派閥を立ち上げた。
だが「議員同士の会合より読書を優先したい」と群れることを嫌う石破氏の周囲に、なかなか仲間は集まらなかった。
18年、20年の総裁選に挑んだが、いずれも敗退。責任を取って派閥会長を辞し、仲間は散り散りになった。党内の誰もが「石破は終わった」と感じていた。
374
:
OS5
:2024/09/27(金) 22:35:04
衆議院 令和6年9月19日現在
258自由民主党・無所属の会
099立憲民主党・無所属
045日本維新の会・教育無償化を実現する会
032公明党
010日本共産党
007国民民主党・無所属クラブ
004有志の会
003れいわ新選組
007無所属
額賀福志郎 議長
海江田万里 副議長
秋本真利
>>1754
汚職事件で起訴
池田佳隆
>>1452
裏金問題で起訴
塩谷立
>>1659
裏金問題で離党勧告
吉川赳
>>41
パパ活で離党
吉田豊史
>>145
金銭問題で離党勧告
参議院 令和6年9月26日現在
114自由民主党
041立憲民主・社民・無所属
027公明党
021日本維新の会・教育無償化を実現する会
011国民民主党・新緑風会
011日本共産党
005れいわ新選組
002沖縄の風
002NHKから国民を守る党
011各派に属しない議員
尾辻秀久 議長
長浜博行 副議長
大野泰正 自民離党裏金
世耕弘成 自民離党裏金
鈴木宗男 維新離党(ロシア訪問)
寺田静 野党系当選2019秋田
堂込麻紀子野党系当選2022茨城
永江孝子 野党系当選2019愛媛
(嘉田由紀子と碧水会→解消)
上田清司 国民民主推薦当選2022さいたま
(24年1月国民民主会派を脱会)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1348989696/8276
神谷宗幣 参政党比例2022
平山佐知子2016民進党線2017離党 2022非自民非民主系で再選
375
:
OS5
:2024/09/27(金) 22:36:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/073621adef1aa40dc2a68f5c0a570da51e1067a0
小泉進次郎氏が総裁選で失速した理由、政策打ち出しの初動ミス挽回できず、地方票に泣く
9/27(金) 21:55配信
産経新聞
自民党総裁選後、報道陣の取材に応じる小泉進次郎元環境相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)
「議員票1位、党員票3位、胸を張って堂々と(陣営の選対事務所に)戻ってこられた。皆さんが使ってくれた時間を、何倍にもお返しできるように頑張っていきたい」
小泉進次郎元環境相(43)は27日、自民党総裁選終了後に支援を受けた議員たちを前にこう述べた。
「ポスト岸田」の大本命として国会議員票では首位となる75票を集めたが、党員票で石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障担当相に想定以上の大差をつけられた。
小泉純一郎元首相を父に持ち、巧みな弁舌を併せ持つ小泉氏は当初、抜群の知名度で党員票でも優位に立つとみられていた。
しかし、報道各社の調査によると、他の総裁選候補と臨んだ討論会を重ねるごとに失速の傾向が強まっていった。選挙戦中盤に地方創生などに関する追加公約を発表したが、勢いは取り戻せなかった。
小泉氏を支援した若手議員は解雇規制の見直しなどを念頭に「政策の打ち出し方を誤らなければ勝っていた」と悔やむ。
特に、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度の早期導入は、保守層の警戒を招いたとの見方が根強い。
14日に名古屋市で行われた初の合同街頭演説会で夫婦別姓に触れた際も聴衆の反応は鈍かった。総裁選の途中から急遽、「愛国心」に言及し始めたが、後の祭りだった。
島根県連幹部は「党員は一般有権者よりも年齢層が比較的高い。小泉氏の主張が『わがこと』として響かなかったのではないか」と解説する。
史上最年少首相の誕生は党員の厚い壁に阻まれた。小泉氏は記者団に「この糧を次の一つ一つに生かしていきたい」と意気込んだ。(竹之内秀介)
376
:
OS5
:2024/09/27(金) 22:37:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/95b37962b9b9c9986a7b67a6e14f23609774c58d
安倍氏国葬から2年 高市早苗氏総裁選善戦も「包囲網」で敗れる、保守層の期待変わらず
9/27(金) 21:52配信
産経新聞
自民党総裁選後、報道陣の取材に応じる高市早苗経済安全保障担当相=27日午後、党本部(鴨志田拓海撮影)
27日に行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)が決選投票の末、女性初の首相の座を逃した。選挙管理委員会が文書郵送の禁止を通知して以降に政策リーフレットが全国の党員らに届いたことが他陣営から問題視され、これが尾を引いたとの見方もある。ただ、1回目の投票で最多の181票を獲得したことで、保守層からの期待の大きさを改めて見せつけた形だ。
高市氏は総裁選後、目を赤くしながら党本部で記者団の取材に応じ、「私自身の力不足だ。多くの方に助けていただきながら申し訳ない」と語った。
前回総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相の死去に伴い、党内基盤の弱体化が懸念された中、1回目の投票では9候補の中でトップに立った。
しかし、上位2人による決選投票では一転、国会議員票が伸びを欠いた。陣営関係者は、18日に高市氏の地元秘書が記者会見を開き、他陣営にも同様の事案があると持ち出したことも念頭に「『高市包囲網』ができてしまった」と悔やんだ。
もっとも、高市氏の勢いはリーフレット問題が発覚した後も衰えなかったことは事実だ。安倍氏と同様、男系による皇位継承の伝統を守り抜くという意志や、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度導入に慎重な姿勢などが党員から高く評価されたとみられる。
「今日で安倍元首相の国葬儀から2年になる。良い報告ができなかったことを申し訳なく思っている。今後の予定については申し上げられる状況にはない」
高市氏は記者団にこう述べるにとどめた。しかし、自民幹部は「高市氏は都市圏などで想定以上に支持を集めた。保守層への影響力は大きく、石破茂新総裁がどう処遇するかが重要になる」と語った。(長橋和之)
377
:
OS5
:2024/09/27(金) 22:54:43
https://www.tokyo-np.co.jp/article/356902
「飛ばし記事だ」河野太郎氏が批判 「麻生太郎氏が高市早苗氏支援」一部報道は「選挙妨害」 自民党総裁選
2024年9月27日 13時12分
自民党総裁選の投開票日となった27日午前、候補者の1人である河野太郎デジタル相が記者会見で「こういう報道は選挙妨害でもありますし、政治不信を招く要因だと思います」と語気を強めて批判する場面があった。(デジタル編集部)
自民党総裁選の報道を批判した河野太郎デジタル相(デジタル庁の会見動画のスクリーンショット)
河野氏が言及したのは、所属する自民党麻生派のトップである麻生太郎副総裁が、総裁選で高市早苗経済安全保障担当相を支持する意向を固めたとする産経新聞の報道だ。
産経新聞は26日夜、「<独自>自民・麻生副総裁が高市氏支持へ、麻生派議員にも指示 1回目から」と題して報じた。複数の党幹部に確認した話として、麻生氏が派閥議員に、総裁選の1回目の投票から高市氏を支援するように指示を出したという内容だ。
閣議後の記者会見で報道について問われた河野氏は、「そんなことは全く、私、聞いておりませんし、麻生副総裁は、きょうの私の決起集会にも出席予定と聞いております」と事実関係を否定した。
◆「どれだけ政策を訴えても政局ばかり優先される」
報道機関への苦言は止まらず、「結局、候補者がどれだけ政策を訴えても政局ばかりが優先され、しかも、こういう『飛ばし記事』(事実確認が不十分な記事)があたかも事実であるかのごとく流されるのは、極めて残念」などと1分超にわたって訴えた。
以前は、自民党総裁にふさわしい政治家の世論調査で上位に入ることがあった河野氏だが、今回の総裁選では苦戦を強いられている。
自民党麻生派会長の麻生太郎副総裁
8月26日の立候補表明の記者会見では、河野氏は「かつて世論調査やると、『河野太郎さん第1位』ということもあった」と苦笑いを浮かべつつ、「残念ながら少し数字が悪くなっておりますが、デジタル化を進めていく上であったり、いろんなことが影響しているのかなというふうに思います。世論の支持を得られるように努力をしていきたい」と語っていた。
国民人気に陰りがみられる河野氏が頼ったのは、麻生派の支援だった。河野氏は、同じ神奈川県連所属で「脱派閥」を唱える菅義偉前首相とも近い関係にあるが、今回は菅氏と距離のある麻生氏に頼った形だ。
河野氏は記者会見で、派閥のあり方について「自民党全体として派閥は解散すべきとした方向性は妥当だと考えるか」と問われると、「カネについては、派閥のパーティーはやらないということになり、この問題はなくなってきた。人事についても自民党のガバナンスコードで、派閥による人事はやらないということになっている」と答え、派閥解散に慎重な姿勢を示した。
378
:
OS5
:2024/09/27(金) 23:04:42
来年は都議選と参院選が重なる年なのか
ここが石破総理の鬼門かな?
逆に乗り越えられれば黄金の3年間か
2025年7月参院選
2025年7月都議選
2025年10月衆院任期満了
2027年4月統一地方選
2028年7月参院選
2028年末ころ 次の任期満了
379
:
OS5
:2024/09/27(金) 23:06:10
総裁の任期満了が27年9月だから黄金の2年間か
2025年7月参院選
2025年7月都議選
2025年10月衆院任期満了
2027年4月統一地方選
2027年9月自民党総裁任期満了
2028年7月参院選
2028年末ころ 次の任期満了
380
:
OS5
:2024/09/27(金) 23:29:40
https://www.sankei.com/article/20240927-NRCJKLX5LZPZTILIZ63TNOZ7ZA/
小泉進次郎氏が総裁選で失速した理由、政策打ち出しの初動ミス挽回できず、地方票に泣く
2024/9/27 21:48
「議員票1位、党員票3位、胸を張って堂々と(陣営の選対事務所に)戻ってこられた。皆さんが使ってくれた時間を、何倍にもお返しできるように頑張っていきたい」
小泉進次郎元環境相(43)は27日、自民党総裁選終了後に支援を受けた議員たちを前にこう述べた。
「ポスト岸田」の大本命として国会議員票では首位となる75票を集めたが、党員票で石破茂元幹事長と高市早苗経済安全保障担当相に想定以上の大差をつけられた。
小泉純一郎元首相を父に持ち、巧みな弁舌を併せ持つ小泉氏は当初、抜群の知名度で党員票でも優位に立つとみられていた。
しかし、報道各社の調査によると、他の総裁選候補と臨んだ討論会を重ねるごとに失速の傾向が強まっていった。選挙戦中盤に地方創生などに関する追加公約を発表したが、勢いは取り戻せなかった。
小泉氏を支援した若手議員は解雇規制の見直しなどを念頭に「政策の打ち出し方を誤らなければ勝っていた」と悔やむ。
特に、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度の早期導入は、保守層の警戒を招いたとの見方が根強い。
14日に名古屋市で行われた初の合同街頭演説会で夫婦別姓に触れた際も聴衆の反応は鈍かった。総裁選の途中から急遽、「愛国心」に言及し始めたが、後の祭りだった。
島根県連幹部は「党員は一般有権者よりも年齢層が比較的高い。小泉氏の主張が『わがこと』として響かなかったのではないか」と解説する。
史上最年少首相の誕生は党員の厚い壁に阻まれた。小泉氏は記者団に「この糧を次の一つ一つに生かしていきたい」と意気込んだ。(竹之内秀介)
381
:
OS5
:2024/09/27(金) 23:30:05
https://www.sankei.com/article/20240927-K5QT3LCLHFI3NFX72PU6V3HZRE/
安倍氏国葬から2年 高市早苗氏総裁選善戦も「包囲網」で敗れる、保守層の期待変わらず
2024/9/27 21:45
27日に行われた自民党総裁選で、高市早苗経済安全保障担当相(63)が決選投票の末、女性初の首相の座を逃した。選挙管理委員会が文書郵送の禁止を通知して以降に政策リーフレットが全国の党員らに届いたことが他陣営から問題視され、これが尾を引いたとの見方もある。ただ、1回目の投票で最多の181票を獲得したことで、保守層からの期待の大きさを改めて見せつけた形だ。
高市氏は総裁選後、目を赤くしながら党本部で記者団の取材に応じ、「私自身の力不足だ。多くの方に助けていただきながら申し訳ない」と語った。
前回総裁選で支援を受けた安倍晋三元首相の死去に伴い、党内基盤の弱体化が懸念された中、1回目の投票では9候補の中でトップに立った。
しかし、上位2人による決選投票では一転、国会議員票が伸びを欠いた。陣営関係者は、18日に高市氏の地元秘書が記者会見を開き、他陣営にも同様の事案があると持ち出したことも念頭に「『高市包囲網』ができてしまった」と悔やんだ。
もっとも、高市氏の勢いはリーフレット問題が発覚した後も衰えなかったことは事実だ。安倍氏と同様、男系による皇位継承の伝統を守り抜くという意志や、これまでの家族観を変える選択的夫婦別姓制度導入に慎重な姿勢などが党員から高く評価されたとみられる。
「今日で安倍元首相の国葬儀から2年になる。良い報告ができなかったことを申し訳なく思っている。今後の予定については申し上げられる状況にはない」
高市氏は記者団にこう述べるにとどめた。しかし、自民幹部は「高市氏は都市圏などで想定以上に支持を集めた。保守層への影響力は大きく、石破茂新総裁がどう処遇するかが重要になる」と語った。(長橋和之)
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:
OS5
:2024/09/27(金) 23:51:55
https://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-235133.html
#google_vignette
逆転勝利した石破茂・新総裁に訪れる最初の難問 「とんがっている」高市氏をどう処遇するのか
2024/09/27 21:47
9人もの立候補者が乱立した自民党の総裁選を制したのは、石破茂元幹事長だった。
各種の情勢調査などから9人のうち、石破氏と高市早苗経済安保相、小泉進次郎元環境相の3人がリードしていることが明らかで、3人のうち2人が決選投票に進むとみられていた。実際、9月27日の投開票結果は、1回目の投票で高市氏が1位で181票、石破氏が2位で154票を獲得し、決選投票に進んだ。「勝ち馬」とみられた小泉氏は136票で3位に沈んだ。
1回目の投票で高市氏は国会議員票で2位、党員票は1位だった。とくに決戦投票で重視される議員票で72票を獲得して、46票の石破氏に大きな差をつけ、このまま勝利するかと思われた。
だが、決選投票では石破氏が215票を獲得し、194票の高市氏を押さえて、新総裁の座を掴み取った。獲得した議員票は、石破氏が189票、高市氏が173票で、2回目の投票で、国会議員が大挙して石破氏に流れたことがわかる。
■石破氏が選ばれた3つのポイント
自民党の政務調査役を長く務めた政治評論家の田村重信氏は、こう解説する。
「石破氏が選ばれたポイントは3つほどあると思います。衆院の解散総選挙が近いこと、野党の立憲民主党が論戦に強い野田佳彦元首相を代表に選んだこと、そして総理大臣の靖国神社参拝など、とんがっている高市氏より総裁選5回目という安定感の石破氏、という結果でしょう」
田村氏が「とんがっている高市氏」というのは、タカ派的な高市氏の発言や行動が、批判を招きかねないという点だろう。高市氏はこれまで靖国神社に春・秋の例大祭と終戦の日に参拝をしてきたといい、総裁選中に靖国参拝について問われた際には、
「靖国神社は戦争を美化する施設ではなく、外交問題にされるべきではない。自分の気持ちに正直でありたい。適切な時期に普段通り、淡々とお参りしていく」
と総裁選で勝利し、総理大臣になっても靖国参拝を続けることを公言していた。
総裁選後、報道陣に対応する高市氏
■「10月にすぐ靖国参拝は、やばい」
1回目は小泉氏、決選投票では石破氏に投票したというA議員は、
「高市氏が首相になっても靖国参拝を続けるというのは、極端に右寄りの自民党になりかねないと引っかかった。岸田文雄首相になって、韓国との関係を改善し、中国とも話し合いのテーブルにつけるように立て直した。それをゼロどころかマイナスにしかねない。それに靖国神社の秋の例大祭は10月中旬。高市氏が総裁になったとしたらすぐに靖国参拝になります。それはやばい」
と、石破氏を選んだ理由を説明した。
また、立憲民主党のある幹部は、
「うちの新代表となった野田佳彦元首相は国会論戦には定評がある。高市氏が勝ったほうが、正直突っ込みどころが多くて、選挙も戦いやすかった。石破氏なら、大きな失策はしないだろうから、アテが外れた」
と苦い表情を見せた。
今後、石破氏は首班指名後に組閣、党役員人事に着手する。総裁選で多くの議員票を獲得した高市氏をないがしろにするわけにはいかず、重要閣僚もしくは、党役員で処遇するものとみられる。
1回目、決選投票とも高市氏に投票したB議員は、こう注文をつける。
「1回目の議員票の差から、高市氏が勝つと思ったので残念だ。勝てなかったが、高市氏に多くの支持があったことも事実。石破氏は総裁選の結果をしっかり受け止め、それに見合うポストで起用してほしい。高市氏を支援した議員が冷や飯を食うようなことがないように、石破氏側には物申すつもりだ」
383
:
OS5
:2024/09/27(金) 23:52:09
■「高市氏に財務相や外相は難しい」
石破氏の推薦人となったC議員はこう話す。
「石破氏が最初に直面する難問が、高市氏の処遇だろう。高市氏はすでに総務相、党の政調会長など要職を務めている。決選投票の結果を受けて高市氏を重用するなら、閣僚では財務相か外相、防衛相となるだろう。だが、財政政策では石破氏とかなり距離感があるし、靖国参拝のことで、当然のことながら外相は難しい。防衛相も同様だ。高市氏の起用でもめれば、石破氏の政権運営は最初から厳しいものとなる」
新総裁に決まり、岸田首相と握手を交わす石破氏
また、高市氏の推薦人に裏金議員や旧統一教会関連議員がいたことについて、こう言う。
「国民から見れば、裏金も旧統一教会問題も終わっていない。とてもそんな議員は登用できませんが、重用しないと高市氏側はメンツもあって黙っていないでしょう」
■安倍元首相は負けた石破氏を幹事長にした
前出の田村氏はこう話す。
「高市氏は党の幹事長に据えるのが一番ではないか。高市氏は1回目の投票で、党員票で石破氏より1票上回ってトップだった。国民からの支持が高いことを示したので、総選挙では動きやすい幹事長が適役だ。靖国参拝のことで様々な指摘もあるだろうが、閣僚ではなく幹事長だと、『党としての考え』だとワンクッションおけて、かわすことができる」
石破氏や安倍晋三元首相ら5人が争った12年の総裁選では、1回目の投票で石破氏は安倍氏を上回りトップに立った。しかし、決選投票で安倍元首相が逆転。総裁となった安倍氏は、石破氏を幹事長として起用した。
今回は正反対の展開となり勝利した石破氏。最初の難問、高市氏のポストをどう判断するだろうか。
(AERA dot.編集部・今西憲之)
384
:
OS5
:2024/09/28(土) 05:03:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1a46fbf8529e2b0964f55480350bf603579cbbb
キングメーカー争いも過熱 石破茂総裁誕生に岸田首相動く?高市氏推し麻生太郎氏はひとり負け?
9/28(土) 5:00配信
日刊スポーツ
石破茂氏(2024年9月19日撮影)
自民党総裁選は27日に投開票され、決選投票の結果、石破茂元幹事長(67)が高市早苗経済安保相(63)を逆転で破り、第28代総裁に選出された。5度目の挑戦での悲願達成。1回目投票で46票だった議員票は、決選投票で189票に激増した。今も麻生派を束ねる麻生太郎副総裁(84)が高市氏支援で動くとの情報が流れる中、新たなキングメーカーを目指す岸田文雄首相(67)が旧岸田派をまとめ、石破氏を押し上げたと見る向きも。麻生氏の影響力低下は必至だが、結局は派閥が水面下でうごめく権力闘争の末、9人が乱立した前代未聞の大乱戦総裁選は幕を閉じた。
◆ ◆ ◆
石破氏が初めて味わう総裁選の勝利は、大逆転劇だった。1回目の投票は党員票こそ高市氏と1票差の108票だったが、「同僚に人気がない」といわれる懸案の国会議員票は46票と3位に沈んだ。トップの高市氏と26票差がつき、党内では「石破さんは厳しい」との声も出た。
しかし決選投票で石破氏は国会議員票で高市氏を16票差で逆転。215票対194票と21票の僅差とはいえ劣勢をひっくり返した。
26日夜以降、石破氏と「犬猿の仲」の麻生氏が、決選投票で派閥として高市氏を支援するとの情報が流れた。「石破氏憎し」で高市氏支援で派閥をまとめ「勝ち馬」に乗ろうとしたとみられる麻生氏だが、関係者によると、岸田文雄首相の指示で旧岸田派のまとまった票が、石破氏に流れたとという。「岸田首相は、麻生氏の支援の確約を取れずに今回の出馬見送りに追い込まれた。麻生氏が高市氏を担いで、あわよくば今後もキングメーカーとして君臨しようとすることに、反発があったのではないか」(関係者)。
さらに石破氏支持票が増えた背景には、時にタカ派的な言動で知られる高市氏への懸念から「バランス感覚という良識がはたらいた」(中堅議員)面もあったとみられる。しかし最後は結局、派閥がうごめいた。岸田首相はともかく、安倍、菅、岸田政権でにらみをきかせてきた麻生氏の影響力低下は必至だ。小泉進次郎元環境相(43)を全面支援し、麻生氏と「キングメーカー対決」といわれた菅義偉前首相(75)は、石破氏と関係は悪くない。「麻生氏のひとり負け」(党関係者)との声もある。
石破氏は、4度目の総裁選の後、1度は「もう出るのはやめよう」と決めたが、激動する国際情勢や災害多発など、国民生活に多くの問題を抱えた日本の現状を踏まえ、「最後の戦いに」と退路を断って臨んだ。総裁としての初会見では「国会議員を38年やっているが、こんな総裁選は初めて」と、結果が読めなかった戦いを振り返った。
今後の焦点になるのが衆院解散の時期だ。「野党と論戦を交わし(国民に)なるべく早く審判を受けなければならない」と、国会論戦後の解散を示唆した。その後の出演したBSフジの番組では「年を越えて、というのは想定しにくい」と述べ、年内に行う考えを示した。
人事については白紙としたが、幹事長は「選挙に強いことが重要」と述べ、派閥単位での起用は否定。総裁選で戦った他の8人の要職起用については「それぞれ、最もふさわしい役職にお願いするのは当然のことだ」と述べた。
ただ、裏金事件への国民の評価は、総裁が代わっても変わらない。「日本をもう1度、みんなが笑顔で暮らせる安全で安心な国にする。全身全霊を尽くす」と訴え、総裁のいすにも初めて座った石破氏だが、悲願達成後は、中身が問われる厳しい現実が待っている。【中山知子】
385
:
OS5
:2024/09/28(土) 05:04:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f31c86c407f95c3495b55f212556ee8dae5a2bd9
小泉進次郎氏は失速3位も選対委員長への登用論浮上 幹事長就任案も
9/28(土) 4:40配信
スポニチアネックス
自民党総裁選後に開かれた両院議員総会で、握手する石破茂新総裁(右)と小泉進次郎氏。中央は高市早苗氏(代表撮影)
最有力とみられていた小泉進次郎氏は1回目投票で3位に沈んだ。敗北が決まると目には涙。敗因について「私の中で足りないものがあったと思う」と言及。次期衆院選に向けて「自分のできることをしっかり実行し(石破政権を)支えていきたい」と述べた。
敗因として挙げられるのが選択的夫婦別姓の法制化。前向きな候補は他にもいたが「1年以内」と区切ったのは小泉氏のみ。一般世論に比べ保守的とされる党員。高市氏に食われていき、党員票は61票にとどまった。
同じく「1年以内」を掲げた解雇規制の見直しも足かせに。討論会で挙がった異論や拙速批判に具体的な反論をできず、国会答弁を不安視する空気が増大。岸田派関係者は「来夏改選を控える参院側を中心に小泉敬遠論が間違いなく広がっていた」と指摘。期限を示すことで実行力をアピールする狙いが裏目に出て、議員票も75票と伸び悩んだ。
とはいえ、後見人である菅義偉前首相と良好な関係にある石破氏の選出で、初めての党四役となる選挙対策委員長への登用論が浮上。党関係者は「閣僚となると国会で野党の標的になるのは避けられない」とした上で「一般有権者の間では依然として人気が高い。無党派層対策の“選挙の顔”としてうってつけ」と話した。一方、史上最年少43歳での幹事長就任案も取り沙汰されている。いずれにせよ、裏金議員の公認問題への対応が最初の関門となりそうだ。
386
:
OS5
:2024/09/29(日) 22:44:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/585915f4721464642bb833192781d6c825e1ee9a
麻生氏が最高顧問、過去に岸信介氏らの名も 党役員・閣僚人事の全容
9/29(日) 21:20配信
朝日新聞デジタル
自民党本部に入る麻生太郎副総裁=2024年9月27日午後0時43分、東京・永田町、杜宇萱撮影
自民党の石破茂新総裁による党役員・閣僚人事の全容が29日、判明した。党最高顧問に麻生太郎副総裁(84)を充て、総務会長には鈴木俊一財務相(71)を起用する。1日に発足する新内閣では、いずれも防衛相経験者の岩屋毅衆院議員(67)を外相に、中谷元衆院議員(66)を防衛相に起用。こども政策担当相は三原じゅん子・元厚生労働副大臣(60)で、初入閣となる。
■組織運動本部長に小渕氏、小泉氏は選対委員長
幹事長に内定している森山裕総務会長(79)が同日、都内で麻生氏と会談した。関係者によると、森山氏から最高顧問を打診し、麻生氏は応じる意向を示したという。総裁選の決選投票で高市早苗経済安全保障相(63)を支持した麻生氏を処遇し、党の最高意思決定機関である総務会のトップに麻生派の鈴木氏を充てることで挙党態勢を演出する。過去には首相経験者の岸信介氏、福田赳夫氏らが最高顧問を務めた。
また、組織運動本部長に小渕優子選挙対策委員長(50)、国会対策委員長に坂本哲志農林水産相(73)を充てる。副総裁に菅義偉前首相(75)、政調会長に小野寺五典元防衛相(64)、選対委員長に小泉進次郎元環境相(43)はすでに内定している。
■文科相に阿部俊子氏、三原じゅん子氏も初入閣
閣僚人事では、裏金問題で政治資金収支報告書の不記載が発覚した議員は起用しない方向だ。
外相の岩屋氏、防衛相の中谷氏はいずれも石破氏に近く、外交・安全保障を重視する姿勢を打ち出した。石破氏が主張する日米地位協定の改定やアジア版NATO創設の実現に向けた交渉を担当する。女性閣僚は三原氏のほか、文部科学相に阿部俊子・文科副大臣(65)を起用する。
総裁選で石破氏の推薦人となった村上誠一郎元行政改革相(72)は総務相、小里泰弘首相補佐官(66)は農林水産相、平将明党広報本部長代理(57)はデジタル相、赤沢亮正財務副大臣(63)は経済再生相に充てる。
法相に牧原秀樹(53)、厚生労働相に福岡資麿(51)、経済産業相に武藤容治(68)、環境相に浅尾慶一郎(60)、復興相に伊藤忠彦(60)、国家公安委員長に坂井学(59)、経済安保相に城内実(59)、沖縄・北方担当相に伊東良孝(75)の8氏が就く。
安全保障担当の首相補佐官には長島昭久衆院議員(62)が就く。官僚トップの事務の官房副長官は佐藤文俊・元総務事務次官(67)を起用する。政務の官房副長官は橘慶一郎衆院議員(63)と青木一彦参院議員(63)が内定している。
朝日新聞社
387
:
OS5
:2024/09/29(日) 22:45:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0a172af6a942327f57849be8633968a8a6e6f3e
副総裁・菅氏、総務会長・鈴木氏 財務・加藤氏、外務・岩屋氏 石破内閣、1日発足
9/29(日) 15:06配信
時事通信
自民党の石破茂新総裁は30日、新たな党執行部を決定する。
副総裁に無派閥の菅義偉前首相(75)、総務会長に麻生派の鈴木俊一財務相(71)を起用。閣僚人事では、財務相に加藤勝信元官房長官(68)、防衛相に中谷元・元防衛相(66)を充て、外相に岩屋毅元防衛相(67)を調整している。臨時国会が召集される10月1日の首相指名を経て、同日中に石破内閣を発足させる方針だ。
党役員は、政調会長に旧岸田派の小野寺五典元防衛相(64)、国対委員長に旧森山派の坂本哲志農林水産相(73)を充てる。麻生太郎副総裁(84)を最高顧問で処遇。既に森山裕総務会長(79)が幹事長、総裁選で3位だった無派閥の小泉進次郎元環境相(43)が選対委員長に内定している。
閣僚では、武藤容治衆院議員(68)を経済産業相、小里泰弘首相補佐官(66)を農水相、城内実副幹事長(59)を経済安全保障担当相に起用。浅尾慶一郎参院議院運営委員長(60)を環境相、伊東良孝衆院議員(75)を地方創生担当相、三原じゅん子参院議員(60)をこども政策担当相、伊藤忠彦氏を復興相に充てる。
福岡資麿参院政審会長(51)を厚生労働相、阿部俊子文部科学副大臣(65)を文科相で調整。坂井学元官房副長官(59)と赤沢亮正財務副大臣(63)の入閣が固まり、平将明衆院議員(57)の起用を検討している。いずれも初入閣となる。
旧岸田派の林芳正官房長官(63)と公明党の斉藤鉄夫国土交通相(72)は続投させる。復興相には御法川信英国対委員長代理(60)の起用を検討していたが、見送った。関係者は御法川氏が選挙運動に専念したいと辞退したとしている。
固まった陣容を見ると、石破、菅、森山3氏で政権の骨格を形成。岩屋氏は総裁選で石破陣営の選対本部長を務め、赤沢、平両氏は旧石破派のメンバーだった。小泉氏と三原氏は菅氏に近い。城内氏は坂本氏と同じ旧森山派に所属した。
一方、石破氏が処遇を明言した総裁選候補のうち、高市早苗経済安保担当相は党総務会長を固辞。小林鷹之前経済安保担当相は広報本部長を打診されたが、「仲間を優先してほしい」と辞退した。
政務の官房副長官に橘慶一郎衆院議員(63)、青木一彦参院議員(63)、事務の副長官に佐藤文俊元総務事務次官(67)も固まった。
388
:
OS5
:2024/09/29(日) 22:46:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/7acf8cf17257df004849d92b801e2a12a9d81885
小林鷹之氏は党広報本部長打診を固辞 推薦人念頭「ポストは仲間に」
9/29(日) 15:47配信
朝日新聞デジタル
自民党総裁選を終え、取材に応じる小林鷹之前経済安保相=2024年9月27日午後3時49分、東京・永田町の自民党本部、杜宇萱撮影
自民党の石破茂総裁(67)が党役員・閣僚人事の調整を進める中、小林鷹之前経済安全保障相(49)が、党広報本部長のポストを石破氏から打診され、固辞したことが29日、分かった。広報本部長は、幹事長や政調会長などと同じ「党7役」と呼ばれる幹部職の一つ。
小林氏は27日投開票の総裁選に立候補。若手・中堅の国会議員を中心に支持を集めたが、9候補中5位に終わった。
関係者によると、小林氏は総裁選で自身の推薦人となった20人を念頭に、「ポストは仲間に譲ってほしい」と伝えたという。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/a51709ca6866971c0948fa9599ade1966dfa74fa
総務会長に鈴木財務相、外相に岩屋氏 石破新政権の顔ぶれほぼ固まる
9/29(日) 22:06配信
毎日新聞
記者会見をする、自民党の石破茂新総裁=東京都千代田区で2024年9月27日午後6時4分、藤井達也撮影
自民党の石破茂総裁は29日、党総務会長に鈴木俊一財務相を充てる方針を固めた。閣僚人事では、岩屋毅元防衛相を外相に、加藤勝信元官房長官を財務相に起用。阿部俊子副文部科学相を文科相、福岡資麿党参院政審会長を厚生労働相として初入閣させる方向で調整している。
石破氏は30日に新しい党執行部を発足させる。石破氏は当初、総裁選で決選投票を戦った高市早苗経済安全保障担当相に総務会長を打診したが、高市氏は固辞していた。鈴木氏は、総裁選で高市氏支持に回った麻生太郎副総裁が率いる麻生派の重鎮で、麻生氏の義弟。総務会長経験もあり、党運営や政権基盤を安定させる狙いがあるとみられる。
石破氏と良好な関係にある菅義偉前首相は副総裁に起用する。鈴木氏以外の党四役は、幹事長に森山裕総務会長、選対委員長に小泉進次郎元環境相、政調会長に小野寺五典元防衛相の起用が内定している。
森山氏は29日、東京都内で麻生氏と約20分間会談した。麻生氏は党最高顧問に就くことを受け入れた。
党国対委員長には坂本哲志農相、組織運動本部長には小渕優子選対委員長をそれぞれ充てる。幹事長代行には福田達夫元総務会長が内定した。
1日に発足させる新内閣の閣僚人事ではこのほか、村上誠一郎元行政改革担当相を総務相、中谷元・元防衛相を防衛相、武藤容治元副経済産業相を経産相、牧原秀樹元副経産相を法相、小里泰弘首相補佐官を農相、浅尾慶一郎参院議院運営委員長を環境相で起用する。総裁選で石破陣営を支えた赤沢亮正副財務相を経済再生担当相に充てる。城内実元副外相を経済安保担当相、伊東良孝元副農相を地方創生兼沖縄・北方担当相、伊藤忠彦元副環境相を復興相にそれぞれ起用する。坂井学元官房副長官は国家公安委員長、平将明党広報本部長代理はデジタル相、三原じゅん子元副厚労相はこども政策担当相とする方向で調整している。
政務の官房副長官には橘慶一郎元副復興相と青木一彦元副国土交通相を、事務の官房副長官には佐藤文俊・元総務事務次官を充てる。政務の首相秘書官には槌道明宏・元防衛審議官と、石破氏の政策秘書を務める吉村麻央氏を起用する。
石破氏は総裁選を争った8候補について「それぞれ最もふさわしい役職をお願いする」との立場をとる。これまでに林芳正官房長官の続投や、加藤、小泉両氏の要職起用が内定した。石破氏は29日のNHK番組で、林氏の起用に関し「岸田政権を基本的に引き継ぐ。そういう意味ではそういう方に官房長官として座っていただくのは当然だ」と語った。
一方、党関係者によると、石破氏は小林鷹之前経済安保担当相に党広報本部長を打診したが、小林氏は「選挙で支えてくれた仲間たちが(人事で)生かされることを望む」として辞退したという。【川口峻、高橋祐貴、野間口陽】
389
:
OS5
:2024/09/29(日) 22:48:44
https://x.com/kokkai_kengaku/status/1840375863688458552
よもやま
@kokkai_kengaku
石破茂内閣(仮) 2024/09/29 2130
※変更可能性はありますが、閣僚全て埋まりました。
総理 石破茂 旧石破
財務 加藤勝信 旧茂木
総務 村上誠一郎 無派閥
法務 牧原秀樹 菅G
外務 岩屋毅 麻生→離脱
文科 阿部俊子 麻生→棚橋G
厚労 福岡資麿 旧茂木→離脱
農水 小里泰弘 谷垣G→無派閥
経産 武藤容治 麻生
国交 斉藤鉄夫 公明
環境 浅尾慶一郎 麻生
防衛 中谷元 無派閥
官房 林芳正(拉致問題) 留 旧岸田
副 橘慶一郎 無派閥
副 青木一彦 旧茂木→離脱
デジ 平将明 旧石破
復興 伊藤忠彦 旧二階
公安 坂井学 菅G
こど 三原じゅん子 菅G
経財 赤沢亮正 旧石破
経安 城内実 無派閥 ←旧森山の訂正あり
地方 伊東良孝 旧二階
副総裁 菅義偉 菅G
幹事長 森山裕 旧森山
総務 鈴木俊一 麻生
政調 小野寺五典 旧岸田
選対 小泉進次郎 無派閥
国対 坂本哲志 旧森山
組織 小渕優子 旧茂木→離脱
390
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:04:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/84c83cee8ec575563cd44fc00b65af1b8bac3f3b
総務相に村上誠一郎元行政改革担当相起用へ かつて安倍晋三氏を「国賊」と批判し処分
9/29(日) 20:46配信
産経新聞
村上誠一郎元行政改革担当相(矢島康弘撮影)
自民党の石破茂総裁は29日、次期政権の総務相に村上誠一郎元行政改革担当相(72)を起用する方針を固めた。複数の関係者が明らかにした。
村上氏は安倍晋三元首相の死去後、安倍氏を「国賊」と呼び、1年間の党役職停止処分を受けた。先の総裁選では石破氏の推薦人を務めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d844a76d712e5cb568aeb80c6c67e645f15a8ac
法相に牧原秀樹氏起用へ 上川氏の推薦人代表 自民の閣僚人事
9/29(日) 20:46配信
毎日新聞
牧原秀樹・自民党衆院議員
自民党の石破茂総裁は29日、牧原秀樹衆院議員を法相に起用する方針を固めた。
牧原氏は2005年初当選で現在5期目。衆院比例北関東ブロック選出。東大法学部卒で弁護士資格を持つ。副厚生労働相や副経済産業相などを歴任した。総裁選では上川陽子外相を支援し、推薦人代表となった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d58c8b74685461f000eb5c4fdaf125048aeb771b
次期首相秘書官の8人内定 石破氏、政務2人体制に
9/29(日) 20:45配信
共同通信
自民党の石破茂総裁は、政権発足時に起用する首相秘書官8人を内定した。政務担当の首相秘書官に槌道明宏元防衛審議官を起用する他、石破氏の政策秘書を務める吉村麻央氏を充て2人体制とする。複数の関係者が29日、明らかにした。槌道氏は、石破氏の防衛相在任時に大臣秘書官を務めた経歴を持つ。
事務秘書官には、警察庁の土屋暁胤警察大学校副校長兼官房審議官、外務省の貝原健太郎北米局参事官、財務省の中島朗洋主計局次長、厚生労働省の熊木正人官房審議官、経済産業省の井上博雄資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長、防衛省の吉野幸治防衛政策局次長を登用する。
391
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:33:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eede183cc505270e92833c21919554e399c3958
【一覧で見る】自民党新執行部の顔ぶれ
9/29(日) 21:51配信
日テレNEWS NNN
日テレNEWS NNN
自民党の石破茂総裁は、党の新執行部の陣容を固めた。衆議院の解散総選挙を視野に、党の要の幹事長には経験豊富なベテランの森山裕氏。「選挙の顔」として、ともに総裁選を争った小泉進次郎氏を起用する。
◇ ◇ ◇
【自民党新執行部の顔ぶれ】※敬称略。衆参の後の数字は当選回数。
総裁 石破茂 衆12 無派閥
副総裁 菅義偉 衆9 無派閥
幹事長 森山裕 衆7参1 旧森山派
政調会長 小野寺五典 衆8 旧岸田派
総務会長 鈴木俊一 衆10 麻生派
選対委員長 小泉進次郎 衆5 無派閥
国対委員長 坂本哲志 衆7 旧森山派
幹事長代行 福田達夫 衆4 旧安倍派
広報本部長 平井卓也 衆8 旧岸田派
組織運動本部長 小渕優子 衆8 無派閥
【派閥】
無派閥 4
旧岸田派 2
旧森山派 2
旧安倍派 1
麻生派 1
【総裁選候補との関係】
総裁選の高市早苗氏、茂木敏充氏、加藤勝信氏の3陣営からは起用がなかった。
【“裏金議員”の起用】
いわゆる裏金問題に関与した議員のうち、福田達夫氏が執行部に起用された。不記載額は98万円で、日本テレビの取材に対し、これまでに使途についての回答はなし。
■ポイント解説
最注目は決選投票で戦った高市早苗氏の処遇だった。石破総裁は要職である総務会長を打診したが、高市氏は「幹事長以外はやらない」と固辞したという。ある自民党幹部は「異例だ」他の閣僚経験者は「倒閣運動をすでに始める」と話している。
総裁選決選投票の石破総裁と高市氏の票差はわずか21票。安定した政権運営には高市氏や高市氏を支えた議員の協力が不可欠だ。しかし、最初から高市氏が「協力を拒否」した形だ。
これを受けて石破総裁は、麻生派の鈴木俊一氏を総務会長に起用した。総裁選最終盤で高市氏の支持に回った麻生氏の派閥からの起用だけに、人事を固めるにあたっては、幹事長となる森山氏が29日、麻生氏の事務所に足を運んで、了承を得た。
石破総裁は周辺に「人事は大変だ」と苦しい胸の内を語っているという。
392
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:39:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/0457749ad1e10105bf0ca1cca3b427befe400fc6
総裁選「高市失速→石破大逆転」が起きたなぜ、結局最後に笑ったのは誰だったのか
9/29(日) 17:11配信
史上最多の9人が出馬し、議員票367票(高橋はるみ参院議員が欠席・棄権で1票減)・党員票368票を争った自民党総裁選では石破茂元幹事長が選任された。
上位2人の決選投票では、石破氏が高市氏を逆転。決選投票で逆転するのは、故・安倍晋三元首相が復権を果たした2012年9月の総裁選以来だが、この時に涙を飲んだのは石破氏だった。
■過去には大逆転された石破氏
当時石破氏は1回目の投票で、党員算定票こそ34票にとどまったものの、165票もの党員算定票を獲得し、党員票54票・党員算定票87票の安倍氏をぶっちぎりで引き離した。「党員に人気のある石破氏」のイメージはこの頃から作られたと記憶している。
だから今回の総裁選でも、党員票では石破氏が優位と思われたが、なんと高市氏が1票差でリードした。しかも高市氏は予想を大きく上回った議員票を獲得。ちなみに筆者が入手した9月20日現在のリストでは、高市氏が確保した議員票は32票にすぎず、その後の各社報道でも、だいたい同じ数字だった。
それが総裁選当日に72票と大きく増えたのは、“麻生票”が入ったためだ。一部のメディアが投開票日の前夜、麻生太郎元首相から「高市に入れろ」と“指示”が飛んだと報じている。
「実際には“指示”というほどのものではなかった。すでに他の候補の推薦人になっている人もいるし、まあなんというか、『2回目には高市に入れてくれないか』といったところか」と、麻生派の関係者が打ち明ける。
そもそも麻生氏は河野太郎デジタル相を支援することを表明済みだ。実際に茂木敏充幹事長が麻生氏に支援を求めた時、「うちには(河野)太郎がいるから」と断っている。
だが2021年の総裁選で決選投票に残り、岸田文雄首相と闘った河野氏は、今回の総裁選では議員票22票・党員票8票と冴えず、「首相候補」から脱落。「もはや河野は人気がない」ことを事前に察知して、麻生氏は「死票にするよりも」と、高市氏に議員票を振り分けたのだろう。
その高市氏の党員票はぐんぐんと伸びていた。もし麻生氏が小泉氏と2位争いしていた高市氏に加勢して小泉氏を追い落とせば、その背後にいる菅義偉前首相を刺すこともできる。今回の総裁選は次期総理総裁を選ぶ選挙であると同時に、キングメーカー同士の争いでもある。
393
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:40:14
■うまく立ち回った岸田首相
一方で岸田首相は、最終的には石破氏を支持した。岸田首相は2021年12月、自民党内に総裁直轄の財政健全化推進本部を立ち上げ、財政余力の確保を目指した。また、2023年4月には新たな日銀総裁に、異次元の金融緩和を死守した黒田東彦前総裁に替えて植田和男総裁を任命。植田日銀は2024年3月、マイナス金利解除を決定した。
このようにアベノミクスを徐々に修正していった岸田首相。その路線を継承するには、アベノミクスを堅持し、金利引き上げに反対する高市氏ではなく、財政再建派で円安修正の観点からも金利引き上げを容認する石破氏でなくてはならない。
もっとも1回目の投票では旧岸田派の林芳正官房長官に票を寄せて、議員票38票・党員票27票を獲得させ、9人中4位に押し上げた。石破政権でも官房長官を続投する予定の林氏は、これで「総理総裁候補」の座を確保したことになる。
もう1人のキングメーカーである菅義偉前首相は、小泉氏のほか、同じ神奈川県連に所属する河野氏も“駒”として保持し、石破氏との関係も悪くはなかった。ただ河野氏の背後には麻生氏が控えていた。菅氏には菅政権の末期、人気回復の切り札として提示した河野氏の登用を麻生氏に拒否された苦い思い出がある。
小泉氏は絶大な人気を誇った小泉純一郎元首相の次男で、2009年に初当選して以来、自民党の若手ホープ。父・純一郎氏は「50歳までは出るな」と総裁選出馬を反対していたが、森喜朗元首相らが説得。消極的に“承諾”を得たとされた。
こうした話題性もあって、当初は他の候補に頭ひとつ分抜きん出ていた小泉氏だが、総裁選が始まるとどんどん失速していった。理由は小泉氏が主張する解雇規制の緩和などの政策で詰めの甘さが露呈したうえ、多数の論客の中ではどうしても力不足が悪目立ちしてしまったからだ。
ある関係者は「自民党員は目が肥えているから、小泉氏は政策能力不足で票が入らないだろう」と述べていたが、その通りに小泉氏は決選に残ることはできなかった。
■多くの議員が「次の選挙」を考えて投票
こうして決選投票では、岸田・菅票は石破氏に入る段取りとなった。かたや高市氏には麻生票の他、麻生氏に近い茂木氏も「決選で高市に入れろ」と指令を出したと言われている。しかし、すべての票が“ボス”の思惑通りに動いたとは限らない。多くの議員票は「次の選挙」を考えて投じられたのではないか。
そして今回の総裁選の流れを作ったのは、岸田首相だろう。旧岸田派から林氏と上川氏を出馬させて、総裁選の最中は両者の間でバランスをとり、林氏を突出させなかった。また岸田首相の側近である松山政司参院幹事長を通じて、多くの参議院票を石破氏に入れたと見られる。
臨時国会が10月1日に招集され、石破氏は第102代総理大臣に指名される。ともに戦った8人について「ふさわしい役職をお願いしたい」と、石破氏はノーサイドの姿勢を示すが、党内の力学は大きく変化することは間違いない。「田中角栄の最後の弟子」と言われる石破氏は、いったいどのような政権運営を行うのか――。
安積 明子 :ジャーナリスト
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:
OS5
:2024/09/29(日) 23:41:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a88674e97b2271f0d46cc912e7599372237b122
石破茂氏が頭を悩ますのは高市早苗氏と茂木敏充氏の処遇 あまり受け入れたくないが、敵にも回したくない
9/28(土) 18:17配信
AERA dot.
自民党総裁選で当選し、自民党総裁選で新総裁に選ばれた石破茂氏=24年9月
自民党総裁選で逆転勝利した石破茂氏。ようやく念願がかなっただけに喜びもひとしおだろうが、そう浸ってもいられない。次の政権運営に向けた人事にとりかからなければならないが、悩みどころは今回の総裁選に出馬した候補者の処遇だ。長年、政治取材をしてきた政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は「高市早苗氏と茂木敏充氏をどうするかが難しい」と話す。逆転勝利となった総裁選の裏側と、注目の人事について聞いた。
【写真】石破氏の人事構想で外れる?入る? 気になる2人はこちら
* * *
■党内に広がった「決選投票は石破」の声
――まずは総裁選を振り返って。石破氏は国民人気がある一方で、「議員人気が低い」と言われ続けてきました。しかし、今回は決選投票で大逆転しました
党員党友票の見立てとして、高市さんが想像以上に高かったことには驚きましたが、実は、決選投票では石破氏が勝つのは事前の取材で明白でした。今週に入ってから「決選投票では石破さんに入れる」と話す議員は多かったんです。派閥まんべんなく20人くらいに取材をしたんですが、9割くらいが「石破」と言ってたんですね。参院議員は、1年後に選挙を控えているというのが大きな要因になっていましたが、衆院では、立憲民主党の代表に野田佳彦氏がなった、というのが影響していました。安倍派の若手議員は、「高市さんが総裁になったら保守票の半分くらいが立憲にいく可能性がある」と危惧していました。野田氏との論戦になったときにどうなるのか、と。高市氏は右派の中でも先鋭的です。野田氏は、穏健な保守、いわゆる中道右派です。この2人が議論になったら、同じ保守なら穏健保守の野田氏にしよう、という動きが出てきてもおかしくないわけです。保守票は、無党派層(中間保守票)にも広がりがあるわけですから、それを取り込まれるとまずい。そう考えると石破さんだな、となるわけです。
――派閥の動きはどうだったのでしょう
岸田派は決選投票になったらまるっと石破氏に流れていました。麻生派は54人いるといっても、前ほどの結束力はないです。河野太郎氏の推薦人になった18人くらいの麻生派はいますが、それでも彼らは小泉進次郎氏にいっているし、決選投票になったら石破氏ということになりました。麻生氏が動いたところで20票くらい。菅義偉氏に近い加藤勝信氏の推薦人の中からも石破氏にいっています。林芳正氏も岸田派なので石破氏に。従来の、派閥のトップが「白」と言ったら黒いカラスも白くなるような票の動き方はしなくなったわけですよ。議員が個々で動くような、いつもとは違う力学が思った以上に働いた。そういう選挙になったのだと思いますよ。
■党内から出る、「小泉氏を幹事長に」の声
――今後の注目は人事ですが、どのように見ていますか
まあ土曜、日曜に石破さんがニヤニヤしながら考えると思いますよ(笑)。論功行賞で一つのポイントとなるのは、バッと乗ってくれたであろう岸田派に対してですよね。林氏、上川陽子氏をしっかり入れることになれば、その現れだと思います。二つ目のポイントは、「小石河連合」です。小泉氏、河野氏を閣僚にするのか、党三役にするのか。僕が取材している限りでは、8月に石破氏は菅氏と会っているんです。菅氏は、「もし進次郎が出るなら、申し訳ないけど進次郎を応援する。神奈川県連として、進次郎を応援します』という“建前”をつけてきたらしいです。これは、わざわざ大儀をつけて「石破氏は切るよ」じゃなくて、「また一緒にやろう」という信号なんだと石破氏は受け取りました。今回は岸田文雄首相が総裁選不出馬を表明したことで、小石河の3人はそれぞれで戦いましたが、結束は保っていたんです。おそらく、河野、小泉両氏のところからも半分以上は石破氏に票がいってると思います。そうすると、例えば小泉氏を選挙対策委員長にするとか。党内からは幹事長に推す声もあります。河野氏は先鋭化するところがありますが、総務会長などが適任じゃないでしょうか。
395
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:41:43
――他の候補者らについてはどうでしょうか
忘れていけないのは、加藤氏です。菅政権時代の官房長官ですから、いわば菅氏の右腕。菅氏が加藤氏のことを非常に高く評価しており、肝いりですから、ここは入ってくるのではないでしょうか。官房長官人事でいうと、斎藤健氏を推す声が党内からは多いです。石破派を離脱していますが、石破氏は斎藤氏のことを買っています。難しいのは高市氏と茂木氏でしょうね。茂木氏は次を狙っていると思いますので、石破氏としてはあまり入れたくないだろうけど、敵に回すのもあまり得策ではないです。高市氏は、石破氏とは政策が正反対です。石破氏が受け入れたら懐が深いと思いますが…なかなか難しいのではないでしょうか。
■石破氏にかかる「これまでの総裁よりも大きい重圧」
――鈴木さんが石破氏に期待することはどんなことでしょうか
石破氏の立場が変わります。これまで自民党を批判してきたが故に国民人気を獲得してきました。しかし、今度は自分が総裁になりましたから、批判してきた分、自分がしっかりと改革をしなければなりません。むしろ、期待が大きい分、これまでの総裁よりもかかる重圧は重いと思います。ここで重要なのは、経済政策です。「岸田路線を継承する」というようなことを少し前にわざわざ言っているんですね。いやらしい言い方だけど、「握ったのかな」とも思いました。つまり、「岸田さんの経済政策を継承します。だから(票を)お願いします」みたいな話がもしあったとすれば、どうなのかと思います。
また、岸田氏の経済政策の検証も済んでいません。賃上げは物価上昇に追いついていないし、投資政策も迷走しています。「これで良かったのか」という検証をしてほしい。安倍晋三元首相の時代に戻さず、今の時代、状況にあった経済政策を、“石破さんらしい”ものを出してほしい。(岸田政権の経済政策を)継承していったら財務省の手のひらに乗っかるといったことも出てくるので、ここはしっかりやってほしいと思いますね。
(聞き手:AERAdot.編集部 小山歩)
鈴木哲夫(すずき・てつお)1958年生まれ。テレビ局記者などを経て、2013年からフリージャーナリスト。政治、災害、事件、福祉など、多岐にわたるテーマを取材。近著に、『期限切れのおにぎり―日本危機管理の真実』『石破茂の頭の中』など。
小山歩
396
:
OS5
:2024/09/29(日) 23:43:37
加藤推薦人
2007 :OS5 :2024/09/29(日) 22:59:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/07da86a9531436317d8a26317e9bd471c80c0959
御法川氏、入閣取りやめ 「本人が辞退」と関係者
9/29(日) 21:23配信
共同通信
御法川信英氏
自民党の石破茂総裁は御法川信英国対委員長代理を新内閣の復興相に充てる方向で調整していたが、29日になって急きょ取りやめた。関係者は「御法川氏本人が辞退した」と述べた。次期衆院選に集中するためとの見方が出ている。
397
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:00:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9dff54bd55f683bcbc44b929c063f8e05329c99
自民組織本部長に小渕氏 幹事長代行は福田氏
9/29(日) 20:57配信
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コメント14件
時事通信
自民党の石破茂新総裁は29日、組織運動本部長に小渕優子選対委員長(50)、幹事長代行に福田達夫元総務会長(57)を充てる人事を内定した。
平井卓也広報本部長(66)は留任する。
398
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:03:48
高市の推薦人からの起用がゼロ&石破推薦人が8人って偏重過ぎて大丈夫か!?
総理 石破茂 旧石破
財務 加藤勝信 旧茂木 【総裁選出馬】
総務 村上誠一郎 無派閥【石破推薦人】
法務 牧原秀樹 菅G【上川推薦人】
外務 岩屋毅 麻生→離脱【石破推薦人】
文科 阿部俊子 麻生→棚橋G【加藤推薦人】
厚労 福岡資麿 旧茂木→離脱 (石井準一らと茂木派離れる)【参院】
農水 小里泰弘 谷垣G→無派閥【石破推薦人】
経産 武藤容治 麻生【河野推薦人】
国交 斉藤鉄夫 公明
環境 浅尾慶一郎 麻生【河野推薦人】【元民主党】【参院】
防衛 中谷元 無派閥 (岸田内閣の総理補佐官)
官房 林芳正(拉致問題) 留 旧岸田【総裁選出馬】
副 橘慶一郎 無派閥【石破推薦人】
副 青木一彦 旧茂木→離脱【石破推薦人】
デジ 平将明 旧石破【石破推薦人】
復興 伊藤忠彦 旧二階【河野推薦人】
公安 坂井学 菅G
こど 三原じゅん子 菅G【小泉推薦人】【参院】
経財 赤沢亮正 旧石破【石破推薦人】
経安 城内実 無派閥 ←旧森山の訂正あり
地方 伊東良孝 旧二階【石破推薦人】
副総裁 菅義偉 菅G
幹事長 森山裕 旧森山
総務 鈴木俊一 麻生
政調 小野寺五典 旧岸田
選対 小泉進次郎 無派閥【総裁選出馬】
国対 坂本哲志 旧森山
組織 小渕優子 旧茂木→離脱
広報 平井卓也 旧岸田
幹事長代行 福田達夫 安倍派
石破 (推薦人8人入閣)
高市 総務会長を辞退 (推薦人の入閣等なし)
小泉 選対委員長(推薦人1人の入閣)
林 官房長官続投(推薦人の入閣等なし ただし岸田派の小野寺が政調会長)
小林 広報本部長を辞退 (推薦人の入閣等なし ただし福田は小林を支援)
茂木 報道なし(推薦人の入閣等なし)
上川 報道なし(推薦人1人の入閣)
河野 報道なし(推薦人3人の入閣)
加藤 財務大臣(推薦人1人の入閣)
森山派 森山・城内・坂本の3枠
菅系 菅/加藤/小泉/ 牧原・坂井・三原
399
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:06:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/2629d6b55883424f27fc624758d59babf67577b5
石破氏、衆院選シフト鮮明に 挙党態勢の構築腐心
9/29(日) 7:02配信
時事通信
自民党総裁選を終え、握手する石破茂新総裁(右)と小泉進次郎元環境相。中央は高市早苗経済安全保障担当相=27日午後、東京・永田町の同党本部
自民党の石破茂新総裁は、党運営の要となる幹事長に森山裕総務会長を選んだ。
10月1日召集の臨時国会中の衆院解散が想定される中、選対委員長に就く小泉進次郎元環境相との「二枚看板」で、野党の攻勢に対抗する考えだ。小泉氏を含め、総裁選のライバル候補の要職起用などで、挙党態勢の構築にも腐心した。
「選挙に勝つこと。党内を掌握すること。泥をかぶる(こと)」。石破氏は27日の記者会見で、幹事長に求める資質をこう説明。28日は、公明党大会への出席などを除き、衆院議員宿舎にこもって人事構想を練った。
森山氏は、党役員や閣僚の経験が豊富。過去に選対委員長を務め、全国の選挙区情勢に通じている。岸田文雄首相や麻生太郎副総裁、菅義偉前首相ら重鎮も手堅い仕事ぶりを評価。石破氏はこれらを踏まえ、挙党態勢の構築に向けて適任と判断したようだ。
国民的人気の高い小泉氏には、衆院選の「顔」としての役割を期待。派閥裏金事件の逆風が続く中、党の刷新を印象付ける狙いも透ける。小泉氏自身も全国行脚に意欲的だ。
安定した行政手腕に定評のある林芳正官房長官は続投させる意向。狙いは「霞が関」の掌握だ。政府関係者も「政策の安定性や省庁との連携を考えれば、林氏の留任が望ましい」と歓迎する。
党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)な石破氏としては、林氏の続投で岸田氏の路線継続をアピールし、後ろ盾を得る思惑もあるとみられる。菅氏に対する副総裁就任の打診も同様の理由からだ。
一方、総裁選の決選投票で争った高市早苗経済安全保障担当相は、石破氏と距離を置く姿勢をにじませる。28日には、自身のX(旧ツイッター)で「1人の国会議員として知恵を絞り働く」と記し、早くも人事に予防線を張った。今後の政権運営で、不安定要因となる可能性もある。
400
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:10:19
https://news.ntv.co.jp/category/politics/5a76cf0ac3354617b58a77476518f429
自民党・石破総裁、議員に「役職希望」聞く “脱派閥”で初の試み
日本テレビ放送網
2024年9月29日 9:06
自民党・石破総裁、議員に「役職希望」聞く “脱派閥”で初の試み
自民党は多くの派閥が解消されたことを受け、党所属の衆議院議員を対象に、初めてとなるオンラインでの役職希望アンケートを始めました。
アンケートは石破総裁の指示で行われ、これまでに経験した主な役職などに加えて党、政府、国会での役職を第5希望まで回答できるようになっています。
回答は任意となっていますが、案内のメールには「至急」と書かれ、30日正午が締め切りとなっています。
これまで、副大臣や政務官、党の部会長などの人事については、派閥ごとの「枠」が設けられ、派閥が要望をまとめていました。
ただ、いわゆる裏金事件を受けて、派閥が人事に関与することを禁止したため、アンケートに基づいて人事を行うこととしたものです。
401
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:15:40
https://www.asahi.com/articles/ASS9Y3PTKS9YUTFK00XM.html
石破人事、固辞相次ぎ火種 難しい挙党態勢、船出は分断消えぬまま
有料記事自民
西村圭史2024年9月29日 20時39分
新たに自民党を率いる石破茂総裁は、29日も党幹部・閣僚の人事調整を進めた。総裁選で決選投票まで激しく競り合った高市早苗経済安全保障相らにも重職を充てる挙党態勢を目指したが、ライバルたちは相次ぎ固辞。石破自民党は、火種を抱えた船出になりそうだ。
28日、夕方に東京・赤坂の衆院議員宿舎に戻った石破氏が、本格的な人事の調整に着手した。最側近の赤沢亮正財務副大臣や、官房副長官に内定した橘慶一郎衆院議員、青木一彦参院議員らも集まった。
石破氏は、その会合の前に政権の骨格を固めた。党ナンバー2の幹事長に「党人派」として与野党に太いパイプを築く森山裕総務会長を指名。後ろ盾となる副総裁には、菅義偉前首相の起用を決めた。
派閥単位の調整できず、全議員に希望募ったが…
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:
OS5
:2024/09/30(月) 00:18:49
https://www.asahi.com/articles/ASS9W4DMXS9WTZNB007M.html
「山口9人目」めざした林氏、県内党員票の過半数 安倍氏には及ばず
自民
大室一也 白石昌幸 山野拓郎 青瀬健2024年9月28日 10時30分
自民党の新総裁に、石破茂・元党幹事長が選ばれた。山口県内から9人目の首相をめざして立候補した林芳正・官房長官は1回目の投票で9人中4位。県内の議員・党員はだれに投票したのか。林氏の支持者や自民党県連、県内の主な政党は結果をどう受け止めたのか。
林氏は県内の党員・党友の有効投票の56%にあたる6650票を獲得。高市氏の2647票、石破氏の1091票を大きく上回った。
ただ、故・安倍晋三氏が「8人目の首相」をめざした2006年の総裁選で、安倍氏は95%にあたる1万3023票を獲得しており、この時ほど県内の党員・党友の支持を集めることはできなかった。21年の前回総裁選で、安倍氏は高市氏を支援しており、そうした経緯も影響を与えたとみられる。
決選投票では、県連の1票は、県内の党員・党友投票で石破氏を上回った高市氏に投じられた。
総裁選の終了後、県連所属の国会議員らに取材したところ、投票先を明かさない人が多かった。
高村正大衆院議員は「いろんな人間関係のしがらみがあるから」と、2回の投票とも投票先を明かさなかった。高村氏は麻生派に所属しており、麻生太郎副総裁は同派メンバーに高市氏支持の方針を伝えたとされる。その高市氏が敗れたことで、「多分我々の派閥は冷や飯を食うことになるらしいです」と語った。
北村経夫参院議員は、1回目の投票先は明かさなかったものの、決選投票では高市氏に投票したと述べた。候補9人の中に若手もいたことに触れ、「自民党も若い力が出てきた」と評価。「新しい総裁の下、一致団結して選挙に臨んでいきたい」と話した。
江島潔参院議員は2回ともだれに投票したかコメントせず、「派閥(安倍派)は解散しているので、本当に個々人の判断で動いています」と語った。決選投票に進んだ2人の票は僅差(きんさ)だったが、「一致結束して、自民党として再び信頼を取り戻していくことが一番大事。そのためには大変いい総裁選だったんじゃないか」と評価した。
杉田水脈衆院議員の事務所は、杉田氏が2回とも高市氏に投票したことを明らかにした。(大室一也)
◇
下関市貴船町4丁目にある林氏の地元事務所には、午後1時ごろから後援会の幹部らが集まり、テレビで総裁選の行方を見守った。林氏の表情が映し出されるたびに、事務所では拍手が起きた。
林氏は4位で、決選投票に残れなかったが、支持者からは「よし、小林鷹之氏より上だ」「いや、4位で喜んでいてはいけない」といった声が上がった。
総裁選後に取材に応じた岡本博之・下関後援会長(81)は「もう少し(順位が)低いかと思っていたが、今後に期待できる結果だ。全国の皆さんも林さんがどういう人間なのかある程度理解したと思う。ますます頑張って日本のかじ取りをしてほしい」と評価した。
全国の党員・党友票では伸び悩んだが、「(林氏は)非常に穏やかに物を言う。もう少し思いをむき出しにして一般の人にPRする必要がある」。次の総裁選に向けては「我々が応援するのは一緒だが、本人の判断に任せるしかない。また本人から報告があると思うので、どうするかを聞いてからだ」と述べるにとどめた。
県議会棟の自民党会派の控室では、本会議を終えた議員らがテレビで決選投票の様子を見守った。午後3時20分すぎ、1回目の投票でトップだった高市氏を抑えて石破氏が新総裁に選ばれると、「あらー」という声が上がった。友田有・県連幹事長は「ちょっとびっくりしている。国会議員票でこれだけ差がついたのはどういう中身だったのか」と首をかしげた。
県内の党員・党友投票で林氏が過半数を獲得したことについては、「たいへん高い票をいただいたと思っているし、これからの活躍を期待したい」と語った。
県議が結成した「林芳正先生を総理にする議員の会」の守田宗治会長は、4位という結果について「林先生の政治力が全国の党員に浸透しているのではないか。今後につながるという期待を大きく持った」と話した。県内での得票率が6割に迫ったことについて、「会としては活動が一定浸透したと思う」と述べた。
今後については、「林先生は外交面も内政面も非常に安定感のある政治家。今後、どういう局面にあってもどういう立場にあってもご活躍して頂ける方だ」と期待を示した。(白石昌幸、山野拓郎、青瀬健)
403
:
OS5
:2024/09/30(月) 00:19:07
◇
小田村克彦・立憲民主党県連代表 政治とカネの問題を原因究明、解決してもらいたい。石破さんが言われてきたことが本人の意思でガバナンスが効くなら、目指すものを国民に説明し、信を問うだろう。看板が変わっただけで政治とカネの問題を帳消しにする総選挙はあってはならない。
伊藤博文・日本維新の会県3区支部長 首班指名があり、所信表明演説で政策パッケージが打ち出されるので、まずはその内容を見定め、日本維新の会の方針や対案など政策論とあわせ、政治姿勢とともに有権者の理解を求め、いつ選挙になっても正々堂々と戦い、支持を広げたい。
曽田聡・公明党県本部幹事長 (石破氏は)政治経験も豊富で、ブレのない考え方が見て取れた。鳥取県出身の総裁として、地方を元気にしてもらいたい。より強固な自公連立を続けるため、自公連立の信を問い、民意を問う総選挙は年内のなるべく早い時期に行うことを期待している。
吉田貞好・共産党県委員長 石破氏は持論として憲法9条2項を削除し、自衛隊を国防軍にせよと主張する党内きっての改憲タカ派。総裁選では自衛隊明記論で9人が足並みをそろえたが、戦争のための国づくりをさらに進める危険な人物。共産党は次の総選挙で正面から対決していく。
大内一也・国民民主党県連代表 まずはしっかり政権運営、特に能登半島の震災復興、今回の豪雨災害の対応に当たっていただきたい。国民民主党もその点はしっかり協力し、他の政策については是々非々で議論を進める。解散・総選挙となればわが党の政策を訴え、正々堂々と戦っていく。
佐々木明美・社民党県連合代表 新総裁が誕生したようだが、期待は何もなし。私たちは憲法を活かした平和・外交・人権尊重政治、大企業優遇税制を改正し最低賃金1500円、税金は日々の暮らし対策最優先などを追求する。市民と立憲野党の連携共闘を協調性をもって取り組む。
404
:
OS5
:2024/09/30(月) 09:16:47
牧原秀樹はvs枝野幸男で一度も小選挙区で勝てていない。
現職大臣の落選するとすれば彼くらいか?
他は選挙強い もしくは比例上位見込み
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