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国際政治・世界事情(その2)

1とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:17

国際政治・世界事情(その1)…前スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/l50

地域別スレ>>2

2とはずがたり:2014/05/26(月) 19:37:50
欧州情勢・西洋事情
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401097607/l50
大中華的世界…中国・東南アジアスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/l50
ロシア・韃靼・ユーラシアスレ…ロシア・東欧スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1399200577/l50
スーフィズムスレ…アラブ・イスラム綜合スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1074494057/l50
米国スレ…北米(主に米加)スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1071749960/l50
インド・天竺・中洋スレ…インド周辺
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1401100331/l50

从ってここはインターコンチネンタルな話題と南米・アフリカ・オセアニアぐらいか?
一転して過疎スレになりそうな。。

3とはずがたり:2014/05/26(月) 20:44:39
武装組織、北部都市制圧か=政府軍と激しい戦闘−マリ
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201405/2014052200056&rel=j&g=int&relid=1_1

 【パリ時事】西アフリカ・マリの北部キダルで21日、北部の分離独立を要求する遊牧民トゥアレグ人の武装組織「アザワド解放国民運動(MNLA)」と政府軍の激しい戦闘があり、政府軍の兵士数人が死亡したもようだ。MNLAはこの戦闘を通じて「キダル全域を制圧した」と宣言した。AFP通信が報じた。(2014/05/22-05:57)

4チバQ:2014/05/26(月) 22:08:01
http://mainichi.jp/select/news/20140526k0000e030153000c.html
コロンビア:大統領選 元財務相と現職が6月に決選投票
毎日新聞 2014年05月26日 09時34分

 【サンパウロ朴鐘珠】南米コロンビアで25日、任期満了に伴う大統領選が投開票された。候補者5人のうち得票が過半数に達した者はおらず、元財務相と現職の上位2人が6月15日の決選投票に進むことになった。

 現地報道によると、開票率99.72%の時点で首位は野党・民主中道運動党の右派、オスカル・スルアガ元財務相(55)=得票率29.27%。2位は与党・全国統一社会党の中道右派で現職のフアン・サントス大統領(62)=同25.65%。

 両候補はウリベ前政権で同時期に閣僚を務め、開放経済重視の点で政策に大差はない。ただ、サントス氏は大統領就任から2年後の12年10月に左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)との和平交渉に乗り出したが、スルアガ氏は強硬路線をとるべきだとの立場だ。

5チバQ:2014/05/26(月) 22:08:47
http://mainichi.jp/select/news/20140526k0000e030193000c.html
ローマ法王:エルサレム 東西教会…対話と和解の共同宣言
毎日新聞 2014年05月26日 11時54分(最終更新 05月26日 11時59分)


キリスト教東方正教会コンスタンチノープル総主教のバルトロメオ1世(右)と手をとり合うフランシスコ・ローマ法王=エルサレムの聖墳墓教会で2014年5月25日、AP
拡大写真 【エルサレム福島良典】中東歴訪中のキリスト教ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は25日、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の聖地エルサレムを訪れ、11世紀にカトリックがたもとを分かったキリスト教東方正教会の精神的支柱であるコンスタンチノープル総主教、バルトロメオ1世と会談した。両者は中東におけるキリスト教徒の窮状に懸念を表明し、宗教間の対話と和解を呼びかける共同宣言に調印した。

 カトリックと正教会はキリスト教の正統性を巡って長年、対立してきたが、1964年にローマ法王・パウロ6世とアテナゴラス・コンスタンチノープル総主教がエルサレムで和解の会談に臨み、対話が始まった。今回のエルサレム合同巡礼は会談から50周年を記念するのが主目的で、バルトロメオ1世が昨年3月、フランシスコ法王に提案していた。

 法王と総主教は共同宣言でエジプト、シリア、イラクなどで紛争や宗教対立のために迫害されているキリスト教徒の安全を祈願し、イスラム教徒などを念頭に「平和を達成できるのは、対話と寛容、和解だけだ」と訴えた。両者はイエス・キリストが十字架にかけられた「ゴルゴダの丘」の上に建てられたとされる聖墳墓教会でキリスト教各派の聖職者と共に祈りをささげた。

 総主教報道官は毎日新聞の取材に「法王と総主教は世界の人口の約20%にあたる約15億人の信徒を率いる指導者だ。両者が神学上、文化面の障壁を取り除くことで、パレスチナやウクライナにおける東西教会の係争に好影響が及ぶ」と指摘する。

 法王はエルサレム入りに先立ち、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムの難民キャンプを訪問し、子どもたちと面会。ベツレヘムからイスラエル・テルアビブにヘリで移動し、空港で歓迎式典に臨んだ。歓迎式典で法王はベルギー・ブリュッセルのユダヤ博物館で起きた銃乱射事件を「反ユダヤ主義の憎悪犯罪」と非難した。

6チバQ:2014/05/27(火) 22:05:52
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140527/amr14052712200007-n1.htm
反政府組織「謎の指導者」退く メキシコ
2014.5.27 12:20
 メキシコ先住民の諸権利などを訴える反政府組織「サパティスタ国民解放軍」(EZLN)の事実上の最高指導者マルコス副司令官は26日までに、指導者の座を退き、今後は「ガレアノ副司令官」が後を引き継ぐとの声明を出した。メキシコ紙などが報じた。

 マルコス副司令官は公の場では目出し帽をかぶるなど素顔を見せず、謎の人物とされてきたが、メキシコ政府は元大学教授のラファエル・セバスティアン・ギジェン氏だと明らかにしている。AP通信は、マルコス氏が「ガレアノ」に名前を変えて指導者であり続ける可能性を指摘した。

 EZLNは1994年に武装蜂起、2005年に武装闘争を停止した。(共同)

7チバQ:2014/05/27(火) 22:31:13
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140527-00000018-mai-socc
<サッカーW杯>ブラジル代表バス足止め 抗議市民取り囲む
毎日新聞5月27日(火)10時35分
ブラジル代表の選手一行が乗ったバスを取り囲む市民たち=2014年5月26日、AP
 【サンパウロ朴鐘珠】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する開催国ブラジル代表が26日、合宿のためバスでリオデジャネイロ近郊のキャンプ地に出発しようとしたところ、W杯の開催に抗議する市民が選手の乗ったバスを取り囲む騒動が起きた。負傷者は出なかったものの、大会中の警備態勢に不安を残した。
 地元報道によると、ブラジル代表の選手一行が乗ったバスは、リオ国際空港近くのホテルを出たところで、道路を封鎖して待ち構えていた約200人の公立学校の教員に取り囲まれた。教員たちは「W杯なんていらない」と書いたシールをバスの車体に張りつけ、車体をたたきながら「(エースストライカーの)ネイマールより教育者の方が価値がある」と声を上げた。教師らは待遇改善を求めて今月12日からストライキを続けており、警官隊に誘導され走り去る選手のバスに罵声を浴びせた。

 W杯を巡っては、大会予算に充てられた莫大(ばくだい)な税金を無駄遣いだと反発する市民も多く、6月12日の開幕が近づいた今も国内各地で抗議のデモやストライキが頻発している。政府はW杯期間中の警備に神経をとがらせるが、抗議の広がりを抑える効果的な対策はない。

8チバQ:2014/05/28(水) 23:36:24
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014052802000241.html
ブラジルW杯 不安の種 先住民も反対デモ 警官に矢
2014年5月28日 夕刊

 【ニューヨーク=長田弘己】ブラジルの有力紙フォリャ・ジ・サンパウロ(電子版)によると、首都ブラジリアで二十七日、六月十二日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)に反対する市民のデモがあり、デモに合流した先住民が警察官に矢を放つなどの衝突があった。負傷者の有無など詳細は不明。

 先住民グループは、開発で土地が強制収用されたことなどを政府に抗議するために国会前に集まり、一部は屋根の上に登ろうとした。その後、W杯に反対する複数の団体と合流。計六百五十人のデモ隊がW杯の競技場近くまで行進し、警察官が行く手を阻もうと催涙弾を投げた。これに対し先住民らは石を投げたり、警察官が乗る馬に向けて矢を放ったりして応戦し、付近は一時騒然となった。

 さらにW杯の開催地の北東部サルバドルでもこの日、バス運転手の労働組合による賃上げストライキがあり、地元政府は代替の交通手段の用意など対応に追われた。

9チバQ:2014/06/02(月) 20:21:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3016483
ナイジェリアのサッカー場で爆弾攻撃、40人死亡
2014年06月02日 07:44 発信地:カノ/ナイジェリア
【6月2日 AFP】ナイジェリア北東部アダマワ(Adamawa)州の町ムビ(Mubi)で1日、サッカーの試合に集まった人々を狙った爆弾攻撃があり、少なくとも40人が死亡した。警察官と看護師が明らかにした。同町は以前からイスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の攻撃を受けている。

 匿名を条件に取材に応じた地元警察官は「今日(1日)の夜、サッカー場で爆弾が爆発し、これまでに40人以上が死亡した」と語った。

 ムビ総合病院の看護師も警察官の証言を確認した。ただ、事件についてメディア関係者に語ることを許可されていないとして、同看護師も匿名を希望した。

 同警察官によると、爆発は午後6時半(日本時間2日午前2時半)ごろに発生。地元クラブの試合を観戦した後、サッカー場を去ろうとしていたファンらが標的となった。

 死傷者の中に選手が含まれているかは今のところ不明。警察官と看護師は、犠牲者の大半は観客とみられると話している。

 政府軍は現在、ボコ・ハラムが5年前から続ける反乱行為を阻止しようと奮闘しており、アダマワ州を含む北東部3州は1年以上にわたり非常事態下にある。

 同州は他の北東地域と比べてボコ・ハラムによる攻撃が遥かに少ないが、ムビでは2012年10月、学生寮への襲撃により数十人が殺害される事件が起きている。

 ボコ・ハラムは、スポーツ施設や世俗主義のカリキュラムを教える学校は西洋文化の産物だとして、これらを標的にした攻撃を繰り返している。

 今回の事件もボコ・ハラムの関与が疑われているが、ナイジェリア東部では過去にボコ・ハラムとは無関係とみられる宗教間対立によるサッカー場への攻撃も起きている。(c)AFP

10チバQ:2014/06/02(月) 20:23:35
http://www.afpbb.com/articles/-/3016236
国境フェンス乗り越え500人不法入国、北アフリカのスペイン領
2014年05月29日 13:22 発信地:マドリード/スペイン

【5月29日 AFP】北アフリカのモロッコと国境を接する地中海に面したスペイン海外領土メリリャ(Melilla)で28日未明、約500人のアフリカ人移民がモロッコ側から3重フェンスを乗り越えて不法入国した。メリリャでの不法入国の例としては、過去10年間で最大規模という。

 メリリャはアフリカ人の不法移民にとって唯一陸路での欧州への玄関口となっている港湾都市。モロッコとの国境には海岸沿いまで11キロメートルにわたってフェンスが設けられている。

 当局によれば、28日未明に少なくとも1000人がフェンスを乗り越えようと試み、約500人が不法入国に成功したとみられる。スペインの治安警察が公開したビデオ画像には、多数の若い男性が、一部倒壊した高さ7メートルの内側のフェンスを乗り越える様子が映っている。

 当局は国境フェンスを人が登れないタイプに変更する作業を急ぐ一方、警官100人を増員して不法入国の阻止に努める方針だという。

 モロッコ当局によれば、同日未明は5つのグループに分かれた約1500人が不法入国を試みたという。その際、移民たちは警告を聞き入れず投石するなどしたため、治安部隊員4人が負傷したという。

 メリリャには480人を収容できる移民センターがあるが、ここ数か月でアフリカ人移民が急増したことから、収容者数は約2000人に達している。3月18日にもおよそ1000人の移民が霧にまぎれてフェンスを乗り越えようとし、500人ばかりが不法入国に成功している。(c)AFP/Elodie CUZIN

11チバQ:2014/06/08(日) 18:45:53
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140607/amr14060715270004-n1.htm
デモ長期化、続く弾圧 ベネズエラ、40人超死亡
2014.6.8 01:45 [米国]

5月14日、ベネズエラの首都カラカスで、治安当局と衝突するデモ隊(AP)
 南米ベネズエラで、2月上旬に始まった反米左翼マドゥロ政権に対する学生らの抗議活動が長期化の様相を呈している。政府側は活動拠点となっている広場などの制圧を進めて徹底弾圧の構えを崩さず、野党側も話し合いに応じていない。

 検察当局などによると、7日までの衝突で、デモ隊側と警察側双方の40人以上が死亡、700人以上が負傷した。当局はデモに参加した学生ら数千人を拘束した。司法当局は6月5日、デモを扇動したとして2月に警察が拘束した野党指導者の裁判開始を決定。有罪になれば最大で禁錮10年の刑に処せられ、野党側には打撃となる。指導者は扇動を否定している。

 5月8日未明には、学生らが占拠した広場のテント村を警察隊が急襲。学生側が抵抗し、警官1人が撃たれて死亡したほか、別の警官3人が負傷した。政府はテント村から迫撃砲や爆発物のほか、麻薬を押収したとしている。(共同)

12チバQ:2014/06/08(日) 19:01:41
http://mainichi.jp/select/news/20140607k0000m030155000c.html
モザンビーク:「児童婚」貧困の連鎖 男女の格差助長
毎日新聞 2014年06月07日 00時41分(最終更新 06月07日 01時09分)
 国連や国際NGO(非政府組織)が発展途上国で、18歳未満での婚姻(児童婚)の撲滅活動を進めている。低年齢での妊娠が女性の学ぶ機会を奪い、男女格差や貧困の拡大につながると考えられているためだ。英国政府も7月、国際会議を開き反児童婚機運を盛り上げる。児童婚の多いアフリカ南部モザンビークから実態を報告する。【同国中部ザンベジア州で小倉孝保】

 ザンベジア州の州都ケリマネから未舗装道路を車で1時間。ニコアダラの公立病院産科病棟には約50人の妊婦が列を作っていた。同病院によると、1日40人の診察が限界だ。

 タニア・ジャイメさん(14)は小学7年生。妊娠7カ月とみられるが、病院での診察はこの日が初めてだ。自宅から病院までは自転車で約1時間。前日も朝7時に来院したが、すでに診察待ちの女性が多かったため、改めてこの日午前6時に病院に来た。

 ジャイメさんはおなかの赤ちゃんの父親である大工(17)と一緒に暮らす。「父さんも、母さんも私の妊娠について特段、何も言いません」とジャイメさんは笑顔で言う。母も13歳ごろ、ジャイメさんを身ごもった。ニコアダラで児童婚は珍しくなく、ジャイメさんのクラスでも子供を産んだ生徒が3人、妊娠している生徒がジャイメさん以外に2人いる。

 都市から離れるほど児童婚は増える。同州バジョネはニコアダラから車でさらに4時間ほど行った小さな村だ。電気も届いていない。公立タパタ診療所を訪ねる。看護師に診察データを調べてもらった。5月1〜20日に妊娠の診察を受けた女性のうち13歳以下が13人、14歳が7人。児童婚は実に一般的だ。

 フランシス・フェルナンドさんも農業を営む男性との間に2歳の長男、生まれたばかりの長女がいるうえ、現在、3人目を妊娠中だ。自分の年齢は「わからない」と言うが、地元の住民によると15〜16歳らしい。

 フェルナンドさんの場合、長男の出産で小学校を中退したため文字は読めず、公用語(ポルトガル語)を話すことさえできない。「子供が欲しかったわけではないが、避妊法を知らなかった」とフェルナンドさんは現地の部族語で話した。

 モザンビークの法律は男女とも18歳未満の結婚を禁じている。このため、ジャイメさんやフェルナンドさんは法的には結婚していない。あくまで事実婚である。児童婚の背景には、弊害や家族計画についての知識がない▽伝統的習慣になっている▽娯楽がなく、低年齢から性的行為に走りやすい−−などの事情がある。

 児童婚の多くは低年齢での妊娠がきっかけになっている。このため、女性が学校に通えず学ぶ機会を奪われる▽極端な多産傾向が強く、母体の健康が損なわれる−−などの弊害が指摘されている。学校教育を受けられず結果的に文字を読めない女性が増え、社会的な男女格差を助長し、女性が貧困から抜け出せないという悪影響もある。

 国際NGO「国際家族計画連盟(IPPF、本部ロンドン)」は各加盟協会を通じ児童婚撲滅に取り組んでいる。モザンビークでは加盟協会「家族保護協会(AMODEFA)」のスタッフやボランティアが小さな村を訪ね学校、診療所で児童婚の弊害を説明し避妊法を教えたり、避妊具や避妊薬を無料配布したりしている。

 交通・通信事情の悪さが、スタッフ訪問の障害になり問題解決にはインフラ整備も必要だ。同州マガンジャデコスタのゴンザガ市長(57)は「貧困の連鎖を断ち切るため児童婚をなくしたい。ただ、地元の習慣でもあり撲滅は容易ではない。国際社会の協力が必要だ」と語る。

 国連児童基金(UNICEF)が昨年発表した報告によると、途上国に住む20〜24歳の女性のうち、18歳未満で結婚したのは全体のおよそ3分の1に当たる約4億人。サハラ以南のアフリカと南アジアに集中している。日本政府は昨年5月、IPPFとの戦略的パートナーシップ覚書に調印しアフリカでの自発的家族計画促進を支援している。

13チバQ:2014/06/09(月) 20:47:19
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014060900636
ローマ法王、国際政治に影響力=平和や貧困問題で存在感
8日、バチカン市でイスラエル、パレスチナ首脳と共に「平和祈願」の式典に臨むフランシスコ・ローマ法王(AFP=時事) 【バチカン市時事】フランシスコ・ローマ法王が外交の舞台で目立っている。平和を願い、貧者に寄り添うひたむきな姿勢は人々の心をつかみ、メッセージは世界に響く。大スター並みの人気を誇る法王には政治指導者が相次いで面会、その存在感は国際政治に影響を及ぼしている。
 かつて反共を唱えたヨハネ・パウロ2世が、東西冷戦の終結に重要な役割を演じたように、世界で10億人を超える信者を抱えるカトリックの頂点に立つローマ法王の動向は注目されてきた。フランシスコ法王もその例に漏れない。
 「無益な軍事的解決を脇に置くよう切に願う」−。2013年9月にロシアのサンクトペテルブルクで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会議。米国が検討していた対シリア空爆が最終的に回避されたのは、討論の途中で読み上げられた法王の書簡が寄与したとされる。
 世界の政治指導者や大企業トップが集う今年1月のダボス会議では、「勝ち組」の影で日々の食にも困る「負け組」がいることを忘れてはならないと警告。有力者として米誌タイムの表紙を飾った法王は、異例のメッセージで存在感を示した。
 これまでにフランシスコ法王は地元である欧州各国の首脳、オバマ米大統領やロシアのプーチン大統領らと会談。安倍晋三首相も6日に初めて面会した。米外交専門誌は、法王が外交で決定権は持たないまでも「正義と平和の実現へ世界を導くことはできる」と分析する。(2014/06/09-17:11)

14チバQ:2014/06/10(火) 21:53:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140610/mds14061016380002-n1.htm
過激派ボコ・ハラム、女性20人拉致か ナイジェリア北東部
2014.6.10 16:38
 AP通信によると、ナイジェリア北東部ボルノ州でイスラム過激派ボコ・ハラムとみられる武装集団が10日までに、遊牧民を襲撃、少なくとも20人の女性を拉致した。4月に200人以上の女子生徒が拉致された現場の近くだったという。

 地域の自警団の男性によると、武装集団は5日、遊牧民の集落から女性らを拉致し、それを止めようとした男性3人も連れ去った。

 一方、ナイジェリア軍は9日、北東部でボコ・ハラムの構成員約50人を殺害したと発表した。(共同)

15チバQ:2014/06/12(木) 20:25:42
http://mainichi.jp/select/news/20140612k0000m030046000c.html
南スーダン:暫定政府発足、反乱軍と合意…大統領
毎日新聞 2014年06月11日 19時49分

 【ヨハネスブルク服部正法】事実上の内戦状態にあるアフリカ東部・南スーダンのキール大統領と、反乱軍を率いるマシャール前副大統領が10日、エチオピアの首都アディスアベバで会談し、停戦と60日以内の暫定政府発足で合意した。英BBC放送などが報じた。

 東アフリカの地域機構「政府間開発機構(IGAD)」が仲介した。両陣営は今年1月と5月にも停戦合意しているが、戦闘の完全停止には至っておらず、楽観はできない。

 キール、マシャール両氏の権力闘争から昨年12月、首都ジュバで政府軍とマシャール氏を支持する軍の一部勢力が衝突。キール氏の出身民族ディンカ人とマシャール氏のヌエル人の民族対立にも発展し、内戦状態となった。

16チバQ:2014/06/12(木) 20:35:23
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140612/erp14061210140008-n1.htm
同性愛政策の質問が殺到、国連総会議長選出のウガンダ外相 「私はふさわしい」
2014.6.12 10:14
 国連総会(193カ国)は11日、9月から1年間の総会議長にアフリカ東部ウガンダのクテサ外相を全会一致で選出した。

 ウガンダでは2月、同性愛行為に最高で終身刑を科せる法律が成立しており、同国の政府要人であるクテサ氏について「人権面で資格を欠いている」(国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ)と批判も出ていた。

 選出後の記者会見では同法に関する質問が続出。クテサ氏は「私は同性愛を嫌悪していない。(私は議長に)ふさわしい人物だと思う」と反論した。

 総会でのスピーチでは来年が国連創設70周年に当たると指摘し、時代の変化に対応するため安全保障理事会の改革などに取り組む決意を示した。(共同)

18チバQ:2014/06/16(月) 18:47:58
http://mainichi.jp/select/news/20140616k0000e030125000c.html
コロンビア:大統領選 サントス氏再選…決選投票で
毎日新聞 2014年06月16日 11時18分(最終更新 06月16日 15時26分)

 【サンパウロ朴鐘珠】南米コロンビアで15日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、中道右派のフアン・サントス大統領(62)が再選された。反政府ゲリラ対策が争点になった選挙で、和平交渉推進派のサントス氏が支持を集めた。同氏は2010年8月に現職に就任。2期目の任期は4年間。

 即日開票の速報値(開票率100%)によると、サントス氏の得票率は50.95%。右派の野党、オスカル・スルアガ元財務相(55)は45.00%だった。

 5月25日の第1回投票には5人が立候補し、スルアガ氏が最多の得票率29%を獲得。サントス氏は26%だった。スルアガ氏は、反政府ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)と和平交渉を進める現政権を弱腰だと批判し、FARCの武装解除を交渉継続の条件にすべきだと主張していた。

 コロンビアでは半世紀にわたり政府とゲリラの内戦が続いており、治安改善を望む世論が強い。第1回投票で落選した和平交渉推進派の候補の票がサントス氏に流れ、決選投票での逆転につながったとみられる。また、サントス氏は今月10日、FARCに次ぐ規模のゲリラ、民族解放軍(ELN)とも和平交渉を始めたと発表していた。

19チバQ:2014/06/16(月) 18:50:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3017838
コロンビア大統領選、FARC和平交渉推進の現職サントス氏が再選
2014年06月16日 14:24 発信地:ボゴタ/コロンビア
【6月16日 AFP】南米コロンビアで15日、任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われ、現職のフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領(62)が接戦を制して再選を果たした。

 選挙管理委員会の発表によると、中道右派のサントス大統領の得票率は50.95%で、より保守色の濃いオスカル・イバン・スルアガ(Oscar Ivan Zuluaga)元財務相(55)の45%を上回った。

 サントス大統領は1期目の任期中、半世紀にわたる左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(Revolutionary Armed Forces of Colombia、FARC)」との「内戦終結」を公約に掲げ、和平交渉を率いてきた。一方のスルアガ氏は長く和平交渉に反対の立場を取ってきた人物で、今回の選挙でも「刑事免責なし」を掲げ、もっと厳しい条件での対応を主張していた。

 対FARC和平交渉の是非を国民に問う形となった今回の大統領選だが、「紛争の終結か、終わりなき紛争か」の選択を迫ったサントス大統領が、より多くの国民の支持を集めた。アンデス大学(University of the Andes)の政治アナリスト、フェリペ・ボテロ(Felipe Botero)氏は、「国民は和平交渉の継続を望んでサントス氏に投票した。必ずしも1期目の政策全般を支持したわけではない」と述べている。

 コロンビアでは過去50年に及ぶ紛争で22万人以上が死亡し、500万人が住む家を追われている。(c)AFP/Alina DIESTE

20チバQ:2014/06/16(月) 22:51:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3017845
ケニア沿岸の町を武装勢力が襲撃、アルシャバーブか 49人死亡
2014年06月16日 19:39 発信地:モンバサ/ケニア


【6月16日 AFP】(一部更新、写真追加)ケニア西部の沿岸の町ムペケトニ(Mpeketoni)が15日夜、黒い旗を掲げたイスラム武装勢力とみられる50人ほどの集団の襲撃を受け、地元当局によると少なくとも49人が死亡した。住民の証言によれば、武装集団はまず警察署を襲撃し、続いて市民に向けて無差別に発砲したという。

 撃たれた民間人の中には、ホテルや地元のバーでサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)をテレビ観戦していた人たちもいたという。

 ケニア軍のエマニュエル・チルチル(Emmanuel Chirchir)報道官(少佐)は、武装勢力について国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のソマリアのイスラム過激派組織アルシャバーブ(Shebab)の可能性が高いと語った。

 襲撃が始まったのは午後8時ごろで、地元当局者やケニア軍によると約50人の武装集団が車3台に分乗して現れ、市内各所で人々に向かって発砲し始めた。ホテルやレストラン、銀行、自治体庁舎などが放火されたという。集団は黒いアルシャバーブの旗を掲げ、ソマリ語で話し「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。ムペケトニでは激しい銃撃戦が16日未明まで続いたが、明け方以降は静けさを取り戻している。

 AFPの取材に応じた地元女性(38)は、武装集団が自宅に押し入って来たと証言した。女性は夫と共に寝室に隠れていたが見つかってしまい、夫は居間に連れ出されて金を出すよう要求されたという。夫は金を渡したが、直後に至近距離から射殺されたという。「彼らは私に、アルシャバーブを知っているかと尋ねた。それから、ケニア政府がソマリアから軍を撤退させないので、私たちを未亡人や孤児にしてやるため来たと語った」と、この女性は話した。

 ムペケトニは、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されている古代建造物群があり観光客が多く訪れるラム(Lamu)島から南西約30キロに位置し、ケニア沿岸部の主要道路が通る流通の中心地。(c)AFP

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21チバQ:2014/06/17(火) 21:19:58

207 名前:チバQ 投稿日: 2014/06/17(火) 21:18:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140617/mds14061709460010-n1.htm
残る血だまり、焼け焦げた車…過激派襲撃に募る恐怖 ケニア、49人殺害の現場
2014.6.17 09:46

16日、ケニア・ムペケトニで武装集団に放火された宿泊施設と焼け焦げた車両(共同)
 ソマリアのイスラム過激派アッシャバーブの武装集団が15日夜、ケニア東部ラム郊外ムペケトニを襲撃して49人を殺害し、市民は犯行の激化に恐怖を募らせている。現場では半日以上たった16日も焼け焦げた車から煙がくすぶり、通りには血だまりの跡がいくつも残っていた。

 「怖くて外に出られなかった」。父が経営する宿泊施設にいたガブリエル・ムワウラさん(18)が振り返った。近くで隠れていた父(64)は外から銃弾を受け、死亡した。

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に指定され、外国人観光客も多いラム島の南西約20キロ。武装集団は男性だけを狙い、名前を尋ねた上でキリスト教にゆかりのある名前だと射殺したという。遺体は大通りに並べた。犯行声明では、イスラム教徒を抑圧するケニア政府への報復だと主張した。(共同)

22チバQ:2014/06/17(火) 21:22:14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140617/erp14061718290005-n1.htm
国連人権高等弁務官にフセイン氏選出
2014.6.17 18:29

ヨルダンのザイド・フセイン国連大使=2013年9月(AP)
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会(193カ国)は16日、8月末に退任するピレイ国連人権高等弁務官の後任にヨルダンのザイド・フセイン国連大使を選出した。アラブ諸国から選出されるのは初めて。

 任期は4年。内戦下にあるシリアの人権問題などをめぐって指導力を発揮することが期待される。フセイン氏はヨルダンの王族メンバー。2007〜10年に駐米大使を務めた。

23チバQ:2014/06/19(木) 23:42:04
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140619/mds14061910020006-n1.htm
大統領に否定され過激派が念押しの犯行声明 ケニア東部の襲撃事件
2014.6.19 10:02
 ケニア東部で15、16両日に計60人以上が死亡した2件の襲撃事件について、隣国ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブは18日、再び犯行声明を出した。フランス公共ラジオが伝えた。

 16、17両日に出した犯行声明をケニアのケニヤッタ大統領によって否定されてしまったため、念押しの声明を出す異例の展開となった。

 大統領は17日のテレビ演説で「地元の政治ネットワークが関わったことを示す証拠がある」との見解を表明。対立関係にあるオディンガ前首相の関与を示唆したとみられ、欧米メディアの間では治安悪化で批判を浴びる大統領が責任回避を図った発言との見方も出ている。

 オディンガ氏は18日に首都ナイロビで記者会見を開き「捜査に支障を来す」とケニヤッタ氏の発言を非難した。(共同)

24チバQ:2014/06/21(土) 12:49:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3018166
大統領の「居眠り」放映、ウガンダ民放局に取材禁止処分

2014年06月19日 11:13 発信地:カンパラ/ウガンダ

【6月19日 AFP】ウガンダ政府は18日、ヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Museveni)大統領が議会で「居眠り」する様子を放送した同国の主要テレビ局NTVウガンダ(NTV Uganda)に対し、大統領の取材を禁止する処分を下した。

 政府の広報関係者はAFPに対し、「大統領は瞑想をする習慣があり、NTVはそれを知っている。それにもかかわらず、大統領が居眠りをしていたと放送したのだ」と話した。

 政府報道官もまた、NTVウガンダに対する処分を行ったことを認めた上で、同局は「プロ意識に欠け、偏向した報道を行った」と指摘。さらに、「無期限の取材禁止ではなく、考える時間を取らせるための一時的な処分だ」と付け加えた。

 NTVはネーション・メディア・グループ(Nation Media Group)の傘下にあり、アフリカ中部と東部で最大の独立系メディア。(c)AFP

25チバQ:2014/06/23(月) 21:07:48
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014062300076
現職が大差で勝利=モーリタニア大統領選
モーリタニア大統領選で再選を決めたアブドルアジズ大統領=21日、ヌアクショット(AFP=時事) 【ロンドン時事】西アフリカのモーリタニアで行われた大統領選挙の暫定結果が22日、発表され、現職のアブドルアジズ大統領が他の候補を圧倒的大差で破り、再選された。任期は5年。
 野党の多くは投票のボイコットを呼び掛けていたため、事前の世論調査でもアブドルアジズ氏の再選が確実視されていた。選挙管理委員会によると、同氏の得票率は約82%、投票率は約56%。(2014/06/23-08:30)

26チバQ:2014/06/24(火) 22:09:00
http://mainichi.jp/select/news/20140625k0000m030092000c.html
スーダン:「背教の罪」で死刑判決の女性を釈放決定
毎日新聞 2014年06月24日 20時55分

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部スーダンの上級裁判所は23日、イスラム教からキリスト教への改宗が「背教の罪」に当たるとして死刑判決を受けた女性について、下級審の判決を取り消し、女性を釈放する決定を下した。ロイター通信などが伝えた。

 イスラム教徒が多数派のスーダンでは、1983年からシャリア(イスラム法)に基づく統治が行われる。イスラム教からの改宗は死刑が科せられ、イスラム教徒の女性が異教徒の男性と結婚することも許されない。

 首都ハルツームの下級裁が先月15日、キリスト教徒男性と結婚したメリアム・イブラヒムさん(27)に対し、改宗者として死刑判決を出し、異教徒と性的関係を持ったとして、むち打ち100回の刑も言い渡していた。

 イブラヒムさんは、スーダン人でイスラム教徒の父とエチオピア出身のキリスト教徒の母の間に生まれた。幼児期に父と離れたため、母の元でキリスト教徒として育ったが、イスラム教徒と見なされたらしい。

 欧米や人権団体を中心にした、今回の死刑判決に対する国際的な批判の高まりを受け、スーダン司法当局が判決取り下げを決めたと見られる。

27チバQ:2014/06/29(日) 15:40:17
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140629/amr14062900250001-n1.htm
副大統領を汚職の疑いで訴追 アルゼンチン

2014.6.29 00:25


 アルゼンチン司法当局は27日、同国の紙幣を印刷する会社の経営権を秘密裏に取得し、不正に利益を得た疑いがあるとして、現職のブドゥ副大統領を汚職などの疑いで訴追したことを明らかにした。

 アルゼンチンは、2001年のデフォルト(債務不履行)時の債務返済をめぐって米裁判所が同国に一部ファンドへの残存債務全額返済を命じたことから再デフォルトに陥る可能性が指摘されており、現職副大統領の訴追はフェルナンデス政権に打撃になりそうだ。

 地元メディアによると、アルゼンチンで現職副大統領が訴追されたのは初めて。ブドゥ氏は経済財務相だった10年、紙幣を印刷する権利を取得した印刷会社を関係者に買収させ、不正に利益を得た疑い。金額は明らかにされていない。ブドゥ氏は拘束されておらず、疑惑を否定している。(共同)

28チバQ:2014/06/29(日) 16:08:20
http://www.cnn.co.jp/world/35050083.html
世界脆弱国家ランキング、南スーダンが最も脆弱

2014.06.28 Sat posted at 12:09 JST
(CNN) 米首都ワシントンに拠点を置く非政府組織「平和基金会」が毎年発表している世界で最も脆弱(ぜいじゃく)な国家ランキングで、南スーダンが首位となった。

米国は、脆弱国家ランキングで178カ国中159位、「大変安定している」国ランキングでもフランスや英国を上回ったが、過去1年間に最も悪化した国の1つに挙げられた。

平和基金会の脆弱国指数およびランキングは、人口圧力、貧困、経済的衰退、人権、政治的行き詰まりなど、社会、経済、政治に関する12の指標を基に作成されている。

脆弱国指数は昨年まで失敗国指数と呼ばれていた。昨年まで6年連続で首位だったソマリアは2位に後退。3位以下は、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、スーダン、チャド、アフガニスタン、イエメン、ハイチ、パキスタンと続き、内戦が続くシリアは15位にランクされた。

また過去1年に最も改善が見られた国ランキングでイランが首位となった。その理由として、平和基金会は「最近の政治的、社会的混乱の後」やや安定したため、と説明している。

一方、過去1年間に最も悪化した国ランキングでフランスが7位にランクされた。平和基金会は「政治的、経済的低迷が主な理由」としている。首位は内戦が泥沼化し、暴力や残虐行為が横行している中央アフリカ共和国で、米国はシンガポール、タイとともに8位にランクされた。平和基金会は理由として、議会の混乱や昨年の政府機関の一部閉鎖を挙げている。

29チバQ:2014/06/29(日) 20:15:55
http://mainichi.jp/select/news/20140628k0000e040231000c.html
仏領ポリネシア:核実験被害者の碑「撤去反対」署名広がる
毎日新聞 2014年06月28日 15時00分

 フランスが核実験を繰り返した南太平洋の仏領ポリネシアで、核実験被害者の「記念碑」を取り去る計画が持ち上がり、被害者団体が撤回と永久保存を求める署名を呼びかけている。現地の風習に基づき各地の石が敷き詰められた記念碑には、広島、長崎両市の爆心地近くの石も置かれており、署名は国内にも広がりつつある。

 記念碑は2006年、被害者団体「モルロア・エ・タトゥ(ムルロアと私たち)」が、首都パペーテ市(タヒチ島)の海岸公園内の土地を借りて設けた。自然石が6メートル四方に敷き詰められ、近くに金属パネルで核実験と被ばく被害の事実が記されている。

 太平洋諸国では、訪問先への敬意と友情の印として自分の島の石を贈る風習があり、記念碑には米国の核実験場となったマーシャル諸島など各地の石が多数埋め込まれた。09年には、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の奥村英二事務局長(75)が現地を訪れ、長崎と広島の石を贈った。11年、当時のポリネシア大統領がこの地区を、ポリネシアで最初の核実験が行われた日にちなんで「1966年7月2日広場」と名付けている。

30チバQ:2014/06/29(日) 20:16:32
 しかし、真下俊樹・埼玉大学非常勤講師によると、現在のポリネシア大統領らが観光開発のため、モルロア・エ・タトゥに対する土地の使用許可を取り消すことを、今月11日に閣議決定した。モルロア・エ・タトゥが反発して、取り壊し撤回を求めるインターネット署名を呼びかけ、22日には大学生ら1000人がデモに参加したという。

 奥村さんは「長崎・広島の苦しみと、ポリネシアの苦しみは一緒だと現地で訴えた。石を通じて絆を強めていくことが、核廃絶につながるという思いもあった。撤去の動きには憤りを感じる」と話す。署名は、被爆者や市民運動家ら日本人290人を含む約3000人分が集まっている。

31チバQ:2014/06/29(日) 20:17:04
 仏は66〜96年、ポリネシアのムルロア環礁周辺で193回の核実験を実施した。

32チバQ:2014/06/29(日) 20:17:16

 インターネット署名の日本語ページは、
【大島秀利】

 ◇フランスの核実験被害

 仏は1960〜96年にアルジェリアのサハラ砂漠と南太平洋の仏領ポリネシアで計210回の核実験を実施した。実験に従事した仏兵士や民間作業員の約15万人が被ばくした可能性があり、うち作業員5000人はポリネシア人とされる。仏政府は甲状腺がん多発と実験の関係を否定していたが、2009年に影響を認めた被害者補償法が成立した。

33チバQ:2014/06/29(日) 20:19:10
↑ >インターネット署名の日本語ページは
の先に記載のあるURLがNGワードで引っかかりました

34チバQ:2014/06/30(月) 22:14:16
http://mainichi.jp/select/news/20140630k0000e030134000c.html
フランス:町の本屋守る“反アマゾン法”可決
毎日新聞 2014年06月30日 10時07分

 フランスでインターネットによる書籍販売に関して、配送無料サービスを禁止する法案が議会で可決された。“反アマゾン法”とも呼ばれ「文化の保護」を理由に米ネット販売大手を実質的に狙い撃ちするものだ。

 「わが国が持つ本に対する深い愛着を示した」。法案が上院を通過した26日、フィリペティ文化・通信相は語った。

 目的はフランス全土に約3500ある小規模書店の保護だ。「町の本屋」を文化の担い手と位置づけグローバル企業の攻勢から守ろうとの趣旨だ。無料配送は禁止され、値引きは商品を書店で受け取る場合に限られる。(共同)

35チバQ:2014/07/01(火) 20:28:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3019148
武装集団がチボク近郊の教会襲撃、数十人死亡か ナイジェリア
2014年06月30日 08:35 発信地:マイドゥグリ/ナイジェリア
【6月30日 AFP】4月に女子生徒200人以上が学校から拉致される事件が起きたナイジェリア北東部チボク(Chibok)に近い4つの村で29日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる武装集団が複数の教会を襲撃し、数十人が死亡した恐れが出ている。

 地元住民らの話によると、オートバイに乗った武装集団が信者らに向け発砲。周辺の茂みの中へと逃げる信者たちを追い回した。また目撃者の話では、礼拝中の教会の中に爆発物が投げ込まれ、いくつかの建物には火が放たれた。

 襲撃があった4つの村はいずれも、5年間に及ぶ武装闘争で数千人を殺害しているボコ・ハラムの拠点、北東部ボルノ(Borno)州内に位置している。

 4月の女子生徒拉致事件以降、積極的に情報発信を行っているチボクの指導者、Enoch Mark氏は、AFPの取材に対し「こうして話している間も攻撃が続いている」「少なくとも3つの教会が全焼したと聞いている」と説明。襲撃があった地域から逃れた人々からの情報として、「男性や女性、子どもを含む数十人の信者が殺害された」と語った。また、通報を受けた軍は「現場に出かけて行って茂みの中に隠れただけ」で、何の対応もしなかったという。(c)AFP/Bukar Hussain

36チバQ:2014/07/01(火) 20:29:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3019290
襲撃の恐れに屈せずW杯観戦、ナイジェリア
2014年07月01日 08:24 発信地:カノ/ナイジェリア

【7月1日 AFP】前日にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる武装集団が複数の教会を襲撃して50人以上が死亡したナイジェリアで30日、サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦フランス対ナイジェリアのパブリックビューイングが各地で行われ、襲撃の危険をものともせず会場に集まったサポーターたちが声援を送った。

 北東部ボルノ(Borno)州チボク(Chibok)近郊の4つの村で6月29日、武装集団が複数の教会を襲撃した。チボクでは今年4月にボコ・ハラムが200人以上の女子生徒を拉致する事件も起きている。ナイジェリアの北・中部全域でイスラム過激派が攻勢を強めていることを受けて警察は自宅での観戦を呼び掛けたが、各地に設置された大型スクリーンの前には多数の市民が集まった。

 ナイジェリア第2の都市カノ(Kano)から来たという観客の一人は、「イーグルスの試合を見るため身の危険も顧みずここに来た。サッカーに対する情熱と、大好きな代表チームに対する愛があるからだ」と語った。

 首都アブジャ(Abuja)のバーで観戦した人は「自宅に電気がないのでここに来ました。たぶん何も起こらないんじゃないかな」と話した。別のサポーターは、「もし僕が殺されても、ナイジェリアが勝つならたいした問題じゃないよ」と話した。国内各地のパブリックビューイング会場では厳しい警戒態勢が敷かれ、このバーでもかばん類の持ち込みが禁止された。

 試合はフランスが2-0でナイジェリアを破り、2回戦へと駒を進めた。

 6月29日の事件の目撃者証言によると、武装集団は複数の教会に爆発物を投げ入れ、建物に放火し、逃げ惑う信者らに発砲したという。メディアへの死傷者数公表を許可されていないとして匿名で取材に応じた同州当局者は「これまでに54人が死亡した」と語った。

 残忍な事件は襲撃発生地から約2000キロ離れたナイジェリア最大の都市ラゴス(Lagos)でさえW杯のお祭りムードに影を落としている。同市の高級地区でブックメーカー(賭け屋)を営む男性は、「ここは南西部だから(ボコ・ハラムの暴力行為とは)無縁だ。だが北東部の同胞のことを心配している」と話した。

 ボコ・ハラムは2009年以降数千人を殺害したとみられているが、今年前半は特に犠牲者が多く、2000人以上が命を奪われている。北東部では1年前から軍がボコ・ハラム掃討作戦を実施しているがほとんど成果を上げていない。ラゴスや首都アブジャ(Abuja)にいる外国人に対しても、ナイジェリア対フランスの試合をパブリックビューイング場やバーなどで観戦しないよう、警戒情報が出されていた。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

37チバQ:2014/07/02(水) 20:37:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014070200072
エボラ熱の死者、467人=西アフリカ3カ国に集中−WHO
 【ジュネーブ時事】世界保健機関(WHO)は1日、発熱と出血を起こす致死性の高い伝染病であるエボラ出血熱の感染者がギニア、リベリア、シエラレオネの西アフリカ3カ国で計759人に上り、このうち467人が死亡したと発表した。
 死者の内訳はギニア303人、リベリア65人、シエラレオネ99人。ギニアは感染が確認されたケースも400件を超えるなど突出している。(2014/07/02-06:43)

38チバQ:2014/07/02(水) 20:42:20
http://www.afpbb.com/articles/-/3019467
入院患者をベッドで処刑…南スーダン内戦の惨状、MSFが訴え
2014年07月02日 14:53 発信地:ジュバ/南スーダン

【7月2日 AFP】国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」は1日、内戦状態に陥っている南スーダンでは、多数の入院患者が処刑されるなど、「人間の尊厳に対する侮辱」と言える状況にあり、ここ数十年で最悪の情勢に陥っていると訴えた。

 MSFの南スーダンでの活動責任者、ラファエル・ゴルジュ(Raphael Gorgeu)氏は、同国では入院患者が病床で銃殺されたり、救命用の医療設備に火が付けられたりしており、数十万人が医療サービスを受けられない状態となっていることから、今後への影響は計り知れないと指摘している。

 世界で最も若い国である南スーダンでは、昨年12月中旬から続く内戦による死者が数千人を超え、家を逃れた人の数は150万人を上回った。政府と反政府勢力との和平協議は滞ったままだ。

 過去6か月の状況を検証した報告書でMSFは、4か所の病院が襲撃され、58人が殺害されたとした上で、「負傷者や病人、病院に避難する人々、そして医療施設そのものへの攻撃は、国際法や人道に関する原則に反しているだけでなく、人間の尊厳への侮辱だ」と批判。南スーダンの現状は、MSFが近年見てきた中でも最悪のもので、20年近くにわたって続き、約3年前の南スーダン独立につながったスーダン内戦の当時でさえ、現在ほどの惨状ではなかったと指摘している。

 また MSFは、約30年にわたる同地域での活動の中で、医療施設の職員や患者、車両や設備への襲撃を繰り返し目撃してきたとしつつも、「現在の紛争において特に憂慮すべきなのは、暴力の規模と範囲だ」と述べている。

 南スーダンについては複数の援助機関が、今後も戦闘が継続すれば深刻な飢餓が発生する恐れがあると警告している。国内ではコレラも流行しており、すでに50人近くの死者が出ている。

 サルバ・キール(Salva Kiir)大統領の政府軍と、リヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領が率いる反政府武装勢力とが続ける戦闘では、国内各地で残虐行為が報告されている。両者は先月、3度目となる停戦合意を発表。60日以内に暫定政府を発足させることで合意したものの、その後も戦闘は継続している。(c)AFP

39チバQ:2014/07/05(土) 09:59:13
http://www.cnn.co.jp/world/35050378.html
エボラ出血熱、過去最悪の事態に ガーナで対策会合

2014.07.04 Fri posted at 10:10 JST
(CNN) 西アフリカでエボラ出血熱の流行が拡大している問題で、アフリカ諸国の保健相や専門家がガーナの首都アクラで会合を開き、流行を食い止める方策について話し合っている。

世界保健機関(WHO)によると、6月30日までにギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国で759人の感染が確認され、うち467人が死亡した。WHOは「感染者と死者の数も、地域的な広がりも最大規模」になっていると指摘、流行を食い止めるためには「思い切った行動」が必要だと訴えている。

会合は2日間の日程で開かれ、アフリカ11カ国の保健相やWHOの専門家のほか、エボラ出血熱の元患者や航空会社、鉱山開発会社などの関係者も出席した。

流行に歯止めがかかる兆しはなく、6月25〜30日の間だけでも3カ国で新たに22人の感染が確認され、うち14人が死亡した。

専門家によると、西アフリカでエボラ出血熱がこれほどの規模で流行したのは初めて。流行が首都で広がり、3カ国に及んだのも初めてだという。

40チバQ:2014/07/09(水) 23:27:54
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140709-00050136-yom-int
大統領にブーイング、大敗の怒りで政権批判再燃
読売新聞7月9日(水)19時18分配信
 【リオデジャネイロ=吉田健一】サッカー・ワールドカップ(W杯)で8日、ブラジル代表が歴史的大敗を喫したことは、同国の政治や経済にも深刻な影響を広げそうだ。

 ルセフ大統領は大会の成功を10月の大統領選への弾みとしたい考えだったが、巨額の開催費を投じたことへの批判が再燃するのは避けられない。W杯用に建てられた各地のスタジアムは「負の遺産」となる懸念もある。失意の国民が2年後のリオデジャネイロ五輪に向けて結束できるかは未知数だ。

 ◆大統領にブーイング

 ブラジルが5点差を追う前半終了間際。沈滞ムードに包まれたベロオリゾンテ・ミネイラン競技場で突然、ルセフ氏を名指ししたブーイングが約3分間続いた。「歴史的屈辱」とまで評された試合への怒りが、W杯に110億ドル(約1兆1000億円)という史上最大規模の巨費を投じた大統領への不満に転じたとみられる。

 ブラジルでは、6月12日のW杯開幕直前まで各地でデモやストライキが相次いでいた。教育や医療といった社会問題を置き去りにしたままW杯の開催準備を急いだルセフ政権への不満からだ。ただ、代表チームが勝ち上がるにつれ、批判は減っていった。

 世論調査でも、ルセフ氏の支持率は昨年11月の47%から6月上旬には34%まで落ち込んだが、7月の最新調査では38%に持ち直していた。

 ルセフ氏はさらに観戦で訪れる各国首脳らと“W杯外交”も展開。大会成功を15日に開かれるBRICS首脳会議につなげて政権を浮揚させる狙いもあったが、大敗に水を差された。

 10月の大統領選に向けた選挙戦は6日から始まっている。野党が政権批判を強めるのは確実だ。地元紙幹部は「優勝を逃した結果、政府批判は国民レベルでも再燃する」と予測する。

41チバQ:2014/07/10(木) 20:53:16
http://mainichi.jp/select/news/20140711k0000m030084000c.html
ナイジェリア:少女救出めど立たず 政府対応に不満渦巻く
毎日新聞 2014年07月10日 20時29分(最終更新 07月10日 20時43分)

 【アブジャ服部正法】西アフリカ・ナイジェリア北東部でイスラム過激派ボコ・ハラムが女子生徒約270人を拉致してから間もなく3カ月がたつ。少女の救出を求める声は世界的に広がったものの、解決の目途は立たない。一方、ボコ・ハラムによるとみられるテロ攻撃は中部にも拡大し、市民の間には不安や政府の対応への不満が渦巻いている。

 「ブリング・バック・アワ・ガールズ(我々の少女を取り戻せ)」。9日、アブジャ中心部の公園を訪ねると、北東部ボルノ州チボクで拉致された生徒の救出を願う集会で、市民約50人が声を上げていた。主要メンバーの女性、フローレンス・オゾーさんは「政府は軍を多数配置したというが、事件以降も毎日のように北東部の村々が攻撃されているのは、どうしてなのか」と、不満そうに話した。

 4月14日深夜から15日未明にかけ、チボクの女子高が武装集団に襲撃され、生徒が拉致された。5月になってボコ・ハラムが犯行を認め「奴隷として売る」と表明したことから、世界中の非難を浴びた。

 生徒は同州の森林地帯で拘束されていると推測されている。ボコ・ハラム戦闘員たちと強制結婚させるのではと臆測を呼ぶ一方、政府側に拘束されている戦闘員と交換するのが目的との見方もある。

 AP通信によると、元大統領や知事などでつくるナイジェリアの国家評議会のメンバーは8日、治安当局が少女の居場所を把握しており「近いうちに良いニュースがあるだろう」と、解決が間近との認識を示した。

 一方、ボコ・ハラムによるとみられるテロ攻撃は激しさを増している。首都アブジャの繁華街にあるショッピングモール。閉鎖された敷地内に焼け焦げた看板塔やガラスのない窓枠が残っていた。6月25日、このモールの敷地入り口で2人の男が持ち込んだ爆弾が爆発し、付近にいた市民20人以上が死亡した。

 アブジャでは2011年8月に国連施設を狙った自爆テロが起きたが、以降は比較的落ち着いていた。しかし、今年4月14日にアブジャ郊外のバス停留所付近で爆発が起き70人以上が死亡。また、中部ジョスでも5月20日、約120人が犠牲となる爆弾テロが発生。最近、中部でも攻撃が頻発している。

42チバQ:2014/07/10(木) 21:00:16
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140710/mcb1407100500014-n1.htm
ブラジル大敗、金融市場打撃 消費心理冷え「敗退はプラス」説覆す (1/2ページ)
 サッカーワールドカップ(W杯)で開催国ブラジルが敗退すれば、同国の金融市場にはプラス材料になるというのがこれまでの通説だった。負ければ国民のムードが悪化し、スタグフレーションを招いたルセフ大統領の再選はなくなるという論理だ。

 しかし、8日の準決勝でブラジルがドイツに1−7で大敗したのは非常に厳しい結果であるため、こうした通説は覆されるとUBSの新興市場戦略責任者、ジェフリー・デニス氏は指摘する。敗北によって10月の大統領選挙でのルセフ氏勝利の可能性は低下するとはいえ、惨敗を喫したことでブラジルの投資家と消費者の心理に打撃を与える恐れがあるからだという。

 1990年代前半からブラジルを調査対象としてきたデニス氏は「あまりにも屈辱的な敗北だったためブラジル人の心理に悪影響を及ぼすのではないかと思う。『経済は振るわず、成長も見込めず、まともなサッカーチームさえもない』と国民に思い知らせることになる」と語った。

 ルセフ大統領の支持率低下を受けて、10月の大統領選挙後に新政権が景気を活性化させるとの観測が高まり、ブラジル株の指標ボベスパ指数は3月14日の安値から19%上昇していた。

ブラジルは64年ぶりのW杯自国開催のために110億ドル(約1兆1170億円)を費やした。代表チームに優勝以外の選択肢はなかったといえるが、7点を奪われるという記録的大敗を喫した。

 8日の対ドイツ戦の1対7の敗北はブラジル史上最悪。前回の自国開催の1950年大会決勝でウルグアイに敗れた「マラカナンの悲劇」を上回る悲劇となった。代表チームの黄色と緑のユニホームを着たファンたちは5対0で迎えたハーフタイムに既に競技場を去り始めた。

 ハーフタイムに競技場を後にしたアルベルト・ポルチュガル氏(56)は「恥さらしだ。ブラジルは素晴らしいサッカーをするはずなのに」と吐き捨てた。

 リオデジャネイロの治安当局によれば、コパカバーナのビーチでの観戦パーティーではファンたちがけんかを始めた。試合結果との関連は不明だが、サンパウロではバスが炎上する映像も報じられた。競技場では、「W杯の中のW杯」を約束して再選を果たしたルセフ大統領へのやじも飛んだ。

 W杯の全試合を見るために仕事をやめたというサンパウロ在住のエデル・アラウホ氏(32)は「その価値はなかった」と自嘲気味に語る。リオデジャネイロの料理人、ルイス・カルロス氏(52)が言う。「7対1の敗北は歴史に残る失望だ。ブラジルにとって、この恥辱は決して消し去ることはできないだろう」(ブルームバーグ Ye Xie、Tariq Panja)

43チバQ:2014/07/15(火) 21:08:48
http://www.47news.jp/47topics/e/255300.php
【W杯ブラジル大会閉幕 】 リオ五輪に暗雲  夢破れ、高まる不満

  サッカーの祭典ワールドカップ(W杯)は、地元ブラジルが歴史的大敗を喫したドイツの優勝で13日、幕を閉じた。惨敗に傷ついた「サッカー王国」の不満の矛先はジルマ・ルセフ大統領に向かっている。2年後のリオデジャネイロ五輪開催には早くも暗雲が漂う。
 ▽赤恥
 「ジルマ、くそったれ」。表彰式に登場したルセフ氏にブラジル人観戦客から激しいやじが飛ぶ。次回大会開催国ロシアのプーチン大統領ら各首脳の前で赤恥をかいたルセフ氏は、硬い表情のまま優勝トロフィーの授与などを続けた。

 事前に懸念されたW杯反対デモは、大会が盛り上がるにつれて沈静化し、同氏や国際サッカー連盟(FIFA)は「大会は成功した」と強調する。だが、準決勝と3位決定戦でのぶざまな戦いで、開催国優勝の夢が破れた国民の不満は再燃。13日も決勝戦の会場近くで300人規模のデモが起き負傷者も出た。

 ▽黄信号
 経済は停滞しており「政権交代を望む声は強い」(地元大手企業幹部)。10月の大統領選の選挙運動期間は大会中の今月6日に始まったが、ルセフ氏再選には既に黄信号がともっている。

 開催12都市で日本人を含む外国人の犯罪被害が相次ぎ、各地で鉄道や道路工事が遅れ、逆に交通渋滞を招く「障害物」に。開幕に間に合わず突貫工事中のモノレールの線路や高架橋が崩落し、死者も出た。

 国民が不満を持ち続けてきたインフラの不備や治安問題が、W杯で世界中が知るところに。

 ▽白い象
 「続々と白い象が生まれている」(地元紙)。 ポルトガル語など で無用の長物を意味する白い象は、大会後に残る競技場など無駄な施設の例えだ。
 日本戦が行われた中西部クイアバの競技場は約6億レアル(約270億円)を投じ開幕直前に完成。しかし、クイアバなどで行われた昨年のサッカー地元選手権の平均観客動員数は600人以下。集客が期待できず大型商業施設に改装する計画もある。
 
大会費用は約130億ドル(約1兆3千億円)に膨らみ、改装でさらに公費が注がれれば国民の不満拡大は必至だ。

 ブラジルでは、五輪への関心はW杯より格段に低い。五輪の準備遅れも深刻で、前回開催地ロンドンで再び行うとのうわささえある。

 デモ参加者の女性(30)は「無駄遣いが続けば五輪反対デモは反W杯デモより大きくなる」と語る。地元社会学者は「同じ光景が繰り返され、ブラジルはまた世界に恥をさらすだろう」と予想した。(リオデジャネイロ共同=遠藤幹宜)

44とはずがたり:2014/07/16(水) 04:16:09

「つまらぬ、誤った議論だ」 日本を擁護する豪の激しい反論に戸惑う中国
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140715/asi14071511120002-n1.htm
2014.7.15 11:12

 安倍晋三首相が歴訪したオセアニア3カ国の首脳はいずれも、集団的自衛権の行使容認の閣議決定とそれに基づく安全保障法制の見直しを支持した。際立ったのはオーストラリアのアボット首相の歓迎姿勢で、「憂慮」を示した中韓首脳とは好対照をなした。メディアの世界でも、豪州の主要紙が中国の論調を否定するなど、豪中の意見対立が見られた。

 日本の首相として初めて連邦議会で演説も行った安倍氏の豪州訪問は、現地紙に「歴史的訪問」と評された。日豪両国は、経済連携協定(EPA)と防衛装備品・技術移転協定を締結。日豪共同声明は、両国関係を、準同盟ともいえる「共通の価値と戦略的利益に基づく、特別な関係」と規定し、「力の使用、強制による東シナ海、南シナ海の現状変更に反対する」と明記した。名指しこそしていないが、中国を念頭に置いているのは明白だ。

 当然、中国はおもしろくない。国営の新華社通信は8日付で、「安倍氏が徒党を組んでも地域の繁栄と安定のためにはならない」と題した論評をウェブサイトに掲載。2つの協定締結について、「貿易と軍事上のうまみで、豪州を引き込んである種の同盟を打ち立て、日本の戦略的ライバルを孤立させる。これは安倍氏の皮算用だ」と論じた。

 一方、豪有力紙は、新華社の論調に異を唱えた。オーストラリアン(電子版)は9日付の社説で、「中国国営の新華社通信は、安倍氏は『対中包囲網を構築する』ため豪州を利用したと主張する。同時に、日本の首相の豪州訪問は、『アジア太平洋地域に新たな不安定をもたらす』ともいう。こうしたつまらぬ、誤った議論は、家庭の観客には受けるかもしれないが大きな舞台ではだめだ」と論じた。中国国内ならまだしも、世界では通用しないという指摘だ。同紙は7日付の社説でも日本の憲法解釈変更に理解を示していた。「日本は、長らく模範的な国際市民として、アジア太平洋地域の安定維持と繁栄に重要な貢献をしてきた。憲法解釈の変更は、中国や、中国ほどでないにせよ韓国にもある、悪意に満ちた反応ではなく、こうした文脈で見る必要がある」

 歴史問題を持ち出し日本を批判する中国の常套(じょうとう)手段も、豪側に否定された。アボット首相は8日、安倍首相との共同記者会見で、「日本は70年前の行動ではなく、今日の行動で判断されるべきだ」と繰り返し、日本を擁護した。

 中国軍事文化研究会の胡文竜常任理事は10日付の中国共産党機関紙、人民日報系の国際情報紙、環球時報(電子版)への寄稿で、このような姿勢に疑問を呈す。

 「アボット氏は日本の集団的自衛権行使を肯定し、安倍氏の弁護人まで務めた。豪州人の、しかも首相のこうした政治姿勢は、実に理解しがたい」

 困惑にも近い反応は「特別な関係」へと深化した日豪関係が、中国に与えたインパクトの大きさを物語っているようだ。


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