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自民党スレ

596チバQ:2015/08/05(水) 22:53:38
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040042-n1.html
2015.8.4 22:07

自民党総裁選「無投票では国民失望」と古賀氏、「力量ある人材」は岸田氏、林氏、野田氏





 古賀誠元自民党幹事長が7日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、党総裁選に安倍晋三首相(党総裁)の対立候補が出て選挙戦にすべきだとの見解を示していたことが4日、分かった。

 9月の総裁選で首相が無投票再選されるとの見方に関し、「国民の皆さんが納得できるか。他にリーダーたりうる人はいないのかと失望するだろう」と述べた。

 「力量のある人材」として岸田文雄外相や林芳正農相、野田聖子前総務会長を挙げたが、意中の候補については「うんぬんすべきではない」と明言を避けた。

597チバQ:2015/08/05(水) 22:55:08
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015080500893
石破氏グループが研修会=自民


 石破茂地方創生担当相を支持する自民党のグループ「無派閥連絡会」は5日、東京都内のホテルで夏季研修会を開いた。講演した石破氏は「自由で平和で豊かな日本を、領土と国民と統治機構を守るために、どうすればいいかを今こそ考えていかねばならない」と述べ、安全保障関連法案の成立に向け結束を訴えた。
 石破氏はまた、「本来やらねばならないのにやらなかったことに決着をつけるため、今われわれは政権にいる」とも指摘、財政や社会保障などの改革にも取り組むべきだと強調した。9月の自民党総裁選への対応に関しては、言及しなかった。
 研修会には石破氏のほか、山本有二元金融担当相や田村憲久前厚生労働相ら約30人が参加した。(2015/08/05-20:50)

598チバQ:2015/08/05(水) 23:02:43
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150805-00000005-jct-soci
「女性教師トイレに閉じ込め、爆竹投げ込む」 自民・熊田議員のヤンチャ自慢が大炎上し、謝罪
J-CASTニュース 8月5日(水)19時56分配信

「女性教師トイレに閉じ込め、爆竹投げ込む」 自民・熊田議員のヤンチャ自慢が大炎上し、謝罪
また自民議員の発言が物議
 「女性教師をトイレに閉じ込め、爆竹を投げ込んで快感だった」。自民党の国会議員がホームページ上で、若いときのこととしてこんな発言をしていたことが分かった。イジメなどを肯定しているのではないか、とネット上で批判が相次いでおり、議員が不快な思いをさせたと謝罪する事態になった。


 ここのところ、安倍晋三首相の「お友達」とされる自民党議員の発言が次々と物議を醸している。今回も、お友達と見られる議員のケースだった。

■下働きのうっぷんからアパートの壁を穴だらけに

 前出の発言をしていたのは、熊田裕通衆院議員(50)だ。熊田氏は、出席者から「スポンサーは政権に批判的なマスコミに広告を出すな」との発言があった「文化芸術懇話会」のメンバーにも名を連ねていた。

 熊田氏は、愛知県議時代に書いたとみられる「議員への道」で、政治家になる条件というテーマで自己紹介文を載せた。そこでは、政治家にまじめでよい子が求められるとすれば、自分は失格だったと告白した。中高時代は、政治家を志しながらも「やんちゃな悪ガキ」だったとして、グループで騒いでは先生とイタチゴッコするのを楽しみにしていたという。紹介文では、不良っぽいグループの写真もアップしていた。

 あるとき、産休の補助で来た若い女性教師が生意気だとして、放課後にトイレ掃除の点検をしに来たこの教師をトイレに閉じ込め、天窓を開けて爆竹を次々に投げ込んだ。教師は最初、「開けなさい」と言っていたが、そのうちに悲鳴に変わり、熊田氏は、「『やった〜』と快感でしたね」という。

 その後、担任に怒られたらしく、自主的に丸坊主にしたほか、職員室の掃除を2週間やったと明かした。

 大学時代は、学生運動をしていた学生に対し、主張が上滑りしているとして生卵を投げつけたこともあったとした。また、卒業後に海部俊樹元首相の秘書になってからは、下働きのうっぷんからアパートの壁を穴だらけにして管理人に叱られたとも書いていた。

発言を削除し、不快な思いをさせたと謝罪
 熊田裕通氏は、自己紹介文の中で、選挙事務所を貸してくれた家には、中学時代に酷いイタズラをしたことがあったが、そのぐらい元気がないとダメだと言われ、「大変勇気づけられました」とつづった。そのうえで、こうした少年の心を忘れないように議員を続けているとしている。

 こうした発言は、ツイッターなどで発掘されて炎上状態になり、「いじめを全く理解できぬ思想の持主...」「武勇伝として語る神経がもう理解不能だ」「こんな人間に国会議員でいてほしくない」と批判が相次いでいる。

 熊田氏の自己紹介文はその後削除され、8月5日になってお詫び文が掲載された。そこでは、「若い頃にやってしまった度を過ぎた悪戯について、各方面より多くのご批判を頂きました。ご不快な思いをされたすべての皆様と、関係各位に心よりお詫び申しあげます」としている。

 熊田氏の事務所では、取材に対し、「少年時代は、たいがいの男の子がスカートめくりをしたことがあると思います。そのような事実を書いただけで、深い意味があるわけではないです。過去にやっていた悪ふざけを肯定してもいません。あくまでも、過去からの流れの中で出てきたことです」と秘書が説明した。

599チバQ:2015/08/05(水) 23:02:59

別の議員は「いじめられる側も弱い」と発言
 自民党の国会議員としては、中川雅治参院議員(68)がホームページ上に載せた発言も物議を醸している。

 中川氏は、安倍首相と同じ派閥に属している。発言があったのは、09年1月に自民党の義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員と行った座談会「日本の再生とは教育再生のことです」だ。

 そこでは、男子校の中学時代に、「クラスの悪ガキ」を中心に皆いつもふざけていて、同級生を全部脱がして、服を教室の窓から投げることをよくやっていたと明かした。同級生は素っ裸で走って服を取りに行ったという。当時、テレビではやっていた外科医のドラマにちなんで、「ベンケーシーごっこ」と呼んでおり、脱がした同級生に対しては、「皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました」という。同級生は怒っていたが、皆いじめと思わなかったともした。今ならいじめを受けたとノイローゼになることもあるとして、「いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか」と自らの意見を述べた。

 中川氏がこの悪ふざけに加わったかは、発言でははっきりしない。しかし、ツイッターなどで、「公に言う事じゃない」「昔でも完全ないじめだろーが」「まさに加害者側の論理」などと批判を浴びることになった。

 中川氏の事務所では、取材に対し、「書いたときの意図とは違って、誤解を招いていますので、座談会の発言を削除しました」と秘書が答えた。ホームページ上では、現在は発言が見られなくなっている。

600チバQ:2015/08/06(木) 05:35:55
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040049-n1.html
2015.8.4 23:02

民主、過去の発言で必死の追及 自民若手を批判、15年前の首相憲法発言まで引用

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参院平和安全法制特別委で質問する小川勝也氏(民主)
 民主党は4日の参院平和安全法制特別委員会で、主題の安全保障関連法案以外のテーマでも政府を追及した。学生デモを批判した自民党の武藤貴也衆院議員が初当選前に書いたブログや、安倍晋三首相の発言を15年前の議事録から持ち出し「憲法軽視の政府・与党」に疑問を投げかけ、必死の批判を展開した。(酒井充)

 民主党の小川勝也氏は、武藤氏がブログで、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を「日本精神を破壊する」と指摘したとして、「とんでもない表現だ」と批判した。学生デモを批判した武藤氏は6月に報道圧力発言が出た自民党若手の勉強会にも出席していた。武藤氏を「危険人物」としたい意図は明らかだった。

 ところが、追及は重大な指摘を欠いた。小川氏はブログの日付を7月23日と紹介。今年と理解するのが自然だが、実際は平成24年7月23日だった。武藤氏は同年末の衆院選で初当選し、ブログを書いた当時は公認もされていなかった。

 続いて質問に立った桜井充氏は、首相の憲法観をただした。桜井氏は12年5月11日の衆院憲法調査会の議事録を用い、当時当選2回だった首相が「強制の下、米国人の手でできた憲法を私たちが最高法として抱いていることが、日本人の心理に悪い影響を及ぼしている」と発言したことを問題視した。

 さらに前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の部分を、国連常任理事国は第二次世界大戦後も戦争をしているとして、首相が「しらじらしいといわざるをえない」と批判していたと指摘。桜井氏は前文を「理想だ」と絶賛したが、首相は「わが国の平和と安全は、わが国自身がしっかりと確保し、その決意も書く必要があるとの観点から述べた」と強調。憲法観が異なる両者の議論はすれ違いとなった。

 桜井氏は米側が日本の省庁などを盗聴していたとの疑惑についても「危機管理上、非常に大きな問題がある」と指摘した。細野豪志政調会長も記者会見で「盗聴はほとんど民主党政権のときになされた。事実ならば同盟国として非常に問題だ」と米国を批判した。細野氏は盗聴問題と安保関連法案を関連づけて「対米追従の安倍政権」と批判し、政府に積極的な働き掛けも求めた。もっとも、盗聴されたとみられるのは安倍政権も民主党政権も同じ。「民主党として事実を確認していく必要がある」と述べた細野氏が、政権時代の“反省”に言及することはなかった。

601チバQ:2015/08/06(木) 05:38:21
http://www.sankei.com/politics/news/150806/plt1508060002-n1.html
2015.8.6 00:07

あるか自民総裁選 動向注目の石破氏 「意欲あり」と見る向きも

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無派閥連絡会夏季勉強会で講演する石破茂・地方創生担当相=5日午後、東京都港区(小野淳一撮影)
 “無風”とみられていた自民党総裁選がにわかに動き始めた。9月末に党総裁の任期満了を迎える安倍晋三首相の再選は動かない情勢だが、注目を集めているのが、「ポスト安倍」の最有力候補の一人と目される石破茂地方創生担当相の動向。現職閣僚として政局的な発言を自重してきた石破氏だが、最近なって政権への“牽(けんせい)制”ともとれる発言を繰り出しており、「意欲あり」と見る向きもある。(力武崇樹)

 「一度は国会議員になってみたいとか、一度は大臣になってみたいとか、そんな話ではなく、何のために今の仕事をしているのかということは常に胸に問いかけなければならない」

 石破氏は5日夕、自身に近い自民党議員でつくる「無派閥連絡会」が都内で開いた夏季研修会でこう述べた。ある出席者は「総裁選のことを話すにはまだ早すぎるというだけだろう」と、その心中を推し量る。

 党幹事長時代は党内抗争を戒め、昨年9月の地方創生担当相就任後も政権への批判を控えてきた石破氏だが、安倍内閣の支持率が低下すると、発言に変化が現れてきている。

 衆院で安全保障関連法案の審議が進んでいた7月2日、無派閥連絡会の例会で「権力をお預かりしている者は、いかにそれを抑制的に使うかを考えなければいけない」と指摘。14日の記者会見では「国民の理解が進んでいるとはいえない」と安保関連法案に反対する野党に同調するような発言で周囲を驚かせた。

 参院選挙制度改革をめぐっては、地元の鳥取県が合区対象になったこともあり、関係者の会合で「こういうことを許していては自民党が持たん」と党執行部を痛烈に批判した。

 「事実上の石破派」とされる無派閥連絡会内では主戦論と慎重論が交錯する。平成24年前回総裁選の党員投票で、首相(87票)の倍近い165票を獲得した石破氏。昨年1月の総裁公選規程改正で決選投票に地方票が反映される仕組みとなり、石破氏に有利に働くとみる主戦論もある。

 一方で、来夏の参院選を見越し「選挙結果次第では、安倍内閣が退陣する可能性もある」として、自重すべきだとの声もある。

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 明確な戦略を描けない石破氏に距離を置き始めた側近もいる。石破氏を長年支えてきた浜田靖一元防衛相は総裁選への出馬をちらつかせている野田聖子前総務会長とも近く、5日の研修会には姿を見せなかった。

602チバQ:2015/08/06(木) 05:40:55
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150805/plt1508051700003-n1.htm
小泉進次郎氏に熱愛スクープ 紀香似美女とホテル密会 週刊文春報じる
2015.08.05


美女とのホテル密会が報じられた進次郎氏【拡大】

 小泉進次郎復興政務官(34)のロマンスが報じられた。5日発売の週刊文春が「小泉進次郎が抱いた復興庁の女」とのタイトルで、都内のホテルで美女と密会していたと、写真付きでスクープしたのだ。

 同誌によると、進次郎氏は7月23日夜、都内の有名ホテルで、女優の藤原紀香似の美女と密会していたという。同誌には、ホテルに入る進次郎氏や、部屋に入る美女の写真などが何枚も掲載されており、廊下に漏れてきた2人の会話まで記されている。

 政界屈指の人気を誇り、独身議員でもある進次郎氏。気になるお相手の美女だが、同誌の取材では、被災県出身で、復興庁の元政務官秘書。現在30歳。祖父は病院経営も手掛けていた資産家といい、父親はJOCの重役を務め、母親は自民党から県議選に出馬したこともあるという。

 注目される2人の交際だが、同誌の直撃取材に、進次郎氏も美女も口を閉ざし、進次郎氏の事務所は、配達証明郵便で送付された質問状を「受取拒否」したという。

 夕刊フジでも、進次郎事務所に問い合わせたが、電話に出た女性は「取材は一律にお断りしています。(コメントなどを)出す予定もありません」と答えた。

 歯切れのいい「進次郎節」は、他人に対してだけなのか。

603チバQ:2015/08/06(木) 12:59:39
3893 チバQ 2015/08/06(木) 05:34:58
http://www.sankei.com/politics/news/150804/plt1508040039-n1.html
2015.8.4 21:34

政界屈指の美女議員、妊娠を発表 5月に議員との結婚報告

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安倍晋三首相と面会後、官邸を後にする自民党の金子恵美(手前)、宮崎謙介衆院議員=3月24日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 自民党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=は4日、都内のホテルで開かれた同党の同期当選で同じ二階派に所属する宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=との結婚を報告する会合で、「実は私、妊娠をしております」と述べ、妊娠初期であることを発表した。

 週数は明らかにしなかったものの、「まだ安定した状態ではありませんが、まずまず、おなかの中で命は生きています」と笑顔で語った。

 宮崎、金子両氏は5月に結婚を発表。金子氏は4日の会合で「発表して、ほどなくして、体調を崩して療養をしておりました。結婚の直後ということで、さっそくマリッジブルーかと、もう結婚を思い悩んでいるのかと噂が飛び交いました」と会場を笑わせた上で、妊娠を発表。会場からは「おめでとう」などの声とともに大きな拍手が起き、金子氏は「少子化対策ですが…」とおどけた。

 この後、マイクを握った宮崎氏は、出席していた塩崎恭久厚生労働相に呼び掛け、「私もイクメンとして、少し育児休暇を取れという話でございまして、しっかりとやっていきたいと思います」と喜びを語った。

 金子氏は早大卒で、平成15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏も金子氏と同じ早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

604チバQ:2015/08/08(土) 10:58:49
http://mainichi.jp/select/news/20150808k0000m010078000c.html
自民:ネット炎上、国会議員2人が記事を削除
毎日新聞 2015年08月07日 21時14分(最終更新 08月07日 22時11分)
 ◇中川雅治参院議員と熊田裕通衆院議員

 自民党の中川雅治参院議員(68)=東京=が、自身の公式ウェブサイトに載せた中学時代の体験に「いじめを正当化している」などとネット上で批判が広がり、当該記事を削除していたことが分かった。さらに同党の熊田裕通衆院議員(50)=愛知1区=も自身のサイトに載せた学校時代の思い出の記事を批判され、削除した。「炎上」の背景には、自民党の武藤貴也衆院議員が安保法制に抗議する学生を「利己的」などとツイッターで非難し、同党議員の発言への関心が高まっていたことがあるとみられる。

 中川氏は自身のサイトで、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員(ともに自民)との対談記事を5年ほど前から載せていた。この中で中川氏はいじめの問題を話題にし、中学時代にクラスで同級生が裸にされたことなどを紹介。記事は今月4日ごろからネット上で拡散し、「弱者を思う気持ちがない」などと批判が広がり、5日に記事が削除された。

 中川氏は取材に「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明。削除した理由は「誤解が広がったため」としている。

 一方、熊田氏は公式サイトで、学校時代に仲間と女性教師をトイレに閉じ込めたという体験をつづり、批判が相次いだ。熊田氏は記事を削除し、サイト上に謝罪文を掲載。秘書は「議員は取材に応じられない」としている。【日下部聡、樋岡徹也】

 2人の記事で批判された部分(要約)は以下の通り。

 ▽中川氏の記事

 中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行く。皆でおなかやおちんちんにマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、周りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。

 ▽熊田氏の記事

 ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて〜」と絶叫調に変わってきた。「やった〜」と快感でしたね。

605名無しさん:2015/08/08(土) 15:09:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150807-00000101-mai-pol
<自民>ネット炎上、国会議員2人が記事を削除
毎日新聞 8月7日(金)21時15分配信

 ◇中川雅治参院議員と熊田裕通衆院議員

 自民党の中川雅治参院議員(68)=東京=が、自身の公式ウェブサイトに載せた中学時代の体験に「いじめを正当化している」などとネット上で批判が広がり、当該記事を削除していたことが分かった。さらに同党の熊田裕通衆院議員(50)=愛知1区=も自身のサイトに載せた学校時代の思い出の記事を批判され、削除した。「炎上」の背景には、自民党の武藤貴也衆院議員が安保法制に抗議する学生を「利己的」などとツイッターで非難し、同党議員の発言への関心が高まっていたことがあるとみられる。

 中川氏は自身のサイトで、義家弘介衆院議員、橋本聖子参院議員(ともに自民)との対談記事を5年ほど前から載せていた。この中で中川氏はいじめの問題を話題にし、中学時代にクラスで同級生が裸にされたことなどを紹介。記事は今月4日ごろからネット上で拡散し、「弱者を思う気持ちがない」などと批判が広がり、5日に記事が削除された。

 中川氏は取材に「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明。削除した理由は「誤解が広がったため」としている。

 一方、熊田氏は公式サイトで、学校時代に仲間と女性教師をトイレに閉じ込めたという体験をつづり、批判が相次いだ。熊田氏は記事を削除し、サイト上に謝罪文を掲載。秘書は「議員は取材に応じられない」としている。【日下部聡、樋岡徹也】

 2人の記事で批判された部分(要約)は以下の通り。

 ▽中川氏の記事

 中学時代、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行く。皆でおなかやおちんちんにマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、周りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。

 ▽熊田氏の記事

 ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは「開けなさい」と命令していた先生も、そのうち「開けてください」とお願い調になり、最後は涙声で「開けて〜」と絶叫調に変わってきた。「やった〜」と快感でしたね。

607チバQ:2015/08/09(日) 22:20:50
http://www.sankei.com/politics/news/150809/plt1508090017-n1.html
2015.8.9 19:36

「頼むからオウンゴールやめてくれ!」 高村自民副総裁が若手議員に苦言 






松江市で講演する自民党の高村正彦副総裁=9日午後
 自民党の高村正彦副総裁は9日、松江市で講演し、同党の武藤貴也衆院議員によるツイッター投稿など若手議員の発言により、安全保障関連法案の国会審議で野党に攻撃材料を与えているとして苦言を呈した。

 「頼むから、オウンゴールはやめてくれ」と語った。若手議員の発言について見解を問う会場からの質問に答えた。

 高村氏は安保法案をめぐり、自衛隊による核兵器輸送があり得るかとの野党質問に関しては「非核三原則を持った日本が運ぶことはあり得ず、無意味な議論で不安をかき立てることはやめてほしい」と強調した。

608チバQ:2015/08/09(日) 23:13:15
http://www.sankei.com/politics/news/150809/plt1508090028-n1.html
2015.8.9 22:47
【自民党総裁選】
自民党4役の処遇焦点 面会最多の谷垣氏は再選濃厚?

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安倍首相との面会時間
 自民党の二階俊博総務会長は9日、埼玉県内で開いた派閥研修会で、9月の党総裁選での安倍晋三首相(党総裁)の再選支持を明言した。首相の無投票再選の流れは加速しており、早くも党内の関心は10月にも行われる党役員人事に移り始めている。首相と「戦略的互恵関係」にある二階氏や、財政政策で官邸とすきま風が生まれた稲田朋美政調会長の処遇は焦点の一つ。党四役と首相との距離感を官邸での面会時間などから探った。

 「派閥は一致団結して行動してこそ、力を発揮できる。われわれのグループは全員一致して、安倍氏を次期総裁選に推薦する」

 二階氏は9日、埼玉県秩父市で開かれた二階派研修会でこう宣言。同派を安倍氏の支持一色で染め上げたとアピールした。

 安全保障政策などでは首相と水と油の関係だが、派閥領袖(しょうりゅう)としていち早く首相の無投票再選を訴えるなど両氏の関係は健在だ。

 安全保障関連法案が国会に提出された5月から今月9日までの間、首相との首相官邸での面会時間をみてみると、二階氏は6回、計2時間55分に及ぶ。

 訪中直前の5月19日には、首相から中国の習近平国家主席への親書を預かる算段もつけた。二階氏は韓国ともパイプがあり、首相は冷え込んでいる日中・日韓関係の改善に向けた「特命大使」としても期待を寄せる。

 とはいえ、二階氏は権力への嗅覚が鋭い老練政治家。首相周辺は「いつ寝首をかかれるか分からない」と警戒心も捨てきれない。二階氏との戦略的互恵関係を続けるかどうかは判断の難しいところだ。

 党四役のなかで首相との面会時間、回数ともに最多なのは谷垣禎一幹事長だ。計11回、6時間28分にのぼる。石破茂前幹事長は首相と疎遠だったが、谷垣氏は週1回ペースで首相と昼食を取りながら意見交換を繰り返してきた。「官邸に弓を引かない」(党幹部)という姿勢を、首相も全幅の信頼を置いているとされ、党内では、今秋以降も安倍-谷垣体制が続くとの見方が強い。

 首相が「次世代の首相候補」と期待を寄せる稲田氏は4回で計2時間4分。稲田氏の政調会長への抜擢(ばってき)は首相の肝いり人事だった。

 しかし、自民党が6月に政府に提出した財政健全化に関する提言では、歳出額の目標設定にこだわる稲田氏は、経済成長優先の甘利明経済財政担当相と対立するなど物議も醸した。自民党ベテランからは「調整型の役職はまだ無理だった」とのマイナス評価もあるが、官邸筋は「稲田氏が留任するか、再入閣の可能性もゼロでない」と指摘する。茂木敏充選対委員長は党四役の中で最も少ない2回で計1時間13分。ただ来年夏の参院選に向けた候補者調整を進めており、留任もありそうだ。(住和久、小林健一)

609名無しさん:2015/08/10(月) 10:56:35
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150804-00005334-sbunshun-pol
小泉進次郎が復興庁の美人元秘書とホテル密会
週刊文春 8月4日(火)16時1分配信

 7月24日未明、復興政務官の小泉進次郎氏(34)が、今年3月まで復興庁に勤務していた元秘書(30)と、東京プリンスホテルの一室で密会する模様を「週刊文春」が取材・撮影した。

 この件について、元秘書の女性は密会の事実について「ないですけど」と否定。だが、記者が現場の写真を見せるとみるみる表情は強張っていった。

 一方の進次郎氏は、直撃取材に対し、一言も発せず、これまで見せたことのないような困惑の表情を浮かべた。


<週刊文春2015年8月13・20日号『スクープ速報』より>

「週刊文春」編集部

610名無しさん:2015/08/10(月) 10:57:10
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150804-00000590-san-pol
政界屈指の美女議員、妊娠を発表 5月に議員との結婚報告
産経新聞 8月4日(火)21時47分配信

 自民党の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=は4日、都内のホテルで開かれた同党の同期当選で同じ二階派に所属する宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=との結婚を報告する会合で、「実は私、妊娠をしております」と述べ、妊娠初期であることを発表した。

 週数は明らかにしなかったものの、「まだ安定した状態ではありませんが、まずまず、おなかの中で命は生きています」と笑顔で語った。

 宮崎、金子両氏は5月に結婚を発表。金子氏は4日の会合で「発表して、ほどなくして、体調を崩して療養をしておりました。結婚の直後ということで、さっそくマリッジブルーかと、もう結婚を思い悩んでいるのかと噂が飛び交いました」と会場を笑わせた上で、妊娠を発表。会場からは「おめでとう」などの声とともに大きな拍手が起き、金子氏は「少子化対策ですが…」とおどけた。

 この後、マイクを握った宮崎氏は、出席していた塩崎恭久厚生労働相に呼び掛け、「私もイクメンとして、少し育児休暇を取れという話でございまして、しっかりとやっていきたいと思います」と喜びを語った。

 金子氏は早大卒で、平成15年ミス日本関東代表に選出されたこともある永田町屈指の美女議員として知られる。新潟市議、新潟県議を経て国政に転身した。宮崎氏も金子氏と同じ早大卒で、日本生命などを経て議員バッジを付けた。188センチの長身で、ボート部出身のスポーツマンでもある。

611名無しさん:2015/08/10(月) 11:21:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150728-00000565-san-pol
自民・福井照議員「高知にお世話になった者として賛成しがたい」公選法改正案の採決で退席
産経新聞 7月28日(火)17時23分配信

 自民党の福井照衆院議員(比例四国)は28日の衆院本会議で、参院で「鳥取と島根」「徳島と高知」の合区を含め選挙区定数を「10増10減」する公職選挙法改正案の採決時に退席した。記者団に「高知県にお世話になった者として、参院で(高知を代表する議員を)1人選ぶことができない状況を作る法案には、賛成しがたい」と説明した。

 党執行部に対しては「(合区対象県選出の参院議員を次期参院選で確実に当選させる)具体策を早急に出していただくようお願いする」と求めた。

 福井氏は平成12年から24年12月まで衆院選高知1区から出馬。衆院の定数「0増5減」で、高知と徳島がそれぞれ1減となったのを受けた党内調整で、26年12月の衆院選では比例四国で立候補、当選している。

612名無しさん:2015/08/10(月) 16:44:53
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150730-00005315-sbunshun-pol
安保関連法案の命運を左右 参院自民党“三悪人”の思惑
週刊文春 7月30日(木)18時6分配信

 安倍晋三首相が今国会での成立を期す安保関連法案の参院審議が始まった。法案の行方を左右するのが溝手顕正参院議員会長、吉田博美国会対策委員長、平和安全法制特別委委員長となった鴻池祥肇元防災担当相の3人である。

「60日ルールは不要ですね」

 鴻池氏は7月24日、法案を参院で採決しない場合、衆院の3分の2以上の賛成で再可決できる憲法の「60日ルール」を使うつもりがないことを断言した。安倍首相を支える麻生太郎財務相の側近で知られるだけに、早期成立に力が入る。

 ところが、そうは問屋が卸さないのが参院自民党だ。

 いま参院を束ねる溝手氏はかつて安倍首相を「過去の人」と評したこともあって、官邸との折り合いはよくない。

 また、鴻池氏とは因縁があり、近いとは言えない関係だ。2011年には、いったん鴻池氏が参院幹事長に内定した人事案が議員総会で否決され、溝手氏が幹事長になった。2年前の議員会長選も鴻池氏と溝手氏が立候補し、選挙になった経緯があるのだ。

 溝手氏は岸田派所属で、首相に批判的な立場をとる古賀誠元幹事長と気脈を通じる。そもそも、今国会の延長幅が9月末までの長期間になったのは「溝手氏が首相に『長い期間をとってもらわないと成立に自信がない』と直談判したのが大きな理由」と自民党幹部は解説する。ふつうなら鴻池氏のように「60日ルール」を回避したいのが参院の独自性のはずだが、その余地をわざわざ参院側から残した格好で、党内では「真意はなにか」といぶかる声もあった。

 前出の党幹部は「実は参院側には、衆院に再可決してほしいとの期待もある」と打ち明ける。安保法案は世論の受けが芳しくなく、参院は来年夏に選挙が控える。「あの法案は衆院が強引に通した」との言い訳を残し、責任を回避しようという思惑だ。

 そして、鴻池氏と溝手氏の間で、国会対策をとりしきるのが吉田氏だ。吉田氏は額賀派所属で、金丸信元副総裁の秘書を務め、“参院のドン”と呼ばれた青木幹雄氏を師と仰ぐ。一方で安倍首相との関係も悪くない。吉田氏は野党との折衝で当初、特別委員会の人数などで強気を貫いたが、最後は野党側が「満額以上の好条件だ」と驚くほどの譲歩を見せた。

 いずれも一筋縄ではいかない参院自民党の“三悪人”は、安倍首相の味方か、それとも――。


<週刊文春2015年8月6日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

613とはずがたり:2015/08/11(火) 07:53:05

稲田氏「東京裁判検証」の党内組織検討…懸念も
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20150809-567-OYT1T50007.html
08月09日 09:30読売新聞

 自民党の稲田政調会長が戦後の極東国際軍事裁判(東京裁判)などを検証するため、党内組織の設置を検討していることに、与党内から懸念の声が出ている。

 検証の内容次第では、国際社会から「歴史修正主義」との批判を招きかねないためだ。

 稲田氏は7月30日の記者会見で、「東京裁判で認定された事実関係を日本人自身が検証、反省し、将来に生かすことが出来ていない」と述べ、検証の意義を強調した。

 ただ、稲田氏は東京裁判の判決は争わない姿勢は明確にしている。検証対象は、裁判で「戦争犯罪」と認定された事実に関する立証の妥当性などに限る考えだ。

 憲法制定過程への連合国軍総司令部(GHQ)の関与など、戦後占領政策も幅広く検証する。

614チバQ:2015/08/12(水) 21:34:49
http://news.livedoor.com/article/detail/10460090/
暴言連発の武藤議員 ブログの自筆署名に“漢字の誤り”の仰天

2015年8月12日 10時26分 日刊ゲンダイ
「戦争に行きたくないのは利己的」「憲法3原則は日本の精神を破壊する」――。国会議員とは思えないトンデモ発言で火ダルマ炎上した安倍チルドレンの武藤貴也衆院議員(36)。

 その後、日刊ゲンダイの取材で「遅刻の常習犯」「遅刻しても詫びない」「朝、起きられない」など“社会人失格”としか思えない過去も明らかになったが、またぞろ耳を疑いたくなるようなウワサが飛び交っている。「自分の名前を漢字で書けないんじゃないか?」と一部で話題になっているのだ。

 物議を醸しているのは、「武藤貴也オフィシャルブログ」のトップページ。無邪気に笑う武藤議員の写真と、毛筆で書かれた署名がデカデカと掲載されているのだが、何かがおかしい。よく見ると「武」の字の右上にあるはずの「てん」がないのだ。

「画竜点睛を欠く」とは言うが、欠けているところしか話題にならない武藤議員のことだけにシャレにならない。なぜ、自分の漢字を間違えたまま、堂々とブログを公開しているのか。武藤事務所の言い分はこうだ。

「(署名は)武藤本人が書いたものです。自分の名前だから間違えることはないと思います。ただ、筆で書いたものなので、かすれて見えないのかもしれない。技術的な不具合で消えてしまった可能性もあります……」

 さすがに、現職の国会議員が自分の名前を書けないとは考えたくはないが、なにしろ、チルドレンの“親”である安倍首相からして漢字を書けないから不安になってくる。

 2013年4月、千葉市の幕張メッセで開かれていた「ニコニコ超会議2」を訪問した安倍首相は、自民党ブースの寄せ書き用の巨大ボードに直筆で「成長力 安倍晋三」とサイン。しかし、「成」の字には武藤議員よろしく右上の「てん」がなく、おまけに「はらい」までなかった。日本中の失笑を買ったのは記憶に新しい。

 ついでに言うと、武藤議員のネット上での書き込みを注意して「きちんと分からせた」とエラソーにしていた麻生財務相も、首相在任中に「未曽有」を「みぞゆう」と読み間違えていた。武藤議員は麻生派に所属している。子が子なら、親も親。そろいもそろって、どうなっているのか。

 武藤事務所は書き間違いを否定したが、仮に“不具合”で消えてしまったとしても、こんな致命的なミス、本人がすぐに気づいて修正させるのが普通だろう。「私には、守りたい日本がある。」とやらのキャッチフレーズも、チャンチャラおかしいというものだ。

615チバQ:2015/08/12(水) 21:36:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015081100978
「未来永劫謝罪するのか」=自民・稲田氏


 自民党の稲田朋美政調会長は11日のBSフジの番組で、安倍晋三首相が14日に公表する戦後70年談話について、「未来永劫(えいごう)謝罪を続けるのは違う」と述べ、先の大戦に関する「おわび」の文言は明記すべきでないとの認識を示した。村山談話に盛り込まれた「侵略」についても「こだわる必要はない」と語った。


 稲田氏は「日本は痛切な反省に基づき、この70年間、戦争することなく、平和に貢献してきた」と強調。中韓両国と国交正常化を成し遂げた後、「中国に政府開発援助(ODA)を行い、韓国にも援助してきた」とも指摘し、「謝罪をするのは違和感を覚える」と述べた。 (2015/08/11-23:41)

616チバQ:2015/08/12(水) 21:38:40
http://mainichi.jp/select/news/20150813k0000m010054000c.html
自民党:東京裁判やGHQ占領政策検証へ 懸念の声も
毎日新聞 2015年08月12日 20時32分

 自民党の稲田朋美政調会長は、安倍晋三首相の戦後70年談話の発表後に、東京裁判や連合国軍総司令部(GHQ)による占領政策などを検証するための党内機関を発足させる。「反省すべきことを反省」するための組織と位置づけているが、党内からは「歴史修正主義」との批判を浴びかねないとして懸念の声が上がっている。

 稲田氏は先月30日の記者会見で「東京裁判で認定された事実をきちんと日本人自身が検証し、反省すべきことを反省し、将来に生かしていくことが必ずしもできていない」と語り、自民党として検証していく必要性を強調した。

 東京裁判について、稲田氏は、判決の主文自体は受け入れる考えを示してきた。一方で東京裁判を巡っては、犯行当時になかった刑罰規定を適用する「事後法適用」が問題視されてきた。稲田氏や周辺議員が検証に踏み切るのは、東京裁判の立証方法の妥当性に疑問を感じているからだ。これまでも自民党内でしばしば問題提起はされてきたが、日米関係に与える影響などを考慮し、表立った動きは控えてきた経緯がある。

 党三役経験者は検証機関の設置について「首相の周辺議員が良かれと思っていても逆効果になることはよくある。戦後体制の否定は日米関係を否定することにもつながりかねない」と批判する。

 別の党幹部は「(検証機関は)相当気をつけないと国際的な誤解を招く。『東京裁判の検証』だけが独り歩きするとまずい」と語り、自民党全体が歴史修正主義に傾いていると受け取られることに警鐘を鳴らす。【中島和哉】

617名無しさん:2015/08/12(水) 23:06:51
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_270291/
SEALDs中傷ツイッターの武藤貴也議員に“社会人失格”の過去
日刊ゲンダイ / 2015年8月9日 9時26分

 安保法制反対デモの学生団体「SEALDs(シールズ)」に対し、「戦争に行きたくないだけ」などと中傷ツイッターを書き込んだ自民党の武藤貴也衆院議員(36、滋賀4区)のとんでもない過去が次々に暴かれている。なんと、国会議員になる前は反原発、脱ダム路線の嘉田由紀子前県知事のところにいて、脱ダム運動のペーパーを作ったりしていたというのである。

「2007年秋から(嘉田知事支持の県議会与党系会派の)『対話の会』が事務員として雇ったらしいです。雇った経過は知りません。武藤氏が代表質問などを書いていて、完全にダム反対論者でした」(嘉田前知事)

 驚くべきはその後の豹変ぶりである。

 当初は京都の民主党に「国会議員候補者にしてくれ」と頼み込み、それがかなわぬと、2009年に自民党の滋賀県第4区の公募に手を挙げた。なんでも自民党の滋賀県議会の大ボス2人が武藤に目をつけ、「応募しないか」と呼びかけたという。

■遅刻の“常習犯”

「2009年4月10日あたりを境に武藤氏は一晩で『僕は自民党の候補者になります』と言って、ダム反対からダム推進に変わりました。ビックリしました。節度がなくて、何をやりたいのか分からない。1回だけじかに『それでいいの』と聞くと、『自民党と嘉田知事を調整する役をやります』と生意気なことを言っていた。みんなが呆れたといえば、遅刻の常習でした。1時間遅れるのは普通。下手をすると、2時間遅れる。遅れてきても、詫びもしない。1期目で当選してから知事と国会議員の意見交換会が年2回あるのですけれども、その時も1時間も遅れてきて『すみません』もなかった。石破幹事長(当時)に地元の国会議員が会いに行った時も遅れて、この話は有名になっています。朝、起きられないようです。とにかく子供っぽいというか、社会人としての基礎が出来ていません」

 そんな武藤は核保有論者でもある。過去に月刊誌で「日本は自力で国を守れるように自主核武装を急ぐべきなのです。日本の核武装反対論は、論理ではなく感情的なものです。中国の台頭、アメリカの衰退という国際情勢の変化に対応して、いまこそ日本の核武装について、政治家が冷静な議論を開始する必要がある」などと言っている。

 こんな議員がいる政権に核を持たせたら、それこそ、何とかに凶器である。

618名無しさん:2015/08/12(水) 23:09:58
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0625/sgk_150625_1541523486.html
ポスト安倍氏 菅義偉氏が総理になるウルトラCの陰に二階氏
NEWSポストセブン6月25日(木)16時0分
 年金問題やオトモダチ醜聞など8年前の政権投げ出しの時と似てきた安倍政権。安倍電撃時辞任となった場合、その後継者は誰になるのか。本誌は政治家OBや政治評論家、政治部記者ら専門家37人にアンケート調査を実施。その結果、「安倍晋三首相が今国会会期末までに辞任した場合の次期総理」を聞いた場合、谷垣禎一氏と麻生太郎氏がTOP2となった。

 3位となった有力候補の一人、官房長官の菅義偉氏は内閣の実力者ではあるが、党内で自前の勢力を持たないから、総裁レースはハードルが高い。そこで、浮上するキーマンが二階敏博・総務会長だ。作家の大下英治氏はこう読む。

「菅氏が二階氏を味方につければポスト安倍に急浮上する可能性が高い」

 その場合、谷垣禎一・幹事長と麻生太郎・副総理の芽を摘まなければならない。このケースは複雑なプロセスになりそうだ。参考になるのは小渕恵三・首相が2000年に急死した際の「5人組の密議」(※注)である。

【※注/小渕首相が倒れた際に、後継選出のための会談に青木幹雄・官房長官、森喜朗・幹事長、村上正邦・参院議員会長、野中広務・幹事長代理、亀井静香・政調会長という自民党の有力国会議員5人が集まって森後継が決められた(肩書きはすべて当時)】

 当時、自民党には加藤紘一氏という有力な首相候補がいたが、官房長官の青木幹雄氏は意識不明だった小渕氏から「後事を託された」と自ら首相臨時代理となり、加藤派を排除した密室談合で早大雄弁会時代からの盟友、森喜朗氏を後継首相に据えた。政治部のベテラン記者はこんなウルトラCの菅政権シナリオを描いて見せた。

「ポスト安倍が話し合いで決着できない状況になれば、官房長官の菅氏がかつての青木氏のような調整役となって、総裁選までのつなぎを前提にワンポイントリリーフの総理を選ぶことになるだろう。

 その場合、適任者は長老の二階氏だ。年齢的にも麻生氏の再登板はワンポイントという建前がないと成り立たない。その役割を二階氏に担わせてライバルを蹴落としたうえで、寝業師の二階氏が本格的な総裁選に今度は菅氏を擁立する。このワンツーパスなら安倍支持勢力は菅氏に乗るしかなくなり、他の候補には勝ち目がない」

 これらの政治家たちは政権を支えているように見えるが、いざ跡目争いとなれば権謀術数を駆使した権力闘争のライバルなのだ。

 もっとも、「他に代わる人がいない」という消極的な理由で安倍首相を支持している多くの国民は、“安倍首相の控え投手”の登板は望んでいない。

 小泉進次郎氏ら自民党の若手政治家たちが国民の声をどこまで吸い上げ、旧来の自民党内駆け引きによる後継者選びに反乱を起こしていくのか。この党の将来はそこにかかっているといえるのではないか。

※週刊ポスト2015年7月3日号

619チバQ:2015/08/13(木) 08:00:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150813/k10010188071000.html
首相 再選に意欲 複数派閥が支持へ
8月13日 6時23分

首相 再選に意欲 複数派閥が支持へ
来月の自民党総裁選挙を巡って、安倍総理大臣が12日、みずからの再選に意欲を示したのに対し、今のところ、ほかに総裁選挙への立候補を目指す具体的な動きは見られず、党内の複数の派閥などが安倍総理大臣の再選を支持する方針です。
自民党は、安倍総理大臣の総裁としての3年間の任期が来月30日に満了することに伴って、来月行う総裁選挙の具体的な日程の調整を進めています。
こうしたなか、安倍総理大臣は12日、山口市で、みずからが2018年まで総理大臣を務めれば、明治元年から50年ごとの節目の年の総理大臣はすべて山口県出身者になるとしたうえで、「山口県出身の総理大臣として、恥ずかしくない実績を残していきたいと決意している」と述べ、来月の自民党総裁選挙での再選に意欲を示しました。
党内では今のところ、ほかに総裁選挙への立候補を目指す具体的な動きは見られず、安倍総理大臣の出身派閥である細田派に加えて、二階派が安倍総理大臣の再選を支持する方針です。また、額賀派の会長を務める額賀元財務大臣も、安倍総理大臣が無投票で再選されるのが望ましいという考えを示しています。
自民党内には、「安倍総理大臣に対抗して、立候補に必要な国会議員20人の推薦人を集めるのは難しい」という指摘もあります。このため、党内の各派閥の幹部らを中心に、安倍総理大臣が無投票で再選されるのではないかという見方が出ています。

620名無しさん:2015/08/13(木) 12:23:26
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150421/plt1504211203003-n1.htm
衆院議長後任に大島理森氏 注目集める「会派再編」
2015.04.21

 衆院は21日午後の本会議で、町村信孝議長(70)の辞職を許可し、後任に自民党前副総裁の大島理森衆院予算委員長(68)を選出する。後任の予算委員長は河村建夫元官房長官(72)が務める。自公与党としては後半国会の焦点である安全保障関連法案の審議をにらみ、国会運営に精通する大島氏を起用した。

 大島氏は、青森3区選出。1983年衆院選で初当選し、当選11回。党国対委員長、幹事長、副総裁など要職を歴任した。「身に余る光栄で、大変重い任だと感じている。正式に選出されれば、国民に信頼される立法府のあるべき姿を整理し、臨みたい」と20日、記者団に語った。

 大島氏は、自民党大島派(11人)の会長も務めており、山東昭子元参院副議長(72)に引き継ぐ方針。同派は以前から、麻生派や二階派、石原派との合流・連携話が流れており、今後の再編劇が注目されそうだ。

621チバQ:2015/08/14(金) 17:44:46
http://www.sankei.com/politics/news/150814/plt1508140004-n1.html
2015.8.14 06:00
【政界徒然草】
桃に梅、和牛… 自民党総裁選を前に早くも猟官運動? 安倍官邸に集まる名産品の数々





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「ミスピーチ」の2人に勧められた福島のモモを試食する安倍晋三首相=7月30日、首相官邸(酒巻俊介撮影)
 首相官邸には日々、さまざまな人々が訪れる。来訪者は政治家や財界人、外国要人はもとより、芸能界やスポーツ界など各分野で活躍する旬な人たちが多い。だが、最近は地元の名産品を携えて訪れる自民党議員が目立つ。9月の党総裁選と、その後の内閣改造・党役員人事をにらんだアピール合戦のように映る。

 7月30、31両日、官邸に福島から桃を携えて“ピーチ姫”が表敬にやってきた。

 30日に官邸を訪れたのは、福島県の果物を全国にPRする「ミスピーチ」の井上幸さんと片桐彩花さん。福島2区の根本匠元復興相が案内し、福島県の内堀雅雄知事らが同席した。

 参院平和安全法制特別委員会の午前中の審議を終え、官邸に戻った首相は「思わずもう一回」とおどけながら、切り分けられた桃を次々と口に運び、乾いたのどを潤した。もちろん、今も続く福島県産品への風評被害の払拭を訴えることも忘れなかった。

 翌31日、官邸に戻った首相を待っていたのは、福島県桑折町から来た「スマイルピーチ」の佐藤直美さんと羽根田千華さん。この日は、福島1区の亀岡偉民元復興政務官が案内役だった。

 持参したのは、22年間、天皇陛下に献上してき桃と同じ「献上桃」で、首相が「甘くて、おいしい」と目を細めると、すかさず亀岡氏が「桑折の桃は世界一です!」と大音声で叫んだ。

 官邸スタッフは「さすがに2日連続の桃の贈呈は珍しい」と話す。この真夏の“ピーチ合戦”の様子は、数日後、根本、亀岡両氏がそれぞれフェイスブックに写真付きでアップし、自慢の桃とともに首相との距離の近さもアピールしていた。

 6月5日は、世耕弘成官房副長官の案内で、和歌山県の名産「南高梅」を持参した紀州梅の会「梅娘」の木本梢さん、馬場布友香さんらが首相を表敬。11日には、茨城県鉾田市の農業・観光をPRする「ほこたブランド大使」の中村紗織さん、米川優子さんが名産のメロンを持参し、官邸を訪れている。

 鉾田市は額賀福志郎元財務相の地元。額賀氏は9日にドイツで開かれた主要国首脳会議(サミット、G7)から帰国したばかりの首相を「お疲れでしょう」と気遣う場面もあった。

 神奈川4区の自民・山本ともひろ氏の案内で、「三浦半島酪農組合連合会」の石井義房氏らが、黒毛和牛の「葉山牛」のローストビーフやビーフジャーキーを携えてやってきたこともあった。

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 政治家にとって、首相への表敬訪問は、権力中枢とのパイプの太さを誇示する重要なツールだ。さらに、訪問が新聞やテレビに取り上げられれば、地元へのアピールにもなる。

 最近でこそ名産品を携えた政治家の表敬訪問が増えたが、民主党政権時代にはアイドルグループ「AKB48」や「EXILE」ら芸能界からの訪問も目立ち、小泉純一郎政権のときは映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏や元横綱・朝青龍らも訪れていた。

 首相も第1次政権の時は、当時15歳だったゴルフの石川遼選手、歌舞伎役者の故市川團十郎氏、ロックバンド「U2」ボーカリストのボノ氏ら、来訪者は多岐にわたった。ある政府高官は「第1次政権のときは内閣支持率が下落すると、芸能人を呼んで明るいイメージをつけて支持率回復を図ろうとした」と明かす。

 しかし、第2次政権が発足してからは、フェンシング男子の五輪メダリスト、太田雄貴選手らが来たほかは、政財界の“実務者”ばかりだ。

 安倍内閣は、安全保障関連法案への国民の理解が進まず、支持率が下降傾向にあるとはいえ、いまも40%前後を維持。9月の自民党総裁選は安倍首相の再選が確実視されている。

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 それだけに、永田町界隈では総裁選後の内閣改造・役員人事への関心が高まっており、地元名産品をPRする与党議員による官邸訪問は「猟官運動の一環」とも囁かれている。名産品で首相を動かせるほど簡単ではないだろうが、全国各地から集まる“一級品”の数々は、首相と与党議員の微妙な駆け引きの表れといえそうだ。

(政治部 千田恒弥)

622名無しさん:2015/08/15(土) 19:03:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150815-00044756-gendaibiz-pol
安倍政権の「裏番長」がついに動いた!野田聖子の総裁選出馬を阻んだ二階俊博総務会長の「血判状」
現代ビジネス 8月15日(土)6時2分配信

?32名の毛筆署名
 やはりと言うべきか、さすがと言うべきか、自民党の二階俊博総務会長が先手を打ってきた――。

 8月10日のことである。その前日から埼玉県・秩父市で二階派(志帥会)の研修会が開催されていたのだが、この場で、9月下旬に予定される自民党総裁選に向けての同派の対応は二階会長に一任された。

 そしてその日の午後、河村建夫会長代理(元官房長官)は院内で安倍晋三首相(総裁)に会い、総裁選で安倍首相の3選を支持する「推薦状」を手渡したのだ。

 「推薦状」には、二階派に所属する衆参院議員34人のうち、二階氏と伊吹文明前衆院議長を除く32人の毛筆署名があった。巻紙に署名というと、何やら血判状を思い起すほど時代がかった印象があるが、派閥の名称からして当然の所作だったのだろう。

 それはともかく、二階派の「安倍支持」表明が党内にもたらしたインパクトは強烈なものだった。それに先立つ7月26〜27日、安倍首相の出身派閥で党内最大の細田派(清和会・95人)は長野県軽沢町で研修会を開いた。当然、安倍首相支持を決めている。と同時に、細田博之会長(幹事長代行)は、総裁選後に行われる内閣改造・党役員人事を念頭に、総裁派閥に見合った人事をして欲しいと語り、首相の人事方針に注文をつけた。

 肝心なのは、二階派の「安倍支持」がどのような意味を持つのかである。総裁選出馬に秘めた意欲をもつとされる野田聖子前総務会長の前に大きく立ちはだかる障害となったのだ。改めて指摘するまでもなく、総裁選出馬には20人の推薦が必要である。

 一貫して野田氏に出馬を促してきた古賀誠元幹事長は今なお岸田派(宏池会・45人)名誉会長だが、非議員である。衆参院議員の中で半ば公然と野田氏擁立に動いているのは、浜田靖一元防衛相(現衆院安保法制特別委員長)と小此木八郎国対委員長代理の2人である。両氏は共に無派閥であり、野田氏もまた無派閥である。

 名簿上、安倍首相、高村正彦副総裁、谷垣禎一幹事長、二階総務会長、甘利明経済財政・経済再生相、菅義偉官房長官、塩崎恭久厚生労働相、高市早苗総務相ら政府・自民党の要職にある者は「無派閥」とされるが、実質的には出身派閥扱いである。

 それでだけではない。石破茂地方創生相も無派閥にされているが、鴨下一郎元環境相、小池百合子元防衛相らと共に石破グループ(さわらび会・約30人)を形成している。谷垣幹事長もまた実際には谷垣グループ(有隣会・約16人)を率いており、そこには中谷元・防衛相、遠藤利明五輪相、川崎二郎元厚生労働相らが名を連ねている。

 つまり、純粋な無派閥議員というのは、その殆どが当選回数3回以下の若手であり、当選4〜6回の中堅議員などは何らかの「色」が付いていると見られているのだ。であれば、野田女史が期待をかける若手の衆参院議員は、安倍政権(総裁)下での2012年12月衆院選・14年12月衆院選、13年7月参院選で当選した「安倍チルドレン」が過半であって、「野田支持(擁立)」に回るとは思えない。

 そこで野田氏が支援(推薦)を密かに期待していたのは、政治的立ち位置が比較的リベラルな岸田派や二階派に属する人たちであった。が、二階派の「安倍支持」表明で見果てぬ夢となった。岸田派には「ハト派」「親中派」「護憲派」が多く、党内では長くにわたってリベラル系集団と見られてきた。

 ところが、領袖の岸田文雄外相が安倍外交を担う中心閣僚であり、10月初旬に行われる内閣改造で続投が確実視されている。同派閥からも推薦人が期待できないとなれば、いよいよもって野田氏の総裁選出馬は難しくなる。

 二階氏は野田氏の安倍首相への挑戦の芽を事前に摘んだのである。同氏には“前科”がある。第1次安倍内閣下の2007年7月参院選で自民党が民主党に敗れたとき、閣内では当時の麻生太郎外相、そして党執行部では二階国対委員長が真っ先に安倍首相は引責辞任する必要がないと言明したのだ。安倍首相はこうしたことを絶対に忘れない。今後、二階氏の存在感はますます大きなものになるだろう。

歳川 隆雄

623名無しさん:2015/08/15(土) 20:55:07
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150814-00010001-shincho-pol
「三流政治家」をのさばらせた「自民党」の大罪 ケチで愚かで偉そうな「森喜朗」元総理の利権を潰せ〈週刊新潮〉
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 8月14日(金)8時1分配信

 東京五輪開催まであと5年。その間、この御仁の偉そうな振る舞いと、愚かな放言につき合わなければならないとは、暗澹とさせられるではないか。今や「日本最大の老害」と言っても過言ではない森喜朗元総理(78)。その権力の源泉、そして、利権の構図とは――。

 ***

 総理大臣時代、森喜朗氏は「日本は神の国」と発言して批判の集中砲火を浴びた経験を持つ。その“神”は時に驚くべき偶然を用意することがある――。

 6月中旬、東京・赤坂。偶然にも、新国立競技場問題の渦中にある2人が同じ料理屋でそれぞれ会合に臨んでいた。1人は、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森氏。もう1人は、下村博文文部科学大臣だ。無論、双方とも個室での酒宴だから、何事もなければ互いの存在に気付くことはないはずだった。

 下村氏の会合に出席していたのは、彼が所属する自民党の派閥「清和会」の若手議員15名ほど。目を疑うような光景が繰り広げられたのは、会合もそろそろ中締めという頃合いである。元々、個室のドアは少し開いていたのだが、そこから突如として、森氏がその巨体を滑り込ませてきたのだ。

「森さんはトイレに行く途中だったのですが、ドアの隙間から見て、中に下村さんがいることに気付いてしまったのです……」

 と、件の料理屋の関係者。

「そのまま下村さんの部屋に入っていこうとするので、店の者が“やめて下さい”と制止しました。しかし森さんは“いや、ちょっと、みんな知り合いだから”などといって結局、部屋に入ってしまったのです」

 思わぬ闖入(ちんにゅう)者の登場に下村氏を含む全員が凍りついたことは言うまでもないが、

「さらに、森さんは“東京都に資金を出してもらおうなんていつまでも考えてるんじゃない!”などと、下村さんに対する批判をワーッとぶちまけた。で、3分くらい喋り続け、嵐のように部屋を出て行った。下村さんたちは唖然として一言も発しませんでした」(同)

 政治部デスクが言う。

「6月中旬といえば、新国立競技場の建設費が当初の倍近くに膨れ上がることが指摘されて世間の批判が高まり、計画を見直すべきだという声が上がり始めていた頃です。しかし、見直しとなれば森さんがこだわる2019年のラグビーW杯には間に合わない。森さんは、混乱の原因は下村さんにあるとして、一方的に不満を募らせていました」

 だからといって、料理屋で下村氏の姿を認めるや、いきなり部屋に乗り込んでいって激烈に批判するとは、元総理、いや大人のすることではあるまい。

 結局、最後までザハ・ハディド氏の案にこだわり続け、安倍総理の説得を受けてようやく折れた森氏。

「たった2500億円も出せなかったのか」

「(ザハ案は)生ガキの垂れたのみたいで嫌だった」

 周囲を振り回したあげく、そんな憎まれ口まで叩いて国民をうんざりさせたのだ。

624名無しさん:2015/08/15(土) 20:55:51
>>623

■「森金脈」の一端
 森氏が五輪組織委員会の会長に就任したのは昨年1月。翌月には、日本スポーツ振興センター(JSC)理事長の河野一郎氏を組織委員会の副会長に選んでいる。河野氏は森氏の“子飼い”とされる人物である。

「組織委の会長に就任する前、森さんは“(会長は)財界から出すのが一番いい”などと周囲に話していましたが、本心は全く違った。“自分が会長をやる”と密かに官邸に働きかけていたのです」(官邸関係者)

 そうして掴み取った組織委会長の仕事について、森氏はこう話している。

〈僕も無報酬だ。わずかばかりの議員年金は家内に渡してね。日当は手をつけず組織委のメンバー全員との盆・暮れの打ち上げ代にためてる。いろいろと気を使ってるんだよ〉(7月17日付産経新聞)

 全ては滅私奉公――というわけである。国民に望まれない「ご奉公」ほど傍迷惑なものはないが、オリンピック以外のところに目を転じても、森氏には、第一線から退くつもりが全くないことが分かる。

 森氏が政界引退を表明したのは12年7月のことだが、その後も彼は自身の政治資金管理団体「春風会」を存続させている。しかも、引退後も活発な資金集めをしているようで、13年分の収支報告書を見ると、年間の収入額は約1億円。その内訳は、7月に催された〈「私の履歴書」出版記念会〉で約4500万円、12月の〈春風会忘年例会〉で約4900万円、などとなっている。

 春風会忘年例会に出席したことがある後援者の話。

「例年、東京都内のホテルで行われ、出席者は700人から800人。会費の額は決まっておらず、1万円を振り込む人もいるし、20万円という人もいる」

 政治資金の問題に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授は、

「政界を引退した人が資金管理団体を存続させていること自体が奇妙ですが、引退後もその団体が年間1億円もの資金を集めているとなると、これは異様というほかありません」

 と語るが、この「春風会」を巡っては他にも奇妙な点がある。

625名無しさん:2015/08/15(土) 20:56:02
>>624

 まず1点目。それは、春風会が発行していた機関誌「春風」についてである。「春風」には毎号、数多くの企業広告が入っており、総理時代、「森金脈」の一端を示すものとして雑誌などで批判された。実際、数年分の「春風」を確認したところ、並み居る有名企業の広告が入っていることが分かったが、気になるのはゼネコン2社の広告だ。大成建設は85年以降、少なくとも6回、竹中工務店は87年以降、同じく6回の広告を出している。この2社はゼロベースで見直しとなる前の新国立競技場計画において、技術審査を経て建設予定業者に決まっていたが、これは偶然だろうか。

 もう1つの奇妙な点は、春風会への資金移動について。12年分の収支報告書を見ると、政界引退表明後の10月から12月にかけて、春風会は〈自由民主党石川県衆議院支部〉から、3回に分けて総計5300万円の寄付を受けていることが分かる。ちなみに、森氏が代表を務めていた〈自民党石川県第二選挙区支部〉が〈自民党石川県衆議院支部〉に名称変更されたのが、1回目の寄付の直前。3回目の寄付が終わった直後に〈自民党石川県衆議院支部〉は解散している。

「森さんは元々、長男の祐喜氏に自らの地盤を継がせようと考えていましたが、その祐喜氏はさんざん問題を起こしたあげく、11年に亡くなってしまった。で、森さんの選挙区の後継者は公募で決まりました。一連の資金移動を見ていると、森さんは縁もゆかりもない後継者に資金を残したくなかったのではないか、という疑念が浮かびます」(永田町関係者)

 愛息に地盤を継がせることは叶わなかったものの、森氏が今も地元・石川県において隠然たる影響力を保持しているのは、以下のような“生臭い話”が伝わってくることからも明らかだ。

「石川県加賀市で新市民病院の建設計画が持ち上がり、11年以降、事業者選定のための書類審査やプレゼンテーションが行われた。その際、森氏の事務所は特定の医療コンサルタント会社を事業者にするよう、当時の寺前秀一・加賀市長側に強く要請したのです」

 そう明かすのは、事情に詳しい石川県政関係者。

「選定の際、関係者の間には“森さんが要請している”という気持ちが働き、参加を表明した業者を3、4社に絞る際にはその医療コンサルタント会社は残った。しかし、最終的には森さんの要請があった会社とは別の会社に決まりました。それを聞いた森さんはかなり激怒したそうです」

 この話には続きがある。事業者が決まった約2年後に行われた加賀市長選挙に、森氏は自身の元秘書の宮元陸氏を擁立したのだ。

「選挙戦に入ると、森さんは“寺前市長は単身赴任で、東京の自宅は大豪邸です”などと演説。実際は寺前さんの自宅は20坪ほどの小さな家なのですが、そうした演説の影響もあって、寺前さんは敗れ、宮元さんが新市長になった」(同)

 この市長選挙で寺前氏を応援した石川県議(自民党)の向出勉氏(78)は、

「森さんは寺前のことだけじゃなく、ワシのこともボロクソに言うとった。ワシは森さんの国政1期目の時から選挙の世話などをやってきたんやけどね」

 と、慨嘆する。

「森さんは、政界を引退してからやたら地元のことに口を出すようになった。自分のイエスマンを増やしたいんだろう。昨年秋、森さんは“県議は70歳を過ぎたら辞めればいい”と発言したが、ワシらのようなベテラン県議が煙たいからそんなことを言うんやろ」

 オリンピックに関してだけではなく、地元・石川にも隙なく目を光らせる森氏。彼はいかにして権力の階段を駆け上がり、そして、未だに権力を握り続けているのか。

626名無しさん:2015/08/15(土) 20:56:33
>>625

■「ノミの心臓」の起源
 森氏は1937年に石川県能美郡根上(ねあがり)町(現・能美市)で生まれている。森家は根上で代々「肝煎(きもんど)」と呼ばれた庄屋の家系で、祖父も父親も根上の村長や町長を長く務めた地元の名士だ。要するに森氏は典型的な「ぼん」だったわけだが、実際、2年前に出版された『私の履歴書 森喜朗回顧録』を読むと、ほとんど苦労というものを経験せずに社会へ出て行ったことが分かる。何しろ、早稲田大学に入学できたのは父親のコネのおかげ。さらに、産経新聞社に入社できたのも、早稲田の雄弁会時代に知り合った政治家のコネがあってこそ、だったのだ。

 そんな森氏が衆院選に出馬、初当選を果たしたのは69年、32歳の時である。自民党の公認が得られない中で当選できたのは、これまたコネを頼って実現した、岸信介元総理の応援演説の影響が大きかった。その時に築いた“縁”は岸元総理から娘婿の安倍晋太郎氏へ、そして安倍晋三総理まで、3代に亘って続く。

「森さんはあの巨体なので親分肌と思われがちですが、実は“子分肌”。大物に尽くすことでのし上がってきた。岸信介氏や安倍晋太郎氏だけではなく、福田赳夫元総理にもかわいがられ、77年には福田内閣の官房副長官に就任。83年には第二次中曽根内閣に文部大臣として初入閣した」

 とは、元清和会担当記者。

「彼は88年、リクルートの未公開株を譲渡されていたことを新聞に報じられ、しばらく“冷や飯”の時期が続きますが、91年の安倍晋太郎氏の死去が転機になる。清和会の後継を巡って三塚博氏と加藤六月氏が“三六戦争”を繰り広げ、最終的には森さんの支持を受けた三塚氏が清和会会長に就いたのです」

 森氏は91年10月に自民党政調会長に就任するが、あの有名な“呼称”が使われだしたのもその頃からだ。

「ノミの心臓」――。

「ハマコーさん(浜田幸一氏)が広報委員長を務めていた頃、役員会で毎回、冒頭の10分ほど、ハマコーさんがひたすら森さんを怒鳴りつけるのです。内容は森さんと企業の癒着についてでした」

 そう振り返るのは、自民党のベテラン代議士。

「が、森さんは全く反論できず、おどおどするばかりだった。これが“ノミの心臓”と言われた具体的な背景。彼はいじめられっ子だったのです。“サメの脳みそ”と言われたのは総理になる頃だと思います」

627名無しさん:2015/08/15(土) 20:57:08
>>626

■ロビイストに官房機密費
 それでも森氏は幹事長、総務会長と自民党3役を全て経験し、2000年4月、2度目の幹事長時代に当時の小渕恵三総理が脳梗塞で倒れる。それによって急遽、森氏のもとに総理の椅子が転がり込むのだ。

「自民党の重鎮が密室での話し合いで森さんを総理に選んだことへの批判や、就任直後の“神の国発言”で森政権はいきなり逆風にさらされました」

 と、政界関係者が言う。

「焦った森さんは親密な関係にあった銀座のクラブママのルートで北朝鮮政府に近い女性ジャーナリストに接触、“極秘訪朝”の可能性を探ったが、実現しなかった。クラブママはその時にかかった経費などを森さんが払ってくれない、と後々まで嘆いていましたよ」

 宇和島水産高校の実習船「えひめ丸」が米原潜に衝突されて沈没し、9人が犠牲になったのは01年2月だが、事故が起こった日、森氏はのんびりゴルフに興じていた。当然、世間には批判の声が渦巻き、事故の2カ月余り後、森氏は辞任を表明するに至ったのだが、

「森さんは総理を辞める前、最後にアメリカのブッシュ大統領に会って終わりにしたい、と言い出した。で、急遽、アメリカに森内閣の関係者数人が派遣され、現地のロビイストに官房機密費を払って頼み込んだ。そのかいあって、辞任直前の訪米が実現した」(同)

 結局、約1年で総理の座を追われることになった森氏について、政治評論家の浅川博忠氏は、

「政治家を3つに分けるとすれば、政策と政局の両方に強い人が一流。政策だけに強い人が二流。政局がらみで出世してきた人は三流。この分け方でいくと、森さんは三流の政治家ということになりますね」

 と評するが、そんな三流政治家が未だに権力者然としていられるのは何故か。

「自民党の議員は森さんのことを“小狡(こずる)い”と表現する。重要な節目で当事者に会ったりして目立ち、影響力を持っているかのように見せかけるのがうまいので、そう言われるのでしょう」(政治ジャーナリスト)

 五輪組織委関係者の話。

「組織委の中はもちろん、JSCの有識者会議でも、森さんに文句を言える雰囲気は全くない。それこそが最大の問題であり、新国立競技場の話がこじれた大きな要因です」

 まさしく老害。森氏が居座り続ける限り、5年後の五輪の成功は覚束ない。

※「週刊新潮」2015年8月13・20日夏季特大号

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628チバQ:2015/08/16(日) 21:02:17
http://www.sankei.com/politics/news/150815/plt1508150022-n1.html
2015.8.15 12:51

「東京裁判」検証へ自民が新組織 稲田氏意向

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終戦から70年を迎え、靖国神社を参拝に訪れた自民党の稲田政調会長=15日午前、東京・九段北
 自民党の稲田朋美政調会長は15日、靖国神社で開かれた戦没者追悼の集会に参加し、戦争指導者の責任が追及された極東国際軍事裁判(東京裁判)を検証する組織を党内に設置する意向を重ねて示した。

 稲田氏は「東京裁判で裁かれた日本の歴史をきちんと自分たち自身で総括する。何を未来に生かしていくかを政治家自身が踏まえる」と述べた。

629チバQ:2015/08/18(火) 21:08:30
http://www.sankei.com/politics/news/150818/plt1508180008-n1.html
2015.8.18 11:36

首相への対抗馬擁立の動き牽制 自民総裁選で谷垣氏

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 自民党の谷垣禎一幹事長は18日の記者会見で、安倍晋三(党総裁)の再選が有力視されている9月の総裁選について「なるようにしかならぬものだ。無理にひん曲げるのもよくない」と述べ、首相の無投票再選を避けるための対抗馬擁立の動きを牽制(けんせい)した。

630チバQ:2015/08/18(火) 21:37:08
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150811/plt1508111550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】菅義偉官房長官 「党務」任せられる「幹事長」も 9月の総裁選再選後の人事 (1/2ページ)
2015.08.11
★(1)

 国会が安全保障関連法案をめぐって迷走していた7月中旬の夜、菅義偉官房長官は、自民党の若手議員数人と食事をともにした。彼らは、維新の党と選挙で激突し、大阪都構想でも対峙した、大阪選出の議員だった。維新は敵だが、安倍晋三首相や菅氏は、安保法案への協力を求めて維新の橋下徹最高顧問(大阪市長)らに秋波を送っている。若手議員は真意を測りかねていた。

 「菅氏に近い議員が呼びかけた。若手議員はそれまで感じていた官邸への不信感を率直にぶつけた。菅氏は丁寧に答え、維新との距離感や今後の戦略も説明した。若手議員は『誤解していました』と納得した。最後は冗談も飛び交った」(同党の中堅議員)

 ただ、こうした仕事は本来、「党務」である。菅氏は官房長官として、首相の補佐や政策遂行、国会の危機管理など「政務」が仕事だ。他党との連携や多数派工作、その後の処理、法案を通すための国会対策などは、与党である自民党幹部らの仕事なのである。

 菅氏は常に内閣のガバナンスを一手に引き受けてきた。「霞が関の人事を掌握し、危機管理も先手で防ぐ」(首相周辺)との評価だ。

 しかし、安保法案で逆風が吹き、内閣支持率が下がり始めると、その菅氏に「党務」が回ってきた。「橋下氏だけでなく、他の野党幹部とも水面下で会っている。事実上、幹事長や国対委員長も兼ねるようになった」(前出中堅)のである。

 背景について、自民党ベテラン議員はいう。

 「現在の谷垣禎一幹事長は『切った張った』といった裏工作が得意でないうえ、『政高党低』で相対的に党の力が弱くなった。安倍一強に甘んじて自民党全体が緩み、執行部などが十分仕事をしていない側面もある」

 菅氏は親しい関係者に「誰かが、やらなきゃならないんだから」と話しているが、前出の中堅議員は「明らかに表情が疲労困憊(こんぱい)だ」という。

 そんななか、安倍首相の周辺から、9月の総裁選再選後の人事で、菅氏に「党務」を名実ともに任せる「幹事長に」という声が出ている。

 「安倍政権のラストスパートは、来年の参院選で勝利して、多数派工作で参院与党3分の2を形成し、悲願の憲法改正に着手することだ。今後、公明党とのすり合わせや、憲法改正を国民に問う衆院解散もあり得る。これらはいずれも『党務』であり、安倍首相が最重要視する幹事長ポストには、菅氏以外にはいないのではないか」(同)

 菅氏の手腕が一層問われることになりそうだ。 (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

631チバQ:2015/08/18(火) 21:37:42
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150812/plt1508121550001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】石破地方創生相 9月自民党総裁選に出馬の可能性 安倍首相、最大のライバル (1/2ページ)
2015.08.12
★(2)

 9月の自民党総裁選の行方が注目されている。安倍晋三内閣の支持率は下落しているが、「経済好転」や「日米同盟の深化」などの実績を受けて、額賀派や二階派が首相支援を打ち出している。無投票再選の流れもささやかれるなか、気になるのが、最大のライバル、石破茂地方創生相の動きだ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「2カ月ほど前から、鴨下一郎元環境相と山本有二元金融担当相、梶山弘・衆災害対策特別委員長の3人が毎週金曜日にひそかに集まり、自民党総裁選に向けた作戦会議を続けている」(自民党幹部)

 3人は、安倍首相のライバル、石破氏を支えるメンバーだ。「安倍首相の圧勝」とみられた総裁選に、石破氏を担いで勝てるかどうか、可能性を探っているのである。

 そして、ここにきて、出馬の可能性が現実味を帯びてきた。背景に、安全保障関連法案をめぐる内閣支持率急落がある。

 「今後の国会運営次第では、意外と退陣が早く来るかもしれない。石破氏が『ポスト安倍』として存在感をアピールするには、敗れても、安倍首相と堂々と戦った方がいい」(メンバーの1人)

 石破氏は、同法案の衆院採決直前、「世論調査の数字を見て、国民の理解が進んだと言い切る自信はない」と会見で語った。安倍首相周辺は「閣僚として言うべきことではない」と語気を強めたが、石破氏支持の議員らは「何らかの意思」を感じ取ったという。

 「野党時代から地方行脚や選挙応援を続けてきたので、石破氏は世論を正確に受け止めている。『今回の支持率低下はまずい。自分が立つべきタイミングだ』と考え始めたのではないか」(石破氏支持の中堅議員)

 石破氏は安保法案でも、安倍首相とは論理的な違いがある。

 例えば、石破氏は日米の安全保障上の役割を見直し、沖縄の米軍基地負担軽減や憲法改正なども絡め、10年のスパンで総合的な安保改革を目指す考えだ。石破氏にとっても安保はライフワークなのだ。

 「石破氏と話していると、国会審議を見ていて『違うんだよなぁ…』と、もう黙っていられないところまで来ている。ここは総裁選に出て、党内に多様な安保論があることを示した方がいい。国民の自民党への信頼も深まるし、石破さんの存在感も高まる」と、石破氏側近は話す。

 石破氏は今のところ、「世論を見定めているのでは」(冒頭幹部)、という。自民党ベテラン議員はこんな見方を示す。

 「最大のライバルがいるということは、実は安倍首相にとってはいいこと。宿敵がいるからこそ精進し、政権運営にも気を使う。自民党の人材の深さも示せる。石破氏と総裁選で堂々と戦って勝つことが、その後の支持率回復の起点になる」

 総裁選までわずか。石破氏の動向が注目だ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

632チバQ:2015/08/18(火) 21:39:20
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150814/plt1508141550002-n1.htm
【解剖 政界キーマン】自民党総裁選で野田聖子氏の擁立が急浮上 背後に古賀誠氏 (1/3ページ)
2015.08.14
★(4)

 安倍晋三首相(60)の再選が固まりつつある9月の自民党総裁選をめぐり、野田聖子前総務会長(54)の動きが注目されている。「これからのリーダーは強いリーダーではない」などと、首相を挑発するような言動を繰り返しているのだ。背後に控える自民党長老。こうしたなか、「将来の女性宰相」として、稲田朋美政調会長(56)の名前もささやかれる。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が迫った。

 「日本で『女性初の宰相』が誕生するとすれば、『ポスト安倍』のタイミングかもしれない」

 自民党のあるベテラン議員は、こう語った。

 安倍首相は、同世代のライバル、石破茂地方創生相(58)らを閣内などに封じ込めている。彼らは、なかなか存在感を発揮できない。といって、もはや旧世代の長老に戻る展開は考えにくく、小泉進次郎復興政務官(34)も早過ぎる。

 消去法で「将来、『ポスト安倍』をめぐる総裁選があれば、ワンポイントで女性宰相の可能性もある」(同ベテラン)という見立てだ。

 これとは別に、秋の自民党総裁選を見据えて、その言動が熱気を帯びているのが野田氏だ。

 冒頭の発言が聞かれた先月26日の「国際女性ビジネス会議」で、野田氏は「安倍首相とは当選同期(8回)の桜だが、最近若干路線がずれ始めている」といい、「(これからのリーダーは)自分が嫌だと思っている人たちをも受容する力が必要だ」と言い切った。
 野田氏は、小泉郵政改革に反対して離党したが、のち復党。党内有数のリベラル派で、安倍政権が進める安全保障関連法案には違和感を唱えてきた。第三者からの卵子提供を受け、50歳で長男を出産した経験も大きい。子育てなど女性問題や少子化、福祉などに政策を広げている。

 総裁選について、野田氏は「(内閣支持率など)様子を見たい。(出る可能性は)今日はないとだけ言っておく。明日は分からない」と意欲を隠さない。

 自民党リベラル派の長老、古賀誠元幹事長(75)は月刊誌「文芸春秋」(8月7日発売)のインタビューで、安倍首相の無投票再選に反対したうえで、「力量のある人材」として、野田氏と岸田文雄外相(58)、林芳正農水相(54)を挙げた。

 古賀氏は周囲に「野田氏擁立」を漏らしているとされる。古賀別動隊といわれる若手議員の「分厚い保守政治勉強会」のメンバーも「古賀氏と野田氏のゴーサインがあれば、いつでも推薦人20人はそろえられる」と豪語している。

 一方、「将来の女性宰相」候補としては、安倍首相と政治思想や歴史認識が近い、稲田氏の名前も挙がっている。

 内閣府特命大臣として初入閣した際、キャリア幹部人事の一元管理を目指す国家公務員制度改革をやり遂げた。女性らしい気配りと、持ち前の粘り強さが際立っていた。安倍首相はこれを高く評価しており、当選3回ながら、党三役に抜擢(ばってき)した。

 「安倍首相が第1次内閣で退陣した後も、ただ慰めるだけでなく、時には厳しいことも言いながら支えた。稲田氏が5歳年下だが、いわば母のような存在でもある」(首相側近の1人)

 永田町は、権力と嫉妬が渦巻く世界だ。

 石破氏に近い議員は「安倍首相は退陣後にも影響力を行使できるように、稲田氏を後継候補として育てているのだろう」と語る。また、「野田氏が昨年秋、障害者問題で党に政策提言した際、稲田氏の対応が冷淡だったとして、野田氏が怒っていた」と明かす党関係者もいる。

 稲田氏は今年3月、都内での講演で首相への意欲を問われ、「すべての政治家が最終目標を首相に置いている」と語っている。

 安倍首相は12日、山積する政治課題を前にし、地元・山口県で開かれた会合で「何とか頑張って(明治維新から150年となる)2018年までいけば、山口県出身の安倍晋三が首相ということになる」と語り、続投に強い意欲を燃やした。

 自民党内では「無投票再選」の流れも出つつあるが、野田氏が出馬して総裁選が行われる場合、稲田氏は「安倍首相支持」で動くはずだ。

 ただ将来、「野田vs稲田」によるバトルが見られるかもしれない。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

633チバQ:2015/08/18(火) 21:40:01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150815/plt1508151530001-n1.htm
【解剖 政界キーマン】小泉進次郎復興政務官「2021年決起説」 スキャンダルも「大物」ぶり証明 (1/2ページ)
2015.08.15
★(5)

 小泉進次郎復興政務官は今月初め、都内のホテルで美女と密会していたと、週刊文春にスクープされた。「将来の宰相」候補として、注目される進次郎氏について、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が考察した。

                  ◇

 文春によると、進次郎氏のお相手は、女優の藤原紀香似で、離婚歴のある元復興政務官秘書という。東日本大震災の被災地出身で、実家は資産家とも記されていた。

 一部で「結婚相手」「本命」との報道もあったが、被災地の自民党若手県議は「進次郎氏は『被災地の復興のために、まず10年すべてをかけてやる』と言っていましたから、結婚はないでしょう」と話す。

 進次郎氏は2011年の震災発生直後、自主的に被災地支援に入って以来、復興がライフワークで、現地に通い続けている。常に現場主義で世論にも敏感。しばしば、感度の鈍い自民党にも批判を向けている。

 今回の安全保障関連法案についても、「世論が納得しているとは思えない」と苦言を呈した。それでも進次郎人気は衰えず、「将来、首相は間違いない」(自民党ベテラン)とされる。

 ただ、権力と嫉妬が渦巻く永田町だけに、「次第に目上の人間からは『生意気言うな』『調子に乗るな』などと嫉妬が生まれてきている。被災地活動でも、官邸や党幹部などから『必要以上の活動や発言には注意しろ』と言われることが多くなっている」(自民党中堅議員)という。

 そんななか、「進次郎2021年決起説」が浮上している。

 この年は東京五輪の翌年で、進次郎氏自身も「五輪後に、日本は人口減や景気後退で大変なことになる。自分たちの世代の出番だ」と話している。突発的な政変がなければ、21年は自民党総裁選の年となる。

 自民党のベテラン議員は「そのころになれば、進次郎氏が青年局長時代に信頼関係を築いた地方組織の青年議員たちが実力者になっている。多くは『進次郎支持』で、総裁選に出れば地方票は圧勝だ」とみる。

 一方で、進次郎氏は必ずしも自民党にこだわらないとの見方もある。

 自民党若手議員は「進次郎氏は、現在の成長戦略は少子高齢化などを考えれば合っていないと思っているし、本音は脱原発だ。自民党とは方向感が違う。党を飛び出して『この指とまれ』で新しい政治勢力を作る可能性はある」と明かす。

 あらゆる可能性や期待が語られる存在なのだ。

 冒頭のスクープ記事にしても、発売前から「進次郎氏が写真を撮られた」という話が広がり、こんな噂も流れた。

 「自民党総裁選をにらんだ動きでは。石破茂地方創生相が出馬して、進次郎氏が応援するのを潰すためのリークではないか」(前出の中堅議員)

 スキャンダルも痛手にはならず、「大物」ぶりを証明したようだ。

 ■鈴木哲夫(すずき・てつお) 1958年、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経て、現在、フリージャーナリスト。著書に『最後の小沢一郎』(オークラ出版)、『ブレる日本政治』(ベスト新書)、『安倍政権のメディア支配』(イースト新書)など。

634チバQ:2015/08/18(火) 21:40:43
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150818/plt1508181140002-n1.htm
【解剖 政界キーマン】安倍晋三首相 思想より現実見るリアリスト 「愚直さ」とのバランスがカギ (1/2ページ)
2015.08.18
★(6)

 「私は、思想家ではなく、政治家ですから」

 これは、安倍晋三首相が2012年12月の再登板直前、「保守」をテーマにしたテレビ番組の収録で、私(鈴木)が「対中国外交」について質問したときの回答だ。意外だった。中国に敵対心をむき出しにするかと思ったら、そうではなかったのだ。安倍首相に「リアリスト」という印象を強く持った。

 中国の共産党独裁体制には問題が多いが、政治家である以上、現実の対応は違うべきだと明言したのだ。そして、次のように続けた。

 「国際情勢の中で中国の力をどう捉え、どう向き合うのか。答えは、経済などあらゆる分野で協力関係を築いていく方が、日本の国益にもなる。つまり戦略的互恵関係です。たとえ自分にどんな思想があっても、現実を見て対応する」

 第2次安倍内閣発足後、安倍首相は中国へ冷静な対応に終始してきた。中国が東・南シナ海で軍事的拡張路線を敷いても、米国と連携して対応しながら、常に「対話のドアは開いている」と言い続けた。

 「もっと強硬姿勢を示すべきだ」といった支持者も多いが、安倍首相はリアリズムを重視し、「第1次内閣と同じ、戦略的互恵関係がベスト。こちらが横綱外交をしていれば向こうが必ず対話に乗る」(首相周辺)との姿勢をとってきた。結果、日中関係は今年秋に安倍首相の訪中も含め、前へ進みつつある。

 ただ、こうした「リアリズム」は功罪相半ばする。結果を優先させるあまり、時に、手続きに一貫性を欠き、不誠実にも見えるのである。懸案の安全保障関連法案はまさにそうだ。

 安倍首相は14年12月の衆院選直後、ラジオ番組で私の問いに「憲法改正は信念だ」と語った。だが、憲法第96条では、改憲の国会発議には、衆参両院の3分の2以上が必要で、国民投票で過半数の賛成を得ることが必要とされている。改正が極めて難しい「硬性憲法」なのである。

 「このため、衆参両院の3分の2以上との規定を過半数にするなど、当初、憲法第96条改正も検討された。集団的自衛権を限定容認する安保法案も、中国などの軍事的脅威に対応するため、解釈改憲による法制化ともいえる。まさに現実的対応だが、憲法改正を政治信念とするなら、安倍首相は愚直に国民に語りかけて、正面からぶつかるべきだった」(安倍首相に近いベテラン議員)

 現在、内閣支持率が低迷する中で、現実的対応を取るとすれば、評判のいい政策を打つことになる。だが、こうした対応は「人気取り」と受け取られ、かえって支持を失いかねない。安倍首相が「リアリズム」と「愚直さ」のバランスをどう取るか-。政権運営の大きなポイントといえる。 =おわり (政治ジャーナリスト・鈴木哲夫)

635チバQ:2015/08/18(火) 21:43:27
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150818/plt1508181550001-n1.htm
【永田町・霞が関インサイド】「安倍支持」打ち出した“ドン”二階氏の実力 9月総裁選に先手 (1/2ページ)
2015.08.18
 自民党の二階俊博総務会長の存在感が際立ってきている。

 日本経済新聞(8月13日付朝刊)政治面コラムの見出しに、「ドン一声、歳出拡大の芽」とあった。

 もちろん、「ドン」とは二階氏を指す。国交省が財政健全化を念頭に用意した「国土形成計画」をひっくり返し、来年度予算編成を前に歳出拡大の芽をはらんだものにしたというのだ。

 同氏の実力ぶりを示す、格好のエピソードを紹介する。

 先週のことだ。10日夜、東京・六本木ヒルズ最上階にある会員制「ヒルズクラブ」-。

 二階氏は、自ら率いる志帥会(二階派)担当の記者団と懇談していた。隣の部屋に稲田朋美政調会長がいると聞き、呼ぶよう指示した。

 あいさつに来た稲田氏が「実は、森喜朗元総理とご一緒しています」と説明したところに、当の森氏が顔を出した。

 その後、暫くの間、森、二階、稲田氏は歓談した。森氏はその席で、「安倍政権が何とか持っているのは、二階さんが総務会長として、デーンと控えてくださっているからだ」と述べたというのだ。

 保守政党・自民党には「シニオリティ・システム」という当選回数・役職経験至上主義の伝統がある。首相(総裁)経験者が、たとえ現役とはいえ総務会長のもとへ足を運ぶということは異例である。

 その日の午後、二階派の河村建夫会長代理が国会内で安倍晋三首相に会い、9月の総裁選で安倍首相の3選を支持する「推薦状」を手渡した。

 自民党の派閥領袖の中で二階氏がいち早く「安倍支持」を打ち出した日でもあった。

 第1次安倍内閣の2007年7月の参院選で自民党は敗北した。しかし、当時の麻生太郎外相と、二階国対委員長の2人が真っ先に「安倍首相は引責辞任する必要はない」と言明したのだ。

 安倍首相はこうしたことを決して忘れない。そして、今回の「安倍支持」表明である。

 これは、一体何を意味するのか。9月下旬に予定されている総裁選に大きな影響があるのだ。

 国民に不人気の安全保障関連法案審議と、原発再稼働などで内閣支持率が急落し、野田聖子前総務会長の総裁選出馬が取り沙汰されるようになった。

 古賀誠元自民党幹事長、浜田靖一元防衛相などが推しているとされる。

 だが、野田氏出馬のために必要な推薦人20人の確保が、二階派の「安倍支持」で難しくなった。夏以降、二階氏の言動から目が離せない。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)

636とはずがたり:2015/08/19(水) 17:33:03
暴言吐いた上に金銭トラブルと云うか殆ど詐欺行為迄┐('〜`;)┌

武藤氏、自民を離党=金銭トラブルで引責
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-150819X966.html
17:18時事通信

 未公開株をめぐる金銭トラブルが表面化した自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=は19日、同党に離党届を提出した。政治不信を招いた責任を取ったもので、同党はこれを受理した。

 武藤氏は代理人を通じて離党届を提出。党執行部に対し「党に大変迷惑を掛け心苦しく思っている。プライベートなことでこれ以上党に迷惑を掛けるわけにはいかない」と伝えた。

 19日発売の週刊文春によると、武藤氏は昨年、知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛けた。この呼び掛けに23人が応じ、約4100万円を集めたが、実際に株は購入されておらず、一部の出資金も返済されていない。

 これを受け、武藤氏はコメントを発表し、「ご迷惑をお掛けした皆さまには心よりおわび申し上げます。関係者らと相談しきちんと対応してまいりたい」と釈明。一方、自民党の谷垣禎一幹事長は公明党幹部に対し、「事実関係を把握した上で報告する」と説明した。

 武藤氏は2012年12月の衆院選で初当選し、現在2期目。先にツイッターで安全保障関連法案に反対する学生団体を「自分中心、極端な利己的考え」などと批判し、波紋を広げた。

637とはずがたり:2015/08/19(水) 18:14:46

自民・武藤氏に金銭トラブル=「きちんと対応する」―週刊誌報道に
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/82/d9bc579e5da631e536dfff68ad48eab1.html
(時事通信) 12:43

 自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛け、約4000万円を集めながら、実際に株は購入されず一部の出資金も返済されていないことが分かった。19日発売の週刊文春が報じた。

 武藤氏はコメントを発表し、「ご迷惑をお掛けした皆さまには心よりおわび申し上げます」と報道を否定せず、陳謝した。今後については「関係者らと相談しきちんと対応してまいりたい」と釈明した。

 これに関し、自民党の谷垣禎一幹事長は19日午前、公明党幹部との会談で、「事実関係を把握した上で報告する」と説明。会談後、同党の大口善徳国対委員長は「(武藤氏は)しっかりと説明責任を果たすべきだ」と語った。

638チバQ:2015/08/19(水) 19:39:30
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150819/k10010195351000.html
自民 武藤貴也衆院議員が離党届を提出
8月19日 16時57分

自民 武藤貴也衆院議員が離党届を提出
自民党の武藤貴也衆議院議員は、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると一部で報じられたことなどを受け、自民党に離党届を提出しました。
衆議院滋賀4区選出の自民党の武藤貴也衆議院議員は、19日に発売された「週刊文春」で、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると報じられました。
これを受けて、武藤議員は19日午前、「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりおわびを申し上げます。本件につきましては、今後関係者らと相談し、きちんと対応してまいりたい」とするコメントを発表していました。
こうしたなか、武藤議員は「みずからのプライベートな問題で党に多大な迷惑をかけており、これ以上迷惑をかけるわけにはいかない」として自民党に離党届を提出し、受理されました。
武藤議員を巡っては、先に、安全保障関連法案を批判している学生らの団体の主張を「利己的考えに基づく」などとみずからのツイッターに書き込み、野党だけでなく与党内からも批判が出ていました。
武藤議員「党に大変な迷惑 心苦しく離党」
自民党を離党した武藤貴也衆議院議員は「先日のツイッターでの発言でも迷惑をかけたばかりであるのに、今回は自身のプライベートに関する件でさらに党に大変な迷惑をかけていることを大変心苦しく思い、離党届を提出した。プライベートのことについては法的な場で、しっかりと明らかにしていきたい」などとするコメントを発表しました。
自民 谷垣幹事長「本人がきちんと説明を」
自民党の谷垣幹事長は党本部で記者団に対し、「残念だ。こういう問題は本人がきちんと説明をしなければいけない。安倍総理大臣に報告したが、『しかたがありませんね』ということだった」と述べました。
また、谷垣氏は安全保障関連法案の審議への影響について、「計り難い。われわれとしては、法案の趣旨を丁寧に説明する努力を今まで以上にしていく」と述べました。

639チバQ:2015/08/19(水) 19:41:08
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150819/plt1508191543005-n1.htm
自民・武藤議員に除名、離党勧告も 詐欺・横領の可能性 谷垣幹事長が調査約束
2015.08.19


武藤貴也議員【拡大】

 自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が、知人に未公開株の購入を持ちかけ、出資金の返還をめぐりトラブルになっていると19日発売の「週刊文春」が報じた。自民党の谷垣禎一幹事長は同日朝、公明党の井上義久幹事長と会談して、「事実関係を把握したうえで報告したい」と説明した。除名や離党勧告など、武藤議員に処分が出る可能性が出てきた。

 文春によると、武藤議員は昨年、知人に「国会議員枠で買える」と、ソフトウエア会社の未公開株の購入を持ちかけた。その後、話に乗った23人が計約4000万円を武藤議員の政策秘書の口座に振り込んだが、実際には株は購入されず、出資金の一部は戻っていないという。報道が事実なら、詐欺や横領の可能性も指摘されている。

 武藤議員は19日午前、「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりお詫びを申し上げます」「今後関係者らと相談しきちんと対応してまいりたいと思います」というコメントを出した。

 武藤議員は1979年、北海道生まれ。東京外国語大学卒業、京都大学大学院修了。「脱ダム」「卒原発」など、リベラル路線で知られる滋賀県の嘉田由紀子前知事を支持する県議会会派の政策スタッフを経て、2009年4月、自民党滋賀県連が全国公募した候補者に合格した。12年12月の衆院選で初当選し、現在2期目。

 安全保障関連法案に反対する学生らのデモについて、「『戦争に行きたくない』という極端な利己的考え」などとツイッターで指摘し、野党から批判が出ていた。

640チバQ:2015/08/19(水) 19:42:11
9/15までに辞職したら10月に補欠選

641とはずがたり:2015/08/19(水) 19:57:52
武藤は嘉田ちゃんの放った自民党への刺客だったのか?(;´Д`)

642旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/08/19(水) 20:57:50
自分が一番利己的だったというオチか……

643チバQ:2015/08/19(水) 22:06:48
http://mainichi.jp/select/news/20150820k0000m010096000c.html
自民総裁選:関心早くも人事 対抗馬擁立、動き鈍く
毎日新聞 2015年08月19日 21時14分

 自民党は9月末に任期満了となる総裁選の選挙管理委員会を20日に発足させる。安倍晋三首相(総裁)の再選が有力とみられているなか、対抗馬擁立の動きは鈍い。党内の関心は早くも総裁選後に控える閣僚・党執行部人事に移っており、各派閥の「再選支持」に拍車がかかっている。

 ◇再選支持に拍車

 「自民党は安倍再選に向かって今、静かに進んでいる。私の経験からすると、再選は間違いない状況だ」。日本外国特派員協会で19日に記者会見した二階俊博総務会長はそう断言した。

 二階氏はいち早く再選支持を表明。二階派の研修会で正式に派閥として再選支持を決めた9日、首相は二階氏に直接電話で「ありがとうございます」と伝えた。他派閥からは二階氏の動きは「露骨な猟官運動」(他派閥幹部)と受け止められている。

 焦りを募らせるのは首相の出身派閥の細田派だ。現職閣僚は2人だけで、派内からは「本気でポストを取りに行ってもらわなければ困る」との声が漏れ、不満の矛先が会長の細田博之幹事長代行に向かいかねない情勢だ。細田氏は先月の研修会で、再選支持を明確にしたうえで「アフター・ユー(他派閥優先)、アフター・レディー(女性優先)の精神も少し修正しなければ」と述べ、首相に人事面での待遇改善を求めた。

 一方で、45人の派閥規模で5人の閣僚を輩出している岸田派は静観している。閣僚ポストを有しない石原派も、一部に石原伸晃前環境相の総裁選出馬を促す声があり、首相再選支持を打ち出していない。

 ただ、安倍首相は過去の閣僚人事などでは、派閥推薦は受け付けないとの考えを示している。秋の人事については首相はまだ、何も語っていないが、こうした方針は掲げ続ける可能性が高い。派閥領袖(りょうしゅう)らの猟官運動に効果があるかは不透明だ。

 総裁選では、無派閥議員の間に出馬待望論がある石破茂地方創生担当相や野田聖子前総務会長らの動向も注目されている。【水脇友輔、大久保渉】

644チバQ:2015/08/19(水) 22:07:50
http://mainichi.jp/select/news/20150820k0000m010108000c.html
武藤氏離党:地元も驚き 「説明責任を」辞職求める声も
毎日新聞 2015年08月19日 21時44分

 安全保障関連法案に反対する学生らを「極端な利己的考え」とツイッターで批判した自民党衆院議員の武藤貴也氏(36)=滋賀4区=が、自身のカネを巡る不祥事を報じる週刊誌が発売された当日、離党届を出した。野党議員や地元、識者から「説明責任を果たせ」「議員を辞職すべきだ」と厳しい声が上がっている。

 武藤氏は、安全保障関連法案を審議する衆院特別委員会メンバーだ。特別委に所属する長島昭久氏(民主)は「記事が事実ならあまりにレベルの低い話。早く処理し、政権へのダメージを回避しようということだろう」と指摘した。同じく特別委に所属する丸山穂高氏(維新)は「本人がきちんと説明する必要がある。説明しないなら国会で説明を求めることになるのでは」。

 滋賀県近江八幡市の地元事務所では、秘書が支持者からの問い合わせや抗議の対応に追われた。離党届提出の一報が入ると「本人の口から聞いていない。寝耳に水だ」と驚いていた。

 昨年の衆院選で武藤氏に投票したという同市の会社員、立岡弘一さん(50)は「ツイッターの発言にしろ今回のトラブルにしろ、未熟さが出ていたのではないか。後ろめたさが少しでもあるなら、離党でお茶を濁すのではなく、議員を辞職すべきだ」と話した。【樋岡徹也、金子裕次郎、田中将隆】

645チバQ:2015/08/19(水) 23:37:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000029-kyt-l25
市民ら「政治家の資質ない」 離党の武藤議員に厳しい批判
京都新聞 8月19日(水)22時50分配信

 学生デモを批判するツイッター発言で抗議の声が高まっていた自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)に、新たな醜聞が加わった。「国会議員枠で買える」。知人に未公開株購入を持ちかけ、さらには出資者との金銭トラブルに発展していると週刊誌に報じられた。19日に離党届を出す事態になったことに対し、滋賀県の有権者や若者からは「議員の資質がない」「辞職すべきだ」などと厳しい批判の声が上がった。
武藤氏の地元の近江八幡市で郷土史を研究する山中靖城さん(80)は「政治家として幼く勉強不足。政治信条とは別に、人として成長してほしかった」と残念がる。2期目の当選で自信満々のような姿が見え過ぎ、あいさつなど礼儀を欠く場面もあったという。「議員を辞め、地元で地べたをはって頭を下げてから出直すべきだ」と指弾した。
 武藤氏に一票を投じた矢野義男さん(70)=近江八幡市=は「支持していた一人として残念。若く、安全保障などに熱心に取り組んでいた。報道が事実なら、お金でこんな事をしてはだめだ。許されない」と批判した。
 衣料品販売会社社長の小中儀明さん(39)=東近江市=は「(武藤氏の)安全保障の考え方には共感するところもあったが、今回の件で政治不信が深まった。こういう人物だと見抜けなかった有権者にも問題はあると思う」と話した。
 武藤氏は7月30日、安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」の主張について、ツイッターに「戦争に行きたくないという考えは極端に利己的考え」と書き込み、与党からも批判の声が上がっていた。
 8月以降、JR近江八幡駅などで武藤氏の議員辞職を訴えてきた県内の若者団体「しーこぷ。」代表の龍谷大4年藤川結さん(21)=大津市=は「『国会議員枠の未公開株』なんて、それこそ利己主義の塊だ」とあきれる。「民主主義を否定する言動といい、今回の件といい、議員としての資質がない」と憤り、自民党に対しても「武藤氏を公募で選んだ説明責任があるのでは」と指摘した。
 「シールズ関西」の関西学院大4年寺田ともかさん(22)=大阪府=は「国民は国家のためにあるなどと勘違いしており、議員になるべき人物ではなかった。まずは今回の疑惑を説明すべき」と強調。「自民党も、本人の説明がないまま離党させるなど、安保法案を通すため、都合の悪いことは公表しないでおこうとする思いが見える」と話した。

646チバQ:2015/08/20(木) 20:11:50
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150820/plt1508201558002-n1.htm
自民党総裁選、やはり無投票再選の流れ 石破氏、慎重姿勢 岸田氏、不出馬の意向 (1/2ページ)
2015.08.20


自民党総裁選に絡む派閥領袖の発言【拡大】


 安倍晋三首相(自民党総裁)が、9月の党総裁選で「無投票再選」される流れが加速している。派閥領袖の支持表明が相次いでいるうえ、立候補が取り沙汰される石破茂地方創生相らが慎重姿勢を示しているからだ。岸田文雄外相も20日までに、出馬しない意向を固めたという。気になる党内事情を探った。

 「自民党は『安倍再選』に向かって、今、静かに進んでいる。再選は間違いない状況だ」

 安倍首相の再選支持を表明している二階俊博総務会長は19日、日本外国特派員協会での記者会見で改めて強調した。

 20日現在、領袖が首相再選を支持しているのは5派閥で、合計の人数は、党所属議員の過半数をすでに上回っている。

 党内には、石破氏や野田聖子前総務会長への出馬待望論もくすぶるが、動きは鈍い。

 石破氏は5日、自身に近い議員らの勉強会で「自分の選挙区で安保法案を分かってもらうために努力しなければならない」と呼びかけ、総裁選には言及しなかった。

 石破氏は3年前の前回総裁選で安倍首相に敗れた。仮に今回出馬して負ければ「首相の芽は完全になくなる」(石破氏に近いベテラン)とみられており、周辺では立候補見送り論が強まっている。

 野田氏も5日、総裁選への対応について「日々の仕事をこなすので精いっぱい。まずは目の前にある宿題を片付けようという日々だ」と記者団に語り、先月までの前向きな姿勢を修正した。

 派閥領袖の中では、岸田派会長の岸田氏が最近、周辺に参院で審議中の安全保障関連法案への影響を考慮し、不出馬の意向を示したという。

 ただ、岸田派名誉会長の古賀誠元幹事長は7日発売の月刊誌「文芸春秋」のインタビューで、総裁選について「(無投票で)国民の皆さんが納得できるか」と述べ、「力量のある人材」として、前出の野田氏や岸田氏を挙げている。

 派閥OBへの配慮からか、岸田派としての総裁選への対応は来週の幹部会合で決める予定だ。

 石原派会長の石原伸晃前環境相は態度を明確にしていない。

 前出の古賀氏と同様、石原派前会長の山崎拓元副総裁も、安倍政権や安保法案への批判を繰り返しており、「過激な発言を続ける重鎮に気を使わざるを得ない」(党中堅職員)ようだ。

 一方、総裁選の日程はまだ固まっていない。

 当初は「9月8日告示-20日投票」で調整を進めてきたが、「参院で審議中の安保法案が成立する前に実施するのは難しい」(幹部)との声が浮上したためだ。党執行部は今月20日に総裁選挙管理委員会の初会合を開き、日程調整を急ぐ。

647チバQ:2015/08/20(木) 20:14:40
http://www.sankei.com/politics/news/150820/plt1508200002-n1.html
2015.8.20 05:00

岸田外相、自民党総裁選不出馬 安倍首相の無投票再選の流れ加速





参院平和安全法制特別委員会で答弁する岸田文雄外相=19日、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影)
 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄外相は、9月に行われる党総裁選に出馬しない意向を固めた。関係者が19日、明らかにした。集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案や多くの案件を抱える外交日程への対応を重視した。総裁選は安倍晋三首相(党総裁)の有力対抗馬が現れない中、首相の無投票再選の流れが加速している。

 岸田氏は周辺に参院で審議中の安保関連法案への影響を考慮し、不出馬の意向を示した。また、北朝鮮との拉致問題協議やロシアのプーチン大統領の訪日に向けた調整など外交を切れ目なく進めるため、閣僚の責務を果たすことにした。

 岸田派としての対応は来週の幹部会合で決める予定だ。岸田氏は第2次安倍内閣発足時から外相として政権を支えている。ただ、岸田派の名誉会長、古賀誠元幹事長は月刊誌のインタビューで、総裁選は対立候補が出て選挙戦にすべきだとの見解を示していた。19日夜に都内で開かれた岸田派参院議員の会合には岸田氏と古賀氏が出席した。

 党内では、首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)のほか、二階派(志帥会)が安倍首相の再選支持を表明。谷垣グループ(有隣会)を率いる谷垣禎一党幹事長や、鳩山邦夫元総務相らも再選を支持する方針を示している。

 対抗馬として野田聖子前総務会長が注目されるが、首相再選の構図に大きな影響はないとみられている。首相の総裁任期は9月30日まで。次期総裁の任期は平成30年9月までの見通し。

648チバQ:2015/08/20(木) 21:20:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015082000830
武藤氏、議員辞職を否定=週刊誌報道を批判


 金銭トラブルを受けて自民党を離党した武藤貴也衆院議員は20日までに、自身のフェイスブックで、「議員としての活動は続け、国民の期待に応えられるよう引き続き日本の安全と繁栄のため尽力していく」とのコメントを投稿し、議員辞職を否定した。
 武藤氏は離党の理由について「平和安全法制が国会で審議されている重要な局面で、個人的なことでこれ以上党に迷惑を掛けられないと判断した」と説明。金銭トラブルを報じた週刊文春の記事について「極めて恣意(しい)的に書かれており非常に心外だ」と批判した。 (2015/08/20-19:54)

649チバQ:2015/08/22(土) 00:02:56
http://www.sankei.com/politics/news/150821/plt1508210003-n1.html
2015.8.21 05:00

石破地方創生担当相、自民党総裁選に不出馬の意向

(1/2ページ)
 石破茂地方創生担当相は、9月に行われる自民党総裁選に出馬しない意向を固めた。党幹部が明らかにした。岸田文雄外相に続き、石破氏も出馬を断念したことで、安倍晋三首相(党総裁)の有力対抗馬が現れず、首相の無投票再選の流れが一層強まった。

 石破氏は21日の記者会見で、総裁選への対応について「閣僚として安倍政権が国民の信頼を得て政策を遂行するため最大限の努力をしている。それ以外申し上げることはない」と述べ、事実上不出馬を認めた。

 石破氏は、出馬により参院で審議中の安全保障関連法案への影響や野党から閣内不一致との批判を招きかねない事態を考慮。また、閣僚や党幹部、派閥領袖が相次いで首相への支持を打ち出しており、出馬しても形勢は不利と判断したとみられる。

 今月18日夜に石破氏は、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」の山本有二元金融担当相、鴨下一郎元環境相らと総裁選情勢を分析。結論には至らなかったものの、立候補への消極論が出たという。
 石破氏は、今月5日に無派閥連絡会が都内で開いた夏季研修会でも、態度を明確にしなかった。無派閥連絡会には、前回総裁選では党員投票で首相を上回ったことから出馬を要請する声がある一方、来夏の参院選を見越し、「選挙結果次第では、安倍内閣が退陣する可能性もある」として自重を促す声もあった。

 総裁選をめぐっては、 自民党内最大派閥で、首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)のほか、二階派(志帥会)が安倍首相の再選支持を表明。谷垣グループ(有隣会)を率いる谷垣禎一党幹事長や、鳩山邦夫元総務相らも再選を支持する方針を示している。

 石破氏以外には、対抗馬として野田聖子前総務会長が注目されるが、態度を明確にしていない。

 首相の総裁任期は9月30日まで。自民党は9月中下旬に投開票を行う日程で調整しており、8月28日の総裁選管理委員会で決定する方針。次期総裁の任期は平成30年9月までの見通し。

650チバQ:2015/08/22(土) 00:03:44
http://www.sankei.com/politics/news/150821/plt1508210036-n1.html
2015.8.21 20:10

自民党総裁選 野田氏が出馬模索 「目標にしなければ堕落する」

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記者団の取材に応じる自民党の野田前総務会長=21日夜、岐阜市内のホテル
 9月に予定される自民党総裁選で、野田聖子前総務会長は21日、出馬の可能性を模索していることを明らかにした。

 野田氏は地元・岐阜市で記者団に対し、総裁選について、「(自民党には)有望な議員がたくさんいる政党だと信じているので、無投票になることはおそらくないと思う」と述べた。

 その上で、「初当選以来、それ(首相・総裁)を目標にしなければ堕落すると思ってやってきている。毎回(出馬を)考えては、やめたり、やめさせられたりといろいろあるが、今も同じような状況だ」と述べ、出馬を模索していることを明らかにした。

651チバQ:2015/08/22(土) 00:04:38
http://www.sankei.com/politics/news/150821/plt1508210026-n1.html
2015.8.21 17:33
【武藤氏離党届】
与党から議員辞職促す声 安倍首相は「説明責任果たすべき」

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武藤貴也氏
 公明党の井上義久幹事長は21日の記者会見で、週刊誌の金銭トラブル報道を受けて自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)について「説明責任を果たせないとしたら議員の資格にも影響する」と述べ、議員辞職すべきとの認識を示した。同党は山口那津男代表も「離党では済まない問題だ」と批判しており、辞職圧力を強めている。

 井上氏は、武藤氏が記者会見や衆院政治倫理審査会などを通じて説明を尽くすべきだとも主張し、武藤氏を公認した自民党に対しても「公党として国民の前にきちんと説明すべきだ」と求めた。自民党は武藤氏が提出した離党届をそのまま受理し、除名などの処分は見送った。

 安倍晋三首相(自民党総裁)は21日の参院平和安全法制特別委員会で「党から本人に『しっかり説明責任を果たすように』と指示した。政治家としてしっかりと責任を果たすべきだ」と述べた。質問した民主党の蓮舫代表代行は党総裁として武藤氏に議員辞職勧告を行うべきだと追及した。

 武藤氏はフェイスブックに「一方的かつ事実と異なる記事のために議員辞職はできない」と掲載しているが、記者会見は開いていない。

652チバQ:2015/08/22(土) 00:10:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015082100797
石破氏、勝算なく見送り=残るは野田氏の動向-自民総裁選


 9月の自民党総裁選で、「ポスト安倍」の最右翼と目されていた石破茂地方創生担当相が出馬を見送る意向を固めた。党内の有力者や最大派閥の細田派などが続々と安倍晋三首相の続投支持を打ち出す中、立候補しても勝算がないと判断したもようだ。首相再選の可能性はより高まり、残る焦点は出馬の可能性が取り沙汰される野田聖子元郵政相の動向となる。
 「農業、漁業、林業などの潜在的可能性を引き出していくことを地方でやっていただかないと、どうにもならない」。石破氏は21日午後、岐阜市で講演し、地方創生について訴えたが、総裁選への言及は一切なかった。
 石破氏は18日夜、東京都内で側近の山本有二元金融相らと会食し、総裁選をめぐる情勢を分析。これを踏まえて臨んだ21日の閣議後の記者会見で、「内閣の一員として最大限、自分にできる限りの努力をしているところだ」と述べ、閣僚としての職責に全力を尽くす方針を強調した。
 2012年の前回総裁選で首相と争った石破氏は、多くの地方票を獲得しながら国会議員票で伸び悩み、決選投票で惜敗。安倍政権では党幹事長、地方創生相の要職を担った。総裁選は国会開会中に行われるため、重要法案の審議のさなかに首相に反旗を翻す形で総裁選を争えば党内から批判を受けるのは必至だ。石破氏としては、高水準を続けた内閣支持率に陰りも見えることから、焦らずに次のチャンスをうかがう考えとみられる。
 一方の野田氏は、現在は政権要職に就いておらず「立候補の有資格者」(周辺議員)として総裁選への意欲を捨てていないとされる。古賀誠自民党元幹事長が野田氏を推しているが、出馬に必要な20人の推薦人集めを進めても首相の陣営から切り崩しを受けるのは確実で、ハードルは高い。首相再選を支持する自民党幹部は21日、「無投票再選の流れではないか」と述べ、対抗馬の動きをけん制した。(2015/08/21-19:06)

653名無しさん:2015/08/23(日) 15:16:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150822-00000026-kyt-l25
武藤氏、地元で説明延期 滋賀・近江八幡、東京で26日会見調整
京都新聞 8月22日(土)21時56分配信

 未公開株の購入をめぐる金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)に説明を求めるため、党滋賀県第4選挙区支部が23日に近江八幡市内で予定していた緊急役員会の延期が22日に決まった。武藤氏は26日に東京都内で記者会見する方向で調整している。
 武藤氏の事務所が22日に延期を発表した。4区支部の関係者によると、緊急役員会の開催を決めた21日の夜以降、記者会見の予定が入ったという。支部役員会は記者会見の内容を踏まえて開催するかどうか決めるとしている。

654名無しさん:2015/08/23(日) 16:48:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000011-asahi-soci
武藤氏離党、地元で厳しい声「投票を後悔」「辞職を」
朝日新聞デジタル 8月20日(木)8時17分配信

 滋賀4区選出の武藤貴也衆院議員(36)が19日、自民党に離党届を提出し、受理された。安全保障関連法案をめぐるツイッター投稿が批判されたうえ、金銭トラブルを週刊誌に報じられたことで「党に迷惑をかけた」ことが理由としている。「投票したのを後悔している」「辞職するべきだ」。地元では厳しい声が相次いだ。


■自民県議「早急に説明を」

 19日夕、武藤氏の近江八幡市の事務所では、男性秘書が1人でひっきりなしに鳴る電話に対応していた。離党を知り、説明を求める支持者らからだ。この日、武藤氏本人の連絡はなく、コメントがファクスで流れてきただけだった。「地元では事情は分からない」。取材にそう繰り返した。

 武藤氏は北海道出身。京都大大学院に在学中、滋賀県議会で嘉田由紀子・前知事の与党会派の政策スタッフになった。だが09年の衆院選で自民党の候補者選考に応募し、滋賀4区から立候補。このときは落選したが、12年の衆院選で初当選し、昨年12月には6万460票を獲得して再選した。

 「寝耳に水の話。武藤氏が早急に支持者へ説明するように求めている」。昨年の衆院選で選対の総括責任者だった小寺裕雄県議(自民)は「支持者離れ」への危機感をあらわにした。「安全保障関連法案の審議が大詰めの時期に余計なことを……」。4区内のある自民系市議はそう漏らした。

 自民党県連は近く、役員会を開き、対応を協議するとしている。

■学生団体「情けない」

 武藤氏は安全保障関連法案に反対する学生団体「SEALDs(シールズ)」について、7月末に「自分中心」「極端な利己的考え」などとツイッターへ投稿。批判を浴びた。

 法案に反対する県内の大学生らでつくる団体「しーこぷ。」代表で、大津市の藤川結(ゆい)さん(21)は「なぜ議員辞職しないのか、わからない。説明が足りない。滋賀県の有権者の一人として情けない」。自民党に対しても、「離党したとはいえ、(公募で)自民党から立候補し、議員になった人。党としても、きちんと説明をしてもらいたい」と求めた。

■有権者「頑張ってほしかったが残念」

 滋賀4区の有権者からは厳しい声があがった。

 「投票しなければよかった」。昨年の衆院選で武藤氏に投票したパート女性(33)=近江八幡市=はJR近江八幡駅でそう悔いた。投票したのは、自民党の外交政策を重視したからで、武藤氏個人に特別な思いはなかったのだという。「発言には注意してほしいと思っていた。あの一票は、何だったのか」

 JR甲西駅で取材に応じた湖南市の会社員、中川清和さん(48)は「若手政治家として頑張ってほしかったが残念。一度辞職して、再び政治の世界に挑めばいい」と話した。

朝日新聞社

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000076-san-pol
武藤氏、自民に離党届 週刊誌が金銭トラブル報道
産経新聞 8月20日(木)7時55分配信

 自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が、知人に未公開株の購入を持ち掛け、金銭トラブルになっていると19日発売の「週刊文春」が報じた。これを受け、武藤氏は同日、離党届を提出した。党執行部は離党を認める方針。野党は武藤氏のツイッター投稿をめぐっても批判を強めており、国会審議にも影響しそうだ。

 週刊文春によると、武藤氏は昨年10月、ソフトウエア会社の未公開株の購入を「国会議員枠で買える」などとして知人に持ちかけ、23人から計約4100万円の出資を受けた。しかし、未公開株は購入されず、出資者が返金を求めたが、いまだに約700万円は返済されていないという。

 武藤氏は19日、「ご迷惑をおかけした皆さまに心よりおわびする」とのコメントを発表。離党の理由については「プライベートに関する件で、党にこれ以上迷惑をかけるわけにはいかない」と説明した。安倍晋三首相は「仕方がない」と谷垣禎一幹事長に伝えたという。

 武藤氏は7月30日にツイッターで、安全保障関連法案に反対する学生らのデモを「『戦争に行きたくない』という極端な利己的考え」と投稿し、野党だけでなく与党内からも批判が出ていた。

655名無しさん:2015/08/23(日) 16:48:52
>>654

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000075-san-pol
武藤氏離党届 自民、早期の火消し図る 安保法案、野党さらに攻勢
産経新聞 8月20日(木)7時55分配信

 週刊文春の金銭トラブル報道で武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が19日に自民党に離党届を提出したが、安全保障関連法案の今国会成立を目指す安倍晋三政権を支える自民党としては、政権へのダメージを最小限に食い止めたいという思惑がにじむ。ただ、武藤氏については、安保関連法案に反対する学生らのデモを批判するツイッターの投稿をめぐっても野党が反発しており、今後の政権運営に影を落とすことになりかねない。

 「残念なことだ。ご自身がきちんと説明していただかないといけない」

 谷垣禎一幹事長は武藤氏の離党届提出を受け、党本部で記者団にこう述べ、突き放した。その上で、参院で審議中の安保関連法案への影響については「計り難いところがある」と懸念を示し、「われわれとしては法案の趣旨を丁寧に説明するという努力を、これまで以上にするということだ」と強調した。

 官邸筋も「説明できないのだから(離党は)しょうがない」と切り捨てた。

 安保関連法案をめぐっては、6月に自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、批判的な報道機関に圧力をかけるような議論があり、野党が激しく批判した。7月には礒崎陽輔首相補佐官が地元・大分市での講演で安保関連法案に関し、法的安定性確保を軽視していると受け取られる発言が波紋を呼んだ。野党側は一斉に反発し、安保関連法制の審議に遅れが出ているとともに、政権運営にも影響が出始めている。

 こうした“身内”が安倍政権の足を引っ張る状況の中、自民党としては安保論議と直接関係のない金銭トラブル報道とはいえ、武藤氏の離党で早期に幕引きを図り、政権運営の阻害要因を摘み取りたい考えだ。

 しかし、武藤氏はツイッターでも批判を受けた人物だけに、野党が批判を強めるのは必至だ。

 民主党の近藤洋介役員室長は19日、「不透明のまま離党させて(自民党が)『関係ない』とほおかぶりすること自体、問題をうやむやにしかねない」と指摘し、自民党に調査を要求。その上で「説明が不十分であれば、国会で追及していく」と強調した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000083-jij-pol
武藤氏、自民を離党=金銭トラブルで引責
時事通信 8月19日(水)16時56分配信

 未公開株をめぐる金銭トラブルが表面化した自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=は19日、同党に離党届を提出した。
 政治不信を招いた責任を取ったもので、同党はこれを受理した。安全保障関連法案の参院審議が続く中、国会運営への影響を抑えるため、党として早期の事態収拾を図ったとみられる。
 武藤氏は代理人を通じて離党届を提出。この後、コメントを発表し、「党に大変な迷惑を掛け心苦しく思う。プライベートなことで党にこれ以上迷惑を掛けるわけにはいかない」と説明。この問題では関係者と東京地裁で係争中であるとして、「(事実関係は)法的な場でしっかりと明らかにしていきたい」とした。
 19日発売の週刊文春によると、武藤氏は昨年、知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛けた。この呼び掛けに23人が応じ、約4100万円を集めたが、実際に株は購入されておらず、一部の出資金も返済されていない。
 武藤氏に関し、谷垣禎一幹事長は記者団に対し、「ご自身がきちっと説明責任を果たさなければならない」と語り、疑念の払拭(ふっしょく)に努めるよう求めた。また、谷垣氏は武藤氏の離党について安倍晋三首相(党総裁)に電話で報告。首相は「仕方がない」と語ったという。
 武藤氏は2012年12月の衆院選で初当選し、現在2期目。先にツイッターで安保法案に反対する学生団体を「自分中心、極端な利己的考え」などと批判し、波紋を広げた。

656名無しさん:2015/08/23(日) 16:49:06
>>655

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00000052-jij-pol
自民・武藤氏に金銭トラブル=「きちんと対応する」―週刊誌報道に
時事通信 8月19日(水)12時43分配信

 自民党の武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が知人らに「値上がり確実な新規公開株を国会議員枠で買える」と持ち掛け、約4000万円を集めながら、実際に株は購入されず一部の出資金も返済されていないことが分かった。
 19日発売の週刊文春が報じた。
 武藤氏はコメントを発表し、「ご迷惑をお掛けした皆さまには心よりおわび申し上げます」と報道を否定せず、陳謝した。今後については「関係者らと相談しきちんと対応してまいりたい」と釈明した。
 これに関し、自民党の谷垣禎一幹事長は19日午前、公明党幹部との会談で、「事実関係を把握した上で報告する」と説明。会談後、同党の大口善徳国対委員長は「(武藤氏は)しっかりと説明責任を果たすべきだ」と語った。

657名無しさん:2015/08/23(日) 16:49:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00000502-san-pol
石破地方創生担当相、自民党総裁選に不出馬の意向
産経新聞 8月21日(金)8時0分配信

 石破茂地方創生担当相は、9月に行われる自民党総裁選に出馬しない意向を固めた。党幹部が20日、明らかにした。岸田文雄外相に続き、石破氏も出馬を断念したことで、安倍晋三首相(党総裁)の無投票再選の流れが一層強まった。

 石破氏は会期中であることから、自身の総裁選出馬が参院で審議中の安全保障関連法案に影響することを懸念。また、閣僚や派閥領袖(りょうしゅう)らが相次いで首相の再選支持を打ち出しており、出馬しても形勢は不利と判断したとみられる。

 石破氏は18日夜、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」の山本有二元金融担当相、鴨下一郎元環境相らと党内情勢を分析。これを受けて立候補を見送る意向を固めたもようだ。

 石破氏は5日の無派閥連絡会が都内で開いた夏季研修会では態度を明らかにしていなかった。無派閥連絡会のメンバーからは出馬を求める声がある一方、「来夏の参院選の結果次第では首相が退陣する可能性もある」として今回の総裁選では自重を促す声もあがるなど対応が分かれていた。

 総裁選をめぐっては首相の出身派閥の細田派のほか、二階派が首相の再選支持を表明。谷垣禎一党幹事長も再選を支持する方針を示している。

658名無しさん:2015/08/23(日) 16:50:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150820-00000002-sasahi-pol
村山談話に携わった元自民党総裁・河野洋平氏が直言「安倍さんに対する信頼が低くなった」〈週刊朝日〉
dot. 8月20日(木)7時5分配信

 安倍内閣は8月14日、戦後70年の談話を閣議決定した。過去の談話の3倍以上の長さで、おわび、反省、侵略、植民地支配の言葉はいちおう盛り込まれたものの、首相は持論である「積極的平和主義」も展開した。20年前、村山談話に深く関わった元自民党総裁、河野洋平氏は何を思うか。

──14日に、安倍首相が戦後70年談話を発表しました。河野さんは、村山富市内閣が発表した戦後50年の「村山談話」にも深く関与されましたが、ご感想は。

 村山談話は、連立政権で複数の政党が関わって作られました。多様な意見が反映されて、それがかえって良かったと思います。

 一方、安倍さんが発表した戦後70年談話は、安倍さんの意見に近い人たちをたくさん集めた私的諮問機関が報告書をまとめ、それが談話の元になっています。

──「侵略」や「おわび」の表現をめぐって、さまざまな意見が出ました。

 そもそも、村山談話は戦後50年という大きな節目で出したものです。それに比べれば戦後70年というのは、大きな節目ではありません。それでも談話を出すのであれば、談話を出す意味をはっきりさせなければなりません。

 意味があるとすれば、今の安倍政権への疑念を払拭することです。安倍政権は今、外国から「歴史認識を変えようとしているのでは」と疑われている部分もあります。中国や韓国だけでなく、米国からもそう思われることがある。その疑いを解くという意味でなら、談話を出す意味があります。

 それが、「おわび」や「侵略」の表現について国内外から批判され、最後は詰将棋で王を取られるような形で両方ともいちおう談話に入るには入りました。最初からきちんと「おわび」や「侵略」の言葉を入れることを前提に発表していれば、国内外への印象は大きく変わったと思います。問題はこの安倍談話の精神が今後、どういう形で具体的に実践されていくかで、私たちはそれを注視していかなければなりません。

──安倍談話は疑いの目で見られたのでしょうか。

 率直に言えば、安倍さんに対する信頼が低くなっていることが原因です。8月6日に開かれた広島での「原爆の日」の式典で、安倍さんが非核三原則について言及しなかったことで、何か真意があるのではと疑われました。すると、9日の長崎での式典では一転して言及する。いま、安倍さんは何を言っても疑われる。そういう立場になったことを自覚しなければならない。国内ですらそうだから、外国からはなおさらです。安倍さん自身は村山談話を引き継ぐと何度も言っているのに、それが外国にしっかりと伝わっていない。

──現在、参議院で審議中の新しい安保法制についてはどう思いますか。

 今国会での成立は見送るべきです。合憲か違憲かという基本的問題に、いまだ決着がついていません。今回の安保法制は、憲法の精神を超えているところが最大の問題です。国会での一番大事な論点は合憲か違憲かです。どこで決着をつけるのか。本来は最高裁が判断するけれど、国会審議中のものには最高裁は判断しない。以前は内閣法制局長官が出てきて判断すると、野党も引き下がることもありましたが、今は絶対に引き下がりません。

 なぜかというと内閣法制局長官が政治的信用を失ってしまったからです。安倍さんが自分の主張に近い人を据えたときから内閣法制局は中立ではなくなってしまいました。行司役がおらず、いくら合憲と言っても社会が認めません。どうするか。もちろん憲法学者は譲りません。決着をつけるには一度、法案を引っ込めるのが一番いい。違憲か合憲かの議論に決着をつけてから、憲法に沿った内容の法案を出すべきというのが私の意見です。

(構成 本誌・西岡千史、長倉克枝)

※週刊朝日 2015年8月28日号より抜粋

659とはずがたり:2015/08/23(日) 21:42:01
>>617
煽りすぎの記事だなぁと思って俺は転載しなかったけどほんとに失格だったようですねw(;´Д`)

660チバQ:2015/08/24(月) 22:55:01
http://www.sankei.com/politics/news/150822/plt1508220008-n1.html
2015.8.22 00:51

石破氏、自民総裁選出馬断念のワケは? 側近の慎重論 内閣支持率回復 閣内で身動きとれず

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岐阜県経済同友会などが開いた会合で講演する石破茂地方創生担当相=21日午後、岐阜市長良の岐阜グランドホテル
 石破茂地方創生担当相が自民党総裁選への出馬を見送る意向を固めた。安倍晋三内閣の閣僚として首相を支える立場であることに動きを封じ込められた形だ。安倍内閣の支持率が回復傾向にあることも踏まえ、側近も自重を促した。

 石破氏は21日、岐阜市での講演会で地方創生の重要性を語ったが、総裁選には触れなかった。講演を終える際、地元経済団体の代表に「残念ながら、秋の総裁選には立たれないということが新聞に載っていたが、近い将来リーダーになっていただく方だ」と持ち上げられても苦笑するだけだった。

 石破氏が不出馬の意向を固めたのは18日夜。自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」の山本有二元金融担当相、鴨下一郎元環境相らと総裁選への対応を協議したが、両氏は「閣僚の立場での出馬に党員の理解は得られない」と主張した。静かに聞いていた石破氏だが、「閣僚の立場で軽々に動くわけにはいかないな」とつぶやき、側近の“進言”を受け入れた。

 その直後、石破氏はある党幹部に不出馬の意向を打ち明けた。「今回は出ない。3年後に」という石破氏に、幹部は「(石破氏の)存在感は3年後には消されるぞ」と諭したが、翻意することはなかった。

 総裁選が想定される9月中下旬は、参院での安全保障関連法案の審議が大詰めを迎える時期。閣僚である石破氏が出馬を宣言すれば野党から「閣内不一致」を突かれ、審議の停滞は必至だ。

 1年前、内閣改造と党役員人事を目前に控え、党幹事長だった石破氏の周囲は「入閣要請があれば受けるべきだ」という「非戦論」と「無役になって総裁選に備えるべきだ」とする「主戦論」で割れた。石破氏は非戦論を選んだが、その選択が今、自らの行動を縛ることになった。

 さらに、安保関連法案の審議をめぐり、いったん下がった安倍内閣の支持率が回復基調にあることも出馬を躊躇(ちゅうちょ)させた。石破氏は、前回平成24年総裁選では党員投票で首相を上回った。しかし、依然40%前後の内閣支持率を誇る首相の前に今回は地方党員の期待を集めることは望めない。
 石破氏周辺は「来夏の参院選の結果次第で首相が退陣する可能性もある」と期待をつなぐが、「党員人気を再び集められるか」(中堅)と冷ややかな見方も党内には渦巻く。(力武崇樹、豊田真由美)

661チバQ:2015/08/24(月) 22:55:47
http://www.sankei.com/politics/news/150822/plt1508220011-n1.html
2015.8.22 09:01

首相再選濃厚で、各派閥のポスト争奪戦も号砲

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 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相(党総裁)が再選されることを見越し、党内で党役員人事や内閣改造をにらんだ動きを活発化している。いち早く首相の再選支持を打ち出すことで“論功行賞”を狙っている派閥もあり、総裁選よりもその後のポスト争奪戦のほうが激しさを増している。

 二階俊博総務会長率いる二階派(34人)は9日、埼玉県秩父市で開いた研修会で、首相再選支持を早々に表明。同日夜にはさっそく首相から二階氏に「ありがとうございます」とお礼の電話が入るなど、“軍功”を認められた形だ。

 二階派は「政治とカネ」の問題で西川公也農林水産相が辞任以来、入閣者がいない。「(再選支持)一番乗りに意味がある」(同派幹部)と、閣僚不在を解消したい思惑がにじむ。

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 首相の出身派閥で、党内最大勢力を誇る細田派(95人)も負けてない。細田派は初入閣の“適齢期”とされる衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない議員を約10人抱える。会長の細田博之幹事長代行は7月26日の派閥研修会で、安倍内閣で他派閥や女性の登用が目立つとして「アフター・ユー(お先にどうぞ)、アフター・レディー(女性優先)の精神は少し修正しなければいけない」と注文をつけた。

 対照的に動きが鈍いのが岸田派(45人)だ。派閥会長の岸田文雄外相自身は不出馬の意向を固めているものの、はっきりと首相の再選支持を打ち出せないのは派内に強い影響力を保持する古賀誠元幹事長の存在があるからだ。

 古賀氏は、総裁選の無投票回避を唱えている。岸田氏は20日の派閥会合で、派の対応について「いろいろ議論していきたい」と述べるにとどめた。

 首相に批判的な前会長の山崎拓元副総裁の意向を無視できない石原派(14人)も似たような構図。会長の石原伸晃前環境相は態度を明確にしておらず、ポスト争奪レースでの出遅れ感は否めない。

662チバQ:2015/08/25(火) 21:23:08
http://www.sankei.com/politics/news/150825/plt1508250026-n1.html
2015.8.25 19:08

細野氏「稲田氏はヘイトスピーチ容認」 根拠示さず稲田氏「大変心外」と猛反発

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 民主党の細野豪志政調会長は25日の記者会見で、同党などが参院に提出したヘイトスピーチ規制法案(人種差別撤廃施策推進法案)に関し、自民党の稲田朋美政調会長が「ヘイトスピーチを認めていくと取られかねないようなコメント」を出したとして、「非常に理解に苦しむ」と批判した。稲田氏の具体的な発言は紹介しなかった。

 これに対し、稲田氏は同日、記者団に「大変心外だ。何をとらえてそう言っているのか説明すべきだ」と反論した。

 稲田氏は20日の記者会見で「ヘイトスピーチは悪だ」と強調。25日も「ヘイトスピーチを認めることはあり得ない」と述べた。同時に、新法による規制については「表現の自由などへの影響も慎重に見極めて検討すべきだ」と語った。

 自民、公明、民主、維新の4党は25日、法案の修正に関する協議を行ったが、平行線に終わった。

663チバQ:2015/08/25(火) 22:00:06
wikiより
文化芸術懇話会メンバー
代表
木原稔(衆・熊本県第1区)

構成員
堀井学(衆・北海道第9区) 簗和生(衆・栃木県第3区) 薗浦健太郎(衆・千葉県第5区) 白須賀貴樹(衆・千葉県第13区) 大西英男(衆・東京都第16区) 松本洋平(衆・東京都第19区) 萩生田光一(衆・東京都第24区) 坂井学(衆・神奈川県第5区) 星野剛士(衆・神奈川県第12区) 高鳥修一(衆・新潟県第6区) 田畑裕明(衆・富山県第1区) 佐々木紀(衆・石川県第2区) 宮澤博行(衆・静岡県第3区) 熊田裕通(衆・愛知県第1区) 大岡敏孝(衆・滋賀県第1区) 武藤貴也(衆・滋賀県第4区) 宗清皇一(衆・大阪府第13区) 山田賢司(衆・兵庫県第7区) 山下貴司(衆・岡山県第2区) 加藤勝信(衆・岡山県第5区) 井上貴博(衆・福岡県第1区) 鬼木誠(衆・福岡県第2区) 前田一男(衆・比例北海道ブロック) 藤原崇(衆・比例東北ブロック) 石川昭政(衆・比例北関東ブロック) 今野智博(衆・比例北関東ブロック) 宮川典子(衆・比例南関東ブロック) 青山周平(衆・比例東海ブロック) 池田佳隆(衆・比例東海ブロック) 大西宏幸(衆・比例近畿ブロック) 岡下昌平(衆・比例近畿ブロック) 谷川とむ(衆・比例近畿ブロック) 長尾敬(衆・比例近畿ブロック) 滝波宏文(参・福井県選挙区) 宮本周司(参・比例区)

664チバQ:2015/08/26(水) 21:51:41
http://www.nikkansports.com/general/news/1528664.html
野田聖子氏、党総裁選「無投票望ましくない」
[2015年8月26日14時46分]



 自民党の野田聖子前総務会長は26日、9月の党総裁選について「無投票であってはならない」と述べ、安倍晋三首相の無投票再選は望ましくないとの認識を重ねて示した。東京都内で講演後、質疑応答で語った。自身の対応には触れなかった。

 野田氏は「政権の支持率が下がっている。国民と距離ができているなら選挙でアピールする必要がある」と指摘した。

 出馬に必要な推薦人20人の確保に関しては「私は無派閥だ。派閥の長が『ゴー』と言って固まるような仲間を持っていないので、大変なハンディだ」と述べた。(共同)

665チバQ:2015/08/26(水) 22:01:23
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m040071000c.html
武藤議員:辞職を否定 週刊誌締め出し、弁明会見
毎日新聞 2015年08月26日 21時04分(最終更新 08月26日 21時47分
 出資金を巡るトラブルが発覚して自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が26日、東京都内で記者会見し、初めて公の場で経緯を説明した。値上がり確実な未公開株購入で「国会議員枠」があるとして周囲に出資を持ちかけたとする週刊誌の報道を否定。「法的な問題はない」として、議員辞職の考えはないと強調した。

 週刊文春の報道によると、武藤氏は昨年「国会議員枠で買える」とソフトウエア会社の未公開株購入を周囲に勧め、23人から計約4000万円を集めた。株は実際には購入せず、出資金の一部を戻していないとされる。

 武藤氏は会見で、小売業を営む学生時代の後輩に自身や知り合いが計約1億円を出資し、焦げ付いたのが問題の発端だったと説明。昨年10月に「値上がりしそうな株がある」と自身の政策秘書経由で知り、後輩に「株を購入して、その利益で穴埋めしてはどうか」などと提案。後輩が武藤氏の名前を出して出資を勧誘し、約4000万円を集めたという。

 武藤氏は、株について「後輩が自分の判断でやっていた」「得意顧客のために押さえられている特別枠があると聞いた。『国会議員枠』が存在するという認識はなかった」と文春の報道を否定。「出資金はすべての方に返した」と述べた。

 また、武藤氏は後輩に「この案件はクローズ」「国会議員のために枠を押さえていると一般に知られたら大変」などと無料通信アプリ「LINE(ライン)」で口止めをしたとされる。これについては「国会議員のために枠を押さえていると誤解されたら大変、という意味だった。乱雑で誤解を招く表現だったことは反省している」と述べた。

 発覚から1週間も経過した会見について、「自民党に籍を置く政治家として、安保法案審議の微妙な時期で私個人の判断で(会見)はできなかった。世間を騒がせ、法案審議に余計な負担をかけたことへのけじめとして離党手続きが進んだので、改めて一個人として説明する」と述べた。

 だが、会見は週刊誌記者を排除し、質問も1社1回に制限した。週刊文春編集部は「釈明会見にもかかわらず、小誌記者を締め出す武藤議員の対応は利己的であり、極めて残念」とのコメントを発表した。【樋岡徹也】

666チバQ:2015/08/27(木) 20:08:36
http://www.asahi.com/articles/ASH8W4SPWH8WUTFK007.html
安倍首相、総裁選は無投票再選の公算 自民全派閥が支持
横枕嘉泰2015年8月27日19時25分
 自民党は27日、9月末の安倍晋三総裁(首相)の任期満了に伴う総裁選について、9月8日告示、20日投開票とする方針を固めた。また、岸田派(45人)と石原派(14人)は27日、安倍首相の再選支持を正式に決定。党内の7派閥すべての支持を集めた安倍氏が無投票で再選されるとの見方が強まっている。

 谷垣禎一幹事長と、党総裁選挙管理委員長の野田毅税調会長が27日に党本部で協議し、総裁選日程を確認した。28日の選挙管理委員会で正式に決める。

 総裁選日程について、党執行部内には「安全保障関連法案という重要法案の審議中に、党の行事である総裁選を行うと野党の批判を招く」との懸念があり、法案を11日に成立させ、直後の14日に告示、26日投開票とする案も検討された。

667チバQ:2015/08/27(木) 20:24:13
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m010144000c.html
鴻池氏:「あの日に腹切っとけば」礒崎失言に苦言
毎日新聞 2015年08月27日 01時05分

 参院平和安全法制特別委員会の鴻池祥肇委員長(自民)は26日、国会内で記者団に、「あの日に腹切っておけばいいんだ」と述べ、「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官は辞任すべきだったとの考えを示した。「存立危機事態」に関し、6月に自身のツイッターで、政府の説明と異なる書き込みをしていたことを受けたもの。

 存立危機事態の認定について、政府は他国の要請や同意が「前提」と説明している。しかし、礒崎氏は「条件ではない」と書き込んだ。26日の特別委で無所属クラブの水野賢一氏が指摘。中谷元(げん)防衛相は特別委で「政府の方針と異なると言っても致し方ない」と答えた。

 鴻池氏は「あの日に腹切っておけばいいんだ。きれいにシュッと切れた」と述べ、「守るほどのもんやない」と突き放した。

 一方、「つぶやきっていうのは、女は(やっても)しゃあない」と、男女差別とも受け取られかねない発言もした。【高橋克哉、青木純】

668チバQ:2015/08/27(木) 20:30:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150827-00000017-spnannex-soci
武藤貴也議員に新疑惑 議員宿舎で19歳少年買春
スポニチアネックス 8月27日(木)7時1分配信

武藤貴也議員に新疑惑 議員宿舎で19歳少年買春
衆院議員会館で会見した武藤貴也議員
 未公開株をめぐる知人との金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36=滋賀4区)にまたしてもスキャンダルだ。今度は19歳の少年が、27日発売の「週刊文春」に“未成年買春”を告白した。1回2万円前後で性行為を繰り返したとしている。武藤氏は26日、都内で金銭トラブルの釈明会見を行ったが、自民党記者クラブの記者ら“担当記者”のみを会場に入れ、それ以外は閉め出した。

 事務所関係者や警備員らに囲まれた武藤氏は午後1時の会見開始直前に会場入り。閉め出された記者からは「入れないのはなぜだ」「あんたこそ利己的だ」などの怒号が飛んだ。会見を取材できたのは、武藤氏が所属していた自民党の記者クラブと、武藤氏の地元・滋賀県の県政記者クラブの記者だけ。

 安保法案の反対デモを行う学生に対し「戦争に行きたくないのは、利己的個人主義」と批判し騒動になった武藤氏。先週の週刊文春では未公開株による「議員枠集金術」が伝えられて、自民党を離党。この日は、19歳の少年が同誌最新号に「武藤貴也議員は議員宿舎で僕を奴隷にした」と告白したことが判明。

 少年は「彼は僕をお金で買った」とし、基本的に1回2万円で性行為に応じ、議員宿舎にも呼ばれたとしている。少年に対し、武藤氏とみられる人物が記事になるのを止めようと送った無料通信アプリ「LINE(ライン)」も掲載されている。

 売買春は同性の場合、違法行為とならない。しかし、議員宿舎へ部外者を呼び寄せ、金銭を支払って性行為に及んだとしたら、モラルの面から問題視されるのは間違いない。

 会見終了後、会場に入れてもらえなかった記者から通路で「疑惑は本当ですか?」と声が飛ぶと、武藤氏は無言で振り返り、後を追ってきた報道陣をいちべつ。質問が続くと、事務所関係者が「共用のスペースは取材が禁止されているので」と制止し、武藤氏は足早に迎えの車に乗り込んだ。武藤氏の事務所は、会見の入場を一部の記者にしたのは「会場のスペースの都合上、混乱を避けるため」と説明した。

 政界関係者は「スキャンダルのあった政治家が記者を限定して釈明する会見なんて記憶にない」と首をひねった。

669チバQ:2015/08/27(木) 23:24:24
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150827/dms1508271900015-n1.htm
金銭トラブルの武藤議員 ピリピリ会見のウラには文春が報じた“疑惑”? (1/2ページ)
2015.08.27
未公開株をめぐる金銭トラブルが発覚し、自民党を離党した武藤貴也衆院議員が26日、初めて釈明会見を開いた。「プライベートな問題だ」として議員辞職を否定したが、複数のメディアを会見場に入れないなど、終始ピリピリムードを漂わせていた。背景には、トラブルをスクープした週刊文春が最新号(27日発売)で、武藤氏に関する「未成年買春」という驚がく記事を掲載したこともありそうだ。

 「現段階では議員辞職を考えておりません」

 武藤氏は26日午後、衆院議員会館で行われた会見でこう語った。

 文春によれば、武藤氏は昨年10月、ソフトウエア会社の未公開株の購入を「国会議員枠で買える」などとして知人に持ちかけ、23人から計約4100万円の出資を受けた。しかし、未公開株は購入せず、出資者が返金を求めたが、いまだに約700万円が返済されていないという。

 武藤氏は会見で「国会議員枠があったという認識はなかった」と報道の内容を否定。あくまで知人との金銭トラブルだったと強調した。議員活動の継続をアピールしたうえで、次期衆院選への出馬についても、「今後の私の活動にかかっている」と意欲をみせた。

 強気の姿勢を崩さなかった武藤氏だが、一連の対応でナーバスになっている一面ものぞかせた。

 弁護士同席の会見への出席を認めたのは、離党したはずの自民党を担当する平河クラブと、選挙区である滋賀県の県政クラブに所属する記者だけ。文春などの週刊誌やスポーツ紙の記者は“排除”され、「どうして入れないのか」「利己的だ」などと猛抗議した。

武藤氏は約45分の“独演会”を終えると、衛視2人を両脇に従えて、足早にその場から立ち去った。武藤氏がピリピリしていた背景として、文春最新号に掲載された「驚がく記事」を指摘する向きもある。

 永田町関係者は「記者会見が始まる直前、文春の早刷りのコピーが永田町に出回った。問題の記事には『武藤貴也は議員宿舎で僕(19歳)を奴隷にした』『1回2万円“未成年買春”相手が告白』という衝撃的な見出しが付いていた。これが原因ではないか」と語る。

 同席した弁護士が「(未公開株トラブルに関する)記事以外の質問はご遠慮願います」とクギを刺していたためか、記者会見では、文春の驚がく記事に関する質問は出なかった。

 そこで、夕刊フジでは文春最新号の記事について質問状を送った。すると、武藤氏の事務所は「事実でない。辞職の意思がないことに変わりはない」と回答してきた。

670チバQ:2015/08/27(木) 23:29:37
>売買春は同性の場合、違法行為とならない。

法の不備ですね

671名無しさん:2015/08/29(土) 13:40:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000577-san-pol
新国立競技場 ごまめの歯ぎしりは「力のない者の例えだ」 自民・谷垣氏、整備計画批判の河野氏に皮肉
産経新聞 8月28日(金)23時19分配信

 「『ごまめの歯ぎしり』というのは、力のない者の例えだ」。自民党の谷垣禎一幹事長は28日の記者会見で、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の新整備計画をめぐり、計画に批判的な河野太郎行政改革推進本部長に対し、河野氏自身のメールマガジンのタイトルを引き合いに皮肉を浴びせた。

 河野氏は28日配信のメルマガ「ごまめの歯ぎしり」で競技場の整備費のさらなる縮減を求め、「稲田(朋美)政調会長と相談し、党としてはこのプランを了承しないことにした」とつづった。

 同時に、観客席を増設し、サッカーワールドカップ(W杯)の招致に必要な「常設8万人」の基準をクリアできるようにしたことも問題視し、「招致するかもわからないW杯のためにコストを増やすのは受け入れられない」と反発した。

 これに対し、谷垣氏は新整備計画について「(政府は)できるかぎり華美なものにならないよう相当検討した」と評価した。一方で河野氏のメルマガ内容には触れなかったものの、「『ごまめの歯ぎしり』の意味をお考えになったことがあるか、と伺いたい。力のない者の例えだ」と切り捨てた。

 これに関連し、稲田氏は同日、国会内で記者団に「党が了承するとか、しないとかの問題ではない」と述べた。「政府が努力した上での金額であることは評価できる」と語った。

672名無しさん:2015/08/29(土) 13:41:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150828-00000071-kyt-l25
「潔白証明なら自民復党視野」 地元・滋賀で武藤議員
京都新聞 8月28日(金)22時39分配信

 未公開株の購入をめぐる金銭トラブルが報じられ、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)が28日夜、問題発覚後初めて地元支援者に対する説明会を近江八幡市内で開いた。「身の潔白が証明され、安保法制が成立すれば自民党へ戻ることも視野に入れて離党届を提出した」と述べ、議員活動を続ける意向をあらためて示した上で復党の意欲も明らかにした。
 会合には後援会員や地方議員ら約110人が集まり、非公開で行われた。出席者らによると、冒頭、「相談せずに離党したことをまず謝りたい」とした上で、週刊誌報道の金銭トラブルが事実と異なると釈明した26日の記者会見の内容を文書で配り、読み上げた。同席した弁護士も法的な問題はないと説明した。
 出席者からは「心から信じている」「みんなで守ろう」など激励の声が上がり、繰り返し拍手が起こった。「ここに集まった人以外にどう説明するか」との指摘に対しては、「みなさんが批判を受け大変心苦しい。小さな集会を開いて説明したい」と答えた。
 終了後、報道陣に対して武藤氏は「地元への思いをちゃんと伝えた。大変心強い言葉をいただき、感謝している」と話した。
 出席した杉浦和人日野町議は「議員を続けていくことに別に問題はない。もっと頑張ってほしい」と話し、有村国俊県議は「離党も寝耳に水だったし、地元への説明は遅い。納得できない点は引き続き説明を求めたい」と語った。

673名無しさん:2015/08/29(土) 21:54:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150805-00000029-nkgendai-ent
小泉進次郎が来夏結婚へ 相手は“藤原紀香似”のバツイチ美女
日刊ゲンダイ 8月5日(水)17時43分配信

 言わずと知れた小泉家の4代目、小泉進次郎・復興政務官(34)の“嫁取り”の準備が着々と進んでいる。5日発売の「週刊文春」が報じた“藤原紀香似の美女”が、その相手とみられている。

 同誌によると、7月24日未明、進次郎氏はくだんの女性を表参道から東京プリンスに“お持ち帰り”。一緒に入ったデラックスダブルの部屋からは、「可愛いねえ〜」などと言う彼の声が聞こえてきたという。

 進次郎氏は徹底した秘密主義で知られる。過去に「地元のバー経営の女性」「ヘアメークのハーフ美女」との交際が報じられたことがあるが、なかなか“尻尾”をつかませなかった。しかし、今回は違う。文春はホテルの出入りの写真もバッチリ押さえているのだ。

 さらに驚くのが女性の素性である。今年3月まで「期間業務職員」として復興庁で働き、進次郎氏がいる政務官秘書席で庶務をしていたというが、タダの臨時職員ではない。祖父は東北の資産家。父親も元有名スキー選手で、今もJOCや国際スキー連盟の重役を務めている。“名家のお嬢さま”のようだ。

■横須賀の実家を建て替え中

「実は彼女こそが進次郎氏の結婚相手とみられているのです」と言うのは、進次郎氏を取材し続けているベテランジャーナリストだ。

「現在、横須賀にある進次郎氏の実家は建て替えが進められており、先月10日は父の純一郎氏、兄の孝太郎氏が出席して地鎮祭が行われました。明治時代に建てられた歴史的建造物である小泉邸の建て替えは、4代目となる進次郎氏の“嫁取り”のためと地元ではもっぱらです。なんでも、今年4月の“ハーフ美女”との熱愛報道が叔母の信子さんの逆鱗に触れ、“早く結婚しろ”とハッパをかけられたそうです。元復興庁の女性はバツイチですが、純一郎氏も経験があり、ある意味、小泉家は離婚に寛容。良家のお嬢さんだし、信子さんも承諾したとみられています」

“復興庁の女性”は約1年間の予定で米国に留学するそうだが、横須賀の小泉邸が新しく生まれ変わるのも1年後の予定だ。ほとぼりが冷めるまでは“遠距離”ということか。

674名無しさん:2015/08/29(土) 21:57:04
>>673
>父親も元有名スキー選手で、今もJOCや国際スキー連盟の重役を務めている。

この役員?

JOCについて > 役員名簿
http://www.joc.or.jp/about/executive/
25 〃 古川年正 (公財)全日本スキー連盟常務理事

675名無しさん:2015/08/30(日) 14:21:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00000021-kyt-l25
「離党で済まない」武藤議員の辞職要求 滋賀の20団体
京都新聞 8月25日(火)22時0分配信

 「真宗大谷派9条の会・長浜」や県労連など県内の20団体が25日、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区)の辞職を求める文書を武藤氏の事務所に提出した。自民党県連に対しても辞職を勧告するよう要請する文書を再度、提出した。
 武藤氏が安全保障関連法案に反対する若者のデモをツイッターで批判したことを受け、同会などは10日に同県連に辞職を勧告するよう求めていた。その後、未公開株をめぐる金銭トラブルも報じられ、今回の文書ではそれぞれ「国会議員としての資質、適格性が全く欠けている」「離党しても、武藤議員の言動に対する県連の責任はなくならない」としている。

676名無しさん:2015/08/30(日) 14:22:26
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150827-00005377-sbunshun-pol
石破茂の総裁選出馬断念に 側近たちからの愛想尽かし
週刊文春 8月27日(木)18時6分配信

 9月の自民党総裁選で「最大の波乱要因」(党職員)と言われてきた石破茂地方創生相(58)が、立候補を断念した。7月には「なんか自民党、感じ悪いよね、と言われるのが怖い」と発言し、ツイッターのトレンド用語に登場。さらに安保法制について「世論調査をみると、国民の理解が進んだと言い切る自信はない」とまで発言し、アンチ安倍勢力の期待を高めたが、結局は出馬を見送った。

 気をもたせ続けた石破氏が最終的に立候補断念を決めたのは8月18日。都内のホテルに山本有二元金融相、鴨下一郎元環境相ら側近が集まって情勢分析したものの、出てくる声は「支持の広がりは限定的だ」などとネガティブなものばかりだったという。

 前回の総裁選では1回目の投票で地方票を集め、1位になった石破氏。幹事長に起用され、ポスト安倍の筆頭候補と目されていたが、昨年の内閣改造が転機となった。

 幹事長留任を希望したものの受け入れられず、安保法制の担当大臣を要請されると拒否。側近からは「冷や飯を覚悟で無役にいるべきだ」との主戦論が高まった。その急先鋒だったのが浜田靖一氏、梶山弘志氏、小此木八郎氏らだった。だが、石破氏はブレ続けたあげく、山本氏ら“融和派”の意見を容れ、地方創生担当相として入閣した。石破グループの議員が明かす。

「山本氏は、もともと安倍首相と近く、よく会っている。主戦論者からは『ユダだ』と批判する声も上がっていました。この時から、側近議員の石破離れが始まりました」

 浜田氏は今、盟友の小此木氏とともに、総裁選出馬を模索する野田聖子氏と近い関係にある。ベテラン議員の解説。

「浜田、野田、小此木の3人は1993年初当選組の同期で、当時から仲がいい。浜田氏は昨年、『石破は男じゃない』と愛想をつかしていた。梶山氏も石破氏と距離を置くようになった。今回、石破主戦論が盛り上がらなかったのもその影響が大きい」

 石破氏といえば、腰の座らなさには定評がある。旧渡辺派から自民党を離党して西岡武夫元参院議長らとグループを組み、その後小沢一郎氏の新進党に参加、また離党して自民党に戻り、今度は旧小渕派に入り、また離脱という変遷。議員の間での人望のなさが前回総裁選の敗北の原因だったが、今回は側近から見放されたことが出馬断念につながった。石破氏の“再チャレンジ”への道は険しい。


<週刊文春2015年9月3日号『THIS WEEK 政治』より>

「週刊文春」編集部

677名無しさん:2015/08/30(日) 14:49:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150826-00005374-sbunshun-pol
武藤貴也議員の“未成年買春”を相手男性が告白
週刊文春 8月26日(水)16時1分配信

「週刊文春」が報じた“議員枠未公開株”にかかわる金銭トラブルで、自民党を離党した武藤貴也衆院議員(36)が、19歳の男性を“買春”していたことがわかった。

 取材に応じた相手男性によれば、ゲイ向けの出会い系サイトで知り合い、昨年11月、武藤議員と1回2万円で性交渉を行った。会ったのは約20回に及び、議員宿舎でも関係を持ったという。

 武藤議員は、「週刊文春」の取材に事実関係を否定し、相手男性との面識も否定した。しかし取材翌日、相手男性に武藤氏から、取材に応じないよう要求する電話が入り、LINEも送られた。

 売買春が法律で禁止されているのは異性間のみであり、同性間は違法とならない。ただ、未成年の身体を金で買うという武藤氏の利己的な振る舞いに、国会議員としての資質を問う声がさらに高まりそうだ。


<週刊文春2015年9月3日号『スクープ速報』より>

678名無しさん:2015/08/30(日) 14:49:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00003593-bengocom-soci
【全文】武藤貴也議員「15分の弁明」週刊誌の記事に書かれていない「真実」とは?
弁護士ドットコム 8月26日(水)18時55分配信

週刊誌に金銭トラブルを報じられたことがきっかけとなって自民党を離党した武藤貴也衆議院議員(滋賀4区)が8月26日、東京・永田町で記者会見を開いた。武藤議員は報道の一部が事実と異なると釈明し、議員を辞職するつもりがないことを表明した。

「週刊文春」の記事によると、武藤議員は昨年10月、学生時代からの知人に、ソフトウェア会社の新規公開株を「国会議員枠で買える」と持ちかけ、23人から4104万円を集めて、自身の政策秘書の口座に振り込ませたが、株は実際には購入されず、出資金の一部が戻っていないと、報じられた。

これに対して、武藤議員は会見で「国会議員枠で買える」という言い方はしていないと否定するとともに、資金を集めたのは学生時代の後輩であり、自分や秘書が集金したわけではないと、週刊文春の報道を否定した。

記者会見の冒頭の約15分間、武藤議員は事前に用意した文書を読み上げて、今回の問題の経緯を説明した。以下に、その冒頭発言の全文を掲載する。

●「記事に書かれていない真実」を公開しようと思っていた

8月19日発売の週刊誌に、新規公開株に関する記事が掲載されました。本件をめぐる事実関係については後述いたしますが、まず今回の件につき、これまで私を支援していただいてきました地元の滋賀のみなさま、また、今回ご迷惑やご心配をおかけしました全てのみなさまに、心からおわびを申し上げたいと思います。

関係各位より、本件につきまして、自分自身の言葉でより詳しい事実関係を説明すべきではないか、というお声を多数ちょうだいいたしました。

私としても、この記事が出た瞬間に、記事には書かれていない真実を公開しようと思っていました。しかし、自民党に籍を置く政治家として、また、いま安保法の参院審議中という微妙な時期において、私個人の判断でそのようなことをすることはできませんでした。党と協議のうえ、世間をお騒がせし、また、法案審議に余計な負担をかけたことに対するけじめとして、正式に離党手続が済みましたので、あらためて一個人として、本件についてご説明させていただきたいと思います。

●「週刊文春」の情報源とされる「後輩のA氏」に約1億円を預けた

まず、今回の件について、少しさかのぼって経緯を詳しく申し上げます。この問題は、先日発売された「週刊文春」の情報源とされる私の後輩A氏が、私や私の知人から預かったお金を全て失ってしまったところから始まりました。

彼は以前から、事業資金を各方面から集めており、私個人にも実際、A氏の申し出があり、平成24年(2012年)の12月から私個人の資金を、最初は500万円から始まり、数年間の累積で非常に大きな額ではありますが、4000万円も預けるに至りました。これは、私がいままで選挙や政治活動のためにと思い、個人で貯めていた全ての資金でございます。しかし、実際、私がA氏に預けた資金は、これだけではありませんでした。

知人から預けられた3000万円。さらに、彼に懇願され、私が私の親から預かった3000万円。数年での累積ですが、それらは合計で約1億にも上りました。

私がなぜこのような非常に大きなお金をA氏に託したのか、当然、疑問に思われる方も多くおられると思います。実はA氏と私は、学生時代から約10年の付き合いがありました。いつも食事をしたり、お互いの家に泊まったりして、政治家になる夢を語り合った同志だったといっても過言ではありません。若い頃から築き上げてきた信頼関係ですので、当然、お金とは無縁の、本当に心を許せる後輩であり、友人であると思っていました。

679名無しさん:2015/08/30(日) 14:50:12
>>678

●有名ブランドの売買で利ザヤを稼ぐ「リスクゼロ」のビジネスと説明された

ところが、私が当選をしたのち、A氏の心の中で、何かが変わってしまったのかもしれません。A氏が突然、私のために資金を作りたい、武藤さんを自分の生命保険の受取人にしてもよいので、信頼して事業資金を預けてほしいとまで言ってきました。私は当時、A氏のことを完全に信頼しきっていましたので、当然政治資金も必要だという思いもあり、しっかりとした調査もせずに、A氏の要求する金額を預けていきました。

もちろん、今となっては、若い頃の友人関係の延長でA氏を信頼しきっていた私の人間的甘さが間違っていたと、心から反省をしております。ちなみに、A氏の言う事業の内容は、有名ブランド品の売買でした。A氏いわく、世界でも高値で取引されているブランドを中心に、売り先と買い先が決まっているもののみを転売して利ザヤを稼ぐビジネスに、資金を使う。ブランド品だけに、値崩れの心配はなく、リスクはゼロとの説明でした。

●「穴が開いた」と言われ、何度となく資金を工面した

しかし、平成24年(2012年)の暮れから資金を渡してほどなく、天候の影響で商品の売買が遅れ、そのため穴が開いたから、それを埋めるための更なる資金が必要だ。あるいは、銀行口座がロックされてしまったため、その代わりとなる資金が必要だ、などといって、さらなる資金を工面してほしいと言ってきました。

私は、もともと預けた事業資金もなくなると言われ、それは困ると思い、各方面、自分の責任の持てる範囲で、何度となく資金を工面しました。

最後に資金を渡したのは、平成26年(2014年)10月初旬でした。私に「これで最後です。これで全てうまくいくようになるので、なんとか信用して、お金を工面してほしい」と言ってきました。

私は何度も「本当に大丈夫か」と確認し、これで全てがうまくいくならと思い、本当に最後だと言って、仕方なく苦労してお金をつくり、1000万円を預けました。

●事業が失敗し「お金を返せなくなった」と言われた

しかし、後から他の被害者の方々からもお聞きして分かったことですが、最初からA氏の事業の実態はほとんどなく、私が最後に渡した1000万円でさえ、事業に1円も使うことなく、ビジネスパートナーと呼ばれる女性に横流しされ、他の方の配当か返済に全て回してしまったようであります。

これは後に、A氏本人から聞きました。これらの資金は事業に使うと言って集められ、その事業に使われていなかったのです。

それから、これも後に分かったことでございますが、A氏は私だけでなく、私の秘書にも、この事業の話を持ちかけていました。私が信頼しきっていたことが、秘書も、A氏を信頼した理由だと思いますが、秘書もA氏に、知人のものと合わせて、こちらも非常に大きな額ですが、約4000万円もの資金を預けてしまっていたと聞いています。

結局、A氏は最終的に事業に失敗し、お金は返せなくなったと言ってきました。私や私の知人、秘書などから預かったお金を全て失ってしまったというのです。これには、本当に困り果てました。

680名無しさん:2015/08/30(日) 14:50:26
>>679

●秘書が知人のB氏から「値上がりしそうな株」の話を聞いてきた

そんな状況の中で、非常に困っていた昨年の10月下旬、私の秘書が、知人のB氏から「値上がりしそうな株があるので、資金をなくしてしまったのなら、この株を購入して穴埋めしてはどうか。枠は抑えてある」という話を聞いてきました。一般公募入札で得意顧客のために抑えられている特別な枠があるとの説明でした。私は株の取引をしたことがなかったので、再度秘書を通じて、知人B氏に確認いたしましたが、「B氏はその株は必ず購入できると言った」との報告を受けました。

そこで、私も信頼している秘書が間に入っていたこともあり、その話を真に受けてしまい、私が預けたお金を失ってしまったA氏に「この株を購入して、私の預けたお金の返済に回してはどうか。必ず買えるみたいなので」という提案をいたしました。このとき私は、まだなんとか、A氏に金銭問題を解決してほしいと考えていたのです。A氏にはとっくに裏切られていたにもかかわらず、どこまでお人好しなのだと批判されても仕方がないと思っています。

お金に困窮していたA氏は、私の話を受け、前向きに検討し始めました。株式購入について、取得した株の売却時期や、利益が出た場合に支払うべき税金等を何度か問い合わせてきました。しかし、私は株の取引について、詳しいことは分からなかったので、直接話を持ってきた秘書と話すように伝えました。

●A氏が「国会議員の話なので信用した」というのは事実と異なる

ちなみにA氏は、この話を持ってきた秘書の知人B氏からも資金を預かっていたようで、A氏から「誰の紹介ですか」と、私が聞かれた際、「B氏からの話です」と告げたところ、「なんだBさんですか、良い話を持ってきますね」と言ったことを記憶しています。

週刊誌の記事によれば、A氏は「国会議員からの話だから信用した」と話をしていますが、実際、この話はB氏からのものだということをA氏は知っていたので、「国会議員からの話なので信用した」というのは、事実と異なると思います。

そしてその後、検討の結果、A氏は株式購入のための資金を準備するということでした。週刊誌の記事では、私が指示して集金させたかのように書かれていましたが、事実は、A氏自身の判断で株式購入をするために自身で資金を準備したことが、おわかりいただけると思います。

●「国会議員が枠を抑えている、という表現を使っては困る」という意味だった

また、この際のやり取りの中で、 私は、A氏が私の名前を使い、「国会議員のために枠を抑えている」という話をしながら資金作りをするといけないと思ったので、そのようなことが絶対にないよう、くれぐれも注意してくださいと付言しました。

当然ですが、公募の様式であり、知人B氏が特別に枠を抑えているだけで、国会議員のために抑えている枠ではないからです。

ちなみにA氏は、B氏からも資金を預かっていましたので、直接お互いを知っており、株の枠については、私ではなくB氏が抑えているという認識があったと思われます。

今回の報道において、私が一度も使用していない「国会議員枠」という言葉が一人歩きしておりますが、おそらくこの時のA氏とのやり取りを切り取りしたものと思われます。

再度申し上げますが、私は、あくまで事実と異なりますので、「国会議員が枠を抑えているなどという表現を使っては困る」という意味で、A氏に伝えておりました。

この部分の表現につきまして、説明が必要という方がおられます。これは、もともと個人的なやり取りであったので、誤字脱字も含めて、確かに不正確、乱雑なところがあったかもしれません。その点も、反省をしなければならないと思っています。

681名無しさん:2015/08/30(日) 14:50:37
>>680

●「確かに購入できる」と言われた株が、購入できなかった

その後、株購入の手続は私の秘書と知人が行っていたので、細かくは把握しておりませんが、A氏は新たな資金を預かったり、借り受けたりして、資金を作ったようです。

そして、秘書の口座を利用したという点が、たくさんの方にご指摘がなされていますが、A氏からは、自分の口座が裁判所から仮差押えをされていること、また、A氏自身がブラックリストに載っているため、証券口座が作れないなどという話がありましたので、秘書の口座を利用するということになったと聞いております。

このとき、秘書の口座に資金を振り込んだ方々については、A氏の指示で振り込んだ方々であり、私は、また私の秘書も、その金額あるいは振り込んだ方々のお名前や人数は、全く存じ上げませんでした。そしてその後、平成26年(2014年)11月、秘書の口座にある資金で、株式の一般公募に応募したのですが、B氏から「確かに購入できる」と言われていた株が、結局購入できませんでした。

その理由については、秘書を通じて、何度もB氏に問い合わせましたが、合理的な説明はありませんでした。

その後、秘書の口座に入金された資金を、元の方々に戻すように指示をいたしました。

なお、報道で、秘書が口座に入金されたお金を、自分の債権者の返済に回したとの記事がありましたが、現在全ての人に返金が済んだとの報告を受けています。ここまでが、本件に関する経緯の詳細でございます。

●A氏に民事訴訟を提起し、刑事告訴も準備している

次に、今後について、お話いたします。

A氏とそのビジネスパートナーの女性に対して、本年2月くらいから、すでに民事訴訟を提訴していましたが、それに加えて刑事告訴についても、現在準備を進めております。本件に関連した一連の事件に法の裁きが必要だと考え、私自身も何も隠すことなく法廷で全てを明らかにしたいと思います。

●個人的なことが政争の具になるのを見ていられず、離党を決断した

最後に、私が離党という決断をしたことについてご説明申し上げます。

7月30日、私がツイッターでコメントを出して以来、私の言動がたびたび国会で取り上げられるようになり、しまいには初当選前にブログで書いた日本国憲法に関する記事まで用いて、政府が野党に追及されるという事態にまで発展いたしました。平和安全法制が国会で審議されている重要な局面で、私の個人的、プライベートなことが政争の具になるのを見ていられず、これ以上、党に迷惑がかけられないと判断し、離党を決断させていただきました。

これまで私を支援していただいた地元・滋賀4区、滋賀県のみなさま、また、これまでご迷惑、ご心配をおかけいたしました全てのみなさまに、あらためて心からお詫びを申し上げるとともに、長く付き合ってきた後輩とはいえ、完全に信用してしまった私自身の人間的甘さを心から反省し、失った信頼を取り戻すため、今後も努力してまいりたいと考えております。

若輩者の私ではございますが、みなさまにおかれましては、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。

弁護士ドットコムニュース編集部

682名無しさん:2015/08/30(日) 15:49:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00003599-bengocom-soci
武藤貴也議員「釈明会見」で怒号――金銭トラブル報じた「週刊文春記者」を閉め出し
弁護士ドットコム 8月26日(水)14時2分配信

安保法案反対の若者たちを「極端な利己的考え」と批判して注目を浴び、週刊文春に「金銭トラブル」を報じられて、自民党を離党した武藤貴也衆院議員が8月26日、東京都内で記者会見を開き、謝罪の言葉を述べるとともに、週刊誌の報道について釈明した。

だが、この会見に出席できたのは、自民党の記者クラブと武藤議員の地元である滋賀県の県政記者クラブに所属している記者だけ。どちらのクラブにも所属していない雑誌記者やカメラマン、ネットニュースの記者たちは会見から閉め出され、「なぜ入れないんだ」と抗議した。

記者会見が始まる前、東京・永田町の衆議院第二議員会館の会議室では、武藤議員の秘書たちが、説明を求める雑誌記者らへの応対に追われていた。秘書たちは「混乱が生じるから」という説明を繰り返したが、締め出された記者たちは納得せず、武藤議員に直接話を聞こうと到着を待ち構えた。

●「武藤さん、どうして雑誌は入れないんだ!」

会見が始まる直前、武藤議員が5人の警備員に伴われて会場前にやってくると、「武藤さん、どうして雑誌は入れないんだ!」「あんたこそ利己的だ!」と、会場から締め出された約20人のカメラマンや雑誌記者たちからの怒号が飛び交った。武藤議員は、前を向いて一言も発しないまま、一目散に会場に入っていった。

こうして閉め出された記者たちの中には、武藤議員の「金銭トラブル」をスクープした週刊文春の記者たちも含まれていた。

週刊文春の男性記者は「週刊文春の記事について説明する会見なのに、週刊文春の記者を入れないのは筋が通らない。せっかくこういう機会をつくったなら、我々も入れてほしい」と話していた。

なお、武藤議員は自らのフェイスブックで、記事について「一方的かつ事実と異なる」と批判していたが、いまのところ週刊文春の編集部に対して、武藤議員からの抗議は来ていないという。

弁護士ドットコムニュース編集部

683名無しさん:2015/08/30(日) 17:14:38
今読むと笑える記事。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150807-00079722-toyo-bus_all
自民・武藤議員に直撃! 「利己的発言の真意」
東洋経済オンライン 8月7日(金)6時5分配信

 自民党の武藤貴也議員(36)が、安全保障関連法案の反対デモをしている学生団体「SEALDs(シールズ)」について、「戦争に行きたくないは、利己的個人主義だ」とツイートして炎上中の事件。なぜツイッターでこのような発言をしたのか、真意を問いただしたく、本人に取材を申し入れた。

 国会会期中ということもあり、党本部からメディアへの接触を避けるようにという話があるらしく一旦保留。今回の取材を受ける条件として、「発言を切り取らない」ことを伝え、発言の真意とツイッター炎上に対する今の率直な気持ちを聞くことを話し、武藤議員は電話取材に応じた。その主なやり取りをすべてお伝えしよう。

 その前に読者に、今回炎上したツイッターの投稿はどのようなものだったのか、全文紹介しておこう。

■ 問題のツイート全文はこれだ

 「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。」(武藤貴也 ? @takaya_mutou Jul 30)

 電話取材での一問一答(敬称略)

 ――東洋経済オンラインに記事を書いている、ソーシャルメディアリスク研究所の田淵といいます。お話を聞かせてください。

 武藤 いろいろお騒がせしてすみません。

 ――今回議員のツイッターでの発言が炎上していますが、これについてどう思いますか。

 武藤 140字の(投稿)制限の中で十分伝わらず、一部分だけが切り取られました。フェイスブックやブログに今回の真意を書きましたので、そちらを読んでもらいたい。

 ――なぜ戦争に行きたくない、という若者の考えが利己的なのでしょうか。

 武藤 世界中の人は助け合って平和を維持しています。私たちが使う石油や天然ガスなどのエネルギーも中東から輸入していますが、安全に運ばれてきている訳ではありません。日本へ来る船は米軍をはじめ多くの国が守ってくれている。そうした状況にもかかわらず「戦争に行きたくないもん」という個人的な感情で、安保法案に反対し「一国平和主義」を唱えることは「利己的」だと申し上げました。

684名無しさん:2015/08/30(日) 17:15:54
>>683

 ――戦争に行きたくない、という感情は当然だし、それを主張した若者を何で利己的だと決めつけるのでしょうか。

 武藤 感情としては分かりますが、それでは国際社会における義務と責任を果たせないと言っているのです。そもそも彼らは間違った情報に扇動されています。安保法案が通っても彼らが戦争に行くことはありません。

 ――間違った情報とは何ですか。

 武藤 「徴兵制になる」「侵略戦争をする」という極端な情報のことです。

■ 「徴兵制」は意味がない

 ――そういう恐れを感じているから、反対しているのでは。

 武藤 軍事も専門的になってきて「徴兵制」は意味がありません。それに今回の法案では他国の領域で武力行使を行うことは禁じられており、日本が侵略を行うこともありえません。にもかかわらずそれを恐れることは扇動されているとしか考えられません。

 ――「戦争になったら、武藤さん自身が最前線で戦う覚悟はあるのか」とネットでいわれています。

 武藤 そもそも権利行使を限定容認するというと、なぜお前が戦場に行けというように論理が飛躍するのかわかりません。

 ――自民党の政治家である武藤さんが率先垂範して「利己的ではない日本人の姿」を示してほしい、ということでは? 

 武藤 私個人のことを申し上げれば、他国が侵略してきたら、愛する家族や故郷を守るために戦います。しかし政治家が戦争に行くことは、国家としての意思決定が出来なくなりますし、政治家は軍事技術を持っていないので、実際戦地に行くべきではないと考えますが。

 ――「政治家は口だけ、高みの見物で、実際に戦争に行くのは庶民」という感情があります。

 武藤 実際、自衛の際でも戦地に行くのは「庶民」ではなく「服務の宣誓」をした「自衛隊」です。だからこそ自衛隊には最高の名誉が与えられるべきだと思います。

 ――米国は大量破壊兵器を口実にして戦争を仕掛けました。多くの無実のイラク人が死んだわけです。これについてはどう思いますか。

 武藤 「大量破壊兵器がある」と言って実際はなかったわけですからイラク戦争は誤りです。そもそもアラブ社会にはアラブのルール、伝統、文化があり、政治も異なります。米国の民主主義、個人主義の押しつけ、イラク領土への侵犯は受け入れられるものではないと思っています。

 ――ところで、武藤さんはなぜ政治家になったのでしょうか、政治信条は? 

 武藤 日本を守るためです。日本の伝統的な価値観を取り戻したいと考えたからです。

 ――今回ツイッターの炎上を通して感じたことは? 

 武藤 ツイッターの発言は難しいですね・・・。

 ――ブログやフェイスブックとの違いを感じましたか。

 武藤 はい。ツイッターはアカウントを10も20もつくって、しかも匿名でやっている人がいる。なりすましもあります。自分に反対の人は、組織立ってあるいは同一人物が大量に反論のコメントを書き込んでいる可能性がある。

685名無しさん:2015/08/30(日) 17:16:54
>>684

 ――ツイッターのダイレクトメッセージは? 

 武藤 ダイレクトメッセージの多くは、賛成の人から来ています。攻撃をおそれて目立って書き込みができないから直接メッセージしましたという方が非常に多かったです。

 ――ツイッターで炎上しましたが、真意をフェイスブックに書きましたね。

 武藤 フェイスブックは、匿名でなく実名なので、賛成反対問わず論理的なコメントも多い。

 ――批判で使われる言葉は? 

 武藤 バカ、アホ、死ね。スズメバチ戦法のように大量に攻撃を仕掛けてきます。平和を愛すると主張し、命を大切にしろという人が、攻撃的で暴力的な言葉遣いで批判してきます。

 ――事務所はネット炎上中のこの数日間、どうでしたか。

 武藤 電話、FAXは一時的にパンク状態に。わーと押し寄せてくる、ほとんどが批判のもの。しかしその後日常的に来るのは応援が多い。批判している人は組織だってやっている印象で、賛同者は組織でない個人が多いと感じています。

■ ツイッター、空虚な「言葉」の応酬

 1時間余り電話でのインタビューだったので実際はわからないが、予想に反し、武藤議員は裏表のない実直な性格の政治家だという印象を受けた。武藤議員には悪いが、幼稚な頭の構造で安倍首相の国家観の代弁屋かと思っていたが、そうではないようだ。

 彼のブログを読むと解るが、バリバリの保守政治家である。

 ツイッター炎上を釈明する形で、彼がブログに書いた「国民に課せられる正義の要請」を読めば、よく理解できる。砂川訴訟の田中耕太郎元最高裁長官の補足意見『自国のことのみに専念』を国家的利己主義として解釈したり、岡本行夫・元外交官の「世界にいる日本人は、各国の軍隊や警察組織によって守られている」話を引用して、一国平和主義が如何に利己的な考えかを訴えている。

 ツイッターの発言との落差を感じてしまう。それは36歳という若さから言葉足らずになって出た発言なのか、本音を思わず漏らしたものなのか、そこまではわからない。

686名無しさん:2015/08/30(日) 17:17:33
>>685

 ただ、一つ明らかなのは「利己的」という意味が、取り違えられている点だ。これは彼の不幸だ。橋下徹・大阪市長が「威勢の良いことを言うなら、お前がまず行け。国会議員を人身御供で前線に送り出すことを、本気で考える必要あり」とツイッターで噛みつかれていたが、空虚な言葉の応酬になっていると感じる。

 武藤氏が使った「利己的」というのは、日本に合わない欧米の個人主義を利己的と表現している。利己的個人主義を生んだのは、戦後の教育であり、それに洗脳された若者の考えが「利己的だ」と言っている。

 ところが、ネットでの反対意見では、そのように受け取られていない。「戦争に行きたくない」ことを利己的だと言った、と受け取られている。朝日新聞が「安保反対デモの学生は自分中心」と批判記事を書いた同じニュアンスである。文脈を読めば、戦争に行きたくないのは利己的であり無責任な考えだ、と読めるが、これは武藤氏の発言の不用意さによって起きているように思う。真意は別の所にある。

 残念なのは武藤氏がツイッター投稿の140文字制限を理由にしている点だ。これは間違いだ。140字ならそれなりの表現の仕方での発言が求められる。政治家は「言葉」が左右する仕事だから、ツイート前に投稿を推敲し、真意が伝わるように配慮できたはずだ。

■ 政治家とソーシャルネットワークの未来 

 あきれるのは、マスコミの報道姿勢だ。「ツイッターの発言、撤回しないんですか?」と武藤議員を追いかけ回し、コメントを取ろうとする。コメントを取るのは仕事だからいいが、本当にピントがずれている。

 なぜ撤回を迫るのか。「撤回します」「お詫びします」という答えが欲しいのだろうか。彼は「撤回しません」と言っていたが、この態度は政治家としては当然だ。

 3年前初めてネット選挙が解禁になった、参議院選挙を覚えているだろうか。ソーシャルメディアを選挙運動のための拡声器代わりに使う政治家が、実に多かった。多くが街頭での演説の様子や演説場所の連絡で、リアルな選挙の延長戦でしか使われなかった。

 選挙が終わった途端、ソーシャルメディアでの発信をやめた政治家がいかに多かったか。武藤議員は、ブログ、ツイッター、フェイスブックを通して、今も自分の考え方や政治信条、報告を行っている。炎上してアカウントを削除したり、不都合なコメントを表示しないよう操作する政治家がいる中で、「撤回しない」「削除しない」姿勢は、政治信条がどうであれ、ポリシーを貫いている。

687名無しさん:2015/08/30(日) 17:18:07
>>686

 政策や人となりを知ることができる点が、ソーシャルメディアの利点である。ヤメロと言うことは、それを出来なくするということである。今回の不用意な発言から炎上したが、武藤議員の注目度は一気に高まった。彼の政治信条、政治家としての未来は、滋賀4区の有権者が、次の選挙で判断する。一部に「辞職しろ」という意見も出ているが、それを決めるのはあくまで有権者だ。

■ 「炎上」のメカニズム

 ソーシャルメディア上では、自分の立ち位置を考えずに、批判をされかねない発言をすると、炎上する傾向がある。政治家に限らず、有名人も同じだ。

 政治家の例を挙げよう。

・池内さおり議員(共産党)
「ゴンゴドウダン」と政権批判して、湯川遥菜さん殺害報道に便乗したとツイッター炎上。テロリストの批判に手を貸す発言、空気を読めない発言が炎上の原因
・小西洋之(民主党)
米国議会での安倍晋三首相の演説を「ひどい棒読みだな。単語を読み上げているだけ。日本の高校生よりひどい」とツイートして炎上。悪口、揚げ足取りが炎上の原因

 ツイッターが炎上する理由は、次の5点だ。

① 不特定多数の人が読み、リツイートで拡散するスピードが速い
② 発言に責任を持たなくてもいい、匿名の利用者が多い
③ フェイスブックやブログと異なり、論理的に書く(文語体書く)のではなく、つぶやく(口語体で書く)ため、その時の気分や感情で投稿しがち
④ 2ちゃんねる的なノリ、付和雷同、デマの拡散が起きやすいメディア特性
⑤ 拡散の途中で、言葉に尾ひれがつき、違った意味に変容していく

 そして、炎上のメカニズムは次のような流れだ。

① 何でこの人が今こんなことを言ってるの!? 
② え? まさか。ウソでしょ
③ この人、立場わきまえろよ
④ 今、空気読めよ
⑤ この発言(差別、自慢話、漏えい話、悪ふざけ)はないな

 ただ、一番怖いのは、ネット炎上を恐れるばかりに、沈黙する社会だ。話題にわぁーと群がって、食い散らかして、さぁーと去って行く。言葉尻だけを捉え、ヒステリーに騒ぎ立てネットに拡散する。それを切り取ってマスコミが話題にする。同じ人間が何回もアカウントを変えて書き込み、炎上しているように見せかけることもできる世界だ。

 ネットで話題になっている、炎上しているということだけで、マスコミも加担して騒ぎ立てる構造が、最近のネット炎上のパターンだ。そろそろこうした「言葉のリンチ」はやめたらどうか。

 「言葉狩りがネットで進む」の未来形は、「沈黙する」社会だ。発言して批判を浴びるぐらいなら、黙っていようと皆が考えるのである。それは物事の本質を隠し、思考停止になる。当たり障りのない「言葉」が支配し、人を統制する、恐ろしい社会になる。

田淵 義朗

688名無しさん:2015/08/30(日) 18:18:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150816-00000533-san-pol
自民・谷垣氏の“予言”ズバリ的中!安倍政権「実りの秋」へ、気になる新たな予言とは…
産経新聞 8月17日(月)17時30分配信

 『頼むから オウンゴールは やめてくれ』

 悲痛な心の叫びを川柳に詠んだのは、自民党の高村正彦副総裁だ。高村氏は8月9日、松江市内で開かれた党島根県連の会合で講演したが、このとき県連サイドから飛び出したのは「安倍晋三首相を守るべき補佐官、一部の若手議員の暴言が繰り返され、自民党全体のイメージを後退させている」といった苦言だった。

 党内の勉強会「文化芸術懇話会」で6月下旬、若手国会議員が報道機関に圧力をかける発言をしたのをはじめ、続発した「軽率発言」を指すのは明らかだ。

 「報道圧力」発言では、安倍政権が最重要課題に位置づける安全保障関連法案の衆院審議が大きく遅れ、安倍首相が特別委員会で「最終的に私に責任がある。非常識で、国民の信頼を損ねる発言であり、看過することはできない」などと釈明、陳謝する事態に追い込まれた。

 その後も、首相補佐官が安保関連法案に関して「法的安定性なんて関係ない」と発言し、参院審議にも影響が出た。ツイッターの投稿など若手議員の言動も参院審議で野党側に攻撃材料を与えている。

 「過去にあった発言と質が少し違う。党内にはこうした権力に対するおごりが芽生えているのか、あるいは謙虚さが無くなっているのか」

 島根県連の国会議員に対する視線は厳しかった。高村氏は「『懲らしめろ 懲らしめられて ごめんなさい』みたいな。あるいは『集まって みんなでひいきを 引き倒す』みたいなね…。まあ、感想です」と、自ら党内を風刺する川柳を披露し、その場をしのぐしかなかった。

 実は、そうした党内のおそまつな現状を、半年も前に“予言”していた党幹部がいる。谷垣禎一幹事長だ。

 『実るほど 頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな』

 2月16日、党を代表して安倍首相の施政方針演説に対する代表質問を行った谷垣氏は、質問の最後をそう結んでいた。そして、その理由も述べている。

 「(昨年12月の衆院選で)多数を得た今、大切なことは、数におごることなく、多様な意見を吸収し、健全な民主主義を育てていくこと。物事を丁寧に進めていかなければならない。多数を得た今こそ、この言葉を噛みしめる必要がある」

 しかし、谷垣氏も予言していたとはいえ、予防まではできなかった。軽率発言のたび、党内の引き締めと火消しに追われた。一連の発言が「安倍首相の応援団」と呼ばれる議員らのものだったため、手痛い“自責点”となり、内閣支持率が下落する一因になった。

 「噛みしめる以前に、そもそも一部の稲穂はスカスカだった。不作ではないと思いたいが…」。党内からは、そんな嘆き節が漏れる。このままでは、頭を垂れるどころか、安倍政権に暗雲が垂れ込みかねない。

 お盆明けから、いよいよ安保関連法案の国会審議が大詰めを迎える。難航する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉も最終局面に入る。9月には党総裁選が予定され、安倍首相の再選が確実な情勢となっている。果たして安倍首相にとって「実りの秋」「収穫の秋」となるのか-。

 安倍首相の心境を、ある自民党中堅はこう代弁した。

 『据えられた お灸が気になる 秋の陣』

 『乱すなら ポストは全て 先送り』

 『あと3年 怒りを抑えて 折り返し』

 (政治部次長 大谷次郎)

689チバQ:2015/08/30(日) 19:41:59
http://www.sankei.com/politics/news/150828/plt1508280030-n1.html
2015.8.28 14:33
【自民党総裁選】
高支持率前に対抗馬逃走 安倍首相の「閣内取り込み」戦術も奏功 

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 9月の自民党総裁選で安倍晋三首相の無投票再選の構図が固まったのは、安倍政権が下落傾向とはいえ高い内閣支持率を維持していることを受け、石破茂地方創生担当相ら有力な対抗馬が「正面衝突」を避けたからだ。首相からすれば、昨年9月の内閣改造・党役員人事で実力者を閣内などに押し込め、反旗を翻す「芽」を摘み取った戦略も奏功したといえる。(力武崇樹、豊田真由美)

 「どうしてこの強い政権を(国民から)与えられているのか。そこに思いを致して努力していきたい」

 石破氏は27日、自身に近い党内グループ「無派閥連絡会」の総会で、今後も安倍政権を支える意向を示した。すでに周囲には不出馬の考えを伝えていた。

 ある石破氏の側近は今春「次々回の総裁選で有力候補となるためにも、今回は『負け覚悟』で旗を立てた方がいい」と進言。しかし石破氏は「入閣している立場で動きづらい」と拒否したという。側近は「7月に衆院で安全保障関連法案を採決した後でも、内閣支持率は極端に下がらなかった。この時点で石破氏の出馬意欲は消えた」と語る。

 首相候補の一人と目され、岸田派会長の岸田文雄外相も同様だ。同派名誉会長の古賀誠元幹事長は、岸田氏や野田聖子前総務会長の擁立を模索したとされる。ただ岸田氏は、派のメンバーが野田氏の推薦人に名義貸しすることにも難色を示したという。

 岸田氏は27日夜、都内のレストランで石原派会長の石原伸晃前環境相、額賀派の茂木敏充選対委員長と会食、首相を一致して支えていくことを確認した。

 一方、「無投票はよくない」と訴える野田氏はこの日、周囲に「派閥を解消しようということで自民党は出直したはずなのに…」と語り、党内全7派閥が首相の再選支持を打ち出したことに不満を募らせた。

 野田氏側近によると、野田氏は石破氏に出馬を促していたが、自らも立候補を模索。協力を求めた親しい議員からも「推薦人20人の確保は難しい」と難色を示された。

 各社の8月の世論調査では内閣支持率は30〜40%台を維持しており、首相の「1強」状態に大きな変化はない。推薦人が集まらないのは「次の総裁任期の3年間干される」(党中堅)という懸念が働いたからだ。それだけに、首相に近い党幹部は「支持率が下がったときはどうなるか」と語り、気を引き締めた。

690チバQ:2015/09/01(火) 20:39:51
http://www.news-postseven.com/archives/20150831_346828.html
首相サイド 総裁選無投票再選のため石破支持派公認外し恫喝
2015.08.31 07:00

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 9月8日に告示される自民党の総裁選挙。ライバルの石破茂・地方創生相が事実上の出馬断念を表明すると、各メディアは一斉に「安倍晋三首相が無投票当選」と報じた。実はこの裏で、何が何でも「無投票再選」に持ち込みたい首相サイドは党内引き締めに躍起になっていた。

 安保法案の強行採決で安倍内閣の支持率が30%台に急落すると、石破グループ内から「総裁選に挑むべきだ」と主戦論が挙がった。官邸や自民党執行部がそれにぶつけたのが、石破支持派議員に対する“公認外し”の恫喝だった。

 さる8月3日、自民党は安倍首相出席の選対本部会議で来年夏の参院選の1次公認候補39人(選挙区27人と比例代表12人)を決定した。そのうち比例代表には「女性活躍社会に向けて候補の約3割を女性にする」という方針から、3人の女性新人候補が選ばれた。

 ところが、なぜか現職の自民党女性局長である三原じゅん子氏が漏れた。現職の改選組では他にも小坂憲次・元参院幹事長の名前もなかった。2人とも前回の総裁選で石破氏の推薦人を務めた石破支持派の中核だ。石破側近議員が語る。

「小坂さんの場合、『来年の改選時に党の内規である議員定年の70歳を超える』と説明された。しかし、小坂さんより年上の水落敏栄氏は公認されたし、一昨年の参院選でも当時71歳だった山東昭子氏が公認されて当選している。

『なぜ、水落、山東は公認されて小坂はダメなのか』という疑問の声が挙がると、選対の幹部は『水落の支持基盤は日本遺族会で支持者が70歳以上だからいいんだ。山東は何かの手違いで公認された』といってのけた。三原氏が漏れたのは“石破が総裁選に出馬する気なら公認しないぞ”という嫌がらせとしかいいようがない」

 三原氏の事務所に聞くと、「現在、神奈川県連からは内定を頂いておりますが、県連における手続きの関係上、党本部にはまだ上申されておりません」と回答した。

 総裁選出馬には国会議員20人の推薦人が必要だ。対立候補を支持する議員たちに“推薦人になるなら次の選挙で公認しないぞ”と圧力をかける横暴なやり方だ。

※週刊ポスト2015年9月11日号

691名無しさん:2015/09/01(火) 21:19:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015090100409
安倍首相、総裁選へ出馬表明=野田氏も意欲

 安倍晋三首相(自民党総裁)は1日、自らの任期満了に伴う8日告示、20日投開票の総裁選への対応について「継続は力であり、しっかりとその責任を果たしていくため、政策をさらに進めていきたいと決意している」と述べ、立候補する意向を表明した。また、野田聖子前総務会長も出馬に意欲を示した。ただ、前提となる推薦人確保には言及せず、立候補できるかは不透明だ。
 首相は視察先の東京都立川市で記者団に、「デフレから脱却して経済を成長させる政策を打ち出してきた。まだ道半ばであり、景気回復のための課題は山積している」と述べ、引き続き政権を担って経済再生に全力で取り組む考えを強調した。
 一方、野田氏は1日夕、都内のホテルで開いた自身の政治資金パーティーであいさつ。首相以外に総裁選出馬の動きがなく、選挙戦が行われないことに疑問を呈し、「今の私の心は『義を見てせざるは勇なきなり』。この言葉に尽きる」と表明。出馬にこぎつけても苦戦は避けられないが、野田氏は「つらいことはへっちゃらだ。ただ、皆さんと目が合ったときに背けなくて済む野田聖子であり続けたい」と語った。 
 8日は午前8時から30分間、立候補を受け付け。参院で行われている安全保障関連法案の審議に影響しないよう、午前の早い時間に設定した。(2015/09/01-20:41)

692チバQ:2015/09/02(水) 21:57:15
http://www.sankei.com/politics/news/150902/plt1509020007-n1.html
2015.9.2 08:48
【自民党総裁選】
野田氏出馬意欲、党内は冷ややか 「ポスト安倍」狙い?

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自身のパーティーで乾杯する野田聖子前総務会長=1日午後、東京・内幸町の帝国ホテル東京(斎藤良雄撮影)
推薦人集め難航

 自民党の野田聖子前総務会長は1日、都内で開いた自身の政治資金パーティーで「ありとあらゆる議論ができる場所を提供することが必要だ」と述べ、党総裁選(8日告示、20日投開票)の出馬を模索する考えを示した。ただ、党内全7派閥が安倍晋三首相(党総裁)の再選を支持しており、野田氏の推薦人集めは難航。総裁選は無投票になるとの見方が強い。党内からは「存在をアピールするためか」との冷ややかな声もあがっている。



 「私の心は『義を見てせざるは勇なきなり』。この言葉に尽きる」。野田氏はあいさつで、論語を引用して総裁選への意欲を語った。その上で「自民党は総裁選を行い、開かれた場所での議論で多様性を訴え、保守として進化してきた。しっかりと自民党の素晴らしさをお届けしたい」とも述べ、総裁選を行う必要性を重ねて強調した。

 党関係者によると、野田氏は今春、盟友の石破茂地方創生担当相に出馬を促したが、石破氏が固辞。自らの出馬に向け、水面下で推薦人集めを始めたという。

 女性議員の一人は先週末、視察先で野田氏から「推薦人になってほしい」と頼まれた。この議員が所属派閥の意向を理由に断ると、野田氏は「あなたの立場はよく分かる」と応じ、翻意を強く求めることはなかった。このため、党内では「野田氏が推薦人20人を確保し終えたのではないか」との噂も流れた。

 無投票に異議を唱えてきた岸田派の古賀誠名誉会長は近く、同派の若手と会合する。古賀氏は野田氏を支援してきただけに会合の行方が注目される。

 ただ、野田氏が出馬しても首相の再選は揺るぎない情勢だ。にもかかわらず立候補する理由を、野田氏周辺は「将来の『ポスト安倍』を考えれば手を挙げておく価値はある」と語る。小泉純一郎元首相が3回目、麻生太郎副総理兼財務相が4回目の総裁選で勝利したことも念頭にある。

 仮に総裁選となれば、投開票日の20日まで、野党が「首相が代わる可能性がある」などとして、参院での安全保障関連法案の審議を拒否するのは必至だ。27日までの国会会期を考えれば、法案は継続審議か廃案の危機に直面する。党重鎮は「党内の批判を覚悟してまで推薦人に名を連ねる議員は少ない」と指摘。閣僚経験者も「野田氏は自己アピールしたいのか、それとも法案に疑義を差し挟みたいのか」と突き放した。

693チバQ:2015/09/02(水) 22:07:33
http://mainichi.jp/shimen/news/20150902ddm005010106000c.html
自民党の実相:15年・総裁選/1 沈黙する伝統派閥 ハト派岸田派、看板生かせず 人事で冷遇を恐れ
毎日新聞 2015年09月02日 東京朝刊


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 8月上旬、自民党岸田派の若手ら数人が東京都内の飲食店で会長の岸田文雄外相を囲んだ。

 「地方を回って顔を売らないと駄目です。このままでは死んじゃいますよ」。若手たちは退路を断つよう口々に訴えた。

 岸田氏の担当する安全保障関連法案は政権の最重要課題だ。国会会期中に外相を辞職し、総裁選に立候補する選択肢は実際にはなかった。若手らが「せめても」と求めたのは、秋の内閣改造で閣外に出て、ポスト安倍を狙う姿勢を明確にすることだった。しかし、岸田氏は「そうだよなあ」とため息をついただけで、言質は与えなかった。

 岸田派は、吉田(茂元首相)派から分かれた池田(勇人元首相)派の流れをくむ伝統派閥の一つ。大平正芳、宮沢喜一両首相らを輩出し、政策通のハト派集団とみられてきた。安保関連法案では、安倍政権の強硬姿勢への世論の反発が強まっている。勉強会で言論弾圧を容認するような発言が出るなど「自民が右傾化している」との懸念もある。本来なら外交・安保で政権と路線が異なる「ハト」の対立軸として期待が集まってもおかしくない局面だが、岸田氏は独自色を打ち出そうとはしない。

 額賀派も佐藤(栄作元首相)派の流れをくむ伝統派閥だ。しかし、額賀福志郎元財務相は7月30日に早々と首相の無投票再選が望ましいと表明。8月18日に東京都内のホテルで開かれた同派の暑気払いでは「不出馬表明が早すぎる。最後に表明しなくてはだめだ」という不満が相次いだ。

 党内2位の額賀派、3位の岸田派から波風が立たないのは、昨年の衆院選勝利に加え、秋の内閣改造・党役員人事が控えているためだ。首相の優勢が動かないなか、異を唱えれば冷遇されるという危惧がある。

 額賀氏への「不出馬表明が早すぎる」という派内の不満も人事の駆け引きに使え、という趣旨だ。不出馬が前提で、安倍晋三総裁に逆らえという意味ではない。「不出馬表明」の前、側近議員は「出ると言えば支えるが、まったく緊張感が感じられない」とこぼしていた。

 派閥領袖(りょうしゅう)の動きが鈍いなか、目立ったのは元議員の2人だった。岸田派に影響力を持つ古賀誠元幹事長は先月27日、首相と距離があるとされる元派閥領袖に電話し対立候補の可能性を探った。念頭にあったのは野田聖子前総務会長だが、元領袖は「金融緩和と円安の恩恵が行き渡っていないことを旗印にするならいい。しかし、誰がそれをできるんだ」と突き返した。石原派の最高顧問、山崎拓元副総裁も石原伸晃前環境相の擁立で動いた。

 威勢がいいのはOBばかりだ。だが、どの派閥からも首相を支える熱気は感じられない。首相の出身派閥である細田派にも閣僚人事で「他派閥を優遇し過ぎだ」との批判がある。

 沈黙していても、一皮めくれば、不平や不満はこもっている。秋の人事次第で、一気に顔を出す可能性がないとはいえない。

    ×  ×  ×

 安倍首相は1日、8日告示の自民党総裁選で再選を目指し立候補する意向を表明した。無投票で再選される見通しだ。党内基盤は盤石に見えるが、他に選択肢がない消極的な支持の側面もある。自民党内はどうなっているのか、実相を探る。=つづく

694チバQ:2015/09/03(木) 03:01:57
http://www.sankei.com/politics/news/150903/plt1509030005-n1.html
2015.9.3 00:19
【自民党総裁選】
「脱無投票」にうごめく重鎮2人、古賀氏と山崎氏 「総裁選の名を借りた安保法案つぶしか」との見方も

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総裁選自民党関係内関係
 自民党総裁選が8日に告示されるのを控え、引退した党重鎮2人が安倍晋三首相の無投票再選阻止を掲げてうごめいている。岸田派(宏池会)の古賀誠名誉会長は2日、出馬を模索する野田聖子前総務会長への協力要請を念頭に、同派所属の若手議員と都内で会談した。石原派(近未来政治研究会)の山崎拓前会長も共闘するが、野田氏は立候補に必要な20人の推薦人を確保できていないもようだ。一方、安倍首相側は党内の全7派閥から推薦人を出す準備を整えた。

 古賀氏との会談には、岸田派の衆院議員12人が参加した。出席者は「野田氏の話題はでなかった」としているが、「いずれ宏池会政権を樹立したい」との意見も出たという。

 これまで古賀氏は、首相の無投票再選を避けるよう主張し、年明け以降、岸田派会長の岸田文雄外相らに出馬を促してきた。ただ、岸田氏は不出馬を決め、今や出馬を模索するのは古賀氏と師弟関係にある野田氏のみ。岸田派幹部は「古賀氏は9月に入っても親しい議員に野田氏支援を求めている」と打ち明ける。

 山崎氏も首相の対抗馬擁立を目指す一人だ。当初、石原派会長の石原伸晃元幹事長の擁立に動いたが、「派内の議員が軒並み協力を拒否した」(石原派中堅)。今は古賀氏の動きを側面支援しているという。

 古賀、山崎両氏に共通するのは安全保障関連法案の廃案を求めていることだ。総裁選が「8日告示-20日開票」で実施されれば、この間は国会審議が停滞する可能性が高い。古賀氏は周囲に「総裁選で党の多様性を示さなければ党勢は衰退する」と力説しているが、首相周辺は「総裁選の名を借りた安保法案つぶしでないか」と見ている。

 両氏とも党幹事長を務めた実力者だが、今の党内は「笛吹けど踊らぬ」のが実情だ。岸田派議員は「岸田氏が出馬するならともかく、野田氏では協力できない」と言及。古賀氏らの影響力にも陰りが出ている。

 一方で、萩生田光一総裁特別補佐らは安倍首相の総裁選出馬に向け推薦人名簿づくりに着手。全7派閥から推薦人を集める方針を決め、3日に各派事務総長会議を開いて、首相支持を確認する方針だ。首相側近は「各派から『一人でも多く名簿に載せてくれ』と要望を受けている」と語り、焦点は首相再選後の内閣改造・党役員人事に移っていることを強調する。

     


 自民党の古賀誠元幹事長と若手議員らの会合の主な出席者は次の通り。

 岩田和親▽大西宏幸▽古賀篤▽国場幸之助▽小島敏文▽小林史明▽武井俊輔▽藤丸敏▽堀内詔子▽村井英樹▽盛山正仁▽渡辺孝一(敬称略、五十音順)

695チバQ:2015/09/03(木) 07:23:43
加藤はもう動かないんですかね?


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